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南本牧処分場への放射性焼却灰海面埋め立て問題とは 2011年8月12日がれき処理特措法が成立 参院本会議で全会一致 特別措置法成立の簡単解説まとめ 9月9日(金)横浜市が南本牧最終処分場への汚泥焼却灰埋め立てを発表(pdf 9月13日(火) 南本牧処分場への放射性焼却灰海面埋立に反対する会抗議文提出、記者会見 9月14日(水) 林文子横浜市長が焼却灰埋め立て凍結を発表 横浜市 毎日新聞 savechild.net 9月22日(木)南本牧処分場への放射性焼却灰海面埋立に反対する会が2011/9/13に提出した市長宛抗議文への対応の説明 当日の動画IWJさん 9月30日(金)放射性汚泥、市、国交相らに要望「国が処分場確保」
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▽タグ一覧 SS カラレスミラージュ ツキノミフネ 「本っっっっ当に、ごめんなさい!!」 「……えぇー?」 90度を優に超える角度で腰を折り、頭を下げる黒髪の少女。その頭上では、芦毛の少女……ツキノミフネが、心底困惑した顔で目の前の後輩を見つめていた。 思案に暮れるツキノミフネ。はて、彼女は謝罪するようなことをしただろうか。それも軽いゴメンで済む話ではなく、これほどまでに深々と頭を下げ、今にも卒倒しそうなほど震えた声で謝意を申し伝えるような。とんと心当たりがない。 しかもよく見れば、その両腕は腰に沿えられたわけではなく、何やら紙袋を差し出している。この構図を何処かで見たような、そうだラーメン好きの同輩が生徒会の面々を相手によくやっている場面だ。チラッと見えた包装だけでも少し値が張りそうなのが伝わってくる。 「……上げて? 頭。それで説明して?」 「あ、はい……」 ひとまず話を聞かねば始まらない。そう判断したツキノミフネの言葉により、黒髪のウマ娘……カラレスミラージュは姿勢を正す。それとなく謝罪の品は不要と伝えたら、耳をペタンと倒していたが。 「……先日の、模擬レースの件で」 「ああ……」 模擬レース、そのキーワードで得心が行く。頭に浮かぶのは、近頃収蔵していたスイーツを無断で胃袋に収めた男の顔。ツキノミフネを矯正するために行われた、全6試合に及ぶチームカオスの面々との模擬レース……とは名ばかりの、蹂躙劇。確か彼女と走ったのは4試合目、身体にも精神にも相当ガタが来ていた時期だったと思う。 「レース結果とかコンディションとか、そういった部分については何も言いません。ミフネさんの状態も、私の戦法も、そこに後から言葉を差し挟む必要性は薄いと思うので」 「ですが」 「……だからといって、勝者が敗者に暴言を吐いていい理由にはならないんですよね……」 『──甘ったれるな』 満面の笑みと共に叩きつけられた、トゥインクルシリーズに臨む先達からの余りにも重い指摘。現実から目を逸らそうとした当時の自分に、これ以上なく突き刺さる言葉だった。ヘラヘラと笑って心への負荷をやり過ごそうとしていた最中の一撃、思わず膝から崩れ落ちたのを覚えている。 「大丈夫、あの時は……うん。もう気にしてない」 「……そうですか、ありがとうございますいやこれ本当に受け入れていいの……?」 後半は尻窄みになって途切れ途切れにしか聞こえなかったが、ひとまずこちらの思考は伝わったと思う。 もし恨む必要があるならばその対象は自分のトレーナーだと思うし、そもそもそんなに恨んでないし。目の前の彼女だって、ただあのレースを全力で戦ってくれただけ── ──本当に? もう一度、地面に視線を向けて落ち込んだままの少女を見据える。自分の中の違和感を振り返りながら。彼女は……どんな走り方をしていた? 逃げ、先行、差し、追込。今回の模擬レース、実に多様な方法で打ち負かされたのは覚えている。誰もが自分に合った、自分らしい「いつもの」レースで実力差を見せつけていた。……ただ1人を除いて。 徹底マークという表現では生温い、絶対に張り付いて逃さないという悪意を持った、ツキノミフネを潰すためだけの追従。泥濘の中を無理矢理走らされているような、足元の影がいつ主人を裏切り足首を掴んでくるかと思わせるような。 今一度、疑問が浮かぶ。……彼女は「普段から」こんな走り方だったか? 若干潤んだ目でペコペコ謝り倒していた、目の前の少女。あの日自分を差し切り、濁り切った害意を見せつけた少女。同一人物の筈だ、なのに交わらない。靄に満ちた海のように、実像が結び付かない。 末の見えない漆黒の闇、呼吸すら許されぬ重苦しい深淵……真の意味であの悪意に捕まっていたら、その最後は……海底? 意味のない思考が止めどなく回っていく。止まらない。止まらない。沈む沈む沈む………… 「……ミフネ先輩! ミフネ先輩っ!」 「──聞こえてる、うん」 気付けば、胸の辺りに腕を回されて思いっ切り全身を揺すぶられていた。「あんまり酷い謝罪だったから血圧上がっちゃったんじゃ」って、聞こえてるよ? 別に怒ったりしないけど。 うん、やっぱり。こんなに親身に人のことを心配できる娘が、悪い娘なわけないよね。真剣勝負の時に態度が変わってしまう娘だっているだろうし、そもそもあの時は私も参っていたし。きっと変な思い込みだったんだろう。……まあ、けど。 「そんなに言うならさ、ちょっと分けてよ。晩ご飯。すっごく美味しいだろうから」 「えっえっそんなご無体な……いえ、分かりました! それでミフネ先輩が元気になれるなら!」 うん、先輩が後輩にする意地悪なんて、こんなものでいいだろう。この後のお泊まり会もきっと楽しいことばかりだ、こうやって笑っているのが一番楽しい。 さあ、戻ろっか。私は彼女の手を取って、共に屋敷の中へ戻っていった。 以上、ツキノミフネが襖をブチ抜いて押し入れに突き刺さる、数時間前の出来事である。
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ここでは、南本牧処分場への放射性焼却灰海面埋め立てに反対する会のブログ以外の情報を集めています。 南本牧処分場への放射性焼却灰海面埋め立てに反対する会は、横浜市が下水汚泥焼却灰を南本牧処分場へ埋め立てるとしたことをきっかけに発足しました。その後の勉強・情報収集の過程で、ゴミに含まれる放射性の問題、浄水処理にも関心を持っています。このため会の本来の守備範囲を広げる必要が出てきました。 そこで私たちはhamaosen対策協議会という会を作り、当初の目的以外はの名前で活動していくことにしました。 最近は、「被災地がれきの受け入れ問題」で、『安全な明日への提案書』を提出しました。 また、1月14日、15日の脱原発世界会議にも持ち込み企画(ブース展示)として展示を行いました。 http //hamaosen.blogspot.com/2012/01/blog-post_15.html 2月11日には、環境ジャーナリストの青木泰さんを招いての講演会「被災がれき受入れをめぐって~自分で考えるために知っておきたいこと~」を企画・共催しました。 3月9日、ゼオライト塔への流水が26日間で中止され、一日100万Bq超が東京湾に流出している件で、流水再開を求める要請文を提出し、当局との話し合いを行いました。(実は一日当り200万Bq除去可能なのに、それを行っていないことが判明しました。) http //hamaosen.blogspot.com/2012/03/blog-post_08.html http //gareki326.jimdo.com/ 3月28日、横浜市長宛てに抗議文を提出しようとしましたが、直接は受け取ってもらえませんでした。 東大森口先生、横浜港湾協会水上様を講師としてお迎えした2013年3月2日南本牧の放射能対策を考えるシンポジウム ~どうする横浜の廃棄物処分~が開催されました。 hamaosen対策協議会も協賛しました。 100名近くの市民が詰めかけました。 2013/8/14 林文子候補に対し、汚泥焼却灰問題に関する質問状を提出しました。 http //hamaosen.blogspot.jp/2013/08/hamaosen.html 連絡会協議会関連情報はこちら 質問、コメント等は、hamaosen@gmail.com まで。(但し返答には時間がかかる場合があります) メニュー画面へ 南本牧処分場への放射性焼却灰海面埋め立てに反対する会基本情報 南本牧処分場への放射性焼却灰海面埋め立て問題とは 横浜市の施設・水道局 浄水場 汚泥資源化センター 最終処分場 焼却灰データ test バグフィルター・HEPAフィルターとは?
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南本牧処分場への放射性焼却灰海面埋め立てに反対する会基本情報 情報: 「南本牧処分場への放射性焼却灰海面埋め立てに反対する会」 ブログ http //hamaosen.blogspot.com/ Twitter アカウントは hamaosen ハッシュタグ #hamaosen 連絡メール(連絡用、外部からの問い合わせ用) hamaosen@gmail.com メーリングリスト hamaosen@googlegroups.com
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南本牧処分場への放射性焼却灰海面埋め立てに反対する会
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グランブルー - ハイビースト グレード〈3〉 ノーマルユニット (ツインドライブ!!) パワー 10000 / シールド - / クリティカル 1 起【R】:[このユニットをソウルに置く]あなたの《グランブルー》のヴァンガードがいるなら、あなたのダメージゾーンから1枚まで選び、表にする。 フレーバー:ピエトロ「まずは頑張って腕を落とすんだ。そしたら一口大に切って塩を入れて色が変わるまで煮込む。この時重要なのはゆで汁を――」 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 弱いと思う 1 (100%) 2 使ってみたいと思う 0 (0%) 3 強いと思う 0 (0%) 4 面白いと思う 0 (0%) その他 投票総数 1 コメント
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(1)表 (2)プログラム (3)グラフ 表 (4)出所 政府統計API (5)メモ (6)作業記録 8月11日データ構造追加 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 -
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FILE02「海面観測!巨大な人影」 ◆7WJp/yel/Y 『鬼』の語源は『隠』である。 すなわち、この世から隠れた不可思議な存在を指す。 ふと、背中がぞわぞわして振り返ってみるが、そこにはなにもない。 確かな不快感だけが残されるその空間は、すなわち鬼が通った後なのだ。 そこにあるはずのないのに、そこにあるもの。 此方と彼方の狭間に隠れている異形、それこそが鬼。 光の中では見つめることが出来ない存在だ。 実際に、漢字の本家本元である中国では、現代でも『鬼』を直訳するならば、『幽霊』というニュアンスに近くなる。 ゴーストタウンのことを中国で『鬼城』と呼ぶことを考えると、イメージしやすいだろう。 さて、そんな『鬼』がなぜ人を喰う凶悪で残忍な怪物、北欧で伝承される『オーガ』とよく近いイメージへと変換したのだろうか。 答えは簡単だ。 ――――鬼は、実際に存在したからだ。 幽霊でもない。 勘違いでもない。 人を喰らい、嘲笑い、踏みにじる恐ろしく憎むべき鬼が実際に存在したからだ。 それは、かの英傑である四道将軍の一、日の本一の兵、飛鳥の世の軍神、吉備津彦命の時代よりも、後のこと。 かの軍神の時代においても鬼とは、現在のオーガによく似たニュアンスを持つ言葉ではなかった。 恐るべき悪鬼、その真実の根幹。 それは平安の世のこと、ある一人の男が『鬼』として新生したからだ。 遡るのだ。 まるでその男とその派生のような恐るべき鬼の悪行が、それ以前の悪しき存在に『鬼』と呼ばれるようになったのだ。 そう、時間とは不可逆的なものではない。 海に巣立った鮭が、やがて川を昇るように。 未来とは、時間とは遡って過去に影響を与えるのだ。 鬼舞辻無惨。 人を犯す病原体。 歴史を犯す蹂躙者。 闇を犯す寄生虫。 闇の奥に鬼がいるのではない、陽の陰に鬼がいるのだ。 人を安らぎの眠りに誘っていた闇を、鬼舞辻無惨は犯したのだ。 その男の誕生から、闇とは人を包み込むものではなく、呑み込むものへと変貌したのだ。 「鬼ってのはなぁ、そら、昔から日本のそこら中にいるんだよ」 そんな鬼舞辻無惨の悍ましい影響が、三人の道中にも大きく影響していた。 工藤仁。 前園甲士。 姐切ななせ。 背格好も社会的地位もまるで交わらない三人が、なんの因果か道を共にしていた。 工藤の言葉が続く。 「桃太郎にだって鬼が出てくるし、平安時代だって鬼退治のエピソードがいっぱいだ。 江戸時代にゃ人を喰う『鬼』が怪談として溢れかえってた」 「今だって鬼が溢れてますね。子供を殺す鬼、部下を殺す鬼、老いた親を殺す鬼……人の所業は恐ろしいというべきですかね」 「おいおい、前園さんよぉ……そういう『鬼』を混ぜるんじゃねえよ!」 前園の、ニュースに溢れかえる悲惨で恐ろしい人間の事件を『鬼』と例えた言葉に、工藤は鋭い言葉で否定する。 そういう意図ではないのだ。 それは比喩表現としての鬼だ。 工藤が言いたいのは、そういうことではない。 「俺たちコワすぎスタッフが『鬼』って言ったらなぁ、マジモンの『鬼』なんだよ! そこに『たとえ話の鬼』を混ぜたら視聴者が混乱するんだ!」 「はぁ……」 「アンタ、信じてねえなぁ!?」 前園のあっけに取られたような顔に対して、工藤はさらにヒートアップする。 世間にはドッキリとかギャグみたいな心霊番組があるが、と前置きをして、言葉が続いた。 「俺たち、『戦慄怪奇ファイル・コワすぎ』の映像だけはなぁ、『ガチ』なんだよ! 『ガチ』の映像を売ってんだ! 嘘だけはつかねえ、それがポリシーだ! 『ガチ』の映像だから、視聴者は俺達の作品を買ってくれ……って、おい!」 そんななか、工藤はふと視界に映った姐切へと声を投げかける。 正確には、ステルスドローンを手持ち無沙汰に、しかし、焦ったように軽く小突いている姐切を。 「おら、姐切! カメラ回してんだぞ!」 「うるさいねぇ! 回してたらなんか問題あんのかよ!」 「んだとぉ!? てめえ、今の状況がわかってんのか!」 売り言葉に買い言葉というのだろうか。 ただでさえ、愛月しのの生死がはっきりとしない中で、なんとか『理屈』によって押し留めている『感情』が刺激されたのだ。 その言葉に、工藤はまた声を荒げる。 「謎の女に強制される殺し合いで、そこに現れた『鬼』! 馬鹿みたいで作り物みたいな話だけどなぁ、今はマジの現実だ! 俺はこいつを撮ると決めた! 『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!SPECIAL FILE:恐怖・人食い鬼の恐怖!(仮)』だ!」 「恐怖が二重になってますね」 「作品名は後から考えるから仮だ、仮!」 こいつは売れるぞぉ、と口元を歪める。 その姿を見た姐切は、カッ、と頭に血が昇った。 妙に性能の良いステルスドローンは、強烈な反応を見せた姐切へとカメラを向ける。 ドローンが姐切の顔にカメラを映した瞬間、姐切は工藤へと殴りかかった。 「おい、おっさん、ふざけてんじゃないよ!」 「んだ、クソガキぃ!」 「人が死んでんだぞ! おまけに、こっちは友達が今にも死んじまうかもしれない状況なんだ! それを言うにことかいて、『売れる』だぁ?」 プルプルと拳を震わせる。 怒りが姐切を支配していた。 「ああ、アタイが教えてやるよ! テメエみたいなやつをなぁ、『鬼』っていうんだよ! このクソ野郎が! テメエも鬼なら、さっさとそこのメガネの言う鬼と殺し合ってきやがれ!」 激情のままだった。 強く拳を握りしめたまま、工藤と向き合っている姐切。 工藤もまた怒りに顔を染めていたが、その言葉に、すっと視線を落とした。 「ちっ……うっせえ、ちょっと言い方が悪かっただけだ」 「そんな言葉で済まされると――――!」 「『映像』ってのはなぁ!」 今度は、工藤が激情を示す番だった。 工藤の中にある強い何かが、姐切に誤解されることを我慢出来なかったのだ。 「『映像』ってのはなぁ、『証拠』なんだよ! その光景がそこにあったっていう『証拠』なんだ! 俺たちはガチだ、合成なんてしねえ! だから、俺が関わったカメラに映る『光景』は、全部が『本物』なんだ! それが『証拠』になる時が来る、何かの『証拠』になるんだ! 俺は……そりゃ売りたい! 生活だってあるし、誰もが金を払ってでも見たい映像ってのを作りたい! それでもな、こんなことがあったんだっていう『証拠』になるんだ! 知らなかったことを知るための『証拠』なんだ!」 だから、撮る。 工藤はそう言った。 その映像に映ったものが、誰かのためになるときがあるかもしれない、と。 姐切は怒りが収まったわけではないが、この最低の人間にはそれでも人間性というものがあることを知った。 不承不承、姐切は握りしめた拳を開く。 カメラが動き、今度は工藤の顔へと向けられる。 そこには頬が腫れている工藤が映っていた。 「でも、一発は一発だ」 「ってぇ!?」 工藤の拳骨が姐切の頭頂部に降ろされる。 姐切は再び怒りに顔を染めるが、しかし、今度は強く睨むだけで終わった。 (……くだらない) その光景を間近で見ていた前園は、心の中でため息をついた。 前園の中での二人の評価は、『騒がしいだけの中年とガキ』に過ぎない。 ――――存在しないものは存在しない。 当然の理論だ。 そこに対して情熱を向けるのは非常に馬鹿らしく無駄の極み。 そして、確かにこの映像は非常に衝撃的だ。 金儲けに結びつけるのはそれほどおかしなことではない。 人が死亡する映像に嫌悪感があるのは理解できるが、それでも考えてもおかしくはないことだと、少なくとも前園は思う。 そこに対して強い不快感と怒りをぶつけるのは、なんともまあお上品なことでと言ったところか。 しかし、利用価値はある。 「ただ歩いているだけではあまり成果を得られそうではないですね」 「まあ……誰にも会えてないからな」 そう、ゆっくりとではあるが歩き続けてみても、それらしい『超人』は愚か人っ子一人見当たらない状況だ。 何をするにしても、何のきっかけもないため、何も出来ない。 「おい、姐切、変なの見かけたらすぐに言えよ」 「変なやつもなにも、人が居ないんじゃ話にならないよ」 「変な『モノ』でもいいから見つけろ。 変なものはネタになるんだよ。 一年中彼岸花が咲く島ってのを知ってるか?」 「はぁ?」 「その島は一年中彼岸花が咲く島なんだよ。年がら年中、あの花が咲いてんだ」 「彼岸花が一年中咲くわけがないだろ」 頭にお花畑が咲いてんのかい? 明らかに馬鹿にしたような言葉を口にする姐切だが、工藤の目は真剣そのものだ。 「おかしなことってのはどっかにあるんだよ。 それが人為的なものかどうか、あるいは、怪異かどうか。 そんなのは後からわかる、俺たちに大事なのはなぁ、見逃せねえことだよ!」 彼岸花とは秋の彼岸、すなわち秋分の日の時期に短く咲き誇る花。 古くは中国より渡ってきた、水田などのあぜ道に植え付けてネズミなどの害獣、害虫を殺すための有毒性の強い花だ。 また、その咲き誇る姿の妖しさから、『あの世』と『この世』の彼岸に咲く花とも称される。 (……なるほど、いかにもオカルトマニアの好きそうなネタだ) すなわち、一年中彼岸花の咲く島は、さながらこの世に顕現してしまった地獄。 あの世と繋がってしまった場所のことなのだろう。 (しかし、火のないところに煙は立たない……) 公安である前園には理解できた。 彼岸花はなにかの副産物。 そこで妖しい実験をしていたものがある。 あやふやでふわふわした憶測だが、そういうこともあると考える。 すなわち、『人の手が加わっていた異常』が、オカルトとして捉えられたという結論だ。 「……ん?」 前園は、ふと気になった。 海に面した民家の並びから、その奥に見えるもの。 闇の中でよく見えなかったが、うっすらと、本当にうっすらとだが。 なにか、人の姿のようなものが見えた。 いや、それは見間違いだろう。 だって、もしもそれが人影だとしたら。 いくら、周りに対象となるものがなくとも。 それは、『おおよそ数十メートルを超える巨人』の影となる。 だから、見間違いに決まっている。 だが、前園はこうも考えていた。 存在しないものは、存在しない。 じゃあ、もしも。 存在しないものを、認識してしまったのなら。 『鬼』がいる。 明確と存在する『鬼』に隠れた、『隠』がそこにいる。 少なくとも、巨人の人影を認識してしまった前園がいる。 それは、『世界の隙間』になる。 ここに存在しないものが介入しえる隙間になってしまうのだ。 『鬼神兵』。 それは窓。 それは扉。 ここではないどこにつながる、人の形をした門。 それに関わっていた工藤がいる。 工藤は、覚えているだろうか。 震える幽霊。 『先生』と呼ばれる謎の怪人物と関わっていた、真野夕子という女のことを。 旧陸軍が、国に強さをもたらすために彼岸島の雅を生み出したように。 この世のものではないものを呼び出すための恐るべき霊的侵略兵器。 その事件の前に関わった、今、まさに工藤が持つ髪の束の元の主のことを。 口裂け女。 怪談として、ギリシャ神話における怪物ゴルゴーン三姉妹と酷似した逸話を持つ現代の妖怪。 その女は何者だっただろうか。 はっきりしていることは、いくつかある。 呪術師である犬井の弟と深い仲であったこと。 その弟が不審死を遂げたこと。 口裂け女もまた、鬼神兵と同じく異界に通じる存在であったこと。 すなわち、この世界ではないどこかに通じるものであること。 関わってはいけないものが、関わってはいけないものと、関わっていること。 ――――そして、我々が知っていることが正しいとは、限らないこと。 それだけが、はっきりとしている。 【D-1・民家/1日目・早朝】 【工藤仁@戦慄怪奇ファイル コワすぎ!】 [状態]:健康 [道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3、ステルスドローン@ナノハザード、口裂け女の髪(強化後)@戦慄怪奇ファイル コワすぎ! [思考・状況] 基本方針:脱出はするが、「コワすぎ」も撮るに決まってんだろ 1:化け物(禰豆子)にマッチアップする別の化け物を探す 2:ステルスドローンを回して撮影する [備考] ※参戦時期は「コワすぎ! 史上最恐の劇場版」開始前。タタリ村へ乗り込む準備中 【前園甲士@ナノハザード】 [状態]:健康 [道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0~4、ベレッタM92F@現実、青酸カリ@現実、 人肉ハンバーグ@仮面ライダーアマゾンズ、藤の花の毒付きの苦無@鬼滅の刃 [思考・状況] 基本方針:人を殺してでも生き残る。 1:人間よりも強い『超人』を利用して禰豆子と殺し合わせる。 2:工藤・姐切を利用する [備考] ※参戦時期、未定。後続に任せます。 【姐切ななせ@ラブデスター】 [状態]:健康 [道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3 [思考・状況] 基本方針:脱出する 1:とりあえずは工藤・前園と行動する [備考] ※参戦時期は少なくともキスデスター編より後 Next 君の知らないものばかり Previous 打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? 前話 お名前 次話 FILE01「一大実験! 人喰い鬼 撃滅作戦」 工藤仁 FILE03「暗黒奇譚 蛇女之怪」 前園甲士 姐切ななせ 目次へ戻る
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8/5 8人フラクタル海面低(インカ視点) 初めに 今回、初投稿となりますので勝手が分からず読みにくいとは思います また、マルチ経験はそこそこやっているのですが、当初プレイレポを書くつもりが なかったので画像はまったくとっていません。よって今回は文章のみということになります。 ご了承ください。 今回の目標 平和第一、戦争はしない。(軍事力は自衛のみに留める) これを我が文明のマニフェストとして掲げていくつもりである。 古代 さて、いよいよゲームスタートとなった。 引き当てた文明は、なんとワイナ・カパック様率いるインカ帝国。 これはまさしく神が俺にケチュアラッシュをしなさいとの提示ではないのだろうか? いや、まさかそんなはずは、しかし攻めるなら今しかないのでは、今回は戦争はしないと誓ったばかりではないのか、 などと自問自答しているとアメリカ、スペイン、ローマ文明と接触。 なんとスペイン率いるA氏(ここでは仮にA氏としておく)は俺にとっての軍神的存在 毎度毎度その手腕には泣かされてきた。 ふー、アブねえとこだった。うかつに動いてたら食われてるとこだったぜ。 やはりここは当初の予定通り平和路線一直線だー。 そんなこんなでアメリカから通信が入る (ア)こちらは西側は海で行き止まりだ、そちらはどうか? (俺)こちらは南に大きく大陸が開いている (ア)そうか・・・ 俺はアメリカと領土の奪い合いによる争いはしたくないと考え (俺)北には今後一切の拡張は行わない これによってインカ、アメリカ文明の永遠の平和は約束されたと確信した。 確かに南には手付かずの土地が広く残っていたし最南端には大理石が湧いているので いち早くそれを手に入れたかったのだ。(北に拡張してる場合ではない。) 次にスペインから通信が入った。 (ス)こちらはすぐ南にローマがいる (俺)うむ、確認できている。 (ス)文化圏が重なっている。 (俺)そうか・・・(キター、ここはスペインに友好的民族ということを見せ付けなければ) (俺)何か問題があれば協力する (ス)感謝する。(よし、これでかなり好印象を与えたぞ) それからしばらく内政開発に勤しんでいるとスペインがローマに攻め入るという報が届く。 さらばローマよ。せいぜいスペインを苦戦させてくれ。そのうちにこちらは内政がんばるよ。 そして開戦・・・・ローマも初期UUでかなり抵抗するだろうとおもわれたが 戦いは1瞬で終わった。ローマ文明は都市に1隊も兵がいなかったようだ。 なんてことだ、ローマよ!!捨石にもならないとは。 ローマ文明滅亡とともに、旧ローマ都市を手に入れたスペインは完全な独走状態に入った。 対アメリカ戦線
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830 :ひどいよ!おおこうちさん ◆Z.OmhTbrSo [sage] :2007/01/28(日) 07 11 04 ID wFSh9mQ6 ~一月末、海面の上昇により桜前線北上~ 八月末の土曜日。ツクツクボーシが最後の力を振り絞り、 その役目を終えようとしていたある日のことだった。 私の期待を裏切り剣道バカに育った娘の桜が、 「お母さん! 明日部活の先輩が来るから、先輩の分のお昼も用意してもらっていい?」 と言ってきた。 桜は元気な娘に育ってくれた。 夫と私は長男にだけ稽古をつけていたから、 親の愛情を知らない子供に育ってしまうかもしれないと 心配していたが、杞憂に終わってくれた。 家にもよく女の子の友達を連れてきたし、 仕事で家を空けることの多い私の代わりに家事もこなしてくれた。 桜は私にとって――こう言うと親馬鹿に聞こえるが――自慢の娘だ。 しかし、心配なこともあった。 それは、全くと言っていいほど男の話をしたことがないということ。 容姿は私に似て愛らしいし、身長も夫に似ることなく 上目遣いをしたら男のハートを射止めることができる絶妙の高さ。 男にもててもおかしくないはずだ。 もしかしたら男に興味が無いのでは、と心配したこともあるが、 家に連れてくる女の子たちを見る目は友好の眼差しだった。 とはいえ、変な男がくっついてきても困ると思い、 そのまま放っておいたある日のことだった。 831 :ひどいよ!おおこうちさん ◆Z.OmhTbrSo [sage] :2007/01/28(日) 07 12 04 ID wFSh9mQ6 ・ ・ ・ 高校の剣道部に入部してから二日経った日の夕食の席で、こんなことを言い出した。 「今日ね、練習で対戦した男子の先輩とね――」 驚いた。桜が男の子の話をし始めたのだ。絶句してしまうのも無理はない。 しかし、夫と長男の反応は一味違った。 長男は鈍器で頭を殴られたように呆然としているし、 夫にいたっては焼酎を吹いた上椅子から転げ落ちた。 嬉々として部活の話を終えた娘は、夫に向かって 「校外練習をするために練心館を使わせて欲しい」と頼んできた。 剣道バカではあるが、桜は校外練習をするほどのめり込んではいなかった。 それなのに校外練習のために道場を貸してくれと頼んできたということは、 その先輩と少しでも一緒にいたいという考えなのだろう。 しかし、それでは練習を終えて帰宅するころには夜八時を過ぎてしまう。 そう思い反対しようとしたら、また驚かされる言葉を返してきた。 「大丈夫。そんなに家から離れてないし、毎日先輩に家まで送ってもらうから」 ・・・・・・どういうことだ。今まで男と縁の無かった娘がここまで積極的になるとは。 もしやその先輩とやらに惚れ薬でも飲まされたのか。・・・・・・いや、さすがにそれはないか。 娘の成長を嬉しく思った私は、校外練習をすることに賛成したが、夫と長男は反対した。 心配するのはわかる。しかし、娘の恋を成就させるため(同時に夫の娘離れと長男のシスコンを治すため)には 賛成させるしかない。 一時間の議論の末、「あんたたち、いい加減に(桜から離れ)なさい!」という私の一喝で 娘の校外練習は了承された。 ・ ・ ・ 832 :ひどいよ!おおこうちさん ◆Z.OmhTbrSo [sage] :2007/01/28(日) 07 12 59 ID wFSh9mQ6 それから四ヶ月が経ち八月になった今、ようやくその先輩を 我が家に連れてきてくれるらしい。 そういうことなら私も張り切らないわけにはいかない。 一番の得意料理である特製豚汁を用意して娘の夫――もとい恋人候補を 出迎えることにしよう。 ただ、やけにご機嫌な様子でご飯を食べる夫と長男が不気味ではあった。 翌日の日曜日。 桜が剣道部の先輩だという男の人を連れて家に帰ってきた。 もしかしたら夫のような巨漢か、長男のように痩身の男でも連れてくるかもしれないと 内心覚悟を決めていたが、拍子抜けするほど普通の男の子だった。 中肉中背。くっきりした二重まぶた。そしてなにより、若い。 じゅるり。 いやいや、37才にもなって年がいもなく興奮している場合ではない。 今日は娘と我が家に対する心象をよくするために努力しなければいけないのだから。 午前十時に家族全員が参加して、彼――海原英一郎君の実力を見ることにした。 打ち込みを見ている限りでは、桜が話にするだけあっていい筋をしている。 体の使い方も上手だ。高校生にしては、だが。 一時間ほどして一通りの基本練習を終えたので、 お茶でも飲みながら英一郎君を質問攻めにしたい気分だったが、 長男が彼と試合をしてみたいというのでやらせてみた。 正直、やらせなければ良かったと後悔した。実力差がありすぎた。 833 :ひどいよ!おおこうちさん ◆Z.OmhTbrSo [sage] :2007/01/28(日) 07 14 28 ID wFSh9mQ6 長男の放つ威圧感は、喩えるなら『壁』である。 その細身の体からは想像できないほどの広い『壁』。 前進するたびにその『壁』は押し寄せてきて、 気がついたら逃げ道を塞がれそのまま仕留められてしまう。 実力が上の人間なら壁を押し返すなり横に抜け道を見つけるなりして 自分の土俵で勝負をするのだが、高校生である彼には無理だったようだ。 『壁』に追い詰められて白線の外に出て、トイレまで誘導されてから閉じ込められた。 ちょうどその時点でお昼の時間になったので、道場から引き上げることにした。 長男は足首を縄で縛って、カロリーメイトを与えてから更衣室に閉じ込めて鍵をかけておいた。 当然、水抜きで。 お昼に私がふるまった豚汁を英一郎君は何杯もおかわりしていた。 「ものすごくおいしいです」と言いながら食べるその姿を見ていたら、 まるでもう一人の息子ができたような気分になった。 可愛い。食べてしまおうか・・・・・・ と不埒なことを考えたが、正面に座っている桜が今までに見たことのない目で睨んでいたので、 早々にごちそうさまをしてから道場へ向かうことにした。 午後の練習は一時から始めることにした。 今度は英一郎君と夫が試合を行った。 夫の実力は長男でさえ歯牙にかけないほどのものだから、 当然内容は一方的なものになる。 しかし夫よ。さすがに全力で突きを出すことはないだろう。 英一郎君は突きを受けて、腰を軸に体を4分の1ほど回転させてからそのまま落下した。 彼が機嫌を悪くして二度と家に来なくなったりしたらどうやって私――じゃなくて、 桜に謝るつもりだ。今夜の晩酌は焼酎だけ与えてつまみは無しだ。 834 :ひどいよ!おおこうちさん ◆Z.OmhTbrSo [sage] :2007/01/28(日) 07 16 41 ID wFSh9mQ6 試合を終えたあと、英一郎君はすぐ帰ることになった。 首を痛めたという理由ではなく、最初から練習をするためだけに来たらしい。 桜も晩御飯までご一緒する約束を取り付ければよかったのに。 ・・・・・・まあ、異性の先輩を連れてきただけでも充分な進歩だと言えるだろう。 「じゃあ、今日は本当にありがとうございました」 そう言って英一郎君は背を向けて帰っていった。 いいえ。また来てくれたら同じ料理をごちそうしますよ。 だから今度はお義母――おばさんと試合しましょうね。 ――たっぷり可愛がってあげるから。 と不埒なことを考えていたら桜が色の無い目で私を睨んでいたので、 すぐさまきびすを返して家の中に入ることにした。 ・ ・ ・ それから英一郎君が道場へ練習に来なくなってから一月になり、 剣道協会の仕事から夫婦と長男揃って朝帰りしたら桜からこんな台詞で出迎えられた。 「おかえりなさいお父さん、お母さん、お兄ちゃん! あのね、私海原先輩と付き合うことになったから!」 その後で私は喜んだり、桜が足に包帯を巻いていることに気づいて慌てたり、 夫が叫びだすやら、長男が気絶するやらで朝からてんやわんやの事態だった。 それから、桜は毎日花が咲いたような笑顔を浮かべるようになった。 我が家の桜には一足先に桜前線が到来したようだ。 ありがとう。海原英一郎君。 一月末、海面の上昇により桜前線北上・終わり