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カイ二乗分布(検定)と重回帰分析 カイ二乗検定は 頻度の差の確率をもとに要因の影響を判定する カイ二乗(χ2)検定(カイじじょうけんてい)は、帰無仮説が正しければ検定統計量がカイ二乗分布に従うような統計学的検定法の総称である。次のようなものが含まれる。 ピアソンのカイ二乗検定:カイ二乗検定として最もよく利用されるものである(本項で述べる)。 一部の尤度比検定:標本サイズが大きい場合には近似的にカイ二乗検定となる場合がある。 イェイツのカイ二乗検定(イェイツの修正) マンテル・ヘンツェルのカイ二乗検定 累積カイ二乗検定 Linear-by-linear連関カイ二乗検定 これらはいずれも (ここで expected という語は期待値そのものではなく観測値から求められる期待値の推定量あるいは理論値を指すことが多い) という形の統計量「カイ二乗(χ2)」を含む。 ピアソンのカイ二乗検定 ピアソンのカイ二乗検定は、カイ二乗検定のうち最も基本的かつ広く用いられる方法であって、「観察された事象の相対的頻度がある頻度分布に従う」という帰無仮説を検定するものである。この頻度分布は特定のものに限らない:すなわちこの方法はノンパラメトリック検定である。 事象は互いに排他的でなければならない(たとえば、「さいころの目」、「ある人が男か女か」など)。カイ二乗は各頻度の観測値と理論値の差を2乗し、各頻度の理論値で割って、合計したもの: である。ただしここでO= 頻度の観測値、E= 帰無仮説から導かれる頻度の期待値(理論値)である。 ピアソンのカイ二乗検定は2つのタイプの比較、適合度検定および独立性検定に用いられる 適合度検定: 観測された頻度分布が理論分布と同じかどうかを検定する。たとえば簡単な例として、標本として100人の人がいる場合に、「男と女が同数だけいる集団から、ランダムに抽出された100人である」という仮説を検定するには、男女の人数の観測値と理論値(50 50)とを比較すればよい。観測値が男45人、女55人ならば、 この場合の自由度は1である(2つの観測値と理論値の差は、一方がわかればもう一方もわかるから)。そこで自由度1のカイ二乗分布をみると、男女の人数が等しい場合にこのような差(および女がさらに多くなるような場合)が見出される確率は、約0.3である。この確率は普通用いる統計学的有意水準(0.05、0.01など)よりも高いから、「男女の人数が等しい」とする帰無仮説は認めてよい。 独立性検定: 2つの変数に対する2つの観察(2x2分割表で表される)が互いに独立かどうかを検定する。たとえば、「別の地域の人々について、選挙である候補を支持する頻度が違う」かどうかを検定する方法である。 カイ二乗の計算値は、確率分布が二項分布あるいは正規分布に従う集団に関しては正確にカイ二乗分布に従う。 期待値が二項分布: E=dBin(n,p) (ただしここで、p= 帰無仮説のもとでの確率、n= 標本の観測値) に従う場合、カイ二乗は自由度1のカイ二乗分布に従う。なおこの二項分布は標本数が大きい場合には次のような正規分布で近似できる: 標準正規分布に従うk個の変数Zから、各二乗の合計を求めると、自由度kのカイ二乗分布: に従う。 しかし一般の頻度分布でもカイ二乗は近似的にはカイ二乗分布に従うので、カイ二乗検定が適用可能である。期待値Eが小さい(標本数が小さい、または観測数が少ない)場合は、二項分布を正規分布ではうまく近似できないため、この場合には尤度比検定の1つであるG検定を用いるのがより適切である。全標本数が小さい場合は、二項検定、さらに2x2分割表で表される場合にはフィッシャーの正確確率検定を用いる必要がある。 カイ二乗の体験 WとBでのポテトとチキンの売り上げ数 お店 ポテト チキン 合計 ワクドナルドW 435 165 600 ボスバーガー B 265 135 400 この表によると、Wのチキンの売り上げは165個で、それに対してBのチキンの売り上げは135個でした。しかし、このチキンの売り上げ数だけを単純に比べても、両店で違いがあるかどうかは分かりません。なぜなら、両店の全体の売り上げ数が違うからです。そこで、ハンバーガーショップの定番商品であるポテトの売り上げ数を基準にして比べることにします。 Wでは、ポテト435個に対してチキン165個で、約4割です。 対するBでは、ポテト265個に対してチキン135個で、約5割です。 これで見る限り、Bの方がチキンの売り上げの割合が多そうに思えます。 さて、これだけで、「Bの方がチキンの売り上げが、割合として多い」と断言していいのでしょうか。統計学では、これをどのように考えるのでしょうか。 仮説を立てる 統計学では、まず「仮説」を立てるところから出発します。仮説とは、「○○である」ということを仮に立てたものです。そのあとで、それを肯定するか、あるいは否定するかを決めるのです。 ここでは、次の仮説を立ててみました。 「チキンとポテトの売り上げの割合に関して、WとBの間に差はない」 おや「……差はない」ですか。これはどういうことでしょうか。ふつうは、「差がある」ことを証明したいわけですから、「差はある」という仮説を立てるのが自然ではないでしょうか。 その通りです。しかし、統計学では、あえて「差はない」という仮説を最初に立てます。これを「帰無仮説」と呼びます。 なぜ帰無仮説を最初に立てるかというと、「差はある」という仮説は、「大きな差がある」、「小さな差がある」、「中位の差がある」などなど、無限に立てられるからです。そのひとつひとつについて検討するのは事実上不可能です。それに対して、帰無仮説「差はない」というのは、これ以外の形はありません。ですから、これを肯定するか、否定するかを決めればいいことになり、単純になります。 仮説を肯定することを「採択する」、否定することを「棄却する」といいます。 もし帰無仮説が採択されれば、「差はない」と結論します。反対に、もし帰無仮説が棄却された場合は、「差はない、とは言えない」つまり「差はある」と結論されることになります。帰無仮説の反対の仮説のことを、「対立仮説」と呼びます。対立仮説は、帰無仮説が棄却されたときに採択される仮説で、「差はないとは言えない、つまり差はある」という形です。 まとめると、次のような流れになります。 まず、帰無仮説「差はない」を立てる 次に、帰無仮説を採択するか、棄却するかを決める 帰無仮説を採択した場合は、「差はない」と結論する 帰無仮説を棄却した場合は、対立仮説を採択し、「差はないとはいえない、つまり差はある」と結論する 仮説を検討してみよう 帰無仮説として「売り上げの割合に差はない」という仮説を立てます。WもBも、ポテトとチキンがまったく同じ割合で売れるとしたときの、売り上げ個数をだしてみましょう。そこで、帰無仮説による個数と実際の個数がそれほど変わらなければ、帰無仮説を採択し、差はないと結論することになります。 ポテトとチキンが同じ割合で売れるとしたときの個数の出し方 両店で、ポテトとチキンが同じ割合で売れるとしたときの個数を計算します。それぞれのお店の売り上げ個数と、ポテトとチキンの売り上げ個数を使えば、その個数を求めることができます。 同じ割合で売れるとしたときの、ポテトとチキンの売り上げ数を逆算する(1) お店 ポテト チキン 合計 W ? ? 600 B ? ? 400 合計 700 300 1000 上の表のように合計個数だけをみると、全体の売り上げに対して、それぞれのお店の合計個数の割合は、 Wで、600÷1000 Bで、400÷1000 になります。 それに対して、ポテトとチキンの割合は700対300です。 ですから、同じ割合で売れるとしたら、 Wのポテトは、600÷1000×700=420 Bのポテトは、400÷1000×700=280 になります。 それでは、チキンの個数はどれくらいになるでしょうか。計算して、下の表を埋めてください。 同じ割合で売れるとしたときの、ポテトとチキンの売り上げ数を逆算する(2) お店 ポテト チキン 合計 W 420 600 B 280 400 合計 700 300 1000 どうなりましたか。 結局、同じ割合で売れるとしたときの売り上げ個数の表は下のようになります。 表3.4 同じ割合で売れるとしたときの、ポテトとチキンの売り上げ数 お店 ポテト チキン 合計 ワクワク 420 180 600 モグモグ 280 120 400 合計 700 300 1000 この個数を「期待度数」と呼びます。これは、帰無仮説、つまり「両店のポテトとチキンの売り上げ割合に差がない」が成立したときに、期待される度数ということです。 しかし、実際の売り上げ個数はこのようになっていました。 表3.5 実際のポテトとチキンの売り上げ数 お店 ポテト チキン 合計 ワクワク 435 165 600 モグモグ 265 135 400 合計 700 300 1000 この個数を「観測度数」と呼びます。つまり、実際に観測された度数ということです。 観測度数と期待度数を比べてみる 観測度数と期待度数とを比較してみると、次のことが言えます。 Wでは、 ポテトは実際の方が多い(観測度数435に対して期待度数420)。 チキンは実際の方が少ない(観測度数165に対して期待度数180)。 Bでは、 ポテトは実際の方が少ない(観測度数265に対して期待度数280)。 チキンは実際の方が多い(観測135に対して期待度数120)。 さて、このように期待度数と観測度数には違いがあることがわかりました。しかし、はたしてこの違いには「意味があるのでしょうか」? たとえば、Wのポテトの個数は、観測度数435に対して、期待度数は420でした。この435と420との差「15」には意味があるのかどうか? 「意味があるのかどうか」ということは、こういうことです。たとえば、460と420というデータがあって、この2つのずれは、本来同じだったのにたまたまずれてしまったものなのか、あるいは、本来違っているものが現れてきたものなのか、このどちらなのかを決めるということです。 さらに言い換えれば、このずれは「誤差の範囲内のもの」なのか、それとも「誤差とは言えない、誤差以上のもの」なのか、を決めるということです。 これを決めるためには、検定という考え方を知る必要があります。 カイ2乗値と自由度を求める さて、ポテトとチキンの売り上げから 表 ポテトとチキンの売り上げ数(観測度数/期待度数) お店 ポテト チキン 合計 W 435/420 165/180 600 B 265/280 135/120 400 合計 700 300 1000 このカイ2乗値は、 (((観測度数-期待度数)の2乗)÷期待度数)の総和 (435-420)^2/420+(165-180)^2/180+(265-280)^2/280+(135-120)^2/120 =15^2/420+(-15)^2/180+(-15)^2/280+15^2/120 =0.536+1.250+0.804+1.875 =4.46 (小数点第3位を四捨五入) この値はカイ2乗分布にしたがっているわけですが、自由度はいくつになるのでしょうか。 この場合は、 「ポテトとチキン」の2種類から1を引いて、1 「WとB」の2種類から1を引いて、1 これらをかけ算して、1×1=1。自由度は1になります。 この意味は、「Wのポテトが決まると、Wのチキンが決まり(合計が決まっているから)、同時に、Bのポテトが決まり(合計が決まっているから)、さらにそれによって、Bのチキンも決まる。ということは、1つの値が決まれば、残りは自動的にきまる。つまり自由度は1である」ということです。 一般的に、行と列がある二次元の表の場合は、 自由度=(行の数-1)×(列の数-1) となります。 確率を求める さて、自由度は1、カイ2乗値は4.46となりました。この値は大きいのでしょうか、小さいのでしょうか。言い換えれば、確率的に起こりにくいことなのでしょうか、起こりやすいことなのでしょうか。 自由度とカイ2乗値がわかったときに、それが起こる確率を調べる必要があります。そのときに、カイ2乗分布表を使うと便利です。 表3.8 カイ2乗分布表 ↓自由度/確率→ 0.05 0.01 1 3.84 6.63 2 5.99 9.21 3 7.81 11.34 4 9.49 13.28 5 11.07 15.09 …以下続く… … … いま、自由度1のカイ2乗分布を考えると、次のようなグラフになります。 カイ2乗値が3.84のところでグラフを区切ると、それよりも左側で0.95(95%)、それよりも右側で0.05(5%)の面積になります。つまり、カイ2乗値が3.84よりも小さい値は、95%の確率で起こります。また、カイ2乗値が3.84よりも大きい値は、5%の確率でしか起こらないということになります。 つまり「WとBではポテトとチキンの売り上げの割合には差がない(帰無仮説)」としたときに、そのカイ2乗値が3.84よりも大きくなる確率は5%よりも小さいということです。 さらにカイ2乗値が6.63よりも大きくなる確率は、1%よりも小さくなります。 さて、計算したカイ2乗値は4.46でした。これは次のように解釈できます。「WとBのお店によってポテトとチキンの売り上げの割合には差がない(帰無仮説)」としたときに、そのカイ2乗値が4.46をとる確率は、5%よりも小さく、1%よりも大きい。 有意水準 カイ2乗値4.46がでてくる確率は、1%から5%の間だということがわかりました。これは、100回やって1回から5回しか起こらないということです。これは「起こりにくい」とするべきでしょうか。それとも「それほど起こりにくいことではない」とするべきなのでしょうか。確かに宝くじの一等が当たる確率よりは、大きいのですが。 めったに起こらないか、そうではないか、を決めるのに、統計学では「有意水準」というものを使います。有意水準よりも小さい確率であれば、それは「めったに起こらないこと」、つまり、偶然の誤差ではないと認定します。有意水準よりも大きい確率であれば、「めったに起こらないこととはいえない」、つまり、偶然の誤差であるとします。 有意水準は伝統的に、5%か、あるいは1%を使います。有意水準5%よりも、有意水準1%の方が厳しい判断の仕方といえます。5%、1%どちらを有意水準として使ってもかまいません。重要なのは、あらかじめ有意水準を決めておくということです。 仮説検定をする さて、話をチキンとポテトに戻しましょう。 カイ2乗値は4.46でした。これは、5%から1%の確率で起こることです。 ここで、有意水準として5%をとるとすると、それよりも小さい確率ですので、「めったに起こらないこと」と認定できます。これは次のように解釈できます。 帰無仮説として「WとBではポテトとチキンの売り上げの割合には差がない」としました。 カイ2乗値は4.46となり、これが起こるのは5%より小さい確率です。 有意水準を5%に設定したので、これは「めったに起こらないこと」であるといえます。 「めったに起こらないこと」が起こってしまったのは、帰無仮説が間違っていたからだと考えます。 したがって、帰無仮説「WとBではポテトとチキンの売り上げの割合には差がない」は間違っていたと考えます。 帰無仮説を棄却します。 帰無仮説が棄却されたので、対立仮説「WとBではポテトとチキン売り上げの割合に差がある」を採択します。これが結論になります。 カイ2乗検定の結果「WとBではポテトとチキン売り上げの割合に差がある」という結論が得られました。 店員さんに結論を知らせる あなたはこの結論を店員さんに知らせました。 「ポテトとチキンの売り上げについてカイ2乗検定をしたんですよ」 「な、なんだい、そのカイなんとかというのは?」 「ともかく、その結果、WとBではポテトとチキン売り上げの割合に差がある、ということなんです。Wの方がチキンの売り上げの割合が小さいんです。それは有意水準5%でいえることなんです」
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旧ソ連を含みます ロシア内務省の任務や特殊部隊について教えてください。またスペッツナズにあたる部隊はまだ存在するのですか? 「ボルシェビキ」とはどういう意味でしょうか? 戦後、ソ連が北方領土に大規模な軍港を作らなかったのは何故でしょうか? 「若き勇者たち」(Red Dawn)という映画で、ソ連軍はボーイスカウトを準軍事組織とみなしていましたが、実際そうなのでしょうか? ロシアの空力研究機関「ツァギ」って何年からあるんですか? ロシアは革命時に英仏から戦車を購入したとの事ですが、 ソ連がアメリカに戦争を仕掛けたら勝って世界を征服できただろうと思われる時期って存在するのでしょうか? チェチェン紛争のニュースでロシア軍人がチェチェンゲリラに武器を横流ししている映像を見たことがあります。 1991年にソ連で起きたクーデターについて詳しい書籍ってありますか? 第二次大戦前後、なぜロシア(ソ連)は文明の敵と言われていたのでしょうか? ロシア軍がチェチェン紛争で苦戦した原因は何ですか? ロシヤ語の「ウラー」を日本語に翻訳するとなんなのでしょうか? 冷戦時のソ連ですら日本に揚陸する能力が全くなかったのでしょうか? Mig-25が函館空港に着陸してパイロットが亡命を求めた事件で、そのパイロットはどう過ごしているのかな 兵士の母親委員会って何ですか? ソビエト連邦時代のNKVDに所属していた人間は「NKVD部員」とかって呼ぶんですか? スターリン時代のソ連って、ラーゲリとか集団農場とか大粛清とかムチャクチャやりまくってたのに、 ソ連が全盛期だった時はT-72とかMiG-29とかは悪者の兵器っていうイメージがありましたか? ソ連が崩壊した後、KGBの偉い人とかってどうなったんですか? シベリアで木を数えるってどういう意味なのでしょうか? ソ連のミヤコン設計局やスホーイ設計局やカモフ設計局などは、設計だけをする組織だったのでしょうか? ロシアの兵器名って、邦訳するとなぜ「なんとかかんとか複合体」になってしまうのですか? ロシアの死の核作戦って本当にあるんでしょうか? 現代ロシアに民兵か、それに近い組織はありますか? 現在のロシアを占領できる戦力(核除く)を持った国はどこですか 最近のロシア機のセールスの調子はどうですか? ソ連の懲罰でよくシベリアで木の数を数えるといいますが、本当に数えさせていたのですか? ソ連が崩壊してもロシアはチェチェンが資源ルートで重要ということで軍を送り戦っていますが、なんでウクライナなど他の独立地域もチェチェンのように弾圧しなかったのですか? 「新冷戦」という言葉を聞いたけど、また軍拡競争でも始めるの? なんでロシアは北方領土に基地を作らないの? 共産圏の国境警備隊は秘密警察や諜報機関の指揮下にあったり、軍隊並みの重武装をしていたりしますが、これはなぜですか? ソ連は、軍の大粛清をやっていますが、その過程でどうして反乱やクーデターが起きなかったんですか? MiG設計局は今どうなってるの? 現在のロシアとアメリカって仲悪いんですか? ロシアではウォッカを値上げすると政権崩壊するの? グアンタナモの囚人解放したらロシアも困るって? チェチェンにはどこの国や組織が補給をおこなっているとされているのですか? チェチェン独立派の兵士って全盛期にはどれくらいの人数いたのでしょうか? チェチェンゲリラとロシア軍のキルレシオは1 1どころかロシア軍の方が多いくらいみたいだけど、なぜなの? ロシア南部のイングーシ共和国がチェチェン化しそうだとか? ロシアとグルジアが戦争だそうだけどグルジアの戦力ってどれぐらい? 戦力差は歴然としてるのにグルジアのサーカシビリ政権の旧日本軍ばりの無謀っぷりは理解できん 南オセチア紛争でロシアとイスラエルの関係が悪化したって本当? ロシアは、どうしてあれほど広大な領土を保有するに至ったのですか? ソ連がアメリカの技術抜きにどうやって、原爆をあんなにすぐ開発できたんですか? フランスもドイツもロシアの冬将軍に敗退しましたが、2010年の最新戦車や歩兵装備なら極寒や泥濘は余裕で克服できるの? ソ連が崩壊したときレーニン像が引き倒されましたが、レーニンの保存遺体や歴代のソ連指導者の胸像などはどうなったのでしょうか? 旧ソ連にあった秘密都市って今でも現役なんですか? ロシアの社会主義革命に日本が一枚噛んでると聞いたのですが本当ですか? ソヴィエト解体時のバルト三国や中央アジア諸国などの場合にも抵抗組織は存在したのでしょうか? ソ連とかが共産圏の国に派遣してた軍事顧問ってなんですか? 中ソの武力衝突である「ダマンスキー島事件(珍宝島事件)」について詳しい方、ご教授願います。 ソ連は米空母にどうやって対抗するつもりだったの? ロシア内務省の任務や特殊部隊について教えてください。またスペッツナズにあたる部隊はまだ存在するのですか? スペツナズといわれても、日本語で言うところの特殊部隊が スペツナズの意味なので範囲が大きすぎて説明できません。 内務省の特殊部隊に関してですが、OMON,OMSN,SOBR,ODON等のユニットが存在するようです。 詳しく知りたいようでしたら。教えますんで(といってもよそからの受け売りですが) 装備に関してですが特殊部隊だけでも雑多な装備なので東欧系のショップのHP等で見た方がわかりやすいと思います。 (何しろ迷彩服や、ベレー帽だけでも覚えきれないくらいある) (22 熊男 ◆i1ZVfXIQ) 「ボルシェビキ」とはどういう意味でしょうか? 「多数派」ッス。 ロシア社会民主労働党の一派。のちのソ連共産党。 じつは分派した当初は少数派だったのに「多数派」と自称したので ホントに多数派になってしまったということにはビックリだ。騙されないよう注意。 (24 182) 戦後、ソ連が北方領土に大規模な軍港を作らなかったのは何故でしょうか? 1. 北方領土と雖も、冬は流氷に閉ざされる。 2. 島嶼に港湾を建築した場合、補給がネックになる。 封鎖されたら干上がりますよ。 真珠湾は必要に迫られて設置しただけですからね。 シベリア鉄道ででも補給可能な本土があるのに、わざわざ北方領土に設置するメリットはないです。 あ、それから、 3. 中ソ対立までソ連は中国の旅順に不凍港の軍港を有していた。 というのもあります。 後に、カムラン湾にも基地を設置しましたが。 (33 眠い人 ◆ikaJHtf2) 「若き勇者たち」(Red Dawn)という映画で、ソ連軍はボーイスカウトを準軍事組織とみなしていましたが、実際そうなのでしょうか? 違いますよ。 1908年に英国のパウエル将軍が青少年の心身の鍛練を目的として大英帝国の 次代を担う若者を育てようとしたのが始まりです。 創設者が軍隊経験者だったので軍隊風になっているだけです。 ちなみに、薩摩藩の郷中教育と言うのが起源らしい。 (37 眠い人 ◆ikaJHtf2) ロシアの空力研究機関「ツァギ」って何年からあるんですか? 1918年設立。 風洞が出来たのが、1925年だったよ。 一応、TsAGIのホムペ。 http //www.tsagi.ru/ (37 眠い人 ◆ikaJHtf2) ロシアは革命時に英仏から戦車を購入したとの事ですが、 その後の内戦や諸外国が干渉してきた時に(ポーランドとか)それらの戦車が実戦投入という例とかはあるのでしょうか? 内戦で実戦投入され、見事に鹵獲されています。 また、ポーランド、あるいは干渉戦争の時にも特にルノーFTが投入されています。 ルノーFTは使い勝手が良かったのか、1920年から、KSと言う名称でコピー生産を 行い、シベリア、グルジアの白衛軍相手に使用されています。 (40 眠い人 ◆ikaJHtf2) ソ連がアメリカに戦争を仕掛けたら勝って世界を征服できただろうと思われる時期って存在するのでしょうか? 1920年代後半、1940年代後半と1950年代後半くらいではないでしょうか。 いずれも、戦争の反動で米国では軍縮が行われている状況です。 また、経済も好況よりやや不況にシフトします。 各時代ともドイツは疲弊し、フランスは内紛に明け暮れ、英国経済も翳りが見えています。 まぁ、タラレバでは何とでも言えますけど。 (62 眠い人 ◆gQikaJHtf2) チェチェン紛争のニュースでロシア軍人がチェチェンゲリラに武器を横流ししている映像を見たことがあります。 なぜ、ロシア軍人達はそんな事をしたのでしょうか? お金が欲しいから。 古来より、武器の横流しは止まった試しはありません。 (68 256) 1991年にソ連で起きたクーデターについて詳しい書籍ってありますか? 書籍名は忘れたけど新潮文庫でその辺のことを描いたノンフィクションが あったかと記憶しています。 後は、Gorbachevの回想記とかですかね。 クーデターは民衆の支持が無くても、放送局と軍、警察を掌握すれば大体は 上手くいきますけど、この場合は、放送局を接収できず、おまけに軍も把握出 来なかったのが失敗の原因だと思いますけど。 (69 眠い人 ◆gQikaJHtf2) 第二次大戦前後、なぜロシア(ソ連)は文明の敵と言われていたのでしょうか? 文明の敵ってのは、民主国家(アメリカ)に対して閉鎖的で独裁者のいる国に対する 常套的な非難の言葉です。 共産主義を脅威に思った故に貼られたレッテルだと思います。 今でもいわゆるならず者国家やテロリストに対して「文明の敵」という言い方をしています。 (70 126) ロシア軍がチェチェン紛争で苦戦した原因は何ですか? ロシア軍の士気の低さと投入している兵力等、色々あります。 通常の軍隊があの状態でゲリラ戦で膠着に持ち込もうとする相手に戦争をやればそういうものなのです。 アメリカもかつてべトナムでも苦戦しました。 (73 116) ロシヤ語の「ウラー」を日本語に翻訳するとなんなのでしょうか? ウラー=万歳 (73 124) 冷戦時のソ連ですら日本に揚陸する能力が全くなかったのでしょうか? 北海道北部に限れば(小型舟艇やヘリが使えるので)それなりに。80年 代初めまでの陸上自衛隊は冗談みたいな状況だったので、 ソレでもかなりの脅威でした。 (76 77) 「全く」は言い過ぎだろうけど、 揚陸用艦艇の配備数を見る限りは、自衛隊に勝てる戦力を揚陸できたとは考えにくい (76 78) Mig-25が函館空港に着陸してパイロットが亡命を求めた事件で、そのパイロットはどう過ごしているのかな 亡命先はアメリカだったかと... (80 631) 631氏に蛇足ながら付け加えれば、 アメリカで自家用飛行機のセールスマンをしていました。 数年前のTVがソースなので、現在もそうなのかは解りませんが。 (80 633) 兵士の母親委員会って何ですか? 「ロシア兵士の母親委員会」のことでしょうか? それならば、ロシアのNGOです。 アフガン戦争に従軍した兵士の母親たちが、自分の夫、息子たちが今どうしているのかを確認するため、 軍との折衝のための横のNetwork作りを始めたのが発端です。 現在は、チェチェン紛争に従軍している兵士の実態を調べ、ロシアとチェチェンの紛争解決を行う 活動をしています。 (90 眠い人 ◆gQikaJHtf2) ソビエト連邦時代のNKVDに所属していた人間は「NKVD部員」とかって呼ぶんですか? それと、大戦時の政治委員は全てNKVDに所属していたんですか? NKVD=内務人民部は、元々は通常の警察、犯罪調査、国境警備を担当する部門だった。 それが、1934年に、OGPU=合同国家政治保安部という政治警察部門が、 GUGB=国家保安管理本部に改組されて、NKVDに包含されることになり、 かつこの機能が強化されることになった(戦後のKGBの前身となったわけだ)。 だから、元々は、軍内部のコミッサールとは別の系統の国家機関と考えられる。 (94 287) NKVDで、「内務人民部」になるわけだから、「NKVD部員」というのは日本語としておかしい。 日本語に訳して、「内務人民部員」でよいだろうし、 NKVDをどうしても使いたければ、NKVDの「メンバー」、NKVDの「要員」、 NKVDの「○○(←役職名)」、NKVDに「所属の○○(←役氏名)」という表現でよいと思われ。 (94 296) 呼び名ですが,軍隊と同じように階級持ってますから,「同志○○○少佐」, 「同志◇◇◇大尉」などとなるのではないかと. もっとも,NKVD時代からの古参KGBエージェントの回想録に出てくる会話では, たいてい「同志」は省かれていますが. 親しい間柄なら,ペーチャ,カーシャ等,愛称で呼び合いますわな. 回想録では,仲間内の会話は愛称で呼び合ってます. 陰口叩くなら,「チェキスト」と. (以上は,記憶だけで書いてますので,予めご了承を) (94 消印所沢@暴力FAQ芸者 ◆z3kTlzXTZk) スターリン時代のソ連って、ラーゲリとか集団農場とか大粛清とかムチャクチャやりまくってたのに、 鉄鋼生産はグングン上がるし軍隊もWWIIではかなり強かったし、一体どうなってるんですか? 5ヵ年計画が成功したから。 (97 727) 農業生産力は、工業に資材人員をシフトしたせいで 1945年には戦前の5割程度に低下した そのため、ウクライナなどで大飢饉が発生している。 大祖国戦争で2000万人の死者が出たのも、それ以前の大粛正での死者も 国力を削いでいるが、ソ連自体の潜在的な力が大きかったので 躍進しているようにみえるかも。 (97 728) ソ連が全盛期だった時はT-72とかMiG-29とかは悪者の兵器っていうイメージがありましたか? 全盛時のソ連の象徴は、日本にとってばバックファイアーとキエフ級巡洋艦、 T-72戦車とMiG-25、-23、-27で、まだMiG-29は出現していませんでした。 MiG-29がデビューした時は、ソ連はすでに左前に成っていましたし。 で、印象としては、当然悪者と言うか、恐怖の対象でしたよ。 何せ、当時の日本のMBTの主力は61式だった訳で、74式は採用されたばかりで数が十分でなく、 T-72にはとても敵わないと思っていました。 戦闘機もF-104JとF-4EJで、-104は爆撃機専用要撃機で、 F-4ぐらいしか対戦闘機戦に何とか使えるかな?程度ですし、 護衛艦は、「あまつかぜ」1隻だけが、何とか水上打撃力を保持しているだけで、 他は対潜能力しか保持していませんでした。 まさに恐怖の対象でしたよ、ソ連は。 (98 423) ※中傷は掲載せず 悪者の兵器、っていうか恐怖の対象だったね。 別の意味になるやもしれんが、個人的にはMig-25は恐怖だったね。ほんとに怖かった。 (98 424) で、ヨーロッパでは、航空戦力は質的に西側がやや優勢、海上兵力は質、量共に西側有利、 地上兵力では質量共に東側が優勢であり、その地上兵力の象徴がT-72でした。 実際、70年代後期まで、ワルシャワ機構地上軍の進撃は、 戦術核を使わなければ止められないと見られておりました。 (98 426) ロッキー4 ランボー3怒りのアフガン(今見るとアフガンとはあまり関係ない) 007シリーズで大脱走やインディー・ジョーンズに登場するナチ並の悪党ですた。 007ゴールドフィンガーの手下は北朝鮮兵なんだけど当時は「政治的配慮」で謎のアジア人だったよ。 以外に思われるかもしれないが、冷戦当時はT72よりもT64の方が恐れられてた。 T72はT62の進化系でワルシャワ同盟諸国で割りと頻繁に見られたが、T64はソ連本国にしか無かったからな (98 439) キューバ危機世代はどうかは知りませんが、日本においては、ある時期までソ連は本当に良く判らない国。 むしろ、中国の方が、米国との対決姿勢を露わにしていました。 米中の和解後、「核の冬」論が公表されてから、ソ連の恐怖が加速します。 その後のアフガン侵攻と前後して、永久不凍港を目指す南進、つまり、日ソ戦争の恐怖が広がります。 まあ、こんな感じで恐怖の質が変化します。 個人的にはゴルビー以前に、アンドロポフ時代に少し雪解け感を感じたんですが、 五島勉とデビルマンを読むと言い知れーぬ不安を覚えました。 (98 446) ソ連が崩壊した後、KGBの偉い人とかってどうなったんですか? 今のロシア大統領はKGB出身ですが {(100 509)※2019年現在 KGB(コミチェート・ガスダールストヴェンノイ・ツェーントル)最後の議長、 ワジム・バカーチン氏は政治家出身でしたので,政治家に戻ったのではないかと 思われます. KGB自体は5つに分割され,その内,諜報部門はSVR(対外保安局)と名を変え, 現在も存続しています. ロバート・ハンセン事件に見られるように,その活動は現在も活発です. 他の国境警備その他の任務は,独立した機関になったり,他の省庁に 引き継がれたりしたようです. よって,旧KGB幹部はそれらへ移ったと思われます. ただし,中にはカルーギン少将のように,グラスノスチ時代に少々情報公開し 過ぎて,組織内にい辛くなり,アメリカへの亡命を余儀なくされた例もあります. (100 消印所沢@FAQ屋 ◆z3kTlzXTZk) ※リンク先消滅のためリンクは削除 粘着っぽいがKGBは Комитет государственной безопасности при Совете Министров СССР. (カミティェット ガスダルストベンノイ ベズアパースノスチ プリ サヴェーチェ ミニストロフ エスエスエスエール) (ソ連邦閣僚会議付属国家保安委員会) 「ツェントル」はセンターの意味で、機関の人たちが本部を指すときに呼ぶ言葉、正式名ではない。 (100 政治委員) シベリアで木を数えるってどういう意味なのでしょうか? ラーゲリ(収容所)送りという意味でしょう。 (105 549) 寒~いシベリアで無意味な行動をさせられる事の意。 帝政ロシアの頃からロシア(旧ソ連)で、 政治的に敗北した人がシベリア(辺境)に送られた事に由来。 ロシア史上、数多くの人間がシベリアの土になりました。 日本の企業で相手を脅したりするのに、 「どっかの研修所で穴掘ってその後そのその穴を埋めろ」 と言うのと同意。 (105 550) ソ連のミヤコン設計局やスホーイ設計局やカモフ設計局などは、設計だけをする組織だったのでしょうか? それとも生産まで行うのでしょうか? ソ連当時なら、設計のみ (117 512) 設計と生産が別だとすると、ソ連の国営飛行機工場では、 今まではミヤコン設計局設計の戦闘機を作っていたけど、 次の戦闘機はスホーイ設計局が設計したものに決定したので今度はスホーイを作ります。 みたいな非効率なことが行われていたのでしょうか? 基本的に、「この工場ではここの設計局の飛行機を作る」というのは決めてあった。 しかし「うちは大型機の製造一筋だったのに、受持設計局が唐突に戦闘機設計しちゃったので 明日から戦闘機を作らなきゃならなくなった・・・作ったことないんだけどどうしよう?」 ってな事が結構あったらしい。 さらに、一工場1設計局体制のせいで、 「ミコヤン担当の工場は割当生産数を達成したから暇だが、 スホーイ担当工場は生産体制が追いつかず24時間操業・・・。 でもミコヤン担当工場へ割り振る事は縦割り行政なのでできない・・・」 といったこともよくあったらしい。 あと、「〇〇工場に生産性で負けるな!!」と監督党員がはっぱを掛け合うので、 生産数”だけ”を稼ぐ為にろくに飛べもしない飛行機を”頭数だけ”作りあったり…と、 生産現場の非効率性は相当なものだったそうな。 (117 517) 設計局と工場の対応が変わったからといって、特に非効率だとは決め付けれません。 機種が変わればライン時には工場さえ新設ですし、 設計局間の製造面での差異は国別間や機体種別ほど大きくないです。 (MHIはノースアメリカン・ロッキード・McDの機体を製造してますね) (117 518) 試作設計局(OKB)の名の通り、試作工房は持っている。 それで試験までして、設計が確定したら原図を生産工場に引き渡す。 (117 519) ロシアの兵器名って、邦訳するとなぜ「なんとかかんとか複合体」になってしまうのですか? 「複合体」ってのは、まあ英語で言えば、「システム」みたいなニュアンスで使われている。 だからレーダー複合体とあれば、レーダー・システムと訳してみても間違いではない。 複合体=КОМПЛЕКС(KOMPLEKS)。英語のCOMPLEXと同じ語源だな。 (118 50) ロシア語表記は知らないが、英語の"complex"にあたる言葉。 西側で対応するのは「システム」。 5/60年代システム工学が時代の最先端として持てはやされた頃 西側でも爆撃機を「ウェポンシステム110」とかして開発してた訳で ソビエトが「迎撃システムE300」とか開発しても不思議は無い。 (118 51) ロシアの死の核作戦って本当にあるんでしょうか? そのような設備を維持するためには定期的な点検と、 それに伴う発射実験が必要不可欠ではないだろうか。 先日露戦略ミサイル軍が演習を行なったそうだが、 その事を考えると昔はいざ知らず現在にあるとは考え辛いですね。 (118 723) 例えば、モスクワが爆撃されてもソ連全土が壊滅するわけではありません。 負けたわけでもないのに自滅する設備を整えるのはおかしいでしょう。 普通に報復する設備を整えたほうがはるかに戦略的に意味があります。 ただし、冷戦時には米ソは様々な案を検討しているので アイディアや計画くらいならあったかもしれません。 (118 725) 現代ロシアに民兵か、それに近い組織はありますか? ロシアの準軍隊としては、国境部隊が大統領直属で10万人規模であります。 また、民兵的組織としては、ロシア連邦防衛部隊が2万人、 内務省の国内治安部隊が推定18万人おります。 (121 眠い人 ◆gQikaJHtf2) 現在のロシアを占領できる戦力(核除く)を持った国はどこですか 合法的に移民を多数移住させる、いわゆる浸透も含めていいなら、中国はそれができる。 実際、ノヴォシビルスク以東への中国人の移住を、ロシアは不快に思ってる。 (戦争板初質スレ7 220) 最近のロシア機のセールスの調子はどうですか? 西側の規格の武装(サイドワインダーやらMkシリーズが運用できるようにする)やネジやボルトを同じにして,ロシア機を作れば,もっと売れるんじゃないでしょうか? ロシア機のセールスは好調です. 特に中国に対してよく売れており,インドやマレーシア等も併せてロシアの輸出産業のスターとなっています. モスクワで開かれたエアショー,MAKS2005においても1000億円以上の商談が成立したと言われています. 単にいわゆる「西側」に売れていないだけです. また,軍用機,装甲車両など併せて西側のエレクトロニクス,西側口径の砲などを搭載したモデルも作っています. ロシアの動静は,米の最新鋭機に見劣りすることもあってあまり報道されないのですが,決して閑古鳥してるわけではありません. 「以前からの武器体系」というものもありますが,価格の割に性能が良いという面が高く評価されています. 第一級を買えるなら米から最新鋭機を買えばよいのですが,そうはいかない場合,ロシア機が次善の選択になる. 特に現在はF/A-22は門外不出,F-35は契約国が先約してていつ入手できるかわからない.ラファールやユーロファイターは実績がない. ……というわけで,東南アジア,中国,インド,中東などに,スホーイを稼ぎ頭に,イリューシンやジェットエンジン,レーダーなども売ってるわけです. ライセンス生産や共同開発などによる技術供与も,魅力の一つのようです. 対するに米はF/A-18やF-16,F-15を持ってきてるわけですが,上記のような条件や,費用対効果比,米の輸出規制や輸出後もうるさい口出しなどがあって,ロシアの門を叩く国も多いわけです. それもできない国は,フランスの古いミラージュや中国製に手を出す.あるいは使用条件さえ合えばグリペンのような,最新型だがやや融通の利かない機を選ぶ(南ア)こともあります. 規格に関しては,旧ソ連の設計局>航空企業も,西側アヴィオニクスへの入れ替えての販売攻勢とか,西側企業との合弁,旧式機の換装ビジネスとかも手がけています. 生き残る為に金になる事はとりあえず思いつく事はやってます,その結果としての現状な訳です. ネジ・ボルト類に関してはヨーロッパの企業も同じ土俵ですし. ただ,無線機の載せ代えやIRAAMのボアサイトモード程度の追加ならそんなに難しくはありませんが,BVRAAMとなるとFCSもいじらないといけないから結構大変です. 違う外部装備品となると搭載飛行テストもやらないといけない.これらのテストや,図面や治具を2系統準備しなければならないなど,コストがかかる. その辺をどう経営判断をくだすかという問題になりますが,微妙に仕様の異なる,従来型と西側仕様の2つのラインを生産することにしたら,規模の経済がそれだけ損なわれます. 経営効率,生産効率がそれだけ落ちることになりますね. (軍事板) ソ連の懲罰でよくシベリアで木の数を数えるといいますが、本当に数えさせていたのですか? シベリアは「木の本数を数えるくらいしかやる事が無いくらい何も無い場所」って事です。 帝政時代の言い回し。昔は貴族の流刑地というか左遷先だったので「する事がない」 って表現になる。収容所ができて「する事がない」どころじゃなくなっても言葉は残っ た。 日本でも「臭い飯を食う」とか言うでしょ。 (159 263-262) ソ連が崩壊してもロシアはチェチェンが資源ルートで重要ということで軍を送り戦っていますが、なんでウクライナなど他の独立地域もチェチェンのように弾圧しなかったのですか? ウクライナ→建前上ロシアと対等なソ連の共和国 チェチェン→数百年の抵抗空しく、ロシアに併合されたロシア共和国内の共和国 それからチェチェンで抵抗が長引くのは周辺のロシアの直接支配下にない地域に住む チェチェン人の方が数が多いから。 (368 843) チェチェンの独立宣言時の大統領は元ソ連軍隊大佐だし、 チェチェン軍の当初の装備はソ連軍撤退時に引き渡されたものだよ。 でも途中でエリツィンの気が変わって戦争する事になってまずはチェチェン内の反乱軍支援 →ロシア軍侵攻という手順を踏んだ。 それに上にもあるけど、チェチェン人は国外に住む人の方が多く、本拠地はロシアの手の及ばない 国外の渓谷にある。 (368 850) 「新冷戦」という言葉を聞いたけど、また軍拡競争でも始めるの? 今のロシアは資本主義で西側とも関係深いから戦争の可能性なんて少ないと思うけど? 全面戦争の危険は少ないだろうが熾烈な諜報戦はやっている。 http //headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080828-00000001-fac-int 英国にロシア人スパイ続々 対テロ防止に手が回らず 8月29日14時39分配信 FACTA http //www.timesonline.co.uk/tol/news/uk/crime/article4265569.ece イギリスは、ロシアをアルカイダ、イランに次ぐ3番目の脅威と位置付けてる。 Russia rated UK's biggest threat after al-Qaeda and Iran (505 952) なんでロシアは北方領土に基地を作らないの? もし基地があったら脅威になると思うんだけど 本土から遠く冬には流氷で閉ざされてしまう環境なので、基地を構築することそのものがとても難しい。 ソビエトは莫大な予算と手間をかけて本格的な各種基地を設営するだけのメリットがないと考えていた。 確かに千島(クリル)諸島を押さえておかないと、オホーツク海を自国海軍にとっての「聖域」にできないが、 膨大な予算と手間をかけて守らねばならないような何かがオホーツク海沿岸やサハリンにあるわけでもなし。 潜水艦発射弾道弾の射程が向上して北極海を「聖域」にできるようになると、ますます軍事的な意義は薄れることになった。 また、日本人からだとなかなかその感覚がつかめないが、仮にソビエトの方から考えた場合、クリル列島に大兵力を 配置しても、容易に補給路を遮断されて孤立させられ、北海道から一気に攻め込まれて退路のないまま全滅する可能性がある。 その「敵に近すぎる」立地は、大兵力の配置拠点としては、はなはだ不安な地域だった。 この辺の事情はソビエトがロシアになっても変わらない。 なので今でもあの諸島域は軍事的には「半分捨てられた」場所のまま。 (532 293) 共産圏の国境警備隊は秘密警察や諜報機関の指揮下にあったり、軍隊並みの重武装をしていたりしますが、これはなぜですか? 社会主義国家の、というかソビエトのだけど、あの手の国の国家システムは 治安に関する組織は全部内務省の元に一元化するようにしている。 秘密警察や諜報機関の指揮下に国境警備隊があるのではなくて、内務省の中に 秘密警察や諜報機関や国境警備隊(+警察)があって、内務省の主導権は 省内で序列の高い秘密警察や諜報機関が握っている、ということ。 一つ注意しておくとKGBはあくまで「国家保安委員会」であって、内務省の 部局からは独立したけど、「秘密警察」や「諜報機関」そのものではない。 日本の国家公安委員会が公安警察そのものではないのと同じ。 で、当たり前だがソビエト式国家の軍隊はあくまでも「人民の軍隊」であって、 「政府の私兵」ではない。 建前上は「党の軍隊」だったりはしているけれど、あくまで軍人は軍人であって 共産党の絶対的信奉者ではないから、政府というか共産党は軍隊を全く信用して なかった。 軍隊は正に軍隊であるだけに軍隊が攻撃してきたら歯が立たないので、対抗上 政府と共産党直属の軍事力が必要だった。 「内務省軍」や国境警備隊は、そういう形で軍隊に対抗する軍事力としてやたら 重装備だった訳。 尚これは別に社会主義圏の国だけではなく、フランスは軍隊とは指揮系統が別の 「国家憲兵隊」を持っていてかなりの重装備をさせているし、イタリアも国家憲兵隊 があるだけではなく警察そのものが複数組織存在していたりする。 日本の政治、軍事システムだとなんとなく想像がつき辛いけど、「政府は軍隊を信用しない」 「軍隊以外の軍事力を持ち軍隊と拮抗させる」というのは近代国家の基本の一つ。 (546 187) ソ連は、軍の大粛清をやっていますが、その過程でどうして反乱やクーデターが起きなかったんですか? ヴォロシーロフやブジョンヌイといったソ連赤軍の首脳部はスターリンに忠実なイエスマンだった。 元々が党の軍隊である赤軍には共産党の統制と監視が隅々まで行き届いていた。 クーデターの指導者となりそうなトハチェフスキーは真っ先に粛清されており、取って代われるような人物がいなかった。 誰も彼もが疑心暗鬼になりちょっとでも疑惑があれば(場合によってはなくても)即密告されるのでクーデターの陰謀をたくらみようがなかった。 (576 479) MiG設計局は今どうなってるの? 1995年5月にMoscow航空機企業合同(MAPO)MIGに集約され、1996年1月に国有集権企業MAPOに Kamov共々吸収されることになっていましたが、輸出権を保持したいMAPO MIGとMAPOが対立。 1997年にMIG傘下の実験設計ビューローMIGが分離独立し、MAPO-Mの小部門として生き残ります。 MAPO-Mは株式会社後、MAPOの継承企業となり、1999年12月8日付ロシア連邦政令により、MAPO傘下 企業は連邦国有権集権企業ロシア航空機製造会社MIGに統合されました。 最終的に、民営化後、国防ホールディングと言う軍需関連持株会社への移行が視野に上っています。 (336 眠い人 ◆gQikaJHtf2) 現在のロシアとアメリカって仲悪いんですか? メチャクチャ仲が悪いです。 90年代のエリツィン政権時代に米政府とIMFは融資の条件としてロシア政府に誤った経済政策を 行うように要求し、これが原因でロシアの経済が崩壊し、軍事力も弱体化した。 ところがプーチンが指導者になると独自の政策で経済を立て直し、米企業が買収しようとした ロシア企業を国有化するなどしてロシアの植民地化を防いだ。 これがきっかけとなり両国政府の間には不信感が育ち、米は旧ソ連構成国での相次ぐカラー革命で ロシアを封じ込めようとしたり、ロシアは中国などを誘って反米連合の砦「上海協力機構(SCO)」を 結成して米の国益を全地球レベルで阻害しようと活動をしている。 米露の指導者が変わった事でこれから少しは関係が改善される可能性はあるが、根本的に 国益が対立しやすい両国だけに恒久的な友好関係は難しいと見られている。 同時多発テロの直後はかなり協調してたし 合同軍事演習もやってたぐらいだけど イラク戦が始まってからは急速に冷え込んじゃったね。 ヨーロッパとの関係も悪くなる一方。 同時多発テロ直後 アレも利害関係が有ったから表面上そうしてただけだろ 丁度チェチェン紛争も激しかったときだし イラク戦争前は仏露中が占めていたイラク油田の利権を堅固は米英に奪われちゃったからね。 これは日本のメディア全般に言えることだが、アメリカの 一方的なABM Treatyからの撤退に言及しないとダメだろう。 今振り返れば、ネオコンが犯した数ある失態の中でもこれは トップクラス。 アメリカでは(もちろん日本でも)ほとんど報道されなかったが、 ロシア国内大騒ぎになったんだから。あれでプーチン及び ロシア軍部は、アメリカを信頼することを完全に止め、 米露の対立関係が決定的になった。実際、プーチンは あれが原因で失脚しかけたからね。 (ロシア周辺スレ14 466-481) ロシアではウォッカを値上げすると政権崩壊するの? ロシアの指導者的には死亡フラグだもんなぁw。 確かに規制したい気持ちはよく分かるし必要性も十分過ぎる位あるけど、やったら終わりだろ。 エチレングリコールやメチル飲んで病院送りになる人間を増やして、マフィアの懐を暖かくするだけだな。 一般ロシア人的にはダーチャの倉庫に眠ってる密造酒製造マシーンのホコリ払ってるとこだろうなw。 自動車やエアコンのパイプを流用して上手に蒸留器作っちゃうんだよなロシア人。 (ロシア周辺スレ15 200) 飲まなきゃやってらんないし、予告抜きで配給が滞ることがしょっちゅうだったから 自己防衛するしかない。 ココム事件の発端になった東芝のソ連駐在員の方も書いてたけど、どんな職場にも 必ず1名は密造酒製造のプロがいて、工業用エチルを怪しげな自作蒸留器と 白樺の皮の粉末で市販品顔負けの結構いけるウォトカに仕立てちゃうそうな。 定期的に職場の人数分生産資材からアルコールをチョロまかさないと誰もまともに動かないから、 確かにこれじゃ経済も停滞するし資材ロスも半端でないだろうと呆れてた。 (ロシア周辺スレ15 204) グアンタナモの囚人解放したらロシアも困るって? ロシア寄りのCIS諸国(タジク、ウズベク、離反したけどキルギス)のイスラムゲリラもタリバンと一緒に放り込まれてるから。 特にウズベクは反カリモフでアフガンを拠点にしてたUIAがアフガンで一網打尽にされてから ほとんどイスラム・テロが起きてないから、グアンタナモの囚人を解放したりしたらまた面倒ごと多発状態になる。 (中南米情勢スレ3 46) チェチェンにはどこの国や組織が補給をおこなっているとされているのですか? ゲリラやテロなどを行うにはある程度の補給が必要だと思うのですが? グルジア、さらにはイランとも言われる。 それに加えて、ロシアで稼いでるチェチェンの金持ち連中が、闇で武器を買い込んでるという話もある。 (496 257) チェチェン独立派の兵士って全盛期にはどれくらいの人数いたのでしょうか? 第二次チェチェン紛争前のチェチェン軍兵力は以下のとおり。 現役兵:2万2千人、予備役:1万人、非正規武装勢力:不明 編制は以下のとおり。 大統領防衛隊:2千人 突撃大隊*1 自動車化歩兵大隊(中隊*3、大統領護衛中隊)*1 国防軍:2万人 戦車連隊(戦車大隊*3、自走砲大隊)*1 自動車化歩兵連隊(歩兵大隊*3、対戦車大隊、高射大隊)*2 歩兵連隊*1 山岳連隊*1 対戦車連隊*1 高射連隊*1 特殊任務連隊(実質はゲライェフの私兵) 突撃大隊(実質はバサィエフの私兵) 第一次チェチェン紛争勃発時のチェチェン軍は以下のとおり。 現役兵:5千~6千人、予備役:1万人以上 編制は「旅団」*2、「連隊」*7、「大隊」*3で、4人の野戦軍司令官に分属。 第一次チェチェン紛争中期1995年3月のチェチェン軍は以下のとおり。 現役兵:9千人(うち外国人傭兵350人)、その他不明 参考 http //ir.library.tohoku.ac.jp/re/bitstream/10097/35071/12/kitagawa-Seiichi-09-08-0001%2312-10.pdf (658 442,443) チェチェンゲリラとロシア軍のキルレシオは1 1どころかロシア軍の方が多いくらいみたいだけど、なぜなの? チェチェンゲリラはゲリラといっても、そもそもが装備ごと正規軍から離反したものも多く つまり準正規軍と言って良いくらいです。その準正規軍が遊撃戦(ゲリラ戦)を行ったものです。 よって資料によってはチェチェン軍と書くものもあります。 (第1次チェチェン…第2次はテロ戦主流のよりゲリラ的になっていますが) でも双方の損害比率は二次紛争になっても余り変わってないし絶対数でいうと二次紛争の方が多いんだよな、確か。 テロ戦(IEDやアンブッシュ)なら、指揮系統がしっかりした大隊規模連隊規模での練度は無くても あくまで個人~分隊規模での練度が一定レベル有れば充分やっていけるからかな? 不正規戦はお互いに小規模な奇襲・襲撃が中心になります。 つまり土地の確保よりも敵兵の殺害が中心です。 (それによる戦意喪失、厭戦感の醸成) そりゃあ規模が小さくても損害実数は増えます。 両方とも←コレ重要 そして第一次は本来独立戦争であり、チェチェン側にとっては独立国家防衛の戦いです つまり地域の確保、討伐軍の侵入阻止 で、それに失敗したので戦意喪失戦に転換(我の損害増加も覚悟で) 準正規戦からテロ戦に転換した理由は指揮や錬度とは別と思われ (ソ連軍のアフガニスタン侵攻 Lans ◆xHvvunznRc) チェチェンゲリラの ドゥダーエフは元ソ連空軍少将 マスハドフは元ソ連陸軍大佐 チェチェン紛争が最も苛烈だった時期に チェチェンゲリラが大善戦していた背景には こういった「元」ソ連軍人達が多数居た事を忘れてはならない 正規の軍事教育を受けており、かつロシア軍の兵器と戦術の弱点や問題点 指揮形態など内部事情に通じていた事が戦いにおいて非常に有利に働いたのだ (ロシア軍のチェチェン侵攻スレ 67) ロシア南部のイングーシ共和国がチェチェン化しそうだとか? イングーシの反体制運動家は「すでに内戦だ」と言ってますな。 以下yahooから引用 2004年の内務省襲撃事件以来、イングーシは事実上の内戦状態に入った。 男たちは夜、武器を持って出ていく。17、18歳の若者たちも加わっている。 陰で彼らを支援する者も多く、女性も例外ではない。 武装勢力はイングーシのほかダゲスタンやチェチェン、 カバルジノ・バルカルなど北カフカスをまたぎ活動しており、 この地方全体でロシアから独立してイスラム政府を樹立する計画がある。 http //headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081029-00000586-san-int ただチェチェンに比べると人口が4割、面積4分の1程度で独立宣言しても簡単に鎮圧されそうな。 本来同一民族であったチェチェン人と共闘するしかないか。 (ロシア周辺スレ8 704) というか、元々チェチェン紛争が北カフカス紛争になってるって事でしょ? チェチェンにいる(た)外国人義勇兵も大半が北カフカスかららしいし (ロシア周辺スレ8 705) ロシアとグルジアが戦争だそうだけどグルジアの戦力ってどれぐらい? 外務省 グルジア http //www.mofa.go.jp/mofaj/area/georgia/data.html 軍事力 総兵力21,150(陸軍17,767、海軍495、空軍1,310) 駐留ロシア軍3,000(ミリタリー・バランス2008年) ■空軍 数 機種 22 Su-25KM 13 Su-25UB 12 MiG-25 4 Su-24 18 MiG-21 11 L-39 2 L-29 1 Mi-35 "Hind" 19 Mi-24-P "Hind" 21 Mi-24-V "Hind" 18 Mil Mi-14 16 Mi-8 "Hip" 6 Bell-212 40 UH-1H 2 Mil Mi-2 ■陸軍 戦車×79両(T-55×48両及びT-72×31両)、 BMP-1及びBMP-2、BTR-70及びBTR-80×111両。 (ロシアーグルジア開戦スレ 62,67) 参考資料 ARMED FORCES COMPARED(軍データ比較) グルジア 総人数:26,900人 戦車(T-72):82両 装甲車:139台 戦闘機(Su-25):7機 重砲(Gradロケット・ランチャー含む):95 ロシア 総人数:641,000人 戦車(各種):6,717両 装甲車:6,388台 戦闘機(各種):1,206機 重砲(各種):7,550 ソース:Jane's Sentinel Country Risk Assessments (ロシア周辺・旧ソ連圏スレ7 47) 戦力差は歴然としてるのにグルジアのサーカシビリ政権の旧日本軍ばりの無謀っぷりは理解できん だからNATOをアテにした戦争だったんだよ (ロシア周辺・旧ソ連圏スレ7 28) グルジアは過去4年間で軍事予算を約30倍に拡大、米国製武器や米国の軍事顧問を受け入れて軍の近代化に力を入れている。 南オセチア独立派には軍事力で優越しており、サーカシビリ政権が南オセチア急襲による短期決戦を狙った可能性もある。 ただ、その軍事費増大も「ゼロから軍をつくりあげるプロセス」(国防省筋)にほかならず、 ロシアとは兵員数で12倍、主力戦車数で180倍、攻撃ヘリで226倍と圧倒的な隔たりがある。 ロシアが本格的に軍事介入した場合、グルジアが欧米諸国の支援抜きに持ちこたえられないことは明白だ。 事態打開のカギを握るのは欧米諸国の動きだ。ロシアのラブロフ外相は米国のライス国務長官と3度にわたって電話会談した。 しかし、米国はグルジアの領土保全を重視してロシア軍の撤退を求めるなどグルジア側の立場を鮮明にしており、 米国の動き次第ではロシアが態度をさらに硬化させる可能性も高い。 (ロシア周辺・旧ソ連圏スレ7 36) 南オセチア紛争でロシアとイスラエルの関係が悪化したって本当? イスラエルがグルジアを支援したこと受け、ロシアが報復措置として、シリア軍に最新鋭のミサイルを装備させます。 イスラエルが、グルジア軍に無人偵察機など、電子機能を備えた軍備を装備させたことにより、ロシアは報復措置として、 射程距離200キロの地対地ミサイル、アレキサンダーをシリアに供与することになっています。 ロシア軍はこの他、このミサイルの使用法をシリア軍に教えるため、同国に専門家を派遣することを決定しています。 また、ロシア軍はシリア領土内に、陸海空軍の基地を設置します。 南オセチアでの戦争開始におけるイスラエルの軍事干渉の様々な側面が明らかになったことを受け、ロシアとイスラエルの 関係が悪化しており、双方は、それぞれ自国が保有している装備手段や可能性によって、互いに圧力をかけようとしています。 http //www.ft.com/cms/s/0/e09bb78a-6eda-11dd-a80a-0000779fd18c.html (中東の軍事情勢7 959,979) ロシアは、どうしてあれほど広大な領土を保有するに至ったのですか? 制圧できたのは優れた火器のおかげ。 銃と大砲を装備したコサック兵は、たった500名でシビル-ハン国の 首都を陥落させている。侵攻開始から僅か4年。 しかし草原部の戦いでは敵の騎兵に手こずり、結局シビル-ハン国を 滅亡させるまで20年を要している。 広大な領土を維持できたのは、元々ロシア人が川を水路として移動する技術に 長けており、シベリアを走る大河を利用して自由に移動できたことが一点。 毛皮にしか興味がなかったので、僅かに生活する原住民には積極的に干渉(支配) しなかったことが一点。 さらに毛皮を求めて東進を続け、苦労しながらモンゴル軍、満州軍などを 制圧してゆくが、清帝国と接触したとこで「これはいままでの相手と違う」と 判断し、1689年にネルチンスク条約を締結、国境線を確定させた。 ちなみにロシア(モスクワ大公国)の豪商ストロガノフ家が私兵団を シビル-ハン国に派遣したのが1578年。 ということで、シベリア打通には100年以上かかっている。 (318 87) ソ連がアメリカの技術抜きにどうやって、原爆をあんなにすぐ開発できたんですか? クラウス・フックス http //ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9 「テッド・ホール マンハッタン計画」でググるのもいい (299 494-532) フランスもドイツもロシアの冬将軍に敗退しましたが、2010年の最新戦車や歩兵装備なら極寒や泥濘は余裕で克服できるの? 時代を追うごとに楽になっているのは事実。 カール十二世とナポレオンが苦しめられたモスクワ夏の汚水はヒットラーの時代には 克服できているし、両者の頃からは信じられないほど戦線も展開できた。 何より早さが違う。 今の装備なら夏に侵攻しても冬までかかるようなことはあるまい。 (660 786) ソ連が崩壊したときレーニン像が引き倒されましたが、レーニンの保存遺体や歴代のソ連指導者の胸像などはどうなったのでしょうか? レーニンはまだレーニン廟にある。 スターリンは61年にクレムリンの壁へ埋葬。 ソ連崩壊後、レーニン像は倒されて鉄屑にされたり、アメリカのレストランへ 売っぱわれたりしたけど、残ってる所には残ってるそうな。 KGBの初代長官だったかの像は場所を変えて、いまだ存在するそうな。 (293 ベタ藤原 ◆RoMNjfnp0E ) KGBの初代長官だったかの像は場所を変えて、いまだ存在するそうな。 ジェルジンスキーの像ならば野外彫刻美術館にあるそうだ。 http //www.tbs.co.jp/newsi_sp/eurasian/050718.html 言いたいことは十分に分かるが、厳密には初代KGB長官は間違いだからな。当時KGBは存在しない (293 666) 旧ソ連にあった秘密都市って今でも現役なんですか? ソ連崩壊後にほとんどが機密解除されて地図に掲載されたり住所が公開されたりして「秘密都市」じゃなくなった。 依然として核関連や軍事関連の産業で成り立ってるところもあれば家電などの民生部門に転換したところもあり、 基地の撤収で荒廃したところもあり。 ユーラシアブックレットNo.153「旧ロシアの秘密都市」という小冊子にそうした秘密都市の歴史と現状が紹介されてる。 (670 717) ロシアの社会主義革命に日本が一枚噛んでると聞いたのですが本当ですか? 日本人がレーニンと接触したらしいのですが。 日露戦争中、日本陸軍の明石元二郎大佐が、参謀本部の密命を受けて、 レーニンに武器や資金を提供していた。 ロシア国内の反政府勢力に暴動を起こさせて、日露戦争を有利に運ぶための秘密工作。 詳細についてはまだよくわかっていない。 (280 512) ソヴィエト解体時のバルト三国や中央アジア諸国などの場合にも抵抗組織は存在したのでしょうか? 第二次大戦後の一時期、バルト三国、特にEstoniaでは、ドイツ軍が遺棄した兵器を隠匿し、 ドイツ軍から戦術を教育されたゲリラ部隊が、ソ連軍相手に活動していました。 Estoniaに於ける抵抗は、1950年代まで続きます。 (ちなみに、Ukraineでもこの傾向は同じ) その後、これらの独立運動は徹底的に弾圧されており、テロという手段での独立を目指した 組織というのは存在していません。 Lithuaniaの再独立の際も、ソ連がその独立を阻止しようとした時に過激な手段は取らず、欧州 の仲介で独立に漕ぎ着けています。 中央アジアの場合は別で、元々が部族社会であり、国境外にも親戚がいます。 また、一つの国に複数の民族が居ると言うのも珍しくありません。 当時のソ連はAfghanistanに侵攻していた時期なので、その鋭鋒を鈍らせるべく、CIA、Pakistan、Iran、 中国などの各国がその反政府組織を育成しています。 従って、中央アジアの場合、可成りの武装勢力が存在していました。 (107 眠い人 ◆gQikaJHtf2) ソ連とかが共産圏の国に派遣してた軍事顧問ってなんですか? 技術を教えるだけの目的とは思えないんですけど… たとえばベトナム戦争の高射部隊の「ソ連軍事顧問団」はSAM-2の運用に当たっていて そこの部隊長をベトナム戦争でのトップエース(たしか22機撃墜)と呼ぶ資料も ある 中東ではエジプト空軍に派遣された「ソ連軍事顧問団」がMiG-21でイスラエル空軍機と 激しい空戦を展開し、少なくとも10機が撃墜されている この後、「ソ連軍事顧問団」は直接戦闘に参加するのを取りやめ、経済援助の代償として 北朝鮮やキューバなどの軍を現地に送り出すようになった 別に東側諸国だけの話ではありません。 ベトナム戦争のときの米軍も、最初は「軍事顧問団」と名乗っていました。 (274 625-636) 中ソの武力衝突である「ダマンスキー島事件(珍宝島事件)」について詳しい方、ご教授願います。 この辺に関しては、未だ研究が緒に就いたばかりですので、もう少し待たないときちんとした ものは出てこないでしょう。 石井明氏の著作(「珍宝島事件に関する一考察」(『二〇世紀アジアの国際関係』第一巻/原書房:1995)、 「珍宝島事件-現地考察に基づく再考察」(『歴史の対位法』/東京大学出版会:1998年))が比較的詳しく 論述されているのではないでしょうか。 一般国際法原則での河川の国境線引きは、主要航路で引くことになります。 ただ、河に中州や小島が点在する際、それが何所の岸に近い流れを主要航路とするかで、線引きが変わって しまいます。 イラン・イラク戦争の原因もシャトルアラブ川の河川国境線の修正に端を発していました。 元々は、ロシアと清国との条約交渉の経緯の中で、国境線の標柱を何所に設定するか、両国との間で丁々発止の やりとりが行なわれていました。 1964年に決裂した中ソ国境交渉の際、フルシチョフはウスリー河にも河川の主要航路に国境線を置くことを認めており、 この時点で妥結すれば、珍宝島は中国側に帰属しているはずでした。 しかし、ウスリー河、アムール河の合流点のハバロフスクに位置するボリショイ・ウスリースク島とタラバーロフ島を、 国際法の「例外」として領有すべくソ連が固執したことで、交渉が決裂します。 これ以降、中ソの国境地帯は無法地帯となり、前哨戦とも言える各種の国境紛争が頻発します。 ちなみに、この国境線上にある島嶼は約320もあったりします。 特に珍宝島近辺では饒河県のザリヴノイ島、ステパノフスキー島、ザルビンスキー島、マクスン島、ストロジェヴォイ島、 少し河を下ったウティヌイ島、新興洞島、シェレメチエフスキー島が主要な係争地で、このうち、1967年12月末から68年 1月初頭に掛けて珍宝島事件の前哨戦となる小競り合いが、ザリヴノイ島で行なわれました。 これら8つの島のうち、5島はソ連の実効支配地、3島が中国の支配地でしたが、中国の支配地へはソ連の警備艇が 出没し、中国漁民の活動を妨害していました。 こうした中、中国では文化大革命が起き、ナショナリズムが勃興します。 当然、こうした動きは国境線上に多大な影響を及ぼすことになります。 1969年3月2日、ソ連が実効支配していた主要航路を越えた所にある、ダマンスキー島(珍宝島)に、 人民解放軍が突如上陸を開始します。 また、国境未確定地域の島嶼にも、明確にソ連側の支配地と中国指導部が見なしていた島嶼を除いた 所に侵攻が開始されました。 殆どの地点でソ連軍は人民解放軍を撃退しましたが、珍宝島に関しては、人民解放軍の防戦が功を奏し、 これは17日の停戦まで維持されます。 紛争集結までの双方の死者は約100名とされています。 ちなみに、珍宝島支配についてはソ連では巧妙に隠され、日本でもダマンスキー島から人民解放軍は 撤退していると長い間、信じられてきました。 以後、珍宝島に関しては、中国の実効支配が行なわれ、1991年の国境交渉によって、その地位が確定して います。 (154 眠い人 ◆gQikaJHtf2) ソ連は米空母にどうやって対抗するつもりだったの? ロシア海軍の想定では米空母一隻とバランスする戦力は、 グラニート対艦巡航ミサイル(P-500型)36基(内半数は核弾頭)で、 これを24基搭載する949型原潜(NATOコード『オスカー』)1,5隻が必要であると考えていました。 F-14戦闘機やE-2早期警戒機S-3対潜哨戒機などを搭載する米空母機動部隊の防空ゾーンは、 およそ450~500kmに達するため、空母を沈めるには射程500kmを越えるグラニートが必要であり、 数量は平均36基は必要という戦術論が生まれた、との事。 (ソ連/ロシア原潜建造史 アンドレイ・V・ポルトフ氏 世界の艦船618集より要約) (207 145)
https://w.atwiki.jp/kummer/pages/41.html
最終更新日時 2011年03月04日 (金) 21時53分30秒 代数的整数論 #003 (86-165) 元スレ: http //science4.2ch.net/test/read.cgi/math/1141019088/86-165 ログ元: http //2se.dyndns.org/test/readc.cgi/science4.2ch.net_math_1141019088/86-165 86 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/03/29(水) 09 23 04 85 はKoszul複体を使って証明するのが普通。 というかそれ以外の証明を他で見たことがない。 まあ、わりと自然で簡単な証明だから他の誰かがきっとやってるとは思うが。 87 :132人目の素数さん:2006/03/29(水) 10 33 47 命題 A をネーター環とし、I をそのイデアルで I ⊂ rad(A) とする。 M を有限生成 A-加群で、M ≠ 0 とする。 x_1, ..., x_r を I に含まれる M-正則列 とする。 n_1, ..., n_r を整数の列で各 n_i 0 とする。 このとき、(x_1)^(n_1), ..., (x_r)^(n_r) も M-正則列である。 証明 各 i に対して i ≠ j なら n_j = 1 のときの場合、つまり x_1, ..., (x_i)^(n_i), ..., x_n がM-正則列であることを示せば、一般の場合はこれから直ぐでる。 よって、この場合を証明する。 85 より、x_i を最後に移動した列 x_1, ..., x_r, x_i も M-正則列である。 一般にM-正則な元の任意のベキ乗もM-正則だから、 x_1, ..., x_r, (x_i)^(n_i) も M-正則列である。 よって、再び 85 より (x_i)^(n_i) をもとの位置に戻した列 x_1, ..., (x_i)^(n_i), ..., x_n も M-正則列である。 証明終 88 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/03/29(水) 10 37 45 87 に私のIDを付けるのを忘れた。 後の検索のために注意しておく。 89 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/03/29(水) 10 45 36 訂正 87 x_1, ..., (x_i)^(n_i), ..., x_n x_1, ..., (x_i)^(n_i), ..., x_r 90 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/03/30(木) 10 45 13 86 Zariski-Samuelの本の付録にKoszul複体を使わない証明が載っていた。 しかし、その証明は 85 とは異なる。 91 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/03/30(木) 18 17 26 正則列を弱めた概念である準正則列(quasi-regular sequence)に ついて述べる準備として、フィルター付環とフィルター付加群について 述べる。フィルター付環は、局所環の完備化や重複度とも関係するので 可換代数において重要である。 定義 A を環とし、A の加法群の部分群からなる A_p, p ∈ Z の降列 ... A_p ⊃ A_(p+1) ... で以下の 条件 (1), (2) を満たすとする。 (1) (A_p)(A_q) ⊂ A_(p+q) が任意の p, q ∈ Z に対してなりたつ。 (2) 1 ∈ A_0 ここで、Z は有理整数全体の集合であり、 (A_p)(A_q) は 集合 {xy; x ∈ A_p, y ∈ A_q} で生成される A の部分群 を表す。 このとき、A をフィルター付環という。 列 (A_p) を A のフィルターと呼ぶ。 92 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/03/31(金) 10 42 53 91 の前に次の定義をすべきだった。 定義 M をアーベル群とする。 M の部分群からなる降列 ... M_p ⊃ M_(p+1) ... を M のフィルターと呼ぶ。 ここで、p は有理整数全体を動く。 M をフィルター付アーベル群と呼ぶ。 93 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/03/31(金) 11 01 36 因みに 92のフィルターの名前の由来を(私の想像だが)説明してみよう。 フィルターとは濾過器のこと。 92 の記号を使う。 M の元 x をとる。 x ∈ M_p となる p が存在しないとする。 このとき、x は、フィルターではじかれたと考える。 次に、x ∈ M_p となる p があるとする。 このとき x は M_p による関門を通ったと考える。 しかし x は M_(p+1) には含まれないとする。 このときも、x はフィルターではじかれたと考える。 こうやって、M の元を篩い落としていき、 最後に残ったもの、即ち ∩M_p の元がフィルターで漉されたものと 考える。 94 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/03/31(金) 15 26 54 定義 M をフィルター付アーベル群( 92)とし、(M_p)をそのフィルターとする。 M = ∪M_p のとき、このフィルターは上に収束するという。 0 = ∩M_p のとき、このフィルターは下に収束するという。 下に収束するフィルターを分離的なフィルターとも言う。 M_p = 0 となる p があるとき、このフィルターは下に有界または 離散的という。 M_p = M となる p があるとき、このフィルターは上に有界という。 上に有界かつ下に有界なフィルターは有界または有限なフィルターという。 95 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/03/31(金) 16 25 18 定義 A をフィルター付環( 91)とし、(A_p)をそのフィルターとする。 M を A-加群とする。 M をアーベル群とみて、その部分アーベル群からなるフィルター(M_p)が 以下の条件を満たすとする。 (A_p)(M_q) ⊂ M_(p+q) が任意の p, q ∈ Z に対してなりたつ。 このとき、フィルター(M_p)は、フィルター付環 A と両立するといい、 M をフィルター付 A-加群と呼ぶ。 96 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/03/31(金) 16 50 55 A をフィルター付環( 91)とし、(A_p)をそのフィルターとする。 M をフィルター付 A-加群( 95)とし、(M_p)をそのフィルターとする。 フィルター付環の応用上では、A = A_0 となる場合が圧倒的に多い。 この場合、各 A_p は A のイデアルであり、 各 M_p は A-部分加群である。 97 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/03/31(金) 16 55 57 フィルター付環および加群の例(その1) A を環、I を そのイデアルとする。 M をA-加群とする。 p ≧ 0 のとき A_p = I^p とし、 p < 0 のとき A_p = A とおけば、 A は (A_p) によりフィルター付環になる。 フィルター(A_p)を A の I-進フィルターと呼ぶ。 p ≧ 0 のとき M_p = (I^p)M とし、 p < 0 のとき M_p = M とおけば、 M は (M_p) によりフィルター付 A-加群になる。 フィルター(M_p)を M の I-進フィルターと呼ぶ。 98 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/03/31(金) 17 08 49 フィルター付環および加群の例(その2) A をZ-型の(可換な)次数環(前スレ1の720)とし、 その n-次部分を A_(n) とする。 A_p = Σ(n≧p) A_(n) とおく。 A は (A_p) によりフィルター付環になる。 M をZ型の A-次数加群(前スレ1の722)とし、 その n-次部分を M_(n) とする。 M_p = Σ(n≧p) M_(n) とおく。 M は (M_p) によりフィルター付 A-加群になる。 99 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/03/31(金) 17 24 35 フィルター付環および加群の例(その3) A を環とする。 p ≦ 0 のとき A_p = A とおき、 p > 0 のとき A_p = 0 とおく。 A は (A_p) によりフィルター付環になる。 A を自明なフィルター付環と呼ぶ。 M をA-加群とする。 p ≦ 0 のとき M_p = M とおき、 p > 0 のとき M_p = 0 とおく。 M は (M_p) によりフィルター付 A-加群になる。 M を自明なフィルター付 A-加群と呼ぶ。 100 :132人目の素数さん:2006/03/31(金) 17 27 21 帰納法使う奴は人間のくず 101 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/03/31(金) 17 56 35 フィルター付環および加群の例(その4) A をフィルター付環( 91)とし、(A_p)をそのフィルターとする。 M をA-加群とする。 M_p = (A_p)M とおけば、 M は (M_p) によりフィルター付 A-加群になる。 (M_p) を (A_p)から誘導されたフィルターという。 102 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/03/31(金) 18 19 34 定義 A をフィルター付環( 91)とし、(A_p)をそのフィルターとする。 M をフィルター付 A-加群( 95)とし、(M_p)をそのフィルターとする。 N を M の A-部分加群とする。 N_p = N ∩ M_p とおく。 (A_p)(N ∩ M_q) ⊂ N ∩ (A_p)(M_q) ⊂ N ∩ M_(p+q) となる。 よって N はフィルター(N_p) によりフィルター付 A-加群となる。 (N_p) を (M_p) により N へ誘導されたフィルターという。 103 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/04(火) 09 57 44 前スレ2の968 話は変わるけど、代数多様体の正規点における局所環の完備化は 正規であるというZariskiの定理の証明ってあまり本に書いてないね。 この定理は代数幾何では重要なんだけど。 Zariski-Samuelには当然書いてある。 EGAには優秀環の理論として拡張されて述べられている。 松村にも優秀環の理論は紹介されている。 104 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/04(火) 10 13 28 M-正則列(前スレ2の941)の概念はSerreが1955年の東京・日光における 国際会議で発表した論文で最初に導入したとEGAには書いてあるけど、 どうなんだろう。その論文を見るとAuslander-Buchsbaumの論文を 引用してるんだけど。この頃の彼等の論文というのは互いに 引用しあっている。 105 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/04(火) 14 27 21 定義 A をフィルター付環( 91)とし、(A_p)をそのフィルターとする。 M をフィルター付 A-加群( 95)とし、(M_p)をそのフィルターとする。 N を M の A-部分加群とする。 L = M/N おき、L_p = (M_p + N)/N とおく。 (A_p)(L_q) ⊂ ((A_p)(M_q + N) + N)/N ⊂ (M_(p+q) + N)/N = L_(p+q) となる。 よって L はフィルター(L_p) によりフィルター付 A-加群となる。 (L_p) を (M_p) により M/N へ誘導されたフィルターという。 106 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/04(火) 17 04 06 定義 A をフィルター付環( 91)とし、(A_p)をそのフィルターとする。 M, N をフィルター付 A-加群( 95)とし、それぞれ (M_p), (N_p) をそのフィルターとする。 A-加群としての射 f M → N が 各 p に対して f(M_p) ⊂ N_p を満たすとき、f をフィルター付 A-加群 としての射という。 107 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/04(火) 17 43 18 A をフィルター付環とする。 容易にわかるようにフィルター付 A-加群とその射は圏 F(A)をなす。 M, N をフィルター付 A-加群とすると、M から N への フィルター付 A-加群としての射の集合 Hom(M, N) は 自明な演算でアーベル群となる。 f M → N をフィルター付 A-加群の射とする。 f の A-加群 としての核 K は M の部分加群だから M のフィルターから誘導されたフィルター( 102)が入る。 このフィルターにより K をフィルター付 A-加群と考えたものを 射 f の核と呼び、Ker(f) と書く。 同様に A-加群としての余核 Q に、N のフィルターから誘導された フィルター( 105)を入れて、フィルター付 A-加群と考えたものを f の余核と呼び、Coker(f) と書く。 108 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/04(火) 18 05 00 A をフィルター付環とする。 f M → N をフィルター付 A-加群の射とする。 A-加群の射としての f の像 I に N のフィルターから誘導された フィルターを入れたものを f の像と呼び Im(f) と書く。 109 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/04(火) 18 09 06 A をフィルター付環とする。 f M → N, g N → L をそれぞれフィルター付 A-加群の射とする。 Im(f) と Ker(g) がフィルター付 A-加群として一致するとき、 列 M → N → L は完全であるという。 110 :132人目の素数さん:2006/04/04(火) 18 21 42 、,.、,、,.、___,.、,、,.、,、, 人ハ人ハ人 ♪ ,ゝ <、 ノ ヾ、 ∠ ) マ ウ ( / ;;; 〈. ) ン リ ( / 「// ̄∨ヾ/\! ヾ | ) セ ナ ( ,、| / ヽ 〃 ヾ |,、 ) ) ラ ( ( .|/ \ / ヽ! ) .) ( ( `//// .. /// \´ ヽ ! / \ ヽー--‐‐/ / Y⌒Y⌒Y ヽ ヽ / / . ヽ ヽ / / . \ ∨ / `j i" 111 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/05(水) 09 43 42 105 (L_p) を (M_p) により M/N へ誘導されたフィルターという。 (L_p) を N による (M_p) の商フィルターと呼ぶほうが一般的らしい。 よって今後、そう呼ぶ。 112 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/05(水) 10 18 09 定義 A をフィルター付環とする。 f M → N をフィルター付 A-加群の射とする。 A-加群の射としての f の核を K とする。 M/K に M のフィルターの商フィルター( 111)を入れて フィルター付 A-加群としたものを f の余像と呼び Coim(f) と書く。 113 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/05(水) 11 13 23 A をフィルター付環とする。 f M → N をフィルター付 A-加群の射とする。 λ Ker(f) → M を標準射とする。 このとき明らかに fλ= 0 である。 この Ker(f) とλは次の命題により特徴付けられる。 命題 A をフィルター付環とする。 g L → M, f M → N をそれぞれフィルター付 A-加群の射として、 fg = 0 とする。 このとき、射 u L → Ker(f) で g = λu となるものが一意に存在する。 ここで λ Ker(f) → M は標準射である。 証明 g(L) ⊂ Ker(f) だから、A-加群の射としては u として g の値域を Ker(f) に制限したものをとる。 u が フィルター付 A-加群の射となることは 各 p にたいして g(L_p) ⊂ M_p ∩ Ker(f) よりわかる。 u の一意性は λが単射であることから明らか。 証明終 114 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/05(水) 12 37 41 113と双対的に次の命題が成立つ。 命題 A をフィルター付環とする。 f M → N, g N → L をそれぞれフィルター付 A-加群の射として、 gf = 0 とする。 このとき、射 u Coker(f) → L で g = uμ となるものが一意に存在する。 ここで μ N → Coker(f) は標準射である。 証明 g(f(M)) = 0 だから g は A-加群の射として u N/f(M) → L を誘導する。 各 p にたいして g(N_p) ⊂ L_p だから u は フィルター付 A-加群の射である。 g = uμは u の定義から明らか。 u の一意性は μが全射であることから明らか。 証明終 115 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/06(木) 12 49 21 命題 A をフィルター付環とし、 f M → N をフィルター付 A-加群の射とする。 フィルター付 A-加群の射 u Coim(f) → Im(f) が一意に存在し、 f は M → Coim(f) → Im(f) → N と分解する。 ここで、M → Coim(f) と Im(f) → N はともに標準射である。 証明 A-加群の射としては u Coim(f) → Im(f) を u([x]) = f(x) で定義する。ここで、x は M の元であり、[x] は x の属す Coim(f) = M/Ker(f) の剰余類である。 この定義は剰余類の代表元 x の取り方によらない。 M、N のフィルターをそれぞれ (M_p), (N_p) とする。 f(M_p) ⊂ Im(f) ∩ N_p であるから u がフィルター付 A-加群の射であることは明らか。 次に u の一意性を示す。 α M → Coim(f) β Im(f) → N を標準射とする。 f = βvα となるフィルター付 A-加群の射 v Coim(f) → Im(f) が 存在するとする。 f = βuα = βvα であり、βは単射だから、 uα = vα となる。 αは全射だから、 u = v である。 証明終 116 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/06(木) 16 59 38 定義 A をフィルター付環とし、 f M → N をフィルター付 A-加群の射とする。 115の射 u Coim(f) → Im(f) は写像としては全単射だが フィルター付 A-加群の射としては同型とは限らない。 これが同型になるとき、 f を強射と呼ぶ。 117 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/06(木) 18 20 47 命題 A をフィルター付環とし、 f M → N をフィルター付 A-加群の射とする。 M、N のフィルターをそれぞれ (M_p), (N_p) とする。 f が強射( 116)になるためには、 各整数 p に対して f(M_p) = f(M) ∩ N_p となることが 必要十分である。 証明 K = Ker(f) とおく。 u Coim(f) → Im(f) を、 115の射とする。 u は写像としては全単射であることと、 u((M_p + K)/K) = f(M_p) に注意すれば明らかだろう。 証明終 118 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/07(金) 10 37 51 フィルター付 A-加群の射で強射( 116)でない例はいくらでもある。 例えば、k を体として M を k 上の3次元のベクトル空間とする。 e_1, e_2, e_3 をその基底とする。 N を e_1 を基底に持つ M の部分ベクトル空間とする。 L を e_1, e_2 を基底に持つ M の部分ベクトル空間とする。 M に以下の2つのフィルターを入れる。 (1) M ⊃ N ⊃ 0 をフィルターと見なす。 つまり、フィルター (M_p) を次のように定義する。 p ≦ 0 のとき M_p = M p = 1 のとき M_p = N p ≧ 2 のとき M_p = 0。 (2) M ⊃ L ⊃ 0 を同様にフィルターと見なす。 つまり、フィルター (M _p) を次のように定義する。 p ≦ 0 のとき M _p = M p = 1 のとき M _p = L p ≧ 2 のとき M _p = 0。 k に自明なフィルター( 99)を入れると。 上の各フィルターにより M はそれぞれフィルター付 k-加群となる。 (1) のフィルターを入れた M を M(1) と書き、 (2) のフィルターを入れた M を M(2) と書く。 恒等射 1 M(1) → M(2) を考える。 N ⊂ L だから、この射はフィルター付 k-加群の射である。 しかし、 N ≠ L だから強射ではない。 119 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/07(金) 11 09 12 定義 G をフィルター付アーベル群( 92)とする。 (G_p) をそのフィルターとする。 各整数 p に対して gr_p(G) = G_p/G_(p+1) とおき、 gr(G) = Σgr_p(G) (直和)とおく。 gr(G) を G の次数化アーベル群と呼ぶ。 120 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/07(金) 11 34 27 定義 A をフィルター付環( 91)とする。 gr(A) を A の加法群の次数化アーベル群とする。 α ∈ gr_p(A)、β ∈ gr_q(A) のとき、 αとβの積 αβ ∈ gr_(p+q)(A) を以下のように定義する。 x ∈ A_p, y ∈ A_q をそれぞれ αとβ の代表元とする。 xy ∈ A_(p+q) の mod A_(p+q+1) の剰余類をαβとする。 この定義が 代表元 x, y の取り方によらないことは明らかである。 この積により、gr(A) は Z 型の次数環(前スレ1の720)となる。 gr(A) を A の次数化環と呼ぶ。 121 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/07(金) 11 55 57 定義 A をフィルター付環とし、(A_p)をそのフィルターとする。 M をフィルター付 A-加群とし、(M_p)をそのフィルターとする。 gr(A) を A のA の次数化環( 120)ととし、 gr(M) を M の次数化アーベル群( 119) とする。 α ∈ gr_p(A)、γ ∈ gr_q(M) のとき、 αとγの積 αγ ∈ gr_(p+q)(M) を以下のように定義する。 a ∈ A_p, z ∈ M_q をそれぞれ αとγの代表元とする。 az ∈ M_(p+q) の mod M_(p+q+1) の剰余類をαγとする。 この定義が 代表元 a, z の取り方によらないことは明らかである。 この積により、gr(M) は gr(A)-次数加群(前スレ1の722)となる。 gr(M) を M の次数化加群と呼ぶ。 122 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/07(金) 13 18 42 局所環のm-進フィルターによる次数化環の幾何的意味を考える。 代数多様体 X の閉点 p における局所環 O_p にその極大イデアル m による m-進フィルター( 97)をいれてフィルター付環と考える。 この次数化環 gr(O_p) の Spec(gr(O_p))というのは、 X の p における接錐(tangent cone)と考えることが出来る。 接錐というのは、大雑把に言うとその点における接線の集まりのなす 代数スキームのことで、その点が非特異なら接空間と一致する。 このことをアフィン平面代数曲線の場合に説明しよう。 k を代数的閉体とし、f(X, Y) を2変数多項式環 k[X, Y] の元で 既約とする。さらに f(0, 0) = 0 とする。 f(X, Y) = 0 が定義する代数曲線を X とする。 f(0, 0) = 0 だから X は原点 p = (0, 0) を通る。 X の p における局所環を O_p とする。 このとき、次数化環 gr(O_p) は k[X, Y]/(f_m) と同型になる。 ここで f_m は f の初形式である。 つまり、f をその同次成分に分解して f = f_m + f_(m+1) + .. と書いたときの最低次の同次成分が f_m である。 f_m は2変数の同次式だから1次式の積に分解する。 この各1次式が原点 p における 曲線 f(X, Y) = 0 の接線である。 123 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/11(火) 18 38 38 定義 M, N をフィルター付アーベル群( 92)とする。 (M_p), (N_p) をそれぞれ M, N のフィルターとする。 f M → N をフィルター付アーベル群としての射とする。 各 p に対して f(M_p) ⊂ N_p だから、 f はアーベル群の射 M_p/M_(p+1) → N_p/N_(p+1) を誘導する。 よって、次数アーベル群の射 gr(M) → gr(N) が得られる。 ここで、gr(M)、gr(N) はそれぞれ M, N の次数化アーベル群( 119) である。 この射を gr(f) と書く。この p次の同次成分 を gr_p(f) と書く。 つまり、gr_p(f) gr_p(M) → gr_p(N) である。 124 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/11(火) 19 08 14 話はそれるが、最近 amazon.com で Edwards の Fermat s Last Theorem を買った。 今読んでいるところだけど、これは凄い本だ。 この本で初めてKummerの理想数がわかった、というか、 わかりかけてきた(まだ読了してないので)。 この本を参考にして、Kummerの理想数とは何かを後で述べよう。 Kummerの理想数については、前スレ1の281あたりでも書いてあるので、 そちらも参照されたい。 125 :132人目の素数さん:2006/04/12(水) 18 35 18 素因数分解の一意性の回復をx^n+y^nにおいて目指して作られた。 n=23でたしか不成立なんだが、イデアルを考えて言ってみればクウォークの様に 新しく素を考えてみようって話だったようなそうでないような。 しかし、俺にもこれが理解不能だ。だから早く書け。 126 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/13(木) 10 47 37 定義 A, B をそれぞれフィルター付環( 91)とする。 f A → B をフィルター付環としての射とする。 123 と同様にして f は次数環の射 gr(A) → gr(B) を誘導する。 この射を gr(f) と書く。 127 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/13(木) 10 53 29 定義 A をフィルター付環( 91)とし、 M, N をフィルター付 A-加群( 95)とする。 121 より、gr(M)、gr(N) は それぞれ gr(A)-次数加群となる。 f M → N をフィルター付 A-加群としての射とする。 123 と同様にして f は gr(A)-次数加群の射 gr(M) → gr(N) を誘導する。 この射を gr(f) と書く。 128 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/13(木) 11 03 15 A をフィルター付環( 91)とし、 M, N, L をフィルター付 A-加群( 95)とする。 1 M → M を M の単位射とすると gr(1) は gr(M) の単位射である。 f M → N と g N → L をフィルター付 A-加群としての射とする。 このとき、gr(gf) = gr(g)gr(f) となる。 以上から 対応 gr M → gr(M) は フィルター付 A-加群の圏から gr(A)-次数加群の圏への関手である。 129 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/13(木) 12 10 51 補題 A をフィルター付環( 91)とし、 M をフィルター付 A-加群( 95)とする。 M のフィルター (M_p) は上下に収束( 94)するとする。 gr_p(M) ≠ 0 となる p が有限ならフィルター (M_p) は有限( 94)である。 証明 十分大きな整数 n があり p ≧ n なら gr_p(M) = 0 である。 よって M_n = M_(n+1) = ... となる。 (M_p) は下に収束するから、0 = ∩M_p である。 よって M_n = 0 である。 同様に、十分小さな整数 m があり p ≦ m なら gr_p(M) = 0 である。 よって M_m = M_(m-1) = ... となる。 (M_p) は上に収束するから、M = ∪M_p である。 よって M_m = M である。 証明終 130 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/13(木) 13 56 41 次の命題とその証明は 私が過去スレ「大好き★代数幾何 Part 2」 の 819 に書いたものと同じである。 131 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/13(木) 13 57 39 命題 A をフィルター付環( 91)とし、 M, L をフィルター付 A-加群( 95)とする。 (M_p), (L_p) をそれぞれ M, L のフィルターとする。 (L_p) は上下に収束( 94)するとする。 f M → L をフィルター付 A-加群としての射とする。 gr(A)-次数加群の射 gr(f)( 127) gr(M) → gr(L) は同型であるとする。 このとき、フィルター(M_p) が有限( 94)なら、 f は同型となる。 証明 gr(M) と gr(L) は同型だから、 129 より フィルター(L_p) も 有限である。 フィルター (M_p) は有限だから 整数 k と n ≧ 0 があり、 M = M_k ⊃ M_(k+1) ⊃ ... M_(k+n) = 0 となる。 gr(M) と gr(L) は同型だから L = L_k ⊃ L_(k+1) ⊃ ... L_(k+n) = 0 となる。 M_0 = M, M_2 = 0 の場合を証明すれば、n に関する帰納法を使って、 一般の場合も証明できる。よって、この場合のみ証明する。 完全列 0 → M_1 → M → M/M_1 → 0 と 0 → L_1 → L → L/L_1 → 0 を考える。 仮定により、f M → L は、同型 M_1 → L_1 と 同型 M/M_1 → L/L_1 を誘導する。 snake lemmaを使って(使わなくても簡単にわかるが) f も同型になる。 証明終 132 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/13(木) 14 33 37 命題( 131)の系1 上の命題はフィルター(M_p) が有限でなくても上に収束( 94)し、 離散的( 94)なら成り立つ。 証明 命題( 131)より、各pに対して f は同型 M_p → L_p を誘導することがわかる。 フィルター(M_p)と(L_p) は上に収束するから、 f は同型となる。 証明終 133 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/13(木) 14 44 14 命題 M をフィルター付アーベル群( 92)とし、(M_p)をそのフィルターとする。 アーベル群の族 (M/M_p) は射影系である。 よって射影極限 proj.lim M/M_p が定義出来る。 標準射 M → M/M_p は、標準射φ M → proj.lim M/M_p を定める。 φが単射であるためにはフィルター (M_p) が分離的( 94)であることが 必要十分である。 証明 射影極限 proj.lim M/M_p の定義とφの定義から明らか。 134 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/13(木) 14 50 32 定義 M をフィルター付アーベル群( 92)とし、(M_p)をそのフィルターとする。 133の標準射φ M → proj.lim M/M_pが同型のとき、 フィルター (M_p) は完備であるという。 135 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/13(木) 15 19 17 命題( 131)の系2 命題( 131)はフィルター (M_p) が完備( 134)なら成り立つ。 証明 132 より、各 p に対して f は同型 M/M_p → L/L_p を誘導することがわかる。 よって f は同型 proj.lim M/M_p → proj.lim L/L_p を誘導する。 次の可換図式を考える。 M → L ↓ ↓ proj.lim M/M_p → proj.lim L/L_p を誘導する。 フィルター (M_p) は完備だから標準射 M → proj.lim M/M_p は 同型である。 一方、フィルター (L_p) は仮定より分離的だから 133 より L → proj.lim L/L_p は単射である。 よって、上の可換図式より f M → L が同型となることが分かる。 証明終 136 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/13(木) 15 23 02 135 はフィルター付加群の基本定理というべきものである。 137 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/14(金) 09 54 26 Bourbakiの用語では完備性に必ずしも分離性を要求しない。 我々もBourbakiに従うことにする。 よって、 134 の定義を以下のように修正する。 定義 M をフィルター付アーベル群( 92)とし、(M_p)をそのフィルターとする。 133の標準射φ M → proj.lim M/M_pが全射のとき、 フィルター (M_p) は完備であるという。 (注意)この場合 M/∩M_p が proj.lim M/M_p に同型になる。 138 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/14(金) 10 14 05 131の条件と主張を弱めた次の命題を証明する。 証明も 131と同様である。 命題 A をフィルター付環( 91)とし、 M, L をフィルター付 A-加群( 95)とする。 (M_p), (L_p) をそれぞれ M, L のフィルターとする。 f M → L をフィルター付 A-加群としての射とする。 gr(A)-次数加群の射 gr(f)( 127) gr(M) → gr(L) は単射であるとする。 このとき、フィルター(M_p) が有限( 94)なら、 f も単射となる。 証明 フィルター (M_p) は有限だから 整数 k と n ≧ 0 があり、 M = M_k ⊃ M_(k+1) ⊃ ... M_(k+n) = 0 となる。 n = 2 の場合を証明すれば、n に関する帰納法を使って、 一般の場合も証明できる。よって、この場合のみ証明する。 完全列 0 → M_(k+1) → M_k → M_k/M_(k+1) → 0 と 0 → L_(k+1) → L_k → L_k/M_(k+1) → 0 を考える。 仮定により、f M_k → L_k は、単射 M_(k+1) → L_(k+1) と 同型 M_k/M_(k+1) → L_k/M_(k+1) を誘導する。 snake lemmaを使って(使わなくても簡単にわかるが) f も単射になる。 証明終 139 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/14(金) 10 21 52 132と同様に次の命題が得られる。 証明も 132と同様である。 命題 A をフィルター付環( 91)とし、 M, L をフィルター付 A-加群( 95)とする。 (M_p), (L_p) をそれぞれ M, L のフィルターとする。 f M → L をフィルター付 A-加群としての射とする。 gr(A)-次数加群の射 gr(f)( 127) gr(M) → gr(L) は単射であるとする。 このとき、フィルター(M_p) が上に収束( 94)し、離散的( 94)なら f も単射となる。 証明 138より、各pに対して f は単射 M_p → L_p を誘導することがわかる。 フィルター(M_p) は上に収束するから、 f は単射となる。 証明終 140 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/14(金) 10 27 13 135と同様に次の命題が得られる。 証明も 135と同様である。 命題 A をフィルター付環( 91)とし、 M, L をフィルター付 A-加群( 95)とする。 (M_p), (L_p) をそれぞれ M, L のフィルターとする。 f M → L をフィルター付 A-加群としての射とする。 gr(A)-次数加群の射 gr(f)( 127) gr(M) → gr(L) は単射であるとする。 このとき、フィルター(M_p) が上に収束( 94)し、分離的( 94)なら f も単射となる。 証明 139 より、各 p に対して f は単射 M/M_p → L/L_p を誘導することがわかる。 よって f は単射 proj.lim M/M_p → proj.lim L/L_p を誘導する。 次の可換図式を考える。 M → L ↓ ↓ proj.lim M/M_p → proj.lim L/L_p を誘導する。 フィルター (M_p) は分離的だから標準射 M → proj.lim M/M_p は 単射である。 よって、上の可換図式より f M → L が単射となることが分かる。 証明終 141 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/14(金) 10 46 18 訂正: 135 命題( 131)はフィルター (M_p) が完備( 134)なら成り立つ。 135の証明から分かるように、フィルター (M_p)が 上に収束するという条件が必要である。 よって 135の主張は次のように書くべきであった。 命題( 131)はフィルター (M_p) が上に収束し、 分離的( 94)かつ完備( 137)なら成り立つ。 142 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/14(金) 17 15 05 ここで、ちょっと寄り道になるが話の都合上、対称代数について述べる。 143 :9208 ◆X2Eb5pqWTw :2006/04/14(金) 17 25 03 定義 A を可換環、 M を A-加群とする。 T(M) を A 上の M から生成されるテンソル代数(前スレ1の718)とする。 T(M) は明らかに次数 A-代数(前スレ1の720)である。 T(M)の部分集合 {xy - yx; x, y ∈ M} から生成される両側イデアルを I とする。 T(M)/I を A 上の M から生成される対称代数と呼び、 S(M) と書く。 I は同次元で生成されるから同次イデアルである(前スレ1の726)。 よって、S^p(M) = T^p(M)/(I ∩ T^p(M)) とおけば、 S(M) = ΣS^p(M) (直和) となる。よって S(M) も次数 A-代数である。 S^0(M) = A であり、S^1(M) = M となる。 S(M) の2元 x, y の積を xy と書く。 明らかに、xy = yx であるから S(M) は可換である。 144 :132人目の素数さん:2006/04/16(日) 01 11 09 587 145 :Kummer ◆g2BU0D6YN2 :2006/04/18(火) 12 10 01 124 で予告したように、Kummerの理想数について述べる。 今までの代数的整数論の準備としての可換代数の話も平行して進めるので 混乱しないように名前をKummerとしてIDも別にする。 まず Kummer の出発点は、λを奇素数としてζを X^λ = 1 の 1以外の根の1つとしたとき、円分整数環 Z[ζ] において素元分解の 一意性が成立つかどうかという問題にあった。 これは、周知のように Fermat の最終定理と関係がある。 しかし、Kummer の目的は別にあった。 それは Gauss に始まる 高次冪剰余の相互法則の探求である。 これが、解析方面を専門にしていた彼を Z[ζ] の整数論に向かわせ、 以後20年の間、彼を捉えて離さなかった。 広く流布されている話とは違って、Fermat の最終定理に関する彼の寄与は その研究の過程の副産物であり彼の最終目的ではなかった。 ここでは、このことを立証するのが目的ではないので、これについて 詳しくは Edwards の Fermat s Last Theorem という本を参照してもらいたい。 146 :132人目の素数さん:2006/04/18(火) 12 44 47 ここで king 登場 147 :Kummer ◆g2BU0D6YN2 :2006/04/18(火) 13 52 40 λを奇素数としてζを X^λ = 1 の1以外の根の1つとする。 ここで、方程式 X^λ = 1 は複素数体で考える。 よって ζ は複素数である。 ζを X^λ = 1 の原始根と呼ぶ。 有理整数環 Z と ζ により生成される複素数体の部分環を 円分整数環と呼び Z[ζ] と書く。 Z[ζ] の元を円分整数と言う。 X^λ = 1 の相異なるλ個の根は ζ^i, i = 0, 1, ..., λ-1 と書ける。 1 ≦ i ≦ λ-1 のとき i はλと素だから ij ≡ 1 (mod λ) となる整数 j が存在する。よって、ζ^(ij) = ζ となる。 つまり、ζ = (ζ^i)^j である。 よって Z[ζ] ⊂ Z[ζ^i] となる。 逆の包含関係は明らかだから、Z[ζ] = Z[ζ^i] となる。 よって、環 Z[ζ] は原始根ζの取り方によらない。 これから Kummer に習って円分整数環 Z[ζ] において素元分解の一意性が 成立つかどうかという問題を調べることにする。 その前に Z[ζ] の基本的な性質を調べておく。 148 :GiantLeaves ◆6fN.Sojv5w :2006/04/18(火) 15 16 17 talk 146 私を呼んだか? talk 147 λが奇素数でない正整数でも原始λ乗根は定義できる。それについても述べるのか? 149 :132人目の素数さん:2006/04/18(火) 15 38 21 148 基本的には奇素数の場合のみ述べる予定. 150 :132人目の素数さん:2006/04/18(火) 16 23 47 習って 151 :132人目の素数さん:2006/04/18(火) 16 40 16 >>148 死ね 152 :Kummer ◆g2BU0D6YN2 :2006/04/18(火) 16 44 25 λを奇素数としてζを X^λ = 1 の原始根の1つとする。 X^λ - 1 = (X - 1)(1 + X + ... X^(λ-1)) だから 1 + ζ + ... + ζ^(λ-1) = 0 となる。 これがζに関する自明だが最も基本的な関係式である。 153 :Kummer ◆g2BU0D6YN2 :2006/04/18(火) 16 51 50 λを奇素数としたとき、有理数体上の多項式 1 + X + ... X^(λ-1) の 既約性をそれよりやや一般的な命題の特殊な場合として証明するため、 整数 n > 0 に対して方程式 X^n = 1 を複素数体で考える。 X^n = 1 の根全体は乗法に関して位数 n の巡回群 G となる。 G の位数 n の元を X^n = 1 の原始根と呼ぶ。 原始根は φ(n) 個ある。ここでφ(n)はEulerの関数である。 つまり、集合 {1, 2, ..., n-1} に属す元のなかで n と素な元の個数である。 ζ_1, ..., ζ_r を原始根の全体とする。ここで r = φ(n) である。 Φ_n(X) = (X - ζ_1)...(X - ζ_r) とおく。 Φ_n(X) を指数 n の円分多項式と呼ぶ。 154 :GiantLeaves ◆6fN.Sojv5w :2006/04/18(火) 17 45 55 talk 151 お前が先に死ね。 155 :Kummer ◆g2BU0D6YN2 :2006/04/19(水) 10 05 56 整数 n > 0 に対して円分多項式( 153)の定義から X^n - 1 = ΠΦ_r(X) となる。 ここで Φ_r(X) は r の円分多項式で r は n の正の約数全体を動く。 よって、Φ_n(X) = (X^n - 1)/ΠΦ_r(X) となる。 ここで、r は n の正の約数で n 以外のもの全体を動く。 よって、Φ_1(X) = X - 1 から初めて Φ_n(X) は帰納的に求まる。 これから Φ_n(X) の係数は有理整数であることが分かる。 156 :Kummer ◆g2BU0D6YN2 :2006/04/19(水) 14 04 16 定義 有理数体 Q 上代数的な複素数を代数的数と呼ぶ。 157 :Kummer ◆g2BU0D6YN2 :2006/04/19(水) 14 05 11 定義 有理整数環 Z 上整(前スレ1の506)な複素数を代数的整数と呼ぶ。 158 :Kummer ◆g2BU0D6YN2 :2006/04/19(水) 14 23 22 命題 一意分解整域は整閉整域(前スレ1の578)である。 証明 A を一意分解整域とし、K をその商体とする。 x = a/b を K の元で A 上整なものとする。 ここで a, b は A の元で互いに素とする。 (a/b)^n + c_1(a/b)^(n-1) + ... + c_n = 0 とする。 ここで、各 c_i は A の元である。 この等式の両辺に b^n を掛けて次式を得る。 a^n + c_1a^(n-1)b + ... c_nb^n = 0 b が A の可逆元でないとすると、b を割る A の素元 p がある。 上の等式から p は a^n したがって a を割ることになる。 これは a と b が互いに素とした仮定に反する。 よって b は可逆元であり、x は A の元である。 よって、A は K において整閉である。 証明終 159 :Kummer ◆g2BU0D6YN2 :2006/04/19(水) 14 38 59 命題 代数的整数( 157)全体は複素数体の部分環となる。 つまり、代数的整数の和と積は代数的整数である。 証明 前スレ1の510 より明らか。 160 :Kummer ◆g2BU0D6YN2 :2006/04/19(水) 14 39 59 命題 αを代数的整数( 157)とし、αの有理数体上のモニックな 最小多項式を f(X) とする。 このとき f(X) の係数は有理整数である。 証明 f(X) の複素数体におけるすべての根は代数的整数である。 よって、f(X) の係数も代数的整数である( 159)。 158 より有理整数環は整閉だから、これらの係数は有理整数である。 証明終 161 :Kummer ◆g2BU0D6YN2 :2006/04/19(水) 14 46 36 補題 n > 0 を整数、ζを X^n = 1 の根(原始根とは限らない)の1つとする。 ζの有理数体上のモニックな最小多項式を f(X) とする。 p を n を割らない素数とする。 このとき f(ζ^p) = 0 となる。 証明 ζは X^n - 1 = 0 の根だから、 X^n - 1 = f(X)g(X) となる有理数係数のモニックな多項式 g(X)がある。 160 より f(X) の係数は有理整数である。 よって、g(X) の係数も有理整数である。 f(ζ^p) ≠ 0 として矛盾を導こう。 ζ^p も X^n - 1 = 0 の根だから、f(ζ^p)g(ζ^p) = 0 である。 f(ζ^p) ≠ 0 と仮定したから g(ζ^p) = 0 となる。 よって、ζは g(X^p) の根であるから g(X^p) は f(X) で割り切れる。 よって g(X^p) = f(X)h(X) となるモニックな多項式 h(X) がある。 h(X) の係数も有理整数である。 ここで、等式 g(X^p) = f(X)h(X) を mod p で考える。 g(X)^p ≡ g(X^p) (mod p) だから、 g(X)^p ≡ f(X)h(X) (mod p) となる。 f(X) の mod p でのの既約因子の1つをω(X) とする。 g(X)^p は mod p でω(X) で割り切れるから、 g(X) は mod p でω(X) で割り切れる。 一方、X^n - 1 = f(X)g(X) だから、 X^n - 1 は mod p で ω(X)^2 で割り切れる。 ところが、これは有り得ない。 何故なら、n は p と素で X^n - 1 は mod p で 分離的な多項式である。つまり、有限体 Z/pZ の代数的閉包において 重根をもたない。 以上から、f(ζ^p) = 0 でなければならない。 証明終 162 :Kummer ◆g2BU0D6YN2 :2006/04/19(水) 15 27 04 命題 任意の整数 n > 0 に対して、円分多項式Φ_n(X) は有理数体上既約である。 証明 ζを X^n = 1 の原始根( 153)の1つとする。 ζの有理数体上のモニックな最小多項式を f(X) とする。 m > 1 を n と素な整数とする。 m = (p_1)...(p_r) を m の素因数分解とする。 ここで、p_1, ..., p_r は素数で重複も許している。 161 より、ζ^(p_1) も f(X) の根である。 よって再び、 161 より (ζ^(p_1))^(p_2) もf(X) の根である。 これを繰り返して、ζ^m も f(X) の根である。 よって、f(X) は X^n = 1 の原始根のすべてを根に持つ。 f(X) は Φ_n(X) を割るから Φ_n(X) = f(X) である。 証明終 163 :Kummer ◆g2BU0D6YN2 :2006/04/19(水) 15 38 13 命題 λを奇素数としたとき、多項式 1 + X + ... X^(λ-1) は 有理数体上既約である。 証明 上記の多項式は指数 λ の円分多項式 Φ_λ(X) に等しい。 よって 162 より有理数体上既約である。 証明終 164 :Kummer ◆g2BU0D6YN2 :2006/04/19(水) 15 48 41 162 の証明は Dedekind によるもの。 163 が Kummerが扱った円分整数環 Z[ζ] における最も基礎となる定理である。 165 :Kummer ◆g2BU0D6YN2 :2006/04/19(水) 16 02 41 1 シロート厳禁、質問歓迎! このシロート厳禁っていうの誤解を与えないか? 俺が言ったのは高校生などの、ほらよくいるだろ数論オタみたいなの、 つまり、初等数論って自然数を扱い誰でも入りやすいから、すぐFermatとか Goldbachとか、そういうのをさしてシロ-トと言ったわけ。 前にいた割り算オタみたいのが来るとやだから、そう言ったわけ。 タグ: Koszul複体 quasi-regular sequence ネーター環 フィルター付加群 フィルター付環 準正則列 コメント
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神姫 World Online についてのページ。 のべつ幕無しにつらつらと脳内設定を書き出し中~ 神姫 World Online(Rev.Ⅰ) 神姫 World Online Rev. Duo α版公開期間 閉鎖理由 システム構成 クラウド構成 神姫ライドシステム 神姫 World Online Rev. Duo β版公開期間 システム構成 クラウド構成 神姫ライドシステム Divine Dress Driver (Dz Driver) 573 プロダクション(仮) 神姫 World Online Rev. Duo公開期間 システム構成 クラウド構成 インターフェースオーナー向け 神姫向け 神姫ライドシステム 事件 置きパーツの扱い Divine Dress Driver (Dz Driver) 573 プロダクション(仮) リアルロンドと管理運営団体RealRondoJapan BATTLE MASTERS東西 573 プロダクション(仮) リアルロンド筐体構造 テンプレート このページのトップへ 神姫 World Online(Rev.Ⅰ) +... 正式名称 神姫 World Online 略称 S.W.O. S.W.O.R.D. の前身 ジオラマスタジオ、バトルロンド(後のデータロンド)、リアルロンド、SS 掲示板とそれぞれ独立したサービスの総称 サービスの主体は KONAMI で、神姫総合研究開発所は殆ど絡んでいない(リアルロンド位) 2038年 4 月 ~ 2039年 3 月の 1 年間で S.W.O.R.D. 正式版へ神姫 World Online(Rev.Ⅰ)やα・β版のユーザデータ移行が行われる。 2039年 4 月のデータ移行期間終了とともにサービス終了 このページのトップへ 神姫 World Online Rev. Duo α版 +... 正式名称 神姫 World Online Revision Duo Versionα 略称 S.W.O.R.D. α版 神姫 World Online Rev. Duo のα版 公開期間 2036年 10月 ~ 12月 の三ヶ月間だけ公開され、閉鎖 閉鎖理由 建前セキュリティの脆弱性(アカウントハック) チートツールの横行 システムが不安定 本音プロトタイプ神姫ライドシステムが不安定未帰還者事件 亡霊事件 システム構成 正式版の半分位の規模 クラウド構成 ホームクラウド神姫・オーナーがログインすると最初に飛ばされるクラウド。 各種ショップ、イベント・クエスト案内所などがあり、各クラウドで遊ぶための基点。 アドベンチャークラウドフィールドとダンジョンで構成された、シンボルエンカウント方式の冒険用クラウド 各サーバはユニーク(多分 mac アドレスベース)な属性とエリアワードが設定されている。 エリアワードを三つ組み合わせる事で 3 台のサーバが選択され、その上にエリアが展開される 組み合わされたサーバ毎の属性によりエリアの属性が決まる。 敵は全て NPC 各エリア毎に設定された条件(「ボスを倒せ」や「ダンジョンの指定された部屋へ行け」等)をクリアする事でクリアとなる。 コロッセウムクラウドその名の通り、一対一やチーム対チーム戦を楽しむ「決闘」専用クラウド ステージングクラウド一般ユーザは基本このクラウドに転送不可 本番投入前試験用クラウドで、限りなく本番環境に近いテスト環境 新パーツや神姫の最終テストに使われる 運営側の悪事は大体このエリアで行われる バックアップクラウドα版ではバックアップクラウドは存在せず、高負荷時はステージングクラウドや、他サービス中クラウドからリソースを補填する 神姫ライドシステム プロトタイプであり非常に不安定 このページのトップへ 神姫 World Online Rev. Duo β版 +... 正式名称 神姫 World Online Revision Duo Versionβ 略称 S.W.O.R.D. β版 神姫 World Online Rev. Duo のβ版で 2037年 4 月 ~ 2038年 3 月の 1 年間公開され、2038 年 4 月から正式版としてサービスイン 公開期間 2037年 4 月 ~ 2038年 3 月の 1 年間 システム構成 多数のサーバを一つの「クラウド」として論理的に統合し、そのクラウド上に一つの仮想世界が構成される。 あるクラウドの負荷が上がり、リソース不足に陥るとバックアップクラウドからリソースを補填される 各クラウドには必ず別のクラウドへ飛ぶための転送ポイントが複数用意されている。 各クラウド内には「エリア」と呼ばれる設定の違う仮想世界が複数設定されている クラウド構成 ホームクラウド神姫・オーナーがログインすると最初に飛ばされるクラウド。 各種ショップ、イベント・クエスト案内所などがあり、各クラウドで遊ぶための基点。 ライフクラウド主にバトル以外の楽しみ方をするためのクラウド スクールエリア:ときめき神姫学園など、スクールライフを楽しむエリア アイドルエリア神姫系アイドルを売り出す 573 プロダクション(仮)がプロデュースする特殊エリア 神姫 TV On-Line というアイドルや歌手・女優系神姫が活躍する、撮影スタジオやロケーションで構成されている 573 プロダクション(仮)が主催するオーディションやスカウトを受けないと転送する事も出来ない アドベンチャークラウドフィールドとダンジョンで構成された、シンボルエンカウント方式の冒険用クラウド 各サーバはユニーク(多分 mac アドレスベース)な属性とエリアワードが設定されている。 エリアワードを三つ組み合わせる事で 3 台のサーバが選択され、その上にエリアが展開される 組み合わされたサーバ毎の属性によりエリアの属性が決まる。 敵は全て NPC 各エリア毎に設定された条件(「ボスを倒せ」や「ダンジョンの指定された部屋へ行け」等)をクリアする事でクリアとなる。 コロッセウムクラウドその名の通り、一対一やチーム対チーム戦を楽しむ「決闘」専用クラウド 参加者のレベル毎にエリア分けされている 上位者は上位エリアでのみ戦闘可能 下位のユーザは上位のエリアでも戦闘自体は可能だが十中八九、鴨 ステージングクラウド一般ユーザは基本このクラウドに転送不可 本番投入前試験用クラウドで、限りなく本番環境に近いテスト環境 新パーツや神姫の最終テストに使われる 運営側の悪事は大体このエリアで行われる バックアップクラウド一般ユーザは基本このクラウドに転送不可 サービス用クラウドの負荷上昇時にサーバ単位で、切り出し対象クラウドへの組み込みを待つ、待機系 基本的な設定だけしか行われていないため、何も無い ロストクラウド一般ユーザは基本このクラウドに転送不可 機器の劣化等、サービスから切り離されどのクラウドにも属せないサーバ群 このクラウドには研究対象となり得る”不具合”が集められている エリアワード「隠されし」や「禁断の」などの特殊系が割り振られている 特定条件下でロストクラウドのサーバを組み込んだエリアを生成すると、特殊エリアロストグラウンドになる 神姫ライドシステム ブラッシュアップされ、準正式版と呼んで良いレベルで安定している。 正式版へ向けて試験運用中 Divine Dress Driver (Dz Driver) 常用(普段着)装備 1 種をベースとして、付加スロットに戦闘用装備 4 種をストックしておき、武装を換装するシステム プレイ中に「ドレス・アップ」や「ドライブ・オン」の掛け声(変更可)と専用モーション(変更可)でスロットから武装を選び換装できる 掛け声の有無やモーション(簡易・フル)の選択、エディットは管理ウィザードから行う Dz Driver・ウィザード専用スロットに武装をストックしたり、ストックされた武装をエディットするための管理ウィザード 以下ウィザードの機能ストックされている武装のエディット プレイ中の掛け声の有無を選択 換装モーション(簡易・フル)のエディット・選択 573 プロダクション(仮) ライフクラウド アイドルエリアをプロデュースする芸能事務所 神姫オーナーアイドルや神姫コスプレアイドルをプロデュース 神姫そのものをアイドルや女優としてプロデュース 神姫コスプレアイドルは新型神姫が登場発売される度に新型コス専属の新人をデビューさせている(多分) このページのトップへ 神姫 World Online Rev. Duo +... 正式名称 神姫 World Online Revision Duo 略称 S.W.O.R.D. ネタ元 .hack// シリーズの The World ジオラマスタジオや、バトルロンド、バトルマスターズを統合したオンラインゲーム これまでの武装神姫系オンラインサービスの後継というポジションだが、根本的に別システム。 開発初期から神姫ライドシステムをオンラインで実装する事を前提に設計されているため、Rev. Ⅱではなく Rev. Duo - 神姫とマスターの二重奏という名前になった。 公開期間 2038年 4月 から正式サービスイン 神姫 World Online(Rev.Ⅰ)やα・β版からのユーザデータの移行は 2038年 4 月 ~ 2039年 3 月の 1 年間行われた システム構成 多数のサーバを一つの「クラウド」として論理的に統合し、そのクラウド上に一つの仮想世界が構成される。 あるクラウドの負荷が上がり、リソース不足に陥るとバックアップクラウドからリソースを補填される 各クラウドには必ず別のクラウドへ飛ぶための転送ポイントが複数用意されている。 各クラウド内には「エリア」と呼ばれる設定の違う仮想世界が複数設定されている クラウド構成 ホームクラウド神姫・オーナーがログインすると最初に飛ばされるクラウド。 各オーナー専用の home が用意されそこで、アイテムやパラメータの整備を行う 各種ショップ、イベント・クエスト案内所などがあり、各クラウドで遊ぶための基点。 ライフクラウド主にバトル以外の楽しみ方をするためのクラウド スクールエリア:ときめき神姫学園など、スクールライフを楽しむエリア アイドルエリア神姫系アイドルを売り出す 573 プロダクション(仮)がプロデュースする特殊エリア 神姫 TV On-Line というアイドルや歌手・女優系神姫が活躍する、撮影スタジオやロケーションで構成されている 573 プロダクション(仮)が主催するオーディションやスカウトを受けないと転送する事も出来ない オーナーズショップエリア:オーナーがショップを出店・経営できるエリア アドベンチャークラウドフィールドとダンジョンで構成された、シンボルエンカウント方式の冒険用クラウド 各サーバはユニーク(多分 mac アドレスベース)な属性とエリアワードが設定されている。 エリアワードを三つ組み合わせる事で 3 台のサーバが選択され、その上にエリアが展開される 組み合わされたサーバ毎の属性によりエリアの属性が決まる。 敵は全て NPC 各エリア毎に設定された条件(「ボスを倒せ」や「ダンジョンの指定された部屋へ行け」等)をクリアする事でクリアとなる。 コロッセウムクラウドその名の通り、一対一やチーム対チーム戦を楽しむ「決闘」専用クラウド 参加者のレベル毎にエリア分けされている 上位者は上位エリアでのみ戦闘可能 下位のユーザは上位のエリアでも戦闘自体は可能だが十中八九、鴨 各エリア毎にチャンピオン・チャンピオンチーム専用 home がある チャンピオン・チャンピオンチームは一定期間内に防衛戦が義務付けられ、行わないと自動的にチャンピオン陥落となる イベントクラウドその名の通りイベント専用クラウド クラウド単位でシステムへの組み込み・切り離しを行う事でほぼメンテ無しで準備・開催ができる バトル系・コンサート系など色々なイベントに使われる ステージングクラウド一般ユーザは基本このクラウドに転送不可 本番投入前試験用クラウドで、限りなく本番環境に近いテスト環境 新パーツや神姫の最終テストに使われる 運営側の悪事は大体このエリアで行われる バックアップクラウド一般ユーザは基本このクラウドに転送不可 サービス用クラウドの負荷上昇時にサーバ単位で、切り出し対象クラウドへの組み込みを待つ、待機系 基本的な設定だけしか行われていないため、何も無い ロストクラウド一般ユーザは基本このクラウドに転送不可 機器の劣化等、サービスから切り離されどのクラウドにも属せないサーバ群 このクラウドには研究対象となり得る”不具合”が集められている エリアワード「隠されし」や「禁断の」などの特殊系が割り振られている 特定条件下でロストクラウドのサーバを組み込んだエリアを生成すると、特殊エリアロストグラウンドになる インターフェース オーナー向け 画面出力系HMD(ヘッドマウントディスプレイ)推奨 操作系(PS2 や PS3 のような)ゲームパッド推奨 キーコンフィグL3 アナログスティック:移動 L3 アナログスティック押し込み:ターゲット選択 L1:行動選択モードL1 を押しながら○、△、×、□、R1、R2を押す事でスロットに登録されている行動を行う 先行入力が利くので、複数の行動を連続的に行う事が可能 L2:攻撃選択モードL2 を押しながら○、△、×、□、R1、R2を押す事でスロットに登録されている攻撃行動を行う 先行入力が利くので、複数の攻撃を連続的に行う事が可能 神姫向け 画面出力系クレイドルから CSC 直結のため不要 操作系クレイドルから CSC 直結のため不要 神姫ライドシステム システム構成「空白の CSC 」を大量に並列接続した「超大規模 CSC 並列演算システム」でメインシステムを構築している 「超大規模 CSC 並列演算システム」は CSC が記憶素子・演算素子を兼ねる為コンパクトでありながら、超スペックのスーパーコンピュータ 実装「超大規模 CSC 並列演算システム」を擬似的にオーナー用 CSC として、オーナーの情報をコピー・精神をダイレクトにリンクさせる事で実現している 事件 運営母体・システムの特殊性のため、特異な事件が発生している 未帰還者事件被害者数:不明 神姫ライドシステムの「空白の CSC 」とシステムに相性が良いオーナーが取り込まれ、ログアウトできなくなった事件 未帰還者が全て、ログアウトできるようになったかは不明 精神リンクにリミッターをかけた事により発生頻度が下がってはいる 一つの都市伝説として S.W.O.R.D. 内では活きている話題 亡霊事件被害者数:0 (個々の亡霊による襲撃被害は含まず) またの名を「ドッペルゲンガー事件」 CSC という強大な光で、S.W.O.R.D. というネガに神姫やオーナーの影が焼き付けられたために発生した事件または、何らかの理由で切り離され(取り残され)た意思の残照 いつの間にか自分(神姫・オーナー)そっくりな NPC が S.W.O.R.D. 内で放浪していて、身に覚えのない目撃談を囁かれるというのが事件の殆ど 亡霊そのものはあくまでも影の一部であり、思考を持たず決まりきった行動しかしない ただし、亡霊によっては攻撃性が高いものもおり、他者を襲撃する事もある システム上の都合・運営母体の興味の矛先的に対策を打つ気がなく、全く改善されていない 置きパーツの扱い ジオラマスタジオで作成した置きパーツを使うユニットも使用可能 置きパーツで作ったユニットをグループ化し、属性(武器・防具・キャラ等)を与える Divine Dress Driver (Dz Driver) 常用(普段着)装備 1 種をベースとして、付加スロットに戦闘用装備 4 種をストックしておき、武装を換装するシステム プレイ中に「ドレス・アップ」や「ドライブ・オン」の掛け声(変更可)と専用モーション(変更可)でスロットから武装を選び換装できる 掛け声の有無やモーション(簡易・フル)の選択、エディットは管理ウィザードから行う Dz Driver・ウィザード専用スロットに武装をストックしたり、ストックされた武装をエディットするための管理ウィザード 以下ウィザードの機能ストックされている武装のエディット プレイ中の掛け声の有無を選択 換装モーション(簡易・フル)のエディット・選択 573 プロダクション(仮) ライフクラウド アイドルエリアをプロデュースする芸能事務所 神姫オーナーアイドルや神姫コスプレアイドルをプロデュース 神姫そのものをアイドルや女優としてプロデュース 神姫コスプレアイドルは新型神姫が登場発売される度に新型コス専属の新人をデビューさせている(多分) このページのトップへ リアルロンドと管理運営団体 +... リアルロンド専用筐体を利用した実姫での戦闘シミュレーションゲーム ゲームセンターや武装神姫セントラルアミューズメントタワー Akiba 等でプレイ可能 大会やイベント管理のための団体が複数存在する リアルロンド管理運営団体リアルロンドを用いた大会やイベント、参加神姫・オーナーの情報を管理するための団体 リアルロンドユーザの神姫とオーナーは必ずどこかの団体に属している 複数団体の掛け持ち所属は可能 それぞれの団体でのリアルロンドの戦績(実績)・称号は S.W.O.R.D. にも引き継がれる RealRondoJapan 略称 RRJ 拠点 武装神姫セントラルアミューズメントタワー Akiba 支援組織 神姫総合研究開発所 リアルロンド管理運営団体としては日本最大規模を誇る 爆発的な裾野の広がりを見せる神姫に対し、バーチャル(S.W.O.R.D.)とリアルのユーザ管理の特性の違いから、S.W.O.R.D. 運営から独立した団体 独立時に S.W.O.R.D. のユーザのうち、リアルロンドユーザ管理を引き継いだため、所属神姫・オーナー数は日本最大 バトルの特色古参ユーザが多い事から、いわゆる”ブサイク”系装備や縛ロンドのスペシャリスト等バラエティ豊か 団体主催の公式大会数は少ない 縛ロンドなどユーザが集まって行われるローカル大会が多い BATTLE MASTERS東西 略称 BM西日本,BM東日本 拠点 (未定)、東京ドームシティ地下 神姫シティ 支援組織 西日本、東日本とそれぞれで管理運営を行っている団体 バトルの特色団体主催大会(東西頂上決戦,F1,F2,F3 ショップバトル)が頻繁に開かれる タイトルマッチ等ビックマッチの開催頻度が高いため、実力主義志向が強い 573 プロダクション(仮) 略称 拠点 支援組織 S.W.O.R.D. のライフクラウド アイドルエリアもプロデュースする芸能事務所 所属するためにはスカウトされるか、オーディションに受かるかしかないため非常に狭き門 S.W.O.R.D. β版の頃からユーザ管理団体として存在し、S.W.O.R.D. 運営以外での管理団体としては最も実績がある バトルの特色キャラクター性に特化した装備、ルール(ユニット VS ユニット、ユニットメンバー入れ替え戦等)の試合が多い 強さと共にキャラクター性(美しさ、可愛さ等)も重視されるため”ブサイク”系装備は存在しない このページのトップへ リアルロンド筐体 +... ゲームセンターや武装神姫セントラルアミューズメントタワー Akibaに設置されている、武装神姫の実姫でプレイするバトルロンド用筐体。 構造 非バトル時は光凝固・融解質液で満たされた水槽光凝固・融解質液:特定の波長の光を当てる事で凝固・融解する特性を持った液体。 凝固する波長の光を仮に D 波光、融解する波長の光を E 波光とする バトル開始時のプロセス水槽を形作る六面のうち底面を除く五面から(レーザーポインターのようにピンポイントの)光が照射される 光の交点が D 波光になるため、交点の光凝固・融解質液が凝固する。 水槽下方から設計図にあわせて順番に交点を積み重ねていく事で、光凝固・融解質液が凝固した層が積み重ねられていく 設計図通りに最上部まで交点を結び終わると、凝固していない光凝固・融解質液が排出される(水中ステージなら排出は不要) 光凝固・融解質液が凝固して出来上がったジオラマ(バトルステージ)が出来上がる水槽側面 α とその対面から A 波光 水槽側面 β とその対面から B 波光 水槽上面から C 波光 A 波光 + B 波光 + C 波光 = D 波光 バトル終了時のプロセス水槽下面から E 波光が照射される 凝固していた光凝固・融解質液が全て液体に戻る 開始時に排出した分の光凝固・融解質液を継ぎ足して元の状態に戻る 設定上の欠点色がつかない(特性上あくまでも凝固・融解するだけ) 宇宙ステージの様に浮遊物を作れない(浮遊させられない) 液体の粘度を変化させられれば擬似的に宇宙ステージはできる? 砂地が再現できない(砂漠、砂浜など) ユーザーは水槽外側にあるエントリーリフトから神姫をフィールドに降ろす。 武装データは実姫のパーツのみ使用可(データをそのまま実現する方法が説得力のある妄想できない(苦笑 ) このページのトップへ テンプレート +... 本文 このページのトップへ
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4-4.Numpyの関数を知ろう Numpyの関数を使いこなすのに大事なことは関数の存在を知ることです.コラム:車輪の再発明にあったように自分がこれからしようとしている計算過程は必ず他の先人も試そうとしていて,誰かがNumpyでできるように関数化しているのではないかと考えましょう.Numpyの関数が準備されていればこれからコードを書く必要もありませんし,関数名から動作を推察できますので可読性もupします.ここでは,Numpyの関数のみならずNumpyと相性の良い標準装備関数の組み合わせやNumpyの型変換なども説明します. (1)これまで使用した関数 np.where(condition[, x, y]) 条件conditionがTrueならxをFalseならyを適用します.xとyを指定しない場合,条件を満たす配列の要素番号を返します. a = np.array ([1,2,3,4,5]) np.where(a =3) (array([2,3,4]),dtype=int32) b = np.where(a =3) b[0] [2,3,4] a = np.array ([1,2,3,4,5]) np.where(a =3) (array([2,3,4]),dtype=int32) b = np.where(a =3) b[0] [2,3,4] a = np.random.randint(0,10,(5,3)) [[6 6 1] [3 3 7] [1 3 9] [8 2 9] [6 7 5]] np.where(a == 9) (array([2, 3], dtype=int32), array([2, 2], dtype=int32)) a = np.random.randint(0,10,(5,3)) b,c = np.where(a == 9) #切り出し print(b,c) [2 3] [2 2] for i,j in zip(b,c) print(i,j) 2,2 #二行二列目 3,2 #三行二列目 ndarrayの各要素(数値)に対して条件分岐を適用した場合に多用します.組み込み関数であるzip()との相性が非常に良いです.多次元配列の場合は行データと列データが別々のarrayで出てくるので注意が必要です. np.full(shape, (fill_value)) 指定した fill_valueで満たされた大きさがshapeの配列を生成します. np.empty(shape) ランダムな値で満たされた大きさがshapeの配列を生成します.多次元の場合はshapeを(x,y,z…)と書きます. np.darray.dtype 指定したnp.darrayの型を返します.なお,darrayのdは次元数(Dimension)を表します. np.zeros(shape , dtype = float…) 0で初期化された大きさshapeのndarrayを生成します.ndarrayの型dtypeのデフォルトは浮動小数点float64です.dtype = int8とした場合は最大八桁が格納できる整数型になります. np.ones(shape , dtype = float…) 1で初期化された大きさshapeのndarrayを生成します. np.savetxt(fname,X,delimiter...) delimiterで区切られた対象の配列Xを fnameとして保存します. np.loadtxt(fname...) 指定したcsvファイルからデータをndarrayに格納します. (2)数学系 np.log(X…) 指定したndarrayであるXの対数を返します.np.log10やnp.log2などの親戚も. np.power(X,Y…) 指定したndarrayであるXのY乗を返します. a = range(0,5) np.power(a,2) #broadcasting [0,1,4,9,16] b = range(0,5) np.power(a,b) [1,1,4,27,256] np.exp(X,…) 指定したndarrayである X について自然対数eを基底にした指数を返します. np.reciprocal(X,…) 指定したndarrayであるXについて逆数を返します. Xがint型の場合は正常に機能しないため,予め Xの型をfloatに変更する必要があります. (3)四捨五入系 np.floor(X…) 指定したndarrayであるXの小数点以下を切り捨て,値の小さい方の整数にします.これは数学の床関数に相当します. np.trunc(X…) 指定したndarrayであるXの小数点以下を切り捨てます. np.ceil(X…) 指定したndarrayであるXの小数点以下を切り捨て,値の大きい方の整数にします.これは数学の天井関数に相当します. np.round(X, decimal = 0…) 指定したndarrayであるXを四捨五入します. decimalを指定することで四捨五入する桁数を決めることが出来ます. np.fix(X…) 指定したndarrayであるXについて,0に近い方向の整数をとります. np.abs(X…) or np.absolute(X…) 指定したndarrayであるXの絶対値を返します. (4)新規生成系 np.copy(X…) 指定したndarrayであるXについて,深いコピーを生成します. X.view( dtype = None…) 指定したndarrayであるXについて,浅いコピーを生成します. a = np.array(range(0,5)) b = np.copy(a) b [0 1 2 3 4] b[2] = 10 b [0 1 10 3 4] a [0 1 2 3 4] a = np.array(range(0,5)) b = a.view() print(b) [0 1 2 3 4] b[2] = 10 b [0 1 bold(){10} 3 4] a [0 1 10 3 4] copyは新たにメモリースペースを確保して配列をコピーします..viewは配列名は違えど,参照しているメモリ領域は同期されているいわばショートカットです.従って,viewで複製した新規配列の内容を変えると,コピー元の内容も変更されます.しかし,新規にメモリースペースを確保する必要がないのでメモリ効率の改善に役立ちます.A = Bという記法は浅いコピーなので注意しましょう. np.linspace(2.0, 3.0, num=5) array([ 2. , 2.25, 2.5 , 2.75, 3. ]) np.linspace(2.0, 3.0, num=5, endpoint=False) array([ 2. , 2.2, 2.4, 2.6, 2.8]) np.linspace(2.0, 3.0, num=5, retstep=True) (array([ 2. , 2.25, 2.5 , 2.75, 3. ]), 0.25) np.arange([start, ]stop[,step][,dtype = None]) 標準関数であるrange()のnumpy版.[start,end)の範囲で連番の整数を生成します.公差stepの等差数列も作成できます. np.linspace(start, stop, [num = 50,] [endpoint = True,] [retstep = False,] [dtype = None]) startからendの範囲でnum等分されたndarrayを返します. numは生成する配列の要素数を示しています.デフォルトは50です. endpointはstopを要素に含めるかどうかを指定します.デフォルトはTrue=含めるです. retstepは公差を表示するかどうかを指定します.デフォルトはFalse=表示しないです. a = np.array([[0,10,5,9,0],[0,12,0,6,8]]) #2行5列 a.max() 12 a.max(axis=0) #行方向(縦)の最大値 0,12,5,9,8 a.max(axis=1) #列方向(横)の最大値 10,12 (5)参照系 np. max(X[,axis = None]…) or X.max() ndarrayであるXの最大値を返します.X.max()という簡易記法も可能. axis =以後に軸に対応した数値を入れることで軸方向の最大値を出力します(0=行,1=列). np.min(X[,axis = None]…) or X.min() ndarrayであるXの最小値を返します.X.min()という簡易記法も可能. np.sum(X[,axis = None]…) or X.sum() ndarrayであるXの合計値を返します.X.sum()という簡易記法も可能. np.argmax(X[,axis = None]…) or X.argmax() ndarrayであるXの最大値の要素番号を一次元ベースで返します. 数学でも arg maxという記述方法があります. a = np.array([[0,10,5,9,0],[0,12,0,6,8]]) #2行5列 argmax(a) 6 #行列番号ではなく,flattenされた1d-arrayとしての番号が返される. a = np.array([0,1,20,0,6,20]) argmax(a) 2 #最大値が複数ある場合は最初の出現が優先される argmax(a,axis = 0) 0,1,0,0,1 argmax(a,axis = 1) 1,1 np.unravel_index(indices,dim…) 一次元ベースで数えた場合の要素番号(indices)を形状dimの多次元形式で見た場合の要素番号を多次元形式で返します. a = np.array([[0,10,5,9,0],[0,12,0,6,8]]) #2行5列 index = np.argmax(a) #No.6 dimension = a.shape #行列数の取得 print(dimension) (2,5) np.unravel_index(index,dimension) (1,1) #一行一列目に最大値(12)がある np.argmin(X[,axis = None]…) or X.argmin() ndarrayであるXの最小値の要素番号を一次元ベースで返します. np.nonzero(X) 非ゼロ要素のあるインデックスを軸ごとに1次元配列にして返します. a = np.array([[0,10,5,9,0],[0,12,0,6,8]]) #2行5列 np.nonzero(a) (array([0, 0, 0, 1, 1, 1], dtype=int32), array([1, 2, 3, 1, 3, 4], dtype=int32)) b,c = np.nonzero(a) #各軸ごとの要素を別々に取得 print(b,c) [0 0 0 1 1 1] [1 2 3 1 3 4] print(list(zip(b,c)) [(0, 1), (0, 2), (0, 3), (1, 1), (1, 3), (1, 4)] #非ゼロ要素の要素番号がzipによって行列形式にまとまった. (6)整理整頓系 np.c_[X1[,X2]…] Xを縦ベクトルに変換します(1d-arrayの場合).ndarrayが複数の場合は末尾に随時結合します. a = np.array([1,2,3]) a [1 2 3] np.c_[a] ([[1], [2], [3]]) print(np.c_[a].shape) (3,1) a = np.array([1,2,3]) b = np.array([4,5,6]) print(a,b) [1 2 3] [4 5 6] np.c_[a,b] ([[1, 4], [2, 5], [3, 6]]) print(np.c_[a].shape) (3,2) np.vstack(X1[,X2]…) 複数のndarrayを垂直(vertical)方向に結合します np.hstack(X1[,X2]…) 複数のndarrayを水平(horizontal)方向に結合します X.reshape or np.reshape(X,newshape) 複数のndarrayをnewshapeに沿って変形します X.flatten 多次元配列Xを一次元に変換します np.clip(X, min,max…) Xの要素xをmin≤x≤maxの範囲に収めます a = np.arange(10) np.clip(a, 1, 8) array([1, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 8]) a = np.array([[1,2,3],[4,5,6],[7,8,9]]) b = np.array([[10,20,30],[40,50,60],[70,80,90]]) np.vstack((a,b)) array([[ 1, 2, 3], [ 4, 5, 6], [ 7, 8, 9], [10, 20, 30], [40, 50, 60], [70, 80, 90]]) np.vstack((a,b)).flatten array([ 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 20, 30, 40, 50, 60, 70, 80, 90]) np.hstack((a,b)) array([[ 1, 2, 3, 10, 20, 30], [ 4, 5, 6, 40, 50, 60], [ 7, 8, 9, 70, 80, 90]]) np.hstack((a,b)).reshape(6,3) array([[ 1, 2, 3], [ 4, 5, 6], [ 7, 8, 9], [10, 20, 30], [40, 50, 60], [70, 80, 90]]) np.sort(X, axis = None…) Xの要素を小さい順に並び替えます. 後に説明するスライスと合わせることでTop10やWorst5が選択できます. np.argsort(X, axis = None…) Xの要素のを小さい順に並び替えた場合の要素番号を取得します. a = np.arange(10,0,-1) print(a) [10 9 8 7 6 5 4 3 2 1] np.sort(a) [ 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10] np.argsort(a) [9, 8, 7, 6, 5, 4, 3, 2, 1, 0] b = np.arange(0,10,1) c = np.vstack((a,b)) c [[10 9 8 7 6 5 4 3 2 1] [ 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9]] np.sort(c,axis = 0) #行方向 [[ 0, 1, 2, 3, 4, 5, 4, 3, 2, 1], [10, 9, 8, 7, 6, 5, 6, 7, 8, 9]] np.sort(c,axis = 1) #列方向 [[ 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10], [ 0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9]] (7)乱数系(np.random.) このライブラリはnp.関数名だけではなく,np.random.関数名とrandomクラスへのアクセスが必要となります.あるいは,from numpy import randomによりnumpyのrandomクラスのみの使用を指定することでnp.を省略したrandom.関数名という表記が出来ます. np.random.rand(shape) 指定したshapeに沿って[0,1)の範囲で乱数を生成します. {np.random.randint(low, high=None[, size=None]…) }指定したsizeに沿って[low,high)の範囲で整数の乱数を生成します. np.random.randint(0,5,10) [4, 2, 0, 0, 1, 2, 1, 1, 3, 1] #0≤x 5の範囲で生成している[0,5) [random.randint(0,5) for i in range(10)] #リスト内包表記,リストの中にfor文 [0, 5, 3, 5, 4, 3, 2, 4, 5, 5] #0≤x≤5の範囲で生成している[0,5] #同じrandintでもnumpyと標準装備関数では生成範囲が違うので注意しよう np.random.randint(low, high=None[, size=None]…) 指定したsizeに沿って[low,high)の範囲で整数の乱数を生成します. np.random.randn([size = None]…) 指定したsizeの乱数を標準正規分布N(0,1)に沿って生成します. {np.random.normal(loc=0.0, scale=1.0[, size=None]) }指定したsizeの乱数を正規分布N(loc,scale)に沿って生成します. np.random.seed(a = None [,integer]) aが省略された場合には現在のシステム時刻を基礎に乱数生成器を初期化します. 整数Integerが使用された場合,Integerに沿った乱数が生成されます. numpy.random.choice(a[, size=None][, replace=True][, p=None]) a = 整数:range(0,a)の範囲でランダムに整数を生成します a = 一次元配列:配列内の要素をランダムに生成.それぞれの生成確率は対応する確率リストpによる指定が可能です. replaceは重複要素を許容するかどうかを指定します.デフォルトはTrue=許容する. from numpy import random random.choice(5,5) [0, 0, 2, 1, 3] a = [0,5,10,15,20] random.choice(a, 10) [20, 5, 5, 5, 15, 10, 0, 10, 10, 15] a = [“a”,”b”,”c”,”d”,”e”] random.choice(a, 10) array([ c , a , b , c , c , a , a , b , b , c ], dtype= U1 ) a = [0,5,10,15,20] p = [0.2, 0.5, 0.1, 0.1, 0.1] random.choice(a, 10, p=p) [ 0, 20, 5, 5, 20, 5, 0, 0, 5, 5] np.random.poisson (lam=1.0, size=None) ポアソン分布に沿って自然数を発生させます. lamは平均であり,lamdaの略です.ポアソン分布の定式化では,平均をλとする慣習があります. sizeは発生させる乱数の大きさを指定します.リスト( )で括れば多次元配列が作れます. From numpy.random import poisson poisson( ) #平均1.0,サイズ1 2 poisson( ) 0 poisson(0.5,10) array([0, 0, 1, 0, 0, 1, 2, 0, 1, 0]) poisson(2,10) array([3, 3, 0, 2, 0, 1, 0, 3, 1, 3]) 他にも正規分布や対数正規分布など各種の分布系が用意されています.確率密度や信頼/予想区間はnumpyの発展版であるscipyというライブラリに実装されており,これを使う機会もきっとあることでしょう. 演算系 np.prod(a[, axis=None]…) 指定したndarrayの総積⊓を返します.axisを指定することで特定の軸方向のみの計算が可能. np.cumsum(a[, axis=None]…) 指定したndarrayの累積和a_0,a_0+a_1,a_0+a_1+a_2⋯を返します. np.cumsum(range(0,5)) [ 0, 1, 3, 6, 10] np.cumsum([range(0,5),range(0,5)]) #二次元配列 [ 0, 1, 3, 6, 10, 10, 11, 13, 16, 20] #一次元ベースで累積される np.cumsum([range(0,5),range(0,5)],axis=0) [[0, 1, 2, 3, 4], [0, 2, 4, 6, 8]] #行方向(上から下へ累積されている) np.cumprod(a[, axis=None]…) 指定したndarrayの累積積a_0,a_0×a_1,a_0×a_1×a_2⋯を返します. (9)集合系 np.unique(X[, axis=None][,return_index=False][, return_counts=False]…) 指定したndarrayから重複要素を取り除いた集合Aを作成します.return_indexを指定することでユニーク要素の初出要素番号を出力します.デフォルトはFalse=表示しない. return_countsを指定することでユニーク要素の出現回数を出力します. np.unique([1, 1, 2, 2, 3, 3]) array([1, 2, 3]) #重複要素の削除 np.unique([ a , b , b , c , a ], return_index=True) (array([ a , b , c ], dtype= U1 ), array([0, 1, 3], dtype=int32)) #各オリジナル要素の初出要素番号の出力 np.unique([ a , b , b , c , a ], return_counts=True) (array([ a , b , c ], dtype= U1 ), array([2, 2, 1])) #各オリジナル要素の出現回数のカウント a = np.array([[1, 0, 0], [1, 0, 0], [2, 3, 4]]) np.unique(a, axis=0) array([[1, 0, 0], [2, 3, 4]]) #axisオプションも使える np.unique([ b , a , b , c , a ]) array([ a , b , c ], dtype= U1 ) #集合系関数は順番を並び替えて[a,b,c]や[1,2,3]のようにソート出力するので注意 np.in1d(X1,X2[,invert=False]…) 1番目の引数X1の配列の各要素が、2番目の引数X2の配列に含まれるかどうかの真偽値(bool型)を返します.invertによって出力されるbool型を逆にできます. test = np.array([0, 1, 2, 5, 0]) states = [0, 2] np.in1d(test, states) array([ True, False,True, False,True], dtype=bool) np.in1d(test, states,invert = True) array([False, True, False, True, False]) #FalseとTrueが逆になっている np.intersect1d(X1,X2…) 1番目の引数X1と2番目の引数X2の共通要素を抜き出したX_1∩X_2を出力します. 高級関数のfunctool.reduceを使えば多次元配列にも適用可能です np.intersect1d([6,5,4,3], [1,2,3,4]) [3,4] from functools import reduce reduce(np.intersect1d, ([1, 3, 4, 3], [3, 1, 2, 1], [6, 3, 4, 2])) array([3]) a = [[1, 3, 4, 3], [3, 1, 2, 1], [6, 3, 4, 2]] reduce(np.intersect1d,a) array([3]) #多次元listも対応している [functools.reduceは一体何をしているのか?] functools.reduceは関数を引数とする高級関数の一つです.np.intersect1dのように引数X1とX2という2つの引数を使用する関数の繰り返しに効果を発揮します.intersect1dはnp.intersect1d([6,5,4,3], [1,2,3,4])のように使用するため,引数が3つになるとエラーとなります.例えば,[1, 3, 4, 3], [3, 1, 2, 1], [6, 3, 4, 2]という3つのリストがあり,それらの共通要素を出力させたいときには以下のように書かなくてはなりません. result1 = np.intersect1d([1, 3, 4, 3], [3, 1, 2, 1]) result2 = np.intersect1d(result1, [6, 3, 4, 2]) result2 array([3]) これはやや面倒です.functools.reduceは対象のリストを全て引数にしてこの繰り返しを省略してくれます.ただし,様々なリストを比較する際には引数として入力する変数が reduce(np.intersect1d, ([1, 3, 4, 3], [3, 1, 2, 1], [6, 3, 4, 2], [5.6…))のように非常に多くなってしまいます.functools.reduceは多次元リストにも対応が可能であり,リストをaとするとResult1 = 0行目と1行目の比較,Result2 = Result1と2行目の比較…という動作を自動で行ってくれます.こうすれば,多次元配列をaとして,reduce(np.intersect1d,a)という見やすい書き方ができるようになります. np.setdiff1d(X1,X2[, assume_unique=False]…) 1番目の引数X1から2番目の引数X2と共通する要素を除外した集合を生成します. assume_uniqueオプションで出力結果のソート有無と重複まとめの有無を選択できます. a = np.array([1, 2, 3, 2, 4, 1]) b = np.array([3, 4, 5, 6]) np.setdiff1d(a, b) array([1, 2]) np.setdiff1d(a, b, assume_unique…) array([1, 2, 2, 1]) #重複部分がまとめられず,元のArrayにおける出現順序を踏襲している np.setxor1d(X1,X2[, assume_unique=False]…) 1番目の引数X1と2番目の引数X2で共通する要素X_1∩X_2を除外した(X_1∩X_2 ) ̅を生成します. assume_uniqueオプションで出力結果のソート有無と重複まとめの有無を選択できます. a = np.array([1, 2, 3, 2, 4, 1]) b = np.array([3, 4, 5, 6]) np.setdiff1d(a, b) array([1, 2]) #aにあってbにない要素 a = np.array([1, 2, 3, 2, 4, 1]) b = np.array([3, 4, 5, 6]) np.setor1d(a, b) array([1, 2, 5, 6]) #aあるいは(or)bだけにあるもの np.union1d(X1,X2) 1番目の引数X1と2番目の引数X2の要素を合わせたものを返します. 次へ
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鵡幻白装エーデルヴァイス 鵡幻白装エーデルヴァイス(むげんびゃくそう-)は、かざね氏制作の黒歴史SFロボットアニメ、および同一の世界観を持つ一連の作品群の総称。キャッチコピーは「命は、分かり合えない。」。 本項目では、それら作品群全体を通しての説明を交えながら本編(鵡幻白装~)の解説を行う。 鵡…鸚鵡(オウム)。人真似をする鳥、引いてはその行為自体を指す言葉。転じて、人を惑わすものの意。 1 ストーリー1-1 あらすじ 1-2 『鵡幻白装エーデルヴァイス』本編開始までの歴史 2 作中年表 3 メカニック 4 登場人物 5 用語解説 6 関連作品年表 1 ストーリー 1-1 あらすじ この世の森羅万象を解明する「万物理論」により科学技術が飛躍的に進歩した近未来の地球。世界が一丸となって進める積極的な宇宙開発は、第三次世界大戦の傷跡を癒し人々に希望を与えていた。 そんな中、地球で生まれ育った人間(テラノイド)と宇宙生まれの人間(アステリアン)の間に生まれた軋轢はいつしか取り返しがつかぬほどに大きくなり、結果として五十年の平和な時を打ち破る大戦争が幕を開けた。 しかし、ほとんどの者は気付いていなかった――本当の脅威がすぐそこまで近付きつつあることに。 1-2 『鵡幻白装エーデルヴァイス』本編開始までの歴史 西暦2082年。五十年前に地球にて締結された世界永世平和宣言(DWP)以来、宇宙開発の速度は飛躍的に促進され、今や冥王星を拠点とした最前線開発団がエッジワース・カイパーベルトにおける新たな資源惑星を探索する段階まで到達していた。既知の天体の終端。宇宙開発の始まりから約百年、人類はとうとう終焉にその手を伸ばしたのだ。 外宇宙の調査にも乗り出した現代。人類は皆、オールトの雲を抜け新たなる産声を上げる時が近付いているのだと確信していた。誰もが新時代の到来を待ち望んでいたのだ。 ――火種。 開拓者精神を燃やし、無限の夢と希望が眠る新世界・宇宙へと次々版図を広げる地球人(テラノイド)。それに対し、宇宙にて生まれ育った者たち……宇宙人(アステリアン)はその精神的な拠り所を持たぬ、生まれながらの孤児だった。 地球人には理解できぬ、「故郷が無い」という苦悩。切っ掛けはきっと些細なことだったのだろう。しかし、その軋轢はいつしか取り返しのつかないものへと広がっていった。 そして、その事件は起きるべくして起きた。 月面都市ルブラン・マージュで発生した大規模テロ。首都ランブランを制圧したテロリスト一派は、月機能の全てを掌握し、地球に宣戦布告した。 「イクリプス」。彼らはそう名乗り、武装した五百機のテロメア・ドライブ(平均全長15m前後のロボット。人類の手足として宇宙開発に用いられてきた)を従え地球への降下作戦を開始した。 抵抗すれば、月面に設置された軌道エレベーター「キャリバーン」による質量弾の射出が行われる。目標は唯一つ、地球、新世界連合中枢「カテドラル」――。 この事態を打開するため、極秘に進められていたテロメア・ドライブ開発プラン「プロジェクト・ノアーズ・アーク」の最新鋭機、型式番号NX-3(ネクサス・スリー)・ガルーダが出撃した。 たった一騎での反抗作戦。地球側の抵抗と見なされれば質量弾攻撃が行われてしまうことを考慮し、一切の支援は行われない。戦史上はこう処理される。戦時下に起こされた、一人のテラノイドによる、反乱行為であると……。 作戦を認可した政府の高官たちのほとんど全員が、この作戦に一抹の希望すら抱いていなかったと言われる。長らく平和という名の毒に漬かってきたテラノイドにとって、この戦争は既に負けたものとしか捉えられていなかったのだ。 だが……神鳥は羽ばたく。たった一つの地球を守るために。たった一つの月を奪い返すために。人類の希望を守り、そして野望を打ち砕くために――、孤立無援の戦いが幕を開けた。 同じ頃、木星軌道上にて採掘基地が何者かの攻撃により壊滅したとの報告が舞い込んだ。 外宇宙から飛来せし者、ニューロフォビア。その別名を、虚無構造生命体。十年前に太陽系外縁部で観測された未知の生命体が、驚異的な速度で太陽系を侵攻しつつあったのだ。 人類同士が争いの歴史を繰り返さんとする中、新たなる脅威はすぐそこまで迫りつつあった……。 2 作中年表 以下は全て西暦の出来事である。 2031年 第三次世界大戦の終結。人類の三分の一が死に絶え、地球は疲弊した。 2032年 世界永世平和宣言(DWP)締結。新世界連合が発足し、人類史上稀に見る長期の平和が訪れる。 2034年 地球環境再生計画(三十ヶ年計画)の発動。それに合わせ、精神面から人類を立て直すことを目的とした大規模な宇宙開発計画が立案される。 2037年 宇宙開発用パワードスーツテロメア・ドライブの試作第一号機が完成。この頃のテロメアドライブは全長4m程の巨大な宇宙服のようなものだった。試運転も問題なく行われ、人類の間で宇宙開発への期待が一気に高まる。 2038年 太陽系踏破計画の発動。争いの傷も癒えつつあった人類にとってこのニュースは非常にセンセーショナルであり、新時代を象徴する出来事として全面的に支援された。 2039年 G.イーガン博士の提唱する万物理論を技術転用したジェネレーターが驚くべき成果を上げる。これにより、計算上は現行スペックよりも最大で77777倍もの航行速度を誇る艦船が製造可能になった(問題はその直径100kmにおよぶサイズぐらいのもの)。 同年、同理論を日常レベルに落とし込む過程で、人類の技術革新のスピードが急激に促進される。テロメアドライブ準正式採用機TD-04F・ハイロースターゼロが完成。 人類の宇宙開発熱がピークに。 2045年 超長距離航宙艦タローマティの完成。万物理論ジェネレータ(DiG)を搭載したこの艦船は向こう百年の航海を見据えたメンテナンスフリーの仕様で、ペイロードの大半を占めるDiGの他、居住スペースを大きく取ったことにより移民船としての性質も持っていた。これを旗艦とし、太陽系踏破計画が本格的に始動する。 2047年 太陽系踏破計画の開始。タローマティを旗艦とした4隻の航宙艦、及び多数の作業要員からなる艦隊が第一波として宇宙へ飛び出した。 2064年 地球環境再生計画(三十ヶ年計画)のひとまずの完了。宇宙開発がもたらした多大な影響は地球にとって概ねプラスに働いた。地球は三十年前よりも遥かに栄えた星となり、なおも進歩を続けている。 2070年代初頭まで 順調な宇宙開発が行われる。その中で徐々に地球人(テラノイド)と宇宙人(アステリアン)の対立関係が生まれる。 2072年 調査団の最前線が逗留する冥王星調査基地が正体不明の生物の攻撃により壊滅、作業人員は全員死亡。これが外宇宙に生息する未知の生命体とのファーストコンタクトだった。 この一件から、彼らと好意的な関係を築くのは至難と判断。ごく少数の政府技術者とテロメアドライブ開発業者ティンクエディア・コーポレーションらを中心に対外宇宙生命体戦闘用テロメアドライブ開発プラン「ノアの箱舟」(プロジェクト・ノアーズ・アーク)が始動する。 2073年 迫り来るニューロフォビアに対抗すべく、現行兵器の寄せ集めで「宇宙軍」が結成。これの撃退にあたる。 この時はまだ宇宙開拓用ロボットに過ぎなかったテロメア・ドライブを武装させ、急ごしらえの戦力として同軍に多数配備。当初こそ押していたかに見えた宇宙軍だったが、すぐに通常兵器による攻撃の効果が一時的なものであると判明、戦局は一転。彼らに対する切り札の準備が急務であるとされ、次世代兵器開発が一斉にスタートした。 エーテル兵器の開発もこの時に始まっているが、初めてのエーテル砲搭載機体であるNX-2の登場までにはまだ数年の時間を必要とする。 2079年 人類初のニューロフォビア撃退作戦である「バスター作戦」(OPERATION BUSTER)の決行。 作戦中、被弾したNX-2が消息を絶つ。この失態を取り返すため、NX-3は開発プロジェクトの全面見直しの上、同じ轍を踏まぬための検討が重ねられた。 2082年 月にて反連合組織イクリプスによるテロが発生(第一次月蝕戦争)。「ノアの箱舟」計画により生み出された戦闘用テロメアドライブ・NX-3(ネクサス・スリー)ガルーダによる反撃作戦が行われ、これを鎮圧。 首謀者はアステリアンのフェヴナン・ヴァネット元月面防衛隊大尉で、その生死は不明。人類史上初のテロメアドライブ同士の戦闘が行われた事件である。 (OPERATION PHOENIX) 2083年 指定惑星探索法の成立。連合が指定した惑星(探索指定惑星、クロールプラネット)であれば個々人の裁量下において自由に調査発掘を行ってよいとする法律で、これは銀河中に新たなビジネスチャンスをもたらした。 これは「ノアの箱舟」の開発促進に繋がる新技術の発見を目的としたもので、前年の第一次月蝕戦争の戦果により同プロジェクトの予算が4倍になったことも無関係ではないとまことしやかに噂された。 2084年 アンバーライト条約の締結。「テロメアドライブは戦争のためではなく、あくまで治安維持のために用いられなければならない」の一文から始まる条約で、「規定量以上の放出量を持つエーテル兵器の搭載禁止」「その他、条約が定めた特定兵器の搭載禁止」など、テロメアドライブの平和的利用を目的とした条文が続く。 2085年 地球圏にて大規模な内乱が勃発。かつて東側諸国と呼ばれた国々が相次いで新世界連合を脱退し、新国家を作り上げた。極秘に開発を進めていた戦闘用テロメアドライブの軍隊を抱え、月を根城に武装蜂起した彼らはアルマリオン帝国を名乗り、アステリアンの権利拡大、および月を中心としたアルマリオンの自治権を要求した。 新世界連合はこれを到底容認できないものとし、アルマリオン帝国の駆逐を決定。第二次月蝕戦争の幕開けである。 第一次月食戦争の時とは規模が段違いだったものの、三年前に「ノアの箱舟」の驚異的な戦果を目の当たりにしていた連合側は事態をどこか楽観視しており、今回も最新鋭のテロメアドライブを投入することによる早期の鎮圧を見越していた。 2086年 開戦当初は半年以内での終結が予想されていた戦争が泥沼化。原因はアルマリオン側が大量投入した戦闘用テロメアドライブの存在である。「ノアの箱舟」の最新鋭テロメアドライブは局地的には帝国軍を圧倒していたものの、その数は限定されていたため大局的な戦況の変化には繋がっていなかったのだ。 全体の戦力差でも3:1とリードしていた連合側がここまで苦戦するのには、テロメアドライブ開発のコンセプトがそもそも異なる連合がアルマリオン帝国に比べその地力に大きく水をあけられていたという理由が大きい。 2088年 なおも戦争が続く中、「ノアの箱舟」の新型機NX-7R・エーデルヴァイスが完成。これの奪還を目論んだアルマリオン帝国軍が地球に潜入し、工場を襲撃。テストパイロットのクリマール・エンデ中佐が死亡する。その場に居合わせた彼の息子で予備テストパイロットでもあったサイオン・エンデ少尉がエーデルヴァイスを操縦、帝国軍を撃退した。 この一件で正式なテストパイロットとなったサイオン少尉とエーデルヴァイスを中心に、月面殴り込み艦隊ストライカーが結成される。 同年、地球にて建造中の新型機TD-08/が開発チームごと姿を消す。その後の消息は不明だが、ほぼ同時期に火星衛星軌道上にて反応を確認されていたニューロフォビアの尖兵一団が消失したとの報告があり、両者には何らかの関係があると考えられる。 (鵡幻白装エーデルヴァイス(本項目)) (ASLASH//?) 2089年 「ノアの箱舟」新型機NX-8・ベルセルクがロールアウト。アステロイドベルトを進撃中のニューロフォビアを迎撃するため、技術試験部隊・フォックスハウル隊が少数精鋭にてこの任にあたった。 「スーパーノヴァ作戦」(OPERATION SUPER-NOVA)と銘打たれたこの作戦は、ニューロフォビアの巨大虚無獣ガンダルヴァの体内にてベルセルクのエーテル炉を暴走させることで擬似超新星を作り出し、味方もろとも敵軍を掃討するという当初の目的を完遂した。フォックスハウル隊の面々は最後の瞬間まで知りえぬことであったが、彼らが行ったのは実戦運用試験という名の捨て石に過ぎなかったのだ。 (小説版鵡幻白装エーデルヴァイス外伝 進軍、超新星部隊) 2090年 第二次月蝕戦争の終結。アルマリオンは一応の独立を認められ、アステリアンの故郷として広く認知されるようになった。 同時期、ニューロフォビアが火星衛星軌道上で観測される。戦争の傷痕を癒す暇もないまま、「ノアの箱舟」の全戦力を導入する大規模迎撃戦、「ライトニング作戦」が決行された(OPERATION LIGHTNING)。 なお、人類の天敵であるニューロフォビアの存在は混乱を招くものであるとして一般人には伏せられており、この作戦の決行も公にはされなかった。 (鵡幻白装エーデルヴァイス・本編完結) 2096年 度重なる討伐作戦もニューロフォビアの完全なる撃退・駆逐には至らず、戦争は激化の一途を辿るばかりである。いまやニューロフォビアの存在は一般市民にも周知のものとなり、地球人と宇宙人が協調しこれに立ち向かう日々が続いていた。共通の敵の存在が両者を結びつける橋となったのだった。 同年、新世界連合を構成するテラノイドたちとアルマリオン共和国を中心としたアステリアンたち、それら人類全てを結びつける銀河連邦が結成される。銀河系の人類が一つになった瞬間である。 だが、この段階ではまだ、人類にとっての問題は山積みであった。 2098年 オーストラリア南部にニューロフォビアの巣が落着(地球衛星軌道上でデブリに紛れ繁殖していたと考えられるが、いつから潜んでいたのかなどの詳細は判明していない)。 地球政府は落着した巣を「ゼロ号目標」と呼称。これの殲滅のため、「ノアの箱舟」と共同で「エバーグリーン作戦」(OPERATION EVERGREEN)を決行した。 2100年 試作段階であった数々の決戦兵器の実戦試験場と化しつつあったエバーグリーン作戦だったが、戦況は当初の見込みよりも遥かに不利なものとなり、オーストラリア全土がニューロフォビアに侵攻されるまでになってしまう。「ゼロ号目標」内部でのニューロフォビアの爆発的な繁殖や、「ノアの箱舟」の介入をよしとしないゼロ号目標対策部が行った多数の非方舟計画産テロメアドライブによる作戦展開など、様々な要因が重なったためだった。 最終的に本作戦はDE爆弾の投下によるゼロ号目標の破壊および「ノアの箱舟」の本格介入、通称「怒りの日」をもって収束に向かうこととなる。だがDE爆弾の破壊力はあまりに強大すぎ、オーストラリアの国土の3分の1が海の藻屑となり、また残留エーテルが南半球全域に対し悪影響を及ぼすという最悪の結果をもたらしてしまった。 この一件を通じ、少なくとも数十年のうちに太陽系はニューロフォビアによって完全に制圧されるとの試算が弾き出されたが、これについては「ノアの方舟」と一部の銀河連邦高官のみに知らされた。そのことが知らされずとも、ニューロフォビアの存在は人類すべてを絶望の底に叩き込むに足るだけの恐怖の象徴として映ることとなったが。 (Etherbound IV) 2101年 火星の衛星・フォボス基地が強襲され、テスト運用中のNX-10が奪取される。犯人の正体・動機などは一切不明。 2102年 正体不明の敵勢力の手により、謎に包まれた試験用機体・NX-6が火星基地からエーテルコクーン漕の封印を破り強奪される。ただちに「ブラックゴースト作戦」(OPERATION BLACK GHOST)が発令され、同機奪還の任を受けた技術試験部隊・ウルフノーツ隊が火星を出航。 同年、ウルフノーツ隊はこれがアルマリオンの残党が仕組んだ計画であったことを突き止め、残党軍正十字隊との数回の交戦を行う。公式記録ではウルフノーツ隊の全員がこの戦いで戦死したことになっており、NX-6のその後の消息は不明である。 (鵡幻白装エーデルヴァイス外伝 白き幻影、黒き死神) 2105年 辺境惑星を中心に自衛組織討伐府が設立される。ニューロフォビア戦役の開戦当初に結成され、形を変えつつ存続していた宇宙軍を母体としており、ようやく正式な組織としての実体を得た形となる。 討伐府は地球外惑星系企業連(ギャラクシアン・マーカンティラス)と利権を食い合う形で対立し、両者間に緊張が生まれることに。 2113年 銀河系の主要な惑星の周辺に無人操縦型テロメアドライブを用いた防衛ラインが敷設される。 ウェルギリウス社主導のもと開発・運用されることになったこの防衛線は「カロンシステム」と呼ばれ、強力無比なシステムコントロールによってニューロフォビアの侵攻を阻んだ。程なくして、一般市民の間にもウェルギリウス社=正義の味方のイメージが強く焼きつくことになる。 2123年 突如として、軍事企業のウェルギリウス社とこれに追随する業界各社を中心に「人類武装戦線」が結成。現状の銀河連邦のニューロフォビア対策に反発し、武力による人類の掌握、および人類一丸となっての対ニューロフォビア戦線の形成を目指して立ち上がった。これにより、銀河連邦との間にヴァルクホルン戦役の火蓋が切られる。 人類の盾として信頼されていたカロンシステムも敵に回り、これに防衛を頼っていた各惑星は喉下に刃を突きつけられる形となった。 2124年 これまでのイメージ戦略もあり、ウェルギリウス社に賛同する民間武装勢力が後を絶たない状況に陥る。カロンシステムの存在も大きく、戦争は泥沼化。これに乗じて利益を得ようとするハイエナ企業や連邦派軍事企業も相次ぎ、銀河系全土が混乱状態に。 「銀河一の死の商人」と称される豪商メルクリウス一家の全盛期。 (エーデルヴァイス異聞禄 大宇宙豪商伝メルクリウス・アケロン?) 2125年 「ノアの箱舟」の新型テロメアドライブらを中心とした鎮圧軍の活躍により、「ラグナロク作戦」(OPERATION RAGNAROK)をもって人類武装戦線は完全に崩壊。 人類武装戦線のリーダーらは方舟計画の真の目的を察知していたと言われるが、彼らを含めたクーデター軍すべてが駆逐されたことから真相は闇の中となった。 (Ether-weiss V -OPERATION RAGNAROK-) 2127年 土星軌道上にて16番目の探索指定惑星カノッサが誕生。惑星内に展開される異世界など、これまでの指定惑星とはまったく異なるその様相に銀河中の探索者が色めき立つ。しかしその攻略難度も過去最高で、歴戦の探索者たちが次々と散っていった。 同年、カノッサ最奥部にて並行時空の存在が確認される。接触した探索者パーティの断片的な証言から「ノアの箱舟」になんらかの進展があったとされるが、詳細は不明。 (エーデルヴァイス異聞禄 螺旋迷宮カノッサ) 2128年 正体不明のテロメアドライブ(識別コード:UT)が地球圏の各地で破壊活動を行う。これに手を焼いた銀河連邦は大規模な討伐部隊を組織。UTの最終目標が地球であることを予測した連邦は地球衛星軌道上にて迎撃作戦を展開、これを撃墜せしめる。 その正体はこちら側のエーデルヴァイス世界とは別の次元からやってきた機体であった。 (NEXUS LINE?) 2132年 「このまま戦闘を続けることは消耗を続けることを意味するだけである」と判断した銀河連邦は、ニューロフォビアに対する最終作戦を立案。敵中枢で高エネルギー反応を発し続ける未知の存在マザーカーネイジの撃破を目的としたこの任務は「裁きの日」(OPERATION FINAL DIVIDE)と呼称され、「ノアの箱舟」の全戦力に加え連邦軍・地球軍・アルマリオン軍の通常戦力の多くも動員。まさに人類の全力を尽くす戦いとなった。 時はDWPの締結から丁度百年。歴史上初めて手を取り合った全人類が取り組む共同作業、その最後の戦いを始めるにはいい頃合だったと言えよう。 (FINAL DIVIDE / Ether-weiss CROSSWARS) 2137年 「裁きの日」によるニューロフォビア根絶から5年。銀河連邦中枢ネオカテドラルに建造されたモノリスを前に、ようやく手にした平和を祝して大々的な式典が開かれていた。ニューロフォビアの脅威は去り、改めて人類が大宇宙に漕ぎ出す日がやってきたのだ。 しかし、ほとんどの人々は知らなかったことだが、いまだ「ノアの箱舟」は解体していなかった。今なお開発の続く、最新鋭の戦闘用テロメアドライブ。それらが何に使われようとしているのか、人類は、軍部の人間ですらも、そのほとんどはいまだ知らない。 そして……。 (HEXTICA ~Ether-weiss tactics?) 3 メカニック エーデルヴァイスシリーズの登場機体を参照。 4 登場人物 エーデルヴァイスシリーズの登場人物を参照。 5 用語解説 エーデルヴァイスシリーズの用語解説を参照。 6 関連作品年表 タイトルの後の年号は作中で舞台となる時代である。 OPERATION PHOENIX/2082年 Etherboundシリーズ/2085-2100年 鵡幻白装エーデルヴァイス(本項目)/2088年 ASLASH//?/2088年(本編の外伝にあたる同人作品) 小説版鵡幻白装エーデルヴァイス外伝 進軍、超新星部隊/2089年 Ether-weiss CROSSWARS 鵡幻白装エーデルヴァイス外伝 白き幻影、黒き死神/2102年 エーデルヴァイス異聞禄 大宇宙豪商伝メルクリウス・アケロン?/2124年 Ether-weiss V -OPERATION RAGNAROK-/2125年 エーデルヴァイス異聞禄 螺旋迷宮カノッサ/2127年 FINAL DIVIDE / Ether-weiss CROSSWARS/2132年 NEXUS LINE?/2128年 HEXTICA ~Ether-weiss tactics?/2137年 エーデルヴァイス黙示録 メタル・ジャッジメント/超未来 .
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目次 目次 T大学女子学生(1年生)200人の身長・体重・バスト・ウェスト・ヒップ・男性の身長(1986年調査)(表1.1.1)(pp.2-8) 女子大生200人の身長を1cmきざみで整理した度数分布表(p.10) 女子大生200人の身長を3cmきざみで整理した度数分布表(p.11) 女子大生200人の身長を5cmきざみで整理した度数分布表(p.12) 女子大生200人の身長の度数分布表とそのヒストグラム(pp.17-19) 女子大生200人の体重の度数分布表とそのヒストグラム(p.20) 女子大生200人のバストの度数分布表とそのヒストグラム(p.21) 女子大生200人の身長の標本平均(pp.23-24) 女子大生200人の身長の中央値(p.25) 女子大生200人の身長の分散と不偏分散(pp.31-32) 女子大生200人の身長の標準偏差と不偏分散の平方根(p.33) 女子大生200人による6つの変量(身長、体重、バスト、ウエスト、ヒップ、男性の身長)の平均、分散、標準偏差、最小値、最大値(p.36) 女子大生200人の身長の歪度(p.41) 女子大生200人の身長の尖度(p.42) 女子大生200人の体重とバストの歪度と尖度(p.43) 2項分布n=10,p=0.5のときの確率分布(p.84) 2項分布n=10,p=0.1のときの確率分布(p.85) 2項分布n=100,p=0.01のときの確率分布(p.86) λ=1のときのポアソン分布(pp.93-94) 1年間に馬に蹴り殺された兵士の数とポアソン分布(pp.94-95) 標準正規分布 N(0, 1^2) の値とグラフ(pp.103-104) 正規分布の各αパーセント点(p.114) χ^2分布の各αパーセント点(p.121) t分布のグラフ(p.123) t分布の各αパーセント点(p.125) F分布の各αパーセント点(p.128) 母分散σ^2が既知の場合の、女子大生200名の身長の母平均の区間推定(pp.146-148) 母分散σ^2が未知の場合の、女子大生200名の身長の母平均の区間推定(pp.148-150) 溶液のpH値の99%信頼区間(pp.150-151) アオスジアゲハ夏型の体長の90%信頼区間(pp.151-152) 乗用車のレギュラーガソリンの平均売り上げ量の95%信頼区間(pp.152-153) サラダ油800g缶の平均内容量の99%信頼区間(p.153) T大学の女子大生の平均I.Q.の95%信頼区間(p.154) 新型ナットの平均内径の99%信頼区間(pp.154-155) 女子大生200人の身長の母分散の90%信頼区間(pp.163-164) 自動車の燃費の母分散の95%信頼区間(pp.165-166) スコップの柄の直径の2つの母分散の比の90%信頼区間(pp.167-168) 母比率p(バストが85cm以上の女子大生の割合)を95%信頼区間で区間推定(pp.xxx-xxx) T大学女子学生(1年生)200人の身長・体重・バスト・ウェスト・ヒップ・男性の身長(1986年調査)(表1.1.1)(pp.2-8) CSVファイルはこちら。 no, height, weight, bust, waist, hip, male 1, 151, 48, 81, 60, 86, 175 2, 154, 44, 75, 60, 78, 176 3, 160, 48, 80, 58, 85, 178 4, 160, 52, 86, 63, 91, 180 5, 163, 58, 90, 66, 92, 172 6, 156, 58, 80, 68, 93, 175 7, 158, 62, 83, 66, 91, 172 8, 156, 52, 85, 66, 90, 170 9, 154, 45, 80, 61, 88, 170 10, 160, 55, 80, 63, 90, 180 11, 154, 54, 85, 63, 90, 170 12, 162, 47, 80, 58, 90, 175 13, 156, 43, 80, 63, 87, 180 14, 162, 53, 78, 60, 85, 180 15, 157, 54, 83, 63, 90, 175 16, 162, 64, 94, 68, 92, 175 17, 162, 47, 80, 63, 88, 178 18, 169, 61, 80, 66, 93, 185 19, 150, 38, 75, 62, 83, 178 20, 162, 48, 83, 59, 85, 178 21, 154, 47, 77, 63, 87, 180 22, 152, 58, 85, 66, 93, 170 23, 161, 46, 80, 58, 84, 175 24, 160, 47, 78, 59, 80, 172 25, 160, 45, 80, 56, 80, 170 26, 153, 40, 80, 56, 81, 170 27, 155, 40, 80, 58, 83, 170 28, 163, 55, 80, 63, 87, 170 29, 160, 62, 84, 63, 95, 176 30, 159, 50, 85, 58, 80, 175 31, 164, 50, 81, 62, 88, 177 32, 158, 46, 78, 63, 83, 176 33, 150, 45, 85, 58, 80, 178 34, 155, 49, 82, 63, 82, 178 35, 157, 53, 82, 63, 88, 170 36, 161, 57, 85, 61, 92, 170 37, 168, 60, 80, 66, 93, 175 38, 162, 55, 80, 63, 88, 175 39, 153, 47, 80, 63, 88, 175 40, 154, 50, 80, 60, 85, 170 41, 158, 53, 79, 61, 90, 180 42, 151, 46, 82, 61, 85, 170 43, 155, 50, 82, 60, 84, 175 44, 155, 45, 80, 60, 85, 180 45, 165, 50, 80, 60, 85, 185 46, 165, 51, 82, 62, 90, 178 47, 154, 48, 82, 60, 90, 178 48, 148, 48, 78, 62, 90, 170 49, 169, 55, 82, 61, 87, 185 50, 158, 54, 87, 63, 88, 178 51, 146, 43, 82, 60, 87, 175 52, 166, 63, 93, 63, 98, 176 53, 161, 53, 82, 62, 90, 180 54, 143, 42, 80, 60, 80, 170 55, 156, 46, 80, 57, 92, 172 56, 156, 69, 98, 72, 98, 170 57, 149, 47, 75, 60, 82, 170 58, 162, 48, 76, 61, 90, 180 59, 159, 50, 80, 66, 85, 182 60, 164, 55, 80, 63, 90, 178 61, 162, 45, 78, 60, 84, 180 62, 167, 49, 80, 60, 84, 178 63, 159, 51, 83, 60, 86, 178 64, 153, 51, 82, 63, 85, 180 65, 146, 44, 83, 61, 91, 175 66, 156, 58, 95, 65, 90, 180 67, 160, 53, 84, 63, 94, 175 68, 158, 48, 85, 58, 85, 175 69, 151, 46, 83, 59, 85, 175 70, 157, 48, 78, 63, 83, 182 71, 151, 43, 79, 57, 83, 171 72, 156, 50, 82, 58, 85, 175 73, 166, 58, 86, 66, 90, 175 74, 159, 49, 80, 63, 83, 170 75, 157, 50, 79, 60, 84, 175 76, 156, 47, 80, 62, 84, 170 77, 159, 47, 80, 60, 85, 180 78, 156, 52, 82, 63, 85, 172 79, 156, 47, 80, 61, 87, 175 80, 161, 50, 80, 60, 88, 173 81, 151, 51, 82, 63, 89, 176 82, 162, 53, 80, 60, 90, 175 83, 153, 45, 76, 60, 80, 175 84, 157, 51, 80, 61, 89, 178 85, 153, 57, 90, 66, 93, 175 86, 159, 56, 85, 64, 98, 185 87, 157, 52, 82, 60, 88, 170 88, 158, 52, 85, 63, 88, 175 89, 159, 51, 83, 63, 89, 175 90, 159, 48, 80, 58, 87, 175 91, 159, 49, 83, 60, 88, 175 92, 153, 45, 78, 58, 80, 175 93, 153, 45, 80, 59, 83, 170 94, 164, 50, 80, 60, 82, 175 95, 157, 53, 80, 63, 93, 172 96, 157, 45, 78, 59, 80, 175 97, 155, 56, 86, 63, 90, 170 98, 149, 53, 86, 66, 93, 176 99, 160, 52, 82, 62, 92, 175 100, 150, 46, 80, 63, 85, 173 101, 161, 48, 80, 60, 85, 178 102, 155, 51, 82, 61, 87, 175 103, 156, 48, 80, 58, 83, 178 104, 156, 50, 82, 60, 90, 173 105, 151, 43, 80, 59, 82, 173 106, 153, 50, 79, 62, 89, 170 107, 161, 54, 85, 63, 85, 180 108, 165, 58, 88, 63, 90, 180 109, 155, 49, 78, 62, 85, 172 110, 156, 50, 80, 63, 88, 180 111, 165, 58, 88, 63, 90, 181 112, 156, 48, 82, 60, 80, 178 113, 154, 48, 80, 62, 90, 173 114, 160, 55, 81, 63, 92, 173 115, 159, 59, 85, 63, 94, 180 116, 155, 56, 82, 62, 93, 165 117, 165, 63, 83, 64, 85, 175 118, 151, 45, 83, 60, 85, 173 119, 156, 48, 80, 60, 80, 180 120, 158, 44, 78, 58, 80, 180 121, 155, 48, 81, 61, 85, 172 122, 162, 51, 86, 63, 90, 175 123, 163, 48, 85, 62, 89, 180 124, 153, 51, 78, 63, 82, 175 125, 157, 44, 80, 58, 83, 175 126, 153, 50, 82, 60, 88, 175 127, 151, 40, 79, 57, 80, 178 128, 153, 48, 83, 63, 85, 178 129, 153, 47, 82, 61, 86, 175 130, 153, 48, 83, 60, 84, 180 131, 162, 52, 80, 60, 90, 170 132, 156, 50, 80, 62, 85, 175 133, 156, 49, 80, 63, 90, 170 134, 153, 50, 85, 63, 90, 178 135, 161, 52, 78, 60, 85, 180 136, 156, 51, 78, 60, 88, 180 137, 164, 52, 96, 61, 90, 177 138, 155, 45, 79, 63, 85, 170 139, 159, 48, 78, 60, 84, 175 140, 168, 70, 88, 70, 90, 183 141, 159, 47, 75, 59, 88, 175 142, 170, 56, 82, 58, 88, 180 143, 164, 67, 90, 66, 92, 180 144, 168, 56, 80, 61, 90, 180 145, 169, 60, 81, 63, 93, 185 146, 156, 40, 80, 56, 82, 180 147, 156, 50, 79, 63, 90, 175 148, 158, 43, 78, 57, 82, 163 149, 155, 54, 80, 63, 87, 175 150, 155, 50, 83, 62, 88, 175 151, 152, 50, 80, 65, 85, 175 152, 157, 47, 75, 62, 83, 170 153, 153, 45, 80, 60, 88, 170 154, 166, 52, 80, 60, 85, 178 155, 155, 46, 80, 60, 86, 175 156, 163, 58, 85, 69, 90, 175 157, 150, 47, 80, 59, 86, 175 158, 160, 53, 80, 63, 90, 180 159, 153, 47, 83, 63, 86, 175 160, 168, 54, 85, 62, 88, 175 161, 165, 56, 85, 63, 88, 182 162, 159, 53, 84, 62, 87, 180 163, 153, 47, 82, 60, 85, 173 164, 151, 47, 88, 60, 88, 173 165, 156, 48, 80, 60, 86, 175 166, 158, 50, 86, 62, 88, 175 167, 155, 48, 83, 60, 89, 180 168, 165, 50, 85, 58, 80, 180 169, 157, 52, 82, 60, 89, 172 170, 160, 54, 82, 63, 88, 180 171, 163, 45, 83, 60, 92, 175 172, 163, 53, 86, 65, 90, 173 173, 162, 48, 85, 63, 85, 185 174, 167, 57, 83, 63, 85, 178 175, 160, 53, 83, 63, 85, 180 176, 162, 43, 80, 60, 85, 175 177, 158, 50, 85, 60, 85, 175 178, 159, 43, 78, 62, 84, 175 179, 159, 56, 71, 65, 87, 181 180, 160, 47, 85, 60, 85, 180 181, 162, 51, 80, 63, 87, 175 182, 162, 54, 80, 63, 87, 180 183, 158, 53, 84, 63, 87, 172 184, 147, 45, 80, 62, 90, 173 185, 164, 60, 87, 66, 94, 178 186, 147, 38, 85, 58, 80, 173 187, 156, 43, 80, 56, 84, 173 188, 161, 60, 92, 63, 95, 178 189, 160, 46, 78, 60, 84, 180 190, 154, 53, 84, 64, 85, 170 191, 163, 54, 83, 63, 92, 180 192, 158, 45, 83, 57, 89, 165 193, 157, 54, 85, 63, 90, 170 194, 164, 63, 85, 66, 85, 178 195, 152, 41, 79, 57, 86, 175 196, 157, 50, 82, 60, 90, 170 197, 155, 50, 80, 63, 88, 180 198, 163, 56, 82, 66, 90, 180 199, 155, 51, 83, 62, 90, 177 200, 152, 42, 78, 58, 86, 176 女子大生200人の身長を1cmきざみで整理した度数分布表(p.10) dtf - read.csv("table1_1_1.csv", header = TRUE) for (i in 143 170) cat(sprintf("%d %2d\n", i, length(which(dtf$height == i)))) 143 1 144 0 145 0 146 2 147 2 148 1 149 2 150 4 151 9 152 4 153 17 154 8 155 16 156 22 157 13 158 12 159 15 160 14 161 8 162 15 163 8 164 7 165 7 166 3 167 2 168 4 169 3 170 1 女子大生200人の身長を3cmきざみで整理した度数分布表(p.11) dtf - read.csv("table1_1_1.csv", header = TRUE) w - 3 sumn - 0 for (i in seq(142, 169, w)) { + n - length(which(dtf$height i dtf$height = i + w)) + cat(sprintf("%d~%d %2d\n", i, i + w, n)) + sumn - sumn + n + } 142~145 1 145~148 5 148~151 15 151~154 29 154~157 51 157~160 41 160~163 31 163~166 17 166~169 9 169~172 1 cat(sprintf("計 %d\n", sumn)) 計 200 女子大生200人の身長を5cmきざみで整理した度数分布表(p.12) dtf - read.csv("table1_1_1.csv", header = TRUE) w - 5 sumn - 0 for (i in seq(140, 165, w)) { + n - length(which(dtf$height i dtf$height = i + w)) + cat(sprintf("%d~%d %2d\n", i, i + w, n)) + sumn - sumn + n + } 140~145 1 145~150 11 150~155 54 155~160 76 160~165 45 165~170 13 cat(sprintf("計 %d\n", sumn)) 計 200 女子大生200人の身長の度数分布表とそのヒストグラム(pp.17-19) 本書では200人分の測定値をまとめているが、pp.10-11で階級に属するのは145~148であれば不等式で145<x≦148ということと約束しており、測定値に143が1つあり、その約束どおりにすると143は143~146の階級には含まれない。本計算では、その約束に従い計算している。 dtf - read.csv("table1_1_1.csv", header = TRUE) height - dtf$height w - (170 - 143) / 9 sumn - length(which(height 143 height = 170)) cumn - cumrf - 0.0 cat("女子大生199人の身長の度数分布表\n") 女子大生199人の身長の度数分布表 for (i in seq(143, 170 - w, w)) { + n - length(which(height i height = i + w)) + rf - n / sumn + cumn - cumn + n + cumrf - cumrf + rf + cat(sprintf("%d~%d %2d %4.1f%% %3d %5.1f%%\n", i, i + w, n, rf * 100, cumn, cumrf * 100)) + } 143~146 2 1.0% 2 1.0% 146~149 5 2.5% 7 3.5% 149~152 17 8.5% 24 12.1% 152~155 41 20.6% 65 32.7% 155~158 47 23.6% 112 56.3% 158~161 37 18.6% 149 74.9% 161~164 30 15.1% 179 89.9% 164~167 12 6.0% 191 96.0% 167~170 8 4.0% 199 100.0% cat(sprintf("計 %d\n", sumn)) 計 199 hist(dtf$height, breaks = seq(143, 173, by = 3)) 女子大生200人の体重の度数分布表とそのヒストグラム(p.20) dtf - read.csv("table1_1_1.csv", header = TRUE) weight - dtf$weight w - (70.0 - 38) / 9 sumn - length(which(weight 38 weight = 70.0)) cumn - cumrf - 0.0 cat("女子大生198人の体重の度数分布表\n") 女子大生198人の体重の度数分布表 for (i in seq(38, 70 - w, w)) { + n - length(which(weight i weight = i + w)) + rf - n / sumn + cumn - cumn + n + cumrf - cumrf + rf + cat(sprintf("%.2f~%.2f %2d %4.1f%% %3d %5.1f%%\n", i, i + w, n, rf * 100, cumn, cumrf * 100)) + } 38.00~41.56 5 2.5% 5 2.5% 41.56~45.11 29 14.6% 34 17.2% 45.11~48.67 47 23.7% 81 40.9% 48.67~52.22 53 26.8% 134 67.7% 52.22~55.78 30 15.2% 164 82.8% 55.78~59.33 20 10.1% 184 92.9% 59.33~62.89 7 3.5% 191 96.5% 62.89~66.44 4 2.0% 195 98.5% 66.44~70.00 3 1.5% 198 100.0% cat(sprintf("計 %d\n", sumn)) 計 198 hist(dtf$weight, breaks = seq(38, 70.0, length = 10)) 女子大生200人のバストの度数分布表とそのヒストグラム(p.21) dtf - read.csv("table1_1_1.csv", header = TRUE) bust - dtf$bust w - 3 sumn - length(which(bust 71 bust = 98)) cumn - cumrf - 0.0 cat("女子大生199人のバストの度数分布表\n") 女子大生199人のバストの度数分布表 for (i in seq(71, 98 - w, w)) { + n - length(which(bust i bust = i + w)) + rf - n / sumn + cumn - cumn + n + cumrf - cumrf + rf + cat(sprintf("%d~%d %2d %4.1f%% %3d %5.1f%%\n", i, i + w, n, rf * 100, cumn, cumrf * 100)) + } 71~74 0 0.0% 0 0.0% 74~77 8 4.0% 8 4.0% 77~80 88 44.2% 96 48.2% 80~83 53 26.6% 149 74.9% 83~86 35 17.6% 184 92.5% 86~89 6 3.0% 190 95.5% 89~92 4 2.0% 194 97.5% 92~95 3 1.5% 197 99.0% 95~98 2 1.0% 199 100.0% cat(sprintf("計 %d\n", sumn)) 計 199 hist(dtf$bust, breaks = seq(71, 98, length = 10)) 女子大生200人の身長の標本平均(pp.23-24) dtf - read.csv("table1_1_1.csv", header = TRUE) print(mean(dtf$height)) [1] 157.775 女子大生200人の身長の中央値(p.25) dtf - read.csv("table1_1_1.csv", header = TRUE) cat(sprintf("%.2f\n", median(dtf$height))) 157.00 女子大生200人の身長の分散と不偏分散(pp.31-32) dtf - read.csv("table1_1_1.csv", header = TRUE) xi - dtf$height nn - length(xi) xm - mean(xi) ss2 - sum((xi - xm) ^ 2) / nn s2 - sum((xi - xm) ^ 2) / (nn - 1) cat(sprintf("女子大生200人の身長の分散 S^2 = %.2f\n", ss2)) 女子大生200人の身長の分散 S^2 = 25.42 cat(sprintf("女子大生200人の身長の不偏分散 s^2 = %.2f\n", s2)) 女子大生200人の身長の不偏分散 s^2 = 25.55 女子大生200人の身長の標準偏差と不偏分散の平方根(p.33) dtf - read.csv("table1_1_1.csv", header = TRUE) xi - dtf$height nn - length(xi) xm - mean(xi) ss2 - sum((xi - xm) ^ 2) / nn s2 - sum((xi - xm) ^ 2) / (nn - 1) ss - sqrt(ss2) s - sqrt(s2) cat(sprintf("女子大生200人の身長の標準偏差 S = %.4f\n", ss)) 女子大生200人の身長の標準偏差 S = 5.0423 cat(sprintf("女子大生200人の身長の不偏分散の平方根 s = %.4f\n", s)) 女子大生200人の身長の不偏分散の平方根 s = 5.0549 女子大生200人による6つの変量(身長、体重、バスト、ウエスト、ヒップ、男性の身長)の平均、分散、標準偏差、最小値、最大値(p.36) 書籍の計算では、計算途中で適宜切り捨てを行っているらしく、分散や標準偏差はぴったり一致しない。 dtf - read.csv("table1_1_1.csv", header = TRUE) k - 6 nn - nrow(dtf) xm - xv - double(k) xm - apply(dtf[, -1], 2, mean) for (i in 1 k) xv[i] - sum((dtf[, i + 1] - xm[i]) ^ 2 / nn) xs - sqrt(xv) xmin - apply(dtf[, -1], 2, min) xmax - apply(dtf[, -1], 2, max) rdtf - data.frame(xm, xv, xs, xmin, xmax) print(rdtf) xm xv xs xmin xmax height 157.775 25.42437 5.042259 143 170 weight 50.475 31.09937 5.576681 38 70 bust 81.870 14.02310 3.744743 71 98 waist 61.570 7.08510 2.661785 56 72 hip 87.135 15.00677 3.873858 78 98 male 175.695 16.24198 4.030133 163 185 女子大生200人の身長の歪度(p.41) dtf - read.csv("table1_1_1.csv", header = TRUE) xi - dtf$height nn - length(xi) xm - mean(xi) ss - sqrt((nn - 1) / nn * var(xi)) a3 - sum((xi - xm) ^ 3) / (nn * ss ^ 3) cat(sprintf("歪度 a3 = %f\n", a3)) 歪度 a3 = 0.045148 女子大生200人の身長の尖度(p.42) dtf - read.csv("table1_1_10.csv", header = TRUE) mi - dtf$midpoint fi - dtf$frequency nn - sum(fi) xm - sum(mi * fi) / nn ss2 - sum((mi - xm) ^ 2 * fi) / nn ss - sqrt(ss2) a4 - sum((mi - xm) ^ 4 * fi) / (nn * ss ^ 4) cat(sprintf("尖度 a4 = %f\n", a4)) 尖度 a4 = 2.783519 女子大生200人の体重とバストの歪度と尖度(p.43) dtf - read.csv("table1_1_1.csv", header = TRUE) rdtf - data.frame(c(0., 0.), c(0., 0.)) colnames(rdtf) - c("体重", "バスト") rownames(rdtf) - c("歪度 a3", "尖度 a4") for (i in 3 4) { + xi - dtf[, i] + nn - length(xi) + xm - mean(xi) + ss - sqrt((nn - 1) / nn * var(xi)) + a3 - sum((xi - xm) ^ 3) / (nn * ss ^ 3) + a4 - sum((xi - xm) ^ 4) / (nn * ss ^ 4) - 3 + rdtf[1, i - 2] - a3 + rdtf[2, i - 2] - a4 + } print(rdtf) 体重 バスト 歪度 a3 0.6519655 1.190016 尖度 a4 0.8305713 3.170911 2項分布n=10,p=0.5のときの確率分布(p.84) n - 10 p - 0.5 xx - 0 10 pp - dbinom(xx, n, p) print(data.frame(xx, pp)) xx pp 1 0 0.0009765625 2 1 0.0097656250 3 2 0.0439453125 4 3 0.1171875000 5 4 0.2050781250 6 5 0.2460937500 7 6 0.2050781250 8 7 0.1171875000 9 8 0.0439453125 10 9 0.0097656250 11 10 0.0009765625 2項分布n=10,p=0.1のときの確率分布(p.85) n - 10 p - 0.1 xx - 0 6 pp - dbinom(xx, n, p) print(data.frame(xx, pp)) xx pp 1 0 0.348678440 2 1 0.387420489 3 2 0.193710244 4 3 0.057395628 5 4 0.011160261 6 5 0.001488035 7 6 0.000137781 2項分布n=100,p=0.01のときの確率分布(p.86) n - 100 p - 0.01 xx - 0 6 pp - dbinom(xx, n, p) print(data.frame(xx, pp)) xx pp 1 0 0.3660323413 2 1 0.3697296376 3 2 0.1848648188 4 3 0.0609991658 5 4 0.0149417149 6 5 0.0028977871 7 6 0.0004634508 λ=1のときのポアソン分布(pp.93-94) # 確率変数 X=x x - 0 6 # λ = 1 lam - 1 # λ = 1 のときのポアソン分布 pp - lam ^ x / factorial(x) * exp(-lam) # 計算結果の表示 print(data.frame(X = x, P = pp)) X P 1 0 0.3678794412 2 1 0.3678794412 3 2 0.1839397206 4 3 0.0613132402 5 4 0.0153283100 6 5 0.0030656620 7 6 0.0005109437 1年間に馬に蹴り殺された兵士の数とポアソン分布(pp.94-95) # データの読み込み dtf - read.csv("data/table2_2_7.csv", header = TRUE) # 死亡した兵士数 x x - dtf$x # 1年間に兵士がx人死亡した軍団の数 n n - dtf$n # 度数の合計 200 nn - sum(n) # 相対度数 x/200 rf - n / nn # 死亡した兵士数の平均 x~ xm - sum(x * rf) # ポアソン分のパラメーターλは平均を採用 lam - xm # 階級ごとの確率 P(X=x) pp - lam ^ x / factorial(x) * exp(-lam) # 計算結果の表示 print(data.frame(x, n, 相対度数 = rf, ポアソン分布 = pp)) x n 相対度数 ポアソン分布 1 0 109 0.545 0.5433508691 2 1 65 0.325 0.3314440301 3 2 22 0.110 0.1010904292 4 3 3 0.015 0.0205550539 5 4 1 0.005 0.0031346457 6 5 0 0.000 0.0003824268 標準正規分布 N(0, 1^2) の値とグラフ(pp.103-104) x - seq(-4.0, 4.0, 0.5) y - dnorm(x, mean = 0.0, sd = sqrt(1)) for (i in 1 length(x)) cat(sprintf("%4.1f %8.6f\n", x[i], y[i])) -4.0 0.000134 -3.5 0.000873 -3.0 0.004432 -2.5 0.017528 -2.0 0.053991 -1.5 0.129518 -1.0 0.241971 -0.5 0.352065 0.0 0.398942 0.5 0.352065 1.0 0.241971 1.5 0.129518 2.0 0.053991 2.5 0.017528 3.0 0.004432 3.5 0.000873 4.0 0.000134 plot(x, y, type = "l") points(x, y, pch = 20, col = "black") 正規分布の各αパーセント点(p.114) m - 0 s - 1 a - c(0.01, 0.05, 0.1) cat("両側パーセント点\n") 両側パーセント点 for (i in 1 length(a)) { + cat(sprintf("a = %.2f, z(a/2) = %.2f\n", a[i], qnorm(p = a[i] / 2, mean = m, sd = s, lower.tail = FALSE))) + } a = 0.01, z(a/2) = 2.58 a = 0.05, z(a/2) = 1.96 a = 0.10, z(a/2) = 1.64 cat("上側パーセント点\n") 上側パーセント点 for (i in 1 length(a)) { + cat(sprintf("a = %.2f, z(a) = %.2f\n", a[i], qnorm(p = a[i], mean = m, sd = s, lower.tail = FALSE))) + } a = 0.01, z(a) = 2.33 a = 0.05, z(a) = 1.64 a = 0.10, z(a) = 1.28 χ^2分布の各αパーセント点(p.121) n - c(5, 6) a - 0.05 for (i in 1 length(n)) { + cat(sprintf("n = %d, a = %.2f\n", n[i], a)) + cat("両側かつ下側 ") + cat(sprintf("χ_%d^2 = %.6f\n", n[i], qchisq(a / 2, n[i], lower.tail = TRUE))) + cat("両側かつ上側 ") + cat(sprintf("χ_%d^2 = %.6f\n", n[i], qchisq(a / 2, n[i], lower.tail = FALSE))) + cat("片側かつ下側 ") + cat(sprintf("χ_%d^2 = %.6f\n", n[i], qchisq(a, n[i], lower.tail = TRUE))) + cat("片側かつ上側 ") + cat(sprintf("χ_%d^2 = %.6f\n", n[i], qchisq(a, n[i], lower.tail = FALSE))) + } n = 5, a = 0.05 両側かつ下側 χ_5^2 = 0.831212 両側かつ上側 χ_5^2 = 12.832502 片側かつ下側 χ_5^2 = 1.145476 片側かつ上側 χ_5^2 = 11.070498 n = 6, a = 0.05 両側かつ下側 χ_6^2 = 1.237344 両側かつ上側 χ_6^2 = 14.449375 片側かつ下側 χ_6^2 = 1.635383 片側かつ上側 χ_6^2 = 12.591587 t分布のグラフ(p.123) x - seq(-3, 3, 0.1) plot(0, 0, xlim = c(-3, 3), ylim = c(0, 0.4), xlab = "", ylab = "", type = "n") for (i in c(1, 2, 5, 100)) { + lines(x, dt(x, i)) + text(0.4, dt(0, i), sprintf("n=%d", i)) + } t分布の各αパーセント点(p.125) n - c(5, 10) a - c(0.05, 0.01) for (i in 1 length(n)) { + for (j in 1 length(a)) { + cat(sprintf("両側 a = %.2f t_%d(a/2) = %.3f\n", a[j], n[i], qt(a[j] / 2, n[i], lower.tail = FALSE))) + cat(sprintf("片側 a = %.2f t_%d(a) = %.3f\n", a[j], n[i], qt(a[j], n[i], lower.tail = FALSE))) + } + } 両側 a = 0.05 t_5(a/2) = 2.571 片側 a = 0.05 t_5(a) = 2.015 両側 a = 0.01 t_5(a/2) = 4.032 片側 a = 0.01 t_5(a) = 3.365 両側 a = 0.05 t_10(a/2) = 2.228 片側 a = 0.05 t_10(a) = 1.812 両側 a = 0.01 t_10(a/2) = 3.169 片側 a = 0.01 t_10(a) = 2.764 F分布の各αパーセント点(p.128) 自由度(4,6)の95パーセント点と99パーセント点を求める。 qf(0.05, 4, 6, lower.tail = FALSE) [1] 4.533677 qf(0.01, 4, 6, lower.tail = FALSE) [1] 9.148301 母分散σ^2が既知の場合の、女子大生200名の身長の母平均の区間推定(pp.146-148) d - c(159, 158, 151, 167, 151) d - c(d, 160, 160, 158, 160, 158) s - 5.04 xm - mean(d) ah - 0.05 z - qnorm(ah / 2, lower.tail = FALSE) nn - length(d) print(xm) [1] 158.2 print(z) [1] 1.959964 print(s) [1] 5.04 print(nn) [1] 10 a - xm - z * s / sqrt(nn) b - xm + z * s / sqrt(nn) # 母平均μの95%信頼区間 cat(sprintf("%.1f≦μ≦%.1f\n", a, b)) 155.1≦μ≦161.3 ah - 0.01 z - qnorm(ah / 2, lower.tail = FALSE) a - xm - z * s / sqrt(nn) b - xm + z * s / sqrt(nn) # 母平均μの99%信頼区間 cat(sprintf("%.1f≦μ≦%.1f\n", a, b)) 154.1≦μ≦162.3 母分散σ^2が未知の場合の、女子大生200名の身長の母平均の区間推定(pp.148-150) d1 - c(159, 158, 151, 167, 151) d1 - c(d1, 160, 160, 158, 160, 158) xm - mean(d1) s - sd(d1) ah - 0.05 nn - length(d1) t9 - qt(ah / 2, nn - 1, lower.tail = FALSE) print(xm) [1] 158.2 print(t9) [1] 2.262157 print(s) [1] 4.613988 print(nn) [1] 10 a - xm - t9 * s / sqrt(nn) b - xm + t9 * s / sqrt(nn) # 母平均μの95%信頼区間 cat(sprintf("%.1f≦μ≦%.1f\n", a, b)) 154.9≦μ≦161.5 d2 - c(156, 160, 153, 153, 166) d2 - c(d2, 157, 158, 169, 165, 159) xm - mean(d2) s - sd(d2) ah - 0.05 nn - length(d2) t9 - qt(ah / 2, nn - 1, lower.tail = FALSE) a - xm - t9 * s / sqrt(nn) b - xm + t9 * s / sqrt(nn) # 母平均μの95%信頼区間 cat(sprintf("%.1f≦μ≦%.1f\n", a, b)) 155.7≦μ≦163.5 xm - mean(c(d1, d2)) s - sd(c(d1, d2)) ah - 0.05 nn - length(c(d1, d2)) t19 - qt(ah / 2, nn - 1, lower.tail = FALSE) a - xm - t19 * s / sqrt(nn) b - xm + t19 * s / sqrt(nn) # 母平均μの95%信頼区間 cat(sprintf("%.1f≦μ≦%.1f\n", a, b)) 156.6≦μ≦161.2 溶液のpH値の99%信頼区間(pp.150-151) x - c(7.86, 7.89, 7.84, 7.90, 7.82) nn - length(x) xm - mean(x) s - sd(x) degf - nn - 1 ah - 0.01 tval - qt(ah / 2, degf, lower.tail = FALSE) a - xm - tval * s / sqrt(nn) b - xm + tval * s / sqrt(nn) # 溶液のpHの99%信頼区間 cat(sprintf("%.3f≦μ≦%.3f\n", a, b)) 7.793≦μ≦7.931 アオスジアゲハ夏型の体長の90%信頼区間(pp.151-152) x - c(76, 85, 82, 83, 76, 78) nn - length(x) xm - mean(x) s - sd(x) degf - nn - 1 ah - 0.1 tval - qt(ah / 2, degf, lower.tail = FALSE) a - xm - tval * s / sqrt(nn) b - xm + tval * s / sqrt(nn) # アオスジアゲハ夏型の体長の90%信頼区間 cat(sprintf("%.3f≦μ≦%.3f\n", a, b)) 76.835≦μ≦83.165 乗用車のレギュラーガソリンの平均売り上げ量の95%信頼区間(pp.152-153) x - c(45, 39, 42, 57, 28, 33, 40, 51) nn - length(x) degf - nn - 1 ah - 0.05 xm - mean(x) s - sd(x) tval - qt(ah / 2, degf, lower.tail = FALSE) a - xm - tval * s / sqrt(nn) b - xm + tval * s / sqrt(nn) # 乗用車のレギュラーガソリンの平均売り上げ量の95%信頼区間 cat(sprintf("%.1f≦μ≦%.1f\n", a, b)) 34.1≦μ≦49.6 サラダ油800g缶の平均内容量の99%信頼区間(p.153) x - c(807, 811, 801, 798, 798, 795, 803, 805, 804) nn - length(x) degf - nn - 1 ah - 0.01 xm - mean(x) s - sd(x) tval - qt(ah / 2, degf, lower.tail = FALSE) a - xm - tval * s / sqrt(nn) b - xm + tval * s / sqrt(nn) # サラダ油800g缶の平均内容量の99%信頼区間 cat(sprintf("%.1f≦μ≦%.1f\n", a, b)) 796.8≦μ≦808.0 T大学の女子大生の平均I.Q.の95%信頼区間(p.154) nn - 500 ah - 0.05 xm - 112 s - 9.5 z - qnorm(ah / 2, mean = 0, sd = 1, lower.tail = FALSE) a - xm - z * s / sqrt(nn) b - xm + z * s / sqrt(nn) # T大学の女子大生の平均I.Q.の95%信頼区間 cat(sprintf("%.1f≦μ≦%.1f\n", a, b)) 111.2≦μ≦112.8 新型ナットの平均内径の99%信頼区間(pp.154-155) x - c(1.29, 1.34, 1.31, 1.30, 1.30) nn - length(x) degf - nn - 1 xm - mean(x) s - 0.015 ah - 0.01 z - qnorm(ah / 2, mean = 0, sd = 1, lower.tail = FALSE) a - xm - z * s / sqrt(nn) b - xm + z * s / sqrt(nn) # 新型ナットの平均内径の99%信頼区間 cat(sprintf("%.3f≦μ≦%.3f\n", a, b)) 1.291≦μ≦1.325 女子大生200人の身長の母分散の90%信頼区間(pp.163-164) x - c(159, 158, 151, 167, 151) x - c(x, 160, 160, 158, 160, 158) xm - mean(x) nn - length(x) s2 - var(x) degf - nn - 1 ah - 0.1 ca - qchisq(1 - ah / 2, degf, lower.tail = FALSE) cb - qchisq(ah / 2, degf, lower.tail = FALSE) a - (nn - 1) * s2 / cb b - (nn - 1) * s2 / ca # 女子大生200人の身長の母分散の90%信頼区間 cat(sprintf("%.2f≦σ^2≦%.2f\n", a, b)) 11.32≦σ^2≦57.62 自動車の燃費の母分散の95%信頼区間(pp.165-166) x - c(15.4, 16.1, 15.7, 16.6, 14.9, 15.5, 16.2) nn - length(x) xm - mean(x) s2 - var(x) degf - nn - 1 ah - 0.05 ca - qchisq(1 - ah / 2, degf, lower.tail = FALSE) cb - qchisq(ah / 2, degf, lower.tail = FALSE) a - (nn - 1) * s2 / cb b - (nn - 1) * s2 / ca # 自動車の燃費の母分散の95%信頼区間 cat(sprintf("%.2f≦σ^2≦%.2f\n", a, b)) 0.14≦σ^2≦1.58 スコップの柄の直径の2つの母分散の比の90%信頼区間(pp.167-168) x1 - c(5.47, 5.62, 5.52, 5.77, 5.53, 5.39) x2 - c(5.63, 5.46, 5.53, 5.54, 5.59) x1m - mean(x1) x2m - mean(x2) s12 - var(x1) s22 - var(x2) nn1 - length(x1) nn2 - length(x2) degf1 - nn1 - 1 degf2 - nn2 - 1 ah - 0.1 ff1 - qf(1 - ah / 2, degf1, degf2, lower.tail = FALSE) ff2 - qf(ah / 2, degf1, degf2, lower.tail = FALSE) a - s12 / s22 / ff2 b - s12 / s22 / ff1 # スコップの柄の直径の2つの母分散の比の90%信頼区間 cat(sprintf("%.2f≦σ1^2/σ2^2≦%.2f\n", a, b)) 0.67≦σ1^2/σ2^2≦21.67 母比率p(バストが85cm以上の女子大生の割合)を95%信頼区間で区間推定(pp.xxx-xxx) x - c(80, 83, 83, 83, 81, 78, 83, 83, 80, 85) x - c(x, 82, 80, 90, 85, 80, 82, 87, 81, 83, 85) nn - length(x) ah - 0.05 m - 5 z - qnorm(ah / 2, lower.tail = FALSE) a - m / nn - z * sqrt(m / nn * (1 - m / nn) / nn) b - m / nn + z * sqrt(m / nn * (1 - m / nn) / nn) # N=20におけるバスト85cm以上の女子大生の母比率pの95%信頼区間 # (標本数Nが大きい場合の公式による) cat(sprintf("%.2f≦p≦%.2f\n", a, b)) 0.06≦p≦0.44 d1 - 2 * (nn - m + 1) d2 - 2 * m e1 - 2 * (m + 1) e2 - 2 * (nn - m) fd - qf(ah / 2, d1, d2, lower.tail = FALSE) fe - qf(ah / 2, e1, e2, lower.tail = FALSE) a - d2 / (d1 * fd + d2) b - e1 * fe / (e1 * fe + e2) # N=20におけるバスト85cm以上の女子大生の母比率pの95%信頼区間 # (標本数Nが小さい場合の公式による) cat(sprintf("%.2f≦p≦%.2f\n", a, b)) 0.09≦p≦0.49 nn - 200 m - 45 a - m / nn - z * sqrt(m / nn * (1 - m / nn) / nn) b - m / nn + z * sqrt(m / nn * (1 - m / nn) / nn) # N=200におけるバスト85cm以上の女子大生の母比率pの95%信頼区間 cat(sprintf("%.3f≦p≦%.3f\n", a, b)) 0.167≦p≦0.283 名前 コメント
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1.重爆邀撃用火砲・噴進弾【九六式「改」25mm軽機関銃】 【二式/ホ-155型30mm機関砲・改】 【オラーシャNS-37/45型速射砲】 【カールスラントMk108型機関砲】 【カールスラントBK-5型航空速射砲】 2.対戦闘機戦闘用航空機銃【九九式二号13mm/20mm機銃】 【M2重機関銃(データはウィッチ向け・ストック付きモデル)】 【九九式7.7mm軽機関銃】 【MG42型7.92mm機関銃】 1.重爆邀撃用火砲・噴進弾 【九六式「改」25mm軽機関銃】 口径:25mm 全長:2190mm 重量:70kg 動作方式:ガスオペレーティング 装填:20発入大型ドラム弾倉* 射撃方式:セミオート 銃口初速:900m/s 有効射程距離:最大1000m以上 弾種:焼夷榴弾、徹甲弾、曳光弾 *後期改良型では背部兵装架台に、ウィッチの肩から突き出すように搭載。同時に装填はベルトリンク方式に変更された。 六六六空初期の重爆邀撃ウィッチが愛用した大口径航空機銃。 全般的な設計は、試作に終わった25mm固定航空機銃が参考にされているが、 この機銃は端的に言えば正式装備ではない。 44年当時、艦艇用防空機銃が保式40ミリ高射機関砲へ急速に代替され、 各工廠で大量に余剰となっていた九六式25mm艦載機銃。その改造品である。 当初、後の戦闘第六六六航空隊となる「日向」飛行隊は、お世辞にも陸海軍双方から期待されておらず、 配備要員の過去の経歴に、いささか問題のあるものが多かったため、 正規のルートでまともな装備の補充を受けることは、難しい状況にあった。 そこへ余剰備品を見つけることに、何故か往々にして才能を発揮する土井環海軍少尉が、 佐世保工廠にて死蔵されている九六式25mm機銃に目を付けたのだ。 そして「日向」飛行隊向けの装備としては難しくとも、 「日向」の近接防御火器として配備要請を出した場合、遙かに艦政本部などの審査は通りやすい。 特に当時の「日向」には松田艦長、藤堂砲術長という砲術の権威。 後藤副長という海軍省人事部に伝手のある幹部が複数着任しており、彼らの協力を得られたことも大きかった。 そして、佐世保海軍工廠の協力を取り付けた上で、特に火力不足でフラストレーションの溜まっていた、 樫城勇音中尉の陣頭指揮の元、死蔵された25mm機銃の改造が始まった。 元々が60口径25mmと長銃身であり、原型そのままではストライカーユニットを用いても、 いささか重量オーバーとなることは明らかであった。 それ故に、射撃方式はセミオートのみとされ、ガス圧動作装置を大きく簡略化。 また、装填方式は固定航空機銃当時のドラム弾倉を流用している。 九六式25mm機銃最大の欠点は、弾薬クリップの中途半端な装填数と、過大な重量であり、 その点を是正した近接防御火器という名目で、この弾倉は新造されている。 その他の部分もセミオート射撃と割り切ることにより、素材をある程度変更し軽量化を実施。 初速や有効射程を落とすことなく、大出力ストライカーユニットを装備したウィッチならば十分装備できる、 60kg代後半に収まった試作機銃が完成した。 開発期間は三ヶ月ほど。これは、樫城勇音中尉の実家、樫城製鋼所が佐世保工廠とも繋がりがあり、 彼女自身が往々にして、主に航空兵装関連で人脈を取り付けていたことも大きかった。 樫城中尉自らの試験射撃の結果は、マズルブレーキを用いても反動はいささか大きいが、弾道特性は良好。 威力に関してはラロスであれば一撃、ケファラスクラスでも集中射数発で撃破可能と試算されている。 この機銃は余剰品転用かつ簡素な構造であり、信頼性が高く、コストが安価であることも特徴であった。 同じく大量に死蔵されていた弾薬により、補給に困らない。員数外ゆえ損耗しても惜しくない事も長所であった。 当初は非正式装備であった筈が、他のウィッチ航空部隊でもその評価は広まり、 翌年にはウィッチ出身の陸海軍航空将校の働きかけにより、 「四式25mm簡易航空機関砲」という名称の、準正式装備として量産が始まっている。 重量こそ大きいが、威力と射程は重爆狩りや戦闘爆撃が任務の航空ウィッチから、概ね好評であった。 第六六六航空隊では開発者の樫城中尉、バラノワ少尉などが初期段階で使用したほか、 後には他国から転属してきたウィッチ達も、任務に応じて多用した。現在では予備装備として保管されている。 【二式/ホ-155型30mm機関砲・改】 口径:30mm 全長:2086mm 重量:51kg 動作方式:APIブローバック 装填:40発入大型ドラム弾倉(改型はベルトリンク) 射撃方式:セミオート/フルオート 銃口初速:700m/s+ 有効射程距離:最大400m以上 弾種:焼夷榴弾、徹甲弾、曳光弾等 扶桑皇国において相当数が量産され、オラーシャでも「B-30」の名称でライセンス製造されている軽量な30mm機関砲。 その原型は九九式二号20mm機銃であり、この機関砲は実質、それを口径30mmまでスケールアップした代物といえる。 当初は初速が若干遅い(700m/s+)、携行弾薬数が少ないことから古参ウィッチからの評判は、余り芳しいものではなかった。 しかしながら同時期に試験導入され、六六六空でもかなりの数が運用されていた、 カールスラント製Mk108型機関砲と同重量で、それに比較すれば有効射程と初速は大きく増進が見込めた。 また、Mk108型の魔法力注入の難しい特殊榴弾に威力を依存し、魔法力消耗が大きかったのに対し、 こちらは比較的単純な弾薬を用い、魔法力消費が抑制されていることも注目された。 結果として昭和十八年中頃より、まずは対地攻撃・戦闘爆撃が主体の航空機械化歩兵に配備された。 意外なことに評価はそれほど悪いものではなかった。 何しろ彼女たちはそれまで、ホ-203/401といった威力こそ大きいが、 初速は二式30mmよりも更に劣り、 連射も利かない速射砲で対地攻撃。時には重爆邀撃さえ受け持っていたのだ。 そして口径こそ既存の速射砲より小さいが、命中したときの威力は九九式13mm/20mmの比ではないのだ。 同時に海軍の「紫電」「烈風」。陸軍の三式複戦、四式夜戦、「疾風」等の2000馬力級。 双発大出力ストライカーの大量配備に伴い、この大口径機関砲の運用も十分実用の域に達しつつあった。 陸戦ストライカーの高射火器としても、多用されている。 陸海軍航空本部はこの点を受けて、四式簡易25mmと並行し、 戦闘爆撃・重爆邀撃飛行隊への大量配備に踏み切ることになる。 また陸海軍共通の主力戦闘機「陣風」の30mm機関砲も、この二式を原型に長砲身化したものであった。 徐々に信頼性改善が進むにつれて、概ね実用に足る大口径機関砲としての地位を獲得してゆくことになる。 そして六六六空に配備された経緯は、オラーシャへの護送作戦に際しての重火器消耗。 それを補う為の補充行動においてであった。 オラーシャ陸軍第87弾薬廠より、実に20門以上の「B-30S」型30mm機関砲(二式改に相当)の調達が実施されたのである。 このタイプは従来の42発弾倉だけではなく、 ストライカーに直結されたスケルトンパックに搭載される大型弾倉も使用可能である。 そこよりベルトリンクで装填される最新改良型であった。 これによりかなりの長時間射撃、戦闘継続が可能となっている。 六六六空では後述の、NS-37機関砲射手がネウロイのビーム攻撃を牽制、制圧。 しかる後に30mm装備ウィッチが近接。200m圏内から大量の30mm焼夷徹甲弾を叩き込む戦術を、 新種のネウロイ相手に確立してゆくことになる。 なお、後に二式改を原型として弾頭重量、初速を大幅に増大。 局地戦ユニット「震電」等でも多用された五式30mm機銃が開発されている。 【オラーシャNS-37/45型速射砲】 口径:37mm/45mm 全長:3400mm/2520mm 重量:130kg/140kg 動作方式:ガスオペレーティング 装填:背面40発弾倉よりベルトリンク方式 射撃方式:セミオート 砲口初速:800-900m/s 有効射程距離:2000m以上 弾種:焼夷榴弾、曳光弾、徹甲弾 火砲大国として知られるオラーシャ帝国が、大型戦闘機と大出力ストライカーユニット。 双方の共通武装として開発した、大口径航空機関砲の決定版。 最大の特徴は軽量さであり、カールスラント製BK-5航空速射砲が高性能でありながら、 重量500kgを越えているのに対して、こちらは三割程度の152kgに収まっていることである。 動作方式を極力簡素、確実なガス圧方式として、 発射速度を押さえ込んでいることも、軽量化に一役買っている。 さりながら威力、反動ともに絶大であり、 特にNS-45は単発戦闘機に搭載して発砲した場合、失速しかけたとの実験例さえある。 結果としてオラーシャ陸軍航空隊では、NS-45は双発対地襲撃機の火砲として活躍している。 そしてウィッチ用には尚更であり、射撃を行う際には3秒以上の連射は極力回避するよう、教本で規定されている。 そのために発射速度は更に低減され、機関部は更に簡素化。重量も軽減された。 これにより2000馬力級ストライカーユニットであれば、十分扱える重量に軽減化されたことは特筆に価する。 また、いささか命中精度が落ちるのを承知で、砲口に大型のマズルブレーキも搭載された。 威力は流石と言うべきか、強烈きわまりないものであり、 重爆邀撃ウィッチの天敵であるディオミディアでさえ、数発で破砕してしまう事も珍しくはなかった。 対地襲撃にも威力を発揮しており、多脚戦車や戦車型ネウロイの撃破に最適な火器と評価されている。 かなり長大な有効射程を誇ることも、この速射砲の長点であった。 しかしこの速射砲は、その威力と有効射程、初速に見合う代償があった。全長と重量である。 重量は大馬力ストライカーを装備した、魔法力が高いウィッチならば、まだ何とかなる許容範囲内である。 しかしながら全長3mを超える巨体は、どのような搭載状態でも取り回しに困難を伴った。 とはいえ航空機関砲として高性能なことは認知されており、皇国陸海軍では航空機械化歩兵ではなく、 本家オラーシャ陸軍航空隊同様、戦闘爆撃機や対地襲撃機に多用している。 初速900m/s近い37mm砲弾は、魔法力を充填せずともネウロイに十分な打撃を与えられた。 そして数奇なことに六六六空においては、初期の少量製造に留まったはずの、 航空機械化歩兵用NS-37が一定量以上、予備部品と弾薬ともども配備されていた。 無論、限定導入に留まったとはいえ、この速射砲は皇国陸海軍の正式機材である。 装備していることが軍法等々に抵触するわけではない。 しかしながら殆どのウィッチ飛行隊が導入を断念し、オラーシャ本国でも早々に製造が打ち切られ、 国内の砲兵工廠でも少量しか製造されなかった、ウィッチ仕様NS-37が纏まった数で配備されたか。 その点については正確な記録は存在しないが、北洋護衛作戦以降、急速に使用頻度が増している。 六六六空では、それまで強引に運用されてきたBK-5型の代替機材として用いられることが多く、 四式戦Ⅰ型乙、F7F-2、紫電五三型、P-47Nなど、馬力やペイロードに余裕のある機材で運用された。 空力特性の悪化などから、搭載しての飛行にはかなりの熟練を要したが、 一度使いこなせれば非常に頼りになる重火器であった。 何しろディオミディアの防御砲火をアウトレンジし、10発足らずで破砕できるのである。 予備部品が潤沢とは言えず、扱いも難しいことから、配備されるウィッチは限られている。 大出力ストライカーの運用に慣熟し、一定以上の射撃技量を有し、可能なれば固有魔法持ちである。 そしてこれら選抜射手の手に渡ったNS-37は、ヴェネチア陥落後の新種ネウロイにも猛威を振るった。 【カールスラントMk108型機関砲】 口径:30mm 全長:1057mm 重量:58kg 動作方式:APIブローバック 装填:ベルトリンク式 射撃方式:フルオート 銃口初速:540m/s 有効射程距離:200m以上 弾種:焼夷徹甲弾、榴弾、曳光弾など 初速をかなり割り切り、同時に徹底したプレス加工による量産性と軽量化に成功した、カールスラント製の大口径機関砲。 全長はMG42よりも短く、有効射程もそれほど長いとはいえないが、30mm大炸薬榴弾の威力は凄まじく、 空対空、空対地双方に各国で多用された名機関砲の一つである。APIブローバックと動作が比較的平易であることから、 扶桑陸海軍でも限定的ながらライセンス製造が実施されていた。 六六六空では白水御影少尉、エレオノール・ベネックス中尉などが愛用している。 発射速度も毎分650発とかなり大きく、凄まじい射撃音から一部では「削岩機」とさえあだ名された。 かように優れた信頼性と量産性を誇る機関砲であるが、いくつかの欠点も存在する。 まず、薄殻大威力榴弾は非常に構造が複雑で、魔法力がこめにくい。製造にもかなりの工数と時間を要する。 そのため、大部分のウィッチは徹甲弾か通常榴弾、曳光弾を愛用しており、本来の威力が発揮できないケースも多かった。 同時に初速がどうしても遅いため、敵ネウロイまでかなり肉薄せねばならず、 高機動目標や防御砲火が激しい目標に対しては、本来の威力を発揮できないケースも多かった。 そのため各国航空部隊では、シールド出力の大きい重装甲のストライカーユニットと組み合わせて使うことが多い。 六六六空でも「雷電」三三型やHe219といった、大出力魔導エンジンを備えた重装甲ストライカーと組み合わされていた。 しかしそれを補う最大の長所は、なんと言ってもその軽量さである。オラーシャのNS-37と比較してさえ、三割程度の重量なのだ。 そのため、背面兵装パックに大型弾倉と共に、ベルトリンクで複数のMk108を装備して出撃するウィッチもかなりの数に上った。 この航空隊でも、その様な運用が行われることが多かった。 夜戦ウィッチの白水少尉は「シュレーゲ・ムジーク」とカールスラント本国で呼ばれる、斜め上の目標を射撃しうる角度に、 ベネックス中尉は突撃機動に際して軸線そのものに弾道が合致する角度で装備している。カールスラント特有の技術的な拘りが、 幾つかの長所を潰してしまった部分もあるが、軽便大威力な航空機関砲として、 二式30mmへ更新されるまで、時には対戦闘機戦闘にさえ多用されるなど、六六六空の大火力を支え続けた。 【カールスラントBK-5型航空速射砲】 口径:50mm 全長:4160mm 重量:540kg 動作方式:リコイルオペレーティング 装填:20発入りドラム弾倉 射撃方式:セミオート 砲口初速:900-950m/s 有効射程距離:2000m以上 弾種:被帽付徹甲弾、焼夷榴弾、焼夷徹甲弾、通常榴弾など カールスラント空軍が将来型ジェットストライカー用に、あろうことか戦車砲から改造開発した大口径航空速射砲。 全長は4mを軽く超え、重量は500kg以上に達する。本来なら陸戦ウィッチが用いるのにふさわしい装備であり、 事実、本家カールスラント帝国でも、陸軍の装甲脚装備の陸戦機械化歩兵が使用。 扶桑皇国においても陸軍や海軍陸戦隊の、陸戦ウィッチの武装として試験導入された。航空火砲としての導入は二義的なものに過ぎない。 ウィッチが魔力をこめれば十分、陸戦ネウロイの装甲を撃ち抜ける50mm高初速弾を速射できる火砲として、本来は導入されていた。 さりながら、扶桑皇国もディオミディア重爆撃機により、オラーシャ奥地やシベリアの防空部隊を突破され、 被害こそ僅少だが一種の神経爆撃を受けるに至り、この速射砲を重爆邀撃航空火砲として用いることを決心した。 当時、辛うじて搭載できるストライカーは、最新鋭の紫電改や疾風。後は陸軍の一部双発戦闘脚程度であった。 当然、機動性も大きく落ちるため、実戦部隊では余り好まれなかった。反動が大きくストライカーを破壊しかねない負担も嫌われた。 さりながら、威力のみは一級品であり、わずか3発の直撃でディオミディアが四散した事例も存在する。 六六六空では一種の懲罰人事として、三四三空より転属してきた南坂大尉。そして大型重火器の扱いに長けた陣流寺中尉などが、数門を持ち込んでいる。 しかし、膂力許可や念導力強化の固有魔法を持つウィッチをもってしても、重量増大による機動力低下までは防げなかった。 一例を挙げれば、20mm機関砲2門と予備弾薬程度の装備であれば、軽々と650km/h以上を出す疾風一型乙が、570km/h以下まで最大速度が低下。 運動性や上昇力にいたっては、言うまでもない程に低下したのだ。 ペイロードが大きい樫城中尉のキ-96(遂に正式部品供与を受け、一線部隊と同一仕様となった)でも580km/h強にまで低下。 辛うじて、後々この部隊にやってきたF7F、P-47等でようやく620km/hを超える程度であった。 それでも、空中移動高射砲としてキルゾーンを設定し、制空戦闘隊が追い込んだ目標を遠距離狙撃するなどして、 一定の戦果は挙げたが、実用装備として好ましいとは、この六六六空でさえ解釈されなかった。 結果として後々、六六六空での重爆邀撃火砲は二式30mm、改造型25mm。そしてNS-37等に代替される。 しかしこの火砲は意外な活路を見出す。言うまでもなく、強烈な砲弾加速固有魔法「ガン・バレル」を有するベネックス中尉の装備としてである。 彼女は過去にも、改造25mm機銃で飛行甲板上の高射砲として活躍したことがあり、 既に日向側も彼女専用の、整備用ではなく高射用の頑丈な電動ターンテーブルを準備していた。 そのターンテーブルへ、この場合は飛行機材ではなく魔力増幅機材として用いる、雷電三三型ストライカーと共に直結され、 「日向」の電探連動方位盤の指揮に従い、超高初速高射機関砲(電探計測1350m/s以上)として活躍したのである。 その威力は菊地砲術長をして「第五主砲塔」と言わしめる凄まじいものであった。 2.対戦闘機戦闘用航空機銃 【九九式二号13mm/20mm機銃】 口径:12.7mm/20mm 全長:1550mm/1890mm 重量:28.5kg/35kg 動作方式:APIブローバック(共通) 装填:ドラム型マガジン式(12.7mm150発、20mm100発) 射撃方式:フルオート 銃口初速:840m/s(12.7mm)、750m/s(20mm) 有効射程距離:500m以上(12.7mm)/300m以上(20mm) 弾種:焼夷榴弾、曳光弾、徹甲弾 扶桑皇国陸海軍主力機銃。原型はヘルウェティアMTFO社の開発した航空機関砲。 それを陸海軍が共同でライセンス製造権を取得したものである。 大扶桑兵器が主に製造、性能改善を担当した。初期型の名称は海軍では九九式、陸軍では「ホ-3」。 後の12.7mm弾使用型・高初速20mm型は、後述するように「ホ-103」「ホ-5」と呼称されている。 20mm榴弾を用いた大きな破壊力の割に、非常に軽量に仕上がっており、信頼性も高かった。 反面、弾倉に入る弾薬は60発のみであり、初速も600m/sと遅く、命中させるのは至難の業であった。 そこで扶桑皇国陸海軍は、二つの改良型を作り出すことになる。 一つは使用弾薬を、より弾等重量と装薬の大きな新型に変更。 同時に銃身長を伸ばし、機関部を強化。弾倉も大型化した九九式二号20mm機銃である。 こちらは陸軍では「ホ-5」という名称で採用されている。初速は750m/sと大きく改善されており、 新型弾薬を採用していることから、命中精度、威力共に相当に向上している。 また、ある程度の対地攻撃火力も有しているため、汎用性が高く、 大出力ストライカーユニットを乗りこなすウィッチは、この長銃身20mm機銃を好む者が多かった。 ストライカーユニットと直結した背面兵装パックに、 複数を装備して大きな打撃力を得ることも可能であり、紫電改部隊で多用されたこともある。 零戦後期型や「陣風」の20mm機銃も二号型20mmとほぼ同一のものである。 そしてもう一つの主流機銃が、弾道特性に優れたブラウニー50口径弾にあわせ、 サイズをスケールダウンした九九式二号改13mm機銃であった。 初期型は海軍式13mm機銃弾を用いていたが、欧州戦線などでの弾薬補給の観点から、 正式製造タイプは50口径弾薬に変更されている。 一回りほど20mm機銃より小型軽量化が図られ、 同時に初速が850m/sと大きく、弾倉により多数の機銃弾を装填できたこと。 既存の7.7mm級機銃よりは50口径機銃でも、十分威力向上を果たしていることから、技量未熟なウィッチ。 あるいは対戦闘機戦闘を任務とするウィッチが、主戦兵器として用いている。 何れの改良型も、用途次第で十分使える兵器に仕上がっており、一部は国外にも輸出されている。 第六六六航空隊は当初、陸海軍双方から敬遠されており、 十分な正規の補充を得ることは難しく、所期の段階では余り縁のない機銃であった。 寧ろ各国ウィッチの持ち込んだMG42が、対ラロス迎撃の主力として活躍していたほどである。 しかし扶桑海に展開しての重爆邀撃や北方航路護衛の任務。 それら戦果、功績などにより暦とした精鋭部隊として認知されてからは、 元々が陸海共通で規格化大量製造された機銃なだけに「何処にこれだけ?」というほど、 それこそ腐るほど補充で双方の機銃がやってくることになる。 威力の面では対重爆邀撃機関砲に劣るが、汎用性と部品、弾薬入手の面では遥かに容易であったため、 主に対戦闘機戦闘担当ウィッチの主力機銃の一つとして、後々まで長く活躍することになる。 【M2重機関銃(データはウィッチ向け・ストック付きモデル)】 口径:12.7mm 全長:1,845mm 重量 38.7kg 作動方式 ショートリコイル 装弾数 ベルト給弾 射撃方式:フルオート 銃口初速 853m/s 有効射程 700~1,000m 使用弾薬 通常弾、焼夷弾、徹甲弾等 原型を第一次ネウロイ大戦時にまで遡ることのできるブラウニーM2重機関銃は、開発元であるリベリオン陸海軍のみならず、 武器供与法に基づき、再建を図る欧州諸国にも多数が販売された。扶桑皇国でも陸軍の重機関銃としてライセンス生産されている。 また、M2以外の扶桑国産の航空機銃・機関砲に同一規格の弾薬が使用されている。 第一次ネウロイ大戦において、大型化する獣型ネウロイ対策として採用された12.7mm弾は、 今次大戦においても中小型ネウロイに対しては充分に有効であり、三脚架に乗せての運用だけでなく、 各種車両をはじめ、航空機、そしてウィッチの装備に至るまで幅広く利用された。 ウィッチ向けにはM1919A6と同様の銃床とピストルグリップを追加した航空ウィッチ向けモデルや、 陸戦ストライカーユニットにマウントリングを備えて、車載モデルの同機銃を装備する方式が取られた。 ただし、航空ウィッチの装備として見た場合、姉妹銃のM1919とは異なり、重く大きいこと、 ベルトリンクに起因する給弾不良の問題があったことから、M2自体は広く使われることはなかった。 しかし火力と弾道特性は折り紙つきで、ウィッチが使用した場合には航空機関砲に匹敵する威力を持つ12.7mmBMG弾自体は、 先述のとおり、扶桑皇国をはじめとした各国で使用されている。 第六六六航空隊では、ジャンヌ・ヴァルツ曹長が原隊からの継続装備として持ち込んでいる。 なお、余談ではあるがM2重機関銃は第七航空戦隊直轄の武装救難小隊。 陸軍の空挺や機動連隊出身者で固められた、強行救難部隊でも愛用されており、リベリオン製四輪駆動車へ搭載。 あるいは三脚に据えた上で重機関銃座を形成し、墜落ウィッチ救助分隊が突入する経路を開く。 あるいは殿として、わが救難部隊と負傷した航空ウィッチを追撃してくる、陸戦ネウロイをなぎ払うのに、存分にその火力を振るっている。 【九九式7.7mm軽機関銃】 口径:7.7mm 全長:1190mm 重量:11kg 動作方式:ガスオペレーティング 装填:バナナ型マガジン式(30発) 射撃方式:フルオート 銃口初速:725m/s 有効射程距離:200m以上 弾種:曳光弾、焼夷弾 高野皐月上飛曹が原隊より所持していた、扶桑皇国陸軍および海軍陸戦隊の主力軽機関銃。 欧州製ZB26、あるいはブレン軽機の類似品と誤解されがちだが、駆動方式からして異なる独自の機銃である。 命中精度、信頼性、実用性に優れ、一線歩兵部隊での評価は高い。 さりながら、航空機械化歩兵の主戦兵器としては些か力不足な側面も有している。 何故、高野上飛曹がこの軽機関銃を愛用していたかといえば、 彼女が卓越した才能を開花させつつあったとは言え、未だに飛行500時間そこそこの新人。 それも内地配備航空隊のウィッチであったからであり、当人も扱いやすさと命中精度以外は、不満を抱いている。 そのためか、彼女は第二機動連隊に所属しているらしい兄より譲り受けた、カールスラント製カンプピストルも所持している。 とはいえウィッチの魔力をこめて射撃すれば、並大抵の通常の13mm機銃よりもネウロイに十分有効であり、 小型ネウロイ相手には相応の威力を発揮している。 また、軽機関銃そのものが軽量小型であるため、多数の予備弾薬を携行出来る長所も有する。 そして、これは航空機械化歩兵と関係はないが、 陸戦教練などでは高野上飛曹の軽機が、頻繁に訓練部隊と対抗部隊。 双方で用いられた(元が歩兵部隊用軽機関銃なので、当然であるが)。 彼女はこの軽機関銃を用いて、ウラジオからの難民輸送航空隊。その脱落機を単独護衛し、 複数の小型ネウロイを屠りつつ脱落機を守り通した事もあり、 結論から言えば彼女の小柄な体躯にもマッチした、信頼性の高い機関銃として活躍したことになる。 とはいえ、徐々に凶悪化するネウロイを相手にして、7.7mm級の弾倉式軽機単独では力不足は否めなかった。 45年より高野上飛曹(同年、少尉勤務飛曹長に昇進)も、上記の九九式二号二型改13mm航空機銃へ装備転換を実施。 ついにこの軽機関銃は予備装備となった。なお、この軽機関銃は珍しいことに着剣装置を有している。 但し、その装備位置は刺突に有効な位置とは言えず、実際、航空戦で銃剣などは殆ど使わない。 しかしながら上飛曹の「万が一のために」という依頼により、樫城中尉や「日向」整備班の手により、 小銃同様の位置へ取り付け具が改修されている。幸いにして用いることはなかったが、 辛酸塩皮膜された黒光りする銃剣を付けた軽機。そしてそれを構えた上飛曹の姿は、なかなか迫力のあるものだったらしい。 【MG42型7.92mm機関銃】 口径:7.92mm 全長:1220mm 重量:11.6kg 動作方式:ローラーロック式 装填:ドラム型弾倉2基(各50発装填) 射撃方式:フルオート 銃口初速:890m/s 有効射程距離:200m以上 弾種:曳光弾、焼夷弾、徹甲弾 カールスラント製の汎用機関銃にして、おそらく世界の航空機械化歩兵に最も多く使われているであろう名銃。 量産性とコストダウンを一義としながらも、非常に大きな発射速度と高初速による7.7mm級機銃としては最大に近い威力。 高い信頼性と部品互換性を誇る。カールスラント本国のみならず、欧州を中心に各国陸海空軍で採用されており、 航空機械化歩兵の機銃といえば真っ先にMG42が連想されることも多い。 扶桑皇国陸海軍も、試験的にではあるが、かなりの数のMG42を導入している。 第六六六航空隊ではスオムス空軍、カールスラント空軍出身者のほか、海軍の土井環少尉などが用いている。 射撃速度は毎分1200発と非常に高く、その反動ゆえに命中精度はそれほどでもない。 しかし近距離に切り込んだ上で、爆発的な連射を浴びせた場合、中型ネウロイにさえ致命傷を与えうる。 また、重量13kg未満と比較的軽量であるため、カールスラントのトップエースの一人。 ゲルトルート・バルクホルン大尉等は、複数のMG42を同時に射撃し、 多数のスコアを稼いできたという逸話さえ存在している(これは彼女の固有魔法あってこそ、だが)。 なお、扶桑皇国陸軍および海軍陸戦隊。特に特殊急襲部隊や戦闘救難部隊、 長距離偵察隊などの陸兵部隊においても、九九式軽機関銃に代わって数を増やしつつある。 六六六空は基本的に大火力火器を好むが、このMG42は汎用機関銃として性能が十分であり、 小型ネウロイ相手の取り回しにも長けていること。そしてMG42を長年愛用したウィッチが多数いることから、 九九式二号改13mm機銃と並んで、対戦闘機戦闘を主任務とするウィッチが、多数を愛用している。 また、乱戦が予想される場合は、大口径機銃とMG42。双方を混載し出撃することも多かった。 余談ではあるが、非常に堅牢で頑丈な構造をしていることから、 弾薬切れを起こしたウィッチの一部は、この機銃を逆手に持って銃床に魔法力を付与し、 歩兵の執銃格闘のような要領で、銃床打撃でネウロイを「撲殺」したケースも存在した。 なお、本来の装填はベルトリンク方式であるが、 航空機械化歩兵の大多数は、50発入ドラム弾倉2個をセットに装備していた。 そしてこの機関銃も、国産装備に拘らない武装救難小隊の主力装備として、M2重機関銃と共に配備されてもいる。 こちらは主に分隊支援火器として運用されることが多く、簡易二脚とベルトリンク弾倉を用い、 常に運動戦・躍進行動を行う一線部隊と同一の戦列から、大量の7.92mm弾を陸戦ネウロイに浴びせている。 九九式軽機関銃も性能、信頼性に優れた機銃であったが、緊急を要するウィッチ救難に際し、彼らは少しでも多くの火力を選んだのだ。
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エーデルヴァイスシリーズの登場機体 本項目では、エーデルヴァイスシリーズに登場する架空のロボット「テロメア・ドライブ」の解説を行う。 型番の「NX」はネクサスと読む。 「ノアの箱舟」計画NX-1系列 NX-2系列 NX-3系列 NX-4系列 NX-5系列 NX-6系列 NX-7系列 NX-8系列 NX-9系列 NX-10系列 NX-11系列 NX-12系列 NX-13系列 NX-100系列 新世界連合、および銀河連邦正式採用機TD-04系列 TD-08系列 TD-10系列 アルマリオン帝国ARM-1系列 ARM-2系列 ARM-3系列 ARM-9系列 その他の勢力CT系列 TEN-JIN系列 第七世代戦闘機系列 「ノアの箱舟」計画 NX-1系列 記念すべき「ノアの箱舟」初のテロメア・ドライブ。純粋な戦闘用テロメア・ドライブとして、既存の機体と比べ細部の仕様がピーキーにチューニングされている。 戦闘機動の試験機体としての意味合いが強いシリーズであり、現行テロメア・ドライブの象徴とも言えるエーテル砲を搭載していない(エーテル炉駆動ではあるが)。携行武器は通常兵器に毛が生えた程度のもので、ニューロフォビアと戦うにはあまりに非力であった。NX-1完成当初、エーテル砲は概念実証試験を終えていない段階で、初のエーテル砲搭載機であるNX-2の登場までにはまだしばらくの時間を必要としたのだった。 なお、実戦データ収集のために出撃したアークスはほとんどが撃墜されたというデータが残っているが、その中の一機はいまだに健在で、特注カスタム機として今も前線で戦いを続けているという。 NX-1-1 アークス(ARKS)――“救いの舟” ┗NX-1-2 アークス改(ARKS-CUSTOM)――“橋渡し” NX-2系列 エーテル砲試験用テロメア・ドライブ。 NX-2はエーテル砲を搭載した機動兵器としては人類初の機体で、調整不足ゆえ暴発の危険があり多用は出来ないがその出力は非常に高かった。 しかし、テスト運用を兼ねたニューロフォビア撃退作戦(「バスター作戦」)の最中、NX-2は消息を絶つ。データのフィードバックもままならぬまま二番目の試験機としてロールアウトしたNX-2Aだったが、今度は箱入りすぎる慎重な運用ゆえ実戦に即したエーテル砲のデータを収集できず、あまり高い成果は得られなかった。 後継機たるNX-2A2はニューロフォビアとの最初の全面抗争「ライトニング作戦」後にロールアウトした機体で、更なる高火力化が必須と考えられた結果出来うる限りの改良が施されたエーテル砲を搭載している。ただし、本機は戦闘機動などを一切考慮せずエーテル砲の稼動効率だけを追求したモデルであり、テロメア・ドライブというよりは固定砲台に近いものになってしまった。実戦の際には他のテロメアドライブに牽引される形で戦場を移動する。 同時期に開発されたNX-2ANはエーテル砲の構造を一から見直したモデル。無限に拡散する性質を持つエーテルは限定空間において限りなく無限に近い回数の有限反射を行なうため(エーテルは時と空間を超越する物質であるため、同一量のエーテルは特定の限定空間において一秒のうちでも一時間のうちでも同一回数の反射を完了している、ということが万物理論により証明された)、これを圧縮し指向性を持たせる事で爆発的な破壊力を生み出すというのが従来の圧縮エーテル砲のメカニズムであるが、これをあえて圧縮せず開放、対象の空間に予め散布した原子雲を打ち抜き広範囲で連鎖的に反応を起こすというメカニズムの「拡散エーテル砲」を試験搭載している。 NX-2 グレイアッシュ(GRAY-ASH)――“灰色の昨日” ┗NX-2A アッシュ・トゥ・アッシュ(ASH TO ASH)――“灰は灰に” ┣NX-2A2 カノン・ダスター(CANON DUSTER)――“塵に帰せよ” ┗NX-2AN フォールアウト(FALLOUT)――“死の灰” NX-3系列 可変型高速機動戦闘試験用テロメア・ドライブ。単独での大気圏脱出や瞬間的なエネルギー効率の向上など、革新的かつ効果的な仕様が数多く盛り込まれた傑作機を生み出したシリーズである。 NX-3およびNX-3PTが試験投入された際の戦果はまさに驚異的ともいえるもので、第一次月蝕戦争を境にして箱舟計画の開発予算が4倍になったという噂もあながち嘘ではないらしい。 詳細はOPERATION PHOENIXを参照。 NX-3 ガルーダ(GARUDA)――“天翔ける神鳥” ┣NX-3PT フェニックス(PHOENIX)――“舞い上がる不死鳥” ┗NX-3PTX ダークフェニックス(DARK-PHOENIX)――“堕ちた不死鳥” NX-4系列 NX-4系列の機体は宙間迷彩試験用テロメア・ドライブと呼ばれる。 NX-3の成功に伴い潤沢な予算を手にした「ノアの箱舟」が次に着手したのはエーテルミラージュ装甲(EM装甲)と名づけられた技術の研究だった。 時空を超越した物質であるエーテルを機体周囲に薄く張り巡らせ、その波動を偏向させる。するとエーテル場の次元位相が僅かに揺らぎ、力場の周辺だけが通常次元から存在が遮断された空間へと変質する。エーテル砲の基本原理のひとつであるこの技術を転用し、擬似光学迷彩装甲として昇華したのがEM装甲である。 EM装甲搭載の最初の試作機NX-4は計12機が生産されたが、うち4機が実験中のエーテル場暴走事故により次元断層に飲み込まれ、消滅。搭乗中のパイロットを含め、別次元へと消息を絶ってしまった。即座に凍結の命令が下されると思われたEM装甲の開発だったが、予想に反し連合政府は引き続きの開発を決定。この技術に対する並々ならぬ関心が窺い知れた一件であった。 事件から三ヵ月後、エーテル場発生のメカニズムを根幹から見直し、安定性を向上させたNX-4D1がロールアウトする。無限に拡散する性質を持つエーテルを宇宙空間に固定するのは困難という判断のもと、ある程度のエネルギーロスを視野に入れエーテルを偏向・放射するという手段によりEM装甲は一応の完成を見た。しかし力場を生成するエーテルを放出するにあたり、停止時はさておき移動の際に若干ながら銀色の光を放ってしまうという少々難のある隠密性から、機体名は自省の意味も込めてシルバー・シャドウとそのままの命名がなされている。 その後対ニューロフォビア戦争の激化に伴い開発は縮小されたが、エネルギー効率を最適化しある程度の戦闘もこなせるようになったNX-4D2が完成し、同機体に搭載されたエーテルコートの技術はNX-9の搭載武装の開発における土台となった。 NX-4 ハイド・ビハインド(HIDE BEHIND)――“狭間” ┗NX-4D1 シルバー・シャドウ(SILVER SHADOW)――“銀影” ┗NX-4D2 ブラック・ウィドウ(BLACK WIDOW)――“黒蜘蛛” NX-5系列 エーテルバルカン試験用テロメア・ドライブ。 従来のエーテル砲は、その実績を認められつつも欠点の多さを指摘されてきた。一定以上にエーテル場の指向性を高めるのに要するチャージ時間と、それに伴う致命的になり得る隙。小型虚無獣相手には過剰すぎる火力など、問題点は少なくなかったからだ。 そこで本シリーズは新型エーテル砲のテストベッドとして開発が進められ、「連射型エーテル砲」の試験運用を主目的に実戦投入された。時震シリンダーにより針のように細く鋭いエーテルを連続発射することが出来る連射型エーテル砲は、シリンダーの回転数を一定量にキープすることで理論上要塞級虚無獣の装甲を打ち貫けるほどの非常に高いエーテル稼動効率調整(タクティカルエーテルインクリーズ、TEI)を実現した。元々テロメア・ドライブ開発の重要な一要素とされてはいてもあまり前面に押し出されなかったTEIを開発メーカー各社が本格的に見据え始めたのはこの技術の実現からであり、その功績は計り知れないと言えるだろう。 しかしエーテル効率の瞬間的な増大はマシン、パイロット共に莫大な負担を強いることになり、正式採用モデルとして生産されたNX-5DDはある重大な事故を引き起こしてしまう。結果として「死神」と呼ばれ兵士たちに恐れられるようになったNX-5シリーズは早々に現場から姿を消し、新兵器として期待されたエーテルバルカンの戦場への再登場にはかなりの期間が空くことになる。 なお、本シリーズの開発には軍事企業のウェルギリウス社が大いに関わっていた。「事故」による失敗を補っても余りある程の功績と手腕を買われたウェルギリウス社は、後に単独で一シリーズ全ての機体開発を任されることになる。 また後年、エーテルバルカンの技術をマッシュアップした"エーテルガトリング搭載型対要塞級大型攻撃機"・NX-XiX(ネクサス・ズィクス)「ファーヴニル」が開発されたものの(これの開発はウェルギリウス社ではない)、パイロットとして搭乗する十六人全員が長い時間をかけた専門の訓練を要すること、機体サイズの途方もない大型化による戦場のニーズとの不一致などから一機が生産されたのみに留まっている。 NX-5 ヘッジホッグ(HEDGEHOG)――“針の筵” ┗NX-5D1 アロー・レイン(ARROW RAIN)――“千矢万来” ┗NX-5D2 ピアース・インフィニティ(PIERCE INFINITY)――“貫く大嵐” ┗NX-5DD ソーンブライド(THORN-BRIDE)――“赫棘姫” NX-XiX ファーヴニル(FAVNIR)――“狂える悪龍” NX-6系列 通称「ブラックボックス」。開発経緯、コンセプト、完成したはずの機体……それらの一切が謎に包まれた、正体不明のシリーズである。 本NX-6シリーズのロールアウトをもって多目的試験用テロメア・ドライブ開発プロジェクトは一つの区切りを迎えたため、そこに何らかの革新的な技術がテストされていたことは間違いない。しかしそれ以上の情報は「ノアの箱舟」上層部の手で完全にシャットアウトされており、その真相を知るものは少ない。 NX-6 ???(UNKNOWN) NX-7系列 総合戦闘型テロメア・ドライブ。これまでに培われたテロメア・ドライブ開発のノウハウを全て注ぎ込んだ、集大成とも言えるシリーズ。 「一機で戦況を牽引できる機体」が開発コンセプトで、当時では頭三つ分ほど飛び出たウルトラハイスペックの機体だった。それゆえ量産性は度外視で、パーツのほとんどが軍事企業所有の機械化工場によるオートメーション生産ではなく技術者の手による直接生産により準備されており、そのコストは通常のテロメア・ドライブの128倍とも言われる。 エーテル場の微弱な乱れにより肉眼・電子機器共に機体の現在位置を誤認させる「エーテリアル・コンフュージョン」(のちのACM技術の基礎となった)、圧縮式・反射式・放射式・拡散式からなる四種類のエーテル砲など、エーテルを操る性能に長ける。 NX-7Rの完成に伴い、「ノアの箱舟」計画第一段階は完遂。計画は次のステージに進んだ。 のちにNX-7Rの開発コンセプトを継いだ機体としてNX-11が製造されたが、開発はNX-7およびNX-7Rを手がけたアスタリスク社ではなく、火星に居を構える航空機メーカーのグランジール社の手で進められた。グランジール社も名うての実力派企業として知られていたが、そもそもの得意分野の違いなどから、NX-11の性能は「アスタリスクの奇跡」とまで呼ばれたNX-7Rの高次元で完成されたスペックバランスには到底及ばないものとなった。 さらに後年、長きに渡るニューロフォビア戦争により気持ちのふさいだ国民たちを鼓舞するため、かつての英雄であるエーデルヴァイスを蘇らせる計画が浮上した。結果生まれたのがエーデルヴァイスIIで、初代よりも女性的なフォルムを帯びたそのボディの中には最新鋭の技術が惜しげもなく詰め込まれており、その性能はかつてと比べもはや別物となっている。 ニューロフォビア戦争の英雄として祭り上げられたエーデルヴァイスには数多くの派生機体が存在するが、そのほとんどは伝説の名を借りたデッドコピーに過ぎない。それでも伝説のネームバリューは凄まじかったようで、この時代、お手製のテロメア・ドライブに験担ぎの意味でエーデルヴァイスの名を冠することも少なくなかったようだ。 なお、エーデルヴァイスは「高貴なる白」を意味する言葉で、その名はether(エーテル)ともかかったものになっている。 NX-7 ヴァイス・ストゥルム(WEISS STRUM)――“白き陣風” ┗NX-7R エーデルヴァイス(ETHER-WEISS)――“鵡幻白装” ┗NX-7RZ エーデルヴァイスII(ETHER-WEISS ZWEI)――“純白の後継者” 以下は『HEXITICA』に登場した発展改良機である。 NX-7RAG ラグナルヴァイス(RAGNAR-WEISS)――“運命のカラス”――NX-12に搭載のオーバードライブ・エーテル砲を装備した改良機。エーテル稼動効率調整に多大な問題を抱えたままのロールアウトとなった。 ┗NX-7RAG[ODIN] ラグナルヴァイス・オーディンスティング(RAGNAR-WEISS[ODIN S STING])――“破壊者”――上記NX-7RAGの問題点を改修した機体で、『HEXITICA』における最終完成機体のひとつ。 NX-7rrFF エーデルヴァイス白焔(ETHER-WEISS BYAKUEN)――“煌く真白”――射撃戦に特化した独自改良機。元はエーデルヴァイスIIIとして開発が進められていた。 NX-7rrFT エーデルヴァイス白昴(ETHER-WEISS BYAKKOU)――“踊る純白”――白焔と対を成す機体。白兵戦に特化。 NX-8系列 白兵戦特化型テロメア・ドライブ。その名のとおり、ニューロフォビアとの接近戦を主眼に置いて開発されたシリーズ。 特徴的なのは両腕から発生する薄圧エーテル場で、通常よりも濃縮度の高いエーテルを剣のように扱うことでニューロフォビアの外殻をいとも簡単に切り裂くことが出来る。 ただし、接近戦を行う以上は当然その威力と反比例して危険度も増す。敵一体と差し違ってしまっては元が取れない。格闘機動を行う際の機体操縦はパイロットの技量に拠るところが非常に大きいため、この機体の性能を完全に活かすことが出来るパイロットはほとんど存在しなかったという。 様々な問題点が指摘され、結局このシリーズから生産されたのはNX-8たった一機であった。しかし、本機に初めて本格搭載された格闘戦用衝角(エーテルラム)の技術は箱舟計画外のテロメア・ドライブにも広く普及し、結果としては意味のある機体となったと言える。この技術をもたらしたのはNASAの外宇宙探査特別室(NASA2研とも呼ばれる)だが、彼らが「ノアの箱舟」にどこまで深く関わっていたのかは不明である。 NX-8 ベルセルク(BERSERK)――“蛮勇” NX-9系列 砲撃戦特化型テロメア・ドライブ。実体弾をエーテルコートした亜空間質量弾(エーテルコクーン弾)とでも言うべき兵器の運用のために開発されたシリーズ。その元となったのはNX-3のEM装甲である。 シリーズの機体に共通して特徴的なのは、やはり背中にマウントした大砲だろう。機体自身のサイズよりも一回り大きなそれは従来のエーテル砲と異なり、打ち出すのは通常の質量弾である。それを機体側で制御する低存在密度エーテルにより包み込むことで、そこに通常の質量弾の性質だけでなく強大なエーテル砲としての性格も持たせたのだ。 しかし、理論上エネルギーは無尽蔵とされるエーテルと異なり、質量弾は取り回しが悪い上に弾数を多く用意する事が出来ない。質だけでなく量も圧倒的なニューロフォビアに対してこれはあまりにも致命的な欠点と指摘され(一度小型の虚無獣に接近されれば終わり、ではあまりにも費用対効果が薄いのだ)、特に危険度の高い大型虚無獣との戦闘時に虎の子として運用されるに留まった。 ただ、エーテルコクーンの技術はその後戦艦の主砲や半永久的保存技術などの分野で有効活用され、開発に携わったベルトロガー社はプロジェクト外での株を大きく上げたという。また、のちにベルトロガー社が開発統括を請け負うNX-13にもエーテルコクーンの技術を利用したミサイルが搭載された。 NX-9 マスター・スタンピード(MASTER STAMPEDE)――“激震の主” ┗NX-9D1 アスタロト(ASTAROTH)――“震帝” NX-10系列 NPN兵器(ニューロフォビア適応兵器)運用型テロメア・ドライブ。 当初より問題視されていたこの技術の運用実験の機密度は非常に高く、仔細なデータはほとんど残されていない。 NX-10 グレイブ・ディガー(GRAVE DIGGER)――“黒き死神” NX-11系列 NX-7系列の直系にあたるシリーズで、二番目の総合戦闘型テロメア・ドライブ群として誕生した。開発は火星系重商企業連(マーズ・マーカンティラス)所属の航空機メーカー・グランジール社。 表向きは次代を担うスタンダードモデルとして注目を集めたが、その実は急激に勢力を強めた地球外惑星系重商企業連(ギャラクシアン・マーカンティラス)に対する「ノアの箱舟」による牽制であるとも言われている。 過大な期待を背負ったグランジール社だったが、その開発能力は決して低く無かった(だからこそ開発役に選定されたわけだが)。しかし、戦闘機、および防衛用テロメアドライブ開発の分野においては地球外惑星系重商企業連でトップクラスの実績を誇った同社が送り出したNX-11はどこか「対人用」の設計思想から抜け出しきれておらず、機体としては超ハイスペックだが肝心な部分が中途半端、という印象の強い機体になってしまった。 問題はただ一点、対ニューロフォビア戦のニーズに応えられるだけのノウハウが同社になかった、という点だけである。 ……しかし皮肉なことに、結果として歴史上においては「本来の用途とは違う使い道」で存分に力を発揮したこともあり、後年におけるこの機体の評価は高い。 NX-11 セパルトゥラ(SEPULTURA)――“白き幻影” NX-12系列 決戦型テロメア・ドライブ。 失敗作と言われたNX-11への皮肉を込めて作られた、次世代の総合戦闘型テロメア・ドライブである。その性能は理論上これまでのどの機体よりも高いが、バランスを考えず、高価で高性能な部品だけを選び設計されたNX-12はたった一機しか製造されず、また派生機も生まれていない。これもまた、時代の流れが生んだ失敗作だったと言えよう。 しかし、通常のテロメア・ドライブとは一線を画す機体であることは確かである。新兵器であるオーバードライブエーテル砲は要塞の外壁を易々と撃ち抜くだけの破壊力を持ち、ヴァルクホルン戦役では戦略上の重要な存在となった。 ・NX-12 ラグナロク(RAGNAROK)――“黄昏の機人” NX-13系列 戦略爆撃型テロメア・ドライブ。 開発統括はベルトロガー社。同社のノウハウが存分に活かされた、ある種異端の機体。 激化するニューロフォビア戦線において、ニューロフォビアの軍団統率が開戦当初の予想を遥かに上回るものであったことは地球軍指揮官たちにとっては大きな頭痛の種となっていた。中でも、拠点からの波状攻撃への対策は急務とされ、これまでも様々な形で対抗策が練られてきていた(SBC構想)。そして、そのSBC構想の究極とも言える機体こそがNX-13である。開発コンセプトは至ってシンプル……「やられる前にやる」、それだけだ。 同機開発の際に求められた案件は、爆装状態・無補給での超長距離航行、対象地点への高速侵入・爆撃実行の二本柱。これを実現するためにベルトロガー社が開発したのは、まさに異端と呼ぶに相応しいテロメア・ドライブである。その全長は通常のテロメア・ドライブの約5倍にあたる60m。人型というより浮遊要塞と呼んだほうがしっくり来るフォルムに、30t以上のエーテルコクーンミサイルを搭載するという「動く火薬庫」。単独での惑星間航行能力と高い一撃離脱能力を兼ね備えたこの機体は、果たして戦線投入直後から高い戦果を上げることに成功したのだった。 基本的に格闘戦を想定した機体ではないが、機体内部には4機のパラサイト・ファイター(無人戦闘機)を搭載しており、有事の際にはNX-13の援護に回らせることが可能。これはウェルギリウス社が作り上げたカロン・システムの忘れ形見とも言える機体で、CT-3 ヴェイグスの名称で呼ばれている。 ・NX-13 スティグマータ(STIGMATA)――“栄光の一撃” NX-100系列 「ノアの箱舟」計画最終段階……箱舟型テロメア・ドライブ。 これまで無数に生産されてきたテロメア・ドライブは全てこのシリーズの機体を生産するための礎に過ぎなかった。この機体に隠された秘密こそがエーデルヴァイスシリーズ最後の謎となる。 NX-100 ノア(NOAH)――“守人” ┗NX-100Ω アルファ=オメガ(ALPHA-OMEGA)――“箱舟” 新世界連合、および銀河連邦正式採用機 軍用機とは違い、基本的には宇宙開発のために作られたシリーズ。 TD-04系列 2039年にロールアウトした、宇宙開発計画準正式採用機。 背部から伸びる二本の追加マニュピレーターが特徴。この二本腕は100%機械制御で動作し、テロメア・ドライブの両手では追いつかない精密作業などの際に補助として用いることができる。 武装は一切搭載していない。 TD-04F ハイロースターゼロ(HIGH-LOW STAR ZERO)――“未来への掛け橋” TD-08系列 新世界連合純正のシリーズとしてはこの時代唯一の純粋な戦闘用テロメア・ドライブ。アンバーライト条約に違反したこの機体の開発経緯は謎である。 ニューロフォビアとの戦闘を主眼に置かれ開発されたシリーズで、一説には箱舟計画に何らかの理由で組み込まれなかったペーパープランを元に無理矢理開発認可を得たものであるとされるが、真偽のほどは不明。 TD-08/は箱舟計画の最新鋭機・NX-7Rと同時期にロールアウトした。たった二機だけが生産されたTD-08/だったが、機体のスペックだけを見れば圧倒的な開発費をつぎ込まれた「人類の希望」とも言える名機・エーデルヴァイスに勝るべくもない。しかし、TD-08/に実験的に組み込まれたエーテルザンバーはパイロットの技量次第で期待値の何倍もの戦果を上げることが出来る代物であった。 瞬間的にエーテルの存在発生率を4000%にまで引き上げ、刃状にして振るう。エーテル砲を搭載していないTD-08/にとってはエーテルザンバーと名付けられたこの武装が唯一無二のエーテル兵器であり、また最大の武器であると同時に盾でもある。特定範囲に集中するエーテルのあまりの濃縮度ゆえ、ひとたび斬り付けられれば最後、あらゆる物はその指向性をメタ次元によって置き換えられ「反転」する(ゲーム的には、敵弾を斬ることで反射させることができる)。 後の時代を勘定に入れても、まさしく最強の武装の一角と呼んで差し支ないであろうエーテルザンバーがTD-08系の機体にしか搭載されなかった理由を挙げるのは容易だ。格闘戦を考えられ作られたNX-8同様、ニューロフォビアとの近距離戦闘はパイロットの技量に依存する部分が大きく、現実的でないこと。そして何より、ザンバーを形成するエーテルが周囲の物体、機体およびパイロットの身体にも深刻な影響を及ぼしてしまうということだった。 第二次月蝕戦争が激化する中姿を消したTD-08/、およびそのパイロットの行方はようとして知れなかったという。 詳細はASLASH//?を参照。 TD-08/ アスラッシュ(ASLASH)――“修羅の剣” ┗TD-08// アフラ・マズダ(AHURA MAZDA)――“光神聖剣”――ゲーム後半で大破したアスラッシュを即席改修した機体。実のところ、これがアスラッシュの真の姿であった。 TD-08/AVST. アスラッシュ・アヴェスター(ASLASH AVESTA)――機甲ユニット「アヴェスター」を装備したアスラッシュ。 TD-08/X-lash ヴァルナ(VARUNA)――“鬼帝の剣”――『HEXITICA』に登場。アスラッシュ二号機にあたる機体に独自の改造を施したもので、エーテルザンバーを二本装備している。 TD-10系列 ペーパープランのみ存在。銀河連邦所属地球外惑星探査基地の防衛用に設計されたものだったが、「ノアの箱舟」との癒着の進んでいた軍部によって開発を却下され、封印。 後に地球圏の第七世代戦闘機開発チームへと設計図が譲渡され、F-204 ケブレスとして生まれ変わった。 アルマリオン帝国 ARM-1系列 ARM-1 イカロス(IKAROS)――“偽翼” ┗ARM-1SF イカロ・メニッパス(IKARO MENIPAS)――“真翼” ARM-2系列 ARM-2 ヴェルヌ(VERNE)――“月世界” ARM-3系列 アルマリオン帝国における初の正式採用モデルであるARM-3を生み出したシリーズ。同時に、同国において最も普及した 対人戦闘を主目的としたテロメア・ドライブとしては同機が歴史上初めてのものにあたり、旧時代の設計思想を抜け出し切れていない、そうでなくてもあくまで治安維持のためとして作られた連合側のテロメア・ドライブを圧倒する戦果を上げた。 しかし、基本スペック・搭載武器共に桁違いの性能を誇る「ノアの箱舟」のテロメア・ドライブにはまったく歯が立たず、アルマリオン帝国開発部に更なるハイスペック戦闘機の開発を急がせる結果となった。 ARM-3 ウェルズ(WELLS)――“時渡” ARM-9系列 アルマリオン帝国が保有した戦闘用テロメア・ドライブとしては最後の量産機。恐竜的進化を遂げたARM-8までとは異なり、機体の特徴はARM-3に準拠したものとなっている。フォルムもスマートな人型で、その西洋の騎士然とした外見は後の時代でも人気が高い。 とはいえ、ARM-3から本機体の開発までにはほとんど間が無く、機体のスペックだけを見比べればそこに大きな差は存在しないと言っていい。その差を決定的にしているのは、本土決戦を見据えた上で備え付けられた携行武器にある。 月の土地をいたわるつもりなど毛頭無いイクリプスはARM-9に狂気とも言えるほどの火力を搭載した。主兵装である32mm電磁アサルトライフルをはじめ、超振動突撃槍、多目的炸装グレネード、ベルトロガー社製の熱反応式大型誘導ミサイル「キリーク」など、一量産機に搭載する火器としては明らかに過剰なものであり、コスト面を含めもはやなりふり構わぬイクリプスの戦況が窺い知れた。 ちなみに、ネーミングの「オリュンポス」に火星のオリンポス山との関係は無い。 ARM-9 オリュンポス(OLYMPUS)――“蒼月” ARM-9FV ミストレス(MISTRESS)――“月は無慈悲な夜の女王”――機体スペックを向上させると同時に武装面を軽量化させた、フェヴナン・ヴァネット搭乗のカスタム機。 その他の勢力 CT系列 カロンシステムの一要素を担う、人類史上初の無人テロメア・ドライブ。その戦闘能力は決して高くないが、乱エーテル場においてもまったく機能を阻害されることがないという特徴を持つ。 機体および武器の設計開発全てをウェルギリウス社が受け持っており、これまでに培われた同社のノウハウが惜しげもなく注ぎ込まれた傑作機と言えるだろう。 本来の用途に限れば必要のないはずの実弾兵器も一般に配備されているものよりワンランク上のものでまとめられており、銀河連邦のテロメア・ドライブはカロンシステムの影響だけでなく機体性能の面でも苦戦を強いられることになった。 カロンシステムの中で開発・運用されていたのはCT-2Wまでで、後に同機のノウハウを転用し開発されたCT-3はNX-13のパラサイト・ファイターとして実戦に投入された。 CT-1 アリューン(ARYUNE)――“マシンハート” ┗CT-2W ジュナイア(JUNIA)――“からくりの君” ┗CT-3 ヴェイグス(WEIGUS)――“飛儡” TEN-JIN系列 日本独自のテロメア・ドライブ。全ての機体名に「天」を含むのが特徴。 他国製の機体と同じく用途はあくまで防衛・治安維持用ではあるが、日本製のテロメアドライブの出来の良さはしばしば話の種になる。曰く「前線で活躍する機体とまったく遜色ない性能を持つ」など、アンバーライト条約(連合――のち、連邦――に加盟する国家は武力としてのテロメアドライブを所持してはならないとする条約)への抵触が取り沙汰されることも少なくない。 細かなモデルチェンジを繰り返すため、実際には下記系統図よりも遥かに多数の機体が存在する。テロメア・ドライブ開発はあらゆる産業に繋がる技術の結晶であり、高水準のテクノロジーを保有する日本は特に新機体の開発に熱心なのだ。 開発にあたっては自動車メーカー、半導体メーカーなど数社が共同でプロジェクトを立ち上げ、三年に一度開かれる「全日本TDコンペ」にて軍関係者に向け新機体のプランを提示する。そこで予算面、性能面などから総合的にプランを評価し、最も優れたものを一つ選び実際の開発に移ることになる。そのため、ほとんどの場合新機体は前任の機体の特徴をあまり引き継いでおらず、その性能はさておきパイロットからの評判はあまりよくないことが多い(その辺りはメーカーの特色が強く出るため、同メーカーが参入する機体が連続でコンペで選ばれれば必然的に同系統の機体が生まれることになる)。マスプロダクトではなく、あくまで「商業として」テロメアドライブ開発に取り組む日本ならではの風潮と言えるだろう。 なお、どの機体もポテンシャルは非常に高く、あらゆる状況に応じた細かなカスタムを施すことが可能である。よって、特定任務遂行のために作られる専用機というものは存在しない。 TEN-JIN1 覇天(HATEN)――“天を覇する” ┗TEN-JIN2 天来(TENRAI)――“天より来たる” ┗TEN-JIN3 轟天(GOUTEN)――“天に轟く” ┗TEN-JIN4 天羅(TENRA)――“天の鬼子” ┗TEN-JIN5 魔天(MATEN)――“天にそびえる” ┗TEN-JIN6 天極(TENGOKU)――“天を極める” TEN-JIN1SS 覇天改(HATEN-KAI)――“ハンター”――相沢祐太郎大佐の駆るカスタム機。性能は「ノアの箱舟」産のテロメア・ドライブと比べるべくもないが、パイロットの類稀なる操縦センスにより統合地球軍最強の栄誉を得た。 第七世代戦闘機系列 別名を「第七世代万物理論型エーテル戦闘機(7th generation distressive ether fighter)」。 世界規模で進められた新世代戦闘機開発プロジェクト「アローブレイク計画」の中で生み出された新型戦闘機群で、かつての航空機としての特徴やフォルムを色濃く残しながらも人型ロボットの形に落とし込まれているのが特徴。旧時代の戦闘機におけるマルチロール機が大半を占めるが、中には特定の運用に特化した機体も存在する。 アメリカのボーイング・センチネル社とロシアのスホーイ社らがプロジェクトの主軸となっており、第六世代戦闘機開発の際にしのぎを削った各社・各国が本プロジェクトにおいて協調姿勢を取ったことは時代を反映する歴史的一歩であるとして大きなニュースとなった。 第六世代戦闘機が実現した「単独での大気圏突入/離脱性能」はそのままに、「虚無構造生命体への攻撃性能」を要求される第七世代戦闘機は、基本概念こそ箱舟計画のそれと同一であっても進化の方向性は大分異なるものとなっている。量産性、メンテナンス性などの面は勿論、対人戦闘および集団運用を前提とした機体開発は旧時代の軍用機然としており、治安維持を目的としたテロメア・ドライブにそこまでの性能が必要であるかについては議論が絶えない。 なお、NASA2研協力のもとNX-8にも搭載された格闘戦用衝角(エーテルラム)の技術は、本系列の機体開発(特にF-202開発過程)において躍進したとされる。その裏には「規定量以上の放出量を持つエーテル兵器の搭載禁止」というアンバーライト条約(テロメア・ドライブ開発のルールを定めた世界条約)の存在などがあったものの、エネルギー効率のいい近接武器であること、優れたエーテル・インテーク(空間に浮遊するエーテルを取り込み、循環させる機構。重力下では影響が大きく、地球圏で運用される機体において重要視されてきた)として機動制御の補助に大きく役立つことなどが評価され、エーテルラムは他の系列の機体にも多く採用されていくことになる。 各種任務に応じた独自カスタムや改造計画も多く存在し、後年のデータに残されていないようなテロメア・ドライブも戦場ではよく目撃されていたという。 XF-200 ライジングドラゴン(RISING-DRAGON)――“大いなる試み”――最初にロールアウトした第七世代戦闘機。第七世代戦闘機としての概念実証機でもある。 F-200 ワイバーン(WYVERN)――“翼竜”――アメリカをはじめ、複数国家で採用された初めての正式モデル。 F-201 ドラッケン(DRAKKEN)――“魔竜”――ワイバーンの延長にあたる傑作マルチロール機。コスト面でも優れ、新世界連合軍で最も多く普及した。 F-202 リザード(LIZARD)――“駆竜”――NX-8のデータを色濃くフィードバックした白兵戦特化機体。瞬発力に優れる。 ┗F-202[Sword] リザード改(SWORD LIZARD)――“剣竜”――F-202に独自改造を施した白兵戦専用機体。 ┗F-202JF リザード/ジョイントフライ(LIZARD/JOINTED-FLYER)――“踊竜”――F-202から武装を撤廃、瞬発力を活かした編隊曲芸飛行を得意とする軍楽隊支給機。 XF-203 フライア(FLYER)――“飛竜”――継続的な超高速機動のための概念実証機。スーパークルーズ性能を有する。 ┗F-203FS ソニックドラゴン(SONIC-DRAGON)――“迅竜”――上記XF-203の正式採用モデル。事故発生率が高く、失敗作との声も。 F-204 ケブレス(KBRETH)――“護竜”――都市防衛や暴徒鎮圧に用いられる、治安維持用機体。ペーパープランで終わったTD-10の設計図が第七世代戦闘機開発チームに払い下げられ、誕生した。エーテル兵器はエーテルラムのみ搭載。 XF-205 カドゥルー(KADRU)――“竜王”――NASA2研の全面協力のもと開発された超高性能機。第七世代戦闘機にあるまじき生産性度外視の設計で、あくまで試験用機体として8機が製造するに止められた。本機体開発のノウハウをもって、F系の到達点であるXF-300が誕生する。 XF-300 ハイドライド(HYDLIDE)――“伝説への挑戦”――「第七半世代戦闘機」のテストベッド。銀河連邦軍を代表する超高性能機として活躍した。 XF-301 ドラグヴァイス(DRAGWEISS)――“幻竜”――かのNX-7Rをも超える機体を……というコンセプトのもとに少数のみ製造された最終試作機。独立支援ユニット「ドラゴンパピー」を背負い、多次元的な戦闘を可能にした。
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はい。(会議室にて)休憩を挟んだけど、 皆、孔明の対策とか考えた? -- レミリア(魔理沙) 頼もう!少女が孔明にやられた!誰か…どなたか居られぬかッ!! (全身をびしょ濡れにしたジャニスが玄関から入ってくる。腕の中のハクレイムは手足に氷はないが、動かない) -- ジャニス(ふみちゃん) 蘇生とかなら、任せろ。 -- メディスン(魔理沙) ………(時既遅止) -- ハクレイム(なっしー) っ。キルされてる。 -- メディスン(魔理沙) 魂抜かれてる・・・。 -- みすちー(魔理沙) これで何人目だ? -- jix(本人) …何が間に合う、だ…畜生……温かかったんだぞ…… -- ジャニス(ふみちゃん) 仕方ねぇ。棺桶に入れておく。 -- メディスン(魔理沙) FREEDOM THE PLAYSのメンバーは後何人だ? -- jix(本人) じーっ。(憑依したいらしい) -- みすちー(魔理沙) ばかやろう。死人に憑依すんな。 -- メディスン(魔理沙) 実はまだいた男スバイダーマッ!! はいこれ生き残ってる正規メンバーね ・正規メンバー 前原圭一 石崎ハバト たみ☆ふる巫女 リュウ バトル・ロイヤル ナンバーズ ・準正規メンバー 博麗霊夢(俺) チルノ・アイシクラー SOS団一同 響夜桜牙 十五夜月夜 じゃーなー -- ナレーション(なっしー) でも・・・(どうしてもハクレイムに憑依したいらしい) -- みすちー(魔理沙) 駄目だっつてんだろーが。だったらヘッドに相談してからにしろよ。 -- メディスン(魔理沙) 今のFREEDOM THE PLAYSのヘッドって・・・誰だ・・・? -- みすちー(魔理沙) で、まず上白沢 慧音!貴方の意見を聞く。 -- レミリア(魔理沙) うむ。私適には1枚も2枚もあちらの方が上手だ。 だか確実に勝てないと言うことも無い。 これが私の結論だ。 -- 上白沢 慧音(魔理沙) 松岡修造は? -- レミリア(魔理沙) チートを使えば勝てるわけねーだろぉーえぇー!! 勝つためには、一所懸命、頑張る。 何事にも諦めない気持ちが必要だね~。 -- 松岡修造(魔理沙) さて・・・イグニスだっけ?あんたの意見は? -- レミリア(魔理沙) 焼き鳥そうめん板でなっしー(管)が孔明側についたことを確認しました。 -- 伝令(jix) ふむ…まずはFREEDOM THE PLAYSの生き残りを集めて、FREEDOM町から実力者を募るべきだろう、今の私達には統率と言うものが全く無いからな… -- イグニス(なっしー) じゃ自分があつめときます。 準メンバーもですか? -- jix(本人) わかった。じゃ、西行寺 幽々子、あんたの意見。 -- レミリア(魔理沙) 孔明を撃退するなら、マリオ一家とFREEDOM町の実力者に、 任せればいいんじゃないの? -- 西行寺 幽々子(魔理沙) おk。把握。じゃ、jix、あんたの意見も聞いておく。 -- レミリア(魔理沙) 幻想郷かFREEDOM町で孔明をたたく。 あとなっしー(管)はどうする? 孔明側にいるが。 -- jix(本人) なるへそね。それぞれの意見はだいぶまとまったわね。 -- レミリア(魔理沙) うはwwww 的ハケーン!www(メディスンを踏んで無限1up) (ピロレリ!ピロレリ!ピロレリ!) -- 253系成田(ひらお) また来たですの! -- sax(jix) 当たってねぇよ。幻覚でも見てんのか?こいつ。 シャバゾウの癖によぉ。 -- メディスン(魔理沙) 流石⑨ね。メディスン、タッグマッチであいつ壊すわよ。 -- アリス(魔理沙) おうよ。丁度同じ考えしてた。 -- メディスン(魔理沙) !! こっちの方がいいかな。(的をsaxに変更し、無限1UP) -- 253系成田 助けてですのー! -- sax(jix) さぁ、どうしていたぶってやろうか。 火攻めかな?それとも解体? -- メディスン(魔理沙) 全く!(手刀で253系成田を妨害しようとする) -- アリス(魔理沙) (ピロレリ♪ピロレリ♪ピロレリ♪ピロレリ♪ピロレリ♪) (40回ほど踏んでるが気付いてない) ウボァ!(落下) -- 253系成田 さて・・・今度はこちらが踏みつける番だ。 覚悟しろ・・・くず鉄が。 -- メディスン(魔理沙) くず鉄は失礼でしょ。使えない奴っていうのよ。 -- アリス(魔理沙) そんなこと言ってる場合か?wwww 300系爆死させたのアイツ(sax)だぞ?www(逃げ回ってる) -- 253系成田 まじ?(ログを読み返す)あ、本当だ。 でも貴様見ると手が自然に動いちゃうんだ。 -- メディスン(魔理沙) 酒飲んだからじゃねぇのかwwww(必死で逃げ回ってる) -- 253系成田 メディスン、ここは炎の技で決めた方がいいわよ。 戦符「リトルレギオン」!(大量の上海人形で253系成田を妨害) -- アリス(魔理沙) みすちー!出番だぞ!(みすちーを呼ぶ) -- メディスン(魔理沙) 呼んだ?炎なら吹けるよ。 -- みすちー(魔理沙) !?(足止めを喰らう) おいおい、火事起こす気か?www -- 253系成田 違う。貴様を火あぶりにして、スキマ送りにしてもらうの! -- みすちー(魔理沙) 紫!?あんたどこから来たの!? -- アリス(魔理沙) ファイアー!(何) すまない遅れてきたんだぜ、ログは一通り目通しといたから話はだいたい理解出来た。 -- 神 恵介(本人) いーたーいーのーでーすーのー。 (253系成田を掴み遠くに放り投げる) -- sax(jix) だが俺にはリフレクターがある。(緊急回避)どうしたどうした?ww -- 253系成田 はぁ~い。永遠の17歳です。って、253系成田だ。 私も253系成田を壊すの手伝ってあげる。 -- 八雲 紫(魔理沙) 怒ったですの! (253系成田にホームランバットでぶっ飛ばす) -- sax(jix) やめろおおおおおおおおおお!!!!ホームランバットは!! -- アリス(魔理沙) このどじっ子があああぁあああぁ!!! -- みすちー(魔理沙) 馬鹿!sax馬鹿! -- メディスン(魔理沙) このばかあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!(突然天から聞こえる) -- なっしー おーお、派手にやっとるのぉ。 (焼き鳥そうめん109匹目から抜け出してきた。) -- シャオムゥ(jix) うわぁ・・・(遠い目) -- 神 恵介(本人) 凄い言われようだな。 (切り札の準備中) -- jix(本人) どうしたどうした?wwww(無傷) -- 成田 なっしーの声!でも・・・どこから聞こえてくるんだろう。 -- みすちー(魔理沙) どうしたどうした?wwwww(カチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャ) -- 253系成田 ん、なんじゃ? こいつを壊せばいいのか? (状況を理解せずにシャオムゥウェーブで253系成田を拘束) -- シャオムゥ(jix) 私は成田の行動を制限する援護をするから、 みすちーとメディスン、成田を叩いて! -- アリス(魔理沙) (空高くジャンプし回避)どうしたどうした?wwww -- 253系成田 え?拷問するの? -- 神 恵介(本人) 蓬莱!包丁であいつの行動を制限するのよ! -- アリス(魔理沙) せぇい!(熱を帯びた日本刀で253系成田に襲い掛かる) -- みすちー(魔理沙) アンヤをさらったのはお前かぁー! (嘘をいわれてアンヤが拉致されたと勘違いしてる、253系成田を叩き落とす) -- 黒焔(jix) はい、バスケハメ確定。(253系成田でバスケハメを開始(詳しくは108匹目参照)!) -- Mr・H(ご本人) バスターホームランですの! (今度は普通の金属バットで253系成田を叩く) -- sax(jix) ちょっと待て、そこは悟史のバットをt・・・(ダマレ) -- 神 恵介(本人) 黒焔、お前は蚊みたいに出てくる奴だな! アンヤ、アンヤ、五月蠅いよ。 -- メディスン(魔理沙) 待て!濡れ衣にもほどがあるだろ!(逃げ回ってる) -- 253系成田 ここに来た訳は何なんだよ。成田。 -- みすちー(魔理沙) 馬鹿、無限1UPの為だwww(黒焔を踏みまくる) (ピロレリ!ピロレリ!ピロレリ!ピロレリ!) -- 253系成田 253系成田を狩ったやつは金の延べ棒3本! (勝手に253系成田に賞金をだしている) -- jix(本人) んじゃ私も。(253系成田を踏みまくる) -- みすちー(魔理沙) パイルドライバー! (253系成田を掴みパイルドライバー) -- 黒焔(jix) うっそー!?まじまじー!?やるやるー!(急遽無理矢理復活) -- なっしー(本人) アリス、金の延べ棒3本じゃ足りねぇよな。 どうせなら、お米10㎏がいい! -- メディスン(魔理沙) (空中緊急回避)馬鹿www 狩り対象の黒焔が圧死しちまうwww (ピロレリ!ピロレリ!ピロレリ!ピロレリ!) -- 成田 やめんか!!話が壊れるでしょ!(なっしーをハリセンで叩いて引きずりながらフェードアウト) -- レティ総統(なっしー) ウッヒョー!!(フェードアウト) -- なっしー(本人) なっしー・・・最後に一言言いたいのだけど。 -- アリス(魔理沙) 延べ棒で油揚げをたくさん買おうかのぉ。 (仕込み刀で253系成田に攻撃) -- シャオムゥ(jix) 紅魔館側が勝つに15万(なんか賭け金出しちゃってる) -- 神 恵介(本人) だ が 断 る。(それでももう一回踏もうとする) -- みすちー(魔理沙) (既に逃走) -- 黒焔(jix) なにかしら、とりあえず話壊れるから早くして欲しいんだけど(なっしーを掴んだまんま) -- レティ総統(なっしー) (空中緊急回避したがかすり命中)どうしたどうした?www (アリスにロケットランチャー発射) 逃げやがったwww 最高にチキンだなwwww(緊急回避) -- 成田 みすちーがどうしても死人に憑依したいっていうから・・・。 死んだ人に憑依してもいいのか?と言う質問。 -- アリス(魔理沙) なんだあいつら? まるでカオスの権化だな。 -- 冷岡修造(jix) 雑魚乙www。(弾幕でロケットランチャーを相殺) -- メディスン(魔理沙) 俺は構わんが他の奴は良い顔しない、それだけ覚えとkあ〜〜〜れ〜〜〜(時間切れ、レティ総統に引きずられてフェードアウト) -- なっしー(本人) こりゃアンヤさんに「アイツチキンだから付き合っちゃ駄目」ってチクるしかないなwwww どうしたどうした?www(ミサイル乱射) -- 成田 憑依は諦めなさい。みすちー。 -- アリス(魔理沙) いくら撃っても無駄wwww乙www。(ミサイルも相殺) -- メディスン(魔理沙) (253系成田の悪口が聞こえた) …。 (253系成田をスパナで一部分解) -- 黒焔(jix) 黒椿(jix) -- 名無しさん おい危ないって!うわぁ! (魔法の絨毯で253系成田にぶつかる) -- 黒椿(jix) わかった。(ちぇ。) -- みすちー(魔理沙) リフレクター!どうしたどうした?wwww(マシンガン乱射)ウボァ! -- 成田 油揚げー♪油揚げー♪ (謎の歌を歌いながら爆弾で攻撃) -- シャオムゥ(jix) 成田顔真っ赤乙wwww (捕獲しようとする) -- 500系のぞみ 死ね253系成田! (突き刺し攻撃) -- 黒焔(jix) 弾幕か。こんなのイージーレベルだな。(上手く弾幕をかわし、成田にパンチ) -- メディスン(魔理沙) ウボァ!(全攻撃命中) (逃げ回ってる)どうしたどうした?wwww -- 名無しさん 今日あたりきそうだな孔明・・・(そうめん版見つつ) -- 神 恵介(本人) そうなったら困るな。 -- メディスン(魔理沙) どうしたどうした?wwww (ライフル乱射) -- 成田 死んでもいいや。(全力で成田に特攻) -- みすちー(魔理沙) ちょい、ちょい、ちょい。 (253系成田にビーム) -- シャオムゥ(jix) クソ!(死亡ギリギリ)どうしたどうした?www(動けない) -- 成田 スキマ送りで~す。(成田をスキマに送ろうとする) -- 八雲 紫(魔理沙) バスタースイング! (ホームランバットで253系成田をぶっ飛ばす) -- sax(jix) またかよ。 -- jix(本人) 後は・・・頼んだ。(血を吹いてダウン) -- みすちー(魔理沙) させるか!(紫を背後から攻撃) -- 星線路 乙www。(星線路もスキマ送りにしようとする) -- 八雲 紫(魔理沙) ギャース!(爆死した後スキマ送りに) -- 成田 クロックアップ・・・・ (超高速で逃走) -- 星線路 逃げたきゃ逃げなさい。 -- 八雲 紫(魔理沙) 出番だぜ!(兵士の死体を担いでくる) さあ、みすちー殿 これ喰って復活だ! -- 神 恵介(本人) ・・・。(返事が無い。どうやら死んだようだ) -- みすちー(魔理沙) ぁ~、こりゃマリオさんに頼むしかないかな・・・ -- 神 恵介(本人) ・・・・・(みすちーの死体を踏みまくる) ウボァ!(爆死) -- 星線路 おまwwwアレやったなwww。鳳凰天空斬。 -- メディスン(魔理沙) ども~。こんな姿で答えるのもなんだけど。 神さんじゃん。 -- 亡霊みすちー(魔理沙) 超高速に耐えられないで爆死しやがったwww 馬鹿乙www -- 500系のぞみ 残骸はスキマ送りで~す。(星線路の残骸をスキマ送り) -- 八雲 紫(魔理沙) あ、また亡霊になっちゃたのか。 体には戻れそうかい? -- 神 恵介(本人) 延べ棒は八雲 紫、saxに1.5本ずつになった。 -- jix(本人) 星線路ざまぁwww せめて赤鼻ゼロから加速に関して教えてもらってからにしろ。 (赤鼻は加速装置持ち) -- 500系のぞみ うん。でも暫くはこのほうがいいや。体が軽いし。 -- 亡霊みすちー(魔理沙) でもよ? お祓いされたらもう2度と幻想郷には帰れんぞ? -- Mr・H(ご本人) この私がいるから、幻想郷は大丈夫だと思う。多分。 -- 八雲 紫(魔理沙) 大丈夫。きちんとマリオが映姫様に相談しているから。 私の魂は必ず戻って来るんだよ。 -- 亡霊みすちー(魔理沙) OK。 わかった。 -- Mr・H(ご本人) この世界も結構フリーダムだねw -- 神 恵介(本人) さてと、無駄な体力つかっちゃったな。 一休み、一休み。 -- メディスン(魔理沙) そう?これでも結構普通だけど? -- アリス(魔理沙) 慣れって怖いよね、普通じゃないものが普通に思えてくる・・・ -- 神 恵介(本人) 分かるだろ?この体から溢れる、熱い想いだよ!! 君にもあるよ!Passionあるよ~! ないの?ないのないの? …大丈夫!すぐ見つけれるから! 情熱持って!探してくれ!! -- 松岡修造(魔理沙) 増援求む -- 手紙 うっ!(感染した)はっはっははーぁ!みなさんおはよー! 今日からお前は富士山だ!!! -- アリス(魔理沙) …少し冷静になろうか。 (松岡修造とアリスに対して) -- 冷岡修造(jix) 誰出そうかしら・・・。(手紙を見て悩む) -- レミリア(魔理沙) そうめん版のハンター達が苦戦中か、どうしようかなぁ -- 神 恵介(本人) そこの君元気!? (アリスに対して) -- 松岡修造(魔理沙) よろしくお願いします。(完全に感染した) -- アリス(魔理沙) やかましい! 切り札の準備ができないじゃないか! (松岡修造に対して) -- jix(本人) 誰出したらいいの・・・(悩みまくる) -- レミリア(魔理沙) 話しかけんじゃねーよ!(ロビーに移動) -- 松岡修造(魔理沙) でもそこで頑張れば絶対必ずチャンスが来る! -- アリス(魔理沙) FREEDOM THE PLAYSのメンバーの一人、リュウが焼き鳥そうめんで戦っています。 消される可能性がたかいと思われてます -- ニュース マリオ、頼む。私の代わりに誰を連れて行くか決めて。 -- レミリア(魔理沙) ルイージが焼き鳥そうめん板に出没しました。 -- ニュース もこたん、行こう。FREEDOM THE PLAYSを助けるために。 -- マリオ(魔理沙) よし、一生懸命がんばるぞ。あと一人は? -- 藤原 妹紅(魔理沙) けーね先生。お願いします。 -- マリオ(魔理沙) よかろう。でも危ないときは助けてくれよ? -- 上白沢 慧音(魔理沙) わかったZE。レミリアさん!いってきまーす!!! -- マリオ(魔理沙) 死なないでよ、マリオ・・・。 -- レミリア(魔理沙) ルイージにお灸すえてやったぞ・・・(ブチ切れモード) -- 射命丸 文(魔理沙) FREEDOM町の奴らに集まるように教えてきた。 -- jix(本人) さて、私もそうめん版参加してこようか -- 神 恵介(本人) 一同「あああああああああ」 -- Sakuya Schutzstaffel(石坂線の鬼神) マリオも心配だけど、WBRも心配。 -- レミリア(魔理沙) ただいまだZE。(傷だらけで帰ってきた) -- マリオ(魔理沙) 江藤よ立ち上がってくれ、そしてあのハゲタカを最下位に墜としてやってくれ・・・ 無論、咲夜さんには優勝を期待している。 -- 中原脩(石坂線の鬼神) 作戦は失敗に終わったが、いい勉強になった。 孔明の罠は横には、判定が無い! -- 上白沢 慧音(魔理沙) ぐおおおおおおおっ!!!でろぉ!私の炎おおおおお!!! (出ない) -- 藤原 妹紅(魔理沙) レミリアさん、ありがとうございます。 あの技が無ければ死んでました。 -- マリオ(魔理沙) 次も頼むわよ。孔明潰しに。さぁ!特訓よ! (マリオをロープで縛る) -- レミリア(魔理沙) だからこそ、もっと!熱くなれよおおおおおおおおおおお!!! (出た)ボルケイノッ!!!!! -- 藤原 妹紅(魔理沙) ふぅ…。 ようやく切り札ができたな。 -- jix(本人) さて・・・私は連続して出られないぞ? みすちーに頼んだらどうだ? -- 上白沢 慧音(魔理沙) 次は私達家族で行きます。 レミリアさんたちに迷惑かけないように。 -- マリオ(魔理沙) 旦那、ルイージの野郎に工作しておきましたよ。 -- 射命丸 文(魔理沙) ありがとう。文、FREEDOM町の様子を見てきてくれ。 くれぐれも死なないでくれ。 -- マリオ(魔理沙) わかりましたッ!(移動開始) -- 射命丸 文(魔理沙) カリスマなめんなよ・・・。孔明、今に見てらっしゃい。 マリオ一家が貴方を歴史の塵にすることを。 -- レミリア(魔理沙) 〈みょんみょんみょーん〉←謎の効果音(紅魔館前にて)無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無(ryゼタイムリ、リタイア、マジリタイアシマス -- ダッシュ(なっしー) 旦那~。襲撃者ですよ~。 -- 射命丸 文(魔理沙) 速いな・・・。 -- マリオ(魔理沙) お米食べろ!! (まだ感染中) -- アリス(魔理沙) 残念、君にはもはや突撃しか選択肢がないのだよ、しなかったら殺すもん -- オプションなっしー(本人) あっはっはっはっはー!絶望した!まともな思考のほうの扱いの悪さに絶望したぁぁぁぁぁ!!(叫びながら突撃!!) -- ダッシュ(なっしー) はっ?は?ちゃんと言えよ!! (ダッシュに対して) -- アリス(魔理沙) 廃除・・・。(ダイナマイトを用意) -- 射命丸 文(魔理沙) 一回殺したほうがいいな。文、派手にやって! -- マリオ(魔理沙) うるせぇ!!黙れくそぉ!!真のラスボスは私なんじゃキャキャキャキャキャ!!(謎の笑いと共にアリスにマスタースパーク) -- オプションなっしー(本人) 了解。(突風を起こし、その中にダイナマイトも混ぜる) -- 射命丸 文(魔理沙) 黒焔によると死んだなっしー氏があやつっているそうだな。 -- jix(本人) オプションってレベルじゃねぇぇぇぇぇぇ!!アンタ自機でしょ!アンタ自機レベルで私オプションレベルなんですよねこんちくしょー!?(マリオ達の弾幕を必死にかわす) -- ダッシュ(なっしー) こらぁ!!!(回避)だからといって!襲撃する奴があるかよ! (まだ松岡修造に感染している) -- アリス(魔理沙) いい加減にしろッ!(その場に喝を入れる) はぁ・・・はぁ・・・。 -- マリオ(魔理沙) ふははははは!!我がオプション玉のレベルは世界一チィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!(マリオと文にマスタースパーク) -- オプションなっしー(本人) いい加減にしろおおおおおおっ!(審判「ラストジャッジメント」を発動) -- マリオ(魔理沙) もう私いらないし…ドン引きされてるし…もうやめろ〜〜〜!!(オプションなっしーを必死で止める) -- ダッシュ(なっしー) 始末した方がいいですよ。 -- 射命丸 文(魔理沙) 滅びのバーストストリーム!! -- オプションなっしー(本人) 粛清!(滅びのバーストストリームを消す) -- マリオ(魔理沙) えいっ。 (オプションなっしーに聖水をかける) -- jix(本人) あれ?これって…\(^o^)/オワタ!\ピチューン!/(マリオとオプションなっしーの弾幕に挟まれてぴちゅった)(0 5000) -- ダッシュ(なっしー) あ、やべ、大丈夫かブログ版俺〜〜〜 -- オプションなっしー(なっしー) …。 (ダッシュを紅魔館に引きずりこむ) -- 桃椿(jix) おーい大丈夫か俺〜〜〜オプション語ワカリマスカー(そしてそのまま紅魔館に入っていき、バタンと扉を閉められてフェードアウト) -- オプションなっしー(本人) 前原圭一がいない? (黒焔の報告を聞く) 孔明が…。いやまさかな。 -- jix(本人) うひょー、オプションおもしれー、あ、なんだどうしたjixさん -- オプションなっしー(本人) いや、黒焔が前原圭一を探しているんですがみちからなくて。 孔明の手にかかる前に保護したいですからね。 -- jix(本人) …縛りますか。 (ダッシュを椅子に縛りつける) -- 桃椿(jix) やめい(鋭利な風で縄を切る)うーむ、捜索したいが下手に動くとやられそうだからなァ -- オプションなっしー(本人) あなた幽霊でしょうが。 こっちも捜索人数増やしているんですけどねぇ。 -- jix(本人) (現在のパーティ:御園生、脩、誠の3人) 一同「ああああああああああ」 脩「なにやってんだよ。」 御園生「これでは首位転落も時間の問題ね。」 誠「しかもあのクソハゲタカに二桁献上してどうすんだよ。」 脩「あー、マジ腹立つ。そして江藤も凡退かよ。」 誠「やっぱこのまま最下位に居座るんとちゃう?」 御園生「なに言ってるの、あのボケガエルは黒星だったんだよ。」 脩「甘い甘い、黒星でも四退でも一緒。とにかく点が取れないと一緒。」 誠「じゃ、俺仕事行ってくる」 御園生&脩「行ってらっしゃい」 -- Sakuya Schutzstaffel(石坂線の鬼神) 前原圭一はまだみつからないのか? (偵察兵の報告を聞いた) -- jix(本人) 旦那、そうめん狩りのときは私と2人だけで行動しましょう。 みすちーさんとメディスンさんには迷惑かけたくないんで。 -- 射命丸 文(魔理沙) ああ。わかったZE。 -- マリオ(魔理沙) え?どうして? -- 中原脩(石坂線の鬼神) …これどうする? (ダッシュを捕まえていた) -- 桃椿(jix) ちぃーっす、こっちに何やら俺のチームが集まってるって言うからこっちにきたぜ! -- 前原圭一(なっしー) え、え!?アンタ一体今までどこに!? -- NASHI(なっしー) ん?いやMUGENにいってたんだ、あーこれお土産のしめじそばとカレーセットな、後これはルガール運送とボーダー商事からのプレゼントで後は… -- 前原圭一(なっしー) 旦那が死んだら・・・幻想郷の一部は壊滅ですよ・・・。 だから、最速の私が全力で旦那をサポートしないといけませんし・・・。 みすちーさんとメディスンさんは紅魔館を守ると言う仕事を、 旦那に任されてますから。 -- 射命丸 文(魔理沙) いや…あの…だったらどうして事前に伝えてくれなかったんですか!?皆心配していたんですよ!? -- NASHI(なっしー) なんだって?なっしーから何も聞いて無いのか?確かあいつに伝えといてくれって頼んだから伝わってるかと… -- 前原圭一(なっしー) ……………… -- 前原圭一 NASHI 忘れたなあいつ!! -- 前原圭一 NASHI 旦那・・・?旦那、何か顔色悪いですよ。 -- 射命丸 文(魔理沙) 大丈夫だ・・・Z・・・E。(もう9日も寝ていない) -- マリオ(魔理沙) ですよねぇー。 メイド長代行が死んだら・・・・ -- 中原脩(石坂線の鬼神) うっ・・・。(その場に倒れる) -- マリオ(魔理沙) マリオさん私が代わりにやるのですの! …ってうわぁぁぁぁ! -- sax(jix) だ、旦那!睡眠不足だ・・・。ど、どうしよう。 -- 射命丸 文(魔理沙) 寝かしとけ、俺が代わりになる。 -- jix(本人) ていうかあんた誰?(saxに訊く) -- 中原脩(石坂線の鬼神) 紅魔館のメイドの一人ですの! -- sax(jix) 馬鹿いってんじゃないですよ!旦那のかわりができるわけ無い! 旦那は、1時間でここの掃除すべて終わらして、 その上レミリアさんのおやつを作るんですよ! それが終わったら、門番の仕事もし、21時間寝てないで働いているんですよ! -- 射命丸 文(魔理沙) 文・・・おしゃべりが多いZE。(気力で立つ) 6時間寝かせてくれ。そうしたらすぐ働く。 -- マリオ(魔理沙) 孔明用のレーダー使う? -- jix(本人) もしマリオが死んだら・・・咲夜さんはWBRから戦線離脱ですかね? -- 中原脩(石坂線の鬼神) 旦那・・・無理しないでくださいよ。 (マリオをベットに運ぶ) 中原さん、そのようなことはありません。 大丈夫です。旦那はやられても不死鳥のごとく復活します。 -- 射命丸 文(魔理沙) 今日のお嬢様のおやつは・・・ 1,マドレーヌ 2,海苔セサミあられ 3,ゆっくり饅頭 4,豆乳クッキー 5,鶯ボール -- 中原脩(石坂線の鬼神) 何選ぶか楽しみですね。 3は旦那の力作ですね。 -- 射命丸 文(魔理沙) ちなみに鶯ボールは兵庫県産のかりんとうみたいな米菓。 関西地方のスーパーで広く売られている。 2も兵庫県産。 -- 中原脩(石坂線の鬼神) !?(本を見る)旦那って幽霊の種族!? いや、嘘だ・・・絶対に嘘だ・・・。 -- 射命丸 文(魔理沙) 嘘じゃないらしい。西行寺 幽々子と同じ種族と言うのが、 最近発表されたらしいわよ。魔法使いだと思っていたのに・・・。 -- アリス(魔理沙) ていうか幻想郷に人間って何人いましたっけ? -- 中原脩(石坂線の鬼神) 二人は確定してますね。 -- jix(本人) 中原たちも含めると・・・・うわぁ、一杯いる。 人間の里にたくさん人がいるからね。 -- アリス(魔理沙) 紅魔館だけだと何人ですかね? -- jix(本人) 中原たちを含めないと、1人。 含めると、来た人数+1人。 -- アリス(魔理沙) けーね先生に相談して、旦那の種族を変えてもらおうっと。 -- 射命丸 文(魔理沙) どういう種族に変えるつもり?もしかして・・・ -- アリス(魔理沙) 人間なんて・・・無理か。 -- 中原脩(石坂線の鬼神) その「もしかして」ですよ! -- 射命丸 文(魔理沙) そうめん「凡退してすみません・・・・」 0系「WBRのそうめんだけ凡退とか・・・(はりせんでそうめんを叩くまくる)」 300「0系は出場したのに、3勝だと?(はりせんでそうめんを叩くまくる)」 -- そうめん&0系&300系 中原は人間だよね?ちなみに私は元は人間だけど、 いろいろやって魔法使いになった。 中原が思うには、マリオって何の種族だとおもう? -- アリス(魔理沙) 当然人間だろうね。 -- 中原脩(石坂線の鬼神) なるへそ・・・。感じるのは人それぞれだもんね。 あ、そうめんだ。定期的に現れるわね。 また潰さなきゃ。 -- アリス(魔理沙) 300「人間だったけど、此処に来て魔法使いになったとか?」 0系「人間じゃないかな。」 そうめん「ハァ?虫だろ、常識的に」 0系&300系「黙れ!(ペチペチペチペチペチペチペチペチ)」 -- 300系&0系&そうめん 凡退王子♪凡退王子♪(メール受信音) -- そうめんの携帯 変えてきた。旦那の種族を魔法使いに。さて・・・「ピー」(そうめんのこと)狩りと行きますか。 (ダイナマイトを準備する) -- 射命丸 文(魔理沙) 0系「メール・・・ 見たければ見るがいいさ。こだま、あれを。(叩くのを中断)」 300「了解。(鉄球をそうめんにつける)」 -- 0系&300系 From:銅鑼衛門 やぁ、そうめん殿 どうやらあの糞髭親父の種族変更の話をしているらしいね。 ま、僕が思うには普通のイタリア人だと思うね。 -- メール 糞青鳥にこれつけてもいいですか?(そうめんにダイナマイトをつけようとする) -- 射命丸 文(魔理沙) マリオはイタリアからも追放されてる。 -- アリス(魔理沙) From:焼き鳥そうめん 銅鑼衛門殿。 しかし奴は出身地を変えたらしい。 普通のイタリアンか虫だろうな。 -- メール あ、幻想郷にね。さてと・・・けーねに相談して消し去ってもらおうかしら。 そうめんの存在を! -- アリス(魔理沙) いてぇ…昨夜は酷い目に会った… -- ダッシュ(なっしー) オイコラなっしー!! -- 前原圭一(なっしー) ひょ? -- ダッシュ(なっしー) 前原圭一さんから伝言をあずかってたらしいですね、どういうことか聞かせてもらいましょうか?(ドSの笑み) -- NASHI(なっしー) ん―――…確かになっしーっちゃ私はなっしー・NASIDASHですけどアンタ方が知るなっしーとは違いますよ? -- ダッシュ(なっしー) はぁ? -- 圭一 NASHI そー… -- オプションなっしー(本人) アンタ方が知るなっしーはあの球体です -- ダッシュ(なっしー) そこかぁぁぁぁぁぁぁぁ!! -- 圭一 NASHI なっ、何するダァァァァァァァァァァァァ!! -- オプションなっしー(なっしー) ちょっと魔理沙さんから伝言があります。 「虫は言いすぎだろ!」のことです。 -- 射命丸 文(魔理沙) うわおまい何をするやめ(ryアッ―――!! -- 暫く音声のみでお楽しみください ケッ、奇跡は起こんねーよwww -- オプションなっしー(本人) すみませんでした、存在を消すのは勘弁してください・・・・ (冗談とかいえやりすぎました。すみません。) -- 焼き鳥そうめん ………(逆にフルボッコにされた) -- NASHI 圭一 じゃ、魔理沙さんに謝罪して、鉄パイプの餌食になるがいい。 -- 射命丸 文(魔理沙) 今なら俺のマスタースパークも付いてきてお得!! -- オプションなっしー(本人) はい、あんたは襲撃者でしょ?またここを破壊しに来たの? -- アリス(魔理沙) 鉄パイプだと!?勘弁だぜ!(動けない) (謝罪は前のそうめんのセリフの括弧内にあるよ!) -- 焼き鳥そうめん はい!弾幕!(カメラのフラッシュとともに鉄パイプでそうめんを殴る) 謝罪、わかりました。 -- 射命丸 文(魔理沙) ウボァ!(うつぶせで倒れる) (早めに指摘していただき助かります。) -- 焼き鳥そうめん さて・・・(馬乗り開始)マウントパンチでじわじわ虐めますか。 すいませんねぇ。わがままな作者で。 -- 射命丸 文(魔理沙) これも。(そうめんの下半身にダイナマイトを詰める) -- アリス(魔理沙) ついでに・・・。(そうめんにジェットエンジンを取り付ける) -- 射命丸 文(魔理沙) これで・・・。(そうめんの上半身に花火玉を詰める) -- アリス(魔理沙) 一同「今日も咲夜は勝ち勝ち勝ち勝ち♪」 脩「がんばって首位を堅持してくれ!」 御園生「だといいんですけどね・・・」 -- Sakuya Schutzstaffel(石坂線の鬼神) さて、そうめんロケットが完成しました。 早速庭で打ち上げ開始です! -- 射命丸 文(魔理沙) 夜だとかなり綺麗になりそうね。 -- アリス(魔理沙) やめてください・・・・ 無期懲役でいいですから・・・ -- 焼き鳥そうめん 問答無用! というより何かこのロケットの標的になるものがあれば・・・ -- 中原脩(石坂線の鬼神) ごきげんよう皆さん なんか楽しそうなことしてますね(ぇ) -- 神 恵介(本人) 発射は中原さんにお任せします。私は写真を撮りたいので。 -- 射命丸 文(魔理沙) うーん、ここらへんにハゲタカが乗ってきたラ戦車やアーウィンとかないかな・・・ -- 中原脩(石坂線の鬼神) 大阪球場にぶっ飛ばしたらいいんじゃないでしょうか? -- jix(本人) !? 無限1UP対象ハケーン!www(中原を踏もうとする) -- 253系成田 253系成田に飛ばしたらどうですか? -- 射命丸 文(魔理沙) さて、前原君がここにいると聞いてきたのだが どこら辺に(人が入れなさそうなゴミ箱の中とか探す) -- 神 恵介(本人) このやろ!やめんか!このぼったくり特急!(253系を銃剣で刺す) -- 中原脩(石坂線の鬼神) ウボァ!(突き刺さって動けない) -- 253系成田 おーい、あそこの湖にスカイライナーがおるぞ〜 -- 中原脩(石坂線の鬼神) んだと!(刺さったまま湖に向かう) -- 253系成田 よっしゃ・・・・(計 画 通 り) -- 中原脩(石坂線の鬼神) みなさんケーキですの。 (紅魔館にいる〈人焼き鳥そうめん、電車組は除く〉にケーキを配る) -- sax(jix) ぉぉ、月だ月の顔してるw -- 神 恵介(本人) ロケット発射、用意、てッ! (253系の向かう方角にそうめんロケットを向け、点火) -- 中原脩(石坂線の鬼神) シャッターチャーンス! -- 射命丸 文(魔理沙) 成田「ギャース!(爆死)」 そうめん「ファイヤー!そうめんみたいなもんだぜ!」 -- 成田&そうめん おー、綺麗に飛んでったな。 -- jix(本人) いい記事がかけそうだ!これは凄い! -- 射命丸 文(魔理沙) 俺の作戦通りだな!! -- オプションなっしー(本人) 300「ゲッー!悪魔(sax)がいるっ!」 0系「悪魔はディケイドに言え・・・ ちなみにやろうと思えば成田を絶滅させることはできる。」 -- 0系&300系 もしやるとしたら次はどうしようか・・・ H-55Φのミサイルに組み込んじゃう? -- 中原脩(石坂線の鬼神) はぁ…ここにはまともな人はいないんですか? -- ダッシュ(なっしー) 私がいるぞ。 -- 上白沢 慧音(魔理沙) 300系さんこんにちは。 (前の出来事を覚えていない) -- sax(jix) 自分も一応まともな部類に入ると思いますが…。 -- jix(本人) 成田は解体してパーツ売り飛ばして紅魔館の資金にするとか。 じわじわと自分の体がなくなっていくという。 成田は無限1UPを逆手に取れば絶滅可。 -- 0系ひかり1号 こんにちは。(内心怖い) -- 300系こだま そういえば、メディスンさんが成田のパーツを いくつか盗っていったみたいですよ。 -- 射命丸 文(魔理沙) !? そういえば昨日は成田の奴、ブラスター撃たなかったな・・・・ -- 300系こだま 前原君はどこへ行ったんだ?(まだゴミ箱あさってる) -- 神 恵介(本人) お!こだまじゃないか。これ見てくれよ。成田のライト部分だよ。 後・・・ミサイルポットもいただいておいたんだ。 -- メディスン(魔理沙) ぼったくり特急ざまぁw -- 中原脩(石坂線の鬼神) いてて…ちくしょう…オプション状態のくせに強いぜ…(医務室から出てきた) -- 前原圭一(なっしー) でも改造して使えるのがないんだよなぁ・・・。 最近ミサイルポットを改造して、みすちーにぴったりの装甲が作れたんだ。 -- メディスン(魔理沙) おお、いたいた前原君 -- 神 恵介(本人) どうせなら新型戦車作ってロシア軍にでも売っちゃえ。 -- 中原脩(石坂線の鬼神) 〜( ゚∀゚) やぁ恵介君(球体に顔が出てきた) -- オプションなっしー(本人) Σうお、なんか出てきた! -- 神 恵介(本人) それもいいな。チャレンジャーとかあるし。 それ売れば、いい素材が買えるかもしれない。 -- メディスン(魔理沙) やっと治った・・・(復活)亡霊化はスタミナを多く消費するなぁ。 -- みすちー(魔理沙) 〜( ゚∀゚)〈ふぅん☆一度は孔明にしてやられたが、あの銃から脱出してオプションとして活動出来るようになったのだよ -- オプションなっしー(本人) それはともかく、前原君の友達(ボソ)と四天王 を連れてきたぜ!! -- 神 恵介(本人) あれ?俺の友達?レナ達はMUGENにいるはずだし…ライもユウキも来てる訳無いし… -- 圭一(なっしー) Kー!!僕達を忘れてもらちゃあ困るなぁ! -- 富竹ジロウ(神 恵介) あ、神さんじゃないですか。(挨拶) -- 射命丸 文(魔理沙) …???富竹さん、確か富士山に行ってませんでしたっけ? -- 圭一(なっしー) ぁ、どうも文さんこんにちは -- 神 恵介(本人) 時報がきやがった。 そういや入江京介もきてんのか? -- jix(本人) 旦那が過労で倒れてしまって・・・。 誰か治せませんかねぇ。 -- 射命丸 文(魔理沙) Kー!(お前もかw)ソウルブラザーとはどんなところにいようとも 仲間のもとに駆けつけることができるのです! -- 入江京介(神 恵介) なんかいっぱいきてるですのー。 -- sax(jix) sax、入江に拉致られそうだな。 -- jix(本人) んっふっふっー、もちろん私もいますよぅ -- 大石 蔵人(神 恵介) saxを拉致?それはセバスチャンが許さんだろう -- 神 恵介(本人) 他のソウルブラザーは雛見沢にいるはずだぜ…どうなってんだ?(←MUGEN出典の人) -- 圭一(なっしー) 元作品は一緒でも出典元が違うからしょうがない -- オプションなっしー(本人) どうもみなさんこんにちはですの♪ (ひぐらし三人組にあいさつする) -- sax(jix) 大石 蔵人と麻雀やってみてぇ…。 -- jix(本人) Σ(sax発見)はうー、メーイードー!(暴走) -- 入江京介(神 恵介) 恵「いかん!イリーを止めるんだ大石」蔵「バニーさんの方が好きなんですよ私」(話が噛み合ってない二人) -- 大石 蔵人&神 恵介(本人) お腹すいた・・・。(入江を見て目が光る)おいしそうな人! -- みすちー(魔理沙) 神さん、旦那の過労を何とかしてくれませんか? -- 射命丸 文(魔理沙) ハッ殺気! これはいけない!入江京介究極奥義メイド・イン・ヘヴン!!(待て) (説明:メイド・イン・ヘヴンとは半径百メートル以内の人物をメイドさんと化せる能力である) -- 入江京介(神 恵介) そうですねぇ、血でも与えたら回復しますかな? -- 神 恵介(本人) はぁ…一体何が…(メイドになった奴らを見て驚愕)あなた達いつ紅魔館で働く気になったんですか!!?(←メイドの似合うドSショタキャラ) -- NASHI(なっしー) 恐いですのー! (入江に対して) -- sax(jix) なんで俺だけ執事の格好なんだよ! -- jix(本人) (ノリノリ) ご主人様お怪我はありませんでしたか〜? (キツネ耳のメイドが入江に話しかける) -- シャオムゥ(jix) とりあえずこれ以上は危険だ。 遠慮無く殺ってくれ前原圭一君。(悟史のバットを渡す) -- 神 恵介(本人) ふむ…4月36日より『突撃執事jix〜椿隊との事件簿〜』をお送りする(球体だからメイドにならなかった) -- オプションなっしー(本人) それじゃちょっとお借りしますね、アルター展開!!(恵介からもらったバットが粒子になって圭一の右腕に集まる)シェルアタッカー!!衝撃のッ!!ファーストアタッカー!! -- 圭一(なっしー) 美味しそうな人!(入江に噛み付こうとする) -- みすちー(魔理沙) …なんで? (メイド〈巨乳〉になった) -- 桃椿(jix) メーイーデュォー!(肉片一部引き千切られ吹っ飛ばされる) -- 入江京介(神 恵介) なんだ土曜ワイドスペシャルみたいなタイトルつけやがって。 俺が 「犯人は貴方です」 とかいうのかいな。 -- jix(本人) …うっ。 (ぶっ飛んだ入江にあたる) -- 桃椿(jix) 不味い・・・。(気持ち悪くなる) -- みすちー(魔理沙) ああ〜〜〜もうやだ!!これだからここに来るのはいやだったんだ!!まともな奴がいやしない!! -- ダッシュ(なっしー) おいおいブログ版俺よ、それは自分を否定してるようなもんだぞ -- オプションなっしー(本人) 駄目だよ、きちんと焼かなきゃ。 -- メディスン(魔理沙) 肉片みすちー殿に一部喰われたから出血多量で死ぬかも・・・(ぇ) -- 神 恵介(本人) うっさい!こっちは本体のまともな部分をメインに作られてるからカオスに付いてこれないんです! -- ダッシュ(なっしー) まともな奴が夕陽に向かって思いっきり紫の悪口を言うものか -- オプションなっしー(本体) 神さん、旦那にお米食べさしたらどうですか? きっと復活するでしょう。多分。 -- 射命丸 文(魔理沙) お米か!発芽玄米とコシヒカリどっちにする?(ちょwww) -- 神 恵介(本人) 端然コシヒカリ!輝いてますよ。 -- 射命丸 文(魔理沙) よし、コシヒカリ注入!(研がずに生でマリオの口の中へ入れる) -- 神 恵介(本人) …逆に死ぬんじゃねぇ? -- jix(本人) シャッターチャンス!富竹フラッシュ!!(ダマレ) -- 富竹ジロウ(神 恵介) 少し黙ってくれ。(富竹にコブラツイスト) -- メディスン(魔理沙) 大丈夫!マリオさんはお米8キログラム程度じゃ多分死なない(そう言う問題でもない) -- 神 恵介(本人) ZE。(目が覚める)お米はきちんと炊かないと。(生のお米を食べながら箒を振り回す) -- マリオ(魔理沙) 僕の肉体は鉄壁さぁ!(コブラツイストには意味がなかった)ぎゃぁぁぁぁ!(気絶) -- 富竹ジロウ(神 恵介) 生のお米もたまには乙なもんですよw -- 神 恵介(本人) ちょっとこいつ改造しとく。(トミーを引きずって魔法の森に帰る) -- メディスン(魔理沙) 今から美味しいお米を作るから。少し待ってくれ。 -- マリオ(魔理沙) 改造!?何が出来るか楽しみだなw -- 神 恵介(本人) 流石旦那!すぐに復活する不死鳥のような人! これで大丈夫ですね。 -- 射命丸 文(魔理沙) 改造富竹…あクラーク富竹か。 (なんとなく納得) -- jix(本人) いや時報意思かもなぁ…。 (予想中) -- jix(本人) できたZE。ほかほかのあったかいご飯。 蜆と一緒に炊いておいたZE。 -- マリオ(魔理沙)