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捕虜の喪失、情報不足のまま会合は破談し、更に続くコロニーシステムの異常に コン・ピケン独立共和国のルペルカリア艦隊 並びムスペルヘイム艦隊は、PC-ヴィスタからの撤退命令を出した。 まだコロニー内に居る者も多く当然欠員は出ている。 全艦撤退を決めたものの一斉に動くことはせずに ただ、先行気味の一隻が早々にコロニーを後にした。 それはコロニーレーザーである死の太陽発射の契機となった。 コロニー内はまだ全エリア封鎖はされていない。これから逃げる者も多々いるだろう。 しかし巨大な砲台ほど、撃つと決めて即発射出来る物でも無い。チャージに時間が掛かるのだ。 「エネルギー充填を開始」 コロニー内各エリアが封鎖され孤立していく中、中央制御室でそれは告げられた。 膨大な電力を消費する為にコロニー外装にパネルを展開 コロニー内部ですら電力消費を抑えるべく一部照明が落とされて。 このまま順当に行けば半刻後には退却する艦隊へ向け、全てを飲み込む巨大な光が放たれる。 中央制御室にいる皆がそう思ったその時、それは起こった。 例え多少光量を落とされても、過不足無く光源は確保されているはずだった。 それが緑の非常灯に全て切り替わったのだ。 「なっ……」 コンソールパネルに触れていた多丸圭一が即座に声を漏らした。 「どうしたの!?」 「規定値以上のエネルギーを収集している……何故だ、何があった!」 避難を促すべく、絶えず響いていた人口音声が雑音を残して途切れた。 薄暗い室内で動揺を抑えきれないまま多丸圭一が言葉を続ける。 「動力部に異常が見られる……。くそっ、何で気付かなかった!」 パネルを叩いて立ち上がる背中に詰問する声が掛かる。 「どういう事!」 「解らない……。誰かがレーザー起動時に罠を仕掛けていたとしか思えない。 でもおかしい。機関で得た資料にも、メインシステムにアクセスする時も こんな痕跡は無かったはずだ……一体誰が……」 「犯人探しは後よ。このままだとどうなるの?」 狼狽も露な多丸圭一へ即座に森園生が問う。 多丸圭一は直ぐには答えず、パネルに指を走らせている弟の裕へと目を遣った。 「規定値超えもそうだけど……エネルギー収集速度も異常だね。 通常で発射準備態勢が整う時間程度が限界かも」 モニターから目を離さずに返す裕の言葉に、圭一が苦い表情を浮かべる。 そうして森へと向き直った。 「つまり、許容量を超えたエネルギーによって融解。コロニーは自壊するって事だ」 非常灯に照らされながら憎憎しげに言う圭一の顔に深い影が落ちた。 「何なんだよこれは!」 キョンと数名の部下はコロニー内で車に乗ったまま半ば立ち往生していた。 携帯端末からの情報だけを頼りに、共和国艦隊が着艦したゲートへと向っていた彼らは 当然撤退命令を受けた共和国兵と遭遇する事になる。 共和国側も混乱しているのだろう、キョンたちSOS帝国兵に構わず走り去る者もいれば 出会い頭に銃を向けてきた者もいた。 『このままでは全エリアが封鎖される。退却は可能?』 非常灯へ変わり、光量の落ちた通路内を 共和国兵の目を避けて行動するキョンの元へ、長門からの通信が入る。 「まだ古泉を見つけてねぇんだよ!」 どうしようも無い焦りがキョンの口調を荒くする。 想定外の事態が起きているのだろうとキョンにも肌で解るのだ。 だが、長門の声は冷淡なままだった。 『落ち着いて。わたしはこれから発艦準備に入り、退路を確保する。 通信機があればあなたの居場所は解る。仮に隔離されても コロニーの外壁を破壊してでも救出する。だからスーツを着用して』 思わずキョンは小さく息を呑んだ。 「……随分と荒っぽいんだな。内部に閉じ込められたとして 穴を開けてくれるのは助かるが、流石に単身宇宙に放り出されるのはぞっとしないぜ」 『大丈夫、それは最後の手段。そうならないように誘導する』 「ああ、頼むぜ長門。で、古泉を探しつつ俺らは何処へ向かえば良いんだ? この調子だとあっちの着艦ゲートもどうかと思うんだが」 部下達の装備を再確認し、自らもスーツを着てキョンが問う。 既に何度か銃撃を受けている。 今いる場所が封鎖されていない以上、自軍の艦へと戻る帝国兵に遭遇する率も増すだろう。 古泉を探したいのは山々だが、キョンも部下達の命を粗末には出来なかった。 何としても退路は確保しなくてはならないのだ。 古泉救出を諦めたわけではないと、キョンは自分に強く言い聞かせた。 PC-ヴィスタ中央制御室。 その場に居るのは特務機関所属の多丸圭一と多丸裕、森園生。古泉一樹。 「……許容量を超える前に止める事は?」 森へ向けて古泉が問うが、圭一が首を振ったのが視界に入った。 森は思案しているようだった。 「森さん、我々も逃げるべきでは。それに…… このままコロニーが落ちてしまえば、機関の離反も公にはならないのでは」 一体何を口走っているのかと、自問したいような台詞が口をついて出た事に古泉は驚いた。 それは森も同じだったようだ。目を丸くして古泉を見ている。 その年甲斐も無くあどけない表情に古泉は懐かしさを覚えて。感情のままに言葉を続ける。 「だって、そうでしょう? 森さん達機関が必要以上の痕跡を残すとも思えない。 この場に留まる必要性が無い以上は撤退するべきです。後から理由は幾らでも付けられます。 離反についても証拠や証人がいなければ……」 一息にそこまで喋るも己の矛盾に気付き、古泉は言葉を切った。 「……そうね、古泉。コロニーのメインシステムに侵入した痕跡は、ここが壊れれば当然無くなるわ。 仮にこの短時間のうちに、アクセスして気付いた者がいても 新川が陽動もしてくれているし、共和国兵との衝突による現場の混乱の一つで済むかも知れない。 特務機関は帝国内でも知る人が少ないから顔が割れてもいない。 となると、証人は……あなただけよね」 森の手にある銃が丸腰の古泉へと向く。 「森さん……」 「あなたが絶対に公言しないのならば、このまま一緒に……なんて、言うと思った?」 「僕は……!」 「日和過ぎよ古泉。あなたが特務機関に居た頃にあれだけ厳しく躾けてあげたのに」 森と古泉の遣り取りを横目に、多丸圭一と多丸裕はコロニーの自壊を止める術を探す為に またシステムの管理権限を再び掌握する為にコンソールパネルに意識を向けていた。 コロニー内は混乱しているのだ。命令の出された共和国軍に続き、帝国軍にも撤退の動きがある。 だから、この期に及んでコロニー内で隔離される危険を冒してまで 中央制御室へ第三者が来るとは誰も想定していなかったのだ。 「取り込み中にごめんなさいね」 凛とした声と共に、中央制御室内に小さな何かが音を立てて放り投げられる。 その直後、光が煌き、爆音が響いた。 涼子・ア・サクラー大尉は補佐官と共に中央制御室に辿り着いていた。 非常灯の弱い明かりを背にサクラー大尉は室内を伺う。 扉のキーは先行者によって解除されている。 本来ならタッチ一つで開く扉だが、内部にいる者が敵か味方か解らない以上 開閉時に僅かにでも音の出る扉を無用心に開ける訳にはいかなかった。 「こういう時はアナログな扉が恋しいわね」 ぼやきながらサクラー大尉は周囲に視線を巡らせる。 「もっと規模が小さければ配管設備から侵入するんだけれども」 「そんな時間は無いでしょう」 「その通りよ。これを使うわ。ゴーグルを忘れないでね」 言いながらサクラー大尉は手榴弾サイズのそれを補佐官へ見せる。 「発煙弾でも良いんだけど。あとが面倒になりそうだからこっちにするわ。 目がやられないように気を付けてね」 「閃光弾にサーマルビジョンは必要ないのでは」 「いつ真っ暗になるか解らないでしょう。手探りで走り回るのは大変なんだから」 サクラー大尉は隙を突いて室内の非常灯を潰すつもりなのだろう。 そうなれば、普通はまだ光のある通路へと脚を向ける。もしくはそちらに目を遣るはずだ。 「いくわよ。中央に投げ入れるから、数秒で人数と光源を把握して」 簡単な打ち合わせの後にカウントを取り、二人は扉を開いた。 強烈な光が視界を焼き、轟音が耳を痺れさせる。 古泉は咄嗟に目を瞑ったが、僅かに見えてしまった光の為に直ぐに視覚が戻らなかった。 だが、これは森や多丸兄弟も同じだろう。古泉は続く銃撃を恐れ、すぐさま立ち位置を移し 閃光弾が投げられた方角に目を向ける。通路へと続く扉は開いているが、人影はなかった。 突然の侵入者が次に狙うのは何か。 答えは直ぐに出た。 レーザーの銃声と共に非常灯が数個消える。 一瞬で全部を落とすのは無理なのだろうが、深まった闇が人の行動を妨げるのは容易だった。 「捕らわれの幕僚総長がこんな所に居るなんてね。脱走の密談でもしていた?」 古泉へと声が掛けられる。脱走と言うからには、相手は共和国側の人間だろう。 「追っ手ですか」 狙いは自分と判断した古泉は両手を上げる。声のした方へと顔を向ければ セミロングの髪の女性――涼子・ア・サクラー大尉が見えた。 「しかし今はそれよりも、全員脱出するのが先です。お気付きで無いかも知れませんが……」 状況を説明しようとする古泉の前で、銃声と共に人影が動いた。 「見事に邪魔してくれたわね」 一瞬で距離を詰めた森が、サクラー大尉へと襲い掛かる。 相手の抵抗手段を封じるべく、サクラー大尉の手にした銃身を狙い撃ち 次いで肉弾戦を持ちかけたのだ。 森の体術は特務機関内でも飛び抜けて優れている。その森の手刀がサクラー大尉を狙う。 だが、撃たれた銃を取り落としはしたものの、サクラー大尉は慌てる事もなく 森の勢いをいなしながら応戦を始めた。口元が笑みの形に歪む。 「凄いわね。あなた」 森を褒めながらサクラー大尉の脚が舞った。 補佐官は物陰からサクラー大尉と森の攻防を見ていた。 他には丸腰のまま呼び掛けている古泉と、未だコンソールパネル前にいる多丸兄弟。 サクラー大尉が派手に目を引き付けている為に、誰も補佐官に気付いていないようだった。 制御室に居るのは帝国軍では無いだろうと考えはいたが、探していた人物が丁度居た事に 驚きを隠せないのも事実だった。 光源を全て落とすべきか、迷いが生まれる。 女性二人の攻防には、誤射を恐れ介入出来ないだろうと思いながらも、多丸兄弟の動きが不穏だった。 古泉は別として、補佐官には他の三人と面識は無い。だから相手の力量も解らなかった。 パネルから顔を上げた圭一が、激しく動くサクラー大尉に銃を向けたのを視界に入れた瞬間 考えるまでも無く補佐官の手が動いた。 見知らぬその相手が有能な技術者だとしても、補佐官は躊躇無く多丸圭一を打ち抜いた。
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【姫螢】 名前【姫螢(ヒメボタル)】 所属【蟲】 性別【♀】 年齢【16】 容姿:赤い瞳 頭には暗視ゴーグル兼サングラス 赤のラインが入った黒ベリーショートヘアー ピチっとした黒のスーツ上下 腰にガンホルダー 黒のブーツ、横には隠しナイフ 身長140cmと超小型 武器:ハンドガン(サイレンサー付き) ナイフ 蟲支い:「光」身体全体、もしくは一部を光らせる。淡い非常灯のような光から視界を奪う閃光まで、尚、この「光」は熱源を発しない。 蟲について 7mmほどのホタルで知名度がかなり低い。 陸生であり、水は苦手 光の歯切れがよい 頭部と羽根は黒く、前胸は赤くなっているが、ゲンジやヘイケのような中央の黒い筋はなく、前方が少し黒ずむ。メスはオスより一回り小さく、後翅が退化しているため飛べない
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2020年10月10日 出題者:ウルリク タイトル:怪盗T参上!~第3話 【問題】 『今夜0時にコシノ画伯の絵画「進撃の亀人」を頂きに参ります。怪盗T』 とまたまた海亀美術館に予告状が届いた。 絵画までのルートも脱出も完璧で予告状に余計なことも書かなかったのに やっぱり逮捕されてしまった。 一体なぜか? 【解説】 + ... 「進撃の亀人」の絵画は大きさは普通だが2人がかりでないと運べない重さだった。 何とか気合いで外まで運んだ怪盗Tだったが車を用意しておらず、 たまたまタクシーが通りかかりそれに乗った。 怪しい荷物を持ったシルクハットの派手な中年男が乗ってきたため 「警察が無線で言ってた泥棒だ!」と確信した運転手は非常灯を点灯し 警戒中のパトカーにあっさり捕まってしまったのだった ※海外の実話 《実話》 配信日に戻る 前の問題 次の問題
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佐藤研制作プログラム>SANTの会>SANT展2012>会場リサーチ1 ■SANT展の会場リサーチ結果を報告するページです。 取手競輪場 取手競輪場に行ってきました(米重) 2012/07/20 取手競輪のシンボルはうさぎ。現在のマスコットは三代目だそうです(写真は初代) 競輪場前にはかなり急な坂があります。自転車では登れそうに無い感じ 正面入り口 過去のサイクルアートフェスティバルで催された「バニーハント」 場内に隠された101羽のウサギを会期中に探し出すというイベントがあったそうです いたるところにかわいいステンシルのうさぎがいました 客と会わないように選手が通るずい道(トンネル)の入り口 中は非常灯以外光の無い暗闇です T字路の一方は通行止め 出口はバンク(競輪のコース)の中に直接繋がっています 三本ローラが並び、雨の日に選手が練習するスペース 奥に見える白い壁沿いに進んでいくと・・ 屋根のある少し開けたスペースがあります。フリマや屋台も出来そうな広さ さらに行くと視界が開けて公園が出現。改修工事のためここで行き止まりになります インスタレーションをするのに丁度いい空間です。 サイクルアートフェスティバルに参加する場合、厳密にはSANT展とは別の活動となります。こちらは1日だけなので出張”小麦粉変容研究会”になるかも。
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299 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/09(木) 01 58 57.80 ID M6V4rr20 クリスマスの兄貴とのデート中に、渋谷の雑居ビルのエレベーターが故障した。 非常灯のわずかな明かりの中で、もう2時間くらいたっているんですけど。 兄貴は何度も何度も非常ボタンを押し続けていたけど、全く繋がらないのよね。エレベーターの中の人も飲んでいるんじゃないの? さすがの私の忠実な白騎士である兄貴も、今は疲れてぐったりしている。大丈夫かな兄貴。 そして、あたしもなんだが段々熱くなってきた。 それは生兄貴の匂いが、ああダメ、くんくん。 兄濃度がだんだん濃くなってきているんだもん。くんくん。兄貴濃度90%超えた。 京介「桐乃。大丈夫か?」 桐乃「ら、らめっ、ち、ちかづかないでーーーーーーっ、あん」 はあ、はあ、はあ、はあ、はあ、軽くイッた。生兄貴濃度100%、マジでこゆいんでヤバいんですけど。 京介「おまえ、なんか顔が赤いぞ、熱があるんじゃないか」 兄貴は、あたしのおでこに手を充てようとしたんだけど、手袋に気づいて、ちょっと躊躇したんだけど「ごめんな」と言って、そして。 あたしのおでこに兄貴のおでこディープキス。キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !! ごめん、後は覚えてない。 気づいたら病院のベッド上だったわ。てへっ。
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【登録タグ L Mizore 初音ミク 曲】 作詞:Mizore 作曲:Mizore 編曲:Mizore 唄:初音ミク 曲紹介 記録と希望の曲です。 2020年お世話になりましたー!(作者コメ転載) Mizore氏の8作目。 イラスト:式彩、動画:Mizore 歌詞 (YouTubeより転載) 明暗記したノート 使い古した非常灯 送電網に流れた霹靂に 蝕んだまま 扉を叩いたまま 想像も全て書き綴って置いて 僕はまだ舞っていた 曖昧になった 切り替わる心が 縷縷として続く先を 大丈夫だって頬に触れた声に 手を添えてこうして前を向いて 「どうか導いてくれないか」の音を 明日に向けたこの舟に乗せて 傾く度に忘れ立ち去って進む 後悔を捨てて行こうか 相対していくことそのものが なかなかに痛むもんでしょ 反芻している外側こそが今日だから こうして前を向いてようと 導いてくれない所で 味わったことを遠くに捨てては 蝕んだから 扉を叩いたから 現実も全て書き綴って置いて 僕はまだ舞っていたいから 曖昧になった 切り替わる心が 縷縷として続く先を 大丈夫だって頬に触れた声に 手を添えてこうして前を向いて 「そうか導いてくれないか」の音を 明日に向けたこの舟に乗せて 傾くことも忘れては 舞って進む航海だ 見えた先は透明 コメント Mizore節がエグい(語彙力) -- まりゅー (2021-01-07 23 20 55) 名前 コメント
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しゅくさい【登録タグ 23次元P VOCALOID v flower し 初音ミク 暇 曲 曲さ 歌愛ユキ 田本雅浩 結月ゆかり 藍瀬まなみ】 作詞:皆川溺 作曲:皆川溺 編曲:皆川溺 唄:v_flower,歌愛ユキ,初音ミク,結月ゆかり 曲紹介 絵 暇 動画 藍瀬まなみ mix engineer 田本雅浩 歌詞 (動画説明欄より転載) 嫌なことぜんぶ投げ出してしまいたい 意味の無い踊り 死ぬまで狂ってしまいたい 八月末二十八時半自販機の頭の方の蛾を野良猫と非常灯がにやけて誘う ついさっき迄 真面目な振りをして思考していたはずの何かは疾うに枯れ切っていた 既に朝日は差し込んでいる 過去の粗相 ぜんぶ 洗い流してしまいたい 意味の無い足掻き 判りきっているのに 何が故に僕は僕を生きる? 人に生まれたが最後か? 誰かの決めた境目の内側で僕等は理性を保って生きている 徘徊 傀儡 社会から敗退 人生早退してみたい外来 自分でも呆れています 自覚はしています だから今はちょっと休ませてよ でもまたすぐ呼出がかかります 酩酊 低迷 限界 声明 提出先は何方ですか? もう逃げ場所など無いようだ あーだめだもうだめだはいだめです おかしくなる耳鳴りが止まない 流石にちょっと寝かせてください 我などぜんぶ塵となって消えてくれ 訳分からん祈り 死ぬ迄届くことないだろう 嫌なことぜんぶ投げ出してしまいたい 意味の無い踊り 死ぬまで狂ってしまいたい コメント 名前 コメント
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このて あのて【登録タグ IA こ じょん 初音ミク 曲】 作詞:じょん 作曲:じょん 編曲:じょん 唄:IA・初音ミク 曲紹介 前作から丸1年ぶりに投稿された じょん氏 の7作目。 古ぼけたむかしばなしですが、ハッピーエンドを想像しながら聴いてみてください。(作者コメ転載) イラスト・題字は さら氏 が手掛ける。 「週刊VOCALOIDとUTAUランキング#276・218」のEDに採用。 歌詞 ずっとむかしの年の暮れ 長い夜を過ごしました 非常灯の映る床が まつ毛ごしに ぼやけていて 手は握ってた 少し時間を戻します あれは夕方5時過ぎの 三丁目の交差点で 役目を終えたもみの木が ひとつひとつ飾りを失くして 色めく灯りを脱がされてく なんとも呆気ない幕切れと 他人事ながら やるせなくて 冬は 忙しないのに 僕だけ止まってた 何もないと思っていた ひとりぼっちで 凍えるような空の下 君は静かに駆け寄って うつ向いた目線で告げた 理由も添えない「さよなら」 ただ泣いてた 信号が赤になるまで 君の背中を見送って それから よく覚えてません 気づけば夜も更けていて 見知らぬ着信がありました 君の親友だと言われました 最後まで話を聞かないで 僕は夢中で走り出した 冬は 忙しないまま 僕だけ止まってた 君のことを祈っていた ひとりぼっちで いつか かけがえのない 今日を振り返り 同じ場所に並んで 少し照れ笑えるように 君を救えない大人の 言い訳などを聞きながら 必死に君を呼びました いつもなら目を覚ます声で 手は握ってた 手を握ってた コメント きゃああああい追加乙(ノ・ω・)ノワッショイワッショイ -- りょーん (2012-12-30 18 18 29) 名前 コメント
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漂う、夢を見ていた。 十二の鍵 八体の魔王 六匹の獣 四人の王 二柱の神 唯一にして無二なる騎士 沈まぬ太陽 堕ちぬ月 永久の天体 円卓を囲む十三の使徒 跋扈する六六六の獣 悲嘆 憤怒 絶望 咆哮 祈り 願い 祝福 ――――遠い意識の中、うたかたの夢の様な景色と言葉に、思った。 目が、覚めた。 いや、違う。 ――覚まさせ、られたのだろうか。 ……振り返れば、自分が入っていたのであろう何らかのカプセルが見える。 割れているが。 周囲の風景を見るにここは……何かしらの研究施設、だろうか。 見慣れない不思議な機器が数多く並んでいる。勿論何に使うのかは皆目検討が付かない。 見渡せば自分が入っていたのと同じ容器が複数個確認できるが、中身は無い。 割れている。 ……それも、周囲の風景から察するに昨日今日、ましてや今さっき割れたのではない、かなり、前だ。 はて、ここは何処なのか、何を目的とした施設なのか、色々と気に掛かる事があるが…… それ以上に気に掛かる事がまず一つ、ある。 自分は、誰だろうか。 残念ながら、何も思い出せない。 ――いや、おそらくだがこれは…… 元から、無いのだろう。 ……周囲の風景を見てなんとなく察しが付いた。 風景から見てここは某かの研究施設、そしてそこにあるカプセルから出てきた自分は……何かの、実験体か。 好意的に見て、治療を受けていた某かの深い事情を持つ人間か、何れかだ。 もしそうだったとしても記憶が無い現状、それを知る事も出来ないので前者でも後者でも意味は無いのだが。 ……都合が良い事に、身体を動かしたりだの、言葉を喋ったりする事は、できるようだ。 言葉に関しては話す相手が居ないので話せた所で「なんやねん」、という話になるが。 周囲は雑多に荒れ果てており、良く良く周りを見渡せば照明も薄暗い。 なるほど、数え役満だ。 ……空気も悪い、長く居続けても何の得もしないだろう。 何の因果があったのかは分からないが……折角、こうやって起きる事ができたのだ。 特別何かある訳ではないけれど、このままこの薄暗い中朽ち果てるのは勿体無いと思った。 ……「生きる」。 そう思うと、身体を動かす気力が湧いてきた。 近くの壁に立てかけてあったボロボロの作務衣――自分が着るようだったのかサイズはあった――を着て踏み出す。 根源的な欲求のみが、身体を突き動かす。 「外に出たい」、「陽の光を浴びたい」。 「生きよう」。 何も無いが、「命」はここにある。 カプセルのある狭い部屋を飛び出し、広い部屋へ出た。 先程より暗いが電力は生きている。 ぽつぽつと並ぶ非常灯を頼りに、「外」と思わしき道へと進む。 ただ、進む。 前へ。 前へ。 外へ。 光へ。 世界へ。 自分が何者かは知らない。考えても何もないのだから解らないのだからどうでもいい。 だけど、「ここ」は嫌だ。 「こんな場所で何も無く死ぬのは、寂しい。」 思っていたよりも、外は、――美しかった。 初めて見る――のかもしれない世界は、広く、大きく、美しかった。 蒼穹、新緑、空気、生命―― 山の息吹、河のせせらぎ、小鳥の囀り、獣の営み。 何処か遠く、けれど愛おしい「それ」が。 「世界」が広がっていた。 ……! 背後で、音が響いた。 自身が、今し方出てきたと思った「扉」が消失していた。 音や振動から察するに、「地下」に潜ったのだろう。 地面を触り、叩き、踏みしめてみても何の反応も無い。 ……閉めだされた、のだろうか。 こんな事ならば中をもっとしっかり見ておくべきだっただろうか。 非常灯の明かり以外は正直、何も見ていなかった。 今の、着の身着のままだ。 薄地の作務衣以外には靴すら無い、記憶から照らしあわせても不審者だ。 こんな山中に人が来るとも思えないが、人と会えば不審に思われる事に間違いないだろう。 ……しかし、今更悩んだ所で仕方ないだろう。 もう外に出てしまい、戻る事は出来ないのだ。 この山中で一人佇んでいる訳にもいかない。 「先」がどちらなのかは知らないが、「先」に進まなければ。 さて―― どう、しようか。 地葉やふる劇場 偽生きる。 第零話「目覚め」 川沿いにそって山を下ると、以外にも街が見えてきた。 多くのビルが立ち並ぶその様は「摩天楼」。 遠景ながらもその大きさは実感できる。 よし、決めた。あそこを目的地としよう。 しばらく……一時間くらい歩くと、ようやく街に踏み入った。 コンクリートの感触が足を擽る。 初めて入った街は荘厳だった。 遠くからでも見えたビルは予想以上に大きく、沢山の人がいる。 これが、街か。 気がつくと、多くの人がこちらを見ている。 あ、当然か。 今着ているのはボロボロの作務衣だけなのだから。 自分は非常に恥ずかしくなり、その場から無我夢中で逃げ出した。 走り続けて数分……。気がつくと自分は路地裏に来ていた。
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作詞:じん(自然の敵P) 作曲:じん(自然の敵P) 編曲:じん(自然の敵P) 唄:初音ミク 曲紹介 じん(自然の敵P)の2作目。 イラストはしづ氏が手掛ける。 街を奔走する人たちの話。(作者コメントより) 目を隠す話。(作者マイリスコメント転載) 女の子の名前はキド。メカクシ団の団長である。 2013年2月24日に100万再生を達成。 また、ボーカロイド史上初の個人ミリオン数最多を獲得した曲である。 歌詞 希望の消えた世界は 太りすぎてちょっとも飛べない。 依然僕にマチガイを インポートする。 ズボンの裾伸びきって iPodのコードが揺れる イヤホンをあてがって とりあえずはフード被っておけば問題ないや。 「目隠し完了。」 いつもどおり 視えない現状。 非常灯 赤く光れば またシュールな景色になる。 案外今日が来なくても、ローファイな風景を連れて 生涯不安症な君と 明日へ先に 行けそうかもね。 「さぁさぁ、なんかないものか。」と ユレ気味にビートを刻めば そうそう悪いもんじゃあないさ。 まぁ、飽きないうちは。 虚栄心を呑み込んで 2つ目の遮断機を右へ。 期待に胸が詰まって 口元がちょっと ニヤッとしそうだ。 グルービーになりきって 走り気味にリードするけど 俄然空気に馴染んで 誰にも気付かれていないのなら 断然 オーライ 「任務続行。」 あと20分。 引けないでしょう? スニーカー結び直して 「ほら、合図だ。クールに行こう。」 上昇中の体温なら、ハイパスで一気にトばして 延々肥大中の街を 西へ、北へ、君のそばへ。 「おいおい、ちょっとオーバーだろ?」 金髪のヒールが笑えば 残念、解らないだろうね。 隠し切れない 君じゃ。 募集人数無制限。 無論、途中参加も歓迎。 募集要項無条件。 服装は自由。 自称ウブな君だって 合言葉ハサんで即加入。 そりゃあそうさ僕なんて ニジオタ コミュショー ヒキニート。 だが 問題ないぜ? 「気分最高」 振れるピーキー 止まない警鐘 ネオンが不意に落ちれば さぁ、フードを脱いでみせて。 案外 今日が来なくても、ローファイな風景を連れて 生涯不安症な君と 明日へ先に 行けそうかもね。 「さぁさぁ、どんなもんなのさ」と 赤い目こすって見渡せば なんだい、つまんなくもないな。 じゃあ、冷めないうちに いただいてしまおうか 名前 コメント