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護衛 鎧 ■よみ まもまもる かい ■性別 女性 ■学年 2年 ■武器 ラウンドシールド ■体型 豊満 ■部活 防御士部 ■委員 体育委員 ■ステータス 攻撃力:0/防御力:15/体力:7/精神力:4/FS(盾社会):4 見た目麗しき鎧(グッドルッキングカイ) ■特殊能力効果 効果:攻撃力ダメージ4 40 時間:一瞬 1.0 対象:隣接1マス1人 1.1 タイプ:瞬間型 スタイル:アクティブ 制約:なし 10 FS:4 1.4 青春ボーナス:4 発動率:96% 成功率:100% 能力原理 他人を守りたいという気持ちをスピードに変換する能力。味方の損害を減らすため、鎧は自ら敵の攻撃にぶち当たっていく。 キャラクター説明 守備動作のみに特化した騎士の技術体系『盾社会』を修める部活、防御士部(でぃふぇんしぶ)に所属する女生徒。 鎧は防御士部の中でも珍しくビキニアーマーを着用しており、剣は持たずに『能動的防御』と呼ばれる戦闘スタイルで闘う。 一見するとビキニアーマーは防御面が不安に思えるものの、『能動的防御』は敵の攻撃を己の装甲に積極的に当てる型であるため、機動性を確保できるという利点の方が大きい。 鎧がこの戦闘スタイルにこだわり始めた理由は、防御士部に入るきっかけとなった憧れの先輩からビキニアーマーを譲り受けたからである。 先輩は昨年、希望崎学園を卒業してしまったが、ビキニアーマーと共に受け継いだ防御士の魂は鎧の中で活き続けている。 今回のダンゲロス・ハルマゲドンでは、『能動的防御』の素晴らしさを学園の皆に伝えるべく、熱い闘志を燃やしている。 外見情報:ショートカットの髪型、ハチマキ、ビキニアーマー(下にスポーツウェアを着用しているので健全)、腕にくくりつけたラウンドシールド
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校内をあちこち探し回るルカ。 もっともサボりは後で春樹に怒られるので、休み時間のみの探索。 これでははかどらない事この上ない。 「ハルのばかぁ…一体どこ行っちゃったの?」 「るかさーん!!」 「あ、真智ちゃん…ってお菓子食べながら歩くなんて……」 真智子の口の回りには、様々なお菓子の食べかすが付着している。 「どんだけ食べたのよ…あーあ、こんなに口の周り汚して(ふきふき)」 「ありがとです。(もきゅもきゅ)でもしゅうちゅうして(もきゅ)さがすとおなかが…」 ルカとの会話中も食べ続ける真智子と呆れた顔で見つめるルカ。 すると…… 『あにもえー♪すきすきまいぶらざー♪』 「な、なんですか!?」 「あ、メール。マナーモードにするの忘れてた」 「ちゃくしんおんがきになります!!」 「ま、まぁいいじゃ……豆田姉からだ」 「まめあね?」 「うん。えっ…『春樹が狙われ…(略)』って、どうゆーことなの!?」 「わ、わたしにも」 事情の分からない二人はうろたえるばかり。 「夕圭ちゃんならハル達の居場所が分かるみたいだけど…」 「ゆかさんとごうりゅうです!!」 「…麻里愛、話ってなんなのかな?」 「夕圭にゃん、誰もいないし何時もの喋り方でいいんじゃないの?」 夕圭はとある建物の屋上で同僚である麻里愛と話していた。 「…ううん。決めたからもう……」 「?」 麻里愛の顔に疑問の色が浮かぶが、すぐにある事を悟り愕然とする。 「ま、まさか!?」 「うん…テンメンジャンでいるより、黒田夕圭として春樹くんに向き合いたいから…」 「で、でも!!四天王脱退って!!あなた奨学生としてなんだから!!」 「…学校は辞めて働くつもりなの。これ以上青山家に迷惑を…」 麻里愛は夕圭の意思の堅さを感じとったが、呼び出した本題で食い下がる。 「こ、今回は静観してなよ。トウバンジャンだってむざむざ…」 「ううん。陽子だけでは校長には勝てない。私と貴子ちゃんがいて勝てるかどうか…」 「わ、私も!!」 「駄目。麻里愛までいなくなったら、学園の守りはどうなるの?」 「………」 麻里愛は悲しげに溜め息をつく。 「ふぅ……ならひとつしか方法はないね」 「えっ?」 「…コード・グランドクロスよ」 コード・グランドクロスとは? 現四天王結成時、痴女クール校長は四人を前にこう告げた。 『諸君らは私の配下となり働いて貰う、忠誠の見返りに十分な報酬と学園内での安全は保証しよう』 『だが、私の意に反する場合にも四天王の意思統一があれば、特権として覆す権利も与えよう』 『但し、その時は身を持って私に捧げる事も忘れないで貰おう』 つまり、校長の決定を覆すべく四天王の貞操を代償とする、ある意味諸刃の剣たる最強のカード。 なお、名前の由来は学園創設時に遡るらしいが、そこまでは彼女達も知らない。 「……なんでよ…?」 夕圭の声が震える。 「なんでそこまでしようなんて言うのよ!!」 「ん?当然でしょ」 麻里愛は気楽げに言い放つ、ただし若干の演技力を要して。 「私達、同志でライバルで戦友じゃない。仮に私が夕圭にゃんの立場なら、夕圭にゃん達も…」 「馬鹿……!!」 泣き出した夕圭を麻里愛は優しく抱きとめた。 「…んだありゃ?夕圭と麻里愛じゃねーか?」 実妹貴子と対決するべく、部室棟の屋上へとやって来た陽子。 そこで彼女が目にしたのは。 「夕圭が…震えてる!?」 そう、夕圭は身を震えさせて泣いていたのだが。 「…!!…そうか…麻里愛に絞め技食らって!!」 相変わらずの早合点ぶりでそう判断した陽子。死角から一気に近付くと、 ザクッ 「ぎゃんっ!!」 「ま、麻里愛!?」 腹部への一撃で麻里愛を気絶させてしまった。 「ったく、危なかったな夕圭。麻里愛が校長に付くなんて…ってその握り締めた拳はなんd?」 「くぅおのぉ……お馬鹿ずん胴パ○パ○えぐれ胸!!!!(ドムッ)」 「ぐふぅっ!!」 気絶した二人の少女を前に夕圭は決意する。 『どうせ一度は身を捨てる覚悟はしたんだ』 『陽子を連れていき、油断した校長を倒し…あの人に全てを打ち明けよう…』 「…どこにもゆかさんいないですね…」 「携帯にかけてみよっ」 『もしもし?』 『夕圭ちゃん、今どこ?ちょっと…』 『ごめんね、今無理なんだ。また後で…』 『ちょ、ちょっと!!じゃあG08ポイントってどこにあるの!?』 『中等部の四階、空き教室の横よ。じゃあ』 夕圭の電話はそこで切れ、無機質な音が鳴るだけ。 「…でもさ、変な場所の示し方するのね。生徒会は」 「どうでもいいですよ、はるくんがいるなら!!」 「うん、行こ。真智ちゃん!!」 真智子達が中等部へと向かう10分程前のこと… 授業を聞き流しつつも豆田貴子はPCを使い、春樹と姉の居所を探っていた。 勿論級友と教師は気付いてはいたが、何も言わない。 『豆田関わるべからず』 それが中等部一貫しての貴子への対応だった。 もっとも貴子は気にすることもなく、自分の作業を続行する。 『…馬鹿姉が春樹さんを連れて行く場所、それは高等部からはそう離れていない筈』 『しかし、チーマージャン配下の偵察隊には発見されない所…』 『…となればある地位以上の人間が知っている場所…隠し部屋…』 『…電力供給がいつも以上の所に二人はいる…』 ブゥーンブゥーン… マナーモード中の貴子の携帯が振動する。 『メール…居所が?……いや…お姉ちゃん!?』 姉陽子からのメール。 『あたしは部室棟の屋上で待つ!!捕まえられるなら捕まえてみな!!』 しかし貴子は裏を読む。 『恐らく真実…でも逃走を考えれば、春樹さんとは別行動…ならば春樹さんを……!!』 そわそわと落ち着かない風で部屋を見回す春樹。 「しっかし…部屋もそうだが、この部屋の存在を知ってる豆田って一体…」 思わず『豆田』の名前を口に出した途端、春樹の顔が赤く染まる。 「豆田ともキスしちゃったよ…俺どうすればいいのか…」 ガチャガチャ…ピー 突然物音が部屋の外で起こり、扉の解錠が行われる。 「…豆田か?無事なのか?」 「………春樹さん」 「た、貴子ちゃん!?」 突然この部屋に現れた貴子に驚く春樹。 「ど、どうして…?」 「…………」 「あ、ああ。豆田が教えたのか」 「……違う!!」 語気を強める貴子。 「えっ?じ、じゃあどうやって…」 「…春樹さんがどこに行っても私は……見つけます……私…の大切な人、だから…」 「貴子ちゃん…」 しばし無言になる二人。しかし… シュルルル… 貴子が胸のネクタイをほどき、ブレザーを脱ぐ。 「ど、どうしたのさ!?」 春樹の問いかけには答えないまま、続いて貴子はシャツのボタンを外していく。 「た、貴子ちゃん!?」 「……春樹さんは…む、胸の小さい…子は嫌い……ですか?」 「へっ!?そ、そんな…」 「…答えて……」 「い、いや嫌いじゃ……ない…けど」 「…良かった」 答えにある程度の満足が得られたのか、貴子は滅多に見せない微笑を浮かべる。 何度見てもドキリとする春樹だった。 『か、可愛い笑顔…』 その間にも貴子の手は止まる事は無く。 スーッ…… ホックを外されたスカートが、白く細い腿を滑り落ちた。 「だ、駄目だよ…」 「…私を春樹さんだけ…のものに…して…」 正面からゆっくりと近付く貴子を、春樹はボンヤリと見つめるのみ。 『春樹さんは…頂いていく……ね』
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前回ジャガー達は笛部としての活動を認められ、3-Aは放課後自主的(強制的)に参加した。 ジャガー「おう!みんな集まってるな?」 全員 「は~い……。」 ず~ん ジャガー「ん?どうした元気ないぞ?」 美砂 「だって笛って…ねぇ……?」 円 「何かパッとしないとゆーか……。」 ジャガー「……コンチクショー!!」 全員 (ビクンッ!!!) ジャガー「いつだってそうだ…。音楽でたて笛ってだけでみんな馬鹿にしやがって……!」 ネギ 「いや…あの落ち着いて……」 ジャガー「そんなに……そんなに嫌なら吹かなきゃいいだろー!!」 全員 「えええーーーー!!」 ガビーーーン!! ジャガー「俺は…この学校を去るよ……。」 ゆーな 「……先生。……私…笛吹きたい…だから行かないで……!」 全員 「…私も!」「僕も!」「ウチも!」「拙者も!」 ジャガー「お前ら……馬鹿だよ…。大馬鹿者だよ…。でも先生お前らみたいな馬鹿…大好きだぜ?」 全員 「せんせー!!」 ピヨ彦 (………何だこれ) がび~ん 次回予告!ナンバーワンネットアイドルは誰の手に…!?
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総合名簿 No キャラクター名 性 学年 攻 防 体 精 FS 能力名 発 成 B 1 葵春 女 1年 0 15 7 4 4 青春とは理不尽への無理解である 97 100 8 2 阿部さんと神戸くん 両 1年 18 1 6 3 2 アベ&コーベ 88 100 7 3 伊藤早矢梨 女 1年 13 0 4 4 9 私と小鳥と鈴と 66 100 6 4 SSR ガチャ彦 男 3年 17 0 6 3 4 熱血ガチャ応援キャンペーン 94 100 5 5 王炎寺 千秋 男 3年 18 0 4 3 5 無限の声援(インフィニット・エール) 81 100 7 6 桜火 無 他 13 3 10 3 1 はなとゆめ-染井吉野- 93 0 5 7 我道院戦 男 他 0 15 11 4 0 アーバンチャンピオン 44 100 4 8 我龍 猛 男 3年 12 0 6 3 9 ぶっこみタックル 102 100 7 9 希望大帝ダイセイシュン 無 他 20 1 6 3 0 脱出機構 34 100 4 10 逆光先生 男 他 0 5 15 4 6 逆光黄昏空間 97 100 5 11 くま 男 他 0 5 20 3 2 はちみつをなめる 88 100 2 12 孤守 悪斗 男 3年 20 1 5 4 0 偽仁の生徒会長 98 100 8 13 牛藤 健司 男 2年 8 8 5 3 6 美味しい料理の時間(クックタイム) 112 100 7 14 彩羽根 彩羽 女 3年 0 0 3 2 20 21番目のアキカン ??? ??? 4 15 佐々木エドワード 男 2年 13 0 2 2 8 真っ暗マーフィ ??? ??? 4 16 砂々目 賛土 男 2年 12 0 7 3 8 クレイドルカバーリング 87 100 4 17 佐治 枉牙 男 3年 7 10 8 5 0 遠氣投げ&遠氣固め 94 100 4 18 佐想美空 女 2年 20 1 6 3 0 デイドリームビリーバー 50 100 4 19 審判者ちゃん 女 1年 18 0 6 3 3 裁きの時来たり 88 0 5 20 思 明鳳 女 1年 10 0 6 4 10 乖離する私達 106 100 6 21 素極端役マレニー 女 2年 20 0 7 3 0 MaH 2 to 5(マッハ・トゥー・トゥー・ファイブ) 46 50 5 22 天満宮ベガ 女 2年 1 1 2 6 20 君の知らない物語 89 100 4 23 デストロイ優美子 女 1年 14 0 3 2 11 私の前に道はある 85 100 7 24 遠川 呼寄 女 1年 0 13 10 3 4 ゼロ距離メモリアル 89 100 5 25 豊島瑞機 女 3年 13 5 8 4 0 良き同伴者(リモデル・モデラー)[マイルド] 32 100 5 26 鳴宮 まどか 女 他 1 1 5 5 13 義を欠く行為を許すべからず ??? ??? 6 27 一 一動 女 1年 14 1 8 3 4 チェンジ・ザ・ワールド 92 100 4 28 ののの 無 2年 1 15 11 3 0 壁がドーン! 46 100 7 29 飛鷹 獅音 男 1年 0 5 5 5 15 天響する獅子吼『グリフィン ハウル』 104 0 4 30 ヒトロク式全力少年feat.姉崎氏 無 他 7 0 6 3 9 ヒトロク式機密兵装 ??? ??? 9 31 ヒロインモドキと人擬き ヒロさんとセント 無 他 4 6 6 5 9 かなしみの数を言い尽くすより 98 100 5 32 伏見 龍 男 3年 0 0 18 3 9 DReAMs WORLD 99 100 4 33 護衛 鎧 女 2年 0 15 7 4 4 見た目麗しき鎧(グッドルッキングカイ) 96 100 4 34 御厨文化 女 2年 0 0 3 2 20 檄文執筆 ??? ??? 6 35 水川和巳 男 1年 10 2 2 3 13 アンコール 100 100 3 36 蟲姫 ちづる 女 1年 0 15 11 4 0 コクーン 37 100 0 37 矢婦兎流 仁 男 3年 3 15 4 3 0 矢婦兎流仁の魔の手 ??? ??? 2 38 山田カリバー正宗 男 1年 7 0 3 3 17 顕現!真なる山田カリバー! 93 100 3 39 由那・N・王炎 女 2年 0 5 6 5 9 応援演舞:希望崎改 ??? ??? 6 40 ヨガマスター犬堂 男 2年 0 0 3 8 19 ここで魔人が視界端ィ! 100 100 3
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ロリ校長こと囲炉裏真智子が転校してきて1週間 夏休み後の実力テストが返却された 女1「すご~い!真智子ちゃんて頭いいんだ!」 真「たまたまです」 女2「全教科95点以上なんて学年ベスト3よ… たまたまで取れる点数じゃない」 女3「可愛くて頭いいなんて…はぅ~お持ち帰りしたいよお」 真『はるくんに【できるおんな】をあぴーるするちゃんすですね』 男友「ハル…相も変わらず面白味のない点だな」 春「…悪いかよ」 真「(キュピーン)はるくん、てすとどうでしたか?」 男友「あ、囲炉裏さん。 見ない方がいい、面白味ないハルのなんか」 真「みせてください」 春「…ほれ」 (食堂) 女1「真智ちゃん…泣きながらカレーとA定、うどん三人前と焼きそばパン食べてる…」 女2「…一体何が?」 女3「あんなに食べても変わらなくて可愛いままなんて…はぅ~お持ち帰りしたいよお」 真『ぜんぶひゃくてんなんて…どこのかんぺきちょうじんですか…!』
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最近、唯先輩に抱きつかれていないな、と思う。 完全になくなったわけじゃない。それでも、 以前に比べて格段にその頻度は落ちていた。 それでも別に、だからどうってわけでもない。 もちろん、どうしたのかなとか、そんなことはちょっとは思う。 だけどそれは、日常化していたものが突然なくなったわけだから、 そういう意味では当然の感情なわけで。 だから私は特に唯先輩に理由を聞くこともなく、 ただ、唯先輩も大人になったんだな、とか、 漠然とそんな風に考えていた。 「さむいねえ、あずにゃん」 いつもの分かれ道を越えて、唯先輩と二人で歩く。 「冬ですからね」 コートもマフラーも手放せない、そんな季節。 雪が降っていないのがせめてもの救いだ。 「朝だってなかなかおふとんから出られないよね」 「わあ、その光景、すごく想像できます。結局憂におこしてもらうとこまで」 「えっへへー」 「なに赤くなってるんですか」 褒めてないですから。 「いやいや、あずにゃんってば私のことよく分かってるなあって」 「いえ、たぶん、唯先輩を知ってる方なら誰でも想像つくと思います」 「えーそーかなー?」 「そーです」 たぶん、トンちゃんだって分かることです。 「そういえば、唯先輩のおうちっておコタありますよね」 「おコタ! 言い方がかわいいね、あずにゃん!」 「いや、そこはスルーしましょうよ」 どこに反応してるんですか。 「うん、あるけど、どしたの?」 「きっと唯先輩のことだから、冬場はいりびたってるんだろうなあと思いまして」 「自慢じゃないけど、家ではコタツムリです!」 ほんとに自慢じゃないです! 「もうその光景も、ありありと想像できるんですよね。 テレビ見ながら、いつのまにか寝ちゃったりとか」 「えー、でもそれはあずにゃんだってやるでしょー」 「う、たしかにそうですけど……」 「コタツに入りながら食べるアイスもまたいいんだよねー」 「あ、それは分かる気がします。なんでしょうね、冬でもアイス食べたくなるの」 「アイスはゴイス!」 「新曲のタイトルですか?」 「そう! あ、私はMOWも好きだよー」 「何のはなしですか、もう」 「あずにゃんもMOW派だね!」 あ、掛けたのに気づいてくれた。ちょっと嬉しい。 「んでも、一回コタツがなくなっちゃう危機があったんだー」 「へえ、壊れちゃったとかですか?」 「んーん、あれあんまりにも気持ちよくっていりびたっちゃうからさあ、 いったん入っちゃうとなんにもできなくなっちゃって。 それでコタツ禁止令が出たんだよー」 「うわあ」 なんか理由が駄目すぎる。 「しかも、たぶん禁止令を出したのは憂ですよね。唯先輩がそんなことできるわけないですから」 「いやいやあずにゃん。まあ、それは間違ってないんだけどさ」 やっぱりですか。 「でも、憂だってよくいりびたってたんだよ。 いっしょにいつの間にか寝ちゃってたことも何度もあったし」 「へえ、何だか意外ですね」 「実は似たもの同士なのが平沢姉妹なのです!」 いや、そんなどやって顔されても! あとごめん憂、駄目とか言って。 「でも、そこで自分から禁止令を出せるのがさすが憂ですね」 「そだね、私はさんざんぐずったけどね、『おコタ』禁止するの」 「すみません、さっきの似たもの同士発言を撤回して下さい」 しかも『おコタ』って言ったこの人。今更。 スルーするけど。 「一時間くらいかけて説得したかなあ。そしたら憂、許してくれて」 「説得っていうか、たぶん、だだこねてたたけですよね。憂もとことん唯先輩に甘いなあ」 「でもそれがあって、今のおコ太がいるのです!」 「おコ太!?」 「今名づけました!」 そんな、たわいもない会話を続けていく。 唯先輩といると、いつのまにか先輩のペースに巻き込まれる。 それがいつからか私は、とても楽しい。 「あったかいといえばね、この前憂が取ってきたおっきいくまちゃん」 「あー、あのゲームセンターのやつですね。 純が二千円くらいかけて取れなかったやつを、憂が一回で取っちゃった、あれ」 あのときばかりはちょっと純がかわいそうだったなあ。 憂も純にゆずってあげようとしたんだけど、「くやしくないもん!!」とか言って、 結局憂が持ち帰ることになったんだっけ。 「そうそう、あれも、ぎゅって抱きつくと、あったかいんだあ」 ――あ、チャンスかも。 私はこの流れで、最近スキンシップが少ないことについて 話題が振れるなと思い立つ。 そこまで気になっていたわけではなかったけれど、 この機会に聞いておくのもいいなと思ったのだ。 「そういえば、最近、あれですよね」 でも、いざ振ろうとすると、ちょっと恥ずかしい。 だってなんだか、スキンシップを楽しみにしていたみたいな、 そんな風に思われてしまうことを聞こうとしているからだ。 「なあに?」 うう。えーい、もう聞いてやる! 「あの、最近、抱きつきが少なくなったかなーって……」 わーわー! はずい、恥ずかしい! あー、絶対からかわれる。にやにやしながら、いじられる!! ……そう思っていたのに。 唯先輩は黙ったまま、すこしだけ寂しそうな表情を浮かべている。 足取りは止まり、私たちは小さな路地に、二人きりで立ち尽くす。 「えへへ……、うん、ちょっと少なくしないとなって思って」 そう言う声は、さっきまでの、いつもの明るい唯先輩のものじゃない。 まるで、気づかれたくなかったことに気づかれたみたいな、そんなばつの悪そうな声。 がらっと、空気が変わってしまったのを感じた。 数秒前の緩やかなそれは、冬の冷たい風にさらわれて、どこかに行ってしまった。 怖い。その先の唯先輩の声を聞くことが。 抱きつかなくなった理由を知ることが怖い。 でも、聞かなくてはいけない。そんな奇妙な感覚に突き動かされ、 私は声を振り絞る。 「……どうして、ですか」 唯先輩の視線が動く。中空をさまよい、こちらを見ることを迷っている。 私はそんな唯先輩の目元から、目を離せない。 途端に、全身に寒気が走る。体が震える。 不安でたまらない。 言ってほしい。けれど、言ってほしくない。 もどかしい思いが交錯する。 きっと、唯先輩がいうことは、これからの私たちを決定的に変える何かだと、 私はそんな予感を巡らせていた。 時間にして数秒、感覚にして数分にも思える時間が過ぎ、 ついに唯先輩から、その言葉が紡がれる。 「もう、私たちは卒業だからさ。そしたら、あずにゃんとも会えなくなっちゃうから、 ちょっとずつ、離れていかないといけないから……」 ぐさり、とガラスの破片で心臓を貫かれたような痛みが走る。 身動きが取れなくなるほどの力で胸が締め付けられる。 苦しくてたまらない。呼吸がうまく出来ない。 世界が作り物になったかのような感覚に陥る。 なんで。 なんでそんなに悲しそうな顔をして言うんですか。 なんでそんなに震えた声で言うんですか。 私は何よりもそれが悔しくて、許せなくて、わめき散らす。 「そんなの……理由になりません!! 卒業したっていつでも会えます!! なんでそんなこと言うんですか……なんで、は、はなれるなんでっ……」 声が揺らぐ。涙が溢れてくるのが分かる。 私は抑えきれない感情をぶつけるように、唯先輩の後ろに手を回し、コートに顔を押し付ける。 「ほんとは、そんなこと思ってないくせにっ!! ひとりだけ、大人になったつ、つもりですか、 だっだら、うっく、もっと、もっと安心させてぐだざいよ!! そんな声や、顔されて、 な、納得できるわげっ、ひぐっ、ないです!!」 激情が飛散する。堪えられない。 体が凍える。 いつもなら私を包んでくれるはずの手が、今はない。 「あずにゃん……」 先輩は頼りない声で私の名を呼び、それはすぐに寒空に消えて行く。 ちがうよ唯先輩。今私がほしいもの、分かってるくせに。 「わあああああっ……!! もう、やだよっ……えぐっ、」 どうしてこんな気持ちにならないといけないんだろう。 時間はあまりにも残酷で、私たちの間に、決して超えることの出来ない、 絶望的な溝を作り出す。 あと一年私が生まれてくるのが早かったら。 あと一年唯先輩が生まれてくるのが遅かったら。 こんなに張り裂けそうな胸の痛みはなかったのだろうか。 けれどそのときはきっと、私たちはこんな関係になれない。 私の望む、私の経験した幸福は、絶対に手に入らない。 「ごめんね」 「……あやまらないでくださいよ」 「……ごめん」 「ひどいです……」 私たちは、大人になる準備をしなくてはならない。 唯先輩はそれを理解して、大人になろうとしている。 けれど子供の私には、それが分からない。 自分に嘘をついてまで、大人になることが大事なのかが。 「……抱きしめてください」 唯先輩は何も言わない。 何もしてくれない。 ここで私の言うとおりにしてしまったら、 今までが無駄になってしまうとか、 きっと、そんなことを考えている。 私はそんな唯先輩に失望して、落胆して、幻滅して、 悲しくって、やりきれなくて、痛くって、 また、涙を溢れさせる。 「おね、がいですっ、ゆいぜんばいっ……」 いつもみたいにしてください。 あずにゃんって、あなただけしかしない私の呼び名で呼んで、 私をあたためてください。 ふわり、と私の背に優しい感触がする。 少しだけ抱き寄せられる。 以前とはまったく違う温もり。 それを感じて、私は悟る。 私たちは、変わらなくてはならない。 唯先輩は、大人になってはいなかった。 けれど、大人になろうとしていた。 離れるとか、離れないとか。 会えるとか、会えないとか。 その言葉は、今に縛られている。 私たちは、今に甘えてはいけない。 きっと私たちは春が来たって何度も会う。 いっしょにどこかへ行くことだってあるだろう。 けれど、そうじゃない。 また会えるから。 その理由だけで、今と同じ時間を延長させてはならない。 時間はあまりにも残酷な提案を私たちに押し付ける。 私たちはそれを受け入れ、飲み込んで、前に進んでいく。 震える手をほどくと、唯先輩も同じようにする。 顔を見る。涙の跡はない。 私は顔をぬぐい、先輩の頬へ手の伸ばす。引き寄せる。 口元に、柔らかな感覚が伝わる。 心の奥底でくすぶっていたものが晴れていき、 代わりに、私の一番好きな感情が沸き上がる。 口を離す。私は何かを言おうとして、ためらい、視線をそらす。 今はまだ、言えそうにない。 「……また明日っ」 唯先輩がどんな顔をしていたかも分からないまま、私は駆け出していく。 沸き上がる感情の任せるままに。 それが導く先も知らないままに。 続きが気になる… -- (名無しさん) 2010-12-11 22 01 41 名前 感想/コメント: すべてのコメントを見る
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共学出身者としては、なるほどーな感想。 クドカンワールド爆発だしね。セリフ回しも好きだあ。 クドカンで好きなのは、松岡くんが主演してた、「マンハッタン・ラブストーリー」が一押し! 裏が白い巨塔で、視聴率悪かったんだけど、内容は秀逸だったわー 今回も、期待してますよーキャストもみんな大好きで、主題歌も関ジャニ∞だしね。 それにしても、クドカンって、作品にジャニーズ入れることに抵抗ないし、逆に魅力をひきだしてくれる。 今回の作品は、変にイケメンの俳優生徒を使ってないとこがポイントかも。 「あー、いるいる」って、納得しちゃう生徒ばかりだったなあ。 木更津とかのリンクもあるんじゃないかと言われているみたいだけど、まだまだクドカンだからこその キャストやストーリー展開が出てきそうで、楽しみ!
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アレクシアの青春 中天からの光が、校舎と明るく照らしている。 けれど、満ちる気はどこか物憂げだ。昼休みは、学生に許された数少ない自由なひと時だ。そして大抵の生徒には、空腹を満たし、眠気をほんの少しだけ満たすための時だ。 昼休みが過ぎれば、夕刻までは、また就寝まで追い立てられてすごさねばならない。実技教練が割り当てられている。 何もかもがつまらない。 アレクシアは、机に頬杖ついたまま息をついた。 教官は、怒鳴るために怒鳴り、従わせるために従わせる。そうやって新入生を念入りに調教しているだけだ。 でも、そんなものは、退屈で手間がかかるだけのことだ。 「かーのじょ」 その言い草に腹が立って、アレクシアは振り返らなかった。 ぺたん、ぺたん、と靴底を引きずる足音がする。それから、前の席の椅子がぞんざいに引かれて、どすん、と腰をおろす。 「悪りぃ、怒らせた?」 少し鼻にかかる声だけれど、それほどわざとらしくは無い。 「俺、頭悪いからさ、あんたの名前、忘れちゃって」 「アレクス」 アレクシアは、そちらを見もしなかった。そして、男性名を答えた。いつもなら、そんな見え見えの声かけに答えたりはしない。 「で?」 「俺、クヌース」 「で?」 「俺さ、こっちに友達いなくてさ。あんたも……」 言いかけてクヌースは、少し笑った。 「アレクスも、一人でいることが多いみたいだから、友達になんねーか、と思って」 アレクシアは頬杖をついたまま、ちらりと、そちらを見た。 クヌースは、年のわりには背の高い青年だった。色白で、髪も同じように白い。今は校則にあわせて、ごく短くしている。まるで綿毛のようだ。 クヌースはその細面になぜだか楽しげに笑みを見せて、アレクシアへと手を振って見せる。それから教室の中へと目を向けた。誰かを探すように見渡している。 「テュラヌス!こっち来いよ」 そして不意に呼びかけ、手を振り上げる。 呼びかけられた相手は、少しうろたえたようだった。息をついてうつむき、額へと手をあてる。それでも、やれやれ、と言う様子でこちらへと歩いてくる。 彼も年のわりには背の高い青年だった。クヌースへは恨みがましく目をむけ、つづいて伺うようにアレクシアを見て、慎重に言った。 「やあ」 「知り合い?」 「違うけど、同級なら顔をあわせるくらいするだろ。それに、目立つし」 アレクシアは、テュラヌスへ目を向ける。 テュラヌスは、その目に困ったような色を浮かべながら、己の髪に触れて示して見せる。彼の黒髪もまた、校則のとおりに短く刈られている。アレクシアの髪は違う。今も、後ろに高く一本束ねに結ってある。厳しい校則の中の、ほんのわずかな例外事項がそれだ。 「あんたに迷惑、かけてないでしょう」 「悪いとは言ってないだろう」 テュラヌスは立ち尽くしたまま困ったように言う。 校則が許すからといって、教官それぞれがそれを許すとは限らない。 許されないことには、是正が求められる。是正に応じない場合は、応じるまで求められる。ここでのばあいは、ここでならではのやり口で。 「んでさ」 クヌースはそれまでのやり取りなど、まるで気にしないように続けるのだ。 「俺ら、友達になんねえ?」 アレクシアは、思わずクヌースの顔を見つめてしまっていた。 「何だよ?俺の顔、おかしい?」 そうでもない。クヌースは、己の頬をぺたぺたと触り、そして笑みを浮かべる。アレクシアは息をついた。 「ねえ、この人、あんたの友達?」 クヌースを無視して、テュラヌスへ振り向き、見上げる。 「俺だって、さっき、声をかけられたんだ。ついさっき、な」 「こいつも暇そうだったからさ」 椅子に腰掛けたまま、クヌースが言う。 「暇じゃねえよ」 テュラヌスが言う、さらにクヌースが言い返す。 「だって、本、読んでたじゃん」 「だから、俺は本を、読んでたんだよ」 「あれ?暇だからじゃないの?」 「おめーは、暇つぶしに本を読むのか」 「ああ、俺は暇つぶしに本を読む」 「……」 クヌースはにこにこと笑みを見せ、テュラヌスは言葉に詰まって、代わりにそれを噛み潰したような顔になった。 「大変ね」 見上げるアレクシアに、彼は唸る。 「うるさいよ」 「そういうのは君のところで隔離しておいてくれない?」 「そーゆーの呼ばわりって、ひどくない?」 けれどクヌースは楽しげだ。 彼の面に、ほんのわずかだけ真顔の色が差したように見えた。 「嫌なら、いいんだ。俺だって、人に嫌な思い出を残したくない」 クヌースは、片膝を引き寄せ、抱きこむように静かに言った。 彼は、答えなど待っていないようだった。ゆらり、と顔を上げ、そして振り返り、日差しへと目を向ける。 「……ただの、友達ならね」 アレクシアは言った。クヌースは、ふと天井へと目を向けて、何事か思う風だ。 「何よ?」 「いや、ただじゃない友達って、なんだろうって思ってさ。なあ?テュラヌス?」 「何で俺に言うんだよ!」 「お前、頭よさそうだし」 「そうじゃなくて、何でそんな話を俺に振るんだ!」 「なあ、アレクス、なんであいつはあんなにあわててるんだ?」 クヌースは邪気もなく笑みを見せる。 「なーんか、やらしいこと考えてるんじゃない?」 「考えるか馬鹿!」 怒鳴るテュラヌスに、クヌースの笑い声がかぶさる。 「てめえもなんで笑ってるんだ」 「いや、だって……」 笑いの名残を残しながら、クヌースはひらひらと手を振ってみせる。 「面白くなりそうだとおもって」
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どゴーん イチローがレーザービームを放ったので人類滅亡した。 【人類@地球 滅亡確認】