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堀江貴文(ほりえもん)の割と有名な発言を引用したら、ユメニモ人格障害アスペに 俺独自の見解だと思われ発狂されたでござる。そのログを晒す。 425 :優しい名無しさん[sage] 投稿日:2011/03/20(日) 00 50 32.50 ID UScSpCL6 [3/8] 407 君が働いても、例えば月に20万稼ぐために社会全体で30万のコストがかかってたりする それならはじめから20万もらって消費者として貢献し、創作活動や社会活動やボランティア、 家事などを一生懸命やればいい 人々に「自分の足で立ってる、自分は働いてて偉い」という喜びを与えるために、 社会全体でより多くのコストを負担して雇用を生み出してるというケースも多い 429 名前:優しい名無しさん[sage] 投稿日:2011/03/20(日) 01 09 32.68 ID c1mUTpiB [1/2] 相手したら他の住人さんに怒られそうだけど、さすがに支離滅裂過ぎるので一つだけ 消費者として社会に貢献なんてのはちゃんと働いてる人間も当然してるんだけど…?w 20万稼ぐためにコスト30万とか悔し紛れの妄想乙過ぎるし 小学生でももう少し社会について知ってるよ こう言われると必死にネット検索してそれっぽい胡散臭いソースでも貼るのかな? 溜め息しかでないね、まったく こういう痛々しい方の存在は脱ヒキ目指してる人を後押しするだろうからいいっちゃいいけど なんとも情けない気持ちになるわ 434 名前:優しい名無しさん[sage] 投稿日:2011/03/20(日) 02 08 22.07 ID c1mUTpiB [2/2] なるほど…世間知らずが「穴掘って埋めるような不要な仕事もある」という事象から 飛躍的に「20万の仕事に30万のコストがかかってたりする」という事象を妄想したということか 普通に考えて一般企業でそんな事が横行していたら会社は潰れてしまう 単純な足し算のお話ですよ? 実際に参加したことのない世界をあえて歪めて見ることで自我を保つのも結構 でも、あまりにも頓珍漢な事ばかり言ってると笑われるよ 世間を知らない人間が「そういう仕事も多い(キリッ」という発言もそう 散々おもちゃにされてきた今さら言っても遅いか 432 偉そうなんて感じなかったから大丈夫ですよw あまりに世間知らずで理に適ってない発言に唖然としてつい突っ込みいれてしまった よく考えたら、本気であんな事考えてる成人がいるとは考え難いし釣りだったのかもしれない そういう事にしておこう 釣られた俺、乙 きっと寝不足なんだな寝ます 月20万の給料を貰って、実は社会全体は、その労働を作り出すのに月30万のコス トをかけている、というような。だったら、ダイレクトに20万渡せば10万円セーブでき るんじゃないかと思う。例を挙げるのはここでは控えるが、いくらでもあると思う。 引用元 http //ameblo.jp/takapon-jp/entry-10178349619.html
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「あちぃー!」 タンクトップで外に出たVIPは陽射しの強さに顔をしかめた 今年の夏は例年より何度も暑いらしく、コンクリートが鉄板に見える サンダルが暑さで溶けたりしないだろうかなんて思いながら近くの駄菓子屋に出向く 駄菓子屋に着いた時点で汗がかなり出ていて、喉はかなり渇いてる 「あっちぃ・・・アイス食おっと」 VIPは駄菓子屋に入り冷凍庫の中を覗く、レモンのかき氷にレモンの輪切りが乗っているアイスが丁度あってVIPはそれを手にした 「うは、つめてぇ」 生き返るようなアイスの冷たさにVIPは両手でそれをグルグル手の中で回す 「あ、VIPお兄ちゃんだ」 聞いた事のある声にVIPは振り返った 一瞬ラウンジかと思ったが、クラウンの間違いだったようだ 「お、おいすー」 「アイス?いいなぁ」 「奢ってやらねぇ」 VIPは駄菓子屋のおばちゃんに100円払ってアイスをさっさと購入した 「えー!けっちぃ」 「ラウンジに買って貰えよ」 VIPはアイスの蓋を開けると木のスプーンで固まっている氷をシャリシャリと砕く 「一口だけでいいから!」 「うっせぇなぁ・・・ほら」 VIPはアイスを掬うとクラウンの口の前に差し出す クラウンはそれを口に入れるとありがとうと言って同じのを買ってる 「お前、味見かよ」 VIPはアイスを食べながらクラウンを見ていた 「だって美味しかったしぃ」 隣りに座ってアイスを食べ始めるクラウンにVIPはクラウンもラウンジも性格同じだなとちょっと関心した 虫の声がずっと聞こえてて煩くて眠れない! VIPは散歩でもするかと下にジャージを履くとサンダルで外に出た もう夜の12時だけあって外は少し涼しく、風は微妙にふいている程度だった 「なんかねぇかなぁ」 そんな事言っても誰も出てこない、公園をグルリと周って帰ろう そう思いながらのんびりと自分の足音と虫の声を聞いていた 「あっれ?VIPだ!」 「ん?音ゲー?」 「久しぶりだねぇ」 音ゲーは自転車から降りてVIPの歩く速度に合わせる 「お前、こんな時間に何やってんの?」 「いやぁ・・・熱中しちゃって・・・」 そう言いながら頭を掻く音ゲーにVIPは苦笑いをする そんなに熱中できて羨ましいような気もしてくるから不思議だ 「VIPは何やってんの?」 「散歩だよ」 ふーん、と興味なさそうな返事にVIPはまた苦笑いをする 「お前、家まで送ろうか?俺暇だから」 「何それ?新しいナンパ?」 からかう音ゲーにVIPは溜め息を付きながら欠伸をする 「別に、暇潰し」 「んー?じゃぁお願いしよっかなぁ」 音ゲーの家は結構近くだった 何とも巨大な屋敷に住んでるもんだと顔を引きつらせた 「こっこぉ!」 「お前が音ゲーが出来る理由がよくわかった」 VIPは何故か帰り道が寂しく思えた 財布が軽いよ・・・
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私はある人の噂を聞いて、その人をよく見かけるというギアステーションにやってきた そこに入ってすぐに目に留まったのは、男性と話している同じポケモンを数匹連れた女性だった これもまた噂で聞いたのだが、あの男性は「ジャッジ」とかいう事をするらしい そして男性と話をしている女性こそ、私が捜していた女性だった 女性といっても10代後半の若い女性で、そこら辺のポケモンと楽しく暮らしている子達と見た目はさほど変わりはない …見た目は、の話だが 意外と早く発見したので少々拍子抜けしたが、まずは男性と話している様子をうかがう事にする 男性から何か言われると、女性はとても嬉しそうな顔をしていた 女性は男性に別れを告げるとポケモン達をボールへしまい、近くのトレインの出入り口へと向かう 私は思わず女性を呼び止めた 「すみません!」 「…?」 女性はこちらを振り向いたが、先程の嬉しそうな顔は何処へやら…とても悲しげな表情をしていた その表情に少し戸惑ったが、私は彼女に近寄って彼女の名前を伺った …やはりあの人だ 確信した私はまず名乗り、噂を聞いて来たと前置きをしてから彼女に問い掛けた 「先程男性に見せていたポケモン達…どうするおつもりですか?」 「…」 答えは分かっている。大体の廃人という人々は答えなくとも「逃がす」だろう だが、彼女は噂だと… 「…ごめんなさい」 彼女は今にも泣きそうな顔で、素早く私の横を駆け抜けていった 正直、言い訳でもしてごまかすだろうと予想していたのだが…まさかいきなり逃げだすとは 私は慌てて彼女を追いかけて行った… ギアステーションを出ると、彼女の姿は無かった 空を飛ぶポケモンを使って逃げたのかと思って空を見上げてみたが、空はただ青いだけだった 今なら見つかるだろうと彼女を捜す為に飛行ポケモンを出そうとした時、私の足元に何かが転がっているのに気付いた …モンスターボールだ 男性に見せていたポケモン達が入っている。その数は4つ 手持ちは基本6匹までだから…おそらく残りの一匹は移動用のポケモンで、もう一匹は彼女が嬉しそうな顔をした程「ジャッジ」の結果が良かったポケモンなのだろう 何故ここに4匹を置いたのか、あるいは落としたのか…私は悪い予想しかつかない 私はモンスターボールを全部拾いあげて溜め息をついた 「どうしてこんな事を…」 本当は私も分かっている トレーナーとして強くなる為に強いポケモンを選び、育てる為だ 強いポケモンを産もうとすれば、おのずと弱いポケモンも産まれる。廃人と呼ばれるトレーナーにとって、弱いポケモンは不要なのだ だから弱いポケモンを逃がす そして今の時代はポケモンを大量に逃がすと重い罪を被る事になる だからこっそりと逃がしたり、他人に譲るという名の配布をしたり、彼女の噂のような事をする人々がいるのだ …でも、このポケモン達が彼女から離れる事が出来たのは幸いだったのかもしれない あの噂が正しければ、彼女はポケモンを逃がす事よりも罪深い事をしているのだから…
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786 名前: 766 ◆6XM97QofVQ 投稿日: 2006/08/14(月) 18 28 38 天然人工精霊憑きの杖、だったような……? ……ダメだ、思い出しちゃいけない。 ど忘れしていたんじゃない、思い出さないようにしていたんだった——!! なにせあれは一生もののトラウマだ。 あの記憶に触れたら、多分SAN値が低下して発狂してもおかしくない。 なにしろあの時の騒ぎといったら尋常じゃなかった。 虎が組の人を巻き込んでの町内爆裂大騒動、通称『冬木〜虎の乱〜』を巻き起こした元凶の事件なのだ。 一次被害が極小(被害者・俺と藤ねえ)なのに対し、二次被害である冬木〜虎の乱〜が冬木市の半分。 河を境にした深山町側全域に及ぶというキチ○イ沙汰だったのである。 未だにご町内の皆様の心には深い傷を残しているらしく、一度話題に上ればその場の全員が沈黙すること請け合いらしい。 さて、その一次被害とはなんだったかというとくぁwせdrftgyふじこlp;@:ふんぐるい むぐるうな くとぅるー 「————はっ!」 布団を跳ね除けて飛び起きる。 そこは自室。何度見渡しても、そこは見間違えようのない我が寝床である。 「……ふぅ」 溜め息を吐いて、なんとか乱れた呼吸と激しい動悸を整える。 ……悪夢を見た気がする。いや、絶対に見た。 なにやら広い荒野に浮かぶ巨大なファンシーステッキだとか、悪夢の魔法少女(?)カレイド・タイガーだとか。 手を広げてみる。当然のことながらそこにあるのは五本の指。 決して何も掴めそうもないのに物を掴める丸っこい某ネコ型ロボットハンドではない。 まして、身体がぬいぐるみ・使い魔仕様であったりすることなんて断じてない。 ……記憶の深遠に更なる悪夢が眠っている気がするが、それこそ真実パンドラボックスだ。絶対に触れてはいけない。 頭を振って、邪悪な考えを取り除く。 背中は汗でびっしょりと濡れており、肌に張り付いたシャツが気持ち悪い。 寝汗、というには異常な量だ。脂汗とか冷や汗とかに近いような気がする。 「……シャワーでも浴びてこよう」 背後でカタカタ振動している、鎖で雁字搦めになっている箱のことはあえて無視する。 なにやら夢の影響で覚醒してしまったらしい。 共感魔術って使えたっけ、俺? とりあえず鍵が外れていたり鎖が緩んでいない事だけは確かめて、俺は土蔵から足を一歩踏み出した。 途端に、嗅覚が朝食の匂いを察知する。 「あれ、桜もう来てるのか」 縁側から居間を超えて台所を覗いてみる。 最近では俺を起こすことを楽しみにしているらしい後輩は、朝っぱらから精が出ているご様子。 ちらっと見た感じでは、俺が今更手伝わなくてもすぐに終わってしまうように思えた。 さて、それじゃあどうしようか——— え.予定通り、シャワーを浴びる。 み.虎の襲撃に備え、トラップ設置。 や.……なにやら電波を受信。全裸になろう。
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254 :名無しさん@HOME:2009/10/30(金) 10 13 46 O いびりたいオーラ丸出しで実際にいびってくるトメ(七十代前半。旦那は二十代で所謂高齢出産した末っ子長男のため可愛くて仕方ない。旦那はウザがっているが) だが、正直ハンパなく頭が宜しくない。 自分が五十代で現役(シモが。パートもしてたらしいけどその頃はバブル景気が弾けてたから当たり前かと)だったからと威張り、 本当にテンプレなんだなって感じで「うまずめって知ってる!!主婦になったのに子供を作れないで・き・そ・こ・ない!のことなの!」(?が感じられない話し方) と言うから「はぁそうですね。で勿論書けますよね?」とトメ自作のチラシ裏メモ一枚と、一緒に置いてある鉛筆を取って差し出すと「ふぇっ!?」って顔で ペン先揺らし、結局「馬女」って書いた。流石にそれはない。 「子供が産めないなんて馬にも劣るってことよ!」と一応動揺は見せず勝ち誇るトメに 「産まない、女。なんですよね?」と言いながら「不産女」と書いたら分かり易く「はっ!( ゚д゚)」となる。おばかさんめ。 でもそれで「そうとも書くわね。でも読み方の発祥はこっち(馬女を指して)よ」と食い下がる。つか実際の書き方なんか知らんわ。 255 :名無しさん@HOME:2009/10/30(金) 10 15 27 O 概ねそんな感じだったんだけどいい加減相手が面倒になった頃にDQN返しした。 長男生まれて一年ちょいした後に義実家詣出をしなきゃいけなくなって、部屋にはトメ・旦那・私(ウトは長男と一緒に別室にいた)になった。 そしたらトメ、「いい?昔から一姫二太郎って言うでしょう。あとふたr「うわーん!トメさん酷い!酷いよ旦那あぁァー!」 と私は思いっきり被せた上で号泣のフリ。旦那の胸に顔押し付けてるからバレない。頑張ってひぐひぐしてたら鼻水出て来て丁度よくぐすぐす音が出た。 流石にファビョるトメ、表情は分からないけどぎゅっとする旦那(正直勝った!と思った)、寝かしつけて戻ってきたら息子嫁が泣いてて動揺のウト。 「うぇっ、うぇ…」と内心語尾にwwwを付けてる私を抱きつつ「お袋酷いわ。お袋のことだから間違って覚えたんだろうけど(見抜かれてる)、 説教に使うんならちゃんと調べろよ。腹痛めて産んだ嫁子が泣くのも仕方ないだろ。あのさ、お袋がさ…」とトメの言葉を言う旦那。 うはぁ…。って感じに溜め息つくウト。 それからはトメ吊し上げタイム。私はちょこちょことトメの所業(うまずめ話とか)を暴露。思い通りに進み、これ以上バカ語録で 嫁を傷付けないように、とトメを私と二人きりにすることはなくなった。(旦那いれば会ってもいいよ、と私が言った) トメがバカで楽しかった話。 256 :名無しさん@HOME:2009/10/30(金) 10 17 48 O あ、長男って書いたの直してなかった。 文脈で分かるかとは思いますが最初の子です。 次のお話→257
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登録日:2012/04/22(日) 11 01 11 更新日:2024/04/30 Tue 19 03 04NEW! 所要時間:約 2 分で読めます ▽タグ一覧 うすた京介 おまけ エルフ耳 オンディー キャンディー セクシーコマンドー外伝すごいよ!!マサルさん ニクい マサルさん 会議 故人 花中島マサル ふう~う…実に素晴らしい会議だった! 特にキャンディーにまぎれてオンディーが入ってるなんざ… なかなかニクイ演出だったぜ…! 漫画『セクシーコマンドー外伝すごいよ!!マサルさん』の登場人物。 エルフ耳に頭にレバーのような1本の太い触角がついている容姿の老人。1912年に生まれ1989年に亡くなった事以外の詳細は不明。 全国大会でカブキ高校との決勝戦を控え、時間に余裕があるので作戦会議を行う場所に移るために手抜きな絵で歩いていたヒゲ部一行。 その途中でモエモエはメソが行方不明になってしまった事を思い出し、ヒゲ部はマサルを取り残して捜索に行った。 マサルは仕方なくこめかみに指を当て一人で秘技・マサル会議を発動、頭の中に住む数人のマサル達で作戦会議を始め色んな意見やちょっとした小話を言い合う。 会議のフィナーレには総勢607人のマサル達によるキャンディーのつかみ取り大会が行われ、今回の会議はキャンディーに紛れて7年前に他界したはずのオンディーが入っている素晴らしいものだった。 そしてマサルはマサル軽やかステップ(8ビート)でだばだばと歩き校長をマサルガリレイでからかいに向かった。 …というようにマサルの脳内の産物であり、さらに作中で写ったコマは1コマのみ、台詞は一切なくオンディーという人名もマサル会議の時に一度しか出ていない。 ボナンザよりも出番がなかったオンディーだったが、人気投票では16位と健闘した。 ちなみに15位はさかな柔道着で17位は沢村りえ。地味なキャラばかりだった。 うすた作品ではよくある使い捨てキャラだったが、単行本の余白ページでは度々登場するようになる。 1回目はオンディー初登場回の後。「ハァ…もーわけわかんねーよ… うすた」と書かれた文の下にうすた京介の代役で溜め息を吐きながら漫画を執筆していた。 2回目は花中島サトル(マサルの父)初登場回の後。またもや漫画を描きながら登場。「ペンが荒れてきてるって事……みんなにはヒミツォンディー。 うすた」と書かれた文の下に写っている。 3回目はフーミンが自分を見つめ直す回の後。ウスタの『お前のシャツ変なボタンついてんな』のコーナーの休載のお詫びに太股に手を当てて登場した。 最後は地獄校長編の前にリアルな画風で大きく描かれていた。 追記・修正をお願いしたいけどそこまで情報があるキャラではないこと…… Wiki篭りにはヒミツォンディー。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] アニメでなんかヒゲ部の後を付けてたような -- 名無しさん (2014-03-28 18 08 11) 名前 コメント
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海外版 フェニックス×マヤ 「ただいま~…って何この空気!?」 どよよんと擬音をつけたくなるような暗い雰囲気。 ロスのフェニックス・ライト法律事務所の影の所長ことマヤ・フェイはいつもみたいに買い物から帰って来て思わず後ずさりしてしまった。 「マヤちゃん…おかえり」 「ニックどうしたの?ほら、ハンバーガーでも食べて元気出して」 ギザギザにとんがった髪も今日はしおれて見える。 青いスーツの弁護士さんはハンバーガーを差し出されても溜め息をついて受け取ろうともしてくれなかった。 「一体どうしたの?ニックらしくないよ」 仕方ないので隣に座って自分でハンバーガーをぱくついて悩みを聞いてみる事にした。 「いいんだ、大した事じゃないよ」 「大した事じゃない顔じゃないよ!大した事だから顔が大した事の顔なんじゃない!だから大した事じゃない事ないじゃ……アレレ?」 ニックは苦笑いして頭を撫でてくる。 「と、とにかく!このマヤちゃんに言ってみなよ?いいアドバイスはできないかも知れないけど、言うだけでも気が晴れるかもよ?」 「う~ん…何だかちょっと恥ずかしいんだけどさ」 「ニックが恥ずかしいのは今に始まった事じゃないよ!」 「マヤちゃん…」 しまった。また落ち込ませちゃった。 「だーかーら!言うだけ言ってみなよ?ね?」 バシバシ背中を叩いて喝を入れる。 うなだれてた顔がちょっとだけこっちを向いて、ようやくポツポツ話だした。 「マヤちゃんてさ、自分の名前の意味知ってる?」 「え?え~と…マヤは、マヤ文明のマヤ?」 「違うよ、ラストネームの方。マヤちゃんはチャイニーズアメリカンじゃないか」 「うん。それがどうかしたの?」 ニックは頭をポリポリ掻いて目を合わさないまま続けた。 「フェイっていうのは“fly”っていう意味なんだってさ。 だから……いつかマヤちゃんも大人になって何処か遠くに飛んで行っちゃうのかなって… そう考えたら、なんか、さ…」 「ニック…」 なんだか胸がきゅんとなって、あたしはハンバーガーを置いてニックにフライングアタックしてしまった。 「うわわっ!な、何だよ急に」 そのままぎゅっと腕を回す。 「ニック、自分の事忘れてない?」 「え?」 「ニックはフェニックスじゃない!だから、あたしが何処に飛んで行っても捕まえてくれるでしょ?」 「マヤちゃん…」 ニックも優しくあたしを包み込んでくれた。 「それに、ライトでしょ?飛ぶ時は光の方へ飛んでいくに決まってるよ」 「That s Wright! 今のは“その通り”じゃないぞ。僕はフェニックス・“Wright”であって“light”でも“right”じゃないからな。 マヤちゃんわざと間違えただろ」 「えへへ~バレた?」突き出した人指し指で、おでこをつつかれた。 それから一緒になって笑って、抱きあって、あたし達はもっと仲良しになった。 例え遠く離れて暮らしたとしても、気持ちはいつだってニックと一緒だよ。 だってニックはあたしの───だから。
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《過去》 サイドA いつまでたっても確信に触れないのっちと、いつまでたっても欲を抑えられない私の、このアンバランスな関係がガラガラと音を立てて崩れてく。 “わかってるよ”なんて、わかりたくないことも全て飲み込んでくれたのっち。愛しい指先も震えたままで。垂れた目尻は悲しみで染まってて。のっちにそんな顔させたかったわけじゃない。 “熱が足りない”なんて都合のいい理由をつけては、のっちの悩み事を増やした。そんな理由、言い訳にしかならない。 ねぇ、のっち?どうしたら戻ってくる? もう無理なこと、わかってる。そうしたのは他の誰でもない。自分自身。 ねぇ、のっち。 興味がなくなるくらいなら、いっそのこと心の底から私を嫌って?お願い。 顔も見たくない!って。 声も聞きたくない!って。 もう会いたくない!って、そう言って突き放してよ。お願い。 心の底から嫌われたいの。 のっちの嫌いな女になりたいの。 興味がなくなるくらいなら、忘れられてしまうくらいなら、 世界一嫌な女になって、それで終わりにしてよ。お願い。 そしたら一生忘れないでしょ?だから、お願い。 なんてね、、。 本当は嫌われたくなんかないし、一番の願いはのっちが私を好きでいることだよ。 それが無理でも、“忘れる”なんて思わないで。 《過去》 サイドN 人を幸せにする力って、どこで手に入るのかな?どうやったら手に入る?そもそも手に入るの? 神様がいるのなら、ねぇ、神様?のっちね、どうしても幸せにしたい人がいるんです。何回も傷つけちゃったから、今更そんなふうに想ってくれなくていいよ。って言われるかもしれないけど。 でもきっと、心底優しい人だから“ありがとー”って笑うかな?のっちにはわからないけど、神様なら何でもお見通しだよね? あの子、今、何してる? 会わなくなって、知らないことが増えて。でも“それでも平気”って思えるようになったことは決して望んだことじゃないから、のっちにとってそれは幸せなんかじゃない。 身勝手かな?会わなくなったら、知らないことが増えるのも当たり前なのに。どうやったら、あの子は幸せになれるかな? のっちみたいに単純なら、カレーでも食べときゃご機嫌になれちゃうけど、あの子はそうもいかないよ。相変わらず好き嫌い多いし。 のっちみたいに単純なら、グーグー寝ちゃえば次の日ケロッとしてるけど、あの子はそうもいかないよ。寝不足みたいだし。 のっちみたいに単純なら、あの子が笑えば笑えるし、のっちが笑うと優しく目を細めてくれるけど、どうものっちそれじゃダメみたい。だって溜め息の数ばかりかぞえちゃって。 “幸せになって”心でおまじない。いつだって唱えてるのに、寂しげな横顔ばかりが目につくんだもん。 ねぇ、神様?のっちね。 どうしても、かしゆかには幸せになってもらいたいの。 そんでね、神様?のっちね。 出来ることなら、幸せにしてあげたいんです。
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George(2006-10-13) ≪魑魅魍魎 美食の宴≫プロローグ ここは、国産の良質かつ安心な和の食材で、美味に富んだ洋食を出す「キツネ亭」 珍しく、オーナーの宗旦狐と先輩狐のクダが揃って外出中で 本日、初のアルバイト三匹が店を任されていた…。 「ふぅ~っ…」 「大丈夫ですか?網切さん!?」 嵐のようなランチタイムが終わり、やっと休憩時間に入ってほっと溜め息をつく 「網切」に「髪切り」の髪助が話しかけてきた。 網「いやぁ、だいぶ慣れて来たと思ってたんですけど…ダメですねぇ、私」 髪「そんな事ないですよ、今日なんかオーダーミスゼロだったじゃないですか!」 網「はあ……」 熱心なファンの方々は御存知かもしれない…今こうして会話をしている二匹… 謎の刺客集団「切り切りトリオ」の、もと親分「網切」子分「髪切り」の二匹なのだ!! なぜこの二匹が、敵であるはずの「キツネ亭」でアルバイトをしているのか? …そう、この二匹…「キツネ亭」によって囚われの身となった 仲間の「黒髪切り」の黒吉を救うべく、「黒塚亭」で飼われているペット 「ケルベロス」を利用しようとして、逆に「黒塚亭」の女将、鬼婆によって 「まいんどこんとろーるの術」の実験台となっってしまったのである。 今の二匹に、以前の記憶は無かった…。 網「でも、こうして〝三人〟で仕事するって楽しいですよねぇ」 髪「あ、そうですねぇ…私達も、やっとオーナーから認められたんでしょうかね?!」 記憶を失っても、もと親分「網切」を気遣う「髪切り」の髪助… そう、彼は根っからの「子分気質」なのだ。 髪「そう言えば、最近ヘンな噂がたってますよねぇ…なんでも妖怪料理界を メチャメチャにしようとしてる連中がいるとか!?」 網「へぇ~、そうなんですか…物騒ですねぇ…」 まさか自分達が、その連中の一派だと言う事に、まったく気づく様子の無い 二匹…そこへ奥の厨房から、のっそりと大柄の妖怪が間延びした声で 話しかけて来た。 「コレ…作った…食べる…?」 そう言って「黒髪切り」の黒吉が差し出したのは、何とも美味しそうな デザートだった…。 網「あ、美味しそうですね!! 何なんです、ソレ!?」 黒「オーナーに…休憩時間…食べナ…言われた…」 髪「レシピ、教わったんですか?」 黒「…ウン」 網「おお、美味しいですね!!」 黒「…コレ…ぬらりんのブルブルプリン」 髪「ブルブルプリン?」 黒「疲れてるトキ…甘いのいい…」 網「ふう~っ、いきかえりますねぇ…」 髪「ホント…いいですねぇ…」 そんなのん気な事を言っててイイのか三馬鹿トリオ!!!? このままでは、全国のファンが泣くぞ!!!! さて、この三馬鹿の運命はどうなるのか? …このままで、終わるはずがないっ!!!! 魑魅魍魎 美食の宴
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カジノ・ロワイヤル 水瓶×獅子(中間成績) 774チップ 2007/09/26(水)06 06 77の続きです。どうもこのゲーム、優勝者以外は全員一度は受け化する危険が大ですので このキャラは絶対攻め! という思い入れのある方には土下座するしかありません。色々スマソ。 この回で第四ターン終了になります。実は山羊が棚ボタ状態。 獅「どれ、見たい奴らには見せてやろう。一度しか見せないから感謝して拝め」 獅子はステージに上るとタキシードを脱いで鉄板を打ち込まれたような筋肉を晒す。 男が見ても惚れ惚れするような立派な身体を誇示しつつ、 このきらびやかな会場のどこかにいる敵の姿を意識していた。 自然と目が流すような鋭いものになる。今撃たれるのは勘弁願いたいなと思いながら ライオンのようにぐるりとステージを歩き回ると、 まな板ショーのじゃんけんが始まってショーの相手になる男が決まった。 獅「ほう」 獅子の視線の先で、バーの高みから水瓶が涼しげな目元でこちらを見下ろしていた。 彼は自分が勝ち残ってしまったことを理解すると肩をすくめ、 「それでは仰せのままに」とひとりごちて階段を降り、ステージへと上ってくる。 自分よりいかつい男に何かされるのも嫌だが水瓶のような男に何かされるのも嫌だなと 獅子は倦んだ顔で溜め息をついた。 獅「(腕組みをしながら)さっさと済ませろ。俺がフォローしてやろうか」 水「……最初に言っておくが、僕は君のようなワンマン志向の人間は好きじゃない」 獅「ほう。言うな」 水「ああ。やるからには君がプライドを失って可愛い声をあげるまで徹底的にやる。 よろしく」 獅子は返事をする代わりに鼻で笑う。 やれるものならやってみろ。こちらこそ、お前を下に組み敷く新しい目標が出来る。 水瓶は猛獣を調教する手つきで獅子をステージの床に座らせると、 手元から一片のタブレットを取り出して獅子に飲み込ませた。 獅「なんだこれは。媚薬か」 水「秘密だ。僕が作った。君にはこの薬の実験台になってもらう」 獅「勝手にしろ」 挑みかかる目つきをしながら指示に従ってステージに寝そべる。 水瓶を見上げて、鏡のように冷たい不思議な目を持つ男だと思った。 彼がズボンのベルトを外すのを見ると獅子は遠くに目を叛けて自嘲の笑みをこぼした。 現在のプレイヤーの順位は 1位、山羊 元手分に射手から奪ったチップと射手の撃破ボーナスを追加 2位、双子 元手分に天秤・射手・牡牛から奪ったチップと牡牛の撃破ボーナスの半分を追加 3位、牡羊 元手分に獅子から奪ったチップと獅子の撃破ボーナスを追加 4位、蠍 破産復帰後、天秤・魚から奪ったチップに天秤と魚の撃破ボーナスを追加 5位、蟹 元手分に魚から奪ったチップを追加 6位、水瓶 元手分に双子・蠍から奪ったチップを追加 破産者──乙女・天秤・牡牛・射手・魚・獅子の六名。 続き