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946 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/01/15(木) 23 53 06 ID ??? ちょっと上にあるが ゾイドはまあ、軍用馬みたいなもんだと考えるとわかりやすい。 野生の馬に、鞍と鐙(コクピット)をつけて乗れるようして、 手綱(制御システム)をつけて操れるようにして、 鎧を着せて武装させて、戦場に赴くわけだ。 もとが生き物なので気性などの個体差の概念があり、乗り手と合う合わないの差が出てくる。 じゃじゃ馬ほど手なづけた時強力なのも、ある意味お約束だな。 947 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/01/16(金) 00 37 49 ID ??? アムロ「じゃじゃ馬ほど手なづけた時強力か、そうか(ニヤリ)」 シャア「クェスを引き取ってくれる算段でもついたか」 アムロ「いや、あいつは無理だ……」 シャア「あっさりあきらめるな!」 アムロ「それはエゴだよ!」 シャア「ならば今すぐクェスを躾けてみせろ!」 ララァ『……今、ハイパーハンマーを持ってこちらに向かっているわ』 アムロ&シャア「「え!?」」 948 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/01/16(金) 00 41 51 ID ??? D.O.M.E.「さてここで三択」 アマクサ「①ニュータイプのアムロとシャアはクェス撃退のアイデアをひらめく」 A.R「②ララァが電波攻撃で助けてくれる」 リボンズ「③助からない。現実は非情である」 ララァ『答え……③ 答え③ 答え③』 アムロ「そんなこと言わずに助けてくれー!!」 949 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/01/16(金) 00 43 04 ID ??? ゴッグだ!ゴッグに乗れ! 950 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/01/16(金) 01 08 30 ID ??? ジャミル『ガロード…ビットの…こ、攻略法を教えてやる……』 シャア「!?これは……!?」 アムロ「ジャミルさん?前大戦の時、か?」 ララァ『ふふ…ヒントを出してあげる…』 ジャミル『ビットといえど、物理攻撃だ…攻撃してくる方向を見極めれば、かわす事ができる……』 シャア「そ、そうか…クェスの攻撃してくる方向を見極めれば……」 アムロ「避けられる!」 ララァ『頑張ってね、二人とも……』 シャア「ありがとう、ララ……ァ?」 クェス、到着。 アムロ「……………(汗」 クェス「大佐にアムロ……覚悟は良い……?」 クェスはヤクト・ドーガにハンマーを装備させていたのだった。 シャア「だめだ、こりゃ!」 グシャ 951 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/01/16(金) 01 12 20 ID ??? ララァ『私の予知は絶対です』 ジャミル『……それはキャラが違う』 952 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/01/16(金) 01 18 12 ID ??? アムロ「ならば受け止めてやる! さすがゴッグだ。なんとも無いぜ!」 シャア「まて、アムロ、それは」 ぼ き ば こ ぐ し ゃ ぐ ち ゃ シャア「アムロ、それはゴッグではなくアッガイだ。…ミンチより酷いな。しかしクェス、やるようになったな。 アッガイには傷一つ付けずにパイロットだけをハンマーの衝撃でミンチにするとは。」 クェス「だってアッガイタソを壊すなんて出来ないわよ。それと…次は大佐の番よ。」 シャア「フッ…アムロのようなヘマはしない。今度こそゴッグで受け止めて」 クェス「あぁ、それならアムロにアッガイとられたアカハナが乗ってったわ。」 シャア「何ぃッ!?」 クェス「ああそうそう。ナナイさんが「たまにはきちっと躾けといて。」って言ってたから、ミンチじゃなくて すり身にまでしとく事にする。覚悟してね。」 シャア「や、やめろクェスうぎゃ(ry」 アル 「うわぁ。ホントにミンチより酷いや。」 953 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/01/16(金) 01 44 29 ID ??? リョウガ「……ビームサーベルを真剣白刃取りできたのではなかったか、シャア殿」 シャア「そんなことができると思われるより多少ミンチになった方がマシだ」 954 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/01/16(金) 01 51 39 ID ??? ティファ「アムロさん、シャアさん……あなた達に力を……」 ささやき-えいしょう-いのり-ねんじろ! アムロとシャアは まいそうされます。 ティファ「………失敗してしまいました。テヘ」 ガロード「全く、ティファったらドジだなぁ~~ハハハ」 ウッソ「おかしいですよ、ガロード兄さん!!」 カミーユ「まぁ……二人だった粉をそれぞれ、お湯に溶いて…三分待とう」 ウッソ「カップラーメンじゃないんですよ、カミーユ兄さん!!」 三分後 アムロ「ふぅ、死ぬかと思った」 シャア「ネタスレじゃなかったら即死だったな」 アムロ「全くだ」 シャア「はっはっは」 カミーユ「兄さん達、服を着て下さい」 シャア「おぉ、素っ裸ではないか!すまないな」 ウッソ「おかしいですよ!!!皆、おかしいですよ!!!」 ララァ『気にしたら負けなのよ………』 955 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/01/16(金) 02 01 03 ID ??? 想像図 ロラン「ガンダム・エクスペリエンス! 生まれろ……新しいアムロよ……」 ここまで想像図 刹那「これでガンダムだ」 アムロ「本気か!!?」
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エル・ディアブロ / El Diablo 「私は魔王、故あって此処に居る」 「配下となるなら恩寵を、敵となるなら蹂躙を」 「─────遍く、与えよう」 年齢:不明 / 身長:208cm / 体重:65kg 地域:ブリテン 属性:混沌・悪 / 性別:女 イメージカラー:#674ea7 一人称:私 / 二人称:お前、貴様 特技:とりあえず宝具解放 好きなもの:浪費、悪性 / 苦手なもの:節制、人の輝き 天敵:口喧嘩が強い相手 魔術回路・質:A++ / 魔術回路・量:EX / 魔術回路・編成:神代回帰 +20の質問 質問1 名前と年齢と性別を教えてください 「エル・ディアブロ。年齢は知らん、今の性別は女だ。」 質問2 身長と体重を教えてください 「208cmに65kg……あくまで人間体の私が、だが?」 質問3 血液型と誕生日を教えてください 「どっちも知らん。」 質問4 好きな色、自分を象徴するような色はありますか 「紫。」 質問5 特技はなんですか 「取り敢えず宝具解放する事か?」 質問6 好きなものはなんですか 「人の悪性は、見ているだけで胸が空く。……但し、私に害を齎さないことが前提だ。」 質問7 嫌いなものはなんですか 「節制だ。何を我慢する必要がある。お前の命はお前の物なのだぞ。」 質問8 天敵とかいますか 「…………悪竜王に天敵など居ないっ!」 質問9 属性について教えてください 「知らん。」 質問10 所属勢力はどこですか 「『裏講師』とか言ったか?そこだ。」 質問11 令呪はどこにありますか、どのような形ですか 「知らん。」 質問12 貴方の外見について自由に話してください 「高身長に巨乳。ハイライトの無い目。」 質問13 ざっくりとあなたの性格を教えてください 「一に力、二に力、三に力だ。覚えておけ。」 質問14 どのように生まれて、今までどんなことがありましたか 「多過ぎて語り尽せん。」 質問15 聖杯戦争中はどのようなことをしますか、使う武器や魔術なども自由に話してください 「専ら前に立ってサーヴァント共と争う。後ろから何やらこちょこちょとするのは性に合わん。」 質問16 聖杯にかける望み、あるいは聖杯戦争参加の経緯を教えてください 「今は……悔しいが、借金返済だ。」 質問17 親しい人間について自由に話してください、空欄でも構いません 「」 質問18 自分のサーヴァントをどう思いますか、空欄でも構いません 「」 質問19 自分にモチーフなどはありますか 「那須きのこ『Garden of Avalon』をチェックだ。……はっ、私は今何を。」 質問20 なにかこちらに質問はありますか 「無い。」 今回はありがとうございました。あなたの望みが叶うことを願います +令呪 略歴 時計塔傘下の秘密組織「裏講師」に所属する講師。 その正体は嘗て、亜種聖杯戦争にて受肉した、円卓時代の王/竜のサーヴァント。 人物 『邪竜王』の異名が示す通り、高慢・乱暴・自己中心的、とかなり問題の多い性格。 善性を嫌い、悪性をこそ好む。「邪竜王」として定義された彼女は、半ば無意識的にこのルールに則って行動する。 また、ヒトよりも土地に寄り添ったことでブリテンという国を滅ぼし掛けた王であるが故に、 既に「化身」としての国を失った今でさえ人間より動物や植物、大地そのものにこそ共感を覚え、これらが為に立つ。 ただし或る意味で単純な面もあり、彼女の思考を理解しようと努めれば、手綱を握るのもそう難しいことではない。 ……あくまでも竜───人とは別の種族を多分に含む、ということは忘れない方が良いだろうが。 能力 神秘の狭間に在るブリテンに生きた、規格外の英霊。 個としての戦闘能力は天災とも形容されるべき段階に至っており、もはや並の魔術師では全く以て太刀打ち出来ない。 +詳細 ・聖槍ロンゴミニアド ブリテンの騎士王、アーサーの槍。 「聖槍の概念」として体内に封じられており、聖槍として行使する為には自らの腹部から取り出す必要がある。 また、世界に「ただ在る」だけで世界の修正を受けてしまう為、本来は何れ消える代物。 彼女は使用後、体内に再封印することで世界の修正を逃れている。 ・竜血炉心 幻想種の頂点たる竜種のみが持つ、在るだけで無尽蔵の魔力を生み出す心臓。 いかに優れた英雄と云えど、外部から魔力供給を受けなければ何度も宝具を開放することは難しいが 彼女の場合、此の心臓が生み出した膨大な魔力によって、ごく短いスパンで宝具を連発することが出来る。 ・その他 此方のページを見るのが手っ取り早い。 関連人物 ジントニック 配下一号。聖杯戦争にて配下としたが、何故か程なくして再会した男。 忠実なしもべは嫌いじゃない。 スノーボール 配下二号。同じ組織に属する女。 淹れる珈琲は美味いし、よく気が回るので嫌いじゃない。 時尾 美依 配下三号。 きっともう会うことは無いだろう。 ヴォーティガーン 私。 もし会ったら煽りたい。(+純粋に話してみたい、という気持ちも無くはない。)
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初出:SS第8話 エーレンフェストの本 名前の初出:番外編 ハンネローレの貴族院五年生 第11話 声(ドラマCD第5弾/第10弾):豊口めぐみ 家族構成 夫:ヴェルデクラフ(アウブ・ダンケルフェルガー) 息子:レスティラウト 娘:ハンネローレ 容姿 髪の色:ややピンク寄りの薄い紫 000000000 瞳の色:赤 000000000 細身の女性 ドレスの下は結構筋肉質で引き締まっている(*1) 地位 階級:領主一族 職種:領主夫人(第一夫人) 年齢 ローゼマインとの学年差:+22(*2) 誕生季:春(*3) 属性(適性):全属性ではない(*4) ジークリンデ視点の回 書籍第五部III 娘の意見と覚悟 書籍第五部Ⅹ エピローグ 作中での活躍 アウブ・ダンケルフェルガーの第一夫人。 ダンケルフェルガー出身。本来は他領から第一夫人を迎えて、第二夫人になる予定だった。 夫が第一夫人を娶ることを考える時期に政変が起こり、政変への深入りを厭った先代アウブが、新ツェントが立つまで他領との縁組を禁じたことと、 トラオクヴァールがグルトリスハイトを持たずに王に就任したことから、グルトリスハイトのないユルゲンシュミットの統治がどうなるのかを様子見をすることになったことから、第一夫人を継続することになった。(*5) その為、他領の慣習を把握しきれていない。 暗躍タイプでフェルディナンドと気が合いそう。(*6) ディッターになると暴走しがちなダンケルフェルガーの男たちの手綱を握っている。 年 手綱エピソード 12年冬 領地対抗戦でアウブ・ダンケルフェルガーが勝手に出版の権利をかけたディッター勝負を持ち掛けたため騎士達の反省会に参加させず、別室反省会させた。(*7) 13年冬 領地対抗戦でエーレンフェスト席を見ながら今にも駆け出しそうなアウブ・ダンケルフェルガーをすごすごとテーブルの方へ戻らせた。(*8) レスティラウトが嫁取りディッターの契約書を(手持ちの羊皮紙が無かったため)、契約に使えないエーレンフェスト紙で交わした事を詰問する。(*9) 自分に関わることを他人から勝手に決められる気持ちを知る良い機会として、レスティラウトが描いた絵を全て取り上げる事を決める。 15年春 自分がいない間にアウブ・ダンケルフェルガーがエーレンフェストの誘いに乗って、フェルディナンドの救援とアーレンスバッハの礎取りディッターの参加表明をしていたため、アウブが答えた情報では半信半疑だった。ローゼマインがグルトリスハイトを使って国境門から現れ、ジギスヴァルトから貰った王家の紋章入りのネックレスを確認して、ツェントの意向に従うことを表明する。その際に本物のディッターに参加したいアウブ・ダンケルフェルガーの言動を、凄みのある笑みで止めてみせた。(*10) ダンケルフェルガーの活躍をディッター物語の作者に執筆依頼済みと聞いて「買い占めねば」と興奮した夫を「周知のための物を買い占めてどうします?」と軽く叩く(*11) 「ディッターの話が出たところでは決して男達から目を離してはなりません」(*12) を、地で行くダンケルフェルガーの女。 印刷や出版に関するエーレンフェストとの契約におけるローゼマインの働きぶりで、いち早く価値に気づき(*13)、レスティラウトの第一夫人に望んだ。(*14) 嫁取りディッターが行われた後の領地対抗戦にて、ハンネローレだけを連れてエーレンフェストとの社交を行い、互いの齟齬を確認した。 領内独自文化についての説明の杜撰さを認め、勝者であるエーレンフェストの真の望みを聞き、ローゼマインから手を引く事と、今後は安易にディッター勝負を持ちかけさせない事を約束した。 また、印刷技術について、他領に出す場合は一番にダンケルフェルガーに話をもらう約束をアウブ・エーレンフェストから得た。 この際、途中同席したフェルディナンドとのハイスヒッツェのやり取りがあり、「ヴェローニカの孫娘のディートリンデとの婚約を領全体で後押しした事」はこの時点ではハイスヒッツェだけに伝わったと思われるが、そのディートリンデ本人の我儘さと横暴さを目撃して不信感を覚え、その後同席した王族との会話からトルークの存在とその危険性、エーレンフェスト内の反逆者がアーレンスバッハと通じていた事などを知り(*15)、エーレンフェストとアーレンスバッハの関係性に気付いた。(*16) この事はアウブ・ダンケルフェルガーに当然伝えており、後の本物のディッターへの参加表明の判断材料のひとつとなっている。ただし最終的にツェントが命じた婚約であり、礎の魔術を奪えるならその方法を明らかにするように命じるべきだと述べる。また外患誘致に確固たる証拠はなく、旧ベルケシュトックを共同管理している立場からエーレンフェストではなくアーレンスバッハに協力すべき立場だと、推測だけでは静観の構え。エーレンフェストへの協力はローゼマインが国境門に現れ、王族の許可を得ていた場合に限られる。(*17) 礎争奪戦後、場合によっては夫がツェントに就任してしまう事態となり、王族の対応を見極めながら戦後会議に出席した。(*18) 夫と共に、女神の化身であるローゼマインを上位者とした態度を貫く。 結果を受け、クラッセンブルクの発言力が強まる事を危惧し、ダンケルフェルガーの順位をクラッセンブルクより上位に置く事を要望した。 この要望は貢献に対する当然の利としてエグランティーヌに受け入れられた。 経歴 前21年春 誕生 前14年春 洗礼 前11年冬 貴族院入学 前06年冬 貴族院卒業 前02年秋 レスティラウトを出産する 01年冬 ハンネローレを出産する 13年冬 領地対抗戦にて、エーレンフェストとの社交を担う 14年春 領主会議にて、エーレンフェストの神殿長の星結びの儀式と奉納式を目の当たりにする(*19) 15年春 礎争奪戦のフォローとサポートに尽力する 王族との戦後会議に出席する 継承の儀式に参列する(*20) 作者コメント 【2020年 7月 書籍版第五部IIIあとがき】 ダンケルフェルガーの女なので「もう息子にかないませんわ」と言いつつ、レスティラウトをシュタープの光の帯でグルグルできる程度には強いです。 【2020年 08月27日 Twitter】 >9/10発売の新刊「5−3」より 新キャラちら見せ! ダンケルフェルガーの第一夫人。 レスティラウトとハンネローレの母親。 香月先生曰く 「暗躍タイプでフェルディナンドと気が合いそう」 ドレスの下は結構筋肉質で引き締まってます😎 【2022年 10月11日 Twitter】 >ウィンク考察第2弾 ジークリンデ:できない。何故か両目を瞑ってしまい、高速瞬きみたいになる。 【2022年 11月22日 Twitter】 >第五部Xに関連しそうないい夫婦 ヴェルデクラフとジークリンデ ダンケルフェルガーの第一夫人ジークリンデは父方の親族で幼馴染み。ディッターの調整をする戦友的なノリが今も続いています。他の妻は派閥調整で娶ったので、ジークリンデが一番気をおけない関係。 エピローグには後方を支えるジークリンデの姿があります。 コメント このコメント欄はwikiの情報充実のために設けた物です。 編集が苦手な方は以下のコメントフォームへ書き込んで頂ければ有志でページに取り込みます。 表示される親コメントには限りがあるので、返信の際は返信したいコメント横のチェックを付けて返信するようご協力お願いします。 どこ出身なんだろうな (2019-05-09 15 12 54) 新刊でジークリンデがダンケル出身だということと、なぜ他領の第1夫人がいないかの理由が説明された (2020-09-10 02 15 42) エーレンの抱える事情を大領地の視点からしか見えてない(ガブリエーレの例はエーレン側の失態と指摘する等)から、なんでエーレンが困ってるのかが理解できないという「上位領地の視点」の代弁者でもあるんだよね、この人。 (2020-08-09 20 01 41) でも領地対抗戦でアーレンスバッハの現状も自領に取り込みたいと思ったローゼマインを傷つけたことも気づいたっぽいし、便宜図ろうとしてくれてるんだよね。 (2020-08-09 20 47 47) ドレスの下は結構筋肉質で引き締まってる、とのこと(TOブックス公式ツイ8/27のキャラチラ見せより) (2020-08-27 12 20 31) 領地への報告は可能なのにレスティラウトの嫁取を信じてる点。ハンネローレは明らかに嫁盗と認識してるから、報告すること自体禁止されてたのか、握り潰されてたのか (2020-09-12 18 28 27) 流石にレスティ側の側近は嫁盗りだと気付いてたと思う(5-1エピローグ)。でもジルがロゼマを冷遇してる噂があり、ダンケル的にロゼマの能力は大歓迎。ロゼマを迎え入れる事に否やは無いので領内学生に嫁取りだと根回ししてハンネの報告は握り潰したんじゃない?ダンケルが勝てばハンネのエーレン嫁入りは無しだし負けるつもりも無かったから。 (2020-09-12 20 27 51) あの状況で嫁盗りだと分かってない学生なんて存在するのだろうか (2020-09-12 20 34 29) ダンケル独自文化のディッターなうえ、ダンケル勢の大半はディッターできればそれでよし!な思考回路だから・・・。 (2020-09-13 08 53 55) あの領地はディッターが絡むと頭にヘンなフィルターがかかるからな。ディッターが強い→ディッターが好き→ダンケルに来ることを望んでる。とかアホな解釈してても不思議じゃない。 (2020-09-15 23 58 34) 二人の以外は「分かってない(≒レスティが情報を操作してる)」可能性は高いかと。ハンネの側近ですら「ご安心ください。必ず勝ちます」と聞く耳持ってもらえなかった、と嘆いてるので (2020-09-21 17 01 05) レスが挑戦しヴィルが受けロゼマが報酬を変えた。契約書からはロゼマへの求婚阻止がなくなってると説明されれば現場にいなけりゃロゼマはダンケルを望んでいると思う方が自然じゃね? (2020-09-21 17 16 33) 秘宝の盾を金粉にしたことで、ローゼマインが本気でダンケルへ出たくなかったことは察せそうなもの。よく「愛し合っている」と思えたなジークリンデ…。 (2020-09-15 23 32 30) そりゃディッターは本気でやってこそですから (2020-09-15 23 48 14) 本来、領地への報告は、代表的な存在の一人が、報告するのでは? エーレンは情報収集範囲を広げる為に、全員報告せよという風に舵をきったけど。 ダンケルはレスティが報告する人間であり、ハンネは報告する立場にない。 報告できないこともないけれど、レスティが嫁取りと嘘の報告をしていたと(当時は)知らず、嫁盗りときちんと報告していたと思い込んでいたので、自分からも報告するという越権行為をする必要性に思い至らなかった。 ――そんなところでは? (2020-09-12 20 40 19) エーレン側は自分が勝っても報酬を辞退するつもりだったから実質最初からダンケルの一人勝ち試合のようなものだったよ (2021-03-02 15 00 49) ジークリンデはダンケルの中でもかなり近い領主一族傍系上級貴族かなと考えていたのだけど、もしかして元々領主一族(ヴェルデクラフの従妹や異母妹)の可能性もあるのかな?ユルゲンの遺伝状況だと他領地の領主一族とかの容貌は比較的髪・瞳どちらかの色が同じもしくは系統が近い程度のことが多い中で、夫婦親子共に髪瞳両方がかなり近い色相に敢えて設定してあるのは血が近いからなのかな、とふと最新刊のヴェルデクラフ口絵を見て気が付きました。ただ少なくとも自身の婚姻時点では第二夫人に下りるのが確定事項だったのなら、領地順位はともあれ同格の他領領主一族相手に謙る立場でわざわざ嫁ぐかという気もするし、やはり傍系出身者が無難なところか。 ダンケル上位層に多い色合いなのかな。 (2022-12-23 18 17 34) 父方の親戚ってのは明かされた (2022-12-23 18 24 36) いい夫婦の日ツイートで「父方の親族」とまでは確定。つまり領主傍系以上。この優秀さで異母妹が領主候補生になれなかったなんてことはないだろうし、領主候補生ならそう言えばいいところでこの言い方なので、異母兄妹ではないでしょう。 (2022-12-23 18 31 14)
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『偉大な英雄のテーゼ』(鯖一同) オタ集う皆鯖スレで 英霊よ鯖となれ 『ポケモン金銀 BGM 27番道路(カントー地方)』 『乗り物があれば』(ベレロフォン) 「たった一つの手綱を握る、乗り手は英雄、乗騎は魔獣! その名は・・・キマイラハンター・ベレロ!」 『禁じられぬ企み』(フィン・マックール) 青い槍を握って 白い指をくわえて 触れ合うことも打算 全ては予測済み 跪いて捧げよ 命乞いの言葉は グラスに注いだ極上のワイン 『More than limit 聖フランク帝国』(ローラン、ルノー、アストルフォ) 大帝に集う我ら 選ばれし騎士達のエリート 騎士の叙勲を受けた 十二勇士の英霊 全国無比の実力で 異教徒どもを皆殺し 『La bête du Gévaudan』(ジェヴォーダンの獣) グルグルグルグルグルガウガウガウッ ×2 『怒りのためなら化けられる』(頼豪阿闍梨) 寺を建てろよ 建てなきゃ化けるぞ 死んで化けるぞ 猛威を振るうぞ 『お嫁にされたっ!』『最強タロス計画』(エウロペ) 帯びた熱はタロスの血だよ 別に冷まさなくてもいいけど 恋の主神誘拐犯でも 子作りしました 『撲殺怪物アステちゃん』(アステリオス) ブモモブモモモモブモモモォ! ×2 屈指の近接ステ ミノタウロス ブモモブモモモモブモモモォ! ×2 狂化のステ上昇で 圧倒してあげる 『人形見つかるかな?』(メリーさん) ラララ 見つかるかな? あなたは見つけるかな? ラララ 見つかるかな? 私のお人形 『ラララそこまでよ!』(プテサン・ウィ) ラララ そこまで ラララ そこまで ラララ いつも雷警報 ラララ そこまで ラララ そこまで ラララ エロネタ許さないわ 『鯖としてチート過ぎている』(ディートリッヒ・フォン・ベルン) 絶対傷つけられない人がいた あの人はチート過ぎている・・・無敵 分かったぜ無敵破るその術 炎吹いて宝具効果消せばいい それならば! 『ライバルのごとく』(シグルド) 勘違いするな 的外れの勝利 続けていれば勝つのは 俺だった 大地蹴り上げ 決着つけよう 認めたライバルのごとく 『クマテイ』(熊太郎、金太郎) クマクマクマクマクマクマクマクマ(はじめまして、熊太郎です) クマクマクマクマクマクマクマクマ(金ちゃんとは足軽山で出会いまして) クマクマクマクマクマクマクマクマ(それ以来、親子というか親友というか) クマクマクマクマ(そんな間柄です) 『ヤラナイカ』(パリス) やらないか やらないか やらないか 気持ちいいこと 二人きりでやらないかい? 『Kill you Paris』(ヘクトル、アキレス) うらぁぎったんぎったん ぐさりんこー おらばったんばったんしねやこらー ほっらめったんめったん まなかいほー ぱりすしねや ぱりすしね 『蹂躙でしょでしょ』(チンギス) 大 ハーン 支配だけじゃつまらないの You を RAPE! 感じるまま感じることだけをするよ 『キシイズム』『The Knight』(アロンソ・キハーナ) 眩しすぎて見つめることも できぬ物語 冒険へと続くこの道に いつも影は二つ いつか君に話していた 光り輝く騎士道を 『ウィラフ』(ベーオウルフ) グレンデル その母水魔 炎を吐く 猛毒の竜 独り巡る死地と海を 誇りと誉れに乗って 『騎士を乗せて』(ガウェイン、トリスタン、イウェイン、ベイリン、ベディヴィエール) あの円卓が輝くのは 我らの王が騎士王だったから (ケイ) たくさんの日を皮肉れないのは そのどれも全てに妹(キミ)がいるから 『元に戻れない』(スキュラ) LaLaLa LaLaLa...... LaLaLa LaLaLa 私は戻れない 『頼政の警告音』(源頼政) 「逃げるでござる!」 『Do Your Fear』(ヴラド) 聞こえるか 怯える獲物の雄叫びが 感じるか 牙を剥く赤きドラクリヤ 突き刺され 血濡れの杭 俺の宝具 眼にした敵の瞳は恐怖に輝いているはずさ 『粛正、無音、末世にて』(カルキ) 秩序ない世界に 舞い降りた System K.A.L.K.I 『殺戮美味礼讃』(織田信長) さぁ焼き討ちを共にしよう 愚劣なる比叡の寺社 先天性の残虐性で 筆舌しがたき怨念の弾を 『来いっ!ラーマ』(ラーヴァナ) おーいラーマ 聞こえるかい おーいラーマ 早く来い 『ラーヴァナの現れる頃に』(ラーマ) 弓に矢を番え狙う 敵はだれ? 放つ矢を火で包み 敵を射抜いた 神性封じ人と成って 神は生まれ変わる もう宝具の効果 使わせないから 『BRAVE HERO』(イリヤー・ムーロミェツ) きっと終わらぬ永遠の詩 授かった天の力 手にした意味を見失わないで 祈りよ星になれ 『よみがっえーれ↓スペクタクル』(オルフェウス) 振り返ることはないでしょう Just a Spectacle 死者には死後の世界のみが お似合いなのですか!? 『ロマンス(ヤンデレ)』(清姫) 愛に気付いてください 私を捨てないでください 狂気に堕ちる切なさは 生まれ変わる情念 『聶隠niマイYear』(聶隠娘) べつにGO!聶隠niマイ Year 未来予知してゆけ 自分の気持ち最優先 契りなんて切り落としちゃうわ 『恋のザミエル伝説』(ザミエル) ミ・ミ・ミラクル☆ ザミエルンルン☆ 『熱きデーモンたち』(ソロモン) 「『七十二の鍵符(リバースカード)』オープン。『王の神殿』召喚!」 『女鯖クーポン』(ジライヤ) 「女鯖が欲しいのぅ・・・」
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i _ | ´/ . ` 、 ___人___ / / イ , ト l ! ヽ / `Y´ / // il l ! Ⅵ . , / |!\ / i {士_iト廴_ヒ云ミi_ } l \ j \ l / li`{ { ハ` ´{ ハ }´,ハi |. \ \ jハ.ト从 ¨´ ⌒ `¨ 从ji i | \ / Yi∧ , 、 / / i i |. \r。く !l l i 、 ,.イl l i i i | __ `γ⌒) !l |i i i ir干z┤i| l i i i | { ヽ r〈_/__ jム |zヘ7ハ77/,l /`ヽ | _‘. ',、 /. . . . . . | /ヾ リ//,人人//,l {ヽr</{ 廴 ノ. \. ヽ,. __. . ノ /////////{ 0 }//∧Vヘ////|. . . . . . . . }. |////}´////,' //////}//{///∧Vハ.、//ト、_ . . . .ノ. l////> 7λ! {/////,{77}////} }/リ i| \//千ノ  ̄ / /人 l'/////,} 0{'////! lイ i i| i i∧ ̄ / // i il |辷=7ゞ=イ==7j | i i i Ⅳ i ∧ / /イi i i l |ノ////,| 0 |////,| |i i i i| } i i i∧ パーソナリティ PC名 性別 年齢 種族 種族特徴 生まれ セルベリア・ブレス 女性 17 ヴァルキリー 戦乙女の光羽/戦乙女の祝福 戦士 経歴 秘密基地を持っているいた 毒を飲んだことがある 伴侶がいる 能力 基礎能力 技 体 心 生まれ分 09 10 07 初期ダイス 10 05 08 08 05 09 成長 03 01 02 00 01 01 装備 02 01 その他 02 03 02 01 01 能力名 器用度 敏捷度 筋力 生命力 知力 精神力 合計 24 18 24 18 15 18 ボーナス 04 03 04 03 02 03 生命抵抗力 精神抵抗力 HP MP 11 11 99/99 30/30 冒険者レベルと技能 冒険者レベル 2 Aテーブル 技能名 Lv 技能名 Lv 技能名 Lv ファイター 7 グラップラー 0 ソーサラー 0 コンジャラー 0 プリースト 0 フェアリーテイマー 0 マギテック 0 Bテーブル 技能名 Lv 技能名 Lv 技能名 Lv フェンサー 0 シューター 0 ライダー 8 セージ 0 スカウト 0 レンジャー 0 エンハンサー 1 バード 0 アルケミスト 0 ミスティック 0 ウォーリーダー 0 一般技能 技能名 Lv 技能名 Lv 技能名 Lv コック 4 ノーブル 3 戦闘特技/練技/呪歌/騎芸/賦術 名称 取得レベル 宣言 前提 全力攻撃 冒険者Lv1 有 ― 武器習熟A/スピア 冒険者Lv3 無 ― 頑強 冒険者Lv5 無 ― 超頑強 冒険者Lv7 無 頑強 練技 ビートルスキン 練技Lv1 有 ― 騎芸 高所攻撃 騎芸Lv1 無 ― 騎獣強化 騎芸Lv2 無 ― 探索指令 騎芸Lv3 無 ― HP強化 騎芸Lv4 無 ― 獅子奮迅 騎芸Lv5 有 ― 超高所攻撃 騎芸Lv6 無 ― HP超強化 騎芸Lv7 無 ― 特殊能力開放 騎芸Lv8 無 ― 技能判定 移動力 魔物知識判定 先制判定 移動力 全力移動 基本 10 00 18 52 修正 00 00 00 00 合計 10 00 18 52 アイテム 装備 武器 名称 用法 必筋 命中修正 命中力 威力 C値 追加ダメージ 備考 ノーマルランス 1H 20 11 20 11 12 防具 部位 名称 必筋 回避修正 防護点 備考 鎧 チェインメイル 18 -1 06 760G 盾 ー 08 00 00 00G 修正 00 03 合計 -1 9 2760G 装飾品 部位 名称 部位 名称 頭 右手 怪力の腕輪 耳 左手 知性の指輪 顔 腰 ブラックベルト 首 薔薇のチョーカー 足 黄金の拍車 背中 その他 所持品 名称 所持数 単価 冒険者セット 01 100 魔香草 02 200 魔晶石(3点) 05 1500 ワイバーンの騎獣契約証 01 4000 騎獣伸縮の符三 03 6000 上等な手綱 01 1000 部位蘇生の秘薬 02 2000 ビッグホーン 1 800 騎獣用皮鎧 4 1200 アイアンリペット 1 2000 知性の指輪 2 1000 ヒーリングポーション 10 1000 保存食(一週間分) 1 50 使いやすい調理道具 1 50 食器セット 1 12 消魔の守護石(3) 3 2700 ロープ(50m) 1 50 1 50 所持金 50G その他 言語 言語名 会話/読文 言語名 会話/読文 言語名 会話/読文 交易共通語 ○/○ エルフ語 ー/― ドワーフ語 ―/― 神紀文明語 ―/ー 魔動機文明語 ―/― 魔法文明語 ー/ー 妖精語 ―/― 巨人語 ―/― ドラゴン語 ―/― ドレイク語 ー/ー 汎用蛮族語 ー/ー 魔神語 ―/― 妖魔語 ―/― 地方語: ―/― 各種族語: ―/― 名誉点 所持名誉点 合計名誉点 95点 400点 セッション経験 経験点 セッション回数 0点 1回 使用経験点 獲得経験点 26000点 23000点
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前ページ次ページNeverwinter Nights - Deekin in Halkeginia 「あー、タバサ! まって、まって!」 フライの呪文で空を飛んで魔法学院の厩舎へ向かっていたタバサは、思いがけず背後から聞き覚えのある声を掛けられて、僅かに顔を顰めた。 今でなければむしろ歓迎する(普段の彼女を知る者にとっては驚くべきことだろうが)ところだ。 先程の決闘についてや彼の故郷の話など、聞きたいことが沢山ある。 だが今、自分は急いでいるのだ。 彼とのんびり話し込んでいる暇などない。 無視してしまおうか? しかし、すぐに思い直した。 彼とは今朝から縁があるし、今後聞いてみたいことも多いし、自分の使い魔とも仲良くしてもらうつもりだ。 ここで無視したりして、印象を悪くしたくはない。 やむなく止まって声のした方へ向き直ったが、幸いそう待たされることはなかった。 ほんの数秒後には、声の主であるディーキンがタバサの傍に到着する。 その様子を見ていたタバサは、内心少し驚いた。 体格と翼の大きさの比率から見て彼は大したスピードは出せまいと踏んでいたのだが、予想外に速い。 おそらくは、最速の部類の馬にも引けを取らないだろう。 ちなみにディーキンがこれだけ速く飛べるのは、移動速度を増加させるマジックアイテムを常時着用しているお陰である。 本来はこの半分くらいの速度だ。 「何の用?」 「ンー……、ディーキンは、タバサが急いでどこへ行くのかと思ったの。 今は、授業の時間じゃないの?」 「急用ができただけ」 一言だけ答えると、すぐに元の方へ向きを変えて飛ぶのを再開しようとする。 先程授業中に好奇心と気遣いから声を掛けてくれたのはありがたかったが、今は逆に迷惑だった。 一時も惜しい時に、単なる好奇心で呼び止められて無駄に時間を浪費したくはない。 ディーキンはタバサの相当急いだ様子を見て、首を傾げた。 「ウーン……、もしかして、タバサの使い魔がどうかしたの?」 それを聞いたタバサはぴくりと眉を動かして、飛び続けながらも背後に目をやった。 ディーキンは翼を羽ばたかせて、しっかりと自分の後ろについてきている。 「何故?」 「ええと、さっきのお話でタバサは、自分の使い魔が今お使いに行ってて、たぶんお昼頃までには戻って来るって言ってたよね。 でも、急ぎの用事でドラゴンがいるなら、普通は自分で飛ばないでそれに乗って出かけるでしょ? ってことは、まだ戻って来てないってことなの。 もうお昼は過ぎたのにまだ戻って来てないのなら、その使い魔に何かあったのかな、って思ったんだよ」 「………そう」 やはりこの亜人は鋭い、と、タバサは内心で唸った。 フェイルーンという地のコボルドが皆そうなのか彼が特別に優秀なのかは分からないが、観察力も洞察力も優れている。 なのに自分の使い魔ときたら……、いや、それはもう考えまい。 「感覚の共有で調べた。あの子は今、人攫いに捕まってる」 「……? ええと、この辺にはドラゴンを捕まえるような人攫いがいるの? それって、巨人とかデーモンとかなのかな」 ドラゴンを捕まえるというと、成体になる前の白竜(ホワイト・ドラゴン)を番犬に使う霜巨人(フロスト・ジャイアント)のような連中か……。 もしくはある種のフィーンドなら徒党を組んでそんなこともやるかも、というくらいしか想像できない。 そういえば前の主人も以前に霜巨人に痛い目に会わされたことがあったとかで苦手意識を持っていたな、と思い出す。 自身はといえば、カニアの氷原でその霜巨人を大勢倒しているのだが。 それでも、今の自分は前の主人より遥かに強いはずだとはまったく考えないあたりがディーキンらしい。 「犯人はただの人間、おそらくメイジが含まれている。 見てなかったけど多分、人間に変身している間に騙されて捕まっただけ。 向こうはドラゴンだとは知らないはず」 「ああ……、でも、ドラゴンなら自分で逃げられないの? そんなにすごい人攫いなのかな」 「あの子は経験の浅い幼い竜。 縛り上げられたら一人で逃げるのは難しいし、周りに他にも捕まっている子がいる」 タバサは飛び続けながらも、淡々とディーキンの疑問に答えていく。 彼には既に自分の使い魔の事を打ち明けているのだし、事実を説明しても構うまい。 そうこうしているうちに厩舎の傍まで来たので、タバサは高度を下げた。 「つまり、タバサは自分の使い魔を助けに行くんだね。 どこに行けばいいかは分かってるの? ちゃんと間に合う?」 「連中は攫った子を荷馬車で運んで、ゲルマニアに売り飛ばすつもり。 荷馬車はちゃんとした道以外は走れないから、国境の関所を通らなければならない。 馬でそこへ向かえばいい」 もちろん関所では積荷を改められるが、普段からこういった仕事に手を染めているのなら、担当の役人は買収済みなのだろう。 ならばこちらは単騎の馬で最短距離を通って先に関所へ向かい、現場を押さえて一網打尽に捕えてやればいい。 「オオ、なるほど……。タバサは頭いいの」 ディーキンはタバサの明確な方策に、素直に感心した。 しかし、タバサは、間に合うのかという質問には答えなかったことにもちゃんと気が付いていた。 話をする間も止まろうとしないこの急ぎようからすれば、かなり危ういのだろう。 実際、タバサは果たして間に合うかどうか確証が持てていなかった。 もっと早く気付いていればと、内心で歯噛みをする。 いくら道草や買い食いをしていたにせよ、昼食の時間を過ぎてもなお戻らない時点で、本来ならば気が付いていてよかったはずだ。 だが昼食中に突然始まった決闘に気を取られ、終わった後にもそこで見た多くの出来事について考えに耽り。 漸く自分の使い魔の事を思い出して感覚共有を行ってみた時には、既に間に合うかどうか怪しい状況になってしまっていた。 (いまさら悔やんでも始まらない) タバサは自分にそう言い聞かせる。 今はとにかく全力で急ぐしかない。 それで間に合わなければ、国境の外まででも追いかけていく覚悟だ。 メイジとして自分の使い魔を見捨てるわけにはいかないのだから、他にどうしようもない。 ディーキンはタバサの横に並んで地面に降り立つと、厩舎へ向かおうとするタバサの袖を引っ張った。 「待って。……ねえタバサ、もしかして間に合わないかもしれないの? だったら、ディーキンがお手伝いするよ」 「………手伝い?」 それを聞いて、手を振り払って先を急ごうとするタバサの動きが止まった。 「ディーキンが、馬よりも早く移動できる方法を用意するよ。 それと、一緒について行ってその人攫いを退治するお手伝いをするの。どうかな?」 それを聞いて、タバサは少し考え込んだ。 どんな方法なのかは想像もつかないが、この亜人がいろいろと不思議な魔法を使えるのは間違いない。 それに頭もいいし、信頼のおける人物だとも思っている。 だから馬よりも早く移動する方法を用意できると彼が言うならばそれは事実なのだろう、その点は疑ってはいない。 力を借りるかどうかという点についても、悩むような話ではない。 間に合わなければ使い魔の命に関わるのだ。 早く行ける方法を用意できるというのならば、むしろこちらから頭を下げてでも頼むべきところだ。 唯一の問題は―――――。 「………その方法は、あなたが一緒についてこなければ駄目?」 「ン? アー……、いや、そうでもないけど?」 「それなら、ぜひお願いする。 けど、行くのは私一人でいい。あなたはここに残って」 それを聞いて、ディーキンは顔を顰めた。 「なんで? ダメだよ、ディーキンを連れてって! だって一緒に行かなかったら、あんたの物語が書けないよ。 ディーキンは、自分の使い魔をカッコよく助けるメイジのお話が書きたいのに!」 タバサは抗議するディーキンに対して淡々と理由を説明する。 「これは私の問題で、あなたはルイズの使い魔。 それに相手は人攫い。あなたを私のために、危険な目にはあわせられない」 それに彼は、賢くて奇妙な魔法を使えるとはいえ、幼児のごとく小柄な亜人である。 命のかかった実戦で、果たして役に立つのかどうかはわからない。 対して相手はメイジを擁する人攫いで、おそらくは傭兵崩れか何かの集団だ。 自分は一人で戦うのに慣れているし、敵の実力にもよるが奇襲をかければ十分勝てる自信はある。 ゆえに、戦力か足手纏いかも未知数な者を下手に同行させない方が間違いが起こらなくていい、とタバサは考えていた。 ディーキンはそれを聞いて少し首を傾げていたが、やがてまた口を開いた。 「えーと……、タバサはディーキンに、自分の使い魔と仲良くして欲しいって言ってたよね? つまり、友だちになってくれってことなの。そうでしょ?」 タバサが首肯したのを見て、ディーキンは続けた。 「だったら困ってる時に助けに行かないなんて駄目だと思うの。 人攫いに捕まってるのに助けに行かないとか、そんな友だちがいるの?」 「別に、必ずしも自分が助けに行かなくてもいいはず。 自分にできることをすればいい」 そう、何も力が無いのに無理に助けに行って殺される危険を負わなくても、自分にできることをすればいい。 平民なら、友人が人攫いに捕まった時は近くの貴族に知らせるとかするだろう。 それは賢明な対応であって、決して冷たい対応ではない。 自分は貴族であの子の主人なのだから、あの子を助けるのは私の役目だ。 「だからあなたは、私に早く行く方法を貸してくれればそれでいい。後は私が助ける」 「ふうん、それって、ディーキンにはタバサと一緒に行く力が無いって思ってるってこと?」 「そうはいわない。けど、私にはあなたの力がよくわかっていないのは確か。 だからどのくらいあなたが助けになるのかわからないし、一人でもやれると思う」 ディーキンはそれを聞いて、ひとつ首を傾げるとじっとタバサを見つめた。 「なら、タバサは賢いし、強そうだけど、冒険者には向いてないの」 「? ……どういうこと」 「冒険者なら、みんなと力を合わせるってことだよ」 「私は、一人で戦う方が慣れている」 「ボスだって一人でも十分強いけど、自分だけで旅をしようとはしないよ。 一人でも強い人がみんなと力を合わせたら、もっともっと強いの。 ディーキンはボスやみんなと力を合わせてきたから、今もこうして生きてるんだよ」 自分一人でやれると思って単身でダンジョンへ踏み込んで行く冒険者など、ものの数分でモンスターの餌か罠の錆になるのがオチだろう。 どんなに強かろうと戦士や魔法使いには罠は外せないし、罠を外せる盗賊には護衛が必要だ。 自分の持っていない力を持っている仲間と協力できない冒険者は、生き残れない。 熟達した冒険者なら、多少事情は違うかもしれない。 だがしかし、どんなに腕の立つ冒険者であろうともミスは必ず犯すし、運が悪い時もあるものだ。 そうしたときにフォローしてくれる仲間がいなければ、ほんの少し歯車が狂っただけでもすぐに命を落としてしまうことになる。 ディーキンはタバサがそんなことにならないか心配なのだ。 それに、彼女がそれなりに強いだろうことはわかっているが、一人で何でもできるほど強いとも思えない。 敵の強さもよく分かっていないというのに、彼女一人で大丈夫だろうと高をくくってそのまま行かせるなど、ありえない話だ。 「―――でも、……」 タバサは思わず少し感情的な反論を口にしそうになって、慌てて口を噤んだ。 下手に彼の機嫌を損ねて、やっぱり手助けしないなどと言い出されては元も子もない。 まあ、まずそんなことはないとは思うが。 いやそれよりも、こんなふうに押し問答をしている暇はないのだ。 彼を説得するのは難しそうだし、そうしている時間もない。 どうしたものか……。 そんなタバサの内心を知ってか知らずか、ディーキンは更に交渉を続ける。 「ディーキンがルイズの使い魔だから、タバサの手助けはダメっていうのも違うの。 使い魔が攫われて一人で助けに行こうとしてる友達を黙って見送るなんて、ルイズならしないはずだよ。 だから、ディーキンだってそんなことはしないの。 それこそルイズに対して恥ずかしいことだからね、そうでしょ?」 「………友達?」 「そうだよ、タバサはディーキンの友達だから、お手伝いをさせてほしいの。 それにタバサもきっと英雄になれる人だと思うし、ディーキンは親しい英雄の物語なら、ぜんぶ見逃さずに書きたいからね!」 そう言ってぺこりと御辞儀するディーキンを、タバサは不思議そうな目で見つめた。 この子はどうして先程知り合ったばかりで何の恩義もなく、同族でさえない異種族の娘を疑いもなく友達と呼ぶのだろう? その上どうして、危険も顧みずに手助けを申し出てくれるのだろうか? そういえば先の決闘の時にも物語を書きたいから、などと言っていたが、そんなことが彼にとってはそれほど大切なのだろうか。 彼の種族は皆こうなのか、それとも彼自身の性格なのか………。 タバサはしばし急いでいることも忘れ、無表情な顔を微かに曇らせて悩む。 ディーキンは彼女にとって、様々な面から少なからず心をかき乱す存在だった。 深く考えると、ともすれば心がぎすぎすとささくれ立ちそうにさえなってくる。 けれどタバサはそこで、一年程前に親友から『友達になってあげる』と言われた時の事を思い出した。 先程の『タバサはディーキンの友達』という言葉がそれと重なる。 それらの言葉を胸の内で反芻しているとなにか、あの時と同じ、温かい感情が沸き起こってくるような気がした。 ささくれ立ちそうになった気持ちが急速に鎮まっていく。 俯いたタバサの顔からすっと陰りが消え、代わりに口元に僅かにはにかんだような微笑みが浮かんだ。 「……わかったから、顔を上げて」 そうだ、今はそんなことを悩んでいる場合ではなかった。 そして、ゆっくりと感傷に浸っている場合でもない。 タバサはディーキンが顔を上げるのを確認すると地に片膝をつき、同じ高さで向かい合うと今度は自分の方から頭を下げた。 顔はすっかり、元の無表情に戻っている。 「頼むのは私の方、よろしくお願いする。 あなたの主人には後で私から説明して謝るから、急いで準備を」 「やった! ディーキンは英雄と友達のためならいつでもでかける準備はできてるよ! それにいい物語とか、ケーキとか、あったかいポテトシチューのためでもね。ええと、あと、他にも……」 「急いで」 「ああ、うん……、ごめん、ディーキンは急ぐね」 ディーキンは急かされてあせあせと背中の荷物袋に手を突っ込むと、一本のロッド(王笏のような形状の杖)を取り出した。 それを見たタバサは、僅かに怪訝そうに首を傾げる。 (杖を使う?) 確かに彼の呪文は先住魔法ではなく歌の魔法であり、どちらかといえば系統魔法に近いという説明は、既に受けている。 だが、先程の決闘でメイドを魔法で手伝った(そうに違いないとタバサは確信している)時には楽器を手に持っていて、杖などは使っていなかったはず。 だから先住魔法と同様杖が無くても使えるものだとばかり思っていたのだが……、そうとは限らないのだろうか。 またひとつ後で聞きたいことが増えたな、とタバサは内心でひとりごちた。 なおディーキンが取り出したのは、《呪文持続時間延長の杖(メタマジックロッド・オヴ・エクステンド)》というマジックアイテムである。 この杖を通して発動した呪文はその持続時間が2倍に伸びるという便利な代物で、冒険者には愛用している者が多い。 関所に到着するまでどの程度かかるのか分からないため、万が一にも途中で効果が切れたりしないよう、念の為使っておくつもりなのだ。 ディーキンは取り出した杖を握ると、それでコンコンと二、三度地面を叩いて歌うように呪文を詠唱し始めた。 「《スジャッチ・クサーウーウク……、ナヴニック・ジヴィ―――》」 朧な影のようなものが呪文に応じて湧きだし、固まって、何かを形作っていく。 「……………!」 タバサは僅かに目を見開くと、じっとその様子を観察した。 確かにこれは、『錬金』などの系統魔法とは明らかに様子が違う。 数秒の後に呪文が完成すると、そこには一体の生物が形成されていた。 体は黒く、鬣や尾は灰色。 奇妙な煙で彩られた蹄を持ち、鞍やはみ、手綱などをしっかりと身に着けている。 それを見たタバサの顔が、今度は困惑でやや顰められた。 多少、奇妙な見た目ではあるが……、これは、明らかに、 「……馬?」 「そうなの」 「あなたは、馬より速い移動手段を用意すると言ったはず」 「大丈夫、この馬は普通の馬なんかよりずっと、ずうーっと速いの。空を走ることだってできるんだよ!」 ディーキンが胸を張って自信たっぷりに請け負うのを見て、タバサは考え込む。 確かに魔法で作り出したのだから普通の馬とは違うのだろうが、構造が馬そのものである以上そこまで極端に速さが違うものなのだろうか。 彼の使う呪文自体が今のところかなり不可解な要素の多いものなので、考えても仕方ないのかもしれないが……、 知識欲も好奇心も強い性質のタバサは、それでも気になった。 系統魔法のゴーレムは普通の生き物と変わらないように動かす事が非常に難しく、大型であるほど目に見えて動きがぎこちなくなる。 人間大ならばギーシュのワルキューレのように、概ね人間と同じような動きをさせることも可能だ。 だが馬は人間よりは大型だし、四足歩行なので、人間にとって馴染みがない動作をさせねばならない点もネックになる。 普通の馬と同様に走れる馬型ゴーレムとなると、スクウェアクラスの熟達したメイジでも即席の呪文ひとつでは作れるかどうか。 ましてや普通の馬より遥かに速いものとくれば……。 (―――でも、それは普通の馬のように脚で走る場合のこと) 翼もないのに空を飛べるということは、フライの呪文と同じようなものがかかっているということだろうか。 それなら肉体構造と速さは関係なく、馬よりずっと早く飛ばすことも不可能ではないかもしれない。 第一、彼が嘘をついているとも思えない。 まあ、少し大げさに言ってはいるのかも知れないが。 「……分かった。あなたは私の後ろ?」 タバサは気を取り直すと出てきた馬の様子を確かめながらそろそろと跨りつつ、ディーキンに確認を取った。 馬は一頭だが、ディーキンは人間の幼児ほどの大きさだし、タバサ自身も小柄だ。 もしかすると自分の翼で飛んでいくかもう一頭出すつもりなのかもしれないが、相乗りでも十分だろう。 ディーキンはそれに対して、首を横に振った。 別に、タバサとの相乗りが嫌だとかいうわけではない。 この幽体馬(ファントム・スティード)は、作成時に指定した一人しか乗れない仕組みだからだ。 「タバサが案内してくれたら、ディーキンは自分で飛んで着いて行くの。 ええと、ちょっと待ってね……」 タバサの胸とか背中にしがみ付いて行くことはできなくもあるまいが、自分が小さいとはいえ、この体のままでは流石に辛いものがあるだろう。 ディーキンは小さく咳払いをすると、もうひとつ別の呪文を唱え始める。 「《ジスガス、オーシィ・ダラストリクス―――》」 歌うような詠唱に伴って、ディーキンの体をほのかな光の帯が包む。 そして光に霞んでぼやけた輪郭が、みるみる縮んで、変形していく。 変形が終わって光が消えると、ディーキンは僅か数秒の間にまったく別の形態に変貌していた。 鏡のようにきらめく美しい純白の鱗と、大きな翼、長い尻尾を持ち、四足歩行するそれは見た事もない種類ではあるし、大きさもあまりに小さい。 けれども間違いなく、これはドラゴンの一種であろうと認められるような姿であった。 「…………!」 それを目の当たりにしたタバサは、先程以上の驚きに目を瞠った。 博学なタバサは、韻竜が“変化”と呼ばれる風の先住魔法で自分の姿を変えられることは知っている。 風韻竜である自分の使い魔もその呪文を習得していることは確認済みだ。 だが、今の呪文はそれとは明らかに違う。 まず、彼は変身する前には鎧やら荷物袋やらを沢山身に付けていたはずなのに、影も形もなくなっている。 普通に考えれば、術者は姿を変えれても着用していたものは変化しないから、壊れるか脱げ落ちるかするはずだ。 少なくとも変化の先住魔法ならばそうなる。 それがどこにも見当たらないとは、一体どうなっているのだろう? 全部が全部なくなったわけではなく、装身具などの中には残っているものもかなりあるようだが……、それがなおのこと不思議だ。 どうして、残るものと無くなるものがあるのか? しかも残っているものも、明らかに元の姿の時とはサイズや形状が変化している。 呪文にそういう不可思議かつ便利な効果があるのか、それとも特殊なマジックアイテムでも使用しているのか……。 加えて変化の先住魔法と違い、変身時に風の力が働いたような様子はなかった。 力の源や原理は、一体どうなっているのだろう? あのドラゴンにしても、タバサがこれまで読んだどんな本でも、見た覚えのない種類だ。 翼や尻尾を目いっぱい伸ばせば全長はかなり大きくはなりそうだが、胴体部分はネコくらいしかない。 まだ幼生の竜である(とはいえ100年以上は生きているが)自分の使い魔でさえ、全長6メイルはあるのに。 生まれたての赤子か何かなのか、それともああいうとても小さい種類の竜なのか。 「…………」 そんなタバサの数々の疑問をよそに、ディーキンは変化した自分自身の姿を入念にチェックしている。 爪を見て、体を見て、翼をばさばさ動かしてみて、尻尾をぱたぱたさせてみて……。 首をあちこちへ回してそれらの様子を一通り眺め終わると、満足そうに胸を張った。 ディーキンが誇らしげにしているのは、この姿が彼が憧れを抱いていた形態、以前の主人と同じ白竜のそれであるからだ。 もちろん主人はもっとずっと、比べ物にならないくらい大きかったが。 「エヘン……、どう? ディーキンはかなり、かなーり、格好良くなったでしょ? 今のディーキンはさしずめ、ズーパーディーキンといったところなの。ヘッヘッヘ!」 「………」 「うーん、それとも“ディーキン・ザ・ズーパーマン”のほうがいいかな? 超人みたいで格好良いし、ルイズやキュルケの名前もなんかそんな感じだったよね?」 「………。時間がない、ついてきて」 タバサはどうコメントしていいものかわからず、困ったので。 とりあえず自分の疑問を脇に置いて大義名分を盾にディーキンを促すと、手綱を握ってさっさと出発した。 「すごい……」 空中を疾走する影の幽体馬の手綱をしっかりと握りながら、タバサは思わずそう呟いた。 何という速さだろう。 最初急ごうと思って全力で駆けさせた時には、速過ぎて危うく振り落とされかかったほどだった。 一旦馬を止まらせてから呪文で体に当たる風圧を遮断するシールドを張り、今度は慎重に手綱を握って、幾分か抑えた速度で再度出発させた。 それでも余裕で、使い魔を乗せた荷馬車より先に関所へ到着できるだろう。 ごく普通の馬の3倍……、いや4倍か、あるいはそれ以上にも速いかもしれない。 ペガサスやヒポグリフ、グリフォンなどといった幻獣類でさえも、余裕で凌駕するであろう速さだ。 しかし、この不思議な馬にもまして驚きなのは……。 タバサはちらりと後方に目を向ける。 ディーキンはそのネコのように小さな体に比して大きい、幅2メイルを超える翼を高速で羽ばたかせて、今も幽体馬の後ろをぴったりとついてきていた。 幽体馬は全力で走っているわけではないとはいえ、体の大きさからして驚異的な速度である。 特に息を切らせたりしている様子もなく、体力的にも十分に余裕がありそうだ。 「……シルフィードより、ずっと速い―――かも」 タバサはぽつりとそう呟いた。 この馬も、そして彼も。 まだ召喚して間もなくあまり乗ったこともないから確かには言えないが、風韻竜とはいえ幼生である自分の使い魔より、おそらくは速いだろう。 あるいは竜騎士が跨る火竜でさえ凌ぐかも知れない、しかも火竜よりも遥かに小さいため小回りも効くはずだ。 なんかうちの使い魔って本気でこの子に勝ってるとこ何もなくね? ……とタバサは思い始めた。 メイジとしてそのような考え方はあまりよろしくないかも知れないが、事実は事実、現実は非情である。 なんせ自分の使い魔は召喚してこの方、こちらを舐めているっぽいし。 そのくせ馬鹿だし、愚痴っぽいし、勝手に金を使い込むわ、迷惑はかけられるわ……。 だからといって使い魔交換したいとか、そんなことはメイジとして決して思わない……、いや多分思わない……、思わないように努力はするつもりだが。 そんなタバサの内心など露知らず、ディーキンが後ろから不思議そうに声を掛ける。 「タバサ、シルフィードってなんなの?」 高速で飛びながら今のつぶやきが聞こえるくらいにはディーキンは耳がいい。 まあ冒険者なんだから、 聞き耳 は取っていて何の不思議もない。 「私の使い魔」 ディーキンは少し首を傾げた。 「ええと……、タバサがイルククゥに別の名前を考えてあげたってこと?」 タバサがこくりと頷く。 「“風の妖精”という意味。先住の名前では、不審がられる」 「オオ……、いい名前だね。 それに気付いて名前を用意してあげるなんて、タバサは頭がいい上に優しい人だよ。 詩人にも向いてるかもしれないね!」 「そう……?」 大して興味なさそうに返事をするが、タバサの顔には若干照れたように頬に赤みが差していた。 ともあれ、目的の関所まではもうすぐだ……。 前ページ次ページNeverwinter Nights - Deekin in Halkeginia
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生徒名簿 > 鳴海雅人 >[乗馬]鳴海雅人(HR) [乗馬]鳴海雅人(HR) 攻魅力 2411 守魅力 2138 攻M 7661 守M 6794 コスト 13 卒業祝い 10000メン [乗馬]鳴海雅人+(HR) 攻魅力 2893 守魅力 2566 攻2M 11231 守2M 9959 コスト 13 卒業祝い 15000メン [お褒めの言葉]鳴海雅人(SR) 攻魅力 3617 守魅力 3207 攻4M 16878 守4M 14969 攻3M 16500 守3M 14632 コスト 13 卒業祝い 30000メン アピール 君の笑顔が見たいから、勝ってみせるよ。 └King Princeタイプの攻魅力大UP ストーリー 白馬に乗った王子様! 入手方法 乗馬フォーチュンキューピッド(2014/10/01 00 00〜2014/10/10 13 59) 台詞 ボイス +... [部分編集] ステップ1 おしゃべりタイム ここはとても景色がいいね。 おしゃべりタイム 君はどの馬に乗りたいんだい? おしゃべりタイム やあ、今日は晴れて良かったね。 デート電話コメント デートか……素敵なお誘いだね! 君と一緒に過ごすなんてとても楽しそうだ。是非付き合うよ。 カレ自慢アピール 君の笑顔が見たいから、勝ってみせるよ。 ステップ2 おしゃべりタイム 乗馬教室、楽しんでいるかな? おしゃべりタイム 疲れたかい? 少し休憩しよう。 おしゃべりタイム 気をつけて降りるんだよ。 デート電話コメント 相手は僕でいいのかい? 間違っていないならいいんだ。君とのデート、楽しみにしているよ。 カレ自慢アピール 君の笑顔が見たいから、勝ってみせるよ。 ステップ3〜8 好感度レベルMAX 君を捜していたとき痛感したよ。君がいなくなったら、僕はどうにかなってしまいそうだ。だから……ずっと傍にいてくれないかい? おしゃべりタイム(ステップ3〜4) 乗馬教室、楽しんでいるかな? おしゃべりタイム(ステップ3〜4) 疲れたかい? 少し休憩しよう。 おしゃべりタイム(ステップ3〜4) 気をつけて降りるんだよ。 おしゃべりタイム(ステップ5〜7) 慣れるまでは無理しないでね。 おしゃべりタイム(ステップ5〜7) えっ、僕に教えてほしいのかい? おしゃべりタイム(ステップ5〜7) 馬の気持ちになってごらん。 おしゃべりタイム(ステップ8) 成功したらご褒美をあげよう! おしゃべりタイム(ステップ8) ふふ、君は飲み込みが早いね。 おしゃべりタイム(ステップ8) 君と一緒にいられてうれしいよ。 デート電話コメント(ステップ2〜4) 相手は僕でいいのかい? 間違っていないならいいんだ。君とのデート、楽しみにしているよ。 デート電話コメント(ステップ5〜7) ふふ、誘ってくれてとてもうれしいよ! 大げさに聞こえるかい? でもこの喜びは本当さ! デート電話コメント(ステップ8) 喜んでお付き合いするよ。君とのデートはどれも素敵な想い出だからね。次も待ち遠しいな。 デート電話コメント(ステップ8) ああっ、バンビーナとのデートだなんて僕は夢を見ているのかな? とてもうれしいよ……! デート電話コメント(ステップ8) ほ、本当かい? もちろんOKさ! 大切な君からのお誘いだからね。僕が断るわけないよ……! カレ自慢アピール 君の笑顔が見たいから、勝ってみせるよ。 マイページ +... ステップ1 馬のたてがみって結構固いんだね。 あんな遠くのほうにまで、馬たちがいるよ。 今度は違うコースに行ってみないかい? ステップ2〜3 一緒にコースを回ってみないかい? このクラブに、バンビはいないのかな? 馬を自由自在に操れたら、楽しいだろうね。 ステップ4〜5 馬から落ちないように気を付けるんだよ。 僕たちの言葉、馬に伝わってるかな? バンビーナは動物と仲良くなれるほうかな? ステップ6〜7 はい、こうやって……手綱は短く持ってね。 バンビーナ、乗馬を楽しんでるかい? あの馬、僕たちの方を見てるんじゃない? ステップ8 おいで。こっちで一緒にひと休みしよう。 君とここに来られて、本当に良かったよ。 少し揺れるけど……大丈夫。怖くないよ。 もちろん、馬よりも君の方がかわいいよ。 乗馬を趣味にしたら、きっと素敵だろうね。 登校 +... 朝 ステップ1 気持ちのいい朝だね。馬もうれしそうな顔をしているよ。 早起きだなぁ。この馬はもう目覚めてるみたいだね。 今朝はもやがかかっていて、視界が良くないみたいだね。 ステップ2〜4 朝の散歩にでも行くかい? もちろん、馬に乗って……。 あっ、そろそろ僕たちの出発する時間じゃないかな? お昼ご飯をどこで食べるか、考えておいておくれ。 ステップ5〜7 [あだ名]のために、とっておきの馬を見つけてきたよ。 僕は少しだけコツがわかったよ。あとで教えてあげるね。 コースをひと回りしてから、朝ご飯にしようか。 ステップ8 大自然を見ると駆け回りたくなるね。僕も馬と一緒かな? ははっ、待っておくれ。バンビーナは朝から元気だね。 ははっ、[あだ名]はとても眠そうな顔をしているね。 今日は1日、ふたりきりの乗馬教室だね……。 おはよう、バンビーナ。今日も笑顔が素敵だね。 放課後 ステップ1 見てごらん。馬たちが楽しそうに遊んでるよ。 日差しが強いから、しばらくは木陰を進んでいこうか。 コースが分かれてるよ。どっちにするか迷っちゃうね。 ステップ2〜4 [あだ名]も慣れてきたみたいだね。競争でもするかい? 乗馬っておもしろいね。用具を一式揃えちゃおうかな。 乗馬教室での体験が、演技に活かせるかもしれないな。 ステップ5〜7 ああ、素敵な景色だね。[あだ名]もそう思わないかい? もっと前のほうに座ってごらん。ほら、こんな風に……。 ちょっとスピードの出しすぎじゃないかな? 大丈夫? ステップ8 大丈夫かい? ゆっくりと慣れていけばいいからね。 一緒に乗ってみようか? さあ、僕の前にどうぞ。 ロデオガールみたいなバンビーナも素敵だよ。 君と一緒なら難しいコースも越えられそうだよ。 さあ、[あだ名]。馬に乗って。僕が誘導してあげるよ。 夜 ステップ1 もう暗いね。こんな時間にコースに出るのは危ないよ。 馬は夜目が利くらしいんだ。僕らのことも見えてるかな? 乗馬って意外と体力がいるんだね。僕はクタクタだよ。 ステップ2〜4 君と話しながら馬に乗れて、今日はとても楽しかったよ。 今日は楽しかったかい? 僕はまた君とここに来たいな。 どうしたの? コース内で落し物でもしちゃった? ステップ5〜7 [あだ名]、空を見上げてごらん。星がとても綺麗だ……。 暗くて君の顔がよく見えないよ。もっと近づいておくれ。 あっちの明かりに向かってゆっくりと歩いていこうか。 ステップ8 君はふわふわしてるから、きちんと手綱を握らないとね。 今日は1日お疲れ様。夜はゆっくり休むといいよ。 明日、筋肉痛にならないようにマッサージしてあげるね。 君と過ごしていたら、時間はあっという間に過ぎるね。 次に来るときは君に教えられるくらいになっておくね。 デートの約束 +... [部分編集] ステップ1 バンビーナ、僕に電話してくるなんてどうしたんだい。相談事かな? なんだって聞くよ。 デートか……素敵なお誘いだね! 君と一緒に過ごすなんてとても楽しそうだ。是非付き合うよ。 ええっと、その日は……ああ、良かった。ちょうど空いてるみたいだね。大丈夫だよ。 ステップ2〜4 大丈夫だよ。せっかく君から電話してきてくれたんだからね、切るなんてもったいない。 相手は僕でいいのかい? 間違っていないならいいんだ。君とのデート、楽しみにしているよ。 実はほかに用事があったんだけど……バンビーナ、君のためなら特別に空けちゃうよ。 ステップ5〜7 [あだ名]からは連絡してこないかもって思っていたから……。この電話、すごくうれしいよ。 ふふ、誘ってくれてとてもうれしいよ! 大げさに聞こえるかい? でもこの喜びは本当さ! いい日を選んだね。僕たちがデートするのに、それ以上にピッタリな日はないと思うよ。 ステップ8(1) [あだ名]から電話が来るのを、ずっと待っていたよ……。今日はどんな話をしようか。 喜んでお付き合いするよ。君とのデートはどれも素敵な想い出だからね。次も待ち遠しいな。 その日は空いているよ。[あだ名]に会えたらいいなと思って、空けていた日だからね……。 ステップ8(2) ああ、僕から連絡しようと思ってたのに。わざわざ君からかけてくれるなんて……ありがとう。 ああっ、バンビーナとのデートだなんて僕は夢を見ているのかな? とてもうれしいよ……! うん、大丈夫だよ。それにしても具体的に日にちが決まると、待ち遠しくなっちゃうね。 ステップ8(3) ちょうど良かった。僕も今、[あだ名]と話したくてたまらない気持ちだったんだよ……。 ほ、本当かい? もちろんOKさ! 大切な君からのお誘いだからね。僕が断るわけないよ……! 手帳を確認するまでもないかな。だって僕にとって、君との予定は最優先事項だからね。 デートコメント +... やあ、[あだ名]。今日は乗馬教室の日だよね。僕はずっと楽しみにしていたんだ。 馬に乗れるだけじゃなくて、君と一緒に過ごせるこの日がとても待ち遠しかったんだ。 カレ自慢 +... [部分編集] 対決画面 ステップ1 僕がリーダーだね。がんばるよ。 ステップ2〜4 僕の力を見せてあげるね。 ステップ5〜7 見ていておくれ、バンビーナ。 ステップ8 ああ、すべては君のために……。 勝利 ステップ1 今日のデートはとても良い雰囲気だね。いつもこんな感じだったら素敵だと思わない? ステップ2〜3 ほら、僕たちの勝利だよ。ふたりで力を合わせれば、なんだってできるよね。 ステップ4〜5 やった! こんなに素敵な結果を勝ち取ることができたよ。みんな君のお陰だね。 ステップ6〜7 バンビーナ、本当にありがとう! 君ががんばってくれたから勝つことができたんだ! ステップ8 君が傍にいてくれたから、勝利を手にすることができたんだ。[あだ名]、ありがとう! ステップ8 この勝利は君が手に入れたものだよ。僕はただ、サポートしただけに過ぎないからね。 敗北 ステップ1 すまない、今日はちょっと調子が出ないみたいだ。僕がもっとがんばらないと……。 ステップ2〜3 あっ……僕たちの負け――? これは僕の責任だ。[あだ名]、君は悪くないよ。 ステップ4〜5 そんな……バンビーナがあんなにがんばってくれたのに、負けちゃうなんて……。 ステップ6〜7 [あだ名]のがんばりを無駄にしてしまうなんて……僕はなんて情けない男なんだ! ステップ8 ああっ! 僕が不甲斐ないばかりに、君にまで悲しい思いをさせてしまうなんて……。 ステップ8 [あだ名]はがんばってくれたのに……僕のせいですべてが台無しになってしまったね。 告白タイム +... [部分編集] 戦闘中台詞 ステップ1 ステップ2〜7 ステップ8 勝利 ステップ1 ステップ2〜7 ステップ8 敗北 ステップ1 ステップ2〜7 ステップ8 アルバイト +... ステップ1 おや、バンビーナもここでバイトをしていたんだね。一緒に働けてうれしいよ。 ステップ2〜7 こんなお店で働くなんて、お互いにいいセンスをしているって思わないかい? ステップ8 君と一緒に働けるなんて、僕はすごく幸せだよ……。バンビーナ、ありがとう。 好感度MAX +... あっ、[あだ名]……馬を下りたら、そのままそこで待っていてもらえるかな……。 何か用かって? う、うん……そうだね。どうしても君に伝えたいことがあるんだ。 押し留めていたけれど、もう我慢できないから……この胸に秘めた想いを聞いておくれ。 君を捜していたとき痛感したよ。君がいなくなったら、僕はどうにかなってしまいそうだ。だから……ずっと傍にいてくれないかい?
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変態ではない!変身だ! ◆45MxoM2216 平和島静雄は、暴力が嫌いである 「臨也じゃ…ない!?」 平和島静雄が学生の割には老け顔の大男、蒲郡苛と合流してしばらく 互いに情報交換をするうち、静雄にとっては寝耳に水な事実が判明した 「ああ、あの折原という男、越谷小鞠が殺された時間帯はずっとラビットハウスという喫茶店にいた。この俺自身も一緒にいたのだから間違いない。 さらに言えばこの殺しあいが始まった直後、折原は先ほど話した空条承太郎と一条蛍の二人と合流している。 普通の少女である一条はともかく、空条は中々の使い手のようであった。 折原も中々小賢しいようだが、空条に隠れて誰かを殺せるとは思えんぞ」 言われてみれば不自然な点は多くあった 詳しく思い出そうとすると暴れたくなってしまうので朧気だが、あの妙な館内放送では臨也の声はしなかった あの耳障りな声がしなかったおかげ…いや、せいでキレる寸前でありながら小鞠を巻き添えにしないために隠して行く程度の判断力は残ったのだ 考えてみれば、臨也にはわざわざ自分の声を誤魔化す必要はない あの声で「シズちゃん」なんて呼ばれたら、それだけで静雄がキレると知っているのだから、それをしない理由もない さらに、臨也はああ見えて直接凶器を持って静雄以外の誰かを殺そうとしたことはなかった 女の子を殴る趣味はないと言って笑いながら女の子の携帯電話を踏みつけるような人間だが… 普段からナイフを隠し持っていて初めて会った時も(静雄の方から殴りかかったとはいえ)斬りかかってくるような人間だが… 折原臨也は、人間を直接殺すような人間ではない 「じゃあ…誰なんだよ…!クソが…!」 蟇郡苛は、平和島静雄を評価していた 誰かを失った悲しみを背負う者同士、一種のシンパシーがあったのかもしれない 先ほどの一瞬の衝突の際、生身でありながら極制服着用者を凌駕するような一撃を放ってきたこともあり、これから共に戦う者として頼りになるとも思っていた 短気で熱くなりやすいようだが、直情型なのは自分も同じだ だからだろうか… 彼は余計なことを言ってしまった 「うむ、あのキャスターという外道を討伐した後、衛宮殿に話を聞こう」 「衛宮?」 「うむ、ゲームセンターの様子を確認しに行ったのは彼だからな。 俺が平和島を越谷小鞠殺しの下手人だと思ったのも――」 そして、蟇郡は説明してしまった ラビットハウスで香風智乃が腕輪探知機を使ったこと その結果、ラビットハウスのあるG―7エリアに蟇郡苛と香風智乃含め八人もの参加者がいたこと その後折原臨也を含む四人組と合流したこと その四人組の中の衛宮切嗣が残る二人――平和島静雄と、越谷小鞠を探しに行ったこと 衛宮切嗣が越谷小鞠の死体を発見し、平和島静雄が犯人の可能性が高いと話したこと バキ、と何かが折れる音がした 蟇郡が驚いて横を見ると、なんと平和島静雄が車の縁を手で砕いていた 「何をする!」 車を止めて蟇郡は思わず叫ぶ 「衛宮…衛宮切嗣…」 「おい、平和島?」 ただならぬ雰囲気で呟く平和島静雄に、蟇郡は困惑する 平和島静雄は、決して頭の良い人間ではない 小学生の頃、同級生である岸谷新羅が言っていた「一世代での進化」という推察も、未だによく理解できていない(これに関しては静雄が馬鹿というよりは新羅が天才すぎただけなのだが) だが、物を一切考えられないような能無しでもない あの時G―7エリアにいた八人 空条承太郎 一条蛍 折原臨也 香風智乃 蒲郡苛 衛宮切嗣 越谷小鞠 そして自分―――平和島静雄 そのうち、自分と小鞠を除いたら六人 その六人のうち、折原臨也を含む五人がラビットハウスにて待機 越谷小鞠を殺せるのは…唯一単独行動をとっていた、衛宮切嗣だけだということが分からないような能無しではない 「ええええぇぇぇぇぇぇえ゛みいいいいいいぃぃぃぃい゛や゛あああああああああああああ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛!!!!」 喉も裂けよと言わんばかりの絶叫をあげる平和島静雄 車から素早く降りたと思ったら、なんと車を持ち上げだしたではないか! 平和島静雄は、暴力が嫌いである 「落ち着けぇ!!!確かに状況証拠的には衛宮殿が怪しいかもしれんが、彼はこの便利な乗り物を快く俺に譲ってくれた!とても悪人には見えん!」 持ち上げられた車から飛び降りて着地した蒲郡は、持ち前の大声で一喝した後に静雄に説得を試みる 蟇郡にとって衛宮切嗣という男は、物欲しげな視線を送ってきた自分に対して快くコシュタ=バワーを譲ってくれた上に、気遣う言葉さえかけてくれた恩人だ さらに言えば蟇郡はこの殺し合いに巻き込まれてから、パラレルワールドといった「なんだかよく分からない」現象に遭遇した そんな「なんだかよく分からない」中で、状況証拠だけで恩人を殺人者だと決めつけるほど短気ではなかった だが… 「あああああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」 平和島静雄の暴力には、理屈も理論も通用しない 激情を抑えきれない静雄は、とうとう車を空高く放り投げてしまった 数瞬の後、大きな音を立てて落下した車は、いつかの壊惨総戦挙でサバイバル自動車部に襲撃された時のようにボロボロになってしまった そしてなんと、静雄は南東…ラビットハウスの方面へ行こうとしているではないか! (平和島静雄という男…見誤ったか!) 短気なところもあるが、信用できる男だと思っていた しかし、あまりにも短気すぎてすぐに我を忘れるほどの怒りを見せる男だったようだ 完全に回りが見えなくなっているようで、あれではもしラビットハウスに行ったら衛宮だけでなく周りの人間も巻き込んで暴れるだろうことは容易に想像できた これでは、折原臨也の言った『誰であろうと喜び勇んで暴力を振るう悪いやつ』というのも、ある意味的を射ている 本人に悪気はなくても、結果的にそうなってしまうのだ 「行かせんぞ!!」 蟇郡は静雄の前に立ちふさがる 「三ツ星極制服、最終形態…!」 (だが!!そんな人間だからこそ、風紀部委員長として手綱を握らなければならん!) 蟇郡の身体を光が包む なんか全裸になってるようにも見えるが、光で局部は隠れているのでよしとしよう 「縛の装・我心開放!!極戦装束!!!」 そして、蟇郡は『変身』した そこに先ほどまでの制服の面影はない 顔には防具のような戒めがあり、腹部は大きく開いている さらに両腕が金属質の布で覆われており、右腕には炎を纏っている これが縛りの装・我心開放 伊織糸郎が四天王に繕った最後の極制服―――戦極装束の一つである 「さぁ、気が済むまで俺を殴れ!」 蟇郡は静雄の激情を受け止めることにした 言葉での説得が通じないなら、肉体言語で臨むまでだ 「邪魔だああああああ!!」 完全に我を失っている静雄は、全力で腕を振りかぶる (我心開放に変身した以上、多少殴られようがかまわん!俺の胸を貸してやる!) 自らの防御能力に絶対の自信を持つ蟇郡は、静雄が落ち着くまで彼の攻撃を受けきることにした 「こい!平和島静雄!」 平和島静雄の拳が縛りの装の腕に当たり… 「ああ~いいぞぉ、もっとだ、もっと責めろ、俺を責めてみろ~!」 蟇郡の甘い声が周囲に響き渡った… 「お前、変態だったのか…」 余りにも予想外の出来事に怒りが霧散した静雄は、複雑そうに呟く 平和島静雄は、暴力が嫌いである 折原臨也以外には好んで暴力を振るわない彼は、一度激情が収まると、とりあえず話を聞く気にはなった 「変態ではない、変身だ!」 『変態』などという言いがかりをつけられた蟇郡は『変身』を解いて断固抗議するが、とにかく今は平和島が冷静なうちに話をするべきだと判断した 「先ほどの情報交換でも話したように、この島にはなんだかよく分からないものが溢れている 状況証拠だけでは犯人と断定はできん!なにより今は、あのキャスターという外道を成敗するべきであろう!!」 キャスター討伐が本来の目的だった以上、静雄もこれには反論できなかった 「しかし!お前が彼を疑うのもまた道理! キャスター討伐を終えた後、改めてもう一度彼に話を聞く! それで構わんな!!?」 「…ああ」 渋々といったように返事をする静雄 完全に納得したわけではないようだが、ひとまず落ち着かせることができたようである 一息付いた蟇郡は、コシュタ・バワーに元の形に戻るように念じる 元通りになったオープンカーを見て、こんな便利な物を快く渡してくれた人物が殺人者だと疑いたくはないという思いを強くする蟇郡 だが、今はそれよりも優先すべきことがある 「さぁ、時間を浪費してしまった 乗れ!!放送局へ急ぐぞ!!」 示される通りに助手席へ乗り込めば、蟇郡の運転でオープンカーは走り始める かくして、今度こそ衝突は必至であった筈の二人は一人の男の甘い嬌声によって再び道を同じくした 静雄は、老け顔の変態の大男と二人きりたぁうすら寒いな、と内心で愚痴をこぼした それから、本当ならばこの車の後部座席に、小さくて怖がりなメイド服の少女が一人乗るかもしれなかったと考えて 犠牲者は俺だけで充分かもな、と遠くの空を見た 【E-4 T字路/朝】 【蟇郡苛@キルラキル】 [状態]:健康、顔に傷(処置済み、軽度)、左顔面に少しの腫れ [服装]:三ツ星極制服 縛の装・我心開放 [装備]:コシュタ・バワー@デュラララ!!(蟇郡苛の車の形) [道具]:腕輪と白カード、赤カード(10/10)、青カード(10/10) 黒カード:三ツ星極制服 縛の装・我心開放@キルラキル [思考・行動] 基本方針:主催打倒。 0:放送局に行き、外道を討ち、満艦飾を弔う。 1:平和島静雄の手綱を握る 2:キャスター討伐後、衛宮切嗣から話を聞く 3:皐月様、纏との合流を目指す。優先順位は皐月様>纏。 4:針目縫には最大限警戒。 [備考] ※参戦時期は23話終了後からです ※主催者(繭)は異世界を移動する力があると考えています。 ※折原臨也、風見雄二、天々座理世から知り合いについて聞きました。 【平和島静雄@デュラララ!!】 [状態]:折原臨也およびテレビの男キャスターへの強い怒り 衛宮切嗣への不信感 [服装]:バーテン服、グラサン [装備]:なし [道具]:腕輪と白カード、赤カード(10/10)、青カード(10/10) 黒カード:ボゼの仮面@咲-Saki- 全国編 不明支給品0~1(本人確認済み) [思考・行動] 基本方針:あの女(繭)を殺す 0:テレビの男キャスターをブチのめす。そして臨也を殺す 1:蟇郡と放送局を目指す 2:犯人と確認できたら衛宮も殺す 3:こいつ(蟇郡)、変態だったのか… [周辺への影響]: E-4エリアのT字路にて、平和島静雄がコシュタ・バワー@デュラララ!!を空高く放り投げました 近隣エリアにいれば、コシュタ・バワーを目撃できたかもしれません 時系列順で読む Back 進化する狂信 Next 女はそれを我慢できない 投下順で読む Back 進化する狂信 Next Trouble Busters 095 あげたかったのは、未来で 蟇郡苛 132 One after another endlessly 095 あげたかったのは、未来で 平和島静雄 132 One after another endlessly
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登録日:2018/09/02 (Sun) 02 10 51 更新日:2024/01/24 Wed 20 48 11NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 16年クラシック世代 G1馬 サラブレッド ステイゴールド産駒 トッキュウジャー←は関係ない レインボーライン 天皇賞馬 岩田康誠 水かきのついた馬 種牡馬 競走馬 競馬 虹 馬 鹿毛 サトノダイヤモンドの光に圧され、キタサンブラックの影に隠れたレインボーライン 七色の光を解き放つ 岩田康誠 ──2018年 第157回天皇賞・春(GⅠ) 本馬場入場 実況 吉原功兼アナ(関西テレビ) ■誕生~初重賞制覇 2013年4月1日、名門ノーザンファームの生まれ。 父は黄金旅程ことステイゴールド、母レーゲンボーゲン、その父はフレンチデピュティという血統。半姉(異父姉)にローズステークス(秋華賞トライアル、GⅡ)を勝ったアニメイトバイオがいる。 2歳になった2015年8月、四位洋文騎手を鞍上に2番人気でデビューしたが、1番人気に推された後の重賞馬プロフェットに2馬身差をつけられ2着。続く未勝利戦も2番人気で2着に敗れたが、単勝1.9倍の1番人気に推された3戦目で2馬身半差をつけ勝利。なお、彼が1番人気に支持されたのはこの1度きりであった。 続けて岩田康誠騎手とのコンビで臨んだ荻ステークス(OP特別)を5頭立て4番人気で3着とし、蛯名正義騎手とのコンビで重賞初挑戦となった東京スポーツ杯2歳ステークス(GⅢ)では11頭中9着と大敗したものの、500万条件に戻った次戦は幸英明騎手の手綱でアタマ差の勝ち星を得て、6戦2勝で2歳シーズンを終えた。 3歳シーズンの2016年は、年明けのシンザン記念(GⅢ)から始動し6着。騎手がミルコ・デムーロ騎手に変わった次戦、2月末のアーリントンカップ(GⅢ)では4番人気に支持され、5着までタイム差なしの接戦となったが、父譲りの勝負根性が発動したかハナ差で辛勝した。 しかし、ここから彼は長いトンネルに入ることになる……。 ■長い長い曇り空 アーリントンカップの次戦、ニュージーランドトロフィー(GⅢ)では、内田博幸騎手が騎乗したが前に届かず掲示板がやっとの5着。鞍上が福永祐一騎手に変わってGⅠ初挑戦となったNHKマイルカップでは、12番人気の低評価に反発するかのように中団からよく追ってメジャーエンブレムの3着となったが、続けて挑戦した東京優駿(日本ダービー)ではマカヒキの8着に敗退した。 しばらく休養して挑戦した8月の札幌記念(GⅡ)では、前々年のオークス馬ヌーヴォレコルトこそ交わしたが、ネオリアリズムと前年年度代表馬モーリスの壁に阻まれ3着。初古馬対戦で、しかも上位は香港でも実績を残す名馬であることから悲観する内容ではないと思われたが、9番人気で挑戦した次走の菊花賞(GⅠ)は先に抜け出たサトノダイヤモンドに届かず2着、続けて鞍上をクリストフ・ルメール騎手に変更して挑戦したジャパンカップ(GⅠ)でも逃げ切ったキタサンブラックの6着に敗れた。 4歳になった2017年は、デムーロ騎手が久しぶりに手綱をとった始動戦の日経賞(GⅡ)でシャケトラの4着、天皇賞・春(GⅠ)では名手・武豊騎手をもってしても「破られないと思っていた」と語るディープインパクトのレコードを一気に0.9秒更新した現役最強馬キタサンブラックの常識外れの走りに完敗の12着に終わった。6月の宝塚記念(GⅠ)は1年8ヶ月ぶりに岩田康誠騎手とのコンビで出走したが5着に終わり、秋へ向けて英気を養うことになった。 ■水かきのついた馬 ここから先を綴る前に、少し彼の血統について触れておきたい。 1993年の天皇賞・秋(GⅠ)ではハナ差2着に敗れたセキテイリュウオーを兄に持つ彼の祖母・レインボーファストの父に、レインボーアンバーという馬がいる。 1986年生まれで、生涯成績は9戦3勝、芝で勝ったのは皐月賞トライアルの弥生賞(GⅡ)のみ。 しかし、この馬が勝った弥生賞は一言で言えば「とんでもねえレース」だったのである。 この日、前夜から降り続いた雨で、馬場は不良。まさしく「最悪」としか言いようがない状態であった。 そんな中で行われたレースは、単勝1.4倍の断然一番人気サクラホクトオーがノメり倒して沈没するわ、逸走する馬は出るわでメチャメチャな状態になってしまったのであるが、そんな中でレインボーアンバーは後続を1.7秒も突き放し、まるで水かきがついているかのような走りを見せて圧勝したのである。 レインボーアンバーはその後、菊花賞2着を最後に故障で引退。7年間で残した産駒はわずか25頭であり、繁殖入りした産駒はなんとレインボーファストを含めて2頭しかいなかった。 しかし、その「水かき」のような走りが、28年の時を越えてその片鱗を見せることになるのだから競馬は面白い。 ■兆し 話をレインボーラインに戻そう。6月の宝塚記念で敗れた彼は、10月29日の天皇賞・秋で復帰することとなった。騎手は変わらず岩田騎手である。 しかしこの時期、折しも日本には台風22号が接近していた。その猛威は、前週の菊花賞で既にその片鱗を見せ始めており、同レースではレコードから17.9秒遅れとなる3分18秒9という凄まじいタイムが記録されていた。このため中止すら懸念される事態となったが、結局レースは予定通り開催されることとなった。 余談ながら菊花賞のタイムは近10年で最も遅いタイムより12秒7遅い、これより遅いタイムは1946年まで遡ると言うとんでもない物である。 台風による降雨による馬場の悪化のみが原因でこうなっているのだから、その翌週でさらに雨が続いていた天皇賞・秋が中止の懸念が浮かんだのも無理もない。 迎えたレースは26年ぶりの不良馬場となり、レインボーラインは父ステイゴールド・母父フレンチデピュティ・母母父レインボーアンバーということで不良馬場適性が一部から期待されてはいたものの、それでも単勝59.6倍の13番人気。 スタートでいきなり隣の1番人気キタサンブラックが出遅れ波乱を思わせる中、スッと出たレインボーラインは後方を追走。最後の直線でただ一頭内側を抜けてきたキタサンブラックと宝塚記念優勝馬サトノクラウンが前方で叩き合いを繰り広げる中、レインボーアンバーから受け継いだ水かきが目覚めたか、両雄を2馬身半差まで追い込んで3着に入る健闘を見せた。4着以下を5馬身ちぎっていたことを考えれば、異次元の戦いを見せた上位2頭を2馬身半差まで追いつめた彼の道悪適性がよく分かるというものである。 続くジャパンカップはキタサンブラックに借りを返したキタサンの同期シュヴァルグランの後ろで6着、有馬記念(GⅠ)もキタサンブラックの有終の美の前に8着に終わった。 しかし、彼を取り巻いていた雲は、確実に晴れようとしていたのである。 ■七色の虹がかかった日 2018年、5歳になった彼の始動戦は3月の阪神大賞典(GⅡ)。 前年の台風の菊花賞で2着に入り、京都記念(GⅡ)を勝ったクリンチャーと、ステイヤーズステークス(GⅡ)を3連覇した長距離の強者アルバートに続く3番人気に支持されたこのレースで、レインボーラインは後方から運ぶと直線入り口で先頭に立ち、そのまま真っ先にゴールに飛び込んだ。 2年にわたる長い長いトンネルを、ようやく脱した瞬間だった。 その勢いに乗って、前年12着と涙を呑んだ天皇賞・春に挑戦。NHKマイルカップから数えて、10度目のGⅠ挑戦だった。 1番人気は、前年ジャパンカップ勝者シュヴァルグラン。レインボーラインはそれに続く2番人気だった。 スタートが切られ、レインボーラインはいつもどおり後方からの競馬。向こう正面で一気に流れが変わると、息もつかせぬ戦いが始まった。 レインボーラインの4コーナー通過順位は11番手。このレースでは追い込み馬は全くと言っていいほど勝てておらず、10度目もダメかと思われた。しかし──。 内からレインボーライン!内からレインボーライン! レインボーライン!岩田か、岩田だ! 七色の虹がかかった京都競馬場です!! ──実況 吉原功兼アナ(関西テレビ) 岩田騎手の信頼に応え、彼は内からものすごい勢いで並み居るライバルを交わすと、ゴール前でシュヴァルグランを捉え、わずかの差で先にゴール板を通過した。 10度目にしてGⅠの悲願がかなった瞬間だった。 そしてこの勝利は、岩田騎手にとってもレッツゴードンキで勝利した2015年の桜花賞以来、実に3年・54戦ぶりのGⅠタイトルだった。 もう勝てないのでは、という思いに襲われ続け、眠れない日々を送った岩田騎手と、諦めずに走り続けたレインボーラインのコンビがようやく掴んだ栄光に、スタンドからは歓声が起こった。 しかし、大歓声に包まれたスタンドは、数十秒後、静寂に変わった。 岩田騎手がウイニングランを行わず、1コーナーで下馬したのだ。 JRAのルール上、下馬するということは何らかの異常があったことに他ならない。 そこにあったのは、右脚を気にするレインボーラインとそれを心配そうに見つめる岩田騎手の姿だった。 しばらくして、レインボーラインは馬運車に乗り込んでターフを後にした。 低迷から久しぶりの勝利の美酒を味わった岩田騎手だったが、勝利インタビューに応じる彼の表情に笑顔はなかった。 ■虹のあとに 診断結果が出るまでにはしばらく時間を要した。 余談ではあるが、その結果を待つ間、同じ地で散ったライスシャワーにイメージを重ねた人が多かったのか、京都競馬場のライスシャワー碑は参拝者で溢れかえっていたという。 サラブレッドは脚の筋肉が血液を送る「第二の心臓」のような役割を果たしている。 また、500kg前後ある馬体は、4本の脚がしっかり機能していなければ支えることができない。 これらのことから、脚の怪我の程度があまりに酷い馬は、まず助からないのだ。 ライスシャワーもその例に漏れなかった。 やがて、レインボーラインに下された診断は「右前脚跛行(はこう)」。 精密検査の結果、腱・靭帯の損傷が疑われたが、命に別状はないこともわかり、ファンや関係者は胸を撫で下ろしたことだろう。 その後、1ヶ月にわたる懸命な治療が続けられたが、良化が見られず、6月6日に競走馬を引退。 レースへの復帰を目指した陣営の願いは叶わなかったが、種牡馬として遺伝子を次世代につなぐ仕事へ移ることとなった。 7月、種牡馬としての繋養地となる優駿スタリオンステーションに到着。 彼の「水かき馬の血」と「不屈の闘志」を受け継いだ産駒の登場に、期待が持たれる。 が、初年度産駒デビュー直後の2022年9月に種牡馬も引退。2022年12月現在は去勢され、2008年天皇賞・春馬アドマイヤジュピタ等名馬達が住むノーザンホースパークに移り余生を過ごしている。 それでも、私達は忘れることはないだろう。 「天皇賞・春で追い込み馬は勝てない」という常識を覆した、あの乾坤一擲の3ハロンを……。 追記・修正は虹を見た方にお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] トッキュウジャー関係なかった -- 名無しさん (2018-09-02 08 47 06) ステゴの後継は上手くいくのかな -- 名無しさん (2018-09-02 09 31 37) 水かき馬の血族が永遠に続かんことを -- 名無しさん (2021-12-05 19 13 31) ステゴ産駒だけど大人しくて賢いって言われてたね -- 名無しさん (2023-02-16 22 17 47) 名前 コメント
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第010話 報酬は白衣の天使の微笑み ◆WItgwMh0IA おれは冴羽リョウ、またの名をシティーハンター。その筋じゃあ、ちったあ名の知れたプロのスイーパーだ。 美女のボディーガードから殺しまで手広く請け負う。つまり、街のゴミどもを始末する清掃人。 てな訳で、常に危険と背中合わせの毎日だ。 それにしても、今回はやっかいな事に巻き込まれちまった。 おれとしたことが目が覚めたら殺しを強要された挙句、再び目が覚めた時には見知らぬ島に放置されていた。 香の姿も見えないし、冴子も海坊主もミックも見当たらない。 まったく何がなんだか訳が分からんぜ。一体、これからどうなっちまうんだか…。 リョウは徐にその“白衣を着た女性”のスカートを捲り上げた。パンツの薄い布地に包まれた白くて形の良い臀部が丸出しになる。 「きゃ!」 白衣の女性は自分の意思に反して捲くり上がったスカートに驚き、短い悲鳴を漏らすと、スカートを必死に抑えた。 いくら抑えようともスカートは捲くり上がったままだ。何故ならリョウの大きな手が女性の努力を阻むようにスカートを抑えたままだった。 「わぁお!もっこりヒップちゃん!」 柔らかそうな双丘に眼を釘付けにして、リョウは歓声を上げる。香が見たら間違い無くハンマーでお仕置きされている場面だ。 「や……やめてください!」 なんとかリョウの手から逃れると、白衣の女性はリョウをきつく睨んだ。 「なんなんですか、貴方は…………!?」 見ず知らずの女性のスカートを捲り上げ、観察するなど、セクハラの域を超えている。白衣の女性が憤慨するのも無理はなかった。 ただ、相手は新宿の種馬の異名を持つ冴羽リョウだ。馬の耳に念仏というやつだった。 「あっれー?怒っちゃったー?そんな怖い顔してないでさーリョウちゃんと遊ぼうよー」 「やめてください!大声出しますよ?」 「いいじゃんいいじゃん、ねー?遊ぼうよー」 いつまでもしつこく食い下がるリョウに白衣の女性も呆れ顔。その顔は明らかにリョウを軽蔑していた。 「私はこんな事してる暇無いんです。早くあの子達を探さなくちゃ…………!」 白衣の女性は大真面目に言った。 さすがのリョウもふざけてられないほど、白衣の女性は真剣だった。 「訳ありかい?」 さっきまでの変態ストーカーが一変、リョウはシリアスモードに切り替わっている。 こうしていれば、リョウはかなり格好良い。中にはこのギャップの大きさが好きだという女もいるとかいないとか。 とにかくリョウも悪ふざけを止め真剣になったので、白衣の女性の方も重い口を開いた。 「日々野君達を…………うちの学校の生徒達を探さなくては…………。ごめんなさい、貴方の相手をしてられないんです」 白衣の女性は丁寧な辞儀をして、生徒達を探しに行こうとした。 「待ってくれ、話を聞こう。おれに話してみてくれないか?」 「貴方に…………ですか…………?」 疑いの目。まだリョウを信用していなさそうだ。 「なぁに、こう見えてもおれはプロのスイーパーさ。こんな物騒な島を一人でうろつくより、おれのような腕利きと一緒に探した方がずっと安全だと思うがね」 とか何とか言いながら、リョウの腕はちゃっかり白衣の女性の肩をしっかり抱いている。 白衣の女性は半信半疑でリョウの横顔を見上げていた。 「ほう…………要するに、春香ちゃんの所の生徒さんは何を仕出かすか分からない問題児って事か。面倒に巻き込まれないうちに、手綱をつけちまおうって訳だな」 「問題児なんて…………!あの子はとても良い子です。ただ少し元気があると言うかお調子者と言うか…………とにかく悪い子ではありません」 生徒を庇う春香の姿は、リョウに好感を抱かせた。 春香が心根の優しい娘だという事はそれだけで伝わって来ていた。 「まあ何にしても生徒の身が心配だって事だろ?だったら早いとこ出発しようぜ。もう面倒な事に巻き込まれているかもしれない」 「でも…………いいんですか、冴羽さんも誰か探さなくちゃいけない人がいるんじゃ…………?」 「なぁに心配はいらん。どいつも簡単に死んじまうような奴らじゃないからね。そのうち何処かで会えるさ」 リョウの言葉は素っ気無い。春香に要らぬ気遣いをさせない配慮だった。 この純真無垢で優しい心の山ノ上春香を、これ以上不安にさせてしまうのは男が廃るというものだ。 「ありがとう冴羽さん」 春香が笑いかけてくれた。 「フッ……報酬は前払いで貰っておくよ」 「え?」 春香は知らなかった。春香の微笑が最高の報酬になった事を―――――― 【G-08/平野/一日目・午前1時ごろ】 【男子13番 冴羽リョウ@CITY HUNTER】 [状態]:健康 [装備]:特に無し [道具]:支給品一式 [思考]:1、あわよくば春香ともっこり 2、春香を守る 3、香、冴子、海坊主、ミックを探す 【女子15番 山ノ上春香 @BOY】 [状態]:健康 [装備]:特に無し [道具]:支給品一式 [思考]:1、日々野や一条を探す 2、リョウについて行く 二人の支給品は次の作者に任せます 投下順 Back 止まれない理由 Next フライデー中島の憂鬱 時間順 Back 止まれない理由 Next フライデー中島の憂鬱 初登場 冴羽リョウ Men in Black 初登場 山ノ上春香 Men in Black