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ep.465 元祖心霊再現映像番組!「あなたの知らない世界」みんなから来た番組エピソードや思い出を読む! 放送内容 参加メンバー Tomo Kimura K-suke その他 名前 コメント すべてのコメントを見る
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唯先輩が面白すぎ! -- (あずにゃんラブ) 2012-12-30 04 06 41
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氷見が次に見たのは、地面に這いつくばる鈴と氷架。 鈴「……命乞いはしない……殺すなら殺せ」 氷架「……レイちゃんと一緒なら……何も怖くないもん 」 小さく口を動かした鈴と氷架。 氷見「そう……二人とも仲が良い物ね」 微笑みを見せながら、氷見はそう言った。そして、十数本の剣を召喚した。 氷見「……散りなさい」 そして、無数の剣が降り注ぎ、二人の体を貫いた。体中、生け花の様に剣が刺さっており、鈴も氷架もピクリとも動かなくなっていた。 ほむら(……こんな滅茶苦茶な魔法少女、見た事も聞いた事も無いわ) ほむらも動揺を隠せない。縄張り争いで戦う事は有るにせよ、惨殺するような魔法少女はまず居ない。 何よりも、魔法少女を確実に仕留められる事は、恐ろしく強い証拠だ。 氷見「……貴女達は、非常に強い魔法少女でしょうね。彼女達に勝てるのは、私だけだと思っていた物ですから……」 氷見は、冷たい眼のまま笑っていた。 杏子「……どう言うつもりで、仲間を殺してるんだ? アンタは……」 氷見「……私に仲間など居ませんよ。彼女達も、所詮駒に過ぎませんから」 さやか「……酷い」 氷見「酷い? 酷いとはこう事を言うのですか?」 氷見はとぼけた様に、答えを返した。 その直後だった。 織莉子「……!?」 キリカ「……え?」 誰もが、眼を疑った。 ほむら「……何時の間に!?」 ゆっくりと前のめりに倒れた織莉子の背中には、ロングソードが突き刺さっていた。地面は、流血で真っ赤に染まって行く。 ほむら「さやか!! 美国織莉子を!!」 さやか「解ってる!! すぐにやる!!」 ほむらとさやかは、すぐさま織莉子に駆け寄った。さやかが急いで回復魔法をかけたお陰で、大事には至らなかった。しかし、戦闘出来る程の回復は出来ていない。 そして、愛しの相方を傷つけられたキリカの怒りは、頂点に達した。 キリカ「……お……お、織莉子に何をしたぁ!!」 速度低下魔法を氷見に向け、鉤爪で一気に斬りかかる。 氷見「……あらあら。随分と、気が短いのね」 キリカ「うるさい!! 死ねぇ!!」 キリカは一気に爪で切り裂くべく、大きく振り被った。 同時に、氷見もロングソードを構える。 ガキン、と武器が交錯した。一本のロングソードが、十本の爪を防いでいた。 氷見「……軽いわね」 キリカ「何を!!」 キリカは再度、爪を振りかざした。 キリカ「……!?」 今度は、召喚した二本のソードが爪の軌道を食い止めた。 氷見「飛びなさい」 更に、爪の上からロングソードを叩きつけ、キリカを壁際に吹っ飛ばした。 キリカ「ぐぁ……」 氷見「……散りなさい」 続け様にロングソードを投げつけた。剣は真っすぐに、キリカに向かい飛んでいく。 キリカ(……ヤバい!!) キリカは反射的に、眼を瞑っていた。 パン、とロングソードが弾き飛ばされた。キリカの脇に、ロングソードが突き刺さる。 キリカ「……!?」 ほむら「皆、下がってて。こいつは、私が仕留めるわ」 紫の弓矢を構えたほむらは、力強くそう言った。 氷見「……貴女から来ますか?」 氷見は、無表情のままそう答えた。 マミ「……暁美さん一人に任せる訳にはいかないわ。私達も、戦う」 さやか「うん……。こんな奴、野放しにしておく訳にはいかない!!」 杏子「見滝原の魔法少女は、甘く無いんだぜ?」 マミ、さやか、そして杏子は武器を構えた。 氷見「……フフ」 杏子「何がおかしい?」 氷見「貴女達は、さぞ友達思いなのでしょうね……。でしたら、こんな余興もよろしいのでは?」 ほむら「……まさか!?」 氷見は、薄気味悪く笑みを見せて、指をパチンと鳴らした。 合図と共に現れたのは、イエスキリストの如く十字架に張り付けられた、まどかの姿だった。 口は塞がれ、手足は縛られている。潤んだ瞳で、ジッとほむら達を見つめていた。 まどか(……皆……ゴメンね) ほむら「まどか!!」 さやか「まどか……」 ゆま「お姉ちゃん!!」 杏子「てめぇ……やっていい事と悪い事って有るだろうが!!」 マミ「……鹿目さんを人質して、何が目的なの!?」 氷見「交換条件ですよ……」 マミ「交換条件ですって?」 氷見は、冷たい笑みを崩さないで、言葉を告げた。 氷見「今から、貴女達と私一人で、一対一の勝負をしましょう。 一対七では、流石に私も分が悪いですからね。貴女達が、一人負けた時点で……この娘の四肢のどれかを斬り裂きます。五人目からは、体を突き刺します。 最後の一人が負けた時点で、首が飛ぶでしょう。いい条件だと思いませんか? もっとも、拒否権は有りませんよ? 仮に、拒めばすぐにでもこの娘の体を、肉の塊にしても構いませんから」 さやか「ふざけるのもいい加減にしろ!! まどかは無関係じゃないか!!」 氷見「そう思いますか? 魔法少女に関わってる癖に、自分は魔法少女にならない。百歩譲って、真実を知るから契約しない。これは、さぞ賢い事ですよ。 でも……無理やりにでも契約しなければならない条件になれば、話は変わってきますよね?」 ほむら「……つまり、今がその条件って事ね」 氷見「その通り。彼女が助かる方法は二つ……貴女達が私を殺す。もう一つは、この娘がキュウべえと契約をして私を殺す……」 ほむら(美国織莉子に見えてたのは、この光景だったのね……不覚だわ) 氷見「決して、悪い条件ではない筈ですよ? 仮に、戦う方を選べば、一人目で勝てば良いんですから」 氷見の言葉が、重く伸し掛かった。 QB「天百合氷見……君は復讐を望んで、契約した。だが、無関係な人間を巻き込んで、それが復讐だとでも言えるのかい?」 氷見「……感情の無い生き物が、偉そうに言うな。私の復讐は、終わる事は無い……絶対に!!」 氷見はキュウべえを鋭く睨みつけた。 ほむら「下がって居なさい、キュウべえ。さっき、言ったでしょう……私が引き受けると」 さやか「ほむら……アイツの口車に乗るつもりなの!?」 杏子「そうだぜ……。ここで受けちまったら、向こうの思う壺だ!!」 マミ「暁美さん!! 考え直して!!」 ほむらは、大きく深呼吸した。 ほむら「無理よ。言って聞く様な人間とは思えない。 あんな危ない連中を力付くで押さえつけられる程の魔法少女。もし、その気なら、私達はとっくに殺されてるわ」 マミ「暁美さん……」 ほむら「それに、今この中で勝てる可能性が有るとすれば……私が一番マシよ」 氷見「ほう……」 ほむらの一言を聞き、氷見は感心した様に、口元を吊り上げた。 ほむら「彼女には他の皆の手の内は見抜かれてるわ。さっきの戦いを、何処かで見ていたんでしょうね……。 そうで無ければ、呉キリカの攻撃を受け止めたり、三国織莉子を奇襲するなんて絶対に不可能だからよ」 氷見「……どうやら、君はかなり頭の回転が速い様だね」 ほむら「どの道、私が勝たなければまどかは傷つくわ。何としてでも、私が仕留めなければいけないのよ」 ほむらは、強い言葉でそう言った。その気迫が、周りの仲間達を黙らしていた。 ほむら「……準備は出来ているかしら」 氷見「……良いでしょう」 ほむらは、戦陣に躍り出て、弓を構えた。 キリカ(……負けるなよ) ゆま(お姉ちゃん、頑張って!!) 織莉子(……ビジョンが見えてこない。それ程、この結末は不透明だという事なの?) そしてほむらは、挨拶代わりの一投目を射る。 ほむら「……行け!!」 紫の矢が放たれた。 氷見「甘いですね」 カン、とロングソードが一振りされ、弓矢はあっさり防がれた。 氷見「牽制のつもりです? 挨拶代わりですか? 貴女の力は、その程度じゃないでしょう?」 ほむら「……そうね。今のは、距離感を測った所かしらね」 ほむらは、口元にうっすらと笑みを作っていた。 杏子「……所でさ。今気が付いたけど……アイツ、弓矢なんか使ってたか?」 QB「あの武器は、魔力で作り出した物さ。マミのマスケット銃と同じ理屈だよ」 さやか「それは、ほむらも言ってた。でも、まだ完成じゃないから威力も無いって……」 QB「ほむらの言う完成が、どの位のレベルを言っているのかは知らないけれど……。はっきり言うと、暁美ほむらの魔力の使い方は天才的さ」 キュウべえは、そう断言した。 マミ「ええ……。暁美さんは魔力で武器を作り出すまでに、二か月しか使っていない」 さやか「しか……って事は。マミさんは、銃を作るまでどれ位かかったんですか?」 マミ「約一年って所ね」 杏子「……マミで一年も?」 QB「マミも魔力のコントロールは、相当に上手なレベルだよ。むしろ、固有武器以外の物を作り出すのは、並の魔法少女じゃ出来ないよ。 現に、マミとほむら以外で、武器を作り出す事が出来る魔法少女は居ないだろう?」 さやか「うん……見た事無い」 QB「大体自分の魔力の保有量の内、さやかで五割、杏子達で七割。マミに至っては九割近くを引き出している。 だけどほむらは、九割九分を使いこなしている。 もっとも、魔力の保有量ではほむらが一番低い分、使いこなしやすくなっていると言う、皮肉な面も有るけれどね」 さやか「どういう事?」 マミ「そうね……。例えて言えば、並のレーサーがF1に乗っているのが私達かしらね。性能の全てを引き出せない。 そして、暁美さんは普通の車に乗ってるF1ドライバー。だから、性能を限界まで引き出していると言う形になるわね」 杏子「……だから、魔力が多少劣ってても、あそこまで戦える訳か」 QB「そういう事さ……」 百聞は一見にしかず。誰もが、ほむらの実力は認めている。だからこそ、今はほむらが勝つ事を信じて、見守るしかない。 氷見は召喚した一本のロングソードを構えた。 氷見「挨拶代わりですよ」 そして、思い切って投げつけた。 ほむら(……撃ち落とすまでも無いわ!!) 金属のぶつかる、鈍い音が建物中に響いた。 氷見「随分と、頑丈に出来ている盾ですね。私の剣で、貫けなかった物は、それが初めてですよ」 ほむら「光栄ね……」 ほむらは、皮肉っぽく言い返した。 氷見「……では、本番と行きましょうか」 氷見は、再び剣を召喚。しかし、今度は一本では無い。少なく見積もっても、両手両足の指では足らない数だ。 ほむら(……何本出してくるのよ) 氷見「何時まで、避けられますか?」 そして、再び剣が宙を舞う。ほむらを目掛けて、無数のロングソードが飛び交った。 ほむらは迎撃するべく、魔力を込めて弓を引く。 ほむら(……狙いは、そこよ!!) 矢は放たれた瞬間に、一気に拡散。飛び交うロングソードを次々と撃ち落とす。 氷見(やりますね……楽しませてくれます) ほむら(……不味いわね) ほむらは、内心ではかなり焦っていた。 ほむら(……魔力の容量は、向こうの方が圧倒的に上。この弓の弱点は、燃費が悪いから私の魔力が追い付かない……。力押しになったら、確実に私は勝てない……。 せめて……あの魔法のカラクリさえ解れば……弱点を突ける) 氷見「さぁ……見せて貰いましょうか……」 ロングソードが、次々と召喚される。今度は、さっきの数よりも更に多い。 ほむら(流石にあの数は撃ち落とせない!! どうすれば……) ほむらの思惑と裏腹に、氷見のロングソードが再び飛び交った。 ほむら(ええい……だったら) そして、次の矢を射る。 撃ち出された矢は、真っ直ぐに飛んでいく。 氷見「……!!」 氷見の右頬をかすめて、後ろの壁に突き刺さった。 しかしほむらも、数本の剣を受けて大きくダメージを受けていた。 ほむら(芯は外してるけど、結構喰らってしまったわね……。 でも……掴めたわ!!) 何かを読み取った。 氷見(……もしや) 氷見の表情から、笑みが消えた。 ほむら「解ったわよ……貴女の魔法の正体が!!」 氷見「……」 ほむらは、再び弓を引く。今度の矢は、さっきの物よりも、遥かに大きい。 ほむら「……この矢を封じられるかしら!!」 そして、真っ直ぐに射る。 放たれた矢は、氷見を目掛けて真っ直ぐに飛ぶ。 氷見(……小賢しい!!) 氷見はジッと矢の軌道を見据えていた。 ほむら(……かかったわね!!) ほむらは、ほくそ笑んだ。 氷見が魔力を溜めこんだ瞬間。真っ直ぐに飛んでいた矢は、パン、と拡散した。 氷見「……!?」 炸裂した矢は、氷見の体に突き刺さる。 氷見「ぐぅ……」 致命傷を与えるまでには至らないが、氷見に初めてダメージを喰らわせた。 ほむら「……貴女の魔法は、空間の内の物を動かす魔法ね」 ほむらは、確信を持った顔つきで断言した。 氷見「……」 ほむら「だからこそ、剣を自在に飛ばしたり、矢の軌道をずらしたりする事が可能な代物……そうでしょう?」 氷見「よくぞ、短時間で見抜きましたね……賞賛に値しますよ」 ほむら「伊達に、魔法少女をやってないわ。どんな魔法にも、欠点は有る。そこを突ければ、対処は可能なのよ。 どんな魔法も、発動にはタイムラグが起きる。僅かでも気をを逸らせてしまえば、封じ込められるものよ」 氷見「……大した洞察力です。殺すには惜しい人材ですが……ここで死んでもらうのは確定です!!」 氷見は、ロングソードを二本だけ召喚。 氷見「今度は、簡単に防げませんよ?」 ほむら(……今度は二本だけか。戦法を切り替えたわね……) 氷見「踊りなさい!!」 二本のロングソードは、回転しながら宙を舞う。 ほむら(……まずは右!!) 狙いを定め一本目を撃ち落とす筈だったが、寸前で剣の軌道が動いて、矢を避けた。 ほむら「……!?」 氷見(甘い!!) そして、左の一本がほむらの腕ををかすめる。同時に、右のロングソードが上から斬りかかる。 ほむら「……くっ」 バックステップで避けると、剣は地面に突き刺さっている。が、今度は後ろから剣が迫りくる。 ほむら「この……!!」 振り向き様に、盾で弾き飛ばして回避。だが、弾き飛ばされた剣は、ブーメランの様に戻ってくる。 更に、地面に刺さって居た剣は、再び浮遊してほむらに向けて斬りかかる。 氷見(逃げ惑う、仔羊……哀れね) ニヤリと笑みを作りながら、氷見は剣を自由自在に振り回す。 遠隔操作しながら、ほむらを徐々に追い詰めて行く。 ほむら(追尾されると……こっちが攻撃出来ない!!) ギリギリでかわし、致命傷は避けている。しかし、ほむらはついに壁際にまで追い込まれた。 氷見「もう逃げ道は有りませんよ?」 そして、ロングソードは回転を止めた。ほむらに向けて、真っ直ぐに向けられている。 氷見「……終わりです!!」 一直線に、二本のロングソードが飛ばされた。 ほむら「……!!」 迫りくる剣は、丸でスローモーションの様に見えてしまう。 ドクン、と心臓が高鳴った。 ほむら(……このまま……このまま死んでしまう訳にはいかないの!!) ほむら(ワルプルギスの夜を倒して……まどかを救う事が出来て……やっと前に進む事が出来たのに……) ほむら(もう……幸せな日常を手放したくないのに!!) ほむら(……神様……お願い!!) ほむら(もう一度……私に奇跡を起こして!!) 走馬灯の様に、脳裏を過ぎる過去の記憶。心臓の鼓動は、加速的に上昇していく。 QB(……ほむらの感情値が上昇し続けている!? 否……魔力の上限も、凄まじい勢いで上がってる……) 理解し難い現象が、ほむらに起こっていた。 ザン、とほむらの腹部を、二本のソードが貫いた。 さやか「……ほむら!!」 杏子「ほむらっ!!」 マミ「暁美さん!!」 キリカ「ヤバい!!」 ゆま「お姉ちゃん!!」 織莉子(……どういう事!?) まどか(ほむらちゃん!!) 誰もが、終わった。そう思った。 しかし、ほむらは弁慶の様に仁王立ちしたまま、氷見に狙いを定めている。 ――カチン。 バシュン。一際甲高く、弓を射る音が木霊した。 全員我が目を疑い、その音が空耳だと勘違いする光景だった。 血を啜ったロングソードは、地面に転がっている。しかし、血を吸われた張本人は、そこに居ない。 杏子(……!?) さやか(何時の間に!?) マミ(まさか……!?) 氷見の胸に、深く突き刺さった一本の矢。そして、氷見の真後ろで弓矢を構えている、ほむらの姿。 イリュージョンの如き光景。突然の形勢逆転には、敵も味方も混乱するしか無かった。 氷見「……ぐ……どういう事ですか?」 氷見は、思わず聞いてしまうしか出来ない。 ほむら「秘密……。自分の手の内をわざわざ敵に教えるバカは居ないでしょ?」 しかし、ほむらの衣装は、血まみれだった。夥しい量の血液が溢れ出ている。 氷見「……こんな裏技を隠しているとは、さぞ性格の悪いお人でしょうね」 氷見は、観念した様に呟く。 ほむら「……貴女程では無いわ。このまま、ソウルジェムを撃ち抜いても良いのよ?」 氷見「……ならば、撃つがよろしいでしょう。後ろに回り込まれては、私の体では成す術も有りませんよ」 ほむら「……そうね。だったら……私の好きなようにやらせて貰うわ」 そして、ほむらは弓矢を射る。 パン、と放たれた矢は、氷見の頬をかすめて壁に突き刺さっていた。 氷見「……どういうおつもり?」 ほむら「確かに、貴女の行為は許される物じゃないわ。それだからって、殺しても良い理屈にはならないでしょう?」 氷見「……」 ほむら「それに……一つの道標に向かう為に、他の物を犠牲にする。そうまでして辿り着いた時……残る物は何も無いわ。 一人の力が足りないなら、誰かの手を借りる。決して恥ずかしい事ではない筈よ」 氷見「……只の綺麗事ね」 ほむら「どうとって貰っても構わないわ。私は、まどかさえ返してもらえれば、貴女の命は奪うつもりは無いわ」 氷見は大きく息を吐き出した。 氷見「……君に会うには、私は遅すぎました。……私の負けですよ」 氷見は、そう呟いて、右手をパチンと鳴らした。 張り付けられた紐は解け、まどかの体はゆっくりと地面に下ろされた。 ほむら「……生憎だったわね。一人目で勝てたわ…………」 しかし、ほむらの体は深く傷ついていた。ダメージが限界を超えて、徐々に意識が遠のいてしまう。 そのまま、地面にドサリと倒れ込んでしまった。 ほむらの耳に、かすかに聞こえたのは……。 ――ほむらちゃん……。 声が聞こえた。 温かく優しい、親友の声。 光が差し込んでくると、意識はゆっくりと覚醒していく。 ほむら(……?) 光の中でぼんやりと見えたのは、最高の親友の泣き顔だった。 ほむら「……ここは天国かしら?」 まどか「ちがうよぉ……泊まってるホテルだよぉ……」 舌足らずな声で、半泣きのまどかはほむらに抱き着いた。 まどか「無事で……ほんと良かった……。ほむらちゃん、死んじゃったかと思ったもん……」 ほむら「ごめんなさい……。巻き込みたくなかったのに……怖い思いをさせてしまったわ」 まどか「ううん……私は大丈夫だもん。ほむらちゃん達が、助けてくれたから……」 ほむら「……まどか」 まどか「ほむらちゃん……」 さやか「……あのさ、お取込み中良いかな?」 ほむらまどか「……!?」 さやかの一言で、慌てて離れた二人は、頬を朱色に染めていた。 マミ「もう……美樹さん」 杏子「全く、空気呼んでやれよ」 さやかをジトッとした目で見つめる、杏子とマミ。 さやか「だって、このままだと点呼の先生来ちゃうもん」 キリカ「そう言えば、修学旅行中だしね」 織莉子「ともあれ、皆無事なら何よりですよ」 ゆま「zzzz……」 ほむらが気を取り直して部屋を見渡すと、仲間の皆は揃って居た。 ほむら「……あれから、どうなったの?」 マミ「そうね。暁美さんが気絶した所から、話さないといけないわね……」 ――昨晩、廃工場にて。 氷見の後ろで倒れたほむらの元に、まどかは慌てふためいて駆け寄る。 まどか「ほむらちゃん!! ほむらちゃん!!」 マミ「大丈夫よ!! すぐに魔法をかけるわ!!」 ゆま「ゆまもやるよ!!」 さやか「三人掛かりなら、助けられるよ!! 私達に任せて!!」 そして、三人は急いでほむらの周りを囲み、回復魔法を試みた。 まどか(お願い……死なないで!!) まどかは、兎に角祈るしか出来なかった。 一方の氷見は。 氷見「……」 一言も発さないまま、動こうともしない。 杏子「おい……覚悟は出来てるか?」 キリカ「まどかは確かに返してもらった。だけど、織莉子を傷つけた落とし前はつけて貰うよ?」 杏子とキリカは、氷見を挟み撃ちにして、首元に武器を突き立てた。 氷見「……無粋な方たちですね?」 氷見は、ニヤリと笑った。 織莉子「二人とも!! 離れて!!」 織莉子は叫んだ。それと同時のタイミングだった。 スパン、と二本の剣が飛び交った。 杏子「……!?」 キリカ「……!?」 二人の首の側を、ロングソードがかすめていった。 氷見「確かに、あの方と私の勝負は負けています。ですが……貴女達に負けた記憶は有りませんよ? 何なら、二人だけ切り裂いても宜しいですか?」 背筋に寒気が走る程、冷たい声でそう言った。 織莉子「……私達は、人質さえ返してもらえれば、戦う気は有りません。ですから、このまま、私達は帰ります」 キリカ「織莉子……?」 氷見「ええ……向かって来ないのなら、手は出しませんよ。約束します」 杏子「……ああ。アンタを野放しにするのは気が引けるけど……アタシ達じゃアンタには勝てない。魔法を見せられて解ったよ……」 キリカ「……でも」 織莉子「キリカ……。無用な血は流さない方が賢明よ」 キリカ「……うん……解った」 織莉子に言われ、キリカは渋々引き下がった。 杏子(ほむらの奴……あんなバケモノと戦っててのかよ……) 杏子は、氷見の攻撃を受けて、初めてその恐ろしさを理解した。 マミ「何とか、傷は塞がったわね……」 回復魔法をかけて、ほむらは何とか一命を取り留めた。しかし、眼を覚ますのはまだ先になりそうだ。 さやか(……骨だけじゃない、内臓までズタズタ……。こんな傷で良く動けてたよ……。ほむらめ……無茶して) ゆま「……ふぅ。お姉ちゃん……起きるかなぁ?」 マミ「大丈夫よ……暁美さんは強いもの」 ゆまに笑みを見せながら、マミはそう言った。 織莉子「……治療は終わった様ね。このまま、引き下がりましょう」 杏子とキリカの二人で、意識の無いほむらの肩を支える。 杏子「ああ……。兎に角、ホテルに送り届けないとな」 キリカ「……でも。帰りの電車……無いんじゃない?」 さやか「今夜だけ、ホテルに泊まれば良いんじゃない? 朝一にこっそり出て行けば大丈夫そうだし」 マミ「そうね……。暁美さんの容体も見ないと行けないし……今回は仕方ないわね」 ゆま「……うん」 マミは眠そうなゆまを抱っこし、さやかはまどかを抱き上げた。 QB「君達は、先に行くと良いよ。僕は、ここに残っているからね」 マミ「……そう」 見滝原の魔法少女達は、順番に廃工場から立ち去って行った。 ――朝、ホテルにて。 ほむら「そうだったのね……迷惑かけたわね」 さやか「問題無いさ。ただ……あの女が逆襲に来ないか心配でさ」 マミ「キュウべえが残ってるみたいだけど……ちょっと釈然としない点も多くてね」 杏子「正直に言うと、アイツとは二度と会いたくねぇな……。次戦っても、勝てる気がしねぇわ」 織莉子「ええ……。私も同じです」 キリカ「……」 まどか「……」 QB「心配には及ばないよ」 全員「……キュウべえ!?」 QB「ん? 来ては不味かったのかい?」 マミ「そういう訳じゃ無いけど……」 ほむら「現れる時は、何時も突然だもの……。驚きもするわよ」 QB「事後報告は必要不可欠だよ? それに……ほむらの事だけど」 ほむら「……ええ。だけど、正直私が聞きたい位だわ」 QB「君の元々持ってた時間停止の魔法。一瞬だけ復活していたね」 さやか「だから、あの時突然違う場所にいたのか……」 ほむら「正直、無我夢中でよく解らなかった。だけど、自分以外の動きが全て止まっていたのは確かだったわ……」 QB「あの瞬間、君は極限まで感情が高ぶっていた。そして、魔力の方も莫大な増幅を見せていた。 感情の変化とソウルジェムに宿る魔力は直結すると、僕は推測している。言ってみれば、火事場の馬鹿力と言う現象と同じかもしれないね」 ほむら「……随分と、あっさりした解説ね」 QB「事実、それ以外の説明が見当たらないさ。 感情と言う現象は、つくづく説明が出来ない。だからこそ、研究のし甲斐も有るのだけれど。 今回の一件で、興味深いデータを採取出来たからね。感謝するよ」 ほむら「お礼をされる様な物じゃないわ。私は、まどかを助け出したかった。それだけよ」 まどか「……ほむらちゃん」 素っ気ない言葉に、まどかは照れくさそうに笑みを見せた。 QB「それともう一つ。天百合氷見は今の所、君達に関わる事は無さそうさ。ただ、この先彼女の目的は変わらないだろうけどね」 マミ「そう言えば……言ってたわね。復讐は終わらないって……」 QB「彼女が左手と両足を失ったのは、事件に巻き込まれたからさ。 二年前に、中学生が誘拐されたって事件が名古屋で発生した。……その被害者が彼女なんだ」 織莉子「……新聞で読んだ事有るわ。あの胸糞の悪い事件……」 杏子「知ってんの?」 織莉子「かなり有名よ……。中学生が半年監禁されてて、その間にレイプされ続けたって事件。しかも、犯人は地元の不良少年だった……」 QB「その時の怪我が影響して、彼女はあの姿になってしまった。 もちろん、契約の時に復元する事は出来た。しかし、彼女は拒んだよ。怪我が治れば痛みを忘れてしまう、とね。 そして、彼女は僕と契約したのさ……復讐する為と言う理由でね」 キリカ「……そういう話を聞いちゃうと、何かこう……」 さやか「うん……ちょっと気の毒に思えちゃう」 QB「クォーターの面々も、酷いトラウマを持っていたよ。イジメだったり、虐待だったり、親を殺されたり、虎児だったり……。 そのトラウマを超える為に、彼女達は形振り構わず力を求め続けた。故に、凶暴な集団になってしまったのさ。 魔法少女の数が多ければ、それだけ魔法少女の考えも異なるのさ……」 ほむら「……」 QB「多少は異なれど、君達も近い悲劇を見ている。ただ、どうやって乗り越えるかは本人が決める事さ。その点は、僕の付け入る部分じゃない……」 マミ「……」 杏子「……」 織莉子「……」 キリカ「……」 まどか「……」 さやか「……」 キュウべえの一言で、皆沈黙するしかなかった。 自分自身の心の闇を、クォーターとして散った魔法少女達と、照らし合わせずには居られなかった。 一歩間違えば、自分自身も同じだったと。倒した魔法少女は、自分のもう一つの結末だったかもしれないから。 時刻は、もうすぐ朝の六時半を向かえる。 QB「さて……そろそろお開きの時間だね」 そう告げて、キュウべえは真っ先に部屋から消えて行った。 織莉子「そうね……。そろそろ抜け出さないと、不味いわね……」 キリカ「もう、始発の電車も出ている時間だしね……」 杏子「……帰るとするか。今回ばかりは、かなり疲れたわ……」 マミ「……そうね。見滝原に戻りましょう」 寝ているゆまは杏子がおぶって、全員窓からトンズラの準備を始めた。 ほむら「皆が来てくれなければ、今頃どうなってたか……考えるだけで恐ろしいわ。ありがとうね……助かったわ」 さやか「ホントだよ。仲間が居るって、大切だって心底思ったもん」 キリカ「気にするなって。良く言うよね? 一心同体ってさ」 織莉子「……一蓮托生でしょ?」 杏子「はは、間違えてやんの」 キリカ「む……」 マミ「はいはい……揉め事は後回しにして。皆、行きましょう」 そして、それぞれ窓から飛び去って行った。 さやか「はぁ……。今回の修学旅行は、一生忘れられないよ……」 ほむら「ええ……。こんな羽目になるなんて、想像もしなかったから……」 まどか「でもさ……。皆とまた朝を迎えられたもん。それだけでも、私は嬉しいなって思うよ。皆……最高の友達だよ!!」 かくして、見滝原から遠く離れた街で起こった魔法少女の事件。 辛くも潜り抜けたほむら達は、また別の魔法少女の有り方を見つけた。その心に飛来した物は、本人達のみぞ知る所だ。 ちなみに、一晩起き続けていた魔法少女達。杏子もマミも、織莉子もキリカも、ゆまも。帰りの電車で熟睡を続けていた。 そして、さやかとまどか、そしてほむらは、眠たい目を擦りながら、修学旅行最終日に参加するのであった。 ――昨晩深夜、廃工場。 工場内に一人残された氷見。そして、片隅で見守るキュウべえの姿。 氷見「……仲間ね」 見滝原の魔法少女達を目の当たりにし、彼女の心の片隅には、そのキーワードが引っかかっていた。 氷見「でも……もはや手遅れ。私には……敵が増えすぎている」 「ああ……その通りだ!!」 氷見「……!?」 ブン、と一振りされた大剣が、氷見の体を斬り付けた。 氷見「ぐっ……やってくれたわね……鈴」 鈴「真正面からじゃ……アンタが相手じゃ敵わないからな。こういう機会を、ずっと待ってたんだ……」 氷見「……油断してたわ。さっき貴女達を切り裂いたのは……幻だった」 鈴「その通り!!」 ズン、と今度は槍が突き刺さった。 氷架「えへへ……。こうでもしなきゃ、レイちゃんと二人で遠くに行くって出来ないもん」 鈴「そういう事さ……アンタの力は強力だからな……。今まで利用させて貰ったわけよ」 氷架「貴女の下に居たお陰で、グリーフシードのストックは増やせたもんね……足を向けて寝れないや」 氷見「……フフ。お喋りしている余裕が有るのですか?」 鈴「くたばりかけてるアンタなら、苦戦はしない……もう虫の息だろう?」 鈴と氷架の裏切りを受け、氷見の体は確かに瀕死の状態だ。 それでも、氷見は笑っていた。 氷見「……ええ。確かに、このままでは私は死ぬでしょう……でもね?」 鈴(……こんな状態でも笑ってやがる……) 氷架(もう……早く死んじゃいなよ……) 氷見「キュウべえ……そこに居るんでしょ? 最後に……貴女の望む姿になってあげるわ!!」 ――復讐は……終わる事は無いのよ!! ――パン!! 氷見のソウルジェムが弾けた。 新たに生まれたグリーフシードが、新たな魔女を生み出していた。 QB(……驚いたよ。魔女になっても、君は変わらないんだね。その莫大なエネルギーは、過去を振り返っても相当な数値だ……) その魔女は、結界も無く使い魔も無い。そして、大きさも人と変わらないにも関わらず、飛び抜けた魔力を持っている。 【摩利支天】の魔女“タナトス”その性質は【不倶戴天】 鋭利な触手が無数に生える。真っ黒な人の影から、その顔は全く見えない。 直立不動のまま、獲物を物色するかの様に頭を動かす。 鈴「魔女になりやがったか……まあいいさ」 氷架「うん……すぐに片づけちゃおう!!」 そして、二人は同じタイミングで、魔女に襲い掛かった。 しかし、触手の速度は見切れない程速く、鈴と氷架を同時に貫いていた。 鈴(……なんだ……これ?) 氷架「い……痛いよ……」 ――アハ……アハハハ…… 触手が血を啜っている事が解ったのか。魔女は突如として、高笑いを始めた。 そして、無数の触手は、二人の魔法少女を滅多切りにしていく。顔も体も、元が人間だった事が解らないほどに、グシャグシャに斬りつけていく。 地面も天井も、鮮血が飛び散る。 おもちゃを振り回す子供の様に、死体を滅茶苦茶に破壊していく魔女。 QB「……ワルプルギスの夜に続く、厄災の魔女が誕生したね。 否、考えようでは……それ以上に厄介な存在かもしれないね……」 一通り壊し終えると、満足したのか。魔女はこつ然と姿を消したのであった……。 その後。 名古屋や近隣の地域で、謎の連続殺人事件が発生する。 被害者はどれも共通点は殆ど無いが、遺体は何時も身元が解らない程バラバラ、かつグシャグシャに惨殺されていたと言う……。 また魔法少女の間で、その魔女の存在は都市伝説として長く語られる事になる……。 資料となる魔法少女または魔女 リスト リスト リスト 名前 コメント
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「ふっふっふ、名乗るにことかいて”太鼓の達人”とはよく言ったもんです。 こてんぱんのぱんぱかぱーんとのしてやるから覚悟しやがれですぅ!」 「……でも翠星石、初めてでいきなり”むずかしい”ランクは無理じゃないかなぁ?」 「何を言ってるです?私の名を言ってみろです。世界にその名を轟かせる、最強のロックバンド・ローゼンメイデンにあって、その要をつとめるドラマー・翠星石さまですよ? そしてドラマーと書いて太鼓を叩く人なのですよ?たかがゲームごとき恐るるに足らんです。 まして太鼓二つしかないじゃないですか、いつものドラムセットに比べたら、所詮は子供のオモチャにすぎんです、おーっほっほっほっほ!」 「……まぁ、好きにすれば」 そ し て 三 十 分 後 「……だから、せめて”ふつう”くらいからにしとけばいいのに……」 「むきぃぃぃぃぃ!!ううううるさいですやかましいです黙りやがれですぅ! おのれぇぇぇ、この翠星石をつかまえて”太鼓の素人”呼ばわりとは失礼にも程があるですぅ! なんで、なんでこの翠星石がこんな目に……天才ドラマーのこの翠星石がなぜぇー!」 「むしろ、ドラマーだからこそ、なんじゃないかなぁ……」 「ええーい、このあやしげな譜面めぇー!要するに歌メロ譜かドラム譜かそれともパーカス譜なのか、赤と青のどっちがバスドラかスネアかタムかハイハットなのかはっきりしやがれですぅー! 特にこの、わけのわからんタイミングで入ってくる青の三連がいやらしいです!青のばかー!」 「……ひどいや翠星石」 「え?あ、べ、別に蒼星石のことを言ってるわけでは、わけではぁぁぁ」 「きさまのことを一番知らなかったのはきさま自身だったなの」ニヤリ 短編連作SS保管庫へ
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#blognavi ロンギヌスの偉い人のことではなく、 新たに目覚めたアースガルドのヴァルキリー、 ヒタテさんのことだ。 服装はいたって普通の巫女装束なのだが 非常にスタイルがよく、仕草や言葉遣いが なんというか艶やかというか妖艶というか、 とても艶っぽく魅力的な感じだった。 偶々作っていた茶菓子を振舞ったところ 気に入ってくれたようで、また時折遊びに来てくれるそうだ。 彼女の帰宅後、正義さんに電話で話を聞いたが 何がきっかけで目覚めたのかはわからないそうだ。 もしかすると、エルティナの目覚めが全体的な契機に なっているのかもしれないと推測していた。 前に俺達がした推測や実験は何だったのだろう。 まあ、無駄ではなかったと信じたい。 カテゴリ [来訪] - trackback- 2012年01月10日 00 25 16 #blognavi
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1 2 3 4 5 6 7 2009/5/22 クロス:ドラゴンボール http //takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1242996395/ 戻る 名前 コメント すべてのコメントを見る オレンジジュースのバーゲンセールクソワロタwww -- (名無しさん) 2012-12-31 20 47 15 ベジータ様かわいすぎwww -- (名無しさん) 2012-12-11 20 06 05 ドラゴンボールクロスは大体面白いんだよねww -- (名無しさん) 2012-07-19 00 24 50 相変わらずベジータはおもしれえな -- (名無しさん) 2011-12-03 11 47 39 ツンデレ王子wwwクソワロタ -- (あずにゃん) 2011-07-31 19 06 35 初期すぎワロタ -- (名無しさん) 2011-07-31 15 02 03 意外と良い話やん -- (百合日和) 2011-07-30 21 54 25 さわちゃんがブルマで再生される不思議! -- (名無しさん) 2011-07-10 23 00 41 さすがベジータ様だな。 -- (通りすがり) 2011-07-10 08 25 28 え?ワロタ -- (名無しさん) 2011-07-09 23 27 19
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元スレURL 花丸「自転車のサドル外して代わりにブロッコリーさして来たずらww」千歌「あははwwアホかっww」 概要 ちかまる悪友シリーズ 関連作 花丸「オラはハッカー3」 タグ ^高海千歌 ^国木田花丸 ^短編 ^コメディ 名前 コメント
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里崎「はやとの腸内、暖かくて、柔らかくて、もう最高や。あ、はやとの柔毛の襞々にウンカス付いてるで~?」 坂本「ごめんサト、汚いもの見せて。ちゃんと洗ったつもりだったんだけど…」 里崎「全然汚くないで!はやとのウンカスならいくらでも食べれるわ(ヒョイパク」 坂本「ウンコを食べるなんて……お腹壊しても知らないぞ?」 里崎「大丈夫大丈夫!はやとのウンコでお腹を壊す訳が…ウッ!(ギュルギュルギュル」 ??「よぉサト、今日の昼食はカレーライスだったみたいだな」 里崎「その声は小谷野!?どこにいるんや!?はやとの腸内にはウチしか…」 小谷野「お前の腹の中だよ!坂本の腸内で大腸菌として繁殖し、お前が食べるのを待ってたんだよ!」 里崎「そ、そんな!?ウチの腸内で何する気や!?」 小谷野「このままお前の腸内で繁殖して、肛門からひり出て擬似出産を体験させてやる! 」 坂本「大変だ、腸内でサトが擬似妊娠しているのに、体内の出来事だからどうすることもできない!」 里崎「いやぁああ!助けてぇ~!はやとぉおおおおおおおおおおおおおお」 http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1333971041/
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