約 5,350 件
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◆3Z/yAsViQI № タイトル 作者 登場人物 003 Go straight! ◆3Z/yAsViQI 永吉昴 004 Dear my prince ◆3Z/yAsViQI 馬場このみ 006 Noblesse oblige ◆3Z/yAsViQI 二階堂千鶴 007 No dream no ideal ◆3Z/yAsViQI 四条貴音、菊地真 009 Nowhere ◆3Z/yAsViQI 佐竹美奈子、高槻やよい 010 Nonstop runners high ◆3Z/yAsViQI 高坂海美 013 Day dream believer ◆3Z/yAsViQI 百瀬莉緒 015 Getaway ◆3Z/yAsViQI 秋月律子、伊吹翼 023 Wonder world ◆3Z/yAsViQI 箱崎星梨花 071 farewells ◆3Z/yAsViQI 四条貴音 登場させた人物 四条貴音♪箱崎星梨花 永吉昴、馬場このみ、菊地真、佐竹美奈子、高槻やよい、高坂海美、百瀬莉緒 二階堂千鶴、秋月律子、伊吹翼 ♪=2回、♪♪=3回 コメント 名前 コメント ▲上へ戻る
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autolink 外の人繋がりとは、中の人繋がりの対義語である。 中の人繋がりは声優ネタなのに対し、こちらはキャラクターの外見が似ている場合のコラボに用いられる。 外見が似ていると言われる人たち インデックス ⇔ イカ娘 ⇔ キュアマリン 諫山黄泉 ⇔ 秋山澪 ⇔ 天草シノ 高坂潤平 ⇔ 上条当麻 ⇔ 相沢たける 朝倉涼子 ⇔ 相沢千鶴 ⇔ 柏木千鶴 鳥居江利子 ⇔ 田井中律 ⇔ 枝先絆理 ⇔ 東和馬 柊つかさ ⇔ 神岸あかり 三浦あずさ ⇔ 都築乙女 塔矢アキラ ⇔ ハク ⇔ イザーク・ジュール アーチャー ⇔ ディアッカ・エルスマン イザーク ⇔ 魂魄妖夢 ⇔ カディエ 小室孝 ⇔ 武藤カズキ 姫路瑞希 ⇔ るい先生 水瀬伊織 ⇔ 桜見鏡子 霧雨魔理沙 ⇔ 右代宮朱志香 ボア・ハンコック ⇔ 婚后光子 天野河リュウセイ ⇔ ツナシ・タクト 南千秋 ⇔ 逢坂大河 涼宮ハルヒ ⇔ 仲村ゆり 綾波レイ ⇔ 長門有希 滝野智 ⇔ 西園寺世界 八神はやて ⇔ 平沢唯 藤堂志摩子 ⇔ 琴吹紬 松平瞳子 ⇔ 若王子いちご 細川可南子 ⇔ 柚木加菜子 楓(覚醒) ⇔ ロック・ハワード シジマ(ポケモン) ⇔ 柴田勝家(戦国無双) 山井大介 ⇔ 田中浩康 今岡誠 ⇔ 東出輝裕 秋月律子 ⇔ 川島乃枝 高城沙耶 ⇔ 間宮由美
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【ミリマス】P「このあと滅茶苦茶…」 執筆開始日時 2015/04/30 元スレURL http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1430325064/ 概要 [豊川風花の場合] 風花「今日は何のレッスンなんですか?」 P「今日はセクシーポーズの練習だけど?」 風花「ええ~っ!またセクシーポーズなんですかぁ…?」 P「そうだな。まあ、頑張ってくれ」 風花「ううっ…もう嫌です!決めました!今後はセクシーは禁止します!」 P「どうしても?」 風花「どうしてもです!!」 P「……絶対に嫌か?」 風花「絶対に嫌です!!」 タグ ^豊川風花 ^百瀬莉緒 ^馬場このみ ^二階堂千鶴 ^北上麗花 まとめサイト SSびより wiki内他頁検索用 Pドル いちゃコメ ミリオンライブ 二階堂千鶴 北上麗花 百瀬莉緒 豊川風花 馬場このみ
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登録日:2009/12/04(金) 13 08 07 更新日:2022/10/12 Wed 10 16 59NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 10年春アニメ 10年秋アニメ 12年夏アニメ 3DS DS Nintendo Switch OVA OVA化 PS2 PS3 PSP PSVita Switch TVで紹介される定番 アイディアファクトリー アニメ アニメ化 オトメイト オトメイトの顔 カズキヨネ ゲーム ドラマ化 ニンテンドーDS パチンコ化 乙女ゲーム 史実とは異なります 女性向け 実写化 幕末 恋愛アドベンチャー 新撰組 新選組 映画化 某歴史番組にイラスト使用 舞台化 薄桜鬼 守りたいものあらば――鬼になれ 正式名称は『薄桜鬼 ~新選組奇譚~』(はくおうき しんせんぐみきたん)。 2008年9月18日にアイディアファクトリー(オトメイト)から発売された恋愛アドベンチャーゲーム。キャラクターデザインはカズキヨネ。 2010年4月から6月までアニメ第一期が、2010年10月から12月まで第二期(薄桜鬼 碧血録)が放送された。 2010年8月からはOVAも発売された。 2010年10月には舞台版『薄桜鬼 新選組炎舞録』が公演された。 2012年7月から9月までアニメ第三期(黎明録)が放送。 2013年8月には映画第一弾が公開。 2014年3月には映画第二弾が公開。 ■ストーリー 幕末、文久三年から物語は始まる。主人公・雪村千鶴は江戸育ちの蘭学医の娘。父・綱道は京で仕事をしており離れて生活をしていた。 ある日、父との連絡が取れなくなり心配になった千鶴は、男装をして京の町を訪れる。 そこで千鶴はある衝撃的な場面に遭遇し、新選組と出会い、父の行方を共に捜すこととなる。 新選組隊士達の間で起こる出来事、自身の出生、交わる新撰組の隠された秘密。 幕末を駆け抜ける男達の生きるための闘いが繰り広げられる。 ■登場人物 〓本編 雪村千鶴(ゆきむら ちづる) 声/桑島法子(アニメ・アニメ版ドラマCD・黎明録) 主人公(名前のみ変更可能)。 新選組の機密を目撃した為に捕えられる。 最初はビビりまくりの日々を送るが、雑用をこなすうちに隊士達と信頼関係を築き、手伝いたいと思うようになっていく。 戦闘はまったくできない完全な守られヒロイン。 実は東国の純血の鬼。男装はヘタ。 父親と二人暮らしだった為か、家事スキルは高め。医学の知識もある。 なぜか抱き枕が発売されるなど、「雪村千鶴」として完全にキャラが確立している。 ちなみにフィギュアが発売されたのだが、外装を剥ぐとスク水姿になるという謎の仕様がある。 胸は貧乳で推定AAAカップでさらしを巻いていない甘食レベル。その代わりふとももは最終兵器。 土方歳三(ひじかた としぞう) 声/三木眞一郎 「俺が誰より守りたいのはお前だ。俺は…、お前に惚れてるんだろう。」 攻略可能キャラクター。 新選組副長。好物は沢庵。 役者顔負けのイケメン。鬼の副長と呼ばれているが、根は優しい苦労人。酒には弱い。 俳句が趣味でこっそり詠んでいるが沖田や山崎にはバレバレ。沖田に句集をよく盗まれる。 彼がデレるのは非常に遅いがその分破壊力も凄まじくファンの間ではデレ方さんと呼ばれている。 実は薄桜鬼とは彼の事。 沖田総司(おきた そうじ) 声/森久保祥太郎 「…どうか忘れないで。僕は、いつだって君の幸せを願ってる。」 攻略可能キャラクター。 新選組一番組組長。好物は金平糖。 天才的な剣士。飄々としており、常に笑顔。味覚オンチで、彼の料理は評判が悪い。労咳を患っている。 近藤を尊敬しており彼の前で悪口を言おうものなら高い高いされる。 ちなみに人気の高いキャラである。 斎藤一(さいとう はじめ) 声/鳥海浩輔 「最初に落ちてくる一粒を、お前と一緒に見たかった。」 攻略可能キャラクター。 新選組三番組組長。好物は高野豆腐。 居合の達人(ちなみに左利き)。寡黙だが、実は天然。石田散薬を好む。あと刀オタク。 沖田同様、人気が高いため彼単独でアニメ・ゲーム雑誌の表紙を飾ることも多い。 藤堂平助(とうどう へいすけ) 声/吉野裕行 「いつか別れる日が来ても、それでも俺はおまえの傍に居続けるから。」 攻略可能キャラクター。 新選組八番組組長で、最年少幹部。好物はお寿司。 何事にも真っ先に飛びつくやんちゃ気質だが、自分に出来る事を模索し続けている。 主人公に対しては最初から友好的。 丁寧語で話すことの多い千鶴がタメ口で話せる数少ない一人。 原田左之助(はらだ さのすけ) 声/遊佐浩二 「そんじゃ、俺たちは俺たちの未来を作っていくことにしようぜ。」 攻略可能キャラクター。 新選組十番組組長。好物は味噌汁。 剣より槍を得意とする。大人の男性で、察しの良い一面もある。永倉・藤堂と仲が良い。 遊女に対しても紳士なフェミニストだがその分男に厳しい。 複雑な立場にある千鶴を気遣う。 このゲームが15禁なのはだいたいこいつのせい。 風間千景(かざま ちかげ) 声/津田健次郎 「心の整理がついたら俺の所にこい。いや、来なければ迎えに来る。」 攻略可能キャラクター。 西の鬼の頭首。好物は酒で、酒豪。 気分屋で自信家だが義理堅い。鬼の子孫を残すため千鶴を狙っている。 ファンからの愛称は多く「ちー様」「婚活鬼」「キンキラ」がある。 EDの衣装を着た姿が演歌歌手にしか見えず、公式でネタにされた。 オリジナルキャラだからなのかルートによってポジションが違う。 実は薄桜鬼の名付け親。 〓黎明録 井吹龍之介(いぶき りゅうのすけ) 声/関智一 黎明録の主人公。乙女ゲーのはずが主人公という立ち位置の為、攻略できない。 京に向かう途中追剥ぎにあい行き倒れていた所を、芹沢鴨に拾われ彼の小姓になる。 意地っ張りで口が悪いが、優しい一面もある。武家の生まれではあるが、武士を毛嫌いしている。 割と常識人だがデリカシーはない。素直とも言う。 〓サブキャラから攻略キャラに昇格したキャラ 山南敬助 (さんなん けいすけ) 声/飛田展男 新選組総長。 物腰柔らかで腹黒い人物。変若水の研究をしている。 永倉新八 (ながくら しんぱち) 声/坪井智浩 新選組二番組組長。 原田や藤堂と仲がいい。筋肉バカに見えて学がある。 山崎烝 (やまざき すすむ) 声/鈴木貴征 新選組諸士調役兼監察。 斎藤同様土方を尊敬でしており土方に悪戯する沖田とは仲が悪い。 攻略化をもっとも熱望されていたキャラ。 〓リメイクからの新キャラ 伊庭八郎 (いば はちろう) 声/宮野真守 千鶴の幼馴染。体質のことも知っている。 相馬主計 (そうま かずえ) 声/梶裕貴 千鶴の初めての後輩。 坂本龍馬 (さかもと りょうま) 声/小野大輔 攻略キャラ唯一の攘夷陣営。 ■ソフトウェア 薄桜鬼~新選組奇譚~(PS2:2008年9月18日発売/PSP:2009年8月27日発売/DS:2010年3月18日発売/3DS:2011年11月24日発売) 本編。全てはここから始まった。 薄桜鬼 随想録(PS2:2009年8月27日発売/PSP:2010年8月26日発売/DS:2011年2月17日発売/PSVita:2015年2月19日発売) ファンディスク。「薄桜鬼 ~新選組奇譚~」で語られなかった出来事を主人公が随想する形で収録されている。 VITA版には「面影げ花」というサブタイがついている。 薄桜鬼 巡想録(PS3:2010年6月17日発売) 「薄桜鬼 ~新選組奇譚~」と「薄桜鬼 随想録」を一本にまとめたもの。 薄桜鬼 黎明録(PS2:2010年10月28日発売/PSP:2011年7月28日発売/DS:2012年4月26日発売/PS3 2012年6月28日発売/PSVita:2015年7月2日発売) 「薄桜鬼 ~新選組奇譚~」の前日譚。男性主人公・井吹龍之介からの視点で描かれており、芹沢鴨も登場する。 PS3版には『名残り草』、VITA版には「思馳せ空」というサブタイがついている。 薄桜鬼 遊戯録(PSP:2010年5月13日発売/DS:2011年4月28日発売) ミニゲーム集。 短すぎるシナリオや、やりこみ要素のないミニゲームのせいで黒歴史気味。 薄桜鬼 遊戯録弐(PSP:2012年10月18日発売) ミニゲーム集再び。 前作の問題点はかなり解消されている。 薄桜鬼 幕末無双録(PSP:2012年3月23日発売) まさかのアクションゲーム化。 薄桜鬼 鏡花録(PS Vita:2013年12月19日発売) 「薄桜鬼~新選組奇譚~」の移植版。 薄桜鬼SSL ~sweet school life~(PSVita:2014年3月27日発売) 「薄桜鬼 随想録」のおまけモードである、学園パロのゲーム。 ドラマ化したが色々な意味で黒歴史扱い。 薄桜鬼 真改 風の章&華の章(PSVita:2015年9月25日発売(風の章)PSVita:2016年6月16日発売予定(華の章)) 新キャラを追加したリメイク版。前作のサブキャラも攻略対象になっている。 裏語 薄桜鬼(PSP:2013年6月27日発売) 維新志士側のストーリーで、主人公やメインキャラ(あとキャラデザ)が一新されている。 裏語 薄桜鬼 ~暁の調べ~(PSP:2014年8月7日発売) 裏語 薄桜鬼のファンディスク 薄桜鬼 真改 風華伝(PS4:2017年7月13日発売) 本編を中心に、統括作品としてリメイクした移植作。後にswitchにも移植された。 …やたら移植しているがオトメイトではよくあること。 さらに2019年ドラマ化が決定。 もはやコンテンツが羅刹化している。 ■関連用語 変若水(おちみず) 南蛮から渡来した薬。千鶴の父、雪村綱道が幕府の密命を受け改良を進めていた。 新選組も研究に協力していた(実験体の提供とか)。 服用すれば羅刹となる。 羅刹(らせつ) 変若水を飲んだ者達。特徴は紅い瞳と白い髪である。日の光に弱く、時折吸血衝動に苛まれる。 超人的な身体能力と治癒能力を持っているが、実は自分がこれから使っていくはずの寿命を使っているだけで終わりを迎えるとその身は灰となる。 ■アニメ 原作にまったく似ていないうえにカマっぽいキャラデザが不評だった。というかキャラデザ担当の個性が強すぎる。 だがゲームでは描かれなかった主人公が山崎を看取るシーンや他キャラルートでは空気になってしまう沖田の救済処置は評価が高く全体的には好評。 ゲームではルートごとに話が異なるがアニメは土方ルートがベースになっている。 その為誰ともくっつかないことの多い乙女ゲーム原作のアニメには珍しく、主人公の相手がはっきりしている。 全体的に高評価ではあるのだがエンディングが原作で言うところの悲恋エンドであり土方が死亡するという展開はちょっと物議を醸した。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 舞台版とは別にミュージカルやってます 斎藤・沖田はもう終わって今度土方編やるそうです -- 名無しさん (2013-08-01 22 26 59) 最後の所、見えない部分がある… -- 名無しさん (2013-08-20 19 42 45) まさかの学園パロディのSSLがPSPVITAで発売 -- 名無しさん (2014-01-22 21 02 38) 意外としっかり新撰組やっててワロタ。京都転落以後の新撰組をここまで真面目に描く作品だったとは良い意味で期待を裏切られた。千鶴ちゃんはエロ可愛いし。ちなみに漫画は地雷。 -- 名無しさん (2014-05-26 19 37 22) 正直龍馬は表に出てきてほしくなかったなぁ -- 名無しさん (2019-11-22 13 14 56) 褌が円盤特典の作品なんて、後にも先にもこれしかないんじゃないかな…汗 -- 名無しさん (2021-06-23 10 39 41) 最近乙女ゲーム系記事が充実しているので、この記事ももっと充実すると嬉しい。個人的に思い入れの深い作品なので 自分でも少し頑張ってみるけど -- 名無しさん (2022-10-12 10 16 59) 名前 コメント
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真琴と孝和 奇妙な凸凹コンビ 二節 2-4 お淑やかな撃墜王 「星崎ちゃん、真琴ちゃんが愉快な仲間達と北西地区で大活躍しているようだよ。絨毯爆撃って凄いよねぇ」 「面白いジョークだけど、今話す内容じゃないわね。私達はまず、北東部の掩護に回らなくちゃね」 苦戦が続く北東地区に輸送ヘリで向かっていた大学部の援軍の隊長・討状之威は軽い感じで、副隊長を務める私の姉である美沙に話しかける。 「真琴ちゃん紹介してよ、星崎ちゃん」 「バカだねぇ。そんなことを一言でも言ったら、あの子に鉄扇でぶん殴られるわよ。チャラ男大嫌いなのだから」 場違いな冗談交じりの会話は、緊張を解すためなのと、元々討状が軽く不真面目なためである。姉は分っているので軽く聞き流している。 《討状、星崎、北東地区に間もなく到着。出撃準備を》 輸送ヘリのコックピットより聞こえてくる声を確認すると、流石の討状でも表情を戻して臨戦態勢を取る。 「よし……行くぞ。そうそう、ちょっと言い忘れたけど龍河君に言っておいて。『さっさと前線出でてきなさい』ってね」 《了解》 「北東地区に電文! さぁ行くよ。降下準備は出来ているよねぇ?」 顔は真剣だが言い方が少し軽い言い回しで討状が言うと、ヘリに乗り込んでいる面々にこう伝えた。 ――11時02分 北東地区防衛線。 「うわああっ! 俺は『ダイアンサス』で行動したかった! 畜生、何でこんな事にいぃ!!」 「お前の働きはこの戦線の生死を分けるんだ! もう少し気張れ!!」 悲鳴を上げながらヒット・アンド・アウェイで能力を行使する堂下大丞に、二階堂悟郎は渇を入れる。堂下の異能力『他者強化』はこの一進一退の状況を支えるのに欠かせない為だ。状況に応じて個人の能力を増強出来る能力は、この状況ならば宛ら命綱とも言える。 北東地区の主力は高等部3年全体と1年の約半数が前線を支える布陣ではあったものの、防衛戦開始より苦戦を強いられていた。私のグレネードをテレポートさせて敢行した絨毯爆撃の様な奇策や、千鶴のように門に障壁を張って勢いを止める様な策が無かった事と、哨戒能力の甘さから戦闘開始より勢いを抑えられずに常に戦線が前後している。とは言うものの、この戦線には有能且つ名だたる異能者が居ないのかと言えば決してそうではない。 三年で言うと二階堂兄弟に大道寺天竜、弥坂舞、久留間走子が居るのに加えて、一年は『外道巫女』神楽二礼をはじめとして伝馬京介、氷浦宗麻、姫川哀、堂下大丞と言う総々たる面々である。 「あのクソ教師め……偉そうな事言っておきながら、意図も簡単にやられているじゃねーか!!」 「気持ちは分るが、言っても仕方有るまい……俺たちゃ『そこにある危機』を無くす事が先決だよ」 「専門的な回復手が少なすぎるんだよ。必死に戦わなくちゃ殺されちまうよ」 だが、この場を仕切った教師の判断によりラルヴァ行軍中は『見』に専念した事が、最大の失敗と言える。こうして出遅れ挫かれた戦線は維持するので精一杯にまで追い詰められたのだ。 これだけの人材を抱えている戦線だが、最初に出鼻を挫かれてしまっており、戦線維持に躍起に成らざるを得ない状況は最早ジレンマと言えよう。しかし逆を言えば、これだけの面子が揃っているからこそ、突破されずに維持できているのである。 極めて神頼み的な確率だが神楽二礼の『場』を門に展開できれば多少なりと状況は変っていたのかも知れないが、指示を出した教師は事前諜略をさせなかった。敵勢を甘く見ていたためである。この為雪崩れ込まれたラルヴァの群集を押さえ込む事が難しく、加えてこの指揮した教師は前に出て行って飛行するラルヴァの集中攻撃を浴びて早々に戦場離脱したのだ。 三浦が意図も簡単に蹴散らしているように見えるラルヴァ達だがその実の戦闘力は高く、決して侮れない。敵を攻撃した事だけでモールが壊れたことや、完全に押し切れずに決定的な要素には至っていないのがその証拠だろうか。 更に悪いことに怪我人が時が経過と共に比例するが如く徐々に増え始め、その回復にも全力で勤める必要を有している事だ。成るべく弥坂舞の様に幻を実体化させて戦わせたりして人間の消耗を抑えているが、それにも限界がある。 この為『外道巫女』神楽二礼を前線から下げ、直接戦線に触れない建物を貸し与えて『場』を構築させて回復に当たらせたのだが、人数が多すぎて追いつかないのが現状だった。さらに彼女の使う能力は簡単に言ってしまえば『神頼み』に於して発動する。よって、神が気に入らなければ一切力が出ないという制約がある。 場を仕切った教師が早々に戦線離脱した後、代わりに別の教師が直ぐに戦線に駆けつけたものの、当に一進一退の状況は通信室と神楽二礼の『臨時野戦病院』を往復する事しかできなかった。 「状況はどうだ!?」 「だめっすね、人が多すぎておいつかないっす」 言葉では軽い言い方だが、暗闇でも分るくらい顔中汗に塗れて『能力』を行使している姿が見受けられ、これ以上もっと頑張れ等とはとても言えない状況だった。他にヒーラー(回復手)が居ないことが戦線維持を難しくしている。 「……神楽、無理はするな。ギリギリまで保たせるからな」 「電文です! 大学部からの緊急電文です!」 その最中、 『発 北東地区大学部援軍隊長 宛 北東地区防衛隊隊長 我、防衛線ニ到着セリ 各員戦線ノ維持ニ奮起セヨ』 「おおおおお……大学部の援軍が到着しました! 地獄に仏とはこの事です!!」 大学部からの緊急入電に簡易通信室は援軍の一報に思わず沸く。 「正に待望の援軍だな……隊の編成は分るか?」 「隊長が討状之威殿、副隊長が星崎美沙嬢、以下30名です」 通信室を仕切る教師は険しい表情から、少し安心した表情を思わず浮かべる。 「星崎美沙と言えば『ヒーリング』……これは天の助けですね! 惑う事無きヒーラーが来てくれることは!!」 私の姉である星崎美沙は、意外にも双葉学園に数少ない超能力系能力による回復手で、『ヒーリング』を使いこなすことが出来る異能力者だ。劇的な効果ではないが傷や病気を癒すことと、治癒に関わる目標の纏っている生命的なオーラを感知できる。 現実的に直接的な回復手が少ないこの学園では、姉の様な能力者は引っ張りだこである。姉を知っている者なら、『保健室に行くか、星崎の所に行くか』と考えるのだと言う。 「討状之威に星崎美沙が居るのか……有り難い。討状の支援攻撃と、星崎のヒーリングによるフォローで持ち直せるな……神楽に伝えてやってくれ、星崎に暫く頼んでお前は少し休めと」 これが終わりではなく、未だ安心出来ない事は十二分に承知している。だが少し、微かだが精神的なレベルに於いて多少の余裕は出来たという所だろうか。 「合流次第、星崎美沙に神楽の居る『臨時野戦病院』に向かってくれと指示を出してくれ。討状が居れば現代兵器が十分効くあの連中なら一気に好転できるだろう」 「了解」 「星崎……か。美沙に真琴か、大きくなったな……あの姉弟…いや、『姉妹』だったな。あれがこの学園に来たときの事を思い出させる」 ――11時05分 北西地区防衛線。 (はあっ…はあっ……気が練れないのはまずい。調子に乗って特大の気弾を放ったからだ) 交戦中のラルヴァを除いて数居たラルヴァを殲滅したまでは良かったが、その後に出現した筋肉質で巨大、火を吐くラルヴァに三浦は七転八倒していた。力任せに投げられたが、身体で覚えているのか辛うじてなのかフランケンシュタイナーで切り返せた事は大きかった。 だがこのラルヴァが痛みからの朦朧状態からくる『隙』では、気を練り直すのに十分な時間が取れなかった。気を練り直せぬまま、起き上がり首を回す仕草をする姿に三浦は少々絶望感すら感じる。 「!……蹴り!!」 それでも目を瞑って気を練っていたが、殺気を感じた為目を開けるとラルヴァの中段回し蹴りが飛んでくることに気付く。避ける暇のない三浦はダメージ覚悟で脇腹に受け止めた。かなりの衝撃を覚えた三浦だが、足首を抱えて自分の脇腹に押し付けて固定する。 「……こうなったら意地だな。精一杯抵抗をして、時間を稼いでやるぜ」 ラルヴァを下から睨み付け、吐き捨てるように言うと自ら素早く内側にきりもみ状態で倒れこみながら膝を捻り、ラルヴァを投げる。 「ギャアアアアア!」 プロレスラーである藤波辰爾が本来は繋ぎの技として考案した、蹴りに対するカウンター攻撃として認識されている『ドラゴンスクリュー』で強引に投げられたラルヴァは錐揉み状になって地面に叩付けられると、まるで人間の悲鳴のような声を上げて足首を抱えて悶えてのたうち回った。 正しいこの技の受け流し方なんて知ろう筈もないラルヴァは、下手に抵抗したために脚を、足首を、引いてはその靱帯を強く痛めた。 「はあっはあっ……ざまぁみろだ……それにしてもキツい蹴りだな……」 もんどり打ってのたうち回っているラルヴァに吐き捨てるように言うと、必死に呼吸を整えようとする。 「気が練れるまで後ろに下がって」 「気を練り直せ、ここは私達が繋ぎとしてでも押さえ込むから!」 「待て如月、坂上、菅! 俺はまだ戦える!!」 必死に呼吸を整えている三浦の前に、千鶴に坂上撫子、菅誠司が庇うように立った。 「本当にバカだね! 真琴ちゃん! 三浦を一旦回収して!!」 千鶴は屋上にいる私に向かって言い放つ。呼吸が整わない三浦だが、視線はしっかりラルヴァの方に向いている。このままラルヴァが立ち上がれば臨戦態勢とは程遠い状況で三浦は闘う。恐らく千鶴はそれを加味しているのだろう。 「分った!『他者転移』」 この距離での転移は集中するまでもなく成功、重低音と共に三浦を瞬時に私の目の前に引き寄せる。 「うわああっ! まっ真琴さん!? と言うか、どうして男子用制服を?」 「そんな事を気にしている場合じゃないわ」 行き成り転送されて慌てふためく三浦だが、さすがにレスラー系のファイターだけに観察眼は鋭い。 「それにしても千鶴に言われて引き寄せて正解だったよ。三浦君、個人プレーじゃないんだ。千鶴や坂上さん、菅さんに任せて息を整えて」 「だめだ! 真琴さんアイツ半端じゃない!! 俺をまた飛ばしてくれ!!」 「それは出来ない。息整えて気を練って、戦える状況に戻すのが先決」 私は焦って打って出ようとするこの血の気の多い三浦を、静かに宥めながら言う。彼は息が切れており、はぁはぁと呼吸しながわ私の言葉に耳を傾けている。 「戦っているのは何も貴方だけじゃない。あれだけ暴れたのだから、少しくらい引いて整えても誰も文句は言わないし、言ったらその人を容赦なくプールに叩き落としてあげるわ」 「真琴さんも見たでしょう、俺を軽々と投げられる筋力の持ち主だ! 俺がタンカー(盾役の事。壁役とも言う)になって……」 「お前の気が練れない状況が、足手まといになっているって分らないのか!!」 何時もははっきりと言わないが、緊急時と言うこともあって自分でも信じられない位に三浦に言い放っていた。 「!!……真琴さん……」 「この迎撃戦は恐らくこのまま終結に向かう。東(北東地区)は苦戦しているようだけど、大学部から援軍が向かったわ……西は二年……それに一年に白兵戦得意な連中多いんだ。少し休んで息を整えて……私も千鶴達をフォローするから」 私は三浦にこう言い置くと、建物屋上の端に向かい千鶴達の戦いを見る。千鶴・坂上・菅と言う接近戦得意の三人対ラルヴァという図式で戦っていたが、そこにある戦闘は一進一退の状況だった。ラルヴァは三浦の『ドラゴンスクリュー』で脚を『壊された』為に動きこそぎこちなかったが、あの三人を相手に戦えるだけの力を持ち合わせていると思うと背中がぞっとする。 「如月あいつ炎吐く! 防いで!!」 「了解!! 『氷壁』!」 三浦との一騎打ちを見ていた坂上は、炎を吐くモーションと判断して千鶴に叫ぶ。案の定三浦にも放った火球が口から数個出現し、息を吹きかけるように推進力を付けて千鶴達が集まっている場所に目掛けて飛ばした。 「熱っ! 痛っ!!」 「熱っ!! この火球は爆裂もするのかよ!」 千鶴も反応が早く、素早くしゃがみ込んで地面に手を着けて素早く念じると、瞬時に三浦の背丈ほどの氷壁が現れ火球を打ち払ったが氷壁に当たると同時に火球が爆裂して爆風と熱風が放射状になって拡散する 破裂し四方に飛び跳ねる火の粉などの欠片で間接的な衝撃に千鶴と坂上は思わず声を上げる。 「……如月、ショットガン貸して」 ラルヴァの動きを見つつ、菅は千鶴に手をだしてショットガンを渡せと言う。 「せいちゃん? ……だけど、ショットガンシェルは3発しかないよ」 「効くかどうかも分らないし、引き付けるだけなら十分。私がこれで引き付けるから如月はまず坂上の刀に『氷』の付加しつつ、私が一発撃ったら氷で攻撃、その間を縫って坂上に斬り込んで貰う。私達が不安定になったら星崎にあのラルヴァを転移させて間合いを取って貰えば支えられる」 三人掛かりでも苦戦するこの状況に菅は賭けに出る。 「危険な賭けよ、せいちゃん」 「仕方がない。完璧に抑えられる三浦があの状況だし、これが最善だろ。如月、頼んだよ」 吐き捨てるように菅が言うとショットガンを片手に持って、飛び込み前転で盾になっている千鶴が張った氷壁から飛び出すようにラルヴァの目の前に出ると、銃口を向けて構える。 だが菅は撃たずにじっと構えているだけだった。銃を構えても動かない彼女を見たラルヴァは後退しながら息を吸い込む仕草をして口から火球を吐き出す。 「当たらない」 自分目掛けて飛んでくる火球を待ってましたとばかりに、左右に振る飛び込み前転で回避する。菅の動きは非常に素早く、動きに翻弄されて反応するだけで精一杯だった。姿を晒して攻撃を誘発させつつ、間合いを取って坂上が切り込める状況を作っている菅は飛んでくる火球を軽々と避ける。 「せいちゃんが囮になっている間に……坂上、刀を見せて。魔力付加する」 菅の戦術を見届けながら千鶴が片手に力を集中させると、坂上の刀の刀身を撫でるように触れる。すると刀が派手ではないが青くぼんやりと光り、氷の結晶が刀身の周りを浮遊している。 刀身が青く輝いて周りを氷の結晶が纏っており、相手を攻撃した際に凍てつき凍結させる氷の力を付与させる『氷結武器』と言うテクニックだ。 「劇的な効果では無いだろうけど、異能力じゃないと傷つかない奴にも効くようになるし、炎を基本とする者に大きくダメージを与えるかも知れない」 「十分過ぎるだろう。私は菅が一発撃つのを合図に斬り込むので、如月は私が接敵する前に飛び道具なら一回攻撃できるから撃ち込んで」 千鶴と坂上は2・3言葉を交わしつつ、菅の戦術を見ながら打って出るタイミングを見計らっている。 「……非常にワンパターン」 圧倒的な敏捷力で避けられる菅は、遊びは終わりだと言わんばかりにショットガンの有効殺傷射程距離の間合いに入る。近距離に間合いを取って銃を構えると、ラルヴァも同じように息を吸って火球を吐き出す仕草をする。 (モーションが何か違う……だが) 菅は一瞬ラルヴァのモーションの微妙な違いに気付くが、気の迷いなくそのままトリガーを引いた。 「ギャアアアアアアアア!!」 乾いた火薬の破裂音と共にショットガンシェルが破裂し、弾丸が四散する直後にラルヴァの胴体部位に直撃する。だが、 「傷口と口から炎!? くっ!!」 ラルヴァ自身は受けた傷に苦しみ悶えているが、ショットガンで受けた傷と口からおびただしい火と火の粉が勢いよく吹き出し、前面で立っていた菅に激しく襲いかかった。 菅は思い切り地面を蹴って全力でバックステップして危急を乗り切ろうとするが、菅の回避よりも早く火の粉がブレザーにまとわりついて着火する。 「如月! 菅が燃える!!」 「『冷却』!!」 ブレザーに火の粉が降りかかり延焼を始めた菅に、瞬時に素早く集中を切り替えて千鶴は菅の全身に氷の膜を張って火を消し止める。 菅は熱さに少し身を屈めていたが、千鶴の氷の膜によって軽くブレザーを焦がしただけに留まった。 「坂上早く行け!! せいちゃんは私がフォローするから、構わず斬り込め!! ショットガンで悶えている今が絶好のチャンスだ!!」 「ああ、わかった! 行くぞ!! たああああっ!!」 菅の攻撃による隙に一瞬行動が遅れた坂上だが、地面を蹴って氷壁の陰から飛び出し、下段の構えのまま悶えるラルヴァの死角から突撃し斬り込んだ。 「喰らえ!!」 「ギャアア!!」 突撃の勢いと体重の加重任せに打突して刃筋と平行に突き、脇腹に突き刺した。 「え? 何!? キャアアッ!!」 だが坂上の刀は千鶴の魔力付加が付随していたが切っ先までしか突き刺さらず、しかも刀は突き刺さって抜けなかった。よく見れば至近距離からのショットガンにも関わらず、擦り傷程度しか傷つけてはいなかった。 逆に痛みに悶えるラルヴァが激しく左右に体を振り、柄を握りしめていた坂上は体ごと激しく揺さぶられて刀諸共投げ出され、勢い良く地面に叩き付けられてしまった。 「……痛たたあぁ……何て力なのだ……あの三浦を軽々と投げようとしただけの力だ……薄々感じてはいたが……」 坂上は勢い良く体を叩付けられて衝撃と痛みに起き上がるのがやっとだったが、体を震わせながら何とか跪くように起き上がる。 (参ったね……ラルヴァが悶えているお陰で大丈夫だが……まずいな……) 「俺が、ただのオッパイ好きの中華料理店バイトでない所を見せてやる!」 「拍手!?」 痛みに悶えよろめいたラルヴァに『女のバスト大好きの中華料理店のバイト』として有名な拍手敬が、心の叫びとも取れかねない咆哮と共に千鶴・坂上・菅の間合いを縫ってラルヴァに突撃を掛けた! 私は拍手の『能力』を知らなかったのだが、徒手空拳で突撃していく。ようやく息が元に戻ったが気がまだ練りきれない三浦や、ダメージを受けている菅や坂上を考えると妙に頼もしかった。 「俺だって戦うさ! 喰らえっっ!!」 「グオオオッッ!!」 左手の拳に『気』を溜めつつ電光石火の早さで格闘戦の間合いに急速接近、両足を地に着けると掌を伸ばして掌底の形で、アッパー気味にラルヴァの顎辺りを深々と抉った。 「……グヘヘヘ……」 「まだ起きてやがる」 痙攣しつつ仰け反るようにぐらつき、顎に焦げるように煙を立てながら動かない。誰もがこれで終わったかと思ったが、ゆらりと体を戻し口元をニヤリとしながら人差し指を『来い』と示す仕草をする。 「三浦君! なんで拍手君は直ぐ追撃しないのだ!」 「真琴さん、拍手の能力は『発勁』で拳に気や『魂源力』を溜めて攻撃できるのですが、30秒の溜めが必要で追撃できないんです」 何というミステイク、これでは鉄砲勝負ではないか。だが、ラルヴァの硬直時間が長かったお陰か直ぐに二撃目の準備が出来た。 「もう一撃だぜ!!」 素早い腕の動きで繰り出した気を纏った掌底はラルヴァには避けられず、頬に食い込み抉るように命中、口から体液が飛び散り殴られた衝撃に限界まで仰け反って痙攣する。 今度こそ終わったと思った拍手は手をパンパンと叩きながら、吐き捨てるように言い置いた。 「ははは……見てみろ! 俺もやるときはやるんだよ」 「馬鹿野郎、終わってないぞ!! 油断するな拍手! まだ動いているぞ!!」 一部始終を屋上から見ていた三浦は、拍手に絶叫する。 「三浦……? 何!?」 三浦の絶叫に気が付いた拍手はラルヴァの居た方向に向くと、既にラルヴァが足蹴の攻撃態勢に入っていた。三浦や菅、坂上の『攻撃』に既に怒り狂っていたラルヴァは、元々瞳孔のない瞳に更に血走りながら、疾風怒濤に拍手に襲いかかる。 「この態勢では避けきれな……!!」 「『他者転移』!」 「ギャアアアアア!!」 攻撃が拍手に命中する直前に、私は彼を自分の側に引き寄せて攻撃を凌ぐ。攻撃が空を切ったラルヴァの蹴りは、ラルヴァの火球を凌ぐために千鶴が作った氷壁に足を食い込ますように『誤爆』、厚手の氷の堅さとその反撃効果、加えて三浦のドラゴンスクリューで負ったダメージがまるでボディーブローの様に効き、もんどり打ってのたうち回っていた。 「はあっ…はあっ…星崎のテレポーテーションってやつか……助かったあぁ」 「無茶しやがって……良い度胸しているよ」 呆れる様に三浦は言うと、拍手はそれを聞きながらはあはあと呼吸を乱しながらその場に大の字で寝転んでしまった。 「大丈夫か? 拍手君」 「大丈夫、大丈夫、ダメージは無いから。多分疲れたんだ」 私は気になって言ってみると、三浦は手で扇ぐような仕草をしながら言い置いた。 「それより真琴さん、俺もう行けるぜ。気が練れる!」 「分ったよ三浦君。方向感覚を合わさなくてはいけないので離れた場所に飛ばすから……千鶴達を頼むよ」 私はこう言い置くと三浦はニッコリ笑いながら、 「大丈夫ですよ真琴さん。菅も坂上もダメージ受けているけど、如月と真琴さんのフォローがあれば負けはしませんよ」 静かに言い置いた。三浦の言葉を聞くと、私は静かに彼を火を吐くラルヴァと行き成り接敵しない場所に転移させた。 何度か転移されたお陰か三浦は方向感覚を失わずに状況認知を完了し、拍手の一連の流れでのたうち回っているラルヴァの元に走り込んで勢い任せに頭部にストンピングを喰らわす。 「グヘェ!」 ストンピングは倒れている相手を踏みつける本来繋ぎの足技だが、気を纏った三浦のストンピングはラルヴァですら苦悶の唸り声を上げた。 苦悶の悲鳴を上げているラルヴァを三浦はそのまま頭を持って起こし、首根っこを掴んだまま歩かせて千鶴の作った火球を凌ぐために作った氷壁の角にラルヴァの体を振って顔面を叩付ける。 「ようやく気が練れたのか三浦」 「真琴さんの横にいたらよ、直ぐに疲れが取れたぜ」 余りにも直球な言葉に、流石の千鶴も苦笑いを浮かべる。 「下半身の欲望って怖いねぇ……さて、私は坂上のフォローをするので三浦はあのラルヴァを仕留めろ! 立て直し次第そっちに行くから」 「了解。さて、〆くらいきちんとしますか」 二・三言葉を交わすと三浦は意気揚々とラルヴァに接近し、頭を抱えて苦しみ悶えているラルヴァに容赦なくストンピングを落としていった。 千鶴の凌ぎ用の氷壁にサンドウィッチ状態でストンピングを落とされている状況は、さながら地獄絵図とも言えなくもない。 「グオッ……思いの外重い蹴りだな……まだ余力十分じゃねぇか」 だがラルヴァもサンドバックではない。三浦のストンピングの合間に浴びせ蹴りの要領で脇腹に蹴りを見舞っていく。ドスッドスッと重く鈍い効果音を響かせながら、三浦のストンピングとラルヴァの蹴りの応酬が始まった。 「グオッ! ああ! クソッ面倒くせぇ!」 比較的重い足蹴の応酬は、段々と三浦をイラつかせる。三浦はラルヴァの蹴りを凌ぐと前に前進して首元を捕まえて押さえ込み、エルボーを激しく背中に落としながら屈めさせ、両膝でラルヴァの頭を挟み両腕を相手の胴周りに回してクラッチし、相手の身体を反転させながら自らの頭上まで跳ね上げ、その体勢から自らしゃがみ込みながらラルヴァを背面から千鶴が作った簡易的な氷壁の真上に叩き落とした。 氷壁は真ん中から砕け散り、崩れ去りながらラルヴァの両脇腹に背中に食い込ませて地面に叩付けられた。 「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」 ほぼ突起物と言って良い氷壁に勢い良く『パワーボム』で叩き落とされたラルヴァは、海老反りに体を曲げて転げ回りながらのたうち回っている。 一気に決めた大技だったのか、三浦は片足付いて跪くように座っている。 「……ふうっ……やれやれ。それにしてもあの蹴り痛てえ……気を装甲にしてもこの痛みは……」 完璧に決まったパワーボムで三浦も周囲も完全に終わったように見えたのだが、次の瞬間信じられない光景を見る。 「マジで?」 プルプルと振るわせながらもこのラルヴァはゆら~りと立ち上がり、血塗れ泥塗れで立ち上がるその様は三浦でも『引く』位の迫力がある。 「ちょ、ちょっと待てや、菅や坂上に拍手の攻撃を浴びて、パワーボムまともに喰らってまだこれかよ……」 目の前の衝撃的な光景に咄嗟に立ち上がることが出来なかった三浦は完全に後手を取ってしまい、為す術もなく怒りの一撃とも言える太い腕を勢い良くまるでバットのように振ったラルヴァの攻撃を許してしまう。 「うおおおっ!」 反射神経の本能から来る左腕のガードが一寸の僅差で間に合って顔面に直撃することは免れたが、辺りに響き渡った激しい鈍い衝撃音がその激しさを物語る。 何とか防いだは良いが、衝撃の激しさで暫く身動きが取れない三浦は青ざめる。もし次が来たら間違いなく顔面にクリーンヒットするからだ。激しさを身をもって知った三浦は直撃したらどうなるか等、想像に難しくない。 「三浦! 背中を屈めろ!!」 咄嗟に後方から聞こえる声に三浦は力を振り絞って体を前屈みになった刹那、坂上が三浦の背中を踏み台にして乗り上がり、すぐさまラルヴァの頭部・顔面を狙って膝蹴りを繰り出した。 プロレスラー武藤敬司発祥の所謂『シャイニングウィザード』だが、少しずれてラルヴァの顔面と頭部に大腿筋が打ち付けて勢い良く突風が通り過ぎるかの如く駆け抜ける。 「グオオッ!!」 「……私も行く!」 間髪開けずに菅も坂上に続いて同じく三浦を踏み台にし、多分見様見真似だろうかラルヴァの頭部・顔面を狙って膝蹴りを繰り出した。 膝が鼻と眼球辺りに直撃し、激しく鼻から体液を吹き出しながら仰け反るが倒れるまでには至っていなかった。 「私も行くよ! たあ―――っ!!」 そして立て続けに脚に氷の付加をして、こなれた感じで千鶴も同じように三浦を踏み台にして登り上がり、助走の勢いそのままにラルヴァの頭部・顔面を狙って膝蹴りを繰り出す。 「ギャアアアアア!!」 千鶴の膝が鼻から眉間に額にかけて漏れなく網羅し、衝撃でへこみながら額が割れて体液が噴き出し、菅の二撃目のシャイニングウィザードで折れている鼻が更に折れたのか激しく鼻からも体液が噴き出して堪らず地面に叩付けられるように倒れ込んだ。 「三浦! お膳立ては此処までだ、最後に決めろ!!」 「了解!」 最早のたうち回る気力も残っていないのか、ピクピクと痙攣して動かなかったラルヴァを頭を持って無理矢理起こして相手の首に片手を回し、もう一方の片手でラルヴァの肉を掴む。 「……あの体勢……まさか」 三浦は首の辺りを掻き斬る仕草をするとそのまま相手の全身を垂直になるように持ち上げ、勢いを付けて脳天から落とした。 187㎝の高さから垂直落下で脳天から叩き落とされたラルヴァは既に出血している場所から吹き出すように体液が吹き出し、三浦が手を離した頃は血塗れ泥塗れ、最早ピクリとも動かなかった。 「垂直落下式ブレーンバスターか……実際に生で、しかも実戦で見られるとは思わなかった」 一部始終を見ていた他の生徒は思わず漏らす。実戦で垂直落下式ブレーンバスターを放てるのは、やはりそれなりの実力者でもない限り難しいからだ。 またプロレスを生であれ中継であれ、こうやって見られることは珍しい。 「今度こそ終わっただろ……はぁ、拍手の二撃で沈んでくれれば助かったんだがなぁ……他の奴に比べで段違いだな」 倒れて動かなくなったラルヴァを見ながら、三浦は言い置くように呟いた。 「おい三浦、このラルヴァ燃えるぞ」 坂上は思わず漏らす。倒れて息絶えたと思われたラルヴァだが、暫く経つと穴という穴から炎が吹き出して全身を包み、激しい炎となって燃えだした。 「……何だったんだろうな、こいつら」 「さぁね……まぁ、確かな事はこんなに大規模に学園をラルヴァに襲撃されたのは、初めてって事だけよ」 この火を吐くラルヴァを倒したのが最後と認識したのか、溜息と安堵と共にぽつりぽつり雑談をかわす。 「おい、三浦に坂上、如月。雑談は後にしよう……星崎に終結の宣言をさせに行かないと」 菅は至って冷静に言葉を言い置く。 「真琴ちゃん! 簡易通信機から『醒徒会』に通信入れて! 北西地区の戦闘は終結したと」 千鶴は私に叫ぶように言う。と言うか私がやって良いのかなぁ? 「了解! 『発 双学北西地区守備隊星崎真琴 宛 醒徒会本部 我、ラルヴァ群集を殲滅セリ。次ノ指示マデコノ場デ待機スル』」 私は言われたとおりに醒徒会に簡易通信を入れると、どっと歓声が沸くのが分る。 『了解お疲れ様でした、『撃墜王』星崎さん。北西地区は明朝まで待機してください……そうそう、星崎さん。貴女はまず着替えて、成宮君に制服を返してあげて下さい。彼、下着で小さくなっています』 私が簡易通信を入れると、水分は北西地区に向けて通信を入れる。余計な一言を添えて。 一瞬しーんと場が無音状態になり、その刹那まるで衝撃波の如くどっと爆笑が広がった。 「……真琴さんのあの男子制服って、醒徒会の成宮のだったんだ……」 三浦はしみじみという。畜生! そんな事言わなくても良いのに!! 「うっ…うるさいわ水分さん……! ああ……もうっ!!」 私は思いの外狼狽えていた。まぁ私が悪いのだが、顔から火が出る思いというのはこういう事なのだろう。 恥ずかしくて穴を掘って埋まりたい気持ちで一杯だったが、私の横にいる大の字になって寝ていた拍手が目を擦りながら起き出した。 「……あ……オハヨウゴザイマス……」 「……うるさいよ……」 2-5に続く トップに戻る 作品保管庫に戻る
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※このページの内容は東方玉神楽の重大なネタバレになります。このシナリオをクリアした方以外の閲覧はお勧めいたしません。 シナリオ #18:【霧の孤島】 【セリフ一覧トップへ戻る】 +←ネタバレOKな人はクリック シナリオ開始時 桜華公園(数ヶ月前) 萃香 うーん…。 文 …何か悩み事ですか? 萃香 ああ、天狗かい。大した話じゃないんだけどね。お仲間に声をかけたら、すごい勢いで逃げられちゃってさ。 文 鬼の貴方に声をかけられたなら、誰でも…ちょっと待ってください、お仲間ですって? 萃香 うん、多分。見たことのない子だったけど。 萃香 あと、他の人に話しかけた時は別に怯えられたりなんてしなかったよ。ここの人間は、肝が据わっているのかな。 文 コダマのせいかもしれませんね。しかし、幻想郷にどんどん鬼が増えていきますね…。 萃香 そんなにたくさんもいないでしょ。 文 天蓋を割ってしまうような方々ですから、一名増えただけでも号外モノです。早速取材を…。 萃香 怯えてたみたいだし、後にしてあげて。 文 そうですか…。それでは、落ち着いた頃に探してみるとします。 萃香 でも気になるねぇ。見た感じ、かなり若い…と言うより幼い鬼だったけど。 文 (それを貴方が言いますか)地底から来たとかではないのですか? 萃香 うーん、地底にいた鬼があんなに怯えるかな…。後で勇儀にでも聞いてみるとするか。 文 では、私は瓏界の方から攻めてみましょう。何か面白いネタにありつける気がします。それでは。 萃香 生き生きしてるねぇ。さっきの子に悪いことをしてしまったかな。 萃香 出自不明の子鬼、か…。 vs チルノ、大妖精 チルノ (主人公名)、ここで会ったが百年目だ!尋常に凍結しろ! 勇那 茉莉の真似だろうが、微妙におかしいぞ。 チルノ あれ? クレハ まるきゅーは放っておいて…こいしちゃんは何してるの?千花祭には参加してないやろ。 こいし 私は付き添い。この子達の練習に付き合ってたから、様子を見てみたくて。 大妖精 色々と教えてもらいました! こいし 大ちゃんは真面目で素直だから、飲み込みが早くてね。教え甲斐があったわ。 ルーベル 大ちゃん「は」ってことは…。 勇那 真面目…。 クレハ 素直…。 チルノ なんだか、失礼な視線を感じるんだけど。 ルーベル もしかして、もう大ちゃんの方が強くなってたり。 こいし …。 大妖精 …。 チルノ ふん、さいきょーのあたいに向かってよくもそんな口が聞けたものね!勝負よ(主人公名)、身の程を教えてあげるわ! (vsチルノ戦終了) ルーベル あちゃー、ボッコボコ。 チルノ う、ぐす…。 大妖精 チ、チルノちゃんも惜しかったよ!もう少しだったね! こいし そうよね!今日は暑いから、調子もイマイチだったし! クレハ さて、前座も終わったところで…。 チルノ 前座とか言うなーっ! 勇那 お前は血も涙もないな。 クレハ 心配せんでもすぐ忘れるやろ。それはともかく、次の相手は手強そうやぞ。 大妖精 チルノちゃんの仇、とらせてもらいます! チルノ 大ちゃん頑張れー! クレハ ふん、返り討ちや!(主人公名)、若手は叩かれてナンボやと教えてやりぃ! 勇那 クレハ、意味不明な煽り方をするな。(主人公名)がリアクションに困ってる。 ルーベル しかし、本当にすぐ忘れたね。 こいし まぁ、ある意味長所よね。それじゃ大ちゃん、頑張って! (vs大妖精戦終了) 大妖精 チルノちゃんごめーん。 チルノ 大ちゃんは悪くないよ!頑張ったよ! ルーベル (主人公名)ちゃんひどーい。いじめっ子ー。 勇那 さらっと(主人公名)を悪者にするな。 こいし この子達のことは任せて、先に行っていいわよ。頑張ってね。 勇那 助かります。ほら、私達は先に行こう。 チルノ 覚えてろー!決勝戦で永久凍土に埋めてやるー! 大妖精 あれ、決勝は私達じゃなかったっけ。 チルノ あ、そうだった。それならえーっと…準決勝は茉莉ちゃんだし…。 勇那 …確かに、この調子ならすぐに忘れそうだな。 vs マホロ マホロ ルーベル、やっと見つけたわ!アタシと勝負しなさい! クレハ …誰? ルーベル さあ、知らないわ。人違いみたいだから、放っておいて先にいきましょ。 マホロ 無視するなー!あれだけ人の家の宝石を漁っておいて! 勇那 これはお前が悪いな。燃やされてこい。 クレハ きっとあんたが悪いね。埋められてこい。 ルーベル 0.8秒で友達を犯罪者扱いしないでよ。漁ったなんて人聞きが悪い、マホロが賭けに負け続けたのが悪いんでしょ? マホロ アタシのこと覚えてるじゃない! クレハ で、結局誰なんよ。 ルーベル 昔、同じ研究棟に住んでいた宝石魔法使いのマホロ・リーゼリットよ。ちなみに私との戦績は…。 マホロ …9割ぐらい私の負けなのは覚えてるわよ。でも、ここではそうはいかないわ! 勇那 あれ、お前…オウカジムに所属してないか? ルーベル そう言えば、見たことあるような。 マホロ 何度か視線が合ってるでしょ!貴方はことごとく無視してたけど!ジムの仕事さえなかったら、すぐ捕まえていたのに…! 勇那 あー、揚羽ってそういうのに厳しいよな。規律とか私闘とか。 マホロ というわけで、今日はコダマ遊びで勝負よ!私が勝ったら、私の宝石達を返してもらうから! クレハ (あの子、結構強かった気がするけど。ルーベル、あんた勝てるの?) ルーベル (ぶっちゃけ無理。私、コダマ遊びに全然力を入れてないもん) 勇那 (お前、なんで瓏界に住み続けているんだ?) ルーベル (いやー、ここの出土品は質がすごく良いからさー) マホロ 何ひそひそと話しているの?もしかして、逃げる算段でも立てているのかしら。 クレハ (魔法勝負から逃げてコダマ遊びに走ったくせに、とはつっこまないでおこう) ルーベル はっ、寝言は寝てから言いなさい。あなた程度の相手なんて、面倒くさくてやってられないだけよ。 マホロ なんですって…! ルーベル でも、そこまで言うなら…そうね。私の弟子の(主人公名)に勝てたら、相手をしてあげてもいいわ。 クレハ (弟子の方が強いやん) 勇那 (お前、今かなり必死だろ。そんなにたくさん借りを作っているのか) ルーベル (うっさい二人とも。ウチの家計も切実なのよ) すっ。 マホロ やる気みたいね…!わかったわ、先に貴方から始末してあげる! 勇那 (主人公名)は優しいなぁ。 ルーベル それゆけ我が弟子よ!マホロをぼっこぼこにしちゃえ! クレハ 師匠は最低やなぁ…。 (戦闘終了) マホロ な…あんなに修行したのに…! ルーベル そもそも、魔法で勝てないからってコダマ遊びで勝負なんて…情けないにも程があるわよ。 マホロ うっ。 クレハ (自分は悪知恵で乗り切ったくせに) ルーベル (その口を縫い合わせるわよ) ルーベル …無視してたのは悪かったわよ。魔法勝負なら受けてあげるから、いつでも遊びに来なさい。 マホロ あ、遊びになんてそんな…。これは勝負!勝負なんだからね! ルーベル で、今日の勝利分の宝石は後で没収に行くから♪ マホロ 鬼、悪魔ーっ!私が頑張って発掘したのにー! クレハ (仲がいいんだか悪いんだか) 勇那 (この子も宝石目当てで瓏界に来てたのか。そっちはご愁傷様) vs 千鶴 千鶴 ちょっと勇那、本当にこの島が会場なの?ざっと回ってみたけど、守護者が全然見つからないわよ。 勇那 そのはずなんだが。ところで、他に誰かと会って対戦したか? 千鶴 対戦?えーと、会ったのは3人くらいで…。どこぞの愚妹を3回しばいたから、対戦は合計で5回のはずよ。 ルーベル (偶然3回も鉢合わせたのか、2回ほど死者にムチを打ったのか) クレハ (多分後者やろ。ご愁傷様や…) 千鶴 まぁいいわ。まだ時間には余裕がありそうだし、律が見つけてくるまで(主人公名)の相手でもしてようかしら。 (戦闘終了) 千鶴 あいったー…。今日初めて負けたわ。 ルーベル さすが上位クラス、千鶴も強いねー。 千鶴 ここ数ヶ月で、それをあっという間にごぼう抜きだもん。(主人公名)の方がすごいわよ。 勇那 さて、それじゃ私達は捜索を続けるか。変な所に隠れているようだったら、後で教えるよ。 千鶴 ありがと、助かるわ。もしサボっているとかだったら、私の針が待ってるから覚悟しなさいって伝えて。 ルーベル …なんか怖いフレーズが聞こえたよ? クレハ 鍼灸は千鶴ちゃんの特技なんよ。相当にすごいらしいで。…薬としても、毒としても。 千鶴 今度試してあげよっか?肩こり腰痛の解消から、記憶操作に神経断絶まで思いのままよ。 ルーベル 遠慮しておきます!特に後半! 千鶴 あら残念。よく効くのに。 ルーベル よく効きそうだから怖いんだよ! vs 美月 - シナリオ#18ボス戦 勇那 うーん、見つからない。確かにおかしいな。 ルーベル 本当はこの辺りで待機なの? 勇那 ステージ付近、とだけは聞いてるけど…。 ルーベル と言っても、見る限り誰も…いって! 勇那 ルーベルどうした…え? 美月 しまった、壊れたか。 勇那 …美月、何をしていた。 美月 昨日、透明度99%の迷彩に成功してな。せっかくだからテストを…。 ルーベル そんなの気づけるワケないでしょ! 勇那 時と場合を考えてくれ。お前は研究に没頭し過ぎる悪癖があるんだから…。 美月 何を言って…ところで、今の時刻は? 勇那 そろそろ美月の出番だな、と思ってからかなりの時間が経過した頃だ。 美月 よく来たな(主人公名)!この霊印が欲しければ私に勝つことだ!準備はいいか!? クレハ 勇那。晶ちゃんと言い、守護者の人選ってミスだらけとちゃうか。 勇那 …すまん。とりあえず、今晩にでもしっかり言い聞かせておく。 (戦闘終了) 美月 これは驚いた。素晴らしい成長ぶりだな。 クレハ でも、みづきちってもうちょっと強かったような。ぶっちゃけ手を抜いてた? 美月 手を抜いたというか、ハンデをつけている。そして私は「みつき」だ。変なあだ名はやめてくれ。 ルーベル ハンデ? 勇那 美月と残り2人の守護者だけだがな。両腕に巻かれている縄がそうだ。 美月 霊縄(れいじょう)と言って、コダマの能力を制限できる。私のは30%程度の制限のものだ。 ルーベル 3割の制限がついてこれか…。 美月 だが、この調子なら(主人公名)もすぐに私達と肩を並べると思うよ。 クレハ またまた、負けたばかりだからってそんな。みっちゃんもうまいなぁ。 美月 そういうつもりじゃないよ。そして普通に美月と呼べ。 美月 全くコイツと来たら何度言っても…ほら、これが霊印だ。受け取れ。 ルーベル 今までは寒色が多かったけど、今度は思いっきり暖色だねー。 勇那 言われてみればそうだな。見分けがつくか、程度しか気にしてなかったよ。 美月 ほう、もう4個も集めているのか。あと少しだな。残りはどこだ? 勇那 …琴月街道と、星斗風穴だ。 美月 なるほど、その二ヶ所を後に回していれば確かにスムーズだろうな。 ルーベル そう言えば、お札帽子の姉ちゃんが未だに出てないね。 勇那 次の琴月街道の守護者がアイツだよ。 美月 ちなみに、40%の霊縄がついていながら私よりも強いから気をつけろ。 ルーベル どんだけだよ。 勇那 まだ時間はある。厳しいと思ったら、少し時間をかけてでも十分な準備をしてから臨め。 クレハ そしたら、最後は相当やばいんちゃう? 勇那 最後の守護者は…限界ぎりぎりの霊縄をつけてるし、頭が弱いから意外と何とかなると思ってる。 美月 よくわかった、伝えておこう。 勇那 冗談だ。冗談だからやめてくれ。 「琴月街道」に移動可能になりました。一度「ポータブルスキマ」などで脱出してから移動してください。 シナリオ#18終了 【シナリオ#17】へ 【シナリオ#19】へ
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前ページ次ページSSまとめ 23-556 23-556 名前:真名 涙[sage] 投稿日:2006/01/19(木) 22 10 49 ID ??? 真名 涙 1/4 私は卑怯な人間だ こんなことにキミたちを使うなんて・・ 昨日から続くアキラの怒りを静めるために・・私は仔犬を使った よい言葉で言えばアニマルセラピー、悪い言葉でいえば・・なんとでも言ってくれ アキラ 「いい子・・」 じゃれ付く仔犬を見てアキラはにこやかな顔になる まだ、私のことを怒っているようなふしはあるが、言葉は交わせるようになった もう一押しだ 真名 「アキラ・・これはその子達のご飯だ。食べさせてあげてくれ」 アキラ 「・・うん」 素直にご飯の入った皿を受け取ってくれた かなり怒りも収まっているようである 後は時間が解決してくれるだろう ・・・・ 押し倒してみようか? そう思っていたときだった ピンポーン チャイムが鳴った 誰だろうか? 23-557 名前:真名 涙[sage] 投稿日:2006/01/19(木) 22 11 28 ID ??? 2/4 千鶴 「お邪魔しますね〜」 そう言って私の部屋に入ってきたのは那波であった 千鶴 「あのですね〜」 にこやかな笑みをたたえながら彼女は廊下に立つ しかしよく見れば・・ 真名 「何をしている、刹那?」 刹那が那波の後ろに隠れていた。那波に後ろからしがみつくような感じで抱きついている いつもの刹那らしくない行為。そんなことを感じながらも私は那波に問い掛けた 真名 「一体どうしたというのだ?」 千鶴 「それが・・」 時は30分前にさかのぼる 刹那 「にゃうう・・」 すっかり千鶴になついてしまい、その胸に抱かれることが至上の喜びとなってしまった刹那 このときも千鶴の胸に顔を埋め、子猫のようにゴロゴロと甘えていた 千鶴 「甘えん坊さんねぇ・・」 刹那 「このちゃんとか龍宮は抱きしめられるとドキドキします。でも・・あなたは安らぐんです・・」 千鶴 「嬉しいわ・・でもなんだか複雑ね」 刹那 「どうしてです?」 千鶴 「お母さん見たいだから」 しばらくの間があった。そして刹那がぽつりと一言つぶやく 刹那 「・・母上」 23-558 名前:真名 涙[sage] 投稿日:2006/01/19(木) 22 12 54 ID ??? 3/4 刹那 「あっ・・」 千鶴が優しく慰めるように刹那の頭を撫で始めた ゆっくりとゆっくりと、そして刹那の髪には千鶴の手のひらの温度が伝わり、脳まで暖められるような感覚に襲われる やがて意識が遠のき、薄膜に包まれるように刹那は眠りに落ちようとしていた 千鶴 「まるで幼子ね、5歳ぐらいかしら?」 それを聞いたらしい刹那はうつろな声でこう答えた 刹那 「5歳・・私・・5歳・・」 千鶴 「そうね・・甘えん坊な5歳の女の子・・」 そこで刹那の意識は消えた そして別の意識が覚醒するのである 真名 「で、こうなったわけか」 それを聞いて納得した。おそらくは催眠術みたいなものであろう 今の刹那はお母さんの背中に隠れる恥ずかしがり屋の女の子なのだ 刹那 「ははうえ・・」 千鶴の服を刹那は引っ張った。今の状況がつかめていないのであろう。ようは怖いのである そして次の刹那の一言が酷く私を傷つけた 刹那 「あのお姉ちゃん・・怖い・・」 泣きたくなった。ちょっと泣いた 23-559 名前:真名 涙[sage] 投稿日:2006/01/19(木) 22 14 22 ID ??? 4/4 千鶴 「今までの記憶がそう教えているのね。あんな酷いことするから」 なぬっ!!那波、お前もしただろう!!あんな凄いことを!! そう反論しようとしたそのとき アキラ 「お姉ちゃんと遊ぼうか?」 いつのまにかアキラが刹那の隣にいた 刹那はしばらくもじもじしていたが、やがてアキラの手を取った アキラがにっこりと微笑むと刹那の硬い表情は崩れ、笑顔でアキラと一緒に部屋の奥へと消えていった 真名 「・・・」 千鶴 「そのうち元に戻ると思うわ、それまでつらいでしょうけど我慢してね」 それだけ言って那波は消えた その場に残された私は動けなかった。その悲しみは私を再起動させるのにかなりの時間を必要とさせた 私が半泣きの顔でリビングに行けば、すでに遊びつかれた刹那は眠りについていた 大型のソファーの上でアキラの胸の上に頭を乗せ安らかに眠っていた ついでに言えばその足元には仔犬たちも寝ている 私がそこに近づこうとすると、まだ起きているアキラが口に指を当てて静かにしなさいのゼスチャーをとる その場で動けなくなった私に、アキラはさらに冷たい仕打ちをした 手をひらひらを動かしバイバイのゼスチャーをしたのだ 部屋の電気を消し、私は廊下に出た 毛布も無い中、私は寒い廊下で寝ることとなる 本気の涙が出た 完 23-575 23-575 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 01 10 11 ID ??? 千雨「ネギ先生、辞めるつもりだったろ。今は降りちゃ駄目だ。奴を止めることはできなかったけど、 あたし達の勝負は終わっちゃいない」 ネギ「でもどうやって。もうA組にも戻れないし」 千雨「A組は壊滅したよ。多分。だが戦力はある。戦力は、まだあるさ……」 近衛「こないな所が学園の地下にあるとはなー」 千雨「学園都市開発、華やかなりし頃の夢の跡さ。半世紀以上眠っていた地下鉄麻帆良線の幻の世界樹駅と、 湾岸の学園部分とを結ぶ新旧の結節点。結局、使われなかったがね。 この都市には、きっとこういう場所がいくつもあるんだろうな」 近衛「どなたはんかて知られることもなく、か」 千雨「来たか」 ネギ「全員降車。整列」 千雨「よく来てくれたな。桜崎。古。綾瀬。長瀬。それに宮崎 お前達の使命は、ネギ先生と共に、図書館島地下に潜伏する今回の事件の首謀者を逮捕することだ。 これ以降は全てネギ先生の指示に従え。あらゆる妨害は、実力でこれを排除しろ。 魔帆良学園中等部3年A組最後の出撃だ。存分にやれ」 ネギ「直ちに出発します。全員乗車」 千雨「ネギ。差し違えてもなんてのは御免だ。彼女を逮捕して必ず戻るんだ。あたし、待ってるからさ」 ネギ「出発」 23-576 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 01 11 02 ID ??? 近衛「何故や? どうしてあんたが行かん」 千雨「あたしにはやらなきゃならねえことが色々あってね。さんざっぱら世話になっといてなんだけど、あんた逮捕するよ」 朝倉「全員そこを動くな。近衛木乃香。破壊活動防止法その他の容疑で貴方を逮捕する」 近衛「えーほんまに? びっくりやわ。……説明はあるんでしょうね?」 千雨「今回の一連の事件に関してあんたの情報は恐ろしく正確で素早かったよ。 そりゃそうだ。あんた自身内偵を進めていたっていう例の組織の一員だったんだから。 あんた神楽坂の同志だった。そして奴に裏切られたんだ。 単なるダンディズム研究に過ぎなかった計画を変更し、本気で学園をハードボイルドな気風にするために奴が姿を消したことで、 あんた窮地に立たされた。男子禁制という事の性格上、公に捜査することもできんしな? そこで3-Aに目をつけた。ネギ先生の監視も兼ねて一石二鳥だからな」 近衛「全部あんたの推測やないか」 千雨「まともでない学生には2種類の人間しかいないんだ。悪党か正義の味方だ」 23-592 23-592 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 14 34 46 ID ??? 「ココネー、まったくどこ行ったんだろ」 ココネの相手をして学園内をぶらぶらしていた美空、休憩所あたりで見失ってしまった 「やれやれ、無表情だけどああ走り回るとは。やっぱ子供だね」 などといいつつ、ベンチに座りコートのポケットからさっき買った缶コーヒーを飲む 暖かさがじんわりしみてほっと息をつく、その時 「おお、春日殿。何をしているでござるか」 「えっ・・・?」 声はすれども姿は見えず、その時ベンチ裏の木の上から降りる人影 「よっと、驚かせたでござるな。ニンニン」 「な、長瀬さんか。びっくりしたー」 楓は申し訳なさそうに頭を下げる、こう言った所は律儀だ 「いやいや、そんなに謝らなくても」 「そうでござるか、まあいつも双子が世話になっているでござるからな」 「いたずら仲間なだけですよ」 美空はそう言うものの、楓にとってはあの双子が里よりもいたずらがひどくない事は美空のおかげと思っていた 「春日殿のおかげであの二人も修行するようになったでござる」 「修行?」 「秘密でござる」 (忍者っていっても無駄だろうしなぁ) そんな事を考えていると楓は話題を変える 「時に春日殿は寒い中何をしているでござる」 「ああ、ココネの相手。でも見失って」 「ふむ、近くにいるでござるよ」 楓は森の近くの茂みを指す、がさがさ揺れている 「まさかぁ・・・ココネー、いるならでておいでー」 「ははは。いやー冬はいい、『あれ』がいないでござるからな」 「『あれ』って、あ、ココネー」 ココネが何か抱えて駆けてくる、泥だらけのその手に抱えられた物をみて楓は絶句する 「・・・あわわわわ(ばたり)」 「ちょっと、長瀬さん!ココネ何をってこれは・・・」 ココネが抱えてきたのは冬眠中の大きなカエル、眠そうに蠢いていた 23-595 23-595 名前:風呂上りに・・[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 15 39 58 ID ??? 風呂上りに・・ お風呂から上がった彼女は、いつものようにバスタオル一枚で部屋の中を歩き回った 腰に手を当てて、冷蔵庫から取り出したばかりの冷えたコーヒー牛乳を口に運ぶ まだ拭ききれていない全身から、太ももを伝い一粒のしずくが床へと落ちた やがて、その火照った体を冷やそうと彼女は白魚のような指でリモコンのボタンを押した ごうううん・・ 少しばかり耳障りな音を立て、エアコンが作動し始めた リモコンを手に持った彼女は温度を22度に設定し、風量を強風、風向を自分のほうに向ける エアコンと向かい合うようにして立ち、その冷えた風が自分に気持ちよくあたっているのを確信すると彼女は・・ その身に纏っているバスタオルの前をはだけた ハルナ 「ご〜く〜ら〜く〜」 湯上りのハルナのいつもの儀式 ハルナ曰く”このために生きてるってもんよ”だそうです 恥はどこへやら・・ 夕映 「みっともないから止めるです。誰かに見られたらどうするですか?」 ハルナ 「ここには女しか居ないし・・ネギ君なら見られてもいいかも」 ・・そんなことはさせないです 完 23-648 23-648 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/21(土) 03 34 22 ID ??? その1 千鶴 「あ、ねえねえ聡美ちゃん」 ハカセ 「………」 千鶴 「…あら? ねえ、聡美ちゃん?」 ハカセ 「…え? あ、ああ! すみません千鶴さん! …私、名前で呼ばれることに慣れてなくて…」 千鶴 「うふふ、もう、聡美ちゃんったら」 ハカセ 「てへへ…」 その2 亜子 「あ、ねーねー釘宮ー」 円 「くぎみん言うなーっ!」 亜子 「…い、いや、言うてへんけど…」 円 「え…!? あ、ご、ごめん……普段、あんまり呼ばれるもんだから、つい…」 亜子 「んもー、しっかりせなあかんでーくぎみん」 円 「そうだよねーあははーって、言うなっつの!」 その3 美空 「………」 千雨 「………」 美空 「……………はっ!? だ、誰か私のこと呼んだ!?」 千雨 「へ? い、いや……別に誰も呼んでないみたいだぞ?」 美空 「…そ、そっか……えへへ、昔の…出番の無いときのクセで、つい幻聴が…」 千雨 「…ううっ、大丈夫、春日も最近頑張ってんじゃん! ……私には劣るけど」 美空 「うわーん!!」 23-660 23-660 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/21(土) 15 54 15 ID ??? 「雪だるま出来たねー」 「・・・(こくこく)」 全国的に雪、麻帆良も例外なく雪景色。美空とココネは公園で雪だるまを作っていた 不恰好ながら雪だるまは完成、ココネも嬉しそうだ 「あらあら、元気ねぇ」 おっとりした声、那波千鶴の声だ。にこにこと買い物籠片手に手を振っている 「那波さん、買い物ですか?」 「そう、うちは小太郎くんがよく食べるから」 確かにあの部屋では小太郎が良く食べそうだ、美空も食卓を思い浮かべくすりと笑う 千鶴もそれを察してか微笑む、そして雪だるまで遊ぶココネに気づき 「あら、あれがココネちゃん?」 「はい、やっぱり子供ですね」 「なんかお姉さんみたい」 やだなあと照れる美空、千鶴はココネに近づき話しかける ココネはうなづいているだけでいつものままだが会話が成立している それを見た美空は (とても同級生には見えないな・・・) 「何か言ったかしら」 「へっ(嘘・・・)な、何も・・・」 「そう、さて行かないと、それじゃ」 千鶴は笑顔を見せつつ去っていった、だが一瞬見せた笑顔の裏の黒いオーラは忘れなかった くいくいとココネが美空の服の裾を引っ張る 「なに、ココネ。げっ・・・」 ココネの手には千鶴から受け取ったであろう長ネギが握られていた 23-667 23-667 名前:木乃香 願い[sage] 投稿日:2006/01/21(土) 18 20 28 ID ??? 木乃香 願い 一刺し、一刺し、心を込めて 一刺し、一刺し、思いを込めて 一刺し、一刺し、願いを込めて 愛するせっちゃんの為、ウチは一つ一つ刺してゆく ぷすり、ぷすりと刺してゆく 刹那 「こ、このちゃん・・」 ウチを見て、せっちゃんはそれ以上声をかけてくれなかった 木乃香 「待っててな、後少しで1000回目なんや、そしたら願いも叶うからな?」 ウチは再び刺してゆく 憎い憎い龍宮さんの体にナイフをぶすりと刺してゆく 千回刺せば、きっとせっちゃんはウチのもの・・ 一刺し、一刺し、心を込めて 一刺し、一刺し、思いを込めて 一刺し、一刺し、願いを込めて その手を血で染めようとも・・ 罪の意識を感じなくなっても・・ それはすべてせっちゃんのため・・ ハルナ 「思い込んだら〜試練の道を〜」 のんきに歌を歌いながら、ハルナは創作系同人誌を作っていた ハルナ 「閑話休題、のどか、居ないよね?木乃香も居ないよね?」 人間は本能で闇を恐れる、そこに潜むものが見えないからだ。闇はこんなにすぐ傍にあるというのに・・ 木乃香 「千回刺せばええんやな?長ネギとナイフと新田、どれがええ?」 完 23-692 23-692 名前:3−Aとりえリレー 第1走[sage] 投稿日:2006/01/21(土) 22 14 40 ID ??? 投下いきまーす。 それは、唐突に行われた。 『3−Aとりえリレー』 新田「お前たちに『とりえリレー』なるものをやってもらう。」 千雨(いきなりじゃねーかっ!!) 新田「ルールは、ここにお前たち30人の名前が書かれた紙がある。 引いた名前の生徒の特技にチャレンジし、成功すればクリアとする。 全員クリアすれば、私からプレゼントをやろうではないか。」 千雨(新田主導なのかよ!) 新田「あぁ安心しろ。プレゼントは私のカルピ○とかそういうオチはない。 ちゃんとお前らの望むものを、全員分くれてやる。無礼講だ。」 パル「ホント!?漫画用のトーン100種セットとかもOK!?」 新田「いいだろう。今回だけだぞ?」 夕映「ご本尊仏像10体セットもですか?」 新田「うむ。」 刹那「お嬢様とのハワイ旅行もですか!?」 新田「よかろう。」 真名「クレー射撃練習用の射撃場もか!?」 新田「……限度を考えろ龍宮。 ともかく、無理のない程度にかなえてやる。」 全員「「「「「マ〜ジでぇぇぇぇ!?」」」」」 千雨(オイオイマジかよ新田…そんなコトして破産してもしらねぇぞ!?) 新田「さぁ、まずは第1走者を決めようか。クジ持ったかー?」 明日菜「OKですよー。」 新田「よーし、せぇぇの!!」 だーれだっ!!! …………… 23-693 名前:3−Aとりえリレー 第1走[sage] 投稿日:2006/01/21(土) 22 15 27 ID ??? 聡美「人気のない私へのあてつけですかぁ?」 新田「まぁそういうな葉加瀬。ではコレを引け。」 聡美「はぁい。……あ。」 新田「どれどれ…む、『宮崎のどか』だな。 ということで、今回はこれだぁ!」 第1走『ハカセが 図書館島で 蔵書整理だ!!』 新田「説明っ!!」 千雨(ビ○バ○チャンプじゃねーか…。) 新田「とりあえず図書館島にある本をわずかばかり拝借してきた。 この本を指定の本棚にしまい、ここに戻ってくること。 制限時間は30分。 帰ってきたら場所を宮崎に言え。 正解ならクリアだ。」 聡美「わかりましたぁ。」 新田「では、用意……ドン!!」 新田「今回は…『子犬大辞典』と『麻帆良史下巻』、それと『コスプレの全て〜コスプレイヤー入門』の3冊だ。 しかし何でこんなモノが…?」 真名(ま、まさかこういう形で返却されるとは…っ!!) 千雨(か、かなり恥ずいっ……。) 23-694 名前:3−Aとりえリレー 第1走[sage] 投稿日:2006/01/21(土) 22 16 35 ID ??? <お約束の25分後…> のどか「まだ見えませんね……」 美空「まさか、このまま終了とか…ナシだよね?」 茶々丸「……!レーダーに反応あり。あの容姿は間違いなくハカセ……」 千雨「!?来たのか!?」 のどか「あ……あれ…」 超「ハカセネ。おーい、ハカセー!!!!」 聡美「はぁ、結構ハードですねぇ、図書館島の中も…。」 新田「さて、戻って早々悪いが、返却場所の確認だ。」 聡美「あ、はい。 『子犬大辞典』は…」 のどか「…!!バ、バッチリです!よかった……」 新田「…ふむ、どうやらクリアのようだな。おめでとう葉加瀬。」 聡美「このくらい科学の力でなんとかしますよぉ〜。」 千雨「……ところでハカセ、お前腕の機械つかったろ?」 聡美「バレなきゃいいと思いますよぉ。」 千雨「……前途多難だな。」 新田「さて、次は名前を引かれた宮崎だ!さぁ、次を引きなさい!」 シリーズ/3−Aとりえリレー 23-698 23-698 名前:かたぐるま[sage] 投稿日:2006/01/21(土) 22 44 13 ID ??? かたぐるま 1/2 夕暮れの町、影が長く伸び、子供たちをさらわんばかりにその後ろを追っていた 風香 「ボクが乗るのー!!」 史加 「お姉ちゃんばっかりずるいですー!!」 同じ顔をした少女たちが、長身の少女の足元で喧嘩をしているのが見えた 楓 「これこれ、喧嘩は良くないでござるよ」 ニコニコとその様子を見ながら、長身の少女は少し楽しそうにその二人を諌めている そんな楽しそうな光景が見えた 教会の側の階段の上、その少女は膝を抱えるようにして座っていた ココネ 「・・・」 ココネは自分の好きな場所を思う それはいつもの場所、大きくなれば決していることのできない場所のことを考えていた 風香 「いえー!ボクの勝ちー!」 声がしたので、再度、長身の少女のほうを見れば、どちらかはわからないが片方の少女を肩車している その光景を見たココネはさらに強く膝を抱えた ?? 「珍しいな、一人なのか?」 上のほうから声がした ココネがふと見上げてみれば、そこには真名がいた ココネ 「・・こんにちは」 真名 「こんにちは、キミの相方は?」 ココネ 「シャークティに怒られている、生きていれば明日会えるかもしれない・・」 ココネはそう言うと、階下の楓たちの様子に再び視線を移した 真名 「そ、そうか。キリスト教は厳しいんだな・・」 23-699 名前:かたぐるま[sage] 投稿日:2006/01/21(土) 22 45 52 ID ??? 2/2 真名 「どうした、一人で寂しいのか?」 ココネ 「かたぐるま・・」 真名 「かた・・ぐるま?」 ココネ 「肩車、うらやましい・・」 真名がふと階下を見れば、楓がいて双子を肩車しているのが見えた 真名 「そういえばいつも肩車されているな」 ココネ 「私、肩車が好き・・」 少し寂しそうに見える少女に、真名は自分らしくない優しさが芽生えてきたのを感じた 真名 「私でよければしてやろうか、肩車?」 ココネ 「・・!!」 ココネは希望に満ちた目で、真名を再度見上げた 真名 「あいつより背は高いが、それでよければどうだ?」 ココネ 「乗る!」 思ったより勢いのいい反応に少し真名は戸惑った。こんなに元気のある子供だとは思っていなかったからだ 真名 「わかった、わかった。でも、暴れるなよ?」 コクンと、ココネはただ頷いた 肩からぶら下がるココネの両足を、真名はしっかりと掴んだ。ココネはぺたりと両手を真名の頭につけ、ぐらつかないようにしている 真名 「どうだ?いつのと違うか?」 ココネ 「いつもより高くて・・気持ちいい」 真名 「少し歩くか?」 ココネ 「お願い・・」 夕暮れの町、オレンジ色の光は縦に重なったふたりを包み、ぼんやりと二人の姿を消していった ?? 「わ、私の出番は?」 完 23-711 23-711 名前:真名 お風呂[sage] 投稿日:2006/01/21(土) 23 40 42 ID ??? 真名 お風呂 1/2 ここは私の牙城、ここは私の部屋、ここは私の領域 なのになんで私が立ち入ることができない場所があるのだろう 中で何が行われているか?それは想像に難くない それを確認するために私はそのドアにそっと耳をつけた さかのぼること30分前、刹那は再び幼児退行していた そのトリガーとなるものはすでに判明している 那波の抱擁だ 那波に抱きしめられたら、二分の一の確率で幼児化することがわかった 千鶴 「ではおやすみなさい〜」 刹那を幼児化させるだけさせておいて、奴は私たちの部屋を出て行った。この状況を楽しんでいるに違いない そして残るは私、刹那、アキラの三人だ せつな 「あねうえ〜」 幼せつなはアキラのことをあねうえと呼ぶ、私もそう呼ばれたい 姿かたちは普通の刹那、しかしその行動は幼女そのもの・・これはこれでたまりません アキラ 「どうしたのせつなちゃん?」 せつなはせがむようにしてアキラの服を掴み、お風呂に入りたいことを伝えた アキラ 「じゃあ、お姉ちゃんとお風呂入ろっか?」 にっこりと笑顔をせつなに返し、アキラはせつなの頭を撫でた せつな 「うん!」 元気に返事をする刹那。可愛い・・ 真名 「じゃ、じゃあ、私も・・」 アキラ 「真名はここで変な人が入ってこないようにお留守番。わかった?」 取り付く島もなかったです、ハイ 23-712 名前:真名 お風呂[sage] 投稿日:2006/01/21(土) 23 42 30 ID ??? 2/2 しゃああ・・・ シャワーの音というのは、こんなにも淫靡なものであったとは今まで気がつかなかった アキラ 「シャンプーするね」 浴槽とかに反響して、アキラの声はいやらしく聞こえた。ダメだな、私 せつな 「痛くしないで・・」 な、なんですとぉぉぉ!!! その台詞は・・初夜の台詞ではありませんか? 心臓が破裂しそうだ。私の全身は汗をかき、妄想汁が毛細血管まで駆け巡っている アキラ 「背中の次は前も洗うから、こっち向いて」 刹那の前・・刹那の前・・おっぱいのことかー!!! せつな 「あねうえ・・おっぱいおおきい。わたしもおおきくなるかな?」 アキラのおっぱい・・ゴメン、忘れてた アキラ 「きっと大きくなるよ」 私はそのままでもいいんだが・・な! アキラ 「じゃあ、肩まで浸かって100数えるよ?」 じゃぶーん、という音が聞こえる。ふたりっきりで浴槽に、あんなに狭い浴槽に・・ せつな 「いーち、にー、さーん・・」 肌が触れているのかな?おっぱいは?足を絡めているとか? アキラ 「なーなじゅう、ななじゅういち、ななじゅうに・・」 ハァハァ・・ハァハァ・・ハァハァ・・ せつな 「ひゃーく!」 ここで私の意識は途切れた。妄想だけでのぼせてしまうとは・・不覚 完 23-739 23-739 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/22(日) 15 09 07 ID ??? 「こらー!!」 風香の叫びが聞こえる、美空は最近いたずら双子と距離を置いていた シャークティに毎度毎度説教されるのもある、だが最近『つまらなく』思えてきたのだ 精神年齢が上がったのかどうかは本人にも分らない、漠然とそう思っていた 「また逃げちゃった、やりたい気分半分、やりたくない半分」 ため息をついて歩き出すと史伽が駆けてきた。 「大変ですー、お姉ちゃんが里に帰るって言ってるんですー」 史伽は半泣き、手の込んだいたずらかと思ったが史伽はそこまでできる子ではない 「ちょっと、詳しく話して」 「はい、『美空に嫌われてる、居ても面白くない』って。わたしは美空さんが嫌ってるわけじゃないのわかってますけど・・・」 「そっか、やっぱはっきり言うべきだったかな」 美空は史伽に今の心境を語った、史伽もうすうす気づいていたようで納得してくれた。 「やっぱりそうでしたかー、わたし安心したです。それをお姉ちゃんにもはなしてほしいですー」 「うん、わかった。行こう」 急いで寮の部屋に向かう二人、必死で楓が止めている所だった 「春日殿にも事情があるのでござろう、なぜわからぬのでござる」 「楓姉にはわからないんだよ、ぼくが美空に嫌われてるの。ぼくにとって美空はいたずら仲間じゃなく麻帆良でのお姉さんなんだ」 楓は母代わり、美空は姉。風香の気持ちは楓にとって痛いほど理解できた そこに美空と史伽が飛び込んでくる 「美空・・・、何しに来たの。ぼくが嫌いなんでしょ」 「お姉ちゃん、違うです。美空さんの話を聞いてほしいですー」 美空はぎゅっと風香を抱きしめた 「えっ・・・」 「ごめん、嫌ってなんかないよ。ただいたずらに少し・・・」 胸の中の風香が震える、泣いているようだ。美空は優しく頭を撫でる 「史伽殿、我々は暫し離れるでござるよ」 「はいです」 二人が去った後、美空と風香は抱き合い姉妹のような時を過ごした 23-740 23-740 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/22(日) 16 47 41 ID ??? 楓の元で修行を続ける鳴滝姉妹。 厳しい指導にも耐え抜き、ある日遂に六分身を身に付けた。 「やった!念願の六分身だよ史伽!」 「やったですねお姉ちゃん!でも何で六分身なんですか?」 「えへへ、それはね…ちょっと耳貸して」 「はい…うん、え?そ、そんなことするつもりだったの!?」 「まあまあ、頼むよ史伽ー」 「あの修行はなんだったの…」 23-741 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/22(日) 16 48 42 ID ??? 最近双子がいたずらをしなくなっている。 良いことではあるだろうけど…美空は一人呟く。 周りにあの双子が居ないと、こうも静かなものなのかと少し寂しくなる。 「静かだなあ…」 「みーそーらーっ!」 ちょっぴりセンチな夕焼け空に、元気な声が鳴り響く。 「お、風香に史伽」 後ろを振り返った美空の見た者は、元気そうな風香と、申し訳無さそうな史伽。 丁度教会の角からひょこっと飛び出ている二人が、「せーの」と掛け声を合わせた。 ボンッという音が響き、白い煙が辺りを包む。 視界が開けて、美空は唖然とする。 「お姉ちゃん!」 12人の風香と史伽が、こちらへ迫る。 これが本当のシスタープリンセス。 笑えないや、はは。 それだけ考えてから、美空は下らねえと叫んだ。 前ページ次ページSSまとめ
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グリP「二人で店を経営だ」【安価】 執筆開始日時 2014/05/25 元スレURL http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1401020736/ 概要 まつり「ほ?」 グリP「ほら、この劇場も大きくなっただろ?」 グリP「あのテントから、今ではホテルや色々ついた水上都市だ」 風花「確かに、成長しましたねぇ」 グリP「そこで、話題作りとして、この劇場内でお店を経営してもらうことにした」 志保「……いきなり、飛びすぎじゃないですか?」 グリP「いや、もう決めたから」 タグ ^エミリー スチュアート ^高坂海美 ^伴田路子 ^七尾百合子 ^望月杏奈 ^北沢志保 ^田中琴葉 ^二階堂千鶴 まとめサイト ポチッとSS!! SSびより SSまとめプラス wiki内他頁検索用 エミリー スチュアート コメディ ミリオンライブ 七尾百合子 二階堂千鶴 伴田路子 作者◆O//Gvdq7EE氏 北沢志保 安価 望月杏奈 田中琴葉 高坂海美
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理事長就任のごあいさつとWAN上野千鶴子web研究室オープンのお知らせ http //megalodon.jp/2013-0820-1122-58/wan.or.jp/reading/?p=2258 4月1日をもって理事長に就任しました上野千鶴子です。NPO法人WAN会員および登録ユーザーの皆さん、WANサイトをご覧いただいている方々に、ご挨拶をもうしあげます。あわせて今年度WANのめざすものを、みなさまと共有したいと思います。 特定非営利活動法人ウィメンズ アクション ネットワーク 更新年月日:2013年03月11日 団体名称特定非営利活動法人ウィメンズ アクション ネットワーク 所轄庁 京都府 主たる事務所の所在地 京都府京都市中京区下妙覚寺町185番地イトーピア御池通804号 従たる事務所の所在地 東京都武蔵野市中町一丁目11番16-2701号 電話 0422-38-9770 FAX0422-38-9862 代表者氏名 上野 千鶴子 法人設立認証年月日 2009年05月19日 ウィメンズ アクション ネットワーク 代表者 氏名 牟田 和恵 〒 600-8431 住所 京都府京都市下京区綾小路通室町西入る善長寺町140-1 電話番号 075-343-1143 携帯電話番号 FAX番号 075-343-1143 E-mail info@wan.or.jp ホームページURL http //wan.or.jp http //megalodon.jp/2013-0820-1126-25/hitomachi-kyoto.genki365.net/gnkk14/mypage/mypage_group_info.php?gid=G0000599 WAN名古屋オフィス 〒40-0008 名古屋市中区栄1-7-26-801 Tel/Fax 052-203-517 http //megalodon.jp/2013-0820-1154-24/wan.or.jp/npo/wp-content/uploads/2012/12/a91641c91266c48798db6742ed89c0e01.pdf