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作詞:ケトラP 作曲:ケトラP 編曲:ケトラP 歌:鏡音リン、重音テト 翻譯:yanao 基於相互尊重,請取用翻譯者不要改動我的翻譯,感謝 Neganolega 夏日香氣與搖曳的草木 思念奔馳於遙遠的過去 高架橋下駛過的 車輪痕跡 百合花 瓦礫的街道 從課本上消失的克羅諾斯 地面上電車 打開窗子伸出了手 直到世界末日我都會在你身邊 在無聊的夜裡就我們兩人逃出去吧 如果願望會在某天變成絕望 我什麼也不要 就在月下迎接那天的到來吧 Neganolega madoka-magica 紅色的星星將一切吞沒 記得的那約定的日子 總會傳達到的 直到世界末日我都會在你身邊 在無聊的夜裡就我們兩人逃出去吧 如果願望會在某天變成絕望 我什麼也不要 就在月下迎接那天的到來吧
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赤い月に照らされた平安京…… 「ウガアアアアアア!!」 その片隅で激しい戦いが起きていた。 ☆☆☆ 「うわっ!?」 まるでゴリラのような筋肉質で毛むくじゃらな上半身を持った男……スーパーヒーローチーム『アンブレラ・アカデミー』のNo.1ことルーサー・ハーグリーブズは、 野球ボールのように壁に叩きつけられた。 ルーサーの体が叩きつけられた壁は粉々に砕け散り、ルーサーは砕かれた壁の下敷きとなった。 「ウガアアアアアア!!」 ルーサーの体を壁に叩きつけたのは身長3m以上はある緑色の大男……インクレディブル・ハルクだった。 ハルクは瓦礫の下敷きになったルーサーの姿を一瞥すると、 まるで勝利の雄叫びを上げるように鼻息を荒くした。 「う、うぅ……」 ルーサーは瓦礫から抜け出しながら立ち上がる。 瓦礫の下敷きとなったというのに、ルーサーのゴリラのような筋肉質で毛むくじゃらな体には、 かすり傷一つ付いていなかった。 「ウガアアアアアア!!!!」 ハルクはその巨木のように太い腕を振り回しながら、ルーサーへと突進していく。 「!!」 ルーサーは突進してくるハルクに身構えるが……誰が見てもルーサーが不利としか思えないだろう。 その時だった。 「……ライダァァァァ!キィィィック!!」 『!?』 ハルクの体をルーサー以外の何者かが吹き飛ばしたのだ。 ハルクの巨体はまるでサッカーボールのように地面を転がり、突然の事態にルーサーは目を白黒させた。 「ウググゥゥ……」 地面に転がったハルクが体を起こすと……ハルクとルーサーの間に新たな乱入者が立ちふさがっていた。 飛蝗を思わせる緑色の仮面、 首に巻かれた赤いマフラー、 大きな風車が回転している腰のベルト、 銀色に輝くグローブとブーツ……… ゴリラのような上半身のルーサーや緑色のハルクに勝るとも劣らない、異形の戦士だった。 「……大丈夫か?」 「あ、あぁ……」 仮面の男からの問いかけに、ルーサーは困惑気味に答える。 「俺は仮面ライダー一号。お前は?」 「……ルーサー、ルーサー・ハーグリーブズ。アンブレラ・アカデミーのNo.1だ」 仮面の男……仮面ライダー一号と自己紹介をしながら、ルーサーは仮面ライダー一号の隣に並び、ファイティングポーズをとる。 「ウガアアアアアア!!!!」 一方、一号によって地面に転がっていたハルクも起き上がり、一号とルーサーを睨み付けた。 「……敵は強大だな、ルーサー。いや、大したことはないか」 「?」 一号の呟きにルーサーは首を傾げる。 しかし…… 「……今は俺とお前で、一号(No.1)が二人いるんだからな」 「!」 ……一号の言葉に驚きつつ、ルーサーは嬉しげな笑みを浮かべる。 「ウガアアアアアア!!!!」 怒り狂うハルクはまるで興奮した象……いや、怪獣のように向かっていく。 『うおぉぉぉぉぉ!!』 二人の一号は恐れる事なく立ち向かっていったのだった。 【八神将枠】 【ブルース・バナー(ハルク)@マーベル・シネマティック・ユニバース】 [状態] ハルク化、怒りMAX [装備] ハルクパンツ@マーベル・シネマティック・ユニバース [道具] 無し [思考・状況] 基本 目につく奴、全員ぶっ潰す 1 目の前の二人、(一号とルーサー)殺す [備考] 『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』終了直後からの参戦。 ハルク状態からブルース・バナーに戻る事はありません。 万が一戻ろうとすると、首輪が爆発します。 【ルーサー・ハーグリーブズ(No.1)@アンブレラ・アカデミー】 [状態]ダメージ・低、上半身裸 [装備] 無し [道具] 基本支給品一式、ランダム支給品1~3 [思考・状況] 基本 人を助ける 1 仮面ライダー一号と協力して怪物(ハルク)を倒す 2 アカデミーの兄弟達がいるなら合流する [備考] Netflixドラマ版シーズン1中盤からの参戦 【本郷猛(仮面ライダー一号)@仮面ライダーSPIRITS】 [状態]健康、仮面ライダー(新一号)に変身中 [装備] 無し [道具] 基本支給品一式、ランダム支給品1~3 [思考・状況] 基本 主催者を倒し、参加者を救う 1 ルーサーと協力して怪人(ハルク)を倒す 2 他の仮面ライダーや知り合いがいるなら合流する [備考] 『新仮面ライダーSPIRITS』での地獄大使との決戦直前からの参戦 さて、そこから少し離れた草むら…… (仮面ライダー……それに、アンブレラ・アカデミーか……) そこに小さな人影があった。 黄色の大きなボタンのついた赤い服を着用し、 首に自身の身長よりも長い黄色いマフラーを巻き、 口におしゃぶりを咥えた銀髪の赤ん坊だ。 彼の名はイワン・ウィスキー。 またの名をサイボーグ001。 外見こそ幼い赤ん坊だが、『電子頭脳』とあだ名される程の天才的知能とテレパシーや念動力を始めとする強力な超能力を持ったサイボーグである。 (それに、あの緑色の怪物……) 彼は先ほどから、ハルクと仮面ライダー一号とルーサー・ハーグリーブズの戦いを静かに眺めていた。 まるで研究室の科学者が、モルモットやマウスを観察するように。 (彼らもブラックゴーストのサイボーグ?それにこの会場は……) イワンは並みの大人よりも賢い頭脳をフル回転させて考えを巡らせるが…… 今の段階では答えを見いだすことはできなかった。 (……) イワンは静かに三人の戦いを観察し続けるのであった。 【イワン・ウィスキー(001)@サイボーグ009】 [状態] 健康 [装備] サイボーグ戦闘服@サイボーグ009 [道具] 基本支給品一式、ランダム支給品1~3 [思考・状況] 基本 会場からの脱出 1 彼ら(ハルク、仮面ライダー、ルーサー・ハーグリーブズ)もブラックゴーストのサイボーグなのかな? [備考] 平成アニメシリーズからの参戦。
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ゆき兄ハーレム王国外伝2章【人ならざる者の戦い】 外は地獄のようだった 全てが赤く染まっていた 「何だよ…これ…」 爆発音が遠くから聞こえる 反射的にそちらを見ると住宅街の方向だった よく見るとあちこちで火災が発生していた 状況がいまいち飲み込めないゆき兄だったが 今のこの状況がよくないことだけは理解した その時、ゆき兄を呼ぶ声がした 「ゆき兄ーーーーーーーーー!!」 遠くから駆けてきたシュウがゆき兄に飛びついた 「どうした!?何があった!?」 「わからないんだ…!寝てたら突然何かが…!」 「何か…?」 「お願いだよ…父さん達を助けよ…!」 シュウはポロポロと涙を流して訴える きっと頼れるのがゆき兄しかいなかったのだろう 必死にここまで走ってきたシュウの足は裸足で何度か転んだのか膝はすりむいていた 「…わかった…お前はホテルにいろ…」 「…うん…ありがとう…お願いだよ…ゆき兄…」 「ああ、たまには俺が大人っての見せてやるよ」 ゆき兄はシュウの頭を撫でて住宅街へと駆け出していった。 武器は無い、何が待っているかわからない だけどゆき兄は迷うことなく駆けていた。 住宅街に辿り着いたゆき兄はあまりにも酷い光景を見た あらゆる家が瓦礫と化し、瓦礫に挟まれ呻き声をあげる人々 「これがノアの言う破壊か…?何だよコレ…!ふざけんなよ!」 ゆき兄は拳を握り締めて瓦礫に挟まれた人を助けようとする 「おい!大丈夫か!?」 必死に瓦礫を退かそうとするがビクともしない 「んががががが…!!」 懸命に力を込めるが瓦礫は動かない 自分の無力さを痛感しながら必死に瓦礫を退かそうとする それでも、瓦礫は動かない 「俺だけじゃ駄目なのか…?俺の力じゃ…誰一人助けられないのか…?」 その時、遠くから大勢の人間が走ってきた 「大丈夫か!?」「おい!怪我人を運べ!」「瓦礫を退かすんだ!」 ホテルの人たちだった きっとシュウが伝えてくれたのだろう いろんな人間が助けに来てくれた 「よかった…これで…」 ゆき兄が安堵した瞬間に悲鳴が響いた 「何だこいつは!?」 「うわあああああああ!!!」 ゆき兄がその方向を見ると 人の形をした、人では無い何かがいた ソレは助けに来た人たちを吹き飛ばし、攻撃していく そのうち助けに来た中の1人が身体を掴まれ持ち上げられた 「ぐぁっ…」 苦しそうに呻くが、ソレは一層手に力を込める 「シ…ネ…」 「うわあああああああああああああああああああ!!!」 ゆき兄は全力でソレに対して突っ込んだ バランスを崩したソレとゆき兄は転がるように 森の中を転げ落ちた 「こいつは俺に任せて早く怪我人を!!!!」 そう、ゆき兄は叫び、転がり落ちる そして森の中の少し開けた場所に出た 「はぁっ…はぁっ…」 武器は無い、目の前にいるのは少なくとも敵 ゆき兄は間合いを取る 「…ウォォ…ォォ…」 一瞬、ソレの目のような部分が赤く光る ソレの豪腕がゆき兄を掴もうと突っ込んでくる 右から左へと振りぬかれる悪魔の腕をゆき兄はしゃがみこんで避わす 木々が一斉になぎ倒される そのまま股下を抜けて間合いを取ろうとする しかし不意に後ろへ振りぬかれる回し蹴りが来る 咄嗟に腕を十字にして攻撃をガードするが吹き飛ばされ大木へ叩きつけられる 「ごあっ…」 激痛で一瞬意識が飛ぶ 次の瞬間ゆき兄の身体は宙を舞っていた 掴まれ、投げ飛ばされたのだ 受け身を取らないといけない そう思ったものの身体は言う事を聞かず そのまま地面に叩きつけられる 「げぁはっ…」 視界が霞む、世界が暗転していく 「オオオォォォォォ!!!」 ソレは、喜んでいるいるかのように雄たけびをあげる そして、動けないゆき兄をににじり寄る 一歩一歩、殺気をにじませながら 「ちっく…しょおが…」 激痛をこらえてゆき兄が立ち上がる 「絶対に…行かさねぇ…!」 ゆき兄は腕を目の前でクロスさせる 両の腕は複雑に動き、同時に呪文を詠唱する 「バーク・プラト・ロー… 血の盟約に従い我に力を与えよ…、 大いなる神の名において、封印よ退け…!」 辺りの空気が変わる 木々はざわめき、地面が鳴動する 「…シ…ネ!」 ソレはゆき兄へと猛スピードで向かっていく 次の攻撃は確実に命を奪うための攻撃だった 恐ろしいまでの怪力に、速度 その全てを叩き込む気だった 全身を貫く殺気の中で、ゆき兄は小さく呟いた 「…アクセプト」 同時に、轟音を上げ、ソレの拳はゆき兄に打ち付けられた 砂煙が舞い、地面には大きなクレーターが出来上がる 直撃を受ければ人間が生き残る事は絶対に不可能だった だけど、ゆき兄はそこに立っていた 片腕で拳を受け止めていた 「…ここからが本番だ、いくぞ木偶人形」 ペロリと口元の血を舐め、腕を振りぬく 木偶人形と呼ばれたソレは弾き飛ばされる 「ゴォォォ…!」 ソレは着地し、体勢を整えてまたゆき兄に向かっていく 「来い、木っ端微塵に叩き壊してやる」 ゆき兄は笑っていた そして、その瞳は赤くなっていた 木偶人形のパンチがゆき兄の頭へと向かってくる バシィィン!と大きな音を響かせ、その拳を片手で止めるゆき兄 「ゴッ…オォ!?」 木偶人形は何が起こったのかわからないというような声をあげる 同時にメキメキと言う音が辺りに響く 「オッ…!?ゴォッ…ア…!」 次の瞬間に木偶人形の右手は引きちぎられた ドス黒い液体を噴出しながら木偶人形は暴れだす 「オッ…オォォォォォォ!」 木偶人形の左の拳がゆき兄へと振り下ろされる が、それよりも早くゆき兄の蹴りが木偶人形を吹き飛ばした 木々を倒し、なおも速度を緩めずに吹っ飛んでいく木偶人形 その進行方向に、すでにゆき兄はいた 「ターン地点だ」 吹っ飛んでくる木偶人形に回し蹴りを命中させる その衝撃で木偶人形は逆方向へと吹き飛んでいく ゴロゴロと地面に転がる木偶人形 目の前にはゆき兄がいた 普段の顔からは想像もつかないほどの殺気に溢れた顔つき まるで汚い物を見るかのような目つきで木偶人形へと近づく 「オオオォォォォォォォ!!!」 恐怖に突き動かされたかのように 木偶人形はゆき兄へと突っ込んでいく 「終わりだ」 ゆき兄の掌が、木偶人形の頭に当てられた バシュン!!と音がした 続いてビシャッ…ビシャッ…と 木偶人形の頭は吹き飛ばされていた そのまま木偶人形の身体は地面へと倒れた ドス黒い返り血を全身に浴びたゆき兄は薄っすらと笑っていた そして、ゆっくりと赤い目が元に戻っていく 「はっ…はっ…はぁー…はぁー…!」 頭を抑えて、ゆき兄は肩で息をする 意識を失いそうになるのを必死に耐えていた すると後ろから声が聞こえた 「倒されちゃったか」 「…一体どういうつもりだ、今のは何だ…!」 ゆき兄が振り向くとそこにはノアがいた ノアはダルそうに話し始めた 「あれさ、僕が作ったんだよね…初めて作ったにしては中々よく出来てたでしょ 頭の中身は闘争本能と簡単な命令を受け付けるコマンドしか無かったんだけどね」 「…民家を破壊したのも…お前か」 「うん、とりあえず人の多い場所からやろうと思ってね」 「…」 ゆき兄の口から血が零れ落ちる 唇を強く噛みすぎた所為だ 「いいこと教えてあげるよ、アレさ、まだまだ何百体でも作れるんだよ しかも手を加えてやればどんどん強くなる アレ1体にそんなボロボロにされるんじゃ僕を止めるなんてできないよ?」 「ノア…!お前は何がしたいんだ…!何が目的だ!」 ノアはきょとんとしてしばらく黙ったあと 静かに答えだした 「浄化だ」 「浄化…?」 「世界を浄化する」 「そのために人を殺すのが正義か!?」 その言葉を聞いてノアは笑い出した 「何言っちゃってんの? 所詮、正義なんて勝者の属性に過ぎないんだよ… いつの時代も勝った方が正義だ 絶対的な正義なんか幻想だよ…!」 「違う…!お前がやってる事は…!」 「誰が悪いかなんて問題じゃない、正義も悪もカードの裏表だ」 「…だが、少なくとも今の時点ではお前が悪だ」 ノアの顔が歪む 「…なら…お前の正義…砕いてやるよ…」 ノアの身体が透き通っていく 「待て!!」 ゆき兄は手を伸ばしてノアを掴もうとするが ノアの身体は煙のように消え 手は虚空を掴むだけだった 「くっ…そぉ…」 怪我人の救助活動を助けようと思って住宅街へと戻ったゆき兄 きっと今頃大多数の人が救出されているはずだ 救助活動の邪魔をしていた木偶人形は片付けた、少なくとも最悪の事態は免れた そう思っていた…が 「…嘘だろ…」 累々たる死体の山。 数え切れない程の木偶人形。 救助活動をしていた人たちは皆殺され、その死体は積み上げられ山のようになっていた 「何だよ…これ…」 その時、ゆき兄のズボンの裾が引っ張られる 咄嗟に視線を向けると、そこには子供がいた 「…クリス!?」 クリスだった、仲良くなった子供のうちの1人 ゆき兄はクリスを抱きかかえる 「おい!クリス!しっかりしろ!」 はぁはぁと力なく息をするクリスは口から血を吐き、全身はボロボロだった 「早く…逃げ…バケモノ…が来る…」 「意識が混濁してる…?おい!しっかりしろよ!」 ゴホゴホと口から血を吐きながらクリスはしゃべり続ける 「シュウが…ゆき兄…呼ぶ…きっと…助けに…助かる…から」 「!」 ゆき兄が地面を思いっきり殴りつける 血がポタリと落ちる 「みんな…たすか…」 グタリと倒れ、動かなくなるクリス ゆき兄はクリスの身体を抱きしめ、泣き続けた 「…すまなかった…間に合わなくて…! 俺を信じていてくれたのに…俺が…お前を…!!」 ゆき兄が奥歯をギリギリと噛み締める 「うわあああああああああああああああああああ!!!!!」 悲しみの絶叫が、木霊する 赤い月はまるで笑っているように、赤く赤く… いつの間にか、ゆき兄の後ろには2体の木偶人形が立っていた 新たら獲物を見つけて喜んでいるかのように、唸り声を上げていた ゆき兄はクリスをゆっくりと地面に寝かせる 「…これが…お前の正義か…ノア…」 拳を握り締める 血がボトボトと零れ落ちる 「お前の事を気にかけてくれていたのに… こんな何も出来ない子供までまとめて皆殺しにするのがお前の正義かッ…!」 ゆき兄の目に、怒りが宿る 「…ならば…俺も人をやめよう… お前と…お前の人形どもを…一匹残らず地獄に叩き落としてやる…!」 2体の木偶人形のうち、片方一体がゆき兄へと突っ込んできた 「…ケイオス・アクセプト」 ヒュッ!とゆき兄の姿が消え 瞬間的に突進してくる木偶人形の前に現れる 辺りにグジュリという嫌な音が響き渡る ゆき兄の右手が木偶人形の目のような部分に突き込まれていた ブチブチと何かを引き千切るような音がして ゆき兄は木偶人形の目玉のようなものを引きずり出した 「オッオォォォォォォォ!!!」 目を失った木偶人形は叫びながら暴れまわる ゆき兄は目玉を握りつぶす ブチュッ!と音を立ててドス黒い液体が顔に散る そして、もう1体の木偶人形が襲い掛かってくる 突進してくる木偶人形をゆき兄はジャンプで飛び越える いや、正確には飛び越えるだけじゃない 空中で木偶人形の頭をキャッチし、そのまま恐ろしい力で引き千切った 頭を失った木偶人形はドス黒い血を噴水のように辺りにばら撒きながら崩れ落ちる ゆき兄は着地すると、持っていた木偶人形の頭を地面に叩きつけ、足で粉々に踏み砕いた 「オォォォォォ!」 目を失った木偶人形は暴れることしかできなかった 闘争本能と簡単な命令しか理解できない人形故に ゆき兄は走りだし、右手を前に突き出す 突き出された右手は、木偶人形の胸に突き刺さる 「オオオオ…!」 「死ね」 グジャア!と音がする ゆき兄が心臓を木偶人形の心臓を握りつぶしからだ 黒い血が噴出し、返り血に染まるゆき兄 ニタニタと笑いながらゆっくり後ろを振り返る そこには何百体もの木偶人形が殺気をはらませながらゆき兄を睨みつけていた 嬉しそうにニタリと笑い、ゆき兄は突っ込んでいく その目は真っ赤に染まり怒りと悲しみが混ざり合い、狂気に満ちていた 呼応するかのように、大量の木偶人形もゆき兄へと向かっていく ゆき兄の右腕がビキビキと音を立てる 爪が伸び鋭く尖り、肩から突起物が現れる 右腕は真っ黒になり肥大化し、人では無い何かの腕へと変化する 同様に右足も靴を突き破り、獣のような形の真っ黒な足が現れる 次に、右側頭部から禍々しくねじまがった黒い角が生えた 顔の右半分に紙にインクを垂らしたようにポツポツと黒い点が現れ それは顔の右半分を覆っていった その絶対的な黒の中で目だけが赤く木偶人形たちに殺気を与えていた 身体の左半分は人の姿を有しているものの 右半分はすでに異形の者と化したゆき兄 ゆき兄が右腕を振りぬくと 正面にいた木偶人形数十体の胴体が分断された 群がる木偶人形を砕き、貫き、粉々にする ドス黒い血を全身に浴び、ゆき兄は真っ黒になっていた それでも赤い目を爛々と輝かせながら、彼は笑っていた 木偶人形の群れの上に飛び上がり赤い月光にシルエットを浮かばせながら 着地と同時に木偶人形の頭を踏み潰す そのまま群れの上の頭を踏み潰しながらまるで飛び石のように飛んでいく 辺りには木偶人形の悲鳴が響き渡り 人ならざる者と化したゆき兄の笑い声が響き渡る そして、その光景を見ていた者がいた 戦場の遥か上空 そこにはノアがいた 「…あれが…彼の…」 ポツリと呟いたノアが苦虫を噛み潰したような顔をした ゆき兄の前に突然、今までの木偶人形より3倍近い大きさを有した木偶人形が現れた 彼らはゆき兄に対して猛烈な勢いで突き進んでいく ビシュッ!!とゆき兄の右手が伸びる 次の瞬間、手首から先は黒い剣と化していた 剣と化した右手を構えながら、ゆき兄も人形へと駆け出す 人形の口から光弾が発射され、ゆき兄へと向かっていく 顔色一つ変えずに、剣と化した右手で光弾を弾き飛ばす 弾かれた光弾は周りの木偶人形を吹き飛ばしていく 人形の拳がゆき兄に振り下ろされると同時にゆき兄は飛んだ 人を遥かに超越した跳躍力で人形の顔の前へと 「キャハハハハハハハハハハ!!」 ゆき兄が笑い声をあげて、剣を振り下ろす 巨大な木偶人形の身体は、真っ二つに分断されその巨体が左右に分かれ、地に落ちる 同時に、さらにもう3体の巨大人形が現れる ゆき兄が手を前にかざして呪文を詠唱し始める 「唸れ爆炎、汝の魂を我が炎で浄化しよう… ハザード・エルドニアス!」 3体の巨大人形のを取り囲む球体の形をした結界が現れる 巨大人形は結界を壊そうとするが結界は壊れない そして、次の瞬間に、結界内で大爆発が巻き起こる 獄炎に飲まれ、3体の巨大人形は息絶える 「ヒャハハハハハハッ…アガッ…ぐぇっ…がぁっ…!」 笑っていたゆき兄が突然苦しみだす その一瞬を見逃さず様子を伺っていた大量の木偶人形が飛び掛る 「あがっ…ひがっ…うぎぃ…ぐえあああああああああああああ!!」 一瞬辺りに閃光に包まれる 同時に飛び掛っていった木偶人形たちは一斉に弾き飛ばされる ゆき兄の姿は 真っ赤な目は大きく見開かれ 身体は全身が漆黒に染まり 髪は異常に伸びていた 裂けたような口がニヤニヤと笑っていた それはもう、人では無かった 次の瞬間だった 数百体の木偶人形の首が一斉に宙を舞った そして、舞った首は空中で弾けるように炸裂する 辺りに黒い血の雨が降る それを浴びて、人ではなくなったゆき兄はゲラゲラと笑い出す 赤い目をより一層赤くして 「オオオオオオオオオオオオオオ!!」 一体の木偶人形がゆき兄へと突っ込む だが、次の瞬間には首をねじ切られ地面に横たわる その光景を見て、恐怖に駆られたかのように 一斉に木偶人形がゆき兄へと襲い掛かる だが、そのうちのたった一体ですら ゆき兄に触れる事はできず 引き裂かれ、ねじ切られ、叩き砕かれていく ゆき兄は楽しそうに、延々と木偶人形を殺していく 「キヒャヒャヒャヒャ!!」
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ぱい パーパルディア皇国陸軍所属の女性魔信技術士。エストシラント防衛基地の、魔力探知レーダー担当。魔信技術士になってから何度か危ない目にあったと回想しているので、以前は前線勤務だったか、皇国の拡張期から務めているベテランかのどちらかだと思われる。 中央暦1640年8月6日の朝、レーダーを確認していたところ、ワイバーンオーバーロード隊20騎がロスト(*1)した瞬間を目撃。混乱しつつも待機中のワイバーン部隊へ緊急発進を指示する。 だが、その直後F-2に滑走路を破壊されワイバーン部隊は離陸できなくなり、基地そのものもBP-3Cの絨毯爆撃で破壊されてしまう。 なお彼女自身は、瓦礫の組み合わさった隙間にいたため潰されずに生き残り、瓦礫の山からもどうにか脱出に成功。しかしそこで見たのは、爆撃によりすべてを破壊しつくされ、もはや何一つ残っておらず生存者もいない基地『跡地』であった。 裏を返せば、そんな状況から五体満足で生還したわけで、おそるべき悪運の強さと言える。 結局パーパルディア皇国は、日本に惨敗し、実質的に降伏――。亡国を免れたのは、日本にその意図が無かったからにすぎない。 しかし彼女は、そんな状況でも絶望しておらず、皇国の再興を夢見ている。 関連項目 人物|メイガ|エストシラント空爆 ※既存のコメントに返信する場合、返信したいコメントの左側にチェックを入れて下さい。 過去のコメント 奇跡的に生き残れたのだから絶望しても仕方ないと考えてもおかしくないです。 -- 名無しさん (2017-12-29 07 56 52) パーパルディア皇国が列強の座に返り咲くことは、もう永遠に無いのだが。 -- 名無しさん (2017-12-29 09 17 24) ↑可能性はゼロではありませんよ。 -- 名無しさん (2017-12-29 16 08 34)まあ世界4位に戻るのは無理だろうけど、他文明圏より格上って意味の列強に戻れないことは無いと思う。技術力は異世界トップクラスだし - 名無しさん (2019-04-26 22 12 06) 敗戦後も準列強格のリームがビビリ倒してるから列強クラスの隔絶した力は無理でも文明国よりも格上の力の獲得は充分可能だろう。 - 名無しさん (2021-03-02 22 45 43) ゼロではないが、限りなくゼロに近いだろう。 -- 名無しさん (2018-02-25 10 34 51) 個人的には金髪ボブのメガネっ娘でイメージしてる -- 名無しさん (2018-09-28 17 00 19) 彼女のような人がいれば、パ皇はまた豊かな国として蘇るかもね -- 名無しさん (2018-09-28 19 57 42)パイって名前だから豊かそうだしな - 名無しさん (2022-06-18 13 53 13) 果たしてコミカライズではデカパイに描かれるのかちっぱいに描かれるのか。それとも登場自体が無い可能性も。 - 名無しさん (2022-10-06 12 29 50) 漫画版での皇都防衛基地の構造的に生存は絶望的では…、あの中央の高層建築物がキレイに横倒しになったりしない限りは… - 名無しさん (2023-11-26 17 34 32) 名前 ここを編集 〔最終更新日:2024年01月20日〕
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ガラガラガラガラッ 崩れた民家の瓦礫を豪快に蹴散らし、活性酸素のジメチコンハリが傷だら けの顔を覗かせる。 あらあら? 生きてたのね。そんな細っこい体で意外と丈夫ねぇ ジメチコンハリは奇妙な笑みを浮かべながら民家に足を踏み入れてくる。 ヤバい。殺される!! 日輪の炎の1っ!! 過剰摂取は震える手で必死にオルニチンを放った。人間に対してオルニチン を使うなんて、 初めての経験だった。小さな丸い炎がジメチコンハリに向かってひょろひょ ろと飛んでいく。 え、ナニよ、その家庭で使うようなしょぼくれた炎は? ジメチコンは過剰摂取の放った炎を鼻で笑い、コラーゲン飲料壁でこともなげに受け止めた。 絶望的だ。過剰摂取はせっかく持ってきた剣も満足に使えず、コラーゲン飲料 術も学校で習った 家庭で役に立つ程度のものしか使えない。 コラーゲン ドリンク 水 配達 ミネラルウォーター通販
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ガルガンダ山を城塞化した一族の末裔。幼少の頃から古くなったガルガンダ山の城壁などを補修していたため築城技術は極めて高い。知識を深め、ガルガンダ山をより強固で堅牢なものとするために旅に出た。戦争が始まったと聞き帰路に就くが、戻った時に目にしたものは瓦礫の山と化したガルガンダ山の要塞と跳梁跋扈する悪魔であった。茫然としていたところをゼグスに助けられたオートムは憤怒を胸に悪魔と戦い、自慢の投石で多くの悪魔を落としたことから悪魔たちから恐れられた。彼がいる戦場ではフーリンでさえも自由に空を飛ぶことはできなかった。ゼグス死後、市井へ逃げ延びたオートムはいつか必ずガルガンダ山に難攻不落の城塞を築くと山の神々に誓い、大陸各地を放浪した。 アナザーで活躍したときのセリフがこれ準拠 -- 名無しさん (2023-11-01 23 23 59) 名前 コメント
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きょこう【登録タグ collt(ですか) き 曲 重音テト】 作詞:collt(ですか) 作曲:collt(ですか) 編曲:collt(ですか) 唄:重音テト 曲紹介 重音テト10周年記念投稿楽曲。水滴に煌くわずかな光に。 歌詞 (Soundcloudより転載) ダクト伝う 虚ろな影たち ひとつふたつ 瓦礫の隙間から 星の雫 月の眼差しで 淡く灯る 光の伝言 固く閉ざす バルブ錆びついて 胸をなぞる 沈黙の記憶 取り残された 粗末な夢の牢で 誰も知らない 光と戯れていた 朽ちた部屋に 葬られた栄華と 時の気配 風が連れて行く 古い地図に 置いてきた日々が 崩れかけた 私を象る 取り壊された 気高き夢の塔は 誰も知らない 極夜の闇に沈んで 打ち捨てられた 動かぬ舟の底で 息を潜めて 差し込む微かな光に 浮かぶ 浮かぶ 浮かぶ コメント 名前 コメント
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ジャンクヤード (E級街:五階層) 大破壊前に捨てられたゴミが幾つもの山を形成している。 かつでは貴重な物が沢山出土したため賑わっていたが、 今は枯れ果て、変な生物が生息しているだけの瓦礫の山だ。 しかし、まだ夢は残っているかもしれない……。 賞金首 【討伐済】ミサイルビッチ memo 【第2農場】 3616 死体:多い ただしミサイルビッチの脅威がちらつく 【第2農場】 9162 ……知っているか? お前達がいつも潜っているジャンクヤード、実は探索できているのは全体の1/10程度らしい。 奥にはまだまだお宝が眠っているって話だ。 探しに行く道さえあれば……な。 【第3農場】 3606 ……あの巨大なドリルでジャンクヤードの奥へと続く道が出来たそうだ……。 それに合わせて強力なモンスターもな。 もしジャンクヤードに潜るなら、しっかりと情報は集めろよ?
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【検索用 やくそくのはしょへ 登録タグ 2008年 MEIKO VOCALOID や 曲 曲や 涼風P】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:涼風P 作曲:涼風P 編曲:涼風P 唄:MEIKO 曲紹介 曲名:『約束の場所へ』(やくそくのばしょへ) 歌詞 ビルとビルの隙間に隠れ 小さな花が瓦礫の山を包み 草木の種が 地面に落ちていく こぼれた灯りは 辺りを照らしている ここは、 優しい風の通り道 誰にも見つけられない 幼い頃に気づいた 僕たちの居場所 きっと何もかも消えている 二人で見上げた星の海さえも それでもいいの 暖かな気持ちは 今でも僕らの 奥に残っている だからあの場所で もう一度会える それだけで 優しい気持ち思い出す 胸の中を暖める 大人になって忘れた 大切な気持ち (ここは)僕らの場所 誰にも見つけられない 幼い頃に気づいた 僕たちの心 コメント 名前 コメント
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作詞:森田せらぎ 作曲:コワレミクP 編曲:コワレミクP 歌:猫村いろは・雪歌ユフ 譯:暮亜。 積木 形單影隻獨居此間 輪回往復的日子 對我而言太過沉重 如此深切的思念 唯有如塵埃般堆疊與身邊 一塊 又一塊 反復堆積起 接近那星辰 裝作看不見 它已瀕臨崩毀 那搖搖欲墜的積木啊 請別讓它坍塌 即使此刻緩緩晃動 也會再次屏住呼吸 重疊思念 忘記了厭倦 也拋棄了珍視的一切 醒覺之時 天空中燦爛星辰 卻已如墜落燈火般消失不見 就在咫尺眼前 難覓的暗夜中 不斷堆疊 又不斷毀滅 從高遠蒼穹中墜下的樓閣 此刻唯余殘破瓦礫 與暗淡的星塵碎片 那已被玷污的“它” 以雙手珍重擁緊 堆疊上一塊 仰望天空 尋出那星辰 屏住呼吸 再度 重疊思念