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交響詩「ツァラトゥストラかく語りき 概要 作曲年代 私的雑感 私的お勧め 一般的なお勧め R.シュトラウス 交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」 ユニバーサルクラシック カラヤン(ヘルベルト・フォン)(アーティスト), ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(演奏), R.シュトラウス(作曲) 発送:通常24時間以内に発送 発売日:2003-10-22 売上ランキング:9,702 おすすめ度: Disc 1 交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」op.30 交響詩「ドン・ファン」op.20 交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」op.28 Amazon.co.jpで詳しくみる by Amazy 楽器編成 第1ヴァイオリン:16 第2ヴァイオリン:16 ヴィオラ:12 チェロ:12 コントラバス:8 ハープ:2 ピッコロ フルート:3 オーボエ:3 イングリッシュ・ホルン クラリネット:3 バス・クラリネット ファゴット:3 ホルン:6 トランペット:4 トロンボーン:3 テューバ:2 オルガン ティンパニ 大太鼓 シンバル トライアングル 鉄琴 鐘
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作者:A8K6EESM0 852 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)[] 投稿日:2011/10/11(火) 23 33 13.07 ID A8K6EESM0 まどか「さて、本日は初心者でも簡単に出来る野生ほむほむの捕まえ方を紹介します」 さやか「ほむほむとか簡単に捕まるじゃん、とか考えているそこの君、野生ほむは野良ほむや養殖ほむとは捕獲の何度が一味違うぞ」 まどか「実際に、ハイキング中に手軽な食料としてほむほむを捕まえようとして足を滑らせて遭難してしまうケースや、大した装備もなく野生ほむを捕まえに行って怪我をして帰れなくなるケースなど、年に10人前後が犠牲になっているという統計もあります」 さやか「白まどやりぼほむによる被害などは含まれずにこの数字ですからねー、この番組はそんな不幸な犠牲者を少しでも減らそうというものです、では現場のマミさーん、お願いします」 マミ「はい、レポーターのマミです。 私は今日本有数のほむ種の産地、見滝原山の入り口へと来ています」 マミ「今日はこの辺りでも有名なほむ採り名人、佐倉杏子さんにお越しいただいております」 杏子「よろしくなー」 マミ「よろしくお願いします。 では早速その名人芸を…」 杏子「待ったその前にだ。 そもそも野生のほむ種が捕まえずらい理由って何だと思う?」 マミ「えーと……やはり町や牧場のものよりも高い運動能力でしょうか?」 杏子「あー、やっぱり皆そう思ってるよな。 今日はまずそこの誤解から解いてこう」 マミ「誤解、ですか?」 杏子「ああ、まず野生ほむと野良ほむにはそこまで大きな差は無い。 勿論ほむほむ同士で見れば埋めようの無い差があるけど、人間から見たら同じようなモンだ」 マミ「え、そうなのですか?」 杏子「ああ、そこを知らないで自分はほむ採りの名人だから野生も捕まえられるとか勘違いした自称熟練者の被害が一番多いな」 杏子「論より試し、今からそこらで買って適当に痛めつけたほむほむを放すからアンタ捕まえてみなよ」 傷ほむ「ホムッ?」ビクビク マミ「え、私がですか?」 杏子「そら、行くぞ」 ほむほむ「ホム-!!」ダレカタスケテ マミ「と、走りにくい、この……きゃ!?」ズルッ 杏子「おっと」ガシッ マミ「あ、ありがとうございます」 杏子「と、まあこんな感じでな。 ほむほむの方に注意が向くせいで足元がおろそかになるのが一番多い。 整備されてなく平坦でもない所で駆け出すとか無茶だ」 杏子「この辺りならまだいいが、山中で歩けなくなったり坂を転げ落ちたりとかしたら命に関わるしな」 マミ「なるほど……あ、ほむほむ逃げちゃった」 杏子「コレが理由2だな。 街中や牧場と違い、自然の中であのサイズの生物が隠れる場所はいくらでもある。 茂みに入られただけでお手上げだ」 ほむほむ「ホムッホムッ」ハァハァ,タスカッタ さやさや「サヤッ?」ア,エサダ ほむほむ「ホムッ!? ホビャァァァァァァァァァァ!!」 マミ「あ、どこかからほむほむの悲鳴が」 杏子「まあ同じほむ種には関係無いしな。 さやさやかあんあんの仕業だろ」 さやさや「サヤッ」ゲップ ほむほむ「」ホネカラン 杏子「まあこんな風に野生ほむを捕まえる一番の障害は自然な訳だ、虫取り網とか持ってても初心者にはオススメできないね」 マミ「なるほど…でもよくキャンプ場や山小屋などで野生ほむを捕まえて食べた人の話などを聞きますが……」 杏子「そのどっちも結局は人工物だしな。 キャンプ場は整備されているし人手も多い。 山小屋だとそもそもほむほむが巣を作っていることもある。 むしろそういう話を頼りに山に入る輩が困る」 マミ「ああ、そういえばそうですね。 でもほむほむ一匹捕まえられないなんてショックだなぁ」 杏子「はは、まあだから私がこの番組に出てるわけだしな。 それじゃあ早速方法を紹介していこうか」 マミ「お願いします」 実践編 杏子「さてマミ、さっきまでの話を聞いてほ獲の為に一番重要な事はなんだと思う?」 マミ「え、えーと……場所選び、かしら」 杏子「お、頭いいねぇ。 そう、ほ獲に一番大事なのはまず場所を選ぶ事だ。 隠れる場所と地形が問題なら、それが無い所を選ぶといい……ここだ」 マミ「緩い傾斜の草地で視界も開けていますが、木々や茂みは植わっていますね。 ここはスキー場でしょうか」 杏子「その通り、まあ完璧に条件を満たせる場所なんてそう無いさ。 隠れる場所が多い分には人間は怪我しないが、逆はそうはいかない。 まず自分が無事に出来る方を優先するモンさ」 マミ「なるほど、幾らほむほむを捕まえも遭難してしまっては何にもならないですものね」 杏子「それともう一つ。 これはほ獲テクニックに関する事なんだが…そういう観点から言えばここは最高に近い。 まあそれは後で教えるとして、まずは餌を仕掛けるか」 マミ「あれ、ほむほむの巣は捜さないのですか?」 杏子「まあ巣さえ見つけちゃえば一網打尽なんだが、街中と違い山中の巣はかなり見つけ難いからオススメはしないな。 これは初心者向けの番組なんだろ」 マミ「なるほど、失礼しました……餌はそれ、何ですか?」 杏子「まみまみのチーズをまど酒に浸したものさ、ほむほむどころかあんあんやさやさやだって寄ってくる優れモノ」 杏子「今回は時間の都合もあるのでコレを使うが、基本的には食べ物なら何でもいい。 道に迷って食べものが無い時なんかは、時計や金属のボタン、携帯なんかの光るモノでもオッケーだ」 マミ「その辺は野良ほむとまったく同じですね」 杏子「言ったろ、自然という武器が無きゃヤツらは大差無いって。 さて、五分もすれば寄ってくるだろうから、マミは坂の上のほうの木陰に待機しててくれ」 マミ「わかったわ」 杏子「で、あたしは坂の下のほうで待ち伏せするから、手を振ったら左右に大きく蛇行しながら餌のところに走るんだ。 あんまり速くなくていいから、兎に角迫力を出して、小石くらい投げてもいいぞ」 ~3分後~ ほむほむ2「ハァハァ,マドカァ///」クネクネ ほむほむ3「クンクン,ハァハァ」カクカク めがほむ1「カナメサン…」ジュルリ 杏子「ひいふう、13匹か、めがほむもいるしこりゃ大量だな、よし、マミ!」 マミ「任せて、ティロ・フィナーレ!(掛け声)」 ほむほむ4「ホムーン/// ホムッ?」ナニ? めがほむ2「ホムッ,カナメサーンマミサン!?」ニンゲンダ!! ほむほむ5「ホムッ!ホムッ!」ハンタイホウコウニニゲヨウ!! ほむほむ6「ホムッホムッ,ホ…ホビャァァァァァ!?」シマッタ、アシスベラシタ!! 杏子「よっしゃ、今だ!」ボキッ ほむほむ7「ホビャァァァァァァァァァ!!」アシガ!! ほむほむ8「ホムッ!! ホビャァァァァァ!!」イタイヨウ!!ダレカタスケテ!! マミ「おっと、なにやらほむほむの殆どはバランスを崩して転がりました。そして佐倉さんは転げ落ちるほむほむに飛びついたと思いきや、何かしたきり放置して次々別のに飛び掛っております(カメラ目線)」 ほむほむ9「ホムッ!!マドカァ!!」ナカマガ!! ほむほむ10「ホムッ!!ホムホム!!」タスケナキャ!! めがほむ3「ホ…ホムッ……」イタイヨウ、ウゴケナイ ほむほむ9「ホムホム!!」シッカリスルンダ ほむほむ10「ホムッ!」カタニツカマレ! ニゲルゾ!! 杏子「ほい、ご苦労さん、と」ボキボキッ ほむほむ9&10「ホビャァァァァァァァァァァァァァ!!」 マミ「と、どうやら佐倉さんは転んだほむほむの足を折っていたようです。 今、全てのほむほむの足を折り終えたようです」 杏子「よし、大漁大漁」 ほむほむ’s「」ホビャ,ホビャァイタイヨウ マミ「えーと佐倉さん、どうしてほむほむ達は殆どが転がってしまったのでしょうか?」 杏子「おお、それがさっき言ったテクニックってヤツさ。 ほむ種は見ての通りのねんプチ体型なので実はバランスが悪いんだ」 杏子「平地や上り坂なら兎も角、下り坂だと頭の重さでバランス崩して即ゴロゴロってね、そこを捕まえればいいんだから子供にも出来るさ」 マミ「ああ、言われてみればそうですね、人間だって下り坂だと転びますしね」 杏子「ちなみに足を折ったのはそれが効率がいいからだね。 ほむ種ってのは意外と力あるし、暴れられると面倒なんだが、足だけ折って放置すれば逃げられずに体力だけ消耗する」 杏子「あと今回運よく撮影できたが、ほむ種は仲間思いなのでこうして無事なヤツも仲間を助けに戻るのでより多く捕まえられる。 一石二鳥ということだ」 マミ「なるほど、これがテクニックというものですね……でも、これではほ獲には二人いないとダメなような気がしますが」 杏子「ああ、それは今から説明する、あそこを見てみな」 ほむほむ11「ホム…ホムッ…」ハイズリ あんあん「アンッ!」エサダ さやさや2「サヤッ」チョウドイイ マミ「あ、先程ほむほむ」 杏子「一匹残しておいたのさ。 悲鳴でまだ仲間が来るかとも思ったが、餌の匂いと併せてあんさやが来たね」 あんあん「アンアン♪」マミチーズモアッタ さやさや2「サヤサヤッ」ウンガイイネ 杏子「ほい、そこまで。 こういう風に拾った石を少し上に向けて投げるんだ」 あんあん「アンッ!?」ナニナニ さやさや2「ザヤッ!?」ウエカラナニカ!? 杏子「注意は上に向いてるのでバレにくいが、念のため木陰辺りから投げるといいぞ」ヒョイヒョイ あんあん「ア,アンアン」チ,チカヅイテクル? さやさや2「サヤッ、キョーコ」エサハイイカラニゲヨウ……アッアシガ あんあん「アンッ!? サヤカァァァ!?」ダイジョウブカ、アッゴロゴロ さやさや2「ホントバカァ!!」ゴロゴロ 杏子「と、まあこんな感じさ。 コントロールに自信あるなら直接ぶつけてもいいがそういう趣旨じゃないしな。 さてマミ、捕まえるのやってみるかい?」 マミ「あ、いいの? そうね、初心者でも出来るという名目なんだし私がやらないとね」 マミ「えーと、捕まえて足を折る、と。 片方でいいのかしら」ボキボキッ ザヤァァァァア゙ンッッッ 杏子「さやさやは生命力強いから両方のほうがいいぞー」 マミ「わかったわ、えい!」ボキッ 杏子「んであんさやの場合は折ったらすぐに手を放すようにしろよー」 マミ「え、それはどういう……痛っ」 あんあん「ジャクニクキョウショクッテヤツ!!」チクショウコイツ さやさや2「バカニシテ!!」キュウニハナスナ、イタイジャナイカ!! あんあん「アンアン!! ゼンチサンカゲツ!!」ヤッテヤロウジャナイカ,カカッテコイ!! さやさや2「サヤカチャンニオマカセ!!」ミクビルンジャナイヨ!! 杏子「まあこんな感じであんさやは戦意旺盛だからな、放置して弱るのを待つのが吉ってこった大体15分くらいかな? 面倒なら石でもぶつけろ」 マミ「なるほど、色々あるのね」ポイッ ザヤッア゙ンッ!! 杏子「まどまどは餌の工夫しないとまず掛からないが、対処はほむほむと同じでいいぞ。 まみまみはこの手の方法ではまず出てこないから別の方法がいるがそれはもう初心者向けじゃないな」 マミ「種類によって対処を代えるのも忘れてはいけませんね。 佐倉さん、今日はありがとうございました」 杏子「なーに、こんな簡単な事でよければいつでも」 マミ「ありがとうございます、それではスタジオに返します」 まどか「はい、マミさんありがとうございました以上初心者でも出来る野生ほむ捕獲方法でした」 さやか「なお捕まえたほむほむはこの後スタッフが美味しく頂きました」 まどか「皆さんも週末はピクニックがてらほ獲に挑戦してみてはいかがでしょうか」 さやか「それでは今日はこの辺で、さようなら」 おしまい ジャンル:あんあん さやか さやさや ほむほむ まどか めがほむ マミ 杏子 発情 食物連鎖 感想 すべてのコメントを見る 特段起伏のない平凡なSSだな いや普通に下等生物って言っときながら工夫なんて必要ないだろ こういう矛盾した話書く奴ってほむまどより下等だよな 明日から役立つ知識をありがとう
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僕の名前は、智科リクト。小学6年生。 趣味は科学。 この世界の不思議な現象は、全て科学で解明できると信じている。 でも今は、ちょっとやそっとでは解決できそうな事態になってしまって困っている。 いつの間にか拉致されて、殺し合いに参加させられてしまったのだ。 小学生の僕を拉致するだけなら、ある程度の人数がいれば可能だろう。 だけど、この殺し合いには不思議なことが多すぎる。 まず、最初に殺し合いを宣言していたあのウサギだ。 ウサギの声帯で、人間の言葉が話せるはずがない。 僕に考えつく可能性は、あれが精巧なロボットだった、というくらいだ。 でも、殺し合いの解説なんて人間でもできる。 姿を見せたくないなら、他の場所からスピーカーで話せばいいだけだ。 わざわざ精巧なロボットを作る理由がわからない。 他にも赤い霧とか、不思議な点はいろいろある。 いつ襲われるわからない状況で、じっくり考えてもいられないけど……。 それでも僕は、きっとこの謎を解いてみせる! 「おい、何もたもたしてんだ、ガクト! 置いていっちまうぞ!」 「あっ、はい! あと、僕の名前はリクトです!」 僕に声をかけてきたのは、さっき出会った嘴平伊之助さん。 イノシシのかぶり物をして上半身裸という変人にしか見えない格好……というか実際変人だけど、間違いなくいい人だ。 僕が戦う力のない子供だと知ると、「俺が守ってやる!」と言ってくれたんだから。 その後、なぜか子分に認定されたけど……そのくらいは我慢しよう。 「ん?」 突然、僕の前を歩いていた伊之助さんが足を止める。 「どうしました?」 「気をつけろ。血のにおいがする」 「え?」 そう言われて、鼻に意識を集中してみる。 するとたしかに、かすかに鉄くさいにおいを感じた。 「本当だ……。でも、よくこんなかすかなにおいわかりましたね」 「なんせ、俺は山育ちだからな! 炭治郎ほどじゃねえけど、鼻もいいのよ!」 「誰ですか、炭治郎って」 「俺様の子分一号だ!」 「はあ……」 たぶん、勝手に子分認定されてる知り合いの人なんだろうな……。 そんなことを考えていると、突然伊之助さんが走り出した。 「伊之助さん!? どうしたんですか!」 「においの出所を突き止めるに決まってるだろうが! 殺し合いに乗ってるやつがいるなら、ぶっ飛ばしてやらなきゃいけねえからな!」 そう言いながら、伊之助さんはぐんぐん遠ざかっていく。 ものすごい足の速さだ。 僕も運動は決して苦手じゃないけど、とてもついていける速さじゃない。 一流の陸上選手でも、あんなに速く走れるだろうか。 伊之助さん、本当に何者なんだろう……。 なんて、考え込んでる場合じゃない。 僕の目に映る伊之助さんは、もう豆粒のような小ささになっている。 このままでは、置いてけぼりにされてしまう。 (あの人、僕を守るって言ったこと忘れてないかなあ……?) わずかな不安を感じながら、僕は必死で伊之助さんを追いかけた。 ◆ ◆ ◆ 「はあ……はあ……。やっと追いつきましたよ、伊之助さん」 それから数分後、僕はなんとか、伊之助さんに追いつくことができた。 伊之助さんは、森の真ん中で足を止めていた。 「いったいどうし……うっ!」 僕は、それ以上しゃべることができなかった。 あまりにも凄惨な光景を目にしてしまったからだ。 それは、死体だった。 頭の目立つ位置に、小さな穴が空いている。おそらく、銃で撃たれたんだろう。 それ以外にも、全身至る所が傷ついている。 僕は死体なんて初めて見るけど、ここまでひどい怪我をした人間が生きていられるはずがないというのはすぐに理解できる。 こんなむごいものを見て僕が思いのほか冷静でいられるのは、おそらくあまりにも非現実的で脳の理解が追いついていないからだろう。 「善逸……」 ふいに、伊之助さんが呟いた。 善逸……この死んでいる人の名前だろうか。 ということは、この人は伊之助さんの知り合い!? 「善逸ぅぅぅぅ! てめえ、何死んでやがる! こんな簡単に死ぬほど、てめえは弱くねえだろうがぁぁぁぁぁ!」 突然、伊之助さんが叫ぶ。 僕がどう反応していいかわからずにいると、伊之助さんは膝から崩れ落ちてしまった。 「ちくしょう! ちくしょぉぉぉぉぉ!」 伊之助さんは、叫び続ける。かぶり物のせいで、その表情はわからない。 でも伊之助さんは、きっと泣いていたんだろう。 ◆ ◆ ◆ 伊之助さんの刀が、善逸さんの髪を一房切り取る。 「さすがに死体持って動き回るのは、無理があるからな。 とりあえずは、これだけ持って行く。 体も持って帰れそうなら、後でまた来るぜ」 落ち着いた声で、伊之助さんは善逸さんの死体に語りかける。 死体に話しかけたって意味がない、なんて無粋なことは言わない。 科学的に無意味なことでも、必要な場面はある。 「見てろよ。あのクソウサギは、必ずぶっ飛ばす。 で、てめえを死なせたことを百万遍詫びさせてやるぜ!」 声量は決して大きくないが、力のこもった声で伊之助さんは言う。 その言葉は、僕の中の何かも奮い立たせた。 そうだ、こんな悲劇を生み出すようなやつを、許せるわけがない。 必ず僕たちの力で、殺し合いを破綻させてやる。 そのために僕も、全力を尽そう。 僕の科学の知識は、必ず役に立つ場面があるはずだ。 伊之助さんの背中を眺めながら、僕は固くそう誓った。 【0200 廃村周辺の森】 【智科リクト@怪奇伝説バスターズ 科学であばく!!旧校舎死神のナゾ!?@集英社みらい文庫】 【目標】 ●大目標 殺し合いを破綻させる ●小目標 伊之助と行動 【嘴平伊之助@鬼滅の刃ノベライズ ~遊郭潜入大作戦編~(鬼滅の刃シリーズ)@集英社みらい文庫】 【目標】 ●大目標 クソウサギをぶっ飛ばす! ●小目標 リクトを守る
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3年B組野生児先生 3年B組野生児先生 参加者 ■声 ジョージ・セルヴァージュ アーク・トライプル アクト・セインズ ■編集 きよかず 使用音 WEB WAVE LIB 様 PANICPUMPKIN 様
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【爆裂蹴斗】のリタイアの様子を描いたSSもどき 避難所のSSスレも参照されたし 今の状況を整理するために、自分語りをしようじゃないか。語る相手がいないのが寂しいが……ああ、ちょうどいい。そこの廃屋に聞き手になってもらおう。……さて。 俺は小学生の頃、いわゆる虐められっこだった。まあ、そんなに珍しいことでもないだろう。 給食に画鋲とゴキブリのダブルトラップを仕掛けられたときは、さすがに狂気を感じたけど。画鋲って口の中に刺さると抜くの結構大変なんだぜ。さすがに小学生のやることとしては悪質過ぎないか? クラス全員が敵だったから、先生も信じてくれなかった。 ま、そんなこた今となってはどうでもいい。流してない便所の水に直接口をつけて飲んだのも、授業中がいろいろ我慢大会だったのも、今となっては良い思い出……とは言わないが、些細なことだ。 なんたって、その後俺は何度も死んだから。まあ結局一度も死ねなかったんだけどさ。その結果が身体のあちこちに残ってるけど、今はその話はよしとくか。 で、まあそんな具合に酷い扱い受けてたんだけどさ。俺、当時は結構ポジティブで元気で強い、我ながら偉い子だったから、悲しくはあったけど惨めには思ってなかったんだな。 スポーツが割と得意で、体育の時間はずっと先生が見てるからあんまり手出しもされないし、あの時間は俺は輝いてたね。特に野球が大好きだった。 球ぶつけられても硬球じゃないからそんな痛くないし、みんな勝ち負けにこだわるから味方は何もしてこないしな。 ……だけどまあ、そんなのいじめっ子たちがほっとくわけもない。当然、打開策を思いつくわけだ。 要するに、体操服を燃やすってだけなんだけどね。当時その小学校では落ち葉とかは敷地内で生徒が燃やしてたから、そのなかに放り込むだけでお手軽焼却ってわけ。 むしろ、それまでやつらが実行しなかったのが不思議なくらいだな。 俺、あのときは泣いたね。全力で泣いたね。だってまだ小学生だし。どうせ新しいの買ってもすぐ燃やされるし。 先生は服装とかには厳しい先生だったから、当然体操服以外で体育の授業に参加はさせてくれない。 あんまり連続で忘れたことにしてると先生からの風当たりまできつくなりそうだったから、俺は考えた。 そのときもう年明けてて、あと数ヶ月でクラス替えだったの。それまで耐えれば大丈夫なんじゃにかと思って、怪我してるからってことで見学させてもらうことにしたんだ。実際、体中いろいろ傷だらけだったし。 今ほどでかいもんじゃないけど、一生残りそうな傷もあったから、先生も認めてくれてな。 で、その見学第一回がサッカーだったの。みんな目の前で楽しそうにボール蹴ってやがる。俺はもう羨ましくて悔しくて。ふざけんなと。お前等のせいで俺がどんだけ苦しんでんのかわかってんのかと。運動場の端で必死に涙をこらえてたわけだよ。 そしたら、目の前にボールが転がってきた。ゴールをはずしたボール。で、それを追っかけてこっちに来るのが、当時いじめっ子の中心になっていた奴だったんだよ。山野……だったか。それはそれは幸せそうな顔をしてたね。人生を全力で楽しんでる奴の顔だった。 そりゃ、理不尽だろ。あいつらこっちの苦痛もしらないで。苦労させてんのあいつらなのに。 そんな理不尽に対しての恨みを全部こめて、足下のボールを思いっきり蹴り付けてやったよ。あのとき頭ん中は怒りで真っ白になってて、正直あんまり覚えてないんだがな。 でも、一つだけ覚えてる。そのボールを蹴った直後、すごい音がして、その山上の体が弾け飛んだんだ。ボールはどこかに消えて、代わりに足下には山本の頭が転がってた。それからはもう覚えてない。 気づいたら、その運動場は大惨事だった。血の海っていうけど、そんなもんじゃないな。飛び散った肉片や毛やその他もろもろがそこら中に飛び散って、赤とかよりもむしろ黒? で、我に返った慌てて運動場から飛び出して。あの学校は山に建ってたから、運動場は校舎からちょっと離れたところにあって、そのおかげで捕まらなかったんだろう。 で、気づいたら社会人だった。俺が覚えてないだけなのか、誰かと入れ替わったのか、平行世界にでも飛んだのか。その辺、俺はSFにも心理学にも興味無いしよくわからん。 とにかく俺は普通の社会人だった。普通に生活してた。猫かぶって。 廃墟めぐりが趣味になった。廃墟に潜り込んではひたすら破壊してた。……『能力』を使って。 そんなとき、入ったものが帰ってこないという廃屋の話を聞いた。そう、お前だよ、お前。 その後はお前も知っての通り。逃げるために、罰をうけるために、この世界に入り浸って。何人も殺して、何度も死にかけた。お前を破壊して帰れなくなった。そう、あのとき、俺は、お前を、壊した。粉々に。間違いなく。 ……ということで、現在に戻ってきて、お前に問いたいわけだが。何がどうなってんだよ? つーかお前、昨日までここには何も無かったじゃねえか。お前を壊したのここじゃないし。でもそのヒビには確かに見覚えあるし。 帰れないと思ってたのに。覚悟決めてたのに。 あれから罰を背負わされて、この世界をさまよって、ここで生きていこうって決意したのに。 なんで今更になって帰る道が現れちゃうんだよ。それこそ理不尽だよ。俺の決意って一体なんだったんだよ。 …………ああ、そうか。これも俺への罰か。なら、こんなのささやかなもんだ。 なら、俺はそれを受け入れよう。この身体で、中途半端な気持ち抱えて、あっちの世界で生きていこう。 んじゃ、そうと決まればさっさと行くかね。 これで、終わりにしようじゃないか。
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メガネはかく語りき (登場人物) メガネ、諸星あたる、ニカイドウ まあ、とりあえず俺の話を聞いてくれ。 俺の名はメガネ。 かつては友引高校に通う平凡な一高校生であり、退屈な日常と戦い続ける下駄履きの生活者であった。 だが、今夜。 参加権はあれど拒否権はない、おまけに人権も考慮されていない悪趣味パーティに参戦させられ、俺の運命は大きく乱れてしまった。 経緯を話そう。 友引高校の昼下がりにて、温泉マーク先生の授業をBGMに午睡にふけていた俺であったが、ふと何やらザワザワ騒がしいことに気が付いた。 慌てて目を覚ました俺は、目の前の光景に唖然とする他なかったのである。 行ったこともない妙な王宮にて、老若男女多数の人々が困惑した面持ちで動き回る…。どうやら俺は脈略も前触れもなくテレポートさせられたようだった。 脳の処理が追い付かなかった俺は、この時かかし同然に立ち尽くすまでであったが、このあとさらに唖然とする発言を耳にすることとなる。 天井から降りてくる薄型の巨大液晶板。 そこに映っていた何やら胡散臭いサングラスの男は、我々を呼び出した理由を説明──いや、宣言しだしたのである。 「あなた方には最後の一人になるまで殺し合いをしてもらいます」 …前述の『悪趣味パーティ』とはこのことだ。 冗談のような発言だが、やっこさん、どうやら大マジらしい。 それにしても殺人、か。 ──確かに俺も、威張り腐った担任教師や近所の頑固なカミナリ親父、暴力をふるう年長やガミガミうるさい両親を殺したことは何度だってある。 だがそれはあくまで、空想の中での話だ。 その空想は決して現実化しない。空想と現実の垣根は意外に高いのである。 「誰がそんなことするんだ?馬鹿じゃないのか?」と呆れ故に欠伸を抑えきれなくなった我々だが、驚くべきことにサングラス男はその荒唐無稽な空想を現実のものにしてしまったのだ。 第一に「殺し合いに乗らなきゃ首輪が爆発する」という『脅威』。最後に「優勝したら願いをかなえる」という『褒美』。 この二つの提示により、殺し合いに消極的だった会場内の雰囲気を巧妙にもイリュージョンさせてしまったのだ。 俺は恐ろしかった。 近くにいるぼんやりとしたサラリーマンが、眼鏡をかけた小学生ほどの幼女が、俺と同じくらいの男子学生や美しい看護婦までもが目がギラついてるように見える──その戦慄とした光景が。 殺意一色の雰囲気に包まれる城内であったが、その殺意がはっきりと目に見える形で現れだしたのはもう間もなくであった。 集められた参加者の一人であろう男が、切り込み隊長が如く、一人の少年を銃で殺害してみせたのである。 消炎の匂いとデュエットする脳漿の何とも言えないあの匂い。 恐怖がピークに達したことを認識した時、俺は目まいに似た激情を禁じ得なかった。 というか普通に目まいで気を失ったのだが。 そんな俺が気が付いたとき、視界に広がっていたのは夜中の商店街だった。 なんだ、夢だったのか。と安堵したのもつかの間。俺はこの町の異様さに気づいてしまったのであった。 一見普通の町、一見普通の角店、一見普通の公園。──だが、なにかが違う。 路上からは行き来する車の影が消え、建売住宅の庭先にピアノの音もとだえ、牛丼屋のカウンターであわただしく食事をする人の姿もない。 それは、決して満月輝くド深夜だからではない。 人の気配一つしないゴーストタウン。まるで殺し合いの為に用意されたかのような、人類に冒涜的ともいえる町。 ヤクザなお兄さんにヤバいオーラがつき纏っていることと一緒で、俺は直感的にこの町の殺意さを感じ取らずを得なかったのだ。 俺は頭を抱えた。生き延びるための戦いが、今、始まったのである。 我が学ランが冷たい夜風でなびく。 うむ、仕方あるまい。とりあえず俺はだだっ広い街を闊歩することにした。 この戦場下にて、ただボーーーっとマヌケな羊のように突っ立っているだなんて俺は到底できまい。 そうだ。 ところで、諸君らは『天才が一番頭脳戦で恐れている相手』は誰なのか、見当がつくだろうか。 …ああ、わかっている。 確かにこれは唐突な問いかけだ。だが、俺も重々承知のつもりで訊いている。 何せ、歩き始めた俺の背後に“ヤツ”が気配もなく回り込み、後頭部にピストルを突きつけたのも、これぐらい唐突な出来事だったからだ。 「動くな。そして、諦めろ。お前はここで終わりだ」 言うまでもない。 絶体絶命────、私は殺し合いに乗った愚かな者の第一ターゲットとして魅入られてしまったのだ。 間もなく俺に訪れるかくも静かな、かくもあっけない終末。 ゲーム開始から数分も経ずして、荒廃という名の町に骨を埋めることになるとは、いったい俺は予想しえただろうか。 凍り付く全身にて、同じく凍り切った思考。ゆえに、俺は喉からこみ上げる冷たいモノをクールに呑みこむことしか行動ができなかった。 「ひゃああっ! むっぎゃあああぁあああ~~~~~っ!! や、やめてぇ~~!! こここここ殺すのだけは勘弁してくだしゃいひょお~~~~ん!!!!!!」 俺は焦った。 解決策を巡らそうとも、こういう時に限って大脳という奴は仕事をしちゃあくれない。 唯一してくれる思考といえば「どうすりゃいい、どうすればいい…」という脳死のリフレインのみ。まるで意味などない。 全身は氷のように固まるというのに、発汗だけは奇妙にも続けられるこの沈黙の時間はまるで永遠のように感じられたものだ。 だが、俺は突然、この事態の解決策を見出すことができた。 ヒントは背後のヤツの“声”であった。…いやあ、解決策というよりしょうもない結末と表現すべき、か。 聞き覚えどころか聞き飽きさえした声から、背後の殺し屋の正体にハっとさせられたとき。 答え合わせというようにヤツはひょっこり顔を向けてきた。 「だなーんちゃって。よっ! メガネ! ちょいとばかり驚かしすぎちゃったかなー? にひひひっ」 俺の視界に現れたヤツの顔。 ニヤニヤと楽観的な眼に、ゆるみに緩み切ったその口はまさしく『マヌケ面』である。 紹介しよう。 ピストルのヤツの名は、我が友引高校の級友にして、俺と同じし下駄履きの生活者“諸星あたる”である。 冷静になった今、振り返れば、友垣との再会ゆえにこの時、多少喜びのアクションをするべきだったのかもしれない。 しかし、一時の極限状態から解放されたあの瞬間、そのようなことなど果たしてできただろうか。 怒りに駆られた俺は、あたるの隙だらけでアホな首に腕を掛けると、そのまま羽交い絞めへと正義の鉄槌を発展するのであった。 鶏が絞められたような声が、商店街を突き抜け醜き殺し合いの島全土、はたまた遥か上空の星空まで響き渡る。 そうそう。先ほどの『天才が一番頭脳戦で恐れている相手』は誰なのか、という問いの答えはまだ言っていなかったな。 ──答えは『何も考えていない人間』。 すなわちアホだ。 ☆ ☆ ☆ ☆ うる星やつら☆BATTLE ROYALE 「の~てんきに深夜食堂だっちゃ!の巻」 ☆ ☆ ☆ ☆ 「ぐえ~~~~~~~~~~~~~~~~っ!!! たんま! たんまっ…! ギブアップ!!」 「おのれのその行動は今この場じゃ冗談にならんのじゃい!! この~~~~~っ!!!」 「おれが悪…ぐっええ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!」 あぁ!やかましいわっ!!…あぁ、失礼。 ヤツの顔が青白くなってきたタイミングで解放してやったが、かくして俺はこの諸星あたるという同行者とファイナル・ウォーズのスローライフを送ることになった。 いやはや、それにしても恐れ入ったものだ。 俺のあたるに対する印象といえば能天気な軽薄バカなのだが、この生死が係る緊急事態でもしょうもない冗談を放てるような人間だとは。 ヤツの大胆不敵さはもはや大物の域に達しており、デスゲームという強大なインパクトにただ震えるのみであった凡人の俺からしたらもはや甘美な人間ですらある。 天才的なあたる様ここにあり──、と、まあくだらん皮肉はこれくらいにしておくとして。 我々学ランたなびかせる男二人組は、取り敢えずこの薄暗い商店街を歩き回ることとした。 嗚呼、それにしても眠気が酷い。 それもそのはず。今や時刻にして、既に草木も地上波番組も眠る丑三つ時。──我々を無機質に見下ろす商店街の時計が、そう伝えている。 ファイナル・ウォーズさえなければ今頃は心安らぐ屋根の下、盗んだとて誰はばかることもない羊の毛を集めてできし暖かいお布団。 傷付き疲れた戦士のかりそめの休息中であったものを。まったくもって…。 「眠そうだなぁあ~? メガネよぉ」 「あぁ~? そりゃ当然だろう。ド深夜なこともさることながら、さっきの緊張感から解放されたことによる身体的疲労もあるわけだ。キサマがかけた無用な緊張がなッ!!」 ふわあぁあ、ぁあ……。 目から新鮮な涙が汲み上げられる。 『食べる』・『喋る』・『呼吸をする』と一人で何役もこなす重労働者の我が口は、『欠伸をする』という何の意味を為すのか理解できぬ仕事を遂行するためガバっと大きく開きあげられた。 眠い…。どうせ死ぬなら願わくば、こうやって眠るように逝ってみたいものである。 「さ~て、そんなメガネくん。果たして“これ”が目に入っても眠くいられっかなあ~?」 「…ぁ、あ~?」 馬鹿丸出しのトーンで放たれるヤツの声。 面倒だった俺は適当に相槌を打つのみであったが、“これ”というのがやや気になったので寝ぼけ眼で隣を見ることにした。 そして、目を丸くした。 「おおっ?! こ、これは中々すごい……!」 丸くなった俺の目は、眼前に広がるその光景に右往左往しては大きく拡大縮小を繰り返してと、しばし愉悦に浸ったといえよう。 神秘的な物は常に、謎で包まれている。先人たちはその謎に『ロマン』という名前を付けた。 嗚呼、肉付きのいい彼女の陰部部分を雑に塗りつぶす黒い線…。果たしてその黒線の奥には一体どういったロマンがあるというのだろうか。 亜麻色のなびた髪が、彼女の裸体を優しく包んでいたがそんなこと俺にはどうだってよろしい。 豊満でグラマーな腰回りとラインのきれいなヘソ周り、そしてなんたる形のきれいな美乳であろうことか。キャベツ大の胸のムッチンプリンさ、そして小さな乳輪に、俺の鼻息は一℃・二℃と熱をおびていくのであった。 冷め渡らぬ興奮。チンポコも大層喜んだ様子でズボンをぴょんぴょんと跳ね飛んでいるからこりゃ祭りだ。 しかし、哀しきかな。この全裸のけしからん姉ちゃんは『写真』という雁字搦めにされて、そのプニプニと柔らかそうな体を俺は到底触れることができないのだ。 俺は今、あたるから“ビニール本”を受け取り読んでいる。 日ごろ、平凡パンチという子供だましのいやらし本で泣く泣く妥協している男子高校生の俺にとって、目の前の写真集はまさに日の丸弁当の米上に乗っけられたA5ランク米沢牛ステーキと言えような……。 「って、あたる。キサマこれどこから持ってきたんだ…?」 「どっからって? あそこの本屋から盗ってきた」 「…は?」 「だぁ~い丈夫だって! バレないバレない。店員いね~ワケだったしさ! それにおれら万引きなんかよりもやばい罪強要させられてんだし、いいだろうがよ」 ヤツが指を指すは消灯しきった真っ暗な古本屋。俺ぁ呆れて声も出なかったね。 殺人罪を犯すことを支持されている我々八十人一同ではあるが、この無法地帯にて、ここまでしょうもない軽犯罪が我先に行われたとはいったい主催者諸君誰が予想しえたであろう。 驚くべきことに、この程度の低い火事場泥棒の戦利品はエロ本のみにあらず。 あたるはデイバッグからポテチだの炭酸飲料だのファミコンだの女子制服だのと、商店街に微妙な経済ダメージを与えた証拠品を次々と取り出して見せた。 いやはや、能天気のしだすことは末恐ろしい。本当に怖いのは、有能な敵でも無能な味方でもなく、無能なバカであることを再認識させられる俺であった。 グーーーーーーーーーーッ 「つ~か、腹減らね?」 「…………なっ。キ、キサマ…。」 さらに驚くべきことに、ヤツの能天気な発言は留まることを知らないのである。 こやつは今、殺し合い中であるということを認識していないのかッ?! うっかりアクビなり勃起なりをしてしまった俺が言うのも説得力がないかもしれんが、あたるはなんて現状の把握に足りてない男だ。 さすがは県内中のバカ大集合高校・友引が誇る神童、ここにありだ。 っかぁ~~!…緊張感が全く足りておらん。 ──ここはクラス委員長を務めあげた友引まとも代表・この俺が自らの弁舌を以って事態の恐ろしさを伝え挙げねばなるまい。 「あのなぁ…、諸星。おまえが頭花畑の楽天家ードマンなことは重々理解してるがな……。今は本当にやば…………」 俺の台詞はここで途切れさせられた。 何せ、ヤツは一目散にバカラッバカラッと、食堂店がありそうな方向にガニ股で走っていったのである。 呆気に取られてポツンと一人、道の真ん中に立ってしまった俺。 静かな恐怖で漂うこの街にて、俺はやれやれ…と冷静さを保ちながらも、あたるの背中を静かに追いかけるまでであった。 「んっぎょあぁぁぁ~~~~~~~~~~~~! ま、待て待て待ってあたるぅ~~~~!!!! 俺を一人にしないで助けてええぇっ~~~~~~~~~~~~!!!!」 ☆ ☆ ☆ ☆ ──罠か? 商店街をくねくね幾度も曲がって辿り着いた先は、中華街。 ──ワナか? 当然ながら、どの店も明かりを消し、営業終了の意を表明していたのだが。 奇妙なことに、無人のオーラをものともせず、一軒だけまばゆい電気を窓から漏らす店がある。 ──わなですか? シャンシャン、シャンシャンッ。 何を炒めているのであろうか、中から中華鍋を振るい具材を調理する音が我々がいる店の外でも聞こえる。 そう、店内には間違いない。恐るべきことに、『参戦者』の一人がまさにいるのである。 店の扉のすぐ近くに設置されるガラスケース。その中には炒飯に、やれチャーシュー麺、餃子定食に酢豚定食と食品サンプルが枚挙にいとまがない。 嗚呼、油の香ばしいかおり…っ。 何を作っているのだろうか。日ごろ冷めた弁当やショボい喫茶店のコーヒーで飢えを凌ぐ苦学生の我々にとって、我慢ならぬ食欲の匂いが、扉からこぼれだしているのだ。 ──Is this a trap? 「ま、罠だとしたら中の参戦者は相当バカだな。(あたる、キサマ級のな。ゴニョゴニョ)。触らぬ神に祟りなでしこ、とはこの事。さ、行くぞ。オイ」 「えぇ~っ? おれメチャクチャ腹減ってんだけど」 俺は断言する。 汚れがこびりつくやや傾いた看板曰く『店名:後楽園』とのこの店は、明らかに入ってはいけない禁忌の建物であった。 涎を禁じ得ないこの香りの飲食店ではあるが、状況が状況だ。店のマスターが殺しに乗ったイカレポンチという可能性が大きすぎる。 その場合は、料理の匂いで他参戦者をおびき寄せるという、まぁ、アホな作戦で殺人計画を立てていることになるが。いぃや、貴様はチョウチンアンコウかァッ?! 笑止、一決。 頭最悪のあたるは当然気付かず駄々をこねていたが、俺はこんな自殺行為する気などない。 奴の襟首を引っ張ってでも、この場からひとまず離れることにした俺であっ……、 カラン、 カラン────。 「うい~~っす。二名! おれの他に連れが一人いるから。にひひひひ!」 「おっ、らっしゃーい! 席は十分なくらいに空いてるよ」 …うむ。 想像の苦手な一部諸君(=バカ)に向けて分かりやすく説明すると、だ。 まずあたるは、一バイトの思考も働かせずに店の扉を開いた。 ドアと、飾り鐘の音で来客に気付いた店主は気安く接客の挨拶をする。 おまけに、あたるのヤツは『二名いる』、と。──俺の存在を店主に明らかにしたと共に、俺がこの怪しい建物に入ることを余儀なくさせたのである。 え?入らず一人で逃げろよ、だって? ……嫌だよ、一人とか怖ぇだろうが。 「っなぁ~~~~~~~~~~~~~~~っ!!!!!! この大バカ者がッ~~~~~~~~~~~~~~!!!!!! ふざけるんじゃないぞ、あ・た・る某がぁぁあああぁあっ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!」 俺が絶対飼いたくないペットランキング・第二位ぃっ!!「イヌ」! 理由はバカだからぁっ!! 畜生っ…かぁ~~~っ!仕方ないっ。後先考えず地雷地帯へと入ったバカ犬を連れ戻すべく、俺も店内へとドタドタ足を踏み込むのであった。 さて、かくして油臭い処刑室へと乗り込んだ俺であったが、店内の様子はというと…。どういったわけか。 まあ順を追って描写説明をするとしよう。 歩き回れるスペースが非常に限られている狭き店内の床は、白いタイルに黴のような黒ずみがこびりついている。 銭湯の床──仕事疲れの汚れた土方作業員たちが裸足で踏み歩くそれとほぼ同等だ。 そんな年季の入った床にお構いなしと並ぶ小さなテーブルや椅子は、樹の腐乱死体がごとく茶色に淀み切っていて、いくつかは修理を必要としているようだった。 壁にかかる中華絵画も、くすんだ色合いとぼやけた線が、まるで過去の栄光を物語っているよう。 赤いカウンター席もボロボロのクッタクタで、小汚い店にふさわしいマヌケ面の学生が一人、ニタニタと座っているのみであった。 おっと。カウンター上にて何が通り過ぎたかと思えば、ゴキブリとドブネズミが走り回る。殺しなんてなくても店主はいずれは食品衛生法で捕まること待ったなしだろう。 と、まあ、長々と店内の汚れっぷりに割いてしまったが正直言ってどうでもいい。 話はここからだ。 究極で完璧なアホあたるを力づくで引っ張る俺であったが、ふと、どうにもヤツの視線が気になって仕方なくなった。 ニタニタニタニタ…とすけべ精神丸出しの面で見ている先は、換気扇がわめきうるさい厨房にて、肉切り包丁を両手に振りまくる店主。 切っているものは既に殺めた者の肉体か…?と恐れながら邪推する俺であったが、直後その姿を見て驚くまでであったのだ。 「え…? 女?」 「おっ、いらっしゃい! キミがお連れさんか。まー、すぐ出来上がるからちょいと待っててくれ」 そう、店主はお姉さんであった。 女性特有の艶のある綺麗な声で話しかけられ、うぶな俺は心臓の高鳴りを隠し切れまい。 カウンターから見える黄色いその金髪、さわやかな笑みの表情が非常に眩い。 割と長身なその体に、エプロンというか弱き布一枚じゃ隠し切れないボインゴオインゴな谷間。 そのおっぱいパイパイ輸乳船な姿に、妙な既視感を覚えたが、先ほど拝読したビニール本のヌード女優、その人を彷彿とさせる美貌であったことを思い出した。 勝手に、アホ殺し屋店主=オッサンと脳内保管してしまった俺と諸君ではあるが、男子厨房に立たず。 おねえちゃんが今中華鍋片手にシャンシャンッと調理していたのである。 「って、お前なに席座ってんだよ」 「────ハッ!! しまったしまった! この俺としたことが、年上の女というだけで気を許しあまつさえ腰をも据えてしまうとはァアッ!! …悔しいが、これが俺ら男の宿命ってやつだ。なあ、あたるよ…」 あたるのヤツに指摘されるまで、自分がぼろい丸椅子に座っていることを気づけなかった。 そう、気づけば俺は頬杖をついて厨房の向こうの彼女の虜にされてしまっていたのだ。 無念の極み。思わず涙が出てきちまう…ことはなく、おそらく今自分はあたる同様のスケベ面で鼻を伸ばしていること間違いない。 ブロンド髪の爆乳店員ちゃんが、さきほど俺に向かってウィンクと共に発した「ちょいと待っててくれ」。 これが、料理を待てなのか死を待てなのかは意図不明であるが、あれだけ警戒をしていた俺をここまで射止めるとは。 絶命の恐怖さえも打ち消す女特有の魔力に、痺れるばかりである。 「はいよっ! おあがりよっ! 餃子定食二個!」 そんな中、彼女の声が店内に響き渡った。 ドンッ、と机上に叩きつけられた皿の数々に、ぬけまくった顔をしていた俺ははっとさせられる。 ホカホカと立ち昇る湯気。 並ぶ料理は大皿にギョウザ八個と、サービス精神満点の山盛りご飯のみ。シンプルな定食だが、腹を満たすための陣容は整っている。 要するにギョウザ奴はこうアピールしているわけだ。 「ここは俺による俺の為のステージだ。どうぞこの俺でメシをかきこんでくだせえ」とな。 皮の中に包まれし肉汁の匂いが、食欲を異様にそそらされる。恐るべきクオリティ。 皮の食感。そして、餡の野菜と肉の調和が表現されたジューシーさに今すぐ酔いしれたい気持ちでいっぱいであった。 しかし、だ。 敢えて何度でも言おう。これは罠である。 『美しい花には毒がある』、とは先人たちも上手く表現したもので、美しいお姉ちゃんの手料理であるこの餃子も料理のようで非ず。我々を抹殺するための武器にすぎぬのだ。 なにっ?疑心暗鬼になりすぎ、とな? 馬鹿も休み休みの週休四日制で言ってほしいものである。 ならば、この姉ちゃんは殺し以外の何の目的があってこの餃子屋を営んでいるというのだっ。単なる慈善奉仕の為か?あまりに馬鹿げている。 殺害遂行──罠以外に行動理念など到底思い浮かばないのだ。あぁ、断言できるよ、罠なのだよ。 だが、今俺は大きな難問に直面している。 哀しい運命だ。俺は罠と分かっていながらこの餃子を食わねばなるまいのだ。 まるで、負けると分かっていながらリングに立った対モハメド・アリ戦のアントニオ猪木の如し憂事の戦である。 この際、餃子への食欲とかは置いておくとしよう。 諸君らは、たとえ口に入れるだけで吐き気を催すような不味い料理であったとしても、自分の母ちゃんが作った夕飯を手を付けず残すことはできるだろうか。 勿論できやしまい。 そう、残せないんだよ。同じ軒の下で住んでるだけのほうれい線目立つ太ったおばんにさえできぬのだから、こんな男の理想ともいえるナイスバディの餃子姉ちゃんに食べ残しなどとは……できるとしたら禁欲極めし聖人君主のみである。 これは男に生まれてしまったが故の性だ。くっ…もしも店主が男ならば今頃ギョウザなど床に叩きつけて臨むところ闘抗の限りを尽くしたであろうに……。 と、長々と理屈を書いたが、しかし、食いたくないのも事実だ。だって毒殺されたくねェんだもんよォっ! かれこれ、ひたすら迷い箸をすることで時間的解決を求める俺であるが果たしてどうすべきであるか。 そう、難問だよ、これは……。 ふと、俺は隣の相棒の様子をチラ見した。 「うっま! うめっうめっ! うめっ! ガツガツガツ! 姉ちゃんコメおっかわりー!」 「お前飢えてんなぁ…。ま、喜んでもらえるだけ私はありがたいよ。はいっ、ドンブリライスもう一丁ォーっ!!」 …汚く食い散らかしよって。 うん、馬鹿が毒見役をしてくれたお陰で、安心して食えることになったな。やれやれ、『薬屋のあたるごと』様様だよ…。 割り箸をクルっと、持ち変えた俺はさっそくアツアツ餃子を一つまみ。 飛び出る肉汁の脅威を頭の片隅に入れつつも、そいつを口の中に放り込ませて頂いた。 「────────────────────────なななな、なぁああっ??!! こ、これはぁっ…!?」 その餃子を噛み締めた途端、俺は全身に稲妻が走った感触に襲われた。 人間が体感できる限界近くの『美味さ』を口にしたとき、全身は本能的に痺れるということを学んだ瞬間である。 この味について淡々と語ることはもはや冒涜に近い。俺の弁舌を持って、以下、直接味のすばらしさを表現させていただく。 「美味いッ! 美味い、旨すぎる!! す、すごいギョウザだ! 止まらないッ!! 手を付けることを躊躇した故、ギョウザはやや冷めているはずなのに…何故か中のスープが熱いッ!!」 「うおっ! …おい、眼鏡の彼…いきなりどうしたんだ?」 「あ~~~、まっ語らせとけ。よくあることだ」 「続いて、肉、シイタケ、タケノコのゴロゴロした食感よッ! そして、ネギとショウガ…いや、待て。こいつは~…、もしや隠し味に大葉を使っているなッ?!! シャキシャキとした歯ごたえと香りがこれまた秀逸の極みであるッ!! うあぁああわああ!!!」 「おうおう止まんねぇ~なっ!」 「シャブでも食ったのか? って勢いだな…」 「ガツ、ガツ、ガツ、ガァツ!! 美味の極みッ!!! こんなギョウザが存在したなんてッ!? このギョウザは間違いなく脳を破壊するッ!! もはやこれは神への挑戦ッ! おいおい…なんだこのギョウザは……。このギョウザを作ったのは誰だァアぁああっ!! 女将を呼べえぇっ!!!!!」 「あはっ…、女将は一応私だ…!」 「おのれは一々話が長ッぇ~~んだよ!!」 いやはや、なんとも素晴らしい。 口内にて、ギョウザとは違うなんだか塩辛い味が満たされるなと思っていたらそれは涙であった。 感涙を禁じ得ない。 俺は買い食いが好きだった。 それは、おふくろの作るメシが料理のいろはもない酷い不味さであることが起因する。 買い食いの店でも、特にタコ坊主のオヤジが経営する中華屋のギョウザが好きで、授業を抜け出して食う背徳感と、友と食の有難みを共有する青春がいいスパイスになって舌を愉悦に躍らせたものだったが。 すまねぇ、中華のオヤジ。 あんたのギョウザはこれに比べりゃカスだよ。 「あぁ~~~~っ!! 美味すぎるぅっ!! 俺はもうどうにも止まらないっ…、おかわりを…おかわりをくれェエいっ!! ガツガツガツガツ!」 ☆ ☆ ☆ ☆ あれから暫くして、俺らは今、無人の住宅街を歩いている。 足音はその空洞となった通りに響き渡り、歩く者は影となって月明かりを追い越していく。 不意に、星空を見上げてみる。 嗚呼…無数のギラギラとした輝き様よ。まるで、醬油とラー油・酢を混ぜしつけダレ小皿に浮かぶ餃子の油のように。 「ぐっ、ゲェ~~ップ…」 にしても俺としたことが食い過ぎてしまったものだ。 あれからメシ三杯にギョウザ五皿、申し訳程度にトクホウーロン茶一杯で身体への配慮をした後、メシ二杯ギョウザ二皿…、なんだ俺ぁアフリカの孤児かッ?! まあ一つだけハッキリ言えることは、これだけ腹に入れたというのに未だ毒死していないのだから俺の疑心暗鬼は無駄な杞憂だったというわけだ。中毒にはなっているが。 しかし、まもなく訪れる血糖値急上昇による爆睡が恐ろしい所。 寝ている間に襲われてお星さまになるだなんて、俺は御免だ。 …最も、こいつはどうかは知らんが。 「へっへ………んにゃ……に、“ニカイドウ”ちゃあ~~~ん………………」 「えぇいっ、やかましいわい! ドサンピンがっ!」 俺は今、息がきれきれだ。 なにせ、能天気に寝言をほざくあたるのヤツを背負って歩いているからだ。 逆に言い換えれば、この重労働のお陰で俺は眠らずに済んでいるといえようが、感謝の思いなど全く湧かんぞっ。 何が悲しゅうてこんな性格最悪・顔下劣・経済力皆無の性獣を抱えねばならぬのだ…。 俺は奴のアホ面を見てみる。 おうおうっ、目はバッテン、xマーク。頭の中はくるくるとお星さまを回しおって。 長い長い『気絶』だことだ。 「ニ、ニカイドウ、ちゃ~~~~~~~ん………、俺が代金払う…よぉ~~~~~~~~~ん…………………」 ニカイドウ…────、とあの時、店員の金髪娘はそう名乗った。 以下、回想。 餃子に拒絶反応を示すくらい満腹で、アフリカのガキのようにポッコリ膨れ腹を出した俺たちが、食後、名前を聞いたのである。 消化に時間がかかり動けないこともあり、談笑は花が咲きに咲いたものであった。 互いの自己紹介、ファイナル・ウォーズについての軽い考察、元いた街についての話し合い……、どれもこれも興味深いものであったが、中でもあの質問の答えが俺の中で印象に残る。 『えっ? なんで能天気に餃子なんて焼いてるんだ?、って?』 『そうとも。失礼ながらニカイドウちゃん、能天気の極みここにありってもんだ。今は殺し合い中なんだぞ? 何の目的があってこんな飲食店なんてしているんだ? 俺ぁそう言いたいね』 『おいメガネっ! なんだよ“ちゃん”ってよっ! お前!』 『…ははっ、まあ、アホな考えの元やってるのさ。あまりバカにしないで聞いてくれよ?』 『ほう…、というと?』 彼女は一テンポ、間を置いてから語りだした。 『私の“友達”は一言目にはギョウザギョウザとうるさい程の餃子好きでね。それも大葉の入った奴じゃないと食わないようなアイツなんだ………』 思い出話を話すようにしみじみとした口調であったが、ニカイドウちゃんの顔はどこか悲しげであったように俺は見えた。 彼女はその友達の話を始めた時から、俺らの方に顔を向けてはいない。 ならば何処に視線を落としていた、かと言うと、両手に持つどこから取り出したのか油じみがポツポツと付着する謎の白い紙にである。 俺はそいつがなんなのか覗き込んだ。 ごちゃごちゃと色々細かい字が印字されていたが、上部分にはっきりと題名が。「【参戦者名簿】」と記載されていることは確かに読み取れた。 『そんなアイツが今、殺し合いに参戦させられている……』 『な……、そ、それはそれはニカイドウちゃん…………』 『まあ正直言って心配ないヤツではあるんだが…。ともかく。私はアイツの好きな餃子の匂いを焚き付けてれば、再会できるんじゃないかな、ってそんな思いでやってるわけだよ』 ニカイドウちゃんは、そんなドラマチックな営業理由を語って見せたのだ。 成程、さしずめこの中華の匂いはのろし代わりというわけである。 いや…それにしても…。 彼女とは反対に、図らずしも全く求めていない友との再会をゲーム開始早々に成し遂げた俺であったが、なんと気が重いことだ。 なにせそんな友の帰りをひたすら待つ看板娘の事情も知らずして、罠だの毒だのとさんざんな偏見を持っていたのだからなぁ、この俺は。いやあ俺ァ殴りたいよ、自分を…。 おちゃらけムードをかましていたこれまでの我々だったが、あの時のあの店内は神妙な雰囲気で満たされていた。 さすがのあたるのヤツも、ニカイドウちゃんの言葉に何か思うものがあったようだ。 シリアスな面持ちで、カウンターのただ一点をただ見つめる様子でいた。 暫くして、あたるは口を開いた。 曇った表情で、俺にボソリボソリ…と自分の今の心情をはっきり吐露したのである。 『…おう、メガネよ……』 『むっ、なんだァ…? お前がそんな面するなんて珍しい…』 『おれ今金ねェんだけどさ……、お前ぇ財布持ってる? ど、どしよっかな~? こんだけ食っちゃって』 あぁ、そうだった。こいつはバカだった。 あたるというアホからしたら殺し合いなんてそこぬけどこぬけどうでも良しなのだろう。 さんざん商店街で万引きまがいをしておいて、今更食い逃げの心配をしている点もポイントが高い。 呆れはすれどもあいにく当時ツッコミをあげる体力はなかった。 あたるよ、とりあえずシンプルに一言。一回でいいから死んどけェい!キサマはッ!! …あっ、一応言っとくが普通にニカイドウ店は金払わなくて済んだ模様であった。涙ぐましいボランティア精神なことだ。 ともかく、一通りの情報交換を終えた我々はニカイドウに別れの挨拶をしたのち退店を始めた。 無用な長居は店主への迷惑だ。それに、運動がてらのブラブラ歩きで消化の援護をしたいという考えもある。 俺らは今、あたるを引きずって、目的もなく白い息を吐きながら歩き続けている。 どこまでも、どこまでも。──彼女は、今もなお、あの店の灯りを消すことなく待っているのであろう。 ニカイドウちゃんにこの目を回すあたる、そして俺までもがこれからどういう運命を辿っていくのか一切予見すらできない。 しかしそれがどうしたというっ? 俺たちは、この殺し合いに選別されてしまった八十人余りは長い長いロードをただ進むのみであるのだ。 嗚呼、選ばれし者の恍惚と不安、共に我にあり。 我々が、この混沌の極みともいえる群像劇<ファイナル・ウォーズ>の一員と認識した時、めまいにも似た感動を禁じ得ない────。 ん? ところで何故あたるのアホは気絶しているのか、って? それは回想すること数分前。 『ニカイドウちゃーーーん!! 代金払えないからとりあえずおれのキスで我慢してくれぇ!! うひょっひょお~~~~っ!! とりあえずその大きな胸のマッサージをぉ~~~~!!』 『なっ…?! はぁ!?』 『メガネ! 先駆けさせていただくぜ~! 好きだぁあ~~~~~! 結婚じゃあ~~! ニカイドウ~~~~~~~~!!!』 『キ、キキ、キサマなにを唐突にィッ?!! ラムちゃんという存在がありながらまさに不埒の極みッ! このお下劣動物がァアアッ!! …俺も混ぜろ!!』 『ふ、ふざけるなァーーーーッ!!? イカれてるのかキミはァーーーーッ!!』 別れ際、唐突に彼女のあのやわらかなお胸に飛び込んだケダモノであったが、あれはまさに刹那の出来事であった。 風に吹かれる砂のように逆方向へぶっ飛ばされていくあたるの身体。直後、ボロそうな壁にヤツは激突し、ひび割れを起こしてめり込んでいく…。 驚くべきことに、ニカイドウちゃんが奴をこうも軽々蹴っ飛ばしたらしい。 『なっ?! あ、あたるぅ~……!! ヒッ! ヒィイイィガガガ…!! ニ、ニカイドウちゃん…君はなんて馬鹿力…っ!!』 そう、彼女は拳法使いらしく、我々一般人と違い立派なバトルロワイラー<戦闘者>であったのだ…。 呆れてため息をもらす金髪姉ちゃん。 あぁ、俺も呆れたよ。いちいちこの出来事を説明するのも馬鹿馬鹿しいぐらいだ…。 とまあ、俺からはこのあたりで。 一旦、話は終わらせて戴く。 ☆ ☆ ☆ ☆ メガネ著 殺合全史第一巻「餃子を越えて」 序説第三章より抜粋 ☆ ☆ ☆ ☆ 【D6/商店街/ニカイドウが不法占拠した中華屋『後楽園』/1日目/深夜】 【メガネ@うる星やつら】 [状態]:満腹、疲労 [装備]:未確認 [道具]:食料一式(未確認) [思考]基本:死だけは御免だ 1:あたると同行。おっお~いっ、しっかりしてくれよ~!! 2:ニカイドウ、怖っ! 3:常に周りに警戒。 【諸星あたる@うる星やつら】 [状態]:気絶 [装備]:ガスの銃@アニメ星のカービィ [道具]:食料一式(未確認)、商店街から盗んだ物(ポテチx3、ファミコン、モンエナx5、セーラー服) [思考]基本:女を追っかけまわす 1:へっへへ~~、ニカイドウちゃあん~ 【ニカイドウ@ドロヘドロ】 [状態]:健康 [装備]:厨房スタイル、肉切り包丁@ドロヘドロ [道具]:食料一式(未確認) [思考]基本:餃子屋を営んでカイマンを待つ。 1:なんだこいつはっ! 2:餃子の匂いでカイマンをおびき寄せたい。話はそれから 3:殺しに乗ったクズ(とバカ)は叩きのめすっ! ※参戦時期はアニメ終了前のどこかです。 ←前回 登場人物 次回→ 019:ごめんよ。レグ、リコ 021:魔法⇒少女・オブ・The END メガネ あたる ニカイドウ
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概要 乱数調整の基礎(エメループ) ソフト起動からポケモンに遭遇するまでの経過時間で個体値が決まる 6Vは実現不可能に近い 固定シンボルのポケモン等に応用可能 手順 乱数プログラムで理想個体を検索する 特性「シンクロ」のポケモンを用意し、ポケモンが出現する場所でレポートを書く エメタイマーで時間を設定する ソフトのリセットと同時にタイマーを進める ※ソフトリセットはA+B+Start+Select 目標となる時間にポケモンと遭遇する ※「あまいかおり」の使用からポケモンと遭遇するまでの時間は約4.5秒
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【作品名】野生のラスボスが現れた! 【ジャンル】小説 【世界観】このテンプレにはあまり関係ないため省略。 詳しくはルファス・マファールを参照 【名前】先代の創世神(野生のラスボスが現れた!) 【属性】創世の神、世界の意思 【大きさ】地の文にて「宇宙そのもの」と書かれているため単一宇宙並み 【攻撃力】意思そのものであり物理的な攻撃力はおそらく持たないと思われる。特殊能力参照 【防御力】大きさ相応。意思なので物理無効 【素早さ】宇宙そのもの、意思とされるためおそらく不動。反応速度は常人並み程度か 【特殊能力】地の文にて全知全能と明言されているため設定全能 以下原文 今までの戦い全てが児戯に見えてしまうほどの絶大極まる力。これこそ彼女が全知全能と言われる所以だ。 無論全知ではないし全能ではない。それは先代の創世神の事だ。 だがアロヴィナスは、その全知全能を殺してしまえるだけの単純無比な強さを持っているのである。 アロヴィナスに取って代わられる以前の創世の神であり世界を創造したため世界創造実績。 創造した世界は現実相応の地球が存在する宇宙であるため単一宇宙。よって単一宇宙規模の任意全能。 「全知全能」と書いてあるので全知でもあるはずだが、そちらは特に言及もなく詳細不明なので考慮しない。 また宇宙そのものゆえに宇宙の物理現象を任意で発生させることも可能。 作中では超新星爆発、ブラックホール、グレート・ウォール・グレート・アトラクター、スターバーストなどを発生させアロヴィナスに攻撃した。 「文字通り宇宙規模の攻撃」とあるため射程及び範囲は単一宇宙規模。 死の概念(仮称): 「死という概念そのもの」を対象に向けることで対象を即死させることが可能。 アロヴィナスに攻撃した際は地の文にて どんな物であろうと必ずいつかは死ぬ、壊れる。 ならばこれに抗う方法などあるはずもなく、耐えきれる存在など皆無だ。 宇宙ですらいつかは死ぬのだ。ならば効かぬはずはなく……だが、彼女には効かなかった。 とある。 先代の創世神登場回は時系列で考えるとアロヴィナスがミズガルズを創造する前であり、この時点では現実相応の地球が存在する世界しか無いため、即死の対象は現実相応の生物及び物体に限られると思われる。 上記原文より宇宙も即死させられるため射程及び範囲は単一宇宙規模。 【長所】大きさ、物理無効、任意全能。過去編の描写だけでテンプレの大部分を作れる 【短所】無時間行動が付かず惜しい所で常時全能に成れなかった。過去編で雑に処理されたかませ以下の何か 【備考】見た目についてはハッキリした言及はあまりされていないが、 宇宙は全体を見渡せばまるで生物の脳のようで、宇宙を飛び出せばそこにはやはり人のような何かがいた。 とあるため、脳に該当する何かを持った人間のような生物であると考えられる。 しかし、 それは言語など持たず、表情も持たず、だが確かに意思だけはあった。 とあるため意思しかなく、また宇宙そのものでもあるため人間のような見た目をしていないと思われる。 よって非人類として参戦。 参戦vol.9 358-360 vol.9 0359格無しさん 2024/01/05(金) 17 09 23.59ID XB/CkuH2 全能範囲は? 0360格無しさん 2024/01/05(金) 17 46 13.90ID SCRwyfVq 全能範囲は創造した世界が現実相応の地球のある世界だから単一宇宙並みかな テンプレ一部修正 【特殊能力】地の文にて全知全能と明言されているため設定全能 以下原文 今までの戦い全てが児戯に見えてしまうほどの絶大極まる力。これこそ彼女が全知全能と言われる所以だ。 無論全知ではないし全能ではない。それは先代の創世神の事だ。 だがアロヴィナスは、その全知全能を殺してしまえるだけの単純無比な強さを持っているのである。 アロヴィナスに取って代わられる以前の創世の神であり世界を創造したため世界創造実績。 創造した世界は現実相応の地球が存在する宇宙であるため単一宇宙。 よって単一宇宙規模の任意全能。 「全知全能」と書いてあるので全知でもあるはずだが、そちらは特に言及もなく詳細不明なので考慮しない。 0361格無しさん 2024/01/05(金) 19 50 42.62ID 3u9nvNBp 全知は全能とかと違い設定だけで詳細不明でも有効じゃなかったっけ? 0362格無しさん 2024/01/08(月) 01 12 32.84ID 7RxXICbI その認識で問題ないはず 0368格無しさん 2024/01/11(木) 19 43 05.78ID gH6wyZXZ (省略) 先代の創世神(野生のラスボスが現れた!)考察 単一宇宙そのもので任意全能持ち。位置からして宇宙破壊の壁上から見る。 ○破壊宇宙 全能勝ち △侵食異世界カイバーベルト 大きくて干渉できず、任意全能で全能防御を付けて分け ×超神龍 先手任意全能で負け ×リヴァイアモン 丸呑み負け これ以上は勝ち越せない。なので位置は 侵食異世界カイバーベルト=先代の創世神(野生のラスボスが現れた!)>破壊宇宙
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【登録タグ senya た 兎明 幽閉サテライト 彼岸帰航 ~ Riverside View 曲 架ける誓いのトラベリング 魂の語りに導かれて】 【注意】 現在、このページはJavaScriptの利用が一時制限されています。この表示状態ではトラック情報が正しく表示されません。 この問題は、以下のいずれかが原因となっています。 ページがAMP表示となっている ウィキ内検索からページを表示している これを解決するには、こちらをクリックし、ページを通常表示にしてください。 /** General styling **/ @font-face { font-family Noto Sans JP ; font-display swap; font-style normal; font-weight 350; src url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/10/NotoSansCJKjp-DemiLight.woff2) format( woff2 ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/9/NotoSansCJKjp-DemiLight.woff) format( woff ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/8/NotoSansCJKjp-DemiLight.ttf) format( truetype ); } @font-face { font-family Noto Sans JP ; font-display swap; font-style normal; font-weight bold; src url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/13/NotoSansCJKjp-Medium.woff2) format( woff2 ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/12/NotoSansCJKjp-Medium.woff) format( woff ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/11/NotoSansCJKjp-Medium.ttf) format( truetype ); 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autolink 野生の狩りの達人/Master of the Wild Hunt (2)(緑)(緑) クリーチャー ― 人間(Human)・シャーマン(Shaman) あなたのアップキープの開始時に、緑の2/2の狼(Wolf)クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。 (T):クリーチャー1体を対象とする。あなたがコントロールするすべてのアンタップ状態の狼をタップする。これによりタップされた各狼は、それぞれそのクリーチャーに、自身のパワーに等しい点数のダメージを与える。そのクリーチャーは、自身のパワーに等しい点数のダメージを、それのコントローラーの望むように、それらの狼に割り振って与える。 3/3 《野生の狩りの達人/Master of the Wild Hunt》をGathererで確認 《野生の狩りの達人/Master of the Wild Hunt》をGoogleで検索 《野生の狩りの達人/Master of the Wild Hunt》が使用された大会 取得中です。 カードテキスト転載元:Wisdom Guild様 2012 / 10 / 01