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高位北国人+犬妖精2+魔法使い 高位北国人+犬妖精2+魔法使い★真アイドレスで行こう!★ 一般性能開示チェック用URL ★真アイドレスで行こう!★ 第二回:『個人着用アイドレス、高位北国人+犬妖精+魔法使い』 XH-834とじょり丸陛下です。今回は皆さんに悲しいお知らせがあります。 「わん?」 長らく後ほねっこ男爵領の名物であった『犬耳人妻書記長』 がバージョンアップに伴ってうっうっうっ…… 「くぅん?」 しかしご安心ください。新生なった新たなる個人着用アイドレス 『高位北国人+犬妖精+魔法使い』を紹介しましょう。 『犬妖精+魔法使い』は、 I=Dのコ・パイロットとしての特性を重視したしたアイドレスで、 わんわん帝国I=Dの欠点である索敵能力の低さをカバーするため 感覚がずば抜けて鋭くなっています。 一方で魔法使いとしての能力は犬妖精の特性から低くなっていて 詠唱戦闘能力はあまり期待されていません。 さらに犬妖精としての特性として追跡能力と白兵戦能力があり、 白兵戦能力だけ見れば『歩兵+歩兵』アイドレスを上回る能力を発揮します。 魔法使い特性の『人生を語る』と組み合わせれば以外と役に立つのではー と考えられます。 と、まぁ堅い話はここまでにして… (尻尾をぱたぱた振りはじめるじょり丸) そう、『犬耳人妻書記長』に変わる新たなる名物!! 『犬耳魔法使い』!! しかもちょいと婚期を逃した純真そうな、おぜうさん。 ヴォー (さらに激しく尻尾を振りすぎてお尻までふりふりし始めるじょり丸) こう、なんですか?なんですか? 「わたし、勉強ばかりしてて殿方とお付き合いしたことなんて…(モジモジ」 こうですか?こうですか?こんな感じですか? そしてこんなお嬢さんが、垂れ耳で尻尾で街角を歩いているのですか? 小脇に本なんか抱えて? 極楽、真に極楽!ほねっこ男爵領万歳!万歳! XHの尻をがっぷりと噛むじょり丸。 じまった、あまりに興奮して油断を… そしてフェイドアウト。エンディングテーマが流れる。 /*/ 解説 周辺環境『街角』 ほねっこ城市の街路はレンガ+アスファルトで舗装されており、 散水式&温水循環式融雪装置が完備されている。 道幅は結構狭いが、これは交通の便を市内に引き込まれた水路を利用しているため。 建物が密集している区域では路地が迷路のようになっていて観光客や旅の人が よく迷子になることで有名になっている。 どうしようもなくなった時は、犬耳の人に道案内を頼むとよいだろう。 一般性能開示 L:犬妖精2 = { t:名称 = 犬妖精2(職業) t:要点 = 犬耳,尻尾 t:周辺環境 = なし t:評価 = 体格4,筋力4,耐久力3,外見5,敏捷4,器用5,感覚6,知識4,幸運5 t:特殊 = { *犬妖精2の職業カテゴリ = 基本職業アイドレスとして扱う。 *犬妖精2はコパイロット行為ができる。 *犬妖精2は追跡行為ができる。この時、追跡の判定は評価+3され、燃料は必ず-1万tされる。 *犬妖精2は白兵戦行為ができ、この時、攻撃、防御、移動判定は評価+2され、燃料は必ず-1万tされる。 } t:→次のアイドレス = ぽちファンクラブ(職業),強犬妖精(職業),オペレート犬(職業),帝國メード(職業) } /*/ L:魔法使い = { t:名称 = 魔法使い(職業) t:要点 = 婚期を逃した,純真そうな顔 t:周辺環境 = 街角 t:評価 = 体格0,筋力-1,耐久力-1,外見0,敏捷-1,器用1,感覚2,知識2,幸運0 t:特殊 = { *魔法使いの職業カテゴリ = ,,派生職業アイドレス。 *魔法使いの位置づけ = ,,理力系。 *魔法使いの詠唱戦闘行為 = ,,詠唱戦闘行為が可能。#詠唱戦闘評価:可能:(知識+器用)÷2 *魔法使いの詠唱戦闘補正 = ,条件発動,(詠唱での)攻撃、評価+2、燃料-1万t。 *魔法使いの身上話能力 = ,任意発動,5m先までの目標に自らの人生を語ることで、<魔法使いの身上話>を付与する。 } t:→次のアイドレス = 大魔法使い(職業),風を追う者(職業),海法紀光(ACE) } L:魔法使いの身上話 = { t:名称 = 魔法使いの身上話(定義) t:評価 = なし t:特殊 = { *魔法使いの身上話の定義カテゴリ = ,,能力補正。 *魔法使いの身上話の能力補正 = ,,感覚、評価-4。 *魔法使いの身上話の特殊効果 = ,,人間相手なら泣かせて前を見えなくさせることができる。 *魔法使いの身上話の効果制限 = ,,魔法使い、アラダである場合は効果がない。 *魔法使いの身上話の効果時間 = ,,戦闘が終わるまでの間。 } } /*/ L:高位北国人 = { t:名称 = 高位北国人(人) t:要点 = 涼しげな服装,白い肌で美しい人材,白い髪,頭環 t:周辺環境 = 雪の中の王宮 t:評価 = 体格2,筋力2,耐久力0,外見2,敏捷0,器用0,感覚1,知識1,幸運0 t:特殊 = { *高位北国人の人カテゴリ = ,,高位人アイドレス。 *高位北国人の根源力制限 = ,,着用制限(根源力:25001以上)。 *高位北国人のイベント時食料消費 = ,条件発動,(一般行為判定を伴うイベントに参加するごとに)食料-1万t。 } t:→次のアイドレス = 呪術師(職業),吟遊詩人(職業),船乗り(職業),藩王(特別職業) } チェック用URL HQボーナスと適用範囲
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魔法使いチーム(主人公) 名前 効果 魔法使いチーム(主人公) かしこさ+HP450UP 条件モンスター(魔法使い(主人公)+この中から2体) No 名前 相性 第3の技 M-001I スライム ●■□ M-002I スライムベス ■ M-003I メタルスライム ■ M-005I タホドラキー ■ ルカナン→メラミ呪文 敵単体 炎呪文 M-007I ストーンマン M-008I ゴールドマン M-009I スライムナイト ● とつげき→イオ呪文 敵全体 爆発呪文 M-011I ホイミスライム M-015I さまようよろい キングダムソード→メラミ呪文 敵単体 炎呪文 M-017I ギガンテス ぶんまわす→バイキルト呪文 味方全体 バイキルト M-019I キラーマシン M-020I おどる宝石 ■ メラ→ベギラマ呪文 敵全体 灼熱呪文 M-021I ベビーサタン ●■ M-022I じんめんじゅ 枝のムチ→ほのおのおどり特技 敵全体 炎 M-023I しにがみきぞく M-025I プチアーノン ■ M-026I マドハンド ■ M-032I くさった死体 ▲ M-035I 海竜 M-036I キメラ M-038I ヘルパイレーツ M-040I ドラキーマ ■ はばたき→たつまき特技 敵全体 風 M-041I ひとくいばこ ギラ→メラミ呪文 敵単体 炎呪文 M-043I プリズニャン ● M-045I きめんどうし M-049I あくましんかん M-050I パンドラボックス M-053I 死霊の騎士 ヒャド→ヒャダルコ呪文 敵全体 氷呪文 M-054I アークデーモン M-056I どろにんぎょう M-061I ダークランサー M-062I シルバーデビル M-001II だいまどう ▲□ ギラ→ベギラマ呪文 敵全体 灼熱呪文 M-003II キースドラゴン M-006II エビルスピリッツ M-007II イエティ スノーボール→ヒャダルコ呪文 敵全体 氷呪文 M-009II 炎の戦士 ▲□ M-010II アンクルホーン M-013II マネマネ ●■ M-014II ラリホービートル ●■ ラリホー→ラリホーマ呪文 敵単体 眠り M-015II ポイズンリザード M-019II ひとつめピエロ ■□ メダパニ→メラミ呪文 敵単体 炎呪文 M-020II ばくだんいわ M-023II ゴースト ●■ M-025II コドラ ■ バーニングテール→ギラ呪文 敵全体 灼熱呪文 M-028II スライムつむり ■ ドリル・ストライク→ヒャド呪文 敵単体 氷呪文 M-029II メイジキメラ M-030II ベレス デスサイズ→デイン呪文 敵単体 雷呪文 M-032II アームライオン ● M-035II てっきゅうまじん ▲ アイアンスロー→大鉄球特技 敵全体 打撃・爆発/物理的行動不能 M-038II カロン ■▲ M-043II きとうし M-045II ドラゴンライダー M-046II ピクシー ●■▲ M-047II シャドーサタン まがまがしい光→ヒャダルコ呪文 敵全体 氷呪文 M-048II ホースデビル M-049II マンドレイク M-051II メタルドラゴン M-052II ソルジャーブル M-058II ビックアイ M-059II ドラゴンゾンビ M-060II エリミネーター ▲ M-062II スモールグール ■ なめまわす→メラミ呪文 敵単体 炎呪文 M-065II リザードマン ▲ らいめい斬り→デイン呪文 敵単体 雷呪文 M-067II イーブルフライ ■ M-069II ダッシュラン M-070II ギズモ ■ M-073II れんごくちょう M-075II ねこまどう M-076II キャタピラー ● ボミオス→メラミ呪文 敵単体 炎呪文 M-080II なげきのぼうれい M-083II きりさきピエロ M-085II ナイトリッチ M-088II モーモン M-089II アルゴリザード メラミ→アルゴンハート M-096II ヘルビースト ジゴフラッシュ→ぶきみな眼光 M-095II デンタザウルス 他相性について 魔法使いが属する以下の相性モンスターを揃えると更に能力アップする。 ●印 草原 / 森チーム HP240UP ■印 ミニモンスターチーム HP5%UP ▲印 人型モンスターチーム ちからUP □印 モリーレンタルチーム(Ⅱ) 勇気UP 仲間は、だいまどう、スライム、スライムナイト、ナイトリッチがお勧め。 他には、ピクシーやゴーストがいいだろう。 よろいは、まどうしのローブや、ドラゴンローブがお勧め。 回避率を活かすなら、みかわしのふく、しのびのふくがよい。 盾は、せいどうのたてがお勧めだが、好みや相手に応じて変えよう。
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夕日の魔法 EXスキルカード コスト:黄 バトル中に使用する。 バトル終了時まで、味方エースキャラの好きな能力値1つに+400する。 ねぇ、知ってる?夕日は魔法使いなんだよ?夕日を浴びると、元気いっぱいになるんだよ EX0026/K
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「所詮はこの程度か、下らない……制圧という物はこうするんだぜ」 人造昆虫カブトボーグ V×Vはウザイ連合のメンバーの1人である霧雨魔理沙はスイッチを押した。 次々に各所で爆発するスイス支部。 リビングデッドと同盟軍はいい目晦ましだった。 魔理沙はそれを利用して己の準備を整えていたのだ。 「やったな魔理沙……エレファント様も首領も大喜びぜよ、奴らが逃げないようにハッキングも済ませたニャ」 魔理沙にガスマスクの猫が近づく。 「これでレジスタンスごとそれに味方するスイスのボーガーも葬れるわけだぜ」 「ご苦労だったぜよ、まさか奴らは我々連合の同胞がスパイでまぎれてたとは気づくまいゼヨ」 実は連合は決起の前にレジスタンスにも多数メンバーを潜り込ませていた。 魔理沙と会話している猫いやアイルーもその1人なのである。 「しかも複数だぜ、まったくアホな奴らだぜ」 「もうすぐここは爆発で消え去る、早く脱出ゼヨ」 爆発する音がどんどん近くなってきた。 「了解したぜ、剣ニャン丸」 「ボーガーどもに絶望な死を……」 「甘いんだよ霊夢に紫……私はこっち側につくぜ」 魔理沙もガスマスクを被った。 魔理沙と剣ニャン丸は去っていった。 その後、このエリアも爆発で吹き飛ばされた。 「なにごとだ!?突然爆発……ぬおおおおおおお!!!」 クラウザーさんを一刀両断にしたのはミクトランだった。 僅かな隙を突いて、懐に飛び込んだのだった。 「マイメロ様が危ない、赤屍、やおい……我らも加勢へ向かうぞ!」 ミクトラン、赤屍、やおいはマイメロのいる方へ急いだ。 残ったクラウザーⅡ世の亡骸も爆風で吹き飛んだ。 【ヨハネ・クラウザーⅡ世@D・M・C】死亡確認 【再生ミクトラン@テイルズ オブ デスティニー】 【状態】強化再生改造、洗脳中 【装備】ネギ×2 【道具】基本支給品一式、不明支給品 【思考】 【思考】基本:主催のジョーカーとして動く 1:レジスタンスの壊滅 2:マイメロの加勢へ向かう ※マユリ様によって再生させられました 【再生赤屍蔵人@GetBackers-奪還屋- 】 【状態】完全洗脳、人格崩壊、腐敗進行、頭に爆弾 【装備】メス 【道具】トランプ、スマブラ 【思考】基本:主催のジョーカーとして動く 1:レジスタンスの壊滅 2:マイメロの加勢へ向かう ※マユリ様によって再生させられました 【再生>>やおい@現実】 【状態】完全洗脳、人格崩壊、頭に爆弾 【装備】なし 【道具】なし 【思考】基本:主催のジョーカーとして動く 1:レジスタンスの壊滅 2:マイメロの加勢へ向かう ※マユリ様によって再生させられました 「ここを抜ければ地上だ、急ぐぜ」 「おうよゼヨ」 「待て!」 2人を待ち構えていたのはアポリアだった。 やれやれとため息をつく2人。 「よう、気づいていたか?」 「まさかお前達がスパイだったとはな……何故下劣なテロリストの元へ下った!」 「悪い……あっしらはもともと連合側ゼヨ!」 「そういうこった、あばよ……」 魔理沙のミニ八卦炉が光った。 「ぬおおおおおおおおおおお!!!」 「詰まらない義理だな、アポリア……レジスタンスはどの道終わりだぜ」 魔理沙はそういい残すとニャン丸と共に基地を脱出した 【霧雨魔理沙@東方Project】 【状態】健康 【装備】拳銃、ガスマスク、その他殲滅に必要なアイテム、ミニ八卦炉 【道具】 支給品一式 【思考】基本;人造昆虫カブトボーグ V×V関連を滅ぼす 1:あばよレジスタンス 2:さっさとスイスから脱出する 【剣ニャン丸@モンスターハンター3G】 【状態】健康 【装備】拳銃、ガスマスク、その他殲滅に必要なアイテム、日本刀 【道具】支給品一式 【思考】基本;人造昆虫カブトボーグ V×V関連を滅ぼす 1:さっさとスイスから脱出する 「ぐぬ、魔理沙……ニャン丸……何故……」 アポリアはマスタースパークの直撃を受け、壁に叩きつけられそのまま気絶した。 そして次々に爆発していくレジスタンス基地だった。 【二日目・14時15分/スイス・レジスタンス基地】 【アポリア@遊戯王5D s】 【状態】気絶、絶望 【装備】機皇シリーズ一式、T-ウロボロス、その他カード 【道具】支給品一式 【思考】基本:レジスタンスとして主催を倒す 1:会議に参加 2:ルビーの他に主催の手先がいないか警戒 3:遊星はまだこないのか? 4:魔理沙……ニャン丸……何故…… ※霧雨魔理沙達の仕掛けた爆弾でレジスタンス基地が崩壊中です ※まだ完全な破壊には時間が掛かると思います
https://w.atwiki.jp/artifact_magicaloss/pages/322.html
初登場2011.5.17~5.29 家具名 サイズ 価格 ドロシーの人形 W1×D1×H? 2,400s 愛犬トトの人形 W1×D1×H? 1,100s サンドウィッチ W2×D2×H? 600s カカシの人形 W1×1×H? 1,200s ライオンの人形 W4×D2×H? 1,200s ブリキの人形 W1×D1×H? 1,200s ランチバスケット W2×D3×H? 800s 真っ赤なポット W1×D1×H? 500s ティーセットバスケット W2×D2×H? 800s ピクニックシート(赤) W11×D8×H? 400s ピクニックシート(青) W11×D8×H? 400s 黄色いレンガ道の壁紙 - 2,500s 再販期間・クエスト 年 再販期間 対象モンスター 2023 2.25 ~ 3.3 アポローン 2022 2.26 ~ 3.4 2019 3.23 ~ 3.29 2018 3.24 ~ 3.30 2017 3.4 ~ 3.10 2016 3.5 ~ 3.11 2015 3.7 ~ 3.13 2014 3.15 ~ 3.21 2013 5.3 ~ 5.9 2012 4.16 ~ 4.22 + 過去の価格 画像 家具名 サイズ 価格 備考 ドロシーの人形 1×1 24G 愛犬トトの人形 1×1 11G カカシの人形 1×1 12G ブリキの人形 1×1 12G ライオンの人形 4×2 12G ランチバスケット 2×3 8G ティーセットバスケット 2×2 8G サンドウィッチ 2×2 6G 真っ赤なポット 1×1 5G ピクニックシート(赤) 11×8 4G ピクニックシート(青) 11×8 4G 黄色いレンガ道の壁紙 1×1 25G
https://w.atwiki.jp/role-playing/pages/12.html
魔法使いとラグドール/補助用ページ ここはRP村、魔法使いとラグドールの進行補助を目的としたページです。 村はこちら 村ウィキはこちら 村の進行について 村のwikiや情報欄、及び村内の天声、NPCの発言、 そして、このページ内の情報を参考にしながら進行してください。 【日付更新及びイベントが起こるたびにマップ内の情報が増える場合があります。】 1d以降は全ての部屋を探索することが可能です。 探索方法 基本的には以下の文字マップに沿って探索をおこなっていきますが、 【マップ内いずれかの場所へ行き、折り込みに書かれたもの(場所)を調べる】ことでシナリオが進みます。 折り込みによっては解読を必要とする謎が隠されている場合もありますが、 その場合は【いずれかのPCのロール内に正答が書き込まれていた場合】のみに限りシナリオが進みます。 (例:○○は(正答)のボタンを押そうとした、○○は(正答)の像を壊そうとした、等 ) 誤答の場合はシナリオの進行メッセージが出ませんので、他のPCと相談などした上で再度のチャレンジをお願いいたします。 ヒントについて イベントの攻略方法がどうしても分からない場合や、謎が解けない場合は、 【PC1人につき本編中3回までヒントの提示を求めることが可能です。】 ヒントが欲しい場合は白ログを使って【ソポールタ】に尋ねてみてください。 (※メモに「ヒント頂戴」などとアンカ込みで書いて頂けると村建てが大変、助かります。) 役に立つ答えが返ってくるかも(場合によっては返ってこないかも)しれません。 螺旋の城 城内 城は幾つかの広間と部屋から成り、 どこの部屋にも自由に入室できるようになっている。 ただしホールの奥に設けられた大きい鉄の扉にだけは固く施錠がされていて、入れない。 ホール(選択の泉) 何枚もの大きな鏡と螺旋階段が配された城の入り口。 各部屋にはここを通ればだいたい行けるようである。 中央に底の見えない深い泉があり、横に木の立て札が置かれている。 「 おまえが望みを叶えたいと欲するならば ――― 心持たぬものは満たされた心を 心持つものは仮初の心を あるいは定刻までにおまえ自身の答えを投げ入れよ 」 【激情の間】 元々は何者かの居室だった様子の部屋。 部屋内に置かれた豪奢なベッドには女性を模したらしい球体関節人形が寝かされ、その胸部から夥しい数の植物の蔦が溢れ出している。 (蔦植物の一種のようだが、葉は何者かに捥がれたらしく一枚たりとも生えていない。) 床の上には裂かれた腹部に石が詰め込まれた黒い狼のぬいぐるみが複数体転がっており、傍に一冊の本が落ちている。 +「古びた本」 「古びた本」 執筆されてからかなりの年月が経っていそうな書籍。 しかし殆ど中身は記されていない。 一部に雑な筆致で描かれた文字の羅列があるばかりである。 * * * * * ある国には四種類の住人が住んでいる。 ・ 善良な正直者の住人は常に真実を語る。 ・ 小狡い正直者の住人は常に真実を語る。しかし、自分が犯人の場合には「自分は無実である」と嘘をついてしまう。 ・ 不心得者の住人は常に嘘をつく。 ・ 正義感のある不心得者は常に嘘をつく。しかし、自分が犯人の場合にのみ「自分が犯人である」と真実を語る。 この国に存在するとある館で、館の主人が殺害される事件が起きた。 目撃者の証言によると犯人は複数犯ではなく単独犯である。 その時間に犯行が可能だったのは三人のみだった。 彼らを一つの場所に集め、証言をさせると以下のようになった。 Jane Doe「私は無実だわ。犯人はRoeです。それに彼は正直者よ。」 Richard Roe「僕は無実だ!犯人はDoeさ。Smitheeは僕とは違うタイプだね。」 Alan Smithee「俺は無実だよ。だから正直に言ってやる。犯人はDoeだ。」 「 行われた罪は贖うべきものの血で注がれなければならない。 真なる罪人の首を刎ね、腸を裂いて死者の栄誉を取り戻せ。 」 +「謎解き参考解法」 上記謎解きの解法です。 1.先ず村中で何人かの方が辿り着いていた通り、 【この問題は通常の仕様で解こうとすると全パターンが矛盾します。】 通常通りに解くのでは解けないようになっています。 2.謎解きの際に着目すべき点 「ある国には四種類の住人が住んでいる。」 「この国に存在するとある館で、館の主人が殺害される事件が起きた。」 前提であるこの部分。 言い換えればこの国の中には「四種類の人間しか住んでいない」ということです。 つまり「目撃者の証言によると犯人は複数犯ではなく単独犯である。 」 目撃者もまた四種類の住人に含まれるということになりますね。 よって、目撃者は正直者ではなく嘘吐きの住人であり、 犯人は単独犯ではなく0人、2人、全員のいずれかである。 ここがまず問題を解く際の前提となります。 3.謎解き そこからはストレートに可能性を潰していくだけで謎が解けます。 【最終的にJane Doe、Richard Roeが互いに裏切って告発し合っていたというのが答えとなります。】 【堕落の間】 きらびやかなステンドグラスと祭壇からなる教会風の部屋。 床の上には何百本もの蝋燭が直に立てられ燃え続けている。 +「ギロチンとスイッチ」 「ギロチンとスイッチ」 祭壇の奥では人を模した三体の蝋人形が三台のギロチンに首を据え付けられた状態で放置され、 祭壇にはJ、R、Aのアルファベットが一つずつ刻印された三つのボタンが据え付けられている。 どうやらボタンを押すと対応したギロチンが作動するらしい。 しかしボタンの近辺にはとても硬い黒い鎖が幾重にも巻き付けられており、何を用いても切断は難しそうだ。 鎖を切断する方法は何か、ないだろうか? ☆イェンが黒い鋏で鎖を断ち切ろうとすると( 2 242 ) 鎖はいとも容易く(紙でも切ったかのように)千切れてばらばらになってしまった。 どうやらこれでギロチンを作動させることが出来るようだ。 +「懺悔室」 「懺悔室」 祭壇の左脇を抜けた先に設けられている狭い部屋。 日記が一冊置かれている他は、何もない。 +「XXXX年 XX月XX日」 「XXXX年 XX月XX日」 彼女と茶会の約束をしたのは四度目だ。 理由はとくにないが、一緒にシギの剥製の前で三時に待ち合わせる。 静かな中庭では、レモンティの味を楽しみながら過ごせそうだ。 向きあえる、同じ時は二度と訪れないのだから、 豊かな日々を確り味わい生きていきたいと強く思う。 いくつ年齢を重ねても、気構えてしまっていけないな。 p.s 「 女 子 米 ウ 攵 」の下に彼女との思い出を遺す。 それは意図したものか偶然か、処刑台を作動させるボタンが押されると( 2 364 ) ギロチンの刃が落ち、【二人の罪人】の首が刎ねられる。 蝋でできた空洞の胴体にはそれぞれ【白いハート型の石】と【黒いハート型の石】が入っていた。 【傲慢の間】 埃っぽい書斎風の部屋。 壁は隙間なく多数の本で埋め尽くされているが、天井及び床、そして部屋に設置されている机や椅子等、 本の触れていない場所には赤黒い色のインクがめちゃくちゃに塗りたくられている。 +「書架」 【任意ランダム[[fortune]]を使い、書架を閲覧できる】 ※出た目の数値を参考に以下の項目をご覧ください。 +「1~25」 あなたは、本棚の一角から適当な一冊を手に取り調べてみた。 どうやら見つけたのは絵本のようである。 しかし大部分が見知らぬ言語で書かれており、 辛うじて挿絵から意味を読み取れるかどうか、といったところだ。 挿絵は「お城で舞踏会が開かれるシーン」 「姫と王子が舞踏会を抜け出すシーン」 「黒い怪物が二人を襲うシーン」 「王子が銀色の短剣で怪物を倒すシーン」の順に並べられ、 文字も最後の挿絵と同じページで途切れていた。 +「26~50」 あなたは本棚の中から徐に一冊を選び出し、開いた。 どうやらあなたが見つけたのは手記のようである。 しかしその大半は経年劣化かはたまた虫に食われでもしたのか、 ボロボロになってしまっており、読むことができない。 辛うじて読めるページを何とか捲っていくと次のように書かれていた。 +「著者不明の手記」 「著者不明の手記」 この世界はXX XXXX のXX夢の対の世界である。 鏡越しのXXXX 幻の XXである。 よって真実を語ることができるのは鏡のみ。 信心も疑心も逆さま、真逆なのである。 見るもの、聞くものに正直であってはならない。 教えられたXX が真XX とは限らないのだ。 世界を測るもの 世界を描くもの 世界と世界を断ち切るもの XXXXX の名を呼ぶXXは 正確でなければ。 頼みごとをしようというときには とくに。 さもなければ XXXXX XX +「51~100」 あなたは本棚の数ある本の中から一冊を手に取った。 どうやらその本は古い伝承録のようだ。 しかしページとページが癒着している箇所が多く、 無理に剥がそうとすると破れてしまいそうだ。 全文を読めたのは最後の一ページだけだった。 +「終末世紀録 M」 「終末世紀録 M」 終末の日。 全ては神の腸に飲まれ、消えゆく。 もしも君が助かりたければ 世界と神とを「断ち切るもの」を探すのだ。 魂を揺り起こす「方法」を探るのだ。 この世界は現の鏡。 信じるばかりでは決して救われることはない。 必要なのは信じることだが、重要なのは疑うことだ。 ……そう、君を救うと宣ったこの世界の善性すらも。 心を捧げるべき相手をくれぐれも違えぬよう、 火急を要する日が来た時のため、これを記す。 「眠り続けるXXXXXを目覚めさせるのだ。」 M. 【羨望の間】 人間を描いたと思しきカンバスが無数に置かれているアトリエ風の部屋。 被写体の顔あるいは体すべてが赤く塗り潰され、詳細の判別はできない。 +「不気味な絵画」 「不気味な絵画」 「信頼」「不信」「悲哀」「憤怒」 「永遠」「瞬間」「嫉妬」「博愛」等々、 幾つかの絵画の上にはタイトルと思しき文字が書かれた紙が貼りつけられている。 たった一枚のみだが塗り潰されていない絵画もある。 部屋の壁の一部分を大きく占める三人姉妹の絵だ。 二人が長い紐を持ち、一人がその紐を" なにか "で切ろうとしている。 しかし" なにか "の部分は削り取られたように不自然な空白になっていた。 ☆カナコが「信頼」の絵の表面を擦ってみると( 2 115 ) カンバスが二つに裂け【青色の石が嵌ったロケット】が顔を覗かせた。( 2 121 2 122 2 123 ) ロケットの中には優し気な白い髪の女性と桃色の髪の少女が映った古い写真が入っていた。 【青色の石が嵌ったロケット 所持】カナコ 2 200 【強欲の間】 子ども部屋風の広間。画材やボロボロの布人形などが無造作に散らばり、玉座が床に倒れている。 部屋の壁には子どもらしい筆致で画用紙に模写された童話の挿絵が何本もの錆びた鋏で壁に縫い止められているが、 唯一くたびれたノート一冊だけが銀色の短剣に刺し貫かれているようだ。 +「くたびれたノート」 「くたびれたノート」 【 にんげんのつくりかた 】 いれものをよういする きれいなこころをよういする みずのなかへいれものをなげいれる よごれたみず、よごれたこころをなげいれるとしっぱいする 何度も直したように所々インクで線が引かれていたり、 人間と思しき落書きがされていたりし、表紙も中身も汚れている。 【ノート 移動】カナコ 2 201 →強欲の間 【大食の間】 モノトーン調の壁紙と調度品で整えられている研究室じみた部屋。 薬品棚のような大きな棚があり、整列した大小さまざまな瓶の中にホルマリン漬けのケーキと義眼が詰め込まれている。 しかし瓶に入りきらなかったのか、床の上を足の生えた色とりどりのケーキが駆け、跳ね回っている。 ケーキには数字型のキャンドルが刺さっているが、数が多いので目視で数を把握することはできそうもない。 +「白黒のケーキスタンド」 「白黒のケーキスタンド」 室内にはモノトーンのケーキスタンドが置いてあるが、 上に一枚の紙切れが置いてあるだけでケーキは飾られていない。 紙にはこう書かれている。 「 客人のために用意したケーキだが 少々やんちゃなので逃げ出してしまった。 おおよそ400ほど用意していたはずなのだが、 正確な数を忘れてしまってわからない。 3つで割れば1つ余り、4つで割れば2つ余る。 5つで割れば4つ余り、7つではやはり2つ余る。 最後の番号が刺さったケーキの中に贈り物を入れておいた。 どうか善いように使ってくれ給え。 E.G 」 ☆アンジュが紙に書かれていたメッセージ通りに【394】番目のケーキを手に取ると、( 1 212 ) 中から【雫の形をした緑色の石】が零れ落ちた。( 1 213 1 214 1 215 ) どうやらこれが「贈り物」のようだ。 【雫の形をした緑色の石 所持】アンジュ 1 255 EVENT Chapter 1【泡立つ海】CLEARED 不穏な音が聞こえます。 あらゆる部屋の壁や天井から ―――いえ、 建材の継ぎ目という継ぎ目から黒い泥が漏れ出しているのです。 異常が始まってしばらく経つと、 ホールの天井、ちょうど泉の真上にあたる場所から 巨大な黒い泥の塊が、のっそりと泉の中へと落ちてきました。 綺麗な青色を湛えていた泉はたちまち濁り、 中から蛸めいた黒い数本の触手が伸びて幾つもの眼球が蠢きはじめました。 あぶくのように溢れては爆ぜるその姿は見るものの目に禍々しく映り込むことでしょう。 「 こいつは闇の中で寝んネしてたっていう怪物だナ。 放っとくと城全体が汚ぇ泥に埋もれっちまうかもしれないぜ。 」 白烏が訳知り顔でそんなことを言いました。 +「黒き海 ビ・ゴ」 「黒き海 ビ・ゴ」 闇世界の深底に自己領域を持つ怪物。 無数の触手と眼球と黒泥から成る体を持つ。 多数の世界に干渉・顕現する力を持ち、 腐食性を帯びた黒泥で周囲にある生命を文字通り腐らせたり、 あるいは酷く穢してしまう。 人世界の伝承には『破滅を呼ぶ黒き海』や『戦禍の泥』などの名が残っていることもある。 複数の心核(人でいうところの脳)を持ち、 他世界に干渉する際には必ず一つを体内に埋め込んでいる。 【流動体のため、どのような場所にでも触手を入り込ませることが出来る。】 +「ビ・ゴの行動パターン」 「ビ・ゴの行動パターン」 ビ・ゴやビ・ゴの触手は城の中に黒い粘液を降らせることに忙しく あまり積極的な攻撃行動は行ってきませんが、 接近を試みたり攻撃したりすると以下のような行動を起こします。 1.黒泥を撒き散らす 2.触手を叩きつける 3.黒泥を直線状に放射する 4.泥の中に引きずり込もうとする 5.黒泥の塊で圧し潰そうとする 6.様子を窺う ビ・ゴの皮膚や体は泥そのもののため、 体の一部で攻撃されても痛手を負うことはあまりありませんが、 こちらの物理攻撃もあまり効果が見られません。 ホール内の泉にいる本体の中心付近に赤い光が明滅している場所があるようです(心核)。 +「Battle or Gimmick」 「Battle or Gimmick」 +「魔法を使ったバトル」 「魔法を使ったバトル」 心核を攻撃する手段がない場合は、 魔法使いかラグドールの魔法で攻撃を行います。 1.まず、[[1d6]]を振ってビ・ゴの行動を確定してください。 【以下、攻撃や防御がどの程度成功したかはランダムダイスによって決まります。】 2.敵からの攻撃を【防御 / 回避】する場合 ★actかロール内で[[fortune]]を振ります。 ダイスの結果が【40以下なら不成功、41以上で成功】です。 【90以上の場合は防御した上で反撃することが可能です。】 成功の場合はノーダメージで防御 / 回避します。 【魔法使い:不成功の場合はactで1d8を振り、ご自分の所持数値に数値を加算してください。】 【ラグドール:不成功の場合はactで1d6を振り、ご自分の所持数値から数値を減算してください。】 (被攻撃の程度は、掠る程度でも跳ね飛ばされるでも、ご自由に。) →90以上の出目だった場合は、 防御 / 回避行動のあとに攻撃項目へどうぞ。 3.敵に【攻撃】する場合 ★actかロール内で[[1d10]]を振ります。 【出目の数字だけダメージを与えることができます。】 ☆防御行動で90以上の出目を出していた場合は、 攻撃の数値に一回だけ【[[1d10]]】を振った数を加えることもできます(任意)。 以上の行動を繰り返して戦闘を進めますが、 ダイス運が極度に悪い人がいた場合などは 【ロールによる行動で手助けをしても構いません。】 (身を挺して庇ったり守ったり、魔法で攻撃を相殺したり など) +「心核への攻撃」 「心核への攻撃」 もしも誰かが「ビ・ゴ」を倒すキーアイテムを持っている場合は、 ロールを使って心核を攻撃する描写をしてください。 それが適した攻撃方法であったならば、 心核は一撃で砕け散り怪物を撃退することができるでしょう。 失敗した場合は…… 泉の穢れは最後まで祓われることはないでしょう。残念ながら。 * * * * * イェンの銀の短剣 1 584が怪物の心核を突き刺すと 金属と金属のぶつかるような激しい衝撃音が辺りに鳴り響き ビ・ゴは苦しみ悶えるように大きく体を揺らしながら 溶け消えるようにして深い深い泉の底へゆっくりと沈んでいきます。 ややあって、泉の淵に【赤い石の欠片】と【黒い鋏】が浮いてきました。 1 607 【赤い石の欠片、黒い鋏 所持】イェン 1 621 EVENT 2 【異常神域】CLEARED 地面が丸ごと揺れているような。 あるいは身体が浮き上がっているような。 不快な感覚が城へ逗留するものたちを襲います。 どこからか恐ろし気な地響きも聴こえてくるようです。 ずずん。 ずずん。 一定間隔で轟くその音は、 遠くなったり、近くなったり、一定のリズムを刻み続けています。 「大変だァ、大変だァ。」 落ち着きなくそわそわとしていた白烏が言いました。 「外を見てみろヨ。」 そして誰かしらの視線を窓の外へと促すのですが、 果たして" それ "の全容は見えなかったに違いありません。 それは、「蛇」でした。 とてつもなく巨大な、星ひとつすら丸のみしてしまいそうな蛇が 狭間の世界の一部を飲み込みかけているところでした。 燃え盛る双眼を瞬かせ、巨大な顎門と銀色の牙で大地を掴んでいるその様は神々しさすら感じさせるようでした。 「知らなかったロ。あれが裂け目に住まう神。終末を喰らう者ダ。」 「アレを放っておいたらみんな消えっちまうだろなァ。おいらも、おまえさん方もナ。」 訳知り顔の白烏はやはりそう嘯いて「かァかァ」と鳴くのでした。 +「終末を喰らう者 ???」 「終末を喰らう者 ???」 世界の理を支える神の一柱であり世界の一部を喰らう者。 鍛え上げられた剣のように美しく鋭い鱗を携え、幾つもの世界を蹂躙してきた。 最早不可避の災害・天災の類であり、抗うことはほぼ不可能に近い。 ただし【世界の端に噛み付いている状態】であるため、 すでに飲み込まれた世界と無事な世界をどうにかして切り離すことができればあるいは……、 終末を喰らう者を撃退するための方法は、 【たった一つの冴えた方法】しかありません。 この世界へやって来たときからこの時に至るまで、 見たもの、聞いたもの、触れたもの、すべての情報を使い 蛇神の侵略からこの世界を守る方法を考え出してください。 さもなくば、狭間の世界そのものがこのまま消滅してしまうことでしょう。 イベントChapter 2の攻略期間は【3/17の午前0時】までです。
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台詞収集 DL時のモンスターの各台詞の仮ページ。 No.035 モンスター名 ホーリー・エルフ 戦闘開始 微力ながら聖なる力でマスターをお守り致します。 通常待機 命令を下さい。 敵DL接近 敵を近くに感じます。 残LP少 LPが残り少ないようです。 残デッキ少 山札がもうあまりありません。 残ターン少 ターンが残り少ないようです。 勝利 何とか、無事に勝てましたね。 敗北 残念ながら負けてしまいました… Dドロー マスターに聖なる力のご加護があらんことを… No.036 モンスター名 時の魔術師 戦闘開始 マジシャン・オブ・タ~イム! 通常待機 タイム? 敵DL接近 クロノス! 残LP少 ティエンポ! 残デッキ少 ヴリエーミァ! 残ターン少 テンプス! 勝利 タ~イム・マジック! 敗北 タ~イム・ショック… Dドロー タイムリー! No.037 モンスター名 ホーリー・ドール 戦闘開始 行ーキマスヨ! 通常待機 入力シテクダサーイ。 敵DL接近 敵ガ近クニイマースヨ! 残LP少 ピーンチデース! 残デッキ少 山札ガモウアマリアリマセーン! 残ターン少 時間切レガ近イデース! 勝利 聖ナルパワーハ無敵デース! 敗北 負ーケマシタ… ? No.038 モンスター名 白い泥棒(ホワイト・シーフ) 戦闘開始 ボン・ソワール! 通常待機 エ・ビアン! 敵DL接近 アロ~ン! 残LP少 サ・ヴァ? 残デッキ少 リアン… 残ターン少 ファン・プレッサン! 勝利 ブラヴォ!プロディジュー! 敗北 オー・ラ・ラ… Dドロー ヴォワラ! No.039 モンスター名 ラムーン 戦闘開始 月の裁きを下してあげるよ! 通常待機 早くしなさいな… 敵DL接近 月の光をさえぎる者がいるわ… 残LP少 ちょっとLPが少ないよ! 残デッキ少 山札が少ないわね… 残ターン少 もうすぐ夜が明けるよ… 勝利 ふふふ…あたしの勝ちだよ! 敗北 あたしの負けね… Dドロー 月は出ているわ… No.040 モンスター名 ホーリー・パワー 戦闘開始 ホリリリリーン! 通常待機 ホリホリ!早く入力するんだよねー! 敵DL接近 ホリホリ!敵が近付いている感じだよねー! 残LP少 ホリホリ!LPが少ない感じだよねー! 残デッキ少 ホリホリ!山札が残り少ないって感じだよねー! 残ターン少 ホリホリ!ターンが残り少ない感じだよねー! 勝利 ホーリホリホリホリ……勝ったぜ! 敗北 シャカシャカシャカ…(悔しくて踊っている) Dドロー ホリホリ!とっておきだよねー! No.041 モンスター名 ジャグラー 戦闘開始 マジックショーの開幕ダヨ~ン! 通常待機 キミの番ダヨ~ン! 敵DL接近 お客さんに舞台に上がってもらうヨ~ン! 残LP少 疲れたヨ~ン! 残デッキ少 手品のタネが残り少ないヨ~ン! 残ターン少 上演時間が残り少ないヨ~ン! 勝利 ホラ! 勝利が飛び出したヨ~ン! 敗北 負けたから消えるヨ~ン! ? No.042 モンスター名 妖精の贈り物 戦闘開始 … … … …☆ 通常待機 … … … …? 敵DL接近 … … … …! 残デッキ少 … … … …$ 残LP少 … … … …△ 残ターン少 … … … …〆 勝利 … … … …♪ 敗北 … … … …● ? No.043 モンスター名 聖なる魔術師(セイント・マジシャン) 戦闘開始 努力します。 通常待機 マスター、指示をどうぞ。 敵DL接近 善処します。 残デッキ少 マスター、残り山札が少ないです。 残LP少 マスター、LPが足りません。 残ターン少 マスター、残りターンが少ないです。 勝利 聖なる力のおかげです。 敗北 遺憾です。 Dドロー 前向きに検討します。 No.044 モンスター名 エンシェント・エルフ 戦闘開始 精霊達もマスターの役に立てる事を喜んでいます… 通常待機 マスターも精霊達の声が聞こえるのですか? 敵DL接近 精霊達が騒いでいます… 残LP少 精霊達の声が小さくなってきています… 残デッキ少 精霊達の数が少なくなってきています… 残ターン少 精霊達が終焉の近い事を知らせています… 勝利 豪運が唸り爆運が炸裂したおかげで勝てました… 敗北 精霊達も悲しみに包まれています… Dドロー No.045 モンスター名 マハー・ヴァイロ 戦闘開始 手加減はしない… 通常待機 熟考は賢明なり… 敵DL接近 そろそろ本気を出すか… 残デッキ少 やれやれ…山札が底を尽きそうだ… 残LP少 やれやれ…LPが少ないようだ… 残ターン少 やれやれ…終わりが近いようだ… 勝利 完璧… 敗北 蟻の穴から提も崩れる…か… Dドロー 頂門の一針を穿つ! No.046 モンスター名 音楽家の帝王(ミュージシャン・キング) 戦闘開始 FM7onC! 通常待機 G7sus4! 敵DL接近 Em9! 残LP少 AmM7! 残デッキ少 Bm7-5 残ターン少 G7aug5! 勝利 C69! 敗北 Am69… Dドロー Ddim7! No.047 モンスター名 エルディーン 戦闘開始 ふふふ…私の魔法を味わってみる? 通常待機 ふふふ…あなたはどんな魔法をお望み? 敵DL接近 ふふふ…「敵接近」の魔法よ。 残LP少 ふふふ…「LP僅少」の魔法よ。 残デッキ少 ふふふ…「山札僅少」の魔法よ。 残ターン少 ふふふ…「もうすぐ時間切れ」の魔法よ。 勝利 ふふふ…勝利の魔法はお気に召したかしら? 敗北 フフフ…敗北の魔法はお気に召さなかったようね… Dドロー ふふふ…「Dドロー」の魔法よ。 No.048 モンスター名 ハイ・プリーステス 戦闘開始 あなたと一緒にいられるなんて…夢のようです… 通常待機 あなたの事が気になるの… 敵DL接近 胸がドキドキしてきました… 残LP少 この苦しい胸の想いをあなたに伝えたい… 残デッキ少 私の全てをあなたにあげたい… 残ターン少 少しでも長く、あなたと一緒にいたいのだけれど… 勝利 あなたと一緒にこのときを迎えられるなんて…私、幸せです… 敗北 あなたの事は忘れません… Dドロー 私、あなたが好きです。 No.049 モンスター名 セイレーン 戦闘開始 巻き起こすわ、デュエルの旋風を! 通常待機 恐れないで、勇気という心の風を! 敵DL接近 覚悟して、近付く暴風を! 残LP少 癒して、心の隙間風を! 残デッキ少 気に留めておいて、木枯らしに舞う山札を! 残ターン少 止まるわ、まもなく風が! 勝利 抱き締めて、勝利のそよ風を! 敗北 見栄を張って風にしないで、水を操れば良かったわ… Dドロー No.050 モンスター名 月明かりの乙女 戦闘開始 デュエルの道筋を照らしてあげるわ… 通常待機 まだ暗いかしら…? 敵DL接近 月に雲がかかり始めたわ… 残LP少 月食が近いわ… 残デッキ少 月の欠けが大きくなってきたわ… 残ターン少 もうすぐ月が地平線に沈むわ… 勝利 月明かりには神秘的な力があるの… 敗北 月明かりでは暗かったようね… Dドロー 月の幻想を見せてあげるわ… No.051 モンスター名 厳格な老魔術師 戦闘開始 ワシは全ての嘘を見抜くぞ! 通常待機 早く入力するべきじゃ! 敵DL接近 敵の動向に注意するべきじゃ! 残LP少 残りLPに注意するべきじゃ! 残デッキ少 残り山札に注意するべきじゃ! 残ターン少 残りターン数に注意するべきじゃ! 勝利 勝利を見抜くことも出来るのじゃ! 敗北 敗北を見抜くこともあるのじゃ… Dドロー ダウト! No.052 モンスター名 魔法剣士ネオ 戦闘開始 私は文武両道なのだ! 通常待機 私は両刀使いだ! 敵DL接近 私は二兎とも狩る! 残LP少 LPが残り少ないぞ! 残デッキ少 山札が残り少ないぞ! 残ターン少 私はまもなく異空間に旅にでる… 勝利 天は二物を与えたのだ! 敗北 虻蜂にさされてしまった… Dドロー 怒涛の剣よ運命をもてあそべ! No.053 モンスター名 薄幸の美少女 戦闘開始 何か買って下さいませんか…? 通常待機 全然売れないわ… 敵DL接近 あ…いらっしゃいませ… 残LP少 路上で凍死したら保険がおりるかしら… 残デッキ少 とうとう売る物も無くなりそうだわ… 残ターン少 ああ…舞い降りた天使のつぶやきが聞こえてきました… 勝利 これで、心ごと休める場所に行けそうです… 敗北 私が死んでも代わりはいるもの… Dドロー ついに運命の時が来たのかしら… No.054 モンスター名 封印されし者の右足 戦闘開始 …………。 通常待機 …………?(怪訝そうにしている) 敵DL接近 …………?(バタバタしている) 残LP少 …………。(グッタリしている) 残デッキ少 …………。(心許なさそうにしている) 残ターン少 …………!(バタバタしている) 勝利 …………。 敗北 …………。(ピクピクしている) Dドロー …………。(ドタドタしている) No.055 モンスター名 封印されし者の左足 戦闘開始 …………。 通常待機 …………?(怪訝そうにしている) 敵DL接近 …………?(バタバタしている) 残LP少 …………。(グッタリしている) 残デッキ少 …………。(心許なさそうにしている) 残ターン少 …………!(バタバタしている) 勝利 …………。 敗北 …………。(ピクピクしている) Dドロー …………。(ドタドタしている) No.056 モンスター名 封印されし者の右腕 戦闘開始 …………。 通常待機 …………?(怪訝そうにしている) 敵DL接近 …………?(バタバタしている) 残LP少 …………。(グッタリしている) 残デッキ少 …………。(心許なさそうにしている) 残ターン少 …………!(バタバタしている) 勝利 …………。 敗北 …………。(ピクピクしている) Dドロー …………。(ドタドタしている) No.057 モンスター名 封印されし者の左腕 戦闘開始 …………。 通常待機 …………?(怪訝そうにしている) 敵DL接近 …………?(バタバタしている) 残LP少 …………。(グッタリしている) 残デッキ少 …………。(心許なさそうにしている) 残ターン少 …………!(バタバタしている) 勝利 …………。 敗北 …………。(ピクピクしている) Dドロー …………。(ドタドタしている) No.058 モンスター名 封印されしエクゾディア 戦闘開始 ま゛! 通常待機 ま゛? 敵DL接近 ゴゴゴゴゴ… 残LP少 グググググ… 残デッキ少 ま゛!ま゛! 残ターン少 ゴワッ!ゴワッ! 勝利 ゴワッハッハッハーッ! 敗北 ゴワワワワ… Dドロー ドゴワッハーッ!(裂帛の気合い) No.059 モンスター名 闇・道化師のサギー 戦闘開始 ヒャヒャヒャヒャー! 通常待機 ククク…お悩みですか…? 敵DL接近 ククク…不思議な動きで攻撃をかわしましょう… 残LP少 ククク…闇エネルギーが残り少ないようです… 残デッキ少 ククク…道化道具が残り少ないようです… 残ターン少 ククク…闇の時間も終わりが近いようです… 勝利 ククク…この勝利はサギではありませんよ… 敗北 ククク…サギも木から落ちるのです… Dドロー ククク…ダークグライドを出しましょうかねぇ… No.060 モンスター名 ブラック・マジシャン 戦闘開始 私の黒魔術に任せて下さい。 通常待機 マスター、次の命令を下さい。 敵DL接近 私の結界に侵入した者がいるようです。 残LP少 魔力が足りなくなってきました。 残デッキ少 呪符が残り少なくなってきました。 残ターン少 時間が残り少ないようです。 勝利 命令通り、勝利を収めました。 敗北 敗北してしまいました… ? No.061 モンスター名 幻想師・ノー・フェイス(イリュージョニスト・ノー・フェイス) 戦闘開始 頭が三つあるのは幻ではありまセン…(中央の頭の発言) 通常待機 二度と迷わないで!(右の頭の発言) 敵DL接近 敵が近いから幻を展開するよ!(左の頭の発言) 残LP少 LPが残り少ないのは幻ではありまセン…(中央の頭の発言) 残デッキ少 山札は残り少ないのは幻じゃないよ!(右の頭の発言) 残ターン少 残りターンが少ないのは幻じゃないよ!(左の頭の発言) 勝利 ケタケタケタ!(三つの頭が笑っている) 敗北 幻はいつかは消えるものなのデス…(中央の頭の発言) Dドロー 幻を絡ませ合いマス…(中央の頭の発言) No.062 モンスター名 黒魔族のカーテン 戦闘開始 …………。 通常待機 (カーテンがヒラヒラ揺れている) 敵DL接近 (カーテンがヒラリと1回揺れた) 残LP少 (カーテンが弱々しく揺れている) 残デッキ少 (カーテンがバタバタ揺れている) 残ターン少 (カーテンの色があせている) 勝利 …………。 敗北 (カーテンは静止している) Dドロー No.063 モンスター名 カオス・ウィザード 戦闘開始 カマが呼んでいる… 通常待機 カマが血を欲しがっている… 敵DL接近 カマ~ン…(おいでおいでをしている) 残LP少 カマが震えている… 残デッキ少 カマの刃が欠けてきた… 残ターン少 混沌の時間も終わりそうだ… 勝利 カマは魔法より強し… 敗北 カマが泣いている… Dドロー No.064 モンスター名 眠り子 戦闘開始 永遠に眠らせてあげるよ… 通常待機 ほわ~(あくび) 敵DL接近 ぐぅ…… 残LP少 眠り足りないよう… 残デッキ少 う~ん…(眠れなくて寝返りをうっている) 残ターン少 もうすぐ起きる時間だよ… 勝利 すやすやすや… 敗北 ぶつぶつぶつ…(寝言) Dドロー No.065 モンスター名 時の魔人 ネクロランサ 戦闘開始 時空リングで行けない場所は無い! 通常待機 次は何をするんだ? 敵DL接近 敵の姿が時空リングを通して見える… 残LP少 時空移動に体力を消耗した… 残デッキ少 山札が残り少ないぞ! 残ターン少 もうすぐ超時空に接続できなくなるぞ! 勝利 時空リングは勝利への道! 敗北 敗者の地に出てしまった… Dドロー 時空リングを通してカードを引け! No.066 モンスター名 魅惑の怪盗 戦闘開始 紳士淑女諸君…私の華麗なる戦いを御覧あれ。 通常待機 フフフ…私に見惚れている場合ではないですよ? 敵DL接近 ホホウ…警戒が厳しいようですな… 残LP少 さすがの私も疲れてきたようです… 残デッキ少 杖のストックが少なくなってきましたか… 残ターン少 そろそろ闇が私を包み込む頃です… 勝利 フフフ…勝利を盗み出すのも、私にとっては容易なことです。 敗北 フフフ…今回は相手に花を持たせてあげたのです… Dドロー フフフ…これからあなたの心に忍び込みます。 No.067 モンスター名 サターナ 戦闘開始 ウジャ!敵を呪うジャ! 通常待機 どうしたのジャ? 敵DL接近 敵の動きを止めるのジャ! 残LP少 地獄のサターナも金次第ジャ! 残デッキ少 山札が残り少ないようジャ! 残ターン少 ウジャウジャやっている時間が無いのジャ! 勝利 ウジャジャジャジャ…(笑っている) 敗北 ウジャァ…(泣いている) Dドロー No.068 モンスター名 レッド・エース 戦闘開始 お前はもう呪われていル! 通常待機 気が遠くなったのカ…? 敵DL接近 呪い込んだら試練の道ヨ… 残LP少 呪力が残り少なイ… 残デッキ少 呪符が残り少なイ… 残ターン少 呪文詠唱時間が足りなイ… 勝利 華麗な呪術師には勝利こそが相応しイ! 敗北 人を呪わば穴二つであったカ… Dドロー No.069 モンスター名 仮面魔道士 戦闘開始 私の素顔を見た人はいません。 通常待機 この鉄仮面が物珍しいのですか…? 敵DL接近 仮面が敵の接近を察知しました。 残LP少 LPが残り少ないようです。 残デッキ少 山札が残り少ないようです。 残ターン少 残りターン数が少ないようです。 勝利 この仮面は勝利を見抜く事ができるのです。 敗北 自分の未来は見抜けないのです… Dドロー No.070 モンスター名 エンジェル・魔女 戦闘開始 最善を尽くすわ。 通常待機 どうしたの? 敵DL接近 敵が近付いているわよ。 残LP少 LPが残り少ないわよ。 残デッキ少 山札が残り少ないわよ。 残ターン少 ターンが残り少ないわよ。 勝利 勝ったわ。 敗北 残念ね。 Dドロー No.071 モンスター名 古代魔導士 戦闘開始 禁・創・進・昇! 通常待機 狐・疑・逡・巡! 敵DL接近 一・触・即・発! 残LP少 半・死・半・生! 残デッキ少 満・目・荒・涼! 残ターン少 光・陰・流・水! 勝利 鎧・袖・一・触! 敗北 槿・花・一・朝… Dドロー No.072 モンスター名 闇にしたがう者 戦闘開始 闇ハイイゾォ… 通常待機 闇ノ声ニ耳ヲ澄マセルノダ… 敵DL接近 オイデオイデ… 残LP少 魔力ガ衰エテキタ… 残デッキ少 闇ノ素ガ残リ少ナイ… 残ターン少 刻限ガ迫ッテキタ… 勝利 ヤハリ闇ハ素晴ラシイ… 敗北 イズレ闇ハ再ビ訪レル… Dドロー No.073 モンスター名 魔法のランプ 戦闘開始 ゆらゆらゆら… 通常待機 ゆらゆらゆら…(煙が立ちのぼっている) 敵DL接近 カパカパカパ…(ふたが揺れている) 残LP少 ゆらゆらゆら…(煙が薄くなってきている) 残デッキ少 ゆら…ゆら…(煙の出る間隔が開いてきている) 残ターン少 勝利 ボワッ… 敗北 ゴト…(ランプが倒れた) Dドロー No.074 モンスター名 ブークー 戦闘開始 勝利は既に俺に記されている! 通常待機 俺を読め! 敵DL接近 紙魚が接近中! 残LP少 残りページが少ない。 残デッキ少 残部僅少! 残ターン少 読書時間は残り少ない。 勝利 またページが増えるぜ! 敗北 落丁があったようだ… Dドロー ページをめくれ! No.075 モンスター名 スカルビショップ 戦闘開始 我が神は、汝の命をお望みだ… 通常待機 神は新たな生け贄を望んでおられる… 敵DL接近 新たな生け贄がのこのことやってきたようだ… 残LP少 余の力が失われて行く…ッ! 残デッキ少 魔力が残り少ない… 残ターン少 詠唱時間が不十分だ… 勝利 絶望せよッ!汝の絶望こそが我が神を歓喜させるのだ! 敗北 我が神の秘儀はこれにて途絶えてしまうのか… No.076 モンスター名 コスモクィーン セリフ無し No.077 モンスター名 闇と光の仮面 セリフ無し No.078 モンスター名 マジシャン・オブ・ブラックカオス セリフ無し No.079 モンスター名 ダーク・エルフ 戦闘開始 ふふふ…ダーク・デュエルの世界へ御案内しますわ… 通常待機 ふふふ…ダークな心のささやきに耳を傾けるのです… 敵DL接近 ふふふ…私の秘密の花園にようこそ… 残LP少 あらまあ、私としたことがLPが少ないわ… 残デッキ少 あらまあ、私としたことが山札が少ないわ… 残ターン少 あらあらあら、もうすぐ終わりですわ! 勝利 ふふふ…現実世界ではダークな者が勝つのです… 敗北 ふふふ…私、正規戦はあまり好みませんの… ? No.080 モンスター名 黒き森のウィッチ 戦闘開始 この額の目は真実を見抜くのです… 通常待機 黒き真実を信じて生きるのです… 敵DL接近 あざやかな光の中…敵が近付いています… 残LP少 希望が全てなら…このLPは…? 残デッキ少 残された夢を闇に変えるのです… 残ターン少 ああ、時は終わる… 勝利 黒き喜びを抱き眠るのです… 敗北 つかみかけた夢が遠のいていく… Dドロー 黒き希望だけが真実… No.081 モンスター名 見習い魔女 戦闘開始 コレで見習いを卒業するわ! 通常待機 ふふ、どうしたの?いらっしゃいよ? 敵DL接近 カモ~ン!可愛がってあげるわよ! 残LP少 バサッ…(傷だらけの翼を広げている) 残デッキ少 あら、ほうきが残り少ないわ! 残ターン少 研修期間ももうすぐおしまい。 勝利 余裕よ、余裕。 敗北 あ~あ、まだ見習いか… Dドロー No.082 モンスター名 デス・ソーサラー 戦闘開始 Get ready, or die! 通常待機 Play or die! 敵DL接近 Come on, or die! 残LP少 Restore ”LP”, or die! 残デッキ少 Get prudent, or die! 残ターン少 Hurry up, or die! 勝利 Die or more cruelly die! 敗北 Retry or die! Dドロー No.083 モンスター名 ロード・オブ・ドラゴン-ドラゴンの支配者- 戦闘開始 我はドラゴンの支配者… 通常待機 我はドラゴンを守る者… 敵DL接近 虎が近い… 残LP少 竜魔力が残り少ない… 残デッキ少 臥竜鳳雛が残り少ない… 残ターン少 竜刻も終わらんとす… 勝利 ドラゴンこそが決闘を支配する… 敗北 ドラゴンを呼ぶ笛を忘れた… Dドロー No.084 モンスター名 暗黒の眠りを誘うルシファー 戦闘開始 暗黒の眠りへようこそ… 通常待機 マスターが眠ってはいけません… 敵DL接近 おいでおいで…暗黒の雲… 残LP少 こちらも眠くなってきました… 残デッキ少 寝具が足りません… 残ターン少 睡眠時間が足りません… 勝利 まさに「果報は寝て待て」です… 敗北 不眠症にはかないません… Dドロー No.085 モンスター名 ハンニバル・ネクロマンサー 戦闘開始 ギャシャーッ! 通常待機 ギィギィ… 敵DL接近 チャッ! 残LP少 シギィッ! 残デッキ少 ジャギャーッ! 残ターン少 勝利 グアッシャーッ! 敗北 ギュゥ… Dドロー No.086 モンスター名 魔導紳士-J 戦闘開始 HAHAHAHAHAHAHA! 通常待機 HAHAHA… 敵DL接近 HAHAHAHA! 残LP少 HAHAHAHA… 残デッキ少 HAHA… 残ターン少 HA! 勝利 HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA~! 敗北 HAA… Dドロー No.087 モンスター名 ブラック・マジシャン・ガール 戦闘開始 やっつけちゃうぞ! 通常待機 おりょ?どしたの? 敵DL接近 おっとー!敵が近付いてきたよ! 残LP少 大変!LPが少ないよ! 残デッキ少 ガーン!山札がもう残り少ないよ! 残ターン少 ありゃりゃ!残りターン数がもう少ないよ! 勝利 えへへ…萌えたでしょ? 敗北 やっぱり、師匠みたいには行かないなぁ… Dドロー Dドローのチャンスだよっ! No.088 モンスター名 炎を操る者 戦闘開始 うおぉ~っ! 燃えてきたぜ~っ! 通常待機 どうした…?心に火がつかないのか? 敵DL接近 ゴミは焼却処分にしてやるぜ! 残LP少 炎の勢いが弱くなってきた… 残デッキ少 火種が残り少ない… 残ターン少 炎の壁も、もう保たなくなってきた… 勝利 ハハハ! 盛大に燃えたぜぇ~! 敗北 火力が弱かったようだ… Dドロー 燃えるカードを引け! No.089 モンスター名 ドリアード 戦闘開始 よろしく御願いします… 通常待機 どうしましたか、マスター? 敵DL接近 いらっしゃったようですよ… 残LP少 LPが少ないようですよ…? 残デッキ少 残り札が少ないようですよ…? 残ターン少 もう、時間が無いみたいですよ…? 勝利 マスター、見ていてくれましたか…? 敗北 すみません、私が至らなくて… Dドロー Dドローができるようですよ…? No.090 モンスター名 陰陽師 タオ 戦闘開始 乾兌離震巽坎艮坤! 通常待機 坤為地。陰ヨリ脱セヨ。 敵DL接近 火水未済。太極ニ敵ノ式神ガ迫レリ! 残LP少 天地否。精衰エノ兆有リ。物忌ミセヨ。 残デッキ少 山地剥。少男トナル。 残ターン少 地天泰。乾ヨリ発セシ気モ、間モナク坤ニ到ラン。 勝利 陰陽合一セリ! 敗北 魂・魄、太極ヨリ乖離セリ。 Dドロー 乾為天。陽極マル。式神ヲ打テ! No.091 モンスター名 山の精霊 戦闘開始 ポッオオ~ン!(アルプスホルン調) 通常待機 ポ? 敵DL接近 パ~プ~!(豆腐屋調) 残LP少 プッピーッ!(ピーピーケトル調) 残デッキ少 ピッピッピッ!(バスガイド調) 残ターン少 ピピーッ!(サッカー審判員調) 勝利 パッパラ、ラッラッラー!(勝利のファンファーレ) 敗北 ヘナヘナヘナ~ Dドロー パパパーパパ、パパパパパーパー!(チャルメラ調) No.092 モンスター名 ヂェミナイ・エルフ 戦闘開始 私達の力を見せてあげるわ!(姉) 通常待機 どうするの…?(妹) 敵DL接近 敵意を近くに感じるわ!(妹) 残LP少 LPが足りないわ!(姉) 残デッキ少 山札が残り少ないわ!(姉) 残ターン少 残りターンが少ないわ!(妹) 勝利 私達が力を合わせれば無敵よ!(姉妹) 敗北 くっ…(姉妹) Dドロー 今こそ二人の力を合わせれば…(姉妹) No.093 モンスター名 レオ・ウィザード 戦闘開始 行きますよ。 通常待機 どうしますか? 敵DL接近 敵が近付いているようです。 残LP少 LPが残り少ないようです。 残デッキ少 山札が残り少ないようです。 残ターン少 ターンが残り少ないようです。 勝利 勝ちました。 敗北 負けました。 Dドロー Dドローができます。 No.094 モンスター名 岩石の精霊 戦闘開始 途方に暮れますナ… 通常待機 う~ん…悩みますナ… 敵DL接近 面食らいますナ… 残LP少 弱りましたナ… 残デッキ少 困りましたナ… 残ターン少 当惑しますナ… 勝利 勝ったら勝ったで、悩みは尽きませんナ… 敗北 そもそも、何故、私は岩石族ではないのかナ…? Dドロー どうしたものですかナ… No.095 モンスター名 お注射天使リリー 戦闘開始 健康保険に入ってますかぁ? 通常待機 頭にお注射、打ちましょうかぁ? 敵DL接近 は~い痛くない痛くない、お注射は友達ですよぉ~。 残LP少 お薬が残り少ないですぅ… 残デッキ少 注射器が残り少ないですぅ… 残ターン少 もうすぐ診療時間は終わりですぅ… 勝利 やった~!沢山お注射打てて幸せですぅ! 敗北 えへへ…ごめんねぇ~。保険が効かなかったのぉ~。 Dドロー 特製の極太注射もありますよぉ? No.096 モンスター名 風の精霊 戦闘開始 私はアネモス… 通常待機 ガレーネーなの? 敵DL接近 ケイモーンが近付いています! 残LP少 心はアウラァ… 残デッキ少 テューボースが去った跡のようです! 残ターン少 プノエーしか残されていません! 勝利 プレーステールの勝利です! 敗北 テュエッラにはかないませんでした… Dドロー No.097 モンスター名 風の番人 ジン 戦闘開始 ウィン~~~~ドッ! 通常待機 カームか? 敵DL接近 トーネイドーッ! 残LP少 ブリーズ… 残デッキ少 ゲイルを放ち過ぎたぜ… 残ターン少 ガスト! ガスト! 勝利 勝利はいつ味わってもジーンとするぜっ! 敗北 ちっ…勝利まで吹き飛んじまったぜ… Dドロー テンペストッ! No.098 モンスター名 ハリケル 戦闘開始 ハリ切って行くケル! 通常待機 やハリ、目を回したケルか? 敵DL接近 この距離なら敵を巻ケル! 残LP少 精気にハリが無いケル… 残デッキ少 風の刃が少ないと迫力に欠ケル… 残ターン少 ハリUPケル! 勝利 ハーリハリハリハリ…(嬉しくて回転している) 敗北 負ケルとは… Dドロー No.099 モンスター名 風魔神-ヒューガ 戦闘開始 我は風魔神なり。風の眷属よ、我と共に戦え! 通常待機 ヒューヒュー! 敵DL接近 敵が接近中でヒュー! 残LP少 LPが残り少ないでヒュー! 残デッキ少 山札が残り少ないでヒュー! 残ターン少 勝利 ふう、やっと勝てたでヒュー! 敗北 ふう…魔神を超える者がいるとは… Dドロー No.100 モンスター名 アクア・マドール 戦闘開始 我が水魔力に刮目せよ。 通常待機 ヴァダーシチナーが気になるか…? 敵DL接近 我がヒュドールトイコスに触れた者がいる… 残LP少 アクアムーロが心許ない。 残デッキ少 アクアパリエースが薄くなってきた。 残ターン少 アーグワパレーがもうすぐ終わる。 勝利 我がウォーターウォールは無敵なり。 敗北 我がオーミュールを破られたか… Dドロー ヴァッサーヴァントを展開する好機だ。
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小さな子供が泣いている いつまでたっても、泣き止む気配がない 命が助かったと言うのに、何故、泣き続けるのか これだから、人間は理解できない 「……いつまで泣いてんだ、うるせぇぞ」 「うー………うー!」 ぐずぐずと泣き続ける子供 頬を濡らし、眼を腫らし いつまでも、いつまでも、泣き続ける 「…うー………セシリア、なんて……嫌いだ……っ」 「さっきからそれしか言ってないだろ、お前」 戻ってきてから、ずっとそうだ 自分を殺そうとした、あの若き魔女 それを嫌いだと、言い続け しかし 「嫌いなら、嫌い続ければいい。目障りなら殺せばいい。今までお前がそうしてきたようにすればいいだけの事だろ」 「うー、うー………でも、セシリア…姉さん………うー……」 ……また、これだ 自分は、この幼すぎる魔法使いの生い立ちや、アモン卿が拾ってくるより前の事など、知らない 聞いてもいないし、知るつもりもない ただ あのセシリアと言う若い魔女が、このカラミティ・ルーンと言う幼い魔法使いにとって、特別な存在である事も事実らしい だから、完全に嫌いきれない 口では「嫌いだ」と言いつつも、完全に敵だと認識できないのだ ……だから あんなにもあっさりと、殺されかけたのだ あの馬鹿な魔女、「教会」なんかの流言に踊らされて 本気で、カラミティを殺そうとしていた 本気の殺気と遊びの殺気では、本気が勝つに決まっている 想いによる魔法の力で戦いあうなら、なおさらだ 今のままでは、また、いつか 二人が戦いあえば、カラミティは負けるだろう 今度こそ、殺されるかもしれない 「………ったく」 あぁ、だから 元人間だった奴は、面倒くさい 「おら、いつまでも泣くな。うるせぇ」 ぼす、と乱暴に頭を撫でる びくりと、小さく体を跳ねらせて、カラミティがこちらを見上げてきた 金色の目には涙がたまり、大粒の雫となって零れ続けている ……魔法使いや魔女が流す涙は、魔力の塊 魔女が涙を流せば、魔力を失うと言う話すらあると言うのに……泣いて、何の意味があるのか、さっぱりわからない ただの、魔力の無駄遣い、存在を削る自殺行為でしかない 「あのセシリアは、お前の姉なのか?」 「……うー……」 こくり、と カラミティは頷いてきた 実際に血のつながっている姉なのか、それとも、姉同然な存在だと言う意味なのか…どちらなのかはわからないし、今はどうでもいい 「お前は、姉を嫌いたくないんだな?」 「…うー………セシリア、姉さんを……嫌いになりたくない。父さんも母さんも、もういないから…………セシリア姉さんしか、いないから…嫌だ…」 ぼろぼろと、再び涙をこぼし始める あぁ、面倒臭い 「…なら、「セシリア」を嫌えばいいだろう、「姉さん」ではなく」 「…………?」 小さく、首を傾げてくる 疑問が生じた事で、新たな涙が生まれない 「……魔法を教えてやる。簡単な魔法を」 それは、誤魔化しの魔法 いや、本当は魔法ですらない、言葉遊び 「お前が嫌いなのは「セシリア」。お前が好きなのは「姉さん」」 だが こいつにとっては、充分に魔法になるだろう 幼い心を保っているこいつにとっては、充分に効果があるはずだ 「区別しちまえ。「姉さん」を嫌いたくないなら「セシリア」を嫌えばいいんだよ」 「区別?……うー……」 「名前には、意味がある。わかっているだろう?」 こちらの言葉に、カラミティは頷いてくる 名前には、意味がある 魔法を扱う者にとっては、特にそうだ カラミティ自身が、カラミティ・ルーンと言う偽りの名前によって真の名前を隠しているように、名前に意味を見出す そんな、カラミティだからこそ 名前で、呼び方によって、同一の相手であっても区別する それは、充分に可能だ 「お前が嫌いなのは、お前の話を聞かずに、お前の主張を信じずに、一方的に嫌って殺そうとしてくる「セシリア」」 「……うー」 「お前が好きなのは、お前を話を聞いてくれて、お前の主張を信じてくれる、お前を好いて護ってくれる「姉さん」」 「うー……「セシリア」は、俺の事が嫌い、俺も、嫌い……「姉さん」は、違う。「姉さん」は俺の味方……」 言葉を、一つ一つ、かみしめるように ゆっくりと、カラミティは呟いていく 所詮、誤魔化し 呼び方で区別しようとも、それが同一の存在である事に変わりはない あの若い魔女は、本気でカラミティを殺そうと、消そうとしていた だから、カラミティの言う優しい「姉さん」は、もう存在しないと言ってもいいだろう それでも 「……うー!「セシリア」は、嫌い。俺の敵。「姉さん」は、好き。俺の味方!」 「あぁ、そうだ。今日、お前を殺そうとしてきたのは「セシリア」、「姉さん」ではない。だから、お前は「セシリア」だけを嫌えばいい。「姉さん」を嫌う必要はない」 「「セシリア」は嫌い。「セシリア」を嫌えばいい。「姉さん」は嫌いじゃない、嫌わなくて、いい」 そうだ、と 同意してやるとカラミティの表情が、明るくなってくる ……単純で扱いやすい 「これが、呼び方の魔法。呼び方で区別する魔法、簡単だろう?」 「うー、簡単。すぐ、覚えられるし、使える」 「…そうだ。その魔法を、ずっと使っておけ。そうすれば、お前は「姉さん」を嫌わずにすむからな」 ……そうすれば こいつは、あまり泣かずにすむだろう 完全に泣かなくなる訳ではないだろう こいつとて、根っこでは、「セシリア」と「姉さん」は同一人物だと理解しているのだから それでも 表面上だけでも、区別してしまえば あの女の本気の殺気に、こいつは対抗できるようにもなる むざむざと殺されやしない もし こいつが「セシリア」を殺してしまったら ……その時は、その時だ 「おら、もう泣くなよ。うざい」 「うー、泣かない。「姉さん」に嫌われた訳じゃないなら、泣く必要、ない」 嬉しそうに、笑う 心の底からほっとしたような笑顔 ………だから、人間は単純だ こんな簡単な誤魔化しでも、どうとでもなるのだから 「泣き止んだなら、とっととアモン卿やデモゴルゴーンの婆のところにでも行ってこい。お前の事うざい程心配してたぞ。こっちに被害飛んでくる前に何とかしてこい」 「うー、わかった………クロ兄は、一緒に来ないのか」 「あいつらと顔合わせても面倒くせぇだけだ。誰が行くか」 こちらの言葉に、しばし、カラミティはぐずってみせたが やがて、思い直したように、歩き出す 「それじゃあ、クロ兄、また後で」 「……うぜぇ。二度と来るな」 さっさと行け、と 追い出そうとすると カラミティは、嬉しそうに、笑って 「……それと。俺を悪い魔女の「セシリア」から助けてくれて、ありがとう」 と 馬鹿のような感謝の言葉を、述べてきて 「いつか、今度は。俺が、クロ兄を助けるからな。カラミティ・ルーンの名にかけて」 と、そう告げて ようやく、部屋を出た …やっと、部屋に静寂が戻る 「…馬鹿か。好きで助けた訳でもねぇのに、わざわざ感謝する必要なんざあるか…………うざってぇ」 自分の呟きは、暗闇に吸い込まれ 誰にも届かず、自信の心にすら届かずに、虚無へと消えた to be … ? 前ページ次ページ連載 - 我が願いに踊れ贄共
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《正義のE》 永続魔法 「HERO」と名のついたモンスター1体を選択する。 選択したモンスターの元々の攻撃力は、 このターンのエンドフェイズ時まで200ポイントアップする。 選択したモンスターは相手フィールド上に存在する全てのモンスターに 1回ずつ攻撃する事ができる。 選択したモンスターと戦闘を行ったモンスターはダメージ計算適用後に破壊される。 part20-401 作者(2007/09/22 ID 5oYf5v7fO)の他の投稿 part20-412 コメント 名前 コメント
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前ページ次ページルイズと夜闇の魔法使い 逃げるように祝宴の場を後にしたルイズを追って、エリスは薄暗い廊下の中を走っていた。 やがて彼女は通路の半ば、開いた窓から月の光が差し込むその場所で目的の相手を見つけ出す。 肩を落とし、俯かせた顔に何度も手をやり、しゃくりあげる。 月光に照らされて淡く光るピンクブロンドの髪が酷く幻想的で、酷く儚かった。 「……ルイズさん」 声をかけて、そっと肩に手を触れる。 するとルイズはびくりと身体を震わせ僅かにエリスを振り向いた。 顔を上げないまま、眼を合わせない彼女の手を引いて、エリスは宛がわれた部屋へと歩き出す。 一言も言葉を交わさないまままるで幼子を引くように連れ立って部屋へと戻り、二人でベッドに腰を下ろした。 同時にルイズは崩れ落ちるようにエリスにもたれかかり、胸に顔をうずめる。 服をぎゅっと掴んでくる震えた彼女の手を取り、空いたもう片方の手でエリスはルイズの髪を撫でた。 「……どうして。どうしてあの人達は笑ってるの? 明日死んでしまうのに、なんで笑えるの?」 「……」 嗚咽と共に吐き出したルイズの台詞に、エリスは答える事ができなかった。 「ウェールズ様もそう。あの手紙にはきっと……絶対、姫様から亡命して欲しいって書いてたはずよ」 「……そうですね。私もそう思います」 それはエリスも気が付いていた。 彼女もルイズと同様にアンリエッタの表情とウェールズの表情を見ていたのだ。 するとルイズはエリスの服を握る手の力を強め、吐き出すように言う。 「姫様が……好きな人が逃げてっていってるのに、どうしてあの人は死を選ぶのよ!」 ここにはいない誰かに訴えるように彼女は叫び、涙に崩れた顔を上げてエリスを見つめる。 「大事な人が生きてって言ってるのに! わたしも生きてって言ったのに! わたしが! わたし、が……っ!」 感情のままに叫ぶルイズだったが、不意に言葉を途切れさせた。 何かを言いたそうに、しかしその言葉を口に出す事ができず、ルイズは苦しそうに顔を歪める。 どうしても口に出せないその言葉がなんなのか、エリスはわかっていた。 「……ルイズさんが協力するって言ったのに?」 「!!」 エリスの漏らした言葉に、ルイズの顔が強張る。 何かに耐えるように唇を噛み、しかし歯の根が合わずにカチカチと音が鳴る。 震えだしたルイズの身体を支えるようにエリスが抱きとめると、ルイズは鳶色の瞳からぼろぼろと涙を零して呻いた。 「……わたし、もういや。こんな国嫌い」 ルイズは祝宴に立会い、異様なほど盛り上がる彼等を見て心底嫌になった。 ウェールズを始めとしてあの城にいる全員が、自分の事しか考えていない。 残された人たちのことなんて全く考えていない。 そんな彼等の姿を見ていられなかった。 「帰りたい。トリステインに帰りたい……」 ――でも。 ルイズは苦悶に満ちた声で囁く。 身体を震わせて、瞳を恐怖に彩らせ、まるで縋るようにエリスを見つめて、言う。 「わたしなら、あの人たちを助けられる……」 ハルケギニアには虚無と呼ばれる伝説の系統があるという。 始祖ブリミルはその虚無を用いて奇跡を起こしたという。 そして、その虚無を現代に担う者がいるという。 奇跡が起こらねば彼等を救えぬのならば、奇跡を起こせば良い。 それが自分には、できるのだ。 だが、ウェールズによって突きつけられた現実にルイズは震えることしかできなかった。 彼がその話を聞き入れず部屋を辞した時、正直な話をすれば、安心さえもしてしまったのだ。 そして祝宴に集った死を覚悟する彼等を見て、彼女は気付いてしまった。 ――このまま何もせずにいれば、彼等は死んでしまうのだ、と。 ――このまま何もせずにいるという事は、彼等を見捨てるという事なのだ、と。 何故なら、自分には彼等を救う『奇跡』があるのだから。 自分は彼等の命の天秤をその手に握っているのだ。 自分の決断と行動によって、多くの人達の命運を左右する。 貴族として民の上に立ち生きる以上そういう事もあるのだと知ってはいた。 知ってはいた。 しかし、それは本当に"知っていた"だけだった。 故国トリステインのため、王女アンリエッタのため、貴族としての誇りのためならば、それも辞さないという覚悟はあった。 覚悟はあった。 あった、と。そう"思っていた"だけだった。 心の裡に築いていた誇りも覚悟も、何もかもが崩れてしまった。 「わたし、どうしたらいいの? どうすればいいの?」 怯えた表情で訴えてくるルイズに、エリスは静かに問う。 「ルイズさんは、どうしたいんですか?」 「……助けたい。助けたいわ。わたしはウェールズ様を助けたい。あの人達も。でも……でも」 それ以上言葉を続ける事ができない。 あの時言われたウェールズの言葉と、そして――自分の言葉が楔になって声を紡ぐ事を許さない。 声を出せない代わりに、身体が一層強く震えた。 エリスはそんなルイズを優しく抱きしめ、囁くように呟く。 「……ごめんなさい。私には、答えられません」 「……!」 エリスの耳元でルイズが息を呑む音が聞こえた。 おそらくは突き放されたと思ったのだろう、僅かに強張ったルイズの身体をしかしエリスは抱きしめたまま、言葉を続ける。 「私ならどうするか、というのなら考えてることはあります。どちらを選んでもつらいのはわかってます。 だけど……今回それを決めるのも、それをやるのもルイズさんですから、私からは言えません。 ……ただ、一つだけ。ルイズさんは一人じゃないんです」 エリスの言葉に、硬直し震えるだけだったルイズの身体が僅かに揺れた。 紫苑の髪の少女は、ピンクブロンドの髪を優しく撫でながら、言う。 「ルイズさんには使い魔の私がいます。柊先輩だっています。だから、全てを一人で抱え込む事なんてないんです。 "全て"を代わりに背負う事はできないけど、一緒に背負って支える事ならできます。 ……一緒に一人前になろうって、言ってくれましたよね?」 「エリス……」 身体の震えは止まらなかったが、ほんの僅かに心に刺さる痛みが薄れたような気がした。 ルイズはエリスから身を離すと、涙を拭いながら呟く。 「あなた……普段は全然頼りなさそうなのに、なんでこういう時だけ強いの?」 学院のような箱庭――戦争に直面した今ではそう感じる――にいる時はありきたりの人間に見えるのに、何故かこういう状況でも怖気づく事がない。 それがルイズには不思議でたまらなかった。 するとエリスは少しだけ物憂げな表情を見せると、僅かに口の端を歪めて返した。 「前にも少し言いましたけど、私も元は柊先輩と同じウィザードで……『色々』ありましたから。私の時も、そうやって柊先輩や他の人達に助けてもらったんです」 表情だけは微笑だったが、それを語る彼女の口調はどこか自嘲を含んでいるようにも見えた。 しかしそれを追及する余裕のないルイズは、先程のように取り乱しはしないものの顔を俯け、苦しそうに眉を寄せた。 エリスのおかげで僅かに楽にはなったが、それでも決断をできるほど心の整理がついていない。 お互いに言葉のないまま部屋に沈黙が下りた。 それを破ったのはエリスでもルイズでもなく、扉から響くノックの音だった。 顔を強張らせたルイズを手で制し、エリスは一人そちらに向かう。 扉を開くとその向こうにいたのは、手にワインとグラスを持ったワルドだった。 「失礼。ルイズはいるかな?」 「あ、はい。いますけど――」 言ってエリスはベッドの上で不安そうにしているルイズに目をやり、 「ごめんなさい。気分が優れないようですから……」 「そうか……しかし、それなら僕としては尚更放っておけない。話をさせてもらいたいのだが」 「ですけど――」 「……いいわ、エリス」 まだちゃんと落ち着いて話はできないだろうとエリスは断ろうとしたのだが、それを遮ったのは他ならぬルイズだった。 思わずエリスが目を向けると、彼女は目尻を拭って大きく深呼吸し、エリスに向かって声をかける。 「なんとか落ち着いたから。ありがとう」 そう言われてしまってはエリスとしては拒絶することはできない。 ワルドを部屋の中に入れると、エリスはおずおずとワルドに尋ねた。 「あの、私も同席しても?」 「む……それは、構わないが……」 するとワルドはほんの少し難しい表情をした後、申し訳なさそうに手にしていたグラスを持ち上げて見せた。 「この通り、グラスを二つしか持って来ていないんだ。それに、他人の前で傷心の婚約者を慰めたりするのは、その……正直、照れる」 「あっ……ご、ごめんなさい!」 はっとしてエリスは口に手を当て顔を赤らめ、それを聞いたルイズも思わず目を丸くしてやはり頬を染める。 そんな二人の様子を見てワルドは所在なさげに苦笑を浮かべ、エリスに言った。 「いや、気にしなくていい。まあそういう訳だから、席を外してくれると助かる」 「は、はい、わかりました」 エリスは慌てて一礼すると、最後にルイズを一度だけ見やってから部屋を後にした。 ワルドがエリスが退室するのを見届けてから振り返ると、目の合ったルイズが僅かに頬を染めて視線を反らす。 彼女は今更のように自分が座っているのがベッドだと気付くと、慌てた仕草で立ち上がった。 部屋に置かれている小さなテーブルの方へと促し、二人で向かい合うように椅子に座る。 このような場所であるのでテーブルも椅子もこじんまりとしていたが、流石にエリスの時のようにベッドで話す訳にもいかない。 ワルドは持ってきたグラスにワインを注ぎ、杯を合わせる気分でない事を察したのだろう、ただ無言でルイズを促す。 口を付けたワインの味は全くわからなかったが、喉と身体を潤す水分はルイズに僅かな安堵をもたらした。 「……迷っているようだね」 ワインを半分ほど飲み干したのを見計らってワルドがそう切り出すと、ルイズはグラスをテーブルに置いて顔を俯けた。 「無理もない話だ。多くの人の命がかかっているのだからね」 ワルドの言葉にルイズは何も返せず、グラスに残ったワインを見つめる事しかできなかった。 改めて持ち上がったその話題でルイズの中に再び恐れが浮かび、それを誤魔化すようにワインを一気に飲み干した。 やはり味はわからない。おそらく酔えもしないだろう。 ただ、飲むたびに頭の中に何かが沁み込む感じがして、思考はともかく身体は酔ってくれているのだろうと感じた。 できるのならばこのまま酔いつぶれてしまいたい。そうすれば―― 「……」 ルイズが空になったグラスを差し出すと、ワルドが新たにワインを注ぐ。 二杯目を一気に全て開けてしまうと、不意に彼が口を開いた。 「……王子殿下とのやりとりを聞くに、キミはまだ虚無を扱える訳ではないのだろう?」 「そう……ね」 胡乱な様子でルイズが答えると、ワルドは得心したかのように頷き、言った。 「思うに、君が迷っているのはそのせいではないのかな」 「……!」 その言葉にルイズは思わず目を見開く。 彼女の視線を受けてワルドはまるで諭すかのように続けた。 「貴族……メイジならば魔法が使える。魔法という確固たる力を宿すゆえに、貴族は誇りを持ち杖を振るう。 稀代のメイジと呼ばれた君の父上もそうだし、小なりとはいえ僕もそうだった。 だからきっと君も、力に目覚めさえすれば迷いは消えるはずだ。君の気高い精神に相応しい、虚無に目覚めれば」 それは、その通りかもしれない。 実際そういうワルド自身はその力によって衛士隊の隊長という地位にまで上り詰めたのだ。 そしてエリスも、元は柊と同じウィザードだと言っていた。 それはつまり柊と同じような力を持っていたのだろう。きっとだからこそ彼女はこういう時でも揺るがないのだ。 対して自分はどうなのだろう。 力のない自分ではフーケを捕まえる事もできなかったし、この任務でも柊から置き去りにすらされている。 ウェールズを翻意させる事もできなかった。 もしも自分に力があって、それらを自らの手で成しえていたとしたら、果たして今のように迷っていただろうか。 ……それはわからない。 何故ならそれは無意味な仮定でしかなく、今あるのは自分に力がないという事実だけだったから。 「でも……ウェールズ様はそれを許して下さらなかったわ」 その機会すら与えられなかった事に僅かな消沈を覚えてルイズが呟くと、ワルドは優しく笑みを浮かべる。 そして彼は懐から何かを取り出すと、恭しい動作でそれをテーブルの上に置く。 それは、どこか古ぼけたオルゴールと青い宝石が嵌められた指輪だった。 ルイズの顔が驚愕に歪む。 「み、水のルビー? なんで貴方が……」 「あの男から取り返した。これは君が持つべきものだ。始祖の秘宝は虚無の担い手たる君こそ持つに相応しい。そうだろう?」 酷く優しい調子で語るワルドの言葉に、しかしルイズは心の奥底から何か冷たいモノが這い上がってくるような錯覚を感じた。 そして一緒に置かれたオルゴールに視線が注がれる。 始祖の秘宝は自分に相応しい、と彼が言うのなら、その彼が一緒に取り出したこのオルゴールは。 あの時。 ウェールズがルイズの訴えを拒絶した時。 彼は『何』を渡すわけにはいかないと言っていた――? 「どう、して……こんな、モノを」 ルイズは声が震えるのを止められなかった。 しかしワルドは様子は全く変わらない。変わらないのが、逆に底知れない恐ろしさを感じさせた。 彼は僅かに身を乗り出し、震えるルイズの手を取った。まるで幼い頃、いじけていた自分を迎えに来た時のように。 「怖いのかい、ルイズ」 振りほどいてしまいたかったが、身体が動かなかった。 恐怖に身が竦んでいた、というのもあるが、何故か振りほどきたいという一方で彼の囁きに耳を傾けている自分がいる。 そして彼は、あの頃と同じようにルイズに言った。 「大丈夫、僕がついているよ」 心の奥にまで沁み込むようなその声に、ルイズの力が抜ける。 鳶色の瞳に僅かな光を漂わせ、彼女はワルドを見つめた。 「恐れる必要など何もないんだ。何故なら君には僕がいる。僕が君を護ろう。 君に降りかかる苦難も罪も"全て"僕が引き受けよう。僕はそのために研鑽を積み力を得たのだから」 「……全て?」 「そう、全てだ。 恐れる必要などない。君を恐れさせる苦痛や災禍は全て僕が引き受けよう。 迷う必要などない。君が選んだことで流れる怨嗟や血は全て僕が浴びよう。 だから君は誇り高いまま、穢れなき聖女のまま、手にした杖で神の奇跡を振るえばいい」 紡がれる言の葉が酷く心地よかった。 彼の声がまるで清流のように身体の隅々まで、心の中にまで沁み込んで来る。 身を任せてしまえばこのまま眠ってしまいそうな居心地の良さ。 ルイズは陶酔したかのような声で、ぼんやりと呟いた。 「本当……本当に?」 「本当だとも。だから僕と共に行こう。君があるに相応しい場所に。君が歩むに相応しい道へ。……僕と共に」 「……ワルドさま」 ワルドの言葉にルイズは嬉しそうに微笑を浮かべた。 そして彼はルイズの手を引き、恭しくその指に水のルビーを嵌めた。 まるで新郎が新婦にエンゲージリングを嵌める様子に見えて、ルイズはかつてぼんやりと夢見ていた光景と重ねて知らず頬を赤らめた。 とても幸せな気分だった。 ただ、どこか心の片隅でそんな彼女を見つめている自分がいる――そんな気がする。 それが一体なんなのかわからないまま、ルイズはワルドの差し出した秘宝――始祖のオルゴールを手にした。 ※ ※ ※ 王党派達の最後の晩餐は日付が変わる頃になってようやく半ばを過ぎ、熱狂も下り坂に差し掛かっていた。 喧騒や歓声が次第に夜の静寂へと変わりつつある中、薄暗い廊下を一人の女が歩く。 窓から落ちる月の光が、深く被ったフードから僅かに零れた翡翠色の髪を照らした。 女は曲がり角に辿り着くと一旦足を止めてその先の様子を窺い、再び歩を進める。 だらしなく寝入った兵士達の隙間を通り過ぎ、彼女は人目を憚るように階段を上り上階に向かう。 もう少しで仮の天守のある最上階まで辿り着こうとした、その時だった。 「失礼」 と、不意に声をかけられて女は大きく肩を揺らした。 数瞬の間の後、彼女がゆっくりと振り返ると、そこには薄闇の中に映える金髪の青年――ウェールズがいた。 「この先は我々王党派の重鎮達が休む部屋だ。申し訳ないが、大使殿の連れとはいえそれ以上立ち入るのはご遠慮願いたい」 「……」 「ミス・ロングビル……で、よろしいか?」 ウェールズは尋ねたが、女は答えない。 後ろ手に沈黙を保ったままの彼女をしばし見やった後、彼はどこか芝居がかった仕草で肩を竦めて苦笑を浮かべた。 「本来なら衛兵達が護っていてここまで来れないはずのだが、彼等は"何故か"ことごとく寝入っていてね。いくら無礼講とはいえ羽目を外しすぎているようだ」 フードから覗く女の口元が僅かに歪んだ。 表情を隠されてもなおそれとわかる険悪な気配に、しかしウェールズは臆する事なく言葉を放つ。 「地下の港で一度目にしたが、ちゃんと話をするのはこれで初めてか。……顔を拝見しても?」 「……」 すると僅かな逡巡の後、女――ロングビルはフードを取り払い眼鏡越しにウェールズをはっきりと見据えた。 お互いに言葉もなくしばしの間視線を交わす。 やがてウェールズは大きく息を吐いて、懐かしそうに語りかけた。 「最後に会ったのは五年くらい前……モード公の誕生会だったかな。久しぶりだね、マチルダ」 「――気付いてたのか」 「噴飯ものだが、港で見た時は気付かなかった。ヒイラギにサウスゴータで会ったと聞かなければきっと思い出せなかったし、ここにもいなかったろうな」 「……余計な事を」 マチルダは不快そうに顔を歪め吐き捨てた。 彼女にとってこの城にいる貴族たちは全く無縁の人間達ではなかったし、少なからず面識のある者もいた。 しかし、そんな彼等も誰一人としてマチルダの事には気付かなかったのだ。 姿を晒すのを控えていた、というのもあるが、何より四年近くも前に姿を消した少女の事など覚えているはずもない。 まして自らの滅びを目前にしているのだ、よほど親密でなければ気に留めることさえないし――彼女にとってそのような相手などもはや存在しない。 「何故ここに――とは聞くまでもないか」 「答えるまでもないだろう? それで、どうするんだい? そこらに衛兵を隠してるのか?」 マチルダは鼻を鳴らして壁に手を当てた。 後ろ手に隠していた杖を握り締めて、ウェールズに向ける。 すると彼は首を左右に振って、手を差し出した。 「衛兵はいない。そして陛下に――父に会いたいのなら、杖を渡してくれ。それが条件だ」 「……何?」 ウェールズはいぶかしむように見つめてくるマチルダにしかし物怖じせず、空いた手に握る杖を見せると彼女に向かって語りかける。 「今君に王を討たれる訳にはいかない。話をするだけで禍根が絶てるなどとは思わないが、これが僕にできる精一杯の譲歩だ」 「……お前達の事情なんて知った事じゃないね」 「ならば、遺憾ながら僕は――私は陛下の臣として君をここで捕らえなければならなくなるな」 僅かに表情に陰りを見せてウェールズが言う。 お互いに杖と視線を向け合ったまま、場に沈黙が下りた。 ただ、応酬した言葉とは裏腹にその静寂の中に剣呑な気配はほとんどなかった。 ウェールズにとっては不本意な状況であるのでともかくとして、相対するマチルダの側さえもそうなのが彼にとっては少々不可解だった。 反応に窮してウェールズが様子を窺っていると、不意にマチルダが軽く失笑を漏らした。 眉を潜めた彼の前で、更に彼女は自ら持つ杖を下ろし、そして床に放り投げる。 床に落ちた杖がからからと乾いた音を立てた。 「……マチルダ?」 「これが条件なんだろう? さっさとアイツに会わせな」 どこか他人事のように彼女はそう言い、その場から離れて壁に背を預け、大きく息を吐く。 意外な反応ではあったが、マチルダがこうして条件を呑んだ以上否応はない。 ウェールズは床に落ちた杖を拾い上げると、彼女を促して歩き始めた。 二人はややあって王の寝所まで辿り着き、部屋の前に控えた衛兵達を下がらせる。 その際に衛兵達は王子の同伴とはいえマチルダの入室にあたり身体検査を要求したのだが、彼女はそれをあっさりと受け入れ――そして何も不審な物は持っていないと判明したのだ。 廊下の両端に移動した衛兵を見届けながら、ウェールズは疑念が更に強くなったのを感じる。 マチルダがこの場に来たのは、言うまでもなくサウスゴータの無念を晴らすためだろう。 にも拘らず彼女は自ら杖を手放し、そしてナイフなり銃なりの得物も所持していない。 何らかのマジックアイテムの類も、やはり持ってはいなかった。 徒手やそれに類する小物では到底メイジを相手取ることはできまい――少なくとも彼女の所作は相手取れる域ではない。 つまり、ウェールズの知識の及ぶ限りで彼女が王を害する事は不可能なのだ。 しかし当のマチルダはそれを気にする風もなく、それだけにウェールズは彼女の意図を測りかねていた。 「……どうした? 会わせてくれるんじゃないのかい?」 「……ああ、わかった」 そう約束した以上反故にする事もできず、ウェールズは覚悟を決めて扉をノックした。 仮にも王の寝所だけはあり、その部屋は城の中でも最も広い間取りがあった。 薄暗い室内の最奥、ベッドの脇の灯火に照らされ、老王は身を横たえ何かの書物に目を落としていた。 「……父上。少々よろしいですか」 静寂を破らぬようウェールズが静かに語りかけると、ようやく来訪者に気付いたかのようにアルビオン王――ジェームズは顔を上げた。 「ウェールズか。どうしたのだ? もう朕には彼等の相手ができる気力はないぞ」 晩餐の余韻が残っているのだろう、少し上擦った声で言ったジェームズ王に、ウェールズは少し間を置いて答える。 「……。実は、父上にお引き合わせしたい方がいるのです」 「ほう?」 王は片眉を僅かに持ち上げ、ウェールズの隣にいるマチルダに目をやった。 彼女は伏せていた頭を上げ、平静な表情を崩さぬよう強く歯を食いしばって父母の怨敵を正面から見据える。 薄暗がりの中、多少距離もあるので顔はわかるまい――否、例え至近で顔を見られても王は彼女の事は気付かないだろう。 やはりと言うべきか、ジェームズ王はややあって首を傾げながらウェールズへと問いかけた。 「知らぬ顔だが、よもやそなたの良人という訳ではなかろうな?」 「違います。彼女の名はマチルダ・オブ・サウスゴータ――旧サウスゴータ伯の子女にございます」 「……」 努めて感情を抑えた声でウェールズがそう言うと、ジェームズ王は僅かに目を細めた。 場に痛いほどの沈黙が下りる。 時間が止まったかのように誰一人微動だにせず、どれほどの時間が経ったかもわからないぐらいの静寂の後、老王が小さく呟いた。 「……そうか。サウスゴータの」 その囁きに押されるようにマチルダがジェームズ王に向かって一歩を踏み出した。 ウェールズが思わず彼女を止めようと手を出しかけたが、 「よい」 当のジェームズ王がそれを制した。 ゆっくりと王へと近づいていくマチルダの背を見ながら、ウェールズは懐の杖に手を伸ばす。 マチルダは丁度王とウェールズの中間ほどの場所で立ち止まると、酷く冷めた翠色の瞳でジェームズ王を見やり、口を開いた。 「……何か言いたい事はあるか?」 問うた声にジェームズ王は沈黙を返した。 マチルダから目を背け、どこか遠くを見るような目線で天井を見上げ、そして息を吐く。 「……ないな。語るべき事などないし、言うべき事もない。それで時が返り事実が変わる事などない以上、何の意味もない」 「――っ」 マチルダの肩が揺れた。 僅かに顔を落とし、拳を握り締める。 後ろからそれを窺っていたウェールズが僅かに杖を握る手に力を込めた。 しかし――不意にマチルダが嘆息し、次いで天井を仰いだ。 「……どこまでも忌々しい奴だね。謝罪の一つでも聞かせてくれれば――遠慮なく殺してやれたのに」 「マチルダ……?」 やはり彼女の意図が掴めず、ウェールズはその場に立ち尽くす事しかできなかった。 マチルダはまるで糸が切れたかのようにその場に座り込み、再び大きく息を吐いた。 「マチルダ。君は……」 ウェールズは崩れ落ちた彼女に歩み寄り、肩に手を添える。 彼女は翡翠の髪を苛立たしげに掻き、しかし彼の手を払う事なく自嘲じみた声を上げた。 「何か勘違いしてるようだから、教えとくよ。あたしがここに来たのは――『けじめ』をつけるためだよ」 ――アルビオン王家が憎いか、と問われれば、それは言われるまでもなく憎いと答えるだろう。 それは当然だろう。奴等のせいで家名は地に落ち、父も母も親しい人も死んだのだから。 無念を果たしたいか、と問われれば、それは言われるまでもなく果たしたいと答えただろう。 少なくとも、それが起こった当時はそう思っていたし、そのために生き延びて裏稼業にも身をやつしたのだ。 そのまま復讐心を抱き続けていられたなら、おそらく彼女は問答などする事もなくアルビオン王もその前に立ち塞がったウェールズもまとめてくびり殺していたはずだ。 しかし、彼女はそうならなかった。 彼女は沢山のものを失ったが――唯一残ったものがあったのだ。 彼女の父母が、そしてその父母と親しいモード公がその命に代えて守ったハーフエルフの少女、ティファニア。 正直な事を言えば、あの一件が起きた当時マチルダは彼女が疎ましかった。 何故なら彼女とその母親のエルフこそが、マチルダが陥った状況の元凶なのだから。 しかしマチルダと同じく総てを失ったティファニアは彼女に縋るしかなく、マチルダも両親の忘れ形見に等しい彼女を捨て置くことはできなかった。 当初は疎ましさ憎らしさを隠してうわべだけで養っていたが、単純な彼女はそれをまともに受け取って姉として慕うようになった。 最初はそんな彼女を内心馬鹿にもしていたが……いつしかそんな風に馬鹿にするのが馬鹿らしくなってしまっていた。 そうやってティファニアとの生活が変化していくのに伴って、王家に対する感情も僅かに変化していった。 勿論、憎悪が消えてしまった訳ではない。許してやろうと思う事などありえない。 しかし、かつては確かに抱いていたはずの『何が何でも復讐してやろう』という激情が薄れていたのだ。 内乱が起きると噂され、そして叛乱勢――レコン・キスタが優勢になり王家の打倒が現実味を帯びてきても、何故かそれに乗ろうという気にはならなかった。 その理由がはっきりとわかったのはつい最近。 魔法学院の一件をしくじってからサイトに助けられ、ティファニアに自分の事情を知られた時だった。 酷く取り乱し泣きじゃくって自分に縋りつくティファニアの姿が、いつかの自分と重なった。 ……その時、気付いたのだ。 いつの間にか、生きるための目的が変わっていた事に。 マチルダがこの場に来たのは、あの時に気付いた自分の心境を確かめるためだ。 家を貶め父母を殺した張本人であるアルビオン王を目の当たりにして、果たしてその時自分は何を考え何をするのか。 それを確かめるために彼女は柊達に同行してきたのだ。 そして実際にその王を目前にして――やはりと言うべきなのだろうか、思っていたほど怒りも憎悪も感じなかった。 端的に言えば、そう……"どうでもよかった"。 憎むべき老王が言った通り、もはや今更なのだ。 復讐を果たしたところで家の名誉が戻る訳でも両親が蘇る訳でもない。 むしろ今更ながらに謝罪して許しを請い、自分が喪ったそれらを本当に『過ち』にされてしまう方が侮辱というべきだ。 もしジェームズ王がそうしていたらそれこそ何が何でも殺してやろうと思っていたが、そうはならなかった。 それがほんの少しだけ、悔しかった。 マチルダは添えてきたウェールズの手を取り、彼の助けを借りて立ち上がる。 両の手で少し乱れた髪を一度梳いて整えると、大きく深呼吸して再びジェームズ王を見据えた。 「お前の事はもう忘れる。だが、お前は死ぬ最期の瞬間まで決して忘れるな。お前があたし達にしたことを」 「……よかろう。ただ、朕はそなた達の事に限らず、己の成したことを忘れたことは一度たりともないがな」 ジェームズ王は晩餐の時に見せた枯木のような印象とは程遠い、毅然とした表情でマチルダにそう返す。 そんな父の姿を見てウェールズは僅かに目を見張った。 それは奇しくも件のモード公の事件を境に見られなくなった、かつてのアルビオン王ジェームズ本来のものだったのだ。 堂々とした王の態度を見やってマチルダは不快そうに舌を打った。 もはや復讐の事はどうでもいいが、ここまで来たのなら意趣返しをして少しでも溜飲を下げねば物足りない。 「……だったら、覚えているか? お前が追い落としたモード公には忘れ形見がいた事を」 「……!」 そこで初めて、ジェームズ王の表情がほんの少し崩れた。 しかしむしろ大きく反応したのは、同伴しているウェールズだった。 「忘れ形見? まさか、子がいたのか?」 「……知らなかったのかい?」 「エルフと通じていることは知っていた。だが、子がいたとは聞いていない。僕の……従妹?」 エルフが関わる事はともかくとして、子を成していた事だけは厳重に秘匿していたのだろう。 絶句したウェールズをよそにマチルダがジェームズ王に目をやると、彼もまたウェールズほどではないにせよ表情を険しくしてマチルダを見つめていた。 「……生き延びておったのか」 「生きてるよ。なんなら遺言でも伝えてやろうか? あたしに言う事はなくとも、姪には言う事があるんじゃないか?」 マチルダが皮肉気に笑ってそう言ってやると、ジェームズ王はほんの少しの沈黙の後彼女と同じような顔で口角を歪める。 「ないな。あれはもはや"わし"とは何の関わりもない。切り捨てたわしに言葉をかける資格なぞなかろう」 「そうだね。あの子はもう『あたしの家族』だ。お前に口出しされるいわれなんてない」 ジェームズから王としてではなく血縁者としての台詞を吐かせた事に、マチルダは胸がすくような気持ちでそう断言した。 そして彼女が話は終わりとばかりに踵を返し、部屋を後にしようとする。 しかしその背中に向かってジェームズ王が声を投げかけた。 「――待て」 マチルダが肩越しに振り返ると、ジェームズ王は瞑目して大きく息を吐いた。 そして彼は目を瞑ったまま、今だ立ち竦むウェールズに言う。 「ウェールズよ」 「……はい」 「そなたは明日、そこのマチルダと共に城を出て、件の娘に会いに行け」 「……は?」 「わしからはもう何も言う事はないが、そなたならば従兄として何がしか言う事もあろう」 「な――」 ほんの数瞬、ウェールズは父王が言った言葉を理解できずに呆然と瞬きをするだけだった。 マチルダもまた驚きも露に目を見開いたが、やはり反応する事ができなかった。 やがて父の言葉をようやく脳が理解すると、ウェールズは表情を歪めて父王へと一歩踏み寄った。 「何を言っておられるのか! 今はそのような事に気をかけている時ではないでしょう!」 モード公の一件に関してウェールズは父に対して少なからず思うところがあった。 マチルダを条件付とはいえ父に会わせたのも、彼女に対する後ろ暗さがあったからなのかもしれない。 その上でたった今知らされた、一件の当事者であり血縁である従妹の存在。 確かに会ってみたくはある。可能ならば話をしてみたいと思う。 だが、それはもはや遅すぎるのだ。 「私には王家の者として陣頭に立つ責務があるのです! それをないがしろにして私事に――」 不意にウェールズは言葉を切り、はっとして目を見開いた。 唐突過ぎる父王の言いようが、ウェールズの中にある事実を思い出させたのだ。 「……父上。よもや、アンリエッタの手紙を真に受けたのではないでしょうな」 ウェールズは声を低くし、唸るようにして父へと問いかけた。 そう、ジェームズ王は先行してニューカッスルに入場した柊から手紙を預かり、その内容を目にしているのだ。 そこに書かれていた、姪であるアンリエッタの訴えも含めて。 「……」 ジェームズ王は答えなかった。 だが、否定しない以上それは肯定しているも同然だった。 「この期に及んで情の言葉など聞きたくはない! 王として自らの弟を手にかけ、マチルダの家族を手にかけておきながら、今になって姪のためなどと!! 王ならば王らしく、そのつとめを全うして見せろ!!」 ウェールズは怒気も露に床を蹴りつけ、声を荒らげる。 モード公の一件に対して思うところはあったが、国の歴史と誇りを担う王家である以上父の行為を半ば受け入れていたのだ。 だがその歴史と誇りを反故にしたかのような父のいいように、沈めていたものが噴出してしまった。 ウェールズの射殺すような視線を正面から受け止めたジェームズ王は、しかし顔色一つ変える事なく笑みを浮かべ皺を深めた。 「王とはもとよりそのようなものであろうが。それにな、ウェールズ。そなたは根本的に勘違いをしておる」 「何を!」 「わしは王としてのつとめをないがしろになどしてはおらん。かの娘に会いに行くのはそなたであって、わしではない。 そして、城に残り陣頭に立つ責務は王たるわしのつとめであり、そなたのものではない。 ……杖もろくに振れぬほど耄碌しておるが、冠を譲った覚えはないぞ」 「……っ!」 あくまで静かなジェームズ王の言葉にウェールズは言葉を詰まらせた。 とっさに返す言葉が思い浮かばず、唇を噛みわずかに視線を彷徨わせる。 「しかし、私とてれっきとした王家の一人には違いありますまい! ならば――」 「この期に及んで小賢しいの。『惚れた女のために死なせろ』ぐらいは言えんのか?」 「な!」 ジェームズ王がウェールズの声を遮り、くつくつと笑いながら漏らすと、ウェールズは顔を羞恥に染めた。 思わず食って掛かろうとしたウェールズを更に手で制し、父王は笑みをおさめて言葉を続けた。 「――よかろう。ならばそなたに王家の責務をくれてやる。 かの娘と会った後、イーグル号とマリー・ガラント号にて落ち延びた避難民と合流しトリステインに向かえ。 そしてアルビオン最後の大使として彼等の処遇を差配せよ」 「!!」 ウェールズの表情が凍りついた。 大きく目を見開き、しかし二の句が告げられない彼に、ジェームズ王はふんと鼻を鳴らして語りかけた。 「そなたは彼等を城から脱出させるだけで満足しておるようだが、落ち延びた彼等は一体どこに行けというのだ? 貴族派が牛耳ることになるこの国には戻る事など叶わず、しかし最後まで我等に付き従った臣民では諸国も良い顔をすまい。 ここで名誉の戦死を遂げられれば後の事などどうでもよいか?」 「それ、は……そのような事は」 「……この国の大多数の民にとって我等はもはや必要ないのであろう。しかし、少なくともこの城に留まっておる者達は我等を必要としてくれている民だ。 ならば我等は我等の民に安寧を約束する事もまた王として……王家としての責務であろう。違うか?」 「……」 ウェールズは答えられなかった。 答え自体はわかりきっているが、それを答えてしまえばもはや本懐を遂げる事はできなくなってしまう。 ――否。 本懐というのならば、こうして迷ってしまった時点で、そのいずれもが等しく本懐なのだ。 「答えよ、ウェールズ」 まるで背を押すように問いかける父王の声に、ウェールズは表情を苦悶に歪めて瞑目した。 しばしの沈黙。 そして彼は、答えた。 「……反論のしようもございませぬ。守るべき民あってこその国であり王家ならば、彼等を守る事が何より果たすべき責務でありましょう」 頭を垂れ、搾り出すようにウェールズは言う。 その言葉を聞いたジェームズ王は満足そうに頷き、力が抜けたように嘆息するとベッドに背を深く預ける。 「大使のつとめを果たした頃には、もはやアルビオン王家は消滅しておるだろう。その後は王太子としてではなく、ウェールズ・テューダー個人として好きに身を振るが良い」 「……父上」 「死ぬ事で守るべきを守るのもよかろう。生きる事で更なる災厄を呼び込む事もあろう。 しかしな、ウェールズ。そなたも男なら、愛するものがおるのなら、そういったものも総て含めて守りきり、そして死んでみせよ。 娘を守りきって死んだ我が弟のように……娘を守りきって死んだサウスゴータの者のようにな」 諭すようなジェームズ王の言葉にウェールズは胸をつまらせ、頭を垂れる。 後ろに控えたままのマチルダも眉根を寄せて俯き、目を閉じる。髪で隠れたその瞳から、雫が零れた。 水を打ったような静寂の中、ジェームズ王は最後に告げる。 「王命である」 あくまで王としての命令という『理由』を取り繕う父親に、ウェールズは一人の人間として己の不甲斐なさを痛感する。 故に彼は恭しく跪き、一人の人間として……息子として父親に答えた。 ――御意、と。 前ページ次ページルイズと夜闇の魔法使い