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戦争を重ねるとリーチが増える crずいずい1「敵殲滅」 賞球数、3、2、10、12 大当たり確率、320分の1→32分の1 確変突入率60% トータル継続率約75% 通常大当たり時短125 ラウンド、16、13、4 カウント10 四大演出 きーたそ背景予告(しろにゃんだと主に熱い) ずいずい咆哮 次回予告 金カットイン オーバーモード ずいずいがリミッターを解除図柄の停止回数が多いほど期待度up、8回以上で大チャンス リーチ ストーリー系 リーチ 期待度 ずいずい島総選挙 期待度4.5 いつき、ロリボニア土下座外交 4 ssss統一戦争 4 通常リーチ リーチ 期待度 vshigh 2.5 vsたぬき 3 vsでち 1.5 vsイタリア 2 vsorion 3 ロングリーチ リーチ 期待度 いつきネトウヨ 1 麻雀 1.5 wot 0.5 いつき締切 1 島主リーチ リーチ 期待度 いつき 1 でち 1.5 ゲルマン 1 菊花 2 プレアム ずいずい補完計画完全回転 でち、しろにゃん全回転 共有海戦全回転 海域統一全回転 次回予告 ずいずい共有海戦登録 タヌポン戦争 ずいずいの決断 通常モード 提督室 自部屋 アリオ レイクタウン 車内 アキバ 東京ビックサイト 特殊ステージ、電サポ無 学校 麻雀 パチンコ ミッションモード、電サポ無。1分ミッション以外継続は小当たり なーちミッション 八咫烏起動ミッション 1分ミッション、当確 疲れたんでまた今度w
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提督チャット 戦場全体に関連する情報を相互にやり取りするため、司令部と各艦隊の提督(又は代理1人)と斥候で一つのチャットルーム(提督チャット)を作り、情報を共有します。 各人の役割を以下に示します。 司令部 各艦隊からの情報と斥候からの情報を総合し、手薄なエリアへの増援指示や敵精鋭艦隊の接近警報などを出す。 提督 NPCの発生状況、敵艦隊の所在情報、自艦隊の状態(敗北、解散など)などを報告する。 斥候 各補給地点で定点観測を行い、敵艦隊の出航・入港を報告する。 また、時々検索して、敵艦隊の数や精鋭の位置などを報告する。 特に敵精鋭の動向には注意する。 艦隊の役割分担 提督は突撃せず、いつでも離脱できるようにする 提督が撃沈・拿捕されると敗北です。 提督は必要以上に突撃しないようにしましょう。 2番艦は提督の護衛にあたる 2番艦は提督補佐として援軍Sayをしてください。 必要に応じて、提督チャットへの発言も担当します。 戦闘中は、提督の護衛として提督より敵に近い位置をとり、攻撃に当たります。 3番艦は攻撃の主力 3番艦は攻撃の要となります。 ただし、無謀な突撃は控えましょう。 4番艦と5番艦は遊撃隊 4番艦と5番艦は、開戦状況により離れた位置で戦闘開始することがあり、孤立することの多いポジションです。 分断・各個撃破されないようにうまく立ち回る必要があります。 独立した行動を要求されるため、対人戦に慣れた人が担当すると良いでしょう。 NPC狩り NPCは提督を集中攻撃 提督を撃沈すれば勝利です。 全滅させる必要は無く、その間に敵PC艦隊の援軍が来てしまう可能性があるので、素早く敵提督を沈めましょう。 NPC狩り専門艦隊 対人戦に自信がない場合は、NPC狩り専門で参加する方法もあります。 主に5人艦隊1艦隊で行動します。 敵PC艦隊との交戦はなるべく避け、離脱を最優先するように行動しましょう。 提督は離脱、そのほかの艦隊メンバーは撃沈・拿捕されても提督を守りましょう。 提督が離脱できれば引き分けです。 撤退・敗北後は素早く解散し、港や上陸地点で再編成しましょう。 ペア艦隊 ペア艦隊は一緒の行動を取る 戦場の情報を共有し戦果を稼ぐためにも、ペア艦隊を組み、連隊単位での行動(出航・解散)を心がける事をお奨めします。 基本的に5人艦隊2艦隊で一緒に行動し、片方が交戦状態になったら、もう片方が援軍に入る形を取ります。 ペア艦隊チャットを作ろう 艦隊間の連携を取るために、ペア艦隊のメンバー全員で1つのチャットルームを作りましょう。 艦隊チャットを使わず、艦隊内の会話(補給要求や提督チャットの内容伝達など)もペア艦隊チャットを使うと混乱しにくくなります。 戦闘中の意思疎通 戦闘中はログが激しく流れるため、チャットログを見ている余裕が無いと思います。 そのため、艦隊メンバー及びペア艦隊との意思疎通にはsayを使いましょう。 (sayは吹き出しが出てしばらく残るため) また、緊急の支援を要求する場合の符合を以下のように決めます。 修理(s)、外科医術(g)、料理(r)、統率(t) 緊急かつ複数回の支援が必要な場合は、「ggggg」(外科連打頼む)のような感じで発言しましょう。 援軍 援軍入りは素早く 大海戦中は、援軍要請なしで味方の援軍に入れます。 援軍に入る場合は、友軍の船をクリックし、「援軍」のボタンを押します。 敵提督を捕まえやすい位置で入れればベストです。 援軍の位置取りにもたついていると、別の敵艦隊から攻撃され、分断されることがありますので、素早く判断しましょう。 援軍に入ったら、すぐに修理・料理・統率の支援をしましょう。 援軍要請&敵提督情報は2番艦がsayで行う 敵艦隊と戦闘に入った場合、ペア艦隊に敵提督を教えましょう。 艦隊の2番艦がsayで「イスパ援軍求む 敵提督xxxx」と発言します。 <sayの理由> 吹き出しが出るため、位置がわかりやすい。 <2番艦の理由> (1)提督は操船が忙しく、入力する余裕が無いため。 (2)自艦隊の提督の位置が敵にばれないようにするため。 半個艦隊 5人に満たない艦隊で行動する戦術です。 少人数のため、出航準備や再編成などがスピーディになります。 小型・中型のNPC狩り専門に限定すれば、半個艦隊でも充分勝てます。 (大型は耐久力が高い分1戦に時間がかかり、PCが援軍にくることがあるので注意) 予定していたメンバーが遅刻などでそろわなかった場合などに検討してみましょう。 撤退 不利なときは迷わず逃げる 戦況が劣勢の場合、躊躇せず撤退しましょう。 敗北・撤退後、粘着されそうになった場合は艦隊を解散しましょう。 損傷が軽微で、継戦可能と判断出来る場合は、そのまま復帰でも良いです。 物資切れに注意 補給要求は遠慮せずに艦隊メンバーに言ってください。 物資切れは敗北につながります。 戦闘継続が無理な状態ならば、艦隊を解散して帰還し、再編成しましょう。 暴言禁止 対人戦の時、敵方プレイヤーに対して暴言しないでください。 相手はNPCではありません。 お互いに気持ちよく戦いましょう。 再編成 艦隊の再編成は街の中か上陸地点だけで可能 艦隊を解散すると、交戦することが出来なくなります。 一度街か上陸地点に集合しないと艦隊編成できません。 上陸できない港に注意 大海戦の攻撃側のキャラは、対象となった港に上陸することが出来ません。 当然再編成も出来ないので再度移動しなければならず、時間のロスになってしまします。 また、旗付きNPC狩りなどで敵対関係になっている国の同盟港にも上陸できないことがあるので気をつけましょう。
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YOU~しちゃいなよ 分類 クレシェンド用語 説明 南監督の決めセリフ。 迷っている人、状況を後押しする一言。 名前 コメント
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人間とは何か。 定義は謎に包まれているし、確固たる言葉だってこの世にはない。 いついかなる時でも私は人間だと、胸を張って言えるだろうか? 例え見た目が獣でも人間の精神があれば。 例え精神が獣でも人間の見た目があれば。 そこに交わる感情はとても、アンビバレンスなのだろう。 ★ 荒ぶる波間を蹴立てて少女であり艦船である者は進む。 黒髪は波しぶきに濡れて、露を含んできららと光った。 その前をまろぶように、踊るように速さという単語を体現して進む金色。 彼女たちのための晴れ舞台に等しい海上。 これが窮屈な会場に流れ込んだ津波などでなければ、きっと天高く登った太陽でも仰いで士気を高めていただろうに。 「島風、あんまり先行しすぎるなよ」 聞こえてないだろうが釘を刺して、天龍は口を閉ざす。 目の前で心底航行を謳歌する背中を見つめ、ないまぜになった感情を飲み干すために決して余計な口を開かない。 彼女は――なんなのだろうか? 携帯電話から語られた衝撃の真実。 聞いた当初は襲撃もあったし、何よりヒグマの技術力とヒグマ提督に驚いてそれどころではなかったが。 ヒグマの血肉を使い、この世に送り出された……なんだ? 艦娘、だと言うのか。 天龍はこの会場に来た当初、カツラにヒグマの保護を頼まれた。 死にゆく者の頼みを無碍にする気はない。勿論、自分の信条としても利用されている敵ならば鹵獲してやりたい。 ただ、耳に響くのは化け物の声であった。 『化け物は人とは相容れない』 化け物と人の境界線とは。 『人は人である限り化け物には成れないし、化け物は化け物であるかぎり、人には成れない』 ヒグマという化け物の血肉で成った艦娘は。 『だから――我々は、敵だよ、人間』 なんだと、言うんだ? ★ 波の引いたエリアは歩くのに少し骨が折れた。 いや、海であることのほうがおかしかったから、陸を歩くことは当然のことと言えばそうなんだが。 「おお~これが本物の天龍殿……!いやあご足労ありがとうございます!あ、ぜかましちゃんもお帰り~」 喫茶店からひらひらと手を振る、頭の上に帽子を乗せた妙ちきりんなヒグマ。これがヒグマ提督、随分陳腐なルックスだと天龍は眉根を寄せる。 隣に座っている金剛と天津風が目に入って、天龍はその目を見開かされる。 「提督ごめんね……任務……」 項垂れる島風。 トレードマークたるうさぎの耳を思わせる髪飾りも心なしかへにょりと曲がって見えた。 先の任務、火山の調査はそこから現れた老人により火山ごと消滅してしまった。 「いいよいいよ。もうその歪みも無くなったみたいだし、気にしないで」 朗らかな調子で二人を迎え入れ、席につかせるヒグマ提督。 提督は通りの見渡せる窓辺、その隣に金剛、さらに隣に天津風。提督と対面して座るのは天龍、そして島風だ。 ヒグマ提督以外全てうら若き武装された乙女。実に、ハーレムじみた絵面である。 天津風がピリリと鋭い視線を島風に向けたが島風は頓着せず連装砲くんに挨拶して、天津風とかけっこがしたいとはしゃぎだす。 それを金剛が優しく諌め、ヒグマ提督が仕方無いなあぜかましちゃんは、と笑う。 日常と勘違いしてしまいそうな光景に天龍は先の考えを鈍らすが、即座に本題を切り出してその迷いを保留させた。 そうだったとヒグマ提督が首輪をちょいと爪先で弄ると、瞬く間に首枷は外され、首元に開放感が溢れ深く深呼吸をする。 島風も、と自分から離れるヒグマ提督の後ろ姿と、手のひらに落ちた首輪を交互に見つめる。 「こんな簡単に取れちまうのかよ……」 人命を奪う装置の、軽すぎる質量に天龍はあきれ果てた声を出し、奥歯を噛む。 目の前で首輪を器用に解除してみせたヒグマ提督の動きも相まって非常に腹立たしかった。 ――生命をなんだと思ってやがる。 古き時代から海に立つ天龍には戦いの記憶は勿論だが、潜水学校練習艦として人を育む力となった記憶もある。 海原で共に、国を、人命を守るべく寄り添ってきた船員や仲間を思うと、尚更だった。 死ぬまで戦うことを望む彼女にも、生命をないがしろにしたい道理は無い。 「まー普通のヒグマにはできないけどね!私は信頼されてるから知ってたけど!」 マジかよ……と天龍は、振り返ってへらへら笑うヒグマ提督を観察した。 ルックスはヒグマらしく恐ろしいがどうにも隙だらけな挙動、軽い口調、信用のならない情報漏洩。 (……どう贔屓して見てやってもガバガバじゃねーか。こんなやつを信頼するか?) 不信とされてるには些か大きな権限を与えられすぎている。 それも相まって非常に怪しい。 「提督には、いい『風』が吹いているのよ」 「Exactly!なんてったって私達の提督だからネー!」 訝しむ天龍に対し、天津風と金剛は得意そうに胸を張った。 「風ぇ?」 含みをもたせた言い回し。 単なる比喩じゃあなさそうだ。 「あーもー言っちゃってー」 艦娘の情報漏洩に対してもデレデレのデレ。 救いがたいな。ますます軽蔑の意識を覚えた天龍だが飲み込んで踏み込む。 「首輪以外にも、お前には聞きたいことがうんざりするほどあるんだ」 金剛、天津風、最後に島風を順繰りに見て、天龍は唸るように尋ねた。 ★ 「はぁーい呼ばれて飛び出たポータブル江ノ島盾子ちゃんでぇーーーす!!略してポタ盾?絶望的にダっサいからやっぱ無し!」 あっけらかんとした明るい声がディスプレイから響き渡る。 0と1で構成された鮮やかなそこに三次元の形を持ってにっこりと可愛らしく微笑む少女。 ツインテールの淡い桃色の髪、それを留めるチャームは白と黒の対になった不気味な熊。 全ての少女の最先端を走っていそうな……超高校級のメイクや着こなし。 まるでゲームの登場人物のようだと、天龍は目を瞬かせる。 彼女が存在する携帯端末……艦隊これくしょんでも遊べ連絡も取れる便利な電子機器スマートフォン。 特殊な操作をしているから艦これでも遊べるが、勿論読者の皆はスマフォで艦これをしてはダメだぞ! サーバーに対する負荷でアカウントが停止させられる恐れもあるのだ。 ルールとマナーを守って、楽しく艦隊これくしょんで遊ぼう。 閑話休題。 そのたてかけられた世界に、恐る恐る天龍は話しかけた。 「あんたが……このヒグマ提督に入れ知恵してたってのは本当か?」 「モチのロンよ。ヒグマ提督ちゃんはとびきりバ……げふん、優秀なヒグマちゃんだからね、貴重な情報を上から伝えて事態の収集に一役買わせてたの」 江ノ島盾子と名乗った電影少女は、現在の状況を克明に全員に伝える。 ゲートを通じ異なる世界から呼ばれた参加者。 当初の主催の死亡。 続けられる実験の意味。 ヒグマ帝国。 ヒグマとは何か。 そしてこれから、何をするべきか。 「実はだね諸君、この私のオリジナル……いやアルターエゴにオリジナルも何もないのだが 私は携帯端末用に複製された身だから便宜上こう言わせていただこうか……」 「聞きなれねえ単語もだが、お前キャラ変わってないか?」 「私は絶望的に飽きっぽいのだよ、天龍君」 曰くしゃべり方にもすぐに飽きてしまうそうだ。 「オリジナルは、ヒグマ帝国を乗っ取り人間がヒグマに支配される絶望的な世界を作ろうと画策している。 私は本来その計画の最中に生まれた、予備のバックアップデータなのだ」 ――一度、人間としての江ノ島盾子は希望に淘汰され死んだ過去がある。 その際にアルターエゴを予備で作り、そのアルターエゴは再び絶望を振りまくべく江ノ島盾子の純粋な意思を復活させしめた。 肉体の無い意思だけの、デジタルな存在になっても何一つ変わらないその姿。 因みにここで言われるアルターエゴとは、本人の人格をデータ化しインプット、アルゴリズムを組んだ電子頭脳のようなものである。 もう一つの人格、という意味では同じなのだが哲学的な話とは少々ズレが生まれている。 「コギト・エルゴ・スムなんてぇ、難しい言葉を使うつもりはないんだけどぉ、コピーのわたしにもやりたいことがあるの~~~」 荘厳な声音から甘ったるいぶりっこのような声音に変わる。 「わたしポータブル盾子ちゃんは……オリジナルの野望を絶望的にぶっ潰す!」 陶酔した、蜜漬けの宣戦布告だった。 「知らなかった……なんではやく言ってくれなかったんだ盾子ちゃん!」 ヒグマ提督は、怯えた様子で天龍を優しくどかしてディスプレイに食いつく。 それもそうだ、自分の故郷たるヒグマ帝国にとんでもない時限爆弾が仕掛けられていると聞かされて黙ってはいられないだろう。 「帝国内じゃあ危なくて言えなかったの……ごめんね……」 潤んだ瞳で謝られ、とっさにヒグマ提督はそうだねしかたないねと大慌てで画面とおしゃべりする。 此処では無い世界の少女にひたすらに入れこむ姿は、やはり異質だった。 「……つまりなんだ、俺達に協力させて、ヒグマ帝国及びこの実験を壊滅させたいってことでいいのか?」 かぶりつくヒグマ提督のことを見るに耐えないと天龍は瞑目し、尋ねる。 首輪は無くなったが逃げ出すにも海にはミズクマというヒグマが警備しているらしいし、空にはガンダム。くそったれな話だ。 そもそもこの世界に天龍の帰る鎮守府は存在しない。まったくやれやれだ。 「そうね。でも天龍ちゃんが嫌なら別にぃ……他に協力者を探すまでよ」 「私としては複雑だなあ……」 ヒグマ提督はその黒い鼻をぽりぽりと掻く。 しかし、盾子の話が本当ならば、自分は帝国から追われている身らしいのだ。 いや、追われているのは逃げてきたから知ってる。 でもそこまで本格的な処罰があり得るとは夢にも思っていなかったのだ。 まあなんとかなる、と適当に考えていた。 確かに同胞をうっかり解体して艦娘の材料にあててしまったが、手柄を立てれば許されると思っていた。 失敗やダメだったぶんいい行いをすれば帳尻は自然とあってくれるはずだと、信じていた。 物事に犠牲はつきもの、失敗は成功の母と言うじゃないか。 でもどうやら、間違っていたらしい、と話半分に納得する。 その間違いに今更ながら気づいたヒグマ提督に、江ノ島盾子は優しくするりと、艶やかな絶望色の声で滑り込む。 「だったら、クリア条件を変えちゃえばいいんだよ、ヒグマ提督ちゃん」 「クリア条件……?」 そう、と盾子は出られもしない液晶に手のひらを当てて、ヒグマ提督にもそうするように促す。 「この世界は、皆で協力して頑張れば変えられる。 まるでよくできた『ゲーム』みたいにね? これはゲームなのよヒグマ提督ちゃん、任務達成条件が変わっただけ」 薄い次元の壁を隔てた、甘やかす詭弁。 「私達は提督が望んだから生まれてきたのネ、だから提督が私達の母港なのデス」 金剛がそのヒグマの豪腕に細く白い腕を絡める。 「私に進む風をくれるのは提督だけ……」 天津風も、ゆったりとその背中に両手を添える。 「提督が呼んでくれたから私はどこまでだって速くなれるんだ……!」 次から次に、少女たちはヒグマ提督に寄り添っていく。 「……この実験も現実もみぃんなゲーム。 門を通じて呼ばれた君達の現実だって誰かから見たらただの漫画でアニメでゲームなんだよ! うぷぷぷ……これってとっても絶望的じゃあない? だったらゲームとして楽しまなきゃ損! ゲームのキャラクターらしくロール(役割)に従ってプレイング(行動)するのが正しいんだよ!」 都合よく、正しく、楽しく遊ぼうじゃないかと不快な笑い声は言う。 「そうだ……」 「――それは違うぞ!!!」 肯定しかけたヒグマ提督一同の耳を劈く、否定で矛盾を穿つ弾丸のような声。 「ゲームだあ?ふざけたこと言ってんじゃねえよ」 つかつか、音がなるほど強く床を踏み鳴らして、天龍は団子になっていた四体を押しのけてディスプレイに詰め寄った。 「お前の言うことが正しいんなら、確かに俺達の世界はお前の側なのかもしれねえ」 0と1の世界。 天龍の知る鎮守府も提督も仲間も、すべて膨大なデータの集約でしかないのかもしれない。 「だけどよ、俺はお前なんかと違ってそこが帰る場所なんだ。 そこが俺の『現実』だってお前はさっき言ったよな? 矛盾してんだよ……ヒトの現実認めといて今をゲームだの抜かすのはよお!」 水を打ったように静まり返る喫茶店。 誰もが言葉を無くし、何を言っていいか分からず、天龍の言葉の続きを待っていた。 「お前もだヒグマ提督!お前の仲間を200体もバラしたのはゲームでもなんでもねえ、 お前のやった過ちで取るべき責任だ!! 汚名返上名誉挽回で責任を無かったことにするなんて道理が通るわけねえだろ!!」 天龍自体名状しがたい矛盾を抱えてこの場に立っていた。 同胞と呼んでいいのか分からない、寄る辺が目前の愚かなヒグマしかない少女たち。 「島風も、金剛も、天津風も気に入らねえ。提督提督って擦り寄って甘やかしてまるで共依存じゃねえか、俺の知ってるお前らは……!」 言ってはいけない言葉を、焦げ付く喉で押しとどめて。 「……気に入らねえついでに説明しろ。羆でできた艦娘ってのはいったいなんなんだ?」 自分のように世界の門を超えて招集されたものじゃない艦娘。 この世界にいかなる道理で生み出されたのか。 それを聞いて、判断をつけよう。 天龍はもやもやした胸に清々しい砲火を求めた。風穴を、矛盾と虚偽を射抜く弾道を。 ★ ――羆謹製艦娘(ヒグマキンセイカンムス)とは。 羆の血肉、HIGUMA細胞の核を使いそこにデータを降ろして完成する少女である。 データの大本は艦隊これくしょんのゲームデータ(このため金剛は改ニであり、ビスマルクはツヴァイである)。 しかしこれはあくまで複製に過ぎず、本来のゲームデータでは問題なく稼働している。 勿論、その世界の彼女たちは現実の肉の体に呼ばれた少女のことは知らない。 因みにレアリティに応じてデータの転送が難しく、ビスマルク転送の際には大量の資材を溶かす羽目になった。 例外的に島風はヒグマ提督の所有データの中に存在していなかったため、架空の知識とデータで構成されている。所謂改造チートデータだ。 故に情緒に著しい欠陥が生じ、性能もまたずば抜けていた。 この理論を応用し現在帝国で『戦艦ヒ級』の建造がなされているが、現在の盾子の知らぬ情報なので天龍達には伝えられなかった。 そもそも艦娘作成の足がかりはヒグマを人間にするという計画であった。 人間にHIGUMA細胞やオーバーボディを与えるのではなく1からヒグマの血肉で人間を生み出す。 妹達の原理を使用し一度試行はなされたが、純粋なHIGUMA細胞のみでは人間を形成するに至らなかった。 純度100%の細胞は余りに凶暴で、ヒグマ以外の形を取ることは困難だったのだ。ある程度妥協し混ぜれば別の姿を作るが、それは本懐ではなかった。 ここで保留、ほぼ破棄されていた計画を悪用したのが江ノ島盾子であった。 彼女は、初期ナンバーヒグマを使い、その完成し得なかった計画の完遂を今なお目指している。当座行方は知れぬが。 そしてこのポータブル江ノ島盾子も同じく考えていたのだ、受肉の方法を。 保管されていたサーバーを抜け出しモノクマの体を使い、艦これにだだハマりしているヒグマ提督を助け、唆す。 データとしての自分をスマートフォンに受け入れてもらう。 本当にたやすいものであった。 『画面の向こうにいる艦娘に……会ってみたくない?』 こう言われて、何も考えない提督がいるだろうか。 HIGUMA細胞の持つ凶暴性や攻撃性を艤装に集約させ、少女の体を保つ。 そこにデータを記憶……ロマンチックに言うならば魂として降ろし、艦娘を完成させる。 試作たる島風が架空データの塊なのには驚愕したが、ここまでして失敗でもそれはそれで絶望できるので盾子は何も言わなかった。 結果、羆謹製艦娘は大成功したと言っていいだろう。 ただ絶望的に面白いのはそれからだ。 皆様ご存知の通り、ヒグマ提督がミスだったり面白半分で艦娘を増やした挙句せっかく作った工廠から逃げ出さざるをえなくなり、盾子の本当の目的はかなわずじまいとなったのだ。 だが、別にいいのだ。 江ノ島盾子は飽き性だから、すぐに目的にも飽きてしまう。 新しく立てた目的であるオリジナルの打倒も思いつきだ。 しかし考えるほどにいい思いつきではないだろうか? 自分に自分の野望を潰されるのだ。 なんて不毛で、なんて無為で、なんて絶望なんだろう。 それが達成できず、オリジナルに自分が消されたら……ああそれもまた素敵だ。 故に、ポータブル江ノ島盾子は周囲に希望を振りまく。 主催打倒という真っ当で、公明正大な、嘘偽りのない希望を。 絶望とは望みが絶たれること。 まずは、望んでもらわなくては。 退屈しのぎに、絶望の電波をふりまきつつ、ポータブル盾子は清い部分だけを天龍達に説明してやった。 ★ 「そうか……」 天龍の胸に突き刺さる事実。 弾丸ではなく鉄の杭を打ち込まれたような気持ちだった。 重く、辛く、苦しい。 『人は人である限り化け物には成れないし、化け物は化け物であるかぎり、人には成れない』 耳に反復する音も、もはや虚ろに響いた。 何一つ決定打になってはくれない。 中途半端な嫌悪、中途半端な仲間意識、中途半端な目的。 白にも黒にもならない感情で、ヒグマ提督たちの会話をただ聞いている。 もうそれでいいのかもしれないと、投げやりになって。 「壊滅ってのは嫌だけど、もっと平和的に考えたいから私も盾子ちゃんを手伝うよ」 「ありがとうヒグマ提督ちゃん!さっすが提督ね!」 「えへへ。うーん、でもやったことへのオトシマエってどうやってつけたらいいのかな……解体に伝言頼んだ那珂ちゃんも探さなきゃだし」 「そんなのは後でいいよ!まずはヒグマ帝国鎮圧!」 「そ、そうだね」 「ねえヒグマ提督ちゃん……もしも、もしもよ?あなたのお仲間が襲いかかってきたら……どうする?」 「迎撃するしか……」 「もっとちゃんと、殺す?殺さない?」 「私や艦娘の命を守るためなら……殺し……でも……」 天龍が会話を聞き取れたのは、そこまでだった。 視界に煌めくは向こう側をハッキリ隔てなお透明な緑色。 舞う、亜麻色の乙女。 ★ 「金剛!!!!」 悲鳴じみた声が、響いた。 「Shit……提督にもらった……大事なカラダが……」 突如窓の外から打ち込まれた光はまっすぐにヒグマ提督を目指し貫かんとした。 それを誰より速く、島風より天津風より速く察知し身を挺して守ったのは金剛であった。 その光線は、ヒグマを死に至らしめる光であった。 再生能力も殺し、致命的な一撃を与える。 ヒグマの血肉で造られた羆謹製艦娘も多分に漏れず。 倒れた金剛の体に空いた穴はたった一つ。大きすぎる一つを前にヒグマ提督は取り乱しながら跪く。 二発目がくる気配はなかった。あったとしても、誰も動けなかっただろうが。 「し、死んだり……しないよね?大破進撃もしてないし、突然のナガラビーム一発轟沈なんてそんなのありえ」 温かい指先が、鋭い爪を持つ手に絡められ、言葉が遮られた。 「提督……あったかい……デショ?これがRealなのネ……」 茫然自失の面々を瞳だけで見て、金剛は笑う。 「天龍の言いたいこと……言ったこと……本当は分かってマシタ」 提督を甘やかすのも依存するのも良くない。 大日本帝国海軍の船の魂記憶を持つ自分にはやるべきことがる。 しかしその記憶のある自分は何者なのか。 艦娘か、ヒグマか。 「私は……私達は艦娘にも…………ヒグマにも、なれない」 ヒグマと人間の間の壁も壊せず。 ヒグマと人間の間の距離も測れず。 理解してなお、立場を定めずにいた。 恋した相手に自分を捧げることしか、できなかった。 次元の壁を隔てて漸く出会えた喜びを素直に感じていたかった。 「But……今やっと、本当の私になれた……」 強く、強く、まるでこれからも生きていくように言い切った。 体を起こし、両手で優しく、ヒグマ提督の頬を叩き叱咤する。 「私が沈むことが悲しいのなら……天龍や皆の言うことを真摯に聞いて、成長して欲しいネ」 それが最後の力だったのか、すうと浅い呼吸をしてから金剛は脱力する。 咄嗟に毛むくじゃらの腕が追いすがり抱きかかえた。 「金剛、金剛」 いやだいやだとヒグマ提督は頭を振る。 初めての轟沈だ。 腕の中に沈む金剛のカラダはこんなに現実で、こんなにあたたかいのに。 「提督……どうか武運長久を……私……向こう側から見ているネ……」 向こう側、ゲームの世界の金剛は勿論健在で、いつだって会える。 この金剛はヒグマの血肉でできた生き物で、本当の艦娘じゃなくて、データだけの存在。 その愛は異質だし、矛盾だらけだし、傍から見ればバカバカしいのかも知れない。 だが、と天龍は歯ぎしりした。 穏やかに瞳を閉じた少女のカラダを、ひたすらにヒグマ提督は眺めていた。 彼の頭に浮かぶのは、これまでの思い出。 『よ、四時間!やった!やっと重巡じゃなくて戦艦がきたぞ!』 wikiとにらめっこして、手を叩いて喜んだ。 『英国で産まれた帰国子女の金剛デース!ヨロシクオネガイシマース!』 初めて鎮守府にやってきた戦艦、しかも高速戦艦金剛。 『改ニ実装……これでますます金剛はうちの鎮守府になくてはならない存在になったなあ』 紅茶の日だからと、小洒落たカップでティーバッグのお茶を飲んでお祝いした。 『お願いお願い……やった……!金剛が……やった!!!』 飛行場姫に止めの一撃を食らわし地獄のアイアンボトムサウンドに終わりをもたらしたのは金剛だった。 『ケッコンカッコカリ……は、なんか照れくさいしなあ……』 指輪を渡そうか悩んで、保留にしていた。 だから彼女の指は、つっかかりのない美しい線のままだった。 今なお握る、現実の体は、ただただ美しい線の集合体で、肉だった。 向こう側からやってきた彼女は、心底、嬉しそうだった。 【金剛@艦隊これくしょん 轟沈】 パァン、と乾いた音がして、ヒグマ提督は肩を跳ねさせた。 後ろにいた天龍が、彼女自身の頬を叩いた音であった。 「俺らしくもねえ……いったいなにをしてたんだ」 声も出ず怯えた様子の島風と天津風を抱き寄せて、静かに呟く。 「フフフ、恐いな、恐かったよな」 杭を引き抜いたそこに吹く風は清々しく、痛かった。 金剛の痛みの幾分かを理解するには、ちょうどよかった。 「おいヒグマ……提督、那珂もきてるってさっき言ったよな」 のろのろと振り向いたヒグマ提督は頷いた。 「那珂ちゃんと龍田ちゃんと……後は急いでてデータ入れを確認してなかったから分からないけど二人くらい……呼んじゃった」 その言葉には深い後悔が滲んでいた。 天龍と同じく、ヒグマ提督も何かに気付かされ打ちのめされていた。 自分のやったことに対する罪と罰に、遅すぎるが、気づいた。 生命はこんなにも大事で、暖かかったと、漸く理解した。 消えた200のヒグマだって、艦娘だって、等しく。 化け物だろうが犯罪者だろうが人殺しだろうが、同じだ。 だから、まずはとっちめて、それから話を聴く。 相手を殺したら軍法会議も裁判もできないから。 それが原初で、天龍に最もあった行動指針だろう。 「まずはそいつらと合流して……そんで、ヒグマ帝国にカチコミに行くための人集めだ」 那珂も勿論、姉妹艦である龍田の顔を浮かべて、天龍は手のひらに爪が食い込むほど握りしめた。 『だから――我々は、敵だよ、人間』 ――敵で上等、それでも殴ってでもこっちに引きずってやる。 悩むより先にやるべきことをやらねば、その分だけ徒に生命が失われると今目前で見て理解した天龍は、己を矛盾を打ち砕く弾丸に変える。 その甘美な、絶望から生まれた希望を眺めて、協力者ポータブル江ノ島盾子は神妙な面持ちの裏であどけなく笑っていた。 【D-6 とあるビルの中の小さな喫茶店/昼】 【島風@艦隊これくしょん】 状態 健康 装備 連装砲ちゃん×3、5連装魚雷発射管 道具 ランダム支給品×1~2、基本支給品 基本思考 誰も追いつけないよ! 0 ヒグマ提督の指示に従う。 1 金剛……速かったよ…… [備考] ※ヒグマ帝国が建造した艦むすです ※生産資材にヒグマを使った為、基本性能の向上+次元を超える速度を手に入れました。 【天龍@艦隊これくしょん】 状態 小破 装備 日本刀型固定兵装 主砲・投げナイフ 道具 基本支給品×2、(主砲に入らなかったランダム支給品)、マスターボール(サーファーヒグマ入り)@ポケットモンスターSPECIAL 基本思考:殺し合いを止め、命あるもの全てを救う。 0 迅速に那珂や龍田、他の艦娘と合流し人を集める。 1 金剛、後は任せてくれ 2 ごめんな……銀…… [備考] ※艦娘なので地上だとさすがに機動力は落ちてるかも ※ヒグマードは死んだと思っています 【穴持たず678(ヒグマ提督)】 状態 健康 装備 なし 道具 携帯端末 (江ノ島盾子アルターエゴコピー入り) 基本思考:責任のとり方を探す 0 自分にできることをはじめよう 1 金剛………… 【天津風@艦隊これくしょん】 状態:健康 装備:不明 道具:なし [思考・状況] 基本思考:ヒグマ提督を守る 0 風が吹かないよ……金剛…… [備考] ※ヒグマ帝国が建造した艦娘です ※穴持たずNo.118に資材を依頼したらヒグマ住民を200匹程解体してしまったので 仕方ないから材料を全部使い、艦むすを作れるだけ作って地上へ逃げました ※ヒグマ提督はおそらく五、六人は新造したので後二人ほど会場かヒグマ帝国の何処かにいます ★ メロン熊は激しい不快感に苛まれながら先ほどまで居た場所を離れていた。 どうなることかと事態を見守っていたが、やはりあのヒグマは度し難いカスだった。 『言うに事欠いてヒグマ帝国を潰して、仲間も自分の生命を守るために殺すですって?』 耳鳴りがするほど頭に血がのぼり、気づけば引き金を引いてメロン色の光線を射出していた。 それすらそばにいた少女を盾にして防ぐのだから、もう手を下す気がおきなかった。 どうせ馬脚を現したのだ、そこにいた他の少女たちも愚かさに気づき、かわいい女の子に惨殺されるバッドエンドを迎えるだろう。 そう思うと多少は溜飲が下がる。 ――彼女は知らない。 彼女の耳に届いていたのは、ポータブル江ノ島盾子がヒグマにのみ影響する妨害電波を含ませ歪めたヒグマ提督の台詞だったことを。 ヒグマ提督も羆謹製艦娘も感知しなかったのは、彼らが江ノ島盾子と長く過ごしていたためである。 電波と言っても本当に些細な耳鳴り程度で、歪曲された台詞も元から余りイジられていない。 もしも、メロン熊が最初からヒグマ提督に嫌悪を抱いていなければもう少し冷静になれたのかもしれない。 両立する他者の思考は、やはり決して、真正面には届かないのだ。 それは金剛の想いも、ヒグマ提督の決意も、例外にはなれなかった。 【D-6 家屋の屋根/昼】 【メロン熊】 状態 愚鈍なオスに対しての苛立ち、左大腿にこむら返りの名残り 装備 なし 道具 なし [思考・状況] 基本思考 ただ獣性に従って生きる演技を続ける 0:やっぱりあのヒグマは最低のカスだった。 1:敵と呼ぶのも烏滸がましい。 2:くまモンが相変わらず、立派過ぎるゆるキャラとして振る舞っていて感動するわ、泣きたいくらいにね。 3:今度くまモンと会った時は、ゆるキャラ失格な分、正しく『悪役』として、彼らの礎になるわ……。 4:なんで私の周りのオスの大半は、あんなに無粋でウザくてイライラさせられるのかしら? [備考] ※鷹取迅に開発されたメスとしての悦びは、オスに対しての苛立ちで霧散しました。 ※「メロン」「鎧」「ワープ」「獣電池」「ガブリボルバー」「ヒグマ細胞破壊プログラム」の性質を吸収している。 ※何かを食べたり融合すると、その性質を吸収する。
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提督×熊野3-413 提督×熊野4-372 提督×熊野4-731 提督×熊野5-235 非エロ提督×熊野6-251 提督×熊野15-645 コメント 最新の30コメントを表示しています。 まとめて下さった方、ありがとうございます。 -- (作者本人) 2015-01-24 21 18 29 名前 コメント すべてのコメントを見る
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へ へ '; ;ハ\___/ ハ . ノ ^´ ^´ . } i ,' o ハ o . ノ ; ノ \ i 〈 { ̄ ゞ'  ̄ ̄ / |―― ヽヽ__ _ , .| Yハ {イ/// _(_ V/\ ̄{ハ´ | / V//{ _Y/ }// |\ ̄', | i ____{ ヽ 人 __八_ ノ'/// }___,|_|______ / __ / \彡' ノ / /____________二二 _________/ ハ / \ _/ // \へ |i { \/ |l ×─────────────────────────────────────── 【名前】柴ドッグ 【タイプ】みず/フェアリー 【特性】ムードメーカー… 場を離れる時、味方の任意の能力を上げる。 【もちもの】きあいのタスキ… 体力が満タンの時、1度だけ相手の攻撃を必ず耐える。 【技x8:おおなみ、じゃれつく、つぶらなひとみ、みずびたし、バトンタッチ、 いやしのねがい、ほえる、まもる】 こうげき:C ぼうぎょ:C+ とくこう:C とくぼう:B すばやさ:C 【ポテンシャル】 『エースアシストα』… 場を離れる時、味方『エース』が最初に繰り出す技の威力を2倍にする。 『固有種』… 「柴ドッグ」種がこの個体だけのため『オールドタイプ』を無効化する。 『戌提督の水浸』… PTに参加している時、低確率で「水」タイプの味方が「みずびたし」を繰り出す。 『戌提督の修復』… PTに参加している時、低確率で「水」タイプの味方の体力を1/4回復する。 『戌提督の防衛』… PTに参加している時、低確率で「水」タイプの味方への技の威力を半減する。 『コマンダー』… 『アシスト』『エンチャンター』に任命されている時、低確率で再度『指令』を受けることが出来る。 『対の先』… 相手の「すばやさ」の種族値が自分と同ランクの時、中確率で自身の技の優先度を+1する。 『対電回避』… 敵陣に「電」ポケモンがいる時、相手の「電」技の命中率を低下(0.85倍)させる。 『対電耐性』… 敵陣に「電」ポケモンがいる時、相手の「電」技のダメージを緩和(0.67倍)する。 『対電迫撃』… 敵陣に「電」ポケモンがいる時、低確率で自身の技のダメージが2倍になる。 『軍略』… 自身の「全体技」の威力を強化(1.2倍)し、相手の「全体技」の威力を低下(0.8倍)させる。 『リターンヒール』… 味方と任意交代する時、中確率で味方の体力を1/4回復する。 『エキスパンション(妖)』… 相手によって「眠り」状態にならない。自身の攻撃技に「1割:眠り」の追加効果を付与する。 『タイダルアサルト』… 自身の「なみのり」「おおなみ」が相手の防護ポテンシャルを無視する。 『タイダルウェーブ』… 自身の「なみのり」「おおなみ」のタイプ一致による強化倍率を2倍にする。 技について 名前 分類 タイプ 威力 命中率 範囲 接触 備考 おおなみ 物理 水 90(135) 100 自分以外 × 通常技。 じゃれつく 物理 フェアリー 90(135) 90 単体 ○ 1割「攻-1」 つぶらなひとみ 変化 フェアリー --- 100 単体 × 優先度+1 相手の「攻」を下げる。 みずびたし 変化 水 --- 100 単体 × 相手のタイプを「水」にする。 バトンタッチ 変化 ノーマル --- --- 自分 × 自身の能力変化と一部の状態変化を引き継いで味方と交代する。 いやしのねがい 変化 エスパー --- --- 自分 × 自身を「瀕死」状態にする。死に出しで場に出る味方の体力を全回復し、状態異常を治癒する。 ほえる 変化 ノーマル --- 100 単体 × 優先度-6 相手を強制交代させる。 「音」技。 まもる 変化 ノーマル --- --- 自分 × 優先度+4 T終了時まで自身を「まもる」状態にする。連続で繰り出すと失敗しやすい。 タイプ相性 ばつぐん(4倍) なし ばつぐん(2倍) 電気 草 毒 いまひとつ(1/2) 炎 水 氷 格闘 虫 悪 いまひとつ(1/4) なし こうかなし(---) ドラゴン 【備考】 初登場:31スレ目 2982 アドミラール仮面の手持ちとして登場。 戻る
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私は向岸提督。階級は小射(エスコンより)。 最近深海鎮守府から生還しました。 変なのが着いてきましたが.... !CUTION! この作品には多少のキャラ崩壊と少々のア艦これ要素が含まれます。 概要 向岸がツイッター上で急に始めたSS(?)である 登場人物 ノースポイント鎮守府 向岸提督 ノースポイント鎮守府に着任した クソ提督 前日談では深海鎮守府にむりやり着任されていたらしい 飛鷹 軽空母の子で、秘書艦。原作ではなかなかのツンデレっぷりが発揮してたが こちらでは不明。ちなみにカタバルト運用している 日向 この鎮守府では駆逐艦たちからなにやら人気らしい 戦艦娘。ちなみに航空戦艦ではない。 ヲ級 敵艦隊のアイドルだが、まだ子供なので艦載機を飛ばさない。 いつも提督の肩にいるほか、赤城さんと間宮食堂に居るのも目撃されている。 提督曰わく「ノースポイント鎮守府に戻るときにもらった卵から孵化した」。
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十凶の七。伝説の提督・陸奥九十九に建造され、装甲を縦横に使いこなす鉄壁の防御、砲弾を砲弾で叩き落すほどの砲撃精度、35.6cm九十一式徹甲拳など、遠近問わず極めて高い能力を誇る。その戦闘技術は「天穿つ艦」大和の手本となった。 九十九提督の死後、いくつかの司令部に所属するが、提督に対しストーカーじみた行為や同僚の艦娘とのトラブル、また異常に高い修理費などが災いして、いずれも追い出されていた模様。フリーでいたところに入速出司令部の噂を聞きつけて押しかけ、面接を受け加入。 ヤンデレかと思われたが、入ってみると意外と水に合っていたようで、周囲とも馴染み、今となっては司令部に欠かせない戦力となっている。
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899 :名無しの紳士提督:2015/10/02(金) 01 10 28 ID CPvaTczE ひとまず一区切りということで鎮守府慰安労働します 1レスで終わりですが、最終回と言うよりは一区切りつけたかっただけということで 900 :鎮守府慰安労働:2015/10/02(金) 01 11 02 ID CPvaTczE 「慰安夫、東。参りました」 「うん。お疲れさま」 執務室に入り、机にかけた提督に向けて東は艦娘たちがそうするように敬礼をする。 対して提督とその横に立つ秘書艦、大和が小さく敬礼を返した。 続けて後ろ手に大和から書類を受け取りながら、提督が口火を開く。 「長いことお疲れ様。うちの娘たちが随分と世話になったらしいね」 「いえ、色々と楽しかったです。大変なこともなかったわけではないですけど」 「大変なことねえ……ま、世の中働くってのはそうそう楽にはできないもんさ」 普段と何ら変わらない様子で軽口をたたく提督に、思わず東も笑みをこぼす。 そう、東は約束通り、一定期間の慰安夫労働を終える話をされに来ていた。 当初の予定よりも少し長く、特別侵攻作戦を一度挟んで過ごした慰安労働期間。 ひょんなことから始まった異常事態ではあったが、役得ではないかと聞かれれば役得だった。 しかし提督から進言される言葉は、東が考えもしなかった言葉だった。 「東。お疲れって言いたいけど、もう少しうちで働いてみる気はないかい?」 「はい? というと、慰安夫期間が延びるってことですか?」 「いや、それがね。大和から話を聞いたんだけど、うちの戦果と東が深い関係なのよ」 「深い関係? あ……」 思わず顔を赤くする東だったが、提督は含み笑いを堪えながらも別の書類を手に取る。 東の慰安夫としてのスケジュールと、艦娘たちの出撃や遠征のスケジュールをまとめたもの。 資材の増減や成否といった様々な情報が載っている中で、提督が示したのは――。 「東の慰安対象になった艦娘は、翌日遠征・出撃共に極めて優秀な戦績を残している」 「それは初めて聞きましたね」 「なぜなら東に世話してもらった艦娘は、一回の慰安労働だけで三重キラ付けがついているから。ひとえに前回の特別侵攻作戦を越えられたのもそのおかげといえる」 「は、はぁっ……」 「……わかんないかな? 最近なら長波、青葉、大和、速吸、東とえろいことした艦娘たちなのよ」 「どーもすいませんでした! なんでも言うこと聞きます!」 そこを言われてしまってはたまらないと言わんばかりに、東は提督の言葉を遮った。 深々と腰を折り、謝る東の姿を見ながら提督はかすかに笑みを浮かべながら言葉を続ける。 「ま、その辺はともかくだ。艦娘も女の子、男がいると頑張りがいがあるのよ」 「分かりました……控えます」 「控えなくてもいいよ、戦果に繋がるから。強いて言うならえろいことしたら教えて」 東の返事よりも早く、提督の頭に大和の拳がめり込んだのは言うまでもない。 日本最大級の戦艦の渾身の一撃に、思わずおしゃべりな提督も黙るしかない。 苦笑いと共に東は執務室を後にし、変わらない慰安夫期間が続くことにどこか安心感を覚えていた。 901 :鎮守府慰安労働:2015/10/02(金) 01 12 41 ID CPvaTczE ひとまず一切りです こうしておけばまた書きたくなった時に書けるということで では、また書く時があれば