約 5,445 件
https://w.atwiki.jp/gtavi_gta6/pages/2483.html
カジノ:清算 "Cashing Out" カジノ:清算 "Cashing Out"概要 詳細 ミッション攻略 動画 概要 カジノミッションの最後にしてまともにクリアしようとすると逆風・剛腕をも凌ぐ超難関ミッション。 目的地に着くとステルスミッションとなるため、メンバー各自の連携が必要となる。はずなのだが...ステルスの維持は極めて困難であり、さらに発覚した際にはとてつもない数の敵が送り込まれてくる。 すなわちこのミッションをクリアするためには強行突破する方がはるかに楽であり、クリアが目的なのであればランク100以上且つ各スキルMAX・ありったけの弾薬と重火器、ヴィジランテのような高火力ミサイル車両、高威力の機銃と耐爆性能持ちのインサージェント トラック・カスタムのような武装車両を持ち込むなど全面戦争の用意をすることを強く推奨する。武装車両が無ければ弾よけのクルマ(装甲)でも良いが、後に出現する敵のハンターが鬼のようにミサイルを撃ってくるため注意が必要。 逆に、ステルスが本当に得意なプレイヤーは最難関のステルスミッションとして楽しめるかもしれない。言うまでもないが野良でステルスに挑戦するべきではない。 注意点として、チェン救出と同様にハンジャールやAPC等のいわゆる戦車系、オプレッサー等の飛行車両は、このミッションでは呼び出せない。加えてそれらの車両をフリーセッションで呼び出したまま参加(またはメニューの個人車両から呼べる状態)、或いはミッション中に整備士に頼んで呼び出そうとした場合はその車両が出現せず、ミッション中は個人車両が配送不可能になるため要注意。以前はサベージ等のヘリコプターを始めとした航空機も呼べていたが、現在は強盗ミッション同様に呼び出せなくなっている。 詳細 プレイヤー人数 チームのライフ数 1~4人 1~2 制限時間 失敗の条件 無し ライフ全滅 時刻 時間帯設定 手配度発生 天候設定 変化 不可 無し 不可 ミッション攻略 本ミッションではピストル(*1)が支給される(プレイヤーが元々所持している武器も使用可)。武器が支給されるミッションは「終了時にミッション開始前の弾薬数に戻る」という仕様であり、ミッション中は惜しみなく弾薬を使える。 1.農場に行け ブレイン郡の農場ではなく、ブレイン郡方面に向かう高速道路の入り口の外れにある農場に出向く。オフラインをプレイ済みならマーティンの農場と言った方が分かりやすいか。 2.アヴェリーのボディーガードを片づけろ ここからは基本的にはステルスミッションとなる。サプレッサーを取り付けた武器で、護衛やカメラに見つからないように、農場周辺の敵NPC及び監視カメラを片づけていく。 強盗ミッションのヒューメイン研究所襲撃:EMP配達の警備と同等以上に発見判定がシビア。敵は見回り範囲が広く、一人倒したからと安心して放っておくとすぐに死体が見つかってしまう。巡回ルートを確認しておこう。暫くすると巡回をやめて一箇所に留まる敵もいる為、マップをよく観察して片付ける順番を考えよう。 もし敵を撃ち損じてしまっても、警報が鳴る前に殺してしまえればステルス状態を維持できる。視界内に入ると即警報なので注意。 敵はプレイヤーの足音やクラクションといった物音等を感知する。音に気付くとそちらの方を向き、視界が広がる。この時、視界内にプレイヤーがいれば当然発覚するが、遮蔽物等で見えなければ発覚はせず、物音がした方面(プレイヤーがいた位置)へ向かって歩いていく。そしてしばらく歩いた後、以降は何故かプレイヤーのいる方面を感知し、直線的に追尾するように歩いてくるという挙動を繰り返す。 特にこの農場の正面や周辺は草等が生い茂っているので不意な足音が出やすい。敵に近づく必要がある時はステルスモードの忍び歩きを欠かさないこと。逆に、敵に見えない位置からわざと足音やクラクションを敵に聞かせ、敵をおびき寄せて倒すという手法も取れなくもない。 敷地内の道路ではカマチョ2台が巡回している。敵やカメラの視界内で運転手を殺せば当然バレてしまう他、1台目を片付けてそのまま放っておくと同じルートを通る2台目に発見されてしまう。幸い道路上は監視の目が緩い箇所が多いので、そこで1台目を処理した後2台目が接近するのを待ち、死んだ同僚を目撃する前に射殺するようにしよう。 巡回ルート上からカマチョを移動させる手もあるが、運転手の死体がその場に残ってしまう為2台まとめて片付けてしまう方が楽。 敵やカメラとは異なり常にマップ上に表示されている訳ではないので見落としに注意。 スナイパーライフルで敵を撃つ場合は銃弾が人を貫通する点に注意。入り口近くの2人など密接した複数の敵を同時に始末出来る一方で、敵を貫通した弾が意図せず別の敵の近くに命中・通過する事で気づかれる可能性がある(特に何かに命中した際は遠距離からでも発覚に至る)。このミッションの敵はどこに銃弾を当てても即死するので、貫通が怖い場合は足元を撃つなどして工夫しよう。 監視カメラは白い光を放っているが、これはプレイヤーや敵の死体が視界に入ると黄色に変化し、その後すぐさま赤色に変わると同時に発見される。銃弾を一発当てれば破壊可能なのでフリーエイムで落としてしまおう。何箇所かのカメラは敵ボディガードの背後に配置されているため、先にカメラを壊してから人間を殺すようにするとバレない。 ステルスで倒しきると次のフェーズへ進む。 ステルスそのものは配置的には難しくないのだが、最大の問題はマップがアップにならない 点である。定期的にポーズメニューからマップを確認するしかない。 2.アヴェリーの増援を片づけろ バレるとこの表示に…というより殆どの場合でこの状況になる。野良でもフレンド間でも高確率でバレると思っていい。DD三幕フィナーレに匹敵しかねない激戦が展開されるため、相応の装備を持ち込むように。ステルスで敵を全滅させられるのであればその方が楽なので、本当に自信があるならば死んでやり直すのも手。縛りプレイと言っても過言ではない難易度ではあるが... それまでに残っていた敵に加え、増援として徒歩の敵に私兵を満載したカマチョ、加えて耐爆・鬼火力の機銃付きのメナサー、マシンガンを乱射しながら増援を次々降ろしてくるバザードが数機、更に終盤には追い打ちとばかりにハンターまで出現し、四方八方から機銃と弾幕ミサイルを同時に放ってくる。農場の敷地内に無理に留まる必要性は無い。農場から距離を置き、こちらへやってくる敵を遠距離からスナイパーライフルで倒していくのも手。 敵への対処に気を取られてヘリコプターを放置しておくと機銃とミサイルの弾幕で瞬殺されてしまう可能性がある。このミッションのハンターは通常仕様より脆く、炸裂弾を1発当てる程度のダメージで破壊できるので、航空機に乗っていないときに持っていれば炸裂弾で早めに破壊しておくとよい。無論ホーミングランチャーでも可。徒歩で殲滅する場合、ミサイルや銃撃に晒されない的確なカバー・重火器を初弾で命中させ、敵もヘッドショットで瞬時に仕留められる(少なくとも銃撃で敵の攻撃を受けすぎずにうまく怯ませられる)エイム力と判断力等が必要になる。 前述の通りヴィジランテやインサージェント・カスタム(機銃手が必要)、もしくはその他機銃付きの耐爆車両を持ち込み、圧倒的火力をもって殲滅してしまった方が楽。ヘリコプターをミサイルや機銃・重火器で速攻で落とし、メナサーも沈めれば、後は残った歩兵を蹂躙するだけ。 クルマ(装甲)はそれら有用な武装車両を持っていないなら選択肢になり得るが、耐爆性がないためミサイル一発で消し飛んでしまうことには注意。運用する際はヘリを見掛けたら速攻で落とすことを心掛けよう。 有用な武装車両を持ち込まない場合、ヘリを破壊するのには炸裂弾が非常に役に立つ。車両のミサイルですら届かないほど離れた距離からでも一方的に攻撃できるので、機銃やミサイルが飛んでくる前に敵のヘリに炸裂弾を撃てば武装車両に頼らず安定して敵のヘリを始末できる。増援のヘリと後の避難用ヘリの耐久メーターを全部削るのに炸裂弾を使っても40発未満で済むので躊躇せずに使おう(避難用ヘリの耐久メーターは武装車両で削るほうがよいが)。ミッション終了後に弾薬の数はミッション開始前と同じになるので、弾薬代や補充する手間も気にしなくていい。 ちなみに、メンバーが3~4人居るならインサージェント(中量アーマー装備)の機銃手がヘリを優先的且つある程度的確に狙い、運転手も適度に位置を変えて撃ちやすくなるように動き、車内乗員がSMG等で歩兵の相手をすれば、一台だけでも十分攻略出来る。 3.アヴェリーの避難用ヘリを破壊しろ ステルスを完遂、もしくは増援を全て片付けるとカットシーンを挟んでアヴェリーがフロガーで逃げるため、追跡して撃墜する。再開直後に残った私兵が2人いるので手早く片付けよう。余談だがステルスを完遂したかバレたかで武装が変わる。 全員がカバー状態で再開され、持ち込んだ車両は高速道路に一旦配置される。 カットシーン後の再開地点の前方には敵が乗っていないメナサーが駐車されている。武装車両を持ってきていないならこのメナサーを有難く頂戴してアヴェリーを追撃しよう。メナサーは4人全員乗れるので心配無用。後方にはカラカラもあるが、メナサーがあればわざわざ使う必要はない。 画面右下にヘリの耐久メーターが表示されるが、アヴェリーが乗っているフロガーは普通のヘリよりも耐久力が高い。逃げられる前に削り切らなければならないが、フロガーは低速で飛行しているため追いつくのは容易く、メナサーの銃座で撃ち続けていれば割とあっさり沈む。周囲には護衛のバザードが4機おり、うち2機はミサイルにも4~5発前後耐えるなどやたら硬い。更に高速道路では何台かカマチョが追ってくる。バザードが撃ってくるミサイルは未来予測まではしないがしっかりプレイヤー狙いで撃ってくるので早めに破壊してしまおう。アヴェリーの乗ったフロガーからもロケットランチャーが飛んでくるが、プレイヤーを正確に狙わず撃つ方向が固定なので、耐爆車両でなくてもロケットの動きに気をつければそこまで脅威でもない。 アヴェリーの乗ったヘリを撃墜すれば、残りは散っていくので最優先で破壊したほうが良い。 非武装車両でも重火器攻撃と追跡を繰り返せば十分撃墜できるが、インサージェント・カスタム等タレット付きの車両なら追跡しながら機銃手が攻撃できるのでできればそうしたい。ヴィジランテのミサイルが残っているならそちらを使うと比較的楽に撃墜できる。 4.カジノに戻れ ここまでくれば追っ手も出てこない。全員が帰投しないとクリア出来ないので、余計なことはせずに帰ってクリアすることだけを考えよう。ただし生き残りのカマチョやバザードがいる場合はそちらに注意しつつ撤退しよう。 + ソロでの攻略 ロスサントス・ドラッグウォーズアップデートより一人でもジョブの開始が可能になったが、同時にトレアドールが使用禁止になってしまい、手軽にチャレンジする事は難しくなってしまった。戦闘用タンパやヴィジランテでは弾不足とミサイル被弾の懸念があり、インサージェントトラックやバラージでは機銃の利用に乗り換えが必要なため運用が難しい。 スキルに自身がなかったり被弾のリスクを抑えたい場合、多少は時間がかかるもののフォート・ザンクード基地でレーザーを強奪して爆撃するのが簡単。ギャング兵は持ち場を離れず、スポーンしたヘリや車両などの増援も農園を大きく離れて追撃してくる事はない上、こちらがどれだけ離れても失敗にはならないので、キャノンの使用や細かな操作に慣れていなくても遠方から姿勢を整えてロックオンミサイルを発射後離脱を繰り返すだけで殲滅できる。 敵の殲滅が完了すると目標が「農園へ行け」に変わるので、乗り捨てるなり近場に停めるなどした後、個人車両を呼び出してカットシーンを迎えるとよい。 移動に時間がかかるものの、上記と同じくザンクード基地でライノ戦車を奪って農場に行くと楽に殲滅できる。とは言えヘリは最優先で撃墜すること。ヘリ追撃戦でもそのまま使える 自信があるなら、完全ステルスを狙ってもよい。マップは拡大されない上に視界は最悪だが、1人なら出来ないこともない。 クリア後、ミス・ベイカーよりメッセージが来ると同時に、埠頭に?アイコンが出現する。現地に向かうとパラゴンR(装甲)が停められており、乗り込むことで入手できる(格納するガレージも乗り込んだ際に選択できる)。有難く頂戴しよう。 前「カジノ:逆風」へ 「ダイヤモンドカジノ リゾート」へ 動画
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/5505.html
九月の照りつけるような日差しを背に浴びつつ、休日の午後を緩やかに過ごす。 そうだな、そこだけを聞けばこれは悪くない夏の思い出の1ページに聞こえるのかもしれん。 しかし、現実って奴は夏の太陽同様に直視には耐えないほどに厳しい物であって……俺は曲げたままで硬くなってしまった腰を伸ばしつつ、今日何度目かのため息をついていた。 さて、俺達SOS団の面々が今集まっているのは海辺の砂浜でも、プールサイドでも日焼けサロンでもない。 ついでに言えば服もちゃんと着ているし、ずっと日に晒されていた背中は言うまでもなく汗ばんでいて不快だ。 そんな状態の俺達がどこで何を緩やかに行っているのかと言えば……だ。「こらー! キョン! さぼってないで手を動かしなさい!」 ……へいへい。 俺は痛む腰を躊躇いつつ、地面に置いたままだったゴミ袋を再び持ち上げた。 視界に入るのはメガホンとゴミ袋を手に公園を歩きまわるハルヒと、日陰でふうふうと言いながらゴミを探す朝比奈さん。 何故か探すまでもなく次のゴミがある場所が解っているみたいに、無駄な動作もなくゴミ袋の容積を埋めていく長門と、箒片手に営業スマイルを崩さない古泉の姿。 ああ、俺達がいったい何をしているのかだったっけな……。 別に楽しい話題でもないからあっさりと言うが、これはゴミ拾いだ。 ちなみにこれは、ハルヒが普段の悪行を改心しての善行では残念ながらなく、岡部辺りに命令された罰ゲームでもない。 事の始まりはそう「……」 この寡黙な元文芸部員の謎の行動から始まったのである―― 罪の清算 「ちょっとキョン! あんた、なんて事してくれたのよ?!」 月曜の朝。ようやく自分の机に辿り着いた俺は、登校の間に上がってしまった自分の体温を下げようと無駄な努力に勤しんでいたのだが「……なんだ、俺の汗でも机に飛んでたのか?」 文句があるなら、未だに地球温暖化を止められない環境省にでも言ってくれ。「違うわよ。……昨日の不思議探索で、あんた有希に何か言ったでしょ」 俺が長門に? はて、本気で何も思い当たらないんだが。「白状しなさい、今なら有希への謝罪文を200文字原稿用紙30枚で許してあげるわよ」 え~、200文字かける事の30って事は……まあそんな事はどうでもいいか。「長門に何か言った覚えはない。そりゃあ世間話くらいはしたが、お前が怒るような事は言ってないつもりだ」「……じゃあ聞くけど、昨日の活動終了後。有希は一人で何をしてたと思う?」 長門が、一人で?「本屋で立ち読みでもしてたのか」 思わず思いついたままに言ってみた俺だったが、「あの子、公園の掃除をしてたの。しかも一人で!」 ……長門が、公園で掃除だって?「そう! しかも理由を聞いても教えてくれないし、手伝おっかって聞いてもいいって言い張るのよ」 ……いったい何が起きてるんだ? 実は宇宙人である長門が、公園の清掃に拘る理由。しかも一人で。 どう考えてもその理由が思いつかないでいる俺を見て、「……嘘、あんたのせいじゃないの?」 ハルヒはようやく、俺が犯人であるという考えを捨てた様だ。 あのなぁ……俺が長門にそんな事をさせるはずがないだろ? 俺が長門に頼まれたってんならまだ解るが。 とはいえ、長門は何故そんな事をしていたんだろう。 公園のあまりの状態に見るに見かねての行動って線は……いや、そこまで汚い公園じゃなかったよな。「じゃあ、今日の放課後あんたからも聞いてみてよ。あたしが聞いても、何故か教えてくれないから」 普段とは違う理由で不満そうなハルヒに、俺は少し間を置いて頷いた。 ――と、いう訳なんだが。どうして公園で掃除なんてしてたんだ?「……」 放課後、部室に全員が揃った所で俺はさっそく長門に例の件を聞いてみたんだが……駄目だ、沈黙してしまった。 長門は俺の質問に、困った顔をする訳でも笑顔を浮かべるでもなく、ただじっと真面目な視線を送ってきている。「ねえ有希、ここに居るみんなは仲間なんだから信頼してもいいのよ?」 そうだぜ。「もし何か掃除しなきゃいけない理由があるのなら、そこの雑用係にやらせるから」 おいハルヒ、お前ちょっとこっちに来い。 常識人らしい事を言う様になったじゃないかって見直しかけた俺の喜びを返せ。 長門は自分の両肩に手を置いて説得するハルヒに向かって首を横に振り、「いい、わたしがやらないといけない」 静かに、でもはっきりとそう言いきるのだった。 ハルヒも長門の意思が固いと感じたのか半分諦め顔で、様子を見守っている朝比奈さんや古泉も困惑気味でいる。「これは珍しいですね」 何がだ。 ハルヒが長門の口を無理やり割らない事だとか言うなよ? ちょっと思ったけど。「まさか、僕が驚いているのは長門さんに関してです」 本人には聞こえないように、小声で古泉は続ける。「彼女が我々に対して、こうやって強く意思表示をした事はこれが初めてじゃないでしょうか」 ……言われて見ると、確かに。 ハルヒに振り回されて居る時もだし、朝比奈さんや俺がハルヒに巻き込まれている時でも、長門は基本的に意見を言ったりした事が無かったと思う。 だが今の長門は、俺やハルヒの質問にも答えないで何かを隠している様に見える。「長門さん……どうしたんでしょうか」 朝比奈さんもまた、普段とは違う長門の様子に心配そうだ。 そんな朝比奈さんの前で俺は、カッコいい所というか善人ぶって見せようと全く思っていなかった訳じゃないんだが――というか、本当は結構思っていた訳で「長門、その掃除の理由が言えないのは解ったが……せめて俺達にも手伝わせてくれないか? あの公園を一人じゃ大変だろ」 思わず、そんな事を口にしてしまったのが月曜の事だった。 ――それからの一週間、毎日放課後になると必ず公園へと行こうとする長門をハルヒは引き留め続け、日曜日を迎えた本日、ハルヒ率いるSOS団は全員揃って公園にやってきた訳だ。 しっかし……無駄に広いんだよな、この公園。 しかも人通りのある道沿いはまだいいが、少し草むらに入ってみればゴミまたゴミだ。 春の宴会の名残なのかは知らないが、アルコールの空き缶やつまみの袋、雑誌だのなんだのと出てくる出てくる……。 まったく、市役所の連中は何をやってるんだろうな? たまにはエアコンの効いた市庁舎を出て、こうして額に汗すればいい。 そして打ち上げは外でビールでも……って、それじゃ意味ないか。 そんなくだらない不満を内面に秘めつつ作業に没頭する事1時間、「……流石に、この面積を5人じゃ限界があるわね……」 全体の進捗状況を見て、ハルヒは不満そうな顔をしていた。 ま、お前がこの状況を不満に思う気持ちが全く解らないでもないが。「別に今日中に全部掃除しなきゃいけない理由はないんだろ?」 俺だってそう毎週毎週掃除をしたいとは思わないが、今日無理して明日筋肉痛になるのは嫌だからな。「そうはいかないのよ」 え、何でだよ。「有希は今週中にここを掃除し終えたいって言ってたのに、平日の間それを引き留めてたのはあたしなんだもん」 っておい今日中なのかよ? 初耳だぞそれ?!「そりゃあそうでしょ、今初めて言ったんだから。でもまさかこんなに広いなんて……」 悪びれる訳でもなくそう言いきるハルヒだが……今はこいつを責めてても始まらない。 長門の事だ、今日中にここを綺麗にすると決めたなら……俺達が帰った後にでも、一人で掃除し続ける姿が容易に想像できる。 とにかく人手が要る、そう考えた俺は休日に暇を持て余しているであろう奴らに電話してみたんだが「わりい今日はデートで忙しくてな」 嘘つけ。「ごめんね、ちょっと用事があってさ」 そうかい。「キョンくんなあに~」 何でもない……何で俺、妹にまで電話したんだ? ま、ゴミ掃除何て誰もしたがるはずがないのは解ってたけどな。当ての全てが空振りに終わり、俺のため息だけがそこに残った。 ええいくそう、こうなったら意地でも終わらせるしかないのか。 視界の端までを埋める林を前に、これが無駄な努力に終わるだろうという結果が目に見える中で気合いを入れていた俺が見たのは、「……ふぇぇ……」 木陰の下でふらついていた朝比奈さんが崩れる姿と、駆け出した俺が放り投げたゴミ袋から転がる空き缶だった。 「……ここは、あの」 俺が再び、朝比奈さんの声を聞く事が出来たのはそれから30分後の事だった。 布団に横たわる朝比奈さんは小さく声を出した後、薄く目を開けて回りを見回している。 ふぅ……どうやら大事には至らなかったらしいな。「朝比奈さん、ここは長門の部屋です。気分はどうですか?」「長門さんの……あ、公園の掃除は!」 俺の言葉に体を起こそうとした朝比奈さんだったが、まだ本調子ではないらしくふらついている。「掃除は古泉とハルヒが続けてます。俺も今から戻りますから、朝比奈さんはここで長門と一緒に休んでてください」「いえ、わたしも一緒に行きます。本当にもう大丈夫ですから」 そんな可愛い顔でお願いされても駄目です。心は動きますが。「朝比奈さんはここで休んでいる事、そうハルヒも言ってましたよ」「でも……わたしも」 健気に立ち上がろうとする朝比奈さんだが……ここは心を鬼にしないと。「ハルヒじゃないですが、こんな雑用は俺にやらせればいいんですよ。朝比奈さんは……そうですね、後で元気になったら麦茶か何かでも持ってきてください。そしたら、俺達はもっと頑張れますから」「キョンくん……」 いかん、そんな切ない顔をされると俺まで戻れなくなる。 間違いなくそれは公園に戻ってゴミ相手に戯れるより幸せな時間になるのは間違いない、間違いないんだが……仕方ないよなぁ。「長門、後は頼む。それじゃあまた、ゆっくり休んできてくださいね」 ――と、いう訳で。俺は断腸の思いで朝比奈さんを長門の部屋に残してきた訳だ。 俺は古泉の前にしゃがんでゴミ袋の口を開けつつ、長門の部屋での出来事という名の愚痴を聞かせてやった。「ご協力感謝します。朝比奈さんが倒れた時のあなたの只ならぬ対応を見て、涼宮さんも多少思うところがあったようですから……正直、早く戻ってきていただいて助かりました」 朝比奈さんが倒れてハルヒが何を思うんだ、責任者としての管理能力の不足についてか? あの人の場合、基本的に体が強くないからハルヒのせいだとは思わないが。「そうではありません、あなたがあまりに真剣に朝比奈さんの事を心配していたから……まあ、言ってしまえばそれだけの事です」 お前が言ってる事が何の事だか解らんのは、俺の読解力が無いせいか? それともわざと解りにくく話してるのか。 箒の動きに合わせてゴミ袋を引く俺に、古泉はいつもの営業スマイルを浮かべたまま何も答えなかった。 適当にやったように見えればいい、この時ばかりはそんなお気楽な思考がハルヒにもあればいいと思ったんだがな。「そこ! まだゴミが残ってる! ほらそこぉ!」 何事もやり始めたら完璧主義なハルヒは妥協を許さないらしく、作業は遅々として進まないでいるというのに、一か所にかける時間には変化が無かった。 口も動くがそれ以上に手も動いているハルヒに文句を言う事も出来ず、さてこのままだと俺達が家に帰れるのは何時になるんだろうなぁ……と思っていた所に、長門が一人戻って来る姿が目に入った。 これで4人か、まあ4人になったからどうだって事もないんだが多少はやる気が出るってもんだぜ。「有希! みくるちゃんの容態はどうなの?」「大丈夫」「そっか……それで今、みくるちゃんは? まだ部屋に居るの?」 俺も気になっているその質問に対して、「彼女は、自分に出来る事をすると言っていた」 長門は何故か俺の顔を見て、そんな事を言うのだった。 朝比奈さんが、自分に出来る……事? 思わず俺が連想したのは冷た~い麦茶を手に給仕をしてくれる部室の天使の姿だったのだが、「たっただいま、この公園の清掃活動を実施中です~。お時間のある方は……ちょ、ちょっとだけでもいいのでご協力をお願いします~」 手を止めていた俺達の元に聞こえてくる、あの声……朝比奈さん、だよな? どうやら、俺は朝比奈さんという人物を甘く見ていたらしい。 声が聞こえる方へと駆けつけた俺達が見たのは、公園の入り口で「公園清掃ボランティア募集中!」と書かれたプラカード――手書き――を片手に、大声を上げる朝比奈さんと……おい、お前そこで何してる。「何って……清掃活動に決まって、キョ、キョン?!」 朝比奈さんの回りに集まる人だかりの中、今日はデートだったはずの谷口の姿があった。「お前、今日は忙しいんじゃなかったのか」「おっおう。でもまあ、たまには奉仕活動もいいかと思ってよ」 あからさまな言い訳をする谷口には未使用のゴミ袋を押しつけるとして、だ。そうしている間にも朝比奈さんの回りには相当な数の人だかりが出来ていた。 その中には朝比奈さん目当てであろう同年代の男子の姿だけではなく、どこから集まったのか大人や老人の姿までが見える。「朝比奈さん、これって何事ですか?」「あ、キョンくん! ……実はキョンくんが部屋を出て行った後、わたしにできる事って何かなって考えてみたんです」 嬉しそうにゴミ袋を配る朝比奈さんは、「……その、わたしって体力もなくて、みんなのお役に立てないから。こうやって、マスコットになるのが一番いいのかなって」 そんな健気な事を言うのだった。 朝比奈さん、そんな事ないですよ? 確かにあなたがそばに居てくれるだけで俺はどこまでも戦えそうな気はしますが、あなたの価値がそれだけだなんて事はありえません。ええありえませんとも。 そんなフォローを心に浮かべる俺を無視して、「みくるちゃん! ようやく北高一のマスコットキャラとしての自覚が芽生えたのね! これは喜ばしい事だわ!」 ハルヒはそんな身も蓋もない事を大声で言いやがるのだった。 ――その後、清掃活動に参加する人が増えるにつれて公園の中に居た人達も掃除を手伝う空気になり、無事夕方には公園の清掃を終える事が出来た。 清掃活動終了後、腹が減ったらしいハルヒと精神的に疲れ切っていたらしい古泉は先に帰宅し、疲れて眠ってしまった朝比奈さんを背負った俺はひとまず長門の部屋へと向かって歩いていた。 ちなみに、もし今日一日の労働の対価がこうやって朝比奈さんを背負う権利だとするならば、俺は毎週でも清掃活動に精を出すのは言うまでもない。「……」 そんな俺の隣を歩く長門は無言だが、何故かその顔は清々しく見える。 結局、学校でも公園の中でも教えてくれなかったが……そうだな、「なあ長門、そろそろ教えてくれてもいいんじゃないか」 俺の質問に、長門は静かに顔をあげた。「お前がこの公園の清掃に拘ってた理由だよ」 普段なら、俺の質問にはだいたい答えてくれるはずの長門だが「……」 この件に関しては、何故か沈黙を守っている……というより、言えないでいる? 長門にも秘密があったっておかしくはないのは解るが。「まあ、どうしても言いたくないのならいい」 そう言った俺に首を横に振り、「これは、罰」 はっきりとした口調で、長門は俺にそう告げるのだった。 罰……って、あの悪い事をした時に受けるあれか。「そう」 お前が何か悪事を働く姿ってのは、本気で想像できない……ハルヒなら容易だが。 長門がコンピ研のパソコンを強奪するシーンを何とか想像しようとしてみたが……やはり無理だった。「長門、お前本当に何か悪い事をしたのか」 何かの勘違いじゃないのか? まあ、お前が勘違いするってのもそれはそれでありえない気はするが。「……以前、涼宮ハルヒが膨大な容量の絵を描いた時」「コンピ研の部長さんが変な空間に閉じ込められた時の事か」 思い出したくはないが、あの馬鹿でかいカマドウマは一生忘れられそうにない。「そう。あの時、わたしは罰を宣告された」 ……なんだって? あ、もしかして遠い親せきのお仲間を退治してしまったから……じゃないか、倒したのは古泉だ。「あの時に何かあったってのか?」 そこが核心の部分なのか、長門は暫く沈黙していたが……やがて「涼宮ハルヒは言った。SOS団のエンブレムを改変した者に、30日間の社会奉仕活動を裁判無しで宣告すると。今日がその、30日目」 ……真面目な顔で言いきる長門を、俺はどんな顔で見ていたんだろうな。 そうだな、確かにハルヒはそう言ってたのを聞いた覚えがあるし、その罰の対象はお前なんだろうさ。 でもな? 長門。「……」 俺の言葉の続きを待つ長門は、不思議そうな顔をしていて……俺はその後に言おうとした言葉を忘れてしまった。 ハルヒが言ってた罰なんて無視すればよかったんだぞ? ……違うな、今俺が長門に言うべき言葉はそれじゃない。「お疲れさん、頑張ったな」 自然と口から出たその言葉に、「そう」 長門は前へと向き直りながら、小さくそう呟いた。 ……なあ、長門。「何」「お前も頑張ったし、朝比奈さんも今日は本当に頑張ってくれたから……朝比奈さんが起きたら、3人で何か食べに行かないか? たまには、ハルヒの事は無しで夕飯を食べに行ったっていいだろ」 俺の提案に長門は何も答えない、でもこの沈黙は多分否定じゃない気がする。 多分今俺の手が自由だったら、この寡黙な少女の頭を撫でていたと思う。「何か食べたい物はあるか?」 そう俺が長門に尋ねると、「……ケーキが……食べ……」 俺の背中で寝息を立てていた朝比奈さんから、小さな声でそう呟く声が聞こえてきた。 罪の清算 お題「朝比奈さん大活躍(微糖)」
https://w.atwiki.jp/custer/pages/74.html
2007年清算備忘録 清算完了 日時 狩場 メンバー アイテム 伝言 OK 12/23 アビス3F 銀ちゃんえふぅさんひかちゃんぼんちゃん竜ちゃんいちさん○らでぃす 石盾 2個モルフェウスの頭巾 1人220kずつ~♪ OK 12/14 アビス3F らでぃさんえふちんぼんちゃんひかちゃん病さんぎんたろー○かすた 石盾sタイツ ひとり200k OK 12/13 アビス3F らでぃさんえふちんぼんちゃんひかちゃん○かすた 石盾マグニキャップ ひとり320k OK 12/9 アビス3F ぎんたろーらでぃさんえふちんひかちゃん○かすた 石盾2つ 1つ800kで売りひとり320kずつ! OK 10/26 お城2F 銀ちゃんえふぅさん○らでぃす C帖 2個 1個3.9Mで1人2.6Mずつ! OK 9/30 アビス 銀ちゃんらでぃさん音ちゃん○えふぅ マグニキャップ石バクラ どっちも800kで売れたよー1人400kです^^ OK 9/7 ピラ地下 えふちん○かすた ミノc えふちん、露店おつつw OK 8/12 お城 らでぃさんPちゃん○かすた ドルcsメイル 5.1Mで売れました!ひとり1.7Mずつ。 OK 8/8 アビス ぎんたろー○かすた 石盾x3マグニキャップ 全部売れた!ひとり1.1Mずつ。 OK 8/5 アビス ぎんたろー○かすた 石盾x2エンペ なんかいろいろw OK 6/9 西兄貴 銀ちゃん○えふぅ 角弓 即売れたw OK 5/25 西海岸 ぎんたろー○かすた おっとc 300kで売れました!ひとり150kずつ。 OK 5/24 ピラ4F ぎんたろーやえっち音ちゃん○かすた sサクレ 320kで売れました!80kずつっす! OK 4/11 監獄&お城 GIちゃんやえっちらでぃさん竜ちゃん音ちゃん○かすた sアーマーx2 売れないのでかすた買い取りで@@ひとり20kで~w OK 4/1 お城2F 銀ちゃんえふぅさんやえさん○らでぃす sメイル お一人70kでふw OK 4/1 生体2F 托さん便秘○らでぃす ウィンドホークsビレタsミンクのコートsポールドロン お一人830kっすw OK 3/29 生体1F 托さんかむいさん○かすた sグラやわ帽sめんとる 売れました!ひとり350kずつ OK 3/26 ペノ池 えふちゃん音ちゃん○かすた 爆炎のカタール 売れました!ひとり50kずつ OK 3/24 室内 らでぃさん○GI sチェイン うれた! OK 3/23 生体2F えふちゃん音ちゃんGIちゃんぼんちゃんらでぃさん○かすた sメイルs3グラs4マインx2s3サーベルsビレタ 売れました!ひとり310kずつ OK 3/15 騎士団2 えふぅさん○らでぃす s2アーバ+7sミラー 2個 一人5.25Mでっすw OK 3/13 室内 えふちゃんぼんちゃん音ちゃん○かすた s3チェイン 売れました!ひとり125kずつ OK 3/9 アユタヤ らでぃさんえふちゃん○かすた sガードx2(ひとつはらでぃさん分) 売れました!らでぃさん333kえふちゃん83kです OK 3/4 GD 音ちゃんGIちゃん○かすた s3チェインsタイツ 売れました!370kずつです。 OK 3/4 崑崙 かすたーさん○GI パピヨンc 一人900kずつでっすw OK 2/26 お城 かすたーさん○GI 彷徨う者cレイドc 1.4Mずつ~w OK 2/25 にぶる GIちゃん○かすた 包丁 売れました!100kずつです。 OK 2/25 監獄&騎士団 音ちゃん○かすた ゾンプリcレイドcsミラーsメイル 売れました!1.55Mずつです。 OK 2/23 GH最下層 音ちゃんえふぅさん○らでぃす ごっついc 300kでなんとか売れたw OK 2/22 生体2F GIちゃん音ちゃんえふぅさんらでぃさん○かすた sグラx2本sメントル草の葉@@ 売れました!ひとり290kです。 OK 2/18 監獄2F 音ちゃんカタちゃんルーンさんらでぃさんぼんちゃんひかる○えふぅ インジャスティスc 700k予定っすw OK 2/17 生体2F 銀ちゃんかすたさんひかるらでぃさん音ちゃん○えふぅ ビレタ1個サーベル2本マイン4本グラ1本サンダル1個ガード1個スタッフオブウィング1個 適当にうるにょw OK 2/11 生体2F GIちゃんえふぅさんひかちゃんらでぃさん音ちゃん○かすた sセイントsサーベル セイント250kサーベル350kで売れたおwひとり100kずつ(´・ω・`)b OK 2/9 ニブル GIちゃん○かすた ハイローc 260kで売れましたひとり130kずつw OK 2/2 アマツ3 ○かすたさん音霧 鎌鼬 800kで即売れ…wひとり400kなりw OK 1/13 ジオ園? ビオさん○音霧 sスパノビ帽 うれましたw一人45k(≧∇≦)b OK 1/9 アユタヤD ルクさん○GI Sガード ウレウレ OK 1/8 生体2F GIちゃんえふぅさん☆音ちゃん○かすた 風斧 ひとり40kずつ!即売れ(´・ω・`)b OK 1/4 騎士団2F ひかるらでぃさん病さん○えふぅ レイドc深淵c 病さんのはだっちんに預けたよ
https://w.atwiki.jp/chaos-tcg/pages/767.html
過去の清算「デイジー」 読み:かこのせいさん「でいじー」 カテゴリー:Chara/女性 作品:SHUFFLE! 属性:地 ATK:0(+3) DEF:1(+2) Main 〔【スタンド】から【レスト】にする〕自分のデッキの上から2枚まで見て、それらのカードを好きな順番でデッキの上に戻す。その後、カード1枚を引く。この能力は1ターンに1回だけ発動できる。 三顧の礼を尽くしてお迎えしようと思いまして illust:Nevel NV-018 C 収録:ブースターパック 「OS:Navel 1.00」 フィーナの侍従「ミア・クレメンティス」と同じ効果、同じステータスである。 属性や作品、エクストラキャラで差別化が図れるだろう。
https://w.atwiki.jp/custer/pages/80.html
清算完了 日時 狩場 メンバー アイテム 伝言 ok 11/23 名無し となたんういんくさんらでぃさん○えふぅ タイダルシューズ 1.6Mで売れたので400kずつです! ok 11/22 SD2 ういんくさんカラヤンびおさん○えふぅ ぜろむc 5.2Mで売れたので1.3Mずつです! 済 11/5 名無し となたんカラヤンリィータさん○ひかる タイダルシューズ 1.6Mで売れました 400kずつ! ok 10/16 ブリトニアAD GIさんらでぃさんいっちゃんやえさんムラインさん○ひかる ダークイリュージョンc 10Mで売れたので、一人1,666,666です。 OK 8/9 ゲフェニア 銀ちゃんえふぅさんオキーフカラヤン竜ちゃんビオさん便秘○らでぃす アルシェピース 3.6Mで売れました。1人450kずつ~♪ ok 5/11 スフィ4 ☆病さん○ひかる ミノc 売れました。1人650k渡しますw OK 5/10 あびす いちゃん○GI インバーススケイル 1.3Mで売れました 650kずつ! OK 5/09 あびす GI○いちゃん 石盾×2 計2M売れ 1人1Mずつ~ OK 5/07 SD4 銀ちゃん○いちはな アヌビスc 1.2M売れ 1人600k OK 5/06 アイン GI○いっちゃん ベアドールc 39M売れ 1人19.5Mずつ OK 4/29 あびす GI○いっちゃん インバーススケイル石盾 インバーススケイル1.4M 石盾1M売れ1.2Mずつー OK 4/18 アビス3 いっちゃんビオさんえふぅさんらでぃさん○GI いえろーのーばすc 300k売れ 1人60kずついっちゃん露店ありとん OK 4/17 アビス3 銀ちゃんビオさんカラヤンさんやえさんいちはな○らでぃさん 緑ペロスc金オシcフレイシューズ石盾x2 やっと売れた~(><割ると3.716666・・・なので1人3.72Mずつにしますw OK 4/15 ななーし ぼんちゃんらでぃさんえふぅさんカラヤンGI○いっちゃん うーるすかーふ 2.7M売れ 1人450kずつ OK 4/14 ブリトニアAD 銀ちゃんらでぃさんえふちゃんカラヤンさんめごさんやえさん○いちはな アルシェピース 6.3M売れ 1人900kずつ OK 4/11 あびす GI○いっちゃん グリーンペロスc石盾 グリーンペロスc18M、石盾1M1人9.5Mずつ OK 4/8 生体2 銀ちゃんらでぃさんぼんちゃん音ちゃん竜ちゃやえさん○いちはな スタッフオブウィング スタッフオブウィング140kで売れた!1人20kずつですだ♪ OK 4/5 SD4 らでぃさん○GI 治癒杖 325kずつ! OK 4/4 おしろ いっちゃん音ちゃん○GI ライドワードc 2Mで売れたよ!1人あたり・・・666666z orz OK 3/22 名無し 銀ちゃんらでぃさんぼんちゃんいっちゃんひかる○えふぅ タイダルシューズ 2.1Mで売れました!350kずつですw OK 3/17 SD4 からやんいっちゃんぼんちゃんやえさん○GI 治癒の杖×2 360kずつ~ OK 3/16 ノーグ2 銀ちゃんラディさんぼんちゃんカラヤンさん○いちはな 裏切り者ディアボリックcギグc 裏切り者600kディアボリックc200kギグc80kひとり176kずつ! OK 3/10 アビス 銀ちゃんらでぃさんぼんちゃんいっちゃん音ちゃん○えふぅ 石盾1個 マグニ2個 石盾1Mマグニ300kで売れました計1.6Mで一人270kずつです OK 2/15 アビス3F かすたさん○GI 石盾 青オシc うれました!3.9Mずつーもらったぜっ! オワター 2/7 お城 ○竜桜マチュターえふさんいちさんラディさんぼんさんカスタさん音さん ライドワードc ライドワードc1,6Mで売れました。1人200k OK 2/05 アビス3F 銀ちゃん○いちはな 石盾 400kずつ OK 1/23 アビス3F 銀ちゃん○いちはな 石盾×5ミミックc ミミックc2.4M売3.2Mずつ OK 1/21 お城 銀ちゃん○いちはな s2アーバレスト 200kずつ OK 1/15 西おーく めごちんビオさんかすたさん○GI 角弓 100kずつですぉ
https://w.atwiki.jp/keikenchi2/pages/1054.html
「待って!行かないで!」 いくら叫んでも、あいつと彼女は笑いながら遠ざかってゆく。 その一方、あたしの足は少しも前に進まない。それどころか、足元が底なし沼になってずぶずぶ沈んでいく。 見ると、泥の中からママンネとベビンネ達があたしの足にしがみついているではないか。 「ミヒヒィ♪」「チィチィ♪」 タブンネ達は笑いながらあたしの足を引っ張る。もがけばもがくほど、あたしの足が、体が、泥に飲まれてゆき…… 「放して!放してよっ!!いやあっ!!」 自分の叫び声で目が覚めた。夢だったのだ。あたしは汗びっしょりになっていた。 起き上がって鏡を見ると、目が腫れぼったい。泣きながら眠ったせいであんな悪夢を見たのだろう。最悪の寝覚めだ。 だが…今日はその悪夢全てに決着をつけよう。あいつとも、タブンネとも。 カーテンを開けるといい天気で、朝日が部屋に射し込んでくる。あたしは深呼吸して気合を入れた。 朝10時。車庫に車が入る音がする。時間通りにあいつはやって来た。 「よっ、おはよっ」「おはよう」 あたしはさりげない笑顔を無理に作って、あいつを出迎えた。 本当はそのすました顔に一発食らわせてやりたい。血反吐を吐くまでボコボコにしてやりたい。だけど我慢だ。 こんな奴でも殴ればあたしが加害者になってしまう。こいつに対する罰は全てタブンネに与えてやるのだ。 「急に決まったもんでさ、悪りぃな」「いいのよ、準備はしておいたから」 そしてあたしが和室の障子を開けた途端、あいつの顔が引きつった。 それはそうだろう。トイレの砂箱の中には手足を縛られ、顔を糞尿で汚したママンネがミィミィ泣いているし、 傍らには、まな板の上に四肢をガムテープで固定され、大の字で磔にされたベビンネが泣き叫んでいたのだから。 おまけにその側には包丁まで置いてある。あたしが何をしようとしているか一目瞭然だ。 「てっ…てめえ、何てことしやがんだっ!!」 カッとなったあいつは、あたしに平手打ちしようとした。あたしはその手を軽く払いのける。 今までも何回か手を上げられたことはあったけど、黙って耐えてきた。でも、もう昨日までのあたしじゃない。 「はっ!!」 あたしは全力の正拳をあいつの顔面に向けて放った。思わぬ反撃であいつは「ひぃっ!?」と目をつむる。 しかし顔面に痛みがないので恐る恐る目を開けると、鼻先3センチくらいのところにあたしの拳があった。 あえて寸止めしたのだ。あたしは続けて二の拳、三の拳も寸止めで見舞う。あいつは体が硬直して動けない。 さらに右と左のハイキックを放つ。顔面のすぐ側を風圧がよぎるごとにあいつはビクンとする。 そして最後に顔面への蹴りを、本当にギリギリのところで止めると、魂が抜けたかのようにへたり込んだ。 「わかったでしょ。黙ってたけど、あたし高校まで空手やってたの。全国大会で上位入賞したこともあるのよ。 あなたに嫌われたくなかったから、ずっと隠してきたけど……もうその必要もなくなったから」 「ど、どうして……俺が一体何したってんだよ……」 「昨日彼女と一緒に歩いてたでしょ、ずいぶん楽しそうだったわね。会話も聞かせてもらったわ。 彼女のところにタブンネを引越しさせたら、あたしはもう用済みってわけね」 「う……そ、それは……誤解だって……」 「いいの。お互い隠し事してたってことでおあいこよ。本当はあなたをぶちのめしたいところなんだけど、 痴話喧嘩のもつれで傷害沙汰になって、世間の笑い者になるなんてごめんだわ。 だからね……あなたにしてあげたいと思ったことを、全部タブンネに引き受けてもらうことにしたの」 あたしは言うと、部屋の隅に置いてあったポリ袋を逆さにした。3つの新聞紙の包みが転がり出る。 それを開いて、雑巾ンネ、黒焦げンネ、お漏らしンネの成れの果ての姿を見せ付けた。 ママンネが「ミヒィィン!」と泣き叫んだ。あいつは吐き気を催したらしく、「うっ!」と口元を押さえる。 「あたしもびっくりしたわ。自分にはこんな残酷なことができるのかって。 でもね……あなたに利用されて、タブンネ達に小馬鹿にされて、陰で笑われていたのかと思うとね…… こいつらを苦しめてやりたい……滅茶苦茶にしてやりたいっていう気持ちが……止められなくなったのよ!」 言いながらあたしは、ベビンネの下腹部を探り、小さな性器と睾丸を見つけると、包丁で切断した。 「チビィィィィィ!!!!」 ベビンネが喉も裂けそうな絶叫を上げた。あたしはお構いなしに続ける。 「知ってる?タブンネって結構性悪なポケモンなのよ。食い意地は張ってるし、トイレの始末もできないし、 何かやらかすと媚びて誤魔化すし、大切にされることが当たり前だと思ってるし……。 みんな外見に騙されてるのよ。見かけが違えば、もっと冷静になれると思うの。例えばこの耳と触覚」 言いながら、ベビンネの右耳と触覚を切り落とした。続けて左も。 「チギィィァァァァ!!!!ピィーーーィィィィィ!!!!!」 ベビンネが狂ったように泣き叫ぶのも無視して、つぶらな瞳を横一文字に切り裂く。 「この瞳もサファイアみたいとか言われてるんですって?ふざけてるわよね」 「ヂピーーィィィィィ!!!!ギャァァガァァァァーーーーーッ!!!!!」 鮮血が噴き出し、青い瞳はたちまち血まみれになる。 「ミヒィ!ミヒィ!ミビャァァァ!!」 ママンネが身をよじってあたしに「もうやめて!お願い!」とでも懇願しているようだが、 今更あたしがストップするわけがない。 「大体、この声がうるさいのよね!」 あたしは包丁を振り上げ、ベビンネの口の中に突き立てた。ぐりぐりと抉る。 「ゴボァ!……ゴ…ガ……」 ベビンネの口から血の泡が吹き出す。もう虫の息だ。 「こうしてチャームポイントを全部なくしてしまえば、これがただの肉の塊だってわかるわよね」 あたしはあいつに向けて笑ってみせた。きっと鬼みたいな表情をしてるんだろうな、あたし。 「や、やめろよ……もうやめてくれよ……」 あいつは半べそをかいていた。今まで見たこともないあたしの狂気に震え上がっている。 「やめないわ!!何よ、こんなもの!!」 あたしは目を吊り上げると、再び包丁を振りかざし、ベビンネの胸から腹にかけてザクザク突き刺す。 「ヂビ!………ヂ………ィ………」 腹部の黄色い毛皮が鮮血で真っ赤に染まり、ベビンネはわずかに痙攣するのみだ。 「ミビィエェェェ!!!」ママンネの叫びも、もう聞こえていないだろう。 心臓を一突きすると、遂に痙攣も止まった。血だるまンネのできあがりだ。 「これじゃあもう、彼女のところには連れて行けないわよね。諦めてくれるかしら。 『飼育係の○○さんが目を放した隙に逃げられた』とでも言い訳しておけば?」 「だ……だったらせめて、ママンネちゃんだけでも……」 この期に及んで何を言ってるんだろう。ベビンネを皆殺しにしたあたしがママンネだけ返すと思ってるの? 何て図々しい、つくづく呆れ果てた男だ。こんな奴に惚れていた自分に腹が立つ。 「お断りよ。手切れ金代わりにママンネももらっておくわ。話は終わり。さあ、帰って」 「い、いや……それは、そうだけど……」 まだグズグズ言うのか、この男は。これ以上あたしを怒らせないでよ、自分が抑えられなくなるから…! 「もういいでしょ……あなたにしてあげたいことをタブンネにぶつけるって言ったけど…… 気が変わるかもしれないわよ……あなたと彼女がこうなるかもしれないわよ!」 言いながらあたしは包丁を振り下ろした。血だるまンネの首が切断され、畳にころんと転がる。 「ひいっ!!」 「出てって………出てってよっ!!」 もうあいつに気力は残っていなかった。顔面蒼白になって立ち上がり、バタバタと廊下を走って逃げていく。 そして急発進する車のエンジン音がして、それが遠ざかると家の中に静寂が蘇った。 聞こえるのは庭のマメパトのさえずりと、「ミヒッ、ミヒッ…」と低く泣きじゃくるママンネの声だけだ。 終わったんだ……。虚しさがあたしの胸をよぎる。だが、まだ最後の作業が残っている。 ママンネを片付けることで、あたしとあいつの関係を綺麗さっぱり清算するのだ。 あたしはのろのろと立ち上がり、雑巾ンネ、黒焦げンネ、お漏らしンネの死体を再び新聞紙に包み、 ポリ袋に放り込む。血だるまンネもまな板に磔にしたままポリ袋に入れた。生首もつまんで放り入れる。 そして砂箱トイレの中で腹這いになって泣いているママンネの、後ろ手に縛った部分と、足首を縛った部分の 紐を掴んで持ち上げる。重たいわね、40キロくらいあるんじゃないの、このおデブさん。 そして縁側まで持っていって、庭めがけて放り捨てる。ボテッと落とされ「ミギッ!」と一声呻くママンネ。 さらにあたしは砂箱トイレを縁側まで引きずっていき、ひっくり返して中身をママンネの上にぶちまけた。 「ミッ!ピギィ!!ゲホ、ゲホ、ヒィィ!!」 大量の砂をぶっかけられ、吸い込んだママンネはジタバタ悶え苦しむ。 糞尿の部分は、昨日ママンネの顔面にほとんど押し付けてやったから、後で砂を掃くぐらいで済むだろう。 血だるまンネを処刑した時と、首が転がった時の血が畳の上に少々残っていたので、あたしは雑巾がけをした。 掃除機もかける。これでこの部屋にタブンネが住んでいた痕跡はなくなった。 ただ、やはり長期間飼っていたので匂いが染みついているようだ。 月に一度来てもらっている清掃業者さんに、脱臭処理をしてもらわなくては…。 部屋の片づけを終えたあたしは、ハサミを手にしてママンネに近付いた。 遂に最後の時が来たと覚悟したのか、砂に半ば埋もれたママンネは、きゅっと目をつむっている。 だがあたしは、後ろ手に縛っていた手の紐を切ってやった。足首の紐も切る。 「ミィ…?」ママンネはあたしの真意が読めず半信半疑だが、とにかく手足の自由を取り戻して安堵しているようだ。 あたしはベビンネ達の死体の入ったポリ袋をママンネに見せ付けた。 「ついて来なさい、返してあげるわ。あんたも自由にしてあげる」 意思は伝わったらしく、思いもよらぬ提案に、ママンネは「ミィミィ♪」とうれしそうだ。 あたしが改心したとでも思ってるのかしら。甘いわね、無条件で返してあげるなんて言ってないのに。 庭にある小さなくぐり戸から外に出て、5分くらい歩くと公園に着いた。ママンネも後に続いてきた。 そこそこの広さがあり、子供達用の遊具が何種類か備え付けられ、一角には大きな木が数本生えている。 あたしはその木の前まで来ると、ポリ袋をひっくり返した。 血だるまンネを磔にしたまな板が出てくる。首も転がって出てきた。 そして3つの新聞紙の包みを広げ、雑巾ンネ、黒焦げンネ、お漏らしンネの死体を出した。 「ミヒヒィン!」 ママンネは悲しげな声を上げて、4匹の我が子の亡骸に近付こうとした。 あたしはその側頭部にハイキックを食らわせた。「ミギャ!」と悲鳴を上げてママンネは吹っ飛ぶ。 「子供は返すわ、あんたも自由にする。その代わりね………… さっきあいつに対して寸止めで我慢してた分を、全部あんたに受けてもらうわ!!」 あたしは言いながら、倒れているママンネの顔面を蹴り飛ばした。 ゴロゴロ転がるママンネの耳を掴み、強引に引きずり起こすと、往復ビンタを見舞った。 「立て……立ちなさいよっ!!」 ママンネは既にぐったりしているが、構わずに首根っこを押さえて顔面に膝蹴りを叩き込む。 「ミギュウ!!」 鼻血を噴き出しながら、のけぞって倒れるママンネに、あたしは馬乗りになった。 「ミィ、ミヒィ…」いやいやをする惨めなその姿に、あいつの顔がオーバーラップした。 腹の底から怒りが溢れ、同時に感情もコントロールできなくなったあたしは、ボロボロ涙を流す。 「バカーッ!!」 一声叫んだあたしは、ママンネの顔面に渾身の正拳突きを叩き込んだ。歯が数本折れる。 「よくも、よくも弄んでくれたわね!あたしがどんな思いで世話し続けたと思ってるの!? あたしは飼育係か?あんたらのおもちゃか?ふざけるのもいい加減にしてよっ!! この野郎!この野郎!この野郎ーっ!!」 タブンネ達と、あいつと、その両者への怒りを爆発させ、 あたしは泣きながらママンネに罵声を浴びせ、顔といわず胴体といわず、滅茶苦茶に殴り続けた。 「ミィ!ヒギ、ブゲェェ!!」 ママンネは抵抗することすらできず、あたしのサンドバッグとなっていた。断続的に血を吐く。 顔面はサッカーボールのように腫れ上がり、血まみれでどこが目だか口だかもわからない。 ぽってりした腹も、拳の痣だらけになって、生きているのが不思議なくらいだった。 「はぁっ、はっ、はあっ……!」 何分殴り続けたことか、あたしは息が切れて、ようやく立ち上がった。涙を拳で拭う。 ママンネは既に半死半生で、弱々しく体を痙攣させている。あたしはしゃがみ込んで、その触覚を掴んで言った。 「今度こそ本当に終わり。どこへでも行くといいわ」 それを聞いたママンネの、瞼が腫れてほとんど塞がった目にわずかな光が灯った。 (やっと自由になれた、地獄はもう終わったんだ。赤ちゃんたちのお墓を作って眠らせてあげなきゃ……) そんな思いを抱いてか、ボロボロの体を引きずってママンネは、ベビンネ達の亡骸の方へずりずりと這って行く。 そしてようやく子供達に届こうとした時、その手は鋭い爪の生えた何者かの足で踏みつけられた。 「ミッ!?」 霞む目で恐る恐る見上げたママンネの前に立っていたのは、猛禽ポケモン・バルジーナだった。 そう、あたしはもう手を出さない。仕上げはあなた達に任せるわ。 この公園の木々に、最近バルジーナが巣を作ったことは噂で聞いていた。 ポケモンを飼っている子供達は、襲われるのを避けて近付かないようにしているそうだから、 きっと餌不足になって腹を空かしているに違いないと予想したあたしは、ここをママンネの終点に選んだのだ。 そして現れたのはバルジーナだけではない。 ベビンネ達の亡骸の周りには、数羽の鳥ポケモンが群がっていた。バルジーナの幼鳥・バルチャイだ。 バルチャイ達は争ってベビンネ達の死体をついばみ始めた。 「やめて!これ以上その子達をいじめないで!」という感じでママンネは「ミヒェェッ!!」と悲痛な叫びを上げる。 だが食べ盛りのバルチャイ達は少しでも腹に収めようと夢中で、全く聞こえていない。 よっぽど飢えているのか、からしとわさびまみれの雑巾ンネや、炭化している黒焦げンネも、 全くものともせず平らげてしまった。ものすごい食欲だ。後に残ったのはわずかな骨と毛皮の残骸だけ。 「ミ……ミビ……」 ママンネの腫れ上がった顔に涙が流れる。子供も、家も、楽しい生活も全てを奪われたママンネ。 だが、あたしは憐憫の情など感じなかった。何も考えず、安穏な暮らしに胡坐をかいてきたツケが回ってきただけなのだ。 しかもあんたのその幸せな生活は、あたしの心を踏みにじった上に成り立っていたんだから。 罪には罰を。あんたは罰を受けなくてはいけないのよ。 ベビンネを食い尽くしたバルチャイ達は、全く物足りないらしく、わらわらとママンネの周りを取り囲む。 母親らしいバルジーナはママンネを蹴って仰向けに転がし、嘴を近づけると、一直線に腹を切り裂いた。 「ミゲェェェェ!!!」 まだそんな声を出す体力が残っていたかと思うほどの、凄まじい悲鳴をママンネは上げる。 そしてバルジーナがママンネの腸を引きずりだすと、待ちきれないとばかりにバルチャイ達も襲い掛かった。 「ミ、ミギャァァ!!グゲェェェァァァ!!」 耳や触覚を食い千切られ、目玉を抉り出され、舌を噛み切られ、内臓をつつかれ、ママンネは生きながら食われてゆく。 その光景を眺めながら、あたしは自分の中のどす黒い炎がようやく鎮まったのを感じていた。 帰ろう。もう忘れよう。そして男を見る目を磨いて、もっといい人と出会えるよう頑張ろう。 「さよなら」 あたしは言い捨てて、ママンネとバルジーナ達に背を向けて歩き出す。 「ミィィィィギャァァ―――ァァァァァ………!!!!!」 背後でママンネの断末魔の絶叫が響き、そして途絶えた。でも、あたしはもう振り向きもしなかった。 (終わり)
https://w.atwiki.jp/melody0108/pages/15.html
test
https://w.atwiki.jp/keikenchi/pages/1271.html
「待って!行かないで!」 いくら叫んでも、あいつと彼女は笑いながら遠ざかってゆく。 その一方、あたしの足は少しも前に進まない。それどころか、足元が底なし沼になってずぶずぶ沈んでいく。 見ると、泥の中からママンネとベビンネ達があたしの足にしがみついているではないか。 「ミヒヒィ♪」「チィチィ♪」 タブンネ達は笑いながらあたしの足を引っ張る。もがけばもがくほど、あたしの足が、体が、泥に飲まれてゆき…… 「放して!放してよっ!!いやあっ!!」 自分の叫び声で目が覚めた。夢だったのだ。あたしは汗びっしょりになっていた。 起き上がって鏡を見ると、目が腫れぼったい。泣きながら眠ったせいであんな悪夢を見たのだろう。最悪の寝覚めだ。 だが…今日はその悪夢全てに決着をつけよう。あいつとも、タブンネとも。 カーテンを開けるといい天気で、朝日が部屋に射し込んでくる。あたしは深呼吸して気合を入れた。 朝10時。車庫に車が入る音がする。時間通りにあいつはやって来た。 「よっ、おはよっ」「おはよう」 あたしはさりげない笑顔を無理に作って、あいつを出迎えた。 本当はそのすました顔に一発食らわせてやりたい。血反吐を吐くまでボコボコにしてやりたい。だけど我慢だ。 こんな奴でも殴ればあたしが加害者になってしまう。こいつに対する罰は全てタブンネに与えてやるのだ。 「急に決まったもんでさ、悪りぃな」「いいのよ、準備はしておいたから」 そしてあたしが和室の障子を開けた途端、あいつの顔が引きつった。 それはそうだろう。トイレの砂箱の中には手足を縛られ、顔を糞尿で汚したママンネがミィミィ泣いているし、 傍らには、まな板の上に四肢をガムテープで固定され、大の字で磔にされたベビンネが泣き叫んでいたのだから。 おまけにその側には包丁まで置いてある。あたしが何をしようとしているか一目瞭然だ。 「てっ…てめえ、何てことしやがんだっ!!」 カッとなったあいつは、あたしに平手打ちしようとした。あたしはその手を軽く払いのける。 今までも何回か手を上げられたことはあったけど、黙って耐えてきた。でも、もう昨日までのあたしじゃない。 「はっ!!」 あたしは全力の正拳をあいつの顔面に向けて放った。思わぬ反撃であいつは「ひぃっ!?」と目をつむる。 しかし顔面に痛みがないので恐る恐る目を開けると、鼻先3センチくらいのところにあたしの拳があった。 あえて寸止めしたのだ。あたしは続けて二の拳、三の拳も寸止めで見舞う。あいつは体が硬直して動けない。 さらに右と左のハイキックを放つ。顔面のすぐ側を風圧がよぎるごとにあいつはビクンとする。 そして最後に顔面への蹴りを、本当にギリギリのところで止めると、魂が抜けたかのようにへたり込んだ。 「わかったでしょ。黙ってたけど、あたし高校まで空手やってたの。全国大会で上位入賞したこともあるのよ。 あなたに嫌われたくなかったから、ずっと隠してきたけど……もうその必要もなくなったから」 「ど、どうして……俺が一体何したってんだよ……」 「昨日彼女と一緒に歩いてたでしょ、ずいぶん楽しそうだったわね。会話も聞かせてもらったわ。 彼女のところにタブンネを引越しさせたら、あたしはもう用済みってわけね」 「う……そ、それは……誤解だって……」 「いいの。お互い隠し事してたってことでおあいこよ。本当はあなたをぶちのめしたいところなんだけど、 痴話喧嘩のもつれで傷害沙汰になって、世間の笑い者になるなんてごめんだわ。 だからね……あなたにしてあげたいと思ったことを、全部タブンネに引き受けてもらうことにしたの」 あたしは言うと、部屋の隅に置いてあったポリ袋を逆さにした。3つの新聞紙の包みが転がり出る。 それを開いて、雑巾ンネ、黒焦げンネ、お漏らしンネの成れの果ての姿を見せ付けた。 ママンネが「ミヒィィン!」と泣き叫んだ。あいつは吐き気を催したらしく、「うっ!」と口元を押さえる。 「あたしもびっくりしたわ。自分にはこんな残酷なことができるのかって。 でもね……あなたに利用されて、タブンネ達に小馬鹿にされて、陰で笑われていたのかと思うとね…… こいつらを苦しめてやりたい……滅茶苦茶にしてやりたいっていう気持ちが……止められなくなったのよ!」 言いながらあたしは、ベビンネの下腹部を探り、小さな性器と睾丸を見つけると、包丁で切断した。 「チビィィィィィ!!!!」 ベビンネが喉も裂けそうな絶叫を上げた。あたしはお構いなしに続ける。 「知ってる?タブンネって結構性悪なポケモンなのよ。食い意地は張ってるし、トイレの始末もできないし、 何かやらかすと媚びて誤魔化すし、大切にされることが当たり前だと思ってるし……。 みんな外見に騙されてるのよ。見かけが違えば、もっと冷静になれると思うの。例えばこの耳と触覚」 言いながら、ベビンネの右耳と触覚を切り落とした。続けて左も。 「チギィィァァァァ!!!!ピィーーーィィィィィ!!!!!」 ベビンネが狂ったように泣き叫ぶのも無視して、つぶらな瞳を横一文字に切り裂く。 「この瞳もサファイアみたいとか言われてるんですって?ふざけてるわよね」 「ヂピーーィィィィィ!!!!ギャァァガァァァァーーーーーッ!!!!!」 鮮血が噴き出し、青い瞳はたちまち血まみれになる。 「ミヒィ!ミヒィ!ミビャァァァ!!」 ママンネが身をよじってあたしに「もうやめて!お願い!」とでも懇願しているようだが、 今更あたしがストップするわけがない。 「大体、この声がうるさいのよね!」 あたしは包丁を振り上げ、ベビンネの口の中に突き立てた。ぐりぐりと抉る。 「ゴボァ!……ゴ…ガ……」 ベビンネの口から血の泡が吹き出す。もう虫の息だ。 「こうしてチャームポイントを全部なくしてしまえば、これがただの肉の塊だってわかるわよね」 あたしはあいつに向けて笑ってみせた。きっと鬼みたいな表情をしてるんだろうな、あたし。 「や、やめろよ……もうやめてくれよ……」 あいつは半べそをかいていた。今まで見たこともないあたしの狂気に震え上がっている。 「やめないわ!!何よ、こんなもの!!」 あたしは目を吊り上げると、再び包丁を振りかざし、ベビンネの胸から腹にかけてザクザク突き刺す。 「ヂビ!………ヂ………ィ………」 腹部の黄色い毛皮が鮮血で真っ赤に染まり、ベビンネはわずかに痙攣するのみだ。 「ミビィエェェェ!!!」ママンネの叫びも、もう聞こえていないだろう。 心臓を一突きすると、遂に痙攣も止まった。血だるまンネのできあがりだ。 「これじゃあもう、彼女のところには連れて行けないわよね。諦めてくれるかしら。 『飼育係の○○さんが目を放した隙に逃げられた』とでも言い訳しておけば?」 「だ……だったらせめて、ママンネちゃんだけでも……」 この期に及んで何を言ってるんだろう。ベビンネを皆殺しにしたあたしがママンネだけ返すと思ってるの? 何て図々しい、つくづく呆れ果てた男だ。こんな奴に惚れていた自分に腹が立つ。 「お断りよ。手切れ金代わりにママンネももらっておくわ。話は終わり。さあ、帰って」 「い、いや……それは、そうだけど……」 まだグズグズ言うのか、この男は。これ以上あたしを怒らせないでよ、自分が抑えられなくなるから…! 「もういいでしょ……あなたにしてあげたいことをタブンネにぶつけるって言ったけど…… 気が変わるかもしれないわよ……あなたと彼女がこうなるかもしれないわよ!」 言いながらあたしは包丁を振り下ろした。血だるまンネの首が切断され、畳にころんと転がる。 「ひいっ!!」 「出てって………出てってよっ!!」 もうあいつに気力は残っていなかった。顔面蒼白になって立ち上がり、バタバタと廊下を走って逃げていく。 そして急発進する車のエンジン音がして、それが遠ざかると家の中に静寂が蘇った。 聞こえるのは庭のマメパトのさえずりと、「ミヒッ、ミヒッ…」と低く泣きじゃくるママンネの声だけだ。 終わったんだ……。虚しさがあたしの胸をよぎる。だが、まだ最後の作業が残っている。 ママンネを片付けることで、あたしとあいつの関係を綺麗さっぱり清算するのだ。 あたしはのろのろと立ち上がり、雑巾ンネ、黒焦げンネ、お漏らしンネの死体を再び新聞紙に包み、 ポリ袋に放り込む。血だるまンネもまな板に磔にしたままポリ袋に入れた。生首もつまんで放り入れる。 そして砂箱トイレの中で腹這いになって泣いているママンネの、後ろ手に縛った部分と、足首を縛った部分の 紐を掴んで持ち上げる。重たいわね、40キロくらいあるんじゃないの、このおデブさん。 そして縁側まで持っていって、庭めがけて放り捨てる。ボテッと落とされ「ミギッ!」と一声呻くママンネ。 さらにあたしは砂箱トイレを縁側まで引きずっていき、ひっくり返して中身をママンネの上にぶちまけた。 「ミッ!ピギィ!!ゲホ、ゲホ、ヒィィ!!」 大量の砂をぶっかけられ、吸い込んだママンネはジタバタ悶え苦しむ。 糞尿の部分は、昨日ママンネの顔面にほとんど押し付けてやったから、後で砂を掃くぐらいで済むだろう。 血だるまンネを処刑した時と、首が転がった時の血が畳の上に少々残っていたので、あたしは雑巾がけをした。 掃除機もかける。これでこの部屋にタブンネが住んでいた痕跡はなくなった。 ただ、やはり長期間飼っていたので匂いが染みついているようだ。 月に一度来てもらっている清掃業者さんに、脱臭処理をしてもらわなくては…。 部屋の片づけを終えたあたしは、ハサミを手にしてママンネに近付いた。 遂に最後の時が来たと覚悟したのか、砂に半ば埋もれたママンネは、きゅっと目をつむっている。 だがあたしは、後ろ手に縛っていた手の紐を切ってやった。足首の紐も切る。 「ミィ…?」ママンネはあたしの真意が読めず半信半疑だが、とにかく手足の自由を取り戻して安堵しているようだ。 あたしはベビンネ達の死体の入ったポリ袋をママンネに見せ付けた。 「ついて来なさい、返してあげるわ。あんたも自由にしてあげる」 意思は伝わったらしく、思いもよらぬ提案に、ママンネは「ミィミィ♪」とうれしそうだ。 あたしが改心したとでも思ってるのかしら。甘いわね、無条件で返してあげるなんて言ってないのに。 庭にある小さなくぐり戸から外に出て、5分くらい歩くと公園に着いた。ママンネも後に続いてきた。 そこそこの広さがあり、子供達用の遊具が何種類か備え付けられ、一角には大きな木が数本生えている。 あたしはその木の前まで来ると、ポリ袋をひっくり返した。 血だるまンネを磔にしたまな板が出てくる。首も転がって出てきた。 そして3つの新聞紙の包みを広げ、雑巾ンネ、黒焦げンネ、お漏らしンネの死体を出した。 「ミヒヒィン!」 ママンネは悲しげな声を上げて、4匹の我が子の亡骸に近付こうとした。 あたしはその側頭部にハイキックを食らわせた。「ミギャ!」と悲鳴を上げてママンネは吹っ飛ぶ。 「子供は返すわ、あんたも自由にする。その代わりね………… さっきあいつに対して寸止めで我慢してた分を、全部あんたに受けてもらうわ!!」 あたしは言いながら、倒れているママンネの顔面を蹴り飛ばした。 ゴロゴロ転がるママンネの耳を掴み、強引に引きずり起こすと、往復ビンタを見舞った。 「立て……立ちなさいよっ!!」 ママンネは既にぐったりしているが、構わずに首根っこを押さえて顔面に膝蹴りを叩き込む。 「ミギュウ!!」 鼻血を噴き出しながら、のけぞって倒れるママンネに、あたしは馬乗りになった。 「ミィ、ミヒィ…」いやいやをする惨めなその姿に、あいつの顔がオーバーラップした。 腹の底から怒りが溢れ、同時に感情もコントロールできなくなったあたしは、ボロボロ涙を流す。 「バカーッ!!」 一声叫んだあたしは、ママンネの顔面に渾身の正拳突きを叩き込んだ。歯が数本折れる。 「よくも、よくも弄んでくれたわね!あたしがどんな思いで世話し続けたと思ってるの!? あたしは飼育係か?あんたらのおもちゃか?ふざけるのもいい加減にしてよっ!! この野郎!この野郎!この野郎ーっ!!」 タブンネ達と、あいつと、その両者への怒りを爆発させ、 あたしは泣きながらママンネに罵声を浴びせ、顔といわず胴体といわず、滅茶苦茶に殴り続けた。 「ミィ!ヒギ、ブゲェェ!!」 ママンネは抵抗することすらできず、あたしのサンドバッグとなっていた。断続的に血を吐く。 顔面はサッカーボールのように腫れ上がり、血まみれでどこが目だか口だかもわからない。 ぽってりした腹も、拳の痣だらけになって、生きているのが不思議なくらいだった。 「はぁっ、はっ、はあっ……!」 何分殴り続けたことか、あたしは息が切れて、ようやく立ち上がった。涙を拳で拭う。 ママンネは既に半死半生で、弱々しく体を痙攣させている。あたしはしゃがみ込んで、その触覚を掴んで言った。 「今度こそ本当に終わり。どこへでも行くといいわ」 それを聞いたママンネの、瞼が腫れてほとんど塞がった目にわずかな光が灯った。 (やっと自由になれた、地獄はもう終わったんだ。赤ちゃんたちのお墓を作って眠らせてあげなきゃ……) そんな思いを抱いてか、ボロボロの体を引きずってママンネは、ベビンネ達の亡骸の方へずりずりと這って行く。 そしてようやく子供達に届こうとした時、その手は鋭い爪の生えた何者かの足で踏みつけられた。 「ミッ!?」 霞む目で恐る恐る見上げたママンネの前に立っていたのは、猛禽ポケモン・バルジーナだった。 そう、あたしはもう手を出さない。仕上げはあなた達に任せるわ。 この公園の木々に、最近バルジーナが巣を作ったことは噂で聞いていた。 ポケモンを飼っている子供達は、襲われるのを避けて近付かないようにしているそうだから、 きっと餌不足になって腹を空かしているに違いないと予想したあたしは、ここをママンネの終点に選んだのだ。 そして現れたのはバルジーナだけではない。 ベビンネ達の亡骸の周りには、数羽の鳥ポケモンが群がっていた。バルジーナの幼鳥・バルチャイだ。 バルチャイ達は争ってベビンネ達の死体をついばみ始めた。 「やめて!これ以上その子達をいじめないで!」という感じでママンネは「ミヒェェッ!!」と悲痛な叫びを上げる。 だが食べ盛りのバルチャイ達は少しでも腹に収めようと夢中で、全く聞こえていない。 よっぽど飢えているのか、からしとわさびまみれの雑巾ンネや、炭化している黒焦げンネも、 全くものともせず平らげてしまった。ものすごい食欲だ。後に残ったのはわずかな骨と毛皮の残骸だけ。 「ミ……ミビ……」 ママンネの腫れ上がった顔に涙が流れる。子供も、家も、楽しい生活も全てを奪われたママンネ。 だが、あたしは憐憫の情など感じなかった。何も考えず、安穏な暮らしに胡坐をかいてきたツケが回ってきただけなのだ。 しかもあんたのその幸せな生活は、あたしの心を踏みにじった上に成り立っていたんだから。 罪には罰を。あんたは罰を受けなくてはいけないのよ。 ベビンネを食い尽くしたバルチャイ達は、全く物足りないらしく、わらわらとママンネの周りを取り囲む。 母親らしいバルジーナはママンネを蹴って仰向けに転がし、嘴を近づけると、一直線に腹を切り裂いた。 「ミゲェェェェ!!!」 まだそんな声を出す体力が残っていたかと思うほどの、凄まじい悲鳴をママンネは上げる。 そしてバルジーナがママンネの腸を引きずりだすと、待ちきれないとばかりにバルチャイ達も襲い掛かった。 「ミ、ミギャァァ!!グゲェェェァァァ!!」 耳や触覚を食い千切られ、目玉を抉り出され、舌を噛み切られ、内臓をつつかれ、ママンネは生きながら食われてゆく。 その光景を眺めながら、あたしは自分の中のどす黒い炎がようやく鎮まったのを感じていた。 帰ろう。もう忘れよう。そして男を見る目を磨いて、もっといい人と出会えるよう頑張ろう。 「さよなら」 あたしは言い捨てて、ママンネとバルジーナ達に背を向けて歩き出す。 「ミィィィィギャァァ―――ァァァァァ………!!!!!」 背後でママンネの断末魔の絶叫が響き、そして途絶えた。でも、あたしはもう振り向きもしなかった。 (終わり) いいね。 -- (名無しさん) 2013-12-18 17 34 18 女は怖いな、でも悪いのは彼氏とママンネだから仕方ない -- (名無しさん) 2013-12-18 21 34 17 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/5912.html
https://w.atwiki.jp/mustnotsearch/pages/2233.html
登録タグ どうしてこうなった 危険度2 自殺 謎 黙読注意 不倫した女性が焼身自殺した際に録音したとされるテープ。 やらせという説もあるが、どっちにしろ聞いてて生々しく恐怖を感じるのには変わりないため注意。 問題の動画ではSOS遭難事件と一緒に紹介されているが、この事件との関連性は無い。 分類:謎 危険度:2 コメント 本物じゃね? -- たすきや (2011-01-03 13 53 10) 喉焼けたら声出ないんじゃない?「あつい・・あつい・・・」って嫌ならやめとけよw -- 釣られたカバ (2011-01-04 00 19 37) 君は燃えているか? -- 名無しさん (2011-05-13 18 08 22) もっと熱くなれよぉ!!! -- 名無しさん (2011-05-30 14 40 42) あ、俺小2ぐらいの頃テレビで生で見たわw -- てぃー (2011-06-28 16 51 46) これは実話 -- 名無しさん (2011-06-28 18 08 28) 偽物だと思うね。あと修造と火ってどっちのが熱いんだ?w -- ノムラさんEXⅢ (2011-06-28 18 29 41) 修造でしょwww -- ぼっづん (2011-06-30 20 27 42) 普通に考えたら喉焼けて声出なくなりますね。 ↑2 修造でしょうw -- 1341 (2011-06-30 21 07 48) 焼けるとかどうとかじゃなくて・・・燃える音がない・・・ -- ティノロア (2011-07-09 20 27 00) ハッ…ハッ…アッー!アーツィ!アーツ!アーツェ!アツゥイ! -- 名無しさん (2011-07-09 22 13 49) クーラーがない人の叫び声じゃ・・・? -- 名無しさん (2011-07-09 22 24 23) ↑wwwwwww -- 名無しさん (2011-07-10 00 52 06) ↑↑ワロた -- どん (2011-07-15 09 50 02) ↑×3まさしく今の私www -- ちさ (2011-07-28 15 32 20) ↑4暑さで死ぬなw -- うご検 (2011-07-28 15 37 18) ↑5吹いたwww -- 名無しさん (2011-07-28 19 25 41) フェイクっぽいよねこれ…燃えてる苦しさでこんなリズミカルに熱い、熱い~って叫べるか? -- えぇ。 (2011-07-28 22 31 08) だから水分補給はこまめにしろと(ri -- ぽぽぽぽーん (2011-08-06 13 28 40) ↑8 わらったよwww -- ありんこ (2011-08-06 14 55 25) きっと歳で全身の温度の上昇を感じる神経が鈍って今部屋が35℃を超えてることにやっと気付いたけど助けてくれる人もいなくて死にそうなんだよ -- 名無しさん (2011-08-09 10 36 28) フェッフェッフェフェフェイエーフェフェフェイエー(イェスファッキン!) -- 273 (2011-08-21 12 12 19) サンバイアイスクリーム! -- 名無しさん (2011-08-29 13 53 21) 私だって、ここで自殺したら、夫の恨みがトゥルルって頑張ってんのよ! -- 名無しさん (2011-09-03 22 21 53) もっとっ! 熱くなれよおおおおおおおお!! -- いたち (2011-09-03 23 16 21) ↑ やっべえ、コメかぶったw -- 名無しさん (2011-09-03 23 20 21) 修造www -- ちさ (2011-09-04 09 50 21) そもそも喉が焼けて声が上手く出なくなるからフェイク乙 -- こみやん (2011-09-07 11 19 23) 寝言か?これはwww -- 名無しさん (2011-09-22 16 43 27) 修造さん何してはるんですかwwww -- 名無しさん (2011-11-26 18 43 20) 分かります、きっと修造さんに焼かれたんですね、ありがとうござ(ry -- これはひどいwww (2011-11-26 22 37 10) のどやけて声でなくなるっていってるやつ、実験したのか?声帯とか内側にあるし喉やけてこえでなくなることが納得いかないんだけど -- 名無しさん (2011-12-17 14 54 33) 君は萌えているか? -- 名無しさん (2011-12-17 14 58 14) 修造は死なないなwwww -- 名無しさん (2011-12-17 17 50 39) 夏が暑い理由は修造がいるからww -- ウイルス (2012-01-03 17 08 17) これから毎日人を焼こうぜ?(マジキチ) -- かわいそうなお友達 (2012-01-03 18 16 20) 温度のあげすぎたお風呂に入る女性の声ではないかと。 -- あうあう (2012-01-06 22 07 49) もっと、熱くなれよーーーーーーーーーーby修造wwwww -- 裕 (2012-01-06 23 38 33) アッツイ アッツイ アツウィッシュ -- 名無しさん (2012-01-24 22 16 22) 熱い、熱い、アツーイ、一日にたくさんの人が自殺をしていますやめさせよう自殺、(AC公共広告きこうです) -- マスク (2012-04-21 22 13 37) 修造さんをバカにするなよ! -- 名無しさん (2012-04-22 08 18 57) 聴いてると腹立つw -- 名無しさん (2012-04-24 22 48 20) もぉっと熱くなれよおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ -- 名無しさん (2012-08-20 10 38 21) ↑×4 日本の自殺理由の大半が老病苦と経済苦だぞ・・・老いや不況を一個人でどうしろってんだ -- 名無しさん (2012-08-20 17 52 21) 検索してはいけない言葉16で述べさせて頂きました。いつ聞いてもヤラセくさいですね。 -- ナナシクン (2012-08-24 20 07 08) もっと、熱くなれよおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ -- 松岡修造 (2012-08-26 20 41 22) 不謹慎なコメントばかりだな。 -- 名無しさん (2012-08-26 22 42 20) くそwwwコメントのせいで熱いwwwwww -- 名無しさん (2012-08-27 12 30 04) トラウマ -- 名無しさん (2012-08-27 14 04 51) 松岡修造についてのコメント多すぎwwwww -- 名無しさん (2012-10-10 19 43 06) [このコメントは削除されました] ひどいコメントかもしれないが、自殺するのであれば焼身やリストカットより首切りのほうが早く確実性がある。 -- 15 (2012-11-05 18 01 45) ↑何それ怖い‥‥そんな冷静な君ももっと熱くなれよおおおおおお -- 名無しさん (2012-11-05 19 36 15) 修造は赤くもえている -- カイリュー (2012-12-06 21 34 08) ↑www -- うーらー (2013-01-21 14 25 28) おう・・・としか言えない -- 名無しさん (2013-01-26 19 22 37) 湯たんぽでやけどした人のトラウマじゃ? -- くろちゃん (2013-03-31 19 38 03) うおォォォォォォォォォ!あっちィィィィィィィィーッ!! -- ミカエル (2013-04-01 00 39 22) 納豆にお茶がかかってしまいましたぁ!! -- あいこさま (2013-04-01 01 12 27) インドの女教師の焼身自殺の動画はトラウマになった -- 名無しさん (2013-05-05 00 20 21) アツゥイ! -- 名無しさん (2013-05-05 02 12 45) 関係ない所での修造ネタは寒いのですが -- 名無しさん (2013-05-08 21 08 27) ケツに垂らされた蝋燭の熱さに奇声を発した清く正しい大地さんは関係ないだろ!いい加減にしろ! -- 名無しさん (2013-07-17 19 02 16) あと10時間で4000000000℃を超えます -- 1a111aaa (2013-08-14 19 16 39) 肺が焼けただれてしゃべれないはず・・・ これはヤラセだ -- チルノ⑨ (2013-08-16 14 53 49) 明らかに偽物ジャン -- 名無しさん (2013-08-29 10 22 26) アーチーチーwwwアーチーwww -- 名無しさん (2013-09-07 20 22 38) 熱い? それは妹紅がいるからです えっ!? 違う? じゃぁお空がいるからです -- チルノ⑨ (2013-09-18 22 29 13) ↑えっ!? これも? じゃぁ修造がいるか・・・ 修造「もっと熱くなれよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ」 うるさいっ! -- チルノ⑨ (2013-09-18 22 35 59) 爆符「メガフレア」 ☢CAUTION☢ ぶおーぶおーぶおー(効果音) ズどおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおん! -- 霊烏路 空 (2013-10-14 21 33 15) ↑あつぅい! あつぅい! -- 自殺した人 (2013-10-14 21 35 03) 私も熱くてムラムラしてきちゃった・・・ あつぅぅぃい -- 四十肩の美人ママ (2013-10-15 13 13 21) 禁忌「レーヴァテイン」ドォォォォォォォォォォォォォォォン!! -- 悪魔の妹 (2013-11-03 18 40 30) ↑4ちなみに☢CAUTION☢で検索したら 真っ先に霊烏路 空の動画が出てきたw -- チルノ⑨ (2013-11-06 16 23 30) 水爆みたいな核融合の熱線で死んだら苦しみとかあるんかな? -- トムキャット (2013-11-07 08 10 36) 多分熱線による焼死よりも爆風による圧死のほうがはやいとおもうけど。連コメすいません -- トムキャット (2013-11-07 08 13 17) アーチーチー アーチー ワロタwww -- ハンジ・ゾエ (2014-01-25 11 50 09) アツゥイ! -- 名無し (2014-04-01 17 19 52) 厚いよう -- 名無しさん (2014-05-22 06 24 27) みんなはどうやってこれを作れると思いますか? -- ナナシクン (2014-06-26 22 45 17) 清野大地さんやMTOK兄貴のネタ使ってる奴、それ全然面白くないし不謹慎だから -- ただの淫夢民 (2014-10-11 18 24 28) ヤラセだそうです -- 名無しさん (2014-12-02 15 22 32) 音ゲーマーも沸いてんな -- 名無しさん (2014-12-16 18 22 53) ヤラセって時点で不謹慎でしょ -- 名無しさん (2015-06-10 17 35 23) 人の前で頭から灯油を被って自殺とかあほくさ 不倫女性って迷惑しかかけないのな -- 名無しさん (2018-04-11 18 39 25) リアリティーの無さが逆にリアルな気がする -- 名無しさん (2018-09-18 15 10 17) 何か地味にトラウマだわ -- 名無しさん (2018-12-31 10 20 25) ↑8その辺の女に謝礼渡して、適当な悲鳴と「あつーい!」を連発させながら、焚き火のパチパチ音と共に録音する。 -- 名無しさん (2019-08-31 14 39 53) 焼身自殺したい奴はすぐに死ねるガソリンがオススメ。だが灯油だけはやめとけ!!体がチリチリ焼けていって地獄だぞ!! -- 名無しさん (2020-03-26 11 58 50) ↑それよりも体に爆弾巻き付けて火の中に飛び込んだ方が熱さを感じる前に爆死するのでお勧めだよ でもすごく多めにしとかないと生き残って熱さと痛さを同時体験する羽目になるのでそれが怖い方は↑のガソリンがオススメ!! -- メタトンKILL (2020-06-23 20 55 30) ふなっしーかよwwwワロタwww -- 305室 青木 (2020-09-04 15 52 31) 劇から録画したのかな笑 -- 前衛的 (2020-11-20 15 12 22) 焼身自殺は絶対に声が出せないと思うからヤラセだね。 -- ゲーム太郎 (2021-04-12 15 53 21) こうしてジャミラは誕生した…? -- ナイル (2021-06-27 22 22 38) 多分ヤラセだと思う -- ねろ (2021-06-28 07 50 09) ヤラセっぽいけど本物なんかな -- 名無しさん (2021-07-02 13 26 24) 飯食いながら聞くんじゃなかった……ヤラセかもしれないけど生々しくて気持ち悪かった -- アクティブニート (2022-03-27 07 20 12) ひでの「あアッ熱い!アッ熱い!」思い出した -- アクセル・ストーン (2022-04-07 14 31 20) ↑おっ、そうだな(便乗) -- さの (2022-06-30 07 59 05) 本物っぽくね? -- ミミちゃん (2023-11-19 20 49 45) 名前 コメント