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人工アブダクター「輸送」タイプの筐体から取得できる資源「金属合板」の「輸送乙型」タイプ。 入手方法 ボランティア 第3情報位階権限 第4情報位階権限 取得考試 第4情報位階権限 任意:サ4-6号作戦:目標排除 特殊ボランティア アクセサリ奪還ボランティア ジ204号作戦:協汎者奪還
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986: ホワイトベアー :2022/05/22(日) 22 11 18 HOST sp1-75-1-116.msc.spmode.ne.jp 日米枢軸ルート 日本の主要大手 PMC 日本の民間軍事会社が発達したのは革新系政権誕生から夢幻会の影響下の政党に政権が交代されまでの2000年までの間であり、この間、弱体化する帝国軍を補完する安価な戦力として急速に発達した。 当時は米国のミリテール サン フロンティエール社をモデルに軍を辞めた人間を中心としたいわゆる戦争請負企業的な企業もいくつかあった。 しかし、政権交代後の軍事費増大と国際的な傭兵規制の流れにより、現在ではイギリス連邦と同様に基本的に警備会社を発展させたような企業が多くなっている。 所属する社員は世間一般が考える民間軍事会社、映画などで見る傭兵と比べると圧倒的に軽武装で活動することの方が多く、国連安全保障理事会の補助機関である民間軍事会社監査委員会に登録されている民間軍事会社には、世間一般では民間軍事会社ではなく警備会社として思われている企業も多い。 一般的な警備会社が銃器を装備する場合 本社の置かれている地方警察本部と国家警察たる警視庁による許可を得た後に、国家公安委員会委員長と内務大臣による許可を得て、最後に内閣総理大臣の許可が必要。 なお、国防総省により民間軍事警備会社と認定され、さらに本土での武装許可を得ている企業はこれらの手続きは不要となっている。 ただ、現在、国防総省は新規会社への本土での武装許可を出しておらず 、国防総省から認定と本土での武装許可を得るのは、それこそすでに許可を得ている企業が分社化を行う場合以外は事実上不可能に近い。 ◾ガード・ナレッジ・ミリタリー・セキュリティ(GKMS) I.O.Pの子会社で日本最大規模の民間軍事会社で、国際民間平和維持活動企業協会の常任理事企業の1つ。 2020年現在では日本に本社をおきつつ、約200人の従業員と800名の軍事顧問、最大で5万体以上の軍用武装自動人形を警備用自動人形と言う形で親会社であるIOPからリース供給されており、アジアを中心としつつ南北アメリカ大陸やアフリカ、ヨーロッパなどでも活動している。 IOP社内の保安部門が戦闘データ収集の為の子 会社であったナレッジ・ミリタリー・サービス社と統合する形で誕生した経緯があり、 その関係から現在の売り上げはの8割近くを親会社であるIOP社やそのグループ会社などの民間企業および空港・各国大使館・各省庁などの公共施設・公共機関、各種金融機関、富裕層や中流層などの民間向けの警備事業が占めているなど、世間一般が想像する民間軍事会社と言うよりかは警備会社に近い。 しかし、帝国軍に対しての仮想敵業務や中小国軍および国連平和維持軍向けの輸送業務代行、国外租界や中国・アフガニスタン・アフリカなどの低強度紛争地域における治安維持、国内外の軍用施設や大使館警備、武装勢力の鎮圧、地雷処理や停戦監視、武装解除などの戦後処理、要人警護、帝国正規軍が政治的に不可能なプラックオプスやグレーゾーン対応の代行などの民間軍事会社の何ふさわしい業務も受注している。 装備としてはライオットシールド・警棒・トンファー・テーザーガンなどの一般的な警備用具の他に、拳銃やサブマシンガン、はてにはアサルトライフルやショットガン、重機関銃、分隊支援火器、狙撃銃、グレネードランチャーなどの銃器や無反動砲、迫撃砲、各種誘導兵器、はてには装甲戦闘車両や牽引式野砲までも保有している。 重武装が許されているGKMSであるが、日本国内は当然ながら大半の地域で活動する人員や警備用自動人形は、 IOP社本社や研究施設、自動人形製造施設などのIOP社グループの重要施設や各種発電所や空港、軍施設、大使館などの公的重要施設、現金や貴重品の輸送時、身辺警護時や機械警備隊のみアサルトライフルや散弾銃、短機関銃、狙撃銃などで武装し、 その他の大半の業務は拳銃すら装備せずにテイザーガンや警棒など(場所によっては警棒のみ)を標準装備する(ただし、アメリカや南米諸国など活動国の法律が許すのなら上記装備に追加する形で拳銃を装備する場合もある)など通常の警備会社と変わらない軽装備で活動している。 移動手段としてワゴン車や四輪自動車、トラックなどの民生車両やそれらを改造した装甲車を多く運用している他、軍縮時に軍から払い下げられた汎用四輪駆動車や歩兵機動車などの装甲兵員輸送車、さらには装甲兵員輸送車や歩兵戦闘車などの装甲戦闘車両なども保有している。 987: ホワイトベアー :2022/05/22(日) 22 11 54 HOST sp1-75-1-116.msc.spmode.ne.jp また、軍用自動人形の保守整備・修理用の部品などの航空輸送用や航空機動作戦用のために子会社である中島製のUH-24(UH-60)をモデルに民間市場向けに開発したS-24(S-70)などの多目的ヘリコプターや、MH-27軽攻撃ヘリコプター(OH-58D)、冬戦争以降も活躍を続けるCH-12(CH-47)輸送ヘリコプター、MV-57(MV-22)、などの回転翼機を多数保有するIOPヘリコプターサービス、中島製大型ジェット貨物機NA200(C-17)や大型旅客機等の固定翼機を運用しているグリスターエアサービスなどのIOP子会社の機材をリースやレンタルする形で運用する事もある。 GKMS社が保有する装備や自動人形は、整備性の観点から基本的に親会社であるIOPやその子会社および提携企業からリースか購入しており、なるべくグループ内で完結させるようにしている。 基本的に警備会社としての側面が強いGKMSであるが、母体の1つであるナレッジ・ミリタリー・サービス社は、IOPの子会社でありながら、軍用自動人形に必要なデータを採集するために帝国国防総省の全面協力と帝国大蔵省(※1)の資金協力の下に作られた半民半官の軍事企業であり、 軍用自動人形の黎明期であった1990年代後半から2000年までの間、帝国軍の元特殊部隊員や元将校、元下士官などを雇用し、第一世代型自動人形や試作第2世代自動人形と共にアフリカ植民地での独立運動鎮圧や平和維持の名目でのアフリカの内戦への介入、紛争地での邦人保護、現地民兵の訓練、統合情報局の秘密任務などに投入されていた軍事色の強い企業であった。 そうした背景もあり、2020年現在では勢力を回復しつつある欧州連合が、自勢力圏の拡大の為に紛争地において民間軍事会社を多用していることもあって、そのカウンターとしても業績を伸ばしている。 その為、帝国軍や統合情報局の外郭部隊兼IOPのデータ収集組織としての側面も強く、軍事部門では他の民間軍事会社とは違い高価な機材を積極的に採用したり、ミサイルや誘導爆弾などの高価な機材でも躊躇いなく使用するため、創設からこの方赤字経営が続いている。 それでも倒産しないのは、上記の理由から国防総省や統合情報局、親会社であるIOP本社からそれを補填できるだけの補助金や資本投下が行われているからであり、一部野党やフリージャーナリストからは軍産複合や官民癒着と叩かれている。 988: ホワイトベアー :2022/05/22(日) 22 12 28 HOST sp1-75-1-116.msc.spmode.ne.jp ◾日本警備安全保障 冷戦激しい1960年代に元帝国陸軍特殊作戦本部司令官山元清勝中将か創設した民間軍事会社。自動人形の流通後も特殊部隊出身者などの人間の社員を中心としたサービスを提供しており、それ故にサービスの質が高いことが特徴。 2020年現在は単体で約12,000名、連結込みで約34,000名の規模を有し、日本やアジアを中心に南米やアフリカ、欧州など世界各国で活動している。 もともとはアフリカなどの植民地地域で活動する邦人や企業に警備を提供する企業であったが、規模を拡大する形で国内の警備産業にも進出。現在では日本国内でもトップクラスの企業となっており、日本国内や東南アジア、アフリカを主な活動場所としている。 分類的には民間軍事会社とされているが、これは低強度紛争地でも業務を行えるようにするための名目上のものである。受注する業務内容は、施設警備から交通警備、雑踏警備、貴重品輸送警備、身辺警護などの日本帝国警備業務法で規定されている1号警備から4号警備の他、小型船舶での海上警備業務やセキュリティ機器のレンタル、現場監督補助員の派遣、ビル管理業務での設備員の派遣、駐車監視員業務、列車見張員業務などのいわゆる警備業務や海外の活動での総合リスクマネジメントコンサルタント、人質解放時の身代金交渉を中心であり、GKMSなどが行う軍事色の強い業務は積極的には受注していない。 あくまでも警備を主業務としているために武装も軽装で、紛争地を除いた地域での通常業務時での業務時は金品の護送を除き警棒が通常装備となっている。通常の銃器を装備しないのはもちろん、テイザー銃すら装備しないことが多い。 移動手段も三菱や中島、豊田などが民間向けに販売している一般車を改装したものや、値段の安い米国製のベル619を少数保有しているのみで、ヘリコプターはその大半が国内ではなくアフリカ支社やアメリカ支社に配備されている。 ◾三菱翔天警備 三菱グループの傘下にある民間軍事会社で、国際民間平和維持活動企業協会の常任理事企業の1つ。日本国内の他、多くの海外の国と地域に事業展開している。 その歴史は古く、江戸幕府時代末期に三菱商会の護衛の為に作られた海援隊と陸援隊をその祖としており、日本最古の民間軍事会社とも言える。 元々は独自の海軍兵力を有するなど世界有数の規模の傭兵会社であったが、朝鮮戦争や満洲戦争を通して正規軍の需要が高まると規模を縮小していくことになり、世界大戦後には三菱グループの保安部までその規模を縮小させた。 冷戦終結後には不正規戦の増加と帝国軍の軍縮により再び少しずつ規模を拡大化させ、現在では日本郵船株式会社を筆頭とする日の丸船団を中心とした商船への武装警備員の派遣と、社員や三菱グループの情報網や機材を使ったヒューミントやイミント、シギント、オシントなどによる海外情報の収集、それを用いたリスク分析、クライアントへのセキュリティコンサルやアドバイス、リスクマネジメントなどの政府機関や民間企業などへの提供、さらに人質解放の交渉などを主な業務としている。 その業務の内容上、そこまでの武装や警備員を必要としていないため、武装警備員の数は400名と他社と比べると圧倒的に少なく、アサルトライフルや狙撃銃など最低限のものしか保有していない。 その一方で情報収集・分析と言う面では他社を突き放しており、 日米同時多発テロ事件以降最大の功績はアフガニスタンから逃亡していたタリバン首謀者の居場をもっとも早く突き止めた事を初めとして多数の功績を持つなど、 ことヒューミントやオシントなどは統合情報局や国防総省安全保障局、国防総省情報本部などに匹敵、あるいは凌駕する能力を有している。そのため、日本の情報機関もここから得られる情報を重要視していると言われている。 989: ホワイトベアー :2022/05/22(日) 22 13 15 HOST sp1-75-1-116.msc.spmode.ne.jp (※1) 大蔵省としても憎き軍部の人件費を大幅に削れる自動人形の開発には大いに期待しており、さらに紛争地に正規軍の変わりに投入する事で総合的にかかる予算を削ろうと目論んでいた。 990: ホワイトベアー :2022/05/22(日) 22 14 16 HOST sp1-75-1-116.msc.spmode.ne.jp 以上、日本帝国の民間軍事会社大手三社になります。 wikiへの転載はOKです。
https://w.atwiki.jp/fvb_sakura/pages/405.html
L:長距離輸送システム(FVB版) = { t:名称 = 長距離輸送システム(FVB版)(施設) t:要点 = 列車,ディーゼル機関車 t:周辺環境 = 駅 t:評価 = 装甲15 (HQにより装甲+3/2010/06/21追記) t:特殊 = { *長距離輸送システムの施設カテゴリ = 国家施設として扱う。 *長距離輸送システムの位置づけ = 交通機関として扱う。 *長距離輸送システムの特殊1 = 1ターンに(設置時に)決められた1航路の往復移動が出来る。この航路は変更できない。 *長距離輸送システムの特殊2 = 4000人/機の輸送力を持つ。あるいは100万tの輸送力を持つ。 *長距離輸送システムの人機数 = 70人機として扱う。 } t:→次のアイドレス = 別路線の敷設(イベント),銀河鉄道の開発(イベント) } ★性能開示2008/07/15 ★クオリティチェック通過 2008/08/14 ★吏族チェック通過 2008/09/02 ★クオリティチェック再審査 HQ判定 2009/02/03(2010/06/21追記) L:長距離輸送システム = { t:名称 = 長距離輸送システム(施設) t:要点 = 列車,ディーゼル機関車 t:周辺環境 = 駅 t:評価 = 装甲2 t:特殊 = { *長距離輸送システムの施設カテゴリ = 国家施設として扱う。 *長距離輸送システムの位置づけ = 交通機関として扱う。 *長距離輸送システムの特殊1 = 1ターンに(設置時に)決められた1航路の往復移動が出来る。この航路は変更できない。 *長距離輸送システムの特殊2 = 4000人/機の輸送力を持つ。あるいは200万tの輸送力を持つ。 *長距離輸送システムの人機数 = 100人機として扱う。 } t:→次のアイドレス = 別路線の敷設(イベント),銀河鉄道の開発(イベント) } ★長距離輸送システム「天橋立」 FVBは施設の国である。 その目的である宇宙への帰還を目指し、ただひたすらに宇宙関連施設の整備に奔走してきた。 しかし、実際に宇宙が活躍の場になると宇宙開発センターの打ち上げ力(20人/機を1セットで10セットまで)だけでは輸送力が足りず、新たな施設をの建造は暗黙の了解であった。 目次 承前 列車の構造 路線図・関連施設 コラム・ディーゼルエンジンと大気汚染について 概念設計時に出た軌道上昇塔案 ★承前 概念設計時に出せれた目標性能は普通列車で列車による東京-長崎間の移動時間と同じ乗車時間で外気圏外まで上ろうと言うものであった。そのため直径1キロの軌道上昇塔を最大500パーミルの勾配で最大時速500キロ以上で駆け上ることが可能な性能が必要とされた。 一般的な鉄道は、軌道と車輪に鉄を使用しているため摩擦が少ない。そのためエネルギー効率が良いのであるが、逆に摩擦力が関係する駆動力の伝達率やブレーキ力は弱い。そのため、宇宙に出る為に長い勾配を上る予定であるFVBの長距離輸送システムには、駆動方式にリニアモーターと非常用としてロヒャー式ラック(山岳鉄道の駆動形式で歯車を使用)を併用することが検討された。 その概念設計途中で摩擦力に頼らないのであれば床面が垂直になっても上昇可能なことに気がついたため片道約4時間で外気圏を越えることが可能な快速列車も作成された。 列車はディーゼル・エレクトリック方式と電車方式のハイブリットタイプであり、地上部及び宇宙側駅と宇宙側駅に近い軌道上昇塔においては外部からの給電によって動力を得られ、電車方式として推進用動力を登攀に向いている各車に配置している動力分散方式となっている。 そして、軌道上昇塔のほとんどの区間はエネルギー伝達の効率・供給量と防御システムの関係により列車内で発電を行うため、ディーゼル・エレクトリック方式として発電用動力を機関車に集中した動力集中方式でもある。 ★列車の構造 使用したリニアモーターは電磁誘導浮上支持方式 (EDS, ElectroDynamic Suspension System)の側面浮上式を使用しており、車体の側面に配置した電磁石で浮上、推進、ガイドの三役を兼ねさせる方式である。軌道側には閉ループのコイルが並べられており、車両が走行する事によりコイルに電磁誘導作用で電流が流れ磁界が発生すし、閉ループの設置の仕方により反発と吸引を操れるため、浮上、推進、ガイドを兼ねさせるのである。 台車 FVBの長距離輸送システムの列車は生産性を高めるために、基礎となる台車を共通としており上に乗せる構造体で各種車両に派生する設計となっている。 基礎台車には、停止・低速時に車体を支えるための車輪と電力の送受信用非接点端子兼ロヒャー式ラックのパッケージ機構を底面に、側面の上端と下端に浮上兼推進兼ガイドを兼ねるリニアコイルを装備している。 側面の上端にリニアコイルを装備するのは高速運転の際、遠心力により脱線しないようにするためであったが、その配置によって、垂直に上昇できることが発見された。 連結器には大きな力がかかる事と気密を持たすために「次世代宇宙輸送船」や「バケツ」で使用されているドッキングユニットの規格から気圧調整室を除いた物を車両に設置して連結通路で車両ごとの角度の差を吸収するようにしている。 機関車 機関車はFVBの船舶技術と宇宙関連技術の結晶であり、垂直軌道・螺旋軌道両方に対応している。 使用したディーゼルエンジンは大型船舶用の物を機関士達の経験を元に改良したものを使用し、酸素の少ないあるいは無い空間での使用するため宇宙船舶技術として開発されていた大気還流システムを改良した物を乗せている。 快速列車用客車 快速列車用の客車はコンパートメント方式であり、車体が大きいため通常走行時の通路の上に垂直軌道時用の螺旋階段を設置しても十分余裕のある通路となっている。軌道上昇塔を垂直に昇るため車両の角度に応じてコンパートメントを観覧車のゴンドラのように回転可能とし、常に床面が重力方向に来るようにするためである。また唯一この車両は、螺旋階段部の壁面(地上走行時に天井となる面)に外を直接見れる窓を備えている。 コンパートメントの種類には、普通の客室だけではなく、壁面に大型スクリーンを備えたミニシアター等がある。垂直軌道を運行する際は車両間の移動が出来ないため、一番下に来るコンパートメントには、最低限必要なお手洗いや自販機そして客室乗務員である<ポッポロイド>(FVBの誇る農業機械<カカシロイド>の鉄道向けモデル)の待機室兼備品室となっている物がある。 普通列車用客車 普通列車用の客車は長距離路線の旅客機のビジネスクラスを模した客席配置とされており、二階建ての2席ごと3列の配置となっている。座席の向きは軌道塔内での地上方向で固定されており、勾配により最大23度ほど傾くため各席ごとに角度対応を行うようになっている。また、座席には机とディスプレイが付属していて、食事や映画鑑賞で長旅を快適に過ごせるよう工夫されている。 そして、水平が必要な用途のため車両の一番地上側には重力方向に水平を保つ所が設置されており、車両によってお手洗いを配置したり自販機コーナーとしたりしている。 普通列車用売店車 螺旋軌道内では傾斜のためワゴンを利用した車内販売は危険であると判断され、2両ごとにある自販機以外の車内販売は一編成に一両組み込まれている売店車で集中的に行われている。 この車両では、螺旋軌道の傾斜に対応したテーブルが用意されており、麺類やスープ類の提供も行っている。 貨物車両 基本台車に固定器具や動力供給系を備えた車両で、側面の壁が展開するようなっている。 I=Dや航空機等は拘束ベットに拘束し、拘束ベットごと積載するようになっており、積載する拘束ベットやコンテナを切り替えることでさまざまな物を運べるようになっている。 定形外貨物車両 貨物車両には収まらない大物を運ぶ用途の車両であり、使用する台車は側面の壁が無い(側面上端のリニアコイルを装備していない)規格外品である。 前後を基本台車を使用した車両で挟む事によって、軌道上昇塔を通過可能としており、基本的には螺旋軌道での使用を前提としていて、垂直軌道での使用は緊急軍事使用のみとされている。 これに乗らない特大貨物(大型I=D等)は分解して運搬し目的地で組み立てを行うようになる。 兵員輸送車両 快速列車用客車のコンパートメントを軍事用に質素にした車両であり、快速列車用客車では垂直軌道内においてロックされ移動できない車両間を移動できる用になっている。もっとも車両間を移動しようとするとアクロバットな運動を求められるが・・・ ★路線図・関連施設 宇宙開発センターから地上側宇宙港を経由して軌道上昇塔(通称”蜃気楼の塔”)を上り宇宙側駅にいたる。 地上部の路線はほぼすべて地下路線と海底トンネルとなっている。これは宇宙関係の施設は攻撃対象になりやすいため隠蔽と防御のためであるとともに、上端のリニアモーターのために高い壁が必要であるため、景観を壊さ無い様考慮した結果である。 運転指令所 おもに列車乗務員・駅等に業務指示をしたりする設備であるが、FVBの長距離輸送システムの運転指令所は、軌道周辺の安全確認や軌道上昇塔に近づく飛行体の監視のため宇宙開発センターの管制室とリンクしており、費用軽減のため筐体などは宇宙開発センターの物を鉄道向けにカスタムした物を使用している。 また、爆撃・テロ等の防止のため指令業務に携わらない人たちには所在地が知らされていないほど、情報を規制されている施設である。 軌道上昇塔(通称”蜃気楼の塔”) 大まかに分けて年輪状に3層に分けられ計6線が走っている。内側から将来の増設を見込んだ大吹き抜け。快速列車用の垂直軌道が4線、最外層に通常列車用の螺旋軌道が2線となっている。 航空機や宇宙船が衝突しないように宇宙開発センターとも繋がったレーダーと通信機及び光学監視用の航空灯と光学カメラを設置しており、近隣の飛翔体を監視を行い、一定範囲に接近した物には警告を発するようになっている。光学カメラの画像は走行中の列車にも送られ窓の代わりとされている。 戦争によって宇宙関連施設を何回も破壊されたためその対策としてある新型防御システムを採用しており、この塔の通称はその防御システムのテスト時における見え方が由来である。 軌道上昇塔に採用されら新型防御システムの名称はMIDS(磁気干渉防御システム:Magnetic Interference Defense System)といい、垂直軌道と螺旋軌道に大電力を流すことで強力な磁場を作成しそれによって粒子ビームやレーザーをそらし軌道上昇塔を守るシステムである。その使用電力は列車が降る時に回生ブレーキによって発生した電力を塔各部のバッテリーに蓄えた分も使用してもほんの数分しか持たない、そのため常にバッテリーを満充電とするために、軌道上昇塔のほとんどの区間において列車内で発電しながら昇らなければならなくなったのである。 駅舎 その構造は、鉄道の駅というよりも空港や港の旅客ターミナルの様相を示していた。 鉄道と言っても目的地が宇宙であるので、下記のような普通の駅舎では対応しにくい点があるため旅客ターミナルの設計を参考にされた。 第一に安全確保ため身元の確認と手荷物チェックや搭乗手続きを行わねばならないこと。 第二に列車が巨大なためホームと車両との間が大きく取られていることと、宇宙においては気密を確保する必要もあり旅客の乗り降りにボーディング・ブリッジを使用することである。 ボーディング・ブリッジと反対側は埠頭の用になっており、乗客の乗り降りと貨物の荷扱いを同時に行えるようになっている。 旅客ターミナルを参考に作られた駅であるが、列車全体を見張らせる展望室などは地下駅であるため作られて無い。また、地上部は全線地下と海底トンネルであるため、地上で列車の全容を見れるのは観光名所となっている宇宙開発センターにおいて見学コースにおいてある車両だけである。 駅舎断面イメージ 安全確保のため詳しい断面図は公開されていない コンコース間には地下鉄が交差して走行している箇所もある。 ★コラム・ディーゼルエンジンと大気汚染について ディーゼルエンジンはシリンダー内のピストンで空気を圧縮する事で高温な状態を作り、そこに燃料を噴射して発火させるのが基本的な構造になっている。 しかし、ディーゼルエンジンには使用するにあたっての無視できない問題があった。 ディーゼルエンジンの排ガスによる大気汚染である。 黒煙による大気汚染 ディーゼルエンジンは、あらかじめ空気をガソリンと混ぜておいて圧縮するガソリンエンジンと異なり、高温の空気中に燃料を噴射するという構造になっているため、燃焼が均一に行われず、粒子状物質や黒煙が発生しやすいという問題があった。 ディーゼルエンジンの排気ガスに含まれる黒煙(粒子状物質)は浮遊粒子状物質とも呼ばれており、その名の通り大気中に長く浮遊して長期間にわたって大気を汚染し続ける特徴を持っている。気道や肺に沈着する事で呼吸器系の障害を引き起こす事で知られている。 硫黄酸化物による大気汚染 主にディーゼル燃料として使用されている軽油には硫黄が残留しているため、有害な硫黄酸化物が排出されることになる。これは、人体に有毒、酸性雨の原因の一つという直接的な影響だけでなく、排気ガス浄化触媒機能を阻害するという間接的な影響も大きい事で知られている。 窒素酸化物による大気汚染 内燃機関である以上窒素酸化物の発生は避けられないが、大量の空気を取り込むディーゼルエンジンは、特に窒素酸化物の排出量が多い。 二酸化窒素は肺を経由して人体に吸収されると強い酸化作用を起こして細胞を損傷させ、気管支炎や肺水腫などの障害を引き起こす事で知られている。 大気汚染への対策 過酷な宇宙環境も優しい四季の変化も引っくるめて、自然を愛するFVBである。大気汚染が発生するとして、そのまま放置することはなかった。排気ガスを機関車内で浄化還流させ車外に放出しないようにしている。。 黒煙対策 黒煙は完全燃焼しきれない燃料が排出される事で発生するという事はわかっていた。 「それじゃあ、完全燃焼させれば黒煙って発生しないんじゃない?」 というのは確かにその通りなのだが、完全燃焼させるために少量の燃料しか使わない場合、燃焼時間が短すぎるため窒素酸化物が大量に生成されてしまうという問題があった。 それを解決しようと燃料を大量に投入すると、今度は不完全燃焼による黒煙が大量発生してしまうため、黒煙対策としてはまったく駄目な方法だった。 つまり、燃料は少ししか使わない、でも燃焼時間は延ばすという難しい条件をクリアする必要があった。 この対策は、1人の職人がある事に気付いたことから解決する。それは 「『燃料は少ししか使わない』のではなく、『“1度の投入につき”燃料は少ししか使わない』の間違いじゃね?」 という事であった。 つまり、1回目に投入した燃料が完全燃焼したぐらいのタイミングで次の燃料を投入する、というサイクルを繰り返せば燃料を完全燃焼させる事が可能になると共に、燃焼時間を延ばすことが出来るのでは?という事だった。 考案した方法は至ったって単純で、 1.頑丈なパイプに高圧で燃料を蓄える 2.コンピューターにより開弁を制御するという構造である。 余計な構造を持たないため精密な燃料投入が可能になり、予想通りの結果を得ることが出来たのである。 これにより黒煙の発生を低減させられただけでなく、窒素酸化物の発生まで抑える事ができるようになった。 硫黄酸化物対策 硫黄酸化物は元々燃料の中に含まれる硫黄が元で発生している。このことから、割と単純な解決策が実行された。 つまり、燃料から硫黄を抜いてしまえばいいのである。 FVBでは連結燃料精製工場で培ったノウハウを利用して水素を利用した硫黄成分の分離を行っている。 ただし、硫黄分には潤滑作用があるため、それを取り除いた分の潤滑作用を補填するために別途潤滑剤を付加している。 余談ではあるが、ここで分離された硫黄成分はさらに処理を進められて硫黄として取り出され、様々な薬品や工業製品の原料として使われている。 大気還流システム ディーゼルエンジンの排ガスは空気30~60に対して燃料1となっており、全体の酸素量が多すぎるためガソリン車で使用されているような浄化触媒がそのままでは有効に働かない事が知られていた。 つまり、排ガスの含有酸素を減らせば浄化触媒が使用可能なのである。 まず排ガスを高性能な燃料電池を通すことで全体の酸素量を減らしてから、浄化触媒で窒素酸化物を酸素と窒素に還元し、その酸素で一酸化炭素と炭化水素を酸化させることによって二酸化炭素と水に加工するのである。 軌道上昇塔では排ガスを浄化した最終排出物である窒素・二酸化炭素・水は車内で還流するようになっており、水は電気分解によって水素と酸素に分け、水素は燃料電池に戻すことで多くの水素を備蓄しなくても良いようにしている。また、FVBではミアキスを流用した連結燃料精製工場が連日稼動しており、より効率的な精錬方法を研究するために様々な反応を促進する触媒の研究を行っている。その結果生まれたマグネシウム触媒により二酸化炭素を炭素と酸素に分離する機構も組みこめれている。 回収した窒素と分解した酸素を混合することによって吸気可能な空気とし外気を取り入れられない空間でもディーゼルエンジンを使用可能としている。 まとめとおまけ ・ディーゼル機関には大気汚染という問題があった ・それを頑張って解決する方法を見つけた! ・FVBにディーゼル機関車がやってきた(鉄っちゃん大喜び) ・大気汚染対策の技術は積極的に民間に開示されている ★工部チェックのためのメモ ★長距離輸送システム 【要点】 ・列車……イラストその他でクリア。 ・ディーゼル機関車……承前「ディーゼル・エレクトリック方式として発電用動力を機関車に集中」でクリア。 【周辺環境】 ・駅……イラストでクリア。 ★菩鋳螺> 長距離輸送システムを取っていらっしゃる藩国の設定で宇宙行きは塔の回りを螺旋状に登っていくもので設定されてますね(7/4-23 17 52) ★曲直瀬りま> ディーゼル機関のケーブルカーみたいなのにするといいよ。>長距離輸送システム(7/4-23 21 19) ★菩鋳螺> 上は宇宙港のステーション?(7/4-23 22 26) ★玲> 輸送システムの輸送量はクウォリティによって変わると前に聞きました。(7/4-23 23 02) ★菩鋳螺> 列車の要点をどうクリアしたらいいのでしょう・・・(7/4-23 23 24) ★ライチ> 他の輸送システムを参考にして、アレンジを加えるしかないですね(7/4-23 24 19) ★菩鋳螺> 中央に宇宙港のマスドライバーがあってその周りを螺旋軌道で取り囲む・・・(攻撃されたら二つの施設壊されるからだめだな)(7/4-23 25 39) ★曲直瀬りま> 終点は宇宙港のステーション(7/4-23 25 44) ★曲直瀬りま> 参考:トップをねらえ!第6話。(7/4-23 26 11) ★時雨> EVAのジオフロント列車思い出しますね、なんとなく(7/4-23 26 26) ★曲直瀬りま> ケーブルカーも列車だよーん。(7/4-23 26 35) ★菩鋳螺> あ、鋼索鉄道ですね(7/4-23 27 15) ★菩鋳螺> マスドライバー技術(宇宙港)を持ってるのなら、ディーゼル・エレクトリック方式を使用したリニアモーターカーでもいいのかな(7/4-23 28 27) ★菩鋳螺> 軌道は永久磁石で作って(7/4-23 28 57) ★曲直瀬りま> なんかわからないけど、すごそう!>ディーゼル・エレクトリック方式を使用したリニアモーターカー(7/4-23 29 15) ★菩鋳螺> マスドライバーとリニアモーターはイコールじゃなかった・・・マスドライバー>リニアモーターです。たぶん(7/4-23 30 18) ★菩鋳螺> ディーゼルエンジンは船舶用のチェーンという手が使えると思います(7/4-23 31 08) ★菩鋳螺> ディーゼル・エレクトリック方式とはディーゼルエンジンで発電機を駆動し、その発生電力で電動機を回し、推進する方式(7/4-23 31 50) ★時雨> 普通のディーゼルエンジンで動く列車とは違うんですか?(7/4-23 32 20) ★玲> ディーゼルエンジンで発電してそれで電磁石を操作してって感じですか?(7/4-23 32 24) ★曲直瀬りま> ディーゼルでリニア☆(7/4-23 33 20) ★菩鋳螺> wikiのディーゼル機関車より当初は出力制御が他の形式より簡便だったことから採用されたが、日本では、液体式の技術が向上したことで採用されなくなっ た。しかし近年のDD51形の置き換えでは、半導体技術が発展したことと、大容量液体式変速機の開発が難しいことから、再び電気式の採用となった。(7/4-23 33 34) ★菩鋳螺> 鋼索鉄道って自走ではなく牽引されてたんですね・・・山岳鉄道方式もよさそうな気がします(7/4-23 42 16)
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人工アブダクター「輸送」タイプの筐体から取得できる資源「頭部装甲」の「輸送甲型」タイプ。 入手方法 ボランティア 第3情報位階権限 任意:サ3-7号作戦:市民奪還
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高速輸送艇サナギ imageプラグインエラー 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。 [解説]
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var namex = new Array(); var alpha = new Array(); var credit = new Array(); function sample() { var query = "SELECT * FROM 14MPwXgD2khm2QsqR4Quhd4Y8IK5DAZrW1F_B9-0F"; var encodedQuery = encodeURIComponent(query); var url = [ https //www.googleapis.com/fusiontables/v1/query ]; url.push( ?sql= + encodedQuery); url.push( key=AIzaSyAH0WCAXRIdHdbI-6bnMSN4kVDDZZmGyqY ); url.push( callback=? ); credit[1]="農林水産業"; credit[2]="鉱業"; credit[3]="食料品"; credit[4]="繊維"; credit[5]="パルプ・紙"; credit[6]="化学"; credit[7]="石油・石炭製品"; credit[8]="窯業・土石製品"; credit[9]="一次金属"; credit[10]="金属製品"; credit[11]="一般機械"; credit[12]="電気機械"; credit[13]="輸送用機械"; credit[14]="精密機械"; credit[15]="その他の製造工業製品"; credit[16]="建設"; credit[17]="電気・ガス・水道"; credit[18]="卸売・小売"; credit[19]="金融・保険"; credit[20]="不動産"; credit[21]="運輸"; credit[22]="情報通信"; credit[23]="サ-ビス"; credit[24]="政府サ-ビス"; credit[25]="対家計民間非営利サ-ビス"; credit[26]="内生部門計"; credit[27]="政府集合消費支出"; credit[28]="家計最終消費支出"; credit[29]="対家計民間非営利団体最終消費支出"; credit[30]="政府個別消費支出"; credit[31]="在庫品増加"; credit[32]="総固定資本形成・公的"; credit[33]="総固定資本形成・民間"; credit[34]="輸出"; credit[35]="輸入(控除)"; credit[36]="国内総生産(支出)"; credit[37]="産出額"; for(s=1;s 50;s++){ alpha[s]=new Array(); } $.ajax({ url url.join( ), dataType jsonp , success function (data) { var rows = data[ rows ]; for(s=1;s 51;s++){ alpha[s]=new Array(); } sx = 0; for (var i in rows) { sx=sx+1; namex[sx]=rows[i][0]; for(s=1;s 38;s++){ alpha[sx][s]=rows[i][s]; } } number=sx; paint(); cal(); } }); } function paint(){ str1=" table class=\"mdl-data-table mdl-js-data-table mdl-data-table--selectable mdl-shadow--2dp\" "; str2=" th class=\"mdl-data-table__cell--non-numeric\" "; str3=" td class=\"mdl-data-table__cell--non-numeric\" "; str=str1; str=str+" thead "; str=str+" tr "; str=str+" th 産業 /th "; for(sx=1;sx 38;sx++){ str=str+" th ("+sx+")"+credit[sx]+" /th "; } str=str+" /tr " str=str+" /thead "; str=str+" tbody "; for(s=1;s number+1;s++){ str=str+" tr "; str=str+" td ("+s+")"+namex[s]+" /td "; for(sx=1;sx 38;sx++){ str=str+" td "+alpha[s][sx]+" /td "; } str=str+" /tr "; } str=str+" /table "; $("#memo").html(str); } function cal(){ var y=new Array(); str=str1; str=str+" thead "; str=str+" tr "; str=str+" th 産業 /th "; str=str+" th 産出額 /th "; str=str+" /tr " str=str+" /thead "; str=str+" tbody "; for(s=1;s 26;s++){ str=str+" tr "; str=str+" td ("+s+")"+namex[s]+" /td "; str=str+" td "+alpha[number][s]+" /td "; str=str+" /tr "; } str=str+" /table "; $("#point").html(str); }
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■6月11日 11時45分(UTC+6) 穏やかな波が、南洋の強い日差しに反射し、ホログラムのように、眩しい光を一面に敷き詰めている。 その海域は、地球が国家によって統治されていた頃、その海域は、ミャンマーと、インドネシアという国の境界線として存在した。 複数の企業が、日に日に軍事的衝突を繰り返し、頻繁に支配者を塗り替える現在では、都市はともかく、海域は座標で呼ばれることの方が多い。すなわち、東経92度6分、北緯10度1分、といったように。 その海を、大型の船が静かに、インド洋方面に向かって航行している。 旧世代のタンカーの、甲板部分に流線型の蓋をしたような姿で、全長は300mほど。 海面に出ている上半分は、視認性を下げるため、全体が濃紺色に塗装されている。しかし、陽光がこうも眩しく反射していると、逆に、影が泳いでいるかのように目立ってしまう。 CSB-07、ハクレン。技仙公司の建造した、物資輸送用潜水艦の7番艦。 文字通り、物資の輸送用に作られたこの船は、その性能を生かすべく、9日前に香港の港を出港し、マラッカ海峡からインド洋を経て、アラビア半島の都市、マスカットに向かう途上にあった。 複数回、潜水と浮上を繰り返すことを前提としたこの潜水艦は、船体の相応の容積をバラストタンクとしての区画に割いている。そのため、大きさの割に積載量は控えめに抑えられている上に、燃費もあまり良好とは言えない。単純な輸送コストでは、多くの輸送船に劣る。 それでもこの船が使われるのは、ひとえに、敵の支配圏を航行するにも、随伴戦力なし、あるいは最小限の随伴戦力での運用を可能とする隠密性にある。 正攻法で、護衛のための空母や武装艦船まで含めた船団となると、どうしても大規模になってしまい、相応の規模にしないと損益分岐点を割り込んでしまう。中途半端にみえるこの仕様は、そのジレンマを避けるための苦肉の策だった。 「小アンダマン島、3時の方向に距離約25km。チェックポイント37を通過。当初の計画通り、本艦はこれより、低深度潜行に入る。総員、機密弁の再確認を」 伝声管を通して、艦内に声が響く。 人類が、長期間の運用に耐えうる潜水艦を最初に作った頃、同規模の艦を運用するのには、100人から150人の乗員を必要としていた。 今はオートメーション化が進み、5~10人程度の乗員で運用可能となっている。 そこまで技術が発達して尚、伝声管のような旧式のテクノロジーも併用されているのは、本船を作った技仙公司の趣味なのか、或いは過去の厄災で歪に技術が失われた所以なのか。おそらくはその、両方だろう。 喫水線が、静かに上昇していく。 そして紺色の影は、照りつける太陽から逃げるように海の中に消えていった。 【ハクレン号の航海日誌】 第1話 ベンガル湾での待ちぼうけ、その1 ■6月11日 18時28分(UTC+6) エリーアス・ボルマン、23歳。アレクトリス・グループの一翼を担う大企業、技仙公司……の、子会社である技仙警護に、入社して10ヶ月ほどの新人社員、という身分の彼は、胃が痛かった。 こんな時代だから。子会社とはいえ、大企業の直系の企業に入社したときは、前途洋々な未来が待っていると、思っていた。 父は傭兵をやっていて、一昨年には生死の境を彷徨う大怪我をしている。今でもそのときの傷が原因で、左腕が肩より上がらないそうだ。 その父の口癖は「こんなヤクザな仕事にはつくな」だ。 だから、警護会社とはいえ、実質上の「軍隊」よりはマイルドな、警備や後方支援の仕事にありつけたのは幸運だった。そしてその先には、安定した給料が入る、平穏な生活が待っている。そのはずだった。 今となっては、ある種の罠にはめられたような気すらする。 入社時の希望通り、配置されたのは、警備部主計課だった。いわゆる兵站や、資材管理を行う部門。 これぞ天職だと信じていた。前線で戦うのではなく、デスクワークで淡々と過ごせるのではないか。そんな希望に満ちていた。 が、割と適当な1ヶ月程度の新人研修を終えて、あれよあれよという間に、この船に配属された。そして待っていたのは、1ヶ月単位で航海する輸送艦を運用する仕事。 しかも、配置されて1年を経たずして、数度の戦闘を経験した。 戦闘と言っても、なにしろ輸送艦自体には武装がないので、護衛機に任せて退避、あるいは海中を単独で逃げ回る、という、受け身かつ不安定なスタイルになる。 これでも、常時、戦場に居る兵士と比べれば、まだ安全なのかもしれない。でも逆に、襲われれば一方的に攻撃を受けるしかないのは、それはそれで精神的にかなり辛い。 そんな仕事で、安定した収入は額面的にあっても、殆ど使う機会がない。 なにしろ船の中には、エリーアスの愛する、電子ゲーム機の販売店もなければ、仲間と馬鹿話をしながら飲める安いパブもない。自身の金で何かを買うというと、飲料や菓子の自動販売機だけだ。 望んでいた生活とは大きく違う現実。モチベーションはどうしても、そこまで上がらない。 いや、その現実が原因で胃が痛くなるほどに、環境に対して拘りがある、わけではない。 「どうした、もやしっ子。まだ慣れんのか?」 今、エリーアスの胃が痛い原因、その1。パーシー・リンド。いかにも中東出身という浅黒い肌と、豪快な髭、そしてガッシリした体躯が似合う、30代半ばの大男だ。 嫌いなわけではない。ただ、苦手だった。元々、インドア派で、パーシーの言うように『もやしっ子』、あるいは『ナード』の類のエリーアスは、どうにも、所謂ガテン系のノリについていけないことが度々あった。 何というか、がさつなのだ。トラブルやイレギュラーが起きたとき、エリーアスが気を病んでいるのに、こいつはだいたい笑って放置する。そして大凡、それで問題がない。 後から理屈で考えれば「気にしても仕方が無いことを気にしないメンタル」という、きわめて真っ当なものだったということは、わかっている。 それでもやっぱり、納得がいかない。要するに、テンパってばかりの自分への悔しさと、この男への苦手感は表裏一体で。なまじ、それを自覚しただけではどうしようもないから、本当に苦手でしかない、という帰結は、理屈で解決できる枠を越えている。 「あんたがガサツで鈍感すぎるだけよ」 胃の痛い原因、その2。エメリナ・エンシーナ。年齢を聞くなど(怖くて)とてもできないが、おそらく20代後半か、30ぐらいか。 常にびしっとアイロンのかかったタイトなスーツを着こなして、ブロンドのセミロングの髪が似合う、キャリアウーマン然とした怜悧な女性だ。 エリーアスは彼女が、スーツ以外を着用しているのを、船外離脱用の潜水着の着用命令が出たときしか見たことがない。そんな女性だった。 そして性格は。害意はないが、悪意……というよりはいっそ、Sっ気とでも言うべき毒舌をよく放ってくる。そんな印象だ。 幸い、機嫌がいいときはビジネスライクに話ができるし、仕事のオンオフを、ともすればエリーアス以上にしっかりと区切っている。 その点、仕事後にも部屋での呑みに誘ってきて、挙げ句に泥酔後の世話をするハメになったりするパーシーと比べれば、エメリナはまだ接しやすい部類ではある。 それでも。人間関係というのは、なかなかに難しい。 何しろ現在、ブリッジに居るのは、自分とパーシー、そしてエメリナの3人だった。この体制で、あと6時間。正直なところ、かなり辛い。 「何も起きなきゃ起きないでいいっつーか、何も起きてほしくないけど、間が持たないなぁ」 こぼれだしそうな愚痴を、飲み込む。聞かれたら本当に、エメリナに何を言われたか判ったものではない。 潜行時の、ブリッジの仕事はおおまかに2つ。それを、8時間ごとの交代で、当直3人がこなす。当直のうちの1人は「休憩も兼ねた待機」という扱いになる。最低限の員数、すなわち6人で艦の仕事を回すための、ぎりぎりのシフト。 つまり、この艦で仕事する限り、最短でも1週間以上。そして長ければ数ヶ月の間。 延々と、8時間の退屈な勤務と、定期的に回ってくる、勤務の前または後のブリッジでの更に退屈な待機、という生活が続く。 有事でなければ体力を使うわけではないが、精神力はそれなりに消耗する。そんな環境だった。 ブリッジにおける仕事の1つめは、近くに艦船が居ないかどうかの確認。これは主に聴音機により、機関音やソナーの音を頼りに探す。周囲監視、あるいは索敵の類だ。 海中で発生するノイズはコンピューターがある程度除去してくれるし、該当すると思われる音があれば、警告もしてくれる。 でも、それはあくまで機械による補助で、最終的な判断は人間がやるしかない。故に、ある程度の経験が必要なので、今はベテランのエメリナが担当している。 2つめは、操艦。 難しそうに聞こえるけれども、通常の航海の範疇であれば、実はこちらのほうが、簡単だ。 海中では、対流速度から、だいたい船が移動したであろう距離を計算する。そして約10分ごとに、コンパスで確認した進行方向を記録しつつ、目的の方向とずれていれば、舵をきって方向修正を行う。 これで、よほど強い海流の影響をうけていなければ、想定していた航路から大きく外れることはなく、航海を続けることができる。 かつての国家崩壊前であれば、地球全土で使える、衛星からの位置特定システム(所謂GPS等)が使えたと言うが、今は機能していない。 そのため、航海という行為の本質的な技術水準は、実は西暦にして20世紀前半ぐらいまでのレベルに後退している。 海流の影響の補正は、定期的に、潜望鏡だけを海上に上げて、周囲の景色を見ることで現在位置を確認したりする。夜間であれば浮上して、星図から現在位置を特定することもできるが、昼間に使える方法ではないし、友軍戦力圏内でなければ、たとえ夜間でも浮上することに危険は伴う。 そういう理由で、現在では大洋を突っ切るような航路を採ることはあまりなく、多少遠回りでも、海岸につかず離れずぐらいの位置を、航路として採用することが多い。今回も、それに倣っている。 そして今は、エリーアスがこの仕事をしている。砂時計を10分ごとにひっくり返し、数値を記入し、備え付けの液晶端末画面に表示させた電卓を叩く。 退屈だが、居眠りでもしようものなら何を言われるかわかったものではないし、それこそ。戦闘よりはマシ、だ。 「1830時、方位、北北西北、347度。磁気コンパス、ジャイロの異常表示なし。対海流速度、21.44ノット。対海底速度は測定できず」 黙々と作業すると、どうしても眠くなる。かといって、あまり大きな声で読み上げると「うるさい!」と周囲からどやされる。 なので、小声で延々と呟く。流石にその程度の声がどやされることは、よほど誰かの虫の居所が悪い時でもなければ、ない。 そして、コン、と音を立てて砂時計をひっくり返す。 「うるさい!」 ――そこで、エメリナの甲高い声が飛んできた。 「あっハイ、ごめんなさ」 「喋るな」 更に鋭い声が飛んでくる。余程、エメリナの機嫌が悪いのか。そんな気配はなかったけれども、と考えたところで、思考は硬い声に遮られる。 「……微弱なソナー音を確認、MBES(海底地形探査用のマルチビーム探査レーダー)と推定」 「それって……」 「周囲に艦艇あり。MBESの音紋と照合……機種まではわからないけど、おそらく7海里(約13km)程度の距離の海上よ」 「おっし、艦長以下を呼ぼう。こりゃ一大事だ」 パーシーが陽気に叫ぶ。一大事、と言ってはいるが、そのノリは陸上で「いい酒場を見つけぜ、皆で行こうや」と言い出す時と大差なかった。一瞬、顔をしかめるエメリナのことなど、気にしていないのは明らかだ。 ――エリーアスの胃の痛みは、さらにキリキリと増してきたように思える。 ■6月11日 18時42分(UTC+6) ハクレン号に搭乗している全員が、艦橋に揃っていた。 ブレンダン・マッケオン艦長以下、船の運用に携わる(エリーアスも含めた)クルーの5人。 社内の転属のために、移動の足として乗船していた庶務課のセベロ・コンバロ。 艦内の世話係……炊事や清掃などを担当する、船の「肝っ玉母ちゃん」とも称されるエーレンフリート・マルテンシュタイン。 そして護衛のため搭載されている、テウルギアのテウルゴス、ミハイル・マルティノヴィチ・アブドゥヴァリエフ。 通常は3人か4人しか居ない場所に8人居るのだから、やや狭い感はある。 通常は使用されない、指揮専用の椅子に、ブレンダン艦長が腰掛けている。 言い換えれば、艦長が出入港以外の際に、そこに座っていることこそ、イレギュラーな事態が発生している所以だ。 音響・通信席には、さきほどと変わらずエメリナ。 操艦席にはラテン系の、割と軽口の多い、ムードメーカーとも言うべき陽気な男、フェリシアン・ドーファン。 さきほどまでエリーアスが座っていた助手席には、なにかと節制を強いてくる仕事中毒の男、バルブロ・ヴィンクヴィスト。 座席は4席しかないので、追いやられたパーシーとエリーアスは艦長席の横に立っている。更には、艦橋に普段入らないエーレンフリート、部外者のセベロとミハイルまで居るので、どうしても狭苦しく感じる。 そもそも。 エーレンフリートは普段は、1日に1回の掃除の時以外は艦橋に来ないし、セベロとミハイルは今回の航海だけの「部外者」なので、本来は艦橋に入る権限すらない。 しかし「艦の命運に関わることは、すべて艦の乗員全員で決める」というブレンダン艦長の方針と裁量により、非常時にはクルーだけでなく、その時乗船している全員が、そこに呼ばれる決まりになっていた。 ――そのせいで少し狭苦しくなっていることに文句を言うのは、新人には許されない贅沢なのは判っている。 「ふぅむ」 ため息とも、呻き声とも、あるいはうんざりした感情表現ともとれる声を、ブレンダン艦長が発する。 「状況を整理しよう」 人員が揃ったことを確認して、艦長が切り出す。 それに最初に答えたのはエメリナだった。 「未確認艦艇が3隻。潜望鏡を使って視認確認しました。艦影から、1隻はおそらく非武装の海洋探査艦ですが、諸元・所属は不明。残り2隻は武装護衛艦で、片方がアレクトリス・グループ標準型ミサイル艦、もう1隻はクリストファー・ダイナミクスのヘリ母艦機能付き護衛艇かと」 報告が続く。エリーアスにとっては、舌を巻くしかない。僅か数分で、必要な調査を一度に行うエメリナと、それを補助したパーシーの手並みは、新人の自分には到底及び付かないことを再認識していた。 「距離、距離は推定6.2海里(11.5km)ほど。対象艦はおそらく投錨停泊しての海底調査中。本艦は機関を停止していますが、海流の関係で0.6ノットほどで接近しています。このまま行けば、20時間ほどで接触することになります」 「本海域の深度は」 「おおよそ470mほどの筈、ですな」 パーシーが海路図を見ながら応じる。探査用のソナーを使えばある程度、正確な数字は得られるけれども、同時にそれは周辺の艦艇に、自分たちの存在を知られるリスクが高い。10ヶ月で、それくらいはエリーアスにもわかるようになった。 「ふむ……。潜水して着床するのは難しいか。投錨する手はあるが、騒音は出るな」 「そもそもあいつら、どこの所属でしょうかねぇ。混成軍みたいな編成のようですが」 軽口を叩くようなノリで、フェリシアンが言う。 「さぁな……。あるいは友軍かもしれんが」 ブレンダン艦長が、これまた、天気の話でもするように軽い口調で応じる。 「艦船なんざ、陸につけてる時は、あっさり拿捕されるものですからなぁ」 フェリシアンの指摘は、事実そのままだ。 エリーアスが知る限り、ここ数年の間で、停泊中に基地ごと接収された、或いは戦闘にすらなる前に包囲されて投降した艦船数は、グループ内の報告で公表されているだけで10隻以上だ。それらの大半は、クリストファー・ダイナミクスやEAAのグループ企業によって、実戦運用されていることが確認されている。 もちろん、逆に、自分たちアレクトリス・グループも、敵対企業の艦艇を鹵獲・運用している。そこはお互い様だ。だからこそ、艦影や形式、表記だけでは、その所属を判断することはできない。 「アレに友軍確認を投げてみる?1/3の宝くじに賭けてみる感じだけど」 エメリナ皮肉な表情で言う。そんなことをするわけはないわよね、と言いたげに。 彼女の言う「ハズレの2/3」は、敵にこちらの存在を知らしめた上、捕捉されることを意味する。 その声は半ば無視するように、ブレンダン艦長が話を纏める。 「よし、当面は現状維持にて、様子を見よう。パーシー、エリーアスは自室にて休息、セベロとエーレンフリートも自室に待機を頼む」 「ほいさ」 肩をすくめて部屋を出て行こうとするパーシー、それに続いて、無言で微笑を浮かべるエーレンフリート、困惑顔のセベロが出て行こうとする中。 「あの」 勇気を出してエリーアスが声を上げる。自分自身がどうしてそんなことをしたのかも、理解できなかった。衝動とでも言う他はなく、言ってから盛大に後悔するが、もう遅い。 「なんだね、新人」 「その、シフトは自分ですし、ブリッジで状況を見学したく。仕事を覚えたいので」 ブレンダン艦長の眉が片方だけ、少し動く。 「君はもう少しやる気の無い新人だと思っていたが、どうやら失礼な評価をしていたようだ。許可する」 最早、後には引けない。なんで自分がそんなことしたのやら。 ■6月11日 18時55分(UTC+6) 「動かんですなぁ」 潜望鏡を覗き込んでいた、フェリシアンがのんびりとした声で言う。 「完全に停泊を決め込んでますわ、相対速度は今のところ変わらず。相対角度355度、平均0.61ノットで接近中。このまま行くと、17時間10分後の最接近点が、奴らから0.2海里(約350m)ぐらいになります、危険距離ですな」 「今のところMBES含む、各種ソナーを使用の形跡はなし。距離が離れすぎているので、アンノウン艦隊が機関を動作させているかは不明です」 聞かれる前に、というぐらいの様子でエメリナが言う。 「MBESのついでにこちらを捕捉された、可能性はどうだろうか」 艦長がつぶやく。 「まぁー、無くは、ないでしょうがねぇ。それにしちゃ消極的すぎる気もしますな」 「近くに不明潜水艦が居たら、まだ明るいうちに、対潜爆雷装備でヘリを哨戒に出すあたりが無難かしら」 「完全に暗くなるまで、あと30分程か。その時間が過ぎれば、むしろ潜水艦である我らが有利になるな」 「爆雷装備を持っていないのか、敵艦が無能なのか……それよりは、気がついてないってだけのが高いってとこだろうなぁ」 「消去法でそうなる、わね」 「ヘリ母艦に積んでいるものが、テウルギアやマゲイアの可能性は?」 艦橋の壁に寄りかかり、腕を組んで黙っていたミハエルが口を開く。それは質問の形をとっているが、実質は確認だった。 「あの艦は、格納庫の高さは5m程度しかない。マゲイアにせよテウルギアにせよ、即時稼働できる状態での収納はできないな」 「となると、こちらに気がついていない可能性が高いのは確かだが」 「歯がゆいもんですな」 「何かしたら藪蛇になるオチしか見えない、ってのが尚更ね」 胃がキリキリ痛む。平穏な仕事、とは何だったのか。いっそ逃げ出したい。 ――逃げる? 「……あの」 エリーアスが口を開く。 「いっそ、逃げませんか?」 「逃げる、ねぇ?」 揶揄するわけではないが、本気という感じもなく、フェリシアンが答える。 「そりゃまあ、選択肢ではあるが……しかし、どこに逃げる?」 「このまま方位270方向にまっすぐ直進し、インド半島まで、というのはどうでしょう」 「だいたいスリランカ島の北あたりに出るわね。ベンガル湾を横断して、500海里弱、ってとこ?静音重視で動いて30時間ぐらいかしら」 「気象情報は入手しているかね?」 ブレンダン艦長が問う。 「3週間前のしかないですな。ハリケーンに遭ったりすると割とややこしいことになります」 「考え方として、新人の意見は悪くないが」 エリーアスは少しだけ、艦長の視線が普段より優しいように感じた。この後に続く言葉が否定であると、なんとなく察してはいたが。 「今は乾季と雨季の境目にある。モンスーンも不安定だし、海流も然りだ。リスクは避けるべきだろう」 落胆3割、褒められた喜びが7割、といった感じだった。 艦に配備された直後は、何かにつけ、頓珍漢なことを言ってしまって怒鳴られてばかりだったことを考えれば。 たとえ総合的に否定されるにせよ、一考に値する程度のことが言えるようになっただけでも、自分の進歩が感じられる。ブリッジに残って、良かったと思った。ちょっとゲンキンな考えかもしれないけど。 「とはいえ、新人の言うように、戦闘艦ならざる我々は基本的に、逃げるのが得策だ。よし、1時間ほど機関停止して様子を確認。しかる後、20 00時をもって、それまでに不明艦隊に動きがなければ、低速航行ですり抜けようと思う。方位および速度はその時点で検討する。できれば夜が明ける前にこの海域を離脱すべきだ」 「了解、蓄電池系の最終点検をしておきます」 割と沈黙を保っていたバルブロがおもむろに言い、席を立った。 正直、エリーアスはこの人のことを、たまに忘れる。それくらい、意志決定には興味を示さないのだ。仕事中毒で、誰かの体調不良時に率先して動くなど、人一倍働いてはいるのだけど、積極性とはちょっと違う。 なんというか「歯車として、自分が居るシステムが円滑に運用される」ことに喜びを感じる人、に見える。そういう人にとっては、船員というのは天職なのかもしれない。 「よし、点検後は電源系の手動切り替えを行うかもしれん。そのまま機関室で待機せよ。……新人、仕事だぞ」 ブレンダン艦長がニヤリと笑い、空席になった助手席に目をやった。 「あっ……ハイ」 言われるがままに、助手席に座る。 ……もしかして、勤務時間おもいっきし追加か?こりゃしくじったか? 先ほどの高揚が吹っ飛んで、またちょっと胃に重いものがこみ上げてきた。 長い夜が、始まろうとしている。
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package ken; import tool.*; public class pro { int s,datanumber; String[] data=new String[6000]; String[] pref=new String[6000]; String[] bus=new String[6000]; double[] v=new double[6000]; String[] dic=new String[6000]; String[] ken=new String[6000]; double[][] vs=new double[48][100]; double[][] point=new double[48][26]; public static void main(String[] args) { pro te=new pro(); } pro(){ /** 2,農林水産業 6,鉱業 8,食料品 9,繊維 10,パルプ・紙 11,化学 12,石油・石炭製品 13,窯業・土石製品 14,鉄鋼 15,非鉄金属 16,金属製品 17,一般機械 18,電気機械 19,輸送用機械 20,精密機械 21,その他の製造業 22,建設業 23,電気・ガス・水道業 26,卸売・小売業 29,金融・保険業 30,不動産業 33,運輸業 34,情報通信業 38,サービス業 42,政府サービス産者 44,対家計民間非営利サービス生産者 **/ readfile sub=new readfile(); sub.makedata("11.txt","UTF-8"); data=sub.data; datanumber=sub.datanumber; int sx; for(s=1;s datanumber+1;s++){ catchword sub2=new catchword(); pref[s]=sub2.makedata(data[s],"pref"); bus[s]=sub2.makedata(data[s],"credit"); String str=sub2.makedata(data[s],"value"); v[s]=num(str); } int dicnumber=0; for(s=1;s datanumber+1;s++){ int h=0; for(sx=1;sx dicnumber+1;sx++){ if(bus[s].equals(dic[sx]))h=100; } if(h 50)dicnumber=dicnumber+1; if(h 50)dic[dicnumber]=bus[s]; } System.out.println(dicnumber); int number=0; for(s=1;s datanumber+1;s++){ int h=0; for(sx=1;sx number+1;sx++){ if(pref[s].equals(ken[sx]))h=100; } if(h 50)number=number+1; if(h 50)ken[number]=pref[s]; } for(s=1;s dicnumber+1;s++){ System.out.println(s+","+dic[s]); } System.out.println(number); for(s=1;s datanumber+1;s++){ int s1=0; int s2=0; for(sx=1;sx number+1;sx++){ if(pref[s].equals(ken[sx]))s1=sx; } for(sx=1;sx dicnumber+1;sx++){ if(bus[s].equals(dic[sx]))s2=sx; } vs[s1][s2]=v[s]; } for(s=1;s 48;s++){ point[s][1]=vs[s][2]; point[s][2]=vs[s][6]; point[s][3]=vs[s][8]; point[s][4]=vs[s][9]; point[s][5]=vs[s][10]; point[s][6]=vs[s][11]; point[s][7]=vs[s][12]; point[s][8]=vs[s][13]; point[s][9]=vs[s][14]+vs[s][15]; point[s][10]=vs[s][16]; point[s][11]=vs[s][17]; point[s][12]=vs[s][18]; point[s][13]=vs[s][19]; point[s][14]=vs[s][20]; point[s][15]=vs[s][21]; point[s][16]=vs[s][22]; point[s][17]=vs[s][23]; point[s][18]=vs[s][26]; point[s][19]=vs[s][29]; point[s][20]=vs[s][30]; point[s][21]=vs[s][33]; point[s][22]=vs[s][34]; point[s][23]=vs[s][38]; point[s][24]=vs[s][42]; point[s][25]=vs[s][44]; } } double num(String str){ double nx; nx=0; try{ nx=Double.parseDouble(str); }catch (Exception e) {} return nx; } }
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JUIAS LSP-265G4A 香郭(こうかく)Ⅱ級航宙防護輸送艦 久平国防軍が開発した大型輸送艦。 『黄金の20年』以前に開発された級で、兵員輸送よりは民間人の避難に使用されることが多かった。 本級には徹底した対弾防御能力が付加されており、その古めかしい外観とは裏腹に 戦艦クラスの主砲にも耐え得る装甲を誇っている。 また同時に、ソレグレイユ軍の旧型魔法素展開装置に独自の改良を加えたものを装備し、 さらに防御性能を高めている。 文明戦争時には、侵攻するソレグレイユ軍から逃れる多くの北久平の民を乗せ、 砲火に晒されながらもその堅牢さを活かして生き残り、南へと飛んだ。 画像は8番艦『景犀(けいせい)』で、『黄金の20年』初期の観艦式の際、 DDS-397E2C恒雷(こうらい)級航宙駆逐艦12番艦『旋雷(せんらい)』から撮影されたもの。 因みに周囲の二回りほど小型の艦艇群はCLS-307F1E 泰河(たいが)級、 CLS-320A3H 玲川(れいせん)級を始めとした航宙軽巡洋艦群。 画像下に2隻確認できる空母はCVS-129U5S 朔鵬(さくほう)級航宙空母で、 右から4番艦『陣鵬(じんほう)』、9番艦『継鵬(けいほう)』である。 遥か後方にはBCS-112A1B 慧国(けいこく)級巡洋戦艦も確認できる。 尚、艦種記号のJUIASは《Jiuphinese Union Independent Alliance Ship/久平連合独立同盟艦》 LSPは《Landing Ship Protected =防護輸送艦》の略である。 ―性能諸元― 螺紀陀(らきだ)社製 一四年式 五〇口径五十二糎三連装対艦機動主砲 1基 螺紀陀社製 一一年式 七十一口径六十一糎単装小型動力要塞砲 2基 嵯廼(さない)社製 九年式 四十七口径十五糎連装両用副砲 25基 嵯廼社製 一〇年式 四十五口径十一糎単装防御速射砲 32基 嵯廼社製 一一年式 三十八口径四十粍多連装回転式機関砲 6基 動力 巻鄭(かんてい)社製 一六年式 呂号霊焼動力缶翠嵐(すいらん)弐型丙 2基 era3 久平 兵器 技術
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Power Games [戦略2] はじめに Power GamesはAnno2070で最高ランクに位置づけられるMissionであり、 複数の攻略法があることでしょう。 英語や日本語の攻略サイト、または攻略動画はいくつかありましたが、 古い情報(古いパッチ版)での影響か、現状有効では無い戦略もありました。 そこでV2.00での所感を交えた攻略を記そうと思います。 攻略のヒントになれれば幸いです。 序盤~中盤は特にリアルタイムに操作をしなければならない場面があります。 ショートカットキー、便利操作等を有効的に使用する事もクリアへの近道になります。 【攻略概要】 1.ゲーム作成 2.自島開発開始からKeto到着まで 3.HectorとKetoの撃破 4.StrindbergとVadimの撃破 5.モニュメント建設とExecutives住民の人口到達 攻略内容 1.ゲーム作成 (1)党派はTycoonを選択 開発ペース、電力面、鉱山スロット数、作物のEco Balanceの 影響が高い等の理由でEcoはややきつい。 (2)マップ左下の島で始める事を前提 開始位置はランダムだが、左下の島に当たるまでゲームを作り直す。 理由は、Keto出現までに1島での収入基盤の作成必要があり、 急ピッチでかつ安定した島環境を作成する為。 それ以外の土地は河川が無かったり、Hector拠点に近かったりで、難易度や戦略が異なる。 先頭へ戻る 2.自島開発開始からKeto到着まで Keto到着までの目標は下記2点(理由は後述)。 その為、序盤からやや駆け足で街を発展させよう。 1島で電力、NEED、税金収入等の自給自足の基盤構築 Tech Reseacher最低1人の出現 まず、友好NPC捜索と街開発を並行して行おう。 (1)友好NPCの捜索 Mr.Thorne、Yana、Prof.Deviの3人の友好NPCの捜索を始める。 Demand Questは、クレジット・ライセンス共に貴重な財源になる。 ただし、捜索中に他の敵対候補のNPCに会ったらロードしてやり直し。 遭遇したままゲーム進行すると、急に港を壊されたり島内部を爆撃されたり、 運良く生き残れてもKeto到着までに島の基盤完成が間に合わず詰む可能性が上がる。 通りすがりの船をクリックするだけで遭遇扱いになるので注意。 (2)街開発と物資の調達 街開発用のSmelter、Tools Workshop建設は多いに越したことは無いが、 港で必要物資の輸入設定をして友好NPCの定期便から数をまかなう事も重要になる。 直接、友好Arkへ必要物資を調達しに行くのもいいだろう。 拠点の島で自給自足できるよう、友好NPCからVegetable Seedの確保も忘れずに行う。 Shipの移動速度UP系アイテム、White Flag系(Short protection symbol)、 ステルスアイテム(Spectral Mask Mk I)もライセンスに余裕があれば購入しておこう。 急ピッチでの発展で金欠に陥りやすいが、 住民がランクアップ条件を満たすまでは税率の設定を薄緑色にしてこまめに収入を稼ぐ。 順調に住民がランクアップしてきたら、Tycoon Enginieerを出現させTechを解放する。 NEED不足さえなければTycoonの拡張は一旦ストップして、 Tech Reseacher最低1人の出現を目指す。 (3)敵対勢力の対応 このタイミング前後で、Strindberg、Hector、Vadimに強制的に遭遇しているかもしれない。 Hectorに持ち船を攻撃されたら、移動速度UP系アイテム持ち潜水艦なら逃げ回る方法もある。 なお、Techが解放されたら輸送用に潜水艦1台あれば十分なので、コマンダーシップは無くてもいい。 自港にHectorから突然襲撃されたら、以前のデータをロードでLobbyingで Influence上昇等で手を出される前にフタをする。 Hectorは多少のInfluenceで大人しくなるが、Strindbergは停戦を申し込まない限り Influenceが多少あっても突然戦争を仕掛けてくる事がある。 お金が足りなければ、友好NPCにローンを組んで防止も一策だが、 その後の金管理が厳しくなるのも覚悟しておく。 Vadimは突然戦争というよりUltimatumクエストを出してくる傾向にあるので、その都度対応して凌ぐ。 (4)軍事力の強化 Tech Reseacherが出現したら、Techも拡張をストップさせる。 近くの海底で作ってるであろうFunctional Foodは友好NPCに売りさばいて収益源にする。 また、解禁されたHigh-Tech Weaponsの作成を始めて、 Hector討伐用にAirport2基から2機のFirebird製造を目指す。 なお、Kerosene(航空燃料)の作成はこの時点では不要。 もしKeto到着前までにFirebird2基の準備が整ったのならば、 先にHector撃破を目指すのもいいだろう。 (5)Keto到着 Ketoの到着地点はランダムの模様(未確認) 離れた地点に到着してくれるのが安全だろうが、到着前にセーブを取り試してみるとよい。 Ketoが到着時に、上記(4)の軍事力強化中まで進んでいれば、ひとまずは安心。 さっそく自島の港を破壊されるだろうが、自給自足の基盤ができていれば 税率とFunctional Food売りを収入源にする。 Ketoは内陸までは攻めてこないので、島内で安定した収入さえあれば 半永久的に貯蓄や軍事力の強化に費やせるだろう。 (勿論、他の敵対NPCへの根回しは必要だが) 先頭へ戻る 3.HectorとKetoの撃破 (1)Hector撃破 Airport2基から2機のFirebird製造が完了したなら、Hectorを撃破する。 友好を結んだ状態なりにしてからFirebird2基を出動させBombardment(落下爆弾スキル)*2を 拠点にお見舞いすれば撃破できるだろう。 拠点を落とせた際に付近のHector所属Shipも同時に消滅するが、 ドロップアイテムは漏らさず回収しておく。 White Flag系(Short protection symbol)、ステルスアイテム(Spectral Mask Mk I)は Keto撃破用に必須品。他の不要なアイテムはNPCに売ってライセンスを稼いでおく。 ※パッチで仕様が変わった可能性あり? V2.00ではHectorがステルスアイテムドロップしなかったり、 ステルス使用時に攻撃すると相手から認識されるようになったり。 ともあれ、ステルスアイテムはKeto撃破時にはWhiteFlagと同じように使えるので ドロップしないとしても、友好NPCが売っていた場合は買い集めたほうがいい。 (2)Keto撃破用の軍備拡張 WhiteFlagまたはステルスアイテムを合計16個程、友好NPCから買い集める。 集め終わるまでは収入を維持しつつも、StrindbergやVadimとの講和は努めておく。 (3)Keto撃破 WhiteFlag、ステルスアイテムの準備が完了したら、Keto撃破に向けてAirport*8基を建設する。 かきあつめたアイテムを駆使してFirebird*8機での爆撃を2ターン繰り返しを行い Keto戦艦の撃破を狙うが、Firebirdは爆撃スキルを打ったら蜂の巣にされるのを覚悟で向かう。 その為次のような流れになる。(8機*2ターンは飽くまで余裕を持った目安) ①あらかじめFirebirdを8機製造する ②その後の第二群をすぐに製造できる程度の資材が蓄えられるまで時間を経過させる ③資材が十分に貯まったら、各FirebirdにWhiteFlagまたはステルスアイテムが ほぼ同時に効果が切れるように使用する ③Keto戦艦まで移動して効果時間が切れるまでKeto戦艦の上空で待機 ④ゲーム進行速度を遅めておきつつ、アイテム効果時間が切れだしたら一斉に爆撃スキル発動 ⑤第一群がやられたら、すぐに第二群を製造開始する ⑥第二群が製造完了したら、同様にアイテムを使用して爆撃のため上空待機へ向かう ⑦アイテム効果時間が切れたら爆撃開始でKeto戦艦撃破 先頭へ戻る 4.StrindbergとVadimの撃破 HectorとKetoの撃破に成功したのなら、もう港を設置しても攻撃されることなく 島開発の幅が広がるが、まずは現状の軍事力が高いうちにStrindbergとVadimの制圧を行う。 (1)主力空軍の変更 Firebirdは燃費が悪いので解体して代わりにChopper軍団を製造する。 またKerosene(航空燃料)の製造も開始しておこう。 (2)StrindbergとVadimの撃破へ Chopper軍団とKerosene(航空燃料)の準備が十分にできたらいよいよ宣戦布告する。 どちらからでも構わないが、ここではVadim→Strindbergの順番にする。 理由は、VadimはUltimatumクエストの無理難題を吹っかけてくる事があり 島の収入に影響する建物の破壊を要求して来る為。(仮にStrindbergと戦争中に無理難題されたくない) Strindbergは金さえ積めば、Influence最大時のRequest Peaceで60分間停戦状態を維持できる為。 布告直後は島の防戦を徹底し、戦力を削った後に敵国の制圧を行おう。 敵国の全てのWarehouse、Depot、City Centerを破壊すれば制圧だ。 先頭へ戻る 5.モニュメント建設とExecutives住民の人口到達 敵対勢力を全て撃破したなら、あとは巨大なサンドボックスゲームになる。 空軍はもはや必須ではないので、海軍がある程度準備ができたらAirportは撤退させよう。 敵国は居なくなったとはいえ限られたスペースと資源の状況下で、 Tycoon ExecutivesとEcos Executivesそれぞれ5000人以上到達がかなり厳しい。 基本1島に1党派になるように、既存のTechや資源施設の移転は必須になる。 最終的にはNEED物資や施設は他の島で展開と生産を行い、 定期便でTycoonやEco住民の本土へ輸送などしないと土地が間に合わない。 極端な例として、モニュメント建設完了後はBuilding ModulesやTools等の施設は 全部破壊してスペースを空けて住民を住ませる。 上記の基本物資は各島の港の輸入設定で友好NPCから買取でまかなってもいいほど。 資源をうまく活用して発展させよう。 険しきも近い、クリアは目前だ。 先頭へ戻る