約 8,002 件
https://w.atwiki.jp/marifverse/pages/42.html
ワンナイ王立騎士団>重騎士連隊 エンジェル=ブルームーン団長(Engel=Bluemoon) 女性。家柄が良く、父親もオレント・コー・ナイト/上級騎士の称号を持っていた。 エンジェルも団長に昇格する際、オレント・コー・ナイトとなった。 癖が強すぎる連隊長たちも一目置いている存在。 にっこり清楚お姉さん。ザ・お嬢様。実は身体を鍛えることが大好きで、 毎日8時間の勤務、4時間の魔物討伐、さらに5時間の個人鍛錬を怠らない。 所持遺物:宝石のようなものが埋め込まれたアクセサリーのような形をしている。 以前、街の男性にプレゼントされその場で首につけられたところ、 外れなくなった。その男性は死を覚悟するが、 エンジェルの慈愛により赦された。そしてエンジェルもアクセサリーを気に入り笑顔で対応した。 遺物の能力は、自分以外の重力を(限界があるとはいえ)軽減する。 作画:ひろこん
https://w.atwiki.jp/monosepia/pages/8090.html
アメリカ / 日系米国人 +クチコミ検索 #bf +ブログサーチ #blogsearch +ニュースサーチ 米駆逐艦「イノウエ」就役 初の日系人名、功績たたえ(共同通信) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 1日にして”敵国人”に…記憶は消えず 「歴史を学ばなければ、アメリカは差別を繰り返す」 - 東京新聞 あの日、真珠湾で・日米開戦80年:/3 「日系人、スパイと疑われた」 埋もれた強制収容所 - 毎日新聞 「米国は私の国」日系人部隊の戦争 大統領がたたえた偏見との戦い - 朝日新聞デジタル GO FOR BROKE記念切手を通して日系アメリカ人退役軍人の功績を尊ぶ - U.S. FrontLine(USフロントライン) よみがえる第二次世界大戦下の日系二世兵の活躍 - WEDGE Infinity 人種差別とも祖先の国とも戦った、米国日系二世の第二次世界大戦 - ナショナル ジオグラフィック日本版 【日系アメリカ人と戦争】「あなたの生きている間には無くならない」―「日系人最強部隊」元兵士が語る戦争と差別(日本テレビ系(NNN)) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 日系人と戦争 最強日系部隊「差別と忠誠」|日テレNEWS24 - 日テレNEWS24 沖縄戦を戦った日系アメリカ人「極秘情報部隊」―兄弟が敵味方に分かれた日系二世元兵士の証言(日本テレビ系(NNN)) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 米の新切手、第2次大戦で戦った日系2世たたえる - AFPBB News 太平洋戦争でハワイの日系人社会は 真珠湾攻撃の日に記録映画上映会 - 東京新聞 日系2世部隊「汚名そそいだ」 第2次大戦帰還記念、米で初式典 - 東京新聞 442連隊「差別に勝った日」 米ワシントンで日系退役軍人協会が式典 - 中日新聞 カリフォルニア州が謝罪した日系人強制収容所「マンザナー」と移民:朝日新聞GLOBE+ - GLOBE+ あの戦争でアメリカを勝たせたのは、日系人陸軍情報部員たちだった - 現代ビジネス 「アメリカの汚名」書評 憎悪のあらゆる構図を追跡調査|好書好日 - asahi.com 「ヤマモト」は山本五十六を想起し混乱招く? 米カリフォルニアの校名変更で中国系反発 - 産経ニュース 偏見を賞賛に変えた奇跡。日系志願兵「第442連隊」の栄光と影 - まぐまぐニュース! 米日系人部隊:映画に 4世の女性、ハワイで製作 真珠湾訪問の安倍首相と元兵士交流へ - 毎日新聞 ハワイ日本文化センターで知る日系人の歴史(2世、第442連隊)―「ハワイと日本、人々の歴史」第12回 - ハフィントンポスト 日系人部隊へ議会名誉黄金勲章 - JBpress 実証言と現地ロケで綴った映画「442日系部隊・アメリカ史上最強の陸軍」予告動画公開中! - navicon [ナビコン] 渡辺謙、ハリウッド映画で初監督に挑戦か?日系アメリカ人のみで編成された第442連隊戦闘団を描いた映画をオファー - シネマトゥデイ ● 第442連隊戦闘団〔Wikipedia〕 第442連隊戦闘団(だい442れんたいせんとうだん 英 The 442nd Regimental Combat Team)は、第二次世界大戦中のアメリカ陸軍が有した連隊規模の部隊である。士官などを除くほとんどの隊員が日系アメリカ人により構成されていた。ヨーロッパ戦線に投入され、枢軸国相手に勇戦敢闘した。その激闘ぶりはのべ死傷率314%(のべ死傷者数9,486人)という数字が示している。アメリカ合衆国史上もっとも多くの勲章を受けた部隊としても知られる ■ 日本人収容施設 「Michael Yon JP(2016.2.25)」より / 日本人収容所での生活 46枚の写真 by アンセル・アダムズ 信じられない物語がここにある。我々の祖国 米国は、第二次大戦中、約12万人の日本人を収容所に送った。財産のみならず商売や仕事までも奪われた彼らは、身の回りの物だけを持って収容所に向かった。米国市民であり、アメリカ人だったというのに。 米国の犯罪的仕打ちにも関わらず、彼らの多くの若者は米軍に入隊し第422連隊で戦った。私の友人の一人は、今、ハワイの第422連隊の士官であるが、彼によると、入隊したばかりの若い兵士はまず、第422連隊の輝かしい歴史を教えられるそうである。 第442連隊は規模は大きくないものの、米軍の歴史上、もっとも勇猛を馳せたことで有名な部隊となった。米国名誉勲章をはじめ、その他多くの栄誉ある勲章を受けている。かつて、友人の退役軍人と私はロサンゼルスにある422連隊記念館を訪れたことがある。もしもあなたがロサンゼルスにいたら、是非442連隊の記念館を訪れて静かな時間を過ごしてほしい。多くを学べるであろう。 米国を代表してアメリカ在住日本人に謝罪したのは、1988年、ロナルド・レーガン大統領だった。彼は立派な大統領だった。 http //www.businessinsider.com/ansel-adams-internment-camp-photos-2013-8 (※mono.--46枚の日本人収容所の写真あり) (※mono.--以下英文略) ■ 米最強442連隊の大和魂…激戦地に赴いた日系2世 「東アジア黙示録(2015.5.5)」より / 半数が生きて故郷に戻ることはなかった…欧州戦線の白人兵を驚愕させた日系2世部隊の伝説的な戦い。訪米の最後に安倍首相が対面した442連隊の元兵士達は、紛れもないサムライだった。 (※mono.--写真略) 日系人が多く暮らす米ロサンゼルスのリトル・トーキョー。その一角に、「ゴー・フォー・ブローク・メモリアル」という一風変わった名前の記念碑がある。Go For Broke 当たって砕けろ… 米両院会議での歴史的な演説を終えた安倍首相は5月1日午後、ロサンゼルスに入った。地元日系人との会合に続き、昭恵夫人を伴って訪れたのが「ゴー・フォー・ブローク・メモリアル」だった。 (※mono.--写真略) 安倍首相夫妻は、厳かに記念碑の前に歩み出ると、白百合や菊をあしらった花輪を捧げた。遠い異国の地での激戦から70年以上が経っていた。セレモニーに参列した元兵士の1人は、こう語った。 「日本の総理大臣がここに立ち寄ってくれるまで長い時間がかかった。それでも、過去に敵として戦ったという事実がありながら、安倍首相は私たちに会いに来てくれた。本当に良かった」 (※mono.--写真略) 握りしめた右手に左手を添えて、安倍首相は労いの言葉をかけた。式典に参列した元兵士たちの満ち足りたような表情。そして安倍首相も、今回の訪米で一番の笑顔を見せていた。 (※mono.--写真略) 「第二次世界大戦での日系人部隊の勇敢な戦いぶりは、今でも語り伝えられています」 安倍首相は翌日付の公式FBに、そう記した。422連隊を筆頭にした日系人部隊の戦いは、米国のみならず欧州各地でも、深く記憶に刻まされている。彼らは常に最前線の悲惨な戦場にいた。 大東亜戦争の開戦後、収容施設に押し込められた約12万人の在米移民。鉄条網の内から大勢の日系2世の若者が戦場へと向かい、そして多くが、2度と家族の待つ家に帰ることはなかった… (※mono.--以下略、詳細はブログ記事で) .
https://w.atwiki.jp/jfsdf/pages/1384.html
リエール傭兵隊の隊長キスカ=リエールは、上衣にはウェストコートにフロックとスカーフ、 下衣にはキュロットにブーツという、正規軍の戦闘服に準じた服を着用して馬に跨っている。 緋色を基調として要所を白色や群青色に染めている上衣は、遠目からでも非常に目立つ。 同行する皇国軍将兵の多くは、狙撃されやしないかとひやひやしていた。 師団の捜索連隊の本隊から先発した分遣隊のさらに分割した姿だから、装備が残り滓のようなもの。 随伴する乗車歩兵も居るが、数が足りない部分を異界の傭兵隊に任せているのだから心許ないのは隠せない。 農民や山賊の騒乱といった火器を使わない敵を相手にするなら、 革製の胴鎧と手甲に脚甲という軽量な白兵戦用の防具を着けるが、 明らかに大量の火器を相手にする事が解り切っているので防具は無し。 武器はピストル2丁と旗印を兼ねた騎槍に諸刃の直剣と短剣。 騎槍を除けば指揮官の装備として標準的なものである。 愛用のピストルの撃鉄を上げて引き金を引くと、当たり金が火花を散らして良い音を奏でる。 ピストルの空撃ちは、動作の確認を兼ねた験担ぎ。キスカにとっては出陣の儀式のようなものだ。 しかし、ポゼイユを遅れて発ったリエール傭兵隊は、初日の夜に幸先の悪い事態に遭遇してしまった。 「隊長、あの光ですが……」 「軍の野営の灯りに見えるな」 キスカが望遠鏡で覗く先には、焚火の明かりとその周囲で動く人影が見える。 距離にすれば1マシル弱というところだろう。後から到着する人影と合流して夜営の準備をしているようだ。 「斥候を出して確認させよう。偵察班を編成せよ」 「はっ!」 偵察班が身を屈めながら密かに接近し、詳細を確認するとキスカへ報告に戻る。 「敵はザラ公国の軽騎兵でしたが、敵陣に特段の防備は見られません。通常の歩哨が少々」 「騎兵以外の部隊は?」 「見当たりません。騎兵が単独で野営中」 「向こうもこちらには気づいている筈。朝になってからで十分だと考えているか、夜襲に誘う罠か」 劣勢な側が攻撃する時は夜襲なりといった奇襲をしたくなるものだ。 しかし、視界が悪い夜間というのは優勢な側を分断出来る反面、当然だが劣勢側も分断される。 銃兵が一斉射撃し、硝煙で余計に視界が悪くなったところを騎兵に逆襲されたら元も子もない。 胸甲騎兵や戦竜兵ではないとはいえ、ピストルとサーベルを持って戦う軽騎兵との接近戦は不利だ。 方陣を組んだ戦列歩兵ならば簡単に突き崩されないだろうが、リエール傭兵隊は軽歩兵である。 戦術機動が柔軟な反面、重厚さに欠ける。騎兵がその気になって突っ込んで来れば脆い部隊だ。 だから、決して優勢ではないリエール傭兵隊の側から夜襲を仕掛けるのは、本来得策ではない。 だが、ポゼイユからは目と鼻の先の場所に展開する騎兵を放置するというのも選択肢として不味いだろう。 ザラ公国軍の本隊から前進して偵察と警戒の任務を負っているのであろう軽騎兵は50騎余。 やってやれない事は無いが、勝ちに行くつもりなら微妙な数字だ。 「リエール隊長。仕掛けるというなら、掩護しますが」 「皇国軍は強気ですね。仕掛けて欲しいのですか?」 「先制される事を考えるなら、先制した方が良いだろうというだけです。 戦場の主導権を握るには先制攻撃が最も効果的という一般論として」 こちらが皇国軍であると思われているなら、敵側は自分達こそ劣勢と判断するだろう。 ただ、皇国軍は飛竜からの攻撃を警戒してリエール隊より少し離れた場所に人員と装備を隠蔽して 布陣しており、目立つ連隊旗も翻っていないから、遠目に見ればリエール隊しか目に入らないだろう。 これは極少数で動いているから出来る芸当。現状で部隊が小さい事の利点である。 接近して観察すれば流石に判明するだろうが、その時は斥候を討ち取るだけだ。 目に入った敵部隊をいちいち相手にするのが任務ではないが、飛竜陣地を中心とした 北方諸国同盟軍の本隊の情勢を確認する任務にとって、相手側の目や耳は塞いでおきたい。 となると、相手も一晩ゆっくり寝て元気な状態でぶつかるというのは嫌だった。 こちらを侮って撤収しないのなら、向こうから先制攻撃を仕掛けてくる可能性はある。 奇襲というより強襲になるだろうが、騎兵の速度で仕掛けられたら傭兵隊にとっても危険だ。 皇国軍の装備に小銃と手榴弾、小銃擲弾はあるが機関銃は車載機銃以外には軽機関銃が1丁のみ、小銃手も少ないので濃密な弾幕は期待出来ない。 戦車も機関銃も砲兵の掩護も無い状況で戦うというのは、皇国陸軍の“本来の戦術”には無い。 着剣した小銃だけでもかなり戦えるだろうが、弾薬を節約したいという現実もあった。 大陸の集積主地から先の問題は解決していないのだから。 「後手に回ると危険だというのは一理ありますが、もう少し待ってみたい」 「その心は?」 「先着して休息していたのは我々です。相手が食事の用意をしてから出て行っても良いかと」 「夕食を奪うつもりで?」 「奪えれば奪いますが……まあ、お食事中の方がこちらもやり易い。 酒を飲んで食事すれば寝る時間です。眠くなって来たところを……」 敵陣を眺めながら、キスカは攻めの手順を考えているようだった。 軍隊なら歩哨は立てるが、主力が大勢眠っていればそれだけ対応が遅れる。 実際に眠らなくても、満腹になれば眠くなるのが動物としての本能だ。 心身を鍛えた軍人だって、食後すぐの頭や体の働きは緩慢になる。 まずは、こちらも寝入ったように振る舞わねばならない。 こちらが眠れば、敵も安心して眠れる。 あるいは相手の方から攻めて来るかも知れないが、本当に寝入った訳 でなければ眠った相手を叩き起こすつもりの敵に逆襲も可能だろう。 リエール隊の夜営陣地は種火を残して焚火の勢いも落ち、数刻を支配する不思議な静寂。 敵味方の陣地は平和そのもので、まるで遠方からハイキングに来た旅行客の集団のように穏やか。 暫くの時を待っていると、夜霧が濃くなってきた。 霧間に見える敵陣の灯火も陽炎のようにおぼろげになる。 キスカは、部下達に昼間からせっせと集めさせていた拳大の石と、投石紐に擲弾を準備させた。 「この場に山科殿は居ませんが、我らの戦い御覧あれ」 投石紐を使い、投石の要領で擲弾を遠方に投げ込むのである。 通常の投擲とは別の技術が必要だが、銃の射程より遠方に擲弾を放てるのが強みだった。 ただし全てを火薬を使った擲弾では賄えないので、全弾の8割はただの石である。 150人が投石紐を準備し、特に技量に長けた30人が擲弾を、120人が石を放つ。 残りはやや後方に待機して弩や銃を準備し、敵が突入してきた時の掩護に回る。 最後方に皇国軍の小隊が布陣し、突破されそうな場所を狙撃するという手筈である。 キスカ達が大勢で忍び寄って来るのに気付いた敵陣が俄かに慌しくなる。 「ワイングラス片手に踊ってもねぇ、今更遅いわぁ」 敵の慌てぶりは罠でも何でも無さそうで、夜襲は無いという確信に似た 思い込みか、夜襲を受けても返り討ちに出来るという自信があったのだろう。 キスカの武勇はそれなりに有名なのに、方々で見くびられている結果がこれだ。 まず“キスカの武勲は敵失によるもので、実力ではない”という半分真実の噂が広まる。 すると平民から成る傭兵隊が強い筈がないと信じたい軍の貴族将校は“リエール隊は弱い”と信じる。 弱い相手に過剰な警戒をするのは臆病者のする事で笑いの種だから、リエール隊に対して警戒しない。 すると“敵失による武勲”が増えるという循環である。 リエール傭兵隊の旗が翻る所、間抜けな将校の屍が築かれる訳だが、 大抵は“自分はそんな間抜けな采配はしない”と思っている者の屍なのだ。 全員の準備完了を確認するとキスカは抜刀し、剣を高く掲げた。 「攻撃始め!」 キスカの号令で、導火線に着火された擲弾と石が次々と投げ込まれる。 霧と硝煙の向こうから、爆音に交じって馬の嘶きと蹄音が聞こえてくる。 腹に響く蹄音は、纏まった数の馬がこちらに向かって来ている事を示していた。 偵察隊の軽騎兵ならば損害の少ないうちに逃げるという選択肢もあった筈だが、そうはならなかった。 「射撃用意! ……撃て!」 投石紐から装填済みのマスケットに持ち替えた前衛は馬の蹄音を頼りに射撃すると、 マスケットとクロスボウで第二列を構成しているキスカ達の元に走った。 霧に加えて広範囲に投げられた擲弾とマスケットの硝煙が煙幕として 機能し、この局所的な退却行動は全く妨害を受ける事無く成功した。 彼等はキスカ達の後ろで、素早く銃弾を再装填する。 硝煙の幕を突っ切って来た騎兵の一団がキスカの隊旗に向かって馬を駆けさせる。 中には両手にピストルを持ち、手綱を握っていない者も居た。 だがそれは明らかに、隊旗を奪おうとしている動きだ。 人員が徐々に後退するので、隊旗だけが前方に取り残されている。 そこがリエール隊の十字射撃の交差点である事は感じつつも、 旗手も隊旗護衛手も居ないので、奪えそうな気になるのだ。 名誉を重んずる王や貴族の軍であれば、隊旗を囮に使うなど絶対に出来ない芸当。 結果的に奪われる事が無くても、奪われてから取り返しても、そういう戦法を使う事自体が外道である。 こればかりは異世界の皇国軍でも真似出来ないだろう。なにせ“天皇陛下からの賜りもの”である。 対して、傭兵という名の外道な山賊崩れに後れを取る訳には行かない 騎兵隊は、隊旗を奪って何が正義なのか示さずには居られない。 逃げるにしても、戦利品として旗くらい奪わなければ面目が無い。 “黒地に描かれた金貨を貫いて交差する鉄の槍”が忌々しい。 硝煙が広がると狙撃が難しくなるので、リエール隊は射撃武器を ロングボウとクロスボウ、投石紐による投石に切り替えた。 銃より威力は弱いが、それでも人馬に対する打撃力は相応である。 戦竜を相手にするのではないから、技量のある弓射手は有用なのだ。 霧中でも確実に作動するというのも、銃撃一辺倒とは違う利点だった。 隊旗を奪おうとする騎兵が悉く討ち取られるのを見た騎兵指揮官は、 隊旗を諦め、薄く展開しているリエール隊の側面からの攻撃に切り替えた。 歩兵横隊が最も苦戦する側面からの騎馬突撃である。 薄く展開する傭兵隊相手なら軽騎兵でも十分だ。 「狙撃します!」 200m程後方で身を伏せて戦況を眺めていた皇国軍小隊は、 リエール隊の対応が間に合わないと見て小銃に手をかけた。 二脚を展開していた軽機ではなく三八式騎兵銃である。 霧の合間に見える騎兵に対して機関銃では無駄撃ちになるし、リエール隊への誤射も怖い。 狙撃するなら素直に小銃が良いという事で、月明かりを頼りにした射撃。 危険な側面から来る騎兵を集中的に狙う。 人体に命中した弾はそのまま標的を戦闘不能にし、馬に命中した弾は騎兵を振り落とした。 振り落とされた騎兵が起き上がると、リエール隊が長弓や銃剣、長剣で止めを刺す。 皇国軍の掩護により散発的な攻撃になってしまう騎兵を、リエール隊は見事な陣形変更で対処した。 馬は足が速いが、急な方向転換は出来ない。冷静に対処すれば突っ込んで来ても避けられる。 これが大軍同士の野戦であれば、避けようとして隊列を乱すと収拾がつかなくなる訳だが、 リエール隊は闘牛士が暴れ狂う牛を華麗に捌くように回避してはすぐに穴を埋める。 敵が大集団でもなければ波状攻撃もして来ないから使える戦法であるが、 逆に言えば基本陣形に忠実過ぎて無駄な損害を出さずにいるという事。 この場での勝利は望めないと判断した敵部隊は退却を始めた。 21騎の騎馬と24人の騎兵を討ち取り損害ゼロ。リエール傭兵隊に新たな勲功が輝いた。 キスカ達は残敵が居ないか調査すると同時に、目ぼしい戦利品を拾い漁る。 武器と食糧は殆ど無かったが、死体の衣服と野営跡に金目の物は幾らかあったようだ。 銃剣を突き刺した死体から当然のように時計や財布などを頂戴し、荷馬車にしまう。 戦死者に対する礼節云々と言っても始まらないから、皇国軍も見て見ぬ振りだ。 キスカの副官として付き従っているシャイアノは、携帯ペンを片手に戦利品の内訳を帳簿に書き込んでいる。 金銭価値のある戦利品は一旦部隊の共有財産とされ、50%が戦闘員に、25%が非戦闘員に無条件で、 15%は特に手柄や功績のあった者への特別加俸として、残る10%は部隊の予備費として貯蓄される。 「あの距離からの狙撃、お見事です。噂のサンパチライフルという銃ですか」 「あれは、的が大きいから当たっただけです」 「謙遜されますね。選抜狙撃兵でもあんな芸当出来ませんのに」 謙遜でも何でもなかった。本職の歩兵や狙撃兵と比べれば技量は劣る。 味方は下馬して敵は馬に乗っているという判り易い状況だったから誤射も無く当てられただけなのだ。 キスカ達は戦利品の調達と同時に、階級章の確認や手帳の有無を探り、敵の詳細を調査していた。 特に文字で記された情報は、皇国軍単独では読めないので諦めていた部分だ。 師団司令部では文書翻訳官を雇っているが、全ての中隊に配属されないし、 士官を中心に文字と単語、文法を勉強しても数ヶ月では所詮付け焼刃にしかならない。 英語に例えるなら、“a”とか“b”という文字や“a boy”という簡単な単語は 読めても、“Boys, be ambitious.”という文章を解読するには心許ないレベルである。 司令部が現在進行形で辞書を作りつつ語学教育をしている中、複雑な文章を読める人物が手近に居るのは心強い。 しかし、そんな好条件の時に限って特段の成果が無かった。 「ここに居た上級将校は全て逃げたようです。ザラ公国軍の第3軽騎兵連隊という以外、何とも……」 「その部隊は、何か特徴がありますか? 斬り込みが得意とか、敵中行軍が得意とか」 「いえ、特には。ザラ公国軍自体に特段の武勇伝はありませんし、指揮官も平々凡々な 貴族と聞いています。ただ撃退はしましたが、この程度で諦めてはくれないでしょうね」 人馬の死体が転がる光景を見ながら、キスカが呟く。 「それは、確信があっての言葉で?」 「マルロー王国は……リンド王国もそうですが、特に大陸北方の王侯軍は “前進あるのみ。後退は無い”というような美学をお持ちですから」 「美学ですか」 「数百年前の疫病に苦しめられた記憶がまだ何処かにあるのでしょう。 進まないと死んでしまうように追い立てられるというか……不安から逃げる為の前進です」 それはユラ神国でも何となく聞いた話ではあった。まるで泳ぎ続けないと死んでしまうマグロのような世界観である。 今、リンド王国やマルロー王国という国家がある辺りは、大昔に酷い疫病に見舞われて人が住めなくなる程の惨状だった。 当時の人々は死に物狂いで南下し、その過程で奪って犯して殺して大変な災厄を中部から南部の諸国に振り撒いたのだと。 疫病そのものによる死者より、そちらの被害の方が桁違いに大きかったというのだからなかなか笑えない話だ。 「ザラ公国はマルロー王国程に積極的ではないですが、まあ軽騎兵の幾らかが失われただけで全軍撤退は考え難いでしょう?」 「さて、では必死で反撃してくるかもしれない敵への追撃ですが。リエール隊長はどうお考えで?」 「降って来ましたね。この時期の雪は珍しいですが、こうなると無理な行軍は体力を奪います。 北方諸国同盟軍の動きも鈍るでしょうし、無理な追撃は控えた方が宜しいかと考えます」 追うならば、今すぐに野営陣地を引き払って雪中を早足で進まねばらない。 キスカの話だと、降り続くとしても翌日には雨に変わるだろうという話だが、 どちらにせよ重装備の皇国軍には文字通り“荷が重い”話である。 冷たい雨や雪の中では、ただ歩くだけでも体力を消耗する。今後の為に体力を 温存する事も考えれば、追い詰められている訳でも無い時の強行軍は控えるべきだ。 戦闘で興奮した頭を精神的に冷ますのは良いが、肉体を物理的に冷やすのは不味い。 当面の敵は逃げ散ってくれたから、歩哨を立ててゆっくり休むのが無難であろう。 一晩中焚火して、ここに有力な部隊が存在すると誇示するだけでも意味がある。 ここが楔となれば、突破するにしろ迂回するにしろ敵は相応の 準備が必要になるから、2~3日の時間は十分稼げるだろう。 「進むにしても退くにしても、これだけの損害を出した以上、我々を無視して行動はしないでしょう。 そうなれば我が師団本隊も動き易い。それに人間、必死となれば何をするか解らないものですからね……」 現に必死になっている皇国という国に仕えている身としては、他人事とは思えない話であった。 半分以上は成り行きとは言え、異界の大陸に出兵など1年前なら誰も考えもしなかった事だ。 「まぁ、そこはお互い様ですね」 キスカは妖艶に微笑んだ。
https://w.atwiki.jp/unlight-fbtw/pages/271.html
連隊活動 軍牌對應星數列表 成就條件/獎勵一覽 伯恩哈德路線成就 里斯路線成就 獨立成就 活動時間2012/11/22~12/6 *活動已結束 連隊活動 活動期間於對戰獎勵遊戲可獲得活動道具「軍牌」系列,搜集指定數量的軍牌即可完成成就。 活動開始後第一次登入,系統會隨機贈送一個「軍牌」。 此「軍牌」代表您所屬的中隊,可至主畫面「道具」→「特殊」進行查看。 在與人對戰過後的獎勵遊戲,對方將有機會獲得您所屬中隊之「軍牌」。 而您也有機會獲得對方所屬中隊之「軍牌」。 對手取得「軍牌」後,您所持有的「軍牌」也不會消失,請不用擔心。 軍牌對應星數列表 獎勵遊戲進行到指定星數時,將隨機出現軍牌,軍牌的種類依對戰對手所屬的中隊而異。 若對手所屬D中隊(即第一個拿到的軍牌為D中隊),後來又取得A中隊的軍牌,您和他對戰只可能拿到D中隊的軍牌。 若進行到指定星數尚未看到軍牌,繼續進行獎勵遊戲也不會出現,建議您先行放棄,下次獎勵遊戲會更好。 1vs1敗北 ☆0.5~☆0.9 ☆1.0~☆1.9 ☆2(MAX) ― ― ― 軍牌×1 ― 1vs1勝利 ☆2.5~☆2.9 ☆3.0~☆3.9 ☆4.0~☆4.9 ☆5(MAX) ― ― 軍牌×1 ― 3vs3敗北 ☆5.5~☆5.9 ☆6.0~☆6.9 ☆7(MAX) ― ― ― 軍牌×1 ― 3vs3勝利 ☆7.5~☆7.9 ☆8.0~☆8.9 ☆9.0~☆9.9 ☆10(MAX) ― ― 軍牌×1 ― 成就條件/獎勵一覽 伯恩哈德路線及里斯路線只能選擇一條進行攻略。 完成其路線的第一階段後,另一個路線將無法完成,請謹慎的進行遊戲。 伯恩哈德路線成就 ※※成就任務 可累計 ,完成全線成就需要25個軍牌。 伯恩哈德路線成就 獎勵 獎勵物品圖片 收集A和B中隊的軍牌各1個 伯恩哈德的靴子 記憶的碎片 收集A~D中隊的軍牌各1個 伯恩哈德的褲子時間的碎片 收集A~E中隊的軍牌各2個 伯恩哈德的服裝靈魂的碎片 收集A~E中隊的軍牌各3個 闇夜使徒生命的碎片 收集A~E中隊的軍牌各5個 至寶的神藥 里斯路線成就 ※※成就任務 可累計 ,完成全線成就需要25個軍牌。 里斯路線成就 獎勵 獎勵物品圖片 收集C和D中隊的軍牌各1個 里斯的靴子 記憶的碎片 收集A~D中隊的軍牌各1個 里斯的長褲時間的碎片 收集A~E中隊的軍牌各2個 里斯的服裝靈魂的碎片 收集A~E中隊的軍牌各3個 黒耀刀生命的碎片 收集A~E中隊的軍牌各5個 至寶的神藥 獨立成就 ※※成就任務 可累計 ,欲達成三項需要30個軍牌。 獨立成就 獎勵 獎勵物品圖片 收集5個軍牌 道具 特製蘑菇萃取液利恩的頭帶 收集15個軍牌 道具 人偶的日記本阿奇波爾多的帽子 收集30個軍牌 道具 人偶的日記本艾伯李斯特的眼鏡
https://w.atwiki.jp/2chsiberiassf/pages/553.html
2011年8月8日に第4大隊、第11大隊、第18大隊を構成部隊として編成。 平時の任務は出入者の管理、隊内の秩序維持など。 有事の際は初期対応や事後処理並びに周辺警戒、偵察・調査任務を担当する。 構成部隊 ・第4大隊(国境警備隊) 大隊長 soap ・第11大隊(憲兵大隊) 大隊長 ハインツ・フェーゲライン ・第18大隊(保安大隊) 大隊長 警備司令 歴代連隊長(階級は就任当時のもの) 初代 シノハラビッチ中佐(2011年8月8日~2014年4月9日) 二代目 ハインツ・フェーゲライン中佐(2014年4月9日~)
https://w.atwiki.jp/marifverse/pages/44.html
ワンナイ王立騎士団>歩兵連隊 マルグリット=モクシュンギク(木春菊)隊長/Marguerite=Mokushungiku) 二つ名”サツマザムライ” 異国・サツマ出身。ワンナイ王立騎士団唯一の刀使い。スミスのライバル。 一撃必殺がモットー。どんな手を使っても敵を倒す。 周囲からの呼ばれ方はモクシュン。 使用遺物は本来の使い方をまだ知らない。 大剣(一砕二刀/いっさいにとう。鞘に二刀収納するとギミックが働き、 武器自体が変形するが、エネルギー充填に時間がかかるためリスクが大きい。 基本的には中に差している刀だけで戦う。 危機的状況や、中・遠距離攻撃で必要なときだけ使う) 光る印籠(本体下部についている総状のものを少し引っ張ると、紋章部分が短時間明るく光る。) モクシュンギクの爺ちゃんは、「こいで終わりじゃ。よかよか。よか最期じゃ!」と言って立ったまま死んだ。 ※「わっぜ女々しか!じゃっどん卑怯尽くさんで死ぬるんも女々じゃ!わっぜせからしか!」の精神 ※「わいが★★接近戦の件」 作画:ひろこん
https://w.atwiki.jp/sylvanethjp/pages/46.html
名高き連隊とは 名高き連隊(Regiments of Renown)とは、2023/3/1の時点で追加された新要素であり、各陣営に対し用いる事の出来る同盟・連合・傭兵と異なる形態を持った別ユニット導入のシステムである。 基本的な説明として 秩序:シグマーの城塞都市・シルヴァネス 混沌:ティーンチ・スレイヴトゥダークネス 死 :ソウルブライト 破壊:オールクウォークラン の現時点で6アーミーがその対象になっており、基本的なルールとしては ①自分自身のアーミーを編成した際に、自分の属するアーミーが上記以外の場合、同陣営の他の『名高き連隊』に属するアーミーを選択する事が出来る。 例:(自分)ストームキャストエターナル→(連隊)シグマーの城塞都市・シルヴァネス :(自分)ティーンチ→(連隊)スレイヴトゥダークネス :(自分)オールクウォークラン→(連隊)※アイアンジョウ・ボーンスプリッターは選択可能。クルールボゥイは自陣営なので× ②選択した名高き連隊を公式サイト(https //www.warhammer-community.com/wp-content/uploads/2023/02/pKYhGFeurp5HPtxu.pdf)の記載に従い編入が可能 ③名高き連隊ユニットを編入した場合、当アーミーは他の同盟・連合ユニットを用いる事が出来ない。 ④編入した連隊ユニットは、固有のコア・バタリオンに所属し、固有の能力を得る事が可能 という条件になっている。 ルールに関し従来の同盟ユニット・連合ユニットと異なる点としては 従来の同盟及び連合が選択可能な軍勢の垣根が撤廃されている →ピッチバトルプロフィール欄の下記に記載されている同盟選択可能な軍勢に記載されていないアーミーを選択可能である 例①:カラドロン・オーヴァーロードは本来『シルヴァネス』を同盟相手に選択出来ないが名高き連隊としてシルヴァネスユニットを編入可能 同盟ユニットにおけるポイント制限・ユニット数制限等の規制を受けない →同盟に於けるルールとして【1000ptのマッチバトルでは同盟枠は200pt以上入れる事は出来ない】 【同盟・連合ユニットを編入するためには同盟・連合1体につき自身のアーミーのユニットが3体いなければならない】 というルールがあるが、本件に於いてはそのルールが無視されている。 本来のユニット導入よりもポイントが割引されている →ゴッサミド・アーチャー(210pt)・アーチ・レヴェナント(120pt)を名高き連隊として編入する場合310ptと合計20pt減少している となっている。尚、この効果は他勢力が編成の際に用いる事が出来るが、 自身がシルヴァネスアーミーの時に名高き連隊の必要要素となるユニットを編入しても同様の効果やポイント削減は得られない事に注意。 各陣営についての解説は省略し、シルヴァネスの連隊を導入したい方が確認するための解説及び、シルヴァネスが唯一導入できる連隊の、シルヴァネスとの親和性について解説を留めるものとする。 余談(シグマーの城塞都市) 記事作成の為に公式アプリのロスター作成機能で編成を試みているが、何故かシグマーの城塞都市でRegiments of Renownの項目を選択できない。 『生ける都市(Living city)』の選択による連合ユニット化が問題なのかと思ったが別都市でも同様に選択できない。何故・・・? エルスウィンの針棘(他アーミー→シルヴァネス) 編成 ・ゴッサミド・アーチャー 5体×1 (210pt) ・アーチ・レヴェナント 1体×1 (120pt) (ヒーロー×1,NON×1) コスト:310pt(-20pt) ステータス 個別記事があるため省略 特殊効果 ①ゴッサミド・アーチャーがアーチ・レヴェナントの12mv以内にいる場合、ゴッサミド・アーチャーの全攻撃に対しウーンズ+1の補正を行う ②ゴッサミド・アーチャーがアーチ・レヴェナントの3mv以内にいる場合、ゴッサミド・アーチャーの『ゼフィールスパイト』(該当記事内⑤の効果)のロールを行い2+が出た場合、退却移動を行う代わりに当ユニットとアーチ・レヴェナントユニットを、 ・ゴッサミドアーチャーを特殊地形の3mv以内に全体が収まるように配置する ・アーチ・レヴェナントが、ゴッサミド・アーチャーの3mv以内に全体が収まるように配置する ・両ユニット共に再配置する際にあらゆる敵から9mv以上離れている の条件を満たす必要がある 解説 両ユニットに共通する特徴としては 移動力が12mvであり、且つ【飛行】を有している ため非常に機動力が高く、作戦目標確保の先陣や遊撃の適性が高い。 また、非常に大きな特徴としてゴッサミド・アーチャーは特殊な射撃ユニットであり効果として 【敵が突撃移動してきた際に『指揮アビリティ:地獄を見せてやれ』の発動後1D6のダイスロールを行い2+が出た場合、退却移動を行える】という能力を持っている。 そのため、接近戦攻撃が強力な相手に対し用いれば一方的に攻撃を行った挙句に退却され攻撃を行う事が出来ない状況が発生するのみならず、 もし仮に作戦目標から3mv以上離れた場所で突撃を終えて尚且つ接敵移動が3mvしかない相手に対し効果を発動した場合、 一方的に攻撃を受けた挙句作戦目標内に入る事が出来ないという非常に凶悪な盤面を用意する事が可能である。 アーチ・レヴェナントに関しては主にクルノス・ハンター系統への強化や攻撃回数増加の指揮アビリティ、また接近戦フェイズのみと限定的だがシルヴァネスでは唯一の【加護 4+】を得られ、 ポイント数に対し接近戦での生存率が高い、補助や作戦目標確保を行いやすいユニットとして評価されている。 この編成に関しての効果を考慮した場合 ①ゴッサミド・アーチャーの攻撃に対しウーンズ+1 →本来はクルノス・ハンターに対する効果が同様にあったものの本ユニットが存在しないため、本来の効果を腐らせないために代用として入れたものである。 ただしゴッサミド・アーチャーの主なダメージ源はヒットロール6の致命的ダメージであり、攻撃の貫通値が遠近両方とも0のためウーンズの強化とあまり嚙み合わない点は少々勿体ない所ではある。 ヒット6以外の攻撃の命中率が上がり、とりわけ既存の効果では殆ど干渉出来なかった射撃攻撃の、特に『指揮アビリティ:全力攻撃』では補えないウーンズの強化は有難いため防御の低い前衛や射撃ユニットへの攻撃に用いると効果が実感しやすい。 『全力攻撃』を用いた場合の最大補正火力は10回/2+(6が出た場合、1~3致命的ダメージ)/3+/-/1となる。 ②再配置効果 →シルヴァネスの持っている地形から地形への再配置をこのユニット編成なりに再構築したような効果であり、地形に対する明確な記載が無いため、 初期配置における特殊地形(コアルール17.0)のみならず、各陣営が設置した陣営地形も対象となるため、例えば『オシアーク・ボーンリーパー』のような最初に特殊地形となる陣営地形を配置する軍勢の地形を利用し敵陣への奇襲などをも行う事が可能になる。 オゴウル・モウトライブのような『ウィザードや射撃ユニットが陣営地形周辺に陣取っている』事が多い陣営地形に対しての移動は行いにくいため、あくまでその一手を打てる可能性もあると留めるくらいが良い塩梅と思われる。 ただ、両者とも12mv且つ飛行能力を持つユニットであるため、敵から一切の射線が通らない安全な特殊地形の裏に配置したとして、敵ユニットとの距離が24mv以内に配置されているならば次の移動フェイズで一方的な射撃を行う事が可能なのだ。 その上、9~12mv以内で配置を終えているならば、相手は『指揮アビリティ:再配置』で撤退する事も出来ず、接近戦で撃破しようにも再度アビリティの使用の可能性があると、非常にいやらしい存在となっているのである。 本効果に関しては疑問事項として 「ゴッサミド・アーチャーがアーチ・レヴェナントの3mv以内にいるというのは『全体が収まっている』という事なのか」という点であるが、 If the Gossamid Archers unit in this regiment of renown is within 3" of the Arch-Revenant in this regiment of renown と記載されており、基本的に全体が収まっている場合との記載があるのは蔓の淑女を例とした場合 Friendry Sylvaneth units wholly within 6" of this unit (味方シルヴァネスユニットがこのユニットの6mv以内に完全に収まっている場合) であり、コアルール11.2における『指揮アビリティ:地獄を見せてやれ』の文章に関しては must be within 6" of that enemy unit (その敵ユニットの6mv以内におり) 名高き連隊におけるコア・バタリオン『一括配置』には Each unit in this battalion must be within 6" of the Hero (このバタリオン内の各ユニットは、同じバタリオンに属するヒーローの6mv以内に配置されていなければならない と記載されている。この中で『完全に収まる』の英文に必要な単語は【wholly(完全に)within 】か、【Each(それぞれの) unit】であり、本文に関してはただwithinとしか記載されていないため、公式の見解が示されない場合『ゴッサミド・アーチャーのうち1ユニットでもアーチ・レヴェナントの3mv以内にいれば効果が発動できる』と解釈する。 そのため、極端な例としては、ゴッサミド・アーチャーは2mvの間隔に設置しても隊列を維持できる事を活かし アーチ・レヴェナント→●(⇔3mv)〇(⇔2mv)〇 〇 〇 〇←ゴッサミド・アーチャー と合計13mvにわたる横一直線の突撃封じの壁として配置する事も可能なのだ。間をあけすぎると突撃移動で間を通過されてしまうので推奨し辛いが また、記載によると再配置の際にゴッサミド・アーチャーは特殊地形の範囲内にいなければならないが、アーチ・レヴェナントは特殊地形の3mv以内に収まらなければならない記述が無いため、 基本的な配置方法としては接近戦攻撃への耐性が強いアーチ・レヴェナントを敵ユニットが居る方向に配置し、接近戦攻撃をこのユニットで受けられるように配置するのが望ましいだろう。 両ユニットにおける弱点としては、突撃及び接近戦攻撃に関し大きなアドバンテージが与えられる分、反面射撃攻撃及び呪文等のアビリティによる致命的ダメージへの耐性が殆どない事だ。シルヴァネスは元々覚醒せし森林による射線妨害などがある事で生存能力を高めていたのだがその機能は同盟先では存在せず、何らかの身を守る方法を探さなければならない。 幸いにも両ユニット共に機動力があるため、特殊地形の背後に位置し飛行による機動力で敵への接近が可能である事から、徹底的にダメージを受けない位置取りを行う事が望ましい。 また、先手で作戦目標の奪取を試みる場合には相手に射撃・魔法が得意なユニットが居るかどうかを確認しておきたい。その場合はユニットの配置に注意が必要となる。 ただ試合する際に自身が後攻かつ、相手の突撃により再配置が成功した場合には既に相手の射撃攻撃が出来ない段階で一気に敵射撃・魔法ユニットへの接近が可能となる。 カウンターによる敵撃破且つ、もし上手い事敵ユニットを撃破できた場合、次ターンにて再度再配置の機会が与えられる。 敵の攪乱及び工法ユニットの撃破を行う事が出来るこの組み合わせは、非常に大きな阻害要素となるだろう。 また、その場合必要性が薄かった接近戦攻撃の強化も合計10/3+/3+/-に『指揮アビリティ:全力攻撃』やアーチ・レヴェナントの固有指揮アビリティにより合計15回攻撃が出来たり10/2+/3+/-にすることが可能である上にアーチ・レヴェナントの追撃も行える。その場合、防御力の低いユニットに対して接近戦攻撃でも一定のダメージが期待できるだろう。 余談だが、初期配置はユニット同士6mv以内に収まらなければならないが、その後は6mv以内に収まらなければならないルールは無く(あった場合それぞれ独立したユニットなので、通常移動で先に片方が動くだけでルールに抵触する事になる)、 ゴッサミド・アーチャーの退却移動効果自体は残っているため、2ユニットを分けて行動させる事も可能。 その場合、アーチ・レヴェナントは敵ユニットの足止め役を行わせたりトドメ役の後詰のような役どころになるが、想定以上に生存する可能性もあるため分離しても侮れない。 もし敵として戦う場合、接近戦攻撃以外の削り方や、この連隊以外を同時に突撃の対象として狙える位置取りを考えると良いだろう。 或いは一撃の威力がやや運に左右されるので、【加護】等で身を守りつつ、自陣のウィザードや射撃ユニット排除に来た連隊の攻撃を耐えつつ、持久戦の撃ち合いに持つこむのも一手だ。 ノルグリムのルーン衆(シルヴァネス→シグマーの城塞都市) 編成 ・ルーンロード 1体×1 (100pt) ・アイアンドレイク 10体×1 (170pt) ・ロングビアード 10体×1 (100pt) (ヒーロー×1,NON×2 ※ロングビアードは本来バトルラインだが、公式アプリの編成上はOTHER内に記載があり、バトルライン数に考慮しない) コスト:340pt(-30pt) ステータス ※筆者が該当するバトルトームを所持していないため効果、名称が違っている場合があります ルーンロード 移動/負傷/防御/勇猛度:4/5/4+/7 接近戦武器 A.射程/回数/ヒット/ウーンズ/貫通値/ダメージ:1mv/3/3+/4+/-/D3 効果 ①このユニットはウィザードではないが敵の永久呪文の解呪及び、1回の呪文の打ち消しを行う事が可能。 ②プリースト:1個の固有の奇蹟を持っている Ⅰ.【成就値 2】 【射程 12mv】 射程内におり、射線が通っているシティ・オブ・シグマー・ドゥアーディンユニット1つを選択。次の自分ヒーローフェイズ開始時まで武器(遠近両方)の貫通値に1の補正を与える ロングビアード 移動/負傷/防御/勇猛度:4/1/4+/7 接近戦武器 A.射程/回数/ヒット/ウーンズ/貫通値/ダメージ:1/1/4+/3+/-/D3 B.射程/回数/ヒット/ウーンズ/貫通値/ダメージ:1/2/4+/4+/-/1 装備 このユニットの装備は選択制であり、武器を選択した場合は接近戦武器Bを利用可能、防具を選択した場合は敵の接近戦攻撃を受けた場合、自身の防御力に+1の補正を受ける 効果 ①オールドガード(特務兵):ユニット内1体→接近戦武器の攻撃回数+1 ②スタンダード・ベアラー(特務兵):ユニット内1体→生存時勇猛度+1 ③ミュージシャン(特務兵):ユニット内1体→生存時突撃ロール+1 ④自身のヒーローフェイズ開始時毎に、以下の3つの効果のうち一つを適用 ・12mv以内に全体が収まるDsユニットの勇猛度+1 ・12mv以内に全体が収まるDsユニットが行った攻撃のウーンズロールで1が出た場合、リロールが可能 ・このユニットは永久呪文の解呪を行う事が可能である アイアンドレイク 移動/負傷/防御/勇猛度:4/1/4+/7 接近戦武器 A.射程/回数/ヒット/ウーンズ/貫通値/ダメージ:1/1/4+/4+/-/1 射撃武器 a.射程/回数/ヒット/ウーンズ/貫通値/ダメージ:16/1/3+/3+/-/1 b.射程/回数/ヒット/ウーンズ/貫通値/ダメージ:20/1/3+/3+/-2/D3 c.射程/回数/ヒット/ウーンズ/貫通値/ダメージ:8/1/3+/3+/-1/1 d.射程/回数/ヒット/ウーンズ/貫通値/ダメージ:特殊武器 装備 9体のユニットは全員Aの接近戦武器及びaの射撃武器を装備している。 1体のユニットはAの接近戦武器の攻撃回数+1、射撃武器を 『a』or『b』or『c+d』or『c+c』から一つ選択し、装備する 効果 ①アイアンウォーデン(特務兵):ユニット内1体→上記『装備』を参照にし装備を選択可能 ②スタンダード・ベアラー(特務兵):ユニット内1体→生存時【勇猛度+1】 ③ミュージシャン(特務兵):ユニット内1体→生存時【突撃ロール+1】 ④このユニットの3mv以内に敵ユニットがおらず、且つこのターンに移動していない場合、【射撃武器の攻撃回数+1】 ⑤戦闘中に1回、自身の射撃フェイズ(『地獄を見せてやれ』で発動不可)にdの武器を使用可能。6mv以内にいる敵ユニットを1体選択し、ロール結果が2+の場合、D3の致命的ダメージを与える ⑥bの武器を【モンスター】のキーワードを持つユニットに攻撃する場合、与ダメージをD3→D6に強化する ⑦『①』の効果で『c+c』の武器を選択した場合、cの【攻撃回数+1】(c2回+c2回=4回攻撃ではなく、c+c=2回攻撃) 特殊効果 ①バトル中一回、自身のヒーローフェイズ中にルーンロードの6mv以内に存在する作戦目標を1個選択できる。その場合、バトル終了時までその作戦目標に対して名高き連隊に属するユニットは作戦目標内に存在する場合【作戦目標の争奪兵カウント 1→2】【加護 5+】の効果を得る 解説 シグマーの城塞都市に属するドゥアーティン。シルヴァネスのユニットが持ち合わせていない特性を幾つか有しており、各自の利点を考えると ルーンロード →シルヴァネスは祈祷を発動できるユニットが居ない中祈祷を発動できる【プリースト】であり、魔法打ち消しに対してウォーソング・レヴェナントよりも高い+2の呪文打ち消し及び永久呪文解呪の補正を持っている。 ロングビアード →盾を選択した場合に限るが防御力3+は純粋に固く、また【加護 5+】を得ると蔓の淑女が自身の固有呪文を発動したのと同様の固さを得られる アイアンドレイク →シルヴァネスに少なかった中~近距離の射撃が得意な射撃型ユニット(ゴッサミド・アーチャーは運用が特殊、クルノス・ハンター(大弓)は遠距離かつ点数が重め)。 また、特殊能力を使用した場合、射撃ユニットとしてはクルノス・ハンター(大弓)より硬い。 と、正面戦闘で耐えられる防御力を持っており、シルヴァネスの弱点として『【作戦目標を先に所持し、耐久戦を行う】という戦法がユニットの柔らかさから行いにくい』 というものがあったが、その弱点を補える序盤から最後まで耐久可能なユニット群となっている。 とりわけ、選択肢として『自軍にプリーストが存在しないため、ストームキャストのナイトレリクターをプリーストとして同盟ユニットに加える』くらいしか選択肢の無かった祈祷の強化の選択肢が増加し、 ティーンチやナガッシュ勢がいる死の軍勢など、補正が高く打ち消しが失敗しやすい軍勢と相対する際には非常に大きな戦力として見る事が出来るだろう。永久呪文解呪に使う詠唱枠が浮くことで覚醒せし森林の召喚も行いやすくなるのだ。 中立地帯の作戦目標を確保しつつ、シルヴァネスの攪乱性で戦場を支配する事が出来る新たな選択肢が与えられ、シルヴァネスの戦術理論の拡大に大きな一手が加わる事となる。 弱点としては作戦目標に至るまでの移動力がやや少ない所と、覚醒せし森林の接近時の致命的ダメージ効果及び射線妨害の効果をこのユニットは受ける点である。 ただ、ルーンロードはウィザードではないため致命的ダメージロールの成功率が低い事と射線妨害があるという事は、言い換えれば『射撃攻撃で相手を剝がしにくく、位置を変えるか接近戦に持ち込み戦闘を行う』という、 相手の選択肢を狭める効果をも持つため、シルヴァネスらしく相手を動かし盤面を支配する戦術をとることが可能となる。 スピリット・オヴ・デュルスと導入できるポイントで『10傷/防御3+/加護5+』+『15傷/防御4+/加護5+』を得られるため、大いに選択の余地はある。 ちなみに性能と関係のない余談だが、シルヴァネスは過去のバトルトームでは『グレイド:アイアンバーク』を選択している時のみこれらのDsユニットやファイアスレイヤーを同盟相手に選択できていた。 アイアンバークは金属の領域シャモンに生息しているシルヴァネス達であり、ドゥアーティンを森に招き混沌陣営と戦ったり、本人たちも樹皮が固いことから 「俺たちは逃げ隠れせずこの樹皮で敵を受け止めて殴り倒す!」とやや気質がドゥアーティンに似ている理念を持ち、自身の森にドゥアーティンを招く事もある友好的な関係を築けている。 ルーン衆が世界各地にあるルーンを探す旅に出る中で、アイアンバークのシルヴァネスから他のシルヴァネスに対し便宜を図られ、また友好的に接してくれたアイアンバークへの恩義により 他陣営との戦闘に義によって助太刀してこの戦闘に参加してくれる・・・などと世界観を妄想するのも一興だ。 余談(シグマーの城塞都市) ノルグリムのルーン衆に関して、≪ロングビアード≫、≪アイアンドレイク≫に関してはキットバッシュがあり、ロングビアードは≪ハンマラー≫、アイアンドレイクは≪アイアンブレイカー≫と別のユニットに変更できる。 名高き連隊としては別ユニットが編入する事はできないものの、単独のユニットとして同盟枠で編入する事も可能である。そのためついでの要素として変更可能な2ユニットの同盟枠としての評価も行うものとする。 (シルヴァネスに関してはユニット変更不可能のため記載なし) ハンマラー 移動/負傷/防御/勇猛度:4/1/4+/7 コスト:130pt 種別:NON(シグマーの城塞都市アーミーでDsユニットがジェネラルの場合バトルライン) 接近戦武器 A.射程/回数/ヒット/ウーンズ/貫通値/ダメージ:1/2/3+/3+/-1/1 効果 ①キーパーオブザゲート(特務兵):ユニット内1体→接近戦武器の攻撃回数+1 ②スタンダード・ベアラー(特務兵):ユニット内1体→生存時勇猛度+1 ③ミュージシャン(特務兵):ユニット内1体→生存時突撃ロール+1 ④このユニットの12mv以内に収まるDsユニットはバトルショックテストを行わない ⑤このユニットの攻撃のウーンズロールで6が出た場合、通常のダメージに加え1の致命的ダメージを与える 味方のDsユニットを強化する効果を持ち、また追加ダメージを与える効果もある。ただし、このユニットの真価を活かすにはDsユニットで固めた方が良いと思われるため、同盟ユニットとしての評価は微妙。 アイアンブレイカー 移動/負傷/防御/勇猛度:4/1/3+/7 コスト:110pt 種別:バトルライン 接近戦武器 A.射程/回数/ヒット/ウーンズ/貫通値/ダメージ:1/2/3+/4+/-/1 B.射程/回数/ヒット/ウーンズ/貫通値/ダメージ:1/1/4+/4+/-/1 射撃武器 a.射程/回数/ヒット/ウーンズ/貫通値/ダメージ:8/2/4+/3+/-1/1 b.射程/回数/ヒット/ウーンズ/貫通値/ダメージ:8/2/4+/3+/-1/1 装備 9体のユニットは全員Aの接近戦武器及びaの射撃武器を装備している。 1体のユニットはAの接近戦武器の攻撃回数+1、射撃武器を 『a+b』or『a+a』から一つ選択し、装備する 効果 ①アイアンビアード(特務兵):ユニット内1体→上記『装備』を参照にし装備を選択可能 ②スタンダード・ベアラー(特務兵):ユニット内1体→生存時勇猛度+1 ③ミュージシャン(特務兵):ユニット内1体→生存時突撃ロール+1 ④戦闘中に1回、自身の射撃フェイズ(『地獄を見せてやれ』で発動不可)にbの武器を使用可能。6mv以内にいる敵ユニットを1体選択し、ロール結果が2+の場合、D3の致命的ダメージを与える ⑤『a+a』の『装備』を選択している場合、そのユニットの射撃武器の攻撃回数を+1する 110ptの低コストでありながら、【防御値 3+】の高い防御力を持っている。アイアンドレイクと比較した場合 +:低コスト・射撃武器の総攻撃回数・全体的な防御(アイアンドレイクは射撃武器に対してのみ3+) -:射程のある武器orモンスターに対し高ダメージの効果 の差異が現れる。 アイアンドレイクが遠距離攻撃に強く、モンスターが突撃してきた場合の反撃兵器が存在している事から受けの性質が強い事に対し、 アイアンブレイカーは接近した場合の射撃性能が高く、接近戦に自ら持ち込む場合にも一定の適性がある。 同盟枠として運用する場合は一定の固さを活かし、作戦目標確保の戦闘に持ち込む際の補助役や拠点防衛役としての運用を行うと思ったより生存が見込まれる。 ドライアドも防御よりのユニットではあるが、射撃武器の攻撃性を踏まえるとより戦闘向きと考えられる。
https://w.atwiki.jp/illuminate/pages/184.html
ヴィラール 列伝 基本スペック 基本能力値 考察 列伝 ドーフィネの若き将軍。魔領との戦いで頭角を現し、小部隊で多くの戦果を上げた為に抜擢された。とりわけ歩兵同士の消耗戦に優れ、火器と神聖魔法を組み合わせた戦術を開拓している。火器中心の部隊を導入しようとする一連の軍改革の実質的な実行者で、歩兵を信奉している。王に絶対的な忠誠を誓っており、革命に真っ先に協力、西部戦線の主力軍を率い、教権勢力の根拠地であったアーヘン大聖堂を制圧、ロタールの十字架を叩き割り、その屋根に王権の象徴である鷲の旗を掲げた。最終決戦にも従軍し、フランソワの戦死と味方の崩壊を知ると、その亡骸を背負い右手に老親衛隊の連隊旗を掲げながら、降伏勧告に「糞ったれ」と応えて隊と運命を共にした。 台詞 雇用時 近代戦は歩兵の被害が凄まじいものとなります 退却時 奴等にも十分喰らわせたさ! 基本スペック 性別 女性 種族 人間 クラス ル・テリエ銃剣銃兵隊 肩書き S1・S2 ドーフィネ王国大将 S3 ドーフィネ帝国元帥 初期勢力 S1 ドーフィネ王国 S2 ドーフィネ王国 S3 革命帝政ドーフィネ 初期階級 宿将(Loyal フランソワ) 初期レベル S1・10 S2・20 S3・25 雇用種族 人間 雇用クラス モンス・メグ射石砲 騎乗聖騎士 帝国銃士隊 擲弾兵 コロニアルガードル・テリエ銃剣銃兵隊 小規模連隊 シュペル魔導兵 重装甲歩兵 下馬聖騎士 戦闘工兵 リーダースキル キュアオール ヒール 弾幕技術UP 素早さUP エラン・ビタール 固有スキル 保塁設置(3回) 消耗戦Lv20 オールヒール オールキュアオール 旗揚げ時勢力名 革命帝政ドーフィネ 旗揚げ時雇用可兵科 モンス・メグ射石砲 胸甲騎兵 竜騎兵 ル・テリエ銃剣銃兵隊 召喚術師 備考 雇用費2000 移動力が一般より10低い 基本能力値 HP 1600 MP 200 攻撃 120 防御 110 魔力 100 魔抵抗 70 素早さ 110 技術 70 HP回復 16 MP回復 0 移動力 110 移動タイプ 普通 召喚数 9 召喚レベル 80% 成長率 HP MP 攻撃 防御 魔力 魔抵抗 技術 HP回復 MP回復 exp_mul 10 8 14 6 10 10 6 5 5 124 耐性 ル・テリエ銃剣銃兵隊に準ずる 考察 全般 エラン・ビタールの攻撃・魔力40%UPを筆頭に、リーダースキルがべらぼうに優秀な人材。 攻撃面の能力ブーストに関してはトップクラス。雇用範囲も広く選択肢も豊富。前衛から必殺の弾幕をばらまける点も見逃せない。 付与スキルのキュアオール・ヒールも、ただの回復役にしておくには惜しいが、セルフケアができるという点では嬉しい。 その一方で、MP燃費の向上、耐久性のフォローが無いことには注意。 また、本人もオールヒール・オールキュアオール・消耗戦を覚えて味方の回復補助に申し分ない。 更に最上位の保塁スキルを3体×三回使える。ドーフィネ歩兵の要と言える御方。 また、銃兵隊の本業をやらせても一般のル・テリエよりも遥かに強いので、最前列に立たせて経験値を稼ごう。 操作方法 保塁設置は位置指定が可能。強烈な連射と弾く力があるので、単なる弾除けとするよりは本隊と連携を取れる地点に設置。 消耗戦は便利な全体バフスキル。獲得経験値が少ないので、他にリカバーを持つユニットがいるならできるだけそちらに任せたい。 オールヒール・オールキュアオールは消費MP200と多目で、ヒールやキュアに専念させる場合は、銃を禁止した方がいいだろう(回復指定では装填してくれない)。 また、ヴィラールの魔力値はそこそこ高いとはいえオールヒールは倍率も低く、装填によるタイムラグもあるので回復量は過信しすぎないように。 オススメ兵科・陪臣・指揮官 指揮官としては、誰を率いてもパワフルにしてくれる。 安定した戦果をあげてくれるのは銃兵系や砲兵。 また、スキルは揃っているのに敵の防御に阻まれて火力が足りていなかったような兵科を率いた場合は、一気にダメージが跳ね上がって万能ユニット化したりするのも面白い。 + 兵科考察 各種銃兵系 最前線において連射で攻める銃兵系を率いるなら、攻撃力40%アップ・素早さ上昇の効果が如実に出る。 また、技術上昇により戦列威嚇射撃の効果増も見込める。 どの銃兵を使うかは勢力や状況にもよるが、帝国銃士隊以外はそれぞれ利点がある。 コロニアルガードは攻撃数値が最も高く、敵を押し返す保塁との連携では射程の長い銃は相性がいいと言える。 小規模連隊も同様に射程が長い銃で弾幕が更に濃くなる。敵との距離感が命の兵科なので保塁の使い方は少々工夫がいる。 擲弾兵は投擲の混乱効果も補強できる。技術に優れていて広範囲への状態異常撒きが重宝する。 本職のル・テリエ銃剣銃兵隊は耐久力があり、またヴィラール本人の射程と噛み合う。 モンス・メグ射石砲 元々優れた火力を更に上げ、混乱確率を上げる技術アップも加わる。 付与スキルは腐るものの、攻撃特化のLSをしっかり活かせる。 戦闘工兵 エラン・ビタールの双方の効果の恩恵を得て使い分ける事が可能。ヒール付与も役立てられる。 ただし威嚇射撃を持たず、技術上昇は異常耐性への影響のみにとどまる。 火力不足が悩み所であったのを実用レベルまで引き上げてくれる。 射程は短いが銃の連射数が他の比ではないので、ダメージの強化幅としては非常に大きい。 下馬聖騎士 アンティキオアの聖なる手榴弾の威力増+即死率アップ。 ホーリーショットガンの物魔両面の殲滅力向上や前列からの高威力シャイニングも侮りがたい。 騎乗聖騎士 器用な遊撃兵。火力向上で役割が広くとれるようになる。 雇用内では最も機動力が高く、回りこんで後衛に弾幕を撃ち込むのに適する。 重装甲歩兵 ヒールとキュアオールで独立部隊として動かしやすく、弾幕の付与とも相性が良い。 ただ射程の長い遠隔攻撃を持たないので、折角の火力ブーストが活かしにくい。 防御力自体は上がっていないので無理はさせられないが、積極的に歩兵突撃を決めたいところ。 シュペル魔導兵 防御系支援ユニットで、火力の低さも連射数の少なさによる所なので強化しても地味。 便利な兵科ではあるが、ヴィラール配下としては適さない。 終盤にかけては、個人戦闘力の高い人材を集めて精鋭部隊としたい。 装填持ちで攻撃魔法スキルのあるグロスターやステンボック、エレオノーラ、アラミスなどとは相性良好である。 支援砲撃系の必殺スキル持ちとも相性がよく、ジョミニやテュレンヌなどは一般の指揮官をさせておくよりも有益かもしれない。 人間が相手なら即死スキルを持つ部下のアトスとポルトスやロドリーゴを収容しておくのも悪くない。 他にも、遊撃部隊でソビエスキや歩兵突撃の先頭にティリーなど、人材が就職先に困っていたら突っ込んでみれば大体機能する。 これだけ強力なLSを無駄にする手はない。レベリングも独力でできるので、誰かの下につく事はないだろう。 人材プレイの範疇であれば、全体的な能力は高水準なので拾って損はないが、彼女の固有スキルは単体でほぼ完結しているので能力強化しても恩恵は小さい。 一応、アルベルティーナ、オーギュスト、テムヘム、伯函らの召喚スキル付与人材は、召喚数10と召喚レベル80%を活かせる。特に、アルベルティーナとオーギュストに関しては、魔力の高さから魔法付与も活きる。 ファルネーゼもまた強力な魔法を付与し、消費の重さも装填によって補える等と相性が良い。 敵対時対処法 攻撃力のやたら高いル・テリエ銃剣銃兵隊。 特に脅威になる必殺技を持たないので敵としてはさほど怖くなく、兵科の対処に準ずる。 ただしヴィラール本人はかなり耐久力が高いので、終盤まで生き残りやすい。 彼女がいる戦場で騎兵突撃しようとすると保塁で邪魔されたり、カウンターの銃剣で惨殺されたりと泣きを見る場面が出やすいかもしれない。 勢力のマスターとして 革命帝政ドーフィネの雇用と同じ。銃兵・騎兵・砲兵・召喚術師と良好なラインナップ。 ヒーラー不足ではあるが、本人の部隊が回復を行えるため、序盤から安定した戦いが望める。 できるだけ早期にヒール・キュアオール使いを登用し、ヴィラール自身は攻撃に回りたい。 勢力リーダー可能クラスの半分以上がヴィラール自身の雇用可能クラスにない為、 ランシナで開始地点と初期人材によってはル・テリエとモンス・メグしか雇えないと言う事が多々ある。 その場合は雇用リンクの確保ができる放浪人材を優先して登用しよう。 コメント欄 オアスンの某と同じようにリロードしまくればオール回復を連打できる。この世界の銃は一体何でできているのか -- 名無しさん (2012-02-01 23 23 14) 見にくいから、クラスや人材名はスペース挟んだ方がいいと思うんだけど -- 名無しさん (2012-02-07 21 18 10) 人材プレイに適している。エラン・ビタールがあるので物理系、 -- 名無しさん (2012-03-09 20 47 45) 切れた。魔法系のどちらを仲間にしても損した気にならずにすむし、保塁設置からの弾幕など、プレイして楽しい。 -- 名無しさん (2012-03-09 20 50 23) ヴィラールの居る戦場では消耗戦によりHP自動回復が高く、全体的に兵が頑丈になる。特に速度の高い小規模連隊やHP自動回復の基礎値の高いフサリア系、HP自動回復の上昇率の高いル・テリエ系を含んだ軍編成との相性が良いと言える。 -- 名無しさん (2012-03-09 21 28 22) ランシナでなくとも近くにアルビオンがあるのでコロニアルガード隊も序盤から編成できないこともない。LSは汎用性が高いので何率いても強いのが魅力。 -- 名無しさん (2012-03-09 23 27 14) フランソワの嫁 常に供に在った宿将の鑑 -- 名無しさん (2012-03-10 13 45 33) パイク兵を率いて前衛としての使用にはまった、前衛で弾幕と堡塁の使用は鬼畜 -- 名無しさん (2012-04-04 15 45 53) 名前とごっちゃになってLSをエタン・ビラールと読んでしまったり。 -- 名無しさん (2012-06-22 15 42 17) 保塁9基設置は結構凶悪だな。うかつに近づけなくなる。 -- 名無しさん (2012-06-27 00 05 31) HPはともかく防御が一般より低い。 -- 名無しさん (2012-06-27 10 42 31) ↑HPが相当高い分さほど気にならないが。 -- 名無しさん (2012-08-08 10 02 53) HP多くて防御低いって相手に経験値献上しやすいってことだからHP低い分防御高い系に比べれば劣ると言えなくもない。 -- 名無しさん (2012-08-08 21 55 45) 堡塁固えw -- 名無しさん (2012-10-10 14 11 40) ノックバック採用に伴い、ただでさえ凶悪だった高レベル機関銃保塁がさらに凶悪に -- 名無しさん (2012-12-13 20 00 31) 若干劣化した童帝って感じ。防御系LSはないのに、堡塁や回復魔法のせいで大抵最後まで生き残ってる。 -- 名無しさん (2013-06-20 23 50 36) フェデリコとは役割全然違うから比較に意味なし -- 名無しさん (2013-06-21 00 35 10) マスターやってみたけど、ルテリエとモンスメグしか一般雇用できなくないか? -- 名無しさん (2013-06-21 21 43 57) シナリオでは雇用ウィンドウに出る兵科は1、自分の兵科2、勢力がどこでも雇用できる設定の兵科(基本全一般)3、その領地で雇用できる兵科。ヴィラールが雇えない兵科がヴィラール勢力で一般雇用できるとしてもウィンドウに表示されるわけもなく。 -- 名無しさん (2013-06-21 23 01 49) 上ミス。表示されるわけもなく。じゃなく表示されるか知らんが表示されても雇えるわけもなく。雇用連鎖なら雇えるよ -- 名無しさん (2013-06-21 23 03 40) ↑3merceの設定がランシナ版ヴィラールにしかないからかな? -- 名無しさん (2013-06-22 18 12 24) 某盲目予備軍王「理想の妹像」元気な奴 -- 名無しさん (2013-09-11 23 01 04) 皇帝と革命軍で初めて女性だと知った -- 名無しさん (2014-01-25 13 28 42) ↑ヴィラール「ほう!貴様、いい度胸だな!?喜べ!最前線行きだ!銃剣突撃の一番槍を命じてやろう!」 -- 名無しさん (2014-01-25 15 08 00) なにはともあれ可愛い ダラダラ撃ちあう場面が多いのも焦らしプレイっぽい -- 大陸軍歩兵 (2014-01-26 09 06 49) 可愛い -- 名無しさん (2015-06-26 11 02 38) ちょっと歩くのが遅いのも可愛い -- 名無しさん (2015-06-27 21 59 55) 皆のために優秀LSに回復に堡塁まで頑張って覚えた健気さ これは可愛い -- 名無しさん (2015-08-02 19 59 25) 彼女の竹を割ったような性格は陰鬱な主君とむしろ良い組み合わせ -- 名無しさん (2022-04-08 07 11 51) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/jfsdf/pages/470.html
「殿下、敵は痺れを切らしようですぞ。歩兵部隊が前進して来ます」 「銃撃戦用意。横隊の整列を徹底させよ」 砲兵による攻撃も飛竜による攻撃も芳しくない同盟軍は、歩兵隊の数に頼んで一気に決着を付けることを考えたようだ。 赤い服や白い服、青い服などを着た様々な国の兵士たちが様々な連隊旗を伴い、進軍する。 お互いの距離が300mを切った。 「全部隊、射撃準備! ただし、命令があるまで発砲は禁止!」 それまで沈黙を保っていたイルフェスの兵士たちは、肩に捧げていた銃を射撃体勢に構える。 しばらくすると、お互いの歩兵隊の距離は100mに迫っていた。 同盟軍歩兵が銃を射撃体勢に構える。 「射撃開始!」 凡そ60mから70m付近に接近したとき、両者の火花が散り、白煙が立ち込める。 これだけ接近して数千の兵士が撃ち合っても、一度の射撃で倒される人数は数十人程度である。 しかし、同盟軍に狙われたイルフェスの中央では、事態はもっと悲観的である。 その数十人のうちの約半分は、中央の部隊の損害だった。 が、イルフェスの方も負けてはおらず、お互いに敵の中央を攻撃している。 歩兵同士の十数斉射目が終わる頃に、ライランス軍戦竜隊の突撃が始まった。 綻びはじめたイルフェス軍中央に殺到するつもりなのであろう。 イルフェス軍は両翼の小銃兵と砲兵で戦竜の衝力を受け流しつつ、自軍の戦竜隊を向かわせる。 そこかしこで戦竜同士の決闘が始まる。 戦竜兵は対戦竜用の大型の槍を持つ。これで敵の戦竜を串刺しにするのだ。 重騎兵と同等の速度で、10倍の体重にのせられた槍の一撃は非常に重い。 長く重い槍を片腕で操作する関係上、戦竜兵は選抜されたエリートだ。 当然、上級将校だけではなく末端の戦竜兵も騎士階級である。 討ち取れば、戦利品や身代金は多くのものが見込めた。 双方の戦竜兵達は高い士気を保ったまま、相手の戦竜隊を突破して敵の歩兵陣を狙わんとする。 「戦竜隊には悪いが、囮になってもらう。敵の中央もガタガタだ。残った歩兵と騎兵で、突撃をかける」 歩兵の横隊は、お互いににじり寄りながらさらに数回の射撃の応酬を経て、両軍の距離が徐々に縮まっていく。 「全軍突撃させ、重騎兵隊も投入せよ」 エレーナの命令は速やかに太鼓を介して伝えられる。 指揮官の号令で、イルフェスの全軍は最後の射撃を行うと騎兵部隊と共に突撃に移る。 鼓笛隊の鼓舞によって全軍が射撃から白兵の体勢へ移行した。 イルフェスの横隊が駆け足で同盟軍の横隊に突撃する。 勝敗を決定付ける重要な銃剣突撃である。 お互いの兵士が銃剣を突き刺し、銃床で殴りつけ、サーベルで斬り合う。 十数分に渡る壮烈などつきあい。 お互いに敵の中央を攻撃したが、先に崩れ始めたのは同盟軍側であった。イルフェス軍の突撃によって 完全に崩壊する前に戦闘を切り抜けようとした同盟軍の指揮官によって、同盟軍中央が撤退していく。 同盟軍の中央を守っていたのは主力のライランス軍だったが、他の同盟諸国との間に亀裂が生じ、そこから崩壊した。 イルフェス軍中央部隊は、ギリギリの所で持ち応えた。 あと数分長く敵の攻撃に晒されていれば、同盟軍と同じく崩壊していたであろう。 ライランス軍を中心とした同盟軍は攻撃を成功させられなかった。同盟軍の敗北である。 しかしイルフェス側も少なくない損害を負い、両軍は決定的な結果を残せぬまま撤退した。 反イルフェス同盟軍の損害(戦傷、戦死)は8553、対するイルフェス軍の損害は6417であった。 皇国は決断を迫られていた。 西大陸(サウシェスト大陸)のイルフェス王国とは先日通商条約を結んだばかりだ。 それが突然『戦争を始めたので支援して欲しい』と来た。 皇国がこの世界で今すぐ獲得可能で、今すぐ欲する資源、食糧。 それの安定供給のためには、大内洋に面するイルフェス王国の協力は欠かせない。 西大陸随一の穀倉地帯であるイルフェス王国の協力なしに、皇国臣民の腹は満たせない。 「この世界は、武力でも経済力でも何でも、力を見せつけねば生きて行けぬ戦国時代のようなものでしょう」 首脳会議の席で、臨席したある学者が言った言葉である。 「この世界が戦国時代だというのなら、我々はどう動くべきでしょうか?」 「天下を取る……これに尽きます。実際に天下を取った徳川幕藩体制は色々不備もあり、 明治維新で倒れましたが……それにしても200年以上の平和で安定的な体制を築きました」 「日本国内の天下取りと、世界の天下取りは訳が違うのではありませんか?」 外務大臣である。各国と戦争なり外交折衝なりを進める最前線だから、学者の言葉が気になるのも当然だろう。 「そもそも、そんな世界中を武力統治するような能力は我が国には無いでしょう。 西大陸だけでも広大なのに、大内洋の東にはさらに大きな東大陸(ロナルナ大陸)があります」 国防大臣の言葉だ。至極もっともである。 皇国軍は基本的に国防軍であって、遠征軍ではない。 「何も、直接統治だけが支配力を広げる手段ではありません。諸国と同盟するのです。 丁度、我々が元居た世界で英国や米国と手を結んでいたように。 そして、この世界ではリロ王国やオレス王国、イルフェス王国と結んだように」 「待って下さい。皇国は通商条約は結んだが、軍事同盟まで結んだ覚えはありませんよ」 「では、何もしないのですか? そうしたら諸国は『皇国とは付き合う価値なし』と判断する公算が高いですが。 円安も進むでしょうし、最悪食糧が全く入って来なくなる可能性まで考えねばなりません」 皇国は新参者も新参者。一ヶ月ほど前に『突然』大内洋の真中に現れた国家である。 それが、通商条約を結んでくれた相手に戦争の手助けも出来ないとあっては、 今後の国際関係にマイナス面の影響は避けられないし、今ある条約さえ反故にされる可能性がある。 内政は出来て当然、その上で外交と戦争が出来て一等国。そのどちらが欠けても、この世界では二等国以下だ。 現実的な問題もある。 イルフェス王国から輸出される穀物を載せた船が、反イルフェス同盟の軍艦や私掠船に襲われる事件が何件も起きている。 穀物の1tも無駄に出来ない皇国にとって、これは現実的な脅威であり、参戦理由にもなった。 総理大臣、外務大臣、国防大臣らを中心とした政府首脳は、『イルフェス王国の防衛と西大内洋の通商保護』 を目的とした軍事的な行動を決定し、天皇もそれに異を唱えることは無かったという。 昭和17年――新暦1542年――の2月上旬の事だった。
https://w.atwiki.jp/goronka/pages/1160.html
【作品名】帝立愚連隊 【ジャンル】小説 【先鋒】風音 【次鋒】光輝 【中堅】ウォルフ 【副将】宗一郎 【大将】鞍馬 【共通設定・世界観】 アストラル体:霊を媒介にする内的な力。他作品におけるいわゆる魔力のこと。 これが高いと超人的な肉体を持っていたり、魔法、法力、妖術のようなものを使える。 【名前】風音 【属性】剣士 【大きさ】成人女性並 【攻撃力】壱番刀:刀並の長さを持つ、刀状の金属の塊、十手に似た形をしている 殴れば人間を殺せる威力を持つ、相手の刀に絡めて奪い取れる技量がある 肆番刀:脇差並の長さを持つ透明の刀、傍目からだと柄しか見えない 人間を容易く切断できる威力を持つ 振っている最中に50cmほど刀身を更に伸長させる事が可能 二刀流可能 【防御力】達人並み 中堅からの洗脳を防げる 【素早さ】4,5m背後から飛んできた拳銃弾並の速度の剣を素手で掴める反応 他は達人並み】 【備考】壱番刀と肆番刀を持っていた状態の時に参戦 【名前】光輝 【属性】人間 【大きさ】成人男性 【攻撃力】錫杖:1m50cm程の金属製 人間を簡単に貫ける 電光:錫杖から放つ雷、現実の落雷と同等の威力と速度 詠唱に1秒かかるので、止まっている相手以外には狙いが定まらずに当てられない 【防御力】達人並 顎が砕けたり頭蓋骨に罅が入った程度なら普通に行動可能 【素早さ】先鋒並 【名前】ウォルフ 【属性】魔術生物 【大きさ】成人男性並 【攻撃力】達人並、腕や足が数m伸びる 肆番刀:脇差並の長さを持つ透明の刀、傍目からだと柄しか見えない 人間を容易く切断できる威力を持つ 振っている最中に50cmほど刀身を更に伸長させる事が可能 【防御力】達人並み、拳銃弾が当たった程度なら普通に動ける 50口径砲で頭を吹っ飛ばされても数秒で再生可能 【素早さ】先鋒に何度か斬られた後でじょじょに動きに対応していく事が可能な反応 達人並み 【特殊能力】教育:触れた相手を自分の意のままにする事が可能 警備員を一瞬で自分の支配化においた 【名前】宗一郎 【属性】人間、 【大きさ】青年並み 【攻撃力】拳銃:専用に作られたオートマチック拳銃 黒い球体:拳銃から放たれる銃弾ほどの大きさの球体 常人視認不可の弾速 当たると直径20mほどのクレーターができあがる 【防御力】鞍馬に殴られて吹っ飛んでも気絶ですむ耐久力 中堅からの洗脳を防げる 【素早さ】次鋒の攻撃を軽く回避可能 達人並 【名前】鞍馬 【属性】対魔術師用兵器、巨大な人形 【大きさ】6m程の大きさのややずんぐりした鎧武者の姿の人形 【攻撃力】軽く野砲を振り回す力。鋼鉄の板ですら砕く威力がある 三十五センチ砲:背中に二門付いている。 五十口径砲:両腕に付いている。戦艦の対空砲の口径にあたる。 7.6cm単装高角砲並 機関砲:胴体に仕込まれている。戦艦の対空機関砲と同等の口径 25mm連装機銃並 【防御力】鋼鉄製の武者鎧状の装甲で包まれている。 三八式野砲からの砲弾の直撃四発(一発は至近弾)をくらっても無傷 【素早さ】見た目や大きさに反して素早い動きが出来る。 大きさ相応のスポーツマン並みの動きの移動速度と攻撃速度がある。 数十m近く跳んで移動できる。大きさ相応の達人の反応。 【特殊能力】魔術攻撃の完全無効化(常時) アストラル体を防ぐ術が装甲にあるので魔術は効かない。 数十m規模の魔術による火球爆発や魔術の獣を弾き消した。 魔術で不思議生物となった者が触ろうとしたら弾かれた。 魔術の落雷も効かない。 魔術無効の能力がある上に自我が無いので「鞍馬」を魔術で操ることが出来ない。 【長所】射撃兵器を多数装備していること。 【短所】憑依している悪霊を除霊されると動かなくなる。 背中に埋め込まれている起動鍵(位牌)を抜かれると動かなくなる。 【戦法】射撃、接近されれば殴りつける。 参戦 vol.83 244-245 vol.109 572 :格無しさん:2012/10/05(金) 18 54 04.08 ID TsMsPauK 帝立愚連隊考察 ○ロードラッシュ 3DO 【先鋒】【次鋒】【中堅】【副将】バイク突撃は回避できる 運転手を斬り殺すなり撃ち落とすなりで勝ち 【大将】砲撃勝ち 5勝 ○影の伝説、ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会 【先鋒】斬り殺し勝ち 【次鋒】突き殺して勝ち 【中堅】触って勝ち 【副将】撃ち殺して勝ち 【大将】砲撃勝ち 5勝 △緊急発進!!オーレンジャー 【先鋒】斬り殺し勝ち 【次鋒】電撃勝ち 【中堅】【副将】体当たり負け 【大将】分け 2勝2敗1引き分け ×ハヤテのごとく! 【先鋒】ミサイル負け 【次鋒】大きさ負け 【中堅】押し潰し負け 【副将】格闘負け 【大将】物理無効分け 4敗1引き分け ×劇場版 仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼 【先鋒】大きさ負け 【次鋒】【中堅】式神召喚→集団リンチ負け 【副将】大きさ負け 【大将】砲撃勝ち 緊急発進!!オーレンジャー=帝立愚連隊