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略称 書名 著者(または発行者) 出版社 出版年月日 悪事 悪魔事典 山北篤、佐藤俊之 新紀元社 00/12/14 西洋 西洋神名事典 山北篤 新紀元社 99/11/27 東洋 東洋神名事典 山北篤 新紀元社 02/12/28 幻想 幻想動物事典 草野巧 新紀元社 97/05/03 萌天 萌え萌え天使事典side白 藤森英明 イーグルパブリシング 07/07/02 萌悪 萌え萌え悪魔事典side黒 藤森英明 イーグルパブリシング 07/05/01 萌ソ 萌える!ソロモン72柱の魔神事典 松下大介 ホビージャパン 14/04/30 天悪 図説天使悪魔辞典 伊藤嘉彦 幻冬舎 09/08/31 萌ヴァ 萌える!ヴァルキリー事典 松下大介 ホビージャパン 13/05/31 北欧 図説北欧神話 池上良太 新紀元社 07/07/03 萌ク 萌え萌えクトゥルー神話事典 藤森英明 イーグルパブリシング 09/11/05 クトゥ 図説クトゥルフ神話 森瀬繚 新紀元社 05/12/02 萌日 萌える!日本神話の女神の事典 松下大介 ホビージャパン 14/07/18
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六地蔵/ろくじぞう 日本民俗において、仏教の六道それぞれに対応するとされる地蔵菩薩(じぞうぼさつ)の総称。六道の衆生を救済せしめんと、生まれ変わった道に対応する地蔵が救ってくれる。 『覚禅鈔』などにおいては、天道は大堅固地蔵(だいけんごじぞう)、人間道は大清浄地蔵(だいしょうじょうじぞう)、修羅道は清浄無垢地蔵(しょうじょうむくじぞう)、畜生道は大光明地蔵(だいこうみょうじぞう)、餓鬼道は大徳清浄地蔵(だいとくしょうじょうじぞう)、地獄道は大定智悲地蔵(だいじょうちひじぞう)とされるのが一般的だが、各尊の形状や名称は一定しない。 参考文献 山北篤監修『東洋神名事典』新紀元社
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和豆良比能宇斯能神/わづらひのうしのかみ 日本の記紀神話に登場する神。 黄泉国から帰った伊邪那岐神(いざなぎのかみ)が禊祓をした際に投げた物から生じた12の神の1柱。伊邪那岐神(いざなぎのかみ)が投げた衣から生じた。 名は「穢れた衣を脱ぎ捨てて煩わしさから逃れた」の意。『日本書紀』では煩神(わずらいのかみ)と記される。 別名 煩神(わずらいのかみ)/煩神(わづらひのかみ) 参考文献 山北篤監修『東洋神名事典』新紀元社 川口謙二編著『日本の神様読み解き事典』柏書房 山本節著『神話の森 イザナキ・イナザミから羽衣の天女まで』大修館書院
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ロム インドのレプチャ族の創造神。 ロムはまず大地を創り、山・川・草木・動物を創った。山の中で最も堂々としたカンチュンジェンガ山の頂から、穢れない雪玉を2つとって、パドング・シングという男とナジョングユーという女を創った。そして兄妹の間に過ちがないよう、成長した2人を遠く離れた山の頂に置いた。しかしナジョングユーは、離れているが故に兄を恋い慕うようになり、山から山に階段を作って会いに行ってしまった。これを知ったロムは、2人を谷底に追放した。2人はヒマラヤを見上げるシッキム地方で、レプチャ族の祖先となったという。 参考文献 山北篤監修『東洋神名事典』新紀元社
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ロオ/Ro’o タヒチで信仰される平和と農耕の神。 天空神アテアの息子。悪霊を追い払い病気を治すため、人々から祈りを受けた。その病状に応じて様々な名前で呼ばれた。ロオ・アニニア(眩暈のするロオ)、ロオ・イ・テ・ヒリポイ(苦悩するロオ)、ロオ・イ・テ・モヒモヒ(弱々しいロオ)、ロオ・テ・ハママ(あくびの出るロオ)、ロオ・トゥイアロハ(気の遠くなるロオ)などである。「呪文を唱える神」とも称される。 別名 ロオ・アニニア/ロオ・イ・テ・ヒリポイ/ロオ・イ・テ・モヒモヒ/ロオ・テ・ハママ/ロオ・トゥイアロハ 参照 ロノ/ロンゴ 参考文献 山北篤監修『東洋神名事典』新紀元社 アーサー・コッテル著/左近司祥子,宮元啓一,瀬戸井厚子,伊藤克巳,山口拓夢,左近司彩子訳『世界神話辞典』柏書房
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参考資料 文献 『北欧神話の世界 神々の死と復活』 著者:アクセル・オルリック氏 訳者:尾崎和彦氏 出版:青土社 価格:2400円 『西洋神名事典』 監修:山北篤氏 著者:稲葉義明氏 他7名 出版:新紀元社 価格:2500円 『東洋神名事典』 監修:山北篤氏 著者:桂令夫氏 他5名 出版:新紀元社 価格:2600円 『天使』 著者:真野隆也氏 出版:新紀元社 価格:1748円 『堕天使 悪魔たちのプロフィール』 著者:真野隆也氏 出版:新紀元社 価格:1748円 『日本の神々 多彩な民俗神たち』 著者:戸部民夫氏 出版:新紀元社 価格:1800円 『星空の神々 全天88星座の神話・伝承』 著者:長島晶裕氏&ORG 出版:新紀元社 価格:1800円 『剣の乙女 戦場を駆け抜けた女戦士』 著者:稲葉義明氏 他2名 出版:新紀元社 価格:1800円 『魔導具事典』 監修:山北篤氏 著者:稲葉義明氏 他7名 出版:新紀元社 価格:2500円 『武器事典』 著者:市川定春氏 出版:新紀元社 価格:2427円 Webサイト 日本惑星協会
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北海道 アイヌ 雷のカムイ 雷を起こすと考えられたカムイ。カンナカムイ(上方のカムイ)、シカンナカムイ(真に上方のカムイ)、キラウウシカムイ(角の生えたカムイ)などとよばれる。顕現体は角の生えた大蛇であるとされ、しばしば龍に例えられる。人間の姿をしているときはシンタ(神駕と訳される。一般名詞としては揺りかごを指す)に座った男性の姿で現される。 非常に短気な神とされ、雷鳴が鳴っているのに仕事を続けたり悪態をついたために滅ぼされた村の話は多く伝えられる。雷のカムイの子供、ポンカンナカムイ(小さなカンナカムイ)は、しばしば悪役として物語に登場する。 蛇のカムイたちの総元締めとも考えられ、マムシに咬まれた際などに、アオダイショウなどを介して抗議したりすることがあった。普段は木幣や神酒を捧げたりはしないカムイである。 参考資料 山北篤監修『東洋神名事典』95頁
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北海道 アイヌ 狸のカムイ エゾタヌキのカムイ。アイヌ名を アパサムンカムイ「apa(戸口)sam(脇)un(いる)kamui(カムイ)」という。 普通タヌキはモユク「mo(小さい)yuk(獣)」と呼ばれるが、しばしば人家の近くに現れ、家の中を覗き込んだりするところから戸口のカムイとする地方があった。 二風谷地方などでは、熊のカムイの娘で、妊婦を守るカムイとされる。イオマンテの際に熊のカムイと一緒に送られるはずが、目の前に捧げられた自分の肉があまりにおいしそうで、うっかり一口食べてしまったためにカムイの国に帰れなくなってしまったから、という物語が残されている。 白老、鵡川地方では熊の家来や飯炊きであり、そのため顔が黒いなどといわれる。 釧路、北見、美幌地方などでは逆に熊の叔父・叔母であるとされ、熊と一緒に飼われその扱いも熊より上であったという。 参考資料 北海道の項を参照のこと。 山北篤監修『東洋神名事典』223頁
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若雷神/わきいかづちのかみ 日本の記紀神話に登場する八の雷神(やくさのいかづちがみ)の内の一柱。伊邪那美神(いざなみのかみ)の死体から化生した。 黄泉国に行った伊邪那美神(いざなみのかみ)を追っていった伊邪那岐神(いざなぎのかみ)は、「決して自分の姿を見ないように」との彼女との約束を破って、伊邪那美神(いざなみのかみ)の姿を覗き見てしまった。すると彼女の死体は腐って蛆がたかっており、死体の各所からは各雷神が生まれ出て蛇のように絡みついていた。その中で、伊邪那美神(いざなみのかみ)の左手から生じていたのが若雷神である。伊邪那岐神(いざなみのかみ)は彼女の姿に恐れをなし、黄泉から逃げ出した。この表現は、死霊の祟りの恐ろしさを誇張したものと思われる。 名は若々しい活力を表す。手が体の脇に付いていることも、名と関連があると思われる。 別名 若雷神(わかいかづちのかみ) 参考文献 山北篤監修『東洋神名事典』新紀元社 川口謙二編著『日本の神様読み解き事典』柏書房
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北海道 アイヌ オコジョ(エゾイタチ)のカムイ ウパシチロンヌプ (雪・獣)、サチリ、エコイノンノなどとよばれる。「チロンヌプ」にはキツネという意味があるため、「雪狐」「白狐」と訳されている場合もある。 女神とされる。カムイではあるがカムイモシリ(カムイの国)ではなくカントモシリ(天の国)に住んでおり、六層に分かれたカントモシリの一番下を治めている。それゆえアイヌモシリ(人間の国)の異変に真っ先に気付くカムイである。 また、体が小さく、神出鬼没なため、アイヌの物語では誰にも存在を知られておらず、酒も木幣も捧げられない零細なカムイとして登場することもある。だが霊力は非常に強いカムイであるので、さまざまなトラブルを解決して崇められる存在となる、という筋の話が見られる。この「誰にも知られていないカムイ」と「下方の天を治める女神」は、顕現体はどちらもオコジョであるがそれぞれは違う神格として考えられているらしい。 オコジョは捕らえるのも非常に難しいため、うまく捕らえたならば削りかけに包み、誰の目にも触れないように秘蔵すればまたとないお守りになるとされていた。 参考資料 山北篤監修『東洋神名事典』75頁