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EXAランク(模索中) 大幅改稿11/14 EXAランク(模索中) 大幅改稿11/14EXAランクシステムの模索をしませんか? 第二次草案 運用 追記項目(=編集主の考え) 問題点・未定項目 履歴草案その1(編集主提案) 草案その2(本スレ29の380氏提案) 草案その3(編集主提案→改訂) 運用 追記項目(=編集主の考え) 問題点・未定項目 EXAランクシステムの模索をしませんか? 無制限大会の中には、プレイヤーのゲーム熟練度に制限が設けられる場合があります。 例を挙げると、アンダードッグ大会(初~中級者限定)などです。 では上級者と中級者の境目はどこになる?という類の問題を解決しようというが、 このページの意義です。 編集主=本スレ29の357はしばらく2chの本スレを注視します。広く意見を求めたいです。 第二次草案 第一次草案である「草案1」「草案2」「草案3改」のうち最も有望であった「草案3改」に、編集主の提案である「個性的な大会の取り扱い案」を盛り込んだ表を第二次草案とします。 これをたたき台に細部を詰めていきたいと思います。 カテゴリ ランク数 無制限大会 限定大会 特殊大会 大会以外 上級者 EXAランク9 複数回優勝 - - - 上級者 EXAランク8 優勝 - - - 上級者 EXAランク7 表彰台 - - - 中級者 EXAランク6 4A 優勝 - - 中級者 EXAランク5 4B 表彰台 - - 中級者 EXAランク4 4C 4A/4B - - 初級者 EXAランク3 4D 4C/4D - 単機種アリーナ全金 初級者 EXAランク2 出場 出場 - アリーナ全金 初級者 EXAランク1 未出場 未出場 - シナリオクリア 評価対象外 相当ランク無し - - 出場/未出場 - 表彰台とは、上位3位以内を表しています。 無制限大会とは、「120秒540m有有有有+無難なフィールド+リーグ戦」を軸とした大会を指します。具体的には、「第一回叩き台大会」「年越しエクサ大会(兼第2回叩き台大会)」「第1回 Mother Goose Cup」「第1回SATLOKE式競技会」「第1回カルポクラシック大会」「第二回木星杯」「自律型機体制限無し540上級演習場120秒大会」「第2回カルポクラシック大会」などです。 限定大会とは、上記の無制限大会に対して、参加者の実績、ハード、ソフト、ルールその他に何らかの制限が適用されている大会を指します。具体的には「小CPU大会(ハード制限)」「SATLOKEシリーズ(ハード制限・特殊ルール適用)」「新人戦(オーナー制限)」「アンダードッグ大会(オーナー制限)」「トーナメント大会(特殊ルール適用)」などです。 特殊大会とは、上記の無制限大会や制限大会に対して、著しく個性的なルールを採用している大会です。具体的には「自律vs手動大会」「ダンス甲子園」「団体戦」「高重力大会」「300秒大会」などです。 運用 ガチガチな運用をするのも問題の種なので、参加者の自己申告を基本とした罰則無しの運用が無難と考えます。 大会で得られるものは名誉のみですので、騙ったりしても空しくなるだけでしょうから、 それがインチキに対する抑止力として働いてくれるであろうと思っています。 追記項目(=編集主の考え) 今後開催される大会の告知で、この表をもとにした「ランク制限表記」をしてもらえると、定着促進がはかれそうな気がします。主催様方、いかがでしょうか? 問題点・未定項目 引き続きご意見を募集いたします。どうかご協力をお願いいたします。 ご意見お待ちしています。表その他に手を加えましたら、ここへ一筆お願いします。 -- 編集主 (2011-11-14 19 21 57) 名前 コメント 以下は過去ディスカッションの履歴です。現行はこの行より上です。 履歴 草案その1(編集主提案) まず大会成績や自己申告により、各自が自分のランクを見定める「早見表」もしくは「計算機」が必要と考えます。 以下は本スレや現状を参考に仮組みした早見表の草案です。 過去の経歴も評価材料として重視するコンセプトです。表彰台常連者は優勝一回の者と同格となります。 カテゴリ ランク数 定義 上級者 EXAランク9 もっとすごい事を達成 上級者 EXAランク8 すごい事を達成/複数回優勝経験有り 上級者 EXAランク7 優勝経験有り/表彰台複数経験有り 中級者 EXAランク6 表彰台経験有り/4Aリーグ複数回進出経験有り 中級者 EXAランク5 4Aリーグ進出経験有り/4Bリーグ複数回進出経験有り 中級者 EXAランク4 4Bリーグ進出経験有り/4Cリーグ複数回進出経験有り/バトルゲームアリーナ全金達成 初級者 EXAランク3 4Cリーグ進出経験有り/大会複数回出場経験有り 初級者 EXAランク2 大会出場経験有り/大会未出場 初級者 EXAランク1 未購入/体験版止まり 表彰台とは、上位3位以内を表しています。 草案その2(本スレ29の380氏提案) 基本的にwiki内で確認できる シンプルでわかりやすい指標にしてみました。 カテゴリ ランク数 無制限大会 限定大会 大会以外 上級者 EXAランク9 特定大会連覇 - - 上級者 EXAランク8 複数回優勝 特定大会連覇 - 上級者 EXAランク7 優勝 複数回優勝 - 中級者 EXAランク6 表彰台 優勝 - 中級者 EXAランク5 4A 表彰台 - 中級者 EXAランク4 4B 4A - 初級者 EXAランク3 4C 4B - 初級者 EXAランク2 4D 4C アリーナ全金 初級者 EXAランク1 出場or未経験 出場or未経験 その他 表彰台とは、上位3位以内を表しています。 草案その3(編集主提案→改訂) 380氏の案を、より現状に合った形に改変してみた案です。 カテゴリ ランク数 無制限大会 無制限以外の大会 大会以外 上級者 EXAランク9 複数回優勝 - - 上級者 EXAランク8 優勝 - - 上級者 EXAランク7 表彰台 - - 中級者 EXAランク6 4A 優勝 - 中級者 EXAランク5 4B 表彰台 - 中級者 EXAランク4 4C 4A/4B - 初級者 EXAランク3 4D 4C/4D 単機種アリーナ全金 初級者 EXAランク2 出場 出場 アリーナ全金 初級者 EXAランク1 未出場 未出場 シナリオクリア 表彰台とは、上位3位以内を表しています。 運用 ガチガチな運用をするのも問題の種なので、参加者の自己申告を基本とした罰則無しの運用が無難と考えます。 大会で得られるものは名誉のみですので、騙ったりしても空しくなるだけでしょうから、 それがインチキに対する抑止力として働いてくれるであろうと思っています。 追記項目(=編集主の考え) wikiには歴代チャンプのページがあり、有志が精力的に更新してくれていますので、表彰台に入れたかどうかを調べる事が容易なので評価項目に適していると考えました。 本スレでも書きましたが、アリーナ全金は所詮オフラインですので、「複数機種で全金達成→EXAランク+0.3」「一つの機種で全金達成→EXAランク+0.6」ぐらいの扱いの方がいいのかもしれません。 ほとんどの人は初級者~中級者に評価されると思います。 アンダードッグの優勝は、無制限大会の4Aとと同格ぐらいの扱いにするのも有りかもしれません。 4Bや4Cに関する評価項目は無しにして、6段階ぐらいに減らした方がいいかもしれません。 大会での応用に限らずこういった指標があると、掲示板などで「ランク3.3の初級者なんですけど質問させてください」みたいな利用ができれば便利かなと思い、提案しました。 草案その2の提案ありがとうございます。「特定大会」「限定大会」についてご説明いただきたいところです。たぶん限定大会=アンダードッグかとは思いますが。 草案その3への改訂ありがとうございます。オフライン要素の加減が難しいです。改訂案ですが、これだと「単機種全金取った程度の実力じゃ大会では4D止まりだぜ」という解釈ができてしまいます。が、「大会に出てこない輩はこの位の評価する他ないぜ」という姿勢なら大いにアリだと思います。 無制限大会こそがEXAの至高であり、それ以外はややダウングレード扱いとするというコンセプトならば草案2および草案3改に合致すると思います。 個人的には、無制限ではない大会それぞれについて、この人は無制限だとどこまで行くだろうという「格」が横並びになれば良いかなと考えています。例えばアンダードッグの優勝と小CPU大会の優勝とレーティング大会の優勝と機種限定大会と変則ルール大会の優勝は同格か?という疑問が湧きます。(・・・と書きながら、同格でいいんじゃね?という気持ちにもなりますw) 提案から数日経過し、足早ながら方向性が見えたので草案を一本化すると同時にページを大きく改変します。しばしお待ちを。 問題点・未定項目 いろいろあるでしょう。下に掲示板を設けましたので、賛否両論書き込んでください。 ランクの定義がおかしいとか、もっと数字を活用した方式がいいとか、いろいろ意見をください。 -- 編集主 (2011-11-10 14 07 38) アリーナ全金達成って同じ機体で達成するってこと? 自分は大会の成績で見るとランク4だけど同じ機体で達成するなら厳しい、色んな種類の機体を使っていいなら楽勝。 -- 本スレ 359抜粋 (2011-11-10 16 25 35) 単純に過去大会の優勝、上位進出経験辺りだけでやった方が無難だと思う ○○ができる、とかその辺も指標にはなると思うけどすごさの認識に結構な個人差がありそうだ -- 本スレ 360抜粋 (2011-11-10 16 26 23) 正直なところ、ランク付けの意図がよくわからない アンダードッグの参加基準が曖昧なので定義付けをしたいってことならいっそアチラのスレで徹底的に論議すればいいんじゃないかな -- 本スレ 361抜粋 (2011-11-10 16 29 59) それ以外の意図、たとえば初心者が一方的に敗退するのが好ましくないということなら 初心者でも勝てる大会を作るって発想より、大会とは別の初心者支援を考えたほうが建設的だと思う あとバトルアリーナは対人戦と勝手が違うので、たんまり強さの指針にはならないと思う -- 本スレ 361抜粋 (2011-11-10 16 30 43) 基準以前に、このランクは誰が管理するんだ?自己申告で個人個人が更新するのか?だったら意味ない上にランクとして機能しないだろ -- 名無しさん (2011-11-10 19 02 51) ↑ランク表に名前を載せるとかじゃなくて、主催がランク制限かけたら個人個人で表を参考に評価して「今回出れないわ」とか「今回は出れそう」とか判断しようぜって事かと。共通の基準が必要って事は納得できる。表が完成したら更新いらないしな -- 名無しさん (2011-11-10 20 14 50) 基本的にはオフライン要素は全く基準にならないと思われる +0.3も不要 -- 本スレ 377抜粋 (2011-11-11 19 27 03) 思いつきで草案もう一個作ってみたよ よろしくご査収! -- 本スレ 380抜粋 (2011-11-12 08 16 34) 「特定大会連覇」…一種類の大会(カルポクラシック、団体戦など)を二回連続で優勝すること 「限定大会」…無制限大会以外の大会 です。 また格付けにふさわしい大会~や公式非公式~は荒れる原因なので反対です。 あと草案3のアリーナは過大評価されすぎです。 全金→ランク2、単機種→ランク3程度の価値だと思います。 -- 380 (2011-11-12 10 06 36) 格という発想がそもそもおかしい。あくまで実力のバロメーター程度にしか使えない。過去のプレイヤー達の無制限と無制限以外の順位を見比べれば案3ぐらいが妥当。 -- 名無しさん (2011-11-13 00 04 22)
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第69話 ルベンゲーブ精錬工場 1483年(1943年)6月22日 ウェンステル領ルベンゲーブ 「司令官、おはようございます。」 ルベンゲーブ西部の高台にあるルベンゲーブ防空司令部。その建物内にある執務室に、従兵が入って来た。 「おはよう。今日もいい天気だな。」 執務室に座って書類に目を通していた、防空司令官であるデムラ・ラルムガブト中将は上機嫌で返事した。 顔は少しばかり皺があるが、顔つきは精悍そのもので、一見すると実戦を渡り歩いてきた猛者に見える。 短く刈り上げられた髪が、その雰囲気を際立たせていた。 実際、彼は生粋のワイバーン乗りであり、去年の10月までは1個空中騎士隊を指揮して、アメリカ軍と戦っていた。 年は今年で44歳になり、まだまだ働き盛りである。 従兵は、いつも通りラルムガブト中将の机に香茶を置くと、一礼してから退出した。 彼はカップを持って、椅子から立ち上がり、後ろの窓に体を向ける。 「魔法石精錬工場か・・・・・・いつ見ても壮大な物だ。」 ラルムガブト中将は、そう呟いた。着任してから、何度と無く吐いた言葉だ。 窓の外には、このルベンゲーブを特徴付ける広大な精錬工場が並んでいる。 ルベンゲーブは、ウェンステル公国の中で最大規模の精錬工場を保有しており、この地域には、1.2ゼルドほど 北に離れた標高1480グレルの高さを持つ山々から、無尽蔵に魔法石の原石が採れる。 その魔法石鉱山から取られた原石は、この精錬工場に運ばれて加工される。 精錬工場は、大きく7つの区画にわかれている。 北側には、それぞれ300グレルほど間隔を開けて2つの工場群が並び、その南には3つの工場群、そして更に 南には2つの工場群が整然と並んでいる。 広大な平原を埋め尽くさんばかりに立てられた精錬工場郡は、まさにウェンステル公国の誇りとも言える物だ。 「この精錬工場から作られる魔法石が、俺達を支えている。占領される前は俺たちを殺すために作られていたのに。 時の流れとは、実に皮肉な物だ。」 ラルムガブト中将は苦笑しながらそう呟いた。 この精錬工場群が、シホールアンル軍の手に落ちたのは1481年1月の事だ。 ウェンステル軍は、シホールアンル軍にこの工場群を渡すまいと、工場の一斉爆破を企てた。 だが、事前にシホールアンル軍特殊部隊の妨害や、シホールアンル軍主力の急進撃によって一部が爆破されたに過ぎなかった。 この工場群を接収したシホールアンル軍は、本国にいる労働者や専門家、それに職を失った現地人計3万人を雇い、再び工場を稼動させた。 7月には破壊された工場も復旧され、全ての工場がフル稼働し始めた。 今では、シホールアンル軍に引き渡される魔法石のうち、2割はこのルベンゲーブの工場群から生産されており、 シホールアンルにとっては重要な魔法石生産拠点となっていた。 最近では、陸軍の陸上装甲艦に搭載される新しい魔法石もここで生産され、ルベンゲーブの戦略的価値はますます高まって来ている。 そのルベンゲーブを守るのが、ラルムガブト中将が指揮する防空軍団である。 唐突に、ドアがノックされた。 「失礼します。」 ドアの向こう側から声がした。 ドアが開かれると、1人の将校が小脇に書類の入ったファイルを携えながら執務室に入室して来た。 「司令官、おはようございます。」 「おはよう、主任参謀。」 ラルムガブト中将は、主任参謀であるウランル・ルヒャット大佐に返事をした。 「早速ですが、報告に参りました。」 面長のルヒャット大佐は機械的な口調でそう言うと、ファイルの中から紙を取り出した。 「本日、本国から増援のワイバーン38騎が、午後1時頃にルベンゲーブに到達するとの情報です。」 「ふむ。予定通りだな。」 ラルムガブト中将は報告を聞くと、満足そうに頷いた。 「これで、ワイバーンの予定数は揃いますな。」 「そうだな。これで、アメリカ軍機がいつ来ても怖くないぞ。」 そう言ってから、ラルムガブト中将は香茶を一気に飲み干した。 ラルムガブト中将の指揮する防空軍団は陸軍の第97空中騎士軍を中心に編成されている。 第97空中騎士軍は、第82空中騎士隊、第102空中騎士隊、第109空中騎士隊の計282騎の戦闘ワイバーンで編成されている。 本来は第82空中騎士隊と、第102空中騎士隊のみがルベンゲーブの防空を担当していた。 元々はこの2個空中騎士隊で充分なはずであったが、3月18日に突然起きた、アメリカ機動部隊による空襲で事態は一変した。 このルベンゲーブには120機以上の艦載機が飛来し、主にワイバーンの基地を狙ったが、一部は工場にも投弾し、若干の被害を与えた。 シホールアンル側はワイバーンと、対空砲火によって戦闘機12機と、攻撃機14機を撃墜したが、自らもワイバーン23騎を失った。 当初、アメリカ軍の攻撃部隊はまだ、北大陸に来るはずが無いと思われていたが、この空襲によってルベンゲーブは後方という意識が薄れた。 「今回は小規模な空襲で終わったが、いずれは今回以上の大編隊か、大型爆撃機を用いてやってくるに違いない。」 そう確信したラルムガブト中将は、直接本国に戻って上層部と直談判を行い、ルベンゲーブ駐屯のワイバーン部隊並びに 高射砲部隊の増援を確約させた。 その結果、ワイバーン隊は新たに1個空中騎士隊が補充と共に増強された。 工場群を守る対空砲郡も大幅に増やされ、今では高射砲170門、対空魔道銃520丁が配備されるに至った。 問題があるとすれば、いつやって来る敵を見つけるかであった。 シホールアンル軍は、アメリカ軍のようにレーダーを持たない。(未だにレーダーの存在を知らない) 敵に対しては、いつもながらの見張りでしか対応できないが、ここ最近は周辺の山岳地帯や海岸線に監視小屋を設け、 24時間交代で見張りを行っている。 「つい最近までは、いつアメリカ軍の空襲部隊が襲って来るか、常に不安でまたらなかったが、これだけの兵力があれば、 どんな飛空挺が来ようが目に物を見せてやれる。」 「備えは万全でありますな。」 「そうだ。敵がこのルベンゲーブに来るまでは、高空から来るしかない。低空飛行を行えば、周囲の山脈に激突する 可能性がある。低空で来るとしたら、周囲の山々の間を抜けて来るしかないであろうが、そんな神懸り的な事は敵には 到底出来まい。」 「今後の敵の空襲では、充分な爆弾搭載量を誇る大型爆撃機が来襲するかもしれません。特にフライングフォートレスの 大群に来られたら、ちと厄介な話になりますな。」 「確かに、フライングフォートレスは恐ろしい奴だ。だが、そのフライングフォートレスの恐ろしさも、敵の戦闘機が 護衛についていなければ、ただの空飛ぶ棺だ。」 そう言って、ラルムガブト中将は不敵な笑みを浮かべた。 現在、アメリカ軍はミスリアル王国の北西部に新たな飛行場を作り、そこからヴェリンス領やカレアント領に猛爆を加えている。 一番北にあるミスリアル西部から、直線距離で400ゼルドは下らない。 その一方で、アメリカ軍戦闘機の平均航続距離は600ゼルド未満。これでは、到底往復できるはずも無い。 戦闘機の援護の無い爆撃機は悲惨な末路を辿っている。 今から1ヶ月前の5月10日。 カレアント北部を爆撃していたB-17爆撃機24機が、68機のワイバーンに護衛戦闘機の居ない隙を衝かれてしまった。 B-17郡は必死に迎撃したが、18機が奮戦空しく撃墜されてしまった。 このように、戦闘機のいない丸裸の爆撃機など、ワイバーンにとっては単なるでかい的に過ぎないのである。 その爆撃機が、戦闘機の護衛なしに来よう物ならば、それこそワイバーン郡の格好の餌食となる。 「当分は、大型爆撃機が出張って来る事はないでしょうな。」 「そうだな。アメリカ軍は意外に慎重だからな。一見無謀のような攻撃を仕掛けても、実は後方に予備が控えている事は よくあるからな。最近ではそのような事しかない。だから、アメリカ軍の大型爆撃機は、無闇やたらに犠牲の多そうな 攻撃はして来ないだろう。」 「陸軍機の攻撃よりも、海からの襲撃に気を付けねばなりませんな。」 「そうだ。アメリカ海軍の空母部隊は、気を抜いた時に襲って来るからな。ここ最近は新鋭空母も含めて攻撃して 来るようだから、被害は馬鹿にならんようだ。敵が来ないうちに、もっと防衛戦力を集めたほうが良いかも知れん。」 そう言って、ラルムガブト中将は舌打ちした。 ルベンゲーブの備えは万全ではあるが、不安要素が全く無くなった訳ではない。 アメリカ海軍は、今年の初旬から機動部隊によるゲリラ戦法を繰り返しており、5月から6月にかけては、 エセックス級やインディペンデンス級と呼ばれる新鋭空母が派遣されたためか、後方に対する空襲が多くなっている。 特に6月に入ってからは、南大陸地域で東西両海岸で計7回、北大陸南部の東西両海岸では4回。 計11回に渡って空襲が繰り返されている。 それのみならず、アメリカ潜水艦による輸送船襲撃も頻繁に行われている。 5月、6月中に米潜水艦の雷撃で撃沈された輸送船は、既に19隻を数えている。 このため、カレアントの前線に届く物資の量は、定数を割り込み始めており、前線部隊からは充分な補給を求む、 と言う言葉が繰り返し発せられていると言う。 幸い、ルベンゲーブには、3月の空襲以来、時折偵察機らしき物が来るだけで敵の攻撃は全く無い。 今の所、ルベンゲーブは平和そのものだが、ラルムガブト中将は、アメリカ軍がこの広大な精錬工場を 虎視眈々と狙っているのでは?と、常に思っている。 「攻撃は無いが、敵の偵察機が何度も現れている事からして、この精錬工場も攻撃のリストに入っているかも しれない。攻撃されるのが今か、それとも数ヵ月後かは全く分からん。だが、敵が今すぐ、この工場を叩く事は出来る。」 ラルムガブト中将は、視線を窓の外の精錬工場群に移した。 「アメリカ人の指揮官がヤケを起こして、護衛無しの爆撃機を大量に向かわせるか、あるいは、空母を3、4隻のみ じゃなく、7、8隻を集めて襲って来ればここはあっという間に蹂躙される。要するに、俺達はアメリカ軍が人命を 大事にしているお陰で、こうして余裕な表情で会話をしている。」 「逆に言えば、敵が犠牲をいとわぬ方法で攻撃すれば、ルベンゲーブは持たないと言われるのですな?」 「その通りだ。」 ラルムガブトは、ルヒャット大佐の言葉に深く頷いた。 「先ほど口から出た言葉を一部訂正しよう。備えは万全と言ったが、相手が未知数の戦力を持つアメリカ相手には、万全ではあるまい。」 彼はそう言いながら、カップを机に置いた。 「例えどれだけ戦力を配備しようと、敵は来るだろう。我々と同等か、」 ラルムガブト中将は、冷たい目つきでルヒャット大佐を見つめた。 「もしくは倍以上の戦力を押し立てて・・・か。まあ、後者のほうはあり得んだろうが、前者のほうはあり得るだろう。」 「司令官は以前、前線にいたようですが、閣下はアメリカ軍を過大評価しすぎではありませんか?」 ルヒャット大佐は棘のある口調でラルムガブト中将に言った。 「確かにそう思うだろうな。去年の10月まで、俺はカレアント中部で空中騎士隊の司令官をやっていた。そこから、 このルベンゲーブの防空司令官に任命されるまでは、大してアメリカ軍を評価していなかった。だがな、主任参謀。 私は最近、少し気付いたのだよ。」 彼はニヤリと笑みを浮かべた。 「アメリカ軍を相手にする時は、過大評価したほうがちょうどいいかも知れぬ、とな。いやはや、こんな話は なるべくしたくなかったものだが。」 彼は微笑みながら、置いてあったカップを手に取った。 「それはともかく、まずは香茶でも飲まんかね?」 6月23日 午前8時30分 ミスリアル王国ミンス・イレナ その日、山の麓で料理屋を営んでいるダークエルフのミルロ・ランガードは、3人の息子達を連れて料理に使う 山菜を採るために、イレナ山脈の中腹辺りまで登っていた。 「ふう、山登りはいつやっても疲れるなぁ。」 ミルロはぼやきながら、白い布で汗を拭きつつ、後ろに振り向いた。 背後には、彼が住んでいるミンス・イレナの町並みが広がっている。 とある旅人は、ルベンゲーブの町並みに似ていると言っていたが、生まれてからずっとミンス・イレナに住み 続けたミルロは、そのルベンゲーブとやらの町は見た事が無い。 それでも、彼はイレナ山脈を登る度に、この光景を見ては、目の前に広がる大自然に感動していた。 「父さん。相変わらず歩くの早いね。ちょっとここで休もうよ。」 息子の1人が、息を切らせながら彼に休憩を要求してきた。 5人いる娘や息子達の中では、一番年長である。 年は既に19を迎えており、先のシホールアンル軍の一大攻勢では、この息子も義勇軍に参加して敵と戦っている。 「軍隊に入隊したくせに、体力の無い奴だなあ。」 「俺は別にいいんだよ。でも、あいつらが。」 長男は後ろに顎をしゃくった。 長男の後ろから続いて来る14歳と12歳の息子が、体全体で息をしながらゆっくりと歩いてくる。 長男はこれまでにも何度か、ミルロと共に山菜取りに出かけているからある程度慣れているが、 後ろから続く息子2人に関しては、今回が登山初参加である。 「あいつら、無茶しやがって。」 ミルロは深くため息をついた。 「あいつらの目的は山菜取りじゃなくて、見物だよ。」 「見物か。全く、憧れるのも大いに結構だが、後々あいつらが足手まといにならんければいいが。」 「なんとかなるんじゃない?ああ見えても、結構頑張り屋だし・・・・おっ?」 唐突に、長男が何かに気が付いた。長い耳を、山脈が途切れた所に向ける。 「父さん、今日も来たみたいだ。」 「ほう、今日もアメリカの飛行機が来るのか。」 ミルロは、その場にあった岩に、ゆっくり腰を下ろした。 「いつもは町でしか見る事が出来なかったが、今日は特等席で見学しようか。」 彼はそう言いながら、山脈が途切れた所をじっと見続けた。 音が山脈の途切れた箇所から聞こえて来る。 ここからでは分かりにくいが、イレナ山脈には、5箇所ほど山が切れている所がある。 言い伝えでは、遥か2000年前にこの地を襲った魔物と勇者が激闘を行った末に、この大山脈の所々が 戦いの際に出された大魔法で切り裂かれたと言われている。 神話にも、このイレナ山脈に穿たれた切れ目をモデルにした物語がある。 音が大きくなり、音の発信源がすぐ近くに来ていると思われた瞬間、山脈と山脈の間から1機の大きな飛空挺が飛び出して来た。 荒削りのような太い胴体に、やや高めに配置された翼に、左右2つずつ、計4つのエンジン。 極め付きは、後ろに取り付けられている変てこな形をした2枚の尾翼が見えた。 「リベレーターだ!すげえ!」 「こんな近くで見るのは初めてだぜ!親父、リベレーターだ!こんなにでかいぜ!!」 2人の息子達は、興奮しながら長男とミルロに言って来た。 「ハハハ、あいつら興奮してやがる。」 「去年の10月に、アメリカ軍の飛行機を見て以来根っからの飛行機ファンだからなあ。」 長男とミルロはそう言いながらも、自分たちもまた、次々と飛来して来るアメリカ軍機に見入っていた。 「山脈を抜けました。もうすぐでミンス・イレナの市街地上空です。」 航法士官の言葉に、機長であるラシャルド・ベリヤ中尉はほっと一息ついた。 「OK。これで神経衰弱は終わり、と。このまま高度を上げつつ、800メートルで市街地上空を抜ける。」 「イエスサー。」 ベリヤ中尉指示に、コ・パイのレスト・ガントナー少尉はそう返事した。 ベリヤ中尉機の前方には12機のB-24が先行し、後方には13機のB-24が、狭い峡谷を巧みな操縦で飛行している。 このB-24爆撃機34機は、第69航空団第689爆撃航空郡に属している。 いや、イレナ山脈の狭い峡谷を抜けるのは、この36機のB-24だけではない。 今年の3月から編成された第5航空軍の新たな戦力である第145爆撃航空師団は、2つの航空団から編成されている。 1つの航空団には、B-24のみで編成された3つの爆撃航空郡で成っており、計6つの爆撃航空郡には総計で300機の B-24が配備されている。 6月19日に、ルイシ・リアンに到着した第145爆撃航空師団は、近々開始される秘密作戦のために、ミンス・イレナの 西に走るイレナ山脈で、山と山の間を飛行する訓練を行ってきた。 ルイシ・リアンに来る前は、バルランド王国内で低空飛行訓練や、イレナ山脈でやった物と同様な訓練も行われていた。 この血を吐くような猛訓練の前に、上層部は事故機が出るのではないかと危惧していた。 実際、事故になりそうな場面は何度かあったが、飛行中の墜落事故は、今の所奇跡的に起きていない。 唯一、着陸時の不運なオーバーラン事故でB-24が1機失われたのみに留まった。 (ちなみに、負傷者は出たが、不幸中の幸いで死者は出ていない) その1機の喪失も、翌日には補充機がやって来て、穴は埋められた。 こうして、血の滲むような猛訓練に耐え切り、最後の仕上げ段階ともいえる訓練に従事している彼らであるが、 上層部はB-24のクルーに対して、どこを爆撃するのか教えていない。 「あの狭い山脈を、今日だけであと2回抜けなきゃならん。上の連中も厳しい訓練を押し付けやがるなあ。」 ベリヤ中尉はやや不満げな口調でぼやいた。 「珍しいですね、機長。いつもはさっさと訓練をやってしまおうとか言ってますのに。」 「どうもな、俺は気に入らんのだ。」 「え?何が気に入らないんですか?」 「馬鹿野朗。貴様は分からんのか?どうしてお偉いさんは俺達の本当の攻撃目標を教えないと思う?」 「と、言いますと?」 「ったく、鈍い奴だなあ。」 ベリヤ中尉は頭を振りながら呟いた。 「俺達は今まで、低空飛行訓練や、山の間を飛び抜けるとか、危ない事を色々やって来た。もしかしたら、 俺達の攻撃目標は、天然の要害を利用した重要な戦略拠点かもしれんぞ。それも、防御の手厚い所だ。」 「えっ?でも飛行隊長はいずれ近場でシホット共に爆弾の雨を降らせられるぞ、とか言っとりましたが。」 「確かにそうなるだろうよ。未知の作戦が終わってからな。それでだが、レスト。行き先を予想しよう。 お前は300機のB-24がどこに行くと思う?」 「どこに行く・・・・ですか・・・・」 ガントナー少尉は2、3分考えた後に答えた。 「エンデルドか、その少し北辺りでしょうか。」 「なるほど。しかし、ちょっと近場だな。」 「機長はどこだと思います?」 「俺か?まあ、俺としては・・・・・北大陸あたりかなと思っている。それも被占領国内にある 重要拠点を爆撃するかもしれん。まあ、俺の大雑把な予想だがね。」 ベリヤ中尉はそう言いながら、高度計に視線を移す。 高度計の針は700を指していた。 「確実に言える事は1つだけだ。それは、攻撃予定の敵の拠点を完膚なきまでに叩き潰す事だ。今までの訓練からして、 敵の目を欺くために、こんな大型爆撃機からは難しい訓練ばかりをやらせているんだろう。」 「でもB-24は、重爆にしては運動性能は良好ですからね。もしかして、シホットの重要拠点は、イレナ山脈の ように山の近くにあるのかもしれませんね。」 「多分そうだろう。恐らく、シホット共の歓迎も盛大に行われるだろうが、望む所だ。」 そう言って、ベリヤ中尉は獰猛な笑みを浮かべた。 「今度の作戦では、リベレーター乗りの真髄をシホット共に教えてやろう。夢に出てくるほどにな。」 6月23日 午後1時 ニュージャージー州カムデン この日、ニューヨーク造船所の桟橋から離れた巡洋戦艦アラスカCB-2は、この世に初めて、その巨体に火を入れた。 全長246メートル、幅32・5メートルの巨体に載せられた3基の55口径14インチ砲は砲身が真新しく光り、 舷側には新鋭戦艦と同様に配置された片舷4基、計8基配備された5インチ連装砲が空を睨んでいる。 艦橋は、大型巡洋艦案とは大きく違うアイオワ級と同様の箱型艦橋が採用されたためか、艦橋後部に屹立する尖塔型の艦橋と 合間って、全体の美しさを一層際立たせている。 その艦橋内で、初代艦長に就任したリューエンリ・アイツベルン大佐は、桟橋に立っている数人の人影を見て、思わず苦笑していた。 「艦長、どうかされましたか?」 副長のロイド・リムソン中佐が聞いてきた。 「あそこの桟橋に、5人ほどの男女が経っているだろう?あれは私の家族なんだ。恐らく、妹達が親父やお袋を焚き付けたんだろう。」 彼はそう言いつつも、笑みを浮かべたまま手を振った。 「艦長、外海に出たら本艦の公試を始めます。」 ニューヨーク造船所の技師が、リューエンリに言って来た。 「分かりました。しかし、この艦は当初の計画より重くなっているようですな。」 「はい。新型主砲の搭載や、装甲の強化等によって、予定の排水量を超えてしまいました。予定排水量は31500トン だったのですが、完成した後の排水量は32900トンにまで増えているようです。」 「う~む。これはちと問題ですなあ。」 「その代わり、本艦の安定性や運動性能においてはかなりの自身があります。大型巡洋艦案よりもかなりゆとりを 持たせて作っているので、高速性能は勿論のこと、旋回性能においてもヨークタウン級空母のそれに近い物になると 見込まれています。」 「なるほど。これは楽しみですな。」 リューエンリは頷きながらそう呟いた。 「艦長、準備が出来ました。」 航海士官のジョン・ケネディ中尉がリューエンリに報告して来た。 「分かった。」 リューエンリは僅かに頷くと、姿勢を真正面に向け、艦橋に仁王立ちとなった。 艦首は港の外に向いており、アラスカの周囲に張り付いていたタグボートは、既に艦から離れつつあった。 「両舷前進微速。」 「両舷前進微速アイアイサー。」 復唱の声が聞こえて数秒後、アラスカの深部にあるバブコックス・ウィルコックス缶8基のボイラーと、 ジェネラルエレクトリック社製のタービンが本格的な動きをはじめる。 180000馬力の機関が本格始動したアラスカの艦体が、微かに揺れた。 (・・・・武者震いをしているのか?) ふと、リューエンリはそう思ったが、その思いに答える者はいなかった。 やがて、アラスカはゆっくりと、港の外に向けて出港し始めた。 この数ヵ月後に、獅子奮迅の活躍をする事になるアラスカの第一歩は、こうして始まった。 ミスリアル王国駐屯第5航空軍編成表 第292戦闘航空師団 第29航空団 第117戦闘航空郡 P-40ウォーホーク36機 第118戦闘航空郡 P-47サンダーボルト56機 第119戦闘航空郡 P-38ライトニング48機 第38航空団 第222戦闘航空郡 P-39エアコブラ48機 第223戦闘航空郡 P-39エアコブラ33機 第224戦闘航空郡 P-47サンダーボルト36機 第151爆撃航空師団 第102航空団 第84爆撃航空郡 B-17フライングフォートレス60機 第85爆撃航空郡 B-17フライングフォートレス48機 第86爆撃航空郡 B-24リベレーター36機 第92航空団 第68爆撃航空郡 B-25ミッチェル48機 第69爆撃航空郡 B-26マローダー41機 第70爆撃航空郡 A-20ハボック52機 第71爆撃航空郡 B-25ミッチェル32機 第293戦闘航空師団 第100航空団 第131戦闘航空郡 P-38ライトニング48機 第132戦闘航空郡 P-38ライトニング48機 第133戦闘航空郡 P-51マスタング36機 第103航空団 第191戦闘航空郡 P-47サンダーボルト60機 第192戦闘航空郡 P-39エアコブラ36機 第145爆撃航空師団 第74航空団 第771爆撃航空郡 B-24リベレーター48機 第772爆撃航空郡 B-24リベレーター48機 第773爆撃航空郡 B-24リベレーター60機 第69航空団 第689爆撃航空郡 B-24リベレーター36機 第690爆撃航空郡 B-24リベレーター60機 第691爆撃航空郡 B-24リベレーター48機
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(独立宗教法人柳洞寺の6ターン目です) イベントが発生しました。 商店街:ご依頼の品について 閣下、深山商店街の町内会長からお詫びの手紙が届いております。 先日閣下が依頼したシュレッダーとクーラーの件ですが、何でも、シュレッダーは先日の回収騒ぎの ため店頭から一斉に姿を消しており、対策品は品薄状態。またクーラーもこの所の猛暑の影響からか 型落ち品すら売れ行きを伸ばし、こちらも品薄状態だそうです。 ただし、購入していただけるなら次のターンまでに何とか在庫を確保する、との事です。 (選択)購入しますか? Y/商店街の協力に感謝する(資源-10) N/冬になった頃、クーラーを譲っていただきたい 大河:タイガー イリヤ:イリヤの 大河&イリヤ:おまけ劇場! 大河:さて、初の資源消費イベントが発生した所で、「黒桐幹也の結婚」における資源消費イベント について説明をしておこう! イリヤ:師匠、何で私達が登場したのか戸惑っている後藤君たちが大半だと思うのでありますが。 大河:知らぬ! この道は修羅の道。仏に会えば仏を斬り、虎に会えば、虎は斬れないから代わりに 獅子を斬るのだ! まあ、単純に言っちゃうと、説明し忘れた作者がそのままだと面白くないから、という事で 私たちに説明させようと思ったのが原因なんだけどね。 イリヤ:それもいい加減な。 で、ししょー。資源消費イベントって何か問題があるのでしょうか? 黒桐で扱うのは現金、 資源をいくら使っても問題ないと思うのですが。 大河:それが大有りでねぇ。この資源消費イベントは、当たり前だけど本編(HoL)の手持ち資源を 消費して何かをやるイベントなの。だから調子に乗って使ってしまうと…… イリヤ:本編の流れに大きく影響を与えるって事ね。下手すると破産エンドを迎えるのかしら? 大河:さすがにそれは無いけどねー。でも、強化暗殺拳を放ちたいのに放てない、みたいな事には なるから、そうなったら戦闘ですごくピンチ。 イリヤ:でも、消費一辺倒だと、積もり積もって30ターン、40ターン目辺りで大変な事になるんじゃない? 大河:もちろん、資源入手イベントもあるからそこは大丈夫。ただ、黒桐は妙に出目が悪いのよね。 イリヤ:……奇数・偶数の選択で、ほとんどが偶数。これは何かに祟られるような感じであります。 大河:ま、一回お祓いすると良いんじゃない? 勤め先が勤め先だし、祟りを呼びやすいのかもねー。 そして、寺にとってお祓いは普通だ! イリヤ:そんなわけで、資源消費のお話はここまで。次に会うのは3~4ターン後かしら。 では、また会うときまで、後藤君たちもお元気で。 Y:全て了解した! 「…………」 目覚ましが鳴る少し前に、僕は目を覚ました。 目覚ましを止め、そのまま洗面所に行き、顔を洗う。水道の蛇口から吐き出される水は 生ぬるく、目を覚ますのには不十分だったけど、洗顔料をつけて顔を洗ったらさっぱりした。 さっぱりした所でコーヒーメイカーをセットし、その後冷蔵庫へ。冷蔵庫の中身は相変わらず 寂しい限りだけど、未開封のジャムパンが一つあるのでこれを取り出す。 賞味期限は……なんだ、昨日か。まだまだ大丈夫だな。 とりあえず、コーヒーが出来上がるまでの時間を無駄にしないために、メモ帳と筆記用具を 取り出し、今日の予定を考える。 柳洞寺に8時半頃ついたとして、そこから諜報部かメディアさんの所に行き、諜報部の場合は そのまま午前の業務、お昼、午後の業務。場合によってはそこから継続任務となっている ミスター陳関連の業務を。 メディアさんの所の場合は、メディアさんから諜報関係の話を聞き、緊急の仕事があれば、 それを。そうでないのなら、諜報部に行って業務をこなした後にその業務を。 そうか。メディアさんの所に定時前に行くか定時後に行くかという話か。 定時後は、何も無ければ深山商店街かこっちの商店街で買い物をして帰り、居残りになったら コンビニでパンと牛乳でも買って帰ろう。それとも、式が泊まりに来る土曜日に全力を 傾けるべく、今日、明日は備蓄で済まし一円も使わないか。 うん、せっかく式が泊まりに来る事になったんだから、やっぱり出来る限りの事はして あげたいな。 とは言え、僕に何が出来るのかさっぱり思い浮かばないわけだけど。 朝食を食べた後、財布の中身を確認する。現金が24150円。そしてテレホンカードが一枚。 思った以上に現金が減っていないな。ご飯をあれだけ他人から恵んでもらうとそうなるか。 忘れ物が無いのを確認して、僕はアパートを出て、柳洞寺に向かった。電車の中は相変わらず 凄い人だが、冷房が効いているため、それほど暑くは無い。しかし、一歩電車の外に出ると、 日陰にいてなお、熱気がくる。今日も暑くなりそうだ。 駅を出て、しばらく歩くと柳洞寺の階段に来た。柳洞寺の周辺は木が生い茂っている事もあり、 まだ涼しい。もう少し時間が経過すると、蒸し暑くてたまらなくなるのだけれど。 階段を一歩一歩、確かめながら歩く。まだ掃き清められていないのか、階段には汚れが目立って いた。やはり、毎日の清掃が大切なようだ。 「おや、黒桐殿」 下から見えていたが、本日も山門には佐々木小次郎氏がいて、不審者の侵入を阻止している。 「おはようございます。佐々木さん」 「おはよう。本日は出勤かね」 「ええ。佐々木さんもずっと警戒中ですか」 どんな事情があるのかは分からないんだけど、ずっと山門に張り付いて見張るというのは かなり大変だと思う。 「なに、この身はそれに特化した存在。それに」 そう言うと、佐々木さんは懐から何かを出し、僕に投げた。 「たまにはこうして息抜きをする事も許される」 渡されたものを良く見ると、それは竹で出来た水筒だった。竹を節で切って、穴を開けて 栓をしただけの水筒だが、丁寧な処理をされてるのが分かる。 「これは佐々木さんが?」 「さよう。暇に任せて剣を振るっていたら、あの雌狐が『暇だったら、そこらの木の枝打ち くらいしなさい!』と言うのでな。素直に従うのも癪だったので、変わりに竹を打った次第」 愉快愉快、と佐々木さんは付け加える。 何と言うか、色んな面で凄い人だな。 「その水筒は黒桐殿に差し上げよう」 「どうも」 何となく、これをもっているとメディアさんに目をつけられそうな気がしたが、断るのも 何なのでありがたく頂く。素人仕事ながら、割と良い出来みたいだし。 「では、これで」 「ああ。雌狐に化かされぬよう注意されたし」 佐々木さんにお辞儀をして山門を後にする。しかし、メディアさんに対して、あそこまで 言える佐々木さんって何者なんだろうか? 【選択肢】次の行動を決めてください A:メディアさんに会いに行く B:諜報部に向かう 佐々木さんと別れた後、僕は直接諜報部に向かった。 前回はメディアさんに会ってから諜報部に行った為、10時を過ぎる事になった。 それはそれで必要な時間であったわけだけれども、やはり定時前に席に着いている方が印象は 良いだろう。 「おや、おはよう」 「あ、おはようございます、顧問」 僕が部屋に着いたとき、すでに7~8割のメンバーは席に座っていた。 と言っても、ほとんどの者は隣と話しているか、本を読んでいるかで、学校の休憩時間を思い 出させる。考えてみれば、彼らはまだ高校生なんだよな。 そう思って見回すと、重要な人物が二人とも居ない事に気がつく。 「部長と霧島さんは?」 「部長はトイレじゃないですかね。霧島は……ギリギリにならないと来ないタイプの人間なので」 「ああ、了解」 確かに、「遅刻、遅刻」と言いながらパンをくわえて走る姿が絵になる子だとは思っていたが。 しばらく経つと部長は戻ってきたので、昨日の活動内容について報告書での提出をお願いした。 口頭で言ってもらっても良いのだけれど、こういうのは文章に残しておいた方が後々見直す時に 便利だ。 フォーマットはいつもの通りで良いと言ってあるので大丈夫だろう。始めて会った時には、 本人の能力を把握する意味も込めて、詳しい説明をしないで「昨日やった事を書いてくれるかな」 と言ったら、要点も何も無く本当にただ行動を書いただけだったのにはびっくりしたが。 やはり、このくらいの年齢だと一から十まで教えて、徐々に覚えてもらうしかないのかなぁ。 「おはよーございます!」 そうこうしているうちに、霧島さんが滑り込むような形で部屋に入ってきた。 「おはよう、霧島さん」 「あ、黒桐さん。おはようございます!」 時計を見ると、8時58分。遅刻ではないし、くどくど言うのは止めよう。とは言え、 「間に合っているけど、もう5分早く、できれば10分前に席に着いてくれていると嬉しいかな」 とだけ言っておく。霧島さんは、「あはは。分かってはいるんですけどねぇ」とまあ、最もな 反応を示してくれた。 まあ、元気なのは良いことだという事にしておこう。 「顧問、書けましたが」 「ああ、ありがとう」 そしてこっちは融通の利かないタイプの人間と。分かってはいるけど、大変だな。 お昼と違い9時の鐘は鳴らないが、部屋の壁掛け時計と僕の腕時計は正確に9時を刻んでいた。 「おはよう、みんな」 「おはようございます」 【選択肢】業務(?)開始です A:今日は海岸までピクニックに行こうか B:まず、境内の掃除をしようか C:まず、復習も兼ねて座学を行うか なお、Aは今日一杯の業務、B、Cは午前中の業務となります。 「それじゃ、まずは復習も兼ねて座学を行おうか」 色々とやる事はあるけど、やはり座学は朝の涼しいうちの方が良い。お昼ごはんを食べた 後でやると、多分半分くらいは寝るし、起きている者も睡魔や暑さと戦いながらになって、 やっぱり効率が悪い。 室温が25℃から1℃上がる毎に2%作業効率が悪化する、という話もある。もちろん、 風通しを良くしたり、扇風機や団扇(うちわ)、あるいは風鈴などを置くことで改善できる んだろうけど。 「さて、諜報部の役目は主に『情報を集める』事、そしてその集めた情報を分析し、使える 状態に加工する事が主任務だ。 情報は大量に集まる場合もあれば、ほとんど集まらない場合もある。 大量に集まった場合は、その中から重要なものを取捨選択し、処理できるように簡易化させる 必要があるし、ほとんど集まらなかった場合はその限られた情報の中から、自分なりのストーリーを 描いて、捕捉する場合もある」 大量の情報を簡略化させる方法は、物理学の公式をイメージすると分かりやすい。 20数年前の物理学の教科書を見ると、複雑な現象をいかに簡易モデルで解くかに腐心している。 いかに正確な情報を集めた所で、計算するのは人間なので、その情報を処理する能力には おのずと限界がある。従って大量の情報を集めるよりは、より簡略化したモデルで正解に 近い解を出せる方法が重視されたのだ。 現在はコンピューターにより大量の情報を処理する事が可能になったため、より正確な式を 導き出す方が重視されているけど。 「ただし、自分なりのストーリーを描くと言っても、自分の願望を描いてはいけない。 十分な根拠に基づいた、ただの願望でないストーリーでなくてはいけない。本人は冷静な分析の はずが、ただの願望に過ぎなかった場合というのは歴史上、いくらでもあるからね」 もっとも、歴史上いくらでもあるという事は、それを防ぐことがいかに難しいかという事も 同時に物語っている。 人間は機械ではないため、どうしても本人の思考や願望が混じる。それを排除するために 集団で相互管理を行うのだが、今度はそれにより「集団の願望」(分かりやすい言葉を使う ならば組織の利益)が混じる。そうすると、今度は「集団にとって最も都合の良い話」が 重視されてしまう。 かと言って、組織性を排除すると、今度はひたすら小さな集団になって、やれる事が限られる。 無理に小規模集団で連合を組めば、やはり個々の利益を巡って対立が起きる。 この辺りは本当に難しい。 「それから、ここでは『空気を読め』という言葉、態度は厳禁」 僕がそう言うと、皆が「え?」という顔をする。 「『空気を読む』ってのは集団生活を行う上での知恵で、そしてそれは集団の利益を守り、 集団を維持する上では有益だと思う。明確にルールを決めると必ずグレーゾーンが存在する。 そして、そこを巡って紛糾する。それよりは集団で『場の雰囲気』を大事にし、みんな仲良く する方がきっと楽だし、居心地も良い。 だけれども、諜報部に必要なのは諜報部の利益じゃない。例え諜報部にとって利益にならない 事であっても、柳洞寺にとって利益になる、いや柳洞寺にとって利益とならなくても、それが 正しい情報であるのならば伝えなければいけない」 僕個人としては日常生活において、空気を読むという事は必要だと思う。空気を読むと一言で 言っても、状況は様々。この場で何を求められているのか分析する能力も必要だし、判断する 能力も必要になる。そして、その上で自分自身の考えに反しない範囲で、その場の雰囲気に なじむ意見を言わなければならない。また、言いたくない場合は、黙っているのがベストという 事になる。 しかし、諜報部としては敵の過小評価も過大評価も避けなければならない。例えるなら、 大ブリテン衛宮邸連合だからと言って過大評価する事も、間桐慎二暫定政権だからと言って 過小評価する事も避けなければならない。 何が正しい情報なのかを見抜くことは難しい。しかし、諜報部はそれを見抜くのが仕事なのだ。 「まあ、そう簡単に何が正しいかなんて分からないと思う。まだまだ始まったばかりだし、 ゆっくり経験を積んで理解していけば良いよ」 実際、世界的に有名な諜報機関でも数多くの失敗があるのだ。再建途中の柳洞寺仏教の諜報部に いきなりそんな事を求めるのは酷に決まっている。 時間が有り余っているわけではないが、こういうのはじっくり教育していくしかないだろう。 「さて、では僕の話はここまで。残りの時間はディベート(教育ディベート)を行おうか。部長」 僕が部長を呼ぶと、部長はすっと立ち上がった。うん、こちらの意図を読む能力は優れている のかな。 「僕は審査員を行うので、司会をお願いする。議題は……任せて良いかな?」 彼がどんな議題でも良いですか、と聞いてきたので、僕はかまわないと答えた。僕が期待して いるのは、自由な議論を行える雰囲気を作る事、あとは想像力を働かせる事で、それ以上の事は 望んでいない。言ってしまえば、頭の体操と変わらないものだ。 なお、教育ディべートとは、討論会の一種であるが一方的に役割を振る事、「話術、説得力」の 優劣を競う(それが結論として正しいかどうかは別である)事が大きく異なる。 「では、これよりディベートを行います」 部長が出した議題は 【選択肢】 A:セイバーとギルガメッシュのどちらが王として優れているか B:遠坂凛と間桐桜ではどちらが優れているのか (又の議題を乳は小さいのが良いのか、大きいのが良いのか) C:柳洞寺仏教が目指すのは統一エンドか生存エンドか 「では、これよりディベートを行います。議題は、遠坂凛と間桐桜ではどちらが 優れているのか。具体的に言うならば、乳は小さい方が良いのか、大きい方が良いのか」 そう部長が言った途端、(一部の)男子部員が叫びだした。 「間桐桜に決まっているだろ! hollowの『櫻の日々』を見よ。あの、盛り上がった乳。 巨乳にして、垂れぬ乳こそ、間桐桜の最大の魅力!」 「異議あり! 桜の乳は『間桐家の人々』で、ワカメの語った『……なんだ、このサイズ。 桜のやつ、まだ育っているのかよ』こそ最大の魅力! あのサイズでありながら、まだまだ 発展途上というその余裕こそ、間桐桜の最大の魅力である!」 「異議あり! 間桐桜の乳は『キビシスの裡』で見せるやや前かがみの体勢が最高である! あの体勢こそ、桜の巨乳の威力が最も発揮される姿勢であり、その他は全て魅力を 損なっているに過ぎない!」 「異議あり! 間桐桜の乳の魅力は未だ発揮されていない。遠坂凛では絶対に出来ぬ特技を 持ちながら、未だ衛宮士郎に対して一度も実施されていないのだ。これは何たる不始末! あの巨乳を生かさずしてどうする? きのこのこだわりは間違っている。 若い男性ならば、頭でっかちで求める事こそ普通なり!」 あー、確かに一度もそういうシーンはないねぇ。何のための設定なのかと言いたくなる気持ちは 分からないでもない。 「あのー、遠坂凛にも乳の魅力は……」 「「「「コインを通り越してナインの遠坂の乳のどこに魅力があると?」」」」 ……おっぱいの大きいのがボインなら、ちっちゃいのはコインやでぇ。もっとちっちゃいのは ナインやでぇ。 「でも、実際は遠坂凛って多分普通くらいでは」 「「「「イメージの問題です!」」」」 さいですか。 「ちょっと男子! あんたら、人が黙っていたらさっきからなんて事を大声で言ってるのよ!」 諜報部男子(のごく一部)が盛り上がっている最中、当然というか女子部員はすごく冷めた目で 見ていた。ただ、流石に堂々と何か言い出す事は出来なかったのだが、霧島さんが口火を切ると、 一斉に他の子も言い出した。 「そうよ! そういうのはセクハラって言うのよ!」 「変態!」 「すけべ!」 「あなた方は何か勘違いをしている。何故女性の胸の胸のみが膨らむのか? これは人が猿から 進化し、二足歩行を確立した際、オスにアピールするために胸を膨らませたのです。 考えていただきたい。女性にしか出来ない事は子を産むこと、そして、全ての生き物は少しでも 強い遺伝子を残そうという本能がある。 猿の尻は常に赤いが人間は赤くない。これは両手をついて移動する猿の視線は尻に向くのに対し、 二足歩行の人間は目線を下げない限り尻に向かないからです。 猿は尻を赤くする事でオスにアピールし、人間は胸を膨らませる事でオスにアピールする。 よって、これはこれは生物学的にもごく普通の話をしているに過ぎません」 「そういうのを女性の前で堂々と言うのがセクハラだって言っているのよ!」 冷静に反論する部長であるが、霧島さんがそんな理屈に耳を貸すはずがなく、その冷静ぶりは かえって女子の反感を買う事になった。 「はいはい。二人とも冷静に。 どんな議題でも良いと言った以上、止めはしないけど、女性がいると中々本音で語ることが 難しい話題だろうし、女子は自習にしよう。 ここに残るもよし、寺を散策するのも商店街に行くのもよし。ただし、午後イチには戻っている のが条件だけど」 仕方が無いので僕は妥協案を出す事にした。 実際、女子がいる前でこういう話題はやりにくい。あの4人のように堂々と 「○○の乳が良い」と叫ぶことが出来る人間は少数だろう。後で女子部員に白い眼で見られて ぎくしゃくするのも困る。 ……もう手遅れかもしれないけど。 僕の言葉を受けて、女子部員のほとんどは部室を出て行った。「まったく、これだから男子は」 とか「女性の前であんな話をするなんて信じれない!」という声もちらほら聞こえる。 まあ、そうだろうなぁ。 「あれ? 霧島さんは残るの?」 「当然ですよ、黒桐さん。意地でも残って、男子の本音を覗いてやります!」 意気込む霧島さんだが、残るのは彼女の他数人であり、どちらかというと豊かな側の女性だった。 霧島さんがどっちかというと……ノーコメントという事で。 「では、議論を再開いたしま」 「間桐桜の乳こそ魅力的! 垂れぬ巨乳こそ、最強である!」 「異議あり! 未だ成長し続ける(以下略)」 「異議あり! 巨乳を最も魅力的に写す前かがみ(以下略)」 「だから、間桐桜の乳の魅力は未だ発揮されていないと小一時間」 「えーと、遠坂凛さんの魅力は上げ底のボインをやって、『一周回ってチチカエル』を やるような所が魅力だと思います」 「ならば、間桐桜は黒い所が魅力である! 腹の立つ事、嫌な事、遠坂凛は衛宮士郎にガンドを ぶつけて憂さ晴らしができるが、間桐桜は胸に溜め込む。 だからこそ黒くなり、そしてあの巨乳なのだ!」 「……あの、黒桐さん。彼らの言っている事、分かります?」 「分かるよ」 そうか、霧島さんは分からないのか。うーん、年齢の差を感じるなぁ。「嘆きのボイン」なんて、 もう知らない人の多いだろうし。 さて、そんなこんなで激論が交わされては時間となった。しかし、こう声が大きいと外に 丸聞こえだな。防音工事も追加……するには流石に金がないか。 「では、顧問。判定をお願いします」 「うん」 僕は軽く頷き、彼らを見渡した。どの顔も満ち足りた顔つきをしており、言いたいことは全て 出し切ったという、満足感があるようだ。 「全員失格! 教育ディベートを基礎から学びなおしてこい!」 そういうと、部長は流石にしまった、という顔になったが、他の部員は何故だか分からない 様子だ。やれやれ。この前行った説明は何だったのか。 「いい? ディベート、特に教育ディベートと呼ばれるものは、一方ともう一方に別れ、 テーマに沿って議論をぶつける。今回の場合は『間桐桜と遠坂凛のどちらが優れているか』だから、 間桐桜が優れている側と遠坂凛が優れている側に別れ、お互いにどう優れているか、を議論しあう 必要があった。 ここには『本来、己がどちらの立場を支持するか』というのは関係ない。置かれた立場に従って、 それを支持する行為を行うのが本来の教育ディベートというものなんだ」 だからこそ、『この場における勝敗と本来の結論は違う』という事を強く言っておかなければ ならないのだ。 「所が、君達は間桐桜に対する思いをぶつけただけで、全然ディベートになっていない。部長も 誰がどちらの陣営という決め方をせず、各々が自由に話すように任せていた。これではただの 雑談で、議論でも何でもない。今後、ディベートを行う際は、この事を肝に銘じるように」 とは言え、まったく収穫が無いわけではない。 「ただ、今回の話で分かったと思うけど、ディベートというのは、テーマによっては一方に かなり有利な状況を作り出す事ができる。 一周回っては、遠坂凛の性格を現すもので、今回の議題では関係ない話として除外されるし、 不満を溜めない、溜めるによる対比はテーマに沿うものとして間桐桜に有利に働く。 それ以前に一方のアピールポイントを取り上げてそこに話題を限定すれば、一方が極端に 有利になる、という事は分かると思う」 間桐桜と遠坂凛ではどちらが優れているか、ならばここまで一方的にならなかったと思うが、 ポイントを限定したためこうも一方的になったと言える。アピールポイントが違うからな。 「あと、歌と対比させた所は、知らない人を置いてきぼりにしたわけだから、どうかな。 内輪で楽しむ分なら良いだろうけど、一般的な場合は減点対象となる事が多いので 気をつけるように」 まあ、今回はそれ以前の話だったんだけど。 「さて、午前中の講義はここまで。午後からはまた別の講義をやるので遅れないように。 では、解散」 収穫になったのかならなかったのか、よく分からないディベートを終え、昼休みに入る事に なった。 【選択肢】お昼ごはんをどうしようか? A:水だけ飲んで、諜報部の書類を見ておく B:商店街に買い物に行く C:水を飲んだ後、軽く一眠りする 黒桐幹也の結婚 第6ターン 7 【黒桐幹也の結婚】6-2-14 黒桐幹也の結婚
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※評価は☆5つで表し、☆☆☆☆☆を最高、☆を最低とします。 選択肢 投票 FF12 (4) GF GMV (2) MGS3 (2) etc (1) ☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆ ☆ テスト -- あき (2006-05-21 20 47 52) 名前 コメント
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ビール原料のホップ。 野生レタス。 ポピー(ひなげし)。 マタタビ。 には、THC程では無いがリラックス効果があり愛好家がけっこういるよ。 逮捕されても、有罪判決を受けても「空気を読まない」ろくでなし子は幸せそうだった 紳士的な夫、生まれたばかりの息子、笑顔の父親、支えてくれる支援者・弁護士たち……。 ドラエもん のび太の性生活 外堀復元用地取得4割に 内環状北線は5割超す oh 2016年12月16日 コメントはありません 松本市が進める松本城南・西外堀の復 元と、復元外堀に面する都市計画道路・内環状北線整備の両事業で、対象区域の半分程度が市の取得済み用地となった。市によると15日現在の用地取得率は、 外堀復元が約43%、内環状北線が約52%でいずれも前年度より5ポイントほど増え、内環状北線は5割を超えた。市は引き続き地権者などとの交渉を丁寧に 進めるとしている。 1。家族「ガジョク」가족 2。約束「ヤクソク」약속 3。分野「ブンヤ」분야 4。無料「ムリョ」무료 5。洗濯機「セタッキ」세탁기 6。かばん「ガバン」가방 7。微妙な三角関係「ミミョハンサンカクグアンゲイ」미묘한 삼각관계 8。余裕「ヨユウ」여유 9。ちゃんぽん「チャンポン」짬뽕 10。知恵「チヘ」지혜 11。教室「キョシル」교실 12。雇用「コヨン」고용 13。瞬間移動「スンガンイドン」순간이동 14。茶「チャ」차 15。時間「シガン」시간 16。継続「ケイソク」계속 17。多様「タヤン」다양 18。可能「カヌン」가능 19。教授「キョス」교수 20。有名「ユミュン」유명 21。世紀「セギ」세기 22。準備「ジュンビ」준비 23.娯楽施設「オラクシソル」오락시설 24.救助「クジョ」구조 25.ラーメン「ラミュン」라면 26.炭酸「タンサン」탄산 27.無条件「ムジョコン」무조건 28.治療「チリョ」치료 29.困難「コンラン」곤란 30.連絡「ヨンラク」연락 31.木曜日「モクヨイル」목요일 32.民族「ミンジョク」민족 33.披露宴「ピロヨン」피로연 34.到着「トチャク」도착 35.同僚「ドンリョ」동료 36.遅刻「チカク」지각 37.把握「パアク」파악 38.要素「ヨソ」요소 39.判断「パンダン」판단 40.審査「シムサ」심사 41.仮面「カミュン」가면 42.酸素「サンソ」산소 43.炭素「タンソ」탄소 44.水素「スソ」수소 45.二酸化炭素「イサンファタンソ」이산화탄소 46.水族館「スジョクカン」수족관 他にも数え切れないほどありますが、疲れてきたのでここまでにしておきますね。 雨水うすい https //www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium illust_id=67200234 、 2018年2月10日 18 20 閲覧 337ブックマーク 2 コミティア123お品書き 漫画* コミティア123* COMITIA123* 創作男女* NL* カニバリズム 既刊(illust/65991444)(A5/32p/400円)の再販分と、あれば無配で4pの漫画を置きます。 前回のコミティアで本をご購入してくださった方は、お持ちの拙作かその写真を提示して下されば、無償で交換致します。 合同サークル『YOKOZUNA』B33aにてお待ちしております。 冬華をストーカーしたり、グロ画像載せたり、差別発言をした奴を倒したりした、正義の味方はどこに行ったんだよぉ…… 楽しかったのになぁ。 逮捕されても、有罪判決を受けても「空気を読まない」ろくでなし子は幸せそうだった 紳士的な夫、生まれたばかりの息子、笑顔の父親、支えてくれる支援者・弁護士たち……。 お住まいの地域が設定されていません 地域を設定頂く事で、お住まいの地域にあわせた情報をお届けする事ができます。こちらより設定を行ってください。 ※大分県にお住まいのお客さまは、お手数ですが再度地域設定をお願いいたします。 糸魚川西中バイパス http //www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Article/664/1010/nishinakabp.pdf 、 ロシア正教会の復興レベルは日本神道クラス 「ロシア正教会がロシア政治を壟断している!」みたいな過大評価も、「ロシア人は全く信じていませんよ」みたいな過小評価も間違い。 何で中庸な分析がなかなか出ないんですかね。 、ゲレンデが溶けるほど 【糸魚川】道路事業を紹介します 2014年10月20日 BlockTemplate N_Title1 管内の道路の概要 /N_Title1 N_Text 糸魚川地域振興局地域整備部管内は山岳地が多いため、日本海に面したわずかな平地に北陸自動車道や国道8号といった主要幹線が横断し、姫川沿いに国道148号が縦断、その主要幹線を補完する県道が各河川沿いに整備されています。 そのうち当部が管理する道路は、一般国道148号をはじめ、主要地方道1路線、一般県道21路線、自転車道1路線あり、その延長は168.4kmに及びます。(平成25年4月現在)。 しかし、地形的制約などから幅員狭小や線形不良となっている区間も多く、地域の方から改良などの要望が依然多いのが現状です。 そのため当部では、地域の方の協力を得ながら、国道148号や県道の改良、歩道の設置、道路施設の修繕などにより安全で安心な道路の整備を進めるとともに、新たな幹線道路となる地域高規格道路「松本糸魚川連絡道路」の計画を進め、災害や雪に強い安全な道路づくりや広域ネットワークづくりに着実に取り組んでいくこととしています。 /N_Text BorderA01 /BorderA01 N_Title1 主な事業の紹介 /N_Title1 ## N_Download ## 都市計画道路中央大通り線 道路新設事業(PDF形式 386 キロバイト) 一般県道中尾水込線 中尾道路拡幅事業(PDF形式 159 キロバイト) /N_Download ## ## N_Download ## 一般県道糸魚川停車場線 大町無電柱化事業(PDF形式 430 キロバイト) 一般県道西中糸魚川線 西中バイパス事業(PDF形式 198 キロバイト) /N_Download ## ## N_Download ## 一般県道山之坊大峰小滝線 小滝道路拡幅事業(平成25年度完了)(PDF形式 141 キロバイト) 一般県道西中糸魚川線 中央大通りバイパス事業(平成22年度完了)(PDF形式 1074 キロバイト) /N_Download ## ## N_Download ## 一般県道川尻小谷糸魚川線 根小屋バイパス事業(平成22年度完了)(PDF形式 477 キロバイト) 一般県道上町屋釜沢糸魚川線 押上バイパス事業(平成21年度完了)(PDF形式 175 キロバイト) /N_Download ## N_Title1 注目情報 /N_Title1 N_List2 2015/03/20:道路工事の進ちょく状況をお知らせします。(平成27年3月) 2015/01/07:供用後の中央大通り線を空撮しました。 2014/12/15:中央大通り線の供用を開始しました。 2012/06/01:「青海川ヒスイ峡」への道路は平日昼間通行可能となりました。 2011/12/08:「青海川ヒスイ峡」への道路は冬期閉鎖になりました。 2011/11/04:「青海川ヒスイ峡」の通行止め一部解除しました。 JR時刻表 2018年2月号<1月25日(木)発売> 発表 3月17日(土)JRグループダイヤ改正 新幹線&特急の新ダイヤ掲載! ※改正線区の在来線時刻は3月16日までの内容です ★巻頭カラー★ 3月17日(土)JRグループダイヤ改正トピックス 3代目駅舎が開業10周年! ~高知駅~ 駅舎紀行 お祭りや温泉を満喫 よくばり列車旅・秋田編 ~白神そだち あわび五能線弁当・五能線~ まんぷく駅弁全国記 ※Feサプリは休載します 交通新聞社 時刻表編集部フェイスブック→http //www.facebook.com/jrjikoku50nen 《Facebookでの「ボックス・シート」原稿募集中!》 詳しくは上記URL「交通新聞社 時刻表編集部」をご覧ください! 巻頭カラー ●3月17日(土)JRグループダイヤ改正トピックス ●駅舎紀行 ●よくばり列車旅 ●まんぷく駅弁全国記 3月17日(土)JRグループダイヤ改正トピックス 新幹線&特急列車など指定席が設定された列車について、 ダイヤ改正の主なトピックスをいち早くお届けします。 駅舎紀行:高知駅 ドーム型の大屋根が目を引く高知の新たなランドマークです。 よくばり列車旅:秋田編 心も体も温まる、雪国秋田のお祭りや温泉をご紹介! まんぷく駅弁全国記:白神そだち あわび五能線弁当(五能線) 全国の駅弁を知り尽くしたフォトジャーナリスト・櫻井 寛さんが、 駅弁の紹介とともに列車旅の楽しさをお伝えします! 今回は、〔リゾートしらかみ〕の車内で五能線沿線の恵みを堪能します。 ※Feサプリは休載します。 JRニュース JR6社ニュース/イベント券、記念きっぷの発売情報 ほか JR6社ニュース JR6社の最新ニュースをご案内。 おトクなきっぷ情報 “フルムーン夫婦グリーンパス”発売中 *「季節の旅におトクなきっぷ情報」は「JRのトクトクきっぷコーナー」(ピンクのページ)をご覧ください。 最新号を購入する 仕様 定価: 1,183円(税込) 発売日: 2018年1月25日(木) 判型: B5判 次号予告 2018年3月号の発売は、2月24日(土)の予定です。 JR時刻表について JR線の全線全駅を掲載。主要駅の構内図、私鉄、国内線航空ダイヤも収録。 駅の旅行センター・みどりの窓口でも使われている時刻表です。 見やすい2色刷り/JR6社共同編集/JR6社の主要ニュースを掲載 ●掲載内容一覧 さくいん地図 地図中の路線に付記されている数字で時刻が掲載されているページがわかる地図 東京・名古屋・大阪地区拡大図 / 地下鉄路線図 / 特急運転系統図 / 駅の構内図(主要駅) ※線名から検索できる「線名さくいん」も掲載 JRニュース 主に、ダイヤ改正やJR6社のタイムリーな情報を紹介するページ 季節やイベントに合わせて運転する増発列車の時刻も掲載 JRダイジェスト / JR6社ニュース / デスティネーションキャンペーン情報 季節限定で発売するおトクなきっぷ情報 / みどりの窓口で買えるイベント券 / 記念きっぷ 季節のイベント・増発列車 トクトクきっぷ 1年を通じて発売しているトクトクきっぷや季節やイベントにあわせて発売する期間限定のトクトクきっぷをタイプ別(早特きっぷタイプ・回数券タイプ・往復割引きっぷタイプ・フリーきっぷタイプなど)にピックアップして紹介 JR線・第三セクターの時刻 JR線・第三セクターの全線全駅の時刻を掲載 新幹線 / 新幹線←→在来線のりつぎ / 特急・寝台列車一覧 在来線(東京・大阪の近郊区間[山手線・大阪環状線など]は初電・終電のみ) JRの営業案内 JRグループの運賃・料金や各種サービス施設のご案内 運賃 / 料金 / 制度 / 編成表 / 問合せ先など ハイウェイバス(高速バス)・会社線の時刻 JR線・第三セクター以外の交通機関の情報 鉄道 / バス / ロープウェー・リフト / フェリー 定期観光バス 観光スポットを周遊するバスのコースを観光地別に紹介 飛行機 国内線の時刻・運賃表
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おー今回は武器についてコメント出来るのね(*´ω`*) - 2014-11-14 09 44 13 癖が無くて使いやすい良い武器だと思うのです どんなカスタムしても、みんなのプレイスタイルにハマる良い武器 - 2014-11-14 22 30 46 初心者は困ったらこれを選んで戦ってみるといい 当てやすく 使いやすいので戦い方がよくわかる - 2014-11-15 23 14 50 か、KF5だろ。 - 2014-11-23 20 30 02 誰でも最初に使える武器が分かりやすく強いってのは良い調整だと思うんだ。特殊な戦い方したい人は他の使ってねみたいな - 2014-11-18 16 30 32 223、威力下がってるけれども、最低20までは切ってないよね?グリップ、拡マガと組み合わせると、Bal-27の中では一番好きだし、どのマップでも戦いやすい。 - 2014-11-15 06 45 41 非常に個人的ですけど、なぜサプライドロップのMarksmanは射程が短いのか。。。Marksmanらしくないような気がします。 - 2014-11-15 12 17 06 ドミネとかほぼこれしかいない 間違いなく修正が来る強武器 - 2014-11-15 13 01 42 これに修正入れるより他を強くしろって感じだがな、これが普段通りのCoDのARで逆に他のAR、SMGが弱いだけな気がする - 2014-11-15 14 36 40 確かにそれは言えてると思う MK14とか息してなくて涙ちょちょ切れる - 2014-11-15 19 24 58 ほかの武器があまりにも微妙だからなぁ 消去法でこれ使うしかない現状 - 2014-11-15 19 52 38 AKが高威力低レートなら分散できたかも。べつにコイツが特別強い印象はまったくないよね。というかARフルオート自体3種類しかないから仕方ないよ。 - 2014-11-15 22 43 03 こんな遠距離戦えて、近距離も3発キルでSMG並みのレートのARが普通なわけないから - 2014-11-17 07 36 09 2発目以降はレート900、ドロップ武器のレート増加なら1200っぽいので過去作のARを越えかねない性能ですね - 2014-11-18 09 35 54 2発目以降ぉ?どんな感覚してたらそう感じるんだよwこいつはもっと4~5発ぐらいかけて徐々に上がる変なレートの上がり方してるよ。BO2のAN-94とは違う。レートも900は無い。 - 2014-11-18 18 03 51 初弾から2発目は6フレーム目で、後は撃ちきるまで4フレームごとに撃ってたよ、脅威のレート - 2014-11-20 20 22 12 codのエンジンは125fps動作なんですが・・・(描画の60fpsの事ではない) - 2014-11-20 20 53 01 60fpsまでしか録画できないので125で録画できるのでしたらぜひ検証をお願いします。レートが上がるのは3発目からでレートが上がる奴で900RPMになりますね。 - 2014-11-20 21 23 42 レート云々より精度がやばい気がするけどな - 2014-11-18 18 30 29 これは普通に使えるだけで他の大概が息してないからねぇ 他を修正すべきだよねあんまりこれ使ってないけど - 2014-11-18 16 57 51 弱武器やーーー - 2014-11-23 20 31 37 Assaluterの弾数は32/64でした(元が32/96)。メリットは機動性+1だから…デメリット大きすぎ。 - 2014-11-17 04 53 00 サプライドロップのMarksman(プロフェッショナル)、射程じゃなくてレートが-1だと思う - 2014-11-17 10 20 19 ドミネで特攻する人やスカベンジャー使用者には良いかもしれないぞ - 2014-11-18 08 15 38 AK12→レート高いけど威力低い(分かる) HBRa3→威力高いけどレート普通なの最初だけ(分かる) Bal-27→威力高くてどんどんレート上がる(欠点無いじゃん・・・) - 2014-11-18 19 06 39 せめて反動大きいならわかるけどな - 2014-11-19 03 30 39 マルチの半分くらいコイツ。バランスェ・・・。 - 2014-11-19 05 03 10 なるほどBOのFAMASの悪夢の再来なわけだな - 2014-11-19 07 24 38 強くて使いやすい武器が人気になるからしゃーないよ。どうせこれ修正されても次はAKばっかりとかになるんだろ。 - 2014-11-19 17 17 29 近距離でSMGに勝てちゃう。SMGでキルレ0.5なのにこれつかったら2になったぞ… - 2014-11-19 21 37 37 俺もこいつだけ2になった。明らかにバランスがおかしい - 2014-11-19 23 45 37 bal修正されても、SMGきついと思うんですが - 2014-11-20 01 32 22 SMGga - 2014-11-20 16 46 45 SMGがきついのはガンホーのせいもある気がするんだよなぁ - 2014-11-20 16 54 07 他の種類の武器とAR比べるのはどうかと...武器それぞれで動き変えるのにキルレの数値判断はできないと思います あとsmg はやはり今作は不遇に思うところがありますし... - 2014-11-21 11 19 26 他の武器キルレ0.4とかなのにコイツだけ1.7あるわ...。 - 2014-11-20 05 44 27 キルレの話はあんまりしないほうがいいで 芋ったり角待ちすれば上がるからねそんなの大事なのはそんなことせず試合 - 2014-11-20 18 40 24 ミス そんなことせず試合に貢献できるかだよ - 2014-11-20 18 41 51 6キル5デスdaga - 2014-11-20 20 10 30 キルコンのタグとらないやつと、タグはとるが3キル10デスの味方なら前者を選ぶだろ? - 2014-11-20 20 12 41 キルコンでそもそも動き回るルールだと思うのだが...角待ちや芋ってキルいっぱいキルとっても貢献してないでしょ... - 2014-11-21 11 23 03 キルコンはキルレじゃなくてキルコン/デスレートで考えるべきだと思うの - 2014-11-21 16 42 31 地味に謎なんだけど.223(5.56mm)では威力が下がり、.308(7.62mm)では射程が上がるということはACR6.8みたいな中口径弾がデフォルトなのかねこの銃・・・ - 2014-11-20 18 09 41 よく見てみると撃っても薬莢出ないしこれケースレス弾使ってるっぽいんだよな。だから口径が変でもまあ分かる。 - 2014-11-20 20 04 59 腰ダメ撃ちでもう一度見直すんだ。ちゃんと空薬莢でてるぜ - 2014-12-08 14 31 47 パッチ1.14にて反動増加、ゴーストのMSBSフルオートのように真上に跳ねる。 - 2014-11-20 22 32 42 反動よりも精度と威力を弄れよ…威力周りが変わらないと瞬殺なんだし - 2014-11-21 21 47 42 PS3版のパッチ1.04の間違いですね、真上反動なので制御はしやすいですが頭出ししてる相手や遠距離をフルオートで倒すのは難しくなった、指切りすると撃ち始めのレートが低下して火力が落ちる。とはいえ近中距離は相変わらず扱いやすい。 - 2014-11-22 09 42 31 威力と精度を落とさないダメだろこれ… - 2014-11-22 17 52 50 威力と精度を落とさないダメだろこれ… - 2014-11-22 17 53 11 威力と精度落としたらただ産廃化するだけじゃねぇか。 - 2014-11-22 19 45 39 いや、サイト見易い、リロード速度悪くないし初期武器でかっこいいからまだ生きてる。 - 2014-12-02 14 21 17 射撃訓練場の1番に立った時に真正面に出てくる的を以前だと3発で倒せたはずだけど、パッチ後だと4発になってるね - 2014-11-23 03 21 32 エリートのダメージ+2なら一番遠いやつでも3発だったわ - 2014-11-25 01 20 18 っていうかデフォだと一番近い的でも4発になってるな・・・ - 2014-11-25 02 14 04 なんだこのエリートの強さ・・・ - 2014-11-23 03 48 07 他は装弾数下がったり色々あるのに、こいつだけエリートのデメリット無しとかおかしい - 2014-11-25 20 38 00 BALのエリートに殺されるとムカッとくるわ - 2014-12-03 21 27 29 全然無駄の無いステータスで笑うよね。実際obsidianを手に入れたら他の銃が霞むもの。 - 2014-12-04 02 00 18 またBalだ~~ - 2014-11-24 10 25 26 ピネやめろw - 2014-12-15 15 00 30 プレステージするとき こいつを永久アンロックしてアタッチメントを最初からMAXで使いたいんだけど方法ないの? - 2014-11-25 08 06 57 ない、というかbalはそもそも初期武器だから永久アンロックはできない - 2014-11-26 12 16 19 何がバランス考えましただよ。こいつばっかじゃねーか - 2014-11-29 11 14 06 Balってやっぱりアトラス社製なのかね アトラス社の展示ブースにはBalが大量に置いてあるしアトラスのMPもほとんどBal持ってる alはアトラスの略だとしてBはどういう意味なんだろう - 2014-11-29 14 27 20 口径かな?と思ったら、barrettだし、、、27は0.27インチでおよそ6.8mmっていうことかな? - 2014-12-01 17 34 17 そもそもBALならともかくBalだし、何かの略字にしては妙な気が・・27口径=6.8mm弾ってのは上の口径考察とも合致するしそれっぽいね。それは思い付かなかったわ - 2014-12-01 19 57 33 下方修正じゃなくてSMGの上方修正しろっつってんだよボケが ARより近距離弱いSMGとか誰が使うんだよゴミ - 2014-12-02 00 00 51 三発キルの距離はASMとKF5の方が長いよ情弱ゴキブリ - 2014-12-05 02 33 11 パッチ前のコメントに何言ってだ - 2014-12-05 02 55 20 うはwwwwwキチガイに絡まれてたけど紳士が助けてくれてたwwwwwwありがとなwwwww - 2014-12-05 21 52 34 [PS3版]30発撃ちつくすまでの時間,ノーマル[147F] 223[119F] Marksman[195F] パッチ前だとエリートはinferno一択だった様な気もするが、パッチ後だともう一つのエリートは遠距離特化で使い分けできるな。 - 2014-12-06 05 56 35 パッチで弱体化がすごいな。正常になったと言えばそまでだけど、全距離で他の武器に劣るようになったんじゃないか - 2014-12-06 07 15 07 パッチ前から全距離でその距離に特化した武器には劣ってたじゃん あとパッチで他のフルオートARも弱体化した(AK-12も1HSで3発キルできたのができなくなったとか)しこいつはまだまだ現役 - 2014-12-06 10 03 22 いまだにどの部屋も余裕でこいつだらけだよ - 2014-12-06 18 42 01 射撃場で一番手前の的が四発キル、もうこれ産廃じゃん.... - 2014-12-07 10 22 22 パッチきてもまだ全然強いな、やっぱりレート高いのが強い - 2014-12-07 11 15 11 まあ弱体化はこのくらいでええじゃろ、あとは弱武器を強化していく方向で - 2014-12-07 12 43 16 みんなはObsidian SteedとInfernoならどっちがほしい? - 2014-12-08 14 17 05 パッチ後ならobsidianの方が強い気がする - 2014-12-08 19 25 19 スティム検証中に気付いたが、威力40もないと思う。スティム相手に近距離5発だったから、34にまで、最大威力が下がってると思う。 - 2014-12-08 20 06 44 Obsidianがパッチ後は強いね。3発キル距離けっこうあるわ。Infernoは持ってないけど、パッチ後も十分強いよね - 2014-12-11 23 44 57 ってか思ったけど、前世代機版と次世代機版でエリートの名前違くね 前だとObsidian Steed、次だとObsidian coltだぞ - 2014-12-12 06 25 14 PS3勢だけどcoltだぞ?もしかして初期ロット?はcoltとかそういう... - 2014-12-12 09 44 23 理由が分かったので書いておいた。海外版と日本版で名称が違うのね - 2014-12-12 16 07 30 そういやなんで海外と日本版で名前変わったんだろ 解説できる人います? - 2014-12-30 22 57 15 言われるほど弱体してると思えない。癖がない武器 - 2014-12-13 12 48 19 だって弱体前が強すぎたんだもの。弱体食らってようやく普通ってどういうこと。 - 2015-01-03 18 30 57 弱体化!パッチ前強すぎよ!パッチ後も万能な強い武器! 指切りしちゃえば遠距離も!? - 2014-12-14 14 25 38 inferno、パッチ後の反動だとちょっとリコイル激しすぎるな。BO2のスコピみたい - 2014-12-16 10 10 11 弾丸消費も激しくなるしこれなら無印のが戦いやすい気もするな - 2014-12-16 10 10 56 Carbonならサプつけても全距離4発だからまだまだ余裕で強い方 - 2014-12-16 15 53 30 エリートが出るまではカーボン安定か。 - 2014-12-26 09 08 16 Carbonサプ、グリップ、ストックが最近のARクラスのガチ、Obsidian Coltを早く出したい - 2014-12-26 10 00 34 Obsidian Coltは近距離だと二発キルできるな - 2014-12-27 13 43 58 何言ってんだおまえ - 2014-12-28 19 51 21 ほっときな どうせエアプだから - 2014-12-29 01 35 04 エアプでwiki - 2014-12-30 22 40 36 エアプでwikiに来るかよ でも試したのが敵から奪った場合だったから正確な検証じゃねえんだわ - 2014-12-30 22 42 54 そりゃお前が撃つ前にダメージ食らってたんだろう あとそんなんで2発キルできるとか書いたらエアプ言われても仕方ない せめて正確な検証じゃないことを前もって書いときなさいよ - 2014-12-30 22 46 05 これ初めて1人称視点で見たときに角ばったF2000かと思ったわ - 2015-01-02 18 55 28 MLGだとオーバーキルで遠距離にコレ、近距離にASMの人が多いね - 2015-01-04 22 10 34 揚げ足を取るようで申し訳ないんですが、MLGではなくLMGでは? - 2015-01-05 20 01 34 たぶんメジャーリーグゲーミングの話じゃないかな MLGで合ってると思う - 2015-01-07 08 59 30 なるほど そういうことでしたか 疑ってしまって申し訳ありませんでした - 2015-01-07 21 57 57 ふと、思ったんだけどさプレイヤーは1つだけ対策武器を選べて、その武器からのダメージ減少とかあったらどう?運要素が混ざるけど強武器は勝手に弱体化する方法かと。 - 2015-01-12 01 51 21 ごめん、雑談所と勘違いしました。 - 2015-01-12 01 58 36 ゲームがだめになりそうなシステムだな... - 2015-01-12 17 10 57 カスタム武器ってシステム自体がそもそもダメな気がする - 2015-01-18 13 00 36 ダメでもないでしょ、従来のままなら強いやつが100%強い武器を使えたけど、近作は希望するカスタムでなくて他武器愛用してますって人居るだろうし。 - 2015-01-22 20 33 36 CarbonってObsidianとダメ同じならCarbon連射変わらないからこっちの方が強い気がするのは気のせい? - 2015-01-29 17 48 26 CarbonはObsidianとダメ同じじゃないんだなこれが 前者は34-33-25で最大3発中間4発最低4発だけど後者は34-34-25で最大中間3発最低4発だから3発キル射程が大きく違ってくる Obsidianはパッチ後も圧倒的に強武器クラスだよ - 2015-01-29 21 31 26 ダメージは一緒じゃない。一応発射レート差で完全な遠距離はCarbonの方が強いけど - 2015-01-31 19 39 14 CarbonってObsidianとダメ同じならCarbon連射変わらないからこっちの方が強い気がするのは気のせい? - 2015-01-29 17 48 26 infernoTUEEEEEEEEEEEEEEE - 2015-01-30 16 35 25 Carbon何故か捨てちゃったわ・・・ - 2015-02-03 22 40 15 Obsidian Coltもってる人多いけど、俺は全然でないぞ・・・ - 2015-02-04 23 37 53 ごめん、誰か教えて欲しいんだけど射程のとこにある200とかって実際どれくらいの距離なの? - 2015-02-06 00 17 33 Inch表記なので100=2m54cm。200なら5m8cmってこと。1200なら30m48cmだ - 2015-02-06 19 57 43 ありがと - 2015-02-08 00 38 01 今作正確に距離測る方法ってあった?海外だとなんか違うやりかたで測ってるの? - 2015-02-09 00 05 35 内部データー - 2015-02-09 11 55 49 Obsidian Colt集弾性悪いような気がする - 2015-02-12 09 51 54 反動増えているせいだと思う。 - 2015-02-14 08 18 29 バルなんてチート武器使ってんじゃないわよ!ましてやエリートなんて(泣) - 2015-02-17 02 06 12 まぁなんとなく分かるな…obsidianかインサニティ持ってるやつに正面から撃ち合ったら殆ど勝てんもんな - 2015-02-17 11 26 23 グレのアタッチメント付けてリロード変わるのってこれだけかな - 2015-02-17 14 29 40 インフェルノ二つあるww - 2015-02-17 16 53 58 1つくれww - 2015-02-17 23 38 37 は?wお前にはあげねーよw - 2015-08-16 23 43 08 Obsidian Colt絶対過大評価されてるわ、使えば分かるがそこまで強くはない - 2015-02-18 15 49 37 あの強さで過大評価は無いだろ 約30メートル半まで3発キル出来るんだから ブレったってグリップ付ければ全然だしどのレンジもいける 実際使ってるから分かるけどこれとinsanityはどう考えても圧倒的に強いよ - 2015-02-18 16 22 33 近距離はASMに負け中距離はHBR、遠距離はAKに普通に打ち負けるんだけどブレてんだかすり抜けてんだか分からんが結果的にキルタイムが長くなる - 2015-02-18 16 54 07 Infernoこそ過小評価し過ぎだと思う - 2015-02-19 19 43 25 いや、ワンショット可能なもの以外で最速キルタイムのAMSに負けるって当たり前なんですが - 2015-02-23 21 03 08 そもそもそれぞれの特化の銃と比べられる時点で性能やばいって分かろうよ - 2015-02-23 21 04 01 ほんとそれな - 2015-02-24 00 59 39 Obsidian Coltを俺は持ってないから何とも言えないけど、実際使ってる人はかなり多いからやっぱりかなりの強武器だと思う。せめて俺もインサニ欲しいなぁ。 - 2015-02-18 18 37 07 インサニ使うと飽きてくるヨ。強すぎだヨ。ゲームバランス崩れるヨ。本当に使いたい? - 2015-02-18 23 34 58 自慢やめろぉ!結局今も手に入らないから奪・・・拾って楽しんでいるんだよなぁ。 - 2015-02-23 21 06 35 何となくわかる気がするぞレート上がりきったオブシのレートが下がりきったインサニティと同じレートなんだっけか? それでもあまり使用率に差は無いようだがそもそもエリート武器だからか それともインサニティの初弾3発レート1000がラグで活かせていないか・・・ - 2015-03-01 01 40 52 インサニの4発目以降のレートはノーマルAKと同じだよ。オブシはノーマルHBRa3より低い - 2015-03-01 10 26 07 ↑ごめん。なんかボケてた - 2015-03-01 10 27 29 WIKI,海外は大半がソースコードで、実測値は違う。大よそオブシディアンは560-680,インサニティは800-720。 - 2015-03-18 20 17 35 インサニティ?HBRa3?それともBalのInfernoの事か? - 2015-02-19 19 30 45 BalのInfernoではなくHBR3のInsanityやで。Obsidian Coltが手に入らないから、せめて同じくらい強さと言われてる受けてるInsanityが欲しいんや。個人的にもHBR3のが好みだしね。 - 2015-02-23 21 09 08 すまん。寝ぼけながら書き込んでたから日本語が怪しいなw - 2015-02-24 12 29 45 近距離 インサニティ オブディシアン 中距離 オブディシアン インサニティ 遠距離 オブディシアン=インサニティかな? - 2015-02-24 00 47 56 単純に考えればそんな感じ 初弾レート、マップ、そのプレイヤーが感じる使いやすさ、交戦時のポジション等々をひっくるめるとなるともっとややこしくなる - 2015-02-24 00 56 16 あとインサニにはサイト系アタ付けれないのも大きく影響すると思う - 2015-03-16 02 18 07 プレマスしてオブシ貰ったから初めて使ってみたんだけどつえーな。インサニも持ってるけどオブシのが総合的に安定してるわ。 - 2015-03-13 18 25 21 カーボン、過小評価されてないか?オブシディアンは34-34-25,カーボンは34-33-25で中間威力は負けるけど、最大威力と最低威力はレートで勝ってる。 - 2015-03-18 20 19 41 使ってる人多いし普通に評価されてるでしょ。けどオブシディアンと並べるほど強くはないよ。インフェルノよりも弱いと思う。 - 2015-03-24 00 07 23 インフェルノはな・・・レート上がったおかげで反動上がってるし、しかも機動性-3でADS遅いし 正直カーボンにサプ付けた方が強いような気がする - 2015-03-24 01 06 12 でも遠距離5発のSMGと考えれば強い。 - 2015-03-25 20 26 48 レート1000ってラピファ付けたSMG並みだしね。それで遠距離も狙えるから弱いわけない。 - 2015-03-25 23 49 45 遠距離狙えるって言ったって、レート高いから結構難しいよね。でもエリート武器ってこれぐらいがちょうどいいと思う。 - 2015-03-25 23 56 57 Infernoは腰だめがSMG並だから、SRのセカンダリに良いけど、初弾が750rpmで、近距離でも撃ち負け易い。 - 2015-03-31 04 51 41 MW2やって気づいたけどBal-27の一部ってF2000の使い回しでした。 - 2015-03-20 16 33 34 Obsidian Coltって黒曜石でできてんの? - 2015-04-04 19 49 08 Infernoは炎で出来てるの? - 2015-04-07 13 26 32 Carbonって炭で出来てるの? - 2015-05-01 08 38 37 とりあえずこの流れはツッコミを入れたほうがいいのか? - 2015-05-04 19 36 55 Insanityを感じる… - 2015-05-07 16 46 34 .308っていいと思うんだけど。 - 2015-04-27 20 18 58 ちんちん - 2015-05-04 17 55 09 苦節122時間、やっと念願のObsidian Coltが出ました。強いです。 - 2015-05-09 19 28 58 レート向上形が好きな自分としてはInfernoは十分すぎるほど強武器。リコイルもObsidianやInsanityと大差無いし。 - 2015-05-13 21 21 05 オブシそんな強いか?プレマスなったからもらえたけどインサニに撃ち負けまくるわ。 - 2015-08-05 18 00 21 拾って使った感想はザ・無難といった感じでした。初弾からしっかり当ててくるプレイヤーさんが相手だと3発キル射程内でもレートが上がる前に倒される事も珍しくないです{尚私のエイムはお察s(ry)}。スピークイージーやインサニの様なあからさまな強武器といった印象はなかったです。 - 2015-08-17 02 25 36 Marksman(ACOGの方)のレート-1なってなくね? - 2015-09-06 17 08 57
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◇第三章 「入ったら?」 夕日の中で少女が妖艶に微笑んだ。 彼女に促されるまま教室へと足を踏み入れる。 あたしは自分の机に歩み寄り机に手を入れて数学のノートを探していたのだが、彼女はその場を一歩も動かずあたしをじっと見つめていた。 「同じクラス……なんだよね?」 そんな状況に耐えかねたあたしはとりあえず声を掛けてみることにした。 「そうよ。私も一年五組。もしかして忘れちゃった?ひっどいなあ」 彼女はやんわりと目を細めて笑った。あたしはそんな様子を見て、笑顔の爽やかな女の子だなあ、と思った。 見れば見るほど可愛い子だ。綺麗な顔立ちをしている。 ミヨキチとはちょっと違ったタイプの美人な顔立ちで、何だか世話焼きでリーダー気質な雰囲気がある。優等生っぽくてキョン君が好みそうな感じ。 「ちょっと話を聞いてもらいたいんだけど、いいかな?」 「話?」初対面のあたしに何を話すというのだろう。「なあに?」 彼女はあたしに笑いかけるようにして頷くと、 「私ね……随分と長い間我慢していたの」 長くしなやかな髪をはらう。 「ずっと変えたいと思っていた。私はいつまで経っても変化しないそれを眺めているだけ……退屈だった」 いきなり話が見えない。何の話なんだろう。 「以前ね、これ以上現状維持を続けていても仕方がないと思って強行手段に出てみた事があった。 ほら、やらなくて後悔するよりもやって後悔した方がいいって言うじゃない?」 「……そうだね、あたしもそう思うよ」何の話だか知らないけど。 「けれどそれは結果的に失敗に終わった……その時私学習したの。物事にはタイミングが重要だって事を」 彼女は窓の外に広がる赤く染まった町並みを見やり、ふーっとため息をついた。 「それからは―――性には合わないんだけれど、黙って事の成り行きを見ていたわ。 いつか来るタイミングを見落としてしまわぬように細心の注意を払っていた。次こそは成功させたいって一心でね。 ……それでね、最近ようやくやって来たの!待ちに待ったタイミングが!」 突然声を大きくし、満面の笑みを咲かす。随分楽しそうに喋っているけど何が言いたいのかさっぱりわからなくてイライラする。 タイミング?傍観していた……って何を。 「ねえ……一体何の話?もうちょっとわかりやすいように話してよ」 あたしの言葉など微塵も届いていない様子で彼女は微笑むと、 「私はこのチャンスを必ず物にするわ。もう二度と失敗なんてしない」 「だから、今ここで貴女を殺す」 へっ?と思った頃には体が勝手に動いていた。 彼女が先程から浮かべている笑顔をそのままに―――ナイフを持って突っ込んできたのだ。 あたしの反射神経など人並み程度で、ギリギリのところで危ないそれをかわすと情けなくもその場に尻餅をついてしまった。 何?今、何て?あたしを……殺す?何で!?ちょっと待ってよ!とりあえず落ち着こうよ! 「ちょっ……ちょちょちょっと待って?冗談やめてよ!あ……あたしを殺す?嘘だよね?とりあえずそれ危ないからしまってよ!」 「冗談だと思う?」 彼女はまるで玩具で遊ぶようにしてナイフを弄っている。 「そっか、有機生命体は死ぬのが怖いんだっけ。貴女も今殺されたくないと感じているの?」 何電波な事を口走っているのだろう。ゆうきせいめいたい……どういう字を当てる単語なのかなんとなく想像はつく。 そういう類の話は得意分野だからね。彼女とは結構話が合うのかもしれない。 「ちなみに言っておくけれど、この部屋からは逃げられないわよ」 床にへたり込んだまま後ろを振り返ると、ドアが無くなっていた。ドアが無くなっていたというより、そこはただの灰色の壁と化していたのだ。 この状況はまさしく絶体絶命。 あたしはとりあえず立ち上がろうとしたのだが―――足に力が入らない。ただの棒と化しているそれはガクガクと小刻みに震えている。 まさかあたし、腰抜かしちゃったの? 「ふふ……大人しくてつまんないなあ。貴女のお兄さんはもうちょっと抵抗して見せたのに」 「そっ……それって……まさかキョン君の事?」 「その間抜けな単語、懐かしいなあ」 言った通り懐かしそうな表情を浮かべた。穏やかな笑顔が恐ろしくて仕方ない。狂っている。 「ちょっ、ちょっとどういう事!?どうしてキョン君を知ってるの!?」 例によってあたしの質問には一切耳を貸さず、 「貴女のお兄さんは……私に向かって椅子を投げてきたわ。そう、こんな風に」 「!」 彼女がそう言ってパチンと指を鳴らすと、教室に並べられた椅子やら机やらが地球の法則を全て無視しているがごとく浮かび上がり、あたしに向かって飛んできた。 あたしは悲鳴を上げながら腕の力だけで体を回転させ何とか衝突を避ける。 そして顔を上げてみれば、思わず自分の目を疑った。先程まで教室だったそこが一瞬にして異空間に変貌していたのだ。 「さて、ちょっとお喋りが過ぎたようね」 ナイフの背で肩をトントン、と叩きながら彼女がこちらへと歩み寄ってくる。 「終わりにしましょう」 あたしは震える下半身を引きずるように後ずさりする。 「今回はね、 彼女 に気づかれることの無いように何重にもフィールドを張っておいたの。 鍵ではなく鍵穴その物である貴女に危害を加えれば何らかの情報が得られると考えたんだけな。これ以上様子を見ても無意味なようね。 自覚が無ければ使いようの無い力……全く笑わせるわ。貴女も、涼宮ハルヒも」 涼宮、ハルヒ?ハルにゃん……? 「その力は貴女たち有機生命体には必要無い。もっと正しくあるべきだわ。私はそれを正しい方に導きたいだけなの。悪く思わないでね?」 空気が切り裂かれたような音と共に、ギラリと光るナイフが天を指した。 「じゃ―――死んで!」 無音。肌に突き刺さるような静寂。何の感覚も衝撃も無かった。 反射的に瞑っていた目をゆっくりと開く。 あたしの目の前には背中があった。 それは間違いなく、あたしのボディーガードである古泉一樹の大きな背中だった。 「あら……随分と久しぶりじゃない」 「ええ、お久しぶりです」 「まさか貴方がやってくるなんて思わなかったな」 「こういった場所に侵入するのは涼宮さんに与えられた僕の特権でしてね」 「私、貴方は割かし頭の切れる人だと思っていたけれど……過大評価だったようね?貴方が私に適うとでも?」 「僕も貴女を過大評価していたようだ。所詮は心を持たぬアンドロイド。同じ事を繰り返すしか脳が無いのですか?」 「…………」 「だから貴女は長門さんに適わない」 古泉君が低く唸るような声でそう言うと、掴み止めていたナイフをそのまま取り上げた。 彼の右腕は赤く染まっている。 血―――ではない。腕が赤い光に包まれているのだ。染まっているというよりは赤く光っている、といった表現に近い。 ああ、もう何が何だか全く理解できない。けれどいちいち突っ込んでいたらキリがない。 この状況自体がおかしいのだから、もう何が起きたっておかしくないんだ。うん、そう思う事にしよう。 武器を取り上げられた彼女は微笑を絶やさずに人間離れした脚力で後方にジャンプすると、 「ふーん、結構やるじゃない?実を言うとね、情報統合思念体でさえも貴方たちの能力がよく分かっていないの。 どうしてかな?貴方はどう思う?」 「どうも思いません」 「冷たいのね。それにしてもどうやって私のフィールドを破ってきたの?いくら能力を授けられた貴方でも、ちょっと信じられないな」 「僕は彼女に願われたからここに居る、ただそれだけの事です」 古泉君はそう言って顔だけこちらを向くと、尻餅をついたままのあたしに手を差し伸べた。 「立てますか?」 「…………」 黙ったままその手を取るとゆっくりと引き起こされる。震える足で懸命に地を踏みしめた。大丈夫だ、何とか立っている。 「じっとしていてください。貴女は僕が守ります」 古泉君はいつものようにやんわりと微笑んだ。 「一命を賭けて、ボディーガードの勤めを果たすまでです」 「……うん、それ無理♪」 遠くに居た彼女がそう微笑むと呪文のような物を唱え始めた。全く聞き取れない。早口の域を超えている。 次の瞬間には槍のような鋭利な物体が彼女の頭上に出現した、かと思えばこちらに飛んでくる。 それに気がついた古泉君があたしに背を向けると両腕を広げた。その途端赤い光が古泉君とあたしを包み込む。 激しい衝突音。赤い光が光線をバチバチ散らしながら槍との衝突を寸での所で防いでいる。 その光景は壮絶だった。さっき見たSF映画なんて目じゃないほどに。 「こんなのはどう?」 再び高速呪文が聞こえてくると、頭上で騒がしい音がした。ガレキがあたしたちを目掛けて崩れ落ちてきている。 めちゃくちゃだ、ここには天井なんて無いじゃない! 古泉君がらしくもない舌打ちをするといきなりあたしを抱きかかえ―――ジャンプ……いや、飛び上がった。 古泉君はあたしを抱え宙に飛び上がったのだ。 体験した事も無いような浮遊感があたしを襲う。無重力ってこんな感じなのかな?そんな事を考えながら古泉君の首にしっかりと腕を絡めた。 バンジージャンプなんてした事無いしこれからもする機会なんて無いだろうけど、きっとそのような類の物で得られる感覚とは別物であろう。落ちているのではなく、浮かんでいるのだから。 そんな事を考えていると突如――瞬間移動でもしたのだろうか――彼女が目の前に出現した。 ハッと息を呑んだ古泉君があたしを庇うように体を反転させると何かが切り裂かれたような音が聞こえ、それと同時に古泉君の身体がビクリと強張る。 「ふふ、守っているだけ?それじゃ私には勝てないわ。もっと楽しませてよ、ほら」 ドスン、と鈍い衝突音が密着した古泉君の身体を通して伝わってくる。それと同時に呻き声を上げる古泉君。 まさか…………刺されたの? 「……大丈夫、です」 あたしが声を掛けるよりも早く古泉君が搾り出すような声で言う。 嘘。とても大丈夫には見えなかった。こんな風に苦痛に顔を歪める彼を見るのは初めてだ。 あたしは悟った。このままじゃやられる。古泉君もあたしも―――この女に殺される。 決意を固めたあたしは無我夢中で彼のジャケットの内ポケットを探った。 突然の行動に驚く古泉君を尻目に先日見たばかりの――できればもう二度と見たくないと思っていた――黒光りした銃を取り出す。 無我夢中だった。映画やドラマで見たままに安全装置を外し彼女に向け引き金を引くと、音の無い空間に弾けるような乾いた音が響き渡った。 しかし、外れたのか、命中したのか……それを判断する猶予は与えられず、次の瞬間には景色が動いていた。 先程まで感じていた酔ってしまいそうな浮遊感ではない。 誰かに引っ張られているような感覚の後、全身に凄まじい衝撃が走った。 そこでようやく状況を理解する。あたしは古泉君の腕から地面に落下したのだ。 痛い。とにかく痛い。こうして意識や感覚がある以上大した高さでは無かったのだろう。それにしても痛かった。 「う、うあ……」 身体を動かそうとすれば口から呻き声が漏れた。 苦しい。 痛い。 気持ち悪い。 全てがぐるぐるしている。 あ、これ、やばいかも、あたし………… 「―――――!!」 遠のきそうだった意識を古泉君の声が引き戻した。 古泉君があたしの名を叫ぶようにして呼んでいる。 瞑っていた目を開いてみれば、無数の槍がこちらに向かっている最中だった。 そこに古泉君が割り込んでくる。やってくる槍に背を向け、あたしを庇うように両腕を広げる。 そして次の瞬間、あたしの視界が赤く染まり――― 古泉君の身体を無数の槍が貫いた。 「……理解できないな。どうしてそんな無駄な事をするの?」 古泉君の足元にみるみる血溜まりができていく。 「馬鹿だなあ。貴方まで死ぬ必要があったのかしら?あーあ、有機生命体の考える事って本当に不思議」 古泉君はゆっくりと腕を動かし、肩を貫いていた槍を掴むと勢い良く引き抜いた。 彼の膝がガクリと崩れ、飛び散った真っ赤な血があたしの制服を染めた。 「ちょっと有機生命体の心理に興味が沸いちゃった。ねえ、最期に教えて?何故そこまでするの?貴方をそこまでさせるのは何なの?」 古泉君はこんな状況下でも笑みを浮かべていた。 諦めの笑み?あたしを安心させるための笑み?いや違う……彼が今浮かべているのは、不敵な笑み。 「僕は……彼女のボディーガードですから」 彼がそう言うと突如、ピシリという音と共に空間に亀裂が走った。 「…………どうやら間に合ったようですね、長門さん」 その亀裂から現れた人影――驚いた。あの有希ちゃんだった――は呆気に取られている彼女に向かって手のひらを突き出す。 「ご苦労、古泉一樹。……情報連結解除、開始」 途端にむちゃくちゃな空間が崩壊を始めた。砂のような光の粒がキラキラと舞い散り、そこら中にあった教室の残骸が見る見るうちに形象崩壊していく。 古泉君の身体に突き刺さっていた無数の槍も同様に砂と化していた。 「長門、さ……どうして……?そんな……」 微笑みを絶やすことの無かった彼女が、絶望の表情を浮かべていた。 手足の先が空間と同じようにしてキラキラとした砂の様に消えていく。 「事前に古泉一樹が私に知らせてくれていた。彼の行動は私が到着し崩壊因子を組み込みまでの時間稼ぎだった」 この状況に全く動じていない様子の有希ちゃんが淡々と告げる。 「彼の判断は的確だった。馬鹿は貴女。繰り返すしか能が無い……古泉一樹の言うとおり」 諦めたようなため息をついた彼女は再び笑顔に戻り、あたしを見た。 「ふふ……私の負け。よかったね、延命できて」 崩壊が進み、もう既に胸から下は光の粒と化していた。 「まさかこの台詞を二度も言うことになるなんて……思いもしなかったなあ」 最期にそういい残し、キラキラした結晶と共に彼女は完全に消滅した。 それとほぼ同時に、古泉君の身体がグラリと崩れた。 「こっ……古泉君!」 勢い良く起き上がり彼の元へ駆け寄ると、穴だらけだった彼の身体に傷が一つも見当たらなかった。 そういえば、先程まで喋ることもままならなかったあたしもすっかりピンピンしている。 古泉君の返り血で染まっていた制服も新品同様、真っ白だ。 気がつくと、教室は何事も無かったようにすっかり元通りとなっていた。 真っ赤な夕日に染められた椅子や机。窓の外からは運動部の掛け声が聞こえてくる。 「彼は平気。既に措置を施してある。すぐに目を覚ます」 あたしはうつ伏せに倒れていた古泉君を抱きかかえるように起こし、目を閉じたままの彼の頭を膝に乗せた。 それまで棒立ちしていた有希ちゃんがゆらりとあたしの横にしゃがみこむ。 「有希ちゃん……さっきのはどういうことなの?古泉君や有希ちゃんは何者なの?お願い、教えて」 「それは……古泉一樹に訊くべき」 「っ、でも」 「大丈夫。貴女は全てを目撃した。彼はもう言い逃れはできない」 有希ちゃんはあたしに向けて先程の彼女と同じように高速呪文を呟いた。 「細胞情報を正常化し、体内の異物を全て取り除いた。これでもう貴女に害が及ぶことは無い」 「……?」 「…………全ては古泉一樹に訊くべき」 有希ちゃんはそれだけ言い残すと立ち上がりあたしに背を向けた。 「有希ちゃん!なんだかよくわからないけど……ありがとう!」 「…………いい」 彼女は振り返らずに教室を後にした。 「…………お怪我はありませんか」 しばらくして、古泉君が目を覚ました。 「本当に申し訳ありませんでした」 彼は実に申し訳なそうに、搾り出したような声でそう呟きゆっくりと身体を起こした。 あたしが墜落した時の事を言っているのだろうか。 「貴女をあのような目に遭わせてしまった……僕はボディーガード失格です」 彼はそう言って弱弱しく目を伏せる。 「そんなことない。平気、もうどこも痛くないよ」 元気である事をアピールするようなポーズを取ってみれば、ようやく古泉君に笑顔が戻った。 よかった。あたしは助かり、嘘のようだけど怪我も無い。これでめでたしめでたし……と言いたい所なのだが、そうも行かない。 「古泉君」 「何でしょう」 「いい加減全部説明して」 「…………」 「あんなのを見せ付けておいて、まだ話せないって言うの?」 珍しく押し黙る古泉君の顔にいつもの笑みは無く、やがて意を決したかのように深いため息をついた。 古泉君の話を簡単にまとめるとこうだった。 詳しくは不明だがハルにゃんは願望を実現化する能力を持っている。 古泉君はハルにゃんの精神が不安定になった際に出来る閉鎖空間にて『神人』を倒す能力を授かった、云わば超能力者。 みくるちゃんは未来人。ハルにゃんを監視するために未来からやってきたタイムトラベラー。 有希ちゃんや先程の彼女――アサクラリョウコ、と言ったかな――は、宇宙人。 情報なんとか思念体によって造られた、対有機生命体用なんとかかんとかインターフェイス……よくわからないけどそんな感じ。 そしてあたしの兄であるキョン君は、何の能力も持たぬ一般人でありながら世界の鍵とされている。 過去にはキョン君の所為で世界が崩壊しかけたり、逆にキョン君のおかげで崩壊の危機から免れた事もあったそう。 ……眩暈がした。 あたしに大きな影響を与えてくれたSOS団の皆。 どこか只者では無い雰囲気は感じていたけれど、まさか……まさかそれぞれ宇宙人・未来人・超能力者だったなんて。 ハルにゃんに至っては神で、キョン君は世界の鍵。 そんな凄まじい属性を持ち合わせた人たちがこんなにも近くに居たなんて――まさに気の遠くなる話だった。 「そして、今回の事件の当事者である貴女ですが……貴女は涼宮さんから涼宮さんと同様の能力を授かったのです」 「それって……願望を実現する力?」 「そうです」 さらっと言ってのける古泉君。予想以上のスケールのでかさにくらっときた。 「な……何であたしが?」 「恐らく、貴女がこの北高に入学したからです」 何でまた北高が出てくるの? 「貴女が涼宮さんの後を追って北高に入学したという話を耳に入れた涼宮さんが歓喜し『自分のようにあってほしい』と願ったからでしょうね。 そうして一時的にですが貴女は涼宮さんと同様の能力を授かった訳です」 「そんなめちゃくちゃな話があるなんて……」 「同感です。しかしそんな滅茶苦茶な話を現実の物にしてしまうのが涼宮さんなのですよ」 古泉君は「困ったものです」とあまり困っていなさそうな顔で肩を竦めた。 けれど彼はどうして今まで本当の事を隠していたのだろう。言ってくれればさっきみたいに襲われることも無かっただろうに。 「そうもいきません。涼宮さん同様、貴女が能力を自覚してしまえばその瞬間から世界は貴女の思うままになってしまいますからね」 「じゃあ今のあたしにはもう能力は無いの?」 「ええ。先程長門さんが貴女の情報を正常化してくれたおかげで消失致しました。これで貴女が脅威にさらされる事はもう無いはずです」 「そっか……よかった」 「よかったのですか?」古泉君がいつもの微笑をそのままに、「貴方も涼宮さん同様不可思議な事件を望んでいたのでは?」 彼の問いにあたしはしばし沈黙した。 そう、確かに望んでいたのだ。あたしの身に不思議が降り注ぐまでは。 「……今回の事でよくわかったよ」 深いため息をつく。 「いくら追いかけて真似をした所で、あたしはハルにゃんにはなれないみたい。 ずっとおかしな事件を望んでいたはずだったのにさ、いざ巻き込まれてみれば……すごく怖かった。 所詮あたしはキョン君の妹、一般人どまりって事ね」 あたしがしょんぼりして見えたのだろうか。古泉君はあたしにずい、と顔を近づけて言った。 「涼宮さんが絶倫であるだけで、何もおかしいことではありませんよ」 「でもね古泉君」と、あたしは続ける。 実の所あたしはとっくにおかしな事件の当事者だったのだ。 今回の事で気づくことが出来た。あたしの日常は既に非日常と化していた事に。 神様のようなハルにゃん、世界のキーマンであるキョン君、宇宙人の有希ちゃん、未来人のみくるちゃん、そして超能力者の古泉君。 確かにあたしが捜し求めていた非日常は存在していた。 それもこんな近くに。 「だからこれでよかったよ、古泉君。貴方には沢山の迷惑をかける事になっちゃったけど……ありがとう」 「……僕はお礼を言われる立場にありません。貴女を二度と怖い目に遭わせたりしないと約束しておきながら……」 「いいの。だって古泉君、あたしを助けに来てくれたじゃない?」 貴方はちゃんと約束を守ってくれた。 そう……遠い昔、あの日の約束を。 あのね古泉君。 きっとあたしが望んでいたのは非日常ではなく貴方だったんだと、今ではそう思うの。 あたしは今でも彼との約束を覚えている。僕が傍に居る……そう言った彼の言葉を忘れることは無い。 嬉しかった。もう怖くないと思った。 貴方が守ってくれるから、どんな事があってもあたしはあたしで居られると、そう思った。 「ねえ」 「何でしょう」 「キョン君にあたしの能力が消失した事を報告すれば、古泉君はお役御免になるのかな」 「ええ……そうなるでしょうね」 「……でも、今はまだあたしのボディーガードでしょ?」 「……はい」 「時には便利屋にでも、あたしの友人にでもなる……そう言ったよね」 「確かに言いました」 「じゃあ、最後に一つお願いしてもいいかな?」 あたしと古泉君の間にあった距離を詰める。 「今だけ、あたしの恋人になってください」 さすがの古泉君も今の言葉には面食らっただろうか。もしかすると驚愕の表情を浮かべているかもしれない。 瞳を閉じているあたしに彼の表情はわからない。 「……仰せのままに」 放課後、誰も居ない教室。 彼の大きな掌があたしの頬を包み込み、そして――― ――エピローグへ
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――やった。 月に向かって拳を掲げる。すでに毎日通うようになった事務所の屋上に寝転がりながら、シンは誇らしさで胸を 満たしていた。 秋スペは三日後の生放送、すでに本番に向けての準備はあらかた済ませ――合格を前提に事前に進めてい たのだから侮れないプロデューサーだである――、残る三日は無理のない程度に反復練習をするだけとなって いた。あとはただ、本番での自分の役目を果たすだけである。 「……ん?」 ポケットの中で微細な振動する携帯を引っ張り出す。点滅するランプがメールの着信を伝えていた。 「こんな時間に誰が……え、千早?」 意外な名前を目にして思わず驚きの声を上げ、メールを開く。どうやら自分とプロデューサーに宛てたものらし かった。 件名:千早です 夜分遅くにすいません。 今日のオーディション、どうだったでしょうか? 私としては今までに培ってきたものをすべてとまでは言いませんが発揮できたと思います。 それは一緒に踊り、歌った美希も同じだと感じました。 もちろんそれは私が感じただけのことで、まだまだ至らないところもあるかもしれません。 三日後の本番は今日以上の成果を出せるようがんばっていきたいと思ってます。 最後に、今日という日を迎えられたのもずっと私たちを支えてくれたプロデューサーとマネージャーのおかげで す。もちろん他のみんなにも感謝していますが、とりあえずは秋スペのオーディション合格という結果を得られた ことに感謝しています。 本当にありがとうございました。三日後の本番もよろしくお願いします。 ……千早らしい、真面目な文だった 「しかしなんかこう、身体がむず痒くなってくるな……」 正直なところ、千早が言うほどに大したことをしたという実感がないので妙な居心地の悪さを感じてしまった。けっ して悪い気はしないのだが、過大評価をされているような感覚に戸惑ってしまっている。 ――まぁ、いいか。 最初はどうなることかと思った今回の件だったが、いざ蓋を開けてみれば紆余曲折はあったもののここまで辿り 着けたのだ。 あとは本番を残すのみ、オーディションの様子を思い出しても当日は最高の結果を出せるだろうということに 何の疑いもなかった。 「って、さすがにそれは楽観しすぎか。とにかく自分の仕事だけはこなさなきゃな」 すっかり千早と美希を信じきっている自分がいることに苦笑し、軽く頬を叩いて気合を入れる。 さてどう返すかな、とメール画面の返信ボタンを押してから考え始めた。 メールを送信してからしばらくして、ほとんど同じタイミングで二つのメールが返ってきました。 プロデューサーと、マネージャー。どちらも今回の合格をもう一度祝いながら三日後に備えて体調に気をつけ るようにという内容でした。 「……本当に、合格したのよね」 気持ちに余裕ができてメールを見てから、今さらのように確かな実感を得られました。もちろんこれで気を抜くよ うなことはないけれど、それでも今日だけはこの結果を素直に喜びたいという欲求に従うことにしました。 「あら、もう一通……?」 再び鳴った着信音に携帯を開くと、意外な人からのメールが着ていました。 件名:一緒にガンバロ→ 千早さん、お疲れ様。ミキだよ→ 今日はすっごくキンチョーしたね! 始まるまで心臓がドキドキしっぱなしでもうミキ駄目かと思ったよ。 でも千早さんがあのとき手を握ってくれたおかげでいつもどおり踊ることができたよ。 これっていいパートナ→になれたってことなのかな? もしそうならとってもいいカンジだと思うな。 3日後はとうとう本番だね! まだちょっとだけ不安だけど、千早さんと一緒ならミキいーっぱいガンバれるよ。 ミキ少し前までずっとラクしようとしてなまけたりサボってばっかりだったけど、もうそんなこと考えていられないも んね。ハニーやマネージャー、他のみんなから応援されっぱなしだし。ゼッタイに成功させなくちゃみんなに 合わせる顔がなくなっちゃうから。 でもそれよりも、千早さんの歌をミキが台無しにしちゃうのはゼッタイにイヤだから。 なんかヘンな話になっちゃったね、せっかく合格したのにゴメンなさい。 とにかく一緒にガンバロ→ね! 「美希……」 本当に美希は変わった。今までは目も当てられないくらいにやる気がなくて、それでもやるべきことはしっかり やっていて、最近では歌もずいぶん上達していた。 私の方こそ、美希の足を引っ張らないようにしなくてはいけないのに…… 私は「ありがとう、お互いにがんばりましょう」と短い文を返しました。 ベッドの上で仰向けになって、三日後の来るべき日に想いを馳せる。 ――成功させる。マネージャーやプロデューサー、美希……みんなのためにも。 大丈夫、私たちの実力ならできる。 今はまだようやく二人で一人前だけれど、私の歌と美希のダンスが実力通りに発揮できたなら必ず。 そんなことを考えながら、ゆっくりと目を閉じました。 まどろみに落ちていく中、そういえば今日はいつもより家が静かだったということに気付きました。 ――『秋の大感謝祭スペシャル』当日。 情けないことにその場の空気に頭から呑まれていた。 大気の震動が身体に伝わる、 充満した熱気に目眩すら覚える、 そして何より、会場に渦巻く感情の波に心が震えていた。 「……これが、トップアイドルの世界」 ステージの脇から少し様子を覗いただけでこの様だ。あの人波の中に入れば、そしてこのステージの上に立て ば、いったいどれほどのものになるのか。 「こりゃなかなか厳しい順番だね、人気グループの前後に挟まれるとは」 「なんかマズイんですか?」 背後で愚痴るプロデューサーに問いかけるが、う~んとしばらく呻いた後、 「いや、好きにやらせてみよう」 どこか意地の悪そうな笑顔で返事が返ってきた。 「せっかくの大舞台だ、気を使う必要もないだろう。存分に新曲を披露させてもらおうじゃないか」 自信たっぷりにそう言い放つプロデューサーに内心舌を巻きつつ、しかしその自信に共感していた。どうもこの プロデューサーに良くも悪くも毒されてきているらしい。 「ハニー! 様子はどう?」 突然、プロデューサーとの間に美希が割り込んできた。衣装は今回のイベントに合わせて用意された新しいも のなのだが、すでに着こなしているようだった。すでにメイクまで済ませているらしい。 「まぁ特に問題はないよ。出番は次の次だけど大丈夫か?」 「とーぜん! いつもよりぐっすり眠ったからもう絶好調ってカンジかな」 「……眠れたのか、俺はあまり寝付けなかったってのに」 図太い神経を持った――そしてまだ自分を押しのけてプロデューサーにくっついている――アイドルを半目で 睨みつつ、ふとあることに気付いた。 「あれ、千早は?」 「ん? 千早さんならまだ控え室だよ。準備はもう済んでるけど、もう少しだけ集中したいんだって」 あぁ、と納得した。千早なら確かにステージに上がる直前までコンディションを整えるだろう。 「……あまり緊張してないといいけどね。シン君、少し様子を見に行ってくれないか?」 「俺がですか?」 「大丈夫、準備はもう済んでるらしいからいつものアクシデントは起きないよ」 「まぁそれは……って何言ってるんですか!?」 何故か二人からニヤニヤという視線を向けられた。 ――なんかムカつく。 「行ってきます!」 床を踏み鳴らしながらステージから離れる。あまりの扱いに憤りを感じつつ、 ……いやまぁ、確かに着替えに出くわしてしまうことは多いけどさ。 二人が見えなくなったところで大きく溜息を吐き、肩を落としながら控え室へと足を向けた。 何度目かの深呼吸の後、閉じていた瞼を開ける。 目の前の大きな鏡に映った自分の鏡像を見て、少しだけ顔が赤くなってしまいました。 露出の激しい、だけど動きやすい衣装。歌を歌うためだとはいえ、このような衣装を着ることにはまだ慣れてい ないです。さっき美希の衣装を見た後ではなおさらに……くっ。 だけど、ふと過去を振り返ってみると以前よりも抵抗は感じません。いずれどんな衣装でもステージに立つ度に 着こなすことができるのかも、と想像したところで少しだけ悪寒を感じました。 ――何? どんな衣装でもいいのかい? じゃあこのネコ耳と肉球、シッポのセットはどうだ!? ――ふむ、それもいいかもしれないが……ここはひとつチャイナ服というのはどうだろう? ――む、確かに社長のアイディアも捨てがたいですね。じゃあ今回はチャイナにネコセットだ! ――ならばよし! 「……ありえる。簡単に想像できてしまうのが恐ろしいわ」 何しろ真っ先に高槻さんにブルマを履かせようとしたプロデューサーとスクール水着を着せようとした社長です。 あの二人が揃ってコーディネイトをすることになったら、考えるだけで恐ろしいことに…… 「って、いけないいけない。また集中し直さないと」 また深呼吸を繰り替えして気を落ち着かせます。 気持ちと時間に余裕があるのはいいけど、それで気が抜けてしまっては元も子もありません。 予定通りならあと二組のアイドルの曲とトーク分の時間はあるはず。私には十分すぎるほどの時間です。 「――よし、あとはもう一度頭の中でシュミレーションを……」 そう考えたところで、聞きなれた携帯の着信音が響きました。 「私の? 電源を切ってなかったのかしら」 とにかく鳴ったものは仕方がありません。携帯を開くと、1件のメールが届いていました。 「いったい誰が……」 不思議に思いながらメールを開いて、 ――その送り主と内容に、私の意識は白い闇に包まれました。 「な、な、な……あった、765プロダクション」 千早がいる控え室の前に立ち、少しだけ咳払いをしてドアを数回ノックする。 「千早? シンだけど、入ってもいいか?」 しかし返事が返ってこない。集中しすぎて聞こえなかったのかもしれないと今度は少しだけ強くドアを叩いてみ るが、それでも反応はない。 「千早、いるのか? 入るぞ」 数秒だけ返事を待ち、返ってこないことを確認してゆっくりとドアノブを回す。 鍵はかかっていないようだったが、ついいつものアクシデントを思い出して慎重になってしまう。 「いない……?」 部屋の中を見渡してみても千早の姿は見えない。入れ違いになったか、と考えたところで床に落ちている開い たままの携帯電話が目に入った。 ――これって、確か千早の…… 拾い上げてみると、画面にメールが表示されたままだった。 ……ざっとその文面を読み上げ、 「千早!」 気付けば控え室を飛び出していた。 如月千早-07へ戻る 如月千早-09へ進む 目次へ
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578: ナイ神父MK-2 :2016/08/10(水) 23 52 22 憂鬱大陸化 朝鮮転移ネタ2 朝鮮無双其の2 レイテ島の都市部制圧と、日本軍の排除を持って韓国政府はこの世界の大日本帝国が史実の旧日本軍と そう変わらない軍備であると判断、目下の問題である燃料不足を解決する為に更なる戦域拡大を容認 する事となる。更に政府は人的資源の不足を懸念して、一部の協力的な在韓外国人の徴兵とサービス業等の 戦中は不要と判断された職種の人間を徴兵を実施し戦力を補充している。 レイテ陥落の10日後韓国軍は続けてインドネシア スマトラ島のパレンバンに前回のフィリピンと同じ 手法で上陸、攻撃を開始した。人員を増やし始めたばかりのインドネシア軍も韓国軍に対抗するため 九七式戦車を中心とする部隊をぶつけるも、対抗は不可能であった。 「クソ、57mmじゃダメだ!」 「嘆いてる暇が有るなら少しでも近づけ!後ろには市民も居るんだぞ!」 「奴等、見境なしか逃げてるのは如何見ても非武装の市民なんだぞ!」 「日本製に見えない戦闘ヘリに見慣れない戦車、おまけに言葉も通じないまるで宇宙人だ!」 「愚痴を言う暇が有るなら少しでも前へ行け!撃破は出来なくとも市民を守る盾位にはなれる!」 一部の部隊は少しでも相手の敵戦力の目を市民から逸らそうとするも、其れをあざ笑うかの様に韓国軍は 戦闘ヘリを増員、市民に向けても上空から次々に20mm機関砲を浴びせていく。 「碌な対空火器も無ければ、戦闘機も居ない楽な仕事だ」 「逃げているのは市民ではない、全て親日派だ!吹き飛ばしてかまわん」 「所詮70年も前の旧式だ、簡単すぎてあくびが出る」 韓国兵の言葉の通り、インドネシア軍のスマトラ守備を担って居た部隊は市民の盾になる形で壊滅、しかし、其の思いも 空しく戦闘ヘリからの機関砲掃射やミサイル攻撃によって多数の被害を出し、更に駐留した韓国軍によって更なる二次被害が 発生している。 日本の対応と本番の開始 「やってくれましたね・・・」 辻のその一言が示すように、会合に集まった夢幻会のメンバーは誰もが苦々しい表情をしていた。そんな中、嶋田は 南雲に対して、接触してきた史実アメリカ兵への対応を嶋田に尋ねていた。 「所で例の接触してきた在韓米軍はどうなっているんですか?」 「現在は海上保安庁から身柄を内地に移して陸軍監視の下情報収集中みたいですね、彼等の話だと転移してきた韓国は2016年のものだそうです。」 「今から70年以上先か・・・戦力は如何なんだ?其の手の事は俺よりお前達の方が把握してるだろ?」 「無茶を言うな、転生前は一般人だったんだぞ・・・一般に公開されてるレベルの話しか知らん、実際に其の時代の関係者だった 尋問中の彼等の方が俺達より把握してるだろ」 話の途中で加わってきた山本へ嶋田がそう返すと改めて全員へ向き直り、此れからの対応に付いての意見を取り始めた。 「それで、実際の所如何しますか?穏便に接触する前に彼等はルビコン川を渡ってしまった訳ですが」 「元の時代のやらかし振りを見るともう数ヶ月もすれば戦力がガタ落ちする気がしますがねえ・・・」 「そうは言うがな辻君、その数ヶ月の間にフィリピンやインドネシアをこれ以上荒らされれば被害が洒落に成らないぞ。それに 列強としての威信にも傷が付くそうなれば外交的なマイナスも考え泣ければ成らなくなる」 579: ナイ神父MK-2 :2016/08/10(水) 23 52 54 「それなら俺達海軍が動くのは如何だ?向こうからの資料や推測される戦力を見る限り連中は陸軍国家だ、海軍を先に潰せば 足の長い航空機か弾道弾の類でも使わない限り他の島への侵攻は出来なくなる。」 「しかし、対艦ミサイルは如何します?レーダー等の性能で言えば流石に向こうに分が有りますよ?」 「例の新戦術を使えば良いだろ?」 「あれも金が掛かり過ぎるんですがねえ・・・」 「それでも本番で外洋海軍に脱皮中の枢軸海軍に試すよりはマシだ」 「・・・まあ、最近は下手な兵器より動かす人間の値段の方が遥かに高くなってますからね、人死にを減らせるなら安いものですがね。」 会議が辻と山本の一騎打ちになり始めた所で、今度は東条が有る事を思い出して話し始めた。 「連中を孤立させるのは其れで良いだろうが、原発は如何する?記憶が正しければ韓国には20基以上の原発があった筈だ、下手に日干しに すれば経年劣化で洒落に成らない放射能が漏れ出すぞ」 「其処は陸軍を上陸させるしかないのでは?事前に芙蓉で爆撃すれば問題は無いと思いますが?」 「いや、芙蓉は不味い、地対空ミサイルが厄介だ」 「其処は芙蓉でなく先に三式弾頭弾でルソン辺りから攻撃を仕掛ければ良いだろ?」 「いっそ、高高度で核EMPを発生させれば・・・」 「まて、万が一影響が大きく出て発電所に影響が出れば、其れこそ元の木阿弥だ止めた方が良い」 その後、一通り出た意見を嶋田が纏め、改めて今後の方針をメンバーの前で提示した 「では、基本方針としては敵海軍撃滅後、三式弾頭弾による対地攻撃へと移りその後に芙蓉を使用する。此れで良いですか?」 「異議なーし」 こうして、方針を決定した各軍は動き出し、表向きは正体不明の武装集団の排除を行うべく動き出していく。 580: ナイ神父MK-2 :2016/08/10(水) 23 53 27 韓国の現状とレイテ沖海戦 日本が動き出そうとしている頃、韓国では早くも戦勝ムードで溢れていた。国民は口々に 「邪悪な日帝は我々に手も足も出ない」 「もう直ぐ日王が降伏宣言を出してくる」 「東南アジアは我々の様な偉大な民族の下、日帝から解放された」 等と言っているが、それを冷やかな目で見つめる人物も居た、其の人物は軍の将官ではあったが普段から親日派として見られており 今回の東南アジア開放作戦にも異論を唱えていた人物であった。 「いい気な物だな、まだ戦争は始ったばかりだぞ・・・此方はまだ日本の本土すら見る事ができていないのだからな」 「しかし、既にフィリピン、インドネシア等で日本軍と戦っていますが日本軍の戦力は我々の歴史とそう代わりの無いものです。気にしすぎでは?」 「其処が可笑しいと言うんだ。幾ら当時の日本が陸軍戦力が貧弱だったとは言え戦中には既に5式戦車までは開発していたんだ。其れが影も形も無いんだぞ それに、仮にアメリカらが此方の歴史と同じ兵器を開発しているのならM4やM26といった強力な戦車も存在したはずだ、ならば其れを打ち破れるだけの 戦車はあってしかるべきだろう?」 「では其の事を本部や政府へ・・・」 「もう伝えたがこう返されたよ『それは日本に対する過大評価であり、信じるに値しない』とな・・・」 「それは・・・」 「兎も角、日本との戦争は此れからが本番で有る可能性の方が大きい、いざと言う時の準備が必要だな。」 581: ナイ神父MK-2 :2016/08/10(水) 23 53 57 そう不安を語る将校であったがこの不安は後に的中する事となる。 一方で韓国軍無いでは傍受した日本軍の暗号から日本がレイテ奪還の為に艦隊を派遣する事を察知していた。 そして、其の情報は政府の一部からマスコミへと漏れ、国民にも知れ渡る事になるそうなれば当然、今まで連戦連勝であった国民は過熱し、一部の民衆は 青瓦台を取り囲む勢いで周辺まで詰め掛けていた。 「悪の枢軸、日帝を倒せ!」 「慰安婦を攫った悲劇の原因である大和を撃沈しろ!」 「日本海軍を打倒して、日本に負けを認めさせろ!」 「日帝からの謝罪と賠償を!」 相した過熱した民意の中、日本海軍討伐の為に軍をレイテ沖まで進めた韓国海軍だが、其の表情には慢心と言って良いほど、自信に満ち溢れていた。 当然といえば当然であるが、韓国海軍は想定していた日本海軍は史実の旧日本海軍であり時代遅れな戦艦や空母程度、最強の攻撃力を持つ世宗大王で沈めてみせる そう息巻いての出航であった為であるが、彼等を待ち構えていたのは総排水量14万tを越える規格外の戦艦であった。 「馬鹿な、なんだアレは・・・」 「あんな巨大艦が有るなんて聞いてないぞ!」 「落ち着け、大きくても戦艦だ此方の射程の方が・・・」 「敵戦艦及び周辺の護衛艦隊から多数の対艦ミサイルが発射されました!」 「ミサイルだと!?そんな馬鹿な話が・・・」 艦隊の混乱が収まりきらない中、日本艦隊から行われた対艦ミサイルによる飽和攻撃は韓国海軍の艦隊へ大打撃を与え、其の戦法が有効であることを 如実に示していた。しかし、一部の艦は他の艦が盾になり健在であった一部の艦からは反撃のミサイル攻撃が開始された。攻撃の多数は敷島へと殺到し複数が迎撃されるも 落し切れなかった一部が命中した。生き残った韓国海軍の兵士達は其れに対して喜びの声を上げるもその後に見えてきた光景は彼等を絶望させるには十分であった。 「馬鹿な、直撃の筈だぞ・・・」 「嘘だろ・・・」 「何で、何で沈まないんだよ!」 兵士達のその言葉が示す通り、爆煙が晴れて見えてきたのは所々から煙が上がって居る物の殆ど無傷といって良い敷島の姿だった。 その中では敷島の艦長が不適に笑っている。 「ふん、向こうのミサイルも可也の命中精度だな。システムが良いのか兵士の腕からは判断に困るところだが、残念だったな戦艦がこの程度で沈むか!」 「しかし、操舵や指揮所に直撃していたら危険だった事も事実です。後で報告するべきでは?」 「其処は私が後で海軍本部へと伝えておく、其れより当初の予定通り前進を開始するぞ他の艦にも連絡を入れろ」 其処から先は一方的と言っても過言ではない状況であった。先制攻撃と世宗大王級自慢の対艦ミサイルが効かない事に焦った韓国海軍は生き残った 艦を引き連れて撤退を図るも、ミサイルの被弾によって遅れた艦から1隻1隻敷島型や摩耶型の砲撃のよって沈められ、最後は別働隊として動いていた 大和率いる艦隊に補足され挟み撃ちに遭う形で壊滅している。この海戦によって韓国海軍は世宗大王級を含む駆逐艦6隻を失い、韓国海軍の作戦行動に 大きな支障が発生する事となる。 582: ナイ神父MK-2 :2016/08/10(水) 23 54 27 以上です。WIKIへの転載は自由です。
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※評価は☆5つで表し、★★★★★を最高、★を最低とします。 選択肢 投票 DEATH NOTE (1) 鋼の錬金術師 (2) スクライド (1) etc (3) ひぐらしのなく頃に ひぐらしは問題提示の『ひぐらしのなく頃に』と、その解答編である『ひぐらしのなく頃に解』から成る2部構成で、さらに、問題提示の『ひぐらしのなく頃に』は『鬼隠し編』『綿流し編』『祟殺し編』『暇潰し編』の4編から構成されている。4編は同時間軸上で展開され、そこから手がかりを探し犯人・事件の真相を推理し、『ひぐらしのなく頃に解』で全てが明らかにされるというわけです。まだ放送途中だけど、楽しみなアニメ。(あき)★★★★☆ 名前 コメント