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通称:クモリ(偽名。本名:コメア・ダルシェント) 種類:クーストース 色:ピンクと紫 性別:♂ 年齢:??歳(見た目は20代半ばほど) 髪:色は紫と赤紫色のしましま。前髪は肩ぐらいまであり、右側を黄色or金色のピンで止めている。後ろ髪は長い髪を頭の後ろで纏めて留めている。 目:若干暗めの黄色。全くと言っていいほど光が宿らず、不思議な事に目の前で明かりを照らしてもそれは変わることはない。本当に、心から楽しいと思う時や心動かされたとき(稀)、女装時には本当に僅かながら光が宿る。 服装:基本は紫色のスーツ(襟は赤紫色)にヴァイオレットの長ズボン。下は極薄桃色のブラウスにピンクのネクタイ。靴は見えない。 装飾:全体的に紫色のシルクハットと、黄色or金色のピン、後ろ髪を留めているヴァイオレット+紫色の丸い大きな宝石が付いたピン(ゴム?)。宝石のピンは女装したりコスプレしたりしてどんなに髪型が変わろうが絶対に外したりしない。 武器:怪しい薬品。回復薬だったり毒薬だったり時には媚薬だったりすることも。 また、シルクハットの中から一般的に嫌い、気持ち悪い、不気味だと思われる事が多い虫or動物(ゴキブリ、ハエ、蜘蛛、蚊、トカゲ、蛇、蚯蚓、カラスなどなど)をうじゃうじゃうじゃうじゃ出しまくったりもする。 性格:常に薄ら笑いを浮かべている怪しい人。「笑う(薄ら笑い)」以外のすべての感情を忘れたような感じ。 また、不気味なオーラを放ちまくっているためかなり近づき難い。…が、根は結構いい人。のはず。 そしてかなり悪趣味。骸骨やゴキブリなどなどのことを普通に可愛がる。 ちなみに病的なほどに顔が白く、女顔。男装をしている女の子と思われることもしばしば。 …その為か、女装&コスプレするのが大好き。その為吸血鬼化したマリンとは気が合う。その他、クモリンという名の友達がいる。 また、かなりの博学で、いろんな薬品の実験をするのも好き。 ついでに過去に自らが試してみた薬品によって虫とか動物とかの言葉が少しだけ分かるらしい。 「魔術」とか「魔法」とか「UFO」とか、科学的に証明できなさそうなものが大嫌い。全ての現象は科学で説明できると思っている。 口調:「~だよ」「~だね」など、いたって普通な喋り方。…時々不気味な笑い声さえしなければ。 口癖:「くっくっく」とか。不気味な笑い声。 例…「おや、面白そうだね…?僕も一緒にしてみたいな。くっくっく」 「…僕には、分からないな。どうして泣いたりするのか…涙なんて、とっくの昔に忘れたよ」 一人称:僕 二人称:君、○○、○○君(男女関係なし)、○○さんorちゃん(主に女性に対して) 三人称:あの人 その他設定: 旅人。ふらふらと出歩いては旅先の家に泊まらせてもらう。そしていつの間にか出て行く。 クモリという偽名は友達の「くもりん」から。「ん」まで付けるのは流石に恥ずかしいらしい(いろんな意味で)。 ピンにしている紫の宝石は、通称「闇のたま(玉、魂、霊)」と呼ばれるもの。闇の精が宿りし神秘…というより邪悪のたま。また、五種類あるうち一番強力な力を秘めていると思われるものでもある。 過去設定: 実は昔は有名な科学者だった。しかしもうとっくに(500年前ぐらい)死んでいる。 しかし、強力な力を持つ「闇のたま」を身に付けておく事で、何とか実体のある亡霊として生きて(?)いる。…が、やっぱり亡霊らしいところは亡霊らしく、体がすり抜けることはないが足がない(普段は長ズボンのためそれがばれる事はない、女装時ミニスカだったりして足が見えても短時間なら何とか足を作り出せるらしい)。また、レイン、ライン、ヤヨイ、てむてむの持つ「神秘のたま」を作った張本人でもある。 その張本人が何故自らも「闇のたま」を身に付けているのかというと、5つの「神秘のたま」の中で最も強力な力を持つと思われる「闇のたま」を他人に譲るということは危険だと感じた為。また、何よりまだ実験途中だったそれを自らの身で試してみたいと思ったから。ちなみにやっぱりまだ実験途中らしく、自身からはずす事が出来なくなった(まあはずしたらはずしたで力を失い死んでしまうから困るのだが)。力はこれでもまだ半分程度しか引き出す事が出来ずにいて、今もまだ闇のたまを完成体にするため、実験を繰り返している。 また、ずっと表情が薄ら笑いなのは死に際のときの表情だった為。 決して楽しくて笑っているわけではなく、実際のところ感情は死んだときに殆ど失われたらしく、全ての感情が僅かながらしか無い。 本名を使わないのは「コメアは500年前に死んだ」と思っているため。
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その2。寝ぼけた状態で書いてるので気持ち悪いの注意です。 2012年09月11日【クジラ】 夜のクジラが空を行く頃だね、ゆっくりとゆっくりと空の海をかいて行くんだ。 人間様の営みなんて気にもかけず、ゆっくりゆっくり暗闇を引き連れて。 こうして皆を静かな闇を与えてくれるのに私達はあかりを灯して暗闇に穴を開ける。 もったいないけど怖いんだ私達人間様は。 幸せすぎてしぬ。 2012年09月13日【ハグルマとは。】 幸せすぎて世界の不幸に気付かない羊の形のなにかは自分が死んでゆくのも気が付かないまま、 (あるいはそれにすら幸せを感じながら)自分の腹に刺さったナイフを残し消えてゆきました。 白黒の猫は言います 「ほうら、あいつを殺しても良いことなんてなかったろう?」 「痛みと苦しみの無い死なんて無用の物だよ。それは死であり死ではない。 ただ世界の歯車に戻るだけさ、つまらない冒険をしたね勇者様。また失敗だ。」 2013年01月28日【世界を組み替える】 ひずんで捻れた世界の鍵。 その歪みはあちこちで不具合を起こして素晴らしいなにかが悪意の念で動くようになりました。 大きなストーリーを作るならそういうやつだと思います。 素晴らしいなにかは悪いものを取り除けばきっと幸せになれるけれど 世界の歪み、歪みは世界の肥大化が原因。すべて直さなくては何も進展しないのです。 世界組み換えのお話。しかし没! 2012年09月20日【チーズ人間】 私の中でいろいろ混ざっている。 大小さまざまなチーズ人間を鍋に投入して牛乳でコトコト煮込むっていう謎シチュー。 少しずつとろける体、手足が自身の重みに負け、 とろりとろりと落ちてゆくのをなすすべもなくじっと見つめているんだろう。 チーズだから口なんてあるわけもない。 ただただ仲間達と共に溶け合ってひとつになっていく。 だけど牛乳と混ざるのはあああ、あ、嫌だ…嫌だ…! 2012年10月09日 【蟲化】 悪魔に片割れを虫にされて、蠢く虫の群れの中泣きながら片割れを探すみたいな。 鬱度高いとあちこちを噛まれ傷だらけになりながら片割れを探すけれど最後には虫の毒で死んでしまうとか。 鬱マックスだと、実は悪魔だと思っていたのは洗脳されて姿を変えられた片割れだったとか。 2012年12月24日 【蟹】 足が折れた蟹だから安く販売!ってあるじゃないですか、 アレの売れ行きが良いからってあえて綺麗な蟹の折って販売みたいな事があるんですね… これが少女売買的な事だったらとんでもないど畜生だなって… 「最近は欠品の方が売れ行きが良くてねぇ…」みたいなね…ね。 ある一定の階層に行けたら、ぐちゃぐちゃの肖像画みたいな世界に行けるのではないかと… 異世界ってきっとそういう事。雪降る夜の奇跡。 「抽象画じゃないですか先生!」 「黙れ!貴様は異世界送りだ!!」 「「ワァァァァァァ…」」 メリークリスマス!!! 2013年01月12日 【無意味に守られる少年のはなし】 nkmnは黒い小さな翼を持つ者です。 藍色の髪に碧色の瞳をした少年。意地っ張りな性格で、 雀の羽を持つ者に守られています。 http //t.co/jlZk4PZL 自分より弱い存在に守られなきゃ生きれない。 ばっさばっさ死んでくん 歩くたびに雀の羽が散ってははぜてゆくん… 雀は守らなくていい体を守って死んでくん。 そうするとなんて非道な少年だと民衆は石を投げるん。 そうすると雀が少年を守って死ぬん。 少年はもう諦めてるん。 どの雀よりも最初に死んだ雀が好きだったん。 そんな羽のはなし。 油のにおいのするメルヘンめ… 悪趣味なピンクの象さえいなければ蟻に食われることもないのに 2013年02月20日 【創作世界のはなし】 創作の世界へと意識を飛ばしている… 宇宙が「世界の中心」で、個人の意識、核の部分が「外周」だと。 空を見上げると言うことは「外周」から「世界の中心」を見ている事なのだと。 魂そのものになった時、天に上り宇宙と混じりあって世界を動かす「気」になると。 世界を回す為の運動エネルギーに変わるんだと。 そうして「世界の中心」からゆっくり世界の「外周」へとたどり着き、元の個人に収まるんだろうと。 世界の外周は自分自身だと、地は自身の中身かもしれないと。 宇宙が世界の核で自身であるという認識や本質が外周であると。 そういう外周が折り重なっているのが人間界で異世界の門は自身から開かれる。 自身や環境、時と意識の合致で異世界を取り込む。 私の創作での「人間界」はそういう構成でできています。 空を中心に人の認識の重なりあいで世界を構築しているのです。 人が生まれれば認識も増え、世界の形が変わるのです。 人が死ねば認識が減り、世界の形が変わるのです。 ちょっと危ない宗教の人みたいだけど創作のお話だよ!大丈夫だよ!
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私は不動産屋をやっているが最近、なかなかいい物件が安く手に入った。 売り手の話を聞くとどうやら霊的な怪奇現象が起こるらしい 夜中にミィミィというすすり泣く声や悲鳴が聞こえたり なにもいないはずの所でカリカリと何かをひっかく音がするらしい 霊媒師を呼んでお払いもしてみたが効果は無かったという よくある幽霊物件の話だ とりあえず下見がてらホントかどうか調べてみることにした。 いろいろ調べていて、台所の床にある食品貯蔵庫の扉を開けたときに奇妙な物を見つけた 直径50センチほどの球体だ 下は陶器、上はガラスでモンスターボールのように半分に分かれている 中には、白い砂が敷き詰められた上に針の山や赤い蝋のようなものでできた血の池、 ノコギリ付きの寝台や三角木馬などの拷問器具のミニチュアが置いてある さながらこれは地獄のジオラマのようだ、よくできてはいるがいかんせん気味が悪い これが原因ではないかと思い早速知り合いのオカルトマニアに見せてみる事に 「へぇ、このガラスはシルフスコープに使われている物と同じですね やっぱり霊的な… あっ、電池入れるとこがありますよ」 確かに底の方に電池を入れる所がある、錆びるほど古くなった電池を出し、新しい電池を入れると電球のように明かりがついた 中にある拷問器具の模型もウィンウィンと動き出した、どうやら機械仕掛けだったらしい、 すると今まで見えなかったが小さな半透明のピンクの物が中で動いてるのが見えてきた はっきり見えるようになって正体がわかった、タブンネの幽霊だ、しかもまだ子供の 子タブンネ達は拷問を受けていた。 くるくる回るむち打ち機でバシバシと打たれるもの、先端にトゲのついた餅突き機のような機械で腹を突かれ続けるもの 拘束され、ノコギリで引かれ続けるもの、ミキサーで粉々に砕かれ、また元に戻りまた砕かれを繰り返すもの様々だ、 蝋でできているはずの血の池で溺れているのも多数いる 霊の声が聞こえるスピーカーも着いていたらしく 子タブンネたちの慟哭が聞こえてきた いったいこれはだれが何のために作ったのだろう 「これは、魂を閉じ込めて半永久的に中に出さないという装置のようですね いうならば人工の地獄です。それもタブンネ専門の」「人工の地獄?何のためにそんな物を」 「おそらく、タブンネ虐待の愛好家の仕業でしょう 生きてるタブンネだけでは飽き足らず死んだタブンネの魂までも虐待していたのかと どうやらこれは金魚ばちのように見てたのしむインテリアにしたのだと思います」 随分と悪趣味な話だ。だが、あの家に住む悪霊の正体が分かった、愛好家に虐待されたタブンネ達だ さっそく私はオカルトマニアを連れて例の物件に向かった するとオカルトマニアはさっそく何かに感づいた、親タブンネの霊だという シルフスコープを付けて見てみると「キィィィィィ!」と奇声を上げながら這い回るタブンネの姿が見えた 眼は片方しかなく、耳は鋏で切られたのかズタズタ 手足は骨が見えるほど痛め付けられていて背中にはやけどの痕が おまけき尻から飛び出した腸を引きずっている 「これがあの玉の中のタブンネの親みたいです」 試しに目の前にあの玉を置いてみると「キィッ!キィッ!」と鳴きながら中を覗き込んでいる 会わせてやりたい気もするが玉の空け方がさっぱりわからない 「それじゃあ徐霊しますね」 オカルトマニアは呪文を唱えながら母タブンネの体にパラパラと塩をかけた、 すると母タブンネは「ミ…ミ…」と小さく鳴きながら消えていく 子供の苦しむ姿を見ながら少々無念そうに ちなみに子タブンネの霊は出し方がわからない限り成仏させるのは無理とのことだ これで終わりかと思ったがオカルトマニアは庭にまだ何かあるという それは深夜にならないと出てこないそうだ 深夜になってシルフスコープで庭を見てみると、それはそれは恐ろしい光景だった 庭を埋め尽くすほどの無惨な姿の子タブンネたちの霊… 手足が無いもの、黒こげなもの、首が180°曲がってるもの、骨と皮だけになるほどに痩せている者、内蔵が丸見えな者… みんなキィキィと奇声を上げながら今も苦しみ続けているようだった 「数が多すぎますね、焼き払います」 オカルトマニアはシャンデラを出すと、庭を炎で焼き払った 一瞬焦ったが、魂だけを焼く炎だから大丈夫なそうな 炎の中でもがき苦しむタブンネたちの霊 その光景はまさに地獄そのものであった それからというもの怪奇現象は起きなくなる あとで庭を掘り返してみると、千体近い子タブンネの骨が出てきた そしてあの人工地獄は中身ごとネットオークションで売るとかなりの高値がついてびっくり 物好きな奴はいるもんだな 死んだタブンネちゃんはランプラーやシャンデラに食わせる以外に、閉じ込めて更に虐待出来るのは良いよな -- (名無しさん) 2012-05-25 00 10 58 名前 コメント すべてのコメントを見る
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寓話に登場する怪物には、ふたつの種類がある。 そのふたつを分かつのは美醜という基準だ。美しく人を惑わせる怪物と、醜悪で恐ろしげな怪物。不思議と寓話に語られるそれらには、その中間、中庸というものが存在しない。 美しくも醜くもない怪物はいない。そして──真に人が恐れるべきなのは、美しき怪物の方だ。 少なくともリヒターはそう考えていた。醜悪で恐ろしげであることは、敵を遠ざける虚勢に過ぎない。それは生物の進化の帰結であり、外敵から身を守るための、狩られる側の知恵であるから。 しかし美しい怪物の場合は、その真逆だ。 美貌で獲物を惑乱し、誘い込む。狩る側の怪物は美しく、見えざる悪意と殺意に満ちている。それが人の手によって生み出された怪物ならば、なおさらだ。 「──あー、あー、こちらジュスマイヤー。隊長、ユーコピー?」 リヒターが腰を下ろしたコックピットのコンソールから、胡乱な女の声がした。不真面目な声音、空とぼけた声色の、およそ戦場には不似合いな声だった。 「……アイコピー。どうした。体調が悪いという話なら聞かんぞ。お前のバイタルは至って正常だ」 「あら、人のプライバシーをのぞき見するなんて。存外悪趣味ね、隊長殿。アタシの心拍数はそんなに官能的に見えるのかしら?」 ジュスマイヤーと呼ばれた女の声は、皮肉たっぷりにそう応じた。リヒターはなにか気の利いた返しをしようか逡巡したが、この日の彼のユーモアはあいにくと品切れだった。 「私語は慎め。一昨日にも咎められたばかりだろう。さっさと要件を言ったらどうだ」 「ちょっとした問題が起きてねぇ。今ほど交戦中の敵機だけど、どうもベイラムの連中みたいなの」 「それがどうした。お前がてこずるような相手ではないだろう」 「まあ聞きなさいよ。この編隊はどう見ても、なにかしらの陽動がしたいって風だわ。別動隊がいると見て間違いないでしょうね。おおかたスカマンドロスか、トンレサップあたりが来てるんじゃないかしら」 「要するに──」 苦虫をかみつぶしたように、リヒターの表情がゆがむ。 「手ごろな獲物が見つかったと。そう言いたいのか」 「アタシはこいつらの相手で手一杯だし。いい機会だと思わない?」 まるで子供の悪戯、悪だくみに誘うようなその言葉に、リヒターはますます不機嫌になり、しばしの沈黙をもってジュスマイヤーに抗議する。すると彼女は、少し声音を剣呑にして、とつとつとリヒターにこうまくしたてた。 「ずいぶん虫の居所が悪そうね。けど、迷ってる暇はなさそうよ。もちろん、アタシに八つ当たりしてる暇もない。早いとこあの怪物を呼んだらどう?」 「お前に言われるまでもない。引き続き陽動部隊の殲滅を続けろ」 「はあ? ちょっと、こいつらもあの白いのにやらせればいいじゃない。撤退させてくれないの?」 「親切心で忠告するが、多少なりとも弾を撃っておかないと納得しない連中もいる。とりわけ親愛なる『我が社』にはな。今後もサボタージュがしたいなら素直に従うことだ。ジュスマイヤー」 「ちっ、ご忠告痛み入るわね。オーバー」 舌打ちを最後に、ジュスマイヤーは通信を打ち切った。 リヒターは瞼を下ろし、深くため息をつくと、コンソールのチャンネルを変更した。檻の中にいる怪物に向けて、リヒターは静かにこう告げる。 「──イレヴン。仕事の時間だ」 「コピー!」 それに応じたのは、少年か少女か、性差の曖昧な子供のソプラノだった。その愛らしい声色が、リヒターをまたしても不機嫌にする。そんな彼に構うことなく、愛らしい声は続けた。 「V.Vイレヴン。アイスブレーカ、出撃するぞ!」 瞬間、リヒターがコックピットの側面に目を遣ると、随伴していたヘリのペイロードが展開し、そこから一機のACが解き放たれた。 手つかずの氷原の凍土のように、白い機体が宙を舞う。 白い怪物が戦場へと舞い降りていく。 その姿は、それが人殺しの道具であることをひととき忘れさせるほどに美しく── 度し難いほどの、悪意と殺意に満ちていた。 交信記録:発信元不明 + ... 交信記録:発信元不明 何者かによる交信の記録 高度に暗号化されており、発信元、送信先は特定できない ---------- 親愛なるスモーカーへ。 スノーボールの能力は──の想定をはるかに上回っている。 あれは反吐が出るほど危険で、連中の──は今も変わらず度し難い。 でもスモーカー、私にほんの少し──を与えてほしい。 あの可愛らしい子豚はまだ世界を知ら──ぎる。 自分が置かれている──にさえ、気付いてはいない。 もちろんこの先──が、どんな──を迎えることになるのかも。 あなたは二本目のタバコに火を点け── もうしばらく、農場で豚どもと遊んでいればいい。 彼らに時間をあげて。 音のない冬が来るまでは。
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オススメのミニ観葉植物教えろください 1万円でできる贅沢教えろ 女 受 け の い い 趣 味 教 え ろ 将棋強い奴ってなに考えてやってるの? リア充っぽい趣味教えろ 生きがいになる趣味教えて 予算2000円で休日を有意義に過ごす方法教えろ コミケの楽しさって何? 金がかからない趣味教えて 意外と飼うのが楽しいペットを教えてくれ 女ウケのいい趣味教えてくれ 無趣味な俺に「お、これ良いんじゃね?」って思わせるスレ 暇すぐるから5千円でできる趣味おしえて 内 心 憧 れ て し ま う 趣 味 山菜採り楽しいけど興味ある? カブトエビ飼育してるけど質問ある? DTM始めたいんだけど買うもの多すぎだろ 初めてスノボ行くんだけど持って行ったほうがいいものある? これから人生初のスノーボードを始めるのだが不安 趣味でDTM始めようと思ってるやつちょっと来い 猟銃の初心者講習の受け付けに行ったんだけどさ プラモを始める道具って一万円あれば足りるよな…? 猟銃取るんだがおすすめの散弾銃教えてくれ サバゲー楽しすぎwwwwwwお前らもやれwwwwwwww ワイに競馬の楽しさなどを叩き込むスレ 何か特技を持ちたいから簡単な楽器を教えてくれ 俺の部屋でも育つ観葉植物教えてくれ 写真を撮るのって何が楽しいんだ? オススメの観賞魚おしえてくれ 1万以下でひとりで休みを満喫できる方法教えろよ
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オウカ(焦): GVは、最近街で起こっている神隠し事件をご存知ですか? …実は、私のクラスのお友達も行方不明なんです… 例の神隠しじゃないかとウワサされていて… GV: …それは心配だね。判った。ボクのほうでも調べてみるよ 月下(ビースト) 月下の洋館は来る者拒まず、去る者許さず 出迎えるのは仮面の召使いと残忍な罠 恐怖はない…ただおぞましい予感に心が逸る ―[STRIKE]― 街で立て続けに起こる神隠し事件… シャオ独自の情報網で調査したところ、この洋館の存在が浮かび上がった GV: 協力してくれてありがとう、シャオ シャオ: 気にしないで。オウカのクラスメイトも被害にあってるんでしょ? ボクも放っておけないよ (最初のダガー兵付近) GV: エデンの兵士…!? シャオ: まさか神隠しはエデンのしわざ?でも何のために… GV: 判らないけど…とにかく先に進もう (ゾンビ) シャオ: うわ! こいつ、なに? 人…? いや、これは… 姿は全く似ていないが、ボクの脳裏に、かつて戦ったゾンビの姿がよぎる―― …嫌な予感がする (ザコラッシュ) シャオ: 持ち主不在のはずの洋館に警備システムなんて… ヤツら、ここでいったい何を…? (アイアンメイデン) GV: あれは…? シャオ: どうも前を通った人間を捕縛する罠みたいだね… GV: ただの悪趣味なインテリアじゃないってことか ジャンプかダッシュで避けられるな (アイアンメイデンに引っかかる) シャオ: GV! 雷撃鱗を張りながら振りほどくんだ! (棘地帯を抜けて縦穴) GV: 連れ去られた人達…どこにも見当たらないな シャオ: あくまでこの洋館があやしいってだけで確証はないんだ でも、もしここに連れ去られたのだとしたら、きっともう… (ゲートモノリス) シャオ: GV、ゲートモノリスを破壊して、もっと奥まで調べてみよう 青エデン兵: ジブリール様! 侵入者…ガンヴォルトです! ?(ジブリール): ンン? バレちまったのか? 乙女の秘密を覗きにくるたぁ、ふてぇ野郎だ いいさ! 手ずからオレが処刑してやる! それまで時間をかせいでな! (ゾンビが出るメイデン) GV: 飛び出してくるか! シャオ: 何だろうね“そいつ”… GV: 前に見たゾンビも、第七波動(セブンス)によって作り出されたものだった… シャオ: えっ!? GV!ゾンビを見たことあるの? …その話、後で詳しくね (丸ノコトラップ) シャオ: これまた趣味の悪いトラップだね GV: トラップ起動前なら、雷撃鱗バリアで破壊できるはずだ (偽ゲートモノリス) ゲートモノリス…この奥に何が待ち構えているのか (アイアンメイデン地帯) シャオ: 薄気味悪い場所だね… シアン: うぅ…もうやだ…なんなのここ… GV: シアン? シアン…さっきからずっと話さないと思っていたら、 怖くて口がきけなかったのか… (吼雷降) スキル「吼雷降」を会得! なんだ…? この懐かしい感覚はいったい…? ボクの中で新しい力が覚醒(めざ)める── この場所は…? (ジブリール出現) GV: 小さな…女の子…? もしかして、この館に連れ去られてきたのか…? ジブリール: “小さな”女の子…だァ? テメェ…言っちゃいけねぇコトを言ったみてーだな (ジブリール変身) GV: …G7だったのか! こんな所で、何をしている! ジブリール: ここは攫(パク)ってきた無能力者(ゴミ)どもから生命力(ライフエナジー)を抜き取って、 このオレ、ジブリール様の第七波動(セブンス)に変える実験場… これも、パンテーラが持ち帰った皇神(スメラギ)の技術ってヤツの一つだ GV: ……! ジブリール: ンなコトよりも、テメェ さっき、オレの身長をバカにしやがったよな…? 許さねぇ…テメェは極刑だッ!むごたらしくかっさばいてやるッ! ―[STRIKE]― GV: …! まさか洋館内にいた“彼ら”は… ジブリール: 生命力(エナジー)を抜き取ったヌケガラを、金属を操るオレの第七波動(セブンス)── “メタリカ”でシモベにしてやったのさ! 脈に流れる“鉄分”を操ってな? 能力者(オレら)をコケにしてきたゴミどもがかしずくザマは痛快だったぜ GV: 非道な…! ジブリール: ゴミをリサイクルしてやったんだ。ヤツらも泣いて悦んでるだろうよ もっとも、ヌケガラは涙なんて流しゃしねぇがな! (ジブリール第二形態) GV: 姿が変わった…!? 獣のような、そのフォルム─これも皇神(スメラギ)から奪った技術の成果だというのか? ジブリール(獣): イヤらしい目でジロジロ見やがって…!ヘンタイか、テメェは? こんな野郎に痛めつけられるなんて…! オレこそが痛めつける側なんだッ!それを思い知らせてやる!! ミクロの果てまで刻み尽くしてやるッ!!! 正体を…失っている? (ジブリール第三形態) ジブリール(獣): オレをここまで痛めつけたのはお前が初めてだ! いいぜ、見せてやる! 全身で全霊の!全力の、全快をッ!! この体、もう、どうなっても知りやしねェッ!!! (ジブリール撃破) シャオ: GV、連れ去られた人達は… 館の様子からして、そうかもしれないとは思っていた… GV: ジブリール…彼女の口ぶりからして、きっともう… 連れ去られたオウカのクラスメイトも恐らくは…… ボクは、オウカに伝えるべき言葉が見つからなかった… ―[CLEAR]―
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同名アイドル [麗しの花嫁]和久井留美(特訓前)データ プロフィール セリフ集 [麗しの花嫁]和久井留美+(特訓後)データ プロフィール セリフ集 セリフ集(きらめくブライダルショー ウェディングロードボス・裏ウェディングロードボス) [部分編集] 同名アイドル 和久井留美 [オフスタイル]和久井留美 [ドレスアップ]和久井留美+ [静かな努力家]和久井留美 [ビーチパラダイス]和久井留美 [ミスティックブルー]和久井留美 [部分編集] [麗しの花嫁]和久井留美(特訓前) データ [麗しの花嫁]和久井留美 属性 クール レア度 Sレア Lv上限 60 親愛上限 40 Lv1攻撃値(アルバム値) 2220(1コスト比222) Lv1守備値(アルバム値) 1600(1コスト比160) Lv1攻撃値(実際値) 2552(1コスト比255.2) Lv1守備値(実際値) 1878(1コスト比187.8) 最大攻撃値 6160(1コスト比616) 最大守備値 4478(1コスト比447.8) コスト 10 移籍金 10,500マニー 特技 幸せの鐘(クールタイプの攻 大アップ) 入手 [ドレスアップゴールド]和久井留美+と[オフスタイルネイビー]和久井留美を特訓 [部分編集] プロフィール アイドル名 [麗しの花嫁]和久井留美 フリガナ わくいるみ 年齢 26 身長 168cm 体重 50kg B-W-H 82-60-86 誕生日 4月7日 星座 牡羊座 血液型 A型 利き手 左 出身地 広島 趣味 仕事 [部分編集] セリフ集 セリフ 内容 プロフィールコメント 「全く…ウェディングイベントのお仕事なんて悪趣味ね。はぁ…もう、私が婚期逃したら、どうしてくれるのかしら…いえ、なんでもないわ。さぁ、行きましょうか○○さん。手を取ってくれる?」 親愛度UPコメント 表示 「○○君が手を取ってくれるなら、頑張れるわ」 親愛度MAXコメント 表示 「私がウェディングドレスに包まれる日が来るなんてね…○○君、手を取って、一緒に歩んでくれるかしら…?」 リーダーコメント 「見ていてくれるかしら…?」 あいさつ 「年や性格のせいか皆に頼られるけど、頼れる相手がいなくて、ね」 あいさつ 「自分が出ることになるなんて…」 あいさつ 「最高に複雑な気分のイベントだわ」 あいさつ 「表情が硬い?…緊張してるのよ」 あいさつ 表示 「○○君、エスコートしてくれると思って…いいのよね?」 仕事終了時 「ええ、準備はできているもの」 仕事終了時 「仕事とあらば完璧にこなすわ…」 仕事終了時 「魅せてあげる、このドレスで…」 仕事終了時 「ファンレターで「るみちゃん結婚して」ですって。小さな男の子からよ」 仕事終了時 表示 「○○君、ちゃんと…ちゃんと横にいて欲しいの。お願い」 [部分編集] [麗しの花嫁]和久井留美+(特訓後) データ [麗しの花嫁]和久井留美+ 属性 クール レア度 Sレア+ Lv上限 70 親愛上限 300 Lv1攻撃値 2664(1コスト比266.4) Lv1守備値 1920(1コスト比192) Lv1攻撃値(MAX特訓時) 3896(1コスト比389.6) Lv1守備値(MAX特訓時) 2816(1コスト比281.6) 最大攻撃値 8891(1コスト比889.1) 最大守備値 6416(1コスト比641.6) コスト 10 移籍金 15,750マニー 特技 幸せの鐘(クールタイプの攻 特大アップ) [部分編集] プロフィール アイドル名 [麗しの花嫁]和久井留美+ フリガナ わくいるみ 年齢 26 身長 168cm 体重 50kg B-W-H 82-60-86 誕生日 4月7日 星座 牡羊座 血液型 A型 利き手 左 出身地 広島 趣味 仕事 [部分編集] セリフ集 セリフ 内容 プロフィールコメント 「まさか私がこんなステージに立つことになるなんて…人生って面白いものね。もちろん、それは○○君との出逢いがあったからだけど…いいの。今の私は、幸せを感じているから…」 親愛度UPコメント 表示 「○○さん、って呼んでもいい? …やっぱり変、かしら」 親愛度MAXコメント 表示 「○○さん。私…和久井留美はずっと貴方のそばにいると誓うわ。それがプロデューサーとアイドルの関係でも、それ以上でも…」 リーダーコメント 「私だけを見ていてね…」 あいさつ 「家事が趣味…それはいいわね」 あいさつ 「最近料理を習いはじめたの…味見をお願いしてもいいかしら?」 あいさつ 「笑顔、増えたかしら? …そう」 あいさつ 「ふふっ、なんでもないわ。幸せよ」 あいさつ 表示 「○○さんが望むなら、朝ご飯を作ってあげるわ…どう?」 仕事終了時 「こんな格好してるから、ファンに結婚するんですかって聞かれたわ」 仕事終了時 「ファンに喜んで貰えるかしら、ね?」 仕事終了時 「任せてくれるのね。ありがとう」 仕事終了時 「ふふっ、楽しんでくるわ」 仕事終了時 表示 「○○さん、明日は休みよね? 一緒にゆっくりしましょ」 [部分編集] セリフ集(きらめくブライダルショー ウェディングロードボス・裏ウェディングロードボス) ウェディングロード100 セリフ 内容 開始前コメント 「待たせてしまったかしら…いいLIVEが出来るかと期待してきたの。さぁ…見せてみなさい?」 バトルコメント 「見せてみて…?」 バトル後コメント 「ふふっ、いいわね…とっても楽しめたわ。次も期待してるわ」 裏ウェディングロード50 セリフ 内容 開始前コメント 「いいわ、私も全力でLIVEを楽しみたいから…いいステージにしましょう?」 バトルコメント 「さぁ、始めるわ…」 バトル後コメント 「ふふ…楽しかったわ。この私が、こんなに楽しんでいるなんてね」 裏ウェディングロード100 セリフ 内容 開始前コメント 「最後だから、思いっきり楽しませてもらうわね。貴方達、準備はいい?」 バトルコメント 「魅せてあげる…!」 バトル後コメント 「ありがとう、とっても楽しかったわ。すごく…興奮したわ」
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もしもシエスタに「真の貴族とは誰か?」という問いを投げかければ彼女は迷わずただ一人の名前を告げるだろう。 彼女にとって恩人であり、憧れでもある名前を。 ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールの名前を。 同僚や他の貴族に聞かれれば苦笑し、あるいは嘲笑されるであろうその名前を。 事実、口さがない学院の生徒たちが魔法が使えぬと言う一点を持ってルイズを嘲弄しているのを何度も見かけたことがある。 そんな時、彼女はいつも思うのだ。それがどうした、と。 /*/ 思い出せる限りの一番最初は、名前を聞かれたことだった。 頼まれた洗濯物を部屋に届けた時、ルイズは彼女の名前を聞いた。 シエスタは魔法学院で働く召使いの一人であり、貴族にとっては名すら覚えるに値しない平民である。 故に名を聞かれた時にシエスタは恐れた。自分は何か過ちをしでかしたのかと。 ところが、ルイズは言ったのだ。 謝罪し、頭を下げる彼女をむしろ不思議そうに見て、 「名前がわからないと、これから用事も頼めないじゃないの」 驚いたが、嬉しかった。 目の前の貴族は、平民に過ぎない自分を同じ人間として扱おうとしてくれる。 そんな貴族がいるということが嬉しかった。 夕飯も近かったのでスキップしながら厨房に入り、マルトー親方に報告する。 「まぁ、なんだ。貴族の中でもいい奴はいるって事だな」 うんうんと頷く親方に同意する。 横で 「ルイズってあのゼロだろ?」 「魔法が使えないから自分が貴族だって思ってないんじゃないのか?」 などと声が聞こえたがすぐに消えた。 親方が拳をさすっていたり、料理人が二人ほど頭を抱えていたような気もするが、些細なことと切って捨てた。 /*/ 二つ目は、ルイズの持つ首飾りだった。 蒼い石の嵌めこまれたそれは、ルイズが幼い頃に恩人に貰った物だという。 それとほぼ同じ首飾りをシエスタは持っていた。 ほぼというのは、蒼い石の色合いが幾分かシエスタの物の方がくすんでいるからだった。 ルイズのそれが『青』ならばシエスタの物は『藍』と言っていいだろう。 だがそれ以外に違いはなかった。 どこで手に入れたのかとルイズは問いかけたが、もうずいぶん前に亡くなった曾祖父の形見だと言う答えに肩を落とした。 「あの、これがどうかしたのですか」 あまりの気落ち振りにたまらず声をかける。 「……わたしは、あの人にお礼を言ってないの。だからシエスタがそれをどこで手に入れたのか解れば、もう一度会えると思ったんだけど……」 気長に探すわよと笑うルイズを見ながらシエスタは微笑んだ。 この人は本当に義理堅いのだなとそう思った。 /*/ そして最後の、そして最大の出来事は春の使い魔召喚の儀の少し前に起こった。 たまたま学院に勅使として訪れた貴族に見初められ、召抱えられることになったのだ。 幾ら風評が悪く、その悪趣味が知れ渡っていても貴族は貴族。 平民であるシエスタやマルトーにはどうすることも出来なかった。 ところが、どこから聞きつけたのかルイズがやってきて貴族の使いにこう言った。 「そこのシエスタはわたし付きの召使いで、学院を卒業したら一緒に屋敷に連れて行こうと思っていたの。ここは退いて頂けるかしら」 胡散臭げに使者は鼻を鳴らし、モット伯爵に逆らうおつもりですかと唇を歪めたが、続くルイズの一言でその顔を強張らせた。 「それがどうした」 胸を張り、貴族のお手本のような姿勢でルイズは言った。 「そちらこそ、ヴァリエール公爵家に逆らうつもりなのかしら?」 それで全て方がついた。はっきり言って伯爵と公爵では格が違う。 貴族の使いは忌々しげに後悔なさるなと言ったが、それは少女の薄い胸板に弾かれて消えた。 曰く、“貴族に後悔はない” その夜、礼に訪れたマルトーとシエスタにルイズは気にするなと手を振った。 単に権力を笠に着て、平民なら何をしてもいいと思っている奴が嫌いなだけだと。 マルトーはそう言う小さな貴族の耳が微かに朱に染まっているのに気が付いた。 「でも、お貴族様と私たち平民では生まれからして違うんですから仕方ないと……」 「―――シエスタ」 ルイズが彼女の唇に指を当てて黙らせる。 そして小さな貴族は胸を張り、世の真理を民草に伝える女王のような表情でこう告げた。 「憶えておきなさい、シエスタ。貴族として生まれる人なんて誰もいないわ。人は自分の意思で貴族になるのよ」 それは誇り。 魔法が使えず、誰からも貴族として認められず、それでも貴族であろうとし続ける少女の誇りだった。 シエスタは思った。 例え世界の誰からも認められなくても、この人は本当の貴族なのだと。 /*/ 後の世に伝えられる二人の伝説の、これが始まり。 それは諦めることを止めた、ある少女たちの物語――――。 前に戻る 次に進む 目次
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登録日:2023/05/22 Mon 17 06 12 更新日:2023/10/23 Mon 13 41 50NEW! 所要時間:約 ? 分で読めます ▽タグ一覧 ピンク髪 マリー・アントワネット ロリ 女王属性 本編より先に立った項目 美少女 臆病 鋼メンタル 魔女 魔女大戦~32人の異才の魔女は殺し合う~ 私は……君臨したい! 今度こそ……愛すべき国と愛すべき民のために……! 【概要】 マリー・アントワネットとは『魔女大戦~32人の異才の魔女は殺し合う~』に登場するキャラクターである。 【容姿】 ピンクのロングヘア―に小柄な体躯、金のエポーレット(肩章。モップみたいなアレ)に 装飾のついた濃い紫のコートを羽織っており、胸には一輪のバラを刺して、 黒い扇子を携帯している美少女。 魔装時には黒い帽子に黒い軍服、白いマントを羽織り、身の丈よりも遥かに大きな鎌を武器としている。 【性格】 基本的には王女らしく語尾に「ですわ」をつけるなどお嬢様口調で喋るが、 素は口が悪く対戦相手となったエカチェリーナ2世に対しても「天然ババァ」と呼ぶほど。 強きな態度に反して自分でも「怖がり」「臆病」と語るほど恐怖の対象が多いが (犬、鷹、夫の趣味の錠前作りの際に打ち付けられる鉄槌の音、教育の一環として母が振るった鞭などなど) 乗り越えようとする心の強さを持ち合わせており、懸命に恐怖を克服しようと抗う。 「民衆の為ならこの身など惜しくないわ!」と言い切るほどに民思いで、 生前の悪評もすべてのフランス国民をまとめるために自ら流したものであるなど、非常に自己犠牲精神も強く気高い性格。 【純魔法】 王妃の心象 足したから伸びた影から斬首台を召喚する純魔法。 【主な活躍】 魔女千夜血戦第5試合でロシア最強の女帝エカチェリーナ2世と戦うことになる。 フランスとロシア、国は違えど同時代に生き、同じ女王として君臨した者同士の対決、加えて幼き頃より母より聞かされていたエカチェリーナの偉業。 縁もない国で独りの力で大帝の座まで上り詰めた強き女性。 子犬にも怖がるほどに臆病だったアントーニア(後のマリー)は彼女のようになりたいと憧れを抱き、ひとつひとつ恐怖の対象を乗り越えることで近づく道を選んだ。 嘗ての憧れの対象と対戦することに「冗談にしても悪趣味」と称しながらも、現在も手の震えが止まらないほど恐怖を抱いていると本音を告げるが。 上等じゃない! どうせなら思いっきりヤってやりますわ 怖れを支配し君臨すると語り、マリーはエカチェリーナに攻撃を開始。 エカチェリーナも自身に憧れたという事実に好意を抱き、全力で挑むよう指示。 純魔法で発動した斬首台を剛拳で一撃で粉砕するエカチェリーナだったが、それはマリーの罠だった。 マリーの純魔法の真価はかつて恐れを乗り越えたものを具現化・召喚する能力であり、対象は多岐に渡る。 多数の犬を召喚して襲わせる僅かに怯んだところを大鎌の一撃をクリーンヒットさせ、エカチェリーナの目を負傷させることに成功する。 その後も鷹、巨大ハンマーを召喚して連続攻撃を行うもエカチェリーナには通じない。 これまでの戦闘から全てのマリーの攻撃を適応可能と語るエカチェリーナだが、 マリーは不敵に笑ってなんと生前幽閉されていたタンプル塔を召喚し、 圧倒的巨大さで上空へ吹き飛ばしたところを鎌で止めを刺す ――つもりだった。 しかし、エカチェリーナは塔を破壊するという超ド級の力技で無力化し、マリーの前に立つ。 顔面を鷲掴みにされ、勢いよく壁に叩きつけられ満身創痍のマリーの口から紡がれたのは、 フランス国歌・ラ・マルセイエーズ だった。 この戦いもすぐに逃げ出したいと思うほど臆病な自分とは明らかに違うとエカチェリーナを称しながらも、冒頭の台詞を宣言し戦いの続行を誓う。 魔法のスペックでは劣る彼女が打ち出した最後の逆転策、それは――試合中に恐怖を克服したエカチェリーナの分身を召喚することだった。 しかし、それでもエカチェリーナには及ばず分身を破壊されてしまう。 だがエカチェリーナ自身も激しく傷つき、流血していた。 マリーは国歌を口ずさみながら一歩ずつエカチェリーナに接近していく。 互いに体力の限界を超越した最後の前進の中、先に力尽きたのは―― { マリー・アントワネット、お前はよく戦った 偉大なるフランス王妃よ} エカチェリーナの肩に抱かれる中、マリーは母親の出る夢を見た。 よく戦ったと母に褒められ、もうちょっとで勝てそうだったと呟く。 王妃として全力で戦えたことに悔いはなかった、と。 これから彼女を待ち受ける残酷な運命にも怖くはないと言い切る。 { 私は怖がりだけど 我がフランスの為 我が民の為に戦った 私は幸せだった!!} バラの花のように消滅していくマリー・アントワネット。 そこには最後まで民の為に戦い続けた王女の気高い姿を象徴するかのようだった。 追記・修正はパンの代わりにお菓子を食べてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 魔女大戦の記事ないのか…そして一番乗りなのか… -- 名無しさん (2023-05-23 00 10 42) ↑主人公のジャンヌを除けば最初に顔見せした魔女だしな -- 名無しさん (2023-05-25 15 26 51) 名前 コメント
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趣味 【しゅみ】 趣味 関連用語 キャラクターのプロフィールの一種で、キャラクターの普段から行っていることや習慣などが記載される。 キャラクターブックではハートマークで、ポップンミュージックカードでは箱マークで「Hobby」と表記されている。 関連用語 キャラクター プロフィール 出身地 すきなもの きらいなもの 誕生日 担当曲 基本要素・システム