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登録日:2014/03/25 Sun 02 31 00 更新日:2024/04/14 Sun 17 40 09NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 イタズラの被害者 ドレッドノート ロイヤルネイビー 勇者 原点にして到達点 大艦巨砲主義の魁 戦艦 核動力搭載ガンダム ←ではない 良い英国面 英国面 超巨大潜水戦艦 ←でもない 軍事 軍艦 British Battleships of the First World War; HMS Dreadnought Q21183 (cropped).jpg, Symonds Co(1907)/パブリックドメイン ドレッドノート(HMS Dreadnought)とは、世界に冠たる最強無敵海軍国家(当時)の大英帝国が建造した戦艦であり、 漢の浪漫の魁であり、その後の建艦史の中核ともなる大建艦狂騒曲の銃爪であり、つまり英国面である。 「ドレッドノート(勇敢な、恐れ知らず)」の名を冠した艦としてはロイヤルネイビーの歴史の中で六代目であり、 現在の海軍組織が発足する前の16世紀にアルマダの海戦に参加したガレオン船「ドレッドノート」から引き継がれている。 以来代々強力な、あるいは記念碑的な戦列艦に命名され、本艦の次の七代目ドレッドノートはイギリス初の原子力潜水艦に名付けられているなど、 歴史の長いロイヤルネイビーの中でも大事にされてきた名の一つであり、それを革新的な戦艦に冠している。 この戦艦を基準とする「弩級戦艦(Dreadnought)」という概念は世界各国の言語における特定のカテゴリの戦艦全体を指す一般名詞となり、 日本語で特にサイズがデカいものを表現する「ド級」「超ド級」の語源、フォークギターのドレッドノート型やドレッドノートガンダムの名付け元でもある。 目次 目次 性能諸元 前史独立撃ち方と斉射 主砲と中間砲と副砲 勇者艦爆誕!!前弩級戦艦が要らない子となったわけ既存艦に倍する主砲数 蒸気タービン採用による絶対的優速 ドレッドノートショック、そしてフラグ回収のお知らせ その後のドレッドノート 余談 性能諸元 基準排水量:18,110t 全長:160.6m 全幅:25.0m 吃水:8m 主機:蒸気タービン2組4軸 汽缶:石炭・重油混焼缶18基 出力:23,000hp 速力:21ノット 航続距離:10ノット/6,600海里 兵装:30.5cm45口径連装砲5基、7.6cm単装砲27基、45.0cm水中魚雷発射管5門 乗員:最大773名 魚雷発射管ナンデ!?という疑問はもっともだが、当時の戦艦は雷装がどこの国でも標準装備であった(*1)ため実際問題ない。 前史 ここではドレッドノート以前の戦艦(前弩級戦艦)の射撃法と砲兵装についてほんの少しだけ語らせてもらうこととする。 大いに語ってもいいのだが、項目一つ新造したほうが早いし本題でもないので。 独立撃ち方と斉射 独立撃ち方 というのは、要は 各砲がてんでバラバラに狙いを定めてぶっ放すこと である。 各砲ごとに照準・装填時間にはバラつきがあるため、自由なタイミングでの発砲は単位時間当たりの投射量で言えば理論上は一番効率がよかった。 しかし好き勝手に狙って撃つだけあって、単一目標への砲撃集中率や一定距離以遠での命中精度にはお寒い限りであった。 実際、撃った数に反比例するかのように有効率もお察し。 砲熕兵器の発展に伴って各国海軍が「どげんかせんといかん……」と頭を悩ませていた。 一方の 斉射 は トップダウンの共通データを用いて複数の同一口径砲の照準を一元化し、着弾時の水柱を観測することで諸元修正を行う 射撃法。 日本海海戦において大日本帝国海軍がその前身と言える射撃法を使用し、丁字戦法と併せてバルチック艦隊を殲滅寸前に追い込み、涙目で降伏させている。 ちなみにそのちょっと前に英米でも、兵棋演習により単一口径の主砲に統一することで、艦の戦闘力を総合的に向上可能であるということは(理論上だが)証明されている。 そして、斉射によって想定される各砲の散布界に敵艦を夾叉する(挟む)ことで、命中精度を格段に引き上げることができた。これを 公算射撃 という。 単なる運用論なので前弩級戦艦でもできなくはないが、後述の主砲・副砲・中間砲が入り乱れてるので非ッ常に面倒くさい。 何より、長距離の公算射撃は最低でも3つの点でプロットされる三角形の内部に敵艦を収めて初めて実用的な夾叉となるのだが、 主砲が連装2基の前弩級戦艦で斉射を行っても2門、つまり2点による夾叉しか観測出来ず、主砲塔3基以上による斉射に比べ命中率が大きく劣る。 主砲と中間砲と副砲 主砲は言うまでもなく戦闘艦の持つ最大口径の主兵装であり、副砲は至近目標の上部構造や小型艦を蹴散らすのに使用される中口径砲のことを指す。 じゃあ中間砲って何ぞやということになるが、ざっくりと言うと副砲以上主砲未満の火砲のこと。主砲と副砲の中間だから中間砲というわけ。 当時の戦艦は艦首/艦尾に主砲を2門ずつ計4門、舷側に中間砲と副砲をずらりと並べる配置が主流で、 上部構造は舷側砲で吹っ飛ばして、主砲は敵艦の喫水部装甲をブチ抜き…というのを想定していたわけだ。 「載せるのは絶対に必要な兵装だけ、中途半端な兵装載せるくらいなら完全撤廃した方がマシッ!」が徹底している今だから言えるが、 現在の兵器開発の原則から見るととっても非効率。 連射性能、射程、有効距離がてんでバラバラなので全てが同時に有効打になる都合よすぎな場面なんてまずないし。 主砲が射程圏で副砲は射程外なんて普通に起こるだろうし。 そもそも副砲・中間砲が云々かんぬんなんて面倒やらずとも、単純に主砲を何発も打ち込めば自ずと沈むのだが、 先述の通り当時の連装2基4門しかない主砲では装填の遅さから発砲数・命中率が低く、単に「敵艦に当てる」だけならば副砲の方が優秀である。 これは日清戦争の黄海海戦において日本海軍の頼みの綱だった「三景艦」こと松島型の32cm砲が装填速度の遅さからほとんど活躍しなかった一方、 副砲がその速射性能を活かし、清国海軍の定遠級の厚い装甲こそ貫通出来ずとも、上部構造を徹底的に破壊し勝利した戦訓からも見て取れる。 よって各国海軍とも中々命中させられない主砲を信頼しきれず、どうしても副砲および中間砲を戦艦から廃止出来なかったのだ。 勇者艦爆誕!! 1905年にジョン・アーバスノット・フィッシャー提督が第一海軍卿に就任すると、 彼は持論に基いた『高速かつ単一主砲を備えた新機軸の戦艦』の雛形(つまりドレッドノート)開発を強力に推進する。 当時は大英帝国に対抗してドイツが強大な艦隊を造り上げている真っ最中であり、対抗艦建造を懸念して本艦の情報はできる限り秘匿された。 そして起工よりわずか14ヶ月後の1906年12月2日、ついにドレッドノートは就役する。 フィッシャー卿「ドレッドノート……就役、承認ッッッ!!!」 敵艦粉砕!公算射撃! 公表とともに各国の前世代艦は就役艦/未成艦を問わずすべて旧式のガラクタと化し、 これ以降ドレッドノートの設計思想を踏襲した弩級戦艦・超弩級戦艦が戦場を席巻することとなる。 なお、フィッシャー卿が 「必死になって旧式艦大量に造ってご苦労様wwww英国紳士たるもの発展は当たり前ってなwwwwNDKwwwwNDKwwww」←フラグ と思っていたかは定かではないが、少なくとも諸国海軍の皆様がそう受け取ったであろうことは想像に難くない。 前弩級戦艦が要らない子となったわけ ドレッドノートはそのコンセプトの通りに中間砲と副砲を撤廃し、長距離からの公算射撃による一方的な砲打撃戦に特化した戦艦として完成した。 火砲単発の威力も装甲も至極平凡なレベルであり、既存艦に対して圧倒的に優越していたのは以下の2点でしかなかったが、それだけで充分だったとも言える。 既存艦に倍する主砲数 前弩級戦艦は連装主砲塔をせいぜい2基程度しか積載できなかった。理由は単純、でかくて重く場所を食うからだ。 だから中間砲と副砲を舷側に載っけてカバーしていたのだが、フィッシャー卿が採った方法はその真逆だった。 フィッシャー卿「主砲乗せるのに中間砲と副砲が邪魔なら主砲以外撤去すればいいじゃない。そうすれば主砲もいっぱい積めるじゃん!」 結果、ドレッドノートは既存艦の2.5倍となる連装主砲塔5基を搭載。 副砲・中間砲による柔軟性こそなくなったが、 三番・四番砲塔は舷側砲配置なため、同航戦or反航戦時に舷側方向へ投射できる最大砲数は8門となるが、それでも既存艦2隻と同等の火力を獲得。 ついでに主砲を同一口径に揃えて公算射撃に特化させたことで、砲撃の有効射程距離が格段に延伸し命中精度も向上。 まあ、さすがに主砲オンリーだと魚雷艇の肉薄雷撃に無力なので、小型目標迎撃用の7.6cm単装速射砲はきっちりと装備している。 蒸気タービン採用による絶対的優速 当時の船舶はレシプロエンジン(自動車やバイクに積んであるアレの超巨大版だと思っていただきたい)が主流だったのだが、 ドレッドノートは蒸気タービンエンジンを搭載することで既存艦に対し圧倒的な大出力を得た。 その大出力を推力に振り向けた結果が既存艦の最大速度をあっさり突破する21ノット。 前弩級戦艦とドレッドノートが実際に戦った場合、前弩級戦艦がばらばらに各砲を構える間にドレッドノートはさっさと離脱し、 持ち前の超射程特化を生かして敵有効射程外から一方的にフルボッコにできるのだ。 ドレッドノートショック、そしてフラグ回収のお知らせ ドレッドノートの完成により、すべての既存艦はスクラップ同然のガラクタと化した。 そしてそれを払拭するかのごとく海軍列強国はドレッドノートに対抗可能な同コンセプトの戦艦(弩級戦艦)を建造していく。 いわゆるドレッドノートショックというやつだ。 しかし、何か忘れてはいないだろうか。そう当時、「世界最強の海軍国家」、すなわち「世界最多数の大艦隊」であり、ドレッドノートの所属先でもある「大英帝国」本丸である。 ドイツの大艦隊に対抗するための新型戦艦の設計をするのはいい。そして新型戦艦の建造に注力するのもいい。誰だってそーする。筆者だってそーする。 だが、限界まで秘匿した上に完成を急がせるためにリソースをガンガン注ぎ込んだのが裏目に出た。 当然だと言われればその通りとしか答えようがないのだが、かくして 未成艦(ロード・ネルソン級)含む世界最強の海軍はロイヤルネイビー主力艦群全部まるごと陳腐化している世界最大の旧式艦隊 という結果までも招いてしまった。実に華麗なブーメランだが英国面にはよくあること。 結局このせいで列強各国に対する優位こそ失わなかったものの、その維持のために大英帝国は否応なく熾烈な建艦狂争の先頭をひた走る羽目になった。 この煽りを受けて大活躍をした偉大な艦や、旧式を踏まえても性能は悪くない素直な艦達が閉店セールの如くやっすい値段で売り払われたり解体される姿には涙すら誘う。 また、列強の建造した弩級戦艦を超える戦艦を建造することを強いられた大英帝国は、 一部の主砲塔を背負い式にすることで全砲塔を艦の中心線上に配置、両舷に最大火力を投射可能な初の新型戦艦『オライオン級』を建造、 超弩級戦艦(スーパードレッドノーツ)として大々的に喧伝する。 こうして大艦巨砲主義と戦艦の性能(あと大食らい)は肥大化の一途を辿り、その究極到達点にして至高の存在が大和型戦艦である。 その後のドレッドノート 新世代の大英帝国の一翼を担う新型戦艦として大々的に喧伝されたこともあって国民からの知名度も高く、 1910年には悪名高い担ぎ屋によって規模とタチの悪さではトップクラスのイタズラ(偽エチオピア皇帝事件)のターゲットにされた。 この時に偽エチオピア皇帝一行が発したでたらめなエチオピア語「ブンガ!ブンガ!」は、後々ドレッドノートを彩り続けることとなる。 戦艦としては、1912年のオライオン級完成に伴って世は完全に超弩級戦艦時代へと移行し、ドレッドノートは旧式艦として二線級扱いを強いられる。 第一次大戦開戦時には北海担当の第4戦艦戦隊に所属しており、1915年に全世界で唯一体当たりで潜水艦を撃沈した戦艦(*2)の称号を獲得。衝角撤廃してるんですがそれは……(*3) 1916年6月には既に超弩級無双のせいで相対的低速艦と化しており、艦隊随行困難とされてテムズ川の第3戦艦戦隊(沿岸警備担当)旗艦となる。 二線級なのでユトランド沖海戦への参加も戦訓対応も許されず、1920年に退役。1922年に売却され、翌年に解体された。 新時代の魁となった新鋭艦にしては、あまりに寂しく物悲しい晩年だった。 余談 実のところ、ドレッドノートに施された装甲も火砲も単体で見れば当時の常識の範疇の内であり、速力や建造・運用コンセプト以外は別に革新的なものではない。 むしろ、完成までの工期短縮のために既存技術でまとめあげてすらいた。 速力とて蒸気タービンはすでに実用化の成っていたもので、建造しようと思えば一定の国力を持っていた海軍国家(いわゆる海軍列強)ならば、 実にフォイっと建造できるものだったのだ。 割と容易に建造可能な革新的性能&コンセプトの戦艦……こぞって建造されないはずがなかった。 既存の設計を見直して革新的な革命をしたはいいが、簡単にパクられまくって早期に陳腐化してしまったという点では後にフランスで生まれるルノーFT戦車と似ている。 もっとも、革新的過ぎるコンセプトはやはり齟齬があり、全廃したハズの副砲はなんだかんだで割と早く復活した。 水雷艇対策としては7.6cmではやはり威力不足が目立ち、また近接戦闘での副砲の速射性は一定の評価を得ていたためである。 ドレッドノートのすぐ次の戦艦で7.6cm砲は10.2cm砲に拡大し、やがて6インチ級の、従来詰んでいたのと同じ大きさの副砲に戻っていった。 また、各種弾道弾への大艦巨砲主義の(ある意味での)継承により戦艦が必要なくなるまで、ドレッドノート以降の戦艦は技術は洗練されてもコンセプトはほとんど変わっていない。 まさに原点にして到達点。 追記・修正は「祖国の」世界最強の既存戦闘艦艇をガラクタレベルの旧式艦に叩き落としてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ガンダムとかギター以前にそもそも「ド級」という言葉の語源になった戦艦 -- 名無しさん (2014-03-25 07 01 41) 確か第二次大戦でも、ポケット戦艦として有名なドイッチュラント級は魚雷を装備していた。まぁ弩級戦艦じゃないからおかしい話でもないけど。 -- 名無しさん (2014-03-25 11 53 05) ポケ戦は戦艦に入れないのが一般的じゃない? -- 名無しさん (2014-03-25 11 56 11) 何気にマルフォイいれてるw -- 名無しさん (2014-03-25 21 07 36) 筆者の筆がノリに乗った非常に面白く読みやすい項目 -- 名無しさん (2014-03-26 11 22 58) 艦娘になったらどんな容姿と性格、性能になるのやら。 -- 名無しさん (2014-03-31 18 46 08) 結局はでかい主砲に載せ替えただけって事でおk? -- 名無しさん (2014-12-18 15 23 55) ↑ハード的には主砲の数が倍になった。その代わりに半端な性能の中間砲を下ろした。技術的にはそこまで目新しくはないんだが、革新的だったのはコンセプトの方。 -- 名無しさん (2014-12-18 20 16 51) ウォーシップガンナーでなぜか潜水艦として登場 -- 名無しさん (2015-01-09 14 38 04) THE地球防衛軍2では敵の大型爆撃機の名前として登場。エイリアンが使う兵器なのに、なぜ実在の兵器の個体名が? -- 名無しさん (2015-02-13 21 38 45) PS2のヤマトでも登場。後期生産型で波動砲は収束。元の再現か、他の主力戦艦より攻撃力に上方補正がかかっている。 -- 名無しさん (2015-02-16 23 45 38) 薩摩型戦艦の設計案に30cm連装砲4基8門にする案があったらしいけどもしそれが完成してたら弩級戦艦じゃなくてサ級戦艦って呼ばれてた可能性は…ないか… -- 名無しさん (2015-03-03 13 52 10) この戦艦にドレッドノートと命名した奴は偉大だな。もしベレンフォンだったらべ級戦艦とか超べ級戦艦になって一気に建艦意欲そがれる -- 名無しさん (2015-04-02 22 18 43) YAMATO2520では第17代YAMATOがドレッドノート型戦艦 -- 名無しさん (2015-05-30 13 19 55) でかい主砲に>チャリオットの方の戦車が、従来は弓(主砲)と槍(中間砲)載せてたのを、弓だけ倍載せた。更に早い馬(蒸気タービン)使って弓は届くけど槍は届かない距離で戦えるようにした。更に同じデータで撃つことで「当たった矢は俺が撃ったの? あっちに外れた矢は誰の? 俺の狙い正しい?(水柱を取り違えて遠距離射撃データがわからなくなる)」を無くした。ハードよりコンセプト3つをうまくマッチさせた -- 名無しさん (2016-07-30 18 58 19) 薩摩型戦艦は主砲統一しても一番艦が18ノットなので既存戦艦と同じ位。近づいて中間砲も使って撃たれるのでコンセプトのうちの2つが使えない「勝てないし逃げられない」ド級ほど戦力差はないし革新的にもならない -- 名無しさん (2016-07-30 19 04 07) ↑7 インベーダーの兵器類の名称はEDFが呼びわけるためにつけたもので、インベーダーやフォーリナー自身が名乗ったことはないよ。 -- 名無しさん (2017-12-08 13 06 06) 「歴史長いロイヤルネイビーの中でも大事にされてきた名前の一つ」アメリカの「エンタープライズ」みたいなものか。 -- 名無しさん (2018-06-26 18 57 12) 意外にどの作品でも擬人化されてない。切り札中の切り札なのか? -- 名無しさん (2018-06-26 18 59 33) 2202では主力戦艦の艦級名がドレッドノートになったね。 -- 名無しさん (2018-06-26 19 29 53) どの作品でも擬人化されてない<大抵擬人化ゲーはWW2基準だから、出した所で活躍もロクにない時代遅れの艦でしかないからな。 -- 名無しさん (2018-07-02 18 35 50) 自分とこの軍事ドクトリンまるごと自分で陳腐化させちまったどこかの海軍に比べたらマシ(震え声 -- 名無しさん (2018-07-02 19 23 06) 三笠とアヴローラが弱ステ強スキルのアズレンならワンチャン -- 名無しさん (2020-03-25 17 44 16) 基本ベースとなる性能が一緒な人間なら、「古の英雄」 -- 名無しさん (2021-09-02 13 10 16) 「古の英雄」枠ででいいんだけどねぇ…… -- 名無しさん (2021-09-02 13 11 22) 建造があまりにも早かった為に各国は建艦中の旧式艦を何年もかけて造らざるを得なくなって、実際にドレッドノートに対抗するド級戦艦が各国出揃うのは1910年以降の事だから裏目どころか大成功してる気がするんだが -- 名無しさん (2022-01-06 22 39 30) ↑5 その海軍とロイヤルネイビーは師弟関係みたいなもんなんだよなぁ -- 名無しさん (2023-04-18 06 46 31) スタッフの考証ミスなのか、スターウォーズだと何故か戦艦とは別にドレッドノートって艦種がある -- 名無しさん (2023-05-30 15 20 26) 「提督の決断2」で、大和級を「弩級戦艦」と表記・分類していたので、モヤモヤした -- 名無しさん (2023-05-30 19 55 52) 名前 コメント
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1~200 / 201~400 / 401~600 / 601~800 / 801~1000 ☆抱いて眠りたい☆ 提督「誰だ俺のベッドで寝ている奴……」 卯月「すぅ……すぅ」 提督「卯月か……何してんだこんな所で」 提督「それと……ベッドの下にいる奴も出てこい」 金剛「誰もいないデース」 提督「なんだ誰もいないのか。俺の勘違いだったようだな」 提督「――って馬鹿!」 ☆お断り☆ 鈴谷「あー!摩耶ばっかりうさぎの餌付けしてズルい! じゃあ鈴谷は電に食べさせるとするかね」 電「自分で食べれるのですっ」 提督「……」 鈴谷「何見てんのさ。見せもんじゃないよ!」 提督「やーい振られてやんの」 鈴谷「むきぃー!」 ☆命賭けてますから☆ 卯月「よよよ? 鈴ちゃんは?」 愛宕「ん? 鈴ちゃんならキッチンで晩御飯の支度始めたわよ」 卯月「さっきお昼食べたばかりぴょん?」 愛宕「鈴ちゃんのところ行けば分かるけど、 あの娘、あれになるとうるさいからもう誰も何も言わないのよ」 卯月「行ってくるぴょ~ん」 ☆特別なカレーとは☆ 卯月「すーずちゃんっ♪」 鈴谷「んん? あらまあうーちゃんじゃん」 卯月「今日の晩御飯なーに?」 鈴谷「ほほう。さては腹ペコくんかな? 今日の晩御飯はなんと……!」 卯月「なんと!?」 鈴谷「特別に……!」 摩耶「はいはい、カレーだろ」 鈴谷「あー! 言わないでよー!」 ☆9th東京両日当選なり☆ 提督「ふははは!ついに! あのe+も我が軍門に下る時がきたか!」 加賀「両日行けると思ってるんですか?」 提督「……。お仕事しなくちゃいけないんですか?」 加賀「はい」 提督「加賀も一緒に行こうぜ! な! 前日とかにまとめてやればいいって!」 加賀「……で、ですが仕事が」 摩耶「いや揺らぐなって」 ☆メタルヒーロー☆ ※遠征(買い物)の帰り道 提督「ん? 電どうした? カラオケが気になるのか?」 電「い、いえ……ちょっとだけ」 卯月「うーちゃん知ってるよ! みんなでお歌を歌う場所ぴょん」 卯月「こっの星はぁ~宇宙船だっよぉ~♪ 誰だって~ 明日への~乗組員~♪」 提督「何でそんなマニアックな歌、知ってんだよ……お前」 ☆歌ってくれそう☆ 提督「ちなみに昔加賀と二人で行ったことがあるんだよ」 卯月「お姉ちゃんと?」 提督「加賀はとにかく飲み放題に含まれてたソフトクリーム食ってたな」 電「電もアイス食べたいのです」 提督「でも雪国ならすぐ歌ってくれたよ」 ☆ライバル心☆ 那珂「なんかさー、提督のところに可愛い娘来たみたいだけど――」 龍驤「ほう?そうなん?」 那珂「まあ那珂ちゃんの敵ではないよね」 龍驤「お、おう。せやな」 那珂「ちょっと一回シメてくる?」 龍驤「やめたれや」 ☆ヤキ入れに来た☆ 龍驤「ういーっす」 提督「おいおい誰だよピザ頼んだ奴~」 那珂「アタシだよ!」 龍驤「なんや新人入った聞いてな」 那珂「おうおうどんなわっぱなのか見てやろうと思うてのう」 卯月「あー! アイドルの那珂ちゃんがいるぴょん!」 那珂「ほひょ!?」 ☆サイン入り☆ 卯月「うーちゃん那珂ちゃんのサイン欲しいぴょ~~ん……だめ?」 那珂「いいよ。どこにすればいいのかな?」 龍驤「なんやその満面の笑みは……気色悪いなぁ」 提督「この色紙にしてもらいなさい」 龍驤「お前もお前で用意周到すぎてキモいわ」 提督「あとついで俺の分も頼む。上層部賄賂用、転売用×5、保存用、観賞用で」 龍驤「転売用多すぎるやろ。ええ加減にせえや」 ☆飴ちゃん☆ 龍驤「まあにしてもこう癖のある可愛さやな」 卯月「うーちゃん可愛いぴょん?」 龍驤「おうおうお姉ちゃんが飴ちゃんやるわ」 卯月「わーい!」 提督「俺は飴ちゃんじゃなくてピザが欲しいな」 龍驤「しゃーないなぁ~じゃあピザちゃんを特別に――ってあるかそんなもん!」 提督「うん」 ☆めちゃイケ女子プロレス☆ 提督「あんなアイドル風情がTシャツでリング上がるとか……」 加賀「危険きわまりないですね」 提督「昔のバラエティーだったら100%ひん剥かれてたよなぁ」 加賀「皮をですか?」 提督「こえーよ。シャツだけだよ。下着姿晒すってことよ」 加賀「それも十分考えものですけどね」 ☆プロ意識☆ 那珂「那珂ちゃんもよく芸人さん達と身体張り合うけど、 絶対那珂ちゃんのが強いもんね」 呉「今日のさっきの女子プロレスあたりなら余裕でしょ?」 那珂「たぶん那珂ちゃんレスラー側で参加することになりそう……」 龍驤「うちらみたいにこんだけ訓練してたらそうなるわな」 那珂「あとは運動会的なバラエティ出ても適度に手を抜かなきゃだし」 龍驤「そうなん? ぶっちぎりで優勝できるやろ」 那珂「出来るけど次から呼ばれなくなっちゃうよ?」 ☆HOT☆ 提督「最近暑くなったよね」 加賀「……。海外では女性を褒める時に可愛いや美しいを そのまま英語にしたものを使わずHOTという単語を使うそうです」 提督「いやだからって今そういう意味で褒めた訳じゃないぞ」 加賀「……そうですか。金剛に教わったんですけどね」 提督「仲悪いんだか良いんだか分かんねーなお前ら」 ☆暑さ☆ 響「……暑い」 隼鷹「……」 舞鶴「あれ隼鷹は全く動かないけど何してるの」 初雪「ああやって全く動かないことで体力を温存して 夏を乗り切るらしいよ」 舞鶴「ほう? くすぐり攻撃にも耐えられるのかな?」 ☆今日から6月☆ 響「……夏だけシベリアに帰りたい」 舞鶴「じゃああの動かない人は自力で夏を乗り切るらしいし こっちはかき氷でも作ってよっか」 初雪「ほんとに!? やったー」 隼鷹「ズルい! 氷食うとか贅沢の極みだよ!」 舞鶴「あ、動いた」 ☆まだクーラーは早い☆ 提督「俺が寝てる間うちわで扇いでてくれよ」 加賀「扇風機買えばいいじゃなですか」 提督「え、クーラーつけるって選択肢は!?」 加賀「……ないですね」 赤城「暑いということならば……私に任せて下さい」 加賀「……」 赤城「加賀さんの目がとても冷たいです!」 ☆笑顔が怖い☆ 赤城「もう!そんなことするんだったらいいですよ!」 赤城「私の力で悪霊とか呼んじゃいますからね!!」 提督「ま、待てそれはやめろ!」 赤城「ふふーん、私、加賀さんが本当はお化け怖いの知ってるんですからねー?」 加賀「……。確かに非科学的な霊は正体不明なので無駄な脅威は感じます」 加賀「……が、赤城さんは別です。必ず地獄に送ってあげます。 私って友達思いですから」 赤城「ひぇぇ~~! 笑顔が怖いですよ!」 ☆優雅に夏を満喫☆ 扶桑「こう……夏にもなるといつもしたいことがあるの」 山城「なんですか?」 扶桑「窓を開けて、近くに座ったら風が気持ちいいくらいに吹いてくれて 足は冷たい水を張ったタライとかに入れて……」 扶桑「そうやって静かに本を読んでいたいの」 山城「姉様、非常に言い難いんですけど……訓練の時間です」 扶桑「……そうね」 ☆痴女っ子万歳☆ 鈴谷「あっちぃ~アイスうんまー」 摩耶「お前なぁ……そのだらしない格好何とかんねえのかよ」 鈴谷「何さ何さチューブトップブラにショーパンの何がいけないのさ」 摩耶「いいのか? さっきから撮影会みたいになってんぞ」 鈴谷「撮らせとけばいいよ、減るもんじゃないし」 提督「さっすが鈴谷さん! もっとこう脚おっぴろげてもらってもいいっすか!?」パシャパシャ? ☆反省しない’s☆ 加賀「摩耶から報告を受けました」 提督「あの野郎~~チクリやがって~~!」 鈴谷「あの野郎~~チクリやがって~~」 加賀「提督はともかく。鈴谷もふしだらな格好をしてはいけませんよ」 鈴谷「えー? 涼しいよ?」 提督「そうだよ。目の保養にいいよ?」 加賀「摩耶。やっておしまい」 摩耶「おう、吊るしとくな」 ☆アブノーマル☆ 加賀「摩耶」 摩耶「ん? 予定通り二人共食堂に吊るしといたぞ」 加賀「そう……」 摩耶「何かあったのか?」 加賀「いえ、提督はあとで私の部屋に吊るしますが構いませんね?」 摩耶「いや構うわ。だめに決まってんだろ」 ☆調査報告☆ 呉「で、横須賀の所の新人さんはどんな感じの馬鹿だったわけ?」 龍驤「ま、まあ確かにそれっぽくはあったけどな」 那珂「なんかテンションすごい高い子だったよ! でも可愛いの! 那珂ちゃんくらい」 龍驤「余計な一言いらんわ」 呉「つまり非常に面倒な奴ってことね」 龍驤「まあ呉が会ったら思わず殴りたくなる言う所は那珂と一緒かもしれんわ」 ☆大人とは☆ 初雪「……大人AKB」 隼鷹「……ふぅむ。舞鶴じゃだめだね」 響「なんで?」 隼鷹「なんでってそりゃあ……歳以外大人な要素がないからね」 舞鶴「なにをー!?」 ☆草葉の陰から☆ 青葉「やめてくださいよ! そんな年齢の話なんて!」 舞鶴「おう、どっから現れたー?」 青葉「青葉だって舞鶴さんの歳のことなんて考えたくなかったですよ」 舞鶴「そうだそうだ! 言ったれ言ったれ」 青葉「だって考えたら気になって調べちゃってそんでもって消されるじゃないですか!」 舞鶴「そうだね。まずは君を無職に追い込んでやろう」 ☆枕☆ 卯月「寂しくて眠れないぴょ~ん」 提督「よしよし、こっちおいで」 卯月「司令官~~」 加賀「提督~~?」 提督「よ、よ~し、卯月。加賀が一緒に寝てくれるそうだからなぁ~。 良かったなぁ~おっぱい枕でもしてもらいなさい」 ☆譫言☆ 金剛「……テートクの……煮汁」 金剛「……ハッ!?」 金剛「私、今何か言ったデス!?」 呉「……? 何も? それよりもう遅いから先に寝てていいわよ」 金剛「う、うん。呉も無理しちゃNOネ」 呉「はいはい」 呉(暑さにやられた? あの娘、疲れてるのかしら?) ☆本日までだそうです☆ 提督「ニューヨークへ行きたいかー!」 鈴谷・摩耶「おおーーー!」 提督「俺はそうでもない」 摩耶「じゃあ何で聞いたんだよ」 提督「さあ、俺達の夢ある未来を買いに行くぜ!」 鈴谷「どうせ当たんないと思うよ?」 提督「ばっきゃろう! 当たるか当たらないかじゃない! これはそういうジャンボなドリームを買うのさ!」 ☆ストレス大爆破☆ 愛宕「……」 摩耶「どうしたんだ愛宕姉、口開いたまんまだぞ」 愛宕「……え? あ、いや今ね、ピザ屋ちゃんが来てたんだけど 走って急いでるの見たから引き止めたんだけど……」 愛宕「そしたら唐突に泣きながら? 怒りながら? 私の胸をビンタしてそのまんま走ってちゃったのよね……」 摩耶「は、はあ? なんじゃそりゃ」 愛宕「ほら、あの娘も那珂ちゃんとかといるからストレス抱えてるのよ……きっと」 ☆夏!Coming Soon☆ 鈴谷「夏に向けて新しい水着欲しいなぁ~。うっふ~ん」 卯月「うーちゃんも水着欲しいぴょ~ん。うっふ~ん」 提督「卯月が変なこと覚えてるじゃないか。やめなさい」 提督「ではこの提督お手製の馬鹿には見えない水着をあげよう」 鈴谷「わーお、お馬鹿さんの発送だよそれ!」 ☆トレーニング用の☆ 提督「プールうちになかったっけ?」 加賀「ありますよ」 鈴谷「まじ!? 使おうよ! あっついじゃん」 提督「ただし条件はお掃除することだ」 電「ルンバの出番なのです!?」 提督「ごめんな電。ルンバじゃぬめりと闘った瞬間ショートすると思うぞ」 ☆ルンバに相談だ!☆ 電「ルンバはプールのお掃除はできないそうです」 電「電にはどうすることもできないのです」 電「っくちゅん!」 赤城「呼ばれて飛び出て赤城さ~ん」ボワワ~ン 電「くしゃみしたらルンバから出てきたのです!?」 赤城「電ちゃんの願いはルンバでプールの掃除をすることかね?」 ☆そういや昨日ガルマ死んでたわ☆ 電「なるほど……確かに赤城お姉ちゃんが憑依した状態なら プールのぬめりも排水口の詰まりも一思いに吸い込んでくれます!」 赤城「いやさすがにそれは……いくら雑食の私でも」 電「えへへ、これでプールで泳げるのです」 赤城「いやあの……」 加賀「話は聞きました。赤城さんならその程度のぬめりや汚れ 朝飯前で全て吸い込んで平らげてくれますよ」 赤城「加賀!謀ったなぁ!加賀!」 ☆白いシャツに水着で掃除(提督指定)☆ 提督「それではこれよりトレーニング用のプールを掃除しますが 各自モップはちゃんと持っ……おい」 青葉「……?」クルッ 提督「くるっじゃねーよ!振り返ってんじゃねーよ!お前だお前!何してんだお前!」 青葉「きゃっきゃうふふな大変需要のある光景が撮れると聞きまして」 提督「濡れて壊れても知らんぞ」 青葉「防水ですし!」 提督「じゃ、じゃああの水着の尻の食い込みを指で修正するあれを撮って売って下さい!」 摩耶「リクエストしてんじゃねーよ」 ☆強打するとホント痛いから☆ 提督「あと……誰か電が嬉しそうに持ってるルンバを取り上げろ」 愛宕「社会勉強よ。あれも」 提督「じゃあ次のルンバの費用は愛宕持ちな」 愛宕「電、モップと石鹸使ってホッケーしながらお掃除しましょう!?」 提督「遊びで誘うのは非常に上手いが、滑って転んでお尻打ったら誰が手当……ハッ!」 愛宕「ごめーん、電。今の無し!」 ☆赤城に対してはドS☆ 赤城「あぁぁ! オェッ! ェ゛ーッ!」 加賀「ほらあなたが吸うと言ったんですよ。まだこっちの排水口が残ってます」 提督「か、加賀、赤城が消えかけてるからそのくらいにしてやれよ」 加賀「消えかけてる? それは困りましたね」 加賀「ほら、赤城さん。大好きなぬめりがここにもありますよ。 思う存分吸って元気になってください」 赤城「ひぃぃ! ひぃ!」 ☆透けブラ見放題の季節☆ 鈴谷「そーれ水で流すよー!」 電「きゃあっ! 冷たいのですっ」 卯月「鈴ちゃん冷たいぴょ~ん!」 摩耶「てめえ! さっきからアタシのことばっか狙うんじゃねえ!」 提督「ふむ、やはりホースを鈴谷に持たせて正解だったな」 青葉「皆さん、シャツが透けて素晴らしことになってますね」 愛宕「約一名、シャツどころじゃなく透けてきてるんだけど」 赤城「ウェ゛ッ! エェ゛ーッ!」 ☆仲良くしなさい☆ 赤城「ふぅー! 全部消化してくれたわい!」 加賀「ぐぬぅ……、さすがは一航戦の私の親友にして強敵!」 提督「俺だったらそんな友達は嫌だ」 赤城「ぬ゛ぅーん! ドンと来い!」バリボリッ 加賀「そのモップを食べるのはやめなさい!」 摩耶「お前ら掃除しろよ」 ☆ワンピースタイプもそれはそれで☆ 愛宕「さっそく水入れましょー! ……加賀さん、競泳用なのね」 加賀「一応訓練の一貫ですので」 鈴谷「なんで摩耶は紐のエロい奴じゃないの?」 摩耶「十中八九、水中で何か仕掛けてくるお前に対抗するためだ」 青葉「摩耶さんのポロリの可能性が……消えただと?」 摩耶「ほら見ろ。こういうのがいるから」 ☆入る前は必ずしましょう☆ 提督「よしみんな入る前にまずは準備運動 鈴谷「いっちばーん!」ザブーン 卯月「うーちゃん二番ー!」ザブーン 加賀「二人共、ストレッチをちゃんと」 愛宕「えーい!」 加賀「わっ」ザブーン 提督「あーあーもう好きに遊びなさい」 ☆ゴムプール☆ 響「……提督の所にはプールがあるのに何でうちにはないの」 舞鶴「ゴムプールなら」 初雪「子供プール?」 舞鶴「膨らます?」 響・初雪「うん!」 ☆膨らませろ☆ 初雪「ポンプとか空気入れる機械はないの?」 舞鶴「あるわけないよ」 響「ふぅ~! ハァハァ……全然だめだ」 初雪「全然膨らまないね。交代する?」 青葉「関節キッスのキマシ展開と聞いて!?」 初雪「わっ、どこから来たの」 舞鶴「君は凝りないねぇ~本当に」 ☆肺活量☆ 呉「で、なんで私の所に来るんですか」 舞鶴「いいじゃないのいいじゃないの。 たまにはエンターテイナーの那珂ちゃんを見習いなよ。ほい」 呉「いや、ほいじゃなくて……ゴムプール? これを膨らませろと?」 響・初雪「わくわく」 舞鶴「見ててね、第一期生の首席の肺活量を」 呉「やればいいんでしょうやれば……すぅ」 響・初雪「おおおおおおお!?」 ☆王者のふぅ~格☆ 響・初雪「……グスン」 舞鶴「君はもう少し後先を考えて行動しないとだめだよ」 呉「やれっていうからやったのに……」 舞鶴「いやでもまさか、ゴムプール膨らませてそのまんま破るって…… 一体何の訓練したら君はそうなるんだい」 呉「す、スミマセン」 呉(理不尽だ……) ☆ストレスの発生源と八つ当たり☆ 那珂「じゃーん、夏の新作水着っでーす! 撮影で使ったの気に入って買い取っちゃった~♪」 那珂「どうどう? うっふ~ん」 呉「……。おい」 那珂「っ!? ど、どうしたの呉……顔こわいよ。 す、スマーイル、スマイルプリーズ」 呉「誰がそんな格好で私の鎮守府を歩いていいって言ったのよ。 罰としてグラウンド50周。その格好でね」 那珂「えっ!? えぇ~~!?」 ☆カメラさえあれば撮影会に☆ 龍驤「なんやったんやあいつら……」 呉「おかえり龍驤」 龍驤「ただいま~。なぁ外で那珂は何してん?」 呉「は? どういうこと?」 龍驤(なんや今日エラい機嫌悪いなぁ) 龍驤「最初は追いかけとるだけみたいやったけどいつの間にか 那珂と青葉の二人で撮影会しとったで?」 呉「」ブチィッ ☆プールいっぱいの☆ 舞鶴「いやー実際少し古めの奴だったから新品になってよかったね」 響「これで念願のプール!」 初雪「あとは水をいれるだけだね」 舞鶴「まあ子供用だし入れてもその中で 大人しく座ってるくらいしかできないけどね」 隼鷹「お? 何々? もしかしてその中にたっぷりのビールでも入れるの?」 響・初雪「……いれないよ」 ☆スイマーよ!☆ 卯月「きゃー!司令官が追いかけてくるぴょ~ん!」 提督「ほら逃げろ逃げろ~! みんな水着を脱がしてくれる~! わははは」 愛宕「提督! 後ろ!後ろ!」 提督「なんだよ志村みたいに呼びやがって……何にもないんだろ?」クルッ 加賀「……」ザバババババ 提督「すごい勢いで何かが泳いできてる!?」 ☆スイミングスクール☆ 鈴谷「ほれ、いち、にー、いち、にー」 電「……ぷはっ。……ぷはっ」バシャバシャバシャ 鈴谷「上手になってきたじゃーん?」 鈴谷「じゃあ鈴谷さんのお胸まで泳いでごら~ん」 電「が、頑張るのです?」 提督「待ってろ鈴谷ァァーー!」ザバババババ 鈴谷「ぎゃああ! 提督には言ってないし! 後ろからすごい速さの何かが追ってきてるし!」 ☆チャンス☆ 摩耶「ぐっ」ビキィッ 摩耶「あ、脚つった……」 提督・鈴谷「チャーーーンス!」 提督「ぐっ、離せ加賀ァ!あ、背中に柔らかな感触」 鈴谷「ぎゃあああっ! あたしも脚つったぁぁーー!」 提督「あ、青葉ぁ~~? 青葉どこ行ったぁ! なんでこんな時にいないんだぁぁ!」 ※青葉は別の現場(呉の所)
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クエスト名 内容 獲得資材等 出現条件 燃料 弾薬 鋼材 ボーキ その他 はじめての「演習」! 他の提督(プレイヤー)の艦隊と「演習」を行おう! 10 10 0 0 開発資材x1 「演習」で練度向上! 本日中に他の司令官の艦隊に対して3回「演習」を挑もう! 50 0 50 0 高速建造材x1 「演習」で他提督を圧倒せよ!(デイリー) 本日中に他の司令官の艦隊との「演習」で5回以上「勝利」をおさめよう! 0 50 0 50 開発資材x1 「演習」で練度向上!終了 大規模演習(ウィークリー) 今週中に「演習」で他の提督の艦隊に対して20回「勝利」しよう! 200 200 200 200 開発資材x2
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270 :4:2012/08/27(月) 09 24 54 提督たちの憂鬱 第12話登場人物一覧 1/7 1939年11月30日 ソ連軍芬蘭侵攻を開始。 『陸軍大国ソ連が本気を出せば、人口370万の小国であるフィンランドは成す術がない…… 多くの国が当初そう判断した。しかしその判断は当事者の行動ではなく、 部外者である大日本帝国の行動によって修正されることになる。』 『ソ連がフィンランドへ侵攻する直前に成立した近衛内閣はフィンランドに対して 出来る限りの支援を行うと発表した。支援の内容が明らかにされると、各国は驚愕した。 何しろ義勇軍の派遣、大規模な物資支援、さらに資金援助まで行うと日本が公言したのだ。 ソ連に蹂躙されるばかりと思っていた国にとっては金を溝に捨てる行為であった。 だがこれまで日本の先読みによって痛い目にあった国々の中に、フィンランドが勝算を持っている、 又は持ち堪えるという確信を日本が持っているのではないか、そう考える国が出てきたのだ。 さらにフィンランドがソ連相手に強硬な態度を貫いたのは日本と密約があったからではないか、 そう勘繰る者さえ居た。』本編12話より抜粋 独逸総統官邸 ヒトラー:遣欧艦隊の通行を許可する。 日本がこれ以上英国寄りになり欧州に本格介入をさせず、 さらに英国の介入を阻止、そしてソ連からの抗議を受け流す等動きまわる。 英国首相官邸 チェンバレン:宰相。チャーチルとフィンランドの問題について会談。 チャーチル:海軍大臣。チェンバレンとフィンランドの問題について会談。 271 :4:2012/08/27(月) 09 26 05 2/7 遣欧艦隊 南雲忠一:遣欧艦隊司令官。旗艦妙高の自室で頭を抱えていた。 『「フィンランドへの支援が名目だ。あまり深入りしないようにしないと。 しかしあまり消極的に戦うとデータが取れないし。 それに私も闘志が低いなんて言われかねない……源田の二の舞になるのも嫌だしな」』 『「胃が痛いな……はぁ」』 『任務、艦隊の保全、それに自身の評判、 様々なものに挟まれて南雲は苦悩した。』本編12話より抜粋 加藤建夫、坂井三郎、篠原弘道、樫出勇、笹井醇一:遣欧艦隊所属陸海軍航空隊。名前だけ登場。 源田実:名前だけ登場。 『海軍主流派(夢幻会派)や戦闘機派に思いっきり睨まれ、 窓際に追いやられていた。』本編12話より抜粋 山本五十六、大西瀧治郎:名前だけ登場。 『山本や大西は助かったものの、下手をすれば国防に大穴を開けかねない 失態を犯したことは否定できず、彼らの昇進は遅れることになる (夢幻会派の将官の昇進を優先させたいという生臭い理由もある)』本編12話より抜粋 『様々な人間の思惑が交差しつつ、日本艦隊はフィンランドに向かう。』本編12話より抜粋 272 :4:2012/08/27(月) 09 27 06 3/7 冬戦争序盤、ヘルシンキ空襲。 クリル・A・メレンコフ:上級大将。芬蘭侵攻作戦総司令官。 開戦初頭からの苦戦に驚愕し焦る。『前線空軍にあらゆる損害を無視して空襲を行え』と指示。 同時に各地の陸軍部隊に進撃を命じる。 スターリン:名前だけ登場。 クリメント・ヴォロシーロフ:ソ連国防委員長。名前だけ登場。メレンコフの上司。 山口鋠:陸軍少佐。名前だけ登場。冬季戦技教育団(通称:冬戦教)を創設。 <提督たちの憂鬱 支援SS> 創設者辺境人氏。 ttp //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/161 ttp //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/162 ttp //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/163 日本人義勇兵:旅行を名目にして芬蘭に派遣されていた兵士は 即座に義勇兵として芬蘭軍へ加勢した。 『カムチャッカや樺太、北海道である程度寒さに耐性をつけていた彼らは、 フィンランド兵と並んでソ連兵と戦った。特に山口鋠陸軍少佐によって創設された 冬季戦に特化した部隊・冬季戦技教育団(通称:冬戦教)から派遣された将兵は、 フィンランド軍が驚くほどの早さでフィンランドの冬に順応していた。』本編12話より抜粋 273 :4:2012/08/27(月) 09 28 09 4/7 中部戦線、要衝・コッラ ソ連軍第8軍:56師団75師団所属。コッラ突破を図る。 『彼らは軍砲兵、師団砲兵を総動員してフィンランド軍及び日本義勇軍が立て篭もる陣地に 砲弾の雨を降らせてから突撃を開始する。』 『最終的にフィンランド軍の頑強な抵抗で、ソ連軍のコッラ侵攻は多大な犠牲の末に頓挫し、 中部戦線はこう着状態に陥った。』本編12話より抜粋 北部戦線 スターリン:赤軍の苦戦により機嫌は悪くなっていった。 『スターリンをさらに苛立たせているのは、日本海軍遣欧艦隊の存在であった。 スターリンはドイツやスウェーデンに色々と圧力を掛けて日本艦隊が 現地に到着しないように画策したものの悉く失敗した。』 『スターリンはヒトラーの態度から、ドイツがソ連の弱体化を 図っているのではないかと疑うようになった。』 『赤い独裁者の中に、拭いがたい、ドイツに対する深い疑念、 そして敵意が芽生えていく。』本編12話より抜粋 274 :4:2012/08/27(月) 09 28 43 5/7 冬戦争中盤。 『フィンランド軍の抵抗でソ連軍が悪戦苦闘を重ねていることは、 日本や英国の情報操作もあり、あっという間に世界中に喧伝された。 一般国民は圧倒的兵力で侵略を行うソ連に果敢に戦うフィンランド軍という好印象を与えていた。 しかしある程度、情報を掴める人間達は戦争前からの日本の姿勢から、 この情報を冷静に受容れていた。そして彼らの関心は、日本から到着する本格的援軍(表向きは義勇軍) に向けられた。情報分析能力が高いことに定評のある日本が差し向けた援軍、 果たしてその実力は……誰もがそちらに興味を持った。 フィンランド軍総司令官・マンネルハイム元帥は日本の義勇兵が極寒の地である北欧で 十分に戦えることを知って、新たに到着した日本軍に期待していた。』本編12話より抜粋 芬蘭軍最高司令部 マンネルハイム:元帥。芬蘭軍総司令官。杉山大将と会談。 遣欧軍独立遊撃部隊の編成を要請。 杉山元:大将。遣欧軍司令官。マンネルハイム元帥と会談。 心の中でガッツポーズをとった後、申し出を受託。 『(火消し役、独立遊撃部隊か……ふふふ、出番も増えるな。 日本の、帝国軍の評判を高めるには丁度良い舞台だ……)』本編12話より抜粋 南雲忠一:遣欧艦隊司令官。 部隊の消耗を心配していたが、比較的消耗が少なくて済みそうだと安堵した。 275 :4:2012/08/27(月) 09 29 24 6/7 南部戦線、地上戦。 宮崎繁三郎:少将。旅団長。派遣され即座に現地を視察。 友好的な雰囲気で芬蘭軍と協力関係を構築。 『「ふむ、確かに参謀本部が15師団から部隊を選抜したのは正解だったな。 下手をすれば我々が露助の二の舞になるところだった」 -40度にもなる極寒の大地にさすがの宮崎も圧倒された。 同時に参謀本部が対ソ戦の要である15師団から部隊を引き抜いたのも納得がいった。 もしもこの大地の寒さを甘く見ていれば、大した防寒装備もないソ連軍の二の舞となり、 凍傷によって部隊の戦闘力は激減していた。 またカムチャッカや樺太に配備されたことのある人間な この極寒の環境にもすぐに慣れて、存分に戦えるだろう。』本編12話より抜粋 一木清直:中佐。歩兵大隊大隊長。転生者。包囲殲滅戦は男の浪漫。 西竹一:少佐。戦車部隊を率いる。 芬蘭軍連絡将校:日本軍の用意周到さに脱帽。 『「驚きました。ここまで日本軍の防寒装備が整っているとは……」』本編12話より抜粋 温熱給水用沸水兼給水自動車、携行式組み立てストーブ:芬蘭軍連絡将校も驚く防寒装備。 南部戦線、空戦。 加藤建夫:陸軍中佐。名前だけ登場。九六式戦闘機24機指揮。 柴田武雄:海軍少佐。名前だけ登場。九六式戦闘機12機指揮。 スターリン:創意工夫でソ連軍戦車を撃破した芬蘭軍の奮戦や、 ソ連軍の重戦車が日本軍の新型中戦車によって一方的に撃破され激怒。 自分に責任が及ばないようにメレンコフを更迭し、 経験豊富な軍人を総司令官にすることを決断。 クリル・A・メレンコフ:上級大将。芬蘭侵攻作戦総司令官。更迭される。 276 :4:2012/08/27(月) 09 29 55 7/7 夢幻会会合 日本軍の快勝を聞いて祝杯を挙げた。 嶋田繁太郎:会合出席。戦闘機重視派。 『九六式戦闘機が活躍していることに胸を撫で下ろした。 何しろここで戦闘機が役に立たなかったら目も当てられない。 「これで零戦の導入にも弾みが付く」』 『栄達よりは、快適な引退生活を夢見ていた嶋田であったが、 今の情勢が彼の我が侭を許さなかった。 「海軍大臣か、連合艦隊司令長官か、それとも軍令部総長か。選り取り好みですな」 「面倒ごとが増えるだけですよ………宮様の腰巾着と言われるし」 「ははは。出世が早いと、嫉妬も強いものですよ」』本編12話より抜粋 辻正信:会合出席。 『「赤い熊達をカレリア地峡やコッラ川やラーテ林道で、 大量の肥料に変えれたことに乾杯しましょう」』本編12話より抜粋 東条英機:会合出席。 新型戦闘機開発:零式艦上戦闘機の開発に取り掛かる。 『緊急連絡が会合の席に飛び込んだ。 それはこの場の誰もが予想しなかったもので、そして史実の悪夢を呼び覚ますものであった。 「張作霖が乗った列車が!?」 かくして、中国で新たな動乱が幕を開ける。』本編12話より抜粋
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・特改警備府提督 提督A 提督B
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94 :4:2012/07/26(木) 00 39 46 提督たちの憂鬱 第2話登場人物一覧 1/2 1919~1921年の間 嶋田繁太郎:少佐。午後8時伏見宮軍令部長が料亭に招待。夢幻会と初接触。 夢幻会:逆行者達の利害を調整する為の組織。日清戦争時に結成。 夢幻会海軍派閥:伏見宮博恭王、加藤寛治、大角岑生、南雲忠一、近藤信竹、福留繁 伊藤博文、東郷平八郎、大久保利通:夢幻会協力者 坂本竜馬:名前だけ登場。 夢幻会協力者 『坂本竜馬を助けたのは、彼を信奉していた逆行者だ。 彼は坂本竜馬の生存が日本の未来のためになると思っていた。』本編2話より抜粋 某高級料理店仲居:夢幻会拠点の1つ。モブ。 95 :4:2012/07/26(木) 00 43 04 2/2 3日後、同じ料亭で陸軍や財界の仲間達と接触。 夢幻会陸軍派閥:東条英機、杉山元、牟田口廉也、寺内寿一。 辻正信:大蔵省。MMJ幹部。 阿部信行:内務省中堅幹部 倉崎重蔵:倉崎重工社長 『「逆行者の中には軍人になるのはごめんだとして、 他の官庁や民間に勤めている者も少なくない。』本編2話より抜粋 賀屋興宣:大蔵省。夢幻会協力者。 大蔵省役人:辻、賀屋以外に数名参加。 陸軍高官:兵力のやり繰りに苦労し、女性職員の採用を検討中。
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1 :管理人:2014/05/21(水) 10 14 03 ID ??? DMMのブラウザゲーム、艦隊これくしょん~艦これ~のエロパロスレです。 エロ妄想なりSSなりご自由にどうぞ。 シュチュやネタ妄想雑談しつつ、ゆるーく行きましょう。 百合・女性提督ネタは百合スレで、こちらに投下の場合は注意書き推奨 百合スレは検索で→ 【艦これ】 艦隊これくしょんで百合 ※次スレは 980、もしくはスレ容量480kbを越えたタイミングで立ててください。 公式 http //www.dmm.com/netgame/feature/kancolle.html 公式漫画 http //www.famitsu.com/comic_clear/se_kancolle/ 艦これエロパロ本スレ 【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ10 http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1400427549/ 保管庫 http //www55.atwiki.jp/kancolle_ero/ 2 :管理人:2014/05/21(水) 10 17 13 ID ??? 禁止事項に反する行為は厳しく対処します。 あとwiki参加メンバーにはメールを送っていますのでご確認よろしくお願いします。 3 :管理人:2014/05/21(水) 10 23 05 ID ??? 投稿本文の最大文字数:最大の4096 投稿本文の最大行数:50行 二重投稿判定秒数:30秒 上記のように設定しています。 行数と秒数は変えられますので長くor短くの希望があればお知らせお願いします。 IDは日付+スレッドタイプ。ホストは表示されませんが管理画面ではわかります。 4 :名無しさん:2014/05/21(水) 13 00 19 ID 5OGx1adU 3 確認しましたが スレッドが自由に立てられない旨をトップに書くべきだった こういう管理用の話をするスレッド、およびテストスレが欲しい 5 :名無しさん:2014/05/21(水) 13 05 57 ID qWgHGvHE スレ立て乙です!! 6 :管理人:2014/05/21(水) 13 08 35 ID ??? 4 http //jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/16725/1400645177/ テストや管理などのスレを作りました 報告とか要望もまとめてます 7 :管理人:2014/05/21(水) 13 11 36 ID ??? スレ立ては現在は規制していますがその内解除しますのでご了承ください。 8 :名無しさん:2014/05/21(水) 13 54 54 ID aUAPxS7k お疲れ様です 現在の本スレ?の状況考えると避難も止む無しですね… 9 :名無しさん:2014/05/21(水) 14 02 55 ID RMrSzJzI 妥当な判断だと思います お疲れ様です 10 :名無しさん:2014/05/21(水) 14 44 58 ID 4dbeZako 立て乙 とりあえず荒らしは、スルーかNGしとけばしばらくすれば収まるかと 11 :名無しさん:2014/05/21(水) 14 54 40 ID JozkiPPk おつおつ したらばは詳しくないんだけど、荒らしがこっち移ってきたらピンポイントで規制とかできるの? 12 :名無しさん:2014/05/21(水) 14 59 46 ID tbRN8y9Q お疲れ様です。 11 個人でしたらば管理しているけど規制は可能です。 但し、書き込みを禁止しても閲覧までは禁止出来ません。 13 :名無しさん:2014/05/21(水) 15 06 32 ID FEwDTwO2 禁止事項は書かなくていいの? 14 :名無しさん:2014/05/21(水) 15 34 18 ID wVPX9h86 スレ立て乙です 15 :名無しさん:2014/05/21(水) 15 37 01 ID wVPX9h86 PCからならピンポイントにBAN出てきる訳だけど スマホからだとしたらまとめてBANにするしかない感じになるのかな 16 :名無しさん:2014/05/21(水) 16 35 58 ID 6WEPJQcY とりあえずあの荒らしに関したら触らずに黙ってレス削除依頼に出しとけばそのうちおとなしくなると思うよ 多分愉快犯だろう、何分艦これが盛り上がってるコンテンツだし 17 :名無しさん:2014/05/21(水) 16 49 23 ID CLQtypxo スレ立てお疲れさまです ただ禁止事項は明確にしていただけるとありがたいです 18 :名無しさん:2014/05/21(水) 16 53 55 ID Av82TqfI お疲れ様です 「暴言に対してはBANを含めた厳しい処分を行います」のような禁止事項になるのでしょうか わざわざ書かなくていいならそれに越したことはないのですが、荒らしが出てしまいましたし難しいですね 19 :名無しさん:2014/05/21(水) 17 13 26 ID QI0mMSKU 禁止事項はトップに書いてあるから大丈夫でしょう ここに投下しちゃっていいんですかね? いや、まだ何もないですが 20 :名無しさん:2014/05/21(水) 17 16 25 ID .fnKboHg 禁止事項なら板のローカルルールの中に書いてあったよ 確かにスレのテンプレにも書いた方がいいかもだけれど、そこはこれから話し合う感じですかね? とりあえずローカルルールのところから該当部分をコピペしてみる ■■禁止事項 極端な批難中傷分析、相手を不愉快にさせることを目的とした書き込み 荒らし行為 SS作者以外による改変・改竄および他スレへの投下 投下のあからさまな妨害 議論なしのスレの注意書き書き換え 21 :名無しさん:2014/05/21(水) 18 01 34 ID RJ3fHHVc 乙だぞー 22 :名無しさん:2014/05/21(水) 18 09 16 ID JozkiPPk アレがやってんのは暴言ではないしなあ、禁止事項の文言は難しいとこだ 他人のSS改変レスやる奴は文言に載せるまでもないかな、問答無用で規制でおk。やるやつは禁止事項に載ってようが載っていなかろうがやるだろうしな あとはゴミみたいなもんだから、「自演」「単発」あたりの微妙なやつを管理人ではなく各自でNGすればまぁ9割方消え去るんでは それでも漏らしはあるだろうから、結局皆でスルー力を鍛えるしか無いんだけどね 23 :名無しさん:2014/05/21(水) 18 12 56 ID J9tNT9hs 明らかな嫌がらせだろあれ 暴言ありなしに関わらず十分触れてる 24 :名無しさん:2014/05/21(水) 18 39 47 ID RrFpRabc あの荒らしはちょっと病的でなぁ なんだか見てると哀れな気になっちゃっていやだ ぜひ愉快犯であって欲しいよ 真性だったらなんか凹みますわw 悪い男に引っかかりそうな艦娘の話だが蒼龍を忘れてもらっちゃ困るね あの町娘感は完全にたらし込まれる系女子のそれ しかも巨乳だし 25 :名無しさん:2014/05/21(水) 18 41 15 ID aGh8spB2 1乙ですー 荒らし行為はケースバイケースなのであまり細かく規定することもないと思います 他板への転載荒らし行為に関しては、こちらで気にしても規制しようのないことですし 各板で対処して頂くということで。 さてエロ話を続けましょうか(マジ顔 26 :名無しさん:2014/05/21(水) 18 41 43 ID QI0mMSKU 少なくとも禁止事項の三番目以降は全部該当してるように思いますが 27 :名無しさん:2014/05/21(水) 18 41 56 ID wuFoAC3o お疲れ様です 個人的にスレですが 本スレ 雑談、投下用のスレ 管理スレ 削除・保管庫への転載・規制などの管理情報の連絡用のスレ(管理者以外書き込み禁止) と 議論スレ ローカルルールの整備や新スレ追加(スレ統合)についてなどを議論するためのスレ(雑談・投下とは分けないと、議論中投下しにくい状態になるため) 報告、要望スレ ローカルルール違反の報告や新スレ希望などを書き込むためのスレ(管理者書き込みと分けるため) に分割した方が良いかと思います。 ご一考下さい。 28 :名無しさん:2014/05/21(水) 18 44 50 ID QI0mMSKU 失礼、つまらない書き込みでした 不知火ちゃんは糞真面目なので一度仲良くなったらすごいことしてくれそうですね(ゲス顔) 29 :名無しさん:2014/05/21(水) 20 04 35 ID 86fcVIWY 文月ちゃんのちっぱいにむしゃぶりつきたい 30 :名無しさん:2014/05/21(水) 20 34 17 ID 3//CeZxc エロパロ板の空気悪すぎで 胃が痛くなってきたから こういうの助かるよ... やっぱり汚い言葉は自分だけに向けられてなくても 不愉快だわな 31 :名無しさん:2014/05/21(水) 20 57 05 ID 2AmRNdhc 空気悪いってか少数の憐れな子供が暴れてて周りは呆れてる図 32 :名無しさん:2014/05/21(水) 21 08 16 ID Grp.IaP. まー1億人もいるし色々あるだろうからあいつの人格を否定する気はないけど でも行動は許せん 33 :名無しさん:2014/05/21(水) 21 34 14 ID TGJb8WUc ここで荒らし対策の議論しだすとまた空気悪くなるから このスレをどうするかってのは要望スレ、もしくは専用スレ作ったほうがいいのでは? 34 :名無しさん:2014/05/21(水) 21 35 59 ID Grp.IaP. 管理・テスト・報告・要望スレ http //jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/16725/1400645177/ 同じ板にスレがあるで 35 :名無しさん:2014/05/21(水) 21 37 17 ID TGJb8WUc 34 ああ、書きか方が悪かったわ 管理・テスト・報告・要望スレに書くか、専用の議論スレ立てるか まあそのスレで問題なさそうだね 36 :名無しさん:2014/05/21(水) 21 38 54 ID zmlU2xf. とりあえず、本スレには定期的に避難所への誘導レスいれていいの? 37 :名無しさん:2014/05/21(水) 21 41 41 ID Grp.IaP. 離れていった人がいたとして、そういう人が戻ってきた時に宣伝するのはアリかもしれないけど そもそもそういう人なのか、荒らしじゃないのか確かめる方法がないし やらなくていいってのが俺の意見 38 :名無しさん:2014/05/21(水) 21 45 06 ID QI0mMSKU 当分はなしでいいのではないでしょうか wikiの方覗けばわかる話ですし 39 :名無しさん:2014/05/21(水) 21 45 38 ID zmlU2xf. 37 あーすいません、議論スレとか出来たらやりましょう 40 :名無しさん:2014/05/21(水) 21 46 20 ID YkQmElUY そういうことなら百合スレへのリンクもテンプレから外してくれると嬉しいな 百合が好きな人なら勝手に百合版で検索してくれるしさ 41 :名無しさん:2014/05/21(水) 21 48 20 ID wuFoAC3o 個人的には まとめのトップページにはリンク書いてあるし、荒らし騒動が月単位で長引かない限り誘導はいらないかな(誘導するにしても月一程度で十分) という考え。 後、仮に定期誘導初めるにしても、ある程度ローカルルールやら荒らし対策が形になってからではとは強く思う 42 :名無しさん:2014/05/21(水) 21 58 12 ID Av82TqfI さて、愚痴っていても仕方ない 以前に書いたものを書き改めたんだけど投下していいかな? 別のところで以前のものの方を発表したことがあるので、もめ事の種になりうるなら控えます。 43 :名無しさん:2014/05/21(水) 22 04 40 ID 86fcVIWY 42 作者なら問題ないからはよ 44 :名無しさん:2014/05/21(水) 22 07 15 ID INbIZv4s 百合ネタはスレ違いとのことですがTS男体化はありですか? 45 :名無しさん:2014/05/21(水) 22 08 26 ID 7c3ImZSo 42 板自体が出来たばかりで諸々の細かいところが決まり切っていないのもあるから、ひとまず一晩くらい経ってからの方がいいかも? 46 :名無しさん:2014/05/21(水) 22 09 25 ID Av82TqfI 45 了解。明朝あたりにまた覗きます。 管理人さんも皆さんもお疲れ様です。 47 :名無しさん:2014/05/21(水) 22 12 24 ID gpDv8RcU 44 ふたなりとは違う? よくわからんがアッーじゃなきゃ自分はいいけど注意書さえあれば 48 :名無しさん:2014/05/21(水) 22 13 29 ID 7c3ImZSo 46 荒らしのせいでやや神経質になっている感があって申し訳ない… 49 :名無しさん:2014/05/21(水) 22 19 31 ID Grp.IaP. 島風くん×天津風(ノーマル)とか? 50 :名無しさん:2014/05/21(水) 22 22 53 ID D1nI10OY 47 いわゆる漢これモノです 漢娘♂×漢娘♂ 提督♂×漢娘♂ 漢娘♂×提督♂ 基本ですが 例外的に 提督♀×漢娘♂ 漢娘♂×艦娘♀もアリな感じで 51 :名無しさん:2014/05/21(水) 22 30 34 ID CRRutwm. そういえば、過去に投下した奴をここに乗せる場合 元々トリップ付けてない作者はどうやって本人確認すればいいのかな? 証明できないと勝手に荒らしに貼られる可能性もあるような・・・ 52 :名無しさん:2014/05/21(水) 22 30 55 ID gpDv8RcU 50 あまりこのスレでは歓迎されない予感はある 個人的にはふたなりとか後天性ならいけるけど先天性は微妙だな とりあえずふたなり以外の♂同士はあかんと 53 :名無しさん:2014/05/21(水) 22 32 59 ID 80YI.0PQ 他に投下するところがないなら可哀想だけどこっちに受け入れたらそれはそれで火種になりそうだからちょっとなぁ 54 :名無しさん:2014/05/21(水) 22 35 09 ID 7ZxZL6.I 50 んーさすがにエロパロで…ホモ?ネタ…なのかな、男性同士のはちょっと見たことないしあんまし歓迎はされんかもなあ 801板とかもあるしなー(艦これスレがあるかは知らない) 55 :名無しさん:2014/05/21(水) 22 40 21 ID QPK9TxTY 50 微妙なジャンルについてはも管理スレでどうするかの話は上がっているし 別スレ立てるかトリップなり注意書きで苦手な人に配慮するとかの方向性を決めてからじゃないか? 56 :名無しさん:2014/05/21(水) 22 42 54 ID 7c3ImZSo あれ?さっきまでID 7c3ImZSoだったのにID変わってる… パソコン起動したままなのになんでだろう? 57 :名無しさん:2014/05/21(水) 22 45 59 ID 7c3ImZSo 今度は戻ってる… 45 48 55 56が自分のレスなのに何故 55だけIDが変わったんだ? 58 :名無しさん:2014/05/21(水) 22 47 45 ID D1nI10OY 52 ふたなりはありですか~ 絵図等が無い以上玉付きふたなりも漢娘♂もあまり変わらない気もしますがw 了解しました ふたなり艦娘×提督♂モノで考えてみます 59 :名無しさん:2014/05/21(水) 22 53 28 ID gpDv8RcU 58 例えだが、 おっぱいとちんこがある天龍とおっぱいなしでちんこだけの天龍ならどっちの方が股間にくるかって話だから ふたなりと性転換はかなり違う 元々まな板の子もいるけど気持ちの問題 60 :名無しさん:2014/05/21(水) 23 04 16 ID JozkiPPk 需要はどこかにあるだろうし「艦これの」「エロパロ」なら何でも受け入れればいいと思うんだけどなぁ 最初のレスに男体化モノですと断りが入ってれば別にいいんじゃね 趣味じゃないのはこっちで勝手にスルーするから 61 :名無しさん:2014/05/21(水) 23 13 53 ID u8EgpLKc 別に注意書きつけとけばなんだっていいと思うの 62 :名無しさん:2014/05/21(水) 23 37 49 ID RrFpRabc 注意書きがあれば別にいいと思うよ ニッチであればあるほど感想は少なくなるだろうから、そこは不屈の精神が必要だろうけど 63 :名無しさん:2014/05/22(木) 00 35 43 ID C4yblMzA はやく議論スレが欲しい 64 :名無しさん:2014/05/22(木) 01 33 58 ID WxXk4F8I 男体化!そういうのもあるのか! …男体化した艦娘というか漢娘が提督にアッーなことした場合、された場合ってこれってジャンル何になるの? 65 :名無しさん:2014/05/22(木) 03 50 31 ID 1Ue1L.B6 TSのBLじゃね?かなりニッチだろうが、まぁ需要もないことはないだろう 66 :42 ◆JW9jyZQchc:2014/05/22(木) 07 22 12 ID GxrBdYJY 予告通り投下です。 比叡、金剛、提督。エロなし。2レス。 某スレの比叡時報ネタより。 お前さん、若い女ばかりの職場にいる俺が羨ましいって? そんないいもんじゃねえ、自分で言うのもなんだがここはヤバイ職場だ。 仕事内容もヤバけりゃ上司もヤバい筋、うっかり手出ししたらコンクリ詰めじゃ済まねえ。 そんなところで薄着の若い女を四六時中見る羽目になってみろ? お前さんがホモでないなら拷問だよ。そして俺はホモじゃない。 潮の香りに力仕事を終えた女たちの汗の臭い、それに風呂上がりの石鹸の匂いとくらぁ。 後先考えずに済むならとっくに押し倒しているさ。 金やカオには困ってないだろうって? まあ、そうだな。金や容姿で困っているわけじゃないし仕事を離れりゃ誰を抱こうが勝手だ。 人事権も一任されているから、その気になれば抱きたい女に解雇通知を突きつけながら押し倒せばお咎めはない。 だが手間ひまかけて実戦と訓練で育て上げた部下たちを手放せるかい? 「仕事」の方がダメなら怖い上司から電話がかかってきて俺の首と胴体は泣き別れだ。 つまりどんだけ誘惑が強くてもそんな無茶はできやせんのさ。 同業者には仮採用の子供に唾つけて抱いているロリコンもいるらしいが俺はおっぱい大きいのが好きなんだよ。 こんだけ喋らせたんだ。お前さんには愚痴のひとつも聞いてもらうぜ。 ある日のことだ、当番の部下に夕食のまかないを命じたんだ。まかないは当番の仕事だからね。 その当番はショートカットから覗くうなじが素敵な子で当番を務めるのは初めてだった。 いつもはそいつの姉に当番を任せていたんだが事情があってね。 姉の方は海外帰りで優秀なやつなんだが、いつもストレートに好意をぶつけてくるんで困っていたのさ。 当て付けに当番を命じた妹はちょっと世間知らずな所があるが、カレーくらいは作れるだろうと思ったんだよ。 厨房から漂ういい匂いに期待を膨らませたさ。出来上がりを食べるその時まではね。 19時の時報が鳴って当番のそいつが執務室に入ってきた。 白飯が湯気をあげていて、器に入ったカレーからは実に美味そうな匂いが立ち上がっていた。 一口目にはでっかい牡蠣が入っていてこりゃ贅沢だなと思った。これがお嬢様育ちの感覚ってやつかね。 ニンニクで香りづけされたカレーはよく炒めた玉ねぎの甘みで食べやすく、ニラの食感も気にならない。 ところがその下から出てくる出てくる。 ホタテに豚肉、オクラとチーズにうなぎ、ルーからは山芋をおろしたものの味までする。 おいおいどういうことだよ。どれもこれも精がつく食材ばかりじゃないか。 聞くと彼女が育った上流階級では普段から精をつけるのが普通なんだってさ。 社交ってやつは案外体力を使うもんらしい。 俺も上層部のお偉いさんと飲むと疲れるもんな。 ともあれ彼女に悪意があるわけじゃないとわかって安心したが問題はこれからだ。 俺だって健康な若い男だ。若い女とメシを食ってりゃ衝動に襲われる。 まして若い恋人たちが聖夜に食べるようなスタミナカレーを食ったばかり。 あっという間に血が下に集まって行くのがわかった。 67 :42 ◆JW9jyZQchc:2014/05/22(木) 07 23 00 ID GxrBdYJY それでどうしたかって? 当番の女にカレーの感想も言えずに執務室から逃げ出したよ。 だってそうだろう。若い女が何も考えてない顔を近づけ、いい声で晩飯の感想を尋ねてくるんだぜ? 相手にその気がないとわかっていても、いやだからこそ理性が持たない。 女も走って追ってくるがこちらも捕まるわけにはいかない。 こんな状況でいつものように腕を抱え込まれて無防備な顔を近づけられたらどうするよ? お前さん、まだわかってねえな。チキンとか言うなよ。 そいつに手を出したら上層部の前に妹思いの姉にバーニン一発ぶち込まれるんだぞ!? 仕事場の廊下を走りに走り、逃げに逃げたが1時間近く走ると流石に息が上がる。 追ってくる方は若い女とは言え力仕事の職場でエース級を務めるような奴だ。 他の部下たちの目もはばからず逃げまわったが次第に当番の声が近づいてくる。 とうとう他に逃げ場がなくなり、宿舎の一角に追い詰められてしまった。 行き止まりの廊下で辺りを見回すと宿舎の扉の一つが少し開かれている。 その隙間から手招きしている白い手になんだか見覚えがあったが俺の頭は混乱していた。 藁にもすがる思いで扉に飛び込んだ。それが運の尽きだったんだがね。 逃げ出してからきっちり2時間後、当番の部下に見つかって怒られたよ。 なんでこんな夜遅くに姉の部屋にいるんだってな。 姉の海外帰りが取りなしてくれたがなかなか当番の部下は収まらない。 寝るまでの1時間、正座させられてさんざん怒鳴られた。 もっともこっちはそれどころじゃなかったよ。だって……ね? 俺はバックルの位置を直しながら明日からどうやって生き延びていくか考えてた。 さ、ここまで聞いたんだ。お前さんには俺の高飛びを手伝ってもらおうか。嫌とは言わせないぜ…… おしまい 68 :名無しさん:2014/05/22(木) 07 26 14 ID Hwyn9wG. 64 ふたなり艦娘のちんぽをしゃぶらされたり ケツ穴犯される提督♂モノも良いですね 69 :名無しさん:2014/05/22(木) 08 49 13 ID sLnxCt.o 64 ショタ艦娘×漢娘はどうなんでしょ 70 :名無しさん:2014/05/22(木) 10 13 17 ID gwGjS5vA 男は性別、漢は生き様だから問題ない 71 :名無しさん:2014/05/22(木) 11 12 32 ID 1Ue1L.B6 67 おう、あっちのスレでも読んでたぜ 御召艦も経験した比叡がメシマズなわけねーんだよな 72 :名無しさん:2014/05/22(木) 15 18 46 ID 1lBz.fic 24 たまに優しくシてくれる提督のために来る日も来る日もオリョール海に潜り続ける伊58 出撃数は鎮守府一。馬車馬のように働いていると言っても過言ではない ある日特別な任務だと聞かされて潜った後に大本営へ。腕組みしたお偉いさんから書類一式を受領して帰還する これはもしかして今ウワサになってるあの・・・!?と期待するも 「ご苦労、下がっていいよ」 そして翌朝、綺麗な指輪をはめた戦艦が提督の私室から出てくるのを目撃する 濁った瞳の潜水艦は今日もオリョール海へ出撃して行った けっこうな数の鎮守府に現在進行形で悪い男に引っかかってる潜水艦がいそうですね 73 :名無しさん:2014/05/22(木) 16 18 14 ID Otg/4d7s 72 そんなゴーヤを抱きしめたい 74 :名無しさん:2014/05/22(木) 20 34 33 ID 1Ue1L.B6 う、ウチはちゃんとケッコンする嫁に取りに行かせたし… ゴーヤちゃん99で放置してるけどジュウコンしたくないだけだし… 75 :名無しさん:2014/05/22(木) 22 01 38 ID frsvfJFQ そもそもレベル90以上の艦娘が、嫁と決めた翔鶴さんしかいない俺には関係なかった 76 :名無しさん:2014/05/22(木) 22 32 04 ID dQ5Ksx7Y 74 人によっては肩身が狭い艦隊になりそうだな。 「提督、私まだレベル85デース」 「榛名は大丈夫です……榛名は……」 「レベル92……くっ、一航戦の誇り失う訳には」 「いずれは五航戦の子と同じ(レベル)に……」 「ちょっと、引きこもります」 多分、今までにないきっぱりとした声で言いそう。 まぁ、実はもう一艦レベル99だったんだけど、まぁちゃんと嫁艦入れてるから勘弁してくれ。 寝る度に「不知火に落ち度でも」とエンドレス聞こえて来るのは疲れてるんだ、きっと。 77 :名無しさん:2014/05/22(木) 23 11 32 ID WxXk4F8I ゴーヤ「春闘でち!」 提督「残念だが、現行法において軍人には団結権、団体交渉権、争議権は認められていない」 ゴーヤ「なん…だと…」 提督「というわけだ、とっととオリョクルいくぞ。でち公」 78 :名無しさん:2014/05/22(木) 23 18 23 ID 8f60l7mw 注意書きがあれば、特殊性癖でも百合以外なら投下おkのようなので お気楽にいきましょう 79 :名無しさん:2014/05/23(金) 00 03 27 ID bUnaiTg6 別に百合でもその旨の断りがあるなら一向に構わん ふたなり×艦娘みたいなのは百合スレじゃ歓迎されんしな 80 :名無しさん:2014/05/23(金) 01 20 09 ID lH8pFE4A 79 ふたなりって百合の範疇に入るん…? 81 :名無しさん:2014/05/23(金) 02 33 56 ID bUnaiTg6 80 百合スレ住人によれば入らんらしい 俺はほぼ百合の範疇だと思うんだがw 82 :名無しさん:2014/05/23(金) 03 45 06 ID 3VPTd8O. 80 同じ男同士のカラミでも淫夢とやおいはまったく需要層が違うし、 男の娘ものとふたなりとか、外(その手の趣味のない人)から見たら同じようなものでも 好きな人にとってはまったく別物になってくるようなものでしょ。 83 :名無しさん:2014/05/23(金) 04 51 57 ID B9PG59dM 80 許容派と否定派に完全に分かれますね。 何らかの要因で女子がふたなり化したという場合、生来ふたなりという人種でないので メンタル女子(ちんこの扱いを知らない)なので、百合と呼んで良いと思いますが 否定派の認識からすると、ちんこはえた時点で女子ではなくなるので百合では無いそうです しかし身体的要因で百合になるなら TSした男子(体は女)と女子の絡みは百合なのかというとそれも否定 では性同一性障害の男子(女装、胸アリの場合も)と女子の絡みはどうなのかというとそれも否定 じゃあ性同一性障害の女子(心は男)と女子の絡みどうなのかというとアリらしいです つまりメンタル男で体は女というシチュは同一ながら TSして男→女の場合と、性同一性障害の女子は違うものと認識されてるようです 84 :名無しさん:2014/05/23(金) 07 34 26 ID 4LLHIh7o 83 今すでにあるTSスレとかもすごい細かい住み分けしてるよな 百合スレとかホモスレとか女装スレとかTSスレとかだけかと思ったら さらに女装×ヒロインとか♂×女装とかでもスレを分けてるから 排除しだすとあぶれることになる 注意書きすればなんでもOKにするのが無難だと具申する ホモやらTSやら正直興味ないけどね 85 :名無しさん:2014/05/23(金) 21 55 36 ID ZIVQvRC. 教室セットを揃えたいのにコインが足りないでござる 鯖スレとか見ていると教室に中破した艦娘たちをおいているのを見かけてうらやましい… 制服きている軽巡とか駆逐艦だとより興奮するな 86 :名無しさん:2014/05/23(金) 22 57 04 ID bUnaiTg6 85 憲兵さんこいつです 87 :名無しさん:2014/05/24(土) 01 27 39 ID Pi6Wk1LE 羽黒の新中破絵イイね 他の妙高型も是非色気アップ作戦を・・ 88 :名無しさん:2014/05/24(土) 12 55 16 ID nojD2id. 87 妙高姉さんお色気ムンムンやろ! 89 :名無しさん:2014/05/24(土) 15 04 41 ID FEzpK5ZE RJは改二でもまな板で良かった RJには悪いけどそのままの君が大好きです 90 :名無しさん:2014/05/24(土) 19 38 43 ID wZdlszYQ 67 おそばせながらGJっす 公式4コマの金剛のカレーの描写からして別に不得意っぽくないよな比叡もw 91 :実は『悪い男に引っかかりそうな艦娘』の話:2014/05/24(土) 21 56 57 ID o6rYhbK. (注、1レス小ネタ、微エロ~非エロ) 今回、語り手をさせてもらう若葉だ。 少しだけ語らせてもらおう。安心しろ、嘘はつかない。 例えば若葉の振りをした皐月だとか、雷とか、そんなことはない。駆逐艦、若葉だ。 だが、音声報告である以上、多少の齟齬は発生するかもしれないな。 決まってする前には他の艦をオリョール海やタンカー護衛に送り出すんだ。 見られながら、というのも好き同士なら悪くないとは思うがまぁ気にするな。 少ししたら提督から、連絡が来る。それで彼の執務室へ向かうんだ。 何故か布団がある。普段、昼間は畳まれて徹夜対策に使われるらしいが若葉がいる時は大抵正しくない使われ方をする。 僕の肩に手を回して、必ず口付けをする。それからいつものように今日は構わないかと聞いている。 大丈夫だ。そもそも、そういった行為が嫌いであれば自ら来たりはしない。 形式だけの確認を終えると互いに服を脱ぐ。たまに着たままを希望されるが汚れるのは困る。 そう伝えていたからか、手渡されたのは同型艦の服。なるほど、汚しても良い予備と言うことか、悪くない。 提督はかけるのが好きだ。まるでマーキングしたがっているように全身にかけようとする。 血や硝煙で手ばかり汚れるよりよほど良い。 今回は珍しいことに手でして欲しいと言われた。何分、若葉の手は戦うものの手だ。 そういう行為であれば器用な明石に求めると思っていた。 しばらくして得心がいった。大きくなれど出る気配がなく、そして妙な笑み。 イかせてみせろという意味か。 早くしたり遅くしたり、強く弱くと錯誤を繰り返すこと四半刻といったところか、ようやく欲望を吐き出した。 若葉の体を使えばよほど早いと言うのに、つくづく性格が悪い。 まだ、手しか汚れていないから次は何をされるのかと思えば、解放された。 服は汚れていないからこのままでも良いだろうと。なるほど。 今日はこの二番艦の格好のまま過ごせと言うのか、提督は本当に性格が悪いな。 ん? 何をしてるのかだって? 音声報告さ。秘書艦としての勤めだ。 ところで今回はどうだったんだい、司令? 陸奥か。次に期待だな。安心しろ『支援』もある。 ビスマルク、大和に大鳳。全て揃うまで付き合おう。 んっ、ふふ、くすぐったい。だが、どうも気分が高揚する。 これが奇跡のキスか。 若葉ちゃんは依存とかなしに悪い男に引っかかりそうに思えた。 92 :名無しさん:2014/05/24(土) 22 37 17 ID wZdlszYQ 91 GJです 若葉はなんとなくそういうのには初めは疎いけど慣れると手練になるイメージがあるなー 93 :名無しさん:2014/05/25(日) 00 08 12 ID 1ezrx/kc 91 若葉はMなのでむしろ汚される方がいいはずだ 94 :名無しさん:2014/05/25(日) 05 38 52 ID rPBm5Mtw 手コキぶっかけは微エロなのか?w 95 :名無しさん:2014/05/25(日) 11 25 25 ID 1ezrx/kc 94 入ってないから大丈夫です! 96 :名無しさん:2014/05/25(日) 19 33 18 ID B0p5kTjg つまり素股も微エロ… 97 :名無しさん:2014/05/25(日) 21 47 40 ID LQhoKLDo エロパロで戦闘シーンを書く猛者はおらんのか いや難しいだろうけど一応全員戦闘員なのだし… 98 :名無しさん:2014/05/25(日) 22 20 59 ID 1ezrx/kc 97 摩耶様の闇堕ちしたやつくらいかね、戦闘系は エロパロだとどうしても負け堕ちになるからなぁ 99 :名無しさん:2014/05/25(日) 22 26 03 ID q.L8J1vw 97 覚えにあるのは http //www55.atwiki.jp/kancolle_ero/m/pages/117.html とかかな 100 :名無しさん:2014/05/25(日) 22 28 54 ID 7NH/yVNI 97 瑞鳳が捕まるやつに少しだけあった希ガス 101 :名無しさん:2014/05/26(月) 11 09 13 ID 09uLqsrA 97 某動画のやつを文章化したやつとか http //www55.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/35.html 102 :名無しさん:2014/05/26(月) 22 25 42 ID 1nh7Gvdg 戦闘シーンあるSS書こうと構想したけど、気が付いたらエロが刺身のツマ以下の存在に成り果てたので没に…… エロって難しいよね……(遠い目) 103 :名無しさん:2014/05/26(月) 22 28 52 ID zdT55p2w 戦闘シーンて凝り出すとかなり長くなりがちだからね 上手くエロと配分を出来るようになりたいものだ 104 :名無しさん:2014/05/26(月) 22 57 54 ID Hg83g2yo 他の艦娘たちにちとちよ姉妹は弱いくせになんで第一艦隊にいるんだと陰口を叩かれていることを知って落ち込む千歳だけど むしろ周囲の評価を聞いて強くなって周りを見返してやろう、決して弱くないのだと見せてあげよう、私達を信じていてくれる提督に勝利を! って感じで経験を積み練度を高めて航改二まで上り詰めたけど 近代化改修と高速修復剤の使用を繰り返した結果、ホルモンバランスが崩れて母乳が出るようになった千歳の 授乳SSが読みたいです 105 :名無しさん:2014/05/26(月) 22 59 47 ID kX4UeQrQ 昔エロパロ板に無駄にそういう描写が助長な邪神がいたな・・・・・・ でもエロ描写が日本語として破綻してても絵があると神になることもあるし 日本語って難しいね・・・・・・ 106 :名無しさん:2014/05/26(月) 23 05 13 ID vbffpFcA エロシーンもまた一つの戦い、戦闘である。と考えると、ある意味戦闘シーンがダブることになるから難しいよね。 そう考えてみる。 107 :名無しさん:2014/05/27(火) 18 10 05 ID 91AZgehk 106 だがちょっとまってほしい、それならばエロいことしながら、戦闘すればいいのではなかろうか 1-1のキラ付の為に出撃する空母、もしくは航空戦艦、雷巡等にて航空隊や甲標的が出撃して戻ってくまでの間にエロをする 108 :名無しさん:2014/05/27(火) 18 37 22 ID 7yYF4e.. 107 てっきりダイミダラーのことかと 109 :名無しさん:2014/05/27(火) 20 56 35 ID nnezqFKo 大井っちの放置セリフに「私もだよ、大井」って言って狼狽させたい 110 :スターリン ◆Z/sQtK.huo:2014/05/27(火) 21 11 36 ID jVXT24YQ 一応トリップつけました 管理人の人にはどのレスが同じ人か見えるんですよね? 基本書き捨てなんで つけないことにしてるんですが 長門が戦艦棲姫の服を着る話の続きです。 島風です。黒いです。ちょっと凌辱ものかもしれません 吹雪篇 1. 「吹雪、“指輪”は君に受け取ってほしい。俺の礼節をすべて君に捧げる」 吹雪は感極まっていた。何度もこの光景を夢見ていた。立ち上がった彼は、不安そうに縮こまった吹雪の手を取った。 「君だけが特別だ」 抱き寄せる彼に、吹雪はおずおずと身を預ける。提督の手が肩を抱き、もう片方の手が、吹雪の頭を胸元に寄せる。 そうすると、小柄な吹雪はすっかり彼に抱きしめられてしまった。ずっと夢見た場所にいる。吹雪の頬は自然と緩んだ。 彼の胸元に顔を埋め、吹雪は囁いた。 「大好きです、司令官」 提督の指が彼女の頬を撫で、唇をなぞった。吹雪は唇をОの字に開いた。吹雪は舌を指へ絡め、口へ侵入してきた指を嘗めた。 ごつごつした関節を舌でなぞると、かすかな汗の塩味を味蕾の上に感じる。 たちまち、吹雪の体の奥には火がともった。スカートの下で、太腿をこすり合わせる。瞳を蕩けさせた自分が、 淫らな表情を浮かべているとわかった。胸の頂が肌着を押し上げ、淡い草叢の奥が熱を持っていた。指が引き抜かれると、 唾液が名残惜しげに銀の糸を引いた。 吹雪の全身が、彼に蹂躙されることを求めている。引き裂かれ、焼き印を押すように所有物の証を刻まれるのを望んでいた。 そんな内心を見越したように、耳元で提督が囁いた。 「本当に?」 「はい。ずっと前から」 彼を見上げ、吹雪は尊敬と信頼のすべてを差し出した。提督は薄く笑った。古代エジプトの石像に見られる笑顔だ。 彼は片腕を上げ、明後日の方角を指さした。 「あれでも?」 促され、吹雪は陶然と彼を見上げていた目を、彼の示す方へ向けた。とたん、吹雪はかすれた声を咽喉から漏らした。 指先が指し示していたのは、神域だった。そこに集められた死体たちが蠢いている。深海棲艦も、人間の骸骨も、動いて、 叫んでいた。焼け焦げた空母ヲ級が泣き喚いていた。引き裂かれた戦艦ル級が、かつて美しかった自分を呪って噎び泣いている。 憲兵の腕章をした骨が手を伸ばして、助けを求めていた。 吹雪は腰が抜けて、死臭がしみついた砂へ尻もちをついた。震える彼女に、提督は無感情に訊ねた。 「これでも愛しているのか?」 111 :スターリン ◆Z/sQtK.huo:2014/05/27(火) 21 12 36 ID jVXT24YQ 吹雪は、自分の頬がいつの間にか濡れているのがわかった。恐怖に囚われ、彼女は泣いていた。咽喉が焼きついて言葉が出ない。 自分を見下ろす提督の前で、彼女は泣きじゃくった。震える手を伸ばすと、砂に掌をついて、吹雪は力なく平伏した。あてもなく 砂を見つめる目から、涙が何粒も落ちる。 答えなど決まっている。これさえ伝えられたなら、元の、心などない船に戻されても構わない。これさえ伝えられるなら。 「愛しています! それでも!」 それは自身に咎を認める叫びだった。 吹雪は顔を覆って泣き崩れた。月に照らされた死体たちが彼女の背信を責め立てていた。 2. ラバウル基地内には、艦娘たちの居住地区が設けられている。その一つ、吹雪に振り当てられた部屋のドアは閉じていた。 扉にかかっている名札をつまらなそうに眺め、ビスマルクは言った。 「あの駆逐艦はどうしたの? 具合でも悪いの?」 「ここんとこサブ島海域で忙しかったから、疲れが出たんだ」 扉の前に立った摩耶は、ぶっきらぼうに答えた。先日まで南方海域に出撃する艦隊の旗艦を務めていた吹雪は、 部屋にこもって姿を見せていない。摩耶は、吹雪を見舞いに来る仲間たちを宥め賺し、追い返す作業にあたっていた。 それを聞いて、ビスマルクと伊8は楽しげに視線を合わせた。 「やはり、提督が自らお作りになった私たちとは出来が違うわね」 「造物主様の役に立てないなんて、使えない」 摩耶は“妹”たちが見せる傲岸不遜で特権的な態度に我慢がならなかった。こんな連中が姉妹なのか? 自分もかつてこの様だったとしたら、なんて腹立たしいことだろう。摩耶は簡明直截に不快感を伝えた。 「失せろ」 ビスマルクは微笑した。 「ねえ、古い姉妹」 白い手が獲物を狙った蛇のように伸びた。細い指が万力のように摩耶の首を締め上げ、彼女をやすやすと持ち上げる。 摩耶は、うっ、と声を漏らした。息がつまり、摩耶の顔が赤くなる。摩耶を玩具のように引き寄せ、碧眼がぞっとするような 光を放って彼女を見つめた。 「私たちのエサにならないことを提督に感謝するのね。あなたなんか一撃よ」 ビスマルクは摩耶を床の上へ放り捨てた。したたかにタイルに打ちつけられ、つまっていた息が悲鳴になってこぼれる。 伊8が眼鏡の奥から害意に満ちた目を向けた。 「レイテ沖みたいにならないといいね」 112 :スターリン ◆Z/sQtK.huo:2014/05/27(火) 21 14 11 ID jVXT24YQ 伊8は摩耶の前世だった重巡洋艦が、潜水艦の一撃で沈められたことを嘲っていた。要するに、厭味だ。 咳き込む摩耶を見下ろし、ビスマルクは伊8に顎をしゃくった。 「行きましょう。楽しい深海棲艦狩りに!」 二人の艦娘は金髪を靡かせ回廊を歩き出した。軍靴の音を夢の中の音のように廊下に反響させ、二人は遠ざかっていった。 「提督に褒めてもらえるといいなあ」 「役立たずの妹は、私たちの餌食となる定め。気をつけるのよ」 壁に手をつき、摩耶は息を吸い込んだ。これも艦娘になった弊害の一つだ。船でいた時は呼吸なんかする必要もなかった。 わざわざ相手の出方を伺う必要もなかった。だが、やれやれ、最悪の事態は過ぎたぞ。まだ靄のかかった頭でそう思った。 連中、吹雪に興味を失くしやがった、少なくとも当分の間は―― 立ち上がりながら、摩耶はドアを叩いた。 「悪い、吹雪。ちょっと入るぞ」 はたして部屋の主は、ベッドの上で体を起こしていた。先程まで魘されていた彼女は、顔を覆って泣いていた。 摩耶は顔をしかめ、吹雪の傍らに腰を下ろす。 「大丈夫か?」 「嫌な夢。ひどい」 「無理もないか……」 摩耶はベッドのそばに座り、吹雪の小さな手を握った。 「海軍省に手紙を書いた。近く乗り込んできて、憲兵がいなくなったことについて始末をつける筈だ」 「もう出してしまったの?」 「当たり前だろ」 吹雪の声に咎める響きを聴き取り、摩耶は驚いたように言った。 涙に濡れた目で摩耶を見上げ、相変わらず吹雪は摩耶を驚かせるようなことを訊ねてきた。 「摩耶。司令官が好き?」 摩耶は唇を引き結んだ。 しばしの沈黙ののち、彼女は気まずそうに答えた。 「……好きだよ」 「私、司令官のためなら何でもできる」 吹雪は苦しそうに目を閉じた。 113 :スターリン ◆Z/sQtK.huo:2014/05/27(火) 21 14 48 ID jVXT24YQ 3. トラブルが持ち上がったのは、すぐ後だった。 南方海域に出撃したのは、長門を旗艦に、ビスマルク、伊8、加賀、木曾、それに建艦した島風だった。出撃メンバーの名を 書類に書き入れた提督は、執務室の扉を叩くノックに、事務的な声で入室許可を出した。ドアを開けて出てきた艦娘の顔を見ると、 彼はペンを止め、呆れた声を出した。 「島風。まだ行ってなかったのか?」 「提督……」 ドアを閉めた島風は、普段の明るい様子はどこへやら、居心地悪げに身を縮こまらせていた。ドアの前に立ったまま俯いているので、 ウサギの耳は触角のように前を向いて震えている。そんな彼女に提督が疑問を抱く前に、島風は顔をあげた。 いつもの笑顔を浮かべている。 「……造物主様。キスして」 「皆を待たせてるのか? 仕方のない奴だ」 提督は嘆息して立ち上がった。 背伸びした彼女に、軽く唇を合わせる。島風は提督の胸元をつかんでいた。提督が顔を離した後も、彼女はその手を離さない。 「続きは帰ってからしてやる」 「ダメ! 我慢できない」 島風は提督に縋りつくと、若木のような太腿や胸を彼に押しつける。それは幼かったが、男心をそそる仕草だった。 「仕方のない奴だ」 島風に後ろを向かせると、提督は彼女を思い切りドアに押しつけた。島風が悲鳴を漏らすのを聞くと、嗜虐心がズボンの中で 鎌首を擡げる。スカートをつかみ、提督は下着ごと彼女の服を力任せに引きおろした。下半身を晒されると、島風は、 いつになく体を強張らせている。彼女の耳元に口を寄せ、提督は囁いた。 「どうした? ずいぶん今日は固まってるな」 充血した自分を取り出すと、提督は島風の尻に押し当てる。すぐに目的の場所を探り当てる。島風は、ひっ、と呼気をこぼした。 提督はそんな彼女を一気に貫いた。島風は押し殺した叫びをあげた。彼女の奥深くまで自分を埋め、提督は眉をひそめた。 島風は、壁に顔を押しつけて泣いていた。振り向いた彼女の顔は涙に濡れている。 「嬉しい」 囁くと、島風の整った顔はさらに溢れた涙で濡れた。 114 :スターリン ◆Z/sQtK.huo:2014/05/27(火) 21 15 26 ID jVXT24YQ 「嬉しい、提督……大好き……」 泣きじゃくる彼女に、提督は眉をひそめた。 だが、他の艦娘たちを待たせていることを考えると、提督は事務的に対応した。島風の細い腰を押さえつけ、思い切り中を抉る。 いつも彼の作った島風が悦ぶように、熱くなった自分で好き放題に彼女の中を掻き回した。島風は黙って提督の動きを受け入れていた。 小柄な島風を犯すのは、年下の少女を弄んでいるようで冒涜的だった。唸り声一つ、提督は彼女の中に劣情をぶち撒けた。 島風はずるずるとドアの前に崩れ落ちる。 服を乱したまま蹲った彼女は、まるで凌辱された後の様だ。 提督は格好を整えると、彼女が脱ぎ捨てた装備を集め始めた。そして、彼女が自分の言いつけを守っていないことに気付いた。 「島風。ソナーを積んでないぞ。対潜水艦装備をしとけと言ったろう」 島風は無言のまま服を整えている。 提督は眉をひそめた。そして、建艦された島風がつけていないはずの装備ばかりつけていることに気付くと、提督は腕を伸ばし、 彼女の手首を捕まえる。島風は逃げ惑うように彼から顔を背けた。 「……お前は……」 提督は震える声を絞り出した。 「……君は、最初の島風か」 南西海域で彼と出会った島風は、彼から目を背けた。彼女の内腿を、紛いようのない破瓜の血が流れ落ちていった。 艦隊帰投を告げる明るい声が響き渡ったのはその時だった。 「お父様。艦隊が帰投した」 「提督! 帰ったよ!」 長門の愛情に満ちた声に、建艦された島風の自信に満ちた声が重なった。 執務室に一番乗りで入って来ると、建艦された島風は提督に駆け寄ろうと視線を巡らせ、彼の姿を発見する。 「造物主様! 何して……?」 建艦組の島風の声は、小さくなって消えた。 彼女の瞳は、提督に手を取られ、力なく俯くもう一人の自分にくぎ付けになっていた。 提督が何か言うより早く、建艦された島風は状況を察した。顔を強張らせ、もう一人の自分につかつかと近寄ると、 止める暇もあらばこそ、島風の頬を思い切り張り倒す。自分と瓜二つの少女が床の上に倒れると、建艦された島風は、 姉妹たちに振り向き、怒りに満ちた声を張り上げた。 「みんな! このドロップ組、私のふりして造物主様と!」 「やめろ!」 115 :スターリン ◆Z/sQtK.huo:2014/05/27(火) 21 16 20 ID jVXT24YQ 鋭い声が雷霆のように轟くと、建艦組たちは一斉に彼へ跪いた。彼女たちにとって提督の言葉は神託だった。 そんな彼女たちに目もくれず、提督はドロップした島風に向き直る。彼の顔からは血の気が引いていた。 屈辱にまみれ、島風は蹲ったまま泣いている。彼女の前に膝をつき、提督は震える手を伸ばした。 「島風」 「提督……あなたは、ひどい」 手が触れる前に、島風は提督を見上げた。その声に咎める色はない。 「誰のことも大切に思ってない。私たちはあなたに愛してもらえない……あなたの作った艦娘も、 誰か一人が選ばれたわけじゃない……あなたは、誰も大切に思ってない」 彼女は淡々と続けた。 「提督はひどい……みんな、口に出さないけど、そう思ってる……」 もう部屋には、騒ぎを聞きつけた艦娘たちが集まってきていた。島風をしばらく見つめ、提督は立ち上がった。 無言のまま、彼は二人を見ていた艦娘たちに視線を巡らせた。金剛は目をそらした。彼女は普段の天真爛漫さを置き忘れてきたらしい。 提督は他の艦娘に目を向けた。皐月は、利根の陰に隠れてしまった。他にも何人かが提督の目から隠れた。 彼は言った。 「吹雪」 途中からドアの陰に隠れていた吹雪は、電気に打たれたように硬直した。そして、ふらふらと 指令室に足を踏み入れる。ぎごちなく、提督の前へ歩み出る。逃げ出したかった。だが司令官が自分を呼んだのだ。 当然ではないか? 提督は訊ねた。 「今、島風が言ったことは本当か?」 吹雪は答えようとした。だが、息がつまって声が出ない。唇が震える。冷静な声が出せない。叫び出しそうだ。 吹雪は声を出そうと努力した。だが、声がどうしても出てこない。目をいっぱいに開いて、吹雪は提督を見つめた。 彼女は口を開きかけ、そして吹雪と同じ感情を抱いている艦娘たちがそうしたように、結局、足元に目を落とした。 吹雪の視界には、提督の靴だけが映った。 「そうか」 静かな声に、吹雪は罪人のように目を閉じた。 そっけないとすら思える声が落ちた。 「許せ」 116 :スターリン ◆Z/sQtK.huo:2014/05/27(火) 21 17 18 ID jVXT24YQ 4. 「お父様がドロップ組ごときに『許せ』などと!」 「標的艦! 鈍間のあんたが旗艦だったから帰投が遅れたのよ!」 「出来損ないのドイツ艦が! 貴様が何度も外して戦闘が長引いたからだ!」 「私たち高速艦だけなら、さっさと帰投して妙な真似をさせなかったのに!」 建艦組たちは、部屋の外で耳に堪えない罵り合いを続けている。長門も、ビスマルクも、姉妹に向かって悪罵の限りを尽くしていた。 提督が部屋から出てきて、彼女たちに責任はないと保証するまで続けるだろう。椅子に座った提督は目を押さえた。 疲れ切って、彼は息をついた。 「さぞ軽蔑してるだろうな」 部屋の中、彼の傍らにいるのは吹雪だけだった。吹雪が何も言えずに佇んでいると、若い軍人は目を閉じた。 「少し眠る。寝つくまででいい。近くにいてくれ。後は放っておいて構わない」 「司令官……」 吹雪の声には、彼女自身も驚くほどの気遣う色があったが、提督は目を閉じたままだった。 吹雪は自分が泣きそうになっているのに気づいた。咽喉が焼きつきそうだ。このまま帰ったら、二度とチャンスはない。 彼女は決断した。用心深く距離を詰める。吹雪は規律正しく直立した。 「司令官。いつだったか、私にすべての礼節を捧げてくださるとおっしゃいました」 「言ったね」 言質を得た。 「では、こうすれば、私に尽くしてくださいますね」 小さな体が、軽やかに、風のように提督の上に乗った。彼が目を見開いた時には、吹雪の唇が重なっていた。 鼓動を確かめるように、小さな手が彼の胸に添えられる。その手は静かに、弱い力で彼の服を握りしめ、手放そうとしなかった。 吹雪は目を閉じたまま、押しつけるだけのキスを味わった。小説や恋の歌が謳うような、接吻の味は全くなかった。 否。 罪の味がした。 名残惜しげに唇を離すと、提督は茫然と吹雪を見つめていた。吹雪は悲しくなった。瞳に映った自分はひどいものだった。 切羽詰まって、何か言いたそうで、何も言えずに彼を見ている、ただの小娘。提督は苦しげに顔を歪めた。 「君は卑怯だ」 目をそむけ、彼は非難するように言った。 117 :スターリン ◆Z/sQtK.huo:2014/05/27(火) 21 18 32 ID jVXT24YQ 「俺が逆らえないと知ってたな」 「はい。知っていました」 吹雪は微笑した。泣きながら。 「私、司令官のことが大好きですから」 das Ende/koniec/конец/おわり 118 :スターリン ◆Z/sQtK.huo:2014/05/27(火) 21 22 40 ID jVXT24YQ 母港が一杯なのにレア艦がダブると微妙な気持ちになります あ、次でこのヤンデレ艦娘シリーズ終わりです まとめていただいた方、ありがとうございます 以下、どうでもいい話です 例の人によると俺は色々なことをしてるそうで 全然身に覚えがなくて段々笑えてきました 他のスレでこの名前を見たことある人はご存知と思いますが ダメだったら素直に帰れと言われるか完全スルーのどっちかで まあ、それが本来の形だと思います 以上、どうでもいい話でした 119 :名無しさん:2014/05/27(火) 21 32 10 ID altG6tUo おつー んあぁっ・・・ 色々と言葉に出せないけど・・・ いいっ・・・! 120 :名無しさん:2014/05/27(火) 23 05 44 ID 91AZgehk 相変わらず胃がキリキリする(褒め言葉)作品だぜ 121 :名無しさん:2014/05/27(火) 23 07 28 ID XaDc2xLk あっちが無理な間はこっちを活気づけてほしい なかなか好きよ、こういう修羅場もの 122 :名無しさん:2014/05/28(水) 00 00 11 ID cDOU7SY. http //szb.mnw.cn/html/2012-08/21/content_130105.htm http //bbs.zzfish.cn/read-htm-tid-629854.html 2012年に福建省南部で発見された沈船が自沈した駆逐艦「天津風」と判明して それまでに無断でスクラップとして引き上げられた30t程を当局が回収してるとか とはいえ理由が抗日戦争記念館のための文化財保護ってことのようだが もっとも前々から旧日本軍の兵器は鹵獲やら使用した装備品として収蔵されてるんだけど 123 :名無しさん:2014/05/28(水) 00 14 18 ID IOWce3Ys 118 GJです 124 :名無しさん:2014/05/28(水) 04 25 33 ID j2DKEXCE ホロ苦いけどよき作品…乙でした 125 :提督×愛宕:2014/05/28(水) 11 32 19 ID QCg9SsWg 提督と愛宕がセックスしてるだけの話です パイズリなるものが書いてみたかったので 濃紺の制服をはだければ、それまで窮屈そうに制服の中に収まっていた重量感のある乳房がぼよんと陽の 光に晒される。女はこういったことに慣れているのか、余裕めいた微笑みを口元に刻みながら、焦らすように 自らの淡い色の下着へと手をかけた。 (ううむ、いつ見ても堪らん光景だ) 男のギラつくような視線に射抜かれながら、女がブラのホックを外す。周囲の肌よりも一段と白い、透けるよ うな乳房が揺れ、男の眼前に晒された。制服の上からでもそれと分かる巨乳は、実際に目にすれば圧巻だっ た。まるで気圧されたかのように、ほうっと男は息を吐く。 「ふふっ、どうです? 提督」 上半身をはだけた女は文字通り胸を揺らしながら、執務椅子に腰掛ける提督の前へと跪き、男のズボンへ と手を伸ばす。ジッパーを下げ、指先で器用に提督の主砲を露出させた。 半立状態だった男の主砲は、外気に晒されるや硬度を取り戻し口径を増大させる。それは愛宕も思わず息 を呑むような、46cm砲もかくやという超弩級クラスの主砲だった。 「ぐふふ、では早速やってもらうか」 野卑た笑みを浮かべる提督の言葉に逆らう術などある筈もなく、愛宕は提督の主砲へと口付ける。亀頭の みならず、唾液を含ませて砲身全体へと愛宕は丹念な口奉仕を行う。 「んっ、はむ……んふっ……」 昼下がりの提督執務室には、口奉仕の水音が淫らに響いていた。 (本当、これがなければ優秀な提督なのだけど) 考え事をしながらでも、愛宕の舌先は男の性感を的確に刺激していく。既に愛宕と提督は何度も身体を重 ねており、こうやって昼間に行為に及ぶことも決して珍しくはなかった。 英雄色を好むというが、実績を上げ続けるこの鎮守府の青年提督はとにかくエロを好んだ。愛宕だけでなく 鎮守府の様々な艦娘に手を出しているが、実績だけはしっかりと上げているのだから上層部も困ったものだ と思いながらも実質放置している有り様だった。 「おおっ、いい眺めだ」 「ふふ、光栄です」 唾液で濡れ光る主砲を、愛宕は自らの乳房で挟み込む。グニグニと形を変える柔肉が、提督の主砲を包み 込むかのように擦り上げた。 (ああっ……胸が火傷してしまいそう) 熱く脈動する主砲を包み込んでいると、ただでさえ敏感な乳房が火傷してしまいそうなほどに熱くなっていく。 砲身の部分を乳房で圧迫しながら、露出している砲口へと愛宕は舌を這わせる。敏感な鈴口を刺激され、 提督の腰が快感に跳ねた。 「ここがいいんですかぁ?」 まるで子供をあやすような声で、愛宕は提督へと上目遣いに言う。 「ああ、気持ちいいぞ。その調子だ」 愛宕は亀頭を口に含み、カリの内側から鈴口の先までを舌で刺激していく。先走りと涎の混合液が口の端 から垂れ落ち、それが砲身を擦り上げる潤滑油になっていた。 「んっ、んふぅ……んちゅ……」 次々と溢れてくる先走りに、愛宕の口内には強い雄の匂いが広がり、頭がクラクラとしそうだった。 (提督の匂い……なんだか、身体が……) 頬を赤く染めながら、愛宕は両股を擦り合わせる。自分の行為に興奮しているのか、じわりと染み出してき た愛液は愛宕の下着を汚していた。 (まだ勤務中なのに……早く終わらせないと) 背筋を駆け上がる危機感に急かされるように、愛宕の乳奉仕は射精を促すような急激なものになった。 126 :提督×愛宕:2014/05/28(水) 11 37 27 ID QCg9SsWg 上半身を揺らして乳房で砲身全体を強く圧迫しながら上下に刺激すれば、まるでゴム毬のように乳房が跳 ね、肉同士がぶつかる破裂音が響く。大ボリュームの乳肉に性器全体を包みこまれる様子を上から眺めれ ば、乳房を相手にセックスをしているかのようだった。 最初に比べて体温があがっているのか、性器を包み込む乳房から感じる温度も高くなっていく。熱くとろけ るような柔肉が与える圧迫は、膣内とはまた別種のぐにぐにと柔らかく包み込むような刺激だった。 (くぅ~、これはこれで堪らんなあ) 沸き上がってくる射精感に、提督は自ら腰をグラインドさせる。提督の主砲は乳肉をかき混ぜるような動き で、乳房のそこかしこをギュウギュウと刺激して快感を貪っていった。 (提督の熱いのが、おっぱいの中で暴れて……) 性感帯でもある柔肉を執拗に刺激され続け、愛宕の息もまた荒くなっていく。先端に咲く木の芽のような乳 首はぷっくりと膨らんでいた。 「どれどれ。ギュッとな」 提督が口元に野卑た笑みを刻みながら、愛宕の両乳首を指先で挟み込む。突如として走った快感の電流 に、愛宕は苦しげに身体を捩らせた。 「やぁッ!? だ、だめですよ提督……」 「うはは、いいではないか。愛宕も遠慮なく気持ちよくなるといい」 「そ、そんな……」 「ほらほら、動きが止まってるぞぉ?」 「んぅぅッ!」 乳首を指先で転がしながら、乳肉を掻き回すかのように提督は腰をグラインドさせる。提督の指先は経験豊 富だけあって痛みと快感の絶妙なバランスの刺激を愛宕に送ってきており、加えて乳房を主砲に蹂躙される 様子は愛宕の中に鈍い熱を蓄積させる。 愛宕は動いてパイズリをするどころではなく、快感に耐えるのがやっとの状況だった。 「おっぱいとセックスしてるみたいだなー、これはこれで悪くない。んー、そろそろ出そうだ。愛宕、もっとギュッ としてくれ」 愛宕は提督の言葉に頷き、豊満な乳肉でぎゅううっと提督の主砲を覆い包む。射精に至ろうとするような浅く 早いストロークがガツガツと愛宕のおっぱいを揺らし、たわわな乳肉が波打つように揺れる。 「くぅぅっ、出すぞぉ」 乳肉に主砲の全てを覆われたまま、提督は主砲から精子を打ち出した。ビクビクと何度も主砲が愛宕のお っぱいの中で暴れ回り、白濁液をうっすらと朱に染まった肌へとぶちまける。 (ああ……提督の精子、おっぱいの中に出てる。熱くて……このままだとおっぱいが妊娠しちゃう) 吐精を肌で受け止めている。その事実に愛宕の体の熱は収まるどころか高まっていくばかりだった 提督の主砲を開放した乳肉の間からは精液が垂れ落ちるが、愛宕は反射的に生臭い白濁液を指先で受け 止め、まるで提督へと見せつけるように口元へと運ぶ。ちろりと覗く赤い舌先が、指先に絡まった精液をペロペ ロと舐めとっていく。 淫熱に潤んだ愛宕の瞳は、提督へと何かを訴えけているようだった。 127 :提督×愛宕:2014/05/28(水) 11 38 56 ID QCg9SsWg 「どうした愛宕、これから執務があるんだろう。戻ってもいいぞ」 「もう……そんな意地悪、言ったら嫌ですよ」 中腰になった愛宕が、半立状態の主砲へと自らの股間部を擦り付ける。下着やタイツ越しに感じる湿り気 は、愛宕の中で既にスイッチが入ってしまっていることを告げていた。 「わたし、もうこんなになってるんですから」 言いつつ腰を揺らして主砲をタイツ越しに擦る愛宕の姿はなんともエロかった。黒タイツのザラリとした感触 も新鮮な刺激である。提督の主砲に次弾が装填され、発射準備が整うのはあっという間だった。 「ぐふふ、相変わらず愛宕はエロい子だなあ」 「いけませんかあー?」 「ああ。悪い子にはお仕置きしないとなー」 提督は乱暴な動作で愛宕の腰に手を伸ばす。愛宕は自ら下着やタイツを脱がなかった。まるで男に脱が せようとしているかのように。 「やっ、もっと優しくしてください……」 執務机に両手をついた愛宕は、男が下着を脱がせやすいように、尻を突き出している格好になっている。 提督はタイツごと荒々しく下着をずり下げた。途端に、今まで密閉されていた秘所からは金木犀の花を思わ せるような女の匂いが立ち込める。 「愛宕は匂いまでエッチだなー」 提督の指が愛宕の花弁を撫でれば、ぬるりとした蜜が絡まりついてくる。指先が浅瀬を軽く行き来すれば 、それだけで愛宕は喉奥から苦しげな息を漏らした。 「やぁッ……んぁぁッ!」 愛宕の反応を楽しむかのように、提督の指先が花弁を弄り回す。花弁の隙間からその身を覗かせるクリト リスを指先が軽く擦った瞬間、愛宕は声を押し殺しながら小刻みに身体を震わせた。 「ほう……ここがそんなにいいのか」 「だ、ダメッ! そこは……うぁぁッ……ッ!」 愛宕の背中に覆いかぶさるようにした提督は、クリトリスと同時に愛宕の乳首へと刺激を加える。愛宕の口 調からは、普段の余裕が削げ落ちていた。 提督の指使いは手練のそれであり、愛宕の反応によって強弱を巧みに変えていた。一番感じる強さで性感 を刺激され続け、愛宕は軽々と絶頂を迎える。身体を揺らした愛宕は力を失って倒れ込もうとするが、その腰 を提督の両腕が支えた。 「さーて、そろそろ本番と行くかぁー」 さも楽しそう言って、提督は自らの主砲を愛宕の花弁へと触れさせた。ぐうっと力を込めれば、既に濡れそぼ っていた愛宕の花弁は主砲を簡単に飲み込んでいく。 「おおっ、愛宕の中は気持ちいいなあ」 気を抜いてしまえば、この快感に提督は情けない声を上げてしまいそうだった。さすがにそれは何とかこら え、駆け上ってくる射精感を追い払う。 愛宕の膣内は蠕動運動を繰り返しながら、ギュウギュウと提督の主砲を締め付けてきた。不規則に蠢く膣 壁に暖かく包み込まれる感覚を味わうかのように、提督はゆっくりと主砲を前後させる。 提督の主砲は眼を見張るほどの大口径であり、そんな主砲が自らの膣内を行き来するのは、さすがの愛 宕でも息苦しさを感じた。かすれた息を漏らしながら、提督の抽送を愛宕は受け入れる。 「ほほう、全部入ったぞ」 全ての砲身を愛宕の中へと突き入れた提督は、その状態でグイグイと腰を揺らす。最奥を押し上げられ、 愛宕は潤んだ瞳で苦しげな声を漏らした。 (提督の大きいのが、全部入ってる。ああ、このままだとオカシクなってしまいそう) 提督が腰を動かし、抽送を開始する。主砲がまるで反応を探るように、愛宕の肉壁を所々擦り上げた。 「ああンッ、提督……」 情欲に流されているようで冷静に女の反応を見つめていた提督は、抽送を何度か繰り返して愛宕の声色 が変わるような一点を見つけるや、そこを重点的に亀頭の先で何度も擦り上げる。 128 :提督×愛宕:2014/05/28(水) 11 42 14 ID QCg9SsWg 「あっ、ああッ! すごい、これっ……ンンぅ!」 巨大な主砲に膣内をゴリゴリと擦り上げられる感覚に、愛宕は抑えきれない嬌声を漏らす。普段は柔和な 笑みを浮かべている口元はだらしなく半開きになり、眉根は余裕なく皺を刻んでいた。 「提督の大きいのッ、ああああっ!」 愛宕も自ら腰を揺らし、軟肉を主砲へと絡まらせていく。抽送の度におっぱいはぷるぷるとまるで男を誘うか のように波打っていた。 「うーむ、何度揉んでも素晴らしい触り心地だ」 「いやあっ、提督。今そんなところ触ったら……」 腰元の抽送はそのままに、提督は愛宕の胸元へと腕を伸ばす。こねくり回されるように乳房を刺激され、愛 宕の中に制御不能の熱が溢れてくる。 (ダメ、このままだと本当にオカシク……) 自らの中の絶頂の予感に愛宕は恐怖にも似た感情を覚えるが、当然こんな所で提督が動きを止めるはず はない。どころかスパートをかけるかのように、抽送は早く力強くなっていく。 奥の子宮口へと叩きつけるような強引な抽送が何度も繰り返され、愛宕は白い喉を反らせながら口元をパ クツカせる。既に身体は暴力的な快感ではち切れそうだった。 (ああッ、どうしよう。気持ちいい……提督の太くて逞しいのがゴリゴリと動いて。気持ちよすぎてオ×ンチンの ことしか考えられなくなっちゃう。提督のセックス奴隷になっちゃうっ!) 愛宕の柔肉がグニグニとまるで射精を促すかのように、主砲へと一段と強い力で絡まりついてくる。提督の 主砲は今まで以上に熱を帯び、更に体積を増したようだった。 「うーし、そろそろ出すぞ」 「ああッ……提督、出して! 奥に下さいッ!」 「言われなくても、そうしてやる」 ギュウッと子宮口に先端を密着させ、提督は己の情欲を開放する。主砲からは熱い白濁が何度も打ち出さ れ、その度に愛宕は唇を噛み締めながら快感に身体を震わせる。主砲の大きさに違わないような、それは長 い射精だった。 「はぁっ……はぁっ……ねえ、提督?」 主砲が引きぬかれた花弁からはつぅと精液が滴っているが、それに構わずに愛宕は提督の身体へと指先を 絡める。誘うような蠱惑的な瞳で、提督を上目遣いに見つめた。 「おお、何だ? まだ足りないのか」 「ふふっ。だって提督、本当に凄いんですもの」 愛宕の唇は、まるで愛しいものへとそうするかのように、射精直後で萎えた状態の主砲へとキスを落とす。 「可愛い奴め。そう言われて引き下がるわけにはいかんなあ」 そうして瞬く間に提督の主砲は硬度を回復し、二人は執務そっちのけで身体を重ねるのだった。 愛宕が提督の執務室を退室したのは、既に日も暮れた後の事だった。セックスの後の心地よい疲労感を抱 えながら、愛宕は鎮守府を歩く。仕事は溜まってしまっているが、高雄に泣きつけば協力してくれるだろうと頭 の中で仕事をこなす算段を整える。 (本当にあの提督には困っちゃうわね) 着任当初は面食らったものの、愛宕は提督とのセックスをそこまで嫌ってはいなかった。むしろ提督とのセ ックスに慣れてきてる自分が少し怖かったりもする。 (他の男性じゃ満足できなさそうだもの) セックスの最中のことを思い出したのか、口元にいつも通りの微笑を刻んだまま愛宕は身体を震わせる。肩 を抱いて頬を赤らめるさまは、どんな男でも虜にするようなひどく妖艶な姿だった。 以上です、ありがとうございました! やはりおっぱいはいいものです 129 :名無しさん:2014/05/28(水) 12 49 44 ID J3dqqehc GJすぎてパンツ飛んでった 130 :名無しさん:2014/05/28(水) 12 51 15 ID n0icqEiw 128 ぐっじょぶ。 ストーリーあってのエロもいいけど、直球ストレートにエロだけってのもいいものです。 131 :名無しさん:2014/05/28(水) 13 54 16 ID zN.nFNIA 118 この提督と吹雪のやり取り好きだから次が楽しみだ 128 おっぱいはいいものだ… ウッ ふぅ… 132 :名無しさん:2014/05/28(水) 14 24 48 ID cDOU7SY. やっぱりアタゴンはエロいな 133 :名無しさん:2014/05/28(水) 19 28 37 ID 5hzR3bW2 余計な贅肉をそぎ落としたエロのためのエロSS、いいじゃないか 胸部に贅肉がてんこ盛り乗ってるのはむしろ素晴らしいが 134 :名無しさん:2014/05/29(木) 01 06 24 ID eSN.nhhE 前にも似たような話あった気がするが、深海棲艦の正体なんだと思ってるん? 1 轟沈した艦娘 2 軍艦の亡霊 3 アメリカ軍の艦娘 4 セブンのノンマルトみたいな地球の先住民 5 遊星からの物体X 135 :名無しさん:2014/05/29(木) 01 46 08 ID JB.cXgQU 128 かわいい 愛宕の作品は意外に少ないのでうれしい 134 1と2の真ん中 艦娘と深海棲艦は同じ存在 深海棲艦は軍艦の幽霊、艦娘は妖精と協力して人工的に作った深海棲艦 136 :名無しさん:2014/05/29(木) 02 44 57 ID l7HqXAyk 134 2と3 深海棲艦は日本海軍の軍艦が見ている夢まぼろしで アメリカ海軍の軍艦の亡霊・幻影 倒すとその悪夢から解放され浄化された艦娘がドロップ 艦娘は日本海軍の軍艦の残留思念から人に近い存在になったもの 前誰かが書いてたけど付喪神がしっくりきた 建造できたりドロップしたりするのは浄化されてるんじゃない? 漫画で、何故かわからないけど周辺が光り輝くって言ってるし 軽空母あたりが勅令とか霊的なものを示唆してるし 妖精さんは海兵達が大切に扱った道具や建物や武器に宿った付喪神 137 :名無しさん:2014/05/29(木) 03 43 03 ID 70Acfbv6 某東の方でも付喪神が可愛い女の子になってるからね、仕方ないね 138 :名無しさん:2014/05/29(木) 19 17 18 ID jWC9Cz/A 134 艦娘のゾンビ 艦娘の死体にのみ感染するTウイルス的な何かが深海にいて、復活できないまで叩くと轟沈したことになる 深海棲艦の残骸や漂流物を鎮守府に後送して妖精さん驚異の技術力でそこから艦娘誕生=ドロップ 139 :名無しさん:2014/05/29(木) 23 00 32 ID G.YBATG6 人間に敵意があるのが深海棲艦、好意があるのが艦娘。 だけど艦娘の扱いの悪さに、深海棲艦になって抗議活動する艦娘が発生。 結果、人類と共存したい派閥と、人類を殲滅したい派閥と、ごく稀に人類を支配したい派閥に分かれる。 とかそんな感じ 140 :名無しさん:2014/05/29(木) 23 08 13 ID eSN.nhhE 139 だけど艦娘の扱いの悪さに、深海棲艦になって抗議活動する艦娘が発生 筆頭 http //kancolle.x0.com/image/70432.png 141 :名無しさん:2014/05/29(木) 23 46 35 ID 70Acfbv6 140 酷使されるのは有能の証だし、酷使され具合なら遠征部隊のが酷い それに、使われない方が辛いと思うぜ http //www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium illust_id=40927100 142 :名無しさん:2014/05/30(金) 01 02 09 ID ChdGgePU 141 エロパロ的によくあるパターンでは慰安任務に回されるんやな… 143 :名無しさん:2014/05/30(金) 01 04 41 ID UOxxloz6 日本軍的には慰安婦ネタは鉄板だろw 現地徴用ネタもありかね? 144 :吹雪×提督:2014/05/30(金) 01 11 07 ID yNVE8hxU 流れぶった切るが投下。多分エロイチャラブもの 145 :名無しさん:2014/05/30(金) 01 14 12 ID Bal3fMsM 143 現地徴用だと謝罪と賠償を要求するニダ!! になりそうw 146 :名無しさん:2014/05/30(金) 01 16 24 ID ChdGgePU 143 現地徴用ネタ 鹵獲艦スチュアートくらいしか思いつかぬ 陸軍はあきつ丸とまるゆが既に海軍に寝取らてる 陸→あきつ丸・まるゆ→海 軍←資源・DVD ←軍 一見Win-Winに見えるが、NTRフェチである陸軍の一方的勝利である 147 :名無しさん:2014/05/30(金) 01 16 34 ID yNVE8hxU 「ふう…これでだいたい片付いた、な」 ある日の鎮守府。もう日もかなり傾き、空を紅く染めている。 一日の業務をあらかた終え、大きく伸びをしたところに、コンコンとノックの音が響く。 「あの…司令官」 「吹雪か。どうした?そろそろ私も上がるところだが」 「その、お話が…」 「何だ、そんなに改まって。まあいいや、座りなさい」 「は、はい」 明るく元気な彼女らしくない振る舞いを不思議に思いつつ、向かいのソファに腰を下ろす。 「で、どうした?最近少し調子が悪いと聞いているが、そのことかな」 「はい、あの…司令官、ここに来た時に渡された、マニュアルみたいなものってあります?」 「ん…ああ、あるぞ」 立ち上がって戸棚から黒い厚紙のハードカバーを取り出す。機密の詰まったものゆえ私以外は触れられないものだ。 「これがそうだが…?」 「それに、私達艦娘の取り扱いについて書かれている場所があると思うんです」 たしかに、そのような項目はある。 この本いわく、艦娘とは、突如現れた敵性存在「深海棲艦」に対抗できる、唯一の存在であること。 艦娘は古の戦争に使われた艦船に宿った魂を練り上げ、少女の形をとったものであること。 そして、艦娘のメンタリティはほぼ少女のそれであり、かつ… ―命令遂行を潤滑に行うため、提督に好意を抱く傾向を持つよう調整されて建造されていること。 いくら「兵器」であり「人外」であるとはいえ、艤装を外した姿はほぼ人間の少女と変わらない。 人類が取れる唯一の手段だったという事情があるにしても、艦娘たちは現代の人間の都合で使役され、 あまつさえ「心」と言えるものにまで歪な形に仕立てあげられているのである。 そういう仕事だとはいえ、慕ってくれる彼女らには後ろめたいものを感じざるを得なかった。 特に、最初に出会ったこの吹雪には情も移っている。 「その項目に…私達がしてほしいことをしてくれるって…ありませんか…?」 「…まあ、あるな。業務に支障が出ない範囲では、原則君たちの要求には応えるように、とある。 あまり乱用されても困るからおおっぴらにはしていなかったのだが…つまり、何かしてほしいことがあるってことかい?」 「はい、あの、ですね…」 吹雪は、顔を真っ赤にしたまま俯いて、ぎりぎり聞き取れる声でこう言ったのである。 「私と…て、くれません、か…?」 148 :名無しさん:2014/05/30(金) 01 17 32 ID yNVE8hxU * 吹雪のたどたどしい説明によると、艦娘は、戦闘によるストレスの反動として性的欲求を貯めこむこと。 戦闘経験の浅い艦娘には自覚症状がないが、練度が上がってくると個人差はあるもののそれに悩まされること。 今まで殆どの者は自慰か、親しい者同士で慰めあって処理していたこと。 そして…提督は艦娘の要求に応えなければいけないことを、建造時にそれとなく教えられるとのことだった。 「それで、もしご迷惑でなければ、その、司令官に、してもらいたいな…と…」 「…」 説明を終えた吹雪が、再び俯いて無言に戻る。 私は心の中で苦虫を噛み潰していた。何の事はない、これも艦娘が提督に依存するよう仕向ける仕組みの一つなのだろう。 信頼関係だけでなく肉体関係まで結んでしまえば、より従順な兵器になるというわけだ。 普通の男女では情の交歓となるそれは、艦娘と提督という関係では性欲処理というメンテナンスに過ぎないのだ。 しかし…眼の前の問題に対処しなければならないのも、また事実である。このままでは吹雪は、遠からず体調を崩すだろう。 「…わかった。フタサンマルマルに、ここに来なさい」 「ほ、本当ですか!?ありがとうございます、司令官!では、失礼しますね!」 頬を染めたまま嬉しそうな顔で退出する吹雪を笑顔で見送りながら、私の心には言い知れぬ怒りが渦巻いていた。 もちろん、吹雪達艦娘に向けたものではない。 この艦娘システムを作り上げた誰かに、それと…「吹雪とヤレる」と喜んでいる自分に、である。 149 :名無しさん:2014/05/30(金) 01 18 32 ID yNVE8hxU * 夜も更けて、その時刻がやってきた。 コンコン、という控えめなノック音が響く。 「…吹雪です」 「ん…入りなさい。こっちだ」 緊張した面持ちの吹雪を迎え入れ、簡易ベッドのある奥の仮眠室に案内する。 「その…きょ、今日はよろしくお願いします…」 「ああ、こちらこそ…」 「…」 「…」 ふたりともベッドに腰掛けたまま、会話が止まる。どうやら吹雪だけではなく、私もかなり緊張しているようだ。 「あの…今更ですが、司令官は嫌だったりしませんか…?」 「これも私の仕事だし、それに…むしろ逆だね。私だって男だ、そういう欲求はあるさ」 「でも、あの…私達、艦娘ですよ?人間ではないですよ?」 「それは大した問題じゃない。艦娘だからダメというものではないし、 ついでに言えば人間の女性なら誰でもいいというものでもない」 「そ、そうなんですか…?」 「ああ。吹雪は私の目から見ても、十分に魅力的だよ」 「そんなっ…わ、私なんて、全然…その…」 「それに、たとえ艦娘でも、自分を選んで頼ってくれるなら嬉しいものさ」 …それが、そう造られた感情を元にしたものでも。 「…まあとにかく、吹雪の相手をするのは、仕事ということを抜いても全然嫌ではないから、遠慮はしなくていい」 「きょ、恐縮です…」 「…」 また、お互い無言になってしまった。仕方ない、本題に移ることにする。 「それで?」 「ひゃいっ!?」 「ごほん、あー…吹雪は、その…どうしたい、とかあるのかい?」 「えー、えっと、あの…く、くっついても、いいでしょうか…」 「ああ、いいぞ」 ずいぶんと控えめな要求だが、最初はこんなもんだろう。苦笑しながら了承する。 宣言通りベッドに腰掛けた私の横にピッタリとくっつく吹雪。 「…」 「…」 私の腕をとって、頭を持たれ掛けさせてくる。風呂に入ったのだろうか、ふわりとシャンプーの香りがして こちらの胸も自然と高鳴る。 150 :名無しさん:2014/05/30(金) 01 20 23 ID yNVE8hxU 「あの…抱きついても…? …ひゃっ!?」 上目遣いに尋ねる吹雪が可愛らしくて、思わずこちらから抱きしめてしまった。 そのまま私の足の上にまたがって、抱きつく格好になる。 「あ…は…しれいかんの、ニオイがしますぅ…」 私の胸の中でトロンとした声を上げる吹雪。どうやらスイッチが入ったようだ。 無言でこちらを見つめる吹雪の要求を正確に読み取り、唇を重ねてやる。 「ん…んふっ……ちゅぱっ、はあ、んっ…ん、ん……しれいかぁん」 「何だ?」 「私の体…触ってください…」 「ん…」 リクエストに応えて、吹雪のサラサラとした黒髪を撫でながら、もう片方の手で背中を撫でる。 抱きつく吹雪の腕にも力が入り、熱い吐息を吐きながら私の体にひしとしがみつく。 しばらくの間、ぎこちない抱擁は続いた。 「…あの、少し離れますね」 離れた吹雪が膝立ちのまま震える手でネクタイを引きぬき、セーラー服の前を開いた。 オーソドックスな白い下着が顔を出す。 更にスカートの中に手を入れ、何かを引き下げる… 「司令官…私の身体、触ってください…」 先程と同じ、しかしより露骨な要求。荒い息を吐きながら、切なげな目でこちらを見遣る。 その仕草が見慣れた吹雪とは全く違う艶を醸し、どきりとさせられる。 勢いと自らの欲求のまま服の中に腕を突っ込み、吹雪を直接抱きしめる。 しっとりとした肌の感触が否応なく興奮を煽り、背中に回した腕を滑り落としていく。 そのままスカートの中に手を這わせて、柔らかい尻肉を揉みしだいた。 「ふ、あっ…おしり、さわられて、ひあんっ…そ、そこはっ…」 そのまま指を進めて、吹雪の秘部を擦るように撫で続ける。 ぷっくりと膨らんだそこは既に発熱し、じっとりと湿っているのがわかった。 「ここは嫌だった?」 「いえっ、つ、続けて…ひああんっ!?」 指を滑らせ、直接秘唇に這わせる。擦る度にヌルヌルした液体が滲み出し、愛撫をスムーズにしていく。 「女性」に変化する途上の少女の性器は愛撫に敏感に反応し、控えめながらもコリコリとした肉芽が存在しているのが包皮越しにわかる。 「ひゃあ、あ、あ、しれいかっ…そこ、しげき、つよっ…はうっ、あ、ああっ…あ…」 嬌声のトーンが急激に上がる。 151 :名無しさん:2014/05/30(金) 01 21 12 ID yNVE8hxU 「ここはやめようか?」 「いえ、あ、あの…もう少しゆっくりで、いいので…っ、止めないでくださ…く、ふぅんっ…あは、はぁっ…!」 吹雪の要求に応え、陰核に指を這わせるペースを落とし、その代わり肉襞の奥に指を侵入させる。 「ふあっ…し、しれいかんの、ゆびぃ…はい、って、あはぁっ…す、すごいぃ…」 おそらくこれまでは自慰で処理していたのだろう吹雪の膣は驚くほどスムーズに指を飲み込み、 それどころか物足りないと言わんばかりに私の指にちゅうちゅうと吸いつき、より奥への挿入を促してくる。 「ふ、吹雪…痛くないか…?」 「はぁ、はいっ…大丈夫、ですっ…も、もっと、わたしの…んこ、いじってくださいっ…!」 完全に発情した吹雪の淫らなお願いに応え、潤んだ膣内をゆっくりとかき回す。 その度に吹雪は、満足そうな深い喘ぎ声を上げた。 「はぁぁ、ふぁあんっ、し、れいかっ、はぁ、む、むねも… はあっ…! あ、あんっ…や、あ、ああっ!」 求められるままにプラジャーをずり上げ、既に硬く勃った乳首を弄ってやると、鋭い囀りが吹雪の口から漏れる。 それに合わせて私の指を飲み込んだ膣肉がきゅうきゅうと締まり、絶頂が近いことを教えてくれる。 その最後のひと押しに、硬く膨らんだ淫豆を親指の腹で包皮ごと強く押し込んだ。 「はうっ! …あ、あ、ああっ…あぁぁぁ…っ」 吹雪の体がピンと張り詰め、数瞬の後に弛緩する。危うく崩れ落ちそうになるのを慌てて抱き止める。 指を引き抜くと、溢れ出た大量の愛液が私の手を汚し、手首まで伝ってくるのがわかった。 「はぁ、はぁ、す、凄いです、司令官…自分でするのと、全然違います…」 「そ、そうか…うまく出来たようでよかったよ」 「はい、でも…」 「わわっ…!?」 上気した吹雪に押し倒された。潤んだ表情でこちらを見下ろしてくる。 自分より二回りは小柄な体からは想像できないほどの力で肩が押さえつけられて、身動きがとれない。 「司令官ので埋めてもらわないと、ダメみたい、です…いい、ですか…?」 尋ねながらも私のズボンをカチャカチャと脱がしにかかる吹雪。多分、返事を訊くつもりはないのだろう。 人間の私に拒否することも、もはや不可能に違いない。 既に、私は艦娘「吹雪」の性衝動の捌け口になっているのだ。 「ぁは…司令官のも大きくなってますね…入れ、ますよ…」 露出し天を向く私の陰茎に、愛液で潤んだ吹雪の膣口があてがわれ…亀頭が、雁首が、竿が飲み込まれていく。 そう、まさに「飲み込まれる」という表現にぴったりであった。 「ふは…ああ…すご、い、あ、しれいかんの、が、ナカにぃ…♪」 152 :名無しさん:2014/05/30(金) 01 21 43 ID UOxxloz6 エロゲで外人キャラは毛唐はよく見るけど 黒人やアジア人(中国は除く)のヒロインはあまりみないよな 混血キャラも大概欧米北欧だし なんでだろな 意識化に劣等人種という観念があるんかなあ 153 :名無しさん:2014/05/30(金) 01 21 49 ID yNVE8hxU 恍惚の表情を浮かべながら私に腰を下ろしていく吹雪。やがて…完全に根元まで咥えこんでしまった。 初めてのはずだが、苦痛を感じている様子は全く見られない。これも艦娘の特性なのだろうか。 熱い膣肉がみっちりと詰まった、時折ひくひくと痙攣する吹雪の膣内は強烈な快感を私に分け与えてくる。 「うご…きますね… ふ あ、ああっ… しれ、かんので、ナカ、いっぱいぃ… あうっ、は、こす、れて、いいっ…ああっ、はぁっ、あ、しれぇかぁんっ…」 ゆっくりと、ねっとりとした動きで性快楽を、牡の肉槍を貪る吹雪。 いわゆる騎乗位の体勢なので接合部は丸見えで、意外に生え揃った陰毛もベトベトに濡れ、ピストンの度に銀色の糸を引いている。 ずちゅぶちゅと下品な水音を立てながら腰をぐりぐりと動かすその光景は淫靡としか言いようがなく、 ペニスに与えられる快感と合わせて私をひどく興奮させた。 「はあっ、すごいっ、しれいかんとの、ほんとのセックス、こんな、んんっ、きもちいっ… しれいかん、ごめんなさいぃ、はあぁっ、わたし、とめられなっ… ああっ!?そんな、だめですぅっ!」 夢中で腰を動かす吹雪の、胸と陰核に手を伸ばすとひときわ高い嬌声を上げる。 その度に膣内がきゅうっと締め上げられ、射精衝動が急激にこみ上げる。 「あ、だめぇっ、も、っと、してたいのに、わた、しぃ、だ、め、も、イくぅぅぅっ… …っっ」 ぶるぶると躰を震わせながら息を止める吹雪。 同時に吹雪の淫肉が強烈に締め付け、私の限界も遂に決壊した。 どくっ!どぷっ、びゅくっ、びくっ、びゅるっ… 「あ…すご、しれーかんの、あついの、でて…わたしの、なか…」 心底幸せそうな声を上げた吹雪は、力尽きたようにべチャリと私に倒れこんだ。 それを抱き止め、熱気で蒸れた吹雪の黒髪を撫でながら、お互いの息が整うのを待つ。 「はあ、はあ、司令官…すみません、私、好き勝手にしてしまって…痛かったり、しませんでしたか…?」 「ああ、大丈夫だ…吹雪、意外に激しいんだね」 「~~~ッ い、言わないでくださいぃ…だって、司令官がしてくれるの、嬉しくって… あの」 「何だい?」 「しばらく、こうしてていいですか…?」 「ああ」 「えへ…ありがとうございます、司令官っ…」 改めて抱きついてくる吹雪に、今までとは少し異なる愛しさと一抹の罪悪感を感じながら、私は急速に眠気に引っ張られていった… 154 :名無しさん:2014/05/30(金) 01 22 25 ID yNVE8hxU * 「司令官、そろそろ朝礼の時間ですよ」 翌朝、身支度を済ませた吹雪に起こされた。 「ん…ああ、おはよう、吹雪」 「はい!おはようございます、司令官!」 「元気だね…」 「はい、久々にすごく調子がいいです。司令官のおかげです!」 「あ、ああ、どういたしまして…なあ、吹雪」 「何でしょう?」 「あー…今この話をするのも何だが、君の話だと、皆似たような悩みを抱えているらしいが…」 爽やかないつもの笑顔に、複雑な表情が交じる。 「あ…そ、そうですね…苦しんでる娘もいるでしょうし、してほしい娘がいるなら…わた… けの…じゃ、ないですし…」 ごにょごにょという語尾はよく聞き取れなかったが、了承と見ていいだろう。 艦娘システムの設計者の思い通りになるのは若干癪だが、不調をきたして戦闘に悪影響が出られても困る。 何か問題が出る前に対応した方が良いだろう。決して他の艦娘ともヤりたいというわけではない…と誰かに言い訳をする。 幸いにも発散する相手は私でなくても良いようだし、全員を相手にする必要はなさそうだ。 「私も、その…時々、してもらっても、いいですか…?」 「…ああ、もちろんだ」 「えへへ…よろしくおねがいしますね。さあ、そろそろ時間ですよ。急ぎましょう!」 * しばらくして、鎮守府の掲示板に、短い告知文が掲載された。 『希望する者に、提督が慰問を行う。希望者は各自申し出るように』 155 :名無しさん:2014/05/30(金) 01 24 03 ID yNVE8hxU おわり。駄文失礼しました 吹雪ちゃんの中破ボイスがエロいのがいけない 156 :名無しさん:2014/05/30(金) 01 30 28 ID ChdGgePU 155 乙 むしろ鎮守府は映画の大奥みたいな社会なのかもしれない… 157 :名無しさん:2014/05/30(金) 01 30 46 ID Id34j2L. 戦争で植民地にした国に対しては 未だに優越感を抱いてるから見下す節があるんかもな 逆に負けた国に対しては憧憬のような意識があるし ロシア人やドイツ人やアメリカ人のヒロインは数多くいるけど 韓国人やフィリピン人やリビア人のヒロインとかあまりみないしな 国内でもアイヌ人や部落出身ヒロインとかみないし 158 :名無しさん:2014/05/30(金) 01 37 50 ID ChdGgePU 152 黒人に関しては黒人差別をなくす会つーのが暴れまわったせいで出せない 157 ナコルル、うたわれるもの、ホロホロはヒロインじゃないが てか、好意的に出しても色んなとこから抗議された歴史があるしねぇ… とりあえず、これ以上は艦これ関係ないしやめにしようや 159 :名無しさん:2014/05/30(金) 01 54 32 ID iGIXlrxU 155 gj たまにはこんないちゃらぶで砂糖を吐きたい、やっぱり吹雪は可愛い 続きを書く気があればぜひまた… 160 :名無しさん:2014/05/30(金) 02 00 54 ID okDNrxJY 146 スチュアート(第102号哨戒艇)の他にも、呂500とか神鷹ってのがいてな。 呂500はドイツが日本にプレゼントしたUボートで、技術的参考として日本軍 に徹底調査された。……まさに身売りだな。 空母神鷹はドイツの客船だったけど、日本に寄港してた時にドイツが開戦し て、帰れなくなった末に日本に買い取られた。 そして空母に改装されて、結局帰れないまま撃沈されたそうだ。 改装にかなり苦戦したあたり、意地を張るお嬢臭がするな。 ……不思議だな。きついのにたぎる話だ。 161 :名無しさん:2014/05/30(金) 07 12 30 ID MScaD9HY 155 乙です。 素晴らしかったです。 162 :名無しさん:2014/05/30(金) 09 35 10 ID UOxxloz6 160 海外艦にはもう少し着目してもいいと思うけどね すぐ沈没する韓国艦とか、すぐ爆発する中国艦とかw 163 :名無しさん:2014/05/30(金) 09 39 47 ID erfCvhhw 160 潜水艦ミンゴという数奇な艦歴の供与艦がある 164 :名無しさん:2014/05/30(金) 09 44 08 ID 1UHRBrXQ これだけ大人気コンテンツなら、プロパガンダにも使えそうだし 北方領土・尖閣諸島・竹島奪還作戦とかのキャンペーン組んでもいいかも 海外艦も増えるし話題にもなるからさらに認知度アップで、高い年齢層の支持者も増えるかも? お願いしますよ角川さん 165 :名無しさん:2014/05/30(金) 10 08 17 ID erfCvhhw ここは艦これスレであって、大戦略シリーズスレじゃないんやで 166 :名無しさん:2014/05/30(金) 10 12 11 ID mI.YAGTA 162 そんな荒れそうな船の話題よかWWⅡ以前の艦船の方が面白いんじゃないか? と思ってトラファルガー海戦の船みたらあれって日本がまだ江戸時代だったころの話だったんだな… 167 :名無しさん:2014/05/30(金) 10 28 41 ID erfCvhhw 166 そういえば、宇宙戦艦ヤマトを現代に置き換えるとその頃の船をひきあげてあてスペースシャトルにして打ち出すようなものとか何とか リメイクでは流石にそうじゃなかったが 168 :名無しさん:2014/05/30(金) 10 33 45 ID prf46nHw 宇宙戦艦ヤマトとのコラボ?(難聴) 任務1:発進!宇宙戦艦ヤマト 任務2:波動砲を打て 169 :名無しさん:2014/05/30(金) 10 38 51 ID prf46nHw そういえば霧の艦隊のイベントは楽しかったけど あのレーザーまた撃ちたいな 170 :名無しさん:2014/05/30(金) 11 08 16 ID ru8xz96w 164 いっそのこと陸海空でガルパンスト魔女コラボするのがいいよw 大東亜共栄圏キャンペーンで侵略するでゲソ 171 :名無しさん:2014/05/30(金) 11 40 32 ID K22sqquU 155乙 しばふの駆逐はみんなパンツが白なイメージだけど一、二航戦は何色なんだろうか 172 :名無しさん:2014/05/30(金) 11 47 10 ID UrmMFQHM 宇宙戦艦ヤマトの艦娘とかどうしても沖田艦長しか浮かばねぇ… だが悪くない 170 スト魔女は艦載機枠でギリなんとかなるかもだけど、戦車を艦これでどうするのか皆目検討もつかない… 173 :名無しさん:2014/05/30(金) 12 29 14 ID erfCvhhw あきつ丸「」 鋼鉄の咆哮シリーズの中には地上目標攻撃の為に戦車を上陸させて使った つまり、ノルマンディー姫が出るんやな 因みにノルマンディーの防衛担当にはロンメルもいる… 174 :名無しさん:2014/05/30(金) 12 29 38 ID wIn2umDw 172 そらもうあきつ丸に大発と戦車積んで上陸作戦よ 175 :名無しさん:2014/05/30(金) 12 41 51 ID UrmMFQHM 173-174 我が鎮守府にあきつ丸いないからかすっかり忘れてたよ 格納庫に無理矢理戦車を詰め込まれるあきつ丸か… 176 :名無しさん:2014/05/30(金) 13 07 29 ID erfCvhhw 174 あきつ丸「自分、港湾棲姫のカラダに揚陸作戦をしたいのであります。」 港湾棲姫「クルナ」 あ、これ百合だわ 177 :名無しさん:2014/05/30(金) 15 07 45 ID 1B9sVPFU 172 韓国艦のセウォルちゃんは過積載でぽっちゃり うっかり自沈しちゃうドジっ娘か・・・・・・ アリだなw 178 :名無しさん:2014/05/30(金) 16 15 26 ID I5y1S.wo 最近の政治ネタはいろいろと荒れやすいからほどほどにな 179 :名無しさん:2014/05/30(金) 16 58 22 ID UrmMFQHM 177 友鶴が実装されたらそんな感じな設定かもね… 調べたら水雷艇だから、駆逐艦よりも小型な艦船扱いかな? 180 :名無しさん:2014/05/30(金) 18 12 40 ID Bal3fMsM ふとましいと言えば愛宕と高雄のKSDB姉貴ズはぽっちゃり可愛いですな ただの巨乳ではなくて、全体的にむっちりしてるのが好ましいw 181 :名無しさん:2014/05/30(金) 19 52 43 ID ftGTepV6 禿同。高雄型前期はRJと逆ベクトルでいじられると最高 渋で妊婦さんと間違えられてるあたごん見てほっこりしますた。 愛宕「隣の芝は青いと言うけどその通りと思わない?貴女は私が羨ましいと思うように私は貴女が本気で羨ましいわよ…」 RJ「せやな…互いに隣りの芝生と言うわけか…」 182 :名無しさん:2014/05/30(金) 20 06 26 ID seinaVMs 俺は今まで自分が鬼畜モノ好きだと思ってた。榛名とかのレイプモノで抜いてた しかし、ずっと何か足りないなあとも感じていた……その何かに気付いた! 俺は凌辱が好きなんじゃない、提督LOVEな娘が「私、汚れちゃった」と嘆き悲しむ姿が好きなのだ というわけで鬼畜な上官ズとかレ級とかに調教された後提督に救出されて でも「提督の傍にいる資格がない」とか思って距離をとって1人で泣き続ける金剛とか榛名の話ぷりーず 183 :名無しさん:2014/05/30(金) 20 56 32 ID Bal3fMsM 182 あぁ^~いいっすね^~(屈託のない笑顔) 散々輪姦(まわ)されまくって中射精(だ)しされた中破状態であるにも拘らず 気丈に振舞う姿とかいいっすね^~ そんな話投下してくれよな~頼むよ~(懇願) 184 :名無しさん:2014/05/31(土) 02 06 31 ID kwcDfeGI レイープモノもたまに書きたくはなるけど 艦これの攻め手の少なさは如何ともし難い 185 :名無しさん:2014/05/31(土) 07 29 29 ID KRKnNe06 過疎スレ 186 :名無しさん:2014/05/31(土) 09 42 34 ID c0tOrAuE 184 オークが攻めてきてもええんやで 187 :名無しさん:2014/05/31(土) 10 04 01 ID ZOljYGoU オークってどんだけいるの? 多くかなぁ 188 :名無しさん:2014/05/31(土) 10 08 44 ID E0tR0vIo 187 あ? 189 :名無しさん:2014/05/31(土) 10 21 42 ID c0tOrAuE 187 【審議中】 ∧,,∧ ∧,,∧ ∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧ ( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` ) | U ( ´・) (・` ) と ノ u-u (l ) ( ノu-u `u-u . `u-u 190 :名無しさん:2014/05/31(土) 10 32 24 ID OpRE1tuY 186 オークにジョンソンされてアヘ顔快楽調教腹ボテ出産ですね わかります 191 :名無しさん:2014/05/31(土) 11 26 48 ID cgwFzKTE 平和だったオークの村に重巡足柄がやってくるだなんて…… 同時上映 平和だった提督の村にオークの軍団がやってきたようです 192 :名無しさん:2014/05/31(土) 13 35 37 ID ZOljYGoU 188-189 いや~ん(´・ω・`) 霞たんに罵られながら騎乗位でガンガン突いて霞たんのロリまんまんでぎゅっぎゅっ締め付けられたい… でも満潮たんは何かキツイこと言われても「そうだねそうだね~」って微笑みながら頭なでなでして甘やかしたい欲を掻き立てられる 暁ちゃんはわざとトイレの邪魔をしてお漏らしさせたいし(確か時報ネタ) 霰たんの小さなお口で提督の提督をもぐもぐして欲しいし 文月ちゃんのつるぺたちっぱいで床オナ楽しみたい うーちゃんは俺の膝の上でぴょんぴょんはねまくってるしなぁ…… 193 :名無しさん:2014/05/31(土) 13 36 25 ID oNlNG6Nc 提督×オークとか誰が得するんだw 194 :名無しさん:2014/05/31(土) 13 39 17 ID ZOljYGoU 193 オークが雌かもしれないだろ!男の娘でもいいけど 195 :名無しさん:2014/05/31(土) 13 39 23 ID daZ4D8yU 公衆便器にされるシチュだと、初雪とか扶桑あたりを人豚にして延々と犯すとかいいね オークは孕ませと凄惨な陵辱シチュがよく合うし 196 :名無しさん:2014/05/31(土) 15 11 54 ID JJCtkbbQ 普段軽く見えるキャラほど意外に貞淑だったりする つまり伊勢は艦隊随一の乙女、陵辱のし甲斐が 197 :名無しさん:2014/05/31(土) 15 39 46 ID LYEXNF9I 信じて送り出したオークたちが文月教にドハマりしてフミィフミィダブルピースを送って来るなんて 198 :名無しさん:2014/05/31(土) 16 08 51 ID KEi3AYa2 なんでかわからんが、羽黒たん目当てで襲撃してきたオークが逆にフルボッコされたあげく、 無理やり足柄さんの婿にさせられ、妙高さんと那智さんにいびられる光景が浮かんだ。 199 :名無しさん:2014/05/31(土) 16 32 23 ID 0kQj0OPM オークの繁殖力は凄いからなあ…… 全員腹ボテってのもいいなw 200 :名無しさん:2014/05/31(土) 16 50 17 ID c0tOrAuE トールキン「解せぬ」 201 名前:名無しさん 投稿日: 2014/06/01(日) 00 58 52 ID dHgvYmbU 俺の嫁は他提督とはかぶってないという自信のあるひと その萌えポイントを教えてくれまいか 202 名前:名無しさん 投稿日: 2014/06/01(日) 00 59 41 ID D6fVTqFI ちんこ
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310: earth :2016/12/24(土) 17 11 28 『時空の迷い子達』 《火星軌道会戦》 東京に宇宙怪獣が現れる少し前。 銀河帝国政府は異次元人の介入の可能性が疑われる以上、座視することは出来ないとして軍事介入を決断した。 プロキシマ・ケンタウリbから急行してきた殴り込み艦隊主力部隊、各地から集められた分艦隊、合計4524隻は火星軌道に集結し、宇宙怪獣に対する防衛線を構築していた。 波動砲及びツインノヴァ波動砲の発射準備を整えた前衛艦隊が艦列を整え、残りの艦も前方からこちらに向かってくる 宇宙怪獣に対して砲を向ける。 量産型ガンバスター・シズラーを改良したシズラー改が宇宙怪獣とすぐに戦えるように配置につき、コスモパルサー系列の機体が艦隊の直掩任務とシズラーの支援のために展開していた。 コスモパルサーは対宇宙怪獣戦に備え、波動カードリッジ弾を改造し、月クラスの天体ですら数発で破壊できる光子魚雷を超える破壊力を持たせたミサイルを複数搭載しているが、それでも眼前の宇宙怪獣と真っ向から殴り合うのは難しいされていたため、この手の任務を振りあてられている。 ちなみにコスモパルサーも三賢者の手によって《原作》以上に、このフル爆装の状態でも大気圏離脱程度は当たり前。 更に使い捨ての強化ユニットを使えば亜空間潜航や短距離ワープすら出来る恐るべき兵器であり、ボラー連邦の戦闘機ではコスモパルサーに歯が立たなかった。このため銀河帝国本国がある銀河ではこの機体は《死の運び手》として恐れられていた。 そんな超兵器が宇宙怪獣の前では超兵器(笑)となるのだ。 銀河帝国軍が宇宙怪獣を恐れるのも当然だった。 「宇宙怪獣のワープアウトを確認。現在観測できるのは約4500万。光速の90%でこちらに接近中」 「全艦、砲雷撃戦準備完了」 「シズラー部隊、全機発進完了」 「マイクロブラックホール砲、及びT兵器起動準備完了」 「前衛部隊の波動砲射程圏内到達まで後5分」 セイレーンの第一艦橋は緊張感に包まれていた。 何しろ殴り込み艦隊編成後、初めての大規模な実戦。それもボラー連邦のときのように敵はヒトではない。ヒトの天敵とも言える宇宙怪獣が敵なのだ。その数、約4500万。自分たちの1000倍もの物量を誇り、質の面でもこれまで戦ってきた者たちとは比較にならない水準を誇る。 ボラー連邦を相手に艦隊戦の指揮を執ってきたフォークも、さすがにこれだけの物量と質を持つ敵、それもヒトではない宇宙怪獣を相手にしたことはない。 「全く、怪獣と戦うのは東宝映画の自衛隊や、ゲームの地球防衛軍、ウルトラ警備隊のような連中の仕事だろうに」 艦隊の長であるフォークはそんな軽口を飛ばしながら、場を和ませる。 尤も内心では本国で配備が進む未来予知システムの配備を強く具申することを決意していた。 (旧ガミラス、旧ボラーの残党、古代の女王を奉ずる宗教家共、それに完全な独立を欲するガルマン人……それに一部の 恩知らずの地球人。あの連中が煩わしいのせいでどれだけ足を引っ張られていることか) 銀河帝国を脅かす者たちを罵りつつも「たった30年で恩を忘れて昔の夢が忘れられない連中が現れるのだから、あちらの地球で地球教が生まれたのも当然か」などと、かつて生活していた世界のことも一瞬考えたが、すぐに頭を切り替える。 「宇宙怪獣が小ワープで奇襲を仕掛けてくる可能性がある。周囲の警戒を怠るな。だが過度な心配は不要だ。T兵器をもってすれば、どの方向から奇襲を仕掛けてきても対処できる」 時間を操り、相手を抹消するか、強制的に死に至らしめる《T兵器》。 そして表向きボラー連邦から接収した技術で開発したとされる《マイクロブラックホール砲》。 セイレーンに搭載されているソレラは波動砲を超える決戦兵器であり、フォークはその威力について相応の自信を持っていた。 逆にこの決戦兵器をものともしない連中が現れたら、銀河帝国は国家総力戦を決意することになる。 その日が来ないことを祈りつつ、フォークは口を閉じてモニターに映される宇宙怪獣をにらむ。 そして運命の瞬間が訪れる。 「全艦、耐ショック、耐閃光防御」 「宇宙怪獣、前衛艦隊の射程圏内に到達」 「波動砲発射!」 311: earth :2016/12/24(土) 17 12 03 フォークの号令の下、前衛艦隊1912隻が装備する波動砲、ツインノヴァ波動砲から膨大なエネルギーを宇宙怪獣に向けて放った。太陽クラスの恒星さえ消し飛ばせるだけの膨大なエネルギーが宇宙怪獣の群れに降り注いだ。 兵隊は勿論、混合型、高速型、上陸艇といった巡洋艦タイプ、合体型の宇宙怪獣が次々に消滅していく。帝国艦隊前方の巨大な閃光が消え去り、レーダーが回復した帝国艦隊が見たのは……群れの過半が消滅した宇宙怪獣の群れであった。 「目標に命中を確認。敵集団の70%が消滅」 傍目に見て大戦果だった。 宇宙怪獣の群れの中央部には大きな空洞が生まれ、その周囲にも穴が目立つ。これだけを素人が見れば宇宙怪獣が大打撃を受けたように見え、拍手喝さいするところだろう。 しかしボラー連邦と戦ってきた者たちからすれば信じがたい光景であった。 「化け物……」 オペレーターの口から洩れた言葉。それはその場にいた者が抱いた思いを端的に示していた。 銀河帝国が保有する波動砲搭載艦で構成される2000隻近い大艦隊から、一切邪魔されることなく放たれた波動砲。 ボラーが相手なら、この一撃で片が付いたであろう大火力の直撃を受けても尚、1300万以上の宇宙怪獣が生き残っているのだ。恐るべきタフネスぶりだった。 フォークも衝撃を覚えるが、すぐに立ち直る。 「前衛を下げろ! 残りの艦隊は撃って撃って、撃ちまくれ!! 残りはたったの3割だ!」 提督の号令の下、堰を切ったかのように沈黙していた帝国艦隊は全砲門を開き、攻撃を開始する。 セイレーンから発射されたマイクロブラックホール、、改スーパーエクセリヲン級から撃ち出されるレーザーは、次々に宇宙怪獣を打ち倒した。《原作》では歯が立たなかったスーパーエクセリヲン級の鬱憤を晴らすかのような活躍ぶりを示していく。 護衛部隊も十分に活躍した。 特に《ブルーノア》のような艦首と《しゅんらん》を彷彿とさせる構造物を持つエンタープライズ級の活躍は目覚ましかった。 この艦は大口径ショックカノン4連装砲塔を前部に3基、後部に2基、更に艦底に1基を持っている。加えて副砲として中口径ショックカノン3連装砲塔も左右両舷に1門ずつ配置されている。一門あたりの攻撃力、連射性もそれ以前の艦艇より向上している。 このクラスの戦艦の攻撃をまともに受ければ巡洋艦クラスの宇宙怪獣と言えどもひとたまりもない。 そしてこの級の戦艦が秀でているのは砲撃力だけではない。 「ホーミング波動砲、撃て!」 エンタープライズ艦長の号令と共に艦首から発射された波動砲はまるでそれが意思があるかのように軌道を変えつつ目標に殺到していく。その針路上にあった宇宙怪獣は次々に粉砕されていき、ホーミング波動砲の目標であった合体型の宇宙怪獣は直撃を受けて跡形もなく消滅した。 エンタープライズ級戦艦はブルーノアと同様に艦首にホーミング波動砲と言う誘導式の波動砲2門を持っている。これはボラーとの戦いでも猛威を振るった。 しかしそれ以上の破壊力を持つのがモノポールエネルギーと波動エネルギーのハイブリット兵器であるツインノヴァ波動砲であった。 18代YAMATO建造を目指すブローネが試作のため開発した初代ツインノヴァ砲ともいうべき兵器をエンタープライズ級は搭載していた。この新型波動砲の破壊力は従来の波動砲を遥かに超えるものであり、エンタープライズ級を銀河帝国の主力戦艦と名乗るのにふさわしい存在にした。 だが宇宙怪獣も帝国軍に一方的に撃たれっぱなしでいる訳ではない。 凶悪な打撃力を誇る帝国艦隊を、ヒト種を逆に駆逐せんとばかりに、彼らは残った力を振り絞るかのように反撃に転じる。 「化け物共め、あれだけの損害を受けてもまだ戦うか」 フォークは唸った。 相手が人間なら戦意を喪失するか、パニックを起こすか、或いは撤退しようとするほどの大損害を初手で与えたのだ。 それにも関わらず相手は未だに戦意を失うことなく、戦闘を継続している。 生き残った母艦型は次々に巡洋艦を発進させ、巡洋艦からは大量の兵隊クラスが放出されている。 シズラー改、コスモパルサーが対応しているが、その相手は決して楽ではない。 「生き残っている母艦を倒すのにT兵器を使うか?」 312: earth :2016/12/24(土) 17 12 53 フォークが奥の手を使うか悩んだ次の瞬間、オペレーターが異常を報告する。 「艦隊右舷にワープアウト反応! 宇宙怪獣です!! 数1500万!!」 「奇襲か!」 T兵器の起動を命じようとするフォーク。 しかしその直後の報告は彼を絶句させるものであった。 「敵はこちらを無視して地球に向かっています!!」 「何?! くそ、第8分艦隊、右舷の集団を撃て!! 無傷で奴らを通すな!! T兵器は右舷の敵に照準をあわせろ!」 スーパーアンドロメダ級を中核とした第8分艦隊は即座に向けられる火力を新たな集団に叩き込むが全てを 仕留めきることはできない。 帝国艦隊をあざ笑うかのように彼らはワープを始めようとするが、それを座視するほどフォークはお人よしではない。 「T兵器、発射!」 セイレーンの右舷に幾何学的な模様が現れる。 某オタク自衛官がみれば「魔法陣?」と思うようなソレがひと際強い光を放った瞬間、右舷の宇宙怪獣に変化が現れる。 そう、宇宙怪獣の集団の大半が急速に崩れていったのだ。傍目には何もされていない。しかしそこにいた宇宙怪獣の集団は急速に崩れていった。まるで砂で作られた城が崩れるように、光の粒子に分解されて宇宙に消えていく。 「やったか?!」 「敵集団の99.98%の消滅を確認……ダメです、生き残った宇宙怪獣が再ワープを開始しました!」 「行かせるな!」 回頭を済ませた第8分艦隊のうち、最低限のチャージを済ませた艦から波動砲が発射される。 これによって更に宇宙怪獣を撃ち減らすことに成功したが、全滅させることはできなかった。 「ダメです! 少数の敵がワープした模様!」 「前面の敵集団が全面攻勢に出ました。連中、体当たりしてきます!!」 「この大群が囮だったとでも言うのか?」 ここに至り、フォークは一つの決断を下す。 「……地球に潜入中の部隊に迎撃を命じろ。全リミッターを解除して構わん」 「提督?!」 「この際、地球人に直に目撃されるのは仕方ない。やれ」 「……了解しました」 313: earth :2016/12/24(土) 17 13 29 もうここまでかと思って目を瞑った伊丹は目を開けた。 「生きてる?」 伊丹はあたりを見回す。 そこには避難してきた民間人、そして警察官もいた。少なくとも誰も死んでいないし、一見したところ皇居にも 被害はない。 「何が?」 伊丹が見上げるとそこには、信じがたい光景が広がっていた。 数名の髪の長い女性(?)と思われる存在が、赤白のレオタードのような服を身にまとい、空を飛んでいるのだ。 それだけでも十分に目を疑う光景だったが、更に信じられないのは、彼女たちが化け物から放たれた光をバリアー(?)を張って食い止めているのだ。 「うそ……」 漫画やアニメではありふれた光景かも知れない。 しかしそれが目の前に現れたとなれば、さすがの伊丹も平常心のままではいられない。伊丹以外の人間の大半は、現実についていけず呆然としていた。 そんな彼らに更なる追い打ちが襲い掛かる。 彼女たちは受け止めた光をそのまま化け物に投げ返したのだ。そしてソレはこれまでどのような攻撃にも耐えた化け物にダメージを与えたようで、化け物はよろめいた。 これを見ていた人々は呆然とした。 「あれは何者なんだ?!」 この様子をモニターしていた政府、自衛隊、警察のお偉方は一様にそう叫ぶ。 そしてそれを承知とばかりに、彼女たちは名乗る。 この場にいるすべての人間に、そして目の前の倒すべき宇宙怪獣に。 「銀河帝国宇宙軍第1特務次元航行艦隊(並行世界殴り込み艦隊の書類上の名称)所属、第601特務班、この星を守るために 助太刀します!」 この日をもって、地球人類は地球外生命体の存在とその脅威を知ることになる。 314: earth :2016/12/24(土) 17 15 21 あとがき ここまで恰好よく登場するヌクヌクがいただろうか(笑)。 正義のヒロイン登場と言った感じですかね……。 彼女たちの衣装は万猫DASHの戦闘服です。 覚えているヒト、どれだけいるかな(汗)。
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68 :ひゅうが:2016/07/16(土) 00 38 48 艦こ○ 神崎島ネタSS――「狂愛」 ――西暦1937(昭和12)年2月27日 「楽しかったかい?」 「はい!思いっきり体を動かすのは楽しいです! でも…外に出られないのはちょっと気が滅入りますね。司令官。」 吹雪がほほ笑んだ。 背後では、なんとか笑みらしきものを作っている陸海軍の若手士官や警護官たち。 死屍累々――もちろん比喩的表現として――という有様だった。 おおかた、首相官邸での会話の間暇をしていた吹雪をちょっと遊んでやるくらいの気持ちだったのだろう。それが、思いのほか熱が入ってしまったのだろう。 若い士官にとっては、見た目子供な相手に手もなく投げ飛ばされては黙ってはいられまい。 ふと、神崎はこの場に島風や長良あたりを連れてこなくてよかったと思った。 彼女たちはもっと加減を知らないからだった。 なんとなれば、彼女らは人間離れした提督に慣れ過ぎている。 「皆、ありがとうございます。」 神崎は礼をいった。 苦笑で返されるあたり、本当に強かったのだろう。 無理もない。 艦娘とは、ありし日のいくさぶねの魂をその身に宿す少女のことだ。 ものに魂を宿すのが人間であるのなら、艦に宿った魂もまた、さまざまな意志をまとっているはずだ。 それが最も濃厚なのは、乗組員たち。 要するに、彼女らは例外なく一定以上の運動能力と技能を有していた。 先天的な能力だけでなく、深海棲艦との泥沼の全面戦争を加速時間内で過ごした彼女らは、帝国海軍が誇る「兵隊元帥」、兵隊から技能一本で駆け上がった特務士官たちなみの錬度を有していたのだった。 「いい汗をかけました!」 笑顔で「ぎゅっ」と脇を締めた吹雪に、後ろの血気盛んだった士官どもがびくりとなる。 そうかそうか。と頭をなでながら、神崎は「あとでフォローを入れないといかんなぁ…」と、そんなことを考えていた。 なお、こののち帝国陸海軍から帝都や海軍軍令部付きの連絡艦娘に指導が多く舞い込むようになり、それにこたえ続けたことから間接的に鎮守府の評価が上がっていったことは余談である。 「ぎゅっ、てしたな。」 「ああ。ぎゅっ、てした。」 ついでに何かを目覚めさせたらしい。 そしてその頃―― 「ぽい?」 なんだかよくわからないのがきた。と、看守長は思った。 面会室で疑問形の語尾を連続する金髪の少女、そして相手は… 「噂の神崎島からお客と聞いていましたが、あなたが私に?」 「ぽい!夕立は提督さんのお使いっぽい!だからきたっぽい!」 そうですか。と隻眼の男はほほ笑んだ。 男の名は北一輝。 現在、特別軍法会議で処断を待つ身の未決囚である。 容疑は、2.26事件の思想的指導者として。 そして、帝国の国体をゆるがす国事犯予備軍として。 だが、この男はただ喚き散らすような血圧過多なタイプではなく、平田篤胤などの国学者の系譜に最新の社会主義経済学を組み合わせ、さらに欧米型民主主義をも取り込んだことで体系化された「皇国社会主義者」だ。 生半可な学者では太刀打ちできない。 彼は説いた。帝国は民主国家たるべきだと。 そして経済学上もっともすぐれた思想が社会主義であるなら、これに向かうのは必然。 今や絶対的な存在として帝国を統べる天皇は、「帝国の天皇」でなく「国民の天皇」として雲の上からおりてきていただき、これまでその権威のもとに動いていた既得権益層を丸ごと打破。 新たに政府を作り直すべきだと。 そのために、三年間の独裁を経て日本を根本的に改造するという「日本改造法案大綱」を彼は著し、2.26事件を引き起こした青年将校たちや政財界に大きな影響を与えていたのだった。むろん思想的に。 まさに日本という存在への狂愛が生み出した非常の文章。 民主主義を生むために軍部独裁を求める矛盾。 そして君主としての天皇を認めずに「概念としての天皇」を天下らせて、今でいうところの国民統合の象徴へと祭り上げようとする思考は現代性の皮をかぶった神学の様相すら呈していた。 当然ながら彼は、その著書を世に出したところで監視対象者となり、そして案の定、彼の思想をこれまた現実に「組み合わせ」た連中のためにここにいる。 69 :ひゅうが:2016/07/16(土) 00 39 39 「お手紙を持ってきたっぽい!」 夕立、と名乗った金髪の少女は、何が楽しいのか鞄を開け、一冊の本と、それに添えられた手紙を北に手渡した。 看守は首を傾げた。 そこには「日本史B」「政経」の文字。教科書のようだが、やけに印刷が丁寧であり表紙は見たことのない材質だった。 だが首を伸ばして中身を見ることはできない。 彼の役割は、北の3歩半後ろの面会室の壁面にそって立ち、万一北が暴れだしたり、凶器の差し入れなどがないか監視することだった。 「・・・。」 それを開いた北は、しばらくは微笑をたたえながらぱらぱらと頁をめくっていた。 だが。 「・・・」 急に、表情が変わった。 北と対面するように設けられている鏡――看守やそれ以外による監視のためにある洗面台の鏡だ――に映る北の顔がみるみるこわばってゆく。 何が楽しいのか、夕立はそんな北の様子をにこにこしながら両手で頬杖をついて見つめていた。 まるで犬のように、彼女のくせ毛が頭の動きにあわせて揺れる。 たっぷり30分後。 北は、ページをめくる手を止めて、封筒に入れられた手紙を読み始め、苦悶の表情を浮かべた。 「わがこと…ならず、ですか。」 「ぽい?」 「いえ…あなたにいっても詮無いことでしたね。なるほど。『白川の 清き流れにすみかねて』ですか。皮肉がきいている。」 くつくつ北は笑う。 「なにをないているっぽい?」 夕立がいった。 相変わらず、顔は笑顔のまま。赤い瞳は北をずっと見つめている。 「いえいえ。昔出した宿題の答えが間違っていたことを教えてもらったのですが… 今更どうしたものかと。」 「ああわかるっぽい!でも、まちがったならやりなおせばいいっぽい!」 「300万の死、そして…いえ。そうですね。ですが取り返しのつかないこともあるのですよ。」 うーん。と夕立は何かを考える仕草をした。 「おじさんは、取り返しのつかないことをしたっぽい?」 「ええ。正しく言えば、そうなってもいかな。と思ってしまった。間違ったこたえを正しいと信じて。 いえ、そもそも正しいことなんてないのかもしれませんね。」 むずかしいっぽい!と夕立は頬をふくらませた。 70 :ひゅうが:2016/07/16(土) 00 41 02 「そうですね。人間は、特に日本人はそれほど強くない。」 北はやさしくいった。疲れ切った声だった。 「むぅ!てーとくさんのためなら、夕立、強くなるっぽい!」 鏡ごしに北を見ていたから、看守はそのときの顔を見過ごした。 「君は…」 北は数度目をしばたかせる。 「君、いったい何人殺した?」 この男は何を言い出すのだ。 やはり狂人か。と看守は眉間の皺を深くする。 「ぽい?」 「いや。変なことをいってすまないね。なんでもないから。」 「んー。鎮めた艦のこと?」 え? 「ええ。」 「数えきれないっぽい。」 「誰のために?」 「もちろんてーとくさんのために。でも…」 夕立は、犬歯をむき出しにして笑った。 きれいな笑みだった。 だが、ただ純粋なだけではない。 「誰のためでもなく、自分のため。命がけで戦った相手に石を投げるのも、それに怒るのも、どっちも当然っぽい。 だけど、だからそれを今の人間に向けるのは違う。」 まるで地の底から響くかのような声で、彼女はいった。 幼さなど微塵もない。いくらか呆れたような、老成した声がそこにはあった。 「いいかげんなことをして過去を断じるなら、いずれ自分もいい加減に嘲笑われるだけ。 勝手に自滅して、勝手に笑われるといい。 亡霊は亡霊らしく、欲望に正直に生きるの。ただ提督のねざめがわるいから『私たち』はここにいる。」 「そう…憎くないのですか?」 北の額を脂汗がつたう。 「全然? 提督が大事にしていた島や提督の生きた世界なら別だけど、今の『私』は別に。 たとえるなら…卒業した学校みたいなものかな?」 「なるほど。」 北は哄笑した。 看守が止めるのを手で制して。 「愛情の反対は無関心ですか!愉快痛快! こんな単純なことを理解していないから帝国は道を誤った。ならば、せいぜい帝国を救われることです。 適当に。面倒くさがりながら。 それが、殺したいほどこの日本を愛している皆さんにはできないことですから!」 71 :ひゅうが:2016/07/16(土) 00 42 55 【あとがき】――飛行艇の中で待機していた狂犬、単独行動の巻。 よろこべ北。貴様の願いはようやく叶う(某神父風) あと、キャラ違うといわれるかもしれませんがごめんなさい。 鎮まった祟り神っぽい感じを出せていたら幸いです。
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人間とは何か。 定義は謎に包まれているし、確固たる言葉だってこの世にはない。 いついかなる時でも私は人間だと、胸を張って言えるだろうか? 例え見た目が獣でも人間の精神があれば。 例え精神が獣でも人間の見た目があれば。 そこに交わる感情はとても、アンビバレンスなのだろう。 ★ 荒ぶる波間を蹴立てて少女であり艦船である者は進む。 黒髪は波しぶきに濡れて、露を含んできららと光った。 その前をまろぶように、踊るように速さという単語を体現して進む金色。 彼女たちのための晴れ舞台に等しい海上。 これが窮屈な会場に流れ込んだ津波などでなければ、きっと天高く登った太陽でも仰いで士気を高めていただろうに。 「島風、あんまり先行しすぎるなよ」 聞こえてないだろうが釘を刺して、天龍は口を閉ざす。 目の前で心底航行を謳歌する背中を見つめ、ないまぜになった感情を飲み干すために決して余計な口を開かない。 彼女は――なんなのだろうか? 携帯電話から語られた衝撃の真実。 聞いた当初は襲撃もあったし、何よりヒグマの技術力とヒグマ提督に驚いてそれどころではなかったが。 ヒグマの血肉を使い、この世に送り出された……なんだ? 艦娘、だと言うのか。 天龍はこの会場に来た当初、カツラにヒグマの保護を頼まれた。 死にゆく者の頼みを無碍にする気はない。勿論、自分の信条としても利用されている敵ならば鹵獲してやりたい。 ただ、耳に響くのは化け物の声であった。 『化け物は人とは相容れない』 化け物と人の境界線とは。 『人は人である限り化け物には成れないし、化け物は化け物であるかぎり、人には成れない』 ヒグマという化け物の血肉で成った艦娘は。 『だから――我々は、敵だよ、人間』 なんだと、言うんだ? ★ 波の引いたエリアは歩くのに少し骨が折れた。 いや、海であることのほうがおかしかったから、陸を歩くことは当然のことと言えばそうなんだが。 「おお~これが本物の天龍殿……!いやあご足労ありがとうございます!あ、ぜかましちゃんもお帰り~」 喫茶店からひらひらと手を振る、頭の上に帽子を乗せた妙ちきりんなヒグマ。これがヒグマ提督、随分陳腐なルックスだと天龍は眉根を寄せる。 隣に座っている金剛と天津風が目に入って、天龍はその目を見開かされる。 「提督ごめんね……任務……」 項垂れる島風。 トレードマークたるうさぎの耳を思わせる髪飾りも心なしかへにょりと曲がって見えた。 先の任務、火山の調査はそこから現れた老人により火山ごと消滅してしまった。 「いいよいいよ。もうその歪みも無くなったみたいだし、気にしないで」 朗らかな調子で二人を迎え入れ、席につかせるヒグマ提督。 提督は通りの見渡せる窓辺、その隣に金剛、さらに隣に天津風。提督と対面して座るのは天龍、そして島風だ。 ヒグマ提督以外全てうら若き武装された乙女。実に、ハーレムじみた絵面である。 天津風がピリリと鋭い視線を島風に向けたが島風は頓着せず連装砲くんに挨拶して、天津風とかけっこがしたいとはしゃぎだす。 それを金剛が優しく諌め、ヒグマ提督が仕方無いなあぜかましちゃんは、と笑う。 日常と勘違いしてしまいそうな光景に天龍は先の考えを鈍らすが、即座に本題を切り出してその迷いを保留させた。 そうだったとヒグマ提督が首輪をちょいと爪先で弄ると、瞬く間に首枷は外され、首元に開放感が溢れ深く深呼吸をする。 島風も、と自分から離れるヒグマ提督の後ろ姿と、手のひらに落ちた首輪を交互に見つめる。 「こんな簡単に取れちまうのかよ……」 人命を奪う装置の、軽すぎる質量に天龍はあきれ果てた声を出し、奥歯を噛む。 目の前で首輪を器用に解除してみせたヒグマ提督の動きも相まって非常に腹立たしかった。 ――生命をなんだと思ってやがる。 古き時代から海に立つ天龍には戦いの記憶は勿論だが、潜水学校練習艦として人を育む力となった記憶もある。 海原で共に、国を、人命を守るべく寄り添ってきた船員や仲間を思うと、尚更だった。 死ぬまで戦うことを望む彼女にも、生命をないがしろにしたい道理は無い。 「まー普通のヒグマにはできないけどね!私は信頼されてるから知ってたけど!」 マジかよ……と天龍は、振り返ってへらへら笑うヒグマ提督を観察した。 ルックスはヒグマらしく恐ろしいがどうにも隙だらけな挙動、軽い口調、信用のならない情報漏洩。 (……どう贔屓して見てやってもガバガバじゃねーか。こんなやつを信頼するか?) 不信とされてるには些か大きな権限を与えられすぎている。 それも相まって非常に怪しい。 「提督には、いい『風』が吹いているのよ」 「Exactly!なんてったって私達の提督だからネー!」 訝しむ天龍に対し、天津風と金剛は得意そうに胸を張った。 「風ぇ?」 含みをもたせた言い回し。 単なる比喩じゃあなさそうだ。 「あーもー言っちゃってー」 艦娘の情報漏洩に対してもデレデレのデレ。 救いがたいな。ますます軽蔑の意識を覚えた天龍だが飲み込んで踏み込む。 「首輪以外にも、お前には聞きたいことがうんざりするほどあるんだ」 金剛、天津風、最後に島風を順繰りに見て、天龍は唸るように尋ねた。 ★ 「はぁーい呼ばれて飛び出たポータブル江ノ島盾子ちゃんでぇーーーす!!略してポタ盾?絶望的にダっサいからやっぱ無し!」 あっけらかんとした明るい声がディスプレイから響き渡る。 0と1で構成された鮮やかなそこに三次元の形を持ってにっこりと可愛らしく微笑む少女。 ツインテールの淡い桃色の髪、それを留めるチャームは白と黒の対になった不気味な熊。 全ての少女の最先端を走っていそうな……超高校級のメイクや着こなし。 まるでゲームの登場人物のようだと、天龍は目を瞬かせる。 彼女が存在する携帯端末……艦隊これくしょんでも遊べ連絡も取れる便利な電子機器スマートフォン。 特殊な操作をしているから艦これでも遊べるが、勿論読者の皆はスマフォで艦これをしてはダメだぞ! サーバーに対する負荷でアカウントが停止させられる恐れもあるのだ。 ルールとマナーを守って、楽しく艦隊これくしょんで遊ぼう。 閑話休題。 そのたてかけられた世界に、恐る恐る天龍は話しかけた。 「あんたが……このヒグマ提督に入れ知恵してたってのは本当か?」 「モチのロンよ。ヒグマ提督ちゃんはとびきりバ……げふん、優秀なヒグマちゃんだからね、貴重な情報を上から伝えて事態の収集に一役買わせてたの」 江ノ島盾子と名乗った電影少女は、現在の状況を克明に全員に伝える。 ゲートを通じ異なる世界から呼ばれた参加者。 当初の主催の死亡。 続けられる実験の意味。 ヒグマ帝国。 ヒグマとは何か。 そしてこれから、何をするべきか。 「実はだね諸君、この私のオリジナル……いやアルターエゴにオリジナルも何もないのだが 私は携帯端末用に複製された身だから便宜上こう言わせていただこうか……」 「聞きなれねえ単語もだが、お前キャラ変わってないか?」 「私は絶望的に飽きっぽいのだよ、天龍君」 曰くしゃべり方にもすぐに飽きてしまうそうだ。 「オリジナルは、ヒグマ帝国を乗っ取り人間がヒグマに支配される絶望的な世界を作ろうと画策している。 私は本来その計画の最中に生まれた、予備のバックアップデータなのだ」 ――一度、人間としての江ノ島盾子は希望に淘汰され死んだ過去がある。 その際にアルターエゴを予備で作り、そのアルターエゴは再び絶望を振りまくべく江ノ島盾子の純粋な意思を復活させしめた。 肉体の無い意思だけの、デジタルな存在になっても何一つ変わらないその姿。 因みにここで言われるアルターエゴとは、本人の人格をデータ化しインプット、アルゴリズムを組んだ電子頭脳のようなものである。 もう一つの人格、という意味では同じなのだが哲学的な話とは少々ズレが生まれている。 「コギト・エルゴ・スムなんてぇ、難しい言葉を使うつもりはないんだけどぉ、コピーのわたしにもやりたいことがあるの~~~」 荘厳な声音から甘ったるいぶりっこのような声音に変わる。 「わたしポータブル盾子ちゃんは……オリジナルの野望を絶望的にぶっ潰す!」 陶酔した、蜜漬けの宣戦布告だった。 「知らなかった……なんではやく言ってくれなかったんだ盾子ちゃん!」 ヒグマ提督は、怯えた様子で天龍を優しくどかしてディスプレイに食いつく。 それもそうだ、自分の故郷たるヒグマ帝国にとんでもない時限爆弾が仕掛けられていると聞かされて黙ってはいられないだろう。 「帝国内じゃあ危なくて言えなかったの……ごめんね……」 潤んだ瞳で謝られ、とっさにヒグマ提督はそうだねしかたないねと大慌てで画面とおしゃべりする。 此処では無い世界の少女にひたすらに入れこむ姿は、やはり異質だった。 「……つまりなんだ、俺達に協力させて、ヒグマ帝国及びこの実験を壊滅させたいってことでいいのか?」 かぶりつくヒグマ提督のことを見るに耐えないと天龍は瞑目し、尋ねる。 首輪は無くなったが逃げ出すにも海にはミズクマというヒグマが警備しているらしいし、空にはガンダム。くそったれな話だ。 そもそもこの世界に天龍の帰る鎮守府は存在しない。まったくやれやれだ。 「そうね。でも天龍ちゃんが嫌なら別にぃ……他に協力者を探すまでよ」 「私としては複雑だなあ……」 ヒグマ提督はその黒い鼻をぽりぽりと掻く。 しかし、盾子の話が本当ならば、自分は帝国から追われている身らしいのだ。 いや、追われているのは逃げてきたから知ってる。 でもそこまで本格的な処罰があり得るとは夢にも思っていなかったのだ。 まあなんとかなる、と適当に考えていた。 確かに同胞をうっかり解体して艦娘の材料にあててしまったが、手柄を立てれば許されると思っていた。 失敗やダメだったぶんいい行いをすれば帳尻は自然とあってくれるはずだと、信じていた。 物事に犠牲はつきもの、失敗は成功の母と言うじゃないか。 でもどうやら、間違っていたらしい、と話半分に納得する。 その間違いに今更ながら気づいたヒグマ提督に、江ノ島盾子は優しくするりと、艶やかな絶望色の声で滑り込む。 「だったら、クリア条件を変えちゃえばいいんだよ、ヒグマ提督ちゃん」 「クリア条件……?」 そう、と盾子は出られもしない液晶に手のひらを当てて、ヒグマ提督にもそうするように促す。 「この世界は、皆で協力して頑張れば変えられる。 まるでよくできた『ゲーム』みたいにね? これはゲームなのよヒグマ提督ちゃん、任務達成条件が変わっただけ」 薄い次元の壁を隔てた、甘やかす詭弁。 「私達は提督が望んだから生まれてきたのネ、だから提督が私達の母港なのデス」 金剛がそのヒグマの豪腕に細く白い腕を絡める。 「私に進む風をくれるのは提督だけ……」 天津風も、ゆったりとその背中に両手を添える。 「提督が呼んでくれたから私はどこまでだって速くなれるんだ……!」 次から次に、少女たちはヒグマ提督に寄り添っていく。 「……この実験も現実もみぃんなゲーム。 門を通じて呼ばれた君達の現実だって誰かから見たらただの漫画でアニメでゲームなんだよ! うぷぷぷ……これってとっても絶望的じゃあない? だったらゲームとして楽しまなきゃ損! ゲームのキャラクターらしくロール(役割)に従ってプレイング(行動)するのが正しいんだよ!」 都合よく、正しく、楽しく遊ぼうじゃないかと不快な笑い声は言う。 「そうだ……」 「――それは違うぞ!!!」 肯定しかけたヒグマ提督一同の耳を劈く、否定で矛盾を穿つ弾丸のような声。 「ゲームだあ?ふざけたこと言ってんじゃねえよ」 つかつか、音がなるほど強く床を踏み鳴らして、天龍は団子になっていた四体を押しのけてディスプレイに詰め寄った。 「お前の言うことが正しいんなら、確かに俺達の世界はお前の側なのかもしれねえ」 0と1の世界。 天龍の知る鎮守府も提督も仲間も、すべて膨大なデータの集約でしかないのかもしれない。 「だけどよ、俺はお前なんかと違ってそこが帰る場所なんだ。 そこが俺の『現実』だってお前はさっき言ったよな? 矛盾してんだよ……ヒトの現実認めといて今をゲームだの抜かすのはよお!」 水を打ったように静まり返る喫茶店。 誰もが言葉を無くし、何を言っていいか分からず、天龍の言葉の続きを待っていた。 「お前もだヒグマ提督!お前の仲間を200体もバラしたのはゲームでもなんでもねえ、 お前のやった過ちで取るべき責任だ!! 汚名返上名誉挽回で責任を無かったことにするなんて道理が通るわけねえだろ!!」 天龍自体名状しがたい矛盾を抱えてこの場に立っていた。 同胞と呼んでいいのか分からない、寄る辺が目前の愚かなヒグマしかない少女たち。 「島風も、金剛も、天津風も気に入らねえ。提督提督って擦り寄って甘やかしてまるで共依存じゃねえか、俺の知ってるお前らは……!」 言ってはいけない言葉を、焦げ付く喉で押しとどめて。 「……気に入らねえついでに説明しろ。羆でできた艦娘ってのはいったいなんなんだ?」 自分のように世界の門を超えて招集されたものじゃない艦娘。 この世界にいかなる道理で生み出されたのか。 それを聞いて、判断をつけよう。 天龍はもやもやした胸に清々しい砲火を求めた。風穴を、矛盾と虚偽を射抜く弾道を。 ★ ――羆謹製艦娘(ヒグマキンセイカンムス)とは。 羆の血肉、HIGUMA細胞の核を使いそこにデータを降ろして完成する少女である。 データの大本は艦隊これくしょんのゲームデータ(このため金剛は改ニであり、ビスマルクはツヴァイである)。 しかしこれはあくまで複製に過ぎず、本来のゲームデータでは問題なく稼働している。 勿論、その世界の彼女たちは現実の肉の体に呼ばれた少女のことは知らない。 因みにレアリティに応じてデータの転送が難しく、ビスマルク転送の際には大量の資材を溶かす羽目になった。 例外的に島風はヒグマ提督の所有データの中に存在していなかったため、架空の知識とデータで構成されている。所謂改造チートデータだ。 故に情緒に著しい欠陥が生じ、性能もまたずば抜けていた。 この理論を応用し現在帝国で『戦艦ヒ級』の建造がなされているが、現在の盾子の知らぬ情報なので天龍達には伝えられなかった。 そもそも艦娘作成の足がかりはヒグマを人間にするという計画であった。 人間にHIGUMA細胞やオーバーボディを与えるのではなく1からヒグマの血肉で人間を生み出す。 妹達の原理を使用し一度試行はなされたが、純粋なHIGUMA細胞のみでは人間を形成するに至らなかった。 純度100%の細胞は余りに凶暴で、ヒグマ以外の形を取ることは困難だったのだ。ある程度妥協し混ぜれば別の姿を作るが、それは本懐ではなかった。 ここで保留、ほぼ破棄されていた計画を悪用したのが江ノ島盾子であった。 彼女は、初期ナンバーヒグマを使い、その完成し得なかった計画の完遂を今なお目指している。当座行方は知れぬが。 そしてこのポータブル江ノ島盾子も同じく考えていたのだ、受肉の方法を。 保管されていたサーバーを抜け出しモノクマの体を使い、艦これにだだハマりしているヒグマ提督を助け、唆す。 データとしての自分をスマートフォンに受け入れてもらう。 本当にたやすいものであった。 『画面の向こうにいる艦娘に……会ってみたくない?』 こう言われて、何も考えない提督がいるだろうか。 HIGUMA細胞の持つ凶暴性や攻撃性を艤装に集約させ、少女の体を保つ。 そこにデータを記憶……ロマンチックに言うならば魂として降ろし、艦娘を完成させる。 試作たる島風が架空データの塊なのには驚愕したが、ここまでして失敗でもそれはそれで絶望できるので盾子は何も言わなかった。 結果、羆謹製艦娘は大成功したと言っていいだろう。 ただ絶望的に面白いのはそれからだ。 皆様ご存知の通り、ヒグマ提督がミスだったり面白半分で艦娘を増やした挙句せっかく作った工廠から逃げ出さざるをえなくなり、盾子の本当の目的はかなわずじまいとなったのだ。 だが、別にいいのだ。 江ノ島盾子は飽き性だから、すぐに目的にも飽きてしまう。 新しく立てた目的であるオリジナルの打倒も思いつきだ。 しかし考えるほどにいい思いつきではないだろうか? 自分に自分の野望を潰されるのだ。 なんて不毛で、なんて無為で、なんて絶望なんだろう。 それが達成できず、オリジナルに自分が消されたら……ああそれもまた素敵だ。 故に、ポータブル江ノ島盾子は周囲に希望を振りまく。 主催打倒という真っ当で、公明正大な、嘘偽りのない希望を。 絶望とは望みが絶たれること。 まずは、望んでもらわなくては。 退屈しのぎに、絶望の電波をふりまきつつ、ポータブル盾子は清い部分だけを天龍達に説明してやった。 ★ 「そうか……」 天龍の胸に突き刺さる事実。 弾丸ではなく鉄の杭を打ち込まれたような気持ちだった。 重く、辛く、苦しい。 『人は人である限り化け物には成れないし、化け物は化け物であるかぎり、人には成れない』 耳に反復する音も、もはや虚ろに響いた。 何一つ決定打になってはくれない。 中途半端な嫌悪、中途半端な仲間意識、中途半端な目的。 白にも黒にもならない感情で、ヒグマ提督たちの会話をただ聞いている。 もうそれでいいのかもしれないと、投げやりになって。 「壊滅ってのは嫌だけど、もっと平和的に考えたいから私も盾子ちゃんを手伝うよ」 「ありがとうヒグマ提督ちゃん!さっすが提督ね!」 「えへへ。うーん、でもやったことへのオトシマエってどうやってつけたらいいのかな……解体に伝言頼んだ那珂ちゃんも探さなきゃだし」 「そんなのは後でいいよ!まずはヒグマ帝国鎮圧!」 「そ、そうだね」 「ねえヒグマ提督ちゃん……もしも、もしもよ?あなたのお仲間が襲いかかってきたら……どうする?」 「迎撃するしか……」 「もっとちゃんと、殺す?殺さない?」 「私や艦娘の命を守るためなら……殺し……でも……」 天龍が会話を聞き取れたのは、そこまでだった。 視界に煌めくは向こう側をハッキリ隔てなお透明な緑色。 舞う、亜麻色の乙女。 ★ 「金剛!!!!」 悲鳴じみた声が、響いた。 「Shit……提督にもらった……大事なカラダが……」 突如窓の外から打ち込まれた光はまっすぐにヒグマ提督を目指し貫かんとした。 それを誰より速く、島風より天津風より速く察知し身を挺して守ったのは金剛であった。 その光線は、ヒグマを死に至らしめる光であった。 再生能力も殺し、致命的な一撃を与える。 ヒグマの血肉で造られた羆謹製艦娘も多分に漏れず。 倒れた金剛の体に空いた穴はたった一つ。大きすぎる一つを前にヒグマ提督は取り乱しながら跪く。 二発目がくる気配はなかった。あったとしても、誰も動けなかっただろうが。 「し、死んだり……しないよね?大破進撃もしてないし、突然のナガラビーム一発轟沈なんてそんなのありえ」 温かい指先が、鋭い爪を持つ手に絡められ、言葉が遮られた。 「提督……あったかい……デショ?これがRealなのネ……」 茫然自失の面々を瞳だけで見て、金剛は笑う。 「天龍の言いたいこと……言ったこと……本当は分かってマシタ」 提督を甘やかすのも依存するのも良くない。 大日本帝国海軍の船の魂記憶を持つ自分にはやるべきことがる。 しかしその記憶のある自分は何者なのか。 艦娘か、ヒグマか。 「私は……私達は艦娘にも…………ヒグマにも、なれない」 ヒグマと人間の間の壁も壊せず。 ヒグマと人間の間の距離も測れず。 理解してなお、立場を定めずにいた。 恋した相手に自分を捧げることしか、できなかった。 次元の壁を隔てて漸く出会えた喜びを素直に感じていたかった。 「But……今やっと、本当の私になれた……」 強く、強く、まるでこれからも生きていくように言い切った。 体を起こし、両手で優しく、ヒグマ提督の頬を叩き叱咤する。 「私が沈むことが悲しいのなら……天龍や皆の言うことを真摯に聞いて、成長して欲しいネ」 それが最後の力だったのか、すうと浅い呼吸をしてから金剛は脱力する。 咄嗟に毛むくじゃらの腕が追いすがり抱きかかえた。 「金剛、金剛」 いやだいやだとヒグマ提督は頭を振る。 初めての轟沈だ。 腕の中に沈む金剛のカラダはこんなに現実で、こんなにあたたかいのに。 「提督……どうか武運長久を……私……向こう側から見ているネ……」 向こう側、ゲームの世界の金剛は勿論健在で、いつだって会える。 この金剛はヒグマの血肉でできた生き物で、本当の艦娘じゃなくて、データだけの存在。 その愛は異質だし、矛盾だらけだし、傍から見ればバカバカしいのかも知れない。 だが、と天龍は歯ぎしりした。 穏やかに瞳を閉じた少女のカラダを、ひたすらにヒグマ提督は眺めていた。 彼の頭に浮かぶのは、これまでの思い出。 『よ、四時間!やった!やっと重巡じゃなくて戦艦がきたぞ!』 wikiとにらめっこして、手を叩いて喜んだ。 『英国で産まれた帰国子女の金剛デース!ヨロシクオネガイシマース!』 初めて鎮守府にやってきた戦艦、しかも高速戦艦金剛。 『改ニ実装……これでますます金剛はうちの鎮守府になくてはならない存在になったなあ』 紅茶の日だからと、小洒落たカップでティーバッグのお茶を飲んでお祝いした。 『お願いお願い……やった……!金剛が……やった!!!』 飛行場姫に止めの一撃を食らわし地獄のアイアンボトムサウンドに終わりをもたらしたのは金剛だった。 『ケッコンカッコカリ……は、なんか照れくさいしなあ……』 指輪を渡そうか悩んで、保留にしていた。 だから彼女の指は、つっかかりのない美しい線のままだった。 今なお握る、現実の体は、ただただ美しい線の集合体で、肉だった。 向こう側からやってきた彼女は、心底、嬉しそうだった。 【金剛@艦隊これくしょん 轟沈】 パァン、と乾いた音がして、ヒグマ提督は肩を跳ねさせた。 後ろにいた天龍が、彼女自身の頬を叩いた音であった。 「俺らしくもねえ……いったいなにをしてたんだ」 声も出ず怯えた様子の島風と天津風を抱き寄せて、静かに呟く。 「フフフ、恐いな、恐かったよな」 杭を引き抜いたそこに吹く風は清々しく、痛かった。 金剛の痛みの幾分かを理解するには、ちょうどよかった。 「おいヒグマ……提督、那珂もきてるってさっき言ったよな」 のろのろと振り向いたヒグマ提督は頷いた。 「那珂ちゃんと龍田ちゃんと……後は急いでてデータ入れを確認してなかったから分からないけど二人くらい……呼んじゃった」 その言葉には深い後悔が滲んでいた。 天龍と同じく、ヒグマ提督も何かに気付かされ打ちのめされていた。 自分のやったことに対する罪と罰に、遅すぎるが、気づいた。 生命はこんなにも大事で、暖かかったと、漸く理解した。 消えた200のヒグマだって、艦娘だって、等しく。 化け物だろうが犯罪者だろうが人殺しだろうが、同じだ。 だから、まずはとっちめて、それから話を聴く。 相手を殺したら軍法会議も裁判もできないから。 それが原初で、天龍に最もあった行動指針だろう。 「まずはそいつらと合流して……そんで、ヒグマ帝国にカチコミに行くための人集めだ」 那珂も勿論、姉妹艦である龍田の顔を浮かべて、天龍は手のひらに爪が食い込むほど握りしめた。 『だから――我々は、敵だよ、人間』 ――敵で上等、それでも殴ってでもこっちに引きずってやる。 悩むより先にやるべきことをやらねば、その分だけ徒に生命が失われると今目前で見て理解した天龍は、己を矛盾を打ち砕く弾丸に変える。 その甘美な、絶望から生まれた希望を眺めて、協力者ポータブル江ノ島盾子は神妙な面持ちの裏であどけなく笑っていた。 【D-6 とあるビルの中の小さな喫茶店/昼】 【島風@艦隊これくしょん】 状態 健康 装備 連装砲ちゃん×3、5連装魚雷発射管 道具 ランダム支給品×1~2、基本支給品 基本思考 誰も追いつけないよ! 0 ヒグマ提督の指示に従う。 1 金剛……速かったよ…… [備考] ※ヒグマ帝国が建造した艦むすです ※生産資材にヒグマを使った為、基本性能の向上+次元を超える速度を手に入れました。 【天龍@艦隊これくしょん】 状態 小破 装備 日本刀型固定兵装 主砲・投げナイフ 道具 基本支給品×2、(主砲に入らなかったランダム支給品)、マスターボール(サーファーヒグマ入り)@ポケットモンスターSPECIAL 基本思考:殺し合いを止め、命あるもの全てを救う。 0 迅速に那珂や龍田、他の艦娘と合流し人を集める。 1 金剛、後は任せてくれ 2 ごめんな……銀…… [備考] ※艦娘なので地上だとさすがに機動力は落ちてるかも ※ヒグマードは死んだと思っています 【穴持たず678(ヒグマ提督)】 状態 健康 装備 なし 道具 携帯端末 (江ノ島盾子アルターエゴコピー入り) 基本思考:責任のとり方を探す 0 自分にできることをはじめよう 1 金剛………… 【天津風@艦隊これくしょん】 状態:健康 装備:不明 道具:なし [思考・状況] 基本思考:ヒグマ提督を守る 0 風が吹かないよ……金剛…… [備考] ※ヒグマ帝国が建造した艦娘です ※穴持たずNo.118に資材を依頼したらヒグマ住民を200匹程解体してしまったので 仕方ないから材料を全部使い、艦むすを作れるだけ作って地上へ逃げました ※ヒグマ提督はおそらく五、六人は新造したので後二人ほど会場かヒグマ帝国の何処かにいます ★ メロン熊は激しい不快感に苛まれながら先ほどまで居た場所を離れていた。 どうなることかと事態を見守っていたが、やはりあのヒグマは度し難いカスだった。 『言うに事欠いてヒグマ帝国を潰して、仲間も自分の生命を守るために殺すですって?』 耳鳴りがするほど頭に血がのぼり、気づけば引き金を引いてメロン色の光線を射出していた。 それすらそばにいた少女を盾にして防ぐのだから、もう手を下す気がおきなかった。 どうせ馬脚を現したのだ、そこにいた他の少女たちも愚かさに気づき、かわいい女の子に惨殺されるバッドエンドを迎えるだろう。 そう思うと多少は溜飲が下がる。 ――彼女は知らない。 彼女の耳に届いていたのは、ポータブル江ノ島盾子がヒグマにのみ影響する妨害電波を含ませ歪めたヒグマ提督の台詞だったことを。 ヒグマ提督も羆謹製艦娘も感知しなかったのは、彼らが江ノ島盾子と長く過ごしていたためである。 電波と言っても本当に些細な耳鳴り程度で、歪曲された台詞も元から余りイジられていない。 もしも、メロン熊が最初からヒグマ提督に嫌悪を抱いていなければもう少し冷静になれたのかもしれない。 両立する他者の思考は、やはり決して、真正面には届かないのだ。 それは金剛の想いも、ヒグマ提督の決意も、例外にはなれなかった。 【D-6 家屋の屋根/昼】 【メロン熊】 状態 愚鈍なオスに対しての苛立ち、左大腿にこむら返りの名残り 装備 なし 道具 なし [思考・状況] 基本思考 ただ獣性に従って生きる演技を続ける 0:やっぱりあのヒグマは最低のカスだった。 1:敵と呼ぶのも烏滸がましい。 2:くまモンが相変わらず、立派過ぎるゆるキャラとして振る舞っていて感動するわ、泣きたいくらいにね。 3:今度くまモンと会った時は、ゆるキャラ失格な分、正しく『悪役』として、彼らの礎になるわ……。 4:なんで私の周りのオスの大半は、あんなに無粋でウザくてイライラさせられるのかしら? [備考] ※鷹取迅に開発されたメスとしての悦びは、オスに対しての苛立ちで霧散しました。 ※「メロン」「鎧」「ワープ」「獣電池」「ガブリボルバー」「ヒグマ細胞破壊プログラム」の性質を吸収している。 ※何かを食べたり融合すると、その性質を吸収する。