約 134,287 件
https://w.atwiki.jp/aaa333/pages/17995.html
何故かどくろの服を着ているロビン君です。頭蓋骨の実る木なんてあったら…イヤですねw -- 笑 (2012-06-03 02 44 08) この絵に関係ないけど、マーサの絵見た?恐ろしいことになっているよ! -- みる (2012-06-03 08 20 44) 3Dでコメントできなくなっているよ! -- みる (2012-06-03 08 22 30) あたしのPCだけだと思ってた!!なんであんなことになったのかな・・・ こわいよー -- ささみ (2012-06-03 13 29 38) 逆にどうやってやったんだろう? -- みる (2012-06-03 17 02 16) み、みんなァーー!!!!申し訳ありませんでしたァァーーーー!!!!!!!!!!(いきなりやって来て突然叫び出すとは迷惑な奴d((( 上の恐ろしい目玉は私が描いたモノなんですよ!みるsの言うとおり3Dのような絵を描きたくて、浮き出して見えるように描いたんです。はい、つまり上のロビンの絵とマーサ(目玉付き)の絵…つながってる訳です(www なのでマーサの絵についてる名前欄やらコメント欄やら投稿ボタンやらも、全部自分が描いた絵です(どんだけ手の込んだイタズラな訳www -- 笑 (2012-06-04 17 20 29) それをよりによって目玉描いちゃってほんとすいませんでした!!!!ちょっとみんなを脅かしてやろうかな♪みたいなノリでやったら思ったより相当怖い絵に仕上がっちゃったもので…!!皆さんもう怖がらないでください、上の目玉は私が描いたモノなので怖がらないでください(無茶いうなwww 今後こういう事は控えますんで!!ていうかどうぶつの森3DSにあやかって風船とか飛び出させればよかったのにチクショウ!!あの、えーと…はい、上の目玉は「たぬきちが悪巧みした時の目」という事にしといてください(無理がありすぎるww 怖がらせてしまってほんとすいませんでした!!! -- 笑 (2012-06-04 17 20 55) ビビッたじゃねえかwww ウィルスでも入ったのかと思って再起動しちまったwwwww それにしても上手いな、よくできてるしアイデアもいいよw ただ俺みたいなヘタレがガチでビビるからもうちょっとかわいいもの描いてほしかったなww つぎはぜひどうぶつの森のイラストをあの目のタッチで描いてほしいものだw -- 名無しさん (2012-06-04 18 44 23) わ、わあぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! -- なな (2012-06-04 19 27 27) す、すごいんですけど、目、目玉がリアルすぎて、びっくりしました・・・それに、ちょっと怖いですし… -- なな (2012-06-04 19 29 28) 本当にビックリしましたー でもとても上手ですね! -- みる (2012-06-05 05 18 52) ん?マーサの絵どうなってんの?目玉くっそワロタww -- キングテレサ (2012-06-07 20 00 42) あ、今わかった。なかなか手の込んだ仕掛けだのぅww -- キングテレサ (2012-06-07 20 03 39) キングテレサさーん。お友達になれますか? -- なな (2012-06-08 16 48 32) ななs友達になりましょう^^ -- キングテレサ (2012-06-12 18 32 18) 分かりました! -- なな (2012-06-12 19 14 44) よかったですね~。ななさん! -- みる (2012-06-13 20 26 24) はい! -- なな (2012-06-14 18 16 03) わわ!びっくりした~ -- 烏 (2012-06-16 11 52 02) ですよね、最初に見たらびっくりしますよね。 -- なな (2012-06-16 19 51 28) 発想が神ってますな…ww -- かたなぎ (2012-06-22 00 16 26) すげ~。描いてみたいですねこんなのww -- 烏 (2012-06-30 16 26 24) 烏さん!お久しぶりです。 私も描きたいんですけど、さすがに…! -- なな (2012-07-01 08 57 05) いやーほんとにね、こんなの描いて人を驚かそうなんて…悪趣味な奴もいたもんだよね(おい犯人www しかもウィルスと勘違いして再起動しとる方もいるじゃないですか!!もうこれァ…謝っても謝りきれない(たいがいにしろww また味直しのモノを描きますので!それとこんな絵を描いたみたいという方がいますが、実際描いた自分は「暇人」連呼されましたんで、ロクなこたぁないですよ(悲ww -- 笑 (2012-07-02 19 30 43) 目玉がとってもっとってもじょうずだから、こうなったんですよ。だから、いいじゃないですか。 -- なな (2012-07-03 18 34 57) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/legends/pages/1669.html
○月×日 22:38 職員室前 階段前 ナイスロリータを連れた少年と共に、念のため校舎一階をくまなく探索しておいた 恐らく…一階には敵対勢力や他のマッドガッサーを止める為にやってきた勢力はいないはずだ やたらと広い学校だから、すれ違っている可能性も否めないが… ちなみに、大体育館は調べていない あそこは、完全に封印状態だ ……多分、空けた瞬間に黒い悪魔が溢れ出す あれは、危険すぎる。精神ダメージ的な意味で 「…後は二階か」 「み、上に上がるの!」 ナイスロリータである花子さんと、その契約者がそう言ってくる 確かに…マッドガッサーを止める意味でも、一階にいる理由は最早ない 「階段がスロープ状になってるところがあったわよね?あそこから行けば「13階段」の能力にも引っかからないわよね」 「そうだな。他に二階へあがる手段は…まぁ、なりふり構わなければいくつかあるが。一番安全に、となるそこだな」 さて、そこまで走るとするか 契約者の体を、抱きかかえようとして 「………うん?」 ふと すぐ傍の階段から…違和感を感じた 「どうしたの?」 「…いや」 目の前の階段には、「13階段」の能力が発動している 階段の13段目に、異空間への扉が出来上がっているのが、はっきりと自分には見えるから その……「13階段」による異空間から 人間の、気配を感じたのだ それも、都市伝説契約者の 「…誰か、「13階段」の能力で飲み込まれているみたいだな」 「え…わかるのか?」 花子さんの契約者の言葉に、あぁ、と頷いてやる 一応、今現在はまだ生きているようだが… 助けるべきだろうか? 「みー…?助けられないの?」 …おぉう!? ナイスロリータがしょんぼりしている、だと!? これは、何とかしなければ!! 「…異空間に干渉して、引っ張り出してみていいだろうか?」 「できるの?赤い靴」 「あぁ。異空間を使った転移は封じられているが、他の異空間に干渉するくらいなら」 やってもいいか?と契約者に尋ねる こくり、契約者は頷いてきて よし……ナイスロリータに笑顔を取り戻す為にも、やるか! 目の前の階段に、手を伸ばす そこに作られた異空間への扉に、手をかける感覚 こじ開けるように、異空間を開き……中を、見た 「------っ」 これは、また…悪趣味な空間だ 感じた、濃密な血の匂い 血の海が、どこまでもどこまでも広がっている その、血の海の中に 一人……生きた、人間の姿が見えた 他は全て「13階段」の能力で使役されている存在のようだが…あの人間だけは、違う 恐らく、あれが「13階段」の能力で引きずり込まれた存在だ その、髪の短い女性に手を伸ばす 血の海に手が入ってしまうが、仕方ない がしり、彼女が着ている服に手がかかった ----これで、引きずりあげられる! ずるり、と……干渉した異空間の狭間から、その女性を引きずり上げた 「おや?」 「うん、どうやら死人一歩手前と言う訳でもなかったみたいだな」 引き上げられた女性は、やや不思議そうな……そして、少し残念そうな表情を浮かべていた …何故、残念そう? 首から下が血で真っ赤に染め上げられているが、とりあえず外傷はなさそうだ 「大丈夫か?」 「み?だいじょーぶなの?」 少年と花子さんが、女性を気遣うように声をかけた 契約者は、やや胡散臭そうに女性を見詰めている 「あぁ、ボクの事なら、何も問題はない」 女性はそう言って…こちらを、見あげてきた ババアだが、世間一般で言う美人に該当する顔立ちだろう だが、どこか冷たさと言うかそんなものも、同時に感じて ……さらに 全身を、何かが走りぬけた どさっ!! 「「「あ」」」 女性から手を離してしまい…女性は、床に落ちた 咄嗟の事で受身が取れたかどうかは、わからない 「痛いじゃないか」 「よくわからんが、背筋を悪寒が走った。むしろ、本能が逃げろと叫んだ。反省はしていない」 「幼女相手にあんたがそれを感じられるならともかく、なんであんたがそれを感じたのよ」 契約者に突っ込まれたが、自分でもよくわからないから仕方ない よくわからんが、この女性に……女体化してしまっている自分は、長時間接近していてはいけないような そんな予感を感じたのだ ーーーーーいや、もしかしたら 彼女の全身に纏わりつく、この血の匂いに 忌まわしい記憶を掘り起こされつつある事を 自覚してしまったからかも、しれないが to be … ? 前ページ連載 - 赤い靴
https://w.atwiki.jp/eiketsu-taisen/pages/1210.html
武将名 きりんむごく 麒麟無極 統一名称:麒麟無極 生没年:不明「おいたわしや酒吞様、 首だけになってしまうとは!!」酒呑童子の側近の鬼。源頼光の鬼退治伝説の元となった絵巻物である「大江山絵詞」の中で、頼光によって首を斬られようとする酒呑童子が助けを求め「麒麟無極」の名を呼ぶ場面があるが、その鬼が駆けつけることはなく、正体は不明である。 勢力 紫 時代 平安 レアリティ R コスト 1.5 兵種 弓兵 武力 6 知力 1 特技 鬼 計略 鬼の瞬地 【ため計略】(使用すると移動と兵種アクションができなくなり、一定時間後に計略が発動する。この計略は反計されない)武力が上がり、自身を除く戦場にいる最も武力の高い味方の場所に一瞬で移動する 必要士気 3 効果時間 知力時間 Illust. 町田肇 声優 家中宏 計略内容 カテゴリ 士気 武力 知力 速度 兵力 効果時間 備考 強化 3 +5 - - - 13.8c(知力依存0.4c) ため時間3.8c発動時、戦場の最高武力の味方の位置に瞬間移動する (最新Ver.2.0.0A) 調整履歴 修正Ver. 変更点 内容 備考 - - - - 所感 特技「鬼」持ちとしては初の登場となる遠距離兵種の鬼。 他の鬼と同様に武力偏重のスペックであり、鬼特技を参照する号令デッキにおいて、貴重かつ重要な遠距離攻撃要員となる。 計略「鬼の瞬地」はため計略の単体強化で、武力上昇に加えて最も武力の高い味方のいる地点に瞬間移動する。 速度上昇計略と違い一瞬で移動し、敵部隊や柵などの障害物も無視できるなど独自の挙動を見せる。 問題は溜め時間の存在で、タイムラグがあるため奇襲や緊急回避の手段としては使いづらい。 移動手段として見ても溜め中に移動できない事を考えると、さほど合流時間を短縮できるわけでもない。 瀕死の敵部隊をすぐに倒さずギリギリまで遅らせてから倒して足並みを崩すなど、タイムラグを逆手に取った使い方が必要であり、使いどころはなかなか難しい。 基本的にはスペック要員と割りきり、酒呑童子や鬼童丸をメインとした鬼号令デッキの遠距離攻撃要員として採用するのが無難だろう。 解説 カードの説明にあるように「大江山絵詞」の中での酒呑童子が発する 「麒麟無極めはなきか、邪見極大めはなきか」 という叫びの記述の中でしか言及されておらず、その後作中で登場もしないため邪見極大ともども詳細が知られていない。 フレーバーテキストからすると、本作における麒麟無極は酒吞が断首されてから駆けつけたようである。 開幕台詞は頭部のほうに焦点が当たっている。 台詞 \ 台詞 開幕 おいたわしや酒呑様…首だけになってしまうとは… 私が仇を討って差し上げましょう! └自軍に紫019_酒呑童子 酒吞様、麒麟めにお任せくだされ。ここら一帯を清浄いたしましょう! 計略 我が名を呼びましたねぇ~! ├絆武将 - 兵種アクション だあっ! 撤退 しばし、お待ちを 復活 新たな啓示を受けました 伏兵 - 攻城 ここには人しかおりません、やりたい放題です 落城 黄色はやがて赤になる。その過程を楽しめぬ者は、埋めてしまいましょう、フハハ! 贈り物① おおっと危ない! 虫を踏んでしまう所でした。ええ、人以外の生命は無暗に殺しませぬ。 贈り物② 貢物など無駄無駄!貴方たちが助かる術はありませんよ! 贈り物(お正月) 「不動」が我らのあるべき姿。たとえそれが、主の窮地だとしてもです。フフ…… 贈り物(バレンタインデー) 鬼はものを食べぬというのに、懲りない人間だ!私の所に居ると悪趣味と疑われますよ! 贈り物(ホワイトデー) 儀式など必要ありません。あなたと私はもう繋がっているのですから!!!! 贈り物(ハロウィン) 最近は紅色が好まれるのですね……黄葉も美しいというのに……! 友好度上昇 - 寵臣 - └特殊 - 贈り物の特殊演出 ① 会話武将 台詞 紫058麒麟無極 この木の葉もいずれ赤に染まるのですね。さぞ美しいことでしょう!! 紫019酒呑童子 ……銀杏の葉は赤にはならん。黄葉に変じたら、後は枯れ落ちるだけだ。 紫058麒麟無極 なんと!? であれば……人間の血で赤に染めねばなりませんね!! 紫019酒呑童子 ふん……我が愛する者も、その血の雨で溜飲を下げてくれればよいのだがな。 情報提供・誤った点に気付いた等、何かありましたら気楽にコメントしてください。 名前 伏兵「鬼神に◯◯無し(途中聞き取れず)」 - 名無しさん (2024-01-07 17 28 18)
https://w.atwiki.jp/akadama/pages/164.html
気が付くと、僕は暗い所に居た。 閉鎖空間のような薄い闇ですら無く、ただただ暗く足元すら見えない。 これは先程鏡の中の僕が言っていた場所なのだろうか。 だが不思議と肌寒さは感じない。 空気の流れもなく、僕の意識だけが浮かんでいるような感覚すら覚えた。 何か聞こえはしないかと耳を澄ませば、静寂から生まれる耳鳴りだけが……いや違う。 ここには誰かが居る。闇の中で身じろぐ気配がある。 遠くでは無い。近くだ。とても近い。 囁く小声すら聞こえそうな程に近くの。 そうだ。足元を見れば。 白い体が蹲っていた。 驚きに数歩後退る。 そこに居たのは黒く艶やかな長い髪を持った少女で。 俯いている為に表情は見えないが 白い裸体を自らの腕で抱き締めるように座り込んでいた。 「……ョン……」 少女の掠れた呟きを聞いて、僕は少女が何者かを瞬時に理解した。 これは髪を切る前の彼女だ。 白く小さい彼女の手が彼女自身の体を辿り、下へと降りて行く。 片手を胸元に添えながら、膝を立て足を軽く開いて。 体の中心に沿わされた手が、指先が妖しく蠢く。 これ以上見てはいけない。そう思い、僕は目を逸らそうとした。 だけど、彼女はゆっくりと顔を上げて。 その形良い唇が、甘えるように開かれるのを。 その繊細な指先が、誘うように僕の方へと伸ばされるのを見てしまう。 それは抗いがたい誘惑だった。 しかし、彼女が呟いたのは誰の名前だったか。 その事実が僕を押し留めた。 少し離れて見守る僕の前で、彼女の周囲にぼんやりと誰かの姿が浮かび上がる。 見とめた彼女の顔が嬉しそうに綻んだ。 彼が来たのだ。 これが鏡の中の世界だとするのなら、悪趣味極まりないと僕は思う。 二人の仲が進展する事は確かに僕も望んではいるが 誰が好き好んで友人同士の性行為を覗き見したいと思うのだろうか。 現実には彼らがまだこのような間柄では無いのを知っている。 だから、これは鏡の中の僕が見せる幻に違いなく。 これが僕の願望だとでも言うつもりなのか。 だとしたら興醒めも甚だしい。 ――それでは、こうしましょうか。 僕の声が聞こえると同時に、目の前で彼女と睦み合う彼の姿は一瞬にして霧散し 代わりにそれは僕の姿となった。 裸の僕が裸の彼女を組み敷いている。 彼女の顔は、彼を相手とする時と何も変わらず幸福そうに見えて。 僕は虫唾が走った。 「何なんですかこれは」 いつしか隣に立っていた黒い詰襟の学生服姿の僕に問い掛ける。 暗闇の中で、まるで顔と手だけが浮かんでいるようだった。 ――言ったでしょう。本当のあなたを教えて差し上げると。 それがこれか。なんて下らない。 「あなたとは違い、僕は彼女をそういう目で見た事はありませんよ」 これは僕では無く、異世界の僕の願望では無いのか。 伝聞でしか知らない、彼女を好きと言った別の僕の願望。 ――本当にそう思いますか? 僕が試すように口を開く。 ――彼を羨ましいと思った事はないですか? 今度は一体何を言い出すのか。 ――僕はあります。 ――彼は半年以上かけても僕が出来なかった事を、実に簡単にやってのけた。 異世界での話だ。でもそれも、彼が彼女に選ばれた存在だからこそ。 「僕はこれでも自分の身を弁えているつもりです。 あなたには気の毒だったとは思いますが」 何も知らずに彼女に惹かれて。 それで彼を知ったのならば、確かに気の毒だったのかも知れない。 だからと言って、こんな幻想を僕に見せるのは話が違う。 ――あなたはそれで良いのですか? ――常に彼を立てるべく一歩引いて。何も求めずに自分を殺して。 「それは違います。僕は僕の立場を良く理解しているだけです」 彼らは愛すべき人達だ。多少もどかしくもあるが、 二人の幸せが僕にとっても幸せであるはずなのだから。 ――彼女に触れたいと思った事は一度も無いのですか? ――それとも。こちらの方が? 絡み合う僕と彼女の姿が、今度は彼と僕の姿になった。 思わず体が強張る。次いで感じたのは例えようの無い不快感だ。 趣味が悪過ぎる。 「……止めて下さい」 硬い僕の声に、闇の中で手と首だけが浮いている僕が肩を竦めた。 目の前に居た二人が消えて行く。 僕がこちらを見て言った。 ――欲しい物を欲しいと思って何がいけないのですか。 これはおかしい。異世界の僕にも半年もの期間があったはずだ。 その間に動かなかったのは、他の誰でもない自分の責任だろう。 ――失ってから気付くのは良くある事です。だってそうでしょう? ――今まで普通に生活してきたのですから。それが続くと思ってしまうのは。 それは解る。でもそれとこれとは別問題だとも思う。 「あなたは一体何がしたいんですか」 ――僕はもっと生きていたかった。 そう呟いた僕の目は昏い色をしていた。
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/1751.html
最初に目に入ったのは、極彩色で彩られた悪趣味な天井だった。 背中に羽根の生えた人の形をしたものがぐるぐると回っている奇妙な絵図。 そして、己の体の上で鼻息荒く全身を撫でるザビーの姿が入った。 「じょ…冗談じゃない、何をしている、放せ!」 どうやら倒れている間に連れ去られたようだが、ついでに具足も一式外されてしまったらしい。 元就は肌蹴られた服の合間から入り込む太い指から逃れようと試みた。 「ソンナ事言っちゃイヤ!コレカラ、ザビーがタクティシャンに愛を教えてアゲルヨ!」 小柄な元就の体を圧倒的な体格差で抑えこんだザビーが、にたりと笑う。 顔を覆うように、ぶよん、となにやら脂肪の塊を押し付けられる。 「いらん、貴様の愛など我には不要!」 窒息しそうになりながらも、ずりずりと巨体の下から逃れようと足掻く元就。 尚も押し付けようとするそれを手で払い除けようとしたが、意外な弾力で勢い良く跳ね返される。 「ソンナ手荒に扱ワナイデ、ザビーのオッパイ、でりけーとナンダカラ!」 相変わらず元就の上に乗っかったまま、太い指で頬を包むと、赤面してくねくねと巨体を捩らせる。 まるで鯔のように。 元就はぶよぶよと揺れる目の前の物体を思わず凝視してしまう。 乳房、というにはあまりにも大きい。 育ちすぎた西瓜というか、人の顔よりもはるかに巨大な物体である。 あれで窒息死したら、情けなくて死んでも死にきしれない、むしろ化けて出る。 貞操の危機以前に命の危機を感じた元就は、何とかここから脱出する方法はないかと考えた。 「逃ゲナイデ、大丈夫、優シク愛ヲ教エテ ア・ゲ・ル!」 いきなり唇を分厚いそれで塞がれ、べろんべろんと舌を突っ込まれる。 呼吸をするのも侭ならず、かと言って空気を求めて口を開ければ容赦なくザビーの舌に蹂躙される。 舌を噛み切ってやろうかと思っても、それ以上の力で吸い付かれて、息をするのも難しい。 勿論、体を押しのけようと腕を突っ張った所で効果もなく、体勢が崩れた隙にさらにぐいぐい押さえ込まれる。 …このまま圧死するのか。 そんな考えが元就の脳裏を過ぎる。 戦国の世に生きる武将として戦地で死ぬのは覚悟しているが、このような場所で斯くも情けない死に様だけは絶対に嫌だ。 しかし、ザビーの容赦ない攻撃に防戦一方の元就には現状を打破する方法もなかった。 「…ソロソロ良イ頃ネー」 むふふ、と気味の悪い笑い声がしたかと思うと、ザビーの手が元就の下肢へと伸びた。 袴の紐をぶちぶちと千切るように外すと、下帯を緩めて直に触れてくる。 「ぐぁっ」 男性として一番の弱点を攻められ、全身の力がぐにゃりと抜ける。 そのまま潰されるのではないかと恐怖を感じたが、ザビーはそれを握ったり擦ったりして玩びだした。 「愚劣な…」 想像以上に気持ちよいザビーの手技に、元就の息も上がる。 「ソウ言ッテモ、男ノ人ハ、ココを弄ルト固クナルノネ」 涎をだらだらと垂らしながら、ふがふがと鼻息荒く、元就の顔に唇を近付ける。 眉を顰め、目を閉じて顔を逸らした彼の首筋へと、ぶちゅっと吸い付くと舌で耳朶の方へと舐めあげる。 「あぁっ…」 ぞわぞわっとする奇妙な感覚が背筋を駆け上るように上がっていく。 触れられたくないと思いながらも、本人の意識とは無関係に体はしっかりと反応してしまった。 「気持チイイデショウ…ホラ、コンナニ」 南蛮伝来の秘法でもあるのかザビーの指技で、元就のモノはしっかりと勃ち上がっており、その先端から露を零していた。 ぐちぐちと弄られながら、情けないやら悲しいやらで、反論する気も失せてくる。 「サア、ザビーノ愛デ包ンデアゲルヨー!」 元就の上にザビーが腰を落とすと、じゅぷん、という音と共に肉塊の中へと飲み込まれる。 ぼすんぼすんと巨大な肉の塊が己の体の上で跳ねている。 体中の骨がその圧力に悲鳴を上げているのだが、それ以上にザビーの胎内はぬらぬらと淫らに蠢き元就を締め上げる。 どこでそんな技巧を身に付けたのだろうか、ぐちゅぐちゅと体を掻き回されるような感覚に気も遠くなる。 「くぅ…」 そして不覚にも達してしまった事に激しく後悔した。 「ンンー、マダマダヨ!今夜ハミッチリと愛ノ講義をスルヨ!」 にんまりと不気味な笑みを浮べたザビーの顔が、目の前いっぱいに広がり、疲労感と絶望感で元就の視界はそのまま暗転した。 その後、彼がどのような運命を辿ったのか、知る者は口を噤んだ。 了
https://w.atwiki.jp/tanakagonzalez/pages/12.html
概要 長耳族と人間のハーフである「永訣館」第162代目館主。だが、館主という肩書きしての責務は全て此暦に任せっきりで普段は外にいることがほとんど。 代々受け継がれてきた名誉ある肩書きを蔑ろにする一方で一個人としての責任は重んじており、「永訣館の館主」としてではなく永訣館を本拠地とする構成員の一人として承る任務には真摯に向き合っている。 だがその「一個人としての責任」と他人の過去、それも隠蔽したい類いのそれ以外のあらゆる物事には一切の関心を見せる素振りもない。かつて理想を分かち合った友を失ったと同時に、「人」としての本質も、未来への希望も、全て過去に置いていってしまったのだ。 キャラクターストーリー キャラクターストーリー 1 「アスタロトは自分の意思と欲望に従い、いついかなる時も自分以外のものには縛られない男」 これは人々が彼について語る際の前提だ。この評価は一見すると間違っていないように見えるが、実際には幾つか過誤がある。 一つ、彼は何にも縛られないと言うが、彼は縛られていないのではなくあらゆる縛りに存在する穴を突いてすり抜けているだけに過ぎない。自分の成し遂げたいこと、ないし成し遂げるべきことを理論上可能な範囲で遂行しているだけであり、そして毎回常人には到底再現不可能な「理論上」最善の結果を実際に引き起こす。 ただ、その器用さは他の人の目にはあまりにも物事のシステムとそれに生じた欠陥を理解しきっているように映る為、彼は端から何事にも縛られても囚われてもいないと認識してしまう。 アスタロトには他人が抱く彼への印象を訂正する義務も関心もない為、誰も彼の真理を知ることはないだろう。 ボイス 対話 初めまして… 永訣館第162代目館主、アスタロト。ん、これ以上何か言うべきことなんてあるか? 世間話・責任 館主ではないとしてはいけない仕事なんてないからな、事務は全て此暦に任せている。 世間話・睡眠 俺は所謂ショートスリーパーというもので、20分も寝れば3日は動けるんだ。 世間話・蝶 幼い頃草原で光る蝶と出会った事がある。あの時内臓がふわっと浮いたような感覚を覚えたのは何故だろうか。 おはよう… ああ、朝だな。 こんにちは… 挨拶という文化は面倒くさい。 こんばんは… さっさと寝ろ。 おやすみ… 生きていればまた明日、な。 他キャラへの反応 元親友について・未来 アイツは能力に不相応な性格と思想を持っていた奴だ。お人好しで人を疑うことを知らない理想主義、世界が大層キラキラ輝いて見えていたんだろう。ジュース片手に軽快な笑い声を上げながら「いつか、君が人々に受け入れられる世界を作りたい」なんてな。…………あーあ…… 元親友について・思い出 気付けば傍を離れていたアイツだったが、アイツとの日々は今も脳にこびりついている。毎日上の空だが、度々心臓をギュッと握り締められるような気持ちに苛まれるのもきっとこの思い出のせいなんだろう。なんて置き土産だ。 ロウグについて 永訣館に度々入り浸っているあの過客か?なんと言えば良いのか──そうだな──興味深い奴だ。まるでこの世界に属していないかのような違和感を度々覚えることがあってな。 折穢について あの羅刹の女め、気色の悪い呪いを!ああ、いや、説明すると少し長くなる……これは俺が唯一掘り返したくない過去でもあるんだ。 ベレトについて 同業者として見れば誰よりも素晴らしい奴だが、これ以上の感想はない。 ベレトについて・敗北 随分前だがベレトと戦ったことがあったんだ。右目を潰され、両腕をもがれあっさり負けてしまった……そして悔しいことに、奴にはかすり傷さえ負わせられなかった。ベレト──俺とは違って、奴は「名前通り」悪魔の化身なのだろうな。 エルドラドについて ……それは人名か?それとも伝説の題名か?ああ、回答次第でお前の首をここでへし折ってやろうと思ってな。 此暦について 事務も雑務も押し付けている事について?…すまないと思っているさ、勿論。うん。 他キャラからの反応 元親友アスタロトについて 「藪をつついて蛇を出す」ということわざはアスタロトの為にあるものだ。……そう思わせる程にアイツはあらゆる物事に首を突っ込んでは状況を悪化させてばかりだったよ。でも、アイツとの邂逅が僕にもたらしたものは「蛇」ではなく「花」だったんだろうなと、今になってわかったな。 ハーニャエリーデーアスタロトについて・英断 彼は悪人で、尊敬に値することのない存在。誰がなんと言おうが私はこの考えを曲げることはないでしょう。ですが、6年前に起こったあの出来事での選択にのみ溢れんばかりの敬意を。 ハーニャエリーデーアスタロトについて・趣味 隠していたい秘密や過去を覗き込む事に愉悦を覚えるなんて、まったくまったく、悪趣味ですよ。自分の爛れた過去になんの後ろめたさを抱いていないからこんなことが出来るんでしょうね。ああ、気持ち悪い! 折穢アスタロトについて 第162代目館主?そ、そんな人聞いたこともない!もうあっち行って!
https://w.atwiki.jp/etorarowa/pages/173.html
「……」 各地にイヤらしいエロトラップが配置され、性欲に狂った何百という数のNPCが徘徊し、 血生臭い殺し合いの前哨戦が巻き起こりつつある浮遊大陸。 その片隅に位置する薄暗い森の中に、一人の若い男の姿があった。 「……」 年齢は大体20代半ば程。 白いスーツと黒いネクタイを着こなしたダンディな雰囲気の漂う青年だ。 「……ここで良いか」 青年は森の中の開けた空き地のような場所につくと、 自身に支給されたデイバックを地面に下す。 そして…… 「……アポロ・チェーンジ!!」 ……叫びながら両腕を顔の前でクロスさせると、 青年の姿は一瞬にして全く違うものへと変化する。 純白のスーツは鍛えられた逞しい肉体にピッチリとフィットした黒い全身タイツに変わり、 その黒い全身タイツを覆うように真っ赤に燃える炎の模様が描かれた白いマントが装着され、 頭部には側面に羽飾りが、中央に銀色の矢印模様のついた真紅の兜が装着される。 右腕は三つの銃口とフェンシングで使うような細身の長剣で構成された武骨な義手となり、 左手には日輪を思わせる円形の盾が握られ、左上腕にも小さな盾が装着された。 彼の名はアポロガイスト。 東西の某大国が高度経済成長を遂げる日本を壊滅させるために設立した秘密結社 『GOD(ゴッド、ガバメント・オブ・ダークネス)秘密機関』の秘密警察第一室長にして、 GOD機関の宿敵・仮面ライダーXの好敵手である。 「……変身は問題なし、か」 アポロガイストは怪人態へと変身した自身の体を観察する。 彼が人気の無い森の中で変身した理由はただ一つ。 この殺し合いを開いたあの悪趣味な恰好の男(ヒエール・ジョコマン)によって 『制限』がかけられているらしい自身の体と能力のチェックをするためである。 「……」 アポロガイストは右腕と一体化している三つの銃口と細身の剣で構成されている武器…… アポロマグナムの銃口を1本の松の木に向ける。 次の瞬間……雷鳴の如き銃声が薄暗い森の中に響き渡り、 松の木の幹の中心が弾け飛んだ。 続けざまに鋭い銃声が2回轟き、松の木の幹は本来の3分の2程の太さに削れていた。 「……なるほど、威力はかなり落ちているな」 未だに銃口から煙が吹いているアポロマグナムを眺めながら、アポロガイストは冷静に分析する。 本来、アポロマグナムは一撃で戦車を破壊する程の威力がある。 だというのに、今しがたアポロマグナムに撃ち抜かれた松の木は幹が少し削れただけ……。 これはアポロマグナムの威力が本来よりも落ちている証拠だった。 「……ガイスト・カッタァァァァ!!」 続いてアポロガイストは左手に持つ日輪を象った円形の盾……ガイストカッターを 松の木に向けて投擲する。 ガイストカッターは松の木の幹に命中し、松の木は幹の中心から真っ二つに引き裂かれた。 「……こちらは異常なしか」 アポロガイストは松の木の根本に転がるガイストカッターを回収する。 その時だった。 アポロガイストの後ろからパチパチという拍手の音が聞こえてきたのだ。 「!」 アポロガイストが振り向くと…… そこには裾の長いコートをまとった40過ぎくらいの白人男性が立っていたのだ。 「素晴らしい。いや、中々大した力だな」 「!」 拍手をする白人男性に、アポロガイストはアポロマグナムについている細身の剣の切っ先を向ける。 「おっと、待ちたまえ。私は君と戦おうとは思っていないし、殺し合いにも乗るつもりはないよ」 喉元に剣を突き付けられているというのに、白人男性は慌てる様子も冷や汗も見せずに 冷静に両手を顔の横に挙げて戦う意思がないことを示した。 「……本当だろうな?」 「あぁ、もちろんだとも。なんならこれでどうだい?」 警戒を緩めないアポロガイストに対して、白人男性は自身に支給されたデイバックを投げ渡した。 「……コートの中に隠し物があるかもしれない。コートもよこせ」 「疑り深いなぁ」 多少の文句を言いつつも、白人男性は素直に着用しているコートを脱いでアポロガイストに投げ渡した。 「ほら、これで信用してもらえるかな?」 「……」 得意げに首をかしげる白人男性の姿に、アポロガイストはようやくアポロマグナムを下ろし、 変身を解いて白いスーツと黒ネクタイの人間態へと戻った。 その様子を見て白人男性は「ヒュ~♪」と口笛を吹いた。 「一応言っておくが、信用したわけじゃないぞ。この姿の方が交渉しやすいからな」 「懸命な判断だな」 白人男性は両手を上げながら肩をすくめた。 どことなく相手を小馬鹿にしている感じがした。 「自己紹介が遅れたな。私はヘルムート・ジモ。正式には『ヘルムート・ジモ男爵』で、 『ヘルムート・ジモ元・大佐』だ。君は?」 「……アポロガイスト。GOD秘密警察第一室長だ」 ☆☆☆ 白人男性……ヘルムート・ジモとアポロガイストは森の中の空き地に腰を下して 情報交換を開始した。 しかし…… 「GOD機関……それに仮面ライダーX……初めて聞くなぁ」 「アベンジャーズにサノス、指パッチン……聞いたこともないな」 ……お互いにお互いの出し合った情報に混乱していた。 ジモによれば、今から5年前に『サノス』という異星人によって人類の半分が消滅した『指パッチン」 という事件が起き、超人的な能力を備えたヒーロー達の集団『アベンジャーズ』 によって消滅した人類が戻ってきた、とのことだったが、 アポロガイストにとっては全く聞いたことのない情報だった。 それはジモも同じで、ジモは『ヒドラ』という非合法組織に属していたにも関わらず、 東西の大国が創設した組織であるGOD機関の事も、 その宿敵である仮面ライダーXの事も全く知らなかったのだ。 その上…… 「つかぬ事を聞くけど、今は西暦何年だか分かるかい?」 「?1974年に決まってるだろ?」 「……私の記憶だと、今は2023年の筈なんだが」 「……何?」 ……なんと、時間の認識まで半世紀近くも誤差があったのだ。 一体どういう事なのか? 普通ならば、ウソを言っているか頭がおかしいかのどちらかだと考えるのが普通だが、 殺し合いという状況でおとぎ話のような嘘をつく必要などないし、 ジモは目の前でアポロガイストが変身する瞬間を目撃している。 そこでアポロガイストはある仮説を立てた。 「まさかとは思うが……あの悪趣味な男は、タイムマシンのような物でも持っているんじゃないだろうな?」 「ふむ。なるほど……少々突拍子もないが、可能性としてはあり得ない話じゃないな」 ジモとアポロガイストの間で時間の認識が半世紀以上も誤差があること、 お互いの持つ情報に全く聞き覚えが無いこと、 そして、殺し合いの会場であるこの浮遊大陸とそこに配置された大量のNPCの存在……。 主催者であるあの男が、タイムマシンのような時間移動が可能な機械、 もしくは技術を持っているのであれば、辻褄が合う話だった。 「まぁ、今はどうでもいいか……」 ジモとの情報交換を済ませたアポロガイストは、 自身のデイバックを手にして立ち上がった。 「一つ聞きたいんだが、君はこれからどうするんだい?」 「生きて総司令の下に帰還し、Xライダーと決着をつける……と、言いたいところだが、もうすでに2回も敗北している身だからなぁ……」 アポロガイストは以前、仮面ライダーXと戦って敗北し、 右手に仕込まれたアーム爆弾で心中しようと……したのだが失敗し、一人だけで死亡した。 その死を惜しんだGOD総司令の計らいで強化再生処置を施されて復活したは良いものの、 その再生手術の効果は一か月しか持たず、 死期を悟ったアポロガイストはXライダーに最後の戦いを挑んだが……またしても敗北した。 そして、気づけば五体満足な状態で殺し合いに参加させられたという訳だ。 宿敵との戦いに一度ならず二度までも負けるような人材を、GODは必要としない。 例え勝ち残って総司令の下に戻ったところで、 『役立たず』として処刑される未来しか残ってはいないだろう。 かと言って、『優勝者の願いを叶える』という甘い言葉や『賞金・20億円』に従って無駄な殺戮を行うのは アポロガイストのプライドが許さなかった。 「そういうお前はどうするんだ?優勝して、死んだ家族でも生き返らせてもらうのか?」 「ふむ、そうだな……」 アポロガイストからの問いかけにジモは遠い目をする。 かつてジモはアベンジャーズのヒーロー達の起こした事件の巻き添えで家族を失い、 アベンジャーズを内部崩壊させることで復讐を果たし、今は刑務所に服役中の身だという。 そんな男にとって、『優勝者の願いを叶える』という主催者の言葉は甘い誘惑の筈だが…… 「……いや、あいにく興味はないよ。人間を大量に浚って殺し合いを強要するような奴が、 素直に優勝した者の願いを叶えるとは思えないし、例え本当に生き返らせてもらえたとしても 君のように『サイボーグ』としては嫌だしね」 「ならば……賞金の方はどうだ?」 「そちらも興味ないね。私は『男爵』としてかなりの資産を持っている。 日本円の20億というと……アメリカドルだと1700万程だったか?その程度の額は、私にとっては『はした金』だよ」 「……懸命な判断だな」 ジモの返答にアポロガイストは微笑みを浮かべた。 「すると……我々はお互いに『目的の無い者同士』、ということか」 「そういうことだね」 ジモとアポロガイストは静かに空を見上げる。 暗い夜空に星と月だけが輝いていたのだった……。 【アポロガイスト@仮面ライダーX】 [状態]:健康、人間態 [装備]:無し [道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3 [思考・状況] 基本:死ぬ気はないが……優勝して叶えたい願いもないし、賞金にも興味は無い 1:Xライダーと今度こそ決着をつけたいが、もう2度も負けているしなぁ…… 2:総司令の下に戻っても、『役立たず』として処刑されそうだし…… [備考] 第21話『アポロガイスト最後の総攻撃!!』でXライダーに敗北した直後からの参戦。 怪人態は再生アポロガイストです。 アポロマグナムの威力が一般のライフル銃レベルまで落ちています。 ジモからMCU世界の情報を得ました。 ヒエール・ジョコマンがタイムマシンのような機械or技術を持っているのでは?と考えています。 【ヘルムート・ジモ@マーベル・シネマティック・ユニバース】 [状態]:健康 [装備]:無し [道具]基本支給品一式、ランダム支給品1~3 [思考・状況] 基本:死にたくはないが、殺し合いに乗る気もない 1:仮面ライダーにGOD機関……アベンジャーズ以外にも超人が? [備考] 『ファルコン&ウィンターソルジャー』第5話でラフト刑務所に収監後からの参戦。 アポロガイストから仮面ライダーXとGOD機関の情報を得ました。 ヒエール・ジョコマンがタイムマシンのような機械or技術を持っているのは?と考えています。
https://w.atwiki.jp/gumdamblackcat/pages/370.html
【残飯処理生物】 「れいむはまりさのことがすきだよ!」 「まりさもれいむのことがすきなんだぜ! いもむしさんやばったさんよりもすきなんだぜ!」 とある公園の片隅で、二匹の饅頭が愛を語っていた。 感情を確認しあったら、晴れてカップル成立だ。さあ、柔らかな頬を擦り寄せて愛を燃え上がらせようと互いに駆け寄ったときだった。 「つっかまーえた」 浮遊感。 れいむとまりさの明るい未来が永遠に引き裂かれた瞬間だった。 ――――― 「ここからだしてね! まりさにあわせてね!」 「ばかにんげんはさっさとまりさたちをかいほうするんだぜ!」 二匹はそれぞれ別の箱に入れられた。多少のスペースはあるが、動き回れるほどの広さではない。天井は高く、がんばってジャンプしても届かない。いくら暴れても箱が壊れるようなことはなく、それは脱出不可能を意味していた。 これからようやく二匹でゆっくりできると思っていたのに。突然現れた人間は、何が目的で自分たちをこんな目に遭わせるのだろうか。 「まりさぁぁぁ!」 「れいむぅぅぅ!」 思いきり声を出してようやく聞こえるくらいだ。互いの声を聞き、二匹は安心した。 いくらか気持ちが楽になって、そのうち出してくれるだろうと思った。 ――――― どれくらいの時間が経ったのか。光も風もない密室。ときおり互いの存在を確かめるために声を出していたが、今となってはそんな体力は尽きていた。 食料はおろか水もない。暗く狭い箱のなかで、二匹は絶望していた。 ――――― 「おいーっす。おまえらゆっくりしてたか?」 俺は二つの箱を同時に開ける。久しぶりの光が眩しいのか、しきりに眼をしばたかせている。 「まりさ……だいじょうぶ……?」 「れいむ……まりさはだいじょうぶだぜ……れいむは、だいじょうぶなのぜ?」 「ゆゆう。いきてるよちゃんと……」 餓死寸前、ってとこか。さあて、こいつらの信頼関係にひびをいれてやろうかな。 「おまえら、これをみろ」 「「ゆっ?」」 俺が取り出したのは、おいしそうなケーキと腐りかけの鼠の死骸。 「おまえら二匹に聞く。……どちらを食べたい? ケーキを選んだら、相手に鼠の死骸を食わせることになるが」 「「……ゆ」」 腹が減っている。 眼の前には、舌がとろけそうなほど美味そうなケーキと、腐臭を漂わせる鼠の死骸。 だが、自分がケーキを選んだら相手に腐った鼠の死骸を食わせることになる。蛆が湧いているかもしれないものを、食べたくはない。 れいむは迷っていた。 まりさも迷っていたが、れいむよりも早く判断して、言った。 「まりさはけーきさんをたべるのぜ! れいむにはしんだねずみさんをあげるんだぜ!」 おーおー。死にかけだったのにケーキを食べられるとわかったらこれかよ。 「どぼぢでぞんなごどいうのおぉぉぉ!?」 れいむは涙を滝のように流して絶叫する。 「んじゃまあ、そういうことだから。れいむには鼠さん、まりさにはケーキさんをあげようね」 「ゆわーい! まりさのけーきさ……」 「うっそぴょーん」 「ん……」 死骸を「まりさの箱」に落として箱の蓋を閉める。 「ゆぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ! ぎぼぢわるいぃぃぃぃぃぃぃぃ!」 嫌悪の叫びが聞こえてきたが、箱は特殊な素材だから音はあまり響かない。 「まりさぁぁぁ……どうしてなのぉぉぉ……」 かわいそうに。裏切られたれいむはえづきながら泣いていた。そんな姿に、俺は憐れみを感じてケーキを…… 「ぺっ!」 あげる、なんてことはしない。溜まった唾を吐きつけた。こんなヤツらにケーキなんてやらん。 れいむの箱も蓋を閉めた。 ――――― 「ごはんだぞ」 蓋を開け、生ゴミを落とす。中にいるれいむとまりさは少しだけうれしそうだ。食料がもらえ、生を繋げられるからではない。このときにだけ、二匹は互いを感じあえるのだ。 まりさは、れいむに謝った。自分がケーキを食べたかったから、れいむに鼠の死骸を押し付けた。れいむは、そんなまりさを許した。自分だって迷っていたのだ。いつまでも責める気は起こらなかった。 そんな二匹を見て、人間は約束した。 「十日経ったら、二匹をそこから出してあげる。あまあまもプレゼントして、住んでいた公園に帰してあげる」 だから、二匹は待っている。おいしくない、ときには腐った生ゴミを我慢して食べる。いつか来るゆっくりした未来のために、暗闇のなかで今日も生きている。 ――――― 「『3』以上は数えられないのよね? ……悪趣味だわ」 「んー。最初はホントに約束どおり出そうかと思ってたんだがな、思いの外便利で…………なーんて」 完
https://w.atwiki.jp/bc5656/pages/2125.html
「ヤッパもハジキも捨てなァ! ――この場は、アタシが預かった!」 『ココノエ』 本名:九重一夜<ここのえ いよ> 種族:人間+(幻獣:華蟷螂) 性別:♀ 年齢:23歳 身長:170cm 外見:桃色に緑が混ざるストレートロング。デス甘露寺さん。 一房だけ額より垂れているイメージ。緑色の瞳。睫毛長し。 背面には八匹の竜の入れ墨があるがお目にかかることはないだろう。 服装:長尺の煙管を愛用。愛煙家。 チャイナドレスや、エンパイアドレスといった脚線美系の服装に黒タイツ。 その上から肩にガウンマントを羽織っている。足組んで頬杖が似合いそうな格好だ。 職業:九頭竜会・首領 交友:二夜、三夜、他 人物 性格 いわゆる姉御肌。これに尽きる。 背負わなくてもいい事を背負い、応えなくてもいい事に答えるタイプで 大局を見て、小局から手を付けよ、を地で行くため組織の頭なのに非常に行動的。 破天荒で自由奔放だが、最終的に筋は通すため、とことんやるタイプでもある。 自分のことより家族(構成員)の将来を憂いている。脳筋が多いしね。 そんなだから構成員達に推されてココドバイの婚活組織に足を運んだのだが…… 九頭竜会 シーナ、オニールなと中央~北方に構える暴力団組織。 訳アリ護衛やオニール跡地の解体、金融関係などわかりやすいシノギから激安スーパーやカジノ運営、投資、コンサルまで手掛けている。 司法が各街で独立しているヴァースにおいて、犯罪者に別の街に逃げ込まれたら実は厄介。 そういう時は九頭竜会(が運営する警護団体)にお任せあれ、簀巻きから指詰めまでセット価格でご提供。 カタギさんに迷惑は欠けないが、筋を違えたものに容赦はしない。そんな荒れ呉れ者達の唄である。 構成員は元不良や奴隷、バトルジャンキーが殆ど。世の爪弾き者やエネルギーが有り余っている若者はよく勧誘される。 いわゆる組織方針に基づいたものであり、破落戸をよく纏めている。 ちなみに9人の幹部がいると思いきやそうではないようだ(もっと多い) 首領 裏社会のカリスマ。ドン・ココノエその人である。 「九重」の名は拾われた先代の爺から貰った名で、以後そちらをメインで名乗っている。 経歴 出自不明の孤児。オニール・シティの組合で人身売買され、悪漢の屋敷で働いていた。 孤児にしては器量も良く、他の子の面倒見も良かったが、主に対しては他の娘と違いまったく媚びへつらず心も折れないため 面白く思わなかった主がとある貴族の 儀式の前実験に駆り出させ、奇しくもそれが彼女の人生の転機となった。 儀式とは何人もの孤児や奴隷を殺し合わせ、もっとも強い個体に守護衛霊を与えるという悪趣味な儀式であり また前実験であるため、本儀式ではない守護衛霊が充てがわれていた。 そこで彼女は勝利を掴み取り。力を手にした。 守護衛霊「百花繚蘭 オルフェ 」 ココノエが継承した守護衛霊。巨大な華蟷螂の姿をしている。 蝶よ花よといった形で幻覚を見る事はあるが基本的に視認できない。 眼や勘が良ければ、その網膜に怪異が映るであろう。 いざココドバイ 「姐さん頼むから旦那さん見つけてくださいよ!」 舎弟達の懇願についに折れたかココノエ。いざココドバイである。 「砂漠の中継都市だぁ? でかいシノギの匂いもあるだろうしね…… しょうがねぇ、いっちょやってやろうじゃないか!」 嗜好 好きな事:風呂(露天)、大人数での飯、酒 好きな人:ちょっと枯れ専とダメンズのきらいがある。 好きな物:長尺のキセル(先代の形見)、タバコ、酒 嫌いな事:筋を通さない事、期待に応えられないこと。 嫌いな人:弱者を食い物にする奴。約束を破る奴。 嫌いな物:寄生虫(何故か何でか異様に鳥肌が立つ) 口調 一人称:アタシ、ウチ 二人称:お前、アンタ。 口癖 :しょうがないねぇ。 セリフ 「そりゃでっかいシノギだ。破落戸も集まんだろうね……!」 「しょうがないねぇ……いっちょ派手にやるかい!!」 「お前達不良だろ? ルールも社会もクソくらえのツッパリボーイズだもんな。 いいぜ、ちょっくらアタシとも遊ぼうか」 「もいっぱつ来い!!」 「オイ。 ……筋を違えんじゃないよ。」 「足が繋がってる内に帰んな。」 「婚…活……??」「アタシ? 何で――凄い圧で喋るじゃんアンタ」 「やめやめやめ!そのニョロニョロしたの近付けんじゃないよ!!」 戦闘 CL:B/S+ SL:C/A+ ML:C/C LL:―/― 耐久:B 防御:B 筋力:B 知覚:A+ 速度:C 機敏:S+ 空中:C 経験:A 制作は綴、プレイヤーはシャッフル! 梅喧とドレイクとブラックラグーン!というイメージ
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/5126.html
前ページ次ページ割れぬなら…… 「何故?」 タバサは、賈言羽に訪ねた。 何故作戦を変更したのか? 一晩経った今でも、タバサの中にその問いに対する答えは無い。 賈言羽は笑って。 「感情というものは、存外馬鹿にはできぬものでしてな」 と、答えた。 その笑顔は『無理矢理作りました』とでも言いたげ代物だったが、 その笑顔は『計算高い謀略家』のイメージを『嘘のつけない不器用人間』のものへと変えてしまう。 「印象操作」 「左様」 つまり、今見せた不器用な笑顔も、土壇場で作戦変更をして見せた温情も、賈言羽にとっては同列の行動なのだろう。 悪印象を持たせるよりも、好印象を持たせた方が、何かと都合が良いのは間違いない。 情に流された訳でも、ヨシアの熱意に負けた訳でも無かったのだ。 「安心した」 賈言羽はやはり『計算高い謀略家』であった。 それを確認したタバサは、ほんの少しだけ賈言羽に対する警戒を弱めた。 「こちらもです」 タバサはたった一言で賈言羽の意図を読み取って見せた。 自分の想像以上の聡明さを有する少女を確認し、賈言羽は内心ほくそ笑んだ。 時刻は正午、村のあちらこちらから炊煙が上がっている。 翼人達の巣からも、同じような煙が見えた。 ……それが、作戦開始の合図。 森に潜む複数の密偵が、同時に火薬玉に点火した。 賈言羽はあくまでも『自然出火』と言い張るつもりであった。 翼人を殲滅するのが目的だったのならともかく、和解をさせるのなら、対人感情も対翼人感情も悪化させてはならない。 共通の大敵は、あくまで第三のものでなくてはならない。 そうでなくては、全面戦争に突入しかねない。 火の廻りが速すぎてはいけない。 『誰かが放火したのでは?』と疑われてしまう。 火の廻りが遅すぎてもいけない。 人間、あるいは翼人達が、独力で鎮火してしまう。 速すぎず、遅すぎず、そんな神業的な火計を賈言羽は立案し、計画し、見事に実行の段階までもってきてみせた。 そんな綿密な計算の基に出火した炎は…… そんな綿密な計算の基に出火した炎は……開始5分で森全体にまで広がった。 「「消せるかっ!!」」 ヨシアとアイーシャが、それぞれ別の場所から同時にツッコミをいれていた。 タバサとシルフィードが、賈言羽に冷たい視線を浴びせた。 2人……もとい、1人と1匹に言われるまでもなく、賈言羽はこの異常の原因を探り当てていた。 「メンヌヴィルという男に間者達のまとめ役をやらせましてな…… その男、焼けた肉の臭いを嗅ぐと恍惚とした表情になる異常性癖の持ち主でして」 タバサが溜め息を吐きだした。 それはもう盛大に吐き出した。 その瞬間『計算高い謀略家』のイメージは、一気に『呉学人』の域にまで急落した。 ・ ・ ・ 沸き立つ祝福 新しい門出 見守る人々は みんな目が死んでる 和解に賭けた作戦 けど みんな目が死んでる シルフィードが陽気に、かなり悪趣味な歌を歌っていた、 賈言羽とタバサを含め、村の人々も翼人達も、死んだように眠っていた。 翼人の巣の付近だけはかろうじて死守したものの、森の半分以上が焼け落ちた。 あれから2人は、燃え盛る火炎の中で悦に浸っていたメンヌヴィルをとっちめ、 指揮系統の混乱により右往左往していた間者達を纏め上げ、その後はひたすら不眠不休の消火活動にあたった。 またメンヌヴィルの抵抗は激しく、タバサは全治1週間の火傷を負い、賈言羽は手持ちのマジックアイテムの半数近くを焼失した。 完全に鎮火するまでの6日間、全員が全員不眠不休。 特に作戦準備の為に前日を徹夜した賈言羽、メンヌヴィルと死闘を演じたタバサ、 そして力の限り飛び続けたシルフィードの疲労は言語を絶するものである。 4日後、村の広場でヨシアとアイーシャの結婚式が行われた。 しかし、いろいろな物を焼失した村の復興に追われていた村人達や賈言羽は当然のように寝不足であり、 式に出席していた者達のほとんどが、死んだ魚のような目をしていたという。 貴方と私は 同じじゃないけど 貴方と私は 同じ道を往く だいたい そんな感じ ……しかしまあ、村人と翼人の和解だけはなんとかなった。 一組の男女が、大きな障害を乗り越えて結ばれた。 村人達も翼人達も、疲れ果てた体を奮い立たせてまで、2人の門出を祝おうとしていた。 ちょっとした手違いはあったが、一応作戦は成功したと言っても良いのではなかろうか? タバサはそんな思いを抱えて、賈言羽の回復を待っていた。 作戦成功 タバサからの評価が下がった。 タバサとの関係が『警戒』から『用心』に変わった。 『呉学人』の称号を得た。 前ページ次ページ割れぬなら……