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病原 ・多くの発熱を呈する感染症が原因となりうる. ・インフルエンザウイルス, アデノウイルス, パラインフルエンザウイルス, RSウイルス, ロタウイルスでのFSでは, RSウイルスおよびロタウイルスでの頻度がやや低かった. ・これらのウイルスによるFSでは臨床像に違いは認めなかったという報告がある(Arch Dis Child 2007; 92 589-93).ヒトヘルペスウイルス6(HHV-6) ・ある報告では初回熱性けいれんの患児55人中10人(18%)でHHV-6所感染が確認された(Pediatr Neurol 2010). ・HHV-6感染によって引き起こされた熱性けいれんでは以下のような傾向がある ・熱性けいれんの発症年齢がより若年 ・より複雑なけいれんを呈する(群発するけいれん, 局所性のけいれん, 持続するけいれんなど) 危険因子抗ヒスタミン薬 ・けいれん前に抗ヒスタミン薬を投与されていた児では投与されていなかった児と比較して以下のような違いがあった(Int J Gen Med. 2012). ・発熱に気づいてからけいれん発症までの時間が短かった. ・けいれんの持続時間が有意に長かった. 病態形成 ・熱性けいれんの病態形成は明確にはわかっていない.IL-1β ・IL-1β高値は熱性けいれんの発生とけいれん時間延長に関連している 臨床症候発作 ・典型的には短い全般性強直間代発作. ・熱性けいれんの発作の8%は部分発作. ・5%は20分以上発作が持続する. ・非けいれん性発作としては, 一点凝視, 眼球上転のみの焦点発作を疑わせるものや脱力を示すものがある.単純型と複雑型 ・以下の1つ以上を満たすものを複雑型と定義されている. ・焦点性発作の要素のある発作 ・15分以上持続する発作 ・1発熱機会内の, 通常は24時間以内に複数回反復する発作 ・複雑型が30-40%を占める. 臨床検査鉄 ・熱性けいれん児では, 発熱のある非熱性けいれん児と比較して鉄欠乏の頻度が有意に高いと報告されている(Seizure 2012, Indian Pediatr 2012)亜鉛 ・健常児やてんかん発作をきたした児と比較して, 血清亜鉛値が低いという報告がある(Ann Trop Paediatr 2011, Acta Medica Iranica 2008). 神経画像検査MRI ・熱性痙攣患者と比較して熱性痙攣重積後の患者では以下のような所見を多く認める ・海馬のT2高信号 ・海馬の発達異常 (特にhippocampal malrotation (HIMAL)) ・側頭葉の異常所見 ・FEBSTAT studyでは熱性けいれん重積群の11.5%で, 頭部MRIにおける海馬のT2強調画像での信号亢進を認めていた(Neurology 2012). 鑑別診断細菌性髄膜炎 ・以下の所見は細菌性髄膜炎の予測因子である(Pediatr Neurol 2011) ・30分以上のけいれん ・けいれん後の傾眠 ・神経学的障害 (もっとも信頼性が高い) ・24時間以内の2回の短時間の熱性けいれんの反復のみの患者では細菌性髄膜炎を発症している可能性は低い可能性があり, その他の神経疾患の臨床所見を認めない場合には腰椎穿刺は必要ないかもしれないという報告がある(West J Emerg Med 2013). 予防レベチラセタム(LEV) ・熱性けいれんの既往のある児において, 発熱後1週間レベチラセタム15-30mg/kg/day内服させ, その後2週目までで中止すると再発率が減少したという報告がある(Ann Clin Transl Neurol 2014)解熱薬・多くの研究で解熱薬, 解熱薬投与は熱性けいれん再発に予防効果がないことが示されている(Eur J Paediatr Neurol 2013, Arch Pediatr Adolesc Med. 2009). 予後再発 ・約30%の患者で再発を認める. ・再発時期は1年以内が70%, 2年以内が90%とされている. ・再発の危険因子 ・睡眠中の発作 ・てんかん, 部分発作, 熱性けいれんの家族歴 ・神経学的異常 ・脳波異常 ・保育園通園 ・微熱での熱性けいれん ・初回の熱性けいれんが1歳未満での発症 ・特に初回の熱性けいれんの発症年齢が1歳未満であることが最も強力な再発因子とされている.てんかん ・通常, 熱性けいれんからてんかんへの移行率は2-3%程度とされている. ・以下のリスクをすべて有する場合の移行率は50% ・けいれんが部分発作 ・けいれんの持続時間が15分以上 ・24時間以内に再発 ・発熱に気づいてからけいれん発症までの時間が著明に短い, あるいは長いことが, 後のてんかん発症のリスクになるかもしれないことが示唆されている(Pediatr Int 2012). ・てんかんへ移行する年齢は0-14歳で最も高く, 年齢が上昇するとともにてんかん発症のリスクは低下すると考えられている(Neurology 2012).気管支喘息・熱性けいれんを発症した児では, 発症しなかった児と比較して, 後の気管支喘息の発症率が有意に高かったという報告がある(Pediatr Neurol 2014). ・熱性けいれんに関連した医療機関受診の回数が多い患者では, より気管支喘息を後に発症しやすい(Pediatr Neurol 2014).アレルギー性鼻炎 ・熱性けいれんを発症した児では, 発症しなかった児と比較して, 後のアレルギー性鼻炎の発症率が有意に高かったという報告がある(Wen-Ya Lin et al, 2014) ・熱性けいれんに関連した医療機関受診の回数が多い患者では, よりアレルギー性鼻炎を後に発症しやすい(Wen-Ya Lin et al, 2014).
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もこうは複数の深刻な持病を抱えている。 潰瘍性大腸炎 厚生労働省の難病指定にも指定されている深刻な病気である。 中学時代に発症し、長く入院したことが不登校に繋がったらしい。 この病気があったからこそ今のもこうが生まれた。 第四十三回厨ポケ狩り講座にて、本人曰く『持病』の腹痛に見舞われた。 (⌒,_ゝ⌒)「自分ちょっと胃の方に持病を抱えてましてぇ…皆さんにその、ぼくのちょっと…胃の心配をしていただきたいな…。」 (;⌒,_ゝ⌒)「俺の持病が悪化する…!ああっ、持病が悪化する…!今後人気がもっと続いたら(動画を)アップしてもいいけど、持病が…」 人工肛門手術一歩手前だったという話もたびたびしているが、現在は寛解しており元気に胃腸に悪そうなラーメンや提供されたお菓子を遠慮なく食べている。 ただたまに症状が出てくることもあり、最近では例の事件が原因で再発した模様。 他にも配信者のおおえのたかゆきや、オリックスの安達了一選手などがこの病気を抱えている。 突発性歌唱症候群 時と場所を弁えず突然歌い始める病気。 活動の初期から発症している紛れもない持病。 単純な『発作』はこの病気のことを指す。 ネット上での活動だけに留まらず、ある会社の面接中に発症したこともある。もちろんお祈りされた。 最近は外配信中にこれが出てくることも多い。 ○○発作 突発性歌唱症候群が発作と呼ばれているところから、突然始まるモノマネや自分語りに充てられる 武神闘宴発作、シャドバ発作、川上発作、コーチ発作など ○○脳 あらゆる物事を自分のゲーム知識の範疇で考えてしまう病気。 ・ポケモン脳の例 モンスターハンター『ガウシカ』→ ポケモン『オドシシ』 亀の石像→ ハヤシガメ ・シャドバ脳の例 ハゲのおじさん→ シャドウバース『鉄槌の僧侶』 チック症 限定会員のみぞ知る白目剥き。 一時完治したと言われていたが果たして。
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X 不整脈 備考 上室性・心室性不整脈 102E47 78歳の男性。動悸発作を主訴に来院した。発作は2か月前から週3,4回の頻度で起こり,強い動悸が誘因なく突然始まり10分から2時間ほど持続する。めまいと失神とはない。来院時,脈拍は 100/分,不整。 考えられるのはどれか。 a 完全右脚ブロック b 完全房室ブロック c 発作性上室性頻拍 d 発作性心房細動 e 心室細動 × a × b × c ○ d × e 正解 d
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ナルコレプシー(narcolepsy) 4徴 睡眠発作 情動脱力発作(カタプレキシー) 入眠時幻覚 睡眠麻痺(金縛り状態) 日中突然に、前兆もなく強い眠気と睡眠発作に襲われ、入眠時幻覚、情動脱力発作(カタプレキシー)、睡眠麻痺(いわゆる「金縛り」)、夜間の熟睡困難を伴うものである。 15歳以前に潜行的に発症し、20歳代以降に典型的症状が完成する。 HLA-DR2(+) 入眠時にREM睡眠が出現することが特徴(正常ではNREM睡眠を経てからREM睡眠に移行する) Tx 精神刺激薬(覚醒効果)------メチルフェニデート tricyclic antidepressant(REM睡眠を抑える)------イミプラミン
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全般発作 Lennox-Gastaut症候群 3~5歳 精神遅滞(+)、痙攣重積発作 slow spike wave complex・・・びまん性遅棘徐波 部分発作
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カリス・ノーティラス 相剋の軌跡 / エクステンションブースター CHARACTER(UNIT) CH-X11 茶 2-4-0 R (自動D):自軍ターン開始時に、このカードの上に発作コインがある場合、(3)(資源3)を支払う。その場合、その発作コイン1個を取り除く。 (戦闘フェイズ):《(0)》このカードの上に発作コイン1個を乗せる。その場合、このカードがセットされているユニットは、ターン終了時まで、「サイコミュ」+1と、+1/+1/+1を得る。 M Ch NT [2][1][2] 発作コインを乗せる事でパンプアップとサイコミュの強化ができるキャラクター。ただし、後々3資源を支払って発作コインを取り除かねばならないというデメリットも併せ持つ。 単純に、4国力で高い戦闘修正を持つキャラクターとして採用しても良いし、サイコミュを活用するデッキに投入するのも良いだろう。茶ではNTを持つキャラクターは多くないので、茶絡みのサイコミュデッキでは重要な選択肢になるだろう。 デメリットとなる3資源の支払いは痛いが、効果を起動させない事も選べるので、普段はできるだけ使わずここぞという時にだけ使用するよう心掛けたい。実際にテキストを使って資源を支払う事になったとしても、茶のデッキであれば捨て山を活用できるため無駄にはならない、と前向きに捉えたいところである。 なお、実際に資源の支払いが起こるのは自軍ターン開始時、発作コインを取り除くタイミングであるため、強化をした時点では資源を支払う事は無い。相討ち前提の交戦をする時や、終盤のラスト1ターンといった状況であれば、実質デメリット無しに強化する事ができる。あるいは、慈愛の眼差しで取り除いたり、何らかの効果で手札に回収したりといった方法で資源の支払いを回避することもできる。 また、発作コイン自体にはパンプアップやサイコミュを強化する作用は無い事に注意。自軍ターン、敵軍ターンと繰り返しテキストを使えば複数の発作コインを得る事も可能ではあるが、それによって+2/+2/+2の戦闘修正を得たりサイコミュが+2されたりはしない。逆に、強化の直後に発作コインが無くなったとしても、強化した能力が失われる事も無い。 果てなき運命 CHARACTER(UNIT) CH-X44 茶 2-4-0 R (自動A):このカードは、「バルチャー」を持つ自軍カードがある場合、「バルチャー」を得る。 (配備フェイズ):《(1)》このカードが「サイコミュ(X)」を持つユニットにセットされている場合、ターン終了時まで、その「サイコミュ(X)」の効果を「このカードは、ターン終了時まで+X/+X/+Xを得る」に変更する。 M Ch NT [2][1][2] 茶のNTキャラクター。 一つ目の効果はバルチャーを持つ自軍カードであれば何でも良いので、条件としては満たし易い。その上、茶にはユニット、キャラクター共にバルチャーを持つものが多く、構築に少し気を使えばほぼバルチャーを持つキャラクターとして使用していけるだろう。 二つ目の効果は、サイコミュを失う代わりにパンプアップを行えるというもの。自身がをサイコミュ持つユニットにセットされている必要がある。 サイコミュが効かないユニットを相手にする時等、サイズで圧倒したいときには便利。ただ、タイミングが配備フェイズであるため、吃驚ブロッカーによるチャンプブロック等で突然サイコミュが必要になったとしても後の祭り。計画的に使用していきたい。
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更新日時 2012-09-12 22 47 15 (Wed) 問題1 一次妄想と二次妄想の違いは? +... 解答 「一次妄想」と「二次妄想」 古典的には、まったく根拠を持たない妄想を一次妄想(「あの人はまだ自分がxxであることに気づいてない。」 「おれはナポレオンの生まれ変わりだ」「近所の人たちが私を電波で攻撃している」など)、何かしらの経験と 関わりがある妄想を二次妄想(「私の病気は不治の病なのだ」「皆の不幸は私のせいなのだ」など)と区別している。 しかし、一次妄想と考えられる妄想にも本人なりの理由が存在している場合も多く、真の無意味で根拠のない妄想はまれである。 了解可能か否かで一次妄想と二次妄想を区別するという定義もあるが、 「私の病気は不治の病なのだ」という妄想も抑うつ気分から悲観的妄想が出現していれば理解可能であるが 健康なひとがそのような妄想をもっていれば了解不能であるため、これらの区別は難しい。 偏見との区別も難しく、考えの根拠を聴取し、ひとつひとつ反証していくことで妄想と明らかになるが、 文化が異なる反証であるとその方法は有効ではなくなる。 さらに一次妄想は以下の5つに細分化されている。 1.妄想気分:周囲がなんとなく意味ありげで不気味と感じる。形容ができないがそこから具体的な判断がおこり妄想となる。 2.妄想知覚:正常な知覚に特別な意味づけがなされる。それが強固な確信となり訂正が不可能である。 3.妄想表像:とんでもないイメージを抱く。 4.妄想覚性:途方もないことを察知するが実体には何も理解できていない。 5.妄想着想:ある考えや古い記憶が突然思いがけない意味をもって思い出され、強固な確信に至ること。 妄想知覚などは統合失調症でよくみられる現象である。 具体例は漫画ブラックジャックによろしくなどで詳しく描かれている。 二次妄想はうつ病でよく見られる現象である。心気妄想、微小妄想などが有名である。 「なんとなく胃が痛い、病院にいって検査しても異常がない、心療内科の受診を勧められ、 それでうつ病と診断される」こういったエピソードが心気妄想には多い。 問題2 身体依存が最も形成されやすいのはどれか?1つ選べ。 ①アルコール ②コーヒー ③解熱薬 ④覚醒剤 ⑤有機溶剤 +... 解答 1(正答率:78%) 解説 ①アルコール:身体依存があるとなっている。 身体依存は①アルコールと書いてあった。 ④覚醒剤は、代表的なアンフェタミン、メタンフェタミンなどに依存性があり、 強い精神依存と精神症状などが知られている。 覚せい剤もトピックス。 意外と正答率が低い気がする。 問題3 58歳の弾性。言動を心配した妻に伴われて来院した。50歳時に手指振戦が出現しParkinson病と診断され、L-dopa治療開始。 56歳時には身体の硬さが気になり、L-dopa増量を医師に懇願し、どんどん増量された。 1年前から妄想と幻聴が始まった。 会社を退職し、気分が高揚して、昼夜逆転の生活となる。インターネットに没頭して高額の物を購入。 性的欲求が亢進し妻に迫り、拒まれると怒り出す。 対応として適切なのは、どれか。 ①抗不安薬 ②抗てんかん薬 ③抗コリン薬の大量投与。 ④非定型抗精神病薬 ⑤L-dopa投与を直ちに全量中止。 出典:104回D59 +... 解答 ④(正答率:89.8%) 解説 Parkinson病のドパミン補充療法中に生じた精神病性障害の治療法を問うている。 診断:物質誘発性精神病性障害 過度のドパミン補充療法の可能性 ×①~③抗精神病作用はない。 ○④非定型抗精神病薬はドパミン遮断作用が弱いのでParkinson様症状をあまり悪化させることがなく、 抗精神病作用を発揮する。そのためL-dopaの副作用を漸減することができる。 ×⑤L-dopaの突然の中断により悪性症候群を生じることがあるため、漸減してゆかなければならない。 出題者コメント 105回は、悪性症候群の問題も要注意だし、 今年は猛暑で、アルコール依存症で入院したケースが多かったと新聞に出ていたので、 アルコール依存症が出るかも。 過去問にアルコール依存症の人を保健所の精神保健相談?(アルコール相談?)に紹介するとか でていたような気がする。 普通は、精神科専門病院に紹介するのが良いと思うけどね。 問題4 二次(または続発)妄想を呈しやすいのはどれか。3つ選べ 1.拘禁精神病 2.症状精神病 3.統合失調症 4.感応精神病 5.祈祷精神病 出典:スレ15 122氏 +... 解答 1,4,5 解説 1.拘禁という特殊な状態から二次妄想を呈する 2.意識混濁の回復期(通過症候群)に見られることがある。一次妄想 3.一次妄想が特徴であるが、一次妄想より派生して二次妄想の見られることも多い。 つまり、妄想が次々に妄想を出現させ(妄想構築)、体系化することがある(妄想の城) 4.精神病を呈したものと密に接することで、発端者の精神症状の一部を共有した状態。 発端者と分離することで症状が改善することが多い。二人組精神病とも言う。 5.祈祷者に対して強い感動が起こり、精神病症状を呈するもの。二次妄想が見られる。 問題5 うつ病でみられるのはどれか。 a 思考制止 b 思考途絶 c 思考化声 d 妄想知覚 e アンビバレンス 出典:101F-8 +... 解答 a 解説 a 思考制止 →デプレ b 思考途絶 →シゾ c 思考化声 →シゾ d 妄想知覚 →シゾ e アンビバレンス →シゾ 問題6 32歳の女性。 1年前に夫婦げんかの最中に動悸がひどくなり、 息が苦しくなり、 気が遠くなり、 体が弓なりの緊張状態となって近医で処置を受けた。 その後、同 様の発作の頻度と持続時間とが増加した。 最近では夫婦仲も冷えて離婚話も出て きたが、その話が出るたびに発作を繰り返し、外来受診となった。 身体的異常 はない。 最も考えられるのはどれか。 a うつ b てんかん c 統合失調症 d 解離性障害 e パニック障害 +... 解答 正解:d 精神の卒試終わってるからゆゆう dだ いわゆるヒステリー 問題7 うつ病について特徴的なものを2つ選べ a 思考途絶 b 精神科における入院患者数が1番である c 回復期の自殺 d 1次妄想 e 貧困妄想 出典: +... 解答 正解:ce 解説 ×a 思考途絶→トウシツ ×b 精神科における入院患者数が1番である→トウシツ ○c 回復期の自殺 ×d 1次妄想→二次 ○e 貧困妄想 うつ病の回復期の自殺に注意 問題8 疾患と治療で誤っているものを全て選べ(2つ) a 小児自閉症-メチルフェニデート b Tourette症候群-ハロペリドール c 睡眠スケジュール障害- メラトニン d レム睡眠障害-プラミペキソール e むずむず足症候群-クロナゼパム 出典106スレ11 431氏 +... 解答 正解:ad 解説 cはメラトニン受容体作動薬のことか? 問題9 神経性食思不振症で正しいものはどれか。3つえらべ。 a GHは高値 b LDLは低値 c T3は低値 d 都市部に多い e 恥毛が抜ける 出典106スレ20 ??氏 +... 解答 正解:acd 解説 ○a GHは高値 ⇒低栄養によってIGF-Ⅰ↓、フィードバックでGH↑ ×b LDLは高値→コレステロール↑ ⇒諸説あるが、飢餓状態でエネルギー需要が高まり、糖不足なので肝でのコレステロール産生↑ ネットで、食べない→胆汁出さない→血中コレステロール産生↑で説明されている人も… どういう理屈かわからんが、事実としてコレステロール↑となっているのは有名らしい ○c T3は低値 ⇒T4→でT3↓rT3↑(lowT3症候群) ○d 都市部に多い ⇒そのとおり ×e 恥毛は抜けない ⇒恥毛、腋毛は正常で、産毛が増加する。(下垂体機能低下との鑑別) 問題10 統合失調症の陰性症状改善に用いるのはどれか a イミプラミン b フルボキサミン c ハロペリドール d リスペリドン e パロキセチン +... 解答 正解:d 解説 ×aイミプラミン(トフラニール)は三環系抗うつ薬 ×bフルボキサミン(デプロメール、ルボックス)は、うつ病・うつ状態,強迫性障害に効果のある選択的セロトニン再取り込み阻害薬。 ×cハロペリドール(セレネース)は統合失調症の陽性症状に効果のある抗精神病薬 ○dリスペリドン(リスパダール)は統合失調症の陽性症状と陰性症状に効果のある抗精神病薬。双極性障害(躁鬱病)にも効果がある。 ×eパロキセチン(パキシル)はうつ病,うつ状態,パニック障害,強迫性障害に効果のある選択的セロトニン再取込み阻害剤 問題11 解離性〈転換性〉障害の症状として誤っているのはどれか。[99E7] a 健忘 b 失神 c 離人症 d けいれん e 多重人格 +... 解答 正解:b 解説 ○a健忘は、解離性健忘とも言う。 ×b精神症状として意識障害を示すこともあるが、完全に失神してしまうことはないということで。 ○c離人性障害とも言う。 ○d感覚障害、視力障害、疼痛、けいれんなどの神経系の症状をみることが多い。 ○e解離性同一性障害(多重人格障害)とも言う。 解離性障害とは、いわゆるヒステリーのこと。 ヒステリーは,精神的葛藤が身体症状として現れる転換性障害と,精神症状として現れる解離性障害を含む概念である. 身体症状としては,歩行障害,感覚障害,視力障害,聴力障害,疼痛,けいれんなどの神経系の症状をみることが多く, 精神症状としては興奮,健忘,遁走,意識障害,多重人格などがある. ヒステリーはかまってもらいたいちゃんだから、失神なんかしておれんw。 問題12 [105D55] 14歳の女子。学校の健康診断で高コレステロール血症を指摘されたため精査目的で来院した。 1年半前から友人と一緒に食事量を減らしてダイエットを開始した。半年前からは筋力トレーニングも開始した。 最近は倦怠感を強く自覚している。減量開始前の体重は43kgであった。意識は清明だが,表情は乏しい。 身長151cm(-0.9SD),体重27kg(-2.8SD)。体温35.6℃。脈拍44/分,整。血圧110/92mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。 腹部は平坦,軟。皮膚は乾燥が目立ち,四肢に冷感を認める。 血液生化学所見:総コレステロール268mg/dl,トリグリセリド 82mg/dl,TSH 4.6μU/ml(基準0.2~4.0),FT3 1.8pg/ml(基準2.5~4.5),FT4 0.8ng/ml(基準0.8~2.2)。 頭部MRIで軽度の脳萎縮を認める。この疾患に認められる症候はどれか。3つ選べ。 a 無月経 b 粘液水腫 c むちゃ食い d 自己誘発性嘔吐 e アキレス腱肥厚 +... 解答 正解:acd 解説 粘液水腫って明らかに違うの? 甲状腺機能低下症かと思ったんだけど? 甲状腺機能低下症だと体重増加するような 思春期 ダイエット、筋トレ開始と、精神活動は活発(甲状腺機能低下だと精神活動緩慢) 体重の著明な減少(甲状腺機能低下だと体重はむしろ増加) lowT3症候群 T4正常範囲内(甲状腺機能低下では両方下がる) 問題文に食事量を減らしてって書いてあるのに 解答にむちゃ食いがあるんだな 身体像に歪みがあってかつ病識が無いから 食事量減らす→おなかすいて夜中とかに無茶食い→自己誘発嘔吐 を繰り返す 食事量を減らしてってのが自己申告だから 実はウソっぱちってことなんだな 色々と罠が張られた良問だぜい 一応、ANに関してこんなのがありましたです。 「・・・神経画像診断(CT、MRIなど)で種々の程度の脳実質の縮小像が見られることが多いが、 これら多くは可逆性で、体重の回復とともに旧に復する。脳波にも徐派などの異常が出現することがある」 (引用 現代臨床精神医学p.295~) 問題13 [105I38] 45歳の女性.自転車で走行中に車と衝突し,直後から意識障害をきたしたため搬入された. 入院時および翌日の頭部単純CTに異常を認めなかった.入院後3日で意識が回復し,上下肢には麻痺を認めず,歩行も正常であった. 日常会話に支障はないが,食事後5分経つと食事をしたことを忘れている.自分では物覚えは正常だと思っている. 行きたいところがあると,一人でどんどんその方向に歩いて行ってしまう.この患者が入院後3週で自宅に退院することとなった. 家族への説明で適切でないのはどれか. a 口論しやすい. b 浪費しやすい. c 転倒しやすい. d 戸締りを忘れやすい. e 火を消し忘れやすい. +... 解答 正解:c 解説 短期記憶障害?海馬がやられたのかな 運動機能と精神活動で分けて考えて。 こういう問題を出す意義はあるんだろうか。 なんとなくcは選べるが、精神機能と運動機能を 分けて考えろというのが一番しっくりくるな。 交通事故にあう前から、認知症の症状があったかどうかが問題文の中には 書いてない。 キーポイントは、国試問題なら書いて出題すべきだな。 解説書を見たら、診断は高次脳機能障害だったw 頭部外傷で認知機能障害や人格変化などの高次脳機能障害をきたすことも少なくないと。 問題14 105-I 70歳の男性.物忘れを心配した娘に伴われて来院した.3年前に妻と死別し,現在は娘夫婦と同居している. 1年前から物忘れが目立つようになり,徐々に進行した.半年前から「妻が赤い服を着て現れる」と言うようになった. 表情は乏しく,暗算をさせると右手がふるえて,手関節に筋強剛がみられる. Mini-Mental State Examination〈MMSE〉では15点(30点満点)である.この患者の診断に最も有用なのはどれか. a 脳波検査 b 脳SPECT c 頭部MRA d 脳脊髄液検査 e 頭部造影MRI +... 解答 正解:b 解説 レビー小体型認知症の典型例 認知症症状、幻視、パーキンソン症状が有名だろ。 脳SPECTで後頭葉の血流低下が特徴のはず。 幻視に対して、抗精神病薬は過敏性があるので禁忌とか。 通常より少量のアリセプト+漢方の抑肝散が推奨されている。 調べたらレビー小体型認知症では、 123I-MIBG心筋シンチグラフィ検査で心筋への取込が低下しているとか。 123I-MIBG心筋シンチグラフィ 中枢神経核医学から外れる循環器の検査であるが,神経疾患の診断に頻用される検査であるので補足しておく. Parkinson病とLewy小体を伴う認知症で高率に心筋への取り込みが低下することが知られており, Parkinson症候群を呈する疾患の鑑別に頻用される. 件数的には循環器疾患よりむしろ神経疾患の検査の感がある. 問題15 (101F57) てんかんの発作型と抗けいれん薬の組合せで誤っているのはどれか.(正答率55.5%) a 欠神発作 - フェノバルビタール b 脱力発作 - バルプロ酸ナトリウム c 強直間代発作 - フェニトイン d ミオクロニー発作 - クロナゼパム e West症候群〈点頭てんかん〉 - ACTH +... 解答 正解:a 解説 ×a欠神発作(小発作)には、エトスクシミド(ザロンチン)やバルプロ酸(VPA:デパケン)が用いられる。 フェノバルビタール(PB)は不眠症や不安緊張状態の鎮静,てんかんの痙攣発作,強直間代発作,焦点発作,自律神経発作,部分複雑発作、精神運動発作に用いる。 PBは欠神発作とミオクロニーには無効または悪化。 ○b脱力発作(姿勢保持筋の急激な緊張低下)は、第1選択薬としてバルプロ酸(VPA:デパケン)が用いられる。 ○c強直間代発作には、 フェニトイン、フェノバルビタール、バルプロ酸などが用いられる。 この中でもバルプロ酸が第一選択薬になることが多い。 ○dミオクロニー発作(眼瞼,顔面,上下肢に3Hzの軽度の間代けいれん)は疾患,病変部位の如何にかかわらず,クロナゼパム(CZP:リボトリール、ランドセン)が第1選択とされる. これが奏効しない場合,バルプロ酸(VPA),カルバマゼピン(CBZ),ベンゾジアゼピンなどの抗てんかん薬や抗コリン薬を使用するが, 近年,難治性皮質ミオクローヌス患者に対し,GABA誘導体のピラセタムが使用可能となっている. ○e West症候群〈点頭てんかん〉は、抗てんかん薬では抑制困難。副腎皮質ホルモン(ACTH)が有効で,約40%の患者の発作を抑制しうる。 しかし合併症を併発しやすく,その場合には死亡率が高くなる。 "全部馬鹿"で全般発作→バルプロ酸、部分発作→カルバマゼピンで憶えてる。 ミオクロニーにクロナゼパムとウェストにACTHはいいとして、フェニトインも何でも使ってよさそう。 脱力発作も欠伸発作も意識失うから全般性だからバルプロはよさそう。 消去法でa。ムズイ。だれか抗てんかん薬の憶え方教えて。 出題者ではないが、おおわくは707さんの言うように "全部馬鹿"で覚える。 A.局在関連性(部分発作)てんかん 発作の局所起源が明らかなもので,大脳半球の一部に病変が存在する. 発作は一側の上肢などから始まる. カルバマゼピン(CBZ:テグレトール)またはフェニトイン(PHT:アレビアチン)が第1選択薬. B.全般性てんかん (全般性)強直間代発作,欠神,ミオクロニーの3種類の発作型が単独,あるいはさまざまな組み合わせからなる. バルプロ酸(VPA)はこれらすべての全般発作に有効である. フェノバルビタール(PB)は不眠症や不安緊張状態の鎮静,てんかんの痙攣発作,強直間代発作,焦点発作,自律神経発作,部分複雑発作、精神運動発作に用いる。 PBは欠神発作とミオクロニーには無効または悪化。 あとは、これと解答の解説に書いたことを覚えるってことかな? 補足 小発作には、以前はトリメタジオン(TMO:ミノアレビアチン)が用いられていたが、 催奇形性も抗てんかん薬の中では最も強いことなどで, より副作用の少ないエトスクシミド(ザロンチン)やバルプロ酸が使用され, TMOは現在ではかえりみられなくなった。 問題16 (99D84) 緊張病症候群について誤っているのはどれか. a 統合失調症で現れる b 脳器質疾患で現れる c 感情鈍麻が現れる d 反響動作が現れる e 拒絶症が現れる +... 解答 正解:c 解説 脳器質疾患で緊張病症候群が出現するのは有名。 一般的には緊張病症候群では、初発~比較的新しい統合失調症で見られる場合に多いから、 緊張病症候群では感情鈍麻は積極的には評価しないらしい。 問題17 101D-12必修問題 (正答率:99.7%) 45歳の男性。出勤中に起きた激しいめまいと吐き気とを主訴に来院した。 1年前に転勤となり,通勤に1時間半かかるようになった。 慣れない仕事でしかも上司との関係が悪く,出勤を負担に感じるようになった。 半年前からは,なかなか寝つけず,朝も早く目が覚めてしまうようになり, 倦怠感が強く出勤がつらくなってきた。 職場では,午前中は特に,頭が重く感じられ仕事の能率が上からないために, 夜遅くまで職場に残って仕事をしなければならなくなっていた。 1か月前からは,食欲がなくなり,何をしても楽しいと感じられなくなった。 この患者で最も注意すべき症状はどれか。 a幻 聴 b過呼吸 c被害妄想 d自殺念慮 e記銘力低下 +... 解答 正解:d 解説 診断:うつ病(気分障害) ×a幻聴は統合失調症などの精神病症状で代表的症候。 ×b過呼吸は不安発作の症状である。うつ病でも起こることがあるが、重大ではない。 ×c被害妄想は統合失調症などで認められる。 うつ病では貧困妄想、微小妄想が認められることがある。 ○dうつ病では一見軽症に見えても、自殺念慮には最も注意をはらわなくてはならない。 一般には、うつ病が良くなりつつあるときに自殺企図に特に注意が必要。 ×eうつ病でも記銘力低下は一時的には起こりうるが、指標とすべき重要な症候ではないとされる。 問題18 106A18 疾患と治療薬の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。(正答率:75.8%) a West症候群………………………………ACTH b 憤怒痙攣…………………………………バルプロ酸ナトリウム c 複雑部分発作……………………………ビタミンB6 d 単純型熱性けいれん……………………フェニトイン e Lennox-Gastaut症候群…………………クロナゼパム +... 解答 正解:ae 解説 ○a West症候群は点頭てんかんともいわれ、生後4~7ヶ月に発症のピークがあり、 発作間欠期の脳波でヒプサリスミアhyspsarrhythmiaと称する1~7ヘルツの高振幅徐波を背景に、 棘波(spike)、鋭波(sharp wave)が多相性に出現する。 薬は、ビタミンB6、ACTH(筋注または静注)、クロナゼパム。 ×b憤怒けいれん(泣き入りひきつけ)は乳幼児が激しく泣くと同時に息を止める発作で、てんかんではない。 自然に軽快する。 ×c複雑部分発作は部分発作+意識障害のてんかん発作である。 持続時間は2分前後で、96%に自動症を認める。 治療薬はカルバマゼピン、ゾニサミド、フェニトイン。 ×d単純型熱性けいれんは、38℃以上の発熱に伴って発症するけいれんである。 生後6ヶ月から3歳までが多い。 小児痙攣性疾患の中で最多を占め、全小児の7~8%の頻度で発症する。 予後は良好で特別な治療は不要である。 ○Lennox-Gastaut症候群は、全般性遅棘徐波複合が認められる。 精神発達遅滞を伴う難治性のてんかん性脳症である。 クロナゼパム、バルプロ酸ナトリウム、ラモトリギンに加え、ケトン食療法が用いられる。 覚え方 West症候群の薬は、ウェストバックで。(BAC:ビタミンB6、ACTH、クロナゼパム) West症候群が悪化するとLennoxになるのでLennox症候群ではクロナゼパムもいけると思いました と。 一般的には全部バカで覚える。 全般性発作は、バルプロ酸ナトリウム 部分発作は、カルバマゼピン 問題 出典: +... 解答 解説
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13.椎骨脳底動脈循環不全 (Vertebro-basilar insufficiency) 1.疾患概念 椎骨脳底動脈循環不全とは一過性脳虚血発作(transient ischemic attack,略して TIA)の一種であり,この発作の発現には椎骨動脈系血流量の一過性減少が原因と想定される病態を総称している(Williams and Wilson, 1962)。 2.病歴からの診断 1)めまいの特徴 ① めまいの誘因:首を回したり,過伸展したり,体位を変えた時,起こることが多い。 ② 性状:回転性めまい(45%)が最も多く,浮動性めまい(25%),眼前暗黒感(15%)もみられる。 ③ 随伴症状:めまいと同時に,視覚障害(霧視60%,動揺視20%,複視30%),意識障害(気が遠くなる40%,短時間の意識消失15%)を訴えるとともに悪心・嘔吐(70%),上肢のしびれ感(50%)などが出現する。 2)聴覚症状 耳鳴・難聴の随伴は極めて少ない(5%)。 3)その他の脳神経症状 上肢のしびれ,四肢末端の知覚障害も伴うことがある。 1),2),3)を中年以後に満たせば,椎骨脳底動脈循環不全を疑う。 3.検査からの診断 1)首の回転・過伸展により発作性めまい,失神,霧視などが出現し,眼振も出現する。 Adson 徴候:過呼吸し首を回転すると,橈骨動脈の拍動が消失し,上肢のしびれ,鎖骨上窩の血管雑音(bruit)が聴取される。 2)神経耳科学的所見:頸部の回転,過伸展による眼振の誘発,注視眼振,視運動性眼振,追跡眼球運動の障害など中枢性平衡障害の所見を示すことが多い。 3)Doppler 法血流計により安静時に椎骨動脈血流を計測すると,病的な左右差を認め,頸動脈圧迫時に血流の増加率が減少。 4)椎骨動脈写で,頸部の回転・過伸展により走行異常(屈曲 kinking,コイル形成 coiling),狭窄などを示し,血流の遅滞や椎骨動脈起始部の動脈硬化像がみられる。 5)頸椎のX線像で椎体上面・側面の鈎状突起,骨棘などがみられる。 6)時に,内頸動脈の形態異常,循環不全がみられることがある。 〔診断〕 検査により1),2)の所見があり,3)~6)の所見の何れかが認められると,診断の確実性が増大する。 4.鑑別診断 1)頸性めまい 頸部の障害によって起こるめまい症候群を総称しており,発現機序として, ① 椎骨動脈の一過性循環障害 ② 頸部交感神経叢の刺激 ③ 頸反射の異常 によるものが考えられている。したがって,病態は椎骨脳底動脈循環不全症と同一,類似の病態に属しており,頸性めまいの一種と解釈される。画像診断で鑑別。 2)小脳出血 回転性めまい発作,頭痛,嘔吐が特徴的であり,四肢の麻痺,意識障害(50%)も早期に出現し,項部強直,小脳失調,眼振も出現し,CT-scan,MRI で早期に診断される。橋部出血との鑑別は難しい。 3)Wallenberg 症候群(後下小脳動脈閉塞) 回転性めまい発作で発症し,嘔吐,患側への転倒,嚥下障害,交叉性解離性知覚障害,患側の Horner 症候群などが出現する。注視時の回旋性眼振,温度性眼振の患側低下,perversion などがみられる。 4)前下小脳動脈梗塞 回転性めまい発作で発症し,難聴,耳鳴,顔面神経麻痺,協同運動障害などの小脳症状もみられ,解離性知覚障害,健側向き自発眼振,患側の温度性眼振の低下,注視麻痺などがみられる。 5)神経血管圧迫症候群(neurovascular compression syndrome) 5~6分以内の短い回転性めまいが頭位変換に関係なく頻発。 5.病期の判定 病期の進行とともに脳神経症状の出現が多くなる。発作の反復により最終的には脳幹,小脳,後頭葉,側頭葉に梗塞を生ずる例(5年以内に35%位)もみられる。 6.予後の判定 頸部回転,過伸展によるめまい・平衡障害の出現と他の脳神経症状(複視,失神など)を参考にする。脳梗塞例の80%は7~8カ月前に椎骨脳底動脈循環不全を経験しており,発作後の再発,間隔に注意し,画像診断(血管写,CT)による原病巣の検索が必要。 7.疾患についての説明 椎骨脳底動脈循環不全とは脳梗塞を伴わない椎骨動脈系の一過性の血流減少が原因と想定される病態であり,めまい発作に次いで,意識障害,内頸動脈系の虚血による視覚障害(霧視,複視),脱力発作,悪心・嘔吐などもみられる一過性(2~15分位)の症候群である。したがって,50歳以上の高齢者で,高血圧,高脂血症などに合併することが多く,蝸牛症状の随伴は極めて少ない。 めまい,眼振,知覚障害などの神経徴候はその持続時間により,TIA(24時間以内),RIND(reversible ischemic neurologic deficit,24時間~3週間),梗塞(infact, 3週間以上)に分類され,TIA の70%は持続時間1時間以内で,通常2~15分で発作前の状態に復する。TIA より脳梗塞に移行する例は年間5~8%の比率にみられ,発作の反復例が多い。めまい発作は,椎骨動脈系のみならず,内頸動脈の TIA(8%),後大脳動脈の梗塞(24%)でも起こる。 神経耳科学的検査,特に眼振検査とともに頸椎のX線,脳血管写(VAG,CAG),CT-scan,MRI などによる画像診断は機能検査とともに診断に不可欠である。 病態としては, 1)椎骨動脈屈曲症,コイル形成 2)椎骨動脈の起始部圧迫によるめまいと患側上肢のしびれを伴う Powers 症候群(椎骨動脈間歇的圧迫症候) 3)アテローム硬化により上肢運動に伴うめまい発作と筋力低下を来す鎖骨下動脈盗血症候群(subclavian steal syndrome) 4)頸椎の変形症に伴う椎骨動脈の圧迫によるめまい(頸性めまいの一種) に分けられる。
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主に過度のストレス?状態から生じるとされる難病で、内耳?からくる、回転性のめまい、吐き気(嘔吐)の発作を繰り返す病気。 「めまい」の発作が主として耳から引き起こされることを初めて提唱したフランス人医師・メニエル氏の名にちなんで内耳性のめまいのことを「メニエル病」もしくは「メニエール病」と称す。 現在の医学において、慢性化するとこの病気を完治しうる手法はないとされ、「治すことよりも慣れろ」と言われる不治の病としても有名。また短期的に発作が生じる人もいれば長期間ないまま突然発生する人もいるなどその症状は個人差が激しい。 しばらく休養したり、また、しっかりと睡眠や栄養を取ることなどすることで症状が和らいだり、はたまた発作がなくなる人もいるそうで、症状が起こったと思ったら無理をしないことが一番とされている。
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