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笑顔の仮面をかぶって、私は魅音を部屋に招いた。 魅音は脳天気に、私のことをまるで疑いもせずに部屋にあがってくる。 「落ち着いた雰囲気の部屋だね」 そう言って微笑む魅音の表情が、私の手によってこれからどんな風に崩れていくのか今から楽しみで仕方ない。 魅音をテーブルに着くように促す。 「学校はどう?」 「新しいガッコはやっぱりつまらないです。一応通ってはいますけど、気分が乗らないときはサボらせてもらっています。全寮制だとなかなかそうはいかないですからね」 「あはははは。やっぱり聖ルチは辛かったか」 「ちぇー、お姉も一度閉じこめられてみろってんです」 「あはは、ごめんごめん。ケーキ買ってきたからさ。一緒に食べよ?」 魅音が持ってきた箱を開けると、チーズケーキが2つ入っていた。 私達はそれを食べながら、しばしの間たわいもない話を交わした。学校のこととか、そんなことを色々と。 でも楽しげに話を合わせながらも、そんなもの今の私にとってはどうでもよかった。 考えてみればこんな感じで魅音と話すのは久しぶりだ。けれど、やはりもう私達は……戻れない。 「ああ、そうそう。私、この前ちょっと面白いもの手に入れたんですよ」 「へぇー? 何々? どんなもの?」 「ええ、今持ってきますね」 和んだ頃合いを見計らって、私はテーブルから離れ、居間のタンスへと向かっていく。 引き出しを開けて、目的の得物を取り出す。 以前、不良に絡まれたときに葛西に頼んで調達したスタンガンだ。その固い手触りに、にんまりとした笑みがこぼれる。 あくまでも魅音には見えないように……表向きはただ勿体ぶるように、私は背中に隠した形で魅音の元へと戻っていく。 にこにこと笑顔を浮かべる魅音へ、一歩一歩近付いていく度に、私の中のどす黒いものがにじみ出てくる。早くこの感情を解放しろ、ぶちまけろと私を急き立てる。 あは……あははは……あはあははは……もうダメだ。もう我慢出来ないや。くっくっ……くっくっくっくっ……。 込み上げてくる笑いを押さえきれず、私の口元が歪む。 けれど、それを見てもまだ魅音は私が上機嫌で笑っているのだと、無防備に気を許している。本当に馬鹿な奴だ。つくづく救いようがない。 私は魅音の隣にまで近付いた。 「ねえ詩音。面白いものってどんなの? 早く見せてよ」 瞳を輝かせてそんなことを言ってくる魅音。 そして、そこで私は笑顔を消した。 冷淡な視線で魅音を見下ろす。 「……え? 詩音……?」 それはほんの数秒の出来事だったけれど、魅音の表情を凍り付かせるのには十分だった。そう、そんな感じに……束の間に手に入れた希望を失ったときの表情を見たかった。 「ええ。今、見せてあげますよっ!!」 私は最大出力に設定したスタンガンを魅音に押しつける。ろくに悲鳴を言う事も出来ず、魅音は気を失った。 居間へと魅音を引きずってから、私は手早く服を脱がした。 身に着けていたものすべてを剥ぎ取り、猿ぐつわも噛ませておく。そして、万歳させた格好で両手をガムテープで傘に括り付け、そして両足も同様に大股開きの格好で箒にガムテープで括り付ける。 よし、これで準備完了。 さて、これからどうやっていたぶろうか? 屈辱的でインパクトが強く、それでしかも体にはダメージが少なくて済む方法。そもそも、陵辱なんてものがそんな類をまとめたものだけど……。 魅音の白い裸体を見下ろしながら、私はしばし黙考する。たわわに実り、整った双丘にくびれた腰。バランスよく肉が付いたその体は、双子の私が見ても男なら放ってはおかないだろうと感じた。 (……なんだ、あるじゃない。典型的なのが) 唇を歪め、私は非常時用に用意していたロウソクとライターを持ってくる。場合によってはクリスマスとかにも使えるかもしれない、カラフルなロウソク。 魅音の右隣に座り、ロウソクに火を点けて腹の上に掲げる。 ロウは瞬く間に溶け、ロウソクを伝って流れた。 そして……最初の一滴が魅音の腹に落ちる。 途端、魅音の体がびくりと蠢く。目を瞑ったまま、悶えた表情を浮かべ小さく呻く。 ぽた ぽた ぽた……と続いてロウが魅音の腹に落ちる。 「…………っ!? ……んん~っ!!」 魅音が目を覚まし、体をよじらせた。自分が全裸であるということに気付き、顔を赤くする。 「あは。……起きた?」 「んん~っ!? んっ、ん~っ!」 けれど、魅音には首を振って悶えることしか出来ない。あはは、いい気味だ。 一滴、一滴ロウが魅音の腹に垂れるたび、体をくねらせる。 「んんん~~っ! んん~~っ!」 必死に魅音が抗議の呻き声を上げるが、私にはむしろそれが心地いい。 「くっくっくっ。どうやらお腹はやめて欲しいみたいだねえ。それじゃあお姉はどこがいいのかなあ?」 優しく魅音に訊いてみる。勿論、魅音に答えられるはずがないし、仮に答えられたとしても私に応じるつもりは無いけれど。 「んんっ! んぐんんんんぐっ、んぐぅううううぅっ!」 私は空いた左手を魅音の右乳房に置く。むっちりとした弾力と滑らかな肌触り、そして温もりが私の手のひらから十二分に存在感を訴えてくる。 私は魅音の乳房を自分好みの力加減で撫で回し、揉みしだき、そしてときには乳首を摘んで愛撫する。 「んんっ!? んっ……んふぅ~~っ!」 私の手のひらで魅音の乳首がはしたなく勃起する。 こりこりとした感触が実に嗜虐心をそそる。 「へぇ~、お姉は胸も弱いんですねえ。じゃあ、こうしたらどうですかねえ……。くっくっ」 「んっ!? んむぅうううぅっ!!」 必死の形相で首を横に振る魅音を見ながら、私はロウソクを魅音の胸の上へと……ゆっくりと移動していく。 ロウソクの先でじわじわと大きくなる滴を私は愉悦の視線で……そして魅音は怯えた視線で見詰める。 ポタリ 「んむううううぅぅぅぅ~~~~っ!?」 固く勃起し、敏感になった乳首に滴が落ちた途端、魅音は背中をのけぞらせた。 ポタポタと熱いロウが魅音の胸に落ちるたび、魅音が身悶えする。 あははは、こりゃあ面白いや☆ 「よしよし、胸でこれなら……あっちの方はどうかなあ?」 そう言って、私はにたりとした笑みを魅音に見せつける。 魅音はロウが落ちたわけでもないのに、びくりと震えた。 「んむぅっ! んむんむうぅ、むううぅぅっ!!」 暴れる魅音をよそに、私はロウソクを魅音の秘部へと持っていく。 固く閉じた蕾がどんな刺激を魅音に与えるのか、想像しただけで楽しい。 「止めて欲しい?」 戯れにそう聞いてみた途端、魅音は何度も頷いてくる。 「そう。止めて欲しいんだ。……そうだよね。全裸にされてその上ロウソクをあちこちに垂らされるのって、恥ずかしいし熱くて嫌だよねえ」 私の台詞を慈悲だと思ったのか、媚びた視線を魅音が私に向ける。 それに対して、私はもう一度優しく微笑み返す。 「でも駄目」 「んん~~~~~~~っ!!」 私は微笑んだまま魅音の秘部にロウを垂らす。 再び絶望の色に瞳が染まる様が、また愉しくて仕方ない。 「あはははははははは。あの園崎魅音が……園崎家次期頭首様ともあろうお人が、全裸でロウソクを垂らされて悶えて……くっくっくっ。ざまあありませんね。この前見せた姿はどこに行ってしまったんです? あはははははっ!!」 「んん~~っ!! んむうううぅぅ~~っ!!」 そう、ここにいるのはただの玩具。この私、園崎詩音という鬼の生け贄。 「でもお姉? まさかこのまま終わるなんて思っちゃいないですよね? どうせこんなのは過ぎてしまえば何の傷もあんたに残さないんだから」 そうだ。こんなもので済ますつもりはない。 私が受けた屈辱、恥辱……あのときに失ったものはこんなものじゃない。 「んんっ! ふうっ……んっ……むううぅっ!」 あのとき私が魅音にされたように、私もまた魅音の秘部を愛撫していく。秘唇を中指と人差し指でなぞり、そして秘芯を転がして弄ぶ。 「あははは。何? お姉……感じてるんだ。全裸にされて両手両足を拘束されてロウソク垂らされた挙げ句、こんな風にされて感じてしまうんですねお姉は。あはは……園崎家時期頭首様はとんだ変態女ですねえ。こんな姿、他の人が見たら何て思う事やら」 「ん~~~~っ! んんむぅ~~~~っ!」 「言い訳なんてしても無駄ですよ。ぱっくりと恥ずかしい部分を開いて……しかもその上クリトリスをこんなにも大きくして、感じてないなんて言ったところで説得力ないです」 そう言いながら、私はぬちゃぬちゃと淫靡な水音を魅音に聞かせる。私の手の中で魅音の秘部は熱く高ぶっていた。 「じゃあ……もうこれで準備は良さそうですね。お姉」 私はロウソクに舌を這わせ、唾液をまとわりつかせていく。 そして、それを魅音に見せつける。 「ふふ……お姉? 今からこれがお姉の中に入るんですよ? 気分はどうですか? こんなものがお姉の初めての相手なんですよ。これでお姉の純潔が失われるわけです。うふふふふ……」 「ん~~っ! ん~~~~~~っ!」 それは嫌だと魅音が喚き立てる。 ああ、実にいい気分だ。 この背徳感……堪らない。背筋がぞくぞくして、思わずこっちまでイってしまいそうなくらいだ。 私は興奮に浸りながら、魅音の入り口にロウソクをあてがう。 「ん~~~~~~~~~~~~っ!!」 そして、魅音の悲鳴を聞きながら、一気にロウソクを魅音の膣内へと挿入した。 魅音は背中を大きく仰け反らせ、そしてぽろぽろと涙を流した。いい……実にいい。その顔をもっと見せろ。もっともっと苦痛と絶望に歪ませるがいい。 遠慮なんかするものか、このまま奧まで犯して、子宮が壊れるくらいに突きまくってやるよ。 「んんっ! んっ……んんっ……んっ……」 ロウソクを出し入れする度、魅音の口から喘ぎ声が漏れる。くっくっくっ……さあ、いつまで耐えられる? これから先、嫌って言うほどイかせてやるよ。あははははははは。 “……あれ?” 激しく魅音を犯しながら、妙な違和感に私は眉根を寄せる。 何かがおかしい。 魅音は初めてのはずだ。初めてのはずなのに……。 「んっ……んむぅっ! んん~~っ!!」 どうして、全然……破瓜の血が流れないんだ? それは、ときには激しい運動とかで処女膜が破れることがあるということくらいは私だって知っているけど……。 けれど、これはそうじゃない。 予感めいた何かが頭をよぎって、私は魅音の口から猿ぐつわを外した。 「はぁっ……あっ……くっ……んっ」 荒く熱い……そして甘いものが混じった吐息が魅音の口から漏れる。 「…………どういうことですか? お姉……まさか、初めてじゃない何てこと……あります?」 でもそんなはずはない。だって魅音が誰かと付き合っていたとか、そういうことをしていたとか……そんな話は聞いたことがない。 でもそれならどうして? 涙を流しながら、魅音が私を見詰め返す。 「……詩音だけが……あんな風にケジメを取らされるなんて……ひっく……あんまり……なんだもの。……だから……私も……あのときの人達に頼んで……」 “……え?” 魅音の嗚咽を聞きながら、私は意識が遠くなるのを自覚した。 「あの人達だってね。……ひっく……詩音のことをただの慰み者にしようとかは……思ってなかった。なるべくなら……っく……詩音に負担が掛からないように……すぐに終わるようにって、気を遣ってた。命令だから仕方なく……って……ひっく……」 ちょっと待てちょっと待てちょっと待て……。それじゃあ何? それじゃあ、私が魅音にしたことって結局……何なの? ついさっきまで感じていた興奮なんて、どこかに消し飛んでいた。魅音の涙から目を離すことが出来ない。 「詩音がね、悟史の好きだって分かって……私、詩音と悟史に幸せになって欲しかったんだよ。……っく……えっく……だって……いつも詩音ばっかり……可愛そうで、私達は同じ双子なのに……何でいつも詩音ばっかり……こんな……こんな……」 嗚咽混じりの魅音の言葉が、私の頭の中で何度も繰り返される。 私が悟史君を好きになったように、魅音だって悟史君を好きだったとしても何の不思議も無い。……私達は同じものを好み、そして愛すのだから。それを……それなのに、この馬鹿は私にくだらない義理立てをして……自ら……。本当に馬鹿。 この馬鹿は人を騙すために涙を流すことなんて出来ない。 そんな涙だから、私の中に宿った乱暴な感情……復讐心だとか嫉妬だとか……そんなものが、まるで水に溶けるように消えていく。 私の目からも…………涙が溢れた。 自分が情けなくて……魅音にあまりにも申し訳なくて……。こんなことしても、何にもならないって分かっていたはずなのに……。 「ごめん。……魅音。本当に……ごめん。私……私……」 涙で視界がにじんで、魅音の顔がよく見えない。私の顔がくしゃくしゃに歪む。 泣きながら私は魅音の秘部からロウソクを抜き、そして拘束を解いた。 「ううん。……だって私は……それでも私の意志だったけど。でも詩音は本当に……無理矢理……だから、もっともっと、辛かったんだよね。……っく」 そして私達は泣きながら互いを抱きしめ合う。今までため込んでいたものを涙と一緒に洗い流していく。 腕の中から伝わってくる魅音の温もりが、今となっては愛おしかった。 そしてそれは魅音も同様なのか、ぎゅうっと私の体を抱きしめてくる。 男女の愛じゃない。けれど、愛おしい相手の体温を感じる幸福感が私を包む。 ああ、好きな相手と肌を重ねるってこういう感じなのか……。我ながら場違いだと思いながら、ふとそんなことを考える。いや……考えてしまう。 だって私達はまだ、愛し合う形でそういうことをしたことは無いから。初めてがそんなのじゃなかったから……。 小さく、心臓が震える。 「……ねえ……魅音」 「うん……詩音」 一旦上半身を離し、視線を交錯させる。 それだけで私達に言葉はいらなかった。だって、私達は同じだから。 ゆっくりと顔を近づけ、目を閉じる。 そして……魅音と唇を重ねた。柔らかくて優しい感触が伝わってくる。 すぐ目の前から伝わってくる魅音の吐息。魅音の存在がこれ以上なく近くに感じられる。 『……んっ』 私たちは同時に唇を離した。 私はその場に座りながら、無言で上着を脱いでいく。 薄い布地を床に置き、ブラを外す。 そして……魅音が私に覆い被さってきた。 魅音の柔らかい温もりが私の上半身に絡み合い、そして細い指が私の肌を優しく愛撫する。くすぐったいような……それでいてどこかほっとするような不思議な感じ。 「あっ……ん」 魅音が私の左胸に口を寄せる。 乳首を舌で転がし、ちゅうちゅうと吸い付く。 その刺激に、私の乳首は堅く尖っていく。 私の胸を吸う魅音の頭に、私は腕を回す。何だか、魅音が赤ちゃんみたいに思えて可愛かった。 私はそのまま魅音の頭を撫でていく。魅音の柔らかくて滑らかな髪が、愛おしい。 「ふぁっ……あっ……ん……」 ぬらりとした魅音の舌。そしてむっちりとした唇。肉感的な刺激が気持ちよくて、私は自然と声を漏らしてしまう。 もっとして欲しい……と、私は魅音を抱きかかえる腕に力を込めた。 魅音の左手が私の上半身を撫でて、そして下半身へと移動していく。私のスカートをまくり上げていって、その中へと入り込んでくる。 「んんっ……ふぁっ……あっ」 下着の中にまで入り込んできた魅音の指が、私の敏感な部分を刺激する。熱を帯びた私の秘部は、既にとろとろに潤っていた。 「あっ……ああっ……んんっ」 魅音の指が細やかに蠢くたび、私は甘い喘ぎ声を漏らし、ぞくりとした快感に浸る。 でも……魅音はどうなんだろう? 薄ぼんやりとした頭でそんなことを考える。 私は左脚の膝を立てて、魅音の秘部へとあてがった。 その途端、一瞬びくりと魅音の体が震えた。 私の太股から生暖かく粘っこい感触が伝わってくる。どうやら魅音も感じていたらしい。露出した秘部を私の太股にこすりつけてくる。 花開いた魅音の秘部が、私の脚の上で切なく踊る。まるで花を握り潰そうとでもいうように、強く押しつけられる。 「…………んっ」 私は魅音の頭を私の胸から離させた。 理由は簡単。魅音をもっと近くに感じたかったから……魅音をこれ以上我慢させたくなかったから。 私は上半身を起こし、右脚も曲げ、捲り上がったスカートの中から、びしょびしょに濡れた下着を脱いでいった。 「魅音……来て」 「……うん」 私達は互いに互いの太股を交差させ、秘部を密着させた。 「下の口はそうは言ってないみたいだなあ」なんて馬鹿でステレオタイプな台詞があったりするけど、私達はそれこそ秘部でキスをするかのように互いを求め合う。 何度も秘唇を重ね合わせ、秘芯を擦り寄せ、蜜を絡めていく。 果てを知ることなく性感が高まっていく。自分が溶けていくようで、それでいて満たされていくような不思議な錯覚。 もう、この行為を止めることは出来なかった。ブレーキの壊れた機関車のように、どこまでも突き進んでいく。 魅音の悦びを感じる。詩音の悦びを伝える。 『はぁっ……あぁっん……んんっ……くぅん』 熱い喘ぎ声が重なる。 体が……心が重なる。 そう……今このとき、私は魅音でありそして詩音だった。 涙が流れる。 それはようやく一つに戻れたという嬉しさであり、そしてこんな形でなければ戻れなかったという切なさの涙だった。 『ああぁっ。……はぁっ……あぁんっ……んんっ……んああああっ……はぁっ……』 互いの嬌声がどんどん高くなる。 体が熱くて堪らない。 全身が悦びに包まれる。 一瞬……ふわりとした感覚に我を失って……。 『あっ……ふぁああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっん!!』 私達は……ううん、「私」は果てた。 一つになったまま、まどろみへと落ちていく。 今のこの気持ちを絶対に忘れないと誓いながら。 魅音とか……詩音とか、悟史君……鬼……人間。そんなものすべてを抱きしめたまま……。来年の綿流しの頃、自分がどうなっているかなんてまるで知らないまま……。 ―END― -
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ある日、時を止める能力に目覚めた圭一。 そして当然の事ながら、若い健康な男子として、至極有り体にこの能力の悪用方法を考え付いた。 詩音「あれ? 一体なんの用事ですか圭ちゃん」 魅音「しかもなにそのラジカセ?」 圭一「ん? いや、なんでもねえよ」 そこで圭一はラジカセのスイッチを押した。 すると、曲が流れ出すのと同時に時間が止まった。 フカーイーナゲーキーノーモーリー 圭一「フハハ! 動けるぞ! 止まった時の空間を俺だけが自由に動くことができる!」 魅音と詩音は目の前でまばたきもせずに硬直している。 圭一は恐る恐るながら魅音の胸の先を突っついた。 そして、全く反応が無いことを確認して、今度はがしっとわしづかみにした。 圭一「うおお! 柔らけー! 父ちゃん、俺は今猛烈に感動しているぜー!!!」 次第にだんだん調子に乗り出した。 なんと圭一は魅音と詩音の胸をサンドイッチ状にくっ付けて、そこに自分の大きくなったかぁいいブツを擦り付けていた。 圭一「ハア……ハア……最高だぜ……」 しかし圭一は痴漢行為に夢中になるあまり、大変なことに気づいていなかった。 時間停止からすでに数分が経過し、流していた曲がもうすぐ終わりそうになっていたのだった。 ヒグラシノーナークー 圭一「うっ、やべっ……出るっ!」 詩音「おや?」 魅音「あれ?」 ドピュッ! ドピュッ! 圭一「あ…………」 しばしの硬直と沈黙、そして。 詩音&魅音「…………し……死ねえええええ!!!!!!」 直後、スタンガンのスパーク音と金づちでクギを打ち込む音が響き渡った。 圭一は命に別状こそ無かったものの、体のある大切な部分に全治2ヶ月の重傷を負った。 完
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前編 兎の様に(前編) 「・・・あがったよ。圭ちゃん」 リビングに行き圭ちゃんにそう語りかける。 「おう。とりあえず部屋に行くか」 私は圭ちゃんに手を引かれ階段を登り、部屋の中に入る。 私は整えられた布団の上に座った。圭ちゃんは先程のブティックの袋を持って来て私の横に座る。 「なあ魅音」 「うん?」 「もし良かったら、これ貰ってやってくれないか?」 そう言い袋を私に手渡す。 「中身、見てもいい?」 「ああ」 中身を取り出し思わず口を押さえる。 薄いピンクのサマーセーターと、白いタイトスカートと、白いパンプスだった。 三点で揃えると、それなりの値段がする筈だ。 「本当は一緒に選びたかったんだけど、気恥ずかしくてさ。詩音に頼んでアドバイスしてもらったんだ」 涙が零れそうになる。値段なんて関係無い、気持ちが大事なのだから。 「ありがとう。凄く嬉しいよ・・・」 「魅音、好きだ。俺に魅音の本当の姿を見せて欲しい」 「おじs・・・ううん、私も好き。大好きだよ。でもその前に幾つか聞きたい事が有るんだ。聞いても良いかな?」 「ああ。」 賭けには勝ったも同然だが、念には念をいれておいた方が良いだろう。 「圭ちゃんは私の本当の姿が見たいって言ったよね?それは恋人としての私?それとも主従関係として見た私?あと、知っていると思うけど私の背中には刺青がある・・・。傷物の身体だよ?それでも愛してくれるの?」 我ながら卑怯だと思う、私が賭けに課したルールはキスの有無のみ。 だが臆病な私は心の安定を図る保険として、これからの関係と自身に刻まれた鬼について圭ちゃんの考えを知りたかったのだ。 「俺は欲張りだから両方の魅音が見たい。それに刺青なんか関係無いな。むしろ園崎の誇りじゃないか、先祖代々受け継がれて来た伝統あるものだ。魅音は傷物なんかじゃねぇ、まっさらの新品だぜ。変な意味じゃなくて園崎魅音としての魂がな。これが質問に対する答えだ!」 「プッ・・・!あはははははは!!ご、ごめん圭ちゃん自分の心に正直すぎるよ!その癖言う事が臭すぎるよ!あはははははは!」 「なっ!おい魅音!俺は真面目に言ってるんだぞ!」 分かってるよ。こうやって笑っているのは、嬉しくて涙を隠す為だよ?圭ちゃんは絶対私を大切にしてくれる。もしかしたら村の色んな因習も変えてくれるかもしれない。 私は圭ちゃんの胸に顔を埋めて言う。 「ん。80点て所かな? 良いよ。恋人としてでもペットとしてでも本当の私を見せてあげるよ。ただし100点満点じゃないと見せれないけどね」 「100点満点かよ!あと20点は何だよ!?」 「さあね。それは教えれないな~。頑張れ御主人様♪」 頭を抱えてKoolになれ前原圭一!と呟きながら悩む圭ちゃん。 数分して頭をあげて私を抱き寄せ顎を手で持ち上げキスしてくれた。 啄むような軽いキスだけど私は女としての喜びで身体が熱くなる。 何回かそんなキスをした後、圭ちゃんは私の口の中に舌を侵入させてきた。 私はそれを受け入れ自ら舌を絡める。圭ちゃんのペットとして服従の証しに・・・。 「ちゅっ・・・。ん。ちゅぱ・・・」 舌を絡め合う水音が聞こえる。 私の口内に圭ちゃんの唾液が送られてくる。私は喉を鳴らしながら飲み込む。御主人様からの御褒美だから。 私は圭ちゃんの口から唇を離し口の端から零れた唾液を指で掬い取って舐めながら言う。 「合格。100点満点だよ」 私は賭けに勝ったのだ。 そしてゆっくり圭ちゃんの膝の上に頭を預け圭ちゃんのオットセイを手で優しく擦りながらお願いする。 「御主人様・・・。淫らな雌兎の罪深い身体を、太くて硬いおちん〇んで御仕置してください・・・」 そして圭ちゃんのズボンをパンツと一緒に脱がしオットセイを口に含む。 昨日教えてもらったように舌を亀頭に絡めながら、ゆっくりと顔を沈めてゆく。 「じゅぷ・・・ちゅくちゅく・・・ずずず」 顔をゆっくり上げつつ裏筋に舌を這わせながら吸い付いた後、口を離す。 「魅音良いぞ・・・。昨日少し教えただけで上手になったな。やっぱり生まれつきの変態だよお前は」 圭ちゃんに、そんな事を言われ下腹部が熱くなり自然と言葉が発せられる。 「はい。魅音は御主人様の御指導のおかげで雌奴隷への第一歩を踏み出す事ができた果報者です。ありがとうございます」 深々と頭を下げながら、自分の言葉で感じてしまう。 着物の上半分を脱ぎブラを外して胸でオットセイの先を挟む。 「お願いします。魅音のだらしない胸の感触を確認してください」 「確認してやるから、その馬鹿みたいに大きい乳で俺を五分以内にイカせるんだ。ほらこれを使え。」 そう言ってマッサージローションを私の胸に少し垂らす。 ローションを胸に塗りたくり、胸を両側から手で押さえてオットセイに沈めてゆく。じゅぷぷ・・・。ぐちゅ。 上下に胸を動かし、たまに覗く亀頭を舌先でつつく。 それを繰り返していると、圭ちゃんが乳首を指で捻り上げる。 「ひうっ!」 「ヘタクソが!そんな悠長な事しててイク訳無いだろ頭に行く栄養が乳に行き過ぎてるんじゃねぇのか!?こうやるんだよ!」 そう怒鳴りながら乱暴に胸の中にオットセイを叩き込んで動かす。ぐちゅぐちゅ! 「あうっ!申し訳ございません!どうかお許しください!」 「うるせぇ!んな事言ってる暇があったら口使えよ!」 「あむっ!んぐっ!?んっん~!」 オットセイを口の奥まで入れられ頭を持って強制的にフェラされる。 「ん~っ!?んぐっんぐっ!」 苦しくて目から涙が零れる。 「おら!イクぞ!飲め!」 「んぶっ!ん~・・・!?ふ・・・ん、ゴクンッ」 今までより更に早く頭を動かされ喉の奥に射精された。 「げほっ!ごほごほ!!」 オットセイから解放された私は酸素を求めて喘ぐが、激しい咳で息ができない。 それでも何とか落ち着いて呼吸しようと、ゆっくり息を吸って吐くを繰り返す。 「圭ちゃん・・・。これ慣れないとキツいよ」 なんとか落ち着いた私は圭ちゃんにそう言いながら涙を拭く。 「ごめん。大丈夫か?魅音、今日はもう寝るか?」 そう優しく言われるが私は圭ちゃんに抱かれたい。 「ううん。最後までしよう?圭ちゃん・・・私を女にして?」 そう言い布団の中に私は入って掛布団を持ち上げて、圭ちゃんの手を掴み中に引っ張り入れた。 「魅音。お前何か積極的だな?」 「女の子だってHな気分になるの!それに女は度胸!だよ。それより・・・ねっ?」 首に腕を回して引き寄せおでこ同士を当てて、圭ちゃんの手を取って下腹部へと導く。 「さっき、おちん〇ん舐めてたらこんな風になっちゃった」 圭ちゃんの手に自分の手を重ねて、ショーツの上から割れ目にそって上下に動かす 「んっ!ね?凄い濡れちゃってるでしょ?」 自分でも驚くほど、やらしい事をしていると思う。 何か変なスイッチでも入った様な感じだ・・・。 もう昨日の夜から燻っていた気持ちを押さえきれない・・・。 「昨日の夜から我慢してるんだよ?お願い。早く楽にさせて?」 そう言うと唇に圭ちゃんが吸い付いてきた。 「んむ。ちゅる・・・ちゅっ・・・」さっきより激しく舌で口内を犯してきた。 私も負けじと舌で反撃しつつ足を圭ちゃんの腰に絡み付かせる。 意識している訳では無く身体が勝手に動いた。 女の本能がそうさせるのか、それとも私自身の依存心が強いからなのか分からないが、そうする事で心が落ち着く。 息苦しくなったのか圭ちゃんが口を離し、体を下に動かして胸に顔を埋めた。 「ああっ!」 胸を手で揉みしだきながら乳首を吸って、口の中で転がされ初めての刺激に大きな声が出る。 近くに家は無いのだから、多少大きな声が出ても問題無いだろう。 おそらく今は夜の十時頃だろうか? こんな時間に出歩く村人は滅多に居ない。 そう分かっていても、出そうになる喘ぎ声を布団を噛んで押し殺してしまう。 「んっ!ふう!」 圭ちゃんは胸から口を離し指で乳首を転がしながら、顔を上げて言った。 「魅音の本当の姿を見せてくれるんだろ?声を押し殺すなよ?それと、これも邪魔だよな」 掛布団を取って部屋の端へ投げた後、服を全て脱いだ。 年下でも身体は、やっぱり男の子だ。 年相応の締まった身体を見ていると我慢出来なくなる。 私は起き上がり、圭ちゃんの喉元に鼻を押し付けて匂いを嗅ぐ。 石鹸の良い香りで、心が落ち着く。 「くっくっく。本当、魅音は俺の匂いが好きなんだな」 「そうだよ。ねえ圭ちゃん、私の身体を見て?」 私は立ち上がり部屋の電気を消し、着物の帯を解いて足下に着物を脱ぎ捨てる。 最後に残ったショーツに圭ちゃんの手を持っていってお願いする。「これ圭ちゃんが脱がして?」 そう言うと圭ちゃんは下着に手を掛けて下にずらした。 シュル・・・。 衣擦れの音がして、私は生まれたままの姿になる。 月光が身体を照らしている。 圭ちゃんの顔は逆光で良く見えない。 今私はどんな顔してるんだろう? 多分、顔を真っ赤にして泣きそうな顔をしているんだと思う。 異性の前で裸を晒すのは初めてなのだから仕方無いと思う。 私はその場に寝転がり口を開く。 「電気消してごめんね?今日だけはお願い。我慢して?」 「ああ。別に良いぞ。」 そう言って私に覆被さる。 「魅音・・・綺麗だ・・・」 そんなに見られると照れるし恥ずかしい。 見られているだけなのに身体が気持ちいい。 「なあ・・・魅音、そろそろ・・・」 そう言ってオットセイを私のアソコに擦り付けてきた。 本当に自分に正直なんだね。 私は笑ってしまいそうになるのを堪えて言う。 「良いよ・・・来て」 圭ちゃんは今日買って来た避妊具をオットセイに四苦八苦しながら付け始め、何とか付け終えると私の足を持って横に開いた。 そして腰を割り込ませて陰部にオットセイをあてがいながら、口を開く。 「ごめん。入れる所が良く分かんない。教えてくれるか?」 「ん。もう少し下だよ。・・・ソコ」 「じゃあ、入れるぞ?」 私は圭ちゃんの目を見て頷いた。 ちゅく・・・。 ちゅぷぷ・・・プツ。「いっ!たたた・・・」 オットセイの頭が半分も入って無い所で、私の純潔の印が裂け痛みで声が出る。 「そのまま・・・はあ・・・奥まで・・・あっ!」 ゆっくりと私の中にオットセイを根本まで沈めていく。 どうやら全部入った様だ。初めての異物感と鈍い痛みで良く分からないけど、多分そう思う。 「えへへ・・・。はいっちゃったね」 「魅音、大丈夫か?」 「まだ少し痛いね。ちょっとだけで良いから、このまま動かないで?」 そう言うと圭ちゃんは優しくキスしてくれた。 私は幸せ者だ。こんな匂いフェチの変態マゾ女なのに圭ちゃんは、優しくしてくれている。 彼女兼ペットと言う言葉にも実感が沸いてきた、彼女として愛して貰いたいのはもちろん。 圭ちゃんと言う御主人様に、ペットとして可愛がって貰いたい。 今朝まで感じてた不安や恐怖が馬鹿らしく感じる。 五分ほどすると痛みも和らいできた。 それに、これ以上待たせると圭ちゃんが可哀相だ。 「ありがとう。もう大丈夫・・・。圭ちゃんの好きな様に動いて?」 そう言うと圭ちゃんは腰をゆっくり引いた後、またゆっくりと入れる・・・。これをされるとゾクゾクしてしまう。 「んうっ・・・。ふあっ!」 その次は奥まで挿入して小刻みに腰を振る 「あっ!あっ!」 初めは少し痛みが残っていたが、いつの間にか無くなり私は初めての息が詰まりそうになるほどの快感に大きな声が出る。 「魅音、初めてなのに、もう感じているのか?いやらしいヤツだな!」 「やぁ・・・!」 本当は嫌じゃない。事実私は初めてのSEXの快感に酔い痴れている。 そして圭ちゃんの意地悪な言葉が私の羞恥心を刺激して気持ちいいのだ。 「あっ!あんっ!い、意地悪言わないでぇ!」 もっとイジメて貰いたくて甘えた声で啼く。 それが圭ちゃんの加虐心に火を付けさせてしまったらしい。 四つん這いにさせられ犬の様な格好で乱暴に突かれ始めた。 パンパンパン! 激しく肉同士がぶつかる音を聞きながら、次々に襲って来る気持ち良さに恥を忘れて声が出た。 「あっ!あっ!あっ!あん!!らめぇ!!私!ば、馬鹿になっちゃうっ!!」 「はあ、はあ!!もう馬鹿になってるじゃねぇか!?自分から腰振ってきやがって!!」 「ひゃあっ!んあっ!あんっ!あん!圭ひゃん!!もっと激しくしてっ!!あうっ!圭ちゃん以外でイケなくなるように調教してぇっ!!」 そう叫ぶと圭ちゃんは先程より更に激しく乱暴に腰を打ち付け始めた。 バコバコバコバコ! 「あっ!あっ!あっ!あっ!!!」 私の中で何かが登り詰めてきて目の前が真っ白になる。 「圭ちゃん!!私!イッちゃう!犬みたいな格好でHしてイッちゃうよ!!!!」 「見ていてやるからイッちまえよ!!魅音!!」 「ひぃあっ!!あっ!!ああっ~~~~!!!!!!」 その言葉が引き金になって私は全身を大きく震わせて絶頂に達する。 だが圭ちゃんは腰を止めずに敏感になった私の身体に腰を叩き付ける。 「らめぇ!!動かないでぇっ!!イッたばかりで!身体がっ・・・あっ!うああっ~~~~!!!!」 「うっ!!俺もイクぞ!」 私はすぐに2度目の絶頂に達し、獣の様に叫ぶ。 私の身体が海老の様に反り返り目の前がチカチカした。 圭ちゃんも同時に私の膣内で果てた。 避妊具越しにオットセイがビクッビクッと射精しているのを感じながら、私は気を失った。 気が付くと私は圭ちゃんの腕に抱かれて布団の中にいた。 「よう。気が付いたか?」 「う・・・。ごめん。気を失っちゃったみたいだね。私何分位寝てた?」 ふと疑問に思って聞いてみる。 「十分位だな。それよりさっきはごめん。乱暴にしちまったな?」 「あう・・・」 先程の事を思い出して顔が熱くなる。 優しくされている時も気持ち良かったが、乱暴にされている時の方がもっと良かった。 やっぱり私はマゾ気味なのだろうか? 癖になりそうだ。 「ん。謝らなくても良いよ。私はペットなんだもん、どんなにされても良いんだから」 「そうか。それにしても、さっきの魅音は可愛かったなあ~。らめぇ~イッちゃう~て叫びながら二回もイッちまったんだからな。」 「っ!あれは圭ちゃんが・・・」 「いや、初めてでしかも、乱暴にされてイケるなんてな~。本当に魅音はやらしいなあ?くっくっく!」 そんな事言われると、私はまた・・・。その・・・欲しくなってきた。 「そういや~さっきは、自分の事を雌兎って言ってたよな?それ何て意味か知ってるか? 兎ってなあ年中発情しているんだとよ。それこそ雄と雌を一緒にしておくと、血が出るまで交尾しているんだってな。くっくっく・・・。お前自分で淫乱だって言ってる様なもんだぜ?」 知ってるよ。バニーガールの衣装も、その話を基にして作られたんだから・・・。 でも私があえて兎と言ったのは圭ちゃんに、そう思わせる為じゃない。 「いい線行ってるんだけど惜しいな~。じゃあ、これは知ってる?人に飼われた兎は一匹にしておくと寂しくて死んじゃうんだよ。私は圭ちゃんに飼われた兎。だから・・・一人にしたら寂しくて死んじゃうかも知れないよ?・・・私を一人にしないで??」 そう言うと圭ちゃんは私を抱き締めてくれた。 暖かくて涙が出る。 圭ちゃんに見えない様に涙を拭き、布団の近くにあった栄養ドリンクを二人で分け合って飲干した後、私は圭ちゃんの腰の上に跨がる。 淫らな私を見て欲しい。 私は圭ちゃんの前でなら『園崎家頭首代行』でも『委員長』でも『部長』でも無い。 本当の園崎魅音になれる。私はこの人について行こう。 墜ちる所まで墜ちるかも知れない私を見てもらおう。 私は兎なのだ。圭ちゃんに飼って貰わないと、昨日言われた様に寂しくて寂しくて、村に迷惑かけるかも知れない。 普段は気丈に振る舞っていても、本当の私は寂しがり屋で甘えん坊なのだ。 歪な関係から始まった私の恋はこれからも燃え続けるだろう。 時には喧嘩して泣いて仲直りして・・・そんな普通の恋愛をしつつ、愛し合う時は強引にでも自分の物にして欲しい。 色んな『しがらみ』を少しでも忘れさせて欲しい。 貪欲で止まる事の無い、この身体の欲求を埋めてほしい。 圭ちゃんのオットセイに陰部を擦りつけながら私は笑顔で言った。 「圭ちゃん。大好き」 ~~おまけ~~ 「で・・・。お姉~!どうでしたか?」 翌日、辺りが暗くなる頃家に帰ると詩音が居て、私にそう聞いてくる。 私は帰る前に着た、昨日貰った服を見せながら「ん。・・・初めてだったけど優しくしてくれたから・・・気持ち良かったよ」と小さな声で話した。 「へ?何の事です?あっ!まさかお姉~~♪」 ふえ?もしかして服の事を聞いてたのか?ヤバい! 「全部話さないと『腸』流しちゃいますからね☆」 ニヤニヤと笑いながら詩音が近付く・・・。 「あ、あああの!その!その!・・・ひいっ!?」 「くけけけけけけ!!大人しく話した方が良いですよ~!」 両手をワキワキと動かしながら詩音が私を追い詰める。 ああ、今日は眠れないな・・・。 そう思いながら私は口を開く・・・。 「昨日の事なんだけど・・・ <続く> 夢への掛け橋(前編)
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前回 鬼畜王K1 〜鬼誑し編・其ノ捌〜<牝獣> 鬼畜王K1 〜鬼誑し編・其ノ玖〜<狂宴> その45からその48まで収録 「あなたの口があたしの口に応え、あなたの舌があたしの舌を呼び、 あたしを逸楽に誘って行くわ。 ああ、あたしがあなたにしたことを、あなたもあたしにしてちょうだい、 そしてあたしを快楽で死なせてちょうだい」 マルキ・ド・サド『悪徳の栄え 上』「クレアウィル夫人のこと」より 「ふふ、魅ぃちゃんのオマンコ…綺麗なピンク色だね…」 覆い被さっているレナが、私の秘裂を指で左右に広げた。 「あ、あんまりじろじろ見ないでよ、レナぁ…」 レナのまじまじとした視線を下半身で受け止めていることに、私は恥ずかしさを覚える。 …だが同時に。「見られている」ことに対して、少しだけ胸が高まっていくのが分かる。 「…あはは、魅ぃちゃん…嘘だよ。…魅ぃちゃんのオマンコ汁、さっきよりも溢れてきたよ? …レナに見られて感じてるんじゃないかな…?かな?」 あぁ、やっぱりレナは鋭いなぁ。…私のことなど、とっくに見抜かれているんだ。 大切な親友であるレナに、己の秘部をさらけ出しているという、この異常な状況。 にも拘らず、このままどこまでも爛れた時間を共有したいという思いがあった。…もはや私の羞恥心など、快楽の前では無力。 …レナに見られて興奮してる…園崎魅音は、そういう女なんだ。 「…はぅ…魅ぃちゃん、どんどんオマンコが大洪水だよ?…レナの指がふやけちゃうよ…んっ」 レナは指で私のオマンコの上下になぞり、オマンコ汁を指で掬い取った。 そのまま指についたオマンコ汁を口でチュパチュパと味わうように堪能している。 …まるで、愛おしい人からの『ご褒美』をこぼすまいとするかのように。 「んん…ちゅぱ…ちゅる…ん…ふふ…魅ぃちゃんのオマンコ汁、とってもおいしいよ…。 甘くてツンとした匂いで…レナ、もっともっと欲しいよぅ…」 レナが私に流し目を送る。…その視線には、『自分のオマンコもいじってほしい』というアイコンタクトが含まれていた。 私はようやく、目の前にあるレナのオマンコに意識が向かった。 ヒクヒクと震えているそれを、恐る恐る左右に押し広げる。…粘膜と粘膜の間にオマンコ汁の糸が引き、「にちゃぁ」という音とともに内部が明らかになった。 これが、レナのオマンコ…ピンク色の肉壁と、透明な汁で満たされた密壷。 同じ女でも、自分のとはまったく異質なモノに感じられる。そして、ここに、圭ちゃんのアレが…。 私はそっとレナの中を指で触れてみる。生温かく、ぴちゃぴちゃとした表面と、うごめく体内の感覚が指から伝わる。 「んっ…はぁ…」 レナが少し声を出した。私の指に触れられたことが刺激となったのだろう、私のオマンコにレナの熱い吐息がかかる。 その吐息が、私のオマンコに対する刺激にもなる。私も「あんっ…」と声を上げ、お互いの性器への刺激に反応した。 「あ…はぁ…。魅ぃちゃん…レナね…もっと魅ぃちゃんの指で、レナのオマンコをいじってほしいな…」 「んぅ…レナも、私のオマンコ、いじっていいよ…。私、もっと気持ち良くなってみたい…」 私は荒い息を吐きながら、レナを見つめる。レナもまた、妖艶な光を放つ瞳で私を見たあと、ニヤリと笑った。 「ふふふ…いいよ、魅ぃちゃん。でもね…魅ぃちゃんのバージンを間違えても貰うわけにはいかないから、レナは指じゃなくて…お口で頑張ろうかな」 言葉と同時に、レナは頭をかがめて私のオマンコにチュっと口付けた。 「ふぁぁッ」 私はビクンと体をのけぞらせた。 レナはそのままオマンコにキスしている。そして、オマンコをこじ開けるように舌を侵入させてきた。 ぬらりとしたモノが、私の一番敏感な場所を蹂躙する。 「じゅ…ちゅる…ぷちゅ…じゅる」 「はぁっ、あぁぁッ!レ、レナぁ…んん、ふぁッ!…ああんッ」 私は快楽で身を捩らせ、レナに舐められる度に体が跳ね上がる。 下半身への刺激で、上半身が上手く動かせないくらい。快感が電流のように体内を走り抜ける。 それでも私は、レナを気持ち良くしたい一心で、指を動かす。 レナのオマンコの入り口付近をを最初は一本で、しばらくして二本の指で上下に動かす。 「んはぁッ!…ちゅ、んん…あんッ!…魅いちゃん、んあぅ!…いいよぉ、もっと、指で出し入れしてぇ…!」 レナが唇を離し、アドバイスする。私の上で懸命に崩れ落ちそうなのを我慢しながらも、腰がガクガクと震え始めていた。 私たちは、指と唇でお互いを貪る。 いつもの教室で、グチュグチュといやらしい音を立てている。 親友同士で快楽を得ようと必死になり、背徳と愉悦の挟間で溺れている。 ――圭ちゃん。園崎魅音は、こういう女だったんだよ…。 …それでも。それでも圭ちゃんは、私のことを…抱いてくれるの…? 一瞬だけ脳裏に浮かんだ、大好きな圭ちゃんの笑顔。 だがそれも、レナの激しい舌使いによってかき消されてしまった。 「あん、あ、あぁ、あぅ!レナ、レナぁ…!」 「ぴちゅ、ぷちゅ、れろ…んんッ!み、魅ぃちゃ、んんん…ッ」 レナの唇、私の指。お互いが相手のオマンコの中を刺激し、もうすぐそこまで限界が近付いていた。 「はぁ、あぁ、んんんッ!…レナ、わ、私、もう…」 「ぷぁ、じゅるん、びちゅ…あは、レ、レナもぉ…魅ぃちゃんの指でイっちゃうかな、かな…!」 「あ、あ、あぁ、ダメ…!また、またイっちゃうよぉ…!」 「いいよ、魅ぃちゃん…!レナも一緒に、イキそうだから…今度はレナの目の前でオマンコ汁飛ばしてね…?」 レナがさらに舌を激しく突き出す。今まで以上に攻撃的な責めは、私を存分にイカせるためだ。 私は今にも意識が落ちそうなほどの快楽を押しとどめ、レナのオマンコへ指を送り出す。 中を傷つけないようにしながらも、ジュボジュボと音を立てて出し入れする。 …すでに処女を失ったレナの膣内だからこそ、私の指をも受け入れることが出来るのだ。 さっきまでの経験で、レナが特にビクンと体を仰け反らせるポイントを重点的に責める。 案の定、レナは「んんあぁぁッ!!」と今まで以上に歓喜の声を上げる。 それが面白くて、わざとおじさんくさい口調でラストスパートへ向かう。 「んん、はぁ、レ、レナもイクんだ…?ここが、ここがイイのぉ?んん?」 「はぅ、あふっ、はぁぁッ!!…魅ぃちゃん、ダメぇ…!レナも、そこまでされると、もう…!」 「くくく、レナもいい声で哭いてるじゃん…あー、凄い、凄いよぉー、どうなのぉ?ここ?ねぇ?ここなのぉ?ここイイのぉ? あー凄い凄い、溢れてきてるよー?グショグショだねぇー、レナぁ?イイのぉ?おじさんの指イイのぉ?ねぇ?」 「は、あ、あ、あんんッ!!…み、魅ぃちゃん、急におじさんくさいよぉ…んんぁあッ」 「さっきのお返しだよー?あー凄い出てるねぇ、おじさんの指がふやけちゃうよぉー? 凄い凄い、濡れてるよぉ?ねぇレナ、イっちゃう?おじさんの指が良過ぎてイッちゃう?ねぇ?もうイク?もうイっちゃってもいいのぉ?ねぇ?」 「んん、あん、あはぁ!!…イ、イク、レナ、イっちゃうのぉ!!」 「…くく、じゃあおじさんモードはこれくらいにして…。レナ…私のも忘れずにいじって…イカせて…?」 「はぅ、んんんッ!!…ちゅる、じゅぶ…!んっ…」 「ふあぁッ!!…あぅ、そ、そこ、や、んああああッ…!!」 レナが私のオマンコの中に在る突起物――その手の本で以前読んだが、クリトリスと言うらしい――をいきなり甘噛みした瞬間、今まで以上の電流が走り抜けた。 …次に同じことをされたら、絶頂を迎えるだろう。 「はぁ、んん、レナ、レナぁ…!ホントに、ダメぇ…私もぉ…」 「魅ぃちゃん…!レナも、イっちゃうよぉ…!」 私たちはアイコンタクトを取る。 …二人で、一緒に。 そして、レナは私のクリトリスを。私はレナのオマンコの弱点を、同時に刺激した。 「んんああああああぁぁぁぁぁーーーーッ!!!」 私たちは同時に果て、ビクンビクンと数秒間身体を震わせた。 レナのオマンコから、ピュッピュッとオマンコ汁が噴き出し、私は顔でそれを受け止めた。 同様に、私もはしたなくオマンコから汁を噴き上げ、レナの顔にかけてしまった。 …ようやく快感が収まり、私は肩で息をしながら天井を仰ぎ見る。 身体は重いが、イった後の疲労感はなぜか心地良かった。…一人で自慰に耽った後もこういう感覚だったが、悪い感覚ではなく、むしろ好ましくさえ思った。 レナと一緒にイった…それが『幸福』として私の中にあったのだ。 レナは呼吸を整えた後、私の横に寝そべるように顔を近付けてきた。 そのまま手を、指を絡め、身体を密着させる。 「…レナ…」 「…魅ぃちゃん…」 互いの吐息がかかるほどの距離で見つめ合い、そのまま吸い寄せられるように唇を重ねる。 …相手が愛おしくて堪らない…そんな愛情溢れる、優しいキス。 私たちはお互いを許し合ったという、誓いのキス。 …圭ちゃんを想う気持ちに、変わりは無い。けれど、それが二人の友情を壊すことはないだろう。 私たちは、それを乗り越えられるはず…私がレナを愛するのと同様、レナも私を愛しているのだから。 「いつか、私たちのうち、どちらかを圭ちゃんが選び取ったとしても…」 私はレナの髪をサラサラと撫でながら呟く。 「恨みっこなしだよね?レナ…」 レナは私に微笑んだ。それは、女の私ですら蕩けてしまいそうなほどの、女神のような微笑み。 「…うん。…レナは、魅ぃちゃんも、圭一くんも大好きだから…そのどちらも失いたくないよ。 …圭一くんがレナと魅ぃちゃんのどっちを選ぶかはまだ分からないけど…どんな未来でも、みんなが『幸せ』なら、レナはそれでいいよ」 そう言ってニコリと笑ったレナに、私もニコリと笑い返した。 「…でも、出来れば」 不意に、レナが呟く。 「…圭一くんはレナのお家に、ちょっとだけお持ち帰りしたいかな、かな。はぅ~☆」 いきなりのかぁいいモードに私はぎょっとしたが、今の発言は油断ならない。私は唇を「3」の字にして抗議した。 「ちょっとレナぁ~、それってずるい~!圭ちゃんはおじさんが」 「『おじさんが』なんだって?…魅音…。クックック…」 背後に響いた、男の子の声。 毎日聞いている、毎日聞きたい、彼の声。 でも、こんな姿で、こんな状況で、圭ちゃんが現れるなんて。 慌てて起き上がり、自分が裸体であることに気付いて胸と下半身を隠す。 そして、圭ちゃんの顔を恐る恐る見る。 …教室で、いきなり素っ裸で寝そべってる私たちを、圭ちゃんはどんな顔で見たのか? 困惑?それとも驚愕?あるいは茫然? …否。そこで私が見たのは、圭ちゃんの『歓喜』の表情だった。 「…け…圭、ちゃん…?」 「ククク…よくやったぞ、レナ」 圭ちゃんは、レナに目配せをした。 …レナの表情からさっきまでのかぁいいモードが消えていた。代わりにあるのは、私の前でも見せなかったほどの火照った顔。 それは恥ずかしさや照れというものではなく、おあずけを喰らっていた犬が飼い主にご褒美をもらう前のような、期待に満ちた表情。 不意に、レナの言葉を思い出す。 「圭一くんに、いっぱいいっぱい『ご褒美』もらおうね…」 『ご褒美』って…そういうことだったの、レナ?…私を篭絡することが…本当の目的だったの? …そうか、これから、レナと私は…圭ちゃんに抱かれるんだ…。 レナと快楽に溺れ、忘れかけていた。そう、それが…レナの『目的』。そして、圭ちゃんの『計画』でもあったんだ。 じゃあ、私の『願い』は…? 冷静であろうとする思考とは裏腹に、やはり身体は思い通りになってくれなかった。 不敵な笑みを浮かべている圭ちゃんと目を合わせた瞬間。 私の中で何かが弾ける音が聞こえ、同時に下半身が再び熱を帯び始めていた。 次回 鬼畜王K1 〜鬼誑し編・其ノ拾〜<嫉妬>
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正体 森園祐一 54歳生活保護無職 神奈川県座間市相武台4-16-12 コーポ信和Ⅱ103号室 年齢 54歳 1965年10月18日生まれ (けーご)とは、2chの荒らしコテハン。 トリップは ◆jPlQ5a4ipktP F9とも関係がある(友人関係?業者繋がり?) おおきに。 F9と同一人物荒らし疑惑一覧(現時点) ID加速中(ネ実、SS速報、ニュース極東) 東北在住◆ejxn/axu1m(天文気象) スマホこそ至高、ことせん君(ノートPC、スマホ、モバイル) ジャスティスマン、◆rXI836SrvM、ヌケサク(生き物苦手、犬猫大好き) めらるー(ネ実2、3) ピノキオ(国内サッカー) オムコシ★(ニュー速+、萌えニュース+) アンチ自転車スレage荒らし(自転車) 保守地震なし、埋め茸、まど豚もも(ラブライブ) 絵スレ荒らし、東方糞マルチ(VIP等の絵関連スレ) 板脈、ひなこうららメイドラゴン埋め立て(アニメ関連) 鴨=死刑執行人(pinkちゃんねる、パチンコ、週刊漫画等多数) リスカ大佐、ニュー速VIP君◆8QXm00ah(メンタルヘルス) シンゴジおじさん、君の名は。コピペスクリプト(アニメ映画、映画作品・人) 雌豚連呼(化粧) 東海実況埋め立て(東海実況) 発狂ハゲ(Download、パチンコ、スロット) 工場長(芸スポ、海外サッカー、国内サッカー) ディープ基地、ウォッカ基地(競馬、競馬2) 波平(哲学) なんJ君 ◆11s.vtgkao(VIP+、国内サッカー) カワハギ(ロボゲ、ゲハ) 化粧(大学生活) マクドナルド荒らし(料理、お菓子) トンキン、レンくん、煽りカス(カラオケ) 書斎魔神(ミステリー) クソコテ元都民(食文化関連、関東) 義男、義男ストーカー、ちゅん次郎、guu◆yUALFxM8wQ、同志社、ハンター(全て釣り、バス釣り) コナおじ(独身男性) オカルト太郎 ◆9543h7rjnu(パチ、スロ機種) 暇つぶし◆Naoki28pY.(ニュー速+、番組ch) 悪魔将軍アンチ(少年漫画) トミカアンチ(おもちゃ) 草プ(モバイル) ビチク連呼(ダイエット) 中指厨、界隅(アニキャラ個別) ホワイトブター(アーケード) 絵は才能、江戸天皇、病巣院クルリ、エルティー、きなこテュヌス ◆khAB87mOfY、斉天(´・_・`)大聖(VIP) FF15ホモAA(ゲハ、FF・DQ) BE渡邊(ゲハ、ロボゲ、最悪、VIP等) 反日荒らし(鬼女) ageteoff茸、指原アンチ福島(地下アイドル) 宇部、松木豚(相撲) ヤギ汁(なんJ) テンパ、プリ吉、田村仁寿(ネトゲ実況関連) ティファデブスチョン、したらば(FF・DQ) とんねるずアンチ、広瀬すずアンチ(芸能、女優) クレシン手動荒らし(HIPHOP) 酢豚、すずはらみさきち◆5oR0dKBDzY(ラジオ実況、テレビ関連) 北退(週刊少年漫画関連) バカセ(楽作) 古着屋ワタナベ(ファッション) ヨウ素(ニュー速、ゲハ) 馬超、馬糞(ニュー速pink) IDコロ助(apple) トコロテン射精(趣味一般) インフォガー(B級グルメ関連中心に2ch全域) 自爆ちゃん(スケート、ニコニコ) ドトールコピペ(ニュース関連) 反日ネ実コピペ、安室コピペ(芸スポ) 木立コピペ(メタル) えふくん(遊戯王、ゲーム関連) イカ埋め立て(なりきり) ロレ厨連呼(時計) あすむ、れいぱあず、ら抜き(特撮) 角将、森内荒らし(将棋、チェス) ( ● ´ ー ` ● ) はスバラシイ、ハゲキ、アザラシ伍長(嫌儲) アフィカスロンダ糞茨城(ν速、嫌儲) アオイ ◆vTMp3MyKDtq9、レンくん ◆RENKUN/oe6(Youtube) ア二オタ、青森OCN(規制議論) ウンコカイーワ、ソース君(ウエイト、格闘技等) ホモチキン(釣り、刃物) 広島世界一(方言) けいべつはしていない(地震、臨時地震等) 猫、¥(数学) NBA、乱立(バスケ) gifスクリプト(なんJ、VIP、嫌儲) 旗(高校野球)カッシーナ荒らし(生物、理系全般、物理、化学) なんJ語wikiコピペニキ(なんJ、芸スポ) 名作劇場荒らし(VIP、最悪) 全レス(東方project) 逆説(心理学) 偽クロス、スプマン(スマホアプリ) 壊レコ(神社仏閣・オカルト・冠婚葬祭・占い) 名無しの妙心=バカトー(アルバイト、FFDQ) 外部 ミムラ(SS速報) 滋賀荒らし、乱射魔(ニコニコ) 終了AA(F9の前コテ、葉っぱ天国) 麦茶(フミコミュ) 糞虫小僧、アディダス(ふたば) でぃー和尚(Youtube) 豆大福(ハセカラキッズ速報(アフィ)管理人、カラケー、ゲハ) ひなだお(マジキチ速報等のまとめサイト) よしお(小説家になろう) 等(他多数) ソース(●一致やIP一致検証) http //agree.2ch.net/test/read.cgi/mango/1505891595/
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「さあ圭ちゃん?スク水着用してもらおうじゃないの」 「う…………っ」 「はぅ~、圭一くんのスクール水着……楽しみなんだよぉ~☆」 「いい気味ですわー!ちゃっちゃと着替えて私たちにその無様な格好をお晒しなさいませっ!」 「さっきまでたくさんいい思いをしたのですから、スク水くらいへっちゃらなのですよ、にぱ~☆」 俺はさっきまでの天国から一気に地獄へ突き落とされてしまった。 みんなはさっきまで受けていた屈辱の仕返しとばかりににまにま笑ってやがる。 くそう……っ。 「ほらほら、ちゃんとスク水はおじさんの貸してあげるから。 こういうのは手早く済ませちゃった方が恥ずかしくないんだからね。ほら、男を見せてこーい!」 悔しいが、確かに魅音の言う通りだ。魅音に押し付けられた水着を手に、トイレへ着替えに走った。 さすがに教室では恥ずかしくて着替えられないからな。 みんなは追いかけて覗くようなマネはせずちゃんと教室で待ってくれている。 ……そういうところがいいんだよな。 その場で笑って騒いで、後日村中の噂になったとしても、それはけっして陰湿なものじゃない。 軽いからかいの種になったりしても、それがいじめの元になったりはしない。 だから俺も、いい思い出を作るため、恥を捨ててスク水を着てやるんだ。 個室に入り、裸になって水着を手に取る。 しかし魅音もよく自分の着た後の水着なんて貸せるよなー……。 ま、それだけ俺に受けた屈辱が大きかったということなのだろう。 さて……。両足を入れて一気に引き上げようとしたその時、 「………………っ?」 …………濡れてる…………。 ほんの少し。注意深く見なければわからないわずかな変色。 罰ゲームから開放されるために急いで脱いだせいでチェックが甘かったのだろう。 そっと指で触れると、ねと……と糸を引いた。――間違いない。 いいネタをつかんだ俺は、内心意気揚々と、表面では羞恥に弱り果てて罰ゲームを受けたのだった――。 「あー、楽しかったあ!やっぱ罰ゲームはこうでなくっちゃね!」 「うんうん、圭一くんかぁいかったんだよぉ~☆」 「をーっほっほっほっ!気分爽快でございますですわー!」 「じつに楽しかったのですよ☆」 「なあ魅音。この水着なんだけどさ、やっぱり着用済みは洗って返したいんだが、 家に干すのは親の目があってヤバいだろ?……俺が家で洗うから、魅音が持って帰って家で干してくれないか?」 「ふえ?……ああ、そりゃそうだよねー。ご近所さんの噂になっちゃうもんね……くっくっ!」 俺が心底恥ずかしそうにそう言うと、魅音は笑いながらも俺の家まで付いてきてくれた。 そういえば今日は父さんも母さんも仕事で外泊。なんて好都合なんだ。 「へー、ここが圭ちゃんの部屋なんだー。結構綺麗にしてるじゃん。 ……あ、でも布団敷きっ放しなのはだらしないぞー?」 魅音はちょこんと座ったまま、物珍しそうに部屋中眺めている。 麦茶を飲み終えひと息つくと、俺はカバンから水着を取り出した。 「魅音、実はさ……みんなの前じゃ言い辛かったんだけどさ、」 「ふえ?……なになに圭ちゃんっ?――あ、愛の告白だったら受け付けてないからねー? そういうのはおじさん担当外だからさっ!」 俺の真剣な視線にとたんに顔を真っ赤にして慌てふためく。……へえ。 これはこれで、レナとは違って新鮮で面白い。こりゃあ楽しみだな。 「いやさ、せっかく借りたものにケチ付けるみたいで悪いんだけどさ、なんか汚れが付いててさ……」 「え?汚れ……どこどこっ?」 「――――ほら、ここ」 「あ、…………っ!」 覗き込んでくる魅音の目の前に、まだ湿ったままの股間の内布部分を広げて見せ付けると、泣きそうな顔でさらに顔中を染め上げた。 「俺が着る前からこんなになってたんだ。俺が汚したんじゃないってことだけはわかって欲しくてさ。 ……なあ魅音、これ何だと思う?」 「なにって、その……ぁぅ」 「魅音じゃないのか?」 「――う、うん……し、知らないよぉ……」 ごにょごにょと口をすぼめながら呟いた。……つくづく嘘のつけない奴だなあ。 「うーん……でもそうなると俺が汚したってことになるよなあ。心当たりはまったくないんだが、知らずに俺が汚したんだったら謝るよ。ごめん。弁償もするよ」 両手をついて真剣に謝ると、魅音は困ったようにおろおろし始めた。 「あ……、その……け、圭ちゃんのせいじゃないよ!違うんだよ……」 「でも、魅音は心当たりないんだろ?」 「う、うん……で、でも圭ちゃんじゃないんだから、圭ちゃんが知らないって言ってるんだから、 やっぱりおじさんが気付かずに汚しちゃったのかもしれないよ……」 「そうか?でも気付かずに汚しちまうのは今後のためにもよくないよな? また罰ゲームがあった時にも困るだろうし」 「え、あ……いいよ、大丈夫だから……!」 「勉強には復習が大事だよな?同じ失敗を繰り返さないためには、原因をしっかり突き止めておかないといけないからな」 「復習って……。――あ!こ、これおじさんがウチで洗って乾かすよ!おじさん帰るから……!」 慌てて水着をつかんだ腕を強引に引き寄せる。 「あ、…………ぁぅ」 俺の胸の中に倒れこんできた魅音は、硬直して動けないようだ。 「なあ魅音……俺の目の前で着て見せてくれよ」 抱きしめた耳元で息を吹きかけるように囁くと、腕の中の身体がぶるっと震えた。 「あ……やだっ、圭ちゃん……っ」 やべ、可愛い……っ。 罰ゲームの仕返しでちょっとばかしいじめてやるだけのつもりだったんだが、 いつもとのギャップがありすぎて、もっとこんな魅音が見たくてたまらなくなってきた……。 「なあ魅音、いいだろ……?俺、魅音のこと知りたいよ。魅音と一緒に知りたいんだ」 耳たぶに舌を這わせ、頭を撫でてやると、魅音の身体から力が抜けてゆくのがわかる。 「おじさんのこと……おじさんと一緒に、知りたいの……?ぁぅ……しょ、しょうがないなあ……、おじさん部長さんだもんね。部員の指導は部長の仕事だもんね……んっ」 ごくり。魅音の艶っぽい声に、汗で髪の貼りついた白いうなじに、胸に摺り寄せられる頬の感触に、俺の身体が熱くなってきた。 「いいよ、圭ちゃん。……でも、ひとつだけお願い」 「……『背中は見ないで』?」 「!!……圭ちゃん、知って……?」 「いや、何があるのかは知らないぞ。ただ、見られたくないんだなってことだけはわかるから。……魅音が見られたくないものを無理に見たりはしないぞ?」 「そっか……よかった、ありがとう……ありがとぉ……」 よほどのコンプレックスだったのだろう、俺の言葉に本当に嬉しそうに微笑む。 うっすらと涙の浮かんだ目尻に、そっと口付けた。 「ふえ……け、圭ちゃん……あっ」 「…………魅音」 戸惑う魅音の頬に手をあて、唇を重ねた。 一瞬大きく震えた魅音の身体は、その後ゆっくり俺に体重を預けてきた――。 しばしの口付けの後、魅音と布団の上で座ったまま向き合う。 「じゃ、じゃあ……ぬ、脱ぐよ……?」 「ああ」 「恥ずかしいから触っちゃダメだよ。見るだけだからね?」 「わかってるって」 しゅる……。ベストを脱ぎ、ネクタイを外し、今にも胸のあたりがはちきれそうなブラウスになる。ネクタイで押さえられていない合わせ目からチラチラ白い下着が見えて生唾ものだ。 ベストの前ボタンは、止めようとしても止まらないんだろうなあ。 「魅音、スカートからブラウスを出しとくといいぞ。そうしたらスカート脱いでもそんなに恥ずかしくないだろ」 「あ、うん。そうだね……んしょ」 にょきっ、と。脱ぎ捨てたスカートから白くてなんとも艶かしい太ももが現れた。 「えっと、圭ちゃん…これ、ハンガーにかけといてくれるかな?シワになったら帰れなくなっちゃうし」 「ああ、わかった」 羞恥に頬を染め上げながらも、こういうところはマメなんだなあ。 「――ほら、水着。……ちゃんと着てくれよ?見ててやるから」 「う、うん……」 体育座りから横座りの体勢になり、ブラウスの裾から見えないよう上手い具合にショーツを脱いでゆく。 見えないのは残念ではあるが、これはこれでかなり美味しい状態だ。 「……あっ!」 水着を着ようと手にとった魅音が、急に声をあげた。 「な、なんだっ、どうした魅音っ!?」 「しまったー。スカートはいてれば、バスタオル着替えできたのにー」 「バ、バスタオル着替え?……なんだそれ?」 「あ、知らない?……えっとね、巻いた状態にゴムで縫われてるバスタオルがあってね、 それがあると外から見られないよう着替えができるんだよ。……あーあ」 「あー、小学生がよくやるアレか……。」 一瞬納得しかけたが、ちょっと待て。 「見られないように着替えたらダメだろうっ?ほら、さくさく着替えるっ!」 「ふぇ……わ、わかったよぅ……」 水着をウエストまで一気に引き上げ、 ブラウスのすそから中に両手を差し入れブラのホックを器用に外す。 すとんと布団の上に落ちた純白のブラは、なんというか……すごかった。 だってよ、胸の形になってるんだぜ?なんだよこのデカさはっ! 中でリスが丸まって一眠りできるんじゃないか? 「ほーーーーー……」 「ちょ、ちょっと圭ちゃんっ!そんなにまじまじ見ないでってばっ!」 慌ててブラを拾い、後ろ手で背後に隠してしまった。 あ…………! 精一杯後ろに伸ばした両手のおかげで、白いブラウスに小さなポッチが浮かび上がった。 ほのかに透けて見えるこれは、まさしく……。 「え?…………わぁあっ!」 思わず見入ってしまった俺の視線に気付き、慌てて両胸を抱きかかえて屈みこむ。 だが第3ボタンまで開いたブラウスは、屈みこんだことによりさらに内部を露にした。 ちらりと見えた桃色が下半身を直撃する。 「おーーーー……」 「だ……だだだだだだめぇっ……」 「触っちゃダメとは言われたが、至近距離で見るなとは言われてないぞ?」 慌てて上体を起こし、涙目で見上げてくる。 「う~~~~~~……」 「あ~~~~~~……ごちそうさまでした」 「……ばかぁ」 なんとも可愛い顔で拗ねながらも、すばやく水着を着用してしまった。 「……ブラウスは肩にかけておいてもいいよね?」 「ああ。その方が魅音も安心できるだろ」 「…………ありがとう」 ちょこんと布団の上に膝をついている魅音の背後に回る。 一瞬身構えたが、別にブラウスを脱がそうというわけじゃないことに気付き、 安心したように肩の力を抜いた。 ぎゅうっ。ブラウスごと魅音を背中越しに抱きしめる。 「ふぇっ……けけけ圭ちゃんっ!?」 「ほら、これならどうやったって背中は見えないぞ?」 「あ……そうだね、よかった……んっ」 魅音の体温が心地よい。首筋に頬をあてると、びくりと身体が震え、肌が汗ばんでくる。 「け、圭ちゃん……っ」 ……た、たまらんっ。 「いいい息がかかってくすぐったいよぉ……んっ」 ごくり。 「――なあ魅音。さっき言ったこと……覚えてるか?」 「ふぇ……あ!」 慌てて下半身を両手で覆うが、それじゃ防げないぜ魅音? 「復習はちゃんとしないとな。……よいしょ」 「やっ……だめぇええっ」 「スク水って、さっき着てみてわかったんだが、ここが開くのな。 排水に便利なようにだろうが、こういう時にも役立つのな」 「だ、だめだって……あぅっ、」 くちゅっ……。 差し入れた指先に、ぬるりとした感触。 「魅音、やっぱり濡れてるぞ?……すごいな」 「ば、ばかぁ……っ」 「オレは触ったりしてなかったよな?なのにどうしてこんなになってるんだ?」 「あっ、やっ、……あぅう」 その中で泳ぐように指を動かすと、魅音の息が荒くなり、身体の力が抜けてゆくのがわかる。 「…………あっ!?……あっ、やっ、そこはぁ……っ!」 なにかコリッとした部分に指があたると、魅音は大きく身を震わせて声をあげた。 ……ここが弱いんだな? 「あっ、ひゃあっ、んうっ……だめっ、だめぇ……っ!」 恥ずかしがりながらも気持ちよさそうな姿がたまらない。 このまま続けてもよかったが、そうはいかないからな。 下半身をなぞる指をいったん外すと、オレはそっと魅音を布団に横たえた。 「あ……ぅ、圭ちゃ、けぇ、ちゃん……っ」 「……ほら、どうしたんだ魅音?」 「え…………?」 「え、じゃなくてさ。ほら、オレの指こんなにヌルヌルでふやけちまいそうなほどなんだぜ?」 「やぁ……っ」 顔中真っ赤にして泣きそうな顔でそむけた頬を、強引にこっちに向かせる。 「どうしてこんなになっちまってんだ?さっきの罰ゲームの時だって、 オレは魅音に触れてもいないんだぜ?見てただけだぞ?」 「……そ、そうだよ……っ。圭ちゃんが見てたから……」 「ん?」 「あの時だって圭ちゃん、おじさんのことすごくいやらしい目で見てたから、だから…… っ」 「――そ、そんなにすごい目してたのかオレ?」 「うん。すごく恥ずかしくて怖かった。ドキドキした。……でも圭ちゃんだからだよ? 他の人に見られたってこんなには……あっ!」 「…………魅音っ!」 やべぇ。可愛くてたまらない。 強引に口付けて、水着に手を差し入れて魅音の感じる場所を何度も何度もなぞって。 「圭ちゃん、圭ちゃん……っ!わたし、わたしぃ……っ」 がくがくと何度も震えながら、何度もオレを呼んで、そしてふうっと意識を飛ばした。 「ん…………」 ぐったりしていた魅音がぼんやりと目を開けた。 「ん……圭ちゃん……」 「大丈夫か魅音」 「………………ぁぅ」 ボッと火がついたように赤面してオレにしがみついてくる。 「あ、あのあのあの圭ちゃん、あの……」 「ん?ああ、もちろんみんなには内緒にしとくぞ。二人だけの秘密な!」 「あの、それはもちろんそうなんだけど、……あの」 「…………ん?――うぉっ!」 さわ……。まだ熱を持ったオレの股間に、魅音のやわらかな手が触れてきた。 「ちょっ、魅音、待っ……」 「だめ。……圭ちゃん、おじさんのこと知りたいって……そう言ったよね? だから、最後まで私と。……だめ?」 「だめ、……じゃ、ない……」 「えーと、それじゃあ……いくぞ魅音」 「う、うん……。――あ!あのね圭ちゃん、」 「大丈夫。脱がさないから」 「うん……」 バスタオルを敷いた布団の上に横たわる魅音の両足をそっと開き、水着の股布部分を横にずらす。じっくり見てみたかったが、あんまり間が空くと魅音も緊張するだろうし、 情けないことに俺も爆発寸前だったから、一気に挿し入れた。 ずちゅっ……!ずっ、ずっ、ずちゅっ……。 「……ふっ!く、うぅうぅ……っ」 濡れているはずなのにかなり窮屈な魅音の中。自分でするのとは全然違う未知の快感に任せてつい激しく突いてしまったが、魅音は痛みに歯を食いしばって耐えているようだった。 「悪い、魅音……っ、すぐ済ませるからな……」 「あう……う、だ、大丈夫……いたくないよ」 苦痛に顔を歪ませながら、無理に笑顔を作って。ああもう、まったくこいつはこんな時まで……。 「魅音……っ」 早く終わらせてやらないと、魅音には痛いだけだもんな……。 あまり痛くならないように、激しい快感に溺れそうになりながら行為を続けた。 ず……ずず……。ゴチッ。 「痛っ!」 さっきまでとは違う、やけにハッキリした魅音の声。 「…………あ」 痛みから逃げようと無意識に後ずさっていたのか、壁に頭をぶつけてしまったようだ。 「わ、悪い魅音っ!……よいしょ」 両手で太ももをつかんでズリズリと元の位置まで戻る。 「大丈夫か?……ただでさえ痛いのにな」 「ううん、平気……ぁぅ」 そっと頭を撫でてやると、辛そうな表情が少しだけ和らいだ。 「ごめんな魅音。……なるべく早く済ませるから……いてっ」 下半身に痛みが走る。 「ふぇ……圭ちゃんどうしたの?……男の人も痛いものなの……?」 「あ、いや……水着がこすれて、ちょっと……さ」 摩擦で軽く擦りむいたのだろう。 「あ、そっか……」 魅音は俺と繋がったまま、きょろきょろと部屋中見回している。 「圭ちゃん、アレ……使って」 「ん?」 魅音が指差したのは、ペン立てに刺さったハサミ。 「アレで、その……切っていいよ、水着」 「……お、おう……」 そっと手を差し入れ、皮膚を切らないよう気をつけながらハサミを入れる。 シャキン……。股間の圧迫感から開放されると同時に、露になった結合部分に下半身が熱くなる。 「魅音っ、みおん……!」 さっきよりきっと痛いはず。でも止まらなかった。 「ふあっ!あぅ……圭ちゃん、……痛いよぉ」 ぎゅっとしがみつき肩に頬を寄せる姿がたまらなく可愛くて。 「いくぞ、魅音……っ」 「ふぇっ……いくって、どこに……ふぁあっ!」 激しい快感の中でもさすがに中に出すのはマズいと判断した俺を、我ながら褒めてやりたい。 荒い息でぐったりと横たわる魅音。切られた水着の腹部に散る、魅音の血と混じってピンクに染まった液体。 なんだかとても痛々しかった。 「けーちゃん……」 「――悪い、なんか俺ばっかり気持ちよくって……痛かっただろ?」 「ううん、そりゃ痛かったけど……さっきあんなに気持ちよくしてもらったし、 それに圭ちゃんが気持ちよくなってくれて嬉しいよ」 汗で髪が貼り付き、ちょっと疲れた表情で、それでも笑顔を向けてくれる。 「あのさ、魅音が気持ちよくなるように、これから俺も頑張るからさ」 「え……あの、えっと、……これっきりじゃないの?これからもおじさんと、その……こうして、いいの……?」 「当たり前だろ?」 「――――よかった」 うっすらと、目尻に涙。まったく、なに遠慮してんだか。 俺はこの上ない果報者だってのに、魅音は俺に「選んでもらった」と思ってやがる。 「――ま、でも今日はこれだけな。最初から何度もするのはキツいだろうし、 魅音も帰りが遅くなるのはマズいだろ?少し休んだら送って行くよ。――ほら」 「――――うん!」 腕を伸ばすと、魅音は一瞬躊躇した後、嬉しそうに頭を乗せてきた。 目覚ましを一時間後にセットして、魅音が眠りにつくのを確認すると、俺も瞳を閉じた――。 「悪い……せっかくの備品なのに、こんなにしちまって」 「大丈夫だよ。まだいっぱいあるから気にしないで。 これは持って帰って綺麗に洗っておくよ。……えへへ。圭ちゃんとの罰ゲーム専用だからね☆」
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朝食にホットケーキ 先日家で朝食にホットケーキを焼きました。 私は少し固めの生地でこんがりと焼くのが好みで、メープルシロップとバターをつけて食べるのが大好きです。 熱々焼きたてのホットケーキの上にバターを乗せるとじんわりと溶け出してきて、その溶けたバターとシロップがホットケーキに染み込んでいくのがなんともたまりません。 甘くて香ばしい香りが私の食欲を刺激して、思わずお腹がグゥっと鳴ります。 ただあまりにもおいしのでつい食べ過ぎてしまうので、気をつけなくちゃなと思います。 http //www.infodici.com/
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コドク箱 裏 次の日の午前中、詩音が遊びに来た。はろろ~ん。 「あれ、誰も居ないようですね。おかしいですわね、自転車はあるのに」 呼んでもでてこない。雰囲気からして留守のようだ。ただ、二人の自転車は置いてある。 「うーん。どうしたものでしょうね」 なぜか気になる。何となく嫌な予感がする。さて、どうしたものか。 「ここは一つ、確認するしかないでしょう」 呟きながら、詩音はどこからともなく合鍵を取り出した。どうやって用意したかは追及してはいけない。 鍵を開けて入る。トントンと階段を駆け上がる。そして、降りて来る事はなかった。 「あれ、魅ぃちゃん、どうしたのかな。かな?」 夕方。もう日は傾き空は赤から青く黒く夜に染まろうとしている。レナは鍋を自転車の籠に入れて梨花と沙都子の家に向かう途中、魅音に出会った。 「ああ、レナか」 そういうと、ため息をついた。 「何か、あったの?」 自転車を並べて聞いて見る。 「いやー、詩音が午後から遊びに来るといってたのに、中々こなくてねー。午前中に沙都子たちに会いに行ってお昼を作ってくるといっていたけど──何をやってるのやら」 苦笑いを浮かべて魅音は言った。 「レナはどうしたんだい?」 魅音の疑問にレナは、 「うん、ちょっと料理を作りすぎたからおすそ分けに」 と、言った。 「へぇー、愛しの圭ちゃんでなく、沙都子と梨花にねー」 魅音はそう言ってからかう。 「あはははは。圭一くんの家にはとっくに届けてあるよー」 さらりと返された。「……そっ、そう」苦笑いをするしかない。 「でも、どうしたんだろうね?」 レナは首をかしげる。詩音はちゃらんぽらんに見えて義理固いところがある。自分で言った事は守るほうだ。少なくても約束を齟齬にすることはない。 「うん──実は電話したけど出なくてね。それで、ちょっと不安になって見に来たんだ」 声のトーンを落として魅音は言った。 「それ──何かあったんじゃないのかな?」 レナは目を見開いて言った。 「あははは、そんなこと無いって。無いって。まあ、大方どこか遊びに行ってるんだろう。そろそろ帰って来る頃だと思うしね。レナもいるし、ちと狭いけど、みんなで夜通し騒いでも面白いかもね」 一転してにやりと笑う。 「そうだね。圭一くんも呼んで騒ぐのもいいよね」 レナも笑って、同意した。 「おやー、無粋だな、レナは。こういう時は女の子同士で秘密の話を興じるもんでないの? ──それとも、圭ちゃんを夜に呼んでを何をする気なのかな? 圭ちゃんの限界まで絞る気なのかな?」 からかうように魅音は言う。けど、ちょっぴり意地悪も含んでる。レナと圭一は付き合っているわけでないが、この頃微妙な空気が流れてるような気がする。 「そっ、そんなこと無いって。──ただ、みんなと騒ぎたいだけだよ」 もじもじと赤くなって、レナは言う。 「ふんふん、レナは圭ちゃんと夜通し騒ぎたいのか──何をする気なのかな?」 この言葉にレナは「もー、魅ぃちゃん!」と、ぷんぷんして追いかけ、魅音は「あははは、ごめーん」と、逃げる。 そんな平和なひと時だった。 「誰も居ないね」 日はすっかり落ちている。レナと魅音は古手神社奥の沙都子たちが住んでる家に赴いた。誰も居ない。窓から灯りは見えない。人の気配は無い。だが── 「自転車はあるね」 レナはポツリと呟く。 「ああ、詩音のもな」 少しだけ目を細めて、魅音はいった。狭いとはいえ村の中を移動するのに自転車は必須だ。どこに行ったというのだろうか? 「鍵──開いてるよ、魅ぃちゃん」 レナはドアノブをひねって言った。かすかにドアを開く。 「そうだな」 予感がする。何かがあったと。尋常ではないと。 「──とりあえず、上がってみるしかないかな」 少し考えて、魅音はいった。 「……そうだね。上に行って調べてみようよ」 レナも同意する。 ドアを開き、階段を上がる。その日、レナと魅音が家に帰ることは無かった。次の日も。そのまた次の日も帰らなかった……。 「全く、どうしたんだよ、みんな──」 夏休みの登校日。圭一は一人、愚痴をこぼした。教室の雰囲気は暗い。久しぶりに会う級友たちなのに笑顔は無い。 理由は連続鬼隠し事件だ。梨花、沙都子、羽入、詩音、魅音、レナと全員が行方を消した。もう、一週間はたつ。誰も目撃情報は無い。狭い村だ。何かあればあっという間に広まる。だが、それは無い。本当に神隠し──鬼隠しにあったようにするりと消えている。 詩音、魅音、レナは梨花たちの家に行くと言って消えている。実際に家に向かうという目撃情報はあった。だが、その後はぷっつりだ。梨花たちの家は鍵が開いており事件性が強く指摘されている。 村の重要人物ばかりが消えてるだけに警察は力を入れて捜査している。もちろん、村総出で捜索等も行なった。何の手がかりも無い。 この事件の怪奇性はそれだけでない。梨花たちが生活している部屋には布団が敷いてあった。それはいい。だが、玉串や神社で使う府、鈴や榊など神道の小道具が散乱していた。さらに服も──レナ、魅音、詩音が外出時に着用していた服が下着も含めて散乱していたのだ。さらに沙都子のパジャマ。二人分の巫女服もあった。この特異性が事件をますます浮き立たせていた。 これは一体、どういうことなのか。 分からない。分からないから苛立つ。先の捜索には圭一も積極的に参加した。それでも何の手がかりも無い。村中に不安な空気が漂っている。連日、古手神社にはみんなの無事を願う人たちが列を成している。立ち行く家から読経が絶える事は無い。夏だというのに不快で重い空気がのしかかる。 「あーあ」 空を見上げる。憂鬱になるほどすがすがしく青い。 「ほんと、どこに行ったんだよ」 ぼそりと圭一は呟いた。 「行っても、何が分かるとは限らないけどな」 圭一はいつものように梨花たちの家に向かう。誰も居ない。寂しい。今までみんなと楽しく遊んできた。色んな障害もみんなで相談して突破してきた。今の胸のうちにあるのは虚しい穴。ああ、この雛見沢に来て数ヶ月。充実していた。それこそ百年の時を過ごしたかのように。ここに来て分かった。故郷だ。求め足掻いていた。向こうでは手に入らない虚構の現実。すべてはここにあったのだ。 「さみしいよ、まったく……」 部屋に入る。許可は貰っている。誰も居ない。何も感じない。けれど、ぬくもりが残っている。残照がある。ここにみんながいた。そのはずなのだ。どこに行った? どこに消えたのだ? 「ちくしょー。チクショー。さっさと出て来やがれ!」 圭一の絶叫に応えるものが居た。 「かなえてあげましょうか?」 え? というまもなく圭一は消えてしまった。 永遠に循環する。混濁とした意識。すでに感覚は麻痺している。今はいつなのか分からない。いつ食事を取ったのか眠ったのか分からない。けだるくて緩慢。しびれるほど刺激的。そんなときを過ごした。 生暖かい空間。柔らかくてふわふわしている。安らぎに満ちている。そんな気がする。 「ふわぁっ」 沙都子は啼く。すでにどれだけの刺激を与えられたのか分からない。とろとろ溶けて腐り行く。それでも反応してしまう。誰かが舐めて触る。薄くふっくらとしたムネに刺激を与えられる。とがる乳首を舐めると同時に捻られついばまれる。緩慢なときもあればいたぶられる時もある。共通してるのは常にだ。しかも胸だけではない。耳たぶも首筋も頬も二の腕も指先も脇の下もわき腹もへそも背中も鎖骨もお尻も太ももも肘もひざもふくらぎも足の指もかかとも──優しく激しく咀嚼され続けられる。ああ、ここはどこだ? 母の胎内か。似て非なる世界。空間が襲う。誰かがそこにいて誰も居ない。流れる刺激。責めはてる。 「沙都子、可愛いのです」 梨花が寄り添い、キスをする。どこだろう。甘い唇かもしれない。桜色の乳首かもしれない。まだ早熟な秘裂かも知れない。互いにキスをして慰める。全身に快楽は与えられる。優しく激しく緩慢に。理性というものは奪われ刺激に反応する。沙都子は責められて啼く。否、出来ない。なぜなら、 「うふふ、可愛いですわよ」 くちゅりと詩音にキスされたからだ。やわらかな肢体を沙都子に押し付ける。舌をすすりツバを入れてツバを飲む。大きな乳房を含ませて喘ぐ。ああっ。 絡み合う手と足。指と舌。ぬめぬめと溶ける。 「みぃー、沙都子はボクのものなのです」 無理やり梨花は割り込み、沙都子の唇を奪う。チュウチュウと吸い付いていく。歓喜の声を上げる暇は無い。 「うふふ。梨花チャまもかわいいですわ」 つるぺったんな胸に吸い付く。 「ふぅんっ」 平らだが自己主張激しい胸に吸い付き、片方も捻る。強い刺激を絶え間なく送り続ける。 「ダメです! ダメなのです!」 いやいやと梨花は首を振る。 「何がいやですの?」 沙都子の小さな指が梨花の秘裂に向かう。汗か空間の体液か相手のか己の愛液か。すでに分からないほどぬるぬるしている。指を入れれば熱くとろける。沙都子は詩音の胸に吸い付きながら梨花のあそこをいじる。梨花も沙都子にキスしながら指を詩音の濡れそぼる秘裂を責める。尖る芽を弾いたとき、詩音は甲高く啼いた。詩音は梨花にキスの雨を降らせて沙都子のあそこをいじる。ツルツルで心地よい。互いに責めながらも見えない刺激に包まれる。誰かを責めて責められる。絶え間ない快楽は思考を破壊する。己の赴くままに貪り喰らう。ここがどこなのか。何をしているのか。もはや、そういうことは考えない。 「ふわぁっ」 誰かが啼く。沙都子なのか梨花なのか詩音なのか分からない。とろとろと溶けて交じり合っているのだから。もはや個と他の区別はつかない。ぐつぐつに煮えてきている。 ずるいよ。 どちらが言ったのか分からない。レナが言った。魅音も言った。互いに言いながらキスを交え抱きしめる。 「こんなに大きな胸してずるい」 レナはそういいながらフニフニと魅音の大きな胸を揉む。柔らかくて不和付していていつまで触っていても揉んでいても飽きない。 「だっダメだよ」 魅音はうめく。でも、拒絶はしない。むしろ受け入れる。ぎゅっとレナを抱きしめる。深い谷間にレナの顔は埋もれる。 「でも、ずるいのはレナだよ」 レナの顔をかかげ、魅音はいった。 「もう、キスしたんでしょう?」 レナの赤い唇を見て言った。 「しっ、してないよー」 レナは顔を真っ赤にして否定する。 「うそ」 否定する。 「嘘じゃないよ」 さらに顔を真っ赤にしてレナは否定する。 「なら、体に聞いてみる」 キスをする。唇に吸い付き舌をほじくる。とろとろと熱い空間の中でさらに熱い口の中。蹂躙していく。 「もう、あんっ、だから、つぅ、ふぅー、だっ、だめ。なの」 レナを攻め立てる。小ぶりな胸も、尖る乳首を責めていく。じゅるじゅるすすり、ついばむ。レナは柔らかくて暖かい。どこから攻めよう。耳からか首筋か。うん、やはり胸。柔らかく揉んで見る。 「もう、魅ぃちゃんの方が大きいでしょう?」 喘ぎながらもレナは手を伸ばす。魅音の巨乳を掴み弄り回す。 「あぅっ、ちょっと、レナ。痛い。痛いって」 悶えてみるがレナは止まらない。 「うそ。気持ちいいんだよね」 互いにせめて蕩け合う。緩慢な地獄。誰も居ない中、嬌声だけが鳴り響く。 「もー、お姉ぇーたち、何してるんですか」 「私たちも混ぜるのですわよ」 「みぃー。そうです。このふかふかの胸が欲しいのです」 みんなが集まり絡み合う。誰かの舌が誰かのあそこを舐めて行く。誰かの指が誰かのあそこを掴み捻りいじる責める。今上げている声は自分が上げているのか。他人が上げて行くのか。ああ、トロトロに蕩けていく。小さな世界で溶けて崩れていく。そして一つになるのだ。 「一体、どういうつもりなのです?」 羽入だけは饗宴に加わっていない。誰もが取り込まれもがき苦しみ麻痺し堕ちていった。けれでも羽入は正気を保つ。空間が責め立てる。全身を舐めてしゃぶり啜りたてる。それでも耐える。ここで落ちたらみんなが崩れ去るのだから。 「強情ね」 目の前の人物──羽入は言った。いや、それは羽入なのか? 似ている。けれど、違う。巫女服を着ている。黒く染まった巫女服を。紫色の髪をしている。濁りきってはいるが。角はなくお尻に八本の尻尾が生えている。 「あなたは誰なのです?」 羽入の問いかけに、 「わたしはオヤシロ様よ」 と、言った。 「あなたが本物の神だそうね。うふふ。威厳も何も無いわね」 羽入は全裸で宙に浮いている。手足は動かせない。空間に絡められ攻め立てられている。 「さすがは男を知ってるだけに耐えるわね」 くくくと笑う。 「男は嫌いよ。あいつらは女をただのはけ口にしか見ていない。本当はあの子達をわたしの体験したことをなぞらせようとしたの。でも、あんまりにも可哀想だから、やめたわ。せっかくの客人だもの。少しでも楽しまないと損よね。いずれとろりと溶けて一つになるんだもの。ああ、なんて優しいのかしら」 羽入は息を呑む。目の前のオヤシロ様という者の正体が分かった。 「──そうか、お前は?」 あ、確かにオヤシロ様だ。ただし、違う。自分と同じ鬼である。ただし、同じ一族ではない。あれは人間であるのだから。 「ふふっ。ダメよ。言わなくてもいいわ。あなたがどう思うと遅いのよ。私はそうあり続けた。これからもそうあり続ける。この雛見沢の地が望んだことよ。本当はずたずたに引き裂いてもいいの。ほんの気紛れを。痛みは一瞬。壊れるのも一瞬。面白くないわ。けど──あなたは壊してもいいわよね」 オヤシロ様は黒い巫女服を脱ぐ。裸身を晒す。艶と同時に早熟な香りがする。 「あなたはいつ散らしたのかしら? あの子達はいつ散らすのかしら? 好きな人がいるのかしらね? わたしはいつだと思う? どうしてだと思う? そうなったのは誰の所為だとと思う? あなたは分かるのでしょう?」 うねうねと動く八つの尻尾は羽入に絡む。獣毛は蠢き責めたてる。 「優しく? 激しく? どちらがお好み? 神よ。どうして居るのよ! あなたが居るのにどうしてこうなるの? あなたは何をしていた! 何をしようとしていた! ああ、会えて嬉しい。こうやってくびり殺せるのだから」 それはまさに憎しみだ。八つの尻尾は羽入を締めくびり殺そうとしている。獣毛は針のごとき硬さで突き刺さる。血は流れ落ちる。 「あなたはオヤシロ様。わたしもオヤシロ様。殺して入れ替わるわ。それが雛見沢の望みですもの!」 力を込めていく。「ああっ!」甲高く悲鳴を羽入は立てる。オヤシロ様は笑う。高らかに狂う。いや、違う。狂っていた。作り上げられたときからすでに狂っていたのだ。 「さあ、死ね! 死んでしまえ!」 そう宣言した。 「おっと、そうは行かないぜ」 声が響いた。ヒーロー推参である。 「誰だ!」 振り向くと、一人の少年──圭一が立っていた。 「馬鹿な。どうしてここに? 一般のものが入れるんだ? 私は招待してないぞ?」 驚愕する。自分が呼んだ物以外にここに入ることは出来ない。 「理由? 簡単だぜ、それは」 圭一は宣言する。 「なぜなら、俺が前原圭一だからだ! この前原圭一に不可能という文字は無い! 全てを壊し打ち立てるぜ!」 天が呼ぶ地が呼ぶ人が呼ぶ。もえを語れと圭一を呼ぶ! 「おい、レナ、魅音、沙都子、梨花ちゃんに詩音。さっさと目を冷めろよ──まあ、こういうのも嫌いじゃないけどさ。その──間違っているからな」 全裸のみんなに目をそらしながら圭一は言った。 「なんだと?」 オヤシロ様は唸る。見れば分かる。ただの少年だ。だが、護りを抜けて、ここまで来た。ただの少年ではない。 「そもそもだな。全裸で絡むというのが安直なんだ。ヌルヌルは良い。格闘技の試合に厳禁でも、こういうプレイには欠かせない。男と女よりも女同士の方が映える事は認めよう。だが、全裸とは何事だ? 生まれたまんまの姿が美しい? 貴様、歯を食いしばれ! 違うだろ! 安易だ安易だ安易なんだよ! 男はパンツを見たいんではない。パンチラが見たい! パンツだけを見たくない。パンツに包まれた形を見たい。ああ、そうだ! お前のやったのはただ見せてるだけだ。情緒もへったくれも無い! 知ってるか? テレビチャットですぐ脱ぐ女には客がつかない。ああ、簡単に終わって事を済ませるからな。焦らしとチラリズムを馬鹿にするな!」 とうとうと語り始める。唖然とする。こいつはなんなのか? 誰なのか。分からない! けれど、レナたちは圭一に気付かず溶け合っている。 「よし、全員ブルマ着用!」 驚くことが起きた。圭一の叫びと共に全裸で絡み合うレナたちがブルマを着用したのだ。 「ほら、みろ、これこそが萌えだ。濡れて透きとおる体操服の乳首をかんでしごく。ブルマ越しに責め合う。感覚が鈍り、つい力が入ってしまう。そんな嬌声を俺が見たいんだ。裸の穴を突っ込むより、ブルマとショーツをずらした方が良い。絶対だろ、それは? そもそもブルとは女性の復権のシンボルだったんだ。女の自立の象徴だったんだ。それが今では二次元のみに。情けないとは思わないか? いや、スパッツも良いぞ。張り付くお尻はなんとも言えん。だぶだぶズボンも良いな。ジャージは隠れてしまう。だが、それがいい! 隠れて見えないのを責め立てる。脱いで汗にまみれた素肌を拝む。ううん、燃えて来たぞ。よし、次は水着だ! まずはスク水からだな」 今度は全員がスク水姿になった。 「なんだ? どういうことなんだ? 何で、あいつはわたしの中で自由に振舞えるんだ?」 分からない。オヤシロ様には分からない。前原圭一は何者なのか? どうして自由にここをいじれるのか?」 「分からないのですか?」 後ろから声がした。振り向こうとする。それが最後だった。 激しい音に圭一ははっと気がつく。目の前にはあのオヤシロ様は居ない。代わりに知恵先生が立っている。 「大丈夫でしたか、前原君」 いつものサマーワンピースではない。二の腕などに刺青が見える。手には馬鹿でかいパイルバンカーを持っている。 「あなたのおかげで本当に助かりました」 血まみれで倒れる羽入に癒しの光を当てながら知恵先生は言った。 「えっと、それにしても、ここはどこなんです? 何で、あいつはこんなことをしたんです?」 そもそも今も絡み合うレナたちをどうして連れてきたのか。圭一にはさっぱり分からない。 「そうですね──ここはあのオヤシロ様と言っていた者の世界です。そして、あれは──」 知恵先生が言おうとしたとき、 「あれは作られたオヤシロ様なのです」 と、羽入が言った。 「羽入! 大丈夫なのか?」 慌てて、圭一は駆け寄る。羽入は血まみれなのだ。 「ボクは大丈夫です。それより、知恵先生、あいつは──」 はあはあと荒い息をついて、羽入は聞く。 「あれなら消滅しました。転生すら敵わないでしょうね」 知恵先生の言葉に羽入は「……そうですか」と、呟いた。 「んで、あいつはなんだっだ?」 圭一の疑問に、 「オヤシロ様です。ただし、雛見沢の住民が作り上げた虚構の神です」 と、言ったのだ。 「蟲毒と言う術があるのです。元は中国から伝わった外道の術です」 蟲毒──それは呪いの一つで壷の中に毒虫や毒蛙や蛇などをぎゅうぎゅうに入れて土の中に入れる。中のものは共食いを始めて一匹だけが生き残る。その力を利用し、さまざまなことを行なうのだ。人を呪い、内臓から腐り果てたり家自体の断絶。蟲主となって、その力で己の家に金を呼び込んだり(ただし、定期的に生贄を提供しないと喰われてしまう。生贄は人でないといけない)本家中国も蟲毒はさまざまな方法があるが、日本でも独自の発達を遂げていた。 「──昔の雛見沢は鬼の住まう地として近隣から怖れられたのです。独自の掟から他と交流することが少なかったのです。だから、たまに起こる交流が激しい偏見と迫害で迎えられる時期もありました。そんな時に自らを守るために作り上げたのです」 今でこそ偏見と迫害は少ないが(とにかく表向きは)かつては、その地に住まう地域ごと区別(差別)していた時期は確かにあったのだ。「一体、どういう呪法です。ほぼ、自分の世界を構築していて、かなりの力の持ち主ですよ」 知恵先生もかなりの力を持つ。並みの術者など比べ物にならない。まして、戦いに特化した術者だ。異端を断罪し、代行し続けてきた。それでも、このオヤシロ様には手を焼いた。少なくても正面からでは戦うのはかなりの厄介だった。幸いにして前原圭一の力を借りて、何とかできたのだが。 「──あまり、言いたくないのです。これを作り上げるのには、それこそ目をそむける所業の数々の果てですから」 羽入が言いよどむのも無理は無い。まさに悪魔の所業と言うか正気では行なえぬ法だった。 簡単に言うとただの蟲毒ではない。虫や蛙。蛇などだけではなく、犬や猫、狐──さらには赤子まで使用していた。貧しき村で次々と生まれる赤子はただの邪魔として始末する場合もあった。さらに近親相姦で奇形の場合も。これらをいくつかの壷で育てたコドクに掛け合わせ純度を高めていった。これはこの雛見沢に生まれた業ではなく他から伝わった秘伝秘術と言われる。 あまりの呪いの強さに持て余し封印し忘れ去ろうとしたモノだった。 だが、沙都子があの日、カラクリ箱を開けたことで封印が解けた。少しずつ現実に侵蝕し呪い己の世界に引き込んでいった。蟲毒は互いを貪り合い箱の中で一つにしかなれない。ある意味で沙都子たちは幸運だった。場合によってはすぐさまにドロリと腐りはてる場合もあるのだ。高められた純度ゆえ、持ち主はある種の正気があったからだ。だが、いずれは溶けて贄となるのだが。 「それにしても、どうやって、あいつの術を解いたのです。圭一は何をしたのです」 羽入は疑問を口にした。ここはあいつのうちの中。いわば主のようなものだ。だが、圭一は暴れ叩き潰した。どうやって? 「ああ、それは簡単ですよ。前原くんの妄想──ではなく、仲間を思う力を利用したのです」 呪いを破る一番の方法は単純である。上まわればいいのだ。鈍感な人は呪いにかかりにくい。呪いを信じず吹き飛ばしてしまうからだ。 不安な予兆から人は怯える。つけこまれる。圭一は何も知らなかった。さらに激しい妄想というか口が達者というか相手を引き込むと言うか、そういうものを持っている。全てをぶち壊してでも突き進む強い心を育ててきたからだ。 「……はあ、なんとも凄いのです」 もう、あきれるしかない。知恵先生は圭一のある方向に特化した強い意志で相手の世界を侵蝕させ隙をつくり叩き壊したと言うことなのだろう。 「ははっ。とにもかくにも解決だな。おーい、いつまでやってんだ? そろそろ帰るぞ」 からからと圭一は笑い、いまだ絡み合うレナたちに声をかける。 「あっ、圭一君だ」 「──圭ちゃん?」 「あらら、圭ちゃんですね」 「圭一さんですか」 「みぃ、圭一、見つけたのです」 うつろな目でにじり寄ってくる。 「えっ?」 うろたえる。 「こらまて、正気に戻れ。と言うかズボンに手をかけるな、お尻触るな、破ける引っぱるな、服っ、服っ、あっ、あー。ていうか、知恵先生、羽入。見ていないで助けろー!」 圭一はレナたちに絡まり飲み込まれていった。あてられいまだ正気でない彼女たちは理性と言うたがを外し圭一にのしかかる。キスをして、あらゆるところを舐めてしゃぶり、己へと導く。 「あらあら激しいですわね」 知恵先生は目をぱちくりとする。 「あぅあぅ、エッチ過ぎるのです」 羽入もおろおろとする。 「でも、どうしましょう?」 主は消えた。けど、世界は崩壊しない。 「……たぶん、残り香があるのです。みんなの中に変質して蔓延してるのです」 と、羽入は答えた。 「んー、そうなると彼女達を満足させるまで消えないわね」 少し考えて、知恵先生は言った。 「──そうなると思います」 羽入も答えた。 「と言うわけで前原くん。みんなを満足させてあげてね。そうすれば出られるから。大丈夫。後のことは何とかしておきますから」 にっこりと微笑んで、知恵先生は言った。 「ああっ、まって。まって。置いて行かないで。あっ、こら、そんな所舐めるな。うわっ、これは──ええい、もうやけだ。みんなまとめて面倒見てやる!」 といって、自ら飛び込んでいった。まず、レナにキスをした。魅音と詩音は圭一の乳首を舐め、沙都子と梨花は怒張する男根を舐めている。脳髄がとろとろに溶けそうだが気をしっかり張って挑む事にした。 誰もがうらやむ修羅のヘブンへと飛び込んだのだった。 次の日、古手神社の境内でみんなが発見された。満足そうに寝ていた。さまざまな着崩れた衣装に身を包み、全身に白くこびりつけたものをつけて発見された。圭一は全裸だった。その後、どうなったかについてはご想像に任せることとしよう。 おわり
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ここは雛見沢村という小さな村の、大きなお屋敷。 その一室で、一人の少年が苦しそうな声をあふげている。 「レナ、俺、俺もう・・・」 そう言いながら荒い息で自分の性器をしごいている少年、前原圭一14歳である。 左手には今名前を呼んだ少女、竜宮レナの秘蔵写真が握られている。教室で水着に着替える彼女を 盗撮したものだ。 今の圭一は口からよだれをたらし、全身から汗をびっしりと噴出しているという、他人からみれば 気持ち悪くなるような姿で自分の性器をいじっているのだ。 そしてついに、彼の性器が我慢の限界に達した。 ドピュドピュドピュ... 汚い白い液が圭一の性器からマグマのように噴出し、彼の腹を汚していく。 後始末が終わると、圭一はけだるさと睡魔に襲われ、そのまま眠りについた。 (・・・最近オナるのにも飽きてきたな・・・そろそろ本番にいくか・・・) 圭一の脳内では、明日訪れるだろうその瞬間の映像が、くっきりと表示されていた。 その次の日の昼休み、圭一はレナを呼び出すとそっと耳元でささやいた。 「今日いっしょに宝探しに行こう。」 それを聞いたレナは、いつものように顔を真っ赤にしてうなづく。この後なにを されるかも知らないまま。 圭一はレナの後姿を見つめながら、邪悪な笑みを浮かべるのだった。 「圭一君、今日はなに見つかるのかな?かな?ケンタ君人形みたいにかぁいいものみつかるかな? かな?」 レナは廃品置き場に着いたとたん、そう言って粗大ごみの山を登っていく。 (本当にかぁいいのはお前だよ) そう思いながら圭一はレナの後ろにつき、まじまじとパンティーを覗いた。 純白ながらレースのついた少し大人っぽい下着。食い込みもすこしキツめで、 年の割りに発育のよい太ももやお尻とあいまって色気を感じさせる。 初めて会ったときから、この体に目を付けていた。 自分のことを慕い、いつも気を遣ってくれるこの天使のような少女の体に。 (こんなもの見せ付けられちゃ、やっぱヤッちまうしかねぇな。) 心の中で圭一はそう決意を固めると、平静を装った声で話しかけた。 「なあレナ、下の方にいいもん見つけたんだけど、降りてきてくれないか?」 レナは圭一の言葉を聞くと、言われたとおりに廃品の山を降りてくる。これから何を されるのかまったく知らない顔で。 「圭一君、いいものってな・・・」 レナの言葉が終わる前に、圭一は彼女の体を押し倒すと、そのまま地面にたたきつける。 恐怖よりも驚き、といった表情で自分を見つめるレナの顔に向かって、圭一はにっこりと笑いかけた。 「レナは俺のこと好きなんだろ?俺もお前のこと、好きだぜ。」 「えっ?そ、それは・・・」 茹蛸のように顔を赤らめるレナの顔に圭一はふたたび笑いを浮かべた。 「だから・・・お前のこと・・・ヤッちまってもいいよな?」 ぞっとするような悪魔の笑みを。 その瞬間、レナの顔は先ほどまでの真っ赤な色から、血の気の引いた蒼白い色に変わった。 「い、いやああああああああ!!!!!!」 自分を突き飛ばそうとするレナの腕を払いのけながら、圭一はレナのセーラー服をめくり上げ、ブラジャーをかいくぐり、 まだ青い果実をもみしだく。 (へへへ。魅音ほどじゃねえけど、でかい胸してんじゃん。) マシュマロのような双丘の感触に満足しながら圭一はレナの唇に自分のそれを重ねた。 「う、うぅ・・・」 涙を流しながらこちらをにらみつける少女に、圭一はあざ笑うかのような表情を見せる。 「どうしたんだよレナ?大好きな圭一君とキスしたんだぞ。もっと喜んでくれたっていいじゃないか?」 レナはその言葉を聞くと、口元を歪ませ目を見開いた。 「違う・・・違う違う違う違う違う!!!!!!!こんなのあたしがしたかったことじゃない!」 その叫びは、並みの男ならひるませただろうほどの迫力があった。だがこの男の前ではかえって 嗜虐心を掻き立てさせるだけのものでしかなかった。 「くく・・・なに言ってるんだよレナ、愛し合うってのはな」 そういって圭一はレナの両脚の間に自分の体をねじ込む。 「マンコにチンポを突っ込むってことなんだよな!」 そのまま両脚を開かせ、M字開脚の状態にさせた。純白のパンティーが丸見えになる。 「・・・エロいパンティー履いてやがるぜ。お前も見かけによらず淫乱なんだな。」 「離せ!離せ、この屑野郎!オス豚!犯罪者!あたしのスカートの中身を覗いていいって誰が言ったあああああ!!!」 口調も表情も変わり、狂ったように圭一の体を殴り、蹴飛ばすレナ。圭一はうっとしそうに その攻撃をあしらっていたが、とうとう堪忍袋の緒が切れたのか、拳を振り上げるとそのまま レナの首に何発か強烈なパンチを打ち込んだ。 「いい加減にしろこの屑女!おとなしくしねえとマジで*しちまうぞ!」 そう脅したのが効いたのか、それとも首を殴られた痛みのせいか、レナの抵抗が弱まった瞬間を ついて、圭一はレナの腰に手をかけると、そのままパンティーをずり下ろした。 レナが再び金切り声を挙げ、それを阻止しようとするが、時既に遅く膝元までパンティーは ずりおろされてしまっていた。 露になったレナの秘所は、薄い陰毛に覆われており、ピンク色の貝殻もきっちりと 閉じている。 圭一はもう辛抱できないのか、ズボンとブリーフをずりおろすと、勃起してひくついた性器を露出させた。 それを見た瞬間、レナの瞳に絶望の色がくっきりと浮かんでいくのを、圭一は興奮とともに眺めていた。 いつも可憐で、清楚で、天使のように自分を慕ってくれた少女、 その少女が、さんざん自分を口汚くののしり、抵抗した後、ついに自分に屈服する。 それを思うだけで圭一の脳は、自分の性器が暴発するかのような快感を覚えるのだった。 「それじゃあいよいよ、雛見沢のアイドル、竜宮レナの開通式だ。」 圭一はレナの両脚を手で固定し、必死でそれを閉じようとする彼女の努力を封じると、そのまま 思いっきり腰を前に突き出した。 「いやあああああああああああ!!!!!!」 その瞬間、竜宮レナはまるで断末魔のような、今まで聞いた中でもっともすさまじい金切り声を挙げた。 レイプ魔K~Aエンド~ レイプ魔K~Bエンド~
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…なんでこんなことになってる… そんなことを思いながら、前原圭一は階段をのぼる。 時刻は九時を若干回ったところ。 階段の先は、多少行き慣れた感のある古手神社だ。 …昼に行くならまだしも、夜なんて初めてだが。 先ほどの圭一の自問に答えるなら、 それはいつもどおり部活で負けたからだ。 罰ゲームの内容は、夏も近いということで「肝試し」に決定した。 部長の魅音曰く 「古手神社の賽銭箱に封筒をくくりつけておくから、 明日の朝にその内容を実行するってどう?」 とのこと。 本編どおり結構臆病な圭一はこれを激しく拒否したが、部活ルールは絶対だ。 かくして、圭一はこの状況に置かれているのである。 「…回想終了…と いやしかしまいったな、こりゃ…」 苦笑するが、ぶっちゃけびびっているのが丸分かりである。 階段を昇り終える頃にはかなり精神力を削られていた。 「…っと、賽銭箱は…あぁあったあった」 駆け足で駆け寄っていく。 たったった ひたひたひた 「封筒ってこれか…よいしょと…って魅音め、こんなに硬く…ふんっ!」 封筒を(半ば破りながら)はがして、中身を… 「見ようと思ったけど、ここ明かりがないんだよなぁ…」 月明かりのある位置に移動しようとして振り向く。 「こんばんは、なのです」 「!?」 立っていたのは神々しい服を着た御八代様… ではなく、巫女服を着たご存知梨花ちゃんである。 「…っ!驚かさないでくれよ…梨花ちゃん…っ」 尻餅をついて言う圭一。 「…驚かせてすみませんです。 でも、気付かない圭一もいけないのですよ」 その様子が面白かったのか、にぱーっと笑顔を浮かべながら答える梨花。 よいせと立ち上がりながら、圭一はふと気付いた。 「…って梨花ちゃん…なんで巫女服なんて着てるんだ?」 「作者にも色々あるのですよ」 その答えに、溜息を漏らしながら質問をもう一つ。 「で、なんでここにいるんだ? もう夜遅いんだぞ…危ないじゃないか」 「…それは…圭一に聞いてもらいたいことがあるからなのです」 梨花は圭一にそっと歩み寄って 「…部活の仲間がいると、話しづらいのです…だから…」 「あ、ああ…なんだ?」 「…圭一…私を…妻に貰って欲しいのですよ」 …衝撃の告白をぶちかました。 ………ああどうしよう、考えながら書いているから行き当たりばったりだ! 「…圭一…ボクを、妻に貰って欲しいのですよ」 梨花の口から今、衝撃の告白が…って 「なんで一人称変わってるんだ梨花ちゃん」 「作者にも色々あった様なのです…事は現在進行なのですよ」 よくわからない解説に、しかし微妙に納得する圭一。 ああ、きっと三個ほど上のレスに衝撃を受けたに違いない… それはそれとして。 「圭一、納得もいいのですが、返事がまだなのです」 上目遣いで、真っ赤な顔で…おお、その趣味の人にはたまらないシチュですな! 「いや、年齢的に駄目な点が多すぎるだろ?」 「些細なことは気にしないで欲しいのです…」 ん…と背伸びして、圭一の手から封筒を奪い取る梨花。 中に入っていた紙を広げ、その文面を読み上げる。 「この小説にでてくるキャラクターは、全員18歳以上です 外見的に幼く見えていても、実年齢はループ現象で云々…」 「都合いいなおいっ! っていうか梨花ちゃんはいいとして沙都子はどうよ!?」 「ボクならいいというのも、それはそれで失礼ですよ」 不満そうに視線を上げるが、まだ全部読んでいなかったらしく、 文面を再び読み上げ始める。 「…というわけで、圭ちゃんには梨花ちゃんこと オヤシロ様と色々できる権利が与えられました 頑張れ圭ちゃん!…とのことです」 「わーい嬉しいね♪ …でもそれでなぜ梨花ちゃん!? オヤシロ様って言うからには普通俺が婿に…っていうか生贄か? それにさっき『私を妻に…』って言わなかったっけ?」 「くれぐれも、ボクはボクが一人称なのですよ… で、その回答なのですが、作者にも…」 「それは分かったけどさ… つまり作者的には梨花ちゃんでえちぃが書きたいと」 「(こくん)」 「しかし…俺にロリコンの気はないぞ?」 「…本人を前に、ロリというのも失礼ですが… その気が無いなら、気を出してあげるまで…なのですよ」 梨花が巫女服の袂からおもむろにスプレーを取り出し、圭一の顔に噴きかけた。 「うっわー!何その無駄に本編活用な小道具!?」 ごろごろ転がって痛がる圭一に、注射器の針が迫る。 「無駄に長かった前振りもここまでなのです… さあ、次回からえっちぱーとなのですよ…にぱ~☆」 なぜかカメラ目線で、次回も行き当たりばったりか!? ぶすり。 「うっ…ぁ…」 二の腕に鋭い針が挿し込まれ、何かの液体が注入される。 「即効性のフィクション的媚薬なのです」 親切に解説ありがとう、だが圭一は未だに目が見えてない状態のままだ。 「それも狙いなのです…目が見えないと、とっても敏感になるのですよ」 「そんなのどこで習ったーーーっ!?」 目を押さえたままで、器用に突っ込みを入れる圭一。 「沙都子で実験済みなのですよ」 しかし梨花は一瞬もひるまず、暴れる圭一のズボンに手をかける。 「それに、膣内に出さなければギリギリ犯罪にはなりませんから」 ベルトを外してズボンを一気にずり下ろすと、トランクスにテントが張っていた。 「ふふっ…圭一ってば、もうこんなになってるのですね…」 優しげな、それでいて見下ろすような、なんともいえない視線を注ぐ梨花。 ようやく目が見えるようになり、 その視線を股間に注がれていることに気づいて真っ赤になる圭一。 その様子を見て梨花も気分が乗ってきたらしく、 そっとテントの頂上に手を伸ばす… 「あ…熱くなってます…」 「うぁっ…!ちょ、ちょっと梨花ちゃ…っ!?」 媚薬によって火照った身体は、ろくに力も入らなくなっている。 圭一は梨花の行動を止めることも出来ず、流れに身を任せるしかなかった。 「うぁ…どろどろなのです…このままじゃ、パンツが大変なことに…ですね」 そういって、トランクスを下げ始める梨花。 「り、梨花ちゃん!それだけはやめ…っ!?」 下着が擦れただけで、先走りの量がどっと増える。 「ん…もう始まってしまっているのですから…圭一も楽しめばいいのですよ…?」 圭一の両足の間に更に深く潜り込んで、梨花が誘惑する。 巫女服の隙間から、当然だが下着を着けていない胸があらわになっている。 「………ん」 その年不相応な色香と勢いに流されるように、圭一は静かに首を縦に振った。 「…にぱ~☆」 答えに満足したのか、梨花はいつもの笑みを浮かべたまま… 「………ぐっ!」 圭一のペニスを、まるで飴でも舐めるかのように、愛撫し始めた。 にちゃ…と妖しい水音が境内に響く。 「ぺちゃ…ちゅっ…ちゅぱぁ…」 竿を根元から、先端に向けてゆっくりと舐め上げる動作を繰り返す。 その動きにあわせるように、圭一の投げ出された足がびくっと痙攣する。 「あっ…り、梨花ちゃん…すご…上手い…っ!」 「んぁ…はぁ、そうれふか…光栄なのですよ…♪」 梨花も、好意をもった男にこういう行為をするのは初めてらしい。 それでも健気に愛撫を繰り返すうちに、息が荒くなってくる。 「んぁは…けいぃひの…おいひぃ…の、れふ…」 顔中を唾液とカウパーでべたべたにしながら、梨花は更なる快感を圭一に与え始める。 「じゅる…ちゅっ」 「くっ…!り、梨花ちゃんもう俺…っ!」 早いなおい。 梨花は圭一のペニスを優しく握りながら、今度は口に含み始めたのだ。 「んむ…ん…、んん…」 熱い口内で、爆発寸前の圭一の男根が暴れる。 梨花も、早く出せと言わんばかりに顔を激しく前後に揺らす。 そして、とうとう圭一に限界がきた。 「だ、駄目だ梨花ちゃん!ぬ、抜いてくれって…!」 さすがに口内射精には抵抗があったようだが、 梨花はその言葉を拒否し、あろうことか今までで一番深くくわえ込み、激しく吸いたてた。 「うああああっ!あ、あぐっ!?」 …そして、圭一の男根から、マグマのように熱い精液が噴出した。 「ん、んんんっ…!!」 梨花は暴れ回る男根を必死にくわえ、精液を飲み干そうとするが、 その量はあっというまに口内を満たし、梨花の口からあふれ出る。 そればかりか、その拍子に放してしまった男根からの精液を 梨花は顔中に浴びる事になってしまった。 「あぅ…べたべたなのですよ…」 言葉とは裏腹の、機嫌の良さそうな口調で梨花。 指先で器用に精液をかき集め、口に運ぶ。 その様子を見て、圭一の一物は再び首をもたげてしまう。 「あ…圭一はまだし足りないようなのですよ…」 まだ経験は浅い圭一…というか、女性にされるのは初めてらしい。 梨花の言葉に反応はしても、まだ力が入らないのでなすがままだ。 「今度は、こっちで…」 しかし、さすがに袴を下ろした梨花の、幼いそこを見て罪悪感にかられる。 「そ、それは…いや、梨花ちゃんがいいってならいいけど…まだ…」 「さっきも言いましたが、沙都子で…いえ、正確には沙都子と実験済みです」 なんてこった。 梨花の初めての…いやそれ以上の関係性を持った相手が沙都子だったとは!? 圭一は今度こそ観念した。 (駄目だ、この子には…追いつけん!) 「初めからこの時のために準備を色々としてあるのです…抜かりはないのですよ」 相手の心を見透かすような、透明な視線で圭一を縛る梨花。 「さあ、一緒に気持ちよくなるのです…♪」 んしょ、と圭一の男根をまたいだ姿勢になる。 当然、このまま腰を落とせば… 「ってちょぉタンマ!さっき膣内に出さなければって…!」 「ああ、もうどうやっても犯罪だと上の人が指摘してくれましたですよ」 「開き直るなーーーっ!」 叫ぶ圭一を無視し、梨花が濡れそぼったそれを近づけてくる。 「では、圭一も祝・どぅてぃなのですよ、にぱ~☆」 「ええいもうどうにでもなっちまえ…っ!」 やけくそになって、梨花の腰をつかむ圭一。 そのまま線の細い、可愛らしくも儚げな肢体を強引に引き寄せた。 「え、ちょっと圭一…っ!ひゃっ、んぃやあああっ!?」 開き直ったのは圭一の方だったらしい。 標準男子より若干大きい主人公特権的な男根で、梨花を荒々しく突き上げる。 こうなると、不利なのは梨花のほうだ。 「け、圭一…っはげっ…激し…っ!」 圭一に腰をつかまれている都合上、 梨花は両手で身体を支えることが出来ない。 肩のはだけた巫女服を汗で濡らしながら、だらしなく涎を垂らしながら喘ぐ。 「梨花ちゃんの膣内(なか)…すっげ、きもち…ぃっ!」 「ひゃ、あひゃうあああっ!奥に、奥に当たって…っま、ますですようっ!」 先ほどのフェラチオで充分に濡れていて、痛みは無らしいい。 そして、なんだかんだで愛する男性に抱かれている喜びは大きいらしく、 荒々しく貫かれて、梨花は満ち足りた表情で絶頂へと駆け上がっていく。 「あ、圭一…っ!もう…だめです…っ!くあああぁああああぁっ!」 びくびくびくっ!と激しく痙攣する梨花に、しかし圭一は動きを止めない。 「け、圭一…っ!?」 開き直りは、圭一の野獣を目覚めさせたらしかった。 梨花の腰を激しく上下させながら、叫ぶ。 「梨花ちゃんもへええええええええっ!」 「も、萌えはいいです…っ!また、したいならっ…い、いつでも」 「俺はまだ逝ってないもん!」 野獣ついでにわがままも炸裂させつつ、圭一は尚も梨花を責め続ける。 「ふゃっ!やはあああっ!け、けぇいち…っまたいっ……!?」 「も、もう少し我慢してくれって…っ!」 「ひにゃああああっ!も、もうらめ…け、けいいひ…らめええええええっ!」 無理矢理快感の渦に放り込まれた梨花は、 息も絶え絶えに目一杯背中をそらせて絶頂を繰り返す。 十分ほどもそうして、ついに圭一の男根が二度目の射精を行った。 「くっ……!」 「あにゃああああっ!け、圭一!圭一いいいいぃぃぃいいっ!」 がくんっ! 二度目とは思えない溢れるほどの精液を受けて、 梨花はようやく開放されたのだった。 …… … 「ほあっ!?」 気づくと朝になっていた。 昨日の情事から後の事はよく覚えていない。 ただ、梨花ちゃんと… そういう関係になったのだな、と思うと自然ににやけ顔になる。 いつも通りに起床する。 朝ごはんを食べ、歯磨き、着替えてから 「おっはよう圭一君!」「よっす圭ちゃん♪」レナや魅音と学校に向かう。 梨花ちゃんとは「二人きりのときには恋人」と約束を交わした。 それでも昨日、教室を前にして気合をいれ、勢い良く扉を開け放つ。 「おうっ!おはようみん…おっと」 それでもこれは読めていた。 上方から降ってきた(今日は普通の)黒板消しを受け止める。 「はっはっは、沙都子よ! いつものパターンを破るオーソドックスな逆転のはっそぶはああああっ!?」 目の前に立つ沙都子の手には、見覚えのある境内の写真が握られていた。 「なになに?」 「んー?何そのしゃ…」 写真と沙都子を引っつかみ、教室の端へ移動する圭一。 「ほほほ、秘密の取引なのですわー♪」 「え、なんだろ?なんだろ?」 「おじさんも混ぜてー」 「付いて来るなよ!俺を放っておいてくれ!」 「で、なんだこれは」 「ふふふっ圭一には賢い判断をのぞみますわ」 「答えになってねえっ!」 とにかく、当事者の一人であるはずの梨花へ視線を送ると 「にぱ~☆」 「うわなんだこの状況は!?」 「だから、圭一にはこれから梨花をよろしく頼もうとおもうのですわ」 「それがなんでデバガメなんだよ!」 「だって、他の人にフラグが立ったら大変ですもの」 「脅迫すんなああああああああっ!」 朝の教室に、圭一の叫び声が響き渡った… 「で、作者よ一ついいか?」 ぐるりとこちらを向く圭一。 「なんでこんな落ちなんだよ!俺ばっかり報われないぜ!?」 だってほらさ、結局黒幕はお魎で、気を利かせたのは魅音だから。 「どこまでが行き当たりばったりだったんだよ…」 …すみません、もうしません。