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思い切り遅刻して学校に駆け込んできたカミーユ。 しかし学校の様子がいつもと違った。妙に静かだ。それどころか人気も感じない。 まるで鏡の世界に来たような錯覚を感じる。 が、校門の前でハトにえさをやっているやせた初老の男の存在が、鏡の世界でないのを証明していた。 いつもと違って黒いスーツにサングラスだが、生徒への高圧的な態度は間違いない。 こうるさい学園理事のウォン・リーだ。 成績は良くとも素行はそうでもないカミーユは彼に目をつけられてよく殴られている。 ウォン「珍しい時間に会うな、カミーユ!」 飛び立つハトの群れの後ろからゆっくり歩み寄ってくるウォン・リー。 ウォン「私がこんな時間にいるとは思わなかったのではないかね?」 が、次の瞬間、ありえない速度でまるですべるように彼はカミーユとの間を詰めて拳を何度も突き出し、 打たれたカミーユはまるで後ろから引っ張られるように吹っ飛ばされて壁にぶつかった。 カミーユ「クソッ」 うめくと、壁の上から「私が食い止めるから、カミーユは逃げて」という声とともに黒いレザースーツの女が、 化鳥のようにウォンに飛び掛った。女の格好も黒い髪にサングラス、ウォンに対抗するかのように黒ずくめだ。 ウォンと女はカミーユの動体視力でも捕えがたい超スピードで殴り合いを始めた。 カミーユ「今の俺ではウォンさんには勝てないッ…!ファ、俺を導いてくれ!」 言いつつ彼は逃げ出した。 逃げ出したカミーユは路線バスに飛び乗った。乗客は彼一人。 走り出したバスは停留所に止まらず、どんどんスピードを上げていく。 カミーユ「すいません、このバスどこまで行くんですか?」 振り向いた運転手はウォン・リーの顔をしていた。 ウォン「お前がごめんなさいと言うまでノンストップだ」 カミーユ「ウワアァァァ!!」 カミーユはバスの窓を蹴破って飛び出すと、人気のない静かな町の、バスの来そうにない路地の奥へと駆け出した。 カミーユは住み慣れた町並みの中を逃げ回る。しかし敵もさるもの、どこへ逃げても気配がしていた。 そしてウォン・リーの気配はどこからもするのに、他の人間の気配はない。猫の子一匹として見ない。 雰囲気が全く違っていて、道の両側の建物に押しつぶされる錯覚までしてしまう。 変なプレッシャーばかり感じながら走っていると、急に視界が広がった。ビル街の谷間の広場。 出口は自分が走ってきた路地だけ。他にはない。袋のねずみだ。 空を飛べれば逃げられようが、カミーユは普通の人間だ。ホモアビスという機械の翼を背負わないと飛べない。 ならば…ウォン・リーは人外なのか? ウォン「そろそろ鬼ごっこは終わりだな、カミーユ!」 今一番聞きたくなかった声とともに四方のビルの窓から黒いスーツにサングラスの男たちが次々飛び降りて来ている。 男たちのサングラスの下の顔はみんなウォン・リーと同じ顔をしていた。 戦って全部のウォン・リーを黙らせるしかない。カミーユは覚悟を決めた。 殴りかかってきた一人目の拳をさばいて、正拳突き。 二人目に目潰し。 三人目を膝蹴り。 四人目を手刀ディフェンス。 「後ろにも目をつけるんだ、カミーユ!」 長兄の声に従って裏拳で後ろから来た五人目もダウン。 「考えるな、感じろ!」 三兄の声のように体が自然に動く。六人目に三角蹴り。 「見える!」 カミーユは叫んだ。七人目に金的。 しかし、奮闘もここまで。倒しても倒しても湧いて出てくる無数のウォン・リーにのしかかられ布団蒸しにされてしまった。 ノ_,ノ,_ハ ノ_,ノ,_ハ i゚ム゚ ア i゚ム゚ ノ_,ノ,_ハレ' ノ_,ノ,_ハ レ' i゚ム゚ ア □) i゚ム゚ ア ノ_,ノ,_ヽノ_,ノ,_ハ \レ' ノ ノ_,ノ,_ヽi゚ム゚i i゚ム゚ アノ_,ノ,_ハ □ Y゚ム゚i (VΛ レΛ i゚ム゚ ア く \ ( ∨∪γ ∧\ヽ) レ'i゚ム゚ ア ∪ ⊂ゝゝ`Д´νつ∪レ'⊂) カミーユ「うー、クソッ、こんな所デェ…」 シーブック「いい加減に目を覚ませよ、カミーユ」 カミーユ「へ……俺は何を?」 目が覚めたら、カミーユはいつものベッドの上だった。 周囲に自分が集めたニポポ人形や変な像やらが散らばっている。 ロラン「祭壇から転げ落ちてきたいろんな物の下敷きになってうなされてたんだよ。変な夢でも見てたんじゃないのか?」 カミーユ「……」 夢にしては妙にリアルだった。釈然としないものを感じながらも、 カミーユは学校へ駆け出した。全速力で走っても遅刻だろうが。 シーブックが呼び止める声が聞こえたが、カミーユは気にしなかった。 そして校門の前。やせた初老の男がハトにえさをやっていた。口うるさい学園理事のウォン・リーだ。 ウォン「珍しい時間に会うな、カミーユ!」 飛び立つハトの群れの後ろからゆっくり歩み寄ってくるウォン・リー。 ウォン「私がこんな時間にいるとは思わなかったのではないかね?」 またなのか?身構えるカミーユに初老の男はこう言ってやる。 ウォン「今日は創立記念日で休みなのだからな」 シーブック「今日は創立記念日で休みだって言ってるのに。ま、いいか」 シーブックが見ているテレビでは、ポッキーをくわえたサングラスにコートで決めた男がインタビューを受けていた。 レポーター「今日は、明日公開される大作映画「マ・トリックス リフレッシュ」の、 ユンファ・ウォンチョコスキー監督にお越しいただきました!」 チョコスキー「ふふふ、よろしく」 (終わり) link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ ウォン・リー カミーユ・ビダン
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別冊日経サイエンスで錯覚の特集号が出ました。 幻肢や共感覚の話で有名になったラマチャンドラン夫妻の連載記事を一冊にまとめたものです。 フルカラーでいろんな錯覚(錯視以外もいろいろあります)を味わいたい人へ。 日経サイエンス 知覚は幻 ラマチャンドランが語る錯覚の脳科学 最終更新:2010年10月15日 (金) 13時08分21秒
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錯覚 848 お前名無しだろ 2008/10/02(木) 22 51 10 ID S7qcpHDK0 こういった感想の次に来るのは以下のような不快感に違いない。 「ははーん。昨夜は飲んだくれていて宿酔のままリングに上がったな」 「どうせ地方の山猿と見てとことん手を抜いているな。どこまで 我々を見下しているのだろう」 「ふざけた猿芝居だ。もう二度と見に来るものか」 私は団体の社長であり中心選手である。私に向けられたこのような 批判は直ちに団体の印象に直結する。実際、団体の現状はこの批判の通りである。 しかしこれでは困るのである。 ところがその6人タッグにおいて選手が個々の技量を封じ、全体を 私を中心とする緩慢な動作に合わせたらどうなるか。 「いくらなんでも6人全員がこんなヌルい試合をするはずがない。 緩慢に見えるのは私の目の錯覚で実際には途方もない力と技術が ぶつかりあっているのではないだろうか?」 このような錯覚が生じればシメたものである。 大仰な叫び声や苦悶の表情。 音ばかり大きい胸板への打撃によってこの錯覚を拡大し 観客を混迷の中に陥れるのである。 ~三沢光晴 著「理想主義者」より抜粋~ ttp //sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/photo/200808/20080823194.html ttp //sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/photo/200612/10/a08/p16.html ttp //sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/photo/200612/10/a08/p01.html ttp //sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/photo/2007/2007090901/6/3.html ttp //sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/photo/2007/2007092901/8/13.html この文章の内容を要約した単語を以下から一つ選びなさい。 1)怠惰 2)卑劣 3)肥満 4)驕慢 5)堕落 名前 コメント
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錯覚CROSSROADS ◆KKELIaaFJU 「………………銀さん?」 心配そうな声で絵里は銀時に声をかける。 「絵里、―――――――――――――」 何か銀時が言いかけた。 その言葉を遮るように、絵里は先に言葉を口に出す。 「銀さん、まさか…… ……………………電車酔い?」 「ちげぇよ!!!」 「だって、ほらさっきから顔すっごく青いし……」 「元々だよ!」 「いやいや、銀さんそんな顔色じゃなかったわよね!?」 明らかに様子がおかしい。 絵里は黒カードから鞘を取り出して構える。 問い正すように銀時に鞘を向ける。 「ねぇ、銀さん本当は何を見たの……!」 「おい、そんなもん、ここで振り回したら危ねぇって!!」 「答えてよ!」 その時、大きく車体が揺れて――― 電車は止まった。 電車が駅に着いたのだ。 「えっ………」 それと同時に絵里の小さな悲鳴が響いた――― 止まった時の慣性の法則で―――― 絵里のバランスが大きく崩れて――― 思いっきり、後方に――――― ――――――――――すっ転んだ。 「オイィィィィィィ!?」 後頭部を座席に思い切り打ち付けるような形で――――― ――――――――――すっ転んだ。 絵里が最後に見えたのは銀時の足。 「……絵里、おい、しっかりしろ……絵里……」 どんどんと絵里の意識が遠のいていく。 そのまま安らかな顔で眠るように……眠った。 「どうすんだよ、これ……」 とりあえず、銀時は絵里を抱きかかえて電車を降りた。 そのまま駅構内で休めそうな場所を探した。 「仮眠室か……」 駅に大抵設置してある仮眠室。 銀時はそこに入り布団を敷き、絵里を静かに寝かせる。 後頭部を強打したので出来るだけ静かに寝かせた。 「どうすっかな……」 一先ず、絵里が起きたらどうするか……。 見たことを言ってしまったら 銀時はその間に桂たちにトランシーバーで連絡を取ろうとした。 が、また電波が悪いのか、電池切れなのか分からないが繋がらなかった。 そこで銀時はまたトランシーバーの電池を掌でコロコロし始めた。 ◆ ◆ ◆ ……う~ん、ここはどこ? どこだっけ? 視界がぼやけてるが、見知らぬ街角がそこにあった。 ……夢ね。 早く起きないと。 銀さんに心配かけちゃう……。 いや、そんなことよりもちゃんと銀さんに聞かないと……! 『おーい、絵里ちゃん』 え、穂乃果? なんでここに……? 『そんな細かいことはいいの! じゃ、行こっか、絵里ちゃん』 行くって? どこへ……? 穂乃果が私の手を引っ張ろうとする。 『? いやいや、そりゃあ帰るんだよ』 帰る? 帰るにしても【皆】で行かないと…… 『ねぇ、絵里ちゃんの言う【皆】って? その中に穂乃果達も入ってるよね?』 ……当然よ! だって、そのために……。 『そのために絵里ちゃんは何をしてきたの?』 ……穂乃果、そんなこと言われても…… ―――――言い返せない。 ……銀さんたちに守られてばかりで…… ……私、何もしてないじゃないの…… 思い返せば、μ sが始まってから…… 思いもよらぬ出来事や想像もしていなかった展開に振り回されて…… 皆は気がつけばいつも猪突猛進に走っていた……。 細かいことは気にしないでいつも目の前のことのことにひたすらに―――― がむしゃらに走り続けた穂乃果に引っ張られて…… 走り続けてたのは―――きっと、ことりもにこも…… 海未も凛も花陽も真姫も……そして、希も…… 細かいことは気にしないでひたすら前に前に…… 先回りや見通しや悲観的な考えなんて――― 何もかも吹き飛ばしていつもμ sは進んでいく。 だから―――私は不安になる。 そんなメンバーに囲まれて私は―――同じように走れてた? それは今の状況になんだか似ている気がした。 銀さんや桂さんや鬼龍院さん、友奈ちゃんのように戦えない。 コロナちゃんやれんげちゃんのように魔法も使えない。 そんな私に一体……何が出来る? 『うーん、それじゃあ絵里ちゃんはこれからどうするの?』 まだ……わからない。 私に出来ることは……本当にあるのかしら……? 『別にいいんじゃないかな? 今すぐに答えなんか出さなくても!』 ……え? 『だって絵里ちゃんは絵里ちゃんだもの。 ……絵里ちゃんは絵里ちゃん以外の他の誰にもなれないんだよ? 自分らしく、自分のペースで行けば!』 穂乃果……そんな簡単に言うけど……。 私は私にしかなれない、か……。 それもそうよね……。 『ちょっと穂乃果、絵里をいつまでも困らせるんじゃないわよ!』 『穂乃果ちゃん、そろそろ……行かないと』 『ごめんごめん、にこちゃん、ことりちゃん今からそっちに行くね』 えっ、ことり、にこ……? まさか……これって……? 穂乃果……まさか、貴女……? 嫌な予感しかしなかった。 『ごめんね……絵里ちゃん、私もう行かなくちゃなんだ……』 ………穂乃果。 『絵里、最後まで諦めるんじゃないんわよ!』 ……にこ。 『じゃあね、絵里ちゃん……』 ……ことり。 『絵里ちゃん、ファイトだよっ!!』 遠くなっていく三人の背中。 目の前にいても私からはもう遠い人たちに。 追いかけてはいけない気がした。 追いかけても、決して手が届かない。 ……ああ、私は立ち止まれないんだ。 私も行かなくちゃ…… 穂乃果、にこ、ことり……ありがとう。 ―――до свидания.(さようなら) ◆ ◆ ◆ 「………目、覚めたか?」 「私……どれくらい倒れてたの……?」 「大体、1時間か……それくらいだ」 「……そんなに?」 「お前寝てなかったしな」 ふかふかとはとても言えないが、それなりの布団の上。 絵里は目を擦り、こぼれそうな涙を拭う。 「銀さん……放送は……?」 「……………いや、まだだ」 近くにあった時計を見る。 もうすぐ放送開始間際だった。 喉が渇いたので青カードからスポーツドリンクを飲む。 「銀さん、私……今、泣いてた?」 「……ああ」 「見てた?」 「…………ああ」 「……………………そう、また出発が遅れちゃったわね……」 「あんま気にすんじゃねーよ、仕方ねぇって」 時計の秒針が静かに時を刻む音だけが響く。 あと何分かで放送が始まる。 『――正午。こんにちは、とでも言えばいいかしら。二回目の定時放送の時間よ』 その声で二人の身体がぴくりとなる。 誰も呼ばれないで欲しい。 そう、願った。 だが、その声は淡々と試写の名前を読み上げていった。 そして――― 『高坂穂乃果』 その名前が呼ばれた時…… 絵里の胸の奥底から苦しくなった。 再び涙を流した。 泣き虫だと言われてもいい。 そんなに強くないと自分でもわかっている。 銀時はそんな彼女を見て、掛ける言葉を必死に考えた。 抱きしめてあげたかったが、そんなことをしてどうなるか? 相手は年頃の女の子だよ? 男として当然だよ。 放送が終わってもしばらく二人はそのままだった。 また時計の秒針が静かに時を刻む音だけが響く。 そんな時であった。 つけっぱなしで砂嵐しか映らなかったテレビに女の子の映像が映った。 『─────あ、ええっと……これでいいのかしら? いきなりでごめんなさい、放送局から放送しているわ』 「銀さん、この娘って……」 「ああ、そうだな、にぼっしーちゃんだ」 「……三好夏凜ちゃんでしょ」 絵里は袖で涙を拭って、銀時と共に画面を凝視する。 テレビに映るその少女の姿は…… 友奈が言っていた特徴と一致している。 二人は『三好夏凜』当人であると間違いないと確信する。 『最後に―――――東郷、それに風。あんまりバカなことはやめなさい。 友奈、私はちょっとここから動くかもしれない。また連絡するわ。 それじゃあ、また』 「バカなこと……ねぇ、それってまさか?」 「………………多分、絵里が思っていることで合ってると思うぜ」 それ以上言葉はいらない。 しかし、今、その風という少女に友奈が接触しているかもしれない。 二人は友奈を信じる。きっとまた会える、と。 「じゃあ、放送局に行かなきゃね、今までの遅れを取り戻さなきゃ……」 「………学校には行かなくていいのか?」 ここから北に行けば最初の目的地『音ノ木坂学院』がある。 しかし、絵里は首を横に振る。 「ええ……今は放送局に向かいましょう…… みんなとの『約束』だから、ね…… それにね、銀さん、ちょっと『アレ』貸して」 「『アレ』か……あいよー」 銀時は一枚の黒カードを絵里に投げ渡す。 黒カードから出てきたのはまたしてもカード。 だが、ただのカードではないタロットカードであった。 よく希が占いで使っていたのを思い出す。 絵柄を見ずに無造作に一枚を引く。 「占いなんてやったことあるのか?」 「やった無いけど……親友の……希の真似事よ」 引いたカードに描かれていたのは『星』。 「『星の正位置』の意味は確か『希望』『ひらめき』……『願いが叶う』だったかしら」 「随分といい引きだな」 「カードにもこう出てるしね」 絵里はドヤ顔でカードを見せつける。 その顔は少し笑顔を見せたような気がした。 「……それと放送局に着いたら希に呼びかけようと思うの…… 『私はここにいるわ』ってね、その時は銀さん手伝ってくれる?」 「いいぜ、けどそんときゃ追加料金もらうぜ?」 「銀さん、意外にケチね」 「商売上手といいな」 「……またパフェでいい?」 「……ああ、それで十分だ」 「…ハラショー」 二人は南に向かって歩いていく。 その先に何があるか分からない。 それでも、二人は進むしかなないのだから……。 「……にしても、何かお前怪我の治り早くね?」 「そうかしら?」 先程まで絵里の後頭部には大きなコブがあった。 しかし、今はそんな形跡すら残っていない。 銀時は『若いっていいなー』程度にしか思わなかった。 絵里は『えっ、私怪我なんてしたの』程度にしか思わなかった。 『全て遠き理想郷』 二人はまだその鞘の効力に気づいていない。 【B-2/駅近く/日中】 【坂田銀時@銀魂】 [状態]:疲労(小)、全身にダメージ(中) [服装]:いつもの格好 [装備]:無毀なる湖光@Fate/Zero [道具]:腕輪と白カード、赤カード(8/10)、青カード(10/10) 黒カード:トランシーバー(A)@現実、黒カード:不明支給品0~1枚(本人確認済み)、包帯とガーゼ(残り10分の7)、担架 [思考・行動] 基本方針: ゲームからの脱出 1:放送局に向かう 2:神楽と合流したい 3:神威、流子、DIOは警戒 [備考] ※【キルラキル】【ラブライブ!】【魔法少女リリカルなのはVivid】【のんのんびより】【結城友奈は勇者である】の世界観について知りました ※友奈が左目の視力を失っている事に気がついていますが、神威との戦闘のせいだと勘違いしています。 ※ジャンヌの知り合いの名前とアザゼルが危険なことを覚えました。 【絢瀬絵里@ラブライブ!】 [状態]:精神的疲労(中)、髪下し状態 [服装]:音ノ木坂学院の制服 [装備]:アヴァロン@Fate/Zero [道具]:腕輪と白カード、赤カード(8/10)、青カード(8/10)、最高級うどん玉 黒カード:エリザベス変身セット@銀魂、タロットカード@ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース [思考・行動] 基本方針:皆で脱出。 0:自分に何が出来るか分からないが、前に進む。 1:銀さん達を信じる。 2:希に会いたい。 3:多元世界か…… [備考] ※参戦時期は2期1話の第二回ラブライブ開催を知る前。 ※【キルラキル】【銀魂】【魔法少女リリカルなのはVivid】【のんのんびより】【結城友奈は勇者である】の世界観について知りました ※ジャンヌの知り合いの名前とアザゼルが危険なことを覚えました。 ※多元世界についてなんとなくですが、理解しました。 ※全て遠き理想郷(アヴァロン)の効果が微弱ながら発揮されましたが、本人は気づいていません。 【タロットカード@ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース】 坂田銀時に支給。 モハメド・アヴドゥルが使っていたタロットカード。 時系列順で読む Back 夢の跡、帰れない思い出の城 Next 悪意の種、密やかに割れて 投下順で読む Back 夢の跡、帰れない思い出の城 Next 悪意の種、密やかに割れて 141 知らぬが仏 坂田銀時 170 憧憬ライアニズム Daydream 141 知らぬが仏 絢瀬絵里 170 憧憬ライアニズム Daydream
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このSSは『【けいおん!】唯×梓スレ 3』というスレに投下されたものです http //changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1253346269/l50 743 名前:錯覚[sage] 投稿日:2009/10/21(水) 00 38 15 ID WEwWcpKB 「中野梓さん、私はあなたのことが好きです」 他に誰もいない、二人きりの音楽室。 そう言った唯先輩の顔は、いつになく真剣だった。それだけでこの告白が冗談の類ではないということが分かる。 でも…… 何故私なの? その場を沈黙が支配する。 私の答えは既に決まっていた。決まっていたけど、それを伝えることが出来るかどうかは全くの別問題だった。 「あ、あの、私は」 「他に好きな人がいるの?」 当たっていた。 「…………はい」 「澪ちゃんかな?」 気づかれていた。全部。 これまでの行動を思い返せば、それも当然だとわかる。 だって最近の私は……誰から見ても明らかに澪先輩にべったりだったから。 「そう……です」 私がためらいつつも同意すると、唯先輩はわずかに微笑んだ。 「そうなんだ。急に変なこと言ったりしてごめんね?もう忘れていいから」 そう言って唯先輩は部室を飛び出した。 廊下では、ずっと唯先輩のすすり泣く声が響いていた。 帰宅し、味のしない夕食を終え、私は自室のベッドに潜った。 あの時の唯先輩の作り笑顔と、泣き声が頭から離れなくて。 でも、仕方がなかったんだ。だって私が好きなのは……澪先輩なのだから。 自分の気持ちを無視して唯先輩を受け入れたとしても、そんな関係はすぐに終わってしまうし、第一そんなのは唯先輩に失礼だ。 唯先輩は、私が澪先輩が好きだということに薄々気付いていたようだ。だけど私に告白した。わずかな希望と、自らの勇気を頼りに。 しかし私は唯先輩の告白を受け入れなかった。 そして、先輩を深く傷つけてしまった。 多分、私と唯先輩が昨日までと同じように接することはもう出来ないだろう。 そして唯先輩の澪先輩に対する態度も、どこかぎこちないものになってしまうはずだ。 昨日までの日常はもう戻って来ないのだと思うと……とても寂しかった。そしてその原因が私だと思うと、罪悪感に押し潰されそうになった。 744 名前:錯覚[sage] 投稿日:2009/10/21(水) 00 39 23 ID WEwWcpKB 「こんにちは……」 次の日、私は静かに音楽室のドアを開けた。 そこには既に私以外の全員が揃っていた。 「こんにちは、あずにゃん」 唯先輩は、一見いつもと変わらない元気な挨拶を返した。 しかし、瞼は赤く腫れていた。昨日あれからずっと泣いていたのだろう。 そして、いつものように私に抱き着いてくることも無かった。 何故だろう。 胸が、痛い。 「唯、どうしたの?なんか元気ないぞ」 泣き腫らした唯先輩の顔を見て、律先輩は尋ねた。 「そんなことないよ~。ほら、ほら」 唯先輩は作り笑いをしながら、大袈裟に手を振って元気をアピールする。 その様子は、見ていて逆に痛々しかった。 それを見かねて、澪先輩は椅子から立ち上がった。 「マジでどうしたんだよ唯!なんかあったなら私たちに相談」 「なんでもないって言ってるでしょ!第一、澪ちゃんには関係ないじゃない!!」 唯先輩が……あの、唯先輩が他人に大声で怒鳴った。 澪先輩たちは目を見開いて驚いている。 そして、その沈黙を破ったのも、唯先輩だった。 「……ごめん」 やっぱり私って最低だね。 そう、呟いた。 胸が、痛い…… 「ごめんね、あずにゃん」 先輩は、こちらを向いた。 聞きたくない。 もう、聞きたくない!! 無意識の内に私は部室を飛び出していた。 745 名前:錯覚[sage] 投稿日:2009/10/21(水) 00 41 28 ID WEwWcpKB 気がつくと私は屋上まで来ていた。 どうして、どうしてこんなにも胸が痛いの? どうして涙が止まらないの? 私が唯先輩を傷つけてしまったから? 「……違う」 その罪悪感は、昨日感じ、悩んだ。 この胸の……心の痛みは、それとは全く違うものだった。 冷静になれ。 考えてみよう。 この痛みのきっかけは、唯先輩が私に抱きついて来なかったことだった。 さらに、傷ついた唯先輩を見ることで私は痛みに耐え切れなくなった。 つまり、どういうこと? 私の中での唯先輩の存在は、私が思っていた以上に大きかったということなの? この感情は…… と、浮かんだ考えをすぐに破棄する。 だって今私が恋をしているのは、澪先輩なのだから。 澪先輩。 軽音部の実質的な部長。演奏も上手。軽音部唯一の良心。とっても格好いい先輩。 私はこの先輩に恋を…… しているのか? 先程気付いた、私の中での唯先輩の存在の大きさと比べてみる。 澪先輩の存在も、私の中ではとても大きい。とても、とても。 でも、唯先輩とは比べられない。そんな、全く別の大きさだった。 つまり。 わかった。やっとわかったよ、わたしのきもち。 746 名前:錯覚[sage] 投稿日:2009/10/21(水) 00 43 09 ID WEwWcpKB 「あずにゃん!!」 唯先輩が、ドアを開けて屋上に飛び込んできた。 「本当にごめんね!!私、なんにも考えられなくなっちゃって……あずにゃんのせいじゃないからね!!私がいつまでもうじうじしてるからいけなかったの。そのせいで澪ちゃん達に怒鳴ちゃったりして……」 唯先輩は涙をこぼした。 自分がみんなを傷つけて、さらに私に責任を感じさせてしまったことに対して。 ほんとに、優しい人だ。 「昨日は、本当にすみませんでした。先輩をここまで追い詰めてしまって。澪先輩達を驚かせてしまったのは、私の責任でもあります。だから、後で一緒に謝りに行きましょう」 私はまず謝った。昨日のことについて。さっきのことについて。 そして私は唯先輩の側へ行き、頭を軽く撫でた。 「それより私、気付いたことがあるんです」 唯先輩は私の目を見て、続きを促す。 「私も唯先輩のことが好きです。愛してます」 「……え?」 突然の私の告白に、唯先輩は戸惑っていた。 「今までは澪先輩への『憧れ』を恋だと錯覚して、自分が本当に好きだった人がわからなくなっていたんです」 唯先輩の表情が、驚きから喜びへと変わってゆく。 「本当……なの?」 「ええ。一度失った今ならばはっきりわかります。あなたが私に抱き着いてくることが、どれだけ嬉しかったのか。あなたの笑顔が、どれだけ私に幸せを与えてくれていたのか」 言ってしまった ものすご~く恥ずかしいセリフを。 「あ、あ……」 あれ?何か先輩の様子が…… 「あずにゃ~~ん!!!!!!」 「うにゃ!?」 ものすごい勢いで抱き着いてきた先輩により、私はバランスを崩して見事に転びそうになる。 しかし体が半回転したところで、パシッという音と共に、唯先輩に体を支えられた。 「ご、ごめん……」 「許しません」 そう言いながら私は体勢を立て直す。 「罰ですよ、唯先輩」 私は自分の唇を、唯先輩の唇に強く重ねた。 終 すばらしい作品をありがとう
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異常現象 錯覚 概要 このMKTはよくある現象です。しかし、ごく稀にあれ?これって本当にこんな文字だったっけ?となります。 その場合はぼほ確実にMKT-509の影響を受けています。これは同じ文字をないが時間見続けることによって発生します。 警告 以下にMKT-509の影響を受けやすい文字列を配置します。あなたの脳機能を破壊するおれそがあるので見る場合は注意を。 現現現現現現現現現現現現現現現現現現現現現現現現現現現現現現現現現現現現現現現現現現現現現現現現現現現現 社社社社社社社社社社社社社社社社社社社社社社社社社社社社社社社社社社社社社社社社社社社社社社社社社社社社紙紙紙紙紙紙紙紙紙紙紙紙紙紙紙紙紙紙紙紙紙紙紙紙紙紙紙紙紙紙紙紙紙紙紙紙紙紙紙紙紙紙紙紙紙紙紙紙紙紙紙紙 爆爆爆爆爆爆爆爆爆爆爆爆爆爆爆爆爆爆爆爆爆爆爆爆爆爆爆爆爆爆爆爆爆爆爆爆爆爆爆爆爆爆爆爆爆爆爆爆爆爆爆爆
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錯覚だし俺も幻想入り 動画リンク コメント 錯覚だし俺も幻想入り 何人目の幻想入りか 500人目・・・ですよね? 作者 鍵穴(仮) ひとこと 折角だし俺も幻想入りの続きです。前作を見ていないとよくわからないところがあるかもしれません。 基本的に作者がやりたい放題やってるのでついて来れない部分があるかもしれません。 番外編も最終話を迎えました。今までありがとうございました。 主人公 鍵穴 動画リンク 新作 番外 一話 コメント・レビュー 500 -- (名無しさん) 2008-06-13 07 01 58 ロケットですよね -- (名無しさん) 2008-07-20 00 33 22 そのコメントが何を意味しているかはよくわかりませんが、きっとロケットなんだと思いますよ -- (鍵穴) 2008-07-20 16 01 39 なんというか・・出オチ2号? -- (名無しさん) 2008-07-26 00 52 05 名前 コメント すべてのコメントを見る ※この作品のレビューを募集しています。レビューについては、こちらをご覧下さい。
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『錯覚』 19KB 制裁 自業自得 日常模様 野良ゆ 子ゆ ゲス 現代 独自設定 最初からクライマックスです ※俺設定注意 ※作、長月です ※物語内の時間が前後しています 今まで書いた作品はこちらに http //www26.atwiki.jp/ankoss/pages/393.html ご意見、ご感想、ご要望は感想用掲示板(長月用スレ)でおねがいします。URLは下にある通りです。 ふたば系ゆっくりSS感想用掲示板(長月用スレ) http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/13854/1274852907/ 「どぼじでぇえ・・どぼじでぇええええ・・・」 ずーりずりと這いずりながらまりさは嘆き続ける。 その背中には何本もの枝がささっておりまるでハリネズミ。ずーりずーりとナメクジのように這い回る様はまるで新手のクリーチゃーのようである。 ほんの少し前まで自分は金バッジだったのに。エリートだったのに。ゆん生の勝利者だったのに。 そんな自分が野良?なぜこんな目に?どうして? どうしてもこうしてもない。全てはまりさの自業自得。因果応報。身から出たさびだ。 そして尺取虫のようなその惨めな逃走もすぐに終わった。 「ゆげぇ!!」 頭を踏みつけられたのだ。お兄さんに。 「さーてまりさ、名残り惜しいがこれでお別れだ。」 「ゆぐぇえええええええ・・・・・・・」 枝がパキパキと折れてまりさの体を更にえぐったがお兄さんは気にしていない。むしろ楽しそうにさえ見える。 ゆっくり、ゆっくりとまりさを踏みつける力を強くしていく。 「おねがいじまず・・・だずげでぇえくだざぃいい・・・」 「おいおいまりさ・・・野良ゆっくりには生きる価値はない、命乞いする権利もないんじゃなかったのか?自分の言ったことくらい責任持てよ。金バッジ(笑)のまりさちゃん。」 「ゆげぇえええええ・・・・」 最後の命乞いも空しく拒絶された。もうまりさには死しかない。 「それじゃ、まりさ長年ゆっくりさせてくれてありがとよ。短い間だったが楽しませてもらったぜ。せいぜいあの世でゆっくりしてって・・ねっ!!」 まりさに皮肉めいた別れを告げ、お兄さんは一気に体重を足に掛ける。 「ゆべぇ!!!」 屠殺された豚のような声だけを残してまりさは死んだ。ゲスゆっくりらしい惨めな最後である。 「ったく・・・こんなもん着けるなんて100年早いんだよ。このボケが。」 忌々しそうにつぶやきながらお兄さんは地面に転がった金バッジを拾い上げる。お兄さんの手の中で金バッジは夕日を反射しキラキラと輝いていた。 錯覚 どこにでもあるありふれた郊外の田舎町。その中の今時珍しい昔ながらの縁側がある民家がある。 「んーんーんんんぅううんんんううう!!!」 その庭先で一匹の子まりさが必死に跳ねていた。 目からは帯のような涙を流し、口にはセロテープを張られくぐもったうめき声しか出すことができない。 「ほーれゆっくりしてないでとっととにげないと、ぷすぷすさんがきちゃうのぜー。」 その後ろでは一匹の成体まりさがニタニタと笑いながら子まりさの後を追いかけている。 口に爪楊枝をくわえそれを逃げる子まりさの尻に突き刺しているのだ。 当然子まりさは逃げるが所詮成体ゆっくりの速さに叶うはずも無くあっと言うまに追いつかれる。 「ほーれ。ぷーすぷすなのぜー。」 「んんーんうぅうう!!!!!」 人間には蚊にさされた程度にしか感じない攻撃でも子ゆっくりにはアイスピックで突き刺されるに等しい激痛が奔る。 「ゆっへっへっ。おにいさんもいいおもちゃをくれたもんだぜ。」 のた打ち回りながら涙を流す子まりさを見てまりさはそのどす黒い笑みを更に深めた。この子まりさはまりさの飼い主のお兄さんが与えたものだ。なんでも勝手に庭に入ってきた野良をお兄さんが捕まえたらしい。 悲鳴が近所に漏れないよう口をふさいで「好きにしろ」とまりさの前に差し出してきたのだ。 これはきっと日頃えりーとっ飼いゆっくりとしてストレスを溜めているまりさへのご褒美に違いない。そうまりさは解釈した。 ちなみにそのお兄さんはと言うと 「うーん・・・これで・・不思議だなー・・・」 さっきから縁側に座ってなにやら紐にぶら下がったまんまるさんを見ながらぶつぶつ言っている。 あれは人間達のおもちゃなのだろうか。時々ぶーらぶらと顔の前で揺らしているがとても面白いようには見えないのだが。 まぁそんなことはどうでもいい。お兄さんがおもちゃで遊んでいるのならまりさも遊ぶだけだ。 この野良の子ゆっくりという玩具で。 「んんーぅううんっ!!んんんーんぅううっ!!!」 さっきから何か子まりさがこちらに向かって何か訴えかけている。口がセロテープで塞がっている為何を言ってるかは分からないが大体推測は出来る。 どうせくだらない事だ。 どうしてこんなことするの?こんなのゆっくりできないよ。やめてね、ゆっくりしてね。 大方そんなとこだろう。野良ゆの考えそうなことなど金バッジの自分には全部お見通しだ。 「んんっんうんんんうううっー!!!」 「さっきからうるさいんだぜ!!こののらちびがっ!!」 ザクッ まりさは子まりさの右目に咥えていた爪楊枝を突き刺した。そのままねじるようにグリグリと小さな眼球にえぐり込む。 「ーーーーーーーーーーっ!!!!------ぅっ!!!!!」 あまりに理不尽な激痛に子まりさは声にならない悲鳴を上げる。 仰向けに倒れこんだまま、あんよをびたんびたんと釣り上げられた魚のように叩きつける。 プシャアアアア あまりの痛みにしまりが悪くなったのか。まむまむからはしーしーが噴出し小さな滝を作った。 「ゆぷぷぷぷぷ。くずがみぐるしくおもらししてやがるのぜ・・・おお、あわれあわれ。」 「・・・おいおいまりさ。それはさすがにやりすぎなんじゃないか?」 その時、縁側にいたお兄さんがこちらに話しかけてきた。どうやらあの玩具で遊ぶのに飽きたらしい。 「ゆゆっ!!なにいってんだぜおにいさん。」 不服そうに口を尖らせるまりさ。せっかくいい気分で子まりさをいたぶっていたのに邪魔され不機嫌そうにしている。 「だいたいおにいさんのほうがいったんだぜ。このくそちびをすきにしていいって。もんくいわれるすじあいっなんてないんだぜ!!」 「そりゃそうだが・・・・」 「おらっ!!いつまでねてんだぜ、くそちび!!」 まだ何か言いたげなお兄さんを無視してまりさは子こまりさへの虐待を再開する。手始めに右目に刺さったままだった爪楊枝を眼球ごと引き抜いた。 「ーーーーーーーーーーっ!!!!」 それまでピクピクと痙攣していた子まりさはさらに声にならない叫びを上げた。もうない右目からも帯のような涙が流れ出ている。 ジョロ・・ジョロ・・ また失禁したらしく、力なく染み出したしーしーが地面を濡らした。 「まーたおもらしなのぜ。これだからのらのくずちびは。」 せせら笑いながらまりさは爪楊枝を目玉ごと捨て、庭に落ちていた枝を口にくわえる。 「そんなしまりのわるいまむまむはこうしてやるのぜ!!」 そう言い放つとまりさは枝の先端をを子まりさのまむまむに突き刺した。 「んんんぅうんんっッーーー!!!!!」 「げーらげら。こうしてきょせいっしてやればおまえみたいなくずちびがうまれることもないんだぜ!!しんせつでごめんね!!」 それはまるでまむまむだけでなく心までえぐるような罵声。もうこの子まりさがにんっしんすることは出来ないだろう。 「おらおら、くそちびぃい!!おにごっこをさいっかいっするぜぇ!!!!」 再びまりさは子まりさを追いかけ始めた。 子まりさは何か言いたげだったがまりさが枝を持って追いかけ始めると諦めて逃げ始めた。 あえてまりさは枝で中枢餡を狙わない。あんよも同じだ。できるだけオモチャが長持ちするように。 「んんんぅうっ!!!んぅうううんんぅうう!!!」 突き刺すたびに子まりさは悲痛なうめき声を上げるがまりさには全く届かない。 ただひたすら黒ひげ危機一発でもやってるかのようにその小さな体に枝を刺すだけだ。 「ゆ・・・ゆ・・・・・・」 数分とたたず子まりさは穴だらけになった。 「さーて・・・そろそろあきてきたし、とどめといくんだぜえ。」 まりさは枝をペッと吐き捨てる。もう子まりさはほとんど動かなくなっていたのでここらがやめ時と判断したのだろう。 「どう・・じで・・・」 度重なる暴行でいつのまにか子まりさの口に張ってあったセロテープは剥がれ落ちていた。もう叫び声どころかろくに喋ることすらできないだろうが。 「どうして?そんなにしりたけりゃめいどのみやげっにおしえてやるのぜ。」 下卑た笑いを浮かべまりさはボロボロの子まりさを見下ろす。 「みえるのぜ?このきんばっじが。まりさがえりーとっであり、おまえら、のらゆとはちがうかちぐみっであるあかしが。」 これ見よがしに帽子の金バッジを見せ付ける。キラキラと光る金バッジとドス黒いまりさの笑みとのコントラストはある意味芸術的だ。 「おまえらのらゆはうんうんいかのごみっくずっ!!うまれてきたことじたいがつみなのぜ!!だからゆっくりするけんりもない!!いきるけんりもない!!いのちごいするけんりすらあたえられない!!せいぜいきんばっじのこのまりささまをゆっくりさせるためのおもちゃになるくらいしかかちがない!!それがおまえらのらゆにあたえられたゆいいつのそんざいいぎっであり、ぎむなのぜ!!」 まりさにとって目の前にいる存在は仲間ではない。同胞ではない。 飼いゆっくりの頂点であり、エリートである金バッジである自分と薄汚い野良ゆが一緒であるはずがない。 だから何をやっても許されるし、むしろそれがエリートの義務だと心の底から信じきっている。 そんなゆがんだ優越感。傲慢極まりない虚栄心。それがこのまりさの本性である。 「・・・・・・・・・・」 それをただ子まりさは呆然と見ていた。意外にもその顔に怒りはなくただ呆然と困惑している。 「それじゃ、あでぃおすなのぜくそちび!!せいぜいのらでいぶのくされまむまむからうまれてきたことをのろうのぜ!!」 言い終わるやいなや、まりさの体は跳躍する。 着地点はもちろん満身創痍で身動きできない小さな同族へだ。 「・・う・・・・しゃ・・・」 何か言いかける子まりさ。しかしその言葉は驕り高ぶったまりさの耳には入らない。 グチャ 水っぽい破裂音と共に地面に小さな餡子の花が咲いた。 「あーあ・・・ついにやっちやったか・・・これ片付けんの俺なのにぃ・・・」 死体の横でふんぞりかえって悦に入っているまりさの元へお兄さんが縁側からサンダルを履いて降りてきた。なぜかその手には手鏡が握られている。 「好きにしろとは言ったが殺せとは言ってなかったのに・・別に逃がしても良かったんだぞ俺としては。」 「まーだそんなこといってるのぜおにいさん。」 つまらない説教など聞きたくないとばかりに、露骨に顔をしかめるまりさ。 「いやそうは言うがそいつだっておまえと同じゆっくりだぞ。俺だってホームレスのおっさん見て「汚ねえ」とか「ああはなりたくない」とは思っても「痛めつけたい」「殺してやる」とは思わない。不況の今、俺だって親父達から相続したこの家と今の職なくしたら、いつ彼らのお仲間になるか分からないんだし。お前だってそうだろう。その帽子についたバッジがなけりゃただの野良ゆと同じ扱い。加工所からは追っかけ回されるだろうしいつ些細な理由で人間に潰されるかもしれない。そう考えたら・・」 「は!?まりさがのら?ねごとはすーやすやしてからいってほしいのぜ、おにいさん。」 お兄さんの言葉を遮り、ふふんとまりさはありもしない鼻で笑った。そこには飼い主への敬意など欠片も見られない。 「まりさほどのゆっくりともなると、ばっじなしでもそのこうきなおーらっでにんげんさんのほうからあたまをさげて、かいゆっくりになってくれっていわれるたちばなのぜ。 まったくおにいさんは、ながねんまりさがゆっくりさせてやってるのにそんなこともわからないのぜ?」 「長年ゆっくりさせてやってるって・・・お前・・・」 余りの言い草に苦笑するお兄さん。 ニヤニヤと下品な笑いを浮かべているまりさは高貴や気品という言葉からは対極にあるのだが。 「なぁまりさひとつだけいいか?」 「ゆ!?まだなにかもんくがあるのぜ?」 「いやそうじゃない。ひとつ聞きたいことがあるんだ。つまらないことなんだがどうも引っかかってな。お前、なんであいつの母親がれいむだってわかったんだ?」 「・・ゆ?」 予想もしないお兄さんの問いにまりさは言葉に詰まる。 「いやだからなんでその子まりさの母親がれいむだって分かったのか聞いてるんだ。さっきお前、あの子まりさ潰す時『のらでいぶのくされまむまむからうまれてきた~』って言ってただろ。そりゃゆっくりの生態からいって父親がまりさなのはアホでも分かることだが母親のほうはそうはいかないよな。 れいむじゃなくてありすかもしれないし、ぱちゅりーかもしれない。ちぇん、みょんもいるし可能性は低いがゆうか、さなえ、てんこみたいな希少種かもしれない。そんな中なんでお前はあいつの母親がれいむだって分かったんだ?」 「ゆ・・・そ・・それは・・・」 まりさは答えられない。 なんとなくそう思ったから、としか言いようがないのだ。まるであの子まりさを昔から知っていたように。 得体の知れない違和感をまりさは感じた。 「そ・・それは・・なんとなく・・・」 「なんとなく・・・か。まぁ確かに野良、飼いに限らずゆっくりのつがいってのはれいむとまりさってイメージが強い。でも本当にそうなのか。本当にそれだけなのか?」 いつのまにかお兄さんの口調が変わっていた。 敵軍の捕虜を尋問してるかのように冷たく威圧的で、それでいて獲物を嬲る猫のように無邪気な悪意。 およそ自分の飼いゆに向けるには、おかしな口調だ。 「ど・・・どうしたんだぜおにいさん・・・いつもとなんかちがうのぜ・・・」 「いつもと違う・・・か。じゃあ逆に聞くがいつもの俺ってどんな奴なんだ。普段どんな服を着てどんなもん食って、なんの仕事をしてる?テレビは何を見る?音楽は何を聴く?」 「ゆ。おにいさんは・・・」 そこまで言ってまりさははたと言葉に詰まる。 思い出せない。思い出せないのだ。全く。確かに自分はお兄さんの飼いゆっくりなはずなのに。まるでそこにぽっかりと穴ができたように記憶がない。 「そんなの、どおでもいいでしょおおおおおおお!!!!」 ついにまりさが発狂した。先程から感じていた正体不明の違和感に耐えられなかったのだ。 「まりさはえりぃとなんだよぉおおおおおお!!!まいにちおにいさんをゆっくりさせてあげてるんだよぉおおおお!!!それでじゅうぶんでしょおおおおお!!!!」 口からツバを飛ばしお下げをぶんぶん振り回すその様はとてもエリート飼いゆには見えない。路地裏によくいるゲス野良そのものである。 「ほーう、まりさ、お前エリートなのか。」 そう言うとお兄さんはまりさの鼻先に鏡を突きつけた。先程からなぜか持っていた手鏡を。 「これでもか?」 そこにはしわ一つない帽子をかぶり誰もが振り返る美ゆっくりのまりさがいる・・ はずだった。 「・・・・ゆ?」 しかし実際に鏡の中にいたのはそれとは程遠い薄汚くみすぼらしいゆっくりがマヌケ面でポカンとしているだけだ。 帽子は生ゴミのシミらしきものがついていてクシャクシャ、顔はすすけて所々あざがあり、髪にはクモの巣とガムまでついている。 今まで自分が馬鹿にしていた野良ゆっくりそのものだ。 帽子に着けている金バッジがひどく浮いた存在になっている。 「よくそんなざまでエリートなんて言えるな。それともエリート(笑)なのは口先だけか。」 「ゆぐぅうぐうううう・・・・」 あまりの言われようにまりさは顔を真っ赤にしてプルプル震えている。余程プライドを傷つけられたのだろう。 「じ・・・じゃあこれはどうなんだぜぇええええ!!」 自分の帽子からまりさは金バッジを毟り取る。 無理やり毟り取ったので、命の次に大切なはずの帽子に穴が空いてしまっていたがまりさは気づいていない。どうやら相当狼狽しているようだ。 「このきんばっじこそまりさがえりーとっで、かちぐみっで、ゆんせいのしょうりしゃっ、であることのあかしっ。うごかぬしょうこなんだぜぇえええ!!!」 そのままおさげでお兄さんに突きつける。その様子はまるで水戸黄門の印籠のようだ。実際まりさもその位の価値が金バッジにあると信じているのだろう。 先程はバッジなんてなくても、と言っていたまりさだが所詮そんなもの根拠のない妄想にすぎない。困ったときは金バッジという分かりやすい権威にすがりつくしかないのだ。 「なるほど・・・確かにそれは本物の金バッジだな。ビールの王冠でもなければ、最近問題になっている中国産の偽造バッジでもない。正真正銘、国や加工所の認める金バッジだ。」 お兄さんもそれをあっさり認めた。実際バッジには不審な所はないのだから。 しかしお兄さんはその余裕の笑みを壊さない。ただまりさを挑発するかのように見下ろしている。 「だけどなまりさ・・・それの裏を見てみろ。」 「・・・?うら?」 言われるまままりさはおさげでバッジをひっくり返す。 ゆっくりのバッジの裏に書いてあることは基本的に金、銀、銅どのバッジでも変わらない。 そこに記載されているのは個体識別の為のシリアルナンバー、飼い主の住所、電話番号、そして 「・・・めー・・りん・・?」 他は漢字や英語で読めないまりさだったがそこだけは読めた。 「種類 めーりん」の平仮名だけは。 いくら餡子脳のまりさでもこのバッジがめーりんの物であることはわかる。そして自分のものではないことも。 「ほー、ちゃんとひらがな読めるんだなお前。さすがは金バッジ。」 お兄さんは「金バッジ」という言葉を強調する。まるでまりさの心をえぐるように。 「なんで・・・なんでまりさのきんばっじざんにめーりんのなまえが・・・」 放心状態のまりさ。思わず落した金バッジがコロコロと転げていったがまるで気にしていない。 まりさの全ては崩れ去った。全てが。 「全ては錯覚に過ぎなかったんだよ。お前が金バッジだってのも、俺に飼われているっていうのも。」 呆然とうなだれているまりさにお兄さんは淡々と話し続ける。 「庭で日向ぼっこしてたうちのめーりんから金バッジ奪おうとしていたクソ野良饅頭・・・それがお前だ。」 お兄さんの声にもまるで現実感を感じない。まるで悪い夢でも見ているようだ。 「幸いめーりんは軽症ですんだし、その場で潰してやっても良かったんだけどお前ら謝りもせずに『めーりんはゆっくりを裏切り飼いゆっくりになって自分だけゆっくりしているから制裁した』だの『金バッジは自分達にこそふさわしい』とかあんまりピキィと来る事喚いてたからな。どうせこのまま潰してもお前ら全然反省しないだろうし、懲らしめるために一芝居うったってわけさ。」 お兄さんの話が本当なら全てつじつまが合う。 しかしまりさは分からない。なぜそんな大事なことを忘れてしまっていたのか。なぜ自分が飼いゆっくりだと思っていたのか。 「でも、どうして・・・」 「俺を飼い主だと思っていたんだろう・・・か?」 お兄さんはなにやらゴソゴソとポケットを漁りだした。 「まりさ、これがなんだが分かるか?」 そう言いながらお兄さんはポケットから取り出したもの。それは 「それはさっきおにいさんがあそんでいたおもちゃ・・・・・」 まりさには玩具にしか見えなかった紐のついたまんまるさん。正確には5円玉をタコ糸で吊るして振り子のようにしたもの。即席の催眠術用具だ。 「これでお前に催眠術を掛けたんだ。催眠術っていうのは、・・・まぁそいつの行動や記憶を操れる魔法みたいなもんだ。俺はそいつを使ってお前に暗示を掛けた。お前が俺の飼いゆっくりでその金バッジの持ち主だってな。まさかTVでやってたのを見よう見真似で、ここまで効くとは思わなかったけどな。」 意外そうな顔でぶーらぶらと五円玉を揺らすお兄さん。 「ところでまりさ。ひとつ言い忘れてたけど・・・実はうちの家に侵入してきた野良ゆはお前一匹じゃないんだ・・・もう一匹お前の子どもがいたんだ・・・」 「・・・ゆ?おちびちゃん・・・・?」 「ああ。中々、父親思いな奴だったぞ。『おまえなんておちょーしゃんがやってけてくれるんらじぇ!!』なんて泣けること言ってくれてたっけなぁ。 なんでも「しんぐるまざー」ならぬ「しんぐるふぁざー」として親子2匹で頑張ってきたそうじゃないか。」 「・・・・・・・・・・・・」 まりさの顔がさっと青くなる。歯の根はかみ合わずただガタガタと震えている。 まりさは分かってしまったのだ。お兄さんの言わんとしていることが。そして自分の犯してしまった罪を。 「ん?どうした?顔色悪いぞ・・・・」 わざとらしくお兄さんはまりさを持ち上げ顔色をうかがう。そして耳元でささやくようにつぶやく。 「・・ていっへんで、うんうん以下のゴミクズで、ゆん生の敗北者で・・・おまけにおちびちゃん殺しの野良まりさちゃん(笑)」 『おちびちゃん殺しの野良まりさ』 それは催眠術を解きまりさに全ての記憶を思い出させる為のキーワード。まりさを地獄へ突き落す悪魔の言葉。 「ゆぅやぁあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」 まりさは絶叫と共に全てを思い出した。思い出してしまった。 「ゆうあああああああああああ!!!!!!どぼじでぇええええええ!!!!」 まりさは慟哭する。まるで町中に響き渡るかのような声で。 その叫びには、絶望、悲嘆、驚愕、混乱、罪悪をたっぷり含んだゆっくりできないものだった。 「ごべんねおちびちゃんんんんん!!!!ごべんねぇええええええええええええ!!!!!」 狂ったようにまりさは謝り続ける。しかし謝るべき子まりさはもうこの世にいない。 もう取り返しがつかないのだ。今更謝ったところでただの自己満足に過ぎない。 そしてまりさには嘆く暇すら与えられなかった。 ザクゥ 「ゆぎゃあああああああ!!!!!」 お兄さんがまりさの背後から枝を突き刺したのだ。 「ゆぎぁああああああああ!!!!!いだいぃいいいいいいい!!!!」 突如襲った激痛にもだえながらまりさは再び絶叫する。 「どぼじでごんなごどするのぉおおおおお!!!!!」 痛みをこらえながら半泣きで食って掛かるまりさにお兄さんは悪気なくしれっと答える。 「何って・・・義務なんだろ?」 「ゆ?」 「おいおいもう忘れたのか。さっき言ってたじゃないか。野良ゆはおもちゃにされて嬲り殺されるのが存在意義であり、義務だって。当然まりさもそうなるよな。」 まりさは思い出す。自分が子まりさにやった仕打ちの数々を。そして理解する。自分のこれからの運命を。 「・・・ゆああああ・・ああああ」 まりさの顔が再び青くなる。今度は蒼白といって良いほどに。 「ちゃんと義務を果たしてくれよ。野良まりさ。」 今季節は晩秋。庭に枯れ枝などいくらでもある。お兄さんは何本もの尖った枝を両手に持ちながらニッコリと無邪気にそして邪悪に笑う。 「ゆんやぁああああああああああああああああ!!!!!!」 まりさの絶叫が寒々とした秋空に響き渡る。それがまりさとお兄さんの鬼ごっこ開始の合図だ。 (冒頭へ続く) 後書き 一見金ゲス虐待物に見せて実はゲス野良制裁物。これって叙述トリックものなのでしょうか? 実際ゆっくりに催眠術かけたら某死神マンガの鏡花水月並にききそう。「いつから自分が飼いゆっくりだと錯覚していた?」って感じに。
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前ページ次ページ村企画 村名 錯覚の村 季節外れに咲いたアネモネの花。 花言葉は、「 真実 」 本当の自分、本物の愛を、あなたは見つけられますか? 目次 村名 錯覚の村 [#tda60165] 目次 [#l3737e0e] 概要 [#d993ec1c] あらすじ [#c2ecf126] 村の目的 [#of636516] テーマ [#s4721bd9] 世界観 [#fc233139] 編成・役職説明 [#pa5efda8] 処刑襲撃設定および指針 [#z1a43f75] 発言ルール [#t1ac3431] 禁止事項 [#r519225f] 推奨事項 [#pbaabc96] 進行 [#yb9a1adc] プロローグ [#l9c56684] 一日目 [#y3a4e374] 二日目 [#j8a1dfb4] 墓下 [#s5b8a06a] エピローグ [#n59df82e] 備考 [#z8e47469] 参加者・観戦者 [#ef643599] コメント [#x3da654d] 概要 村名 【身内】錯覚の村 村建て人 むぎちょろ 開催国 三日月国 種別 RP村 更新間隔 24h 投票方法 無記名・自由投票 発言制限 - キャラセット 少し大きな霧雨降る街 募集人数 17(募集終了いたしました) 編成 思い込み・恋系役職入り特殊編成 更新時刻 0:00(立会不要) 開催時期 9/18(水)村建て 9/20(金)0 00(9/19 24 00)開始 役職希望 無効 あらすじ 百年に一度、季節外れの秋に咲くというアネモネの花。 村では、その不思議な花が咲いたことをお祝いするお祭が開かれています。 「この花を見た者は、真の自分に生まれ変われるだろう」 はたして、その伝説は本当なのでしょうか……。 村の目的 村を滅ぼさんとする狼や狐を殲滅することが村の目的です。 基本的には自陣営勝利を目指していただきますが、?あなた自身がどうしたいか″を優先してください。 自陣営が不利になろうとも、信念のもとに選んだあなたの道を、誰も咎めることはできません。 (PC目線で考えた行動をとってください) 思い込み系の役職盛りだくさんですので、思い込んでもらわなければおもしろくない! ということで役職希望は無効とさせていただきます。 各々、与えられた役職の通りに行動してください。 テーマ 「錯覚」「本当の自分」「愛のかたち」「信じること」 思い込み系の役職がメインです。 自分は村人だと思い込む狼 自分は狐だと思い込む村人 相手と運命の絆で結ばれていると思い込む村人…… そんな人たちとの物語です。 恋陣営には恋窓がありません。相手を信じることしかできません。 思い込みが解けたあと、あなたがどう行動するかも自由です。 世界観 西洋にある、都会から離れた小さな田舎の村 アネモネ。 過ごしやすい気候と、豊かな緑に囲まれた、のんびりとした村です。 春にはその名の通り、たくさんのアネモネの花が咲き乱れる美しい風景が見られます。 一輪だけ、百年に一度しか咲かないと言われる例の花は、村の中央にある小さな花壇で咲きます。 目立ったもののない村ですが、この花とそれにまつわる伝説だけは、村の外でも噂になる程度には有名です。 毎年秋には収穫祭が行われていますが、今年はその花が咲く記念の年ということで、いつもより盛大にお祭が開かれるようです。 編成・役職説明 ダ鳴鳴占霊狩村村狐好狼狼忘囁求遊片愛妄 ※参加人数によっては一部役職に変更があります 【好】狐好き 自身を狐だと思い込んでしまったただの村人。 占われる、もしくは襲撃されると思い込みが解除される。 【忘】忘狼 自身が狼であることを忘れてしまい、ただの村人だと思い込んでいる。 占われる、もしくは襲撃されると思い込みが解除される。 【囁】囁き狂人 人狼同士にしか聞こえない会話が可能な狂人。 終了条件では人間扱いで集計されるため、場合によっては敢えて死ぬ必要がある。 【求】求愛者 1日目に好きな相手を選び、運命の絆を結ぶ。互いに生き残れば勝利。 【遊】遊び人 1日目に、一人目に選択した人物を本命の恋人として運命の絆を結びつけ、二人目は絆を結ぶふりをして手玉にとる。 運命の絆を結んだ人は、片方が死亡すると後を追って死亡する。本命と自身が生き延びれば勝利。 【片】片想い 1日目に好きな相手に一方的に運命の絆を結ぶ。 選んだ人と自身が生き延びれば勝利。 相手が死亡したときは後を追うが、自身が死亡したときは後追いは発生しない。 【愛】狂愛者 自身を求愛者だと思い込み、好きな相手に一方的に運命の絆を結ぶ。 絆を結んだ相手が死亡すると狂愛者は後追いをするが、狂愛者が死亡しても相手は後追いをしない。 自身が処刑や襲撃により死亡すると、思い込みが解除される。 また、狂愛者は狼の襲撃とは別に毎晩無意識(無差別)に襲撃を繰り返す。 狼や狐も襲撃できるが、狩人の護衛があれば襲撃は失敗する。 【妄】妄想家 自身を求愛者だと思い込んでいるただの村人。 自身が処刑や襲撃により死亡すると、思い込みが解除される。 運命の絆は発生しないので、どちらが死亡しても後追いは発生しない。 処刑襲撃設定および指針 【処刑】 無記名・自由投票です。 各自が処刑したい人に投票してください。 「私は○○に投票する!」などの発言も構いませんが、狂愛者や妄想家が自身の役職に気づいてしまう可能性もあるのでおすすめはしません。 自殺票もありです。 【襲撃】 特に襲撃方法に指定などはありません。 勝ちを目指した噛みでもいいですし、エンターテイメント性重視でも構いません。 発言ルール 禁止事項 【中の人透けを理由とした処刑】 例 「この人はむぎちょろかな。どうせタラシだから吊ろう」 【恋愛系役職のCO】 求愛者、狂愛者、妄想家は全員が自分のことを「求愛者」だと思い込んでいます。 実際に求愛に成功するのは1人だけです。 求愛者COしてしまうと、求愛された人目線の偽者が確定してしまい、ゲームバランスが崩れかねないので禁止といたします。 遊び人、片想いも同様です。 ただし、妄想家や遊び人に遊ばれた人は、相手が墓落ちし自身の思い込みが完全に解けた場合のみ、地上でもCOを可とします。 【票ブレによるPP】 自由投票のため、序盤から露出役職に票を集めPPをすることも可能ですが、これを禁止といたします。 推奨事項 RP重視のネタ村ですので、ガチ成分は少なめでお願いします。 PCとしての感情で誰かを疑い、処刑していってください。 進行 プロローグ お祭当日。村民のあなたも、外から来たあなたも、お祭を楽しんでください。 一日目 夜明けとともに、一部の人は本来の自分の姿を知るでしょう。 言い伝えとして残されている「人狼」「妖狐」の存在を、一人の村人が口にします。 この中の誰かが人間ではないのかもしれない…。そんな不安に襲われながらも、恋に落ちてしまう人もいるかもしれません。 【初日のCOは必須ではありません】 個人にお任せしますが、自由投票となりますので、狩人以外の村役職は2dにはCOすることをおすすめします。 二日目 とうとう犠牲者が出てしまいます。人狼は本当に目覚めてしまったのです。 占い、霊能、狩人の力、共鳴という絆で結ばれた相方の存在を知ったあなたは、村の中に潜む狼や狐をその力をもって退治してください。 狼の姿を取り戻したあなたは、いまだ目覚めぬ忘狼を探しながら、仲間とともに村を滅ぼしてください。 墓下 命を落としてしまったあなた。自分の本当の姿について誰かに話してもかまいません。 恋人と共に墓落ちしてしまったあなたは、地上ではできなかったぶん、堂々と愛を囁き合うといいかもしれませんね。 特に制限は設けませんので、ご自由にお過ごしください。 エピローグ 備考 アネモネの花言葉 「真実」 「儚い恋」「恋の苦しみ」「薄れゆく希望」「辛抱」「待望」「期待」 「清純」「無垢」「無邪気」「可能性」「真心」 「君を愛す」「あなたを信じて待つ」 参加者・観戦者 参加者 むぎちょろ ととせ ゆら ねこ缶 ゆず缶 白桃缶 ここあ 蒼 蓮 あき ころん 雪梅 konchinto 流星 ナギ シャンピー 氷 塩酸 観戦者 蜜☆柑 嘘つき 藍雅 3月のヒツジ とろろ ますこ コメント こんばんはー!ごめんなさい、遅くなりました! -- アリエル 名前 コメント 前ページ次ページ村企画