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R・TYPE II(アールタイプ2) R・TYPE II(アールタイプ2)データ 概要 ストーリー 他作品との関連 ネタバレ関係攻略 裏技 データ VC版 ハドソン:2007年1月23日配信 オリジナル版 ハドソン:1988年06月03日発売(アーケード版開発:アイレム) ジャンル:STG プレイ人数 1人 コントローラ:リモコン・GC・クラコン 使用ブロック数: 公式ページR-TYPE公式サイト(デルタまで) VCPCエンジン公式の紹介 紹介ページwikipedia irem wiki 私の「R-TYPE」 家庭用『R-TYPE』その1。 最初で最後の前・後編シューティング!「R-TYPE」 レトロゲームしま専科 R-TYPE バーチャルコンソールの横STG G-1364 R-TYPE PCエンジン版R-TYPE レビューサイトWii mk2 Wii・アー・バーチャルコンソーラー amazon amazon(R-TYPES) 関連ページDEEP TOWN 攻略ページR-TYPEシリーズ総合攻略サイト建設予定地 R-TYPE攻略 レトロゲームしま専科の攻略 Heavens Flyers~天空の飛翔者たち~ R-TYPE テレビゲーム攻略法 アナザーゲーム その他レトロゲーム攻略リンク集 概要 横スクロールシューティングゲーム 容量の問題で、アーケード版『R-TYPE』の後半4面のみを収録。 6面にはPCエンジン版オリジナルボスが登場する。 なお、今作品はアーケード版『R-TYPE II』との関連性はない その他の詳しい内容はR・Type Iの欄を参照のこと。 ストーリー それは26世紀の人類が生み出した惑星級の 星系内生態系破壊用兵器のなれの果てであった。 銀河系中心域に確認された、明らかに敵意を持った 外宇宙生命体との接触に備えて建造されたそれは、 反応兵器や次元兵器と異なり空間を汚染することなく、 その効果範囲における全ての生態系を破壊する局地限定兵器であった。 月とほぼ同じ大きさのフレ-ムの中に満たされた、 すべてを侵蝕し、取り込み、 進化して、 自分以外の生命体すべてを喰い尽くすまで活動を続ける人の手による絶対生物、 それは、生体物理学、遺伝子工学、魔道力学までも応用して合成した人工の生ける悪魔だった。 これをバイパスパイルを通じて空間跳躍(D-wape)させ敵の母星の存在する 星域に送り込み全滅させる計画は完璧に進んでいるように見えた。 だが、ほんの些細なミスによって"それ"は太陽系で発動した。 150時間荒れ狂った"それ"は次元消去タイプの兵器によって異次元の彼方へ吹き飛ばされ、 一応の決着を見たのである。26世紀では。 だが、"それ"は生きていた。 異次元の中で進化を続けながら胎動を繰り返す肉塊。 気の遠くなるような彷徨の果て、時間を乗り越え、その力の発現した先には22世紀の地球があった。 2163 ザイオング慣性制御で艤装、高出力波動砲を装備し武装強化した「R-9」ロ-ルアウト。 ★第一次バイドミッション R-9大隊により地球初の異層次元戦闘が行われる。 他作品との関連 R・Type Iは今作の前編。R・Type Iをクリアすると表示されるパスワードを入力する事で、装備を引き継ぐ事が可能。 今作は難易度が高く、装備を引き継がないと厳しい戦いを強いられる。 それ以外は基本的に独立した作品で、どれからプレイしても楽しめる。 VCで配信されているソフトR・Type I R・Type III SUPER R-TYPE 他の配信中アイレム作品はここを参照 VC配信が期待されるソフト 現在入手できる中でお勧めソフトR-TYPE II R-TYPE LEO R-TYPES(PS1)PS3とPSPのゲームアーカイブスで配信中 R-TYPE DELTA(PS1)PS3とPSPのゲームアーカイブスで配信中 R-TYPE FINAL(PS2)R-TYPEの最後のシューティング。playstation 2 the best R-TYPE TACTICS(PSP) R-TYPE初のシミュレーションゲーム ネタバレ関係 攻略 裏技 クレジット増殖 タイトル画面で、セレクトを押しながらI(VCだと2ボタンまたはAボタン)を連打する。 ただし、デモが始まらないうちに RUNボタン(VCだと+ボタン)を押してゲームを始めないと無効。 パスワード入力画面 タイトル画面でSELECTボタンとRUNボタン(VCでは-ボタンと+ボタン)を同時押し
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R・TYPEシリーズ【カ行】 キウイ・ベリィ R-TYPE FINALで登場したR戦闘機(?)。型番はTW-2。 Rシリーズ唯一のタンク系兵器である。火力の強化に耐えうる機体を目標に開発された。しかし、「陸上を走行する」という開発思想そのものが、対バイド戦に効果的とも思えず、本機をもって、「陸戦用R戦闘機」の開発は打ち切られた。 …そんなこと、開発する前に気付いてくれ! まさにTEAM R-TYPEの狂気の賜物である(褒め言葉)。尚、ゲーム内では普通に空中や宇宙空間も飛べるのでご安心を。 TACTICS IIでは攻略本にてDLC用機体として色違いの機体がいくつも登場してることが判明。そして2011年01/27発売の「アイレムぶるるんデジタル版 創刊号」(¥800也)の付録に赤いキウイ・ベリィこと「クラン・ベリィ」が同梱された。 この調子で他の色も配信されれば「タンク戦隊ベリィレンジャー」プレイができる!……と言いたいところだが、君等には悶絶してもらう。 貴様等は知らんだろうが我らがアイレムの四月馬鹿はここでゲーム事業縮小と言う終焉を迎える。 これから貴様等は追加のDLCも受けず、ただひたすら、悶々とするだけだ。 どこまで待ち続けられるか見せてもらおう。 死ぬがよい。 【スレ内での立場】 そのルックスや公式裏HPで公開されているペーパークラフト、陸戦型という破天荒な設定からファンが多い反面、出番が少ない。「最盛期のキウイ・ベリィ伝説」というネタがある程度。 キングス・マインド R-TYPE FINALで登場したR戦闘機。型番はR-9AD3。 デコイによる擬似フォーメーション性能を高めたシリーズ最終機。同時展開できるデコイの最大数は、何と6機にまでに増加し、 最強の機体の一つに数えられる… ウソだ! 最大チャージまで時間が掛かる割に、デコイに振れるエネルギー量が一定なのか、デコイが増えるたびに発射する波動砲の威力が下がる。それだけならまだしも、この機体を使用するには、デコイ機で合計3時間もプレイしなければならない。必然的に、登場は終盤となり、登場時には他の便利な機体に押されてしまう。 そのガッカリ性能から、巷では「ドンマイさん」と言われ愛されている(?)。所謂、設定最強機体。 TACTICS IIでも登場。比較的早い時期から革命軍側の機体として紹介され、「牙持つ影を操る狂王」という厨二病的な肩書とFinalを連想する「最強の機体」設定を与えられていたが……いざゲームを始めるとデコイ系列そのものが開発可能な時期は最終ステージから7つ前と非常に遅く、大抵のプレイヤーは戦力がそろいきった段階に入っているのでストーリー攻略用に開発されない事態が発生。また、エスコート・タイムを開発できる時点でこれも開発できる、熟練度ボーナスが機体のHP上昇等の要因でネタ的なポジションを脱却できない状態でいる。 ただし機体そのものの性能は悪くなく、4機位投入してデコイ共々波動砲祭りで数の暴力を見せつけることができる。対人においては運用次第で化けるので「最強の機体」にはなりうる。 【スレ内の立場】 設定最強機体衆として、ケンロクエンやヒュロスと絡んでいることが多い。 クロス・ザ・ルビコン R-TYPE FINALで登場したR戦闘機。型番はRX-12。元ネタは同じIremからリリースされたX-∞というSTGの自機。なお、ルビコンとは、ローマに今でも流れている川の名前で、昔のローマの国境として利用されていた。かの有名な、ユリウス・シーザーが「賽は投げられた」と言って渡った川がこのルビコン川。日本で言う「一線を越える」行為を指す。 R戦闘機が装備するフォースは、「バイドの切れ端」を純粋培養して作られており、フォースが強力なほどバイド係数という数値が上がっていく。このバイド係数は人類が制御するには一定の限界があると考えられていた。このRX-12は、そんな人類が制御しえるバイド係数の限界を越えるべく開発された機体。 ちなみに、装備するフレキシブルフォースは、数あるフォースの中でもダントツに防御面積が広い。FINALでSt3.5に進むにはこの機体を使用する必要がある。 【スレ内での立場】 登場回数が少ない為、決まっていない。 この機体でのみいけるステージの関係上、森林探索とかで時々名前があがる程度。 ゲインズ 高重力下での運用を想定して開発された、バイド軍の人型機動兵器。波動エネルギーを連射できる凝縮波動砲を装備している。初出はR-TYPEIIIで、以後DELTA、FINAL、TACTICSと多くの作品に登場し、今やバイド軍、ひいてはR-TYPEの人型兵器を代表する機体となっている。FINALでは陸戦用というバリエーション機も登場し、こちらはガトリング砲も使用している。 TACTICSでは、短時間で使用でき射程も長いチャージ武器を備える強機体で、使用の有無が難易度に関わるとさえ言われることもある高性能ユニットである。加えてより強力な陽電子砲を装備したゲインズ2、射撃兵装を廃し白兵戦に特化させたゲインズ3という発展系も登場している。 余談だが、某所にて閲覧できるR-TYPE FINALの仕様書には、本機が某国民的SFロボットアニメを強く意識してデザインされたと取ることができる記述がある。 【スレ内での立場】 前述の通りR-TYPE人型兵器の代表格だが、3Bスレに姿を見せることはあまりないため、スレ内において特定のポジションには収まっていない。 但し「よそ見して衝突事故」の話となると引き合いに出される事が多い。そして彼自身がそういった事故を語る際の説得力は圧倒的である(Ⅲの序盤的な意味で)。 ケルベロス R-TYPE⊿及び、FINALで登場したR戦闘機。型番はR-13A。 軍事メーカー・ウォーレリック社が開発したR戦闘機で、趣が従来のR戦闘機とは大きく異なる。有線フォースを装備したり(装備するアンカーフォースのバイド係数が高い為、有線制御せざるを得ない)、敵追尾性能を持たせた波動砲を装備したりと、革新的なテクノロジーを多く備えた意欲作。パイロットインターフェイスに関しても革新的なテクノロジーが盛り込まれており、パイロットの神経系に直接端子を接続している。 R-TYPE⊿最終面では、異層次元までバイドコアを追っていくまではいいものの、脱出は叶わず、最終的に異層次元に取り残されバイド化するという、大失態(?)をやらかしている。 【スレ内での立場】 かつては、ライトニング波動砲関連から、現実世界で雷が落ちると、すぐR-13Aのせいにされ、R-9WZと罪の擦り付け合いをすることもあった(現在、これらのネタは、先の震災を踏まえあまり行われない)。 R戦闘機の中では、貧乏くじを引きやすい。 あと異層次元に取り残されたことをトラウマとして引きずっており、それを刺激されると「くらいのこわい(ry」などと、恐慌状態に陥ることがある。 ケンロクエン FINALで登場したR戦闘機。型番はR-9DP3。名前の元ネタは、石川県にある兼六園という庭園。地味に日本三大庭園の1つ。 あまり期待されていなかった接近戦用兵器が一躍脚光を浴びたのはこの機体が完成されてからである。最強の武器を持った機体としてその名を轟かせた。 という肩書きにしては、大変残念なことになってしまった悲劇の機体。確かに、パイルバンカー帯電型H式は、低威力ではないのだが、あのR-9/02に双璧と並べられたのが運の尽きだろう。 TACTICSにはIIでも登場し、決戦兵器として巨大化された。決戦兵器という肩書きの割には、拠点周辺に馬鹿のように配置されていたり、PV等ではウォー・ヘッドに亜空間スルーされて哀愁漂う姿を見せつけていたりする。 スピードは低いものの機体としては破格のHPと短射程だが戦艦を一撃で屠る威力を持ったパイルバンカーIII、並みのフォースシュートよりも威力が高い突撃ケンロクエン……等決戦兵器の名に恥じない強さを持っている。 【スレ内での立場】 残念機体四天王の一柱として君臨し、R-9AD3と双璧をなす。 性能は、TACTICS基準で登場する事が多い。 幻獣666(げんじゅうトリプルシクス) みんなのトラウマみんな大好きR-TYPEIIIの4面ボス。中心部分に回転砲台が付いたウニのような姿。棘の下にバーニアがついているのか、移動するときにそれらしき炎のエフェクトが見受けられる。 ファイアキャスクファクトリーの項目でも説明されている通りボス本体は画面端を移動しながらX軸またはY軸が重なった時、R-9/0にレーザーを撃ってくる。 問題は場所で、3つの円形の障害物がそれぞれのレーンを周回している中で戦うことになる。さらにある程度ダメージを与えると(2週目は戦闘開始から)背景が回転するというプレイヤーの度肝を抜くギミックが作動する。ボス自身動きが速いこともあり、障害物を避けようとしてボスに衝突したりレーザーに撃ち落とされる事も多い。攻撃の性質上、安全地帯も存在しない。 【スレ内での立場】 回る奴、トラウマな奴の話題になるとすっ飛んでくる。 回転力を活かしてカクテル等を作ることも。 工作機 R-TYPE TACTICSに登場する工作用機体。R-3 汎用作業艇を元とし、R-9AF モーニング・グローリーの元機体と推測される(ただしR-TYPE FINALではR-AFがR-3に似ているのはただの偶然となっている)。 武器は最低限の物しか持たないが、資源の採掘、機体の修理や補給、施設の占領や解放など各種工作能力を持ち、主に裏方で活躍する。 特に何もしていなくてもキコキコ動くマニピュレータがかわいい。 【スレ内での立場】 ここでも様々な原因で破損したR戦闘機を修理するのが主である。どれだけ粉砕されていようと一応修復できるある意味すごい奴。 ただし時間はかかるそうで、さすがにひどい時は新しく作ることを勧める時も。 ゴマンダー 初代R-TYPEのSTAGE.2「生体洞」の最深部に居座る巨大なバイド生物。ある意味初代を象徴するバイドであり、ドブケラドブスと並ぶTYPERに取っての永遠のバイドルの一体。 ユーザー以外には信じられない話かも知れないが、Google先生の日本語入力システムの予測候補に余裕でその名が登場する。 純粋な子供であれば「心臓をモチーフにしたボスだ」と思う場合が少なからずあるようだが、彼らが成長するにしたがって"真のモチーフ"を理解していく姿は悲しくもある。何しろその"真のモチーフ"とは女性の***なのだから。 生体洞に於けるジェネレーターの役割を果たすバイド生物であり、あらゆる物質を性よk・・・もとい栄養源として際限なく成長する。成長しすぎて惑星並みの巨体に成長してしまった個体も居るらしい。 しかし成長しすぎると自らの巨体に耐えきれず自滅してしまうため、高性能な肉b、じゃなかった"冷却装置"の役割を果たすバイド生物「インスルー」を自らに寄生させ、余剰エネルギーを吸収させている。とどのつまりがゲーム中で○E○を再現した、ある意味衝撃的かつ画期的なシーンである。 シリーズを追うごとにアグレッシブになっており、初代(とIII(ファントム・セルが擬態する))では自らは攻撃はおろか移動すら一切しなかったが、デルタでは3Dポリゴン化されると同時にグリグリ動きまわるようになり、FINALではR戦闘機を自らの胎内に招き入れ、TACTICSでは遂に各所の口から体液を吐いて積極的に攻撃してくるようになった。 しかし攻略法は大抵の場合同一であり、弱点でもあるクリ・・・じゃなくてコア周辺が大抵は安全地帯となっており、R戦闘機にコア周辺に居座られて攻撃を回避された挙句、波動砲で逝かされ・・・ではなく止めをさされてしまう。ニコニコ大百科に於けるゴマンダー様の記事の編集者曰く、『これはもはや様式美の世界である』だとか。 さらにXBOX360への移植作、「R-TYPE Dimentions」ともなれば、XBOX360という高性能なハードのパワー、そしてなによりフルHD1080pの高画質出力を手にしたために卑猥さ、もといふつくしさが大幅増量されている。 また、Wiiの店頭向けパンフレットでのバーチャルコンソールの紹介コーナーでは、VC(PCエンジン)版「R-TYPE I」の紹介ではよりにもよってスクリーンショットがゴマンダー様となっている。任○堂はある意味分かりすぎている、いやむしろ自重しろ。・・・やっぱりいいぞもっとやれ。 尚、ゴマンダー様を考えたのはこれもまた俄には信じがたい話ではあるが、アイレムの女性スタッフである。彼女はゴマンダー様を考えついてしまったことで、当時のアイレム社長を以てして「君、頭おかしいよ」だの「今すぐ病院に行ってきなさい」などと言わせたという逸話まであるとか。「超兄貴~究極無敵銀河最強男の逆襲」を制作したNCS(メサイヤ)の新人女性スタッフといい、ニコニコ大百科の「CAVE真ボスリンク」にその名を連ねる女性コンポーザーといい、シューティングゲームというジャンルに関わる女性スタッフはどうにもイカレ・・・いやいや、独創的な発想をしてしまうことがちょっとかなり多いようだ(最大級の褒め言葉)。 【スレ内での立場】 そのモチーフからか、「母」または「姐」として描かれることが多い。 またスレ内で「~コマンダー」という単語が登場する際は、自然に「~『ゴマンダー』」と変換されてしまうのは、ある意味R-TYPERそしてバイドの宿命なのかも知れない。 コンバイラ 初代R-TYPE 4面のボス。STGでの出演は初代のみ。 名前のイメージ通り、分離合体を繰り返して攻撃してくる。各パーツがお互いの弱点をカバーしているが、分離時には晒されるのでそこを攻撃しよう。ただしフォース無しで突っ込むと撃破は非常に困難となる。 初代では、言ってしまえばデザインもそれほどカッコイイわけではなく、まぁちょっと変わったボスかな?ぐらいの印象だったが、TACTICSで再登場した際は、立場・性能(とデザイン)が一変。高い攻撃力、索敵範囲に比してユニットサイズはコンパクトと扱いやすく、開発可能時から終盤まで旗艦はコンバイラ一機で賄うことが可能な他(というか、コンバイラ以上の戦艦は作れない)、なんとEDムービーでは主役を張るなどの大抜擢をうける。続編のTACTICS IIでは後継機まで登場した(ただしプレイヤーはろくに扱えないが)。 TACTICSでの主人公格の扱いから、そのまま「提督」と呼ばれる事が多い。 余談だが初期の名称は『コンバイラー』。また、R-TYPEでは(ミサイルや敵機の特攻を除き、)唯一放物線軌道の弾を(TACTICSのファットミサイル発射口にあたる部位から)飛ばしてくる敵でもある。 【スレ内での立場】 バイドの一種なのだが、TACTICSでの大活躍から「提督(TACTICS I主人公)」としてバイドとは別に扱われる事が多い。主にボルドとペアで登場する。スレ内ではあまり緊急連絡がくることは少ないようだ。 戻る 名前 コメント
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旧アイレム製作の横スクロールSTGゲーム『R-TYPE』シリーズのボスキャラ。 同シリーズに登場する敵勢力バイド*1の看板キャラクターでもある。 名前は『R-TYPE FINAL』までは「ドブケラドプス」だったが、『R-TYPE TACTICS』以降は「ドプケラドプス」と微妙に変わっている。 SFホラー映画『エイリアン』シリーズのエイリアン(ゼノモーフ)に酷似した巨大な頭部を持つが、手足は無く、 切断面のような穴からは機械の内部構造が見えている。 腹部には別のバイド体が寄生しており、これが頭部の神経を乗っ取っている。 初代『R-TYPE』では1面ボスを務める。 長大な尻尾をうねらせながら、腹部を食い破って出てきた小型バイドから数珠繋ぎとなった勾玉状の弾を吐き出す。 また、身体に絡み付いている4個の目玉を全て破壊すると、本体がにじり寄って自機を押し潰そうとしてくる。 プレイ動画(2 21~) 『R-TYPE』が各種メディアで紹介される際には、殆どの場合この1面ボス戦のスクリーンショット、 あるいはそれを描いたイラストが使用されており、シリーズ未プレイ層への知名度も非常に高い。 以降の作品でもドプケラドプスの死体を改造したサイボーグ体「ザプトム」など、 ドプケラドプスの亜種・派生種がシリーズ全作に登場している(バイドが存在しない『R-TYPE LEO』を除く)。 また、彼(?)の出現するステージ1自体が変わり果てた状態で再登場した事もある。 2019年にはグッドスマイルカンパニーから可動フィギュア「figma」化もされている。 MUGENにおけるドプケラドプス Dark Ruler氏によるものが存在。 ドットは初代のものを使用しているが、本体に絡み付いていた目玉はオミットされている。 操作方法は6ボタン方式で、攻撃手段は基本的に原作準拠。 一応普通に操作する事も可能だが、常時ハイパーアーマーかつ弱点となる腹部を攻撃しなければならないというボス仕様なので、 基本的にはプレイヤー操作で挑戦するのが無難だろう。 プレイヤー操作(6 21~) この他に、綾禰氏が初代ドプケラドプス戦のステージを公開している。 本体と合わせれば原作の雰囲気を味わえる事間違い無し。 綾禰氏製ステージ 出場大会 「[大会] [ドプケラドプス]」をタグに含むページは1つもありません。 プレイヤー操作 R-9cで色々と戦う動画(part60) *1 + バイドとは……(以下ネタバレ) 元々は26世紀の人類が、外宇宙の敵性生命体に対抗するために産み出した星系内生態系破壊用兵器。 当初の計画では敵母星にワープさせられてから発動させられるはずだったのだが、 誤って太陽系内で発動してしまい、次元消去タイプの兵器によって異次元の彼方へと追放された。 しかし、異次元で進化を重ねた末に時空を超えて22世紀の地球に現れたバイドは、 あらゆる物体・空間を侵食しつつ増殖、破壊活動を繰り返す狂気の生命体と化し、人類に牙を剥いた。 バイドを殲滅する手段は、バイドの切れ端を使って生み出された次元兵装「フォース」と、 物質でありながら波動の性質を持つバイドに有効な高エネルギー兵器「波動砲」のみなので、 人類は双方を装備した異層次元戦闘機「R戦闘機」を実戦投入する事で、バイドの侵略から地球圏を護っている。 だが、「人類のバイド化」という事態も劇中では度々描写されており、 「バイド化した人間はそれを自覚しないまま地球へ帰還しようとする」という習性も描かれているため、 人類とバイドの戦いは泥沼の様相を呈しつつある。 兵器としてのバイドの中枢である「琥珀色の瞳孔」の正体はナノマシンの集合体のようなもので、 接近した生命体を(周囲の機械ごと)バイドに作り替えるという戦闘…いや、汚染様式を取る。 帰巣本能が残っているその元・生命体は勝手に自分の星に帰還してバイドの増殖で自滅する…という寸法である。 生物でありながら波動の性質を併せ持つバイドに通常兵器は通用しないのだが、 この性質により22世紀の人類ではバイド自体を根絶する事は不可能と思われる。 時間を跳躍し、26世紀のバイド開発そのものを阻止しない限りは……。 また、バイドよりも人類のR戦闘機開発チーム「TEAM R-TYPE」の方が恐ろしいという説もある 実は一度格ゲー『パーフェクトソルジャーズ』に参戦している(100年も遡る1999年に出て来てるのは気にしない)他、 ファミコンで出たRPG『神仙伝』の隠しボスに「ばいどせんかん」なる敵が登場する。外見は3面ボス「グリーンインフェルノ」。
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登録日:2014/05/29 (木) 0 24 00 更新日:2024/01/04 Thu 22 50 26NEW! 所要時間:約 ? 分で読めます ▽タグ一覧 R-TYPE トロピカル・エンジェル トロピカル・エンジェル←パイロットが ノー・チェイサー ピース・メーカー フューチャー・ワールド 戦闘機 民営武装警察 異層次元戦闘機 石川県警専用機 R-11A フューチャー・ワールドは、『R-TYPE』シリーズに登場する異層次元戦闘機である。 元ネタはアイレムが発売したレースゲームの意匠を盛り込んだ横スクロールシューティング『GALLOP』の主人公機。 R-11A フューチャー・ワールド武装 R-11B ピース・メーカー武装 R-11S トロピカル・エンジェル武装 R-11S2 ノー・チェイサー武装 R-11A フューチャー・ワールド アロー・ヘッドの基礎データを元に開発された最後の量産機。とはいえ、系譜上の母体はアルバトロスだが。 機動性と旋回性を高め、機体を小型化し、兵装を厳選することで、居住区においても運用可能かつ被害を食い止められるように仕上がっている。 機体上部の兵装ユニットは圧縮炸裂波動砲と複合電磁射撃システム「ボルトクラスター」のオプション選択式で、投入ミッションに応じて換装可能。 一点集中型と面制圧型の兵装を選択でき、小型でローコストかつメンテナンス性も良好とあって、軍部のみならず民営武装組織でも運用されている。 まさにR-9Aから続くR戦闘機の正当なる末裔と言っていいだろう。 サタニック・ラプソディー当時、暴走したモリッツGの鎮圧任務に辺境警備隊も動員されており、その際当機が出撃したという記録が残っている。 が、辺境警備隊員が対バイド戦の経験に乏しかったのか、はたまた敵がバイド化により強化されていたためか、あえなく全滅。 しかもバイド汚染されたR戦闘機開発計画担当基地に残されていた本機が、"堕ちた英雄機"の随伴機と化したという記録があり、おまけに主人公機に叩き落とされたという。 おお、もう…… この項目の通り後続機がたくさん存在するがSTG的には全くの下位互換でもなく、ギャロップ・フォース系を装備する機体の中では唯一圧縮炸裂波動砲を搭載している。 ロックオン波動砲に使いにくさを感じる場合はこの機体を使ってみるのもいいかもしれない。 TACTICSシリーズでは移動力と回避性能が高い高機動型として参戦、小回りのききを活かして攻撃後の再移動も可能。 生命系バイド捕獲用の特殊弾頭を装備しており、これでバイドを破壊することでバイドルゲンを入手できる。 圧縮炸裂波動砲もなかなか高性能で、火力と機動性の両立した使いでのある機体となっている。 武装 ○圧縮炸裂波動砲 衝撃波動砲をデバイスの小型化、簡素化に重点を置いて改良したもの。2ループMAXの波動砲の中でも極めて高い攻撃力を維持している。 目標内部に転送・即時炸裂する原型とは違い、投射した波動弾の着弾をトリガーに起爆する方式。 デバイス小型化の恩恵で本機のような小型機にも搭載可能となった。ちなみに本機の波動砲はオプション式。 ○ギャロップ・フォース 都市部での航空治安出動を想定し、誤射や巻き添えによる被害を極力避けるよう工夫を凝らしている。 その工夫の一環として極力レーザーを細く強くするというものがあり、機体速度と連動して照射角度や攻撃範囲を変化させることも可能。 なお、このフォースはオペレーション・ラストダンスに投入された機体にのみ供給された。 レーザー弾種は 機体速度に応じてレーザーの威力と太さを変えるレーザービーム 自機の速度に応じて照射角を変えるレーザーを上下斜め方向に放つレーザーワイパー 自機の速度と連動して発射角を変える対地滑走式のレーザーチェイサー の3種。 分離時のショットは正面に一極集中で連射するタイプで正面火力に優れるが、フォースを付けたまま高火力を出せる赤レーザーの方が優先されがち。分離ショットは青や黄を装備してる際の正面のカバーがメインとなるか。 R-11B ピース・メーカー 元ネタは『GALLOP』登場機体であり、本作ではR-11Aのバリエーション機。通称「パトロールスピナー」。 民営の武装警察に供給されたこともあって、カラーリング、細かな備品共に『らしい』ものとなっている。 機体上部の波動砲ユニット付近に設置されたパトライトがチャーミング。 例によって都市部での運用を前提としており、都市航空戦への適応を推し進めた結果、強力な捕捉・追尾機能を有するロックオン波動砲を搭載している。 オペレーション・ラストダンスに投入された機体はフォースやビットを供給されていることから軍用機と思われる。 せめてカラーリング変えるなり艤装変更するなりしろよ…… 機体の形状、設定、そしてアイレム本社の所在地から、ファンから贈られた愛称は「石川県警専用R戦闘機」。 TACTICSシリーズではどういうわけかロックオン波動砲が圧縮炸裂波動砲に差し替えられており、前身機との差異は回避性能+2%だけ。 おまけに派生機もなしという、某向こう岸に渡っちゃった子並みに不憫な子。 使えなくはないのだが、エーテリウムの消費に見合うかというと、ねぇ……? リロードがレボリューションな拷問マニアの愛銃やブラックオックス三兄弟の長男にフルボッコされた新型レイバーは関係ない。 武装 波動砲以外はR-11A準拠。 ○ロックオン波動砲 誤射厳禁の意気込みで開発された強力な捕捉追尾性を持つ波動砲。最大2ループチャージ。 エネルギー弾を3方向に連続発射する。なお、本来は波動砲ではなくビーム兵器。 威力が分散してしまうのか、ループ数増加と威力が反比例する傾向にある。 R-11S トロピカル・エンジェル R-11ナンバーズ後期型の第1号。ピース・メーカーの方針を継承し、更なる高機動化に加えてフォースと波動砲のバージョンアップを行い、周囲の安全性を確保したまま火力を高めている。 機首下部に旋回式サブブースターを搭載することで旋回性は極まったが、極まりすぎて全力機動なぞしようものならザイオング慣性制御システムですら旋回時のGを打ち消しきれなくなる。 簡単に言うと、機体名の通りにパイロットがトロピカルなことになって天使にお出迎えされる。 つまり欠陥品。というか、旋回テストは基本有人なわけで……おい軍部。 TACTICSシリーズでは内部耐久値が平均以下だが、最高値の移動力に戦闘機としては良好な索敵性能、回避能力を備えた素敵スペック。 しかも新規一発生産なのでエーテリウムの消費なしという太っ腹。 波動砲こそ未搭載だが、それを補って余りあるチート武装、ロックオンビームを備える。 射程2-4、命中率90%、威力50、総弾数15というぐうの音も出ない程のチートっぷり。 しかも光学兵器なので迎撃されないが、こっちからミサイル迎撃は可能という超ぐう畜兵装である。 恐ろしいことにバリア弾やスケイルディフェンス弾と違って攻性兵装。 事実上の撃破手段が波動砲や光学兵器とフォースシュートだけという、まさに畜生畜生アンド畜生な最終鬼畜超高機動機である。 しかもこの先に強化型が控えているという、ね…… どことなく水上バイクにも見えるデザインと爽やかなカラーリングがオシャレだが、それもそのはず、1983年に同名のアーケードゲームが発売されている。 武装 ○ロックオン波動砲Ⅱ ロックオン波動砲のアップデートモデル。最大3ループチャージ。 最大4方向へ攻撃できるが、そこまでチャージすると威力が落ちるので、最大ループで使われることはほとんどない。 ○ギャロップ・フォース改 高耐久な敵性体との交戦を想定し、レーザー出力を向上させている。 そのため、系列機の欠点だった火力不足を補う事に成功した。 レーザー弾種は原型にSが付いた威力向上型。 1速時の赤レーザーはFINAL・FINAL2共に、全機体の赤レーザーでも最高クラスの火力を誇る。 R-11S2 ノー・チェイサー R-11ナンバーズ最終型。コクピットを新造直前まで改良した結果、全速旋回時の横Gに耐えられるだけの性能を獲得した。 その名の通り「我ニ追イツク敵機ナシ」を地で行く機体。 外見は軍用機というより違法改造車っぽくなっている。 TACTICSⅡでもその性能は健在で、ほぼすべての面でトロピカル・エンジェルの上位互換となっている。 無論、ぐう畜兵装ロックオンビームも健在。 唯一の相違点である鹵獲弾は、損傷した敵機に撃ち込むことでHPを最大値の半分まで回復させ、自軍に引きずり込むことが可能。 鹵獲したユニットは撃墜されなかった場合、ミッション終了時に資源に還元される。 が、1発撃つたびに燃料を10も消費してしまう(本機の燃料上限は40である)ため、迂闊な発射は死を招く。 武装 波動砲以外はトロピカル・エンジェル準拠。 ○ロックオン波動砲Ⅲ ロックオン波動砲の最終型。ループチャージ増大と最大捕捉数増加にともなって単発火力が大幅に低下した。 が、そもそも本機の主任務は都市に降りてくる雑魚バイドの早期殲滅や治安出動なので、単発火力は特に必要なかったりする。 その攻撃範囲の広さ故か市街地での最大出力射撃には許可が必要とされ、無断使用は禁止だったらしい。 ぶっちゃけ最大ループまで溜める機会はそんなにないので使用感覚はトロピカル・エンジェルと大差無い。 追記・修正はコンクリートジャングルを潜り抜けつつフルチャージのロックオン波動砲Ⅲで敵性体のみを撃破してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] この内容だと項目名は「R-11シリーズ」でよかった気がするけど・・・ -- 名無しさん (2014-05-29 07 50 10) 地味にビットで唯一切れ目の無いレーザーを撃てるシリーズ -- 名無しさん (2015-04-05 20 01 55) 名前 コメント
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登録日:2014/05/29 Thu 0 06 00 更新日:2023/07/28 Fri 20 47 34NEW! 所要時間:約 ? 分で読めます ▽タグ一覧 R-9E R-TYPE TEAM R-TYPEの悪ノリ アウル・ライト アンチェインド・サイレンス カメラ・フォース カメラ+Rシリーズ スウィート・ルナ パワード・サイレンス ミッドナイト・アイ 偵察機 異層次元偵察機 索敵波動砲 R-9E ミッドナイト・アイは『R-TYPE』シリーズに登場する異層次元偵察機である。 本項では系列機についても記載する。 R-9E ミッドナイト・アイ武装 R-9E2 アウル・ライト武装 R-9E3 スウィート・ルナ武装 R-9ER パワード・サイレンス武装 R-9ER アンチェインド・サイレンス武装 R-9E ミッドナイト・アイ サンプル回収や映像記録等を含むバイドの生態データ収集や解析、早期警戒、戦況報告を主任務とする巡回・警戒専門機。 機体上部の大型ディスクレドームが特徴で、機体下部の筒状部位はデータ記録用の大容量ディスク集積体兼射出ポッド。 このディスクは1枚あたり900ペタバイトという極大容量型で、これを計128枚収納している。なにそれ凄い ちなみに情報容量合計値は25GBのBlu-rayディスク換算で46億800万枚相当。 仮に撃墜されたとしてもポッドを射出することでデータを後送し、戦訓を残す事ができる。 主として冥王星などの外惑星基地に配備され、早期警戒網を形成している。 多連装ミサイルを装備したTL2-Bとの連携も可能とされている。 本来戦闘なぞ埒外の機体だが、オペレーション・ラストダンスへの投入が決まったことで腐れ開発チームが悪ノリし、専用のフォースデバイスと波動砲が開発された。 また、同作での偵察機の特権として、バイド撃破時の図鑑完成速度が1.5倍というものがある。 TACTICSシリーズではバルカン以外完全非武装、索敵範囲と移動力特化の広域偵察機として参戦。 索敵という概念が極めて重要な本シリーズでは、序盤は本機がいないと話にならないほど。 E系列の機体名は「夜」に関連・連想するものから採られている。本機の場合は「夜目」。 「機体列伝」によると、あえてこの機体で前線に出て戦果を挙げたパイロットがいたらしい…。 武装 ○索敵波動砲(FINAL) 前方にファインダーを形成し、その範囲内に波動エネルギーの衝撃波を撃ち込む。2ループチャージ。 ファインダー内にバイドを捉えると、データ収集のような動作を見せるという特徴がある。 ○カメラ・ビット(FINAL,FINAL2) 情報収集用のビットデバイス。カメラユニットを搭載しており、戦闘中は敵の方向を向き続ける。 ラウンド・ビットが持っていた攻撃能力は失われているうえに肝心の画質がイマイチだったり、 トドメに本体の情報収集能力が高かったのでそもそも必要性が薄いとあってあまり使われなかったとされる。 FINAL2ではこれを装備していないと解析できない対象もあるため、図鑑を埋めるために必要になる。 ○カメラ・フォース(FINAL) 付加機能としてカメラが内蔵された情報集積特化型フォース。 情報収集を最重点としているため、火力は低くレーザーの射程も短い。 ただし、フォースを切り離していてもレーザーが発射可能で、射程に関してはある程度補えてはいる。 レーザー弾種は 短射程の赤色平型リングレーザーを発射するスカウトレーザー・赤 上下斜め方向に短射程の青色平型リングレーザーを撃ち出すスカウトレーザー・青 上下方向に短射程の黄色平型リングレーザーを放つスカウトレーザー・黄 の3種。 R-9E2 アウル・ライト R-9Eをベースに波動砲とフォースの改良が加えられ、ある程度の戦闘能力を獲得するに至った。 このため、ある程度までだが強行偵察も可能となっている。 が、バージョンアップしようがFINALでは図鑑完成速度は原型機と同じ。 いまいちパッとしない機体という評価に甘んじていたが、TACTICSⅡでは強力な戦術装備を引っさげて参戦。 範囲内の亜空間潜行中のエネミーに対する索敵手段として、着弾指定型MAP兵器「亜空間ソナー弾」を備えている。 これによって亜空間バスターの手探りによる索敵ではなく、確実な亜空間機潰しが可能となった。 機体名の由来は「梟の眼光」。夜行性の猛禽であり知恵の象徴ともされる梟は、本機にはうってつけのネーミングと言えるだろう。 武装 ○索敵波動砲EX(FINAL) 索敵波動砲のバージョンアップユニット。3ループチャージ。 ファインダーが大型化されて索敵範囲が向上しているほか、チャージ容量増強で火力も強化された。 ○カメラ・フォース2(FINAL) カメラ・フォースのアップデートモデル。レーザー出力の強化に重点を置いた改良がなされている。 結果、レーザーの射程や性質に大きな改善が見られ、使い勝手は飛躍的に向上した。 レーザー弾種は 射程が倍加したスカウトレーザーSP・赤 一度きりとはいえ地形反射機能がつき、射程距離が延伸されたスカウトレーザーSP・青 地形滑走が可能になり、射程距離が向上したスカウトレーザーSP・黄 の3種。 R-9E3 スウィート・ルナ Eシリーズ直系の最終型。フォースデバイスのさらなる強化で索敵能力と戦闘能力を両立することに成功した。 また、レドームの耐久性向上を企図し、機体上面に浮かせるのではなく機体フレームに埋め込む方式をとっている(*1)。 が、度重なる強化で生産コストは高騰。数を用意してナンボな索敵機としての存在意義が半ば吹き飛んでしまった。 いつの時代も、最大の敵は予算だった……ということなのだろう。 TACTICSⅡではより高性能な亜空間ソナー弾Ⅱを使用可能。 機体そのものの索敵能力と合わせ、一家に一台レベルの重要性は疑いない。 FINAL2では、アウル・ライトの項目に出てきたパイロットの為に用意された機体の1つ、という設定が追加された(もう一機は下記のパワード・サイレンス)。 武装 フォース以外はR-9E2に準ずる。 ○カメラ・フォース3(FINAL) 機能をそのままに、さらにレーザー出力を強化した最終強化型。 が、強化しすぎてコストが跳ね上がった。 レーザー弾種は 途中からリングが収束する機能が付加され、射程が最長となったスカウトレーザーHG・赤 攻撃範囲が倍加し、射程も延長されたスカウトレーザーHG・青 範囲、射程ともに強化されたスカウトレーザーHG・黄 の3種。HGはハイグレードの略であって決してハードゲイではない。 R-9ER パワード・サイレンス アウル・ライトとは別系統へ発展した本機は、より高精度、かつ歪みねぇ三次元走査データ取得のために円盤状だったレドームを球形に改良している。 フォースも専用のものが新規開発されており、解析用レーザーサーチャーに攻撃力を付与させることで、ある程度の戦闘能力を初期段階から与えられている。 TACTICSⅡではグランゼーラ革命軍の電子戦機として参戦。 索敵機としての能力に加え、自機と周囲6ヘックスを電子的に隠蔽可能なジャミング機能を備えている。 ジャミング中は一切攻撃が不可能となり移動力も低下するが、敵の目から逃れられるために一方的奇襲が可能。 逆に対戦で迂闊に使うと、索敵完了宙域内のノイズということでデコイを出され、それごとブチ抜かれてしまうので過信は禁物。 武装 ○捕捉追尾波動砲(FINAL) チャージ中に機首(フォース装備中はフォース先端部)から照準用レーダーを展開し、レーダーサイト内に補足したバイドに対し追尾性の波動弾を撃ち込む。 なお、捕捉しなかった場合は最大5発の波動弾を水平方向に発射するだけとなっている。 後に開発された機体に比べるとロックオン性能は低い。 ナノマシン波動砲と同様の誘導型波動砲だが、こちらには外道設定は見当たらない。 ○球形レドーム・フォース(FINAL) カメラ・フォースとは別系統の情報収集特化型フォース。 とは言えこちらは最初からそれなりの火力を持っているため、R-9Eに比べれば大分マシではある。 レーザー弾種は 水平方向に細いレーザーを切れ間なく発射するルビー光線 上下斜め45°にそれぞれ細いレーザーをryサファイア光線 上下方向にそれぞれryトパーズ光線 の3種。 R-9ER アンチェインド・サイレンス フォースの改良で火力が向上したER系最終型。偵察機系統では最高峰の火力を有する。まあ、なんだかんだ言って所詮は偵察機なんだけどね が、波動砲の特性がAIと噛み合ってる(*2)こともあり、FINALのAI対戦では意外な伏兵としてジャイアント・キリングを演出することも。 他の機体からのデータリンクシステムが向上しており、おそらくは前線での指揮管制機としての機能も有しているのだろう。 ゲーム内でまったく活かせないのが残念というか、何と言うか…… レドーム周辺はゴチャメカと化しており、機首にも増設ユニット(たぶんセンサーだろうが)がくっついているため、パッと見はカタツムリか何か。 TACTICSⅡではやっぱりジャミング機として参戦。 ジャミング機能が強化されたことで、計10機の僚機を電子欺瞞できるようになった。 こいつを配備しているか否かで、道中の難易度は大幅に変わってくることだろう。 公式曰く「戦場の演出家」だそうだが、言い得て妙だと筆者は思う。 武装 フォース以外は前身機準拠。 ○球形レドーム・フォース改(FINAL) データ解析能力が強化されたレドーム・フォース。攻性レーザーサーチャーを2本同時生成できるようになり、欠点だった攻撃力が大分まともになった。 が、例によってバイド解析能力が向上してる描写は作中にはない。 レーザー弾種は レーザーが2本になったルビー光線改良型 レーザーがryサファイア光線改良型 レーryトパーズ光線改良型 の3種。手抜き言うな。 追記・修正はR-9E初期型でバイド帝星に強行偵察を実行中にお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 夜目さんは俺の嫁 -- 名無しさん (2014-05-29 02 25 11) 某実況ですきになりました。 -- 名無しさん (2016-12-04 23 36 30) タクティクスだとR-9Cが開発されて以降、段々出番が少なくなる気が・・ -- 名無しさん (2017-07-15 20 09 17) 名前 コメント
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R-TYPE 229 名前:水先案名無い人 :05/01/07 16 43 57 ID JRqSA7q0 全R機体入場!! カスタム仕様機は生きていた!! 更なる改良を積み化け物が甦った!!! 突き抜ける最強!! R-9カスタム ウォー・ヘッド だァ――――!!! 低コスト量産はすでに我々が完成している!! R-9K サンデー・ストライク だァ――――!!! 傷付きしだい再生しまくってやる!! バイド機体代表 B-1C3 アンフィビアン3 だァッ!!! スタンダードの波動砲なら我々の歴史がものを言う!! 直系の最終機 R-9A4 ウェーヴ・マスター!!! 真の狙撃を知らしめたい!! 天を裂くもの R-9Dシューティング・スターだァ!!! 戦闘力はいまひとつだが物資運搬なら全シリーズオレの役目だ!! 移動コンテナ TP-2 POWアーマーだ!!! レーザー対策は完璧だ!! 霧状防護膜実験機 B-3A ミスティー・レディー!!!! 全機体のベスト・ディフェンスは私の中にある!! 高コストの神様が来たッ B-5D ダイヤモンド・ウェディング!!! タイマンなら絶対に敗けん!! 7ループの波動見せたる 最終波動砲搭載機 R-9/02 ラグナロック2だ!!! バーリ・トゥード(なんでもあり)ならこいつが怖い!! FINALの究極互換機 R-99 ラスト・ダンサーだ!!! Rミュージアムから炎の機体が上陸だ!! 火炎武装専用機 R-9Sk プリンシパリティーズ!!! 波動砲の出力が低いから(?)異層次元に閉じこめられたのだ!! 追尾する波動砲を見せてやる!!R-13 ケルベロス!!! めい土の土産に機体回収とはよく言ったもの!! 主役の奥義が今 実戦でバクハツする!! 3レーザー切り替え R-9A アロー・ヘッド(F-B仕様)だ―――!!! ハイパー波動砲こそが地上最強の代名詞だ!! まさかこの機体がきてくれるとはッッ R-9/0 ラグナロック!!! 闘いたいからここまできたッ 機体の詳細一切不明!!!! 特殊武装テストベース R-9AX デリカテッセンだ!!! オレたちは量産型最強ではない全機体で最強なのだ!! 御存知改良量産機 R-9S ストライク・ボマー!!! ビット・デバイスの本場は今やLEOにある!! オレを驚かせる奴はいないのか!! R-9Leo LEOだ!!! (当たり判定が)デカカァァァァァいッ説明不要!! TL-2B2 ヒュロスだ!!! 波動砲は実戦で使えてナンボのモン!!! 超実戦ロックオン波動砲!! 本家GALLOPからR-11 ピースメーカーの登場だ!!! ポッドはオレのもの 邪魔するやつは思いきり撃ち思いきりポッドシュートするだけ!! イメージファイター OF-1 ダイダロス!!! 星を救うために戦場へきたッ!! 宇宙パトロール隊員 TP-3 ミスター・ヘリ!!! フォースに更なる磨きをかけ ”暴走”R-13B カロンが帰ってきたァ!!! 今の自分に開発予算はないッッ!! 長距離精密射撃用ユニット強化型 R-9D2 モーニング・スター!!! 西暦2249年の奇病が今ベールを脱ぐ!! スタン星から RX-12 クロス・ザ・ルビコンだ!!! スコアラーの前でならオレはいつでも全盛期だ!! 伸びる点数 B-3C セクシー・ダイナマイト DOSEマックスで登場だ!!! バイドの本能はどーしたッ 愛の波動 未だ消えずッ!! レーザーも波動砲もハートの形!! BX-2 プラトニック・ラブだ!!! 特に理由はないッ ゲスト機体が強いのは当たりまえ!! プレイヤーにはないしょだ!!! プロデューサーの趣味全開! 「へきる号」ことR-9A3 レディ・ラヴがきてくれた―――!!! 大気圏内で磨いた実戦データ!! デルタ・プロジェクトのデンジャラス・試作機 R-9A2 デルタだ!!! 接近戦だったらこの機体を外せない!! パイルバンカー装備型最終機 R-9DP3 ケンロク-エンだ!!! 超一流メーカーの超三流の誤植だ!! 生で拝んでオドロキやがれッ デコイのよる!! R-9AD3 キングス・マインド!!! 誘導式波動砲はこの機体が完成させた!! 右スティックの唯一の出番!! R-9W ワイズマンだ!!! 若き萌え機体が帰ってきたッ どこへ行っていたンだッ キウイたんッッ 俺達は君を待っていたッッッTW-2 キウイ・ベリィの登場だ――――――――ッ 関連レス 245 名前:水先案名無い人 :05/01/07 23 42 16 ID bJQIgaCr 229 まさかそんなネタが投下されるとはッッッッ 思わずソフトひっぱりだしてきちまった… GJ!! コメント 名前
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1.異層次元空間 2.跳躍26次元 3.寒冷地 4.デンマーク山中 5.大当たり!サイコロ振ったキャラに選択権! 6.残念賞!何もない荒地だよ! -- いつものフリップ&サイコロ 私がやろう。(サイコロをふる) -- ダークドレアム 4 -- サイコロ (登場) -- Mr・H (レゴブロックでそうめんの屍作って置いてる) -- モンキリマル(石坂線の鬼神) こらぁーーっ!(そうめんシュートでレゴブロックを破壊) -- 焼き鳥そうめん アッー! -- モンキリマル(石坂線の鬼神) てめぇ……… 人様の屍をレゴで作るとかいい度胸してやがる……(モンキリマルにブラスターを向ける) -- 焼き鳥そうめん 癒しの力………(周りに回復効果のある新鮮な空気を無差別に放つ) -- ゆふいんの森 だってお前なんて人じゃないし、害鳥だもの。 -- モンキリマル(石坂線の鬼神) うっ!ちきしょー!(ゆふいんの森を蹴飛ばす) -- 焼き鳥そうめん ダッツァルケ!(戦闘不能) -- ゆふいんの森 そぉい!(石ころでそうめんを攻撃) -- Mr・H ちっ!(49998) -- 焼き鳥そうめん 無害の者に攻撃するとは感心しないね、そうめん。 -- ヒューンリンク 炎柱「メラガイアー」。(そうめん狙い) -- ダークドレアム でてきやがったか!裏切り者!リフレクターッ!(反射) -- 焼き鳥そうめん だったらはやぶさ斬り。(そうめん狙い) -- ダークドレアム ちっ(46519)ぬーわっ!(43219)オリャー!(SBRHにそうめんジャイロ) -- 焼き鳥そうめん 今回SBRH(キャラ)いません。 -- 解説:SBRH むぅ……。(19908) だったら炎柱「メラガイアー」。(そうめん狙い) -- ダークドレアム ちょろいぜ!(SBRHにカウンターキック) -- 焼き鳥そうめん SBRHじゃなくてダークドレアムです……。 -- 解説:SBRH すんませんした。(V3フル回転土下座) -- 解説:ひらお 何ッ!?(19300) じゃあ雷鳴「ギガブレイク」。 -- ダークドレアム こっちもごちゃごちゃ言ってすみません。 -- 解説:SBRH (38694)マイッタァー コッチノテヨマレチャ(ダークドレアムにロケットランチャーを放つ) -- 焼き鳥そうめん いや、そっちは悪くない。明らか俺のせい。 -- 解説:ひらお (回避) だったら炎符「ギラグレイド」。 -- ダークドレアム ちっ!(32136)ならまたロケットランチャーで!………あ、弾切れ。 -- 焼き鳥そうめん 今だ!!!斬符「はやぶさ斬り」!! -- ダークドレアム がっ!(30112)リフレくあっ(29841)(リフレクター破損) -- 焼き鳥そうめん ※リフレクターでは打撃攻撃は弾けません。良くても盾。 -- 解説:300X まぁ、銃とかは反射できる。が、ナイフや粉は反射できず、破損してしまう。 -- 解説:300X 粉は反射できそうな気がしますけど……。 -- 解説:SBRH 粉はリフレクターの間に入っちゃって壊れちゃうんだ。うさこ軍の誰かがチョーク投げて、壊れたことも。 -- 解説:YS-11 なんという壊れ方wwwww -- 解説:SBRH オリァーっ!(そうめんになぎはらい) -- ヒューンリンク なごっ!(26512) -- 焼き鳥そうめん 氷柱「マヒャデドス」!!!(そうめん狙い) -- ダークドレアム ちょろいぜ!(回避)オリャー!(ダークドレアムにマシンガン連射) -- 焼き鳥そうめん マシンガンか……。(18976) だったら光符「ジゴデイン」。(そうめん狙い) -- ダークドレアム (登場) -- メタルキング ぎゃほぁ!(21310) -- 焼き鳥そうめん そぉい!(メタルキングを投げてそうめんを攻撃) -- Mr・H ちょwwwwwおまwwwww -- メタルキング 嘘だろーーっ!?(9980)ぎゃっ!(ダウン) -- 焼き鳥そうめん 痛い・・・・・・。(38) -- メタルキング ごっそり減ってやがる!さすがメタルキング!硬いだけある!・・・HPが低い?たいりょくのたねでドーピングしとけ。 -- 解説:DE11 ベホマぁっ!(ベホマでメタルキングを治療) -- Mr・H あ。(40) -- メタルキング メタルキングの使い方違ーーーう!!! -- 解説 SBRH 今だーーっ!(そうめんにトライフォースラッシュ) -- ヒューンリンク ヒャッハー!(便乗して焼き鳥そうめんにめった切り) -- カービィ (登場)てぇい!(そうめんに体当たり) -- スラリン ファイヤー!そうめんみたいなモンだぜ!(死亡) -- 焼き鳥そうめん (撤退) -- ダークドレアム よし、焼き鳥だ。焼き鳥。(炎の弓矢で火を起こし、そうめんを焼きはじめる) -- ヒューンリンク (勝利のダンス) -- スラリン SBRH軍も食べればいいのに。 -- 解説:ひらお SRBH以外は多分食べません。 -- 解説 SBRH (怯えている) -- メタルキング スラリンの記事に勇車の事を書かないとは感心しませんな! -- カービィ 焼けたっぽい。ってえぇ〜!?誰もいねぇ……… -- ヒューンリンク (まだ怯えている) -- メタルキング いただきまーす!(そうめんの肉にかぶりつく) -- スラリン 名前 コメント
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ギンガの意識を呼び覚ましたのは、嗅覚を刺激する異臭だった。 不快なアンモニア臭。 周囲の状況が視界へと鮮明に浮かび上がるや否や、彼女は反射的に身を起こそうとした。 それを押し止めたのは、肩に乗せられた手と低くくぐもった声。 『落ち着いて、安静に』 其処で漸く、ギンガは自身の目前に、見慣れない人影が存在する事に気付いた。 その全貌を確認すると同時、彼女の全身へと緊張が奔る。 その人物は、管理局員ではなかった。 全身を重厚な漆黒のアーマーに包み、頭部は同じく漆黒のマスクとヘルメットに覆われ、微かな紅い光を零す視覚装置が2つ、両眼に当たる部位へと装着されている。 ギンガの鼻先へと差し出された右手、漆黒のグローブには首部を折り取られたアンプルが握られ、残る左手は小さなアンプルケースを抱えていた。 肩に置かれた手から腕を辿り見れば背後にもう1人、寸分違わぬ様相の人物が立っている。 『もう大丈夫だ』 安心させる様に放たれた声は、音声出力装置を通しての幾分機械的なものだった。 呆然と彼等の全貌を眺めるギンガを余所に、彼等は彼女に怪我が無い事を確認すると、傍らに置かれた、或いは背部に装着していたそれを手にし、小さなスイッチを弾く。 数秒後、それが何であるのかを理解したギンガは瞬時に思考を引き締め、呻く様に呟いた。 「質量兵器・・・!」 漆黒の銃器。 凡そデバイスに見えぬそれは、管理世界に於いて所持する事など決して許されぬ兵器。 そんな意思の込められたギンガの声を聴き留めたのか、銃器を弄る彼等の手が一瞬だけ静止し、しかしすぐに動き始める。 そして、次いで彼等より発せられた言葉が、彼女を更に混乱させた。 『管理世界では、質量兵器は禁忌だというんだろう? 知っている。今までにも散々言われたよ』 思わぬその発言に、ギンガの内に沸き起こり掛けた警戒も敵愾心も、双方が鳴りを潜める。 代わりに浮かぶのは、云い様のない疑念。 知っているのなら、何故それを使用している? 彼等は何者なのか? 次元犯罪者? 反管理局組織? だとしても何故、自分を攻撃せず、あまつさえ救助までするのだ? 「あの、貴方達は・・・」 『ギズモよりビショップ。要救助者1名確保、管理世界の人間だ』 ギンガの問い掛けを遮るかの様に、何処かとの通信を行うアーマーに身を包んだ人物。 彼女の背後ではもう1人が質量兵器を手に周囲を見渡しつつ、油断なく警戒を行っている。 やがて通信を終えた1人はギンガへと向き直り、手にした銃器を掲げてみせた。 『悪いが魔法なんてものは使えないんでな。これだけが身を守る術なんだ。納得できないだろうが、此処は見逃してくれ』 『君と同じ管理世界の人々も、何とか了承してくれたよ。今は生き残る事が最優先だからな』 前後から放たれる声。 彼等の言葉に、ギンガの脳裏を最悪の可能性が過ぎる。 まさか、地球軍? 「貴方達は・・・何なんですか?」 微かに震える声と共に放たれた問い。 目前の人物は気負う様子もなく、即座に答えた。 『他の人達から聞いたよ。君達が第97管理外世界と呼ぶ惑星の住人さ』 「・・・地球の?」 『ああ。ちょっとした事故で此処に飛ばされちまったんだ』 「事故?」 更に問い掛けようとするギンガ。 その時、上方より甲高い音と共に巨大な漆黒の影が飛来、降着装置を展開すると3人から20m程の地点に軟着陸する。 R戦闘機と比較して2回りほど大きいそれは、強襲艇の様なものらしい。 機体側面にタラップが展開され、2人はギンガに手を貸し立ち上がらせると、周囲への警戒を緩める事なく機体へと向かい歩み出す。 数瞬ほど躊躇ったギンガではあったが、この状況は貴重な情報収集の機会であると判断。 誘導に従って歩み出し、タラップを登る。 此処に至って漸く、ギンガは周囲の場景に意識を向ける事ができた。 自身が意識を失い横たわっていた地点を振り返り、次いで頭上を見上げ、その異常さに混乱する。 呆然と周囲を見渡し、やがて吐き出された言葉は隠し様もない驚愕に震えていた。 「何・・・これ・・・?」 其処は、ハイウェイの上だった。 周囲を埋め尽くす高層ビル群の間を走る高架道路上には、放置された車両が無数に鎮座している。 ビル群の規模から見ても、クラナガンに匹敵する巨大都市である事は疑い様がない。 しかし、何よりギンガが驚愕したのはそんな事ではなく、闇に沈む広大な空間、彼女の頭上に拡がる異様な光景だった。 「街が・・・!」 上空、漆黒の闇の向こう。 広大な都市が、視界を埋め尽くす様に存在していた。 ありとあらゆる構造物の上下が逆転した、悪夢の様な情景として。 タラップ最上部にて、呆然と上空を見上げるギンガ。 背後より肩を叩かれ咄嗟に振り返れば、その人物は首を動かして先を促した。 『混乱するのは分かるよ。詳しい事は中で話そう』 歩を進め、機内へと踏み入る。 分厚い外殻内部には壁際に並んだ座席と固定用のフレームがあり、ギンガはその1つへと座らせられ、フレームを降ろすよう指示された。 従うべきか否か、僅かに躊躇した彼女であったが、安全の為だろうと自身に言い聞かせるとフレームに手を掛け、身体を固定する様にそれを降ろした。 そして固定装置が微かな電子音を発し、上部に点灯するライトが赤から緑へと変わると同時、軽い振動と共に機体が浮かび上がった事が感じられた。 思わずフレームを握り締めるギンガ。 そんな彼女へと、相変わらず音声出力装置を通した低い声が掛かる。 機内には防音措置が施されているらしく、ギンガは問題なくその音声を拾う事ができた。 『心配しなくてもいい。捜索拠点を中継した後、避難所へ向かう。其処には君と同じく保護された被災者が大勢居る』 「・・・どれ程なんです?」 『今日の時点で3904人だ。まだ確認が済んではいないが、他の地点で生存者が発見されていなければ君が3905人目という事になるな』 余りにも予想外の状況に、ギンガは忙しなく思考を廻らせる。 4000に迫ろうかという数の生存者が存在する事は喜ばしいが、それを保護しているのが第97管理外世界の人間であるというのは、正しく管理局の予想を超える事態であった。 それでも何とか状況を理解しようと、彼女は2人の地球人から目を逸らす事なく思考へと没入する。 そもそも、事故で飛ばされてきたという彼等は、一体何者なのか? 彼等の様子からは、こちらに対する敵意や警戒は全くといって良い程に感じられない。 もし彼等が、クラナガンと本局を襲った地球軍艦隊に属する者であれば、こちらに対し無防備である筈がないのだ。 彼等は、軍属ではないのか? 「あの、貴方達は・・・軍人、なのですか?」 躊躇いがちに問い掛けるギンガ。 警戒されるかもしれないとの懸念もあり、多少ながら言葉がたどたどしく紡がれる。 対する返答は、一言。 『いいや』 1人が身を傾け、その身を包むアーマーの肩部をギンガへと向けた。 其処には1つの単語が、漆黒のアーマーに映える様、白い塗料によって刻まれていた。 しかしギンガには、それを読み取る事ができない。 ミッドチルダ言語にも共通する字体ではあるのだが、精確な発音が解らないのだ。 悩む彼女を見兼ねたのか、1人が助け舟を出す。 『「POLIZEI」だ。警察って意味だよ』 「警察?」 『民営武装警察。治安維持や対人・対都市レベルの脅威からの民間人保護を、政府から委託されている軍事企業の事だ。ウチはその最大手だよ』 民営武装警察。 その言葉にギンガが戸惑う間にも、彼等の説明は続く。 『俺達はその1中隊でね。旅客船団の護衛と、引き続き目的地での治安維持に就く筈だったんだが・・・』 『船団が空間歪曲に捕まっちまってな。脱出を試みたんだが、奮闘空しく此処へ転送されちまったんだ。もう2ヶ月以上も前の事だよ』 「2ヶ月前?」 『ああ。此処が外部から隔絶された空間という事は解るか?』 「・・・はい」 『その中にガラクタの寄せ集めが浮かんでいただろう? 此処はそのガラクタの中さ。取り込まれたスペースコロニーの残骸の中だよ』 またもや、管理局の知り得る事実を上回る情報が齎された。 ギンガの記憶が確かならば、この隔離空間が観測されたのは約4週間前の事であった筈だ。 しかし彼等の言葉を信じるのならば、空間の形成は2ヶ月以上前に始まっていたという事になる。 バイドは隔離空間そのものを、次元世界へと転移させたというのか? そして、この広大な都市空間。 彼等はスペースコロニーの残骸だと言った。 ギンガとてスペースコロニーという言葉を知ってはいたが、実物を目にした事などありはしない。 次元世界を渡る術を持つ管理世界の人間にとって、宇宙空間に都市を建造する必要性など殆どなかった。 故に、その構想は存在しても、実現させた例など1つとしてありはしない。 本局または支局艦艇は、次元空間に巨大な居住空間を形成してはいるが、しかしあれらはスペースコロニーからは懸け離れたものだ。 これ程までに巨大な都市空間を宇宙空間に建造した文明など、少なくともギンガは聞いた事もなかった。 そして、何より気に掛かる事は。 「残骸って・・・廃棄されたんですか?」 『ああ。8年前になるが、空間歪曲に呑み込まれてな。14基のコロニーの内、無事発見されたのは3基。残る11基の内6基は生存者皆無の状態で発見。残る5基は・・・』 「行方不明?」 『そういう事。これはその内1基って訳だ』 これ程までに巨大な建造物を廃棄したという事実も然る事ながら、同様のものが14基も存在していたとの言葉に、ギンガは心底から驚愕した。 しかし同時に彼女の意識、冷静さを保った思考の一部は、生存者が皆無であったという6基のコロニーについて考察を開始する。 そして然程に間を置かず、彼女はその疑問を言葉として発した。 「その、生存者の無かった6基ですが・・・」 『何だ?』 「何故、住民は全滅したのですか?」 その問いに押し黙る2人。 警戒させてしまったか、と僅かばかり後悔したギンガであったが、数秒後にそんな彼女へと答えが返される。 『汚染された』 「・・・汚染?」 『俺達や君を此処へ放り込んだ存在にだ。地球はもう半世紀に亘って、その存在との戦いを継続している』 「その・・・存在の、名は?」 『バイド』 やはり、とギンガは自らの予想が的中した事を胸中にて再確認したが、沸き起こるのは喜びではなく際限のない不安ばかりであった。 これ程の巨大建造物、防衛体制も尋常ではなかったであろうそれを6基も汚染し、その住民を殺戮したであろうバイド。 自分達が今まさに、そんな存在を相手にしているのだという実感と恐怖が、今更ながらにギンガの意識を癌細胞の如く蝕み始める。 常識外の超高度軍事技術を有する第97管理外世界ですら、バイドによる殺戮を防ぐ事はできなかった。 管理世界がバイドという存在を知り得てから、僅かに2ヶ月。 果たして管理局に、勝ち目などあるのだろうか? 『失礼、こちらからも少し良いかな?』 思考へと沈むギンガに、声が掛けられる。 目前の人物を見やれば、彼はその手で自身の視覚装置を指していた。 「何でしょうか」 『君の眼は、何らかの機械的強化が施されているのか?』 途端、ギンガの全身が文字通りに凍り付く。 何故、気付かれた? 彼女がそう問い返すより早く、目前の人物は彼女の疑問に対する答えを述べた。 『君は先程、周囲や上空の光景を認識していたな。暗闇なのに、暗視装置も用いずにどうやって、と思ったんだ』 その言葉にギンガは内心、自らの不注意を恥じる。 不用意な行動と発言から、彼等に余計な情報を与えてしまった。 何とか当たり障りのない返答を組み立て、それを声として発する。 「昔、事故で両眼を失ったんです。仰るとおり、これは機械式の義眼です」 『・・・済まない』 「いえ、お気になさらず」 その時、機内にコックピットからの警告が流れた。 着陸態勢に入るとの事だ。 十数秒後、微かな振動が機体へと走る。 固定器具が解除されフレームが上がると、先に立ち上がった2人がギンガへと手を貸し、立ち上がらせると同時に機体から降りるよう促した。 タラップを降りた先に広がるのは、様々な設備が据えられた簡易前線基地らしき拠点。 コロニーの端に位置する何らかの生産施設らしき其処には、数機の強襲艇が翼を休め、更に十数人のアーマーに身を包んだ人物の姿があった。 機体から数歩ほど離れた位置で周囲を見回すギンガ。 ふと彼女は、自身が立っている地面へと視線を落とし、脳裏へと浮かんだ疑問を口にする。 「そういえば、重力があるんですね」 『どういう訳かな。コロニー自体は回転していないのに、何故か正常な重力が発生している。これもバイドが関わっているんだろうが、詳しい事は解らない』 彼女の疑問に答えると、1人は1機の強襲艇へと向かい、残る1人はギンガを促して歩き始めた。 歩調を気遣っているのか、何度も振り返りながら天幕のひとつへと向かう。 『保護した被災者は一時的に此処へと集められる。2時間後に避難所へと向かう機があるから、それまで此処で待っていて欲しい』 「・・・分かりました」 『あの天幕に行って、食料と毛布を受け取ってくれ。心配は要らない。避難所の防備は厳重だ。此処もそうそう危険な状況には曝されないさ』 ギンガの肩を軽く叩き、次いで握り拳を作り親指を立ててみせる彼。 彼女の不安を少しでも和らげようとしてのジェスチャーだろう。 そうして、手を振りつつ彼女へと背を向けた、次の瞬間。 「・・・ッ!」 爆発。 強襲艇の1機が、火を噴いた。 『敵襲!』 ギンガに背を向けていた人物が叫ぶ。 同時に彼女は、彼の手によって地へと伏せられていた。 『姿勢を低く! そのまま強襲艇まで走るんだ!』 ギンガへと鋭く指示を飛ばした彼は質量兵器を構え、拠点の外部に拡がる闇の向こうへとその銃口を向ける。 発砲。 短く3回、重い射撃音が響いた。 同様の音が、拠点内の其処彼処から響く。 ギンガは動かなかった。 彼女の機械的強化を施された眼球は、闇の奥に潜む者達の姿を捉えていたのだ。 認識阻害魔法を解除し、地表面に設けられた重厚なハッチ内部から現れる、20名を超える魔導師達。 管理局、バイド攻撃隊。 そして彼女とほぼ同時、第97管理外世界に於ける警察機構の一団も、攻撃隊の姿を捉えたらしい。 即座に照準を修正し、しかし襲撃者の姿に動揺したのか、暫し無言の時が流れる。 もしかすると通信にて意見を交わし合っているのかもしれないが、外部への音声出力が無い為、彼等の真意を量る事はできない。 形成される、奇妙な膠着状態。 それを破ったのは、攻撃隊からの勧告であった。 『地球軍に告ぐ。直ちに武装解除し、投降せよ。こちらは時空管理局、当次元世界に於ける治安維持機構である。指示に従わない場合は、武力を以っての鎮圧も辞さない。繰り返す。直ちに武装解除せよ』 魔法による拡声機能を用いての、投降を促す呼び掛け。 対する武装集団からの応答はなし。 ギンガの目前の人物を含め、彼女の視界内に確認できる全ての人影が、その手に携えた質量兵器の銃口を攻撃隊へと向けたまま微動だにしない。 その間にも、攻撃隊からの投降勧告は続く。 一方で、警告なしの先制攻撃に驚愕していたギンガであったが、管理局の抱える地球軍に対する過剰なまでの恐怖と敵意を考慮すれば無理もないと納得し、同時に自らの為すべき事を考え始めた。 さて、自身はどう動くべきか。 偶然による接触ではあったが、彼等が地球軍ではない事、管理局に対し害意を持ってはいない、或いは判断を下すに足る情報を持ってはいないらしい事は確認済みだ。 さらに彼等は、4000人近い被災者を保護しているという。 此処で敵対を選ぶ事は、双方に要らぬ損失を齎すだけだ。 バイドという共通の敵が存在する以上、対話による協力関係の構築こそが最適であるといえよう。 自らの思考に結論を下し、目前の人物へと語り掛けようとするギンガ。 しかし彼女の視界に、彼の持つ質量兵器の全貌が明確に映り込むや否や、その決心が大きく揺らぐ。 「・・・ッ」 それは最早、「呪縛」とも呼べるものであった。 質量兵器。 忌むべき存在、廃絶すべき存在。 それに対する拒絶、それを使用する者に対する嫌悪。 次元犯罪者ですらその多くが魔法を使用する中、質量兵器を用いる第97管理外世界を含む幾つかの世界は、管理局内にあって常に嫌悪と侮蔑の対象でもあった。 表立っての批判を口にする者こそ少数ではあったものの、内心ではほぼ全ての局員が原始的で野蛮な地球文明を嘲っていた事だろう。 第97管理外世界の住人は、その兵器体系を用い続けた先に何が待ち受けるのかも知らず、自ら破滅へと向かう愚か者どもであると。 その認識が定着している背景には、当の第97管理外世界の出身者たる高町 なのはや八神 はやてが、管理世界の思想を全面的に受け入れている事実もあるのだろう。 質量兵器が氾濫する世界に於いて生を受けた彼女達が、自らの故郷に蔓延るそれを否定している。 時空管理局内外に於いて高い知名度を誇る彼女達であるからこそ、より一層その事実は強烈な印象として人々の記憶へと刻まれるのだ。 そして人々は、質量兵器への拒絶をより強めてゆく。 使用者を選ばず、指先ひとつで数多の命を奪い、無尽蔵の破壊を齎す悪魔の兵器。 余りに恐ろしく、おぞましく、愚かしい技術。 文明としてのレベルの低さを体現する、自らの滅びすら回避できない原始的な者達が用いる刃。 それを用いる世界の住人にすら否定される、滅ぶべき力。 そしてギンガもまた、同様の認識を持つ者であった。 第97管理外世界そのものに対する蔑意こそ持たぬものの、公然と質量兵器を用いるその軍事組織に対しての嫌悪と拒絶を拭い去る事は決してできない。 何より、クラナガンを襲った惨劇を目にした者ならば唯1人の例外なく、質量兵器の存在を容認しようなどとは考えられない筈だ。 僅かに2時間足らずの戦闘で31万もの民間人・管理局員の命を奪い、クラナガン西部区画を新たに2つの廃棄都市区画へと変えた質量兵器。 バイドにより汚染されていたとはいえ、あのモリッツGという名の機動兵器、そしてゲインズという名の人型兵器を創造したのは、他ならぬ地球軍であるという。 これらの事実を踏まえた上で、地球製の質量兵器を用いる武装集団と聞き、それを受け入れる事のできる人物が管理世界に存在するだろうか。 だからこそ、ギンガは目前の人物へと掛けようとした言葉を呑み込んだ。 伸ばし掛けた手を引き止めた。 そうして改めて、自身が採るべき最善の行動を模索し始めた。 思考は数秒。 彼女は再び、その手を目前の人物へと伸ばした。 背後から響いた金属音に、彼は振り向く。 その眼前には、華奢な女性の左手。 次の瞬間、その表面が無骨な手甲に覆われる。 アームドデバイス、リボルバーナックル。 突然の事に硬直する彼を視界に収め、ギンガはこれが最善の選択であると自らの思考へと言い聞かせつつ、言葉を紡ぐ。 「・・・投降しなさい」 ギンガは選択した。 最善の行動、最善の手段を。 理性と感情、双方の囁くままに。 自身の信念と、組織の理念が叫ぶままに。 彼女は、「管理局員」として最善の選択を実行する。 「質量兵器の使用及び違法な軍事活動により、貴方がたを拘束します」 カートリッジシステムに装着された「AC-47β」が、小さく唸りを上げた。 * * それは偶然だった。 人工天体内部に於ける第88民間旅客輸送船団、及び資源採掘コロニーLV-220の捜索任務に当たっていた彼は、周囲の大規模な空間から物理的に隔絶された球状の閉鎖空間を発見。 スキャンの結果、天王星の衛星ミランダに匹敵する容積を持つと判明したその隔離空間内には、数十隻の艦艇が停泊していたのだ。 迎撃を警戒したものの、それらの艦艇は外部に対する全ての機能がオフラインとなっているらしく、攻撃はおろか一切のレーダー波すら検出できない。 その状況を訝しく思いつつも彼は、機体を艦艇群へと接近させ情報収集を行う。 艦艇の殆どは地球文明圏のものであった。 軍用、民間用を問わず、過去に行方不明となったものばかりが59隻。 それらとは別に、この異層次元特有の高度文明の手により建造されたらしきものが22隻。 計81隻もの艦艇が、空間のほぼ中央に群れを成していたのだ。 しかしその中に、彼の捜し求める艦艇は存在しなかった。 第88民間旅客輸送船団、そしてヨトゥンヘイム級異層次元航行戦艦、アロス・コン・レチェ。 度重なるスキャンにも、目視による確認によっても結果は変わらず、致し方なく空間を脱しようと機首を侵入地点へと向けた、その時だった。 1隻の艦艇が、突如として動き出したのだ。 瞬時に機首をそちらへと向け、波動砲のチャージを開始。 鑑定を捕捉、各種レーダー波が艦体を舐める様にスキャン。 そうして脳内へと表示された結果に、彼は舌打ちする。 スキャン結果は目標艦艇に対し、管理局との戦闘中に現れたバイド汚染艦体の旗艦であるとの判断を下していた。 それは当然、通常の艦隊行動に於ける「旗艦」とは意味合いが異なる。 即ち目標艦艇は敵艦隊の実質的な中枢であり、それは艦隊行動を統括するバイド体を搭載している事を意味していた。 もし此処でそれを破壊すれば、敵艦隊の活動を抑止する事が可能かもしれない。 チャージ、2ループMAX。 フォース先端部に蓄積された暴力的なまでの波動エネルギーにより、前方の視界が歪に歪み始める。 システムが揺らぎを修復、同時に余剰エネルギーの強制排出を開始。 フォース・コントロールシステム、対空レーザー変更。 サーチ・モードよりショットガン・モードへ。 0.3秒後、コントロールロッドより対空レーザー変更完了の信号を受信。 スラスター出力を最大へ、目標艦艇へと突撃を開始。 しかし次の瞬間、彼はその軌道を目標艦艇より逸らしていた。 拡大表示された目標艦艇、その艦体外殻を内部より引き裂く、青い光。 彼は、その光を知っていた。 近接格闘戦用の光学兵器だ。 そして、それを操る存在 識別名称『ゲインズ3』。 地球軍より鹵獲した高機動型ゲインズに、高火力光学白兵戦兵装を搭載した漆黒の悪魔。 これまでに確認された機体数こそ少数であるものの、それらが齎した被害は想像を絶するものであった。 光学・実弾兵器、波動砲、陽電子砲の弾幕を正面より掻い潜り、艦隊中央へと踊り込む漆黒の機体。 R戦闘機を機体半ばより叩き斬り、巡洋艦のブリッジを潰し、戦艦のカタパルトより内部へと侵入し内部より全てを破壊する、正しく狂乱の徒。 一切の自己保存を考慮しないが故に凄絶なまでに苛烈な攻撃を可能とするその機体は、記録映像であるにも拘らず確かな恐怖を彼へと齎した。 爆発するテュール級と巻き込まれる数隻の艦艇、そして同じく破滅の光に呑まれゆく十数機のR戦闘機。 その映像を知らぬ者など、地球軍には存在しない。 では、R戦闘機ではゲインズ3を撃破する事は不可能なのかと問われれば、答えは否だ。 その機動性と瞬間火力こそ脅威ではあるが、圧倒的火力であればR戦闘機も引けを取らない。 否、一部機種については完全に凌駕している。 艦隊すら消滅させる波動砲を持つ機体、波動砲をそれこそ機銃の如く連射する機体、光学兵器の弾幕と目標追尾型ビットにより空間を支配する機体。 R戦闘機とは正しく、既存の全兵器体系を凌駕する為に生み出された「超越者」であり、同時に敵に対する「殲滅者」なのだ。 そんな兵器群が火力で敵に劣る等という事は、余程の大型バイド相手でもない限りは有り得ない。 そして、彼の愛機たる「R-9C WAR-HEAD」もまた、その常識外の火力によって「突き抜ける最強」とまで謳われた機体である。 第二次バイドミッションにて運用され、圧倒的な火力と引き換えにパイロットの居住性を無視し、その四肢を奪う事によって漸く搭乗が可能となった機体。 パイロット・インターフェースの改良後、既に複数の後継機が開発されていたにも拘らず多くのパイロットが搭乗機として希望したそれは、実戦配備より9年が経過した今なお、最前線に於ける主力機体の1機種としての座を不動のものとしている。 彼がこの機体に搭乗して6年、その間に積み重ねられた実戦経験とR-9Cの火力。 客観的に考えても、彼が敵に劣る事はない。 機体を旋回させ、再度目標艦艇へと向かう。 と、その時、ゲインズ3の兵装によって引き裂かれた外殻の間隙より桜色のエネルギー砲撃が放たれ、その奔流が機体側面400m程の空間を突き抜けた。 突然の事に驚愕するも、彼はすぐさま回避行動へと移る。 あの砲撃。 記録によれば、あれは管理世界中心都市「クラナガン」での戦闘中に、都市攻撃隊との交渉を行った「タカマチ」という名の魔導師が放つ砲撃であるという。 つまり目標艦艇内部に、管理局部隊が存在するという事か。 ゲインズ3と同じ空間に、魔導師が存在するだと? 脳裏に沸き起こる不審。 彼は即座に、新たに搭載されたシステムを起動する。 拘束された「TEAM R-TYPE」を尋問し、その後に開発させた受動的探索機構。 この異層次元文明圏にて普遍的に利用されている未知のエネルギー、「魔力素」とやらの検出システムである。 「TEAM R-TYPE」は鹵獲した管理局艦艇に対する解析調査によって、このエネルギーの識別に成功していながらその事実を隠蔽していたのだ。 そうして得られた魔法技術体系の知識を注ぎ込み完成されたのが、R-9WF SWEET MEMORIESという訳である。 システムの起動と同時、目標艦艇内部より複数の魔力素反応が検出される。 現在までに収集されたデータ、管理局に拘束されているパイロット達から転送された情報を含むそれらと照合した結果、艦内にはタカマチ以外にも戦闘機人と呼称されるサイボーグが2体、更には20を超える魔導師の存在が確認された。 乱射される魔導弾の反応から判断するに、彼等はゲインズ3との交戦状態にあるらしい。 好都合だ。 管理局部隊とゲインズが交戦状態にあるならば、自身は高みの見物を決め込んでいれば良い。 艦内という閉鎖空間に於いて、ゲインズは最大の強みである高機動を封じられている。 そうなれば高火力の砲撃を持ち、尚且つ小回りの利く魔導師が有利だ。 無論、その程度でゲインズと彼等の差が完全に埋まる訳ではないが、それでも互角の状況に持ち込む事は可能だろう。 そして戦闘の結果がどうなろうと、残った方も甚大な被害を受けている事は間違いない。 管理局部隊が生き残れば良し、ゲインズが残れば不意を突いて波動砲を叩き込む。 どのみち、こちらにとって悪い様にはならない。 問題は管理局部隊が残存した、その後に自身が採るべき行動だ。 捕虜を取られている以上、積極的に敵対する事態は避けたい。 しかし同時に、目標艦艇内部に存在するであろう制御中枢たるバイド体に彼等を接触させる事だけは、決してあってはならない。 万が一にも、彼等がそれを撃破し回収する事があれば、解析によってバイド建造の真実を知り得る恐れがある。 バイドを創造した存在が26世紀の地球文明圏そのものであると管理局が知れば、その情報を管理世界へと公開し、公然と21世紀の地球に対する武力統治を実行するであろう。 そうなれば現在の第17異層次元航行艦隊に、管理局全艦艇を敵に回しての総力戦を乗り切れるか否か怪しいものである。 異層次元中継通信が途絶し、空間跳躍ゲートも異層次元航法推進システムを用いての帰還も不可能となった今、現有戦力のみで事態の収束に当たらねばならないのだ。 第17異層次元航行艦隊と時空管理局艦隊、双方が衝突すれば共倒れになる事は間違いない。 そうなれば、後はバイドの思う壺だ。 管理世界がどうなろうと知った事ではないが、この異層次元に於いて確認された21世紀の地球が、自身の知る22世紀の地球とどの様な関連性を持つか不明である以上、それが管理局、若しくはバイドにより干渉される事態は避けねばならない。 即ち、管理局部隊との敵対を避けつつ、目標艦艇の制御中枢を破壊せねばならないのだ。 こうなれば、管理局との接触を避けろという艦隊からの指令は無視せざるを得ない。 頃合を見計らってゲインズを攻撃し、そのまま制御中枢の破壊へと移行するのが妥当か。 その時、思案を重ねる彼の脳裏へと、新たな情報が表示される。 魔力反応、検出。 目標艦艇内部、管理局部隊より約2000mの地点に、新たに別の魔力素が集束している。 情報照合、特定。 目標魔力素保有個体、識別名称「ヴィヴィオ・タカマチ」。 新暦75年、次元犯罪者「ジェイル・スカリエッティ」の手により、古代ベルカ王族のクローンとして製造された人工生命体。 その製造目的は、ロストロギア「聖王のゆりかご」起動過程に於ける生体認証の突破、及び起動後の艦艇制御の為。 更には肉体年齢の操作により、優秀な戦闘技術を持つ個体へと接近しその技術を吸収、より高度な戦闘能力を獲得する機能を持つ「生体兵器」。 ジェイル・スカリエッティ事件収束後、ナノハ・タカマチ一等空尉の養子となる。 通常時肉体年齢、7歳前後。 77年現在、クラナガン中央区画在住。 クラナガンに居る筈のそれが何故此処に居るのか。 新たに管理局が戦線投入したのか。 彼の脳裏を占める疑問は、そのどちらでもなかった。 彼の意識は、個体情報の上部に表示される、リアルタイムでの魔力素検出値へと向けられている。 戦闘機人No,5「196,000」。 戦闘機人No,11「207,000」。 ナノハ・タカマチ「1,790,000」。 ヴィヴィオ・タカマチ「38,869,000」。 彼は自身の目を疑った。 大き過ぎる。 検出された魔力素の値が、余りに大き過ぎるのだ。 約3887万だと? 管理局でも屈指の魔力保有量を持つタカマチですら179万であるというのに、3887万? これは何の冗談だ。 こいつは、一体何なのだ? 彼の内に渦巻くその疑問は、程なくして晴れた。 ヴィヴィオ・タカマチの表示に重なる様にして、とある別種の表示が現れたのだ。 点滅を繰り返すその表示、バイド攻撃体識別名称。 その名を、彼は良く知っていた。 否、地球軍に属する者の中にあって、知らぬ者など存在しない。 その、バイドの名は。 「BFL-011 DOBKERADOPS TYPE『ZABTOM』」 瞬間、彼は軌道を修正し、スラスター出力を最大へと叩き込む。 青い光の爆発と共に、推進器に火の入ったミサイルの如く破滅的な加速を開始。 そして、数秒後。 「WAR-HEAD」の名が示す通り、R-9Cは正しく1発の弾頭となり、目標艦艇へと突入した。 * * 漆黒のゲインズ、その右腕が振り抜かれるや否や、周囲の構造物が音を立てて横一直線に吹き飛ぶ。 鼓膜を劈く轟音と共に無数の破片が宙を乱れ飛び、音速を超え飛翔するそれらが一片の容赦なく攻撃隊へと襲い掛かる中、なのははその一切に頓着する事なく砲撃の準備へと入った。 彼女への直撃弾となり得る破片を、周囲の魔導師達が片端から叩き墜とす。 ゲインズが噴射炎を煌かせ、彼女を排除すべく突撃を開始。 周囲は既に破壊され尽くし、巨大なドーム状の空間と化している為、その行動を阻害するものは何もない。 先程、青白い光の刃が艦体外殻を引き裂いた際には、空気の漏出と窒息を予想し肝を冷やしたものの、どうやら艦体外部には通常大気が存在するらしく、恐れていた事態には到らなかった。 よって攻撃隊は、艦体の損傷を気に留める事なく、全力での交戦を開始したのだ。 今や艦内に生じたこの空間は、縦横無尽の機動を行うゲインズが引く噴射炎の残滓とブレードの光、色取り取りの魔力光を放つ直射弾と誘導弾、そして砲撃が飛び交う閉塞された戦場と化していた。 「ディバイン・・・バスター!」 放たれる直射砲撃。 突撃してくるゲインズの真正面より放たれたそれは、寸分違わず目標の胸部へと直撃する筈であった。 しかし着弾直前、ゲインズ側面のバーニアが点火、一瞬にして機体が百数十m側面へと移動。 砲撃は目標を捉える事なく空間を貫き、先程ゲインズが引き裂いた外殻の隙間を更に拡げる様にして艦体外部へと消えた。 ゲインズは突然の回避行動により構造物へと接触、一時的に動きを封じられる。 これこそが、攻撃隊が意図した状況であった。 「今だよ!」 なのはの声と共に、動きの取れぬゲインズへと向けて放たれる高速直射弾、砲撃、IS。 爆発に次ぐ爆発の中、チンクが目標へと向けて駆け出す。 その小さな身体が後方より飛来したランディングボード上へと跳躍し、直後にボードを操るウェンディによって2人の身体は最大加速。 クラナガンで目にしたヴィータとR戦闘機の共同攻撃を髣髴とさせる機動で目標へと接近し、チンクが付与された速度もそのままにボード上より飛び降りた。 彼女は身を起こそうとするゲインズの肩上へと着地、瞬時に頭部へと走り寄るとその手で以って漆黒の装甲へと触れる。 「やった・・・!」 思わず、なのはの口から歓喜の声が零れた。 他の攻撃隊員も、ウェンディも同様だろう。 チンクのIS「ランブルデトネイター」は、金属に触れる事でエネルギーを対象内部へと蓄積させ爆発物と化す能力だ。 対象のサイズ制限や、制限内であっても大型であればあるほど蓄積に時間が掛かるといった欠点はあるものの、非常に強力な能力である事には違いない。 そしてそれらの問題点は、他ならぬチンク自身が最も良く理解しているだろう。 だからこそ彼女は、頭部装甲ではなく制御系が内包されているであろう、頭部センサー類の密集域へと触れたのだ。 『チンク姉、離れて!』 ウェンディの念話。 なのはが、皆が、同様の思いでチンクの離脱と、ISの起爆を待った。 しかし。 『・・・駄目だ』 チンクより返された念話は、苦渋と絶望に満ちたものだった。 『エネルギーが・・・エネルギーが流入しない! 特殊電磁装甲だ!』 瞬間、なのははアクセルシューターを放つ。 ゲインズの左腕が、チンクを鷲掴みにすべく動き出したのだ。 それを阻止すべくシューターを放ったものの、その弾速ではゲインズの動きを阻止するには間に合わない。 しかしなのはに先んじて、ウェンディがエリアルキャノンを、他の攻撃隊員2名が砲撃魔法を放っていた。 3発の砲撃がゲインズの左半身を襲い、その巨体を衝撃と着弾時の爆発とで吹き飛ばす。 チンクは着弾直前に、迫り来るゲインズの腕を無視して跳躍。 彼女を捕えるべく伸ばされた腕が空を切り、それでもしつこく後を追おうとするマニピュレーターをアクセルシューターが弾く。 更には、チンクが放ったスローイングナイフ「スティンガー」が頭部センサー近辺へと接触し、直後に爆発。 センサー事態を破壊するには到らずとも、数瞬の間その機能を奪う。 直後、一連の戦闘行動の間に集束を終えた4人の砲撃魔導師から同時砲撃が放たれ、光の奔流はゲインズの巨体を呑み込んだ。 轟音と爆発。 攻撃隊に間に、歓声はない。 絶対的な威力を誇る砲撃を4発も直撃させたにも拘らず、誰もが敵を撃破したとの確信を得られずにいた。 事実、砲撃魔導師は次なる砲撃の準備に入り、他の魔導師は直射弾の発射に備えている。 チンクはスティンガーを手に爆炎の向こうを睨み、ウェンディに到っては「AC-47β」が許す限りの出力を以って無数のフローターマインを着弾地点付近へと配置していた。 『Caution. DOSE 60%』 レイジングハートより警告。 「AC-47β」内のエネルギー蓄積率が、臨界点へと近付いている。 しかし、此処で排出を実行する訳にはいかない。 エネルギー蓄積による魔力増幅率の増大をキャンセルする事への抵抗だけでなく、何時またゲインズが動き出すとも知れぬこの状況下で、8秒間にも亘る無防備な状態を曝す事などできる筈もなかった。 『一尉・・・!』 『分かってる、来るよ!』 そして、その危惧は的中する。 爆炎の向こうより振るわれる、巨大な光の刃。 フローターマインが片端から爆発を起こし、複数の砲撃魔法と無数の直射弾が炎に揺らめく巨大なシルエットへと襲い掛かる。 最早、鼓膜が正常な機能を放棄せんばかりの轟音と振動が響き渡った後、なのははクラナガンでの戦闘時と同じく、祈る様な思いで着弾地点を見詰めた。 もう動くな。 頼むから、これで終わってくれ。 もう勝ち目はない、戦う意味など無いのだ。 おとなしく、そのまま眠っていれば良い。 「・・・っく!」 無情な轟音と共に、炎に塗れた構造物の破片が周囲へと撒き散らされる。 ゲインズは、機能を停止してはいなかった。 左脚を失い、胴部を抉られ、頭部の約半分を消し飛ばされながらも、その巨大な右腕のブレードを振り翳し、攻撃隊へと襲い掛かる。 しかしスラスターを損傷しているのか、その動きには先程までの驚異的な速度が感じられない。 それでも十分な脅威ではあるのだが、なのはの胸裏には僅かな余裕が生まれた。 これならいける。 皆に時間を稼いで貰い、スターライトブレイカーで止めを刺す。 如何に特殊な防御措置を施された装甲であろうとも、半壊した状態で集束砲撃を撃ち込まれれば一溜まりもないだろう。 『一尉、奴の左腕が!』 勝利への確信を得たなのはの思考は、しかし次の瞬間には焦燥に支配されていた。 チンクからの念話により、ゲインズの左腕へと視線を投じたなのはは、其処に存在するものを見るや否や叫びを上げたのだ。 その視線の先には、中央から上下へと割れた盾と、その先端より伸びる右腕と同様の機構。 「退避して!」 直後、ゲインズの左腕より、全長が30mを優に超えるブレードが展開された。 右腕のそれが全長約20m、2つの刃が腕部の甲と平行に伸長しているのに対し、新たに展開された左腕のブレードはより長大であり、巨大な単体のそれが腕部の甲に対し垂直に形成されている。 どうやら、より大型の敵性体に対すべく装備された、大威力兵装であるらしい。 ゲインズは右腕を左側面の腰部へ、左腕を右肩部上方へと回し、更に全身を左へと傾けつつ攻撃隊へと迫り来る。 そして、その破滅的な攻撃は実行された。 1撃目。 全身の捻りと共に振りぬかれた腕部、更には機体左後方のスラスターとバーニアの噴射による加速を受けて放たれた、右腕のブレードによる横薙ぎ。 ブレード先端の速度は極超音速を突破し、それに触れた構造物、更には掠っただけの構造物すら「消滅」させる。 しかし間一髪、攻撃隊はそれを回避していた。 2撃目。 1撃目と同様に全身の捻りとスラスター・バーニアによる噴射の加速を受けて放たれたそれは、横薙ぎではなく上方よりの袈裟懸けに振り下ろされた。 右腕のそれを更に上回る速度で放たれた斬撃は、3名の魔導師を文字通りの塵と化す。 悲鳴が零れる事はなく、血肉が飛び散る事もなかった。 「消滅」。 唯、「消滅」したのだ。 それを目にしたなのは他、攻撃隊員の誰もが、怨嗟の声を洩らす余裕など持ち合わせてはいない。 脳を揺さぶる轟音と衝撃により、意識を保つ事で精一杯だったのだ。 そして、その隙を狙うかの様に、有り得る筈のない「3撃目」が放たれる。 3撃目。 左腕を振り抜いたゲインズは、その右肩を攻撃隊の正面へと曝していた。 破損した装甲を隠す事もなく、ゲインズは右腕を頭部前面へと翳し、肘部を前方へと突き出す。 その様を目撃した攻撃隊が、朦朧とする意識のままに回避行動を開始しようと試みた時には、既に遅く。 爆発するスラスターの炎と共に、漆黒の巨体により8名がその身体を押し潰されていた。 「・・・ぅぁああ!」 瞬間的に超音速を突破したゲインズの巨体は、一瞬にして8名の魔導師を挽肉と化し、さらには周囲の魔導師をも衝撃波により害する。 しかし破損した推進機構ではその運動を制止する事はできず、そのまま抉られた艦内構造物の壁面へと衝突、全ての動作を停止した。 衝撃波に吹き飛ばされ、壁面へと叩きつけられていたなのはは、何とか身を起こし周囲を見渡す。 「・・・あ・・・あぁぁ・・・!」 無事な者は、1人として存在しなかった。 ある者は意識を失い、ある者は重傷を負い、ある者はその命を奪われている。 構造物の残骸に串刺しとなって息絶えている者もあれば、鋭いエッジ状の破片によって胴を上下に分かたれてなお息を残している者もあった。 命に別状がないと思われる者の中にもまた、四肢が異常な方向へと捻じ曲がり不気味な痙攣を繰り返している者、呼吸と共に咳き込み血を吐く者、血塗れの手で自身の目を押さえ悲鳴を上げ続ける者など、目を覆いたくなる様な惨状の中に身を置く者が複数存在する。 だがそれでも、戦闘の継続に支障がない者達から、続々と念話が飛び込んだ。 『一尉・・・一尉! 無事ですか!?』 『ウェンディ!? ウェンディ、何処だ!? 返事をしろ、ウェンディ!』 『・・・アタシは無事ッス、チンク姉。そっちこそ大丈夫ッスか!?』 『あの野朗! やりやがったな、鉄屑め!』 それらの念話を聞きつつも、なのはは答えるだけの余裕を持たなかった。 喉の奥から込み上げる、強烈な鉄分の臭い。 直後、彼女の口から赤い飛沫が吹き出した。 白いバリアジャケットに、点々と赤い染みが拡がりゆく。 拙い。 先程の衝撃で、何処か内臓器官を傷めたらしい。 身体が思う様に動かないという事は、余程に深刻なダメージを負ったという事か? 思わず屈み込み、血を吐き出すなのは。 耳を覆いたくなる様な音と共に赤い飛沫が弾け、元の優美さを欠片も残さぬ床面へと赤い水面が出現する。 呆然と、自らより流れ出た生命の液体を見詰める彼女の肩を、誰かが軽く叩いた。 ゆっくりと振り返れば、其処には回復魔法の名手たる局員と、彼女を連れてきたであろうウェンディの姿。 局員の顔は焦燥を浮かべ、ウェンディは今にも泣き出しそうな表情を浮かべている。 自身はそんなに酷い状態なのか、と何処か他人事の様に思い浮かべるなのは。 その後方で、絶望を煽る轟音が響き渡った。 「・・・そんな」 呆然と呟いたのは、局員か、ウェンディか、それともなのは自身か。 振り返り投じた視線の先で、ゲインズがゆっくりと身を起こし掛けていた。 その巨体は左脚に次いで右腕を失い、胴部右側面の装甲は殆どが粉砕され脱落している。 しかしその動きは些かの躊躇すら見せず、ただ攻撃再開を目指し残された左腕を以って身を起こし、残された頭部センサーの光をなのは等へと向けた。 その瞬間、なのはの肩を支えていた局員の腕が跳ね、ウェンディからは小さく悲鳴が上がる。 殺される。 なのはは理解した。 このままでは、3人とも殺される。 意思ある者としての抵抗すら許されず、蟻の様に踏み潰されるだろう。 周囲の生存者達が、自らを害しようとする悪魔へと抗う。 無数の光弾が漆黒の巨体を襲い、回復魔法を使える者達はこの状況下に於いても負傷者の治療を続けていた。 なのはの肩を支える彼女もまた治療を中断する事なく、「AC-47β」により増幅された魔力を以って臓器の損傷を癒し始める。 急速に消えゆく体内の違和感、そして全身を襲う倦怠感。 これならば、然程の時間を掛けずに戦闘へと復帰できるだろう。 しかし、それでもゲインズの攻撃再開には間に合わない。 現にその漆黒の巨体は今、バーニアによって宙へと浮かび上がっているのだから。 「・・・アタシ達・・・終わり、なんスか?」 ウェンディの呟き。 答える者は居ない。 損傷したスラスターでの加速はやはり無理があったのか、ゲインズは不自然に巨体を揺らしつつ攻撃隊へと向き直る。 振り上げられる左腕。 怒りも、焦燥も、諦めすらなく。 なのはは、ただ呆然とその様を眺めていた。 そして遂に、青白い光を放つ巨大なブレードが振り下ろされようとした、次の瞬間。 爆発と見紛うばかりの光が、ゲインズを呑み込んだ。 「ぁ・・・!」 何も聴こえなかった。 音が無かった訳ではない。 余りの轟音に、鼓膜が破れたのだ。 視神経を焼かんばかりの閃光に視界が眩み、何もかもが白い壁の向こうへと消える。 次いで全身を襲った衝撃に意識を手放し、しかし更なる衝撃により無理矢理に意識を覚醒させられた。 2回ほどそれを繰り返し、漸く視界が回復してきた頃に全身を捉える浮遊感。 何とか首を回らせて周囲を見やれば、あらゆるものが宙へと浮かんでいる。 破片が、デバイスが、局員が、死体が。 何ひとつ落下する事なく、宙へと浮遊しているのだ。 状況、無重力状態へと移行。 『一尉・・・一尉!』 念話での呼び掛け。 これはチンクか。 『チンク・・・何?』 『無事か、一尉!? 周りを見てみろ!』 その言葉と共になのはは、漸く鮮明となった意識の中へと周囲の状況を映し出す。 そうして認識した光景は、余りに非常識なものだった。 「何・・・これ・・・?」 ゲインズの存在していた地点には、何もなかった。 ゲインズのみが消え去っているのではない。 周囲の構造物も、裂けたゆりかごの外殻も、床面も壁面も上部構造物も。 一切合財が消滅し、何もない暗闇のみが拡がっていた。 そして、数百mほど前方であろうか。 巨大な次元航行艦の断面が、まるで艦体を半ばより折り取られたかの様に、内部構造を攻撃隊の視界へと曝していた。 「聖王のゆりかご」は艦体中央部を消し飛ばされ、半ばより2つに分かたれていたのだ。 「・・・聴こえますか? 一尉、この声が聴こえますか?」 突如、聴覚が機能を回復し、背後より声を掛けられる。 振り返れば、先程の局員がデバイスを片手になのはの治療に当たっていた。 当の彼女は自身の負傷すら後回しにしているのか、全身に血を滲ませたまま息を荒げている。 なのはは咄嗟に彼女の肩を支え、後方のゆりかごの残骸へと飛ぶ。 その一部へと彼女の身を横たえたなのはは、少々声を荒げて容態を診た。 「無茶しないで! まずは自分の身体を・・・」 「私は大丈夫です、大した事はありません・・・それより一尉、あれを・・・」 なのはの言葉を遮り、彼女は頭上を指し示す。 その指の向く先を辿り、なのははそれを視界に捉えた。 「・・・まさか!」 それは、忌まわしき存在。 自身を含め、管理局員からの無限にも等しい敵意を向けられる、異質な質量兵器。 決して生み出されてはならぬ、邪なる力。 そして、自らの故郷たる第97管理外世界が生み出した、最大にして最悪の過ち。 「R-TYPE」 「今のは・・・波動砲!?」 「波動砲って・・・質量兵器って、ゆりかごを割れるものなんですか・・・?」 呆然と言葉を交わす間にも、純白の機体と青いキャノピーを持つR戦闘機はゆりかご前部へと接近し、その機首に装着されたフォースの先端へと青い光が集束を始める。 どうやらあの機体は、ゆりかごの半身を跡形もなく吹き飛ばすつもりらしい。 「駄目・・・!」 知らず、なのはは飛び出していた。 背後の彼女からの制止も聞かず、一心に不明機体へと向かう。 駄目だ、あれを破壊させてはいけない。 あの中には、間違いなくヴィヴィオの姉妹、若しくは兄弟が居るのだ。 それを救い出すまでは、ゆりかごを破壊させる訳にはいかない。 「止めて!」 叫び、レイジングハートを構える。 しかしR戦闘機は彼女より僅かに早く、波動砲のチャージを終えたらしい。 瞬間、フォースの先端で青い光が炸裂し。 同時に、周囲の構造物を巻き込みつつゆりかご内部より放たれた虹色の砲撃が、R戦闘機の機体側面を貫いた。 「・・・嘘だ」 視線の先、広範囲へと拡散した波動砲の着弾により、残った艦体の殆どを破壊されたゆりかご。 その原形を留めぬ残骸の中、剥き出しとなった玉座の間。 記憶に残るそれよりも遥かに広大な空間となっている其処に、それは悠然と佇んでいた。 「嘘だよ・・・」 巨大な鋼色の胸像。 言い表すのならば、これが最適な表現だろう。 全高、約40m。 異形の甲冑を思わせるそれには四肢が存在せず、額からは巨大な赤い結晶構造物が覗いていた。 なのはは知っている、その結晶の名を。 「嘘だ・・・有り得ない・・・」 「レリック」。 第一級捜索指定ロストロギア。 嘗て機動六課が回収に奔走し、ジェイル・スカリエッティが己が野望の為に収集し、体内にそれを宿したヴィヴィオを聖王と化した、過去の高度次元文明が遺した負の遺産。 しかし、なのはは知らない。 否、誰も知る筈がない。 直径が「4m」を超えるレリックなど、存在する筈がないのだから。 「信じないよ・・・」 そして、その巨大な甲冑の周囲を取り囲む、魔力の壁。 虹色の光を放ちつつ周囲を破壊し行くそれが、更に凶暴に、凄絶に、嵐の如く吹き荒れる。 聖王の証、カイゼル・ファルベ。 「あれが・・・あれが・・・ヴィヴィオの・・・」 直後、その頭部より放たれた無数の誘導操作弾と、レリックより放たれる豪雨の様な高速直射弾の弾幕が空間を埋め尽くした。 R戦闘機がフォースを盾にそれらを受け止め、甲冑の頭部へと波動砲を叩き込む。 轟音と共に砕ける頭部側面。 粉砕された甲冑、その輪郭部に残った破片が周囲へと拡散してゆく。 爆発と粉塵が収まった時、甲冑の粉砕跡から覗いていたのは、余りにもおぞましい生命体、その歪み切った形相だった。 「兄弟なんて・・・」 他者の命を呪い、自身の生を呪い、自身を呪う者を呪い、他者の幸福を祈る者をすら呪い、この世の全てを呪い尽くしてもなお足りぬといわんばかりの、その形相。 憤怒と、恐怖と、絶望と。 害意と敵意と殺意と悪意が渾然一体となり、次元世界全ての生命を喰らわんとするかの様な、憎悪と怨嗟とに塗れたその造形。 砕け散った甲冑の右側面より覗くそれは、翡翠の様な「碧」の眼を持っていた。 そして、更なる砲撃により破損した甲冑頭部の間隙より現れた、その残る眼は。 「・・・認めないッ!」 紅玉の如き、鮮やかな「赤」であった。 異形の咆哮と共に、甲冑胸部が上下へと開放される。 其処より覗くは、生命の鼓動を刻む黄金色の球体。 そして、R戦闘機が、魔導師達が、その力の矛先を異形へと定めた瞬間。 虹色の光が、暴風となって解き放たれた。
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幻想郷 ―――それは行き場を失った、そして人に必要されなくなった人ならざるものたちの最後の楽園 地球にありながら地球と隔離された空間、時に異物が混じることがあれどそれは些細な問題であり、 異物が消滅するか、その地に馴染むか…それ以外は外の世界と関りの無い世界、 多少の異変は起きてもそれはただの暇つぶし、そうそうだった、そして幻想郷を何よりも愛した 八雲紫や月の頭脳である八意永琳ですらも予想もしなかった、幻想を凌駕した科学技術、 妖怪を恐れない人間の集団、そして妖怪が恐れない人間が恐れ、憎悪した奴等の存在を知った あの時までは… 霧雨魔理沙は当たりを見回す、感のいい彼女は自分が見張られていると気付いたのだ。 いつものように箒で空を飛び、いつものように喧嘩を吹っかけてくる妖怪をいつものように弾幕で蹴散らす、 その時に彼女は感じた、見張られていることに、しかし気配は感じるとも周りには誰もいない、 そういった芸当を出来る存在を知っているが今は大体寝ているし第一此の程度でこちらに干渉してくることは殆どありえない… ただありえない事が最近起きている。最近人妖問わず神隠しにあっていることだ。しかし幻想郷では日常茶飯事でありさして気にするまでも無い、 仮に異変が起きればその当事者を何時もの様に恋の魔法でぶっ飛ばせばいいんだ、そう思い魔理沙は紅い屋敷に飛ぶ、何時ものように本を借りに行く為に… 確かに魔理沙の感は当たっていた、そう魔理沙は監視されていたのだ…詳しく言うと監視していた存在は幻想郷と言う世界には存在していなかった、 監視者の存在しているのは幻想郷にある異層次元、つまり魔理沙がいる場所と同じながら魔理沙がいない場所にいる。 ―――変わった世界だ 監視者は思う、この世界はさっきまで飛んでいた世界とはまるで違う、人が飛び、人が弾を放つ、自分達が見ればその世界は 「イカレテイル」と言ってもよかった、けどこの世界の住人、いや様々な世界に住む住人が自分達えを見たら間違いなくこちらを 「イカレテイル」と言うだろう、何せ「イカレテイル」と言われるようになった存在と戦って早100年経過、 こちらの勝利に終わりつつあると言ってもその存在はまだしぶとく抵抗している。監視者はそんな感傷に浸る自分に渇を入れる為 小さく息を吐くと自分の帰るべき場所へ戻ろうとした、そして伝えなければならなかった・・・この地に「奴等」が降り立った事を、 まずそれからだ、之から先は司令部が考えることだ、俺は任務を果たすことだ 立ち去った監視者、名称はこう言う「Rー9ER2 UNCHAINED SILENCE」偵察と攻撃を同時に行える従来の軍事ドクトリンでは創造もつかない、 異形で異質な戦闘機―――それは限りなく近くそして限りなく遠い世界が生み出した101に及ぶ狂機の一つ 月上空に異形の箱達が浮かんでいた、その中でも一番大きくそして宇宙の漆黒と対照的に真っ白といえる塗装が施された巨大な機械ながらも どこか有機的嫌悪感を感じさせる鋼鉄の箱、ニヴルヘイム級超弩級異層次元航行戦艦の1隻でありこの異形な鋼鉄の箱船を率いる旗艦 「シルヴァーナ」、そのCICで提督は空間モニターに写る情報を見ていた、先に起きた月面での戦闘、そして帰還した偵察機からの連絡を、 提督と艦隊の中枢を占める参謀達は今後について話し合う 「月方面の戦闘が終わったようだな」 「ええ、月に落着したモリッツG…おそらく複製したもの、ならびにゲインズ、タブロックの混成中規模部隊の殲滅は完了しました」 「被害は?」 「艦隊の被害はゼロ、まぁ敵には有力な艦艇が存在していませんし、撃墜された戦闘機も10機…生き残ったパイロットはすでに救助し、 墜落した機体はすべて吹き飛ばしました」 「しかし、少破した機体が多いな」 「ええ、月の原住民による抵抗もかなり激しかったからです…ま、野蛮人の連中も自分の実力を知らず無謀な抵抗のせいで都市の 半数が吹き飛ばされるとは思いもしなかったでしょう」 ニヤリを笑う若手の男の発言に提督は若干眉をひそめるが、さして気にも留めなかった、何故なら「奴等」を殲滅するのにあらゆる犠牲は認可される、 自分が在籍している軍内部で繰り返しそう叩き込まれた、だがまだマシと言えようほんの例えば10,20年前だったら都市は跡形も無く吹き飛ばされていうだろう、 だが「奴等」が滅びかけているとはいえ「奴等」を完全に殲滅するまで手を休める事は出来ない・・・これは戦争ではない存亡をかけた生存競争だからだ、提督は言う。 「諸君、悪い知らせだ・・・先ほど帰ってきた偵察機によるとあの星に「奴等」の種子が落着している」 その言葉にCICに詰める男女の顔が真っ青になる。 「馬鹿な、なら何故「奴等」は行動を開始しない」 「今回のは狡猾だ、知られないように「奴等」は少しずつ、少しずつ成長していった」 息を呑む一同、モニターに移るのは青々とした惑星…「地球」、提督は続ける。 「無論「奴等」は殲滅しなければならない、可及的速やかにだ」 「無論です、提督、すぐに攻撃隊を差し向けましょう」 若手はいきりたつように言う、無理もない、今眼下にあり、言われなき暴力によって踏みにじられた都市の嘆きなど気にしないが、 モニターに移るものは世界は違えど自分達の愛すべき、そして守るべき存在として頭にソレこそうんざりするほど叩き込まれた愛しき故郷、 それを踏みにじる「奴等」を殲滅したいのは誰だって同じだ、その心を表さないように提督は言う。 「偵察機の情報によると落着した場所は幸い、ニューヨーク、トーキョー、ロンドン、モスクワ、ベルリンのような大都市ではない・・・ だが落着した場所に問題あるのだ」 異なる映像を映したウィンドウを新たに開く、その光景に一同は文字通り唖然とした。 「幻想郷がおかしい・・・」 幻想郷の守護者たる博麗霊夢はつぶやく、神隠しにあう人間や妖怪の数が増えてきたのだ、以前は単独行動を起こしていた人や妖怪が消えていたのだが、 今回は一つの小規模な集落に存在した人間が纏めて消え去ったのだ、現場には多数の荒らされた後と血痕…そろそろ動くべきかなと思う、 紫の企みに乗ってやろうと思った矢先に気分を損ねる連中に存分に思い知らせてやる、この地のバランスを崩そうとするオロカモノ達に鉄槌を下さんが為に、 だが彼女は気づいていなかった、その異変を起こした奴等の根はすでに自分の住む家の真下にある事を…そして 「サタニック・ラプソティ」「デモンシード・クライシス」を知るものが彼女の思考を読んだら間違いなく 霊夢を殴り飛ばしてこう言っただろう「それ以前にさっさと動け、この馬鹿野郎!」と バイド・・・それは26世紀の人々が生み出した悪夢の兵器のなれはて、それはあらゆるものを飲み込み、取り込み汚染する、それが精神であろうと… 皮肉なことに遺伝子の塩基配列が人間と同じであるそれは暴走、26世紀人によって滅ぼされた…はずだった、次元をそして時空を超えた それに遭遇した22世紀の人々は文字通り決死の抵抗を行い、数多の犠牲を払った、そして対バイド最終ミッション「ラストダンサー」 によってバイド中枢の破壊に成功、多くのバイドは活動を停止したが未だに活動を続けるバイドもいた。 シルヴァーナよりヒュペリオン(アイギス)へ 「ポイント406921に確認された世界は太陽系とほぼ変わらない事を確認、同時に同銀河系に侵入したバイドの駆逐にあたり、 先ほど月面において掃討がほぼ完了、が、同銀河系地球にバイド係数を確認、小規模とは言えかなり知能を持った存在と確認、 指示を待つ」 ヒュペリオンよりシルヴァーナへ 「照合終了、地球のバイド係数を完全に確認、文化レベルは21世紀前半その世界における地球軍によるバイド殲滅は不可能、 貴艦隊はあらゆる手段を使用し、早急にバイドの殲滅を開始せよ、が地球に対して大規模破壊兵器の使用は認可せず」 シルヴァーナよりヒュペリオンへ 「任務了解、大量破壊兵器不使用の案は全クルーと共に同じ気持ちである」 ヒュペリオンよりシルヴァーナへ 「緊急事態発生、残存バイド部隊による大攻勢が開始された、現在そちらのに向けてグリーンインフェルノ級;4 改コンバイラ級:8 改・ボルド級:20 ファインモーション:12 ベルメイト:2の大規模艦隊が向かっている、 注意せよ」 シルヴァーナよりヒュペリオンへ 「了解、直ちに敵艦隊の殲滅に向かう」 ヒュペリオンよりシルヴァーナ 「貴君の勝利を祈る、蒼き我らの故郷に栄光と幸あらんことを」 通信を切り、提督は作戦を全クルーに淡々伝える。 「本日1800より我が艦隊は敵艦隊の迎撃に移ると同時に少数精鋭部隊による「クローズランド」におけるバイド殲滅に当たる」 クローズランド、閉じられた世界、偵察機から持ち帰ったデータによって解析された「幻想郷」のコードネーム 「「クローズランド」における攻撃目標は6つ、一つはポイントB7Rにある神社、一つはポイントA8Gにある神社、 一つはポイントG9Fにある紅い屋敷、一つはポイントE2Yにある森林にある屋敷、一つはF5Vにある向日葵畑、 一つはJ4Iにある竹林にある屋敷・・・この6つだ、その地に根を張るバイドを殲滅後一気に敵中枢に侵攻、殲滅せよ… 対象目標に存在する住人達への手段は個人の判断に任せる、尚作戦開始から一定時間経過もしくは作戦続行が不可能になった場合、 バルムンクならびに軌道上に配置したするR-9DH3 CONCERT MASTER による波動砲攻撃による「クローズランド」 完全殲滅にあたる…以上、何か質問は?よしここでウロボロスの尻尾を食いちぎってこい!」 ―――そして楽園は悪夢へと染まる ヘケトンケイルより各機へ、目標へ攻撃を開始せよ 幻想郷における攻撃部隊の管制を勤める「Rー9ER2 UNCHAINED SILENCE」 コールサイン「ヘカトンケイル」 守矢神社に向かう 「R-9/2 RAGNAROKⅡ」 コールサイン「デュグラディグドゥ」 魔法の森へ向かう「R-13B CHARON」 コールサイン「ボーディガー」 紅魔館に向かう「R-9WZ DISASTER REPORT」 コールサイン「ゴルンノヴァ」 永遠亭に向かう「OF-5 KAGUYA」 コールサイン「ラグドメゼキス」 向日葵畑に向かう「R-9Leo2 LeoⅡ」 コールサイン「ガルヴェイラ」 そしてそれは幻想郷を守護する最強の人と妖と対峙する人類の英知と狂気と暴走の果てに生み出された 最後にして究極のRそれを駆るエースオブエース 「R-101 GRAND FINALE」 コールサイン「ヴォルフィード」 そして幻想郷は理不尽な生存競争に巻き込まれる… 「これが、科学の力だと!馬鹿なこんなの私は絶対認めない!」 「戦闘機が魔法を操っている・・・そんな…」 「弾幕がすべて防がれ…いや吸収されている!いったいあれは何?」 「貴方達が月を・・・」 「だからどうした?」 「狂ってる」 「い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」 「さ、さとりさま!」 「あれはあれは人の悪意そのもの・・・あの球体は心を持って・・・いや、こないで!その憎悪の心で私を飲み込まないでぇぇぇぇ」 「スキマを…奴はスキマを吹き飛ばした…ありえない」 そして彼らまた活動を開始する 「ヘカトンケイルより各機!次元断層を確認!反応はバイド!至急迎撃に当たれ!」 「ゲインズやUロッチはともかくドプケラドプスまでもか・・・バイドめ、よっぽど地球が好きなようだな」 「あれが貴方達の敵?」 「そうだ、貴様らが邪魔しなければこうはならなかったもののの」 「おいまて、お前はあの青髪の女性を助けるのか!」 「あいつは敵わないと知っていても子供を守っているんだ、見捨ててられるか!」 「命令違反だぞデュグラディグドゥ」 「馬鹿野郎!同胞を放っていられるか!」 「龍神様が光臨・・・え?様子が変」 「汚染されているなバイドに、ついでにいうと博麗大結界というものもな」 「!!!」 「奴らには神様だろうが妖怪だろうと関係ない…奴らはあらゆるものを汚染する、それがどんなのでもな」 幻想郷に明日はくるのか? 上海アリス×アイレムによる悪夢の合作 「東方-TYPE」
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SUPER R-TYPE(スーパー アールタイプ) SUPER R-TYPE(スーパー アールタイプ)データ 概要 ストーリー 操作説明 アイテム 敵、障害物 関連商品(サウンドトラックなど) 他作品との関連 ネタバレ関係攻略 裏技 データ アイレムソフトウェアエンジニアリング:2008年1月29日配信2012年03月30日14時59分配信終了 旧アイレム(アピエス):1991年7月13日発売 ジャンル:STG プレイ人数 1人 コントローラ:GC・クラコン 使用ブロック数: 公式ページR-TYPE公式サイト(デルタまで) VC公式の紹介 紹介ページwikipedia irem wiki 私の「R-TYPE」 家庭用『R-TYPE』その1。 1991年編 その2 スーパー R-TYPE 北斗丸の不定期ゲームレビュー レビューサイトWii mk2 Wii・アー・バーチャルコンソーラー amazon SUPER R-TYPE (デイリーゲーマーDY) SUPER R-TYPE(SFC) レトロゲームが好き、とミーコは言った。/ウェブリブログ 関連ページDEEP TOWN 攻略ページ経緯はどうあれ、始める事にいちいち理由を考えるのは馬鹿馬鹿しいぢゃないですか 【質問】SUPER R-TYPE について語らないか?【攻略】 スーパーR-TYPE 攻略情報 ゲーム裏技大辞典 R-TYPEシリーズ総合攻略サイト建設予定地 概要 横スクロールシューティング アーケード版の「R-TYPE II」(PCE版とは別)のアレンジ移植版スーパーファミコンでは完全の移植は無理なため一部アーケード版と違うところがある。 アーケード版とは違った出撃シーンとオリジナルの新規1面(アーケードの1面は2面)が追加される。 後にPSにて忠実な移植版「R-TYPES」が発売 ストーリー それは26世紀の人類が生み出した惑星級の 星系内生態系破壊用兵器のなれの果てであった。 銀河系中心域に確認された、明らかに敵意を持った 外宇宙生命体との接触に備えて建造されたそれは、 反応兵器や次元兵器と異なり空間を汚染することなく、 その効果範囲における全ての生態系を破壊する局地限定兵器であった。 月とほぼ同じ大きさのフレ-ムの中に満たされた、 すべてを侵蝕し、取り込み、 進化して、 自分以外の生命体すべてを喰い尽くすまで活動を続ける人の手による絶対生物、 それは、生体物理学、遺伝子工学、魔道力学までも応用して合成した人工の生ける悪魔だった。 これをバイパスパイルを通じて空間跳躍(D-wape)させ敵の母星の存在する 星域に送り込み全滅させる計画は完璧に進んでいるように見えた。 だが、ほんの些細なミスによって"それ"は太陽系で発動した。 150時間荒れ狂った"それ"は次元消去タイプの兵器によって異次元の彼方へ吹き飛ばされ、 一応の決着を見たのである。26世紀では。 だが、"それ"は生きていた。 異次元の中で進化を続けながら胎動を繰り返す肉塊。 気の遠くなるような彷徨の果て、時間を乗り越え、その力の発現した先には22世紀の地球があった。 2165 ★第二次バイドミッション 異層次元において再生を始めたバイドの反応を受信。 ただちに殲滅に向かう。使用機体はR-9の直系アッパ-バ-ジョン「R-9カスタム」。 逆襲に高ぶる者たちの憎悪が時空を引き裂いた 帝国が蘇った。 それは新たなるパワーを得、異次元空間で急激な進化を遂げていたのだ。 再び恐怖と戦慄にさらされた宇宙を救うために、人類は強化型R-9を前線へと出撃させた。 新生バイド帝国の逆襲がここに始まる。 操作説明 アイテム 敵、障害物 関連商品(サウンドトラックなど) R-TYPEII-G.S.M IREM2-CD・CT ポニーキャニオン その他のR-TYPE関連商品は公式を参照 他作品との関連 基本的にどの作品からプレイしても楽しめるようになっている VCで配信されているソフトR・TYPE I R・TYPE IIPCエンジン版のR・TYPE IとR・TYPE IIは、それぞれ前編・後編の関係にあり、両方合わせて初めて完成された作品となる。 R・TYPE III旧アイレム最後のR-TYPE。 他の配信中アイレム作品はここを参照 VC配信が期待されるソフト 現在入手できる中でお勧めソフトR-TYPES(PS1)PS3とPSPのゲームアーカイブスで配信中 R-TYPE DELTA(PS1)PS3とPSPのゲームアーカイブスで配信中 R-TYPE FINAL(PS2)R-TYPEの最後のシューティング。playstation 2 the best R-TYPE TACTICS(PSP) R-TYPE初のシミュレーションゲーム ネタバレ関係 攻略 裏技 面セレクトまず、レベルの表示があるタイトル画面のときにRを1回、十字の上を9回押してからスタートする。 次に、ゲームプレイ画面になったら、ポーズをかけてRとAを押しながらセレクトを押す。 すると、画面左下のレベルが表示されているところが数字に変わる。 この数字を十字の上下で替えてスタートを押せば画面が切り換わり 選んだステージから始められる。このとき、ビットもフォースもそのまま残せる。 フル装備まず、タイトル画面で下、R、右、下、右、右、下、右、下、下の順に押してスタートする。 そして、ゲーム中にポーズをかけて1コンのR、右、下、Y、下、右、下、左、右、下、右、右と順に押す。 そのあと、下記の、レーザーユニット表から1つ選んで押し次に、ミサイルユニット表から1つ選んで押せばフル装備になる。 しかも、このコマンドはゲーム中に何回でも使える。 レーザーユニット表 A 対空レーザー B 対地レーザー X 反射レーザー Y スプリットレーザー R ショットガンレーザー ミサイルユニット表 A 迎撃ミサイルユニット X 対地ミサイルユニット 少しずつ音が低くなるサウンドモードでBGMを聴いているときにRを押すと、少しずつBGMの音量が小さくなる。 リミックスサウンドタイトル画面でセレクトを押してサウンドテストができるようにする。 Bで00~09のいずれかの曲を聴いてRを連打すると曲が重なっていく。