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実際に読む(リンク) 概要 シーナ覚醒 まさかのキャットイマジン再登場 レシピ追加 No.944 星 エントリー モナーブルグ聖教会 アピール プリンシパリティー家 モナーブルグ聖教会 アトリエR 登場キャラ 登場 リオン ソロ レモナ ナガシゲ ルーシィー 神父さん よね ノートン ダシガラ キャットイマジン ムッホー ラーメン男 ダシガライダー ソーリーマン レクティア ノートンの部下 イヴ シーナ ボルトゴッチ 元ネタ解説 『-TEMPLATE FESTIVAL Slash-』 AA長編スレ『-HERO SHOW Slash-』より。 宇宙から飛来した「星」の力によって超常的な力を持った「ヒーロー」と、理性なき故に「星」に乗っ取られた「星獣」の戦いの物語。 299-309 『バビル2世』のOPの替え歌。 306 25「イカンネイタンク」 公明党党首神崎武法のキャッチコピー「そうはいかんざき」より。 306 イカンネイタンク「甘寧一番乗り!」 横山光輝版『三国志』において呉の武将である甘寧が皖城の城壁を梯子でよじ登り、両手で鉄球をぶん回しながら乗り込んでの一言。 13 ノートン「時の砂漠」 13 ルーシィ「特異点」 いずれも『仮面ライダー電王』における専門用語で、いずれも元ネタとまったく同じ意味だと思われる。 説明は長くなるので詳細は各自google等を参照されたし。 13 キャットイマジン(人生を面白くするのは千の偽り、万の嘘ニャン) 『仮面ライダー電王』に登場する、ロッドフォームに変身するウラタロスの信条。 その信条をもとに何もかものらりくらりと交わす彼は直情型のモモタロスとはそりが合わない模様。 21 リオン 「勝てばよかろうなのだァーーー!!」 『ジョジョの奇妙な冒険』第2部『戦闘潮流』におけるカーズ様が「一対一の決闘」と言っておきながら部下を利用して不意打ちしての一言。 かつてのカーズ様は紳士的で仲間思いで命を慈しむ一面もあったのだが、ワムウが死亡したとたんに豹変、卑劣で残忍な本性を表した。 コミックス巻末のお便りコーナーを見る限りかなりの人気キャラだったらしいことがうかがえるのだが、当時のファンはカーズ様の豹変ぶりをどのような気持ちで見ていたのだろうか。 22 作中でも述べられている通りねここスレからの流用だが、その元ネタはご存じポケモンシリーズ。 25 効果音「ジャーン!ジャーン!」 横山版『三国志』における伏兵出現時のドラの音 27 リオン「知っているのか雷電!」 『魁!!男塾』における説明キャラ雷電における問いかけ。 テリーマンといいポルナレフといい説明役はバトル漫画には必要不可欠なのである。 29 ダシガラ「セイントクロス使うまでもなく~」 『HERO SHOW』シリーズの主役ヒーロー、ショウの必殺技。 31-34 『HERO SHOW Slash』のヒール「EGO」の変身シーンのパロディ。 「デス・チェンジ」という掛け声もオリジナル由来である。 オリジナル以上にマッチしている「強欲の翼」がミソ。 34 ナレーション「何ヶ月、いや何年ぶりかぶりか・・・リオンの心は怒りに満ちていた」 上記のシーンに対するナレーション「何年、いや何十年ぶりか・・・大仲将の心は怒りに満ちていた」のパロディ。 期間の短さもさることながら理由が理由だけに神父さんの突っ込みももっともである。 35 シーナ「チッ、っせーな・・・反省してまーす。」 バンクーバー五輪のスノボハーフパイプ日本代表である国母和宏選手が公式ユニフォームをだらしなく着崩していた件に関する謝罪会見での一言。 ちなみにその謝罪自体も隣の男性に促されてのものであり、舌打ちまでしっかりマイクに拾われている。 38-44 挿入歌 『仮面ライダー電王』OP『Climax Jump』の替え歌。 40 ダシガラ「「慣れない出番過剰」にその体はとうの昔に限界に達している。」 「七子さんの七色サラダ」スレに投下された海老。氏による外伝ネタ『誰よりも主人公な君が始まれ』よりの設定流用。 シーナはあまりにも長期間主人公らしい出番がなかったために逆に大量の出番に拒絶反応を起こす体質になってしまっている。 どことなくジャミラを思い出すのは自分だけだろうか? 44 ナレーション「シーナは風になった~」 『ジョジョの奇妙な冒険』第2部『戦闘潮流』における「ワムウは風になった~」より。 宿敵でありながら一人の戦士として認め合った第2部屈指の名シーンである
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《午前11時40分前後の話》 どぅんっ!どどどどぅんっ! 遠慮のない、耳障りな音がロックの鼓膜を打ち付けた。 身体を隠す大木の幹に、小さな穴が大量に生まれる。 (くそ…もう何時間こうしてるんだ…。) 大木をかりそめの盾としていたロックが、小さく舌打ちして木の陰から飛んだ。 木の陰から木の陰へ飛ぶ一瞬の間に、大量の弾丸と黒の爆圧が彼を追いかける。 クイックシルバーに残った弾丸を全て…正真正銘、全て敵に向かって吐き出させながらソレを回避し、隠れる。 ぜぇぜぇと息を荒らげながら、ロックはクイックシルバーを投げ捨てた。 もう一発も入っていない。弾の入っていない銃など、ただの鉄の塊に過ぎない。 「ちくしょう……。」 もう一度、うめく。今度は声に出して。 コレまでずっと、隠れながらの弾丸の交換を繰り返していた。 ロックのクイックシルバーと敵…黒衣の騎士セシルのギガスマッシャーと暗黒波はお互いを殺そうと幾度も牙を剥き… 結局、ここまで一度もソレをなしえなかった。 ロックがここまで生きていられた…それも、無傷で生きていられたのは、彼の実力とソレに数倍する運のたまものだろう。 だが、彼が闘っている暗黒騎士…セシルの場合、その比率は逆転する。つまり、彼の運とそれに数倍する実力。 「何とか逃げ切らないと…。」 身体を庇う木が、無数の弾丸の洗礼にさらされているのを感じながら、ロックは逃げ切るための思考を始めた。 右手に掴んだ巨大な銃が、何の遠慮もなく怒声を発し、そして怒声は弾丸となって敵が隠れた木の幹をえぐり取る。 ただひたすらに敵を殺すべく、暗黒騎士セシルは弾丸を撃ち続けていた。 今戦っている…と言うにはやや一方的だが…バンダナの男、ロックはよく頑張っていると言えた。 もう三時間近く、危険な賭けに出る事もなくただひたすらに隙をうかがい続ける。並みの人間に出来る事ではない。 だが、それももう終わりだ。 ロックが、弾を撃ち尽くしたクイックシルバーを捨てるのをセシルは見た。 敵には銃がない。おまけに魔法を使える様子もない。だがこちらには銃と…暗黒の力がある。 「もらった…!」 セシルはもう一度、ギガスマッシャーに弾丸の怒声をあげさせるべく指に力を込めた。 …それから数分が過ぎて…ロックが、動いた。 再び別の木の陰へ飛び出し、隠れようとする。 だが、それを見逃すほどセシルはうかつではないし、寛容でもない。 「終わりだ!」 叫び、引き金を引く。 撃ち放たれた弾丸がロックの身体を浅く引き裂くのが見えた。 そして、ロックがこちらに何かを投げつけるのが見えた。 そして、セシルの視界はいきなり白に閉ざされた。ものすごい重量と共に。 うまくいった! 身体を鉄の飛礫に引き裂かれた痛みを強引に無視して、ロックは歓声を上げた。 ついさっきまでセシルが立っていた位置には、こんもりとした雪の山が出来ている。 その足下には、アモスのミスリルシールド。その後ろには、雪化粧を落としてスッキリした巨木が一本。 ロックの投げたシールドはセシルの後ろの巨木に命中し、その衝撃で落ちてきた雪が彼の身体を覆い隠したのだ。 ロックはそれを確認すると、振り返りもせず賭けだした。 エリアの走っていった方に向かって。 「くそ…。」 セシルは小さく毒づきながら雪の山から這い出した。 まんまとしてやられた。まさかこんな事をするなんて思っても見なかった…甘かった。 セシルは完全に雪山から這い出ると、その場にどっかりと座り込んだ。 暗黒波の撃ちすぎで、体力が消耗していた。 【ロック 所持品:吹雪の剣 第一行動方針:エリアを守る 第二行動方針:クリスタルの戦士との合流】 【現在位置:ロンタルギア東の森(狭い方)から北へ】 【セシル(やや体力を消耗) 所持品:暗黒騎士の鎧 ブラッドソード 源氏の兜 リフレクトリング 弓矢(手製) ギガスマッシャー 最終行動方針:皆殺し(ハーゴンorエドガーを最優先 ただし遭遇すれば他のキャラでも殺す)】 【現在位置:ロンタルギア東の森(狭い方)】 ※弾切れのクイックシルバーとミスリルシールドは森に放置されています ←PREV INDEX NEXT→ ←PREV セシル NEXT→ ←PREV ロック NEXT→
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元スレhttp //hatsukari.2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1308328644/ 1 :風吹けば名無し:2011/06/18(土) 01 37 24.73 ID vvYDVDI8 仁志、トレードを直訴 2 :風吹けば名無し:2011/06/18(土) 01 38 15.09 ID bWEQK+zx 神戸、二軍でハンカチから打って復活しはしゃぐ 3 :風吹けば名無し:2011/06/18(土) 01 39 00.53 ID APxgLbPk 神戸、二軍の帝王となりはしゃぐ 4 :風吹けば名無し:2011/06/18(土) 01 39 37.51 ID c1h/Ploz 神戸、トレードされてはしゃぐ 5 :風吹けば名無し:2011/06/18(土) 01 40 10.95 ID vvYDVDI8 弦本、ブログで首脳陣批判をし大炎上 6 :風吹けば名無し:2011/06/18(土) 01 40 39.79 ID BuVl5lk6 男村田、潔く新三塁手のコーチ役に徹する 7 :風吹けば名無し:2011/06/18(土) 01 41 19.04 ID V0lKPekI 吉村、病院で息を引き取る 8 :風吹けば名無し:2011/06/18(土) 01 41 24.64 ID SG95sKIF 赤星「(来季の構想に)入ってねぇんだよコノヤロー」 9 :風吹けば名無し:2011/06/18(土) 01 42 01.80 ID 87tJfG1j ハーパー、腹いせに大野を撲殺 10 :風吹けば名無し:2011/06/18(土) 01 42 09.37 ID vvYDVDI8 大村、干しダコになる 11 :風吹けば名無し:2011/06/18(土) 01 42 19.16 ID wQBIezI3 大松、二軍でも全く打てずベンチで舌打ち なお一軍復帰後は絶好調の模様 12 :風吹けば名無し:2011/06/18(土) 01 42 33.25 ID HxcTKTYR チック「僕自身プロ野球選手を引退する喜びはあった」 13 :風吹けば名無し:2011/06/18(土) 01 42 34.75 ID Jquk0aIg TDN、何でもしますと監督に直訴 14 :風吹けば名無し:2011/06/18(土) 01 44 06.85 ID zXzg0QaQ サボロー、ファームでドラ1ルーキーにプロの洗礼 15 : 忍法帖【Lv=14,xxxPT】 :2011/06/18(土) 01 45 13.93 ID vvYDVDI8 二岡、ド田舎の球団に左遷され涙目 16 :風吹けば名無し:2011/06/18(土) 01 45 16.94 ID vXB7GjnM 13 NSD「おう早く(引退)しろよ」 17 :風吹けば名無し:2011/06/18(土) 01 46 03.77 ID +jhykVHL 英智、鬱ブログ更新 18 :風吹けば名無し:2011/06/18(土) 01 46 37.93 ID BuVl5lk6 鳥谷、金銭トレードでオリックスかロッテに移籍しそこそこ活躍 19 :風吹けば名無し:2011/06/18(土) 01 47 20.66 ID 5w1qjE6b 二岡、暖かくして寝る 20 :風吹けば名無し:2011/06/18(土) 01 49 52.16 ID zzzqlfQs 金本、フルイニングベンチウォーマー 21 :風吹けば名無し:2011/06/18(土) 01 51 23.56 ID vvYDVDI8 小坂、二岡スレを立てまくる 22 :風吹けば名無し:2011/06/18(土) 01 53 08.92 ID lqUZ3jGx 巨人笠原、我慢する 23 :風吹けば名無し:2011/06/18(土) 01 53 12.90 ID Yawb/SKb 男村田、マイナー契約からメジャーにはい上がる 24 :風吹けば名無し:2011/06/18(土) 01 53 57.85 ID AeSMuq4B 橋本、里崎スレに文句つけまくる 26 :風吹けば名無し:2011/06/18(土) 01 54 24.44 ID 4YUJUnlT 男村田、一人で焼肉 27 :風吹けば名無し:2011/06/18(土) 01 56 08.85 ID +nKzQ08w 中田翔、レベルの落ちる投手の球を気分良く打つ 28 :風吹けば名無し:2011/06/18(土) 01 57 04.47 ID 29WmCUa+ 男村田と吉村は病院内で静かに息を引き取った
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三回戦第六試合その2 「……なんだ、これは」 斎藤ディーゼルは呻いた。 彼の仕事場は社会のクズ底にして、相手となるのはそこに巣食う鼠や毒虫の類である。 その彼をして直視に堪えぬと思わせる頽廃が、眼前にあった。 窓のない地下店内にひしめくのは、下卑た笑みを浮かべる薄汚いなりの男たち。きわどい衣装の女を侍らせ、薄衣の内に手を這わせる者すらある。 強すぎる酒精の臭いが嗅覚を刺し、天井には紫煙がわだかまる。のみならずKGBとしての知識が、明らかにより不穏な芳香までも教え示した。 やんやと飛び交う野次の中から、だみ声が賭博への参加を叫ぶ。人気は自分にあるようだった。当然だろう。相手は年端も行かぬ少女なのだから。 「……君は……」 むしろ己こそが途方に暮れた迷い子であるかのように、ディーゼルは少女に手を差し伸べかけた。それはKGBとしてではなく、武人としてでもなく、ただ斎藤ディーゼルという人間の良心が発露した結果だった。 子供は、いや誰であれ、まともな人間はここにいてはならぬ。こんな場所は出て家に帰ろうと、そうする手段も浮かばぬままに口にしようとした。 ――ゆえに。 平賀稚器が千勢屋香墨に敗れ、結果その思考基準を変えられていなかったなら、この時点で勝負は決していただろう。 「――ッ!」 飛来する矢めいた鋭角の影を、ディーゼルは咄嗟に身を逸らして避けた。 彼の背後にいた一人の酔漢が、流れ弾を受けて即座に昏倒する。それは紫の薬液を湛えた注射器だった。 これが例えば銃弾であれば、迫る速度は遥かに優り、まともに貫かれていたに違いない。 「あれれ? 避けられちゃった」 正面に立つ少女が言う。 彼女はディーゼル自身の鏡像のように、片手をこちらに向けて伸ばしていた。桃色の着物の袖の中から、金属の冷たい輝きが見えた。 「もー。駄目じゃない、そ兄ちゃん! チキは“危なくない”武器はあんまり持ってないのに!」 少女はいかにも立腹したと言いたげに、腰に両手を当てて唇を尖らせた。 背筋が粟立つ。少女にか。否。これほどまでに警戒を解いていた、己自身の愚かさに。 「……斬り、捨てる!」 ディーゼルは木刀を抜き、正眼に構えた。 膨れ上がった裂帛の気迫が、周囲の客の厭らしい笑みを消した。 《武装選択。限定:非殺傷性》 自律脳が判断を下し、鉄の骨格がそれに従う。 稚器は首の後ろに手を伸ばし、背骨に沿って隠されたそれを取り出す。 ヒート鮪包丁。鋭さと熱でいかなる魚をも瞬時にタタキに変えることが可能。だがその刃を裏返し、加熱機構も作動はさせない。 「イィィィィイイッ面エエエエエエエンッ!」 「ていっ!」 振り下ろされた木刀を、振り上げた包丁の峰で受け止める。 バイザーに隠された目が見開かれるのを、高画質4Kカメラアイが捉えた。なるほど、人間同士なら不可解な結果だろう。しかし稚器は人間ではなく、魔人ですらない。 「やあっ!」 「ぐ……っ!」 生じた隙を突いての蹴り。脚部ローラースラスターを使用しての加速は――《却下》。 結果、脛を砕くには至らない。しかし敵は体勢を崩した。追撃をかけるべく腕を駆動させ、 《敵口中に高エネルギー反応。回避せよ》 「ふぇ……っ?」 既に体は打ち込みの動作に入っている。警告は遅きに失しただろう。それを受けるのが尋常の者であれば。 今度こそローラースラスターを起動し、最高速の横移動でこれを回避。直後蒼い閃光が走り抜け、不運な観客が十人ほど蒸発。壁には黒い大穴が開いた。 「突ッッッッッギエアアアアアアアアァッ!」 直後襲い来た踏み込み突きを、スラスターの垂直噴射による大跳躍で逃れる。舌打ちの音をセンサーが拾う。 着地予測地点に観客が存在。《危険行為にあたる可能性》。包丁を振り上げて天井に突き刺す。もって落下の軌道を修正。真下には誰もいない。引き抜いて降下。 「……」 敵は木刀を構え直し、やや離れた場所で静止している。《こちらの出方を窺っている》。 《適切な反応テンプレートを選定》。両腕をゆったりと広げ、顔には笑顔を浮かべる。 「さあ! そ兄ちゃん、もっとあそぼ!」 今やバーの客は静まり返っていた。 自らの立場がどれだけ危ういものかを、ようやく悟って。彼らの儚い知性がそれを可能にするまでに、二十人前後の犠牲が必要だった。 (この少女は、できる) 油断なく前方を見据えながら、ディーゼルは改めてそう評価する。 楠木纏のように強力な特殊能力ではない。千勢屋香墨のように罠を張るタイプでもない。 純粋に、強い。おそらくは何らかのサイバネによるのだろう、外見に似合わぬ膂力と機動力。 おまけに奇妙な縛りを自らに課しているらしい。本当の全力であれば、きっと自分など相手にならないのだろう。 (……どうしようかなあ。あんまり、うまくできない) 一方、包丁を構えて対峙する稚器も――正確にはその人格面も、また悩みを感じていた。 自律脳が命令を送ってきてくれない。決断を出しあぐねているのだろうが、これほど長時間に及ぶのは珍しいことだった。 それどころかどうも、先程ディーゼルが開けた壁の穴に意識を引っ張られている感じがする。人間であればその感覚を、疼く、とかむずむずする、とか表現したことだろう。 ――もう、そ兄ちゃんに集中しなきゃいけないのに。稚器は自分の“頭”に腹を立て、ぷうと頬を膨らませた。 「……驚、懼、疑、惑。全て斬り捨てる」 やがて、動いたのはディーゼルが最初だった。 ゆらりと足を踏み出す――その動きとはまるで関連なく、口から放射熱線を放つ。 再び奇妙な横移動で避けられる。羨ましい、という思いがわずかに湧いた。あのような動きができたなら、攻防の自由度は大幅に上がるのだろう。 歩速を早め、徐々に駆け出す。ところで放射熱線は観客を8人消し炭にし、壁に新たな穴を穿ち、どこかの埋設配水管を傷付けたのか、大量の水を溢れさせ始めた。 あと二歩。一歩。間合いに捉える。少女も包丁を構え直す。 「小アアアアアァァァアア手ェイヤアアアアアアッ!」 腕を狙った側面の一撃。一歩引いて受け止められる。だがその程度は予測の範疇だ。 「突ンンンンエエエエエェェーッ!」 喉元への突き。同時に放射熱線。少女が驚きを顔に浮かべた。 横に滑られる。何度も見た動き。軸足を切り替え、踏み込みながら追い、追いながら斬りかかる。 「ドゥオオオオオアアアアアアアーッ!」 ――と同時に放射熱線! 打ち下ろして放射熱線! 薙ぎ払って放射熱線! 哀れな観客の数はいよいよもって尽きつつある。仕方がない。試合を近くで見るとはそういうことだ。 壁はチーズのような有様になり、元々耐久性に難があったのだろう、建物全体が嫌な軋みを上げている。浸水も足首まで届こうかという域になってきた。 再び舌打ちする。剣道は摺り足が主体だ。水の抵抗をもろに受ける。このような環境に備えた鍛錬も積んでいるとは言え、安普請が恨めしい。 「ん……そ、そん、なに……撃てる、なんてっ」 何合かの打ち合いの後、少女が苦しげな声を上げた。防御が精細を欠き始めている。 思った通り。肉体のスペックは向こうに分があれど、剣の腕自体はこちらがやや勝っている。木刀による攻めを打ち続ければ、反撃の隙を奪える。 間断なく発射している放射熱線が効果を上げる様子はまるで見られないが、いかに些細でもこれも武器の一つだ。使えるものは使う。それが相手への礼儀であり、ディーゼル自身の武道への姿勢でもある。 「面エエエエエェェェアッキャアアアアアアアーッ!」 「あっ……!」 ついに少女の手から包丁を弾き飛ばす。 追撃。胴を目掛けて木刀を突き出す。少女は横移動で避ける。いや、避けようとしたのだろう。 だがそれは足元、流れ込んできた水の中に、小さく火花を散らすだけに終わった。丸い目が見開かれる。ディーゼルは唇の端を歪めた。幸運が自分に微笑むこともあるらしい。 「突ゥゥゥウウウウギョオオオオッ!」 「きゃ――」 会心の手応え。小さな体は鈍い音と共に吹き飛び、壁へと叩きつけられてヒビを入れた。未熟者の自分にとっては珍しい、完全な一本。立ち上がることはできないだろう。勝負はあった。 だがさらにディーゼルは放射熱線を放った! いかに些細でもこれも武器の一つであり、使えるものは使うのが相手への礼儀だからだ! 全力を尽くして挑まねば失礼だからだ! 敵は自分自身だ! だからこそ武道はそこに臨む姿勢を重んじる! 対戦相手との勝敗、生死は言ってしまえばどうでもいいのだ! 「…………ァ」 ――果たして、放射熱線は稚器の顔の左半分と、左肩から腰にかけてを消し飛ばした。壁の穴も増えた。 だがディーゼルは己の甘さを呪った。まだ声が出ている。サイバネの耐久力を計算に入れていなかった。 「まったく。俺は……」 壁をずり落ちる稚器に歩み寄りながらディーゼルは言いかけ、そして言い終わる前に口を閉じた。 反省は後だ。今は一本を入れ直すべし。 浸水ももう腰の高さにまで迫ってきている。観客は寒さと恐怖に震えている。彼らのためにも、もたもたしている暇はない。 ディーゼルは木刀を振り上げた。少女の残骸は水の中に座り込み、動かない。 その頭部を目掛けて、 「――ケェァアアアアアア面ァアアアアァァ!」 振り下ろした武器が、掴まれた。 (――たけだを、ほろぼす) (――危ないことは、しちゃいけない) (――ひとを、死なせ《ずに済ませ》ちゃいけない) 稚器の足元の水が泡立つ。 それはにわかに勢いを強め、沸騰しているかの如く水面を乱した。それが、水に浸かった場所全てに広がっていく。 (――お姉ちゃんとの約束《など知ったことか》) (――危《殺せ。殺せ。殺せ。殺せ! 武田を殺せ! 武田に連なる全ての者を滅ぼせ!》) 「……《殺す》」 稚器の口が動いた。 ディーゼルは咄嗟に木刀を離そうとした。動かない。 “織田シジェンデストロイヤー”。 かつて盟友斎藤道産を研究した結果生み出された、禁忌の兵器。 それは水中で解き放てば、およそあらゆる生物を融解させ、消し去る。 平賀曾兄は、これを稚器に搭載しなかった。
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中学生日記 第1部 125 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/03/19(月) 01 42 59.88 ID 4HR65eU0 新連載 中学生日記 短編 128 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/03/19(月) 01 57 55.60 ID 4HR65eU0 DQN3ねん「おい。」 わをん「……? はい。」 DQN3ねん「お前こいつとケンカせぇや」 DQNしたっぱ「…………。」 わをん「……? は?」 DQN3ねん「お前 一年?」 わをん「はい……。」 DQN3ねん「おい お前 一年になら 勝てるやろ?wwww」 DQNしたっぱ「あぁ……。 うん。」 わをん「え… ちょ… なんすか?」 DQN3ねん「ええから はよ ケンカせぇや ボケーwwww」 がっ わをん「いたっ……。 ちっ。」 DQN3ねん「なんやこら 今 舌打ちしたやろ お前」 わをん「………。」 DQN3ねん「なんやこら やんのかい」 わをん「………。」 131 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/03/19(月) 02 19 54.01 ID 4HR65eU0 ししょ「なんで 暴力 ふるったんや。」 わをん「………。」 ししょ「怪我したやつの親 ごっつ怒ってるで」 わをん「………ヤンキーが親だすなや……。 ださいねん。」 ししょ「お前 全然 反省しとらへんやないか!」 わをん「はあ……? あたり前やろ。俺まちがったことしてへんわ」 ししょ「そんなんする為に お前に教えたん違うぞ!!」 わをん「俺がいつ教えてくれーて頼んだんや!! お前が勝手にやらせて 勝手なことゆうてんちゃうぞ ボケが!!」 ししょ「お前って誰にゆうてんねや!! 外出ぇ!!」 がしっ ずるずる わをん「っ……!!はなせや!!!」 132 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/03/19(月) 02 38 00.22 ID 4HR65eU0 ぼがつ がすっ わをん「………!! ぅがっ…」 ししょ「おらぁ 立たんかい!やり返してきてみぃや!」 わをん「…………! くそボケが……!」 たたたたたた えんちょう「おい やりすぎやろ!! わをん 血でてるやないか!!」 ししょ「止めんといてくださいよ……。 こいつ暴力ふるうたんや。 こんくらいじゃわからん。」 えんちょう「わをん も もうわかったよな!? 家 はいろう! な!?」 わをん「じーちゃん 俺まちがったことしてへんよ……!」 えんちょう「じゃあ じーちゃんが話きいたるから! な!?」 わをん「なんでお前ここおんねん……。 お前の事弟も妹もみんな嫌とんじゃ。 でていけや……!」 ししょ「なんやと………!!」 がしっ 133 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/03/19(月) 02 50 11.98 ID 4HR65eU0 わをん「………ぁがっ………!! っ……!!」 えんちょう「もうええやろ! おい! とめてくれ!」 せんせい「ちょっと!もうええやないの!!」 ししょ「とめんといてくださいよ……っ!」 ぶん がっ えんちょう「っ………!!」 ししょ「あっ………!!」 わをん「お前 じーちゃん……! なにしとんねんこらぁぁぁぁぁ!!!」 ぱっ がつっ!! ししょ「!!!!」 134 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/03/19(月) 02 59 43.02 ID 4HR65eU0 がつっ!! がつっ!! せんせい「わをん もうあかん!! そんなんでなぐったら 死んでまうやろ! わをん!!」 わをん「ふーーーつ………!!!ふーーーーっ!!!…………」 ししょ「………ぁ………。」 わをん「でていけやぁ!! お前みたいな奴おらんでええのんじゃ!! もうくんな!!!」 ポロポロ 次の日から 師匠は施設にこなくなった。 135 名前:1 ◆3GcCm7z.d2 投稿日:2007/03/19(月) 03 02 15.50 ID 4HR65eU0 中学生日記(PHANTOM ZERO) ~Fとの出逢い~ に つづく PHANTOM ZERO 2へ
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魔機那戦記#6前半 「チ…誘ってんのか?」 ギルバートは謎の魔機那を追って山の奥深くへと来ていた。謎の魔機那はたまにこちらを見ては距離を確認し、止まったりして奥へ奥へと向かっていく。 そして大分歩いた頃急に視界が開ける。その光景に崖かと思ったが、どうやらかなり開けた場所の様だ。木々が薙ぎ倒され、地面は抉り取られている。まるで巨大な「何か」が墜落した様だ。とギルバートは思った。 その瞬間強制的に通信回路を開いた者が居た。どうやら謎の魔機那から通信が届いたらしい。 しかし、魔機那から通信などおかしい。そもそも無人の魔機那にはAIはあっても、通信などする訳がない。ともかく通信を開くことにした。 『……敵魔機那をヒト型“デストロイヤー”と断定。リンクキー波照合、先程の妨害したパイロットと断定。』 どうやら人が乗っているようだ。しかし、リンクキー持ちは大抵MBTに保護され魔機那使いへと訓練される。その為、自然なリンクキー持ちは、自分がリンクキーを持っている事すら知らず人生を終える。 しかし、このパイロットは声も幼く、女の声のようだ。 『この私のミッションを妨害した罪は重い。Rシリーズの名に掛けて貴様を…死刑に処する。』 「何だって!?つか、お前のミッション妨害した覚えねーし!!」 しかし敵機は問答無用で両手にマシンガンを構えるとそれを乱射してきた。それを避けつつ、現在の自機の状態を見る。まずは“クレイモア”は先程の戦いで失ったしまった為接近戦は控える。 他に残っている武装は、腿部にあるハンドガンと、腰に付いているミサイルポッド。あとは腰のアタッチメントに装備されているマシンガンだ。 ならば武装から考えられる行動は…銃撃戦しか有り得ない。 ギルバートは“デストロイヤー”の腿部に手を伸ばし2丁の拳銃を取り出した。そしてそれを2丁拳銃(トゥーハンズ)で構え乱れ撃つ。 そして一瞬の隙を付き、腰のミサイルポッドを開く。解き放たれた四つの弾頭は、ある距離になるとその腹中からさらに四つの弾頭を解き放つ。 ーーーー多弾頭ミサイルだ。 計16発のミサイルが忠実に与えられた使命を果たすべく敵魔機那へと向かう。しかし、ミサイルは何の戦果を上げることなく爆炎へと姿を変えた。 敵魔機那は両手のマシンガンと肩部のキャノンで全弾を打ち落とす。しかしキャノン砲から迸ったのは実弾ではない。 空間を斬り裂く輝く光の矢。ビームだった。 「ビーム兵器!?なんであんなスペシャルな武器をアイツが持ってやがるんだ!」 そう。ビーム兵器は基礎理論こそ完成しているのだが、西暦から真歴にかけて未だ実現しない夢のような兵器だ。 それを持っているなど…普通の女じゃないな。とギルバートは確信する。しかしこの女は何故俺を呼んだのだろう?と疑問が思考を満たす。 しかし、煙を突き抜けてきたビームが弾を吐き出し使い物にならなくなったミサイルポッドを貫通した衝撃で我に返った。そして用を更に成さなくなったミサイルポッドをパージして2丁拳銃で再び敵魔機那へと撃っていった。 『この障害。なかなかやる。』 と謎の魔機那ーーーーマシン型“ラウンド・オブ・32”のコックピット内でRシリーズのR-32は敵魔機那に賞賛とも侮蔑とも取れる発言をした。 私はヴォルロック様の命により巨大魔機那の監視を命ぜられていたのだが、奴等が巨大魔機那を破壊したために失敗に終わってしまったのだ。 「やはり……貴様等劣等種は……死刑に処する!」 R-32は再び肩のキャノンから熱線を吐き出す。しかし敵魔機那は、やはり避けて尚も拳銃で撃ち返してくる。更にGPもそろそろ少なくなってきてしまった。こうなれば……とR-32はその白い両目で敵機を睨み付ける。そしてーーーー使った。 「何なんだよ!あのビーム!」 ギルバートはこの数分で三度目の舌打ちをした。あのビーム砲が怖く、なかなかハンドガンが致命傷を与えられる距離に近づけない。 すると急に魔機那のフットワークが重くなる。異変に気づきコンソールパネルをタッチして機体状況を確認する。するとやはり脚部動力系にエラーがある。 「なんでだ?俺はずっとリンクしていたはず…なのに気付けなかった。」 敵魔機那のせいだろうか。しかしこのままにして置いてもしょうがない為、リンクキーでその箇所を直す。 その時だ。 「な、なんだ?この痛みは……うっ、……」 ギルバートの頭に激痛が走る。そしてそれは頭を割らんとばかりに痛みを増した。 「うああああああああああっ!!!」
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【検索用 うらほしゃ 登録タグ 2021年 VOCALOID YouTubeミリオン達成曲 いよわ う アートトラック ニコニコ外公開曲 初音ミク 曲 曲あ】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 関連動画 コメント 作詞:いよわ 作曲:いよわ 編曲:いよわ 唄:初音ミク 曲紹介 曲名:『うらぽしゃ』 2nd Album『わたしのヘリテージ』収録曲。 YouTubeにアートトラックとして投稿。 アートトラックとしては珍しい100万再生を達成している。 歌詞 どうか 神の御慈悲を給え 恵まれないあなたは人を殴るから どうか 地獄へと征きませ 豚に真珠とはよくも言えたものだから 近寄るなよ その足元這いつくばって 生まれてごめんねと 口走りそうになるから 人の上に立って講釈を垂れる 化粧のできないその顔は忘れないわ 血で塗れた椅子に腰掛ける猿よ ああそのままいつまでも 私の死体を想像して 何かを成し遂げた気でいろ どうか 神の御慈悲を給え 盗みのばれたあなたは人を殴るから どうか 地獄へと征きませ 正しさを説くあなたは 実に無様な傀儡もどき それはまるで魂まで 喰い散らかす政のように 死ぬことも生きることも許されず 蠢く奴隷のように さらば! 目に入る紅は腐り落ちるささくれよ にやけるなよ 言い訳する顔が憎いわ 誰かを嬲りなさい あの時のように 侮るなよ その喉笛に突き刺さって 二度とは離れぬよう 深く抉るように 快楽のための甘噛みひとつで ついた傷から降る雷が止まないわ ひらがなの5文字を 消せぬまま生きろ ああそのままいつまでも 誰かの眼を踏み潰して 何かを顕した気でいろ 私たちもう一生分かり合えないと 分かっていたでしょう 憎しみの鎖解き進むのは 果てしない孤独の道 もう自由よ 私は自由なの ここから始まる新たな人生に もう誰の名も載ることは無い お前はそのお立ち台で 指を咥えたまま見ていろ 関連動画 代表的なPV コメント ラスサビであだぽしゃと同じのが流れてびびった -- 錆 (2022-12-11 00 33 46) あだぽしゃと同じメロディーの部分が所々にあって、 -- Ai (2023-07-07 20 05 12) いい(それはまるで魂まで 喰い散らかす政のように 死ぬことも生きることも許されず 蠢く奴隷のようにのところはあだぽしゃと同じ速さで上ハモリしてた) -- Ai (2023-07-07 20 05 28) あだぽしゃを「荒み切ったウェディングソング」と思って聞いていたからこの歌詞は腑に落ちた お立ち台は「結婚式場の祭壇」でくず男との結婚を拒否して自由になる ここじゃないところで幸せになってやる という決意のような歌 -- 名無しさん (2023-08-14 12 51 05) あだぽしゃの最初の呼吸音とうらぽしゃの舌打ちみたいな音を合わせて同時再生するとデュエットっぽくなった(語彙力) -- 名無しさん (2023-09-28 00 46 02) ひらがな五文字、「あだぽしゃ」だとおもってる -- S_さかな (2024-01-31 17 48 30) フードの男目線の歌なのか女の子も本心の歌なのか… -- 鱚 (2024-02-22 17 34 39) ニコニコにも出してほしい!!! -- 匿名なのだ (2024-04-24 14 04 40) 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
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766 :名無しさん@HOME:2009/02/08(日) 09 15 12 0 私は観光牧場の事務兼受付なんだけど、トメが 「豚のえさばっかりやってるから、作る物も豚のえさみたいね」とpgrしてくる。 そしてその都度夫が怒るんだけど、 先日、トメが性懲りもなくキャベツの千切りを 「また豚のえさ?wちゃんと手洗ったんでしょうね?」と言ったのを夫が聞いて切れまくり、 「文句あるなら食うんじゃねぇ!!」 「何よっ、こんなの食べる位なら豚のえさの方がましよっ」となって食事どころじゃなかった。 次の日の朝、 「あんたがあんなもの作らなきゃケンカになんかならなかったのに」 と舌打ちされ、ピキッと来た。 なので昨日の晩の食事に、頼んでちょっともらってきた本当の豚の餌を出してあげた。 「何これ」と言うので 「お義母さんは私の作る物より、豚の餌の方がいいとおっしゃるので貰って来ました」 と淡々と言った。 トメは「なっ…あんたっ…こっこの…!」とプルプルし始めたんだけど、 夫がテーブルをドガン!と叩いて 「お袋が昨日はっきりそう言っただろう!! 嫁の飯が食えないって言うんだから、大人しくそれを食え!!」と怒鳴った。 トメはその迫力に押されて泣きながら退散。 夫には何度も謝られた…夫が一番かわいそうだよ… まあ一応トメの分の夕飯も用意してあったので、 夫には「やらんでいい!」と言われたが、用意して部屋の前に置いておいた。 そして今朝、顔を合わせたトメはニヤニヤしつつ 「何だかんだ言って息子は優しいわ…ちゃんと夕飯を用意して部屋の前に置いておいてくれたの。 豚の餌を出す誰かさんとは大違いよ…フフン」だってwww 大笑いして「やだ、お義母さんwそれ用意したのも、置いたのも私ww 夫は「あんなババァに出す必要はない!!」って怒ってたんですよ~?w 息子が作ったらおいしいごはん、嫁が作ったら同じものでも豚の餌ww おいしかったですか?豚の餌はww」 トメ部屋にこもったw私の勝ちw 767 :名無しさん@HOME:2009/02/08(日) 09 25 00 0 766 GJ! 768 :名無しさん@HOME:2009/02/08(日) 09 25 45 O 766 GJ! トメ底無しにバカだなwww 769 :名無しさん@HOME:2009/02/08(日) 09 25 59 0 766 GJ! クソレス続きでヌカヌカしてたけど アンタのおかげで久々にスカッとしたよ 770 :名無しさん@HOME:2009/02/08(日) 09 26 18 0 766 途中まで、メシ作って情けをかけてやるなんて、と思ったけど 2段落し成功乙! ゴメンナサイ言うまで作らなくていいんじゃね? 771 :名無しさん@HOME:2009/02/08(日) 09 27 19 0 おつかれ。 その後の顛末まできちんと報告して夫に別居を考えさせた方がいいよ。 このまま同居してても誰も幸せじゃないじゃん。 772 :名無しさん@HOME:2009/02/08(日) 09 30 12 0 766 なぜその様な状態で同居を続けるのだろうか。 773 :名無しさん@HOME:2009/02/08(日) 09 45 48 O 豚の餌ってどんなんだろう 774 :766:2009/02/08(日) 09 47 56 0 あ、期間限定なんでw 今ウト入院中、退院に備えて軽いバリアフリーリフォーム中。 同居の義姉夫婦はウィークリー暮らし。 終わったら帰るからそれまでの辛抱。 トメにとっていじめの対象は私しかいないため、私で夢をかなえてる感じ?w 「クソババァたたき出す!」と怒ってる夫を 「まああとちょっとだから」となだめ中。 将来同居は絶対に出来ないという布石にもなってるんでw 775 :名無しさん@HOME:2009/02/08(日) 09 49 34 0 773 雑穀と固形飼料のミックスだった。 私の作る豚の餌はすっごく普通の物。 調理師免許も持ってるし、家庭料理技能検定っていう無駄資格も取らされたし。 次のお話→815
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家を出て10分くらいして妖力のある場所についた。 僕が着いたのは近くの公園だった。 「ん・・・?」 木の上から見ている僕は広場の近くに黒い水溜りの様な物が見えた。 僕は周りを警戒しながらも水溜りに向かった。 その黒い水溜りに近づくにつれて鉄の臭いがしてだんだんその臭いは強くなって行った。 「血!!」 水溜りの正体は血だった。 僕は、その血に少し触れると、まだ少し温かかった。 さらに近くを良く見ると血の発生源が解った。 発生源の正体は人だった。 多分公園のホームレスだろうか? 上半身と下半身が2つ分けられていて、上半身は心臓と頭部が無差別に切り取られていた。 妖力の反応はその切り口からビリビリと伝わってきた。 僕はその時、気を抜いてしまった。 すると、突然黒い影が空中から高速で舞い降りてきた。 「ぐ!!うあ!!」 僕は回避行動を取ろうとしたが少し遅すぎて脇腹を深く切られてしまった。 すぐに影は僕を追撃しようとしてきた。 僕は、傷口を手で押さえながら上着の胸ポケットから銃弾を二つ取り出した。 影はもうすぐに近くに来ていた。 「ちっ!!」 舌打ちをした僕は銃弾の一本を相手の方に投げた。 相手は銃弾を手の日本刀で切り裂いた。 すると、銃弾は真っ二つに裂けた。 そして中に込めてあった高圧の交流の電気が影に纏わりついた。 さすがに影は追撃を諦めて、後ろにステップをして距離をとった。 僕は電気で拘束してある隙を突こうとしたが、目の前では信じられないことが起きていた。 銃弾から発生した電気が刀の刀身に吸い込まれていった。 しかし、僕はその時ある確信を持った。 影の本体はあの日本刀だと言うことだ 多分妖刀の類だろうか 僕はそう確信をした。 その時、目の前にいきなり白い影が舞い降りてきた。 妖気の反応を頼りに私は公園に着いた。 近くの電信柱の上に立って公園内を透視した。 「え!!何かが戦ってる?」 私は公園の中心で私より前に誰かが来ていた。 さらに強く透視をした。 一つは日本刀を持っていて私が感じた妖気を身に纏い、一方的に追撃をしていた。 そしてもう一方は、私が良く知る人物だった。 「蒼樹?」 私は、彼の方に行こうとしたが、その前に公園に精霊結界をして、私以外の人物では出入りが出来ないようにした。 その後、脇腹を抑える蒼樹を見つけて、蒼樹と影の間に入るように、蒼樹の前に降り立った。 蒼樹は少し身構えたが、「神・・城?」と少し驚いた顔をしていた。 私は自分を冬那ではなく神城と言われたことに少しムカっとしたが、それを堪えて彼に向き合った。 「この町でのこう言う事件の鎮圧は全て私達神城の役目です」 私は蒼樹の脇腹を見た。 「あなたは傷を負っています。今のあなたでは相手になりません、だから離れていてください」 蒼樹は少し困った顔をしていた。 「傷が何だって?」 彼は服をめくり傷を私に見せた。 私は驚愕をした。 なんと、彼の傷はほとんど治っていたのだ。 困惑する私の彼は話しかけた 「僕の傷を見ている前にあいつを倒そうよ」 彼は上着の中から一本のサバイバルナイフを取り出した。 しかし、そのナイフは矛の用に突くことも切りることも鋸の様に切断も出来るように改造されていた。 「・・・そ、そうですね。すぐに援護は着ますがその前に倒しましょうか」 私は巫女服の裾から呪符を取り出し蒼樹と共に影にむき出した 「神城、多分あの日本刀が本体・・・つまり妖刀の類だと思うよ」 私は、影を透視した。 確かに、影本体は死んで腐敗した人だった。 しかし、その妖気は影の手にある日本刀から滲み出していた。 「確かにそうですね」 私達はお互い顔を見合わせて合図を取ると、影の方に私達は走った。
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残念ながら、明日は良子との約束が先に入っている。 帰り際に、会うことを約束したのだ。 「申し訳ないですが、明日は予定が入っていまして……っと」 メールの返信を済ませ、携帯の電源を落とす。 今日は、よく眠れそうだ―― 良子に招かれた先はあるホテルの一室――というか、良子の泊まっている部屋だった。 大人の女性の住む部屋に一人で訪れるのは始めての体験だった。 妙にドキドキする。 「粗茶ですが、どうぞ」 「あ、ども」 「そして、君を呼んだ理由だけど――少し、準備が必要だから。待っていて? OK?」 「あ、了解っす」 カップの紅茶を京太郎の前に置いて良子は部屋の置くに。 一口啜っても、今一味はわからなかった。 「さて……待ってて、と言われたけど」 選択肢 1 大人しく待つ 2 ちょっと探索してみよう 1 大人しく待ってて、と言われたらウズウズするのが人の性。 何だか良い匂いがするし、色々探索してみたい気もする。 ……けれど。 「流石に、失礼だよな」 いくら何でもそこまで親しくない相手の部屋を物色するのは失礼極まりない。 言われた通り、京太郎は良子を待つことにした。 「お待たせしました」 「いえ、別に……へぁ!?」 部屋の奥から現れた良子は、永水女子のような巫女服を着ていた。 それも、恐らくはノーブラで。 大きくも形の良い母性の象徴がクッキリと浮き出ている。 まさに、立派なおもち。 ゴクリと喉が鳴る。視線が釘付けになってしまう。 「……じー」 「は!? いえ、大変失礼しました!?」 慌てて目線を逸らし、頭を下げる。 ついうっかり自分の立場を忘れてしまった。 「ふふ……触ってみる?」 「え……え?」 直下選択肢 1 い、いいんですか? 2 いや、流石にそれは……? 2 非常に魅力的な提案。 健全な男子生徒には耐え難い誘惑である。 「いや、流石にそれは……?」 しかし、自分は個人戦選手として東京に来ているのであって。 決して、女性の胸を触る為に来たのではないのだという意識が、京太郎の手を押し留めた。 視線は相変わらず良子の胸に固定されたままだが。 「そう、残念……まぁ、それで。君を呼んだ理由だけど」 「はい」 「お祓いをするよ」 「……はい?」 「お祓いを、するよ」 「いや、聞こえなかったわけではなく」 良子の格好を見た時からある程度は予想できたことだけれど。 面と向かって言われると、どうしてもフリーズしてしまう。 「まぁ、これからの景気付けみたいなものだから。リラックスしてればいいよ」 「は、はぁ……わかりました」 直下判定 1~80 何だか気分がスッキリ 81~00 ??? なんだか気分がスッキリ 先端に紙が括り付けられた棒やら、読めない文字が書かれた扇子やら。 京太郎には名前も知らない道具が用いられ、お祓いが開始される。 「……」 奇妙な道具を振りながら、ぶつぶつと聞き取りにくい言葉を呟く良子。 最初は胡散臭い雰囲気に身構えていた京太郎も、段々と眠くなって来る。 ウトウトと、瞼が降りてきて―― ――須賀ァッ!! 「っ!?」 久しぶりに聞こえた幻聴に姿勢を正す。 そうだ、これは自分のために行われていることなんだ。いくら胡散臭くても居眠りは失礼だ。 頭を振って眠気を飛ばす。 「……ッ」 良子の言葉の中に舌打ちのような何かが混ざっていた気がするけれど、きっと気のせいだろう。 『お祓い』が終わった頃には、京太郎の気分も普段よりスッキリしていた。 肩が軽い。 きっとこれなら、三回戦でもいつも以上の力が発揮できる。 ホテルのフロントで良子に頭を下げて、京太郎は自分のホテルに帰っていった。 「……次は、もっと強いものを」 その背中を見送る良子の呟きは、誰の耳にも届かなかった。