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阿部さんと神戸くん ■よみ あべさんとこうべくん ■性別 両性 ■学年 1年 ■武器 ドキドキする心 ■体型 華奢 ■部活 陸上部と数学部 ■委員 保健委員と図書委員 ■ステータス 攻撃力:18/防御力:1/体力:6/精神力:3/FS(恋の始まりに必要な人数):2 アベ&コーベ ■特殊能力効果 効果:ステータス変化逆転フィールド設置(敵のみ) 25 範囲:半径2マス 2.3 時間:1ターン 1 ※変化数値の示されていない能力には影響はない ※制約には影響がない ※フィールド外で使用された能力には影響がない 消費制約:攻撃5消費 25 FS:2 1.2 青春ボーナス:7 発動率:88% 成功率:100% 能力原理 阿部さんと神戸くんが手を繋ぐ事で発生するドキドキの恋のパワーで二人の心が入れ替わっちゃうぞ。 二人が入れ替わる世界変動の余波でいろんなものも入れ替わっちゃうんだ。 キャラクター説明 男勝りでスポーツ万能の阿部さんと大人しくて勉強が得意な神戸くんは幼馴染。 いつも活発な阿部さんに神戸くんがついていく仲の良い二人は校内で誰もが認める恋人同士。 でも実は子供の頃に二人の心は入れ替わってしまっていたのさ。 交通事故で死にかけた阿部さんを助けるために入れ替わりを望んだ神戸くんが魔人能力に目覚めて心が入れ替わり。 入れ替わった神戸くんを助けようとして魔人能力に目覚めた阿部さんの魔人能力で怪我した阿部さん(心は神戸くん)の肉体を健康に逆転させたんだ。 二人一緒でないと能力は使えないよ。 能力使用時と土日だけ元の心に戻るらしいよ。 土日にデートしている二人を見かけたクラスメイトは普段とは違う雰囲気の二人にびっくりする。 阿部さん スレンダー高身長の褐色系女子。 同性にもモテる通称王子。 所属は陸上部と保健委員。 神戸くん 低身長眼鏡系美少年。 同性にもモテる通称姫。 所属は数学部と図書委員。
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北海道 東日本パス 利用可能区間 JR東日本・JR北海道すべての在来線 IGRいわて銀河鉄道線・青い森鉄道線・ 富士急行線 発売期間 春・夏・秋の3シーズン 年齢制限 なし その他 急行列車(特急・新幹線を除く)であれば、急行券を購入することで乗車可能 また、新青森~青森~函館の特急は自由席特急券購入で乗車可能 青春18きっぷ発売期間にほぼ並行して発売されるJR北海道とJR東日本の共同企画乗車券です。 KAKIKAKE
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夕方の繁華街。そこは多くの学生で賑わっていた。 真「(もきゅもきゅ)」 甜「ま、真智ちゃん。そんなに食べて大丈夫~?」 真「…たらないです」 甜「え?」 真「たらないです。おかしくださいです」 甜「も、もうないよ~…『学園から歩いてまだ20分なのに、トウバンジャンから没収した お菓子が全滅なんて…』」 真「ううっ。おなかすいたです…」 甜「ま、真智ちゃん。奢ってあげる!!」 真「…わるいですよ」 甜「いいの!!ね?」 真「くろ…ゆかさんてやさしいですね(ニコッ)」 甜『はぅ~この笑顔であと一ヶ月は戦えるよぉ』 真「わくてかわっふるおねがいです」 甜「わ、WKTKワッフル!?『げっ、一個千円の高級品!!真智ちゃんなら三桁は…!?』」 真「…だめですか?」 甜「だ、大丈夫だよ」 真「うわーい!!ゆかさんだいすきです!!(キュッ)」 甜「あはは…『抱きつきなんて反則だよぉ、これであと二年は…でも青山くん。半殺し確定だよ』」 一方その頃 豆「XO…腹減った」 XO「…お姉ちゃん。校外ではコードネーム禁止…」 豆「おっと、わりぃ。貴…腹が減っ」 XO「…我慢して」 豆「減ったもんは減ったんだよ!!う、叫んだら余計に…」 XO「…仕方ない(ピラッ)」 豆「んだこれ…ってワイセツワッフルの!!」 XO「…馬鹿姉。WKTKワッフル…」 豆「名前なんてどーでもいいさ!!この引換券どうやって!?」 XO「…前回の任務報酬」 豆「か~!!校長も貴には甘いからな」 XO「…とりあえず腹ごしらえ…」 豆「おう!!」 XO「………『お姉ちゃんは笑顔が一番』」 さらに別の場所 ××「ねぇ春くん。何か食べよ」 春「そうだな」 ××「WKTKワッフルにしよ。食べたいな」 春「わくてかわっふる?なんだそりゃ?」 ××「え~っ知らないの、春くん?」 春「まあな。『そういやさっき…』」 ××「WKTKワッフルって潮羅糸区で人気爆発した、カレー風味の人気商品だよ。 最近この街にも支店がオープンして話題にもなってるの」 春「…変なもの流行る時代だな」 ××「いいじゃん。ね?」 春「分かったよ、行くぞ」 ××「うん!!」
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(校門前) ロ「わたしはしんじゃんゆがくえんこうのてんこうせいです」 教息「…じゃりっ娘じゃねえか。ここは高等部だっつーの。少等部は隣だよ」 ロ「むー。わたしはじょしこうせいー!!」 教息「…ったく。あれで本当に高校生かよ… はぁ…疲れた」 ロ「あ、さっきのめつきとくちのわるいひと」 教息「…人を指差すな。あと案内してやったんだから、悪口で人を呼ぶんじゃねぇよ」 ロ「なまえしらないですし、とくちょうでよんだだけです」 教息「…じゃりっ娘、名前なんて言う?」 ロ「きくときはまずじぶんからなのるべきです」 教息「…」 ロ「…」
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北海道の路線 北海道は一つに纏めることにしました。 札幌近郊を除き、本数が非常に少ないので青春18きっぷで周るのはおすすめできません。 北海道の路線 ■函館本線運行形態など ■釧網本線(せんもうほんせん)運行形態など おすすめ下車駅 ■函館本線 函館~長万部~ニセコ~小樽~札幌~岩見沢~旭川 を結ぶ大きな路線。 運行形態など 札幌近郊の小樽~岩見沢以外は本数が非常に少ないです。 札幌~旭川は特急だと30分~1時間間隔、所要時間も80分程度で行けるのに対し、鈍行だと岩見沢、滝川といった駅で乗換が必要な上に岩見沢~旭川は2~3時間に一本程度しか列車がなく、何時間かかるか想像しただけでも怖い。 函館~札幌を青春18きっぷで行く場合は函館本線ニセコ周りよりも、室蘭本線・千歳線経由で行ったほうが早いです。なお同区間は特急だと3時間程度、鈍行だと8~9時間程度かかります。 札幌近郊のうち小樽~札幌~江別は本数が多いので利用しやすいです。 使用車両…函館~小樽と岩見沢~函館はボックスシートの気動車1両(たまに2両)、小樽~岩見沢は転換クロスシート又はボックスシート車又はロングシート車3両~6両 ■釧網本線(せんもうほんせん) 網走と釧路を結ぶ、風光明媚な路線。 網走近辺ではオホーツク海を、釧路近辺では釧路湿原を見ることができます。 運行形態など 本数が非常に少なく極めて使いにくいです。 車両は1両が基本。座席は集団見合いシートなので半分は後ろ向きに座る上に、座席と窓割りが合っていないので一部景色が見れない席があるなど、改善の余地が多い車両です。冷房も無いので夏の昼間はかなり暑いです。 観光利用が多いため、シーズンによっては大混雑となります。大混雑とはいかなくてもシーズン時はだいたい混んでいます。 釧路5:59発の網走行きからすでに混んでいます。 「快速しれとこ」という列車もありますが所要時間は普通列車とあまり変わりません。車両も普通列車と同じで1両です。 こういった理由から鬱路線として挙げられることが多いです。 おすすめ下車駅 釧路湿原駅(夏以外の季節は列車が一切停まりません) 細岡駅、塘路駅、茅沼駅 摩周駅 知床斜里駅 原生花園駅(夏以外の季節は列車が一切停まりません)
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一 一動 ■よみ にのまえ・いちどう ■性別 女性 ■学年 1年 ■武器 なし ■体型 華奢 ■部活 無所属 ■委員 無所属 ■ステータス(攻撃/防御/体力/精神/FS(FS名) 攻撃:14/防御:1/体力:8/精神:3/FS(勇気づけ):4 チェンジ・ザ・ワールド ■特殊能力効果 効果1:ハイパーエリート突破 40 範囲+対象:同マス味方1人 1 時間:1ターン 1 時間付属:撃破非解除 1.2 スタイル:アクティブ タイプ:付与型 非消費制約:命中判定が必要(味方) 0.94 効果2:強制移動(敵陣方向)1マス 50 範囲+対象:同マス味方1人 1 時間:1ターン 1 スタイル:アクティブ タイプ:瞬間型 非消費制約:命中判定が必要(味方) 0.94 消費制約:自分撃破 55 FS:4 1.4 青春ボーナス:4 発動率:92% 成功率:100% 能力原理 決断を悩んでいる相手の背中をそっと押す。男だったら尻を蹴っ飛ばしたりもする。決めるのはあくまでも悩んでいる相手だが、いつだって誰かのほんのひと押しが世界を変える勇気になる。たとえどんな結果になろうとも後悔することだけはないのだから。 なお、本人にこの能力を使用している自覚はない。 キャラクター説明 一族中の魔人率が99%を超える戦闘破壊家族、一家(にのまえけ)の一人。愛称はドーンちゃん、またはドン子ちゃん。明るく活発で面倒見が良い性格で、友人から恋愛相談を受けることもしばしば。自分の恋愛沙汰はまだまだ先のお話。以前兄の女性関係の悩みを全てイケイケドンドンで後押しした結果、アイドルや風紀委員やお嬢様や魔法少女や探偵etcを攻略してとんでもない修羅場になってしまったが、それが世界を変えてしまう引き金だった事に彼女はまだ気付いていない。 「どうするかはもう、自分の中でも決まってるんでしょ? なら、やることは一つ! ドーンとやってみよっ!」 一家設定。 http //www.pixiv.net/novel/show.php?id=1949480
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SSR ガチャ彦 ■よみ えすえすあーる がちゃひこ ■性別 男性 ■学年 3年 ■武器 スマホアプリ『太鼓のバチに変形するドン!』 ■体型 華奢 ■部活 応援部 ■委員 風紀委員 ■ステータス 攻撃力:17/防御力:0/体力:6/精神力:3/FS(課金兵の誇り):4 熱血ガチャ応援キャンペーン ■特殊能力効果 効果:発動率上昇30% 90 対象:同マス味方1人 1 時間:1ターン 1 非消費制約:味方男性にのみ有効 0.85 消費制約:永続行動不能 40 FS:4 1.4 青春ボーナス:5 発動率:94% 成功率:100% 能力原理 自身の射幸心を運命力に変え、最善の事象を手繰り寄せる概念能力。 射幸心を煽る為、能力を発動する際はスマホからソシャゲを起動してひたすらガチャを回す。 他人の運命を引き寄せる場合は対象に触れていなくてはいけないが、女性に対する免疫がないので彼が発動できるのは男性のみである。 限界を超えて発動する場合、使用後に彼は全てを使い果たしその場で真っ白になる。 キャラクター説明 「全力で行け! 俺がここにいる限り、お前が負ける確率はどこにも存在しない!」 ソシャゲ廃人の男子高校生。応援部がメインの風紀委員。 熱くなりやすい性格で、部活の試合等では選手そっちのけで全力で応援する。 その性格の為、ソシャゲにもハマりやすい。ただし能力のおかげで課金額はバイト代が多少目減りするぐらいで済んでいる。 線が細く容姿は良い方だが、女性に免疫がない為に面と向かって話す事が苦手。 風紀委員の仕事の最中でも女の子相手では大体目をそらしてしまい、まともに仕事ができない。 しかしソシャゲの中では露出の多い女の子が実装されると必ずと言っていいほど引いている。 恥ずかしいので編成画面等は仲の良い友人以外にはあまり見せない。 能力を最大使用する為、有事の際にはこっそり抜き取った親のクレジットカードを懐に忍ばせている。
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火炎放射器ーーーーー水の代わりに発火した液体燃料を噴射する巨大な水鉄砲 航空軍事用語辞典++より引用 「……」 私は両手を合わせて捧げるーーーーー 「……」 黙とうをーーーーーー ☆彡 ☆彡 ☆彡 ーーー黙とうを捧げる前ーーー 三千院ナギ ーーーザッ 「ここは……」 ヒスイとの闘いを生き抜いた私とモナはヒスイが歩いてきたであろう東を歩いていた。 「闘技台だな」 そこは、まるで古代ローマのコロッセウムを彷彿させるような建物。 「……大丈夫かナギ?」 おそらく、私の歩みが遅くなってきたのに気づいたのだろう……モナが話しかけてきた。 私は心配させたくないからーーー 「あ…ああ。大丈夫だ……ふふん♪モナも見ただろ?○ッチの○也にも負けない私の大リーグボールを!星○馬には悪いが私が巨○の星だ!!」 強がった。しかし、正直疲れている。 それもそうだ。ハヤテと出会う前は50m走を走っただけでへばってしまうほど、極度の運動音痴。そんな私がいくら、ヒスイに威勢のいい宣言をしてもそう、体が急に適応できるはずがない。 「……入るぞ」 私はやせ我慢しつつも短くモナに移動を促した。 それには理由があるーーーーー 「ナギ…そこの猫の言う通り、私は姫神側の人間で、既に参加者を一人殺した――――」 先ほど闘った幼馴染のヒスイが放った脳裏から離れない言葉。 なぁーーーヒスイ、嘘だろ?お前が人を殺したって?嘘に決まってるよな?私に発破を掛けるつもりで言ったんだろ? 泣き虫で煮え切れない私のためにーーー 私は藁にも縋るようにヒスイの殺人を否定して闘技台に入った。 そこで目にしたのはーーーーー ーーーーー闘技台の中央に仰向けで斃れている男の死体だった。 ☆彡 ☆彡 ☆彡 ーーー黙とうを終えてーーー 三千院ナギ 「……」 名簿を見ると、名前は烏間というそうだ。 正直、名簿に載せてある目つきが怖いが、この損傷を見る限り、殺したのはヒスイだろうーーーー 「なぁ、モナ」 私はモナに提案をする。たとえ、それが自分を危険に晒す可能性が上がるとしてもーーー 「……どうした?」 私と一緒に黙とうをしていたモナは私の雰囲気を感じ取ったのか静かに次の言葉を待ってくれている。 「この、烏間……という男だが、このままでは不憫だ……簡単でいいから墓を作ってやりたい」 私の言葉にモナは難色を示す。 「……ナギ。気持ちは分かるが、ここで、疲労を重ねると、さっきのヒスイのような殺し合いに乗った人物が襲い掛かってきたら、一網打尽にされる恐れがある。それに……ナギも会いたい人がいるんだろ?」 正論だ……モナが言っていることは私にも痛いほど伝わる。 もし、こうしている間にハヤテやマリアの命が奪われたのだとしたら私は一生後悔をするだろう。 だけどーーー 「わかっておる!!」 モナは悪くない。だが、私は声を大きく張り上げるーーー 「こうしている間もハヤテやマリア……伊澄にヒナギクにハムスターと私の大切な人の命が危険にさらされているやも知れない!だけど!!この烏間を殺めたのは私の幼馴染なんだ!!!だから、私がアイツの代わりに供養してやらないと!!!!」 正直、烏間という男がどういう男かは私にもわからん。 目つきがちょっと怖いし、もしかしたら悪い男だったのかももしれない。 だが、烏間を殺したのはヒスイ。私の幼馴染だ。 だからこそ、私が供養してやらねば……放送が流れれば、おそらく、こうしたこと(墓づくり)はもうできない。 「頼む……我儘をいうのはこれっきりだ」 そう言い終わると私はモナに頭を下げた。 「「……」」 「たく…しょうがねぇなー」 モナは頭をポリポリとかいてーーー 「よしッ!善は急げだ!!さっとやっちまおぜ!!」 ーーーありがとうモナ。 ☆彡 ☆彡 ☆彡 ーーー墓づくりを終えてーーー モルガナ 「はぁ…はぁ…はぁ…」 一旦、外へ出て烏間の墓を作り終えたワガハイとナギは疲労を回復させようと乱れた呼吸と体力を回復させようと闘技台の中へ戻り、休憩をしている。 ……チラッ (ナギの奴……精神的にも参ってやがる……) 幼馴染が殺した男の墓づくり、体力・精神どちらも負担は軽くはないはずだ…… 何かいいのはないか…… (そうだ!たしかワガハイの支給品に……) 「これでも、聴いてみるか?」 ワガハイはナギに支給品のCDを渡した。 「これは何なのだ?」 キョトンとした顔で受け取る。 「なんでも、このCDを聴くと「火炎ゴッドファイアー」とかいう必殺技を会得できるらしい」 ーーー桜川六花という人の字でCDに付属していた紙にそう書いてあった。 ちょっと嘘くさいが、ナギの気分転換になればいいとワガハイは薦めた。 「おお! 」 案の定、ナギの目が曇りから漫画のヒーローが新しい必殺技を披露するのを期待に満ちた目に代わりやがった。 「モ…モナ!早く、私にそのCDを聴かせるのだ!!」 「そんなに慌てんなって!え〜と、ラジカセもセットだったな……) ワガハイはナギに急かされつつもザックからラジカセを取り出すとーーー ガチャ!……CDが再生される。 ーーー火炎放射とわたしーーー 完全燃焼しよ☆ ららら 防犯ベルの一種です バーニーング 背中のタンク 純情な 乙女の嗜みです♪ だって 命を差し出す〜 覚悟切り〜 だって とうぜんお持ちでしょ〜 ごめ〜んね 鳥があおほど ひいちゃった♪ アチチの痛み メララの快感を全部〜♪ 分け合いたいの 一緒に! お願い 叶えて石油王♪ あなたの夢をも 焼き払い〜 まる焦げで ごめんなさいの あとさらい〜 お願い いいでしょ 耐熱〜 愛は裸になれること♪ 炙り〜(炙り〜)尽くして(尽くして) 火炎放射器で 完全燃焼しよ☆ チャチャチャ♪ チャチャチャン♪♪ ☆彡 ☆彡 ☆彡 ーーー青春火吹き娘ーーー 三千院ナギ 「「……」」 な、何なのだ!?この国会○事堂や金○寺が燃えている前で可愛らしく踊る魔法少女のような歌詞は!? リリカル・トカレフ・キルゼムオールみたいな魔法でも使うのか!?三千院奥義書でも、もっとマシな技が書かれているはずだ!……たぶん。 「ま…まぁ、これでナギも必殺技を会得できたってわけだ……」 おい、モナ。そうはいっておるが、腕組みしながら渋い顔をしておるではないか!! 「おい。本当にこれで会得できたのか?」 ラジカセからCDを取り出すと、ラジカセをザックに仕舞いつつ私はモナに疑問を投げかける。 「あ…ああ。そのはずだ」 (火炎放射器……パレスの力なら具現化できてもおかしくないが……) 「どうにも胡散臭い……」 (火炎放射器を使う女……肉体言語だな) 私とモナはそれぞれ、【火炎放射器を扱う女】を【想像】した。 「ん?」 ふと、何か気配を感じ、その方向へ目を配るーーーすると。 ズズ…… 突如、靄のようなものが私たちの前に現れたかと思うと人の姿に変わった。 その人物は女性でなんと、バカでかい鉄鋼を片手で持っているだけでなく背中には「火炎放射器」を背負っていた。 「一体何なのだ!?あの「汚物は消毒だ〜」と叫びそうな女は!?」 (それに、あれは火炎放射器ではないか!?) まるで、先ほどのCDの歌詞に出てきた女のようだーーー 「やべぇ!ここは一度、退くぞ!!」 モナの提案に賛成の私はそのまま闘技台の外へ向かおうとする…が 「……!!」 潰れたのか顔が見えない女は私とモナの前へ一瞬に移動した。 「ナギ!!離れろ!!!」 ボォォォオオオオオオオ!!!!!! モナの言葉と同時に女は焼き払うかの如く、火炎を勢いよく噴射してきた。 「うわぁああ!」 「あらよっと!」 危なかった!モナの言葉がなければ、私は炙りつくされてもおかしくなかった。 膝を擦りむいて痛いなどと言ってはいられない。 (くそっ!火炎が激しくてあの女に攻撃できない!!) モナはどう攻撃をするべきか悩んでいるようだった。 「モナ!あそこの壁に攻撃しろ!!」 「そしたら、ガルーラをして、後ろの壁も同様にだ!!」 「!?」 (一体!?……へっ!ナギが自信満々に指示を出したんだッ!!乗ってやるぜ!!!) 「よし!任せろ!」 そう、それはーーー ーーー駒捌きーーー 「意を示せ!ゾロ!!」 モナの言葉に応じたペルソナは風を舞い上げ、私の指示通り女ではなく、壁に攻撃を仕掛けた。 ゾロの怒涛の攻撃に闘技台の壁は崩れ落ち女に降り注ぐ。 「……!」 当然、女は攻撃を中止し、先ほど見せた超スピードで私たちの後ろへ回り込む。 火炎放射器は燃やした液体を【直線状】に出すのが特徴ーーーつまり、攻撃を避けた後、私とモナを確実に炙りつくすには、後ろへ回り込むのが定石だ。 「……」 再び、火炎放射器で私たちを狙いに定めると炎を放つがーーー 「ガルーラ!」 モナのペルソナが起こした勢いのある風は火炎放射器の炎を殺す。 そして、風の勢いは火炎だけでなく女をも吹き飛ばす。 「引導を渡す!」 場所は違えど再び、攻撃による瓦礫の落下。 火炎放射器による攻撃中かつ吹き飛ばされた状態で避けることはできずーーー ガラガラガラガラ!!!!!! 女は私の予想通り瓦礫の山に埋もれた。 「うむ!チェックメイトだ!!」 「撤退撤退てったーい!」 無理は禁物。モナと共に急いで闘技台から逃げ出すーーー ☆彡 ☆彡 ☆彡 ーーー撤退ーーー モルガナ 「はぁ…はぁ…」 おかしいーーー追いかけてこない? てっきり、追いかけてくるかと思ったが火吹き娘の姿は見当たらなかったーーー 「……」 (あれで、仕留められる相手じゃないが……) あれこれ考えても仕方がないな……ワガハイとナギは草むらで汚れるのを覚悟で座り込んだ。 「そろそろ放送も流れる。一度、休憩しながら聴くとするか……」 本格的な戦闘ではなかったとはいえ、ヒスイに鋼人七瀬と主催側のジョーカーともいうべき存在との連戦はナギの限界を迎えていた。 放送も流れる頃だ。 ワガハイはナギに提案をする。 「あ……ああ。そうしよう。私ももうこれ以上は走れん……」 (案の定、疲れ切ってるな……よし、ナギの奴に労いをかけてやるか) 「そうそう、ナギ。いい指示だったぜ!」 ワガハイはそう言いつつ手を挙げる。 ワガハイの意図に気づいたのかナギは苦笑しながらーーー 「フン。当たり前だ!私の指示なのだから!!」 ーーーパン♪ 互いの手が合わさり、スカッとする気持ちよい音が鳴った。 ピリピロリン♪ シュパァァ!!ザンッ!!!RANKUP! コープのランクが5に上がった! ☆彡 ☆彡 ☆彡 ーーー撤退ーーー 三千院ナギ 私とモナは火吹き女から逃げ切ると、草むらに座り込んだ。 (全く……何なのだ!何なのだ!!あの女は!?) 私はあの名も分からぬ火吹き娘に憤慨する。 その横でーーー 「そろそろ放送も流れる。一度、休憩しながら聴くとするか……」 モナからの提案。 正直、草むらだと服が汚れるが私は疲れ切っているのもありーーー 「あ……ああ。そうしよう。私も、もうこれ以上は走れん……」 賛成した。 「そうそう、ナギ。いい指示だったぜ!」 モナは手を挙げている。 なるほど、モナの意図に気づく私。 (モナめ。私を労わろうと……ふふ) つい私は苦笑すると同様に手を挙げてーーー ーーーパン♪ 互いの手が合わさり、スカッとする気持ちよい音が鳴った。 放送ーーーーー死者の名前も知らされる。 「……」 (なぁ、ハヤテ……マリア……死んでいないよな?大丈夫だよな?) 私は、不安を抱きつつも疲れた体と心を休めようとしたーーー 【B-4/草むら/一日目 早朝(放送直前)】 【三千院ナギ@ハヤテのごとく!】 [状態]:疲労(大) 不安(小) 膝に擦り傷 手の爪に砂や泥 [装備]:CD火炎放射器と私@虚構推理 [道具]:基本支給品 CDラジカセ [思考・状況] 基本行動方針:殺し合いに乗らない 1.姫神…何をたくらんでいるのだ? 2.次に出会ったとき、ヒスイと決着をつける 3.ハヤテー!マリアー!どこだー!……生きているよな? 4.烏間なる人よ……成仏してくれ ※モルガナとのコープが5になりました。以下のスキルを身に付けています。 「駒さばき」集団行動のとき、メンバーに的確な指示を出すことができるようになる 「お嬢様の追い打ち」モルガナの攻撃で相手をダウンできなかった場合、追撃する。 ※ヒスイとのコープが9になりました。まだスキルは解放されません。 ※ヒスイが姫神側の人間であると知りました。 ※ペルソナの存在について理解しました。 ※ロトの鍵捜索中からの参戦です。 ※もしかして自分は「運動が実は得意」なのではないかの思いが内心、芽生えました。 【支給品紹介】 【火炎放射器と私@虚構推理】 モルガナに支給された音楽CD。鋼人七瀬の生前……七瀬かりんが主演に抜擢されたドラマ青春火吹き娘のOPソング。 実は桜川六花により、再生をして生まれた想像によってパレスの力と合わさり鋼人七瀬が強化されるようになっていた。なお、お詫びのつもりなのか再生するためのラジカセは付属品扱いとして支給されている。 【武見内科医院薬セット@ペルソナ5】※ヒスイに渡さなかった分 武見妙が扱う医薬品。効果は確かに効く。 内訳 ナオール錠50mg×1 ダメージ・疲労を(低)回復させる タケミナイエールZ×2 味方全体のダメージ・疲労を(中)回復させる 全快点滴パック×1 味方全体のダメージ・疲労を全回復させる※参加者との戦闘中は使用不可 【モルガナ@ペルソナ5】 [状態]:ダメージ(低)疲労(中) SP(低) [装備]:ノーザンライトSP@ペルソナ5 [道具]:基本支給品 不明支給品(1)(不明支給品にモルガナが扱える武器は含まれていません。) [思考・状況] 基本行動方針:ナギとの取引を果たす 1.ここは誰のパレスなんだ? 2.姫神の目的はなんだ? 3.ここで一度休息も兼ねるか…… ※ナギとのコープが5になりました。 ※ヒスイが姫神側の人間だと匂いでわかりました。六花の匂いにも気づきましたが、異様な匂いだと感じています。 ※シドウ・パレスのレストランで政治家・大江を倒した時よりは後からの参戦です。 【支給品紹介】 【ノーザンライトSP@ペルソナ5】 三千院ナギに支給されたパチンコ。ガンカスタムが施されており、「低確率で凍結付与」の効果が付いている。 弾の装填数は4。戦闘1回ごとに補充される(1回の定義は放送毎に補充) ☆彡 ☆彡 ☆彡 ガラガラと音を立てながらも瓦礫の山から這い出た火吹き娘……ならぬ鋼人七瀬。 「……」 このまま、ナギとモルガナを追うのか、別のエリアへ行くのかわからない……が、一つだけわかるのは想像力の怪物が取るべき行動は何も変わらない。 参加者の襲撃ーーーーーそれが自身に課せられているのだから。 【B-3/闘技台/一日目 早朝】 【鋼人七瀬@虚構推理】 [状態]:ダメージ(極小) [装備]:鉄鋼@虚構推理 火炎放射器@虚構推理 [道具]:無し [思考・状況] 基本行動方針:参加者の襲撃 ※パレスの認知と桜川六花の虚構が混ざり存在している。ただの物理攻撃では倒せない。 ※致命傷を与えられると、靄に包まれ、別のエリアへ移動する。 ※噂や想像が鋼人七瀬に影響を良くも悪くも与えます。 ※CD【火炎放射器と私】により、火炎放射器が装備に加わりました。 ※その他の状況はまだ不明。 ※B-3闘技台の外に烏間の墓(簡易)があります。 Back← →Next 038 100円スマイルの少女人形 時系列順 040 Rhapsody in Blue【前編】 投下順 026 理想と現実はちがうけどできるだけ理想に近付きたい 三千院ナギ モルガナ 028 現実・幻想・虚構 鋼人七瀬
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「コワーイ、コワーイ」 「ま、まだ追ってきます~!」 「逃げましょう!とにかく逃げましょう!」 ピンクのウェイトレスを着た目付きの悪い少女、桜ノ宮苺香と 殆ど裸な痴女同然の格好をしたまぞくの少女、シャミ子は 息を切らしながらも必死に走っていた。 追いかけてくるのは、心を無くしたバフォメットと呼ばれる妙なまぞくである。 NPCとして用意された怪人の割にはコミカル過ぎるデザインであるが これでもハッキリとした殺意を持って襲ってきており、捕まったらタダでは済まない。 「ハァ、ハァ……私、もう……あっ」 「苺香さーん!!」 体力が限界に来た苺香はふらつき、転倒する。 心を無くしたバフォメットは倒れた苺香へゆっくりと近づく。 「コワーイコワーイ」 「苺香さんから離れてください!……離れろーッ!!」 苺香の前に立ったシャミ子は涙目で、心を無くしたバフォメットに向かって、もがー!!と威嚇する。 「シャミ子さん!私を置いて逃げてください!」 「嫌です!苺香さんを見捨てて逃げるなんて絶対嫌です!」 本当は怖くて仕方がない。 それでも苺香さんを犠牲にして一人で逃げたくない。 そんな事をして生き延びても桃やミカンさんやお母さんや良やしおんちゃんに顔向けできない! 「コワーイコワーイ」 心を無くしたバフォメットは手に持ったスコップを高く持ち上げ 苺香を庇うように抱きしめているシャミ子に向かって振り下ろそうとしたその時だった。 「ああぁぁッ!!いってぇぇぇぇなぁぁあああっっ!!!クソがぁぁぁああああああ!!!」 「コワーイ?」 苺香やシャミ子、心を無くしたバフォメットの近くで 空からドスンと一人の男が降ってきて砂埃を巻き上げた。 男は頭を抑えながら、周りの目を気にすること無く大声でキレ散らかしている。 「あれは……」 「な、なんですかーー!?」 「コワーイ……」 予想だにしない出来事に二人と一匹は、突如現れた男に警戒を強める。 「ちっ……優しく下ろしやがれってんだ。クソがよぉ……」 「コワーイ、コワーイ」 「なんだこいつはぁ!?おい、やんのかコラッ!!」 脱出装置を使い、この場所へと降りた(落ちた?)小鳩は、目の前にいる心を無くしたバフォメットへとガンを飛ばす。 心を無くしたバフォメットは敵意を察して、標的を二人から小鳩へと変更した。 「テメエなんかに構ってる暇はねえんだよ!!死んどけオラァァッ!!!」 「コワーイ!」 カタルシスエフェクトを発現した小鳩は勢いよくモーニングスターを振り回し 心を無くしたバフォメットへと豪快に叩きつけた。 強烈な一撃を受けた心を無くしたバフォメットは打ちのめされて倒れ伏した。 「ふん!ザマァ見ろや!」 「あ、あの……」 「ん?……んん!?」 小鳩は驚愕した。 目の前には痴女と呼んで差し支えないようなスケベな格好をした美少女がいたからだ。 トランジスタグラマーと呼ばれる低身長ながらも豊満な体付きをしており。 まるでファンタジーRPGに出てくるビキニアーマーのような露出の高い格好なのも相まって 胸元がこれでもかと強調されており、少女の動きに合わせてゆさゆさと揺れ動いている。 「助けて頂いてありがとうございます!」 「あ、ああ……!いいってことよ。これぐらいならお安い御用さ……」 普段なら女性に対して、もっと軽快に話しかけている小鳩だったが リドゥ内でも見たことないようなドスケベな姿の少女に小鳩は動揺しまくっていた。 しかもお辞儀をする姿が完全にだっちゅーのと同じポーズであり 元々丸見えだった胸元が更に強調されて、シャミ子の谷間がこれでもかと小鳩の瞳に映し出されていた。 それを無意識の内にやっているのだから紛れもなく、これは悪いまぞくである。 「ありがとうございます、おかげで助かりました」 もう一人の少女も一見すると地味めなウェイトレスだが、スカート丈がかなり短く。 ハイソックスとスカートの間から見える絶対領域の太ももがかなり扇情的である。 しかも二人とも息を切らしており、汗が流れ、顔が紅潮し、色っぽさを見せている。 (ヤベーぜ……二人ともエロ過ぎんだろ……ってそんなこと考えてる場合じゃねえ!!) 煩悩で溢れた思考を振り払い、自分の成すべき事を考える。 小鳩にはやるべきことがある。 ここで足踏みをしている訳にはいかない。 「なぁアンタら、探してる奴がいるんだが―――」 情報が欲しい小鳩はシャミ子と苺香から簡潔な情報交換と自己紹介を行うことにした。 小鳩は捜し人である不動遊星に一応、真月零の名も出すが両名とも二人には知らぬ名であった。 逆にシャミ子の親しい人物である5人の参加者の名を尋ねられたが誰一人、小鳩とは出会った事の無い人物であり。 お互い、必要な情報を得ることは叶わなかった。 「そうですか……」 捜し人が直接的な面識を持たない他人である小鳩はともかく。 大切な友人や家族達が巻き込まれているシャミ子は不安や焦りの表情を見せていた。 「……会えます!シャミ子さんの友人や家族達と絶対に会えます!」 「苺香さん……?」 「だから諦めないでください!」 「ありがとうございます……苺香さん……」 シャミ子の悲しげな姿に居ても立っても居られなくなった苺香は 彼女の手を両手で優しく握りしめて精一杯に励ましていた。 そんな苺香の優しさにシャミ子は思わず目から涙が溢れ出していた。 「……ここで出会ったのも何かの縁だし、せっかくだから俺も協力して捜すわ」 「小鳩さん!?でも小鳩さんも捜してる人達がいるんじゃ……」 「今は行く宛も無いし、複数で動いたほうが危険も減るからな」 カタルシスエフェクトによる力を持っている自分はともかく 二人の少女には戦う術が無い、殺し合いに乗った強者に襲われるとひとたまりも無いだろう。 彼女達の護衛も兼ねて行動を共にしようと小鳩は考えた。 正義の味方を気取る訳では無い。 ただこのまま放っておいて、後々死なれでもしたら目覚めが悪くなる。 それにカードさえあれば、女子供でも支援役になることだって出来る。 自分としてもメリットが無い訳じゃない……それに。 (何と言っても、一人でいるよりもこんなカワイコちゃん達と一緒にいた方が気分がいいからな♪) 状況が状況なので終始シリアスモードだが 美少女達と行動を共にしたいと考えるのが小鳩としての本能であった。 「じゃあ、早速別の場所に」 「コワーイ……」 「あっ?」 三人が話し合ってる間、意識が回復した心を無くしたバフォメットが起き上がっていた。 完全に油断していた小鳩はカタルシスエフェクトを急いで発現させるも シャミ子達に向かって接近する心を無くしたバフォメットへの対応が出遅れた。 「コワーイ、コワーイ」 「に、逃げましょう!」 「ちっ、間に合わねえ!」 心を無くしたバフォメットがシャミ子達に襲いかかろうとした次の瞬間――。 「コワーイ!」 どこからともなく飛んできた薔薇が心を無くしたバフォメットの側で爆発を起こして吹き飛ばした。 「全く……可憐な少女達を傷つけようとするなんて、無粋なNPCですねぇ」 「あ、貴方は……?」 「コワーイ……」 二人を救ったのは白いスーツを着た中年の太った男だった。 彼が薔薇を投げつけて心を無くしたバフォメットを吹き飛ばしたのだ。 目の前に現れた男の存在に心を無くしたバフォメットは恐れをなしてどこかへと逃げていった。 「ボクは君たちのような美しい女性達を救うのが使命なのさ」 「う、美しいだなんて……」 「なんか、照れちゃいます……」 突如現れた男に容姿を褒められた二人は顔を真っ赤にして照れていた。 「それより、おっさん……なんでテメエは首輪が付いていないんだよ!」 小鳩の指摘により二人も気づく。 白スーツの男には首輪が付けられていなかった。 「それはボクが参加者ではなく、NPCの役割を与えられているからです……培養!」 懐から取り出したガシャコンバグヴァイザーのボタンを押すと 男は人間の姿から怪人態、ラヴリカバグスターへと変化した。 変わったのは見た目だけでなく、声もやたらイケボになっている。 「きゃっ!」 「変身したー!!なんかすごいイケボです!!」 「ハッハッハ!!ボクの名はラヴリカ、安心したまえ。ボクは女性達を傷つけるつもりはないさ、ただし君は別だけどね」 「つまり……テメエは俺の敵ってことだなぁ!!オラァ!!」 モーニングスターがラヴリカの体に直撃する。 すると『MISS』と表示され、ラヴリカには全くダメージを受けている様子は無い。 「そんな攻撃はボクには効かないよ」 「ほざくんじゃねえ!!」 MISS MISS MISS モーニングスターを振り回して何度もラヴリカに当てるもMISSを繰り返すばかりで一向にダメージが入らない。 ラヴリカは通常の物理攻撃によるダメージを無効化する能力を持っているのだ。 「やれやれ……そんな大振りな攻撃をして、もし彼女達に当たったらどうするつもりだい?」 「ちっ!当てねえように攻撃してるじゃねえか!」 「これだから粗暴な男は……さぁ、出ておいでボクのラヴリーガールズ達!」 「キャピキャピ、キャピキャピ」 「キャピキャピ、キャピキャピ」 ラヴリカの掛け声と共にメイド服を着た6体の女怪人が姿を表す。 「なんだこいつらは?」 「ラヴリーガールズ達!彼女達が戦いに巻き込まれないように守ってあげるんだ」 「キャピキャピ、キャピキャピ」 「え?ちょっと?」 「は、離してくださーい!」 ラヴリーガールズ達はシャミ子と苺香を連れて戦闘から距離を取った場所へと連れて行く。 「何が目的だテメエはよぉ!!」 「ボクはこの島に連れてこられた女性達を少しでも長く生かすために保護しているのだよ」 「だったらテメエもあの神気取りと戦えばいいじゃねえか!」 「それが出来るならとっくにしているさ。ボクの体はゲームの進行の阻害をさせないようにプログラミングされているのさ」 「そうか。てめえはあいつらの犬としていいように使われてるって訳かよ」 「なんとでも言うがいいさ。ボクはボクの出来る範囲で彼女達を守るだけさ」 NPCの役割を与えられたラヴリカはゲームを破壊する行動を取ることは出来ない。 だが襲うプレイヤーの対象は自分の意志で決めることが可能であり。 男性プレイヤーを積極的に狙う代わりに、女性プレイヤーを保護する行動を取ることは許されていた。 「クソが!!なんで死なねえんだよ!!」 「暴力じゃボクは倒せないよ。ときめきクライシスは自分を魅力的にアピールし、異性からの好感度を上げて、ハートを射止めるゲーム。 例え、この身がいくら弄くられようと……女性達を愛するボクの想いは永遠に不滅なのさ!」 「キャー! ラブリカサマー!」 「ステキー! ダイテー!」 プログラミングを受けてようと女性達だけは守ろうとするラヴリカの信念に ラヴリーガールズ達は心をときめかせ、ハートを大量に放出。 それがラヴリカの肉体へと飛んでいき、ステータスを強化させた。 「さぁ、食らいたまえ!」 「ぐ、ぐわぁああああああ!!!!」 ラヴリカの両手からハート型のエネルギーの塊が撃ち出され、小鳩に直撃した。 ラヴリーガールズ達からのバフを受けた事で威力は増幅しており、一撃で小鳩に大ダメージを与えた。 「小鳩さん!」 「お願いします……小鳩さんを傷つけないでください……」 「ああ、悲しまないでおくれ。彼の代わりにボクが君たちを守ってあげるからさ」 悲しむ苺香達の姿を見て、慰めようと声をかけるラヴリカ、すると。 「……近づかないでくれませんか?」 「え?い、今なんて?」 可憐で優しそうな少女とは思えないようなドギツイ発言がラヴリカの耳に入ってきた。 聞き間違いか何かだとラヴリカは思い直して聞き直すが。 「耳が遠いんですか?視界に映らないでください」 「うぐぉぉおおっっ!?」 異性からの好感度を上げて強化されるラヴリカの特性上。 逆に異性からの非難にはダメージを受けてしまうのだ。 「貴方、もしかして自分がカッコイイとでも思っているんですか?笑わせますね」 「ごはぁっ!!」 「姿が変わると声が別人過ぎてアンバランスで不気味です」 「ぐへぇっ!!」 「男の癖にやたらまつ毛長いし、色もピンクだし、女みたいで気色悪いです」 「うっぎゃあああああああ!!!!」 「苺香さん!それ以上はいくらなんでも可哀想過ぎます!」 まるで汚物でも見るような蔑んだ表情で毒を吐く苺香の言葉が ラヴリカのハートへ次々と突き刺さり、グロッキー状態になっていた。 「うぐぐぐっ……」 「おい、あんた……さっき自分をアピールして異性からの好感度を上げてハートを射止めるって言ったよなぁ?」 「そうさ。君も高感度を上げてみたらどうだい?まぁ、君みたいな乱暴でガラの悪いダサ眼鏡くんには一生かかっても敵わないだろうけどねぇ!!」 「……確かに、目の前にはこんな美少女達がいるんだ。本来ならこの戦いとか関係無しに口説いてデートにでも誘うのが男としての礼儀だろうさ」 「ほう~、君も少しはわかっているじゃあないか」 「だがな……今はそんなことしてる場合じゃねえんだよ!! 俺を逃がすために体を張って死んだ男がいる!そいつのおかげで俺は今生きている! 託された俺はそいつの代わりに神気取りの主催者共をぶっ潰すと決めた!! それを半端で投げ出して女とよろしくやるなんざ真似、男として恥ずかしくて出来るわけねえだろうが!! 青春の謳歌はこのクソッタレなゲームをぶっ壊してから堪能させてもらうぜ!!」 それが小鳩の本心。 託された使命を終わらせるまでは愛と青春はお預けだ。 彼女たちをナンパやデートに誘うのはそれからでいい。 その本音を聞いた彼女たちは……。 トゥンク 「キャー! コバトパイセンステキー!」 「ポッポセンパイダイテー! チョーワイルドー!」 「ええっ?ちょ、ちょっと君たちぃ!?」 小鳩の決意の言葉にラヴリーガールズ達はときめき、小鳩のステータスを増幅させる。 「小鳩さん、とってもかっこいいです!」 「私も主催者を懲らしめるの手伝います!」 「ねぇ!あんな乱暴なダサ眼鏡のどこがいいんだい?」 苺香やシャミ子からの好感度も爆上げしたことで更に小鳩にバフが入る。 「なんだこりゃ、めちゃめちゃ力が溢れてくるじゃねえかぁ、これならテメエをぶっ飛ばせそうだぜ!」 「ま、まぁ、ここは一度、冷静になって話し合いでも」 「死んどけェ!!!!!!オラァァァァァアアアアアアッッッ!!!!!!!」 かつて無いほどの力の高ぶりを感じた小鳩は 持てる全ての力を使い、勢いよく振り回したモーニングスターで 狼狽えるラヴリカに向かって容赦なく叩き込んだ。 「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!必ず最後に愛は勝つぅぅぅぅぅぅ!!!!!!」 異性からのバフ効果によってダメージが通るようになった攻撃によって。 まるでホームランを打った時のボールのような勢いで空高く打ち上げられたラヴリカは キランと夜空の星となって消えていった。 それに伴いラヴリーガールズ達も消失し、付近からNPCの気配が無くなった。 「へへへ……ザマァ見ろ、キザ野郎が……」 「小鳩さん、酷い怪我……すぐに手当を!」 「とりあえず脱ぎましょう!」 ラヴリカの攻撃の影響で小鳩の体は全身至る所から出血を起こしている大怪我を負っていた。 制服もボロボロになっており、見るも痛々しい姿である。 「大丈夫だ。こんなの大したこと――――」 「こ、小鳩さーん!!」 「急いで治療しましょう!!」 会話の途中でバタン!と小鳩は倒れた。 ポセイドンとの戦いからのラヴリカとの連戦で小鳩の肉体は限界を超えており 無理に動こうとする彼はまるで強制シャットダウンしたかのように気を失った。 頑張れシャミ子!迅速な手当てで新たな仲間を助けるんだ! 【一日目/黎明/G-6】 【風祭小鳩@Caligula2】 [状態]:気絶、ハ・デスに対する怒り(特大・ただある程度落ち着いた)、いたるところに裂傷&出血、精神疲労(中) [装備]:カタルシスエフェクト、身軽の羽根DX@大番長 [道具]:基本支給品一式、ランダム支給品×0~1 [思考・状況] 基本方針:黎斗とハ・デスぶっ潰す。主人公から降ろしたツケ払いやがれ。 1:知り合いいないってんなら自由にやるか。 2:真月って奴は、まあ敵じゃないんだろな。知り合いいたら言っとくか。 3:牛尾のおっさんの知り合いに会ったらどう説明すりゃいいんだろうな。 4:此処、もしかしてリドゥ? 5:流石にこの羽根は俺には合わねえって……まあ仕方ねえけど。 6:やってやろうじゃねえか、神殺し! 7:不動遊星とデッキを探す。B-6近くのどっかにあんのか? 8:シャミ子や苺香と共に行動するぜ。 9:シャミ子の知り合いも一緒に探すとするか。 [備考] ※参戦時期はエピメテウスの塔攻略中、 かつ個人エピソード完全クリア済みです。 ※部長の性別は採用された場合、かつ後続の方に一任します。 ※カタルシスエフェクトは問題なく発動します ※①黎斗はそれを利用して殺し合いの舞台を作ってるのではないか。 ②黎斗がゲーマーであることを示唆する言い回しがいくつかあった。 ③元を辿ればバーチャドールは電子ボーカルソフトから誕生。 これらからこの舞台をリドゥの延長線上にあるのではないかと思ってます。 ※デュエルモンスターズのルールについてはざっくりと把握してます。 可愛いモンスターにはそれなりに目を付けてます。多分閃刀姫も知ってるかも。 ※牛尾との情報交換で5ds+遊戯達の情報を得ました。 ※身軽の羽根DX@大番長で回避率、基スピードが強化されてます。 ※名前は分かりませんがあの男がポセイドンだと察してます。 【桜ノ宮苺香@ブレンド・S】 [状態]:健康 [装備]: [道具]:基本支給品一式ㅤ桜ノ宮苺香専用ㅤクリスタル@きららファンタジア、ハーブティー@かぐや様は告らせたいㅤ天才たちの恋愛頭脳戦、光の護封剣(ゴールドシリーズ)@遊戯王OCG [思考・状況] 基本方針:殺し合いに乗らず、みんなで協力して生還する 1:またこの目つきのせいで怖がらせてしまいました…… 2:一刻も早く小鳩さんを治療します! 3:一緒に小鳩さんやシャミ子さんの知り合いを捜します。 [備考] ※参戦時期はお任せします。 【吉田優子@まちカドまぞく】 [状態]:健康、危機管理フォーム [装備]: [道具]:基本支給品一式ㅤランダム支給品1~3 [思考・状況] 基本方針:みんなが仲良くなりますように 1 バフォメット!? バフォメットナンデ!? しかもなんか速い!? 2 桃やミカンさんだけじゃなくて、なんでお母さんと良まで…… 3 一刻も早く小鳩さんを治療しましょう! 4 小鳩さんの知り合いと皆を捜します! [備考] ※参戦時期は夏休み(アニメ2期7話、原作43丁目)以降です。 ※ラヴリカバグスターはどこかへ飛んでいきました。 『NPC紹介』 【ラヴリカバグスター】 ときめきクライシスのデータから誕生したバグスター。 通常の物理攻撃によるダメージを無効化する能力を持ち。 ラヴリーガールズの好感度を上げて獲得したエネルギーで、相手にダメージを与える事ができる。 女性から非難を受けるとダメージが入る性質を持っている。 性格上、女性に危害を加えることは行わずに男性参加者だけを狙う。 【ラヴリーガールズ】 ラヴリカが召喚するバクスター。 彼女たち自身に攻撃能力は持たず、ときめいた相手にバフをかける能力を持つ。 またラヴリーガールズ達が消滅すればラヴリカに通常の物理攻撃が通るようになる。 038 自由人の狂騒曲 投下順 040 デュエリスト・ランデブー 時系列順 015 嵐の前の静けさ ~心を無くした系~ 桜ノ宮苺香 042 魔王爆誕!黒白黒パーティー完成!! 吉田優子 018 The tyrant NEPTUNE 風祭小鳩
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牛藤 健司 ■よみ ごとう けんじ ■性別 男性 ■学年 2年 ■武器 料理セット ■体型 普通 ■部活 料理研究会 ■委員 図書委員 ■ステータス(攻撃/防御/体力/精神/FS(FS名) 攻撃力:8/防御力:8/体力:5/精神力:3/FS(料理知識):6 美味しい料理の時間(クックタイム) ■特殊能力効果 効果:防御力5一時下降 25 範囲+対象:同マス敵全員 1.2 ※1 持続時間:2ターン 1.5 タイプ:付与型 スタイル:アクティブ 非消費制約:敵味方無差別 1 ※2 GK調整1:10(実質的に制約なしに相当するため。計算式では消費制約の部分に組み込まれます) FS:6 1.6 GK調整2:+1(敵味方無差別制約により、制約なしよりも発動しにくくなるため) 青春ボーナス:7 発動率:112% 成功率:100% 能力原理 能力はとても美味しい料理を食べさせることでなんだかまったりとした良い雰囲気の空間を作り戦意を失わせ防御力を減らす。 よーしパパおかわりしちゃうぞ! 戦意を失ったとは言ったがファイティングポーズをとるのをやめたとは言っていない! キャラクター説明 料理研究会に所属、趣味は絵画 母が事故で数年前に亡くなりそれ以降父と七人の妹と共に育った。 父は料理が出来ないため母が亡くなった時以降から料理に専念している。 芸術家肌で絵画と料理に共通点を見出してから料理自体に面白みを感じだと同時に能力を発現し希望崎学園に入学することになる。 父は単身赴任で家に居らず朝起きて7人の妹のために朝ごはんとお昼の料理を行い、 妹達と食事をとり学校に行き、友達と料理を食べ、 帰りにスーパーで買い物を行い帰ったら8人分の料理を行い兄妹共に晩御飯を食べる生活を過ごしている。 家事は妹も手伝ってくれているため何とかなってものの、 いつも忙しそうな兄に対して妹達は料理も手伝いたがっているが、 そこは自分のテリトリーだと断固拒否を行なっている。 料理上手なためお昼どきは男女問わず多くの友人達と食事を囲むことになる。 2年にもなった最近は友人達に分けるように多めのお弁当を用意している。