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輝夜2 5スレ目 691 「姫様、もう我慢なりません。私めに五つの難問をお与えくださいまし」 「・・・貴方、永遠亭の小間使いの分際で何を言っているの」 「身の程知らずは承知の上、私めは諦めきれませぬ!」 「そう・・・」 姫様、その目に少し悲しげなものを浮かべた あああ、そんな姫様もたまらない、まずい鼻血が 「じゃあ、まず手始めにTHE地球防衛軍2の難易度IMPを全クリアお願いね」 「・・・姫様は御自分でクリアなさる主義ではないのですか?」 「できないの」 「今なんと」 「私でもクリアできないの。だからお願い」 5スレ目 722 例の難題に挑戦して1年を経た。 まだ半数以上のステージがクリアできずにいる。 5年が経った。 姫様が2Pで一緒にプレイしてくださるようになった。 姫も愉しそうだった。これはこれで幸福だった。 だがいまだに20を超えるステージが未クリアのままだ。 10年が経過した。 後半のいくつかのステージがいまだにクリアできなかった。 だが 私にはもう何の悔いも残っていなかった。満足してしまったのだ。 「姫様、もう私めも三十路になりまする。動体視力ももはや限界、 どうやら私の挑戦は蛮勇に過ぎなかったようです」 「何を言っているの?」 姫は、冷静な声と裏腹に、頬を少し赤くして、こう仰った。 「貴方、こんな愉しい暇潰しの相手を私が捨てるとでも思ってるの?」 「姫?」 姫が私の顎を手に取る 「貴方は永遠に私のゲーム相手。永遠に、SMASH!!され続ける運命。 永遠に、ボコスカウォーズでコテンパンにのされる運命。 永遠に、貴方のヨッシーは私のクッパを追い抜けない。永遠に―」 私の頬に何か熱いものがはしった。 「はい、姫様。仰せのままに」 6スレ目 243 不吉な大鎌を持つ少年。 それに対峙するはイビツな剣を持つ、凶々しい姿の女性。 『ああああ!!』 女性は叫び声を上げる。 左腕に黒い斑点が現れ、腕が伸びた。 分裂しながら少年に迫る漆黒の魔手 その軌道を見切った少年は、バック転に合わせ身体を捻って回避する。 ―― そして第二波 別の方向から伸びてくる漆黒の腕は、着地直後の少年を襲う! 『せいっ!』 しかし、少年はそれすらも鎌を振るって回避! そして―― !! ◆◇◆◇◆ 「あ、フリーズした」 PS2(初期型)が不気味な音(ガリガリガリ)を起てると同時に、テレビの画面が固ま った。 「あああ!!……私の数時間の、苦労が」 俺の隣で艶やかな黒髪を乱し、口から半分魂が出かかっている少女は輝夜さん。 俺がお世話になっている永遠亭で、一番偉いらしい。が、全くそうは見えない。 結界の外からやってきた俺が、何故永遠亭にお世話になっているのか。 迷いたての俺は妖怪に襲われて竹林でズタボロになっていた所を、八意永琳と言 う巨乳!美人!!女医!!!さんが発見したのが始まりだ。 永琳さんいわく「私の前で死者は出させない!(あとでモルモットにしようかしら) 」らしい。 今時珍しい熱血な女医さんだ。 その後、色々あったのだが、決め手になったのはゲームだった。 輝夜さんにゲームを提供する代わりに、永遠亭でお世話になる事になったのだ。 提供出来なければモルモットなんて言われてはいない。 ……ホントダヨ ? ボクウソツカナイ 「そろそろ買い替えるべきなんじゃないですか ?PS2」 いつの間にか布団の敷いてふて寝しているぐうたら蓬莱人。 「う゛ー…。あるとしたら香霖堂だけど。……確実にあるかっていうとね」 布団の中をモソモソ動く姿が妙に可愛く感じるのは何故だろう? 「(巨乳!金髪!!美人!!!な)紫さんに横流ししてもらってはどうでしょう。 明日の宴会にでも頼めば、三日後には届くと思いますよ」 「……そうね。じゃあ、それまでは.〇ackは中断。R〇するとして ―― 〇〇」 「はい ?」 「どうしてあなたは布団の中に入ってくるのかしら?」 そう言いつつも、拒否はしない輝夜さん。 互いの体温が暖かくて、布団の中では調度いい。 「布団の外は寒いんですよ。特に、冬は」 「そんなものかしら」 「そんなものです」 6スレ目 262 ○○「な、なぜ永遠亭出入禁止を食らわなければならないんだ!?」 輝夜「自分の胸に聞いてみなさいっっ!」 ○○「ま、まってくれ輝夜!俺はただ、当時のプレイヤーからすれば “あたりまえのプレイ”をしただけだぞ!?」 輝夜「(#^ω^)ビキビキビキ…」 数ヵ月後、おれ出入禁止こそ解かれたものの、 ガチプレイにもかかわらずてるよの『まえだ』一人に 全種目優勝を持ってかれるという屈辱を味わうのであった… 6スレ目 840 ――姫様は、とてもとても落ち込んでおられました。 本当はとても大好きな○○さんに赤石をぶっ放してしまい、幸い大事に到らずに済んだものの、 それ以来お二人の間にはちょっと距離が開いてしまいました……といっても、互いにその件のことを気にしているだけのようですが。 今日も姫様は自室で体育座り。そんな姫様を心配し、策を持って来るのは我らがお師匠様です。 「姫、実は(かくかくしかじか)という訳で、彼に私の弓を使ってもらってはいかがでしょう」 「え。で、でも……」 「姫様、相手の気持ちを知るのは怖いかもしれません。 ですが、そのままでは姫は一歩も進めないまま時間だけが流れてしまいます」 そんなこんなで姫様は言いくるめられ――じゃなくて慰められ、○○さんは弓を使うことになりました。 ある晴れた日のこと。永遠亭の庭で、○○さんは上空目掛けて弓を引きました。 もちろん、物陰から姫様が心配そうな眼差しを向けているのは言うまでもありません。 「さ、撃ってみて頂戴」 「弓なんて使ったことないですけど……まあ、やってみます」 その大弓から放たれた閃光は――あろうことか上空で急激な弧を描き、何と姫様の方へと向かったではありませんか! 「え、え!?」 幸いにも姫様は蓬莱人、大丈夫なことは大丈夫でした。 「永琳。私も見てたけど、さっきのって」 「博麗の巫女の――ホーミングですね」 「じゃあ、じゃあ――!」 「……先程の件に関して、彼が謝罪したいと言っていました。今からお連れしますので、しばらくお待ちください」 ――お師匠様の弓は、姫様にほんの少しの勇気をくれたのでしたとさ。 6スレ目 977 なんだか外がやたら騒がしいから、輝夜に 「外が騒がしいから調べてこようか?」 って聞いたら 「貴方が行っても何も解決しないでしょ」 って言われた。 苦笑いをしながら否定できないでいたら 「だから、ずっとここに居なさい」 と微笑んで言ってくれた。 今は一緒にお茶をしている。 7スレ目 195 変な天気だ。 この時期になって、真冬のような雪。 一日中降り積もった粉雪は、今、月明かりを反射してキラキラと輝いている。 本当は、戸締りは兎たちの役目なのだが、 この寒さ、兎も炬燵で丸くなり、仕方なく俺がやる羽目になった。 そんな矢先。 縁側に一人、佇む影があった。 俺の恋人、蓬莱山輝夜。 右手を柱にかけて、永遠亭の庭に積もった処女雪を眺めている。 「ねえ」 不意に声がかかった。 どうやら、足音からか、俺が近づいてきたことを察していたらしい。 「私と恋人になったこと、後悔してない?」 「なんで?」 驚くより先に、その声が出た。 輝夜がそんなことを思っていたなんて。 だが、輝夜は謡うように続ける。 「雪は解けるからこそ美しい。 月は欠けるからこそ美しい。 花は散るからこそ美しい」 「ならば、けっして欠けることのないこの身は、 なんて――、醜いのかしら」 輝夜は、俺に背を向けたまま、 両手で自分の体を抱きしめるような仕草をした。 よく見ると、体が小刻みに震えている。 長い髪が裳に触れて、小さく音を立てた。 「そんなことはないさ」 俺は彼女に近づくと、 その小さな体を、後ろから抱きしめた。 「輝夜、お前の美しさは、確かにそういう儚い美しさじゃないかもしれない。 そう、お前の美しさは、 何千年も人の分け入らなかった霊峰で、 何万年もの時を過ごしてきた、荒々しいご神木のような、 そんな――、神秘的な美しさ。 見たものを魅了してやまない、人智を超えたところにあるもの。 だから、そんなに気に病む必要はないんだ」 いまだ振り向かない彼女の長い髪を、 右手で軽く、くしけずる。 「あなたは――」 「ん?」 「儚い美しさでなくて、本当にいいの?」 その言葉に、俺は返すことなく。 彼女を強引に振り向かせると、右手を輝夜の顎に添え、 静かに、唇を重ねた。 「ふふっ」 「輝夜?」 「なんだか、心配していたのがバカみたい」 そう微笑みながら、俺の腕の中で、 涙を指でそっと弾く、輝夜。 「ねえ、もう一度キスして」 そして、 彼女はその形のいい唇を突き出して、眼を閉じる。 「はいはい、お姫様の仰せのままに」 先ほどと違い、自分で顎を上げているので、 右手を輝夜の髪に添えて、唇を交わす。 転瞬。 彼女の舌が、俺の口内に浸透してきた。 とっさのことに、慌てて唇を離す。 「あー、離したー」 悪戯っぽく、でも不満そうに、 俺の方を見上げる輝夜。 「だだだだだって、おおおおお前」 動揺する俺の唇を、 輝夜は、人指し指で軽く押さえる。 「どんな木でもね、水分と言う潤いが必要なのよ。 だからね――」 彼女は指を離すと、もう一度、その唇を突き出す。 「私に、頂戴」 眼を瞑り、こちらの唇を待つ輝夜の姿に、 一つ、唾液を飲み込む。 そして、キス。 深く浸透してくる輝夜の舌を受け止め、俺も彼女の口内へと侵入する。 舌同士で、深く繋がり合う俺たち。 一つの影を、月明かりだけが照らしていた。 7スレ目 230-231 236 さて夜もふけたことだし妊娠しているのにも拘らず いまだにROしてる輝夜を寝かせないとな 妊娠したらさすがの輝夜も規則正しい生活をするだろう 231 :名前が無い程度の能力:2007/04/22(日) 04 12 01 ID cGnGCb3U0 230を見て幻視した 「う~、もう少し! もう少しだけやらせてー」 「ダメだ、お腹の子に障るだろうが!」 「だって~、しばらくは 夜更かし出来なくなるのよ。 今の内に、やり溜めしておかなくちゃ…」 「気持ちは分からなくでもないが我慢しろ! 永琳さんからそろそろ危ないから夜更かしは程ほどにと言われただろう」 「そうだけど~」 「はぁ、頼むよ。子供もそうだけど お前の事も心配なんだよ」 「…私はどんな事があっても死なないわよ?」 「それでも心配なんだ!」 「そう。…フフッ わかったわ」 「そ、そうか」 「だけど、いつもより早い時間だから少し目がさえてるの だから、安心して眠れるように一緒に寝て頂戴。お・父・さん♪」 「ハイハイ、了解しましたよ。お母さん」 236 :名前が無い程度の能力:2007/04/22(日) 15 04 07 ID 9itDXCxU0 231を見てさらに幻視しました 「おい!いい加減起きろ! いつまで寝てるんだよ!?もう昼過ぎだぞ!」 「う~まだ寝たりない~」 「だから早く寝ろって言ったんだよ 寝すぎもお腹の中の子に悪いぞ」 「分かってるけど、どうしても今までの生活習慣があるから・・・」 「はあ・・・これから子供も生まれてくるんだから しっかり頼むぞ」 「・・・貴方との子供ですもの頑張るわよ」 「頑張るだけじゃなくて成果も見せて欲しいんだよな・・・」 7スレ目 294 牛乳をラッパ飲みしてるとウドンゲが白い目で俺を見ている ウ「ラッパ飲みしないでコップについでのんでくださいよー・・・・」 俺「いちいちコップ出して飲むのメンドクセ。それに俺以外牛乳飲む奴殆どいないからいいだろ?」 ウ「まぁそうですけど・・・・」 あまり納得のいかないご様子。 姫「あー喉かわいたー。あら牛乳おいしそうね、私にも頂戴」 いつの間にか永遠亭の姫君輝夜さん登場。 そう言うと俺が手に持っていた牛乳を取りラッパ飲みする輝夜さん。 姫「ん~、ひさしぶりに飲むとけっこう美味しいわね」 ウ「コップについで飲んでくださいよ~・・・それに間接キス・・・・」 俺「そうですよ、俺はともかく一応姫何ですから。」 姫「あら?私はいつもコップで飲むわよ?」 俺「えっ?じゃー何でそんな飲み方を?」 「あなが口をつけたからに決まってるじゃない」 7スレ目 311 月が綺麗だ、死ぬにはいい夜だと思わないか? ん?死ぬのかって? そうだな今日ここで人間である○○は死ぬ でもその代わり蓬莱人○○が今夜生まれる 悪いなお前に内緒で永琳さんに蓬莱の薬作ってもらったんだ これでずっと一緒だ、お前を遺して逝かなくてすむ 永遠に愛してる 輝夜 7スレ目 617-618 トントントントン、何の音?薬味のネギを切る音さ。 ぐつぐつぐつぐつ、何の音?そうめん茹でている音さ。 カラコロカラコロ、何の音?器に氷を盛る音さ。 カチャカチャカタカタ、何の音?みんなのお箸を出す音さ。 「ふー、こんな感じでいいかな。……さてと」 茹で上がったそうめんを水に浸し、引き締める。 最初は中の方が熱いから箸で、冷えたら手でよく揉む。全てのそうめんが冷えたら氷を入れた器に入れる。 先に作っておいただし汁でつゆを薄め、ネギとわさびを小皿に添えて終わり。 「姫様ー、__さーん。そうめんが茹で上がりましたよー」 上の部屋でゲームをやってる二人を呼ぶ。……予想はしていたが、やっぱり降りてこない。 まったく。呼びに行かなくちゃいけないなんて。二人とも手がかかるんだから。 二階に上がる。……やっぱり__さんの家は階段が急だ。階段を上りながらそう思う。 __さんの部屋の前に立ったとき、信じられない音声が聞こえてきた。 「あ、ダメ!今はダメなのに!」 「よく言うぜ。もうこんなになってるくせに」 「だって、__がやれっていうから……」 「それに俺だってもう我慢の限界だ。……いくぞ」 「やだ!まだダメなの!まだ……あーっ!」 「おいこらクソ__!うちの姫に何やっとるか!しまいにゃてめぇのケツに30mm爆裂徹鋼焼夷弾食らわすぞ!?」 思わずアンチアーシアンモードで殴りこむ。 「あーもう!回復弾いらないって言ってるのに!」 「うるせぇ!2死しといてよくそんな台詞吐けるな!?」 ……単にMHPやってただけでした。 「特攻頼むって言ったのは__でしょ?……あら、イナバ?何の用かしら、そんな対化物用セミオート砲構えて」 「だからって死んでいいとは言って……うお、物騒なもん構えんなよ」 まさか『姫が襲われてるのかと勘違いしてました』なんて言える筈もなく。 「えーっと、……早朝バズーカ……です」 「今は昼だしそれはバズーカじゃなくてハル○ンネンⅡだ」 黙ってろ人間(ヒューマン)。ウ○ディーミル食らわせるよ? 「じゃなくて、お昼の用意が出来ました。下に降りて来て下さい」 「へーい」 「うーい」 ああもう__さんに感化されて。……って、向こうにいた時も元々こんな感じか。 *** ウドンゲッ *** 何故私たちがこんなところにいるか、というと。 ぶっちゃければ『姫様に求婚して成功したのはいいものの、向こうでの生活を忘れられない__さんのために私たちがこちらに移動した』な感じ。 ……正直私としては地上の人間と結婚するなんてどうかと思うが。でも姫様は元々ここの生活にあこがれてたらしいし。 ていうかー、なんで私まで幻想郷離れなきゃいけないんですかー。 「んー、やっぱ夏は冷や麦だねぇ。そうだろうどんげちゃん」 「鈴仙、です。それとこれはそうめんですよ」 「おっとこいつはすまん。まあ腹に入っちまえば同じだろ」 「同じじゃないですよ。……あー頭ふっ飛ばしてぇ」 台詞の後半は二人に聞こえないようにポソリとつぶやく。……だって。 「もー、__ったら無頓着なんだから。だめよ、それじゃあ」 「いいじゃないか、輝夜。物の名前なんてお前以外はうろ覚えでいいんだよ」 「やだわ、イナバが可哀想じゃないの」 こんだけバカップルっぷり見せ付けられたら誰だってやさぐれるっつーの。あー熱い熱い(棒読み)。 「……姫様。私、帰っていいですか?」 「どこに?」 そりゃ決まってる。幻想郷に、だ。 「永遠亭に。……何か私、お邪魔みたいなんで」 「無理よ。来た日から後一ヶ月……えっと、あと28日しないと来ないわよ、八雲の使い」 「あなたの能力ですぐに28日経たせてください」 「それは嫌よ。だって__と過ごす時間が短くなっちゃうじゃない」 はいはいバカップルバカップル。……顔を赤らめる姫様なんて初めて見る気がしたがどうでもいい。 とにかくこのピンク空間から抜け出す事が一番の最優先事項だ。……胃が痛くなってきてるのは気のせいかな? うpろだ260 伝説のMMORPGゲーマー「てるよ」 イベントの開催や、サークルの運営など多岐にわたる活躍をしているPLだ。 彼女とパーティを組もうとしても、法外なレアアイテムを要求してくることで有名なPLでもあった。 ファンも多い彼女だが、誰もアイテムを用意できなかった。だが俺は用意して見せた。 それ以来、彼女とはよくPTを組んでいる。 語り口、反応の可愛らしさ、グラフィックと実用性のバランス。どれをとっても最高だ。 てるよ:ねぇ、○○。今度OFFで会わない? ○○ :いいねぇ、それじゃいつにしようか てるよ:わたしは今すぐでも会いたいな。 ○○ :ははっ嬉しいこといってくれるじゃないの てるよ:女の子にヤマジュンネタはやめなさいって(笑) ○○ :ゴメンゴメン(汗) あ、でもてるよって何県に住んでるんだっけ? てるよ:一昔前は月で、今は地球♪ ○○ :いやいやプロフじゃなくって。OFF会なら待ち合わせ場所決めないと。 てるよ:そうねぇ、わたしは割とヒマだから○○の方に迎えを出すわ。 ○○ :お迎えかよっ!どこのお嬢様だ(汗) あ、住所は前メールで送ったよね?それと会うのはいつがいい? てるよ:さっき言ったじゃない。 永琳「姫がお呼びです 『ようこそ幻想郷へ』 そして 『さようなら常識の世界』」 ………あるマンションの一室から、1人の男性が忽然と姿を消した。 争った跡はなく、何かを持ち出した形跡もない。 警察の調べでも理由は解明できず、単なる失踪と発表された。 ただ、彼のパソコンはMMORPGにログインした状態のままであった。 彼のパソコンには、最後の会話としてこのような言葉が残されていたという。 てるよ:ようこそ永遠亭へ。○○を永遠に愛し続けてあげるわ。 うpろだ395 幻想郷に来て早幾年。 最初は中々馴染まなかったここの生活も、今ではむしろこっちじゃないと落ち着かなくなった。 今更あっちに帰れるとも帰ろうとも思っていない。 なぜなら、俺にはこちらの世界で生涯を捧げたい人がいるから。 その人の名は蓬莱山輝夜。なんと、月のお姫様らしい。 ひょんなことから永遠亭のお世話になることになった俺は、何故か分からないが輝夜様に気に入られたのだ。 かく言う俺も、輝夜様を一目見たときから心奪われていたのだが。 まぁともかく、俺は輝夜様に自分の想いをぶつけ、輝夜様も俺の想いを受け入れてくれた。 そんなある日の永遠亭、夕餉の席にて。 その日もいつも通りの日だったと思う。 永琳先生の実験のお手伝いをしたり、鈴仙と一緒に薬草を探したり、 てゐに騙されたり、輝夜様と一緒にのんびり話をしたり。 夕餉の時間になって、皆が揃ったところで輝夜様がいきなりとんでもないことを言い出した。 「○○、イナバ、てゐ」 「はい」 「何ですか?」 「ニンジン~……っとと、何ですか? 輝夜様」 輝夜様に声をかけられたにも関わらずニンジンを貪るてゐ。 永琳先生に睨まれてすぐに向き直ったけど。 「私たちが幻想郷に来て幾百年……○○が来て幾年。 月日が流れるのは早いわね」 「そうですね……僕も、ここに来たときのことをつい昨日のように思い出せます」 「……私は、あんまり思い出したくないですけど」 まぁ、鈴仙は事情が事情だからなぁ……。 「ここは永遠亭……いつまでも変わらぬ姿であり続ける場所……。 だけど、変わってしまうものもある」 そうだよなぁ……慣れ、っていうのがあるんだろうけど、 つい僕以外の人がただの人間ではないことを忘れてしまう。 「特に、○○」 「はい?」 「あなたは月人でも妖怪でもない、ただの人間。当然、寿命も人並みにしかない。 それは、イナバやてゐも同じ。○○ほどではないにせよ、いつまでも共にいられるわけじゃないわ」 ……そう。輝夜様と永琳先生は、その昔『蓬莱の薬』という不老不死の薬を飲んでしまったらしく、 老いることもなく永遠の時を過ごすことになったのだ。 僕が想いを告げたときも、そのことは散々言われた。 あなたは私と共に生きられない、あなたは老いても私はいつまでもこの姿、それでもいいのか、と。 まぁ、僕の気持ちは変わらなかったが。鈴仙達から『蓬莱の薬』を飲むことを勧められたこともあるけど、 なんと輝夜様本人がそれを止めた。曰く、普通の人間の精神では永遠は耐えられないから、だそうだ。 ともかく、いずれ僕や鈴仙達は輝夜様と永琳先生を残して逝ってしまう。 だけど、何故今になってそんなことを言い出すのだろう? 「私や永琳の自業自得とは言え、時間を共にできないのは少し……そう、少し悲しいけれど。 だけど、命の輪廻はいつまでも続くわ。たとえ今の姿ではなくなっても」 「輝夜様……」 「……はい……」 ……なんだか、しんみりとしてしまったな……てゐも珍しく真面目な顔で聞いてるし。 だけど、輝夜様の次の言葉でそんなしんみりとした雰囲気も完全に吹き飛んでしまった。 「そういうわけで、○○と鈴仙」 「「はい?」」 「頑張って子ども作ってね♪」 「……は?」 「へ……?」 一瞬、何を言われたのか分からなかった。 子ども? 誰と誰が? 俺と鈴仙が? 頑張って作る? ……………………。 「「ぶふぅっ!!」」 「汚いわよ、二人とも」 「汚いよー」 言葉の意味が頭に浸透した瞬間に盛大に噴いてしまった。 隣を見ると鈴仙も同じみたいだ。 永琳先生とてゐが何か言ってたみたいだが、それどころではない! 「ちょ、ちょっと輝夜様! いきなり何言い出すんですか!?」 「あら、何かおかしなことを言ったかしら?」 「おかしいも何も、何故そんな話になるんですか!!」 「だって、私は子どもを産めないし……だけど、子どもは欲しいじゃない?」 「だからって、なんでいきなり!?」 「あら、イナバがダメならてゐでもいいわよ?」 「そういう問題じゃなくて――――てゐ! 頬赤らめてもじもじしない!!」 あんたそんなキャラじゃないでしょうが! とか鈴仙が言ってるが、とりあえずそっちはそっちで置いておく。 その後も輝夜様に抗弁していたが、 「大体、何で私がこんな下賎な地上人なんかと子どもを作らなきゃいけないんですか!!」 その言葉で、僕も多少むっとしてしまった。 「何で僕がそんなこと言われなきゃいけない!? こっちだって、こんな狂気兎と子ども作るなんてごめんだね! どんな子どもになるかわかったものじゃない!!」 「何ですって!?」 「何だよ!!」 売り言葉に買い言葉。その言葉を発端に、僕と鈴仙は取っ組み合いの喧嘩をすることになった。 だけど――――。 「ただの人間が私にかなうわけないでしょ!!」 それもその通り。かたや月の兎、かたやただの一般人。 力の差は歴然としており、スペルカードどころか通常弾幕であえなくKOされてしまった。 「って鈴仙! やり過ぎよ!!」 「え……? あ、あぁ!! ○○、ごめんなさ――」 輝夜様と鈴仙の慌てる声を最後に、僕の意識は途切れた。 「う……」 気がついたら、僕は自分の部屋にいた。 どうやら手当てはされてるらしく、肌に包帯の感触が伝わる。かなり痛い。 「あ……気がついた?」 しばらくボーっとしていると、鈴仙が部屋に入ってきた。 どうやら彼女が手当てをしてくれたらしい。 何故鈴仙が、と聞くと、 「その……私のせいだし……」 と、申し訳無さそうに言うものだから、責めるわけにもいかず。 とりあえずお礼を言うが、鈴仙も「うん……」と言ったきり、黙りこんでしまった。 ……沈黙が痛い。何か言うべきだろうか、と考えていたら、鈴仙が顔を上げて先ほどのことを謝ってきた。 「その……さっきは、ごめんね……?」 「あ、いや……僕の方こそ、ごめん。酷いこと言って……」 「う、ううん! 私が最初に酷いこと言ったんだし……」 「あ、その、気にしてないから……」 そう言うと、再び黙り込んでしまった。 ……参ったな、何か調子が狂う。どうも鈴仙は必要以上に罪悪感を感じているみたいだ。 「その……ね」 「うん?」 どうしたものか、と考えていると、意を決したような表情で鈴仙が言葉を紡ぐ。 「あの……私……その……」 「あー……落ち着いて、ちゃんと聞いてるから」 「う、うん……」 一旦言葉を区切り、深呼吸。こっちまで緊張してきた。 思わずごくり、と喉を鳴らしてしまう。 「えっと……私、その……さっきの言葉、本心じゃないから……」 「さっきの……? えっと……」 「あ、の……あなたのことを、下賎だなんて、思ってない……から」 「あぁ、うん……」 どうもそのことを気にしてたらしい。僕の方はそんなに気にしていなかったが……鈴仙は気にしすぎる性質だなぁ。 「その、僕もごめん。狂気兎だなんて、思ってないから」 「あ、う、うん……」 「……」 「……」 き、気まずい……いつもならもっと自然に会話できるのに……。 "そういうわけで、○○と鈴仙。頑張って子ども作ってね♪" 不意に、さっきの輝夜様の言葉を思い出す。 「そ、それにしてもさ」 「え、あ、な、何?」 「輝夜様にも困ったものだよね。いきなりあんなこと言い出すなんて……」 「あ……そ、そう、ね……」 「う……あー……れ、鈴仙も嫌だよね。好きでもない男とそんなことするなんて――」 僕としては、軽く言ったつもりだった。鈴仙が軽い調子で「当たり前でしょ、そんなの」と言ってくれるのを期待して。 だけど。 「そ、そんなことない!!」 鈴仙の口から出てきたのは、強い否定の言葉。 予想外の展開に呆気にとられる僕。 「鈴仙……?」 「あ、その……あぅ……」 自分でもびっくりするほどの大声だったのか、鈴仙は顔を紅くして俯いてしまう。 だけどそれも一瞬のことで、すぐに顔を上げた。 「その! えっと……○○のことは、嫌いじゃない、し…………って言うか、人間の中じゃ、好きな方だし……」 「え……う……あ……?」 「えっと、だからその、嫌いだから嫌ってわけじゃなくて……」 あ、頭が混乱してきた……何故か顔も熱いし、心臓がドキドキしてる。 そしてそれ以上に、今目の前にいる鈴仙がとても可愛く見えて、そのことが思考を支配して……あぁ、もうわけがわからない! 「私は、○○が――――!!」 ――がたっ―― 「っ!! 誰!?」 襖の向こうから聞こえた物音に、鈴仙は過剰に反応して一瞬で襖までの距離を詰めたかと思ったら、既に襖を開け放っていた。 そこにいたのは―― 「か、輝夜様に永琳先生!?」 「てゐまで!? な、なんでここに?!」 苦笑する永琳先生に、ニヤニヤと笑う輝夜様とてゐ。も、もしかして……。 「あの……どこから、聞いてました?」 「イナバがこの部屋に入ってきたところからよ」 最初からですか!! 「ちなみに最初に言い出したのはてゐよ」 「か、輝夜様!? 酷いですよ、輝夜様も乗り気だったのに――――」 「……て~ゐ~……?」 「あ……あははは……脱兎!!」 「待ちなさい! 今日という今日は絶対に許さないわよ!!」 逃げるてゐを追う鈴仙。文字通り二人とも飛んで行ってしまった。 「ふぅ……私は二人を追いますね」 「えぇ、お願い」 永琳先生も行ってしまった。今ここにいるのは、僕と輝夜様の二人だけ。 「それにしても○○? 私というものがありながら、随分とイナバに夢中になっていたみたいね?」 「そ、それは……その……」 図星なだけに何も反論できない。いや、その資格すらないだろう。 古今東西、こういう場合は須らく男が悪いのだから。 「まぁ、別にいいんだけどね。私がそう仕向けるようなことを言ったのだし」 「あの、輝夜様」 「何かしら?」 「何故、あんなことを?」 「……そうね……」 ……聞いては、いけないことだったのだろうか? 輝夜様の顔が、どことなく寂しそうに見える。 「私は、あなたに人としての幸せをあげたい。 男として女を愛し、父として子を愛して欲しい。 だけど私は、子どもが産めない。あなたの子どもを、産んであげることができない」 「…………」 ……考えたこともなかった、と言えば嘘になる。 僕だって健全な男なんだから、輝夜様とそういうことをしたいと思うし、実際にしてきた。 そして分かったのは、輝夜様は子どもが授かれないということ。 僕自身はあまり気にしていなかったが、輝夜様はそのことをとても気にしていたみたいだ。 「○○。私は、永遠亭の皆が好きよ」 「僕もです。永遠亭の皆が……輝夜様が、とても大切です」 「ふふ……そう、だから私は、私の愛するあなたと、私の好きな子達との間に子ができてほしいと思う。 私はここに住む皆を家族と思っているわ。だから、あなたがここにいる誰かと子を生せば、それは我が子も同然」 「輝夜様……」 「それに、鈴仙やてゐはあなたを憎からず思っているみたいだし、ね。まぁ、女としては複雑ではあるのだけど」 「え……えぇ!?」 「あら、気づいてなかったのかしら? 鈍感は罪よ?」 し、知らなかった……というか、いくら輝夜様の言葉でも冗談だとしか思えない。 あの二人が、僕を……? 「まぁ、そういうわけだから……できることなら、鈴仙やてゐと契り、子を作ってちょうだい。 そして、その子を愛させて。私が愛したあなたの子を」 「輝夜様……」 「輪廻は巡る……あなたが子を作り、その子がまた子を作る…………そしていつしかあなたが生まれ変わったら」 ――また愛し合いましょう。それが、永遠亭なのだから―― 7スレ目 831 「俺は、お前という月が欲しいんだ」 7スレ目857 「ああああああ!私を罵倒してください!詰ってください!踏みつけてください!輝夜様あああああああああああああああああ!!!!」 7スレ目874 姫は突然こう切り出した。 「ところで○○、貴方も因幡たちと同じように私のペットよね」 俺は答える。 「申し上げるまでもなくそのとおりにございます、姫様」 姫は間髪いれずにこのように仰った。 「外の世界ではペットには首輪を着けるんでしょう?」 硬直している私を尻目に、姫の、その細く美しい手が着物の懐に差し込まれ リールと錠前のついた赤い皮製の首輪を取り出したのであった。 「・・・・」 私は言葉を失った。それはあまりにもあんまりな光景であった。 美しく、知的で、清潔で、私のような愚鈍な凡人には手が届かないような 高嶺の花を絵にかいたような輝夜様が、こともあろうにかくのごとき 変態的な意味でマニアックなアイテムを嬉しそうに見せ付けながら 期待に満ちたような眼で私を凝視なさる。 それはまるで『有無は言わせない』と無言で語っているかのようであった。 「わー。○○にドン引きされちゃったわ」 私が固まっていると姫様は目を細めて口を隠し、お茶目にもそう言われた。 私は、脂汗をかきながら絶望的な反論を試みる。 「姫様、そんなものを何処で入手されたかはともかく、廊下で他者の視線をはばからずに そういった行為に及ぶのはやめていただけませんか」 しかし当然ながら姫様はそんな私の意見に耳を貸すことはない。 「ねぇ○○、他人の性癖をとやかく言うのは許されざることだと思わない?」 姫は真紅のリールを人差し指にぐるぐる巻き、首輪の末端部を唇に近づける。 それはあまりに扇情的な光景で、私の中では、姫に抱いていた神聖なイメージが 一段と崩れると同時に、短絡的にも、姫と低俗な行為に及ぶ想像が脳裏をかすめた。 「それより、またそんなものばかり買って、八意先生に怒られますよ」 「大丈夫、永琳も首輪の○○を見たいと言ってはばからなかったわ」 なんと、この問題はすでに永遠亭のトップ二人のコンセンサスの得られたところであるようだ。 私の逃げ道は封じられた。カンナエ殲滅戦でのローマ軍のように、 私はじわじわと近寄ってくる姫を退けることかなわず、こんなことなら 姫のパソコンのセットアップのとき反対を押し切ってでも保護者機能をインストールして オンラインショッピングなど不可能ならしめるのだったと後悔したが、後の祭りだった。 7スレ目917 「輝夜様……本日もまたお美しゅうございます……」 どのくらい美しいかと例えるなればそれはこの世の森羅万象宇宙の真理すべからく 比べるに値しないほどに美しい。しかしあえて陳腐にもこの世の私達穢れた下衆が 現象、物質等々己の愚かな価値観をもってして例えてしまうなれば、それは満天の 星空にありなおより一層力強く輝く恒星の群体であり、それは目を疑わんばかりに 突如上空に出現した七色のカーテンであり、それは幽玄さを称える秘境の厳かな滝 であり、それは古今東西の神話に登場し男神の心を溶かす美の女神であり、それは 王侯貴族が金にあかせて作り上げたダイヤモンドのティアラを数百倍数兆倍数那由 多倍にしても決して決して届くはずが無いほどに光り輝いた存在。 そのくらい、目が眩んでしまうほどに美しい。 ああこの汚らわしく薄汚くゴミにも劣る畜生以下のわたくしめが、このように高貴 で優雅な月の姫を、無礼にも直視してよいものなのだろうか……。 「他の者のように、そう機嫌を取る必要などないわ……」 「か、輝夜様……」 「様なんていらないの、貴方は私をかぐやと呼んでかまわないのよ?」 「と、トンでもありません……わたくしのようなチリクズめがそのような……」 「口答えなんて許さないわ、名前で呼んで頂戴」 「か、かぐや……」 「そう……♪ いらっしゃい、今は貴方を暇潰しに使ってあげるわ……♪」 「か……かぐやっ」 ほんのり上気した頬を称えた輝夜にうわなにをするここからはおとなのりょういき だけどでも手がとまらないんだたすけてでもだめだめ一般板なんだからこれいじょ うはきけんすぎるけどさいごまでしたいのいやぁぁぁぁぁぁ
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永遠と須臾の罪人「蓬莱山 輝夜」 読み:えいえんとしゅゆのざいにん「ほうらいさん かぐや」 カテゴリー:Chara/女性 作品:東方混沌符 属性:光 ATK:9(+1) DEF:9(-) 【登場】〔自分の【表】のキャラ1体を控え室に置く〕 [永続]自分の手札上限が2減少する。 T:私は・・・。月には帰れない理由があるの U:さぁそろそろ、心の準備は出来たかしら illust:ミヤスリサ(T) みけおう(U) TP-035 T U 収録:トライアルデッキ「OS:東方混沌符 1.00」/ブースターパック「OS:東方混沌符 1.00」 参考 ネームが「蓬莱山 輝夜」であるキャラ・エクストラ一覧 竹取飛翔「蓬莱山 輝夜」 犬猿の仲「蓬莱山 輝夜」 「藤原 妹紅」 永遠亭「因幡 てゐ」 「鈴仙・優曇華院・イナバ」 「八意 永琳」 「蓬莱山 輝夜」 永遠と須臾を操る程度の能力「蓬莱山 輝夜」 永遠と須臾の罪人「蓬莱山 輝夜」 悠久の過客「八意 永琳」 「蓬莱山 輝夜」 “東方永夜抄”永遠亭の主人「蓬莱山 輝夜」 “東方永夜抄”永遠と須臾を操る月人「蓬莱山 輝夜」 “東方永夜抄”永夜返し -初月-「蓬莱山 輝夜」 “東方永夜抄”永夜返し -世明け-「蓬莱山 輝夜」 “東方永夜抄”永夜返し -丑の刻-「蓬莱山 輝夜」 “東方永夜抄”ラストワード「蓬莱山 輝夜」 “東方永夜抄”Final B 五つの難題「八意 永琳」 「蓬莱山 輝夜」 “東方永夜抄” Imperishable Night.
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輝夜3 うpろだ578 かなり面倒だったが里のじいさんからある事を頼まれどうせヒマでやることもなかったので永遠亭へ行く事になった。 しかし俺は当の永遠亭とやらへの行き方を知らない。 請け負ってしまった手前、簡単には帰れないのだが・・・・さてどうするか。 この竹林、一度迷えば抜け出すことができないほどの迷所らしい。 しかも入ればかなりの高確率で迷うときた。 「ここは意を決して入ってみるか・・・?」 「あ、○○。こんな所で何してんの?」 竹林の前で唸っていると妹紅がふいに現れた。 藤原妹紅。ひょんな事から(本当にひょんなことなのだ、話せば長いが)知り合いになった娘である。 よく竹林周辺で見かけるなと思ってはいたが、本当にここに縁があるな。 「ん?○○、その手に持ってるのは」 「言っとくけど食い物じゃないぞ」 「私が掠め取るような子に見える?」 いや、だって焼き鳥屋って自称してたし。 「いや、里のじいさんから頼まれ物。前に怪我したときに永遠亭って所で世話になったんだそうだ」 「それはお礼の品ってわけね。でも何でそのお爺さん、自分で行かないの」 「・・・それはまあ、アレだ。この竹林の怖さを身をもって知ったんだろうよ」 俺がヒマそうだったからどうせだし若いモンに押し付けとけ、みたいな感じでもあったが。 「ふーん・・・どうせ永遠亭への行き方なんて知らないんでしょ、私が案内してあげるよ」 「お、助かる。お前がいなけりゃ竹林の中で白骨死体になってたところだ」 「ま、この貸しは高くつくけどね」 慣れているのだろう、特に気負いする事もなく妹紅は竹林の中へ入っていった。 俺もそれに続く。 「なあ妹紅」 「なに?」 「輝夜さん、って知ってるか?なんか永遠亭に住んでる偉い人らしいんだが」 「・・・知らん。あんな悪女に用はない」 つまり知ってるのか。 このしかめっ面と無愛想な言葉からするとかなり嫌っていると見える。 「薬師さんだけじゃなくて、その人にも挨拶して来いって言われてさ。そこの主人なんだろ?その人」 「だから知らんと言ってる」 「仲悪いのか?」 びきり。 いや、比喩とかじゃなくて、本当にそんな音が聞こえたのだ。 …これは地雷を踏んだかな? 「・・・○○は本当にあのメス豚を知らないの!?」 「オイなんか急に変わったなオマエ!」 あとメス豚はいくらなんでも止めてやれ。 「はあ、嘘じゃねえよ・・・で、何だ?その輝夜さんとやらはそんなに悪名高いお人なのか?」 「悪名高いなんてものじゃない!あいつは私と殺しあう仲なんだっ!」 マジですか。 そこからの妹紅はすごかった。 まさかあんなに熱い一面を持ってるとは思わなかったよ。 今までのが彼女の双子の妹だった、って言われても信じられるくらいだ。 その輝夜さんのことについて一喜一憂しては顔を赤くしたり青くしたり拳を握り締めてそこいらの竹を張り倒したり。 …ちょっとイメージ変わったなー、俺。主にマイナス方向に。 妹紅の話によれば、その”輝夜さん”って人は世界中の悪女の頂点に立っていて、ただのぐーたらで、 千年間引きこもりしてて、人の話は聞かないわワガママ言うわ出したものは片付けないわ、おまけに一週間に一度しか風呂に入らないらしい。 顔だけはいいからそれを使って男を騙して貢がせて、彼女が通った後には男たちの屍累々・・・という感じだとか。 ―――なんかもうよくわからないよな。 なんだそりゃ。 わけわからん。 あとちょっとばかり嘘混じってないか?どこぞの姫様らしいが一週間風呂なしはキツイぞ。 「ちなみに輝夜と書いて”てるよ”と読むから気をつけて。もしかぐやなんて口にした日には何よりもむごい殺し方をされるから」 てるよ?お前さっきまでかぐやって呼んでなかったか? 「かぐやは愛称。 とにかく!私が言いたかったのはあの女には気をつけろ、ってこと。 本当は行かせたくもないけど・・・まあ、○○なら興味わかないよね多分」 …何気に失礼じゃないか? 「じゃ、ここで別れよう」 「ん?永遠亭なんてまだどこにもないぞ?」 「ここまで来れば大丈夫、真っ直ぐ行けば無駄にでかい建物が出てくるから。 ・・・それに今会ったら抑えきかなそうだし」 怖っ。 「じゃ、私は適当にこのあたりをうろついてるから・・・何かあったらすぐ呼ぶこと。いい?」 「何もないと思うけどな・・・」 「すぐ帰ってくるんだよ!」 そう何度も何度も忠告、もとい警告されて、俺はやっと永遠亭へと向かった。 「ごめんくださーい」 でかい建物の扉を叩いてみる。 だが一向に誰も出てくる気配がない。もう10分くらいこうしてるんだが。 …まさか誰もいないのか?確かに人気なんてまったくないが・・・・ …本当にてるよさんが怖い悪女だったらどうしようか。 俺は生きて帰れるんだろうか。 いまさら心配になってくる。 すると、扉がゆっくりと開き始めた。 「まったく、みんないないのかしら・・・・・はい、どちら様?」 中からは実に古風なお嬢さんが出てきた。 どう見ても不機嫌そうだ。 「あ、その・・・・てるよさん、っていらっしゃいますか?ここの主人て聞いてるんですけど。もしくはここの薬師さんとかでもいいんですけど」 「・・・・・・」 「悪い、あ、いや、すいません」 なんで俺は意味もなく謝ってるんだろうか。 地雷を踏んだという直感でもしたのか? 思わず目をそらしてしまったが、もう一度見るとやっぱり無言で俺を見ていた。 そしてようやっと、その子は口を開きかけたのだが・・・・・ 「・・・・・・・」 なんか、心なしか視線が怒りから驚きへ変わっていってる気がする。 お嬢さんはぽかんとしながら、何かを言いかけた口を丸くさせていた。 なんか、俺をじっと見て軽く目を見開いたような・・・ 何に驚いてるんだこの子は? 「・・・・・気にしなくていいわ。 それよりここに来れるなんて珍しい客人ね・・・・」 珍しい・・・やっぱり大抵の人はここに辿り着く以前に迷ってしまっていたようだ。 あのじいさん運が良かったんだな。 「いや、この前ウチの里のじいさんがお世話になったらしくて・・・ 俺が代わりにお礼の品を届けに来たんですけど。薬師さんと主人にも挨拶しとけって」 「薬師は今出払ってるわ、主人は私だけど・・・」 なんと、本人。 この人がてるよさんだったか。 …怖い人には見えないんだが、妹紅。 「なんだ、丁度よかった。じゃ、これ。多分美味しいものでも入ってると思うから」 そして箱を渡す。 「じゃ、用は済んだしこれで」 さっさと妹紅のところに帰るとするか。かなり心配してたし。 と、いきなり腕を掴まれた。 「ちょ、ちょっと待って!」 「・・・何ですか?」 「せっかくここまで来てくれたんだし、お茶くらい出すからゆっくりしていきなさい」 「はぁ・・・・」 曖昧な返事をすると、”てるよさん”とやらは俺の腕を掴んだままずんずんと進み始めた。 そして着いたのは綺麗な客間。 外から見ても壮大だったが、やっぱり中もかなり広い。 ぐーたらだとか言われていたが結構キレイだった。 「ここ座って」 てるよさんに言われ、椅子に座る。 「飲み物は何がいい?緑茶?紅茶?あ、お菓子もあるから食べていく?」 「・・・じゃ、緑茶で」 「それじゃ、ちょっと待ってなさい」 彼女はお茶をいれに行った。 …自分でいれるのか。姫だと聞いていたからそんなことしないと思ってた。 なんかどんどんイメージが変わっていく。 あれはいい人なんじゃないのか妹紅? そういえば俺なんでこんな事してるんだっけ。 「はい、いれてきたわよ」 「どうも・・・・」 湯飲みを受け取ると、てるよさんも椅子に座った。 てるよさんは一口、緑茶を飲むとまた口を開いた。 「名前」 「は?」 「・・・・貴方の名前。なんていうの?」 ああ、俺の名前ね。 「○○だけど」 「そう・・・・○○ね」 でも名前なんか知ってどうするんだ? まさか俺は気に入られてしまったのか?そして貢がされるのか? …ありえない、と思いたい。 俺は何かしたのか? 名前を知らなきゃいけないほど俺は重要人物なのか? 今の所、何もしていないと思うが・・・多分。 じゃあ、なんだ・・・・? 「○○」 考え事をしているとふいに名前を呼ばれた。 「な、なんでしょう・・・・てるよさん」 「なんで急に敬語になるのよ。あと、私の事は呼び捨てでも構わないから」 言葉遣いとかは関係ないみたいだ。 「じゃあ、てるよで」 「・・・てるよじゃなくて、かぐやよ」 「・・・やっぱり?」 「何それ。まあ、私の事はかぐやと呼びなさい」 「じゃあ、輝夜」 「ええ、それでいいわ。 ・・・・で、聞きたいことがあるんだけど○○。貴方は私の事知らなかったの?」 ……なんだ、この知ってて当たり前だろみたいな質問は。 「ああ、知らなかった。今日知り合いに聞いて初めて知ったよ」 「そ、その知り合いになんて聞いたの・・・・!?」 「!?」 今、ちょっとびっくりしたよ。俺。 一瞬だけど輝夜の目がカッと開いたぞ。 つか、なんか焦ってないか?何故? 「あー・・・・なんか男を騙して貢がせる悪女で ただの引きこもりで、お風呂には一週間に一度しか入らないようなぐーたら姫様だって聞いたけど・・・・って、聞いてるか?」 聞いてきたから説明したのにこの人自分の世界行ってるよ。 なんか、凹んでるような・・・? そんなオーラが出てる気がする。 え、この子自分が周りにどう思われてるか知って凹んでんのか? そりゃあ確かに最悪な人物像だけど、そう思われるのを覚悟の上で生きてきたんじゃないのか? それともアレは妹紅の言い過ぎか? 確かにそう思ったけどもさ! 「おーい、大丈夫デスカ・・・?」 「・・・・・・」 「えーと、輝夜?」 「・・・大丈夫。何もないわ」 あ、なんか復活したっぽい。 「それならいいが・・・じゃ、そろそろ俺おいとまするよ。ごちそうさまでした」 そう言い、立ち上がると輝夜は勢いよく止めてきた。 「え、もう帰っちゃうの!?まだここにいてくれても構わないのよ!」 「俺、知り合いのところ早く行かなくちゃいけないし・・・」 なんで引き止めるんだ? それにしても早く帰らねば。待たせては悪い。 「・・・そう。じゃあまた近いうちに遊びに来なさい」 「え・・・」 「来るわよね?来てくれるわよね?というか来てください」 お願いされたーーーーーーー! 「わ、わかった。それじゃ!」 そう言って俺は俊足でその場を離れ、竹林へ帰った。 俺が戻ったときの妹紅の表情はなんとも言えないものだった。 不安、心配、安心が入り交ざったような。 「すごい心配したんだよ!大丈夫!?何もされてない!?」 「ああ、まあ。でも、なんか引き止められて」 「引き止められた!?ひどいことされてないよね、あんな悪女のそばにいて・・・」 本当に無事!?と心底心配そうに俺を見上げる妹紅。 「いや、全くと言っていいほど怖くなかったけど」 「けど?」 「・・・・俺からの印象で言えば、」 かぐや姫は変な人。(怖い要素なんてひとつもありゃしない) ─────────────────────────────────────────────────────────── うpろだ580 退屈ね・・・・。 一通りネット巡回を終えた私は私室でぼーっとしていた。 と、何か音が鳴っているのが聞こえた。 どんどん、どんどん。 「あー・・・えーりん、出といて。また怪我したじいさんとかだろうから」 寝そべりながら言う。 …だが、いくら待っても返事はない。 その間にも扉を叩く音は大きくなっていく。 「うるさいわね・・・」 インターフォンがついているのに気付いていないのだろうか。しかも最新式カメラつき。 本当に誰もいないみたい・・・仕方ないけど出るか。 扉を開けるとそこには背の高い男がいた。 しかも出会い頭にてるよなんて言ってきやがった。いい度胸してるわねコイツ。 「悪い。あ、いや、すいません」 そんな謝り方で済むと思って・・・・・ ってちょっと待って。 よく考えてみればコイツかなり運のいい男ね・・・珍しい、迷わずに来れた者なんて。 …それを言ったらあのじいさんもだけど。 「・・・気にしなくていいわ。 それよりここに来れるなんて珍しい客人ね・・・・」 わ、私は何を言ってるの? あんな不躾な言葉を言われたんだからもうちょっと怒ってもいいはずなのに。 「薬師さんと主人にも挨拶しとけって」 しかも、私。 本人目の前にしてそんなこと聞くなんてこの人は私の事知らないのかしら。 彼に、私が主人だと言えば、箱を渡された。 お礼の品を渡すためにここまで来たのね。 「じゃ、用は済んだしこれで」 そう言って帰ろうとする彼を私は慌てて引き止めた。 「ちょ、ちょっと待って!」 私が止めると彼は少し驚いた顔をした。 私だって驚いてるわよ。 なんたって体の方が先に動いたんだから。 そして彼をお茶に誘い、客間まで連れてくることに成功。 彼に緑茶と紅茶どっちがいいか尋ね、二人分の緑茶を用意する。 入れ終わると片方を彼に渡し、私も椅子に座った。 そういえば私、この人の名前まだ知らないわね。 「名前」 そう一言言うと聞き返された。 言葉足らずだったかしら。 「・・・貴方の名前。なんていうの?」 そう聞けば分かってくれたみたいで答えてくれた。 「○○だけど」 ○○って言うのね。 ○○、○○、○○、○○○○○○○○・・・・・ よし!覚えた。もう忘れない。 もし忘れたりなんかしたら自分で自分を殺してやる。 「○○」 「な、なんでしょう・・・・てるよさん」 名前を呼べば敬語で返ってきた。 さっきは普通だったのに。 だから○○に敬語を止めてもらい、呼び捨てにするように言ってあの不名誉な名前も訂正した。 で、さっきから気になってたことを○○に聞く。 「○○、貴方は私の事知らなかったの?」 本当に知らなかったらこれから私のいい所をたくさん知ってもらおうっと。 「ああ、知らなかった。今日知り合いに聞いて初めて知ったよ」 なんですって!? 知り合いから私の事聞いたの!? ちょっと、その人○○に変なこと言ってないわよね!? 「そ、その知り合いになんて聞いたの・・・・!?」 「!?」 あ、今○○の表情が強張った。 びっくりしたわよね。 大丈夫、私自身もびっくりしたから安心して。 「あー・・・なんか男を騙して貢がせる悪女で ただの引きこもりで、お風呂には一週間に一度しか入らないようなぐーたら姫様だって聞いたけど・・・・って、聞いてるか?」 なんてことを! 貴方の知り合いはそんなこと言っていたの!? 私の印象絶対悪くなってるじゃないのよ!! というか絶対それあの下賎な女、詳しく言えば藤原妹紅よね!? ちょっと!殺すわよ!? ダメダメ・・・そんなことしたら○○に嫌われちゃう。 私が黙り込んでしまったのを心配してか、○○は声をかけてきてくれた。 「おーい、大丈夫デスカ・・・・?」 ダメよ・・・・○○・・・・。貴方の声がだんだん遠く・・・・ 「えーと、輝夜?」 ○○に名前を呼ばれて私ははっとした。 いけないいけない。自分の世界に入り込むところだったわ。 そう、てる・・・じゃなくて輝夜ワールドに。 でも、もう大丈夫よ。 ○○が名前を呼んでくれたから元気でたわ! 「・・・大丈夫。何もないわ」 「それならいいが・・・・ じゃ、そろそろ俺おいとまするよ。ごちそうさまでした」 「え、もう帰っちゃうの!?まだここにいてくれても構わないのよ!」 まだ○○とお話したいのに! 「俺、知り合いのところ早く行かなくちゃいけないし・・・」 私が止めると○○は少し困った顔をした。 それじゃあ、これ以上は止められないわね。 妹紅にはあとで仕返しするとして・・・・今は無理矢理しても○○に嫌われてしまうわよね。 そんなの嫌すぎる! 「・・・そう。じゃあまた近いうちに遊びに来なさい」 私がそう言うと○○は少し戸惑った。 だからまた来てくれるように頼んだら快く引き受けてくれた。 流石○○。優しいのね。 ○○はよほど大切な用事があったのか、さよならの挨拶をすると急いで帰っていった。 「○○、か・・・・」 次はどんなお話をしようかしら? 「あら、姫。今日は機嫌がいいですね。何かいいことでも?」 「ああ、永琳。私はね、今日恋をしてしまったのよ」 「そう、なるほど恋を・・・・は!?」 かぐや姫恋をする。(貴方のことが頭から離れないわ!) うpろだ582 「○○、今日の夜ちょっと時間あるかしら?」 「ああ、いたってヒマだが」 「じゃあ、今日の夜12時に私の部屋へ来て!」 某日。 月が綺麗な夜。 あの『ちょっと変な』輝夜に誘われ、永遠亭へ向かう。 最近は妹紅に頼まないでも一人で迷わずにここへ来れるようになった。 それもある意味必然というか、仕方ないのだが。 何故なら・・・・・ 「・・・・またか」 狭い竹林の中には所狭しとカラフルな標識が掲げられていた。 『永遠亭はこっち』『おいでませ永遠亭、主に○○』『ここを右に曲がって左へターンよ』『○○、絶対に迷っちゃダメよ!』 最後の一つは俺へのメッセージだろどう見ても。 ここはみんなの竹林じゃなかったのか。 何回も止めろと言ったのだが・・・聞き入れてはもらえなかったようだ。 はっきり言って恥ずかしいんだよ!個人名書くのは止めてくれ! 「そういえば妹紅最近見ないなあ・・・・・」 修行してます。打倒てるよ。 そして到着(せざるを得なかった)、永遠亭。 さすがにお誘いを無視はできないからな・・・したらしたであっちから来そうだし。 俺はここ数週間輝夜と交流を持っているが、相変わらずよく分からない。 とりあえず分かるのはただ一つ。 あいつのイメージがどんどん変わっていってる事だけだ。いろんな意味で。 そしていつの間にか仲良くなった薬師のえーりんやらペットのうどんげやらてゐやらと挨拶を交わして中へ入れてもらう。 あいつらは俺が来るたびに哀れみの視線を向けてくる。 言いたいことは分かってるよ。『ああ、またか』『あんたも頑張ってるね』『ま、どんまい』 俺もそんなあいつらに生温い視線でもって答え、そしてかの姫に会いに行くのだ。 …輝夜も、悪いやつではないんだけどなあ。 コンコン。 「輝夜、入るぞ」 「あ、○○来てくれたのね!ありがとう!さ、早く入って!ここ座って!」 部屋に入れば、待ってましたと言わんばかりに輝夜に歓迎された。 そして、いつものように椅子へ座る。 「○○!今日何の日か知ってる?」 「月曜日」 そう即答すると輝夜は一気に落ち込んだ。 バックが黒いんだが・・・・!! 何故だ!?今日は月曜日だろう? どうして凹む!? 「おい、輝夜・・・?」 「ふふ、そっかぁ・・・今日は何の日か知らないのね・・・まあ、月曜日ってのは合ってるけど・・・ボケにしても最悪よ・・・・ うん・・・・○○知らなかったのかぁ・・・・教えてないから仕方ないわよねぇ、ふ、ふふふ・・・・・」 怖いんだが・・・・・・!! 何か、ブツブツ言っている!! 「えーと、輝夜さんや。今日は一体何の日何ですかねぇ・・・・」 あまりにも凹んでるから今日は何の日か聞いてみた。 「え、知りたい!?○○知りたいの!?」 オイオイ。 今のは確実にウザいぞ、てるよ。 「あ、ああ」 「聞いて!今日はね!私の誕生日なのよ!」 誕生日? 「輝夜今日誕生日なのか!?」 「ええ!」 「そうだったのか・・・誕生日おめでとう」 「ありがとう○○!」 「でもなんで俺なんか誘ったんだ?しかもこんな夜中に」 ここにはたくさん輝夜の家族がいるっていうのに。 「それはやっぱり○○に一番に祝ってほしかったからよ。 もちろん永琳たちとも祝うけど、誕生日を迎える瞬間に○○にいてほしかったの! ・・・いつもは誕生日なんて重要じゃないから忘れてるんだけど、今年は、○○がいるから」 ……お。 こいつでもこんな、普通の女の子らしい顔、できるんだな・・・・ 「ま、付き合ってやるよ」 「ありがとう!今日はケーキとか色々用意してるのよ!食べていってね」 そう言って輝夜はケーキやら菓子類をこれでもかというくらい持ってきた。 おいおい、ちょっと待て。こんなに食べきれないぞ。 全部片付けようと思ったら朝までかかるんじゃなか? 「いっぱい食べてね」 「お、おう、ありがと・・・ってワンホール!?」 いっぱい食べてね、の言葉と一緒にホールケーキ丸々一個突き出されたぞ!? 「え、足りない?やっぱり男の人はよく食べるから一個は少なすぎよね」 「足ります足ります足りすぎます一個で十分です!」 こいつ一体何個ホールで持ってきてんだよ! さらに二つ出してきたぞ! 「そう?よかったらこれも食べて」 「いや、いい・・・そんなに食ったら太るしな」 「○○男にしては全然細いじゃない。むしろもっと太りなさい」 「余計なお世話だ」 つーかそんなに甘いモン食ったら病気になるんだよ!! 本当に世間知らずな姫様だなオマエは! それから色々あった。 輝夜がおもむろに蝋燭をどさっと袋で取り出して『年齢分飾るのよね』とか言って袋ひっくり返してケーキがロウまみれになったり。 クラッカーなるものを間違えて自分に向けて発射してしまい驚いて騒ぎまくったり。 何故か菓子袋の中にネズミ花火が紛れ込んでいてさらに何故か発火(お約束)、やっぱり大騒ぎになったり。 まあそんな感じで、ケーキを食べて(結局半分しか食べれなかった)、紅茶も飲んで、輝夜と色々話している間に数時間が過ぎた。 「あ、もうこんな時間ね。朝日が昇ってるじゃない」 「結局徹夜かよ・・・・・・」 「○○、もう帰る?それともこのまま残って一緒にみんなでお祝いする?」 「んー・・・今は寝たいんだが、まあ、いいか」 こんな日があってもいい。 というわけで残留コース決定。 「なあ輝夜、初めに祝ってもらう相手が俺で本当によかったのか?」 「もちろんよ!楽しかったわ、ありがとう。・・・これ、来てくれたお礼。よかったら貰ってくれる?」 輝夜に何か小さな包みを渡された。 開けてみると、そこには歪な形をした黒いクッキーが数枚、入っていた。 「・・・これは?」 「焼いてみたのよ、○○のために。 ・・・失敗したんだけどね、上手くいかなかったわ。 ―――こんなのじゃ、やっぱりお礼には釣り合わなかったわね。返しても、いいわよ」 …ったく、菓子なら最初に出しておけというに。 おかげでこんな雰囲気になっちまったじゃないか。 もう、菓子なんて食べ飽きて当分はゴメンだが――― 「・・・ん、美味いよ」 「!○○・・・・別に、お世辞はいいのに」 「そんなんじゃない・・・・ありがとな」 「あ・・・え、ええ・・・・・」 そんな顔されたら、こっちまでどうにかなってしまいそうじゃないか。 ったく・・・輝夜のやつ。 「今度何か礼するよ」 「じゃあ、今ちょっとお願いがあるんだけど・・・・」 「何だ?出来ることならするぞ?」 「・・・もう一度、おめでとうって言って」 「そんなのでいいのか?」 「うん」 「輝夜、誕生日おめでとう」 「ありがとう!」 かぐや姫の誕生日。(あれ?祝うつもりだったのに逆にプレゼントされたな・・・何故だ?) うpろだ586 「○○、遊ぼー!」 「お、てゐか」 いつものように永遠亭で過ごしていると悪戯兎のてゐが話しかけてきた。 …いつものように、か。 俺もここにいるのが普通になってきたな・・・ それにしてもてゐがこうも素直に真正面から話しかけてくるとは珍しい。 普段はもっとこう、後ろから不意をついて転ばせるくらいなのに。 …これは何かあるな? 「よし、受けて立とう。これでも昔は里髄一のトラップマスターと恐れられたもんだ」 「ふふ・・・何のことかウサ?」 「お前がウサウサ言ってるときは絶対何かあるんだよ」 ここ最近ずっとここにいてこいつらと付き合ってきたので大体の性質は理解できる。 売り言葉に買い言葉ってやつで、こいつの罠をどう潜り抜けようか楽しんでる俺も俺だけどな。 てゐもそれを分かって俺に罠をちょこちょこ仕掛けてるみたいだし。 「で、今日は何だ?もう縄系の罠にはひっかからないぞ、前回で極めた」 「さすが・・・・この私の認めた男○○! でも強気でいられるのも今のうち。なんたって今回はとっておきの――――「○○!」 構えていると急に輝夜が声をかけてきた。 「てゐと遊んでるの?」 「ああ」 「ふうん・・・・ま、てゐなら心配は要らない、わよね?ふふふふふ」 『心配は要らない』のところをやけに強調して、満面の笑みで輝夜が言う。 「!・・・・・そ、そうウサね・・・・ ・・・○○っ!私は罠を練り直してくるウサ。だからゆっくりしててね・・・ウサウササ~」 逃げるようにてゐはどこかへ走っていった。 「・・・いくらなんでもウサ使いすぎだぞ・・・」 「あら、どうしたのかしらてゐってば」 多分お前が怖くてこの場にいれないんだと思うぞ。 「○○、何して遊ぶの?」 「さあ・・・まあ、てゐの罠に付き合ってやるくらいだよ」 「そう。怪我しないようにね!突き指とか気をつけるのよ」 「今までそんなことなかっただろ?俺、運動神経いい方だからそんなヘマはしないって」 「今回はあるかもしれないじゃない。○○の手はキレイなんだから、怪我したら台無しよ!」 「はは、心配どうも。じゃ、俺そろそろ行くな。また後で!」 そう言っててゐの行った方へと走る。 まさか、輝夜があんな心配するとは思ってなかった。 手がキレイ、とか男に言う言葉ではないが・・・・ ちょっと変わってるけどやっぱりいい奴だな。 その後はてゐとの罠合戦も乗り越え、永琳から差し入れも貰い、実に穏やかに永遠亭での日常は過ぎていった。 そして今。 「わーい!○○、悔しかったら捕まえてみなさいよー!!」 「言ったなコノヤロウ!」 まさにてゐとの追いかけっこなわけである。 そのやり取りは実に和やかに見えるが侮るなかれ。 二人とも結構全速力(特に俺がかなり疲弊している)。 …あんな子供に俺が本気を出すのもかなりアレだが、そうでもしないと追いつけないのだ。 一体何なんだあの兎っ娘は。 いや普通ではないことは分かっているけれども。 「よし、追いつきそうだ・・・・!」 てゐの耳が俺の目の前で揺れている。 耳でも何でもいい掴んだモン勝ちだっ!! だが事態はそう甘くはなかった。 「てゐ、獲ったり・・・・っ、うお!?」 「うきゃあっ!」 後もう少しというところで直線上にいた誰かに激突してコケた。 「痛って・・・・」 「うわぁ!○○ごめんなさいっ!」 そこにいたのはうどんげだった。 彼女の方も尻もちをついてかなり慌てている。 「大丈夫、足痛くない!?」 「ああ、大丈夫」 「ほんとに!?真正面から当たっちゃったけど・・・・」 「ちょっと何そこで二人してコケてるの?」 てゐも様子を見にやってきた。 「うどんげこそ大丈夫か?」 「え!あ、私は平気。人間より丈夫だし・・・本当にごめんね」 「○○、念のために診てもらってきたら・・・?変に捻ってたりしたら大変よ」 てゐが指し示したのは永琳のいる治療室の方。 うどんげなんかもう泣きそうだ。 「うどんげは悪くないだろ、俺の前方不注意だ。それに足、痛くないから。気にするなよ」 「男らしいこと言うのね!ほら、うどんげも早く立って」 「うう・・・○○・・・!」 そんな会話を背にし、俺は永琳の所へと向かった。 「大丈夫、強く捻ったりしてないみたい。うまく転んだのね。これなら大丈夫よ。 あ、でも一応念のため足に負担のかかるようなことはしないようにね」 「ありがとう、永琳。それじゃ」 足に異常はないようだ。よかった。 それにしても、あんなところでコケるとは思ってなかったなあ・・・ うどんげが相手だったからだろうか。 あいつ、結構鈍くさいからな・・・ 「○○っ!」 「か、輝夜!?」 うわ、びっくりした。 「今永琳の所から出てきたけど怪我!?」 「ああ、ちょっとコケて。うどんげと正面衝突しちまったんだよ」 「コケたの!?うどんげと当たって!?待っててうどんげすぐシメてく「やめてください」 何もそこまでしなくても。 お願いだから永遠亭で殺人を起こさないでくれ。 「本当に平気だから。何も心配しなくていいから!じゃ、俺戻るな」 「む、無理はしないようにね!」 「分かってる」 今日はコケたのを理由に一日中輝夜に心配された。 自主的に何か手伝いをしようと永琳の薬瓶を運んでいたときも。 「○○!そんなに重いもの持って平気!?足に負担かからない?私が持ちましょうか?」 「大丈夫、俺一人で行けるから。それよりお前も何か自分の仕事しろよ」 昼飯を食いに二階へ上っていたときも。 「○○、どこ行ってたの?」 「え、二階。あそこで弁当食うと竹林が見えていい景色だし」 「あの二階までの長い階段上ったの!?ダメじゃないのよ!! 足に負担かかるでしょ!?無理しちゃダメだって言ったのに!」 無理なんてしてないんだがな・・・ 「ん、悪いな・・・」 「・・・私も言い過ぎたわ、ごめんなさい。 それより何で言ってくれなかったの、ご飯なら私が食べさせてあg「お前はまず自分の茶碗を片付けろ」 「○○、今日何か疲れてない?」 「あー、わかるかてゐ?今日やたらと輝夜に遭遇するんだよ」 「そ、そう・・・ウサウサ」 「・・・・・・・。 ちょっと俺トイレ行って来るよ」 「あ、うん、行ってらっしゃい」 そして廊下に出る。 「○○!」 「わっ!?お、驚いた・・・・」 急に現れるの止めてくれ・・・本気で驚く・・・・ 「○○どこか行くの?」 「あ、ああ。ちょっとな」 「どこに行くの!?私も行くわ!」 それは勘弁してください。 「トイレだからついてこなくていい!なんで俺にいちいちついてこようとするんだよ・・・・」 「私、○○のことが心配で心配で仕方がないのよ!」 かぐや姫は心配性。(だからっていたる所に現れないでください) うpろだ593 「そういえば、○○は薬師の端くれだって聞いたけど」 平和な永遠亭での昼下がり。 うどんげがいきなり口を開いたかと思えば、そんなことを言ってきた。 「ああ、そうだけど・・・お前知らなかったのか?」 「知ってるわけないでしょ、○○が言わなかったんだからっ」 この前里の方に薬を配りに行って、その時聞いたんだからね。 そんな感じにうどんげは頬をふくらませている。 …そこでなぜ怒るんだ? 「だって言うほどのことでもないと思ったしな」 「○○ってばここをどこだと思ってるの?天才と謳われる我らが師匠が居をかまえている所じゃない」 「ああ、永琳な。あの人はすごいと思う」 なんかこの時代の科学では作れないような薬とか持ってるし。 この前不老不死の薬とか言って変な薬持ち出してたけどあれ何だ。 「って、○○分かってるんじゃないの」 「あのな、俺も永琳の所行って色々見させてもらったりしてたんだっつの。 ・・・でも薬師になる気はないけどな」 少し興味があっただけで、更にうちの家系に薬師が多かっただけのことだ。 基本的に頭の悪い俺にはあれは向いていない。 「えー、もったいない。私が教えてあげるからがんばろーよー」 「いい。めんどい」 「がびん」 俺は今のままの生活でいいんだ。 働いてないわけではないし、高望みするほどの勇気も持ち合わせちゃいない。 「むー・・・・ま、今はそれはいっか。 薬師つながりでね、姫が呼んでたわよ」 どういう繋がりだ。 それなら普通永琳じゃないのか。 「ま、いいか・・・じゃ、行ってくる」 「健闘を祈っとくねー」 コンコン。 「入っていいわよ」 「失礼する。輝夜、俺に何か用か?」 「○○っ!?来てくれたのね!ありがとう、私はとても嬉しいわ!!」 そんなに喜ぶことなのか。 「そ、そうか。ところで用って」 「まあ、ここ座りなさいよ」 輝夜に言われて椅子に座る。 「あのね、大した用じゃないんだけど・・・・○○、永琳に弟子入りしない?」 「は?永琳に?」 なんかいきなり目の前に百万円を持ってこられた気分だった。 それくらい突拍子もない話だったのだ。 「なんで俺なんか誘うんだ?どうせうどんげから聞いたんだろうが、俺は薬師でもなんでもないぞ」 「じゃあこれから頑張ればいいじゃない!○○、私は応援してるわ」 「いやだから俺は薬師の家系なだけでなりたいとか全然そんなんじゃ」 「それは○○だからどうでもいいのよ!ほら、私の専属薬師にしてあげるから!」 意味が分かりません。 それにそれだと永琳の立場がなくなるぞ。 「いきなり弟子入りはちょっとな・・・」 「どうして!?誰か他の人に弟子入りしてるの!?」 「いや、してないが・・・」 「じゃあいいじゃない!何事もやってみなくちゃ始まらないって言うし。○○、案外才能あるかもよ」 生まれてこの方そんな希望を持ったことなど一度もないが。 「じゃ、これに名前書いてサインしてね」 俺はまだいいなんて一言も言っt「はい、○○!筆よ」 …え、これにサイン・・・・? 「・・・・これに?」 「ええ、それに」 いやいや、こんなのサイン出来ませんがな。 「この、婚姻届に?」 「え!?私そんなの出してた!?ごめんなさい、間違えちゃったわ!まだ早すぎるわよね」 早すぎるって何が。 というか何でそんなもの持ってるんだ・・・・? 「ごめんなさいね。そしたらこっちにサインお願い」 今度はちゃんとした契約書(?)みたいなのを渡してきた。 しかしなあ、俺は薬師になる気なんて微塵もないからなあ・・・・。 才能も本人のやる気もないんじゃ、どうなるにしたって上手くはいかないと思うのだが。 「輝夜、悪いが俺はやっぱり無理だ」 「え、どうして!?なってくれないの!?」 「俺、薬師なんて向いてないだろうし・・・薬師がもう一人欲しいなら別に俺じゃなくても」 「私は○○がいいのよ!○○が好きだから!」 好き?俺を? あ、なんか輝夜、言っちゃった・・・・!って顔してる。 別に人に好意を持たれるのは嫌じゃない。 でも輝夜に言われるとなんだかなあ・・・・ 確かに綺麗だがちょっと変わってるし・・・・・。 「それは嬉しいんだが・・・やっぱり薬師になるっていうのは」 「ねえ、お願いなってよ!!」 「いやでも重ね重ね言うが俺にはこういう仕事は向いてないだろうし・・・ それに俺が弟子入りしたことで永琳が余計に大変になるんじゃないのか?」 「それでもいいから!!永琳には私が言っておくし○○に不自由はさせないわ!!」 粘りますね、輝夜さん。 「あーもう、というかお前はなんでそんなに俺を永琳に弟子入りさせたがるんだ?」 「何でって・・・・それは勿論弟子入りという理由にかこつけて○○に居候してもらうためじゃない!」 「それが本音かよ!!」 かぐや姫の勧誘。(はっ!言っちゃった!!)(それ弟子入りとか全然関係ありませんから)
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属性:樹/岩 重複弱点(3倍):なし 弱点(2倍):闘、虫、鋼、氷 抵抗(1/2倍):無、雷 重複抵抗(1/3倍):なし 無効:なし スキル1.永遠と須臾の罪人 自分が状態異常になると、相手にも同じ状態異常を引き起こします。 スキル2.永遠のお姫様 相手のスペル、スキル、アイテム効果、天候などで能力を下げられません。 種族値・同タイプ比較 樹/岩 HP 攻撃 防御 特攻 特防 速度 合計 D輝夜 125 60 110 90 125 50 560 Sマミゾウ 115 40 85 110 100 110 560 スペル スペル名 属性 分類 威力 命中 消費 詳細 D輝夜 蓬莱の弾の枝 樹 特殊 70 100 5 30%の確率で、自分の命中が1段階上がります。 初期 龍の頸の玉 鋼 特殊 80 100 20 30%の確率で、自分の特防が1段階上がります。 15 燕の子安貝 水 特殊 80 100 20 30%の確率で、自分の特防が1段階上がります。 20 蓬莱の樹海 樹 特殊 100 100 30 20%の確率で、相手を混乱させます。 30 仏の御石の鉢 岩 特殊 80 100 20 30%の確率で、自分の防御が1段階上がります。 35 火鼠の皮衣 炎 特殊 90 100 25 20%の確率で、相手を火傷させます。 40 ブディストダイアモンド 鋼 変化 - - 20 先攻で使用します。使用時のVPにより、使用ターンのみ回避率が上昇します。(3/4以上:+1000、3/4未満:+2倍、1/2未満:+20) 60 月のイルメナイト 岩 特殊 100 100 30 数ターンの間、相手のHPとVPに継続してダメージを与えます。 禁呪 考察 基本評価 癖のある耐久お姫様。 属性が耐久としては難があり、半減以下よりも弱点の方が倍の数だけある。 しかし数値的には非常に硬く、物理耐久と特殊耐久の平均は玉神楽で5本の指に入る。 特に継続ダメージ持ちでは最高の硬さを誇る。 また、スキルにより状態異常や弱体化にも強い。 火力も固定ダメージも無いため決め手に欠けるが、 継続スペルと回避スペル、及び持ち物でカバー可能。 しかしうまく立ち回らないとすぐにVPが無くなってしまう。 運用方法 基本的に草や岩が苦手な相手に繰り出し、継続の「月のイルメナイト」と回避スペル、 そして低燃費の「蓬莱の弾の枝」を駆使して相手を削っていくことになる。 多彩な攻撃属性を持つが、草+岩が既にある程度優れている点、 不一致ではロクな火力にならない点、 また全てVP消費が20以上である点から積極的に使われることはあまり無い。 VP消費は主力スペルで30、最低でも10と燃費が悪いため、 長く居座る場合は常に気をつける必要がある。 鈴仙やミスティア、催眠、麻痺撒き等に繰り出すと相手にも状態異常がうつる。 永琳カードを持たせていると非常においしい。 弱点 当然ながら弱点を攻撃され続けるとあっさり落ちてしまう。 氷と虫は一発耐えて岩技で返り討ちにできるかもしれないが、 格闘についてはまったく歯が立たないので気をつけること。 逆にD輝夜を攻略するときは格闘を繰り出すのが一番楽。 虫や氷は後出ししづらいので気をつけること。 D輝夜の耐性は少ないが、実は一方的に殴れる属性も少ないのでPTによっては厄介。 燃費が悪いので回避スペル等でVPを削るのも手。 状態異常や弱体化目的のスペルは打ってはいけない。 BP振り 耐久らしくHB・HC・HD振りが無難。 半減が少ないので物理や特殊に特化させた方が受けとして運用しやすいかもしれない。 PTによって変えると良い。 ちなみにH51振りで実数値431、H59振りで実数値439になる。 装備候補 物理・特殊ダメージ軽減:定番。相手のPTをよく見ること 猛毒付与:敵への圧力に関わる 異常回復:異常無効カードと違い、スキル1とかなり相性が良い。
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カードデータ カード名 永琳&輝夜 効果:●プランゾーン効果『盟約- 八意 永琳+蓬莱山 輝夜 』[黒1緑1無1]《クイック》』◆相手のユニットがスクエアから墓地に置かれた時、あなたは自分のエネルギーゾーンにある対象のカードを3枚まで選び、リリースする。◆バトルスペースにあるこのカード以外のあなたのユニットがスクエアから墓地に置かれるに際し、代わりに除外してよい。そうしたならば、あなたは自分の墓地にあるそのカードと同名のカードを1枚選び、持ち主の手札に加える。 種族 フォーリナー 種別 ユニット タイミング クイック 使用コスト 黒2緑2無3 移動コスト 黒1緑1無1 パワー 7500 スマッシュ 2 《八意 永琳》と《蓬莱山 輝夜》を素材とする『永夜抄』の盟約ユニット。相手ユニット、自分ユニットそれぞれの破壊をトリガーとする誘発型能力を持つ。 前者は自分のエネルギーを最大3枚リリースする。このカードを構成する黒・緑という色の構成は除去ストラテジーや中央投下などで相手のユニットを除去しやすく、その際に生じる隙をこのカードの効果で埋められるため使いやすい。 後者は破壊されたユニットと同名のカードを墓地から回収できる。破壊されたユニットを除外する必要があるためループを起こしたりはできないが、中央投下をした場合など、前者の能力を同時に誘発する機会も多く、リソース切れを防げる点で優秀と言える。 構築戦で用いる場合は、この能力で除外されたカードも利用できるような構築にしたい。《八雲 紫》で墓地に戻して使いまわせる回数を増やしたり、《結界「動と静の均衡」》で除外から直接登場させる方法が考えられる。 ゲーム外カードデータ 収録セット 東方零次元 ~永夜抄&花映塚~ No. 72 フレーバーテキスト 永遠という名の牢獄。今日も罪人達は生を謳歌する。 Illustration ダチョー?
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TH-0025 カード名:蓬莱山 輝夜 読み:ほうらいさん かぐや カテゴリ:キャラクター 属性:月 EX:月2 コスト:月月無無 登場位置: -●- ●-● AP:3 DP:4 SP:1 陣営:永遠亭 基本能力:無し 特殊能力: 神宝「ブリリアントドラゴンバレッタ」[0] 自ターン中に使用する。 相手のデッキを1枚破棄する。 (1ターンに1回まで使用可能) 性別:女 レアリティ:R illust:高野うい 混色でも出し易く、EX2に3/4、さらに無条件で毎ターン1点与えられるため、かなり強い。 AFに置く場合は、他のキャラの兼ね合いに注意しよう。 関連項目 蓬莱山 輝夜(神宝「蓬莱の玉の枝 -夢色の郷-」) 花
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カードデータ カード名 蓬莱山(ほうらいざん) 輝夜(かぐや) 効果:◆このカードがプレイされてスクエアに置かれた時、あなたは自分の墓地にあるこのターンの間に墓地に置かれた使用コスト6以下のユニットを1枚選び、自分のユニットのない自軍エリアのスクエアにフリーズ状態で置く。★このカードがスクエアから墓地に置かれるに際し、代わりに除外する。 種族 フォーリナー 種別 ユニット タイミング クイック 使用コスト 黒2無3 移動コスト 黒1無2 パワー 6000 スマッシュ 1 「このターンに墓地に置かれた」という強い制約があるものの、5コスト6000のユニットのおまけに最大6コストのユニットをつけられる強力なユニット。 自分から投下したユニットを蘇生するのが確実だが、コストがかかりすぎてしまうため、基本的には先に場に出しておいたユニットが投下や相手の移動で破壊されたのに対応して使うことになるだろう。 《黒猫》とはかなり強烈なシナジーを形成する。蘇生したいユニットをコストに《黒猫》の能力を起動することで、相手の対応を待たずに自分のユニットを好きなタイミングで墓地に送ることができる。ただし合計で黒の有色エネルギーを4枚分要求する点に注意。 ゲーム外カードデータ 収録セット 東方零次元 ~永夜抄&花映塚~ No. 63 フレーバーテキスト 美人永命。 Illustration あくぁまりん?
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永遠と須臾の罪人 蓬莱山 輝夜(ほうらいさん かぐや) 【種族】 月人 【能力】 永遠と須臾を操る程度の能力 月人。昔は月の都に暮らす姫だった。 何不自由のない生活に退屈した彼女は、蓬莱の薬を服用するという罪を犯し、自ら望んで地上に追放された。 地上に堕とされた彼女は概ね『かぐや姫』の物語の通りに地上で暮らす。 しかし、その罪が赦されて月から迎えの使者が来た際に、使者のリーダーであった永琳と共謀して他の使者を殺害して逃亡。 いつしか幻想郷へと辿り着き、自らの能力を用いて永遠亭を構え、そこに暮らすようになる。 ちなみに、竹取の翁のもとを去る際に翁と帝に蓬莱の薬を残しているが、その薬は巡り巡って妹紅が服用することとなる。 月での暮らしに退屈したことで、穢れに満ちた地上の暮らしに興味を持ったが、地上でも彼女の退屈は解消されなかった。 何もすることがなかったのは、何もしようとしなかった為だと気づいた今は、優曇華の盆栽の管理などに生き甲斐を見出そうとしている。 以下、本ロワにおけるネタバレを含む +開示する 蓬莱山 輝夜の本ロワにおける動向 初登場話 01 悲しき盲目の信頼 死亡話 110 赤い相剋、白い慟哭。 登場話数 7話 スタンス マーダー(奉仕・永琳) ランダム支給品 ルナチャイルド、ウェルロッド 現在状況 一日目真昼に死亡 他の参加者との関係(最新話時点) キャラ名 関係 解説 初遭遇話 水橋 パルスィ 敵対 奇襲を仕掛ける やや抵抗は受けたが、無傷のまま殺害する 25 月のいはかさの呪い(難題式) 洩矢 諏訪子 敵対 パルスィ殺害を目撃され尾行を許すが、輝夜本人は認識せず 52 二択 鈴仙・優曇華院・イナバ 旧知の間柄 永遠亭の仲間 永琳を信頼しない発言を聞いて見限り、難題を出して放逐する 79 殉教者の理由/Martyr s Cause 伊吹 萃香 敵対 人里で交戦 弾幕と銃撃で重傷を負わせるも、殺害には至らず 86 悪石島の日食(前編) 河城 にとり 敵対 人里で交戦 永琳の情報を聞き出そうとするも取り逃がす 86 悪石島の日食(前編) レティ・ホワイトロック 敵対 人里で交戦 彼女の機転により、にとり共々取り逃がすことに 86 悪石島の日食(前編) 紅 美鈴 敵対 人里で交戦 手痛い一撃は食らうが、手榴弾で殺害する 110 赤い相剋、白い慟哭。 秋 静葉 敵対 人里で交戦 萃香にトドメを刺そうとしたところで背後から襲撃を受け、殺害される 110 赤い相剋、白い慟哭。 因幡 てゐ 旧知の間柄 永遠亭の仲間 最期を看取られる 110 赤い相剋、白い慟哭。 八意 永琳 旧知の間柄 永遠亭の仲間 彼女のために殺し合いに身を投じるが、ロワ内では遭遇せず ― 踏破地域(白が踏破地域) 1■■■■■■■ 2■■■■■■■ 3■■■■■■■ 4■■■□□□■ 5■■■■■□■ 6■■■■■■■ 7■■■■■■■ \A B C D E F G F-5→F-4→E-4→D-4 ※カッコ表記はそこを踏破したと推測される地域
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no +信仰 コスト 戦闘力 HP df 労働 知識 探索 特殊能力 410u 100000 007000 110 20 2 9 3 不死 ちょっと本気を出し始めた姫様。ネトゲ率・攻撃の不発率が低下している。 攻撃技も上位の物が追加され、行動時の脅威がさらに高まった。 それに伴い難題フルコースの内容も入れ替わっている。 下位ギアに比べて格段に使いやすくなっている半面で、漫画による強化は行えない。 これを戦略に組み込んでいた人は注意するように。 また幾ら行動率が上がったとはいえ、60%の確率で行動しないのは変わりない。 肝心な場面で動いてくれなくてもそういうものだと割り切ろう。 余談だが相手が単体の時のフルコースの威力はNormal時の方が微妙に高かったりする。 攻撃 弱 「今日はちょっとやる気がでなかった」と表示 何も起こらない 中 難題「龍の頸の玉 -五色の弾丸-」* 単体 戦闘力×0.3 5回 中 難題「仏の御石の鉢 -砕けぬ意思-」* 全体 戦闘力×0.4 1回 中 難題「火鼠の皮衣 -焦れぬ心-」* 全体 戦闘力×0.45 1回 中 難題「燕の子安貝 -永命線-」* 全体 戦闘力×0.25 2回 中 難題「蓬莱の弾の枝 -虹色の弾幕-」* 単体 戦闘力×0.4 7回 強 神宝「ブリリアントドラゴンバレッタ」* 全体 戦闘力×0.3 1回 強 神宝「プディストダイヤモンド」* 全体 戦闘力×0.4 1回 強 神宝「サラマンダーシールド」* 全体 戦闘力×0.5 1回 強 神宝「ライフスプリングインフィニティ」* 全体 戦闘力×0.3 2回 強 神宝「蓬莱の玉の枝 -夢色の郷-」* 単体 戦闘力×0.5 7回 *対応する攻撃時にランダムに一つ選択される 被夜止め時 特殊 新難題「月のイルメナイト」* 全体 戦闘力×0.3 1回 特殊 新難題「エイジャの赤石」* 単体 戦闘力×1.5 1回 特殊 新難題「金閣寺の一枚天井」* 全体 戦闘力×0.5 1回 特殊 新難題「ミステリウム」* 全体 戦闘力×0.4 1回 *戦闘開始時に4つの攻撃を連続で繰り出す 関連霊撃 なし 関連サポートカード 170s えーてるは心の癒し 輝夜×永琳 輝夜の修行効果2倍 171s てるもこは永遠の輝き 輝夜×妹紅 戦闘力高い方に合わせる 172s 止まった時の永遠亭 永遠亭 襲撃を放棄,霊力生産アップ 181s 今日だけは本気だす 必殺:輝夜 286s 東方ボスラッシュ レミ幽々輝夜神奈映姫 絆ブレイカ― 293s 月の祝福 ルナチャイルド×永夜抄 月光強化(・A・) 518s 月都万象展 輝夜 自動ランクアップ 519s いじめて姫うどん 輝夜×鈴仙 鈴仙に『根性』 243s 永夜抄は月下の杯 独立宣言:永夜抄オンリー 249s 文花帖はブン屋の意地 独立宣言:文花帖オンリー 250s 忘れ去られた百鬼夜行 独立宣言:脱人気キャラ 333s ♪竹取飛翔 テーマソング 秋葉原に行く 特別な入手方法 無し
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蓬莱山輝夜 サプライ 基本セット 分類 キャラクター 攻撃 40 体力 40 コスト ⑫ キャラクター能力 【不死】このカードが戦闘で破壊された時、手札に戻る。 援護効果 【神宝】「サラマンダーシールド」「体力+30」使用後、手札に戻る。 イラスト ぬるぽ 処理 キャラクター能力 援護効果 使い方 共通山札戦 デッキ構築ルール 関連するQA 相性のいいカード 蓬莱山輝夜 サプライ 永遠亭 分類 キャラクター 攻撃 10 体力 30 コスト ⑤+1枚 キャラクター能力 【不死】このカードが戦闘で破壊された時、手札に戻る。 援護効果 【難題】「龍の頸の玉-五色の弾丸-」「攻撃+30」この援護は無効にならない。使用後、手札に戻る。『蓬莱山輝夜』『鈴仙・優曇華院・イナバ』『八意永琳』『因幡てゐ』を援護した場合更に「攻撃+20」を得る。 イラスト れお 処理 キャラクター能力 援護効果 使い方 共通山札戦 デッキ構築ルール 関連するQA 相性のいいカード 蓬莱山輝夜 サプライ 永遠亭 分類 キャラクター 攻撃 50 体力 50 コスト ⑫+連 キャラクター能力 【カリスマ】このキャラクターが配置されているエリアで戦闘を行う自分のキャラクターは「攻撃+10」「体力+10」を得る。 援護効果 - イラスト 純子 処理 キャラクター能力 援護効果 使い方 共通山札戦 デッキ構築ルール 関連するQA 相性のいいカード