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*警告* 何も悪いことをしていないゆっくりがゆっくりできなくなります。 まりさの口調がおかしいですが、人工飼育ゆっくりなのでご容赦下さい。 食べ物を粗末にしているように見えますが、あとでスタッフがゆっくりいただきました。 「ゆっくり〜、ゆっくり〜」 うららかな昼下がり。つづらを背負った男をもっちりしたなまものが呼び止めた。幻想郷のどこにでもいる紅白まんじゅうのゆっくりれいむである。 「おじさんはゆっくりできるひと?」 男は頷いて腰の包みから小さなまんじゅうを取り出すと、二つに割って片方を放ってやった。れいむはゆっくり種ならではの柔らかい身体をいっぱいに使ってお口で空中キャッチ。一口に頬張る。噛みしめた途端に口いっぱいに広がる、今まで食べたこともない、しあわせーな味に、れいむは涙まで浮かべて歓喜の声をあげた。 「む〜しゃ、む〜しゃ、しあわせー!」 手の中の残り半分、黒い三角帽子は生八ツ橋。しっとりした上品な甘みにこれまでの疲れも吹き飛ぶというもの。男はつづらを背負い直すと、もっと欲しそうな顔をしているれいむに微笑んだ。 「今年で一番ゆっくりしているゆっくりを決める大会があるんだが、一緒に行くか?」 「れいむはもりでいちばんゆっくりしているよ! れいむがいけばゆうしょうだよ!」 つづらを背負った男の脇を、ぽよんぽよんとゆっくりが跳ねながらついていく。 「さっきのあまあま、もうひとつちょうだいね!」 一人と一匹の奇妙な道行きは小半時ほど続き、やがて里の外れの特設会場に辿り着いた。 受付の娘が男の差し出した書類に判を押し、かわりに参加証を渡す。 「はい、腋厄食品、鬼意さんですね。今年もご参加ありがとうございます」 「あ、こいつも参加させてやりたいんですが構いませんか?」 男は参加証を首からかけると、足下でゆっくりしていたれいむを抱えてカウンターに載せ た。ヒャア、と口だけ動かしてみせる男に、ああ、と合点した様子で受付嬢も頷いた。 「可愛いれいむちゃんですね。お名前は?」 「ゆっ、れいむはれいむだよ!」 ゆっへん、とふんぞり返るれいむに、受付の娘は袖口で口を隠してころころ笑う。 「はい、どうぞ。この参加証は大会が終わるまでなくさないでね?」 「とってもゆっくりしたかざりさん! だいじにするよ!」 受付嬢はふてぶてしいクラシックゆっくりのれいむとまりさが描かれた札の、縁のトゲトゲも鮮やかなフキダシに筆を走らせ、絵を夢中で眺めていたれいむのリボンに結わえた。後ろにつけられて本人には見えないが、書かれた《野生でいぶ》の文字に、書いた娘もれいむを連れてきた男も、笑いをかみ殺すのに一苦労であった。 「ゆっ、おじさん、ゆっくりしたふくろさんだね!」 「中身はもっとゆっくりしているぞ。なんせ、一年かけて育ててきたんだからなあ」 広間の長机につくと、男は後生大事に背負ってきたつづらを下ろすと、中から風呂敷包みを取り出した。風呂敷に興味津々で、隣で跳ねているれいむににやりとすると、男は結び目をほどいて広げた。その頬の色つやといったら。さらさらの髪の綺麗なこと。柔らかそうで、汚れ一つない黒いとんがり帽子のゆっくりしていること。森で育ってきたれいむは、眼前でゆぅゆぅと寝息を立てている、信じられないほどゆっくりした美ゆっくりに白目を剥いて固まった。プロの手で育てられたゆっくりと野生の違いであり、野生のゆっくりが人間にゆっくりさを求めて人里に引きつけられるのも当然のことである。まりさは、包みから開放されたことにやっと気付くと、目をぱちぱちさせてゆっくりモーニングの声をあげた。男も鷹揚に頷いてゆっくりおはようの挨拶を返す。 「おじさん、おはようなんだぜ! きょうもゆっくりしているのぜ?」 「おはようまりさ。今日は大会だから、俺の分も存分にゆっくりしていってくれよ」 「ゆっゆっゆ、まりさはおじさんのためにゆっくりするのぜ!」 「すっごくゆっくりしたまりさだね!」 「おじさん、このれいむはだれぜ?」 「れいむだよ! ゆっくりしていってね!」 気持ち悪く頬を染めてゆにゆにともじもじしているれいむに、きょとん、とした顔のまりさ。プロによって育成されたまりさにとって、刷り込みや躾で何度となく見てきた野生ゆっくりは、同じゆっくりであってもゆっくりできないもの。直に見る野生れいむに、まりさはもにょりと男を見上げた。構わず男はすっと会場の中央を示す。 「ライバルがいたほうがいいだろう?」 男が指さした先、会場中央には、畳一畳ほどのパネル。劇画タッチで描かれたゆっくりれいむと、燦然と輝く「ゆっくりできるけん いちねんぶん!」の文字。 「あれこそ一番ゆっくりしているゆっくりに与えられるゆ〜勝の賞品」 「ゆゆぅ! れいむがいちばんゆっくりしているよ!」 「あのすてきなおさつはまりさがいただいていくのぜ!」 「あら、何を騒いでいるかと思えば、万年四位の腋厄食品さんじゃありませんこと?」 「わかるよー、こそどろとでいぶはゆ〜しょうできないんだねー」 手提げ籠にちぇんを入れて通りがかった女の声に、男は顔を歪めて振り返った。扇で口元を隠し、女は目を細めて笑う。 「今年のまりさはひと味違う、そうでしょう? 去年も伺いましたもの」 「わかるよー、つぶあんなんだねー」 せいぜいお足掻きなさいな、と言い残し、ぱちりと扇を閉じて立ち去る女の、甘やかな香 りだけが後に残されていた。 「ぷんぷん! とってもしつれいなおばさんだね!」 後ろ姿を膨れて威嚇しているれいむに、男は苦笑する。 「何が何でも、あのちぇんに勝たないと優勝できないからな」 「それでは幻想ゆンクール、審査開始です」 かくして、ゆっくりコンクールは幕を開けた。第一審査は皮の弾力性。生地の食感なくして、美味しいまんじゅうなどあろうはずがない。前年度優勝のデータをもとに作り上げられた、驚異の審査用マシン『スーパーのびーるくん?号ダッシュターボ』がその魁偉な姿を現す。軽快な駆動音とともにアームが伸び、次々にゆっくりの頬をつまんでは捻り上げる。会場には和やかな談笑と、頬を引きちぎられて脱落していくゆっくりの絶叫が響く。 「ゆっくりひっぱあえうよ!」 「おお、のびるのびる」 もっちりしっとり生地であれば、この通りほっぺが伸びるだけで、ちぎれたりはしない。 「ゆ゙ぎゃ゙あ゙あ゙あ゙っ」 だが、質の悪いゆっくりの皮は簡単に破れてしまい、このありすなどは、頬が三分の一ほどちぎれて、流れ出た中身のカスタードに目玉が浮いて恨みがましい視線を送っている。 「ゆ゙、ゆ゙っくりできないよ!」 引っ張られるうちに皮が破れ、具が溢れて痙攣している隣の机のゆっくりゃを目の当たりにし、ガタガタ震えるれいむを男はがっちり掴まえる。この怯える姿を見るためだけに、わざわざ野生のゆっくりを連れてきたのである。逃がす筈などあるものだろうか。次第に近づいてくる機械の腕に、れいむの恐怖は有頂天。 「ほら、まりさは平気だろう?」 「ゆふぅ、もっちりー!」 アームから開放され、ぶるん、と震えるまりさ。雪辱を期して、持てる知識と技術の全てを注ぎ込み、丹誠込めた自慢のゆっくりまりさが一次審査などで脱落するはずもなく、男は顔をほころばせる。しっかり頭を掴まれて身動きできないれいむの頬を、機械が無慈悲に抓み、ぎりぎりとひねりながら引き延ばしていく。生まれて一度も体験したことのない痛みに、れいむは滂沱の涙を流して悲鳴をあげる。その愉快な悲鳴に、会場から惜しみない拍手が送られた。 「ゆ゙あ゙あ゙あ゙あ゙! い゙だい゙い゙だい゙ぃ゙!」 男の見立て通り、れいむの生地は野生にしては上質のようで、幸か不幸かちぎれることはなかった。赤く腫れ上がって涙をぼろぼろこぼすれいむを、男は優しく撫でてやる。 「おじさん、ひどいよ! れいむとってもいたかったよ!」 「ははは、でもまりさはゆっくりできているぞ?」 「ちょっとのびちゃったのぜ」 「ゆぐぐ……」 少し伸びてはいるものの、次の審査までには治りそうなほっぺのまりさを睨みながら、れいむはひりひり痛む頬に苛まれるしかなかった。参加全ゆっくりをつねり終えて職務を果たした『スーパーのびーるくん⑨号ダッシュターボは会場の袖に片づけられ、次の審査用具が運び込まれた。第二審査は皮の強度。前年度優勝データをもとに改良された、特殊な素材の板で、最適な力と角度で対象を殴打する素晴らしいメカ『スパン☆KING 09』である。見るからにゆっくりできそうにないその姿に怯え、泣き始めるゆっくりもいたが、優勝賞品のゆっくりできるけん いちねんぶん! はその恐怖を乗り越えるに値する餌だった。ゆんゆん泣いていた何匹かのゆっくりが泣きやむ頃に、大会準備委員がグッ、と親指を立てた。第二審査の開始である。次々に小気味よい音が上がり、会場にゆっくりたちの絶叫が響く。保持具で固定されたゆっくりに、勢いよく板が叩きつけられていく。これは柔らかいだけで伸張試験を通った質の悪い生地や、柔らかすぎて食感の悪い具材を使ったゆっくりをふるい落とすための審査である。ばぢん! と鈍い音をたてて、向こうでゆめーりんが爆ぜた。肩を落とす職人をよそに、衝撃で射出される目玉に、やんややんやの大盛り上がり。だが食材に貴賤はない。その隣のゆっちゅりーは苦心の程があったようで、目こそ回しているものの、見事に第二審査を通っていた。あの柔らかい生地をよく作り上 げたものだと、男はパティシエールの手腕に舌を巻いた。 「ゆべし!」 したたかに打ち据えられるまりさをよそに、机から飛び降りて逃げようとするれいむを、男は準備委員に手渡した。暴れるれいむを粛々と機械の保持皿に置き、手早くこめかみと頭頂部を万力の様にがっちり固定。 「や゙め゙でね゙! でい゙ぶを゙ぶたな゙い゙でね゙! いたさん、ゆっぐりじでゆ゙ぶ!」 哀願虚しく、その顔に正面から板がめりこんだ。板が戻ると、れいむの顔には見事な赤い長方形が刻まれていた。 「ここはゆっくりできないよ! もうおうちかえる!」 「ゆ、ゆふぅ、れいむがかえれば、ゆっくりできるけんはまりさのものなんだぜ」 少し平べったくなっているが、生意気そうににやりとするまりさ。ゆっくりできるけん!その魅惑の単語には、顔面が凹んだれいむも黙らざるをえない。 「れいむがゆっくりできてないだけじゃないかな? 見てごらん。あの人はあんなにゆっ くりしてるだろ?」 「おふぅ! んほぉおおおお!」 全ゆっくりの試験を終えた『スパン☆KING 09』に尻を突きだしてヘブン状態の審査委員長もまた、粛々と片づけられた。その間に、審査に通った参加者の机に、白い皿が並べられていく。 「ゆっへん! ゆっくりできるけん いちねんぶん! はまりさがいただくのぜ!」 「ゆぐぐ……もうゆっくりできないこと、ない?」 「よしよし、がんばったなまりさ。れいむ、次で最後だぞ」 「ゆ〜っ、ゆっくりがんばるよ!」 ゆっくりまりさは皿にぽいんと飛び乗り、誇らしげに振り向く。男は満面の笑みでまりさを撫でてやると、れいむをつかまえて皿に載せた。 「最終審査は試食です」 書いた物リスト ゆっくりいじめ系464 森に魚を求める 紅魔館×ゆっくり系12 突発ゆっくり茶会? ゆっくりいじめ系540 ゆっくり水雷戦 その他 ゆっくりの手引き? ゆっくりいじめ系1097 アストロン ゆっくりいじめ系1014 どすのせいたい ゆっくりいじめ小ネタ259 緩慢しんぼ?
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麻生八咫をお気に入りに追加 麻生八咫のリンク #bf Amazon.co.jp ウィジェット 麻生八咫の報道 今、カツベンが熱い! 活動写真弁士は - 毎日新聞 活弁で伝える「生きる力」 麻生八咫・子八咫さん親子 東洋館で「甦れ 浅草」 23、24日 - 東京新聞 こんな時こそ動画で活弁 麻生八咫さん親子、新たなチャレンジ - 東京新聞 「活弁士」話芸の魅力を動画で配信 新型コロナ影響で活動激減 - NHK NEWS WEB 「活弁」復活、麻生父娘が出演 23日、老舗「昭和館」 - 西日本新聞 千葉)活弁映画 千葉で25日に上映 四街道の普及会 - 朝日新聞社 麻生八咫とは 麻生八咫の68%は嘘で出来ています。麻生八咫の22%は勇気で出来ています。麻生八咫の10%は鉛で出来ています。 麻生八咫@ウィキペディア 麻生八咫 Amazon.co.jp ウィジェット 掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ 麻生八咫 このページについて このページは麻生八咫のインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新される麻生八咫に関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
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*警告* 何も悪いことをしていないゆっくりがゆっくりできなくなります。 まりさの口調がおかしいですが、人工飼育ゆっくりなのでご容赦下さい。 食べ物を粗末にしているように見えますが、あとでスタッフがゆっくりいただきました。 「ゆっくり〜、ゆっくり〜」 うららかな昼下がり。つづらを背負った男をもっちりしたなまものが呼び止めた。幻想郷のどこにでもいる紅白まんじゅうのゆっくりれいむである。 「おじさんはゆっくりできるひと?」 男は頷いて腰の包みから小さなまんじゅうを取り出すと、二つに割って片方を放ってやった。れいむはゆっくり種ならではの柔らかい身体をいっぱいに使ってお口で空中キャッチ。一口に頬張る。噛みしめた途端に口いっぱいに広がる、今まで食べたこともない、しあわせーな味に、れいむは涙まで浮かべて歓喜の声をあげた。 「む〜しゃ、む〜しゃ、しあわせー!」 手の中の残り半分、黒い三角帽子は生八ツ橋。しっとりした上品な甘みにこれまでの疲れも吹き飛ぶというもの。男はつづらを背負い直すと、もっと欲しそうな顔をしているれいむに微笑んだ。 「今年で一番ゆっくりしているゆっくりを決める大会があるんだが、一緒に行くか?」 「れいむはもりでいちばんゆっくりしているよ! れいむがいけばゆうしょうだよ!」 つづらを背負った男の脇を、ぽよんぽよんとゆっくりが跳ねながらついていく。 「さっきのあまあま、もうひとつちょうだいね!」 一人と一匹の奇妙な道行きは小半時ほど続き、やがて里の外れの特設会場に辿り着いた。 受付の娘が男の差し出した書類に判を押し、かわりに参加証を渡す。 「はい、腋厄食品、鬼意さんですね。今年もご参加ありがとうございます」 「あ、こいつも参加させてやりたいんですが構いませんか?」 男は参加証を首からかけると、足下でゆっくりしていたれいむを抱えてカウンターに載せ た。ヒャア、と口だけ動かしてみせる男に、ああ、と合点した様子で受付嬢も頷いた。 「可愛いれいむちゃんですね。お名前は?」 「ゆっ、れいむはれいむだよ!」 ゆっへん、とふんぞり返るれいむに、受付の娘は袖口で口を隠してころころ笑う。 「はい、どうぞ。この参加証は大会が終わるまでなくさないでね?」 「とってもゆっくりしたかざりさん! だいじにするよ!」 受付嬢はふてぶてしいクラシックゆっくりのれいむとまりさが描かれた札の、縁のトゲトゲも鮮やかなフキダシに筆を走らせ、絵を夢中で眺めていたれいむのリボンに結わえた。後ろにつけられて本人には見えないが、書かれた《野生でいぶ》の文字に、書いた娘もれいむを連れてきた男も、笑いをかみ殺すのに一苦労であった。 「ゆっ、おじさん、ゆっくりしたふくろさんだね!」 「中身はもっとゆっくりしているぞ。なんせ、一年かけて育ててきたんだからなあ」 広間の長机につくと、男は後生大事に背負ってきたつづらを下ろすと、中から風呂敷包みを取り出した。風呂敷に興味津々で、隣で跳ねているれいむににやりとすると、男は結び目をほどいて広げた。その頬の色つやといったら。さらさらの髪の綺麗なこと。柔らかそうで、汚れ一つない黒いとんがり帽子のゆっくりしていること。森で育ってきたれいむは、眼前でゆぅゆぅと寝息を立てている、信じられないほどゆっくりした美ゆっくりに白目を剥いて固まった。プロの手で育てられたゆっくりと野生の違いであり、野生のゆっくりが人間にゆっくりさを求めて人里に引きつけられるのも当然のことである。まりさは、包みから開放されたことにやっと気付くと、目をぱちぱちさせてゆっくりモーニングの声をあげた。男も鷹揚に頷いてゆっくりおはようの挨拶を返す。 「おじさん、おはようなんだぜ! きょうもゆっくりしているのぜ?」 「おはようまりさ。今日は大会だから、俺の分も存分にゆっくりしていってくれよ」 「ゆっゆっゆ、まりさはおじさんのためにゆっくりするのぜ!」 「すっごくゆっくりしたまりさだね!」 「おじさん、このれいむはだれぜ?」 「れいむだよ! ゆっくりしていってね!」 気持ち悪く頬を染めてゆにゆにともじもじしているれいむに、きょとん、とした顔のまりさ。プロによって育成されたまりさにとって、刷り込みや躾で何度となく見てきた野生ゆっくりは、同じゆっくりであってもゆっくりできないもの。直に見る野生れいむに、まりさはもにょりと男を見上げた。構わず男はすっと会場の中央を示す。 「ライバルがいたほうがいいだろう?」 男が指さした先、会場中央には、畳一畳ほどのパネル。劇画タッチで描かれたゆっくりれいむと、燦然と輝く「ゆっくりできるけん いちねんぶん!」の文字。 「あれこそ一番ゆっくりしているゆっくりに与えられるゆ〜勝の賞品」 「ゆゆぅ! れいむがいちばんゆっくりしているよ!」 「あのすてきなおさつはまりさがいただいていくのぜ!」 「あら、何を騒いでいるかと思えば、万年四位の腋厄食品さんじゃありませんこと?」 「わかるよー、こそどろとでいぶはゆ〜しょうできないんだねー」 手提げ籠にちぇんを入れて通りがかった女の声に、男は顔を歪めて振り返った。扇で口元を隠し、女は目を細めて笑う。 「今年のまりさはひと味違う、そうでしょう? 去年も伺いましたもの」 「わかるよー、つぶあんなんだねー」 せいぜいお足掻きなさいな、と言い残し、ぱちりと扇を閉じて立ち去る女の、甘やかな香 りだけが後に残されていた。 「ぷんぷん! とってもしつれいなおばさんだね!」 後ろ姿を膨れて威嚇しているれいむに、男は苦笑する。 「何が何でも、あのちぇんに勝たないと優勝できないからな」 「それでは幻想ゆンクール、審査開始です」 かくして、ゆっくりコンクールは幕を開けた。第一審査は皮の弾力性。生地の食感なくして、美味しいまんじゅうなどあろうはずがない。前年度優勝のデータをもとに作り上げられた、驚異の審査用マシン『スーパーのびーるくん?号ダッシュターボ』がその魁偉な姿を現す。軽快な駆動音とともにアームが伸び、次々にゆっくりの頬をつまんでは捻り上げる。会場には和やかな談笑と、頬を引きちぎられて脱落していくゆっくりの絶叫が響く。 「ゆっくりひっぱあえうよ!」 「おお、のびるのびる」 もっちりしっとり生地であれば、この通りほっぺが伸びるだけで、ちぎれたりはしない。 「ゆ゙ぎゃ゙あ゙あ゙あ゙っ」 だが、質の悪いゆっくりの皮は簡単に破れてしまい、このありすなどは、頬が三分の一ほどちぎれて、流れ出た中身のカスタードに目玉が浮いて恨みがましい視線を送っている。 「ゆ゙、ゆ゙っくりできないよ!」 引っ張られるうちに皮が破れ、具が溢れて痙攣している隣の机のゆっくりゃを目の当たりにし、ガタガタ震えるれいむを男はがっちり掴まえる。この怯える姿を見るためだけに、わざわざ野生のゆっくりを連れてきたのである。逃がす筈などあるものだろうか。次第に近づいてくる機械の腕に、れいむの恐怖は有頂天。 「ほら、まりさは平気だろう?」 「ゆふぅ、もっちりー!」 アームから開放され、ぶるん、と震えるまりさ。雪辱を期して、持てる知識と技術の全てを注ぎ込み、丹誠込めた自慢のゆっくりまりさが一次審査などで脱落するはずもなく、男は顔をほころばせる。しっかり頭を掴まれて身動きできないれいむの頬を、機械が無慈悲に抓み、ぎりぎりとひねりながら引き延ばしていく。生まれて一度も体験したことのない痛みに、れいむは滂沱の涙を流して悲鳴をあげる。その愉快な悲鳴に、会場から惜しみない拍手が送られた。 「ゆ゙あ゙あ゙あ゙あ゙! い゙だい゙い゙だい゙ぃ゙!」 男の見立て通り、れいむの生地は野生にしては上質のようで、幸か不幸かちぎれることはなかった。赤く腫れ上がって涙をぼろぼろこぼすれいむを、男は優しく撫でてやる。 「おじさん、ひどいよ! れいむとってもいたかったよ!」 「ははは、でもまりさはゆっくりできているぞ?」 「ちょっとのびちゃったのぜ」 「ゆぐぐ……」 少し伸びてはいるものの、次の審査までには治りそうなほっぺのまりさを睨みながら、れいむはひりひり痛む頬に苛まれるしかなかった。参加全ゆっくりをつねり終えて職務を果たした『スーパーのびーるくん⑨号ダッシュターボは会場の袖に片づけられ、次の審査用具が運び込まれた。第二審査は皮の強度。前年度優勝データをもとに改良された、特殊な素材の板で、最適な力と角度で対象を殴打する素晴らしいメカ『スパン☆KING 09』である。見るからにゆっくりできそうにないその姿に怯え、泣き始めるゆっくりもいたが、優勝賞品のゆっくりできるけん いちねんぶん! はその恐怖を乗り越えるに値する餌だった。ゆんゆん泣いていた何匹かのゆっくりが泣きやむ頃に、大会準備委員がグッ、と親指を立てた。第二審査の開始である。次々に小気味よい音が上がり、会場にゆっくりたちの絶叫が響く。保持具で固定されたゆっくりに、勢いよく板が叩きつけられていく。これは柔らかいだけで伸張試験を通った質の悪い生地や、柔らかすぎて食感の悪い具材を使ったゆっくりをふるい落とすための審査である。ばぢん! と鈍い音をたてて、向こうでゆめーりんが爆ぜた。肩を落とす職人をよそに、衝撃で射出される目玉に、やんややんやの大盛り上がり。だが食材に貴賤はない。その隣のゆっちゅりーは苦心の程があったようで、目こそ回しているものの、見事に第二審査を通っていた。あの柔らかい生地をよく作り上 げたものだと、男はパティシエールの手腕に舌を巻いた。 「ゆべし!」 したたかに打ち据えられるまりさをよそに、机から飛び降りて逃げようとするれいむを、男は準備委員に手渡した。暴れるれいむを粛々と機械の保持皿に置き、手早くこめかみと頭頂部を万力の様にがっちり固定。 「や゙め゙でね゙! でい゙ぶを゙ぶたな゙い゙でね゙! いたさん、ゆっぐりじでゆ゙ぶ!」 哀願虚しく、その顔に正面から板がめりこんだ。板が戻ると、れいむの顔には見事な赤い長方形が刻まれていた。 「ここはゆっくりできないよ! もうおうちかえる!」 「ゆ、ゆふぅ、れいむがかえれば、ゆっくりできるけんはまりさのものなんだぜ」 少し平べったくなっているが、生意気そうににやりとするまりさ。ゆっくりできるけん!その魅惑の単語には、顔面が凹んだれいむも黙らざるをえない。 「れいむがゆっくりできてないだけじゃないかな? 見てごらん。あの人はあんなにゆっ くりしてるだろ?」 「おふぅ! んほぉおおおお!」 全ゆっくりの試験を終えた『スパン☆KING 09』に尻を突きだしてヘブン状態の審査委員長もまた、粛々と片づけられた。その間に、審査に通った参加者の机に、白い皿が並べられていく。 「ゆっへん! ゆっくりできるけん いちねんぶん! はまりさがいただくのぜ!」 「ゆぐぐ……もうゆっくりできないこと、ない?」 「よしよし、がんばったなまりさ。れいむ、次で最後だぞ」 「ゆ〜っ、ゆっくりがんばるよ!」 ゆっくりまりさは皿にぽいんと飛び乗り、誇らしげに振り向く。男は満面の笑みでまりさを撫でてやると、れいむをつかまえて皿に載せた。 「最終審査は試食です」 書いた物リスト ゆっくりいじめ系464 森に魚を求める 紅魔館×ゆっくり系12 突発ゆっくり茶会 ゆっくりいじめ系540 ゆっくり水雷戦 その他 ゆっくりの手引き ゆっくりいじめ系1097 アストロン ゆっくりいじめ系1014 どすのせいたい ゆっくりいじめ小ネタ259 緩慢しんぼ
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8月11日 秀輝「おはよう」 夏目「・・・」 秀輝「外に出ないか?」 夏目「・・・うん」 ―――――京都駅前 秀輝「先生は?」 夏目「寝てるよ」 秀輝「・・・そうか。これ、俺のおごりだから食べてくれ」 夏目「・・・」 秀輝「今のうちに食べないと後で大変なんだよ。スケジュール的に」 夏目「・・・。あのさ・・・秀輝」 秀輝「・・・」 夏目「・・・黙っていて、すまなかった」 秀輝「・・・」 夏目「・・・」 秀輝「『あやかし』って、妖怪のことだよな」 夏目「・・・あぁ」 秀輝「そういう存在が俺の近くに居たのか・・・」 夏目「・・・ッ」 秀輝「・・・すまん。悪い方にとらないでくれ。見抜けなかったのが口惜しいっていうニュアンスで聞いてくれ」 夏目「・・・」 秀輝「娘とネコ娘って誰のこと?」 夏目「琴吹さんと中野の二人」 秀輝「知っているんだ、先生が『あやかし』だってこと」 夏目「昨日の昼後に・・・」 秀輝「琴吹さんは分かるけど、中野さんにまで比べられたのか・・・」 夏目「?」 秀輝「『器が小さい』って・・・言われただろ」 夏目「・・・」 秀輝「多分、生きててこれ以上ないほどショックを受けたと思う」 夏目「・・・」 秀輝「それを認識していたのに、また指摘されてな・・・」 夏目「それが問題だったのか・・・?」 秀輝「え?」 夏目「先生が・・・妖だという事は・・・問題じゃないのか?」 秀輝「・・・」 夏目「そういう存在が隣に『居た』んだ・・・」 秀輝「それはそれ、これはこれ。なんだと思う」 夏目「どうでもいい・・・のか・・・?」 秀輝「いや、どうでもよくないよ。ただ、・・・失礼な話だけどさ 俺は先生が遺伝的な病気か何かだと思い込んでいたんだ だから年が離れていても見た目が若いんだってさ・・・。人だと信じて疑わなかった」 夏目「・・・」 秀輝「驚いたし、ショックも受けた」 夏目「・・・」 秀輝「でも、夏目と先生が松本から乗ってきて、ある程度一緒に時間を過ごしていなかったら、 先生のことをよく知らなかったら全く別の反応をしていたんだと・・・思う」 夏目「・・・そうか」 秀輝「だけど、それより先生に言われた言葉の方がきつかった・・・。器が小さいってさ・・・」 夏目「そうか・・・。よかった」 秀輝「よくねえよ・・・」 夏目「ふふ、先生もちょっと落ち込んでいた風だから」 秀輝「なんで?」 夏目「妖と人が繋がる事なんてゼロに等しいんだよ、 おれはレイコさんからその力を受け継いで関わっていけているだけなんだ」 秀輝「そのレイコさんというのは・・・?」 夏目「亡くなった祖母だよ」 秀輝「・・・そうか。どうして先生はその名を借りているんだ?」 夏目「先生と祖母は友人という間柄だったんだ。先生はレイコさんの容姿を借りている」 秀輝「あの姿が若かりし頃の夏目のお祖母さん・・・か」 夏目「あぁ」 秀輝「なんか、変な感じだな」 夏目「レイコさんの姿の先生を姉と呼んで、一緒に旅をしているなんて・・・」 秀輝「そっか・・・、夏目にそんな話があったのか・・・」 夏目(ここでこんな話が出来るのは・・・見知らぬ土地で見知らぬ誰かと過ごしているからだろうか・・・) 秀輝「大阪、広島、博多・・・。あと4日か・・・」 夏目「秀輝の器が小さいなんてことはないよ」 秀輝「でも大きくはないんだよな」 夏目「・・・」 秀輝「ちぇっ」 夏目「ふふ」 秀輝「それ、食べないんだったら先生にあげてくれ」 夏目「分かった。そうする」 秀輝「もぐもぐ」 夏目「これから観光?」 秀輝「うん。エレナたちに比叡山に誘われているんだよ」 夏目「ふーん・・・」 小麦「秀輝くーん、澪ちゃん知らないー?」 秀輝「秋山さん? まだ出てきてないからヴェガにいるんじゃないかな?」 小麦「そっかー・・・」 秀輝「どうしたんだよ?」 小麦「ブレスレットをね、完成したから渡したいんだー。見つけたら引き止めておいてねー」 秀輝「おっけ~。俺はここで待ってるからさ」 小麦「うん! また後でー!」 テッテッテ 夏目「朝から元気だな・・・」 秀輝「うん・・・。小麦のいいところだ」 夏目「・・・どうした?」 秀輝「小麦のことでちょっとな・・・」モグモグ 夏目「・・・」 秀輝「夏目はどこへ行くんだ?」 夏目「新京極にでも行ってみようかなって・・・」 秀輝「そういえば・・・俺と一緒に観光したことないよな・・・?」 夏目「そういえばそうだな」 秀輝「・・・」モグモグ 夏目「ありがとう・・・。それじゃ戻るよ」 秀輝「いいって、そんなお礼を言われるほどの量じゃないから」 夏目(先生の件も含めてだけど・・・) ガチャ 夏目「まだ寝てるのか・・・」 先生「ぷー、ぷー」 夏目「先生、秀輝は先生を怖れていないよ」ナデナデ 先生「ぷー」 夏目「そういえば、昨日ライドウからもらった・・・ソーマ、使ってないのかな」 先生「ぷー、ぷー」 夏目「・・・」 夏目(一人で行ってみよう) ―――――新京極 夏目(しまった・・・人が多い・・・) 「わ~、おいしそ~」 「ほんとだ、京都といったら生八ツ橋だよな」 夏目(先生になにか買おうと思ったけど、・・・一人は) 秋子「あ! 貴志さんじゃないですか~!」 夏目「あ・・・」 秋子「偶然ですね~、ここで会えるなんて!」 夏目「・・・そうですね」 秋子「人が多いのに知ってる人いなくて、少し心細かったんです~!」 夏目(・・・そうは見えない) 秋子「一緒に見て周りませんか?」 夏目「・・・はい」 秋子「きゃ~! 嬉しい~!」 夏目(ちょっと気が楽になった・・・) ――・・・ 秋子「付き合ってくれてありがとうございました!」 夏目「いえ、お土産を一緒に選んでくれて・・・ありがとうございます」 秋子「いえいえ、それくらいお安い御用ですから~!」 夏目「・・・」 秋子「その四つ葉のカード、貴志さんのお母様も喜んでくれると思います!」 夏目(・・・ウソではないよな) 秋子「それではこれで、失礼しますね!」 夏目「・・・はい」 秋子「またヴェガでお会いしましょ!」 テッテッテ 夏目「今から清水寺に行って、ヴェガの発車時間に間に合うのかな・・・」 夏目(ヴェガに戻るか・・・) ―――――とある公園 夏目(あの女の人、まだ居たのか・・・1時間前にもいたよな・・・) 女の子「・・・」 夏目(昨日ここで色んな事が起こったな・・・) 「京都案内してやるって~」 「清水寺からダイビングしたつもりでさ~」 女の子「あの・・・困ります・・・」 夏目(うわ・・・絡まれた・・・) 女の子「も、申し訳ありません・・・わたしには心に決めた殿方が・・・」 「あぁ~、人が優しくしてりゃ~」 「京都の盆地よりへこむぜ~」 夏目「」ビュウウウ 「寒いですわね、もっと勉学に励みなさいな」 勉学が足りない男「あぁ!? ってでかっ!」 寒い男「胸囲的な意味ででかっ!」 「・・・」 夏目(割って入るべきだろうけど、どうにかできそうな気も・・・) 女の子「あ、あの・・・」 「あなたが気に病む必要はございませんの」 女の子「は、はぁ・・・」 男1「昨日のでか女とは違って、でらべっぴんさんじゃけえ」 男2「昨日は参ったな・・・」 「放っておいて行きましょうか。時間の無駄ですわ」 女の子「よろしいのでしょうか・・・」 男1「よろしくねえよ、こっちきなお譲さん」グヘヘ 男2「あんたも俺たちと遊ばねえ?」 「この私と!? オーッホッホッホ」 女の子「・・・?」 男1「俺変な事言ったか?」 男2「言ったんじゃね?」 「この私をどこの誰とも存じず、よくも軽い口が聞けますわね~!」 女の子「・・・」 男1「・・・」 男2「いいから来いよ!」ガシッ お嬢様「離しなさい、汚らわしい」ペシッ 男2「ぷっちん切れたぞ!」 男1「・・・嫌な予感がするから帰ろうぜ・・・」 夏目「ちょっと待っ」 「もういいでしょう、その辺にしておいてはどうですか?」 男2「あぁ!? しゃしゃりでて・・・おぉ!! バンダナがイカスべっぴんさんキタけぇ!」 お嬢様「・・・これはひどい有様ですわね」 バンダナ「そうですね・・・」 男1「・・・」 夏目「あの・・・」 女の子「は、はい・・・?」 夏目「今のうちに去った方がいいと思う」 女の子「で、でも・・・わたしのせいで」オロオロ 夏目「それなら、少し離れていたほうがいいと・・・」 女の子「・・・?」 男2「モテ期来たんじゃね?」 男1「う、うん・・・」 お嬢様「ハァ・・・。ここまでおバカさんだと、将来真っ暗ですわね」 バンダナ「・・・はい」 男2「俺は怒った。よぉし、力ずくで惚れさせてやる」ポキポキ 男1「最低だコイツ・・・」 バンダナ「・・・どうぞ、来なさい」カムカム 男2「おりゃああああ」 バンダナ「・・・ッ」 シュッ ゴスッ 男2「ぐふっ」 お嬢様「空手ですの?」 バンダナ「はい、琉球空手です。寸止めのつもりが・・・すいません」 男2「て、手加減された・・・!」 お嬢様「まぁ、素敵ですわ。強い方は好きです」 バンダナ「ありがとうございます。そっちは?」 男1「改心します。すいませんでした」ペコリ バンダナ「・・・そうですか」 お嬢様「賢明ですわね」 男1「昨日のでか女といい、もう懲り懲りだ。行こうぜ」 男2「・・・はい」 タッタッタ お嬢様「でか女・・・嫌な方を思い出しましたわ」 バンダナ「・・・?」 お嬢様「なんでもありませんの、そこのお方」 女の子「は、はい」 お嬢様「もう大丈夫ですわよ」 夏目「・・・」ポカーン バンダナ「あなたがその子を守っていてくれたんですね」 夏目「いや・・・。見ていただけです・・・」 女の子「わ、わたくし、綾崎若菜と申します」 お嬢様「私の名は、鹿島静花」 バンダナ「島田光といいます」 夏目「・・・」 若菜静花光「「「 ・・・ 」」」ジー 夏目「え、あ・・・夏目貴志・・・」 若菜「助けていただいたこと、誠に感謝致します」ペコリ 静花「気にする事ではないですわ」 光「うん。あの手の輩はどこにでもいるから、気をつけてね」 若菜「はい」 夏目(1時間もいたら絡まれるものかもしれないな・・・) 光「京都美人ですね」 静花「そうですわね。可愛らしいですわ」 若菜「そ、そんな・・・!」カァ 静花「まったく、ああいう輩は本当に面倒ですわ」ヤレヤレ 光「そうですね。わたしも行く先々で色んな人に出会いますから、手を焼いています」 若菜「まぁ、それでは色んな土地を?」 光「うん。南は沖縄から、北は北海道・・・にはまだ行ってないけどね」 若菜「まぁ、うふふ」 静花「逆ですわね。私はこれから南に行きますの」 光「そうなんですか、きっといい旅になるんでしょうね」 静花「そうだとよろしいのですが・・・」 夏目「?」 若菜「あの方と同じように全国を津々浦々・・・」ポッ 静花「頬を赤らめましたわね」 光「?」 夏目「心の決めた殿方・・・?」 若菜「わ、わたくしったら・・・」ポッ 静花「そこのベンチが空いていますわね」 光「飲み物買ってきます」 夏目「・・・・・・え?」 若菜「今日、ここで待ち合わせしているんです」 静花「それで、どういう人なの?」 光「詳しく聞かせてくださいな」 夏目(なんでおれまで・・・) 若菜「あの方とお会いしたのは・・・小学6年生の春が過ぎた頃です」 静花「ふむふむ」 光「なるほど」メモメモ 夏目(先生起きたかな・・・) 若菜「わたくしの家は厳格な家柄ですので、外で遊ぶ事は許されていなかったんですね」 静花「・・・」フンフン 若菜「学校が終わると車の迎えが来て、すぐに家に戻されていました」 光「・・・」フンフン 若菜「その方、転校生でしたので、そんなわたくしの家の事情なんて知らなかったのです」 夏目(・・・ヴェガの発車までにはまだ時間あるけど) 若菜「ですから、わたくしがまっすぐ家に帰ることに疑問を持っていたそうなんです」 夏目「・・・」 31
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基礎データ ブランド名 一ツ橋書店 会社名 株式会社一ツ橋書店 電話番号 Fax番号 メール 企業分類 出版 現在の問合せ結果 × 現在のコメント メール返信なし 最終更新日 2009/05/17 特記事項 基礎データ特記事項 一ツ橋書店2009年5月09日の毎日朝刊に広告あり 05/16 ×(メール返信なし) 関連ページ 特に新聞に広告を出している企業は毎日新聞にとって泣き所となるようです 問合せ 問合せ先一覧 / 毎日新聞に広告を出していた企業(日付別) / 毎日jpに広告を出していた企業 / 電話問合せのコツ 結果別一覧 ◎◎-◎-○ / △ / ×(記号、数字、ローマ字) / ×(ひらがな) / ×(カタカナ・ア行~ナ行) / ×(カタカナ・ハ行~ワ行) / ×(漢字・あ行~か行) / ×(漢字・さ行~た行) / ×(漢字・な行~は行) / ×(漢字・ま行~わ行) 分野別一覧 製造業 / 製造業その他 / 小売、卸売 / サービス業、娯楽 / 医療、医薬 / 建設、不動産 / 金融、運輸、IT、その他 / マスコミ、出版 行政等一覧 行政、各種団体等 / 教育機関等 / 政治家、著名人 毎日新聞系列 【その1】 【その2】 【その3】 【その4】 【その5】 【その6】 【その7】 【その8】 【その9】 問合せ報告 毎日新聞関係の凸結果を淡々と張り続けるスレ7 ※「電凸」とは「電話問合せ」のインターネットスラング(俗語)です。(詳細は用語集) 対応評価の大まかな目安 ◎◎ 広告打ち切り・今後広告を出さない・今後広告を出す予定はない ◎ 良対応・厳重な抗議 ○ 普通、中立対応・対応検討中、今後注視 △ 保留・問合せの返答結果待ち(3日以内に回答なければ×) × 悪対応・無回答・処分は十分毎日の姿勢を容認・広告続行 このテンプレを編集 一ツ橋書店 2009年5月09日の毎日朝刊に広告あり 05/16 ×(メール返信なし) 「日本の母は息子の性処理係」毎日新聞が捏造記事163 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1241265294/446 446 名前:可愛い奥様■LR投票にご参加下さい⇒自治スレ■[sage] 投稿日:2009/05/16(土) 23 57 22 ID jYljGTAQP 転載します メールのお返事ですv 一ツ橋書店→メール返信無し ttp //www.one-bridge.jp/ 関連ページ 検索 2009年11月14日の毎日朝刊 広告一覧 2009年11月23日の毎日朝刊 広告一覧 2009年5月09日の毎日朝刊 広告一覧 2010年11月21日の毎日朝刊 広告一覧 2010年11月28日の毎日朝刊 広告一覧 2011年1月20日の毎日朝刊 広告一覧 2012年5月19日の毎日朝刊 広告一覧 2012年5月21日の毎日朝刊 広告一覧 2012年7月22日の毎日朝刊 広告一覧 2012年7月24日の毎日朝刊 広告一覧 2012年8月23日の毎日朝刊 広告一覧 2012年8月25日の毎日朝刊 広告一覧 問合せ結果分野別一覧その3 問合せ結果別一覧 ×対応の企業(漢字で始まる企業名・な行~は行)
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白カビのレッドクリスマスその1 白カビのレッドクリスマスその2 八ツ橋と粘着テープその1 八ツ橋と粘着テープその2 アライアンスと破滅の流れ星 車と石とアライしゃんの絵 我ら自称害獣ハンターズ 回収される白カビその1 回収される白カビその2 回収される白カビその3 フォアグライかこうじょうけんがくその1 フォアグライかこうじょうけんがくその2 フォアグライ 最新型 かっとばせ!アライバッティング アラアンチと罠とフレンズの涙 ウォッシュ君と大久野島の苦労 アライヴ・ライク・ア・クロケット① 食べ尽くせ!アライフードファイトその1 食べ尽くせ!アライフードファイトその2 食べ尽くせ!アライフードファイトその3 パート14へ進む 【アライさんの脳天をスコープの照準に捉え、静かに引き金を引く】まとめへ戻る
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転生八犬士封魔録 タイトル 転生八犬士封魔録 メーカー SUCCESS 発売日 2006/6/8 機種 PS2 カテゴリー 学園伝奇アドベンチャー 対象年齢 CERO『A』 CV 小野大輔/小西克幸/近藤孝行/鈴木達央/諏訪部順一/高橋直純/中井和哉/浪川大輔/羽多野渉/檜山修之 …他 備考 攻略サイト peche
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八ツ尾半 HP2 AP2 DP2 維持コストN1 種族 狐・クレリック 以下の効果は相手ターン中でも発動できる。 N2 自分もしくはキャラクター1体、トークン1体のうち1つを選ぶ。それは、ターン終了時まで光属性のダメージを受けない。 N1 ダメージ計算が行われるとき、そのダメージに光属性を付与する。 出典 MTG 光属性へのプロテクション効果をN2で自由に与えることができるキャラクター。 それだけでは、光属性へのメタカードだが、2つ目の効果でそれを自己解決している。 ノードを食うため、あまり連発はできないが幸福の提供者などと組み合わされば、敵をよく妨害してくれるだろう。 ユグドラシルとはベクトルが異なるが、長く場に居させたいキャラクターと並ばせるといいかもしれない。 また、ユグドラシルと並ばせ、ノード問題を解決できれば、鉄壁となるであろう。
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7月8日~10日までのひばり連合慰安旅行。 数多くのネタを残した。 禁塩令の施行前に決まっていたのでタイトルが塩。 【前夜祭】 前夜祭は蕨のかっぱ寿司で前祝い。 バロンが寿司を30皿平らげる。 昨年の反省からか寮に帰ってからは普通に寝た。 【1日目】 朝からハイテンション。 特に何もなく新幹線に乗り込む。 バロっちのカラシミンティア発動。 ~京都着~ 東本願寺→銀閣寺→平安神宮→清水寺 と回る。 漬物ですか? 栃木の若者は頑丈ですから ファーストフード八ツ橋 などの事件が発生。 ホテルにてネタ見せ大会inKYOTOを発動。 大いに盛り上がった。 【2日目】 金閣寺→龍安寺→仁和寺→北野天満宮→二条城→伏見稲荷 と回る。 パーン! 鴉天狗バロン遭難事件 が発生。 宿泊先の寿々喜荘が見つからず苦労する。 意外と伏見は住宅地だった。 【3日目】 石清水八幡宮→帰宅 最終日、石清水八幡宮で巫女さんを見る。 ケーブル線が新鮮だった。 京都駅にてお土産交換会発動。 帰りの新幹線は静かだった。 【関連項目】 漬物ですか? 栃木の若者は頑丈ですから パーン! 鴉天狗バロン遭難事件 ファーストフード八ツ橋 麒麟
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関係あるとみられるもの 九十九八橋(東方輝針城) 住所 〒600-8491 下京区室町通綾小路上る西側 阪急京都線「烏丸」、地下鉄烏丸線「四条」、バス各線「四条烏丸」より徒歩3分 八橋検校道場の跡 江戸時代初期の盲人箏曲家である八橋検校が、寛文3年(1663年)に京都に戻ってから住んでいた場所。 八橋検校は九州で筑紫筝の古典を極め、そこへ創作を加えて新たな「八橋流」という流派を作った。これが近代筝曲のはじめとされる。 ここには「このあたり 八橋検校 道場の跡」と書かれた石碑があり、検校が暮らし、また門人に筝曲を教授していた場所を示している。 京都市の解説では、建立者は井筒八ツ橋本舗とウライ株式会社となっている。 定番のお土産として有名な「八ッ橋」の始まりは、八橋検校の死を偲んで筝の形をした菓子を作ったという説もあるが、各製造元がそれぞれ主張しているため定かではない。 井筒八ツ橋本舗は「八橋検校説」をとる会社のひとつである。 ウライ株式会社はこの碑が立つビルの所有者と思われる。 八橋検校について詳しくは金戒光明寺も参照。 名前