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聖闘士星矢(B~MS) 作品情報 147枚(全251枚) B01-海蛇星座-市 B02-狼星座-那智 B03-白鳥星座-氷河01 B03-白鳥星座-氷河02 B03-白鳥星座-氷河03 B03-白鳥星座-氷河04 B03-白鳥星座-氷河05 B03-白鳥星座-氷河06 B03-白鳥星座-氷河07 B04-龍星座-紫龍01 B04-龍星座-紫龍02 B04-龍星座-紫龍03 B04-龍星座-紫龍04 B04-龍星座-紫龍05 B04-龍星座-紫龍06 B04-龍星座-紫龍07 B04-龍星座-紫龍08 B04-龍星座-紫龍09 B04-龍星座-紫龍10 B04-龍星座-紫龍11 B04-龍星座-紫龍12 B04-龍星座-紫龍13 B05-鳳凰星座-一輝01 B05-鳳凰星座-一輝02 B05-鳳凰星座-一輝03 B05-鳳凰星座-一輝04 B05-鳳凰星座-一輝05 B05-鳳凰星座-一輝06 B05-鳳凰星座-一輝07 B05-鳳凰星座-一輝08 B05-鳳凰星座-一輝09 B05-鳳凰星座-一輝10 B06-アンドロメダ星座-瞬01 B06-アンドロメダ星座-瞬02 B06-アンドロメダ星座-瞬03 B06-アンドロメダ星座-瞬04 B06-アンドロメダ星座-瞬05 B06-アンドロメダ星座-瞬06 B07-大熊星座-檄 B08-一角獣星座-邪武 B09-子獅子星座-蛮 B10-天馬星座-星矢01 B10-天馬星座-星矢02 B10-天馬星座-星矢03 B10-天馬星座-星矢04 B10-天馬星座-星矢05 B10-天馬星座-星矢06 B10-天馬星座-星矢07 B10-天馬星座-星矢08 B10-天馬星座-星矢09 B10-天馬星座-星矢10 B11-カメレオン星座-ジュネ01 B11-カメレオン星座-ジュネ02 BS01-白鳥星座-ブラックスワン01 BS01-白鳥星座-ブラックスワン02 BS02-鳳凰星座-ブラックフェニックス01 BS02-鳳凰星座-ブラックフェニックス02 BS03-アンドロメダ星座-ブラックアンドロメダ01 BS03-アンドロメダ星座-ブラックアンドロメダ02 BS04-龍星座-ブラックドラゴン01 BS04-龍星座-ブラックドラゴン02 BS04-龍星座-伏龍 BS05--天馬星座-ブラックペガサス01 BS05--天馬星座-ブラックペガサス02 G00-牡羊座-シオン G01-牡羊座-ムウ01 G01-牡羊座-ムウ02 G02-牡牛座-アルデバラン01 G02-牡牛座-アルデバラン02 G02-牡牛座-アルデバラン03 G02-牡牛座-アルデバラン04 G02-牡牛座-アルデバラン05 G03-双子座-カノン G03-双子座-サガ(良) G03-双子座-サガ(悪) G03-双子座-無人 G04-蟹座-デスマスク01 G04-蟹座-デスマスク02 G04-蟹座-デスマスク03 G04-蟹座-デスマスク04 G04-蟹座-デスマスク05 G05-獅子座-アイオリア01 G05-獅子座-アイオリア02 G06-乙女座-シャカ01 G06-乙女座-シャカ02 G06-乙女座-シャカ03 G06-乙女座-シャカ04 G07-天秤座-童虎(老師) G07-天秤座-童虎(脱皮) G08-蠍座-ミロ G09-射手座-アイオロス01 G09-射手座-アイオロス02 G10-山羊座-シュラ01 G10-山羊座-シュラ02 G11-水瓶座-カミュ01 G11-水瓶座-カミュ02 G11-水瓶座-カミュ03 G12-魚座-アフロディーテ01 G12-魚座-アフロディーテ02 M01-天猛星-ラダマンティス M02-天雄星-アイアコス01 M02-天雄星-アイアコス02 M02-天雄星-アイアコス03 M03-天貴星-ミーノス01 M03-天貴星-ミーノス02 M03-天貴星-ミーノス03 M04-地暴星-ギガント M05-地妖星-ミュー M06-天哭星-バレンタイン M07-天間星-カロン M08-天英星-ルネ M09-天獣星-ファラオ M10-天角星-ロック M11-天敗星-イワン M12-地暗星-ニオベ M13-天罪星-フレギアス M14-天醜星-スタンド M15-地伏星-ライミ M16-地奇星-ゼーロス M17-地陰星-キューブ M18-天牢星-ゴードン M19-天魔星-クィーン M20-天捷星-シルフィード M80-死を司る神-タナトス01 M80-死を司る神-タナトス02 M81-眠りを司る神-ヒュプノス01 M81-眠りを司る神-ヒュプノス02 M90-パンドラ M91-冥王-ハーデス M92-冥王-ハーデス M93-冥王-ハーデス MG00-牡羊座-シオン01 MG00-牡羊座-シオン02 MG01-蟹座-デスマスク MG02-魚座-アフロディーテ MG03-山羊座-シュラ MG04-水瓶座-カミュ MG05-双子座-サガ MS01-ペルセウス座-アルゴル MS02-御者座-カペラ MS03-地獄の番犬星座-ダンテ MS04-ヘラクレス星座-アルゲティ MS05-巨犬座-シリウス MS06-銀蝿座-ディオ MS07-蜥蜴星座-ミスティ MS08-白鯨星座-モーゼス MS09-サントール星座(ケンタウルス星座)-バベル
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めも めも入手先・強化方法 AF入手エリア 型紙の種類 型紙入手先アビセア-アットワ[頭用] アビセア-ミザレオ[両脚用] アビセア-ブンカール[両足用] +3強化アイテムアビセア-アットワ[頭用] アビセア-ミザレオ[両脚用] アビセア-ブンカール[両足用] トリガーHNMアビセア-アットワ アビセア-ミザレオ アビセア-ブンカール 入手先・強化方法 部位 素体 +1 +2 頭 クルオ20,000 ◯◯の型紙:頭×8枚 木行の◯◯×6個 脚 抵抗軍戦績1000 ◯◯の型紙:脚×8枚 金行の◯◯×6個 足 死闘のアビセア金箱 ◯◯の型紙:足×8枚 水行の◯◯×6個 ※強化方法はメイジャン方式(メイジャンモーグリから試練を受ける) AF入手エリア アビセア-アットワ 戦モシ黒白赤 初期ジョブ アビセア-ミザレオ ナ暗獣狩詩 初期エキストラジョブ アビセア-ブンカール 忍侍召竜青かコ学踊 追加エキストラジョブ 型紙の種類 戦:ラベジャーの型紙 モ:タントラの型紙 白:オリゾンの型紙 黒:ゴエティアの型紙 赤:エストクルの型紙 シ:レイダーの型紙 ナ:クリードの型紙 暗:暗:ベイルの型紙 獣:フェリンの型紙 吟:アエドの型紙 狩:シルバンの型紙 侍:雲海の型紙 忍:伊賀の型紙 竜:ランサーの型紙 召:コーラーの型紙 青:マーヴィの型紙 コ:ナバーチの型紙 か:チルコの型紙 踊:カリスの型紙 学:サバントの型紙 型紙入手先 アビセア-アットワ[頭用] くえすと じかんNM とりがーNM てんでばらばらな調査隊 戦召踊学 Amun 忍ナコモ Kampe 戦暗竜侍 チョコボの焦心苦慮 モナ吟青 Gieremund 戦竜踊シ Berstuk モシ忍踊 キジの代わりに 白シ獣侍 Warbler 赤獣狩学 Wherwetrice 学黒赤白 天晶堂での取引II 黒忍竜コ Aggressor Antlion 黒吟召か Nightshade ナ吟狩青 ヨランオランの秘策 赤暗狩か Whiro 白暗侍青 Mielikki 召か獣コ Granite Borer 戦白コ踊 Gaizkin モ吟竜学 Blazing Eruca 黒暗忍か Pallid Percy ナ赤シ侍 Kharon 獣狩召青 アビセア-ミザレオ[両脚用] くえすと じかんNM とりがーNM 落とした料理書 白シ獣侍 Gukumatz 白黒赤学 Manohra 戦竜踊シ スモークオンザミザレオ 赤暗狩か Asanbosam ナ吟狩青 Minax Bugard モコナ忍 ジーグリンデの研究 戦召踊学 Heqet 戦暗侍竜 Cep Kamuy 白暗侍青 未知の素材の研究 モナ吟青 Flame Skimmer 獣召コか FunerealApkallu 黒吟召か メディカルアラート 黒忍竜コ Athamas モシ忍踊 Sirrush 赤獣狩学 Npfundlwa 戦白コ踊 Avalerion モ吟竜学 Nonno 黒暗忍か Nehebkau 赤シナ侍 Tusukertrap 獣狩召青 アビセア-ブンカール[両足用] くえすと じかんNM とりがーNM 最前線に待ったなし 戦召踊学 Lord Varney 黒暗忍か Armillaria 戦シ竜踊 ビッグブリッヂの修繕 モナ吟青 Hrosshvalur 獣狩召青 Pascerpot ナ忍モコ 盗聴パール最前線 白シ獣侍 Div-e Sepid 戦白コ踊 Chhir Batti 白暗侍青 水質汚染調査II 黒忍竜コ Hanuman モ吟竜学 Gnawtooth Gary 黒吟召か ブンカールに蒔かれた貝殻 赤暗狩か Iktomi 赤シナ侍 Seps 赤獣狩学 Khalkotaur 戦暗竜侍 Iku-Turso モシ忍踊 Quasimodo 白黒赤学 Kadraeththe Hatespawn ナ吟狩青 Dvalinn 獣召コか ※一つのクエストにつき決まった4ジョブの型紙がランダムで出る。[戦召踊学][モナ吟青][白シ獣侍][黒忍竜コ][赤暗狩か]の5グループ。 +3強化アイテム アビセア-アットワ[頭用] 木行の原石 戦白シ吟狩 Itzpapalotl Titlacauan 木行の小片 黒暗獣忍召 Ulhuadsh Lusca? 木行の宝石 モ赤侍コか Ulhuadshi Titlacauan 木行の絵札 ナ竜青踊学 Itzpapalotl Lusca アビセア-ミザレオ[両脚用] 金行の原石 戦黒忍青か Sobek Cirein-croin 金行の小片 赤シナ暗吟 Amhuluk Tristitia 金行の宝石 モ獣狩侍学 Amhuluk Cirein-croin 金行の絵札 白竜召コ踊 Sobek Tristitia アビセア-ブンカール[両足用] 水行の原石 戦赤ナ召踊 Bukhis Durinn 水行の小片 モ暗青コ学 Sedna Ketea 水行の宝石 白シ吟侍か Sedna Durinn 水行の絵札 黒獣狩忍竜 Bukhis Ketea トリガーHNM アビセア-アットワ Itzpapalotl 毒々しいワモーラの触角 重いクロウラーの繭 肥大化したチゴーの腹 Titlacauan 黒ずんだドゥームの舌 ひび割れたスケルトンの鎖骨 震えるゴーストの中指 錆びついた屍犬の首輪 Ulhuadshi 縮んだヘクトアイズの触手 体液まみれのワームの石 Lusca 三日月形の翠色のジェイド アビセア-ミザレオ Sobek 血なまぐさいブガードの牙 ねじ曲がったトカゲの爪 脱皮したペイストの皮 Cirein-croin 美しいオロボンの肝 破けたポロッゴの帽子 Amhuluk 鋭いアプカルの嘴 切り刻まれた死鳥の羽 血染めのコウモリの毛 Tristitia 三日月形の翠色のジェイド アビセア-ブンカール Bukhis 硬直したガーゴイルの手 伸びきったタウルスの爪 血まみれのヴァンピールの牙 Durinn 黄ばんだドゥエルグの歯 脈動するソウルフレアの髭 砕けたインプの角笛 Sedna 艶やかな頭足の吸盤 輝くプギルの鱗 Ketea 三日月形の翠色のジェイド
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164 :名無しせずにはいられないな:2010/04/22(木) 00 37 10 ID 5ft/6qtg 池田・部長「コロスコロスコロス…」ブツブツ かじゅ「…」 律「梓ー伊達さんのこと、好きなのか-?」 唯「りっちゃん…」 梓「さっきから無表情でこの台詞しか繰り返さないんです…」 律「なー梓-。伊達さんのこと、好きなのかー?」ポロポロ 唯「りっちゃんが無表情で泣いてる…」 梓「律先輩…無理させてごめんなさい…」 律「梓-伊達さんのことry」 リリーナ「…」ウズウズ プリシラ「…」ウズウズ ビリビリ「ど、どうしたの二人とも?」 リリーナ「いえ…」 プリシラ「なんだか、枕を見てると…無性に投げつけたくなるというか…」 リリーナ「奇遇ですね。私もです…」 ビリビリ(枕投げ中毒になってる!?) 真宵「あの、なんだか悲惨な状況になってきましたよ」 神原「ふむ。これは一大事だ」 165 :名無しせずにはいられないな:2010/04/22(木) 00 50 59 ID z/c./8aw オーナー「モンキー」 神原「はっ!」 オーナー「あなたはどんな手を使ったのかしら?りっちゃんをあんなにボロボロにして」 神原「あ、えーと…」 真宵(言わんこっちゃない) オーナー「この場での粛正は控えましょうか。さて、私も枕投げに興じてきましょうか」 神原「はっ…」ビクビク オーナー「…覚悟決めておいてね」 真宵「…」 紬「リリーナさん、私も混ぜてくださーい」 神原「やはり恐ろしい人だ、ふなちゃんはあんなプレッシャーを何回も受けているというのか…」 真宵「やりすぎなんですよ」 律「あずさぁ…」ポロポロ あずにゃん「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい…」 166 :名無しせずにはいられないな:2010/04/22(木) 01 03 31 ID nyUA7S0E カマやん「今こそ我らの出番」 アステかじゅ「あそこにこのメンツで入ったら殺さるかと・・・」 ミサカーシェス「俺と同じ顔のやつがいるんだが」 カマやん「構わん、行け」 アステかじゅ「一人で行ってください」 【カマチーム、乱入の兆し】 167 :名無しせずにはいられないな:2010/04/22(木) 01 13 53 ID YDiGJ.Co 唯「もうこんなりっちゃん、見捨ててだなんていられないよ!」 梓「ゆ、唯先輩、なにする気です?!」 唯「あずにゃん、りっちゃんは答えを求めてるんだよ!だから答えてあげないといけないんだよ!」 梓「え、えーと、言ってる意味が…」 律「なー梓ー伊達さんの事すきなのかー?」 唯「りっちゃん!あずにゃんはね!あずにゃんは!」 ちゅっ 梓「~~~~~~っっ!!」 ちゅばっ 唯「私の事が好きなの!」 紬「ぶはっ!」 アーニャ「記録」パシャ 神原「アーニャ、GJ!」 律「そ、そうか。ハハ、ハハハッハハハハアアハッハハハh」 唯(憂、見てる?!お姉ちゃんはこんなにも立派にみんなを助けているからね!) 梓「唯先輩…」トロン 唯「ん、どうしたの、あずにゃん」 梓「忘れようとしていた気持ちなのに、何で火をつけてしまったんですか…」 唯「へ、えぇっ?!」 【梓・フォーリンラブ】 169 :名無しせずにはいられないな:2010/04/22(木) 01 38 02 ID z/c./8aw ムギ「ふむ、私の予想の斜め上を行きましたがこれはこれで今後楽しめそうですね」 ばすっ プリシラ「ムギちゃんヒットー!」 ムギ「やりましたねーお返しでーす」 リリーナ「おっと、危ないです」 美琴「どこからこんな体力が…」ゼーッゼーッ 170 :名無しせずにはいられないな:2010/04/22(木) 01 59 59 ID yoSYCB1E とーか「さて、福路さんの件も落ち着きそうですし……■■■■!」パチン かじゅ「おお! これは」 部長「紬さんが用意したものにも見劣りしないお菓子ね」 とーか「さあ、ここからはわたくしが仕切りますわよ!」 真宵「……今の人、誰です?」 唯「それより、向こうで枕投げしている人はいいのかな?」 池田「んぎゃああ!」 美琴「ぜぇぜぇ」 とーか「放っておきましょう。疲れたらこっちに来るでしょう」 梓「あのう、あっちは止めなくてもいいんですか?」 律「あは、あはははは」 神原「律さん、すまなかった。私が悪かった」 律「あはは、ん?」 神原「何とか謝罪の気持ちを表したいのだが、今の私には己の身体しか差し出せる物が無い」 律「え~っと? 嫌な予感が…」 神原「さあ!」 ババッ 神原「キャスターさん直伝のテクニックで、私を思う存分責めてくれ!」 律「だ、脱皮!?」 神原「さあ、さあ!」 律「いや、その」 アーニャ「こっちも記録」 とーか「……まあ、あれも放っておきましょう」 撫子「スルスルスルーだね」
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太陽と月と星がある 第九話 最近、御主人様の様子がちょっとばかり怪しい。 なんだか妙に落ち着きがないし、私を避けている気配がする。 好きな人でも出来たのかなー、それでその人に「ヒト飼ってるの?やだ卑猥ッ」とか言われたとか…。 ありそうな話です。 好きな人がマニアックな性処理道具持ってると言えば、潔癖な人なら引きます。 ドン引き。 それとも脱皮が近いのでしょうか? でもこの前終わった所だし、あとは発情k……まぁ、どうでもいい事です。 「御主人様ー御飯です」 書斎でとぐろを巻き、紙を見ながら呟く御主人様の背後から声をかけると、 御主人様は物凄く動揺した様子で持っていた紙切れを落としました。 取り合えずつまむと、うわっとか、妙な声を上げて慌てて奪い返され…。 記事と、私を交互に睨む御主人様。 私は記事を取り返された際に爪で裂けた指先を見て、首を傾げました。 結構、痛い。 「御飯ですが」 御主人様は私の言葉を聞くと、記事を仕舞い込みながらあとで行くと答えました。 あー…血がでちゃった。 早くしないと冷めますよーとだけ言って部屋を出て、壁に凭れて指先を舐めると鉄錆の味がしました。 これのどこが甘くて美味しいと思えるのか謎なのですが、ヒトには一生わからなくていい味覚ではあります。 結構深かったのか、中々血が止まりません。 限りなくどうでもいいことですが、私の数少ない特技の一つに速読があります。 だから、一瞥しただけでも大まかには把握するくらいはできます。 ヒトの権利を求めてヒト少年が単独餓死ショー開催中in博物館。 「餓死するのは、大変ですよー水だけで一週間位持ちますからねー」 そこは暑いのでしょうか、それとも、ここと同じくらい寒いのでしょうか? 君は、今まで幸せだったでしょうか? 私に出来るのは、…真似をさせる人が居ない事を祈る事ぐらいです。 そうじゃなければ、たとえば、奇跡が起きて… 目の前が暗くなったので、見上げると御主人様と目が合いました。 美少年の癖に何でこんなに威圧感があるんでしょうね、御主人様は。 「どうかしたのか」 「いえ、別に」 立ち上がり、キッチンに向かおうとしたら後ろから引っ張られ、倒れ込みそうになったので咄嗟に壁に手をつき、 何とか踏みとどまります。 …痛い。 壁を見るとうっすらと血の線がついています。指のせいか…後で拭かなくては。 「何か御用ですか?」 訊ねてみても返事はなく、そのまま後ろへ引っ張られました。 そしてそのまま書斎へ逆戻り。 扉を超えたあたりで放され、私は背中から床へ。 御主人様はひっくり返っている私を睨んで戸棚をあさり、引き出しから得体の知れない小瓶と布を取り出しました。 「さっさと起きてここに座れ」 指された机の上に腰掛ると、御主人様は小瓶の蓋を開け、水色の軟膏を掬い私の指先に塗り始めました。 「そんなだからヒトだと軽んじられるんだ」 私は意味不明の叱咤を流しつつ、神妙な顔をつくりました。 これ、結構しみる…。 「嫌なら嫌だと言えばいいんだ。間違っている事はいつか必ず正される。なのに、死んだら終わりだろうが馬鹿め」 独り言…なのかなぁ…、返事した方がいいのでしょうか。 間近に御主人様の顔があるので視線を離し、手持ち無沙汰なので空いてる方の手で首を触ると妙な感触がする部分があります。 ずっと前、首輪を引かれ擦れて皮膚が剥けて膿んだ所です。 あの時は掻き毟って涙が出るほど痛くて痒かったのが、今では何も感じません。 檻の中で、他のヒトが言っていた通りです。 だんだん、何をされたって感じなくなるんです。 「天網恢恢疎にして漏らさずという言葉があります」 私がそう言うと御主人様はきょとんとした表情を浮かべました。かわいい。 「悪い事をしたら、報いが来るという意味ですが」 少なくともあっちでは。 神は死んだかもしれないけど、殺したのは、私達かもしれないけど。 あっちだって、別に凄く良い世界なんかじゃない。 私だってあっちでも今と大差ない待遇の可能性があったし、今でもたくさんの人が不幸な目にあっているんだろう。 でも、色々あってもきっと昔よりは良い方向に行っていると思う。 少なくとも、私は何とかしようとしている人達がいた事を覚えてる。 義理とか欲とか様々なモノに挟まれて、それでもそれが捨てられない人達。 まるで、セイギノミカタみたいな人が、確かに居たんです。 今の私達には、…夢にも見れないけど。 「つまり御主人様は、きっといい事がありますよ。という意味です。ヒトにもこんなに優しいんですから」 包帯で巻かれた指を振ってそういうと、残っていた包帯をぶつけられた。 「何バカ言ってるんだ。バカのせいでメシが冷めるところだった。ほらはやくしろっ」 口とは裏腹に、優しい手つきで机から下され書斎から引っ張り出されました。 ヒトに似た手と体に絡む鱗肌は、室温のおかげで少しだけ暖かい。 「何がヒトの権利拡張だ、ふざけるな」 あの時、御主人様が泣きそうな声で言った独り言は、聞こえなかったことにしておく。 ねぇ、君の御主人様はどんな人でしたか? 私の御主人様は――― fin
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『抜け殻』『脱皮』『小箱』の続きになります。 ======== 『空蝉』 「緊急事態です!」 暑い日だ。燦々と輝く日差しが降り注ぐ部室に、爛々と目を輝かせる古泉がいる。 「どうした、古泉」 「どうも、機関の非主流派が橘の手の者と通じているようで、あなたのことを狙っているとの情報が入りました」 橘? あの機関の敵対組織のやつか? 「ど、どういうことだ?」 「最近の安定した状況に、機関の存在意義が危ぶまれていると勝手な解釈を……」 「それで、俺を狙ってハルヒを焚きつけようというのか?」 どうしてみんなハルヒにちょっかいを出したがるんだ。酷い目に遭うのはいつも俺なのに。 「とにかく、差し迫った危険を回避するためにあなたは身を隠す必要があります」 「どうすればいい?」 古泉は長机を回りこむと、ぐっと俺に近づいてきた。そして、ポケットから小さな箱を取り出すと、俺の目の前に差し出した。 「ここに僕の抜け殻があります、これを被って僕に成りすましてください」 「何?」 「あなたと僕では、ほぼサイズ的には問題ないと思います。ごく一部分を除いては」 「一部分ってどこなんだよ」 「まぁまぁ。とにかく服を脱いで裸になってください。そして、これを身に着けるんです。一部分も含めてです」 「こ、こら、それ以上変に近づくな、自分でできる……」 「いえ、あなたはただじっとしていればいいんです、フフ」 「やめろ、古泉! ベルトから手を離せ!」 「いいじゃないですか、お手伝いしますよ」 「や、やめろおぉぉぉぉぉー」 ……ぉぉぉぉおおおお、お? 視界の中に見慣れた天井の模様がはっきりしてきた。暗い……、夜か? ここは、俺の部屋? どうなっているんだ? 今のは……、そうか、夢、か……。 ベッドから身を起こして時計を見ると三時だった。 いやな夢だ。なぜ俺が古泉にズボンを脱がされなければならないんだ。しかもあいつは自分の抜け殻を着ろと迫ってきた……。 俺は額の冷や汗を右手で拭うとベッドから降りて机の前に行き、引き出しの奥から、三つの小箱を取り出した。 これのせいであんな夢を見たのか……。 成り行きで手にすることになった、宇宙人と未来人の抜け殻が入った小箱を、俺はぼんやりと見つめている。 成り行き? いや、長門が半ば強引に……、でも、俺にも興味があったのは事実だ。まだ、小箱の中身を三つを並べてじっくりと眺めてみたことは無いけれど。 『緊急事態に陥った時に使って』 先日の長門の言葉が思い出された。とりあえず、しばらくの間は、常に持ち歩いた方がよさそうだ。緊急事態が起ころうが起こるまいが、この小箱の存在を誰かに知られるわけにはいかないしな。 ふぅ、もう一眠りできるだろうか? 小箱を引き出しにしまい、俺は再びベッドに潜り込んだ。 結局、その後もたいして眠れなかった。おかげで、今日は授業中も寝てばかりだった。なに、普段と変わりないって? ほっといてくれ。 「あんた、相変わらずよく寝るわねー、どっか悪いんじゃない?」 午後の授業が始まる前のことだ。俺の後ろの席のハルヒはあきれた様子だった。 「いろいろ苦労があるんだよ」 「なにが苦労よ。ホントに苦労してるんなら、寝てるヒマなんかないわよ」 「へいへい」 当面の苦労の種は、かばんの中の三つの抜け殻だが、なぜそんなものを俺が手にする事態になったか、ということについて「なぜなぜ」と、とことん辿っていくと、行き着く先は、ハルヒ、お前にぶち当たるんだぜ。すべての道はハルヒに通じている。責任とってくれよな。 「なに? なんか言いたいことでもあるの?」 「いいや、なんでもない」 「ふん」 ハルヒはプイっとふくれて窓の外を見ている。でも、心底怒っているわけではなく、会話を楽しんだ、と言う感じのリラックスした横顔だった。 その後の午後の授業も記憶がはっきりしないうちに終了したようだ。気がつけばすでに放課後モードになっていた。 「じゃ、お先」 「うん、あとで」 掃除当番のハルヒを残して、俺は教室を出て部室へとむかった。ハルヒは結構律儀に掃除はしている。適当に理由つけてサボったりしそうにも思えるんだが、こういうところも常識が支配しているようだ。その勢いで、妙な灰色空間など出現させないでいて欲しいわけだが、その辺は古泉の守備範囲なので俺としては深入りはしないし、したくもない。 いつものようにノックして部室のドアを開けると、デフォルトの長門に加えて珍しく古泉も来ていた。いつもの笑顔に少し怪しい光を感じたが、それは昨夜の夢のせいかも知れない。朝比奈さんもまだのようなので、おいしいお茶はいましばらくお預けだ。 「よお、早いな」 「どうもです」 古泉は少しばかり頭を下げた。 「涼宮さんは掃除ですか?」 「そうだ、まじめにやっているようだな」 俺はいつもの場所に腰を下ろした。長門は、普段どおり丸テーブルの横でなにやら分厚い本に目を落としている。たまにはマンガでも読んでみてはどうだ、と言ってやりたいね。結構気に入るかもしれないしな。 一方、古泉は長机の上で組んだ指先をじっと見つめていたが、顔を上げるとすこしばかりまじめな表情で静かに話し始めた。 「涼宮さんがいらっしゃる前にお話ししておこうと思うのですが、実は、あなたに危機が迫っているようなのです」 「なに? 俺に?」 長門も少し驚いた様子で顔を上げた。 古泉は軽く腕組みし、やや伏し目がちに物憂げな様子で続けた。 「機関の非主流派の一部が、例の橘の手の者と通じているようで……」 ん、あ、あれ? どこかで聞いたような状況……。 「どうやら、最近の安定した状況に対して、機関の存在意義が危ぶまれていると勝手な解釈をしているようです」 な、な、な、なにぃ? 「そこで、涼宮さんを焚きつけてコトを起こすために、あなたに危害を及ぼそうと……」 そこで古泉はぐっと体を乗り出すと、少しばかりいつものニヤケ顔に戻った。 「でも大丈夫です、フフ」 眼前に迫ってくる古泉の笑顔に、昨夜の夢に登場した古泉の危険な笑顔が重なって、俺の背中に電気が走った。思わずズボンのベルトを確認し、少しばかり後ずさりすると、俺は叫んだ。 「ま、ま、待て、まさかお前の抜け殻を被って身を隠せ、なんて言うんじゃないだろうな!?」 「は? 僕の抜け殻? 何のことですか?」 あっけにとられた古泉がぽかんと口を開けた後ろから、長門の声がかぶさってきた。 「彼は今、わたしの抜け殻を持っている」 「な、長門さんの抜け殻? なんですか、それは?」 こんな表情の古泉など見たことが無い。狐と狸に同時につままれたようだ。 どうやら古泉は俺のズボンを強引に下ろそうとしているわけではないことははっきりした。とりあえず落ち着いた俺は、椅子に座りなおすと、古泉に面と向かい、状況を説明することにした。 「うん、いや、実はな……」 俺は例の抜け殻のことをかいつまんで古泉に話した。古泉は、時折、「ほぉ」とか「なるほど」とか、大げさに相槌を打ちながら話を聞いていたが、最後に、 「安心してください、僕は脱皮はしません。あなたと同様にこの時代を生きる普通の人間ですので」 そういって、いつもの笑顔で微笑んでいた。 「頼むぜ、お前の抜け殻まで俺は持ち歩きたくはないからな」 古泉は無言で肩をすくめて苦笑いを見せたが、すぐに真顔になって話し始めた。 「いずれにせよ、あなたに危険が迫っていることは確かです。どうやら長門さんの抜け殻をうまく利用することも考えないといけないようです」 「同意する」 「長門……」 「そろそろ涼宮さんも掃除を終わってこちらにこられる時間です。続きは、よろしければ長門さんのご自宅で、いかがですか?」 古泉の問いかけに長門は間髪を入れずに答えた。 「わたしは構わない」 「わかったよ、なんだか知らんが、俺もヒドい目には遭いたくないからな」 「では、今日の解散後にあらためて長門さんのところに集合しましょう」 「朝比奈さんはどうする?」 「そうですね、とりあえず僕たち三人だけでいいんではないでしょうか」 「同意する」 再び即答する長門。 うん、そうだな。ここに朝比奈さんが入っても、申し訳ないが正直役に立つとは思えない……。古泉の言う通り、俺たち三人でコトに当たるのがよさそうだ。 「じゃ、よろしくな」 その後すぐにハルヒと朝比奈さんが前後して部室に到着した。そして、いつもと変わらぬように団活動にいそしんだ俺たちは、長門の合図と共に今日のメニューを終了し家路についた。 坂の下で解散した一時間後、俺と古泉は長門のマンションのリビングでコタツ机の定位置に座っていた。このコタツ机とも長い付き合いになるわけで、おのずと座る位置が固定してしまっている。慣れとは恐ろしいもので、たまに違う位置に座るとなんとなく落ち着かない気がするようにさえなった。 今、その机の上には、長門が出してくれた三つの湯飲みと、例の三つの小箱が並んでいる。古泉は長門の抜け殻の入っている青い箱を手に取ってしばらく観察しいていた。 「そうですか、これがTFEI端末の体表保護皮膜ですか」 「あとそのピンクのやつが朝比奈さんの、えっと、SPSだったっけ?」 長門の方に振り向いて確認してみると、即座に応答が返ってくる。 「そう、Surface Protect Shield」 「それが入っているらしい。俺も実物はまだ見ていないんだが」 朝比奈さんが『見ないで』と言ったので今のところ俺はその言葉に忠実に従っている。箱の中になにが入っているか確認したわけではないが、生真面目な朝比奈さんのことだ、きっときれいにたたまれた朝比奈さん自身の抜け殻がそっと納められているはずだ。 「先ほどの話だと……」 古泉は、手にした小箱を再び机の上に置いた。 「中に入ることができるそうですね」 「彼は、わたしの中に入ろうとした」 「『わたしの抜け殻の中』だ」 俺は少しばかり情報の伝達に齟齬が発生しそうな言い回しを修正した後、話を続けた。 「長門は小柄なんで、抜け殻の中は狭いんだ。肌に密着するし大変だったんだ。片足入れるだけでも結構時間がかかった」 俺はあの夜のことを思い起こした。右足だけ抜け殻に入れたところで抜けなくなってしまったことを。そして、夜中にここまで駆けつけて、長門が俺の太ももをサワサワしてくれたおかげで、やっとのことで俺も脱皮することができたことを……。 「大丈夫、少しばかり情報操作を行うことにより、抜け殻の着脱は以前より容易に行うことができるようになるはず」 「そうすると、後は衣装ですね」 古泉は俺と長門を交互に見ながら、自信たっぷりに頷いた。 「幸い、長門さんはほとんどいつも制服をお召しです。つまり、あなたの体のサイズに合わせたセーラー服があれば、いつでも長門さんに成りすますことができます。すぐにでも機関の方で用意させましょう」 「おい、待てよ、すると俺は抜け殻と一緒にセーラー服まで持ち歩く必要があるわけか?」 「当然です。さらに言うなら、必要に応じて長門さんと行動を共にした方がいいですね」 「長門と?」 「長門さんになりすまし追っ手を振り切るためには、まずは長門さんと行動を共にしないと意味がありません」 ふむ、そりゃそうだ。俺一人のときにいきなり長門に変身したら怪しいことこの上ない。 「今週末は、久々に例の不思議探索が予定されています。入手した情報によると、どうやらその日に何か計画されているようです。おそらく、探索が終了し解散した後、あなたが一人になった時を狙ってくるのではないかと予想しています」 古泉は、一言一言を噛みしめる様にはっきりと話すと、湯飲みを手にしてお茶をすすった。一瞬の静寂が無機質なリビングを包み込んだ。 「残念ながら、連中がどのような手段で来るかまではわかっていません。とりあえず探索終了後、敵の出方を見るために、長門さんと一緒に少しばかり街中を歩いてください」 「了解した」 長門は小さく肯いた。何かこう闘志というか決意に満ちた無表情だった。 「機関のものも適切に配置させます。うまく、連中の裏切りの証拠を入手できれば、今後の動きも抑えることができます」 ううむ、それってつまり……、 「……俺は囮か?」 「すみません」 申し訳なさそうに頭を下げた古泉だが、静かに頭を上げると力強く宣言した。 「しかし、当初予定していなかった長門さんの抜け殻を使うことによって、危険度はかなり緩和されると思われます。大丈夫です、あなたに危害が及ぶようなマネはさせません」 「わたしもついている。安心して」 長門が漆黒の瞳を輝かして俺のことをじっと見つめている。そんな長門は小柄ながらもとてもたくましく見える。長門がそういってくれるなら、それは俺にとって十分な重みを持っている。 「わかった、任せる。よろしく頼む」 翌日の放課後には、古泉から俺サイズの北高指定セーラー服が届けられた。 今、かばんを開けられると、俺は『変態』の称号をほしいままにできそうな状況ではある。女性の抜け殻三つにセーラー服だ。しかし、これらのアイテムは俺の身の安全のために必要なものらしい。あぁ楽しきかな、この日常……。 そして、毎日かばんの中身を気にしているうちに、あっという間に週末がやってきた。 ======== 週末、天気はよかったが俺の気分は晴れなかった。 そういえば久しく不思議探索はやっていなかったので、なんとなく新鮮な気もするのだが、やっぱり俺の奢りからスケジューリングされていたので、結局は、以前と一緒だった。 ただひとつ違うのは、今日は、俺に危機が迫っているらしいということだ。ただし、それも探索終了後ということなので、それまではごく普通に振舞わなければならない。 例の小箱と変装用のセーラー服は駅のロッカーに入れておいた。普段手ぶらで探索に来ているので、今日だけ紙袋をぶら下げるわけにもいかないからな。探索終了後に取り出して、長門と一緒に街中をうろつく予定だ。 ハルヒは、久々の探索と言うことで、すこぶる上機嫌だった。さらに午前の探索は、珍しく俺とのペアになった。いろいろありそうな今日一日のことに思いを巡らし若干ブルーな俺に、 「どうしたの、元気ないわね。あたしが元気あげようか?」 などと優しい言葉をかけてくれる。普段からこれくらいのことをしてくれれば、俺も苦労することは何もないのだが。 「お前の元気を貰ったら、俺はオーバーフローしてしまうよ」 「ははは、じゃあほどほどにしておいてあげるわ」 確かに、今日のハルヒからはいつも以上に、こっちまで元気させてくれるオーラが湧き上がっているのを感じる。午前中、一緒にあちこち回っているうちに俺の気分にも少しばかり晴れ間が差してきた。 午後は、長門と古泉と一緒の組になった。どうも、長門がくじ引きに少し細工をしたようだが、まぁ、いいだろう。俺たち三人は喫茶店に入って、今日のこの後の段取りについて、もう一度確認した。 「すでにあなたには尾行がついているようですね」 「ほんとか、古泉?」 「おっと、なるべく普通に話してください。二、三名が入れ替わりながらずっと尾行(つけ)ているようです。それ以外にも何人かいるようですが、まだ全貌はつかめていません」 せっかく午前中にハルヒに貰った元気だったが、一気にしぼんでしまいそうな感じだ。いったい、俺をどうしようと言うのだ。 「とにかく、普段どおりにしていてください。解散後もできるだけ長門さんと行動を共にしてください」 「わかったよ。長門、よろしくたのむ」 「了解した。大丈夫」 その後は三人でできるだけ人の多いところを選んで探索を行った。もちろん、万が一のことを考えてのことだったが、特には何も起こらなかった。確かに、万能宇宙人と、機関の主流派が一緒じゃ手出しはできまい。 「今日は、久しぶりに楽しかったわ。やっぱり不思議探索は我がSOS団の活動の原点ね」 午後の探索も終了し集合場所に集まった俺たちを前に、ハルヒは満足したように宣言した。 「今日は解散! お疲れー」 「お疲れ様でしたー」 朝比奈さんと一緒に去っていくハルヒの後姿を見送りながら、いよいよこれからが俺にとって本番であることを自覚し、少しばかり身が引き締まる思いだ。 「では、僕も失礼します。この後は長門さんにお任せして、僕はバックアップの方に回ります。大丈夫です、安心してください」 俺は機関に百パーセントの信頼を置いているわけではないが、SOS団結成以来のゴタゴタを通して、古泉のことは良き戦友として信頼してやってもいいと思っている。 「頼むぜ、古泉、長門」 そして、長門だ。この万能有機アンドロイドには俺は言葉にならないぐらい世話になっている。何か恩返しができればいいんだが、俺にできることは残念ながらほとんど何もないのが悔しい。 「例のものを……」 俺は長門と一緒に、駅のロッカーから小箱とセーラー服の入った紙袋を取り出すと、街の探索を再開した。 その後、しばらくウィンドウショッピングしたり、喫茶店でコーヒーを飲んだりしたが、俺は気が気じゃなかった。長門はいつもの様に終始無表情だったが、おそらく全身全霊をかけて周囲の状況を探り続けていたのだろう。 「なぁ、長門」 「なに?」 「やっぱ尾行されているのか?」 「店の外に一名、さらにその後方に二名。ただしそのうちの一名は古泉一樹側のもの」 「そ、そうなのか」 ううむ、どうしようもないな。長門がいてくれて助かった。俺一人だと、あっという間に敵の手に落ちて、すき放題されていたことだろう。 喫茶店を出てしばらく歩いていたが、そろそろ、街は暮れなずんできた。いつまでも長門といれば俺はおそらく安泰だが、ここは囮となって今後の憂いを排除する方向に持っていかないと、いつまでたっても危険と隣り合わせの追われる立場だ。 ふと隣の長門を見ると、漆黒の大きな瞳の輝きが五割ほど増しているのがわかった。何かある。 「どうした? 長門……」 「徐々に追っ手が間合いを詰めている」 「なに、ほんとか?」 「人数も増加している。危険」 「お前と一緒なら大丈夫だろ」 「そう。だが、彼らは、あなたがわたしと別れて一人になる時を待っている。そして、その時が近いと判断している」 「じゃあ、そろそろ……」 「そう」 通りを曲がると、急に人通りが少なくなった。しばらく行くと、長門が、 「こっち。ここに行く」 といって、俺の手を取って右側の建物に入ろうとした。 「おい、どこに……、って、これラブホ……」 「そう、ここで休憩」 「いや、あの、ちょ、ちょっと待て……」 「待てない」 こんなところを誰かに見られたらどうするんだよ、という突っ込みを入れる隙もなく、俺は長門に引っ張られるままにラブホテルに連れ込まれてしまった。 しばらくは何がどうなったのかよくわからなかった。ロビーのようなところの各部屋を紹介するパネルを操作しているうちに、気がつけば、シックな内装の少し大きめの部屋の、やはり少し大きめのベッドに長門と並んで腰掛けていた。 こんなところに長門と二人でいるなんて、なんか場違いだ。危険が迫っていることも忘れて、思わずあちこちきょろきょろしてしまうのが情けない。 テレビドラマなんかで見たことのあるようなケバケバしさはなく、全体的に落ち着いた感じのする部屋なのだが、妙に大きい鏡とかベッドの枕もとの用途のわからないスイッチ群とかが、怪しげな雰囲気を醸し出している。 「何がなんだかわからん」 「はじめて?」 「そうだよ」 「そう、わたしもはじめて」 そのわりにはチェックイン(というのか?)の手際はよかったな。長門のことだから何か情報操作でもしてくれたのだろうか。 「変装してすぐに出て行く必要はない。少しばかり時間をつぶし、相手の注意を引いてからの方がよい」 ベッドの縁にちょこんと座った長門は、隣に座っている俺の方を見上げながら少し首を傾けて言った。 「せっかくだから、少し休憩していく?」 二・三度まばたきした長門の大きな瞳に壁際の間接照明の明かりが映り込んでなんとなく潤んで見える。 「え、え、休憩って?」 「そう、休憩」 いや、あの、長門、それって……、えっ? 長門はそのまま仰向けにベッドの上に倒れこむと、組んだ手をおなかの上に載せて天井を見上げている。 「天井も鏡……」 その言葉で俺も見上げてみたが、確かに鏡だ。ベッドの上の長門と、首だけ見上げている俺の姿が映っている。 「なぜ?」 「ん、なぜって言われても……」 「不思議……」 長門はそうつぶやくとそっと瞳を閉じた。 「おい、長門……」 淡い灯りのなかで、長門の白い頬にやや朱みが差しているのがわかる。制服の胸元のリボンがゆっくり上下しており、やがてゆったりとした寝息が聞こえてきた。どうやら本当に休憩するつもりのようだ。 「……長門」 宇宙人製万能有機アンドロイドとしてかなりのエネルギーを使って、ここまで俺のために注意と警戒を払っていてくれたんだろう。さすがの長門でも少しばかり疲れたに違いない。 「すまんな、長門……」 俺はしばらく長門の寝顔を見つめていた。が、長門が初めて脱皮した日の俺の部屋のベッドで見たうつぶせ姿の白い裸身が浮かんできて、どうにもこうにも頭の中で妄想と言う名の大竜巻が暴れまわっている。こんな時に俺って奴は……。 「も、もういい。俺も寝る!」 勝手に宣言した俺は、長門の隣に寝転がると少しばかりの眠りに落ちたようだった。 「……ねぇ、お・き・て」 ん、あぁ? 「そろそろ、時間。お・き・て」 目を開けると、俺のことを覗き込む長門の黒い瞳が視界に入った。さらにその後方では、ぼんやりと目を覚ましつつある俺の姿が、天井の鏡の中に映りこんでいた。 「……な、長門?」 何か妙に甘い起こされ方をしたような気がするのは、夢の続きだったのかも知れない。俺はゆっくりと上体を起こすと、長門の方に振り返った。すでに長門からは戦闘モードに突入したような力強さが感じられる。やはり夢だったのか……。 「着替えて」 長門は、青い小箱とセーラー服の入った紙袋を俺に手渡した。 「えっと、服は全部脱いだ方がいいか?」 「その方が抜け殻が肌になじむと思われる」 「そ、そうか」 「手伝う?」 長門は、じっと俺の目を覗き込むように問いかけてくれたが、長門の前で素っ裸になるわけには行かない。 「いや、いいよ、あっちで着替えてくる」 俺はあわてて小箱と紙袋を受け取ると、洗面所の方に飛びこんだ。 それにしてもどこに行ってもでかい鏡がある。こういうところはどこもそうなのか? それともこの部屋だけのことなのか? 俺は小箱を開けると、長門の抜け殻を取り出した。ふわっという感じで広がると、以前に見た透明な長門が現れた。 まさか本当にこれに全身入ることになろうとは……。 俺は服を脱ぎ捨てると、以前と同じように抜け殻の背中の裂け目から右足をそっと入れた。今度は、長門が何か細工をしてくれたようで、前と比べると、あっさりと右足を入れることができた。ふくらはぎを触ってみたが、やはりキメが細かくつややかな肌だ。 おっとそんなことを確認している暇はない。 俺は、左足も同じように突っ込むと、太ももの辺りを手繰りあげながら、腰から下を抜け殻の中に納めようとした。さすがに太ももも腰回りも小さかったが、抜け殻は弾力よく伸びて、俺の下半身はすんなり納まった。 よし、このまま一気にいくか。 今度は上半身だ。長門と俺では十センチ以上の身長差があるので、肩の位置は結構違ったのだが、やはりこの抜け殻はよくできている。グーンと伸びて結局、両手と頭を入れるのにも苦労はしなかった。まぶたと鼻の位置を合わせるのに少しばかり手間取ったが。 ふぅ、入った……。 入ってしまえば締め付け感は少しもない。俺は、口の辺りのしわを延ばしつつ、ゆっくりの目を開けて、鏡に映った自分自身の姿をそっと見つめた。 そこで見たのは、洗面所の蛍光灯の明かりの中で、つややかで滑らかな白い肌が輝いている長門の姿だった。 もっとも、全体的な体つきは小柄な長門ではなく、俺だった。ふたまわりぐらい大きな俺が入ったおかげで抜け殻は伸びきってしまい、せっかくの胸もぺったんこだ。ただし、先端の薄いピンクの小さな突起だけははっきり残されている。 思わず指でつまんでみたが、ぺこっとつぶれてしまった。そりゃそうだ、抜け殻なんだからな。 さらに視線を下のほうに向ける。 当然ウエストラインにはくびれも変化もない。そしてもっとも神秘的な場所なんだが、こればかりはどう表現してよいものか……。所詮中身は男だ、根本的な造りが違う。あとは想像してくれ。 すまん、長門。 そういえば、この状態ではトイレにも行けない。先に用を済ましておくべきだった。 そんなことを考えながらひと通り観察が終了したので、俺は紙袋から制服を取り出した。その時、白いものが床に落ちた。さすがだ古泉、下着まで用意していたのか。 少しばかりレースで縁取られた純白の女物のパンツをはく。このパンツは古泉の趣味なのか、それとも森さんあたりが用意してくれたものなのか。小さいくせにきちんとはくことができた。抜け殻同様によく伸びるようだ。 ブラは入っていなかった。どうやら、ブラをする必要がないことに古泉は気づいていたと見える。あらためて言おう、さすがだ古泉! その後、どうにかセーラー服を身に着けた。短いスカートがどうもなじめない。女性たちはよくこんなスカスカするものをはいていられるもんだ、無防備なことこの上ない。 最後に紺のソックスをはいて、あらためて鏡の前に立ってみた。 うーん、でかい長門だな、やっぱり。 顔の輪郭は違うが、個々のパーツは長門そのものだし、セーラー服を着ると、体のラインが隠される。スカートから伸びる足も、皮膚の色と質感だけは長門と同じだ。太さはどうしようもない。スカートでなくパンツルックだとごまかせそうだな。 俺は、鏡の前でくるっと一回りして、ポーズを取ってみた。さらりとたなびくショートカットの髪、そして、一瞬舞い上がったスカートの中に白い下着が見えたような気がしてドキリとする。 鏡の中の俺に向かって、首をかしげて軽く微笑んでみる。ふむ、長門が微笑むとこんな感じなのか。か、かわいいじゃないか……。 いかん、いかん、あれは俺自身だ。俺は決して変な趣味はない。 「よし」 気合を入れた俺は洗面室を出て、長門の待つベッドルームへと向かった。 「すまん、待たせた、な、な、長門? その格好……」 ベッドの横で振り返った制服姿は、長門ではなくて喜緑さんだった。 「喜緑江美里の抜け殻を着た、……あなたもセーラー服がよく似合っている」 さすがに俺が長門の抜け殻を着るより、喜緑さんの抜け殻を着た長門の方が遥かによくマッチしている。どこからどう見ても喜緑さんだ。 その喜緑長門は、俺のことをじっと見つめている。何か珍しいものでも見るような表情に思えたのは、俺が気にしすぎているからか。 「あなたがここを出てしばらくしてから、わたしはこの格好で出る。できるだけ人の多いところを通ってわたしのマンションに向かって」 そういって、喜緑長門はマンションの鍵を俺に手渡した。 「ここを出るときには、見た目が小さくなるように、少し体を縮めた方がいい」 「うん、わかった。じゃ、行ってくる」 「気をつけて」 おそらくは古泉側の誰かが俺のことをフォローしてくれているはずだ。頼むぞ、古泉。 俺は、少し体を縮めるようにしながら、できるだけ自然な感じでラブホテルを後にした。追っ手が来ているかなんて俺にはわからない。長門に言われたように、人通りの多いところを選びながら長門のマンションを目指した。 長門に変装しセーラー服まで着ているので周囲の視線が気になって仕方がなかった。どれほどの時間が経過したかもわからないし、どこをどう通ったのかもわからないまま、やっとのことで長門のマンションが見える所まできた。もう少し、向こうの角を曲がってちょっと行けば、エントランスだ。だんだん歩みが速くなる。 ついには少し小走りになって角を曲がった瞬間、誰かに腕をつかまれた。 「うぐっ?」 「そんなにあわててどうしたんですか?」 聞きなれない太い声が耳元で聞こえた。 「どこで手にいれたのか知りませんが、妙なものを着ていますね。すっかり出し抜かれるところでした」 「誰だ?」 「名乗ったところであなたはご存知ないですからね、どうでもいいじゃないですか」 しまった、角を曲がるときには注意しろ、と言われていたのに。ここまできて油断した。 「離せ!」 「それは無理な注文です」 「くっ!」 ごつい腕に両肩をがっしりとつかまれて俺は身動きが取れなかった。長門、古泉、頼む、早く来てくれ! 無駄な足掻きと知りつつも、俺は何とか振りほどこうともがいていた。 と、その時、 「あれ、長門さん、どうしたの?」 どこかで聞いたことがある声がして、俺は頭を上げた。 「あ、あ、朝倉ぁ!?」 ======== マンションのエントランスの方からゆっくり歩いてきたのは、制服姿の朝倉だった。 なぜだ、なぜ朝倉がこんなところに。 やばい、ますますやばい。すでに機関の非主流派は情報統合思念体の急進派とも連携していたというのか? くそっ、ここまでか……。 「誰だ、お前は!」 男が朝倉に向かって叫んだ。 おや、こいつは朝倉を知らない? 「それより、あなたは何? 長門さんをどうしようというわけ?」 ん、どういうことだ? この朝倉は……。 朝倉が一歩前に進み出ると、俺の肩をつかんでいた男の力がフッと抜けたのがわかった。俺は男の手から抜け出すと、転がるようにして朝倉の背後の電柱の影に駆け込んだ。 「わたしと戦うつもりなら、容赦はしないわ」 朝倉は以前に俺を襲った時と同じ様に、にこやかな微笑みを浮かべながら男との間合いを徐々に詰めている。 「……TFEI端末か?」 男はふり絞るようにつぶやくと、ゆっくりと後ずさりを始めた。 「そうね、あなたたちの言葉を借りるなら、そう言うことになるわね」 朝倉は、今にも飛びかかろうとする猫科の動物のように体を少し縮めた。 「ちっ」 男が後方に走り出そうとした瞬間、白い影が曲がり角から飛び出して男の足を払った。 勢い余った男は地面の上で二回転ほどして受身を取ったところで、今度は別の影が飛び出してきて後ろ手に男を押さ込んだ。 「き、喜緑さん!」 俺は思わず叫んだが、最初の影は、喜緑さんの格好をした長門だ。二番目の影は白いブラウスにタイトスカート、そして髪をポニーテールにまとめた、できる秘書風OLの姿に変身した森さんだった。 「大丈夫?」 喜緑長門がスカートの埃を手で払いながら、電柱の横でしゃがみこんでいる俺に近づいてきた。そして、俺の前に立っている朝倉を見つめると、わずかに頭を下げた。 「朝倉涼子……ありがとう」 「え、え、え?」 「うん、気にしないで。それよりホントに大丈夫? えっと、とりあえず大きい方の長門さん」 この朝倉は味方なのか? それとも休戦中の敵なのか? どうして復活したんだ? 少なくとも俺の見た目は今は長門のはずだ、中身が俺であることを知っているのか? 差しのべてくれた朝倉の手をつかんで、やっとのことで立ち上がった俺は、目の前で微笑みながら俺のことを見つめている朝倉を見つめ返した。あまりに疑問が多すぎる。 その時、背後から森さんの声がした。 「とりあえず後はわたしたちが何とかしますから、まずは長門さんのマンションに行ってください、って、ぐ、動くな、このぉ」 あの大男が森さんに押さえ込まれて身動きができないようだ。ポニーの髪を揺らしながら男に馬乗りになっている森さんのどこにそんな力があるんだろう。不思議な人だ。 「さ、早く!」 「了解した」 喜緑長門と朝倉に支えられて、俺は長門のマンションのエントランスを目指して走り始めた。一見、仲の良い女子高生三人組だが、見た目はともかく中身は大違いなんだけど。 やっとのことで、長門の部屋にたどり着くことができた。朝倉がいることだけが腑に落ちないのだが、喜緑長門はそんなことを何も気にしていない様子だった。どういうことだろう。 リビングに入ると、喜緑長門はまだ疑問を抱えたままの俺に振り返った。 「とりあえず、着替えては?」 「うん、そうだな、そうする」 「和室を使って」 長門はもともと俺が着ていた服が入った紙袋を手渡すと、和室に案内してくれた。 「たぶん、問題なく脱げるはず。もし、うまくいかない時は呼んで」 「わかったよ」 和室の襖を閉めてセーラー服から脱ぎ始めた。結局スカートだけは馴染めなかったな。これを着ることはこれで最後にしたい。俺はそんな思いを胸に秘めながら、背中の部分をぐっと開き、長門の抜け殻からの脱皮を始めた。 長門が言っていたように、特に苦労することも無く、するすると抜け殻から出ることができた。そういえば、肌に密着していたのに、汗ひとつかいていない。なんという通気性に優れた素材なんだろう。 長門の抜け殻と制服をたたんでリビングに戻ると、長門も朝倉もいなかった。別の部屋で、長門の脱皮と着替えでも手伝っているのだろうか? 何とか危機は乗り切ることはできたようだな。全身の力がどっと抜けた俺は、コタツ机でグターとのびていた。しばらくすると、廊下から長門と、その後ろからもう一人、見たことのある姿が……。 「え、あれ? 喜緑さん?」 長門はすでにもとの長門の姿に戻って、キッチンへお茶の用意に行った。と、言うことは、この喜緑さんの中身は朝倉なのか? いったい誰が誰なのかわからなくなってきたぞ? 「大丈夫でした? キョンくん」 「本物の喜緑さん、ですか? それとも朝倉……」 「うふふ、ほら、これを見てください」 そういって喜緑さんが手を広げると、ぱぱぱっと透明なものが大きく広がった。 こ、これは……。 「そう、朝倉涼子の体表保護皮膜です」 「な!」 コタツ机の上に横たわった朝倉の抜け殻を、俺は呆然として眺めていた。 「さっきの朝倉さんは、実はわたしだったんです。だって、長門さんがわたしに成りすましていたから、やっぱり、二人同時に登場したら変じゃないかなって」 いやいや、こんな抜け殻があること自体、十分変ですよ、喜緑さん……。 「朝倉さんはずいぶん前に、長門さんに情報連結を解除されてしまいましたが、保護皮膜はなぜか情報統合思念体によって保管されていたみたいです」 喜緑さんは朝倉の抜け殻を再び小さくたたむと、水色の小箱を取り出してその中にそっとしまった。 「驚きました?」 「はぁ、それはもう」 朝倉が現れた時、俺はもうすべて終わったと、一度はあきらめたんだから。 「それにしても危ないところだった」 お茶を持ってリビングにやってきた長門は、そういいながら腰を下ろした。 「朝く、いや、喜緑さんが来てくれたおかげでホントに助かりました」 俺も、あらためて喜緑さんに頭を下げた。 「いいんです。気にしないでください」 長門が淹れてくれたお茶はおいしかった。おかげで、心の底から一息つくことができた。長門も喜緑さんも、静かにお茶を飲んでいたが、やがて喜緑さんが俺の方に向かってにっこり微笑んできた。 「わたしたちの体表保護皮膜を集めているそうですね?」 き、喜緑さんまで何を言い出すんですか……。 「いや、別にそういうわけでは……」 「よかったらこの朝倉さんのものも持って帰ってください」 喜緑さんは水色の小箱を差し出した。 「そんな、別に俺は……」 「また、何かのときに役に立つこともある。あなたは持っておくべき」 「『持っておくべき』ってなぁ、長門……」 「いらない?」 一ミリほど首を傾ける長門。 「え?」 「いらない?」 「えーっと……」 「いらない?」 「…………い、いります」 またしても、俺の負け。三顧の礼かよ、まったく。 そんな俺たちの様子をニコニコして見つめていた喜緑さんだった。 その後、家に帰る俺を、念のため、といって喜緑さんと長門がエスコートしてくれた。万能有機アンドロイドとはいえ、女性二人に家まで送ってもらえて、なんとなく歯痒い様な嬉しい様な妙な気分だった。 やっと、我が家へ、俺の部屋に無事に帰りつくことができた。それにしても長い一日だった。 結局、今、俺の手元には、俺が身につけた長門の抜け殻と、長門が身につけた喜緑さんの抜け殻と、喜緑さんが身につけた朝倉の抜け殻と、そしてまだ現物は見たことがない朝比奈さんの抜け殻が残されている。特に真ん中の二つは微妙にコレクターズアイテムとしての価値が高まったような気がするな。 そうだ、もう一つおまけに俺サイズの北高指定のセーラー服とレースつきパンツもあった。……誰か欲しい奴はいるか? これらのスペシャルアイテムを俺はどうすればいいんだ? 毎日かばんに入れて持ち歩けというのか。と、言うか、持ち歩かざるを得ないではないか。うぅむ、教科書すらろくに入っていないかばんに、こんなものを入れておかないといけないなんて……。 「あーあ、もう、どうでもいい、なるようになれ、だ……」 四つの小箱はまた机の引き出しの奥に入れた。セーラー服は紙袋に入れたまま、クローゼットの奥に押し込んだ。くたくたに疲れた俺は、深い深い眠りについた。 そんな怒涛の週末が終わって、月曜日を迎えた。 ハルヒはその週末以降もずーっと機嫌がいいようで、授業中、しょっちゅう俺の背中をつついては、楽しげにいろいろ話しかけてきた。頼むから先生の話を聞かせてくれ。 え、いつも寝てるだけだから一緒だろって、ほっといてくれ。 そして、あっという間に放課後になった。 掃除当番のハルヒを残し、部室へと向かっている途中で、古泉と出会った。 「よお、古泉」 「あ、先日は、お疲れ様でした」 俺は、古泉と並んで歩きながら、週末の騒動の結末について尋ねてみた。 「結局、機関の非主流派とやらは何とかできたのか?」 「えぇ、あなたを見失った後、連中、あわてて行動を始めましてね……」 そこで古泉は俺の方に振り向いて軽く頭を下げてにっこり笑った。 「最後は少し危ないところでしたが、長門さんと森さんのおかげで、首謀者も捕まえることができました。あなたのおかげです。ありがとうございました」 そうか、あの大男が黒幕だったのか。 「そういえば、森さんの話によると、あの時もう一人、北高の制服を着た女性がいたとか」 「うん、あれか、あれはな……」 と、ここで古泉の携帯が鳴った。 「すみません、失礼します」 古泉は携帯を耳にあて、少し横を向いて会話している。 「え、えぇ。本当ですか? はい、わかりました。すぐに伺います」 通話を終えた携帯をポケットにしまいつつ、古泉の笑顔に憂いが宿った。 「久しぶりに閉鎖空間が発生したそうです」 「はぁ? どういうことだ。ハルヒはすこぶる機嫌がよかったぞ」 俺はついさっき別れたばかりのハルヒの姿を思い出した。ほうきを握り締めて、阪中と何か楽しげに話をしていたが……。 「とにかく行ってきます。涼宮さんにはよろしくお伝えください」 「わかった、気をつけろよ」 「ありがとうございます。それにしても、ここに来て閉鎖空間とは。皮肉なもんです」 古泉は力なく笑っていた。確かに、安定状態が続くことを嫌った非主流派の企みが潰えたとたんに閉鎖空間が発生するなんて……。 「僕も何か身を守ることのできる抜け殻が欲しいですね、では」 そう言いながら古泉は階段を駆け下りて行ってしまった。 抜け殻、か……。 今、俺のかばんの中には、四つの抜け殻が入っている。さすがに今日はセーラー服は置いてきたが。それにしても、まさかの朝倉の抜け殻まで手に入ってしまった。これらの抜け殻のおかげで俺は危機から脱することができたわけだが、あんな風に役に立つとは思いもしなかった。 それにしてもどういうことだ? なぜ急に閉鎖空間が発生したのだろう。 教室に戻ってハルヒの様子を見に行くことも考えたが、俺はひとまず部室でハルヒを待つことにした。何か気に入らないことがあるのなら、きっとドアを蹴破る勢いで部室に飛び込んでくるはずだ。対処するのはそれからでいい。 部室には、長門とすでにメイド姿に変身していた朝比奈さんが座っていた。 「こんにちは、キョンくん」 「どうも、朝比奈さん」 俺は朝比奈さんに軽く会釈していつものようにかばんを置くと、やはりいつものように本を読んでいる長門を見た。 「よお、元気か?」 「元気」 あいかわらずの平板な表情の長門を見ていて、あのラブホテルの鏡で見た、俺自身が変身した長門(俺)の笑顔を思い出していた。もし長門が表情豊かに微笑むならば、きっと今以上に輝いて見えるに違いない。えーっと、仮定法過去だったっけ? 「古泉くんは?」 「急にバイトが入ったそうで……」 「えっ!」 朝比奈さんと長門が驚いたように顔を上げた瞬間、ばこーんという大音響と共に部室の扉が吹き飛んだ。 「キョーーン! そこにいるの!?」 ものすごい勢いで飛び込んできたハルヒは、俺のネクタイを握りしめると長机の上に俺をねじ伏せた。 「な、何をする! どういうことだ!」 「ええい、問答無用よ、これからあたしの質問にきりきり答えなさい!」 「落ちつけ、問答無用なのか答えなきゃいけないのかどっちだ!」 「キョン、あんたこの前の不思議探索のあと、有希と一緒に、ラ、ラブホテルに行ったわね!」 「なっ?」 「えっ、キョンくん……」 「阪中さんに聞いたわ、あんたが強引に有希を引っ張り込んだところを見た人がいたって! どういうことよ、あんた、有希に無理やり変なことをしたんじゃないわよね?!」 ちょ、ちょっと待て! 行ったのは事実だが、俺たちは何もしていないし、そもそも、俺が引っ張り込んだんじゃない、俺が長門に引っ張り込まれたんだ。誰だ、いい加減なことを阪中に伝えた奴は! それにあそこに行ったのは必要に迫られて仕方なくだなぁ……、なんて、言い訳はできない。くぅー、どうすればいい? 俺はそっと長門の方に助けを求める視線を向けたが、長門は相変わらずの無表情だった。 「有希! 大丈夫だった? キョンに何かされなかった?」 ハルヒの問いかけに、長門は小さくつぶやくように答えた。 「そこで、彼はわたしの中に入った」 「ふへっ?」 「な、ながとぉー!」 前にも言っただろ、『わたしの抜け殻の中』だぁぁぁ…………。 もはや簡単には修正できないほど、情報の伝達に齟齬が発生してしまった。 激しく往復ビンタを食らわせた後も、ハルヒは俺のネクタイを締め上げながらなにやら叫んでいた。そんな目に遭いながら、俺にもしものことがあったら、かばんの中の四つの小箱はどうなるのだろう、なんて事が頭の中を駆け抜けていった。 誰かに見られたら、俺は怪しげな脱皮を繰り返す『完全変態』だと思われるではないか。いやいや、蛹にはならないようだから『不完全変態』か、困ったもんだ。 結局、どんなに手を尽くしたところで、最後にひどい目に遭うのはやはり俺ってことだ。あぁ、いっそ、俺自身の抜け殻を身代わりに残して、しばらくどこかに雲隠れすることができたらどれほどいいだろう……、やれやれだよ、まったく。 Fin.
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いまや公然とウィザードと敵対するエルファバ。 ウィザード、およびマダム・モリブルは巧みな情報操作により、「Wicked」エルファバに対するオズ市民の恐怖をあおる一方で、自らの陣営に「邪悪な魔女」への対抗馬、「善き魔女グリンダ」を立てることで求心力を高めようと画策します。 ついに自らの望んでいた高い地位と名誉を得たグリンダ。 今日は善き魔女グリンダと衛兵隊長に就任したフィエロの婚約を祝う日。(フィエロは知らされていませんが・・・韓国ドラマでよく使われる手口です) しかし、「公人」として生きることを選んだとき、「個人」としての幸福の追求は阻害されざるを得ません。 国を挙げての祝福のさなか、グリンダは大切なものを失います。 オズの人々: 日々邪悪ははびこり 日々恐怖は増す オズ中がかつてない脅威にさらされている これが魔女めのやり方だ 行く先々で恐怖を広め 新たな獲物を探している ヒステリックな女性:恐ろしい緑色の吹雪のように 彼女は空を飛び回る 怒れる男:虚言と罵詈とで 我らのウィザードを貶めている! オズの人々:彼女は皆を欺く! 悪い魔女から我らを救いたまえ 彼女の妖術から我らを守りたまえ つぎはどこが狙われる? つぎはどこだ? つぎはどこが襲われる? グリンダ:オズの皆さん! 恐怖はつきないけれども、今日だけは恐れを忘れて - お祝いしましょう! 今日の日はなんとおめでたいことでしょう 民衆:やったぞ! グリンダ:グリンダの行く道に祝福を! 民衆:万歳! モリブル:今日こそは、邪悪な魔女から解き放たれる日! 民衆:これに勝る幸せはなし! ああよかった! (マダム、グリンダと新任衛兵隊長フィエロに向き直り、彼らの婚約を祝う) 民衆:おめでとう! フィエロ:こ れ は 婚 約 パ ー テ ィ な の か !? グリンダ:驚いた? フィエロ:あたりまえだ! グリンダ:よかった!私達、きっと驚くと思ったわ。ウィザードと私。 これ以上の幸せはないわ そうじゃない? これ以上の幸せはないわ ほら、私達がどんなに恵まれているか見て おとぎ話のように 私達の本当のハッピーエンドよ これ以上の幸せはないわ そうでしょう? これ以上の幸せはないわ 私達の幸せを皆にもわけてあげましょう あなた方すべてに! 彼が今日ほどハンサムに見える日はないわ 私がこれほど謙虚になれる日はないわ これ以上の幸せはないわ なぜなら幸せは 全ての夢がかなったときに感じるものだから! マダム・モリブル:おおグリンダよ。我々皆心からそなたら二人を祝います。 ウィザードの「美人」広報担当として、私はそなたの武勇伝をオズ中に伝えんとしてきました。 そう、今でも目の前にありありと思い出せるわ・・・ そなたが初めて召還され オズ大王に謁見したとき 彼はその訳をおっしゃらなかったが そなたが彼の玉座の前に 臣下の礼をとったとき 彼はお決めになったのだ そなたを公式に「善き魔女グリンダ」として 世に知らしめるべしと!・・・ フィエロ:そんな話は聞いてないぞ! グリンダ:ええ、話してないわ、そう、はっきりとは・・・ マダム・モリブル:すると嫉妬の金切り声とともに かの邪悪な魔女が飛び出していった かの者が卑劣にも隠れていた場所から! 民衆:(ブーイング) 市民A:彼女は決して眠らない第3の目をもっているそうよ! 市民B:彼女は蛇のようにやすやすと脱皮するんだって! 市民C:反乱をおこした動物達が彼女にアジトと食べ物を与えていると聞いたわ! 市民D:彼女の魂はあまりに汚れているから、きれいな水は彼女を溶かせるそうだ! フィエロ:なんだってー! 民衆:溶かすだって?頼む、だれか魔女を溶かしてきてくれないか?! フィエロ:聞いたかい?皆頭が空っぽなんじゃないか!? 彼らは言われたとおり信じ込むみたいだ! グリンダ:フィエロ・・・! (フィエロは憤慨しつつ、祝いの場を去る。グリンダはその場を取り繕う) グリンダ:あ、ありがとう、あなた。彼は私に飲み物を取ってきてくれるんですって。 彼、とってもよく気がつくのよ。 こんな風に 私はこれ以上幸せには・・・ いいえ、これ以上の幸せはないわ ほんの少しだけ 私が思い描いていたものとは違うけれども でも これほどの幸せはないわ 単純に これ以上の幸せはないわ …いいえ単純じゃない だって夢がかなうというのは 意外なことだし 少し - 複雑だから かなえるには 代償が - 必要で 代わりに 失うものが - あって 橋を渡り終えてはじめて 引き返せないことに気づくように・・・ そこに待つものが喜びなら 何も恐れることはないわ この祝福と歓呼 - これ以上幸せな人がいるかしら? だから私には これほどの幸せはないわ なぜなら幸せは 全ての夢がかなったときに感じるものだから そうでしょう? 幸せは 全ての夢がかなったときに感じるものだから! 民衆:僭越ながら我々は皆 グリンダ様を愛しています グリンダ:よかった! 民衆:このような喜びを 感謝しよう 万歳! ウィザード様、グリンダ様に グリンダ:私のフィアンセにもね! 民衆:彼らほど善なるは なし 彼女ほど美しきは なし 我らほどの幸運は なし グリンダ:これ以上の幸せはないわ 民衆:万歳! グリンダ・民衆:今日という日に!
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∩_∩ (,・Д・,,,) ぃぇぁ ⊂ つ | x . | U'⌒'U 僕は虐待されるために生まれてきた 2ちゃんねる のAA。 初出は「虐待専用キャラ「ぽろろ」です。好きに虐めて下さい」。虐待用キャラとして生み出された。 当初はネタもなくすぐ消えるかと思われたが、スレの職人たちの手によって持ち直し、その生い立ちとは裏腹にかなり強(凶)化された。 多くの形態を持ち、腹部の亀裂から脱皮・繁殖する性質がある。 好き嫌いはなく、人間だろうと鉱物だろうと体に取り込み自らの栄養分にしてしまう。 虐待キャラであるがゆえの進化、手にした強さは、2ちゃんねるのAAの中でも最強の一角であるといえるだろう。 しかしその内面では常に人を殺してはいけないという理性と本能が戦い、苦悩し続けている。 短編は後述の「ずーり」、長編は同じく後述の「ミィちゃん」とよく一緒にいる。 上記のような設定のためか、長編ではシリアスな話が多く「科学によって生み出された生物兵器」という形で登場することがある。 主な捕食方法は口のついた触手を伸ばして食べるというもの。 凝った設定になると触手を相手に突き刺してウイルスを注入、対象の細胞を自分の細胞と同じものに変化させて吸収する…といったものがある。 前文だけ聞くとなんかエr(ぃぇぁ ちなみに擬人化するとショタキャラになる。 備考:ぽろろの愉快な仲間たち + その1 ミィちゃん その1 ミィちゃん ( ▲∧ ⊂、⌒⊃゚ヮ゚)⊃ スレ「★ミィちゃん★」が初出の「しぃ」の派生キャラ。 当時の2chでは「しぃ」系統に属するキャラ等の虐殺荒らしが横行しており、 このキャラも同じ末路をたどると思われた(上記のぽろろのスレはその最盛期に立てられたものである)。 しかし「加虐キャラに感染・同化し増殖する」という設定が付加された結果、完全な不死身と言われるまでに至った。 その後、先にキャラが確立していて設定が似ていたぽろろ、ずーりといることがが多くなり、 一緒に遊んだり捕食しあったりすることが多くなった。精神的にはぽろろよりも大人であることが多い。 上記のように長編での絡みが多く、同じ生物兵器として登場することがある。しかし、ぽろろとは違い人を食べることに対する抵抗感はもっていない。 ぽろろの彼女として登場することが希にある。感染増殖なので性別はない(と思われる)が。 でもぽろろとの触手ネタもいいよね! + その2 ずーり その2 ずーり ずーり ずーり ∧_∧ / ・ω・) ...../____ノ スレ「ずーり ずーり」が初出のキャラ。一見ナメクジのようである。名前の由来は、ずーりずーりと引きずって寄ってきてる音から。 近くにいたキャラは勿論、荒らしや宣伝までをも吸収するホラーキャラ。吸収されたキャラはずーりの姿になってしまうことがある。 ちなみに会話は「和文モールス符号」で行う。 ぽろろとは友達のような関係。たまに彼の相談相手になったりする。 ずーり ずーり ∩_∩ ∧_∧ ▲∧ / ,,・д・) / ・ω・) / ゚ヮ゚) .../ ×ノ../ ノ../ /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ MUGENにおけるぽろろ えぴごん氏が製作したものがあった(現在はサイト削除で入手不可)。 最新版とそれ以前とでは、同じなのは見た目だけでほぼ別キャラと言っていいほど大きく仕様が異なる。 現在DLできる最新版では、イントロ演出やニュートラルポーズ等がかなり暴走初号機を意識したものになっている。 また、先述のように生物兵器という設定が多いからか変形した身体による攻撃技を多く持ち、超必では 腕を巨大な異形に変化させて攻撃したりする。 ストライカーや一部の技演出でミィとずーりも登場する。 一時期ほどのえげつない強さはなくAIもかなり自重しているものの、全身をほぼ余すところなく変形させて攻撃してくる 様は一種異様ながら異形となった強い悲哀を感じさせるもので、更新前と同じく一度見ると極めて印象に残るキャラとなっている。 ちなみに更新前バージョンで極めて印象的だった「覚醒」は、現在一時凍結中とのこと。 出場トーナメント 遊撃祭 アンノーン主催FINALバトルロワイアル ボスハルク級トーナメント ヴァナ・ディール★スターカップ タタリフェスティバルッ!! オールスターゲージ増々トーナメント ゲージ増々タッグトーナメント mugenオールスター?タッグファイト Halloween向け恐キャラチームグランプリ ハイスピードメカアクション杯 MUGEN祭 大盛りシングルトーナメント 手書きキャラonlyトーナメント 打倒剣帝!無差別級大会 エルクゥ未満ランセレバトル 凶上位~狂中位ぐらいまでの35+α作品別チーム大会 更新停止中 相方交換トーナメント 最大規模!作品別 成長ランセレサバイバルバトル 出演ストーリー モララー社長 ぅにゅるっ ∩,っ、 , へ_,;Ωノ; . _,∩∩∩、っ と' 〇 ;. ・; ,。゚ / ヽつ ).lニ{ ;,. ; ; ( ・Д ・ )⊃ c、。'; ; ・へ; ,, . )ノ⌒ヽ、 ,ノ⌒ ``U⌒\;);; .・;, ;) U ヽ;, へ / U'⌒'U どこがどこなんでしょうか
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太陽と月と星がある 第九話 最近、御主人様の様子がちょっとばかり怪しい。 なんだか妙に落ち着きがないし、私を避けている気配がする。 好きな人でも出来たのかなー、それでその人に「ヒト飼ってるの?やだ卑猥ッ」とか言われたとか…。 ありそうな話です。 好きな人がマニアックな性処理道具持ってると言えば、潔癖な人なら引きます。 ドン引き。 それとも脱皮が近いのでしょうか? でもこの前終わった所だし、あとは発情k……まぁ、どうでもいい事です。 「御主人様ー御飯です」 書斎でとぐろを巻き、紙を見ながら呟く御主人様の背後から声をかけると、 御主人様は物凄く動揺した様子で持っていた紙切れを落としました。 取り合えずつまむと、うわっとか、妙な声を上げて慌てて奪い返され…。 記事と、私を交互に睨む御主人様。 私は記事を取り返された際に爪で裂けた指先を見て、首を傾げました。 結構、痛い。 「御飯ですが」 御主人様は私の言葉を聞くと、記事を仕舞い込みながらあとで行くと答えました。 あー…血がでちゃった。 早くしないと冷めますよーとだけ言って部屋を出て、壁に凭れて指先を舐めると鉄錆の味がしました。 これのどこが甘くて美味しいと思えるのか謎なのですが、ヒトには一生わからなくていい味覚ではあります。 結構深かったのか、中々血が止まりません。 限りなくどうでもいいことですが、私の数少ない特技の一つに速読があります。 だから、一瞥しただけでも大まかには把握するくらいはできます。 ヒトの権利を求めてヒト少年が単独餓死ショー開催中in博物館。 「餓死するのは、大変ですよー水だけで一週間位持ちますからねー」 そこは暑いのでしょうか、それとも、ここと同じくらい寒いのでしょうか? 君は、今まで幸せだったでしょうか? 私に出来るのは、…真似をさせる人が居ない事を祈る事ぐらいです。 そうじゃなければ、たとえば、奇跡が起きて… 目の前が暗くなったので、見上げると御主人様と目が合いました。 美少年の癖に何でこんなに威圧感があるんでしょうね、御主人様は。 「どうかしたのか」 「いえ、別に」 立ち上がり、キッチンに向かおうとしたら後ろから引っ張られ、倒れ込みそうになったので咄嗟に壁に手をつき、 何とか踏みとどまります。 …痛い。 壁を見るとうっすらと血の線がついています。指のせいか…後で拭かなくては。 「何か御用ですか?」 訊ねてみても返事はなく、そのまま後ろへ引っ張られました。 そしてそのまま書斎へ逆戻り。 扉を超えたあたりで放され、私は背中から床へ。 御主人様はひっくり返っている私を睨んで戸棚をあさり、引き出しから得体の知れない小瓶と布を取り出しました。 「さっさと起きてここに座れ」 指された机の上に腰掛ると、御主人様は小瓶の蓋を開け、水色の軟膏を掬い私の指先に塗り始めました。 「そんなだからヒトだと軽んじられるんだ」 私は意味不明の叱咤を流しつつ、神妙な顔をつくりました。 これ、結構しみる…。 「嫌なら嫌だと言えばいいんだ。間違っている事はいつか必ず正される。なのに、死んだら終わりだろうが馬鹿め」 独り言…なのかなぁ…、返事した方がいいのでしょうか。 間近に御主人様の顔があるので視線を離し、手持ち無沙汰なので空いてる方の手で首を触ると妙な感触がする部分があります。 ずっと前、首輪を引かれ擦れて皮膚が剥けて膿んだ所です。 あの時は掻き毟って涙が出るほど痛くて痒かったのが、今では何も感じません。 檻の中で、他のヒトが言っていた通りです。 だんだん、何をされたって感じなくなるんです。 「天網恢恢疎にして漏らさずという言葉があります」 私がそう言うと御主人様はきょとんとした表情を浮かべました。かわいい。 「悪い事をしたら、報いが来るという意味ですが」 少なくともあっちでは。 神は死んだかもしれないけど、殺したのは、私達かもしれないけど。 あっちだって、別に凄く良い世界なんかじゃない。 私だってあっちでも今と大差ない待遇の可能性があったし、今でもたくさんの人が不幸な目にあっているんだろう。 でも、色々あってもきっと昔よりは良い方向に行っていると思う。 少なくとも、私は何とかしようとしている人達がいた事を覚えてる。 義理とか欲とか様々なモノに挟まれて、それでもそれが捨てられない人達。 まるで、セイギノミカタみたいな人が、確かに居たんです。 今の私達には、…夢にも見れないけど。 「つまり御主人様は、きっといい事がありますよ。という意味です。ヒトにもこんなに優しいんですから」 包帯で巻かれた指を振ってそういうと、残っていた包帯をぶつけられた。 「何バカ言ってるんだ。バカのせいでメシが冷めるところだった。ほらはやくしろっ」 口とは裏腹に、優しい手つきで机から下され書斎から引っ張り出されました。 ヒトに似た手と体に絡む鱗肌は、室温のおかげで少しだけ暖かい。 「何がヒトの権利拡張だ、ふざけるな」 あの時、御主人様が泣きそうな声で言った独り言は、聞こえなかったことにしておく。 ねぇ、君の御主人様はどんな人でしたか? 私の御主人様は――― fin
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■アーモロード 世界樹の迷宮3の舞台。 海都。 舞台は南国の海をほうふつさせる。実際の場所で言うとギリシャあたりと言われている しかし和風の商店店主、中華風のその妹、中東風のギルド長などの存在によりどこの物ともしれぬ混沌とした風土の街 半分が海の底に沈んで、そっちは深都になっている アモロと略されることも ブリーチの道場人物アーロニーロと混同してしまう人もたまにいる 実際の場所はギリシャとも言われているが、リンドヴルムのいう西にある祖国がデンマークとしたらバルダ海の中になるかもしれない イタリアじゃないの? そもそも現代から何百年も後の世界だと推測されるので各地の地形が変わっている可能性が高く、どこにあるか、というのもプレイヤーの設定に依るところが大きい気がする。 港町のせいか、19階あたりからNPCがお別れモードで話してくるので、ああ、自分って他所者なんだなぁと切なくなる。 元ネタはトマス・モアの著作「ユートピア」に登場する理想国家ユートピアの首都アーモロートから。私有財産も貨幣も認めない典型的な共産主義国家で、現代日本人から見ればどこが理想郷なのか、という世界。 ↑↑エトリアは冒険者依存の田舎町、ハイ・ラガードは初っ始に住民登録、考えてみるとアーモロードは海を往く際の中継点。旅人と土地との縛りが弱いのも必然なのかもしれない。 上層部の人間がほぼ全員色恋沙汰を原動力に動いている、 情熱的といえば情熱的な、いい迷惑といえばいい迷惑な国。 街並みのモデルになったドゥブロヴニクの都市としての命運を参照するとしんみりした気分になれる。過去の栄光…か… 大航海を終える頃、こんもりと繁る裏山のでかさが尋常ではなかったことに気付く。空中樹海にも届きそうだ。 要するにあの裏山に第五層があるわけ…なのか? ↑実際に設定ではそうらしい。(出展は限定プレゼントの小冊子)裏山は深いすり鉢状の谷になっていてそこに白亜の森が広がっているようだ。 100年前の異変で航路が途絶えたのに冒険者たちはどうやって海都まで来たのか… 定期的な行き来が無くなっただけでけっこう散発的に無謀な商人や冒険者がやってくるんじゃないだろうか ↑↑↑深都ルートEDの白亜ノ森っぽい一枚絵は裏山だったのか 海都にも深都にもデカい樹がある。世界樹2本ある様にも見える。 新作ほど地名が古風になっていく。世界樹VIIが出たら地名の解読に古語辞典がいるんじゃないだろうか 街の裏山に鳥居があったり九尾狐とかいるから案外エトリアの近くかなと思ってた 元ネタ ↑3 海都のは世界樹の脱け殻。深都にあるのは脱皮後の世界樹。 世界樹の街の中だったら、一番ここに行ってみたいな。港街っていいよね。 基本的に平和な港町なのも魅力 ♪街景 その蒼き天と海の狭間(昼)/夕闇が包みし海の都(夜) アーマンの宿 - 休憩・セーブができます ネイピア商会 - 武具の売買ができます 羽ばたく蝶亭 - クエストが受けられます 冒険者ギルド - パーティ管理ができます インバーの港 - 港から出航できます ロード元老院 - ミッションが受けられます 深都へ行く - 深都に移動します . 大航海クエストがありモンスターとやりあえる漁師がいる3の世界は世界樹の迷宮が発見されるまでさびれた町であったエトリアと比べるとかなり危険な土地なのかもしれない ギリシャとか地中海っぽい感じするけど沖縄も捨てがたい。琉球王国風で ああ戻ろう?かと思ってた。 ハワイあたりにあると思い込んでる 素朴だけど家族のように接してくれるハイラガと一転して、やたらキャラが濃いNPC達がストーリーやら大航海やらクエストやらでにぎやかに絡んでくる。最初は戸惑ったが、それに振り回されつつ交流を深めていくのもなかなか楽しいものである。 エトリア関連プレイしてないから触れられないけど、個人的にはハイラガの人→家族 アモロの人→クラスメイト タルシスの人→特別仲の良い友人 みたいな立ち位置な気がする 東にバタビア(インドネシア)、北東にアユタヤ(タイ)、北西にウガリート(シリア)があることから、インド洋に位置していると思われる。でもそうすると北海はユーラシア大陸のはず……岩礁だらけだったりするのは大陸沈没の名残なのか とある北方の街では虎や熊やパンダが単独で闊歩していても全く気にしないという驚くべき風習があったのだが、さすがにこの街ではビーストを連れ歩くわけにはいかないようだ。 ↑そして異星の街では遂にわんこや鳥さんですらダメになった。動物に厳しい世の中である ゆるいギャグで恐縮だが、ここには「マン」で終わる名前の職業が登場していない。シャーマンのマンとソードマンのマンは違うとか言うな ↑ボーグマン「オレ、エルダー縛り専門職」 女王蟻だのあるるんだのヤバい奴が巣作り始めるし、イソギンチャクが突然変異を起こすし、中々災難な土地である。これも魔の影響なんだろうか ボーグマンは防具男だった…? Switchリマスター版で初めてプレイしたけどこの街物価高くない? ↑ネクタル50エン、アムリタ150エンを高いと申すか ファーマーのお陰で金策も屈指のお手軽さであるぞ むしろ歴代でもトップクラスに物価低くないか…? 来る者拒まず去る者追わずな民衆に、王家の生き残りの性格は少々アレなものの忠義心の強い部下に恵まれた「人間」の気風は大変気持ちが良い街。でも巣喰っている人外の存在が問答無用でヤバすぎる…… 寧ろ人間がある程度纏まりあるからこそバケモノ相手にもやってけるのかも コメント
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アニマルに戻る 問題文 答え 「サルのイモ洗い行動」で有名な宮崎県の島は祝島である × アイヌ語で「トッカリ」と呼ばれるのはアザラシの仲間である ○ アイヌ語で「トッカリ」と呼ばれるのはクジラの仲間である × アジアゾウとアフリカゾウ。脚のひづめの数が多いのはアジアゾウである ○ アジアゾウとアフリカゾウ。脚のひづめの数が多いのはアフリカゾウである × アルマジロの仲間で最も小さいのはピチアルマジロである × アルマジロの仲間で最も小さいのはヒメアルマジロである ○ イヌの品種・シェパードを作り出したのはシェパードさんである × イヌの品種コッカースパニエルは元々ヤマバトの猟をするイヌだった × イヌの品種コッカースパニエルは元々ヤマシギの猟をするイヌだった ○ ウィルスによって引き起こされる生後間も無い犬に多い病気で「犬のはしか」とも呼ばれるのはフィラリアである × ウサギは寂しすぎると死んでしまう × ウソという鳥がいるようにオオウソという鳥もいる × ウニのブンブクチャガマは日本の固有種である × エゾリスとエゾシマリス冬眠するのはエゾリスである × オトヒメエビのオスをウラシマエビという × カニクイザルの主食はカニである × カブトガニも脱皮する ○ カンガルーのお腹には袋がありますがネズミカンガルーの母親のお腹にも袋がある ○ キツツキの仲間がくちばしで木をつついて音を出す行動のことを「ドラミング」という ○ キツツキの仲間がくちばしで木をつついて音を出す行動のことを「マウンティング」という × ギネスが認める最も大きい音を出す動物はシロナガスクジラである ○ クジラも汗をかく × クマ科に属するジャイアントパンダは肉食である × クモの足は8本ですがクモヒトデの足も8本である × コウテイペンギンのメスのことを、特に「ジョテイペンギン」という × シロナガスクジラに次ぐ2番目に大きいクジラはナガスクジラである ○ ジュゴンとマナティー。尾びれがうちわのように丸いのはマナティーである ○ スッポンは、卵からかえるときの周囲の温度で性別が決まる × ゾウの牙は一生伸び続ける ○ ゾウの牙は門歯が発達したものである ○ ゾウの鼻には骨がない ○ ターキッシュアンゴラもターキッシュバンも両方ネコの品種である ○ ドイツ語ではイソギンチャクのことを「海のバラ」という ○ ドイツ語ではイソギンチャクのことを「海のヒマワリ」という × ネコの血液型で最も頭数が多いのはA型である ○ ネコの血液型で最も頭数が多いのはB型である × ネコのひげには感覚が通っている ○ ネコの品種・エジプシャンマウの「マウ」とは、エジプトの言葉で「ネコ」という意味である ○ ネコの品種・ソマリの原産国はイギリスである ○ ネコの品種・ソマリの原産国はソマリアである × ネズミザメはいますがネズミイルカもいる ○ ノーベル賞受賞者コンラート・ローレンツが人工飼育できない唯一の生物と述べたのはイカである ○ ノーベル賞受賞者コンラート・ローレンツが人工飼育できない唯一の生物と述べたのはナメクジである × ハイラックスはげっ歯目の哺乳類である × ハリネズミは生まれた時から体に針が生えている ○ ロスアザラシが棲むのはアメリカ西海岸付近の海である × ワオキツネザルの「ワオ」はマダカスカル島の人々のあいさつ言葉から来ている × ワライガエルは笑っているような鳴き声から命名された ○ 英語では「ジャパニーズ・スパニエル」と呼ばれる犬の品種は柴犬である × 干支の「子年」を韓国では「猫年」という × 魚のハリセンボンのハリ状のウロコは、ふつう千本よりも少ない ○ 犬ぞりの大会で「走れ」と指示するときの言葉は「タンカ」である × 犬ぞりの大会で「走れ」と指示するときの言葉は「ハイク」である ○ 見た目もよく似たモモンガとムササビ。身体が大きいのはモモンガの方である × 現存する最大の哺乳類であるシロナガスクジラはヒゲクジラ亜目に分類される ○ 現存する最大の哺乳類であるシロナガスクジラはハクジラ亜目に分類される × 水水母(ミズクラゲ)がいるように火水母(ヒクラゲ)もいる ○ 世界で初めて警察犬を導入した国はドイツである ○ 世界で初めて警察犬を導入した国はイギリスである × 昔から「紅葉鳥」と呼ばれるのはカエデチョウである × 昔から「ササガニ」と呼ばれる生物はクモである ○ 昔から「紅葉鳥」と呼ばれるのはシカである ○ 絶滅した鳥、リョコウバトの最後の一匹とされる「マーサ」の名は、米元大統領リンカーンの夫人にちなむ × 絶滅した鳥、リョコウバトの最後の一匹とされる「マーサ」の名は、米元大統領ワシントンの夫人にちなむ ○ 全国的に有名な旭山動物園は旭川市にある ○ 大きな体を持つグレートデーンはデンマーク原産の犬である × 鳥のインプリンティング(刷り込み)の現象を最初に指摘した動物学者はローレンツである ○ 鳥のインプリンティング(刷り込み)の現象を最初に指摘した動物学者はフリッシュである × 日本語では「芽食」というヤギに代表される葉っぱや樹皮などを食べる動物をグレイザーという × 日本語では「芽食」というヤギに代表される葉っぱや樹皮などを食べる動物をブラウザーという ○ 別名を「ヨーロッパイモリ」ともいう両生類はアホロートルである × 別名を「ヨーロッパイモリ」ともいう両生類はサラマンドラである ○ 野生のニホンザルは日本のすべての都道府県に生息している × 卵を産む哺乳類であるカモノハシには、乳首がない ○