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「ふたば系ゆっくりいじめ 49 ゆっくりを、叫ぶだけ/コメントログ」 ゆっくりの不幸は蜜の味だわ。 -- 2010-07-26 22 37 59 取り合えずこの赤ゆを虐待したい 特に意味は無いが、赤ゆと言うだけで虐待したくてQNQNする -- 2010-07-27 00 43 02 途中までだけど、強く生きたれいむだなぁ ゆっくりの生きざまを見て、我が身の在り方を恥じるなんて…… -- 2010-08-08 01 33 58 赤ゆは不幸に死ぬために生まれてくるんだね。ざまあ。 -- 2010-08-20 11 29 09 幸せという言葉ほどゆっくりに似合わない言葉はないな。やつらは不幸の申し子だから。 -- 2010-09-03 19 18 08 自分の餡子を食わせる選択肢はなかったのか? -- 2010-10-09 11 43 35 お食べなさいしてやったところで意味なくね? 親の体の餡子なら食えるかもしれんけど、それ喰い尽くしたらもう食えるもの無いしょ 舌肥えた状態で作られてるんだし。 てかそれ以前に食料を集める技術がないだろうし。 -- 2010-11-15 05 00 17 れいむ頑張ったのにな~。普通の野良との子供なら幸せになれたのにな~。その幸せを俺らが潰すんだがwww -- 2011-12-21 19 51 43 人間の食べ物しか食べられない赤まりさざまあみろ!! 永遠に赤まりさは泣け、苦しい顔をして叫びながら大号泣しやがれ!!!! -- 2012-03-03 23 02 48 親れいむよくぞ頑張った!天国で永遠にゆっくりしておいで…。 -- 2012-03-18 09 34 46 __ 〈〈〈〈 ヽ 〈⊃ } ∩___∩ ∩___∩ | | | ノ --‐' 、_\ | ノ ヽ ! ! 、 / ,_; ; ;ノ、 -=・=- / ● ● | / ,,・_ | ( _●_) ミ | ( _●_) ミ/ , ’,∴ ・ ¨彡、 |∪| ミ 彡、 |∪| / 、・∵ ’ / ヽノ ̄ヽ / __ ヽノ / / /\ 〉 (___) / / / -- 2012-04-05 20 21 23 このSS見て虐待したいなんて言う奴は頭が狂ってる -- 2012-09-18 20 24 51 ↓お前が狂ってる -- 2014-08-24 19 24 02 ↓↓じゃあこれ見んなよカス わざわざ嫌なものを見に来る程頭がわるいのか? -- 2016-01-31 15 09 01 挿絵のれいむ可愛いな -- 2022-12-23 19 26 38
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ゆっくりと豆 30匹ほどのゆっくり家族が暮らす、大きめの巣の中。 日の昇る少し前に目覚めた母ゆっくりまりさは、彼女のはじめての娘であった 姉ゆっくりまりさの異変に気が付いた。発情したゆっくりありすが、必死に抵抗 する姉ゆっくりまりさに覆い被さっていた。ゆっくりありすにしては小柄なこと、 そのため声量が小さく、襲われている本人以外誰も気がつかなかったのだろう。 寝静まった夜中だと言うことも災いした。 『まり゛ざあああああ! しゅぎ! だいじゅぎだよぼおおおお!』 と発情するゆっくりありすを、体の大きい家族で踏みつけにすることで、大惨 事は免れることができた。ゆっくりありすが一匹だけであったこと、襲われた時 間が深夜でなかったことが幸いした。いくら小柄なゆっくりありさでも、大群に 襲われれば対処の出来ようはずはなく、また深夜であれば、寝静まった者が気付 くことも少ないからだ。 姉ゆっくりまりさは襲われていた時こそ衰弱してはいたが、日の昇る頃には小 さな枝を二振り授かり、襲われたことも忘れやがて生まれる子供たちの笑顔に思 いを馳せるくらいには回復していた。 母ゆっくりまりさからすれば、不幸な出来事とは言うものの初孫を授かること が嬉しくないわけがなく、かいがいしく娘の世話を焼いてやることにした。 付いた実はそれぞれ、5つと4つで、まりさ種が8、ありす種が1であった。 奇妙なことに、枝ぶりからすると、少しばかり生まれる子が少なく、本来子が宿 る場所には、小さく黒いつぼみがいくつか結ばれていた。 母ゆっくりは、娘に覆い被さった運命がもたらした悲しい出来事の結実である と考え、娘の頬を優しくなぜるのであった。家族の皆が見守る中、生まれてくる ゆっくり達は、未来の幸せを疑うことすらなかった。 ・ ・ ・ 私はゆっくり研究者の一人だ。 ゆっくりまりさと共に食事をとり、ゆっくりれいむと昼寝をし、ゆっくりに囲 まれて研究を行うのが日課だ。 ゆっくりありすに襲われた家族があると他のゆ っくりから聞き、生き残りを保護しにやってきたのだが。 日が沈んだばかりのこの時間帯であったためか、巣穴ではゆっくりな大家族の 幸せそうな生活か営まれていた。それどころか、子ゆっくりありすが家族と同居 しているではないか。興味を引かれた私は、そのゆっくり家族を観察させてもら うことにした。 私はその家族に向けて、ゆっくりしていってね、と優しく挨拶をする。突然の 挨拶に驚いた家族達は、私が優しそうな笑みを浮かべていること、美味しそうな お土産を持っていることを理解したのか、口々にゆっくりしていくことを勧めて 来た。彼女達の住処は小柄な私が入り口から入れるくらいに大きく、洞窟と言っ ても大げさでないほどであった。このような巨大な巣穴を作り上げたゆっくりま りさ達に感動を覚え、ゆっくりさせて貰えるお礼と共にその内心を告げると、親 ゆっくりまりさはとても嬉しそうに、ずっとゆっくりすることを進めてくれた。 その日ゆっくり達から聞いた話をまとめるた私は、少しばかり危機感を抱いた。 子ゆっくりまりさ大のゆっくりありすが、一匹だけ訪れたこと。さらに、ゆっ くりまりさがゆっくりありす種を宿した事。先日、工場近くで化学薬品の流出事 故が発生したばかりだ。近辺のゆっくり達に悪影響を及ぼし、一部のゆっくりに 突然変異を起こすきっかけとなったことは、一般には伏せられている。もしかし たら、その異変ゆっくりありす種がここを訪れたのかもしれない。 お土産をゆっくり達にくばりながら、異変がないかを探る。ゆっくり達の顔を 見回すと、……簡単に見つけられた。 だれもが、額やら頬やら側頭部やらに、黒い点をつけている。よくよく観察し てみるに、それはどうやら小さい穴のようであった。小さい子ゆっくりまりさは 数個、親ゆっくりまりさに至っては28個もの穴が開いていた。症状を聞くと、 毎朝起きると、体中に鈍痛を覚えるが、時間が経つにつれ気にならなくなるらし い。それが毎朝続いているためか、体力も乏しくなってきているようだ。 多分ではあるが、夜中のうちに誰かに穴をあけられ、しだいに回復しているだ けなのであろうと推測できた。 明日は朝早く訪れることに決めた。 ・ ・ ・ 早朝。 巣穴の外から観察していた私は、奇妙なことに気が付いた。ゆっくりの頭から、 小さい枝がいくつも生えているのだ。生殖したのではないだろう、すべてのゆっ くりがその枝を生やしていたのだ。懐中電灯を照らしてもまだ暗いため、よく見 えなかったのだが、枝には小さな豆粒ほどの実が成っているようだった。 これが、変異の影響であろうか。 枝の数をいくつかメモしているうちに、母ゆっくりまりさのそれが28個、つ まり昼間見つけた穴と同数であることに気が付いた。 これはもしや……。 思考しているうち、いくつかの子ゆっくりまりさが小刻みに揺れた。 ゆ゛っ、ゆ゛っ、と声を上げた彼女達の枝は、すぐに枯れはじめた。急いで巣 穴に入り、枝の落ちた子ゆっくりまりさを抱えると、いくつか新しい穴が開いて いるようだ。ピンセットで傷をつけぬよう注意しながら、穴を探る。穴から引き 出された物は――とても小さいゆっくりありすであった。 豆粒ほどの彼女は、抜き出された時こそくーくー寝息を立てていたものの、す ぐに起きて暴れ始めた。ピンセットでは捕まえていることは出来ず、『とかいは のありすは暖かくゆっくりするんだから!』といいながら、子ゆっくりまりさの 皮下に、勢い良く潜り込んだ。 このゆっくりありす――豆ありすとでも言うのか――はどうやら寄生体で、宿 主の体内にもぐりこんで食い荒らし、さらに一日で受精させる新種のようであった。 これはいそいで発表せねばならないと踵を返したとき、足に激痛が走り、倒れ こむ。調べてみると、豆が打ち込まれたような、小さな穴。 まさか……。嫌な汗が体中から吹き出てくる。人間にも、寄生するのだろうか? 一つの枝から5,6個の子が生まれるようで、巣穴はすでに豆ありすに埋め尽 くされていた。腕、足、胸、喉と、饅頭でもないのに容易く皮膚を食い破られ、 激痛に悶える。汚染の影響なのか新種の能力なのかわからないが、手足が痺れ、 筋肉が言うことを聞かない。 巣穴はすでに阿鼻叫喚の渦に巻き込まれていた。 母ゆっくりまりさは、体中を蝕まれ、ゆ゛っ、ゆ゛ぐっと呟くも、動きが取れ ないようだ。生まれたての子ゆっくりまりさは寄生に耐えられず絶命していた。 絶命しては受精できないからだろうか、その子ゆっくりまりさの皮を食い破って 外に出た豆ありすは、新たな獲物――ゆっくりと逃げる美味しい饅頭か、動けな い大きな肉の塊のどちらか――を見つけて、嬉しそうに近づく。 どぼじでゆっぐりぃぃぃ゛と泣き喚く親ゆっくりまりさ。 ゆ゛ぐりじだがっだゆ゛ううう、と食い破られる子ゆっくりまりさ。 そういえば、と視線を彷徨わせる。子ゆっくりありすはどうしたのだろうか。 その疑問はすぐに氷解した。 傷一つない彼女は、他のゆっくりに寄生すればすぐ殺してしまうこと、また自 分が殺されてしまうことを理解していたのだろう。とかいはをえんじょいするに は大きな肉塊が必要なことを呟きながら、嬉しそうに私に近づいてくる。獲物で ある私の顔をがっちりと掴み、『いただきます』と呟いた彼女は、そのまま私の 右目に向かって ・ ・ ・ 私の動きを制限する神経毒は、どうやら痛みも打ち消してくれるようであった。 鈍痛と緩やかな眠気の中で、かろうじて動かせる左手で、土をかき集め、出口 を塞いだ。例え子ゆっくりまりさであったとしても簡単に掘り起こせる程度の薄 い蓋であるが、豆ありすであればどうだろうか。 雨でくずれないよう、外から掘るものがいないよう、奇跡を願いながら、次第 に小さくなってゆくゆっくりまりさ達の断末魔を聞きながら。 私はゆっくりと目を閉じた。 このSSに感想を付ける
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75点 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 出演:キャメロン・ディアス、アシュトン・カッチャー キャメロン主演のラブコメ。 フィアンセに振られたジョイ(キャメロン・ディアス)と、仕事をクビになったジャック(アシュトン・カッチャー)が憂さ晴らしのために行ったベガスで偶然出会う。そのまま勢いで結婚までしてしまうが、翌日酔いがさめた二人は離婚をすることで同意するがジョイのコインでジャックが300万ドルを当ててしまう。 その所有権を巡って二人は不本意な結婚生活をスタートさせる。 以上あらすじ。私の中のあなたの後に見るとなんか観たことあるキャメロンの画が多い?気がしました(法廷であるとか海であるとか)。でも内容はラブコメ。もう王道ですね。軽い気持ちで見て最後まで笑顔で見れる面白い映画でした。 ヘタレのアシュトンもなかなかいいですねぇ。あとラブコメにつきものの面白い友達が最高です。展開がだいたい予想通りなのに楽しく観れるというのはやはり洋画の伝統芸としてラブコメが確立されてるんですかねぇ。 まぁオススメの映画です。 ベガスの恋に勝つルール予告
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77点 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 リトル・ミス・サンシャインのスタッフが贈るコメディドラマ。個人的にはこっちが好みです。 ハウス・クリーニングを仕事にするシングルマザーのローズ(エイミー・アダムス)、その妹で無職のノラ(エミリー・ブラント)。どうしてもお金が必要な二人は『現場清掃』という怪しげな職業を始める。 日本ではあるのか知りませんが(亡くなった人の部屋を片付けるバイトや"マグロ"拾いなんてのは聞いたことがありますが)、アメリカだと結構必要そうな職業なきがします。ただストーリィ的にこの職業である必要があったのかとは思いますね。母親との関連?でも元ネタが実際に女性二人の現場清掃員らしいですから最初にそれがあったってことかね。 おじいさんがまた駄目なキャラですね(笑)。で最期にもちあげるのもリトルと一緒な感じ。お母さんはなんでこの人と結婚したんだ。 ウィンストン(クリフトン・コリンズ・Jr)はずっと良い人。ローズとくっついて欲しいとちょっと思った。腕については結局言及しなかったな。 ローズとノラ。基本しっかりした姉なんですが、頑固というかプライドが高い感じ。でも最期までちゃんとした人。真面目なんだろうな。ノラは駄目駄目ですが、優しい気がします。配慮がたりてるのかたりてないのか。最期は自立してましたね。 ノラが列車の下で泣くシーン、母親の出演シーンを二人見るシーンはちょっとうるっときた。それなりに感情移入できてたのかな。 90分と短めですが、途中でつらいこともあります(そのほうが多いかも)。最期に全部ハッピィに終わるというわけではない(むしろ悪くなった部分も)ですが、ちょっとさわやかになれる。そんな映画な気がします。リトルミスを見た方にはこちらもすすめたいですね。 サンシャイン・クリーニング予告
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アニメではまって原作一気読みしました。二期はどこまであるんすかね。 第1話『沈黙と宴』 第2話『文集と写真集』 第3話『窓と雪』 第4話『テコと我慢』 第5話『ボケとニュース』 第6話『病気とやる気』 第7話『生死と制止』 第8話『リコールとコール』 第9話『再開と下位』 第10話『ギャグとシリアス』 第11話『マンガと青春』 第12話『経験とデータ』 第13話『同盟と同級』 第14話『不信と信用』 第15話『猿と結婚』
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72点 出演:トム・ハンクス、ジャン・レノ なんか急にヒットした作品。二作目なのに映画になり一作目が映画では二作目になった作品。なんかその場の流行で映画ってつくっちゃうんだなって思った作品。 大学教授であるラングドンのもとに一人の刑事が訪れる。ラングドンが会う予定だった男が奇妙な姿で殺されたことを教えられ一路フランスへ。ルーブル美術館に待ち受けていたのは奇妙な死体と犯人としての嫌疑だった。ラングドンは自分の疑いをはらすため、そして館長ソニエール(ジャン=ピエール・マリエール)が残したメッセージの謎を解くため、ソフィー(オドレイ・トトゥ)とともに奔走する。 原作、高校のとき読んだかなぁ。細部覚えてないんですがなんか映画はコンパクトにしてるような印象。原作読んだときはもっとへぇーって思った印象があります。クリテックスが二重とかシラス(ポール・ベタニー)ももうちょっと掘り下げてたような… なんか最後までシオン修道会と敵対組織の関係が不明確だった。隠したいっていうのと秘密裏に消したいってことか?ファーシュもなんか知らないうちにフェードアウトって印象だし。 なんか歴史をものから解釈するのって言い方悪いけどこじつける力が必要なのかなと感じました。 でもおもったよりあっさりしてたんで肩透かしだけどするっとみれたかなって感じ。悪くはない映画でした。 そういえば『ダ・ヴィンチ』って『ヴィンチ村の~』みたいな意味だって聞いた事あるなぁ。ヴィンチ村の暗号って意味かしらん(笑)。 ダ・ヴィンチ・コード予告
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竹取り男とゆっくり 2 (fuku4299の続きです) ゆっくりまりさを潰した翌日のことである。 男は日の出と同時に目覚めると、裏の納屋から荷車を引き出してきて竹を積み込んだ。 それが終わると、手早く支度をすませて昨日買ったケースをかかえて家を出た。 「ゆぅ……うぅぅ……」 れいむは恐怖でほとんど一睡もできず、未明になってようやくウトウトしたのみだったので、今は揺れるケースの中でぐっすりだった。 だが、ケースが荷車に乱暴に投げ出されるなり、れいむはその衝撃ではっと覚醒した。 ケースに閉じ込められた自分。近くにいる男。そして………惨殺されたまりさの記憶がよみがえった途端、れいむはブルブル震え出した。 そのとき、せわしなく動いていた男が視界から消える。 男は単に荷車のブレーキを外すためにしゃがんだのだが、れいむはとうとう自分を始末する準備を始めたのだと思い込んだ。 「ゆ……ゆぐっ…ゆぐっ……ゆううぅぅぅぅうぅうぅぅ……」 しゃくり上げていたかと思うと、声をひそめて泣き出したれいむ。 男は立ち上がると、怪訝な顔でれいむを見た。 「なに泣いてんだよ」 「ゆうぅぅ…おじさんれいむをころすきでしょ? れいむころされちゃうんだ……もうゆっくりできないんだぁ………ゆふっ…ぐ…… ゆああ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ん!!」 自分の言葉で殺されることを再確認して悲しくなったのか、れいむの涙の堤防はもろくも決壊した。 「あぁもう、うるせ! べつに殺さねーよ。お前を店に返しに行くだけだ」 「ゆ゙あ゙あ゙あ゙………あっ!? れいぶ…ひっく…ころさないの…? ゆっくちできるの…?」 「ああ、だから泣くな。店に着いたらそこでサヨナラ、だ」 言い終わると、それきり男は黙りこんで荷車を引いて歩き出した。 ガタガタと揺れるケース。 れいむはその中から呆けたように空を見上げ、流れる雲を見つめてゆっくりしていた。 一方の男のほうはゆっくりできなかった。 「…ったく、なんで二日続けて山下りなきゃならないんだよ」 暮らしていく金は昨日十分に稼いだが、こんな下等生物だけを片手に街に出るのも馬鹿らしいと竹も積んだのだった。が、昨夜はあんなことが あったせいで風呂にも入れず、疲労は全身に残っていた。 「あの甘味屋のタヌキ親父め、こんなもん売りつけやがって…」 男は荷台のケースを一瞥して苦々しくつぶやいた。 れいむは相変わらず光を失った目で虚空を眺めていた。 男が急に変心して自分を殺す可能性も考えられたが、逃れる力もない以上覚悟を決めたのだ。 ……というのはあやまりで、今ゆっくりできているので単にゆっくりしているだけというのが実情だった。 所詮は餡子脳。危機意識のきわめて低いゆっくりにすぎなかった。 ようやく男は街に到着。すでに正午だった。 取引先を順番に回って竹を売り込むが、今日はあまりいい値がつかない。 きのう自分が大量に売りさばいたせいだろう。この街の竹の需要はやや落ち込んでいた。 取引先を全部まわっても、荷台の竹は2割ほど売れ残ってしまった。 「こまったな…」 帰りは登り道。 なんとしても売り切ってしまいたかった男は、空き地を見つけて行商を始めた。 れいむは焦って呼び込みをする男の後ろ姿を、ぼぉ…と見つめていた。 しばらくすると、ちらほらとお客が舞いこんだ。 竹を買いつけに来たのかと思ったが、彼らの注意は荷台のケースに注がれていた。 「このゆっくりは珍しくおとなしいですね」 「ふたが開いてるのにちっとも逃げない」 「静かでいいなぁ。うちで飼ってるヤツはやかましくて…」 …という具合だ。 自分の頭上でわいわい騒いでいる男たちを見たれいむ。 ふと、れいむは思い出したように声をかけた。 「ゆっくりしていってね…」 声がふつうのゆっくりよりもはるかに小さかったので、見物客はその様子がいたく気に入った。 人間たちが笑顔になったのを見て、れいむもやや元気を取り戻した。 「ゆっ…ゆっくりしていってね、ゆっくりしていってね」 そしてなにを思ったのか、れいむはこんな言葉を口にした。 「ゆっくりしていってね! ゆっくり……たけをかっていってね!」 「なっ!?」 男は耳を疑った。 見物客はどよめいて、この珍妙なゆっくりれいむを取り囲んだ。 それから一刻も過ぎたころには、荷台の竹はすべてさばき終わっていた。 昨日ほどではないがそれなりの値もついた。 空の荷台にポツンと残されたれいむのケースが寂しく見えた。 れいむは、喧騒が去った今、再び空を見上げてゆっくりしている。 男はため息を一つ残し、甘味屋に向かって荷車を引いた。 「返す」 店主を呼ぶなり、男はケースを突き出した。 店主は無残にひび割れたふたの無いケースと元気を失ったゆっくりれいむを見るなり、ははぁ…と一人ごちていた。 「ところで、まりさ種のほうは…?」 「ムカついたから食って捨てた」 男の答えは明快だった。 そうとう怒っているらしい男の様子に、店主は懐から小さなしおりを取ると、うやうやしく差し出した。 「これはお読みになりましたか?」 「なんだそれ」 「ゆっくりの増殖方法です。これをお読みになれば、ゆっくりを上手に増やして毎日おいしい饅頭を…」 「やかましい! 俺はこんな胸クソ悪い饅頭なんざ金輪際お断りだ!!」 男のすさまじい男の剣幕に、店内に並んでいた数十匹のゆっくりと、ゆっくりを選んでいた他の客が飛び上がった。 「しおりだって、どっかいっちまったよ」 「承知しました。ではお代のことも含めて、奥で」 店主はれいむのケースを棚に置いて、体よく男を奥の間へと誘った。 「お客さま、じつはこの商品はゆっくりの繁殖用フルセットでしてね」 「ふゔん」 男はそっぽを向いたまま鼻を鳴らしたが、店主は丁寧に話を続けた。 「しおりの説明書きどおりに飼育すれば、どのお客さまにも一年中おいしい饅頭を召し上がっていただける商品だったのです」 「俺はもうお断りだって言ったろう。食っちまった分と壊れたケースの分はいいから、早く金を返してくれ」 「まあまあ、みやこ話としてお聞きください。その繁殖用フルセット、実は一般のお客さまには秘密の商品でしてね。この方は…と見込んだ お客さまだけにお売りしてきたものなのです。理由のひとつには、ご自分で饅頭を作られてしまうと店の売上げが見込めないものでしてね。 それからもうひとつは…」 店主はあたりを伺いながら声をひそめた。 「私どもが取引させていただいている加工工場に知られてしまうと、いろいろ面倒でして…」 まあ、加工工場側も個人が自分で饅頭を作るようになったら儲けも減るだろう。 「ところが昨日見えたお客さま…。失礼ながら私の目から見てたいそうゆっくりがお好きな方だと判断いたしましてね、お客さまにならきっと この商品を有効活用していただけると信じ、商品をお渡しした次第でございます」 「俺はゆっくりは大嫌いだ! 俺が好きなのは…」 「中の餡子でございましょう。存じております。では、ちょっとこれをご覧ください」 店主が納戸から出してきたのは、例のゆっくり繁殖用フルセットだった。 中の2匹も同じ大きさ。成体になったばかりの2匹は、口をあんぐりと開けて涎を垂らしながら醜くいびきをかいている。 それはあのとんがり帽子のまりさ種…。 憎きまりさ種が再び男の目の前に現れ、男はこの下膨れの醜い生物をケースごと叩き潰してやりたい欲求にかられたが、なんとか我慢した。 一方、その隣にいるのは見たこともない金髪のゆっくりだった。 「これはありすといいます。当店ではなるべく相性の良い種族同士をケースに入れておりまして、お客様にもお渡ししたこのまりさ種は、 れいむともありすとも仲良くできる使い勝手のよい種族でして………ええ、ええ、性格には少々難がございますがね」 店主は男の顔色が変わってきたのを察して機嫌を取った。 「ではお客さま、このゆっくりたちをよくご覧になっていてください」 店主はそう前置きすると、昨晩男がしたのと同じように、テープを引いて床を引き抜いた。 デデンッ! 二体は相次いで下の床に落ち、強制的に目を覚ませられた。 「ゆぐーん…?」 「ゆ?」 まりさとありすは寝ぼけた顔であたりを見回していた。 「ゆ…となりにいるのはだれ? だれかわからないよ…きつくてうごけないよ……」 「うぐ…せまいわよ! とかいはでならすありすが、こんなあつかいをうけるなんて!」 「ゆゆっ!? ありす? ありすなの!? ゆー! ゆっくりしていってね!!」 「そのこえはまりさね! ゆっくりしていってね!!」 2匹がお約束のあいさつを交わすと、店主はおもむろにケースを左右に小刻みに振り始めた。 「ご覧ください。こうすることによって、ゆっくりという種族は子を作る準備に…」 「むほおぉぉぉぉまりさ! まりさまりさまりさ!! いとしいまりさああぁぁぁぁ!!」 ぐにゅ~ぅ 「ゆぎゃーーっ!! やべであじずはなじでえ゙え゙え゙ええぇぇぇぇぇぇ!!!」 ケースが揺れた途端、ありすが伸び上がってまりさに覆いかぶさった。 そして両目を血走らせながら、ギュウギュウと全身をまりさに擦りつけはじめる。 なんともえげつない行為だ。 「えー……ありす種はまりさ種がとくにお気に入りでして、このように最初からその気になる場合もありますが、通常はケースを揺らして わざと発情させます」 店主の言葉は2匹の悲鳴と嬌声によって、9割がたかき消された。 「むほー! むほお! いいわよまりさあぁぁぁ! きもちいっ、きもちいっ、まりさのおはだ、やわらかくてきもちいいぃぃぃぃ!!!!」 むぎゅっ むぎゅっ むぎゅっ 「ごんな…ごんなのいやだあ゙あ゙あ゙ぁぁ!! おでがいだがら゙ゆっぐじざぜでぇ!! ぎゅぶゅぶぁばあ゙――!!!」 もはや襲われているまりさが何を叫んでいるのか分からなかった。 この真っ昼間から、このクソ狭いケースの中で、クソみたいな粘液にまみれて野太い声をあげる2匹のゆっくり。 こすりあい、揺すりあい、甘噛みあい、まぐわいあっている2匹のゆっくり。 ケースには、だんだん吐息と別のねばっこい液がこびり付き始めた。 これは発情して交尾することにより全身から滲み出される粘液で、ゆっくりが子を成すのに必要な精にあたるものも含んでいる。 ゆっくりたちはこの粘液を潤滑液がわりに、お互いの体を擦りつけあって快感を得る。 そのうち粘液はゆっくりたちの皮を浸透して餡子に達して吸収され、にんっしんっが成立しちゃうというわけなのだ。 また、ゆっくりは体の下部分に埋もれている"ぺにぺに"を相手の"まむまむ"に挿入して、直接精を相手の餡子に注入することもある。 粘液を皮から浸透させるよりも格段ににんっしんっさせやすくするためであり、おもにレイパーありすが取る手段である。 ……というのは後に男が店主から教えられた事だが、この時点では知る由もなく、汚物でも見るような目でゆっくりたちの行為を見ていた。 「はじめでなのね゙ぇぇぇ!? でもあんじんじでまりざぁ!! ありずのとかいはじこみのてくで、まりざをたあぁぁっっっぷりとずっぎりざぜで あげるう! ありずがいないといきていけないからだにじであげるがらあああ!!!!」 ありすは背後から体をまりさに叩きつけるような、都会派とは思えない乱暴なテクで責め始めた。 ダンッ ダンッ ダンッ ダンッ ダンッ ダンッ 「ゆぎっ! ぎぃ!! い゙だい゙! …ずっぎりっ! な゙んて! じだぐっ! ない゙っ! ぐぅ! ぶ! …ぶぎぃっ!!」 体を激しく壁に叩きつけられるたび、まりさは苦しそうな悲鳴を上げた。 「ゆふうぅぅぅうぅまりざのごえもずでぎよぉ!! こっぢをむいてかわいいかおをみぜでぇ!!」 もちろん、ふり返るほどのスペースなんてない。 「い゙や゙あっ、もゔいやだばあ゙!! ばじずな゙ん゙で……ぐっ…だい゙っぎら゙い゙だば…っ……………げぼっ…っ…ほげえ゙ぇ!!!」 まりさは犯されながら餡子をゴボゴボと吐き出した。 「いやよいやよもすきのうちっていうわよね゙ぇ!? ツンデレまりざすてき!! えくせれんと!!」 ありすは興奮していつもの2倍ぐらいの大きさにふくらんでいる。 そんな巨体に潰されたまりさは、どんなに歯を食いしばってもあふれ出す餡子を止められず、だんだん縮んできたように見えた。 「てくにしゃん・ありずにごえもでないのね゙!? そんなまりざにろーほー! これがらありずのかがやけるぺにぺにをみせてあげぢゃゔ!! ありずのぺにぺにをまりざにいれ゙…」 言ってる途中で我慢できなくなったのか、ありすは勢いよくぺにぺにを挿入した。 ちゅぽ! 背後からまりさのまむまむを貫いて奥深くまで侵入したぺにぺには、中の餡子を抉った。 「ゆ゙がっ!? ゆ゙があ゙っ!! ゆ゙がががが!!!!!!」 まりさの口から勢いよく吐き出された餡子が、頭上のふたに張りついた。 にゅるぅっ にゅるぅっ まりさの目玉が、いまにも飛び出さんばかりに見開かれた。 実際には、ありすのぺにぺになど長さ1センチほどの突起。 太さも爪楊枝を3本合わせた程度の貧相なシロモノだが、愛もなくすっきりもしたくないまりさには耐えがたいものだった。 「ゆふぉぉぉぉぉ………まりざのまむまむきもちいひぃ…………よくしまるぅ………………」 ありすは焦点の定まらない目でどこか上のほうを見上げたまま、ニヤニヤ笑いながら一方的にまりさのまむまむを堪能していた。 先ほどまでのような激しい行為とは一変して、組み敷いているまりさにへっこへっこと体を押しつけていた。 「とかいはのじょうひんなぺにぺにはどぉ? ……きもちよすぎてこえもでないのねぇまりさぁ」 ありすはまりさを自慢のぺにぺにの虜にしたのだと解釈したが、当のまりさは白目を剥いて半ば失神していた。 ときおりビクンッと痙攣するだけのまりさの全身を、 「ぺーろぺーろ……おいちいぃ…!」 と、熱く長い舌を伸ばしてナメナメ。 まりさの体はあらゆる粘液にぬめってテラテラしていた。 「おっほ…!?」 と、ありすが突然、切羽つまったような嬌声を上げる。 いよいよ"すっきり"の時が近づいているためだ。 「まりさ、わがる゙ぅ!? ありずのぺにぺにが…ありずのおっきなべにべにがぁ…まっ…まりざをにんっしんっさせるわよーーーっ!!!」 ずいずいずい! 再び激しく突きまくるありす。 まりさは正気に戻らされたものの、大きな口からだらしなく涎を垂らしたままだった。 ときどき揺れにあわせて餡子の塊を吐き出す以外は、もはや反応を見せなかった。 逃れられないありすの暴挙に、まりさは心の奥で早く終わって…と祈り続けた。 「い゙ぐわよおまりざぁ! いぐっいぐっいぐぅ!! あじずのあ゙いが…あ゙ふれ゙る゙ゔ!!!!!!」 どぽおぉッ むほお゙お゙お゙おおおおぉぉぉぉぉ……おぉおぉおぉおぉ………っ…!」 「ゆぎょお゙お゙お゙お゙ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!」 その瞬間、2匹のゆっくりは産卵する鮭のつがいのように、そろって天を見上げた。 「すっきりー!!!!!!」 ありすだけがピカピカに輝いた顔で宣言した。 そしてすぐビクンビクンと痙攣した。 「うお゙え゙ぇ!!」 視覚と聴覚と嗅覚を犯され続けていた男は、すっきりの瞬間に2匹と目が合って嘔吐した。 若い店員が変わり果てた男の昼飯を掃除した後、ケースの中ではまりさが変わり果てていた。 甘ったるい臭気が漂う中、うつ伏したまりさは黒く変色して額からにょきにょきと茎を生やしはじめた。 その茎はケースのふたまで伸びると、しばらくして小さな実のようなものを結んだ。 「どうです。これが彼らの妊娠→出産劇です」 「そうか…」 男はタオルで口元をぬぐいながら、汚物を見る目でケースを覗いた。 「この実が大きくなると、お客さまが試食した赤ちゃんゆっくりになるのです」 「そりゃわかったが……こいつ死んでねえか?」 男は黒いまりさを指差してたずねた。 「ありす種は性欲旺盛かつ乱暴なので時々交尾した相手を死なせてしまうこともありますが、いつでもどこでも相手を身ごもらせる絶倫さが 重宝されているんですよ」 「…………」 まりさが朽ち果てたせいで広くなったケース。 ありすはその中で仰向けに寝転がったまま、ぺにぺにを体にしまいもせず、ゆふぅ…ゆふぅ…と余韻にひたっていた。 濃縮したカスタードをたっぷりとまりさに注入して役目を終えたぺにぺには、先っちょからカスタードを滴らせたまま、吐息で上下している。 犯し殺したまりさのことなど気にもしない様子で、さっきまでの行為を反芻しているのか、ニヤニヤしながらとめどなく涎を垂らしていた。 「…………」 こんな貧相な突起を誇らしげに露出するありすが憎らしくなってきた男は、カパッとふたを開けると、指先でぺにぺにをつまんだ。 「おっほぉ…!」 余韻にひたっていたありすはぺにぺにを刺激されて、とろ~んとした気持ちよさげな目で男を見上げた。 「ゆっふっふぅ………。ありす…いまさいこぉにすっきりできてるから、おにいさんにもありすのぺにぺににかしずくえいよをあげるわ。 ありすのせんれんされたぺにぺにに、おにいさんもゆっくりみりょうされてね!」 ありすはそう言うと、もっとぺにぺにを見やすいよう、さらに体をのけ反らせてサービスタイムに入った。 あの憎ったらしい勝ち誇った笑みを向けてくるありすのぺにぺには、男の指の刺激で再び濃いカスタードがだだ漏れた。 「こいつの中身はカスタードクリームか…」 「ゆふぅ、ただのかすたーどじゃないわよ。こくがあってまろやか…」 ぷちゅっ 男が指先にちょっと力を込めると、ぺにぺにはあっけなく破裂した。 ありすは最初なにが起こったのか理解できず、笑顔を凍りつかせたまま男の顔を見上げていたが… 「ぺに…? ぺにぺに……? ぺにぺにぺに…………」 ついさっきまでぺにぺにがあった場所に視線を移すと、途端に絶叫した。 「あ゙ あ゙ あ゙ あ゙ あ゙ あ゙ あ゙ あ゙ あ゙ あ゙ あ゙ あ゙ あ゙ あ゙ あ゙ あ゙ あ゙ あ゙ あ゙ あ゙ あ゙ あ゙ あ゙ あ゙あ゙ あ゙ あ゙ あ゙ あ゙」 全身に力をいれて叫んだせいで、破れた傷口から黄色いカスタードが勢いよく噴き出した。 「ばじずの゙べに゙べに゙があ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!! な゙ん゙でごん゙な゙ごどずる゙の゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙!!!」 「うるさいよ」 「ゆ゙ぶしッ!」 男が思いきり手刀を振り下ろすと、カスタードの詰まったやわらかいありすは簡単に真っ二つに割れた。 ありすは目をギョロッと剥いて、中身を露出したままビクンビクンと痙攣していた。 手にこびりついたカスタードを舐めると、これもなかなかイケる。 恐怖は餡子だけでなく、カスタードも甘く変えるのだ。 そんな男の姿を、乾いたまなざしで見つめる甘味屋の店主。 「さすがは私が見込んだ男…。いつか素晴らしい虐待お兄さんに育って欲しいものですなぁ…」 口の中でつぶやいたこの店主は、虐待というアングラな商売でさらなる大儲けをもくろむ人物だった。 だからこそ日々お客を物色しては、虐待癖のありそうな人間に"ゆっくり繁殖セット"を安く売っていたのである。 「ゆくゆくは……」 店主はこうして、ゆっくりの繁殖だけではなく虐待お兄さんをもたくさん街に繁殖させることで、さらに大きな野望の実現を描いていた。 その野望は、いずれまた別の機会に語ることとしよう………… ~あとがき~ 続きに挑戦してみた。 暇つぶしに使ってくれよ。 読んでくれた人ありがとう。 前回のも読んでくれた人もう一回ありがとう。 アク禁で書き込めないから返信できないんだスマソ 続編 このSSに感想を付ける
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制裁ものじゃないと罪悪感を感じる方は注意 ある日の昼下がり、ゆっくりれいむは博麗神社の縁側でお昼寝をしていた。このゆっくりれいむは以前神社の中のおせんべいを 勝手に食べてしまって、巫女である博麗霊夢に叱られ、追い出されそうになったゆっくりであった。 その際にゆっくりれいむが行く当てもなかったところを見かねた霊夢によって飼われることとなった。 今では神社の中でゆっくりする居候またはペットとなっている。 「れいむ~。おやつよ~」 「すぐにゆっくりいくね!!おやつ♪おやつ♪」 今ではおやつを一緒に食べる。 「れいむ、こっちにいらっしゃい。一緒に食べよう。」 霊夢がれいむを膝の上に招く。 「ゆっくりできるね♪れいむのおひざやわらかくてきもちいい♪」 縁側で霊夢はれいむを膝の上に乗せて、おやつを食べることにした。日向でお昼寝をしていたれいむはほかほかと日の光を吸収して暖かい。 このゆたんぽのような暖かさが心地よい。ちなみに夏には冷やして冷やし饅頭になるので、これがまた気持ち良い。 「ほら、こぼしそうになっているわよ。しょうがないわね。」 そういう霊夢は普段他者と接する時と違って柔らかい物言いだった。 「ゆぅ?れいむ、ありがとね!!ゆっくりたべさせてね!!」 れいむは食べるときにこぼしてしまうので、霊夢が手をそえてゆっくり食べさせてあげるのだ。 最初は掃除の手間を省くためにこうしたのだが、今ではこの位置が一番しっくり来た。 霊夢にとってはれいむの暖かさと柔らかさを感じることができ、安らかな気持ちになれる。 そう、ゆっくりできるのだ。霊夢は元々面倒くさがりなところがあり、暇さえあればお茶を飲んでいた。 暇な時間を一人で満喫することは確かに味わい深い。しかし、れいむが来てからは、 だれかと一緒にゆっくりすることをより楽しめるようになっていた。 今では毎日のお茶の時間が本当に楽しみである。 「れいむ、れいむ、おやつありがとね!!おれいするね♪」 そう言うとれいむは縁側で霊夢を招いた。そうすると霊夢が寝転がる。れいむは霊夢の枕になった。 「あ~、ふわっとしてあったかい。れいむ、気持ちいいわよ。ありがとね。」 そういうとれいむは満足げな表情をした。それはどこかふてぶてしくて偉そうだ。 けれども霊夢はそんなれいむをみてほほえましく思った。すこし背伸びがしたい、 かまってほしいと思っている妹がいるとこんな感じなのかと思った。 そうすると、友人の霧雨 魔理沙が尋ねてきた。何でも異変の兆候があるらしい。霊夢は身支度を整えると、 「これから出かけてくるからね。おみやげもってくるからいい子にしてまっているのよ。」 「うん!ゆっくりいってらっしゃい!!」 れいむは満面の笑みで霊夢を見送った。本当はもっと霊夢と一緒にゆっくりしたかったが、 異変解決が巫女の仕事なのだから仕方がない。れいむは仕事で疲れた霊夢が帰ってきたときに たくさんゆっくりしてもらうためお手伝いをしようと思った。口を使ってちりとりをくわえ、器用に掃除をしている。 霊夢が帰ってきたときにほめてもらいたい。なでてもらいたい。れいむは霊夢の事が大好きだった。 そのとき、 神社の上空より鳥がれいむ目掛けて急降下した。れいむは鈍重な動きと警戒心の少なさから、以前より目をつけられていた。 そして巫女がいないところを狙われたというわけである。 あっというまにれいむは鳥に捕まえられ、空高くに連れ去られることとなった。 「ゆぅ?おそらをとんでる!!たかい♪たかい♪」 れいむはまだ現在の状況を把握していないようだった。 霊夢の愛情に守られていたれいむには、これからどのような地獄が待っているのかまったく理解ができていなかった。 だんだん神社が遠ざかってくる。さすがにおかしいと感じたのか、れいむは 「ゆっくりれいむのおうちにかえしてね!!れいむのおてつだいおわっていないの!!」 と催促するが、鳥に言葉がわかるわけはない。 しばらく飛んで、れいむは鳥の巣に落とされた。鳥はそのまま次の獲物を求めて飛び去っていく。 れいむの目の前には鳥の雛達がいた。目の前にはぴぃ、ぴぃと雛たちが自分目掛けて擦り寄ってくる。 よちよちとゆっくりしたペースだ。 「ゆっくりしてる~♪」 野生から遠ざかったれいむは自分に向かってくる雛達を何の警戒心もなく近づけてしまった。 雛たちを可愛いと思ってしまっていた。あるものを忘れていたためにこのような愚行を犯してしまった。 野生の法則 弱肉強食 「いたい!いたいよ!とりさんやめて!!」 雛達はれいむのことを食料としてしかみていなかった。抵抗手段を持たないれいむは雛達についばまれていく。 小さなくちばしによるついばみは、ひとつひとつはたいしたことはなかった。しかし大量の雛、 それもとても飢えているので、久しぶりのご馳走にありつこうとみな必死にれいむをついばんでくる。 「ゆっ! ゆ゛う゛う゛うううううっ!!!やだよ!れいむはおいしくないよ!!」 生態系の最下層、動く食料のゆっくりにはあるまじき発言である。くすぐったさといたみとかゆみが同時に襲ってくる。 「れいむたすけてよ!れいむー!!!」 しかし霊夢は助けに来ない。異変解決に向かっているので当然である。 ひなのくちばしがついに中の餡子に届いてしまった。あふれ出す餡子。そしてそこに群がる雛達。 地獄の蹂躙劇がついにクライマックスへと突入しようとしていた。 しかし親鳥がいなかったことが幸いした。れいむは巣から転がり落ちることによって、うまく雛達から逃れることができた。 れいむはまた逃げていた。神社へとたどり着くことを願っていた。 しかし神社がどこにあるのかはわからなかった。 それでもまったく動かなければ餡子におびき寄せられた虫達の餌食となってしまうのである。 先ほどついばまれたところがかゆいと思ったら、蟻がたかっていた。れいむはあまりの気持ち悪さにどうにかしてしまいそうであった。 転がって蟻をふりはらうとすぐに逃げる。しかし蟻達はしつこく追ってくる。 「れいむじにたくないっ、れいむじにたくないよっ!!!ゆっぐりじたいよぉ!!」 れいむはゆっくりできなかった。蟻達は大群をかたどって襲い掛かってくる。一匹でも再び侵入を許せばそれまでだった。 はやく、はやく跳ね、少しでも遠くへと逃げようとした。それがれいむの餡子をこぼし、より多くの蟻をおびき寄せることとなっていた。 「ゔわ゙ああああああん!な゙んでえええええ!!な゙んでづいてぐるのぉぉぉ!!」 れいむは逃げる。 餡子がこぼれる。 逃げる。 こぼれる。 こぼれる。 こぼれる。 ついてくる。 しかしなんという幸運か、目の前には浅い水溜りが道を横切っていた。 れいむは全身全霊の力を使って飛び跳ねた。蟻達は追ってこない。上手く逃げ切ることに成功したのである。 「ここどこ・・・。おうちかえる・・・。れいむにあいたい・・・」 もはやどこが神社か完全にわからなくなっていた。しかし幸運にも目の前には民家、そして畑があった。れいむは民家を尋ねた。 しかし誰もいなかった。何か食べたい。ご飯をもらいたい。れいむはたいりょうのあんこを失っていたため、早く栄養を取る必要があった。 それなのに長い間飼われていたれいむはえさのとり方を忘れてしまっていた。 ふと目の前の畑に目が行った。たくさんの野菜がある。れいむはこれを食べれば傷がふさがるかと思った。 しかしそのとき霊夢の顔が頭に浮かび、以前しつけられたことが思い出される。 「今度からは勝手に人のものをとっちゃだめよ。悪いことなんだから。いい子にしていたら私がごはんをあげるからね。」 霊夢に嫌われたくない。今まで霊夢と過ごしてきた思い出が蘇る。 かまってほしさにいたずらをして怒られたことがあった。 逆に霊夢にいたずらをされたこともあった。頭からダンボールをかぶせられた。すねていたら、 霊夢が謝ってきてその後一日中遊んでもらったことがあった。 一緒に外に遊びに行ったこともあった。霊夢の友達にほっぺたをつねられたことを覚えている。 喧嘩をしたこともあった。あのときは何が原因だったのか覚えていない。れいむは都合の悪いことはすぐに忘れる。 しかし寂しくなって霊夢の布団にもぐりこんでしまったことは覚えている。喧嘩した後なのに霊夢は抱きしめて寝てくれた。 れいむは泣きながら謝った。 ひとりでゆっくりしていても楽しくはない。霊夢といっしょにいたい・・・。 「ゆ"っ・・ゆ"っ・ゅっ・・・・・ゆ"・・・・・ゅっ・・・・・・・・・ゅ゛・・」 体の中の餡子の3分の1がなくなってしまったためか、意識が朦朧としてきた。 目の前の野菜を食べないと決めたことで一気に今までのダメージが押し寄せてきたらしい。 もう動くことさえできない。 蟻達が追いついてきた。別の道を通ったのだろう。れいむの体内へと侵入し餡子をむさぼってくる。 もはや助からないことはれいむにもわかっていた。霊夢には二度度会えないと。 最後にいってらっしゃいと言ったことを後悔した。もっとわがままをいえばよかった。 少しでも霊夢と一緒にいたかった。こういうべきだったのだ・・・ ゆっくりしていってね、と 「今戻ってきたわよれいむ~。どこに行ったの~。おみやげ持ってきたわよ。いっしょにたべよ~。」
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注意! パロディ的なものが嫌な人は見ない方がいいかも その他色々 「短い話を一つだけ_2」 「だー! また負けた!!!」 「ははは!」 二人の男がゲームの対戦をしていた。 片方が悔しそうに叫び、もう片方は余裕の表情。 「あー、ここまで来ると台詞一つ一つが腹立つ!」 「はっはっは、そんなに熱くなるなよ!」 ドンッ! 「おお、何の音だ!?」 「ああ、今日ドスまりさが来るらしいから撃退した音じゃないの?」 「ふうん…、そうだ! いいこと思いついた!」 「どうせ負けた腹いせに群れの残党でも始末しに行くって言うんだろ?」 「お、何でわかった?」 「お前が単純だから」 二人は爆発音が鳴った場所に向かった。 「ゆっぎゅああ"ああ"ぁぁ"ぁああ"あ"あ!!!」 「どぼじでごんなごどするのおおぉぉぉ!!!」 ドスまりさを失った群れは当然のようにパニックを起こし、あちこちに逃げようとする。 それを一匹ずつ律儀につぶし殺している村人達。 「おお、やってるやってる!」 「んじゃ、俺は適当に潰してるから、楽しんでこい」 二人は阿鼻叫喚の広場で別れた。 ぼろ負けだった男は早速森側へ向かった。 森に逃げようとするゆっくり二匹。まりさとちぇん。 「まずはアイツら!」 「なんでドスがやられるんだぜぇえぇ!?」 「わがらないよお"おおぉお"ぉぉぉ"!!!」 ズザザザ! 「ゆ"っ!」 逃げようとしているところを先回りされた 「ゆぎゃあああぁぁぁ!って、なんなんスか?」 殺される! と思ったら、素っ頓狂な質問をされた。 「ゆ、ゆ、まりさを馬鹿にしてるのかだぜ!!!」 あからさまにバカにされたまりさは激昂し、彼我の実力差を忘れて男に体当たりする。 「下劣な悲鳴すら上げさせん」 ぐしゃ! 「…」 予告通り、下劣な断末魔を上げさせずにまりさを踏みつぶした。 「ま、まりざー!!! わがらないよおおおぉぉおぉおおお!!!」 「ぢぇんはにげるんだよー!!! らんじゃまぁぁああぁぁぁあ!!!」 そうは問屋が卸さない。 「に"ゃ!」 男はちぇんのしっぽを引っ掴み、自分の顔の高さまで持ってくる。 「悪い子には………おしおきィ!!」 バチイィィン!! 「いだよおおおおぉぉぉおお!! らんじゃま、らんじゃまあああああぁぁぁああ!!!」 「死ぬ準備は、いいですか?」 「いや"ああぁ"ぁああ"あ!!!」 「あ、『ゆぎゃあああぁぁぁ!』って言わなかったな」 ちぇんだったものを踏みにじりながらつぶやく。 「ま、いいや。次の獲物をさ~がそっと」 男が次に見つけたのはずりずりと這いずって逃げる大型のゆっくりれいむ。 頭には茎が生え、実ゆっくりが間抜け面で成っていた。 「れいむはゆっぐりにげるよおおぉおぉぉお!!!」 夫のまりさが犠牲になってくれたおかげで逃げられたれいむは急いで自分の巣を目指す。 残念ながら男に見つかってしまったため、命運は尽きたが。 「ゆ"! どぼじでにんげんさんがいるのおおぉおぉぉお!!!」 男が目の前に立つと急に悲鳴を上げて泣きわめく。 「でいぶのあがちゃんがあああぁぁぁ!!!って、なんなんスか?」 まりさと時と同様に声をかける。 「やべでね! れ"いぶはでいぶじゃないよ!!! でいむにはあかぢゃんがいるんだよ!!!」 「臭い…餡子臭ああぁぁぁい! っていうか脳みそまで餡子でしょ?」 ぶちっ! 男は遠慮することなく実ゆっくりをもいで、口に入れてかみ砕く。 「むーしゃ、むーしゃ、ゲロまずー!」げれれれ… 「でいぶのあがちゃんがあああぁぁぁ!!!」 実ゆっくりをかみ砕かれ、さらに汚らしく吐き出され、ついお決まりの台詞を発してしまうれいむ。 「自分の子供すら守れないなんて…」 「ゆぐうぅぅぅ、でいぶの、あがちゃんがああぁぁ…」 「役立たず以下なのだぁ!」 がっ! 「ゆごぼぉっ!!!」 口に蹴りを入れられ、口を破壊される。 がっ! がっ! がっ! がっ! がっ! がっ! がっ! がっ! がっ! 「ヒャアーッ! 笑いが止まらん!」 その後も適当なゆっくりを見つけては訳のわからない台詞と共にゆっくりを地獄に送っていった。 ある程度虐殺し、飽きてきたところで広場に戻り、あちこち破れ煙が立っているドスまりさに向かった。 「びんな、ごべんねぇえぇえ!!!」 口の中から爆発を受けたドスまりさ。 本来なら跡形残らずはじけ飛んでいるはずだが、 今回は予算の都合でたいした威力を持たない爆薬しか仕入れていないため、思いの外原形をとどめていた。 「お、まだ生きてるぅ!」 「ゆ"! おにいざん! おでがいじばず! どずはどうなっでもいいでずがら群れのびんなをだずげてくだざい!!!」 自分はどうなってもいい、だから、みんなを助けて。男に懇願するドスまりさ。 「いい子ぶりやがって…」 「なにいっでるの!? はやぐびんなをだずげでねえぇぇぇ!!!」 「デブ饅頭は引っ込んでください」 まるで相手にしていない。 「どずうううぅぅ! だずげでええぇぇぇ!!!」 一匹のありすがドスまりさの元へやってきた。 「おにいざん! おでがいじばず! このごだげでもたづげであげてくだざい!!!」 「シンジラレナーイ!」 男はどこから出したのか、透明な箱を用意した。 いつもならこの中に収納するのだが、今回は箱の上に剣山をセットし、その上にありすを置いた。 「いだいいいぃぃぃ!!! ごんなのどがいはじゃないいいぃぃいい!!!」 「ありずのべにぺにがあああぁぁぁ!!!って、なんなんスか?」 男はそのままありすを揺さぶる。 悲しいかな性欲饅頭はこんな状況でも発情してしまい、ぺにぺにをギンギンにたぎらせた。 プシュー! 「かっちかちだー!」 男がコールドスプレーをペにペにに吹きかけると、ありすのぺにぺには宣言通りカチカチに凍ってしまった。 「ゆ"…あ"…」 自らの生き甲斐を凍らされ、驚愕の表情のありす。 「どうなるかなぁ?」 ぱりん! 男が遠慮無くありすのぺにぺにを踏みつけると、粉々に砕け散った。 「ありずのべにぺにがあああぁぁぁ!!!」 「痛い?痛い?」 「いだいにぎまっでるでしょおおぉぉお!!! ごのいながぼのおおぉぉおお!!!」 「虐待にも、礼儀はあるのですよ?」 今度はライターと可燃性のあるスプレーを構える。 「…!!! おにいざん! それだけはやべであげでえええぇぇぇえええ!!!」 さっきから泣いてばかりのドスまりさが男が何をしようとしているのか察したようで、 必死の形相でやめるように懇願する。そんなことでやめるならそもそもやらないのに。 ごおおぉぉぉ…! 「黒焦げだじょー」 「ああ"あぁ"ぁぁ"あ!!! あ"あぁぁ"あ"ぁ!!!」 簡易火炎放射を浴びせられ、みるみる黒こげになっていくありす。 「ツマンナァーイ!」 腰を振ってにやにやしながら大声を上げる。 「よぐも!!! よぐもびんなをおおおおおぉぉぉお!!!」 変わり果てたありすの黒こげの死体を見せつけられたドスまりさはついにキレた。 「所詮!!!」 「ゆぐ…」 が、ドスまりさが最後の力を振り絞って男に反撃しようとすると、突然また大声を上げた。 気圧され、動けなくなった。 「………負け犬でしょ?」 「ゆっっがああああぁぁぁあぁぁぁぁあああああ!!!」 群れのゆっくりを虐殺され、さらには負け犬呼ばわり。 もはやドスまりさは限界だった。 これ以上群れを、ドスまりさを、ゆっくりを馬鹿にされてたまるものか!!! キノコが破裂して使えなくなった以上、使えるものは死にゆく己の体のみ。 しかし、なんとしても一矢報いてやりたかった。 二度とゆっくりを馬鹿に出来ないようにしてやる! 執念がドスまりさを突き動かしたのだ。 だが饅頭に神はいない。 「ソイヤ!」 あっさりとかわされた。 ドスぅん… 「ゆはぁ、ゆはぁ」 体中の傷が開き、もう動くことさえままならない。 「ぼう、ごろじで…」 悔しいが、もうドスまりさには何も出来ない。 「カス以下の以下がぁ~!」 男はゲラゲラ笑ってどこかへと行ってしまった。 「ゅぎぎぎぃいいぃい……!!」 ドスまりさはゆっくり、じっくり苦痛と絶望と堪えようのない怒りを味わいながらあの世に旅立った。 男がすっかり機嫌をよくし、高笑いをしていたら、うざいと近所の老人に殴られた。 終わり。 おまけ 「おーい!」 ゆっくりの群れが全滅し、皆が後片付けを終えた頃。 「ストレスは解消できたか?」 「おうよ! やっぱりケ○○の真似してゆっくりどもを馬鹿にするのは楽しいや!」 「そうか、そうか、はいこれ」 そういって男に取っ手付きの透明な箱を渡す。 中には珍しいゆっくり、ゆっくりさとりが入ってた。 「何このき「『汚い饅頭』とは失礼ですね」」 男がしゃべり終える前にさとりが遮る。 男はさとりを指さし、友人を見る。 「『なにこいつ』って思っているんですね」 男がしゃべる前にしゃべる。さとりが使う嫌がらせである。 「さっき森の方で捕まえたんだ。こいつは他人の考えてる事がわかるらしいぜ」 「その力ぁ、僕にくれなぁい?」 「ここから出してくれたら考えてあげます」 男は言われるがままさとりを箱から出してやる。 「お、おい! 出したりなんかしたら…」 案の定さとりは急いで逃げ出す。 5Mほど離れた頃、 「ゆっふっふ、ば「『馬鹿ですねあなたは』ってか?」」 「ゆゆぅ!!?」 なんと自分が行った嫌がらせを男にやられたのだ。 当然、動揺するさとり。 (ゆゆぅ!? もしかしてさとりの考えてることが読まれてるんですか!?) 「そうだよ~!」 まるで本当に心を読んでいるかのように振る舞う男。 (で、でもっ、あそこまで逃げられれば逃げ切れるんですね!!!) さとりは背の高い草で覆われた茂みに隠れようと急ぐ。 「あ、あの野郎!!!」 追おうとする友人を制し、男はその辺の石を拾い上げた。 「踊れ踊れ~!」 びゅん、がっ! 「ゆ! そんなの当たらないんですね!!!」 余裕と言わんがばかりに投石を回避するさとり。 びゅん、がっ! びゅん、がっ! その後二発の投石をかわし、茂みに入ろうとする直前で びゅん、ずぼっ!!! 「当っっっっったりーーーーーーーーーー!!!」 命中した。しかも貫通。 先ほどまでのかわせる程度の速度でしか投げてない石とは違い、 思い切り投げた石はさとりの運動神経ではよけられなかった。 男はさとりの髪を乱暴に掴み、 「浮かれてんじゃないよぉう!?」 と言い放つ。 「ゆ…ゆああ"あぁ"あぁ"ぁぁあ"!!!」 さとりは混濁する意識の中、男がこれから自分に何をする気なのかを読んでしまった。 「ごめんなざいっ! なんでもじばずがら! ぞんなごとじないでくだざい!!!」 さとりがいくら泣いて謝っても、男はさとりを無視し、 「さんきゅな! こいつ持って帰るぜ!」 「お、おう」 男はさっさとさとりを箱にしまい、帰路へついた。 「あいつ、何考えてたんだろ」 家に着くとさとりを部屋に放り込む。 窓は高所で、ドアも鍵がかかるので逃げられない。 「よいしょ」 「ゆぐっ!!」 痛い、痛いと訴えるさとり。 治療して欲しいと言うと男はさとりにゴムボールを投げてよこした。 「『玉コロ遊びでもしてなさい』って考えてますね! って、なんでそんなこというんですか!!!」 男はさとりを全く相手にせず、寝室へ向かった。 今日は暴れすぎて疲れたのだろう。 傷が癒えずに苦しむさとりとは対称的にその日はぐっすり眠れたそうな。 おまけも終わり ○ィー○や○フ○のマネしてゆっくりをバカにするのが主題なのになんか色々とgdgd。 それでもっていつもタイトル付けに頭を悩まされる。 こまったので、一話完結のSSについてタイトルが思い浮かばない場合は 「短い話を一つだけ」にしようかなと思ってます。 なんで、長めなのに「短い話」と嘘つきますが、勘弁してください。 ○○がおかしい →仕様です。勘弁してください。 なぜ突拍子もなくさとりが →お蔵入りSSからの出演です。勘弁してください。 本当はネタかぶりが発覚したのでお蔵入りです。ネタかぶり恐るべし。 今まで書いたSS? ドスまりさとゆうか1~3 ゆっくり闘技場(性)1 不幸なきめぇ丸 名物餡玉 行列の出来るゆっくり スカウトマンゆかりん前・後 ファイティング親子とゆっくり まりさの商売 ぱちゅりーの失敗1~4 盲点 進化 ぶっかけ!ぱちゅりー! 短い話を一つだけ ありふれた話 対決!ドスまりさ! 被虐のみょん_その一 とあるきめぇ丸の一日 おさんぽバターみょん さなえに首ったけ ゆっくり兵団 不安のゆっくり1 幸せなゆうかのお話 このSSに感想をつける
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80点 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 ジブリ作品でもかなりスキな作品です。 実家で妹と雫たちの青春をワーキャーいいながら観てました。特に杉村が雫にお前がスキなんだっていうところとか。 自分が中学んときはこんなまぶしい青春なかったなぁ。聖司クンとか漫画んなかの登場人物だべ。 バロンとかはなんとなく猫の恩返しにつながる感じがします。猫恩は意識してつくったんかな。 ラストの聖司が告るシーンは臭すぎてみれませんでした。 カントリー・ロードをおじいさん達とアレンジして弾きながら歌うとこが一番スキです。 時間を置いて何度か観たい作品ですな。 耳をすませば個人的名シーン