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713 名前:名無し屯田兵@F世界 投稿日:2006/11/30(木) 16 21 55 [ bfOE19W. ] 月影様、遅れましたが投下乙です。 重戦竜に仏軍重戦車のイメージを重ねて読んでいたもので、 鹵獲(捕獲?)できれば魔改造して機甲戦力の補充に……などと費用対効果が怪し気な妄想をしておりました。 ロケット弾発射架を振り分け荷物の如く両脇腹に抱えて、自走重ロケット砲とかどうでしょうw 107様 またしてもくろべえ様HPのゲストブックに平成日本召喚二次創作を投稿させて頂きましたので、 今度もご笑覧下されば幸いです。 オチは季節が夏から冬へと巡るということでw これも個人的に気になっていた大協約軍の機械竜ネタで無論鉄竜と同じく、 (ここよりテンプレ) 107様の設定次第で、登場する兵器の大協約側における位置付けは骨董品~最新鋭、 もちろん全く無関係まで自在に変動します。 767 名前:名無し三等陸士@F世界 投稿日:2006/12/07(木) 10 42 25 [ 7mhmSsMQ ] 月影さん 107さん 二人とも乙です。 第三帝国召喚 このまま調子に乗ってこんなん作り出しちゃってくれ! “ミドガルド・シュランゲ” 30名の乗員を乗せ、77個のパーツを繋げた全長524m重量6万トンの巨体が、キャタピラで地上と水面下100mを30km/hで走行し、1.5mドリル×4を使って地中を10km/hで移動。 武装は250kg炸薬地雷×1000、10kg炸薬地雷×100、連装機関銃12基、酸素ボンベ×580、ベッド×20、電気調理式キッチン×1 計画通り、とりあえず20機ほどどうでしょう(現実にあった計画です) 平成日本召還拾遺物語 航続距離問題……よし、零戦式改良法をば。(エンジン大きくして翼を小さくして、エンジンのせいで小さくなった分の燃料タンクは翼の中に) 773 名前:名無し三等陸士@F世界 投稿日:2006/12/07(木) 22 26 47 [ zh0LI88. ] 57mmでも喫水線を狙えば面白いように沈められると思いますのであまり問題ないのでは。 木造船なら榴弾使えばいいし。 774 名前:くろべえ ◆7dmdXxLH3w 投稿日:2006/12/08(金) 09 18 17 [ ccXtmzTc ] 月影様、投稿乙です。 もしかして、欧州大陸真っ赤ですか? しかし、ソ仏の海軍増強は大英帝国には座視出来ない事態だろうなあ。 でも、アメリカもついてるっぽいし……どうなるんでしょ? 107様、投稿乙です。 航続距離……やはり、ディーゼルの併用を行うべきですかねえ? 巡航はディーゼル一本槍で、とか。 そういえば、海保って、洋上給油機能ありましたっけ? ないと、困るなあ…… 777 名前:名無し三等陸士@F世界 投稿日:2006/12/09(土) 10 01 43 [ l9V4ccXk ] 766 746 そんなケチ臭い事はしませんよ?(笑 海上保安庁には、個艦自衛用に、現在開発中の対空車両向けの新しい奴の砲塔を積みますんで。 をを,リッチ まあ,ご時勢もご時勢ですから,国防や保安関連の省庁は垣根を越えて動かざるおえないんでしょうけど 774 そういえば、海保って、洋上給油機能ありましたっけ? ないと、困るなあ…… 海保が保有する船で一番忙しいのは外洋で測量に当っているHL型測量船でしょうけど,500トン以上ある 船ですからねぇ(照洋だと3000トン) 海自の「ましゅう」あたりから補給が受けられて,むしろ当然な気もしますが これが,あの「しきしま」だと考えなくて良いんだよなぁ。日本周辺の警備だけなら,無補給で一周できるから 779 名前:月影 投稿日:2006/12/10(日) 14 27 36 [ wetx2aOg ] 107様投稿乙です。 航続距離短い…ああ、船体が短いゆえにか(仕方ありませんね。 次回の救出等に困難がないように祈りたいです(無事救出を! 863 名前:107 ◆OZummJyEIo 投稿日:2006/12/24(日) 01 00 34 [ Nz0LbtT6 ] クリスマスにはという単語が合言葉だったりする今日この頃、皆さん、如何お過ごしですか? 中の人は竹が最後にしか出てこないと自覚して見事に Orz です。 ………まっ、何時もの事ですが(w 713 何時も楽しませて戴いています。 非常に笑いました。 にも関わらず、返信が遅れてしまった事を、ここにお詫び申し上げますm(_ _)m 767 >零戦式改良法 ミリ つか航続距離の問題に関しては、素直に補給艦を手配(or補給ユニットを新設した松型艦を配備)した方がマシですがな(苦笑 そっちの方が運用の柔軟性を確保出来ますから。 773 一応、F世界チックに、うち等の世界に比べれば魔法とかで外殻が強化されてるって設定にしときまひょ>木造帆船 鉄板張りですし、ね☆ 774 CODOGが理想かもしれませんね。 最も、ディーゼルだけでも、この世界の船に対しては十分に優速だったりするんですよね。 恐るべし内燃動力船 >洋上給油能力 拠点機能強化型巡視船と云うのもあるくらいですんで、ある程度はある(乃至は小改造で能力獲得)かと。 ただ問題は、各船艇の大きさでしょうね。 外洋で、縦横に運用するには規模が小さいですんで。 それでも並の帆船よりは大型なんですけども(お 777 リッチというよりも、予算対策とかです。 陸上自衛隊のソレを量産効果で値下げさせる為、塩害対策型を無理矢理に採用させられた訳でして。 お好みからは外れた(40㎜とか30㎜に比べて短射程&低威力)ものの、「買ってお願い、プリーズ!」の涙目に、ため息交じりに採用とか、 そんな感じかと。 779 まぁアクシデントは、話に華を添えますんで(鬼
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133:弥次郎:2022/09/21(水) 20 44 01 HOST softbank060146109143.bbtec.net 憂鬱SRW GATE 自衛隊(ry編 設定集【ダークスター、F-2SK、ASF-X、F-15H】 XA-999 ダークスター 設計・開発・製造:地球連合 運用:平成世界米国 区分:攻撃機 全長など:原作ダークスターに準じる 装甲材:エネルギー転換装甲 防御システム:ピンポイントバリアシステム チャフフレアディスペンサー 動力:熱核タービンエンジン×2 固定武装: 機首パルスレーザー機銃×2 選択式兵装(機体側部ウェポンベイ): AIM-9M/X サイドワインダー PLSL-99 パルスレーザー 選択式武装(胴体下部ウェポンベイ): AIM-120A/B×4 GBU-53SP ストームブレイカー改 MMR-118 16連装マイクロミサイルポッド 概要: 地球連合が開発した攻撃機の一種を基に平成世界の技術レベルに合わせてマイナーチェンジしたもの。 区分としては超音速ステルス攻撃機という区分であり、高いステルス性と速力を生かして完全にアウトレンジから接敵、標的を破壊するというコンセプトを持つ。 攻撃機と分類はされているのではあるが、通常の制空戦闘や航空戦にも対応できないこともない。 ただ、既存の航空機との間では速度差が著しすぎるため、一撃離脱戦法に限定されるという窮屈さは存在した。 オリジナルはC.E.世界のMSやMAとも空戦を演じることができる高性能機であったが、それほどのスペックは不要かつ運用不可能であった。 あくまでも平成世界において運用される航空機の指標となることを目指したのであって、オーバースペックすぎては意味がないのであった。 その為、再設計を実施し、大改修という名のグレードダウンを行った。 構成要素のほぼすべてを平成世界基準かそれより少し先、これから先習得可能なレベルにまで変更している。 無論、平成世界への技術供与的な意味合いもあって、実用的なレーザー兵器やマイクロミサイルなどを実装するなどしている。 既存の兵装に関しても、OTMなどの投入による性能底上げや小型化などを成功させており、同じ名前でもスペックなどは大きく変化している。 Hi-LowミックスにおけるHiのVFに対し、Lowに該当する先進的な航空機開発は今後の国防を鑑みて急務であった。 特にヴォルクルス戦において現代兵器がまるで歯が立たなかったことが証明され、これ以上の外敵に備えるための技術要求は青天井であったためである。 また、平成世界の情勢が二つの勢力に分断の兆しを見せる中にあって、覇権国家たるアメリカにとって軍事プレゼンスの維持は必須と捉えた。 その為、防衛だけでなく攻勢を考慮した米国及び米軍は自衛隊とは異なりこちらの供与を受けることになった。 しかし、そんな米軍の意志さえも置き去りにしたのが、このダークスターの驚異的なスペックであった。 速力はマッハ10さえも鼻歌交じりに飛び越え、機体そのもののステルス性は驚くほど高い。 武装面でもこれまでの航空機に搭載されたものが強化されて搭載され、さらには光学兵器やマイクロミサイルなどを実装するなど、隔絶していたのである。 隔絶すぎるがゆえに、そのままでは軍組織としての集団運用には適していないと評価されてしまうほどであった。 その為、これの性能を十全にかして飛行し、運用することができる人員の育成や教育が必須となってしまった。 米軍への引き渡し後、リミッターを装着の上で特地での運用がなされたのちに、これらは試験研究機関や航空機メーカーに引き継がれる形となった。 この航空機の設計コンセプトや技術は他の航空機に引き継がれることとなり、のちのA-10やF/B-52戦闘爆撃機につながった。 のちに発生したリアクター戦争時においては少数が実践投入されたとされている。 公式には記録が乏しいのは、この機体の特性上、重要度が高く機密に指定されるような作戦に投入されたためと推測される。 実際、赤国連との和平成立後、赤国連から開示された情報では、いくつかの戦場において「視認さえも困難なステルスな敵機」の存在が語られている。 音と風を切って飛行する振動だけが存在し、残されるのは破壊の後のみ。それゆえに、半ば戦場伝説や誤認情報も混じって認識されていた。 134:弥次郎:2022/09/21(水) 20 45 07 HOST softbank060146109143.bbtec.net F-2SK ヴァイパーゼロ改 原型機:F-2戦闘機 設計・開発:ロッキード・マーティン社 三菱 改良:地球連合 運用:平成世界日本国 区分:マルチロール戦闘機 全長など:基本的には史実F-2SKに準じる 装甲材:エネルギー転換装甲 防御システム:ピンポイントバリアシステム チャフフレアディスペンサー 動力:熱核タービンエンジン×1 固定武装: 20㎜機関砲 翼端部ランチャー: 99式空対空誘導弾 中距離対空ミサイル 翼部ハードポイント: 99式空対空誘導弾 中距離対空ミサイル 90式空対空誘導弾 短距離対空ミサイル AIM-7M スパロー 高誘導空対空ミサイル ASM-3 長距離対艦ミサイル JLAU-3/ハイドラ70ロケット弾 91式爆弾用誘導装置 (GCS-1)装備型Mk.82 500lb誘導爆弾 07式16連装誘導弾(16連装マイクロミサイルポッド) 胴体下部ハードポイント: 追加増槽 概要: 大洋連合が、平成世界日本において運用されていたマルチロール戦闘機であるF-2を、米国の案も交えて改良した航空機。 通称をヴァイパーゼロ改、スーパー改など。 平成世界の2007年における国防上の戦力としてはF-4、F-15J、F-2などが運用されていた。 これらに関しては現段階での支障や性能面での不足などはなく、平成世界の選定の結果選ばれたものとして運用されていた。 しかし、特地における地球連合との接触、さらにはヴォルクルスの出現、今後想定される仮想敵を相手にした場合の戦力不足は否めないものだった。 地球連合としては平成世界に対して提供するか、あるいは技術供与や指導を行ったうえで、自前での開発などを望んでいた。 これは地球連合も特地(F世界)以外にも多数の戦線を抱え、自前の勢力圏の防衛に力を注ぎたいという思惑があった。 過去の時代であるがゆえに、地球連合でさえもそこまで容易に生産を代替といかなかったのである。 基本構造やスペックは、他の供与された航空機などと同様に、OTMやEOTなどを投入しつつ、平成世界の数歩先という範囲で収められている。 特にこの機体はF-2をベースとしているだけあり、即戦力として既存のF-2から改装を経て配備もしくは置換を前提としていた。 国防力の増強は尻に火が付いたどころではなかった日本国としても急ぎたいところであり、大洋連合の配慮は非常に歓迎できるものであった。 民主党政権下においては高額すぎるという判断から、調達数やF-2からの改装数を削減することが決定した。 実際のところは新工法の導入に伴い一機当たりの調達・ランニングコストは大幅に低下していたのであるが、それが認められなかったことによる。 この判断はのちに誤りであったことが証明されることになるが、ここでは些細なことと言えるだろう。 135:弥次郎:2022/09/21(水) 20 46 00 HOST softbank060146109143.bbtec.net ASF-X 震電Ⅱ 設計・開発・製造:地球連合 運用:平成世界日本 区分:マルチロール戦闘機 全長など:基本的に原作ASF-Xに準じる 装甲材:エネルギー転換装甲 防御システム:ピンポイントバリアシステム チャフフレアディスペンサー 動力:熱核タービンエンジン×2 固定武装: 20㎜機関砲 翼部ハードポイント: 99式空対空誘導弾 AAM-4 中距離対空ミサイル 90式空対空誘導弾 短距離対空ミサイル AIM-7M スパロー 高誘導空対空ミサイル ASM-3 長距離対艦ミサイル JLAU-3/ハイドラ70ロケット弾 機体下部ハードポイント: 07式16連装誘導弾(16連装マイクロミサイルポッド) TLS-100 戦術レーザー砲 電子兵装: 統合電子戦闘兵装システム(IEWS) 概要: 地球連合が開発したマルチロール戦闘機をダークスター同様にマイナーチェンジした機体。 元々はF-3という形式番号を与えられていたが、日本国自衛隊に供与されるにあたり、ASF-Xの番号を新たに与えられた。 愛称は震電Ⅱ。 基本構造及びコンセプトその他は、エースコンバットにおいて登場した架空機ASF-Xに準じている。 ただし、こちらでは機体装甲材にエネルギー転換装甲、エンジンに熱格タービンエンジンを採用するなど、OTMを惜しみなく投じている。 その為完全にASF-Xを再現しているというよりは、OTMやETMおよび現行技術に基づいた限りなく近い模倣機といった方が正しい。 その為、各種スペックは向上しており、兵装についても性能の向上やマイクロミサイルポッドや戦術レーザーシステムを実用化している。 F-2SKというF-2の後継となる機体や既存のF-15Jを置換しうるF-15Hシリーズの登場は、海洋国たる日本の防空・制空能力を担うにふさわしいと判断された。 他方で、F-15の後を担う航空機、すなわち人類以外の外敵に備えた航空戦力の調達及び開発能力、その知見の蓄積も必須であった。 これまでの構想では史実においてF-35と呼ばれる航空機の運用が検討されていたのであるが、当然だがそれでは力不足とみなされた。 よって、平成世界日本に合わせた航空機ということで、このF-3/ASF-Xが選出され、改良の上で供与されることとなった。 供与の後には特地においての試験などを経て実証され、平成世界日本側に引き渡しが行われた。 その後はOTMなどの吸収のため自衛隊において試験と研究が繰り返し行われることとなった。 その一環として実戦配備もされており、緊張高まる情勢下において度々運用されていた。 とはいえ、OTMなど未来の技術を用いていることに加え、前進翼+ステルス能力+構造上といった複合要因から、整備箇所は拡大。 その為に整備性や量産性はかなり犠牲になっていると言わざるを得ず、多数の配備は不可能であった。 公表された当時は地球連合に関する情報が錯そうあるいは機密指定されていて、正当な評価ができていなかったバックグラウンドがあった。 それに加えて特異すぎる外見や推測される問題点などから、他の兵器同様に世論やメディアによる攻撃にさらされることとなる。 136:弥次郎:2022/09/21(水) 20 47 08 HOST softbank060146109143.bbtec.net F-15H イータ・イーグル 設計・開発:ボーイング 製造・改良:地球連合 運用:平成世界日本国(JH型)・アメリカ合衆国(UH型) 区分:制空戦闘機 全長など:基本的には史実F-15に準じる 装甲材:エネルギー転換装甲 防御システム:ピンポイントバリアシステム チャフフレアディスペンサー 動力:熱核タービンエンジン×2 固定武装: 20㎜機関砲 選択武装: 中距離対空ミサイル 短距離対空ミサイル 多目的ミサイル 高誘導空対空ミサイル 誘導爆弾 概要: ボーイング社の開発した航空機F-15の設計をベースに、OTMやEOTなどを導入して開発されたバリエーション。 形式番号のHはアルファベットのHではなく、いくつか策定された改良プランの内の7つ目(イータ)に由来している。 基本的にはF-15 イーグルであるが、言うまでもなくスペックなどは既知のそれに収まってはいない。 ただし、平成世界での迅速な採用と実戦配備を優先したために、投入された技術が占める割合はさほど高くはない。 それでも当時最新鋭であったF-22を軽くあしらい、計画が進んでいたのちのF-35を凌駕するレベルであったのは言うまでもない。 こうして政治的な事情もあって延命が施されていたF-15はF-22への置換と、同時に改良案を盛り込むテストベッドとしての役割を与えられた。 無論、アメリカではF-22の改良も計画されたが、こちらはアメリカ合衆国主体で行うことを計画していた。 大洋連合からの供与技術に甘えるだけでなく、取り込んだ技術を自ら生かして、吸収を急ぎたいという意志が窺えた。 覇権国家としてのアメリカの面子と政治の面からの要求ではあったが、メーカー側としてもこれらの民生転用も考慮し、諸手を挙げ歓迎していた。 しかし、F-22の改良案についてはそもそものF-22の生産ラインの閉鎖の決定や研究費用の削減などが民主党政権下で決まったこともあり擱座した。 各種技術を取り込んで実現したスペックを夢想的と切り捨てられ、既に割り当てられた以上の予算をF-36へ優先させられた。 その為、あくまで予備戦力として用意されたF-15Hがリアクター戦争時前には倉庫から引っ張り出され、パイロットの養成や技術養成に使われることになった。 日本国においても事業仕分けにより、F-15Jからの更新は停滞こそしなかったものの、予定よりも低いペースでの更新を余儀なくされた。 同時期に進行していたF-2SKやASF-Xへの批判の声の矛先がF-15JHにまで向けられた結果となったのであった。 こうして不遇な目に遭った航空機であったが、リアクター戦争時においてはリアクター陣営に広く提供され、数的主力を担うこととなった。 137:弥次郎:2022/09/21(水) 20 47 40 HOST softbank060146109143.bbtec.net 以上、wiki転載はご自由に。 前回投下した設定集を修正し、追記しました。 wiki掲載はこちらの方をよろしくお願いいたします。
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706 :UNNAMED 360:2016/01/14(木) 01 42 33.25 ID I00zRjzy 第60話 土の民 大陸の中央部には未知の領域が広がっていると言う、しかし大森林を始めとする様々な過酷な地形が大陸中央へ続く道を阻み、荒野の民は荒れ果てた地で開拓をしなければならない。 大森林に隣接した長大な山脈も大陸中央部への道を阻む障壁の一つである。 「お父さん、こんな浅い所じゃ魔銅鉱は掘り出せないよ。」 「おん?確かに魔銅鉱は無いが、良質な鉄鉱の鉱脈を見つけてな、他のモンに見つかる前に掘ってしまおうと思うんだ。」 「鉄鉱かぁ、確かに幾らあっても困らないわね、こんなに便利なのにリクビトは鉄の価値に気付いていないんだよね?」 「荒野の連中は、鉄の精製が出来んからなぁ、まぁ、リクビトの連中に鉄器が伝わってもどうせ碌な事にはならんだろうし、このまま知られずにいたほうが良いだろう。」 大陸中央部を覆う山脈には土の民と言う、荒野の民に、あまり知られていない種族が住んでいる。 彼らは、元々手先の器用なリクビトだったが、戦乱から逃れる為に旅を続け、魔物が犇めく辺境の山へとたどり着き、魔力の強い洞窟に身を隠すうちに、独自の変異を遂げた種族である。 狭い穴にも入れるように身体は小型化し、落盤や落石などから身を守るために体毛が発達し毛深くなり、洞窟内の岩盤を工具で穿つために手先が器用になり、体格に見合わぬ怪力を得た。 「へぇ、これがその鉱脈なのね、でも洞窟の入り口に近いから、リクビトに見つからないようにしないと・・・。」 「滅多にこの洞窟に訪れることは無いから心配するな、それに外は狂暴な鎧虫が徘徊しているから好き好んでこの山に近づく者などおらんだろう。」 「だといいんだけど・・・・。」 「さて・・・採掘を始めるか・・・・・むん?」 鶴嘴を振りかぶり、岩壁を掘ろうとした時、微小な振動を感じた。 意識を向けてみると、洞窟の入り口付近から微かに何かの音が聞こえる、恐らくこれが振動の発生源だろう。 「ペトラ、お前は街に戻っていなさい・・・。」 「お父さん?一体何を・・・・っ!入り口の方から音が!?」 「鎧虫でも入り込んだか・・・何にせよ、穏やかでは無いな、少し厄介な事になりそうだ。」 鶴嘴を横に置き、念のために荷車に積んでいたバトルアクスを取り出し、壁に身を隠しながら洞窟の入り口に近づく。 「な・・・なんだこれはっ!!?」 暗闇に慣れた目に、外界の光が染みるが、それどころでは無い、異形の鎧虫らしきものと、斑模様に染めた奇妙な格好のリクビトの集団が、洞窟周辺をうろついている光景が目に映っていた。 碌に整地されていない土がむき出しの道を進む自衛隊。 要塞都市ゴルグを拠点にし、国交を持っていない国や集落などと接触し、交流を持とうと各地へ赴くが、その道中は決して安全なものでは無く、賊や野獣の襲撃などに備え、武装車両で移動をしている。 大陸中央部への道を阻む大森林に隣接する山脈付近には、集落はごく少数しか確認されておらず、その殆どが開拓民で、自給自足の生活を営んでいるに留まっている。 しかし、開拓民の口から、鉱物資源の情報を得ると、資源調査の為に大森林に連なる山脈へと向かう事になった。その際に奇妙な噂も耳にする事になるのだが 「これまた、デカい山だなぁ・・。」 「山の上層部はうっすらと雪がかかっているな、相当高そうだ。」 「おいおい、ボーっとしているなよ?ここら辺は危険生物の生息が確認されている、現地民も滅多な事では訪れない場所らしいじゃないか。」 「とは言っても、デカい蠍とか百足みたいなもんだろう?そんなもん道中で山ほど倒してきたさ」 「まぁ、殆どは車の速力に任せて引き離していたがな、崖の一本道で通せん坊している奴とかは仕方がないから蜂の巣にするしか無いが、無暗な殺生はしないに越したことは無い。」 「さてと、野営の準備をするぞ?鉄条網は既に設置済みだが、相手が頑丈な鎧虫の場合は突破される可能性もある、油断せずに作業に移れ。」 それぞれ各員分担し、天幕の設営や、トラックからの荷降ろし、夕食の準備などの作業が行われる。 「なぁなぁ、所でさ、妙な噂を聞いたんだが・・・・。」 「あっ?なんだよ、こっちはまだ作業中だぞ。」 「ちょっと位いいじゃないか、あの山にさ、小人が出るらしいぜ?」 「小人?一寸法師みたいなもんか?」 「いいや、流石にそこまで小さくないが、何でも穴や洞窟に身を潜めて岩壁を掘りながら暮らしているって噂だ。」 「モグラみたいな奴だな?つまり、未確認種族の集落が存在するかもしれないって事か?」 「まぁ、ここら辺は野獣が出没する危険地帯らしいし、滅多に近寄らない上に目撃証言も少ないから、単なる噂かも知れないが、なかなか興味深い話じゃないか?」 「もし本当に居たら資源調査が上手く進むかもな、最も相手が温厚な性格をしているならばだが。」 「ちなみに、開拓民の連中はそいつらを 土の民 と呼んでいるらしい。」 「・・・・・それ、漢字に直して略したら失礼になりそうだな。」 「・・・・・せめて大地の民と呼ぶ事にするか。」 「違いない。」 暫く洞窟の外の様子を伺った後、斑のリクビトに気付かれない様に、急いで荷車に荷物を乗せて街に戻ると、街はちょっとした騒ぎになっていた。 「お父さん!!」 「おおっ!モーズ!!戻って来たか!!」 「ジルバかっ!大変なことになったぞ!洞窟の外にリクビトが集まってきている!」 「なんだとっ!?」 ジルバは、あまりの衝撃で一瞬硬直するが、直ぐに思考を切り替えてモーズに話しかける。 「リクビトの奴らは、この洞窟に気付いているのか?」 「いや、その様子は無い・・・それに、あの体格ではこの狭い入り口を通るにも一苦労だろう。」 「お父さん、私怖いよ・・・。」 「大丈夫だペトラ、俺が付いている、連中がもし襲い掛かって来るなら鉄の斧で両断してやる。」 「早まるなよモーズ、徒にリクビトに危害を加えて敵対する様な事になれば、我らとて唯では済むまい。」 「分かっているジルバ、いくら短気な俺でもそれくらいは心得ているぞ。」 「リクビトの連中がこの洞窟に気付かないならば、そのままやり過ごせ、もし気付いたのならば様子を見つつ、接触を待て、こちらから赴く必要は無い。」 「盗賊の類ならば返り討ちにするまでだが、荒野の開拓民ともなるとやり辛くなるな。」 「リクビトは口封じのために問答無用で殺すことも平気でやるらしいが、我らは蛮族では無いからな。」 「お父さん、リクビト・・・・来るの?」 「まだ判らんな、だがしかし、あれ程の集団で洞窟に押しかけられては堪ったもんじゃない」 「面倒なことになったわい、まぁ、今まで山と魔獣や鎧虫に守られていたが、何時までも洞窟に身を隠す事も出来ないという事だろうの。」 「何にせよ、街の幹部連中を集めなければならんな、ジルバ、西側から声をかけてくれ、俺は東側から行く!」 「・・・・・。(リクビトは怖いけど、外の世界は見てみたな、どんな光景が広がっているんだろう?)」 土の民と洞窟 ただ単に狭い場所に暮らすだけなら、未だにリクビトのままだったと思いますよ? さらっと本編で書いておりますが、この山からは魔銅鉱と言う鉱石が採掘できます。 魔銅鉱と言うくらいですから、当然ながら鉱石自体からそれなりに強力な魔光がバンバン放射されているので、それに被曝して突然変異や進化促進が起こった感じですね。 魔石は基本的に金属と相性が悪く、金属板で簡単に魔光が遮断されてしまうので、金属は魔力を乗せにくい素材なのですが、魔石が均等に練り込まれた物は逆に相性が良くなるのです。 魔銅鉱は、自然界で希少な魔鉱石と銅鉱石のハイブリット鉱石で、上手く精製すれば魔銅のインゴットが作れます、これは魔法剣の貴重な材料になります。 日本なら銅と魔石を化合させて魔銅に加工する事は可能かもしれませんが、この世界の加工技術では精製不可能ですね。それ故にF世界では銅と魔銅は別種の金属だと一般的に考えられております。
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656 :創る名無しに見る名無し:2014/05/24(土) 23 38 04.28 ID 5VPgT+n4 「今日もいい天気ね、気流も乱れていないし飛ぶには最高の日だわ!」 「お嬢様、また散歩ですか?また下層部まで行かれては困りますよ?」 「大丈夫、リクビトなんてこの高さまで登ってこれるわけないんだから」 「それに・・・。」 「お嬢様?」 「もうそろそろ大陸の端っこだもん、暫く海の上だから眺めていても、つまんないよ」 異世界に転移した日本は、転移した事で化石燃料の入手手段を失い、少しでも延命させようと、既存の海上油田をフルに稼働させた。 そして、油田の探索の為、大規模な調査団を結成し、大陸各地に派遣するのであった。 また、未知の資源、「魔鉱石」にも注目が集まっているが、利用するにも実験室レベルの研究しか進んでおらず、これが化石燃料にかわる日は、まだまだ遠い。 調査団を派遣する過程で、大陸のとある勢力と遭遇し、これと交戦、なし崩し的に戦争になり、自衛隊の圧勝で幕を閉じた。 向こうの自業自得とは言え、心臓部である城塞都市を一夜で滅ぼされ、王族や士族は一部を除き処刑されてしまったので、治安は一時最悪の状態になっていた。 しかし、異世界の軍勢が、代わりに統治する事で治安は回復、更に彼らは、城塞都市の整備や農地の改良まで着手するというのだ。 国民のほとんどが農地の開拓に駆り出される事になってしまったが、通常戦いに敗れるという事は、国民すべてが奴隷となり、 草木一本残さず略奪される事なのだ、その事を考えれば、まるで騙されているのではないかと思わんばかりの好待遇だろう。 「おんや、ニッパニアの兵士様、今日も町の見回りで?」 「えぇ、最近空き巣が増えているらしいので、毎日数回この辺りを見回りしているのです、貴方も気を付けてくださいね。」 「もったいなきお言葉有難うございます、兵隊様にここまでお気遣いをして頂いたのは初めてです。」 「はは、いえいえ、どういたしまし・・・・な・・なんだ!?」 ふと辺りが暗くなったと思うと、町の上空に巨大な岩の塊・・・いや、浮島が通り過ぎた。 「な・・・な・・・な・・・。」 「あぁ、もうこんな時期で・・あれの進行ルートではない場所の人たちは、あの浮島を見ると驚くのですよ」 「島が空を!?一体あれは何なのです!?」 「さぁ・・・でも、噂によると空の民と言う種族が住んでいるとか・・・」 「空の・・・・民?」 659 :創る名無しに見る名無し:2014/05/25(日) 00 51 10.24 ID cS9rxnMu ソラビト・・・元々は手先が器用な魔鉱石の豊富な土地に住むリクビトであったが、その高い技術力と莫大な埋蔵量の魔鉱石の鉱脈を狙ってた種族に攻められる事が多かった。 そして、彼らは多種族からの襲撃から逃れるため、地下に眠る巨大な魔鉱石の結晶に細工を加え、地表を削り取り、丸ごと空に浮かせたのだ。 彼らは自ら手先の器用さを捨てて、己の肉体を魔鉱石の光で変質させ、有翼の民となった。 それから・・・謎の浮島の存在が当たり前になり、ソラビトの存在が忘れられかけた頃、大陸近くの海域に変化があった。 「レーダーに反応、巨大な飛行物体が日本本土に接近中」 「馬鹿な?なんだこの大きさは?」 「既にF-15がスクランブル発進しました、アンノン進行ルート変更せず。」 「一体何が起こっている?」 当てのない放浪の旅を続ける浮島・・・その地に住む生物は争いとは無縁の平和な毎日を過ごしていた。 かつては高度な文明を築いていたソラビトはかつて、自分たちがリクビトだった頃に建造した遺跡群を補修しながら生活しており、 大地と切り離されているがゆえに、資源が限られてはいるものの、公平にこれを再分配する事で安定した生活を送っていた。 「はぁ、もう海に出ちゃったのかぁ・・・数か月間は同じ光景が続くのね、つまんないなぁ・・。」 「また下層部に行っていたのですか、良くも飽きずに続けられますなぁ・・・」 「だって、私たちの以外の種族の集落が沢山見えるんだよ?ヘンテコな形のしかないけども、通り過ぎるたびに少しずつ形が変わって面白いんだもん。」 「我々空の民は、先人たちの作り上げた街を維持はするものの、新しく増やしたり、取り壊したりはしませんからなぁ・・。」 「そうそう、ご先祖様は手先が器用だったみたいだけど、争いを避けるために腕を翼にしたらしいじゃない?あぁ、両手が器用ってどんな感じなのかしら?」 「リクビト達は、我々の翼を羨むらしいですぞ?あれ程の器用な手先を持ちながら・・・私は理解に苦しみますが」 「本当にもったいない話よね、でも、私は空を飛ぶのが大好きだから今のままでも良いかも、はぁ、リクビトと友達になれないかなぁ・・・。」 「・・・・・ん・・・・・?」 ふと、雲を眺めていると小さな違和感を感じた。 最初は気のせいかと思ったが、少し目を凝らすと小さな点が2つこちらに向かってくるのが見え、それは少しずつ大きくなっていき最終的には異形の姿の何かとなって真上を通り過ぎた。 「きゃああああぁぁっ!!?」 灰色の翼を持つ、得体の知れない物体は、浮島の表面を衝撃波で叩き付け、旋回しながら周囲を監視するようにまとわりついた。 「ひっ・・・なに・・・?何なの?」 「ば・・・化け物っ!!」 「あれはおとぎ話の人食い怪鳥よ!きっとそうだわ、本当に存在するなんて!」 「お父様に早く伝えないと!」 「お嬢様、今は危険です、隠れながら向かいましょう!」 「飛ばないと何時間もかかる道なのよ!?危険が何だってのよ!」 「クーガー2、飛行物体を確認、これは・・・まるで空中大陸だ。」 「空中大陸だと?」 「巨大な島の様な物が浮いている、その上に集落らしきものを確認した。」 「クーガー1、現在、空中大陸上空を旋回中、指示を待つ。」 「管制塔より指示を待て」 空の民は、平穏を破り上空を旋回する謎の物体にパニックを起こしていた。 「お父様!!」 「ミーティア!無事だったか!」 「お父様、大変なの!」 「わかっておる、化け物が空の民の領域に姿を現したとは・・・」 「領主様、大変です!陸地が下に現れました、見たこともない場所です!」 「何だと!?暫く海が続く筈だぞ!?」 「恐らく、未確認の陸地から上空の化け物が飛来したのかと・・・・」 「ぐぐぐっ・・・・何たることだ!」 「お父様・・・。」 「報告です!化け物は、未知の大陸と思われる場所に飛んでいったそうです。」 「そ・・・そうか、ひとまず安心だな・・・だが、また奴らが飛んでくるかもしれん、警戒を怠るな」 「はっ!」 「未知の大陸?・・・私たちの知らない陸地があるなんて・・・。」 「進行ルートが逸れただけなのかもしれないが、いずれ調査が必要になりそうだな」 「リクビトの土地なのかしら?それとも、おとぎ話の魔獣島?」 「ミーティア、変な考えは起こさないでおくれよ」 「っ・・・・わかりました。(知りたい・・・下界を見てみたい・・・。」 あとがき この異世界の人々は、みんなイーブイみたいなもので、進化の石にあたるものが魔鉱石だったりします。 ただし、地球人には魔鉱石の影響は未知数なうえに、影響力も現時点では低い模様。 魔法は熱エネルギーを放出したりするものは、兎も角、回復魔法などは受け付けない模様。 これは、体内の魔鉱石に干渉させ相手の細胞を活性化させたり制御したりするものなので、鉄分が如く体内を魔鉱石が巡回する異世界人にしか効き目がない模様。 幻惑魔法を使った戦いは、相手の神経系をいじくるハッキング合戦を彷彿するものになるが、地球人には無関係。 とりあえず、今日はここまで(日付け変わっちゃったけどね
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185 名前:F猿 (BfxcIQ32) 投稿日: 2004/07/29(木) 08 30 [ qUq6iUEM ] 一方佐藤は血溜りの中に居た。自分を襲おうとしていた人間は大半がその血溜りでピクリとも動かない。鉄の殺人兵器「64式自動小銃」人を殺す、そのことだけを追い求めた人類技術の結晶はその威力を佐藤の眼前でまざまざと証明した。 「し、死んでる・・・人が・・・?」 「落ち着け、佐藤。止血するぞ。」 肩から流れる血に気がつきもせずに呆然とする佐藤の頭を鉄兜越しではあるが村田三曹がポンと叩いた。 しかし治療をしている村田もまた足に浅くない傷を負っていた。 186 名前:F猿 (BfxcIQ32) 投稿日: 2004/07/29(木) 08 31 [ qUq6iUEM ] 「明らかに火炎瓶や銃と思われる攻撃があった・・・。しかし何故だ?この船の文明レベルを見るにそんなものはあったとしても火縄銃ぐらいだが・・・。ええい、沢村!ヘリに故障は無いか!?」 考えるのをそこで打ち切ってヘリの点検をしている沢村に声をかける。 「はい!表面が少し火にあぶられた程度です!飛行に支障はまったくありません!」 「そうか。」 明るい沢村の声に少し安心、少し苦笑して通信機を取り出し狩野へと連絡を取る。と言っても向こうには青島と天野が居る、滅多な事はあるまい。 「司令、ヘリの確保に成功しました。こちら側は軽傷、自分を含む二名、重傷、死亡者はなし。敵方は死亡者8人軽傷者6名です。・・・司令、我々は人を殺してしまいました・・・。」 187 名前:F猿 (BfxcIQ32) 投稿日: 2004/07/29(木) 08 31 [ qUq6iUEM ] 「・・・。」 通信機を通しても狩野が奥歯を噛みしめたのが分かった。それだけの意味があるのだ、この自衛隊が始めて人を殺した、と言うことは。 「・・・よくやった。その場でヘリの確保、敵軽傷者の治療を行ってくれ。」 「了解しました。」 通信機を切って村田は自分の手を見た。血で汚れた、人を殺めた手。 「もうこの手じゃお前は抱けないな、真由美?」 村田は一人苦笑して、未だ呆然とした敵の応急処置に向かった。 佐藤には彼が泣いているように見えた。佐藤も沢村も実は銃を撃っていない。 二人が呆然としている間に村田が一人でこの血溜りを作ったのだった。 まだ若い二人に人殺しを経験させたくない、という村田の配慮だったのだろう。 佐藤は漠然とそう思っていた。 188 名前:F猿 (BfxcIQ32) 投稿日: 2004/07/29(木) 08 33 [ qUq6iUEM ] 「たいしたものだな・・・。」 狩野は目の前に倒れ、呻いている男達の姿を見ていった。 これらは皆青島の先読みによって奇襲することすら許されなかった人間達であった。 「いえ・・・、無駄弾もいくらか使いましたし。それより早く行かないと、天野が危ない。」 「ああ。」 甲板への扉を抜けるとそこには血溜りが広がっていた。 「うっ・・・。」 セフェティナと福地が同時に呻く。二人とも戦いには慣れていないのだ。 「ご無事で何よりです、狩野司令、福地様。」 「ああ、ありがとう。ヘリの用意は出来ているか?重傷者が一名居る。」 「重傷者・・・『天野さん!?』」 村田の言葉を遮り佐藤が飛び出る。 「なぜ?天野さんが!?」 「やめろ佐藤。」 村田が佐藤をぐいと引き戻す。 「とにかくすぐこんごうに戻りましょう。ここは危険です。」 「ああ。・・・このままだと海戦になるか?」 「おそらく。ただ海戦になればこちらが圧倒的有利です。」 「わかった。」 ヘリコプターが浮き上がる。 「おお・・・、鉄が、飛ぶ・・・。」 甲板の怪我をした敵兵は呆然とその様子を見つめていた。 「くそっ!くそっ!」 何故こうも思い通りに行かない。 「・・・待てよ?もともとは野蛮人どもの恫喝用に持ってきたが・・・あれなら・・・。」 ジファンは隠し扉から甲板のすぐ下にある大きな隠し部屋に入った。 そしてそこに存在するのは赤い瞳、大きな翼、鋭い牙、真っ赤な鱗。 この世界最強の生物、ドラゴンであった。 189 名前:F猿 (BfxcIQ32) 投稿日: 2004/07/29(木) 08 34 [ qUq6iUEM ] ドラゴンと一口に言っても様々な種類が存在する。 地方伝承では神などと言われている程の力を持ち、その長い寿命で人間の歴史の傍観者となってきた「竜」。 基本的に山高くに少数で住みある程度の知能を有するため人間と対立したり手を組んだりしてきたブラックドラゴン、ゴールドドラゴンなどの正統ドラゴン族。 その他様々な種類があるのだが、ジファンが目の前にしているのは知能は高くないが集団で群れる性質があり、それを利用して人間に軍事目的で飼育されている、高い飛行能力を持つ種族。ワイバーンであった。 ドラゴンの中では低級と言われるがその力は人間に対して圧倒的なものがあり、このワイバーンによる竜騎士団はアジェントの軍部の一角を担っていた。 「ええい、アジェント王国の力を、元・王下竜騎士であった私の力を見せてくれる!」 自分の周りにマナの壁を張り巡らし風除けをする、といってもジファンの、と言うより普通の人間の魔力では多少の風は来るのだが。しかしそのマナの壁ゆえに竜騎士は高速移動による一撃離脱の戦法を可能としていた。 ワイバーンのブレスにより甲板をぶち抜きワイバーンは空高く飛び上がった。 目の前に自分に背を(といってもどちらが前か良く分からないが)向けて自らの船へと逃げていく巨大な空を飛ぶ鉄の塊が見えた。 ジファンはニヤリ、と笑みを浮かべた。
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日本国 / 自衛隊 / 統合幕僚監部 + ニュースサーチ 「南西シフト」沖縄に新たな陸自訓練場計画 地元自治会は撤回要請 - MSN エンターテイメント 「南西シフト」沖縄に新たな陸自訓練場計画 地元自治会は撤回要請:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル 自衛隊の訓練場計画 予定地の隣なのに説明会は対象外 憤る住民「私たちにも影響及ぶのに納得いかない」 沖縄・うるま ... - 沖縄タイムス 防衛省、血液製剤を独自で製造へ - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 全血液型対応の製剤、製造へ 防衛省、薬事「例外化」調整―有事の輸血、混乱回避 - 時事通信ニュース 防衛省 血液製剤を独自製造へ 全血液型に対応 - MSN エンターテイメント 防衛省 血液製剤を独自製造へ 全血液型に対応 - モデルプレス 防衛省 血液製剤を独自製造へ 全血液型に対応(FNNプライムオンライン(フジテレビ系)) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 防衛省 血液製剤を独自製造へ 全血液型に対応|FNNプライムオンライン - FNNプライムオンライン 防衛省、血液型を問わず投与できる血液製剤を独自製造へ 厚生労働省と調整 (2024年2月11日掲載) - livedoor <オスプレイ>佐賀市、JA、漁協と県の事前協議終了 県有地、防衛省に有料で使用許可 接続誘導路着工へ | 行政・社会 | 佐賀 ... - 佐賀新聞 防衛省・自衛隊:報道官会見|令和6年2月9日(金)16 00~16 01 - 防衛省 防衛省・自衛隊:防衛大臣記者会見|令和6年2月9日(金)08 49~08 54 - 防衛省 防衛省、フィジー国軍に教官育成を支援 対中国を念頭に関係強化へ(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 海自セクハラ、防衛省が公務災害認定 加害者との面会強要でPTSD(毎日新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「沖縄戦没者の尊厳、守ってほしい」 遺骨混じる土砂、防衛省に辺野古不使用訴え - 時事通信ニュース 米軍普天間飛行場の辺野古移設、防衛省が軟弱地盤の護岸建設工事に着手…石材を海中に投入(読売新聞オンライン ... - Yahoo!ニュース 防衛省・自衛隊:防衛大臣記者会見|令和6年2月6日(火)08 35~08 40 - 防衛省 外務省のシステムに中国がサイバー攻撃、公電含む大規模な情報漏えい…主要な政府機関のシステム点検 - 読売新聞オンライン 防衛省、陸上風力発電で設置規制の法案 届け出義務に - 日本経済新聞 自衛隊ハラスメント問題で弁護士らが調査結果発表「防衛省の対策はポーズだけ」(週刊金曜日) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 防衛省・自衛隊:防衛大臣記者会見|令和6年2月2日(金)09 40~09 46 - 防衛省 「自衛隊空白地」の能登、大規模救援に限界 防衛省幹部「甘く見た」:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル 防衛省、弊害通達廃止の前例 阿比留瑠比の極言御免 - 産経ニュース 木原防衛相 参拝禁止の防衛省内部通達 “必要に応じ改正を” - nhk.or.jp 防衛省・自衛隊:防衛大臣記者会見|令和6年1月30日(火)10 24~10 50 - 防衛省 防衛省・自衛隊:報道官会見|令和6年1月30日(火)16 00~16 10 - 防衛省 防衛省・自衛隊:防衛大臣記者会見|令和6年1月26日(金)10 17~10 38 - 防衛省 「旧式」装備を大人買いする防衛省の無責任さ - 東洋経済オンライン 防衛省・自衛隊:報道官会見|令和6年1月23日(火)16 00~16 07 - 防衛省 防衛省・自衛隊:防衛大臣記者会見|令和6年1月23日(火)11 50~12 00 - 防衛省 防衛省・自衛隊:報道官会見|令和6年1月19日(金)16 00~16 04 - 防衛省 防衛省・自衛隊:防衛大臣記者会見|令和6年1月19日(金)11 53~12 14 - 防衛省 防衛省、サイバー人材など高額で確保へ「特定任期付自衛官制度」新設…「丸刈り」ルール廃止 - 読売新聞オンライン 防衛省・自衛隊:防衛大臣記者会見|令和6年1月16日(火)13 52~14 12 - 防衛省 防衛大臣記者会見|令和6年1月12日(金)11 52~12 24 - 防衛省 防衛省・自衛隊:報道官会見|令和6年1月12日(金)16 00~16 02 - 防衛省 陸上幕僚監部のナンバー2ら隊員数十人が靖国参拝 防衛省調査へ - nhk.or.jp 防衛省・自衛隊:報道官会見|令和6年1月9日(火)16 00~16 02 - 防衛省 防衛省・自衛隊:防衛大臣記者会見|令和6年1月9日(火)11 52~12 06 - 防衛省 防衛大臣臨時記者会見|令和6年1月8日(月)15 30~15 38 - 防衛省 防衛大臣臨時記者会見|令和6年1月7日(日)15 32~15 44 - 防衛省 防衛省・自衛隊:防衛大臣臨時記者会見|令和6年1月6日(土)11 52~12 00 - 防衛省 防衛省・自衛隊:防衛大臣臨時記者会見|令和6年1月5日(金)11 35~11 51 - 防衛省 防衛大臣臨時記者会見|令和6年1月4日(木)11 44~11 55 - 防衛省 防衛省・自衛隊:防衛大臣臨時記者会見|令和6年1月3日(水)11 30~11 40 - 防衛省 防衛省・自衛隊:防衛大臣臨時記者会見|令和6年1月2日(火)11 14~11 20 - 防衛省 防衛省 自衛隊の戦闘機を上空に派遣し情報収集中 - nhk.or.jp 防衛省・自衛隊:防衛大臣臨時記者会見|令和6年1月1日(月)18 58~19 04 - 防衛省 防衛大臣記者会見|令和5年12月26日(火)10 57~11 25 - 防衛省 防衛大臣記者会見|令和5年12月22日(金)11 26~11 47 - 防衛省 防衛大臣臨時記者会見|令和5年12月19日(火)13 47~13 55 - 防衛省 防衛大臣記者会見|令和5年12月19日(火)10 56~11 10 - 防衛省 防衛省・自衛隊:報道官会見|令和5年12月19日(火)16 00~16 04 - 防衛省 防衛省・自衛隊:三宅防衛大臣政務官臨時会見|令和5年12月18日(月)10 46~10 52 - 防衛省 防衛大臣記者会見|令和5年12月15日(金)11 07~11 31 - 防衛省 防衛省・自衛隊:報道官会見|令和5年12月15日(金)16 00~16 04 - 防衛省 防衛大臣記者会見|令和5年12月12日(火)10 49~11 06 - 防衛省 防衛省・自衛隊:報道官会見|令和5年12月12日(火)16 00~16 03 - 防衛省 防衛省・自衛隊:防衛大臣臨時記者会見|令和5年12月12日(火)22 39~22 50 - 防衛省 防衛省・自衛隊:防衛大臣記者会見|令和5年12月8日(金)08 59~09 08 - 防衛省 防衛大臣記者会見|令和5年12月5日(火)09 52~10 01 - 防衛省 防衛省・自衛隊:報道官会見|令和5年12月5日(火)16 00~16 16 - 防衛省 防衛省・自衛隊:報道官会見|令和5年12月1日(金)16 00~16 20 - 防衛省 防衛省・自衛隊:防衛大臣記者会見|令和5年12月1日(金)10 38~10 48 - 防衛省 松本防衛大臣政務官臨時会見|令和5年11月30日(木)18 51~18 55 - 防衛省 防衛省・自衛隊:防衛大臣臨時記者会見|令和5年11月30日(木)19 15~19 29 - 防衛省 防衛省・自衛隊:防衛副大臣臨時記者会見|令和5年11月29日(水)18 13~18 19 - 防衛省 防衛省・自衛隊:報道官会見|令和5年11月28日(火)16 00~16 11 - 防衛省 防衛省・自衛隊:防衛大臣記者会見|令和5年11月28日(火)08 40~08 42 - 防衛省 防衛大臣臨時記者会見|令和5年11月26日(日)13 35~13 43 - 防衛省 防衛大臣記者会見|令和5年11月24日(金)08 39~08 43 - 防衛省 防衛大臣記者会見|令和5年11月20日(月)10 06~10 13 - 防衛省 防衛省・自衛隊:防衛大臣臨時記者会見|令和5年11月20日(月)21 43~21 48 - 防衛省 防衛大臣記者会見|令和5年11月17日(金)10 06~10 09 - 防衛省 防衛省・自衛隊:報道官会見|令和5年11月14日(火)16 32~16 35 - 防衛省 防衛省・自衛隊:防衛大臣臨時記者会見|令和5年11月12日(日)17 36~17 40 - 防衛省 防衛省・自衛隊:報道官会見|令和5年11月10日(金)15 59~16 04 - 防衛省 防衛省・自衛隊:防衛大臣記者会見|令和5年11月10日(金)08 38~08 41 - 防衛省 防衛省・自衛隊:報道官会見|令和5年11月7日(火)16 00~16 07 - 防衛省 防衛省・自衛隊:防衛大臣記者会見|令和5年11月7日(火)09 35~09 42 - 防衛省 防衛省・自衛隊:防衛大臣臨時記者会見|令和5年11月6日(月)15 18~15 28 - 防衛省 防衛大臣記者会見|令和5年10月31日(火)08 32~08 38 - 防衛省 防衛省・自衛隊:報道官会見|令和5年10月31日(火)16 00~16 05 - 防衛省 防衛省・自衛隊:防衛大臣記者会見|令和5年10月27日(金)08 34~08 36 - 防衛省 防衛省・自衛隊:防衛大臣記者会見|令和5年10月24日(火)09 55~10 13 - 防衛省 防衛省・自衛隊:防衛大臣記者会見|令和5年10月20日(金)11 14~11 29 - 防衛省 防衛省・自衛隊:防衛大臣臨時記者会見|令和5年10月19日(木)18 55~19 02 - 防衛省 防衛省・自衛隊:防衛大臣記者会見|令和5年10月17日(火)10 47~11 04 - 防衛省 防衛大臣臨時記者会見|令和5年10月16日(月)15 02~15 14 - 防衛省 防衛省・自衛隊:防衛大臣臨時記者会見|令和5年10月13日(金)18 49~18 53 - 防衛省 防衛省・自衛隊:防衛大臣臨時記者会見|令和5年10月10日(火)17 17~17 25 - 防衛省 防衛省・自衛隊:防衛大臣記者会見|令和5年10月10日(火)11 00~11 28 - 防衛省 防衛大臣記者会見|令和5年9月26日(火)10 55~11 09 - 防衛省 防衛省・自衛隊:防衛大臣記者会見|令和5年9月22日(金)11 01~11 22 - 防衛省 防衛省・自衛隊:防衛大臣記者会見|令和5年9月12日(火)10 39~10 44 - 防衛省 防衛大臣記者会見|令和5年9月8日(金)09 00~09 09 - 防衛省 防衛省・自衛隊:防衛大臣記者会見|令和5年8月29日(火)10 33~10 48 - 防衛省 防衛省・自衛隊:防衛大臣記者会見|令和5年8月25日(金)11 02~11 15 - 防衛省 防衛大臣記者会見|令和5年8月8日(火)10 36~10 46 - 防衛省 ☆ 我が国の防衛組織〔防衛省・自衛隊〕 (※サイトでは下記の文字場所をクリックすると各組織のページに跳ぶ。) + 組織図 1000RT:【輸血】防衛省「血液製剤」を独自製造へ、全血液型に対応https //t.co/9K6DoXmR5A 有事で負傷した自衛官への輸血について、防衛省は、血液型を問わず投与できる血液製剤を独自に製造する方針を固めた。止血効果がある血小板を含む新たなO型の全血製剤を独自に製造するという。 pic.twitter.com/ZgdxC5ZImh — ライブドアニュース (@livedoornews) February 11, 2024 ※ 防衛省、血液型を問わず投与できる血液製剤を独自製造へ 厚生労働省と調整 「livedoornews(2024年2月11日 6時17分)」より / 有事で負傷した自衛官への輸血について、防衛省は、血液型を問わず投与できる血液製剤を独自に製造する方針を固めた。 自衛隊は現在、有事の際の隊員への輸血について、血液型ごと、血液の成分ごとの血液製剤を日本赤十字社から調達することとしているが、血液型の確認などの煩雑さが課題となっていた。 関係者によると、防衛省は、血液型を問わず投与でき、止血効果がある血小板を含む新たなO型の全血製剤を独自に製造する方針を固めた。 薬事承認に向けて、厚生労働省と調整を進めているという。 May_Roma めいろま 谷本真由美@May_Roma 有事が迫っているな https //twitter.com/May_Roma/status/1756497142640701665 今年の5月ころ、朝鮮半島沖に空母5隻が集結するそうです。 当然その他の軍艦、原潜もセットです。これに在日米軍の空軍が加わります。 アメリカは原子力空母が世界で稼働しているのが10隻ですから、海軍戦力の半分を朝鮮半島沖というより、日本海沖に配備されることになります。… — ritei genkou(元亭利貞.Not Chinese,I am Japanese) (@tenganseki) February 11, 2024 F-Secureマーケティングマネージャー・久保田直己に悪質な個人情報漏洩疑惑☆敵と認識した相手の個人情報をさらし、社会的に抹殺することを会社の力を使って行うことを自分のTwitterで言っています。 そんな会社に協力するのが防衛省 https //t.co/MNSOnKmJjr — 前を向いて顔を上げて強く生きる (@a617mor1) 2015, 11月 3 .
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真正暦 912年 イーシア大陸北部 中原の大国、シンが「北狄」と呼ぶ異民族の大国ルシアンに侵略を受けて40年。 遡り、大陸北部の平原を支配していた当時のルシアン人の先祖が、中原に興った シン人の帝国によってさらに北方の凍土へと追放されてより200年。 お互いに「相手に奪われた」領土を取り戻すための国土回復戦争…レコンキスタは 両軍に夥しい戦死者を出し続け、文字通り屍山血河を作り出し、それでもなお 終結の糸口も見つけられぬくらいに、厭きない凄惨な殺し合いを続けていた。 もはや両国の目的は、領土を取り戻すことではなかった。 相手を最後の一人まで殺戮するか、相手が逃げ去るまで戦いを止めるつもりは無かった。 ルシアンは、勝利せねば再び木々も大地も凍てつくツンドラの辺境へと押し戻され、 シンは勝利せねば中原の覇者としての地位を失い、やはり南方の蛮地に追いやられるだろう。 それほどまでに両者の確執と憎悪は、断崖よりも深い溝となって隔たっていたのだ。 お互いに対する理解も妥協も慈悲も容赦も無く、この戦いは双方が滅び、 イーシアの大地が枯れ果てるまで続くかと思われた。 シン-ルシアン両国国境 万里城塞 真正歴783年に当時のシン国皇帝の勅令に基づき建設されたこの城塞は、 別名を「長壁(グレートウォール)」とも呼ばれ、その東西へと走る長大な城壁によって、 シンとルシアンを大陸の南北に隔てる国防の要であったが、40年前、戦争が始まると 同時にルシアン軍によって陥落後は彼らの補給兵站基地であり司令部となったいた。 この城塞がある限り、シンはルシアンを北方へと追い返すことが出来ず、 ルシアンにとってはこの城塞の存在こそがシンへ侵攻する唯一の橋頭堡であった。 互いに戦争の帰趨を位置づける重要な戦略目標であるが故に、城塞を巡る攻防は 特に熾烈を極めた。 しかし、シンはこの40年間で城塞を攻めること17度、全て攻略に失敗した。 一方ルシアンはこの40年間でシンの領内に攻めいり、領土を奪うたびに逆襲に逢うが 何十度と敗走を繰り返しても、城塞がある限り何度でも戦うことが出来た。 ルシアンからシンの国土を守るために築かれた堅牢な防壁が、逆にルシアンを シンの攻撃から守るための楯とたっているのは皮肉としか言いようが無かった。 そして、この年シンは万里城塞を攻略する18度目の軍を差し向ける。 シン国の属国、エイの公王であり今上皇帝の従兄弟、アランサン公爵率いる1万4千の軍。 対するルシアン軍の防衛司令官、ダニエール・ボルチャフスキ将軍の指揮下、駐留防衛部隊6千。 兵力の上では2倍の差がついていたが、古来より兵法書を紐解くに、 城攻めには防御側の最低3倍、あるいは5倍以上の兵力が必要とされる。 加えて、万里城塞の要塞としての優秀さからすれば、1万4千の兵はお世辞にも多いとは言えなかった。 一斉に放たれてゴウ、という突風にも似た音を鳴らし風を切る幾千の矢の雨の音の直後、 鎧を貫き肉を抉る音とともに無数の叫び声がシン軍の戦列に広がっていった。 手持ちの木の楯を構えて密集し、投射兵器に対する防御体勢。 しかし、ルシアンの弓の威力は補強した木の板一枚程度の防御など、無いものかのように 容易に貫き、最前列に立たされる兵士たちの粗末な鎧もろともに彼らの肉の体へと無数の穴を穿った。 ルシアン軍は動物の腱や皮などから作った弾力性の高い長弓(ロングボウ)を使う。 その威力は100mも離れていても殺傷性能を衰えさせず、また連射が容易で、 密集射撃体勢において弾幕を張れば敵に対して恐ろしい結果をもたらした。 その有効射程範囲内に身をおくことは、ハリネズミのようになって死ぬという結末を迎えるということだ。 その死の雨の中、果敢にも弩(クロスボウ)を構えて、城壁の上に整列するルシアン軍の弓隊に 応射するシン軍の部隊がいたが、城壁に設けられた凹凸状の防御障害物に阻まれて 効果をあげることは出来ない。 威力・射程で長弓の二倍以上の性能を持ち、金属製の甲冑すら容易く貫通する弩であるが、 長弓ほど密集させることが出来ないこと、装填に時間がかかり連射が難しいこと、 なにより、城壁の上と下とでは位置関係がどう見ても悪く、さらに長弓は山なりの曲射弾道を描いて 飛来し、障害物越しでも攻撃が出来るが弩は直射…直接目標を狙撃するのには向いていたが、 上下方向への射撃は不得手である事が災いし、圧倒的に不利な状態にあった。 「このままでは埒が明かないな。 あの長弓を何とかしなければ、防壁に梯子をかけることもできぬし、 破城槌を城門まで押し出すことも出来ない。 その前に兵が射殺される」 一方的に射殺されてゆく最前列の兵士たちから数十歩の距離を置いて、 後列から騎乗したまま呟くのは騎兵部隊を統率している指揮官、ジル・ドレイ伯爵。 年のころはまだ二十代前半ながら、軍の主力と言うべき騎兵部隊の指揮を任されている 優秀な軍人だった。 金属製の円筒形で頭部をすっぽり包む頑丈な兜(グレートヘルム)の目の部分に設けられた スリットから覗く黒い両目は冷徹ながらも知性を湛えた光を宿している。 その傍らに、同じく騎乗して城壁の上に目を向ける、ジルと同じくらい若く、痩身の、 そして、周囲の騎士たちがジル同様に金属兜と、鎖を編み上げたチェーンメイルに身を包んだ 軍装をしている中、一人だけ浮いて目立った「草木に溶け込むようなまだら色の軍装」をした 兵士がジルに応じるように呟いた。 「指揮官は作戦を変えるつもりはないのでしょうか? 消耗戦を続けていては、こちらの 犠牲が大きくなるばかり。 敵の矢が尽きる前に、歩兵が全滅します。 まして、正面一箇所に兵力を集中した力押しでは…」 その兵士が被っているのは、頭だけを覆い、顔は防護していない兜(ハーフフェイスヘルム)で 鎧もとても金属で出来ているとは思えない、胴体だけを覆う上着のような防具だけだ。 あとは篭手もすね当てもいっさい見につけていない。 そして、肩に紐で掛けているのは、騎兵用の突撃槍(ランス)でも剣でもなく、 金属と木を組み合わせて出来た、奇妙な棒状の、武器とも思えぬ武器だった。 中原にはそれに似た武器の類は無く、ただ弩と同じように持ち手と思われる部分に 引き金のような物が付いている。 弩から、「弓」の部分だけを外せば、似た形になるかも知れない。 だが弓部分の無い弩などただの棒である。 ジルはまっすぐ、殺されていく歩兵たちを見ながら答える。 「元々兵が足りているとは言えぬしな。 そもアランサン公は、本気で万里城塞を落とそうとは 思っていないかも知れぬ。 陛下より攻略軍指揮を拝命したものの、あくまで義理立てとしての 出兵…ま、私とて同じだ。 周りの勇壮で誇り高い騎士にして、貴族子弟諸君もそうだ。 戦争ほど不合理で無意味なことは無い。 勝てぬ戦いでなら、なおさら貴族が戦って 死ぬのは馬鹿馬鹿しい。 公はあと数百人も歩兵が死ねば、引き上げるだろう。 歩兵など、傭兵と徴募市民の寄せ集め、矢玉と同じ消耗品だ。 いくら死んでも貴族は痛まない…」 そこまで答えて、ジルはちらりと目を隣に向けてその兵士が酷く不愉快そうな、そして 不満そうな表情を浮かべているのに気づくと、慌てて言葉を切り、二度三度咳払いをした。 この兵士はジルの側近のような立場にいたが、一度へそを曲げると機嫌を取り戻すのに ひどい手間がかかり、そしてジルは何故かへそを曲げられるのをひどく恐れているのだった。 「ま、まあ何だ、このままやられっぱなしと言うのも、癪だな。 シマ、奴ら北方の非文明人どもに 一矢報いて兵士の仇をとってやるとよい」 そう言われると、シマと呼ばれた兵士は馬を数歩歩ませて前に出ると、肩に掛けていたその 奇妙な形状の武器を馬上のまま、弩を射る様に構え、レバーを前後にスライドさせ、 セレクターをアからタに変更すると、脇をしぼって城壁の上に狙いを付けた。 城壁の凹凸の間から、わずかに弓に矢を番えて発射体勢にいる兵士の姿が見える。 「おおよそ200m、風はほぼ無し…いい条件。 単射で…」 指のつま先を、そっと引き金に触れさせ、ゆっくりと「引き絞る」。 タン、という乾いた聞きなれぬ音とともに、城壁の上に血の花が咲いた。 弩をはるかに超える速度で飛来した極小のつぶてによってあごの辺りを打ち抜かれた弓兵が 仰け反りながら倒れていくのが照星(サイト)越しに見える。 一瞬その周囲だけ矢の射撃が止まり、城壁に動揺が走ったのが見て取れた。 「次は…ちょうど良く指揮官を発見。 兜飾りからして貴族さまかな? 今度は上過ぎてヘッドショット(頭部を打ち抜くこと。 難しいので狙ってやろうとしても、まずならない) にならないように慎重に…」 再度、乾いた破裂音が響き、今度は城壁に並ぶ弓兵隊に確実なざわめきが確認できた。 「見事だな」 「二人目はヒットしたかどうか確認できてません。 凹凸の陰に隠れてしまいましたから」 隣に馬を進ませて賞賛の言葉を送るジルに、シマは少し残念そうな表情をした。 謙遜ではなく、外したかもしれないと見ていたから、「成績」には数えなかったのだ。 「ロクヨンシキ、か。 それが量産できれば、ルシアンとの戦争にも簡単に決着が付くだろうに」 ジルのその言葉には、彼女…陸上自衛隊WAC(女性自衛官) 島安奈一等陸士は苦笑いをして曖昧に答えるしかなかった。 (ここまで)
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<目次> 「敵兵を救助せよ」完結版『海の武士道』 準国歌「海ゆかば」 自衛隊の海外での活躍 自衛隊その他関連動画海上自衛隊 航空自衛隊 参考サイト 防衛省・自衛隊公式サイト ご意見、情報提供 「敵兵を救助せよ」完結版『海の武士道』 封印された奇跡。漂流する敵兵400名以上を救助した工藤俊作艦長以下220名の駆逐艦「雷」艦員。 「敵兵を救助せよ」完結版『海の武士道』 準国歌「海ゆかば」 現在の日本の国歌を知らない日本人は恐らく居ないと思います。 そう、「君が代」です。(※注:日教組の偏向教育により、題名は知っていても歌詞・曲を知らない人は相当数います) 天皇陛下を中心とした我が国家・国体が未来永劫繁栄していくことを願った素晴らしい歌であります。 では、皆さんは我が国の「準国歌」を御存知ですか? 最も、その歌が「準国歌」「第二国歌」として広く愛唱されたのは、昭和十二(西暦1937)年末から昭和廿(西暦1945)年夏まで、つまり支那事変拡大から大東亜戦争終戦までの僅か7年半のことですから御存知なくとも無理はありません。 その歌とは「海ゆかば 」です。 曲名を聞いたことのある方も少なくないのではないでしょうか? この項目では、その「海ゆかば」を皆さんにお伝えしようと思います。 百聞は一見にしかず(とは少し違いますが)。まずは以下の動画で実際に聞いてみてください。 海ゆかば 如何でしょうか?大和魂(日本精神)を象徴するかのような重厚で素晴らしい曲調が伝わったかと思います。 因みに、歌詞は以下のとおりです。 海行かば 水漬(みづ)く屍(かばね) 山行かば 草生(くさむ)す屍 大君(おおきみ)の 辺(へ)にこそ死なめ かへ(発音:え)りみは(発音:わ)せじ (長閑(のど)には死なじ) 最後の部分に括弧で書かれた部分があるのは、この歌に、終わりのみ2通りの歌詞があるからです。 歌詞の出典は、『万葉集』巻十八「賀陸奥国出金詔書歌」(陸奥国より黄金出せる詔書を賀す歌)及び『続日本紀』第13詔「陸奥国出金詔書」(陸奥国より黄金出せる詔書)ですが、前者は「かへりみはせじ」、後者は「長閑には死なじ」となっております。 奈良時代の歌人として有名な大伴家持(おおともの・やかもち) が万葉集に収録したものであり、天皇陛下を守る「伴(とも=親衛部隊)」の長であった大伴氏が代々語り伝えた詞です。 曲のほうは、色々な時代に様々な作曲がされているようですが、最も有名なのは上記動画でご紹介した、昭和十二年に信時潔(のぶとき・きよし)氏が作曲した物です。 大東亜戦争中には出征兵士を送る歌として、そして玉砕を告げるラジオ報道の曲として広く使われました。 戦後になっても演奏されたり歌われる機会は多々ありますから、聞いたことのある方も多いかと思います。 それでは、この歌の意味を解説します。 海行かば 水漬く屍 (海を行くなら水に漬かる屍ともなろう) 山行かば 草生す屍 (山を行くなら草の生える屍ともなろう) 大君の 辺にこそ死なめ (天皇陛下の足元にこそ死のう) かへりみはせじ (決して後ろを振り向くことはない) つまり、短く噛み砕いて説明すると「我々は御国の為天皇陛下の為いつでも命を投げ出す」と言ったような内容になります。 現代の一般的な考え方からすると少々過激過ぎではありますね。 しかし、軟らかな表現に意訳すれば「命すら投げ出す覚悟で天皇陛下を守る」と言った形になります。 そして「天皇陛下を守る」ということは、即ち「日本を守る」「命を懸けて国を守る」ということです。 こうすれば、何らおかしくない日本人として当然の覚悟を表したものになります。 そういう意味で、この歌は日本国臣民(※1)が持つべき当然の心構えを――しかし、今ではそれが出来ていない人が多い――謳っているのです。 まさに「準国歌」に相応しい歌なのではないでしょうか。 (※1:君主国の国民を正しくは臣民subjectといいます。) 軍艦行進曲+海行かば【海上自衛隊】 世界最大の戦艦「大和」の沈没 硫黄島からの手紙(クリント・イーストウッド監督) 自衛隊の海外での活躍 国旗の重み~サマーワ市民と自衛隊員~ 国内では放送されない自衛隊の活動!! 自衛隊その他関連動画 海上自衛隊 2009 海上自衛隊 観艦式PR 海上自衛隊HPより 公式サイトより:自衛隊の最高指揮官(内閣総理大臣)が艦隊を観閲することにより、部隊(隊員等)の士気を高め、国内外に自衛隊の精強さをアピールすることまた、国際親善や防衛交流を促進することや、国民の皆様に自衛隊に対する理解を深めていただくことを目的としています。海上自衛隊 平成21年度自衛隊観艦式 航空自衛隊 スクランブル緊急発進Scramble 動画説明より:これは演習ではない!小松基地航空祭 F-15大編隊飛行展示中のホットスクランブル発進を慌てて撮影したもの。尚、後に発進のウィングマン(僚機)は初出動だった。ボギー(不明機)についての説明は無かった。日本国憲法について スクランブル 中国の領空侵犯 航空自衛隊スクランブル発進 参考サイト 自衛隊機墜落 防衛省・自衛隊公式サイト 防衛省 陸上自衛隊 海上自衛隊 航空自衛隊 防衛省情報検索サービス :防衛白書を検索できます。 【関連】 神風特別攻撃隊 ご意見、情報提供 s -- 名無しさん (2010-12-24 18 29 42) 「海ゆかば」は自分が最も好きな曲です -- 名無しさん (2013-05-02 21 46 03) Sだけ?尻切れトンボなコメントすんじゃねぇよw -- 名無しさん (2013-07-10 02 07 53) 戦後生まれなのに、この曲に泣かされます。日本人は潔く戦いました。心からありがとうと言いたいです。 -- になママ (2016-09-16 21 32 03) 名前 コメント
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1. 名無し募集中。。。 2011/03/14(月) 11 05 13.63 0 予備自衛官にも災害復旧の要請が来た俺も行ってくる 2. 名無し募集中。。。 2011/03/14(月) 11 07 02.04 O 即応はすでに駆り出されてるのか 5. 名無し募集中。。。 2011/03/14(月) 11 08 56.12 0 おめでとうございます 6. 名無し募集中。。。 2011/03/14(月) 11 09 04.06 0 行ってらっしゃい 7. 名無し募集中。。。 2011/03/14(月) 11 09 44.91 O 帰ってきたらまたスレ立ててくれ 8. 名無し募集中。。。 2011/03/14(月) 11 09 53.48 0 天皇陛下の為に頑張って勤めてこい 9. 名無し募集中。。。 2011/03/14(月) 11 09 56.94 0 頑張ってくれ マジで頑張ってくれ 10. 名無し募集中。。。 2011/03/14(月) 11 10 01.66 0 ばんざーいばんざーい 1 さん御国のために頑張ってください 11. 名無し募集中。。。 2011/03/14(月) 11 11 06.61 0 がんばれ 13. 名無し募集中。。。 2011/03/14(月) 11 14 29.61 0 俺の陰毛やるから生きて帰ってこいよ つξ 15. 名無し募集中。。。 2011/03/14(月) 11 17 59.01 0 原発の決死隊編成が始まったのか 生きてかえれよ 16. 名無し募集中。。。 2011/03/14(月) 11 23 01.71 0 15 マジレス 予備の奴にそんな大任を帯びさせることはないから 17. 名無し募集中。。。 2011/03/14(月) 11 23 05.67 0 そうか 俺はお前のことを忘れない 19. 名無し募集中。。。 2011/03/14(月) 11 31 00.57 0 http //www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819481E3E6E2E2888DE3E6E2E1E0E2E3E39F9FE2E2E2E2;at=DGXZZO0195166008122009000000 >即応予備自衛官らの招集は戦後の自衛隊創隊後、初めて。 20. 名無し募集中。。。 2011/03/14(月) 12 22 28.05 O 死ねとは言わん 死に物狂いで頑張ってくれ 21. 名無し募集中。。。 2011/03/14(月) 12 23 53.62 0 すごいです 何も出来ない俺含むこいつらの何倍もためになる人だ 頑張ってください 25. 名無し募集中。。。 2011/03/14(月) 12 28 31.73 0 まあね がんばって泥しゃくってくるわw 自衛官の制服着れるチャンスだしw 26. 名無し募集中。。。 2011/03/14(月) 12 29 29.75 0 がんばってきてくれ 34. 名無し募集中。。。 2011/03/14(月) 12 32 39.12 O 人の為に働くってのは素晴らしいことだよ 頑張ってきてくれよ 何より二次災害はダメたからな 35. 名無し募集中。。。 2011/03/14(月) 12 32 44.87 0 靖国で待ってる 42. 名無し募集中。。。 2011/03/14(月) 12 36 23.35 0 そんなのがあるのか 気をつけてな 47. 名無し募集中。。。 2011/03/14(月) 12 38 20.26 0 自衛隊がもう9600人も助けてるってさ 行方不明者も多いが助けられてる人も多い 51. 名無し募集中。。。 2011/03/14(月) 12 39 38.67 0 47 すごい!!そういうのもっと報道してよ 死亡者数連呼するのも分かるけど・・・自衛隊のおかげで助かった人そんなにいたんだ 57. 名無し募集中。。。 2011/03/14(月) 12 43 14.26 0 原発に特攻してるのも自衛隊員だからな やっぱ本職の兵隊っていうか軍人てすげえよなw 69. 名無し募集中。。。 2011/03/14(月) 12 52 59.18 0 俺もきたけど、俺はゲームやってるよ 73. 名無し募集中。。。 2011/03/14(月) 13 03 56.97 0 原発に柄杓を持って突入する簡単なお仕事です 74. 名無し募集中。。。 2011/03/14(月) 13 04 56.44 0 遺体にショックを受けるだろうが 気を確かに持ってくれ 78. 名無し募集中。。。 2011/03/14(月) 13 10 56.60 0 助ける方も命がけだよな 地震収まってないし 92. 名無し募集中。。。 2011/03/14(月) 13 22 46.67 O 俺、予備自衛官じゃないけど手伝いたい 建築土木工事経験者だから 役立つと思うけど 体も鍛えてるし 98. 名無し募集中。。。 2011/03/14(月) 13 30 10.22 O 何これ初めて知ったけど頑張って 103. 名無し募集中。。。 2011/03/14(月) 13 51 04.79 0 へーこんなのあるんだ 107. 名無し募集中。。。 2011/03/14(月) 15 32 08.98 0 本当に予備組が駆り出される事態がおきようとはね 110. 名無し募集中。。。 2011/03/14(月) 16 50 39.12 0 予備自衛官って普段はどんな仕事してるの? 111. 名無し募集中。。。 2011/03/14(月) 16 55 33.77 0 ヤクザの用心棒とかじゃね 112. 1 2011/03/14(月) 17 26 36.85 0 会社の許可も出た 子供達の未来の為に頑張るよ 115. 名無し募集中。。。 2011/03/14(月) 17 32 55.82 0 今のうちに旨いものでも食べときなはれ 名前 コメント
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235 名前:F猿 (BfxcIQ32) 投稿日: 2004/08/09(月) 20 45 [ qUq6iUEM ] 「えーと、ここはデルタでよかったんだよな?」 「あん?適当でいいだろ。俺達新米に多少のミスで大惨事が起こるような仕事はまわってこねぇよ。」 「ハハ、それもそうだな。」 「それにしても変な指令だよな、マナ集積の魔方陣を描いてそこでひたすらマナを集めろなんて、降伏したばっかなのになんかでっかい魔法でもぶっ放すつもりかねぇ。」 「んー、ま、俺達が気にすることじゃねぇだろ。」 「それもそうだな。」 「ハハハハハ。」 去年魔術学校を卒業した新米魔法使い達は談笑しながら赤黒い液体で魔方陣を描いていた。 その近くにはその赤黒い液体の供給源だったモノ、奴隷が転がっている。 「しっかし、驚いたなー。ジファン様が死んじまうなんて。今この船はゼナ様が指揮取ってんだろ?」 「あー、まぁあんな脂ぎったオヤジよりああいう美人の方が指揮官としては良いよな。」 「ああ、これが成功したら追加給金を出してくれるって言ってたし。」 給金と言って魔法使いの一人が顔をしかめたフリをした。 「金なんて信用のならないもんいくらあっても意味無いわ!・・・なーんてね。」 「ハハハ、お前何年前の人間だよ。」 彼らはをまったく知らなかった。自分の今していることの意味を。 そして自分の命がもう間も無く炎に消えることも。 236 名前:F猿 (BfxcIQ32) 投稿日: 2004/08/09(月) 20 45 [ qUq6iUEM ] 「フフ・・・。」 ゼナは紅く光る魔方陣の中心に立って怪しく、かつ妖艶に微笑を浮かべていた。 控えの魔術師はその姿に見惚れて呆然と立っていた。 その浅黒い肌は彼女の精神力に反応したマナの光によって照らされ、その桃色の髪もまた 美しく艶やかに光っていた。 彼女は馬鹿ではない、アルクアイが自分に下した命令がどういうものかは分かっている。 しかし死への恐怖を上回る大きな歓喜が彼女を支配していた。 間も無く自分は死ぬ、しかしそれがアルクアイの危機を救うのだ。これ以上の喜びは彼女にはなかった。 彼女のこれから使う魔法は自爆の魔法、それは大体においては戦に破れた王家などが使っていた、これまでの歴史でも数える程しか使われていない魔法。 それが体験できる、という知識的欲望も彼女の歓喜の原因の一つではあったが。 幾人もの魔法使いがマナを術者の周りに集め、そのマナを熱系呪文の要領で術者の精神力全てを使い灼熱化させる。 マナへの干渉は自分の身体に近いところであればあるほど強く、そして早く行える。 だからこそ自爆と言う手段は高い破壊力と高い奇襲性を兼ね備えていた。 237 名前:F猿 (BfxcIQ32) 投稿日: 2004/08/09(月) 20 46 [ qUq6iUEM ] 「敵の砲撃が止みました。」 観測員が言った。 確かに言葉通りさきほどまでひっきりなしに飛んできた炎はまったくこちらに来なくなっていた。 「むう、こちらの警告を聞いた、ということか?」 「おそらく。映像によれば後ろの三隻も動きを止め、沈黙しています。」 あまりにも不自然な攻撃中止には鋭い狩野や青島でなくとも首をかしげた。 「降伏の合図がなくてはな・・・。」 狩野は射撃中止を指示しここ数日で少し後退した気がする前髪をかきあげた。 「すいません、あの人たちの船は青い布をはためかせていませんか?」 セフェティナが狩野に話しかける。 「・・・青い布か・・・確認できるか?」 「はい、あります。先程まではなかったものですが・・・。」 セフェティナはそれを聞いて安堵の表情を浮かべた。 「それは降伏の合図なのです。」 一部を除く全員がその表情を明るくした。自衛隊は守る軍隊なのだ。 無意味な戦闘は無いに限る。 238 名前:F猿 (BfxcIQ32) 投稿日: 2004/08/09(月) 20 47 [ qUq6iUEM ] しかしその雰囲気をぶち壊した人物が居た。 それは先程表情を明るくしなかった一部の人物、レーダー観測員だった。 「おい!なにが後ろの三隻も動きを止めただ!加速してこの海域から離れようとしているぞ!」 「な?何かの間違いではないのか?現に映像では未だに停止しているように見えるぞ!」 「間違いなわけないだろ!でなきゃレーダーが故障しているってことだ。」 狩野はここでセフェティナに聞いた。 そしてそこで決定的な間違いを犯してしまった。 「セフェティナさん、こちらのレーダー・・・まあ緻密なからくりと考えてもらって結構ですが、を狂わせるような魔法・・・はありますか?」 「・・・え、わ、わかりません。けどもしかしたら今までに放たれた魔法にそう言う作用があったのかもしれません。」 ここで「幻を見せる魔法はあるのですか?」と聞いておけば狩野はアルクアイの計略を見破れていた。 しかし、その問いをしなかった今、狩野はこの現象はレーダーの故障だと判断してしまった。 「とりあえず、先程乗り込んだ船に横付けして制圧しよう。もちろん、この降伏が見せ掛けだった時のために全員武装してだ。」 何倍も大きさの違う船、圧倒的な人員の差。圧倒的な兵器。 そこに狩野に油断があったのかもしれない。 彼はそれらの兵力の差がまったく通用しない戦い方を忘れていた。 2000年10月12日、世界最強の防御力を誇ると思われていたイージス艦「コール」も沈んだ戦法。 自爆を。