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ニーズヘッグ 能力:大地・魔 武器:牙(非常に硬いユグドラシルの根をかじる事が可能な強度を誇る牙) 所持アイテム:ニーズヘッグの牙・脱皮した皮・ニーズヘッグの血 生息地:ユグドラシア下層“ウルドの泉” 所持技 かじる:対象にかじりつき攻撃をする。大ダメージ+HP吸収 食べる:かじるの強化版。凶悪ダメージ+HP吸収+麻痺+恐怖 叩きつける:尻尾から胴体にかけて鞭を撃つような攻撃 威嚇:精神を揺さぶる恐怖の咆哮。全体恐怖 スパーリングクエイク:暴れ回り地面を揺らす地属性広範囲技 詳細 巨大な黒い蛇の魔物 主に見かけるのは泉の近くよりもユグドラシアの根元である 戦闘に入ったならば相応の討伐作戦と実力を持って居なければ勝つのは難しいが 大抵は冒険者に襲い掛かるよりもユグドラシアの根をガブガブして、その事に夢中になっている事が多いため、 相当ニーズヘッグに近づかない限り戦闘に入る事は無い 但し、一度戦闘に入ればその好戦的な性格のままに冒険者に攻撃をしかけてくるだろう フレースベルグ 能力:嵐・炎・氷河 武器:くちばし(まるで自分が天空の王であるかのように誇示する鋭利なくちばし) 所持アイテム:フレースベルグのくちばし・天空の翼(エアレイドの飛行力強化) 生息地:ユグドラシア上層“フレースベルグの園” 所持技 豪風:彼の大きな翼による羽ばたき。風属性のダメージと共に吹き飛ばし効果 疾風:豪速な移動。その進行方向に立っていてぶつかったならばひとたまりも無いだろう 吹雪:氷属性の豪風。豪風のダメージに追加効果で凍結。また、HP減少を与える 灼熱:火属性の豪風。豪風のダメージに追加効果で炎上(HPダメージ。行動不能)を与える なぎ払う:その巨大な翼によるなぎ払い。範囲物理攻撃 突く:鋭利なくちばしによる突攻撃。単体凶悪攻撃 詳細 蒼炎の羽に包まれた魔鳥。その体長は5M前後か 鋭利なくちばしに巨大な羽。力強い足と爪が武器となる。 妖精からは聖獣と崇められ、年に一度、妖精が収穫した食物を供物として献上する事が風習としてあるようだ その妖精の代わりに、ユグドラシア上層に侵入する異端者を排除する。という契約をしているのではないか。という説も有力 蒼炎は不思議と熱く無く、フレースベルグの意思により絶対零度をも超える極寒になったり、全てを溶かすマグマよりも熱い極熱になったりすると言われている(が、これは流石に過剰表現だろうと思う) フレースベルグ自体は草食で、主にユグドラシアの葉を食べている。 世界樹と呼ばれるユグドラシアの葉を食べているおかげか、人間・妖精・魔物・動物・または他の次元の生物等など、多くの言語を理解する知識があると言われている ひょっとしたら、話せば理解の深い魔物かもしれない。と、推測してみたり ジュデアマキシア 能力:天・大地 武器:- 所持アイテム:複翼竜の白翼膜・複翼竜の装甲殻・竜王種の血(※) 生息地:砂漠およびその周辺 所持技 サマーソルト:空中で後方宙返りをしながら巨大な尻尾を叩きつける ウィングストーム:翼で強烈な突風を発生させて敵を吹き飛ばす ドラゴンハウリング:強力な咆哮で周囲の障害物を見境なく吹き飛ばし、破壊する エリュシオン:口内より強大な紫電の塊を放射し、地面に着弾すると同時にそれが広大な範囲にわたって拡散される 詳細 砂漠でも最大級の大きさを誇るサンドイーターを捕食する大型複翼竜。 一生の殆どを空中で過ごしている所為か、その生態は殆ど謎とされている。 性格は外見に似合わず大人しいが、時折砂の村サンドヴィレッジを襲うこともあり、その兆候である村の上空の旋回が見られると、迎撃依頼が各地の街へと依頼される。 迎撃依頼のランクはS。 全身を覆う白銀の外皮装甲は並外れた強固さを誇り、大砲の砲弾が直撃しても傷ひとつ負わず、焦げ跡だけを残したのみだったとされる。 危険度でいえばグランドラグーンと同等かそれ以上なので、例えSランクの支援士であろうとも、本種にむやみに喧嘩を売るような馬鹿な真似はやめておいた方がいいだろう。 また地底洞窟のメギド・ボルカと同じく、現在の人間の技術では『殺しきれない』種族の1つでもある。 ※本種の血は外気に触れると数秒で蒸発する性質をもつため、本種から血を採取するのはほぼ不可能だろう 聖神竜グランディエル 能力:神聖 武器:- 所持アイテム:聖竜の鱗、聖竜の牙、竜神種の血 生息地:天壌 詳細 太古より伝説に残る光の竜神種。 根本的に人智を超えた戦闘力を持ち、現在の人間の力では殺すことはおろか気絶させることすら不可能とされている。 知能は極めて高く、世界の守護者の一柱として数えられることも。 噂によれば、光の満ちる天壌への道、それを抜けた先にいると言われている。 某司書の召還する同名の竜は、彼の力のほんの一旦を映したものに過ぎない 血が与える力は【再生】 魔神竜ルードゼルク 能力:深淵 武器:- 所持アイテム:魔竜の鱗、魔竜の牙、竜神種の血 生息地:魔界 詳細 グランディエルと対を成す闇の竜神種。 戦闘力と言う意味では聖竜と互角で、太古の彼らの戦いは聖魔大戦などと呼ばれているとかいないとか。 この世界のどこかにある亜空間、闇が満ちる魔界と呼ばれる場所にいると言われている。 血が与える力は【腐食】 炎神竜ヴァンエルニ 海神竜アクエリエイス 氷神竜グラキアス 雷神竜トーラバルト 風神竜アークヴェイル 地神竜ロストガイア
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チラ裏みたいなもんで、単なる覚え書きです。 ストーリーに直接の関係は殆どありません。 概観 鬼といえば一般にはさまざまなバリエーションが存在しますが、イメージとしては角が生え、鋭い爪と牙を持った人型の怪物とて描かれる事が多く、スレの鬼は基本的にそのイメージを踏襲しています。 厳密に言えば上記のイメージは丑寅の方角を鬼門と呼ぶことから、牛の角に虎革の腰巻をつけ、仏教で言う羅刹のイメージが混ざり合って生まれたものです。 また、西洋でいう悪魔と呼ばれる存在とは基本的に同一であると考えます。 これは日本における鬼の語意には「強い」「悪い」と言う意味が含まれて居ることに起因し、聖なる者、もしくは人に対して悪にあたるものの象徴をひっくるめて"鬼"と定義しているからです。 西洋に在る場合を悪魔、東洋に在る場合を鬼、と言うわけです。 よって自キャラの鬼は基本的に羊の角に牙と爪、真紅の瞳に悪魔の尾と言うのがデフォルトの造形です。 蛇 まず、このスレにおける鬼を語るに当たって、「蛇」について記述しなくてはなりません。 蛇という動物は文明社会では実感がわきませんが、世界各国の宗教、神話に置いて特別な動物として扱われています。 足を持たない長い体や毒をもつこと、脱皮をすることから「死と再生」を連想させること、長い間餌を食べなくても生きている生命力などにより、古来より「神の使い」などとしてヘビを崇める風習が世界各地で広がっていったからです。 同時に、後発したユダヤ、キリスト系の宗教では既存の宗教観に反発するために「悪魔の使い」とされています(邪神から派生した龍の解釈が東と西で対照的なのもこのためかと)。 聖と悪の象徴という二つの側面を持った存在というわけです。 死と再生の象徴としてはアスクレピオスやカドゥケウスの杖が有名ですし、豊穣の神としての神話も多く伝わっています。 ですがキリスト教において蛇といえば、ルシファーに下ったリリスが遣わし、イヴに知恵の実を齧るよう唆した蛇の話が有名です。 この蛇のエピソードは人を楽園から追放すると同時に、神の奴隷ではなく、自分で考える力を持ったひとつの存在へと人を昇華したという見解もあります。 ここではこのキリスト教の蛇をベースに、蛇神信仰が本来持っていた死と再生を司るという要素をプラスしています。 これらによって、神の子にして、知恵の実を口にしたが永遠の生命を持たない「人間」<=>悪魔の使いで、知恵の実を人に食べさせて自身は永遠の命を持つ蛇、という対比を造っています。 その他の神話における蛇 日本神話における八岐大蛇(豊穣の神) ギリシャ神話におけるテュポーン(最強の怪物)、ウロボロス(無限の象徴) 北欧神話のミドガルズオルム(ラグナロクの引き金) インド神話のアナンタ(世界を支える大蛇) マヤ神話のククルカン(創世に関わる) 等がありますが、多くが「巨大である」「多頭である」という特徴をもっているため、自分としては思い切って、これらは全て同一視して考えています。 デフォルトとしてはやはり「八岐大蛇」をベースに組み込みたいわけですが、それがどうしたのかというと後述↓ 鬼の誕生 スレでは基本的に日本三大悪妖怪の一人、「酒呑童子」を機軸に置いて設定が造られています。 酒呑童子の誕生については諸説ありますが 八岐大蛇の子供説 八岐大蛇が、スサノオとの戦いに敗れ、出雲国から近江へと逃げ、そこで富豪の娘との間で子を作ったといわれ、その子供が酒呑童子という説もある。その証拠に、父子ともども無類の酒好きであることが挙げられる。 越後の国の若者説 絶世の美貌をもっていたことから数々の女性達に言い寄られ、それを断ったことから女性達の怨念を受けて鬼と化した。 この二つの説をベースにしています。 ここで、前述した蛇=八岐大蛇のスタンスを踏まえて 蛇=神、人との対照存在…その子供=鬼=悪の象徴みたいな構図をぼんやりと設定しているわけです。 八岐大蛇(スサノオの敵)=リリスの蛇(ルシファーの嫁)=テュポーン(ギリシャの神の天敵)=ミドガルズオルム(ラグナロクの引き金)--------→の子が鬼=邪悪なスタンスの象徴なんですよ。というのがまず一つ。 もう一つ、越後の国の話での「怨念集合体説」も要素としては取り入れています。 ここから、「鬼は、人の歪んだ愛情、恐怖、憤り、疑心暗鬼のような感情が生み出すんだ」という定義を定めています。 とりあえず鬼ってなんなのよ とりあえず、このスレにおける鬼の存在は アンチ・人間 なわけです。 そのせいで人間が目を背けたくなるマイナスな要素(嫉妬、怒り、疑心)なんかを抱きやすくなります。 激情に駆られると周りが見えなくなったり、短絡的、破滅的思考が多くなったり、やたらと世界にとってマイナスな能力を手に入れたりしてしまいます。 だからといって、別に根っからの悪かというとそうでもないのですが。 鬼は素質さえあればどんな人間でも変異する可能性があります。 溜められた鬱憤や、誰も信じられない疑心暗鬼、吐き出しても収まることを知らない怒りなどがその人を満たし、何かの拍子に"人間からズレ"たら、鬼と定義しても良いでしょう。
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2008-11-02 2008-11-22追記あり 2010-09-04写真サイズを変更 チリモンとは? プランクトンとは? 材料と道具 チリモンの観察 こんなのが見つかりました魚類 甲殻類 軟体動物 こんなのも見つかりました 関連サイト チリモンとは? チリモン(チリメンモンスター)とは、ちりめんじゃこに混入している異物のことです。きしわだ自然資料館の方による命名だそうです。で、その実体は、さまざまな動物プランクトンです。最近は科学館などで、小学生を対象にチリモンを観察する会が開かれ、大人気だそうです。 和歌山県湯浅町のちりめんじゃこ屋さんが、異物が多く混入した、チリモン観察専用の特殊仕様のちりめんじゃこを販売しています。通販で販売されていますので、購入してみました。 プランクトンとは? プランクトンとは、水中を浮遊する生物の総称です。遊泳する能力をまったく、あるいはほとんど持ちません。一般には小型の水中生物、と理解されているようですが、本来、プランクトンという言葉には大きさの概念は含まれません。したがって1mを超えるようなクラゲでもプランクトンに含まれます。 ちなみに遊泳する生物はネクトン、海底で生活する生物はベントスといいます。 材料と道具 チリモン250g(カネ上から通販で購入、730円)、黒のイラストボード、ピンセット、 割りばし(先端を薄く削っておくと使いやすい)、プラスチックシャーレ、ルーペ、 海洋プランクトン図鑑、カメラ(マクロレンズと三脚、ケーブルシャッターで撮影) チリモンの観察 チリモン入りのちりめんじゃこを黒のイラストボード上に広げます。割りばしでかき分けながら、面白そうなものをピンセットでつまみ、シャーレに取っておきます。ついつい、つまみ食いをしてしまいます(塩茹でうまい!)が、チリモンは食用ではありません。自己責任で! こんなのが見つかりました 魚類 ちりめんじゃこは、おもにカタクチイワシの仔魚を塩茹でして天日で干したものです。探してみるとカタクチイワシ以外の魚類も入ってます。種を判定するのは難しいのですが。 左はタチウオのように見えます。右は、吻の形からヤガラのように見えます。確信はありませんが。 (ゆめえびさんから、右側の魚はヨウジウオではないかとコメントをいただきました) 左は、くちばしのよう見える口や腹部の様子から見てフグだと思われます。右は、ちりめんじゃこの正体、カタクチイワシです。 左はカワハギです。右はカマスでしょうか? よくわかりません。 (ゆめえびさんから、右側の魚はタチウオではないかとコメントをいただきました) 甲殻類 左はカニのゾエア幼生、右はメガロパ幼生です。 受精卵からふ化した直後のカニの幼生を、ゾエア幼生といいます。これが脱皮を繰り返してメガロパ幼生となります。メガロパ幼生は、はさみを持っており、カニらしい格好なのですが、尾部が後ろに延びています。これが腹部に折りたたまれてカニの成体になります。 左のはカマキリに似た特徴的な捕脚を持っているので、たぶんシャコの幼生です。右のは何でしょうか? ちなみにシャコは円偏光の回転方向を識別できる眼を持つ、今までに知られている唯一の生物だそうです。 (ゆめえびさんから、右側のもシャコではないかとコメントをいただきました。) 軟体動物 タコも見つかります。 2008-11-22追記 こんなのも見つかりました 左側はタツノオトシゴという魚です。外見はまるで魚に見えないけども、でも魚です。タツノオトシゴは、メスが卵をオスの育児嚢に産み付け、そこで受精します。育児嚢の中で稚魚がふ化するので、まるでオスが子供を産むように稚魚が育児嚢から出てきます。 右側はカニダマシです。外見はまるでカニだけども、実はヤドカリの仲間です。カニは1対のハサミと4対の脚を持ちますが、カニダマシもヤドカリも、脚は3対です。 関連サイト きしわだ自然友の会>チリメンモンスターon the web 見て、見て、チリメンモンスター カネ上>チリメンモンスターを探せ! WIRED VISION>「円偏光」を感知できる特殊生物、シャコ こんにちは、初めまして。私のブログをご紹介くださってありがとうございます。 チリモンのお写真拝見しました! 一番上の段の右は、ヨウジウオだと思います。ヤガラはすごく長いクチバシみたいな口と、これまた長~い糸のようなシッポがあります。 3段目の右も、もし体の銀色が残っていたらタチウオではないでしょうか? かなり小さなタチウオも混じっていますので。 シャコの右のも、はっきり見えないので自信はないですが、目の様子がシャコっぽいですね? チリモンは、完全な姿のものが少ないうえに、茹でられて色が変わっているので、専門家の方でも同定にはお困りのことが多いようです。 専門の方に名前を教えてもらってから、図鑑と見比べても「ヘ~~これが?」ということもしばしばですもの。 -- ゆめえび (2008-11-04 09 46 22) ゆめえびさん、こんにちは。 管理人のyu-kuboです。コメントありがとうございます。 それから、参考にさせていただきました。 こちらもありがとうございます。 あの細いのはヨウジウオなんですね。どっちか迷ったのですが。 それから、シャコの隣のは捕脚がなかったのでわかりませんでしたが、 そういわれてみると、脚の取れちゃったシャコかも。 判定は難しいですね。 (^^ゞ -- yu-kubo (2008-11-05 08 13 57) 名前 コメント Copyleft2005-2008, yu-kubo.cloud9 all rights reversed
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「投影、フューチャータイム! 誰じゃ?俺じゃ?忍者! フューチャーリング、シノビ!シノビ!」 【ライダー名】 仮面ライダーウォズ フューチャーリングシノビ 【読み方】 かめんらいだーうぉず ふゅーちゃーりんぐしのび 【変身者】 白ウォズ黒ウォズ 【スペック】 パンチ力:18tキック力:44.5tジャンプ力:ひと跳び87.4m走力:100mを1.6秒 【基本形態】 仮面ライダーウォズ 【声/俳優】 渡邉圭祐 【スーツ】 永徳 【登場作品】 仮面ライダージオウ(2019年) 【初登場話】 EP18「スゴイ!ジダイ!ミライ!2022」 【詳細】 ウォズがビヨンドドライバーのマッピングスロットにシノビミライドウォッチをセットし変身したウォズの派生形態。 複眼センサーには「シノビ」という立体的な文字が収まっている。 未来に存在する仮面ライダーシノビの力を投影し、その能力を獲得した姿。 シノビ同様の機動力の高さを売りとし、隠密戦闘や変わり身等の忍術を駆使した戦闘を得意とする。 専用武器は基本形態同様にヤリ、カマ、ツエの3つのモードを持つ「ジカンデスピア」。 この姿では主にカマモードで戦う。 【各部機能】 頭部は仮面ライダーシノビの能力を付与したキャリバーS/FS。 額のクロックブレードSはシノビの能力が追加されたクロックブレードSシノビとなり、全ての周波数帯での通信が可能であり、 デジタル化や暗号化された情報も傍受してしまう。 「シノビ」の文字がトラックアイとして配置されたインジケーショントラックアイ・シノビは10km先の木の葉を見分ける視力を持ち、 暗視モード、透視モードといった複数のチャンネルを状況に合わせて使い分けることで様々な状況下に対応できる。 ウォズのフューチャーリング形態は仮面ライダージオウ、仮面ライダーゲイツなどのライダーアーマーに比べると置き換わっている部分はあまり多くない。 主に頭部と両肩を構成する、エクスパンションバンドライナーの部分がセットしたミライドウォッチのデータで、そのライダーの機能を付与する形状に変化する。 仮面ライダーシノビのミライドウォッチデータでエクスパンションバンドライナーはシノビアーマーライナーへと変化。 光学迷彩装置、ステルス機能など仮面ライダーシノビが有する隠密活動に適した特殊装備のほとんどを内蔵する。 胸部装甲にはホーミング機能を持ったシノビシュリケンがあり、ブーメランのように投げても使用者の手元に戻す事が可能。 仮面ライダーシノビの全能力は両肩のシノビショルダーに収められ、この部分の機能によって忍術を現実化し使用する。 相手の影に潜んだり、分身するなどアナザーシノビ以上の高度な忍術を行使可能にする。 必殺技は「忍法時間破壊の術(忍法時間縛りの術)」。 武器の必殺技は「一撃カマーン」。 【活躍】 EP18にて登場。 アナザーシノビになることを拒否した神蔵蓮太郎の言葉を受けて仮面ライダーシノビになる未来が確定したとして白ウォズによってシノビミライドウォッチが誕生。 アナザーシノビを上回る機動性で終始圧倒し、神蔵蓮太郎がすでに戦意を喪失していたこともあって一方的な戦いを繰り広げ撃破した。 アナザーリュウガ戦でも変身するが、攻撃反射能力に苦戦。 分身して複数の方向からの同時攻撃を繰り出すも、本体の位置を見抜かれ反射した攻撃を集中して食らう羽目になってしまう。 変身者が黒ウォズに切り替わっても変わらずに変身しているが、ゲイツリバイブ疾風のスピードはこのフォームの機動力を遥かに凌駕するものであり、初戦では敗北したものの、反動の激しいゲイツリバイブを使わせたことで体力を削るという目論見自体は成功した。 ディエンド戦では召喚された仮面ライダーアクセル、仮面ライダーバースと対戦。 アクセルとバースのコンビネーションに翻弄され、スキを突いたディエンドのディメンションシュートが直撃し倒れ伏すも実際は演技であり、変わり身の術を使って油断したディエンドをジカンデスピ(カマモード)で切り裂いて盗まれたゲイツライドウォッチなどを回収した。 アナザーアギト戦でも変身。 ゲイツリバイブと機動力に優れたフォーム同士、撃破数の勝負に出て複数に分身した状態でアナザーアギトの大群に突っ込み、一撃カマーンを発動して大量に撃破した。 EP37では地球に飛来する隕石と共に地球にやってきたワームが脱皮し、クロックアップに対処するため変身。 時間を引き伸ばすことで超高速移動するゲイツリバイブ疾風はともかく、スピード自体ではクロックアップより遅いはず(空中戦闘時のシノビの飛行速度までは不明)だが、それにも関わらずクロックアップしたワーム成虫態の動きに追従し撃破に成功している。 以後は強化形態のウォズギンガファイナリーが主体になったので、あまり登場しない。 『ゲイツ、マジェスティ』では白ウォズが変身する形態として登場、ディエンドと対決、隙をついてライダーの力を奪い取ることに成功。 ちなみにディエンドは上述の本編戦闘でも変わり身の術に引っかかって反撃を受けている。 『小説 仮面ライダージオウ』ではウォズギンガ系以外ではフューチャーリング形態で唯一変身に使用しており、そこからギンガファイナリーにフォームチェンジする。 【余談】 雑誌「宇宙船」によると、仮面ライダーウォズのスーツは該当箇所のパーツを取り替えることで撮影に対応しているとのこと。 具体的には上記の頭部、胴体中央部のパーツ、両肩となる。 なお、「フューチャーリング」という言葉は、「未来(Future)」とテーマ収集から転じて「客演」などを意味する「フィーチャリング」とかけた造語。 意味合いを読めば、「未来からの客演」となるか。フューチャーリングシノビであれば、「未来から(仮面ライダー)シノビの客演」という意味ともとれる。 劇場版のジオウではワクセイフォームが登場していたためか、シノビフォームという名称がパンフレットで記述されている。
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※やまなんとかのwikiはこちら ※彦星のりおに願いを叶えてもらいましょう→彦星のりお ※のりお美術館でのりおの絵をかこう ※のりお動画の解説ページができました ☆★☆★☆★HAPPY BIRTHDAY!☆★☆★☆★ ☆★☆★☆★いつも笑いと幸せを分けてくれてありがとう★☆★☆★☆ ☆★☆★☆のりおくんがリア充&ネト充な一年をおくれますように☆★☆★☆ ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 全ての板住人より 7月7日の配信の流れ 21 10- メール告知 21 16- 配信開始 ∫ のりおはいません。のりおは実家です ∫ バトレボ予定 21 50- やまもとがポケモンバトルについて解説する実況 ∫ 使うかわからないペイントも準備。BGMはポケモンバトルメドレー ∫ 初歩的なことから。ここにはまとめ切れないのでやまもと先生に直接聞いてみましょう ∫ 物理がアナルで特殊がまんこ!みんなも覚えよう! ∫ ポケモンバトル解説ノート 00 26- バトレボ開始 ∫ 今までの復習をかねて、自分のバトルパス同士で対戦 ∫ 自分で二人対戦はつまらなすぎた。CPUと対戦しながら解説 01 48- バトレボ終了。雑談タイム 02 37- 配信終了 (ED曲 「SPARK」THE YELLOW MONKEY) *・゜゚・* .。..。. *・ お知らせ ゚・* .。. .。. *・゜゚・* ※やまなんとかのwikiはこちら ※7月7日はのりおの誕生日です ※当日のメイン:のりお→のりお美術館でのりおの絵をかこう ※アンケートをまた追加しました(7/6,7/7) → お試しアンケート ★初めて配信を視聴する方へ ※このwikiにはのりおの友達がやっている配信についても書かれています。 ※配信にのりおがいなくてがっかりした方はニコニコ動画をご覧ください。 ★wiki厨より ※のりおの友達が嫉妬に狂ってこのwikiを荒らした場合、一時的に編集制限をかけます。 ※のりお動画の解説のページを作りました 【現行スレ】 のりおスレ のりお専用スレッドhttp //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/radio/4657/1230484563/ 雑談スレ 隣人スレPart4http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/radio/4657/1246349047/ 絵スレ 絵、描こうぜ!http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/radio/4657/1230517306/ Wikiスレ カントリーマーム専用http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/radio/4657/1230487168/ 【のりお動画】 のりお動画の解説 <新作> のりおの友達のブログ やまもと実況&生配信ブログ ときどきのりお。 やまもとラーメン&つけ麺ブログ のりおマシマシ。 第一回「やまもとに旨いラーメン&つけ麺屋を教えてくれ」企画【秋葉原編】 こんにちは!初めまして!ラーメン大好きやまもとです!ぶっかけ肉棒ラーメンください!趣味はラーメンを食べることです!職業はラーメンを食べる仕事です!あ、忘れてた、好きな食べ物はラーメンです!そんなラーメン大好きな僕ですが、実はまだまだ東京のラーメンについては詳しくありません…。東京のおいしいラーメン屋にいってラーメンエネルギーを集めてこないと、ラーメン界の女王様(べん髪)に怒られてしまうんです!お願 3/13 日記 わたしのおなかのまえではかないでください 9/30 日記 近所の丸亀製麺の前を通ったら「ぶっかけ肉ぼううどん」って書いてあって『おいおい世も末だな』と思ったら「ぶっかけ肉ごぼううどん」だった。みんな気をつけろ。恥かくぞ。 9/29 日記 これから日記書いていきます。がんばります。日記書いてないときはTwitterで書けって言われたら書くかもしれません。がんばります。きょうのにっき急に寒くなってトイレの便座にゆっくり座らないといけなくなってきた。けどうちの便座はあったかくできるタイプのやつなので強い。さすがマンションだ。おわり 9/6 日記 バタコ税一バタコ700円 引用元 : http //yamamoto8181.blog67.fc2.com/?xml やまもとのポケモンブログ やまもとポケモンブログ アーボック アーボック amp;nbsp; HP攻撃防御特攻特防速さ608569657980タイプ:どく 特性:いかく/だっぴ タマゴ:陸上/ドラゴン(5355歩) ステータスはどれも並か並以下だが、たくわえるや眠る脱皮のコンボなどにより、耐久型として採用されることが多い。 特性はどちらも優秀。技バリエーションも豊富で型が読みにくいかと思いきや実戦で使える型は限られているという側面も。 乏しい決定力をどう補っていくかが課題となってくる。 【物理 グランブル グランブル amp;nbsp; HP攻撃防御特攻特防速さ9012075606045タイプ:ノーマル特性:いかく/はやあしタマゴ:陸上/妖精(5355歩) よくリングマと比較されるが、あっちとは火力面で劣るも器用さでは勝る。地味に卵グループは妖精だったりするので技バリエーションが豊富。電磁波やリフレクターなどサポーターにも向く。素の耐久はあまり高くないが威嚇がある。それでも居座れるほどの耐久にはならないのでバランスよく扱いたい。【 キュウコン キュウコン amp;nbsp; HP攻撃防御特攻特防速さ73767581100100タイプ:ほのお特性:もらいびタマゴ:陸上(5355歩) 催眠の命中率が下がったため、従来の催眠悪巧み型がやや安定しづらくなった。HGSSでパワースワップを習得。元々のステータスに合った、小回りの利くサポーター型に立ち返るべきかもしれない。素早さは半端で過信はできない。が、相手を選べばうまく翻弄もできるだろう。【サポーター型】特性:もらいび性格:おくびょ 引用元 : http //yamamoto818181.blog88.fc2.com/?xml のりおは合計 - +340834 人に愛されています! 今日は - 人、昨日は - 人がのりおのことを考えました
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Assassinate[不明] じりじりと肌を刺す強い日差し。 天に架かる太陽が、恵みではなく悪意となる地。砂漠。 日に灼かれ、色あせた熱砂は降り注ぐ光を同じ強さで照り返す。 さらに乾いた風が焼けた砂を巻き上げ、針となって全身を突き刺す。 毒虫さえも夜を待って砂の下に潜み、動く物と言えば砂そのものの怪物のみ。 砂漠の中心、アサシンギルドの置かれた土地はそんな場所なのだ。 土地の民であれば全身を服で覆い、頭にも布を巻くところだろう。 凶暴な日光に耐えるにはそれしかないのだ。 しかし今、日差しの下を進む半裸に近い姿の男女の列があった。 ドサッ 列の中程で女が倒れた。 しかし前後の男女と手錠を縄で繋がれており、そのまま砂の上を引きずられる。 「…せめて倒れた者の落伍を許せ。これでは他の者も長く保たん」 列の先頭近く、武装した一団に囲まれた男がかすれ声を出した。 彼を捕らえた鎖の端を手に、無表情な男が答える。 「あなたが目的を話して下されば、すぐにでも。アサシンマスター」 「…もう答えたはずだ」 ギルドマスターは連行される部下達へ視線を送り、苦渋に満ちた声を出した。 アサシン達は徹底的な武装解除を受けており、何一つ隠し持てないよう靴まで奪われている。 アサシンギルドでの戦いとここまでの強行軍で、もはや全員がいつ倒れてもおかしくない状況にあった。 「ではこのままプロンテラまで同行願うだけです」 「……」 無情な答えにギルドマスターは歯ぎしりする。 比較的丁重に扱われている彼でも、むき出しになった腕や首筋はすでに火傷のような状態になっている。 衣服の多くを奪われた部下達はその比ではあるまい。 彼らは今この瞬間も責め苦を受け、着実に死への道を辿りつつあるのだ。 …自分のために。 彼の背からふっと力が抜ける。それを見て取って無表情な男が質問した。 「あなたの目的は?」 迷った末、ギルドマスターは押し殺した声をしぼり出す。 「……お前達の殺戮ゲームを止めることだ」 「なぜ?」 即座に飛んだ次の質問に対し、ギルドマスターはかろうじてひび割れた唇へ嘲笑を浮かべて見せることに成功した。 「…お前達の行為は、時代に必要とされていないからだ。そうでなくても人の死が溢れている、この時代にはな」 「では、どうやって止めるつもりでした?」 皮肉めいた言いにも相手の無表情は動かず、ただ淡々と質問を重ねる。 ギルドマスターはしばらく答えなかった。しかし繋がれたアサシン達からさらに倒れる者が出るに至って苦々しげに口を開く。 「……♂アサシンに島の基本構造を聞き出させ、ゲーム中に破壊するはずだった」 「他には?」 「それだけで充分だ。この国に今すぐ同じ物を建設する余力はない」 「それを信じろと?」 「事実だ」 「……」 吐き捨てるような彼の言葉に対し、男は沈黙で答えた。 ギルドマスターが苛立たしげにうなる。 「質問には答えたぞ。部下を解放しろ」 男は無表情な顔に苦笑とも嘲笑とも取れる小さな笑みを浮かべた。 「あなたの要求は倒れた方を置いて行くことではなかったのですか?それにまだあなたの言葉が真実だという確証がありません」 そして再び冷酷に問う。 「もう一度聞きます。あなたの目的は?」 瞬間。 ピシッ 炎天が凍てついた。 「っ!」「な…」 殺気。殺気。殺気。 血も凍るほどの殺気。 そこに至って初めて灰色の人影に気付く。 どれほどの時間気配を消したままそこにいたのだろう。 砂丘の陰、風化した骨の間、何もない砂の上。 3つの影が当たり前のように周囲を取り囲んでいた。 ズッ 「ぐ…っ」 殺気と人影に気を取られた刹那。砂を割って飛び出した数個の紫影が杖を持った男女を切り裂く。 さらに三方の影が半弧状の衝撃波を放った。 「ソウルブレイカー!」 無防備なところに猛打を浴びた弓使いが崩れ落ちる。 そして気を取り直した一行が武器を構える前に襲撃者達は姿を消した。 「密集!対アサシン戦!」 奇襲によって遠距離戦力を半減させられた一団を統率し、男が無表情を捨てて叫んだ。 「サイト!」「ルアフ!」「集中力向上!」 人質と男を中心に円陣が組まれ、隠れたアサシンを見つけだす為のスキルが連呼される。 しかし、それにあぶり出されたのはアサシン達だけではなかった。 やや離れた位置にプリーストが3人、並んで現れる。 「「アスペルシオ!」」「聖体降臨!」 彼らの呪文によって追撃はすべて無効化された。 その間に襲撃達は充分な距離を取って気配を断ち、それを確認したプリースト達もテレポートして逃げる。 「武器持ち替え。盾構え。ニューマとアンクル、ファイアウォールを」 男は素早く防御を指示する。 待ち構えていたのがアサシンだけではないと言うことは、この襲撃が突発的な物ではなく計算された罠に違いないと言うことだ。 それはとりもなおさず、懸念していた反逆の根が広く根深い物であることを示している。 「アサシンども、降伏しろ!貴様らのギルドマスターと仲間は我々の手にある!降伏しなければこれより1分ごとに1人殺す!」 当然ながら即答はない。 (ワープポータルの用意をしておけ) 男は小声で指示を出し、中央に固められた人質に歩み寄る。そして再び声を上げた。 「まず1人殺す!降伏しないなら全員死ぬまでそこで見ていろ!」 「貴様っ」 ギルドマスターが睨むが、男は動じない。 最悪の形ではあるが、男としてはギルドマスター1人連れ帰ればそれでいいのだ。他のアサシンは彼に対する人質に過ぎない。 そして1人であればポータルで連れ帰れる。わざわざ砂漠を徒歩で横断する必要も無い。 人質と砂漠横断はギルドマスターに対する拷問道具に過ぎず――失うことで事実追求は遅れるだろうが、これほど周到な罠に掛かったとあっては仕方ない。 「では…」 『――――、――』 人質全員の命を絶ち、ポータルで帰還する。その腹を決めたとき異国の言葉が砂漠に響いた。 ミッドガッツの言葉に直すとこうなる。 「脱皮しろ、サイドワインダー」 その言葉を聞いた瞬間、歯ぎしりしていたアサシンギルドマスターの頭がビクリと動いた。 「今のは何と言ったのですか?」 男が不審げに問うが、気にした様子もない。 「うおおぉぉっ!」 つながれた鎖を両手で握り、死にものぐるいの力でバックステップした。 鎖の先を手に巻いていた男があまりの勢いに引きずられる。 「何を!」 もちろん男を引きずり、円陣を組んだ男女の体に遮られて大して下がれない。 無理矢理もう一度跳ねるが、ファイアウォールに弾かれ、罠に挟まれて動きが止まる。 それでも円陣の外に飛び出してはいた。 「ええい…っ!制圧射撃!」 男はギルドマスターを押し倒し、襲撃者が近寄れないよう自分たちの周囲に矢と魔法の雨を降せる命令を下す。 しかし 「――――!」 今度はギルドマスターの口から異国の言葉が響いた。 「「「「「ベナムスプラッシャー!!」」」」」 「馬鹿な…」 ギルドマスターの声に応え、幾重にも重なった叫びに男は当惑した。 叫んだのは人質の半数近く、およそ10名ほど。 おそらくベナムスプラッシャーを会得している者全員なのだろう。 しかし、そんなものを使えるはずがないのだ。 ベナムスプラッシャーの使用にはレッドジェムストーンが必要であり、さらに対象がある程度傷を負っている必要がある。 そのどちらの条件も満たしていない。身体検査には完璧を期して肛門まで調べたし、ギルド襲撃時に負った傷は治療した。 まして自分たちはアサシンと戦うために来たのだ。大半が鎧にアルギオペカードを使っている。 毒による攻撃など効くはずもない。 (――?) 何かが引っかかった。 しかしその意味に気付く暇はなかった。 ボバッ!ボボンッ!バシャッ! 人質達の肉体が凄まじい勢いではじけ、猛毒を帯びた血煙が一帯に充満する。 「があああぁぁぁっっ!」 10発近いベナムスプラッシャーの多重発動。 ロードナイトであっても生き残れる物ではない。 巻き込まれた武装集団が白目を剥き、泡を吹いて次々に倒れる。 敵を巻き込んでの自爆。 これこそがベナムスプラッシャーという術本来の用途だった。 ジェムストーンとは術の反動を吸収する、いわば安全装置である。敵もろとも死のうという時にそんな物は必要ない。 敵に傷を負わせる必要もない。負傷した自分自身が目標なのだ。 「聖体降臨かっ」 ギルドマスターの上で、ただ1人生き残った男がうめく。 アサシン達を守るためと見せかけ、その場全員の鎧を祝福していたのだ。 鎧を聖属性にしてしまえば、毒属性の攻撃は多少弱まるものの有効になる。 「あとは貴様だ」 ギルドマスターは答えようとせず、口調と表情を冷酷な殺人者のそれへと一変させて男の首を絞め上げた。 「放せっ……ぐぁっ!」 慌てて振り払ったその背を刃が貫く。 さらに近づく複数の死の気配。 姿を消していた襲撃者達だと気付くより早く、彼は蝶の羽に手を伸ばした。 「あの男、死んだか?」 「さあな」 ギルドマスターの言葉にアサシンクロスはそっけなく答える。 確かに蝶の羽が発動する直前、いくつかの攻撃は届いた。だが本拠へ戻れたのなら蘇生も治療も受けられるだろう。死んだとは思いにくい。 ギルドマスターは苦笑した。 「俺は一応ギルマスという事になっている。もう少しうやまえ」 「さっきまではな」 「ふん」 やはりそっけない返答にギルドマスター…いや、ギルドマスターだった男は肩をすくめる。 彼は影武者だった。 『脱皮しろ、サイドワインダー』 このキーワードによって解けるまで、強力な暗示で心の底から本物と思いこんでいた。 だが、本当のギルドマスターは別の場所に居る。 当然だろう。アサシンギルドは計画殺人を生業とする犯罪組織なのだ。国家をはじめとして敵対する組織・個人には事欠かない。 そんなギルドのマスターが、いかにも重要そうな場所の中心に、いかにもお偉いさんですとばかりに鎮座しているわけがないのだ。 騎士団や教会とはわけが違うのである。 ではなぜ、影武者に過ぎない彼を救出に来たか。 これも答えは単純。 アサシンクロス達は彼を救出に来たわけではない。 彼らの任務は”影武者の知識を親衛隊の手に渡さないこと”だった。 本物でないとはいえ長期にわたって影武者を演じてきたため、外部に漏れてはならないことも多数知悉している。 救出できれば最上であるが、難しいと見れば即座に口を封じる予定だった。 影武者もそれを察したからこそ自力で逃げたのだ。 失敗した場合、部下の自爆に巻き込まれる覚悟の上で。 暗殺者とは本来そういう存在であり、彼は暗殺者の中の暗殺者だった。 彼の掲げていた平和主義や正義感も、影武者としての暗示と共に植え付けられた作り物の性格に過ぎない。 アサシンを冒険者として世間に送り出すに当たり、アサシンギルドがただの暗殺組織ではまずかったのだ。 そこで対外的アピールのため、影武者は『独善的ではあるが正義の人』として設定された。 …もっとも、結果的には冒険者となったアサシン個々の言動の方が何百倍もの意味を持っていた。 本来アサシンとは相容れるはずのない教会の人間――プリーストの手助けを受けられるのも、彼らの築いたコネあってのことだ。 とは言え、彼こそが冒険者アサシンの任命や育成を行っていることを考えれば、間接的に効果はあったといえるだろうか。 「俺の次の任務は聞いているか」 治療を終え、さらにすべての死体を蘇生不可能なまでに破壊してから影武者が訊ねた。 アサシンクロスは答える。 「地に潜み、BR参加の目的を果たせ。以上だ」 「了解した」 BRに参加者を出した目的。 すなわちアサシンの強さ、恐ろしさを王国に思い出させること。 BRでは失敗したとは言え、こうしてそれを補って余りあるほどの死を振りまいた。 この事実が、そしてこれから続く王国との暗闘が噂になれば目的は達せられるだろう。 直属の親衛隊ではなくとも、その配下を殲滅したのだ。躍起になって捕らえにくるに違いない。 そして彼としても、このままにして置くつもりはない。 「では、な」 「ああ」 影武者はアサシンクロスへ軽く片手を上げてみせ、そのまま背を向ける。 お互いそれ以上の言葉はなかった。 この日よりアサシンギルドマスターと呼ばれていた男は消息を絶ち、王国の闇で暗躍し始めた。 戻る
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『抜け殻』『脱皮』『小箱』の続きになります。 ======== 『空蝉』 「緊急事態です!」 暑い日だ。燦々と輝く日差しが降り注ぐ部室に、爛々と目を輝かせる古泉がいる。 「どうした、古泉」 「どうも、機関の非主流派が橘の手の者と通じているようで、あなたのことを狙っているとの情報が入りました」 橘? あの機関の敵対組織のやつか? 「ど、どういうことだ?」 「最近の安定した状況に、機関の存在意義が危ぶまれていると勝手な解釈を……」 「それで、俺を狙ってハルヒを焚きつけようというのか?」 どうしてみんなハルヒにちょっかいを出したがるんだ。酷い目に遭うのはいつも俺なのに。 「とにかく、差し迫った危険を回避するためにあなたは身を隠す必要があります」 「どうすればいい?」 古泉は長机を回りこむと、ぐっと俺に近づいてきた。そして、ポケットから小さな箱を取り出すと、俺の目の前に差し出した。 「ここに僕の抜け殻があります、これを被って僕に成りすましてください」 「何?」 「あなたと僕では、ほぼサイズ的には問題ないと思います。ごく一部分を除いては」 「一部分ってどこなんだよ」 「まぁまぁ。とにかく服を脱いで裸になってください。そして、これを身に着けるんです。一部分も含めてです」 「こ、こら、それ以上変に近づくな、自分でできる……」 「いえ、あなたはただじっとしていればいいんです、フフ」 「やめろ、古泉! ベルトから手を離せ!」 「いいじゃないですか、お手伝いしますよ」 「や、やめろおぉぉぉぉぉー」 ……ぉぉぉぉおおおお、お? 視界の中に見慣れた天井の模様がはっきりしてきた。暗い……、夜か? ここは、俺の部屋? どうなっているんだ? 今のは……、そうか、夢、か……。 ベッドから身を起こして時計を見ると三時だった。 いやな夢だ。なぜ俺が古泉にズボンを脱がされなければならないんだ。しかもあいつは自分の抜け殻を着ろと迫ってきた……。 俺は額の冷や汗を右手で拭うとベッドから降りて机の前に行き、引き出しの奥から、三つの小箱を取り出した。 これのせいであんな夢を見たのか……。 成り行きで手にすることになった、宇宙人と未来人の抜け殻が入った小箱を、俺はぼんやりと見つめている。 成り行き? いや、長門が半ば強引に……、でも、俺にも興味があったのは事実だ。まだ、小箱の中身を三つを並べてじっくりと眺めてみたことは無いけれど。 『緊急事態に陥った時に使って』 先日の長門の言葉が思い出された。とりあえず、しばらくの間は、常に持ち歩いた方がよさそうだ。緊急事態が起ころうが起こるまいが、この小箱の存在を誰かに知られるわけにはいかないしな。 ふぅ、もう一眠りできるだろうか? 小箱を引き出しにしまい、俺は再びベッドに潜り込んだ。 結局、その後もたいして眠れなかった。おかげで、今日は授業中も寝てばかりだった。なに、普段と変わりないって? ほっといてくれ。 「あんた、相変わらずよく寝るわねー、どっか悪いんじゃない?」 午後の授業が始まる前のことだ。俺の後ろの席のハルヒはあきれた様子だった。 「いろいろ苦労があるんだよ」 「なにが苦労よ。ホントに苦労してるんなら、寝てるヒマなんかないわよ」 「へいへい」 当面の苦労の種は、かばんの中の三つの抜け殻だが、なぜそんなものを俺が手にする事態になったか、ということについて「なぜなぜ」と、とことん辿っていくと、行き着く先は、ハルヒ、お前にぶち当たるんだぜ。すべての道はハルヒに通じている。責任とってくれよな。 「なに? なんか言いたいことでもあるの?」 「いいや、なんでもない」 「ふん」 ハルヒはプイっとふくれて窓の外を見ている。でも、心底怒っているわけではなく、会話を楽しんだ、と言う感じのリラックスした横顔だった。 その後の午後の授業も記憶がはっきりしないうちに終了したようだ。気がつけばすでに放課後モードになっていた。 「じゃ、お先」 「うん、あとで」 掃除当番のハルヒを残して、俺は教室を出て部室へとむかった。ハルヒは結構律儀に掃除はしている。適当に理由つけてサボったりしそうにも思えるんだが、こういうところも常識が支配しているようだ。その勢いで、妙な灰色空間など出現させないでいて欲しいわけだが、その辺は古泉の守備範囲なので俺としては深入りはしないし、したくもない。 いつものようにノックして部室のドアを開けると、デフォルトの長門に加えて珍しく古泉も来ていた。いつもの笑顔に少し怪しい光を感じたが、それは昨夜の夢のせいかも知れない。朝比奈さんもまだのようなので、おいしいお茶はいましばらくお預けだ。 「よお、早いな」 「どうもです」 古泉は少しばかり頭を下げた。 「涼宮さんは掃除ですか?」 「そうだ、まじめにやっているようだな」 俺はいつもの場所に腰を下ろした。長門は、普段どおり丸テーブルの横でなにやら分厚い本に目を落としている。たまにはマンガでも読んでみてはどうだ、と言ってやりたいね。結構気に入るかもしれないしな。 一方、古泉は長机の上で組んだ指先をじっと見つめていたが、顔を上げるとすこしばかりまじめな表情で静かに話し始めた。 「涼宮さんがいらっしゃる前にお話ししておこうと思うのですが、実は、あなたに危機が迫っているようなのです」 「なに? 俺に?」 長門も少し驚いた様子で顔を上げた。 古泉は軽く腕組みし、やや伏し目がちに物憂げな様子で続けた。 「機関の非主流派の一部が、例の橘の手の者と通じているようで……」 ん、あ、あれ? どこかで聞いたような状況……。 「どうやら、最近の安定した状況に対して、機関の存在意義が危ぶまれていると勝手な解釈をしているようです」 な、な、な、なにぃ? 「そこで、涼宮さんを焚きつけてコトを起こすために、あなたに危害を及ぼそうと……」 そこで古泉はぐっと体を乗り出すと、少しばかりいつものニヤケ顔に戻った。 「でも大丈夫です、フフ」 眼前に迫ってくる古泉の笑顔に、昨夜の夢に登場した古泉の危険な笑顔が重なって、俺の背中に電気が走った。思わずズボンのベルトを確認し、少しばかり後ずさりすると、俺は叫んだ。 「ま、ま、待て、まさかお前の抜け殻を被って身を隠せ、なんて言うんじゃないだろうな!?」 「は? 僕の抜け殻? 何のことですか?」 あっけにとられた古泉がぽかんと口を開けた後ろから、長門の声がかぶさってきた。 「彼は今、わたしの抜け殻を持っている」 「な、長門さんの抜け殻? なんですか、それは?」 こんな表情の古泉など見たことが無い。狐と狸に同時につままれたようだ。 どうやら古泉は俺のズボンを強引に下ろそうとしているわけではないことははっきりした。とりあえず落ち着いた俺は、椅子に座りなおすと、古泉に面と向かい、状況を説明することにした。 「うん、いや、実はな……」 俺は例の抜け殻のことをかいつまんで古泉に話した。古泉は、時折、「ほぉ」とか「なるほど」とか、大げさに相槌を打ちながら話を聞いていたが、最後に、 「安心してください、僕は脱皮はしません。あなたと同様にこの時代を生きる普通の人間ですので」 そういって、いつもの笑顔で微笑んでいた。 「頼むぜ、お前の抜け殻まで俺は持ち歩きたくはないからな」 古泉は無言で肩をすくめて苦笑いを見せたが、すぐに真顔になって話し始めた。 「いずれにせよ、あなたに危険が迫っていることは確かです。どうやら長門さんの抜け殻をうまく利用することも考えないといけないようです」 「同意する」 「長門……」 「そろそろ涼宮さんも掃除を終わってこちらにこられる時間です。続きは、よろしければ長門さんのご自宅で、いかがですか?」 古泉の問いかけに長門は間髪を入れずに答えた。 「わたしは構わない」 「わかったよ、なんだか知らんが、俺もヒドい目には遭いたくないからな」 「では、今日の解散後にあらためて長門さんのところに集合しましょう」 「朝比奈さんはどうする?」 「そうですね、とりあえず僕たち三人だけでいいんではないでしょうか」 「同意する」 再び即答する長門。 うん、そうだな。ここに朝比奈さんが入っても、申し訳ないが正直役に立つとは思えない……。古泉の言う通り、俺たち三人でコトに当たるのがよさそうだ。 「じゃ、よろしくな」 その後すぐにハルヒと朝比奈さんが前後して部室に到着した。そして、いつもと変わらぬように団活動にいそしんだ俺たちは、長門の合図と共に今日のメニューを終了し家路についた。 坂の下で解散した一時間後、俺と古泉は長門のマンションのリビングでコタツ机の定位置に座っていた。このコタツ机とも長い付き合いになるわけで、おのずと座る位置が固定してしまっている。慣れとは恐ろしいもので、たまに違う位置に座るとなんとなく落ち着かない気がするようにさえなった。 今、その机の上には、長門が出してくれた三つの湯飲みと、例の三つの小箱が並んでいる。古泉は長門の抜け殻の入っている青い箱を手に取ってしばらく観察しいていた。 「そうですか、これがTFEI端末の体表保護皮膜ですか」 「あとそのピンクのやつが朝比奈さんの、えっと、SPSだったっけ?」 長門の方に振り向いて確認してみると、即座に応答が返ってくる。 「そう、Surface Protect Shield」 「それが入っているらしい。俺も実物はまだ見ていないんだが」 朝比奈さんが『見ないで』と言ったので今のところ俺はその言葉に忠実に従っている。箱の中になにが入っているか確認したわけではないが、生真面目な朝比奈さんのことだ、きっときれいにたたまれた朝比奈さん自身の抜け殻がそっと納められているはずだ。 「先ほどの話だと……」 古泉は、手にした小箱を再び机の上に置いた。 「中に入ることができるそうですね」 「彼は、わたしの中に入ろうとした」 「『わたしの抜け殻の中』だ」 俺は少しばかり情報の伝達に齟齬が発生しそうな言い回しを修正した後、話を続けた。 「長門は小柄なんで、抜け殻の中は狭いんだ。肌に密着するし大変だったんだ。片足入れるだけでも結構時間がかかった」 俺はあの夜のことを思い起こした。右足だけ抜け殻に入れたところで抜けなくなってしまったことを。そして、夜中にここまで駆けつけて、長門が俺の太ももをサワサワしてくれたおかげで、やっとのことで俺も脱皮することができたことを……。 「大丈夫、少しばかり情報操作を行うことにより、抜け殻の着脱は以前より容易に行うことができるようになるはず」 「そうすると、後は衣装ですね」 古泉は俺と長門を交互に見ながら、自信たっぷりに頷いた。 「幸い、長門さんはほとんどいつも制服をお召しです。つまり、あなたの体のサイズに合わせたセーラー服があれば、いつでも長門さんに成りすますことができます。すぐにでも機関の方で用意させましょう」 「おい、待てよ、すると俺は抜け殻と一緒にセーラー服まで持ち歩く必要があるわけか?」 「当然です。さらに言うなら、必要に応じて長門さんと行動を共にした方がいいですね」 「長門と?」 「長門さんになりすまし追っ手を振り切るためには、まずは長門さんと行動を共にしないと意味がありません」 ふむ、そりゃそうだ。俺一人のときにいきなり長門に変身したら怪しいことこの上ない。 「今週末は、久々に例の不思議探索が予定されています。入手した情報によると、どうやらその日に何か計画されているようです。おそらく、探索が終了し解散した後、あなたが一人になった時を狙ってくるのではないかと予想しています」 古泉は、一言一言を噛みしめる様にはっきりと話すと、湯飲みを手にしてお茶をすすった。一瞬の静寂が無機質なリビングを包み込んだ。 「残念ながら、連中がどのような手段で来るかまではわかっていません。とりあえず探索終了後、敵の出方を見るために、長門さんと一緒に少しばかり街中を歩いてください」 「了解した」 長門は小さく肯いた。何かこう闘志というか決意に満ちた無表情だった。 「機関のものも適切に配置させます。うまく、連中の裏切りの証拠を入手できれば、今後の動きも抑えることができます」 ううむ、それってつまり……、 「……俺は囮か?」 「すみません」 申し訳なさそうに頭を下げた古泉だが、静かに頭を上げると力強く宣言した。 「しかし、当初予定していなかった長門さんの抜け殻を使うことによって、危険度はかなり緩和されると思われます。大丈夫です、あなたに危害が及ぶようなマネはさせません」 「わたしもついている。安心して」 長門が漆黒の瞳を輝かして俺のことをじっと見つめている。そんな長門は小柄ながらもとてもたくましく見える。長門がそういってくれるなら、それは俺にとって十分な重みを持っている。 「わかった、任せる。よろしく頼む」 翌日の放課後には、古泉から俺サイズの北高指定セーラー服が届けられた。 今、かばんを開けられると、俺は『変態』の称号をほしいままにできそうな状況ではある。女性の抜け殻三つにセーラー服だ。しかし、これらのアイテムは俺の身の安全のために必要なものらしい。あぁ楽しきかな、この日常……。 そして、毎日かばんの中身を気にしているうちに、あっという間に週末がやってきた。 ======== 週末、天気はよかったが俺の気分は晴れなかった。 そういえば久しく不思議探索はやっていなかったので、なんとなく新鮮な気もするのだが、やっぱり俺の奢りからスケジューリングされていたので、結局は、以前と一緒だった。 ただひとつ違うのは、今日は、俺に危機が迫っているらしいということだ。ただし、それも探索終了後ということなので、それまではごく普通に振舞わなければならない。 例の小箱と変装用のセーラー服は駅のロッカーに入れておいた。普段手ぶらで探索に来ているので、今日だけ紙袋をぶら下げるわけにもいかないからな。探索終了後に取り出して、長門と一緒に街中をうろつく予定だ。 ハルヒは、久々の探索と言うことで、すこぶる上機嫌だった。さらに午前の探索は、珍しく俺とのペアになった。いろいろありそうな今日一日のことに思いを巡らし若干ブルーな俺に、 「どうしたの、元気ないわね。あたしが元気あげようか?」 などと優しい言葉をかけてくれる。普段からこれくらいのことをしてくれれば、俺も苦労することは何もないのだが。 「お前の元気を貰ったら、俺はオーバーフローしてしまうよ」 「ははは、じゃあほどほどにしておいてあげるわ」 確かに、今日のハルヒからはいつも以上に、こっちまで元気させてくれるオーラが湧き上がっているのを感じる。午前中、一緒にあちこち回っているうちに俺の気分にも少しばかり晴れ間が差してきた。 午後は、長門と古泉と一緒の組になった。どうも、長門がくじ引きに少し細工をしたようだが、まぁ、いいだろう。俺たち三人は喫茶店に入って、今日のこの後の段取りについて、もう一度確認した。 「すでにあなたには尾行がついているようですね」 「ほんとか、古泉?」 「おっと、なるべく普通に話してください。二、三名が入れ替わりながらずっと尾行(つけ)ているようです。それ以外にも何人かいるようですが、まだ全貌はつかめていません」 せっかく午前中にハルヒに貰った元気だったが、一気にしぼんでしまいそうな感じだ。いったい、俺をどうしようと言うのだ。 「とにかく、普段どおりにしていてください。解散後もできるだけ長門さんと行動を共にしてください」 「わかったよ。長門、よろしくたのむ」 「了解した。大丈夫」 その後は三人でできるだけ人の多いところを選んで探索を行った。もちろん、万が一のことを考えてのことだったが、特には何も起こらなかった。確かに、万能宇宙人と、機関の主流派が一緒じゃ手出しはできまい。 「今日は、久しぶりに楽しかったわ。やっぱり不思議探索は我がSOS団の活動の原点ね」 午後の探索も終了し集合場所に集まった俺たちを前に、ハルヒは満足したように宣言した。 「今日は解散! お疲れー」 「お疲れ様でしたー」 朝比奈さんと一緒に去っていくハルヒの後姿を見送りながら、いよいよこれからが俺にとって本番であることを自覚し、少しばかり身が引き締まる思いだ。 「では、僕も失礼します。この後は長門さんにお任せして、僕はバックアップの方に回ります。大丈夫です、安心してください」 俺は機関に百パーセントの信頼を置いているわけではないが、SOS団結成以来のゴタゴタを通して、古泉のことは良き戦友として信頼してやってもいいと思っている。 「頼むぜ、古泉、長門」 そして、長門だ。この万能有機アンドロイドには俺は言葉にならないぐらい世話になっている。何か恩返しができればいいんだが、俺にできることは残念ながらほとんど何もないのが悔しい。 「例のものを……」 俺は長門と一緒に、駅のロッカーから小箱とセーラー服の入った紙袋を取り出すと、街の探索を再開した。 その後、しばらくウィンドウショッピングしたり、喫茶店でコーヒーを飲んだりしたが、俺は気が気じゃなかった。長門はいつもの様に終始無表情だったが、おそらく全身全霊をかけて周囲の状況を探り続けていたのだろう。 「なぁ、長門」 「なに?」 「やっぱ尾行されているのか?」 「店の外に一名、さらにその後方に二名。ただしそのうちの一名は古泉一樹側のもの」 「そ、そうなのか」 ううむ、どうしようもないな。長門がいてくれて助かった。俺一人だと、あっという間に敵の手に落ちて、すき放題されていたことだろう。 喫茶店を出てしばらく歩いていたが、そろそろ、街は暮れなずんできた。いつまでも長門といれば俺はおそらく安泰だが、ここは囮となって今後の憂いを排除する方向に持っていかないと、いつまでたっても危険と隣り合わせの追われる立場だ。 ふと隣の長門を見ると、漆黒の大きな瞳の輝きが五割ほど増しているのがわかった。何かある。 「どうした? 長門……」 「徐々に追っ手が間合いを詰めている」 「なに、ほんとか?」 「人数も増加している。危険」 「お前と一緒なら大丈夫だろ」 「そう。だが、彼らは、あなたがわたしと別れて一人になる時を待っている。そして、その時が近いと判断している」 「じゃあ、そろそろ……」 「そう」 通りを曲がると、急に人通りが少なくなった。しばらく行くと、長門が、 「こっち。ここに行く」 といって、俺の手を取って右側の建物に入ろうとした。 「おい、どこに……、って、これラブホ……」 「そう、ここで休憩」 「いや、あの、ちょ、ちょっと待て……」 「待てない」 こんなところを誰かに見られたらどうするんだよ、という突っ込みを入れる隙もなく、俺は長門に引っ張られるままにラブホテルに連れ込まれてしまった。 しばらくは何がどうなったのかよくわからなかった。ロビーのようなところの各部屋を紹介するパネルを操作しているうちに、気がつけば、シックな内装の少し大きめの部屋の、やはり少し大きめのベッドに長門と並んで腰掛けていた。 こんなところに長門と二人でいるなんて、なんか場違いだ。危険が迫っていることも忘れて、思わずあちこちきょろきょろしてしまうのが情けない。 テレビドラマなんかで見たことのあるようなケバケバしさはなく、全体的に落ち着いた感じのする部屋なのだが、妙に大きい鏡とかベッドの枕もとの用途のわからないスイッチ群とかが、怪しげな雰囲気を醸し出している。 「何がなんだかわからん」 「はじめて?」 「そうだよ」 「そう、わたしもはじめて」 そのわりにはチェックイン(というのか?)の手際はよかったな。長門のことだから何か情報操作でもしてくれたのだろうか。 「変装してすぐに出て行く必要はない。少しばかり時間をつぶし、相手の注意を引いてからの方がよい」 ベッドの縁にちょこんと座った長門は、隣に座っている俺の方を見上げながら少し首を傾けて言った。 「せっかくだから、少し休憩していく?」 二・三度まばたきした長門の大きな瞳に壁際の間接照明の明かりが映り込んでなんとなく潤んで見える。 「え、え、休憩って?」 「そう、休憩」 いや、あの、長門、それって……、えっ? 長門はそのまま仰向けにベッドの上に倒れこむと、組んだ手をおなかの上に載せて天井を見上げている。 「天井も鏡……」 その言葉で俺も見上げてみたが、確かに鏡だ。ベッドの上の長門と、首だけ見上げている俺の姿が映っている。 「なぜ?」 「ん、なぜって言われても……」 「不思議……」 長門はそうつぶやくとそっと瞳を閉じた。 「おい、長門……」 淡い灯りのなかで、長門の白い頬にやや朱みが差しているのがわかる。制服の胸元のリボンがゆっくり上下しており、やがてゆったりとした寝息が聞こえてきた。どうやら本当に休憩するつもりのようだ。 「……長門」 宇宙人製万能有機アンドロイドとしてかなりのエネルギーを使って、ここまで俺のために注意と警戒を払っていてくれたんだろう。さすがの長門でも少しばかり疲れたに違いない。 「すまんな、長門……」 俺はしばらく長門の寝顔を見つめていた。が、長門が初めて脱皮した日の俺の部屋のベッドで見たうつぶせ姿の白い裸身が浮かんできて、どうにもこうにも頭の中で妄想と言う名の大竜巻が暴れまわっている。こんな時に俺って奴は……。 「も、もういい。俺も寝る!」 勝手に宣言した俺は、長門の隣に寝転がると少しばかりの眠りに落ちたようだった。 「……ねぇ、お・き・て」 ん、あぁ? 「そろそろ、時間。お・き・て」 目を開けると、俺のことを覗き込む長門の黒い瞳が視界に入った。さらにその後方では、ぼんやりと目を覚ましつつある俺の姿が、天井の鏡の中に映りこんでいた。 「……な、長門?」 何か妙に甘い起こされ方をしたような気がするのは、夢の続きだったのかも知れない。俺はゆっくりと上体を起こすと、長門の方に振り返った。すでに長門からは戦闘モードに突入したような力強さが感じられる。やはり夢だったのか……。 「着替えて」 長門は、青い小箱とセーラー服の入った紙袋を俺に手渡した。 「えっと、服は全部脱いだ方がいいか?」 「その方が抜け殻が肌になじむと思われる」 「そ、そうか」 「手伝う?」 長門は、じっと俺の目を覗き込むように問いかけてくれたが、長門の前で素っ裸になるわけには行かない。 「いや、いいよ、あっちで着替えてくる」 俺はあわてて小箱と紙袋を受け取ると、洗面所の方に飛びこんだ。 それにしてもどこに行ってもでかい鏡がある。こういうところはどこもそうなのか? それともこの部屋だけのことなのか? 俺は小箱を開けると、長門の抜け殻を取り出した。ふわっという感じで広がると、以前に見た透明な長門が現れた。 まさか本当にこれに全身入ることになろうとは……。 俺は服を脱ぎ捨てると、以前と同じように抜け殻の背中の裂け目から右足をそっと入れた。今度は、長門が何か細工をしてくれたようで、前と比べると、あっさりと右足を入れることができた。ふくらはぎを触ってみたが、やはりキメが細かくつややかな肌だ。 おっとそんなことを確認している暇はない。 俺は、左足も同じように突っ込むと、太ももの辺りを手繰りあげながら、腰から下を抜け殻の中に納めようとした。さすがに太ももも腰回りも小さかったが、抜け殻は弾力よく伸びて、俺の下半身はすんなり納まった。 よし、このまま一気にいくか。 今度は上半身だ。長門と俺では十センチ以上の身長差があるので、肩の位置は結構違ったのだが、やはりこの抜け殻はよくできている。グーンと伸びて結局、両手と頭を入れるのにも苦労はしなかった。まぶたと鼻の位置を合わせるのに少しばかり手間取ったが。 ふぅ、入った……。 入ってしまえば締め付け感は少しもない。俺は、口の辺りのしわを延ばしつつ、ゆっくりの目を開けて、鏡に映った自分自身の姿をそっと見つめた。 そこで見たのは、洗面所の蛍光灯の明かりの中で、つややかで滑らかな白い肌が輝いている長門の姿だった。 もっとも、全体的な体つきは小柄な長門ではなく、俺だった。ふたまわりぐらい大きな俺が入ったおかげで抜け殻は伸びきってしまい、せっかくの胸もぺったんこだ。ただし、先端の薄いピンクの小さな突起だけははっきり残されている。 思わず指でつまんでみたが、ぺこっとつぶれてしまった。そりゃそうだ、抜け殻なんだからな。 さらに視線を下のほうに向ける。 当然ウエストラインにはくびれも変化もない。そしてもっとも神秘的な場所なんだが、こればかりはどう表現してよいものか……。所詮中身は男だ、根本的な造りが違う。あとは想像してくれ。 すまん、長門。 そういえば、この状態ではトイレにも行けない。先に用を済ましておくべきだった。 そんなことを考えながらひと通り観察が終了したので、俺は紙袋から制服を取り出した。その時、白いものが床に落ちた。さすがだ古泉、下着まで用意していたのか。 少しばかりレースで縁取られた純白の女物のパンツをはく。このパンツは古泉の趣味なのか、それとも森さんあたりが用意してくれたものなのか。小さいくせにきちんとはくことができた。抜け殻同様によく伸びるようだ。 ブラは入っていなかった。どうやら、ブラをする必要がないことに古泉は気づいていたと見える。あらためて言おう、さすがだ古泉! その後、どうにかセーラー服を身に着けた。短いスカートがどうもなじめない。女性たちはよくこんなスカスカするものをはいていられるもんだ、無防備なことこの上ない。 最後に紺のソックスをはいて、あらためて鏡の前に立ってみた。 うーん、でかい長門だな、やっぱり。 顔の輪郭は違うが、個々のパーツは長門そのものだし、セーラー服を着ると、体のラインが隠される。スカートから伸びる足も、皮膚の色と質感だけは長門と同じだ。太さはどうしようもない。スカートでなくパンツルックだとごまかせそうだな。 俺は、鏡の前でくるっと一回りして、ポーズを取ってみた。さらりとたなびくショートカットの髪、そして、一瞬舞い上がったスカートの中に白い下着が見えたような気がしてドキリとする。 鏡の中の俺に向かって、首をかしげて軽く微笑んでみる。ふむ、長門が微笑むとこんな感じなのか。か、かわいいじゃないか……。 いかん、いかん、あれは俺自身だ。俺は決して変な趣味はない。 「よし」 気合を入れた俺は洗面室を出て、長門の待つベッドルームへと向かった。 「すまん、待たせた、な、な、長門? その格好……」 ベッドの横で振り返った制服姿は、長門ではなくて喜緑さんだった。 「喜緑江美里の抜け殻を着た、……あなたもセーラー服がよく似合っている」 さすがに俺が長門の抜け殻を着るより、喜緑さんの抜け殻を着た長門の方が遥かによくマッチしている。どこからどう見ても喜緑さんだ。 その喜緑長門は、俺のことをじっと見つめている。何か珍しいものでも見るような表情に思えたのは、俺が気にしすぎているからか。 「あなたがここを出てしばらくしてから、わたしはこの格好で出る。できるだけ人の多いところを通ってわたしのマンションに向かって」 そういって、喜緑長門はマンションの鍵を俺に手渡した。 「ここを出るときには、見た目が小さくなるように、少し体を縮めた方がいい」 「うん、わかった。じゃ、行ってくる」 「気をつけて」 おそらくは古泉側の誰かが俺のことをフォローしてくれているはずだ。頼むぞ、古泉。 俺は、少し体を縮めるようにしながら、できるだけ自然な感じでラブホテルを後にした。追っ手が来ているかなんて俺にはわからない。長門に言われたように、人通りの多いところを選びながら長門のマンションを目指した。 長門に変装しセーラー服まで着ているので周囲の視線が気になって仕方がなかった。どれほどの時間が経過したかもわからないし、どこをどう通ったのかもわからないまま、やっとのことで長門のマンションが見える所まできた。もう少し、向こうの角を曲がってちょっと行けば、エントランスだ。だんだん歩みが速くなる。 ついには少し小走りになって角を曲がった瞬間、誰かに腕をつかまれた。 「うぐっ?」 「そんなにあわててどうしたんですか?」 聞きなれない太い声が耳元で聞こえた。 「どこで手にいれたのか知りませんが、妙なものを着ていますね。すっかり出し抜かれるところでした」 「誰だ?」 「名乗ったところであなたはご存知ないですからね、どうでもいいじゃないですか」 しまった、角を曲がるときには注意しろ、と言われていたのに。ここまできて油断した。 「離せ!」 「それは無理な注文です」 「くっ!」 ごつい腕に両肩をがっしりとつかまれて俺は身動きが取れなかった。長門、古泉、頼む、早く来てくれ! 無駄な足掻きと知りつつも、俺は何とか振りほどこうともがいていた。 と、その時、 「あれ、長門さん、どうしたの?」 どこかで聞いたことがある声がして、俺は頭を上げた。 「あ、あ、朝倉ぁ!?」 ======== マンションのエントランスの方からゆっくり歩いてきたのは、制服姿の朝倉だった。 なぜだ、なぜ朝倉がこんなところに。 やばい、ますますやばい。すでに機関の非主流派は情報統合思念体の急進派とも連携していたというのか? くそっ、ここまでか……。 「誰だ、お前は!」 男が朝倉に向かって叫んだ。 おや、こいつは朝倉を知らない? 「それより、あなたは何? 長門さんをどうしようというわけ?」 ん、どういうことだ? この朝倉は……。 朝倉が一歩前に進み出ると、俺の肩をつかんでいた男の力がフッと抜けたのがわかった。俺は男の手から抜け出すと、転がるようにして朝倉の背後の電柱の影に駆け込んだ。 「わたしと戦うつもりなら、容赦はしないわ」 朝倉は以前に俺を襲った時と同じ様に、にこやかな微笑みを浮かべながら男との間合いを徐々に詰めている。 「……TFEI端末か?」 男はふり絞るようにつぶやくと、ゆっくりと後ずさりを始めた。 「そうね、あなたたちの言葉を借りるなら、そう言うことになるわね」 朝倉は、今にも飛びかかろうとする猫科の動物のように体を少し縮めた。 「ちっ」 男が後方に走り出そうとした瞬間、白い影が曲がり角から飛び出して男の足を払った。 勢い余った男は地面の上で二回転ほどして受身を取ったところで、今度は別の影が飛び出してきて後ろ手に男を押さ込んだ。 「き、喜緑さん!」 俺は思わず叫んだが、最初の影は、喜緑さんの格好をした長門だ。二番目の影は白いブラウスにタイトスカート、そして髪をポニーテールにまとめた、できる秘書風OLの姿に変身した森さんだった。 「大丈夫?」 喜緑長門がスカートの埃を手で払いながら、電柱の横でしゃがみこんでいる俺に近づいてきた。そして、俺の前に立っている朝倉を見つめると、わずかに頭を下げた。 「朝倉涼子……ありがとう」 「え、え、え?」 「うん、気にしないで。それよりホントに大丈夫? えっと、とりあえず大きい方の長門さん」 この朝倉は味方なのか? それとも休戦中の敵なのか? どうして復活したんだ? 少なくとも俺の見た目は今は長門のはずだ、中身が俺であることを知っているのか? 差しのべてくれた朝倉の手をつかんで、やっとのことで立ち上がった俺は、目の前で微笑みながら俺のことを見つめている朝倉を見つめ返した。あまりに疑問が多すぎる。 その時、背後から森さんの声がした。 「とりあえず後はわたしたちが何とかしますから、まずは長門さんのマンションに行ってください、って、ぐ、動くな、このぉ」 あの大男が森さんに押さえ込まれて身動きができないようだ。ポニーの髪を揺らしながら男に馬乗りになっている森さんのどこにそんな力があるんだろう。不思議な人だ。 「さ、早く!」 「了解した」 喜緑長門と朝倉に支えられて、俺は長門のマンションのエントランスを目指して走り始めた。一見、仲の良い女子高生三人組だが、見た目はともかく中身は大違いなんだけど。 やっとのことで、長門の部屋にたどり着くことができた。朝倉がいることだけが腑に落ちないのだが、喜緑長門はそんなことを何も気にしていない様子だった。どういうことだろう。 リビングに入ると、喜緑長門はまだ疑問を抱えたままの俺に振り返った。 「とりあえず、着替えては?」 「うん、そうだな、そうする」 「和室を使って」 長門はもともと俺が着ていた服が入った紙袋を手渡すと、和室に案内してくれた。 「たぶん、問題なく脱げるはず。もし、うまくいかない時は呼んで」 「わかったよ」 和室の襖を閉めてセーラー服から脱ぎ始めた。結局スカートだけは馴染めなかったな。これを着ることはこれで最後にしたい。俺はそんな思いを胸に秘めながら、背中の部分をぐっと開き、長門の抜け殻からの脱皮を始めた。 長門が言っていたように、特に苦労することも無く、するすると抜け殻から出ることができた。そういえば、肌に密着していたのに、汗ひとつかいていない。なんという通気性に優れた素材なんだろう。 長門の抜け殻と制服をたたんでリビングに戻ると、長門も朝倉もいなかった。別の部屋で、長門の脱皮と着替えでも手伝っているのだろうか? 何とか危機は乗り切ることはできたようだな。全身の力がどっと抜けた俺は、コタツ机でグターとのびていた。しばらくすると、廊下から長門と、その後ろからもう一人、見たことのある姿が……。 「え、あれ? 喜緑さん?」 長門はすでにもとの長門の姿に戻って、キッチンへお茶の用意に行った。と、言うことは、この喜緑さんの中身は朝倉なのか? いったい誰が誰なのかわからなくなってきたぞ? 「大丈夫でした? キョンくん」 「本物の喜緑さん、ですか? それとも朝倉……」 「うふふ、ほら、これを見てください」 そういって喜緑さんが手を広げると、ぱぱぱっと透明なものが大きく広がった。 こ、これは……。 「そう、朝倉涼子の体表保護皮膜です」 「な!」 コタツ机の上に横たわった朝倉の抜け殻を、俺は呆然として眺めていた。 「さっきの朝倉さんは、実はわたしだったんです。だって、長門さんがわたしに成りすましていたから、やっぱり、二人同時に登場したら変じゃないかなって」 いやいや、こんな抜け殻があること自体、十分変ですよ、喜緑さん……。 「朝倉さんはずいぶん前に、長門さんに情報連結を解除されてしまいましたが、保護皮膜はなぜか情報統合思念体によって保管されていたみたいです」 喜緑さんは朝倉の抜け殻を再び小さくたたむと、水色の小箱を取り出してその中にそっとしまった。 「驚きました?」 「はぁ、それはもう」 朝倉が現れた時、俺はもうすべて終わったと、一度はあきらめたんだから。 「それにしても危ないところだった」 お茶を持ってリビングにやってきた長門は、そういいながら腰を下ろした。 「朝く、いや、喜緑さんが来てくれたおかげでホントに助かりました」 俺も、あらためて喜緑さんに頭を下げた。 「いいんです。気にしないでください」 長門が淹れてくれたお茶はおいしかった。おかげで、心の底から一息つくことができた。長門も喜緑さんも、静かにお茶を飲んでいたが、やがて喜緑さんが俺の方に向かってにっこり微笑んできた。 「わたしたちの体表保護皮膜を集めているそうですね?」 き、喜緑さんまで何を言い出すんですか……。 「いや、別にそういうわけでは……」 「よかったらこの朝倉さんのものも持って帰ってください」 喜緑さんは水色の小箱を差し出した。 「そんな、別に俺は……」 「また、何かのときに役に立つこともある。あなたは持っておくべき」 「『持っておくべき』ってなぁ、長門……」 「いらない?」 一ミリほど首を傾ける長門。 「え?」 「いらない?」 「えーっと……」 「いらない?」 「…………い、いります」 またしても、俺の負け。三顧の礼かよ、まったく。 そんな俺たちの様子をニコニコして見つめていた喜緑さんだった。 その後、家に帰る俺を、念のため、といって喜緑さんと長門がエスコートしてくれた。万能有機アンドロイドとはいえ、女性二人に家まで送ってもらえて、なんとなく歯痒い様な嬉しい様な妙な気分だった。 やっと、我が家へ、俺の部屋に無事に帰りつくことができた。それにしても長い一日だった。 結局、今、俺の手元には、俺が身につけた長門の抜け殻と、長門が身につけた喜緑さんの抜け殻と、喜緑さんが身につけた朝倉の抜け殻と、そしてまだ現物は見たことがない朝比奈さんの抜け殻が残されている。特に真ん中の二つは微妙にコレクターズアイテムとしての価値が高まったような気がするな。 そうだ、もう一つおまけに俺サイズの北高指定のセーラー服とレースつきパンツもあった。……誰か欲しい奴はいるか? これらのスペシャルアイテムを俺はどうすればいいんだ? 毎日かばんに入れて持ち歩けというのか。と、言うか、持ち歩かざるを得ないではないか。うぅむ、教科書すらろくに入っていないかばんに、こんなものを入れておかないといけないなんて……。 「あーあ、もう、どうでもいい、なるようになれ、だ……」 四つの小箱はまた机の引き出しの奥に入れた。セーラー服は紙袋に入れたまま、クローゼットの奥に押し込んだ。くたくたに疲れた俺は、深い深い眠りについた。 そんな怒涛の週末が終わって、月曜日を迎えた。 ハルヒはその週末以降もずーっと機嫌がいいようで、授業中、しょっちゅう俺の背中をつついては、楽しげにいろいろ話しかけてきた。頼むから先生の話を聞かせてくれ。 え、いつも寝てるだけだから一緒だろって、ほっといてくれ。 そして、あっという間に放課後になった。 掃除当番のハルヒを残し、部室へと向かっている途中で、古泉と出会った。 「よお、古泉」 「あ、先日は、お疲れ様でした」 俺は、古泉と並んで歩きながら、週末の騒動の結末について尋ねてみた。 「結局、機関の非主流派とやらは何とかできたのか?」 「えぇ、あなたを見失った後、連中、あわてて行動を始めましてね……」 そこで古泉は俺の方に振り向いて軽く頭を下げてにっこり笑った。 「最後は少し危ないところでしたが、長門さんと森さんのおかげで、首謀者も捕まえることができました。あなたのおかげです。ありがとうございました」 そうか、あの大男が黒幕だったのか。 「そういえば、森さんの話によると、あの時もう一人、北高の制服を着た女性がいたとか」 「うん、あれか、あれはな……」 と、ここで古泉の携帯が鳴った。 「すみません、失礼します」 古泉は携帯を耳にあて、少し横を向いて会話している。 「え、えぇ。本当ですか? はい、わかりました。すぐに伺います」 通話を終えた携帯をポケットにしまいつつ、古泉の笑顔に憂いが宿った。 「久しぶりに閉鎖空間が発生したそうです」 「はぁ? どういうことだ。ハルヒはすこぶる機嫌がよかったぞ」 俺はついさっき別れたばかりのハルヒの姿を思い出した。ほうきを握り締めて、阪中と何か楽しげに話をしていたが……。 「とにかく行ってきます。涼宮さんにはよろしくお伝えください」 「わかった、気をつけろよ」 「ありがとうございます。それにしても、ここに来て閉鎖空間とは。皮肉なもんです」 古泉は力なく笑っていた。確かに、安定状態が続くことを嫌った非主流派の企みが潰えたとたんに閉鎖空間が発生するなんて……。 「僕も何か身を守ることのできる抜け殻が欲しいですね、では」 そう言いながら古泉は階段を駆け下りて行ってしまった。 抜け殻、か……。 今、俺のかばんの中には、四つの抜け殻が入っている。さすがに今日はセーラー服は置いてきたが。それにしても、まさかの朝倉の抜け殻まで手に入ってしまった。これらの抜け殻のおかげで俺は危機から脱することができたわけだが、あんな風に役に立つとは思いもしなかった。 それにしてもどういうことだ? なぜ急に閉鎖空間が発生したのだろう。 教室に戻ってハルヒの様子を見に行くことも考えたが、俺はひとまず部室でハルヒを待つことにした。何か気に入らないことがあるのなら、きっとドアを蹴破る勢いで部室に飛び込んでくるはずだ。対処するのはそれからでいい。 部室には、長門とすでにメイド姿に変身していた朝比奈さんが座っていた。 「こんにちは、キョンくん」 「どうも、朝比奈さん」 俺は朝比奈さんに軽く会釈していつものようにかばんを置くと、やはりいつものように本を読んでいる長門を見た。 「よお、元気か?」 「元気」 あいかわらずの平板な表情の長門を見ていて、あのラブホテルの鏡で見た、俺自身が変身した長門(俺)の笑顔を思い出していた。もし長門が表情豊かに微笑むならば、きっと今以上に輝いて見えるに違いない。えーっと、仮定法過去だったっけ? 「古泉くんは?」 「急にバイトが入ったそうで……」 「えっ!」 朝比奈さんと長門が驚いたように顔を上げた瞬間、ばこーんという大音響と共に部室の扉が吹き飛んだ。 「キョーーン! そこにいるの!?」 ものすごい勢いで飛び込んできたハルヒは、俺のネクタイを握りしめると長机の上に俺をねじ伏せた。 「な、何をする! どういうことだ!」 「ええい、問答無用よ、これからあたしの質問にきりきり答えなさい!」 「落ちつけ、問答無用なのか答えなきゃいけないのかどっちだ!」 「キョン、あんたこの前の不思議探索のあと、有希と一緒に、ラ、ラブホテルに行ったわね!」 「なっ?」 「えっ、キョンくん……」 「阪中さんに聞いたわ、あんたが強引に有希を引っ張り込んだところを見た人がいたって! どういうことよ、あんた、有希に無理やり変なことをしたんじゃないわよね?!」 ちょ、ちょっと待て! 行ったのは事実だが、俺たちは何もしていないし、そもそも、俺が引っ張り込んだんじゃない、俺が長門に引っ張り込まれたんだ。誰だ、いい加減なことを阪中に伝えた奴は! それにあそこに行ったのは必要に迫られて仕方なくだなぁ……、なんて、言い訳はできない。くぅー、どうすればいい? 俺はそっと長門の方に助けを求める視線を向けたが、長門は相変わらずの無表情だった。 「有希! 大丈夫だった? キョンに何かされなかった?」 ハルヒの問いかけに、長門は小さくつぶやくように答えた。 「そこで、彼はわたしの中に入った」 「ふへっ?」 「な、ながとぉー!」 前にも言っただろ、『わたしの抜け殻の中』だぁぁぁ…………。 もはや簡単には修正できないほど、情報の伝達に齟齬が発生してしまった。 激しく往復ビンタを食らわせた後も、ハルヒは俺のネクタイを締め上げながらなにやら叫んでいた。そんな目に遭いながら、俺にもしものことがあったら、かばんの中の四つの小箱はどうなるのだろう、なんて事が頭の中を駆け抜けていった。 誰かに見られたら、俺は怪しげな脱皮を繰り返す『完全変態』だと思われるではないか。いやいや、蛹にはならないようだから『不完全変態』か、困ったもんだ。 結局、どんなに手を尽くしたところで、最後にひどい目に遭うのはやはり俺ってことだ。あぁ、いっそ、俺自身の抜け殻を身代わりに残して、しばらくどこかに雲隠れすることができたらどれほどいいだろう……、やれやれだよ、まったく。 Fin.
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登録日:2012/04/17(火) 09 32 01 更新日:2024/04/23 Tue 14 13 46NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 アニヲタきのこ項目 お触り禁止 インフェルノ オーバーキル オーバードーズ カエンタケ キノコ コメント欄ログ化項目 ニトロダケ 効果は半永久 化学兵器 地獄の業火 天然危険物 好奇心猫を殺す 希少種 戦慄する項目 数え厄満 死ぬがよい 毒キノコ 治療 解毒不可 火炎どころか煉獄 炎焔茸 猛毒 素人採取厳禁 菌類 赤い悪魔 山々を分け入り ほう、よくぞここまでたどり着いたものだ ご苦労だった…と言いたいところだが キミには消えてもらおう。 我ら菌類と人類、幾千年の闘争は 我らの勝利により終焉を迎える…… どこまでもがき苦しむか、見せてもらおう。 死 ぬ が よ い △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- この先には 暴力的で 鬼のような 菌類が あなたをまっています。 それでも閲覧しますか? はい 上等 正に恐悦至極 △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- カエンタケはニクザキン科ツノタケ属に属するキノコ。 天然化学兵器と表されるほど極めて強力な毒性を有し、毒性ではまさに最強最悪の毒キノコである。 画像出典:相模原市立博物館の職員ブログ、23年4月26日閲覧、https //bit.ly/3He1L8e カエンタケという名前通りまるで燃える炎のような赤色と、幾重にも枝分かれした棒のような形が特徴。 色と形から「火炎茸」というわけだが、見ようによっては地獄から助けを求める亡者の手指にも見えるような……。 しかし中の果肉は白く非常に固い。 キノコ≒菌類なので自力で栄養は作れないため、今のところは他の菌糸類の栄養分を奪って生育しているのではないかと考えられている。 最大の特徴は先にも述べた通り、含有するマイコトキシン類による極めて強力な毒性。 その強力さたるや致死量たったの3g。 一本どころか一かじりでもすれば充分に死ねます。 誤食率、致死性において世界最強の毒キノコと名高いドクツルタケが15g(ちょうど一本分)であることからもいかに強力かがわかるだろう。 不幸にも口にしてしまえば嘔吐・腹痛・下痢のキノコ毒お馴染みの中毒症状から始まり。 全身の皮膚が爛れ 呼吸困難に陥り 動くことさえままならず まともに言葉も発せられなくなり 血中の白血球・赤血球が激減し 新たに血液を造ることも叶わないまま 生命維持に必要な多数の臓器の機能が停止する という数え厄満とも称される多彩な中毒症状が生物のありとあらゆる部位を破壊しつくす。まさにオーバーキル。 僅か2、3日で悶え苦しみながら死に至り、万に一つ助かったとしても、 小脳の萎縮による運動障害 脱皮・脱毛 という追加攻撃に一生苦しめられる事になる。 その強烈な毒性はかつてベトナム戦争で使用された化学兵器に酷似している。 また汁には皮膚刺激性があり、触れるだけでも炎症を起こす。 こちらに関してはそこまで強烈なものというわけでもなく、体質や汁に触れた状況次第ではほとんど症状が出ないことすらある……が、目に入ったりするとさすがに危険だし、発ガン性などの長期的なリスクもありうる(*1)ため、甘くは見ないほうがいい。 素人は見かけても触ったりせず、駆除の必要があるなら専門家に任せよう。 味は非常に苦く、齧ってしまうと先にも述べた汁の影響から口内が酷い口内炎になる。 また「一口、口に含んだだけで頭部を鈍器でぶん殴られた衝撃に襲われる」という体験談もある。 「苦っ」…これが彼の最期の言葉だった…という感じになりかねない。マジで。 キノコの有毒判断には口に含んで味をみる方法もあるが、カエンタケに関しては絶対に行ってはならない。 というかこれはカエンタケじゃなくても非常に危険な行為なのでダメ、絶対。 他にも仮に食べられるキノコでも生食はダメという種はかなり多いので、キノコ全般において基本的に生食も厳禁。 しかし先に述べた通り、毒々しすぎる見た目や固い肉質といった食欲の失せる要素に加え、そもそもが希少なキノコであることから実際の中毒例は非常に少ない。 近年は確認事例が増加傾向にある(*2)ようだが、同時に世間での認知度も高まっているので、知らずに食べてしまう人は今後もそう多くは現れないだろう。色々と見た目が特徴的すぎるし……。 一応、実際に誤食事例があった可食菌としてベニナギナタタケが挙げられる。幸い肉質の固さなど異なる特徴も多数あるので判別はそこまで難しくはないが、注意はしておくべきである。 また、いわゆる冬虫夏草との誤認事例もあるようだ。一見似ても似つかないように見えるが、キノコは育ち具合や状態の良し悪しで見た目が大きく変わってしまうこともあるので、ありえない話とも言い切れない。 そのため近年まで毒があるのかすら分からない有様で、「有毒」ではなく「食用に適さない」程度の認識しかなかったりした。 90年代あたりまでのキノコ図鑑には食不適や食毒不明という記載があったり、そもそも載ってなかったりなんてことはザラだった。 この強力な毒性については多少の報告はあったものの、マウス検査で24時間以内に症例が出なかったりしたために、疑いがあるのみで確信するまでには至っていなかった。 しかし1999年に、旅館のロビーに置かれていた(*3)カエンタケを客が盗みだし、酒に浸してキノコ酒として飲んだら30分後ぐらいに5人全員の体調が悪くなり(そのものを食べた者もいる模様)、5人のうち3名が重症で入院。2日後に1名が亡くなり、残り2名も脱毛や脱皮などを伴う症状で長期入院したという中毒事件が発生。 これがきっかけとなり、強力な毒性を持つことが完全に判明した。 一応江戸時代の植物図鑑『本草図譜』『梅園菌譜』に「大毒ありといへり」と記録されてるので、 どうやって調べたのかは不明(実体験があったのか、小動物に食べさせたのか、イメージなのか)だが、昔にはその危険性が認識されていたようだ。 そういうわけで、毒性に関しては相当に強烈なものがあるカエンタケだが、実際の被害という点ではそこまでのものでもなかったりする。 上の方で「死ぬがよい」とか散々煽ってるように近年はとかく危険性についてセンセーショナルに取り上げられがちだが、「別に自発的に人を襲うわけでもないし、元々あった生態系の中で生きているだけの存在なのに、過度に危険性を強調して駆除を煽るのはいかがなものか」という声も少なからずある。 実際、ひどい水虫にかかった足の画像が「カエンタケに触れたことによる皮膚炎の症状」として拡散されたり、「近くで息をするだけで危険」とか「触れただけで死ぬ」などと明らかに間違った情報が出回ることがあったりと、ネット上でも「最強の毒キノコ」というイメージが一人歩きしすぎている節がある。 子供が知らずに触ったり口に入れたりしてしまう危険もあるので、公園などでは駆除されるのもある程度致し方ない部分もあるのだが、彼らも人類の敵とかではなく素手で触れたり食べたりしなければ何の害もないごく普通のキノコである、ということは念頭に置いておきたい。 ※ この項目を追記・修正をしようとしているアニヲタのみんなは、もし万が一見つけても触ったりしないようにね!アニヲタWikiとのお約束だぞ! ※ △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ 食べる事はないだろうけど、好奇心旺盛な子供が素手で触ったりしそうなのが怖い -- 名無しさん (2016-09-26 23 34 16) なんでこんな毒性をってコメントが結構あるが、基本的に菌類は毒物って思ったほうがいい。たまーにその中に人間に影響がないものがあるだけっていうね。 -- 名無しさん (2016-11-28 10 55 22) 中傷コメントを削除しました -- 名無しさん (2017-05-13 01 31 20) 毒キノコはよく二重の意味で死ぬほど美味いと言われるけど、こいつは苦いから味すらも救いがないのか… -- 名無しさん (2017-05-27 23 34 51) 神農さんはやっぱりこいつもかじったんだろうなあ -- 名無しさん (2017-05-28 00 18 40) ↑2 コレ見て酒に浸して飲もうなんて発想した客は死ぬほど美味いだろうと思って飲んだのかなあ -- 名無しさん (2017-08-25 22 48 44) 神奈川の公園に現れたと聞いて。まだ生えるかもしれないから近所の人気をつけてね -- 名無しさん (2017-08-30 14 05 19) あっちがミラルーツならこっちはミラバルカンってところか。赤いし殺傷力クソ高いし -- 名無しさん (2018-09-14 17 05 09) これの生きた姿一度見てみたいなぁ。 前展覧会で見たときは薬品で漬けられて保管されてた状態だったんだ。 -- 名無しさん (2018-09-27 15 45 11) ぼくこんなに死にそうな見た目してるのに人間さんはなんで食べちゃうの -- 名無しさん (2019-06-02 02 38 28) 例えるなら、スズメバチはKeter、これはSafeってところか。(手を出さなければ大丈夫だから -- 名無しさん (2019-09-29 17 14 01) 見えている地雷 -- 名無しさん (2019-12-02 11 22 23) ↑スズメバチは縄張り入ると警告してすぐには攻撃しないようなかなり理性的な生物だからketerと言われると・・・ -- 名無しさん (2020-02-25 13 39 15) 食虫植物の中に入れたらどうなるんだろう?… -- 名無しさん (2020-02-25 14 04 36) 確認されてる範囲で最初に食べた人たち(殆どがキノコ酒のようだけど、食べたって事で)は、見た目からして何で食べたの・・・?美味しそうというか、喰えそうに見える?と思うが、知ってるから余計に美味しそうに見えないのに加え、美味しい食べ物でも恐ろしい見た目のもあるだろうと思うとわからないから、まあ・・・難しいな・・・ -- 名無しさん (2020-06-27 18 57 31) 踏み潰したりなんかしたらブーツから毒が伝わってきそう -- 名無しさん (2020-07-01 16 05 08) これのいいところは「一目でやばいとわかる」ってことだな -- 名無しさん (2020-07-01 16 21 31) この記事某財団にありそうな雰囲気ですこ -- 名無しさん (2020-09-21 17 48 07) 山野でキノコ狩りや釣りをしているある人のつべチャンネルを登録してるんだが、その人の動画にもさくっと出てきた。マジで増加傾向らしいな(汗 -- 名無しさん (2020-09-21 18 18 10) 余程殺したい相手に食わせたいと思ったりするけど、多分食わせる前にこっちが死ぬよねw -- 名無しさん (2020-12-06 16 33 34) 耐性をつけてからとかフィクションのキャラでもない限り不可能だろw -- 名無しさん (2021-01-28 11 02 54) 薬屋のひとりごとに出てたけど他にフィクションでの使用例ってあるのかな? -- 名無しさん (2021-03-24 14 53 55) ログ化を提案します -- 名無しさん (2022-03-02 21 55 16) 野生の動物が食べちゃったりしないんだろうか。こんな酷い死に方は例え害獣でもしてほしくない -- 名無しさん (2022-03-02 22 07 36) コレといいハッカクキリンといい、自然毒も凄まじいもんだな -- 名無しさん (2022-05-30 23 46 33) ログ化しました。 -- (名無しさん) 2023-05-17 17 02 33 増加というか認知度上がって報告増えただけじゃね? -- (名無しさん) 2023-05-18 09 33 05 皮膚接触での毒性はぶっちゃけ特に強いもんでもないらしい(触った手で目を擦ったりしたらそのまま失明ルートだけどな) -- (名無しさん) 2023-08-15 03 53 07 チコちゃんに叱られるで1度危険な毒キノコTOP3ってのやってたけど、カエンタケが2位だったのが理解できんかった。明らかに1位のドクツルタケより毒性が恐ろしいはずなのに -- (名無しさん) 2024-04-22 13 01 27 ↑この記事にもちょっと書いてあるけど「毒性が強い」のと「危険」なのは違う カエンタケは「毒が強い」けど見た目がグロい上に特徴的だし数も少ないから間違って食うこととか滅多にないんでそんなに「危険」じゃない、ドクツルタケは死ぬくらい「毒が強い」だけじゃなくて見た目美味しそうだし毒々しくもないから間違って食べやすくて「危険」 -- (名無しさん) 2024-04-22 13 44 35 名前 コメント すべてのコメントを見る
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カードヒーロー 909 名前:水先案名無い人 :2007/10/13(土) 20 08 40 ID MMSLecWP0 光成「地上最強の電脳カードゲームをやたいかーーーーッ」 観客「DS版発売決定オメデトーーーーーーーーーーーーーー!!!!」 光成「ワシもじゃ ワシも嬉しいぞみんな!!」 光成「DS版発売記念!!!」 アナウンサー「カードヒーローモンスター入場です!!!!」 スーパーカード殺しは生きていた!! 更なる研鑚を積みミイラ兵器が甦った!!! 眼光!! ナイリーだァ――――!!! Wアタックはすでに我々が完成している!! 2枚で一組ラオン&レオンだァ――――!!! 倒されしだい脱皮しまくってやる!! タダでは死なぬ代表 ぎんじ&ハッピーだァッ!!! 素手の殴り合いなら我々の歴史がものを言う!! 素手のマッチョ 最初は弱い ガスキン!!! 真の後衛担当を知らしめたい!! モーガン獲得まで主力 ヤンバルだァ!!! 出したばかりだとマナトットクラスだがLVアップ後なら全階級オレのものだ!! スルーショット ジャレスだ!!! 速攻デッキ対策は完璧だ!! マスター攻撃担当 スッピーン!!!! 全前衛役のベスト・ディフェンスは私の中にある!! あっかんべ案山子が来たッ チャーミ!!! ムラっけなら絶対に敗けん!! がむしゃら特攻見せたる 特攻隊長 ガサッツだ!!! スーパー・カード(なんでもあり)ならこいつが怖い!! スーパーインクルードのピュア・? なぞえもんだ!!! 第1弾から炎の自爆野郎が上陸だ!! 後衛でも攻撃可 ボムゾウ!!! ルールの無いケンカがしたいからレアカード(進化後より)になったのだ!! ワルのケンカを見せてやる!!コワイル!!! めい土の土産に吸血とはよく言ったもの!! 吸血鬼の奥義が今 マスター攻撃でバクハツする!! 速攻デッキ御用達 チュトロだ―――!!! ウェイクアップこそが地上最強の特技だ!! まさかこのモンスターに起こされるとはッッ ルースター!!! 飛ばしたいから飲み込んだッ 飛ばす先一切不明!!!! ストレンジカインドのピット(ケンカ)クジラ ゲイリーだ!!! オレたちは直接攻撃最強ではない嫌がらせで最強なのだ!! 御存知テレポート テレポ!!! 貫通攻撃の本場は今や序盤~中盤にある!! クリア後にオレを入れる奴はいないのか!! ウォータだ!!! タコォォォォォッ説明不要!! HP5!!! LV2でHP6!!! タコッケーだ!!! マスター攻撃は後衛で使えてナンボのモン!!! 超虚弱体質!! 本家第1弾からヴァルテルの登場だ!!! フィールドの注目はアタシのもの 邪魔するやつは思いきり魅了し思いきりハートアタックするだけ!! DSにも参戦決定 ルージュ マスターを鍛えにフィールドへきたッ!! サポート系全前衛チャンプ ドンチャン!!! 二回攻撃に更なる磨きをかけ ”かなり使えるとは言い難い”ガァガが帰ってきたァ!!! 今の後衛に死角はないッッ!! シュート・バズーカガンター!!! 中国四千年のバラバラ技が今ベールを脱ぐ!! ストレンジカインドから ヌンチャだ!!! 一般プレイヤーの前でならオレはいつでも全盛期だ!! 使える前衛 ダイン ☆4で登場だ!!! 看護婦の仕事はどーしたッ 闘士の炎 未だ消えずッ!? 治すも壊すも思いのまま!! クレアだ!!! 特に理由はないッ 二回攻撃が強いのは当たりまえ!! ポリゴンにはないしょだ!!! メタ筆頭! ポリゴマがきてくれた―――!!! 暗黒街で磨いた実戦しごと!! 速攻デッキのデンジャラス・アサシン シゴトにんだ!!! 実戦だったらこのモンスターを外せない!! 超A級食人植物 ビターだ!!! 超一流ペンギンの超一流の八つ当たりだ!! コンボで拝んでオドロキやがれッ 使い方によっては凶悪!! ペンスキー!!! かなしばりはこの河童が完成させた!! サラリーマンの切り札!! コカッパーだ!!! ブレンド素材用カードが帰ってきたッ 500円で売ってたンだッ 戦力はからっきしッッ でも俺達は君を待っていたッッッマナトットの登場だ――――――――ッ 加えて超豪華なスーパーカードを8名御用意致しました! タカヤ風入場でお楽しみください! まずは一人め、っつーかコイツは誰なんだ!? 経歴不明!! 今大会、マスター対策になれるかカッパラー!!! 早い段階でに登場!! レア度☆2!! 使いやすけりゃ強い!! 問答無用だ!! コワイル進化ワイルダー!! 前衛向けか後衛向けか!? 現代によみがえる伝説のストーン製造機!! ポポンカー!!! 来たァァァ!! メタ候補筆頭!! 二回攻撃が己の全て!! エンドカードの求道者、エルゴマ!!! みんな、いい汗かいてるかーい!? 格闘経験ゼロ!! 驚異のスルーショットだけでここまで来た!! さわやか美形、ジャレットー!!! 進化前が雑魚と言う奴は皆殺し!! LV3が期待外れと言う奴も全殺し!! ヒキョウが何だ勝てばいいんだ!! 全員がぶっと!! ガブッチョ!!! 一発屋は男の嗜みだ!! 殴り殴られ最後に大爆発!! 中盤はこれで終戦だ!! 熱血爆弾王、ボムノスケ!!! 今回唯一の後衛から進化のスーパーカード!! メチャバズーカでどんなバトルも一発勝利!! 勝利の方程式はすでに答えを出している!! ドガンター!!! 加えてワンダーマスター発生に備え超豪華な☆5レアカード(1枚マジック含む)を4枚御用意致しました! 即レベルアップ てんしのラッパ!! 最強の後衛 モーガン!! テレポの上位互換!にゃあお! ……ッッ どーやらもう一枚は生産が遅れている様ですが、ジャン・ケソに全所持金差し出し次第ッ皆様にご紹介致しますッッ 関連レス 914 名前:水先案名無い人 :2007/10/14(日) 00 16 07 ID UT31eQXz0 913 リザーバー大杉 コメント 名前
https://w.atwiki.jp/redstar/pages/16.html
mappoi() 名前 職業 性別 官職 コードネーム 赤服 レベル mappoi 獣戦士 男前 返り咲いたギルマス 木こり風 真紅の勝負服 100 「オレ、ギルドマスター!」 好きな言葉は です。 時間作って更新していきまっす♪ ↑時間作って更新してないじゃんorz 名前くれた、亡くなったお婆ちゃんに怒られますw サブマス、両参謀が更新してるのに、ギルド事項を更新している場合ではございません! そう!ギルメン誰もが知っている、オレ負けず嫌い!! サブマスに対抗して、お得な情報を! 鋳具が欲しいそんな貴方に、ぴったりの情報を! 同じDに3回続けて、お酒を使って挑戦すると、70%の確立で鋳具がでます! はい、オカルト~~~♪ あとるんに対抗して、素敵な料理情報を! とりあえず、卵入れれば何でも美味しく完成です! はい、男料理&オレ野菜嫌い♪ レイクに対抗して、目を奪われるSSを! はい、スーパーサイヤ人時代♪(脱皮前w) あとるんがオレの卵料理?より、お洒落な卵料理を紹介したので、やっぱり負けずに、ここはオレの18番の絶品料理を紹介!括目せよ!! サッポ○一番の醤油味なんだけど、 普通に作れば、間違い無く美味しく食べられる! 卵を入れれば、見た目も悪くない! はい、インスタント~~~~♪ 注意点は水の量ですw過去失敗経験ありorz 侮るなよインスタント食品を。。。 はっ! ギルドページなのに全く関係ない話題じゃないじゃんw もうすぐLV99だ!トニーも嘆いてたけど、「カオス」表示になっているのにカオスでマスターできないスキルを遂に手中にする時がきたのであるb 今週こそ、領土戦までにLV99になるぞ!徹夜する事が絶対条件だ。。無理ぽ~ lv99になり、ようやくダークへ昇格! 良かったのは、ドラゴンが9秒になった事位かもw 勿論、lv99の黄昏装備(レグル)も装着できる様になったのだが、これが極めてカッチョ悪い>< 「雪男」「アメフト選手」と笑われるのがオチなので、普段はファッションで通すぞ!w 個人的に一番お気に入りの重装はlv40につけていたブラッド?って防具でしたね~ 赤いってのもあるけど、初めて石いれて赤く光った防具だったからかなw 結局あけ~~~~w 現在休養中のサブマスSTEEDとの問題のSSを! 「おい!『シャア専用』最高軍事会議中に接吻を求めるな!STEED」 「パラさんとの結婚はカモフラージュか!@@」 そういえば、STEEDと領土戦について、一度も作戦とか話し合った事なんてなかったなw ちょっと話題に出ても、「雰囲気で!」で意見一致して終了だったねw 来週からは新体制になるけど、やっぱり、好きな様にやっていくぜ~~~~ フルボッコこいや~~♪ @半月で目標LVの半分であるLv100に到達です!やっと半人前というわけなのであります! 今日は個人的な目標を紹介致します。 「lv100になったら、野良PTに参加してみよう!」 今迄は、ギルドで獣不足という状況より、獣戦士としてのステ振りでしたが、これでは野良PTには参加できません。 黒とドラッゴンが立派な獣に育つであろうと踏んで、思い切って、PW人生で2回目のステ振り直しを決行致しました。 1回目は紅と同じで、PW初期に霊力にステ振りしていた為に実施したのですがorz 戦士とは!攻撃力が全て!という、揺ぎ無い持論を崩さない為に、体力を削って敏捷に割り振りを行いました。お陰で体力は2000減りました>< 斧専門でやっていた為に、剣と拳のスキルは何一つもっておらず、最近は戦士マスターによくご挨拶に伺っておりますw 剣とナックルも、ステに合った物をget致しました。 ここで新装備を紹介です! 現在は左を装備しておりますが、ロイヤルナックル(右)のが見た目が良い>< オレ様も今では元斗皇拳ファルコンのライバルです!! 次に剣ですが、通称「バナナ」 本当は紅く光る剣が欲しいのですが、名声が著しく足りない上、現状では手に入らないそうで、なくなくこの剣を使用しております! 斧と違って、剣とナックルは攻撃速度が速くて、元気がすぐに貯まるのが最高です^^b 日課として69Dにスキルカットの修行をメンバーと行っております! 目指せ!一人前のナックラー★ しゃあ・あずなぶるから、エステ券を頂きましたので、久しぶりにエステしてみました。御覧あれ!!! 不評でした;; 通称「たまねぎ」、「キューピー」、「ろうそくの灯」 酷いw 自分でも小窓に映る髪型が、少し酷いとは思っておりましたが、ここまで周りからバッシングを受けるとは@@ 2008年夏先取りの髪型が、受け入れられないとは>< しゃあ・あぶなぶる気の利いた男です! 失敗してもいい様に、何と2枚もくれておりました。 lv100祝いに、もう一度やりましたよ。御覧あれ!!! なかなかの不評でした;; 通称「紅いゴキブリ大王」、「フレキ」 この触覚、1個2.5金です! しゃあ・あずなぶるがくれたエステ券は高級だったのでw 士龍豆知識:三国志での触覚は、強い武将しかつけませんでした!なぜなら、戦争で敵に狙われるから! オレに丁度いいでしょ?ww リリス・サイファーへ告ぐ IN率悪いからって、修学旅行の欠席者みたいなSSやめろw そして、ありがとう^^ チョコチップへ告ぐ 貴方の誤解率は抜群ですw 違うからwww