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登録日:2011/08/23 Tue 21 43 22 更新日:2022/05/07 Sat 13 48 10NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 くじら くじら ←タカだけど アンノウン エルロード タカ ボスなのに空気←「風」のエルだけに ライダー怪人 上級怪人 仮面ライダー 仮面ライダーアギト 平成ライダー 超越生命体 風のエル 鷹 ここは聖地だ…… ◆風のエル◆ 「風のエル(El of Wind)」は『仮面ライダーアギト』の登場怪人の一体。 『アギト』のエピローグとも云うべき、Vol.47〜51に登場した。 声 くじら 【データ】 種族 高位の使徒(超越生命体) 呼称 風のエル 身長 220㎝ 体重 164㎏ 特色/力:燐憫のカマサ、時速500kmの飛行能力、突風 ※「風のエル」のみは最初から強化体に相当する姿をしている。 【概要】 「闇の力」の最も強力な同胞にして眷属である 7体のエルロードの1体。 「聖地」で人類滅亡の為の瞑想に入った「闇の力」の護衛に就いていた。 神々しい聖衣を纏ったかの様なデザインも素晴らしい、本作を代表するボス級キャラクターである「水のエル」と同じエルロード怪人なのだが、いかんせん出番も物語中での比重も少ない事が嘆かれる、不遇気味の強豪怪人である。 なお「水のエル」とは反対に、男性型で女性の声で喋る。 【能力】 鷹に似た高位の超越生命体で 風=天空の支配者と云う事からか風を自在に操り、更には時速500㎞で飛行する能力も持つと云われる。 風を操る能力により強化されているのか非常に身軽で、アギトやギルスを圧倒。 腕から繰り出される烈風は、バーニングフォームやエクシードギルスを一歩も近づけさせなかった程の威力を持つ。 専用武器は「憐憫のカマサ」と呼ばれる長弓で、これから放たれる光の矢は人間を塵すら残さずに完全消滅させる。 【劇中の活躍】 瞑想に入った「闇の力」を護衛する役目を持ち、「聖地」に近付く人間を排除していたが、その存在を察知されたギルスとアギトと対戦。 圧倒的な力により排除しているものの、アギトの抹殺が役目では無い為か、撃退のみに留めていた。 ……最終的には退却した「地のエル」を追い、「聖地」に踏み込んで来たアギトを排除するべく強化された「地のエル」と共にこれを迎え撃つ。 2対1と云う有利な状況もあり、圧倒的な力でアギトを蹂躙するが、其処に再びG3ーXを身に纏った氷川誠が到着。 「人間力」を発揮した氷川が2体のエルロード相手に奮戦、更に復活した涼が加わる。翔一の復帰後はG3-Xとエクシードギルスを相手に尚も互角以上に渡り合うが。最終的にはGXランチャーを受けて怯んだ隙にダブルエクシードヒールクロウの連続攻撃を受けて遂に爆砕された。 【劇中の経緯】 Vol.47〜51 恩師との再会に美杉家を出る決意をした翔一。 戦いの日々が終わり、新たなる居場所を見つけようとする涼。 そして、アンノウンの活動停止から1ヶ月……氷川はG3ユニットの凍結を打診されていた。 ……穏やかな日々の中で、新たなる火種が巻き起こる中、3人の若者達が最後に見るものとは。 製作側自身が「真の最終回」と語ったVol.46までの展開を終えての『アギト』のエピローグとも呼ぶべき物語。 ここに来ての新展開に、批判の声も少なからずあり、口の悪い人間からは「蛇足」扱いされる面もあるエピソードではあるが、『アギト』の物語から考え得る可能性を見せたエピソードと呼ぶ事も出来るし、ラストでの主人公達の爽やかな姿を評価する声も多い。 【関連人物】 津上翔一 かつての調理師学校時代の恩師、倉本との再会に美杉家を出て、彼のイタリアンレストランで住み込みで働く事にする。 岡村可奈 翔一編の新ヒロイン。 ツンツンした懸命さが空回りするタイプの健気な娘。 頑なに他人との関わりを拒絶していたが、そうした意識すら飲み込む翔一の優しさにちょっとデレデレ……? 内に抱える秘密から、本来は真魚が持っていた役割を引き継いだキャラクターとも云える。 倉本 翔一の調理師学校時代の恩師でイタリアンレストランのオーナー。 ……なんで可奈ちゃんいじめんのよお!! 風谷真魚 翔一の出て行った後の菜園を引き継ぐ。 元ヒロイン。 美杉義彦 美杉太一 家族である翔一の新たなる旅立ちを見送る。 葦原涼 バイク屋のおやっさんからバイトを薦められ、新たなる生活を歩み始める。 翔一の近況を密かに覗きに来る姿に萌える。 漸く葦原さんにも幸せの日々が……とファンは信じていましたとも。 水原リサ 涼編の新ヒロイン。 「スコーピオン」と呼ばれる蠍座マークの暴走ライダーで、自分の命(バイクも)を省みない様な無茶な走り方をしていた。 当初は涼に敵愾心を抱いていたが、彼のぶっきらぼうな優しさにメロメロになる。 やや舌足らずだが、ハマるとそれが魅力に。 おやっさん シーアーチンロード編にて登場した、バイク屋のおやっさん。 涼の不器用ながらも情に篤い性格を見抜き、彼に自分の許で働く事を勧める。 涼とリサの急激な接近に困惑気味の頑固親父。 氷川誠 無事に視力は回復するが、アンノウン事件の停止に伴う警察上層部の陰謀に巻き込まれ、G3ユニットを停止に追い込まれる。 北條透 終章(エピローグ)で一番ワリを食った人。 「アギト」への不安を上層部に利用された挙げ句、自分も止められない事態にまで、状況が悪化してしまう事に……。 小沢澄子 G3ユニットのリーダー。 「アギト」を危険視する北條に噛みつくが、元々その役目は小沢さんが担っていた。 尾室隆弘 何故か交通課に回され白バイ警官となるが、寧ろそちらの方がイキイキしてるのはご愛嬌。 警視庁幹部 結局は陰謀体現者。 白川尚純 終章で突然出現した、ラスボスチックな警察官僚。 北條のアイディアを利用して、新たなる旧人類による支配体制の維持を確立しようとする。 アンノウン 闇の力 人類の滅亡を決意した創造神。 先ずは「蠍座」の星アンタレスを動かし、蠍座の人間にドッペルゲンガーを見せて自殺させる方法により、ゆっくりと滅亡させようとする。 【余談】 終章にて改めて付加された「異種族との共存(敵対)」と云うテーマであるが、元々前作『クウガ』の構成を下敷きにしていた『アギト』内では完全にはそのオリジナル要素を消化する事が出来ず、不完全な形で物語を終える事となってしまった。 このテーマは同じ井上脚本、白倉プロデュースによる『仮面ライダー555』により、改めて物語の中心に据えられる事となる。 追記せよ、この項目!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] こいつ、最後までタイマンでは負けてないんだよな~ -- 名無しさん (2014-02-05 23 08 35) くじらだがタカって誰うまww -- 名無しさん (2014-02-15 18 20 23) どうしてもね、頭数優先でそろえると物語り上空気なのがでてくるものよw -- 名無しさん (2014-02-15 20 25 25) なんであんな道路沿いの見つかりやすい場所に聖地を作ったんだろうな -- 名無しさん (2014-02-15 20 41 53) 項目には男性型って書かれてるけど、確かこいつ、中世or女性型としてデザインされたってアートワークスに書いてた気がする。 -- 名無しさん (2014-02-15 21 07 36) 中世じゃない、中性。 -- 名無しさん (2014-02-15 21 07 56) 確かこいつのモチーフはフィリピンワシという鳥だってアートワークスに書いてあったよ -- 名無しさん (2016-07-10 20 34 24) 何の書籍だったか忘れたけど、水原リサを殺したのが風のエルだって思いっきり大嘘書いてあった書籍があった憶えが…… -- 名無しさん (2016-10-05 19 17 34) 高すぎてタカになったわね……潜影蛇手 -- 名無しさん (2020-03-04 21 04 29) 名前 コメント
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登録日:2011/08/25 Thu 23 54 18 更新日:2022/09/13 Tue 22 02 58NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 かませ犬 アンノウン エルロード ヘタレ ライオン←わかりにくい ライダーラスボス項目 ライダー怪人 ラスボス 一応ラスボス←水のエルです 三宅健太 不遇 仮面ライダー 仮面ライダーアギト 地のエル 大ショッカー 平成ライダー 幹部怪人 怪人 獅子 超越生命体 塵から生まれし者よ……塵に返るが良い ■地のエル■ 「地のエル(El of Ground」は『仮面ライダーアギト』の登場怪人の一体。 「闇の力」の最も強力な眷属にして同胞である7体のエルロードの内の一人。 声 三宅健太 【データ】 種族 超越生命体(高位の使徒) 呼称 地のエル 身長 220cm 体重 170kg 特色/力:敬虔のカンダ、熱砂 ※強化体でも身長・体重・武器は変わらず。 【概要】 『アギト』の“最”最終章とも呼ぶべき、物語のエピローグとなる最終3話に登場。便宜上は『アギト』本編に於ける最後にして最強の敵である。 しかし、なかなか敵(アンノウン)サイドに光が当たらず、最終的な物語の着地点に迷い続けた『アギト』の演出の煽り、それも最終的なしわ寄せを受ける形になってしまった敵キャラクターであり、エンディングまでに物語が加速化するドラマ展開に全く関わる事が出来なかったという、不遇の強豪怪人である。 同胞である「水のエル」や「風のエル」には外見上の性別と発する声質が逆転している演出があるのだが、「地のエル」のみは性別も声質も男性型で一致している。 【能力】 ライオンに似た超越生命体で、「大地」を司るエルロード。 地中を時速80kmものスピードで移動し、拳からは人間を灰にしてしまう熱砂を出す能力を持つ。 「アギト」の因子を持つ者を能力で生成した熱砂を振りかけて塵に変えて消滅させると云う「不可能殺人」を行った。 専用武器は「敬虔のカンダ」と呼ばれる長剣で、アギトのシャイニングカリバーを砕く程の威力を持つ。 反面、G3ーXの電磁ナイフ「GK-06 ユニコーン」と互角な事をネタにもされる。 戦闘で効果を発揮する様な特殊能力は見せなかったものの、純粋な身体能力と戦闘能力が高くアギトやギルスを圧倒している。 【劇中での活躍】 「闇の力」の中で眠っていたが、「聖地」の守護の為に目覚めさせられていた「風のエル」に続いて、「アギト」の力を持つ者達の抹殺の為に目覚めさせられ命令を実行し続けた(*1)。 アギトのバーニングフォームをも凌ぐ力を持つがシャイニングフォームを顕現させたアギトには及ばず、撃退される。 ……しかし、逃げ込んだ「聖地」で主の「闇の力」から新しい生命を受け強化体に変貌。 シャイニングフォームをも超える能力を得た上に「風のエル」とのリンチにより追って来たアギトを倒すが、其処にG3ーXを北條から奪った氷川が乱入。「人間力」を発揮しG3ーXの限界以上の力を発揮した氷川の前に2体は防御を崩された上に、倒した筈のギルスまでもが復活。 2対1から3対2に形勢が逆転し、復活と共に最初からシャイニングフォームを顕現させた怒りのアギトに圧倒され、最終的には“紋章2倍掛け”シャイニングライダーキック(威力は90t!)を受けて爆砕された。 【劇中の経緯】 Vol.49〜51 「アギト」撃退の為にアンノウンを保護すると云う、目先の安心の為に危うい方向に進み行く警察上層部の陰謀に嫌悪感を募らせ乍らも、自らの無力を嘆く氷川……。 同僚の可奈が自分と同じく「アギト」に目覚めつつある事に驚き、そして自ら生命を断とうとする可奈の姿に姉、雪菜の幻影を見る翔一……。 自らを健気に愛そうとしてくれる蠍座の少女、リサに心を開いた矢先に「闇の力」の呪いにより再び愛する者を奪われた涼……。 そして、最愛の女を救えなかった罪により、皮肉にも仮初めの命と名前を以て復活した沢木は、それでも人類の進化を信じ、最期の時まで「偽りの神」に目を開き、人類を見る様に語り続けるのだった。 「アギト」の力を巡る物語……ここに、ひとまず完結。 【関連人物】 ※「風のエル」の項目も参照。 沢木哲也 「きっと俺が……勝つさ!!」 エピローグ篇に於ける主役にして、『アギト』の真の中心人物。 彼に関連したエピソードのみは以前から伏線が張られていた為に、抜群の完成度を誇る。 嘗て、人類の中で最初に「アギト」に目覚めた女=雪菜を愛しながらも、自ら命を断とうとする彼女を救えずに、彼女の後を追い、自らの命も断っていた。 しかし、皮肉な事に「アギト」の殲滅を願う「闇の力」は彼を“最初のアギトを殺した男”として、自らの使徒として仮初めの命を与えて復活させていたのである。 ……屈辱的な状況の中、自らの真の名を失い乍らも、愛する雪菜の為に「アギト」の力が人類に未来を齎すと信じ、沢木は「闇の力」に目を開き現在の人類の姿を見る様に訴え続けた。 それにより永遠の生命を得る資格を失った沢木だが……愛する雪菜の弟である翔一を始めとする「アギト」の力を持つ者達に全てを託し、満足の内に2度目の死を迎えた。 津上翔一 「可奈さん、生きてください! 俺も生きます! ……俺のために、アギトのために、人間のために!!」 名前の失われた過去の自分と「津上翔一」として生きてきた現在の自分を繋ぐ「料理」を通じて、接近した岡村可奈に「アギト」に目覚めた事で悲劇的な死を迎えた最愛の姉、雪菜の幻影を見るが、沢木の言葉もあり、今度は命を救う事に成功する。 一年後、イタリアンレストラン「AGITO」を開店。美杉家の面々に「翔一スペシャル」を振る舞う。 氷川誠 「ただの人間だ!!」 目覚め行く「アギト」を恐れる上層部に対して、翔一を始めとする、自らが触れて来た「アギト」の力に目覚めし者達を信じ、反旗を翻す。 一年後は、故郷の香川県に左遷される話も立ち消えになり、警視庁の捜査一課で活躍中。 ……だが、最後の台詞やG5ユニットの存在から、この世界では未だ「アギト」が危険視されている事が判る。 葦原涼 「俺は不死身だ!!」 不器用な自分を不器用に愛してくれる水原リサの存在に久方振りの安らぎを覚えた涼だが、運命の悪戯から再び愛する者の死を目の当たりにする事になる。 自暴自棄のまま「地のエル」に挑み、殺害されたかに思われた涼だが、彼に宿るギルス(「アギト」の力)は彼に死ぬ事を許しはしなかった。 最終決戦では、2体のエルロードと云う強敵の前に苦しむ、全てを失った戦いの中で得た盟友である翔一と氷川を鼓舞し、運命を人類の手に引き寄せる事に成功させる。 ……一年後、戦いの日々から解放されながらも、孤独に生きる彼に駆け寄って来たのは……。 闇の力 超越生命体の盟主にして、嘗て人類を生み出した謎の存在。その正体は、結局は最後まで謎のまま。 最終決戦で同胞たる2体のエルロードが滅ぼされた後に、自らも逃走を図るが、アギト(翔一)の攻撃を受けて現世での肉体を失う(魂は不滅)。 死に行く沢木の許を訪れ、「アギト」は人間自身が滅ぼすと語るが、それでも「アギト」を信じる友の言葉に、自らも人間の進化を含めた未来を見守る事を決意。現世から姿を消す。 ※天空の星を動かす描写を余りに荒唐無稽として失笑する人間も多い様だが、地球上の人類に対する一種の魔術や幻術であった可能性もある。 (※ドッペルゲンガーを見せると云う効果や、星座は地球上でしか意味を発揮しない並びの為)。 追記せよ、この項目!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ラスボスとしては最高のアンノウン。 地の使徒ってところは、アギト グランドフォームと共通する。 90tの強化シャイニングライダーキックで倒されるところが最高。 -- 名無しさん (2013-10-12 15 15 55) ただの!人間だ!! -- 名無しさん (2013-10-12 15 55 48) 電磁ナイフと互角だったのは、実は武器が対光の力に完全特化した物だったとか?その分人間の力には弱くなるけど、あの時点でアギト排除の気運もあったし、下手したら同朋敵に回しながら自分たちにケンカ売る馬鹿はいないと思っていたと。で、実際はそんな馬鹿が居ちゃった。と。 -- 名無しさん (2014-04-11 18 39 11) 「お前何者だよ!?」ってめっちゃ動揺してたしな -- 名無しさん (2014-04-25 07 12 06) 可奈さんはいつか自分の店を開きたいって言っていたから、どこかまた別のお店で修業をしているんだと思う。 -- 名無しさん (2021-09-04 21 35 19) シャイニングカリバー叩き折られたところはマジでびっくりだったけど、G3-Xのナイフと互角なのは流石に草。 -- 名無しさん (2022-09-13 22 02 58) 名前 コメント
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水のエレメント レア度 3 合成に使う素材アイテム 入手先 合成 水のエレメントを合成する 合成ランク2 水の欠片×4 水のエレメントから合成する --- 水のエレメント×2+艶やかな布×2+魔力の合成布×1+真新しい革×3+魔法のインク×2+天然エキス×2+甘い海水×3+カラパスパーツ×2=マーメイドのレシピ(イエロー) 合成ランク1 水のエレメント×1+エシュロアの宝×3+ウィーリントの宝×3=王家のブレスレットのレシピ(水) 合成ランク2 水のエレメント×10+魔法書×1=万能元素 合成ランク4 水のエレメント×1+ストーン制作キット×1=セーフティストーン 合成ランク3 水のエレメント×1+澄んだ水×2=大きな氷 合成ランク4 水のエレメント×3=鏡水の水晶 合成ランク4 水のエレメント×1+火のエレメント×1+地のエレメント×1+風のエレメント×1+光のエレメント×1+闇のエレメント×1=融和の水晶 合成ランク5 水のエレメント×1+火のエレメント×1+地のエレメント×1+風のエレメント×1+魔法のレンズ×1=エレメントの結晶 合成ランク5 水のエレメント×1+神秘トカゲの舌×1+サボテンの花×1=神秘なる水霊の吐息 ≪頭≫ ---- 魔導浮石(水) ≪右手≫ 合成ランク2 アイスソード 合成ランク4 アイスソード(ライカンの手爪入り) ≪下半身≫ 合成ランク2 クロスステッチスパッツ(女性用) 合成ランク5 クロスステッチスパッツ(女性用)(竜の髭糸入り) 合成ランク7 みずのころも(男性用) 情報お願いします 名前 コメント すべてのコメントを見る
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空中遊泳 「その時、兄貴はわざと怪人ムサラビサラに腕を噛ませた。 そして、バイオライダーに変身して 噛まれた傷口の毒から抗体を作り出し、少年達を救ったんだ!」 ……ハァーッ。 明日夢は 心の中で3度目の溜息を吐く。 そんな胸中を知らず、霞のジョーは立上がり身振り手振りを交え、なお熱く語る。 「その後、強化繊維を体に括り付けた兄貴を、俺がサイを釣竿代わりに木の上から引っ張った。 空中遊泳を目の当りにしてムサラビサラは兄貴が空を飛べると信じこんだんだ!」 グランザイラスとは別のルートから丘を目指す。 そこまでは良かった。小休止のつもりで樹海の麓に腰を降ろし、 「飯にしようぜ!」 ジョーの提案に従ったのが悪かったのか。 一時間近くの間、グランザイラスに勝利し興奮覚めやらぬ霞のジョーの口から出る言葉は、兄貴に始まり兄貴で終わり、 如何に仮面ライダーブラックRXなる人物が素晴らしいかを繰り返し語り続けていた。 (まるでヒーローショーを見た後の子供みたいだ) つい先日までなら、同じ様に勝利を喜び、そしてジョーの話を興味深く聞いていただろう。 (ヒーローなんて居ない。ジョーさんだって、たまたまベルトが支給品で、力を手に入れたから、この状況でも手放しで喜んでいられる。) 無論、霞のジョーは手放しで喜んでいた訳では無い、明日夢を励ます為の彼なりの気遣い。 此所に来るまでの間で、時折見せた明日夢の暗い表情がとても痛々しかったからだ。 その上、さっき流れた放送では、また10人も死んでいる。 (まだ、16の子供に受止められる状況じゃねぇ) せめて、少しの希望を見出だして欲しいと語り続ける。 「兄貴の他にも凄いライダー達がいる。こんな馬鹿げた戦いはすぐに終わるさ。 でも、兄貴達も俺達がグランザイラスを倒したのを知ったら驚くぜ。」 彼等が何者であろうと明日夢には全く興味は無い。利用出来るか出来ないか、欲しいのはその情報だけだ。 (南光太郎、とりあえず利用出来そうかな) 安達明日夢、少年の愛称に相応しい大きく澄んだ瞳がキラリと光る。 だが今、その瞳の奥にはドス黒い影が差し。回転の早い頭脳は生き残る算段を弾き出す為だけに使われていた。 明日夢の足先から30cmの位置。そこにあるジョーのデイパックには、喉から手が出る程欲しいスマートバックルが入っている。 デイパックを見つめながら溜息を吐き出す。 (兄貴の話はもういいよ) 今すぐ鞄ごとひったくって逃げたい。そんな気分だった。 (それに……この魔化魍) 霞のジョーの兄貴節に相槌を打っている様にも、うんざりしている様にも見える水のエルに一瞥をくれる。 (グランザイラスから助けてくれた。だけど所詮化け物だ。長く一緒に居てプラスには、ならないかな?) そう思った時、水のエルは視線を感じたのか、明日夢を見詰め返した。 (……心が読める訳じゃないよな?) 考えを見透かされまいと微笑を返す。 人間を守る不思議な魔化魍の表情からは思案を読み取れない。だが、ジョーに興味を抱いて居るのは伺える。 (隙を付いてジョーさんからベルトを奪っても、水のエルに殺されたら洒落にならない。暫くは、上手く利用しなきゃな) 黒い考えは顔に出さず、明日夢はジョーの話を聞いている振りをする事にした。 水のエルは、支給品のオルゴール付懐中時計を手にしながら、ジョーの話に耳を傾けていた。 スイッチに触れると時計の蓋が開いた。オルゴールから優しい旋律が流れだす。 「へぇー、オルゴールか。うん、いい曲だな。何だか優しい気持になれる」 ――優しい。 ジョーの口にしたその言葉が水のエルの心に止まる。 人間と接する事など無かった水のエルには、その心情は良く理解出来ない。 (当て嵌めるとすれば……明日夢を気遣い励ます霞のジョーは、優しい人間なのだろう。) オルゴールから流れる音色、ジョーの優しさ。 胸が暖かな何かで満たされて行くのは水のエルにも心地好かった。曲が終わると、無意識に呟いていた。 「優しさか……我が主の愛する人間の持つ感情。それは守るべき価値がある。 我の、真の使命は人間にとって脅威なる存在で或るアギトを倒す事だ。」 人間に自分の使命を語るなど、まさか想像もしていなかった。オルゴールの作り出した穏やかな時間のせいだろうかと、水のエルは思った。 「アギトも戦い参加しているんですよね?」 膝を抱えたまま明日夢が尋ねた。 「……アギトと成る力を持つ者が2人いる」 返答の口調が、重々しい物となる。 「人間にとって脅威となる存在か……水のエル、協力するぜ」 霞のジョーが表情を引き締めた。クライシス以外にも倒すべき相手がいる。それが正義の心に火を付けた。 (それなら、アギトとこの2人でさっさと潰し合ってくれると助かるな。でも水のエルは魔化魍のくせに人間に気を許し過ぎじゃないかな) そんな疑問が頭を過ぎった時、ハッと気が付く。 (僕にも、気を許しているよね。) 立上がり2人の背後に周る。ジョーも水のエルも全く明日夢を警戒していない。 靴紐を結び直す真似をしながら、明日夢は目線の高さにある一点を凝視していた。 (2人一緒には無理だけど、1人ずつなら殺せる) 「明日夢」 突然、ジョーが振り返った。 「なぁ、響鬼って人は明日夢にとっては兄貴みたいなもんなんだろ?」 狙いがバレたかと、飛び上がるほど驚いたが、ヒビキの話を名前を聞いた不快感の方が勝った。 「ヒビキさんは関係無い話でしょう?」 自然と語尾がキツくなる。 「だけど、兄貴達とヒビキって人、それに俺達が力を合わせれば、アギトや神崎士郎にだって負ける筈ねぇ、そうだろ?」 ジョーの一言が明日夢の心に出来ていたささくれを剥す。 (俺達で力を合わせるだって?) 剥れた傷口から血が吹出す様に、怒りや悲しみ、そして悔しさ……押えていた気持ちが溢れ出した。 (力が無いからこんなに苦労してベルトを奪おうとしてるんじゃないか!) 元々、戦いが始まってからこの半日間。心身共に極限まで張り詰め、疲れ切っていた。少しの苛立ちは、感情を爆発させるに充分だった。 「僕には力なんて無い!身を守る武器も何も無い!ヒビキさん何かと知り合ったばかりにこんな戦いに巻き込まれたんだ! 何が闇を切り裂く仮面ライダーだよ。もう16人も殺されてる!綺麗事はたくさんだ!」 止めることが出来ずに吐き出した。驚く2人を見て一瞬だけ後悔はしたが、御陰で冷静さを取り戻せた。 (別に焦る必要ないか、殺そうとした事がバレた訳じゃないし。 お人好しの正義の味方なら、僕を見捨てるはずがない。かならず追いかけて来る) 明日夢は、計算づくでその場を走り去った。 「俺って奴は馬鹿だ。気遣うつもりが、傷つけちまった……水のエル、悪いが少し待っててくれ。明日夢を連れ戻して来る。」 水のエルは明日夢を追うジョーの背中を見送る。 (怒り、憎しみそして悲しみ、先程の明日夢の感情はあかつき号の乗船客から感じられた物と酷似していた。 ……優しさとは、真逆の感情。) この結末はどうなるのか、2人を追う事にした。 草を掻分け走りながらジョーは思う。 (兄貴と出会った時、ネックスティッカーと言う怪人に操られていた俺を、何とかしようと必死になってくれた。 この戦いでも、放送の少女が俺を導き救ってくれた。水のエルだってそうだ。 俺の周りにはいつも優しい奴等がいてくれた。だが、明日夢は違う。) 30メートル程 走った所で明日夢に追いつく。肩に手を掛け、出来る限りの笑顔で話しかけた。 「ちょっと待てよ、話は最後まで聞くもんだぜ。」 そう言うとスマートバックルを明日夢に差し出した。 「お前には言って無かったかもしれないけど俺は霞流拳法の使い手なんだ」 愛用のサイを取出し霞流の構えを決める。 「だから、このベルトは必要ないって訳だ。俺にはサイの方が性に合ってる。受け取ってくれるよな?」 明日夢は唇を噛締めている。 「こんな状況だ。誰も信頼出来ねぇのは無理もねぇ。でも俺と水のエル、お前には俺達がいるってことは忘れんなよ。」 「……ジョーさん」 躊躇いがちに、ベルトを受け取り、やっと口を開いた明日夢にジョーはホッとした。 「何なら、俺がお前の兄貴になってやるよ!」 おどけながら言うと明日夢に少し笑顔が戻った。 (ベルトがあったからグランザイラスに勝てたんじゃねぇ。誰かを守る、その強さが悪を倒すんだ。) その様子を水のエルは少し離れた場所で見守っていた。 (優しさとは怒りや憎しみも中和するのか?心まで救う事、それが霞のジョーの使命か) 水のエルの姿を見つけたジョーが手を振りながら歩いて来た。だが、途中で明日夢の足が止まる。表情が見る内に変わっていった。 「どうした?」 明日夢の異変に、ジョーが尋ねた。 「……あそこに誰かが、こっちを見ていました」 「何?……わかった。お前は気が付かない振りをして水のエルの所へ行くんだ。俺が確かめて来る」 明日夢に耳打ちし、背中を軽く叩き水のエルの元へ急がせた。 (何処だ……) ジョーは油断していたことを後悔し、辺りに目を走らせる。 (少し迂闊だったな。明日夢に言われるまで気付かないなんて) 急に誰かが潜んでいる気がした。 「誰かがいたんです。ジョーさんが水のエルと安全な所へ行けって」 「……敵か?」 全神経を集中し気配を探る。明日夢を庇いながら、徐々に後退して行く。 (何の気配も感じられない……) 周囲に敵が居ないのを確信し、水のエルは全身の緊張を緩ませた。此所からは霞のジョーは死角で見えない。 (ジョーを呼び戻すか?いや、明日夢を安心させるのが先だろう。) 水のエルの肩を掴む明日夢の手に、やけに力が籠っていた。 「明日夢よ。心配は無い。」 霞のジョーを真似た精一杯の優しい口調で告げた瞬間。 (……ッ!?) 首元に圧迫を感じ振り帰る。 そこには、血走った目で水のエルの首輪に手を掛けた明日夢の姿が在った。 カチッ! 首輪の止金が外れる乾いた金属音。 鼓膜に届くまでの刹那で、水のエルは自分に身に何が起こるのかを悟る。 「何故だ?人は守るべき存在、主よ!我が使命は……!」 言い終える猶予を与えず首輪は起爆する。 ――ボンッッ! 鈍い音の後、晴天の空へアーチを描きながら水のエルの首は宙を舞う。 その姿が明日夢には水飛沫をあげ大海原へ泳ぎ出す白鯨に見えた。 (空中を泳いでるみたいだ……) 晴天の青と、グレーのコントラストが鮮明に心に焼きつく。 ――バシャッ 首は着地する瞬間、飛沫となり弾けた。同時に体も地に崩れ落ち、水溜りを作った。 (終わった……後は霞のジョーだ) 首輪を掴んだ右手を握り締めると、手の掌に書いた汗がぬるぬるとして不快だった。 シャツで拭って汗では無く血液である事に気付く。 「うわっ!」 驚きと共に中指に痛みが走る。 爆発で中指の先が焼けただれ抉れていた。 (痛みに構っている暇は無いな) 手当てをする間も無く爆発音を聞付けたジョーが走り寄る。 「明日夢……一体、何が?水のエルは……」 疑問が頭を渦巻いたが、ジョーには答えなど聞かなくても解っている気がした。 なぜなら明日夢が少年に似つかわしくない軽薄で残酷な微笑みを浮かべていたから。 「思ったより簡単でした。首輪を引っ張るのに力は要らなかったし……ジョーさんがベルトを渡してくれた御陰です。 僕の嘘にこんなにあっさり引っ掛かるとは思わなかったけど……」 明日夢は期末テストの結果を伝えるかの様に淡々と話す。 そしてにっこり微笑むとベルトを装着し、ライオトルーパーへ姿を変えた。 「待てよ、訳が解らねぇ。水のエルは俺達と一緒に戦った仲間……ウグッ」 答えは無く、鳩尾にパンチが沈む。 「仲間とか兄弟だとか弟子だとかうざいんですよ。ジョーさんもヒビキさんも……」 蹲ったジョーの上から明日夢の声が降ってきた。 「何でだよ、明日夢!」 「何で?生き残る為に決まってるじゃないですか。ヒーローなんて居ないんですよ?」 言い放った後、ガンモードにしたアクセルレイガンを構え光弾を発射する。 ジョーは後ろ宙返りで身を交わし、体制を整え、キックでアクセルレイガンを弾き飛ばした。 (畜生、俺が馬鹿だったのか?こんな奴の為に水のエルを見殺しにしちまった) 両腕をクロスに構え一歩踏み込むと顔面、肩、腕、にサイを打ち込む。 ジョーの繰り出す左右連なるコンビネーションは、打撃を確実にヒットさせる。 転がり倒れたライオトルーパーの心臓に突き刺すべくサイを振り上げる! 痛みに耐えようと硬直したライオトルーパーの体から徐々に力が抜けていく。 サイは心臓の寸前で止まっていた。 (だめだ、俺には人を殺すなんて出来ねぇ。明日夢はたった一人で何の力も持たず、心の支えも無く、此所に放り込まれた。 死への恐怖、不安、怒りや悲しみに押し潰されたんだ) 確かに明日夢の犯した罪は許される筈が無い。だが、ジョーには明日夢に止めを指す事は出来なかった。 「何が悪いんだ、殺さなきゃ自分が殺される。信頼していた人に裏切られた僕の何が解るって言うんだ!」 右腕を振り払いジョーを跳ね除けた。 ジョーは受身を取り、すばやく起き上がると追撃に備えた。 闇雲に突き出される拳を軽いフットワークで避ける。 「ヤッ!」 右キックが放物線を描き明日夢の鼻先をかすめる。反射的に顔面を庇う為、両手のガードの位置が上がる。 (これは牽制……真に狙うは!ガラ空きのそのボディだ) 右足が着地するや否や 「ハッッ!」 気合一発。腰を低く落とし正拳突きを食らわせる。 間髪入れずにクルリと身を翻し、高く振り上げた両腕のサイを明日夢の両肩打つ。 「ウワァッ!」 絶え切れず尻餅を着いた明日夢の眼前にサイを突付ける。 「もうやめろ、お前は俺には勝てねぇ」 明日夢が仮面の下で悔しさにギリギリと歯を軋ませる。 「僕には、勝てない?鍛えてますからってヤツですか!」 サイを振り払い、すかさず立ち上がると渾身の力を込めキックを放つ。 ジョーは右腕でそれをガードし、左足で明日夢の軸足を払った。 「ああ!そうだな。心身共に鍛えてりゃ、そんな風にカッとなっちまう事もねぇ。明日夢!全身 隙だらけだぜ」 再び倒れた明日夢に言い放った。 (畜生、全身が痛みやがる) グランザイラス戦の傷も癒えて無い。それにいくら明日夢が素人でも、ベルトの力で増幅されたキックの威力は凄まじい。 (これ以上戦っても、きっと意味がねぇ。たとえ俺に勝ったとしても生き延びられる程の強さは無い。明日夢の闇を切り裂いてやれるのは、今は俺だけだ。 助けてくれる兄貴も水のエルもいねぇ。一か八か、俺にとってはかなりの試練、それも命懸けのな) 「こんな事はもう、終わりだ」 サイを地に置き、丸腰のまま明日夢に手を差し伸べた。 「ヒーローなんて居ない、確かにそうかも知れねぇ。だけどよ、さっき兄貴なるって言ったのは嘘じゃないぜ!!お前と戦いたくなんか無いんだ。 俺が一緒に背負う!お前の犯した罪も悲しみも裏切りもだ!!だから目を覚ませ!明日夢!!!」 共に償いの道を歩く、それが自分に出来る唯一の事だと思った。 長い沈黙の後、明日夢はベルトを外し変身を解いた。そして、差し出されたジョーの手を硬く握った。 再び丘を目指す前に、ジョーは水のエルであった水溜りの前に立ちそっと手を合わせた。 水溜りの中心に落ちていたオルゴール付懐中時計を拾い上げる。 「水のエル、許してくれ。アギトを倒す、お前の使命は俺が継ぐ。そして必ず全うしてみせる」 明日夢はジョーの背中を見つめていた。相変わらず無防備なお人好し、暫くはこの背中に果物ナイフを突き立てることは無いだろう。 (盾になってくれる人間をわざわざ殺す必要がない。理由はそれだけだ……) 何故か自分に言い訳をする。 「行くぞ、明日夢。」 懐の果物ナイフをデイパックの奥に仕舞い込むと、明日夢はジョーと共に歩き出した。 【水のエル 死亡】 残り30人 【安達明日夢@仮面ライダー響鬼】 【1日目 現時刻 日中】 【現在地:樹海エリアC-4】 [時間軸] 番組前期終了辺り。 [状態] 右手の中指先端欠損、全身の打撲。 [装備] デイパックニ人分。加賀美と影月。 影月は支給品不明です。 スマートバックル。 二時間変身不能。 [道具] 果物ナイフ数本。 [思考・状況] 1:暫くはジョーと行動する。 ※アクセルレイガンは樹海エリアC-4に放置されたままです。 【霞のジョー@仮面ライダーBLACKRX】 【1日目 現時刻 日中】 【現在地:樹海エリアC-4】 [時間軸] クライシス壊滅後。 [状態] 全身に打撲。負傷大。 [装備] サイ [道具] オルゴール付懐中時計 [思考・状況] 1:C6の丘に向かう。 2:水のエルの使命を全うする(アギトを倒す) 3:兄貴と合流。
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登録日: 2011/08/03(水) 00 26 16 更新日:2023/05/19 Fri 18 27 22NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 アマゾンの世界 アンノウン カマキリ マンティスロード ライダー怪人 予言者 仮面ライダー 仮面ライダーアギト 噛ませ犬 大ショッカー 平成ライダー 怪人 蟷螂 見た目が残念 超越生命体 預言者 ●マンティスロード(Mantis Lord) マンティスロードは『仮面ライダーアギト』の登場怪人。 「水のエル登場編」に当たるVol.33~34に登場した。 【個体解説】 ◆プロフェタ・クルエントゥス 種族 超越生命体(使徒) 通称 マンティスロード 個体名:Propheta cruentus(血塗れの蟷螂) 身長 215㎝ 体重 156㎏ 専用武器 慙愧(ざんき)の呉鉤(ごこう) カマキリに似た超越生命体。 因みにプロフェタには「預言者」と云う意味合いもあり、そう訳されている場合もある(*1)。 「あかつき号事件」の生き残りであり、次々と殺されてゆく仲間達の姿に脅え、逃げ続ける真島浩二を殺害しようとしたがギルス(涼)に阻止される。 しかし、アギトの抹殺を目論む「水のエル」が介入しギルスを撃退。 それ以降は「水のエル」の命によりアギトに目覚めた者の抹殺の為に行動……この事から「水のエル」の用心棒の様な存在との記述がある。 エピソードのラストで涼を狙い、更に加勢に加わったG3ーX(氷川)をも「水のエル」との共闘により追い詰めるが、 涼の言葉と真魚の励まし(+手作り弁当)を受けて覚悟を決めた津上尚一が目覚めた新たなる力、バーニングフォームの壮絶な一撃(バーニングライダー パンチ)により撃破された。 カマキリというモチーフに似せたシャープなデザイン自体は素晴らしいのだが、細身である事と武器である鎌が手持ちである所為か、 動くと情けない印象を与えてしまっているのが少し残念……。 だが、劇中ではギルスを圧倒する等、かなりの強敵であった。 【劇中の経緯】 Vol.33~35 「水のエル」の出現は多くの人々に恐怖を与えた。 「あかつき号事件」の生き残りである真島浩二は勿論の事、言いようの無い恐怖を呼び覚まされた翔一……更には、その圧倒的な戦闘能力の前に打ちのめされた涼や氷川までをも……。 主である「闇の力(謎の青年)」と再会し、遂に宿主である関谷真澄から離れ復活を遂げた「水のエル」。 危機的状況の中で互いがアギトとギルスである事を知り、嘗ての誤解を乗り越えて和解し合う翔一と涼。 「水のエル」への恐怖と、その中で目覚めつつある「力」によりダウンしてしまった翔一を嘗ての借りとばかりに保護する涼と、真魚に頼まれてそんな翔一を見舞う氷川……。 涼が現在の翔一の「居場所」である美杉家に触れ、久しぶりの安らぎを感じていたのも束の間……「アギト」を抹殺するべく「神の使徒(アンノウン)」クルエントゥスが涼に襲いかかる。 ※「水のエル」との最初の決着が描かれるエピソード。 前回までの展開を受けつつ、「木野薫登場編」へと繋がる中盤の集大成とも呼ぶべき物語。 ◆関連人物 津上翔一 「水のエル」の出現に、理解出来ない恐怖に捉えられる。 全てから逃げようとするが、真魚の叱責に復活……「水のエル」の出現に目覚めつつあった新たなる「力」を得る。 葦原涼 自分と同じ過酷な運命にある存在が他に居た事と、それが他ならぬ翔一であった事に嘗ての誤解を乗り越えると共に不思議な安堵を得る。 それと共に、改めて自らの「力」の使う道を考える様になるが……。 氷川誠 これまでに自分が接触して来た謎の存在(ギルス)の正体が人間である事を知り、アギトの正体もまた人間であるのでは、と云う思いを強くする。 「お前はアギトになる運命を持つ者では無い……」謎のアンノウン(「水のエル」)の発 した言葉の意味とは……。 風谷真魚 恐怖に捉えられた翔一を嘗ての翔一自身が語った言葉と、手作り弁当にて立ち直らせる。 なお、弁当作りの最中に包丁で指を切っており、この時点で治癒能力を失ったことがそこはかとなく示唆されている。 関谷真澄 「あかつき号事件」の生き残り。 だが、その生存理由は他の関係者とは違い、その身に「水のエル」を宿していたが故、であった。 なお、同じ「あかつき号事件」の生き残りである高島と、親友であった橘純を殺害していたのも操られていた彼女自身であり、肉体を得て復活した「水のエル」に用済みとされ、自らが手に掛けた者達への後悔の念の中で消滅していった。 水のエル 主の命を受け、時間をも超えて暗躍していた高位の使徒。 主である「闇の力」にとっても、最も信頼すべき同志であるらしく「使命」を果たすべく復活を遂げる。 ◆今回の教訓 “今がその瞬間(とき)だ!!” ◆余談 慙愧の呉鉤は、デザイナー曰く逆手持ちにすることでカマキリの鎌っぽく見せるものの予定だったらしい。 『劇場版 仮面ライダーアギト PROJECT G4』にも登場予定だったが、尺の都合で出番は全カット、ディレクターズカット版でも出番なしの憂き目にあっている。 姿自体は当時の劇場予告編でアギトとの戦闘シーン、現在でも動画配信サイト「Hulu」や『仮面ライダーアギト THE MOVIE コンプリートBlu-ray』のジャケットで確認できる。 『仮面ライダーディケイド』ではアマゾンの世界に登場。 既に大ショッカーの軍門に下っており、ゴ・ジャラジ・ダやバケネコ、カンポノタスワームと共に人々を支配。 大ショッカーが「ライダーこそが世界崩壊の原因」とウソの情報を流していたため、人類からは応援されていた始末。 また、原作では格闘戦しかできていなかったが、「再生怪人あるある」として鎌を振るうことで鎌鼬を発生させる技を会得していた。 マサヒコにギギの腕輪(原作とは異なり着脱可能)を外された山本ダイスケ(アマゾン)襲撃に向かうも、 小野寺ユウスケの変身した仮面ライダークウガに足止めを喰らい、最後は呉鉤を奪い取られて紫のクウガに一刀両断され爆死する。 ちなみにこのシーンは、『仮面ライダークウガ』第24話で五代雄介が変身するクウガがメ・ガリマ・バの鎌でタイタンソードを作るシーンに酷似している。 追記せよ、この項目!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] かっこいいけど正直、こいつのポジションは、オルカロードにやってほしかった。 水のエル、クジラだし。 -- 名無しさん (2013-07-26 14 41 34) こいつ、異様に強かったよなあ。 -- 名無しさん (2013-07-26 18 14 30) ファルコンとオウルも風のエルの眷属だけど全っ然関係ない行動してたな。 ボディガードしてた分、オルカのが側近としては働いてる。 -- 名無しさん (2013-07-26 18 26 57) 昔は水のエルの側近が何故カマキリ?ってツッコミがあったよなぁ -- 名無しさん (2014-06-18 12 41 24) み、ミズカマキリ…… -- 名無しさん (2015-01-07 17 39 57) 劇場版にも出る予定だったけどカットされたんだっけ -- 名無しさん (2015-04-05 13 22 53) 元々は火のエルの部下だったけど火のエルが神様を裏切ったから仕方なく別の上司についたとか・・・ -- 名無しさん (2016-05-08 21 38 17) ディケイドでは28、29話に獣人ポジとして登場。前話ではジャラジ(原点では外道にしてアギトの世界では粛清対象のグロンギ)、カンポノタスワームマキシラ(序盤で倒され後半ではバケネコが補佐)と共に士達を襲う。後話ではユウスケクウガに鎌を奪われこれがタイタンソード化、これにより倒される。ガリマ戦のオマージュらしくオリジナルではないがクウガvsアンノウンのシーンが実現した場面でもあった。 -- 名無しさん (2016-06-19 13 20 29) 頭部はカマキリそのものだが、よく見ると複眼部分に小さな目がある。 -- 名無しさん (2020-04-12 13 46 45) 名前 コメント
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火を噴けグランザイラス 後悔に襲われ続ける男が一人、名を霞のジョーという。 自らを襲う矢を掻い潜り、彼は無我夢中で走る。 (兄貴……どこにいるんだ! 俺は……俺は!!) ジョーは混乱している。なぜなら、ここに来てしばらくの間、記憶がハッキリとしていなかったからだ。 だが彼は怪人のいいなりとなり、人を殺そうとしていた事を思い出してしまったのだ。 (兄貴、助けてくれ!!) ジョーは罪悪感に押しつぶされそうになる。自分の尊敬する人、南光太郎に叱責してもらい、立ち直らせて欲しいと願う。 だが誰も彼に応えず、心を蝕んでいく。 迷える彼が光を掴んだのは、北より響く少女の願いがきっかけだった。 『みんなぁ! 殺し合いなんてもうやめてー!!』 ジョーは救いを求める足を止めた。 振り返れば、自分が逃げた方向から声が聞こえてきたのだ。 方法は分からないが、少女が殺し合いを止める為、必死の思いで訴えを続けているのを理解した。 『ファイズは、仮面ライダーは……闇を切り裂いて、光をもたらす!』 「兄貴以外の、V3達以外の仮面ライダーもここにいる。正義の為に戦っている!」 闘志が沸く。彼はもともと考えるのを得意としない。 ただその身を戦いに投じ、愛用のサイと共に人を守るだけだ。 (もう二度と怪人のいいなりなんかにはならない。俺は……兄貴達、仮面ライダーと共に戦う!) ジョーは決意を固める。そんな彼を嘲笑うかのように、少女が無残にも散る様子が流れた。 (怪人が近くにいたのかよ!?) 少女の命をなんとも思っていない声がする。怒りを燃料に胸のエンジンに火を灯す。 「よーし! あそこまでひとっ走りだ!」 叫んで気合を入れる。彼は救いを求めるより、救う側に回るのだった。 「ハア、ハア、ハア、ハア」 殺し合いの跡が残る場所で、少年は硝煙の匂いと共に空気を吸い込む。 (加賀美さんが死んでしまった! 僕一人でこの殺し合いをどうやって勝ち抜けって言うんだ!! 大体僕を守るって言ったのに、こうも簡単に死んでしまうなんて!!) 明日夢は命の恩人に、理不尽な怒りを抱く。 殺し合いという闇に歪められ、下町で平和に暮らしていた素直な少年はもういない。 ここにいるのは、幼いだけの殺人者であった。 『みんなぁ! 殺し合いなんてもうやめてー!!』 北より聞こえる声に顔を上げる。 自分と同じくらいの歳であろう少女は、殺し合いをやめるように訴えているようだ。 (凄い人だ。自殺行為を平気でやるなんて) 明日夢は無謀な行為を行う人間に対し、呆れる。 『帰りたいから殺すの? 守りたい人がいるから殺すの? ただ殺したいから殺すの? 怖いから殺すの?』 (帰りたいから殺したに決まっているじゃないか! ヒビキさんに助けを求めて、裏切られた僕の気持ちを君が分かるのかよ!! 誰も頼りになんてならない。仮面ライダーなんて、何の役にも立ちもしない) 明日夢の悪意を肯定するように、銃弾が響く。 (ハハッ、ほら見ろ。言わんこっちゃない) 明日夢は暗い愉悦感を抱く。自分の行為を否定した者の末路に満足し、その場を後にした。 突然、明日夢は路地を駆けて来る足音が聞こえてきた。 (誰か来る! は、早く隠れなくちゃ!) 明日夢は余裕が無くなり、周囲に視線を彷徨わせた。 身を隠そうとして足がもつれる。 「うわっ!」 明日夢は殺し合いの場で大声を上げた事を後悔しながら、無様に倒れる。 訪問者は明日夢の様子に気づいたらしく、影が明日夢に覆いかぶさる。 「こ、殺さないでっ!」 明日夢は頭を抱え、命乞いをする。 少年は相手を確認することも、殺すことも考えていない。 彼はただ命が惜しかっただけだ。 霞のジョーは少女を助ける為、走り続けること数分、一人の少年と出会った。 (まだ子供じゃねえか……) よっぽど酷い目に遭ったのだろうと、ジョーは脅える少年に同情する。 そんな少年に殺し合いを強制する神崎士郎に、ジョーは腹を立てた。 「殺すなんてしねえよ。それよりも怪我は大丈夫か?」 ジョーは手を差し出す。戸惑う少年に笑顔を浮かべる。 「俺は霞のジョー。よろしくな」 ジョーはおずおずと差し出された手を強く握り、明日夢を立ち上がらせる。 その時、少女の声が聞こえた方向から、再び拡声器を通した声が聞こえた。 『俺は闇を切り裂き光をもたらす、仮面ライダー! キック! ホッパァー!!』 戦士の宣言が、ジョーの耳と心を貫いた。 (悔しいけど、あそこは仮面ライダーキックホッパーに任せるしかないか。この子供を手当てしないとな) 「とりあえず手当てをしないとな。あそこにおあつらえ向きに薬局もあることだしよ」 自分の無力さを噛み締め、ジョーは明日夢を薬局に連れて行く。 その少年が殺し合いに乗っていることに、霞のジョーは気づけるはずが無かった。 (僕はついている) 明日夢は、加賀美新に代わる庇護者を手に入れ満足していた。 「ちっきしょぉ! この殺し合いに乗るなんて……自分の友達を殺すなんて何を考えてるんだ!!」 お互い自己紹介を終え、加賀美が自分を保護し、友人である神代剣に殺された事を、明日夢は伝えたのだ。 そのことに怒りを示すジョーを見て、明日夢はジョーが加賀美と同じくお人好しである事を確信した。 (これで加賀美さんと同じく鬼の力を持っていると良いんだけど……) さすがにそれは高望みをしすぎるかと思い、明日夢は右腕に巻かれた包帯を擦る。 その瞳には、冷徹に生き残る算段をする冷たい輝きが宿っていた。 そんな時、天から三度戦いを止める訴えが響く。 明日夢はキックホッパーの訴えに闘志を燃やすジョーを見つめ、続けて行われた宣言に眼を見開く。 『明日夢! あきら! きっと助ける。だから待っていてくれ』 ヒビキが明日夢を勇気付ける為に声を張り上げていた。 明日夢の心が揺れる。 「よかったな、明日夢! お前の知り合いの居場所が分かったぜ!」 喜びながら背中を強く叩くジョーに、明日夢は笑みを浮かべ頷く。 明日夢はヒビキの必死の想いを聞きながらも、ジョーとは違って素直に喜べなかった。 (助けるから待っていてくれ……か。ヒビキさん、僕はあなたを待っていたんですよ。ずっと) 明日夢はジョーの視界から外れているのを確認し、顔を背ける。 純粋だった少年は、唇を真一文字引き締め、怒りに身体を震わせていた。 (ヒビキさんに憧れていました。そしていつかヒビキさんみたくなりたいって、思っていました) 本来なら、明日夢がいろいろな人と出会い、一年と半年を費やして得る結論を、本来の答えとは逆の意味で構築していった。 (でもこの殺し合いでそれじゃ駄目なんじゃないかって気づきました。 ヒビキさんに何でも頼って、ヒビキさんの真似をして……これじゃ生き残れないってヒビキさんが教えてくれたんです) 明日夢の経験と出会いの足りない想いは歪みを生み、少年を闇に踊らさせる。 (ヒビキさん、僕は鬼にはなりません。僕は人助けなんてしない。殺しぬいてでも生き残る!) 明日夢はヒビキが願った道と逆を進み、手を汚す。 ただ、自分が日常に帰る事を望んで。 麻生とヒビキの訴えから一時間経った。 ジョーは明日夢の怪我もそろそろ良いだろうと判断し、丘へ向かう事を提案しようとする。 だが、突如轟音が響き、建物が揺れる。 「な、なんだ!!」 彼が窓から外の様子を伺うと、風と雷の嵐が破壊を繰り返し、瓦礫を生むのが見えた。 彼は巨大な爆発が起きるのが見え、明日夢を抱え込む。 薬局のガラスが飛び散り、棚にある薬が落ちてくる。 彼は背中に痛みを感じながらも、数分そのままの姿勢でうずくまる。 (今明日夢を守れるのは俺しかいない。絶対に殺させはしねえ!) 彼はひたすら爆発が収まるのを亀のように耐えた。 「もう安全のようだな」 あれから幾らか時間が経ち、ジョーは周囲を確認して明日夢に声をかける。 薬局からひょっこりと顔を出す明日夢を、彼は先導した。 「あっちの方向に向かえば仮面ライダーと明日夢を助けるって言った奴……ヒビキだっけか? とりあえず合流する為に行こう」 彼は向かうのに時間がかかってしまったことを悔やむが、明日夢を守るためには仕方ないと割り切る。 (こいつはなるべく使いたくないけど、いざという時は……) 彼はいい思い出の無いスマートバックルをデイバックから掴み、決意する。 彼の歩みは希望で満ちていた。 明日夢はジョーから丘へ向かうと聞いて、戸惑った。なぜなら、あの場所は殺戮者が集まる事を容易に想像出来たからだ。 だが、すぐに少年は思い直した。 (丘に向かえばヒビキさんに保護してもらえる。邪魔な奴はヒビキさんに始末させて、油断したところで殺す) 少年はそれが一番、優勝の近道であると確信し、ジョーに従う。 (僕はヒビキさんを許してあげます。その代わり……死んでください) 少年はデイバックのナイフを掴み、決意をする。 彼の歩みは殺意で満ちていた。 異なる想いを乗せる二人の歩みを、炎が遮った。 「明日夢!!」 ジョーは明日夢を抱えながら炎を避ける。 黒焦げになった道筋を辿ると、彼の知る敵がそこにいた。 「てめえ……グランザイラス!!」 「ほう、俺を知っているのか。たしか、RXの仲間、霞のジョーとかいったな」 彼はまるで初対面のような口ぶりに戸惑うも、怒りを口にする。 「お前はバイオライダーに倒されたはずだ! まさか蘇ったのか!? だが、何度蘇ろうとも、兄貴や仮面ライダーがお前を倒す!!」 「バイオライダーに倒された? 何を馬鹿な事を。 俺は皇帝直属の最強怪人グランザイラス、バイオライダーなどに倒されたことなど無い!」 怪人は言い放ち、炎を噴出した。 怪人の炎がコンクリートや鉄筋を飴のように溶かしていく。 「明日夢! 逃げろ!!」 彼は業火を掻い潜り、サイを構える。 人殺しに利用されたスマートバックルを使う事を、彼はまだ決意できていない。 (せめて明日夢が逃げる時間を稼ぐ) 彼は少年が逃げていく気配を感じながら、震える足を叱咤し立ち上がる。 サイを構えなおした彼は、怪人を睨みつけた。 (あんな魔化魍に出会うなんて最悪だ!) 明日夢は魔化魍と対峙する霞のジョーを背に、廃墟を駆けていた。 少年の脳裏に浮かぶのは、敗北し物言わぬ死体となった加賀美だ。 (僕もあんなふうになるのか? そんなの嫌だ!!) 少年は叫びたい衝動に駆られ、グッと抑える。 (生き延びてやる。どんな手を使ってでも!) だが、その決意を嘲笑うかのように、少年は固い感触に突き飛ばされる。 少年は尻餅をつき、視線を上げていくと、鯨を模した怪物がいた。 「うわっ!」 少年は悲鳴をあげ、助けを求めるが応える者はいない。 怪物が左手を対峙する二人に向けるのを、少年は見ていることしか出来なかった。 「うおおお!!」 ジョーは両手に持つサイをグランザイラスの身体に突き刺す。 しかし、サイは甲高い金属音を立て、弾かれてしまう。 「痒いわ!!」 怪人は叫び、鉤爪状の右腕を振るう。 重い衝撃が彼を貫き、壁へと叩きつけられる。 「ぐぅぅ……」 彼は痛みに呻いた。 怪人が炎を噴出す右手を向けるのを、彼は目撃する。 「終わりだ。霞のジョー」 怪人より炎が噴出し、彼を焼き尽くさんと襲った。 (兄貴、すまない) 結局、彼はスマートバックルを使えず、その人生を燃やされようとした。 だが炎は彼の目の前でピタリと止まり、怪人に襲い掛かる。 「な、なに。グワァァァァァ!!」 怪人が炎に身を焼かれ、転げまわる。 空より灰色の怪人が、青い光を纏って現れた。 「お、お前は……」 彼はその灰色の怪人に見覚えがあった。 ――お前はアギトではない。だが人間でもない。 鯨の怪人はそう言い、男性を守っていた。 「お前はアギトではない。だが人間でもない」 そして鯨の怪人はあの時と、一言一句変わらない言葉をグランザイラスに向けた。 今度は自分を守る為にグランザイラスと斬り合う。 霞のジョーの側には、スマートバックルが冷たく輝いていた。 (なんだ! こいつは!!) グランザイラスは戸惑っていた。 目の前のそれは、自分と同じ怪人にしか見えない。 それが人を守る為に戦っているのである。 「仮面ライダーにでもなったつもりか? 生意気な!!」 グランザイラスは気合をいれ、鯨の怪人、水のエルのバルディッシュを跳ね上げた。 「ムウン!」 しかし水のエルはバルディッシュの柄を、グランザイラスの咽に叩きつけた。 よろめきながら後退するグランザイラスに、水のエルは左手を向ける。 「か、身体が動かないだと!」 水のエルの念力がグランザイラスを拘束する。 「滅びよ!」 声と同時に空気が一瞬停滞する。 青い梵字が空に浮かび、グランザイラスを襲う。 爆発が巻き起こり、グランザイラスが瓦礫に埋もれた。 瓦礫の隙間から、踵を返し去ろうとする水のエルが視界に入る。 「舐めるなよ!!」 瓦礫を跳ね飛ばし、振り返ろうとする水のエルの背中を抉る。 「ぬぅ!」 怪我を深められ、呻きながら地に膝をつく水のエルをグランザイラスは蹴り上げる。 「よくもやってくれたな! その身体、切り刻んでやる!」 水のエルの身を、グランザイラスの右腕が削り取る。 複数の仮面ライダーを圧倒した怪人同士の戦いは、炎の怪人が優位に立っていた。 「ジョーさん、今のうちに逃げましょう」 明日夢が腕を引き、ジョーに共に逃げるように言う。 しかし彼は動こうとしなかった。 スマートバックルを手に取る。 (俺はこんなものを支給されたばっかりに、怪人に利用された。 取り返しのつかないことになる前に、あの鯨の怪人と仮面ライダーに助けられた) 戦う意思が、彼の胸を焦がす。 彼はスマートバックルを腰に巻く。 「明日夢、離れていろ」 「まさか戦うつもりですか!?」 「ああ、あの鯨の怪人には借りがあるからな」 彼は左手にサイを構え、グランザイラスに駆ける。 右手をバックルに添える。 「うおおおおおおお!! 変身!!」 彼の尊敬する南光太郎、及び仮面ライダー達の使う魔法の言葉を叫ぶ。 勢いよくバックルを倒す。ベルトが光り、強化スーツを精製する。 ライオトルーパーに変身したジョーは、迷わずグランザイラスへと向かっていった。 「ぐぅぅ!」 水のエルはグランザイラスに壁に叩きつけられた。 「もう終わりだ!」 敵が言うが、水のエルはまだ終わる気は無かった。 (まだアギトを抹殺していない。主の命令を果たすまでは死ねない) しかし、彼らに迫る影、ライオトルーパーを水のエルは見つけた。 (奴までいたか。人間だが、邪魔するなら……) 彼はバルディッシュを強く握る。 背中を怪我している上に二人がかりとはいえ、彼は使命を果たすことを諦める気は無かった。 「おおおお!」 しかし、水のエルの予想と違い、ライオトルーパーはグランザイラスに斬りかかっていた。 「キサマ、霞のジョーか!?」 振るわれるグランザイラスの右腕を、彼はサイで受け止める。 そのまま彼の右手に持つアクセレイガンで、グランザイラスの胸を斜めに切り裂いた。 「グハッ!」 後退するグランザイラスを尻目に、ライオトルーパーは水のエルの横に並び立つ。 「この前は襲って悪かった」 ライオトルーパーの謝罪が、水のエルに告げられる。 「邪魔をしなければ構わない」 水のエルの言葉に、ライオトルーパーは鼻の辺りを擦る。 「へっ。じゃあいくぜ! 覚悟しな!! グランザイラス!!」 ライオトルーパーは気合を入れ、身軽な動きでグランザイラスの周りを舞う。 その様子を水のエルは静かに見つめ、翻弄されるグランザイラスに近付き、バルディッシュを数度振るった。 「グワッ!」 よろめきながらも、グランザイラスは反撃しようと水のエルに右腕を振るう。 しかし、ライオトルーパーがアクセレイガンをガンモードにし、光弾を放った。 火花が散り、水のエルは動きが止まるグランザイラスにバルディッシュの刃を突く。 グランザイラスが身を転がしていく。 「キサマ等! 許さん!」 グランザイラスは火の玉になり、ライオトルーパーと水のエルを吹き飛ばす。 「がっ!」 グランザイラスはライオトルーパーの悲鳴に満足しながら、火の玉から怪人へと姿を戻す。 「地獄に送ってやろう」 グランザイラスはゆっくりと右手を二人へと向ける。 その様子を見ながら、ライオトルーパーが水のエルに顔を向けた。 「お前の念力、俺にかけてくれないか?」 「どういうつもりだ?」 水のエルの疑問に、ライオトルーパーは悔しそうに拳を握る。 「変身しても俺の力じゃグランザイラスに深手は負わせられない。だから俺にお前の力を貸してくれ!」 無茶な注文に、水のエルは呆れる。 「お前の身体が耐えれないかも知れんぞ?」 「構いやしない。俺は霞のジョー、命に代えてもやり遂げるべき使命があるんだ!」 使命という言葉が、水のエルの心を刺激する。 (使命……主は人を愛している。ゆえにアギトを抹殺するのが我が使命! だが人間であるこいつにも、使命があると言う。 それにこの男が、人間が死ぬのなら、主は悲しむだろうか?) 水のエルの葛藤に気づく様子も無く、ライオトルーパーが立ち上がる。 「だから頼んだぜ! うおおおおおおお!!」 ライオトルーパーがサイとアクセレイガンを構えて跳躍する。 「馬鹿が! 自棄になったか!!」 グランザイラスが、ライオトルーパーを焼き尽くそうと炎を噴出させた。 それを見ると、水のエルは自身に相応しくない、奇妙な熱い感覚に突き動かされる。 水のエルは焦りながら両手をライオトルーパーに向け、念力でライオトルーパーを加速させた。 ライオトルーパーは地面を蹴って、グランザイラスを貫く加速を得る感覚を感じていた。 (感謝するぜ!) 彼は炎に身を焼かれるのは覚悟している。彼はグランザイラスと刺し違える気でいた。 (名前は知らねえが……明日夢の事を頼んだ!) 鯨の怪人が人を守る為に動いているのを、彼はとっくに知っている。 だから、明日夢の事を心配せずグランザイラスに向かって行ったのだ。 しかし、予想と違って炎が彼を避けていった。 彼が後ろを見ると、炎の余波を身体に浴びながらも、両手を自分に向け続け、念力を送る鯨の怪人が見えた。 (ありがてえ!) 彼は一瞬で視線を前に戻し、グランザイラスを貫くことだけを考える。 驚愕の表情を浮かべるグランザイラスに、水のエルの力を乗せて衝突する。 「ぐぇぇぇっ!!」 サイとアクセレイガンがグランザイラスの胸を抉る。 (まだ足りねえ!) アクセレイガンをガンモードへと変え、グランザイラスの体内で光弾を発射させる。 彼はダメージを受けながらも、爆発の反動で剣を抜いて地面を滑る。 グランザイラスは勢いよく吹き飛び、地面に倒れる。 「ぐぅぅぅ……」 ライオトルーパーはあれで倒せないことに気落ちする。 だがグランザイラスは、自身を炎に変え、その場を去る。 (この俺が……最強怪人のこの俺が霞のジョー如きに逃げねばならないだと! 憶えとけよ! 霞のジョー、鯨の怪人!) その胸に復讐心を宿して、最強の怪人は逃げていった。 グランザイラスが去ったのを確認して、ライオトルーパーは変身を解除しながら膝をついた。 しかし、ジョーの顔には喜びが表れていた。 「いよっしゃー!! 勝ったぞ! あの、グランザイラスに!!」 叫んでいる彼に、明日夢が近寄る。 「やりましたね! ジョーさん!!」 「ああ、勝ったんだ。あの、仮面ライダーを追い詰めたグランザイラスに、俺達が!」 明日夢の肩を乱暴に叩きながら、彼は喜び続けた。 鯨の怪人を探す為、視線を彷徨わせると、立ち去ろうとする姿が眼に入った。 「待ってくれ! あんたは……え~っと」 「水のエル、我が名だ。一つ聞いていいか?」 ジョーは真剣な表情を水のエルに向ける。 「お前はアギトではない。アギトになる人間でもない。だが、お前は戦い続けた。何故だ?」 「なんだ、そんなことか」 ジョーは笑顔を浮かべる。水のエルは、力を持たないはずの自分が戦いきったことが不思議らしい。 「簡単なことさ。ここで逃げ出しちゃ兄貴に申し訳がたたねえ!」 「それが、お前の使命とやらか?」 自分の使命という言葉に興味を持ったらしい。だから、彼は胸を張って水のエルに答える。 「違う。俺の……人間の使命は誰かを守ることだ。ただの人間だからこそ持てる、最高の使命だ」 言い切ると、水のエルが沈黙していた。 (人を守るのが使命か……) なんとも単純で、難しい使命である。 だが目の前の男は、堂々と言ってのけた。 (主が人を愛し続けるのも、分かる気がする) 水のエルは自らに生まれた、奇妙な感覚の影響に気づかなかった。 「そうか」 水のエルは呟き、その場を去ろうとする。 「待ってくれ! 水のエル、俺に力を貸してくれ!」 ジョーが叫ぶが、水のエルは取り合うつもりは無い。 「お前に使命があるように、我にも使命がある。アギトを探し出すという使命がな」 水のエルはアギトを殺すとは、何故か言えなかった。 誰に何と思われようと、構わなかったはずなのに。 「水のエルがアギトって言うのを探しているなら手伝う。俺はどうなっても良いんだが、明日夢は違う! こいつは何の力も無い。戦うことなんて無理な奴だ。俺だって強い力は無い。だから頼む! 明日夢を守る為に、俺に力を貸してくれ!!」 水のエルは土下座をするジョーを見つめ、黙考する。 (確かにこの殺し合いの場では二人が生き残ることは難しい。人が殺されるのは、主の望まぬこと) 刹那の間、水のエルは葛藤する。 だが決断は早く、その場を立ち去る。 明日夢とジョーが落ち込むのが見えた。 「どうした? 共に行くのではなかったのか?」 振り返り告げると、二人が喜び手を叩きあうのが見える。 水のエルはおそらく人間の喜びの表現方法なのだろうと思い、二人が追いつくのを待つ。 神の使いは、己自身が人間に興味を持ち始めていることに気づけなかった。 炎が市街に降り、人型の怪物の姿となる。 「くそっ! くそぉぉぉ!!」 グランザイラスは壁に苛立ちをぶつける様に叩きつける。 しかしコンクリートの壁は崩れず、虚しい音を響かせるだけだった。 「忌まわしい制限をしよって! 神崎士郎だけじゃない! 俺をコケにした奴は皆殺しだ!!」 グランザイラスは呪詛を呟き、暗い炎を燃え上がらせた。 「霞のジョー、まずはキサマだ! 力が戻り次第殺してやる!!」 彼は叫び、壁に身を預ける。だが彼は知らない。 今の彼は禁止エリアと背中合わせである事を。 僕、安達明日夢は下町の学校に通う高校生です。 極々普通の高校生だったけど、霞のジョーさんと出会って何かが変わってきました。 いえ、変われそうな機会が出来ました。 加賀美さんが死んで、炎を噴出す魔化魍に襲われたときは、どうなるんだろうと不安でしたが、ジョーさんが使うベルトを見て希望が沸きました。 なにせ合流した水のエルという魔化魍が言うには、ジョーさんは普通の人間だそうです。 それなら、僕が鬼の力を得ても不思議ではありません。 懐のナイフの感触を確かめ、ジョーさんの隙を伺います。 今は水のエルもいることだし、殺すことは出来ないでしょう。 ですが、必ず殺してベルトを奪います。 僕が、僕だけが日常に帰る為に。 【安達明日夢@仮面ライダー響鬼】 【1日目 現時刻 昼】 【現在地:市街地E-5】 [時間軸] 番組前期終了辺り。 [状態] 腕に軽い擦り傷。 [装備] デイパックニ人分。加賀美と影月。影月は支給品不明です。 [道具] 果物ナイフ数本。 [思考・状況] 1:ジョーのスマートバックルを奪う。 2:奪った後、出会う人間の隙を突いて殺す。 【霞のジョー@仮面ライダーBLACKRX】 【1日目 現時刻 昼】 【現在地:市街地E-5】 [時間軸] クライシス壊滅後。 [状態] 念力の反動で全身に打撲。負傷大。二時間変身不能。 [装備] サイ、スマートバックル(アクセレイガン付属) [道具] なし [思考・状況] 1:C6の丘に向かう。 2:仮面ライダーたちと合流し、水のエルが悪い怪人でない事を伝える。 3:兄貴と合流。 【水のエル@仮面ライダーアギト】 【1日目 現時刻 昼】 【現在地:市街地E-5】 [時間軸] アギト43話、敗北後。 [状態] 背中に裂傷。加えて全身に中程度の負傷。二時間戦闘不能。 [装備] 怨念のバルディッシュ [道具] オルゴール付き懐中時計 [思考・状況] 1:アギトを抹殺する。 2:アギトを抹殺することができれば、誰が勝とうが、自分が死のうがどうでもいい。ただし、邪魔する奴は容赦しない。 3:主の為人間であるジョーと明日夢を守る。 [備考]:僅かですが、人間へ興味を持ち始めました。 【グランザイラス@仮面ライダーBLACK RX】 【1日目 現時刻:昼】 【現在地:市街地D-4】 [時間軸]:地球到着直後 [状態]:負傷大。二時間戦闘不能。 [装備]:なし [道具]:なし [思考・状況] 1:傷を癒す。 2:霞のジョー、及び水のエルに復讐。 3:RXを殺す。 4:ジャーク将軍は後回しにする。
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わき水のエッセンス 遂行地域 エルテネン - アナスの泉 適正レベル 取得 28 / 遂行 29 報酬 経験値 130,400 / 33,300 ギーナ 関連クエスト --- 進行順序 1.NPCブリルンと会ってクエスト獲得2.スプリング ウォーター スピリットを退治して手に入れたエッセンスをブリルンに届けよ-わき水のエッセンス(5)3.NPCブリルンと会ってクエスト完了
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S オーヴァーロード A シャイニング 地のエル強化体 水のエル強化体 風のエル B 地のエル エクシードギルス バーニング C アナザーアギト 水のエル G4 トリニティ D アギト ギルス G3-X E V1 G3 F G3マイルド
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【ゲーム終了までの死亡者リスト】 時間 死亡者名 殺害者 死亡話 凶器・死因 夕方 地のエル 城戸真司、三原修二、名護啓介 154:加速せよ、魂のトルネード(1)154:加速せよ、魂のトルネード(2)154:加速せよ、魂のトルネード(3) 疾風断、ルシファーズハンマー、ファイナルライジングブラスト 夕方 風のエル 相川始、擬態天道、左翔太郎、フィリップ 154:加速せよ、魂のトルネード(1)154:加速せよ、魂のトルネード(2)154:加速せよ、魂のトルネード(3) ワイルドサイクロン、マキシマムハイパーサイクロン、ビッカーファイナリュージョン 夕方 水のエル 一条薫、門矢士、小野寺ユウスケ 154:加速せよ、魂のトルネード(1)154:加速せよ、魂のトルネード(2)154:加速せよ、魂のトルネード(3) トリプルライダーキック 【残り11人】 最期の言葉 名前 最期の言葉 地のエル 「ぐうぅああああぁぁッ!」 風のエル なし 水のエル 「ぐわあああああぁぁぁぁぁ!」 殺害数 順位 名前 人数 このキャラに殺された人 生存状況 スタンス 1位 ン・ダグバ・ゼバ 8人 園咲霧彦、東條悟、北條透、紅音也、牙王、小沢澄子、橘朔也、葦原涼 生存 無差別 2位 志村純一 6人 園田真理、井坂深紅郎、天美あきら、園咲冴子、海東大樹、日高仁志 封印 世界保守 3位 擬態天道 5人 ネガタロス、剣崎一真、ゴ・ガドル・バ、津上翔一、風のエル 生存 無差別→???→対主催→???→対主催 4位 ズ・ゴオマ・グ 3人 モモタロス、桐生豪、照井竜 死亡 優勝 紅渡 加賀美新、キング(キバ)、アポロガイスト 死亡 世界保守→???→対主催 鳴海亜樹子 乃木怜治、矢車想、鳴海亜樹子 死亡 世界保守 三原修二 浅倉威、アークオルフェノク、地のエル 生存 対主催 門矢士 五代雄介、ネオ生命体、水のエル 生存 対主催 5位 浅倉威 2人 木野薫、霧島美穂 死亡 無差別 五代雄介 天道総司、秋山蓮 死亡 対主催→無差別(洗脳状態) キング(剣) 野上良太郎、キバットバットⅢ世 死亡 無差別 乃木怜治(角なし) 乃木怜治(角あり)、リュウタロス 死亡 危険対主催 ネオ生命体 キング(剣)、紅渡 死亡 無差別 フィリップ 金居、風のエル 生存 対主催 相川始 木場勇治、風のエル 生存 世界保守→対主催 名護啓介 ネオ生命体、地のエル 生存 対主催 小野寺ユウスケ 桐谷京介、水のエル 生存 対主催 6位 葦原涼 1人 財津原蔵王丸 死亡 対主催 キング(キバ) 北岡秀一 死亡 無差別 東條悟 光夏海 死亡 優勝 小沢澄子 ズ・ゴオマ・グ 死亡 対主催→優勝(洗脳状態)→対主催 ゴ・ガドル・バ 海堂直也 死亡 無差別 金居 草加雅人 封印 世界保守 乾巧 志村純一 死亡 対主催 間宮麗奈 間宮麗奈 死亡 対主催 村上峡児 村上峡児 死亡 危険対主催 オーヴァーロード・テオス 乃木怜治(角なし) 生存 主催者 一条薫 水のエル 生存 対主催 城戸真司 地のエル 生存 対主催 左翔太郎 風のエル 生存 対主催
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登録日: 2011/08/02(火) 21 45 05 更新日:2022/01/22 Sat 13 26 56NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 アンノウン オルカロード オルカロード ケトス・オルキヌス シャチ ボディガード ライダー怪人 仮面ライダー 仮面ライダーアギト 平成ライダー 強敵 強豪 怪人 超越生命体 鯨の舎弟 鯱 ●オルカロード(Orca Lord) オルカロードは『仮面ライダーアギト』の登場怪人。 「水のエル」の護衛役を果たしていた強力なアンノウンで、「水のエル」登場編となるVol.31〜33に登場した。 【各個体の解説】 ◆ケトス・オルキヌス(鯱に似た者) 種族 超越生命体(使徒) 通称 オルカロード 身長 211p 体重 150s 専用武器 因果のフランベルジェ シャチに似た超越生命体。 鯱と云うモチーフからも判る様に、正式なコメントこそされていないものの「水のエル」の眷属とも呼ぶべき存在であり、復活を遂げようとする「水のエル」の周辺に出現して護衛の様な役目を務めていた。 Oシグナルが3つあり、首にはエルロードのベルトと同じデザインの「コルセット」を付けている。 これはエルロードの側近にしか付けておらず、後のエルロードの側近達の共通点でもある。 デザイナー曰く、ショッカーで例えると金ベルト怪人のようなものとの事。 「あかつき号事件」の生き残りの一人である、関谷真澄に憑依した「水のエル」が動き出したのに合わせて翔一らの前に姿を現した。 エルロードの護衛役を務めるだけあってかかなりの強敵で、初戦闘時には怪力を武器にアギト(翔一)らを圧倒。 「水のエル」の姿を見て混乱に陥った一同を敗走に追い込んだ。 アギトのみならず、ギルス(涼)をも圧倒したが、G3ーX(氷川)の必死の攻撃により漸く逃走させられた。 ……後に復活を遂げた「水のエル」の命を受け翔一の命を狙うが、この時にはアギトのライダーキックに敗れている。 専用武器は因果のフランベルジェと呼ばれる剣だが、特に特殊能力は設定されておらず、怪力や戦闘能力その物が特徴なのだと云える。 【劇中の経緯】 Vol.31〜33 真魚が誘拐される展開となる「夏休み編」の続きにして、急展開を告げる「水のエル登場編」となるエピソード。 相良の最後を看取った後に、沢木の願いを受けて涼の遺体に「力」を注ぎ込む真魚。 「自分の場所を探すまで帰れない」 ……悩む真魚の気持ちを尊重し、気の済むようにしてやろうと考える翔一を後目に、真魚の消えた美杉家では義彦が……。 警視庁では氷川が真魚の事を思い、それぞれに何が出来るかを必死で考えていた(ややズレた方向で)。 ……一方、頼りの相良の死を聞かされた真澄は不安を感じ、他の「あかつき号事件」の関係者の元へと向かうが、それと時を同じくして彼らが殺害されると云う状況に脅えていた。 悩んでいた真魚が翔一らに救われる前回からの展開を主軸として、『アギト』の根幹に当たる「あかつき号事件」の元凶たる強敵「水のエル」が遂に姿を現す。 登場以来、不吉な印象を与え続けて来た関谷真澄の衝撃の真実の他、涼の復活等、終盤に向けての動きも早まってゆく。 ◆関連人物 風谷真魚 相良から自分を陥れていた真実を聞かされるも、悲しい末路を迎えた彼の死に応える様に涼の遺体に「力」を注ぐ。 自らと同じ悩みを持つ「あかつき号事件」の関係者と行動する事で自分の「力」の使い道を見つけようともしたが、結局は「家族 (+α)」の説得に応じ家に帰る事を決める。 関谷真澄 本エピソードのある意味での主役。 相良の死後、新たに庇護してくれる存在を求めるが……。 中の人(紙さん)の演技こそが凡てです(大注目)。 真島浩二 「あかつき号事件」の生き残り。 真澄の突然の豹変に、真魚を連れて逃げ出すが……。 津上翔一 真魚が消えた事で初めて彼女と真剣に向き合う中、真魚の気持ちを一番に考える事を決める。 真魚と浩二を守るべくアンノウンに挑むが……。 氷川誠 人生相談でもぶきっちょ。 小沢から聞いた「思春期の少女」の悩みを愚直に繰り返す場面は熱演もあり注目。 更に義彦の細かなツッコミにドツボにハマる事に。 美杉義彦 真魚の家出に父親代わりとして激しく動揺する美杉家の家長。 氷川との絡みには大注目。 美杉太一 口は悪いが、姉とも呼ぶべき真魚を心配する。 葦原涼 自らの「罪」を清算しようとする沢木の願いを受け、真魚の手により復活させられる。 戦いの中で自らが敵と信じていたアギトの正体が翔一と知るも、自らの短慮を認め和解する。 水のエル 関谷真澄の中に憑依していた謎の存在。 人でありながら人ならざる「力」を持つ者を憎む。 その姿に翔一は根源的な恐怖を呼び覚まされる。 浩二の言葉によれば「あかつき号事件」に関係あるらしいが……。 ◆今回の教訓 “頭の中に誰か居る” 追記せよ、この項目!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 結構好きなアンノウン。バーニングフォームの相手はこいつがするべきだったと思う。 -- 名無しさん (2013-12-26 22 23 22) カッコいいけど、何となく不気味でもあるデザイン -- 名無しさん (2014-02-05 23 10 17) 裏設定ではエリート意識が強く、下級のアンノウン達を見下しているらしい。 -- 名無しさん (2014-12-12 01 09 29) 初戦のときのアギト、これまでとは別人のように弱くて一方的にやられてたよね。 -- 名無しさん (2014-12-12 01 31 07) 武器のフランベルジェは、刀身が波になっていて傷を治りにくくする拷問剣でもある。現実では昔、この剣で斬られた人は感染症なのでその命を奪われた事も多かった。これを持つオルカも性格は残虐と思われる。 -- 名無しさん (2016-05-27 22 06 55) 名前 コメント