約 896,985 件
https://w.atwiki.jp/lufas/pages/52.html
春香メール「歌が好き(星)」 取得条件:Fランクの営業「ある日の風景1」でパーフェクトを出す お疲れ様です。春香です☆ プロデューサーさんに「応援するぞ」って言ってもらえて、すっごくやる気が出てきました```。 私、まだまだへたくそですけど、歌が好きな気持ちなら、ぜったい誰にも負けませんからっ! ふぅ~、宣言しちゃいましたね```(*^_^*) 言ったからにはやらなきゃ、ですよね? これから、ますます、レッスンがむばりますよお~! よろしくお願いしますね、プロデューサーさん(笑) 春香メール一覧に戻る トップページに戻る
https://w.atwiki.jp/818hr/pages/685.html
ゲームタイトル ブランド 発売日 系統 年齢層 懐妊 種 麗しの君 ~貴女の膣内に捧ぐ~ team flap 09/03/20 学園ファンタジー/コメディ 高 不明 P 主人公・藤代琢磨は冴えないモテない、でもそれなりに人柄はよく、親切心もある童貞男子。 今日も壇上に立つ美貌の上級生・水無瀬詩織をうっとりと眺めるばかりの日々が続く。 そんなある日、琢磨の前にサキュバス・エレーナが現れる。 聞くところによると、悪魔達の住む魔界にも近ごろは実力主義が持ち込まれ、 その競争は熾烈を極めているのだという。 「アンタのような冴えない男と美女をくっつければ、課長昇進間違いなし!」と、 意気込むエレーナ。 実は、エレーナはサキュバスの仕事をサボり過ぎたため、 永久追放を避けるために不釣り合いなカップルを誕生させねばならなかったのだ。 いけないことだとは思いつつも、エレーナの誘いに乗ってしまう琢磨。 次の日から、彼の日常は一変する。 非の打ち所のない美貌に成績優秀、そしてスポーツ万能な詩織から告白され、 晴れて恋人同士に。周囲からの羨望と嫉妬を受けつつも、 この世の春を謳歌する琢磨だった。 しかし、夢は夢。それもいつかは終わりを告げる……。 琢磨と詩織はどうなってしまうのか? エレーナの昇進問題は? 身近になったふたつの華。あなたなら、どうしますか? ----------------------------------------------------------------- 223 :名無したちの午後 [sage] :2009/03/23(月) 21 41 22 ID OfBMo9L20 麗しの君やってみた って言っても途中までなんだけど、かなりいい感じ。 ココ最近の中で一番のあたりだわ 225 :名無したちの午後 [sage] :2009/03/24(火) 20 54 21 ID FIZkhKB20 flapは、「麗しの君」のために起用しているシナリオライターを OHP上で「HR・HBシナリオライター」とか称していてニヤリとさせられるw 226 :名無したちの午後 [sage] :2009/03/24(火) 21 17 39 ID IIFmPKy+0 あそこでHRHBライターって言われてる奴、エロ助見ても代表作全然違ってて どこがHRHBライターなのかさっぱりわからん 227 :名無したちの午後 [sage] :2009/03/24(火) 21 38 38 ID T3ZfFGrMP アリスのおにぎり君が妊婦大好きなのにあんまり書かせてもらえない みたいなもんなんじゃね? HB志向なんだけど、なかなかそういう企画が回ってこないみたいな ----------------------------------------------------------------- 269 :名無したちの午後 [sage] :2009/04/11(土) 13 23 29 ID y0we3pkK0 麗しの君、姉孕2とプレイして思ったのが ひたすらHR台詞連呼しまくっても あんまりハァハァできないもんだね 同じDLサイトで買ったぷちぷちご奉仕の方が 本当に少数しかないものの、満足度が高かった 274 :名無したちの午後 [sage] :2009/04/11(土) 21 43 35 ID o4+zrG5X0 269 それは思った。 特に「麗しの君」は、もういい、しつこい、と言いそうになる。 ----------------------------------------------------------------- (麗しの君公式サイト・企画コンセプトのページより) 第一作となる『麗しの君~貴女の膣内(なか)に捧ぐ~』のテーマは「中出し」。 シナリオは『母娘妊術くのいちPonPon!!』で高い支持を得たflapの騎西ソアラ、 原画はコミック、原画、イラストなど多方面で大活躍の乳絵師・りゅうき夕海氏です。 中出しセリフをふんだんに使い、とにかくエロ濃くヒロインたちを描き出すシナリオと、 あっちもこっちも強烈に刺激しまくりの濃厚エロかわいい原画で、予想と期待を裏切らない、 とりあえず出す、とにかく出す、絶対出す! と溢れんばかりの中出し作品を目指します。 もちろん、りゅうき氏の乳へのコダワリも網羅しますので 一般的な美少女ゲームに比べ乳シチュも多めです。 ただし、今作のテーマは「孕ませ」ではなく「中出し」ですので、ボテ描写はありません。 また、乳シチュが多めとはいえ「乳ゲー」ではありません。 作品吟味の際にはお間違えのないよう、ご注意くださいませ。
https://w.atwiki.jp/rozen-yuri/pages/419.html
しん、と静まり返った桜田家のキッチンでカチャカチャと夕食の準備をする音だけが響く。 かつては笑い声や物音がリビングから聞こえて来て賑やかだったのに、その音を立てる者はいない。 だが決して無人な訳ではない。 明かりの灯ってない薄暗いリビングに、のりだけが俯いたまま座っている。 「のりさん、晩ご飯の用意出来ましたよ」 テーブルの上に料理を並び終えて巴が呼びかけると、のりはゆっくりと顔を上げる。 その表情はかつてとは違い、生気の抜けた虚ろなものだった。 「巴ちゃん…いつもごめんね…」 「いいんですよ。好きでやってるんですから」 「…ありがとう…」 力の無い笑みを浮かべるのりに、姿勢を低くして視線を合わせる。 眼鏡の奥の目には薄っすらと涙が浮かび、今にも零れ落ちそうだ。 「…軽々しくいつまでも落ち込まないでとか、元気出してとは言いません。…ただ、一人で背負い込まないで下さい」 「巴ちゃん…」 「のりさんは何も悪くない。だから、自分を責めないで下さい」 のりの背中に手を回し、その体をしっかりと抱きしめる。 そうすると体が小刻みに震えているのが巴に伝わってきた。 「それに…私はのりさんを独りにしません。ずっと支えますから」 「あ、ありが…と…!」 子供をあやす様に背中を擦り、のりを包み込む。 だがその表情は哀れみや同情とは掛け離れた、暗く歪んだ笑みだった。 (だって、その為に桜田君を殺したんだから…) ほくそ笑みながら振り向いた先には、ジュンの遺影と骨壷が置かれた後飾りが飾られていた。 ―※―※―※―※― 二学期を少し過ぎた辺りから、真紅達や巴の協力によってジュンは学校へ再び通うようになった。 のりはようやくジュンが脱引き篭もり出来た事に、真紅達、そして当然巴に非常に感謝してくれた。 「巴ちゃんもありがとう。巴ちゃんが毎日来てくれたから…」 「いえ、私はほとんど好きでやってたものですし…。桜田君が復学できて、私も良かったです」 しかし、実際はジュンが復学しようがどうなろうがどうでも良かった。 目的は全てのりのため。そして、のりに好感を持たれるため…。 その為に、ジュンを利用しただけに過ぎない。要は道具と一緒だった。 そして無事に――まあ計画の延長線上で――ジュンは学校に戻る事が出来、のりに大層気に入られる事が出来た訳だ。 だがこれは当然真紅達や巴だけでなく、姉であるのりもずい分頑張ってきた。 だから、ジュンは巴や真紅達だけでなく、のりにも感謝をするべきだった。 しかし…。 「ねえ、ジュン君…」 「うっさいんだよドブス!」 実際にのりに掛けられるのは、罵倒としか聞こえない言葉ばかり。 そこに、感謝の文字など一欠けらも無い。 「あのさ、もうすぐテストじゃ…」 「そんなの関係ないだろ、放っとけよ!」 雛苺と遊んでいる時に聞こえる、ジュンののりに対する罵声が巴の耳に届く。 その度に巴の心にドス黒い感情が沸き上がり、奥歯をグッと噛み締める。 のりさんはあなたのためにと思っているんでしょう、何でそれが分からないの…。 いつもそんな事ばかり言って、少しはのりさんの気持ちを考えた事はあるの…? あなたがどれだけのりさんに辛い思いをさせたか分かってるの…!? 引き篭もりをやめさせる為に、どれほど苦労したか分かってるの…!? 感謝の一言も言わずに、一体何様のつもりなの…!! ジュンの家から帰り自分の家に着くと、裏庭に置いてある練習用の人形へと竹刀を打ち込むのがいつからかの日程になっていた。 部活以上に竹刀に力を込め、思いっきり人形へと振り下ろす。 ジュンに対する苛立ちを、怒りをぶつけるために、竹刀を何度もその人形へと打ち込んだ。 ――黙れって言ってんだろ!―― 頭の中で木霊する、あの忌々しい声。 「お前が黙れ…!」 ――触るな、バカのり!―― 「このっ…! このっ、このっ、この、この、このこのこのっ!!」 バシンッ。 怒りに任せて何度も叩いていると、不意に手に伝わる感触が変わり、見てみると竹刀が真ん中から折れてだらしなく垂れていた。 しばらく呆然とそれを眺めていたが、発散し切れなかった苛立ちが沸きあがってきてそれを人形へと思いっきり投げ付けた。 人形に当たった竹刀は跳ね返ってそのまま地面に落ち、巴も地面へとへたり込んだ。 「なんで…なんであんな奴が…!」 忌々しい。邪魔な存在。何故あんな奴がのりさんのように素敵な人の弟なのか…。 そう思うと、やるせなくて腹立たしくて仕方が無かった。自分がどれほど求めても手に入れられなかったというのに。 ジュンに怒鳴られた後に見せる、悲しそうな顔…それが目の奥に焼き付いて離れない。 「寄生虫…あんな奴、ただの寄生虫と同じ…!」 のりに寄生して蝕み、ただただ栄養のみを吸い取り続ける寄生虫。 巴から見れば、ジュンはそんな存在でしかない。 深く息を吐いて心を落ち着かせると、だったら、と巴は狂気を帯びた笑みを浮かべる。 「寄生虫は…駆除しないとね…」 その翌日、巴は窓の外を眺めながら放課後の教室にただ一人残っていた。 もう放課後になり三十分は経過している。もうそろそろだろう。 あらかじめジュンの下駄箱に“放課後、三十分ぐらい経ったら教室に来て”と手紙を置いておいた。 それもラブレターと見まがう様な可愛らしい便箋で。それで来ないはずが無いだろう。 実際は、逆の事が起きるのだが。 そう一人クスクス笑ってると、教室のドアが開く音がした。 そこには予定通り、ジュンの姿が。 「待ったか?」 「ううん。いいから、こっちに来て」 巴に手招きされ、大人しくジュンはこちらへとやってくる。 その顔は緊張しているのか、夕日のせいもあるだろうが赤い。恐らく愛の告白、とでも想像しているのだろう。 誰がこんな奴に好意を抱くのだろうかと、そう思うとおかしくて仕方が無い。 「…なあ、柏葉、話って…」 トチリながらも話を切り出したのはジュン。それに巴は、少しして向き合うと口を開く。 「…あのね桜田君。…私、ずっと前からあなたに言いたかった事があるの…」 そこで間を置き、息をゆっくり吐いてその目を見る。 まるで汚い物を見るような目で。 「なんであなたみたいなのがのりさんの弟なの?」 「…は?」 あまりの態度の変化に状況が飲み込めないのか、ジュンは間抜けな表情を浮かべる。 それに間髪入れず、巴は続けて行く。 「あんな素敵なお姉さんなのに…どうしてあなたはそんなどうしようもない人間な訳?」 「か、柏葉、何言って…」 「私はね、はっきり言ってあなたが学校に戻ろうがどうなろうがどうでも良かったの。のりさんと会う口実の為だけにあなたを使ってたの よ」 「そ、そんな…嘘だろ…?」 「何? 私があなたみたいな暗い人間になびいてると思ってた? 妄想も程ほどにしてくれない?」 唖然としたジュンに、更に巴はヒートアップして行く。 「大体、あなたはのりさんのことをどう思ってるの? のりさんはあんなにあなたの事を思ってるのに、あなたときたら文句ばかりで!」 「ぼ、僕は…」 「あなたがのりさんに怒鳴る度に、本気であなたを殴ってやろうかと思ったわ! それを抑えるの、どれだけ大変だったか分かる!?」 「や、止め…!」 「前にのりさんが風邪で倒れた時もあなたは何もしないで…! あなたみたいな寄生虫がいるからのりさんは無駄な苦労をしてるのよ!! 分かる!? ねえ!!」 感情に任せて言うだけ言うと、少し心の方も落ち着いてきて巴はニヤリと笑みを浮かべる。 それを見て、ジュンの表情が一層恐怖に染まる。 「…まあ、もう良いわそれは」 「柏葉…?」 「だって、桜田君はここで“事故死”しちゃうんだから」 刹那、ジュンの体が窓の外に浮いた。 言い切るや否や、巴がジュンの体を窓の外に突き飛ばしたのだ。 ジュンの体は意外と軽かったのか、それとも打ち込みの成果か、あっけなく開け放たれた窓の外へと飛び出ていた。 落ちながらジュンは巴に手を伸ばしたがそれを取るつもりなど毛頭無く、冷たい笑みを浮かべながら落ちる様を眺めていた。 やがてジュンの体が窓から見えなくなると、背を向けてその周囲の机を幾つか倒しておく。 言った通り、事故死に見せかけるために。 それが終わると同時に誰かが落ちたジュンに気が付いたのか、誰かの悲鳴が窓の外から聞こえて来た。 それを背に、巴は教室を後にした。 ジュンに触れた両手を、汚れを落とすように払いながら。 ジュンの死は計画通り事故死として片付けられ、葬儀も滞りなく行われた。 その時ののりの様子は憔悴しきっていて少し心が痛んだが、これでもうのりを蝕む寄生虫はいないのだと思えば仕方ない事だ。 更に、ジュンの死は意外な所にも影響が及んだ。 彼と契約していた翠星石は正式に蒼星石のマスターと契約を交わし、雛苺はオディールというフランスの女性と契約を交わして桜田家か ら居なくなったのだ。 そして真紅は、新たなミーディアムを求め別の時代へと旅立っていった。 こうしてジュンと真紅達で騒がしくも賑やかだった日々は、ジュンの死で一転、広い家にのりただ一人が残されてしまった。 このあまりにも急で大き過ぎる環境の変化が更に拍車を掛け、結果、のりを精神的にボロボロにして引き篭もりにしてしまったのだ。 正直ここまでなるとは思わなかったが、引き篭もりになったのは巴にとっては好都合だ。 だって、これでのりを完全に一人占めに出来るのだから。 それ以来、巴は毎日のりの家へと通うようになった。 家事も食事も放棄したのりに代わり料理を作り、のりの世話や家事ををする…まるで通い妻になった気がして良い気分だ。 最初はろくに口も利けなかったが、少しずつ心を再び開いて話せる様になって来た。 そして今では、のりは完全に巴に依存している…。 ―※―※―※―※― 「巴ちゃん…」 不意に名前を呼ばれ、下を向くと潤んだ瞳で自分の顔を覗き込んでいるのに気が付いた。 その潤みからは悲しみだけではなく、一種の情欲が感じ取れた。 「…不安、ですか」 「うん…怖い…」 せっかくの夕食が冷めてしまうが、まあ良い。 顔を近付け、その唇に自分の唇を重ね合わせてそのまま床に押し倒す。 口を少し開けると貪る様にのりの舌が口の中に入り込んできて、自分の舌と水音を立てて絡み合う。 一分近くして息苦しくなると、口を離してお互いしっかりと見詰め合った。 「ずっと傍にいて…もう…独りは嫌…」 「大丈夫です…あなたを独りにしません。絶対に…」 「巴ちゃん…嬉しい…」 再びキスを交わし、口内を貪りあう。 (誰にも…誰にも渡さない…私ののりさん…) そう、思って。 終わり 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/4684.html
アニメ版赤ずきんチャチャからチャチャ・リーヤ・しいねの3人を召喚。 笑顔が好きだから-01 笑顔が好きだから-02 笑顔が好きだから-03 笑顔が好きだから-04 笑顔が好きだから-05
https://w.atwiki.jp/gs23/pages/475.html
海が好きなんだ 琉夏「今から、時間ある? ちょっと、 行ってみたいところがあって。 ●●「いいけど、今から? 琉夏「大丈夫。 実は、バイクで来たから。 ●●「そっか…… え? じゃあ、もしかして。 琉夏「当たり。 ●●「えぇ!? ・ ・ ・ ●●「ハァ…… 生きてて良かった! 琉夏「あれ? 安全運転したろ? 琉夏「安全運転だったんだ…… もう、冷や汗かいたよ! 琉夏「俺も。 あんまりピッタリくっつくから ドキドキして汗かいた。 ●●「だってそれは 琉夏くんが…… え? あ、ちょっと—— ●●「………… 画面タッチ ●●(目のやり場に困るよ……) 琉夏「ん? どした? ●●「あの…… 上、着ない? 琉夏「着ないよ? 汗でベタベタするから。 ●●「そう…… 画面タッチ 琉夏「ん? ……どこ見てんの? 琉夏「あぁ……そっか。 俺が裸だと恥ずかしい? ●●「うん、ちょっと…… 琉夏「でもさ、 ビーチで水着って フツーじゃん? ●●「それは、みんな 水着なら—— 琉夏「そっか。 じゃあ、一緒に脱いじゃえ。 ●●「脱ぎません! 琉夏「ダメか。 ●●「もう…… ふふ! 琉夏「ここさ、時々来るんだ。 この辺で一番、 海がきれいだから。 ●●「本当、きれいだね…… 琉夏「海が好きなんだ…… いつ見ても、圧倒される。 琉夏「自分の過去も今も、 あまりにもちっぽけで 取るに足りないことだって、 来るたびに教えられる…… ●●(過去…… 琉夏くん、やっぱり 何か悩んでるんだな……) ●●「ねぇ、琉夏くん? 琉夏「ん? ●●「わたしじゃ、力になれないかも しれないけど、 悩んでることがあるなら、 教えて? 琉夏「うん、ありがとう…… でもさ、 もう、力になってるよ。 ●●「わたしが、いつ? 琉夏「出会ったころから、ずっと。 ●●「ずっと…… どういう風に? 琉夏「たとえば…… いま、この瞬間に。 ●●(琉夏くん……)
https://w.atwiki.jp/tukigakireidesune/pages/18.html
「ん」 「ふ、ぅ、あぁ、ん」 可愛い、菊、すごく可愛い。くちゅ、とわざと音を立ててキスをすると真っ赤な顔がさらに赤くなる。 「ア、ア、サー さぁんっ」 「何?菊…」 「も、そ、ゆの、やめ…」 「そういうの?」 「だ、だから、くちゅって、音!」 だって菊が可愛いから。そういうと菊はまた真っ赤になって俯いた。堪らない。可愛い。 「はぁ、は、そう、やって からかっ、て」 「からかってない。俺は本当のことしか言わない。菊、可愛い、好きだ」 「も、だから、んぅ」 菊、菊、愛してる。 「んん、ふぁ、あ、アーサーさ、んぅ、好き…」 (こんなに心を奪われる)(君しか見えない)
https://w.atwiki.jp/l1j-msb2/pages/139.html
PvEや PvP GvG などの、ともかく戦闘が好きなあなたは 「領土血盟」へ加入すると良いでしょう。 24時間のフィールド戦 2時間の領土戦 人間が操作するモンスター達 2時間に1回湧くボス達 次々に現れる色々装備 次々に現れる様々なダンジョン が、あなたのMSB2生活を楽しい物にしてくれるでしょう。 【GM】Elpis
https://w.atwiki.jp/sigure430/pages/27.html
この言葉は、漫画家の平野耕太氏の作品「HELLSING」における、ある登場人物が発した演説が元ネタとなったいわゆるコピペである。 また、この作品における特徴である洗練された品のある暴言・狂言を代表する言葉だともいえる。 詳細に関しては、ここか各自ググル先生や某動画で対処してもらいたい。 以下は、退屈な古典の時間やいつもの放課後に考えたものである。 諸君 私はSTGが好きだ Ver 諸君 私はSTGが好きだ 諸君 私はSTGが大好きだ 東方が好きだ エスプガルーダが好きだ ケツイが好きだ 大往生が好きだ 斑鳩が好きだ グラディウスが好きだ らじおそんでが好きだ HellSinker.が大好きだ 超連射68kやBlue Wishや五月雨やTWilight INSanityも好きだ 要塞で 宇宙で 遺跡で 街中で 砂漠で 渓谷で 空中で 海上で 亜空間で 電子空間で この世界で行われるありとあらゆる2DSTGが大好きだ 戦列をならべた副兵装(オプション)の一斉発射が轟音と共に雑魚敵連隊を吹き飛ばすのが好きだ 一直線上に纏めた副兵装の集中砲火で大型機がばらばらに爆散した時など心がおどる 自機の操る使い魔が雑魚妖精を薙ぎ払うのが好きだ パンとはじけて退治される雑魚から飛び出してきた点アイテムを画面上部で最高得点のまま一気に回収した時など胸がすくような気持ちだった slaveをそろえたmasterの横隊を順番にアンチェインするのが好きだ 理論値を突き詰めるスコアラーが破壊不可能部分を何度も何度も炙っている様など感動すら覚える 重装主義のステージボス達の装甲を一つずつ剥いでいく様などはもうたまらない 時間ギリギリまで稼ぎに利用されたボス達が私の振り下ろした指の平とともに火を放つメインショットにドカーンと爆散するのも最高だ 哀れな大型敵が雑多なミサイルや手下で健気にも立ち向かってきたのを完全にパターンに嵌めて延々と稼ぎまくった時など絶頂すら覚える 中型機の何気に手強い編隊に滅茶苦茶にされるのが好きだ 必死に守るはずだった残機が蹂躙され保持していたボムを次々と抱え落ちしていく様はとてもとても悲しいものだ 雑魚ラッシュの物量に押し潰されて殲滅されるのが好きだ 単騎特攻機に突っ込まれ共に爆破するのは屈辱の極みだ 諸君 私はSTGを地獄の様なSTGを望んでいる 諸君 私に付き従う自称硬派シューター諸君 君達は一体何を望んでいる? 更なるSTGを望むか? 情け容赦のない糞の様なSTGを望むか? 緋蜂弾幕の限りを尽くし全一シューターを涙目にする最終鬼畜兵器の様な弾幕を望むか? 『STG! STG! STG!』 よろしい ならばSTGだ 我々は渾身の力をこめて今まさに振り降ろさんとするボンバーだ だがこの暗黒時代のSTG界隈でここ数年の間新作を待ち続けてきた我々にただの2DSTGではもはや足りない!! 大STGを!! 一心不乱の大2DSTGを!! 我らはわずかに一板大隊 千スレに満たぬSTG板住人に過ぎない だが諸君は一騎当千の古強者だと私は信仰している ならば我らは諸君と私で総力100万と1人の懐古集団となる 我々をゲーセンの隅へと追いやった連中を叩き起こそう 椅子の足をつかんで引きずり降ろし口を開けさせ思い出させよう 連中に弾幕の味を思い出させてやる 連中に溢れ出す脳汁の感覚を思い出させてやる スコアラーとヘタレシューターのはざまにはどう足掻こうが超えられない壁がある事は知っている だがこの一人のヘタレ射手と一千人の好射手の懐古共で 世界を熱い展開で燃やし尽くしてやる 「最後の大隊大隊指揮官より全洞窟射手艦隊へ」 目標株式会社CAVE管轄EVAC本社上空!! 怒蜂新作&ケツイ移植作戦 状況を開始せよ ※ネタ募集中 合計: -
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/19161.html
きみがすき【登録タグ snz き 初音ミク 曲】 作詞:snz 作曲:snz 唄:初音ミク 曲紹介 スキップしたくなるような軽やかな曲。 イラストはkumarunchi氏による。 歌詞 (ピアプロより転載) 何気なく 過ごす日々 気づかない事が 沢山ありすぎるよ 見慣れてるこの景色 君と二人なら輝いて見えるから不思議 誰かが誰かに恋して 見つめるごとに 今日もこの世界動き出す 君が好きだと言えない 今すぐ会いたい だけど今は 話すのが精いっぱい 君だけに今会いたい でもあとどれ位あるの 私君に恋した 好きになった すれ違う人達は 楽しそうだって 悩みなんて無さそうって 思う事もあるけれど 見方を変えれば私だって幸せかもね いつでもどこでも気持ちが繋がる時に 今日もこの世界踊りだす 君が好きだと言えたら 今すぐ言えたら 胸が少し軽くなってくれるかな 君だけに今言いたい でもまだ勇気が無くて 今も君の事だけ 考えてるよ 君が好きだと言えない 今すぐ会いたい だけど今は 話すのが精いっぱい 君だけに今会いたい でもあとどれ位あるの 私君に恋した 好きになった コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/4786.html
前ページ次ページ笑顔が好きだから 「ちょっと!あなた達、大丈夫!?」 正気を取り戻したわたしは、思わず目の前でひっくり返っていた3人の子供のところへ駆け寄った。 わたしの失敗魔法……爆発の威力は半端じゃない。 わたしの爆発は、どういうわけか人間を巻き込むことはまず無いのだけれど、酷いときには教室一つを一瞬でほとんど完璧に破壊する。こんな真似はトライアングルクラスの火メイジ、ツェルプストーにだって出来ない。教室を破壊することそのものは、グラモンみたいな土メイジがゴーレムを暴れさせれば出来るだろうけど、一瞬でっていうのは無理。 とにかく、その時わたしは焦っていた。 どう見たって10歳そこそこにしか見えない子供達を、そんな爆発に巻き込んでしまったのだから。一生残る怪我なんかさせたらどうしよう。それしか考えられなかった。 「怪我したりしてない?痛いところとか無い?」 わたしが一番近いところにいた黒いローブを着た男の子を抱き起こすと、その男の子はにっこりと笑った。 うっ! かわいい。天使みたいな笑顔って、こういうのをいうんじゃないかしら。 いやいや、だめだめ、今はそれどころじゃないんだから! 「心配してくれてありがとうございます」 男の子はそう言って、服に付いた草や埃、爆発のときについちゃったんだろう、煤をぱたぱたと払い落とした。 「でも、大丈夫ですよ。ぼく達、こういうのには慣れてますから……あっ!」 男の子の表情が急に変わる。なんか、酷く慌ててるみたい。 「チャチャさんは!?」 「チャチャ?」 「ええ、赤い頭巾をかぶったとっても可愛い女の子です」 男の子が慌てて振り返ると、ちょうどその赤い頭巾をかぶった女の子が起き上がるところだった。 「あいたたた。リーヤ、しいねちゃん、ごめーん」 「チャチャさーん!」 男の子が猛ダッシュで、てへへって笑う女の子のところへ走り出す。わたしもその後に続く。 「また、魔法失敗しちゃった。エアバッグ出なかったの」 「いいんですよ、そんなこと」 男の子は女の子を助け起こすと、にっこりと笑いながら、ポケットから取り出したハンカチで女の子の顔についた煤を拭ってあげた。 うわぁ、なんていうか、う~ん。見てるこっちが照れちゃうくらい、羨ましいくらいのナイトっぷり。 いいなぁ、わたしが魔法を失敗したって、心配してくれる男の子なんていないのに………。 って、そういう場合じゃない!!! わたしは、男の子を押しのけて、女の子の肩をつかんで顔を覗き込んだ。 「あなた、大丈夫!?痛いところとか無い?女の子なんだから、顔に傷なんか付けたら大変なんだからね!」 「あ、えーと、その?」 わたしの剣幕に、女の子はちょっとびっくりしたんだろう。おどおどとしていた。 「返事は、はい、か、いいえ、で短くハッキリと!」 「はっ、はい!どこも痛くありません!」 女の子は、びくっと身体を震わせてそう答えた。 わたしは、女の子の顔をじーっと観察する。うん、ところどころ煤で汚れているけれど、擦り傷の一つもない。 宝石を埋め込んだような大きな瞳が、居心地悪そうに震える。 そりゃそうよね。いきなり爆発に巻き込まれて気が付いたと思ったら、見ず知らずの人間に顔をじろじろ見られたら、わたしだってなんか嫌だ。 けど、この場合はしょうがない。 「そう、良かった」 わたしがほっと胸をなでおろしたとき、後ろのほうで声がした。元気の良い、でも少し間延びした声。 「チャチャ~、大丈夫かぁ~」 振り返ると青みがかった灰色の髪。平民の男の子が着ている、頭から被って着る半袖のシャツと、帆布みたいな丈夫な布で作った半ズボンを穿いた男の子がふらふらと起き上がるところだった。 「あっ!リーヤ!」 女の子の表情がぱっと明るくなる。ころころと表情が良く変わる女の子だなぁ。 「大丈夫だったー!?」 女の子はするりとわたしの手の中から抜け出して、半袖の男の子に向かって駆けていく。 「おう、大丈夫だぞ」 半袖の男の子は煤だらけの顔をめくり上げたシャツの裾で拭きながら女の子に笑いかける。 「ぼく達がなんでもないのに、こいつがどうにかなるわけないじゃないですか」 そんな半袖の男の子の言葉に、黒髪の男の子が憎まれ口を叩く。 「ひどーい!しいねちゃん!」 「酷いのだ!ちょっとくらい心配してくれても罰はあたらないのだ!」 楽しそうだな。 そんな3人を見てて、わたしはそう思った。魔法学院に入学してから、あんなふうに楽しいことなんてなかったから。 「とりあえず」 気が付くと、いつのまにか我に返ったコルベール先生が隣に立っていた。 「“使い魔”の召喚成功おめでとうと言うべきなのでしょうか」 使い魔の召喚成功おめでとう? わたしは、驚いて研究馬鹿のハゲ親父の顔を見上げた。 使い魔の召喚成功って、本気で言ってるんだろうか? 「コルベール先生?」 「おや、おや、そんな顔で睨まないでくださいよ。ミス・ヴァリエール」 ハゲ親父はいかにも善人そうな顔で苦笑いをする。 「あの子達は、見たところ平民の子供のようですね。貴女の使い魔に相応しい動物をハルケギニアのどこかから召喚するっていうサモン・サーヴァントの効果からは些か脱線している気もしますが、ミス・ヴァリエール、貴女があの子達をどこかから召喚したという事実には変わりないでしょう」 「ええ……」 と返事を言いかけた時、やっぱり我に返ったんだろう、同級生達のざわめき声が聞こえてきた。 でも、なんか変だ。 「あの子達、何かしら」 「何って、アレだろう。ヴァリエールが」 「そうよね、ヴァリエールが起こした爆発から出てきたんだモノね」 「子供……」 「さすがヴァリエールだな」 「ああ、俺達には出来ないな」 なんか変だ。いつもだったら、今は間違いなく罵声と嘲笑を浴びせかけられている筈の場面なのに。 なんていうか、こう、毒が足りないというか、なんというか。 「ですから、サモン・サーヴァントの魔法としては一応成功したと評価するべきところです。おめでとう。問題はこの後です」 は! そうよ!問題はクラスの馬鹿達が大人しいとかそういうことじゃないんだった。 「先生!」 「はい。貴女が言いたいことは分かります。あの子達を親元に送り返して、サモン・サーヴァントのやり直しをしたいというのでしょう?」 うんうん。わたしは猛スピードで首を上下に振る。 「でも、多分、同じ結果になりますよ」 「はい?」 なんですって? 「ご存知でしょう?サモン・サーヴァントの魔法は、貴女にぴったりの使い魔を召喚する魔法です。あの子供達を動物扱いしたくないのは私も同感ですが、サモン・サーヴァントであの子供達が召喚された以上、ミス・ヴァリエール、貴女にぴったりな使い魔は、あの3人のうちの誰か、もしくはあの3人全員です。そして、あの3人の誰かが貴女にぴったりな使い魔である以上、あの子達を親元に送り返してから再びサモン・サーヴァントを行ったとしても、召喚されるのはあの3人のうち誰かなのですよ」 「うっ」 そうだった。忘れてた。 サモン・サーヴァントの魔法って、良く分からない魔法だったんだ。 サモン・サーヴァントはその魔法を使ったメイジにぴったりの使い魔を召喚する。これは常識だ。だけど、ぴったりな使い魔って、誰が決めるんだろう? そういう謎な決め方で決めた使い魔をどこから連れてくるの? そりゃ、宿敵ツェルプストーは火メイジだから火蜥蜴、その友達のタバサは風メイジだから風竜、水メイジのモンモランシはカエル、土メイジのグラモンはモグラを召喚してるんだから、サモン・サーヴァントの魔法で呼び出すのは自分にぴったりの使い魔なんだろう。 でも、じゃぁ、あの子達がぴったりなわたしって、いったいなんなの? 「いずれにしても」 コルベール先生が小さく咳払いをして、わたしは我に返った。 「あの子達を親元に送り返すにしても、あの子達と契約して使い魔」 わたしが睨みつける視線に気が付いたんだろう、ハゲは言い直した。 「ゴホン、小姓あるいは従者として召抱えるにしても、あの子達と話をしてからでしょう」 近づいていくわたしとコルベール先生に気が付いたのは黒髪の男の子だった。 「あの、すいません。ここはどこですか?なんか、学校みたいですけど。ぼく達はうらら学園に登校する途中だったんですけど、なんでここにいるんでしょうか?」 男の子がこの場にいる唯一の大人コルベール先生に話しかけたのは当然で、わたしもコルベール先生が答えるものだと思っていたのだけれど、コルベール先生はわたしの背中をちょんっと押した。 わたしの魔法の失敗で呼び出してしまった子供達相手に色々説明をするのは、わたしの仕事ってことか。 ま、しょうがないか。どっちにしても、暫くはわたしがこの子達の生活の面倒を見なければいけないのだし。 「そのことを説明する前に、まず名前を教えてくれるかな」 名前を知らないと話するの難いしからね。 「わたしはルイズ。ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールよ。ここ、トリステイン魔法学院」 「魔法学院!?」 女の子と半袖の男の子の瞳がキラリンと光った。 「魔法学院って、魔法の勉強をする学校?」 「ええ、そうよ」 女の子の言葉に答えると、二人はいきなり盛り上がった。 「すごい!魔法の学校って本当にあったのだ!」 「すごいねぇ。はり・ぽたみたい!ねぇ、ねぇ、はりーはいる?はーまいおにーは?」 はりー?はーまいおにー?はりぽた?なんのこと? 「チャチャさん、リーヤ!今はこのお姉さんが話してるところですよ!」 黒髪の男の子が二人の前に立つ。 「どーも、すいません。この間ちゅるやでDVD借りてハリー・ポッターの映画見たもんだから、二人ともちょっと盛り上がってるんですよ。気にしないで続きをお願いします」 男の子は苦笑いをしながらぺこりとお辞儀をした。なんか苦労人っぽいよ。 「え、あ、そう?」 DVDとか映画っていうのも気になるんだけど、まぁ、いいか。 「ともかく、ここはトリステイン魔法学院。わたしは1年生で、今、2年生になるための進級試験……使い魔召喚の儀式をやってるところよ」 進級試験っていうところで、それまで盛り上がっていた女の子と半袖シャツの男の子がピクって震えたのはなんなんだろう。 「あなたは?」 黒髪の男の子に話しかけると、男の子は右手を左胸、心臓の前に添えて、恭しくお辞儀をした。なんか動きの一つ一つが妙に板に着いてない? 「はじめまして。ルイズさん。ぼくはうりずり山の魔女どろしー様の下で魔法を学んでいる、しいねと申します。ぼくの事はしいねちゃんと呼んでください」 しいねちゃんがそう言って右手を出したのでわたしも右手を出して握手。 って、なんか今、すごく聞き流しちゃいけないことを言われたような気がするんだけど? コルベール先生に目配せすると、コルベール先生はちいさく頷いた。話の腰を折るなってことだろうか。 「で、こちらはチャチャさん」 そう言われた女の子が元気良く挨拶する。 「はーい!わたしチャチャでーす!もちもち山の世界一の魔法使いセラビー先生に魔法を教わってまーす!ルイズちゃん、よろしくね!」 チャチャは、わたしの両手を持って力いっぱいブンブンと振った。っていうか、また出た。 魔法を学んでるって、この子達、メイジなの!?っていうことは、この子達、貴族の子供!? まずい。 ここトリステインでは貴族は全員メイジだ。没落しちゃった元貴族で今は平民のメイジもいるからメイジが全員貴族ってわけではないけれど。 問題は、しいねちゃんとチャチャが、魔法の先生の名前に“うりずり山の”“もちもち山の”って地名をつけて呼んでいるっていう点。名前に地名が着くっていうことは、少なくともしいねちゃんとチャチャの魔法の先生は最低でも準男爵とか男爵の地方領主クラスの貴族だってこと。 そして、ここトリステインには没落して貴族じゃなくなったメイジの子供に魔法を教えようなんていう奇特な貴族はまずいない以上、しいねちゃんとチャチャは貴族の子供だってことになる。 この子達、しいねちゃんとチャチャの言うことが本当なら、これはすごくまずい。 貴族の子供を使い魔として召喚しちゃったなんて、ひっじょ~~~~~~~~に、まずい。 うりずり山やもちもち山なんて地名聞いたことないけど、トリステインの中だったら、ヴァリエール家の力でなんとかもみ消すことも出来るかもしれないけど、もちもち山もうりずり山も、そんな地名聞いたことないし、ガリアやゲルマニア、アルビオンの何処かの領主の子供とかいったら、確実に外交問題になっちゃう! しいねちゃんは、そんなわたしの懊悩も知らないで最後の一人を紹介してくれる。 「で、これはリーヤ」 しいねちゃんは最後の一人、半袖シャツの男の子を指差した。 「これって、なんだよ。しいねちゃん!」 しいねちゃんに「これ」呼ばわりされた男の子が怒る。 「いいから早く挨拶しろよ」 けど、軽くかわされた。 半袖の男の子はぶつぶつ言っていたけど、こちらに振り返った瞬間、すっごくいい顔で笑った。 「おれ、リーヤだ。強い子良い子の狼男だぞ。ルイズ、よろしくな!」 狼男?狼男って、狼に変身する人間ってこと?それって、それって……。 にこにこと差し出された右手。だれがどこから見てもただの子供の手。どう見たってハルケギニア最強の亜人 “人狼”の手には見えない。わたしがその手をとると、リーヤはチャチャに負けないくらい元気良く手を振った。 それにしても。メイジの子供2人に人狼の子供って、わたしはいったい、何を召喚しちゃったっていうのよ! わたしは多分、唖然というか呆然っていうか、そういう顔をしてたんだと思う。 「あ、信じてませんね?」 しいねちゃんが鼻の頭をぽりぽり掻きながら苦笑いをした。 「まぁ、こんな子供の言う事ですから、簡単に信じろって言っても無理ですよね……、と、そちらの方は?」 「これは失礼」 コルベール先生は、さっきしいねちゃんがそうしたように、右手を心臓の上にあててお辞儀をした。 「私はこのトリステイン魔法学院で教鞭を取っているコルベールと申します。よろしくお願いします」 コルベール先生がそう言って右手を差し出すと、しいねちゃん、チャチャ、リーヤは次々に握手をした。 「さてと。さっきの質問の答えだけれど」 わたしは気を取り直して、しいねちゃん、チャチャ、リーヤの3人の目を見ながら話し始める。 学院のカリキュラムの一つとはいえ、この3人を召喚してしまったのはわたしなんだから、可能な限りの責任を取る必要がわたしにはある。 しいねちゃん、チャチャ、リーヤはハルケギニアの人間であれば。 問題はいろいろあるけれど、ご両親の元へ返してあげることは可能だろう。その上で、もう一度サモン・サーヴァントの魔法を使って、しいねちゃん、チャチャ、リーヤのうちの誰かが、じゃなかったら3人が召喚されたとしたら、その時に、わたしの使い魔……人間なんだから小姓とか従者か……になってくれるかどうかを聞けばいい。 問題は、しいねちゃん、チャチャ、リーヤの3人が、ハルケギニア以外の場所から召喚されていた時。 もし3人がハルケギニア以外のどこか、例えばロバ・アル・カリイエみたいなサハラの遥か東の遠い国から召喚されてきてしまっていたら、この子達はもう2度とお父様やお母様に会えなくなってしまう……わたしのせいで。 それだけは避けたい。避けたいけれど、3人が目の前にいるのは変えられない事実。だったら、最善を尽くすためにまず必要なのはお互いについての情報だ。 わたしが知っていることは全て話す必要があるし、しいねちゃん達が知っていることでわたしに話せることは 全部教えてもらわなければいけない。 「ここは、ハルケギニアのトリステインっていう国の王都トリスタニアから馬車2時間くらいのところにあるトリステイン魔法学院の南に広がる草原よ」 しいねちゃんとチャチャがトリステインの貴族から魔法を教わっているとしたら、トリステイン、トリスタニアっていう地名は間違いなく知っているはずだ。 「今、出てきた地名に心当たりある?」 「うーん、ちょっと聞いたことありませんね」 しいねちゃんがこめかみに右手の人差し指をあてて頭を捻った。 「チャチャさんは?」 「うーん、知らないわ」 「リーヤは?狼男だけが知ってる地名とかある?」 「知らないのだ」 「だよな」 「じゃぁ、ねぇ。ゲルマニア、ガリア、アルビオン、ロマリアは?」 「あ、それなら聞いたことありますよ。えーと、確か……」 しいねちゃんは、背中に背負っていたしっかりした造りの革の鞄から、つるつる、ぴかぴかした本みたいな何かを取り出した。 「何、それ」 「あ、これですか。ぼく達が通っている学校、うらら学園で使ってる地理の副読本。世界地図帳ですよ」 「世界地図帳?地図帳って、地図がいっぱいセットになってる本ってこと?」 「ええ」 「なんで、あなたみたいな子供が世界地図なんて持ってるの?」 地図は貴重品だ。軍事的にはもちろん、領地の経営にも不可欠だし、商人達だって正確な地図だったら咽喉から手が出るくらい欲しがって、モノによっては平民が10年くらい遊んで暮らせるだけの値段がついたりする。 そんなものを持ってる子供って。 わたしがそう聞くと、しいねちゃんは怪訝な顔をした。 「なんでって、普通、学校に通う歳の子供ならみんな地図帳って持ってませんか?リーヤ!」 しいねちゃんはそう言って、リーヤに声をかけた。 「リーヤの地図帳、ルイズさんに見せてやってくれない?」 「おう、いいぞ」 リーヤが肩にかけた布の鞄から落書きだらけの“地図帳”を取り出し、わたしに渡してくれる。 ぱらぱらと“地図帳”を捲ってみると、中身もやっぱり落書きだらけ……あ、これチャチャの似顔絵だ。 しいねちゃん達の国では、地図って貴重品じゃないの?。 わたしは考える。 わたし、もしかして、何かすごい勘違いしてない? 「あ、ありました。このページです」 しいねちゃんの弾んだ声に、わたしの思考は一時中断された。 「古代ローマ時代のヨーロッパのページ」 しいねちゃんが“世界地図”を開く。 そこにあったのは、少しいびつだけれど綺麗に色分けされたハルケギニアの地図に良く似た地図だった。それと、わたしには読めない文字で細かくぎっしりと、色々説明が書いてあるんだろう。 「なによ、これ。ハルケギニアの地図じゃない」 「違いますよ。ここに書いてあるでしょう?古代ローマ時代(紀元前100年~紀元0年頃)って。今から2000年くらい前のヨーロッパの地図ですよ。ここ、大陸からちょっと離れたところにあるのがアルビオン。今のイギリス王国ですね。それから、この辺がガリア。今のフランスとスイスのあたり。で、こっちがゲルマニアで、地中海に飛び出してるブーツみたいなのの、脛のあたり、ここがローマ……」 ん?ここに書いてあるでしょう?って、この子達、文字が読めるんだ。 「今から2000年前?ヨーロッパ?なによ、それ」 「なによ、それって……う~ん」 しいねちゃんは、いきなり考え込み始めてしまった。 丁度いい。わたしも少し頭の中を整理しよう。 まず 1)わたしはサモン・サーヴァントの魔法で平民の普通の子供を3人も召喚してしまったと思った。 2)コルベール先生もそう思った。 3)本人の言うことを信用するなら、しいねちゃんとチャチャは魔法を勉強している。 4)同じくリーヤは“狼男”の子供。 5)しいねちゃんはハルケギニアでは超貴重品である地図を持っている。 6)リーヤの地図帳を見る限り、しいねちゃん達の国では、地図は貴重品ではない。 今までの会話で分かった事実はこれだけだ。 これから想像できることっていうと。 1)しいねちゃんとチャチャは、貴族の子供である可能性が高いけど、口ぶりからするとやっぱり平民っぽい。 2)しいねちゃん、チャチャ、リーヤは同じ学校に通っているらしい。 つまり、メイジと狼男……それだけじゃない、平民かもしれない、貴族かもしれない男の子と女の子、亜人の男の子が同じ学校に通って、一緒に文字や地理、歴史なんかを勉強する国にしいねちゃん達は住んでる。 滅茶苦茶だ。 ハルケギニアではそんな国なんてありえない。 でも、楽しいだろうな。 ふと見ると、難しい顔で考え込んでいるしいねちゃんとわたしの顔を、チャチャとリーヤが心配そうに見ていた。 あー駄目、駄目。 普通じゃないかもしれないって言ったって、しいねちゃんもチャチャもリーヤも子供なんだから。 子供にこんな顔させちゃ駄目だ。 パンパンと、わたしは手を叩く。 チャチャとリーヤは目をパチクリとさせてわたしを見た。 しいねちゃんもびっくりした目でわたしを見る。 「とにかく、ここは、しいねちゃんやチャチャやリーヤが住んでる世界とは全然違う何処かの世界の、ハルケギニアのトリステインのトリステイン魔法学院の南に広がる草原よ。それでいい?」 わたしはそう言ってしいねちゃんをみた。 チャチャとリーヤは、わたしの顔としいねちゃんの顔を交互に眺めている。 しいねちゃんはというと、じっとわたしの顔を見て、なんだか居心地が悪くなるくらいじっとわたしの顔を見て、そして、 「そういうことですね」 って言って、にっこりと笑った。 前ページ次ページ笑顔が好きだから