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ランク別報酬 艦長、ちゃちゃっとやっちゃいましょ♪♪ どうやってもSランクしか取れNEEEEな上級者はEASYもしくはVERY EASYでクリアしましょう テンプレ 【マップNo】 一周目 【ランクS】 【ランクA】 二周目 【ランクS】 【ランクA】 【マップNo】FAR-C-060 一周目 【ランクS】15.2cm炮45口径 【ランクA】10cm砲 二周目 【ランクS】280mmAGS 【ランクA】228mmAGS 【マップNo】FAR-C-070 一周目 【ランクS】自動消火装置Ⅱ 【ランクA】急速後進Ⅰ 二周目 【ランクS】多弾頭ミサイルVLSⅢ 【ランクA】多弾頭SSM発射機Ⅱ 【マップNo】FAR-E-080 一周目 【ランクS】57mmバルカン砲 【ランクA】25mm機銃 二周目 【ランクS】αレーザーⅠ 【ランクA】誘導荷電粒子砲Ⅱ 【マップNo】 FAR-F-093 波頭の下に 一周目 【ランクS】ガスタービンⅢ 【ランクA】ガスタービンⅡ 二周目 【ランクS】F/A-18F S.ホーネット 【ランクA】トーネードF3A 【マップNo】PAC-A-100 輸送船団を防衛せよ 一周目 【ランクS】61cm酸素魚雷 【ランクA】小型機雷掃討魚雷 二周目 【ランクS】新型超音速魚雷 【ランクA】新型対潜ロケット 【マップNo】PAC-A-110 開戦の狼煙 一周目 【ランクS】30.5cm砲 【ランクA】25.4cm砲 二周目 【ランクS】3D捜索レーダー 【ランクA】電磁防壁Ⅳ 【マップNo】PAC-C-120 一周目 【ランクS】ガスタービンⅣ 【ランクA】ガスタービンⅡ 二周目 【ランクS】原子炉Ⅶ 【ランクA】ガスタービンⅧ 【マップNo】PAC-D-130 帝国艦隊を迎撃せよ 一周目 【ランクS】日本戦艦Ⅰ 【ランクA】日章旗 二周目 【ランクS】双胴巡洋艦 【ランクA】国際信号旗 【マップNo】PAC-E-140 一周目 【ランクS】発砲遅延装置Ⅲ 【ランクA】機雷探知システム 二周目 【ランクS】多機能レーダー 【ランクA】電磁防壁Ⅴ 【マップNo】PAC-G-150 一周目 【ランクS】38.1cm砲 【ランクA】28cm砲 二周目 【ランクS】スーパーピューマ 【ランクA】AH-1Zスーパーコブラ 【マップNo】PAC-H-160 一周目 【ランクS】61cm誘導魚雷 【ランクA】対潜誘導魚雷 二周目 【ランクS】ASROC対潜Ⅰ 【ランクA】多弾頭SSM発射機Ⅲ 【マップNo】PAC-I-171 一周目 【ランクS】自動装填装置Ⅱ 【ランクA】応急注排水装置Ⅲ 二周目 【ランクS】自動装填装置γ 【ランクA】火災保険 【マップNo.】PAC-I-180 バミューダの海魔 一周目 【ランクS】30mmCIWS 【ランクA】20mmCIWS 二周目 【ランクS】εレーザーⅡ 【ランクA】εレーザーⅠ 【マップNo】EUR-C-190 一周目 【ランクS】61cm誘導魚雷 【ランクA】対潜誘導魚雷 二周目 【ランクS】280mmAGS 【ランクA】254mmAGS 【マップNo】EUR-A-200 一周目 【ランクS】ガスタービンV 【ランクA】ガスタービンⅢ 二周目 【ランクS】原子炉Ⅷ 【ランクA】ガスタービンβ 【マップNo】EUR-D-210 スカパフロー強襲 一周目 【ランクS】41cm砲 【ランクA】35.6cm砲 二周目 【ランクS】ASROC対潜Ⅰ 【ランクA】多弾頭SSM発射機Ⅲ 【マップNo】EUR-I-225 遠祖の地へ 一周目 【ランクS】フレーダーマオスⅡ 【ランクA】二式艦偵 二周目 【ランクS】AV-8BJ ハリアーⅡ 【ランクA】バッカニア 【マップNo】EUR-E-234 行方不明艦を捜索せよ 一周目 【ランクS】発砲遅延装置Ⅱ 【ランクA】電磁防壁Ⅰ 二周目 【ランクS】イージスシステムⅢ 【ランクA】自動装填装置γ 【マップNo】EUR-F-240 イギリス南西の沖合 要撃! 帝国南進艦隊 一周目 【ランクS】米国潜水艦Ⅰ 【ランクA】ユニオンフラグ 二周目 【ランクS】小型駆逐艦 【ランクA】艦旗・ペナント 【マップNo】EUR-L-250 ブレスト 小ブリテンの誓い 一周目 【ランクS】新型対潜ロケット 【ランクA】囮投射機Ⅰ 二周目 【ランクS】原子炉α 【ランクA】ガスタービンα 【マップNo】EUR-C-263 オランダ北部 エムデン上陸作戦 一周目 【ランクS】晴嵐改 【ランクA】ガスタービンⅣ 二周目 【ランクS】原子炉α 【ランクA】潜水用原子炉Ⅰ 【【マップNo】 EUR-O-272 旭日は東方より昇り来る 一周目 【ランクS】68cm誘導魚雷 【ランクA】48.3cm誘導魚雷 二周目 【ランクS】αレーザーⅢ 【ランクA】対空パルスレーザーⅡ 【マップNo】EUR-D-280 悪夢、再び 一周目 【ランクS】発砲遅延装置Ⅱ 【ランクA】電磁防壁Ⅰ 二周目 【ランクS】赤外線捜索追尾装置 【ランクA】電磁防壁Ⅵ 【マップNo】 EUR-D-290 水底に悪魔はわらう 一周目 【ランクS】68cm誘導魚雷 【ランクA】音響誘導魚雷 二周目 【ランクS】新型プラズマ砲 【ランクA】プラズマ砲 【マップNo】EUR-G-300 北海海上 激闘の北海 一周目 【ランクS】45.7cm砲 【ランクA】40.6cm砲 二周目 【ランクS】砲塔型レールガン 【ランクA】怪力線照射装置 【マップNo】EUR-A-310 始祖鳥の嘴爪 一周目 【ランクS】多目的ミサイルVLSⅠ 【ランクA】多目的ミサイル発射機Ⅱ 二周目 【ランクS】ASROC対潜Ⅱ 【ランクA】多弾頭SSM発射機 【マップNo】 MED-A-320 ヘラクレスの柱 一周目 【ランクS】英国戦艦Ⅰ 【ランクA】十六条旭日旗 二周目 【ランクS】小型戦艦 【ランクA】アヒル旗 【マップNo】MED-B-330 イタリア北部 ティレニアを紅く染め 一周目 【ランクS】潜航深度機雷投射機 【ランクA】誘導機雷投射機 二周目 【ランクS】406mmガトリング砲 【ランクA】356mmガトリング砲 【マップNo】MED-C-340 ヴェスヴィオ 噴煙の下に睡るもの 一周目 【ランクS】電磁防壁Ⅱ 【ランクA】電波妨害装置Ⅳ 二周目 【ランクS】電子光学方位盤Ⅰ 【ランクA】電磁防壁α 【マップNo】 MED-C-350 ヴェスヴィオ 双頭の巨人 一周目 【ランクS】61cm誘導魚雷 【ランクA】新型対潜誘導魚雷 二周目 【ランクS】ミホーク 【ランクA】F-35C 【マップNo】MED-D-360 シチリア島 深深度の追跡行 一周目 【ランクS】56cm砲 【ランクA】45.7cm砲 二周目 【ランクS】βレーザーⅢ 【ランクA】εレーザーⅡ 【マップNo】MED-E-372 再会の砲火 一周目 【ランクS】61cm砲 【ランクA】53.3cm誘導魚雷 二周目 【ランクS】電子光学方位盤Ⅰ 【ランクA】電磁防壁Ⅵ 【マップNo】 MED-F-380 英雄、朱に沈む地 一周目 【ランクS】多弾頭ミサイルVLSⅠ 【ランクA】対空ミサイルVLSⅠ 二周目 【ランクS】チャフグレネード 【ランクA】80cm噴進砲 【マップNo】MED-G-396 スエズ北岸 一周目 【ランクS】ガスタービンⅤ 【ランクA】ガスタービンⅣ 二周目 【ランクS】280mmAGS 【ランクA】152mm速射砲 【マップNo】MED-M-406 紅海 一周目 【ランクS】ガスタービンⅤ 【ランクA】ガスタービンⅢ 二周目 【ランクS】原子炉ε 【ランクA】ガスタービンβ 【マップNo】MED-I-411 ボスボラス海峡 一周目 【ランクS】防御重力場Ⅱ 【ランクA】発砲遅延装置Ⅲ 二周目 【ランクS】406mmガトリング砲 【ランクA】381mmガトリング砲 【マップNo】MED-J-421 一周目 【ランクS】発砲遅延装置Ⅳ 【ランクA】防御重力場Ⅱ 二周目 【ランクS】謎の推進装置 【ランクA】電磁防壁α 【マップNo】MED-K-431 一周目 【ランクS】防御重力場Ⅲ 【ランクA】電波照準機Ⅳ 二周目 【ランクS】特殊弾頭ミサイルVLS 【ランクA】ASROC対潜Ⅲ 【マップNo】EUR-A-440 一周目 【ランクS】独国戦艦Ⅰ 【ランクA】アメリカ海兵隊旗 二周目 【ランクS】電子光学方位盤Ⅰ 【ランクA】電磁防壁α 【マップNo】EUR-B-450 メルセブルグの詠唱 一周目 【ランクS】多弾頭噴進砲 【ランクA】60cm噴進砲 二周目 【ランクS】P38EX 【ランクA】Fw190 【マップNo】EUR-K-464 一周目 【ランクS】53.3cm誘導魚雷 【ランクA】電波照準儀Ⅳ 二周目 【ランクS】謎の装置γ 【ランクA】射撃指揮レーダー 【マップNo】EUR-I-473 アイスランド西部 凶報 一周目 【ランクS】ガスタービンⅦ 【ランクA】ガスタービンⅤ 二周目 【ランクS】原子炉β 【ランクA】ガスタービンβ 【マップNo】EUR-J-483 氷山鳴動 一周目 【ランクS】Su-37J 【ランクA】空母ボイラーⅢ 二周目 【ランクS】レールガンα 【ランクA】拡散荷電粒子砲Ⅱ 【マップNo】 EUR-H-490 ユトランド半島沖 激戦カテガット海峡 一周目 【ランクS】203mmガトリング砲 【ランクA】40mm機銃 二周目 【ランクS】英国駆逐艦Ⅵ 【ランクA】ペナント(旗) 【マップNo】EUR-M-500 一周目 【ランクS】電波妨害装置Ⅴ 【ランクA】電磁防壁Ⅲ 二周目 【ランクS】謎の装置γ 【ランクA】謎の装置β 【マップNo】EUR-N-510 一周目 【ランクS】ガスタービンⅦ 【ランクA】ガスタービンⅤ 二周目 【ランクS】原子炉β 【ランクA】ガスタービンβ 【マップNo】PAC-I-520 キューバ 帰還 一周目 【ランクS】超音速酸素魚雷 【ランクA】新型対潜誘導魚雷 二周目 【ランクS】280mmAGS 【ランクA】254mmAGS 【マップNo】PAC-F-530 エルサルバドル 聖者の嘆き 一周目 【ランクS】日本戦艦Ⅲ 【ランクA】アメリカ海軍旗 二周目 【ランクS】トリープフリューゲル 【ランクA】F3H-2Nデモン 【マップNo】PAC-G-542 ガラパゴス 残されし者 一周目 【ランクS】80cm砲45口径 【ランクA】61cm誘導魚雷 二周目 【ランクS】独国フリゲート艦Ⅰ 【ランクA】大売り出し(旗) 【マップNo】PAC-E-552 一周目 【ランクS】100cm砲 【ランクA】61cm誘導魚雷 二周目 【ランクS】囮投射機Ⅰ 【ランクA】特殊弾頭魚雷 【マップNo】PAC-E-561 一周目 【ランクS】発砲遅延装置Ⅳ 【ランクA】電波照準儀Ⅴ 二周目 【ランクS】謎の推進装置Ⅱ 【ランクA】バウスラスター 【マップNo】PAC-K-570 一周目 【ランクS】61cm砲 【ランクA】127mm速射砲 二周目 【ランクS】超小型駆逐艦 【ランクA】独国空母Ⅲ 【マップNo】PAC-A-580 一周目 【ランクS】米国潜水艦Ⅱ 【ランクA】地中海常設海軍部隊旗 二周目 【ランクS】新型プラズマ砲 【ランクA】プラズマ砲 【マップNo】PAC-B-593 ハワイ近海 不吉なる残痕 一周目 【ランクS】モスキートPR.Mk32 【ランクA】空母ボイラーⅣ 二周目 【ランクS】双胴戦艦 【ランクA】独国戦艦Ⅴ 【マップNo】FAR-G-600 一周目 【ランクS】プラズマ砲 【ランクA】荷電粒子砲 二周目 【ランクS】巨大空母 【ランクA】米国戦艦前艦橋β 【マップNo】FAR-H-615 一周目 【ランクS】雷電 【ランクA】Bf109F-2 二周目 【ランクS】F23 グレイゴースト 【ランクA】彗星五四型 【マップNo】FAR-H-622 友よ、波間に睡れ 一周目 【ランクS】ASROC対潜Ⅰ 【ランクA】61cm誘導魚雷 二周目 【ランクS】震雷 【ランクA】UH-60J 【マップNo】FAR-D-630 一周目 【ランクS】発砲遅延装置Ⅵ 【ランクA】電波妨害装置Ⅵ 二周目 【ランクS】謎の装置ζ 【ランクA】謎の装置γ 【マップNo】FAR-I-640 四国近海 宿業の光 一周目 【ランクS】100cm砲 【ランクA】152mm速射砲 二周目 【ランクS】ASROC対潜Ⅲ 【ランクA】ASROC対潜Ⅱ 【マップNo】FAR-B-650 一周目 【ランクS】砲塔型レールガン 【ランクA】誘導荷電粒子砲Ⅰ 二周目 【ランクS】レールガンα 【ランクA】拡散荷電粒子砲Ⅲ 【マップNo】FAR-C-660 一周目 【ランクS】火龍 【ランクA】BS2Cヘルダイバー 二周目 【ランクS】謎の戦艦前艦橋 【ランクA】英国駆逐艦前艦橋β 【マップNo】 FAR-A-670 一周目 【ランクS】原子炉Ⅳ 【ランクA】ガスタービンⅦ 二周目 【ランクS】核融合炉Ⅰ 【ランクA】原子炉Ⅵ 【マップNo】FAR-A-680 二周目のみ 【ランクS】特殊弾頭ミサイルVLS 【ランクA】ASROC対潜Ⅲ 【マップNo】ARC-Z-690 二周目のみ 【ランクS】レールガンⅡ 【ランクA】XSB-1 【マップNo】 SPE-A-700 有人島漂流記 一周目 【ランクS】核融合炉Ⅱ 【ランクA】ガスタービンε 二周目 【ランクS】核融合炉Ⅱ 【ランクA】ガスタービンε 【マップNo】 SPE-A-710 ドリルの咆哮 一周目 【ランクS】ハウニブーⅢ 【ランクA】シーハリアーFA2 二周目 【ランクS】ハニウプーⅢ 【ランクA】謎の装置θ 【マップNo】 SPE-D-720 見えない敵を倒してね 一周目 【ランクS】ハウニブーⅣ 【ランクA】XSB-1 二周目 【ランクS】ハウニブーⅣ 【ランクA】XSB-1 【マップNo】 SPE-D-730 一周目 【ランクS】サメ潜水艦 【ランクA】A-3スカイウォーリア 二周目 【ランクS】サメ潜水艦 【ランクA】A-3スカイウォーリア 【マップNo】 SPE-E-740 一周目 【ランクS】レールガンβ 【ランクA】誘導荷電粒子砲Ⅲ 二周目 【ランクS】レールガンβ 【ランクA】誘導荷電粒子砲Ⅲ 【マップNo】 SPE-F-750 一周目 【ランクS】核融合炉Ⅳ 【ランクA】ガスタービンε 二周目 【ランクS】核融合炉Ⅳ 【ランクA】ガスタービンε 【マップNo】 SPE-G-760 一周目 【ランクS】α波動砲 【ランクA】謎の装置κ 二周目 【ランクS】光子榴弾砲 【ランクA】謎の装置η
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【魔剣使い】 「【S】魔器解放Lv1」 魔器、その力の一端を解き放つ技法。 魔器で行う物理攻撃時に、発動を宣言する。 (例:物理攻撃 ●×(対象名) 魔器解放)物理ダメージに「スキルレベル×4」を加える。 消費:MP5 「【S】生命の刃Lv1」 剣は担い手の命を吸い、その刃を鋭利な物とする。 魔器で行う物理攻撃時に、【ウィザードクラス+2点以下のHPを【指定】し発動を宣言する】 (例:物理攻撃 ●×(対象名) 生命の刃 HP○消費) 消費:ウィザードクラス+2点以下のHP(Lv1なら3~1点まで) 「魔器の知恵」 魔器は貴方が悩んだ時、静かに語りかけてくる。 スキルを所持している場合、情報収集判定に+5 「【S】刀魔断絶Lv1」 物理攻撃時に、使用を宣言する。 物理攻撃の40点のダメージを与えた際、対象の敏捷を-5×スキルレベル また、このスキルは3レベルまで上昇することができる。 消費:MP10 「【S】見切り(物)」 発動を宣言したターンの物理攻撃は、【必中】となる。消費:HP10 【1戦闘1回】 「【S】剣の供物Lv1」 ※要 魔剣使いLv3 剣は振るう者の命を吸い、更に刃に磨きを掛けた。 まるで、供物を捧げられた化け物の様に。 魔器で行う物理攻撃時に、発動を宣言する。 使用を宣言した攻撃時のみ、物理ダメージにスキルレベル×3。 消費:HP(スキルレベル×2消費) 「【S】鎌鼬Lv1」 ※要 魔剣使いLv3 鍛え抜かれた剣の一閃は真空の刃となって、敵へ飛翔する。 使用宣言時、1ターンの間、射程+1 消費:MP5 「【S】封印解放」 ※要 魔剣使いLv3 魔器に秘められし力を限界まで解放する。 使用を宣言した攻撃時のみ、物理ダメージに+40 【1戦闘1回】 「【S】真名解放」 ※要 魔剣使いLv5 剣の真の名を叫び、封印された力を解き放つ技。 下記のいずれかの効果を選択肢、発動する。 ①その戦闘の間、攻撃力+15 ②武器の射程+1 ③その戦闘の間、最終的なダメージ計算時、 魔剣による攻撃を全て【物理攻撃】ではなく、【魔法攻撃】として扱う。 消費:プラーナ1 【1エピソード1回】 「【S】霊破斬Lv1」 ※要 魔剣使いLv5 物理攻撃時に、使用を宣言する。 敵に与えた物理攻撃のダメージ分、最大でスキル×2+10のHPを回復する。 消費:プラーナ1 「【S】サトリ」 ※要 魔剣使いLv10 剣の道を行き、剣の道に生きた。 だからこそ、自分は悟った。護る為に戦うこの道に、意味はあると。 使用を宣言したターン、二回攻撃を行える。 消費:プラーナ2 「天剣Lv1」 ※要 魔剣使いLv10 その剣で繰り出されるのは、天を凪ぐ一撃。 敵に射程:3 対象:広範囲 の物理攻撃を仕掛ける。 射程:3 対象:広範囲 消費:HP201戦闘1回 「剣神降臨」 ※要 魔剣使いLv15+??? 剣は貴方を信じ、貴方は剣を信じて戦い続けた。 そして、今こそ貴方は剣と一つとなる。 その戦闘の間、攻撃力が二倍となる。 消費:プラーナ2【1エピソード1回】
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フリルドリザード スペック表 正式名称 フリルドリザード 分類 試験技術武装搭載第一世代 用途 対オブジェクト用破壊兵器 所属 『資本企業』(制作元:ヤナギカゲ重工) 全長 80m 最高速度 610km/h 推進機関 エアクッション 装甲 2cm×500層 主砲 パラボラ反射式衝撃破砕砲 副砲 レーザー、レールガンなど 搭乗者 不明 その他 メインカラーリング:砂色 解説 試験技術を搭載した第一世代オブジェクト。 現在は『資本企業』に払い下げられている。 機体後部に複数のパラボラ状の装置が取り付けられており、主砲から放たれた衝撃破をキャッチ、反射して『焦点』となる着弾地点に収束させることで一点に強烈な破壊力を持つ衝撃破を浴びせることが出来、これにより敵オブジェクトのオニオン装甲を無視して内部の機構を破壊可能。 また『衝撃破』という関係上、光などで目視することが不可能に近いため回避が難しいという利点も存在する。 弱点はパラボラ装置の設置関係上背後への攻撃手段と防御手段がないこと。そのため背後からの攻撃に非常に脆い。 フリルドリザードとは英語で『エリマキトカゲ』の意。 コンセプト 衝撃波による内部機構の破壊 特徴 衝撃波を反射、一点に集束して放つために機体後部に備え付けられた複数のパラボラ状装置 弱点 装置の関係で真後ろへの攻撃手段がない
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何年ぶりだろうか、久々に開始されたオリカパックの企画ver3ですよ! 期限は相変わらずにきまぐれですが、インフレが加速する中、こんなデザイナーコンボをやってみたいなど 皆さんのアイデアの宝庫をお待ちしております! ★オリカ権は消費しないので持っている方も持っていない方も気軽にどうぞ ★オリカは一人贅沢ながら7枚までとさせてもらいます。 ★ある程度ルールを守っていただけると、雰囲気が崩れずに嬉しいです(例:侵略持ちは種族に(S級)侵略者を) ★インフレが激しいものの、壊れはお断りor修正案を出させてもらいます(ただ、今の状況だとそんなに手は出さないかも) ★ここで作られたオリカの使用権は全員にありますので、独り占めしたい方は書かないように(笑) ★期限はきまぐれですw(大事なことなので2回) ★効果は進化や多色タップインも含めて最大、4、5個までにお願いします。(調整により必ず全部入る可能性はあんまりないです) コメントへは必須項目はありませんが 名前 種類 文明 種族 マナコスト パワー 効果等をコメントに記載してください。 また、名前の入力は忘れずにw 名前:ZEROの侵略 レッドアウト 種類:クリーチャー 文明:火 種族:ソニック・コマンド/侵略者ZERO マナコスト:6 パワー:7000 ■W・ブレイカー ■侵略ZERO:相手のターンの終わりに、そのターン相手がコストを支払わずにクリーチャーをバトルゾーンに出していたら、このクリーチャーを自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。 ■自分のターンのはじめに、バトルゾーンに自分のD2フィールドがあれば、自分の山札の上から4枚を表向きにする。その中から進化クリーチャーを1体、自分の手札に加えてもよい。残りを好きな順序で山札の一番下に置く。 -- (Roku) 2016-08-16 20 25 58 艱難の影 セメタリイタブッタリ 種類:クリーチャー 文明:闇 種族:ゴースト コスト -- (つくだにn(nは整数)号) 2016-08-17 01 57 50 コスト:6 パワー:6000 効果:このクリーチャーまたは他のゴーストを召還してバトルゾーンに出した時、山札を見て、それとコストの同じゴーストを一体、墓地に置いても良い。 自分の墓地にあるゴースト一体につき、自分のゴーストの召還コストを1少なくする(ただしコストは1より少なくならない。) -- (つくだにn(nは整数)号) 2016-08-17 02 04 34 墨俣一夜城 種類:呪文 文明:闇 コスト:5 効果:自分の山札を見て、その中から城を1枚選び、コストを支払わずに要塞化しても良い。 -- (つくだにn(nは整数)号) 2016-08-17 02 23 46 マジカル・ギフト 種類:呪文 文明:自然 コスト:1 効果:このターン、次に唱える呪文のコストを最大3少なくしても良い(ただしコストは1より少なくならない)。 -- (つくだにn(nは整数)号) 2016-08-17 02 30 44 超次元ワンダフル・ホール 種類:呪文 文明:ゼロ コスト:5 効果:自分の超次元ゾーンから好きな数のサイキック・クリーチャーをコストの合計が6以下になるように選び、バトルゾーンに出す。 -- (つくだにn(nは整数)号) 2016-08-17 02 35 59 連鎖の将帥 ドン・ドンデル 種類:wsクリーチャー 文明:闇 コスト:1 パワー:1000 効果:このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から5枚を見る。その中からws(ウェーブストライカー)を持つクリーチャーを1体選び、すべてのプレイヤーに見せてから手札に加えてもよい。その後、残りを好きな順序で山札の一番下に置く。このようにしてクリーチャーを手札に加えた場合、次に召還するクリーチャーのコストを1少なくしても良い(ただしコストは1より少なくならない)。このクリーチャーは攻撃できない。 -- (つくだにn(nは整数)号) 2016-08-17 16 31 06 追加補足:墨俣一夜城にS・トリガー追加、ドン・ドンデルの種族はダークロード/威牙葬頭龍 サンダユウ 種類:クリーチャー 文明:闇 コスト:7 種族:シノビ、デーモンコマンドドラゴン パワー:7000 効果:相手のターン中、自分のシノビがバトルゾーンを離れる時、山札の一番下のカードを相手に見せる。そのカードがシノビであれば手札に加え、そのシノビはバトルゾーンを離れるかわりにとどまる。 自分のシノビの「ニンジャストライク」を使った時、バトルゾーンの自分のシノビを一体選び、相手のシールドを1枚見る。そのカードのコストが選んだシノビのコスト以下なら、墓地に送る。そうでなければ、元に戻す。自分はシノビ以外のクリーチャーをバトルゾーンに出すことは出来ない。 -- (つくだにn(nは整数)号) 2016-08-17 19 47 53 ディストラ削除でこちら追加お願いします。 名前:ゴッド・チャージャー 種類:呪文 文明:自然 マナコスト:4 効果:■自分の山札の上から5枚を見る。その中から種族にゴッドがあるカード、または名前に《神々》、《ゴッド》とあるカードを1枚選び、相手に見せてから自分の手札に加えてもよい。その後、残りのカードを好きな順序で自分の山札の一番下に戻す。■チャージャー -- (ストーム1) 2016-08-19 13 11 46 ゴッド関連カード限定になったライフプラン、スペルブックって感じです。スペック自体はさほどぶっ壊れってほどでもないので修正等は無しで問題ないかと -- (ストーム1) 2016-08-19 13 17 04 名前 コメント すべてのコメントを見る
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前回と違って開始されたオリカパックの企画も今年で4弾目ですよ! 期限は相変わらずにきまぐれですが、インフレが加速する中、こんなデザイナーコンボをやってみたいなど 皆さんのアイデアの宝庫をお待ちしております! ★オリカ権は消費しないので持っている方も持っていない方も気軽にどうぞ ★今回のオリカは一人でなんと10枚!超太っ腹である!(※副拓等での投稿は無効ですので一つのアカウントのみで投稿お願いします) ★ある程度ルールを守っていただけると、雰囲気が崩れずに嬉しいです(例:侵略持ちは種族に(S級)侵略者を) ★インフレが激しいものの、壊れはいつも通りお断りor修正案を出させてもらいます(ただ、今の状況だとそんなに手は出さないかも) ★ここで作られたオリカの使用権は全員にありますので、独り占めしたい方は書かないように(笑) ★募集期間 7月1日(日)~7月8日(日)まで ★効果は進化や多色タップインも含めて最大、4、5個までにお願いします。(調整により必ず全部入る可能性はあんまりないです) 注意事項 詳細はこちらのリンク先(https //www53.atwiki.jp/dmsuishinparty/pages/374.html)へありますが、覚えていただきたいものとして ■ツインパクトカード ①効果はクリーチャー呪文面合計5まで(現時点で最高5のため) ②多色カードは現存しないため禁止 ■他のカード ③都合のよいメタカードの作成禁止 (例:○○がいやだからそれを潰してしまえ系 静謐のラリマー等) 以前から論争が始まると終わらなく実装に支障が出るので無しでお願いします。 純粋なカードをメインで作成お願いします。 ④あまりにも不適切な内容のものやR-18ネタ、著作権がかかわるもの(例:真夏の夜の淫夢(不適切及びR-18)やアニメのキャラクター(著作権)等 例外としてデュエマ関連は自由で構いません) ④効果は5つまで 進化や多色タップイン等のの記述も能力の一つにカウントされますのでご注意ください。 ⑤オリカの投稿は下記のコメント欄及び、http //www11428uo.sakura.ne.jp/cgi3/taisen.cgi内のオリカ案chにて投稿してください。 ⑥サイキックなどの裏表があるカードは両面合わせて1カウントとなります。 ⑦能力を投稿するときはできる限り、現存するカードのテキストのようにお書きください。 省略した書き方は実装する際に書き直すのが大変ですのでちゃんと書くようにお願いします。 ■禁止事項 ①ぶっ壊れカード(インフレもありますがご注意を) あまりに壊れぎるようなカードは案を受けても下方修正するか実装しません。(カード実装後に下方修正する可能性もあります) カードパワーは現在存在するカードを参考にしておつくりください。割とめちゃくちゃですg( また、安易に殿堂入りのカードをリメイクするのもおやめください。 理由があって殿堂入りしているのを理解しましょう。 ※不安ならとりあえずダメ元で案を出してみるのもアリです。それから調整案を出し合って良いカードができることも。 ②現在存在しない能力及び種族 新しいカードタイプ 能力の無効化(あたぽん系能力)(カード作成上非常に手間が掛かるor実現できないものもあるため) 現時点で存在する能力のみで存在しないカードの能力はできる限りお控え願いします。(※新しく作った固有名称のある能力やクリーチャーのコントロール奪取や手札誘発等デュエマにはないようなタイプのことを示します) また、無効化系の能力は前回のオリカ募集で作られ過ぎた経由がありますので無しです。 といってもオリカの醍醐味を損なう可能性があるために基本的にナシの形になります。 コメントへは必須項目はありませんが 名前 ☆ここに名前を入れる☆ 文明 種類 種族 マナコスト パワー テンプレート 名前:☆ここに名前を入れる☆ 文明: 種族: コスト: パワー: 効果 ■ ■ ■ ■ ■ 効果等をコメントに記載してください。 また、名前の入力は忘れずにw (クリーチャー)アルマ=ルチェールナ,アルマ=コルエチオ,アルマ=カンティクム,アルマ=イムンダ (呪文)罪ハ汝ヲ喰ラウ,地獄ノ焱ヨ天ヲ焦ガセ,灼熱ノ翳ヨ地二舞エ (クロスギア)贖いの十字架 (ツインパクト)「祝」の萌 エンゲージ/嫁にはやらん,「戦慄」の萌 ユリウス /本日の子守唄 「運命」 の10枚になります。よろしくお願いします。 -- (プリン使い) 2018-07-11 13 45 01 15マナ 13000 無色 種族・エルドラージ エムラクール ●このカードはコストを支払っての召喚、もしくはこのカードの効果以外でバトルゾーンに出せない。 ●このカードのコストは少なくすることができない。 ●このクリーチャーをバトルゾーンに出す時「かわりに」と名の付くカードの効果は適応されない。 ●このクリーチャーをバトルゾーンに出したときこのカード以外の自分のバトルゾーンのカードをすべて破壊し、このターンの後にもう一度自分のターンを行う。 ●ブロックされない。 ●このクリーチャーがアタックするとき、相手はバトルゾーンかマナゾーンから合計6枚カードを選んで墓地に置く。 ●このカードがバトルか呪文の効果によって破壊されたとき、墓地のカードをすべて山札に戻しシャッフルする。 ●Tブレイカー -- (eden) 2018-07-11 23 01 21 あ、種族は???で -- (eden) 2018-07-11 23 01 51 ごめんなさい色々間違えました。次からあげるやつがCGIに乗せたものの効果を改正したものになります -- (eden) 2018-07-11 23 03 20 15マナ 13000 ゼロ文明 種族・??? 『永劫を引き裂くもの エムラクール』 ●このカードはコストを支払っての召喚以外でバトルゾーンに出せず、このカードのコストは少なくすることができない。 ●このクリーチャーをバトルゾーンに出したときこのクリーチャー以外の自分のバトルゾーンのクリーチャーをすべて破壊し、このターンの後にもう一度自分のターンを行う。 ●このクリーチャーはブロックされず、ゼロ文明以外の呪文の効果を受けない。 ●このクリーチャーが攻撃するとき、相手はバトルゾーンとマナゾーンから合計6枚になるようにカードを選んで墓地に置く。 ●Tブレイカー -- (eden) 2018-07-11 23 04 57 1マナ 『クレジットカード』 D2フィールド 闇文明 ●このD2フィールドを展開した時、山札から「ブレイカー」以外にカードに能力の書かれていないコスト10以上のクリーチャー一体をバトルゾーンに出す。 ●ターンのはじめのドローをするかわりにデッキからこのカードの効果でバトルゾーンに出したクリーチャーのコスト×2の数だけ デッキの上からカードを墓地に置く。 ●自分は墓地からカードを山札に戻すことはできない。 ●自分がD2フィールドを張り替えた場合、自分はゲームに負ける ●このカードを自分のカードの効果でバトルゾーンを離れた時、自分はゲームに負ける。 -- (eden) 2018-07-11 23 05 24 『裏切りの蒼頭龍 ブラックバイケン』 8マナ 6000 多色・水闇 種族・ナイト、シノビ ●マナゾーンに置くとき、タップしておかれる。 ●Wブレイカー ●相手ターン中にこのクリーチャーが手札から捨てられるとき、墓地に置く代わりにバトルゾーンに出してもよい。 そうした場合、バトルゾーンにあるクリーチャーを一体選び破壊する。また、相手の効果で捨てられ上記の効果でバトルゾーンに 出た場合はさらにバトルゾーンにあるクリーチャー一体を手札に戻す。 ●自分の「ニンジャストライク」を持つシノビが山札の一番下に戻るとき、そのカードを代わりに破壊する。 -- (eden) 2018-07-11 23 09 57 以上の三枚です -- (eden) 2018-07-11 23 10 16 耐性は自身のみは草 不滅系統を参照に、置き換え効果でも離れないようにしたゾ(残り7 もう終わりかも さっさと投下します) -- (yaju) 2018-07-20 16 21 06 よく見たら募集期間終わってて草枯れた -- (yaju) 2018-07-25 19 42 07 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/saimoe2013entry/pages/25.html
エントリー結果 マ行 作品名 キャラ名 備考 まおゆう魔王勇者 メイド妹 東山奈央 メイド姉 戸松遥 メイド長 斎藤千和 女騎士 沢城みゆき 女魔法使い 福圓美里 火竜公女 伊藤静 魔王 小清水亜美 マギ ドゥニヤ・ムスタシム パイモン ピスティ モルジアナ ヤムライハ 練白瑛 練紅玉 アニス 岡田栄美 ヴィネア サアサ 佐藤聡美 ザイナブ 渡辺明乃 ティアレ 種田梨沙 ナージャ 小幡記子 マリアム 中嶋アキ ライラ 池澤春菜 練玉艶 マクロスFB7 オレノウタヲキケ! カナリア・ベルシュタイン 桑島法子 クラン・クラン 豊口めぐみ シェリル・ノーム 遠藤綾 ランカ・リー 中島愛 マジカル☆スター かのん100% 中川かのん こずえ マジでオタクなイングリッシュ! りぼんちゃん -英語で戦う魔法少女- ガーネット 佐藤利奈 ナード 中隈志保 ベル 金元寿子 ライ バル子 小林ゆう 七色りぼん/りぼんちゃん 丹下桜 マジンガーZIP! あしゅら男爵 宮崎吐夢 弓さやか しまおまほ 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ お菓子の魔女(シャルロッテ) 佐倉杏子 巴マミ 志筑仁美 暁美ほむら 美樹さやか 鹿目まどか 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[後編]永遠の物語 佐倉杏子 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語 シャルロッテ 巴マミ 志筑仁美 早乙女和子 暁美ほむら 美樹さやか 鹿目まどか 鹿目詢子 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語/[後編]永遠の物語 ワルプルギスの夜(舞台装置の魔女) 水橋かおり 魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A s アリサ・バニングス アリシア・テスタロッサ アルフ エイミィ・リミエッタ シグナム シャマル フェイト・テスタロッサ プレシア・テスタロッサ マリエル・アテンザ リインフォースII リインフォース(初代) リニス リンディ・ハラオウン レイジングハート レティ・ロウラン ヴィータ 八神はやて 月村すずか 石田医師 高町なのは マルドゥック・スクランブル 排気 ルーン=バロット ベル・ウィング まんがーる! ひばり先生 松嵜麗/9話 佐々山はな 宮本佳那子 原木つぐみ 尾高もえみ 彩野ひかり 喜多村英梨 御園さゆり 竹達彩奈 桜台きいろ 悠木碧/3話 藤森しのぶ 茅野愛衣 西島りんご 大橋彩香 阿部あん 内田真礼 鳥井あき 駒形友梨 みなみけ ただいま アツコ ケイコ ヒトミ マキ ミユキ リコ 内田ユカ 南冬馬 南千秋 南夏奈 南春香 吉野 速水 宮河家の空腹 内海ゆきな 曽和まどか 宮河ひかげ 川崎琴 宮河ひなた 島形麻衣奈 小池えりか 岩崎可苗 小泉まりな 山田奈都美 小神あきら 柊かがみ 7話 柊かがみ 加藤英美里 柊つかさ 7話 柊つかさ 福原香織 泉こなた 7話 泉こなた 平野綾 田村ひより 若瀬いずみ ムシブギョー お春 明坂聡美 火鉢 大久保瑠美 真白 喜多村英梨 蜜月 優希 蟲奉行 潘めぐみ 名探偵コナン 吉田歩美 毛利蘭 灰原哀 林原めぐみ 宮本由美 681話 佐藤美和子 681話 小泉紅子 第SP話まじっく快斗「魔女と探偵と怪盗と」 中森青子 第SP話まじっく快斗「魔女と探偵と怪盗と」 鈴木園子 690話 世良真純 690話 めだかボックス アブノーマル 不知火半袖 古賀いたみ 名瀬夭歌 喜界島もがな 安心院なじみ 黒神めだか 鍋島猫美 須木奈佐木咲 もやしもん リターンズ 長谷川遥 及川葉月 武藤葵 田中恭子 マリー 問題児たちが異世界から来るそうですよ? 久遠飛鳥 春日部耀 黒ウサギ 白夜叉 新井里美 アーシャ=イグニファトゥス 積田かよ子 アルゴール 藏合紗恵子 キャロロ=ガンダック 藏合紗恵子 サンドラ=ドルトレイク 佐土原かおり ペスト 斎藤千和 メルン 久野美咲 ラッテン 南里侑香 リリ 三上枝織 レティシア=ドラクレア 巽悠衣子
https://w.atwiki.jp/souhei_world/pages/3273.html
眼を焦がすほどの光を見たことがあるか。何より強く瞬き、決して目を逸らすことの出来ない一番星。 呼び方は幾つもある。ただ強いて一つに絞るならば、それはきっと憧れと呼ぶのだろう。 少年は光を見た。眼前に迫る獣の殺意、立ちはだかるのはただ一人。彼は剣を抜いて力を込める。そして大きく掲げた剣を目一杯に振り下ろし、獣を両断した。 その光景はまるで冒険譚の一頁のようで、少年はその後ろ姿から目を離せなかった。 少年は尋ねる。 「あなたは──」 彼は誇ることもなく、それを当然のように答える。 「冒険者さ」 村の外れ、人気のない場所で雑用の薬草採りをしていた少年を何故助けたのか、少年は問うた。 変わらぬ表情で冒険者は答えた。 「困っているならば、助けたい。それが人として当たり前の──」 在り方、少年は彼の持つ強い輝きに憧れた。そして夢見る。いつか、自分もまた彼のようになりたいと。 誰かが困っているならば助けになる、強い冒険者になるのだと。 その夢は終わらない。この先どんな事が起きても少年の心の空で一番明るく輝き続ける。それが憧れなのだ。 夏のある日、少年は暑苦しさに目を覚ます。まだ朝だと言うのに夏の暑さはどうも早起きらしい。 蒸し焼きにされそうな苦しさに耐えかねて寝床から這い出し、力なく扉を開け放つ。若干ふらつきながら部屋から顔を出すと、潮風が気持ちいい。 ここは自由都市同盟の都市バロカセクバ、冒険者ギルドとして街一番の強さを誇るシャイニングディーバの拠点である。 「あらシーメくん、おはよう。今日は暑いねぇ」 ほぼ同じタイミングで部屋から出てきた、大きなリボンのような髪、丸眼鏡の女はカーヤ・ヌーノイリー。シャイニングディーバの機兵整備班長にして経理担当に医療担当、衣装制作担当、また趣味でよく料理をしている。 「おはようございます、カーヤさん。これから朝御飯の準備ですか?」 「そうね、みんなよく食べるから張り切っちゃうよね。そういうシーメ君はこれから朝練?」 暑さに崩れそうだったシーメだったが、頬を両手で叩いて大きく返事をする。 「きっとロカッコちゃんも修練場にいると思うわ。頑張ってきてね」 もう一度気合を入れて大きく返事をしたシーメはそのまま駆け足で修練場へ向かおうとした。そこで一度部屋に戻ったカーヤが彼を呼び止め、何かを投げ渡した。 「おっとっと……」 少しもたつきながらキャッチしたそれは透明なグラオライトの容器に入れられた水だった。 「動く前にちゃんと水分補給してね。それと動いた後もちゃんと水分補給してね」 「ありがとうございます!」 シーメは礼を言うと、容器の蓋を開けて一口ぐいっと水を飲んだ。そしてまた駆け出す。 「頑張ってねぇー!」 カーヤは急ぐシーメの背中に手を振って見送った。 修練場に到着すると、そこではロカッコがランダムに並べられたダミー人形の敵を相手に駆け回っていた。 ロカッコの拳を、蹴りを受けたダミー達が揺れる。そして飛び上がったロカッコの空中回し蹴りが一体のダミーに直撃した時、大きな音が響く。それは木材に亀裂が入って割れる音。 「げぇ」 ロカッコは地面に着地し、彼女の背後で少し遅れて宙を舞っていた人形の首が転がる。からんころんと軽い音を鳴らして無表情な人形の首がシーメを見つめた。 若干引いたシーメだったが、気を取り直してロカッコに声をかける。 「おはようございますロカッコさん。朝からキレがありますね」 「あっははー……おはようシーメ。後で直しておくからカーヤさんには黙っててくれる?」 「あはは、いいですよ。カーヤさんには黙っておきますね」 「可愛いなぁ、本当に良い弟子を持ったもんッスよ」 そう言うロカッコの後ろ、使ってない備品の置き場所に並んだダミー人形はどれも補修用のテープでぐるぐる巻きにされて整列させられている。まるで常に死と隣り合わせの前線に配属された兵士達のようだ。 シーメもこのダミー人形達はよく使っているが、流石にここまで満身創痍の様相になっていると同情心のような物が芽生えてくる。 そう思っていた側でロカッコはダミー人形の片付けを始めたので、シーメもそれを手伝う。 二人が片付けを終えると、そのまま軽い組み手が始まり、だんだんとエスカレートして激しい戦闘訓練へとなっていく。 ロカッコはかなり手加減しているが、それでもシーメは強くなってきている。初めて反撃をした日からシーメは急速に成長し、今では新人冒険者に毛が生えた程度には強くなった。 特訓を終えた二人が食堂へ向かうと他のギルドメンバー達も起き始めたのか、ぞろぞろと集まってきている。 「よぅ坊主! 朝からお盛んだな!」 そう言ってシーメの尻を叩く一人の男がいた。ぼさぼさの金髪を無造作に後ろで括った筋肉質の男。 この男の名はバーレイ・グラウファルス。シャイニングディーバ所属の冒険者で、機兵の腕前についてはギルド内の二番手である。 軽薄だが、負けず嫌いで対抗心が強く、ロカッコ・キハネに僅かに恋心を抱いている。だが当人にはまるで相手にされていない。 最近は毎日ロカッコが付きっきりで特訓をしているシーメに対抗心を感じているが、彼もこの少年が経験も皆無な駆け出しの冒険者であることは理解している。だから軽くちょっかいをかける程度にとどめているし、先輩としてシーメの手本になるようにも心掛けている。 ちなみに彼は他の冒険者達から首無しの異名で呼ばれるが、それは戦いの度に自信の機兵の首を損傷させるためである。一見不名誉な異名のように思えるが、機兵を壊すのはいつも頭部に限り、他の部位を壊したことは今までに一度もない。だからこそ首無しの異名が彼の強さの証明なのである。 「おはようみんな。今日も良い一日になりそうね」 透き通るような声が食堂に響いた。シャイニングディーバの団長、ツューミ・ロココの登場である。 「バーレイこそ朝からお盛んなのね。シーメ君のお尻なんか触っちゃって。彼可愛いけど一応男の子よ?」 「なっ、一応ってなんですか!」 バーレイはおどけたような仕草でやれやれと首を振る。 「ツューミよ、これは男同士のスキンシップってやつだ。あんまりどうこう言ってほしくないモンだね」 「はいはい、気をつけるわね。ところでカーヤ、今日の朝御飯は何かしら?」 ツューミはすれ違い際にバーレイの尻を叩いた。心地の良い乾いた音が鳴り響き、バーレイは痛みに情けなく声を上げて蹲る。 その時カーヤが厨房から顔を出す。 「カウンターの上に人数分用意してあるんで、自分で持っていってくださいね」 その言葉にロカッコは尻尾をぴんとさせて早足になる。 用意されたプレートには目の前の海で連れた焼き魚と白米、そしてスープ。どれも全員が集るタイミングを見越して用意していたのか、出来立てて湯気を立てている。 「わぁ、カーヤさんのトラディショナルカナドスタイルです! 私これ好きなんですよー!」 ツューミの前だからか、ロカッコの口調が丁寧になっている。 全員が朝食のプレートを取り席につくと、わいわいがやがやと楽しい食事の時間が始まる。シャイニングディーバは基本的にメンバー間の距離感が近く、会話も多い。 一ヶ月以上この生活が続いたシーメもこの場に溶け込みつつあり、冒険者仲間を夢見ていたことから、この空間はとても心地の良いものだった。 シーメが箸で焼き魚を突いていると、バーレイが話し掛けてくる。 「坊主もなかなか箸の扱いに慣れてきたじゃねぇか。ウチの団長のカナド趣味も大したモンだよな。ツューミの部屋にはタタミもあるらしいぜ」 「はは、慣れると意外に便利ですよねこれ」 「そうだな。そういえば坊主は前に機兵に乗ってみたいとか言ってたよな?」 「えぇまぁ」 バーレイの問いかけにお茶を啜りながらシーメは答える。 「じゃあよ、俺が練習に付き合ってやるよ」 「え、良いんですか。でもどうして?」 そう尋ねるとバーレイは少しばつが悪そうに答えた。 「まぁなんだ、約束事があるんだ。あんまり深くツッコまないでくれ」 二人が会話していると、一番に朝食を済ませてプレートを片付けたロカッコが割り込んでくる。 「ちょっとぉ、シーメは私と先約あるッスよー。それにまだ無免じゃないッスか」 「無免だから練習するんだろ。それともお前は学校で勉強してから機兵に乗るのか?」 バーレイの問に対してロカッコは何を当然の事を訊いているのかという表情で答えた。 「当たり前でしょ。この街じゃ移動にもよく使うんだから街中で歩かせられないと困るじゃん」 当然の事ながら機兵とは大きな車両である。機兵用に道路が整備されているバロカセクバとはいえ、市内で機兵を動かす場合には安全性の観点から資格の習得が必須だ。 この資格は、公的機関か、それに準ずる訓練校などで、講習と試験が行われている。 資格なしに都市内で機体を動かした場合はもちろん逮捕される事になるだろう。 「いいだろ別に街中歩かせるわけじゃなし。組合の模擬戦闘場を使うからよ。それに将来の選択肢は今のうちから増やしておくべきだぜ」 二人の話を黙って聞いていたシーメだったが、バーレイの言葉の最後に彼も口を開く。 「僕からもお願いします! 僕が皆さんから特訓を受けられる期間ももう半分を過ぎています。だから今のうちに色々なことを学んでおきたいんです!」 シーメの熱弁に若干押され気味だったロカッコだったが、それでも彼女は答えを出しかねていた。 とりあえず一ヶ月の間彼を特訓したことで、他の駆け出し冒険者と比べると幾分もマシになっている。 彼の学習意欲と吸収力は非常に高いため、確かに新しい事を学べば伸びるだろう。しかしそれは時間をかけてしっかりと学習してこそだ。 自身の体験として、ロカッコは機兵の操縦習得には一ヶ月が掛かった。それはあくまで機兵の操縦よりも前から従機に多少は触れていたからだ。 果たして全くの未経験なこの少年が残りの期間をフルに使っても機兵の操縦を取得できるかどうか。それにそんなことをしてしまっては、ロカッコとしてはまだ教えていないこともあるというのに特訓の時間が減ってしまうではないか。 ロカッコがうんと考え込んでいると、バーレイがまた話しかける。 「そんなに心配なら付いてくればいいじゃねぇか。それにそんなに時間かけねぇよ。一週間!これで終わらせる」 「一週間!?」 あまりの短さにロカッコは素っ頓狂な声を上げて聞き返してしまった。しかし一週間、とても嫌な予感がする。 バーレイとはギルドに入ってからずっとの付き合いになる。ロカッコはこの男が何をシーメにやらせようとしているのか大体の察しがついてしまった。 ロカッコもあと一週間の間にやらなければならないことがある。しかし愛弟子が観衆の前で恥をかく姿を想像すると覚悟が決まった。 朝食の後、これから一週間機兵の搭乗訓練を行うことになったシーメは、ロカッコの操縦するリャグーシカに同乗する形で冒険者組合近くの模擬戦闘場に向かった。 模擬戦闘場は街の西側、城壁の外に位置している。この施設は冒険者組合の管理の下で二十四時間開放されており、機兵さえあれば誰でも利用することが出来る。開けた平野をいくつかの区画に分けて戦闘区域としており、いつも誰かしらが使っている。 施設には簡易的な機兵整備場も併設されていて、そこに城壁の警備を任された同盟軍の部隊も駐屯している。駐屯部隊と冒険者の機兵が常に存在していることで、魔獣の侵攻にも即応出来る体制が整えられているのだ。 模擬戦闘場に到着すると、機兵は四つん這いの駐機姿勢となり、三人は一度機兵から降りた。 日光を遮るもののない平野に二機の機兵が並び、真上の太陽に照らされて長い影が地面に落とされる。その中に三人は立っていた。 今回練習に持ってきた機兵はシャイニングディーバで管理しているロココ設計所製の第五世代機兵、リャグーシカである。 聖華暦600年に自由都市同盟の主力機兵として採用されてから現在まで、約200年以上にわたって改修を繰り返し、未だに現役で運用されるベストセラー機だ。 今シーメ達の目の前にあるのは618年から運用されるRkk-M96T2、通称2型と呼ばれる機体をさらに民生用に調整したM2型である。 この機体は同盟中の機兵訓練校等で教習機として採用されており、他社製品と比較して簡略化されたリャグーシカの操縦システムは、後のロココ製機兵にも引き継がれる同社の特徴の一つであり、操縦訓練にもってこいである。 「よし坊主、機兵に乗る上で俺たち操手に絶対に必要なことは何か分かるか?」 リャグーシカの表面に手を触れてバーレイは問いかける。それに対してシーメはうんと頭を悩ませてからずばりこれだという表情で答えた。 「生身での戦闘技能です!」 「違う、ハズレだ」 バーレイは即答した。 「確かに機兵は人型を模していること、想定される敵に同じ機兵が含まれることから、生身での戦闘技能も操縦には必要とされている。だが今回俺が質問している内容は、作業用の従機にも当てはめられる」 そこまで言ったところでバーレイは機兵に触れていた手を滑らせ、ある場所で止めると、そこをバンバンと二度叩いた。それは手すりだった。 「俺たち操手はあらゆるシチュエーションで機兵に乗ることを求められる。それはタラップとかの補助器具が存在しない場合が多い。だから俺達は機兵をよじ登れるようにならないといけないんだ」 確かにそもそも機兵に乗り込むことが出来なければ、機兵を動かすことは出来ない。これは盲点だったとシーメは大きく頷いた。 「うちのお嬢の会社なんかが主導してくれたおかげで、国内メーカーの機兵には手すりが取り付けられていることが当たり前になりつつあるが、それでも帝国や聖王国の騎士様達が好きそうな見栄えの良い機体には手すりが無かったりする。だから操手はいつでも機兵のどの部分を掴めばスムーズに操縦槽まで登れるか理解してなきゃいけない」 バーレイはやってみろとシーメを機兵の前まで促した。そのままに少年は地面に四つん這いになる機兵を目前とするが、改めてその巨大さを痛感する。 機兵に手を掛け、少しずつ、確実にシーメはその機体を登っていく。機兵の表面は夏の日差しに当てられて、影になっていない部分は熱くなっていたが、幸いにも事前に装備していた簡易搭乗服によって熱からは守られた。 ようやく頭部近くまで登ると、リャグーシカの首と背部装甲が前後にスライドし、操縦槽のハッチが開かれている。その付近でようやく安定して留まることが出来たので、シーメは自分の足元を見た。 地上からの印象よりも遥かに高く感じる。機兵搭乗時の視界の高さは今以上だが、操縦槽の内部なら特に何も感じないという人間は多い。しかし機兵に搭乗する際にその高さを意識してしまうことで乗り込むことが出来ないという人間は意外と多いのである。 「よし、登ったな。そしたら操縦席に座ってから正面映像板の上にあるレバーを引け!」 バーレイの指示が高低差によって少し遠く聞こえてくる。 シーメはその指示通りに操縦席に座ると、正面のレバーを下に引いた。引くとそのレバーは思ってたよりも重く、力を入れなければならなかった。 レバーが一番下まで引かれると、正面の映像板にPLEASE STANDBYと表示され、シーメの頭上からは機械の駆動する音が聞こえる。操縦槽のハッチが閉じられる音だ。 ハッチが閉じてから、スライドしていた頭部と装甲が元の位置に戻る音が聞こえ、最後には操縦槽が密閉される。このプロセスが終了すると同時に映像板の文字がWELCOME BACK OPERATORに切り替わり、すぐに外部の映像が映し出された。 バーレイが腕を組み、ロカッコが小さく手を振っている。 「坊主、聞こえてたら足元に六つの足踏板があるだろ! それの左から二番目を軽く踏んでから何か話してみろ!」 外部から投げかけられた言葉は先程機兵を登っている時よりも鮮明に近くで聞こえた。機兵に装備された集音器が外部の音を拾って操縦槽に届けているのである。 指示通りに左から二番目の足踏板を踏むとカチッと何かが固定された感触がし、シーメは声を発した。 「えっと、聞こえてますかー?」 シーメの声は機兵のスピーカーを通して外部に届けられ、集音器がそれを拾うことで操縦槽内では自分の声が二重に聞こえた。 「ばっちり聞こえてるッスよー」 ロカッコが両手を大きく使って頭上で丸の形を作っている。 「坊主、それじゃあ操縦槽の中身について説明していくぞ!」 「よろしくお願いします!」 「いい返事だ! それじゃあまずさっき踏んでもらった足踏板だが、こいつが機兵の下半身を制御する。右から左へ順に説明するとジャンプ、前進、後退、推進装置、拡声器、駐機姿勢の切り替えだ。右側は踏み具合で速度や高度が変わる。反対に左側は一度踏むとオンに、もう一度踏むとオフになる。分かったか?」 「はい!」 シーメは自分の足元を右から順番に目視してから返事をした。 「よし、次は操縦桿だ。ちょうど腕の位置にアームで繋がれた筒があるだろ? こいつに腕を通して上半身を制御するんだ。そいつを前に倒すと上半身は前に、後ろへ引くと機兵も後ろに反る。左右のひねりも同じだ。基本的に操縦桿は操手の腕の動きに追従するから、軽く腕を動かしてやれば同じように機兵も動く。あとは筒の中にはグローブがあって、それに指を通して動かすと、機兵の指も連動する。分かったか?」 「はい!」 シーメが操縦桿に腕を通して見ると確かに中にグローブがある。しかし、操縦桿もグローブも、駐機状態だからか、全く動かない。 「それらを組み合わせて機兵を動かす事ができるが、リャグーシカというかロココ製機兵は大体このシステムがかなり簡略化されている。他のメーカーだと足踏板が操縦桿と似たような構造になっていたり、操縦桿の内部に大量のボタンが配置されていたりする。機兵を操縦槽の限られたスペースだけで生身の動きと変わりない動きをどう再現するか各メーカーの試行錯誤だな」 バーレイが説明していたところで、少しの区切りを見つけたロカッコが割り込んで話し始めた。 「ちなみに先輩の会社では旧人類兵器の高度な姿勢制御プログラムを参考に独自開発された魔導制御回路が組み込まれていて、足踏板や操縦桿の調節で機体に予め登録された動作を自動でやってくれるッスよ。これをロココ設計所では簡易主従方式って呼んでて、うちのギルドのリャグーシカには私の動きを先輩が再現した物が設定されてるッス。共同作業ッスよー」 そう語るロカッコの声色は後になるにつれて惚気話のような調子になっていった。 「一般に流通してるリャグーシカにはロココ設計所の優秀な試験操手が作った動きが登録されてる。まぁそんなわけでリャグーシカは操縦経験の浅い人間でもそれなりの動きが出来るようになってるわけだ」 今の話を聞いてシーメは納得した。一度機兵乗ってみたいとい思った時に冒険者組合の貸し出し機兵の駐機場へ足を運んだのだ。そこには様々なシチュエーションに対応したリャグーシカが用意されており、それと一緒に動作マニュアル書のようなものもあったのだ。 「聞いてるより実際に動いた方が分かりやすいだろ。今から駐機姿勢を解除して機兵を動かしていくぞ。だが動かす前に忘れちゃいけないのが魔導炉の起動だ。今回はここまで機兵で歩いてきたから炉も起動しているが、普通なら正面映像板の下の五つのボタンを左から順に押していく必要がある。駐機後の停止は逆に右から順番に押していけばいい。かなり簡略化されてるな。確認しろ」 シーメが正面映像板の下を目視すると5つのボタンが緑色に点灯している。 「確認しました」 「よし、じゃあ駐機姿勢を解除してみろ!」 そう言うとバーレイはもう一機のリャグーシカへ向かいするするとよじ登っていった。 シーメも足踏板の一番左を踏むと固定されていた物が解除された感触がし、正面映像板に映る景色が動いている。機体が立ち上がったようだ。 シーメの乗り込む機兵の正面にはもう既に立ち上がっているバーレイのリャグーシカがある。 「よし、じゃあまずは手を振ってみろ。控えめにな」 そう言いながら、バーレイはリャグーシカの右腕を軽く振った。その動きをシーメが見たまま真似をして腕を振ろうとした時、機兵のバランスが大きく崩れる。 シーメの機兵の右腕だけが勢いよく九十度以上の角度で上に振りあげられたのである。そして機兵は自動で体制を保つように脚を動かした。 「どうだ坊主、驚いたか」 外部の音ではなく、機兵同士の通信回線でバーレイが語り掛けてくる。 「これがロココの簡易主従方式だ。機兵の操縦桿には増幅角ってのが設定されてて、操手の動きを増幅して機兵に反映させる。もともと操縦槽の狭い機兵を最小限の動作で動かす為の仕組みでな、普通と同じ感覚で身体を動かすと機兵は無茶な動きをする。だから操縦槽が広く作られてるリャグーシカだと初心者はやりがちなミスだ。動くスペースが確保されてるからな。そういう事故を防ぐために理解しておかなきゃいけないのが増幅深度だ」 「増幅深度ですか?」 「あぁ、最初に説明した足踏板が六つあるだろ? あれの上にも小さいペダルが九つあるのが分かるか?」 シーメは言われて足元を確認すると確かに小さいペダルが九つ並んでいる。 「とりあえずよく使う3つを説明しておく。まず真ん中のペダル、これが長距離行軍用だ。数値は忘れたが、とにかくこのモードでは腕を動かす必要はあまりない。基本ペダル操作だけで歩行を制御する。次に右隣が深度三、主に戦闘用のモードだ。大体の機兵の戦闘モードは増幅深度三に設定されているが、メーカー毎に差があったりする。これが多くの機兵乗りが同メーカー製品を好んで乗る傾向にある理由だな。他メーカー製品を使うと機種転換に時間が必要な事があるんだ。最後に左隣、こいつが深度二、精密動作モードだ。これは主に狙撃や工作活動とかの細かい動作が求められる時に使う。ロココのデフォルトは大分大雑把に設定されているから精密モードは個人で微調整するパターンが多いな。特に狙撃を生業にしてるやつとかは深度一辺りが多い。他のペダルは操手の好みとか運用方法で色々調整していく必要があるが、一週間で全部覚えられるわけがないから設定していない」 話に一区切り付いた所で機兵のハッチが叩かれる。そして正面映像板にOPEN HATCHと表示され、操縦槽が開かれる音がする。 開かれた頭上の方を見上げると、ロカッコが顔を覗かせている。 「やっほシーメ。こっからは私も乗るッスよ」 そう言うと彼女はするりと身を滑らせて操縦槽へ入ってくる。操縦席の後ろに回って補助座席を開いた。模擬戦闘場に来るまでシーメが座っていた場所だ。 リャグーシカが教習用機兵として選定されやすいのは操縦のし易さもあるが、広めの操縦槽は簡単に複座化出来るので教官が同乗しやすいという点もある。 「シーメ、危なかったら後ろから止めるから思いっきりやるッスよ」 「そうだ、せっかくリャグーシカに乗ってるんだ。歩行訓練なんてしなくていい。一週間で機兵戦闘仕上げるぞ」 前と後ろから無茶振りに板挟みにされているようでシーメは慌てる。 「正面、来た!」 ロカッコの声にシーメは前を向くと、バーレイの機兵は腰に装備していた模擬専用のナイフを構えて突進してきていた。いきなりの戦闘である。 どうすればいいかとシーメが慌てふためいていると、再び背後から声がかかる。 「ジャンプと後退、踏んで!」 咄嗟の指示に咄嗟に動くが、シーメは誤る事なく後退と跳躍のペダルを同時に踏んだ。するとシーメの機兵は後方へ飛び退り、先程まで機体が存在していた位置でバーレイの模擬短刀が空を斬る。 「着地する! 次は操縦桿を前に、前進!」 「突っ込むんですか!?」 「突っ込むの!」 リャグーシカの足が地面に設置した瞬間、滞空中に予め出されていた命令により、今度は姿勢を低くしながら勢いよく前に出た。このまま前進すればバーレイに体当たりする形になる。 「衝突の直前に操縦桿を引く! 前進は一度だけ強く踏んで離す!」 ロカッコが指示を出す間にも機兵同士の距離はどんどん縮まり、正面映像板で相手の姿が大きくなっていく。 「3、2、1、今!」 ロカッコのカウントの後、シーメは指示通りに操作すると、今度はリャグーシカが低い位置から相手の胴体目掛けて回し蹴りを繰り出した。 「危ねえ!」 バーレイのリャグーシカは胴体を後ろに反らせることで、回し蹴りを回避した。 「次ジャンプと推進装置!」 「はい!」 低い位置から回し蹴りを繰り出していたリャグーシカは噴射式推進装置の推力と回転の力を頼りに飛び上がり、空中で姿勢を整えた。 「左握って前出して!」 飛び上がりながらも未だ回転が生きているシーメのリャグーシカは、そのままの勢いでバーレイの機兵に左拳でパンチを食らわした。 シーメの繰り出した攻撃が相手の頭部の装甲を歪ませたその時だった。バーレイの機兵は突き出された左腕を掴み取り、地面に放り投げた。 操縦槽の中が揺れ、機兵が地面を転がり、エアバッグが作動していた。エアバッグが再び収納され、正面の映像板が見えるようになると、そこには模擬短刀が突きつけられており、操縦槽のハッチを開け放ったバーレイが見下ろしていた。 「坊主、なかなかやるじゃねぇか。上出来だよ」 戦闘が一度終わると、シーメは自分の息がおそろしく上がっていることに気付いた。 「はぁ……僕は、指示通りに操縦しただけで……」 映像板越しのバーレイはにかっと笑うと続けた。 「上等だよ。言われても咄嗟にそれだけ動けりゃ及第点だ」 かくしてこの日は二機とも整備が必要となり訓練は終了、そして機兵の戦闘動作を覚え込む六日間が始まるのであった。 機兵の操縦訓練を始めて早六日、シーメは訓練用に使っているリャグーシカに限ってそこそこ動けるようになってきた。 この少年はもとより飲み込みが早い。一度覚えてしまった事はわりかしすんなりと出来るのである。 さらにシャイニングディーバの訓練用リャグーシカはロカッコの動きが設定されている。一ヶ月間彼女の戦闘スタイルを学習したシーメならば、設定された動作の繋げ方にも引き出しが多い。 バーレイの機兵が振りかざした模擬短刀をシーメは左半身を反らして回避、そのまま右手で掴み取ろうとするが、今度は相手の左手がその右腕を押さえる。 シーメは右の操縦桿を力一杯に引いた。増幅深度三の設定通りにリャグーシカの右腕は三倍に増幅された動作で相手の機兵を引っ張る。相手のバランスが大きく崩れた。 追撃にシーメの機兵は左回し蹴りを繰り出す。その軌跡は弧を描き、守りとして突き出された模擬短刀を蹴り飛ばした。 短刀が宙に舞い、バーレイは後転して距離を取る。 とどめだとシーメは推進装置を噴射させた。 後退直後の機兵と一直線に突進する機兵。二機の距離はみるみると迫り、シーメの引いた右の操縦桿をリャグーシカの脳は拳の予備動作だと理解する。 より強い衝撃を相手に与える為、機兵の推進装置は自動的に出力を上げ、機体の重量と速度を乗せた強烈な一撃が繰り出された。 バーレイのリャグーシカが拳を受けて大きくよろめく。だが攻撃は終わらない。続けて左の拳が、そして左の拳が繰り出された。 怒涛の三連撃をくらい、バーレイの機兵の衝撃補正機構がダウンする。彼の乗機は地面に膝をついた。 「設定された機兵の動きが最高だったとはいえ、たったの六日でここまでやるのは最高だ」 膝を着いたリャグーシカからバーレイは語りかける。 一連の戦闘が終わり、操縦槽の中でシーメは大きく息を吐いた。 「最後に機兵戦で一番大事な事を説明しておく。それは相手の体制を崩すことだ」 バーレイの機兵はゆっくりと立ち上がった。その脚部関節からは白い靄のようなものが吹き出している。加熱しすぎた駆動部を冷やすための冷却材が噴霧されているのだ。 「機兵は常にその機体重量を支え続けている。だから関節にはそれを緩和するための衝撃補正機構が組み込まれている。しかし激しい戦闘になると機体にかかる負荷は増え、強い衝撃を伴う攻撃を受けると衝撃補正機構ではカバーしきれない。そうなると機兵は動けなくなる」 シーメはこれまでの戦闘を思い出す。確かに自分がこれまでバーレイとの戦闘で負けた時は必ず大きな衝撃を受けていたように思う。そして先程の戦闘、今度こそ必ず勝ちたいと思い、繰り出した攻めの三連撃。最初の加速により大きな衝撃を加えることでついにバーレイに膝をつかせた。 「つまりだ、機兵戦はビビったやつが負ける。死物狂いで攻めたもん勝ちたいとってことだ」 バーレイの最後の教えにシーメは万感の思いを込めて大きな返事をした。 操縦槽の中、バーレイは呟く。 「これなら明日も大丈夫そうだ」 その時である。二人の機兵の真上を何かが飛び越えた。 シーメも、バーレイもその方向へ視線を向ける。 それは機兵だった。細身かつ流線型の装甲は黄緑色に塗装され、その右脚にはスノーボードのような小型のエアボードが装備されていた。 「アンタが明日の対戦相手ね!」 その機兵の頭部の両端から伸びるブレードアンテナはまるでエルフの耳のようだった。
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「私の剣道は免許皆伝よ!」 データム・ポリスターのアクションゲーム『負けるな!魔剣道』の主人公。 担当声優は 三石琴乃 氏。 本名は剣野舞(つるぎの まい)。 名門校「美我波破羅学園」に通う女子高生で、天才的な剣道の才能の持ち主。 学力は欠けているが、剣道の成績による推薦で入学している程の腕を持つ。 基本的に自分の身にふりかかる火の粉しか払わない性格。『2』で妹に主役を奪われた原因でもある 物凄い山奥に住んでおり、家から学校まで片道5時間もかけて登校している。 妖怪刑事ドロから授かった象の形をした「魔剣像」の力で魔剣道に変身し、午前9時の登校時間に遅刻しないために妖怪退治を行う。 変身時の武器は持っている竹刀が変化した魔剣「不死縫振利(しらぬふり)」。 (以上、Wikipediaより引用・改変) 格闘ゲームにおいてはシリーズ2作目の『負けるな!魔剣道2』のPS移植版で隠しキャラとして参戦しており、 コマンドを入力すればプレイアブルキャラとしても使用可能になる (なお、SFC版ではイベントシーンのみ登場)。 余談だが、SFC版では「決めろ!妖怪総理大臣」というサブタイトルが付いている。 また、『2』の主人公・魔剣道2号こと剣野光は妹である。 MUGENにおける魔剣道1号 mass氏による『2』仕様のものが存在。 操作方法はシンプルな4ボタン方式で、様々なアレンジが施されている。 「剣道砲」や「魔威乱華(まいらんかー)」など、原作の技が一通り揃っている他、 同氏の製作した魔剣道2号との特殊イントロも用意されている。 AIもデフォルトで搭載済み。 プレイヤー操作(6 42~) 「魔剣道は負けんどー!」 出場大会 【MUGEN大祭】特盛りシングルトーナメント 剣士(らしきもの)を集めて ランセレタッグ大会 家庭用格闘ゲームオンリートーナメント 2012年公開キャラ&AIでタッグチーム大会 戦国ランス 東西対抗戦 無限大!ヒーローズランセレサバイバル 90年代格闘ゲーム最強女王決定戦 19XX年!作品別女性タッグトーナメント 19XX年!ゲーム主人公ランダムタッグバトル 凍結 Big Bang Age 非表示 現時点でニコMUGENwikiに載ってねぇキャラでシングルトナメ 現時点でニコMUGENwikiに載ってねぇキャラでシングルトナメ 2nd(おまけ) プレイヤー操作 単発!良キャラ発掘絵巻(part95)
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飛ぶには?重心と空力中心 風見安定 ~調整沼への第一歩~ まとめ 飛ぶには? 飛ぶ、飛行するために最低限必要なのは 1、機体を前へ進める推進力 2、機体を浮かせる翼 の二つ。 まずはこの要素をそろえて模型飛行機を作ろう。 推進力を得る方法はたくさんあるが、一番手っ取り早いのはFLYING BLOCK(フライングブロック)を設置することだ。このブロックはボタン一つで一定方向への力を発生させられる。 次に翼。飛行機の翼として有用なブロックは (SMALL)PROPELLER (プロペラ) WING PANEL (ウイングパネル) この3種。 しかしプロペラは特殊な性質を持っており、飛行機について詳しくない者、いやむしろ詳しい者のほうが混乱してしまうだろう。このブロックの性質は次章中級編で解説する。 翼らしい形をしているWINGは・・・・・・実は飛行に用いるにはプロペラとはまた違った難しさがある。Besiegeにおける飛行機の基礎に慣れる為に複雑ではない飛行機をつくりたいので、ここではウィングパネルを使おう。 重心と空力中心 ところで、現実の飛行機はどのように飛行しているのだろう? 簡単に言うと、主翼で発生させた「揚力」で機体を持ち上げている。 しかし、(先ほど翼で機体を浮かせると言ったが)Besiegeでの飛行機の主翼の役割は「一定方向に働く大きい空気抵抗で機体が落ちないようにしている」と言ったほうが正確だ。 前述の翼に使えるブロックはこの性質を持っており、飛行機の翼として使える。便宜上、本項ではこの性質を空力(くうりき)と呼ぶ。角度を変えて高所から落してみるとその空気抵抗の違いが分かるだろう。 では早速、推進力と翼を設置してみよう。 (右方向に進む) 残念ながらこれではまだ飛べない。曲がりながら地を這うか、空中から飛ばしたとしても落ちていったはずだ。 ここで、この飛行機とはいえない何かを高所から落してみてほしい。パネルが持ち上がるような回転をして、その後まっすぐに落ちていったはずだ。これはどういうことだろう。 Besiegeには機体の重心=重さの中心を表示する機能がある。この機体の重心は、パネルの根元よりやや前にあるようだ。 そしてパネルの空気抵抗の発生する点は、おおよそパネルの真ん中にある(根元からの距離は中途半端だが)。落してみて機体の後ろがひっくり返ったのは、重心の後ろにパネル=空力が偏っていたから。逆に前に偏っていたらどうなるだろう。 適当に重心を動かしてみた。今度は機体前方がひっくり返ったはずだ。 飛行機を安定して飛ばす上で重要な基本その1、重心の前後での空力のバランス 前と後ろどちらかの空力だけでは飛行機を飛ばすことはできない。前後に振り分けることが大事だ。 機体を前進させたときひっくり返るなら重心より前側に、機首が持ち上がらなかったりのちのち機体を操作したときに旋回しづらかったりしたら重心の後ろ側に空力が偏っているということになる。 重さの中心である重心に則り、今後はこの空力の中心をそのまま「空力中心」と呼んでいこう。しかし重心とちがってこの空力中心は可視化できない。 空力中心の位置を探りたい場合は、機体を高所から自由落下させるとおおよそのバランスがわかる。 空力中心の丁度いい位置は、高速では重心のやや後方、そこから速度が下がるほど少しずつ前にずれ込んでいく。 風見安定 ~調整沼への第一歩~ 先述の重心と空力中心の概念に基づき機体後ろ側にもウイングパネルを増設し、離陸しやすいよう駐機状態で機首を上げておく為のランディングギアをつけた分の重心の変化も考慮して、自由落下試験で機首がすこしだけ持ち上がるように調整した。 コアブロックと後ろのウイングパネルの間はちょうどウイングパネル1枚分空けてある。 「既に完成されている現実の飛行機の形をまねると作りやすい」とよく聞くので、ここでもそれっぽい形にしてみた。 おそるおそる飛ばしてみると・・・・・・飛んだ! ひっくり返ることもなく浮いていく。これで成功・・・・・・ おや、最初のうちは綺麗に飛んでいたはずが、だんだん横に滑っていって前後が逆転し、そのまま落ちてしまった。自分でつくった飛行機が見事に飛ぶ感動はまだ冷めやらぬところとは思うが、この機体には飛ぶ上で必要な基本がまだ二つ欠けている。 重要な基本その2つめ、直進安定性。 現実の飛行機を見てほしい。主翼とは別に小さな翼が機体後部にあるはずだ。・・・・・・無い? それは特殊な機体だ。今の君にはまだ難しいだろう。 この尾翼は、空気抵抗を利用して機体の向きが変わらないようにし直進させる機能を持つ。先程機体後部に増設したウイングパネルは縦方向の直進性に寄与する水平尾翼として働く。 しかし現在の模型は水平翼だけで、横方向の直進性確保に必要な垂直尾翼が無かったために横に滑ってしまったのだ。直進性を得るための翼の働きを風見安定という。 そして3つ目、翼以外の空気抵抗。 空力系以外のブロックにも全方向に等しく働く空気抵抗があり、中でもフライングブロックの空気抵抗はパネル程ではないものの大きい部類に入り、今回のようにごく小規模な機体では案外影響が大きい。 そして今後フライングブロック以外の推進力を用いたとき、再び翼以外の空気抵抗が関わってくるだろう。 先述の「重心の前に空気抵抗が偏っているとひっくり返る」というのは横方向にも当てはまるので、今回はフライングブロックの空気抵抗によって機体が不安定になってしまった。 今度は垂直尾翼を組み込み、再調整しよう。 重心調整も兼ねて真ん中のブレースを廃しウイングパネルを図のように置いてみた。さて今回は・・・・・・ かなりの距離を安定して飛べるようになった。成功と言えよう! まとめ では、この章の要点をまとめる。 飛行には「推進力」と「空力」が最低限必要 安定させるには重心の前後の空力のバランス=重心と空力中心の位置関係が大事 空気抵抗を受けるのは翼だけではない 今回の解説の内容に構造図鑑で紹介されている様々な操舵装置や推進装置を組み合わせることで、少なくとも「とりあえず飛ぶ」程度の航空機は作れることだろう。 続く中級編では、航空機の性能を高める上で課題となる空力ブロックの性質について解説する。 中級編 上級編
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煉瓦の魔物視点:9 土を焼き煉瓦を作る、または、出来上がった煉瓦を土に還す魔物。 魔物として成ったのは、人間の恐怖と欲望からだったらしく、曰く、戦乱に於いて、煉瓦を崩すということは国取りに効果があることや、国を富ませるにあたり、民草の建築を統べる力が、ある意味贅沢な魔術であったことからのようだ。(12) 魔術の効果の高い、淡い砂色の鉱石を砕いて焼いている、人間の技術と本来の材料では、作れる筈のない特別製の煉瓦も生成できる(12)。 ネアの転職先候補とされた魔物でもある(1)。 商売としての需要があり、華美過ぎない容貌の煉瓦がネアのお気に召していた模様(9)。 面倒見の良さそうな兄貴分の気質で、多少打算的なところあり。(9) ネア曰く、冬の夕暮れみたいな綺麗な赤い髪(12)。 ネアと出会った時には既に他に契約者(歌乞い)がいたため、大目に見積もって二年くらいは待ち時間が出てしまいそうだと転職先に決めかねていた。(9) 主人である歌乞いは下層の人間で、今は味のあるいい容貌をした老人だという。雨漏りのする小さな家に住んでいた描写がある。分厚い手を傷だらけにして煉瓦を作る男に、手を貸してやろうと思ったことが契約のきっかけの模様。(12) ネアから手触りのいいベルベットの幅広の紺色のリボンが贈られるも、それが原因となってディノに練り直され違う生き物にされてしまう(1、12) ディノに煉瓦の魔物の情報を売ったのはゼノーシュで、代わりに契約者の命を削らないやり方を教えて貰った(30)。 練り直された先は、どうやら鍋の魔物のようだ(108)。