約 2,891 件
https://w.atwiki.jp/yatuhasialliance/pages/3.html
更新履歴 取得中です。 ここを編集
https://w.atwiki.jp/yatuhasialliance/pages/10.html
コメントプラグイン @wikiのwikiモードでは #comment() と入力することでコメントフォームを簡単に作成することができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //www1.atwiki.jp/guide/pages/921.html#id_476878da たとえば、#comment() と入力すると以下のように表示されます。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/tesu002/pages/3765.html
みらい「はい。律さんには背中を押してもらって・・・とても頼りになりました」 律「へへっ、楽しかったよ」 みらい「忘れられない思い出がたくさん出来ました」 さとみ「なにもしてあげられなかったけど・・・。元気でね」 みらい「ふふっ、一緒に色々な場所観光したじゃないですか」 さとみ「そうね、楽しかった」 紬「・・・それじゃ、元気でね」 みらい「紅茶とってもおいしかったです」 紬「嬉しいわ~」 みらい「・・・とっても」 唯「むぎちゃん、これ・・・いいかな?」 紬「それは唯ちゃんのものよ」 唯「うん、ありがとー」 梓「あ、それは・・・」 唯「はい、みらいちゃん」 みらい「ガラス細工の・・・チキンちゃんですよね。いいんですか?」 唯「うん!」 澪「むぎが小樽で買ったヤツ・・・」 紬「そうなの」 みらい「大事なものなんじゃ・・・」 唯「みらいちゃんこれみて欲しがってたでしょ~?」 みらい「買いに行こうと思ってただけですよ・・・?」 唯「小樽にしかないんだよ?」 律「それを渡す意味も分からんけどな」 梓「確か・・・それを選ぶと敬愛する人っていう話でしたよね」 律「へー」 澪「なるほどな」 律「・・・なんだよ」 澪「なんでもない」 紬「うふふ」 みらい「ありがとうございます・・・。私のと交換しましょう」 唯「あ、輪島の・・・。ありがと~」 みらい「大事にしますね」 唯「うん!」 秋月「そろそろいくわよ」 みらい「はい。・・・HTTFが復活できれば・・・いいなと思ってます」 梓「そうだね」 律「気が向いたらな~」 澪「大物だなぁ」 紬「うふふ」 みらい「・・・」 唯「・・・」 みらい「・・・太陽が照らし続けてくれる限り・・・私はわたしでいられるの」 唯「あ・・・。そうか・・・それじゃずっと照らしててあげ・・・えと、ずっと光を送り続けるよ」 みらい「・・・ありがとう」 唯「月があるから太陽も認められるんだ」 みらい「そうね・・・。それじゃあ・・・わたしは行くわ」 唯「うん」 みらい「・・・」 唯「じゃあね!みらいちゃん!」 みらい「はい!ありがとうございました!」 さとみ「行ったわね~」 律「これからが正念場なのに」 澪「それなのに笑顔を崩さなかったな」 さとみ「・・・負けてらんないな~」 律「お、なんかあるのか?」 澪「探るなっ」ビシッ 律「あいたぁ」 さとみ「ふふっ、みんなが眩しいわ」 澪「前髪下ろしたほうがいいぞ、律」 律「そうだな。って何度目だよこのネタ」 さとみ「前髪後ろに持っていったらどうかしら」 澪「それでは意味がないよ」 律「じゃあどうすんだよー」 さとみ「・・・」 澪「・・・」 律「・・・」 さとみ澪「「 無いかな 」」 律「ぐっ・・・」 ――― 唯「・・・」ボー 梓「・・・」 紬「・・・」 唯「へへ、やっぱり慣れないや~」 梓「唯先輩・・・」 唯「四葉ちゃんと別れるときは、大丈夫だったんだけどな~」 紬「ううん。大丈夫そうな顔してなかったわ」 唯「そっか~」 梓「はい。唯先輩は唯先輩ですから」 唯「えへへ」 紬「別れに慣れない唯ちゃんが、私は好きよ」 唯「! むぎちゃぁん」 ガバッ 紬「唯ちゃん・・・」 唯「今までの・・・別れも頑張っ・・・てきたけど・・・っ」グスッ 梓「・・・」 唯「やっぱり・・・寂しい・・・よぉ・・・」グスッ 紬「うん・・・」 唯「もう・・・会えない・・・なんて・・・っ・・・さびしい・・・よ・・・」ボロボロ 紬「うん」 ギュウ 唯「こんなに・・・辛い・・・なんて・・・っ・・・思わなかった・・・っ」ボロボロ 梓「・・・」 唯「もっと、お喋りしたい・・・もっと時間が・・・ほしいよ・・・」ボロボロ 紬「・・・うん」 梓「・・・っ」グスッ 唯「でもでも・・・」グスッ 紬「・・・」 唯「わたし、ヴェガに・・・乗ってよかった・・・よ」グスッ 紬「うん」 唯「たくさんの・・・っ・・・人と出会えて・・・よかった・・・」グスッ 梓「・・・」 唯「あり・・・がと・・・う、むぎ・・・ちゃん」グスッ 紬「・・・っ」 唯「へへ、むぎちゃんに甘えちゃった」 梓「・・・しょうがないですね」 紬「ふふ」 ――― 澪「・・・」 さとみ「・・・」 律「・・・よぉーし・・・っ・・・ご飯食べにいくべー」 スタスタ さとみ「・・・そうね。食堂車?」 律「ん~、せっかくだから外で名物食べようぜー」 さとみ「賛成~」 澪「・・・」 梓「ご飯ですね」 律「なに食べる?」 唯「どこ行くの!?」 さとみ「まだ決めてないんだけどね~」 澪「・・・また先を行かれた、な」 紬「・・・澪ちゃんも一緒にいるわ」 澪「うん・・・」 唯「澪ちゃ~ん、なに食べよっか~?」 澪「そうだな・・・」 さとみ「梓ちゃんは決まった?」 梓「京都ラーメンを食べます」キリ 紬「私は、にしんそば~」 唯「生八ツ橋」 澪「食べろよな」 唯「冗談です!」 律「じゃ、私は湯豆腐にしよっかな~」 さとみ「・・・私もにしんそばにしよう」 澪「京野菜が食べたい!」 唯「わたしもあずにゃんと一緒でいいや」 梓「唯先輩、そんな心構えで食べたら後悔しますよ」 唯「そうなんだ!?」 律「・・・」 さとみ「おいしかったわね~」 紬「おいしかった~」 さとみ「みんなで食べるご飯っておいしいのね」 紬「そうよ~。ご飯は笑顔でいただかなくっちゃ~」 さとみ「友達とこんな風にくだけて食べた事なかったから・・・余計に美味しく感じたの」 紬「ふふっ、嬉しいわ」 さとみ「・・・わたし」 紬「・・・?」 さとみ「唯ちゃんの言葉を聞いてて分かった事があるんだ」 紬「分かったこと?」 さとみ「うん・・・旅に出た意味・・・かな・・・」 紬「もう見つけたの?」 さとみ「とっても近くにあったわ」 紬「・・・そうなの」 さとみ「みんなに聞いて欲しいな」 紬「それを言ったら、帰っちゃうの・・・?」 さとみ「旅と呼ぶようになった理由が見つかってないわ」 紬「そうね~」 さとみ「どうして嬉しそうなのよ~」 紬「そんな顔してた?」 さとみ「えぇ」 律「すっげえうめえの、湯豆腐」 唯「あずにゃん、おいしかったね!」 梓「はい!」 澪「京野菜おいしかった~」 律「湯豆腐うまかった~」 唯「ラーメンに乗ってた野菜も京野菜なの?」 梓「そうですよ、ネギが甘くてしゃきしゃきで・・・」 グゥー 唯「私じゃないよ?ご飯食べたばっかりだもん」 梓「ですよね。私でもありません」 澪「・・・」 律「心温まる湯豆腐だったな~」 澪「食堂車で何か食べる?」 律「・・・うん」 修治「やっときたか。・・・待ってたぜ」 律「な、なにかあったのか?深刻な顔して・・・」 梓「どうしたんですか・・・」 修治「アイスが溶けちゃった」 唯「え~!」 澪「どうして今買ったんだ・・・」 修治「これ律の分な」 律「・・・アホ?」 唯「修治くん、脈絡の無い事するよね」 澪「・・・」 修治「冗談だよ・・・」 澪「捨てたらダメだ」 修治「捨てないよ・・・食堂車の冷蔵庫借りる」 律「・・・アホ?」 修治「これはネタです。マスコミいなくなったから大丈夫だよ」 唯「マスコミ?」 澪「あ、もう9時か・・・」 梓「そうですよね。こんな時間まではいませんよね」 修治「・・・さとみちゃんは?」 律「・・・アホ?」 修治「壊れた再生機か・・・」 梓「むぎ先輩ともうそろそろ着くと思いますが・・・どうしてですか?」 修治「んー・・・。車掌さんに聞いたんだけど、学校関係者が探してるんだと」 梓「!」 律「・・・どういう事だ?」 修治「俺とさとみちゃん、昼の生放送に出たからさ・・・。そのせいかも」 澪「あの時の?」 唯「テレビに出たの?」 修治「マスコミが来ててさ、インタビューを受けたんだよ」 梓「私たちから注目を逸らせるため・・・です」 澪「・・・私たちのせい・・・かな?」 修治「それは本人に聞いてみよう」 律「あ、来たか・・・」 紬「ヴェガに戻らないの?」 さとみ「・・・みんなに聞いて欲しい事があるんだけど」 唯「なに~?」 梓「あ、あの」 「千歳!」 さとみ「せ、先生、どうして!?」 唯「先生?」 先生「この馬鹿者がっ!」 バシィン さとみ「っ!」 紬梓「「 っ! 」」 唯「!」 律「ちょ、ちょっと!いきなり叩くなんて!」 先生「部外者は黙っててもらおうか!」 澪「部外者・・・」 さとみ「・・・」 先生「無断欠席したと思ったらテレビなんぞに出やがって・・・。自覚が足りんのか!」 さとみ「すいませんでした・・・」 先生「まったく!どれだけの人に迷惑をかけたと思ってる!」 さとみ「はい・・・」 先生「校長先生が直々に頼んでくれたおかげで推薦枠はまだ残ってる。明日の朝会うんだ!」 さとみ「・・・」 先生「私からもお願いしてやるから。分かったな!」 梓「そんな・・・一方的な・・・」 紬「・・・」 先生「さ、帰るぞ!」 梓「ちょっと待ってください!」 紬「ま、まだ話したい事が」 さとみ「いいの、今までごめんなさい。・・・私帰る事にする」 律「・・・」 唯「そんな・・・」 澪「・・・」 梓「で、でも・・・」 紬「理由を・・・見つけてないわ・・・」 さとみ「うん・・・延長時間が過ぎちゃったの・・・ね。こんな最後でごめんなさい」 梓「い、意味は見つけたんですか!?」 さとみ「うん・・・見つけたと思ったんだけど・・・それを話したかったんだけどね」 紬「あ・・・」 先生「もう、その辺でいいだろ」 さとみ「みんなは旅を続けてください・・・そして」 唯「や、やだ」 さとみ「さようなら」 スタスタ 律「・・・」 澪「・・・」 唯「やだ・・・よ」 梓「唯先輩・・・」 紬「・・・」 唯「こんな別れ方・・・嫌だよ・・・」 紬「!」 タッタッタ 紬「まって!」 さとみ「むぎさん?」 紬「こんな旅の終わり方はダメだと思うの!一生後悔すると思う!」 先生「おい、キミ!」 さとみ「わ、わたしは!」 紬「まだ終わらせられない」 ガシッ 梓「行きましょう、さとみさん!」 さとみ「あ、梓・・・ちゃん」 紬「行きましょう!」 さとみ「うん!」 タッタッタ 先生「待ちなさい!」 68
https://w.atwiki.jp/moekyara/pages/17.html
名前 生八橋 (なまやつはし) 髪型 ロング バスト 75cm 身長 156cm 性格 熱血漢 口調 横柄 年齢 25歳(自称19歳) 服装 作業服 装備品 ペンチ 出身地 ルイーダ 方言(日本限定) 沖縄 口癖 コマネチコマネチ 趣味 ショタ弄り 苦手な事、弱点 わさびしょうゆ 得意な事 DQN狩り キャラ案↓
https://w.atwiki.jp/iki2orange/pages/20.html
●生八橋●(基本の材料 4個分) ■材料 上新粉:大さじ3 もち粉:大さじ1 砂糖:大さじ4 水:大さじ3 シナモンパウダー:適量 市販の餡:小さじ4 (1個 85kcal) ■作り方 1:ボールにもち粉、砂糖、上新粉を入れ、スプーンで砂糖のかたまりを 潰しながら良く混ぜ合わせる。水大さじ3を加え滑らかになるまで良く混ぜる。 2:ふんわりとラップをかけ、レンジで1分40秒加熱。 (ラップはずす時火傷に注意) 3:布巾の上にラップをのせ、生地を熱いうちに取り出しのせる。 ラップと布巾の両端を持ち、生地を半分に折りたたむようにしながらこねる。 全体が滑らかになるまで10~15回こねる。 4:まな板にシナモンを薄くふり生地をのせる。 生地にもシナモンをふりながら麺棒で15~18cm四方、厚さ2mm程にのばす。 5:包丁で7~8cm四方の正方形に切る。 6:切った生地に餡をのせ、三角形に折って出来上がり。 【アレンジ】 黒砂糖・・・基本材料の砂糖を黒砂糖に、シナモンをきな粉に替える。 黒ごま・・・1で水を加える前に黒すりごま大さじ1を加え、シナモンはきな粉に変える。 抹茶・・・1で水を加える前に抹茶小さじ1/4~1/2を加え、シナモンはきな粉に変える。 だまになりやすいので良く混ぜる。 しょうが・・・水を大さじ22/3に替え、しょうがの絞り汁小さじ1を加え、シナモンはきな粉に変える。 焼き八橋・・・基本の生地を160~170℃のオーブンで15分ほど焼く。 大きさは3.5×7cm。熱いうちにFAX用紙の芯などでカーブをつける。
https://w.atwiki.jp/cdx-railway/pages/383.html
長生八積駅 (ちょうせいやつみえき・Chōsei-Yatsumi Station)は、千葉県長生郡長生村岩沼にある、ちばドリームエクスプレス(cdx)九十九里線および木長線の駅である。 駅番号は九十九里線が KJ18 、木長線が KN20 。 当駅は九十九里線の終点であり、木長線の起点であるが、一部の列車は相互に乗り入れる。 目次を表示 基本データ 駅構造主な設備 トイレ バリアフリー設備 のりば 接続路線 駅周辺 歴史 隣の駅 基本データ 所在地 千葉県長生郡長生村岩沼 駅構造 高架駅 ホーム 2面3線 開業年月日 1998年10月24日 乗入れ路線 2路線 所属路線 九十九里線 駅番号 KJ18 キロ程 47.2km(旭起点) ◀ KJ17 高根一松(2.3km) – (–)–► 所属路線 木長線 駅番号 KN20 キロ程 0.0km(長生八積起点) ◀–(–) – (3.0km)猿袋 KN21 ► 備考 業務委託駅ゆめチケット 無自動改札 簡易 乗換 JR外房線(八積駅) 駅構造 島式ホーム1面2線と片面ホーム1面1線の高架駅。業務委託駅でゆめチケットは設置されていないが、自動券売機にて定期券や自由席特急券が購入可能。 東日本旅客鉄道(JR東日本)八積駅とはX字に交差している。 主な設備 YuMeCa対応自動改札機・タッチパネル式自動券売機・のりこし精算機を備える。 YuMeCaチャージ端末は設置されていないが、自動券売機にてチャージ可能。 cdxグループのコンビニエンスストア「ゆめマート」が駅舎内(改札外)にある。 トイレ バリアフリー対応の水洗式トイレが改札内に設置されている。 バリアフリー設備 エレベータが設置されている。 のりば 1 – 3 KN 木長線 田尾・かずさ鎌足・木更津・ FT 富津線方面 KJ 九十九里線 九十九里町・はすぬま海浜公園・旭・ KS あさひ線方面 ※2番のりばは退避・折り返し列車用。 接続路線 東日本旅客鉄道(JR東日本):外房線(八積駅) - 駅舎が離れているため、乗り換える時は一旦外に出る必要がある。 駅周辺 長生村役場 長生村コミュニティセンター(JR八積駅駅舎内) 千葉県立長生高等技術専門学校 長生村立長生中学校 長生村立八積保育園 長生村体育館 長生村文化会館 長生村中央公民館 長生郵便局 千葉県農業総合研究センター 育種研究所 歴史 1998年10月24日 – 八積(やつみ)駅として開業。 2010年3月13日 – 長生(ちょうせい)八積(やつみ)駅に改称。 隣の駅 KJ九十九里線・KN木長線 快速うみかぜ 大網汐浜駅(KJ14) – 長生八積駅 (KJ18) 快速 長生八積駅 (KN20) – 報恩寺駅(KN23) 普通 高根一松駅(KJ17) – 長生八積駅 (KJ18/KN20) - 猿袋駅(KN21) KJ 九十九里線(九十九里シーサイドライン) Kujūkuri Line (印西牧の原・成田方面 )旭 - 中谷里 - 中谷里シーサイド(臨) - 吉崎浜 - 野手浜 - 栢田 - 木戸浜 - 屋形海岸(臨) - はすぬま海浜公園 - 小松浜 - 本須賀 - 九十九里町 - 下貝塚 - 大網汐浜 - 四天木 - 古所 - 高根一松 - 長生八積( 木更津方面) KN 木長線(南総グリーンライン) Kinaga Line (成田・旭方面 )長生八積 - 猿袋 - 台田 - 報恩寺 - 上総竹林 - 田尾 - 里見 - 小櫃 - かずさ鎌足 - 暁星学園 - ほたる野 - 木更津高専前 - 木更津北口 - 木更津 最終更新:2022-06-14 九十九里線 千葉県 千葉総合本部 木長線 長生村 長生郡 駅 駅一覧ち
https://w.atwiki.jp/robogi-sit/pages/47.html
2011年度 役員紹介 役職 氏名(学年) 委員長 鈴木 貫 (2) 宴会部長 澤田 優介 (4) 書記長 八ツ橋 雅浩(3) 大宮支部長 日向野 有義(2) 設備管理 八ツ橋 雅浩(3) 会計 新保 直樹 (2) 会計補佐 中村 友哉 (3) HP担当 小林 祐介 (3) 補佐:八ツ橋 雅浩 (3) 2012年度ロボフェス委員長 若井 信之 (3) 4年生以上 中村 幸平 (なかむぅ@GEO) 松尾 大輔 (まっとぅん@パソゲスト) 松本 徳義 (松本君@フヒヒwwサーセンww) 鈴木 浩平 (すずへ~@カリカリピー) 秋元 雄貴 (秋元君@闇サトシ守備表示) 石橋 正啓 (issi-@咎人) 鎌田 雄太 (かまとぅ@空気フルバーミヤン) 石川 貴士 (イッシー@東方不敗) 安西 健士郎 (安西先生@PADクラッシャー) 梶原 陽介 (カジさん@物知りゲーマー) 田畑 伸頼 (田畑君@黒幕~) 大澤 直紘 (O澤@ちゅるやさん) 松竹 大樹 (まったけ@筋肉旋風) 澤田 優介(澤田君@ダイパマスター) 望月 尚輝(望月君@黒歴史を継ぐ者) 大島 雄介(大島君@ロボ技のスイーパー) 首藤 隆行(スンドゥル@俺がガンダム) 3年生 中村 友哉 @ 八ツ橋 雅浩 @ 小林 祐介 @ 若井 信之@ 2年生 鈴木 貫@ 新保 直樹@ 日向野 有義@ 浅野 達郎@ 1年生 木暮 康貴@ 大澤 一貴@ 田中 龍@ 阿部 敏大@ 吉田 侑司@ @ 合計30名前後・・・を期待 ※表に掲載されている氏名は2011年8月1日現在、書類登録されている部員+αです。 「自分の名前が載っていない!」という人がいましたら連絡してください。 あ、それと通称、というかあだなが欲しい方、 サークル内で何か伝説の1つでも作り上げてください(笑
https://w.atwiki.jp/phssthpok/pages/32.html
材料別:シリーズ 第771弾まで登録済 + 親子ホットサンド 親子ホットサンド 171 親子ホットサンド にわとり 183 親子ホットサンドⅡ にわとり 212 親子ホットサンドⅢ たら 214 親子ホットサンドⅣ はす 221 親子ホットサンドⅤ たら 223 親子ホットサンドⅥ とびうお 225 親子ホットサンドⅦ にしん 270 親子ホットサンドⅧ あひる 276 親子ホットサンドⅨ ふぐ 501 親子ホットサンド 長いも 604 親子ホットサンド すずき 661 親子ホットサンド さば 720 親子焼おにぎらず 山椒 + 惣菜のホットサンド 惣菜のホットサンド 243 惣菜のホットサンドⅩ 春雨と卵の炒め 269 惣菜のホットサンドⅪ 豚肉とにんにくの芽炒め 284 惣菜のホットサンドⅫ 鱧と夏野菜の甘酢あん 292 惣菜のホットサンド13 きくらげ卵と野菜炒め 294 惣菜のホットサンド14 なす肉はさみ天 331 惣菜のホットサンド 黄金カレイの南蛮漬 333 惣菜のホットサンド 冬瓜の枝豆あんかけ 337 惣菜のホットサンド アンデス高原豚ヒレ肉と根菜の黒酢和え 341 惣菜のホットサンド 揚げ茄子あまから煮風 351 惣菜のホットサンド たことブロッコリーバジルサラダ 353 惣菜のホットサンド ごま油香る油淋鶏 367 惣菜のホットサンド 砂ずりともやし炒め 374 惣菜のホットサンド ワンデリ酢豚 387 惣菜のホットサンド 砂肝にんにくまみれ 389 惣菜のホットサンド 甘鯛の和風あんかけ 411 惣菜のホットサンド さつま芋と栗のサラダ 426 惣菜のホットサンド 椎茸えび詰めフライ 444 惣菜のホットサンド やみつきおつまみ鶏アボカド 465 惣菜のホットサンド 麻婆春雨 487 惣菜のホットサンド 鮭天ぷらの甘酢あん 498 惣菜のホットサンド あんこうと雪国まいたけ天の甘辛生姜たれ 503 惣菜のホットサンド ほぐしチキンと豆のシーザー風味 527 惣菜のホットサンド ほうれん草とベーコンのポテトグラタン 532 惣菜のホットサンド おくらベーコン巻き 544 惣菜のホットサンド パンチェッタとペンネのジェノベーゼ 567 惣菜のホットサンド ふきたけのこ 577 総菜のホットサンド 揚げだし豆腐 584 惣菜のホットサンド たらの芽天ぷら 593 惣菜のホットサンド 海老と山菜のつまみ揚げ 600 惣菜のホットサンド 豚ロースアスパラチーズ巻カツ 609 惣菜のホットサンド 殻ごと食べられるピリ辛かに唐揚げ 615 惣菜のホットサンド 鰆と葱のピリッ辛中華オイスター 664 総菜のホットサンド 春キャベツと国産蒸し鶏のうま塩レモン 670 惣菜のホットサンド 枝豆ととうもろこしのつまみ揚げ 676 惣菜のホットサンド 鶏ももとスナップエンドウの塩麹焼き 681 惣菜のホットサンド いか天ぷらの和風あん 711 惣菜のホットサンド 蒸し鶏とブロッコリーの胡麻ドレッシング 737 惣菜のホットサンド 揚げともやしのさっぱりハムサラダ 747 惣菜のホットサンド 五目中華春雨 748 惣菜のホットサンド やわらかイカの塩レモンだれ + 鍋の残りのホットサンド 鍋の残りのホットサンド 220 鍋のホットサンド 豚こまニンニク鍋 435 鍋の残りのホットサンド きのこ鍋 447 鍋の残りのホットサンド うつぼ鍋 517 鍋の残りのホットサンド ねぎ鍋 616 鍋の残りのホットサンド せり鍋 623 鍋の残りのホットサンド 雪見常夜鍋 651 鍋の残りのホットサンド ラムのごま豆乳鍋 657 鍋の残りのホットサンド もつ鍋 696 鍋の残りのホットサンド トマト鍋 + ご当地ネタ:日本 ご当地ネタ ××産と書いとるバイ、これオラが県の名物だんべ、ホンマは××料理ちゃうで、等の異論はあろうかと思いますが・・・ 工場が××市だったとか、××湾で獲れたとか、××地方が発祥だとかでは決めていません。 ご当地は産地・本家・元祖とかではなく主観=作るときどこの土地をイメージしたかで決めています。 + 北海道、東北 北海道、東北 026 ずんだスライス餅のホットサンド 宮城 113 ほたて天ぷらのホットサンド 青森 339 ザンギのホットサンド 北海道 392 鮭とばのホットサンド 北海道 417 秋鮭のホットサンド 北海道 (ちゃんちゃん焼) 451 仙台ホットサンド 宮城 (牛たん) 506 いかめしのホットサンド 北海道 547 かきグラタンのホットサンド 宮城 560 ほたてのホットサンド 青森 568 馬鹿ヤローのホットサンド 北海道 589 成吉思汗のホットサンド 北海道 617 かもめの玉子のホットサンド 岩手 (大船渡銘菓) 628 ハスカップケーキのホットサンド 北海道 629 サーモンクリームの焼おにぎらず 北海道 632 バター餅のホットサンド 秋田/岩手(雫石銘菓) 705 にんじんのホットサンド 福島 732 さくらんぼのホットサンド 山形 744 だしのホットサンド 山形 + 関東 関東 037 上海焼きそばのホットサンド 神奈川 092 シウマイのホットサンド 神奈川 (横浜) 130 葱のホットサンド 埼玉 (深谷ねぎ) 249 深川ホットサンド 東京 (あさり) 377 鯵のホットサンド 千葉 (なめろう) 408 たたみいわしのホットサンド 神奈川 481 なめろう風ホットサンド 千葉 513 くさやのホットサンド 東京 + 中部 中部 018 明宝ハムのホットサンド 岐阜 047 お茶漬けの素のホットサンド 富山 (ぶり茶づけ) 276 親子ホットサンドⅨ 石川 (糠ふぐの子) 296 えびふりゃーのホットサンド 愛知 (名古屋) 343 金時草のホットサンド 石川 427 タイカレーのホットサンド 福井 (小鯛のささ漬け) 473 へしこのホットサンド 福井 478 羽二重餅のホットサンド 福井 491 あじのホットサンド 福井 (小あじささ漬け) 637 世界の山ちゃんの焼おにぎらず 愛知 (名古屋) + 近畿 近畿 013 万願寺のホットサンド 京都 071 里柿のホットサンド 京都 (福知山銘菓) 072 十三里のホットサンド 京都 (福知山銘菓) 083 お好み焼のホットサンド 大阪 085 栗羊羹のホットサンド 京都 (福知山銘菓) 208 いかなごの焼おにぎらず 兵庫 271 鱧のホットサンド 京都 326 いもぼうのホットサンド 京都 328 水なすのホットサンド 大阪 355 水なすのホットサンド 大阪 385 万願寺のホットサンド 京都 388 万願寺のホットサンド 京都 389 惣菜のホットサンド 京都 (あまだい) 407 水なすのホットサンド 大阪 434 しめじのホットサンド 京都 (大黒本しめじ) 435 鍋の残りのホットサンド 京都 (大黒本しめじ) 454 栗おこわの焼おにぎらず 京都 462 丹波黒枝豆のホットサンド 京都 464 琵琶湖ホットサンド 滋賀 (もろこ) 466 琵琶湖ホットサンド 滋賀 (あゆ) 467 丹波黒枝豆のホットサンド 京都 468 琵琶湖ホットサンド 滋賀 (いわな) 470 琵琶湖ホットサンド 滋賀 (ふなずし) 510 生八ツ橋のホットサンド 京都 515 岩津ねぎのホットサンド 兵庫 (朝来) 517 鍋の残りのホットサンド 兵庫 (岩津ねぎ) 582 かにのホットサンド 兵庫 (香住) 583 いが栗のホットサンド 京都 592 肉吸いのホットサンド 大阪 679 自由軒の焼おにぎらず 大阪 712 ゆばのホットサンド 滋賀 766 手こね焼おにぎらず 三重 + 中国 中国 063 椎茸のホットサンド 島根 413 新甘泉のホットサンド 鳥取 523 桃のホットサンド 岡山 524 ままかりのホットサンド 岡山 563 鳥皮のホットサンド 広島 (呉) + 四国 四国 006 うわじまじゃこ天 愛媛 (宇和島) 154 かつおたたきのホットサンド 高知 253 宇和島ホットサンド 愛媛 (たい) 264 かつおたたきのホットサンドⅡ 高知 280 にら饅頭焼いてみた 高知 300 ふくめん風ホットサンド 愛媛 (宇和島) 431 いもけんぴのホットサンド 高知 445 ウツボのホットサンド 高知 446 愛媛ホットサンド 愛媛 (タルト、松山) 447 鍋の残りのホットサンド 高知 (うつぼ) 450 松山ホットサンド 愛媛 (坊ちゃん団子) 525 母恵夢のホットサンド 愛媛 (今治) 526 じゃこ天ごはんの焼おにぎらず 愛媛 528 ぬたのホットサンド 高知 530 姫かつおのホットサンド 高知 531 うな肝の焼おにぎらず 高知 533 鮎のホットサンド 高知 536 酒盗のホットサンド 高知 539 はらんぼのホットサンド 高知 542 かつおのホットサンド 高知 545 ちちこのホットサンド 高知 550 くじらのホットサンド 高知 561 かつおのホットサンド 高知 608 ながれこのホットサンド 徳島 (日和佐) 610 土左日記のホットサンド 高知 612 しょうゆ豆のホットサンド 香川 630 かんざしのホットサンド 高知 702 文旦のホットサンド 高知 724 りゅうきゅうのホットサンド 高知/愛媛 + 九州 九州 023 角煮のホットサンド 長崎 172 ゴーヤーチャンプルーのホットサンド 沖縄 224 びわのホットサンド 長崎 141 コンビーフハッシュのホットサンド 沖縄 297 四角豆のホットサンド 沖縄 329 鶏天のホットサンド 大分 448 うまホットサンド 熊本 461 ミミガーのホットサンド 沖縄 483 ハトシ風ホットサンド 長崎 505 がらんつのホットサンド 鹿児島 587 島らっきょうのホットサンド 沖縄 588 続・島らっきょうのホットサンド 沖縄 638 ざびえるのホットサンド 大分 642 鯖のホットサンド 鹿児島 (屋久島) 675 じゅーしぃの焼おにぎらず 沖縄 + ご当地ネタ:海外 海外 + China 中国🇹🇼🇨🇳 020 エビチリのホットサンド 073 バーソーのホットサンド 168 泡菜のホットサンド 188 魯肉ホットサンド 191 担担ホットサンド 265 豆花のホットサンド 266 ペテンダックのホットサンド 286 台湾パインの焼おにぎらず 287 台湾パインのホットサンド 315 皮蛋のホットサンド 318 担担ホットサンド 428 杏仁ホットサンド 540 台湾風唐揚風ホットサンド 652 台湾パインのホットサンド 656 台湾油飯の焼おにぎらず + Cuba キューバ🇨🇺 062 キューバ風ホットサンド + Georgia ジョージア(グルジア)🇬🇪 558 シュクメルリのホットサンド ジョージア + India インド🇮🇳 215 ナン焼いてみた 262 ナン焼いてみたⅡ 449 タンドリーチキンのホットサンド + Indonesia インドネシア🇮🇩 325 ナシゴレンの焼おにぎらず🇸🇬🇲🇾 + Jordan ヨルダン🇯🇴 166 フムスのホットサンド + Mexico メキシコ🇲🇽 247 タコス風ホットサンド + Portugal ポルトガル🇵🇹 091 ビファナ風ホットサンド + Russia ロシア🇷🇺 229 シャリアピンホットサンド + Spain スペイン🇪🇸 226 スペインオムレツのホットサンド 485 オリーブのホットサンド 738 パエリア風焼おにぎらず + Thailand タイ🇹🇭 197 タマリンドのホットサンド 199 ガパオのホットサンド 261 タイ風えびホットサンド 307 タイ風焼おにぎらず 405 マンゴスチンのホットサンド 420 グリーンカレーのホットサンド 427 タイカレーのホットサンド + Turkey トルコ🇹🇷 004 焼きサバ 014 突厥風ホットサンド🇹🇼 158 乾燥無花果のホットサンド 379 ムサカのホットサンド🇬🇷 + Ukraine ウクライナ🇺🇦 704 ウクライナの焼おにぎらず + USA アメリカ🇺🇸 156 ミックスビーンズのホットサンド 189 あさりのホットサンド クラムチャウダー 205 ガンボのホットサンド 254 チェリーのホットサンド 308 コブホットサンド + Vietnam ベトナム🇻🇳 075 ココナッツのホットサンド 079 バインミー風ホットサンド 187 ドラゴンフルーツのホットサンド シリーズ 肉類 魚介、海産物 野菜 果物、ナッツ 芋類 豆類 卵、乳製品 穀物 総菜、加工食品 菓子、餅 調味料 食パン以外
https://w.atwiki.jp/madosayawiki/pages/1402.html
515 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/10/21(日) 23 08 12.45 ID yzZHcPFF0 [4/5] 修学旅行のお話です。 無駄に長文になってしまったので、一旦保存されてからちょくちょく読んで頂くのが良いかもしれません。 見直し全くしてないので意味不明な誤字とか多いかも…(汗 http //download4.getuploader.com/g/50840153-fac8-4493-a6ae-0f04b63022d0/madosaya/152/ryoko.txt 三年生最大のイベントと言っても過言ではない修学旅行。 まどかは同じ班のさやかと共に買い物がてら通り掛かったマミ宅へお邪魔していた。 自宅には現在高校一年生の、マミと同学年の杏子が同居している。 「仲良しな鹿目さんと美樹さんは修学旅行も一緒の班なのね♪」 「お前等も奈良行くのか…。気を付けろよ、あそこは…地獄だぞ…。」 「へ?何が???」 まどか達の先輩である杏子が神妙な顔付きで、後輩二人に何やら忠告らしきものを添える。 ちなみに杏子は去年から見滝原中三年に編入し、マミ達と同じクラスで奈良と京都の修学旅行に同行していた。 先輩の言葉に訳が理解らず、後輩二人は揃って頭上に大きなはてなマークを浮かべてしまう。 「うふふふ、大丈夫よ。鹿に追い掛け回される女の子なんて佐倉さんくらいでしょう。」 「ばっ!それ言うんじゃねえよマミ!」 「杏子ちゃんが…鹿に…」プププ 「あっははははは!何それー! てゆーかそもそもなんで鹿に追いかけられたのよ?」 「アタシは渡されたせんべい食ってただけだよ!ペットでもない動物にやれるかっての! そしたら鹿共が大群で襲って来やがって…。」 「あー…成る程…。」 「うぇひひ、杏子ちゃんらしいね。」 杏子は本来鹿にあげる"しかせんべい"を自分で、しかも鹿の目の前でバリボリと食べていたから襲われたらしい。 本人は無意識にやったそうだが普通の観光客はまずやらないだろう。ある意味勇者とでも言うべきか。 「鹿さんって人間追い掛けるんだね…。」 「ところで"しかせんべい"って人間が食べても美味しいの?」 「いや…あんまり味はしなかったなー…。」 [修学旅行] ―出発前― 「全員揃いましたかー? それではこれから電車に乗って新幹線のある駅に向かいますー。」 『はーい!!』 まどか達の班はまどか、さやか、仁美、ほむらの四人。ちなみに班長は一番頼りになりそうな仁美。 …なのだが、担任の早乙女先生は出発前に明らかな持ち物違反の生徒に気が付いた。 「さて出発前に…暁美さん!志筑さん!ちょっとその荷物を見せなさい!」 「「!!」」 旅行鞄の形が明らかにはみ出している二人の荷物。 取調べるとどう考えても旅行には不向きというか、ほぼ必要ない金属の塊が出て来る。 「全く…モデルガンのバズーカにPS3にX-BOXだなんて…。旅行が終わるまで全部没収ですっ!!」 「「………。」」 先生にバズーカを没収されたほむらとゲームハードを没収された仁美は出発前から早くも凹んでいた。 こんなんでこの先大丈夫なのだろうか…? ………………………………………………♭♭♭……………………………………………… ―新幹線― 東京駅から京都駅までは約二時間半。その間は生徒全員指定席でのんびり過ごせる時間だ。 班四人分の席をボックスにし、出発前に凹んでいた仁美とほむらはニヤリと目を合わせていた。 …訂正。どうやら先程のは凹んだ振りの様だ。 「志筑さん。首尾はどうですか?」 「ふふふ♪大成功ですわ。先生はまんまとダミーに引っかかってくださいましたわね。 重いゲームハードなんかよりバレない様に3DSとソフトを4人分お持ちしましたわ。」 「おいおい…ありがたいけどやる暇無いだろ…。」 「仁美ちゃん、夜はちゃんと寝なきゃ駄目だよ?」 「いいえ。いつもとは違う場所でプレイするからこそ独特の緊張感がありますのよ。」 「「………。」」 お嬢様の仁美は資金に物を言わせてこの準備である。一応修学旅行にゲーム機器全般は禁止なのだが…。 ゲームハードを囮にした為、これ以降先生方からの警戒はかなり薄くなると思われる。 そしてバズーカを囮にしたほむらはと言うと…。 「こちらも大成功ですよ。私の本命はバズーカよりこの二丁拳銃ですから♪」 スカートの下から得意気に二人の拳銃を取り出す眼鏡のほむら。何処ぞの女スパイみたいだ。 「ねぇほむら、銃二つあるけどちょっと形が違うよね。」 「あのですね、こっちのリボルバー型は見ての通り弾数が少ないですがメンテが簡単なんですよ。 シリンダーのサイズさえ合えば弾の種類は割と自由が利くので破壊力が高い弾を使いたいならこれですね。 こっちの自動式拳銃はカートリッジ式なので弾数が多くてリロードも楽なんですがまめにメンテしないとジャムる事があります。 あと私の持ってるのは全部シングルアクションタイプなので特にリボルバーの方はラピッドショットには不向きですね。 でもリコイルは少ないですから命中精度はとても良好で…」 「ほむらちゃんストップ…。」 「あの…なんつーか…日本語でお願いします…。」 ドジっ子で気弱な性格からは想像し難い重火器マニアのほむらは、こんな風に得意の話題になると急に饒舌になったりする。 仁美はともかくまどかとさやかは全く話しに付いて行けてなさそうだ。 「いざという時に護身具は欠かせないですから。私が美樹さん達を守ってみせますよ♪」 「いや…京都ってそんな物騒な場所だっけ…?」 "美樹さん"達と言ったのは、ほむらが普段頼もしいさやかに密かに惹かれているからだ。 何せクラスでも屈指の天然ドジっ子である。転んだりする度に世話焼きのさやかが放っておく筈がない。 勿論さやかとまどかが付き合いが長く一番仲良し&ラブラブなのは承知の上である。 まどかから大親友の座を奪うつもりはないのだが、ちょっとばかりさやかを巡ってライバル意識があったりする。 「さやかちゃん、女の子は可愛く弓だよー。」 「むっ! 美樹さんはかっこよくピストルが似合いますよ!」 「弓だよー!」 「ピストルです!」 「ああー…また始まっちゃった…。」 「あらあら。さやかさんはモテモテですわね♪」 すっかり慣れっ子の仁美は楽しそうに眺めている。 そんな感じで新幹線の長旅は意外とあっという間に終わり目的地へと到着するのであった。 ………………………………………………♭♭♭……………………………………………… ―京都駅→奈良到着― 京都駅で降りるとまずは奈良へ移動する。最初は奈良の大仏が有名な東大寺へ。 班毎に順路に添って見学、大きな大仏を過ぎた所でさやかが何か見付けた様だ。 「おっ!柱に穴はっけ~ん!せっかくだから潜ってみようぜ!」 「ええっ!? 美樹さん、女の子が潜るなんてはしたないですよぉ…。」 「いいじゃんいいじゃん。んじゃほむらからレッツゴー!」 「わ、私ですかぁ~!?」 さやかに促されたほむらは救いを求める様に後ろの班員へと視線を向ける。 「ほむらちゃん、ふぁいと、だよっ。」 「女性は度胸ですわ。さぁさぁ!」 「…はうう…理解りましたよ、もうっ…。」 ニヤニヤと見つめるさやかを背に、ほむらは覚悟を決めてしゃがみ込む。 この穴は子供の体格ならそれ程苦労せず潜れそうな感じだ。 特にほむらは四人の中で一番の細身という事もあってすんなり進んでゆく。 「ほれほれー、早く通らないとお尻サワサワしちゃいますよー!」 「きゃあああ!やめてくださいー!」 「駄目だよさやかちゃんー!」 ほむらが慌てて潜り終えて次はさやかが挑む番だ。 トップバッターが余裕だったのでさやかも気兼ね無く潜るのだが…。 (ギュムッ) 「ありゃ…? やべっ…ちょっと太ったかな…。」 班員の中で一番豊満な双丘を持つさやかが何と途中でつっかえてしまったのだ。 肩まで出た状態から何とか抜けようと、強引に力を込めてみるがうんともすんとも行かない。 「さやかちゃーん、早く進んでよー。」 「んな事言ったってー! ふんっ!くぬっ!おりゃっ!」 必死にもがく姿は後ろから見ると間抜け以外の何者でもない。 そんな時、ほむらが仕返しとばかりに次に潜る予定のまどかに耳打ちしていた。 「(鹿目さん鹿目さん…。)」 「(うぇひひひ♪)さやかちゃ~ん、早く通らないとお尻サワサワしちゃうよー!」 「んなっ!? ちょっ!やめっ!ぎゃああああ!!」 まどかはしゃがみ込み、さやかのスカートの中に頭を突っ込んで好き放題だ。 普段セクハラされているからちょっとくらいは許されるのかもしれない。 一方で柱に胴体が埋まったままのさやかは、身動き出来ず足をジタバタと動かしている。 「…ぷぷっ! ふふふふっ…!」プルプル 「あらあら、これは面白い光景ですわね。せっかくですので記念に…。」 (パシャッ) ほむらは笑いを必死に堪え、仁美は楽しそうに記念撮影に勤しんでいた。 ちなみにさやかがつっかえたのは単に鞄が引っ掛かっただけだが、それに誰も気付く事はなかった。 ―奈良公園― 芝生と木々の緑が広がる、いわゆる鹿がたくさんいる場所である。 生徒達はそれぞれしかせんべいを渡され班毎に公園へと散ってゆく。 鹿達はのんびりと歩み寄り餌を持つ子供達が差し出すのだが…。 「ほら、食べな。」 (パクッ) 「…もぐもぐ。やっぱりあんまり美味しくないね。」 さやかは確かにしかせんべいを鹿に差し出した筈なのだが、傍でそれをもぐもぐと食べているのは鹿ではなく鹿目まどかだった。 「…何やってんのよまどか。鹿にあげる分食べてどうすんのよ。ほれ、今度こそお食べ。」 (ヒョイ)(パクッ) 「もぐもぐ。」 もう一度鹿にあげようとしたがやはりまどかに食べられてしまった。 さやかの傍に来ていた鹿はしょんぼりしながらその場を立ち去ってゆくのだった。 「………。まどか、人の話聞いてる?」 「ううん。」 まどかは食べながら首を横に振る。 恐らくまどかの中では「食べ物の味<さやかのあーん」という書式が成り立つのだろう。 「さやかちゃんにあーんして貰ってもいいのはわたしだけだもーん♪」 「おいおい…。まどかも先生からせんべい貰ったでしょ?」 「だってさやかちゃんが食べさせてくれるのじゃなきゃやだもん。」 それからもまどかは指を咥えて指をさやかの持つしかせんべいを物欲しそうに見つめていた。 出会った鹿にあげてもあげてもまどかはタイミング良くパクついて来るので、このままでは手持ちを全て食べられてしまう。 さやかは嬉しそうにせんべいを頬張るまどかの隙を見て鹿にあげようとした。だが…。 (パクッ) 「…もぐもぐ。やっぱりあまり美味しくないですね。」 「うぉいほむらぁ!あんたもかー!」 まどかの次にはほむらもさやかの差し出すしかせんべいを狙っていたのだ。 「ああっ!ほむらちゃんズルい!わたしもさやかちゃんにあーんして欲しいー!」 「まどかはあたしの全部食べたでしょうがー!」 (ズドドドド…) 「ん…?」 すると三人のやり取りにキレた鹿が何頭かこちらへ向かって来た。 あげる直前で別の人間が横取りするのを繰り返し何度も目の前で見せられたからだろう。 「わわわ!鹿さんがこっちに来るよぉー!」 「きゃああ!助けてくださーい!」 「あらまぁ、みなさん鹿をたくさんお連れに何を…?」 「そんな事より仁美ぃ!これ何とかしてぇー!」 こうして去年に続き、見滝原中の女子生徒は奈良公園の鹿から追い回されるという結果になったのだ。 ―法隆寺― 五重の塔が有名なお寺だ。現在は観光客が最上階まで登る事が許可されている。(※リアルだと登れません) 基本的には班毎に自由行動で必須ではないのだが、さやかだけは何故か塔に登るのを嫌がっていた。 「ねぇやめようよ!古い建物だしもし崩れたりしたら大変じゃん!」 「さやかさん?何をおっしゃってますの???」 「大丈夫ですよ美樹さん。安全だから登らせて貰えるんじゃないですか。」 「ごめんね仁美ちゃん。さやかちゃん高いt(ry」 「わーっ!わーっ!何でもないです!いやー、さやかちゃん急に五重の塔登りたくなっちゃったなー!」 必死に拒否していたのに急に態度を一変させるさやか。 ほむらと仁美は妙にヤケクソなさやかを不審に感じて目を合わせる。 班長の仁美を先頭にして階段を昇り始めた時、さやかは自分からまどかの手を握っていた。 「さやかちゃん…?」 「い、いやぁ~!はぐれると困るからさ…。」 窓は開放されていて流れ込む緩やかな風が高さを実感させてくれる。 しかし三階、四階と進む毎にさやかの足取りは重くなってゆくのだ。 同時にまどかの手を握る力も序所に強くなり、いつしか汗ばむ程になって来た。 「さやかちゃん、手、痛いんだけど…。」 「へ!? あ、ご、ごめん…。」 「わあ、凄いです!見晴らしがかなり良くなって来ましたよ!」 (ビクゥッ!) 「五階まで登ればもっと高い場所から奈良を見渡せますわ。」 「ヒィッ!」 「美樹さん…?」 「さやかさん…?」 流石にさやかの様子がおかしい。仁美とほむらに振り向かれてさやかは冷や汗を浮かべていた。 尤もまどかはその理由を知っているらしく、手を繋いだままにこにこと笑っている。 「い、いやぁ…あのぉ…そのぉ…。」 「さやかちゃん、これ以上黙ってても仕方ないよ。」 「で、でも…!」 何というかここまで来れば既にまどかの口から直接話すまでもないだろう。 「さやかさん、もしかして高い場所が苦手ですの?」 「ううっ…。」 「ええーっ!? あははは、何だかちょっと美樹さんらしくないですね。」 「わ、笑わないでよ!」 「すみません。でも美樹さんの可愛らしい所が知れて嬉しいです♪」 「うふふ。それではさやかさん、この塔ではさやかさんがお姫様としてエスコートされる側ですわね♪」 「はい…?」 さてこれから一番上の五階へ向かう。まどかがさやかの右手を引き、負けじとほむらもさやかの左手を引き先導する。 エスコートされる事自体は悪い気はしないのだが、何だか嫌な予感しかしなかった。 「ほらほらさやかちゃん!窓から見下ろすと凄いよぉ~!」グイグイ 「ひぃぃぃぃぃぃぃ!!」 「美樹さん美樹さん、あそこに見えるの中沢君達の班ですよ。手を振ってみましょうよ。」 「いやああああああ!!」 「あの、お二人共…。程々にしないとさやかさんのMPが…。」 まどかとほむらは恐がるさやかを引っ張り回して最上階を思う存分満喫するのだった。 この日以降、さやかは高い建物から外を覗く事が二度となくなったと言う…。 ―奈良→京都の旅館/食事― 一日目、奈良の観光は無事終了。 バス移動で夕方の旅館に着いた頃、仁美の班はさやかだけぐったりしていた。 「全員揃いましたね。それでは、いただきまーす。」 『いただきまーす!』 この旅館では一つの広い座敷部屋にテーブルが並べられ、一人につき一つ料理のセットが配られる形だ。 「このお刺身美味しいよ~♪」 「和食は久し振りですわね。このお味噌汁…なかなか悦ですわ♪」ズズー 「はわわ…!この火の着いてるのは何ですかぁ~!?」 「それは焼肉ですわね。まだ今は生焼けですから、お好きな焼き加減でお肉を楽しんでくださいな。」 「はう、成る程です…。」 「ミエナイキコエナイミエナイキコエナイ…」 刺身に舌鼓を打つまどか、味噌汁を堪能する仁美。ほむらはその場で火が着けられた小さな焼肉に驚いていた。 さやかだけは未だに箸も手に取らず頭を抱えて涙目でプルプルと震えていたが…。 「あれ? さやかちゃん食べないの?」 「はっ!! いやぁ…ちょっとまだ身震いが…。」 「あーんしてあげるから食べようよ。お刺身美味しいよ、ほらあーん♪」 「えっ!? いやちょっとここみんな見てるし…。」 漸く我に返ったさやかはまどかにあーんを迫られてたじろぐ。しかせんべいの時とは逆だ。 しかも周囲には班員含めてクラスメイトが大勢いる。恐る恐る周囲を見渡してみると…。 (じぃー)(じぃー)(ワクワク)(キマシッ) 「いいいいいい!?///」 「ほらさやかちゃん、みんな見守ってくれてるよ?」 「い、いやいやそういう問題じゃ…!」 周囲の期待に後押し(脅迫?)され、さやかはまどかのあーんを受け入れるしか選択肢が無かった。 クラスメイトほぼ全員の前でずっとまどかのターンのままあーん攻撃は続く。 別に嫌じゃないんだけどしてあげるのならともかくされまくるのは尋常じゃなく恥ずかしさというか…。 途中からもう恥ずかしい感覚も麻痺していたのかほぼ味は覚えてなかったらしい。 ―旅館/銭湯― 食事を終えてさやかのテンションもほぼ平常まで回復したらしい。 一糸纏わぬ姿で浴場へと向かうのだ。 「み、美樹さん…タオルくらい巻いてくださいよ…。」 「女しかいないんだから大丈夫だって。ほれほれ。」グイグイ 「きゃああ!タオル引っ張らないでくださいー! あ、ほら鹿目さんだってちゃんと…」 タオルを取られそうだったほむらが指差す先には、こちらも丁寧にタオルを巻き付けている最中のまどかの姿。 「ありゃ? まどかまでそんなしっかり巻かなくても…。どうせお湯に入る時脱ぐっしょ?」 「だ、だってぇ…。」 「あたしと一緒に入る時とかそのままじゃん。」 「今日はさやかちゃん以外の人もたくさんいるから…。」 「まあ!さやかさんは毎日まどかさんとお風呂もご一緒ですの?」 「ちょっ…誤解だってば!毎日じゃないから!」 仁美に変にツッコまれてしまって二人はお湯に入る前に真っ赤になっていた。 結局さやか以外はタオル巻き組みという格好である。 しかし今日のまどかは銭湯での様子がおかしかった。お湯に浸かっていても一人だけ何故か反対を向いている。 「それでさー、仁美んちのお風呂でまどかが栓抜いちゃって…おりょ?どしたまどか?」 「鹿目さん、大丈夫ですか?」 「まどかさん? お身体が優れないのでしたら先に上がられますか?」 「ううん、大丈夫だよぉ…。」 話にすらなかなか加わろうとしないまどかを心配してさやかがまどかの前まで移動する。 …と、まどかはそれに合わせて首くらいまで沈み、腕で胸元を隠す様にするのだ。 「まーどかっ、何隠してんの?」ツン 「ひゃわわわわわ!!」ザバッ 急にさやかに胸元を小突かれてまどかは思わず立ち上がってしまった。 手に持っていたタオルも取り落としてしまい、まどかの素肌が湯気に晒される。 「きゃああああ!見ちゃやだあああ!」ザブン まどかは慌ててお湯に潜り込んだ。が、勿論さやかは一瞬の姿を見逃さなかった。 「はっはーん。まどかってばこっそり成長しおって~。ひょっとして"それ"が恥ずかしかったの?」 「あうう…///」ブクブクブク 「まどかさんどうしましたの?」 「わぁ~、私も"それ"が見てみたいです。」 仁美とほむらからも期待の眼差しを向けられ、まどかは観念した様子で仲間内にだけ見せる様に恐る恐る胸元の手をどけた。 するとそこには…さやかにはまだ及ばないが、仁美くらいまで届こうかという豊満な物が備わっていた。 「これは…まどかさんが奇跡を起こされましたのね!」 「えへ…えへへへへ…///」カァァァ 「鹿目さんずるいですー!私だけ置いてきぼりで…きっと美樹さんに分けてもらったんですね…」メソメソ 「わー、ほむら泣くなぁ!」 去年の今頃はまだほむらと良い勝負だったまどかの胸元は、今や立派な成長期に入ろうとしていた。 ちなみに他三者は特に大きな変化は無かったりする。というかまだ中学生だし。 「はあっ…。きっと鹿目さんは美樹さんにたくさん触って貰ったから…。」チラッ 「はいっ!? い、いやちょっと待て!あたし関係無いよ!?」 「さやかさんは本当に罪なお方ですのね。責任を取ってまどかさんをお嫁さんにすべきですわ。」 「さ~やかちゃ~ん♪」ギュッ 「わ、わ、わわわわ…!!」 いつもなら余裕のスキンシップなのにさやかはアタフタが止まらない。 自分の行為がまどかの成長を促したというのか? 半分冗談だろうが半分は本当かもしれない。 まどかはさっきまで恥ずかしかったのが嘘の様にさやかに擦り寄っていた。 「このおっぱいはさやかちゃんからのプレゼントなんだね~♪」スリスリ 「ひゃああああああ!!………ぁ…」ドボン!! ゴポゴポ… 「ふえっ!? さやかちゃ~ん!!」 二の腕辺りにまどかの膨らみを押し付けられたさやかはショックで失神してしまった。 「わわわ!美樹さんが!大変ですぅ!」 「さやかさんを外に上げますわよ!」 「わたしのお胸の所為で死んじゃうなんてやだよー!」 一応"のぼせた"という名目で運ばれ、さやかは自室で横になるのだった。 "彼女の胸に触れて倒れた"等とは口が裂けても言えないだろう…。 ―旅館/夜― お風呂から上がった後は班毎で自室へ。ジャージ、もしくは家庭科で作ったパジャマの着用が許されている。 四人は勿論それぞれパジャマに着替えたのだが、まどかのパジャマには後から付け足されたと思われる刺繍が各所に鏤められていた。 「ひええええええ! まどかってば何て文字入れてんのよ!」 「まどかさんのパジャマは"さやかちゃん大好き"の文字がたくさん入ってますわね。」 「この気持ち、まさしく愛ですね。鹿目さん、今度美樹さんのパジャマにも"まどか大好き"と刺繍してあげましょうよ。」ニヤソ 「ほむらちゃんナイスアイデアだね!」グッ 「ぐぬぬ…このさやかちゃんの心をこうも弄ぶとは~! くらえー!」(ブンッ) 「ふえっ!?」(ボスッ!)「ふむっ!!」 突然さやかがまどかに枕を投げ付けたのだ。さあ、定番の枕投げの始まりである。 「むぅ~!ひどいよさやかちゃん!お返しだよっ!」(ブンッ) 「へっへーん!あまーい!」(ガシッ) まどかは勢い良く投げ返したものの、正面きってのさやか相手ではあっさりキャッチされてしまった。 再びさやかが投げた所で乱戦状態に入り始める。 「ほむらさん失礼!眼鏡をお借りしますわ!」ヒョイッ 「わーん、私何も見えないですぅ~!」 「(そしてこれをさやかさんに…)」コソコソ 「のわっ!なんだこれ!? 視界がくらくらするー!?」 「よーし!今のうちにさやかちゃんに反撃だよっ!」 運動神経的にさやかの圧勝と思われたが、仁美がほむらの眼鏡をさやかに装着した事で戦況は一変した。 「え、えいっ!」(ブンッ)(ボスッ) 「ふぐっ! ほむらちゃん!それ仁美ちゃんじゃなくてわたしだよっ!お返しー!」 「ハレンチに成長する悪い子はこうしてやるぅ~!」サワサワ 「きゃああああああ!わたくしはまどかさんではありませんわ~!お戯れ~!」ジタバタ 眼鏡の影響で枕投げ+セクハラ合戦というカオス状態になってしまった。 で、こういう時には大概先生が現れるものだが今回も例に溺れずそうらしい。 「こらっ!いい加減寝なさい!!―――…っ!?」 ドアを開けて怒鳴り込んだ早乙女先生は絶句した。四人は抜群のチームワークで咄嗟の判断を取っていたのだ。 枕投げかと思ったら女子生徒四人が…あたかも疚しい行為に走っているかの様に四肢を絡ませているのだから。 まどかの上にさやかが覆いかぶさり、横から左右仁美とほむらが……… 「あらぁ、先生もご一緒に如何ですかぁ? とぉ~っても楽しいですわよ~♪」 「け、結構ですっ!!///」ピシャッ 仁美の艶めかしいうっとりとした演技に勘違いした先生は、説教する事も出来ず顔を真っ赤にして逃げる様に立ち去るのだった。 ―旅館/深夜― それから四人はやはり寝ずに静かに仁美の持参した3DSでゲームの四人プレイを満喫していた。 「すみません、ちょっとお手洗いに行きたいんです…。それで…そのぉ…。」 「うふふ。ほむらさん、お一人では恐いのですね? それではわたくしがお供致しますわ。」 夜12時を過ぎた辺りでほむらと仁美へトイレへ向かう。 まどかとさやかは常夜灯だけで照らされる室内に残される事になった。 「ねぇまどか。ちょっと外に出てみない?」 「どうしたのさやかちゃん…?」 さやかはおもむろに常夜灯を消してカーテンを開ける。すると… 灯りを消した筈の室内には薄っすらと光が差し込んでいたのだ。月の光である。 「わああ…綺麗…。お月様が眩しく見えるよ!」 「さ、おいでお姫様。」 さやかは先にベランダに出るとまどかの手を引き連れ出した。 そこは静かで誰もいない二人だけの世界の様。月の光が二人の影を引き伸ばし、その影はゆっくりと重なってゆく。 背の高い影は背の低い影の手を取り、足を一歩斜め横に踏み出してみたりする。 「えへへ、何だかロマンチックだね♪」 「まどかがお姫様であたしが王子様…なんてねー♪」 仁美と違ってダンスの教養は無いので何となくだが、さやかがまどかをリードしながらくるくるとベランダを回る。 腰に手を回して抱き寄せ髪が触れてしまうくらい近い距離で月影の下で踊る二人。 昼間と違って顔は薄っすらと神秘的に見えて、いつもの幼馴染とは違った雰囲気に感じてしまう。 「まどか、綺麗だよ…。」 「さやかちゃんこそ…さやかちゃんだってお姫様みたいに綺麗だよ。」 かっこいいと言い掛けて訂正するまどか。月明かりに照らされるさやかの顔が美しい女性に見えたからだ。 男勝りで頼り甲斐のあるさやかとは違う、まどかだけが知っている顔がのさやかがそこにはあった。 「…こんな背の高い子にお姫様は似合わないじゃん?」 「そんな事ないよ。ほら……んっ…」 「んむっ!?」 まどかは逆にさやかの腰を引き寄せで爪先立ち、自分の方からさやかの唇を奪ったのだ。 そのまままどかは身体を放す事はしない。動揺したさやかを逆に抱き寄せて口付けを続けてゆく。 まどかの咥内からさやかの中へ向けて生暖かい異物が進入する。さやかはそれを拒む事なく受け入れていた。 「んっ…んむっ…!」 「ひゅふぅ…ひゃひゃひゃひゃん…んぅっ…。」 気持ち良さそうに目を閉じるさやか。それはまどかに"任せる"よという合図だった。 力を抜いて腰を落とすさやかに、まどかは片手を腰に回したまま、もう片方の手はパジャマのおヘソ辺りから中へと入り込む。 「んぅっ?!…んっ…。」 一瞬ビクッとしたさやかはそれ以上恐れたりしない。月の光の所為だろうか?二人はいつになく大胆になっていた。 まどかの右手がさやかの胸元を下着の下からスルスルとさすりながら撫で回し、時に指先が膨らみに触れてみたり。 やがて唇を離すと、二人の間からは月明かりで彩られた銀色の糸が舞い落ちる。 「ぷはぁっ! さやかちゃん、気持ちいい?」 「んっ…!そんなの…訊かないでっ…! まどかっ…もっとっ…早くぅっ…!」 さやかはいつしか体重をまどかに預け、自分から求める様に身体を捩り身悶えさせていた。 上目遣いに求めるさやかだがここは大勢のいる旅館である事を考慮しなければならない。 まどかはもう一度さやかの唇を自分の物で塞いだまま、両手を用いて一気にさやかの身体から女を吐き出させるのだった。 「…はぁっ…はぁっ…はぁっ…!」 「えへへっ♪ さやかちゃんとっても可愛かったよ。」 「ううっ…へへ…もう、まどかってば…。」 すっかり弄ばれてしまい息の上がったさやか。表情は満更でもなさそうだ。 部屋に戻った二人は仁美達にからかわれるのを覚悟していたのだが未だに彼女達はトイレに行ったきり戻っていなかった。 「あれ? 仁美達遅いな…。」 「もう20分くらい経ってるよ。わたしもちょっとトイレに行きたいなぁ…。」 「じゃぁ一緒に行くか。」 さやかが部屋のドアを開けた時、廊下から幽かに声が聞こえた。 (きゃあああああぁぁぁァァァ……) 「………。」 「い、いいいいい今何か聴こえたけど気の所為だよね!」 「さ、さささやかちゃんも!?うん!そんなの絶対気の所為だよね!」 気の所為だと言いつつ二人は懐中電灯片手に手を繋いだまま廊下へ出る。 既に時間は夜1時前。見回りの先生すらもいない時間帯だ。 深夜の廊下は物音一つしない。同じ旅館の生徒も先生も誰一人いない。 まどかは必死にさやかの手を掴んでいたが同じくさやかの手も震えている。 こういう時、さやかは自分が恐くてもまどかを支えなければいけないと本能がそう告げていた。 震える手でまどかの頭を撫でて落ち着かせてあげる。 (カツン…カツン…カツン) 『…ァァァァァ…ゥゥゥゥ…ァァァァァ…』 ふと廊下の向かいからこちらに近付く足跡と何かも呻き声。 「ひっ! さ、さやかちゃん…何かこっちに来るよぉ…!」 「だ、だだだ大丈夫!まどかはあたしが守るから!」 守る宣言をしたもののほぼお互い抱き合った状態で余裕は全く無い。 さやかは懐中電灯を迫り来る影の方向に向けてみた。 するとその影はフラフラと千鳥足で、長い髪の毛をバラバラと振り乱しながら向かって来る。 呻き声と合わせてお化け屋敷にいそうな女の幽霊にしか見えない。 『…ァァァ…ゥァァァ…ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!』 「「ひえええええっ!!」」 覚束ない足取りで二人に迫る幽霊は遂にさやかに襲い掛かった。 いきなり肩を掴まれたさやかはまどかと同時に悲鳴を上げる。 『みぃぃぃぎぃぃぃぃざぁぁぁぁぁん!!』ガシッ(※「美樹さん」と言ってる) 「きゃああああああっ!!―――へっ…!????」 二人が幽霊だと思っていたのはトイレに行った筈のほむらだったのだ。 暗がりの途中で眼鏡を落っことしたらしく、泣き付いた彼女を宥めてから無事それを発見した。 「ほれ、もう大丈夫だよ。」 「ううう…ありがとうござますぅ…。」 フラフラしていたのは壁に頭をぶつけて眼鏡を失くし、ロクに歩けなかったからだそうな。 視界不明瞭でおまけに暗くてどうしていいか理解らず彷徨っていたのだろう。 「良かったよぉ~、ホントのお化けじゃなくて…。」 「ところで仁美は一緒じゃなかったの?」 「はえっ!? そ、そういえば志筑さんと一緒だったのに…。」 「はぁ、今度は仁美まで迷子かよ。ったく……―――っ!!???」 溜息を吐きながら壁に手を付いたさやか。しかしそこにはモサモサした妙な感触があった。 不気味に思ったさやかは懐中電灯を壁に向けてみる。そこには… (グラッ) モサモサした何かがさやかに倒れかかって来る。 とりあえず受け止めたものの、この状況ではやはりお化けにしか見えなかった。 「「「きゃああああああああっ!!」」」 壁から倒れて来たのは何故か気を失っていた班長の仁美だった。 そりゃあ暗くて周りも見渡せない状況で癖毛という異物感は…女の子が驚くのも無理はない。 とりあえず先生にはバレず無事に部屋に戻れた。 仁美とほむら曰く、暗がりで眼鏡を失くしてパニック状態になったほむらが携帯していたモデルガンを乱射したらしい。 仁美が気絶していたのはほむらの誤射をモロに喰らったからだったと言う。全く持って人騒がせである。 「はあー…マジで心臓止まるかと思ったよ…。」 「すみません!すみません!私が取り乱したから…。」 「仁美ちゃん大丈夫?」 「ええ、武術で鍛えていますからもう大丈夫ですわ。」 「ホントにごめんなさい!ごめんなさい!」 「ああもうほむらは泣かないの。悪気は無かったんでしょ。」 「ほむらさんの二丁拳銃素敵でしたわよ。でも火器の扱いにはもう少し冷静になってくださいな。」 「はい、そうですよね…。」シュン 「将来ボディーガードなんて如何でしょう? ほむらさんの腕前なら今から訓練しておけば良いガードさんになれると思うのですが。」 「で、でも私弱虫で恐がりですし…。」 「ふふふ。それはこれからちょっとずつ克服して行きましょう。わたくしは女ですから出来れば女性のガードさんを雇いたいですし。」 布団の中で繰り広げられる何やら物騒な会話。平和な日常に生きるまどかとさやかには見当も付かない世界だ。 「仁美ちゃんとほむらちゃんは何のお話をしてるのかなぁ…?」 「いや、マフィアじゃないんだからさ…。」 まどかとさやかは二つの布団を一つにくっつけて眠る。 次の朝起きた時にまどかの顔がどアップだったため、さやかの悲鳴によって三人は起こされたのだった。 ………………………………………………♭♭♭……………………………………………… ―二日目/京都駅→金閣寺― 日は明けて今日は京都での観光。まず最初に立ち寄ったのは金箔で彩られた金閣寺だ。 予備知識も文化の興味が全く無い人でも始めて見れば金色の建物にさぞ驚くだろう。 「おおーっ!ホントに金色だー!」 「わぁ~! これって本物の金なの?の?の?」 「これって昔からある建物ですよね。錆び付いたりしないんでしょうか…?」 「ほむらさん、金は錆びない金属ですわよ?」 「てへへ、そうでしたね。…錆びない金属…錆びない…錆びないパーツ…。」 するとほむらは何かに導かれる様に柵を乗り越えようと身を乗り出した。 「はーいそこストーップ。」ガシッ ―京都/自由行動― その後は班毎に規定時間まで行動は自由だ。 仁美の班も各所の神社・お寺巡りへ。途中で絵馬が書けるそうなので全員書いてみた。 嫁とずっと一緒にいられますように さやかちゃんのお嫁さんになれますように 仲間も私も健康でいられますように これからも百合の花が咲き続けますように 誰がどれを書いたかは一目瞭然である。 しかし書いた絵馬を知人に見られるのは恥ずかしいのでそれぞれ別の場所へ。 神社には無数の絵馬が溢れんばかりに括り付けられており、「この絵馬はクラスの○○が書いた~」みたいな話題が挙がるものだ。 「ちょっとー!百合とか書いたの絶対仁美でしょー!」 「きゃあああああ!!さやかさん!人の書いたのをバラすなんて外道ですわ!」 「志筑さん、鹿目さん。こうなったら美樹さんが書いたのを全員で探しましょう。」 「わーい!わたしもさやかちゃんの絵馬見たいなっ♪」」 「何ぃーっ!? 嫌あああああ!や~め~て~!!」 街行く中で白塗りの和服を着た若い女性、舞妓さんに幾度か遭遇した。 京言葉が珍しくてついつい積極的に話し掛けるさやか達。 だがまどかだけは何故かさやかの後ろに隠れてばかりだった。 「およ? まどか何やってんの?」 「ふぇぇ…だってぇ…顔が真っ白で恐いんだもん…。」 (グサッ) 何やら舞妓さんには結構ショックだったらしい。 仕草の子供っぽいまどからしい反応と言えばらしいのだが…。 「こらこら、舞妓さんに失礼だろ。」 「どないされましたお嬢はん?」チラッ 「ふぇっ!」ヒョコッ 「ピンクの髪がかわええどすな。」チラッ 「ふぇぇっ!!」ヒョコッ 笑顔で優しく接してくれるのだが、まどかはすぐに指定避難場所=さやかの背中に身を隠してしまうのだった。 「そんなに恐がらなくても…。」 「まどかさん、この舞妓はん優しいではおまへんどすか。」 「仁美…微妙に言葉うつってるよ…。」 それから四人はおやつでも食べようと手頃なお茶屋さんへ。 他にも見滝原の生徒が何組か立ち寄り、既に緑茶の苦味とお茶菓子の甘さを堪能しているところだった。 「うぇぇ…このお茶苦いよぉ…。」 「だからお菓子があるんじゃん。このお団子と一緒だとバリ美味~!」 「でも緑のお茶苦い…。」 「しょがないなぁ…貸してみなよ。」 さやかはまどかからお茶の入ったおわんを奪うとそれを自分で飲み始めたのだ。 そしてそのまま…まどかの口元へ顔を近付けた。 「さやかちゃん…? んむっ…!?……ごくっ、ごくっ…。」 「へへ、これならどう?」 自分で飲まないのならさやかが口移しで直接飲ませてやろうと言う魂胆だ。 まどかは拒む事も出来ずさやかに従うのだった。 「やっぱり緑茶苦いよ。でも…さやかちゃんの味がした♪」 「ふぅ、お二人の周りだとお菓子は必要ではないかもしれませんわね。」 「あはは、それ同感ですね。」ズズー 「へ? 何が???」ズズー 無自覚な二人を余所目にほむらと仁美は苦笑いで緑茶を飲んでいた。 クラスメイトならともかく、二人のイチャイチャに慣れてない他クラスの生徒が直に見れば砂糖を吐いてしまいそうだ。 ―京都映画村― 修学旅行最後の観光場所は映画村。時代劇をメインとしたテーマパークみたいなものだ。 撮影現場のセットやら体験口座やら資料館、公開リハ等も行っている。 「ここってピストルは無さそうですね…。」 「まぁそりゃぁ、時代劇に拳銃なんてあんま出て来ないからね。」 「資料館に火縄銃はありましたが、ほむらさんのイメージとはちょっと違いますわね。」 「でも日本刀もかっこいいですよね♪ 合口言い飛ばしながら刀で戦ったり。」 「ほむらちゃん、もしかして極道物の番組とか好きなの???」 ここでは街の作りから江戸時代を模したもので、侍や着物の女性がたくさん歩いている。 殆どはスタッフさんらしいが中には衣装を借りている観光客も混じっている様だ。 「日本のお姫様も綺麗だよぉ~。」 「そういやまどかは漫画で良くあたしをフリフリのお姫様にしてたわね…。」 「じゃぁ今度からは鹿目さんのレパートリーが増えそうですね。」 「あたしとしては侍とかがいいんだけどなぁー…。」 さやか本人は騎士とか侍といったものが自分のイメージに合うと思っているが、まどかのイメージは全くの真逆である。 スタイルの良さや自分よりずっとさやかが女の子らしいと知っているから。 今回の観光でまどかのノートには街娘のさやかと江戸時代のお姫様なさやかが追加されるのだろう。 「あのー、すみません。わたくし達貸衣装のサービスをお願いしたいのですが。」 「見滝原中学の方々ですね、こちらへどうぞ。」 「「「ええーっ!?」」」 「さあみなさん参りましょう!」 班長の仁美が班員に有無を言わさず貸衣装の体験コーナーへを歩を進めていた。 ウキウキ顔の仁美とにこにこまどか、ちょっと不安そうなほむらにビクビクしながら向かうさやかが印象的だ。 「まどかさん、お○ゃる丸みたいでとても可愛らしいですわ~♪」 「仁美ちゃんも町娘の服綺麗だよ~!」 お殿様の衣装を着たまどか。黒を貴重とした金と赤の刺繍が入った威圧感のある服装なのだが、 まどか自信の幼さとピンクの髪がミスマッチでとても愛くるしい姿になっている。 仁美の衣装はチェックの柄の入った町娘の衣装。本来素朴な感じだなのが、仁美の気品の所為もあって妙にお上品に見える。 「はわわ…私こんな格好でいいんですかぁ~…?」 「あらまぁ!素敵な剣士さんですわ!」 「わぁー!ほむらちゃん刀似合ってるよ!」 ほむらは刀を二本携えた侍のコスプレで登場。 黒髪の女侍はなかなか絵になっている。ちょっと弱弱しいのが玉に瑕か…。 「ところで美樹さんはまだですか?」 「さやかさんは一番着替えに時間掛かりそうなお衣装ですからね。でもそろそろ…」 「ねぇちょっとー!なんであたしがお姫様なのよー!」 さやかはスタジオの仕切りから顔だけを出して抗議していた。 真っ赤な顔から察するに既に着替えは終えている様だ。先程のビクビクしていたのはこうなる事を予感していたからか。 「ほらほらさやかちゃん!一緒にお写真撮ろうよ~♪」 「ううーっ…。こんなの似合わないってば…。」 さやかは桃色の衣装に金や紺色の花柄があしらわれた煌びやかな衣装に身を包んでいた。 頭には丁寧に髪飾りまである。まどかに引っ張り出されながら渋々スタジオへと姿を現すのだった。 「凄いですー!美樹さんとっても女の子らしいですよ!」 「お世辞などではありませんわ。さやかさんの素晴らしいプロポーションあってこそのお衣装ですのよ。」 「えへへ、みんな褒めてくれてるよ?」 「ううう…そうかなぁ…。」 褒めちぎられたさやかは恐る恐る大きな鏡の前に移動して自分の姿を目の当たりにする。 そこには帯を結っても尚胴の起伏を損なわずに、絢爛な服を着こなす紛れもない美少女がいる。 これは一体誰だろう?本当に自分なのだろうか? さやかは自分自身をポーッを見つめていた。 「ほらね? さやかちゃんはやっぱり可愛い服が似合うんだよっ♪」 「う、うわああああああっ!///」 今はお姫様の格好が恥ずかしいのではない。友達の前で自分に見蕩れていた事が恥ずかしいのだ。 正気に返ったさやかは頭から湯気を出していた。 「美樹さんって可愛いですよね♪」 「うふふ♪ さやかさんの女性らしさを見付け出したまどかさんは、ある意味人材発掘の天才なのかもしれませんわね。」 さやかも何とかお姫様衣装に慣れて四人で記念撮影。 やっぱり恥ずかしがるお姫さやかをお殿様まどかが撫で撫でする様子は夫婦そのもの。 映画村での貸衣装体験は修学旅行の大きな一ページになりましたとさ。 ―お土産― そろそろ帰りのお土産を考えておかねばならない頃である。 自分達で食べる分も含めて四人共かなりの手荷物になりそうだ。 「マミさん達のお土産どれにすっかなー。生八ツ橋は確定だけど金閣寺で買った"ぶたさんまんじゅう"も捨て難い…。」 「ねぇねぇ、映画村の銭○平次せんべいはどうかな? 前に杏子ちゃんが時代劇にハマってるって言ってたよ。」 「おっし!じゃぁ二人への食べるお土産はそれとあと生八ツ橋を買おう!」 「生八ツ橋って美味しいですね♪ たくさん買ってお母さんに送ってあげなきゃ。」 「生物はあまり日持ちがしませんから早めに送ってあげてくださいな。」 「はえっ?そうなんですかぁ!?」 まどか達には生八ツ橋が人気らしい。中にあんこやいちごあんを包んだものなどいろいろある。 知人や親にあげる分だけでなく自分達が食べる分もしっかりと確保していた。 「し○わせショコラ…見るからにピンクの"まどか味"って感じだねぇ。」 「お餅に包まれたイチゴチョコ…ですかぁ???」 しあわせ○ョコラとはピンク色のふわふわしたいかにも甘そうな感じのお菓子である。 さやかがまどか味と評したのは見た目だけでなく柔らかさとかも含めての事だろう。 「まどかさん、一つ試食なさっては如何でしょうか?」 「うん…(ぱくっ)もぐもぐ……幸せ味だぁ~♪」 まどかは何処ぞの生徒会長の如く頬に手を当てて蕩けそうな顔をするのだった。 ピンクの髪も小柄な身長も何処となくそれっぽかったり。 「うおー!まどかってば可愛いなぁもう♪そのほっぺいただきぃー!」 「ひゃあ!ほっひぇふにふにひないれぇ~!」 嫁のリアクションを見てさやかは何もせずにはいられない。 蕩けそうなまどかが可愛くてさやかは思わず抱きしめてその柔らかそうなほっぺに頬擦りしていた。 「みなさん、もう買い忘れはございませんか?」 「うーん…お金持って来た分は出来るだけ使ってしまいたいですね。」 「あっ、わたしこの"まいこたんぬいぐるみ"買おっと。」 まどかが目を付けたのは舞妓さんを模したゆるきゃら…というより萌えキャラに近いデザインのぬいぐるみだ。 一つ300円と安かったので、まどかは色違いを揃えつつ買い物カゴに入れていたのだが…。 「あはは、まどか舞妓さん苦手なんじゃなかったっけ?」 「これはこれは顔真っ白くないから恐くないよ。 ええっと、ピンクがわたし、赤が杏子ちゃん、緑が仁美ちゃん、黄色がマミさん、黒はないけどほむらちゃんは紫かなー。 えーっとえーっと…。」 まどかがしきりに何かを探し出したのを見て、三人も目当ての物を探し始める。 そう、仲間内のを揃えるには"一色"だけ足りないのだ。 「無いですね…ブルーのまいこたんぬいぐるみ…。」 「店員さんにお尋ねしてみたのですが品切れだそうで…。」 まどかを含めて一人分足りない事に随分暗いムードになってしまった。 しかしさやかは自分が原因で(別のさやかが悪い訳ではないが)こうなるのだけは耐え難かった。 まどか、仁美、ほむらの三人をいっぺんに抱き寄せてさやかは告げる。 「まぁまぁ、そんなに気にする事じゃないっしょ。まどかは自分が欲しいと思う物を買えばいいんだからさ。」 「うん…わたしこのぬいぐるみ買うよ!」 「まどかさん…?」 「でも…美樹さんの分が…。」 「えへへ、大丈夫だよ。青いまいこたんぬいぐるみはおうちに帰ってからわたしが作るんだから。」 「まどか…!」 まどかの一言は暗いムードを一瞬にして微笑ましい空気に変えてしまうのだった。 何と言ってもお裁縫はまどかの大得意技なのだから。 ―新幹線/京都→東京― 「………zzz」クー 「…むにゃぁ…zzz」スピスピ どの班も大半の生徒は帰りの新幹線で爆睡状態だ。 まどかに至ってはさやかの肩を完全に枕として寝入っている。 「あらあら、お二人共眠ってしまわれましたわね。」 「ふふ…ちょっと羨ましいですね。志筑さん、ちょっと最後にカメラいいですか?」 「どうされましたの? あ…まさかほむらさん…。」 (パシャ) 修学旅行最後のフィルムは天使の様に眠るまどかとさやかのツーショットだった。 「…ふあ…私も…ちょっと眠くなって来たかもです…。」 「ほむらさん、よろしければわたくしのお膝にでもどうぞ? まだ名古屋を過ぎたばかりですのよ。」 「ええっ!? で、でも……えへ、いいかな…。」 少し戸惑いながらもほむらはゆっくりと仁美の膝へと頭をうずめてゆく。 ほむらの頭を膝に抱えたままで、仁美もこっそりと眠りに就くのだった。 「…まどかは…あたしの…ひょめなのらぁ…」グー 「……さやか…ちゃぁん…」スヨスヨ 「…お母さ……あのね…お友達…たくさん……」クークー 「……(キマシ…タワー…)…zzz…」 [修学旅行] おしまい。気付いたらこんな長文に…(*1)))
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau9/pages/2004.html
*警告* 何も悪いことをしていないゆっくりがゆっくりできなくなります。 まりさの口調がおかしいですが、人工飼育ゆっくりなのでご容赦下さい。 食べ物を粗末にしているように見えますが、あとでスタッフがゆっくりいただきました。 「ゆっくり?、ゆっくり?」 うららかな昼下がり。つづらを背負った男をもっちりしたなまものが呼び止めた。幻想郷のどこにでもいる紅白まんじゅうのゆっくりれいむである。 「おじさんはゆっくりできるひと?」 男は頷いて腰の包みから小さなまんじゅうを取り出すと、二つに割って片方を放ってやった。れいむはゆっくり種ならではの柔らかい身体をいっぱいに使ってお口で空中キャッチ。一口に頬張る。噛みしめた途端に口いっぱいに広がる、今まで食べたこともない、しあわせーな味に、れいむは涙まで浮かべて歓喜の声をあげた。 「む?しゃ、む?しゃ、しあわせー!」 手の中の残り半分、黒い三角帽子は生八ツ橋。しっとりした上品な甘みにこれまでの疲れも吹き飛ぶというもの。男はつづらを背負い直すと、もっと欲しそうな顔をしているれいむに微笑んだ。 「今年で一番ゆっくりしているゆっくりを決める大会があるんだが、一緒に行くか?」 「れいむはもりでいちばんゆっくりしているよ! れいむがいけばゆうしょうだよ!」 つづらを背負った男の脇を、ぽよんぽよんとゆっくりが跳ねながらついていく。 「さっきのあまあま、もうひとつちょうだいね!」 一人と一匹の奇妙な道行きは小半時ほど続き、やがて里の外れの特設会場に辿り着いた。 受付の娘が男の差し出した書類に判を押し、かわりに参加証を渡す。 「はい、腋厄食品、鬼意さんですね。今年もご参加ありがとうございます」 「あ、こいつも参加させてやりたいんですが構いませんか?」 男は参加証を首からかけると、足下でゆっくりしていたれいむを抱えてカウンターに載せ た。ヒャア、と口だけ動かしてみせる男に、ああ、と合点した様子で受付嬢も頷いた。 「可愛いれいむちゃんですね。お名前は?」 「ゆっ、れいむはれいむだよ!」 ゆっへん、とふんぞり返るれいむに、受付の娘は袖口で口を隠してころころ笑う。 「はい、どうぞ。この参加証は大会が終わるまでなくさないでね?」 「とってもゆっくりしたかざりさん! だいじにするよ!」 受付嬢はふてぶてしいクラシックゆっくりのれいむとまりさが描かれた札の、縁のトゲトゲも鮮やかなフキダシに筆を走らせ、絵を夢中で眺めていたれいむのリボンに結わえた。後ろにつけられて本人には見えないが、書かれた《野生でいぶ》の文字に、書いた娘もれいむを連れてきた男も、笑いをかみ殺すのに一苦労であった。 「ゆっ、おじさん、ゆっくりしたふくろさんだね!」 「中身はもっとゆっくりしているぞ。なんせ、一年かけて育ててきたんだからなあ」 広間の長机につくと、男は後生大事に背負ってきたつづらを下ろすと、中から風呂敷包みを取り出した。風呂敷に興味津々で、隣で跳ねているれいむににやりとすると、男は結び目をほどいて広げた。その頬の色つやといったら。さらさらの髪の綺麗なこと。柔らかそうで、汚れ一つない黒いとんがり帽子のゆっくりしていること。森で育ってきたれいむは、眼前でゆぅゆぅと寝息を立てている、信じられないほどゆっくりした美ゆっくりに白目を剥いて固まった。プロの手で育てられたゆっくりと野生の違いであり、野生のゆっくりが人間にゆっくりさを求めて人里に引きつけられるのも当然のことである。まりさは、包みから開放されたことにやっと気付くと、目をぱちぱちさせてゆっくりモーニングの声をあげた。男も鷹揚に頷いてゆっくりおはようの挨拶を返す。 「おじさん、おはようなんだぜ! きょうもゆっくりしているのぜ?」 「おはようまりさ。今日は大会だから、俺の分も存分にゆっくりしていってくれよ」 「ゆっゆっゆ、まりさはおじさんのためにゆっくりするのぜ!」 「すっごくゆっくりしたまりさだね!」 「おじさん、このれいむはだれぜ?」 「れいむだよ! ゆっくりしていってね!」 気持ち悪く頬を染めてゆにゆにともじもじしているれいむに、きょとん、とした顔のまりさ。プロによって育成されたまりさにとって、刷り込みや躾で何度となく見てきた野生ゆっくりは、同じゆっくりであってもゆっくりできないもの。直に見る野生れいむに、まりさはもにょりと男を見上げた。構わず男はすっと会場の中央を示す。 「ライバルがいたほうがいいだろう?」 男が指さした先、会場中央には、畳一畳ほどのパネル。劇画タッチで描かれたゆっくりれいむと、燦然と輝く「ゆっくりできるけん いちねんぶん!」の文字。 「あれこそ一番ゆっくりしているゆっくりに与えられるゆ?勝の賞品」 「ゆゆぅ! れいむがいちばんゆっくりしているよ!」 「あのすてきなおさつはまりさがいただいていくのぜ!」 「あら、何を騒いでいるかと思えば、万年四位の腋厄食品さんじゃありませんこと?」 「わかるよー、こそどろとでいぶはゆ?しょうできないんだねー」 手提げ籠にちぇんを入れて通りがかった女の声に、男は顔を歪めて振り返った。扇で口元を隠し、女は目を細めて笑う。 「今年のまりさはひと味違う、そうでしょう? 去年も伺いましたもの」 「わかるよー、つぶあんなんだねー」 せいぜいお足掻きなさいな、と言い残し、ぱちりと扇を閉じて立ち去る女の、甘やかな香 りだけが後に残されていた。 「ぷんぷん! とってもしつれいなおばさんだね!」 後ろ姿を膨れて威嚇しているれいむに、男は苦笑する。 「何が何でも、あのちぇんに勝たないと優勝できないからな」 「それでは幻想ゆンクール、審査開始です」 かくして、ゆっくりコンクールは幕を開けた。第一審査は皮の弾力性。生地の食感なくして、美味しいまんじゅうなどあろうはずがない。前年度優勝のデータをもとに作り上げられた、驚異の審査用マシン『スーパーのびーるくん?号ダッシュターボ』がその魁偉な姿を現す。軽快な駆動音とともにアームが伸び、次々にゆっくりの頬をつまんでは捻り上げる。会場には和やかな談笑と、頬を引きちぎられて脱落していくゆっくりの絶叫が響く。 「ゆっくりひっぱあえうよ!」 「おお、のびるのびる」 もっちりしっとり生地であれば、この通りほっぺが伸びるだけで、ちぎれたりはしない。 「ゆ゙ぎゃ゙あ゙あ゙あ゙っ」 だが、質の悪いゆっくりの皮は簡単に破れてしまい、このありすなどは、頬が三分の一ほどちぎれて、流れ出た中身のカスタードに目玉が浮いて恨みがましい視線を送っている。 「ゆ゙、ゆ゙っくりできないよ!」 引っ張られるうちに皮が破れ、具が溢れて痙攣している隣の机のゆっくりゃを目の当たりにし、ガタガタ震えるれいむを男はがっちり掴まえる。この怯える姿を見るためだけに、わざわざ野生のゆっくりを連れてきたのである。逃がす筈などあるものだろうか。次第に近づいてくる機械の腕に、れいむの恐怖は有頂天。 「ほら、まりさは平気だろう?」 「ゆふぅ、もっちりー!」 アームから開放され、ぶるん、と震えるまりさ。雪辱を期して、持てる知識と技術の全てを注ぎ込み、丹誠込めた自慢のゆっくりまりさが一次審査などで脱落するはずもなく、男は顔をほころばせる。しっかり頭を掴まれて身動きできないれいむの頬を、機械が無慈悲に抓み、ぎりぎりとひねりながら引き延ばしていく。生まれて一度も体験したことのない痛みに、れいむは滂沱の涙を流して悲鳴をあげる。その愉快な悲鳴に、会場から惜しみない拍手が送られた。 「ゆ゙あ゙あ゙あ゙あ゙! い゙だい゙い゙だい゙ぃ゙!」 男の見立て通り、れいむの生地は野生にしては上質のようで、幸か不幸かちぎれることはなかった。赤く腫れ上がって涙をぼろぼろこぼすれいむを、男は優しく撫でてやる。 「おじさん、ひどいよ! れいむとってもいたかったよ!」 「ははは、でもまりさはゆっくりできているぞ?」 「ちょっとのびちゃったのぜ」 「ゆぐぐ……」 少し伸びてはいるものの、次の審査までには治りそうなほっぺのまりさを睨みながら、れいむはひりひり痛む頬に苛まれるしかなかった。参加全ゆっくりをつねり終えて職務を果たした『スーパーのびーるくん⑨号ダッシュターボは会場の袖に片づけられ、次の審査用具が運び込まれた。第二審査は皮の強度。前年度優勝データをもとに改良された、特殊な素材の板で、最適な力と角度で対象を殴打する素晴らしいメカ『スパン☆KING 09』である。見るからにゆっくりできそうにないその姿に怯え、泣き始めるゆっくりもいたが、優勝賞品のゆっくりできるけん いちねんぶん! はその恐怖を乗り越えるに値する餌だった。ゆんゆん泣いていた何匹かのゆっくりが泣きやむ頃に、大会準備委員がグッ、と親指を立てた。第二審査の開始である。次々に小気味よい音が上がり、会場にゆっくりたちの絶叫が響く。保持具で固定されたゆっくりに、勢いよく板が叩きつけられていく。これは柔らかいだけで伸張試験を通った質の悪い生地や、柔らかすぎて食感の悪い具材を使ったゆっくりをふるい落とすための審査である。ばぢん! と鈍い音をたてて、向こうでゆめーりんが爆ぜた。肩を落とす職人をよそに、衝撃で射出される目玉に、やんややんやの大盛り上がり。だが食材に貴賤はない。その隣のゆっちゅりーは苦心の程があったようで、目こそ回しているものの、見事に第二審査を通っていた。あの柔らかい生地をよく作り上 げたものだと、男はパティシエールの手腕に舌を巻いた。 「ゆべし!」 したたかに打ち据えられるまりさをよそに、机から飛び降りて逃げようとするれいむを、男は準備委員に手渡した。暴れるれいむを粛々と機械の保持皿に置き、手早くこめかみと頭頂部を万力の様にがっちり固定。 「や゙め゙でね゙! でい゙ぶを゙ぶたな゙い゙でね゙! いたさん、ゆっぐりじでゆ゙ぶ!」 哀願虚しく、その顔に正面から板がめりこんだ。板が戻ると、れいむの顔には見事な赤い長方形が刻まれていた。 「ここはゆっくりできないよ! もうおうちかえる!」 「ゆ、ゆふぅ、れいむがかえれば、ゆっくりできるけんはまりさのものなんだぜ」 少し平べったくなっているが、生意気そうににやりとするまりさ。ゆっくりできるけん!その魅惑の単語には、顔面が凹んだれいむも黙らざるをえない。 「れいむがゆっくりできてないだけじゃないかな? 見てごらん。あの人はあんなにゆっ くりしてるだろ?」 「おふぅ! んほぉおおおお!」 全ゆっくりの試験を終えた『スパン☆KING 09』に尻を突きだしてヘブン状態の審査委員長もまた、粛々と片づけられた。その間に、審査に通った参加者の机に、白い皿が並べられていく。 「ゆっへん! ゆっくりできるけん いちねんぶん! はまりさがいただくのぜ!」 「ゆぐぐ……もうゆっくりできないこと、ない?」 「よしよし、がんばったなまりさ。れいむ、次で最後だぞ」 「ゆ?っ、ゆっくりがんばるよ!」 ゆっくりまりさは皿にぽいんと飛び乗り、誇らしげに振り向く。男は満面の笑みでまりさを撫でてやると、れいむをつかまえて皿に載せた。 「最終審査は試食です」 書いた物リスト ゆっくりいじめ系464 森に魚を求める 紅魔館×ゆっくり系12 突発ゆっくり茶会? ゆっくりいじめ系540 ゆっくり水雷戦 その他 ゆっくりの手引き? ゆっくりいじめ系1097 アストロン ゆっくりいじめ系1014 どすのせいたい ゆっくりいじめ小ネタ259 緩慢しんぼ?