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【検索用 はきためすはいらる 登録タグ 2022年 VOCALOID は めり アオワイファイ 初音ミク 曲 曲は 殿堂入り】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:アオワイファイ 作曲:アオワイファイ 編曲:アオワイファイ 唄:初音ミク 曲紹介 反論無いならオレの勝ちだが?... 曲名:『ハキダメスパイラル』 アオワイファイ氏のVOCALOID曲15作目。 イラスト・動画:めり(Twitter) 歌詞 (動画概要欄より転載) アイツは愛嬌振りまいて 何度 ドジっても許される こっちはいっつも尻拭い ただ合わせて笑ってんだ 現実 相槌 口封じ 息苦しくてありゃせんな 勝手に溜まるハキダメは バレないからね ほら投下 外じゃ いい子いい子 家じゃ チートチート 透ける "構って構って" 自撮り ワロタワロタ 流行りのヤツの二番煎じ ウケないよそれ時代遅れ 歌詞が苦手だ 歌が苦手だ 何? お前 音楽は初めてか? ここはダークウェブ! (Dark Web) てめぇの目で確かめてみろよな 気持ちいいぜ いけ好かない アイツも此処じゃ燃料さ は は は はぁ...⤵︎って (ええって) 溜め息ついちゃう様な世の中なんだ 蹴り合おうぜ ハイ、お前は 今後 もう アクセス禁止ね 何故 何故 何故 誰かが恵まれ アタシには何も無いの! 報いは返らないし 願いは叶わない 神様なんていない! どうせ 出来レ 出来レ 結局 オカネ オカネ メシのTweet Tweet 時計 見せびらかせ 負け犬の遠吠えじゃないから 負け犬の遠吠えじゃねぇから!! 今に見てろよ 不幸じゃねえよ 何? お前 論破すら出来ねえじゃん! ここはダークウェブ! (Dark Web) 思いのまま蹴散らしてくれたな 電子Waveを汚してる奴の顔ほど平々凡 くだらねえ、って (ねえって) 毒毒つきたい様なハキダメばっか 止まらないぜ どっちかが折れるまで 書き殴らせろ "何だもう逃げるのか?" "反論無いならオレの勝ちだが?..." コメント 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
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アイドル活動をしてるんだが、もうアタシは限界かもしれない アタシの名前は舞浜歩。 ナンバーワン目指して、得意のダンスを武器にして日々頑張ってるアイドルさ。 まだまだ苦手な事も多いけど、頑張って乗り越えて、いつかは皆が憧れる存在に! 「はぁ……」 ……って、思ってたんだけどなぁ。 誰もいない街中で1人、アタシは溜め息をついた。 溜め息をつくと幸せが逃げる、ってよく聞くけど、正直今だけは勘弁してほしい。 実際、今のアタシに逃げるような幸せもないんじゃないかな……とさえ思っちゃったりして。 「殺し合い、かぁ……」 ぼそりと呟いた、物騒な言葉。それこそが、アタシを悩ませているものの正体だった。 アタシもまだ実感しきれてはないんだけど、今、その言葉通りのヤバい事態に巻き込まれてる、らしい。 たった1人になるまで、他の皆と殺しあわなくちゃいけない。何かの比喩とか冗談でもなんでもない、本気の。 ありえない? うん、アタシもそう思いたいんだけどね……。 「………うぇ」 思い出しちゃって、思わず口を押える。 あの時目の前で流れた、その……社長の首輪が、爆発した映像。 首の上が無くなって、グロテスクな姿になって。高木社長は、死んでしまった。 あんな映像をみちゃったら、とてもドッキリと思う事はできない。 だから、これも現実だと認識するしかなかった。嫌だけど。絶対に嫌だったけど。 「あー……まぁ百歩、いや一万歩譲っても、さぁ」 一度、気を取り直す。 口ではそう言っても、正直な話一歩も譲りたくない。理解はできても、納得なんて到底できないし。 ただ、今のアタシにはそれ以上に深刻な当面の問題があったわけで。だから、一旦置いとく。 背負っていたバッグを下ろし、開ける。 「ヂュッ」 と同時に聞こえてきた、可愛らしい(?)鳴き声。 アタシのバッグの中にいたのは、一匹のハムスター。その姿には、馴染みがあった。 確か、同じアイドル仲間の我那覇響がいつも連れてたハム蔵……だっけ。そんな感じの名前のペット。 その子が、このバッグに入ってた。これにも色々言いたいことはあるけど……まぁ、それもひとまずスルー。 「ヂュッ?」 中にいたハム蔵をそっと外に出して、他の中身を確認する。 水の入ったペットボトルに、缶詰。うんうん、必需品だね。 懐中電灯と、方位磁石。道に迷ったら困るし、夜には確かにいる。 この赤い十字架が書かれてるのは救急箱かな。少しくらいのケガなら、なんとかなるかな。 で、あとは携帯みたいなの。電話とかはつながらないみたいだけど、色々と大事な機能が入ってそう。 そして……うん、それだけ。何度見ても、それだけ。 「………」 黙りこくるアタシを、ハム蔵は怪訝な表情で見つめてる……ような、気がする。 仕方ないのかもしれない。ここに鏡はないから分からないけど、多分今のアタシは怪訝な顔をしてると思うし。 現状を冷静に理解し、率直に言わせてもらうと……今のアタシには武器がなかった。 あの時、武器類が支給されるって言っていたのにもかかわらず、だ。 強いて言うのなら、ハム蔵がいわゆる『武器等』に該当する支給品、って事になるのかな、うん。 「………………」 すっと、立ち上がり。 周りに誰もいないことを確認して、アタシは大きく息を吸って。 「こんなんでどうしろっていうんだよーッ!?」 思いの丈を、思い切り叫んだ。 「ほとんど手ぶらじゃんか! オーマイガー!!」 怒りを声に出しても、誰も返してはくれない。むなしい。 そんな静けさが、よりアタシの怒りを増幅させてるような気がした。 本当に、わけがわからない。殺し合いさせるなら、せめてそれなりのもの用意するべきだと思う。 こんなところでも、アタシはいじられ役なのか? ああ、誰かの嘲笑が聞こえる……。 「くそー……なんでアタシだけ……」 未だに収まらない微妙な感情で、ぶつくさと呟くアタシ。 傍からみたら、きっと今のアタシはとてもみじめに見えてるんだろうな……。 あぁ、ダメだダメだ! 卑屈になるな、アタシ! 大体、アタシだけじゃないだろ。他の皆も多分、苦しんでて、一生懸命に頑張ってるはずなんだ。 情けない考えはやめて、前を向かないと。 「ホント、どうして……」 そう考えて、なんとか冷静を取り戻せてきた。ただ、その代わりに別の感情があふれてくる。 情けない話だけど……哀しい、というか。悔しいというか。 だって仕方ないじゃん、いきなり投げ出されて、殺し合いをしろ、だよ? ――ほかでもない、一番信頼していた人の手で。 「どうして、なんだよ……プロデューサー……っ」 口に出た疑問に、答えは返ってこない。 いつも一緒に頑張ってきたと思ってた、アタシ達のプロデューサー。 失敗も多かったアタシの事も、気にかけてくれたし、勇気づけてくれた。 だから、ずっと味方だと思っていたのに……この場所に突き落としたのが、その人だった。 結局、アタシの思い違いだったのだろうか。アタシの思っていた程に、絆は築けていなかったのか。 どんどん広がるマイナスな感情を、全く否定できずにいた。 「……真は、どう思ってんのかな」 ふと思い浮かんだのは、いつもダンスの練習をしたりして意気投合してた、仲間の事。 そういえば、真も結構プロデューサーの事を好意的に思ってたような気がする。 今、どう思ってるんだろう。さすがに、ショックを感じてるとは思うけど。 ……それでも、しっかりと反抗するんだろうなぁ。真は、芯が強いし。 きっと、どこまでもまっすぐに想い続けるんだろう。アタシは、それが少しうらやましく感じた。 「………はぁ」 それに比べて……と、また溜め息をつく。 アタシは、どうしたいんだろう。 武器がないのもそうだけど、仮にあったとしても『よし殺そう』なんて決断もできなかっただろう。 今だって『どうしたいか』すら分からない。今から、何をすればいいのか、何ができるのか。 悩んでも悩んでも、答えは出そうにない。アタシは、ますます参ってしまって。 「ジュッ!」 そんなアタシの肩に、ハム蔵が駆け上ってきた。 耳元で、せわしなく鳴いている。 そのしぐさは、なんだかアタシに話しかけてるようにも思えた。 「……慰めて、くれてるのか?」 その疑問に返ってくる言葉も、やっぱり鳴き声。 当たり前だよな……と、そんな反応にアタシは苦笑する。 ちょっとでも動物と話そうとしてた自分が、おかしく感じて。 暗い気持ちも、ほんのちょっとだけマシになったような気がした。 「はは……いや、落ち込んでても始まらないよな」 何を言ったのなんてわからないし、実際大した事は言ってないのかもしれない。 でもまぁ、とりあえずアタシは好意的に受け取っとく事にした。 落ち込んでたって、何も始まらない。なんにせよ、ここで終わるわけにはいかないんだから。 「ハム蔵だって、ご主人がいなくて不安だと思うし……早く、会わせてやんないと」 まさか、響も自分のペットがこんな場所に巻き込まれてるとは思ってもないだろうし。 今どこにいるのかはわからないけど、さっさと会わせてあげたいよね。 殺し合いの場……なんて言っても、あの響が殺し回るとは思えない。 どちらかといえば、混乱して「うぎゃーっ!」とか言ってた方がらしいんじゃないかな、なーんて。 「……プロデューサーには悪いけど、やっぱりアタシには無理そうだよ、殺し合い」 そんな、悪く言ったら日和った事ばっかり考えてる自分がいて。自分の想いもなんとなくまとまってきた。 前提として、アタシは死にたくない。こればっかりは仕方ない。 でも、かといって生き残るために誰かを殺す……のも、多分無理だ。 一緒に頑張ってきた大切な仲間を、裏切ることなんてできそうにない。 じゃあどうする、なんて具体的な方針はまだないんだけど。 だから、だからアタシは――― 「暫くは様子見かなぁ……うん」 肩に乗ってたハム蔵がずっこけた……ように、見えた。 いや、仕方ないじゃんか。考えても答えがでないんだから。 というわけで、とりあえず先送りにすることにした。こんな状況でパッと決められる方がすごいんだって。 そもそも、他の皆だって乗ると決まったわけじゃない。もしかしたら、誰かが脱出の糸口をつかんでたりするのかも。 まだ焦る時間じゃない。うんうん、暫くは流れに身を任せてみよう。 ……うん、情けないのは分かってるよ。ちゃんと少しは考えるから……。 アタシは誰に宛てたものでもなく、心の中で言い訳をしていた。 「でも、せめて身を守るものぐらいは欲しいよなぁ……」 そんな事を考えていたって、現状が変わるわけでもなく。 今のアタシに武器がないのは、揺るがない事実だった。 仲間を信じたくはあるけど、それはそれとして襲われた時に抵抗できるようなものがほしい。 さて、どうしたものか……と思ったところで、ハム蔵がまた鳴き始めた。 「ヂュッ、ヂュッ!」 「ん、どうしたハム蔵?」 その姿は、何かを伝えようとしてるのかな。 もしかしたら、エサの催促だろうか。ハムスターが何食べるかなんて、知らないんだけどなぁ。とか考えてるアタシをよそに。 なんとなく、どこかを指差してるように見える。その方向に視点を移してみると……大きな建物があった。 「ショッピングモール? ……あ、そっか!」 その建物を見上げて、アタシは気づいた。 「ないんだったら、ここで調達すればいいんだよな!」 そういえば、この島には街があるんだから、店ぐらいあるのは当たり前だよね。 結構そのまんまになってるっぽいし、こういうところを覗いてみれば、案外役に立つものが手に入るかも! 「よし、そうと決まれば早速探索だ!」 善は急げ。やることを決まったならささっとやってしまおう。 まずは現地で武器を調達。そのあとは……まぁ、その時に考えよう。 少しばかり元気の入った足で、アタシはショッピングモールへ入っていった。 * * * 「………ヂュッ」 そんな歩の事を、『やれやれ、大丈夫かな』という目でハム蔵は見ていた……かも、しれない。 【一日目/朝/H-3】 【舞浜歩】 [状態]健康 [装備]なし [所持品]基本支給品一式 [思考・行動] 基本:死にたくない。でも、殺し合いにものれない。どうするかなぁ 1:とりあえず、ショッピングセンターで武器になるようなものを探す 【ハム蔵】 [状態]健康 [装備]なし [思考・行動] 基本: ??? 【ハム蔵】 舞浜歩に支給。 我那覇響が飼っている数多くのペットのうちの一匹。その名の通り、ハムスター。 人間のようなリアクションを取ったり、響に対し的確なアドバイスを送っていたり、 他のアイドルの演技指導なんかもこなしたりと、とても普通のハムスターとは思えないほど多才。 Getaway 時系列順に読む ラフ・メイカー Getaway 投下順に読む ラフ・メイカー GAME START! 舞浜歩 最近、同僚のようすがちょっとおかしいんだが。 ▲上へ戻る
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「またか・・・っ!」 そう言って、私は舌打ちをした。 漂っているという言葉が似合うような、不愉快な感覚が私の全身を支配していた。 「ちっ! この、音が・・・っ!」 小さな金属が回転して擦れ合うような甲高い音が、頭の中に響く。 脳内を掻き回されているような、頭痛と吐き気を伴う不快感に襲われ、私は耳を塞ごうとする。 しかし、身体は依然としてあの不愉快な浮遊感に支配されていて、動く気配を見せなかった。 私にそもそも身体と呼べる物があったのかさえ疑わしくなるほどに、動かなかった。 「くそ・・・っ! くそ・・・っ! くそぉ・・・っ!」 私は全ての不快感を吐き棄てるように悪態をついた。 現状、唯一私が自由に出来るのは意識だけだったからだ。 「くそ・・・っ! どうして・・・っ! いつも・・・っ!」 自分の身体が全く思い通りにならない、それが何故か悔しくて堪らなかった。 「――っ!!」 唐突に視界が開けた。 「また・・・かっ!」 開けた視界に広がっていたのは、沢山の『人間』という生き物が居て『家』という木造の物体が立ち並ぶ、『町』という光景だった。 「っ!?」 その光景に私の意識が一瞬だけ集中した隙に、『人間』の一人が視界に大きく映し出される。 「しま・・・っ!!」 私が全てを言い切るよりも先に、あの嫌な高音が響き出した。 「やめっ・・・うぁぁ・・・っ!!」 その直後、私の意識の中に、目の前に広がる光景とは別の光景が広がり出す。 そこでは、目の前の『人間』が映し出されていた。 「ぅぐっ・・・や・・・やめ・・・ろっ!」 激しい頭痛と吐き気に見舞われながら、私は叫ぶ。 しかし、今まで唯一に出来ていたはずの意識は、まるで言う事を聞かなかった。 途轍もない喪失感に打ちひしがれながらも、私は叫び続ける。 「やめ・・・ろっ・・・! やめ・・・ろぉ・・・っ! みせ・・・るな・・・っ!」 叫び続けている間も、私の意識は『人間』を映し続けていた。 意識に映っている『人間』は、視界に映った『人間』と同じ服装、同じ顔つき、同じ体付きをしていた。 違うのは、意識の中に映っている『人間』は、切り立った崖を歩いているという所だけだった。 「やめろ・・・もう・・・映す・・・な・・・っ!」 私は必死に叫び続けた。 このままでは、更なる不快感に見舞われると直感していたからだった。 しかし、意識はずっと『人間』を映し続ける。 「やめ・・・ろっ・・・や・・・めろぉっ! ・・・行く・・・なっ・・・! やめ・・・ろっ・・・もう・・・行く・・・なっ!」 気付けば私は、意識の中の『人間』に叫びかけていた。 更なる不快感に見舞われると直感した直後、何故か崖を行く『人間』が気になって仕方なくなったからだった。 私の叫びなど、聞えるはずがないだろう。 それでも何故か私は叫びかけずには居られなかった。 「やめ・・・っ! その・・・先はっ・・・!」 意識の中の映像が滲み出していく。 視界も滲み出していく。 「イヤ・・・・だ・・・っ! 行く・・・なぁぁっ!!」 意識の中に映る『人間』に声が届かない。 それが無性に悔しくて、悲しくて。 私が今込められる全てを賭けて叫んだ時だった。 「――っっ!!?」 意識の中の『人間』が、消えた。 岩が剥がれ落ちるような乾いた音と共に消えた。 直後、私が私足りうる全てを抉り取られたような喪失感に見舞われた。 「っぅああああああああああああああああああぁぁぁっっ!!」 喪失感に耐え切れず、私は叫んだ。 大型巨獣の雄叫びかと自らも錯覚するほどに、大きな声で叫んだ。 「――ぅぶっ!?」 不快感が目が回るような吐き気となって私を襲った。 「げほっ! がっ! う゛ぇっ! う゛ぇぇぇっ!」 吐き気に身を任せるように、私は吐いた。 なにを吐いたのかは、何故かよく分からなかったが、酷く悲しく、悔しく、やるせない感じがした。 「・・・何故・・・だ・・・っ!」 激しく澱み、ぐらついた意識と視界の中、私は呟くように問い掛けた。 「何故・・・こんな・・・物を・・・見せるっ!」 この感覚の、最後に決まって姿を現す『人間』に向かって私は問い掛けた。 「何故・・・私に・・・っ! 私に・・・どうしろと・・・っ! 私を・・・どうしたい・・・っ!」 その『人間』が、何故決まって最後に姿を現すのかは分からない。 そもそも、この事態がその『人間』の仕業である確証もない。 だがしかし、私にはその『人間』の仕業である気がしてならなかった。 「お前さえ・・・居なければっ! 私は・・・こんな・・・こんなっ!」 決まって最後に姿を現す『人間』は、やはり今回も姿を現した。 そして、やはり今回もただ黙って見ているだけで、答えようとしなかった。 私はそれが何故か悔しく、憎たらしく、悲しく感じていた。 「答えろっ! お前は・・・お前は・・・お前はぁっ!」 少しずつ姿を消していくその『人間』に、私は叫ぶ。 その『人間』の名前を、私は叫ぶ。 「――答えろっ!!」 その『人間』の名前は・・・。 ~~~~ 「――――っっ!!」 叫ぶと同時に、視界が暗転して不愉快な感覚が身体から消えていく。 変わりに熱っぽく重たい感覚が私を襲う。 私はその感覚が自らの身体から発せられている物であることを悟り、試しに右手に力を込めてみた。 すると私の右手がゆっくりと、握り締められていく感覚を感じることができた。 小さく安堵の溜め息をつきながら、私は作った右拳で額を軽く拭う。 じっとりとした不快な汗が拭った甲に広がったのを感じ、私は軽く舌打ちをした。 それから、私は意識の中に僅かに残っているあの不快感を払拭すべく、直前の自分の行動を思い出すことにした。 (・・・この横穴で眠りについた。 ・・・だな。) 私は、眠りについてからどれぐらいの時が経ったかを推測してみることにした。 (・・・1時間と言った所か。) 休息というには流石に短すぎるだろう。 しかし、元々長くこの場にいるつもりもなかった私は、この場を発つことにした。 (眠りにつく気にもなれないしな・・・。) ゆっくりと立ち上がると、汗で濡れていたのか服がべったりと身体に張り付いてきた。 (ええいっ、鬱陶しいっ。) まとわりつくようなおぞましさと肌寒さに悪態をつきながら、軽く柔軟体操をして身体をほぐす。 それから素早く身支度を整えて、私は歩き出した。 そして外へ出た瞬間、サングラスの隙間からわずかに差し込む光が、いつもより強く感じられた。 「・・・満月、だったな。」 満月の日は普段よりも周囲が明るく照らされるため、この星に生きる物、とりわけ『人間』の多くは満月の光を有難がった。 視界が少しでも利いた方が、事前に危険を察知しやすいことがその理由だ。 だがしかし、本当の所は違う。 この星に『人間』の多くは、色彩のある光景に異常とも思えるほど固執していた。 そんな物達にとって、色彩の元とも言える灯りのない状況はとても耐えられる物ではないのだ。 (・・・くだらんな。 灯りのある状況など、厄介なだけだ。) 私は大きく溜め息をつく。 私にとって満月の光は在り難い所か、はた迷惑な物でしかなかった。 視界が利きやすくなろうが、私には関係がない。 なぜなら、私の視界は常に瞼の裏にある光景を映しているからだ。 記憶している限り、私の視界は殆ど黒一色の、色彩のない光景が広がっていた。 たまに色彩のある光景が映る時は、決まってあの激しい頭痛と吐き気に見舞われていた。 (誰かに見つかると面倒だ、さっさと・・・!?) 出発しようと思った時だった。 私は遠くの方に『荷馬車』が地を駆ける音を聞いた気がした。 私は咄嗟にしゃがみ込み、地面に耳を近づける。 すると風の音に混じり3、4台の『荷馬車』が、此方へ近づいてくる音が聞き取れた。 どうやら、かなりの速さで移動しているようで、このままではすぐにでも接触することになるだろう。 (くっ! 迂闊だった!) 今私が居る場所は、絶壁が両脇を塞ぐ長い渓谷の中腹だ。 しかも、この場所は南北に真直ぐ伸びた、光の差し込みやすい長い直線であり、身を隠せるような場所は殆ど存在しない。 従って、このままでは必ず発見されてしまうだろう。 (ちぃっ・・・! せめて、満月でなければっ!) 視界の利かない普段の夜ならば、急いで横穴へ飛び込み入口を塞いでやり過ごすこともできただろう。 しかし、満月の光で明るく照らされている今では、万が一という可能性がある。 もしそんなことになれば、自ら墓穴を掘ってしまいかねない。 (私としたことが、無警戒に飛び出してしまったばかりにっ! くそっ! これも全て、あのっ!) 横穴を出る時に警戒を怠った自身が悪いことは百も承知だが、私はあの現象のせいにしたくて仕方がなかった。 悪態を付いた後、私は気持ちを切り替えるため大きな溜め息をついた。 (やり過ごせないのなら、見極めなくては。) もう間もなく接触するであろう『荷馬車』の集団に向けて、私は全ての注意を集中させる。 アレらが私に害なすことができるかどうか、それを見極めるためだ。 もし、私にとって障害となりえるものならば先手を打っておきたい。 さっさとケリをつけるに越したことはないし、長引けば面倒なことになるからだ。 (・・・来るっ。) 車輪が回る音の高まりからそう推測し、私は身構える。 その直後、2台分の『荷馬車』の音が私の両脇を横切り、背後で地面を削る音を出す。 次いで、1台分の『荷馬車』が私の前で同じように地面を削る音を出した。 (止まったか。 ・・・停車音から考えると荷台は小さいが、中身は入ってそうだな。) かなりの速度を出していた所から見ると、荷台の中にはなにか重要な物が入っているのかもしれない。 いくら満月の夜とはいえ、普通はあれほどの速度で走ることはない。 もし、予想通りに重要な物が入っているとして、そんな物を運んでいるにも関わらず止まったということは・・・。 (ちっ・・・。 コイツら、人目に触れると厄介な代物を運んでいたのか。) 単なる貴重品ならば、目的地まで急ぐ方が優先されるはずだから、私など構わずに走り抜けるか、止まるとしても直前で止まるはずだ。 それなのに、この集団は私を取り囲むように止まった。 輸送の現場を目撃した者を始末しなくては、後々面倒なことになりかねないと判断したに違いない。 停車してすぐに松明に灯を燈す音が全方位から聞こえてきたことも併せると、まず間違いないだろう。 (数は、12人か。 ・・・面倒だ、まとめて叩き斬ってしまえ。) 人目に触れられたくない物など、まとめて始末してしまっても問題はないし、もし問題があったとしても私には関係のないことだ。 それになにより、アイツらの視線が何故か私の胸元や下腹部に集中していて、全身をなめずり回されているような感じがして気持ちが悪い。 私は一応の警戒をしつつ、武器に手を伸ばした。 その時――。 #02へ ACT-02へ
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海外版 フェニックス×マヤ 「ただいま~…って何この空気!?」 どよよんと擬音をつけたくなるような暗い雰囲気。 ロスのフェニックス・ライト法律事務所の影の所長ことマヤ・フェイはいつもみたいに買い物から帰って来て思わず後ずさりしてしまった。 「マヤちゃん…おかえり」 「ニックどうしたの?ほら、ハンバーガーでも食べて元気出して」 ギザギザにとんがった髪も今日はしおれて見える。 青いスーツの弁護士さんはハンバーガーを差し出されても溜め息をついて受け取ろうともしてくれなかった。 「一体どうしたの?ニックらしくないよ」 仕方ないので隣に座って自分でハンバーガーをぱくついて悩みを聞いてみる事にした。 「いいんだ、大した事じゃないよ」 「大した事じゃない顔じゃないよ!大した事だから顔が大した事の顔なんじゃない!だから大した事じゃない事ないじゃ……アレレ?」 ニックは苦笑いして頭を撫でてくる。 「と、とにかく!このマヤちゃんに言ってみなよ?いいアドバイスはできないかも知れないけど、言うだけでも気が晴れるかもよ?」 「う~ん…何だかちょっと恥ずかしいんだけどさ」 「ニックが恥ずかしいのは今に始まった事じゃないよ!」 「マヤちゃん…」 しまった。また落ち込ませちゃった。 「だーかーら!言うだけ言ってみなよ?ね?」 バシバシ背中を叩いて喝を入れる。 うなだれてた顔がちょっとだけこっちを向いて、ようやくポツポツ話だした。 「マヤちゃんてさ、自分の名前の意味知ってる?」 「え?え~と…マヤは、マヤ文明のマヤ?」 「違うよ、ラストネームの方。マヤちゃんはチャイニーズアメリカンじゃないか」 「うん。それがどうかしたの?」 ニックは頭をポリポリ掻いて目を合わさないまま続けた。 「フェイっていうのは“fly”っていう意味なんだってさ。 だから……いつかマヤちゃんも大人になって何処か遠くに飛んで行っちゃうのかなって… そう考えたら、なんか、さ…」 「ニック…」 なんだか胸がきゅんとなって、あたしはハンバーガーを置いてニックにフライングアタックしてしまった。 「うわわっ!な、何だよ急に」 そのままぎゅっと腕を回す。 「ニック、自分の事忘れてない?」 「え?」 「ニックはフェニックスじゃない!だから、あたしが何処に飛んで行っても捕まえてくれるでしょ?」 「マヤちゃん…」 ニックも優しくあたしを包み込んでくれた。 「それに、ライトでしょ?飛ぶ時は光の方へ飛んでいくに決まってるよ」 「That s Wright! 今のは“その通り”じゃないぞ。僕はフェニックス・“Wright”であって“light”でも“right”じゃないからな。 マヤちゃんわざと間違えただろ」 「えへへ~バレた?」突き出した人指し指で、おでこをつつかれた。 それから一緒になって笑って、抱きあって、あたし達はもっと仲良しになった。 例え遠く離れて暮らしたとしても、気持ちはいつだってニックと一緒だよ。 だってニックはあたしの───だから。
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《過去》 サイドA いつまでたっても確信に触れないのっちと、いつまでたっても欲を抑えられない私の、このアンバランスな関係がガラガラと音を立てて崩れてく。 “わかってるよ”なんて、わかりたくないことも全て飲み込んでくれたのっち。愛しい指先も震えたままで。垂れた目尻は悲しみで染まってて。のっちにそんな顔させたかったわけじゃない。 “熱が足りない”なんて都合のいい理由をつけては、のっちの悩み事を増やした。そんな理由、言い訳にしかならない。 ねぇ、のっち?どうしたら戻ってくる? もう無理なこと、わかってる。そうしたのは他の誰でもない。自分自身。 ねぇ、のっち。 興味がなくなるくらいなら、いっそのこと心の底から私を嫌って?お願い。 顔も見たくない!って。 声も聞きたくない!って。 もう会いたくない!って、そう言って突き放してよ。お願い。 心の底から嫌われたいの。 のっちの嫌いな女になりたいの。 興味がなくなるくらいなら、忘れられてしまうくらいなら、 世界一嫌な女になって、それで終わりにしてよ。お願い。 そしたら一生忘れないでしょ?だから、お願い。 なんてね、、。 本当は嫌われたくなんかないし、一番の願いはのっちが私を好きでいることだよ。 それが無理でも、“忘れる”なんて思わないで。 《過去》 サイドN 人を幸せにする力って、どこで手に入るのかな?どうやったら手に入る?そもそも手に入るの? 神様がいるのなら、ねぇ、神様?のっちね、どうしても幸せにしたい人がいるんです。何回も傷つけちゃったから、今更そんなふうに想ってくれなくていいよ。って言われるかもしれないけど。 でもきっと、心底優しい人だから“ありがとー”って笑うかな?のっちにはわからないけど、神様なら何でもお見通しだよね? あの子、今、何してる? 会わなくなって、知らないことが増えて。でも“それでも平気”って思えるようになったことは決して望んだことじゃないから、のっちにとってそれは幸せなんかじゃない。 身勝手かな?会わなくなったら、知らないことが増えるのも当たり前なのに。どうやったら、あの子は幸せになれるかな? のっちみたいに単純なら、カレーでも食べときゃご機嫌になれちゃうけど、あの子はそうもいかないよ。相変わらず好き嫌い多いし。 のっちみたいに単純なら、グーグー寝ちゃえば次の日ケロッとしてるけど、あの子はそうもいかないよ。寝不足みたいだし。 のっちみたいに単純なら、あの子が笑えば笑えるし、のっちが笑うと優しく目を細めてくれるけど、どうものっちそれじゃダメみたい。だって溜め息の数ばかりかぞえちゃって。 “幸せになって”心でおまじない。いつだって唱えてるのに、寂しげな横顔ばかりが目につくんだもん。 ねぇ、神様?のっちね。 どうしても、かしゆかには幸せになってもらいたいの。 そんでね、神様?のっちね。 出来ることなら、幸せにしてあげたいんです。
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George(2006-10-13) ≪魑魅魍魎 美食の宴≫プロローグ ここは、国産の良質かつ安心な和の食材で、美味に富んだ洋食を出す「キツネ亭」 珍しく、オーナーの宗旦狐と先輩狐のクダが揃って外出中で 本日、初のアルバイト三匹が店を任されていた…。 「ふぅ~っ…」 「大丈夫ですか?網切さん!?」 嵐のようなランチタイムが終わり、やっと休憩時間に入ってほっと溜め息をつく 「網切」に「髪切り」の髪助が話しかけてきた。 網「いやぁ、だいぶ慣れて来たと思ってたんですけど…ダメですねぇ、私」 髪「そんな事ないですよ、今日なんかオーダーミスゼロだったじゃないですか!」 網「はあ……」 熱心なファンの方々は御存知かもしれない…今こうして会話をしている二匹… 謎の刺客集団「切り切りトリオ」の、もと親分「網切」子分「髪切り」の二匹なのだ!! なぜこの二匹が、敵であるはずの「キツネ亭」でアルバイトをしているのか? …そう、この二匹…「キツネ亭」によって囚われの身となった 仲間の「黒髪切り」の黒吉を救うべく、「黒塚亭」で飼われているペット 「ケルベロス」を利用しようとして、逆に「黒塚亭」の女将、鬼婆によって 「まいんどこんとろーるの術」の実験台となっってしまったのである。 今の二匹に、以前の記憶は無かった…。 網「でも、こうして〝三人〟で仕事するって楽しいですよねぇ」 髪「あ、そうですねぇ…私達も、やっとオーナーから認められたんでしょうかね?!」 記憶を失っても、もと親分「網切」を気遣う「髪切り」の髪助… そう、彼は根っからの「子分気質」なのだ。 髪「そう言えば、最近ヘンな噂がたってますよねぇ…なんでも妖怪料理界を メチャメチャにしようとしてる連中がいるとか!?」 網「へぇ~、そうなんですか…物騒ですねぇ…」 まさか自分達が、その連中の一派だと言う事に、まったく気づく様子の無い 二匹…そこへ奥の厨房から、のっそりと大柄の妖怪が間延びした声で 話しかけて来た。 「コレ…作った…食べる…?」 そう言って「黒髪切り」の黒吉が差し出したのは、何とも美味しそうな デザートだった…。 網「あ、美味しそうですね!! 何なんです、ソレ!?」 黒「オーナーに…休憩時間…食べナ…言われた…」 髪「レシピ、教わったんですか?」 黒「…ウン」 網「おお、美味しいですね!!」 黒「…コレ…ぬらりんのブルブルプリン」 髪「ブルブルプリン?」 黒「疲れてるトキ…甘いのいい…」 網「ふう~っ、いきかえりますねぇ…」 髪「ホント…いいですねぇ…」 そんなのん気な事を言っててイイのか三馬鹿トリオ!!!? このままでは、全国のファンが泣くぞ!!!! さて、この三馬鹿の運命はどうなるのか? …このままで、終わるはずがないっ!!!! 魑魅魍魎 美食の宴
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カジノ・ロワイヤル 水瓶×獅子(中間成績) 774チップ 2007/09/26(水)06 06 77の続きです。どうもこのゲーム、優勝者以外は全員一度は受け化する危険が大ですので このキャラは絶対攻め! という思い入れのある方には土下座するしかありません。色々スマソ。 この回で第四ターン終了になります。実は山羊が棚ボタ状態。 獅「どれ、見たい奴らには見せてやろう。一度しか見せないから感謝して拝め」 獅子はステージに上るとタキシードを脱いで鉄板を打ち込まれたような筋肉を晒す。 男が見ても惚れ惚れするような立派な身体を誇示しつつ、 このきらびやかな会場のどこかにいる敵の姿を意識していた。 自然と目が流すような鋭いものになる。今撃たれるのは勘弁願いたいなと思いながら ライオンのようにぐるりとステージを歩き回ると、 まな板ショーのじゃんけんが始まってショーの相手になる男が決まった。 獅「ほう」 獅子の視線の先で、バーの高みから水瓶が涼しげな目元でこちらを見下ろしていた。 彼は自分が勝ち残ってしまったことを理解すると肩をすくめ、 「それでは仰せのままに」とひとりごちて階段を降り、ステージへと上ってくる。 自分よりいかつい男に何かされるのも嫌だが水瓶のような男に何かされるのも嫌だなと 獅子は倦んだ顔で溜め息をついた。 獅「(腕組みをしながら)さっさと済ませろ。俺がフォローしてやろうか」 水「……最初に言っておくが、僕は君のようなワンマン志向の人間は好きじゃない」 獅「ほう。言うな」 水「ああ。やるからには君がプライドを失って可愛い声をあげるまで徹底的にやる。 よろしく」 獅子は返事をする代わりに鼻で笑う。 やれるものならやってみろ。こちらこそ、お前を下に組み敷く新しい目標が出来る。 水瓶は猛獣を調教する手つきで獅子をステージの床に座らせると、 手元から一片のタブレットを取り出して獅子に飲み込ませた。 獅「なんだこれは。媚薬か」 水「秘密だ。僕が作った。君にはこの薬の実験台になってもらう」 獅「勝手にしろ」 挑みかかる目つきをしながら指示に従ってステージに寝そべる。 水瓶を見上げて、鏡のように冷たい不思議な目を持つ男だと思った。 彼がズボンのベルトを外すのを見ると獅子は遠くに目を叛けて自嘲の笑みをこぼした。 現在のプレイヤーの順位は 1位、山羊 元手分に射手から奪ったチップと射手の撃破ボーナスを追加 2位、双子 元手分に天秤・射手・牡牛から奪ったチップと牡牛の撃破ボーナスの半分を追加 3位、牡羊 元手分に獅子から奪ったチップと獅子の撃破ボーナスを追加 4位、蠍 破産復帰後、天秤・魚から奪ったチップに天秤と魚の撃破ボーナスを追加 5位、蟹 元手分に魚から奪ったチップを追加 6位、水瓶 元手分に双子・蠍から奪ったチップを追加 破産者──乙女・天秤・牡牛・射手・魚・獅子の六名。 続き
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【検索用 trickorlovetome 登録タグ 2015年 T VOCALOID しープ ぺんすてP 初音ミク 曲 曲英 桜哉狐】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:しープ 作曲:ぺんすてP 編曲:ぺんすてP 絵:桜哉狐 唄:初音ミク 曲紹介 曲名:『trick or love to me』(とりっく おあ らぶ とぅー みー) たまには季節物でもとハロウィンな曲に挑戦してみたのです。 歌詞 (ピアプロより転載) 甘いキャンディひとつ そっと溜め息ふたつ キミは来るかな? 今日の気分はレモン? ストロベリー? 僕とキミとでひとつ シャイなハートがふたつ そっと近づく 人混みの中 目が合う ハロウィン☆ナイト Jack-o'-Lantern Jack-o'-Lantern 僕の想いを届けて!! Trick or Treat! 恋の魔法を Trick or Treat! お菓子にかけて 街中に配っちゃえ! みんなが恋に落ちるように Trick or Treat? 最後はキミに Trick or Treat? とっておきを 僕の気持ちにコタエなきゃ イタズラしちゃうぞ! キミがはぐれないように そんな理由をつけて キミの手を取り 歩き出したら 顔が熱いよ キミに耳打ちひとつ 赤く染まってふたつ そっと近づく ふたりの影が 重なる ハロウィン☆ナイト Jack-o'-Lantern Jack-o'-Lantern どうか時間よ止まって!! Trick or Treat! 恋の魔法に Trick or Treat! シュガーをかけて 世界一甘い夢 みんなの恋を実らせて! Trick or Treat? 最後はキミに Trick or Treat? とっておきを 僕の気持ちを知ったなら イジワルしないで? Jack-o'-Lantern Jack-o'-Lantern 僕の想いを届けて!! Trick or Treat! 恋の魔法を Trick or Treat! お菓子にかけて 街中に配っちゃえ! みんなが恋に落ちるように Trick or Treat? 最後はキミに Trick or Treat? とっておきを 僕の気持ちにコタエなきゃ イタズラしちゃうぞ! …いつかはキミと? コメント 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
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「肥溜め」とは「TRPG系雑談所」のこと。 現在は雑談所としての機能を浄化槽に譲り、肥溜めは難民板へと移転している。 主にコテハンの一挙一動を話題として取り扱う場所となっており、スレの内容やレス技術を論じる浄化槽とは対極の位置づけにある。 なおコテ間の不文律として『コテは肥溜めを見ない』とされており、これを侵犯した者は厳しく非難されることとなる。(→触角事件) 雑談所の呼称は年々変化しており、確認できるだけでも「TRPG系雑談所Ⅱ~悪霊の神々~」から始まってドラクエのサブタイトルを推移し、 「TRPG系雑談所~幻の大地~」から転じて「マボダイ」と呼ばれるようになったのが1年ほど前。 マボダイ時代に名無しの一人が「ここはなな板の中で最も底辺、肥溜めのようなところだ」的なニュアンスの発言をしたことから、 雑談所の通称は「肥溜め」になった。 肥溜め民は三割のエスパーと2割のキャラ萌え、3割の考察好きと、残りの2割はコテの潜伏である コテのスキャンダルが死ぬほど好きで、いつも根拠のない憶測でコテを叩いては満足している ◆留意◆ 浄化槽と肥溜め住民は多くが重複していると見られる。 そのためコンセプトと建前は違えど、両スレの内容はほぼ同質であり 現在のところ両者の違いは形骸化している。 浄化槽がよく肥溜め化するように、肥溜めでも技術論などが語られる時もある。 あなたが肥溜めから得るものは殆ど何もない。文字列に置き換えられたプライドだけだ。 失うものは実にいっぱいある。大凡の楽しみに対して素直に感動できる心と、取り返すことのできぬ貴重な時間だ。 あなたがディスプレイの前で孤独な消耗をつづけているあいだに、ある者は『遊撃左遷小隊レギオン』に参加し続けているかもしれない。 またある者はJOYSOUNDのカラオケ店で同志の友人達と『 ゆりゆらららゆるゆり大事件』を歌いながらカップリング議論に励んでいるかもしれない。 そして彼らは世代を代表するプレイヤーとなり、あるいは幸せな同僚となるかもしれない。 しかし、肥溜めはあなたを何処にも連れて行きはしない。三浦と従士を叩くだけだ。三浦、従士、師匠……、 まるで肥溜めそのもがある永劫性を目指しているようにさえ思えてくる。 永劫性については我々は多くを知らぬ。しかしその影を推し測ることはできる。 肥溜めの目的は自己表現にあるのではなく、自己変革にある。エゴの拡大にではなく、縮小にある。分析にではなく、包括にある。 もしあなたが自己表現やエゴの拡大や分析を目指せば、あなたは肥溜め名無しによって容赦なき報復を受けるだろう。 HAVE A NICE TRPG ! 肥溜めの糞共がコテに対し唯一勝る能力とは、意味を与える力だ 例えば本スレでコテが一つミスをした、このミスもすぐフォローされたのならただの横道に過ぎない そのミスをあげつらって、叩きの応酬で意味を伝えた 、これこそ肥溜めの力である 同様に、たくさんのPLがいるとする そのたくさんのPLは全て同列のプレイヤーで、コテである点も変わりない しかし、お前らが従士、三浦、ガチムチなどと名付ける者はそれぞれただ一人なのである このようにして、肥溜めには【無意味に意味を持たせ印象を縛る能力】が備わっている これは恋愛でも同様だ、人間などいくらでもいる、女も星の数ほどいる しかし恋人はただ一人の特別な存在であるし、結婚すれば同様だ では糞コテはどうだろうか コテはただのコテだ、キャラクターの性格もどこにでもいるプレイヤーキャラと変わらないかも知れない しかしお前が嫌いになったコテは、ただ一人の特別な存在であるし そいつがいつか別のキャラクターを創作したとしても、その時の感情も思い出も現実と同様にお前の心に残るのだ なぜなら、それら全て、なんでもない記憶、データ、人格、全て 【肥溜め自身が無意味に意味を持たせ印象を縛る能力によって創りだした感情】だからだ 匿名だから禊げるなどという考えは通らない ある人間はフィオナを愛するかも知れない、ある人間は触角を嫌うかも知れない 愛憎は自由だ、そのように対応する能力を我々人間は持っている ならば、ネット上に業腹な相手がいるなら、素直になるのも幸せの形ではなかろうか 関連項目 雑談所テンプレ 491ガイドライン
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KARASU(2006-11-15) ≪魑魅魍魎 美食の宴≫ 第二章 天狐 さて。 物語というのは、それを動かす者がいて初めて存在できるのである、とは言わずもがなの事である。 後に「天狐の乱」と呼ばれるようになる今回の事件にも当然、動かす者がいる。 天狐と名乗る者? いや、そんな小さな話ではない。 この事件を動かす者はジョー○と呼ばれており、七変化を繰り返して包囲の手を逃れてきた。 実はこの妖怪、「新・妖怪党」という、政治結社とも裏組織ともつかぬ団体を引っ張っているのだが、最近は怪しい実験と煽動活動で忙しく、真面目に働く妖怪党の面々を恐れさせている。 これはそんな妖怪党のある日、あるアジトでの出来事である。 河童漬けをつまみに、新・妖怪党は会議を行っていた。 「最近のあの方の行動は目に余りますねぇ・・・」 とぼやくのはhyousen。 ひょうりん亭の旦那という愛称で呼ばれる、猫又界の重鎮である。 普段は俳句を吟じたりする芸術家肌の妖怪だが、・・・いや、これ以上言うと殺されそうなのでやめておく。 「そろそろ州霊を呼び出して、進めていかないととんでもない事になるんじゃねえのかい?」 そう危惧するのは、shion。 気風の良さで、多くの妖怪を従える。 穏やかな性質に見えるが、その本性は推して知るべし。 「nanakiの旦那方は、何を見たってんだィ?」 居眠りをしていたcyuが、そう問う。 付喪神界を束ねるcyuだが、今回の事件にはあまり関わっていないので興味が薄いのだろうか。 「これを見てくれ」 と、nanakiは「ぱそこん」を立ち上げる。 nanakiは妖狐界でもトップクラスに位置する狐だ。 尻尾は・・・七本。 現れた映像と数字の羅列を見た新・妖怪党の面々から、嘆きとも感嘆とも付かない溜め息が漏れた。 「まずい・・・まずいぜェ」 cyuがはっきりと目を覚ました。 「これをどうすれば良いのさ」 shionが項垂れた。 「あの方の計画には我々も織り込み済みなんだ」 恐ろしい事に。 「KARASUさん、貴方さっきから黙ってますけど、何か考えをお持ちでは?」 呼ばれて暗がりから現れたのは、新・妖怪党最年少のKARASU。 化け烏界の爪弾き者として追放されふらふらしていたが、何を思ったか新・妖怪党に入党、今では幹部になっている。 「考えといいやすか・・・」 KARASUは言葉を濁したが、やがてくいっと顔を上げた。 「党首があっしらを計画に織り込み済みなら、逃れる術はありやせん。・・・今は大人しく、話を動かす手伝いをするのが無難かと・・・」 それは誰もが感じていた事だったが。 言葉した途端、悲痛な沈黙が落ちた。 続く? 行き詰まった時はジョージさんをいじるのが一番だな。 魑魅魍魎 美食の宴