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前門の狼、後門の虎。行くも地獄、戻るも地獄。 そんなにっちもさっちも行かない。八方塞な状況を現すような言葉が○○の頭にいくつか浮かんでいた。 牛車はもうとっくに竹林の奥まで入っていた。永遠亭まではもうすぐである。 今の絶望に打ちひしがれる永琳と○○を見たら。そしてそれに対して、どす黒い物が見え隠れしている輝夜。 一体この二つを対比させた鈴仙やてゐは何を思うのだろうか。 永琳は生気を著しく減退させ。呼吸と、牛車を引く牛の手綱捌きと言う。必要最低限以外の動きは全くなくなっていた。 ○○の方は、輝夜の顔を見続けるのがやっとであった。輝夜はそんな○○がそんな顔をしていても、ただ黙って見ているだけだった。 狼狽を続ける○○とは打って変わって。黙っている輝夜の顔は、一目見ただけでは邪念など感じられない、良い笑顔であった。 「何で・・・?」○○が口に出せる言葉はただ短く、疑問を投げかける言葉だけだった。 ただ、輝夜の邪念の無い様子は。黙っているときしか維持する事ができないようで。 輝夜が○○の言葉に反応しようとすると、ほんの少しだけ。その笑みの中にどす黒い物がぶわっと広がっていくのが見て取れる。 ○○はその黒い物を見て、安堵したような表情を浮かべるが。すぐに輝夜は手や扇で顔を隠してしまい。 少しばかり顔面の表情筋を、せわしなく動かしていたかと思えば。覆いを取れば不思議な事に。 先ほどまで合ったはずの黒い物がない顔へと、見事作り変えてしまっていた。 その毒気の無い顔に移り変わる度に、○○は何度も落胆の様子を隠す事無く。 心の底から絶望するかのように、どんよりとした雰囲気と面持ちで。その毒気の無い輝夜の顔を見つめるだけであった 「もぉー。○○ったら、何をそんなにしょんぼりしているのよ。永琳も気が抜けているわよ」 気が抜けているは別として。今の○○の状態を評するのに、しょんぼりと言った軽い言葉で十分なはずは無かった。 唇は震え、肩に力は入っておらず、目は虚ろで泣き出しそうな雰囲気まである。 それら全てを一言で片付けるに値する言葉は。絶望の二文字が一番似合っているのではないか。 輝夜は一体いつから気付いていたのだろうか。一体何が輝夜の逆鱗に触れてしまったのだろうか。 「○○ーこっちにおいでなさいな」 笑顔の繕いが安定していないのか。輝夜はまた○○を自分の胸元に引き寄せた。 あるいは安定はしているが、優しくされる程に絶望の色を濃くする○○を面白がっているのか。 被虐嗜好ゆえに元々薄い抵抗の意思に加えて。知る当てのないはずの自らの心中に、完全に相反した行動を行い続けている。 完全に実力差を知らしめられた格好となった○○には、抵抗する気力など湧こうはずも無い。 ○○は少し舐めていたのかもしれない。蓬莱山輝夜と言う人物を。 また、八意永琳の方も。のぼせすぎて普段の思考力を著しく損なっていたのだろうか。 そうでなければ、二人ともが輝夜を半ば蚊帳の外においてしまうような真似。するはずが無い。 輝夜はずっと○○の目の動きを見ていた。 輝夜が○○の顔を見つめ続け、詰問を行っていたあの時。○○の目の動きが何度が動くのを確かに確認した。 目の動きから察するに、○○が見た先は後ろに座っていた永琳の方向だと言うのにはすぐに分かった。 丁度牛車の動きも止まっていた。恐らくは、永琳の顔は今時分の背中と○○を見ているだろうが。確認する必要は無いだろう。牛車の停止がそれを物語っていた。 輝夜は後ろの永琳は気にせずに、○○の顔を。そしてその顔に映し出される表情を凝視していた。 目は口ほどに物を言うとあるように。口をつむぐ事は出来ても、目の色や表情までも黙りきる事が出来る人間はそういない。 ○○が素直に自分に対する隠し事を話してくれるとは思わなかった。それは○○の表情の硬さですぐに諦めてもいた。 だから○○への詰問は早々に、○○の目の色と表情を伺い見る為の踏み台と化していた。 ○○の視線の動きは輝夜の顔と、後ろで見ているであろう永琳の顔。この二つの間を何度も往復していた。 その間も、○○は奥歯を必死にかんで何かを堪えていた。何かを隠しているのはほぼ間違いのない事だった。 不意に、○○が奥歯を噛む力が強くなったと。輝夜は○○の表情の変化から推し量る事ができた。 その変化が確認できたのは、○○の視線が永琳の方向を向いた時だった。 永琳が何か行動を起こしたのだろう。それは分かったのだが、どうにも○○の奥歯の噛み方に違和感があった。 奥歯を噛むと言う仕草。輝夜は妹紅との殺し合いで何度も見た事があった。 悔しさ、憤怒、憎しみ。様々な感情を堪える時、その度に彼女は奥歯を噛んでいた。 下手に感情を爆発させても、輝夜を喜ばせるだけだとよく知っていたから。震えるほどに力強く奥歯を噛んでいた。 だが、○○が見せたその仕草は。妹紅が堪えるような感情のどれでもなかった。 数多の記憶の中から探ってみても、輝夜にはピタリと一致する物を見つけることが出来なかった。 合致しているのは、何かを堪えようとしている事と、感情の高ぶりから来る震えくらいの物か。 始めは、○○が遊郭で。やはり春を買わされてしまっていて、その事を思い出していたから。 所謂、恐れや恐怖と言った感情。怒られやしないかと言う感情だろう。 そうだとすれば、○○の前で少し興奮しすぎたか。○○に非などは一切無いのに。 しかし、それとも違う。 もしそうだとすれば、何故永琳の顔を見ると同時に強張りが大きくなったのだろうか。 仮に、春を買わされていても。○○に非がないと言う考えは、永琳も同じのはず。 ふっと。いつの事だったかは、輝夜自身も詳細には覚えていないが。 自分を娶りに来たと言う貴族どもに、無理難題を吹っかけた時の顔を思い出した。 恐怖と言う感情は、あの顔に強く現れていたのに気付いた。 意気地なしと思われたくないのか、どいつもこいつも必死で強がっていた。 最も恐怖の質が違うだろうが。こちらの方は叱責を恐れているだけで、もう一方は命の危機だ。 余り思い出したくない物を、よりにもよって○○と一緒にいるときに思い出して。頭の端で少しばかり癇の虫が蠢いたのが分かった。 すぐに回想する事をやめたが。数瞬想起しただけでも、今の○○とは違う顔をしていた。 その後、輝夜は口を滑らして野をきっかけに。自分がまだ○○に思いを伝えていない事を思い出した。 何か趣のある場面をこしらえて。そこでこの思いの丈を○○に告白しようとしていた輝夜にとっては。 失態も失態、大失態であった。 頭を抱え、天井を見上げ。その果てには永琳にまで茶化されて。 姿勢こそ整えたが、成り行き的に告白と相成ってしまった。 そして、○○は輝夜の告白を快諾した。 その事で、先ほどまでの○○の隠し事。輝夜の中ではその事がまだ頭の端でもやを作っていたが。 晴れて○○と恋仲になれたことの方が嬉しくて。さほど気にならないと言うのが実態であった。 ○○が春を買わされていない。これもまた確実なようだったので、妙な表情をするのが癖なのかと。強引に話を片付けようとしていた。 しかし、○○が見せていた。この奥歯を噛むと言う表情の奥に隠された意味。 これを輝夜は、自分の失言からその真相を知る糸口を得たのだった。 「○○!永琳は今日から貴方の側室よ!!」 自分が告白して正室となった後、永琳も側室にしてしまうのは最初から決めていた。 ただし、それも趣のあるもって行き方をしていきたかった。 自分の番がなし崩しだったから、二回目は上手く行かせたいなぁと。頭の端で思えていたのは最初だけで。 ○○に抱きついたり、その匂いをかいだりしていると、頭の端程度で留め置いた事など。見る影もなく消し飛んでしまった。 消し飛んだ事に気づいたのは、永琳が○○の側室だと。まだ○○にも説明していないのに一足飛びで会話に出してしまった時だった。 この時の輝夜は、もう完全にヤケッパチだった。 頭を抱えたりして、うだうだやるくらいなら。全部片付けてしまって三人で楽しんでしまった方がいいではないか。 そういう思いから、少々まごついていた永琳を引っつかんで。○○の側に放り投げるようにした。 その放り投げる勢いが強く。永琳と○○は激突して。○○を永琳の下敷きにしてしまった。 やってしまった。最初の方こそそう思った、そう思えた。 ○○の顔が・・・また変化するまでは。 「大丈夫?○○」 永琳が○○の体を案じるその言葉を投げかけた後だった。 ○○の顔が、場にそぐわないような変化を見せたのは。 ほんの一瞬だったが、輝夜には分かった。○○が笑みを浮かべた事を。 その笑みは・・・・・・何かに喜ぶような。いや、“悦ぶ”と言った表現の方がより的確な笑みだった。 (・・・・・・は?) 輝夜は呆気に取られるばかりであった。 「えーっと・・・・・・ごめん」 先に、この事態を引き起こした事に対して。謝罪こそしたが。 頭の中では、先ほどの○○が浮かべた。悦ぶような笑みに対する謎で一杯だった。 しかしながら、答えは出なかった。答えを求めて、輝夜は永琳と○○を観察し続けた。 (ん・・・?んん!?) 観察して、あることに気付いた。 (ちょっと!永琳!!貴女の体重が諸に○○にかかってる!!) とんでもない事態である。永琳程度の体重で骨がどうこうなるとは思わなかったが、呼吸は苦しくなるはずである。 その事を永琳に指摘しようと口を開けようとしたときだった。 (・・・・・・あれ?) ○○は苦しくないだろうか、それを確認する為に○○の表情を注視した時であった。 (同じだ) そう、○○はまたあの表情を浮かべていたのであった。 奥歯を噛み締めて、何かを堪えるその表情を。 (・・・・・・ちょっと待って。○○ってさっきどんな顔してたっけ) 輝夜の中で、ある仮説が組みあがりつつあった。 ○○は、今の何かを堪える表情をする前に。確かに、悦びの表情を浮かべていた。 そして今。○○には、永琳の体重が諸にかかっている。 それなのに、○○は苦しい表情1つ浮かべようとしない。少なくとも、今の○○の表情は苦痛を堪えるような類の物ではなかった。 (どういう事・・・○○・・・・・・痛くて悦んでるの・・・?) その仮説に行き着いた自分にさえも、理解に苦しむ感情であった。事実とすればなおさら。 そして、その仮説を。仮説ではなく、真実なのであろうと認めざるを得ない事を永琳はしでかしてくれた。 輝夜は永琳の体使いを観察しているうちに。そうしてもその仮設を否定できなくなったのだ。 永琳の体重が○○にもろにかかる事態。始めのうちだけなら、事故と思えた。 しかしながら、どれだけ時間が経とうがその状態は解決されず。 あろう事か、永琳は体重移動をして。○○の体全体へと、くまなくその重さを伝えるような動きを見せていた。 そして何度か、永琳は○○の方へと顔を向ける。 その度に、○○はその何かを堪えるような表情を。より一層強くしたのだ。 全身の力が抜けるようだった。 (・・・んな馬鹿な) そうは思ったが。また牛車が動き出した辺り輝夜は○○と抱き合う中で、○○の心中にもようやく気付けた。 ○○は抱き合いながらも、それとなしに自分が下側に行くように寝返りを打ちたがっていた。 その度に、輝夜は徹底的にそれを回避するような体捌きを。もしそうなってしまっても、すぐにその体勢を崩していた。 抱き合うくらいに近ければ、小さな表情の変化もよく分かった。 明らかに○○は残念がっていた。自分が下側にいられないことを、自分が圧し掛かられないことに対して。 (・・・度し難いわ) 最早完全にこの仮説は実証されてしまったような物であろう。 ○○には、虐められて悦ぶ。そう、被虐嗜好があることを 度し難い、そうは思ったが。○○の残念そうな顔を見る度に、輝夜の心の奥で、ゾクリと蠢く物が。1つ、確かにあった。 徐々にではあるが、輝夜はこの○○が持っていた被虐志向。 その倒錯した思いを、満足させない事に、密かな喜びを感じていた。 そして、密かに悦んでいたのは最初だけで。 輝夜は○○に優しくすれば優しくするほどに。実は内心しょんぼりしているであろう○○の心中を想像して。 悦びの笑みを作りつつあった。 (あっ・・・不味いわ) 自分が悦びの笑みを作っている。このことを輝夜が自覚した時だった。不味いと思ったのは。 それは自分の歪んだ感情に自省の念が働いたのではなかった。 ○○の顔が一瞬、何かを期待するような表情に変ったから。不味いと思っただけだったのだ。 輝夜はそう思って、○○を何度も自分の胸の中に抱きかかえた。 表情を急いで取り繕う為にである。 (度し難い・・・度し難いわ・・・・・・○○。それだけじゃないわ永琳、貴女もね!) ○○の胸の中で抱きかかえながら、その頭をいい子いい子と撫で回しながら。 声も上げずに。○○が見れば震えて喜びそうな、黒い笑顔を輝夜は浮かべていた。 (調教してあげるわ・・・二人とも!私が絶対に、修正してあげる!!) 大分時間が経って。イナバもぽつぽつと起き上がり始めた。 徐々にではあるが、永遠亭に普段どおりの状況が戻りつつあった。 遊郭の男は“この人誰だろう“と言うようなイナバ達の視線に晒されて、所在無さげに縮こまるだけであった。 そしてまた鈴仙の高笑い。完全に聞き飽きていたてゐはともかく、イナバ達や男はビクンと体を震わしていた。 「いいから、もうさっさと行きなよ。あの馬鹿笑いは無視して大丈夫だから」 オドオドびくびくとしながら。まだ興奮状態が覚めない鈴仙から立ち上った高笑いに怯える男にてゐは早く帰るように言い放つだけであった。 遊郭の男はてゐに促されてようやく立ち上がり、クルリと背中を向けて帰路に着くだろうと思ったが。 このまま帰ってしまっても大丈夫だろうか。恐らくはそんな余計な心配をしているのか。 遊郭の男は何度も何度も立ち止まり。相変わらず詰まらなさそうにに座り込むてゐの方に顔を向けていた。 それに対して、てゐのほうも何度も何度も。思いっきりめんどくさそうに、そんな雰囲気を全く隠さずに手で払いのける仕草を続けていた。 「アンタの相手してもさ、面白くないの」 てゐに暴言とも取れるような言葉を投げかけられて、男はようやく立ち去る勇気が出たようだ。 深々と一例をしたあとは、一度も振り返らず帰路についてくれた。 「はぁ・・・やっと帰った。めんどくさいのは鈴仙だけで十分だよ」 パンパンとお尻や腰の辺りに付いた土を払っていると。背中の方からドンドンドンと。 立て続けに鳴り響く、床板を飛び跳ねるような音が聞こえてきた。 誰かが走ってきたのだ。この状況で、走れるほどの気力がある者といえば。 「ああ・・・面倒くさいのが行ったら。また別の面倒くさいのがやってきたよ・・・・・・」 鈴仙以外の誰がいると言うのだ。 「てゐいい!!」 逃げようかなと思う間もなく。鈴仙から呼び止められてしまい、またチラホラと見かける事のできたイナバも姿が消えていた。 逃げられたのである。こういう時、イナバ達は非常に白状であった。 鈴仙から大声で呼び止められた事と、置いてけぼりを食らった事。その両方でげぇ・・・と思っている内にてゐの肩は掴まれてしまった。 (あ・・・もう逃げれない) 覚悟を決めて、てゐは出来る限りの笑顔を作って。鈴仙を刺激しないように振り向いた。 (あああ・・・逃げたい) 「○○さんはまだ帰らないの!?」 酷い欲情の表情はまた酷くなっているとしか思えなかった。 そんな鈴仙の小脇には本が何冊も。○○が溜め込んでいた春画本であろう、全部持ってきたのだろうか。 しかし、どうやら鈴仙はこの春画本を大層気に入ったのは間違いなかった。 鈴仙の中に眠っていた加虐嗜好を呼び覚ましてしまうくらいには。それならば、気に入って当然か。 「んー・・・そろそろだとは思うけどねぇ。須臾の力を使ったから、私たちから見ればこの館を出たと同時に辿り着いてるはずだから」 「そう・・・じゃ余り時間は無いわね。ねぇてゐ、何か縛る物持ってない?」 ピキンと音を立てて、てゐの表情も思考も凍り付いてしまった。 普通に考えれば、何か荷物をまとめるのに必要なのかと思える。出来れば今もそう思いたい。 しかしながら、状況がそんな平時の発想を許してはくれない。 「鈴仙~・・・何に使うのかなぁ・・・・・・」 「当然!おしおきよ!!」 頭を抱えたくなってしまった。それよりも逃げたかった、いやいっそ逃げてしまおうか。 今の鈴仙は自分の悦びを満たす事に夢中で。永琳や輝夜と言った、真に恐ろしいこの二人の事を全く考えていなかった。 今ここで逃げた事に対する鈴仙の怒りよりも。二人がぶち切れる現場に居合わせない事の方がどう計算しても利益となるだろう。 「この本面白いわよねぇ・・・・・・それにしても○○さんったらこんな趣味が合ったなんて」 「ねぇてゐ。あなたはどんなやり方が好み?」 巻き込まれそうだった。 「いや・・・・いやいやいや!私は巻き込まないでよ!鈴仙!!」 そういいながら後ずさりをして、このまま一気に逃げ出したかったが。相変わらず鈴仙の手はてゐの肩をがっちりと掴んでいた。 「だから!姫様と師匠はぁ!特に師匠の方!!滅茶苦茶怖いから!」 そんな事、普段の鈴仙ならば骨身にしみて分かっているはず。 しかし今の鈴仙は。頭上の兎耳をゆっさゆっさと揺らして、顔は紅潮していて、息は荒くて。 およそ冷静な思考回路が形成されているような雰囲気は・・・・・・微塵も存在しなかった。 「だ・い・じょ・う・ぶ・よ!千里眼があるわけじゃないし」 「大丈夫じゃない!!全然大丈夫じゃない!!」 千里眼は無いかもしれないが。その代わりに恐ろしいまでの洞察力があるはずだ。 これのせいで、てゐは何度悪戯を看破された事か。数え上げたらきりが無い。 「んもう。てゐにもお楽しみを、一緒に楽しもうって言ってるのよ」 「いや!だから!!遠慮なさらずに、私はじっくり練り上げる派だから!!先攻は譲るよ、鈴仙に!!」 最早鈴仙を止める事など不可能だろう。ならば目標はただ一つ、全力でこの火の粉から逃げる。 「ええー、そうなのぉ?」 体を左右に揺らして。もう、ノリが悪いわねぇ。と言わんばかりの反応を見せるがお楽しみを独り占めできるのはやはり魅力らしい。 「じゃあ最初は私だけでやるわねぇ。後で泣き言言っても知らないんだから」 (よし!助かった!!) すぐにぷいと向こうを向いて。小脇に抱えていた春画本をまた読み漁り始め。 「うふふふふふ・・・・・・」 そして、気持ち悪く笑い出した。 そんな笑い声を背に、鈴仙は脱兎の如く駆けて、永遠亭から、最低でも鈴仙の近くからは、逃げ出した。 「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」 膝をつき手もつき。四つん這いの体制になって、てゐは肩で息をしていた。 「―くぁーはっはっは!!!」 永遠亭の方角、てゐから見れば背中の方からは相変わらず、鈴仙の高笑いが聞こえてきた。 後ろを振り返ると、永遠亭の姿は竹やぶに隠れて、殆ど見えなかった。一体どんな声量だ。 「ぶもぉー!!」 更にまた背中の方から、先ほどまで頭を向けていた位置から。今度は牛の鳴き声が聞こえてきた。 余りの心労から遂に幻聴まで聞こえてきたかと。てゐは自分の精神衛生を気にしてしまったが。 幸い、牛の鳴き声は幻聴などではなく。姫様達が乗る牛車を引く牛の鳴き声だった。 ついに、永遠亭の二本柱が○○を連れて帰還したのである。 どうやら鈴仙の不気味な高笑いに、牛が不安感を刺激されてしまったようだ。 牛を落ち着かせるため、手綱を捌く永琳も。手綱を捌きつつも“何?”といった怪訝な表情を浮かべている。 浮かべて当然だろう。きっと籠の中にいる輝夜も似たような顔でいるはずだ。 「終わったな・・・鈴仙」 しかし。鈴仙の興奮と悦びは今もなお高まりを見せているこの状況である。 なお悪い事に、その主たる原因は。○○を虐める事を夢想して悦んでいるのである。 (死ぬなよぉ・・・鈴仙。割と冗談抜きに) 「そこにいるのはてゐね。今の声は鈴仙じゃないの?何があったの?」 (はいはい、聞きますよね。当然私に聞いて来ますよね、今は私しかいないから) 「えーっとですねぇ・・・まぁなんか非常にあれな状況でして」 心の中で饒舌に呟く恨み言とは打って変わって。現実に口からつむぐ言葉は要領を得る事は出来なかった。 「何?要点だけを話して・・・・・・疲れてるのさっさとして」 疲れていると言うのは・・・・・・多分本当だろう。確かに体全体に入る力が、普段の永琳と比べても非常に弱い。 「大丈夫よ、○○。私がぜーったい守り通すからね!」 そんな永琳の分の覇気を吸い取ったかのように。籠の中から聞こえてくる輝夜の声は、喜色に満ちていた。 何かがあったのは明白だった。普段の輝夜ならこんなにも覇気のない永琳を放っておくはずがない。 「・・・早く!」 「は・・・はい!じゃあ師匠、少しお耳を」 輝夜の喜色に満ちた声に反応するように。永琳は悔しさ悲しさを小爆発させた様子でてゐに当たった。 輝夜と永琳の間で何かが起こるなんて・・・そうは思ったが。輝夜はともかく、永琳の様子を見れば、仔細を聞ける空気などではなかった。 今の鈴仙の興奮の原因を、一番聞かせてはならない人物と言うのはてゐも分かってはいたが。 しかしながら、一気に輝夜にも伝えるよりも。まずは永琳だけに伝えた方が・・・多分マシなはずであった。 大噴火の後に、小さな石が頭に当たるか当たらないかの違いでしかないだろうが。 「早く伝えて頂戴」 てゐは所々省略しながらも、仔細を全て正直に話した。 鈴仙が○○の部屋で春画本を見つけたこと。その春画本の趣が偏っていた事。 その偏った趣に“鈴仙が”刺激された事。刺激された結果“鈴仙が”○○を虐める事を夢想してやたら悦んでいる事。 全て正直に話した。春画本の趣が偏っていた事に関して永琳は、どうしてだがふっと笑っていたが。 問題はそれ以降だった。鈴仙が○○を虐める事を夢想して、悦んでいる事に話が進むと。 永琳の体はワナワナと震えだした。その顔は自分の悪戯が炸裂した時でも見せないような酷い顔に変貌していた。 ほーら言わんこっちゃ無い。そう思いながら、あくまでも“鈴仙が”の部分を思いっきり強調して、てゐは話を続けた。 「てゐ!!牛車の方は頼んだわよ!!!」 そう叫びながら牛車を飛び降りた永琳は、一目散に永遠亭の方へ駆け出した。 その速さたるや。兎ゆえに、足の速さには自身のあるてゐですら目を見張る物であった。 そして「ぎゃあああああ!!!」予想通り、鈴仙の悲鳴が竹林に鳴り響いた。
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【元ネタ】ギリシア神話、『変身物語』 【CLASS】ランサー 【マスター】 【真名】ケパロス 【性別】男性 【身長・体重】182cm・78kg 【属性】混沌・善 【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷A 魔力C 幸運E 宝具B 【クラス別スキル】 対魔力:C 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。 【固有スキル】 神性:B 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。 伝令神ヘルメスの息子とされる。 魅了:B 魔性の美貌により異性・同性を問わず惹きつける。 ランクBではほぼ対象の意思を無視して精神を支配する。 対魔力で抵抗可能。ただし自分の近親者には最初から無効である。 【宝具】 『廻る禍因(プロクリス)』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:2~30 最大捕捉:1人 妻プロクリスより送られた、自身の妻を貫き殺してしまった槍。 狙った獲物は決して外さないという、木の柄と金の穂先からなる魔槍。 大願成就の呪いを帯びており、担い手が槍を振るう限り、 敵の弱点を槍自身が感知し、自動で軌道修正しつつ弱点を狙う。 投擲した場合、弱点を貫くまで止まることなく飛翔し続け、 例え担い手が消滅しようとも、あらゆる手段を用いて必ず願いを成就させる。 『天命猟犬(ライラプス)』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1人 どんな獲物も決して逃がさない運命を持つ猟犬。 獲物を追跡する際に、その獲物の敏捷値と同等の数値が猟犬のステータスに加えられるため、 いかなる速度で逃亡しようとも、必ず捕捉できる。 【解説】 ヘルメスとヘルセの息子。 ケパロスとプロクリスは、お互いに愛し合っていた。 しかし、彼のその美しすぎる容貌に恋をしてしまったのが、エオスだった。 エオスは燃え上がる感情を抑えきれずに、自分の城に連れ去ってしまったのだ。 だが、プロクリスを愛するケパロスはエオスの求めをはねのけた。 納得しないエオスは、「プロクリスの貴方への感情は本物かしら?」といい、ケパロスをまったく別人に変装させて、プロクリスを誘惑させた。 彼の帰りを待ちながらも、寂しさに耐えられなかったプロクリスは、まったく別人になったケパロスの求婚を受けてしまう。 その瞬間に、ケパロスの変身は解け、元の姿に戻ったケパロスは激怒し、彼女の不実を責めた。 涙を枯らした彼女は森の中に逃げ込み、アルテミスの従者になってしまった。 彼は自分のした事を後悔し、彼女を探し求めた。 そして、遂に愛する妻と巡り会ったケパロスは改めて彼女に求婚するのであった。 そしてプロクリスは、アルテミスから授けられた「絶対に的を外すことのない槍」を彼にプレゼントした。 しかし、幸せは長くは続かなかった。 平穏は二人の間に猜疑心を生み、プロクリスは夫が今でもエオスと通じているのではないかと疑い、ケパロスが森へ狩りに行く後をつけた。 それに気付かないケパロスは、森の中で草がざわざわ動いているのを見つけると、獲物だと思い、「絶対に的を外すことのない槍」を投げた。 そして、その槍は一直線に彼女の胸を貫いたのだった。 その腕に抱かれながら、彼女は真実を知らされたのである。 愛する者の命を自ら奪ってしまったケパロスは、その罪に問われ、ケパレニア島に追放された。 そこで彼の心を癒したのはクリュメネだった。 やがて二人は結婚し、その地の王となった。二人の間には、イピクロスという息子が生まれている。
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【天江衣/狂化水月】ステータス 保有技能 【天江衣/狂化水月】 ステータス HP:20 ATK:10 DEF:10 保有技能 『輝夜姫』 月の江より降りし天女の衣。 美しき月、狂おしき月、見下ろす月。 指定した対象に「狂化」の状態異常を付加する。 「狂化」した対象の操作権を得る。 満月から降り注ぐ光が、人の心を狂気に奔らせるという都市伝説。 世界中で、古今東西この世界のいたる場所で、人々が月へ『なんとなく』抱いていた共通の印象。 月は美しい。 だが、その美しさゆえにどこか見る者の心を不安にさせる。 人の心を昂らせ、その心を震わせる。 ただ恐怖を煽るだけの新月とは、まるで対極だ。 近年になって警察やFBI、研究機関等が満月と犯罪件数の増加についての因果関係を調査したが、その結果は判然としなかった。 満月の夜は犯罪件数が増える。 いや、ただの偏りだ。 そのどちらであるとも言えず、どちらでないとも言えない結果となってしまったのだ。 月の引力が人の体に作用する。 月の光が人の視神経を通し、脳に作用する。 月が満ち欠けが脳内麻薬の分泌を加速させる。 理由が生まれ、否定され、けれど満月が人を狂わせるという伝説のみが最後に残る。 月の光が人を狂わせるのであれば、心せねばならない。 見えないだけで、昼間の地の上にだって、月の光は降り注いでいるのだから。 海に映る月、姿が目には見えたとしてもその本質までは掴めぬ月、『鏡花水月』。 人を狂わせる、天より目に見えぬ光が目に見えぬ心を狂わせる月、『狂化水月』。 第十三話にて登場。天江衣が保有する、人をゆるやかに狂わせる月の都市伝説。 同じ精神を直接攻撃する「くねくね」の能力が点ならば、こちらは面。広範囲の人間を気付かぬ内に狂わせる危険な都市伝説である。 物語では天江衣は龍門渕邸に籠城し、京太郎を待ち受けていた。 都市伝説を保有している本人に戦闘力がないのと、戦闘力以上に厄介な都市伝説であることから通常の戦闘はなりたたず、特殊な形の戦闘となる。 残機は四。衣がいる場所までの直線距離300メートル。残機が切れるまでの間に目的地にたどり着くことが第十三話での戦闘ルールだった。 四回の安価でコンマ合計を300以上にしなければならず、 1のトリップ欄に隠された選択肢によってさらにコンマ数が増減する。実質運勝負であり、探索パートでいかに難易度を下げるかが重要な回だった。
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《聖夜に捧げる歌》 イベントカード 使用コスト0/発生コスト1/青 [メイン/自分] 自分のキャラ1枚を休息状態にする。その場合、ターン終了時に手札が2枚になるまでカードを引く。 とらドラ!で登場した青色のイベントカード。 自分キャラ1枚を休息状態にすることで、ターン終了時に自分の手札が2枚になるようにカードを引く効果を持つ。 《それでも知りたいかい?》の強制効果版。しかしあまり関係ないため、実質全く同じ効果と言える。 使い方は《それでも知りたいかい?》を参照。 カードイラストは第19話「聖夜祭」のワンシーン。 関連項目 《それでも知りたいかい?》 収録 とらドラ! 01-113 編集
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眠らぬ夜にスパシーバ! [429] Client error `POST https //webservices.amazon.co.jp/paapi5/getitems` resulted in a `429 Too Many Requests` response { __type com.amazon.paapi5#TooManyRequestsException , Errors [{ Code TooManyRequests , Message The request was de (truncated...) 眠らぬ夜にスパシーバ! アーティスト 神谷幸広(狩野翔),山下次郎(中島ヨシキ),古論クリス(駒田航) 発売日 2019年8月7日 レーベル ランティス CDデイリー最高順位 3位(2019年8月7日) 週間最高順位 7位(2019年8月13日) 月間最高順位 31位(2019年8月) 年間最高順位 282位(2019年) 初動総合売上 6306 累計総合売上 7891 収録内容 曲名 タイアップ 視聴 1 眠らぬ夜にスパシーバ! THE IDOLM@STER SideM キャラソン 2 MEET THE WORLD!(RUSSIA Ver.) CD/総合ランキング 週 月日 CDシングル 総合シングル 順位 週/月間枚数 累計枚数 順位 週/月間枚数 累計枚数 1 8/13 3 5112 5112 7 6306 6306 2 8/20 757 5869 757 7063 3 8/27 383 6252 383 7446 4 9/3 296 6548 296 7742 2019年8月 17 6548 6548 31 7742 7742 5 10/8 149 6697 149 7891 配信ランキング 眠らぬ夜にスパシーバ! 週 月日 デジタルシングル 順位 週/月間DL数 累計DL数 1 8/13 1874 1874 関連CD Sugaring Off Party!
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[部分編集] 東方紅物語コンテンツ一覧 東方紅物語TOP キャラクター ストーリー攻略 武器・防具・装飾品 アイテム ラーニング技一覧 FAQ・小ネタ 武器・防具・装飾品一覧 武器 防具 装飾品 武器 № 名称 価格 属性 効果 入手先 01 紅魔の槍 50 突撃 物攻+15 02 刺突の槍 150 突撃 物攻+25 03 地獄の槍 650 突撃 物攻+50 04 悪魔の槍 1500 突撃 物攻+75 05 魔界の槍 3200 突撃 物攻+100 06 龍鱗の槍 5000 突撃 物攻+120 07 夜王の槍 7200 突撃 物攻+130 08 閃槍煉獄 1530 突撃,炎 物攻+33 09 光槍月明 1530 突撃,光 物攻+68 10 嵐槍神風 1530 突撃,風 物攻+110 11 真紅夢槍 30000 突撃 物攻+150 12 銀のナイフ 50 斬撃 物攻+10,敏捷+5 13 スチールナイフ 150 斬撃 物攻+20,敏捷+10 14 地獄のナイフ 650 斬撃 物攻+45,敏捷+20 15 必殺のナイフ 1500 斬撃 物攻+70,敏捷+25 16 魔界のナイフ 3200 斬撃 物攻+90,敏捷+30 17 破魔のナイフ 5000 斬撃 物攻+105,敏捷+35 18 時空のナイフ 7000 斬撃 物攻+120,敏捷+50 19 ルナティックエッジ 1530 斬撃,光 物攻+65 永遠亭 20 フェイタルエッジ 1530 斬撃 物攻+100 パンデモニウムで夢子に勝利後 21 エターナルエッジ 30000 斬撃 物攻+125 22 魔法使いの杖 50 打撃 物攻+10,魔攻+15 23 知識の杖 150 打撃 物攻+15,魔攻+25 24 地獄の杖 650 打撃 物攻+25,魔攻+40 25 英知の杖 1500 打撃 物攻+40,魔攻+60 26 魔界の杖 3200 突撃 物攻+60,魔攻+80 27 賢者の杖 5000 突撃 物攻+80,魔攻+100 28 天恵の杖 6200 突撃 物攻+100,魔攻+120 29 陽と風の杖 1530 打撃,風,光 物攻+30,魔攻+50 地霊殿 30 星と月の杖 1530 打撃,光,闇 物攻+70,魔攻+90 神の住まう小路 31 魔杖ルナティックプリンセス 30000 打撃,闇 物攻+90,魔攻+140 32 撲殺の杖 30000 打撃 物攻+250 33 分厚い魔法書 50 打撃 物攻+10,魔攻+10 34 魔法辞典 150 打撃 物攻+25,魔攻+20 35 地獄の魔本 650 打撃 物攻+30,魔攻+35 36 ダークパッセージ 1500 打撃 物攻+50,魔攻+50 37 魔界の禁書 3200 打撃 物攻+70,魔攻+70 38 古代魔法書 5000 打撃 物攻+90,魔攻+90 39 ブルーブックリポート 7700 打撃 物攻+110,魔攻+110 40 六法全書 1530 打撃 物攻+50 41 ネクロノミコン 1530 打撃,闇 物攻+60,魔攻+90 パンデモニウム 42 リインフォース 30000 打撃,闇 物攻+100,魔攻+130 43 災いの珠 2000 無 物攻+40,魔攻+60 44 魔界の珠 3200 無 物攻+60,魔攻+80 45 魍魎の珠 5000 無 物攻+80,魔攻+100 46 封魔の珠 7700 無 物攻+90,魔攻+120 47 ボーリングの玉 1530 打撃 物攻+120 神の住まう小路 48 天龍の宝玉 30000 無 物攻+20,防御+20,魔攻+130,敏捷+20 49 虚空の弓 7600 突撃 物攻+110 50 夜雀の弓 1530 突撃 物攻+60 51 蒼天の弓 5000 突撃 物攻+90 52 星天弓ミリオンダラー 30000 突撃,光 物攻+120,魔攻+60 EX永遠亭で永琳に勝利後 53 魔界の拳 3200 打撃 物攻+75 54 覇王の拳 5000 打撃 物攻+100 55 白虎の拳 7900 打撃 物攻+120,敏捷+20 56 軍手 1530 打撃 物攻+15 57 紅蓮の拳 1530 打撃,炎 物攻+65 58 朱雀の拳 30000 打撃,炎 物攻+140 59 魔界の爪 3200 斬撃 物攻+80 60 閃光の爪 5000 斬撃 物攻+100,敏捷+20 61 武王の爪 7000 斬撃 物攻+120 62 式神の爪 1530 斬撃 物攻+60 63 八雲の爪 30000 斬撃 物攻+150,敏捷+100 64 幻想の爪 150000 斬撃,,,,,, 物攻+200 65 英雄人形 7500 突撃 物攻+100,魔攻+100 66 魔界人形 5000 突撃 物攻+85,魔攻+85 67 上海 50000 突撃 物攻+130,防御+50 EX博麗神社で魅魔に勝利後 68 蓬莱 50000 突撃 防御+50,魔攻+130 69 奇跡の御幣 1530 打撃 物攻+80,魔攻+80 70 神威の御幣 30000 無 物攻+110,魔攻+110 71 神霊棒 1530 打撃 物攻+80,魔攻+60 72 博麗幻想棒 30000 打撃,神霊 物攻+120,魔攻+80 EX魔法の森で魔理沙に勝利後 73 唐傘 1530 無 物攻+80,防御+30 74 夢幻傘 30000 打撃 物攻+130,防御+20,魔攻+20,敏捷+20 75 緋想の剣 30000 斬撃 物攻+80,防御+20,魔攻+20,敏捷+20 76 真・緋想の剣 30000 斬撃,,,,,, 物攻+150,防御+30,魔攻+30,敏捷+30 77 八雲幻想傘 30000 打撃 物攻+120,防御+30,魔攻+120,敏捷+30 [部分編集] 防具 № 名称 価格 装備者 効果 入手先 01 普通の服 50 全員 防御+8 02 丈夫な服 120 全員 防御+12 03 地底の服 400 全員 防御+20 04 綺麗な服 800 全員 防御+30 05 魔界の服 2200 全員 防御+50 06 豪華な服 3500 全員 防御+70 07 守護の服 6000 全員 防御+90 08 紅魔の服 300 レミリア 防御+10 09 月光のドレス 3400 レミリア 防御+40 永遠亭 10 エンプレスガーブ 18000 レミリア 防御+80,回避率5% U.N.オーエンエリア 11 スカーレットドレス 34000 レミリア 防御+110,回避率5% 12 メイド服 120 咲夜 防御+5,回避率3% 13 スーパーメイド服 3200 咲夜 防御+35,回避率10% 秘された宝物殿 14 パーフェクトメイド服 14000 咲夜 防御+120,回避率10% U.N.オーエンエリア 15 魔法使いの服 80 パチュリー 防御+4,魔攻+8,回避率2% 16 ミストラルドレス 2000 パチュリー 防御+50,魔攻+30,回避率4% 魔界攻略中にHITOZATO店主より 17 大魔女の衣 13000 パチュリー 防御+95,魔攻+60,回避率5% U.N.オーエンエリア 18 司書の服 100 小悪魔 防御+8,魔攻+5,回避率2% 19 妖魔の外套 2400 小悪魔 防御+35,魔攻+20,回避率3% 永遠亭 20 大悪魔の衣 15000 小悪魔 防御+70,魔攻+50,回避率5% スキマ空間 21 園児服 3000 さとり 防御-30,回避率5% 秘された宝物殿 22 夢見の衣 13000 さとり 防御+60,回避率5% 魔界攻略後地霊殿のこいしから 23 覚醒の衣 13000 さとり 物攻+20,防御+80,魔攻+20,敏捷+20,回避率15% U.N.オーエンエリア 24 不死鳥の胸当て 14000 妹紅 防御+80 スキマ空間 25 式神の衣 3300 橙 防御+35 26 八雲装束 25000 橙 防御+80 U.N.オーエンエリア 27 巫女服 5000 霊夢 防御+50,魔攻+20 28 博麗幻想衣 18000 霊夢 防御+100,魔攻+40,回避率5% EX魔法の森で魔理沙に勝利後 29 プリンセスドレス 20000 アリス 防御+100,魔攻+50,回避率5% EX博麗神社で魅魔に勝利後 30 守矢の巫女服 5000 早苗 防御+50,魔攻+20 31 神衣守矢 14000 早苗 防御+70,魔攻+50 32 歌姫のドレス 14000 ミスティア 防御+80,回避率5% EX永遠亭で永琳に勝利後 33 フラワリングクローク 14000 小傘 防御+120 34 緋想の衣 15000 天子 防御+100,回避率5% 35 八雲幻想衣 15000 紫 防御+150,回避率10% 36 月影のローブ 3000 全員 防御+40 永遠亭で妹紅&輝夜に勝利後 37 妖精のローブ 6000 全員 防御+65 太陽の畑 38 天女のローブ 12500 全員 防御+90 EX天界で衣玖&天子に勝利後 39 大和のローブ 12500 全員 防御+120 40 法界のローブ 12500 全員 防御+150 ▲ページ上部へジャンプ [部分編集] 装飾品 № 名称 価格 効果 入手先 01 腕力の指輪 500 物攻+15 02 豪傑の指輪 2000 物攻+30 魔界 03 守りの指輪 500 防御+15 04 鉄壁の指輪 2000 防御+30 05 心の指輪 500 魔攻+15 06 精神の指輪 2000 魔攻+30 07 速さの指輪 500 敏捷+15 08 敏捷の指輪 2000 敏捷+30 09 回避の指輪 2000 回避率+5% 10 全力の指輪 3000 全能力+10 11 全能の指輪 10000 全能力+30 スキマ空間で「八雲紫」を倒す 12 炎のお守り 1200 炎耐性 13 氷のお守り 1200 氷耐性 14 風のお守り 1200 風耐性 15 地のお守り 1200 地耐性 16 光のお守り 1200 光耐性 17 闇のお守り 1200 闇耐性 18 虹のお守り 20000 全属性耐性 19 猛毒無効の護符 1000 猛毒無効化 20 封印無効の護符 1000 封印無効化 21 暗闇無効の護符 1000 暗闇無効化 22 混乱無効の護符 1000 混乱無効化 23 睡眠無効の護符 1000 睡眠無効化 24 麻痺無効の護符 1000 麻痺無効化 25 半減無効の護符 1000 半減無効化 26 即死無効の護符 3000 即死無効化 27 会心の札 5000 クリティカル+4% 28 治癒の紋章 5000 毎ターン体力自動回復 29 霊気の紋章 5000 毎ターン霊力自動回復 30 霊気の護符 5000 霊力減少攻撃無効化 31 連続の腕輪 20000 宝箱収集数215個の報酬 32 紅魔のネックレス 1530 防御+5 33 懐中時計 1530 敏捷+10/敏捷半減無効 34 光の魔法書 1530 状態異常耐性 35 小悪魔のノート 1530 クリティカル無効化 36 サードアイ 1530 回避率+10% 地霊殿で「さとり&こいし」を倒す 37 夜雀のお守り 1530 暗闇無効化 38 鳳凰の羽 1530 即死無効化 永遠亭で妹紅&輝夜に勝利後 39 ナイトキャップ 1530 防御+10/暗闇無効化 40 身代わり人形 1530 防御+20/炎・氷耐性 41 蛇と蛙の髪飾り 1530 風・地耐性 42 博麗アミュレット 1530 43 特選怖い話集 1530 怯みにくくなる 太陽の畑で子傘に勝利後 44 要石 1530 防御+50/敏捷-30 天界で衣玖&天子に勝利後 45 秘封の扇 50000 46 幻想の勲章 100000 47 恨み袋 1530 上昇・半減無効化 旧都でパルスィに勝利後 48 制御棒 1530 物攻+30/防御-30 灼熱地獄で燐&空に勝利後 49 狂気の首飾り 1530 魔攻+20/混乱無効化 永遠亭で鈴仙に勝利後 50 火鼠の毛皮 1530 防御+20/炎無効化 永遠亭で妹紅&輝夜に勝利後 51 魔界の紋章 1530 全能力+20 パンデモニウム 52 椛の盾 1530 防御+30/回避率+10% 妖怪の山で椛に勝利後 53 風神団扇 1530 敏捷+50/敏捷半減無効/回避率+5% 妖怪の山で文に勝利後 54 幻想⑨⑨倍剣 1530 幻想の追憶・緋想天エリア 55 怪力乱心 1530 戦闘中のみ全能力上昇するが操作不能 地霊殿攻略後の勇儀サブイベント報酬 56 スイカバー 1530 物攻+30/通常攻撃に氷属性付与 57 ミニ八卦炉 1530 魔攻+80 EXで魔理沙を倒した後2Fの宝箱から 58 魔女のイヤリング 1530 魔攻+40/状態異常耐性 パンデモニウム 59 ワンダーバングル 1530 斬撃・打撃突撃耐性/回避率+5% 天界 60 亡霊姫の扇 20000 物攻+15/魔攻+15 幽々子のお使いイベント報酬 61 八雲の護符 30000 62 カエルバッジ 40000 幻想の追憶・妖怪の山エリア 63 八咫烏の羽飾り 20000 炎・光耐性/半減無効化 妖怪の山攻略後、灼熱地獄で燐から 64 アルニムの花飾り 14000 猛毒・麻痺無効化 太陽の畑 65 月光の櫛 1530 光耐性/混乱無効化 人里襲撃イベントクリア後、永遠亭で輝夜から 66 芋けんぴ 1530 通常攻撃に地属性付与/クリティカル+4% 神の住まう小路で「芋うと」を倒す 67 妖精の髪飾り 1530 怯みにくくなる 紅魔館で「日本昔話の絵本」をとある妖精メイドに渡す 68 豊穣の指輪 20000 毎ターン体力と霊力が自動回復 神の住まう小路で「芋うと」を倒す 69 綺麗な指輪 10000 換金用 宝箱収集数100個の報酬 70 鼠のブローチ 5000 霊力減少攻撃を無効化 宝箱収集数150個の報酬 71 壊れたアミュレット 4000 72 閉じた恋の瞳 4000 73 陰陽球 50000 74 朱雀の紋章 8000 75 玄武の紋章 8000 76 蒼龍の紋章 8000 77 白虎の紋章 8000 78 麒麟の紋章 15000 ▲ページ上部へジャンプ
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シスターズ(てゐリリカズ) 軍団一覧へ戻る 結成は第25回大会 メンバーは てゐ リリカ・プリズムリバー 元々永琳脱退により無制御状態だった永遠亭のてゐが 虹川楽団内でも姉二人より自らの方が優れているのに同列扱いされる、と 鬱憤が溜まっていたリリカを、LU3T初代王者決定トーナメント参加の際に誘ったことが起点。 てゐとしても、U3級でのパートナーとなる存在を探していたが、波長の合う相手が 同級内ではなかなか見つからず(波長が合わない相手と組んで不協和音を起こすのは、 てゐレーセンで懲りていた模様)、たまたま虹川楽団で浮いた存在になっていた リリカに声を掛けた、というのがきっかけだった。 元々接点が無かった2人だったが、なぜか意気投合してしまい、リリカは虹川楽団を脱退し、 新タッグチーム「てゐリリカズ」としてトーナメントに参加を表明した。 「てゐリリカズ」としてはトーナメント一回戦負けしたため、その後タッグとしての活動は なかったが、その翌第26回大会では、リリカは永遠亭組に帯同して大会に参加。 てゐと輝夜に感化されたパーカッション攻撃に目覚めてしまう。 更にその翌第27回大会にGM天子がGM軍を結成した際、 リリカは輝夜やてゐといった永遠亭と共に寝返り、完全に姉達を裏切ってしまう。 なお、この頃から現在に至る「シスターズ」のタッグネームを使い始めている。 その後しばらくシスターズとしての活動はなかったが、GM軍二軍としてリリカとてゐは常に活動していた。 そして、第33回大会後に虹川楽団に残った姉2人、ルナサ,メルランとの遺恨勃発。 翌大会にて虹川楽団と正面から激突するが、あまりになめてかかったせいか、手痛い敗北を喫する羽目となる。 これにより、両者の遺恨はより深まった感があるも、全包囲網を敷かれている形のGM軍アングルが進行しているため、 現在のところはそれ以上の動きはないようだ。 もっとも、シスターズを破った虹川楽団が、その勢いそのままにU3級タッグ最高峰であるLU3Tベルトを 取ってしまったところから、少なくともリリカは心穏やかではない様子である。 そもそもリリカはともかく何故てゐが『シスター』なのかは誰も知らない。 元々『てゐリリカズ』を名乗り、てゐが故エディ・ゲレロの生まれ変わりギミックを背負うところから、 そのルーツはエディとその甥であるチャボ・ゲレロJr.のタッグ『ロス・ゲレロス』と思われるが、 もしそうだとするとてゐはリリカの叔母って事に(ピチューン このページを編集
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ミスティア・ローレライ 能力名 特殊・卓隠蔽型 効果 6巡の間、他家を鳥目状態にする 鳥目状態の間は自分の河と手牌以外は見ることが出来ない 絵師 れいあさん tamajamさん 感想 端的に言ってしまえばいやがらせ以外の何物でもない能力。妨害系の能力なので打点を高くしようと思ったら自分で何とかするしかないが、相手の振り込みを誘うこともできる。6順の間、相手が鳥目になるのでよほど記憶力がよくないとみすちーの河を覚えていられないため、上級者でも振り込む場合がある。また、リーチと同時に能力を発動した場合、6順の間は他家の捨てた安牌が全くわからないため、より相手を窮地に追いやることができる。 自分の手を見られないので鳴きの染手や一通、三色がばれにくいという特性がある。主にメインは鳴き混一か、どちらにせよ面前手が苦手な人向けではある。 注意点は能力の上書きが可能なこと。たとえば輝夜、霊夢などの自分に効果のある能力を使われると鳥目が一瞬で解消される。しかし、逆にこちらからの上書きも可能であるのでにとりやルーミア、霊夢や藍様の能力リーチにはどんどん使っていきたいところである。ただし、妖夢や同じミスティアなどに対しては、こちらが能力を発動しても自分にかけられた能力が消えるわけではないので注意すること。 能力発動のポイントとしては残り8順以内での中盤~終盤にかけてのリーチと同時に発動が好ましい。しかしこの時にはすでに相手も聴牌している危険性もあるので河を良く見ておいた方がいい。そしてストックが二つあって配牌時に染めての線が有力だった場合にも使っていこう。まずはどう考えてもいらない字牌整理をしてから能力を発動させるとより効果的である。鳥目の効果が切れた時は切れる前に重ねがけしておいたほうがいいだろう。 そしてもう一つが先ほどあげた能力の上書きである。特に藍や輝夜に対しては能力使用を控えて、相手の能力発動時の切り札として取っておいた方が無難かもしれない。能力発動のポイントとしてはこれら3つの条件を考えて常時臨機応変に対応していきたいところである。 また、能力発動時は自分を除く全員が鳥目状態であるがこれを他家が利用することもあるので十分に注意すること。こちらが能力発動と同時にリーチをかけられたらアシストしているだけである。 そしてRev2で新しく公開されたAnotherのみすちーの絵が素晴らしい。 あの太ももにはぜひともしゃぶりつきたい。性的な意味でも食的な意味でも By AYAME
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『お気楽極楽ノストラざまス』は有馬啓太郎(未作成)の漫画作品。 『COMICガム』(ワニブックス)vol.8からvol.13に連載され、1998年から1999年にかけて全2巻の単行本として出版された。 【画像】旧版第1巻のカバー表紙 内容 1999年の日本を舞台とするラブコメディである。 時節柄「ノストラダムス」と名づけられた新発見の彗星が地球に接近するところから話は始まる。主人公である高校生北条和也は、魔法陣を描いて「恐怖の大王」を呼び出そうとする友人らとともに校庭にいたところ、空から飛来してきた巨大なブタもどきと遭遇する。そのブタもどきの中からは裸の少女ミントが現れ、和也に求婚する。 和也は幼馴染の奈良橋和美に思いを寄せていることもあって、拒否しようとはするのだが、その優柔不断さと間の悪さとによってミントとの同棲生活が始まり、さらなるトラブルに巻き込まれてゆくことになる。 コメント ストーリーに関わる彗星の名が「ノストラダムス」、銀河皇帝の名が「アンゴルモア」となっていることを除けば、ノストラダムスの予言との直接的な関連性はほとんどない。 単行本 全2巻で、1巻には描き下ろしのプロローグと巻末の「お気楽おまけ劇場」がついている。 第1部完となった2巻には、「ありま温泉かわら版」と題するおまけページ、あとがき、「第2部はこんな感じでした」という描き下ろしがついている。 2006年に描き下ろしカバーとピンナップをつけた新装版が刊行された。 【画像】新装版第1巻のカバー表紙 書誌 書名 お気楽極楽ノストラざまス 作者 有馬啓太郎 版元 ワニブックス(GUMコミックス) 出版日 (1巻)1998年12月10日、(2巻)1999年12月10日 注記 カバー表見返しの英文表記はOKIRAKU GOKURAKU NOSUTORAZAMASU 外国人研究者向けの暫定的な仏語訳書誌(Bibliographie provisoire) Titre OKIRAKU GOKURAKU NOSUTORAZAMASU [sic.], 2vols. Auteur ARIMA Keitarô Publication Wani Books Lieu Tokyo, Japon Date (vol.1) le 10 décembre 1998, (vol.2) le 10 décembre 1999 Note Bande dessinée en japonais. ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
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カード番号:B05-18 R P05-06 P カード名 :家長カナ サブタイトル:祭りの夜に コスト 1 百鬼夜行ポイント 0 キャラクタータイプ 人間 所属:片手☆SIZE LV.1 3000/3 あなたのターンの終了時、「片手☆SIZE」があなたのキャラクターカードゾーンに3枚以上あるならば、カードを1枚引く。 片手SIZEのドロー担当 P05-06 PはVol.5のサインカード当たり券にて入手可能。