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説明 ┌〘心の手鏡〙├①:渡した[なかま]の背景に関する[だんじょん]を形成する。│ 「自らの心の世界に行くことが出来ると謂われる、ハート型の手鏡。└ 解かれ開かれた世界がどの様に影響を及ぼすかは未知数。」 [属性] 宝物・都市伝説 入手先 〈港町ルイン〉・〈山下町〉
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← 重い音を立てながら倒れるロボひろし。 顔面に叩き込み、中の部品が露出した状態で倒れる。 散らばる部品があたりへと散らばって音を奏でていた。 生命が終わりを告げるかのように散らばる部品の動きが止まる。 真人にとって実に充実な時間だった。 呪力が通用しない相手で、しかも人でも呪霊ですらない。 色んな道具を使って、色んな楽しみ方を味わえた。 ……だったのだが。 「あれ?」 困惑したのはまさかの彼本人。 確かに一撃は入った。事実相手は吹き飛んで転がっている。 だが、それにしては思ってるより威力が浅い……否、これは浅すぎだ。 確かに顔は損壊して中身が見えるようになったが、 本来なら潰れる一撃にしては、余りにも浅かった。 これでは機能停止にするレベルのものではない。 (銃創?) よく見ると右腕には無数の銃創ができている。 ハチの巣とはこのことかと言わんばかりの傷口が。 この状態だと確かに腕の力が落ちて威力がぶれやすくなるが、 ロボひろしがビーム以外の銃撃をしようした場面はなければ、 傷の位置から彼が与えられることはまずありえない。 「ああ、他にもいたんだ。」 身体を元の姿に戻しながら、 銃創の風穴を除けば見える参加者の姿。 「ハァ、ハァ……!!」 余りにも戦場に似合わない恰好。 余りにも戦場には向いてない表情。 余りにも戦場に慣れてない魂の揺らぎ。 一般人、佐々木哲平がまさかのこの場に参加した。 ───時は少しだけ遡る。 決意を固めた佐々木は家を出て早々に音に気が付いた。 あれだけ派手な音をやっておいて、気付かない方が無理と言うものだ。 最初は殺し合いが始まってるんだと改めて実感して逃げ出そうとも思った。 だが、そこで戦ってる人が彼女を守っているとしたら。 或いはこの先、彼女を守ってくれるかもしれない可能性もある。 どちらかが味方になってくれる人であることを願いながら向かった。 勿論、気付かれないようにこっそりと物陰から忍び寄るように。 (なんだよ、これ!?) 想像を絶する状況に、言葉を失う。 自分の身体を、質量保存も関係なく形を変える人間と、 一件がらくたに見えるのにとてつもない力を持ったロボット。 決意を固めた瞬間に出会ったのが、こんな超人的な戦いをする二人。 この場には露伴と違って敵意を持ったスタンド使いだってありうる。 バトル漫画のような光景を前にしては、彼でなくても大抵は思ってしまう。 自分の決意が、どれほどちっぽけなものなのかを。 一般人にできることなど蹂躙されるだけだと。 眩暈と共に銃を落としかけてしまう。 (落ち着け! 藍野さんを守るって決めたばかりだろ!) 元々NPCだなんだので危険な可能性は十分に示唆されていたこと。 誰も勝てない存在がいれば、殺し合いではなくただの蹂躙になってしまう。 仮にも参加者。何かしらの弱点と言うものが必ず存在するものだ。 それにこれだけ戦えるのなら、心強い味方になってくれる可能性もある。 大事なのは、どちらが『敵になりうるのかを見極めるのか』と言うこの一点のみ。 漫画家としてこの場で役に立つ数少ない武器『観察と想像力』を武器にする。 此処で下手に動かなかったお陰で、ゴブリンに気づかれずやり過ごせたのは、 タマーニラッキー抜きの幸運なのは、彼自身を含めて知らないことだ。 目まぐるしく動く戦いを一般人なりに必死についていった。 どちらが危険なのかを判断しようと思ったが、足りない。 巻き添えにならないようになるべく距離を置いていたせいで、 会話がうまく聞き取れない距離にいた結果、片方は殺意に溢れた殺戮機械。 片方は笑顔で生物を簡単に組み替えてしまう文字通りの怪物。 はっきり言って、どちらも敵としか認識できない状態にある。 このまま野放しにするのはできないが、果たして撃てるのか。 相手が危険だとしても、銃の引き金は見た目以上に重い代物。 仮にどちらかを狙って倒したとしても、残った一方と戦える自信もない。 そうこうしている間に、殴り飛ばされた側の声が届く。 吹っ飛んだお陰で、ようやく近くに来てくれたが故に。 『あれ? 手遅れで助けようのない人を模倣したのに躊躇うんだ。』 片方が攻撃を躊躇った。片方の声が届いた。 決めかねてるときに、どちらを『撃つべき』か。 違う。『どちらを守るべきか』を理解して撃った。 今の言葉を吐く奴が、彼女を殺すかどうかは決まりきったことだ。 同時に躊躇した彼はまだ理性的。味方になりうる存在も理解する。 殺しなんてしたくはないと同時に、あれを放っておけばどうなるか。 そう思って撃ったが、それでもやはり覚悟を持てない一般人。 首輪を狙わずに手だけを狙うあたり、一線は越えられない。 もっとも、まだ夜間であるこの状況で赤外線ありと言えども、 ろくに撃ったこともない銃で首輪を狙うのは無理があるので最適解なのだが。 「残念だけど、俺はこれじゃ死なないよ。 と言うより君……誰かを殺せないだろう?」 ビビりまくりの魂の揺らぎ。 すぐにわかる。戦いなんてものとは一切無縁の一般人だと。 ガキよりもずっと揺れまくっているのがよくわかる。 (分かってたけど、銃が効いてない!!) 分かり切っていたことだ。 人間ならまだしも、あれはもう人間ではない。 撃ったところで通じるかは怪しいものだと。 そしてこれ以外に戦える手段など今の彼にはない。 通用しないと分かっても破れかぶれに撃つも、 今度は甲羅に変化させた腕で簡単に防がれる。 「今邪魔されるのも面倒だし、殺しちゃおうか。」 この程度どうと言うことはないが、 また妨害されるのも癪に障る。 馬の脚にしてあっという間に接近。 既に手の届く範囲。無為転変を決めれば即終わりだ。 その速度に驚き、佐々木は足を段差に引っ掛けて倒れる。 避ける以前に身動きが取れない。取れたところで彼に避けろとは無理な話だが。 気合だけで乗り切れるものではないことを身をもって実感させられた。 「え?」 が、その手が何故か頭に触れない。 腕が倒れ行く佐々木の動きに合わせずに空振り。 余りに不可解な動きに、真人が一番驚かされる。 (腕は治したはず。身体が言うことを効かないなんてあるのか?) そんなわけない。 銃創はとうに治したし、あの程度なら大した傷ではない。 特級呪具でやられたからにしても、手に力が入らないではないのだ。 意図的に、それをする以外何もできないかのような決定づけられた何か。 胸につけられたタマーニラッキーが持つ、たった5%の確率。 この土壇場で彼は引き当てて、それを運よく回避できた。 だが所詮は一回。5%を二度連続引き当てる確率は0.25%。 二度目でこの確率だ。一撃イコール死と言う技を相手にして、 二度連続成功してそこから三度、四度とやられれば確実に回避不可能。 今度こそその手が佐々木の頭に触れる。 「何処を、見てやがるんだてめえは!!」 寸前、游雲による殴打が後頭部を直撃。 顔面のパーツが破壊されロボットらしい部分を見せながらも、 十分に稼働が可能な状態である彼はすぐに立ち上がっていた。 多量の血液を噴き出し、呪力が持っていかれ白目を剥く。 倒れる真人の手は、ギリギリ佐々木の身体に触れずに済む。 「た、助かっ───」 命があることに安堵する佐々木だが、目の前の光景に再び絶句する。 倒れている相手に、ヌンチャクを何度も叩き込むロボットの姿。 何度も何度も、返り血も顧みることなく確実に殺す為の行動。 悍ましい光景に、声を上げることも逃げることもできない。 (なんて、なんて新鮮なインスピレーションなんだ!) 本当に冗談抜きで笑えない状態。呪力がある限り死なないが、 裏を返せば呪力が尽きれば死ぬ。ましてやあれは特級呪具。 他の呪具とは違う。首輪の制限下でこのまま続けば本当に呪力が尽きてしまう。 だとしても彼は嗤う。その新鮮さに。 (そうか、これが……!) まだ生まれて長くないがゆえに、 特級呪霊と言う存在故に感じたことのない境地。 生命の終わりはいくつも、今さっきも見てきた。 だがそれはあくまで与えたもの。自分は経験したことがない。 『死』と言うものを。 (領域───) 死ぬかもしれないと思えた。 だからこそ見つかるまでに時間がかかった。 漸く見つけた。探していたモノはそこにあるんだと。 今ならそのステージに立つことができる。 (いや、まだだ。) だが、使わない。 と言うより、今使うメリットがなかった。 使ったところで無為転変が通じないのは共通。 もう一人は一般人。使わずとも簡単に殺せる。 何より、游雲で受けたダメージはかなりのものだ。 此処で初めての領域展開をして、呪力を保てるかも怪しい。 いかに此処では呪力の供給がしやすいと言えども限度がある。 だからやることは一つだけ。 「!」 体を縮められたことで攻撃が避けられ、クレーターを作る。 そのまま真人は縮んだ身体で反撃として自分の血を飛ばす。 視界を赤く染められるが、彼としては大して影響はない。 真人が逃げたと思われる足音に視線を向けながら拭き取ると、 「バイバーイ。」 真人の移動先は、狭い下水道。 自分の身体をゲル状のような状態で滑り込ませながら手を振る。 首輪は外せないのか、そんな身体でもその存在が目立つ。 「楽しかったよー。」 「てめえッ!! 今更逃げるんじゃねえ!!」 下水道に潜っていく腕を叩きつけるが、下水道に既に彼の姿はない。 何が何でも追跡しようと、近くに見つけたマンホールを探す。 辺りには見当たらず、同じエリア内を探索の為駆け抜ける。 「絶対に───」 見つけるのにはそう時間はかからなかったものの、ロボひろしが突然倒れてしまう。 体力の概念こそないものの、彼には避けようのないものが彼にはある。 単純な話、そう───燃料切れ。 (クソッ! 何やってんだよ俺ッ! 動けッ! 動くんだよッ! 殺すんだろうあいつをッ! みさえの、しんのすけ仇だろうがッ!!) 游雲を使う際に筋力を多量に使うようにしていた上に、 嘗ての戦いと同じかそれ以上に無茶な動きをしてきた。 この僅かな短時間でも無理が起きて当然のことだ。 「チクショオオオオオオオオォォ───ッ!!!」 殆ど動かない身体でできるのは叫ぶことだけ。 真人の完全な逃走によって、この戦いは決着がついた。 ◇ ◇ ◇ 「失礼ですが……貴方は乗ってるんですか。」 叫び終わって静かになった戦場にて、 佐々木は銃を構えながらロボひろしに迫る。 真人の血を浴びてるのも相まって、人殺しのそれにしか見えない姿だ。 もっとも、それはロボひろしも浴びてるのでお互い様か。 「……銃を向ける必要はねえよ。燃料切れで俺は動けないんだ。」 意味はないと言われても、佐々木は銃を降ろさない。 他の参加者やNPCがいたときの自衛なのはあるにはある。 だが何よりも、彼を怖がってるがゆえに降ろすことができなかった。 目の前で怪物であっても攻撃する姿は物語の主人公のような、 ヒーローみたいな高潔さとは無縁の泥臭いを通り越した、 推理物とかにある私怨でめった刺しにする犯人のような。 復讐劇を成し遂げてる最中のダークヒーローのような。 まともとは呼ぶにはとても無理のある、倫理から外れた行動。 漫画ならまだしも、目の前でやられて鮮明に残ってる。 怖くないと思う一般人の方が珍しいだろう。 「答えて、もらえますか。」 今必要なのはその答えだ。 この人は敵なのか、味方なのか。 いや、此処で乗ってるなどと言う奴はまずいない。 助けてくれる可能性がある相手に反感を買ってどうする。 はっきり言ってこの質問に何ら意味などなかった。 「……わかんねえんだ。」 「え?」 しかし、返ってきた返答は予想外なものだ。 絶対に此処は『はい』と言うはずの状況において違う返事。 燃料切れでも動く首を、百八十度回転させながらロボひろしは言葉を紡ぐ。 「レヴィちゃん……最初に一緒だった仲間を助けたいし、 マサオ君って息子の友達がいるんだ。まだ五歳の子供なんだよ。 息子の友達でなくとも、大人として保護しなくちゃあならないんだ。 けどよ……あいつに殺された息子を生き返らせる可能性があるって思うと、 どんなに甘い誘惑だったとしても、どうにかできる自信が今の俺にはねえんだよッ!!」 『ブハッ! 嘘が下手!! 魂が見えなくても揺らいでるのがわかるよ。』 あの言葉は本当だ。 今でもその揺らぎが消えたわけではない。 もし動ける身になったとして、本当に助けるのだろうか。 レヴィが気を失ってるのをいいことにそのまま首を圧し折る姿。 起き上がった瞬間、目の前の青年を叩きつぶしてしまう光景。 あり得てしまう可能性を前に、答えが出てこなかった。 いままではNOと言い続けることができた答えも、 一瞬でもYESと言う選択肢が出てしまった現状。 それはこれからも、機能停止するまで永遠に付き纏うだろう。 ミルドラースが此方の願いを叶えるかと言ったらNOだ。 今まで何人もの嵐の如く現れた存在と家族で立ち向かってきた。 その中において最後まで信用できるような連中なんて、一人としていない。 これらはひろしの記憶を模したものであって、厳密には彼の記憶ではない。 だがこれらが判断材料になるかならないかであるなら、なるものだ。 「少し遠くに怪物みたいなのがいるだろ。 あれが俺の息子のしんのすけだ……あいつに変えられたんだよ。」 一方で、どれだけ信用できないとしても。 父と呼んでくれた息子と言うかけがえのない存在。 大事な子供を、邪悪な存在によって理不尽に殺された。 今その誘惑を跳ね除けるだけの自信が、彼にはない。 彼は一家の大黒柱ではあるが正義の味方でもなければ、ヒーローでもない。 一人の記憶と心を持ったロボ───でも、とーちゃんなのだから。 「……俺も、助けたいって人がいます。 俺が生き残るよりも、ずっと世間を喜ばせられる人が。 こんなふざけた殺し合いで死んでいいはずがない人が。 その人を喪った時、俺も同じような考えをするかもしれません。」 悲痛な叫びの彼を前に、佐々木も静かに独白する。 彼は言うなれば、今後もあるかもしれない未来の自分。 見た目こそSFを頑張って目指したが失敗した見た目のロボットでも、 ありもしない希望に縋ってしまう、弱い人間のようなもの。 お互いの立場が逆だった可能性も何処かにあったのかもしれない。 「俺には分かりません。貴方を助けることが正解か、間違いか。」 「だろうな……」 助けた瞬間襲う可能性だってある。 助ける理由なんて、どこにもない。 普通に捨ておくかとどめを刺されるだけ。 仇も討てないまま、此処で終わりだ。 「だから、今だけでも最善を選びます。」 彼が思っていたこととは裏腹に、 動けないロボひろしのデイバックへと手をかける。 当然、一番困惑しているのはロボひろしだ。 「おい、何をやってんだ!?」 もしここで彼を放っておくか撃って倒したところで、 結局のところあの怪物を相手に、自分の手で倒せる気はしない。 気付いてないとは言えタマーニラッキーなしでは助からなかったのだから、 今後自分で倒せる確率など限りなくゼロに等しく、 対抗できる参加者が他にいるのかも不明な状況だ。 (岸辺露伴は自分と一緒にいる可能性が皆無なので除外とする) 「俺は貴方に助けられた! だからその分を返します!」 「あれは偶然の成り行きだ! 感謝されるようなことは一つもねえぞ!」 「だとしてもッ!! 此処で見捨てたくありません!」 唯一戦えてることが証明された彼を助けること。 自分と藍野伊月が生存できる可能性の一つになる。 利用目的は確かにあるので偽善ではあるのだが、 根底にはやはり見捨てられないと言う、良心の呵責。 盗作云々はともかくとして、彼の性格は基本的には善性だ。 『僕はともかく君が? 冗談は盗作だけにしろ!』なんて、 露伴からすればそのことについては嘲笑うのは想像するに難くない。 完全な悪人とも言えない彼をこのまま見捨てることに、 酷く気が引けたが故の行動でもあった。 身もふたもないことを言ってしまえば、 間違った道を間違ったと理解しながら歩んだ彼にとって、 若干感覚が麻痺してる、と言えば否定できない。 行動したらそれに伴って起きることを理解できないのだ彼は。 来るはずの未来の少年ジャンプが来ないといったような、 盗作するリスクについて全く考えてなかったのだから。 普通ならば悪癖だが、此処ではそれが行動の理由となる。 正しいかどうかは別としてだが。 デイバックに手をかけたのには、勿論理由がある。 これだけ暴れられるロボットだ。たった数時間しか動かさない、 それだけの目的で参加させるとは佐々木的には考えにくかった。 漫画家として、彼のようなキャラは活躍できるようにしておく。 となればきっとあるはずだ。彼を動かすためのものが。 「ポリタンク! 灯油が動力源ですか!」 デイバックから出てきた赤いタンク。 中を確認すれば独特の臭いは間違いなく灯油。 「……ああ、それだ!」 これだけのハイスペックを持ちながら、 動力源は油と言うとんでもないエネルギー源を持つ。 どこから給油すればいいのかを指示を受けながら補給するも、 「あの、これ何とかならなかったんですか。」 「それについては悪い、無理だ。」 給油口が尻からと言う、 絵面的にひどく誤解されやすそうな光景。 決意を決めた顔は瞬く間に何とも言えない表情へと変わっていった。 ◇ ◇ ◇ 「多分これでいいか?」 メーターらしき部分がマックスになったので、一先ず給油を終えて戻す。 終えると同時にロボひろしは立ち上がって、軽く自分の状態を確認する。 僅かながらの不安もあって、少しだけ距離を置く。 「動けるようだな……えっと、あんた名前は。」 「佐々木哲平、漫画家です。」 「佐々木か、俺はロボひろし……先に謝っておく。 悪い。助けて貰ったが、今後は俺にも分からねえ。 最悪の場合、思った通りの敵になるかもしれない。」 今はただ真人を殺すだけが生きる理由に等しかった。 そこに野放しに出来ないと言った正義感はなく、 あるのは純粋に復讐の為だけの、黒い感情のみ。 復讐を果たした時、どちらへ転んでしまうのか。 どちらにもなりうると言うことを彼は自覚した。 「そうならないことを、俺は願います。」 自分のしたことが正しいのか間違いなのか。 どのような結果で示されるのかは明確には分からない。 ホワイトナイトを連載しつづけたその時のように。 正直不安が八割、信用が二割と言ったところだ。 面と向かってそれを言ってくるだけ相手はまだ理性的で二割。 力を持った存在が乗るかもしれない可能性の中で、 不安になるなと言う方が無理な話だ。 「じゃあ、俺は行くぜ。」 一先ずレヴィを助けて、あの男を見つけて殺す。 その後優勝を狙うのか、レヴィとの約束を守ろうとするのか。 今の彼には何も判断できないままで。 「あの。」 「悪い、急いで……」 「いえ、お子さんの支給品だけでも。」 此処にはいくつもの支給品が置いて行かれてる。 真人の、レヴィの、真人が殺したRRMの、そしてしんのすけの。 その中で息子の支給品を自分が持っていくのは何処か忍びない。 父である彼に持って行ってほしいと言う、気持ちの問題で。 「……あんがとな。」 「後不躾なんですけど、 藍野伊月と言う女の子がいたら、 できればでいいので守ってあげてください。」 「アンタの言ってた大切な人か? さっきも言ったが、俺はどっちに転ぶかわからねえ。 保証はしないし、最悪のことも想定してくれ。」 最悪のこと。 藍野伊月を彼が殺めると言うこと。 自分が稼働させた結果がそうなったら、 死んでも死にきれないかもしれなかった。 「言ったはずです。そうならないことを、俺は願います。」 それに返す言葉はないまま、ロボひろしはしんのすけのデイバックを回収。 後のはそっちに任せると言って、ロボひろしは南へと向かう。 目指すはレヴィの救出。だがその後は彼自身にも分からない。 この世界は『廻廻奇譚』である。 本来全く交わることのない者達は、 奇妙な縁を以って紡がれていく。 【H-6(南部)/早朝】 【ロボひろし@クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶガチンコ逆襲のロボとーちゃん】 [状態] 顔面破損、精神疲労(極大)、真人に対するの憎悪と殺意(極大)、真人の返り血、脚部故障(プロペラ回転での飛行に支障あり)、左手複数貫通穴(ロケットパンチ等には支障なし)、迷い、燃料満タン [装備] 游雲@呪術廻戦 [道具] 基本支給品、灯油入りポリタンク(電動ポンプ付き)×2@現実、ランダム支給品×0~2、しんのすけのデイバック(基本支給品、ランダム支給品×1~3) [思考・状況] 基本行動方針 あの男(真人)を殺す。その後は─── 1:あの男(真人)を殺す。 2:しんのすけを生き返らせるかの迷い。 3:レヴィちゃんを助ける……助けるのか? 本当に……? 4:藍野伊月って子を見かけたら、どうする? [備考] ※レヴィが魔法少女だということを知りました。 ※真人の無為転変を大体把握しました。 ※戦闘により損傷が激しいです。 脚部のプロペラ以外も故障してるかもしれません。 【佐々木哲平@タイムパラドクスゴーストライター】 [状態]:岸辺露伴への羨望(大)、真人の返り血、精神疲労(中)、不安(大・主にロボひろしに対して) [装備]:タマーニラッキー@ペーパーマリオRPG、F2000R(残弾・予備不明)@とあるシリーズ [道具]:基本支給品、ピンクダークの少年@ジョジョの奇妙な冒険 [思考・状況]基本行動方針:死にたくはないが、人殺しもしたくはない。 1:藍野さんを守らないと…… 2:露伴にはもう会いたくない。あの怪物(真人)にも。 3:ピンクダークの少年は、凄かった。 4:支給品の回収だけでもしておく。 5:返り血も何とかしないと。 [備考] ※参戦時期は少なくとも四話以降かつ未来で藍野伊月の訃報を知るまでの間です。 ※露伴からスタンド、及び能力を説明されました。 ※露伴が別の世界の人間だと気付きました。 ※哲平は一巻しか読んでいませんが、デイパックの中にピンクダークの少年がまだあるかは次の書き手氏にお任せします。 ※真人が呪霊とは知りません(所謂改造人間か人外の類と思ってる)が、 無為転変については大まかに把握しています、 下水道の何処か。 真人は人の形に戻って少し身を休めていた。 首輪はどうやら身体を弄っても合わせてくるようだ。 簡単に外れる仕様ではないことぐらい分かっていたことだが。 「あーあ、支給品殆どおいて行ったのは痛いなぁ。」 使ってみればどれも楽しい代物だった。 刀はすごい切れ味で、バズーカも中々いい経験だ。 何よりも変身の指輪で見た相手の表情。最高だった。 いずれも面白そうなものばかりだったと言うのもあるが、 特に問題なのは宿儺の指。あれを置いて行ったのは手痛い。 まだ使う必要もなく、戦いの際に落としてしまうことを気にして、 デイバックに大事にしまったが、結果的に持ち運ぶ暇がなくなってしまった。 残りの五本も彼女が宿儺の器になったら、戻ってくるかも怪しいところだ。 改造人間が移動した自分にちゃんと従って動いてくれるかも不明な状況。 指の回収は一度諦めるしかなかった。 「でもまあ、得られるものはあったからいいとしようかな。」 領域展開の兆しは見えた。 後は使うべき場所を見出すだけ。 今は一先ず、試そうと思って腕を伸ばす。 右腕を変化させて、先程の男が持っていたものを模倣する。 不格好で人肌を維持した状態もあってかなり気持ち悪い銃口、 そこから見た目通り、弾丸の如く放たれる改造人間。 本来あるべき世界で彼が未来で行った技術の亜種。 「うん。少し改良すれば連射もできそうだ。」 人間の兵器を見て学ぶ。 呪霊らしく、人間らしく狡猾に。 この場でもそれは変わらない。 悪意は、呪いは廻り続ける。そう、何処までも。 【???/下水道/早朝】 【真人@呪術廻戦】 [状態]:呪力消耗(大)、喜び [装備]:大量の改造人間(ゴブリン数体を含む)@呪術廻戦+他、変身の指輪@Fate/Grand Order [道具]:なし [思考・状況] 基本行動方針:呪霊として殺し合いに参加する。 1:皆殺し。 2:宿儺の器を探す。 3:領域展開の兆しは見えた。後は試す相手か。 4:改造人間に渡した指、どうにか回収できないかな。 [備考] ※原作16話より参戦です。 ※領域展開をなんとなく感じましたが、 似たような状態にならないとできないかもしれません。 ※F2000Rを模して改造人間を弾丸にすることを覚えました。 やってることはぶっちゃけ原作のサイコガンもどきのあれです。 ※数体ゴブリンを改造人間としてストックしています。 ※H-6南部の半壊した店内に三代鬼徹@ONE PIECE、 H-6南部に沖田のバズーカ(弾未装填、残弾不明)@銀魂、 真人とレヴィのデイバック(基本支給品は殆ど損壊して使用不能)、 レヴィのランダム支給品×1(指輪のような手ぶらで使えるアイテムではない) 両面宿儺の指10本セット@呪術廻戦、改造された野原しんのすけの死体、 空のポリタンク@現実があります。 ※H-6のアスファルト、駐車場周辺にクレーターや倒木、廃車などがあります。 ※レヴィに宿儺の実験の後、改造人間が戻ってくるエリアに設定されてます 【游雲@呪術廻戦】 レヴィの支給品 呪力を持たない人でも呪霊を祓える武器『呪具』 呪具にも階級があり、游雲は特級呪具に判定される代物 特殊な術式はないがそれ故に純粋な火力重視で、筋力がものを言う武器 特級だけあってまともな呪具でも呪術でも余り通じない硬さを持つ、 特級呪霊である花御にもある程度のダメージが通る程の代物 売ると五億はくだらない超高級品 【変身の指輪@Fate/Grand Order】 レヴィの支給品 ランサーガレスの宝具(ゲーム上ではスキルか礼装扱い) 貴婦人ライオネスから賜った、様々な色に変化する銀色の指輪 変身の魔術が込められており、姿を変えることができる ガレスはこれを用いて身分を隠して試合に出ていたとか 変身中は当人の力が増減したりすることはなく、 元の力を維持したまま戦うことができる 魔術ではあるので魔力、或いは代替えが必要 真人の場合は呪力を消費して発動する 【灯油入りポリタンク@現実】 ロボひろしが動くための燃料(食用油等でも代用可能) 給油のための電動ポンプも付属。ストックは三つ(一つ消費) あくまでメーターを満タンにするだけの量が入ってるだけなので、 見た目より量は少ない 051:驚異 投下順 053:とけないこおり 037:殺し抗え、人であるがために ロボひろし 079:幼魚と逆罰 047:惨酷無惨 佐々木哲平 037:殺し抗え、人であるがために 真人 059:喪失の果てに
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トップページ - 進撃の巨人モバゲー2ch - 【mobage】進撃の巨人 - 【mobage】進撃の巨人 301-400 301 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/23(月) 03 38 41.86 ID JZZ7xzIBO メタルが拠点以外何と交換できるようになるか気になる 302 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/23(月) 05 50 11.79 ID ovmFCyn9O 290 人を晒すとはいい度胸してるね。 それは毎日3凸してくれってことかな? よし、今日も3凸いこうかwww 303 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/23(月) 09 05 39.90 ID Gx+WBXgnO 始めたばかりで何もわからないまま馬をクリスタにつかってしまった もしかして間違ってた? 304 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/23(月) 10 51 58.73 ID ITI1koxWO 303 騎乗位クリスタという意味では間違っていない 305 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/23(月) 12 18 57.16 ID gP3gSN30O なんか救援依頼が10件とか溜まってて鬱陶しいんだけど これって挑んで負けたら強化ポイント奪われる? あと、勝っても技能貰えないし絆50だけとか メリットなさすぎでしょ… 306 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/23(月) 15 39 50.22 ID xP3wOrPTO 粘着3凸キチガイきめぇ 命懸けの 290のおかげで華麗に隔離しとくぜ ありがとな 救援は普通にバトルしかけた時のデメリットは被る。 ただ記録に救援で攻めてきた事は 相手に解る様になってる。 307 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/23(月) 16 03 55.35 ID xP3wOrPTO 救援で来たって事で、技能を狙って来た訳ではない。 仲間を思っての行為と、反撃を見逃してくれる人もいる。 俺みたいに自分から攻めずに、 挑んできた奴から毟るタイプには格好の餌食。 3凸はしないが、来た分だけ行く。 308 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/23(月) 19 11 27.10 ID ITI1koxWO 306 相手が粘着だろうが詐欺師だろうが本スレ晒しは全力で叩かれはしても褒められるものではない つかお前のレスはなんかキモイ 309 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/23(月) 20 38 15.44 ID +e72Wqqv0 つまらんゲームだな 310 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/23(月) 20 55 22.96 ID r8Esni9M0 技騎乗ミカサ LV40 攻6400:防4600 心騎乗ミカサ LV40 攻5700:防4100 同じRでこの能力差はなんなの… 311 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/23(月) 20 58 26.44 ID xcB1n7Qn0 306 ちなみに相手のレベルはいくつなの? ID晒されてもガラケーだからわからん 312 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/23(月) 23 04 24.20 ID iK8pxq7t0 あれじゃねぇの?引き合わせ? 平気で名前晒してしまうような奴だから、粘着ストーカー紛いのキチを釣上げちゃったと。 自業自得ってやつか、因果応報か。 ありがたくブラリさせてもらうけどな。 313 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/24(火) 00 23 18.39 ID 0cU2Rl0M0 どうすればブラリ出来ますか? 314 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/24(火) 00 34 43.56 ID N1lgRRe3P 訓練の仕様変わったね 315 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/24(火) 00 46 32.29 ID NSbMi0nu0 メンテ後もGガチャで絆Pが貰えると思ってて 大成功強化しまくろうと確認もせずに10回も回しちゃった… 316 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/24(火) 02 22 09.98 ID 26MitG+jO 315 生㌔ 313 相手のモバゲーマイページへ行くと ページの一番下に「この人をブラックリスト登録」とかいうリンクがあるよ ただしこのゲーム、ブラリされても凸可能らしい・・・ 317 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/24(火) 12 30 20.97 ID PeFdQJx90 粘着さんは公式厨のページ渡ればすぐみつかる。 しかし、ブラリでも駄目なのか・・・ 実害ないし何もできんな。 実害あれば執拗な攻撃を受けてブラリしてもまだ来ますって言えるんだが。 318 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/24(火) 13 09 00.12 ID 4POT/QW0O こんなとこに名前書かずに、当人のとこに敬礼してやればいいのに 3凸○日連続もうヤメテ って その人がそういう人だって第三者の目に留まるように それを快感に感じる人種もいるけど… 上にあった気味悪い日記が案外晒し君と粘着君だったりしてね 319 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/24(火) 13 39 27.32 ID 0cU2Rl0M0 316さんきゅ。 ブラリしてもかわせないのか・・・ 320 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/24(火) 17 09 17.12 ID 7Kpp1sTB0 何もしてないのに毎日3凸されてる人は同情出来るけど 自分から先に攻めといて文句言ってたり晒してる奴はただの基地外 戦争で「僕は貴方の家族を殺したけどこれ以上僕の家族や友人殺さないで><」 って言ってるようなもんだろ 321 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/24(火) 17 13 44.84 ID IxHMKRmNO 320 粘着粘着ゆうて被害者面するのは決まって自分から仕掛けたやつ 先に粘着されてますって言えば同情ひけるからね 言ったもん勝ちだよネットなんてのは 322 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/24(火) 17 23 14.47 ID 7Kpp1sTB0 321 まさにその通りだな特定上等で書くけど 公式で粘着3凸うぜえって言ってる中に俺が凸った奴がいるけど そいつの方から先に2凸3凸してきてるからな ご丁寧に足跡まで付けてる割には直接は何も言えないチキン野郎って言う 323 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/24(火) 18 31 26.74 ID NQREilMbO 攻撃・防御班を100以上にすると何かメリットあるのか? コスト11なんてないから100で抑えてるんだけど… 324 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/24(火) 18 34 11.56 ID 1cZWzx1OO 敬礼ツール作ってみた ただただ5を連打するだけの何でもない仕掛けだ 昨日ちょっと試運転させてたら、 荒らしだのキチガイだの言われるはめに… 見に行ったらコメ欄が俺で埋まってたよ しかも一日に敬礼できる回数は決まってんだな 今日はこれ以上敬礼できませんとなった 絆1万ももらえなかった クソ運営くたばれ 325 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/24(火) 19 07 53.05 ID Es/Mur8LO 323 連凸できる・連凸されまくってもデッキ崩れない、だろ? 326 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/24(火) 19 35 25.37 ID IxHMKRmNO 322 さらにモバゲーあるある 粘着うけたと被害者面する基地には同じ属性の基地仲間がいる 「助けてードラえもーん」 基本のび太もドラえもんも基地外がほとんど 327 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/24(火) 20 02 43.96 ID hwE8OnIkO 323 防100は間違いなく襲う コスト12があるから最低でも120はあった方が… 攻は今の所メリット無いからコストで止めてる でも後々のイベを考えたら今のうちに攻防に振るのもありかもね 328 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/24(火) 20 23 41.35 ID PeFdQJx90 323 防御は進むにつれてボス戦で地味に役立つぞ。 戦闘中の回復に使える。 使いすぎて防御班に穴が開いてはいかんので、150くらいあってもいいと思う。 324 鶴なんぞ使うおまいさんがくたばれ 329 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/24(火) 22 26 21.15 ID 26MitG+jO 巨人の街襲撃用に攻撃180ほど振ってるわ うちのギルド油断すると1500人くらい喰われてるし… 代表が無言派だし出入り自由だから気楽なんだが 330 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/24(火) 22 47 11.28 ID NSbMi0nu0 今まで一度も襲撃に遭遇したことないわ 気付いたら終わってる 331 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/25(水) 00 01 36.99 ID N1lgRRe3P 同じく 巨人の襲撃に遭遇したい 332 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/25(水) 00 04 13.74 ID qG7M7o1J0 俺んとこなんか皆争って討伐してる 発見5分も遅れたらなんものこってない・・・ ミニメ通知機能とか欲しい 333 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/25(水) 00 11 15.64 ID x9JEz98IP 巨人が襲ってくるイベントだから ○時に襲撃がくるイベントにはしにくいだろうけど 今のままだと時間がなくてあまりinできない人たちは面白さも半減だよね 334 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/25(水) 00 15 42.06 ID 8aKBtXg4O 巨人襲撃を数分放っておくと犠牲者出て 数百人なんてすぐ喰われちゃうから焦って倒しちゃうんだ 犠牲者カウントが1時間1回くらいなら皆が来るの待てるんだが 335 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/25(水) 00 22 56.02 ID x9JEz98IP 334 襲撃イベって参加する仲間を待てたりするんだ? へえー まあいつ来るかわからないし待ってられないよな 一人一人、イベントは個別集計にしてくんないかなあ 人口も反映する感じで 336 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/25(水) 00 53 05.38 ID qG7M7o1J0 せっかく増えた人口、危険を冒して来るかどうかわからん奴の為に巨人生かしておく価値ないわな 一刻も早く殲滅したいって気持ちわかる 俺も運良く居合わせた時は、はりきって回復使ったりするしな 支援要請が来た!ってことでミニメON OFF機能をくれ・・・ 337 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/25(水) 02 52 21.83 ID eTTzd1NL0 粘着うざいって言ってる奴はちゃんと名前も晒してくれよwww お前等みたいなのに 「めんどくさい奴攻撃したな・・・」 と思わすために3凸してんだからさwww 名前晒してくれた方が攻撃してくる奴減って助かるしwwww 338 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/25(水) 13 49 51.42 ID OnbAZlPEO まぁお前がまずは誰か晒せよ 339 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/25(水) 14 00 39.80 ID rduHAMtHO 公式のトピにいるやつ基地外多いと感じるのはオレだけか? 340 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/25(水) 15 36 30.25 ID ENxsB2ZpO 【朗報】コンマイが進撃の巨人に真面目に取り組む 341 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/25(水) 16 05 42.61 ID qG7M7o1J0 巨人によくぶつかるようになった(・∀・) 技能もよく落とすようになった(・∀・) 惜しくらむは偏ってることくらいか。 公式に生息してるヤツ(特に雑談)はどのゲームにしたって外の集まりだってばよ 342 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/25(水) 16 46 56.16 ID b+Fw+cqE0 この調子に乗った粘着さん、どうしたらいいの…? 『きょ~や』ID 15303788 343 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/25(水) 17 05 47.36 ID XSjb1yoWO 342 キチガイだからほっとけ 俺も30回くらいやられてる 最近は「ザコ」とか「弱すぎ」とか「ごち」 とかコメしてきてウザいが無視してる 344 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/25(水) 17 13 15.28 ID b+Fw+cqE0 低レベな俺でも勝てるヤツ晒してくれ 345 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/25(水) 17 22 26.91 ID eTTzd1NL0 338 お前馬鹿だろ なんでデメリットしか無いのに自分から名前晒さなきゃいけないんだ 自分から攻撃してきて反撃したら粘着云々言う奴に晒されるから意味があるんだろ 346 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/25(水) 17 51 03.44 ID b+Fw+cqE0 345 言ってる意味が分からんが… 347 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/25(水) 18 23 42.72 ID jZ5jMcBIO そいつ襲ってきたことあるな 返り討ちにして2回程毟ってやったら来なくなった 属性 恥(知) のやつだろ? 348 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/25(水) 18 27 54.55 ID eTTzd1NL0 346 小学生か?なんで俺が自分の名前をここで自ら晒す必要があるの? 俺が言ってるのは自分から攻撃してきたくせに反撃したら 粘着だなんだ言ってこことか公式で晒してる奴に対して言ってるの で 338は俺の名前をまず晒せってレスしてるからその回答が 345 上の方で攻撃してきたから反撃したら粘着されてる人に対しては何も言ってないぞ? 349 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/25(水) 19 01 35.89 ID /HxTF8BoO ゴールドガチャがレア確定て…今まで課金してN+をゲットした連中はどうすんのさw 350 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/25(水) 20 38 21.48 ID 8aKBtXg4O レア装備壊れないのと巨人戦で技能ゲットしやすくなったのグッジョブ あとは心騎乗ミカサと心新アニが なぜか技・知の同カードよりステ弱いのを修正お願いします 349 まあ永久にN出続けるよりはマシかな マルコN+が出た時は心折れたわ 351 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/25(水) 20 55 53.38 ID uH2HOeEq0 昨日おまけも何もない時に回してN+を4枚出した、グギギ 352 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/25(水) 21 16 51.22 ID 8aKBtXg4O いまゴールドガチャチケットを使ったらN+が出た なぜだ…無課金が通らねぇ… 353 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/25(水) 21 21 57.47 ID 8aKBtXg4O すまん、確認したらN+じゃなくてR+だった お詫びにコニー+レアメタルにしてくる 354 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/25(水) 23 21 05.10 ID t60h0gEC0 やっと進撃の対人から進撃の巨人になってきたな 355 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/26(木) 01 34 25.99 ID l+GfoDzkO だれうまw 次のイベントも協力型のようで安心した やっぱ弱い人類が束になって巨人に立ち向かう的な構成のが燃えるし、精神的に楽だ 対戦マジ気ィ使う 356 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/26(木) 01 40 28.64 ID BKBpK7n/0 Gガチャ、コニーとジャンで出過ぎる 明らかにハズレだろ… 357 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/26(木) 01 46 55.37 ID qYOvEFz70 剛健無比ライナーもよく出るが…こっちは壁にできるからハズレでもないか 358 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/26(木) 02 20 12.77 ID mYUppO/m0 最近2~3回毟っただけで粘着しないでとかほざく奴増えたよな。 どんだけ平和ボケしてんだ 359 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/26(木) 02 31 15.36 ID 67anhmnnO 133 名無しさん@12周年 2012/04/26(木) 00 56 36.84 ID mNruHxvC0 犯人はコイツラだ。20歳以下であっても殺人鬼は晒されるべき!! http //claimant.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/post-462a.html 360 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/26(木) 10 22 04.07 ID l+GfoDzkO 358 対戦ゲーやってない人はそれが普通の反応 ここ数年、怪盗で感覚狂った奴がカードゲーでさらに狂進化したが 本来は「一度ならともかく何度も嫌がらせに来てる、気持ち悪い、怖い」が一般人の思考 女性ユーザーは特に 版権ものだから単行本オビ見て登録するような初心者が多いだろうし、 進撃ホッコリーナと揶揄されるくらいのマターリ感目指した方が既存ファンは定着すると思う 361 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/26(木) 10 36 33.34 ID PpwtId39O 一晩で複数人に技能むしりとられてた。もうやめだ~。 362 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/26(木) 12 24 09.60 ID EZ3v5WaaO 集めてる側からしたら、罠がない楽に取れる所みつけたら 見逃す手はないわな… 他当たれば、また罠壊しから始める事になるし、 自軍に罠設置してるなら、壊しに来る敵を無駄に増やす事になる。 本音は搾れるだけ搾りたいところだろうが、 世間体や良心の呵責、恨み、晒し等々を恐れる人は 1、2回で次行くんだと思う。 363 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/26(木) 12 51 41.05 ID BLU7HgI/O 反撃に成功した奴にやり返したら 技能捕らないで!って敬礼が来た 先に取りにきたのはどこのどいつだ… 364 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/26(木) 12 59 59.62 ID fPRruZ1pO 363 あるある過ぎて日常茶飯事 やられた時だけ被害者面、で次の日同じ奴から11凸とかさw 365 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/26(木) 13 48 56.53 ID rGc2BUjX0 貴方の攻撃に反撃しただけですが、何か? また来るなら応戦しますよ? って返してやれよ。 366 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/26(木) 14 43 19.94 ID Z5YzukE/Q 363 だいたい先に手を出して被害者面すんなって話しだよな そうそう奴はいつも11枚使って突撃して来るから粘着坊より厄介やわな 367 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/26(木) 15 05 29.10 ID EZ3v5WaaO 確実性求めたら11枚で来るのは当然だろう 反撃に手に手を抜く必要ないし 当たり前 368 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/26(木) 15 42 31.73 ID rGc2BUjX0 使えるもん使ってなんぼじゃんかw 369 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/26(木) 18 58 18.93 ID zw7mKNKi0 「装備が壊れなくなった~」お知らせの工業都市からどうこうって小説版意識してんのか? だとしたら開発にもちょっとは世界観わかってる奴がいるみたいだな。 原作にはまだ工業都市とかナラカの事出てきてないけど。 370 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/26(木) 19 48 09.06 ID l+GfoDzkO 単行本の超硬質ブレードの紹介で工業都市でとるよ あとは進撃の世界観設定した小太刀・三輪組が 設定資料渡したり監修したりはあるかも 371 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/26(木) 20 38 04.32 ID BKBpK7n/0 おぉ、無料ガチャでペトラ喜多 嬉しいけどもうリヴァイ班みんな退場してんのよね… 372 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/27(金) 00 05 34.82 ID uIwKYwcoO これって町作ったらなんか能力+とかあるの? ずっと一人なんだけど作ったほうがいいかな? 373 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/27(金) 00 21 08.27 ID BopokBwJ0 ハッテンすれば各兵力の回復速度が上がったり 給料が出たりと色々特典がある 374 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/27(金) 00 28 14.10 ID QtakQpmnO 373 そうなのか…サンクス。作ってみるよ。 375 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/27(金) 00 33 43.87 ID BopokBwJ0 ボーナス受けるには結構開発しないとダメだから 拘りがないなら既にある街に入った方がいいかもよ 376 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/27(金) 01 36 40.65 ID rrMl3UYHO 放置する気無いなら中立か好戦の街のがいいかも 初期からあるマターリな街入ったが開発してるの5人くらいしか居ない気がする 377 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/27(金) 03 06 04.66 ID wZ2uvhMSO おまいらの思う強国はどこ? 378 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/27(金) 03 50 56.94 ID fe9ei7zR0 街つくるならソロはきついから、やる気のある仲間何人か入れた方がいいぞ。 人数少ないと、開発進行度遅いのもあるけど、巨人に攻められたらごっそり人口もってかれる。 379 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/27(金) 08 04 32.73 ID QtakQpmnO もう町作ってしまったwソロで地道に頑張るw 人口低いと何かあるのかな? 質問ばかりでスマヌ… 380 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/27(金) 11 24 01.05 ID 2ICrj3Hh0 最初の頃、R砲台とか開発で出てたけど最近Nのガスとかばっかり。 「町を作ってから」開発が速ければ速いほどいいものでるってことなの? 後、肉とか駿馬とかも開発から出るの?教えろください! 381 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/27(金) 17 33 22.28 ID p4LzPQnw0 巨人がくるよ http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/lic/1325168071/730 382 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/27(金) 17 51 34.38 ID XRc6WrwHO お詫びとかで回復薬がプレゼントされてた。 383 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/27(金) 20 23 03.17 ID QtakQpmnO 380 昨日区を立ち上げてみた者だが… 七回ほど開発、全部ガスかマントかボウガン。 最初はRとか出てたんだね。うらやましい… 384 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/27(金) 23 01 54.39 ID BopokBwJ0 Rが出るっていっても10回に1回くらいよ 385 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/28(土) 00 11 34.99 ID DCWy6peDO イベント前だからか、放置切って募集かけるギルドがぼちぼち出てきたな うちの代表が放置整理してくれるのを期待するか、イベ前に移籍するか悩む 386 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/28(土) 00 25 37.45 ID BTSJlCv/0 このゲーム、属性分けに何の意味があるんだろうか 387 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/28(土) 00 45 42.04 ID DCWy6peDO 386 心属性選んだ死に急ぎ野郎を苛めるためじゃね? 388 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/28(土) 00 54 22.83 ID 8rWCHJN/0 確かにゲーム内容は徐々に良くはなってきてるけど、結局延々と技能奪い合う仕様とか 細かい所で微妙にイライラさせられるとこが多いんだよなぁ。 この辺の要望まとめて運営にメールでも出そうと思うんだけど、何か他に書いた方がいい事あるかな? どうせ運営はここ見てないだろうしな… 389 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/28(土) 02 13 58.39 ID M7tQiyE+0 388 たのんます ・巨人来襲の際、ミニメ通知の任意設定 (イラネ!って人もいるだろうから) 居合わせたギルメンが任意で煙弾(通知)打つ設定でも可 ブラリした際の互いの干渉断絶 (ブラリして一方的に攻撃等ないように) 街ランキング (人口・発展レベル) ・模擬演習場の設置 (ギルド・個人) 他人を襲うな、純粋に実力を体感したい奴はそこに行け。 ランキング設置等で褒章も出るようになると活気づくと思う。 救援に関してはレベルの箍をはずす 390 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/28(土) 02 17 37.26 ID M7tQiyE+0 あ、あと 鶴使いがいるらしいから警戒怠るなと。 しっぽ掴んだら即刻抹殺せよと。 ソースは 324 391 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/28(土) 08 04 26.10 ID tt4WGOYmO 技能奪い合いしなくても属性違う奴捕まえてトレードしまくればいいじゃない せっかく自属性の技能ポンポン出るんだから利用しない手はない 392 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/28(土) 09 04 01.37 ID oxka8hO2O 今は技能奪う必要ないくらい巨人遭遇率半端ない。 昨日だけで巨人40体は狩った。 393 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/28(土) 11 57 44.11 ID p105Ujqp0 運営に戦闘訓練による粘着対策を質問したら 「1日3回までだから大丈夫」的なお決まりの回答。 1年なら同じ相手から1000回以上攻撃されますが… 金ガチャチケットという利益目的なら、 飽きて攻撃が止まるという希望も持てない。 悪名高い怪盗ロワイヤルより酷いクソゲなので 他の連中を見習って昨日から放置。 394 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/28(土) 12 28 52.67 ID DCWy6peDO 怪盗は連続10凸で制限かかるらしいね 制限厳しくなってから攻撃激減して助かってるけど、 先端組とLv近くてデッキ弱い人は凄い目に遭ってそうだな・・・ 怖いからLv上げすぎないよう調整してる 395 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/28(土) 13 14 51.76 ID gDtob3ttO 今の状況下でも3凸にくる奴いるからな。 見事に罠にかかって、コメみると 罠使いをチキン扱い。 畜生なのは、お互い様なんだよ。 他人の庭に盗みに入って罠に引っ掛かった 駄犬の遠吠えだよな。 お目当ての飯にありつけなくて悔しかったんでちゅね。 396 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/28(土) 14 48 29.88 ID 6hlnG8K3O 巨人出が悪くなった? ちょこちょこ攻められはじめたわー 397 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/28(土) 14 49 35.52 ID d1/K+cI10 396 サービスタイム終了っすか・・・ 398 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/28(土) 15 05 45.43 ID oxka8hO2O 396 いや、俺はまだ出てくる。 しかし、俺も何回か攻められはじめたわ。たまたまかな? 399 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/28(土) 15 57 49.93 ID 6hlnG8K3O あー土曜だし俺の勘違いかもしらんね もっと技能貯めないと 400 :非通知さん@アプリ起動中 :2012/04/28(土) 17 19 00.40 ID gDtob3ttO 獲得できる技能に属性により各々偏りがある。 技人口が多いと、馬術や兵站が欠乏しがち。 よって馬術、兵站が豊富な人、 もしくは獲得しやすい心属性の人が狙われている。 と、思う。 がっついてる奴程、襲撃で得ようとする。 001-100/101-200/201-300/301-400/401-500/501-600/601-700/701-800/801-900/901-1000/201-300 名前 【mobage】進撃の巨人へ戻る 進撃の巨人モバゲー2chへ戻る トップページへ戻る
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英雄(後編) ◆uBMOCQkEHY氏 「治を、どこかに埋めてやりたいんだが…。手伝ってくれるか」 「は…?」 何を言っているのか理解しかねるといった遠藤を横目に、黒沢は言った。 「生きている者の自己満足かも知れないが…、少しは心が楽になる。田中さん、アンタもだ」 しかし、黒沢の言葉が耳には入らないのか、沙織は呆けた表情のまま遠くを見つめている。 遠藤は肩をわなわなと震わせ、憤激を露わにする。 「オレは反対だっ・・・!なんでそんなことをしなくちゃいけないっ・・・!」 確かに黒沢の言う通り、もしかしたら、罪の意識は薄れるかもしれない。 しかし、埋葬という儀式の間、遠藤は頭から血を流して息絶えた治を直視し続けなければならないのだ。 治の亡骸は無言のまま訴え続けるだろう。 “どうして、僕は死ななければならなかったのですか?” “僕は死にたくない・・・” “とても痛い・・・助けて・・・” この黙然たる訴えは、遠藤にとって、鋭利に研ぎ上げた刀で切りつけられるに等しかった。 本人は気付いていないが、その刀は取り返しのつかない罪を憎む遠藤の良識でもあった。 遠藤はどこまでも常人であった。 常人であったが故に持ち合わせていなかった。 涯のように己の罪科を受け入れる勇気を、沙織のように罪と己を放棄する勇気を。 だからこそ、遠藤はいつまでも罪の重さから抜け出すことができず、 己を責め立てる声に怯え続けなければならなかった。 まさにそれは出口のない迷路のような悲嘆の責め苦。 遠藤の駄々っ子のような反論は良心の呵責からの逃避に他ならなかった。 しかし、遠藤の心情など知らない黒沢は尚も突っぱねる。 「何が何でも三人で埋葬するんだっ・・・!」 「嫌だっ!!」 「なんで、反対するんだっ・・・!」 「嫌だからだっ!!!」 こんな子供の口喧嘩のような押し問答が何度も繰り返された。 やがて、黒沢はふと尋ねる。 「そういえば・・・どうしてアンタはダイナマイトのこと・・・知っていたんだ・・・?」 「それは・・・」 遠藤は気まずそうに口ごもる。 先程、治のことを問われ、言い訳の如く口を滑らせてしまったことを思い出した。 あの時は遠藤も黒沢も治の死に重きを置いていたため、軽く流されてしまっていたが、 ここに来て運悪く黒沢がそのことを思い出してしまったのだ。 勿論、遠藤がダイナマイトのことを知りえたのは参加者のデータを送信するフロッピーを持っていたからである。 遠藤は己の失態に舌打ちをし、無言を貫く。 黒沢はなぜ、遠藤が石田の持ち物であったダイナマイトの存在を知りえていたのかを考えていく内にあることに気付いた。 遠藤のディバックが不自然に膨らんでいることを。 黒沢は遠藤に近づき、手を伸ばす。 「支給品に秘密がありそうだな・・・お前のバック・・・ちょっと見せてくれないか・・・」 「えっ・・・ふざけるなっ!!!」 遠藤は思わず、自身のディバックを抱え込む。 一種の防衛本能から生まれた行動であるが、それはディバックに秘密があると告げているようなもの。 いよいよ確信を覚えた黒沢は遠藤のディバックに掴みかかる。 「一体、お前は何を持っているんだっ!!!」 「やめろっ!!!」 黒沢の猛攻に対して、遠藤はディバックを奪われまいと、必死に抵抗する。 しかし、骨折など大けがを負った遠藤に対して、無傷の黒沢。 しかも、黒沢は仕事柄、体力だけには自信がある。 どちらに軍配が上がるのかは至極当然の結果であった。 はたして、黒沢は大人が赤子からおもちゃを取り上げるかのように、遠藤からディバックを奪ってしまった。 「か・・・返せっ!!」 遠藤が渾身の力で黒沢に掴みかかる。 しかし、所詮、満身創痍の人間の“渾身”の力である。 黒沢にとっては子犬がじゃれている程度の抵抗でしかない。 さして大した反抗ではないが、やはり気になるものは気になる。 黒沢は遠藤に親指の腹に引っかけた中指を突き出した。 「ちょっと・・・待ってくれないか・・・?」 この直後、遠藤の眉間にぺチンと痛みが炸裂した。 遠藤は“ぐあぁぁぁ・・・!”とうめき声をあげ、仰向けに転倒してしまった。 「え・・・嘘だろ・・・?」 黒沢は“すまなかった・・・”詫びながらも、複雑そうにため息をつく。 「そこまで痛がらんでも・・・」 黒沢が遠藤にしたのは、世間一般で言う“デコピン”。 勿論、黒沢は牽制目的で放ったため、力はまったくかけていない。 しかし、20年間の土木作業で培かわれた松の幹のように硬い指ともなると話は少し変わってくる。 本人は意識していないが、その威力は遠藤の額を赤く腫れあがらせる程だった。 遠藤は額を抱えながら、あることを思い出した。 ――そう言えば、こいつは平手打ちで一人殺してるんだっ・・・! 殺された相手は三好。 頭の打ちどころが悪かった事故だったこともあるが、素手で他者を殺したのは意外なことに現時点では黒沢一人。 裏返せば、黒沢の腕力が規格外の金剛力であるという証明でもあった。 ――もし・・・これ以上、抵抗すれば・・・ 次の死亡者リストに名前が載るのは自分である。 遠藤からみるみる反発心がそぎ落とされていく。 遠藤は捨て鉢な態度で叫んだ。 「この野郎っ・・・もう勝手にし・・・」 しかし、その言葉はとまった。 遠藤は部屋をきょろきょろと見回す。 「おい・・・田中沙織はどこだっ・・・!」 黒沢も沙織を探すが、リビングにはその姿はすでに存在しなかった。 どうも男二人がもみ合っている最中に姿を消したらしい。 「どこにいったんだ・・・アイツ・・・」 「早く見つけるんだっ!!!」 遠藤は怯え混じりの金切り声で黒沢を怒鳴りつける。 黒沢も焦ってはいたが、沙織の脅威を黒沢以上に直接経験しているだけに、遠藤のおののきは黒沢の比でない。 黒沢は遠藤の狼狽に思わず閉口する。 「お・・・おい・・・確かにアイツは殺し合いに乗っていたが・・・ 今は頭がおかしくなっていて・・・殺意はもうないんだ・・・」 「フン・・・どこまでもヌルい奴だなっ・・・!」 遠藤は危機感の欠片も無い黒沢の当惑をせせら笑う。 「殺意がないだと・・・アイツはな・・・助かるためなら何だってするっ・・・! 現に、石田のほかに、二人も殺しているんだっ・・・!」 「ふ・・・二人もだと・・・!」 黒沢もこれには絶句する。 あの華奢な身体で、そんな凶行に及ぶことができるのか。 色を失う黒沢に、遠藤は理解の兆しを見届け、更なる追撃をする。 「両方男で、しかも、片方は “平成の殺人鬼”・・・有賀研二っ・・・!」 「あ・・・有賀・・・」 有賀研二、この名はニュースに疎い黒沢でも耳にしたことがある。 かつて、関東一円の1都6県で7件の連続殺人事件を起こし、世間を震撼させた殺人犯。 女性や子供など弱者を生きたまま体を切り刻むなどの逸脱した凶悪さは、日本の犯罪史上類を見ない。 「あと・・・もう一人は・・・確か・・・」 ここで遠藤は言葉を詰まらせる。 有賀研二はそのネームバリューから印象深い。 しかし、もう一人の方は無名の一般人であるため、中々名前が出てこなかった。 遠藤は少し考えた後、思い出したらしく、おぼろげな口調で呟く。 「・・・確か・・・赤松修平・・・って名前だったか・・・」 この直後、黒沢は弾けるように廊下へ飛び出した。 赤松修平。 黒沢の同僚であり、黒沢の理想の生き方を常に歩む男だった。 土木の資格を大量に取得し、仕事は出来、家庭を持ち、仲間からは信頼され、穏健で、無欲で――。 あまりにも理想的すぎたために、赤松がどこかで活躍したという話を耳にする度に、 不愉快さを覚えることさえあった。 その男がなぜ、このゲームに参加し、田中沙織に殺されたのか。 それを問い質したい一心で、黒沢は沙織の姿を探した。 「馬鹿なヤツだ・・・」 遠藤は黒沢の醜態を唾棄するように嘲笑う。 あの様子だと、黒沢と赤松という男は面識があるようだ。 今、思い出した事であるが、赤松は工藤涯という少年を殺そうとした沙織を説得し、2000万円を渡した。 しかし、棄権は不可能。 それを知った沙織は無差別殺人、優勝というスタンスを取り、 手始めに助けてもらった赤松達に対して恩を仇で返すかのように、その命を狙った。 ここで赤松達が沙織を殺害していればよかった。 現に、赤松達は沙織を気絶させることに成功し、そのチャンスがいくらでもあった。 だが、そのチャンスを“可哀そうだ”という甘っちょろい理由で、見逃したのだ。 結果、赤松は重症の身体で無茶な逃亡を図り、その寿命を縮めてしまった。 その愚鈍さがどこか黒沢と相似しているように思えてならなかった。 ――何処までも甘ちゃん・・・!そういう隙を付け込まれた・・・! 赤松や黒沢のようなお人よしは、この謀略渦巻くゲームの中では付け入れられるためにあるようなものだ。 良いように利用され、価値がなくなれば即刻消される。 ――そうさ・・・このゲームでは甘さこそ命取りっ・・・! とにかく勝てば官軍・・・! どんな外道な行為、理由でも・・・相手が誰であろうと・・・ 遠藤は笑った。 赤松の聖者の如き清らかな暗愚さを。 その聖者を死にたくないという俗物的な欲望で惨殺した沙織の痛快さを。 しかし、その嗤笑はやがて陰りを見せる。 「罪のない男を自分本位な理由で殺すか・・・オレと一緒じゃないか・・・」 遠藤の笑いはどこか自嘲めいたものだった。 黒沢は廊下を見渡した。 廊下はねっとりとした墨汁のような闇が広がり、黒沢の行く手を阻む。 しかし、例外的に先程まで黒沢達がいたリビング、廊下の先にある台所、 この二か所には窓があるためか、扉の隙間からぼやけたような光が漏れている。 玄関が開閉する音は聞こえなかった。 だとすれば、沙織はまだ、この民家の中にいると思われる。 歩くのに不自由するほどの闇の中で目指すとすれば、それは光。 ――田中沙織がいるのは・・・台所っ・・・! 意を決し、黒沢は台所の扉を開けた。 台所は何もない部屋だった。窓辺に設置されているガスコンロと流し台が、 ここは台所であると薄弱な主張をしているが、別段、物置と言っても差し支えがなかった。 窓から月明かりが射しこんでいるとは言っても、その閑散さは閉館したダンスホールにどこか通じる。 その部屋の中央に沙織はいた。 漂う霧のようにおぼつかない足取りで台所を旋回する。 沙織の視線は虚空に据えたきり、はたと動かない。 明らかに、沙織は現実ではなく、幻想の中を彷徨っていた。 それが分かっていたとしても、黒沢は沙織の真正面に立ち、その腕を掴む。 「お前・・・赤松を殺したのは・・・本当なのか・・・!」 「あ・・・あ・・・」 呼びかけた所で、沙織の視線は黒沢と交わることはない。 今の沙織は現実を正しく認識する能力を失っている。 誰の目から見ても、話が通じるようには思えなかった。 それでも黒沢は問い直す。 「頼む・・・教えてくれ・・・赤松は・・・どうなっちまったんだ・・・」 沙織にそれを尋ねるのは砂漠でオアシスを探すほどに無謀で且つ見込みのない行為かもしれない。 けれど、黒沢はそれでも知りたかった、否、知らなければならなかった。事実を。 事実を渇望し、問い質し続ける黒沢の声は怯えた子供のように脆弱に震えていた。 黒沢が何度尋ねたことだろう。 「あ・・・赤松・・・さん・・・」 突然、沙織から言葉が漏れ出したのだ。 「お・・・思い出したのか・・・!」 黒沢は沙織を凝視する。 その直後、黒沢の目に飛び込んできたのは予想だにしなかった光景だった。 「ご・・・ごめんなさい・・・」 沙織の瞳から涙が滲んでいた。慟哭に喉を震わせる。 「ごめん・・・なさい・・・ごめんな・・・さい・・・あ・・・赤松さ・・・ん・・・」 この告白は沙織が赤松の殺害を認めたことに他ならなかった。 「分かった・・・」 沙織の謝罪は黒沢を叩きのめした。 黒沢は俯いたまま、沙織を手放した。 支えを失った沙織は糸が切れた人形のように、へたり込む。 「あぁ・・・ごめんな・・・さい・・・ごめんなさい・・・あぁ・・・」 謝罪を言うべき相手がすでにこの世に存在しない事実を知ってか知らずか、沙織は懺悔を繰り返す。 黒沢はその場に立ち尽くしながら、拳を震わせ、涙を流した。 赤松の死を知るきっかけは思えばあったのだ。 その機会を黒沢は逃してしまった。 否、逃してしまったのではなくて、目を逸らしていただけなのかもしれない。 心の底で理解することを拒んでいただけなのかもしれない。 嫉妬深く思いながらも、同時に羨望を抱いていた男が、こんな下劣なゲームで自分より早く命を落としていたなどとは――。 赤松には妻がいた、子供がいた。 家族を置いて、客死したことはさぞや無念だっただろう。 赤松の心中を察すれば察するほど、涙を止めずにはいられなかった。 黒沢は嗚咽を洩らしながら、亡き赤松に問いかける。 「どうして・・・赤松っ・・・死んじまったんだよぉ・・・」 「赤松が死んだ経緯・・・知りたいか・・・」 黒沢は背後からの声に振り返る。 遠藤が壁に寄りかかりながら立っていた。 遠藤はディバックを黒沢に差し出す。 「オレの支給品は参加者の動向を追うことができる・・・それで確認しろ・・・」 黒沢は涙を拭いながら、そのディバックを受け取る。 「アンタ・・・あんなにディバックの中身見られたくなかったのに・・・どうして・・・」 遠藤は長い沈黙の後、それに答える。 「さあな・・・」 遠藤は話をはぐらかすように“とにかく早く見ろ・・・”と黒沢を急かす。 黒沢は言われるがまま、ディバックからノートパソコンを取り出し、電源をつけた。 慣れない手つきでありながら、必死に事実を知ろうと奮闘する黒沢の様子を遠藤は静観する。 遠藤の行為は助け舟以外にほかならない。 それどころか、自分の手の内を見せてしまったのだから、 今後、黒沢と駆け引きを行う上では不利になるのは必至。 遠藤とて、このゲームでは慈愛という甘さが命取りということはよく弁えている。 しかし、消えぬ罪に懊悩する沙織、知り合いの死に切歯扼腕する黒沢の姿は、 殺人という罪から逃れようと足掻く自分と重ねずにはいられなかった。 遠藤が黒沢に参加者のデータを見せようと思ったのも、自分と重なる彼らを助けることで、精神の枷を外したかったため。 つまりは、まやかしの罪滅ぼし。 それが最もたる理由であるが、更に言及すれば、黒沢という男に同情を覚えたからというのもある。 しかし、哀れなことに本人はその両方の感情に気づいてはいない。 遠藤は呆れかえったようなため息を洩らし、もっともらしい言い訳を自分に言い聞かせる。 ――今、この場で頼れるのはコイツぐらい・・・ まず、号泣を止めねぇと、話にならねぇからな・・・ 「嘘だろ・・・」 黒沢はパソコンの画面を直視しながら、愕然とする。 赤松が死んだ記録を改めて確認したということもそうであるが 、黒沢が目の当たりにしてしまったのは、それ以上に残酷な事実であった。 「なぁ・・・」 黒沢は半ば抜け殻のような眼差しで遠藤を見上げる。 「“対主催”って・・・何だ・・・?」 「“対主催”・・・か・・・」 読んで文字の如くだろと遠藤は心の中で突っ込むも、黒沢は裏社会とは無縁の生活をしていた人間なのだから、 その概念を受け入れることができなくて当然かと、一人納得する。 「あぁ・・・“対主催”ってのは、このゲームを企てた主催者を倒そうって考える・・・ ご立派なスタンスをお持ちの命知らずの連中さ・・・」 「そうか・・・」 黒沢は視線をパソコンの画面に戻し呟く。 「赤松は・・・“対主催”だった・・・」 「え・・・」 言われてみれば、赤松のスタンスは“対主催”である。 しかし、今回、このゲームの参加者の半数以上は、“対主催”派のため、遠藤は特別気に止めていなかった。 「そう言えば、そうだな・・・だが、そんなに珍しいことか・・・」 「オレのスタンスは“不明”なんだぜ・・・」 「そうか・・・で・・・?」 遠藤は黒沢の言葉を軽く受け流す。 “不明”とは、要は“マーダー”“対主催”のどちらにも属さない者を指す。 その分類は“脱出”“状況未把握”“日和見”など細かいため、 “不明”という大雑把な形式で表わしているにすぎない。 その人物の真のスタンスを知りたければ、履歴で行動を追えばいい。 しかし、なぜ、そんなつまらないことを気にかけるのか。 遠藤が疑問を投げかけようとした時、黒沢の変化に目を疑った。 黒沢は再び、すすり泣いているのだ。 「お・・・おいっ・・・一体どうしたってんだっ!!」 遠藤は黒沢にどう声をかければいいのか分からず、おろおろと困惑する。 知り合いの死を改めて思い知って泣いているのか。 では、なぜ、スタンスのことなど尋ねたのか。 黒沢は一頻り泣き終えると、嗚咽混じりの自嘲を浮かべた。 「アイツ・・・やっぱり・・・“英雄”・・・だよな・・・」 「アイツって・・・赤松のことか・・・?まぁ・・・そう捉えられなくもないが・・・」 確かに赤松の功績には評価すべき点もある。 だが、なぜ、黒沢は泣くのか。 ますます遠藤は黒沢の意図が分からなくなる。 そんな遠藤に対して、黒沢も言葉が足りなかったことを察したのか、ぼそぼそと力なく語り始める。 「オレと赤松は同じ職場で働いていた・・・ だが、出来が悪い男だったオレと違って赤松はトントン拍子に仕事を覚えてしまった・・・ で、オレよりも早く家庭を持って、子供に恵まれて・・・ アイツはオレより若いのに、仕事でも人生でも常にオレの先を歩いていた・・・ この殺し合いの場でもそうだ・・・ いち早く“対主催”ってカッコいいスタンスを選んで率先的に行動していた・・・ で、最後は涯という少年のために命を落とした・・・ まるで、物語のヒーローっ・・・圧倒的主人公っ・・・! それに比べてオレは・・・そんな考え、微塵も思い付かず、石田さんや治や美心を守れず、ただただ状況に流されて・・・」 遠藤は黒沢の独白を聞きながら、頭を悩ませる。 黒沢の涙は言わば、人の見本となるような生き方を貫いた赤松への嫉妬。 男は社会で比較され続ける分、この手の嫉妬は女のそれよりも根深かったりする。 ――こりゃ・・・黒沢の立ち直りは遅いだろうな・・・ 遠藤は黒沢を一瞥しながら、“黒沢の精神が落ち着くまで、この民家でどう過ごすか”や “ただ、治の亡骸、沙織は何とかしたい”などと一考する。 遠藤も治を殺害し、その罪の重さから情緒不安定であったが、 黒沢達に対してまやかしとは言え、罪滅ぼしをしたこと、 年甲斐も無く号泣する黒沢や、己以上に精神崩壊をしている沙織を目の当たりにし、 自分が彼らをまとめなければという義務的な考えが生まれたこと、 これらの要因から、遠藤の精神は皮肉にも安定してしまったのである。 更なる一歩を踏み出すこともできず、逆に狂うこともできない常人故のバランス感覚の賜物とも言える。 ――とりあえず、当分の間はこの台所で過ごすか・・・ ここの床はビニール製の素材を使用しているのかと益体ない考えに耽っていた時だった。 「だけどよぉ・・・本当に悔しいのはさぁ・・・」 遠藤はその声が黒沢であることを察し、顔をあげる。 黒沢の言葉はあくまで中断していただけであり、終わってはいなかったのだ。 黒沢は怯えているかのように肩を震わせる。 「その赤松がゲームに参加した理由が・・・“オレの治療費の引き換えのため”だったんだよぉ・・・」 この告白こそが黒沢の涙の理由である。 いよいよ黒沢の咽び泣きは、火がついたような号泣へと変わる。 「なんで・・・なんで・・・オレなんかのために死んじまったんだっ!!!」 黒沢はその場で跪くと、母親を失った幼子のようにおいおいと慟哭する。 その慟哭は獣の遠吠えのように激しく、愁傷がにじみ出ていた。 ――確かに・・・黒沢にとっては・・・“英雄”・・・だろうな・・・ 遠藤は床に置かれたノートパソコンを手繰り寄せ、赤松の履歴を確認する。 確かに、その参加理由には“黒沢の治療費回収”と記載されていた。 一度、家庭を持つと、男はそれを守ることに徹し、得てして保守的となる。 赤松も、黒沢という男に出会わなければ、そんな保守的な人生を歩んでいただろう。 だが、赤松はその人生を捨てて、一人の男を救うため、ギャンブルという危ない橋を渡ることを選んだ。 見ようによっては、一度は男子が憧れる“侠”の生き様。 だが、同時に、黒沢にとっては己さえいなければ、赤松は死ななかったのだという罪の意識を持たせる結果となってしまった。 ――どうしたもんかな・・・ それこそ黒沢の慟哭は周囲にただ漏れであり、近くに殺し合いに乗った者がいれば、すぐに飛びつくだろう。 しかし、遠藤はノートパソコンの情報からこのエリアには自分たちしかいないことを知っていた。 ――まぁ・・・しゃあないか・・・ 遠藤はその場にしゃがみ込むと、黒沢が泣きやむまで傍観に徹することに決めた。 【E-3/民家/早朝】 【伊藤開司】 [状態]:睡眠中 足を負傷 (左足に二箇所、応急処置済) 鳩尾にごく軽い打撲 [道具]:果物ナイフ 地図 [所持金]:なし [思考]: 田中沙織を探し説得する (最優先) 仲間を集め、このギャンブルを潰す 森田鉄雄を捜す 一条、利根川幸雄、兵藤和也、鷲巣巌に警戒 赤木しげる(19)から聞いた情報を元に、アカギの知り合いを捜し出し、仲間にする 平井銀二の仲間になるかどうか考える 下水道(地下道)を探す ※2日後の夜、発電所で利根川と会う予定です。 ※アカギのメモから、主催者はD-4のホテルにいるらしいと察しています。 ※アカギを、別行動をとる条件で仲間にしました。 ※明日の夕方にE-4にて待つ、と平井銀二に言われましたが、合流するかどうか悩んでいます。 ※カイジ達は田中沙織に関する情報を交換しました。 その他の人物や、対主催に関する情報は、まだ交換していません。 ※参加者名簿、パンフレットは一時的に零に預けてあります。 【工藤涯】 [状態]:健康 右腕と腹部に刺し傷 左頬、手、他に掠り傷 両腕に打撲、右手の平にやや深い擦り傷 (傷は全て応急処置済み) [道具]:鉄バット 野球グローブ(ナイフによる穴あり) 野球ボール 手榴弾×8 石原の首輪 支給品一式×3 [所持金]:1000万円 [思考]: 田中沙織を探し、殺人を止める 零と共に対主催として戦う ※石原の首輪は死亡情報を送信しましたが、機能は停止していません。 【宇海零】 [状態]:睡眠中 健康 顔面、後頭部に打撲の軽症 両手に擦り傷 [道具]:麻雀牌1セット 針金5本 標のメモ帳 不明支給品 0~1 支給品一式 参加者名簿 島内施設の詳細パンフレット(ショッピングモールフロアガイド、 旅館の館内図、ホテルフロアガイド、バッティングセンター施設案内) [所持金]:0円 [思考]:田中沙織を探し説得する 対主催者の立場をとる人物を探す 涯と共に対主催として戦う ※標のメモ帳にはゲーム開始時、ホールで標の名前が呼ばれるまでの間に外へ出て行った者の容姿から、 どこに何があるのかという場所の特徴、ゲーム中、出会った人間の思考、D-1灯台のこと、 利根川からカイジへの伝言を託ったことなど、標が市川と合流する直前までの情報が詳細に記載されております。 ※カイジから参加者名簿、パンフレットを預かっています。目を通すまで借りていられます。 【沢田】 [状態]:健康 [道具]:毒を仕込んだダガーナイフ ※毒はあと一回程度しかもちません 高圧電流機能付き警棒 不明支給品0~4(確認済み) 支給品一式×2 [所持金]:2000万円 [思考]:田中沙織を探し説得する 対主催者の立場をとる人物を探す 主催者に対して激しい怒り 赤松の意志を受け継ぐ 零と涯とカイジを守る ※第三放送まで見張りをし、他の皆を寝かせておくつもりです。 【C-4/民家/早朝】 【黒沢】 [状態] 健康 号泣 軽い疲労 [道具] 不明支給品0~3 支給品一式×2 金属のシャベル 小型ラジカセ 特殊カラースプレー(赤) [所持金] 2000万円 [思考] カイジ君を探す 美心のメッセージをカイジ君に伝える 情報を集める 今後について考える 沙織を保護する 治を埋葬したい 自分のせいで赤松が・・・ ※メッセージは最初の部分しか聞いてません。 ※田中沙織を、石田さんの遺志を継いで守ろうと考えていますが、まだ警戒しています。 ※デイバック×3は【C-4/民家】に放置されています。石田のダイナマイト4本は民家の床下収納内に置かれたままです。 【遠藤勇次】 [状態]:右肩銃創(痛むが腕を軽く動かすことは可能) 左足首を複雑骨折(応急処置済)と咬み傷 頬に火傷 微熱 疲労 精神消耗 [道具]:参加候補者名簿 コルトパイソン357マグナム(残り4発) キャリーワゴン(島内を移動する為に使う) ノートパソコン(データインストール済) バッテリー多数 CD-R(森田のフロッピーのデータ) 不明支給品0~1 支給品一式 [所持金]:800万円 [思考]:森田、南郷、佐原から逃げる 沙織と治の死体をなんとかしたい 黒沢が泣きやむまで休む ダイナマイトを回収したい ※森田に支給品は参加候補者名簿だけと言いましたが、他に隠し持っている可能性もあります。 ※森田の持っていたフロッピーのバックアップを取ってあったので、情報を受信することができます。 データ受信に3~5分ほどかかります。 ※遠藤の首輪は、大型火災によって電池内の水分が蒸発し、夜中3時頃に機能停止しています。データには偽の情報が送られているため遠藤はまだ気がついていません。 【田中沙織】 [状態]:精神崩壊 重度の精神消耗 肩に軽い打撲、擦り傷 腹部に打撲 右腕に軽い切傷 背中に軽い打撲 [道具]:支給品一式×3(ペンのみ1つ) 30発マガジン×3 マガジン防弾ヘルメット 参加者名簿 ボウガン ボウガンの矢(残り6本) 手榴弾×1 石田の首輪 [所持金]:1億200万円 [思考]:石田(の首輪)を守りたい 絶望 武器が欲しい 死にたくない 一条、利根川幸雄、兵藤和也、鷲巣巌に警戒 カイジから逃れる 涯、赤松、その二人と合流した人物(確認できず)に警戒 ※沙織の首輪は、大型火災によって電池内の水分が蒸発し、2日目夜18時30分頃に機能停止する予定。(沙織は気がついていません) ※標の首を確認したことから、この島には有賀のような殺人鬼がいると警戒しています。 ※サブマシンガンウージー(弾切れ)、三好の支給品である、グレネードランチャー ゴム弾×8 木刀 支給品一式、有賀が残した不明支給品×6がD-5の別荘に放置されております。 ※イングラムM11は石田の側にありますが、爆発に巻き込まれて使用できない可能性があります。 ※石田の死により、精神的ショックをさらに受けて幼児退行してしまっています。 ※石田の首輪はほぼ無傷ですが、システムに何らかの損傷がある可能性があります。 ※B-6,C-6,D-6のどこかにダイナマイトが落ちています(残り4本) ※石田の荷物は【C-4/民家】に放置されています。 ※この火災により、他のダイナマイトが暴発する危険性があります。 ※ショッピングモールの火災は、C-6,D-6まで燃え広がり、収まりつつありますが、まだ落ちているダイナマイトに引火すれば、この他にも燃え広がる可能性があります。 ※石田の死体の側にイングラムM11がありますが、爆発に巻き込まれ使用できない可能性があります。 138 疲労 投下順 140 正義 142 逆境の闘牌(前編) (中編) (後編) 時系列順 147 分別 126 本心 伊藤開司 147 分別 126 本心 工藤涯 147 分別 126 本心 宇海零 147 分別 126 本心 沢田 147 分別 138 疲労 黒沢 愚者(前編)(後編) 138 疲労 遠藤勇次 愚者(前編)(後編) 138 疲労 田中沙織 愚者(前編)(後編)
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心のすべてを 心のすべてを (ハーレクインコミックス・キララ) オススメ度: #ref error :指定ページの閲覧権限がありません。ログインするか、別のページの画像ファイルを指定してください。3.5 藤田和子 著 アマンダ・ブラウニング 原作 ジャンル ロマンス 原題 Something From The Heart 2010年8月11日発行 ハーレクインコミックス・キララ CMK-090 ISBN 4-596-97090-9 備考 カテゴリ:ハーレクインコミックス・キララ/1-100 タグ: アマンダ・ブラウニング 藤田和子 評価3.5
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覚悟のススメ ◆KZj7PmTWPo 「――っはあ! は、はぁ……っ。くっ、う……くそ!」 熱の篭もった荒ぶる吐息に悪態を孕ませながら、静まり返った夜の住宅街を岡崎朋也が駆け抜ける。 額から流れ落ちる汗を煩わしそうに手の甲で拭い、有らん限りの力で大地を蹴り飛ばす。 彼の肩に下げられたデイバックが乱暴に揺れる様は、切羽詰った今の状況を代弁しているかのようだった。 ――冗談ではない。 訳が分からぬ内に孤島へと拉致されて、やりたくも無い狂的な催し事を無理無体に要求されているのだ。 こちらの都合は一切考慮せず、更には決して歯向かえぬ様、爆破装置の首輪までも装着されている始末。 納得できるはずもないのだが、強要する側も了承を得ようなどと思ってはいないのだろう。 寧ろ箱庭で行われる面白可笑しい殺人遊戯を、それこそ茶飲み話を興じるかのようにして楽しんでいるのではないか。 憎たらしくも殺意が湧いてくるが、主催側の目的や動機を真剣に考えている暇もない。危ぶまれた命を守ることに精一杯なのだ、それも無理のない話である。 碌に年を重ねていない朋也とて、殺し合えという横暴な理由でむざむざと死にたくはない。 今まで日々平穏に生きてきた彼だが、変わらずにはいられない世界には嫌気が差していた。一人取り残されるのが嫌で、躍起になっていたとも言える。 自宅にいても父親との確執は相変わらずだし、学校に登校しても気に喰わないことばかりだ。 唯一の暇潰しと言えることは、同級生の春原陽平を扱き下ろして退屈を凌ぐ程度でしかなかった。 目的も無く、ただ怠惰に暮らしていた筈が、突拍子も無い出来事に巻き込まれた末にこの孤島に立たされている。 不満ばかりを抱えた世界が、どれほど尊重できるものかを改めて気が付いた。 現状に拒絶ばかりして、見放されて辿り着いた場所がこの殺し合いの場だとしたら、余りにも甘えが過ぎたのではないだろうか。 後悔は時既に遅し。この理不尽な非現実は、駄々を捏ねた拍子に、禁忌の境界線へと踏み込んだ自分自身に責任があるような気がしてならない。 ――それは錯覚。気弱になった精神が、起こり得る現実から目を逸らす逃避でしかない。 つまりは起こるべくして起こった、運命のようなものだと受け入れるのだ。 ここで単に運が悪かったなどと言われてしまうと、幾らなんでも哀れすぎて報われない。 それを強く意識させるのは、現在の状況に原因の一端があると言えた。 早い話が、彼は追われていた。 思考が纏まりきらぬ内に一人の男性と遭遇し、朋也にとっては程度の低い質問を男より寄せられたのだ。 幾つかの質疑応答の後――問答無用で襲われた。律儀に答えた朋也からは有力な情報が得られなかったために、最早用無しといった具合にだ。 素早い動きで背後に回りこまれ、呆気なく首元を絞められた。 放っておけば絞殺行為による窒息死は免れなかったのだが、こうして生きている以上は事無きを得たのではあるが。 (――あの時は運が良かったな……。あれは銃声、か? 物騒極まりないが……助かった) 男に殺されかかった寸前に、決して遠くない位置から甲高い音が夜の沈黙を切り裂いたのだ。 恐らくは銃声。凶行に走っていた男もそうだが、意識が散漫となっていた朋也もその音に僅かな驚きを見示した。 男が力を緩めた瞬間は、事態を好転する絶好の機会。後方にいた男の顔面へと頭突きを喰らわし、命辛々抜け出すことに成功したのだ。 だが、一時的に開放されたからといって、危機から完全に脱したとは言い難い。 男の立ち回りや雰囲気からして、まともに相対しても勝ち目がないことは薄々感づいていた。躊躇無く殺しに掛かったのだ。覚悟の度合も別格である。 ならば、取るべき最良の行動は言わずもがな。三十六計逃げるに如かずだ。 直撃した鼻を押さえる男には目もくれず、制止を含んだ怒声を振り切って逃走を計ったのだった。 しかし、大人しく諦めて見逃かと思えば、否。逃げた朋也に引導を渡すべく、追跡するに決まっている。 一時凌いだとはいえ、歴然の身体能力によって即座に捕縛されるに違いない。男に追いつかれぬ様、より早くより工夫して逃げ延びなければならなかった。 圧倒的な能力差と理不尽な不運に塗れるも、朋也は幸運からも決して見放されてはいなかった。彼の傍に転がる一条の希望。 それは、より早く移動する為の術である。 「はっ、はぁ! は……っ!」 朋也はその身を乗せた金属の板に重心を乗せ、簡易のハンドルにしがみ付きながら大地を蹴って滑走させる。 彼のバックから転がり出た支給品の一つ、それがこのキックボードだ。 逃走手段を欲していた朋也にとって、何とも都合の良い道具であった。不運の中の幸運とはよく言ったものだ。 自らの足より断然速度が出るキックボードは体力の節約にも一役買い、且つ折り畳み式のために使い勝手も非常に良い これさえあれば、男との距離を引き離すことが楽にこなせそうだ。その確信に、朋也は何度も速力を加えてはボードに乗るといった風に動作を繰り返していた。 ――いけると思った。これだけ苦労しているのだ。追い縋ることも難しい速度は、男を諦めの境地へと至らせたに違いないという自己満足に浸らせるのだ。 何処まで走れば安全なのかは見当もつかないが、何時かは安住の地へ避難できると信じて無心に足を動かした。 時間を忘れて住宅路の走行に没頭していたのだが、前ばかりに気を取られ、背後に気を配ることを疎かにしていたことが失策である。 ――背後に迫る軽快な足音を、無警戒にも完全に聞き落としていたのだから。 グチュリという、筆舌に尽くしがたい擬音が朋也の耳朶を打つ。 次いで、脇腹に灼熱の激痛が走った。 「――っがぁ……っ!?」 バランスを崩し、思わず転倒する。 キックボードから身体を投げ出され、コンクリートに強く肩を打ちつけた。 苛ただし気に舌を打つ音が、後方から一際大きく聞こえる。望む狙いが逸れて、気分を害しているのだろうか。 朋也は噴き出した脂汗にも構わずに、鈍痛を続かせる脇腹へと手を触れた。 触れてから後悔する。掌が生暖かい感触に包まれて、服の上からでも否応無しに負傷したことを知らしめたからだ。 被害は脇腹部分の上着を破っただけに止まらず、朋也の肉を無残にも抉っていた。 ――何かに貫かれた? いや、何かが通過したのか。――解らない。遠方から攻撃されたのだから、飛び道具を持っているということだろうか。 だが、一つだけ疑いようのない明確な事実なら解る。 ――絶体絶命ということだ。 襲撃者がこれ幸いとばかりに歩を進めて接近する様子に、朋也は慌てて立ち上がる。吹き飛んだキックボードへと、覚束ない足取りで駆け寄った。 今この走行手段を失うわけには行かないのだが、何も危険を冒してまで回収する程の物でもない。 ボードを手元に戻すことだけが理由ではなく、朋也の目的はその先。 ――一軒の二階建て家屋だ。 「くっ……」 進行方向にあったボードを鷲掴む。そのまま家の扉を勢いに任せて開け放ち、転がるようにして室内へと飛び込んだ。 扉に施錠がされていなくて幸いだった。室内へと土足で上がりこみ、足を縺れさせながらフローリングの床を駆ける。 ――扉の鍵は、敢えて閉めなかった。 光が消沈した室内は酷く暗かったが、何度も躓き額を打ちけながら二十畳程度のリビングへと辿り着く。 瞳を凝らして内装を確認後、朋也は床面から天井の高さまである大きな窓――ハイサッシに目を留めた。 すぐさまハイサッシへと飛び付き、もどかしそうに指を掛けて開け放つ。 錆のない縁を大きな窓が無音で滑り、芝生で統一された小奇麗な中庭が視界に映された。 そこから逃走するのかと思いきや、中庭を一瞥しただけであっさりと背を向ける。デイバックを傍に置いて、あろうことか座り込んでしまった。 一見恐怖によって腰を抜かしたのか、もしくは諦めがついて脱力したかのように見えただろう。 ――ただ一部、眼光を除いて。 腰を落とした朋也の瞳に動揺や焦燥の色は窺えず、覗くのは燃え滾る凶暴な眼光。 彼は霞も諦めてはいなかった。後退するのはもう止めだ。 こちらは殺されかけた。今も尚、煩わしくも命を狙われている。 ならばどうする? 相手が匙を投げるまで根気強く逃走するのか? はたまた哀願して同情を誘う? 靴でも舐めるか? ――全てふざけろ。 どうして自分だけが被害者の役割を課せられなくてはならないのだ。この孤島では互いの権利は平等で、立場は同じ筈だろうに。 無抵抗に流されるなど誰が決めた。狩られる小物に甘んじる必要など始めからなく、元より両者が狩人だ。躊躇う余地など何処にもあるものか。 別に御大層な生きる目的が有る訳ではないのだが、理由も無く他人の糧になってやるなど酷く癪に障る。 いい気になって追い回す輩に、相応の報いを与えてやらなくては気がすまない。 今回の境遇が運命だというのなら、それは唾棄すべき愚かな逃避。 ただ単に運の巡りが悪いというのなら、その悪運を持って我武者羅に覆して見せる。 ――何を賭しても生き延びるのだ。意味不明の思惑に絡まって、価値も無く死ねるものか。 逃げ回っても勝機が見出せないのならば、徹底的に抗戦あるのみだ。 倒れ伏すにしても、悪くて道連れだ。妥協も甘えも認めない。 朋也の胸中から、凄惨な黒い衝動が鎌首をもたげる。 先方は殺し合いを御所望だ。執着のない世界だが、それでも帰還するためには筋を通さねばならない。 男は殺意を向けた。よって、朋也は執行を許す免罪符を手にしたことになる。 ――これは正当防衛だ――殺してしまえ。 痛みを堪えるためか、朋也は一度だけ強く奥歯を噛みしめる。 大きく息を吸い、口火を切った。 「お、おい! 俺は殺し合いをするつもりなんか無いんだよ! どうして襲うんだ……っ!?」 震えが走り、必死になって誤解を解く表面上とは別に―― (――さあ、来てみろクソ野郎……!) 内心では、友好的な態度は微塵も残っていなかった。 だが、身体の震えは決して演技という訳ではない。 焦りや緊張の中で、少なからず彼の身体は興奮に打ち震えていた。 傍から見れば、袋小路に追い詰められた状態なのだ。迎撃に失敗すれば、間違いなく命の保障は無い。 朋也はデイバックに手を差し入れ、冷たい金属の感触を今一度確かめる。 (これでなんとか……) 彼が備える最終手段は、唯一手持ちの中では攻撃を可能とする道具だ。 効力が期待できるのは、ある程度接近していなくてはならない。 つまり先程の弱気な発言は、敵を誘き寄せるための方便に過ぎないのだ。 強気な態度で怒鳴った所で、準備が周到に施されていると勘繰られてしまう。 警戒心が異常に強い者ならば、どちらにしたって無用心には近寄らない。それに関しては祈るしかないのだが。 一応、朋也には必死扱いて逃げ回った末に負傷したという、ある意味敗北必至の状況を醸し出しているのだ。 抵抗する気力が薄れ、何の力も無い弱者が命乞いをしていると勘違いしてくれれば儲け物である。 追い詰めた獲物に止めを刺すべく、少しの油断を抱えてリビングに踏み込んでくれれば体勢が整う。 険しい視線をリビングへと通じる廊下に寄せていたその時、暗闇がゆらりと陽炎のように揺れた。 (――来たっ!) ゴクリと唾を呑む。その音が余りのも大きかったので、自分の企みが察せられたのではないかと一瞬不安に駆られる。 しかし、その不安は悪い意味で杞憂であった。 精悍な顔立ちの男は姿を現して直ぐに、朋也を襲ったであろう凶器の矛先を向けていたのだから。 (ボーガン!? あれに撃たれたのか……) 無骨で物々しい塊に背筋を凍らせる。仮に突き刺さっていれば、鏃が肉体に喰い込み引き抜くことすら困難を極めるであろう。 激痛に苦しむ自分の姿を想像すると、今更ながらに冷や汗を感じずにはいられなかった。 そんな物騒な凶器を男は躊躇いもなく放出し、現在も自分を射抜かんと照準が合わされている。 朋也の企みなど介せずに、正しく問答無用とばかりに射殺す算段なのだろう。 言葉を掛けるでもなく、早々と逝かそうと目元を細めた男へ向けて、今一度声を張り上げた。 「ま、待ってくれよ!」 この後に及んで懇願かと、男は朋也の往生際の悪さに肩を竦めた。 助命を聞き届ける様子は無いが、辞世の句程度ならば発言を許すといった具合だ。 罪の無い少年を殺すことに一抹の不憫さを感じ入るといった、少なくとも良心の呵責には苛まれているようである。 根っからの悪人と言う訳では無さそうだが、今の朋也には知ったことではない。 今だけは高みから余裕綽々で精々哀れんでいろと、胸中で毒付いた。 「アンタ確か……目元を白い仮面で覆った男を探しているんだよな?」 「…………」 「確かにそいつは見てない。事実だ。……だけど、アルルゥって奴なら見たぞ」 「……なに?」 ――喰い付いた。 男の風貌は、見た限り普通の人間とは言えそうになかった。何処かの幻想世界のように耳が長かったためだ。 更に名簿を予め確認しておいた時に目を留めたものが、日本人とは言えぬ名前の数々。 完全な想像に過ぎないのだが、それらの不思議な名前は、亜人に属する者達の名前ではないのだろうか。男の姿をこの目で見たからこそ、初めて立てられる推測だ。 アルルゥという名前を選出したのは、響きからして恐らく女性且つ、名簿では最上段に記載されていたといういい加減な理由なのだが。 分の悪い賭けもいいところではあるが、喰い付いた以上は同郷関係者なことは間違いない筈だ。 朋也にとって、男が攻撃の手を一瞬緩めてくれるだけでよかった。相手が興味を示す事柄ならば、引き合いの内容に目的との因果関係は無いのだ。 とんとん拍子に進む自身の浅はかな思惑に、内心ほくそ笑む。 「市街地の外で……一度だけ見かけたんだ」 「……今更だな。どうして先程言わなかった?」 「アンタが仮面の男のことだけを聞いて、襲い掛かってきたからだろうがっ!」 不備は碌に話も聞かなかった其方にあると、大袈裟とも言える態度で激昂したように叫んだ。 男は苦々しく押し黙るも、すぐさま訝しげに眉根を顰める。 「それで? 何を聞き、何を見た? 一体何時頃で――」 「――そ、そうだ。そいつから預かったものがあるんだ――」 男の言葉を遮る形で、朋也はデイバックへと手を差し込んだ。 迂闊な言動を吐いてぼろを出してしまえば全てが水の泡。望む回答は持ち得ないのだから、無闇に口を開かせる訳にはいかなかった。 早鐘のように鳴る心音を誤魔化すように、バックに突っ込んだ腕を忙しなく上下させる。 それは男からすれば不審な行動とも取れるのだが、人間は死の危険を感じると酷く饒舌になるという。 自分の立場を少しでも有利にせんと、必死になって貢物を献上しようとする切実な姿に見えなくもないのだ。 「…………」 殺すのは後からでも遅くはない。そう思ったのか、バックを漁る朋也を腕を組んで見下ろした。 キックボードに乗っても尚、強靭な身体能力で追い縋れる実力者なのだ。仮に襲われても、素早い身のこなしで迎撃できるという余裕の表れだろう。 ――その慢心こそが、朋也を勝利の確信へと至らせた。 伏せた憫笑を噛み殺し、デイバックに差し込んだ腕を引き抜いた。 ――円状のピンが抜けて、信管が作動した手榴弾を握って。 男の方へと、無造作に放った。 「――そら! 爆発するぞ!!」 「な――っ!?」 男が驚愕に喉を詰まらせ、注意が一瞬朋也から逸れる。 放った当の本人はというと、その隙にまんまと開け放たれた窓から中庭へと脱出していた。 すぐさま地に伏せる。 ――直後、凄まじい爆音と熱風が朋也の頭上を通過した。 大地を振動させる轟音と、刹那に輝く爆炎は住宅地一帯を包んだのではないだろうか。 爆音が収まった数秒後、硬直させていた力を弛緩させて顔を上げる。 正直、予想外の威力だが有用性は期待できた。 立ち回り次第によっては、襲い来る強者の駆逐も容易に行えることだろう。 利きが悪くなった聴覚の具合に顔を顰めながら、痛む脇腹を押さえて立ち上がる。 惨状を省みるならば、男は無傷とは言い難いのではないか。 爆散したリビングの様子に、彼は口許を吊り上げてざまあみろと悪態付いた。 立場を逆転させる下克上を成し遂げて、愉快な優越感に浸らせる。罪悪感など、そこには一片たりとも存在しない。 ――だが、実際は紙一重のタイミングであった。 暗闇の中で手榴弾の存在を認識してもらうために、敢えて挑発するように進言したのだ。 発生した隙を狙って離脱する考えは、男が惑わされなかったら意味のない行為となる。 一歩間違えれば、背を向けた途端に矢で射抜かれてお陀仏となっていたことだろう。 手榴弾を放った位置も絶妙であった。全後方、どちらに進路を取るかという迷いが手榴弾の遅延時間を稼ぐことに繋がるのだ。 当然自分に近すぎれば意味はないし、男に近すぎれば距離を離さんと中庭へと飛び込むだろう。つまりは、朋也の方角へと。 手榴弾の存在に気付かずに矢を放ち、狙撃された朋也と共に爆散して心中という場合もあったのかも知れない。 だが、現に生き残ったのは自分だ。仮定の話など、勝者の前では霞みゆく妄想に過ぎない。 この世界が弱肉強食だと言うのなら――やってやる。 「――こんな所で、死ねるかよ……!」 夜空へと恨み言を吐き散らし、荷物を抱えて走り出す。 自身が引き起こした散々たる有様の住宅には、一切の感慨も後悔も感じ入ることはなかった。 彼の脳裏に渦巻くのは、執着する生への柵と道理のない展開に対する激しい憎悪。 相反し合う二つの感情を抱えて、彼は夜の住宅地へと消えていった。 ◆◆◆◆ 「くっ、ごほっ、ほっ……! やってくれる――!」 爆発で木屑諸々が吹き荒れた室内に、人影が揺らめいた。 男――オボロは咳き込みながら傍に立てたテーブルを蹴り倒し、中庭に向かって疾駆する。 風圧で荒れた中庭へと目線を走らせるも、人の気配は既にない――逃げられた。 オボロは不快気に舌を打つ。 ――油断はしていなかった筈だ。だが、警戒を怠ってしまったのか。 逃走劇を放棄した朋也には不審な点も多かったし、逃走経路と思わしき大きな開口部の出窓にも注意を向けてはいた。 ――罠。そうと解っていながら強行した理由は、やはり慢心がこびり付いていたのだろうか。 結果、虚偽の妄言に時間を許し、牙を突き立てられたのだ。迂闊であった。 早々と止めを刺しておけば良かったと、今更ながらに悔やまれる。 本来ならば、朋也が一度転倒した時が絶好の機会だったのだ。可能であったのならば、オボロとてそうしていた。 彼に支給された武器は、弦を一度引き絞ればそのまま維持できるクロスボウだ。 ボルトという太く短い矢を装填することにより、通常の弓とは比べるまでもない威力を叩き出す便利な代物である。 飛距離や貫通性も悪くはないのだが、ただ一点。それこそが致命的な欠点であった。 ――連射が利かないのだ。一度撃てば、装填に時間が掛かるという短所は、追撃戦には極めて不向きといえる。 有効活用するならば的が固定される攻城戦なのだが、どちらにしても近接戦闘を好むオボロには不釣合いな武器であった。 刀剣類さえ支給されていれば、反抗の猶予も与えぬ内に瞬殺できたものを。――無い物ねだりだが。 更には不可解な現象もある。身体に纏わり付く制限の重みだ。 弱体化した所為で、大した速さでもない珍妙な移動道具に追いつくことにも一苦労であり、朋也の突飛な行動に対応する反射速度までもが衰えていた。 放たれた奇怪な爆発物には、横に倒したテーブルを防壁として何とか事態を凌いだ。危機を敏感に察知できたのは、やはり塩を送った朋也の言動にある。 確かに、朋也が爆発物の存在を口に出して言わなければ、単なる球体が転がってきただけだと気にも留めなかったのかもしれない。 彼が敢えて知らせたのは、やはり信じるべきかそうでないかの戸惑いを生じさせる策だったのだろう。 だが、その発言を虚言と切って捨てるには余りにも危険であった。 仮にはったりだとしても、その間発生した僅かな時間内で、能力が高いオボロからは到底逃げ切れる筈がないと理解していたはずだ。 ならば、叫んだ「爆発するぞ」という言葉は、朋也が逃げる上では爆発してもらわないと都合が悪い。 爆撃される可能性に身を置いたまま無視して追撃するか、はたまた一抹の危険性を信じて身を伏せるかの二肢択一。 オボロが下した決断は、念を置いての保守的な考え。要は一時追撃は諦め、止む無く安全面を優先したのだ。 ――ちなみに理由としては、何てことはない。戦乱の中で磨き上げられた直感に縋っただけのこと。 感性までもが一般的な水準に落とされていたら、恐らく爆発によって一撃で昇天していただろう。 ともかく、落ちるに落ちた身体能力は遺憾の極みだ。鍛え上げた能力を、無情にも奪われたのだから。 培った能力を取り戻したいが、如何ともし難い。 オボロは直情的が故に、頭で物を考えることが得意ではなかった。 策を練る役目は、何時だって兄貴分であるハクオロの領分だ。 今までも万事上手く事を運ばせ、決して悪い結果にはならなかった。 自身の役割など、そんな彼を戦力的に補佐する以外には用途も価値も見出せない。 だからこそ、尊敬するハクオロに貢献するべく前線に立つのだ。 それは、此度の状況とて何ら変わることはなかった。 脱出方法を捻り出すのはハクオロで、戦うしか能の無い自分は彼の安全面を考慮しなければならない。 単純明快。つまりは、害を及ぼす可能性のある参加者を少しでも減らして、危険性を無くしていくしかないのだ。 そう心に決めた結果が先程の失態なのだとしたら、自分の決意など張子同然である。 獲物が不憫に感じた。罪悪感も確かにあった。 だが、後ろ向きな同情心に引き摺られて、取り返しの付かない事態に陥れば、損害を被るのは誰なのだろうか。 ――決まっている。自分が補助仕切れないせいで、ハクオロを危険に晒してしまう。万が一に殺されでもしたら元も子もない。 自身の取るに足らない葛藤など、ハクオロの身の安全の上では下らぬことだ。 こういう時に役に立たずして、一体何時役に立つといえるのか。 ハクオロは、オボロが殺人に手を染めることを決して喜ばないだろう。そんなことは先刻承知だが、それでも押し通す。 国にとっても自分達にとっても、彼はなくてはならない必要な存在なのだ。己の命を天秤にかけるまでもなく、その重みを誰よりも理解している。 オボロ一人が修羅の道へと歩むだけで、ハクオロに向けられる悪意が少しでも払拭されるのならば、喜んで茨の道へと踏み込もう。 それが、この殺伐とした環境下で恩を返せる唯一のことだ。 可能性のある参加者、即ち全参加者は始末に値する対象である。 目撃者は発見次第、有用な問答による情報の抽出。その後は有無を言わさず、予断も躊躇も必要ない。 朋也を逃がしたのは痛手だが、そう遠くには言っていない筈だ。再び追走して接触しさえすれば、口封じには事足りる。 その前にオボロの出で立ちが口伝で広がっていれば厄介だ。関係者の人間へ、逆恨みとして襲われでもしたら目も当てられない。 よって、殺人手法は今度こそ迅速に。 スッと冷酷な表情を浮べ、大きく大地を蹴った。 夜の空気を切り裂いて、一人の男が疾走する。 「――ユズハ……待ってろよ。すぐに戻るからな」 必ず還ってみせる。 ハクオロ達と共に、愛する妹が待つあの世界へ。 【F-4 住宅街/1日目 深夜】 【岡崎朋也@CLANNAD】 【装備:キックボード(折り畳み式)】 【所持品:手榴弾(残4発)・支給品一式】 【状態:脇腹軽症(痛み継続)・興奮】 【思考・行動】 1:何が何でも生き延びる。 2:悪意があると感じれば、容赦なく攻撃。 3:少しは知人の安否が気になる。 4:オボロが探していたハクオロのことを警戒。 【備考】 オボロは死んだ、もしくは瀕死だと勘違いしています。 【オボロ@うたわれるもの】 【装備:クロスボウ(ボルト残9/10)】 【所持品:支給品一式(他は不明)】 【状態:全身に擦り傷・普通】 【思考・行動】 1:朋也を追跡後、始末する。 2:ハクオロ、エルルゥ、アルルゥ、トウカ、カルラなどといった例外を除いた参加者の排除。 3:ハクオロと一度合流。(殺し合いに進んで参加していることは黙秘) 【備考】 彼らが驚いた銃声は、水澤摩央が朝倉純一へ向けて撃った時のものです。 手榴弾の爆音は、当たり一帯に響き渡りました。 028 笑顔の向こう側で 投下順に読む 030 廃止鉄道の夜 028 笑顔の向こう側で 時系列順に読む 032 最高なお先真っ暗 岡崎朋也 052 許せる嘘か? 許されざる嘘か? オボロ 047 悲しい決意
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被告人を無期懲役に処する。 未決勾留日数中200日をその刑に算入する。 押収してある折りたたみナイフ1丁(平成16年押第205号の1)を没収する。 理 由 (被告人の身上,経歴等) 1 被告人は,高校卒業後,シナリオライターを目指して専門学校に進んだものの,次第に授業をさぼるようになり,平成8年10月に中途退学してからは,運送会社や酒類販売会社でアルバイトをしたり,ラーメン店で働いたりしていた。しかし,平成16年2月にラーメン店を辞めてからは,全く仕事に就くことなく,時折求職のためにハローワークに通うなどするほかは,自宅で,昼ころに起き出して,母親の作ってくれる食事を摂り,テレビを見るなどしながら,無為に過ごす生活を送っていた。 2 被告人は,家族として,祖母,両親及び弟妹がいたが,飲食店の家業に没頭して厳格な父親とは,幼いころから折り合いが悪かったほか,少年時に,祖母や妹の小銭を盗んだことをきっかけに,祖母らとも口をきかなくなった。また,被告人は,両親に無断で専門学校を退学した後は,母親からも見放されたように感じるとともに,働かせようと口うるさく注意してくる母親を疎ましく思い,避けるようになって,弟以外の家族からの孤立感を深めていった。 3 他方,被告人は,専門学校時代にパチスロを覚えてからはこれにのめり込み,パチスロ代として,小遣いだけでは足りず,同級生の鞄から金を盗むようになり,専門学校を中退した後も,アルバイトとして働いた給料をつぎ込むばかりか,同僚のトラックから金を盗んでパチスロ代に充てることもあった。また,被告人は,平成11年ころからは,複数の消費者金融業者から借入を繰り返すようになったが,平成14年ころには,借入限度額を超えてしまい,消費者金融業者から新たな借金ができなくなったことから,遊興費等が必要になると,勤務先から給料を前借りしたり,弟や同僚等から借金をしたりするようになった。 4 なお,被告人は,平成12年1月ころ,父親が購入した埼玉県児玉郡a町大字bc番地d所在の建売住宅に家族と共に入居して,本件犯行当時まで居住していた。 (第1の窃盗の犯行に至る経緯) 1 被告人は,平成16年2月にラーメン店を退職した後,程なくして手持ちの現金をすべてパチスロに使い果たし,その後は,パチスロは我慢して,たばこ代を上記ラーメン店で一緒に働いていたアルバイト学生のほか,それほど親しくもなかったその友人の大学生からも借りるようになった。しかし,被告人は,パチスロへの欲求が次第に高じて,同年7月31日ころ,上記大学生に,生活が苦しいなどと言って頼み込み,同年8月7日を返済期限として4万円借りることに成功した。 2 しかし,被告人は,その翌日には,同人から借りた4万円をパチスロで費消してしまい,直ちに上記借金の返済に窮することになった。そのため,被告人は,家族から,自宅の筋向かいにある後記A方居宅が旅行のため留守であることを耳にするや,パチスロで遊ぶための資金欲しさもあって,同居宅への空き巣を計画した。 (罪となるべき事実) 第1 被告人は,平成16年8月1日午後8時ころ,埼玉県児玉郡a町内のA方居宅に,風呂場の窓の施錠を外して侵入し,そのころ,同所において,同人ほか2名所有の現金約39万1000円及びストッキング2枚(時価合計約40円相当)を窃取した。(同年11月15日付け追起訴状記載の公訴事実) (第2の強盗殺人等の犯行に至る経緯) 1 被告人は,上記第1の窃盗の犯行によって,多額の現金を手にしたものの,上記4万円の借金を返済した残りの金をすべてパチスロにつぎ込んで,同月10日ころにはその金も底を尽いてしまった。ところが,被告人は,久し振りにパチスロに興じたこともあり,かえって欲求が強まり,同月31日ころ,再度,前記大学生に借金を申し込んだところ,同人は,渋りながらも,同年9月4日までに必ず返済する約束で5万円を貸してくれ,「早くいい仕事が見つかるといいですね。Xさんだったら,絶対いい仕事見つかりますよ。」などと言って励ましてくれた。被告人は,比較的親しかった元同僚のアルバイト学生らでさえ,自分を見捨てているのに,その大学生が無理をしてまで金を貸してくれ,励ましてさえくれたことに恩義を感じ,どうしても約 束どおりに金を返さなければならないと考えた。 2 しかし,被告人は,新たに借り受けた上記5万円も,翌日には,パチスロで全額を費消してしまったが,家族や知人から新たに金を借りる当てはなかったため,再び返済に窮することとなった。そこで,被告人は,何としても約束の期日に上記借金を返済するとともに,パチスロで遊ぶ資金も早急にできるだけ多く手にしたいとの思いから,いろいろ検討した結果,前記第1の犯行で味を占めたこともあって,これと同様に空き巣をして現金を手に入れることを思い立った。そして,被告人は,その計画を練るうち,同月2日夜,およその家族構成を知っており,駐車車両の状況から在宅の有無も確認できるなど,空き巣に入ることが容易に思われた,自宅の筋向かいで前記A方居宅の隣に当たる後記B方居宅に侵入することを決めた。 3 さらに,被告人は,犯行の際に顔を見られれば,自分が犯人であるとすぐにばれてしまうと思い,同家の主婦から顔を見られた場合には,同女を殺すしかないと考えるに至った。そのため,被告人は,犯行当日の同月3日昼ころ,凶器として後記折りたたみナイフを取り出し,書類ケース内に入れて隠したほか,室内に指紋を残さないためのタオルや手袋代わりのショートストッキングも用意した。 4 そうこうしていると,後記判示第2の1の強盗殺人の被害者であるB(以下,単に「被害者」ということがある。)が自動車を運転して帰宅したが,被告人は,その駐車方法を見て,被害者がすぐに出掛ける予定のないことを知った。そこで,被告人は,被害者を殺害して金員を強取することを決意し,既に用意していた後記折りたたみナイフを隠した前記書類ケースを脇に抱え,タオルを首に巻き,ショートストッキングをジーパンのポケットに入れ,動きやすい運動靴を履いて,後記B方居宅に向かった。 (第2の1の強盗殺人の被害者の身上,経歴等) 省 略 (罪となるべき事実) 第2 被告人は, 1 B(当時38歳)を殺害して金品を強取しようと企て,平成16年9月3日午後1時30分ころ,埼玉県児玉郡a町内のB方居宅に赴き,町内会から防犯用資料を届けに来たと装って,同女に玄関ドアを開けさせて侵入し,同所において,同女に対し,殺意をもって,その胸部,頸部及び背部を所携の折りたたみナイフ(刃体の長さ約9.8㎝。平成16年押第205号の1)で9回突き刺し,その頸部を右手や所携のタオルで絞めつけ,その頭部にどんぶりを打ちつけるなどの暴行を加え,よって,そのころ,同所において,同女を頸部等の刺創群による失血により死亡させて殺害し,同女所有又は管理の現金約1万3120円,クレジットカード2枚,運転免許証1通,ギフト券1枚等在中の財布1個(時価合計約1270円相当),現金約50円等 在中の財布1個(時価約100円相当)及び預貯金通帳8通,キャッシュカード6枚等在中のポーチ1個(時価約100円相当)を強取した。(同年10月6日付け起訴状記載の公訴事実第1) 2 業務その他正当な理由による場合でないのに,上記1記載の日時・場所において,上記折りたたみナイフ1丁を携帯した。(同第2) (証拠の標目) 省 略 (法令の適用) 省 略 (量刑の理由) 1 事案の概要 本件は,被告人が,知人に対する借金の返済資金とパチスロの遊興費欲しさから,自宅筋向かいの民家に空き巣に入ったという住居侵入・窃盗(判示第1),次いで,この犯行に味を占めて,同様の動機から強盗殺人目的で自宅筋向かいの別の民家に侵入し,同家の主婦を殺害して現金等を強取したという住居侵入・強盗殺人(判示第2の1),さらに,その際,凶器の折りたたみナイフを携帯したという銃砲刀剣類所持等取締法違反(判示第2の2)の各事案である。 2 被告人の責任を基礎付けるべき事情 (1) 本件各犯行は,周到な準備に基づく計画的な犯行であり,その態様は,凶悪かつ残忍で悪質極まりないものである。 ア まず,判示第2の犯行に先立ち,被告人は,金員を早急に安全かつ確実に奪う方法についていろいろ思いを巡らせた上,およその家族構成を知っているなど,空き巣に入ることが容易に思われた,自宅の筋向かいの被害者宅に侵入することを決め,その際,顔を見られた場合には,家人を殺すしかないと考えて,犯行道具として,凶器の折りたたみナイフ,これを隠すための書類ケース,室内に指紋を残さないためのタオルやショートストッキングを用意した上,被害者の動静を見極めてから,動きやすい運動靴を履いて被害者宅に向かったものであり,周到な準備に基づく計画的な犯行ということができる。 イ また,判示第2の住居侵入の犯行において,被告人は,あたかも町内会の関係者が防犯用資料を届けに来たように装って,凶器である折りたたみナイフを中に隠した書類ケースを脇に抱えて被害者宅の玄関先に赴き,インターホンを鳴らし,「町内会の者ですけど」と言って,被害者に玄関ドアを開けさせ,「Xです」と名乗り,「最近物騒なので,防犯関係の資料があるので,玄関先よろしいでしょうか」と言って玄関内に侵入しており,被害者を安心させて確実に玄関内に侵入する手口として,誠に巧妙であり,町内会への帰属意識や防犯意識に付け込む卑劣かつ狡猾な犯行でもある。 ウ(ア) 次いで,被告人は,判示第2の強盗殺人の犯行において,「最近,不審な人は見なかったですか」などと話しかけ,上記書類ケースの中から資料を探し出すような振りをしながら,利腕の左手で折りたたみナイフを取り出して逆手に持ち,いきなり被害者の胸部や頸部を続けざまに3回突き刺し,驚いた被害者が,悲鳴を上げながら被告人の左肘をつかみ右腕にかみつこうとするなど,必死に抵抗するや,被害者の背中を所構わず5回突き刺している。次いで,被告人は,玄関方向に逃走しようとした被害者の手をつかみ引き戻して仰向けに転倒させた上,被害者の頸部を右手で絞めつけ,被害者の身体の上に馬乗りとなって,その頸部を1回突き刺し,さらに,室内を物色後,被害者が少し動いてうつ伏せになっているのを認めるや,とどめを刺そ うとして,タオルをねじってから被害者の頸部に巻きつけ,力を込めて絞めつけたり,どんぶりを被害者の後頭部に強く打ちつけて,3枚ものどんぶりを割るなどしている。 しかも,被告人が犯行に用いた折りたたみナイフは,刃体の長さが約9.8㎝,厚さが約0.3㎝の鋭利で強固な刃物であり,峰の握り手に近い約4.5㎝の部分がのこぎり状になるなど,極めて殺傷能力の高いもので,その刃体部分全体が体内に刺入したことがうかがわれる。そして,前頸部中央の刺創は左内頸動脈及び左椎骨動脈を切断し,前胸部中央下端の刺創は心臓(右心室前壁)に達し,背部左側上半の刺創は左肺に達し,背部右側上半及び下半の各刺創はいずれも右肺下葉に達しているのである。 このように,被告人は,全く無防備の被害者に対し,極めて殺傷能力の高い凶器を用いるなどして,それぞれが単独で致命傷を与え得るような苛烈な攻撃を多数回にわたり被害者の身体の枢要部である頸部や胸部,背部に集中的に加え続けており,その態様は,執ようかつ一方的で,極めて凶暴にして残忍なものである。 (イ) しかも,被告人は,被害者が血まみれとなって倒れ込んでいるというのに,その場に放置したまま,家具類の戸棚や引き出し,押し入れ,更には,仏壇の引き出し,冷蔵庫の中までくまなく物色して回り,判示のように,現金等の入った被害者の財布,預貯金通帳やキャッシュカード等の入ったポーチを強取しているほか,学習机付近から被害者の長男である小学生の財布まで強取しているのである。このように,被害者に与えた致命的なダメージや自ら引き起こした凄惨な状況を殊更に無視し,その長男が受けるであろう大きなショックにも全く思いを致すことなく,あくまで現金を奪い取ることに執着固執する被告人の姿勢は,余りにも冷酷非情,無慈悲無神経で,殺伐とした被告人の精神状態を如実に示すものとみるほかない。 エ 判示第1の犯行についてみても,被告人は,筋向かいの民家が旅行のために留守であることを知るや,窓ガラスを割る道具として灰皿をタオルで包んで持参し,隣接する店舗の塀の死角となっている風呂場の窓の格子を外して,タオルで包んだ灰皿でガラスを割り,施錠を外して同家内に侵入した上,これまた,室内をくまなく物色して回り,判示のように,多額の現金等を窃取している。このように,住居侵入・窃盗の犯行も,計画的な犯行であるとともに,被告人の自己中心的な姿勢を示すものであり,かつ,その態様は誠に手慣れたもので,この種事犯の累行性さえうかがわせるものである。 (2) また,本件各犯行の結果は,余りにも重大である。 ア(ア) 判示第2の強盗殺人の被害者は,平穏な家庭の主婦であり,外出先から帰宅直後,被告人の邪な意図など露ほども知らずに玄関ドアを開けただけで,何らの落ち度もありようはずがないのに,最も安全であるべき自宅の玄関において,突然に本件凶行に遭遇したのである。しかも,被害者は,必死に抵抗し,逃げ出そうとしたのも空しく,繰り返し身体にナイフを突き立てられて多数の重傷を負わされ,首を絞められ,挙げ句の果てに頭にどんぶりをたたきつけられた結果,前認定のような致命傷も含め,多数の創傷を負って,理由さえ分からないまま,無惨にも命を落とさざるを得なかったのであり,その被った肉体的苦痛はもとより,精神的衝撃や恐怖感,絶望感は察するに余りある。また,被害者は,学校を卒業後,就職して結婚し一児をもう けて,夫や子供との平和な家庭を作り,本件当時は,自らパート勤務に出て夫を助け,良き妻,良き母として,堅実に家庭を守っていたものであり,将来も引き続き夫と共に幼い長男の成長を見守ろうとしていたのに,本件犯行により理不尽にもその望みを絶たれ,当時38歳という人生の半ばで,突然に命を絶たれた無念さは想像を絶するものがある。 (イ) 被害者の遺族の被害感情は,もとより峻烈である。 a 被害者の長男は,被告人が被害者宅から退去してから約1時間後に,小学校から帰宅して,玄関を入るやいきなり,血の海の中で倒れている母親を発見して,当時未だ10歳という年齢でありながら,母親を助けようと,その身体を仰向けにして傷を確認した上,救急車を呼び,父親に連絡を取るなどしたというのである。このような残酷極まりない体験が,幼い長男に深い心的外傷を生じたであろうことは疑いなく,事件からしばらくは涙も見せず気丈に振る舞っていたという長男が,その後,不眠に苦しみ,物音や影におびえ,精神的に不安定な症状を呈しているというのは,誠に痛ましい限りである。 b また,被害者の夫は,いつものように出勤し,事件直前に,被害者と電話で夕食を何にするかという他愛もない会話をした後,我が子から,被害者が血だらけで倒れているという連絡を受け,慌てて帰宅したところ,変わり果てた姿の被害者と対面することとなったものであり,その被った精神的な衝撃や苦痛も甚大である。 c そのうえ,直接の財産的被害は1万円余りとはいえ,被害者の自宅は,被害の現場となって,玄関付近が血の海となったばかりか,怪我を負った被告人が室内をくまなく物色して回ったため,あちこちに血が飛び散って,住み続けることが不可能になってしまった。そのため,被害者の夫や長男は,事件後は,被害者の実家に居候することを余儀なくされた上,住宅ローンの負担も残るのであって,その財産的被害も重大である。さらに,被害者の遺族やその関係者の生活に与えた悪影響も多大なものがあるが,被告人やその家族からは誠意ある慰謝の措置が未だ講じられていないのである。 d そうしたこともあり,被害者の夫が,「どんなに謝罪しても,どんなに反省しても,妻は戻ってきません。私たち家族3人の生活は戻りません。妻の命を奪って,自分は生きようとすることは認めません。殺される理由など何一つない妻の命を,自分勝手な理由で突然に奪った殺人者を,私と息子は,一生許すことができません。妻が受けたと同じように,被告人を殺したいです。殺人という取り返しの付かないことをした被告人には,極刑以外考えられません。」と述べ,被害者の実母や兄も,同様に被告人に対する極刑を希望していることにも,十分な理由があるというべきである。 (ウ) 加えて,本件強盗殺人は,白昼の閑静な住宅街で,主婦が無惨に殺害され,しかもその犯人が筋向かいに住んでいたという衝撃的な事件として広く世間に報道されたもので,社会一般,とりわけ犯行現場の周辺住民に与えたであろう恐怖感や不安感も軽視することはできない。 イ また,判示第1の犯行の被害金額は,起訴されているだけでも合計約39万1000円と多額である。しかも,その被害者家族は,数日間の旅行中に,室内を徹底的に荒らされて,現金等が盗まれたばかりか,その犯人が後に強盗殺人事件さえ敢行していることを知ったのであり,財産的被害のみならず,精神的衝撃も大きく,結果は重いというべきであって,被告人の父親から被害弁償を受けた現在においても,その被害感情はなお厳しいものがある。 (3) そして,犯行の動機は誠に身勝手なものであり,犯行に至る経緯にも酌むべき事情は認め難く,被告人の犯罪性向は誠に顕著である。 ア(ア) 本件各犯行に至る経緯は,前判示のように,被告人が,専門学校時代からパチスロにのめり込み,その後,アルバイト等の職を転々とする間も,パチスロにうつつを抜かして借金を重ねるなど,金銭的に極めてルーズな生活を続けた挙げ句,最後に勤めていたラーメン店を辞めた後は,仕事に就くこともなく,自宅に引きこもる自堕落な生活を続けていたところ,収入が途絶えたこともあって,しばらくはパチスロから遠ざかったものの,再びパチスロへの欲求が高じて,知人の大学生に頼み込んで2度にわたり借金をしたが,いずれもわずか1日で使い果たしたために,何としてもその返済資金を得るとともに,パチスロで遊ぶ金も手にしたいとの衝動に駆られて,判示第1の住居侵入・窃盗,判示第2の住居侵入・強盗殺人等の各犯行を相次いで 敢行したというものである。 (イ) このように,社会からも家族からも孤立していた被告人が,唯一,苦しい懐具合にもかかわらず金を融通してくれ,温かい励ましの言葉さえ掛けてくれた知人に恩義を抱いて,同人への借金は何としても返済したいという思いがあったことも理解できないではない。 しかし,仮にそのような事情があるにしても,被告人は,家業の飲食店を手伝うなりアルバイトをするなりして,容易にその返済資金を稼ぐことができたのであるから,強盗殺人はもとより,空き巣についても,被告人にとり酌むべき事情とみることは困難である。まして,被告人が借りた金は,パチスロで遊ぶための遊興費であり,しかも,被告人は,全く働こうともせずに,生活に困っているなどとうそを付いて2回も借り受け,そのいずれも,わずか1日の遊興に使い尽くしていることからすると,借金を返済しようとする姿勢も,知人に対する誠意というより,唯一の金づるをつなぎ止めておくための方策とみることもできる。 そしてそもそも,被告人が孤立無援の状態に陥ったのは,被告人の怠惰で無責任な生活態度に原因があるのであり,被告人が,自ら働くなど犯罪以外の方法で借金の返済資金を調達することを真摯に考えた様子もなく,盲目的に本件一連の犯行に突き進んでいることからすると,被告人は,周囲と隔絶した自堕落な生活を続ける中,わずか5万円の借金を返済し,自分がパチスロに興じる資金を得るためなら,他人の命を奪うことすら厭わないという,独善的で反社会的な価値観を培った結果,極めて安易に本件のごとき重罪を決意したものとみざるを得ず,その動機は甚だ短絡的かつ身勝手なもので,酌量の余地などありようはずがない。 イ(ア) また,被告人は,自宅の筋向かいに住む家族が旅行に出掛けたことを知るや,特にためらった様子もなく,同家に空き巣に入ることを決意して,判示第1の住居侵入・窃盗の犯行に及んだだけでなく,容易に多額の現金が手に入ったことに味を占めて,同様の手口による近隣住居への空き巣の犯行を計画している。しかも,その計画を策定するうち,被告人は,犯行の最中に同家の主婦が帰宅した場合や,同女が初めから在宅している場合を想像し,そのときには,顔を見られた以上殺すしかないと考えるに至り,現に被害者が帰宅して出掛ける予定のないことを見知るや,町内会から防犯用資料を届けに来たように装って玄関内に立ち入った上,大声を出される前に,ナイフで心臓を一突きにして殺すことまで決意している。さらに,被告人は,筋 向かいに住む主婦である被害者の正面から,いきなりその胸部を突き刺しただけでなく,被害者が抵抗し,あるいはその息があると見るや,更に苛烈な攻撃を多数回にわたり被害者に加え続けている。そして,自らの犯行により被害者を惨殺して凄惨な場面を現出しているのに,屋内をくまなく物色し,被害者の財布などを次々に奪い取った後,逃走して自宅に帰ると,すぐに財布の中身を確認して,思いのほか強取した現金が少なかったことを嘆きながら,これを元手にパチスロで儲けようとしてその現金をパチスロに使い果たしたというのである。 (イ) このように,被告人は,金を得たいとの思いから,特に良心の呵責に苦しむ様子もなく,次々と犯行計画を重大かつ凶悪な方向へと発展させ,犯行に際しても,思いつく限りの残虐極まりない攻撃を歯止めなく繰り出して,被害者の死亡という重大な結果を発生させているのであって,利欲のためには他人の生命でさえも顧みないその姿勢は,おぞましささえ感じさせるものである。しかも,被告人が,少年時の家庭内での盗みに始まり,通学先や勤務先でも窃盗事件を起こしたと供述していることにも照らすと,被告人自身が述べているように,当時の被告人には人間として当然の善悪の判断が全く欠落していたとみるほかはなく,被告人の犯罪性向は誠に顕著である。 (4) 被告人の犯行後の情状も劣悪である。 ア 被告人は,判示第1の住居侵入・窃盗の犯行後,被害者方に再度侵入して,徹底的に指紋や足跡を拭き取るとともに,悪戯半分で風呂場や洗面所の水道を出しっ放しにして,被害者家族を不安にさせている。また,犯行後は連日のようにパチンコ店に通い,犯行で手にした40万円近い現金も,わずか10日前後の間に費消し尽くしている。 イ また,被告人は,判示第2の住居侵入・強盗殺人の犯行後,強取した現金をわずか1日で費消したのみならず,警察による捜査が開始されるや,その隙をついて,強取した現金以外の物品,犯行時に身につけていて血の付着したジーパンや靴を川などに投棄し,凶器である折りたたみナイフを草むらの中に埋めて隠匿し,弟や知人にアリバイ作りのための口裏合わせまで依頼するなど,罪証隠滅工作に奔走している。 ウ さらに,被告人は,警察官から当日の行動を聴かれても,その矛盾点を付かれて言い訳できなくなるまで,虚偽のアリバイを主張して犯行を否認しているのであって,犯行後の情状も劣悪である。 (5) そうすると,被告人の刑事責任は極めて重大といわざるを得ない。 3 被告人のために酌むべき事情 他方,被告人は,本件について,自ら事件の詳細まで包み隠さず供述し,被害者やその遺族には本当に申し訳ないことをしたと述べるなど,遅きに失するとはいえ,真摯な反省の態度を示し,強盗殺人の被害者の冥福を祈りながら,悔恨の日々を送っており,その中で,被害者の遺族に対する謝罪の手紙をしたためて,弁護人に託している。また,被告人の父親が,判示第1の住居侵入・窃盗の被害者に対し,被害弁償として要求金額どおり40万円を振込送金したほか,当公判廷に出廷して,今後とも強盗殺人の被害者の遺族にも謝罪を続けるとともに,被告人が社会復帰した際には引き取って,その更生に協力する旨約束している。自ら招いた窮状とはいえ,本件の背景には,被告人が家庭内で孤立感を深めていたという事情もあったとうかがわれる。被 告人は,未だ28歳と比較的若く,前科前歴がない。その他被告人のために酌むべき事情も少なからず認められる。 4 結 論 しかしながら,これら被告人のために酌むべき事情を十分考慮に入れても,本件強盗殺人事件における結果の重大性,犯行態様の凶悪性,残忍さ,動機の身勝手さ,厳しい被害感情,社会的影響の大きさ等に照らすと,無期懲役刑から更に酌量減軽する余地はないのであって,被告人を無期懲役に処することにより,残りの生涯を通じて被害者の冥福を祈らせ,これをもって本件犯行の罪責を償わせるのが相当である。 よって,主文のとおり判決する。 さいたま地方裁判所第二刑事部 (裁判長裁判官中谷雄二郎,裁判官蛯名日奈子,裁判官髙嶋由子)
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2012-04-13~2012-04-16 大学に講師たくさんいるんだから授業パートもっと増やして欲しかった。ハリポタみたいの期待してた。 -- (名無しさん) 2012-04-13 00 00 17 吟遊詩人大学もすげー期待した・・・何だよアレ。「声」が重要な要素としてあるのに、なぜ吟遊RPできんのじゃー! -- (名無しさん) 2012-04-13 00 28 49 ヘッドセットを使ったカラオケ吟遊詩人RP。下手だと酒場の酔っぱらいが敵対 -- (名無しさん) 2012-04-13 00 32 37 ↓2 シールドスペル教えてくれるトルフディルは闇の魔法からの防衛術枠(黒幕)でw -- (名無しさん) 2012-04-13 00 33 48 ↓3でした -- (名無しさん) 2012-04-13 00 34 00 楽器も各種あったし、街中で演奏して稼げるに 違いないと真っ先にソリチュードに行ったもんだよ… -- (名無しさん) 2012-04-13 00 36 32 楽器にもレベルがあって、話術スキルと組み合わせたりレアな楽曲入手したりして稼げると思ってた。 -- (名無しさん) 2012-04-13 00 40 46 アンカノは実はいい奴なツンデレスネイプ枠で -- (名無しさん) 2012-04-13 00 51 43 むしろ音楽スキルとかあればよかったのに。マク○ス的な方向性で歌で戦闘を鎮めたり仲間にしたり・・・あれ、幻惑魔法にもそんなのあったな -- (名無しさん) 2012-04-13 01 34 15 グレイビアードみたくドヴァの声も常人には何かと危険性があるのかもよ。 -- (名無しさん) 2012-04-13 02 17 23 竜の歌で、パーンの竜騎士思い出しちゃったよ。クトゥルフじゃないが、このシリーズからもちょこちょこネタ拾ってそうだな。 -- (名無しさん) 2012-04-13 03 14 50 全体通して見ると、やれる事少ないんだよね。木こりにはちょっと感動したけど、吟遊詩人プレイは本気で残念に思う。 -- (名無しさん) 2012-04-13 03 24 52 元々PCゲームだからねぇ・・・MODを入れて初めて開ける世界なのかもね、自分なりのRPを余すところなく堪能するのはコンシューマだと難しい。 -- (名無しさん) 2012-04-13 03 35 18 吟遊詩人スキルみたいなのは、非戦闘時用でも良かったかもね。戦闘前に勇ましい歌を唄うと、聞いている範囲内の人の戦闘スキルが一定時間少し上昇するとか、愛の歌を唄うと一定時間好感度上がる(話術up)とか、敵対されにくくなるとか。高レベルになると森で非敵対状態の動物や虫が集まってくるとか。(そして狩りをする残虐詩人) -- (ヘボイスターヘボ丸) 2012-04-13 03 37 33 Fable2のリュート演奏みたいなのあると楽しかったかもw -- (名無しさん) 2012-04-13 04 50 52 CKやMODのないCS版では下手するとSkyrimよりFable2のが自由度上かもわからんね -- (名無しさん) 2012-04-13 05 01 39 ↓できるアクションの数はFable2の方が上かもしれんが、RPの幅の広さや世界を旅している感覚は断然Skyrimだと思うよCS版でもね。 -- ( ) 2012-04-13 05 49 07 elonaとかの自由度も凄かったからなぁ。でも、そこにいるって言う感覚は、スカイリムでないと味わえないと思うんだ。興味本位でHUD非表示でやってみたら、雪景色の美しさにビックリしたよ。ちょっと不便だけど、それ以来ステータスの表示は要らないと思えるようになった。 -- (名無しさん) 2012-04-13 07 51 50 ドヴァキン「内戦なんてくだらねぇぜ!俺のシャウトを聴けぇーッ!」 -- (名無しさん) 2012-04-13 09 01 03 突撃ラブハートですね、わかります -- (名無しさん) 2012-04-13 09 34 44 フレーバーアイテムは大事だと思うがやっぱり楽器は演奏してこそ、だよなぁ…。 -- (犬臭い猫) 2012-04-13 10 20 45 ↓3 衛兵「すまないがその、叫ぶのをやめてもらえないか」 -- (名無しさん) 2012-04-13 10 21 36 ↓ドヴァキン「それは残念だ。まだ言いたいことがあったのに」 -- (名無しさん) 2012-04-13 10 36 05 ドヴァキンさんがTRY AGAIN!TRY AGAIN!ってシャウトしながらタムリエルが平和になっていくのを想像したら実にシュール・・・サルモールも故郷に帰っていくんだろう? -- (名無しさん) 2012-04-13 15 41 43 エレンウェン「デ・カルチャー…」 -- (名無しさん) 2012-04-13 15 53 04 「あれが今話題の超時空ドラゴンボーン、ドヴァカちゃんです!」 -- (名無しさん) 2012-04-13 18 42 08 カジートで人狼化は違和感があるので、二足歩行のサーベルキャットにならせてほしいニャー -- (名無しさん) 2012-04-13 19 16 13 もはや違う病気だ… -- (名無しさん) 2012-04-13 19 27 44 ふむふむ、つまり犬歯が伸びればいいと?ならば吸血病しかあるまい。おまえが歯をむきだす表情…ふにゃんになるな -- (名無しさん) 2012-04-13 19 34 19 蜂蜜酒を一度飲んでみたいけど、スーパーとかには売ってないんだよねぇ…仕方ないから赤ワイン飲みながら酔いどれプレイ中。 -- (名無しさん) 2012-04-13 19 40 57 ↓4 しゃーない。今度、ハーシーンっちゅう、その道のプロを紹介したるから、お願いしてみ? -- (名無しさん) 2012-04-13 19 43 01 1.5パッチ、水中が凄い見やすくなったな。濁った海からハワイアンな海になった -- (名無しさん) 2012-04-13 19 44 47 ハチミツ酒アマゾンでふつーに売ってた。 それは別としてパッチいれたらロード画面のスプリガンが発光するだけじゃなくて金色に光り輝いてた。これがキナレスの力か・・・ -- (名無しさん) 2012-04-13 21 02 30 ハチミツ酒、近所の舶来品の店に売ってて飲んだけど、甘くてなかなか美味しい。 -- ( ) 2012-04-13 22 14 07 「当ててやろうか。誰かに心を盗まれたな? 」 「…はい!」 -- (名無しさん) 2012-04-13 23 21 31 なんで気持ちのいい連中じゃろう -- (名無しさん) 2012-04-13 23 33 08 いつもニコニコ貴方の隣に這い寄る混沌ムジンチャレフト -- (名無しさん) 2012-04-13 23 36 53 (「・ω・)「うー!(/・ω・)/にゃー!(「・ω・)「うー!(/・ω・)/にゃー! -- (名無しさん) 2012-04-14 00 28 10 スカイリムには「普通」の猫っていないよな… -- (名無しさん) 2012-04-14 02 08 18 いとこが猫を飼っていたとかよく言ってるから設定ではいるんだろうな -- (名無しさん) 2012-04-14 02 34 34 ↓「スカイリムの猫」って本が作中に実在するんだけど(日本語に喧嘩売ったな、俺)、カジートとサーベルキャットしか項目が無かった。 -- (名無しさん) 2012-04-14 02 40 26 ↓犬に「ミーコ」ってつけちゃう土地がらだからなー -- (名無しさん) 2012-04-14 03 21 04 ↓確証はないけど、それ日本人の感覚じゃないのかな?外国ではどうなんだろう あと犬の名前と言えば、"タイバー"と"イスミール" -- (名無しさん) 2012-04-14 03 36 05 昼間グレイムーア砦近辺にて 「ドーンブレイカーって時々刀身全体が光ってるけどなんでだろうなー」なんて考えながら街道を歩いていたら、前から狼男が…恐る恐る近づいてみたらシンディングだった。話しかけたら「おはようございます」って挨拶された。シンディングお前…昼間あったらグッドイ~ブニング!じゃろがぃ! -- (名無しさん) 2012-04-14 04 21 16 ↓続き 何となくその散歩中のシンディングの後を追っていったら「ブローテッドマンの洞窟」へ戻っていった。「何だよ人里には出ないと誓ったくせに外散歩してたのかよ」とか思いながら洞窟に入るとそこには…もう一人のシンディングが!…増えるのはルイス・レットラッシュだけじゃなかったみたい -- (名無しさん) 2012-04-14 04 43 33 シセロもたまに、ネズミに猫を食わせるとかトンチンカンなこと言ってるな。アヒャヒャヒャ -- (名無しさん) 2012-04-14 04 54 49 ↓7いとこが飼ってる猫=カジートって思ってしまった。カジート飼いならすとか中々のやり手・・・ -- (名無しさん) 2012-04-14 06 24 41 ヒモと情夫(婦)と考えるとごく自然 -- (名無しさん) 2012-04-14 06 33 57 箱版パッチマダー? -- (名無しさん) 2012-04-14 08 55 41 召喚魔法にドゥーマー・センチュリオン・マスターを加えてほしいよギギガギゴ!! -- (名無しさん) 2012-04-14 10 00 59 オブジェ化してる巨大マッドクラブを発見 パッチでこういうやつらと戦うことができればなー 死の従徒を使える範囲を増やしてほしい なぜ一部の人型だけなんだ・・・ -- (名無しさん) 2012-04-14 10 24 49 ↓割と定期的にその報告を聞くが、そういう場所を纏めてスカイリムの名所巡り、みたいなページを誰か作成してくれないかなー(期待) -- (名無しさん) 2012-04-14 10 26 36 ルシエンとか従者連れてると、その土地土地で旅行ガイドめいた発言してくれるよな -- (名無しさん) 2012-04-14 10 44 00 ↓3それってカイネの試練で戦うアレじゃないか -- (名無しさん) 2012-04-14 14 29 51 カジートはアルゴニアンと一緒に奴隷にされてた歴史があるからな・・・ -- (名無しさん) 2012-04-14 15 48 32 素手攻撃に最も優れる種族を奴隷にするのって暴徒鎮圧一番難しいんじゃないか・・・w反乱起こった瞬間そこら中でバックドロップ見れそうだな・・・ -- (名無しさん) 2012-04-14 18 07 28 ぁぁ・・・アルドゥイン様の熱いのが・・・いっぱい、いっぱいに死ぬほど注ぎ込まれる///・・・・・ファイアブレスが -- (名無しさん) 2012-04-14 18 19 08 武器がなくても爪で戦うカジート、ヒストスキンで超回復するアルゴニアン 武器なくても強いな・・・ -- (名無しさん) 2012-04-14 18 42 02 水が綺麗になったかな? -- (名無しさん) 2012-04-14 18 52 59 酒が旨くなったかな? -- (名無しさん) 2012-04-14 20 15 57 アルゴニアンも素手強いからカジートの利点は猫耳くらいだな -- (名無しさん) 2012-04-14 20 17 18 夢中の歩みから目覚め目に入ったのは…何故か全裸で倒れているオークの侵略者と、それを見下ろすエランドゥルでした。まさか、あの爺さんにそんな趣味があったなんて。 -- (名無しさん) 2012-04-14 20 50 55 アルゴニアンも素手が強いなんて初耳だが… -- (名無しさん) 2012-04-14 21 23 07 カルセルモ爺さんがドワーフロボ作れるようになるとかいうDLC出たら即買いだな…。多分部品集めにドワーフダンジョン走り回ることになるけど。 -- (犬臭い猫) 2012-04-14 21 50 11 ↓9 まあ、現在世界レベルのトップアスリートが数多くいる人種も、歴史的には奴隷にされていたわけで。 -- (ヘボイスターヘボ丸) 2012-04-14 22 09 07 ↓3 俺使ってたとき普通に人間より強かったよ?カジートと同等かは知らんけど -- (名無しさん) 2012-04-14 22 14 42 ↓10 アルドゥインは一説によるとメスなんだが・・・ -- (名無しさん) 2012-04-14 22 45 25 弓のフィニッシュムーブって一人称だと見れないんだな・・・ -- (名無しさん) 2012-04-14 23 20 14 非鍛冶符呪強化の可愛い猫ちゃん盗賊プレイ。Lv.23で、ペイル・ブレイドとナイチンゲール装備手に入れた辺りで、漸く街道の旅でマトモにタイマン腫れる感じになってきたなー。序盤を拳と隠密短剣で乗り越えようとすると、いざタイマン状況になったとききつかった。牙猫と氷の生き霊あたりにコロコロ殺される。 -- (ヘボイスターヘボ丸) 2012-04-14 23 40 42 きついとか言うなら難易度下げたらいいよ。修行僧なのかよ。 -- (名無しさん) 2012-04-14 23 43 41 下2そのきつさが盗賊プレイの醍醐味だよ。自分がしくじった時の緊張感を楽しむんだよ。 -- (名無しさん) 2012-04-14 23 49 48 ↓9獣人は人間やエルフより素手攻撃力が高い、カジートはさらに爪ボーナスがあるのでアルゴニアンよりも強い -- (名無しさん) 2012-04-15 00 41 06 ↓3 ↓2の言うとおり、別に「最初から楽に敵に勝てる事」を楽しみたいんなら、わざわざ隠密メインの盗賊プレイなんか始めないよ。 -- (ヘボイスターヘボ丸) 2012-04-15 00 47 56 マゾも大変だな・・ -- (名無しさん) 2012-04-15 00 51 47 てかそもそも、タイマンで楽勝で勝てる難易度、キャラ育成する場合、隠密上げる意味があんま無いじゃない。隠れなくても勝てるんだし。盗賊クエとかの特別なイベントでもないと、隠密必至な場面もあまりないし。最初にメインをクリアしたキャラが鍛冶符呪上げてタイマンほぼ無敵になったから、そのじゃないプレイスタイルにしようとして始めたのに、難易度下げたら意味無くなっちゃうし。そうやって自分なりのプレイスタイルを模索できるのがスカイリムの面白いところなんだから、なんでもかんでも「じゃあ難易度下げれば」って、味気ない。 -- (ヘボイスターヘボ丸) 2012-04-15 01 00 13 カルセルモ爺は結局、生身の女に走りやがってなあ。メス型ドワーフロボ作ってくれよぅ -- (名無しさん) 2012-04-15 02 08 34 カルセルモってジジイの癖に元気だよな。あの年でアレとかw -- (名無しさん) 2012-04-15 02 17 29 そしてそれに応える女も女だよな、枯れ専かよwまあ打算的な性格らしいから、遺産とか地位目当てっぽいけど・・・これでいいのかマーラ様!? -- (名無しさん) 2012-04-15 02 45 34 猫使ってると尻尾の動きを見る為にカメラを尻尾が見やすい位置にしてしまう -- (名無しさん) 2012-04-15 02 52 12 内戦クエ後のマーラクエはストームクローク側だと大変だぞ -- (名無しさん) 2012-04-15 04 17 34 自分でキツい状況作ってそれをミサワばりに「猫ちゃん盗賊プレイキツいわー」とか書き込む意味って何があるの?そもそもひとりよがりな造語とか誤字とか直せよ。言語障害でも持ってんのか -- (名無しさん) 2012-04-15 05 22 11 ↓まずお前も目を治せ。次にトップを読め。確かに過度な誤字脱字には、推敲ヨロって気持ちは分かる。が、旅宿だしさ。俺強にしろ俺弱にしろスカイリムのロールプレイ位は良いんじゃね?どうしてもスルーし難いなら編集板で聞いてみたら? -- (名無しさん) 2012-04-15 06 33 41 ここは旅の宿、スカイリムを冒険する者の旅の出来事を語る場所、他人の旅の内容にいちゃもんつけるのは違うだろうな -- (名無しさん) 2012-04-15 08 09 50 まぁ仲良くやろうや…。ここは他と比較しても叩かれにくくて平和な環境が売りなんだから -- (名無しさん) 2012-04-15 08 20 37 メス型ドワーフロボ…映画「メトロポリス」みたいな…ゴクリ。 -- (犬臭い猫) 2012-04-15 09 22 57 ドロッセル的な女体ロボなのかな。おっぱいミサイルついてるあだけのドワーフ・スフィアとかだったら嫌だなw -- (名無しさん) 2012-04-15 09 31 50 メイド服着たセンチュリオンとかだったら胸熱だな。 -- (名無しさん) 2012-04-15 09 40 08 男物、女物の装備(服)を別アイテムにして、性別関係なく装備できたらなぁ…ぐへへ -- (名無しさん) 2012-04-15 10 30 07 盗賊プレイしてると”やっぱ殺すなかれ”って感情芽生えるから一党に入りずらい...まぁ仲間と弱気ものからはスリまくってるけどね -- (名無しさん) 2012-04-15 10 49 47 ↓”殺すなかれ”でした -- (名無しさん) 2012-04-15 10 50 39 ウェディングドレスって、最近の風潮で胸元ザックリあいてるのを予想してたが全然色気ないな。むしろ料理人のチェニックの方が異様にセクシー。 -- (名無しさん) 2012-04-15 11 40 43 実写版「スカイリム」 吟遊詩人・リンジーの旋律 ようつべでこのキーワードで検索しちくり→ Skyrim- Peter Hollens Lindsey Stirling -- (名無しさん) 2012-04-15 13 29 10 ハイエルフの体格をムキムキにしたらすごい威圧感が。錬金台とか使うと画面が狭ぇww -- (名無しさん) 2012-04-15 13 43 03 ↓2 ツッコミどころすげえ多いがw衣装とロケーションがパねええ! -- (名無しさん) 2012-04-15 14 17 51 自宅飾り付け、生物入りの瓶、レアな酒類、金のインゴット山積み、と色々やったが本は盲点だった! 夢中の歩みとかレアな本は勿論だけど、見栄えのいい本って無いものかな?、とりあえずお腹いっぱいのハチミツ酒でも呑んでから考えるか -- (名無しさん) 2012-04-15 18 21 11 ↓スキルブックとかシリーズもの(バレンシア女王伝とか)コンプするのはどうだろうか? -- (名無しさん) 2012-04-15 18 27 10 ディベラ像集めとかは楽しいぞ -- (名無しさん) 2012-04-15 18 29 09 シリーズものは達成感ありそうでいいですね!、ディベラ像集めかぁ、大量に集めて無造作に転がすのも悪くなさそうだし、御二方、ありがとう、イスミールにかけて!、早速各地を廻って来る! -- (名無しさん) 2012-04-15 18 33 45 盗賊ギルド制覇した!!マスターの装備期待してたのにデルビンとかが着てる黒い奴かよ・・・・・・ -- (名無しさん) 2012-04-15 19 41 58 私もギルマス殿の鎧一式よりリンウェの鎧一式の方が好きかな。あれ解呪した時のシャドウ~の付呪できるように早くしてほしい。 -- (名無しさん) 2012-04-15 20 19 38 某不滅の人と巨人に喧嘩を売りに逝って来た。不滅の人が定期的に視界から消えててワロタwホワイトランの入り口までおびき出すとハメ殺せることに気付いて勝てた。 -- (名無しさん) 2012-04-15 20 45 16 ↓2シャドウシリーズ付呪できるようになったらかなり強いよね。普通の弓術上昇とか片手ダメージ上昇より効果高い上にダブル付呪で重ねれば素晴らしい攻撃力に -- (名無しさん) 2012-04-15 21 00 25 やっぱり巨人の後ろから近付いてバックスタブするのは怖いわ。 -- (名無しさん) 2012-04-15 21 09 20 ホワイトラン近くに女エルフの死体が転がってるんだが、久しぶりに行ってみるとオエンガルさんが座り込んで死体の胸をさすってた!何を言っているかわからないと思うが、以下略(笑) -- (名無しさん) 2012-04-15 21 56 28 巨人さんと言えば、ドラゴン討伐の仕事を請け負ったときに役立ってもらってる。ただ、ドラゴンが死んだ後、引き続きドヴァを殴りに来るのがたまにいて、ゴールドや素材を取り損なってしまうことが。まあ、実際に働いてるのは彼らなので文句も言いにくいw -- (名無しさん) 2012-04-15 22 12 27 駄目元で武器を閉まって無防備になると、巨人さんの警戒が消える事がありますよ -- (名無しさん) 2012-04-15 23 00 05 ドラゴンズリーチの白骨浮いてる池に泳いでる鮭はきっと人肉啄ばんでるからナミラの使徒の家にこっそり置いてきた俺優しい -- (名無しさん) 2012-04-15 23 47 57 ↓あれって生活用水兼ねてるのかな? 一応井戸と下水が別にあるけど、ギルダーグリーンの養分にはなってそう -- (名無しさん) 2012-04-16 01 15 22 ↓満開のギルダーグリーンの下には死体が埋まってるって噂があるとかないとか・・・ -- (名無しさん) 2012-04-16 01 49 32 そう言や、ジョンドレレの「ギルダーグリーンに起きていることは茶番だ」というセリフ。何が茶番なのか結局よくわからんかった。 -- (名無しさん) 2012-04-16 02 33 51 ルシエンさんを召還して、メインクエストを進めていた時のこと。「聖域へ戻らねば… 闇の一党が危ない!」と、お察しの通りクエスト終盤のかなりピンチな段階で、元KYはかなり焦っている様子。しかしドヴァーキンはそんな彼を余所目に、ハイフロスガーにて帝国と反乱軍の休戦協定を結ぼうとしていた。「さあ、ドラゴンボーンよ。席に着け」と、アーンゲールに言われるがまま、席に着くドヴァーキン。するとその瞬間、ルシエンが分解して灰になってしまった。伝説の暗殺者がスネた瞬間である。 -- (名無しさん) 2012-04-16 07 11 48 ↓2治癒の手で回復させてやると「その程度で私より優れているつもりか?」との罵られる。ツンデレモーリスすき -- (名無しさん) 2012-04-16 07 45 11 ↓2 技が自然体で決まるあたり、高位のドSとお見受けします。 -- (名無しさん) 2012-04-16 11 50 35 嗚呼、何たることか定命の者たちよ... -- (名無しさん) 2012-04-16 13 19 52 うむ悦いぞなかなかにドS -- (名無しさん) 2012-04-16 13 21 14 座ったらポンと灰になっちゃったんですよ。私だけかな。 -- (名無しさん) 2012-04-16 13 38 37 マンモスの鼻が置いてあるとドキッとする。なんかデカいミミズみたいな、かなりショッキングな気持ち悪さ。 -- (名無しさん) 2012-04-16 13 54 45 なんで鼻しか食べないんだろうっていうか、なんで鼻食べるんだろうw -- (名無しさん) 2012-04-16 14 04 15 ↓動物は一番よく使うところが一番美味いんだ。 -- (名無しさん) 2012-04-16 14 56 36 マンモスを解体すれば肉とか皮とか相当な量が手に入るはずだけどな -- (名無しさん) 2012-04-16 15 08 44 ↓5 自分も、和平会談に死の従徒連れていったら、着席と同時に「うゎー」(×2)の声とともにポックリ逝ってしまったな -- (名無しさん) 2012-04-16 15 17 00 とうとうアルドゥインを倒したぞ!それは良いんだが、何時までたってもドラゴンが飛び去って行かない。待機してもそのままだったんで、折角だからと頂上に陣取ってたドラゴンの背中によじ登ってみたwドラゴンを間近で堪能出来て至福のひとときだったとさ。 -- (名無しさん) 2012-04-16 16 05 58 ↓ きっと懐かれてるんだよ。 -- (名無しさん) 2012-04-16 16 31 40 オーソーンのクエ終わらせて、大学に戻ってきたらファラルダがみんな集めてめっちゃ長い話をしてた、こんなイベント5ヶ月たった今見られるとは、、、 -- (名無しさん) 2012-04-16 17 31 11 ↓3 うろこの間に入り込んでる寄生虫などを取ってもらおうと思っている。 -- (名無しさん) 2012-04-16 17 59 28 マンモス皮装備とかマンガ肉とか獲れたらいいのになとぞ思ふ。 -- (名無しさん) 2012-04-16 18 08 05 マンモスを鼻しか食べないのは、僕の中では 「他の部位は筋肉が固過ぎてまともな調理法じゃ食えたもんじゃないから」 と脳内解釈している。 -- (ヘボイスターヘボ丸) 2012-04-16 18 59 59 ↓あながち間違いではないかもしれんな、熊肉もかなり硬くて噛み切るのは辛いらしいし、マンモスクラスなら…って事か -- (名無しさん) 2012-04-16 19 09 17 ↓確かに、クマからは爪と毛皮しか採れないな。 -- (名無しさん) 2012-04-16 19 42 47 巨大生物からはどっさり素材とれないと物足りない~ -- (名無しさん) 2012-04-16 19 58 58 ↓ドラゴンの鱗と骨が重くてどれだけ迷惑か忘れたか -- (名無しさん) 2012-04-16 20 35 01 マルカルスの宿屋に入ったところ、聞き慣れたメロディを聞き慣れない声が。誰?…お、お、オグマンド先生じゃありませんか! 口だけ詩人かと思ってましたすません。渋さが光るナイスなバリトンでしたよ。それにしても、何故マルカルスに? -- (名無しさん) 2012-04-16 20 38 36 マンモスの生肉:重さ200キロ -- (名無しさん) 2012-04-16 21 22 24 一度ある程度のクエをクリアしてから、別キャラで改めに始めると、同じ場面でも全然違う印象になる事とか多いよね。マルカルス正門入ってすぐ起きるアレとかで、肉屋が「まったく、この街にあんなキチガイが紛れ込んでるなんて…」 とかコメントするの、ちょまておまえ、って気分になる。そういう突っ込みどころの用意の仕方とか、多面的な物事の見せ方とか、このゲームは凄く巧い。 -- (ヘボイスターヘボ丸) 2012-04-16 22 06 39 100人食べてもだいじょーぶー♪ -- (名無しさん) 2012-04-16 22 13 30 やっぱりナミラだ♪ -- (ヘボイスターヘボ丸) 2012-04-16 22 16 32 ↓6「とれない」と「とれるけどとらない」は違うじゃん TESは「やれるけどやらない」ができるタイプのゲームだから俺もでかい生き物からいっぱい取れたほうが嬉しいと思うな -- (名無しさん) 2012-04-16 22 50 47 一応、巨大生物からは「でっかいたましい」が取れるので、それを擬似的な満足感としてる。符呪やらないプレイだと関係ないけどね。 -- (ヘボイスターヘボ丸) 2012-04-16 22 54 54 ↓5 2周め以降は「アルドメリ自治領に故郷を売っただと?わかった、連行したまえ。彼女の居場所は…」という展開を、良心の呵責なく選べるようになる。 -- (名無しさん) 2012-04-16 22 59 01 ↓そういえば俺は、引き渡さない選択をまだしていないっ…! -- (ヘボイスターヘボ丸) 2012-04-16 23 03 15 ↓アルドメリのスパイだな!首から看板をかけて荷馬車でゆられて行くがいい!♪あーるーはれた、ひーるーさがり、ハンマーフェルへむかーうみちー(r -- (名無しさん) 2012-04-16 23 31 04 ↓ドナドナ吹いたw -- (名無しさん) 2012-04-16 23 44 24 ドヴァドヴァ ドーヴァー ドーヴァァァァ♪ -- (名無しさん) 2012-04-16 23 49 34 サーディアも結婚可能なら気合入れて戦うんだが。引き渡すほうが楽だよなぁ。 -- (名無しさん) 2012-04-16 23 55 28
https://w.atwiki.jp/giniroomoiw/
※銀色夢芝居掲示板にて(スクショ1/2/3/4/5/6) 当時のツイッターのスクショ1/2/3/4 ★付きは翡翠氏、信者2名の書き込み ----------------------------------------------- ●びっくりごえもん 初めましてこんにちは。数ヶ月前に初めてこちらへおじゃまし、いくつかのお話を読ませて頂きました。 銀魂が好きで色々なサイト様を巡っていますが、盗作というか改悪?加工?された小説がアップされているようなので気になり書き込みをさせて頂きました。 元のサイト様へご迷惑がかかるといけないのでサイト名は伏せさせて頂きますが、表現や言い回し状況もろもろがあまりにも酷似している上、誤魔化すかのように無理矢理セリフが足されているようで、元のお話を読んでいた私にはとても奇妙な感覚でした。 荒らすつもりも糾弾するつもりもなく、銀魂1ファンとしてあなたの良心が何か感じてくれたらいいな…という思いで書き込みさせて頂きました。 失礼のないようにと少し掲示板を遡ってみましたがどうやら以前も他の閲覧者様から指摘を受けているようですね。 私より先に同じ気持ちになった方がいたことに頷きつつ、どのようなお返事をされているのかと開いてみましたが、「マナーも知らない正義厨」呼ばわりだったので… うまく伝わるか不安ですが、書き込みした次第です。 (PC) ----------------------------------------------- 04/14(木) 23 15 ★●翡翠 よし、わかった とりあえずマナーサイトぐぐってきてから話を聞いてやる 返事はそのBさんのをそのまま引用なので宜しくお願いします (P06B) ----------------------------------------------- 04/14(木) 23 47 ●Wびっくりごえもん お返事ありがとうございます。何か失礼があったかと思い、二次創作向けマナーサイトを今一度確認してきました。 …が、いきなり「とりあえず○○してから話を聞いてやる」と仰るマナー度の管理人さんへの対応方法はどこにも載っておりませんでした…。 おすすめのマナーサイトがありましたら教えて下さい。勉強不足ですみません。 お返事について、以前盗作をご指摘された方と同じということでしたのでもう一度読み返してみましたが、管理人様のおっしゃる「相手先へ凸るようなマナーのない閲覧者」というつもりは少しもなかったので、戸惑っています…。 「よしわかった。とりあえず盗作って認めたらゆるしてやる」と書けば伝わったのでしょうか…? それから、元々私はどこのサイトマスター様に宛てても書き込みやメールなどした事がなく、完全な閲覧者でしかないものでして… 特に「私の大好きなサイト様の作品を」などとは思っておりません。ただご迷惑になってはいけないと思い、伏せたまでです…。こちらも誤解を招き、申し訳ありません。 どの作品についてなのか、どの言葉、どの言い回しなのか、など、ご自身の言葉で作品を生み出す創作者様ならば「拙くともかわいい我が子」という気持ちで、そういう疑問が出て来るものだと勝手ながら思っておりましたので、正直動揺しております。とても残念です…。 (PC) ----------------------------------------------- 04/15(金) 00 05 ★●翡翠 マジレスすると本当に何かを変えたり良心の呵責だなんだ言いたい純粋な気持ちからだとこんなやり方は取らないでしょう? やり口と目的が誰から見てもわかりすぎるからざつい返信されるんですよ。 マナーある態度とって欲しかったらまず己がマナーある態度を取れ。 あんたのやってる事は人ん家に土足ならず原付で突入しとにかく「皆さんこの人悪い人ですよ!!」って喚き散らしてるみたいな感じです。 そんな人の言う事を誰がまともに聞きますか?私だけでなく全員ポカーンですよ 「よしわかった。とりあえず盗作って認めたらゆるしてやる」 ↑あぁこれが本音か。申し訳ありませんがやってもない事を認める事は出来ません 『管理人様のおっしゃる「相手先へ凸るようなマナーのない閲覧者」というつもりは少しもなかったので、戸惑っています…。』 ↑マナーサイト見たらわかるだろうがァァァァ!!!マナーサイトは自分で探して下さい。普通に検索したら出るから!! あと誤解を招き申し訳ありませんとおっしゃってますが全く誤解していないので謝る必要ないです。 あと口先だけの謝罪はいらないです。 そして最後に…二回目の名前…地味に『W』が付け加えれたセンスは好きです。 正直吹きました(笑)そういう意味の名前だったのか…! (P06B) ----------------------------------------------- 04/15(金) 00 09 ●B びっくりごえもんさん、私も色々と意見したのですがこの方は盗作する事と、それがバレた時の対応に慣れているようです。何を言っても聞いてくれないんです。 私の大好きなサイト様も被害に遭っているのでどうにかしたいのですがうまく行きません。 何を言ってもこちらが悪者にされてしまうのです。 (PC) ----------------------------------------------- 04/15(金) 00 14 ★●愛 てか…お前Bとこに書けよ。わざわざスレたてんな。マナーはね~のは確かだわ。(笑) 上のルールも読んでね~もんな。 それとも読んだうえ?(笑) とりあえず文句あったらここは管理人様のサイトやでツイッタこいよ。 thekatameなんとかやわ。 アディオス (816SH) ----------------------------------------------- 04/15(金) 00 16 ●B 悪い人じゃないですか。そして「全員ポカーンですよ」のように閲覧者様を巻き込むのは最低です。 あなたがどれだけの嘘をついてその方々を味方につけているのか。 盗作はいけないことだとは思わないのだしょうか? あなたの味方になっている方々はあなたが盗作しているという事実を知らないのです。 そのことに罪悪感はないのでしょうか? (PC) ----------------------------------------------- 04/15(金) 00 22 ★●エリカ びっくりごえもんさん、Bさん初めましてこんばんは。こちらのサイトの一閲覧者のエリカと申します。 びっくりごえもんさんも銀魂が好きで色々なサイト様を巡っておられるのですね。 しかしそのような方が掲示板という場にこのような書き込みをされた事にびっくりしています。 改悪、加工された小説…と漠然としたお話しをされても閲覧している私達は困惑するだけです。 お二方とも荒らすつもりも糾弾するつもりもないと仰るなら、このようなご意見はメルフォにて管理人と1対1で話すべきではありませんか? 銀魂1ファンとしてあなたの良心が何か感じてくれたらいいな…という思いで私も書き込みさせて頂きました。 あと人に全うに意見をしたいと思うなら言葉を選んだ方が良いですよ。 聞く耳を持たれません。これはサイトマナー以前の人としてのマナーです。 貴方がそのような態度ならばそれ相応の反応しか返ってきません。 今一度ご自身の醜い姿を振り返ってはいかがでしょうか? (TS3N) ----------------------------------------------- 04/15(金) 00 27 ★●翡翠 Bさんブーメランです…!ブーメランですゥゥゥ!!! 先にうちの閲覧者巻き込んだのはあなたじゃないですか(笑) そらあなた悪者扱いされますよ!昨日の私の返信読みました?盗作問題にまず閲覧者が首突っ込むんが間違い何とかしたいってあなたそのどこぞの管理人さんに頼まれたんですか?それは凄い問題ですよ。 盗作問題は管理人が水面下で解決し閲覧者さんが手を出すのはご法度です。あなたがやってる事は他人から見れば「そこの管理人が自分の閲覧者に荒らしてくれと頼んだ?」 と取られる恐れがある迷惑行為です。 管理人同士がお互い「盗作じゃない」と解決してるのにこんな事してあなた管理人同士で喧嘩させようとしてませんか? 因みにうちの掲示板ルールは絡みありです。こういう事になる可能性があるのはわかってた事でしょう 純粋に思っての事ならマナーある正攻法で来て下さい。わからなければググれそうじゃなくても嫌がらせしたいならもうちょっと頭使え (P06B) ----------------------------------------------- 04/15(金) 00 40 ●B エリカ様、丁寧な対応をありがとうございます。管理人さんの態度をご覧になって下さい。 なんでしょうこの対応。私はこの方の肩をもつ事になっている方々が不憫でなりません。 盗作をしても認めずにどんどん味方を増やして行くのです。一対一での話し合いでも決して誠意ある対応をして下さらないのです。 こういった事態が創作サイトで起こることはそうそうありません。 管理人さんのやり方が悪質なせいです。何を言っても悪人にされてしまうのが残念でなりません。 (PC) ----------------------------------------------- 04/15(金) 00 40 ●びっくりごえもんⅢ すみません…ちょっと理解し難いのですが、怒らせてしまった事だけは分かりました。 やり口と目的、というのが本当に分からず困っています…。 目的は、最初に書いた通りに「他のサイト様の作品をベースにした改悪作品」についての私個人による管理人様宛の意見です。 やり口というのは…掲示板への書き込みそのものについてという意味でしょうか? 「よしわかった。とりあえず盗作って認めたらゆるしてやる」 こちらは、あくまで管理人様の口調をもじっただけでして…許す許さないなどという話だとは思っておりません。 そんなに激昂されるとは思わず…軽率でした。申し訳ありません…。 もしや、管理人様は韓国出身の方でしょうか…?不躾に何の脈絡もないのですが、素朴な疑問です。 私の知り合いに韓国人がおりまして、彼女との会話パターンにとてもよく似ていたもので…。 それから凸る、というのはつまり「書き込みをする」という時点でアウトという意味ですか? 掲示板で他の閲覧者様ともやりとりなさっていたので、こちらに書き込みをしましたが、特に他の方にも見て欲しいだとか、そういうつもりはありませんでした。 なんだかすみません…盗作や口調などなど、言う事なす事が逆鱗に触れてしまうようですね…。 マナーサイトも管理人様のお返事を見てから5ヶ所ほど見て回りましたが、まだまだ足りなかったですね…。 蛇足ですが、名前欄は本当にお返事に驚いてしまってダブルびっくり!な意味でつけました。 (PC) ----------------------------------------------- 04/15(金) 00 55 ★●翡翠 Bさん、エリカさんは昔からの常連様の中でも特に色々知ってくださってるので何故私がこのような対応にいたってるのか理解してると思います。クールだエリカさん あとびっくりごえもんさん、私は別に怒ってないですよー。マジレスしただけです。 因みに私は韓国人ではなく思いっきり日本人です。 ただ韓国人は~とかそういう偏見書き込みはやっぱり常識ないです。偏見は人として良くない。 韓国人だろうが日本人だろうが性格はそれぞれです。あとね、わからない事は私や愛さんやエリカさんの書き込みちゃんと読んだらわかりますよー なんでこのスレにいてマナーサイトまで見てまだわからないんですか。 うん、名前欄そういう意味だろうなと思いました。だからそのセンスは上手い!と思いました。 因みに盗作かネタ被りかは判断が難しいのでやっぱり決め付けはよくないです。韓国人は~というとこから思い込み激しいのが見受けられるのでやっぱり信憑性がないのがわかりやすすぎます。 あんたこれ私が韓国人だったら本気でキレられてるよ… (P06B) ----------------------------------------------- 04/15(金) 01 02 ●besaka 不利になると、話すり替え~ 国籍関係ねぇ~ 第三者なんですが、このやりとり拝見させていただき、勝ち負けあるとしたらスレ主さん、おたくの負けだわ~ 慇懃無礼に来てるけど妬み嫉みの末の行動にすら感じられます 恥ずかし(笑) 一見、正攻法装おってはいるけど物事穏便に済ませる方法すらわからないのね あなた方みたいな輩が来ても毅然と対応してみえる管理人さん見てて、ますますこのサイトの人気上がってくのよ 出直していらしたらいかがでしょうか (P02A) ----------------------------------------------- 04/15(金) 01 04 ●びっ栗ごえもん あの、なんだか話しがすごく逸れているようなのですが… 皆さんの意見をまとめると、「これは他人様の作品の改変作品では?」と思った「私」は、「管理人様へ私の感じた事を伝えてみる」という時点ですでに「悪人」という事でしょうか…? どちら様がどちら様なのかまるで分らないのと、誰宛ての返信なのかが曖昧なのでお返事は控えますね。 私はただ銀魂のファンとして、それから二次創作される方々の閲覧者として、思う所があっただけです…。 ひとつひとつ、登場するキャラやヒロインに感情移入して作り上げたであろうお話を、他人の言葉で台無しにされたら… 作者さんの思わぬ改悪でただのエロ文に成り下がってしまったら… そう思うととても悲しかったのです…。 こちらの管理人様を悪人にしようだとか、私の思い当たる管理人様が正しいなど、私は一言も発したつもりはありません。 それから、韓国人って偏見なんですか!?知らなかったです…重ね重ねすみません…。 普通に友人なのですが、いつも話の内容が飛ぶというか、ポイントに答えてくれないというか… 知り合いに何人もの韓国人がおりまして、偏見を持って友人関係を築いた事はないのですが皆一様にそういう反応なので、国民性なのかな~?と軽く考えていました…。 「あなた韓国人?」と聞くことが偏見だと知れてよかったです。 (PC) ----------------------------------------------- 04/15(金) 01 09 ●ころも 確かに管理人さんの対応はブレがなくていいのかも知れません。 しかしこういった問題が多いような気がします。 今まで管理人さんの言葉を信用してきたのですが不安になってきました。 もしかしたら本当に盗作しているのではないか・・・・と思ってしまいます。 こちらのサイトのファンなので複雑です。 (PC) ----------------------------------------------- 04/15(金) 01 18 ●通りすがり まあぶっちゃけ似てるの多いと思ってた 信者みたいなのとマンセーばっかりだから何か言ってもこうなると思って言わない人多いんじゃ!? (P05B) ----------------------------------------------- 04/15(金) 01 19 ★●翡翠 びっくりござえもんさん、管理人に言う事が悪いんじゃなくて掲示板にしたからそういう疑いもたれるんだよ、次こういった事を他サイトでする際は気をつけないと誰も聞く耳もちません。メルフォからが一番いいんじゃないかな? あと、うん、こういうタイミングでこういう場で国籍どうのこうのは聞かない方がいいね、偏見ととられても仕方ない ころもさん 信じる信じないかは個人の自由です。あなたはあなたで私ではなく自分の心を信じるのが一番ですよ☆ besakaさんありがとう☆ (P06B) ----------------------------------------------- 04/15(金) 01 27 ●じもん これで管理人が盗作してたら尊敬するね してるんだろうな~ 真っ黒だもんな~ いい機会だからほんとのことを言ってみたらどうでしょうか 同人誌の予約してるひとたちのためにも (840SH) ----------------------------------------------- 04/15(金) 01 30 ★●翡翠 私生まれてこの方一度も嘘ついた事ないですよ (P06B) ----------------------------------------------- 04/15(金) 01 39 ★●エリカ 皆さん、管理人の対応に不満があるようなら、こちらでは無く、直接お願いします。 一対一での話し合いでも決して誠意ある対応をして下さらない…ということは過去に、やり取りをした事があるんですね。 その時に、納得するまで話し合わなかったんですか? このような場所に常識外れな書き込みをした貴方達を信じることは出来ません。 貴方の目的を果たすための場所は、こちらではありません。 メルフォにて、どうぞ。 (TS3N) ----------------------------------------------- 04/15(金) 01 40 ●ころも お返事ありがとうございます。 少し考えてみようと思います。 ただ、もう少しマジメに対応してくださると良かったです。 なんとなく盗作してるのかもしれないなあと感じました。 (PC) ----------------------------------------------- 04/15(金) 01 44 ●B これで少しでも疑問を持ってくれる方が現れればいいと思っています。 私がこちらに書き込んだことが荒らしだと思われても構いません。 こういった悪質なサイトがなくなることに繋がってくれればいいです。 (PC) ----------------------------------------------- 04/15(金) 01 47 ★●エリカ Bさん、貴方のした事は最低です。 貴方が良くても罪の無い閲覧者からしたら迷惑で不快です。 気が済みましたか? それならばもう書き込みをやめて立ち去る誠意を見せてください。 (TS3N) ----------------------------------------------- 04/15(金) 01 49 ●あやか これだけ膨大な数の夢サイトがあるんですもの、そっくりさんもあって当たり前だと思います。 最初にスレッドを作った人達は監視しているのですか?なんの為にですか? 嫌なら来なきゃいいと思いますよ!!皆さんを混乱させる時間があるのなら被災地に何かしてあげましょうよ!! この話は終わりにして、好きな人は来る、嫌いな人はブクマも消してもう来ないって事にしましょうよ。悲しいです (840SH) ----------------------------------------------- 04/15(金) 01 52 ●びっくりごえもんだもん 韓国人の件は本当に申し訳ありませんでした。 海外へはよく書き込みをするので、国籍を尋ねるというより「どこから」書き込んでいるの?と尋ねることが当たり前だったので…。 たとえば地中海という単語があったり、特定の言い回しがあれば「○○から?」と国を聞くことが普通でして、管理人様の反応の特徴が韓国人の友人達に酷似していたという本当に純粋な疑問でしたがまさか侮蔑的な意味にとられるとは夢にも思わず…言い訳でしかないですね。 話は戻りますが、管理人様はメールでの個人的なやりとりの方がよろしかったんですね。そうとは知らず、すみませんでした。 私は人の目に触れる場所でやりとりをする方がお互いにフェアであると思いこんでいました…。 丁寧に、冷静に、明るい場所で。そういうつもりが、ことごとくこちらのローカルルールに反していたようで残念です…。 丁寧に努めれば慇懃無礼だと言われてしまいますし、くだけた言葉遣いをすれば、マナーサイトへ行けと言われてしまいます…。 (PC) ----------------------------------------------- 04/15(金) 01 52 ●通りすがり 真実は私にはわからないので、どちらかに味方するつもりはありませんが……。 盗作が本当かどうかは置いておいて、「訪問者全員に見える掲示板に書くのはマナー違反」「盗作について話すのなら、管理人同士が話すのが定石」という言い分は正しいと思いますよ。残念ながら。 ですから、盗作された側の管理人様に報告するだけでよろしいのではないでしょうか? 有名な話ですが、二次創作とは言え盗作は著作権侵害に当たります。 実際に二次創作の盗作で裁判を起こされ、有罪になった人もいます。 ちょっと調べれば出て来る判例ですが、元の作品に付け足した部分、つまり自分で考えたオリジナルの部分には、著作権が発生すると認められた訳です。 その辺りも向こう側の管理人様にお伝えすれば、結果は自然と現れますよ。 本当に盗作ならば、こちらの管理人様は、相手の管理人様に訴えられた時、確実に負けます。 (PC) ----------------------------------------------- 04/15(金) 01 55 ★●翡翠 マジレスすると私は真面目な管理人なのでちゃんとした人の話しか聞けませんしちゃんとした人しかまともに相手に出来ません 言いがかりレベルの相手をする気にはどうしてもなれません。本当にどうにかしたい事があるならエリカさんの言う通りメルフォにメアド記載でどうぞ。 そろそろ時間的に私も離脱する恐れがあるのでこれだけは言っておきます。 こんな風にあらぶって相手するのは今夜だけです。朝を迎えるかこのスレが50を迎えたと同時に通常運営に戻ります。 (P06B) ----------------------------------------------- 04/15(金) 01 59 ●ねこ田 とても悲しいです(;_;) うそですよね?翡翠さん…。 さき程からすごい状態ですが…。 くやしい。うまく言えないけど。 ねこ田 (PC) ----------------------------------------------- 04/15(金) 02 07 ★●翡翠 通りすがりさん ではこれはオン専では無くオフのサークルさんの判例ですが昔あるサークルさんが盗作されたと騒いで相手を盗作だと皆で断定、しかしその後逆に訴えられ裁判でくつがえされ名誉毀損かなんかで騒いだサークルが負けた事件があったのをご存知ないですか? 確かなんとか問題、てい…なんとか問題…ググれば出る有名な話です。 だからあなた様の言う通りこういうのには第三者が入っちゃだめなんですよ。 本当に盗作なら私は負けますが本当に盗作じゃなかったら逆に勝ちます。 それを知ってるから強気ででれるんです。 てい…なんだっけ?この騒動知ってる人いませんか? (P06B) ----------------------------------------------- 04/15(金) 02 25 ●あい☆ お願いしますからもうこれ以上,ここに入ってくるのはやめて下さい。 これ以上,翡翠さんの作ってくれた私達への最高の送り物にいちゃもんつけんといて下さい。 絶対,盗作ちゃうけどそうゆう問題以前に翡翠さんが描く作品や翡翠さんがくれる私達へのコメントを読むのが楽しくて,ここに来てるんですからもうこれ以上あたし達の楽しむ場を荒らさんといて下さい。 (SN3P) ----------------------------------------------- 04/15(金) 02 27 ★●エリカ 愛さんまだー? スタンバってんだゾ☆ まぁこんな夜もいいじゃないか、今まで留守にしてたのがいけないんだよー。ね、愛さん☆ (TS3N) ----------------------------------------------- 04/15(金) 02 30 ★●愛 (笑)!!! キタキタ! ババッといっちゃう? (816SH) ----------------------------------------------- 04/15(金) 02 34 ★●エリカ 待ちくたびれたよ(笑) 何?これ何の話だっけ? とにかく私は銀芝が好きです!!ずっと居ます! 盗んだとか知らん! 自分の目でみたことしか信じないから! こんなんでフラフラするビッチは巣に帰れ、あん? (TS3N) ----------------------------------------------- 04/15(金) 02 38 ★●愛 帰る巣あんのかな? 私も居続ける!銀芝が有る限り!!! てか今日は賑やかだね…こんな時間に来る人結構いたのにビックリ(笑) あん?←イライラすっぞ!(笑) (816SH) ----------------------------------------------- 04/15(金) 02 39 ●がっかりごえもん 結局、どの作品なのかもどの部分の話なのかも興味はなかったようですね…。 どこかのお返事の中で、私の思い込みが激しいと書かれていましたが、言いがかりのような扱いのまま、真っすぐに疑問に答えてもらえずにとても落胆しています。 何度か盗作について聞かれた事があったり話し合いが持たれたという事実が知れただけで、なんとなく納得しようと思います。 出来れば、管理人様自身に真摯で誠実な対応をして頂きたかったです。 もちろん謝罪などという意味ではありません。 どこが、どういう風に、そういう建設的な話が出来なかったのは私の落ち度でした。 (PC) ----------------------------------------------- 04/15(金) 02 41 ★●エリカ 連絡ありがとう、お疲れ様でした! スタートした途端にゴールテープでした!(笑) 乗ってみたらこうなるんだね、あっちもこっちも盛り上がったみたいで何よりでした。 (TS3N) ----------------------------------------------- 04/15(金) 02 45 ●ごえもんなさい とにかく、最初から最後まで管理人様に宛てて1対1の人と人の話し合いが出来ず、残念に思います。 私への同意をくださった方も、管理人様にしか分からぬ真実を盲目に擁護し続けた周りの方々も、遅くまでありがとうございました。 どんなにもっともらしい持論を語り、上手く取り繕っているおつもりでも、お話を読めばあなた自身の言葉ではない感情や表現の部分と、あなた自身で書かれた言葉との間に差があり過ぎてまったく誤魔化せていません。 それだけが最後に私が伝えたいことです。夜中までお付き合いありがとうございました。 このメッセージが管理人様の心へ届くことを祈っています。 (PC) ----------------------------------------------- 04/15(金) 02 49 ●ころも 管理人さんの態度の悪さにがっかりしました。 マナー違反だなんだと言いながら仲の良いエリカさんや愛さんと悪ふざけ。 不誠実な対応がとても不快でした。 (PC) ----------------------------------------------- 04/15(金) 02 57 ●……… 私もがっかりです。 盗作していなくとも、こんな反論の仕方なら疑いを持たれて当然ですよ……。 ただうやむやにしてるだけじゃないですか。 本当がっかりです。 (831SH) ----------------------------------------------- 04/15(金) 02 59 ●通りすがり だからー信者がしゃしゃり出てマンセーして終わり 信者キモ過ぎるッ馴れ合いしてるだけじゃん スレ主の聞いてる内容はメールじゃなきゃ答えないって 信者に負けず仲間作らずに言いたいコト言ってるスレ主のフェア精神が正しいよー 盗作はガチだし (P05B) ----------------------------------------------- 04/15(金) 03 41 ●アキ あとツイッターも拝見しましたが酷いですね… 変な奴がたまに湧くんだよねwwとか書かれていますが、その自分に全く非がない考えもどうかと思います。 盗作はしてないんだから非はない!かわいそうなのは私!とでも思っているんでしょうか… ツイッターの信者たちとのやりとりの気持ち悪さに驚きました。 (SH01A) ----------------------------------------------- 04/15(金) 04 21 ★●翡翠 ごえもんなさいさん、何故私と1対1の人と人の話し合いを希望していたのならメルフォか拍手から来てくださらなかったのですか? 私は普段ここを余り見なくて基本絡み専用なので管理人への直接絡みはメルフォか拍手からと上にて赤文字でお願いしています。 今まで本当に心から何か思って指摘してくださった方々はみんな必ず最初からメルフォにてご連絡くださってます。 その方々にはちゃんと説明し納得してもらってます。 そこから常連様になった方々もいます。 何故ここで言わないかと言うと相手の管理人様と互いに「ネタ被り」だと判断し解決した際に愉快犯が湧く可能性もあるので表ではこの事については答えないと約束したからです。 それは昔からの常連様みんな知ってる事です。 何らかの動きがあった作品は相手管理人様と話し合い解決していると判断してください。 勿論うちが下げずに相手側が下げた作品もあります。 終わった事で掲示板にいきなり来た方はみんなこちらがまともな対応して「どの作品ですか?どちらのサイト様のですか?メルフォか拍手からご連絡下さい」と言ってもその後来てくださった事がありません。 結局ごえもんなさいさんも最初のBさんも一度もメルフォや拍手にてソースを添えて来てくださいませんでしたね。 まだ何か言いたい事があるならソースを添えてメルフォに来てください(そのサイト様をさらすわけにはいかないので) 以上です。今日はお疲れ様でした☆ 後このスレは削除しませんのでこれを見て信じる信じないかは閲覧者様方の自由だと思ってるので任せます☆ なんせうちの作品の80%以上は閲覧者様からのリクで頂いた物なのでわかる人にはちゃんとわかると思いますし思う人は思う人で仕方ないです。 私はこれから通常に戻るのみなのでご自由に判断して下さい☆ このスレにての書き込みと覗く事はこれで最後となる事をお許し下さいm(__)m 長々お付き合いありがとうございました! (P06B) ----------------------------------------------- この辺から何故か「盗作」が禁止ワードに ----------------------------------------------- 04/15(金) 10 50 ●…… 翡翠さんの言う「マナーのなってない荒らし」の方が、最後まで礼儀正しい態度でしたね。 ファンの横やりに怒りもせず、揚げ足取りにきちんと返答。ここまで荒れたのは何故なのか、一目瞭然です。掲示板での盗/作指摘のせいだけではないですよ。 盗/作を本当にしていないなら、謝罪は必要ないでしょう。 でも、盗/作を指摘された方への暴言は? 自分が気に入らない書き込みだったなら、管理人として諭しもせず荒らし扱いをして謝罪すらしなくてもいい、それが翡翠さんのマナーなんですね。 幻滅しました。 いくら最後にまともな管理人ぶっても、一度落ちた信用は復活しませんよ。 (831SH) ----------------------------------------------- 引用元:銀色夢芝居
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ある男の家に、一匹の赤ちゃんれいむがいた。 これは、ゆっくり愛好家である男の家に暮らしていたゆっくり一家の末子である。 一家が親子水入らずでハイキングに出かけたある夏の日、里一帯は午後から急な夕立に見舞われた。 それ以来、ゆっくり一家は帰って来なかった。 男は信じたくなかったが、おそらくは隠れる場所の無いところで雨に降られ、全滅したのだろう。 しかし生まれて間もないこの赤れいむだけは、部屋の物陰で寝過ごしており、 ハイキングに行きそびれて運良く生き残ったのであった。 家族がいつまでも帰って来ないことに、赤れいむは夜通し泣きじゃくり、男もつられて涙をこぼした。 男は、一家の忘れ形見であるこのれいむだけでも大切に育てようと思った。 さて、ある程度育ったゆっくりならいざ知らず、赤ゆっくりの育て方を男は良く知らなかった。 なので、母ゆっくり達がいた頃の飼育法を見よう見真似でやってみるしかなかった。 赤ゆっくりは食べ物をうまく消化出来ないことがある。 なので、食べ物は親ゆっくりが一旦咀嚼し、ある程度餡子に変えた状態で与えるのだ。 少なくとも、男が見ていたゆっくり親子はそのようにしていた。 男もそれに倣い、野菜など歯ごたえのあるものは、自分が咀嚼して吐き出したものを与えた。 本来ならすり鉢などですり潰せば良いだけだろうが、今は自分が親代わりなのだ。 ゆっくりなりの親子のコミュニケーションというのを体験させた方が生育上良いと思った。 赤れいむも、そうして与えられた物を喜んで食べた。 餡子には変わっていなかったが、噛み砕かれた食べ物は赤れいむでも消化出来たようだった。 そのように男は一つずつ、親ゆっくりから学び取った赤ゆっくりの育て方を実践していった。 半年が経ち、男の世話の甲斐あって、れいむも立派なゆっくりに成長した。 すでにバレーボールほどの大きさがある。親に似た、心豊かなゆっくりである。 度々外に遊びに行っていたので、運動能力も充分。虫を追いかけて捕まえることも出来た。 ある日れいむは、男に対してこのように言った。 「おにいさん、いままでれいむをゆっくりさせてくれてありがとう! れいむはもうひとりでもいきていけるよ!だからもりにいってみようとおもうよ! ばっぢがあるともりのゆっくりとゆっくりできないから、ばっぢをゆっくりとってね!」 突然の申し出に男は驚きつつも、言われた通りに飼いゆっくり証明バッヂを取ってやった。 「本当に行くのかい? ずっと家でゆっくりしていっても良いのに」 「ゆ!でもれいむは、おかあさんやおねえちゃんたちをさがしてみようとおもうよ! もうしんじゃったかもしれないけど、もしかしたらいきているかもしれないよ!!」 「そうか……一緒にいられないのは残念だが、そういうことなら仕方ない。 餞別にお菓子を持たせてあげよう。それと雨には気をつけるんだよ」 「ゆっ!おにいさんありがとう!れいむはいってくるよ!!」 またいつでも帰って来いよ、と言って男は旅立つれいむを見送った。 れいむがもらったお菓子は飴だった。れいむは飴を一粒舐めながら道を歩いていった。 しばらくして、近くに川の流れる林道に出た。この辺りはお母さんと一緒に一度来たことがある。 そう思って歩いていると、口から飴をこぼしてしまった。道を外れ、なだらかな坂を転がっていく飴玉。 れいむが目で追っていると、坂の下にいた二匹のまりさ達が飴を拾って舐めていた。 「しあわせー!」と言っては吐き出し、二匹で回し舐めしている。 そしてれいむと目が合った。せっかくなのでれいむも坂を下り、まりさに話を聞くことにした。 「ゆっくりしていってね!」 「「ゆっくりしていってね!」」 「このへんではみないれいむだね!」 「れいむはにんげんにかわれていたんだよ。でもさっきひとりだちしてきたんだよ。 そのあめもにんげんがくれたんだよ」 「ゆっ!もっともってたらまりさにちょうだいね!」 「いいよ!でもれいむのしつもんにこたえてね! はんとしぐらいまえ、このあたりでゆっくりのいっかをみなかった?ばっぢをつけてるいっかだよ!」 「ゆゆ?まりさはむかしのことなんておぼえてないよ!」 「そういうのはぱちゅりーにきいてね!」 ということで、れいむはまりさ達の群れに案内され、群れの長であるぱちゅりーの前に通された。 ぱちゅりーは他のゆっくりに比べて知能が高く、記憶力も良いらしかった。 れいむが事情を話すと、すぐに答えが返ってきた。 「むきゅ!たしかにみたわね!このもりをぬけたはらっぱでゆっくりあそんでたわ!」 「ゆゆゆっ!ほんとう!?」 「ゆん!でもおおあめにふられて、みんなとけちゃったみたい。これがそのときのこったばっぢよ! にんげんよけになるかとおもったけど、ゆっくりだけではつけられないからとっておいてるの」 そう言うとぱちゅりーは、巣の奥から沢山の飼いゆっくりバッヂを運んできた。 ちょうど家族の人数分あり、親姉妹達のもので間違いなさそうだった。 れいむは親たちが生きているというわずかな可能性を断ち切られ、意気消沈した。 「ゆ~・・・やっぱりれいむのおかあさんたちはもういないんだね」 「ゆっ、れいむ!げんきだしてね!」 「まりさたちがともだちになってあげてもいいよ!!」 「むきゅ、そうね!いくあてがないなら、わたしたちのむれでゆっくりしてもいいのよ!かんげいするわ!」 「ゆっ!そうさせてもらうね!これからよろしくね!」 しかし家族の死を確認出来たことは、前へ進むために過去を吹っ切ったという意味も持っていた。 れいむは森の群れの中で、野生ゆっくりとしての新しい生活を始めた。 他のまりさと仲良くなってつがいになり、ゆっくりしたかわいい赤ちゃんを沢山産んだ。 時には他所の一家の親が狩りに行っている時、その子供の面倒を見たりもした。 長ぱちゅりーが体調を悪くした時も、群れのみんなで交代して看病をした。 家族を失ったれいむにとって、群れというコミュニティでの生活は、心の充足をもたらした。 れいむはとてもゆっくりできていた。 れいむが群れに馴染んで来てしばらくした頃、群れの中である奇病が報告された。 突然口の中が痛いと言い出すゆっくりが現れたのだ。 しかし一見口の中に怪我などはなく、原因は不明とされていた。 一応、ぱちゅりーが薬草として知られている草をいくつか食べさせたが、効果は薄かった。 発症したゆっくりの痛みは日に日に増していくようだった。 「ゆぎい゛ぃぃぃぃぃぃ!!いだい!!いだいよぼおおおぉぉぉ!!」 「まりさ!おちついてね!ごはんをたべてゆっくりねたらきっとなおるからね!!」 「いや゛だびょぉぉ!!ごばんだべだぐないぃぃぃぃ!!だべるどいだいのぉぉぉ!!」 「ゆゆっ・・・どうずればいいのお゛ぉぉぉぉぉ!?」 あるまりさの一家などは大パニックであった。大黒柱である親まりさが奇病を発症し、 三日三晩のた打ち回った挙句、やがて餡子を吐き出して死んでしまった。 それはれいむが初めてこの群れに来た時、友達になってくれたあのまりさであった。 こうなると群れは恐慌状態である。やがてその家の子まりさまでもが痛みを訴え出した。 「ゆ゛~!ゆ゛~!いちゃいよおかあしゃん!」 「ゆっくりでぎないよぉぉぉぉ!!」 「ゆゆゆ!みんながまんしてね!ゆっくりなおってね!なおらないとまりさおかあさんみたいにしんじゃうよ!!」 「「ばりざじにだぐないよぉぉぉぉぉ!!」」 「むきゅ・・・もしこのびょうきがどんどんうつったら、むれのみんながゆっくりできなくなってしまうわ。 かなしいけど、なおすほうほうがみつかるまでどこかにでていっていてもらうしかないわね」 「どぼじでぇぇぇぇ!?まりざだちなんにもわるいごどしでないよぉぉぉぉ!!」 「うるさいよ!おまえたちはいるだけであぶないんだよ!」 「まりさたちといるとゆっくりできないよ!ゆっくりでてってね!!」 病気を恐れた群れのゆっくりたちは、一家を追い出して隔離してしまった。 れいむは心苦しかったが、群れを守るためだと自分に言い聞かせ、みんなと一緒に病気の家族を追い立てた。 さて、そうなると事態は深刻である。痛みを訴えれば、病気の感染者として群れから隔離されるのだ。 事実、その後も激しい痛みを訴えたゆっくり達が、家族ごと群れから追い出され、森の奥へと隔離されていった。 そんな雰囲気の中なので、口の中が痛み出したゆっくり達も、しばらくは痛みを我慢して黙っていた。 発症するのは子ゆっくりや赤ゆっくりが多かったため、両親は喚くわが子の口を封じるのに一苦労である。 中には自分達が追い出されない為に、痛みを訴える子供達を巣の奥に押し込めておく親ゆっくりもいた。 それだけならまだしも、痛みに暴れまわるわが子を思わず押し潰してしまう親までいたのだ。 また今は健康な他のゆっくりも、どこから感染し、いつ自分も発症するかわからない。 自然とゆっくり同士のコミュニケーションは減り、群れの縄張りは静かになっていった。 今や群れ全体がゆっくり出来なくなっていたのだ。 「ゆぅ・・・なんだかむれがばらばらになっていくよ。これじゃゆっくりできないよ」 「みんながもっとゆっくりできればいいのにね・・・」 れいむたち夫婦も、巣に篭もってごはんをもそもそと食べていた。 群れ全体を包む緊張感の中での食事は、ちっともしあわせではなかった。 もうすぐ冬がやってくる。越冬の為にみんなで協力し合わなければならない時に、こんな調子では…… その時、子れいむの一匹が木の実を食べて「ゆ゛っ」と呻いた。 「おかあさん・・・なんだかおくちのなかがいたいよ・・・」 「ゆっ!?」 「まりさも!まりさもいたいよ!!」 「なんだかゆっくりできないよ!」 「ゆ゛ゆ゛っ!!おちついてね!!きのせいかもしれないよ!」 「ぎのぜいじゃないよ!!いだいよ!!ごはんだべられないよ!!」 「な゛んでぇぇえ゛ぇぇ!?でいむおながへっでるのに゛ぃぃいいぃぃ!!」 「い゛ぎぎぎぎぎぎぎぎっ!!!」 次々に騒ぎ始める子ゆっくりたち。痛みを感じていない子ゆっくりも、病気のことは知っているのだろう、 痛みを訴える姉妹たちから離れ、親にすがりつくようにして震えている。 れいむはどこか他人事だと思っていた脅威が、とうとう自分達の家族を襲い始めたことに戦慄した。 そして何より、自分の口の中にも何か違和感があることに気付いてしまったのだ。 いや、以前から気付いていたはずだ。しかし無意識のうちに気付かないフリをしていたのだ。 いたいいたいと泣く子供達を見ているうちに、その違和感が痛みに変わっていくのを感じた。 「ゆゆゆゆ!れいむもなんだかいたくなってきたよ!!」 「ぞんなぁぁぁ!れいむまでびょうきになったら、まりざどうすればい゛いのぉぉぉぉ!!」 「おかあしゃん!いたいよ!こわいよ!!」 「ばりざじにだぐないよぉぉぉぉぉ!!」 「なにごれぇぇぇぇ!!れいむなんにもわるいごどじでないのにぃいぃぃぃぃ!!!」 「ゆ゛っぐりざぜでよぉぉぉおおぉぉ!!」 巣の中はパニック状態だ。痛み自体はまだそれほどでもないのだが、家族が群れから追い出され、 ゆっくり出来なくなるというビジョンの恐怖が、混乱に激しく拍車をかけていた。 そしてやがて待っているのは、苦しみのた打ち回った末、餡子を撒き散らして死ぬ運命である。 あまりの恐怖に錯乱した一匹の子まりさが、叫びながら巣から飛び出していってしまった。 「ゆゆっ!ゆっぐりまってね!!いまそとにでちゃだめだよ!!」 「ばりざぁぁぁぁあのあかちゃんをづがまえでえぇぇぇ!!でいぶだぢゆっぐりじだいよぉぉぉぉ!!」 「ゆっ・・・わかったよ!!みんなはここで静かにまっててね!!ゆっくりなおってね!!」 「ゆ゛っ・・・ゆ゛っ・・・ゆ゛っ・・・」 錯乱状態のれいむに頼まれ、親まりさが飛び出した子まりさを連れ出すことになった。 親まりさが巣穴の外に出てみると、辺りに他のゆっくりの姿は見当たらない。どこも同じような状況なのだろうか。 しかしそれなら好都合だ。他のゆっくりに見つかる前に連れ戻してしまえば、追放は免れるかもしれない。 足跡を辿って子まりさを追っていくと、林道に差し掛かった辺りで一人の若い男に捕まっていた。 (ゆゆっ!?あれはにんげんだよ!ゆっくりにげるよ!!) もう親まりさの頭の中は、子まりさを見捨てて恐ろしい人間から逃げることで一杯だった。 しかし腐っても我が子のことなので、もう少し遠巻きから様子を見てみる。 人間は、掴み上げた子まりさに何やら話しかけているようだ。 「おいおい、全然ゆっくり出来てねえゆっくりだな。血相変えてどうした」 「ゆががががが!!ゆっくりはなじでね!!ぐぢのなががいだくてゆっくりでぎないんだよ!!」 「口の中? 口内炎かなんか出来たのか? どれ、ちょっと見せてみろよ」 と言うや、男は子まりさの口を顎を外すような乱暴さで、上下にがばっと開いた。 子れいむは「ゆ゛ぎっ」とうめきを上げ、親まりさも一瞬恐怖した。 「あ~あ、こりゃひでえ。見事な虫歯だな」 「ふ、ふじば?ひゃにひょれ!?ぶっふりえぎる?」 「何言ってんのかわかんね。口の中っつーか歯が痛いんだろ? 虫歯は歯の病気だよ。 しかしゆっくりも虫歯になんてなるんだなあ。歯磨きどうしてるんだ? お母さんが磨いてくれなかったの?」 「ゆぶっ!だじがにはがいだいよ!!ふしばってなあに?はみあきなんてきいだごどあいよ!!」 「お母さんも歯磨きしてないのか? とするとゆっくりにはそもそも虫歯という概念がなかったのかな。 確かに俺も結構色んなゆっくりを見てきたけど、虫歯の心配してる奴なんかいなかったな。 ま、お前らのことだからどうせ人間の食べてる物でも横取りして食ったんだろ。 人間の口には虫歯のばい菌がいるからね。それで移ったんだ。自業自得だね!」 「ゆ゛ゆ゛!!ばりざにんえんのものなんへとっへないお!!もうゆっふりはなしへね!!」」 「まあまあ、せっかくだから俺が虫歯抜いといてやるよ。そらっ」 そういって男は、子まりさの口から歯を一本ブチッという音を立てて抜き去った。 それも一本だけではなく、太い歯を何本も何本も。 抜かれるたびに子まりさは「い゛があああああああああああ」と悲鳴を上げていたが、男はケタケタ笑うだけだ。 歯茎に空いた穴から餡子が噴き出し、男の手を汚す。 結局5、6本の歯を抜いてから、男は子まりさをべしゃっと投げ捨てた。 「い゛がい・・・・いだいよぉ・・・」 「は~あ、元から苦しんでるゆっくりを虐待しても面白くないね。 まあ良い悲鳴聞けたし、もう帰っていいよ」 「ゆぎぎぎいぃぃ!!しね!!ゆっくりできないにんげんはゆっくりじね!!」 「ゆっくりはてめえらだけでしてろ、カス」 悪態をつく子まりさを男は爪先で蹴飛ばし、道を去っていく。 吹っ飛んできた子まりさは親まりさに激突し、二匹は「ぶげっ」とうめいて餡子を吐いた。 「お、おがあざんんんんん!!どうじでだずげてぐれながっだのぉぉぉぉぉ!!」 「じがだないでじょおおおぉぉぉぉ!!にんげんにづがまっだらしんじゃうんだよおおぉぉぉぉ!!」 「がわいいごどもをだずげるのはとうぜんでじょぉぉぉぉおぉぉぉぉ!!」 としばらく言い争ってから、親まりさは本来の目的を思い出し、 他のゆっくりが現れる前に、子まりさを巣へと連れ帰った。 巣ではれいむと子供達が痛みと恐怖に震え続けていた。帰って来た二匹を目に留めたれいむは慌てて駆け寄る。 「ゆゆっ!ほかのみんなにはみつからなかった!?」 「だいじょうぶだよ!でもまりさのこどもはにんげんにつかまっていじめられたよ。はをいっぱいぬかれたよ」 「にんげんに!?ころされなくてよかったね!!」 「ゆぐ・・・ゆ゛ぐぅ・・・」 れいむが帰って来た子まりさを見ると、口元を餡子まみれにして涙ぐんでいる。 しかし家を飛び出す前と違って落ち着いているようだ。痛みはどうしたのだろうか。 「ゆっ?まりさ、もうおくちはいたくないの?」 「いだいよ・・・でもにんげんにはをぬかれたらすこじおさまっだよ。 まりさはおくちじゃなくてはがいたかったんだよ」 「は?」 そう言われると、口の中でも特に歯が痛むような気がしてくる。 ゆっくり達が歯の痛みに気付けなかったのは、ゆっくり特有の鈍感さ、大雑把さに加え、 虫歯というものを知らなかったので、歯が痛むという感覚に馴染みが無かったからだ。 しかし言われてみれば段々そんな気がしてきたのだ。 「ゆゆっ!たしかにはがいたいきがしてきたよ!!」 「れいむ・・・れいむはにんげんにかわれてたっていってたよね?」 「ゆ?そうだけど、それがどうかしたの?」 親まりさのれいむを見つめる不穏な目つきに、れいむはたじろいだ。 「さっきのにんげんは、まりさのくちがいたいのは“むしば”だっていってたよ。 ゆっくりはむしばにならないのに、にんげんからうつったんだっていってたよ」 「ゆ・・・?なにいってるの?むしばってなあに?」 「とぼけないでね!!」 いきなり親まりさはれいむに体当たりした。 まさかそんなことをされるとは思っていなかったれいむは簡単に吹っ飛ばされ、 後ろにいた子ゆっくりもれいむにぶつかって転がっていった。 「きっとれいむがにんげんのくちについたものをたべたからいけないんだよ!! れいむがかみくだいたあんこをたべたあかちゃんたちにもむしばがうつっちゃったんだよ!! れいむがむしばをむれのみんなにうつしたんだよ!!」 「ゆゆ!?」 そういえば、お兄さんはゆっくりの親がするように、一度噛み砕いて柔らかくしたものをれいむに食べさせてくれた。 そして自分も同じように、自分の家族だけでなく群れの赤ちゃんたちに、噛み砕いた餡子を食べさせていた。 更にこれはれいむも覚えていないことだが、最初に痛みを訴え出したまりさはれいむの落とした飴玉を拾って舐めていた。 これにより、そのまりさの家族および仲が良い家族の赤ちゃんなどは細菌に感染していくことになる。 本来ゆっくりはミュータンス菌などの虫歯の原因になる細菌を保持していないので、 どのような生活を送っても虫歯に苦しむことはない。しかし、一度何かの原因で他の動物から細菌に感染してしまえば、 食べている側から食べ物を餡子に変換するゆっくりである、虫歯が進行していくのはあっという間なのであった。 「れいむのせいでむれのみんなはゆっくりできなくなっちゃったんだよ!! にんげんにかわれたきたないゆっくりはゆっくりしね!!」 「ゆゆっ!!?どうじでぞんなごどい゛うのぉぉおお゛ぉぉぉぉ!!」 「ゆ゛ぅぅぅ!!まりざだぢのはがいだいのもおがあざんのせいだよ!!」 「きちゃないおかあさんからうまれたかられいむたちもゆっくりできないんだよ!!」 「ゆっくりできないおがあざんはゆっぐりぢねぇぇ!!」 親まりさは親れいむに激しい体当たりを始め、子供達もそれに便乗した。 家族によって巣から追い立てられ、やがて森の広場まで追い込まれたれいむ。 いつの間にか一匹の子供がぱちゅりーを呼び出しにいっており、その報を聞いた他のゆっくりも集まっていた。 れいむはまりさや子供達に叩かれ続けながら、ぱちゅりーに涙目で訴えた。 「だずげてばぢゅりぃぃいいぃぃ!!でいむのかぞくがいじめるのぉぉぉ!!」 「むきゅ!れいむ、こんなことになってほんとうにざんねんだわ!」 「!?なにいってるのぱちゅりー!?はやくみんなをとめてね!!」 「うるさいよ!びょうきをもちこんだれいむはゆっくりしんでいってね!」 「おまえのせいでみんなゆっくりできなくなったよ!!」 「おお、きたないきたない」 「ゆっくいしんえね!」 大小さまざまなゆっくりがれいむを取り囲み、罵詈雑言を浴びせていた。 みんなの怒りの渦の中で、れいむの思考は真っ白になっていった。どうしてこんなことに? れいむは今まで群れの為によく働き、みんなとも仲良く出来ていたはずなのに…… 「れいむ!あなたのせいでむれはめちゃくちゃよ! にんげんのかいゆっくりなんてなかまにしたのがまちがいだったわ!!」 「なんでばぢゅりーまでぞんなごどい゛うのぉぉぉぉおおぉぉぉ!? でいぶなんにもわるいごどじでないよぉぉぉぉおお゛ぉぉぉぉ!!」」 「むぎゅうう!みぐるしいわ!!おまえをむれにおいていくわけにはいかないのよ!! ゆっくりしないででていきなさい!!ころされないだけありがたくおもってね!!」 「ぞんなああ゛ぁぁぁぁあ゛ぁぁぁぁぁ!?」 普段は温厚なぱちゅりーからは考えられないほどの暴言であった。 それもそのはず、実はぱちゅりーの歯も数日前から痛み出していたのだ。 虫歯の痛みとそこから来る怒りが、ぱちゅりーから冷静な思考力を奪っていた。 ぱちゅりーの合図で何匹ものゆっくりが飛び出し、れいむにボコボコと体当たりを仕掛けた。 れいむはそのまま巣の縄張りから押し出され、「にどとはいってこないでね!!」と唾を吐かれ、 ボロクズのように捨てていかれた。辺りには小雨が降り出していた。 「ゆぐうぅぅぅぅ・・・どぼじでごんなごどにぃぃぃぃ・・・」 れいむはまたしても家族を失ったのだ。それもみんなに憎まれるという最悪の形で。 残ったのは全身の傷と、口の奥底から無限に湧き上がってくる虫歯の痛みだけ。 とにかく、雨を凌ぐためにゆっくり出来る場所を探さなくてはならない。 れいむはべちょべちょになりながら、森の中を這うように跳ねて行った。 やがてれいむは、木の下に住居を構える一匹のまりさの姿を見つけた。 「ゆ!あめがやむまですこしやすませてね!」 「いいよ!ゆっくりしていってね!!」 まりさは快くれいむを受け入れてくれ、れいむにはそれが心に沁みて嬉しかった。 木の下の巣はとても暖かく、雨の冷たさに感覚を失ったれいむの肌をじわりと癒していった。 まりさはまだ少し小さいようだったが、他の家族の姿は見当たらなかった。 狩りにでも出ているのかと思ったが、この天気なら帰って来ても良さそうだし、巣の中も家族がいるにしては質素だった。 「いまからごはんにするところだよ!いっしょにたべようね!」 「ゆ~?まりさのかぞくはいないの?」 「ゆ・・・おかあさんもおねえちゃんもみんなおくちのびょうきでしんじゃったよ!」 「ゆ゛!?」 「まりさはげんきだけど、かぞくのびょうきのせいでむれからおいだされたんだよ。 だからほかのゆっくりとゆっくりするのはひさしぶりでうれしいよ!ゆっくりしていってね!」 一人で集めたであろう、とても多いとは思えない備蓄かられいむの分もご飯を並べ、 無垢な笑顔を向けてくる子まりさ。れいむは愕然としていた。このまりさは自分達が群れから追い出したまりさの子供であった。 そしてこんなに優しいまりさから家族を奪い、ゆっくり出来なくしたのは自分なのだ。 その自覚は、みんなにお前のせいだと喚き立てられるよりも、ゆっくり確実にれいむの心を苛んでいった。 「ゆっくりたべてね!」 「ゆっ・・・むーしゃ、むーじゃ、じあわぜぇぇ~~!!」 「ゆゆっ!そんなにおなかすいてたの?」 れいむの滂沱の涙に、驚きつつも楽しそうに笑う子まりさ。 れいむの歯は相変わらず痛んだが、そんなものは心の痛みに比べれば大した痛みではなかった。 食後も二匹は互いに頬ずりしたり、巣の中で飛び跳ねたり、お歌を唄ったりして過ごした。 子まりさとれいむにとって、久々に思う存分ゆっくりできる時間であった。 結局雨は夜まで降り続き、子まりさはれいむに泊まっていくよう促した。れいむもその言葉に甘えた。 二人は寄り添うようにして寝床に就いた。だが子まりさのゆぅゆぅという寝息が聞こえても、れいむは寝つけなかった。 「ゆ・・・なんでこんなことになったのかな・・・」 ゆっくりの口癖であるこれは、必ず物事の責任の所在をどこかに見つけ出すことで、 自分がゆっくりすることを正当化したがるという習性に由来するものである。 れいむはゆっくりの中では聡明な方であったが、所詮ゆっくり。餡子脳の限界には勝てなかった。 今までは自分が悪いのだという気がしていたが、断続的に自分を苛む虫歯の痛みが、 自らも理不尽な暴力の犠牲者であるというような被害意識を刺激し続けていた。 その感情はやがて、自分のかつての恩人であるお兄さんへの恨みへと転化していった。 そうだ。あのお兄さんが自分にばいきんを移したから、自分は今激痛に苦しまされている。 しかも仲が良かった群れをめちゃくちゃにし、この子まりさや自分から家族を奪い、不幸のどん底に追い込んだ。 全部あのお兄さん……いや、ばかなにんげんのせいではないか。 そのせいで自分は、多くのゆっくりの恨みを買い、要らぬ良心の呵責と歯の痛みに苦しまされているのだ。 自分には何の責任も無い。いやしくもゆっくりの親の真似などした、あの人間が全て悪いのだ。 朝になって目覚めた子まりさの隣に、れいむの姿は無かった。 小雨の夜のことである。 あるゆっくり愛好家の男の家の戸を、何者かが激しくどんどんと叩いた。 「誰だろう? こんな夜中に……」 夢の入り口から引き戻された男は、開ききらない眼を擦りながら玄関へと向かった。 新たに飼い出したゆっくりれいむも目が覚めてしまったらしく、不安そうに玄関を眺めている。 「ゆぅ・・・おにいさん、なんだろう?」 「ちょっと様子を見てくるから。れいむはそこでゆっくりしててね」 男の家は村の外れにある。通りがかりの旅人が訪ねて来たり、急病人に軒を貸すことも少なくない。 今回もその類だろうかと思いつつ、男は玄関の扉を開いた。 「ゆ゛がぁぁぁぁああ゛あ゛ぁぁぁぁぁ!!」 「うわっ!? ゆ、ゆっくり?」 飛び込んで来たのは、憤怒に顔を歪ませたれいむであった。 大きく剥かれた歯は虫歯によってガタガタに変形し、顔全体の禍々しさを一層増している。 そんなゆっくりの恐ろしい形相に男は気圧され、思わず腰を抜かしてしまう。 すかさず飛び掛り、激しく連続で踏みつける虫歯れいむ。 「おまえがっ!!おばえのぜいででいぶはぁぁぁぁっ!!」 「ちょ、ちょっと痛い痛い!」 「じね!じね!!ばがなにんげんはゆっぐりじないでじねぇぇぇぇぇえぇぇぇ!!」 「ゆっ!おにいさんにらんぼうしないでね!!」 その様子を見ていた飼いれいむは、闖入者に体当たりをぶちかまし、家の外まで吹っ飛ばした。 水を吸ってぬかるんだ地面に叩きつけられた虫歯れいむは、泥まみれになりながらも起き上がり、男を睨み付けた。 その形相の異常さと、ゆっくりなんてどれも変わらんという理由から、男はそれがかつて飼っていたれいむだとは微塵も気付かなかった。 「ふぅ、びっくりしたなあ……有難う、れいむ」 「ゆっ!こんなにやさしいおにいさんをいじめるゆっくりなんてゆるせないよ!ぷんぷん!」 「ゆ゛ぎぃぃぃぃぃ・・・」 虫歯れいむは更に腹が立った。新しい飼いれいむは丸々と育っており、普段のゆっくりぶりが見て取れた。 自分が与えられていた幸せを取られたというような錯覚、何も知らずにゆっくりしている飼いれいむへの理不尽な恨み、 そして自分のことを完全に忘れ、新たな被害ゆっくりを生み出そうとしている男への怒り。 様々な感情が入り混じって、虫歯れいむの肉体は無意識のうちに全身全霊のタックルを繰り出していた。 これまで狩りでどんな大きな獲物を仕留めた時も、捕食種と戦いになった時も、このような攻撃は出来なかった。 そのような生涯最大の攻撃だった。これに当たって無事でいられる者はいない。そう確信できた。 男は玄関に立て掛けてあったつっかえ棒で、飛んでくる虫歯れいむを叩き落した。 「ゆ゛びぇっ!!」 「何があったのか知らないけど、人間に危害を加えるゆっくりを放っておくわけにはいかないな。 村の人達がゆっくりを危険視して、罪のないゆっくりまでも駆除されてしまう」 「ゆっ!ゆっくりのてきだね!ゆっくりしないでしね!」 軒先に飛び出し、虫歯れいむを容赦なく踏みつける飼いれいむ。 しばらく餡子を吐きながらうめき声を上げていた虫歯れいむだが、何度目かの踏み付けで、完全に潰れて絶命した。 「お疲れ様、れいむ。餡子の匂いがするとゆっくりが怖がるから、ちゃんと片付けておこうね。 もう遅いから、お前は先に寝床に戻って早く寝なさい」 「ゆぅ~~、おにいさん、れいむなんだかねむくなくなっちゃったよ。ねるまえにおはなしきかせてね!」 「ははは、しょうがないなあ。じゃあ今日はどんなお話をしようか」 飼いれいむと談笑しながら、死体を手際よく片付けていく男。 やがて玄関の戸が閉まると、後には何も残らなかった。 終わり このSSに感想を付ける