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神話前話 ◆wd6lXpjSKY 「おいおっさん! コイツを診てくれ!!」 ドン! 勢い良く病院に転がり込んだライダーことルフィは近くに居た医者にタダノの治療を頼む。 息を切らしながら下を向いているがタダノを落とすことは無かった。 幾ら腕が疲れようがまどかを背負っていようが彼が甘えることは無かった。 守れるものは総て守りたい。 口には出さずそんな大層な思想をも持ち併せていないが彼の信条とでも言うべきか。 彼を彼としている行いがそれを許さない。 仲間を見捨てる行いなど彼という存在が赦す筈がない。英霊だろうが海賊だろうが関係ない。 「君は一体……いや、今はいい。私が見てあげるから君とお嬢さんは待っていなさい」 「ありがとうございます……その脇腹が」 「見れば解る。何に貫かれたのか斬り裂かれたのかは解らないけど……事情は後で聞こう」 「頼む、おっさん。俺の仲間なんだ、だから頼む」 「出来る限りのことはするが……まぁ大丈夫だと思って待っていなさい。 それだけ呟くと医者は担架に乗せられたタダノを奥へと運んで行った。 それを見届けるまどかには若干ではあるが安堵の表情が浮かぶ。 色々なことが起こり過ぎた時間ではあったがある程度の終着は見せてくれるようだ。 そんな彼女を支配する不安はキャスターに攫われたことではない。 仲間であり友達であり大切な存在である彼女が支配していた。 「ほむらちゃ……なんで……」 突然の襲撃。 聖杯戦争に参加していたことも驚きだが敵に回るとは想像もしていない。 心の何処かで自分を助けてくれると期待していたのかもしれない。 そんな幻想を簡単に壊された鹿目まどかの心は暁美ほむらに支配されていた。 自分が比較的安全な環境に移れたからこそ頭が急激に働き始める。 だけど、それはタダノ負傷やキャスターの拉致ではなくてもっと近しい存在のことばかり。 気付けば彼女のことを考えている、嫌ではないが理由が理由であり喜ばしいモノではない。 暁美ほむら。 貴方はどうして私を襲ったの。 「まどか」 願いを叶えるため。 そのためなら私を殺してもいいってこと……なのかな。 「まどか」 魔法少女にとって最後のチャンス。 死に物狂いになってまでも掴み取りたいモノ……なんだよね。 「まどか!!」 「ふぇ!?」 現実に引き戻された鹿目まどかは小動物のような声を挙げる。 集中していたようでライダーの呼びかけを無視していたようだ。 恐る恐る彼を見るが怒りの表情は浮かべていなく、寧ろ此方を心配していた。 「お前、キャスターに変なことでもされたか?」 「ううん、私は大丈夫です。だから、その……ごめんなさい」 「……そっか。ならいい。タダノの所に行くぞ」 麦わら帽子を被り直すとそれだけ呟いてライダーさんは歩き出しました。 大丈夫。嘘になる……のかな。 きっとライダーさんは私が嘘を憑いていることを知っているんだと思う。 でも、私が口に出さないから知らないフリをしていてくれてる。強い人だな、って思います。 頼れて、ついつい甘えちゃうぐらい強い人で……答えを全部導いて欲しいとも思っちゃう。 そんなことを秘めながら鹿目まどかはライダーの後を着いて行く。 黙って歩いていると目の前から点滴をしている少年が歩いて来た。 病院だから当然ではあるが年も近い見た目をしているため何処か親近感を感じてしまう。 だがこの少年もNPCと考えるとどうも違和感しか感じないのが正直な所である。 タダノと会話しても、店員と会話しても、通行人と会話しても。 どれも違和感を感じない。違いがあるとすれば聖杯の話題になるか否かのみ。 直感ではNPCやマスターといった見分けなど出来る方が難しいだろう。 「――運ばれた男の人の知り合いですか?」 「え……そ、そうです」 すれ違いざまに少年は鹿目まどかに語り掛ける。 その言葉に反応し足を止める彼女。近くで見れば更に同年代であることを感じる。 自発的に話し掛けるNPCも存在する辺りこの空間は現実と何が違うのか。 魔女の反応は感じないがその代わりにサーヴァントがいるぐらいだろうか。 そんなことを考えていると少年は更に言葉を紡ぐ。 「あの人、鉄骨に刺されたみたいに脇腹が裂かれていたけど大丈夫?」 「すごい傷ですよね……でもカエルさんみたいなお医者さんは大丈夫って言ってくれましたけど……」 「カエル顔……? でも、お医者さんが言うなら大丈夫だよね」 カエル顔の医者。 初対面で申し訳ないが彼を表す表現にはうってつけの言葉である。 緊張的な場面ではあるが彼のおかけで空気が和んでいる。 決して彼の顔を貶している訳ではないので、勘違いしないでもらいたい。 少年が言ったとおりタダノの傷は深い。 始まりの男である夜科アゲハが放った黒い流星の切れ味は尋常じゃ無いほどに鋭く。 直撃こそしていないがその痛撃でタダノは意識を手放している。 部外者から見れば貫かれただの斬り裂かれただの。 とにかく現実とはかけ離れた漫画や映画でしか見たことの無いような傷であった。 少年が気になってまどかに話し掛けるのも無理は無い。 「もしかして、普段からあんな危険なことに関わっているの?」 「え、いや……そんな訳はない、かな?」 「だよね……うん。突然ごめんね」 鹿目まどかの心臓は若干鼓動を早める。 下手に解答しては自分が聖杯戦争に参加していることをバラしてしまう。 出来るだけ慎重に……と考えていたが少年はあっさり納得し少し笑っていた。 現実を噛み締めながら鹿目まどかは思う。 願いは叶えたい。でも帰りたい。 二つの気持ちが渦を巻く中、その中心には暁美ほむらの存在が浮かぶ。 願いを叶えても。 元の世界に帰っても。 其処に暁美ほむらが居る保証は何処にも無い。 「じゃあ、行くぞまどか」 「あ……はい」 「まどかって言うんだね……僕は浅羽直之、って紹介しても意味無いよね」 笑い気混じりに浅羽は自分の名前を告げる。 「そう……かもね。それじゃ、さよなら? でいいのかな」 「うん。さようなら、まどかさん」 こうして二人の少年少女は出会いを果たす。 方やNPCと思い込んでいる鹿目まどかだがそれが幸せかもしれない。 敵に気付かないとはある意味で幸運なことである。 戦闘をサーヴァントに任せていればそれに越したことはない故に。 エレベーターのスイッチを押し到着するのを待つ。 その光景にライダーが少年のような瞳ではしゃいでいるのが印象深い。 頼れる存在だったり笑える存在だったりライダーの存在は鹿目まどかにとっての支えになっていた。 「君も参加者なんだねまどかさん……あの麦わら帽子のサーヴァントも強そうだったし」 ガコンと音を立てながら飛び出して来た冷たいお茶の缶がやけに冷たく感じた。 周りには誰もいなくて僕一人だけなのが聖杯戦争の境遇を表しているようで何だか虚しくなってくる。 エレベーターを見送りながら缶を開けてお茶を飲んだ。今日のお茶は冷たい。 病室に入室しベッドに腰掛けるまどかとそれを見ているライダー。 カエル顔の医者が言うに、タダノは別に死ぬ訳でもないし明日になれば動ける程度には治るとのことだった。 激しい運動は出来るだけ控えるようにと忠告されたが警察という職業柄厳しいかもね。と、言葉を添えられた。 まどかに何か聞き出したいような表情を浮かべていたが、彼女の悲しい瞳を前に諦め、間を空けた後に微笑む。 事情聴取などは明日にでも警察の方でやるだろうし、幸いこの病室に患者は居ないから泊まっていくといい。 そう言い残しカエル顔の医者が去ったのが数分前の出来事であった。 (ほむらちゃん……) 鹿目まどかが想うのは自分を攫ったキャスターではない。 勿論気になっているし、これからの戦いで関わるような何かを感じるがそれよりも濃い想い。 暁美ほむら。友達である存在からの襲撃は彼女の心に深い謎と闇を残している。 何故なのか。 参加していることにも驚いたが自分が参加している以上、友達が居ても不思議ではない。 いや、不思議である。鹿目まどかは自らの意思による参加ではなく巻き込まれての参加だ。 誰にも言っていないし、言える状況でも無ければ、参加している現状を報告することも出来ない。 その中で暁美ほむらが現れたのは何か特別な、偶然では片付けられない運命を感じてしまう。 運命を解体していくとそこには見滝原や魔法少女の共通項が浮かび上がっていく。 もしかしたら美樹さやかを始めとする他の友達も参加しているかもしれない。 巴マミならば頼れる先輩として自分を導いてくれるだろうか。既に死んでいる。 佐倉杏子なら不器用ながらにこの世界を生きているのだろうか。閉ざされた世界で。 美樹さやかならばいつものように笑顔で接してくれのだろうか。黒く穢れきったソウルジェムを携えて。 ここまで考えると全員に繋がる共通項が一つ浮かび上がってくるのは避けられない。 それは魔法少女ではない。軸である自分が契約していないために除外する。 すると点と点を結び合わせた時、中心にくる『存在』が一つ、まっさらな紙に絵の具を零すように。 どうしようもない現状を創り上げる一つの存在が彼女達を繋ぎ合わせているのだ。 「もしかしてキュゥべぇ……あなたが私達を聖杯戦争に参加させたの……?」 これはただの空論であり子供が将来の夢は海賊王だとか世界を統べるだとか同類である。 根拠も無ければ証拠も無く、なんでと聞かれれば無言になってしまう幼稚な発想と変わらない。 強いて言うならば直感だとか運命を感じるだとか、オカルト的な解答になりかねない。 そんなことを言われても困るだけである。最も話す相手がいない。いるとすればタダノだろうか。 「ライダーさん……?」 タダノは別の病室にて絶賛安静中ではあるが、この病室にはライダーが居る。 自分の境遇を考えるよりもまず、彼との情報共有に務めるべきだったとまどかは想う。 自分が攫われている間に何があったのか聞いておかなければならない。 そしてキャスターとのことや暁美ほむらのことを彼に伝えなければならない。 やらねばやらぬことを考え、振り向くとライダーは寝ていた。 ベッドの上で大の字、布団も掛けないで豪快に寝ていた。 その姿は聖杯戦争中でありながらも、何処かどうしようもなく笑みが溢れてくる光景である。 自分を助けるために無茶をしてくれたんだろう。頭が上がらない。 彼は強い。 それはステータスの話ではなく一人の人間として強く感じている。 どんな嵐に負けずに立ち向かう。ピンチの時には傍に駆けつけて一緒に居てくれる安心感。 空高くまで走りだすような勢いと世界中の海を股に掛けるような行動力は純粋に羨ましい。 自由の象徴でもある彼に鹿目まどかは意図せずに頼っている。 本来ならばマスターである自分がしっかりしなくてはならない、頬を叩いて切り替える。 外を見れば太陽も沈んでいる。 今日は色々なことがあった。明日がもっといい日になるとは限らないのだ。 寝れる時に寝てしまおう。いざという時に動けなければ迷惑を掛けてしまうから。 ボタンを押して部屋の電気を消すまどか。シャワーの一つでも浴びたいが朝に済ませよう。 布団の中に入り暖かい温もりを感じる。 身体の中から一気に疲れが溢れだし、眠気が一緒に襲って来た。 これならば早く寝れそうだ。そう想い瞳を閉じた彼女の聖杯戦争一日目は終了する。 「ほむらちゃん……」 最も何もかも忘れることなど不可能で。 今日起きた出来事総てが悪夢となって現れると思ってしまう程に、不安が心を支配していた。 【C-7/病院/一日目・夜】 【鹿目まどか@魔法少女まどか☆マギカ】 [状態]睡眠中、疲労(小)、不安 [装備]なし [道具]なし [思考・状況] 基本行動方針:叶えたい願いはあるが人を殺したくないし死にたくもない。 0.今日は眠る。 1.キャスター(食蜂)への親近感、タダノへの攻撃、ほむらの襲撃などいろいろあって混乱。 2.起きたらタダノと会話をする。 3.聖杯戦争への恐怖はあるが、『覚悟』を決めたい。 4.魔女のような危険人物は倒すべき…? [備考] ※バーサーカー(一方通行)の姿を確認しました。 ※ポケットに学生証が入っています。 表に学校名とクラス、裏にこの場での住所が書かれています。 ※どこに家があるかは後続の方に任せます。 ※アーチャー(モリガン)とタダノは同盟相手ですが、理由なくNPCを喰らうことに少なくない抵抗感を覚えています。 ※セイバー(流子)、ランサー(慶次)、キャスター(食蜂)を確認しました。 ※『とある科学の心理掌握(メンタルアウト)』により食蜂に親近感を抱かされていました。 ※暁美ほむらと自動人形を確認しました。 【モンキー・D・ルフィ@ONE PIECE】 [状態]睡眠中 [装備]なし [道具]なし [思考・状況] 基本行動方針:まどかを守る。 1.寝る!! 2.タダノを攻撃した奴についてはアーチャー(モリガン)に任せる。 3.バーサーカー(一方通行)に次会ったらぶっ飛ばす。 4.バーサーカーに攻撃がどうやったら通るか考える。 5.タダノとの同盟や今後の動きについてはまどかの指示に従う。 6.肉食いたい。 [備考] ※バーサーカー(一方通行)と交戦しました。 攻撃が跳ね返されているのは理解しましたがそれ以外のことはわかっていません。 ※名乗るとまずいのを何となく把握しました。以降ルーシーと名乗るつもりですが、どこまで徹底できるかは定かではありません。 ※橋を渡り、まっすぐ(ルフィ主観で)走っています。まどかがいる+市街地なので病院を見落とすことはないと思いますが実際どうなるかは後続の方に任せします。 [共通備考] ※タダノ&アーチャー(モリガン)と同盟を組みました。 自分たちの能力の一部、バーサーカー(一方通行)の容姿や能力などの情報を提供しましたが、具体的な内容については後続の方にお任せします。 【タダノ ヒトナリ@真・女神転生 STRANGE JOURNEY】 [状態]魔力消費(小)、ダメージ(処置済み) [装備]なし [道具]なし [思考・状況] 基本行動方針:聖杯戦争に勝利する 1.気絶中 [備考] ※警察官の役割が割り振られています。階級は巡査長です。 ※セイバー(リンク)、カレン、ライダー(ニューゲート)、刑兆について報告を受けました。(名前は知らない) ライダー(ニューゲート)のことはランサーと推察しています。 ※ルフィの真名をルーシーだと思っています。 ※ノーヘル犯罪者(カレン、リンク)が聖杯戦争参加者と知りました。 ※まどか&ライダー(ルフィ)と同盟を結ぶました。 自分たちの能力の一部、連絡先、学生マスターと交戦したことなどの情報を提供しましたが、具体的な内容については後続の方にお任せします。 ※人吉、セイバー(纒流子)、ルキア、ランサー(慶次)、キャスター(食蜂)を確認しました。 病室に戻るとアーチャーさんが当然のように僕を待っていた。 眠りから覚めたあとに聖杯戦争の事を考えると僕は頭が少し痛くなっていた。 脱落者が出たということは戦闘が始まっていることを肯定している。 僕が眠っている間に殺し合いが行われているのは、常に背中に敵が潜んでいるようで落ち着かない。 気を紛らわせようとお茶を買いに行ったらまさか他のマスターと出会うなんて想像もしてなかった。 空気を入れ替えるどころか、ぞっとする体験だった。 唯でさえ急患のように運ばれてきた男の人も令呪を宿していたのに。 自分を含めると最低でも三人のマスターが病院に居ることになる。 「お茶、入ります?」 考えるだけで恐ろしい。僕はそっとアーチャーさんにお茶を差し出した。 「僕はいいよ。気持ちだけってことにしておいて」 手を数回顔の前で振り拒否られてしまった。 サーヴァントにはそもそも食事や給水は必要ないのかもしれない。 さて。僕はこれから何を話せばいいのか解っていなく、気付けば無言になっていた。 「学園のニュースについてだけど」 浅羽が黙っているのを感づいてかアーチャーは語り掛ける。 「屋上での爆発ですよね?」 「そう。解っているとは思うけど聖杯戦争参加者の仕業だと思っている」 日中に起きたアッシュフォード学園での屋上爆破事件は大々的に取り上げられている。 病院内を歩いても患者や医者、看護師の話題はそれ一色に近い状態だった。 当然ではあるが、日本の学園で爆破事件など起こることは滅多に無いケースである。 聖杯戦争に関わる世界ならではのイベントと言えよう。 屋上で戦闘を行った。つまり学園内にいる生徒には配慮したのだろう。 願いを求めて参加しているからにはなりふり構っていられない参加者もいると思っていた。 それは嬉しい誤算でもあるが、願いを求めて参加している以上、遊びではない。 浅羽もその参加者の一人であり、自らの意思で参加しているのだ。 などと考えるのは当然過ぎることであり、黙ってアーチャーの話に耳を傾ける。 「それで。僕達が遭遇した参加者は老人一人と理性を持ったバーサーカー、そのマスターだけ」 一人は老人。 浅羽がPSI粒子の影響で体調を崩していた時に現れた老人。 共闘を持ち掛け、あろうことかアーチャーに鞘替えを提案した人物だ。 アーチャーは彼とは異なる人種であり交渉は決裂、次に会う時は敵同士の関係になる。 サーヴァントを引き連れずに交渉を持ち掛け、内容も大胆であった。 それでも生身で仕掛けてきたことを考えると実力に相当の自信があるのだろう。 もう一人はバーサーカーとそのマスター。 理性を持った狂戦士は翼を操り腕を振るい大地を抉っていた。 バーサーカー同士の戦闘は一言で表せば圧巻であり、出来れば関わりたくない。 「情報が少ない――大胆に学園に出向いて情報収集をしようと思うんだ」 立ち回るにも圧倒的情報力不足は戦闘に響いて来るだろう。 彼らは知らないが、とあるキャスターは地力は最低層ながらも情報を駆使して学園を手球に取っていた。 お世辞にもステータスが高いとは言えないアーチャー。 無論、数値だけが総てではなく、数値だけで決着が着くなら戦闘は要らないだろう。 彼が提案したのは戦闘があったであろう学園への潜入だった。 犯人は現場に戻る。言葉通り他の参加者と遭遇出来るかもしれない。 戦痕から何か他サーヴァントに対する手掛かりを掴めるかもしない。 ニュースを見て同じことを考えた参加者が学園に来るかもしれない。 「だから君の答えを知りたい。夜の学園に潜入するのは行儀悪いってなら大人しく――」 一人で向かう。 言葉には出さずに、喉元で抑えこむ。 なるべくならマスターに負担は掛けたくない。 唯でさえイレギュラーである聖杯戦争だ。精神的負担は少ないほうが安全に決っている。 「夜の学園……なんだか、ワクワクしますよね」 その言葉にはどこか懐かしみを感じて、ちょっぴり切ない響きだった。 対する答えは笑みを含めた予想外な一声だった。 優等生風であるマスターからそんな答えが返ってくるのは正直に言って驚きである。 詮索はしないが有難い限りであった。 「後悔は無いね?」 「勿論です。殻に閉じ籠もってたら……何のために聖杯戦争に参加したか解らないから」 彼にはもう一度逢いたい存在がいる。 願いを叶えるために危険を承知で参加しているんだ。 黙っていたら何も変わらない、だから――。 窓の隙間から吹いてくる夜風が今日はやけに冷たく感じた。 【浅羽直之@イリヤの空、UFOの夏】 [状態]健康 [令呪]残り3画 [装備]なし [道具]なし [思考・状況] 基本行動方針:聖杯の獲得を目指す。 1.学園に向かう 2.アーチャーに運ばれてきた男(タダノ)とまどかのことを話す [備考] ※PSI粒子の影響を受け、PSIの力に目覚めかけています。身体の不調はそのためです。 →念話を問題なく扱えるようになりました。今後トランス系のPSIなどをさらに習得できるかは後続の方にお任せします。 ※学園の事件を知りました。 ※タダノがマスターであることを知りました。 ※まどか、ライダー(ルフィ)を確認しました。 【穹徹仙@天上天下】 [状態]健康 [装備]NATO製特殊ゴム [道具]ダーツ×n本 [思考・状況] 基本行動方針:聖杯を目指す 1.学園に向かう。 2.マスターを守る。 [備考] ※学園の事件を知りました。 [共通備考] ※美樹さやか、不動明、間桐雁夜、一方通行の戦闘を目撃しました。 BACK NEXT 044 Cat Fight!!! 投下順 046-a 背に腹は 044 Cat Fight!!! 時系列順 046-a 背に腹は BACK 登場キャラ NEXT 043 裏切りの夕焼け 浅羽直之&アーチャー(穹徹仙) 050-a 月夜を彩るShuffle Beat 044 とある戦士の相互理解(ウェイトゥアンサー) タダノヒトナリ 057-a 未知との再会 鹿目まどか&ライダー(モンキー・D・ルフィ) 054 MEMORIA
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★ 夢を見ていた。夢の中の『オレ』は、傷だらけの身体で、砂漠のど真ん中で独りポツンと椅子に座っていた。 『オレ』の後ろには沢山の墓標が突き立てられていた。 墓標に刻まれた名前は全部同じだった。その全てがエレナだった。胸が苦しくなった。 そのたくさんの『エレナ』の死には『オレ』が関わっているのは馬鹿な俺でも解る。けれど、そのどれもが丁寧に手入れされていて。 その墓の一つ一つに、たとえ一人でも絶対に忘れられないほどの後悔や悲しみが詰まっているのも解る。 誰も近づけず。誰にも近付かず。 『オレ』はその墓を背にただただ真っ直ぐに眺めていた。 その先にいたのはエレナだった。 エレナは笑っていた。ガドヴェドや今まで関わってきたやつらに囲まれて。楽しそうに、幸せそうに過ごしていた。 『オレ』は、その光景を愛おしそうにただただ見守っていた。エレナが気付く素振りすら見せなくても、雨の日も、風の日も、雪の日も。『オレ』はエレナが幸せそうに過ごしているだけでも満足しているようだった。 やがてエレナは、俺じゃない素敵な男と寄り添って、子供が生まれて、子育てを頑張りながら仕事で疲れた旦那の帰りを待って。 いつかはその子供も大人になって、エレナたちにはだいぶ白髪と皺が出来ていて。旦那が逝くのを見届けたエレナが、しばらくしたら沢山の奴等に囲まれて。 そして最期はベッドの上で、大勢の奴等に悼まれながら、幸せそうに笑顔で瞼を閉じた。 その笑顔が、エレナをずっと見守っていた『オレ』に1度たりとも向けられることはなかったことに、少し胸がチクリと痛んだが、あいつが誰かに殺されるよりはだいぶマシだった。 『オレ』は小さく呟いた。「生きていてくれてよかった」と。それだけ口にすると、『オレ』は椅子から立ち上がり、後ろにあった墓たちに寄り添うように眠りについた。 そんな『オレ』の姿を見て、俺は――― ★ 夢を見ていた。夢の中の『わたし』は、巨大な何かと対峙していた。 『わたし』は、その巨大ななにかの光り輝く手を差し伸べられていた。 巨大ななにかは語りかけてきた。これをとれば、『わたし』が憎む巨大ななにかは消えうせ、かつて失ったものを取り戻せると。 なんと甘美な響きだろう。 けれど、『わたし』は全力で振り払った。滾る憎悪を露にし、力強く言い放った。 まどかは死んだ。私からまどかの死を奪うな。死んだ者は絶対に戻らないと。 『わたし』は徹頭徹尾、まどかとの絆に殉じていたのだ。短くはあったが、彼女と共に笑顔を、幸せを分かち合ったあの日々を。 たとえどれだけ傷つこうとも、挫けようとも、折れかけようとも。『わたし』はまどかとの絆を確かに信じていた。 まどかを殺したなにかを倒した『わたし』は、その後は特に大きなことをするわけでもなく余生を過ごしていた。 ここまで付き合ってくれた人たちとそこそこに顔を合わせ、けれどそのだれもをまどかの代わりに置こうだなんて考えず。 ぽっかりと空いた空白を抱えながら、ぶらぶらと歩き渡り、やがてはまどかの墓の前に居座って瞼を閉じた。 死の際に、向こうで待ってるまどかに『お疲れ様』とでも声をかけられたかのように穏やかな顔だった。 幸せの絶頂はありえなかったにせよ、きっと『わたし』はそれなりに満足していることだろう。 そんな『わたし』のその姿を見て、私は――― ★ ―――チリン ☆ 「もう一度確認するわね」 とある民家に二人の男女が向き合い座っていた。 タキシードに身を包んだ男の方はヴァン。名字などない。ただのヴァンだ。 学生服に身を包んだ少女の方は暁美ほむら。一見ではただの少女だが、その実は魔法少女。奇跡のために戦いに身を捧げた存在である。 その年齢もそこそこに離れた二人は、見様によっては兄妹にでも見えるかもしれない。 無理はない。なんせ二人の目はソックリ。両者とも死んだ目をしており、更には無愛想。 しかし、彼らは兄妹などではないし、互いの名前も知ったばかり。家族とは程遠い間柄である。 では、赤の他人であるこの二人はなにをしているのだろう。 ナンパ。待ち合わせ。援助交際。どれも違う。 「私はサーヴァントで、あなたは私のマスター...ここまではいいわね」 「ああ」 ヴァンの前に並べられるのは出来合いのハンバーグ。その脇に並べられるのはマヨネーズ、ケチャップ、ソース、ワサビ、辛子、バニラエッセンス...とにかく大量の調味料だ。 どれをつけてもいいように手元においてあるのだろうか。 まず手を伸ばしたのはケチャップだ。焦げ目のついた肉が瞬く間に赤に染まっていく。 「私たちは、これから他のマスターやサーヴァントと戦い倒さなければならない。サーヴァントはおおまかにセイバー、ランサー、キャスター、アーチャー、ライダー、バーサーカー、アサシンなどの種類に分かれていて、そこからある程度の戦闘スタイルを予測することができる」 「そうか」 空になったケチャップの容器を脇に寄せ、次いでマヨネーズに手を伸ばす。 真赤だったハンバーグの色に黄が混じり次第に変色していく。 空になった容器をケチャップ同様脇に寄せ、今度はソースに手を伸ばす。 「その目的は、願いを叶える聖杯を手に入れること。これを手に入れれば、私たちは願いを叶えることが出来る」 「......」 ソースを出し終えた辺りで面倒になったのか、ヴァンは両の指に容器を挟み一気にハンバーグにぶちまける。 マスタード、辛子、タル○ルソース、和風ドレッシング、ごまドレッシング、エ○ラ焼き肉のタレ。 それらがぶちまけられたハンバーグは、そもそもハンバーグなのか怪しい様相を醸し出していく。 空になった容器を脇に寄せ、今度は醤油、ポッ○レモン、ワサビ、生しょうが、おろしにんにくを投下。 目の前で繰り広げられる悪魔の所業に思わずほむらは口元を押さえた。 いったいハンバーグになんの恨みがあるのか。そう問いただしたくなる衝動を抑え、ほむらは話を続ける。 「そのため、私たちは協力してこの戦いを勝ち残らなくてはならない...これでわかったかしら」 「まあ、半分くらいは」 「...とにかく、私たちは協力しなければならない。それだけは覚えておいて」 容器が空になったところで、トドメといわんばかりにバニラエッセンスと粉チーズをキリキリと振り掛ける。 それらもかけ終えたところでハンバーグだったものは改めてその異様さを醸し出した。 赤と黄と無色の油と緑と肌色と黒と...とにかくしっちゃかめっちゃかに混ぜられた調味料たちは見るも無残な毒沼に変貌していた。 もはや異臭を放っているレベルである。 「...本当に食べるの?」 「やらねえぞ。これは俺のもんだ」 「いらないわよ」 ナイフで調味料の山をかき分け肉を切り分ける。 フォークで口に運ばれる変色しきったソレを見るだけでほむらは胸焼けしてしまう。 それを口に含んだヴァンは目を見開きひとこと。 「からあああああああああぁぁぁぁぁい!!!!」 当然の叫びである。 眼前の馬鹿を放っておきつつ、ほむらは自分の食事にとりかかる。 サーヴァントであるため、食事を取らなくても生きてはいけるが、少しでも魔力を温存するためだ。 彼女の食事はなんとも味気ないもので、スティック状の菓子が数本。つまりカロリーメイ○だけだ。 「そんだけでいいのか」 「食事なんてエネルギーが取れればそれでいいもの」 「そうか」 極限まで味を求める男は変色した肉を口に運び、味など求めない少女は簡素な食事を続ける。 食物を咀嚼する音のみが支配する食卓。ただ食事を堪能しているだけならいいのだが、何故か二人の間には第三者からみれば重苦しい沈黙すら漂っている。 だが、二人は空気を変えようだとか話題を探そうだとか、相手に気を遣う素振りなど一切見せない。 むしろ黙っている間は互いの声を聞く必要もないのでむしろマシだった。 ただ、最低限の意思疎通は必要だし、下手に離れる訳にもいかない。 そのため、否が応でも互いに目の届く範囲にいなければならないだけだ。 「......」 食事を続けながらヴァンは思う。 気に入らない。現状も、ここに連れてこられたことも、いまの彼をとりまくなにもかもだ。 ここに連れてこられる前―――あのパリカールとかいうロバの背で眠っていたら、いつの間にかここへ飛ばされていた。 カギ爪の男への道を邪魔されたというのだからそれだけでも憤慨ものなのだが、それ以上に気に入らなかったのは、最愛の妻であるエレナの記憶を一時的に消されていたことだ。 この数週間、ヴァンは欲望のままに暮らしていた。 気に入らないことがあれば大抵は暴力に訴え、腹が減れば金を奪うことすらあった。 エレナやガドヴェドから教わったことを全て忘れて、だ。 もちろん故意に彼らの教えを頭の隅にやったわけではない。本当に、彼らが記憶から跡形も無く失せていたのだ。 お蔭で彼らと出会う前の金と暴力のままに生きたあの時を過ごすハメになった。 許せない。許せるはずもない。 セイハイだかなんだか知らないが、勝手に他人様の記憶を弄り、愛しのエレナを一時でも忘れ去らせるなどその時点で殺意が湧いてくる。 故に、ヴァンの方針はここから脱出しもとの場所へと帰ること、そして旅の邪魔をしたセイハイをぶった斬ることに自然と定まっていた。 「......」 食事を続けながら暁美ほむらは思う。 己の目的は円環の理からまどかの人間での部分を引き離すことである。 生前―――円環の理に導かれる寸前のこと。 暁美ほむらは、唯一彼女へと干渉できるそのチャンスを逃さなかった。 彼女に触れられる前に、逆に彼女を掴みまどかを引きはがす。本来の魔法少女ではできないことだ。 だが、暁美ほむらにはこれまで積み重ねてきた因果、なにより『救済を否定する意思』があった。 その僅かなアドバンテージに賭け、微かな可能性を掴み目的を達成した―――はずだった。 だが、彼女は失敗した。あと少しでまどかを裂けるといっったところで、まどかと円環の理は再び融合。 結局、円環の理と鹿目まどかを引きはがすことはできなかったのだ。 なにがいけなかったか―――いや、なにがいけなかった、というわけではない。 ネットに弾かれたテニスボールはどちらに落ちるかわからない―――つまり、単純に賭けに負けたのだ。 そして、神の救いを拒んだ代償がただの失敗で終わる筈も無し。 ソウルジェムが変質し、もはや魔法少女でなくなった彼女は円環の理の救済を受けることができない。 彼女がいきついた結果は、希望も絶望も無いただの虚無。つまり死だ。 最早誰からも救われず、救うこともできず。彼女はなにも掴めぬままに命を散らした。 だが、いまはこうして英霊として復活し、聖杯戦争にも参加することが出来ている。 しかも、見滝原にソウルジェムという慣れ親しんだ仕掛けを加えてだ。 またインキュベーターの小細工かとも思ったが、そこで考えるのをやめた。 再びチャンスが巡ってきたというのなら、それを存分に利用し願いを叶えるだけ。 例えその道が自らの救いにならずともだ。 彼女は、聖杯を手にするため如何なる手段をも行使することに決めた。 食事に味のみを求める男、食事に最低限の栄養のみを求める女。 聖杯を殺す男、聖杯を狙う女。 刀を武器にする男、銃を武器にする女。 一見にして正反対の彼らだが、共有する思いはある。 ―――この眼前の女【男】は気に入らない。 いまの二人はその理由を知る由がない。 当然だ。両者ともロクに互いの情報を交換していないのだから。 だが、もしも彼らがより多くの言葉を交わせばその嫌悪はより強固なものとなるだろう。 男は一人の女を愛した。ずっと独りぼっちだった男は、彼女の優しさに触れ、共に幸せになりたいと願った。 女は一人の少女を愛した。ずっと独りぼっちだった女は、彼女の優しさに触れ、共に幸せになりたいと願った。 原点は同じ。そして、その愛した者を理不尽に殺され奪われたのも同じ。 だが、彼らは決定的に道を違えた。 男は仇を討つために旅に出た。誰のためでもない。他ならぬ自分自身のために。 女は少女を救うための旅に出た。他でもない。ただただ少女を救うために。 男はただ一人しか愛せなかった。例え愛した女と寸分違わぬ者と出会える可能性があろうとも、彼はそれを断固として否定した。 彼と過ごした女は、二度と触れることのできないところへ行ってしまったのだから。 女はただ一人を愛する訳にはいかなかった。例え己を知らぬとしても、疎むとしても。 目の前にいるのが、愛した少女ではないただの偶像だとしても。愛した少女と同じ者であれば―――『鹿目まどか』であれば見捨てることなどできなかったから。 彼らにはそれが許せない。 どのツラさげてエレナとの愛を裏切るつもりだ/まどかとの約束を守ると息巻いてなにを自己満足しているの。 そうやってエレナの死を消して、あいつのためだとカッコつけてあの時の俺に目を背けるのか/そうやってまどかに許してもらってあの時の私に目を背けるのか。 ―――それができれば、どれほど幸せだったことか。 もしも彼が彼女のように愛した者の幸福に殉ずることができれば/もしも彼女が彼のように愛した者との絆に殉ずることができれば。 ヴァンはエレナの救世主になれただろう/暁美ほむらは鹿目まどかを裏切ることなく真の絆を結べただろう。 エレナを決して裏切らないヴァン。まどかを裏切ってでも彼女の幸福を願う暁美ほむら。 彼らはお互いの弱(つよ)さが疎ましい。 故に、互いの選べなかった道へ向かう彼らがひどく羨ましかった。 そんな互いに秘めた想いなど露知らず。 互いが見た夢の正体も知らず。 彼らは黙々と食事を続けるのだった。 これは、愛に生きた者たちの物語。 一人の少女は、愛する者のために地獄へと赴いた。 一人の男は、愛する者のために叩き落された地獄を耐え抜いてきた。 彼らの旅は多くの人々の未来を変え、時には奪い、奪われてきた。 どんな旅もいつかは終わる。 人は、その終わりにどこへ辿りつくのか 見捨てられた流刑地。 希望と絶望が渦巻く宇宙の再生地点。 惑星・エンドレスイリュージョンはそんな星。 所詮、宇宙の吹き溜まり。 【クラス】アヴェンジャー 【真名】暁美ほむら 【出典作品】魔法少女まどか☆マギカ 叛逆の物語 【ステータス】 筋力C 魔力B 耐久D 幸運E 敏捷C 宝具:B 【属性】 混沌・中庸 【クラススキル】 復讐者:A まどかを苦しめる運命への復讐心。彼女を脅かす運命や使命などこの手で壊してやる。 忘却補正:A 忘れない。決して彼女(まどか)を忘れたくない。 自己回復:C 魔法少女であるため、魔力がある限りは身体の修復は可能だが、回復速度はあまり速くない。 【保有スキル】 対英雄:EX 英雄を相手にした際、そのパラーメーターをダウンさせる。 反英雄や怪物など、一般的な“英雄崇拝”から外れた存在であるほど影響を受けない。 奇蹟:B 時に不可能を可能とする奇蹟。固有スキル。 星の開拓者スキルに似た部分があるものの、本質的に異なるものである。適用される物事についても異なっている。 精神異常:E 鹿目まどかに対する異常なまでの執着。他の精神干渉系の魔術を極稀にシャットアウトする。 【宝具】 『魔法:時間停止』 ランク:B 種別:対人宝具(自分) レンジ:1 最大補足:己と己が触れたもの。 魔力を消費し文字通り己以外の時間を止める。その中で動けるのは、ほむら自身と彼女があらかじめ触れていたものに限る。 『魔法少女の絶望』 ランク:B 種別:結界宝具 レンジ:1~50 最大補足:30人 魔力を大幅に消費し魔女の結界を張る。結界内は使用者の思うままに操れるが、取込まれた者の動きを制限する力はないため、単純な拘束にはあまり向いていない。 『漆黒の翼』 ランク:A 種別:対人宝具(自分) レンジ:1 最大補足:己と翼が触れたもの。 己の因果と背負ってきた呪いの詰められた禍々しい翼。基本的に発動はできない。魔力もほとんど尽き、打つ手が無くなった時に限り偶発的に発動できる。 翼そのものに大した威力はないが、その因果と呪いを受けた者にはなにかが訪れるだろう。※個人差はある。 【weapon】 ベレッタ 拳銃。魔力を込めることで弾の威力が増す。 その他銃火器。 機関銃や対空ミサイル、タンクローリーなど種類は様々。どう見ても物騒な現代武器ばかりだが彼女はれっきとした魔法少女である。 【人物背景】 魔法少女。ファンからの愛称はほむほむ。貧乳。 本来の時間軸では病弱で内気なメガネ少女だったが、魔女に襲われた所を魔法少女の鹿目まどかと巴マミに助けられる。 その後ワルプルギスの夜戦にてまどかが死亡し、「まどかとの出会いをやり直したい、彼女に守られる私じゃなくて、彼女を守れる私になりたい」と願い魔法少女として契約を交わす。 手にした願いは時間跳躍(タイムリープ)。 以降、まどかやその周囲を救うために奔走するが、様々な苦難や絶望を経験した結果、まどか以外のすべてを諦めるしかないと答えを出し、冷徹な言動しか吐けなくなった。 しかし、なんやかんやで未だに他の者も気にかけている辺りやはり根は甘ちゃんである。 本編最終話でワルプルギスの夜に敗北。絶望しかけたところで、まどかが叶えた「全ての時間軸から魔女を消す」という願いにより、円環の理という概念となったまどかのいない時間軸を過ごす。 もう時間を戻せなくなった世界で巴マミや佐倉杏子と共に魔法少女としての戦いの日々に明けくれるが、インキュベーダーの実験により半魔女化。 結果、マミや杏子ら身近な人物や円環の理であるまどかを巻き込んでの大事件を起こす。 自らが作りだした結界の中で、まどかの本音ともとれる言葉を聞いてしまい―――。 この聖杯戦争では、叛逆の物語にてまどかを裂くのを失敗してしまい死亡という形で参戦している。悪魔化は不可。 余談だが、彼女にはほむほむ以外にも作中とファンを問わず色々とあだ名が多い。 以下は暁美ほむらのあだ名一覧である。 メガほむ、転校生、イレギュラー、サイコな電波、ホマンドー、クーほむ、リボほむ、変態ほむらさん、戦場ヶ原ほむら、たむら、悪魔ほむら、クレイジーサイコレズ。 【方針】 聖杯を手に入れるために戦う。 【聖杯にかける願い】 円環の理からまどかの人間部分を引きはがす。 【マスター名】ヴァン 【出典作品】ガン×ソード 【性別】男 【weapon】 蛮刀 一見すると銃のようだが、抜くと長い布状になり、さらに硬化して蛮刀になる。その特殊な性質もまたG-ER流体のなせる業である。 ヴァンの意思によって、無数の穴が剣の表面に開き、その状態で刀をV字型に振りかざすことで発せられる高周波により、オリジナルセブン「ダン・オブ・サーズデイ」を衛星軌道上から召喚する。 また、ダンに搭乗後にはコクピットの床に突き刺し、ヴァンのタキシードの右手首のカバーで固定することでヴァンの思考とダンの動きをリンクさせる思考制御ツールになる。 この聖杯戦争では、ダンを直接呼ぶことはできない。が、もしかしたら会場のどこかに隠されている可能性が...? 【人物背景】 『ガン×ソード』の主人公。ファンからの愛称は童帝。 両親を知らずに育ち、金と力だけで生きてきた無法者。童貞。 途中、居着いた町でオリジナル7の一機〈ダン・オブ・サーズデイ〉のテストパイロットに選ばれる。 そこでダンの調整を行っていたエレナという女性に生まれて初めて“優しさ”を与えられ、恋に落ちた。 エレナとは相思相愛となるが、結婚式の当日に恩師ガドヴェドが呼んでいた『カギ爪の男』の手によりエレナと共に重傷を負ってしまう。 延命の為に瀕死のエレナとガドヴェドにより改造を施され〈オリジナル〉となって生き長らえ、同時にダンの正式なパイロットとなる。 しかし手術後にエレナは死亡。 それ以降エレナを殺した(厳密には重傷を負わせたたが)『カギ爪の男』を殺すために旅を始めた。 エレナ以外の女性に興味が無い為に女性の名前を覚えるのが苦手で、 旧知の仲の女性すら覚えられないほど。 しかし「面白い奴」は例外で、女性的には興味はないものの、その面白い部分を認めてあっさりと覚えられることもある。 逆に言えば、女性として見ていない者の名前なら覚えられる...ということかもしれない。 かなり腕が立ち、そこかしこで暴れているらしく(自分から暴れることはほとんどないが、巻き込まれたり仕事たりするため)通り名を持っている。 ...が、ころころ変わるため数がかなり多い。 基本的に『○○のヴァン』という形式だが派生形も多く、当人はその中で比較的新しく、かつ何となく気に入ったものを名乗る。 以下は『ガン×ソード』作中でのヴァンの通り名一覧である。 無職、食い逃げ、地獄の泣き虫、寝場所を選ばない男、夜明け、二日酔い、鋼鉄、縁の下の力任せ、いい人、悪魔の毒毒タキシード、掃き溜めのプリティ、だめ 非情に味覚オンチであり、食事にはいつも大量の調味料をかける。 実際に食べてみると案外いける...が、そのあとは保証できないので実食には注意しよう。 ※実食する際には水分とトイレの確保をお忘れなく。 また、食べ物を粗末にしてはいけません。作った調味料は責任を持って使い切りましょう。 【能力・技能】 身体能力 高い方。また、我流の剣術も使える。 改造人間 死の淵に立たされたヴァンを生かすために改造を施された。それによりダンと遠隔接続され、生命と体調が衛星システムによって維持される体になってしまったが、その恩恵として弾丸を撃ちこまれた程度では死なない身体になっている。 【方針】 さっさと帰る。セイハイとかいうやつも叩き斬る。帰るのを邪魔する奴は状況次第では容赦しない。 ※聖杯戦争について基本的なルール以外はあまり理解していませんが、興味もないため覚えるつもりもありません。 【聖杯にかける願い】 カギ爪は俺が殺さなきゃ意味ねえだろ ※参戦時期は17話以降です
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魔法少女まどかマギカ サムネイル セット名 ロダアップ者 ロダNo. 追加必要パーツ 動画 備考 鹿目まどか なつD 156164 髪(147-151 旦那D ふわふわツインテ)目 眉 口下着(22 yes-hitD アニマル柄ブラパン 肌色)リボン(147-151 ふわふわツインテ用リボン)手袋(146 ごばくD 手袋 赤)(公式アクセ 白)靴下(公式アクセ 白) sm15386177 164は胸部修正 暁美ほむら 美樹本瑞樹 112 sm14226263 巴マミ きゃのD 111 目 眉 口髪色 sm13580876 美樹さやか kur 108 目 眉 口 sm14152427 佐倉杏子 kur 86 目 眉 口 sm13932706 侵略!イカ娘 サムネイル セット名 ロダアップ者 ロダNo. 追加必要パーツ 動画 備考 イカ娘 きんさん 5749 目 眉 口 sm13183127sm13284218 イカ娘 きゃのD 33 髪(63ういんD)目 眉 口 髪色 イカ娘 ういんD 63 アウター(49きんさん)シューズ(33きゃのD)目 眉 口 髪色 sm13206611 アニメキャラクラー サムネイル セット名 ロダアップ者 ロダNo. 追加必要パーツ 動画 備考 (ミルキーホームズ)遠山咲 きゃのD 33 髪 目 眉 口 sm12905753 (プリティーリズム・オーロラドリーム)天宮りずむ ごばくD 146194 髪色 口 (ゆるゆり)赤座あかり ごばくD 193194 髪色 目 眉 口横髪(195 あかり髪型)あほ毛(195 あかり髪型)靴下(公式アクセ)靴(公式アクセ) sm16159000
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参戦作品一覧 【BLAZBLUE】 ○ラグナ=ザ=ブラッドエッジ ○ν-No.13- ○ハクメン ○レイチェル=アルカード ○タオカカ ○ハザマ(ユウキ=テルミ) 【ジョジョの奇妙な冒険】 ○ジョルノ・ジョバーナ ○DIO ○吉良吉影 ○リンゴォ・ロードアゲイン ○ヴィネガー・ドッピオ/ディアボロ ○ジョニィ・ジョースター 【SIREN】 ○須田恭也/神代美耶子 ○八尾比沙子 ○牧野啓 ○竹内多聞 ○志村晃? ○ 【勇者30】 ○ユウシャ ○マオウ ○オウジョ ○○○ 【ひぐらしのなく頃に】 ○古手羽入/古手梨花 ○鷹野三四 ○北条沙都子 ○園崎詩音 ○竜宮玲奈 ○ 【ゼルダの伝説ムジュラの仮面】 ○リンク ○ムジュラ ○スタルキッド ○ミカウ ○○ 【METAL GEAR SOLID3】 ○ネイキッド・スネーク ○オセロット ○THEボス/THE・ソロー ○THEエンド ○ニコライ・ステパノヴィッチ・ソコロフ ○エウゲニー・ボリソヴィッチ・ヴォルギン? 【ドラゴンクエストⅦ】 ○アルス(主人公) ○マリベル ○キーファ・グラン ○アイラ ○○ 【PSYЯEN】 ○夜科アゲハ ○雨宮桜子 ○天樹院フレデリカ ○霧崎兜 ○雹堂影虎 ○ 【刀語】 ○鑢七花 ○鑢七実 ○左右田右衛門左衛門 ○とがめ(容赦姫) ○○ 【リトルバスターズ!】 ○直枝理樹 ○棗恭介 ○棗鈴 ○○○ 【魔法少女まどか☆マギカ】 ○鹿目まどか ○暁美ほむら ○佐倉杏子 ○美樹さやか ○ゲルトルート ○ 42/72+4 メニューへ
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【一期】 【現実】6/6 〇はちまの人〇刃の人〇濱口優〇有田哲平〇いわっち〇イチロー 【進撃の巨人】1/1 〇THE ジャン 【ジョジョの奇妙な冒険】7/7 〇ジョナサン〇ジョセフ〇空条承太郎〇DIO〇ジョルノ〇ディアボロ〇空条徐倫 【ターミネーターシリーズ】3/3 〇T-880〇T-1000〇T-X 【ミスター味っ子】5/5 〇村田源二郎〇味吉陽一〇堺一馬〇中江兵太〇劉虎峰 【HUNTER×HUNTER】1/1 〇ゴンさん 【笑点】1/1 〇ピンク 【らき☆すた】5/5 〇泉こなた〇柊つかさ〇柊かがみ〇田村ひより〇桜藤祭主人公 【fate】10/10 〇衛宮士郎〇セイバー〇セイバーオルタ〇アーチャー〇バーサーカー〇ランサー〇ライダー〇キャスター〇アサシン〇ギルガメッシュ 【ゲーム機】7/7 〇PS2〇Wii〇PS3〇Xbox360〇Wii U〇PS4〇Xbox One 【魔法少女まどか☆マギカ】3/3 〇鹿目まどか〇暁美ほむら〇巴マミ 【School Days】3/3 〇伊藤誠〇桂言葉〇西園寺世界 【とある魔術の禁書目録】6/6 〇上条当麻〇インデックス〇御坂美琴〇白井黒子〇一方通行〇打ち止め 【ドラえもん】6/6 〇野比のび太〇ドラえもん〇源静香〇骨川スネ夫〇剛田武(漫画版)〇剛田武(アニメ版) 【クレヨンしんちゃん】4/4 〇野原しんのすけ〇野原みさえ〇野原ひろし〇野原ひまわり 【MUGEN】1/1 〇レジェンドゴジータ 【侵略!?イカ娘】1/1 〇イカ娘 【人造昆虫カブトボーグ V×V】5/5 〇天野河リュウセイ〇松岡勝治〇龍昇ケン〇ロイド安藤〇ビッグバン総帥 【VOCALOID】8/8 〇初音ミク〇巡音ルカ〇鏡音リン〇鏡音レン〇KAITO〇氷山キヨテル〇たこルカ〇シテヤンヨ 【這いよれ!ニャル子さん】4/4 〇八坂真尋〇ニャル子〇クー子〇ハス太 【大魔法峠】1/1 〇田中ぷにえ 【撲殺天使ドクロちゃん】1/1 〇ドクロちゃん 【魔法少女リリカルなのは】4/4 〇高町なのは〇フェイト・テスタロッサ〇八神はやて〇ユーノ・スクライア 【北斗の拳】9/9 〇ケンシロウ〇ラオウ〇トキ〇ジャギ〇サウザー〇アミバ〇ファルコ〇バット〇リン 【チャージマン研】2/3 〇泉研●ボルガ博士〇キャロン 【書き手枠】46/46+α 〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇 〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇 150/150+α 【一期結果】 書き手枠のディアボロ(安価スレ)以外全員死亡 【二期】 【現実】5/5 〇いわっち〇クタタン〇MSKK〇イチロー○川越達也 【ジョジョの奇妙な冒険】11/11 〇ジョナサン〇ジョセフ〇空条承太郎〇東方仗助〇ジョルノ〇空条徐倫〇カーズ〇DIO〇吉良吉影〇ディアボロ〇エンリコ・プッチ 【ミスター味っ子】1/1 〇村田源二郎 【HUNTER×HUNTER】1/1 〇ゴンさん 【らき☆すた】4/4 〇泉こなた〇柊つかさ〇柊かがみ〇田村ひより 【fate】9/9 〇衛宮士郎〇セイバー〇アーチャー〇バーサーカー〇ランサー〇ライダー〇キャスター〇アサシン〇ギルガメッシュ 【魔法少女まどか☆マギカ】3/3 〇鹿目まどか〇暁美ほむら〇QB 【School Days】3/3 〇伊藤誠〇桂言葉〇西園寺世界 【とある魔術の禁書目録】6/6 〇上条当麻〇インデックス〇御坂美琴 【ドラえもん】4/4 〇源静香〇骨川スネ夫〇剛田武(漫画版)〇剛田武(アニメ版) 【クレヨンしんちゃん】1/1 〇野原ひろし 【人造昆虫カブトボーグ V×V】4/4 〇天野河リュウセイ〇松岡勝治〇龍昇ケン〇ビッグバン総帥 【VOCALOID】6/6 〇初音ミク〇巡音ルカ〇鏡音リン〇鏡音レン〇KAITO〇氷山キヨテル 【這いよれ!ニャル子さん】4/4 〇八坂真尋〇ニャル子〇クー子〇ハス太 【魔法少女リリカルなのは】1/1 〇高町なのは 【北斗の拳】2/2 〇ケンシロウ〇モヒカン 【仮面ライダーディケイド】1/1 〇門矢士 【コマンドー】1/1 〇メイトリックス 【チャージマン研】1/2 〇泉研●ボルガ博士 【テラカオスバトルロワイアル】5/5 〇◆6/WWxs9O1s氏(二期)〇◆6/WWxs9O1s氏(4-6期)〇◆6/WWxs9O1s氏(七期)〇◆6/WWxs9O1s氏(八期)〇ジャイアンの母 【マトリックス】1/1 〇スミス 【リング】1/1 〇貞子 【『RPG』】1/1 〇ああああ 【SPゲスト】3/3 〇??????〇????〇?? 【書き手枠】21/21+α 〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇 〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇 101/101+α
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【仮面ライダーキバ】4/4 ◯紅渡/◯名護啓介/◯登太牙/◯紅音也 【これはゾンビですか?】3/3 ◯相川歩/◯ハルナ/◯セラフィム 【未来日記】3/3 ◯天野雪輝/◯我妻由乃/◯来栖圭吾 【オルトロスの犬】3/3 ◯竜崎臣司/◯碧井涼介/◯沢村敬之 【ひぐらしのなく頃に】3/3 ◯前原圭一/◯古手梨花/◯鷹野三四 【魔法少女まどか☆マギカ】2/3 ●鹿目まどか/◯美樹さやか/◯佐倉杏子 【魔法少女おりこ☆マギカ】3/3 ◯美国織莉子/◯呉キリカ/◯暁美ほむら 【とある魔術の禁書目録】2/3 ◯上条当麻/◯インデックス/●御坂美琴 【上条(悪)「その希望(幻想)をぶっ殺す」】2/2 ◯上条当麻/◯インデックス 【ダブルアーツ】2/2 ◯キリ・ルチル/◯エルレイン・フィガレット 【C3 -シーキューブ-】2/2 ◯夜知春亮/◯フィア 【仮面ライダー剣】2/2 ◯剣崎一真/◯相川始 【仮面ライダー龍騎】1/1 ◯手塚海之 【仮面ライダー555】1/1 ◯乾巧 【仮面ライダーディケイド】1/1 ◯紅音也 【仮面ライダーフォーゼ】1/1 ◯朔田流星 【家庭教師ヒットマンREBORN!】1/1 ◯六道骸 【東方Project】1/1 ◯レミリア・スカーレット 39/39 【主催側】 ユークリウッド・ヘルサイズ@これはゾンビですか? 謎の男@???
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全滅作品名鑑 ここではロワ中に死亡したキャラクターの生き様、死に様を作品ごとに紹介します , - 、 / /⌒ヽ /⌒\ .〃 / i| | \ / / /⌒リ \ , r-、 ヽ\.∧ 〃 / 丶 、 _|\/ ∨|i / \ \ _,≧ニ.._ フ ヽ //^\へ、`丶. ∧ /⌒ \ \ \ ヘ / { { \ ヽ (@)、__,、 ヘ r 、__ { 八 ト、 lヽ ∨k \_,ノ ヘ \ノ从l |_.\ ヽ\j- , }l |\_,> , ∠ //八 ィf片 \ 爪_カ 八l\ , 〃ヘ人j乂ノ ゝイjノ ハ \ , / | i.、 | / ,―- 、 , ー-‐ ´ _,,.. | | . 、 ` ニ´ //、 ヽ-、\ , /, -、 | |_ ≧ー ´〃 .ヽ. \ \\ i /r----‐ハ ! |ー<ニニ/ <´ ̄ \ `ニ´ } l /( > V い / / `二フノ . l い`フ V / (*1) ヽ \、_ `¨フ ∨ | `)フT¨丁´// /l | \/八_| \ \ ̄´ ∨ | /く |__八∧./ j | .小. /八_r `フT’ V ! / ´ い| !.|(_人_){ノノく/ ヽ ∨ | 【ハートキャッチ!プリキュア!】 参戦キャラ:花咲つぼみ、来海えりか、明堂院いつき、月影ゆり、ダークプリキュア やはり特筆すべきはドモン、東宝腐敗といったGガンダム勢を圧倒したキュアハートの活躍であろう。 登場時はまだ放送第一話の次の日だった為、必殺技が不明だったにも関わらず、はじめの一歩に出てきた 必殺ブローのハートブレイクショットやハッピーロボ召喚などのオリジナル技を駆使して戦うその姿に 史上最強プリキュアの実力の片鱗を感じることができた。後半で家に帰ったかと思いきや、最終局面に まさかの再登場を果たす。ハートキャッチプリキュア勢の活躍を見たい人は変身ロワを読もう。 __/ / /,;;; ./ /`\ __ / i / / . ;; \ . / | 、____,レ /  ̄≧ . ;;r;;; \_ . |/^ | \______,/i ∠ ィ .;r;;; \ |,メ | ノ __、 ィ ィ _ ;/} . |,メ | 〈,/{リ ~゙;‐゚ ヽ.、 ィ ィ / / / |,メ | | / ヽ.、ィ / / / . |,メ | j `j _ _., //\、 i / | ̄ ̄ゝ |,メ | ノレl`i三ニニ´ムノリ/ ,  ̄\ \ . |,メ | ,〃jノ`ー‐=ヘレ^/ / | ;; ヽ _レ  ̄\__..... --‐‐ ¨レリ| ̄ _/ 、 | ; ;; ,ゝ {__,-‐‐ | | / .人 ; 、 _`、\ \ { ___,-‐ | ; ; ;;;;レ / \ ; ; `、_ _;. ヽ | [ ̄ _,-- レ‐‐―-----=、/ /;;{; ;;」;;;;〉;;\. , ; ` ; |; | 匸_;=== =ヘ. t-/ / ィ . テ ト ヽ 、; ,_ ; レ . / __ / / {;;;;;;{;;; ;;;;」;;;;;;;;;;〉;;;;;l ; ; ; | 《__イ レ | | ィ .... テ ト | ;. ; ; | 【戦国BASARA】 参戦キャラ:真田幸村、伊達政宗、織田信長、明智光秀、本田忠勝、豊臣秀吉 お 前 ら 何 し に 来 た ? ……の一言で終わる勢いで全滅したが、最終決戦で真田幸村の魂がスタージュンの刀に宿って復活。一矢報いた。 【ワンピース) 参戦キャラ:モンキー・D・ルフィ、ボートガス・D・エース、ロロノア・ゾロ、サー・クロコダイル、クザン、サカズキ お 前 ら も 何 し に 来 た ? そのほとんどが津波で全滅してしまう無残な結果。そして麦わら海賊団壊滅。 悪魔の実の能力者が多いので泳げないから仕方ないね!ルフィの死はカカロットの強さの見せしめとなった。 ……何かタコの方が活躍していない? 【北斗の拳】 参戦キャラ:ケンシロウ、ラオウ、トキ、レイ、サウザー ベストオブ空気である。 【とある魔術の禁書目録】 参戦キャラ;上条当麻、一方通行、垣根帝督、御坂美琴、アックア、フィアンマ 科学サイドと魔術サイドがバランスよくロワに選出された…その活躍は真逆となった。 アックアとフィアンマは津波ではなくホンダムなどに吸収(分解)され死亡。 生き残れば最終決戦にも参戦できる力だったので活躍の無さが惜しまれる。 上条当麻はこのロワに唯一議論を持ち出させた伝説の幼女事件で死亡。 最後までラッキースケベのなのは流石と言うべきか……。 科学サイド第一位一方通行は研究所のデータバンクにアクセスしている間に木原に奇襲され気絶。 御坂美琴はキュゥべぇに契約を持ちかけられるもあっさり拒否しココ達とセル戦に臨む。 その圧倒的戦力の前に倒れたピッコロを助けるために離脱し愚地独歩と合流するが上条当麻の死を知ってしまう。 激しい動揺に襲われその不安定な精神の所に契約を迫られるが独歩がQBを粉砕してくれたおかげで冷静さを取り戻す。 その後は操られた一方通行と因縁の決戦。 全開の一撃を放ち一方通行を大気圏まで追放し勝利するも反動で死亡、独歩に希望を託した。 第二位の未現物質の使い手垣根帝督は主役の一人と言っても過言ではない。 冷蔵庫時代の参戦からで疑問を抱くもベジータに遭遇し近くに存在する魔女クリームヒルト・グレートヒェンに接近。 黒崎一護、ゼブラ、ベジータと共に魔女と暁美ほむら戦に突入した。 時間停止と圧倒的魔女の力に戸惑いつつも抗戦――やがてベジータとゼブラが離脱し一護と二人で相手にする。 しかし一護が早々戦線を離脱し一人で暁美ほむら達と戦うことになってしまった。 時間停止に終始圧倒されるも第二位の脳は伊達ではなく持論で仕組みを理解し突破。 最後には暁美ほむらを怯えさせかつての一方通行との戦いで見せた力を発動するも制限の突破により主催の元へ召喚された。 主催の元で首輪を解除した後に本来の時間軸で起きる未現物質化を果たし真ニトロと未現電気を生成。 その後はミケロにゴッドガンダムを託しカカロットにぶつけた。 やがてカカロットが真の黒幕だと知るとベジータと合流し決戦が始まる。 全開になった垣根帝督でもカカロットの力は圧倒的でありベジータも彼も負けてしまう。 その限界の中で過去のバトルロワイアルの記憶に目覚めるも彼の魂は死んでいなかった。 覚悟を決めた垣根はキュゥべぇと共に未来への遺産になることを決めた――己の全てをベジータに託し消滅。 その力は最終決戦まで繋がり彼がいなかったらカカロットは倒せていなかったであろう。 【機動武鬪伝Gガンダム】 参戦キャラ:ドモン・カッシュ、東方不敗、ウルベ・イシカワ、レイン・ミカムラ、ミケロ・チャリオット レインとウルベは多くのキャラと同じく登場とともに死亡……ウルベに限っては結論で語られることに。 ドモンと東方不敗は共にプリキュア関連で命を落としてしまい不完全燃焼。 その中で輝いたのは以外にもミケロであった。 登場話では真田幸村に敗れ気絶してしまいその地点はセルによって破壊されてしまった。 しかし彼は奇跡的に生き延び垣根よりゴッドガンダムを受け取りカカロットを殺しに向かう。 一対一の決戦だが終始カカロットが圧勝するも意地を見せる。 本当の正義とはドモンだ――悪魔であるカカロットに想いをぶつけ全開のハイパーモードに突入。 かめはめ波の閃光の中で散る中最後に思うのは懐かしい強敵の姿だった。
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★ 「君は何を考えているの?」 よりにもよって、こんなタイミングで。 情報屋の冷ややかな態度にもラッセルは、微動だにせず、逆を返せば平静過ぎる。 浮世離れた空気に疑問を抱いている様子で、言う。 「たまには学校に行ったらどうかって」 「……確かに『僕』は言ったよ。でも急にどうして?」 「どう……?」 「あれは皮肉のつもりだったんだよ。君が幸せな世界よりも現実を選ぶ理由なんて無い。 それとも……学校に行かなきゃ駄目って『罪悪感』を覚えたのかな」 ラッセルは無表情で首を横に振る。 マスターの予想外極まりない行動は、ナーサリー・ライムこと情報屋も顔をしかめるほど。 彼の心の内でも困惑が明確で、スノーホワイトが『魔法』で読み取っていた。 何より。 学校――年代を予想すれば自ずと『見滝原中学校』を指し示している。 だが、スノーホワイトは……少なくてもセイヴァーが『見滝原中学校』に現れない事を知っている。 彼は吸血鬼だ。 最も危険なのは、現在の時刻。太陽の光が差し込まない間。 固有結界が安全領域。セイヴァー対策でなくとも、固有結界内にラッセルが居るだけでも有利なのだ。 わざわざ外へ出る必要がない。 ラッセルは、聖杯戦争とは関係なく。 個人的な気分で見滝原の街に赴きたい――そういう事だろう。 ならば、分からなくもない。 幾らここがラッセルを満たすモノで溢れ、安全であっても、永遠と居続けたい訳ではないように。 問題はタイミング。 聖杯戦争開始前。 暁美ほむらという『見滝原中学校』に在籍するマスターが、討伐令にかけられる前だったら良い方だろう。 スノーホワイトは冷静に思案する。 まだ、情報屋に対しセイヴァーの弱点・種族を明かしてはいない。 素直に開示しても悪くない面はあるが『セイヴァーが出現する可能性』を仄めかす場合で、状況も変化するのだ。 彼女が行わなければならないのは―― セイヴァー対策の布陣。所謂『セイヴァー包囲網』。 そして、彼女の新たな契約サーヴァントの捜索。 一つ。スノーホワイトは、討伐令目当てで集結する主従たちの捕捉と利用を目論んだ。 ☆ セイバーが坑道内に入った時点で、猫たちが騒がしかった。 別に薬物で参っている様子じゃあない。奥から鉄に衝突する衝撃音が喧しく響き続けている。 錯乱気味に一匹の猫が言う。 「マタタビ中毒達の怨霊だニャ! 焼却炉の『内側』から何かが出ようとしているニャンッ!!」 「そ、そんニャもんいる訳ニャいだろう!」 「とにかく焼却炉から逃げるんだよ―――!!」 情報の錯綜は酷いものだったが、少なくとも焼却炉に異常が起きている。 坑道から脱出を図る猫と幾つもすれ違いつつセイバーが発見したのは、へこみを生じさせ、破壊される手前の焼却炉。 うめき声? あるいは、唸り声に近いモノが聞こえる。 直後、焼却炉から火の粉を巻きあげ、炎を纏い、燃え尽きた筈の黒き獣が飛び出す。 『犬』である。 人を押し倒せるほどの大型犬、に近い形状を炎に包まれたソレは保っている。 されど、大きさは人を優に超える。 三メートル以上を想定できる獣は、焼却炉の番を担当し、足をすくませて放心していた猫に飛びかかろうとする。 セイバーが構えたのは宝具『勇者を支えたもう一つの武具たち』の一つ、弓矢だ。 ただの弓矢じゃあない。 光の魔力が帯びた邪悪を断ちきらんとする輝きを灯った、特別な矢。 艶やかな一直線の軌道を描いて『犬』に放たれた矢は、悪を浄化する正常を放ち 命中したか否か関係なく『犬』は、光によって怯む。 セイバーは『時の勇者』として眼前の『犬』に酷似した邪悪を感じ取った経験がある。 彼の宿敵たる魔王。 それと同じ悪を。 『犬』は恐らく悪の根源による手先に過ぎない。 「ニャァァアァ………」 残された猫が、生きた心地しない気分で『犬』とセイバーの間をすり抜け、逃げた。 見届けたセイバーが再度、光の矢を構える。 使用時に魔力消費を余儀ないが、効果は明らかだ。 「■■■■■■■■■■■■!!」 言語化不可の吠え声一つ。 セイバーが再度放つ『光の矢』で『犬』は怯みの反応を見せたが、今度ばかりは構わず突進をする。 咄嗟に、セイバーは矢の構えを中断させ。坑道を占領する巨体を誇る『犬』の足元に前転し、攻撃を回避した。 弱点を理解したが、決してセイバーは優位に座していない。 巨体のモンスターとの戦闘経験が豊富であるセイバーには『犬』の攻撃自体は脅威じゃないが。 戦場たる坑道は――狭い。 二足歩行の猫たち専用を前提に作られた場所だからこそ『犬』の巨体は、身動きしにくく感じる。 が、『犬』は炎を纏っている。 取りつかれたか如く、衰えない威力を保ったまま炎はセイバーに襲う。 『犬』が前足をセイバーに振りかざすと。 纏った炎が個別に生きているかの如く、セイバーの盾による防御を無意味にする熱を与えた。 熱はセイバーの体力と気力をじわじわ削る。 ましてや、焼却炉より最近誕生した『犬』と違い、固有結界のモンスターと戦闘を経て。 魔力を消耗したセイバーが、万全の態勢と呼べる状態だろうか。 「ッ!!」 『犬』の大ぶりな上半身の振り被りと炎の猛威は、セイバー側からは狭い坑道で回避が容易でなかった。 広く間合いを取れないセイバーは、前足の直撃で背後に吹き飛ばされる。 宙に放り投げられ、体勢はそのまま。非常に危険な状態だ。 追撃されれば、セイバーに大ダメージは免れない。 寸前。 突撃しようと前のめりになった『犬』の体が歪に停止する。 『犬』の前足と地面を縫い合わせるように、ジッパーが出現していた。 僅かな足止めにでしかない、遅れて現れたブチャラティの援護だったが、セイバーには十分なものだ。 セイバーは着地を上手く出来なかったが、地面に叩きつけられ、即座に俊敏な動作で体を起こす。 起こしただけ十分だ。 彼の手元には、再度弓矢が構えられ。光の魔力を込めた一撃が放たれると。 ジッパーで動きを封じられた『犬』の眉間に吸い込まれた。 「■■■■■■■■■■■■―――――!!」 致命的な一撃。 効果を露わになる様に、邪悪に満ちた『犬』は操り糸が切れたように肢体を崩し、肉となった悪が消失していく。 改めて、ブチャラティが告げる。 「遅れてすまない、セイバー。……敵は倒せたようだな」 対してセイバーも構わない、の意味で反応を見せた。 一方、消失し終えた『犬』を見届け終えると、他の敵対モンスターとは異なり。 残骸代わりに、何かが地面に落ちていた。ブチャラティがソレを手に取る。 「これは……懐中時計か? 止まった状態だが……」 ブチャラティは、アイテムの意味や固有結界に関して、全てを理解した訳じゃあないが。 ただ、先ほどの『犬』に関しては何かが違うと、直感で確信を得ていた。 そして、セイバーもダンジョンめいた固有結界のシュチュエーションから、他にも何かが起きているのではと思い。 『犬』が現れた焼却炉に注目する。 破壊されたせいか、最早本来の機能は成しておらず。 熱は無く、深淵の闇がポッカリ覗かせているかと想像できる。 しかし、現実は異なり、セイバーは奥に全く異なる景色が広がっていたのを発見し、ブチャラティを呼びかけた。 ブチャラティも確認すると、どこか――『部屋』の光景があると分かった。 「向こうへ誘導されている……か」 一種の罠か。 だが、敵の固有結界内で、加えて敵サーヴァントの位置を掴めない以上、手掛かりを探さなくてはならない。 虎穴に入らずんば虎子を得ず。まさしく、そういう状況である。 意を決して、ブチャラティとセイバーは焼却炉内部へ突入した。 ★ 不味い。そうサリエリが焦りを感じるのは無理もない。 現在、マスターの元へ戻る最中。住宅街の全てが未曾有の恐竜パニックに陥っている状況。 サリエリが感知する限り。 恐竜の司令塔たるサーヴァントが周囲におらず。 元凶を叩く事により、事態を解決する事は叶わないと理解出来たところ。 彼は――マンホールに引き込まれた少女を目撃したのだ。 正しくは、マスターの一人。魔法少女・スノーホワイト。 彼女の魔力は、比較的サーヴァントの感知に引っ掛かりやすいほど、特徴的ではない。 ただ『マスターとして』。並を凌駕する魔力量を誇る。 故に、サリエリはスノーホワイトの補足と彼女に攻撃をしかけた『新手のサーヴァント』の存在を把握した。 (敵はもう一騎いるというのか!) (マスター!!) 一方。 アパートで身を潜めるジリアンは、現時点では恐竜に捕捉された様子はない。 しかし、着実に恐竜の感染は彼女の居るアパートへ向けられる。 何よりも他の住民たちが騒ぎで目を覚ましたり、明かりをつけて敵に居場所を判明させる反応すら起こす。 恐竜達は軒並み別方角に移動するものと 仲間を増やすべく、民家に侵入するもので別れているが。 ジリアンは念話で答えた。 (あ、アヴェンジャーさんが来るまで隠れています! まだ恐竜たちには気付かれてないようですし……) (油断はするな! 恐竜使いの他にも、敵が居るのだ!!) 無難に考えればアサシンか、気配遮断の類を持ったサーヴァントが潜伏している。 サリエリは亡霊の使い魔を複数出現。 それを撹乱に用いて、剣の接近や銃の遠距離攻撃を行う。 倒す前提ではないが上手い具合に恐竜らは、使い魔の方へ意識を集中。 サリエリよりも近い距離で『動く』使い魔を優先させていく。 (新手のサーヴァント……?) そして、ジリアンも相方のサーヴァントから聞かされた存在を警戒するべく、一旦ベランダ側の窓から退避する。 恐竜の鳴き声や喧騒は、あちこちするうえ。 アパートの住民が起床した物音が、ジリアンの部屋まで響いた。 この様子では、時間の問題だろうか。 隠れると宣言するも、都合の良い場所は限られている。質素な室内に置かれたベッドの下なら、ジリアンも入りこめそうだ。 隙間を覗きこみ。何かと視線が合うまでは――思っていた。 「!?」 咄嗟に距離を取ったジリアン。 漆黒の間の視線は消えたように感じる。だが、決して見間違いではない。 口元を手で押さえ、恐竜から悟られない様に必死だった。 間違いなく敵だ。 悪意ある存在……自分と同じ聖杯を狙う者! サリエリがアパートに到達するまでは、無暗に外へ逃亡は出来ない。 狭いアパートのワンルームなら、強いて洗面所か収納スペースしか身を隠せないが。 最早、令呪でサリエリを呼び寄せる方が賢明では? ジリアンは手の甲に視点をチラリ移す。 令呪の効力は、ジリアンも把握している。 だからこそ、ここぞ――と呼ぶべきタイミングをイマイチ想像しにくく。 危機的状況だが、令呪はここで消耗して良いのか。不安がある。 (ううん、駄目だ。まだ使うには早過ぎる) 多少抵抗を覚えつつも、ジリアンは玄関に駆けて行った。 扉ごしで外の様子を伺おうとした。ひょっとすれば、運良く恐竜と遭遇せずサリエリと合流が叶う。 僅かな希望を信じた。そんな彼女が目にしたのは、窓ガラスにベッタリ張り付く『黒い影』。 人の形をしているような。……形が『何か』を連想させている。 瞬間。 バンッ、ゴンと衝突音が扉に響く。窓ガラスにも『黒い影』をかき消すように新たな存在が形を露わにする。 恐竜だった。 が――あまりに奇妙だが、例の『黒い影』は完全に消えてなかった。 『黒い影』と重なる様に向こう側に、人が変化しただろう中型恐竜の形が、街灯に照らされ輪郭を確かとさせた。 ジリアンはハッとした。 彼女は気付く。『黒い影』の正体は――セイヴァー! 討伐令の写真にあった……あの人物が背を向けて振り返っているような形であると!! (玄関から離れろ!!) 刹那に響いたサリエリの怒声は、念話だけのものだった。 ジリアンが反射的に行動した途端に無数の使い魔達が、扉の前を占領する恐竜に突撃していく。 恐竜は押し倒され、玄関回りを崩壊させながらも再起不能にさせる。 恐る恐るジリアンが様子見するが、倒し伏せられた恐竜が成人男性に戻りつつある光景が広がる。 先ほど見たセイヴァーの影は消失していた。 復讐者の鎧を纏った状態ながら、サリエリは彼女の元へと現れた。 困惑気味にジリアンが問う。 「……アヴェンジャーさん。セイヴァーがいたんじゃ……?」 「セイヴァーだと?」 しばし間を開けた後にサリエリは「いや」と否定した。 サーヴァントの魔力反応を、それこそアサシンのような気配遮断スキルがなければ、確実に見逃す訳がない。 改めてジリアンが破壊された玄関から、外を伺ってみると。 似たような恐竜の侵入跡が住宅街のところどころで目に入る。 「まだボクがマスターだと捕捉されていないなら、良いんですけど……」 「……ならば、あえてマンション方面に向かうべきだろう。ここら一帯の住人の大半は恐竜として移動させられている」 確かに――ジリアンも冷静に状況を整理する。 マンション方面に存在しない方が、『一般人』それと『恐竜化した場合』を考慮すれば。 むしろ違和感を与える結果になるのだ。 上手く紛れこめば、他の主従の捕捉も可能となる筈……ただ。 サリエリとジリアンらに、セイヴァーの影を警戒する意志が芽生えた。 ☆ 『見滝原』という日本に属する町であるが、西洋ヨーロッパを彷彿させる街並みや美意識が散りばめられている。 ブチャラティ達が至った空間もそうだ。 天井で回転する無数の歯車。装飾に部類されるらしいソレが配置されたリビング。 近代技術の一つで、立体映像が空間に浮かび上がっている。 目を通していけば……どうやら聖杯戦争のウワサに関する資料だ。 彼らが到着した空間――もとい、一つの家を調べれば驚く事実が発覚する。 「ここはッ、暁美ほむらの自宅!?」 寝室の机に置かれていた配達物。宛先をしっかり目を通せば、あの討伐令にかけらた少女の名がある。 まさかとブチャラティはスタンドでジッパーを出現させた。 普通に、床や壁に『いつも通り』能力が露わになるのを目にし、ここが固有結界より外の。 元いた見滝原の街だと認知するブチャラティ。 暁美ほむら。 そして、セイヴァーもどうやらここに居ないらしい。 ブチャラティ達が通って来た道も、気付いた頃には消失しており。 ただ、手元には焼却炉の前で拾った『時計』が残った。 彼はセイバーに確認を取らせる。 「セイバー。靴はどうだった? 少なくともこちらに『学生鞄』はなかった」 靴。 外出するなら必要不可欠なもの。 セイバーが目にした限り、学生靴らしい堅苦しいものは無かったと言う。 既に、家を離れたが……どうやら学生の恰好を取れるように、暁美ほむらは装備を整えているらしい。 「あの空間の支配者がセイヴァー? いや、外で協力者を作っていた奴の戦略とは噛み合っていない……」 偶然? たまたま、この空間へ抜け出しただけなのだろうか。 ブチャラティもこれ以上の考察は不毛だと悟る。情報が少な過ぎる。結論を急いでは駄目だ。 次の問題は、例の空間を放置しておけないが。 再び空間へ侵入するのが困難であり、無暗に探索しても敵サーヴァントを捕捉できない点。 協力者が必要でも、どのような手段で敵を炙りだすべきか。 「それと……暁美ほむらだ。状況を判断するに、見滝原中学へ向かう可能性は高い」 前提の話。 暁美ほむらが討伐令を把握しているか、と考えれば『知らない』方が正解に近いだろう。 主催者側も、わざわざ討伐対象に討伐令を教えるのも…… 否、そういう手も無くはないが、しっかり学生セットを持ち出した彼女は、何であれ中学には向かう魂胆だ。 やはり見滝原中学校だ。 暁美ほむらが向かうならば、激しい戦火が自ずと想像できる。 ブチャラティはあらゆる状況の判断で気付かなかったが、停止していた『懐中時計』の針が動き出していた。 ★ 情報屋が静かに口を開いた。 「学校の準備どころか、制服だって向こうに置いてきたじゃないか」 「あ……そうだった」 ラッセルも思い出す。 彼が住んでいた場所は固有結界そのものじゃあないし、別々だ。 制服も勉強道具も、食事は……こちら側で用意したもので賄えそうだが。 不敵な表情を浮かべつつも、満更でない様子で情報屋はこう続ける。 「大丈夫、こっちで用意しておくから。……ラッセル、一度家に戻ってみなよ」 そんな事が出来るのか。 驚くラッセルはちっぽけな関心を覚えつつ「うん」と頷く。 しかし、むしろソレだけだった。他に何か、例えば感謝の意を示すなど口にするべき事が欠けていた。 「む? ラッセルか……?」 情報屋の家から出たラッセルは、深夜にも関わらず誰かから声をかけられた。 振り返ると神父の青年・ドグマの姿がある。 不思議そうにラッセルが眺め返す様子に、慌ててドグマも言葉加える。 「トコヤミタウンでの葬儀に時間がかかってしまってな。今日は……色々あったのだ」 色々。 その意味合いも情報量が多い話だ。 ドグマは、ラッセルになんと伝えればいいのか分からないほど、奇妙で鮮明な出来事が起きた。 未だに現実味なく、ドグマも何かに化かされたのではと繰り返し思い耽るほどだ。 迷いを振り払うよう、ドグマは眼前の友人に尋ねる。 「ラッセルは……このような時間にどうしたのだ?」 「ドグマ。僕、明日学校に行くよ」 「学校? おお、そうか。明日は月曜であったな、確か………」 ………………………学校? 凄まじい違和感がドグマの中で渦を描いた。 ラッセルの言う『学校』とはなんなのだろうか? そもそも、ラッセルは学校にかよっていただろうか? この世界に、学校は。 ドグマは深淵を覗きこんだ恐怖を込み上げる。 考えてはならない。何も、これ以上の事を聞いてはならない。 純粋無垢に見つめ返すラッセルと目が合い、ドグマは動揺を隠せず踵返す。 「ならば早く寝た方がよいぞ、ラッセル。私も教会へ戻らなくては」 「うん。おやすみ、ドグマ」 気味悪いほど落ち着いた言葉でラッセルはドグマを見届けた。 彼の様子がおかしい。馬鹿でもないほど誰だって気付く。 分かっていてもラッセルは、深く言及せずに自宅へ戻って見る。 ベッドくらいしか家具らしいものはない空間。 だからこそ、見滝原中学校の制服と学生鞄はベッドの上に置かれた状態だった。 聖杯戦争が始まる前。ラッセルが記憶を取り戻す前には毎日、当たり前のようにこれを着て登校していた。 しかし…… 記憶を取り戻した今と話は変わってくる。 むしろ、記憶が戻ってからは夢の世界もとい固有結界で過ごし続けていたのだから。 「ドグマの言う通り、朝になるまで寝ておこう……」 ★ 残されたスノーホワイトは『魔法』で知りつつも、情報屋に尋ねる。 「彼の言う学校は見滝原中学校ですよね。行かせるのは危険ではないでしょうか」 「ああ、アレに関しては問題ないさ」 ラッセルを一時的の間、学校に居させるにしても暁美ほむら狙いの主従達が危険なのに変わりは無い。 しかし、情報屋は不敵に嗤う。 理由をスノーホワイトは読み取れなかった。 悩みの反響で聞こえる類ではない事情で、ラッセルに関する支障はないと? 「………外の方ですが」 スノーホワイトは改めて話を続けた。 「中学校に現れると想定する主従の目的は、無難に三つの勢力が現れると思います。 一つは、討伐令の報酬を目的とする者。私と同じく帰還を望むマスター。 二つ目は、討伐令を狙った主従を狩る者。聖杯作成を目的とする主従。 最後は……前者二つを阻止せんとする者です。根本的に聖杯戦争の方針に反対を意を持つ主従」 「君の想定は、分からなくもないかな。一体どれほど中学校に集まるか、不明ではあるけど」 「いいえ。今回の場合、主従の方針事態は重要ではありません。どれほどの数が集中するかです」 「数の集中?」 「はい。私が危険視しているのは、セイヴァー側の戦力が膨れ上がる事です。 私のバーサーカーだけでなく、他の主従がセイヴァー側に『堕ちる』警戒をしなくてはなりません」 「……ああ。そうか、洗脳能力って奴だね? 君みたいな魔力持ちじゃないマスターに抵抗能力は期待できない」 「はい。しかし、アサシンさんの固有結界を上手く利用すれば、セイヴァーと他主従の接触を回避できます」 一見『セイヴァー包囲網』はスノーホワイトが挙げた三つの勢力図が拮抗し、 包囲網として機能するか怪しい部分のある。心もとない、欠陥まみれの戦況に映りかねないが。 実際、向こうから『手駒となる存在』が火へ飛び込む虫のように。 セイヴァーからすれば、格好の餌だろう。 スノーホワイトも、セイヴァーのカリスマを正確に計れていないが。 彼女のバーサーカーのような厄介者を心酔させる魅了は、確かに存在する訳なのだ。 ……と。 ここまでセイヴァーが見滝原中学校に現れる前提で話を進めている彼ら。 セイヴァーが現れずとも、必ず他主従の存在を捕捉出来る筈。 視点を変えれば滑稽な茶番でしかないが、無駄に終わる計画じゃないとスノーホワイトも推測した。 情報屋側も、様々に憶測を立てる。 「残念だけど、暁美ほむらやセイヴァーが現れる保証はないよ」 討伐令抜きに暁美ほむらが現れない可能性があり、肝心のセイヴァーも居ない場合もある。 第一に。情報屋もスノーホワイトを信用しきってはいない。 少なくとも、サーヴァントを呼び出せないスノーホワイトは利用価値がある。 セイヴァー包囲網の形成以外にも、魔力源としても。 問題の時刻。 見滝原中学の通学時間が着実に迫っていた。 ★ スノーホワイトとの会話裏で情報屋が把握していたもの。 ブチャラティたちが固有結界から脱出し、ジリアンを固有結界に引き込みそこねた事。 ラッセルの異変。 それぞれに関する心の声を、スノーホワイトが聞き取れなかったのは単純に。 困った事情でなかったからだろう。 何故? 固有結界に引き込める獲物を取り逃がした。 既に捉えていた獲物が抜け出した。 それが疑念になっておらず、むしろ『悪』を増殖させる一環として利用するなら? 所謂――『発癌』してしまったのだ。 ラッセルが完全に悪意の宝具に影響されつつあるように。 彼と鏡合わせである情報屋ことナーサリー・ライムにも悪意が転移した。 そして最悪だが。 自らが悪が故に、悪を受け入れるというアサシンの側面が為に、無意識な侵食は止められないだろう。 少なくとも病を治せる黄金の精神は、ここに居なくなったのだから。 【ナーサリー・ライムの固有結界/月曜日 早朝】 【ラッセル・シーガー@END ROLL】 [状態]魔力消費(小)『漆黒の頂きに君臨する王』の侵食(小)就寝 [令呪]残り3画 [ソウルジェム]無 [装備] [道具]日記帳 [所持金]なし [思考・状況] 基本行動方針:みんなと普通にくらす 0.元に戻った? まだ分からない…… 1.学校に行ってみる 2.セイヴァー(DIO)に思うところがあるが…… [備考] ※聖杯戦争の情報や討伐令のことも把握していますが、気にせず固有結界で生活を送るつもりです。 ※セイヴァー(DIO)のスキルの影響で、彼に対する関心を多少抱いています。 ※『漆黒の頂きに君臨する王』の侵食により罪悪感が一時的に消失しています。 ラッセル自身はまだ自覚しておりません。 【アサシン(ナーサリー・ライム)@Fate/Grand Order】 [状態]魔力消費(小)『漆黒の頂きに君臨する王』の侵食(小) [ソウルジェム]有 [装備] [道具] [所持金]なし [思考・状況] 基本行動方針:固有結界を維持しつつ、聖杯作成を行う 1.ラッセルを学校に行かせてみる。 2.セイヴァー(DIO)を侵入させないようにするが……倒すのは…… 3.見滝原中学に関してはまだ様子見。 4.スノーホワイトに関しては、半信半疑。 [備考] ※セイヴァー(DIO)の真名および『漆黒の頂きに君臨する王』を把握しました。 ※『漆黒の頂きに君臨する王』によって固有結界が支配されると理解しました。 ※現在、新都心と繁華街にのみ結界の『入口』を解放しています。 ※ブチャラティ&セイバー(リンク)の主従を確認しました。 ※マスターのスノーホワイトと彼女のサーヴァントの情報を把握しました。 ※ジリアン&アヴェンジャー(サリエリ)の主従を確認しました。 ※『漆黒の頂きに君臨する王』の侵食が進行しつつあり、固有結界内部や能力に影響がありますが。 現時点でナーサリー・ライム自身に自覚症状はありません。 【スノーホワイト(姫河小雪)@魔法少女育成計画】 [状態]魔力消費(小)、魔法少女に変身中、プク・プックの洗脳 [令呪]残り3画 [ソウルジェム]有 [装備]『ルーラ』 [道具]『四次元袋』 [所持金]一人くらし出来る程度 [思考・状況] 基本行動方針:聖杯獲得。全てはプク様の為に 1.再契約するサーヴァントを見極める。 2.セイヴァーとの契約は最悪の場合のみにしておく。 3.見滝原中学で発生するだろうセイヴァー包囲網を利用する。 [備考] ※バーサーカー(ヴァニラ・アイス)への魔力供給を最低限抑えています。 ※ブチャラティ組、マシュ組の動向を把握しました。 ※セイヴァー(DIO)が吸血鬼であることを知っています。 ※セイヴァー狙いで見滝原中学に向かうつもりはありません。 ※現在、プク・プックの洗脳は継続されています。 ※ラッセル組を把握し、アサシン(ナーサリー)のステータスを把握しました。 ※対魔力のランク次第で彼女の『魔法』が通用しにくいサーヴァントがいます。 【B-3 暁美ほむら自宅周辺/月曜日 早朝】 【ブローノ・ブチャラティ@ジョジョの奇妙な冒険】 [状態]魔力消費(小) [令呪]残り3画 [ソウルジェム]有 [装備] [道具]懐中時計? [所持金]数十万程度 [思考・状況] 基本行動方針:聖杯戦争の打破 0.見滝原中学か…… 1.固有結界のサーヴァントを捕捉する。場合によっては倒す。 2.出来れば協力者が欲しい 3.セイヴァーとの接触 4.アヤ・エイジアの殺害は阻止したい 5.どこかに居るであろうディアボロへの警戒 [備考] ※固有結界のサーヴァントが魂食いを行っていると疑っています。 ※セイヴァー(DIO)とジョルノの関係性を感じ取っています。 ※ウワサの内容から時間泥棒がディアボロではないかと睨んでいます。 ※リンクから時を静止させる存在が居る事を把握しております。 ※『漆黒の頂きに君臨する王』の影響で発生したモンスターがドロップした懐中時計を持っています。 何かに反応し、針は動いています。効力や影響は後述の書き手様にお任せします。 ※ほむらの自宅を把握しました。彼女が見滝原中学へ通学すると推測してます。 【セイバー(リンク)@ゼルダの伝説 時のオカリナ】 [状態]魔力消費(中)、肉体ダメージ(小) [ソウルジェム]無 [装備]『時を超える退魔の剣(マスターソード)』 [道具] [所持金] [思考・状況] 基本行動方針:ブチャラティの方針に従う 1.固有結界のサーヴァントを捕捉する。場合によっては倒す。 2.見滝原に響く時の音が気になる。 [備考] ※杳馬が『天国への階段』を阻止する時の音が聞こえていますが 確証のない情報の為、マスターのブチャラティには打ち明かしてません。 ※ブチャラティからディアボロに関する情報を把握しています。 ※時に関する能力の発動を認識しております。 【E-5 住宅街/月曜日 早朝】 【ジリアン・リットナー@被虐のノエル】 [状態]魔力消費(小) [令呪]残り3画 [ソウルジェム]有 [装備] [道具] [所持金]中学生が生活できるほどの仕送り [思考・状況] 基本行動方針:聖杯を手に入れ、ノエルの復讐を止める 0.マンション方面へ向かう。 1.普通を装って、マスターであること隠し通す。 2.見滝原中学には通学する予定 3.さっきのは……セイヴァー? [備考] ※ノエル(NPC)はマスターではないと現時点では判断しています。 ※攻撃を仕掛けてきたサーヴァントがセイヴァーではないかと疑っています。 【アヴェンジャー(アントニオ・サリエリ)@Fate/Grand Order】 [状態]魔力消費(小) [ソウルジェム]無 [装備] [道具] [所持金] [思考・状況] 基本行動方針:マスターの願いを叶えてはやりたいが…… 0.マンション方面へ向かう。 1.悪を引き寄せるサーヴァントへの警戒 [備考] ※ノエル(NPC)はマスターではないと現時点では判断しています ※主催者はゲーム終了後、マスター達を帰還させないのではと考察しています ※マシュとシールダー(ブローディア)、X&バーサーカー(カーズ)の主従を確認しました ※『悪』を引き寄せる宝具を持つサーヴァントがいると分かりました。 その宝具の影響で、宝具やスキルの威力が低下するようです。 ※マスターであるスノーホワイトの存在を把握しました。
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第二回放送までの本編SS 一日目・夜 NO. タイトル 書き手 登場人物 084 絞【ちっそく】 ◆z9JH9su20Q 脳噛ネウロ 085 さよならの時くらい微笑んで ◆SrxCX.Oges 小野寺ユウスケ、織斑千冬、セシリア・オルコット 086 イグナイト(前編)イグナイト(後編) ◆QpsnHG41Mg 鏑木・T・虎撤、ニンフ、ジェイク・マルチネス、牧瀬紅莉栖 087 傷だらけのH/一人ぼっちの名探偵 ◆qp1M9UH9gw フィリップ、バーサーカー 088 傷だらけのH/二人の赤き鬼 ◆qp1M9UH9gw 照井竜、笹塚衛士 089 百の貌 ◆qp1M9UH9gw X 090 取引をしよう ◆QpsnHG41Mg アンク、桂木弥子、アポロガイスト 091 運否天賦 ◆QpsnHG41Mg フィリップ、衛宮切嗣、セイバー、阿万音鈴羽 092 Mの侵略/増幅する悪意 ◆ew5bR2RQj. メズール、園咲冴子、後藤慎太郎 093 あいをあげる(前編)あいをあげる(後編) ◆qp1M9UH9gw 伊達明、バーナビー・ブルックスJr.、凰鈴音、カオス 094 プレイ・ウィズ・ファイア ◆QpsnHG41Mg 暁美ほむら、岡部倫太郎、バーサーカー、葛西善二郎 095 正義日記 ◆qp1M9UH9gw ユーリ・ペトロフ 096 アンブレイカブル・シャドームーン ◆QpsnHG41Mg イカロス、加頭順 098 敗者の刑 ◆qp1M9UH9gw フィリップ、衛宮切嗣、セイバー、阿万音鈴羽 099 Fに誓いを/ダイヤモンドは砕けない ◆YkrJsFGU2A 衛宮切嗣、セイバー、阿万音鈴羽 100 儚き憎しみに彩られた悲痛の幕開け~獅子身中の虫~ ◆hGYPnjbaTY 織斑千冬、セシリア・オルコット、小野寺ユウスケ 101 Mは打たれ強い/敗者のその後 ◆BXyDW0iXKw 伊達明、バーナビー・ブルックスJr. 103 綿棒の報い~イジメ、ダメ!~ ◆BXyDW0iXKw 脳噛ネウロ、ウヴァ 104 燃ゆる剣―騎士とクウガと燃ゆる剣―少女と姉と ◆2kaleidoSM 小野寺ユウスケ、織斑千冬、セシリア・オルコット、バーサーカー、セイバー、衛宮切嗣、阿万音鈴羽 105 破壊者と中二病が出逢う時 ◆BXyDW0iXKw 門矢士、フェイリス・ニャンニャン、ラウラ・ボーデヴィッヒ 106 シン・レッド・ライン/欲望と想いと世界の破壊者(前編)シン・レッド・ライン/欲望と想いと世界の破壊者(後編) ◆2kaleidoSM 門矢士、フェイリス・ニャンニャン、ラウラ・ボーデヴィッヒ、ウヴァ 107 Lの楽園/骸なる月Lの楽園/砕月 ◆qp1M9UH9gw イカロス、加頭順、カザリ、海東大樹 108 上を向いて歩こう ◆qp1M9UH9gw 井坂深紅郎、雨生龍之介 110 59【ひづけ】00【ひづけ】 ◆qp1M9UH9gw アンク、桂木弥子、アポロガイスト、大道克己、美樹さやか、X、脳噛ネウロ 112 謀略の夜 ◆qp1M9UH9gw メズール、園咲冴子、後藤慎太郎、桐生萌郁 113 最期の詩-Blue tears- ◆qp1M9UH9gw 小野寺ユウスケ、織斑千冬、セシリア・オルコット、セイバー ▲ 一日目・夜中 NO. タイトル 書き手 登場人物 097 怠惰 ――Sloth―― (前編)怠惰 ――Sloth―― (後編) ◆ew5bR2RQj. 鏑木・T・虎徹 、ジェイク・マルチネス、火野映司、鹿目まどか、巴マミ、桜井智樹、ユーリ・ペトロフ 102 La ragazza che vola in giù al primo paradiso provvisorio ◆hGYPnjbaTY カオス 109 暗【わからない】 ◆SrxCX.Oges 暁美ほむら、岡部倫太郎 111 夢の終わり ◆LuuKRM2PEg 衛宮切嗣、阿万音鈴羽 114 時差!!神様なんかじゃないんだよOut of the frying pan into the fire.(一難去ってまた一難) ◆z9JH9su20Q 火野映司、鏑木・T・虎徹、鹿目まどか、巴マミ、桜井智樹、カオス、メズール、園咲冴子、桐生萌郁 115 Rの流儀/砕かれた仮面 ◆qp1M9UH9gw フィリップ、照井竜、笹塚衛士 116 明かされる真実と欲望と裏の王 ◆z9JH9su20Q 真木清人、インキュベーター 117 UNSURE PROMISE ◆SrxCX.Oges 伊達明、バーナビー・ブルックスJr.、ユーリ・ペトロフ 118 呪いをかけられた天使 ◆z9JH9su20Q カザリ、海東大樹、イカロス 119 今俺にできること ◆2kaleidoSM 巴マミ、後藤慎太郎 121 死【ろすと】 ◆qp1M9UH9gw アンク、脳噛ネウロ、大道克己、美樹さやか 122 さらばアポロガイスト!男の涙は一度だけ!! ◆qp1M9UH9gw 雨生龍之介、井坂深紅郎、アポロガイスト、真木清人、インキュベーター ▲ 一日目・真夜中 NO. タイトル 書き手 登場人物 120 This Illusion ◆2kaleidoSM 衛宮切嗣、阿万音鈴羽、セイバー、小野寺ユウスケ、織斑千冬 123 欲望交錯-足掻き続ける祈り-欲望交錯-ギルティエンジェル-欲望交錯-Dの襲来/竜城騒乱-欲望交錯-天使と悪魔-欲望交錯-対立と別離と胸の穴-欲望交錯-復活と衝撃と終焉の火-欲望交錯-白紙の明日へ- ◆z9JH9su20Q 火野映司、鏑木・T・虎徹、カオス、メズール、園咲冴子、桐生萌郁、後藤慎太郎、伊達明、バーナビー・ブルックスjr.、ユーリ・ペトロフ、イカロス、門矢士、フェイリス・ニャンニャン、ラウラ・ボーデヴィッヒ 124 再【りとらい】 ◆SrxCX.Oges X 125 Gの啓示/主はいませりGの啓示/遺された覚悟 ◆z9JH9su20Q アポロガイスト、井坂深紅郎、雨生龍之介、バーサーカー 126 陰謀と計略と不実の集い ◆z9JH9su20Q 海東純一、篠ノ之束、クロエ・クロニクル、ガラ 127 正義失格者 ◆qp1M9UH9gw 後藤慎太郎、バーナビー・ブルックスJr. 128 Lost the way(前編)Lost the way(後編) ◆z9JH9su20Q 衛宮切嗣、阿万音鈴羽、セイバー、小野寺ユウスケ、織斑千冬 129 被制約性のアイソレーション流転過程のアイソレーション ◆SrxCX.Oges 門矢士、桐生萌郁、フィリップ、照井竜、笹塚衛士 130 明日のパンツと再起と差し伸べる手(前編)明日のパンツと再起と差し伸べる手(後編) ◆z9JH9su20Q 火野映司、鏑木・T・虎徹、カオス 131 悩【にんげん】 ◆VF/wVzZgH. 美樹さやか、大道克己、アンク、脳噛ネウロ 132 電脳亡霊のメッセンジャー ◆z9JH9su20Q 暁美ほむら、岡部倫太郎 133 遭遇!! ◆z9JH9su20Q 巴マミ、イカロス 134 執着 ◆m4swjRCmWY 園咲冴子、ユーリ・ペトロフ ▲ 第二回放送 NO. タイトル 書き手 登場人物 135 第二回放送-新たな一日とランキングと赤の王- ◆z9JH9su20Q 『王』、ガラ ▲ 本編SS(時系列順) 第一回放送までの本編SS第二回放送までの本編SS第三回放送までの本編SS 本編SS(投下順) 【000~050】【051~100】【101~150】
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あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ・を・ん英数字 あ行 異色ペットとドール組 エリザベス、ノンタン、シロ、そして水銀燈によるチーム。 特に水銀燈はエリザベスの行動、言動?に翻弄させられた。 か行 銀さん組 坂田銀時、坂本龍馬、氷室幻徳、岡田以蔵からなるチーム。 中盤までのギャグ担当で、登場回では仮面ライダービルドの『前回までのあらすじ』風のやり取りが冒頭で行われた。 コメダ珈琲店 会場内に点在する喫茶店。名物はサクフワのクロワッサン生地に冷たくて白いソフトクリームが載った『シロノワール』だ。 当然、甘党の銀さんが見逃すことはなく立ち寄ることになる。 さ行 白い悪魔組 蜂屋あい、キュゥべえ、ノロイによるチーム。 外観だけならモフモフ小動物に囲まれた可愛い小学生なせいで騙される参加者が続出。 途中から(見た目は)無力そうな彼らを守る為に南光太郎が加わった。 白い魔法少女組 高町なのは、イゼッタ、美国織莉子、イリヤスフィール・フォン・アインツベルンの4人からなるチーム。 イリヤに支給されたカレイドステッキは 「19歳で魔法少女ですか」 と、地雷を踏んだ結果頭を冷やされてしまった た行 な行 は行 ほむほむ組 暁美ほむら、光本菜々芽、赤屍蔵人からなるチーム。 クールな性格、親友の為に孤独な戦いを続ける、白い悪魔と因縁がある等似たもの同士であるほむらと菜々芽。 そこに『自分達を宿敵の所と元の世界へ届ける』、という運び屋としての依頼を受けた赤屍が加入した。 ま行 や行 ら行 わ・を・ん 英数字 G その名を口に出すのもはばかられる黒光りした高速移動する虫。 書き手によって「G」や「あれ」「あのあれ」「黒い悪魔」などと表記が変わるのが面白い