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できたよ いらっしゃいませ 夜ご飯にかつ丼を食べました 美味しいご飯が食べられるなんて本当に幸せですー! こんなマイペースな私ですが ヨロシクどうぞ
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/// 外に出ると外気がシンに纏わり付く。少しだけ身震いして、シンは歩きだす。 急いでいた訳では無い。でもゆっくりしていた訳でもない。なので直ぐに鳥居にさしかかった。そのまま歩き続ける。鳥居がちょうど頭上に来たところで、想定通りに声がした。 「やあ」 「何だよ」 一升瓶傍らに、鳥居の上にあぐらをかく萃香が片手を上げて声をかけてくる。シンは萃香が声をかけようと手を挙げ出した時点で首を上へと傾かせていて、相手と全く同じタイミングで発声する。 「あっはっは。相変わらずの先読みだねえ……まーいいや。一杯やろうぜー。みんなつぶれちゃってさー。紫は霊夢にかかりっきりだし」 「……嫌に決まってんじゃねえか」 超笑顔な萃香が一升瓶を掲げながら提案してくる。シンは頬を引き攣らせながら吐き捨てるように呟いた。元々シンは酒に強くない。加えて萃香が掲げているのは酒に強い霊夢や魔理沙の人格を崩壊させた”例の”スペシャルである。 「えぇー」 上から不満げな声が降って来る。ブンブンと風を切る音は一升瓶を振り回す音だろうか。もう上の鬼には構わずに歩を進めた。鳥居を通過、石段を降りる為に脚を下ろす。 寸前に、右に三十センチ程スライドした。 左側からドベシャッと言う音。首と視線を動かす。鳥居の上から降って来たと思しき萃香が顔面を強かに石畳にぶつけていた。 「づぉぉぉ…………!」 鼻っ面を抑えてごろごろと転がる鬼一匹。位置関係とタイミングから測るに、シンの背辺りを狙って飛び降りたのだろうか。この痛がりっぷりを見るにシンが避ける事は想定していなかったと見える。シンが回避と察知の分野では”それなり”だと、萃香は知っている筈なのだが。 「何やってんだ」 「いだいぃー」 涙目で呻きながら萃香が上体を起こす。鼻っ面が少しだけ赤い。鳥居の上から完全に無防備で落下して石畳に激突した訳だが、あまり大した事なさそうである。 ビーム兵器の直撃を受けても『熱い』で済ます種族相手に気にしてもしょうがないのかもしれないが。 「あー……もー……」 普段なら、鬼相手に近付くなんてのは御免である。ただこの場合、避けたシンに責任がある気もする。故に決定。一応助け起こすくらいはしておこう。 頭の中は静まり返った外界と真逆に熱暴走の如き回転を続けている。無数に吐き出され続ける最悪。その算出結果を適当に押しのける。 確かに萃香は危険である。 ただ、その一点に囚われ過ぎても正確な判断は導けない。脅えるに対しても正しく脅えなければならないのだ。力関係のみで判断すれば可能性なんてものは無数に発生し、人間の脳程度は直ぐに飽和してしまうだろう。 ここで重要なの萃香が鬼という種族であるという事。 鬼は正々堂々を好む。というかそれ以外無いと言っていい。萃香は若干変わりものではあるが、その本質は大きく外れてはいない。 萃香がシンを殺そうと思っている場合になったと例えよう。萃香は間違いなく『今からお前を殺す』と宣告してくる。名乗り上げも間違いなくやるだろう。逆に言えばそれらがなければ萃香はシンを殺す気が無い事になる。よってこの場は危険ではあるかもしれないが、その規模は低い。 これだけ無駄に考えて。ようやく身体を動かす事が出来るようになる。 思考の奔流は一瞬だ、実際時間はさほど経っていない。ただこんな当たり前の事をするためにもこんな事を考えてからでないと行えない、その事実が酷く嫌だ。 「仕方ないなー……」 「いやー悪いねー」 とりあえず起こすくらいはせねばと萃香に手を伸ばす。萃香の方もにへらと笑いながら腕を伸ばしてくる。後はその手を掴んで、引っ張るだけだ。 ”ぐわし”。 反応は無意識の内に。萃香の手がシンの手を通り過ぎたところで背中で翼が開いた。示すのはデスティニーの起動。それは”回避”より”人の規格から外れる事”を優先すべきであるという判断から。 「………………」 「まあ」 差し出されたシンの腕を萃香が思いっきり、握りしめるように掴んでいた。 シンは今、こう、それを解かんと腕を力の限り引いているのだが、微動だにする気配が無い。というか掴まれている部分から明らかにメギメギとかやばげな音が響いている。通常状態のままで今の状態に突入していたら、腕が楽しい事になっていたに違いない。 脂汗を流しながら無言の抵抗を続けるシンに構わず、萃香が空いた方の手に持った一升瓶をゆらゆら揺らす。表情は夏の太陽の如き笑顔だった。今秋だけど。 「――飲めや」 ◆◆◆ 脳内が過熱する。 四肢の武装を振りまわしながら、シンは脳内の警鐘を聞いた。 先を想像の上でも想定するためには、それこそ無数の要素が必要になって来る。故に想像とは別に、可能な限りの取得は継続され続けている。その上で空気の流れが変わったのを感じ取った。経験よりも直感の域。 「――――」 四方八方を囲まれた状況だが、既に数手先までは掌握している。この小さな”萃香”は数が多いが単体では大した脅威は無い。ドラグーンが小さな人型をしているようなものか。そう考えるとあしらう事は難しくない。それに加えて、シンは”こういうモノ”の完全な上位互換を知っている。 アリス・マーガトロイド。七色の人形遣い。 彼女の繰る人形の動作精度に比べれば、萃香のこれは随分と”大雑把”だ。攻撃のパターンもさほど多くない。 とはいえアリスと萃香では前提が違うのもま事実。人形が完全な攻撃の主役のアリスと違い、萃香の本命は恐らく”本体”の攻撃だろう。 予測に従った行動というものは酷く繊細だ。些細な変化で道筋はそれこそ無限に変化する。それを承知の上で、シンは今だけはそれを総て捨てた。 光で出来た翼が大きく広がり、シンの身体がその場から弾かれる様に移動する。進路上に居た”萃香”が轢かれた衝撃で爆発した。衝撃こそ伝わってくるが、装甲は抜かれていない。衝撃を振り切る様に加速する。 結果として、その判断は正解だった。 砲弾の着弾音。 モビルスーツのパイロットだったシンは生身で戦場に出る事はさほど多くなかった。けれども間近に砲弾が着弾すればどうなるか位は心得ている。 そして今がそれだった。 「――ッ!!」 鼓膜が震え、空を翔けている最中だった身体が不自然に揺さぶられる。姿勢制御。左手を前面に翳す。シールド中央の発生機が僅かに持ち上がり、ビームシールドが発生する。 砲弾とはいかずとも、銃撃の如き石つぶてが”爆心地”から円環状に飛び散る。シンに直撃するはずだったそれらはシールドに阻まれて煙を上げる。 周囲を埋め尽くしていた土煙が唐突に晴れる。中央――爆心地から突風が吹いたからだ。クリアになる視界で、シンは地面に生まれたクレーターを見た。 そう、クレーター。地面がぽっかりと抉られている。 「…………」 それを成したのはその中央にある者だ。”地面に拳を突き立てた伊吹萃香”が居る。見た瞬間理解する。 あの鬼は特別な事をした訳では無い。”ただ力の限り拳を叩きつけただけ”。何か能力や武装を用いた訳では無い。ただ純粋に己の”性能”だけで、この惨状を造り上げた。 「……肩書どおりってか」 四肢の武装は一切光を発していない。ビーム兵器は強力だが、発生デバイスには相応の負荷がかかる。戦闘はまるで終わる様子を見せないが、先の萃香の一撃で無数の”萃香”は巻き込まれて姿を消していた。故に武装を停止させても問題は無い。 「どぉっ」 たぶん、跳躍の為に脚を踏み締めた、それだけなのだろう。だというのに、シンの視界は異常な光景を映している。萃香の足元の大地がそれこそ巨大な足に踏みしめらたかの如く重低音と共に陥没している。 「せ――――――い!!!!」 爆発した。ただでさえ陥没していた大地が更に深く大きく、踏み込みによって抉り取られる。そして萃香の小柄な身体が横殴りに飛ぶ。もはや跳躍なのか飛翔なのか区別不能だ。わかっているのはただ一つ。その先端にある拳は、後瞬き一つの間でシンの身体に突き刺さるという事。 「ッ!!!!!」 光の翼が大気を叩き、シンの身体が宙を滑るように移動する。 そしてクレーターがまた一つ。轟音に晒された鼓膜がビリビリと震え、脳髄が余波だけで揺さぶられる。飛び散る土砂が身体を叩く。 今度はシールドを使わない。防御の為に一瞬でも足を止める時間が惜しい。故に優先順位は下げる。土砂は可能なだけ避け、萃香と距離を取る為に推力を繰った。 妖怪の生態なんてシンは知る訳が無い。だからあの細身の体からどうやったらこんな破壊力が生まれるかも知り得ない。 解る事は単純に、あれに当たったら死ぬという事だけ。 ボッ! と、突風が吹いた。弾丸の如き移動速度によって、土煙の幕に穴が開いた。接近すしてくる破壊の権化(萃香)が目に入る。 (攻撃の間隔が速くなってやがる……!) 光を撒き散らしながら急上昇。体勢を無視した移動により身体にも負荷が走る。後回し。構っていたら引き千切られる。 暴風に煽られた木の葉のように空へ舞い上がる。加速に翻弄されながらも左手のライフルを下方の萃香に向けようと試みる。 ガゾゾゾゾザザ! という耳障りな破砕音。萃香が地に足を叩き込み、急制動をかけている。地面が陥没。撃ちこんだ脚に力が込められている証。萃香の顔は上空のシンへと向けられている――裂ける様な笑みだった。 交差するだけでも命の危険がある。距離を取るのが正解だ。推奨される回答は回避。けれど追撃がそれを許さない。反射的に後方から突撃してきた小さな萃香に右手の大剣を叩きこんでいた。 失策。反射的な迎撃が仇になって体勢が崩れる。立て直す時間は無い。思考の奔流は一瞬。結論が回避なのは変わらない、だが行えるのは迎撃のみ。 ガガンと左手のケルベロス42が最長展開。 (間に、合え…………!) 砲身に熱量が蓄えられると共に紫電が散る。先制は諦めている。地面が吹き飛ぶのが見えた。瞳を可能な限り開いて、接近する萃香を捉える。攻撃失敗は死だ。 発射(バースト)。 吐き出された光の帯は寸分違わず萃香へ向けて突き進む。命中まで刹那も無かった。熱量の光帯と萃香が激突する。激突地点はケルベロス42、その砲身から数メートル先。 「撃ち抜けえええええぇぇぇ!!!!」 咆哮。左側の方に電力を注ぎ込む。砲身がオーバーヒートする危険性は除外。今はただただ砲が吐き出す熱量を加速させる事のみに傾注する。 赤い瞳を爛々と輝かせて吠えるシンを見て、萃香が酷く満足げに笑う。 「温い」 一呼吸。 「――ねえええぇぇぇぇぇ!!!!!!」 ”押し戻される”。縮小されているとはいえ、元は対艦規模のビーム兵装。その最大出力が、咆哮と共に突き出された”拳”に打ち負けて押し返される。 轟音が響く間もなく、一瞬で銃口と拳の距離が零になった。マイナスに突入。拳が銃口から砲身内部へ侵入する。金属で構成された砲身が、拳を受けてまるで飴細工の様に折れ曲がっていく。悲鳴のような破壊音と共に、長大な銃身が粉砕された。 拳を振り抜いた萃香の脇をゾッ、と音を立てながら赤刃が通り抜ける。撃ち負けた時点でシンは砲身を連結部から廃棄。そのまま前方へ加速、膝のビームサーベルをすれ違いざまに叩きつけながら傍らを通り抜けた。 再度距離が開く。 「おー、あちちちち」 萃香が”少し”煤けた拳の先をぷらぷら振りながら呑気に呟いている。サーベルが通った地点は少し煙が上がっている。が、まるで気にした様子が無い。 片方のシンも、身体自体には大した損傷は無い。ただ左手に握ったライフル、その二と三の砲身――普段は下部に折り畳まれている――が消失している。廃棄したから当然だ。 廃棄は接触して即座に行った。ライフルもまだビームライフルとしてなら使用可能だろう。先読みに近しい決断は武装の破損を最小限に抑えている。 が、一瞬のの接触で左腕が感覚を無くすほどの衝撃を受けている。 (…………肩書通りにも、程ってもんがあるだろうがッ!!) 悪態は心中でのみ。口に出しても状況は変わらない。 変えられるのは四肢にくっついた武器だけだろう。変えられる可能性は酷く低いが。 光で出来た翼が膨れ上がる。 加速開始。単純な速度ならばある程度は拮抗出来る。 (呑まれたら死ぬ) ただ冷静にその現実を飲み込んだ。思考はここにきて過去最高の域にまでその演算速度を上げている。ただ導き出される結果、そのほぼ総てが敗北(死亡)だ。 故にこの流れは変えねばならない。どんな手段を使ってでも。 勝ちたい訳では無い。 負けたい訳でも無い。 ただ、”諦める事が許されていない”だけ。 光の翼から翼の形をした余波を零しながら、萃香目がけて一直線に加速する。自身に向かってくるシンを萃香は迎え打つ事を選択した。 轟音。 迫ってくるシンを叩き落とさんと上から下に振り抜かれた拳。大振りな一撃は威力こそ絶殺の域だが、高速戦闘を最も得意とするシンには脅威では無い。 当然回避――けれどそのまま通り過ぎなかった。 「ッ!?」 萃香の表情が歪むのと同時に、その頭部がガクンと傾いだ。 高速の最中で棄てられた大剣が流れていく。それによって空いた右手が力の限り握りしめているのは萃香の頭――そこにある二本の角、その片方。 「っお、お――!?」 「――――」 更に加速。傾いだ姿勢を戻せぬまま、萃香はシンに連れて行かれる形になる。頭を思いっきり引っ張られた状態から、萃香が直ぐそこにあるシンの身体に叩きつけるように腕を振った。これでもう必殺である。 光の翼が形を変える。空中、最大加速の最中でシンが”荷物”を振りまわすように回転。右手に握った物を、振り下ろすように地面に叩きつけた。 「ぶっは!?」 「ッ!!」 声は二つ。萃香の若干間抜けな声と、勝手に漏れたシンの声。 身体の各部で軋む音がする。音を発しているのがシンの骨格なのかデスティニーのフレームなのか、判別は不能だが。 今は加速の真っ只中にある。右手の先のモノが地面にめり込んだ障害程度では、その勢いは殺しきれない。 「おおおおおああああああァァァ!!!!!!!!」 ゴガガガガガリガガガ!!! と地が抉れる音が鼓膜に響き、手の先から伝わった振動が腕全体を震わせる。角を掴んだまま。叩きつけた萃香を推力任せ、馬力任せに前方向に擦り付けるように”引き摺る”。 「ああああああぁぁぁぁああああああ!!!!!!」 左手のライフルを突きつけて引き金を引き続ける。可能な限りの連射速度で発射し続ける。零距離の状態、照準は必要無い。 発射発射――数瞬後に蹴りが来る――発射発射発射発射発射発射手放す。蹴り飛ばされたライフルが呆気無くひしゃげ、空高く舞い上がっていった。 予測は正しかった。ライフルを保持したままの回避をしなかった理由は一つ。ギリギリまで発射を優先しただけ。蹴りは身体を逸らしてやり過ごす。眼前に伸びきった脚がある。それに跳び乗って――力の限り踏みつけた。 ゴドン、と響いた音を無視して急上昇。 身体が何箇所か悲鳴のような破砕音を上げている。上昇してから数回回転し、後方へと落ちた。殺しきれなかった衝撃分だけ、シンの身体が地を滑る。 腰で金属音、出現するサイドアーマー。元はスラスターだったそれは、今では別の装備に換装されている。噴射口だった場所から円筒形の物体が勢いよく発射される。 ワイヤーを伴って後方へと飛んで行くそれが、目当てのものへと到達した。この装備本来の目的は”武装の回収”。強力なマグネットになっているアンカー先端部が、金属の塊であるAアロンダイトに接触して鈍い音を立てる。 引き戻す。少しだけ間をおいて、大剣がシンの右腕に舞い戻る。それを両手で力の限り握りしめた。 「ぺっぺっぺ! 砂が入った!! うぇぇ!!」 一方、萃香。地面に刻まれたのは、萃香の身体の幅くらいの”溝”。その暴虐の後の最果てにて、鬼は何事も無かったかのように立ち上がり、口の中の砂を懸命に吐き出していた。身体のあちこちから上がる煙は恐らく零距離射撃の名残だろうか。 「ぺっぺ――――」 ごぉん。 「……」 異音。自然の中では絶対に発生しない音。視線の先には人間が一人。萃香はその場に突っ立って、両手で握りしめられた大剣が振り回されるのを眺める。 回転速度は瞬く間に上昇する。最初は途切れ途切れだった音だが、今では連続して暴風の如き響きを夜闇の中に振りまいている。 光輝く台風は、回転のたびに萃香の方へと迫って来ている。 既に目前。 「は、」 ッド、と地に打ち付けられた足が数センチ陥没する。身体全部を捻って右拳を思いっきり後方へと引き絞る。 萃香の眼前に迫るは光輝く台風――だったもの。振って振って振って振って振って――遠心力と速度を乗せに乗せた高熱大重量の光盾斬撃武装。その結果たる一撃。 握り締めた拳がぎちちと音を鳴らす。 「ッははっはははははははああああ!!!!!!」 「ッらああああああああああぁぁぁ!!!!!!」 ゴッ、とこれまでの攻防で最も低く重い音を伴って、愉悦と決死が衝突した。 数十メートルの助走と膨大な熱量を持った決死の一撃は、数歩の助走でただ力任せに撃ち出された右拳に阻まれる。 ギッ。とその日初めて萃香側で異音が鳴った。拳から肘、肩――右腕全体が膨大な衝撃を叩き込まれて音で持って異常を示す。 シンの方ではもう何度目とも知れない異音。衝突箇所、刀身にて、ビギッ、と歪な音ともに陥没するAアロンダイト。 互いが互いの必殺を引き戻す。轟、と空気がかき混ぜられ、その奔流を再度乱す勢いで両者が次撃を発射した。 萃香の左拳がシンの顔面目指して突き進む。直撃の前に轟音と共にAアロンアイトが萃香の身体に捻じ込まれる様に直撃した。萃香が右手でその刀身を掴む。掴んだ箇所が萃香の指の形に陥没した。刀身に亀裂が幾丈か奔る。 掴まれる前の時点で、シンの手は柄から離されている。そのまま手を畳んでくるりと一回転するように滑り、萃香の懐に潜り込む。 密着寸前から放たれた肘鉄が萃香の胸の中心に叩き込まれた。インパクト音は自動車事故のような轟音。 横殴りに振るわれた萃香の腕が空ぶった。しゃがむ形で左腕をやり過ごし、ビームサーベルの噴き出した脚を振り抜いて萃香の足元を払う。 転ぶまではいかない。だが少しだけ傾く萃香の身体。萃香が体勢を直す間にシンは即座に立ち上がりながら、アロンダイトの刀身に左手で手をかける。 右手が向く先は刀身を掴んでいる萃香の指。ビームガンの掃射。萃香の指から手首にかけて光弾をほぼ零距離で叩きつけながら、左手で剣を引く。 再度手に戻ったAアロンダイトを宙で右手に持ち替えながら、僅かばかり距離を取る。 がくん、とシンの膝が折れた。全撃絶殺の相手の前で、数瞬だけシンは立ち尽くした。視界が歪み、身体が勝手に下を向く。ぱたたたと血の滴が数滴零れる。 (…………機体じゃない! 俺の身体の方か!!) 奥歯を噛み締めて、状態を戦闘へと無理矢理に復帰する。デスティニーの”機体”はアラートこそいくつか出ているが深刻な物は少ない。シン・アスカの肉体の方が、想定されていない活動に耐えきれず悲鳴を上げている。 「くそ、ッが、ぁ……!」 その事実に気が付いたせいか。身体が思い出したかのように過負荷を訴える。血の塊が勢いよく転げ出て、足元の草が盛大に真っ赤になった。続いてあふれ出そうになるものを全部飲みこむ。 このままではいずれ死ぬだろう。 だが下を向いていたらすぐ死ぬのだ。 「っはははははははは! あっはあはははあっは――――ッ!!!!」 「――――――――――――――――ッ!!!!!」 "ゴガドガボガグゲガギガゴキ"と、重低音が音楽の様に連続する。大規模な工事現場の最中のような音を生み出しているのは、ヒトガタたった二つ。 数十撃の撃ち合いのもと、再度間合いが開く。 「――ッ、――ッ、ふ、は――ッ! ぜ、は――ッ!」 息と同時に血を吐きそうになるのを堪えながら、シン・アスカは剣を構える。 「いいねえいいねえ! こんだけ暴れられるのは本当久しぶりだ!!」 対する萃香は拳を打ち合わせながら喜々として吠える。 「さあ、もっともっと楽しもうじゃないか!!」 萃香が意気揚々と、シンを指さしながら宣言する。 がらんがらんがらんと音を立てて、シンの右手から大剣が落ちた。 「……たのしい?」 首を傾げて、間の抜けた表情で呟くような一言。 ふら、とそれまでの機敏な動きとは異なり幽鬼のような足取りでシンが前に一歩踏み出した。萃香は様子の変化を感じ取り、むと口を尖らせる。 「そりゃ楽しいさ! 鬼にこんだけ付き合える人間が居たって事も嬉しいけど――何より強い相手と腕を競い合うのは自然と昂るもんだろう!? お前さんは違うのかい!?」 「は、ははは、そうかたのしいのか、おまえたのしいのかそうか、はは」 シンの赤い瞳、その瞳孔から光が消えた。 「ふっざ」 瞬間移動に見紛う高速移動。翼の煌めきは一瞬、進行方向は前方。 相手の出方も、この後の事も一切考えず、前へ踏み出す。 技巧は無く、ただ感情だけがある。思いっきり振り被った右拳を、前へ。 「ッけんなああああああああああ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ッッ!!!!!!!」 ゴドッォ! と爆音と共にシンの右拳が萃香の顔面に突き刺さった。ただ突き出されただけの拳は攻撃と呼ぶほど洗練されてはいない。拳の激突と同時、右拳でみぢりと何かが千切れる音、続いて肩の辺りで軽い音がした。 意志をそのまま表現しただけの動作。絶叫と共に腕が振り抜かれ、直撃を受けた萃香の身体がぐわんと揺れた。 「ふッ!!」 左手でぶらぶらと揺れる右腕を掴み、勢いよく”押し込んだ”。 堅い音。衝撃の負荷で打撃と同時に外れていた肩の関節が再度勘合する。砕けた指は砕けたままで再び握りしめられ、再度拳の形を取る。 「……ふざけるな。ふざけるなふざけるなふざけるなッ!! こんなものが……」 右拳を引き戻しながら、左拳を突き出した。これもまたさっきのように轟音と共に突き刺さる。異音と共に何本かの指があらぬ方向に曲る。 「こんなものがぁッ!! 楽しくくあって、た、ま、る、かああああァァァ!!!!!」 「――えた」 左拳を引き戻そうとして、小さな呟きが耳に入る。 今までシン・アスカの攻撃が総て必中していたのは偶然ではない。 それが必然となる様に組み立てられた動作であったからである。 その点、攻撃予測と行動構築の点においてみればシン・アスカは人外に匹敵――場合によっては圧倒すらする。 でも今現在の一連の動作は、それを基にしていない。 だから、本当は命中する訳が無い。スペックで劣っている以上、我武者羅に放たれた攻撃が当たる方がおかしい。 引き戻そうとした左腕が動きを止める。正確には止められた。戻りかけているシンの腕を伊吹萃香の右腕ががっちりと握りしめている。 腕を握る手に力が籠るたびに、ぎぎぎいいいいと金属が歪むような音が鳴る。シンの左拳が本人の意思とは関係なく、歪む様に解けていく。 「つーかーまーえーたぁ」 煤で汚れた幼い顔立ちを朱で染めて、蕩ける様な笑顔の萃香。 甘さを含んだ声色で、嬉しそうに囁きながら、萃香が左拳を撃ち出した。 前へ 次へ
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【な行】ナオ 名もなき喪男 【は行】パンダ 貧苦 覆面の人 ぼヴ 【な行】 ナオ 名前:ナオ 製作シナリオ初めの頃の秘めし想い【処女作】 今日も宿は平和【だらだら会話】 駄洒落?な名前(フォルダ名は「連れ込み~ん」)【シマエ連れ込み】 スキルとか売ります【店】 俺セット俺幼女化【 (通称ナオ)連れ込み】 俺ゆーそりてぃ【ユーソリティ】 質問された【 質問】 俺とデート【デート】 俺たちと勝負【バトル】 俺の事【謎】 俺、ドジっ娘【クーポン配布】 俺、専用【専用スキル配布】 俺たちと勝負・りべんじ【バトル】 ボンジョビの鳴く頃に【連続バッドエンド】 俺、負けない【専用スキル配布】 姉関連姉エロ?【ifシナ】 姉エロ?おかわり【ifシナ】 姉、来襲【ネイム連れ込み】 お持ち帰りぃ~!【〆切りマン救出シナ?】 おにゃんこ様セット猫のお礼参り【ケットシー連れ込み】 おにゃんこ様色々追加【ユーソリティ】 おにゃんこ様に質問【ケットシー質問】 質問シナ質問するよ【シマエ質問】 質問してみる【スキルとか売りますの三人質問】 その他ストーブは灰の中から復活す【ストーブ連れ込み】 可愛い妹【〆切ガール連れ込み】 可愛い妹へのプレゼント【専用スキル配布】 〆切りなんて怖くない【VS締め切りシナ】 名もなき者への依頼・予告編【予告編】 学園バリアント用ケーキをどうぞ【店シナ】 俺、入学【 (通称ナオ)連れ込み】 夏だ暑いぜ今畜生!! 質問された 学園編【 質問】 学園バリアント用・百物語クロス関連百物語・運命の人 百物語・さよなら白衣の天使 百物語・髑髏を抱け【呪亀連れ込み】 かめらゆーそりてィ【呪亀ユーリティティ】 SFバリアント俺連れ込みいんSF【 (通称ナオ)連れ込み】 未来なき世界より【 (通称ナオ)専用スキル配布読み物】 その他・データ集?妖魔夜行・百鬼夜翔データ作成によるキャストデータ集(造りかけ) クロス企画っぽいのミニ図書館とか作ろうかな、と【皆でつくろうよ図書館シナ】 好きなキャラ自NPCケットシー 他NPCトウミン、ペピトーネ、トウミン、リセリナ、トウミン、最底辺、トウミン、フォウ様、トウミン、メグリア、トウミン他にもたくさんいるけどとにもかくにもトウミン命 性癖実は、自分でもよくわかってない。とりあえず膝枕っていいよね 処女シナ感想:ただただ、トウミンが好きだった。今でもその気持ちは変わらない 保管先:保管庫作りましたhttp //sites.google.com/site/orenohokanko/ 他、7,3女様と保管庫(仮)様にも、いくつかのシナリオを保管させていただいております コメントいまだ未熟者で色々と作りかけとか債務たまりまくりですが、死なない程度に、を目標に頑張っていきたいと思います 名もなき喪男 製作シナリオ旅路の果てを夢見て【R-18】【読み物】【デートシナ】 晴れた日の午後には【R-18】【読み物】【マルチエンド】【ナタリー、マリエル連れ込み】 うたかたの華へ【読み物】【男、子供専用】【リデル、ノーラ連れ込み】 午睡に身を委ねて【R-18】【読み物】【デートシナ】【晴れた日の午後にはの続編】 八極拳士の娘【店シナ】【八極拳】【ツェンメイ連れ込み】 群狼の宴【読み物】【八極拳士の娘の続編】【シャロン連れ込み】 宵闇の街にて【R-18】【読み物】【店シナ】【ボクシング】【ヴェロニカ、セルマ、ディングス、ヘイゼル連れ込み】 ゲーセン行こうぜ!【店シナ】【格闘ゲーム】【メタ】 好きな自NPC:セルマとか割と気に入ってるかも。あとハインツ。いやいやマジで。 性癖:極秘事項です。ところで私はフェ(ry 一日のおなぬー回数:ファミコンは一日一時間 自分の処女シナをプレイした感想:へ、へんなことさせないでくれ! シナリオ保管先:喪男のシナリオ保管庫http //www.geocities.jp/mosure_orz/ 作者コメント作成速度遅すぎワロタ( A`) 【は行】 パンダ 名前:パンダ 製作シナリオ馬鹿シナパンダ3作【グリュエル連れ込み】【読み物シナ】 剣士の名前【ヨネ連れ込み】 いやしを貴方に【配布シナ】 空気読め【ボス、ザコ、ターニャ連れ込み】 パンダ質問【質問シナ】 せんせぇ、しつもーん【質問シナ】 気分屋【店シナ】 馬鹿じゃないつもりのシナ女の子と筋肉!【読み物シナ】 緬甸物語【ヴィルマ連れ込み】 あゝ人生に涙あり【読み物シナ】 使ってみた【探索シナ】 無駄手間【探索シナ】 QDK01【探索シナ】 QDK02【探索シナ】 好きなキャラ自NPCルマン。元は合体前の意識不明時にセリフだけ表示する予定だったのだけれど、蛇足イベント書いたら妙に愛着が。 他NPC ストゥラ、リイカ、名無し、ダフネ、エネ、馬爺などなど一杯 パラメータ的に可哀相な子が好き。あと仙人とか隠者的なキャラも好き。隠れ変態も好きだし、ダメなお姉さんも(ry 性癖ゆるーくインモラルな風情が好き。イケナイのにやっちゃう!みたいな。 基本的にハッピーなのが好きだけど、時々黒いのも見たくなる。 処女シナ感想:むしろ最新作(QDK02)のがイタイなぁ。最初みたいに気楽にやってこう、と思いました。 保管先:パンダの檻 コメントパンダなので白かったり黒かったりします。がうがう “誰もが思いついても(馬鹿馬鹿しくて)やらないような事をホイホイやっちまう”がモットーです。 有言不実行の下種野郎です。ごめんね、ごめんね。 貧苦 名前:貧苦 製作シナリオ連れ込みシナリオ*おおっと テレポーター*【名無し連れ込み】 道化【店シナ】【カニボラ連れ込み】 死すべき者を見つけたり【千秋郎連れ込み】 死と生と洞穴【先生連れ込み】 悪神穿つ七日間【ブラックエネ連れ込み】 リューンは今日も普通に異常【ノラネコ連れ込み】 LEGEND of BLACK【マライア連れ込み】 〆切迫りて猫が鳴く【ライン連れ込み】 そして食べられる【カダイ連れ込み】 残された者は【ソシル連れ込み】 ダウンタウンの猫耳娘【店シナ】【ヒサメ】【ミント】【メカヒサメ連れ込み】 質問シナリオ私を止められるものは何もない【名無し質問】 一発ネタシナリオ家出娘捜索願 精霊馬 馬簾他院素通 馬簾以下略 NPCを拝借したシナリオトライアングルドラッグ【氷華】【ユミル】【ブルー】 氷竜と親父と盗賊と焼肉【ヒサメ】 指輪の願いよ永遠に【キーニ】 切り絵魔法【キリエ】 戦え!性技の味方!【オウル】【ミズク】 さよならなんかは言わせない【アオイ】【キリエ】 恥ずかしいシナリオ仔猫を制す者は世界を制す【朝猫マタン】【昼猫ミディ】【夜猫ニュイ】 猫がチョコ喰うと死ぬ【朝猫マタン】【昼猫ミディ】【夜猫ニュイ】 猫を殺せば七代祟る【朝猫マタン】 民間療法も命がけ【朝猫マタン】【昼猫ミディ】【夜猫ニュイ】 春夏秋冬津々浦々【朝猫マタン】 おいしい朝食の作り方【朝猫マタン】 朝猫はこんな事いわない【朝猫マタン】 仔猫の宝物【朝猫マタン】 18禁シナリオ扉の向こう【ミヅキ】 樹氷【エレイア】 分類不可能カラオケ行こうぜ!【エレイア】 ソシリアは俺の嫁【ソシリア】 好きなキャラ自NPC各自最低一つは好きな要素を盛り込んでいるので全員。と、言いたいところだが名無し!テメェーは駄目だ! 他NPC朝猫マタン すみません長くなるので以下省略で 性癖赤毛猫耳ロリやややん三つ編みリボンスパッツつるぺたイカ腹はいてない首輪甘々和姦孕ませ絶頂地獄触手妖精さんブチごりボコンひぎぃ 処女シナ感想:間や文章が違和感バリバリで色々荒い、何だこれは?と思ったら今も変ってませんでしたという酷いオチ 保管先:ブリーフケース コメント今年の目標は、朝猫イチャシナ製作数ランキングで二位以下に転落することです 誰か助けてください 覆面の人 名前:覆面の人 製作したシナ連れ込みシナリオ聖剣術と戦鎚術【セナ・エダ連れ込み】【店シナ】【R-18】 騎士と修道女に問答【セナ・エダ質問】【シスカ・エリア連れ込み】 大きな姉と小さな妹【セレス・リネット連れこみ】 地味な女【イリス連れ込み】 派手な女【カリナ連れ込み】 模範清貧美人修道女【エレン連れ込み】 ある遅く起きた日の事【セシル連れ込み】 遺跡の少女【ルイン連れ込み】 階下の錬金術師【リエナ連れ込み】【店シナ】【R-18】 弓の技能売ります【シエナ連れ込み】【店シナ】 応募者求む!!【ロアナ連れ込み】 続編シナリオ貴方と私に安酒を【セシル続編】 ご利用は計画的に【リエナ続編】【R-18】 質問シナリオ質問~地味な女編~【イリス質問】 質問~修道女編~【エダ質問】 質問~賞金稼ぎ編~【エリア質問】 質問~後輩編~【シスカ質問】 質問~短槍使い~【セシル質問】 質問~横領騎士編~【セナ質問】 質問~小さな妹編~【セレス質問】 質問~大きな姉編~【リネット質問】 質問~偏愛修道女編~【エレン質問】 鍛冶屋姉妹に問答【ユイナ・クイナ質問】 弓手に質問【シエナ質問】 気になるあの人に質問(リエナ編)【リエナ質問】【R-18】 気になるあの人に質問(3 ロアナ編)【ロアナ質問】 その他バイセン鍛冶店【店シナ】 好きな自NPC:全員 性癖:おっぱい大好き、リョナ・エイブラハム以外なら割といける 一日のおなぬー回数:日によって変わる 自分の処女シナをプレイした感想:ランランルー シナリオの保管先 覆面倉庫 作者コメントそれにしても、自分が一番とは……。 世の中わからない事だらけだね。 ぼヴ 名前:ぼヴ 製作したシナ連れ込みシナリオ魔女と滅殺わんこ【殺(コロ)・滅(ホロ)・チクロ連れ込み】 続編シナリオ姦しわんこ【魔女と滅殺わんこ続編】 夜啼きのわんこ【魔女と滅殺わんこ続編】 毒ちょこわんこ【魔女と滅殺わんこ続編】 わんことカボチャとせんべぇと【魔女と滅殺わんこ続編】 必殺わんこ【魔女と滅殺わんこ続編】 質問シナリオわんこに質問【魔女と滅殺わんこ質問】 オフィシャル改変ネタじじいの洞窟【ゴブリンの洞窟改変ネタ】 gdgdな洞窟【ゴブリンの洞窟改変ネタ】 最強村のゴブリン退治【ゴブリンの洞窟改変ネタ】 その他流雲寺【店シナ】 瓦礫の町の連れ込み魔【流雲寺続編】 日陰の_3 死なずのキリコ ならずの娘達【死なずのキリコ続編】 その名はM 好きな自NPC:チクロ ニアン 特にチクロは苛めても何故か良心が傷まないから便利 性癖:ちっぱい巨乳どちらも可 下腹フェチな事に最近気づいた あとケモナーらしい 自分の処女シナをプレイした感想:あれ、なんか今作ってるのより面白くね…? シナリオの保管先 ぼヴ屋 作者コメント書けと言われたので
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めぐり、巡る因果の果てで(大人編) ◆WAWBD2hzCI 「……見つからんな」 「……見つかりませんね」 時刻は間もなく夕刻。太陽の沈む茜色の空を見上げた少女の溜息がひとつ。 ウエディングドレスに身を包んだ一乃谷刀子は、静かに現状を憂う。 逢えない、見つからない。 愛しい如月双七の姿は、何処を捜しても見つけることができなかった。 探索に費やした時間は二時間ほど。 何度かの休憩を挟みながら、連れである九鬼耀鋼の言葉を信じて線路沿いに往復していた。 時間が経過し、虱潰しに周囲を捜索し……やがて、二人の間に当然の帰結である結論が生まれた。 「移動したか。当然といえば当然だがな」 「やはり、双七さんも……羽藤桂さんや、アル・アジフさんといった人たちもですか」 「そうだろうな。全員、襲撃によって離れ離れになってしまった。集合地点は決められなかったからな」 「仕方、ありませんね……」 時間を無駄にした、という事実が疲労として体に染みる。 捜し人どころか、別の参加者を見つけることもできなかった。この近くにはもう人もいないのかも知れない。 双七は何処に行ってしまったのだろうか、と共通の知人の姿を二人は思う。 徒歩で歩いているのか、電車で遠くに行ってしまったのか。それすらも情報もない現状では把握できない。 仕方がなく、二人は進路を北に取る。 中央方面なら人もいるだろう、という結論。誰でもいいから接触、情報は必要不可欠だ。 九鬼と刀子、二人の利害関係が再び一致する。 「お嬢さん、付いてくるか?」 「手分けして捜す、という方法もありますが……情報がない以上、闇雲に回っても先ほどの二の舞でしょう」 「なら、もう少し同行するか。いざというときは、二手に別れる必要もあるかも知れんからな」 地図を片手に九鬼は大地を踏みしめる。 コンクリートだった足元が、やがて地面となり……そして、草木が混ざりはじめる。 方角は森へ。とりあえず考えの裏側を取るために、廃屋まで歩いてみようということになった。 周囲への警戒は忘れない。 歴戦の勇士たる九鬼はそのことを頭に留めながら、余った時間で刀子へと尋ねる。 話題はあの男、彼女の兄である一乃谷愁厳だ。 「あの男は、まだ寝ているのか?」 「……いいえ、もう起きています。今は大人しくしているようですね」 「いいことだ。そのほうがこちらとしても助かる」 一乃谷愁厳。 刀子の兄にして、神沢学園生徒会会長。 そして妹のために二人の人間を殺害した、罪深き者。 双七たちまでがこの殺戮遊戯に巻き込まれているという真実を告げた以上、妙な真似はしないはずだ。 兄の犯した罪はあまりにも重い。 人殺しの罪状は一生掛かっても償いきれるかどうか、分からない。 それでも償わなければならない。たとえ許されないとしても、たとえ贖えないとしても。 「……と、ところで。他の皆さんは何かの服を持っていないでしょうか?」 「可能性としてはないわけではないがな」 「……何故、私たちの支給品の中に、私の制服を入れてくれなかったのでしょうか」 「紛うことなく、嫌がらせだな」 首肯を一度し、真っ直ぐに歩く。 警戒は怠らない。周囲……半径30m程度ならば、もはや動物ですら見逃さない。 先に起きた戦い。羽藤桂たちと別れてしまったあの時のことを九鬼は思い出す。 まさに失態だった。あのような無様の二の舞は起こさないと決めていた。 刀子もまた、兄の罪滅ぼしのために足を動かす。 償いきれない大罪だ。兄妹がこの身体を賭けても贖えるかどうかが分からない。 浮ついた気持ちは振り払った。この身は兄の贖罪のために。 森の中を歩く。 動物すら周囲には存在しない、静かで不自然な森の中。 静寂を超えて寂滅と言わんばかりに静かな夕暮れの森林浴。 『あー、ひゃひゃひゃひゃひゃ! ドクタァァァァァァアッ、ウェェェェェェストッ!!!』 だったはずなのだが。 突如、響き渡る人の声。狂ったような高笑いと騒音が寂滅の森を賑わせた。 ぴたり、と。九鬼と刀子の足が止まる。 男は驚愕に目を見開いた。この殺し合いの最中、マイクだか拡声器だかで自己主張するようなキ○ガイがいるとは! 刀子は小首を可愛らしく傾げた。何処から聞こえてくるのだろうと、二人は辺りを見回してみる。 『さすが我輩! 試運転から二時間、周囲に呼びかけて見るも人影はなし! 思いっきり乗り回したら突如エンストに我輩涙目でぽつん。 一時は喉も枯れて我輩、もうダメだよパトラッシュ……しかししかししかしッ!! この大天才の前に不可能はないッ! 即座に修理っ、息を吹き返すはスーパーウェスト爆走ステージ『魂のファイアーボンバーァァァァァア』ッ!! ちなみに今は再び試運転なのである、まる。 テステス、マイクのテスト中。さあ、我輩の科学力に平伏すべし一般人ども! つーか生きている人、この指止まれーーーーー!!』 ギュイィィイイン、と喧しい騒音が辺りに響く。 あまりの勢いに気圧されてしまうが、このまま黙って立ち尽くすのもナンセンスだろう。 とっととあの勇敢な困ったちゃんを、華美な車から引き剥がしてやらねばならない。 九鬼は騒音か、それとも目の前の問題が原因か、僅かに顔をしかめて頭に手を当てている。頭痛がしているらしい。 「あー…………少しいいか?」 『どわーはっはっはっはっはっはッ!!!』 「……おい」 『いーっひっひっひっひっひっひッ!! ドクターーーーーーウェェェェェエ、」』 「…………ふんっ」 『ス、どぐはっ!? …………ぷつ、ぷつ、ブツ』 埒が明かないので制圧。 九鬼が軽トラックを思いっきり蹴り飛ばす。 興奮していたウェストは彼の接近に気づかなかったらしく、奇襲に為す術もない。 トラックから転がり落ちて三日天下を演出。小型マイクのスイッチは刀子が溜息を付きながらぷつり、と消した。 「なっ、なっ、な、なにをするのであるかーーーーーッ!!!」 「莫迦なことをやろうとしてた馬鹿を止めただけだ」 「ん? 馬鹿とは誰のことであるか? ……イッツ、ユー?」 「…………お前だ、お前」 常人が聞いたなら苛立つだろうが、九鬼はどちらかと言えば呆れ果てている。 刀子は苦笑いしながらも、ようやく人に巡り合えたということを歓迎することにした。 一方のウェストも同じく人を捜す立場の人間だった。 問題は自身を天才と認め、崇める第三者を捜しているということだが。九鬼の言葉には嘲りしかない。 「なぁぁああんと!? この大・天・才ッ! ドクターウェストに向かって馬鹿!? なんという愚かな妄言っ、なんという無知、無知とは罪、罪には罰があるのが定説であると我輩は語る!!」 「…………ああ、分かった。分かったからとりあえず落ち着け」 ぎゃー、ぎゃー、ぎゃー、と叫び声。 静寂は僅か三人で打ち破られ、森の中には喧騒が巻き起こる。 実質、マシンガントークは一人だけ。それでもウェストと打ち解けるには時間が掛かった。 刀子は埒の明かない会話を見て、ほんのりと溜息を付くのだった。 ◇ ◇ ◇ ◇ 「つまり……貴様は死んだ人間である、と。そういうのであるな、九鬼耀鋼」 「ああ。確かに死んだ記憶はあるのだがね。もっとも、この記憶そのものが植えつけられたものという考えもアリだが」 「やはり……別世界。そして、死者の蘇生は真実と考えるべきでしょうか?」 「現実に死んだ人間がこうして生き返っている以上、恐らくは真実と考えるのが妥当であるな」 ようやく、落ち着いて情報交換を執り行えたのは周囲が茜色に染まり始めた頃だった。 落日が森の中を幻想的に染め、不思議な雰囲気を醸し出している。 情報交換の内容は多岐に渡った。 九鬼が死んだことがあるということ。 平行世界の可能性についての意見交換。 如月双七、羽藤桂、アル・アジフを初めとする仲間たちの情報の交換。 「む……トーニャとはマッスル☆トーニャのことであるな。我輩、知っておるぞ」 「本当ですか!? ……マッスル☆トーニャ?」 出逢ったことのあるトーニャやアルについて。 そして、ドクターウェストという人材が九鬼の想定以上の科学力を持った天才であるということも。 「……つまり、この首輪を解除する自信がある、ということだな?」 「うむ、任せておくのである。我輩、このままあの神父どもに舐められるのは御免こうむるのである」 「私見だが……この首輪、科学力だけでは解除できんかも知れん。魔術についてはどうだ?」 「うーむ……そちらは魔導書を持たない我輩にはノータッチである……ええいっ、忌々しくてロンリーウルフぅぅぅうう!!」 ある程度の算段が整い始めた。 必要な人材。ドクターウェストのように首輪を解析できる者。アル・アジフのように魔術に詳しい者。 必要な道具。首輪と工具。出来れば解析できるような施設が望ましい。 そして設計図。あるとないでは大違いだと、自称大天才の男は語る。この会場に存在する可能性は薄いが、探す価値はある。 九鬼の中でそういった計画が次々と練りこまれていく。 基本は仲間集め。ウェストを仲間に引き入れた以上、後はアルたちと合流する。 後は戦力を増強させ、殺し合いを肯定した者たちを排除しながら、必要な道具を確保すれば。 このふざけた遊戯、終わらせることができるかも知れない。 今後のことを考えて、九鬼は思考に没頭していた。 願っていた科学力を持つ人材を仲間に出来たことに、気を緩ませていたのかも知れない。 夕暮れ時、魔が出没されるとされた時刻、逢魔ヶ時。 亡霊が静かに、生者の命を狙う時刻。 「……む……?」 魔弾が迫る音はなかった。 殺意など感じられない。たとえ九鬼が半径30mを警戒していたとしても。 その索敵距離を遥かに超えた場所の狙撃に、対処などできようはすがなかった。 ようやく、九鬼の耳に銃弾が風を切る音が届く。 思考から行動までの時間は一秒に満たなかった。常人では為す術すらなかった。 だが、しかし。 発射された銃弾が標的の肉体に突き刺さるまで、一秒など掛かるはずがなかった。 「しまっ――――ウェスト、伏せ、」 近くにいた刀子の身体を突き飛ばし、まずは安全を確保。生憎と手加減する余裕はなかった。 殴るような掌が刀子の胸に直撃し、九鬼の行動が信じられない、と呆然とする彼女は木陰へと転がった。 だが……遠くにいるウェストに手は届かなかった。 九鬼は羽織っていたコートを投げる。 彼のコートは防刃防弾仕様になっていた。防ぐまではいかなくとも、勢いは殺せるはずだった。 だが、無常にも弾丸はコートを貫いた。 彼のコートは普通の、何ら変哲もないただのコートに変更されていたのだから。 「むっ……? がはっ!?」 赤い夕暮れの色が世界を支配する中、鮮血が舞う。 九鬼のコートを銃弾は難無く貫き、そのまま標的の肉を突き破って己が仕事を全うした。 ウェストの身体に大きな衝撃が走り、激痛が全身を蹂躙する。 刀子の顔が凍りつく姿を、ぐらりと身体が倒れようとするウェストの瞳が捉える。 森の中へと続く道の中……亡霊は静かに、何の感慨も受けないまま追撃の姿勢を取っていた。 ◇ ◇ ◇ ◇ (……浅いか?) 亡霊、吾妻玲二は静かに思考する。 コルトM16A2による狙撃のタイミングは完璧だった。並みの者ならば確実に命を奪っている。 非凡なる戦闘力を備える九鬼耀鋼だからこその反応があるからこそ、彼は首を僅かに傾げた。 舌打ちをひとつ。暗殺の心得として、頭ではなく心臓を狙ったはずだ。 だが、この距離では緑の髪の男の何処に当たったのか、確信できる材料が足らないことに苛立った。 南へと進路を取った玲二が三人の人影を発見したのは、烏月たちと別れて一時間近くだ。 あまりにも喧しい騒音に人の気配を感じ取った彼が見つけたのは、三人の男女の集団。 白髪に眼帯、長身の男は手強そうだった。殺すならまずはこちらだ、と当たりをつけた。 緑色の髪に白衣、ハイテンションな男はそれほど強そうに感じなかった。 黒髪にウエディングドレスに身を包んだ少女。こちらも精々、殺してきた少女とそれほど大差はないと予想。 襲撃するならば眼帯の男を銃撃。かろうじて避けても白衣の男に当たるように狙撃した。 眼帯の男が身体を捻って避けたのは驚きだが、目論見通りに白衣の男は地に沈んだ。 感慨はない、達成感はない。 我が人生の全ては愛しい彼女のために。人を捨てた亡霊が静かに死を告げる。 ◇ ◇ ◇ ◇ 「ウェストさんッ!!!」 「ちっ……腹をやられたか。お嬢さん、応急処置を施しておいてやってくれ」 倒れ伏すウェストに駆け寄る刀子。 対照的に苦々しい顔をしながら、九鬼は狙撃主へと対抗するために周囲へと視線を向けた。 敵はスナイパー。今、この瞬間も命が危険に晒されていることは間違いない。 誰かが敵を黙らせなければ、治療も何もなく、皆殺しになると戦場で培った冷静な思考が告げていた。 刀子は慌てて頷くと、デイパックの中を漁ろうとする。 その手を、震える男の腕が止めた。 驚いた刀子が前を見る。少し、唇を噛み締めて痛みに耐えながらも、不敵に笑うウェストの姿があった。 「……行くのである。応急処置は、我輩が自分で……やるのである」 「で、ですが……!」 「…………敵が迫ってきた以上、対処してもらわんと困る、ので……ある」 しかし、と刀子が食い下がるような時間はなかった。 九鬼が彼女の肩に手を置き、僅かに首を振った。 それだけの行為だった。それだけしかの行為しかできる時間はなかった。 刀子は僅かに迷って……そして、頷いた。今は襲撃者を何とかする。九鬼と二人で、確実に倒す。 「分かりました……死んでは、なりませんよ」 「ふんっ……誰に向かって言っているのであるか……我輩は次元一の大天才、ドクターウェストであるぞ……」 「その言葉を、信じます!」 力強く、少女はそう言って疾走した。 九鬼もまた、僅かにウェストへと視線を向けると……彼女を追って、襲撃者の元へと駆けていった。 ◇ ◇ ◇ ◇ まったく、この大天才を狙うとは愚かな奴なのである。 世界の損失。いや、むしろ宇宙の損失であることが分からんのか。まったく凡俗ばかりである。 腹が痛い。我輩泣きそう。 ぷりーず、ぶらっど。僕の身体に戻っておいで、マイ、血液。 ……眠いのである。 …………苦しいのである。 ………………楽になりたいのである。 ……………………想像以上にピンチなのである。 ええい、この程度の怪我、ギャグで済ませてしまえば。 ビルの倒壊に巻き込まれたって我輩は死なんのだ。え? コミック力場が発生していた? そんな事情は関係ねえ、である……ごふっ。 ぐらぐら、と思考が揺れる。 脳に血液が行き渡っていないやもしれぬ。 このままでは。 このままでは、我輩もまた、多くの命と同じように。 「……認めんので、ある」 死んでたまるか、と我輩の心がギターで訴える。 こんなところで死ねない。 まだ大十字九郎との決着も付けていない。 主催者どもに大天才を敵に回した意味を教えてやらなければならない。 凡骨リボンをエルザ第二号にするプランも残っている。夢はいっぱい、理想もいっぱいで僕、ハッピー。 我輩は世紀の大天才。 この心が望む限りに。面白く、派手に、悪っぽく。 この世界全てに我輩の天才っぷりを披露し、証明しなければならんので、ある。 「はーっ、はーっ……とっとと帰ってくるのである、九鬼」 この首輪を解析し尽くした暁には、誰もが天才と認めるのであろう。 ほら、生きる目的もうひとつ。 立ち上がれ、我輩。白衣の一部を引き裂いて包帯代わりに。凡骨リボンのときも似たようなことをしたのである。 さあ、我輩の準備は万端。 後は九鬼たちが帰ってくるのを待って、科学の力に舌を巻かせてやるのである! イーヒッヒヒッヒ! イーッヒヒ…… ヒヒヒ…… ………… ……………… …………………… ………………………… ……………………………… ◇ ◇ ◇ ◇ (どうする……?) このまま残りの二人も殺害するか、それとも無理をせずに撤退するべきか。 奇襲に対する反応から考えても、眼帯の男が強敵であることは理解した。 更に倒れているはずの男とて、確実に仕留めたという自信はない。 玲二は少しだけ思考を巡らせると、再びウェストへと狙いをつけた。 一撃必殺、無理はしないのが信条だ。わざわざ強敵に真正面からぶつかる必要はない。 取り逃した少女が逃げたか、それとも木陰で震えているかは分からない。 故にまず、確実に一人を殺害するべきだと思い至り、もう一撃、今度は倒れる体にぶち込んでやろうと思って。 「……っ――――!」 がさがさ、と草の中を疾風のように駆ける少女の姿に驚愕した。 一乃谷刀子とて、少女ではあるが歴戦の猛者。 突然の事態に困惑こそしたが、仰け反る九鬼の体勢から方向を逆算。玲二の潜伏先を把握する。 後は牛鬼の脚力と、幼い頃から修練した一乃谷流の力を信じるのみ。 翻る白無垢のドレス。 無力と断じた少女の予想外の動きに、玲二の反応が僅かに鈍る。 疾駆する白い光が亡霊を貫こうと、白銀の凶刃が閃いた。 「ちっ……!」 「イヤァアアアッ!!」 空気を両断する風の音。 玲二は一旦、距離をとって少女の一撃を避ける。 同時に歯噛みした。女だからと侮ることの愚かさを思い知る。例えば先刻にあった烏月やこのみとて強者であったのに。 あのときのような落とし穴はない。接近された以上、なんらかの手段を講じる必要がある。 相手は刀を持っている。ならば刀で対抗するべきか。 否。断じて否、と玲二は選択肢のひとつを破棄した。そうすることに意味はない。 彼女の動きは修練を積んだ剣士そのものだ。付け焼刃の剣術など、比べるべくもない。 「…………」 「お聞かせ願えますか。何故、このような馬鹿げた殺し合いに乗るのかを」 「……答える義理はない」 「そうですか……ならば、あなたは私の敵ですね」 問答は少なかった。刀子はゆっくりと、流れるような動きで刀を構える。 玲二としてはキャルの情報を集めておきたかったが、それよりも体勢を立て直すのが先だった。 コルトM1917に弾丸を装填し、少女へと突きつける。 引き金を引けば殺せるはずだ。優位な状態に自分はいる。だからこそ油断なく、焦燥なく、そして慢心なく。 刀子が地面を蹴ると同時に、玲二の拳銃が火を噴いた。 弾丸は刀子の白無垢を貫くも、彼女の身体には当たらない。一度の踏み込みで大きく移動している。 莫迦な、と困惑しそうになる頭を切り替える。 「一乃谷流、地蜂乱刀ッ!!」 繰り出される乱れ斬撃。 兄である愁厳が九鬼耀鋼に繰り出したときよりも、遥かに鋭く……そして疾く、一撃が激烈だった。 玲二はただの一撃も喰らわない。喰らってはいけないと察知した。 バックステップで距離を取る。敵は剣士、千羽烏月と似たようなもの。 彼女の動きに意識を集中させ、確実に仕留めようと銃を構える。 構えて、玲二は違和感を覚えた。 何かがおかしい、と気づくのに一秒。そして、その違和感の正体に気づくのも一秒。 目の前には白無垢の少女。 先ほど狙撃した白衣の男は計算に入れないとして……眼帯の男は何処に行った? 答えはすぐに突きつけられた。 玲二の背後、刀子に意識を集中したために背後の確認を怠った。 「―――よう」 「――――――!!?」 気軽そうな挨拶は背後から。 玲二が背後を振り向くこともなく、その場から離脱しようとする。 九鬼耀鋼は逃がさない。 ――――九鬼流絶招 肆式名山 内の肆―――― 玲二の背後に密着していた九鬼の肘が振り下ろされた。 狙いは後頭部。一撃で頭を叩き割らんとする攻撃。 その動きは振り下ろされるハンマーのように。玲二は直感に従って左腕を頭に回す。 その上から、九鬼の壮絶な一撃が叩き込まれた。 「焔槌(ほむらつい)」 「ぐっ……がぁぁぁあ!?」 ガードの上からでも伝わる衝撃に、玲二が吼える。 牽制代わりに拾った木彫りの星を手裏剣のように投擲した。 何を投げられたのか分からなかった九鬼は一瞬だけ身構え、そして繰り出す一撃で彫刻を砕く。 そうしている間に距離を取り、改めて男と少女を見返した。 「ちょうどいい、首輪が欲しかったところだ。お前の首を捻じ切って、解析するとしよう」 「九鬼さん……」 「どの道、危険な敵は排除するに限る。双七たちに危険が及ばんとも限らんからな」 刀子のほうは殺す、ということに僅かの抵抗があった。 だが、目の前の亡霊は確実に敵であり、そして兄と同じく不幸を撒き散らす存在だ。 止めなければならない。最悪、それが殺すことになろうとも。 玲二は冷静に、的確な判断を己に求めていた。この状況の最善策を、ツヴァイとして己に問いかける。 真正面で戦うことは愚の骨頂。 一時撤退の必要がある。無傷で退却する方法、もしくは逃げながらも相手を葬る方法を。 本来の暗殺者、殺し屋としての心得のままに。 冷たい『人間兵器』として。敵の言葉は聴かない、同情もしない、正面から戦うことなどもっての外。 敵の視界に写ることなく殺す。衝撃的な真実を目の当たりにしても、まずは敵を撃ち殺す。 例えば標的を殺せと言われれば、その家族諸共に心臓を撃ち貫く。 「―――――」 故に同情も、敵にかける言葉もなく。 玲二はデイパックからとある物を取り出すと、導火線に火に灯して投げつけた。 後は脇目も振らずに、踵を返して避難する。 その背中を追おうとする刀子の肩を、投げつけられた物体の正体を見極めた九鬼が叫んで捕まえた。 「下がれぇぇええええええええええええッ!!!!!」 「っ―――――!!?」 投げ付けられた物体の正体。 ニトログリセリンを主剤とする爆薬。その名をダイナマイトと言った。 数秒のときが、無限に感じられた。 目に見えないカウントダウンの後、一時期は静寂を保っていた森に轟音が響き渡った。 ◇ ◇ ◇ ◇ 「………………よし」 ここまで来ればいいか、と玲二は一息つく。 深くなっていく森の中に身を隠し、背後からの襲撃を対処しながらようやく腰を落ち着けた。 とりあえず衝撃波が背中を必要以上に後押ししてくれたおかげで、地面を転がりまわってしまった。 「痛っ……」 白髪に眼帯の男の一撃。 ガードした左腕が痺れて麻痺している。 それほど長引かないかと思うが、あの一撃が後頭部に直撃していたら昏倒は免れなかった。 それだけに狙撃で仕留められなかったことは悔やまれた。 体に残る多少の打ち身は無視する。無理な撤退の代償に過ぎない。 ダイナマイトは高威力のため、身の安全を考えるなら多用はしたくない。 どうせ使うなら、奇襲でいきなり放り投げたほうがずっと安全で確実だ。次からはそれも考慮しよう。 彼の行動方針は変わらない。 キャルを捜しながら、彼女を害する可能性のある全ての参加者を葬り去る。 殺し屋として、亡霊として。 ただ無感情に殺す。同情もせずに殺す。そうしなければ、ならない。 「……………………」 ならば、何故彼女たちの墓を作ったのか。 その疑問は決して考えることなく。僅かに残った情など目をそらして。 吾妻玲二は歩き続ける。 深い、深い森の中へと。求め続けるたったひとつの願いを―――今度こそ、この手で掴むために。 【E-5/森林(マップ中央)/1日目 夕方】 【吾妻玲二(ツヴァイ)@PHANTOMOFINFERNO】 【装備】:コルトM16A2(8/20)@Phantom-PHANTOMOFINFERNO-、スナイパースコープ(M16に取り付けられている、夜間用電池残量30時間)@現実 【所持品】:『袋1』コンバットナイフ、レザーソー@SchoolDaysL×H、コルト・ローマンの予備弾(21/36)、ダイナマイト@現実×9、ハルバード@現実、小鳥丸@あやかしびと-幻妖異聞録-、コルトM1917(0/6) コルトM1917の予備弾21、ニューナンブM60(4/5)、ニューナンブM60の予備弾10発 『袋2』支給品一式×5、おにぎりx30、野球道具一式(18人分、バット2本喪失)、コンポジットボウ(0/20)、ハンドブレーカー(電源残量5時間半)@現実、秋生のバット、桂の携帯(電池2つ)@アカイイト首輪(杏) 【状態】:疲労(大)、左腕に痺れ(一時間ほど)、右腕の骨にヒビ、頭部から出血(処置済み) 【思考・行動】 基本:キャルを見つけ出して保護する。不要な交戦は避け、狙撃で安全かつ確実に敵を仕留める。 1:次の標的を捜す 2:理樹とクリスに関しては、情報だけは伝える。殺すかは場合による 3:烏月とこのみ、羽藤桂はなるべく襲わないようにする 4:周囲に人がいなければ、狙撃した参加者の死体から武器を奪う 5:弾薬の消費は最低限にし、出来る限り1発で確実に仕留める 6:第四回放送の時点で、刑務所に居るようにする 【備考】 ※身体に微妙な違和感を感じています。 ※時間軸はキャルBADENDです。 ※棗恭介(井ノ原真人?)、眼帯の男(九鬼耀鋼)、静留を警戒しています。 ※C-4採石場付近に、言葉と鈴の墓があります。 ※『この島に居るドライ=自分の知るキャル』だと、勘違いしています。 ※ツヴァイの移動先は、後続の書き手氏に任せます。 ◇ ◇ ◇ ◇ 「ぐっ……くそっ……!」 九鬼耀鋼は薙ぎ倒された木々を押しのけて、ようやく立ち上がる。 轟音は周囲一kmまで響いたのでは、と思うほどだった。 まさかダイナマイトを持っているとまでは予測できず、おかげで取り逃がしてしまったことは悔やむしかない。 とりあえず、打ち身程度で済んだのは御の字と言えるだろう。 (逃げる時間稼ぎか。自殺覚悟で臨まれたら、こちらもこの程度では済まなかったな) 二度死ぬ、というのも可笑しな話だな、と九鬼は笑う。 そんなことを思いながら周囲を見渡した。木々が折れてしまっているが、道はまだ分かる。 (あのお嬢さんの姿は……ないな。逃げ切ってくれたとは思うが) 爆発による衝撃波で、刀子共々吹っ飛ばされてしまった。 おかげで刀子の姿を確認できない。無事であってくれれば有り難い、と九鬼は思いつつ、戻る。 敵に逃げられた以上、今やらなければならないことは刀子の心配ではない。 彼女がたとえ気絶していようと、兄のほうが現れてその場から避難してくれるはずだ。 彼について思うことはあるが、再び立ち塞がるなら今度は捻り殺すのみ。 「…………何処だ?」 だから、今考えなければならないことはウェストの安全の確保。 せっかく、首輪を解除できる人物に巡り合えたのだ。 こんなところで死なせるわけにはいかなかった。駆ける九鬼はウェストと別れる場所まで戻る。 予測どおり、そこにはウェストがいた。 大木に背を預けて座り、俯いたまま動かないウェストの姿があった。 彼は腹部に巻かれた白衣を真っ赤に染め、だらりと両手足を投げ出したまま動かなかった。 「ま、さか……」 九鬼は最悪の可能性を想定する。 コートによる防弾は通じなかった。被弾したウェストの傷の深さも確認できなかった。 ここで彼が倒れるという意味の重要性を、九鬼は誰よりも知っていた。 だからこそ、若干慌てた様子で九鬼はウェストへと駆け寄った。 「この、莫迦が……」 小さく、口の中で九鬼は呟いた。 無理にでも刀子に処置をさせるべきだったかと後悔して。 「莫迦とは聞き捨てならん……我輩は世界一の大天才なのである!……くかー」 「…………………………」 彼の寝言に、思いっきり脱力させられた。 「……おい。起きているなら返事をしろ」 寝言の内容から起きているのか、と錯覚させられたが、どうやら本格的に睡眠を取っているらしい。 怪我の様子を見る。詳しくは分からないが、撃たれたのは脇腹らしい。 胸や腹のど真ん中でなかったことに安堵する。これなら、処置しだいで助かる。 よく見てみると、銃創が二つあった。 一度撃たれた経験があるらしい。ほぼ並んでいる銃創痕を見て、彼の適切な対処への自信にようやく納得がいった。 「…………まったく」 ウェストの白衣を取替え、包帯は九鬼のシャツを引き千切って代用する。 一通りの応急処置を終えると、彼が乗っていた装飾の派手な軽トラックの助手席へと乗せる。 自身は運転席へと乗り込み、小型マイクなどの騒音の元は電源を落とした。 向かう先は病院が望ましい。少し遠いが、首輪を解除する工具も置いてある可能性を考慮すれば行く必要があるだろう。 (すまんな、双七……お前らと合流するのは、少し後になるかも知れん) 一乃谷刀子や、羽藤桂、アル・アジフも気になる。 出来れば途中で合流したいところだが、恐らくは高望みになるだろう。 今の自分に出来ることは、ドクターウェストへの適切な治療と処置。そして首輪を外す手伝いをすることだ。 エンジンを掛ける。随分と古くて不安定だが、今はまだ軽トラックも動けるらしい。 九鬼は一言よしっ、と声を上げると、アクセルを踏む。 目指す場所は病院へ。 この忌々しい首輪からの解放を求めて。この殺人遊戯を叩き潰してやろうという意思の元に。 【E-4 森林(マップ)/1日目 夕方】 【九鬼耀鋼@あやかしびと-幻妖異聞録-】 【装備】:なし 【所持品】:支給品一式、不明支給品×1、日本酒数本 【状態】:健康、肉体的疲労中 【思考・行動】 基本方針:このゲームを二度と開催させない。 0:軽トラに乗って病院へ向かう 1:ウェストを治療し、工具や設計図を集める 2:制限の解除の方法を探しつつ、戦力を集める。 3:自分同様の死人、もしくはリピーターを探し、空論の裏づけをしたい。 4:如月双七に自身の事を聞く。 5:主催者の意図に乗る者を、場合によっては殺す。 6:いつか廃屋に行ってみるか。 【備考】 ※すずルート終了後から参戦です。 双七も同様だと思っていますが、仮説に基づき、数十年後または、自分同様死後からという可能性も考えています。 ※自身の仮説にかなり自信を持ちました。 ※今のところ、悪鬼は消滅しています。 ※主催者の中に、死者を受肉させる人妖能力者がいると思っています。 その能力を使って、何度もゲームを開催して殺し合わせているのではないかと考察しています。 ※黒須太一、支倉耀子の話を聞きました。が、それほど気にしてはいません。 ※アルとの情報交換により、『贄の血』、『魔術師』、『魔術』、『魔導書』の存在を知りました。 情報交換の時間は僅かだった為、詳細までは聞いていません。 ※首輪には『工学専門』と『魔術専門』の両方の知識が必要ではないか、と考えています。 【ドクター・ウェスト@機神咆哮デモンベイン】 【装備】:スーパーウェスト爆走ステージ『魂のファイアーボンバー』 【所持品】支給品一式 、フカヒレのギター(破損)@つよきす -Mighty Heart- 【状態】疲労(大)、左脇腹に二つの銃創 【思考・行動】 基本方針:我輩の科学力は宇宙一ィィィィーーーーッ!!!! 0:睡眠中。 1:拡声器で参加者を募りつつ、車で移動。 2:知人(大十字九郎)やクリスたちと合流する。 3:ついでに計算とやらも探す。 4:霊力に興味。 5:凡骨リボン(藤林杏)の冥福を祈る。 【備考】 ※マスター・テリオンと主催者になんらかの関係があるのではないかと思っています。 ※ドライを警戒しています。 ※フォルテールをある程度の魔力持ちか魔術師にしか弾けない楽器だと推測しました。 ※杏とトーニャと真人と情報交換しました。参加者は異なる世界から連れてこられたと確信しました。 ※クリスはなにか精神錯覚、幻覚をみてると判断。今の所危険性はないと見てます。 ※烏月と情報を交換しました。 【スーパーウェスト爆走ステージ『魂のファイアーボンバー』】 見た目には装飾華美な軽トラック。 荷台には電気式のアコースティックギターが置かれ、車体には拡声器を装備。 拡声器は運転席から使用可能。また、武装等は備えられおらず、車としてのスペックも並。 ◇ ◇ ◇ ◇ そうして、物語がもうひとつ紡がれる。 己の目的のために迷いなく万進する者たちの話が一旦、区切られる。 ここからは子供たちの話だ。 迷い、傷つき、指し示される道の正しさも理解できず、足掻き続ける子供たちの物語。 177 踊り場の見えざる手 投下順 178 めぐり、巡る因果の果てで(子供編) 176 instant servant 時系列順 162 すれ違うイト 吾妻玲二(ツヴァイ) 155 無法のウエストE区 ドクター・ウェスト 166 小さな疑問がよぎる時 九鬼耀鋼 一乃谷刀子・一乃谷愁厳 168 深きに堕ちる者 鮫氷新一
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▼ アトルガンの秘宝? 海路の果てに つるはしにかける思い 双翼は朝凪に舞う 白昼わだつみを駆る VW作戦第050計画西アトルガン地方 VW作戦第068計画エジワ蘿洞 ▲
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世界の果てに約束の凱歌を -DDR Extended Megamix-(激) 曲名 アーティスト フォルダ 難易度 BPM NOTES/FA(SA) その他 世界の果てに約束の凱歌を -DDR Extended Megamix- BEMANI Sound Team "TAG" A20+ 激17 100-200(-400) 749 / 23 足17NOTES数3位 STREAM VOLTAGE AIR FREEZE CHAOS 157 111 21 31 115 楽譜面(10) / 踊譜面(14) / 激譜面(17) / 鬼譜面(-) 属性 譜面 https //livedoor.blogimg.jp/yanmar195/imgs/c/9/c9b6ec69.png 譜面動画 https //youtu.be/nh6WjQ4MdsU?t=17 (x2.5, NOTE) プレイ動画 https //www.youtube.com/watch?v=frBDmd167Xg (x?.?, NOTE) 解説 2020/12/23追加。「The 10th KONAMI Arcade Championship」のエントリー特典。 BPM推移 200-100-(停止)-200-100-200-400-200 名前 コメント コメント(私的なことや感想はこちら) Lv18でもいいような気が… -- 名無しさん (2020-12-24 00 05 08) ただでさえSP激が17上位なのに、それより物量が多くて配置も難しいこれが17なわけが… -- 名無しさん (2020-12-24 03 38 27) KAC曲のDP譜面、やりすぎてもKAC予選には関係ないからまぁヨシ!って感じなのか…? -- 名無しさん (2020-12-24 17 06 22) SPはドS譜面だけどDPは親切設計で17の中でも珍しい楽しく踏める譜面だと思った。確かにラストはきっついがそれ以外は素直で踏みやすい。SPはクリアできる気がしないけどDPはラストだけ死ぬ気でやればなんとかなる(なった)。 -- 名無しさん (2020-12-24 23 23 01) 動画1 57-2 03の4小節とラストの渡り滝がやばすぎる。とはいえ前半はそこまできつくないし17の範疇かな?てか譜面と関係ないけど、ラストのレボアディと合法のマッシュアップパートアツすぎて初見鳥肌モンだったわ。 -- 名無しさん (2020-12-24 23 38 58) クリアは詐称のドーパミンより少し楽くらいだと思う。それでも18にクリアランプがいくつか点けられる実力は要るけど -- 名無しさん (2020-12-25 15 50 49) 踏み方次第だけどノーツ的な体力詐称。回復しやすいしエアヒいけるならこれもいける -- 名無しさん (2020-12-26 00 48 12) クリアだけなら、滝が踏めるかというよりはその前後でゲージをしっかり回復できるかが重要だと思います(特にラス滝前)。リズム難のとこはある程度こぼしても大丈夫だけど、3連に緩むとこでしっかりゲージ回復しておきたい -- 名無しさん (2020-12-26 20 01 05) たまーに18でも通用する配置が降ってくる 体力はもちろんだが難しい配置をどう捌くかも問われるので、やはり予習がものをいうであろう譜面 -- 名無しさん (2020-12-27 17 09 22) ノーツ数SPより多くて草 -- 名無しさん (2020-12-29 10 02 48) 単体でみたら17でもわからなくはないけど、これクリアできたらアンチ鬼、FAXX鬼あたりは普通にクリアできると思う。そういう意味では18でも文句は出なかった。 -- 名無しさん (2020-12-30 03 21 32) 前半がかなり緩いせいか後半の激しさがなんか凄い事になってるけど、総合的には17だからヨシ!って感じなんですかね……滝そのものは案外踏みやすい配置してるけど、 -- 名無しさん (2020-12-30 18 58 47) ノーツ数多いけど振り回しがないので思ったよりなんとかなる。FAXXと傾向似てるからあっちがクリアできればこれもいけるはず。詐欺組ならノーツ少ないポゼのが断然キツく感じる。 -- 名無しさん (2021-02-12 01 31 50) こっちはクリアできたけどまだFAXX未クリアだから頑張ってみようかな -- 名無しさん (2021-02-24 11 50 10) 名前 コメント