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荒ぶる血 題名:荒ぶる血 原題:Under The Skin (2003) 作者:ジェイムズ・カルロス・ブレイク James Carlos Blake 訳者:加賀山卓朗 発行:文春文庫 2006.4.10 初版 価格:\762 どうやらこの作者の作品は、互いに同じ時代、同じ地平で繋がっているらしい。もちろん一作一作は別の物語だが、1920年代の禁酒法時代、メキシコ国境に近いアメリカ西部、延々と広がるタンブリグ・ウィードとメスキートの荒野、広大なまだ野生多き土地を舞台に、荒ぶる魂たちが、未だ硝煙の香り漂う銃を握り締め、乾いた砂に血を沁み込ませている光景こそが、ジェイムズ・カルロス・ブレイクの確固たる世界のようだ。 前作でも登場したという、ガルベストンを支配するマセオ兄弟。そのトップガンである殺し屋、ジミー・ヤングブラッドは、一方でメキシコ人との混血青年でもあり、その血にはメキシコ革命時代のパンチョ・ヴィジャの右腕であったロドルフォ・フィエロの遺伝子が、紛れもなく流れている。フィエロの物語は、また別の場所で、同じ作者が一冊の作品として書いているらしいから、こちらの邦訳も待たれるところだ。いや、いずれも繋がりの深いこの作者の作品は、すべてどれもこれも邦訳してもらいたい。 そう思わせるほどに、この作家の手になる血の叙事詩は、日常生活に紛れ込んだ、どこか人間の原点であり、本能であり、カルマであるところの何ものかを、確実にうずかせる。筆力というだけでは足りない、語り部の才能をふんだんに有したこの作者の世界は、見覚えのない原初的な荒野と、灼熱の野生が生む論理に統べられた世界へ、ぼくらを連れ出してくれる。 前作『無頼の掟』は、犯罪者である一族の、カルマに流されるが如き、血と暴力の旅譜であった。男たちも女たちもタフで魅力的で、互いを愛おしみ、徹底的に強く結ばれていた。外界に向ける負のエネルギーは、内に向けてはこれ以上なく深い情として注がれる。ノワールの原点をゆくような物語でありながら、追跡者である側の老保安官の奇怪な殺人鬼イメージが強かったせいか、善悪の彼岸で、作品の価値観はいつしか日常とは逆転しているかに見えた。 本作は前作のノンストップ・アクションを熟成し、落ち着きを取り戻しながらも、独自な死生観に基づいて、さらに深化した作品であるように見える。 革命の火の粉の中から降り落ちた殺人者としての種子が、一つの殺しの才能、狙撃者の天分として、ジミーという青年に引き継がれる。ジミーは悪の手先であり、ガルベストンの秩序の執行者である。同時に、燃え上がる恋情を抑えきれず、仲間たちとは家族づきあいを欠かさず、酒を飲んでは心を通わせ合えるよき友として、あるべき青春を謳歌する純心をも抱え込んでいる。 稀代の悪党として命のやり取りを日常的にこなしながら、その非情にも関わらず読者の側の静かな共感を得てゆくこの小説の存在が、実は不思議である。どんな種類のサイコ殺人者をも憎んでゆくことができるのに、非情の殺し屋を大抵はどうして憎めないのか? 書き手次第で、人間は、異常な論理や稀有な感性に抵抗なく溶け込んでしまうことができるということなのだろうか。 エピソードの積み重ねで構築してゆく壮大な叙事詩的ストーリーは、重く、長く、そして丹念この上なく、生き生きと描写されてゆく。前作でも見られたけれど、われらがヒーローさえ知らない非情の追跡者による危険かつ暴力に塗れたシーンが時折挿入される。それは、読者を、やがて来る破綻の気配に震撼させる。壮絶な血のクライマックスの予感に。 想像される以上に激しい活劇を、作者は約束する。彼らの悲劇と、それに対する意外な楽観が、全体を通してちぐはぐに思える。かつてのウェスタン映画を見るときのように、ぼくらは不知の価値感に当惑しつつも、魅き込まれる。読者の理解を拒むほどに独自な世界観で生きる男たちの、違和感だらけの決断が、なぜか絵としては自分の中でフィットするのだろう。とても不思議な感覚だ。 日常から極めて遠いところにある時空間での壮絶な物語だからこそ、読者にとってのカタルシスの最たるものなのか。そう感じる方ならば、きっと思うのではないだろうか。こんな物語なら何冊でも読んでみたい、と。彼らの凄絶な生き様に。その密度濃く困難な運命の展開に、没頭してみたいと。 (2006.04.30)
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ここに内容を書き込んでいきます。 よろしくお願いします。 お疲れさまです。頼りっきりでごめんなさい。 がんばりましょう!では私は今後この色で投稿したいと思います!(川) 僕はこの色を使わせてもらいます。(澤) 先日の話し合い参加できなくて申し訳ありませんでした。まとめをみると前回よりも議論が深まったみたいですね。おつかれさまです。私はこの色で投稿させていただきます。(新) ありがとうございます。私はこの色でとうこうします。(河) 一応前回話し合ったことのまとめです。(レジュメに書き足してと言う感じです) 改行も微妙でかなり箇条書きですみません。 至らない点どんどん突っ込んでください。 ? ? ? ? 「10年後の新聞社像」 抽象的に新聞業界ではなく西日本新聞のことに焦点を絞る。 ①現在の経営状態 経営的には安定している。(B/Sを見ても数年で経営が傾くと言うことは有り得なそう。ただ広告での収支はトントン。新聞事業と貸しビル事業で経常利益の大半を叩きだしている←広告が寄与していないのが意外。) イ)福岡県内 福岡市内ではかなりのシェア、ただ北九州市だと全国紙の方がシェアが高いようだ。加えて全国紙の福岡都市圏シフト(読売の西部本社が赤坂に移転、毎日朝日の福岡本部設置)による西日本潰しとも言える兆候が見られる。 筑豊、筑後は?←詳細なデータがないか? ロ)佐賀、長崎 経済的な結びつきが強い、歴史的な背景などの理由で一定の購読率を有する。 ? 上記三県を除く九州・山口エリア→熊日、南日本などの有力県紙に押されシェアはかなり低い。山口県は全国紙が幅を利かせている。(紙数の詳細データ有り) ? ? ②現在の編集方針 九州を視野に入れ地域密着を謳っている しかし現実は疑似全国紙?(お悔やみ欄がない、福岡以外では地域スポーツの扱いが小さい、エルルがない。) ? ? ③10年後の経営に対する提言 福岡県内のシェア固めが必要。(県内では35%のシェア←ABC(2003)) 最悪福岡の県紙として生き残るためにも。 地域密着の紙面作り GoogleLocal(資料あり)のようなネット上での地図と組み合わせた広告システムKyusyuLocal(仮称)の構築。ここから地域最大のポータルサイトの構築を視野に入れる。 コンテンツから課金する仕組み(そもそも新聞情報はネット上でいかほどの対価があるのか?←ネット上ならではの機能・・・紙媒体と対立するのではなく紙媒体を利用する上で補助となる機能の付加・・・例えばスクラップ機能やみだし機能、投書機能など)、サイトデザイン、(サイトを見ると現在動画ニュースなど部分的に動画も活用されているし、新聞研究にもネット配信のことが載せられていたと記憶しているが、今後もっと充実させていく必要があるのでは?ex.スポーツの決定的シーンの再生やイベントの様子など、テレビや他メディアと協力して、複合メディアとして生まれ変われないか?)(福岡市営地下鉄七隈線では、車両に電光のニュースが配信されていた。山手線の車両画面みたいな。もちろん、西日本新聞社提供の。今後このような公共性の高い場での、ニュース配信が増えてくるだろう。その中で、経営資源をどこまで投入していくのか賛否ありそうだ。)果たして人は来るのか?、など色々議論する余地がある。 当初はYahoo!などとリンクを張る。「地域のことは地域で」といった運動。 ? ? ④10年後のあるべき編集方針 「地域密着」 スポーツ面だけ取り外してみる、文化面も? (バナ天をもっと本当に知りたい情報に!他県の読者にとって意味があるのか?各県ごとに作ってみては?)(各県ごとにミュージシャンや作家などまだ埋もれている人材が多いと思うので、そういう人たちを発掘して世に送りだす機能を果たすといいのでは?文化面の連載小説も然り。)←「長崎スポーツ」と言った感じで。(小学生のスポーツ、文化活動から社会人の大会、コンクールまでオープンな記事を掲載してみては。ただ、現在のスポーツ面はどうするのか?あいたスペースを何で埋めるのか、気になります。) おくやみ欄は県紙と同じレベルまでのせる 「西日本」という名前にとらわれず「長崎」「佐賀」と言った地域名を表に出してみる。 むしろ名前を変える?ロゴを変える?新聞より別刷りを表に出して地域密着をアピール。←今の名前・ロゴには九州という地域性があまりでていない(東京からみてそう感じるだけ?) 編集権の各総局移譲←コスト面での負荷が大きい?今の版組である程度は反映できている。編集センターに各県勤務経験者を配置し各県版(~スポーツも?)編集させる。リアルタイムで総局と意見を集約する? ? ? 「泥臭い取材の徹底」 県政や市政の紹介、あまり読まれない自治の内容をしっかり県に根付いて解説←あまり読まれない?一方で新聞社は多様な材料を提供すべき? (独りよがりな取材、記事にならなければ、自治内容をわかりやすく解説する、あるいは行政への提言を紙面に掲載することは新聞社の役割なのでは。) 県独特の特集記事・・・反響が大きければ全紙レベルで特集 アジア九州・・・現在ASIA TODAYなどの連載があり、記者の交換なども行っているが、今後もっと展開させていくべきではないか。九州ならでは、西日本新聞ならではのことができないか?アジアの新聞社共同主催のイベントや、記事の交換、読者の交換など。 ? 「個性を定める」 「考え、話し、動くときの肥やし」 短いスパンでテーマを掘り下げてみる。(3ヶ月周期とか、元旦の紙面で今年は西日本はこれを攻める!みたいな) テーマを掘り下げる上で読者の多様な意見を掲載できるようにする。←Web上で議論の場を設ける(荒らし対策は登録制でオーマイニュースのように登録会員の意見が上に来るようにする←登録は課金?タダだと登録が容易で意見も集まるし多様な意見が反映できる、ただ利益が出ない。一方で課金は一つの新聞の電子化への方向性でもある、ただ課金した人が意見を反映しやすいのは問題?) 紙面で十分議論していく中で会社としての一つの確固たる主張が必要。←読者の意見でぶれると問題? 新聞の本義から言っても色んなことを考えてもらえるように新聞社側からたとえニッチな話題であっても議論の争点を提供することは必要ではないかと思う。そこが色々な活動の原点になるはず。(草の根的な一般人の意見も反映させる、タウンミーティングを開く←今の新聞は特定の知識人が自分の意見をひけらかす場になっている?)具体的にはまず反響の多かった記事をもとに特集してフォーラムを開き、それを紙面にフィードバックしていく (個人的には、読者の積極的な関与の場として、投稿欄「こだま」をもっと活用したい。あるテーマに対する議論を紙上に確保し、ネットや掲示板と相互補完できるものであると考える。) 記事のアクセスを容易にする。(記事を読んでもっと知りたいと思ったときに情報へアクセスしやすい紙面。URLやTEL、データバンクの記載) ? 「記者の顔が見える新聞にする」 署名記事を増やす(毎日に続き朝日もはじめたことを勘案)。段階的にルポ記事にメアドを付けるなどして読者からのアクセスを容易にしていく。最終的には全ての記事にアクセスできることが理想。←荒らし対策、フィードバックをどうするか? フィードバック・・・意見を求めるからにはそれに応える責任が生じる・・・果たして日々様々な取材に追われる各記者に自分宛に送られる意見質問に対して応える余裕があるか?←前もって断りをいれれば大丈夫?少し無責任な気も (段階を踏んで行く上でも、まずは署名記事を実現しましょう。)
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目次 騒動の概要 騒動の時系列 2chにおける経緯事の発覚 2ch関連スレ該当レス抜粋 騒動の概要 Diamond Ice 2010 2010/4/4(日)、4/5(月) 会場:なみはやドーム (大阪府) KTVでのダイジェスト放送でランビエル演技部分がカットして放送される。ランビエルファンブログ読者が「ファンの為に」会場で盗撮した動画をyoutubeにアップし、動画をあげた事をファンブログ内で宣伝した。もちろん、会場内での録音録画は禁止である。 動画はASからもリンクされ、多くの人々が閲覧をした。2ちゃんねるランビスレ、ショースレなどで話題になり該当ファンブログのURLが貼られるに至って、ようやく動画宣伝コメントが削除されるが、動画はyoutubeにあがったままであった。 ファンブログ読者の盗撮者擁護コメントで「海外のファンからいつも動画をもらっているのに、日本のファンだけが撮影出来ないのはおかしい。これは盗撮ではなく秘撮であり、なんら問題はない」といった旨の内容が書き込まれる。(該当ファンブログに書かれたこのレスは現在削除されている) 以後「秘撮」という言葉が揶揄として使われるようになった。 騒動の時系列 4/4ランビエルファンのブログ内において、ブログ読者「O」による携帯からの「実況」レポがあがりはじめる。 4/4ランビエル公式ファンボード(Absolute Skating。略称AS)内に日本人ファンによるDIレポート文があがる。 I’m also very sorry, in Japan, we(audience) are not allowed to record videos of shows and take photos.(Read more http //absoluteskating.proboards.com/index.cgi?board=Stphane action=display thread=4167 page=1#ixzz11wEDDLo9) 4/5リハーサル中の会場内ロビー(無断撮影禁止区域)で「O」が、インタビュー中のランビエルを盗撮する。(O自身のブログ内に掲載中。望遠で撮れなかった事を惜しむという発言もあり。) 4/5公演においてランビエルが4回転を飛んだ事がファンブログで話題になり、「O」が違反行為であると自覚しつつ動画をyoutubeにアップ。ファンブログ内でその事を咎める読者は一人としておらず、ブログ管理人からも感謝と賛辞のレスがつく。 4/6AS内スレでもyoutubeにあがった盗撮動画が話題になる。 So I think this is from his La Traviata performance in Japan - it s a very small snippet but it shows his quad. I think the person taking this video was trying to hide the fact that he/she was filming so the video kind of loses track of Stephane for a bit! At one point you can hear some screaming fans!http //www.youtube.com/watch?v=GkggCvE8KrI(Read more http //absoluteskating.proboards.com/index.cgi?board=Stphane action=display thread=4167 page=3#ixzz11wFhj7gb) 2chにおける経緯 事の発覚 ステファン・ランビエール Part23 http //toki.2ch.net/test/read.cgi/skate/1268756064/ 577:氷上の名無しさん@実況厳禁 2010/04/06(火) 20 33 25 ID BeAr8WUN0 つべにある椿姫、隠し撮りだよね… 欧米で撮り放題だから同じ感覚でやっちゃってんのかな。 578:氷上の名無しさん@実況厳禁 2010/04/06(火) 21 35 39 ID 4u4+fRC40 ttp //marchladybag.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/diamond-ice-1a0.html#comments ここにコメント書いてる人だよ 違法行為だって自覚あるのにやるとは 百歩譲って自分の友達とか身内で回せばいいのに おきて破りですのでここだけの話に ってこんな公開してるブログで書いたらアウトだろ? カメネコさんといい、なんでこういう人が後を絶たないのだろうか 新規ファンはカメネコ事件をもう知らないっていうのがやっぱりまずいんじゃないの? 2ch関連スレ該当レス抜粋 ステファン・ランビエール Part23 - ログ(抜粋) アイスショーについて語るスレ32 - ログ(抜粋)
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殺意のコイン 題名:殺意のコイン 原題:Spare Charge (2007) 作者:ロバート・B・パーカー Robert B. Parker 訳者:奥村章子 発行:ハヤカワミステリ文庫 2008.04.15 初版 価格:\820 ジェッシー・ストーン・シリーズとのクロス・ストーリーは、彼らの別離によって終わりを告げたのだが、彼らのその後に関する作品がどちらも今年邦訳された。別離というにはさほど重たくもなかった、とは思う。それぞれに分かれたパートナーへの未練が断ち難く(奇妙なことにそれぞれのお相手も同様である)、互いの別居&プラトニック・ラヴの孤独生活が始まるわけである。 もちろん本書が出版された2008年春の時点では、ジェッシーの方の物語は未知である。シリーズだというのに読む順序がある。コアな読者へのサービスとしては気が利いた展開であったが、どちらかのシリーズ単独で読んでいるファンには、謎めいて読みにくい部分も感じられるはずだ。しかし、どちらかのシリーズ単独読者というのはいるのだろうか。 そう、もちろんいるだろう。世の中には文庫本しか読まない読者が多いから。値段の点で。もしくは大きさや重量といった携帯性の点で。サニー・ランドルのシリーズは文庫本なので圧倒的に発行部数も多いのではないか。ジェッシーのシリーズを文庫で読もうとすると数年前の作品しか手に入らない。読書とは極めて厄介な趣味なのだ。 さて本書でのサニー・ランドルは、シリーズとしては珍しく父の依頼を受けて、連続殺人犯に挑戦する。いや、正しくは、連続殺人犯が元警察官であるサニーの父フィル・ランドルに挑戦状を叩きつけてきたのである。殺人現場に残される3枚のコインが犯人の徴(しるし)であり、父への犯人からの挑発的な手紙がさらに歪んだ容疑者像を浮き立たせる。 古典的な「俺を捕まえてみろ」タイプの殺人鬼であるが、何と奴は20年ぶりにカムバックしてきたのである。フィルが現役のときの捜査責任者であったが事件は迷宮入り。今回は父とさらにその娘であるサニーとで、リベンジを果たす物語だ。殺人者はなぜ復活を遂げたのか? といったところがこの捜査の焦点となる。 ちなみに引退した警察官であるフィルは、名誉ある立場として現役警官たちから慕われているとは言え、本書では外部委託契約のようなものを結んで捜査協力に当たる。さらにそのフィルが、娘のサニーを私立探偵として雇用する。こんな契約は日本の警察捜査の場合考えられないのだが、ボストンではありなのか? 向うの私立探偵小説を読むときによく思うのが、私立探偵と警察との親密な関係である。私立探偵の免許の効力ということを考えた時に、どこまで操作内容を入手できるのかいつも問題に思う。あちらの探偵小説では、いとも容易に警察からの情報を入手しているかに見える。もちろん警察出身者でなければ私立探偵許可証が得られにくいというのはわかる。だから元の勤務先、元の同僚との関係性というのもわかる。 しかし本書ではFBI支局長のエプスタインまでがサニーに捜査の中軸の権限を与えてしまう。そうしてもらわなければストーリーが成り立たないからの便宜上の手続きなのか、それとも現実性には乏しい御伽噺的なプロットなのか? ぼくら日本人が違和感を覚える捜査権限のありさまに関し、米国人の読者がどのように感じるのか聴いてみたい気がする。 私立探偵としての足かせを感じさせるシリーズとしてはマイクル・コナリーのハリー・ボッシュがあった。彼はコールドケース・チームに復帰したが、その間、私立探偵としてのボッシュは警察組織からは協力どころか妨害にしか合わなかった印象があった。だからこそボッシュは警察への復帰を喜んだ。 サニーは、格好いい美人探偵として、よりスーパー・ウーマンになるために、危険な事件にチャレンジする。周囲は少しだけ反対するが、結局は武装したタフな探偵としての自己を確立しようとし、それに成功してゆく。 一方でスーザン・シルバーマンのクリニックでカウンセリングを受け、分かれた亭主のことや事件のことを内省する弱さを併せ持つ。アメリカ人独特の遊牧民族的単純ささえ伺える仕事への姿勢が目立つ一方で、病みかけた魂の行き場に常に陰なる部分を気にせずにはいられない彼らの弱さも、特徴的である。パーカーの作品からは、アメリカの持つ文化の軋みのようなものが常に感じられてならない。 (2008/12/28)
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超娯楽雑誌(ちょうごらくざっし) ほほえみ書店にて販売中。 このアイテムはPLの他、NPC(設定国民やACE達)も読み買いすることが可能であり、それによって若干の影響を与える事が出来る。 このアイテムは購入から1T過ぎると陳腐化して使えなくなる(消滅する)。 この本を読んだ人は読後一日の間平和な頭になる。 この本を読むと、その人にとって腹立たしい出来事一つを使用したターンの間許容できるようになる(心が広くなる)。 L:超娯楽雑誌 = { t:名称 = 超娯楽雑誌(アイテム) t:要点 = 超ゴシップ、超漫画、超ラノベ、超読者 t:周辺環境 = 爆笑 t:評価 = なし t:特殊 = { *超娯楽雑誌のアイテムカテゴリ = 消費型アイテム,マジックアイテムとして扱う。 *超娯楽雑誌の位置づけ = 本として扱う。 *超娯楽雑誌の内容 = *超娯楽雑誌の紙消費 = このアイテムは一部作るのに紙を400g必要とする *超娯楽雑誌の特殊1 = このアイテムはPLの他、NPC(設定国民やACE達)も読み買いすることが可能であり、それによって若干の影響を与える事が出来る。 *超娯楽雑誌の特殊2 = このアイテムは購入から1T過ぎると陳腐化して使えなくなる(消滅する)。 *超娯楽雑誌の特殊3 = この本を読んだ人は読後一日の間平和な頭になる。 *超娯楽雑誌の特殊4 = この本を読むと、その人にとって腹立たしい出来事一つを使用したターンの間許容できるようになる(心が広くなる)。 *超娯楽雑誌の特殊5 = このアイテムは一度使うと消滅する。 } t:→次のアイドレス = なし } 解説 要点に「超ゴシップ、超漫画、超ラノベ、超読者」とある所から、読者投稿専門雑誌ではないかと思われる。この本はPLはもちろんの事、ACE、設定国民も購読が可能であると言う特殊から、ACEや設定国民などもこぞってハガキをしたためているのではないかと考えると面白い。 他の特殊もこの本を読んだ人は読後一日の間平和な頭になる、この本を読むと、その人にとって腹立たしい出来事一つを使用したターンの間許容できるようになる(心が広くなる)、とあるので、戦争などで設定国民も心が荒んでいる時に国で買って配布すれば荒んだ心を少しは癒す事ができるのではないかと思われる。ただし一度使えば消滅するし、1T経ってしまったら情報が陳腐化して使えなくなってしまうので、使いどころは考えたい。 08年10月現在ほほえみ書店で購入可能なので、入院中で暇を持て余しているACEのお見舞いの品とか、設定国民対策とかに購入を考えるといいであろう。 保有国一覧 藩国名 入手履歴 保有者 使用履歴 現在所持数 保有者なし 参考資料 ほほえみ書店 アイドレスWiki:超娯楽雑誌 上へ 戻る 編集履歴 藻女@神聖巫連盟 (2009/07/30) 矢上麗華@土場藩国 (2008/09/02) 解説 多岐川佑華@FEG (2008/10/29)
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転落の道標 題名:転落の道標 原題:Dark Ride (1996) 作者:Kent Harrington 訳者:古沢嘉通 発行:扶桑社ミステリ 2001.02.28 初版 価格:\705 ただ駄目な男がひたすら堕ちて犯罪に手を染めてはやがて滅びてゆくストーリー。というと、それだけでもう立派に暗黒小説というジャンル、と思われる方が多いかもしれない。しかし物事はそう単純にはゆかない。それだけでは済まないところが暗黒小説の難しさなのだ。小説としての魅力やストーリーテリングの運び方などのツボを抑えていなければ、ジャンルがどうだなんて言う前の段階で、読者からそっぽを向かれてしまいかねないものなのだ。 そういう意味でひたすら堕ちて滅びてゆくサイドに立ってのストーリーと言えども、そのシンプルさゆえのハードルの高さ。ちょっとしたプロットに頼るのか、はたまた説明などほとんど抜きで衝動と狂気の赴くままに血と欲望の物語を演出してしまうのか。エルロイが前者なら、ジム・トンプスンは後者かもしれない。それらがエルロイやトンプンスンのパワフルな狂気のスタイルであると言える。 では本書は? 非常にシンプルに表現すると、エルロイとトンプスンの間にかましたテキサスヒットのようなタイプの作品であるようだ。むしろシンプルなストーリーだからこそ、計算されたデリケートなプロットと狂気の衝動とを合わせた上で、爆発させる、貯めの力学とでも言っておきたいスタイルの小説である。 舞台は小さな地方都市だが、根本にあるのは村社会。エスタブリッシュメントに生を受け、そこそこ出来もよかった青年の破滅する姿を描いてゆくのだが、トンプスンと非常に似たイメージで始まりながらも、主人公を取り巻く小さな村社会の歴史的背景がフラッシュバックのように繰り返され、今彼を取り巻く男も女も死者たちも過去へと繋がるしがらみでいっぱいの存在だ。政治的で富も名声も持っていた亡き父親はなかでも主人公をがんじがらめに縛っている。 またこの物語の極めつけはファム・ファタールである人妻。彼女にに日々支配されてゆく主人公の性欲まみれの道行きがすべての発端である。あらゆる反社会的なものへの道程貫通。暴力。さらには金や権力への貪欲が加わって殺意へと加工されてゆく敗者の側のロジック。父への強烈なコンプレックスに脅え、ヤクまみれになって墓を傷つける男の悲愴にはどう見たって先がない。 それらのすべての転落への道標が早々と読者に提示されてゆく。だからこそワルの新手が登場する度に、物語は読者の理解のさらに上をゆく。この当たりがたまらないところかもしれない。 小さな地方都市の利権を巡るサバイバル・ゲームのなかで、主人公がひとり狂気を暴走させてゆく。資力や権力の奪い合い。醜悪な欲望の真ん中で、血塗られたバイオレンスすらもがやがては貶められ辱められてゆく、その徹底的な破滅と皮肉。完成度の高い、真正ノワール小説が現代にまた一つ、これ以上ないほどの深い陰影を刻み込んでみせた。 (2003.02.03)
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「とよたま物産店」様のホームページのリンクを変更しました。(2021.10.23) 「対馬庵」さん、「対馬野草茶房」さんのサイトのリンク不良を修正しました。対馬おとりよせ市場様のサイトが稼働していたので「準備中」を消しました (2020.12.7) 「対馬またぎ」さんのサイトのリンク不良(パソコンからアクセス可能だがスマホではエラー)というご指摘を受け、修正しました (2020.12.1) 「対馬逸品屋」さんの通販サイトが、長らく準備中でしたが販売開始したので変更しました。 変更しました。(2020.8.3) 「対馬コノソレ・ナチュラルファクトリー」「対馬水産」を追加 追加しました。(2019.8.15) 「道の駅豆酘」「対馬庵」を追加 読者様より情報あり、追加しました。(2019.8.6) 通販ページを一部修正 記事内で終了しているサービスなど削除修正とレイアウトの変更を行いました。今後ともよろしくお願いいたします。(2019.6.1) 通販ページを一部リンク修正 読者様よりメールで、一部通販サイトの移転によりリンク切れとのご指摘をいただきました。 早速対応させていただきました。またこのページのリンクをクリックすると新規ウインドウ(タブ)で開く 設定に変更いたしました。今後ともよろしくお願いいたします。(2019.5.30) 「対馬おとりよせ市場」追加 twitterで読者様より「対馬おとりよせ市場」の情報をいただきましたので追加しました。(2018.4.5) 「天然砥石」を追加 Twitterで読者様より天然砥石の情報をいただきましたので追加しました。(2018.1.2) 通販ページを一部リンク修正 読者様よりメールで、一部通販サイトの移転によりリンク切れとのご指摘をいただきました。 早速対応させていただきました。今後ともよろしくお願いいたします。(2017.12.22) 通販で対馬の物産を買おう! 現地に観光に行くのは遠い、でも応援したいという方は通販で対馬の物産をぜひ買ってみてください。対馬は海産物・農産物の宝庫です。 主な通販のサイトをご紹介します。 対馬またぎ(天然猪肉販売) 対馬おとりよせ市場 対馬庵 対馬野草茶房(天然アカメガシワ健康茶) 対馬逸品屋 対馬コノソレ・ナチュラルファクトリー 対馬水産 対馬ふれあい産直便・スーパーサイキ (とんちゃん・ろくべえ他) 道の駅 豆酘(サイトで注文不可。Twitter(下記)でお願いいたします。) 道の駅 豆酘 twitter 鶏のいりやき (郷土鍋) 株式会社 白松 (天然塩) フラワーショップしまい・上対馬の特産品をお届け 国境の島『対馬:つしま』唯一の酒蔵 ~河内酒造~ とよたま物産店(海産加工品他) やまねこ対馬空港売店(かすまき,華茸,かじめ,あじ開き,天然蜂蜜) とんちゃん部隊(ただし通販ページは準備中) 新名産品・ブルーベリー え?対馬でブルーベリー? 対馬市美津島町島山にあります島山ブルーベリー園さんでは、ブルーベリー狩りが楽しめます。 ブルーベリーを使ったアイスクリーム、ソーダ、ケーキ(限定生産)も作られています。 通販で、アイスクリーム・ソーダを購入できます。 アイスクリーム(とよたま物産店) ソーダ(とよたま物産店) 対馬市福岡事務所さんのブログより。 ブルーベリー ブルーベリーアイス ブルーベリーソーダ ブルーベリーケーキ(限定生産) ツシマヤマネコを守ろう! 佐護地区のヤマネコ米 佐護地区の 佐護ヤマネコ稲作研究会の皆様が、丹精込めて作ったお米です。売り上げの一部は、絶滅危惧種であるツシマヤマネコの保護に使われます。 対馬に新名物登場!「対馬紅茶・紅ふうき茶」! 上県町佐護地区の大石農園さんで農薬・化学肥料を使わずに栽培された本格的な紅茶です。 スーパーサイキ で販売しています。 対馬でオススメ定番の主な物産をご紹介します。 まず海産物です。良好な漁場がたくさんある対馬はイカ、アナゴ、ウニ、鮑、サザエ、鯛などの海産物が豊富です。 蕎麦もあります。対州そばといいます。 「ろくべえ」珍しい名産品です。サツマイモを発酵させて作った麺です。ぷりぷりとした食感は癖になります。 2013年10月26日のNHK「妄想ニホン料理」でろくべえが放映されました。mamimami様のブログより 協賛ブログ様であるmamimami様のブログにて、海産物・とんちゃん、紅ふうき茶・シイタケの対馬名産品の感想が書かれています。ご覧になってください。 「対馬天然蜂蜜」 いまどき珍しく貴重な、古来のニホンミツバチが集めた蜂蜜です。美味しくて栄養豊富なのですが、値段もかなりのセレブです。幕府や諸大名への献上品だったそうです。 「対馬カステラ」対馬蜂蜜を使ったカステラです。 「とんちゃん」醤油・味噌だれに付け込んだ豚焼肉です。 「かすまき」 餡子をカステラ生地で巻いたお菓子です。江戸時代から壱岐・対馬の名産品で、対馬では多くの業者が味を競ってます。 もちろん地酒もあります。 他にはこんなものも・・(天然塩、真珠、しいたけ、いりやき) 野草・アカメガシワを使ったお茶 名産品「天然砥石」 プロの料理人が包丁の研ぎ仕上げで使用し、非常な高級品だそうです! 他にもたくさんあります お願い:実際に通販で購入された方は、自由掲示板へ報告していただけると助かります!! また、各店舗様へ注文される際は、注文書の備考欄・連絡事項欄などに「ネットで対馬支援を呼びかけているサイトを見て注文しました!」などと書くと現地の方への激励になると思います。 このページへの通算アクセス数です。 合計: - (2013.04.17以降)+99(2013.04.16以前の外部リンクからのアクセスのみカウント) 今日: - 昨日: - このページにご賛同くださった方は、↓twitter、Facebook等で拡散いただけるとありがたいです!
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浜岡5号機タービン羽根折損 アマチャにも、氏が本当に原子力関係の仕事に携わっていたのか、一気に疑問噴出させたエントリ。 平成18年6月15日、浜岡原子力発電所5号機が「タービン振動過大」の警報が発報し、タービンが停止するとともに、原子炉が自動停止したところから始まる。 6/23,浜岡5号機運転開始1年半でタービン羽根一枚折損 にて、氏は 中部電力が、タービン(日立製)内部を検査したところ、低圧タービンの回転軸にボルト締めで固定されていた三段目の羽根のうち、一枚が折損していることがわかりました。ボルトも緩んでおりました。 (略) 定期点検で分解してから、わずか、4ヵ月で異常が発生するということは、検査でボルトの締め具合の確認を怠ったためでしょう。まだ、新品という思い込みから、ボルトの締め具合のチェックを怠ってしまったのではないかと推察いたします。 と、タービン羽根のボルト締めが不適切であったのが原因、と述べている。 ところが、【妄想・糞尿】技術評論家桜井淳4【垂れ流し】(過去ログ)において、 951名前:名無しでGO! 2006/06/30(金) 21 33 59 ID h9ZSO2AG0 浜岡原子力発電所5号機 低圧タービンの点検状況について(続報) 桜井先生はさかんにボルトボルトと書いていたけど、ボルトじゃなくて ピンだよなあ。締めつけトルクの管理が必要なボルトではないぞ。 報道でも一貫して「ピン」だったのだが、なぜ桜井さんだけは「ボルト」に しちゃったんだろ?特に「ボルトも緩んでおりました」の箇所。 ピンが破断してたのであって、緩むようなボルトはないようだが? この点について、blogにて質問をしたところ、帰ってきた返答は次のとおり。 アホでマヌケな読者Bからのメール(2) (略) 本ブログのバックナンバーをよく読むと、私が原子力安全解析所に勤務していた頃、浜岡4号機のクロスチェック安全解析に関わったことがあるため、中部電力は、気を使い、機会あるごとに、現場を案内したり、記者会見内容をすぐに電話で知らせてくれたり、ファクシミリで送ってくれたりしていたことが読み取れます。 分解点検中のタービンを見た時、展示用のタービン羽根の実物大のものがありました。さらに、三回の記者会見資料を見ているわけですから、タービン羽根固定の構造を把握していないことは、ありません。 固定金具は、正式には、ピンと表現されておりました。しかし、私は、ピンでは一般にわからないため、その構造と大きさ(太さ約3センチ、長さ約10センチ、ひとつの羽根の固定に約10本)から考え、ボルトと表現いたしました。 そうしたところ、アホでマヌケな読者Bから、「正しくはピンです」というメールがありました。ふざけるなと言いたい心境でした。ピンと表現したら、読者にわかるはずがありません。 新聞や月刊誌・週刊誌を見ると、正式な理工学の学術用語でないものが利用されておりますが、それは、担当記者やデスクが知らないためではなく、素人でも理解できるようにとの配慮なのです。さらに、時には、文章が硬くならないように工夫する場合もあります。 そのようなメカニズムを知らないアホでマヌケな読者Bは、「そんなことも知らないのか」という議論に結びつけてしまうのです。 その程度のことで、新聞・月刊誌・週刊誌・ブログに、いちいち、いちゃもんのメールや電話をしたならば、精神状態を疑われてしまいます。 私に対して、そのようにふざけた対応をしたため、即刻、IPアドレス除外設定を行い、二度とコメントできないようにいたしました。 アホでマヌケとは、相変わらずだが本題ではない。 氏の意見に寄れば、「ピンでは読者に理解できないから」との事ではあるが、ならばこそ、中部電力はプレスリリースに図解までしている。 結局、氏は「修正」と記さず、その修正日の「年月日」も記入せず、件のエントリを次のように訂正してしまった。 中部電力が、タービン(日立製)内部を検査したところ、低圧タービンの回転軸に金具(専門用語では、直径約3センチ、長さ約10センチの ピン 、計約10本)で固定されていた三段目の羽根のうち、一枚が折損していることがわかりました。固定金具も緩んでおりました。 (略) 定期点検で分解してから、わずか、4ヵ月で異常が発生するということは、検査で固定金具の締め具合の確認を怠ったためでしょう。まだ、新品という思い込みから、固定金具の締め具合のチェックを怠ってしまったのではないかと推察いたします。 と、結局素人には理解できないはずの「ピン」に訂正。しかし、「緩んで」「締め具合」という表現が残り、本当に原子力発電所の仕事に携わっていたのか、甚だ疑問。 中日新聞社から、今回のトラブル原因についてのインタビューを受けました。「中日新聞」6月24日朝刊の静岡版にコメントが掲載されております。 とあるが、どんなコメントを述べたのか? 氏はかつて、こう述べている。 (略)本当に応力解析をしていたならば、たとえ昔の話であっても、忘れるようなことではないのである。私は、1976-1984年の8年間に実施した材料試験炉(JMTR)の炉心核計算の詳細情報をいまでもはっきりと思い出せる。プロとはそういうものである。 (略) 求めようとする応力は、通常運転時のものではなく、過渡時や事故時のものか、特別なゆがみ矯正のように、高温時のクリープ/リザクゼ―ションにともなうものである。よって被覆の厚さは重要な計算条件となる。実際に計算に携わっていた者は、そのような重要な数字を一桁もまちがえるはずはない。 それをまちがえてしまった田中氏の技術力を疑う。よって、こいつもニセ者だ!。 半年前でしかない見学に際し、それを誤っている。その論理では桜井氏もまた、ニセモノである。
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議事録0210 これまでまとまった方向性と問題提起 本の出版を目指すこと、幅広い層に対してTwitterの楽しさや有効性を伝えることなど、方向性が決まりました。と、同時に団体(会)を著者にすること、参加した全員のIDなどを掲載すること、印税は寄付すること。この辺がだいたい決まったところですね? #twicase1000 【企画】 [http //twitter.com/YHirahara/status/8900552056] 出版社の方や出版経験者の指摘もあり、本の出版となった時に1000事例は多すぎるということも判明。案としては、本には本に相応しい数を。そして、残りはブログ、CD-ROMの付録、本のシリーズ化などなど、いろいろなアイデアが出ています。が、未解決。 #twicase1000 【企画】 [http //twitter.com/YHirahara/status/8900783881] 様々は課題が残る中、この先やるべきことを洗い出すブレストを、という提案もあります。また、著者が団体である場合の条件も調べたいと思うので、詳しい人がいたら教えてください。例えば、法人格が必要か?ゆるやかなネットワーク的な団体でも可能か?など。 #twicase1000 【企画】 [http //twitter.com/YHirahara/status/8900870929] この先やるべきこと(書き出し) 団体形式・会計処理等 合同ペンネームで法人格はいらないのでは? 本が売れるといううことは収入が発生しますので当然所得税の対象では。それを寄付という行為にした場合に税務処理、会計処理がどうなるのか。 収入から税金支払い後の残り、つまり純粋な利益のみを寄付するというのが会計処理上は簡単そうだが・・・。 正式にお任せする際に出版の方にグループなどの処理はお願いするしか方法がない気が(出版社の方針なども影響しそうなので) この先経費がかかってくることも考えられる。ただ、一旦でも印税を受け取るという意味では、何らかの人格が必要なのかどうか。 代表者を1名立てて、その人の事業所得なり一時所得なりで処理するのがスマートか。税金から控除できる寄付行為には該当しないはずなので、どういう処理がいいのかは要考慮。 税理士さんや公認会計士さんのコメントも欲しい 問題がクリアできるなら、twのメディア特性を活かしたり、更なる事例開発、本に掲載した効果を体感してもらうためにも、本+団体(緩やかな)の継続活動を視野にいれて全体設計したい こういった活動に法人格を持たせる場合は社団法人がいいらしい。参考まで。 税理士への問い合わせ:(1)印税の受け取りには(法)人格が必要か (2)営利目的でなく所得を寄付する場合の税金の扱い 継続活動を希望している。このTwitterで集まった有志の会(?)は、本の出版は第一プロジェクトとして、その先にも大事な使命がある気がする。 お金が動く活動を避けて通れないようなので、一応、きちんとした形で進めなければならない。 社団法人:基金0円でも設立できるみたいですし、法人税も優遇される制度があるらしい。 目をつぶってはいけないのは、最初にいくらかのお金は必ず必要になるということ 本のタイトル・サブタイトル 本のタイトル(サブタイトル含む)を決めた方が、よいのではないでしょうか?タイトルがあると、皆さまが目指す方向性をイメージしやすくなると考えたからです。 アンケート結果:メインタイトル 1位 毎日が変わるTwitter 16票 2位 夢をかなえる人のツイッター、 大事なことはすべてつぶやきなさい それぞれ3票です。 アンケート結果:サブタイトル。1位 ご近所から宇宙まで 9票、2位 子育てから起業まで 6票、3位 趣味から経営まで 5票 となっています。 個人的な感想でいえば、近所や宇宙という物理的広がりよりも、話題など概念的広がりが感じられるサブタイトルがいいのでは。 宇宙飛行士がつぶやいていたことは事実ですが、本のターゲットの一部は、Twitterをやったことがない人。「宇宙まで」という意味が現実を表すものと理解されないのでは。 メインタイトルについては異議なし。 タイトルを決めるのであれば、先に理想の読者像やターゲットになる年齢層などなどコンセプトをガッチリ決めたい。そうしないと見えてこないものも多いのでは。 議論が進む中で対象範囲が若干変わりつつあるので、内容によって微調整をするという可能性を残しておいてはどうか。 タイトル周りって出版が決まったのちに出版社から調整が入るかもしれない。 サブタイトルはコンセプトや内容によって柔軟に変えていくのがいいかも。 タイトルは、読者層を決める一つの重要な要素 微調整前提で、とりあえず、プレゼン用のタイトルとしよう。 タイトルというよりコンセプトワードとして決めてみたらどうか。 タイトルと著者を比べた場合、著書よりもタイトルの方が固有性を示す度合いが高いという意見がある。 この場でのメインタイトルは1位で大きな異論はなさそうなので、さしあたっての記号として採用するのはどうか。後日変更もあり。 出版社向けのワードとしてなら、「オビ」に書いてるようなキャッチコピーを考えるとかどうか。 コンセプトワードは「毎日が変わるTwitter:子育てから起業まで」でどうか。 ○○から××までっていうのは、以前の会議で決まったことか?そうでなければ、今のところその形にとらわれることもないのでは。 前回の会議で決まった。様々なかけ離れた事例を網羅するという意味で、かけ離れた何かと何かを、それぞれ違う層の人の目を引くようなキーワードを用いて、という考え。 本の内容をイメージしやすいということの他に、対象読者をイメージしやすいかどうかが重要。このキャッチコピーの本を誰に読んでもらえるかイメージできるか。 毎日が充実して働いている女性をイメージ 子育てしながら、これから仕事をしたいと思っている女性 女性というイメージはなかったが「○○から○○まで」という表現は限定的な印象 キャッチコピーは内容を端的に表してくれたり、わかりやすくまとめられてたりするんで、考えるにはちょうどいいのでは。「twitterでもっと明日を楽しくする1000のつぶやき」のような。 子育てとビジネス系のことに特化してるととらえられると、それは機会損失に繋がるかも。 子育て(家庭の話題)から起業(ビジネスの話題)までという広がりを見せれば男性も手に取るのでは。 今の時代、万人に読んでもらえる書籍を出版することは非常に難しい。下手に読者範囲を拡げるより、第1弾は、本の主張を明確にしたほうがよいのでは。 イメージが女性的だからといって、男性が全く購入しないとは限らない。デザインにもよるが。 内容をビジネスに特化してしまえばある程度目に付く。でもTwitterを始めたばかりの人は逆に手に取らない。 「毎日が変わる」という言葉。たとえば、ニートと呼ばれている人が、変わりたいともがいて、藁にもすがる思いでこの本を手に取ったとき、巡り合えてよかったと思える本かどうか。 こののち、Twicase1000のコンセプトの初心に立ち返るため、Yhiraharaさんに想いをコンセプトの草案として書いて頂くことを提案して会議終了。 出版社 まずはツイッター上で興味を持ってくれる出版社(スポンサー)を探して売り込むというのは? ターゲットとする読者層 読者層は、いくつかのセグメントがある。例えば、仕事に活用するような30~40代中心の社会人、生活上身動きが取りにくくて人脈や支援のネットワークを作りにくい子育て中や介護中の人、など。他にもある。。。 昨年の統計、国内からアクセスしているユニークユーザー320万人。男女比:男-72%、女-28% 今はTwitterやクラウドとビジネスを結びつけた本は沢山出ているし、これからもどんどん出る。その中で私たちが作ろうとしている本をどう差別化するか。 ターゲットとする読者層を明確に。そこから始めないとどうにも動けない ターゲットを絞って、男性(ビジネス)向け、女性(子育て、趣味)向けに分冊するようなイメージか。 ユーザーベネフィットが何なのか?読んだときの体験価値が何か?がよく分からない 女性は、ビジネスにも興味ある。女性は全てに興味ある。タイトルが男性っぽいから買わないという女性はまずいないのでは。テーマが自分に会えば。 皆が有志の会ではなくマーケッター集団になってしまいっているのがちょっと気になる。 原点に戻ると、Twitterでこんなことができた、こんなに変わったという様々な分野の事例が私たちに感動を与えてきた。純粋にそれを伝えていきたい。 売れるかどうかの会議ではなく、何が書きたいのか?? ”Twitterでこんなことができたこんなに変わった”ということだけ決めて、先に進むか。 売上(利益)を目的とした本なら、この会で作る必要はない。Twitterの世界に浸かっている私たちにしか見えない感動のストーリーをより多くの人に届けたい。そういう思いで始まったプロジェクト。
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アルカディア(雑誌名) / ARCADIA 【アルカディア】 概要 1999年後半にエンターブレイン社(旧名:アスキー)から発行された、アーケードゲームをメインに扱う情報誌。 かつては「ゲーメスト」という同じくアーケードゲームを中心とした雑誌の後継として登場し、元ゲーメスト編集者や「ネオジオフリーク」の元ライターが製作に参加している。 ジャンル的に縛りのあった「ゲーメスト」と比べて、一般向けの内容として記事が書かれている。 BEMANIシリーズにおいては、専用の読者投稿コーナーが設けられていたり、アーティストへのインタビューなどがあり、かなり力が入れられている。 リニューアル後はライトゲーマーや女性ゲーマーを意識したような内容へと変化している。 「ゲーメスト」時代と同じく、2005年までの分は右綴じで縦書きされた文章の雑誌であったが、2006年2月号から左綴じで横書きの文章へと変更し、ロゴも一新されている。 2013年4月30日の発売号より、刊行の間隔が2ヶ月に1度という形でリニューアルされたが、2015年2月号を持って定期的な刊行は終了となり、以降は特定の作品の特集として不定期な刊行を行う形となり、これまでの内容はWebページでの掲載という形に変更された。 主なBEMANI関連の掲載記事 BEAT RAIZING 読者参加型のBEMANIシリーズ関連のコーナー。 新しく登場する機種や既存機種の新バージョン、関連イベントのレポート、読者投稿などが掲載。 2009年5月に終了し、後述のBEAT MAXIMUMに改められた。 BEAT MAXIMUM 2009年6月より「BEAT RAIZING」に代わるBEMANI関連コーナー。 ポップンな関係#? ポップンミュージック関連の記事。 詳細は該当ページ参照。 ポップンミュージックとの関連 2003年2月号と3月号は書き下ろしの表紙で、絵が繋がるようになっている。 ポップンミュージック10において、リクエストコースランキングの企画を行う際、最初のコースとしてこの雑誌のスタッフ考案によるコース「アルカディアコース」が、期間限定のランキング対象コースとして登場した。 2004年に「ポップンミュージックイラストコンテスト」がこの冊子内で行われ、編集部に加え当時のポップンシリーズ制作のスタッフも選考に参加した。 2008年7月号では、今までに登場したポップンシリーズ作品のキャラクターが一斉に描かれたポスターが付録として付いていた。 第7回アルカディア大賞のベストキャラ賞では、第6位に蒼井硝子が入った。 上記の「ポップンミュージックイラストコンテスト」で結果発表された際に、投稿されたポップンキャラで人気の高かったTOP20は以下の通り。 +... 順位 キャラクター 1 アッシュ 2 ユーリ 3 ニャミ 4 ポエット 5 ミミ 6 リエちゃん 7 ヨシオ 8 スマイル 9 六 10 壱ノ妙#? 11 タイマー 12 ハヤト 13 ミスターKK 14 さなえちゃん 15 ししゃも 16 DTO 17 かごめ 18 MZD 19 ミルク 20 ジャック 関連用語 アルカディアコース pop n music BOOK! ポップンな関係EXTRA 貴様シスターズ アーケード その他関連一覧