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スーパーヒーロー作戦part2-169~172・193~200、part38-487 169 スーパーヒーロー作戦 sage 03/12/0703 14ID 3wz13mwI新西暦195年、記憶喪失の主人公・イングラム=プリスケン(女性ならヴィレッタ=プリスケン)は ゲリラ組織・ピースミリオンに身を置いていた。TDFやネオバディムに対抗する組織である。 彼はアルティメットガンダムの破壊を受け、アールガンで出撃する。 だがアルティメットガンダム=デビルガンダムは地上に落下。 それを追い地球へ向かうイングラム。その中で、デビルガンダムを追うドモン=カッシュや 敵対組織ネオバディム製のガンダムを駆るヒイロ達ガンダムパイロットと出会う。 デビルガンダムを追い詰めるが、その時デビルガンダムがから光が放たれ、彼らはそれに包まれる。 イングラムが気付くと、そこは科学特捜隊が、ウルトラマンが怪獣ベムラーと戦う過去の時代。 新西暦155年の世界へとタイムスリップしていた。 ハヤタ達に連れられ科特隊に向かうイングラム。40年前には存在していなかったはずの彼、 しかしムラマツキャップはイングラムが来ることは極東支部から話は聞いていたという。 あっさり受け入れられるイングラムは不審に思うが、とりあえず科特隊に身を置く。 任務をこなすうちに、パリ支部からやってきたという一条寺烈=宇宙刑事ギャバンが加入。 また、ギャバンと共にユーゼス=ゴッツォという男もやってくる。 様々な怪事件を解決すべく、イングラム、烈、ハヤタはウルトラ警備隊に編入。 同時にウルトラセブンことモロボシ=ダンも加わった。ちなみに、TDF極東支部にはライ・アヤの姿も。 怪事件を解決していく彼ら、その最中にキカイダーと接触、またメタルダーが加わる。 侵略宇宙人集団ETF、フーマ、ダーク、ネロス帝国などの悪の組織も次々と登場する。 170 スーパーヒーロー作戦 sage 03/12/07 03 22 ID 3wz13mwI そんなある日、イングラムはユーゼスに呼び出される。彼はイングラムがこの時代に来ることを予測し TDFに招き入れたのだという。また大気浄化のためデビルガンダムを手に入れたいという。 彼は大気浄化弾を完成させ汚れた地球の大気を浄化しようとしていた。 そして、イングラム達がR惑星での任務に向かった時、ユーゼスはその実験を強行する。 だがそれにより電磁霧が発生、地球圏のレーダーが使用不能に。 その隙を突いて襲い来るバルタン星人達、R惑星のイングラム達は地球に戻るために、 烈は自分の身分がバード星・銀河連邦警察の宇宙刑事であることを明かす。ドルギランでワープする一行。 地球では、過去に飛ばされてきたドモンやガンダムパイロット達、ウルトラマンジャック達がそれを迎え撃ち事なきをえた。 ユーゼスはこの事件の責任を取らされ投獄。彼も烈と同じバード星人であった。 そしてレーダーが使えなくなり、ETFに対抗できるのはドルギランだけ。 そこでドルギランを母艦に、ハヤタを隊長とした独立遊撃部隊ガイアセイバーズが結成された。 171 スーパーヒーロー作戦 sage 03/12/07 03 24 ID 3wz13mwI キカイダーを仲間に加えた頃、ペガッサシティがキングジョーに破壊され地球に墜落するという情報が入る。 キングジョーを倒すもののペガッサシティを止められず、TDFはシティを爆破する。 それにより、銀河連邦警察は地球を守る価値なしと判断、見捨ててしまう。 だがコム長官の計らいでギャバンは地球に残れることになり、後輩達も地球に向かっているという。シャリバン合流。 一方、電磁霧の除去を条件にユーゼスは釈放されるが、その時ザラブ星人が現れ電磁霧を消してしまう。 彼はウルトラマンは悪の手先だと言ってくる。だが偽ウルトラマンが本物に倒され企みは失敗。 ザラブは、怪物になった地球人ジャミラを放つ。なぜかウルトラマン抜きでセブンとライが倒す。 それを見て地球人の愚かさを認識するユーゼス。 一方ダークで光明寺博士の脳を使いハカイダーが生まれる。光明寺の脳を傷つけられず苦悩するキカイダー=ジロー。 そしてETFを操っていたメフィラス星人との戦闘。ウルトラマンと引き分けてメフィラスは一度撤退。 レッドキングと戦いでカトルが仲間になり、デビルガンダムを間違えてゴモラを攻撃して逃がしてしまい 多大な迷惑をかけたドモンも仲間に。 またダークも壊滅。ハカイダーはトップガンダーに倒された。光明寺の脳も元通りに。 だがダーク首領ギルはその脳をハカイダーに移し、ゴッドネロスに身を置いた。 172 スーパーヒーロー作戦 sage 03/12/07 03 26 ID 3wz13mwI ある日、ウルトラセブンがガッツ星人に敗れ磔にされる。ガイアセイバーズはセブンのエネルギー補給のため 科特隊に向かうが、幻夢界に引き込まれる。先行するウルトラマンとイングラム。 だが科特隊を襲うゼットンに倒されるウルトラマン。イングラムはアールガンでゼットンに立ち向かい、 その戦闘でメタルジェノサイダーモードが突然発動、わけがわからぬまま、あのゼットンを一撃で倒してしまう。 特撮ファンが怒るわけである。傷ついたウルトラマンはゾフィーに連れられM78星雲に帰った。 そしてウルトラ警備隊の活躍でセブンは復活、ガッツ星人を倒す。だがセブン=ダンの身体はもはや限界だった。 そんな時ETFが史上最大の侵略を仕掛けてくる。TDFを襲うパンドン。 それに立ち向かう満身創痍のセブン…のイベントは完全に削られ、SRXのイベントに突入。 SRXメインパイロットのリュウセイ=ダテは投獄されていたところを脱獄してSRXの出撃許可を求めていた。 SRXで出撃するリュウセイ、ライ、アヤ。仮にもセブンのラスボスであるパンドンを、アールガン…R-GUNとの合体攻撃 天上天下一撃必殺砲であっさり倒してしまう。しかもイングラムを差し置いて主役の台詞を次々横取りしていく始末。 イングラムはリュウセイ、ライ、アヤに自分が40年後の未来から来たことを明かす。 SRXチームもガイアセイバーズに編入。その後、セブンも改造パンドンと戦い、地球を去る。 だがETFは各地のTDF支部を破壊し降伏勧告をしてくる。ETFのミサイル基地を叩くため出撃するが、 発見したミサイル基地はデビルガンダムによって取り込まれていた。 イングラム、SRXチーム、そしてガンダムパイロット達がデビルガンダム撃破のため出撃する。 そしてデビルガンダムは再び光を放ち、彼らは新西暦195年へとタイムスリップ… 困った時のデビルガンダム、な展開である。 193 スーパーヒーロー作戦 sage 03/12/07 16 39 ID 3wz13mwI (続き) 元の時代、新西暦195年に戻ってきたイングラム達。だがタイムスリップにより歴史が変わっていた。 テロ組織だったネオバディムが巨大な組織へと変貌していた。TDFは地球圏の敵になり完全平和を唱える ネオバディムによって壊滅。コロニー解放の証であったガンダムとそのパイロットはお尋ね者扱いとなっていた。 イングラム達はゼロシステムを搭載したウイングゼロと遭遇。アヤはそれが自分達の機体Rシリーズの 負の遺産を搭載したものだと悟り震える。いろいろあって、ヒイロはウイングゼロに乗ることに。 一方ドモンはデビルガンダムを求めてギアナ高地に。そこに東方不敗マスターアジア登場。 例によってデスアーミーを生身で倒すが、怪獣と戦うギャバン達を見ているため驚きがなかったりする。 東方不敗はデビルガンダムの手先となってドモン達の前に立ちふさがる。 シャイニングからゴッドへとガンダムを乗り換えるドモン。そんな時またもデビルガンダムが光り 再び155年へとタイムスリップする一行。 そしてそれを確認したトレーズ、そして仮面をつけたユーゼス=ゴッツォ… 別人のように変貌していたユーゼスはデビルガンダムを覚醒させるため、自ら時空の歪みに入り込む。 194 スーパーヒーロー作戦 sage 03/12/07 16 40 ID 3wz13mwI 155年、イングラムとSRXチームは沢村大=宇宙刑事シャイダーに助けられる。過去の歴史も歪んで情勢は変わり、 TDFは史上最大の侵略を受け壊滅状態、ガイアセイバーズもバラバラになってしまったという。 イングラム達は仲間達や新たなウルトラマンの情報を求め捜査を開始。ウルトラマンジャック、そして 再び戻ってきたウルトラマンとウルトラセブンが加わる。ついでにウルトラマンレオもイベントを適当に流されながら加入。 怪傑ズバット、キカイダー01、メタルダー加入。過去に飛ばされたドモンも明鏡止水を会得し加わる。 一方ヒイロ達はなぜか建造されて間もないコロニーを人質に取られ追い詰められる。未来の自分達の弱点を知られていることに 疑問を抱く彼ら。ヒイロ自爆。あまりに強引なイベントのためその見苦しさに目を覆いたくなることうけあいである。 戦力も徐々に戻り、ネロス帝国、いやあらゆる悪の組織が手を組み結成された「バディム」によって乗っ取られた TDFに乗り込むガイアセイバーズ。ライとウルトラマン達は陽動、他のメンバーはその隙に潜入。 ここでライはドモンがゴッドガンダムに乗っても勝てなかったゴッドネロスのバルスキーを 生身であしらい、しかも彼の武人の心を単細胞だのなんだのと徹底的に罵倒。特撮ファン激怒もやむなし。 ギャバンやシャリバン、ガンダムパイロット達も加わって、TDF極東支部は解放される。 195 スーパーヒーロー作戦 sage 03/12/07 16 42 ID 3wz13mwI ガイアセイバーズは5つのチームに分かれ、それぞれの敵を同時に叩く作戦に出る。 ウルトラチームはETF、宇宙刑事達とズバットはフーマ、人造人間達はネロス帝国、ガンダムチームはデビルガンダム、 そしてイングラム達SRXチームはユーゼスと戦うことに。 だがウルトラ兄弟達はETFの罠に落ち、ゴルゴダ星に捕えられ、カラータイマーを奪われてしまう。 「お前達が地球を侵略するから我々は地球に来た」「いや違う、お前達がいるから我々は地球に逃げてくるのだ」 問答するウルトラマンとメフィラス。カラータイマーはフーマの手に。 エース=北斗、タロウ=光太郎は宇宙刑事達と接触し、彼らにカラータイマー奪還を頼む。 フーマを倒していく3人の宇宙刑事+ズバット。その戦いで、銀河連邦警察は犯罪者達を地球にわざと逃がし、 地球を犯罪者達の牢獄として封印しようとする、とんでもない外道組織であることが判明。 尚、原作にはこんなエピソードは一切なく、完全な正義の組織であるはずなのに、こんなド悪党に描かれてしまう。 この扱いに特撮ファンこれまた激怒。それでも戦うギャバン。 一方、フーマの親玉クビライのもとにユーゼスが現れる。彼はフーマを裏切った神官ポーを連れ フーマを捨て駒にして消える。クビライは宇宙刑事達に倒され、フーマ壊滅。 ギャバン達の奪回したカラータイマーを持ちゴルゴダ星へ向かうエースとタロウ。 立ち塞がるエースキラーを、エースはウルトラ兄弟の合体技・スペースQで倒す。 だがグラフィックはただのメタリウム光線。その酷い手抜きにファンまたもぶち切れ。 とりあえず助けられるウルトラ兄弟。そこにまたもユーゼス登場、ETFを裏切ったヤプールを連れ、 メフィラスを捨て駒にして去っていく。メフィラスは最後までウルトラマンを否定しながら倒れ、ETFは崩壊する。 一方キカイダー達人造人間チームもワルダーやハカイダー部隊、バルスキーとの決戦を経てゴッドネロスをも倒す。 だがゴッドネロスは影武者、本物はクールギンであった。そこにユーゼス登場、彼を連れ消える。 196 スーパーヒーロー作戦 sage 03/12/07 16 45 ID 3wz13mwI そしてガンダムチームはデビルガンダムと戦いを繰り広げる。その最中、東方不敗に石破天驚拳を伝授されるドモン。 その際よりによってゼットンやパンドンを一撃で倒してしまうため、これも特撮ファンには評判悪し。 デビルガンダムがランタオ島に向かったことを知らされ、SRXチームもそちらに急行。五飛加入。 SRXはデビルガンダムに攻撃するが、それがデビルガンダム復活の手助けになってしまう。 その隙を突かれ東方不敗の攻撃を受け、合体の解けるSRX。だが東方不敗は、リュウセイの秘めた力が解放すれば 敵はいないと言う…東方不敗にまでそんなこと言わせるかリュウセイ。そして主役・イングラムの立場なし。 その後、デビルガンダムはドモンにより倒され、東方不敗も倒れた。彼のもとに現れるユーゼス。 連れて行こうとするが、それを拒否する東方不敗。師匠、暁に死す。 その時、倒したはずのデビルガンダムが復活。駆けつけるイングラム、そこにユーゼス登場。 ユーゼスはイングラムの記憶を解き放つ。倒れるイングラム。 カラータイマーとデビルガンダムを手に入れたユーゼスは、未来に戻っていった。 それを追おうとするガイアセイバーズだが、無限の可能性を持つ未来からユーゼスの向かった未来を 探し出す手段がない。ギャバン達は人の持つ「記憶」を頼りに無謀な捜索を始める。 197 スーパーヒーロー作戦 sage 03/12/07 16 47 ID 3wz13mwI …倒れたイングラムは夢を見る。自分の取り戻した記憶の夢…それはユーゼスの記憶でもあった。 ギャバンと共にバード星からやってきたユーゼスは、大気浄化弾の実験に失敗し投獄された。 ETFの史上最大の侵略の際、ザラブ星人に助けられる彼。その際、顔が犠牲となり、仮面を付けるようになる。 ETFに身を置いたユーゼスは、因果律を自在に操作するクロスゲートパラダイムシステムの開発を続ける。 その最中、ラオデキヤ=ジュデッカ=ゴッツォという男が現れ、力を貸す。 ユーゼスはシステムを完成させるために、デビルガンダムを造り出す。そしてウルトラマンの力を得ようと目論む。 そしてそのために、イングラムはユーゼスによって造り出された――― 目覚めたイングラムは、自分にはユーゼスと同じ力があるから、それを使ってユーゼスを追える、と言う。 仲間達はその発言に驚くも、ガイアセイバーズはイングラムの力で再び未来、195年へと飛ぶ。 イングラムの導きで195年にやってきたガイアセイバーズ。 そこでは、ネオバディムがテロ組織を吸収し、さらに勢力を拡大していた。 宇宙要塞バルジでトレーズやゼクス達と決着をつけるガイアセイバーズ。 その後、ネオジャパンコロニーでデビルガンダムが現れたという情報が。急行するガイアセイバーズ。 そこにユーゼスが立ちふさがり、ユーゼスの作り出した異空間に呼び込まれた。 198 スーパーヒーロー作戦 sage 03/12/07 16 50 ID 3wz13mwI ユーゼスを探し異空間を彷徨うガイアセイバーズ。そこにヤプール登場。 倒しても何度でも蘇るヤプール、そこにゾフィー登場。因果律を操作しヤプールを倒す。 続いてクールギン、真のゴッドネロスとの戦い。倒すも、メタルダーは超重力制御システムを破損、暴走を開始する。 取り返しのつかないことになる前に、メタルダーはイングラムに自分を破壊してくれと頼む。涙するイングラム。 さらにデビルガンダムをラブラブ天驚拳で倒し、ユーゼスのもとに辿り付く。神官ポーを鉄砲玉にするユーゼス。 彼はウルトラマンの力を使ってクロスゲートパラダイムシステムを完成させていた。 ユーゼスはウルトラマンがいるから弱者の成長が阻害されるとし、ウルトラマン完全不要を掲げる。 この宇宙に必要なのはウルトラマンではなく、絶対なる調停者。それになろうとするユーゼス。 そしてイングラムは自分のクローンであることが判明。ユーゼスはイングラムを操りガイアセイバーズと戦わせようとする。 だがその呪縛を自力で脱出するイングラム。 ユーゼスは復活させたデビルガンダムにウルトラマンの力を満たし、融合して超神形態と化。 最終決戦が始まる。だがクロスゲートパラダイムシステムを持つユーゼスを倒すことが出来ない。 そこでウルトラ兄弟達は自分達の全エネルギーをぶつけユーゼスの力を中和する。 その代償として、ウルトラ兄弟は消滅する。当然、以後の決戦に参加不可。 そしてユーゼスを倒す。どのヒーローで戦おうとも、リュウセイがしゃしゃり出てきて主役面しながら SRXで長々とトドメイベント。ヒーロー達は勿論イングラムの主人公の立場をもないがしろにする行為であった。 倒れるユーゼス。仮面の下の彼は、イングラムと同じ顔をしていた。 彼はウルトラマンになりたかった。そしてイングラムが、自分の失った良心であったと言って、息絶えた。 199 スーパーヒーロー作戦 sage 03/12/07 16 54 ID 3wz13mwI ユーゼスが死んだことで、異空間が崩壊を始める。 イングラムは言う。これで彼の操っていた因果律は崩壊し、世界はあるべき姿に戻ると。 この世界はクロスゲートパラダイムシステムによって様々な時空間が捻じ曲げられ、一つにまとめられた世界。 つまり、この異空間だけでなく、このゲームの舞台である新西暦の世界そのものが “異なる時間と空間が混在した世界”だったのだ。 本来、ウルトラマンや宇宙刑事、人造人間やガンダムが一堂に会する世界などありえない。 彼らはそれぞれ出会うはずのない存在だったのだ。 世界は元の姿に戻り、ヒーロー達は記憶を失い、元の世界、彼らの存在を必要とする世界に戻る。 そしてイングラムは存在そのものが抹消されるか、別の人格を持って別の存在になるか… だが彼は最後に、仲間達のことを忘れないと告げる。そして世界は崩壊し、あるべき姿に戻る… ヒーロー達は自分達のいた本来の世界で、それぞれ自分達の戦いを続けている。 そんな中、ふとガイアセイバーズの存在を思い出す。 だが記憶のない彼らに、それの意味はわからなかった(ズバット除く) そしてSRXの世界、SRX計画のパイロットに選ばれたリュウセイ達SRXチームの前に、 彼らの教官として、イングラムが現れた… THE END 200 スーパーヒーロー作戦 sage 03/12/07 17 02 ID 3wz13mwI 捕捉 スタッフロールに「スーパーヒーロー作戦2」「スーパーロボット大戦α」に続く、と出る。 だがスパヒロ2はダイダルの野望となって今回とほとんど関係ないストーリーになり(しかも超糞) スパロボαでは……イングラムはSRXチーム教官となって出てくるも極悪な性格の最低野郎となって その姿はスパヒロの正義に燃える熱い男イングラムを愛する者達を失望させるのに十分すぎるものであったとさ。 めでたしめでたし 487 :ゲーム好き名無しさん:2008/05/13(火) 01 39 53 ID Dqnlx8KX0 481ではないが、スーパーヒーロー作戦の項目、最期の補足を修正希望 αやOGでイングラムの性格が悪いのは、本当はあえて敵対する事でリュウセイ達を成長させ また二重スパイとして暗躍し、アストラナガン(イングラムの機体・中ボス)も対ユーゼスのために作った。 (ちなみにヴァレッタはイングラムのクローンだが、リュウセイ達をサポートするよう イングラムが密かにプログラムしてある、よってαやOGでも味方になる) だが、途中で同じくスーパーヒーロー作戦ラストから転生?した ユーゼス=ゴッツァに感づかれて洗脳されてしまったので αでは、最終話の説得イベントまで敵対したまんま。 あとスパロボα最終面でリュウセイ説得して洗脳をといた後の台詞から スーパーヒーロー作戦のラストで共に戦った仲間達の事は忘れない と、言った様にガイアセイバーズの記憶を覚えている事が判る。
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シュバルツ・ブルーダー ランク:C S(Gガンダム) 属性 男 独身 ネオドイツ代表 ゲルマン忍者 人間 敗北条件 (E)キャラクター、キョウジ・カッシュ、東方不敗が生きていると敗北。 パラメータ ESP能力レベル 4 ESPパワー 30 耐久力 5 精神力 7 能力 シュトゥルム・ウント・ドランク[戦闘][主要][攻撃][固有] LV:4以下の攻撃Cカードを任意に選んだ対象1つ以上に 1度に全て使用できる。全て同時攻撃とする。 この攻撃に対して逃避する場合、LV:3以下の逃避は回避になる。 ESPパワーは使用した中で一番レベルの高いCカードの2倍消費する。(それ以外は消費しない) アンテナ手裏剣[戦闘][主要][攻撃][固有] LV:2 火力:ブラスターで対象1体を攻撃する。 刀[戦闘][格闘:1(武器)] 他の格闘武器と同時に使用できない。 ゲルマン忍術[通常][主要][特殊] 以下の能力を使用できる。 *ランダムテレポートを行える。秘密基内部でのみ使用可能。 また、ランダムテレポートする時のみ予測を得る。ただし、2個目のダイスを振った後1個目の出目はずらせない。 *テレポート移動による出目を+1出来る。 覆面[全般][特殊] 正体を見られそうになったとき、このキャラクターは見せなくてもよい。 備考 「甘いぞ、ドモン!」 OUT理由:マジックユーザーが既に居るのに二人目の(E)殺しは要るのか?ということでOUT。 このキャラクターへの意見 名前 コメント
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670 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/10/04(日) 01 02 08 ID ??? シャア「君を笑いに来た」 アムロ「笑いに、だとっ」 シャア「刹那君が勝手に雲を割ったとき、いつもの貴様ならば、刹那君を叱っていたはずだ 自然を人為的に操作するな、といった具合にな」 アムロ「ちぃっ」 シャア「兄として、愛する妹の願いを叶えてやりたい。弟が姉を想う気持ちを大切にしたい それは解る。だが、これはナンセンスだ」 アムロ「貴様ほど、俺は落ちぶれちゃいない!」 シャア「貴様は、一般論的な非道徳行為には敏感だったはずだ それが、あのていたらく そんなに貴様は、ロラン君がこさえたお団子を、食べたかったのかっ」 アムロ「貴様こそ、結局はそこに行き着くくせに!」 ロラン「格納庫へ走り出すそこのふたり、すぐに止まりなさい」 アムロ「ロランっ」 シャア「ロラン君!」 ロラン「まったく。そうやって地球を汚す行為をする兄さんたちは、人のことを言えるんですか!」 アムロ「そ、そうじゃないっ。これはシャアがっ」 シャア「私に責任を擦り付けるな!」 ロラン「セイザ」 アムロ「星座?」 シャア「お月見をするのだろう?」 ロラン「正座!」 アムロ・シャア「……はい」 ジュドー「こ、怖え……」 シン 「ロラン兄、マジで怒ってんな」 東方不敗「ワシは、ワシは感服したぞロラン・セアック! ドモンよ。あの少年の、迸るえころじー精神を、見習うがよい」 ドモン 「はい師匠!」 クリス 「まるで御者ね」
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599 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/11/13(火) 03 55 26.01 ID ??? ナトーラ(初等部にて実施中)「は、はい、今日は授業参観ですが、み、皆さん緊張しないで授業を受けてくさだい!」 ナタル「…まず先生が落ち着きましょうか」 アル「あ」 シュウト「良かった、ちゃんと来てくれたんだ」 ナトーラ「あら、アルくんとシュウトくんはお父さんとお爺さんが来てくれたのかな?」 アムロ「いえ、兄です」 シロー「兄です」 グレイ・ストーク「兄です」 ジジット「兄です」 シャア「将来的に義兄です」 アムロ「貴様は帰れ!」 ユノア「将来的に義姉です」 スメラギ「将来的に妻です」 東方不敗「弟子の弟は我が弟子も同然!」 刹那「ガンダムだ」 グラハム「抱きしめたいなぁ! ガンダム!」 ナトーラ「ううう……」 ナタル「き、気持ちは分かるが泣くな!」 605 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/11/13(火) 13 53 11.99 ID ??? 599 ドズル「ふむ、間に合ったか」 ナトーラ「ひっ!」 ナタル「気持ちは分からなくもないが、悲鳴を上げるのは失礼だぞ!」 608 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/11/13(火) 15 46 22.94 ID ??? ミネバ「あ、お父様」 マリーメイア「父上」 トレーズ「授業はエレガントにな、先生」 ドズル「授業は質だよ、先生!」 ナトーラ「………(ブクブク)」 ナタル「ええい、気絶するな!」 プル「あ、パパだ」 プルツー「パパだ」 ギレン「わ、私はたまたまドズルの付き添いに来ただけだ! 断じて認めんぞ!」
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風ちゃん 756 名前:風ちゃん 投稿日:2005/11/08(火) 17 59 22 ??? メイリン「あれ、風ちゃんどうしたの?」 風雲再起「ブルル」 メイリン「お腹がすいてるのかな?待ってね食堂からニンジン持ってくるから」 風雲再起「ブルルン♪」 メイリン「よかった、喜んでくれて。え?お礼に乗せてくれるの?」 風雲再起「ブルル♪」 メイリン「わ!乗馬ってしたことないの!ちょうど非番だしよろしくね、風ちゃん」 3分後 時速400キロを突破する風雲再起 メイリン「あ”ーっあ”--!!こいつもやっぱりガンダムファイターだったの忘れてたーッ!!!」 アーサー「お、メイリンじゃないか!楽しそうだな~」 メイリン「いや!?違うって!助けてくださいよ!!ってあんたここで「ええーっ!?」って驚く役じゃないのーっ…」 シン「お、いいなあメイリン。ドモンさんに修行付けてもらってるのか」 メイリン「ちが!ちが!ってたすけれ…ああ、また見えなくなっていくぅ…くそう! あいつ最終回できっと超ボコられる!ううん、知らないけど絶対そう!!」 アスラン「お、メイリン脱走か?奇遇だな~俺もちょうど脱走しようとしていたところなんだ」 メイリン「マジで!?おちつけ!って飛び乗ってきたーっ!!けど振り落とされたーっ!!」 東方不敗「風雲再起め、今日は楽しそうだのう」 ドモン「は!何よりです、師匠」 http //anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1127639075/756
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詳細 精神コマンド 消費SP 対象 効果 魂 50 自分 一度だけ敵に与えるダメージが2.5倍になる 習得キャラクター 作品 キャラクター 習得Lv 備考 1st アムロ・レイ(U.C.0079) 25 シャア・アズナブル(U.C.0079) 34 ギレン・ザビ 37 ドズル・ザビ 33 ガルマ・ザビ 45 08MS ギニアス・サハリン 44 0083 コウ・ウラキ 34 アナベル・ガトー 30 Z カミーユ・ビダン 27 クワトロ・バジーナ 34 アムロ・レイ(U.C.0087~) 25 パプテマス・シロッコ 33 CCA アムロ・レイ(U.C.0093) 25 ブライト・ノア(U.C.0093) 26 シャア・アズナブル(U.C.0093) 34 UC フル・フロンタル 34 F91 カロッゾ・ロナ 48 クロスボーン キンケドゥ・ナウ 40 V ウッソ・エヴィン 27 ジュンコ・ジェンコ 28 カテジナ・ルース 33 ファラ・グリフォン 34 G ドモン・カッシュ 32 東方不敗マスター・アジア 初期 W ヒイロ・ユイ 20 トロワ・バートン 23 ゼクス・マーキス 25 ミリアルド・ピースクラフト 25 ∀ コレン・ナンダー 40 ギム・ギンガナム 35 SEED キラ・ヤマト(C.E.71) 37 SEED DESTINY ステラ・ルーシェ 30 キラ・ヤマト(C.E.73) 37 アスラン・ザラ(C.E.73) 40 OO 刹那・F・セイエイ(A.D.2307) 23 アレハンドロ・コーナー 38 グラハム・エーカー 35 リボンズ・アルマーク 25 OO 2nd 刹那・F・セイエイ(A.D.2312) 23 ミスター・ブシドー 35 ブリング・スタビティ 27 アリー・アル・サーシェス 33 ガンプラビルダーズ イレイ・ハル 34 ボリス・シャウアー 40 GAME マーク・ギルダー 25 エリス・クロード 34 フローレンス・キリシマ 16 エルフリーデ・シュルツ 40 備考 SP消費は大きいもののボスキラーに最適 熱血と魂は重複せず、魂が優先される
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667 名前:決戦!ザクvsヅダ 1/25投稿日:2008/07/14(月) 22 48 23 ID ??? 注:シャア・アズナブル ↓ (AA略) 383 ザクの後継機には必ずしも直系でないものもあるが…… 『ザクウォーリア』……ってよォ~~。 『ハイザック』ってのは、わかる……スゲーよくわかる。 ティターンズはジオンの技術を接収しとるからな…。 だが、「ザクウォーリア」ってのはどういう事だああ~~~っ!? ジオンと関係あるかっつーのよーーーーーッ! ナメやがってこの機体ィ、超イラつくぜェ~~~ッ!! ジオンの技術が使われてないならリーオーかジェニスじゃあねーか! ザク作れるもんなら作ってみやがれってんだ!チクショーーッ。 どういう事だ!どういう事だよッ!クソッ! ザクウォーリアって、どういう事だッ!ナメやがってクソッ!クソッ! クェス「大佐、なんか違うよ」 668 名前:362-374の続きです 2/25投稿日:2008/07/14(月) 22 49 24 ID ??? ナナイ「ザクのパイロット候補についてはいろんな案が出ていますね。 マレットのアクトザクとはまた珍しい機体を」 シャア「サザビーより強いとかいう化け物か?」 ナナイ「ゲームバランスというものを考えて設定したのでしょうか、あれは。 他にはゲラートの旧ザクが人気ですね」 シャア「やはりガンダムを撃破しているというのは大きい。だが……」 ナナイ「何か問題が?」 シャア「このスレで闇夜のフェンリル隊って、暴走族じゃなかったか? エイガーが警察で……」 クェス「別に気にしなくてもいいんじゃない?」 シャア「他の人にもそうしろと言うわけではないが、設定を流用して書くのも楽しいものなのだ。 そういうわけでゲラートは扱いに困るので今回は見送る事にしよう。 だがガンダムを倒した功績という発想は使わせてもらおうか」 669 名前:規制回避のために少しずつ 3/25投稿日:2008/07/14(月) 22 50 03 ID ??? マイ「やはりここはヅッダーロボを本当に開発してですね」 モニク「今からはそんな時間も予算もない!」 デュバル「私が証明して見せよう、ヅダは歴史のゴーストファイターではないということを」 カスペン「しかし、ダイクン社の代表選手はおそらくシャア社長…… 私とて勝てるという見込みは乏しい」 ワシヤ「またトロワ君に連絡します?」 モニク「ここ一番という事態には弱そうだしなぁ……」 候補者選定に難航していたヨーツンヘイム社に一本の電話が入る。 社員がそれぞれ案を出し合っていたため、電話を取ったのはプロホノウ社長だった。 プロホノウ「はい、ヨーツンヘイム社です。ご注文ですか、それはありがとうございます。 ……カスタム機のご相談ですか、チラシを見て……。 ……は、はい、まさか……! 実は、こんな事を申し上げて恐縮ではございますが、近々ヅダの品質を披露するために セレモニー開催を予定しておりまして、その際にですね……」 受話器を握る社長の手に力が籠もる。 そして電話を終えたプロホノウ社長は、頭を悩ませている社員一同を見回して告げた。 プロホノウ「パイロットは決まった。トロワ君や、シャア社長以上の方に力を貸していただける事になった」 670 名前:決戦!ザクvsヅダ 4/25投稿日:2008/07/14(月) 22 56 05 ID ??? バーニィ「やあ、アル……マイさんはいるかな?」 アル「ううん、まだ会社から帰ってきてないよ」 バーニィ「そうか、その方が話しやすいんだ。実はさ……ザクとヅダのコンペをすることになって」 アル「こんぺ、って?」 バーニィ「ん……。と、分かりやすく言うと、どっちが強いのか戦ってみる事になったんだ。 それで、ダイクン社のシャアさんから、ザクのパイロットとして戦って欲しいって……」 アル「本当!?」 星の数ほどもいるザクのパイロットの中には、バーニィよりも上手の者などいくらでもいる。 代表として恥じない戦いができるのか、相手に勝つ事はできるのか…… 押し潰されそうな不安を抱えて相談に来てみたのだが、それを聞かされたアルの目は無邪気に輝いていた。 アル「それって凄いじゃない!他にもいっぱい凄い人がいるのにバーニィが選ばれるなんてさ!」 純粋な瞳の輝きは、不安や迷いを消してくれた。 バーニィは心から「ありがとう」と告げると、アルの肩に手を置いた。 バーニィ「頑張ってみるよ……できる限り、精一杯のこと。アルも手伝ってくれるかな?」 アル「うん!」 小さな手を固く握りしめるアル。二人はそのまま、戦場となる実験予定地に向かっていった。 ……それを物陰から見つめる少年が三人。 ジュドー「これは……」 ガロード「ひともうけの……」 ウッソ「チャンスですよ兄さん!」 671 名前:決戦!ザクvsヅダ 5/25投稿日:2008/07/14(月) 22 57 46 ID ??? そして、運命の日がやってきた。 ダイクン社本社敷地内に作られた特設会場には黒山のような人だかりが集まった。 ウォン「さあ、ついに待ちに待った瞬間が近づいてきています。 最も多くの人に愛された大衆機ザクと、空中分解のたびに不死鳥のごとく復活してきた幻の量産機ヅダの対決! ゲルググとギャンのような宿命の関係にある両機、勝負の結果はどうなるのでしょうか? 実況は私、ネオホンコンのアイドル、ウォン・ユンファ。 解説にはご存じ先代キング・オブ・ハート、東方不敗マスターアジア先生をお呼びしています」 東方不敗「よろしく」 ウォン「さて東方先生、さっそくですが勝負の流れはどのようなものになるとお考えでしょうか?」 東方不敗「モビルスーツの勝負は機体の性能ばかりではなく、それを操る者の技量こそ重要なもの……。 特に今回の勝負、まずザクは特に優れた性能はない、ごく一般的な機体。 性能において勝るヅダに勝つためには、機体の性能を完全に出し尽くさねばならぬ。 一方のヅダは無理をさせれば空中分解の可能性がある危険な機体…… 己の力を過信せず、己の限界を知る者でなければ、本当に操る事はできぬと言えよう。 機体の性能を十分に引き出し、なおかつ無理をさせてはならぬ……すなわち人機一体!! ワシらガンダムファイターと同様、機体と己をひとつにした者に勝機ありと言える」 ウォン「ありがとうございました。それでは、映像を来賓席に移しましょう。 本日の試合には多くのザク愛好家が訪れ、来賓の席にはザビ家の方々も……」 プロホノウ「……こんな大事になっているとは思わなかったな」 モニク「ダイクン社はこの試合でヅダを倒したら、本格的に我が社を切るつもりか……」 マイ「しかし、よくこんなに観客が集まったものですね。ただのモビルスーツのコンペでしょう?」 デュバル「ジオ(r」 カスペン「あるいは本当かもしれぬ……ジオニック社やツィマッド社のお偉方も来賓席に見えるぞ」 ワシヤ「勝てますかねぇ、本当に」 マイ「大丈夫のはずです」 673 名前:決戦!ザクvsヅダ 6/25投稿日:2008/07/14(月) 23 01 28 ID ??? ニッキ「それはいいから、早く始めろよ!ヅダもいいとこ見せてくれるんだろうな……!」 シャルロッテ「やっぱりザクよザク、ヘンなのに手を出しても駄目。 一番売れてるのが一番いい品物なんだから」 ギャバン「新品のボルジャーノン、勝てるかな……。相手の機械人形の方が性能が上なんだろう?」 ロラン「解説ではパイロット次第って言ってますよ。始まる前からは分かりませんよ」 ギャバン「ヅダってのが掘り出されたら使ってみたいんだがなぁ。買うとなるとやっぱりお金がな」 ライデン「ったく、高機動型ザクでいいだろ?比べる必要なんかないだろ」 ガイア「いやいや、ドムやリック・ドムがあればそれも必要ない」 マツナガ「なんにしろ、ヅダよりは優秀な機体があるはずなのだが。こんな大がかりな事をするものだろうか……」 フランドール「凄いですね、この熱気…… やっぱりザクもヅダも人気あるんですね」 カイ「へっ、そんなもんかねぇ……。ま、物見高いのが多いってことだね、この街はさ」 観客たちはザク派とヅダ派に分かれて盛り上がり、凄まじい熱気が場内を包み込んでいる。 ジュドー「いや、こんなに集まるとは思わなかったなー」 ガロード「ジャンク屋組合総出で、大急ぎで観客席作ったかいがあったね」 ウッソ「会場の経費を差し引いても、これだけ純利益がありますよ」 電卓の数字を兄たちに見せるウッソ、その数字を眺めたジュドーとガロードの顔ににんまりと笑みが浮かんだ。 674 名前:決戦!ザクvsヅダ 7/25投稿日:2008/07/14(月) 23 03 17 ID ??? シャア「……こんなに客を呼んだかな。テレビ中継なんて予定はなかったが」 クェス「さあ?ヨーツンヘイム社が呼んだんじゃない?」 ナナイ「絶対の自信があるというわけか。小癪な……」 ストーカー『さあ!それでは皆さんお待ちかね!両陣営の選手入場です!! まずは赤コーナー、統合計画を経てさらに完成度を増した最高のザクⅡ! MS-06FZ、ザク改です!! パイロットは史上初の奇跡、ザクでガンダムを倒した男!! 当スレッドの名物、兄弟スレ・ミンチ・リザレクション現象(フェノメノン)の元凶! バーナード・ワイズマンです!!』 場内から盛大な拍手が鳴り響いた。 テレビ中継の画面には貴賓席で腕組みをするドズル・ザビが映る。ザク応援派で最も有名な人物だ。 ドズルの側には娘のミネバが座っており、その隣には貴賓席には場違いなほど庶民的な服を着ている アルの姿が見える。ザク愛好者たちの中ではマスコット扱いを受けており、アルが応援しているのは もう定番として受け入れられていた。 ストーカー『そして青コーナーからは…… こ、これは! 内部の性能は変更していないとの事ですが、 まことにきらびやかな装飾を施されたヅダが現れました!! 今伝えられた情報によりますと…… これは今夏の目玉新商品! 上流階級専用機、その名は、ロイヤルエレガントヅダ!! パイロットは、あのOZの総帥! トレーズ・クシュリナーダ氏が駆けつけましたーーー!!』 677 名前:決戦!ザクvsヅダ 8/25投稿日:2008/07/14(月) 23 09 42 ID ??? シャア「ト、トレーズだと!馬鹿な、なぜ貴様がそんなところに……!」 トレーズ「先日のパーティーでドズル氏と娘たちの話をしてね。その時、一緒にいたガルマ君から この機体の話を聞いたのだよ。ドズル氏の趣味には合わなかったようだが、 エレガントと名の付く機体を私が放っておくわけには行かないだろう」 話を聞いたシャアは慌てて貴賓席にいるガルマの携帯に掛ける。 シャア「は、謀ったなガルマ!!」 ガルマ「君はいい友人だったが、君の父上がいけないのだよ」 シャア「私とてダイクン家の男だ!無駄死にはしない!」 クェス(なにボケツッコミやってるんだか) ナナイ(ごく自然に応対するガルマ氏もさすがです) ララァ(私やアムロといる時より元気そうね……) ドズル「ぬう……!まさかあの男、ヅダの事など笑い話かと思っておったら…… 本当にザクの前に立ちはだかるとは!!」 アル「マリーメイアちゃんのお父さんって、ヒイロお兄ちゃんと同じくらい強いんでしょ!? そ、そんなのひどいよ……!!」 マリーメイア「私も……お父様にこんな事はして欲しくなかったのです……」 ミネバ「……もしかして、明日からあれで学校まで送られてくるのか?」 マリーメイア「人間大砲よりは、少しはマシですわ……。うううっ……」 アル(うわー、あれは嫌だ) ミネバ「ま、まあそう気を落とすな、私もキュベレイを買ってもらえないのだ」 ドズル(に、人間大砲は駄目なのか!?幼稚園では大受けだと言うのに!?) 678 名前:回線の調子が悪いです 9/25投稿日:2008/07/14(月) 23 12 15 ID ??? ライデン「おい、あれじゃ本気でやばいぞ。バーニィじゃ勝てっこない」 ガイア「技量に差がありすぎる……!代わって戦ってやりたいが……」 ニッキ「よっし!これでもらったな、絶対ヅダが勝てる!」 シャルロッテ「素敵ね……。私のもあんな風に綺麗に改造しようかしら……」 ニッキ「おい、もう鞍替えかよ」 ジュドー「あちゃー、あれじゃ一瞬で勝負がついちゃう」 ガロード「終わる前にさっさとビール売って回ろうぜ」 場内の空気は、完全に決まったかのようだった。 バーニィはザク改のコックピットの中で、豪華な礼装に包まれて優雅に足取りを進めるヅダを見つめて呆然としていた。 あれが普段空中分解で新聞を賑わしているヅダの動きだろうか?とても同じ機体だとは思えない。 あんな怪物とこれから戦う事になるなど、この場に来ていても冗談のようにしか思えなかった。 その時、機内に通信が入る。 シャア『バーニィ君。聞こえるか、バーニィ君?シャアだ』 バーニィ「は、はい」 バーニィはその声で気を取り戻した。一瞬、代わって戦ってくれるのかと、本気で考え、それに安心してしまった。 シャア『この展開は私も予想していなかった。しかし……恐らく、君はトレーズに勝てるだろう』 バーニィ「はあ!?」 完全に裏返った、素っ頓狂な声が漏れる。 シャア・アズナブルの前で情けない声を出してしまった、その羞恥心が気持ちを少しずつ普段のバーニィに戻していく。 679 名前:決戦!ザクvsヅダ 10/25投稿日:2008/07/14(月) 23 14 40 ID ??? シャア「トレーズは確かに素晴らしいパイロットだ。私が戦っても勝てるかどうかは分からん。 だが、君にはトレーズにも、私にも勝るものがある」 バーニィ『あるんですか、そんなものが』 シャア「君は……ザクの全てを知り抜いている。この世の誰よりも深く、恐らくジオニック社の開発陣よりも深く。 私は百式やサザビー、ジオングなど多くのモビルスーツに乗ってきた。だから専用機を持ってはいても、 ザクに乗って戦った時間は君よりも短いだろう」 バーニィ『は……はあ……』 シャア「トレーズはヅダに乗るのは今日が初めてかもしれない。トールギスを乗りこなせる男がヅダに振り回されるとは思えないが それでもトレーズはヅダそのもののことはほとんど知らないはずだ。興味がないと言ってもいいだろう」 バーニィ『興味が……ない?』 シャア「彼が欲しいのはエレガントと言う名前だけだ。そうでなければ、トレーズはヅダに見向きもしなかっただろう。 ヅダの中身が欲しいのではない、トレーズが欲しいのは外面だけなのだ。 君は、そうではあるまい」 バーニィ『は……はい!』 シャア「たとえ旧ザクだったとしても、逆にザクⅢを用意しても、君ならば力の限り戦ってくれるはずだ。 その気持ちは、ここに集まったザクを愛する者たちの誰にも負ける事はない」 バーニィ『それで……僕にザクの代表を任せていただけたんですか……』 シャア「信じているぞ。私にもできなかった、ガンダムを倒した男の力を」 680 名前:決戦!ザクvsヅダ 11/25投稿日:2008/07/14(月) 23 17 04 ID ??? 通信を切ると、シャアは椅子に深く座り、窓越しに見える二機のモビルスーツに視線を向けた。 シャア「まさに道化だよ……」 ナナイ「しかし、これで戦略的には勝ったのです」 シャア「そうだな。バーニィにはきつい話だが」 もはや、この時点でダイクン社陣営がバーニィに求めているものは、できるかぎりザクらしさを見せて……負ける事だった。 観客の誰もが納得するほどパイロットの力の差があるのだ。しかもトレーズはヅダと関わりが深い人物ではない。 ザクが負けても、それはヅダに負けた事にはならないのだ。トレーズが出てこなければ勝負は別の結果になるのは明らかだ。 トレーズが勝てばヨーツンヘイム社を切る事はできないだろう。しかし、ヅダの販促映像はこれからの試合のものとなり、 シャア専用ザクがヅダに追いつけずに空中分解を起こしたビデオとの交換を迫る事ができる。 そして脅迫材料がなくなれば、ヨーツンヘイム社を切る口実は今日のコンペでなくとも構わないのだ。 つまり、ヨーツンヘイム社がトレーズを助っ人に呼んだ時点で、大局的にダイクン社の勝利は決まってしまったのである。 クェス「調子に乗りすぎかな、あっちは。ハサウェイみたい」 シャア「戦いとは二手、三手先を読んでやるものさ……」 ナナイ「先がない中小企業には、そんな余裕はありませんが」 681 名前:決戦!ザクvsヅダ 12/25投稿日:2008/07/14(月) 23 23 39 ID ??? ストーカー『そぉれではぁぁぁッ!! ザクヅダファイトォォッ!!』 トレーズ「レディ……」 バーニィ「ゴーーーーーッ!!!」 試合開始の雄叫びと共に、両者は全力で突撃した。 ウォン『さあ!両雄正面から立ち会いました!ザク改、マシンガンで弾幕を張りつつ前進…… 飛んだ!飛んだぁーっ!!エレガントヅダ、華麗なジャンプで弾幕を全て回避! そのままザク改に向けてヒートホークを振り下ろします!』 シュィィィン……!! 金属が激突する音とは思えないほど鋭く、透き通るような心地よい音を立ててザクのシールドが切断される。 バーニィ「なっ……!?」 東方不敗「むう……!!」 ドズル「く……!!」 ライデン「お、おい、あんな破壊力ありかよ!? 何かおかしいぜ!?」 シャルロッテ「かっこいい……」 優雅に地に降り立つヅダは、驚愕の一瞬から覚めるのを待つ余裕すら見せていた。 683 名前:決戦!ザクvsヅダ 13/25投稿日:2008/07/14(月) 23 25 54 ID ??? ウォン『か、解説の東方先生。今なにが起きたのでしょうか? ヅダの武器はザクと同じ、ヒートホークとザクマシンガンです。 同世代のモビルスーツ同士で戦って、一撃で装備破壊などできるものでしょうか?』 東方不敗『今のトレーズの一撃……機体の速さと重さ、そしてザクの動きの流れすら利用して力を高めておる。 そしてあの装飾……一見ただの飾りに見えるが、まぎれもなく機体とパイロットの意思を一つにし、 機体がもともと備えておる機械の力を超えた、目に見えぬ力を発揮しておる!!』 ウォン『び、美形フィールドというものでしょうか』 東方不敗『機械が限界に達すれば空中分解の可能性がある……ならば機械の力に頼らず、 パイロットの力が機体の能力を超える!! これぞ、ヅダという危険な機体の力を上限以上に引き出す方法か……』 ウォン『空中分解を美形フィールドで無効化するわけですね!』 東方不敗『今の一撃、まともに受ければワシのマスターガンダムとてただごとでは済むまい。 それほどの威力が秘められておる!』 アレンビー「ウォンの解説、わかりやすいねー」 ドモン「デビルガンダムを使った悪事など企まずに、解説者だけやっていればいいんだがな……」 ウッソ「おかしいですよ!これじゃビールを売るより早く試合が終わっちゃう!」 ミーシャ「お~いそこの坊主、ビール一本」 ウッソ「あ、はいはいただいま~♪」 ガルシア「おい、ウイスキーが切れたら今度はビールかい」 ミーシャ「うるせぇ、酒なしで見れるか、こんな試合」 ナナイ「予定どおり、いえ、それ以上ですね」 クェス「ザクが負けるのは美形フィールドのせい、ってことになるからねー」 シャア「……………………」 684 名前:決戦!ザクvsヅダ 14/25投稿日:2008/07/14(月) 23 27 42 ID ??? バーニィ「う……嘘だろ? これじゃさっきの話と違う……!!」 確かにトレーズが欲しがっていたのはエレガント属性だけだったかもしれない。 しかし、その属性さえあれば、トレーズはどんな機体でも無敵の戦闘能力に変えてしまう。 バーニィの戦意は急速にしぼんでいく。 ドズル「ぐう……や、やはり駄目か!ガルマ、シャアと回線繋げ、俺が代わって出る!!誰か、俺のザクを持ってこい!」 ガルマ「無茶ですよドズル兄さん、この会場にはモビルスーツは持ってきていないでしょう」 ミネバ「マリーメイアの父上は無茶苦茶に強いのだな……」 マリーメイア「うふふふふ、楽勝ですわね」 アル「そんなことないよ!!」 マリーメイア「!?」 アル「バーニィは、バーニィは絶対勝つんだ!!」 ガルマ『シャア、聞こえているなら』 シャア「謀ったなガルマ!!」 ガルマ『それはもういいから。ザクのパイロットと回線を繋いで欲しい。アルフレッド君からだ』 シャア「……よし、すぐに回す」 ナナイ「今さら、何を?」 クェス「しゃべってる間に試合終わっちゃうよ」 685 名前:決戦!ザクvsヅダ 15/25投稿日:2008/07/14(月) 23 31 17 ID ??? ウォン『続くヅダの攻撃、あーっと今度は止めた、止めたー!!』 バーニィ「同じヒートホークなら……!」 ウォン『……あ、あーっと駄目だー、弾き飛ばされたー!!』 バーニィ「うわぁぁぁぁっ!!」 東方不敗『外見はただのヒートホーク……しかしその威力シャイニングフィンガーソードのごとし!! ザクのパイロット、よく一刀両断にされず生き残ったものよ』 ウォン『しかし耐えた!!ザク改、倒れずに態勢を立て直しています!そしてヅダがさらに襲いかかるー!!』 ナナイ「デモンストレーションということでしょうか、一撃で倒そうとはしていませんね」 シャア「よし……繋がったぞガルマ」 ガルマ『了解。いいよ、アルフレッド君』 バーニィ「無理だ……!こんなに差があったら……!」 アル『バーニィ!』 バーニィ「あ……アル?」 アル『頑張って!絶対、絶対勝つんだよ!二人で準備したじゃないか!』 バーニィ「う……うん、そうだっ……!」 687 名前:やっぱり規制食らいました 16/25投稿日:2008/07/15(火) 00 08 36 ID ??? ウォン『ザク改、ヒートホークで斬り結びつつ後退していきます! 競技場の中央から押しまくられ、木々が立ち並ぶ森林にまで……」 東方不敗『だが、この試合には場外ルールはない。木の中に隠れて戦う事もできるであろうが……』 ウォン『しかし、そんな戦い方が、あのトレーズに通用するのでしょうか!?』 ヒイロ「アルには悪いが……ザク改の勝率はゼロだ」 トロワ「ザクだからということでパイロットを選出したらしいが…… 敵の戦力を把握する前に行動を起こすべきではなかったな」 ヒイロ「トレーズが負ける可能性があるとすれば、一つしかない。 だが……バーナード・ワイズマンは、そこに到達する事は恐らく不可能だ」 トロワ「ああ……」 リョウガ「森の中……障害物があればヅダの速さを殺せると見たか。だが……」 シュバルツ「甘いぞバーニィ!トレース・クシュリナーダは、その程度の策が通用する相手ではないッ!!」 688 名前:支援ありがとうございます 17/25投稿日:2008/07/15(火) 00 12 20 ID ??? ウォン『さあ、なんとか森の中にまで後退しました!両機、距離を取って、武器をマシンガンに持ち替えます!』 バーニィ(ここまで引き寄せれば…… これで……!) ウォン『あっと……! 森の中に、なにやら巨大な物体が起きあがって…… サンタ……?サンタクロースの、巨大なオブジェクトが現れました!』 東方不敗『冬に使うためにしまっておいたものか?なんであんなものが』 トレーズ「何だ……これは?」 観客からはサンタクロースの像にしか見えない巨大な物体は、ヅダのコックピットのモニターには ザクが何機にも分身しているように見えた。 トレーズ「増援か…… だが、この機体の機動力には、数など問題ではない……!」 ヅダはマシンガンの弾を正確に命中させ、反撃を予測して機体を移動させる。 あっけないほど簡単に標的の反応が消える。 トレーズは、それは自分の機体の攻撃力が高まっているからだと判断した。 東方不敗『む……? 勝負の邪魔と見たか? わざわざサンタクロースから撃っていくとは』 ウォン『射撃を披露しているのでしょうか、それもやはり見事な腕前です』 マイ「い、いえ、違います!あれは……!」 デュバル「ジオニック社の陰謀に違いない!!」 690 名前:決戦!ザクvsヅダ 18/25投稿日:2008/07/15(火) 00 14 36 ID ??? 突如、ヅダの足下が爆発した。 装甲が吹き飛び、足首の関節に衝撃が走る。ヅダは転倒こそしなかったものの、片足の機動をほぼ完全に失う被害を受けた。 トレーズ「くっ……!?」 デュバル「や、やはり!!」 モニク「当たった!?」 マリーメイア「な、なんですの、あれは!」 アル「や、やったあ!!」 サンタクロース型のダミーも、森の中に仕掛けたブービートラップも、数日前にバーニィとアルが二人で用意したものだった。 (試合前日に観客席を速攻で作り上げたジュドーたちが間違えて吹っ飛ばされなかったのは幸運である) 場内は騒然となった。 突然の奇襲に抗議の声をあげるヅダ陣営、奇跡の形勢逆転に盛り上がるザク陣営。 モニク「試合を中止して抗議する!これはモビルスーツの性能を競うコンペでは……!」 トレーズ『いや、これでいいのだ』 マイ「えっ……!?」 691 名前:決戦!ザクvsヅダ 19/25投稿日:2008/07/15(火) 00 21 31 ID ??? トレーズ「さあ、戦いを続けよう。ザクのパイロット」 バーニィ「いいんですか……? 許して……くれるんですか、こんな事をした僕を」 トレーズ「許しを求める必要はない。むしろ私が感謝を送りたいほどだ」 バーニィ「え……!?」 その声は場内スピーカーやテレビ中継の放送を通して、試合を見ている全員に届いていた。 トレーズ「もしも君がこうして本気で向かってくる事がなければ、 私もただ機体の性能を見せるだけの遊びで終わらせていたかもしれない。 戦士とは持てる力の全てを尽くして、その行いに命を賭けるべきものなのだ。 それを、君は私に思い出させてくれた」 バーニィ「………………」 トレーズ「ヅダのパイロットとは、皆そういうものではなかっただろうか。 機体の限界を超える速さを求めて死んでいった多くの者たちは その一瞬の輝きのために命を賭け、そしてその望みを叶えていった。 彼らは皆、己自身に対する勝者として死んでいったのだ。一人として無駄死になどしてはいない……」 トレーズの言葉を聞いた観衆たちは静まりかえり、これまでヅダに抱いてきた認識を改めていた。 そしてバーニィも、これまでの考えを打ち消した。 トレーズは自分に酔うだけではない、本当にヅダが好きになって乗る事にしたのだと。 自分が、ザクを好んでいるのと同じように。 トレーズ「そして……!!」 バーニィ「…………!!」 片足のヅダはマシンガンを捨て、ヒートホークを手に宙に舞った。 バランスを失わずに立っているのもやっとだった機体は、まともに着地する事はできない。 692 名前:決戦!ザクvsヅダ 20/25投稿日:2008/07/15(火) 00 23 13 ID ??? ウォン『あーっと、と、飛んだぁーっ!!これは無茶だーーーっ!!』 ガトー「英霊たちに捧げる戦いのために…… 抗議などで止める事も、逃げる事もせぬか……」 アル「バーニィ……!!」 マリーメイア「お父様……!!」 ザクはヒートホークを構える。 降下してくるザクを見据え、勢いよく振りかぶる。 ナナイ「避けろ、避けるだけでいいんだ!ヅダはもう動けまい!」 シャア「………………」 クェス「な、なんで避けないのっ!バカじゃないのあいつ!」 東方不敗『戦士の誇りのためにか……』 ザクとヅダのヒートホークが交錯する。 閃光と衝撃音が周囲に轟き、そしてヅダはゆっくりと地面に倒れていく。 マイ「ああ……!!」 モニク「だ、駄目か……!」 アル「やった……!?」 694 名前:決戦!ザクvsヅダ 21/25投稿日:2008/07/15(火) 00 34 58 ID ??? 静寂が周囲を支配した。 ヅダは倒れたまま動かず、それを確認するとザク改はゆっくりとヒートホークを下ろす。 勝負が終わった事が分かると、静寂は歓声と拍手に変わっていった。 ウォン『や……やりました!一方的展開と思われたこの試合!最後はザク改が見事、ヅダの猛攻を凌ぎきりましたー!!』 東方不敗『むうう……。負けは負けとはいえ、トレーズの身の処し方も天晴れなものよ。 最後の一撃を正面から迎え撃ち、防ぎきったザクのパイロット……なかなかのファイターと言えるわい』 バーニィ「僕が…… 勝ったんですか……」 トレーズ「そうだ……素晴らしい勝負だったよ」 コックピットを開け、姿を見せたトレーズにバーニィは深く頭を下げた。 その返事として、トレーズは握手の手を差し出した。 固く握り合う二人の手に、再び盛大な拍手が場内から送られていった。 ウォン『それでは、今日の試合を振り返って、いかがでしたでしょうか東方先生』 東方不敗『うむ、両者ともに、機体に己の全てを伝え、まさしく己の分身として戦っておった。 機体の良し悪しではなく、要は機体を動かす者が大切なのだ。それは我らガンダムファイターも、モビルスーツのパイロットも同じことよ』 ウォン『ありがとうございました。それでは、本日の中継は、このあたりで終わらせていただくことにします』 ニッキ「パイロットが上手いと、あそこまで動き回っても空中分解しないんだな……!またヅダにチャレンジしてみようか……」 シャルロッテ「ああ……やっぱりザクが勝ってくれたじゃない、結局私のザクが最高よね♪」 スワガー(またさっきと逆になってますな……) 695 名前:決戦!ザクvsヅダ 22/25投稿日:2008/07/15(火) 00 37 28 ID ??? ドズル「見事だッ!!よくやったぞワイズマン伍長ッ!!」 アル「ああ……。ほ、ほっとしたら、疲れちゃったよ……」 マリーメイア「お父様……熱くなるとすぐ、こうなるから……また悪い病気が……」 ミネバ「ん?いい勝負だったと思うのだが?」 ヒイロ「トレーズが負ける唯一の可能性……」 トロワ「『私は敗者になりたい』病が出たか……」 ヒイロ「あれさえなければ無敵なんだが、ああなるとバーニィにすら負けるからな」 だが、その敗因が分かるのはヒイロたちWキャラしかいない。 場内の全てが感動の渦に包まれている中、二人は水を差すのも悪いと考え、そのまま会場を後にしていった。 ガロード「それはともかく」 ウッソ「入場券と、飲食物の売り上げがこれだけありますよ」 ジュドー「大もうけだなっ!」 ティファ「いました……ガロードたちはここです」 ガロード「ティ、ティファ!?」 シャクティ「探しましたよ、うふふふふふ」 ウッソ「シャクティ!?ま、まさか、その」 ジュドー「こ、この売り上げは俺たちが苦労してっ」 プル「あ、いたいた、ジュドー♪」 プルツー「大もうけしたそうじゃないか」 デュオ「さーて、会場作り、手伝ってやったんだし。ジャンク屋組合全員で打ち上げでもやろうかね」 キッド「あがりは持ってるんだろ、ガンダム坊や?」 三人「「「うわああああああああ」」」 696 名前:決戦!ザクvsヅダ 23/25投稿日:2008/07/15(火) 00 40 22 ID ??? ワシヤ「負けちゃった……ねぇ……」 マイ「ええ……」 モニク「やはり抗議を通していれば……!こんなコンペひとつで提携打ち切りなどさせてたまるものか!」 バーニィ「なんとか、勝てましたよ。シャアさんやアルが勇気づけてくれたおかげで……」 ナナイ「勝利まで得られるとは正直予想していなかったが、よくやってくれた」 クェス「これで赤字子会社とも縁切りできるね、大佐♪ ……大佐?」 シャア「バーニィ君……本当に、素晴らしい戦いだった。私も君を選んだ甲斐があったよ」 バーニィ「シャアさん……」 ナナイ「それで社長、ヨーツンヘイム社のことですが」 トレーズ「ああ、その事なら私も話に入れてもらえないかな」 クェス「え?」 トレーズ「ヅダの販売はダイクン社が行っているのだろう? ぜひOZにエレガントヅダ隊を編成してみたい、近いうちに50機ほど揃えてもらいたいのだが」 ナナイ「ごじゅっ……!?」 クェス(この人バカじゃ……んぐぐ!?) ナナイ(待て、50機も一度に売れるなんて奇跡だぞ、しばらく黙っていろ) シャア「分かった、すぐにヨーツンヘイム社に打診するよ」 トレーズ「受注があれば、赤字の子会社を切る事もないだろうからな」 シャア「きつい事を言うな、おまえも」 トレーズ「いやいや、私が見込まれていて勝てなかったのだ。これぐらいはしてやらなければな」 クェス(……バレてたんだ) ナナイ(売れればどうでもいい、売れれば) 698 名前:決戦!ザクvsヅダ 24/26投稿日:2008/07/15(火) 00 48 06 ID ??? そして、3日後。 シロー「『暴走族に異変 超高速よりも優雅でエレガントに ヅダ空中分解事故激減』…… ……俺たち警察があんなに取り締まっても言う事を聞かなかった連中が……」 カミーユ「モビルスーツに綺麗な模様を描くサービスも出てきたらしいよ。 ガルバルディβのロイヤルガード仕様やマ・クベ専用グフが、時代を先取りしてたって妙に評判だよ」 マイ「うちもロイヤルエレガントヅダが大売れで本当に助かりました。一時は倒産かと思いましたよ」 ガロード「そうなんだ……」 ジュドー「そりゃあよかったね……」 ウッソ「こんなのおかしいですよ……」 ロラン「どうしたんですか、三人ともちょっと前から元気がないですが」 ジュドー(売り上げが全部チョコパフェになってプルの胃袋に消えた……) ウッソ(シャクティ、僕から取り上げたお金で何をしたんだろう……) ガロード(ティファと旅行に行こうと思ってたお金がぁぁぁぁ) 三人「「「はぁぁ~~~~~っ」」」 アル「でも、バーニィが勝って、本当に良かったよ!」 699 名前:今回はあとがきはありません 25/26投稿日:2008/07/15(火) 00 49 42 ID ??? シャア「ついにやったぞ!消費者アンケートで、来月から違法改造機のリコールに応じない措置に賛成意見が多数を占めてくれた!」 クェス「それじゃ、もうヅダが分解事故起こしても、うちのダメージはなくなったってこと?」 ナナイ「それならヨーツンヘイム社を切る必要はなくなりましたね」 シャア「ああ、モビルシチズンの新型ヅダソルジャーも作り始めて、いまや優良子会社だよ。 こんなに何もかもうまく行くとは思わなかったな」 トレーズ『12時になりました。お昼のニュースエレガントです』 シャア「ん?」 トレーズ『本日未明、OZ精鋭部隊に配備されたロイヤルエレガントヅダ50機が全滅しました。 マフティーを名乗るテロリストの襲撃との発表があり、当局は……』 シャア「……いつからアフロに髪型変えたんだ、この男」 ナナイ「服が煤けてますし。爆発現場からそのまま撮影場に来たのでは」 クェス「えっと…… もしもしハサウェイ?アンタ、OZのヅダ隊襲撃した?」 ハサウェイ『知らないよ、僕たちだって驚いてる。有名になるのはいいけど、なんでもかんでもマフティーのせいにされるのも困るんだよね。 マフティーを悪者にするための偽宣伝とか、おびき出すための作戦とか、こっちも大騒ぎさ』 クェス「そ、そう……。関係ないんだったら、あんまり暴れない方がいいと思うよ」 ハサウェイ『僕はそう言って、みんなを止めてる。ありがとう、クェス』 クェス「うんっ、じゃ、切るよ」 ……だってさ?」 ナナイ「つまり……よりによってOZの精鋭部隊が……」 シャア「空中分解で全滅したか……」 クェス「トールギスと一緒のペースで移動しようとしたんじゃないかな、無茶しちゃってさ」 700 名前:決戦!ザクvsヅダ 26/26 (代理)投稿日:2008/07/15(火) 00 57 14 ID ??? トレーズ『幸いなことに、損壊した機体は一週間以内に大破した場合の保険に加入しており、全額が支給される見通しで……』 クェス「……へ?」 ナナイ「リコール制度打ち切りは……」 シャア「来月の頭からだぞ!?」 トレーズ『損害額は現在試算中ですが、相当な規模にのぼる模様です』 シャア「やかましい!!」 クェス「もしもしハサウェイ、やっぱOZを襲撃してよ?」 ハサウェイ『今行くのは無茶だってば、罠にかかりに行くようなものだよ!しばらく潜伏するから、この電話も切るよ』 クェス「あっ!!ハサウェイっ、ハサウェイ!!! ……ったく、肝心な時に役に立たないんだ!!」 ナナイ「ヅダ50機ぶんのリコールですか……装飾まで付けて……」 シャア「……サボテンの花が咲いて」 クェス「逃避するなー!!」 プル「あはははははははっ、な、なにあの髪の毛~~!?」 プルツー「ね、姉さん、笑っちゃ駄目だろ、ほら……!」 ミネバ「……なあ、今ニュースに出てたアフロの人、ひょっとしてマリーメイアの」 マリーメイア「知りません、知りません!!」 かくして、町中を巻き込んだザクとヅダの戦いは終わった。 ヨーツンヘイム社は提携打ち切りの危機を回避し、街からはヅダ空中分解の被害が大幅に減る事になった。 万事丸く収まった日常の影に、頭を抱える者たちがいるのも、やはりこの街の騒がしい日常の一幕である……。
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GF13-001NHII マスターガンダム 不敗の流派 / エクステンションブースター3 UNIT U-G14 茶 3-6-2 R プリベント(9) 【MF】 流派:東方不敗 (自動A):このカードが属するセットグループは、4以下の合計国力を持つ敵軍カードの効果の対象にならない。 (自動A):敵軍プレイヤーは、ジャンクヤードにあるカードと同一名称の、G以外のカードをプレイできない。 宇宙 地球 [5/7][0/0][5/7] 強力なロック能力とアンタッチャブル能力を併せ持つ茶の大型ユニット。 一度場に出てしまうと、相手は5国力以上の重いカードでしか対処できなくなる。各種アカツキ等と違い、セットグループごと守る効果であるためキャラクターを除去されたり、キャラクターのプレイにカットインで部品ドロボウをプレイされるなどと言った心配はない。 しかし多くのリセットカードは5国力以上であるため、それらに対しては無防備となる。このカード自体が6国力であることを考えると、何かしら早出しするギミックがないと少々危うい。現実的なところではキッド・サルサミルでクーロンガンダムを早出しして置き換えたり、Gの系譜で換装したりと言ったところか。前者なら3枚コンボになるが、最速で先行3ターン目に場に出すことができる。 ロック効果は敵軍プレイヤー限定の南極条約といったところ。リングハンデスとも相性が良く、ディアナ帰還を採用しているデッキなどは、このカードを出すだけで投了に追い込む事すら出来るかもしれない。 また、同じ茶のディアナ帰還を、このカードと同じデッキに採用している場合、ジ・オなどでこのユニットを奪われると、大変なことになる。 明鏡止水や師弟関係などのサポートカードを併せてデッキに投入するといいだろう。
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PRISMA サークル:CYTOKINE Number Track Name Arranger Original Works Original Tune Length 01 F [intro] 隣人 東方永夜抄 恋色マスタースパーク [02 15] 02 Stardust Reverie [Electronica] [04 35] 03 Blazing Star [Mixture] [03 30] 04 Asteroid Belt [2Step] [04 09] 05 M [interlude] [01 07] 06 Master Spark [Chip Tune] [02 07] 07 Earthlight Ray [Nu Soul] [04 19] 08 Milkyway [ambient] [04 57] 09 Event Horizon [TechnoPop] [03 26] 10 Starlight Tyhoon [Orchestra] [03 58] 11 S [outro] [01 08] 12 F.M.S [Secret Track] [05 55] 詳細 恋色マスタースパーク アレンジ・リミックスアルバム 東方不敗小町3(2007/03/21)にて初頒布 イベント価格:500円 ショップ価格:750円(税込) レビュー 原曲香る系恋色マスタースパークオンリーアレンジ。11曲全てが同一人物による同一曲アレンジというコンセプト、現時点での私の記憶では今まで誰もやったことがなかったはずだ。理由は単純、製作者も聞く側も「飽きる」の一言に尽きるのだが、製作者がジャンルを幅広く、いろいろな角度からアレンジできるのであれば話は別である。そして、この作品については、まあ話は別であったと言えるだろう。日夜魔法の研究に余念なく工夫を凝らし続ける魔理沙のスペカの名前を各曲に冠し、おそらくは各スペカの弾幕のイメージを織り込みつついろいろなジャンルのアレンジを詰め込んだこのアルバムには、そこかしこに魔理沙らしさが香っている。まさに(私のような)魔理沙好きにはたまらない一作だろう。例えて言うならば、万華鏡のように散らばる幻想的な電子音が漂うStardust Reverieから一転、極太レーザーで強烈な体当たりをかますミクスチャー・ロックのBlazing Starを左右に振ってほうほうの体で切り抜けたところに不意に遭遇したAsteroid Beltの2-Stepをかわし、一息ついて来たる魔理沙の代名詞たるMaster Sparkに備えようと力を入れたのにまさかのChip Tuneですかされたあたりで苦笑い、とそんな感じ。これはなかなか面白い。コンセプトアルバムとしては十分に成功していると思う。個々のアレンジの質も、奇抜さに感嘆というものはなくそのあたりはやや淋しいが、十分に水準以上でまとまっており、その多芸さはなかなかのものだろう。以上、個人的に魔理沙推しなので大いにフィルタがかかっているが、詰まるところ、魔理沙好きなら十分に楽しめると思う。マスタースパークよりもマジックの方が、という人もとりあえず買っておけばいいのではないかと思う。魔理沙好きじゃなくとも楽しめるんじゃないかと思いたい。ただ、あとはもう一押し、お題目である「弾幕はパワー」を感じさせてくれる曲が足りないようにも。最後がいくら優雅なオケアレンジとはいえStarlight Typhoonじゃ、ちょっと魔理沙としても格好がつかないだろう。そんなアルバムの統一感とかはとりあえずFinal Master Sparkあたりで破壊してほしいところだった。魔理沙の力強さを感じさせてくれる曲で締めてくれれば… ん? 何かクソっ速いダンストランスが? -- 電波? (2007-03-22 08 13 07) 名前 コメント
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概要 運動はできないが頭脳で相手を追い詰める。 世界最後の日では直接戦闘に関わったのは少ないが電送人間では頭をつかいみごと勝利している。 だが終盤でヒソカに全知全能の能力を与えられてからは肉弾戦でもセルに勝てるLEVELまでになった。 全知全能の力はセルを倒すとなくなったが最終回では艦隊指揮の方面で才能を開花させた。(准将) キートンと共に戦うがキートンの方は宇宙海賊の艦隊に沈められる。 地球再建では人類の再建に多く貢献したとして元帥の称号を与えられる。 この時、ヤンは貢献したのと実際に元帥の称号を貰えてもおかしくない軍人の才能を持っていたというめずらしい分類であった。他はクワトロ・バジーナや東方不敗。 アーサー・リンチによるクーデターにも参加せず常に自分の正義の道を歩いた。 実際に前線に赴いたのは少ないが艦隊指揮においては右にでるものは居ない。 「このようにあまり光は浴びないが裏で味方を勝利に導いている人」と相良宗介に言われた。 王朝縮小時代では95歳で毎朝、庭の畑仕事に精を出しているらしい。95歳であってもユリアンに度々助言するなど地味ながら活躍していた。 しかし、西暦95年 6月18日 心筋梗塞でこの世を去る 彼の死後は当時、社会が混乱しており中々報道出来なかったが西暦97年にやっとヤンの死が発表される。