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有名進学校での「陰湿いじめ」に生徒の父母が説明会で“怒号”4時間! 「皆さんは(亡くなってから)3ヶ月もたってるじゃないかと思われるかもしれませんが、私たち(遺族)からすれば、まだ3ヶ月というのが正直な気持ち。まだまだ心の中の整理がついていないというのが本当のところなんです」 7月3日、神戸市内の私立高3年の男子生徒(18)がいじめを苦に後者から飛び降り自殺をした。同級生3人の逮捕者を出すにいたった今回の事件について、被害者の母親は苦しい胸中を明かしてくれた。 「でも今は全部のことがきちんとわかっていませんのでまだお答えできるような状況ではないんです・・・・・・」 金品の強要のほか被害者の下半身の写真をネット上に公開するなど、陰湿さがきわだった今回の事件。舞台となった私立高は県内でも有数の進学校だった。 初の逮捕者が出てから10日以上経った9月28日、高校では保護者説明会が午後5時から行われた。 説明会では冒頭、校長をはじめとして教職員全員が前に並び、今回の件で頭を下げてお詫びをしたという。 その後、一連の事件の説明があり、保護者からの質疑を受ける段になって保護者の不満が続出。 会場から怒りで途中退場した保護者の母親は言う。 「質疑応答のとき、いきなり『質問のある方はまず学年と名前を言ってから質問してください』と言ったんです。 発言者にプレッシャーをかけて、少しでも発言を抑えようとする魂胆が見え見え。 すぐに、ある保護者の方が『名前を言うことで、どこの家庭か特定できて、それが子供へのいじめの原因になりかねないとは思われなかったのか?』 と言われ、大勢の保護者から拍手が起こりました。 まだそんなことにも気が回らない学校に失望して、腹立たしいやら悲しいやらで会場を出てきたんです」 学校側は謝罪。匿名での発言になったそうだが、同じく途中退席した保護者は言う。 「見てきて不信だったのは、後ろの教職員の方はずっと立っていらしたのに、質問に答える校長や理事長がずっと椅子に座ったままだったこと。 時間ばかり気にして早く終わらせようとする姿勢に私は誠意を感じませんでした」 別の保護者もこう言う。 「ウチの息子は今、学校から帰るとふさぎ込んで、部屋にこもったままなんです。 『学校側がもっと具体的な対応を考えてくれてると思うから、それを聞いてくる』と息子に言って出てきたんですが、なくなられたお子さんの二の舞にならないかと心配で・・・・・・」 説明会は紛糾すること4時間。終わったのは夜9時過ぎ。 父母の切実な声は学校側に届いているのだろうか――。
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犬小屋と殺虫剤 11KB 虐待-普通 制裁 悲劇 駆除 野良ゆ 赤子・子供 現代 独自設定 虐待というか単なる駆除です。 ・俺設定あり。 ・虐待というより駆除 ・ゆっくりがちょっと頭いいです。 天然あき 今はもう住む者がいなくなった犬小屋。 そこに飼っていた犬はもうこの世にはいない。 我ながら気持ちの切り替えがなかなか出来ない。 拾ってきたとは言え十年もの年月を共に過ごしてきた家族の遺品を処分する事がなかなか出来なかった。 今、私はそれを猛烈に後悔している。 何故なら、 「ゆっゆ~、ここはなかなかのゆっくりプレイスだね!」 「おちょ~しゃんしゅぎょ~あ!!」 「ゆ、それほどでもあるよ!!」 醜い野良ゆっくり共の住み処にされてしまったのだから…。 怒りが私の中に駆け巡ったがゆっくりを踏み潰したりする趣味は私にはない。 なので靴や服、手足に殺した感覚が残らないようなものにする必要がある。 あんな害悪と言えども一応は生物。 殺した後の後味等を記憶に残したくはない。 私は冷静に、犬小屋を占拠している外敵の数を確認する。 親と思われる大きなまりさとれいむが一体ずつ。 その子供と思われる小さなまりさが三体、小さなれいむも四体いる。結構な量だ。 出来る限り私はあいつ等とは接触したくない。 だから片方が狩りと称するゴミ漁りをしている間を狙う事にした。 最悪の場合、二匹同時に相手にして片方、もしくはチビ共を逃がさないようにする為だ。 それにバスケットボールサイズのゆっくり二匹いれば片方が子供を避難させて片方が体当たりをしてくるだろう。 私は汚物に触れられるなんて御免だ。服も汚れるし気分は悪いし嫌な事しかない。 だから親が一匹の時を狙わせてもらう。 「それじゃきょうもかりにいってくるよ!!」 「いってらっしゃいまりさ!!おちびちゃんたちはまかせてね!!」 「おちょうしゃんいっちぇらっしゃい!」 「れいみゅいいきょにしちぇりゅきゃらね!!」 汚物達が狩りに行くまりさを見送る。 どうやられいむの方が子育てするようだ。 狩りという危険な役目は父親役になりやすいまりさがやる事が多いそうだがそんな事はどうでもいい。 休日、あまり手入れしていないとは言え庭にある犬小屋に堂々と住み着いた汚物を早々に片付けよう。 「おちびちゃん!きょうはおひさまがでてるからひなたぼっこさんしようね!!」 「ゆわ~いまりしゃひなちゃぼっきょしゃんだいしゅき~♪」 「れいみゅも~♪」 何だか楽しげな雰囲気のようだが知ったこっちゃない。 出来れば犬小屋の中に篭っていてくれていた方が処分がしやすかったのだが仕方ない。 私はジャージを着てノズルの付いた殺虫剤とジェット噴射型の殺虫剤を一つずつ持って駆除に乗り出した。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「きょうもたいようしゃんあっちゃきゃいよ~♪」 「ゆっきゅりできりゅよおきゃ~しゃん♪」 「おちびちゃんとってもゆっくりしてるよおおおおおおお!!!」 暖かい日差しを浴びながらのんびりするゆっくり一家。 「おきゃうしゃんだいしゅき~♪」 「ゆ、おかあさんもおちびちゃんのことだいすきだよ」 「れいみゅもれいみゅも!しゅ~りしゅ~り」 親子で交わされる親愛のす~りす~り。 親れいむはとてつもない幸せを感じていた。 こんなゆっくり出来るおちびちゃんに囲まれてれいむはゆっくり一幸せだよ!! とか本気で思っていた。 これもまりさがゆっくり出来るお家を見つけて来てくれたからだ。 人間のお家の側は危ないかもしれないけどわざわざれいむ達の為にお家を用意してくれたんだからきっとゆっくり出来る人間に違いないよ! きっとゆっくりできるおちびちゃん達を見て人間も存分にゆっくりしているだろう。と本気で思ってた。 このれいむはゲスではないかもしれないが思慮が足りなかった。 元飼いゆっくりの子供だったれいむはまりさと出会って大きくなるまで成長出来たが犬小屋がなんなのか全くわからなかった。 人間が住むには小さすぎて、自分達に丁度いい犬小屋を、人間達が用意してくれたゆっくり専用のお家と勘違いしたのだ。 そしてそんなお家を用意してくれる人間はきっとゆっくり出来る人間だと思ったのだ。 れいむはどちらかと言うとゲスではなく無知だった。 そして、あまりにも酷い無知は時に大きな害悪となる。 れいむは確かにゆっくりとしてはゲスではなかったが犬小屋の持ち主からは確実な害悪だった。 「ゆ?」 元気いっぱい跳ね回ってれいむ達から離れていた末っ子まりさがそこにいた何かに気付いた。 だがそれが人間だと気付く暇はなかった。 プシュ、と何か変な音がした直後、 「ゆぐぼお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?」 突然抗いがたい苦しみが末っ子まりさを襲い、口から餡子が放出された。 「ゆやあ゛あ゛あ゛!!? わぎゃやのあいどりゅぎゃあああああああ!!?」 それに気付いた四女れいむが叫ぶ。 「も…ぢょ…ゆっぐり…」 れいむ一家のアイドルは餡子を撒き散らして目を血走らせて醜い姿で息絶えた。 「ゆ!?どうしたのおちびちゃん!!」 幸せな空間には不釣り合いな悲鳴。 何事かと親れいむは叫び声を上げた四女れいむに近付こうとする。 だがそれよりも早くプシュ、という音がした。 「ゆ゛ごお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?」 突然口から餡子を吐き出し始める四女れいむ。 あっという間に中身の餡子を吐き出して死亡する。 親れいむは近づく事すら出来なかった。 「おちびじゃんどおじでえ゛え゛え゛え゛え゛!!?」 れいむは訳が分からなかった。 突然大切なおちびちゃん達が餡子を吐き出して死んでしまったのだ。 どうしてこんな事になったのか? そう思った時れいむは気付いた。目の前に人間がいるのを…。 そうだ、きっとこいつがおちびちゃん達をゆっくり出来なくしたんだ。 れいむは怒った。そして渾身のぷくーで威嚇しようとした。だが直後プシュ、の音と共にぷくーを維持出来なくなってしまった。 「ゆげえ゛え゛え゛!!?」 口から餡子が吐き出される。 れいむは理解した。この苦しみをおちびちゃん達も味わって死んだのだと…。 そして今、ゆっくりできない何か…おそらくに毒がれいむにかかっている事を…。 「おきゃあしゃんしっきゃりしちぇえ!!!」 長女れいむが親の異変に力になろうと近付いてくる。 「ゆぶ…だめだよおぢびじゃんごっちぎぢゃ…」 成体のゆっくりでは効きが遅いのだろう。近付く長女れいむをれいむは止めようとする。 しかし、親のそんな思いも空しく無慈悲にもプシュ、という音がした。 そしてもはや当たり前となったかのように…、 「ゆぼえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」 長女れいむは餡子を吐き出した。 「おぢびじゃばあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん!!?」 れいむは叫ぶ。叫ぶしか出来ない。 さっきまであんなに幸せだったのに…あんなにゆっくりしてたのに…。 「ゆ…びぃ…」 長女れいむも先に死んだ姉妹と同じようになって息絶える。人間は何でもなさそうに立っている。 「ゆ゛、ゆ゛びい…」 れいむは毒に冒された中で考える。 何とかしておちびちゃん達を守らないといけないと…。 「お゛ちびじゃんだぢい゛い゛!!!おう゛ち゛のながにひなんずるんだよ゛お゛お゛お゛お゛!!!」 れいむは口から餡子が吐き出されるのを気にもせず叫ぶ。 「ゆうう!?わ、わきゃっちゃよ!!!」 次女れいむが咄嗟にそう答える。 「みんにゃ!!おうちのなきゃににげりゅんじゃよ!!! ゆっきゅりしにゃいじぇいしょいじぇにぇ!!!」 三女まりさが五女まりさと六女れいむに促す。 「ゆっきゅりしにゃいじぇおうちににげりゅよ!!」 「ゆんやあああ!!れいみゅまじゃちにたきゅにゃいいい!!!」 四匹の赤ゆっくりが犬小屋の中に逃げる。 その際、再びプシュ、という音が聞こえ、 「ゆぼお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?」 逃げるのが遅れた五女まりさが餡子を吐き出して息絶えたが、それを気にしている暇は無かった。 れいむも犬小屋に向けて跳ねる。 何故だか分からないが人間はあまりれいむ達に近付きたくないようだった。 れいむも毒に蝕まれる身体に鞭打ちお家の中に逃げ込んだ。 ただし、犬小屋の入口を塞ぐようにしてだが…。 「おきゃあしゃんきょわいよおおおおおおお!!!」 「ゆんやああああああ!!?どうちちぇええええ!!?」 「ゆっきゅりちちぇちゃだけにゃにょにいいいい!!?」 お家に逃げ込んだゆっくりがれいむに擦り寄ってくる。 それに対しれいむはにっこりと笑う。 「おちび…ちゃん…おがあざんは…おちびじゃんど…であえで…じあわぜだっだよ…」 毒がまわり、喋るのもたどたどしくなってくる。 もう自分は助からない…そうれいむは理解する。 だけどせめておちびちゃんは守らなければならない。 そうれいむは考え、 「おどうざんど…ながよくね…」 そうとだけ告げると渾身のぷくーでお家の入口を自分の身体で塞いだ。 「おきゃあしゃあああああああん!!?」 「やじゃよおおお!!しにゃにゃいでえ゛え゛え゛!!!」 「もっちょいっしょにゆっきゅりしちゃいよおおおおおおお!!!」 泣き叫ぶ赤ゆっくり三匹。 それを見ながらもれいむは幸せだった。 こんな優しいおちびちゃん達と出会えて。 最期におちびちゃんを守れて死ねるのだから…。 入口を自分の身体で塞げば毒は入って来ない。 あのゆっくり出来ない人間はれいむ達には触りたがらない。 だから身体で塞げば大丈夫だと判断したのだ。 だが、実際はそうではなかった。 プシュウウウ、と今までとは違う長い音が聞こえてきた。 「ゆぐう゛!!?」 すると突然赤ゆっくり達が苦しみ出す。 「おぎゃ…しゃ…たしゅ…べえ゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」 そして今まで死んだ姉妹と同じように餡子を吐き出し始めた。 そんな、どうして!!? れいむはそう思った。 入口は塞いだのにどうして毒が入ってきてるの!!? れいむには理解出来ない。 わかる訳がない。ノズルが通る程度の隙間があれば毒を流し込めるということを れいむは知らないのだから。 そしてその隙間を生まずに済ませられる程れいむの体積は大きくない事を…。 「やじゃあ゛あ゛あ゛!!? じにだぶう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!?」 「ぐぼえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」 れいむにとっても毒は致死量だったが赤ゆっくりであるおちびちゃんの方が餡子の量が少ない分死ぬのは早かった。 どうして…とれいむは薄れ行く意識の中で考える…。 自分達はただゆっくりしていただけなのに…どうしてこんな目に…。 いやわかってる…本当はわかってたんだ…。 れいむは本当は気付いていた。どうしてこんな目に遭ったのかを…。 『にんげんに…ちかづいたからだ……』 人間に近付いてしまったからこんな事になったんだ…。人間に近付かなければこんな事にはならなかった…。 きっとおちびちゃん達も死なずにすんだんだ…。 「ご…べんね…」 れいむは既に死んだおちびちゃん達に謝罪すると勢いよく餡子を吐き出しておちびちゃん達の後を追ったのだった…。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「…ふぅ」 ようやく私は汚物の処理を終えた。 汚物が中身の餡子を撒き散らして死ぬのは予想外だった。 次からは安易に殺虫剤で済まさずゆっくり専用の殺ゆ剤を使おう。あれなら餡子を吐き出さずに死んでくれるらしい。 それを使わなかったおかげで犬小屋に溜め込まれていたゴミも含めて処理に半日掛かってしまった。折角の休日がふいになってしまった。全く忌ま忌ましい…。 今日はもう疲れた…早く着替えよう…。 「ただいま!!れいむ、おちびちゃんたち!!!」 すると、庭の方から景気のいい声が聞こえた。 そういえばまだ汚物が一匹残っていたのを忘れていた。 「ゆゆ!?れいむ、おちびちゃんたちどこにいるの!!?かくれてないででてきてね!!!」 何やらギャーギャー騒いでいる。 仕方ない、近所迷惑になる前に駆除しておくか。 私はそう結論づけ、殺虫剤片手に庭へと向かっていた。 END あとがき 長編を書いてる途中で脱線するのが天然あき。 と、言う訳でまたやっちまいました。 たまにはテンプレもいいかな、と書いていたら止まらなくなったのが要因です。 長編始めたら終わらすのが当然とおもってるのでちゃんと完結させます。だから勘弁してください。 それでは、今回このSSを読んで頂き誠にありがとうございました。 過去に作ったSS ふたば系ゆっくりいじめ 293 おかざりがないとゆっくりできないよ! ふたば系ゆっくりいじめ 311 きゃわいきゅっちぇぎょめんにぇ!! ふたば系ゆっくりいじめ 347 れいむはしんぐるまざーでかわいそうなんだよ!! ふたば系ゆっくりいじめ 397 大好きだよ ふたば系ゆっくりいじめ 447 おきゃあしゃんのおうちゃはゆっきゅちできりゅね! ふたば系ゆっくりいじめ 521 元銀バッジまりさの末路 上 ふたば系ゆっくりいじめ 543 元銀バッジまりさの末路 中 ふたば系ゆっくりいじめ 630 かいゆっくりじゃなくてごめんね!! 上 ふたば系ゆっくりいじめ 631 かいゆっくりじゃなくてごめんね!! 下 ふたば系ゆっくりいじめ 669 おうちのなかでかわれなくてごめんね!! ふたば系ゆっくりいじめ 677 元銀バッジまりさの末路 下 ふたば系ゆっくりいじめ 750 あまあまおいてさっさとでてってね!! ふたば系ゆっくりいじめ 803 雨の日はゆっくり遊ぼう ふたば系ゆっくりいじめ 882 すっきりしたいわあああああ!! ふたば系ゆっくりいじめ 919 元銀バッジまりさの末路 終の1 ふたば系ゆっくりいじめ 920 元銀バッジまりさの末路 終の2 ふたば系ゆっくりいじめ 949 切断マジック(?) ふたば系ゆっくりいじめ 977 ゆっくり祭『どんど焼き』 ふたば系ゆっくりいじめ 1012 すないぱーうどんげ養成所の最終試験 その1 ふたば系ゆっくりいじめ 1033 すないぱーうどんげ養成所の最終試験 その2 天然あきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ↓8ギャグ漫画日和wwwww -- 2012-05-09 18 31 09 殺すと高確率で中身をぶちまけて死ぬ。 やたらと五月蠅い、しかも汚らわしい体で体当たり?してくる。 マジでゴキよりタチ悪いな -- 2011-11-08 11 49 24 ホースで水かけたらぐちゃぐちゃのどろどろになるだけじゃないかな。 そっちの方が掃除大変そう しかし殺虫剤で死んでくれるのはGより美徳な点だな。数少ない。 -- 2011-09-19 04 00 38 俺なら死骸の処理したくないから、脅して追い出すけどね。 それ以前に、外のゆっくりってホースで水掛けるのがイチバンなんじゃ? -- 2011-07-13 19 55 30 死ぬ瞬間に中身まき散らすとかとことんタチ悪い害獣だな。 -- 2011-02-12 01 43 03 騒音やごみ箱漁りで生活環境の害になるのが目に見えてるもんねー 駆除されるのがいやなら、町に来るな、だな -- 2010-12-05 22 36 01 「無知な元飼いゆ」とか、野良じゃ一番生き残れないな おうちの場所を選別する知識も無いだろうし、人間に殺されるかゆっくりに殺されるかだわ まだ番のまりさがマシなら良かったかもしれないけど、犬小屋を見つけてきたのはまりさだし まさに生きる死亡フラグ -- 2010-09-16 15 31 33 正直、まりさ達に犬小屋を貸す権利はないな、生ゴミを庭に撒き散らかされ、愛着のある犬の小屋を汚されたらたまったものではない。 また、騒音問題や衛生的に問題がある。まりさ達を飼えばいいと考えるなら愚かだ。人間金に余裕があっても愛着のないものを飼うわけない。 そんなことに金を使うぐらいなら募金した方がましだwww -- 2010-09-12 01 24 47 クイーンありす「ドスまりさがやられたようね。」 まっちょりー「むきゅ、ドスまりさは私たち四天王の中でも最弱だったわ…」 リオれいむ「ゆぷぷ!にんげんごときにころされるなんてゆっくりのつらよごしだよ!」 にんげん「くらええええええええええええええええ!!!!」 四天王「「「ゆぎゃああああああああああああああ!!!!」」」 にんげん「ハアハア…ついに四天王を倒したぞ…!」 『よく来ましたねにんげんさん』 にんげん「お、お前はきめら丸!!!」 きめら丸「にんげんさん…あなたは私を倒すのに『とうめいなはこ』が必要と思っているようですが…別に無くても倒せます」 にんげん「な、なんだと!ところで俺には生き別れの穴兄弟(HENTAI的な意味で)がいた気がしたんだがそんなことは無かったぜ!」 きめら丸「そうですか。ちなみに、私があなたの家から救出したあの…あなたに無理矢理性奴隷にされていた胴付き希少種たちはカウンセリングによって一応の精神的回復を見たので優しくてHENTAIじゃない信頼できる飼い主さんたちに引き取っていただきました。あとは私を倒すだけですね。」 にんげん「ヴ、うう、ヴォオアアああアァァァアァあァあァァアアア!!!ぎべらばるうううゥゥゥゥゥ!!!じねえ゙え゙え゙え゙え゙え゙!!!」 きめら丸「さあ来なさいにんげんさん!」 -- 2010-09-03 18 52 03 ↓↓オカン2の戦闘シーンみたいだ… -- 2010-08-31 13 10 33 ↓SSが出来てるww -- 2010-08-27 15 29 32 大きな音の正体はデブ饅頭だった! デブ饅頭が絡んできた! デブもといドス「よくもどすのむれのゆっくりをころしたなああああ!くそにんげんふぜいがあああああ!どすがせいっさいしてや」 にんげんはハバネロをつかった! デブ「ゆっぎゃああああああ!ゆっげええええええ!ぼっど・・・ゆ゛っぐっ」 デブ饅頭は動かなくなった! YOU WIN! -- 2010-08-05 22 29 24 野良ゆっくりに犬小屋与えたら無責任に繁殖しまくって人間に対しても増長しまくっておまけに 不衛生なんで仕方がないんです 残念ながら野良ゆっくりはゴキブリと同視するべき存在 -- 2010-08-01 20 40 14 にんげんはオレンジジュースを使った。しかし何もおこらなかった。 にんげん「まりさ?」 ……へんじがない。ただのしかばねのようだ。 …………ドスン!ドスン!ドスン!……何か大きなモノがこちらに跳ねてくる!!! -- 2010-07-31 00 31 12 つ[オレンジジュース] -- 2010-07-20 20 36 25 ゆげえええぇぇ!?まりざざまのあんごがぁぁ!?い、いやだ、じにだぐないんだぜぇぇぇ… ゆごご……もっど、ゆっぐ…り…じだかっ…だ……… -- 2010-07-20 13 38 50 「出来るものならやってごらん。それ」プシュッ -- 2010-07-20 13 12 08 や、やめるんだぜ!まりさはげすじゃないんだぜ!! まりささまにてをだしたらどすがにんげんさんをせいっさいするんだぜ!!! -- 2010-07-15 08 20 16 なんだゲスか、処分決定だね♪ にんげんさんには君たち汚物とは違って思い出と言う尊いものがあるんだ、思い出を汚すゲス一家は問答無用で駆除の対象だからゆっくり理解してね! -- 2010-07-15 05 42 44 かわいそうなゆっくりいっかなのぜ。にんげんさんはひどいのぜ。けちなのぜ。 いぬさんはもうえいえんにゆっくりしっちゃてるんだからおうちをくれたっていいじゃないかなのぜ。 -- 2010-07-15 04 54 14
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川原の石を踏み、がりがりとした感触を楽しんでいると、足元にゆっくりの死体を見つけた。 皮が破れ、餡子が漏れ出しているが、綺麗な金髪と帽子からまりさ種とわかる。 周りで数匹の蟻が、大量にこぼれた餡子を巣に持ち帰ろうと、あくせくと働いている。 何が原因で死んだかはわからないが、ゆっくりは本当に些細な事で死んでしまうような 脆弱な生き物なので、このように死体を発見する事も日常茶飯事だった。 だがこの死体の側には、珍しくもう一匹、死体に見えないゆっくりが居る。 金髪と瞳の色から、死体と同じまりさ種とわかるが、お馴染みの黒い帽子が無く 代わりに三角の白い頭巾を額につけている。幽霊のような格好だが半透明ではない。 寝ているのか起きているかもわからない、半分だけ目を閉じた表情で、 口元をわずかに微笑んでいるかのように閉じたそのまりさは 呼吸もしていないかのように微動だにしていない。 こんな所で帽子も被らず動かないゆっくり、まさかこいつも死んでいるのだろうか。 頭巾のまりさの前にしゃがみ込んで、頬を軽くつついてみると、 ゆっくりのもちもちした肌の感触が返って来る。体温とでも言うのか、温度も冷たくは無い。 つついている内に、頭巾のまりさの意識が戻ってきたのか、 眠りに落ちた人間がまれに見せるような、ビクッと震える反応を見せた。 そのまま、少しびっくりしたような表情でこちらを見つめてくる。 「…ゆっ?ゆ…ゆっくりしていってね!」 「あ、ああ、ゆっくりだな」 頭巾のまりさは挨拶を返してもらった事に、満足したかのように軽く微笑むと きょろきょろと左右を見回し、自分の横に落ちている皮と餡子の塊に目を向けた。 すぐ横に居たのだが、もしかしてこの頭巾のまりさが殺したのだろうか。 頭巾のまりさは同族の死体を見るなり少しだけ寂しげな表情をした後、 ずりずりと餡子に口を近づけ、何を思ったか蟻のたかる餡子を食べ始めた。 「むーしゃ、むーしゃ…」 「お、おい!」 「ゆ?どうしたの?」 「お前、ゆっくりの餡子でも食べるのか?」 冬篭りで餌が足りなくなるとか、わざと絶食させるとかで共食いを始めるという話も聞くが まだ冬でもなければ連れ帰って虐待している訳でもない。 この頭巾のまりさはどこかで餡子の味を覚えて、食べる為に死体のまりさを殺したのか? 「これはまりさのからだだよ?まりさのからだをどうしようとまりさのかってだよ!」 「? どう言う事だ?」 「わからないの?ばかなの?」 言っている意味がわからず聞き返すと、頭巾のまりさは半笑いの呆れ顔を返してきた。 腹が立つので皮を千切らない程度に頬をつねってやる。 「ゆ゛っ!?なにずるの!?まりざはまりざだよ!」 「ええと、お前が、これなのか?」 頬をつねったまま、頭巾のまりさと死体のまりさを順に指差して確認する。 「そうでずぅぅ!だがらはなぢで!」 幽霊のように白い三角頭巾をつけている変なゆっくりだとは思ったが、 まさか死体と自分が同一人物だと主張してくるとは。 頬から指を離してやると、まりさは涙目になりながらぷくぅぅ!と膨らんで威嚇してくる。 「つまり、この死体のまりさが死んだ後、お前になったのか」 「ぷひゅるる…そうだよ?」 「その、なんだ、ゆっくりは自分の体なら食べても平気なのか?」 「ゆ?あまくておいしいよ?」 さも当然のように答えてくる、美味しければいいのか。 ゆっくりのいい加減さなのか、弱い生き物が食料を得る為には仕方がないのか。 多分いい加減の方なんだろうなぁ、と考えていると、まりさはまた死体を食べ始めた。 「むーしゃ、むーしゃ…しあわせー!」 定番のセリフを言うや否やまりさは顔を上に向け、ふわふわと宙に浮き上がる。 天にも登る程幸せなのか、と言うかゆっくりは空を飛ぶ生き物だったのか? 「な、なあ」 「ゆ?」 「何でお前は浮かんでるんだ?」 頭の上に?を浮かべたような表情でこちらを見てくるまりさだが、 視点が高くなった事と浮遊感から、やっと自分が浮かんでいると気付いたようだ。 「わあ!おそらをとんでるみたい!」 「いや、実際に飛んでるんだ。他のゆっくりも飛べるのか?」 「…しらないよ?」 懲りずに半笑いの呆れ顔を返してくる。あまりにも人を馬鹿にした表情に腹が立ち、 おいィ!と鞠をつく要領で頭を叩くと、まりさは勢い良く地面に叩きつけられた。 「ゆべっ!いだい゛ぃぃ!なにずるの゛ぉぉ!?」 痛みからしあわせー!な気分が抜けたのか、まりさは地面に叩きつけられたまま浮かんで来ない。 ひとしきり泣き喚くと、ゆんゆんと小さく泣き声を上げながら、ゆんしょとばかりに立ち上がる。 芝生なら痛いだけで済んだのだろうが、川原の石の上に叩きつけられたので皮が破れていたようだ。 起き上がった拍子に後頭部の傷からどろりと餡子がこぼれ落ちる。 「ゆ゛ぎっ?せなかがいたいよ!なんでぇぇ!?」 「ん?…あちゃあ、大きい傷から餡子がこぼれてるな」 「ゆ゛ぅっ!?ゆっくりできないよ!はやくなおしてね!」 「うーん、直そうにも、材料もジュースも無いな…」 「ゆ゛ええぇ!?おね゛がいだがらなおぢでぇぇ!」 まりさは顔を青くしてじたばたと体をゆするが、暴れる事でますます餡子が漏れていく。 だんだんと痙攣するような動きを見せ始めたまりさは、仕舞いには白目を剥いて、 「ああ、そんなに動くと…」 「も…もっと…ゆっくりした、かった…」 動かなくなってしまった。幽霊なのにまた死ぬのか。 先ほどまで暴れていたゆっくりが動かなくなった為、新しく地面に落ちてきた餡子にも ちらほらと蟻がやって来る。1匹分の餡子が追加されれば蟻も大喜びだろう。 そんな様子を眺めながら、さっきのゆっくりは一体なんだったのかと考えていると、 「ひゅー、どろどろどろどろ…」 「!?」 帽子の死体と頭巾の死体の更に横、一直線に並んだ位置から声が聞こえ、 半透明の丸いシルエットが現れた。半透明ながらも長い髪と三角の頭巾が見え、 後ろの風景が透けて見える体も次第にはっきりとした色へと変わっていく。 「どろどろどろどろ…じゃーん!」 「…またお前か」 完全に透明度を失った所で、新しく登場したまりさは胸を張って叫んだ。 じゃーん!って自分で言うのか。 「ゆー、しぬかとおもったよ」 「実際死んだと思うんだがなぁ」 華麗な復活を褒められたとでも思ったのか、まりさはゆへへ、と笑い 再び自分の体、頭巾を付けた出来立ての死体へずりずりと口を近づけていった。 また食べるのか、死んで幽霊になると腹が減るのだろうか。 そんな考えをよそに、まりさが一口二口と餡子に口を付けたところで、 「そこまでよ!」 「したいをたべてるんだね、わかるよー!」 「それにぼうしをかぶってないんだぜ!ゆっくりしてないやつだぜ!」 共食いにしか見えない光景をぱちゅりー、ちぇん、帽子付きまりさに目撃されてしまった。 「ゆっ?これはまりさのからだだから、まりさがどうしようとかってだよ!」 「? わかんないよー!?」 「むっきゅ!よくみたらふたりもころしてるわ!」 「ひどいやつだぜ!ゆっくりできないやつはしぬんだぜ!」 「ゆっ、ゆうぅ!?」 突然現れた同族からの、激しい非難に困惑する頭巾のまりさ。 やはり他のゆっくりから見ても、自分の体であれ共食いは異常な事らしい。 それ以前に目の前の死体と、それを食べるまりさが同一人物だと気付いていないようである。 「むっきゅっきゅ!せいぎをしっこうするのよ!」 「ゆっへっへ!くるしんでしねぇっ!」 「わかるよわかるよー!」 「ゆっ、やめてね!まりさはわるくないよ!?」 3匹のゆっくりは、川原に転がる石を咥えては次々と頭巾のまりさに投げつける。 その全てはコントロールの悪さから、頭巾のまりさよりもずっと手前に落ちるが、 頭巾のまりさは滑稽にもぴょんぴょん跳ねて、届かない石を避けようとしている。 だが、ゆっくりにとっては足場の悪い川原で飛び跳ねた事で、自分で足を傷つける結果となった。 「ゆがっ!いだいぃ!」 「ちゃんすだね!わかるよー!」 「わるものにとどめをさすんだぜ!」 「むきゅ!ちかづいておしつぶすのよ!」 頭の良いぱちゅりーは投石が届いていない事に気付いたのだろう。 指示通りにちぇんとまりさは、頭巾のまりさに勢い良く迫ると一方的な体当たりを始め、 ぱちゅりーは体力が低く走れないのか、その場から動かずに見物している。 「ゆへへへへっ!しねっしねっ!」 「しぬんだよー!わかってね!」 「やっやべっ、やべでっ!ゆぼぉっ!」 足を傷つけ抵抗の出来ない頭巾のまりさは、2匹からの挟み込むような猛攻に成すすべも無く 餡子を吐き、再び皮と餡子と頭巾の塊へと成り果てた。 荒い息を立てる2匹のゆっくりは、悪者を退治したと達成感をあらわにし、 離れた場所で見ていたぱちゅりーも満足げに、ゆっくりと近づいて来た。 「ゆへー、ゆへー、やってやったんだぜ!」 「わ、わ、わかるよー!」 「むきゅ!これでむれもへいわになるわ!」 悪いまりさを懲らしめるのに夢中になっていたのか、3匹は頭巾のまりさの側で 黙って見ていた人間にやっと気がつき、揃ってこちらに顔を向けて来る。 「ゆっ、わるいゆっくりをやっつけたまりさたちにごはんをよこすんだぜ!」 「そうね!ぜんこうをはたらいたわたしたちには、せいとうなほうしゅうがはらわれるべきだわ!」 「わかるよーわかるよー!」 「さっきのまりさ、そんなにゆっくり出来ない奴だったのか?」 「むきゅ、わたしのめにまちがいはないわ!」 頭巾のまりさを倒したからご褒美をくれ、と言うことらしいが、畑を襲った訳でもないゆっくりを倒しても 人間には何の特にもなっていない。人間に向かって報酬をよこせとは勝手な話である。 それでも自信満々で胸を張っている3匹の横に、半透明なシルエットが現れた。 「ひゅー、どろどろどろどろ…」 「またか」 「ゆゆ、な、なんなのぜっ?」 「むきゅう、なんだかさむけがするわ…!」 「わっ、わからないよー!?」 3匹のゆっくり達はすぐ側から聞こえてくる滑稽な擬音語に、落ち着かない表情で怯えている。 間の抜けた声だが、ゆっくりには怖く聞こえるものなのだろうか。 頭巾のまりさの緊張感の無い顔を見れば落ち着くかも知れないと、帽子のまりさの頭をぽんぽんと叩き、 だんだんと透明さを失っていくシルエットの方を指差してやる。 「ゆっ?」と指差した方を見た帽子のまりさと頭巾のまりさの目が合った。 「どろどろ…じゃーん!」 「ゆっ!?ゆぎゃあああぁぁぁ──!?!?」 「!? おっおっ、おばけぇぇ!?」 「わっ、わかっ、わかっ、わかに゛ゃぁぁぁ!」 「ゆ、ゆゆっ?」 はつらつな笑顔でじゃーん!と叫ぶ頭巾のまりさに、絶叫を上げる帽子のまりさ。 それを聞いたぱちゅりーとちぇんにも恐怖が伝染し、2匹も続けて絶叫を上げる。 頭巾のまりさだけが、他のゆっくりが絶叫を上げる事態について行けない様子である。 「もうやだぁぁぁ!!」 「わがにゃぁぁぁぁん!!」 「むっ、むきゅ、まって、おいてかないで…!!」 「もうおうぢがえる!ぱちゅりーはゆっくりおとりになってね!」 「む、むきゅぅぅっ!?」 帽子のまりさとちぇんが我先にと逃げ出すが、ぱちゅりーは腰が抜けたのかその場から動けない。 助けを求める仲間に、帽子のまりさは泣いて逃げながらもちゃっかりと追い討ちをかけて行く。 そんなまりさとちぇんも、慌てて川原を走った為足に傷を負って転げまわってしまった。 「ゆっ、ゆぎゃぁぁぁ!いだい゛!たずげでぇぇぇ!」 「わぎゃんにゃいよぉぉぉ!!」 「むっ、むきゅぅぅぅん!むきゅぅぅぅん!」 「ゆゆ…いったいどうなってるの?」 「…本当にどうなってるんだ」 まりさとちぇんから見捨てられたぱちゅりーも、もはや泣く事しか出来ない。 先ほど自分を痛めつけた相手が、勝手に怯えて逃げながら自滅する様に、頭巾のまりさも 訳がわからずおろおろするばかりで、事態は進展せずただただ騒音が流れるのみとなる。 余りにも騒がしいし、それに他のゆっくりも幽霊になるのか確認したい。 おもむろに立ち上がると、近くに居るぱちゅりーから踏み潰していく事にした。 「むきゅぅぅぅん!むきゅぅぅうべっ!!!」 「わかんにゅぶ!!!」 「う゛わ゛ぁぁぁぁん!わ゛ぁぁあ゛ぐっ!!!」 少しだけ離れた所で転がっているちぇんとまりさにも平等に引導を渡し、 様子を見てみるが一向にゆっくりの幽霊が出てくる気配は無い。 ただ呆然としている頭巾のまりさと、更に餡子が量産されて大喜びの蟻がいるだけである。 「やっぱり、生き返るのはお前だけか」 「ゆ?」 何の話か理解していない頭巾のまりさは少し考え、 「ゆっ、まりさをいじめるわるいゆっくりをたおしてくれたんだね、ゆっくりありがとう!」 「ん?あ、ああ」 自分に都合の良いように解釈したようだ。笑顔でこちらに跳ねてくる。 ちゃんとお礼を言うし、人懐っこくていいゆっくりじゃないか、と思いきや 「まりさおなかがすいたよ、ごはんちょうだい!」 「……」 自分を助けてくれるとみるや、にこにこ笑顔で余計な要求までしてきた。 やはりゆっくりはゆっくりである。 「さっきみたいに、自分の体を食べれば良いんじゃないのか?」 「ゆー?あんまりあんこばっかりだとあきるよ?」 飽きるのか。やはり半笑いの呆れ顔を見せてくるが、死んでも復活する珍しいまりさ種なら 連れて帰って里の人に見せるのも面白いだろう。つねりたくなるのを我慢して餌付けしてやる事にする。 都合の良いことに、外で食おうとおにぎりを持って来ていたのだ。 「それなら、おにぎりでいいか?」 「ゆっ!おにぎりたべたい!ちょうだい!ちょうだい!」 よだれを垂らして見上げて来るまりさの口に、おにぎりを半分に割って放り込んでやる。 「むーしゃ、むーしゃ」 具こそ入っていないが、少量の塩をふったおにぎりの、餡子の甘みとは違ったうまさに 満面の笑みを浮かべるまりさ。自分の欲求がまかり通ってこれ以上無い程の至福をかみ締めている。 「むーしゃ、むーしゃ、し…」 「どうした?」 しあわせー!と宣言しようと顔を上向きに上げた瞬間まりさは動きを止め、 「おげろぉぉぉ!」 「お、おい!」 突然目を見開いて餡子を吐き出し、痙攣し始めた。 「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆげっゆげっ」 がくがくと震えながら、目から大粒の涙をぼろぼろと流し、地面に接した足から 酸をかけたかのようにじゅわじゅわと泡を立てながら溶けていく。 「ゆ゛げっ、ゆ゛げっ、ゆ゛っぐり、で、でぎな゛い゛ぃぃぃぃ!」 そう言うとまりさの目玉はぼろりとこぼれ落ち、地面に落ちると、じゅうと音を立てながら 溶けて消える。見る見るうちに頭髪も頭巾も、全てが溶けてしまった。 おにぎりにはゆっくりを殺すような毒も入っていない。ただ塩をふっただけの具なしおにぎりである。 ゆっくりは思い込みの強い生き物だが、幽霊を気取るとこんな少量の塩でも死んでしまうのか。 「…いい加減な生き物だし、また生き返るかな」 そこらに散らばる餡子をせっせとアリが運ぶ中、また笑顔で復活するかと待っていたが、 いつまで経っても頭巾のまりさは現れなかった。 おわり。 その他の作品。 ゆっくりいじめ系791 ゆっくりと瓶 (fuku2335.txt) ゆっくりいじめ系813 赤ちゃんのお帽子 (fuku2368.txt) ゆっくりいじめ系822 ドスの中身 (fuku2386.txt) ゆっくりいじめ系851 どちらかのお帽子 (fuku2437.txt) ゆっくりいじめ系873 べたべたのお肌 (fuku2467.txt) お帽子の人? 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神なんていない。何度そう思っただろうか 現人神でもある私がそんなこといったら自身を否定することになるのだろうか? いや違う、否定してるのは神の私ではなく人としての私で この世界では余りにもちっぽけな存在、東風谷早苗という人間だ。 神奈子様だって諏訪子様だって神様だ、そこに居るのは紛れも無い神様 でも私はどうしても神がこの世にいるなんて思えない 私がこんなことを思っているとしたらあの二人はどんな反応をするのだろうか? でも神はいない、もし神がいるなら、いるとしたら 私を救ってくれるはずだから。 「こ…れで…いいですか?」 私は震える指先に財布から取り出した野口3枚を摘んで上げる。 お母さんに今日は友達とご飯を食べるから、と嘘を言って貰ったお小遣いだ 当然こんな嘘をついたからお母さんの夕食は食べれない。 それに加えて夜までは家には帰れない。さあ、どうしようかな?とか考えてる内に 目の前の人物がガサツにその3枚のお札をひったくると 「出すのがおせーんだよっ」 とだけ吐き捨てズタズタと去って行った、取り巻きと一緒に。 全くどうして、人はああやってツルんで行動するのだろうか 一人じゃ行動できないのだろうか?集団でしか行動できないなんて全くもって動物のような連中だ 人とは高度な存在なのだから集団で行動しなくても生きていける だから私は一人でいる。一人で生きていけるからだ 違う 私は一人にさせられた。 集団から追い出された 哀れな負け犬。 財布の中の小銭を確認すると100円玉が3枚ほどでてきた。これでどうにかして夕食をなんとかしよう コンビニにいけばパンと飲み物ぐらい買えるお金だ。 それよりどこで暇を潰そうかな、帰る時間は8時ぐらいが丁度いいかな それまでどこに居よう。このお金じゃ漫喫にもファミレスにもいれないし そこら辺ブラブラするにも制服じゃ浮くしなぁ… そんな事を考えながら私はボーッとそこに立ち尽くす。嗚呼空は綺麗だ、何時だって 悩み事のないような真っ青なそれが羨ましい。生まれ変わったら…空になりたい。 そろそろチャイムがなるかな…倒れたときについた砂埃を払う 気がついたら手が擦り剥けてる、なんてことはない。擦り剥けているだけだ 肘から血がでている、なんてことはない。ちょっと切っただけだ そんなことより私はこの砂の上に散乱し、グチャグチャになったお弁当をどう処理しようかと 考えを張り巡らせるのであった。 「えー…じゃあここから東風谷、読んでくれ」 現国の先生が名指しで呼ぶ。 現国の教科書はなくなってはいない。ちょっとラッキーだ 普通は教科書があるのが当たり前なのにこんなことを幸運に思う時点で 全然幸運じゃないと思う、私の感覚がおかしくなってきてるのかな いや違う、アイツらがおかしくしてるんだ。私は悪くない 教科書を開く。やられた、授業のページが落書きで覆い尽くされている。 緑髪…ビッチ…臭い…キモい…etc 見たくもないこんな低俗な落書き。もうちょっとまともなことは書けないのだろうか たかが落書きでももっと頭の良い貶し方をすればいいのに 所詮アイツらにはそんな事を書けるほどの脳味噌がないか。知恵遅れのレベルだ しかしどうしてこんなピンポイントでここだけ… そうだ、あの先生は今日の日にちで生徒を当てるんだ 知恵遅れのアイツらにハメられた自分に恥じる。私はアイツら以下か… 「読めません…」 出来るだけ声が震えないようにして言う 私には「教科書がこんな事になってるから読めないんです!」って言う勇気はない だから負け犬か。我ながら私の気の小ささにため息が漏れる。 「これが読めないなんて小学生以下かァ?全く」 「クスックスクスッ」 「じゃあいいや、坂下読んでくれ」 「へーい」 私の次の人に回る。よかった変なこと詮索されないで 私が貶されるだけで終わるなら詮索されるより数倍マシだ こんな事がマシだと思う自分に嫌気が差す 周囲の笑い声が癪に障る、笑い声じゃない、人を見下して馬鹿にしてる、嘲笑だ。 コツン 頭に何か当たる。授業中に物を投げるな馬鹿 当たった物が床に落ちたので見てみると、ノートの切れ端を丸めた無造作な玉 正直拾いたくも中身も見たくも無い、が 投げた後ろの馬鹿が睨んでくるので仕方なく見てやる 見せられるんじゃない、こっちが見てやるんだ 「小学生以下だって(笑) ばァーか死ねヨ!!」 色ペンで書きなぐられた文字。低俗すぎる。 投げた奴は周りの連中と面白そうに笑っている。 そんなに面白いのか、こんな小学生でも書きそうにない文章が それを床に放置しなおすのもなんなので 机の中にそれを捨て置く。後でゴミ箱に捨てよう。 そんな様子が何故か面白いのか後ろの奴の笑い声が聞こえた こんなので笑いが取れるようなら生まれたての赤ん坊だってお笑い芸人になれる。 捨て置くと私は頬杖をついて授業を受ける。いや、受けてなどいない ただボーッとしているだけだ。 現国の授業なんて聞いててもテストで点が取れる訳が無い。 コツン だから授業中に物を投げるな 今度はなんだ。床を見るとそれらしき物は落ちてな…いやあった 小さな消しゴムの切れ端が床に落ちている ああそうか、そんなおもちゃみたいな物を投げた楽しむのかお前達は コツン また当たる。 消しゴムの無駄だろう。資源の無駄だ。全く生産は精々排便ぐらいの癖に 消費は激しい奴らだ、地球のゴミめ。 そんなおもちゃ以下の物を投げて、当てて、それがそんなに楽しいのか いや、全然楽しくもない、面白みなんてなんともない だから私は無視する、頬杖をついて、詰まらなそうに窓の外にでも視線を泳がせる これで飽きたか。後ろから笑い声が聞こえた、不愉快だ 私の姿はそんなに滑稽か。それで笑う方が滑稽だ、笑いのツボがどうかしてる。 キーンコーンカーンコーン 授業が終わった。 皆々ツルんでる奴らの席に言って話しかけたり 一緒にどこかに行ったり 別のクラスに友達が居る奴らは別のクラスにいったり 全く、お前達はいつでもどこでも友達か、だから成長しないんだ。 「……ん」 ちょっと催してきてしまった。生理現象だ 慣れたくもないが最近は日常化してしまってる ポツンと一人頬杖をつきながら窓の外でも眺めている それが休み時間の私。さながら綾波レイである。 慣れてはいるが矢張りいつも思うのは居心地が悪い、とても悪い そんな空間からトイレでもいいから抜け出せるのは心地がいい いや、トイレだけでしか抜け出せないか 抜け出しても一人で学校をブラつくのは小さなプライドが許さない こういう時、暇つぶしに本でも読むのがいいのかとも思って持ってきたが 全部ビリビリに破られたりトイレに捨てられたりした、人の物をなんだと思ってるんだ。 図書室にいるのもいいかと思って図書室にいったら 逆に教室より目立たない事もあり本を投げつけられた、分厚い辞書まで飛んできた 我ながらそんな事でそれらを止める弱い自分に嫌気が差すが せっかく買った本をビリビリ破られてはお金の無駄だ それに痛いのは嫌だ、分厚い辞書が頭に当たると、痛い。 トイレに行こうと席を立ち、教室を出て行く 後ろの席の奴がニヤニヤと笑っているのが気になった。 コンコン 「はい?入ってますよー」 「あ、そうっじゃあいいやっ」 2分前の自分に教室から離れたトイレに行けと言いたくなった その声がいつものアイツの声だと気がついた時には遅かった ジャババババババババ 「きゃっ!!」 上から降り注ぐ水、頭に直接かかる水流。水圧が強くて頭が物凄く痛い。 冷たい、と思う頃にはあっという間に体中ビショビショになっていた それでも水は止まない、トイレの床が水びだしになっている。頭が痛い 私は水流を受け止めながら水が出てると思われる元凶を見上げた そこには下品な笑みを浮かべたいつものアイツが楽しそうにホースをもっていた どれだけ水を無駄にしてるんだ…そんなことを思いながら水に打たれ続ける 大分慣れてきた、冷たさも段々麻痺してきた。 「キャハハハ!マジウケルー」 「ちょっとやめなヨー、キャハハ」 「キャハ、キショーイ」 アイツの取り巻きの黄色い声も聞こえる。本当にツルまなきゃ何もできないんだなお前達 水は止まない。そろそろトイレ全体が水びだしになるんじゃないかって量だこれは 私の体は海に放り込まれたようにビチャビチャになり、結んだ髪がほどけてベッタリだ 「えいっ」 アイツ、今度は私の顔に向かって放出してきた。 手で壁を作り水を弾く。が、すぐに方向を変えて隙間から水をぶつけてくる。 目に水が入る。物凄く痛い。 口に水が入る。トイレの水なんて飲みたくない 鼻に水が入る。息がしにくい っていうかヤバい、ほんとに息ができない。 「やべっ…ぼ、ぼんどにっ!いぎっ、いぎがっ」 「声キッショー」 「キャハハ、ウケルー」 自分でも情けないと思う声を出しながら必死に抵抗を試みる だって本当に息ができないんだよ 本当に、お願いやめて、鼻に口に目に耳に、水が水が沢山 ねぇお願いやめて本当に本当に、水って勢いよくかかると凄く痛いんだよ 本当にやめて、息ができないの、死んじゃう、死んじゃうよ私 やだ、やめてお願いやめてツラいの、息できないんだよ、やめてよ お願いやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてください お願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願い ごめんなさい、私が悪かったから、ごめんなさいごめんなさい だからお願いやめて、やめて水止めて、痛いし死んじゃう、本当にやめてぇぇぇぇぇええええええええええええええええええええええええ アレ…なんで私こんな奴らに謝ってるんだろ なんで私こんな奴らにお願いしてるんだろ なんで私、悪い事何もしてないのに なんで私だけこんな目に会うんだろ なんで私だけが普通に生活を送れないんだろ なんで私だけがこんなツラい日常を送るんだろ なんで私だけがこんな なんで私だけが なんで なんで… なんでよ… なんでなのよ… 気がつくとチャイムが鳴っていた。 嗚呼、授業が始まったのかな。でもこの状態だともういけないだろうな アイツらは退散したか?床は水びだしのまま。飛び立つ鳥後を濁しまくりなのが癪に障る。 そんなこと思いながら携帯が無事かどうか確かめてみる 無事だった。ちょっとラッキーだ でもやっぱりこんなことでラッキーだと思う自分はおかしいと思う 携帯を開いて時間を見て驚く、授業はとっくに終わっていた。 ていうか下校の時間だ。私、気絶してたのかな。 見るとあの時はビショビショだった制服が半乾きになっている まだ水も滴っているが絞ればなんとか移動ぐらいはできそうな状態だ ジャージに着替えて家に帰ろう… あ、そういえば今日は家に暫く帰れないんだ 我ながら切ない嘘をついた物だ、友達なんて一人もいないのに「友達と一緒にご飯を食べる」なんて お母さんもお母さんだ、友達と一緒にご飯を食べるからお小遣い頂戴って 普通はそれこそ自分のお小遣いでなんとかするものなのに、笑顔でお金を渡してくれた 「これだけで足りる?もっと渡そうか?」 そういえば私が友達とご飯食べるから帰りが遅くなるなんて事初めてだったかもしれない いや、それより友達……小学生の時は居たような気がするな 男の子とも一緒に遊んでたような気がする。毎日のように公園とかで遊んでた気がする。 中学からかな…今までの友達に冷たくされた時はショックだった気がする。 初めてお金をとられた時は相当ショックだった気がする。 初めて机に落書きをされた日なんかショックで泣きながら家に帰った気がする。 なんでだろう… 私、何かしたっけ 中学だ、中学の頃から なんか 狂っていったような気がする 小学校の頃に戻りたいな あの子、そういえば親友だったな 中学でその子に「キモい」って言われた時は悲しかったな あの男の子、初恋の相手だったっけかな 中学でその男の子に「死ね」って言われた時は悲しかったな 戻りたいなぁ そして小学校の頃のままで時間が止まればいいのに。 「うっ…」 気がつくと泣いていた。 学校で泣くのは久しぶりだった。 いつも学校で泣くと負けた気がするから家の布団で泣いてたから 泣くと止まらなくなるのは私の癖だ、誰だってそうなのだろうか 「うっ…く…ふぇぇん…ぇぇん…ぇぇぇぇん」 子供のように泣いてしまう。高校生になってまで泣くのは恥ずかしい それにこんな場所で泣くのもさらに違う意味で恥ずかしい でも泣きたい 場所なんて関係ないから 今 ここ時間で 泣きたかった。 結果的に半乾きの制服で下校するハメになった。 アイツら私がジャージを使うことを見越してたのか、カッターかなんかでギタギタに切り刻まれていた 成績は悪い癖にこういうことには頭が働くのか、全くもって低俗な奴らだと思う。 ついでにロッカーに「死ねっ」の文字のおまけつきだ。それしか書くことがないのだろうか 全くもって低脳な奴らだ、心からそう思う。 トイレにいって制服を絞ってなんとか着て帰れる状態にした 抵抗はあったけど仕方が無いので制服を脱いで下着姿になって雑巾みたいに絞った 自分の制服を女の自分が雑巾にみたいに絞ってると思うと悲しくなった 外気に晒されない下着は制服よりもっとビチョビチョだったが 流石に学校内でしかもトイレで、こんな惨状で、裸にだけは一瞬たりともなりたくなかった。 ビチョビチョの下着の上に半渇きの制服を着る。 全体的に体が重いが仕方ない。 帰ろうと下駄箱にいくと外履きがなかった。 隠されたのか捨てられたのか、後者だったら久しぶりのパターンだ 私の外履きは隠されるか駄目にされるか画鋲を仕込まれるかの3パターンが主な日常で 下校時に無事だった姿を見たこと無い、上履きもしかりだ、こっちは登校時に無事だったパターンを見たこと無い。 今回は画鋲のパターンだったことを幸運に思う… だからっ!こんなので幸運に思うようじゃ駄目なんだってばっ 自分で自分にツッコミを入れる。 悲しくなる。 下駄箱前では上履きや外履きがないなら探し、あるなら裏返して中の異物を出す動作をしてから履くことがお決まりになっている。 そんな動作をしてる私を見てアイツらが嘲笑するが気にしない。 強がって何も確認せず、無造作に履いてみたこともあったが、やはりやっぱりそれはできない 足に刺さる画鋲は、痛い。 痛い思いをするぐらいなら笑われる方がマシだと思う 1回、靴を履いたら「ぶちゅり」と生暖かい何かを潰したような感触があったことがある。 靴の中を確認することなどできず、私は靴下ごと靴を脱いで自分から焼却炉に靴を捨てた それ以降、中身を確認して、異物を出すように靴を裏にして叩いてから靴を履く事にした たまに百足とかカエルとかがでてくる時がある。男子にいれされているのだろうか 自分でやってるとしたら下品すぎて笑える しかし自分が1回踏み潰した物がカエルだったりしたら笑えない、私の立場的にも でもそれはまだいいんだ、いいパターンなんだ、靴が残ってるから 今回のはない、靴がない、隠されたか捨てられたか でも今日はさっさと学校から帰りたかったので上履きで帰ることを心に決めた 上履きで帰るのも慣れた、登校時、下校時両方靴が無くなってた時は裸足で帰った事だってある こんな体験は慣れっこだ、慣れたいなんて一度も思ったときはなかったが 夕暮れの帰り道、私はどこで暇を潰そうか考える 近所をブラブラ歩いているとなんか勘違いされそうだし かといって街の方をブラブラするにしても制服だし なんか時間的に補導はされないにしてもなんか変な勧誘とかきそうで怖い それに街はアイツらに会う可能性だって高い… 街でのアイツらは学校以上に会いたくない だって、化粧もして服もお洒落で、周りにはツルんでる奴らとガラの悪そうな男達 集団で歩きながら日常に充実しているような笑みを浮かべて話し歩く 悩みなんてないんだろう。私のことなんて忘れてるんだろう。 夜になれば男と勤しむのか、行き過ぎではあるが女子高生として充実した生活を満喫してるのか? 私は…化粧をしても正直余り可愛いとは思えない、容姿には自信がない 昔は可愛いとか良く言われた気がする、私もそれなりかとは思っていた でもキモいとか言われてる内にそれがただ私を貶したいだけなのだと解ってはいても 自分は気持ち悪いと感じてしまう、だって高校に入ってからその台詞が一日たりとも途絶えたことはないんだよ? 服だって自信がないからどうしても地味な服装を選んでしまう 私だって雑誌に乗ってるようなお洒落で可愛い格好をしてみたい なんでだろ ただ着るだけどいいのに そんな簡単なこともできないのか 私って弱いなぁ そういえば…なんで私キモいって言われるようになったんだっけ そうだ… そういえば最初は… この… この…髪の毛が… グゥゥゥゥゥゥゥゥゥ 低い空気が漏れるような独特な音が私のお腹から鳴り響く それに気づくと急激にお腹が空いて来た そうだ、お弁当は駄目になったから朝から何も食べてなかったんだ。 とりあえずお腹を満たすことを優先的に考える ご飯買ったら、公園で食べようかな。 「いらっしゃいませー」 コンビニの中はクーラーが効いてひんやりとしている。 初夏のこの時期、このクーラーは店に来る客にとっては神器のような物なのだろうが 今の私にとっては寒いことこの上ない。冷たい半乾きの制服がクーラーの冷気で乾かされさらに冷たくなる。 ブルッと身を震わせる、さっさと買って出よう。コンビニから早く出たいと思う人なんているのだろうか 空腹の私にとってコンビニの品揃えは破壊力抜群だった どれも食べたくなるものばかりだ、家の料理とはまた違った魅力がある。 あれと、これと…と計算してる内に自分の手持ちの現実を思い出す そういえば、たった300円しかなかったんだ。 300円といえばパン1個と飲み物1個ぐらいしか買えない。 私は今までの皮算用を打ち消し、溜息をついて現実に戻る。 とりあえず適当なサンドイッチを手に取り、レジに向かう。飲み物は自販機で買った方が安い。 「1点で158円になりますが宜しいでしょうかー」 出した時点で買う気になっているのだからわざわざ確認するなんて律儀だな、といつも思う と、そんな冷めた思考をする私の目に名前知らないけどなんか中華まん保温する奴の中に ホカホカになって身を置く肉まんが入る ゴクリ 思わず唾を飲んだ 私の今の肉まんを見つめる目はまるでご馳走を目の前にしか飢餓人だろう こんなのがご馳走なんて悲しい、だけどお腹はギューギュー音を立てる 「肉まんもください」 レジを背にした後、店員が噴出していたが無視した。 公園のベンチに座りながらボーッと空を眺める。 初夏のはずだが今日はなんか日が暮れるのが早いな… そんなことを思いながら暗い夜空を眺める。星なんてこんなとこじゃ見えない サンドウィッチも肉まんも我慢しきれず公園へ歩いている途中に食べてしまった 食べ歩きははしたないけどお腹が空いていたのだから仕方ない。 昼も食べてなくて休み時間にあんな事があって疲れてた私にあれだけでは正直足りなかったし 飲み物を欲しかったがもうお金もなんにもない。ないから仕方ない、何か物を食べれただけマシだ ボーッと空を眺めてると、ついウトウトしてしまう お腹はそんな張ってる気はしないんだけどな… 疲れたからかもしれない。あんなことがあったんだ、普通じゃ経験しない体験だ 普通の日常を送っていれば、普通に生きていれば、絶対に経験しないだろう。 私は普通じゃない… 普通じゃないからこんな経験をするんだ… 私は普通の生活を送れない 普通の日常だって送れない だって私は現人神だ、普通なんてない 神様だって見える、不思議な力だって使える でもそれは現人神の私だ、風祝の私だ じゃあ普通の人間の東風谷早苗はどうすればいい 人である早苗は一体誰に求められているんだろう 信仰者から求められるのは現人神としての私、それ以上以下もない 神奈子様から求められるのは風祝としての私、それ以上以下もない 諏訪子様からは…どうだろう。優しい言葉はかけてくれるけどやっぱり風祝としての私だろうか 人としての私は誰にも求められない、苛められ、暴力を奮われ、暴言を投げかけられ、物を壊され、傷つけられ 現人神の私も風祝の私も上手く立ち回れる。だけど何故人としての私はこんな こんなこんな こんな 余りにも悲痛な日常を送っているのだろうか やっぱり そうかやっぱり 最初の始まりの これが駄目だったのかなぁ… 「緑髪だって!すっごぉーい」 「生まれつきなんだよ、お母さんも緑髪なんだ」 「外国人みたーい」 「外国人だってこんな変な髪いねぇよ!」 「へ…変?」 「ちょっと!変な髪とか言い方酷いわよ!」 「そうよっ、男子ってやっぱさいてーっ!!」 「なんだとっ!」 「早苗ちゃん、私は変じゃないと思うよ」 「そうだよ、綺麗だし不思議だし可愛いし」 「うん!すっごく可愛いよ」 「ありがとうっ……○○君はやっぱり変だと思う」 「へっ!?」 「今度変っていったら殴るわよ!」 「あ?いや、別に変ってわけじゃ…」 「可愛いかなぁ?」 「……きっ…綺麗だと思う」 「うわーっ」 「たまには素直なとこあるじゃない」 「な、なに?うっせーよっ!」 「よかったねー早苗ちゃん」 「うんっ!」 あれ、なんだろ、これ。昔の記憶…遠い昔のまだ毎日が楽しかった頃の… そうだ…この頃は…可愛いって言われてたんだ 「なんで緑髪なの?」 「お母さんも緑で…遺伝的なものかもしれません」 「へぇー」 「なんか変だねー」 「遺伝で緑ってたしかに変だよねー」 「…」 あれ、これは…何か思い出したくない記憶のような気がする… 「私が何かしたんですか!?」 「だってあんたキモいし」 「…」 「その緑の髪が気色悪いだよねェ~」 「どんだけ調子乗ってんの?」 「だって…これは生まれつきで…」 「生まれつきとか、キモッ」 「死ねよっ」 「もう学校くんなっ」 これも…思い出したくない記憶… 「何で、何で私を緑髪に産んだんですかっ!」 「ちょ、ちょっと早苗っ!」 「食事中ぐらい静かにしなさいっ!」 「何で、何で普通に産んでくれなかったのよぉぉぉ」 「……ごめんね」 これも…これも思い出したくない、悲しい記憶… 「中学は○○中学校。東風谷早苗です、よろしくお願いします」 「あの子ってさァー中学イジめられてたらしいよ?」 「あ、聞いた聞いたー」 「でもさぁあの子キモくない?」 「うん、特にあの緑髪とかさぁ」 「……」 これも…これもこれもこれも思い出したくない…苦痛の記憶… 「緑髪を染めたい?何勝手な事言ってるんだい早苗」 「まぁまぁ神奈子、早苗もお年頃なんだよ」 「お年頃だがなんだろうがそれは守矢神社の風祝としての証なんだ、もっとその事に誇りをだね…」 「早苗だってたまには黒とか茶みたいな普通の髪にしてみたいんだよ、ねぇ?」 「駄目駄目、そんなことをして他のシマの神とか巫女に見つかったらこっちの評判が下がるじゃないか」 「全く神奈子も頑固だねー評判なんてどうでもいいじゃないか、早苗が染めたいっていってるんだよ?」 「評判がどうでもいい!?ったくこの間抜けな口はァ~、少しお灸をだね」 「なんだとっ!じゃあ私が勝ったら早苗が染めるの許してあげなよっ!」 「上等だ、かかってきなっ!」 「あ、あのっ!」 「ん?」 「へ?」 「や、やっぱりいいです…私が間違っていました…この誇りある髪を染めるなんて」 「で、でも早苗ほんとにいいn「わかってくれたか!やっぱ守矢神社の風祝だねぇ、うんうん」 「ちょっ、我慢してるに決まってるでしょうっ!全く」 「い、いえ…いいんです諏訪子様…」 「早苗…」 これも…思い出したくない寂しい記憶 この時の神奈子様の風祝って言葉が…なんか凄く、私を寂しい気持ちにさせた… 緑髪は守矢神社の風祝としての証 私はこれに誇りをもたなければいけない それは風祝としてか、現人神としてか でも人としての私は、この髪に一度も…いや、小学校の頃はこの髪が自慢だった じゃあ何故… そうだ 中学校に入って この髪のせいで浮き始めて… いや 違う この髪のせいじゃない 私がもっと明るかったら 私がもっと交友的だったら 私がもっと社交的だったら そうすればきっとこの髪など関係ないに違いない 私はきっと普通に慣れた 普通の日常を送れたはずだ だからこの髪のせいじゃない、不思議な力のせいじゃない 東風谷という血を引いてるからじゃない、守矢神社の風祝だからじゃない 私がもっともっと頑張ればよかったんだ いや 違う 私が頑張らなかったからじゃない 私は頑張った 隣の席の人と積極的に話すようにした 小学校では余り笑わないと言われたので笑うようにした 風祝の仕事で忙しくてテレビとか見れなくて漫画とか買ってもらえなくて 小学校ではそういう話題についていけなかったけど 必死に調べたりしてそういう話題にもついていけるようにした なんとなく敬語を使うようにだってしてみたりした 最初はそれが好評だったりもした 私は頑張ったんだ、頑張ったんだ精一杯 でも これだ 最後はこれだ 普通とは違う そんな私の一面が 私の人としての日常を 壊してしまう やっぱりそうだ 私にこんな普通じゃない一面がなかったら 私は普通な日常を送れるんだ 普通じゃない私に普通の日常が送れるはずがない これは罰なんだ そんなことにも気づかず 普通じゃない私を憎んでた 普通じゃない私からの罰 嗚呼、普通が欲しい 普通の黒い流れるような髪の毛が欲しい 巫女服だけじゃなくて流行りの可愛い洋服が着たい 風祝の仕事なんてやだ、ドラマが見たい、漫画とか読みたい 信仰者の相手をするのもやだ、休日には友達と遊びにでかけたい 神様だって見えなくていい、私はもっと普通の景色がみたい 妖力を鍛えてどうだっていうのだ、実際の日常じゃ私は抵抗も出来ずに水をかけられる 普通じゃない私が今まで普通の私の何の役に立っただろうか 立ってない 役に立たない、それどころか奪ってく、私の夢、私の欲しい世界を ネェ? ジャア フツウノアナタハナニカヤクニタッテイルノ? え? ワタシハシンコウシテルヒトタチニキボウヲアタエテイルワ え? ワタシハカナコサマヤスワコサマノイウトオリニシュギョウシテチカラヲミガイテイマス え? ジャアアナタハ ナニヲシテイルノ? ダレカノタメニナッテイルノ? そうか ソウヨ 役に立っていないのは私の方だったのか ソウヨ 私は誰の役にも立っていない、私こそが ソウヨ 私こそが ソウ いらない イラナイ いらないこ うわああああああああああアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァァァア 違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う 違う私はいらないこなんかじゃない 私は存在している、ここに存在しているんだ、普通の私だって存在していいはずなんだ 普通の日常を送っていいはずなんだ ホントニソウ そうよ、普通の日常を送っていいはずなのよ デモイマノニチジョウガフツウ? 普通じゃないわよっ!私が…普通じゃない私がいなければっ! ワタシタチノセイニスルノ? そうよっ!貴女達のせいよっ!私のささやかな願いすらも壊していく チガウワヨ 何が違うのよっ! フツウノワタシナンテノハソンザイシナイ は…? ワタシコチヤサナエハモリヤジンジャノカゼハフリデアリアラヒトガミ それがどうかしたのっ!? フツウナンテノハサイショカラナイ、ウマレオチタトキカラワタシハワタシタダヒトリダケ じゃあっ!私はどうすればいいのっ!?普通の日常を望む東風谷早苗はどこにいけばいいのっ!? キエレバイイ い…いやよっ!消えたくないっ ソンザイシテモツライダケジャナイ でもいつか、いつかは普通の日常が手に入る時がくるかもしれないじゃないっ コナイワヨ 来るわっ!絶対 コナイ 来るっ コナイ なんでっ!?なんで私はそんな普通な日常も望んじゃいけないの? ソレハワタシガカゼハフリデアリアラヒトガミデアルコチヤサナエダカラ うるさいうるさいうるさいっ!あんたはっ!あんたという私は普通の日常を望んだことはないのっ!? ナイワヨ 嘘よっ! ワタシニトッテノヨロコビハカゼハフリトアラヒトガミトシテノギムヲハタスコトダモノ そんなので満足できるのっ?私は年頃の女の子なんだよっ!?そんな義務に縛られたくなんかないっ! デモソレガゲンジツ『カミ』ヲステタソンザイデアルアナタニシアワセナドオトズレナイ 神?私はなりたくて神になったわけじゃないわ! ソウ、サイショカラカミダッタタダソレダケ … カミデアルワタシニフツウノニチジョウナンテコナイ … カミナンテモノニフツウナンテニアワナイデショ? もう無駄みたいね… ソウムダ、サイショカラクツガエリモシナカッタコト そう… そうですよ 私は神だから仕方ないんだ そう、私は神だから仕方ないんです 普通の日常は手に入らないんだね そう、手に入りません じゃあ私はどうすればいいのかな さぁ? こんなツラい日常をどうすれば変えられるのかな? 神として助言をさせてもらうと うん 普通の世界で貴女が拒絶されるなら、普通じゃない世界に身を置けばいいんじゃないでしょうか 普通じゃない世界? そんな世界に身を置けば貴女の夢は叶うかもしれません それって貴女になれってこと? いえ、私は私ですから 神様がいれば、そんな世界に連れてってくれるのかなぁ… 貴女の為に祈りましょう、いつかそんな世界に貴女がめぐり合えるように ありがとう どういたしまして 私はまた悲痛な日常に戻るんだね そうですね、頑張ってください 貴女が殺したいほど憎い、憎くて憎くてしょうがない でも、貴女も私も東風谷早苗 自分が憎い 憎んでください 自分を殺したい 殺してください どこで、駄目になったのかなぁ 多分、最初からですよ さようなら ごめんなさい やっぱりだ…私を救ってくれる神なんていない… はっ、として目が覚める 私はどれぐらいここで眠ってたんだろうか それより身体は無事か?公園のベンチで寝息を立ててたら襲われたって文句がいえない 頭が重い、何か悪夢のような物でも見てたような気がする。 時間はどれくらいだ、携帯を見る。 「じゅ、じゅういちじはんっ!?」 声に出してまだ驚く、本当に驚いた、公園でうとうとしてたのが6時くらいだから 5時間は公園で眠ってた計算になる。流石にヤバい 「そ、そうだお母さんっ」 気がつくとメールと不在着信が来ている。両方お母さんから、とりあえず電話する 「ちょっと早苗っ!今何時だと思ってるの」 「ご、ごめんなさい、すぐに帰りますからっ!」 一方的にこっちから切ってすぐにベンチから飛び起きる 「今起きたところ…」なんて言わなくて良かった。 これは帰ったら大目玉だな、そんなことを思いながら走って帰る 制服はいつのまにか乾いていた、下着はまだグショっと水分を吸っている 「なんで寝てたんだろ」 悪夢を見ていた気もするが内容を良く思い出せない でも、余り思い出したくない類のものだったのは確かだ しかし変だ、寝たからだろうか?なんとなく足取りが軽いような気もする 悪夢を見たのに気分が軽いというのも変だからやっぱり少し寝たお陰だろう 帰ったらお風呂に入ってすぐに寝たいな… そして起きたら… いつもの…日常… いやだな… もう今日のトイレみたいなことはやめてほしいな… どうしたら終わるのだろうか? 私が高校卒業するまで? いえ…もうすぐですよ え? なんとなく、どこからか小さな囁くような声が聞こえた気がする その声は私に似てた、というか私そのものだったような… 天からのお告げかな しかしそんな胡散臭い言葉が何故か私に少しの希望を与えてくれた なんとなく、この日常が終わるにしろ終わらないにしろ 私の世界が全く今までのものと変わるようなそんな予感がしたのだ 「ふふっ」 自重気味に笑う 馬鹿か、そんなことがあるはずがない なんで一瞬そんなことを思ってしまったのだろう 疲労が溜まり過ぎて妄想と現実の区別がつかなくなったのだろうか一瞬 変わるはず…ない 「変えようと思っても…」 私は自分の髪を指で擦る 「普通じゃない私が邪魔をするのよ…」 消えてなくなればいいのに、私自身が そんなことを思いながら走っている内にいつのまにか家兼神社の我が家についた 目前に広がる長い石段、普通の神社より遥かに長いそれが疲れたこの体には難く感じる。 「お!早苗ーっおかえりー、遅かったねぇ」 「諏訪子様…」 石段の下段に腰掛けてた諏訪子様が笑顔で私を迎えてくれた 「いやぁ遅いから心配してたんだよ、どう?楽しかった?」 「え…?」 一瞬何が楽しかったのかと疑問に思うがすぐに打ち消す そうだ、私は友達とご飯を食べにいっていたという『設定』だったんだ 「た、楽しかったですよ!話も弾んで…」 「へぇ~そりゃ良かった良かった」 諏訪子様がまるで自分の事のように喜び笑顔を見せる 諏訪子様は子供の時から好きだった、優しいし 「でもねぇ、ウチは今、ちょーっと楽しい状況じゃないんだよねぇ」 「え?」 「いや、ねぇ?そのさぁーなんか最近、信仰が減ってきてるんだよねぇ」 「そ、そうなんですか?」 「いやぁ、数年前から段々と減ってきてるのは解ってたんだけど」 「はぁ」 「ここ数日から急激に減っていっててさぁ、もう神奈子も真っ青だよ」 「そ、そんな…」 「もしかしたら後数ヶ月したら、私たち、消えてなくなるかもしれないねぇ」 そんな爆弾発言をまるで「最近娘が反抗期でねぇ」とでも愚痴るようなお父さん並にさらっと言う諏訪子様 信仰がなくなれば諏訪子様が消える、神奈子様もだ 二人の神という力を失った守矢神社がどうなるかもわからない、無論私もだ 「そ、そんなの困ります!諏訪子様が消えてしまうなんて…嫌ですっ」 なんでだろう、あれだけ憎んでた普通じゃない日常なのにいざ、なくなるとなると惜しむ 信仰がなくなれば私も神ではなくなり風祝という職もなくなり神もいなくなり 私の望んでいた日常が手に入るのかもしれない、でも、いやだ 諏訪子様も神奈子様も消えてなくなるなんていやだ、いやだ、絶対にいやだ 「絶対に嫌です!そんなこと絶対に絶対に嫌ですからっ!」 気がついたら私は泣きながら諏訪子様に抱きついていた 「早苗……うん、大丈夫だよ」 諏訪子様が私の頭を撫でる。諏訪子様の手は温かくて好きだ いつも私が泣いてると「大丈夫」といって撫でてくれるのだ 「実はね…一つだけ、どうにかする方法があるんだ」 「え…」 「まだ今はいえない、本当に、大変になった時に明かそうと思う」 「い、今が大変な時ですよ?明かしてください!」 「まだ消えると決まった訳じゃないからねぇ…これから挽回できるかもしれないし」 「で…でもっ」 「神奈子にもちょっと提案した程度だし神奈子はあんまり乗り気じゃなかったし…」 「でもっ!どんな方法なんですか?ちょっとだけでもっ…」 「うーん…」 「お願いしますっ!」 「解ったよ…簡単に言うよ、これだけだからね?」 「はい!」 私は諏訪子様の言葉を聞くのに全神経を集中させる。 「この地…いや、この世界を離れることになるかもしれないんだよ」 「え…?」 いえ…もうすぐですよ さっき帰り道で聞いた幻聴が妙にリアルに蘇ってくる。 なんだろう、この感覚。 「ど、どういう…ことですか」 「うーん…詳しくはいえないからなぁ… つまりさ、この今までの世界とは違う世界に行くってことだよ」 「そ、それって!異世界とかって?」 「い、いやぁ…異世界というかね…なんていうか存在はしてるんだけど全く違う 『普通じゃないのが普通』そんな滑稽な場所さ…も、もうこれ以上は駄目だからねっ!」 「普通じゃないのが…普通……」 諏訪子様の言葉が私の中で木霊す 普通じゃないのが…普通… そこにいけば… そこにいきさえすれば… ほら…いったじゃないですか また、幻聴が聞こえた なんとなく楽しんでるような声だった気がする。 思ってはいけない、いけないことなのに その世界へ行って見たいと思う自分がいる いや、その世界へ行って見たい 冷静に信仰を取り戻してここに残るなんて思う自分はいない 行ってみたい その 普通じゃないのが普通 そんな世界へ 普通の日常がここで手に入らないのなら 普通じゃない世界に身を置けば手に入るのかもしれない 私の夢… これは…奇跡だ もしこれが私を救ってくれた神様の能力なのだとしたら それはきっと奇跡を起こす能力に違いない 私はいける、その世界に、だって普通じゃないんだもの 私は生まれて初めて、普通じゃない私と、奇跡を起こしてくれた神様に感謝した 決めた… 行こう… その世界に… そして何故か、信仰が回復してここに留まるというそんな未来はない気がした 気だけだ、だけど、それが何故か確かな気がする 「さ、早苗?どうしちゃったの?そ、そんなにショックだった」 「ふ、ふえっ?」 どうやら放心してたみたいだ 「そりゃこの地を離れるのは寂しいかもしれないけど…いや、あくまで可能性の話だよ!可能性!」 「そうですね…その通りです」 その可能性が何故か凄く高い予感がするのは私だけだろうか 「とりあえず帰ろう?お母さん心配してるよ?」 私を先導してピョコピョコと石段をかけあがる諏訪子様に気づかれないように 私は、私はにんまりと極上の笑みを浮かべた 嗚呼、普通じゃないって素晴らしい それから1ヶ月ぐらい経った頃だった 守矢神社と東風谷早苗はこの世界からなくなった 存在すらも消え、いなかったことにされた それからこの世界で彼女の行く末を知るものは一人もいない…ただの一人も なんかSS書くと結局最後は救いがあるENDになってしまう件について ってか後半全くいじめ関係ねぇや それよりルーミアちゃんを拷問したり衣玖さんにDVする絶望的なSSが書きたい グッド -- 名無しさん (2009-08-25 02 07 23) いじめって、規模の差はあれど本質は変わらない。 ちょっとした差か何かから虐められ、虐められた側は自分で押さえ込んじゃうから解決しない、本来助けてくれる人も助けてくれない。 いじめがある事を認めてくれる教師なんて少数派。 自分も規模の差はあれど経験した事はあるから、少し涙がでそうになった。 いい話でした -- 名無しさん (2009-08-25 22 24 36) いじめる側もいじめられる側も両方体験している身としては昔を思い出すね。 -- 名無しさん (2009-08-26 01 38 53) 学級いじめは見てて辛い・・・ -- 名無しさん (2009-08-26 20 46 16) >依玖さんDV 頼んだぜ -- 名無しさん (2009-08-27 01 06 10) アリス虐めを書いてくださいお願いします。できれば暴力的でかなりハードな内容で全力でお願いさせてもらいます -- 名無しさん (2009-08-30 00 41 44) 学級いじめの内容今の俺と似すぎだ -- 名無しさん (2010-02-28 21 54 09) ここまで感動する話と俺はまだ会ったことがない… -- 名無しさん (2010-02-28 23 22 16) 学級苛めの類は苛め始めた理由が大体理不尽なモノだよね -- 名無しさん (2010-03-01 00 00 14) 胸がマジで痛くなるな ハッピーENDでよかったよ… -- 名無しさん (2010-03-09 16 18 39) 今日の日本じゃ良くある話なんだよな、残念ながら -- 名無しさん (2010-03-10 00 32 49) 緑髪とか最高に萌えだろう -- 名無しさん (2010-04-18 23 52 16) 早苗をいじめたクラスメイトを殺してくる。 -- 名無しさん (2010-04-26 01 42 56) ↑おーいこの刀持っていけ -- 名無しさん (2010-04-26 16 17 00) ↑↑おいちょっと待て、俺も行く -- 名無しさん (2010-04-26 21 13 26) いじめするやつはクズ・・・といいたいけど いじめられるのが怖くていじめる人間はクズじゃない 人に嫌われるのを恐れるのは人間として当然だからね -- 名無しさん (2010-04-26 22 52 08) あ!野生の聖人君子が現れた! -- 名無しさん (2010-04-28 19 09 06) ↑↑ そんな事言ったらほとんどの奴がクズではない。 虐められている人を「身代わり」として、今日も誰かを虐めている人が大多数。 「目立つ事をすると、自分が被害に遭うかもしれないから、目立たない様に俺もあいつを虐めよう。」という考えの中、今の多くの日本人は生きている。 -- チャイサ (2010-04-29 10 21 01) ↑の追伸 俺は虐げられていた者として、「いじめられるのが怖くていじめる人間」を許しはしない。 その人は、どれだけ虐められるのが辛い事なのか解っていない。 「いじめ」によって命を捨てた者は数多い事も、聞いた事はあっても、本質的に理解していない。 だから俺は、そういった愚かな者達を許してはいけないと思っている。 -- チャイサ (2010-04-29 10 27 54) ↑の更に追伸 だからと言って、復讐しようとも、殺してやろう、なんて事は考えない。 復讐したとして何になる?それでスッキリするのは、今まで「負け」て来た者が初めて「勝つ」事が出来たからだろう。 しかしどうだ。復讐の仕方によっては犯罪だ、自分が裁かれるのみ。後に後悔して人生を過ごす羽目となる。 彼等の罪を「合法的」に。そして「和睦」が出来るような、括り方。 そんな方法が見つかったら「虐められている、または、虐められていた」俺達の本当の「勝ち」の「価値」だ。 -- チャイサ (2010-04-29 10 39 17) だるばむ -- 名無しさん (2010-08-21 13 03 27) アリスちゃんいじめんなボケが -- 名無しさん (2010-08-21 23 23 16) いじめられてる奴は大体がKY 1.他人の意見に対して否定から入るのはやめる やばそうな意見以外は基本的に肯定 2.自分の趣味嗜好を他人に押し付けない 求められたときだけ「わかりやすく簡潔に」嫌みの無いように謙遜して語る 3.会話の流れを読む 相手の話にしっかり反応してあげて、次の人にパスしづらい話題は避ける 4.爽やかで清潔な外見を心掛ける(イケメンである必要は全くない 体型は気にしておくと安心できる) とりあえずこれが自然にできない奴はいじめられる確率高い -- 名無しさん (2010-09-07 03 02 56) というか、なんでほうっておけないの?いじめっ子は -- 名無しさん (2010-09-07 10 03 54) だるばむとか書いてすみませんでした -- 名無しさん (2010-09-28 16 20 20) いじめなんて現代の人柱だろう -- 名無しさん (2010-11-02 02 51 16) ↑↑↑↑ それを心がけた元いじめられっこの俺は、 両親にさえ本音を1%も伝えられない、 究極の内向人間になってしまいましたよ。 学校を卒業したら友達なんて一人もいなくなった。 -- 名無しさん (2010-11-02 02 58 16) ↑「大体が」って書いてある 治安の悪い底辺学校は理由なんてないだろうな あと君らもスレで煽ったりするじゃん 放っておけないのはアレと同じ心理なんだろう -- 名無しさん (2010-12-18 20 46 08) 早苗はいじめられるのがよく似合う -- 名無しさん (2010-12-19 21 26 20) 諏訪子が優しすぎて泣いた やっぱ東方は諏訪子が一番好きだ -- 名無しさん (2011-07-25 00 03 25) ↑同志よ! -- 名無しさん (2011-07-25 23 18 25) 神奈子も諏訪子もいい…… 東方に関しては欲が出てしまう俺ww -- 名無しさん (2011-07-27 00 56 03) 早苗... -- 名無しさん (2013-05-26 15 13 34) こういうのいじめられる原因がなんかショボいから作られた不幸って感じすんだよな 実際ディアボロぐらいじゃないと髪の色でいじめられるって事はない…はず -- 名無しさん (2013-05-31 06 36 56) 早苗~!クラスメイトウザイから殺してくらぁ!!! -- 名無しさん (2013-06-01 09 28 31) 確かに人間は醜い生き物なんだ。 -- 動かぬ探究心 (2013-06-04 21 17 10) お前らの嫁だろ、なんとかしろよ。 -- 名無しさん (2013-08-09 19 02 28) いじめをやる方は何を言っても無駄、諭すのが馬鹿馬鹿しくなる位救いようが無い。 それよりも救うべきなのは被害者の方だ。 没落する馬鹿な連中の道連れにならないようにするべきだ。 -- 名無しさん (2013-11-30 18 26 20) ウィッグあげたい。 -- 名無しさん (2015-02-14 23 50 50) 俺は途中から見れませんでした。胸が痛くなりすぎて…… -- 名無しさん (2015-06-18 22 43 03) ↑あー!わかります、可哀相ですが同時に早苗さんかわいいなぁぁと思ってしまいましたw -- ナナシ (2015-09-28 21 07 43) 読んでいて胸が痛くなった。自分もイジメに近い事をされていた時期が昔あったので、自分と照らし合わせてしまった。 東方projectの中でも早苗さんは大好きなキャラクターなので、何だか悲しかった。 -- 名無し (2015-10-09 05 00 26) かわいそう -- マウンテンバイクに乗ったこいし (2015-10-20 08 16 09) ニコニコ動画に上がっている 「古明地こいしのドキドキ大冒険」のPart7と結構かぶってる所ありますね... とやかく言うつもりはありませんが、リスペクトしたなら一言くらい何か書いた方がいいと思います、一応 -- 名無しさん (2015-10-25 21 22 28) ↑これのほうがさきだからリスペクトするのは逆じゃないかな -- 名無しさん (2015-11-03 22 43 00) 早苗はあんまり好きじゃない -- 名無しさん (2015-11-16 16 40 49) ↑3 実はこれの方が先に公開されたはず…… そのいいかたならこいしの方がネタかぶりしたがわなんですが…… -- 名無しさん (2016-11-24 17 35 18) 救いは完璧に無しで徹底的に追い込むのが見たい -- 名無しさん (2017-12-29 12 36 40) いじめっ子絶対にゆる早苗 -- ロリこん (2018-01-05 18 22 11) 名前 コメント
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UNDER 12KB 虐待-普通 観察 悲劇 自滅 ツガイ 野良ゆ 都会 現代 短めです 「UNDER」 ・短めです ・人間視点です ・羽付きシリーズの人間とは別人です 羽付きあき 冬ももう終わりというこの季節、私の家の裏で何やら声がする。 耳を澄ませば風の音や車が通る音に混じって「ゆ・・・ていっ・・・ね」や「ゆ~・・・ゅ~」やと聞こえる。 ゆっくりだろうか? 気だるさを感じながらそっと裏庭へと行く。ガスのボンベやエアコンの室外機、それに使わなくなって錆びた自転車などが置いてあるその場所に、似つかわしくない件の正体がいた。 「すーりすーり」「すーりすーり」・・・そんな声が聞こえる方向に目をやると、室外機をうまく使ってダンボールや古紙等でうまく壁を背にして作られた狭い空間に、ピッタリとくっついてグネグネと上下に体を変形させて擦り合わせているバスケットボール大の丸い何かが二個 ゆっくりだ。 いつここに居付いたのだろうか?辺りには菓子類の容器や壊れたプラスチックの籠などが置かれていた。持ってきて食べていたのか、それとも風を防ぐために積み立てているのかは定かではない。 見れば、「れいむ種」と「まりさ種」の様だ。 ベーシックな組み合わせではあるし、珍しいものでも何でもない。 風貌は汚く、泥やほこりにまみれて煤が付いたように汚れており、まるで土の上を転がったような感じに私には見えた。 砂糖細工の髪もバッジをつけた・・・少なくとも私がよく目にする「ゆっくり」とは程遠く。ボサボサで縮れた砂糖細工の毛が数ホン別の方向に飛び出している。 寒天の目の周りには、砂糖水が凝固したのか白っぽい汚れが瞼辺りにこびりついており、しかも黄色っぽく変色している様だ。 口を動かすたびに間に見える砂糖細工の歯は全体的に黄色っぽい茶色に変色しており、その根の部分にはこれまた同じ様にカスの様なものが付いている。 「歯糞」があるという事はこのれいむとまりさは水の確保ができていないようだ。 元来ゆっくりというのは綺麗好きで、常に水や「ぺーろぺーろ」等で清潔にする。 これは餡子を吐き出す以外に「カビ」というゆっくりにとって恐ろしいそれを防ぐ役割を持っているからだ。 汚くてもカビが生えることは滅多になく、常に傷んだ物や腐った物を食べていると、餡子の中にカビが付着しデロデロにとけるという現象が起こる。 外側にカビが生えても大したことはなく。水で洗って日に当たればカビはすぐになくなってしまう。 話が少々脱線したが、つまりはゆっくりは綺麗好きと言うことだ。そこらの山野に居る野生のゆっくりでさえ「がらがらさん」と言って口を水で漱ぐぐらいのことはする。 街ゆっくりの場合は常に湿っぽくそして汚い所におり、また水も雨が降った後の水たまりぐらいしか「ごーくごーく」できる物が無いので、こういった風貌になってしまうのだ。 当然のようにゆっくりにとって最も重要といえる飾りはボロボロだ。 まりさ種の方は帽子が所々解れて欠けており、とんがり帽子に巻いてある白いリボンが無い。 れいむ種のほうは右側のピコピコを束ねる丸い飾りが無くなっており箒の様にボワッと広がっていた。 大きなリボンは薄汚れて解れており、糸が4~5本飛び出してれいむが動くたびにユラユラと揺れているようだ。 しばらくするとこちらの様子に気づいた様で。私の前にボヨンと大きく跳ねて飛び出すと二体のゆっくりは空気を吸って体を大きく膨らませた。 れいむの方はピコピコが上下に揺れている。といっても、無事な左の方が上下にピョコピョコ揺れているように見えるが、右のピコピコはワサワサと広がった箒のような先端が揺れているようにしか見えなかった。 「ゆゆ!ここはれいむとまりさのおうちだよ!ゆっくりどこかにいってね!」 「ぷくーっ!まりさおこるんだぜ!はやくどこかへいくんだぜ!」 威嚇を繰り返すそのれいむとまりさを見て私はピンと来た。このゆっくり達は「飼いゆっくり」だと。 まず第一に街ゆっくりならば、威嚇の前に逃げ出すか、体当たりを仕掛けてくるだろうし、周りの容器類を見てもわかるように「菓子」や「惣菜」の類しか置かれていない。 野菜くずや魚の骨、そしてパン屑等、これが街ゆっくりが比較的食べるポピュラーな食糧だと言われている。 なので街ゆっくりが「おうち」を作った際には通常はこれらの残骸が転がっているはずである。 なのにその形跡は全くない。これはこのゆっくり達がそれらを食べられるものとすら理解していない証拠である。 この二体、恐らく銅バッジよくて銀バッジか・・・それも一番ランクの低いのに値すると推測できる。 山野のゆっくりと同じ気質のゆっくりがつい最近まで流行っていた。金バッジや銀バッジのゆっくりより割安だし、何よりある意味無害だからだ。 「ゆっくりする」という事を基本に動くゆっくりの中で、山野の気質を持つ・・・つまり原初のゆっくりに一番近いゆっくりは食料などをある程度抑えていれば「すっきり」をすることがない。 直感的に今の食料の量では子ゆっくりと一緒にゆっくりすることができないと理解するからだ。 これが近年のゆっくりなら「自身は飼いゆっくりなので子ゆっくりが増えればもっとゆっくりできるし、食料もそれに合わせて増やしてもらえる」と判断するため「すっきり」を断行するゆっくりがときたまいる。 ・・・だがブームが去れば実態はこうだ。いくら手間がかからないとはいっても流行り感覚で買ったやつらはこうやって捨てていく。 ゲスであれ何であれ街に適応した街ゆっくりでも、飼いゆっくりでもなくなったゆっくり。これが「捨てゆっくり」というものだ。 「ゆっくりしないではやくどこかにいってね!れいむおこるよ!」 「まりさもおこるんだぜ!ゆっくりしないでどこかへいくんだぜ!」 遮るようにれいむとまりさが声を上げる。さらに大きく膨れていた。 その目は純粋に輝いているが怒りを秘めている。 私はそのまま踵を返して戻る。「捨てゆっくり」ならばおうち宣言はしないだろう。 ・・・それにまだ威嚇する元気があるならばその内もっと餌場に近い場所に移動するだろう。 私の後ろからは「ゆっくりもうこないでね!」という声が聞こえるだけだった。 次の日、家の周りを散歩していると私の家からピョコピョコと跳ねる影が二つあった。あのれいむとまりさだ。 一体どこへ行くのか、少し興味をもったので付いていくことにする。 「ゆ!ゆ!れいむゆっくりはねるよ!」 「ゆ!ゆ!ゆっくりついてくるんだぜ!」 大きく体をつぶして斜め前に飛ぶと、前に再び体をつぶして着地する・・・それの繰り返しだ。 結構な早さだが歩いていてもついていける速度である。 固いコンクリートの上を何度も跳ねているせいか、底部が黒くガチガチになっている。 しばらく付いていくと壊れた自販機の前で止まった。 横にあるごみ箱をまりさが「ゆ!」と言って横に倒すと中からガラガラと音がした。 空き缶自体はあまりないのだろう。ごみ箱の中で音がしただけで外に飛び出しておらず、まりさがごみ箱の中に顔を突っ込んでゴソゴソと何やら探しているようだ。 れいむはまりさの背部をじっと見ているだけだった。しばらくゴソゴソと動いてまりさが顔を出すと、再びどこかへ跳ね出した。どうやら何もなかったようだ。 れいむもそれについていっているようだ。まりさの少し後ろについてボヨンボヨンと跳ねていある。 私はゴミ箱を立て直しながら、中をのぞいてみた。中には4~5本の空き缶とそれにこびりついたガチガチのガム、それとアイスクリームの袋がさびしく置いてあるだけであった。 再び付いていく。道路の端をボヨンボヨンと跳ねるゆっくり二体。まだ100mちょっとしか進んでいないがれいむとまりさには疲労の色が見て取れた。 あの様子を見るに殆ど食料をとっていないのだろう。捨てられて日が立たないのが幸いの様だ。 横からトラックがブロロロ・・・と音を立ててて走っていく。道路の幅はギリギリなので結構ゆっくりと隣接していた。 その時であった。トラックのタイヤから跳ねた小石がまりさに当たった。 まりさは着地と同時に口を大きく開けて寒天の目から涙を流し、涎と涙をあらんところにまき散らして大声でわめいた。 「ゆぎゃああああ!までぃざのおべべがあああああああ!」 「までぃざあああああああ!ゆっぐりじでいっでね!ゆっぐり!ゆっぐり!」 まりさの寒天の右目に直撃したようだ。少量の餡子と寒天の目がグズグズに混じった何かがそこに落ちていた。 切り裂くように飛んできた小石にあてられ、大きく傷ができたようだ。 「ゆぎぃぃいいい!おべべっ!までぃざのおべべええええええ!」 「ばりざゆっぐりよぐなっでね!べーろべーろっ!」 れいむが舌を伸ばしてぺーろぺーろをするが、まりさは相変わらず口をあけて残った寒天の目を見開いて砂糖水に涎と涙、そして大声をまき散らすだけだ。 私が近付くとれいむは寒天の両目から砂糖水の涙をダバダバと流しながらこちらを向いてこう言った。 「にんげんざん!まりざがゆっぐりでぎなぐなっでるよ!ゆっぐりだずげでねっ!」 とは言ったものの、小麦粉にといた水でくっつければ寒天の目は治るが、肝心のそれがグズグズになってしまっては手の打ちようがない。 れいむのけたたましい声を縫うように「ゆぐっ・・・!ゆ”・・・!ゆ”・・・!」と体を震わせるまりさがいた。 どうやらショック状態になってしまったようだ。 ・・・実はこれは別に重体とかそんなことはなく、単に「ゆっくりできない」という考えが大きくよぎっただけである。 つまり10分もすれば元に戻るだろう。 私がまりさを見て、どうしようもない旨を伝えると、れいむの方は業を煮やしたのか、まりさの砂糖細工のおさげを口で持ってズリズリと引っ張り始めた。 「ゆ!ゆ!まりさゆっくりがまんしてね!いまおうちさんにかえるからね!」 「ゆ”!ゆ”!」 それから私は引き返したためそのれいむとまりさの姿は見えなかった。ただ、餡子が尾を引いて地面に広がっているのを少しだけ確認できただけだ。 次の日、何やら裏庭が騒がしいので行ってみると案の定あのれいむとまりさが何やらちょこまかと動いていたようだ。 「までぃざあああああ!ゆっぐり!ゆっぐりじでいっでね!あんござんをばいだらゆっぐりでぎなぐなるよ!ゆっぐり!ゆっぐりぃ!」 「ゆげぇぇぇ・・・!ゆぶっ!ゆぶぶっ!」 まりさが口から大量の餡子を吐き出し、そのわきでれいむが声をあげて泣いている。 そばには食べかけのクッキーが残されていた。間に刻まれた「ゆ」のマークを見て私は直感した。 対街ゆっくり専用に加工所がそこらに配布している「ゆ除クッキー」というやつだろう。 恐らくあのれいむがクッキーをどこからかは知らないが持ってきてまりさに食べさせた所ああなってしまったと考えた方が妥当か。 まりさの方はふたまわりも小さくなっており、心なしか小麦粉の皮のハリと色艶もよくない。 余った小麦粉の皮がしわがれたように地面側に垂れており、まるで熟れ過ぎたトマトの様になってしまっている。 私が遠目に眺めているとまりさがふとグネグネと体をくねらせ始めた。 「ゆ”・・・!ゆ”!ゆぎっ!ぃぃぃいいいいいいぎぎっぎぎぎぎっぎゃががががああああああああ!!」 「ばりざああああああああああ!?」 突如まりさが寒天の目を見開いたかと思うと餡子を口からはき飛ばしながら凄まじい奇声を上げ始めた。 残った寒天の目がまるでカメレオンの様にグルグルと回り始めると、舌をあらん限り伸ばしてグネグネと激しく体を揺らす。 「ゆっぐりじでいっでね!ばりざ!ゆっぐりじでいっでね!ゆっぐり!ゆっぐりじでぇぇぇ!!」 れいむの叫びもお構いなしにまりさの行動は終わらない。あにゃるから、寒天の目から、それこそゆっくりにあいている穴という穴から餡子の混じった砂糖水が「ぶぴっぶぴっ」と音を立てて出始める。 「ゆぼぉげげげげえええええええええぼろろろおおおおおおおお!!ゆっがっごぼぼぼぼぼぼおおおおおおおお!!??」 「おぐぢざんをどじでねまでぃざっ!あんごがでぢゃっだらゆっぐりでぎないよ!」 れいむがそう言ってもまりさの餡子の流出は止まらなかった。 その時、れいむが機転を利かせてまりさの顔面を地面に押しつけるようにして抑え始める。 「ゆ!まりさゆっくりがまんしてね!」 「ゆぐっ!ゆぐぅぅぅぅうううう・・・!!」 何とか一時的に餡子がながれる事はなくなったが、それも束の間、今度はなんとあにゃる部分、つまり後部の方の小麦粉の皮が異常に膨れ始めた。 わかりやすく形容するならば「なすび型lならぬ「ひょうたん型」といったところか。 あにゃるからぶぴぴっと音がして餡子が漏れ始める。次の瞬間、まりさの後部がバックリと裂けて餡子が漏れ出した。 「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!?までぃざああああああああああ!?ゆっぐりいいいいいいいい!?」 まりさの方は完全に動かぬ饅頭となってしまったようだ。ピクリとも動かなくなった。 「どぼじでえええええええええええええええええ!!ごんなのゆっぐりでぎないいいいいいいいいいいい!!」 れいむの叫びが辺りに響く。勝手に餡子をぶちまけて大声で喚き散らされれば迷惑なのだが、餡子と砂糖水を身に纏いそこらの砂やゴミを巻き込んで絶叫するれいむ。それを見ていると襲いかかってきそうなほどの気迫があったので尻込みしてしまい、結局私は家の中へとすごすごと戻ったのだった。 結局それから数分もすると声は聞こえなくなった。切り替えが早かったのだろうか? 風の吹く音だけが辺りには響いている・・・ それから三日後・・・ あのれいむの様子が気になった私は裏庭をのぞいてみた。 「ゆ”・・・ゆ”・・・おながずいだよぉぉ・・・」 そこには一回り小さくなったれいむが壁にもたれかかってブツブツと口を動かしている姿があった。 あれから食料調達もうまくいかなかったのか、理由は分からないがどうやら何も食べていない様だ。 まりさは帽子しか残っていなかった、れいむがこんな状態という事はどこかへやったのか何かをしたのだろう。少なくとも食べたわけでは無いようだ。 既に寒天の目はからからに乾いて輝きを失っており、薄汚れていた小麦粉の皮はハリや色艶をさらに失ってもっと小汚く見えた。 私に気がついたのか、のっそりとした動きでもぞもぞと動き始める 「ゆ・・・にんげんさんはゆっぐり・・・でぎないよ・・・れいむ・・・ゆっぐり・・・にげるよ・・・」 一般的なはめるイメージとは裏腹に、ずりずりと底部を這うようにして移動し始める。その動きはかなり遅いがそれが今の必死なのだろうか。 「ゆ”・・・ゆ”・・・」 私はモゾモゾとどこかへ行くれいむを見て家に戻った。 ・・・それからあのれいむの姿は見ていない。 れいむとまりさがいたスペースは、どこかガランとして寂しく使われなくなったものが置かれているのみだ。 どこかへいったのか、それとも他のゆっくりの餌食になったのか。それを知る術はもうどこにもなかった。 あのれいむとまりさを見るたびに思う。ゆっくり達の言う「ゆっくりする」という事は一体どういう事なのかを。 それを知る術はもうなかった。 裏庭には主を失ったボロボロのトンガリ帽子だけがさびしく風にゆらゆらと揺れている。 過去に書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 504 かりすま☆ふぁいたー ふたば系ゆっくりいじめ 516 サバイバル・ウィンター ふたば系ゆっくりいじめ 527 シティ・リベンジャーズ ふたば系ゆっくりいじめ 582 ビルディング・フォレスト ふたば系ゆっくりいじめ 587 バトル・プレイス ふたば系ゆっくりいじめ 592 コールド・ソング ふたば系ゆっくりいじめ 604 ロンリー・ラック ふたば系ゆっくりいじめ 625 ループ・プレイス ふたば系ゆっくりいじめ 632 フェザー・メモリー(前編) ふたば系ゆっくりいじめ 643 フェザー・メモリー(後編) ふたば系ゆっくりいじめ 690 ウィンター・ブルース ふたば系ゆっくりいじめ 706 シティ・エレジー ふたば系ゆっくりいじめ 1051 街を跳ねるもの達 羽付きあきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 観察系なんだからこの態度でいいんだよ ていうか別にこのお兄さんなよなよしてないだろ -- 2016-07-18 02 00 37 このお兄さんがなよなよしくて、一番イライラした。 馬鹿な捨てゆっくりなんかにどうしよもないと伝えるなんて。ゆっくりなんて蹴ってどかせばいい。 -- 2016-02-10 15 23 41 ゆっくり堕ちてね!!! -- 2010-07-24 15 34 55 哀れだ -- 2010-07-08 05 41 38
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このページには、ゆっくりいじめ系1001~1250まで一覧となっています。 作品の後ろにある文字の説明はジャンルマークについてに纏めてあります。 1000以前および1251以降につきましては下記から。 ゆっくりいじめ.250 ゆっくりいじめ.500 ゆっくりいじめ.750 ゆっくりいじめ.1000 ゆっくりいじめ.1500 ゆっくりいじめ.1750 ゆっくりいじめ.2000 ゆっくりいじめ.2250 ゆっくりいじめ.2500? ゆっくりいじめ.2750? ゆっくりいじめ.3000? ゆっくりいじめ系1001 考え方の根本が違うそ無 ゆっくりいじめ系1002 鯛焼き ゆっくりいじめ系1003 万能お兄さん1_1 ゆっくりいじめ系1004 万能お兄さん1_2 ゆっくりいじめ系1005 出産妨害ってほど妨害してない ゆっくりいじめ系1006 ゆっくり郷 ゆっくりいじめ系1007 見守るドスまりさ制無 ゆっくりいじめ系1008 後悔、先に立たず ゆっくりいじめ系1009 家にゆっくりが居た ゆっくりいじめ系1010 ゆっくりクイズ ゆっくりいじめ系1011 ありすに厳しい群れ(中) ゆっくりいじめ系1012 冬のゆっくり そ 環 家 ゆっくりいじめ系1013 手を汚すのが嫌いな虐待おねーさん(その1) ゆっくりいじめ系1014 どすのせいたい ゆっくりいじめ系1015 プロの虐待お兄さん ゆっくりいじめ系1016 家畜饅頭ゆプー(前)虐家機料道無 ゆっくりいじめ系1017 家畜饅頭ゆプー(後)虐機道無 ゆっくりいじめ系1018 忘却? ゆっくりいじめ系1019 ゆ狩りー1 虐 家 ゆっくりいじめ系1020 ゆ狩りー2 虐 家 ゆっくりいじめ系1021 ゆっくり駆除アリス 虐 家 性 ゆっくりいじめ系1022 万能お兄さん2_1 ゆっくりいじめ系1023 万能お兄さん2_2 ゆっくりいじめ系1024 嘘つき少女の悲劇 制 捕 ゆっくりいじめ系1025 赤姫 ゆっくりいじめ系1026 ゆっくり宅に挨拶 ゆっくりいじめ系1027 ゆっくりの救急車 ゆっくりいじめ系1028 盲導ゆっくり(前編)制無 ゆっくりいじめ系1029 盲導ゆっくり(後編)制無 ゆっくりいじめ系1030 ドキッ☆ゆっくりだらけの運動会 ゆっくりいじめ系1031 ドキッ☆ゆっくりだらけの運動会2 ゆっくりいじめ系1032 手を汚すのが嫌いな虐待おねーさん(その2) ゆっくりいじめ系1033 大根の本気 虐 制 環 ゆっくりいじめ系1034 プロの虐待お兄さん2 ゆっくりいじめ系1035 赤ゆれいむ ゆっくりいじめ系1036 レポート ゆっくりいじめ系1037 僕とわがまままりさのギスギスしたおもてなし ゆっくりいじめ系1038 たっぷりしていってね!_01 ゆっくりいじめ系1039 たっぷりしていってね!_02 ゆっくりいじめ系1040 チャリンコ 虐 家 無 ゆっくりいじめ系1041 ゆっくり一家、デパートへ逝く ゆっくりいじめ系1042 蹴る虐家無 ゆっくりいじめ系1043 彼岸花 ゆっくりいじめ系1044 ゆっくりと共同生活 ゆっくりいじめ系1045 奇跡のゆっくりプレイス ゆっくりいじめ系1046 一匹のゆっくりを捕まえてきた ゆっくりいじめ系1047 発電する国虐環機無 ゆっくりいじめ系1048 一匹のゆっくりを捕まえてきた。2 ゆっくりいじめ系1049 一匹のゆっくりを捕まえてきた。3 削除しました 削除しました ゆっくりいじめ系1052 ゆっくりとガチバトル そ ゆっくりいじめ系1053 ゆっくり咲夜来襲! ゆっくりいじめ系1054 子沢山(にんっしんっ篇) ゆっくりいじめ系1055 コシアンルーレット 前編 ゆっくりいじめ系1056 ゆっくり漫才 ゆっくりいじめ系1057 万能お兄さん3_01 ゆっくりいじめ系1058 万能お兄さん3_02 ゆっくりいじめ系1059 種付けゆっくり・前編 ゆっくりいじめ系1060 種付けゆっくり・後編 ゆっくりいじめ系1061 まきぞえ ゆっくりいじめ系1062 甘い言葉虐無 ゆっくりいじめ系1063 ゆっくり黄昏てね ゆっくりいじめ系1064 ゆっくり潰し ゆっくりいじめ系1065 奇形たちの楽園 前編 ゆっくりいじめ系1066 奇形たちの楽園 後編 「ゆっくりいじめ系1067 冬篭りのせいで歯車がズレたか……は作者の要請により削除されました。」 ゆっくりいじめ系1068 放置プレイ? ゆっくりいじめ系1069 ゆっくり想像妊娠(前編)制環捕無 ゆっくりいじめ系1070 ゆっくり想像妊娠(後編)制環捕無 ゆっくりいじめ系1071 コシアンルーレット 後編 ゆっくりいじめ系1072 ドキッ☆ゆっくりだらけの運動会3 ゆっくりいじめ系1073 ゆっくり視点 ゆっくりいじめ系1074 まりさとぱちゅりーの子育て_01 ゆっくりいじめ系1075 まりさとぱちゅりーの子育て_02 ゆっくりいじめ系1076 てんことお兄さん2 ゆっくりいじめ系1077 飼い猫のジョン ゆっくりいじめ系1078 何かがいる ゆっくりいじめ系1079 僕とわがまままりさのギスギスしたごっこ遊び ゆっくりいじめ系1080 母をたずねて三里 ゆっくりいじめ系1081 戦闘お兄さん001 ゆっくりいじめ系1082 まりさは貝になりたい 本編 ゆっくりいじめ系1083 ゆっくりーまん ゆっくりいじめ系1084 ゆっくり実験01 ゆっくりいじめ系1085 ゆーちぇ ゆっくりいじめ系1086 ゆっくり家族愛 ゆっくりいじめ系1087 潜入!ボスの群制無 ゆっくりいじめ系1088 まりさとぱちゅりーのお引越し ゆっくりいじめ系1089 青い空 ゆっくりいじめ系1090 ゆっくり食べてね! ゆっくりいじめ系1091 情報屋まりさ ゆっくりいじめ系1092 のうかりんランド① ゆっくりいじめ系1093 ゆっくりエレエレしてね! ゆっくりいじめ系1094 黒ゆっくり1 ゆっくりいじめ系1095 鉄ゆ ゆっくりいじめ系1096 飼いドス ゆっくりいじめ系1097 アストロン ゆっくりいじめ系1098 アストロン対策 ゆっくりいじめ系1099 頭 ゆっくりいじめ系1100 不幸なゆっくりまりさ ゆっくりいじめ系1101 冬の三角形 ゆっくりいじめ系1102 醜い男 ゆっくりいじめ系1103 capsize 1 ゆっくりいじめ系1104 capsize 2 ゆっくりいじめ系1105 ゆっくりホームステイしていってね!! ゆっくりいじめ系1106 一匹のゆっくりを捕まえてきた。外伝1 ゆっくりいじめ系1107 ゆくぶつかん ゆっくりいじめ系1108 赤ちゃんまりさとまりさつむり ゆっくりいじめ系1109 やっぱりこの人はすごい ゆっくりいじめ系1110 頭の良いゆっくり ゆっくりいじめ系1111 協定破棄 復 無 ゆっくりいじめ系1112 社会とゆっくり 1 ゆっくりいじめ系1113 社会とゆっくり 2 ゆっくりいじめ系1114 最強の遺伝子 ゆっくりいじめ系1115 ゆっくり食べてね! ゆっくりいじめ系1116 2008年宇宙の旅 ゆっくりいじめ系1117 ゆっくり剥製 ゆっくりいじめ系1118 ベーシック加工場を目指してみた ゆっくりいじめ系1119 悲しき聖帝ゆっくり! お前は愛につかれている!!1 ゆっくりいじめ系1120 加害者ありすの献身虐制性無 削除しました ゆっくりいじめ系1122 恐怖のリッツパーティ ゆっくりいじめ系1123 定型句 ゆっくりいじめ系1124 スカウトマンゆかりん前 ゆっくりいじめ系1125 スカウトマンゆかりん後 ゆっくりいじめ系1126 れいむの転落人生 ゆっくりいじめ系1127 ありすほいほい ゆっくりいじめ系1128 悲しき聖帝ゆっくり! お前は愛につかれている!!2 ゆっくりいじめ系1129 庇護 ゆっくりいじめ系1130 ゆっくりちくろ ゆっくりいじめ系1131 悲しき聖帝ゆっくり! お前は愛につかれている!!3 ゆっくりいじめ系1132 庇護─選択の結果─ ゆっくりいじめ系1133 ゆっくりCUBE外伝(後) ゆっくりいじめ系1134 おろし金 ゆっくりいじめ系1135 ちょっと熱めなお兄さん ゆっくりいじめ系1136 恵みの饅頭 ゆっくりいじめ系1137 ゆっくり苺大福 「ゆっくりいじめ系1138は作者さん要請により削りました。by管理人」 ゆっくりいじめ系1139 やねのうえのゆっくり ゆっくりいじめ系1140 親れいむのがんばり ゆっくりいじめ系1141 ゆっくりする事を求めて(前) ゆっくりいじめ系1142 ゆっくりする事を求めて(中) ゆっくりいじめ系1143 ゆっくりする事を求めて(後)1 ゆっくりいじめ系1144 ゆっくりする事を求めて(後)2 ゆっくりいじめ系1145 硬いお菓子 ゆっくりいじめ系1146 スーパー系お兄さん 1 ゆっくりいじめ系1147 スーパー系お兄さん 2 ゆっくりいじめ系1148 ゆっくりベビーシッター ゆっくりいじめ系1149 ゆっくりさくやと私 ゆっくりいじめ系1150 人里は餡外魔境 ゆっくりいじめ系1151 ひも付きゆっくり家族 ゆっくりいじめ系1152 僕とわがまままりさのギスギスした山登り ゆっくりいじめ系1153 ありすに厳しい群れ(後) ゆっくりいじめ系1154 じっくり虐待・1 ゆっくりいじめ系1155 じっくり虐待・2 ゆっくりいじめ系1156 お兄さんとドスれいむ ゆっくりいじめ系1157 変わる日常。変わらないもの ゆっくりいじめ系1158 毒人形 「ゆっくりいじめ系1159 ゆふらんセブン 哀・まりさ編は作者さんの要請で削除されました。」 ゆっくりいじめ系1160 子れいむのがんばり ゆっくりいじめ系1161 まだ見ぬゆっくりを探して ゆっくりいじめ系1162 人間 ゆっくりいじめ系1163 冬ごもりすっぞ!? ゆっくりいじめ系1164 虐殺お兄さんの弱点 ゆっくりいじめ系1165 ゆっくりれみりゃの生涯 『希少種への進化編』 ゆっくりいじめ系1166 ゆっくりによる裁判 ゆっくりいじめ系1167 ゆっくりゆうかの一生 ゆっくりいじめ系1168 鬼意屋敷殺人事件 ゆっくりいじめ系1169 ゆっくり転生 ゆっくりいじめ系1170 等価交換 ゆっくりいじめ系1171 しろくろ ゆっくりいじめ系1172 二匹のゆっくりを育ててみた ゆっくりいじめ系1173 しろれいむ 1話 ゆっくりいじめ系1174 頭 ゆっくりいじめ系1175 灼熱地獄 ゆっくりいじめ系1176 甘い話には裏がある(前) ゆっくりいじめ系1177 甘い話には裏がある(中) ゆっくりいじめ系1178 甘い話には裏がある最終話 ゆっくりいじめ系1179 どり~む ゆっくりいじめ系1180 ゆっくりホームステイしていってね!! 2 ゆっくりいじめ系1181 しろれいむ 2話 ゆっくりいじめ系1182 悪徳の栄え1 ゆっくりいじめ系1183 おねしょゆっくり ゆっくりいじめ系1184 のうかりんランド② 1 ゆっくりいじめ系1185 のうかりんランド② 2 ゆっくりいじめ系1186 二匹のゆっくりを育ててみた。2 ゆっくりいじめ系1187 ジュースを片手に森で踊ろう ゆっくりいじめ系1188 漢方『湯繰丹』 ゆっくりいじめ系1189 心地よい箱 ゆっくりいじめ系1190 ゆっくりの巣 ゆっくりいじめ系1191 どすの加工所 ゆっくりいじめ系1192 ゆっくりさとり ゆっくりいじめ系1193 れいむをまもるもの ゆっくりいじめ系1194 ゆっくりの裏ビデオ ゆっくりいじめ系1195 ゆっくり釣っていってね!!! ゆっくりいじめ系1196 ゆっくり釣らないでね!!! ゆっくりいじめ系1197 おでんとからし ~おでん~ ゆっくりいじめ系1198 おでんとからし ~からし~ ゆっくりいじめ系1199 ゆっくりできた日々1 ゆっくりいじめ系1202 ゆっくりプリズムリバー ゆっくりいじめ系1203 うーぱっくと果樹園 ゆっくりいじめ系1204 観察 ゆっくりいじめ系1205 幻想樹の迷宮 ゆっくりいじめ系1206 幻想樹の迷宮Ⅱ ゆっくりいじめ系1207 もりのおう ゆっくりいじめ系1208 あるゆっくり魔理沙の記録 ゆっくりいじめ系1209 ことばのろうそ環家無 ゆっくりいじめ系1210 もやし ゆっくりいじめ系1211 扇風機 ゆっくりいじめ系1212 仲良し姉妹 ゆっくりいじめ系1213 ともだち ゆっくりいじめ系1214 【餡れいざー】 ゆっくりいじめ系1215 取らぬゆっくりの餡算用 ゆっくりいじめ系1216 実力の無い話 ゆっくりいじめ系1217 水夫と学者とゆっくりと ゆっくりいじめ系1218 ゆっくり ゆっくりいじめ系1219 ゆっくりとにとり ゆっくりいじめ系1220 ゆっくりいじめ系1221 むてきまんじゅう さんゆっくすりぃ vs 農耕士○ンバイン(嘘) ゆっくりいじめ系1222 ゆっくり繁殖させるよ! ゆっくりいじめ系1223 終わらないはねゆーん 前編 ゆっくりいじめ系1224 モンスターバスター ゆっくり襲来vol.1 ゆっくりいじめ系1225 少年 ゆっくりいじめ系1226 悪徳の栄え2 ゆっくりいじめ系1227 ゆー戯王 ゆっくりいじめ系1228 ありすの望み ゆっくりいじめ系1229 ゆっくりが好きな子供 ゆっくりいじめ系1230 万能お兄さん4 ゆっくりいじめ系1230 万能お兄さん4_2 ゆっくりいじめ系1231 こんにゃゆっくちいりゅかな?そ家 削除しました ゆっくりいじめ系1233削除 ゆっくりいじめ系1234 【樽】 ゆっくりいじめ系1235 現ゆ ゆっくりいじめ系1236 頭の良い生き物 ゆっくりいじめ系1237 ゆっくりサファリパーク ゆっくりいじめ系1238 ゆっくりsacrifice ゆっくりいじめ系1239 マタニティゆっくり 前編 ゆっくりいじめ系1240 でーしーえす ゆっくりいじめ系1241 【球体】 ゆっくりいじめ系1242 日々淡々とした話 ゆっくりいじめ系1243 兵器にもならぬゆっくり ゆっくりいじめ系1244 トカゲのたまご1 -たまご ゆっくりいじめ系1245 徹夜でゆっくりしようぜ! ゆっくりいじめ系1246 二人のお兄さんと干しゆっくり ゆっくりいじめ系1248 人間の味方 ゆっくりいじめ系1249 赤ゆっくり物語 ゆっくりいじめ系1250 緩動戦士まりさ
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まりさとおちびちゃん 6KB 愛で 観察 ツガイ 赤ゆ 子ゆ 愛護人間 独自設定 「まりさとおにいさん」の続きです 『まりさとおちびちゃん』 独自設定 『まりさとおにいさん』の続きです ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 先日、ぱちゅりーに子供が生まれた。 当然、まりさとの子だ、 結局生まれたのは2匹で、各種1匹ずつだったので、 里子にも出さずに家で飼う事にした。 まりさは当然喜んだ。 しかし、どうやって教育していくか悩んでいるようだ。 ゆっくりは甘やかせばゲス化する。 しかし厳しく育てるには、生まれた子供の資質が少し変わっていた。 長女 ぱちゅりー まりさ種の餡を強く継いでしまったらしく、やたらと元気一杯である。 知識欲よりも好奇心が旺盛で、やたらと家の中を跳ねる体育会系少女 次女 まりさ ぱちゅりー種の餡を強く継いだしまったらしく、大人しく運動は苦手、 母と一緒に、絵本やチラシを見るのが大好きな日陰少女 こんな子供だったので、撮影旅行には連れて行けない、 正直、まりさの子供にカメラを持たすと、 どんな映像が撮れるのか興味あったで、少し残念だ。 先日のカメラ改良後、ぱちゅりーと子供の記念撮影をさせてみたが、 家族には特に影響はないようだ。 たった1枚撮るのに、オレンジジュースや小麦粉などの装備を用意して挑んだのだが、 まぁ何事も無くて良かった。 『むきゅ~!ぱちゅのくりゅ~むがたぎゅりゅわぁ~』 暴れ足りないらしく、 玩具の人形を引っ張り、筋トレに勤しむ子ぱちゅりー、 こんな子供でもぱちゅりー種には違いない、 ぱちゅりーは勉強を教えようと頑張っていた。 『むきゅう!おちびちゃん、こっちにきてままとおべんきょうしましょう。』 『おべんちょう?』 『そうよ、いっぱいべんきょうしないとかしこくなれないわ。』 『かちこくなっちゃら、ちゅよくなれる?』 どうしても最強を目指したいらしい、まるで?のようだ、 しかしぱちゅりーも諦めない、 『むきゅう・・・そうね。さいきんはすぽーつさんも、かがくさんのじだいなのよ。 おちびちゃんがさいきょうになるには、おべんきょうもだいじよ。』 『むきゅう!わきゃったわ、ぱちゅもきゃぎゃくさんをたくちゃんまにゃぶわ!』 科学を学ぶべく、張り切る子ぱちゅりー、 でも何を教える気であろう? 存在そのものが非常識な生きる饅頭である。 こいつらに科学は通用するのだろうか・・・・ 子まりさと一緒にまずは数字の勉強から始める。 『いい?1・2・3・4~』 母に続いて子まりさ 『いち・にー・ちゃん・ちー』 そして子ぱちゅりー 『い~ち・に~・ちゃ~ん・だ~』 1匹だけ変な数え方をしている。 どうやらCMで闘魂の人の数え方を覚えたらしい、 人でもゆっくりでも、子供はくだらない事はすぐに覚える。 『おちびちゃん?3の次は4でしょ?「だー」じゃ無いわ。』 当然、修正するぱちゅりー、 『むきゅ?でもちゃいきょーさんはきょうきゃぞえりゅのよ。』 闘魂の人が最強だから、その人を模範としているらしい、 ゆっくりは基本、1~3までしか数えれない、 だから4以降をどうやって覚えるかが鍵なのだが・・・・ 道のりは厳しそうだ。 これが一昔前なら、大山 倍達にでも憧れて、 「ゆっくりバカ一代」でも目指したのだろうか? まぁ闘魂の人が、今のカリスマかと聞かれれば、 それもどうだろうと思う。 何にせよ、子まりさは余裕で4はクリアー出来そうだが、 子ぱちゅりーには、壁は高いようだ。 ぱちゅりーが母として困っているように、 まりさも父として困っていた。 子まりさが運動を嫌がるのだ、 まりさ種の能力は、器用さと運動能力にある。 棒等の道具を使うにも、ゆっくりには体力がいるので、 日頃からの運動は必須である。 『おちびちゃん、ぱぱとぴょんぴょんはねるのだぜ。』 まりさは子まりさに、動く喜びを教えようと、 まずは遊びながら教える事にしたようだ。 しかし・・・・・ 『まりちゃはみゃみゃと、えほんしゃんよみたいよ。』 運動には、まったくやる気を見せない、 『むきゅ~ぱちゅがぴゃぴゃとはにぇるわ~』 運動を始めると、子ぱちゅが勉強放り出して参加してくるので、 まりさとぱちゅりーは餡子を悩ませている。 そこで俺は、子ぱちゅりーと子まりさに、 勉強と運動を兼ねた、 人の幼児用知的遊具を購入してみた。 「ほら、ぱちゅりー4はどれだ?」 『むきゅ~!こりぇよ~ふにゅぅぅ!!』 4のブロックを必死に引きずってくる。 「おーいまりさ、「な」はどれかな?」 『これだにぇ~ゆっくちおちゅよ』 ボタンの上で、跳ねる子まりさ 簡単な数字や文字のボタンやブロックなのだが、 ゆっくりが扱うには、かなり体力がいる。 これで、知識と体力の両方を得る事が出来るだろう。 『おにいさん、ありがとうなんだぜ~』 『むきゅう!かんしゃしますわ。 ぱちゅたちのおちびちゃんは、なんだかとってもむずかしいわ。』 まりさ達には、種族の常識が壁となり、 逆でも問題無いと言う考えには至らなかったようだ。 別に野良じゃないんだから、俺は別に良いと思う。 逆と言っても、 子ぱちゅりーは、まりさ種程の体力は無い、 ぱちゅりー種にしては体力がある程度だろう。 勉強も興味が向かないだけでやれば出来る子だと思う。 子まりさも同じ事だ、 基本能力に対する変化は限度がある。 慌てる必要は無い、甘やかさずゆっくりやっていけばいい、 しかし、どうも一癖あるゆっくりが揃うな・・・・・・・ 知らないだけでぱちゅりーにも何かあるかもしれない、 まぁいずれ判る日もくるだろう。 今度の撮影旅行はどうしようかと思案する。 子まりさはともかく、子ばちゅりーは母の手に余りそうだ、 流石に連れてはいけないし困った。 なんとかしないと・・・・ そんな時、事件は起こった。 『むきゅきゅきゅきゅぅぅ・・いちゃいよ・・・』 『むきゅう!おちびちゃんしっかりするのよ!』 子ぱちゅりーが怪我をした。 まだピンポン玉サイズのくせに、机から飛び降りたのだ。 この高さはまりさでも躊躇する高さである。 「どれだけ・・・・頭悪いんだこいつは?」 正直驚いた、子ゆの目からは途方も無いであろう高さを飛んだのだから、 度胸はあると思う・・・・・ 幸いにも、撮影時に用意した、 オレンジジュースや小麦粉が役にたった。 まぁこれで暫くは大人しくなってくれると助かる。 治療ついでに、少し細工をする事にした。 まず小麦粉をオレンジジュースで捏ねて生地を作る。 それを水に漬けてよく洗う、 すると最終的にグルテンだけが残る。 それで傷口を塞いだ、これなら普通より破れにくいと思う。 通常よりも安定するには時間がかかるかもしれないが、 その方が好都合だ、 看病は、ぱちゅりーに任せて撮影に出る事が出来る。 『おちびちゃんは、おとなしくしておくのだぜ』 まりさは、子供が怪我したと言うのに撮影旅行に行く気のようだ。 親としてそれもどうだろう? まぁ、まりさが看病に役立つとは思えないが、 お前の撮影は仕事じゃないだろう。 「ゆっくりが撮った決定的瞬間写真集」 が出来そうな写真ばかり撮るくせに、 何となく、売れそうな気がするのは何故だろう・・・・・ 今回は、桜の写真撮影だから人ごみも多くなる。 「お前も今回は留守番だよ!親が子供看ないで誰がみるんだよ・・・」 『ゆゅ~ゆっくりりかいしたよ。』 この際だから、まりさにも留守番を言いつけた。 明後日の昼には帰れるだろう。 お土産には何が良いかなと、 思案しながら出かける用意をするのであった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー デスラッチまりさの子供も、少し変わったゆっくりにしようと考えていたら、 こんな子供になってしまいました。 そのうち、ぱちゅりーやお兄さんの外伝も書けたら良いなと考えております。 でも種を終わらせないと・・・・・・ 頑張って添削をやっております。 それでも抜ける誤字・脱字は勘弁して下さい。 これまで書いた物 ふたば系ゆっくりいじめ 1097 ゆ虐ツアー ふたば系ゆっくりいじめ 1111 ゆ虐ツアー お宅訪問編 ふたば系ゆっくりいじめ 1116 雪原のまりさ ふたば系ゆっくりいじめ 1122 ゆヤンワーク ふたば系ゆっくりいじめ 1129 まりさの思い出 ふたば系ゆっくりいじめ 1152 まりさとつむり ふたば系ゆっくりいじめ 1154 ゆっくり種 ふたば系ゆっくりいじめ 1156 ゆっくり種2 ふたば系ゆっくりいじめ 1160 まりさとおにいさん ふたば系ゆっくりいじめ 1169 ゆっくり種3 ふたば系ゆっくりいじめ 1174 まりさとまま ふたば系ゆっくりいじめ 1188 ゆっくり種4 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る
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ゆっくりちるのの生態 14KB いつもハードな虐待ばかり書いてるんで、たまにはほのぼの系。 夏も終わって、ちるのも構われなくなったので、いい頃合いかなーって。 『ゆっくりちるのの生態』 D.O ゆっくりちるの。 中身がアイスクリーム(ソフトクリーム)である、いわゆる希少種である。 中身も中身なため、冷気を操ること、にとりと同じく水に耐性を持つこと、 ゆっくりでは珍しい空を飛ぶ能力を持つことなどは知られている。 しかし、ちるの達がどのように生まれ、何を食べ、どのようなおうちに住んでいるのか、意外と知られていない。 たとえば、多くの通常種が3か月周期で誕生~成体となるのに対し、 ちるのは1年かけてじっくりと成体に育つことなども、知られていないことの一例であろう。 そこで今日は、ゆっくりちるのの生活を一年を通して追っていくことで、学んでいきたいと思う。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 冬の中頃から春にかけて、水質の良い川や湖を訪れると、 水面からすくっと伸びた水草の、茎の水面付近に白い物がくっついているのが見える。 ショートケーキのデコレーションと言っても違和感のないこれ、 この白い塊一つ一つが、ゆっくりちるのが産声を上げるまでのゆりかごなのである。 この高栄養のゆりかご内には、ちるのの卵が一つづつ産み付けられている。 未だすーやすーやと寝息を立てながら産まれる時を待つちるの。 彼女たちはどのようなゆっくりした未来を夢見ているのであろうか。 今は春、多くの通常種達が汚らしくすっきりーしてゴミのような子饅頭を量産するころ、 この白いクリームがもぞもぞとうごめき、青い宝石のような赤ちるのが顔を出す。 「あたいっ!!!」 元気よくクリームから飛び出す赤ちるの、その大きさは一般的なビー玉サイズであり、 一般的に言われる赤ゆっくりよりもさらに一回り小さい。 しかし、ちるの達はこの小さなサイズの中に、実に多くの驚くべき力を秘めているのだ。 と、いうよりも、ある程度の能力が備わって誕生しないと、産声を上げる前に永遠にゆっくりする。 空を飛ぶことができないと水没するし、弱すぎると卵の殻を割ることもできず餓死する。 そもそもクリームが水に流されてしまうと誕生することもできない。 産み落とされたちるののうち、7割が産まれることすらできずにその生涯を終える。 幸運こそが、ゆっくりに求められる最大の能力なのだ。 「あたいっ!あたいっ!」「あたいっ!!」「あたたいっ!」 とはいえ、いったん産まれてしまえば強いのがちるのである。 なんといっても空を飛びまわれることは大きい。 それに、クモの巣程度に引っ掛かるほどには弱くもなく、 しかも産まれたてのこの時期は、ちるのはクリームというよりは氷そのものであることから、 鳥にも狙われることがない。 「とりさぁぁぁぁああん!おちびちゃんつれていかないでぇぇぇぇ!!」 「ゆーん、おしょらとんでるみちゃいー。ゆっ!ゆぴぃぃぃぃいいい!!れいみゅをたべにゃいでぇぇぇぇ!!」 などということが行われている間に、赤ちるのは水面すれすれを飛びながら、 ちょん、ちょん、と水に口をつける。 赤ちるの~子ちるのは、サイズの問題もあるが、もっぱら水を主食としている。 研究者によっては、プランクトンや水草を食べているのだ、という者もいるが、 どちらにしても食事風景はこの様な実に優雅なものである。 生ゴミや土まみれの虫をあさましくむさぼり食う駄饅頭とは別世界の存在と言っていいだろう。 「あたいっ!!!」 こうして、ちるの達の春はゆっくりと過ぎていくのである。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 夏、ちるのはテニスボールサイズまで育ち、 水草の陰ですーやすーやするには大きくなりすぎてしまった。 そろそろちゃんとした『おうち』が必要な時期である。 そんな夏の日、ゴミれいむとクズまりさのつがいが、5匹の赤饅頭と一緒に一匹の子ちるのを囲んでいた。 この時期に湖や川でよく見かける光景である。 「ゆーん、ちるのはおばかだけど、すずしくてきもちいいよ!」 「あたいったらゆっくりね!」 「ゆーん、ゆっくちー。」 「・・・そーだぜ!ばかちるのをおうちにつれていったら、いっつもすずしいのぜ!さぁ、くるのぜ!」 「あたい!あたいー!」 ちるの、めーりんのような片言しか話せない種は、 通常種にとってはゆっくりできていない、低能なゆっくりということらしい。 そんな通常種からすれば、この子ちるのは夏の間自分たちが快適に過ごすための奴隷のようなものなのである。 ちるの自身もさほど抵抗する気配がないのをいいことに、 このゴミ一家はちるのの羽をお口でつまみあげて、強引におうちに連れ帰っていった。 だが、実のところ片言しかしゃべれないゆっくり種といえば、 めーりん、ちるの、るーみあ、れみりゃ、ゆゆこ・・・・・・ 全てが通常種を大きく上回る能力を持ち、しかもめーりん以外は全て捕食種なのである。 ここは、岩の割れ目を利用したゴミ一家のおうち。 「あたいー・・・・・・。」 「ゆふーん。ゆっくりすーやすーやできるね。」 「ゆっくちおやしゅみなしゃい!・・・しゅーや、しゅーや、ゆっくちー。」 「すーや、すーや、しあわせー。」 ちるのをおうちの奥につっこんで、すっかり油断してすーやすーやと寝息を立て始める一家。 ちるのも暴行を受けたわけでもないので、ゆっくりと寝息を立て始めた。 ちるのの寝息は、目を覚ましていた時より少しだけ冷たくなる。 そして、その温度は徐々に低下していき、遂には冷凍庫から漏れ出す冷気以上に低い温度となっていった。 「ゆっくち・・・ゆっく・・・・・・。」 少しずつ、少しずつ、しかし確実に温度を低下させていくおうちの中、 赤ゆっくり達は、目を覚ますことなく、餡子の芯まで熱を奪われて永遠にゆっくりしていく。 それは、成体であるれいむとまりさすら例外ではなく、 夜明け前、遂にこの一家は二度と目を覚ますことなく冷凍饅頭と化したのであった。 「すーや、すーや。ゆーん!あたいったらゆっくりね!!!」 ちるのが目を覚まして朝の挨拶を済ますと、そこには冷凍饅頭。 自分をおうちに招いてくれたゆっくり一家が、なぜか変わり果てた姿で永遠にゆっくりしていた。 どれだけ揺すったり挨拶してみても、返事がない。ただのしかばねのようだ。 「あたいー・・・。あたい!あたい!」 これは丁度いいと、ちるのは今日こそ自分のおうちを作ることにした。 ちるののおうちは、鳥のように空を飛べること、水には強いことなどから、 通常種のような土に掘った穴、木の洞、洞窟ではなく、特殊な形態をしている。 大事なのは、まず材料集め。 基礎になるのは目の前で永遠にゆっくりしている一家のお飾りだ。 まりさのお帽子をお口にくわえ、親れいむ・赤れいむの大小のリボンをお帽子の中に詰める。 続いて、一家の髪の毛をブチブチと引き抜いて、こちらもお帽子の中にぎゅうぎゅうと詰め込んでいく。 そして、ちるのは水辺に大きく枝を張る木の枝に『材料』を運び、自分のおうちを作り始めるのであった。 成体まりさのお帽子を枝の分かれ目中央に置き、その周囲に小枝や草の茎を敷き詰め、れいむのリボンで補強する。 最後にお帽子の中央にゆっくりの髪の毛を敷き詰めて、葉っぱや羽毛なども場合によっては詰め込み、 『おうち』の完成となる。その姿は、まさしく鳥の巣そのものだ。 まあ、こんな高い所に巣を作るせいで、ちるの種の死因No.1は、睡眠中におうちからの転落死であったりするのだが。 「あたいったらゆっくりね!!!」 こうして、晴れてマイホームを持ったちるのは『おとな』の仲間入りを果たすのであった。 ちなみにはげ饅頭となった冷凍ゆっくり達は、このあとちるののおうちに運び込まれ、 ちるの自身の冷気でしっかり冷蔵され、夏の間の食料として無駄なく消費されるのである。 通常種がちるのを、れみりゃの様に恐れない理由は、このようにして、目の前で捕食する姿を見せることがないためである。 そしてまた、標的となったゆっくりが逃げ切ることが絶対にないためでもある。 そう、ちるの種は、ある意味ではふらん種以上の狩人なのだ。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− そして季節は秋を迎える。 ちるのは夏の間、ほとんどをおうちの中(上)で、冷凍したゆっくりをむーしゃむーしゃと食べながら過ごしていた。 その過程で、ちるのも大きく育ち、その大きさは、ハンドボールより少し小さい程度にまでなっている。 通常種の成体がバスケットボールサイズであることを考えると、少々小さいようだが、 自然界では、ちるの種の成体のサイズは大体この程度であり、 ソフトクリーム屋で見かけるバスケットボールサイズのちるのは品種改良の結果である。 この時期になると、通常種は冬ごもりのために、大量の食料を蓄えるべく奔走する。 今目の前にいるれいむも、10匹の赤れいむを連れて、ごはん集めに必死の様子だ。 「ゆんせっ!ゆんせっ!はやくごはんをあつめないと、ふゆさんがきちゃうよ!」 「ゆっゆーん!きのこしゃんおいししょー!むーちゃむーちゃ!」 「おちびちゃん、どぼじでごはんさんたべちゃうのぉぉぉおお!?」 「れいみゅはおなかしゅいてりゅんだよ!ゆっくちむーしゃむーしゃさせてくれにゃいおきゃーしゃんは、ゆっくちちにぇ!」 「ゆぁぁぁん。どぼじでぞんなごどいうのぉぉぉ・・・」 まあ、この時期におちびちゃんがいる時点で死亡フラグである。 だが、それを自力で回避できるようなら、そいつは群れの長くらいにはなれるだろう。 「あたいっ!あたいっ!」 ちるのは遊んでほしそうにれいむ一家を見ている。 「ばかなちるのはどっかいっててね!ゆっくりできなくするよ!」 「ゆーん、れいみゅもちるのみたいにあしょびたいよー。」 「なにいってるの?ちるのみたいにあそんでたら、ふゆさんのあいだにごはんがなくなって、ゆっくりしんじゃうよ!」 「ゆあーん、むーちゃむーちゃできにゃいとゆっくちできにゃいよー。」 「ふゆしゃんはゆっくちできにゃいから、ゆっくちどっかいっちぇにぇ!ぷっきゅー!」 ちなみにちるのは、主食=水orゆっくり、な上、寒さにも極めて強いので、冬ごもりの準備なぞ必要としていない。 馬鹿は赤れいむをぞろぞろ連れて冬ごもりの準備をしている母れいむのほうである。 加えて言うとちるのは、れいむ一家『と』遊びたいのではなく、赤れいむ『で』遊びたいだけなのであった。 「じゃあおちびちゃん、ゆっくりおうちにかえるよ。」 「ゆっくちりきゃいしちゃよ!」 母れいむを先頭に、一列に並んだれいむ一家は、おうちまでの道のりをぽよんぽよんと跳ねていく。 ちるのは、その列の最後尾に、音一つ立てずにゆっくりとついていく。 そして、最後尾の赤れいむから順に、一匹ずつ『ふぅっ』と冷気を吹きかけて、 「ゆ゛・・・ゆ゛っぐぢ・・・ゆ゛。」 一瞬で表皮と表面の餡子だけを凍りつかせ、身動き一つ、声一つ出せないようにして捕獲していった。 「ゆっくりおうちについたよ!おちびちゃんたち、ゆっくりしてね!」 そして、おうちの入口までたどり着き、母れいむが振り向いたとき、 10匹いたはずの赤れいむの姿は、4匹にまで減少していた。 「ゆぅ?なんだかおちびちゃんがすくないきがするよ?いち、に、さん、たくさん・・・きのせいだね。」 「ゆーん、はやくおうちにはいりょーよ。ゆっくちつかれちゃよ。」 「ごめんね、おちびちゃん。いま、えださんをどかすからね。」 「ゆっくちー。」 一方ちるのに捕らえられた6匹の赤れいむは・・・ 「あたいっ!あたいっ!」 「ちる・・・ゆっく・・させちぇ・・・」 ちるのに咥えられている間中、その口から発せられる冷気で冷やされ、表面を氷漬けにされていた。 そして今いるのは、湖のはるか上空。 はるか下に見える水面を、凍ったおめめで眺める赤れいむは、ほとんど顔を動かせないなかでも、怯えた表情を浮かべていた。 「ゆっく・・・ちる・・おかあしゃ・・・」 ぽろり。ぽちゃん。 「おきゃあぢゃ・・・ごぼぉ・・・ゆぴぃ!おみじゅ・・・ゆっく・・・ごぼ。」 「あたいったらゆっくりね!」 「ごぼごぼごぼ・・・・・・」 赤ゆっくりを氷漬けにして、水の中に放り込んで解凍する。 秋にちるの種が好んで行う遊びであった。 実に非生産的な遊びに見えるが、先ほどの母れいむにしても、 10匹の赤ゆを抱えての冬ごもりは無理でも、4匹ならなんとかなるかもしれない。 うっかり母性の強い母ゆっくりが、自分を食べさせて赤ゆを生き延びさせながら、 結局寒さに弱い赤ゆ達も凍え死ぬ、というのは最悪のパターンなのである。 この『遊び』は、ちるの種が生まれつき備えた、ゆっくり種の間引き機能なのだ。 まあ、ここまでしても、やはり7~8割がたは冬を越えられないのが通常種なのだが。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− そして冬。 町の野良ゆっくりはともかくとして、自然界のゆっくり達はほとんどが冬ごもりを行っている。 だが、この他のゆっくりや動物達がほとんどいなくなる時期こそが、 ちるの種のもっとも活発に活動する時期、つまり繁殖期となる。 冬に活動する捕食種はゆっくりれてぃだけであり、 れてぃ種はちるの種を襲うことがない以上、これ以上に安全な時期はないのだ。 「おい、あれみろよ。湖が青く光りはじめたぜ。」 「ああ・・・、今年ももうすぐ終わりだなぁ。」 人間の暦でいえばクリスマスから年末年始の時期にかけて、 毎夜、ちるのの生息する湖や川は、一斉にライトアップされる。 ちるのに生える氷の羽が、澄んだ青い光を放ちはじめるのだ。 これは、ちるの種の求愛行動であり、より強い光を放つ者同士が惹かれ合う。 産まれてからこれまでずっと一匹で暮らし続けたちるの達が、初めてつがいをつくるのだ。 その神秘的な光景は、夏の蛍・冬のちるの、とたとえられ、 天空の星々が地上に舞い降りたようだと言う詩人もいる。 つがいとなったちるの達は、空中と湖面に青い軌跡を残しながら、互いの下膨れをくっつけ合って舞い続ける。 そして次第に螺旋を描くように天空高く舞い上がり、花火のようにひときわ強い輝きを放って絶頂を迎えるのであった。 「あたいったらすっきりね!!!」 湖の上空に放たれ続ける青い打ち上げ花火、それは、星に住む神々が、新たな生命の誕生を祝福するかの様であった。 こうして、にんっしんを終えたちるのは、水辺に伸びる背の高い草、 その茎の水面近くへと、クリームにくるんだ卵を、一つづつ産み付けていく。 出産を終えたつがいは、仮初めの婚姻を早々に解消して各々のおうちへと帰り、 冬の間はずっと、ゆっくりと独身生活を過ごすのであった。 春、自分達の新しい仲間の誕生をゆっくりと待ちながら・・・ まあ、しばらくSS書いてなかったんで、リハビリです。 感覚が戻ってこないよぉ。 もう2~3本リハビリが必要っぽいですね。 それにしても、餡小話も、最近ものすごい量アップされるようになってきましたね。 最初は人も少なそうだからちょーどいいや、とばかりに投稿してたんですけど、 最近は影が薄くなる一方ですよ。 引退時期かなぁ。 餡小話掲載作品 ふたば系ゆっくりいじめ 132 俺の嫁ゆっくり ふたば系ゆっくりいじめ 148 ここはみんなのおうち宣言 ふたば系ゆっくりいじめ 157 ぱちゅりおばさんの事件簿 ふたば系ゆっくりいじめ 249 Yの閃光 プラス本作品 『町れいむ一家の四季』シリーズ(ストーリー展開順・おまけについては何とも言えないけど) 春-1-1. ふたば系ゆっくりいじめ 161 春の恵みさんでゆっくりするよ 春-2-1. ふたば系ゆっくりいじめ 154 竜巻さんでゆっくりしようね 春-2-2. ふたば系ゆっくりいじめ 165 お姉さんのまりさ飼育日記(おまけ) 春-2-3. ふたば系ゆっくりいじめ 178 お姉さんとまりさのはじめてのおつかい(おまけのおまけ) 春-2-4. ふたば系ゆっくりいじめ 167 ちぇんの素晴らしきゆん生(おまけ) 春-2-5. ふたば系ゆっくりいじめ 206 町の赤ゆの生きる道 夏-1-1. ふたば系ゆっくりいじめ 137 真夏はゆっくりできるね 夏-1-2. ふたば系ゆっくりいじめ 139 ゆっくりのみるゆめ(おまけ) 夏-1-3. ふたば系ゆっくりいじめ 174 ぱちぇと学ぼう!ゆっくりライフ(おまけのおまけ) 夏-1-4. ふたば系ゆっくりいじめ 235 てんこのインモラルスタディ(おまけのおまけのおまけ) 夏-1-5. ふたば系ゆっくりいじめ 142 ゆうかりんのご奉仕授業(おまけ) 夏-2-1. ふたば系ゆっくりいじめ 146 雨さんはゆっくりしてるね 夏-2-2. ふたば系ゆっくりいじめ 205 末っ子れいむの帰還 秋-1. ふたば系ゆっくりいじめ 186 台風さんでゆっくりしたいよ 秋-2. ふたば系ゆっくりいじめ 271 都会の雨さんもゆっくりしてるね 翌年 ふたば系ゆっくりいじめ 224 レイパーズブレイド前篇(おまけ) D.Oの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ちるのに遊ばれて赤れいむたちよかったね! -- 2016-10-07 12 53 55 ちるのだけは虐待したくないな。 -- 2015-07-20 16 17 49 原作と立場が逆転しているなw -- 2014-05-05 12 04 58 チルノがハイスペック極まれり何だが -- 2014-03-19 16 05 34 DOしね -- 2013-12-15 15 48 19 ちるの=青い宝石、れいむとまりさ=ゴミクズですね。www -- 2013-08-21 13 23 41 ちるのすげー、湖に光るちるのとか見てみたいな -- 2013-01-17 10 05 25 つーか、ゆっくりで一番ゆっくりしてるゆっくりって、ちるのなんじゃねーの? -- 2012-10-06 13 20 49 さりげなく通常種がいじめられてるのもいいね! -- 2012-09-17 15 02 57 「あたいったらさいきょうね!!」・・・はほんとだったwww -- 2012-07-11 22 35 42 ちるのってばかわいいわね! -- 2011-09-20 20 19 05 イイハナシダー -- 2010-09-28 16 31 00 ちるのはとても可愛くてゆっくりできるね! -- 2010-09-14 00 36 02
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モチモチぷにぷに 15KB 虐待-いじめ 今回も普通に実験かな? 「ゆふふ~ん、ゆふふ、きもちいいんだぜぇぇ」 気持ち悪い声を上げているのは、食用ゆっくりとして売られていたまりさ。 最も食用と言ってもこれは成体なので一番安いものだ。 ゆっくりは大人になると中身がぱさぱさして美味しくない。 基本的に何か手を加えなければならないので面倒だ。 自宅で繁殖させる人もいるが、ある程度の知識が必要になってくる。 その上、食用なのでしつけも態度もなっていない為、精神衛生上かなり悪い。 そんな安物まりさで何をしているかと言えば… 「ゆふ~~ん、ゆふふふん、もっとなでるんだぜ!」 そう、私はこのまりさの触感を楽しんでいるのだ。その為だけにあえて安物見切り品を購入している。 安物なので飽きてしまったり古くなったりしたら町に据え付けてある「ゆっくりポスト」に入れている。 食べ物を粗末にしてる、という意見もあるかもしれないが私はこいつらを食べ物と認識していない。 当然飼うつもりも微塵もないので、購入してからは餌も与えない。飢えて死んだのならそのままゴミに出す。 少しドライかもしれないが、私はこいつでモチモチ、ぷにぷにを楽しむために購入しているだけだ。 ゆっくりは不思議饅頭だ、しかし饅頭とは言うものの実際のところ饅頭と大福の中間的な物だ。 皮は簡単に千切れるくせに、引っ張ると無駄にのびる。その上触るとモチモチぷにぷにしているのだ。 赤ゆや子ゆっくりの方がぷにぷに感は上だが、皮膚が脆いためこんな風にこね回していると簡単に中身が出てしまう。 「ゆふふふ~ん、きもちいいのぜ~ばばあはまりささまのもちもちのはだにしっとしてるんだぜ~」 少しムカッっとする。これだから安物は… しかしもう少しぷにぷに感が欲しいところではある。 成体まで成長するとある程度肌が引き締まってくるのでぷにぷに感が損なわれる。 まあ、そのおかげで簡単には破れないようになっているのだが… なんとかモチモチとぷにぷにを両立できる方法はないものだろうか? そんな事を考えていてふと思いつく。ないなら作ってしまえ。 赤ゆの食生活から見直せば、何か出来るかも知れない。 そうと決まれば早速実行である。 「ってことで、あんたは用済みね…今ここで死ぬか、加工所か選びなさい!」 「いきなりなにいってるんだぜぇ!まりささまのこうきなはだをさわらせてやった、おれいがまだなのぜぇ!」 「お礼?……そうね…なら、少し実験に付き合ってもらいましょう、あんた食用としては価値がないから 実験体にしてあげるわ、ゴミとして捨てられるより有意義でしょ?」 「なにいってるのぜぇぇ!まりささまはどれいばばあのごしゅじんなのぜぇ!うやまうんだぜぇ!! 何時の間に奴隷にされていたのかは知らないが、そう叫ぶアホ饅頭。 まあ、ババアと言ってくれたお礼もかねて名誉ある実験体として第二のゆん生を送ってもらう事にしよう。 ちなみに私は虐待趣味はない。ゆっくりを好きでも嫌いでもない、まあ触感は好きではあるが。 私は真面目にゆっくりを飼った事がないのでこのまりさでいろいろ実験してみることにする。 ある程度の知識はあるのだが、本格的に赤ゆから飼育するとなると下手に実験して潰しては勿体無い。 食物によっての影響を色々見ておきたいのだ。 まずは…体をやわらかくする定番「お酢」の登場である。 ゆっくりは辛いものが苦手らしいがすっぱい物はどうだろうか? まずはお酢をコップ一杯分飲ませてみることにする。 未だ私を罵倒しているアホ饅頭の口を無理やり開かせ、強引にお酢を流し込む。 「なにふふんだぜぇ!このふほばば……ゆぴょぺぇぇぇぇ??!げぺぺっ!すっぱんだぜぇぇぇぇ!!!」 何て言うか、その……汚いの一言に尽きる。 体中から変な汁を噴出し涙をとシーシーを撒き散らしながら、お酢と一緒に餡子を戻すまりさ。 だれがこれを掃除すると思っているんだ…まあ、確かゆっくりと言うやつは餡子を吐くのはまずいらしい。 仕方ないので素手で餡子を口に戻してやり、そのまま口を塞ぐ。 「ふごご!やべるんだぜぇ!んぼごごむむ!ふごぶぶ!ぶぼびび!!」 必死に抵抗するまりさだが私はそれを許さない。 まあ、口汚いから仕方ないよね?っと自分に言い聞かせまりさを力で押さえ込む。 目を見開き必死の形相を浮かべる。さっきまでの生意気さが嘘のような情けない顔だ。 何だか背筋がゾクゾクする。風邪でも引いたのかな? そんな事を考えていると、まりさは限界に達したのかしーしーとうんうんを同時にもらす。 いくら砂糖水と餡子とはいえこれは精神的に悪い、悪すぎる。 このままゴミに出してしまおうかとも思ったが、 それでもまだ生きている様なので体を雑巾で拭いてやり、空だったダンボール内に新聞紙を敷いてその上に放り込む。 情けなく眉毛をハの字に曲げ、泣きながら悶絶している不細工饅頭。 その姿を眺めるとまた背筋に何か走るものを感じるので、今日は寝ることにする。 翌日ダンボールを空けてみると、昨日の惨状がまるで嘘のようにいびきをかいて寝ているまりさがそこには居た。 のど元すぎれば何とやらなのか、不思議生命体だからなのか知らないが、のん気なものである。 まあ、人面饅頭にのどはないけどね。 そんな様子を眺めていると、箱を開けたせいで明るくなったためかお気楽饅頭が目を覚ます。 「ゆーん!もうあさかのかぜ?きのうはひどいめにあったきもするけど、そんなこともなかったのぜ!」 ふーむ、これが噂に聞いていた餡子脳というやつなのだろうか? こいつ自体は清々しい朝を堪能しているつもりなんだろうけど、何て言うか鬱陶しい。 もちろんこのまりさがゆっくりの中では底辺なのだろうが、愛護している人間の気持ちがわからない。 ペットになるような物は可愛いのかもしれないが、おかしな愛護は食用ゆっくり等も擁護するほどだし… この厚かましさが可愛いのかな?などど思いよく観察してみる事にする。 「ゆゆっ!なにみてるのぜ、まりささまがおめざめなのぜ!さっさとしょくじをよういするのぜ!!」 うーん、何でこんなに高圧的で自信たっぷりなのかな?どうしてこんな性格になるのだろうか? まあ、今回の目的は考察ではないのでこの辺で止めておこう。 今日は正月であまったモチを食べさせてみる事にする。 ゆっくりは単純で思い込みが激しいと聞いたことがある、なのでモチを食べさせればモチモチの肌になるかもしれない。 そう思い、モチを2つ皿に乗せるのそのまま電子レンジで暖める。時間は適当でいいや。 何時もなら煮たりするのだが、これでも問題ないだろう。 暖めが終了するまでネットでゆっくりについて調べるとするか。 チーン! しばらくしてモチが温まったようだ。電子レンジからモチを取り出してみると… なんだか大変な事になっている…モチが融合して大きめのドームを作っていた。 それもすぐに萎びれて皿に張り付いてしまった。 仕方ないので伸びきってしまったモチを割り箸で絡めとリまりさの元に持っていく。 「ゆふん!やっともってきたんだぜ!このどれいはつかえないのぜ!」 何時奴隷になったのかは知らないが、憎たらしく踏ん反り返る。 私はわざと荒っぽく口の中にモチのついた箸をねじ込む。 「ゆぼっ!もーち、もーt…あづいぃぃぃぃ!!!したがやげるんだぜぇぇぇ!!!!」 あ、すっかり忘れてた。暖められたばかりでかなり熱かったんだ。 憎たらしかった顔が途端に情けない表情で泣き喚いている。これはこれで可愛いのかもしれない。 「ゆびゃびゃぁぁぁん!あづいよぉぉぉぉ!!たずけでぇぇぇ!!!」 「あーごめんごめん熱かったみたいだね、水か何か持ってくるね」 「あやまってすむもんだいじゃないのぜぇぇぇ!このくそばばあ!おわびにあまあまもってくるのぜぇ!」 訂正、やっぱり憎たらしい。どうしてこうも悪態をつくのだろうか? 私は水を持ってくる代わりに、お酢の中に氷を入れてまりさの元にもどってくる。 まりさは相変わらず情けない顔でヒーヒー言っている。 「冷たい物もってきたけd「はやくよこすんだぜぇぇぇ!!こののろまぁぁぁ!!」むぅ…」 まあ、ご希望とあらば仕方ない。 私は氷入りのお酢をまりさの口の中に流し込む。 昨日のような惨状は避けたいので、素早く口を押さえて流し台にまりさを持っていく。 「つめたーい!これでゆっくりでき……すっぱっ?!ぶもごぶぶぶぶぶっぶぶぶ!!」 まりさの体から玉のような汗がにじみ出る。情けない顔をしてまた泣き出してしまった。 泣いたり威張ったり忙しい饅頭だと思いながら様子を見ているとしーしーを漏らし始める。 …本当に汚くて情けないな、なんでそれがあんなに威張るんだろう? しばらく震えていたまりさだったが、落ち着いたのか大人しくなった。 もう大丈夫だろうと思い、手を離す。 「ゆはーゆはーゆぐぐぐ……なにをするんだぜぇ!このくそばばあ!せいさいしてやるのぜ!」 「もう一度同じ目に合いたいの?嫌なら大人しくしてなさい!」 「ゆぎぎぎ…こんかいはゆるしてやるのぜ!こんどやったらようしゃしないのぜ!」 ふーむ、何でこうも偉そうなのかな?力関係がわからないのかな? まあ、とりあえず酸っぱいのは苦手みたいだけど無理やり飲ませられる事はわかった。 あとは食事になにを与えれば良いのやら?モチもそんなに多く残っているわけじゃないし… そう考えて冷蔵庫を見ると……あぁ、これもお酢が入っているはず… 早速それを手に取ると、まりさの元に戻る。 先ほどの事をもう忘れているのか、まりさは流し台の中でくつろいでいた。 「ゆふーん!ここはちょっとひんやりしているけどきにいったのぜ!ここをまりさのゆっくりプレイスにするのぜ!」 人類もこのくらいアホならもう少し気楽に生きて行けるかも知れない… まあ、この程度の知能になってしまっては世界の終わりでもあるが。 そんなまりさの口の中に持ってきたマヨネーズを搾り出す。今度は反応を見たいので口は押さえない。 「ゆゆゆっ!おくちのなかになにかはいって……ちゅーぱ、ちゅーぱ、ふしぎなあじー」 ふむ、これは平気なようだ。 マヨネーズばかり食べていたら人間は太ってしまうだろうがこの饅頭たちはどうなのだろうか? まあ、調味料としてお酢が使えるのであれば応用は利きそうである。 要は程よい酸っぱさなのだろう。 「色々解ったし…あんたお役ごめんになったわ、飢え死にか、加工所か、潰されるか、どれかを選びなさい」 「いきなりなにいってるんだぜぇぇ!!このくそばばあはどれいのくせにたちばがわかってないのぜ!」 「立場を解ってないのはあなたよ、まあ、面倒だからポスト行きね」 そう言うと私はまりさの口にガムテープをして近所のゆっくりポストに入れてくる。 ここに不要ゆっくりを入れておけば、加工所が回収してくれる便利なものだ。 泣きながらもがいていたまりさに別れを告げると、私はペットショップに向かった。 そう、ここからが本題だ。モチモチぷにぷにのゆっくりを作り出すために赤ゆを飼いに行くのだ。 …で、ペットショップに来たのは良いけど、バッチ付の赤ゆはいらないな… 銅は普通に安いが、たまに居る銀赤ゆは高い。 色々迷っていると、特売コーナーに目が移る。赤ゆ詰め合わせ6匹入りで400円だ。 丁度いいと思って、これと特売のゆっくりフード(2kg600円)を購入する。 そこまでは良かったんだけど… 「ゆゆ!このばばあがどれいにゃにょ?はやくあみゅあみゅあっちぇきちぇね!」 「やい!くじゅどりぇい!きょうきゃらまりちゃちゃまがごしゅじんなのじぇ!!」 「やい!きょにょいなきゃみょの!さっさとありしゅにあみゃあみゃをよういしゅるのよ」 等々の罵声をいきなり浴びせてくる。いきなり挫折して鬼に目覚めそうなきがする。 鬼威参と呼ばれる人たちの気持ちがよくわかった。 一応説明しておくと赤ゆ詰め合わせの内訳は、まりさ2、れいむ3、ありす1だった。 どうもランダムで入っている様なのだがれいむが多いのはどうなんだろ? まあ、多いということはそれだけ無茶できるわけだし… そう考えて私はコップに赤ゆが沈むほどのお酢を持ってくる。 どれにしようか考えていると、赤れいむのうちの一匹が揉み上げを仕切りにわさわさしてる。 気持ち悪いのでこれにしよう。 「なにしちぇるの?はやきゅあまあ……ゆわーい!おそりゃをとんじぇるみちゃーい!」 「ゆゆ!ずるいんだぜぇ!まりささまがさだぜぇぇ!」 「にゃにぃしちぇるの?しょんにゃいなきゃものよりありしゅのほうを…」 ああ、五月蝿いな。精神衛生に悪いな。何でこいつらはこうも騒いでいられるのだろうか? 喋るの止めたら死んでしまうんだろうか? まあ、せっかくなのでこのれいむには実験台謙見せしめになってもらう事にする。 先ほど用意したお酢入りコップの中に赤れいむを放り込む。 「ゆーんたのちぃよー「チャプン!」……ゆぼぼぼ…ごぼぼ…」 お酢の中にダイブした赤れいむは目をまん丸に開いて必死に揉み上げをピコピコさせて居る。 さながらその姿は、昔理科の授業でお目にかかったミジンコである。 ゆっくりは水に溶けるらしいが、お酢ならどうだろう? ほかの赤ゆ達は目の前で起こった事に頭が着いていかないのだろう、ミジンコれいむを見つめて固まっている。 苦悶の表情を浮かべで必死にピコピコしている姿を見たら何だかすっきりしてしまった。 何だか不味い物にはまってしまった気がする。 「ゆんやーどおしちぇきょんにゃこちょしゅりゅのぉぉ!!」 「ゆわーん、れいみゅがぁぁぁぁぁ!!」 「とかいはじゃにゃいわーーー!!」 ようやく状況を理解できたのか途端に騒がしくなる赤ゆ達。 ふむ、ポスト行きになったまりさは赤ゆの頃からこんな感じだったのだろう。 三つ子の魂百まで、赤ゆの魂親までと言った所か… パンパン!「はーい注目!静かにしてください」 「ゆんやー!」 「ゆわぁぁぁぁん!!」 「くしょどれい!れいみゅをたしゅけりょぉぉぉぉ!」 …聞いてないな、これはストレスが貯まるかもしれない。 一匹潰してまた黙らせようかと、危ないことを考えていると… そうだ、そういえばこんな時はあれをやれば良いって書いてあったな。 パンパン!「はーい!ゆっくりしていってね!」 「「「「ゆっくりしていってね!」」」」 おぉ、成功か。流石アホの塊だ、本能には逆らえないのか。 その言葉に反応した赤ゆっくり達はもう先ほどの惨劇を忘れたのか楽しそうにしている。 これはまともに相手をしていると疲れるな、精神に良くないな。 「はーいこっちを見てください、五月蝿く騒ぐ子にはこのれいむと同じ目に合ってもらいますよー」 そう言って先ほどのミジンコれいむ入りのコップを赤ゆの目の前に置く。 ミジンコれいむは先ほどより膨れていて、苦しそうにしている。 もう揉み上げを動かす元気もないのか、ぐったりした様子だ。 コップの中のミジンコを見て再度騒ぎ立てる赤ゆ達。 流石に面倒になってきたのでコップ2つとお酢をテーブルに並べる。 「ゆんやぁぁぁぁ!!」×2 「とがいは…」×1 「このくそばば…」×2 といった感じの叫びを上げる赤ゆ達。 反抗心旺盛なやつを見せしめにしたほうが良いかな? そう考えて先ほどの約束どおり、私に罵声を浴びせた赤まりさと赤れいむをそれぞれコップに放り込む。 「ゆゆーんおしょらを……ゆっぴぃー!」 「おしょらをとんじぇるみ……ゆぶべ!」 お笑い芸人のお約束のような行動パターンのゆっくり達、こういうところは面白いかもしれない。 つづいてコップの中でもがいている実験台にお酢を注ぐ。今度は体の半分ほど浸すくらいにしておく。 「ゆぺぺぇ!にゃにきょれー?……ぺーりょ、ぺーりょ、しゅっぱいぃぃぃぃ!!!」 「ゆ~ん!きみょちいいよ、きょれおみじゅさ……ゆぺぺぺ!しゅっぱいぃぃぃ!!!」 ふーむ、酸っぱい方が気になって臭いは気にならないのかな? お酢組みの赤ゆ達はともに苦しそうにもがいている、赤れいむのピコピコが鬱陶しい。 隣のミジンコれいむは逆さまになって動かなくなって居る。体は更に膨れていた。 「はーい、あんた達、こいつらと同じ目に合いたくなければ大人しくしなさい!わかった?」 「「「ゆっひぃ!ゆっきゅりりかいしましちゃ!」」」 素直でよろしい、ついでにイライラも少し収まった。 なるほど、こういうもの楽しいかもしれない。 なんだか引き返せない物にはまってしまった気がする。 「これからあんた達を飼ってあげるけど、私に罵声をって言っても理解出来そうにないわね…… 私に向かってくそばばあとか、死ねとか言わないこと!もし言ったらこいつ等と同じ目に合うわよ、解った?」 「「「ゆっきゅりりかいしましちゃ!」」」 ふむ、大分扱い方も解ってきた。 コップ組みを見ると、ミジンコれいむはどうやら皮が溶けたのか餡子の塊になっていた。 お酢に半分浸かっていた連中は下半分が膨れ上がっていた。必死に泣きながら喚いているが相手をしないで置く。 結局使えるのは半分になってしまった。やはり安物にしたのが悪かったのだろうか? まあ、気を取り直してこいつ等をしばらく育ててみることにする。 餌として与えるのは、安売りのフードにマヨネーズをかけた物を与えてみる。 これでモチモチぷにぷにした饅頭が生み出せれば良いのだけれど… こうして赤ゆ達を2週間ほど育ててみた。 始めのインパクトが強かったのか、元々弱気な連中だったのか飼育は順調だった。 コップ半水没組みもしばらく生きていたので適度に餌をやり、 見せしめついでにコップごと飼育用のダンボールに入れておいたが、 結局底部がボロボロになってしまい中身が流出して死んだ。 プチトマトサイズだった赤ゆ達もソフトボールほどの大きさに育ったのだが…… 「ゆふふ~~ん、もっとさわってほしいのじぇ~」 うーん、確かにぷにぷに感が上がっている気はするんだけど… マヨネーズばかり与えていたせいか、栄養が良かったのか、 少し下膨れが大きめの子ゆっくりが完成したのだが…… なんというか、その…マヨネーズくさいのだ。 流石にこの酸っぱい臭いは耐えられない、これは失敗なのかな? いくらモチモチぷにぷにでも臭いが酷いのでは仕方ない… この計画もこの辺で終わりにして、ほかの実験を始めるかな。 「ゆふ~ん…ゆゆ?おねいしゃんどうしたのじぇ?」 「うーん、どうやら貴方達は失敗作になってしまったようなのよ、それでね…」 「ゆゆん?」 「これから実験という名の虐待に付き合って欲しいの?理解できる?」 「………ゆんやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 まったく、ちょっとした実験のつもりがとんでもない物にはまってしまった。 完 割と長くなってしまいました。短編集ネタくらいのつもりで書いていたのに… 色々と揉め事があったみたいですが、まあのんびりやって行きましょう。 徒然あき 過去に書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 819 ムシゴロウ王国 ふたば系ゆっくりいじめ 826 ムシゴロウ王国2 ふたば系ゆっくりいじめ 828 ムシゴロウ王国3 ふたば系ゆっくりいじめ 831 ムシゴロウ王国~王国の仲間達~ ふたば系ゆっくりいじめ 835 罰ゲーム ふたば系ゆっくりいじめ 836 ショート ふたば系ゆっくりいじめ 841 ゆんセルク ふたば系ゆっくりいじめ 842 ハイテンション ふたば系ゆっくりいじめ 848 思いを伝えよう ふたば系ゆっくりいじめ 849 ゆんケストラ ふたば系ゆっくりいじめ 850 即興 ふたば系ゆっくりいじめ 856 ムシゴロウ王国5 ふたば系ゆっくりいじめ 861 ゆっくり草 ふたば系ゆっくりいじめ 863 めーリンガル ふたば系ゆっくりいじめ 869 とかいはにリフォーム ふたば系ゆっくりいじめ 876 ゆっくり草子 ふたば系ゆっくりいじめ 879 ムシゴロウ王国6 ふたば系ゆっくりいじめ 888 一週間 徒然あきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ゆっきゅりりきゃいちまちた!笑 -- 2016-09-04 09 13 49 ひゃっはー -- 2015-07-27 21 25 52 続きみてみたい -- 2010-12-11 23 45 23 食い物でゆっくりを改造か・・・面白いなw シリコン食わせてお○ぱいの柔らかさを持つゆっくりを作ってみてぇ…(おぃ -- 2010-11-20 16 38 44
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つるべおとし 6KB 小ネタ 飾り ゲス 希少種 現代 独自設定 シリーズものなんてなかった ・9回目 ・希少種 ・またぼくのかんがえたかわいいおれのよめゆっくり。的なのになってしまいました・・・すみません。 ・虐めません。 ・ていうかSSじゃない。 ・ヨロシクオネガイシマス 日曜日。 木々の側にあるベンチに座っている私は、日頃のデスクワークとは無縁な、広大な自然に囲まれている。 といっても、ただの森林公園なんだけどね。 都市部から離れた片田舎というより半都会というべき、微妙な地域の。 私が生まれてからずっと住んでいる場所であり、交通の便は何の問題もないからこれからも住むと思う。 普段、パソコンと顔突き合わせて見えない人間と取引をして空気が篭った部屋で淡々と仕事をこなす。 そんな生き方をしてしまっている私でも、その一部として受け入れてくれる。 自然は良いね。 そんな自然が大好きだよ。 そよぐ風。照る太陽。さざめく木々。囀る鳥。スポーツに精を出す人達の活気。みんな生きることを楽しそうにしている。 木桶に入ってる生首だって。 ・・・なまくび?。 視界の隅に何かがいた気はする。 ふと私の左側、ベンチの上を見ると、水色の短いツインテールの生首がニコリと笑っていた。 驚いて反射的に右側に寄って離れてしまう。 その生首はニコニコした表情で、木桶の中からまだこっちを見ている。 よく見ればカワイイ、その顔を思い出した。 生首じゃなくて、これはゆっくりだ。しかも割りと珍しいきすめというゆっくり。 昔、ゆっくりが好きな弟がゆっくりの図鑑を見てこのゆっくりが欲しい欲しいと母にねだっていた。もちろん却下だよ。 きすめはしばらく私の方を見ていたけど、突然木桶に目線を伏せてしまった。 まるで何かから隠れるように。 「ゆぅ? にんげんさんがれいむたちのゆっくりプレイスをひとりじめしてるよ!」 「みょん」 「きりすてごめんなんだねーわかるよー」 「いなかもののにんげんさんははやくどいてよね!」 きすめとはまた違う。 というか、無駄によく見かけるゆっくりが後ろから四つ来た。 露骨に顔をしかめてうざったい顔で因縁つけるようなれいむ。 なんかよくわからない白玉が周りを回っている愚直バカようむ。 ようむの通訳みたいなことをしている知ったかぶりのちぇん。 作ったようなツンデレが実にムカつくぶりっこありす。 善良なゆっくりには優しく、不良ゆっくりに対して厳しいこの街では、増長するようなゆっくりは何年も前から駆除されているはず。 だけど、やっぱり全体で半分以上を占める不良ゆっくりを全滅させるのは難しいみたい。 それにしても酷い話だよね。 公共物であるベンチを自分達がゆっくりするためだけに占領しようとするなんて。譲り合いの精神どこ行った。 人間でもそういう人がいるから、ああ嫌だ嫌だ。 そういうのがいるから、世の中悪い方へ転がっていくんだよ。 ああ、久しぶりに不良ゆっくり虐待の血が騒いで来た。言葉攻めのぬる虐めから、不良親子虐待。 はては学生の頃には、北海道まで遠征してドゲスゆっくりを狩ってたりしてたなぁ。 ああ、懐かしい懐かしい。・・・いや、私まだ20代だけどね。まだ後半戦の20代だけどね! 昔に思いを馳せていると、ゆっくりどもが嘲笑しはじめる。 「ばばあはゆっくりせずにれいむたちのゆっくりプレイスからでていってね!! ゆっくりしてるから、ばばあなんだよ」 「みょん」 「こじわなんだねーわかるよー」 「おばさんはいなかものなのね。ゆふふ」 年増と申したか。OK。望みどおり殺して解して並べて揃えて晒してやんよ・・・・。 まずはこいつらの髪飾りを奪ってやろうとベンチから立ち上がりかけると、さっきまで木桶に隠れていたきすめが木桶ごとジャンプして前に躍り出た。 ・・・どう動いてんだろう。スィーみたいなもんかな? きすめを見たれいむ達は、揃えて首をかしげる。 面識がないのか。見たことないのか。 よく分からないというような顔をしているゆっくりどもを気にせず、きすめは木桶からひょっこり顔を出して、 「ぼむふぁいあ!」 口から白ワインのような液体が吹き出てれいむ達の飾りにふりかかったかと思うと、その表面から青白い炎が溢れ出した。 当然、れいむたちの飾りは焼け焦げて灰に。 「ゆぎゅいいぃいぃぃぁあああ!!!」 「みょみょみょみょみょ」 「はんりょうがががっていってるんだねーわからない! ちぇんにはなんにもわからないようううぅぅ!?」 「ありずのどがいはなかみのげざんがああぁぁまりさのぎらわれるうぅぅぅ」 結局、飾りごと髪の毛までやけて綺麗に饅頭のように、醜く禿げた。 あ。ありすは、カチューシャだから焼けないのね。なるほど。 ギャーギャー泣いてるゆっくり達に間髪入れずにきすめは木桶ごとジャンプして、真上へ。 「うえからくるよ! きをつけて!」 気をつけてとか言う割りには瀕死のゆっくり達には避けようもない速度で、木桶がれいむの脳天へ。 断末魔の叫びをあげることもなく、れいむは粉砕された。 そこからホップステップジャンプの要領でようむ、みょん、ありすも圧殺。 木桶がベンチに着地した頃には土の上には、粗末にした甘味の花が咲いていた。まぁ、要するにれいむ達を殺っちゃったよこの子。 今までの行動をなんとなく見てた私に対して、きすめはまたさっきのようにニコリと笑う。 ・・・。 少し見つめあった後、試しに言ってみる。 「ゆっくりしていってね」 「せっかくだからゆっくりしていってね!!!」 いろいろきすめと語りあったけど、日も暮れてしまったから今日は帰ることにする。 ん? 本当は森林散策するつもりだったんだけどねぇ・・・。まぁ、良いか。 きすめはどこに住んでいるのかと聞くと、ベンチのすぐ隣の木の上だという。 眺めていると、葉っぱの間からちんまい焦げ茶のリボンをつけたゆっくりが出てきた。 そのゆっくりは、口から糸を吐き出してきすめの桶の中に当てるとそうめんを啜るようにして、きすめを桶ごとひっぱりあげて木の中へ消えてしまった。 きすめの安心しきってた顔を見る限り、恋人か何からしい。うらやましいね。 また来週来る事も決めたし。明日から一週間仕事頑張ろうかな。 そう思いながら家路に着いたなかなか有意義な休日でした。まる。 アトガキ ヤマメとキスメの関係が実はよく分かりません。1面の中ボスとボス? ということでさっと書いてみました。きすめ。 軽いスペックをば。 ・木桶が飾り ・やまめとよく番になる。 ・ぼむふぁいあ!とか言いながら、可燃性の液体を出す。火がつく理由は良く分かりません。 ・木桶はスィーと同じで、思い込み力で動く。 ・中身はウイスキーボンボンだと思いたい。 やまめは個人的に生キャラメルだと思ってます。で、糸は綿飴。でも、生きている間は糸は蜘蛛の糸。 俺設定で、ゆっくりを構成するものはゆっくりが生きている時点では甘い物じゃなくてそれそのもの。 要するに、ゆっくりが生きてれば髪は髪で飾りは飾り。です。あ、でも贓物はご都合主義で餡子でお願いします。 思い込み力は大統力と思えば万事、解決。 きすめの掛け声は分かる人には分かります。多分。キスメの元ネタの釣瓶落としググッたらこれしかない! と思いました。 もう、小ネタ作家になれるように頑張るとやまめに誓います。はい。 ご読了ありがとうございました。 【妄想で書いたもの】 かり ・ふたば系ゆっくりいじめ 963 ト● ・ふたば系ゆっくりいじめ 990 くちばしにチェリー ・ふたば系ゆっくりいじめ 1000 デスクトップガジェット ・ふたば系ゆっくりいじめ 1018 ゆっくりつくーる ・ふたば系ゆっくりいじめ 1054 夢想天生 ・ふたば系ゆっくりいじめ 1064 スペクタクルスパイダーウーマン ・ふたば系ゆっくりいじめ 1091 つるべおとし どろわ ・つんつんつんつくつんつくつんつん ぬえ ・山女って可愛いよね トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 零崎ネタがww -- 2013-10-23 21 56 05 越前w -- 2011-10-15 16 09 19 キスメちゃんいいこいいこ -- 2010-12-16 18 28 40