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10話 超電磁砲、緑の弟の最悪の状況 「ねぇ、弟君」 「なんですか?御坂さん」 「攻撃してきたってことは、私達はどうするべきなのかな?」 「さあ、どうしましょうね」 「……」 「まったく、心ここにあらずって感じね」 ちなみに簡単な状況説明 協力することになった御坂美琴とルイージをジル・バレンタインが襲った。 説明終了。 「とりあえず、逃げる事を優先した方がよさそうね」 「そうですね」 「……」 H&KUMPを構えるジル。 それに対して何も持っていない二人。 どう見ても二人が逃げ切れる可能性はない。 (……電撃でどうにかなりそうな相手じゃないわね) そう、勘ではあるが相手には絶対に勝てない。 御坂美琴は思う。 単純な戦闘能力なら学園都市の中でも勝てる人間はいないだろう。 しかしこちらには超電磁砲という隠し玉がある。 今は惜しんでいる暇はないが、生憎砲弾の代わりになるものがなかった。 (……ただの電撃じゃあ切り抜けられる可能性が高い) 考えているところでルイージがジルに向かって走り出した。 「お、弟君!?」 「御坂さんは逃げてください!」 「え?」 「この先に住宅街があるはずだ!そこまで逃げてください!」 「で、でも貴方が!」 「僕は大丈夫ですよ!」 「マリオブラザーズには、不可能はないんです!」 「……分かったわ」 「絶対に戻ってきなさいよ!」 「了解です!」 御坂は後ろも振り向かず走り出した。 そして、見えなくなったところでジルが襲ってきた。 「わざわざ待ってくれるなんて、優しいですね」 ジルがH&KUMPを乱射する。 一面に乱射され、どこに避けても体を銃弾が撃ちぬく。 しかし、常識を外すのがマリオブラザーズだ。 左、右、どっちに避けてもダメなら。 上に避ければいいのだ。 高く跳びあがり避ける。 そして急降下してジルに攻撃する。 が、ジルもそれをよける。 「……」 「これは逃げた方がいいな…」 ルイージも逃げる。 しかしジルは追わなかった。 理由は分からないが、追わなかった。 そして、ジルはゆっくりと歩き出した。 【一日目/深夜/F-2西部】 【ジル・バレンタイン@BIO HAZARDシリーズ】 [状態]健康、胸に投薬装置 [装備]H&KUMP(0/30) [所持品]基本支給品 H&KUSPのマガジン(1) [思考・行動] 基本:皆殺し。 1:先ほどの敵を危険人物と認識。 以下は本来の人格 ?:????? [備考] ※胸に投薬装置をつけられているどこかからの参戦です。 ※クリスがこの場にいる事を知りました。 ☆ ☆ ☆ 「早く御坂さんに合流しないと……」 でも、大丈夫か…? 嫌な予感しかしない。 でも、行くしかないな。 ルイージは、足を速めた。 【一日目/深夜/F-2東部】 【ルイージ@マリオシリーズ】 [状態]健康 [装備]なし [所持品]基本支給品 不明支給品(1~3) [思考・行動] 基本:主催への対抗をする。 1:御坂さんと合流する。 2:兄さんとも合流したい [備考] ※Newスーパーマリオブラザーズからの参戦です。 【一日目/深夜/F-3住宅街内部】 【御坂美琴@とある魔術の禁書目録】 [状態]健康 [装備]なし [所持品]基本支給品 不明支給品(1~3) [思考・行動] 1:弟君を待つ。 2;上条当麻、白井黒子との合流。 [備考] ※少なくとも上条当麻に恋心を抱いているところからの参戦です。 間違った約束は押し付けでしかない 時系列順 それは幸運か不運か 間違った約束は押し付けでしかない 投下順 それは幸運か不運か START 御坂美琴 探し人オーバーラン! START ルイージ 探し人オーバーラン! START ジル・バレンタイン 鬼さんこちら、手のなる方へ
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東京の夜は輝きに満ちている。 街頭に掲げられる看板には見る者の目を灼く多彩色のネオン。 アスファルトの路面に列を為して交錯する車両のライト。 森の如く密集して聳え立つビル群のトーチ。 日中に通り過ぎた雨の雫は、それら全ての人工光沢を乱反射し、未だ湿り気を残す街に多様な色彩を滲ませていた。 広がる夜景の下へ、降りるほどに深く、明るく。 まるで宝石を混ぜ合わせて作った渦のように。 霊長の創り出した星の煌。 人類史の繁栄を映し出す焔。 確かな輝きは此処に。 たとえそれが、複製された世界の内側だったとしても。 「――――――――――」 界聖杯によって象(かたど)られた偽の都。 渦巻く地上の光の及びきらぬ高度にて、その歌は流れている。 街ゆく人々は気づかない。 その舞台は地の雑踏より遥か高く、そして地の騒音に比べれば、小鳥の囀りの如き小さな声であったから。 「――、――――、―――――」 言葉ですらない。 小さな、小さな、それは鼻歌であった。 誰に向けられたものでもない、昂ぶる感情に乗せたハミング。 それは少女の、歓喜の歌だった。 「――――」 歌は夜空を旋回していた。 天の雲に至るほど高くはない。 しかし街頭の光に比べては遥か上方、その歌は、ビルの屋上を駆けていた。 羽ばたく鳥達には聴くことが出来た。 駆け行く歌、舞い踊る彼女の靴の音を。 ぱしゃり、ぱしゃり、ぱしゃり。 屋上の溝に溜まっていた水溜りの、それは弾ける音だった。 通り雨が残した僅かな痕跡を、少女の靴は意図して踏みつけ、また次の水溜りに足を伸ばす。 雨の日にはしゃぐ子供のように。 『水溜りしか踏んではいけない』と定めた遊びのように。 そして事実、彼女はまだ子供と呼べる年齢で、しかしその動きは、普通の人間のそれを逸脱していた。 一つのビルの屋上にある水溜りを全て踏み切ると、勢いそのまま隣のビルへと飛び移り、また水溜りを蹴って蹴って、次のビルへ。 まさに軽業。地上200メートルを超える高さで行われるパルクール。舞い踊る速度は増すばかり。 自然に考えて、いつか限界が来るはずだった。 「―――ああ」 そも行っている行為が危険極まりなく、更に「水溜りしか踏んではならない」という縛りを課している。 しかしそれでも、少女のスピードは増すばかり。広大な面積を誇るビルの屋上、平場に水溜りが一つしか無かったとして、彼女は一歩で踏破する。 そして今、水溜りの存在しないビル一つを、少女の足は軽々と飛び越えて、2つ隣のビルの水溜りに着地してみせた。 「ああ――楽しい――!」 右へ左へ無軌道な動きと同様に、踊りのジャンルもまた自由に形を変えていく。 バレリーナのように繊細な動きで水溜りに足を浸けたと思えば、ストリートダンスのような奔放さで泥を蹴り、スケートジャンプの如くに回転して宙に身を投げた。 けれど舞う少女に、踊るという意識は無い。 ただ動きたいように体を動かすだけ。衝動のままに夜景の上を泳ぐだけ。 開放された喜びを、全身で歌い、解き放つだけ。 空を往く小鳥達は聴くことが出来た。 少女の歌、少女の靴音、そしてもう一つ。 はらり、はらりと。 ページを捲る微かな音。 摩天楼のステージで舞い続ける少女の行く先々、常にその音はあった。 闇に目を凝らせば、かすかな影があることも。 「――――」 少女の進行方向に、現れ消えを繰り返す。 影は、一冊の本を開いて佇む、男の形をしていた。 「アサヒ」 その男、従者は名を呼ぶ。 「アサヒ、今夜はここまでだ」 己を呼び出した主の名を。 「――――ん」 ぱしゃりと。 水溜りの上で、少女はやっと動きを止めた。 くるっと一回転して振り返ると、やはり男は彼女の傍に立っている。 擦れたスニーカーがもう一度だけ泥を弾く。 回転の慣性に従ってぱらぱらと、少女の銀髪が風に流れた。 天真爛漫に輝いていた瞳から光彩が失せ、溌剌としていた表情は冷たく透明に色を落とす。 少女は主(マスター)。 「あ、もう時間っすか……盗賊(ハンター)さん」 少女の名を、芹沢あさひ。 ◇ 男の名を、クロロ=ルシルフル。 「絶対量に個人差はあるが、体内に保持できるオーラは有限だ。使い果たすと疲労で動けなくなる」 男は従者(サーヴァント)。彼の目には、あさひの状態が克明に見えていた。 小柄な身体から立ち昇る生命エネルギーは全身を覆うように留まり、隙間なく纏う鋼の鎧と化している。 生半可な物理攻撃では、今の彼女を傷つけることはできないだろう。 それは念能力の基礎的な技術の一つ。 纏(テン)、という。 「更にもう一つ、ここから先は他の主従のテリトリーだ。不用意な侵入は分の悪い交戦に繋がる。 成り行きの師としてだが、忠告はしておこう。今日はもうアジトに戻れ」 念能力。 体から溢れ出すオーラと呼ばれる生命エネルギーを操り、自在に使いこなす力。 摩天楼を無軌道に泳いできたそれは、あるいは少女にとって修練でもあったのか。 蓄積した疲労によって減じた彼女の生命力(オーラ)はしかし、それでも渇望を顕にしていた。 まだやりたい。もっと、もっと、もっと。活発に。貪欲に。 知りたい。学びたい。このチカラをモノにしたいと。 「う~~~ん、でも、なんっかまだ違うんすよね~!」 少女は首をかしげ、両目をぎゅっとつむった。 「もうちょっと、もうちょっとなんすよ!」 髪の毛をくしゃくしゃとかき混ぜながら悶えている。 自分の内側の齟齬を上手く伝えられない事が、酷くもどかしいようだった。 「もうちょっとで、なにか掴めそうな気がする……」 そして男にではなく、自分自身に語りかけるように冷えた声で言って、あさひは動きを止めた。 次第に表情が消え、目から光沢が消え、深く深く自己に埋没する。 それは絶大の集中だった。 「"発"の感覚に納得がいかないか? 会得しただけでも充分に驚くべき成長だがな」 クロロは表情を変えず平坦に話しているが、それは念を知るものが見ればまさに驚嘆するべき事実だった。 纏(テン)、絶(ゼツ)、練(レン)、そして発(ハツ)。 二人が初めて出会ったのは数日前のこと。たったの数日で、あさひは念能力の基礎四大行を習得していた。 精孔を強制的に開く必要もなかった。 念という概念の説明と、たった数時間のイメージトレーニングのみで彼女は全身を流れる生命力(オーラ)の感触を掴んだ。 それは天性の感覚。生まれ持った第六感。つまるところ、彼女には絶大なる才気があった。 以降、従者であると同時に念能力の師として、クロロは少女に知を授けた。 彼にとってそれは単なる暇つぶしであると同時に、開戦に至るまでの準備でもあった。 「う~ん、やっぱりもう一周! さっきの所、もう一周だけやりたいっす!」 じたばたと動きながら両手を合わせて言う少女に、クロロは少しだけ考えてみる。 出会って数日の付き合いだが、こうなったマスター兼弟子が聞かない事はよく分かっていた。 よって、もう一度手元の本を開き、視線を落とした。 「一周だけだ」 「やった!」 一転、満面の笑みを浮かべて、少女は再び夜天に身を躍らせた。 「盗賊(ハンター)さん、これからどうするんすか?」 後方のビルに飛び移った後、あさひは身に纏うオーラを消し、"絶"の状態で水溜りを踏んでいく。 「オレは従者(サーヴァント)にすぎない。方針を決めるのは主人(マスター)のお前だろう、アサヒ」 クロロはやはり、彼女の向かうビルの屋上に佇んでいる。 偽りの東京を吹き抜ける風が彼のコートをなびかせ、ひとりでに本のページを捲った。 「でもハンターさんも、やりたいことがあるから、ここに来たんすよね?」 さり気なく、しかし核心を突いた問いにクロロは微笑を浮かべていた。 召喚に応じた従者の願望。 それをあさひは『やりたいこと』と言った。『叶えたいこと』ではなく。 「いい勘してるよ」 水溜りを全て踏切り、あさひの全身から急激にオーラが放出された。 "練"の勢いそのままに屋上の平場を蹴ったその跳躍は、棒高跳びの世界記録を超えている。 「選択肢を示してやることは出来る。例えば、死なないように立ち回って、元いた世界に帰るように努力する、とかな」 それは、あさひの出自であれば順当な方針だったのかもしれない。 超常の殺し合いからの逃亡。 逃げ回り、戦闘を避け、生き残ることだけを目的とする。 そして在り来たりな日常への、素晴らしい平和な毎日への、帰還を目指す。 「はは――それ、すっごくつまらなそうっす」 けれど男は、今の彼女であれば、そう答えることを知っていた。 「……だろうな」 だから微笑を消して、滔々と目的を語り始めた。 「願望器――聖杯。それをいただく」 多くのサーヴァントにとって前提条件でしかないことを、彼は目的であると言った。 どんな願いでも叶えられるという、聖杯。 それは天上にあるのかもしれない。 それは地平にあるのかもしれない。 世界が聖杯の内側にあるのなら、それは世界そのものを掴む行為かもしれない。 魔法。 願望器の齎す奇跡。 聖杯を掴む栄誉。 男にとってはどれも、さして興味がない。 ただ、それが名をもつ宝であるのなら。 欲しい。 クロロは盗賊であるからだ。 「なるほどっす……でも――」 そして、やはり少女の言葉は、まっすぐに核心を捉えていた。 「それだけっすか?」 「勿論、違う」 徐々に勢いを強める風が、クロロの持つ本のページを捲っていく。 サーヴァントになると同時、昇華された一つの能力。 盗賊の極意(スキルハンター)。 彼が生前為した悪行、あるいは偉業の全てが、今はそこに残されていた。 幻影旅団(クモ)。 かつて彼と共にあった仲間たちの記憶(ネン)もまた。 「この世界には、様々な平行世界から英霊が集うという」 数多のサーヴァント。英雄、豪傑、神格の勇者。 そしてクロロのような反英雄まで招かれる。 その力量、性能、目的は様々だが、彼らに一つ、共通して言えることがある。 「どうやら英霊ってやつは、宝をもっているらしい」 ――宝具。 彼らの誇る伝説の象徴、物質化した奇跡。 それが今、この場所には、大量にひしめいている。 ならば盗賊のやることは決まっていた。 「全部だ。この世界のお宝、丸ごとかっさらう」 聖杯など、終着点でしかない。 「それがオレの、やりたいことだ」 「…………」 あさひは暫く答えなかった。 夜景の上、逆巻く風の中、舞い踊る全身の躍動を制御しながら、ぽつりと一言、こぼすように笑った。 「それ……面白そうっすね」 男は実像を解き、霊体として空間に滲んでいく。 もうすぐ、少女の舞いは終わるだろう。動きから迷いが消え、境地に至ろうとしている。 「アサヒ。勝ち残りたければ、マスターとしてオレを上手く使え。いや、あるいは――」 その言葉はもはや誰に向けられたものでもない、独り言だ。 再び少女が誰の声も届かぬ、極度の集中状態に入ったことを、彼は知っていたからだ。 「あるいはオレが、お前を上手く制御(プロデュース)する必要があるか」 ◇ 小鳥の歌が空を旋回する。 「――、――――、―――――」 少女のハミングはラスサビに差し掛かり、夜の舞踏はフィニッシュを迎える。 「空も飛べそう―――」 あさひは本心からそう思った。 頬を撫ぜる空気が気持ちいい、はためくシャツの感触が愛おしい。 星の天蓋は広く、宝石の街を見下ろすような、開放された視界が楽しくて楽しくてしかたない。 「こうかな、違う、きっと……こう!」 自然に身を任せるように力を抜いて足を泳がせると、驚くほど簡単に本質を掴めた。 分かってしまえば、当たり前のように成功した。自分の思う通りにオーラが動いて足に乗る。 まるで翼が生えたみたいに自由だった。 「やった! ほら、できたっすよ! クロロさん!」 嬉しくてつい、呼ぶことを窘められていた真名を叫んでしまったが、それすら既に思慮の外。 「はは―――!」 蹴り足を浸す水溜りが、あさひの"練"にさらされる。 街路樹から屋上まで風に巻き上げられた一枚の木の葉が、水面に浮かんでいた。 念能力の系統を知るための一般的な方法で、同時に"発"の修行法でもあるそれは、水見式という。 くるくると元気よく回転する葉の動きは最初、『操作系』を表す変化に思われた。 しかし、 「あはははっ―――!」 次第に、水の色が変わっていく。 映す夜空を反転させたような、淡いブルーへと。 そして、葉の形状も少しずつ、削いだ刃のような、異形の翼のようなフォルムへと。 他の系統に当てはまらない『特質系』の変化は、彼女が触媒なくクロロ=ルシルフルを召喚した縁の証明だった。 「できたっ!」 嬉しくて楽しくて、今はただ笑っている。 だけど、彼女が気づくまで、あとどれ程の時間があるのだろう。 もっと、できるようになれる、ということに。 今駆ける場所、屋上という、世界の狭さに。 きっと、気づくまでの時間は幾ばくもない。 そうすると次に、翼を得たとして、どれ程の時間が掛かるのだろう。 見上げる空の世界の狭さ。それに気づいたら次は。 宇宙の矮小さに気づいてしまえば、次は。 もっと、もっと、もっと。できるようになれる。なりたい。 底しれぬ探求。善悪倫理に縛られぬ興味の源泉。果てのない好奇心。 それらが決して、彼女を満たさない。立ち止まらせない。 次へ、次へ、加速する好奇心(よくぼう)。 一つの場所に執着などない。 たとえば手に入れた宝をひとしきり愛でた後、飽きたら存在すら忘れてしまえるように。 ならばこの力は、与えられるべきではなかったのかもしれない。 人の能力を超えていなかったことが、危うい少女を人に留めていた枷だったとすれば。 今、彼女の中に響く声がある。 それは過去か、異なる世界か。 ―――あさひ、駄目だ。それを手放すんだ! 俺の話を聞いてくれ! 今にも彼女の中から消去されようとしている、微かな声だった。 ―――約束したじゃないか……。これからは人間として一緒に暮らすって。 あるいはそれこそが、彼女を人に押し留める、最後のか細い糸だったのかもしれない。 ―――そのために、大きな家も買ったんだ。たくさん踊れる広い庭も……。 そんなの、なんて、つまらないんだろう。 その思考を最後に、小さな声は彼女の中から永遠に途絶えた。 糸は、あっけなく千切れた。 ここは遍く多次元宇宙を飲み込んだ世界。 出会うべき仲間に出会えなかった世界。 届くべき言葉の届かなかった世界。 今日の手は空を切り、されど翼を与えられし世界。 そうした可能性もまた、膨大なる平行世界のどこかには存在している。 くびきから解放された少女。 彼女に与えられた役(ロール)は悪の怪人。 いや――悪の盗賊。 「今のわたしは、なんだってできる――」 まだ見ぬ未来への期待、最大の高揚感と共に、あさひは今宵最後のステップを踏んだ。 水溜りに浮かぶ葉、異形の翼が、水面を離れて舞い上がる。 「ああ――楽しい――!」 【クラス】 ハンター 【真名】 クロロ=ルシルフル@HUNTER×HUNTER 【ステータス】 筋力C 耐久C 敏捷B 魔力D 幸運B 宝具E~EX 【属性】 混沌・悪 【クラススキル】 念能力:B 盗賊(ハンター)のクラススキルであり、オーラと呼ばれる生命エネルギーを操る。 魔力量のプラス補正に加え、D~Cランク相当の対魔力(纏)と気配遮断(絶)を持つが併用は出来ない。 陣地作成:C 生前旅団を指揮した経歴からスキルを所持している。自己の陣営にとって優位な陣地(アジト)を作り上げる。 【保有スキル】 直感:B 戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を感じ取る能力。 視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。 盗賊のカリスマ:A 軍団を指揮する才能。 とりわけ、数の大軍勢よりも質の少数精鋭。 曲者揃いであった幻影旅団(クモ)の団長として、クロロの統率はその方向に際立っている。 コレクター:B- 価値あるものを蒐集し、また管理する能力。 アイテム、スキル、種別問わず望んだものを手に入れる。 ただし彼は既に手に入れたものに対する執着が薄く、興味を無くせば簡単に売り払ってしまう為このランクに留まる。 【宝具】 『盗賊の極意(スキルハンター)』 ランク:E~EX 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1 他者の能力を盗み、自分の能力として使用できるという、生前の念能力が宝具として昇華された物。 形状は表紙に大きな手形が描かれた一冊の本。かつて盗んだ能力、そして旅団の団員から借り受けた能力が封じられている。 サーヴァントの宝具として昇華されるに差し当たり、以後に盗む能力の対象は念能力のみならず、他者の宝具に至るまで範疇を広げる。 盗む条件は生前と同じく至難の業である下記の4工程。 1.相手の能力(宝具)を実際に見る。 2.相手に対象の能力について質問し、相手がそれに答える。 3.本の表紙の手形と相手の手のひらを合わせる。 4.1~3までを1時間以内に行う。 奪った能力は元の使い手が死亡すると本から削除され使えなくなるが、死後強まる能力は削除されることがない。 能力の発動条件は、使う能力を封じたページを開いた状態にすること。 本に付随する栞である『栞のテーマ(ダブルフェイス)』を使用する事で、2つまで能力を同時使用できる。 また栞を挟んだページの能力は本を閉じても消えないため、1つの能力を両手で行使することも可能。 団員達の能力は『栞のテーマ』と同じく『盗賊の極意』に付帯する宝具の一部とする。 【人物背景】 悪名高き盗賊であり、賞金首揃いである幻影旅団の団長。 額に十字の刺青を刻む壮齢の男。常に何らかの本を持ち歩き、背に逆十字の描かれたコートを纏う。 髪型は基本オールバックにしている事が多いが、下ろしていることもあり、醸し出される年齢の雰囲気は一定しない。 全員が念能力者で構成されていた旅団の戦闘能力は凄まじく、その主な活動は窃盗と殺人、稀に慈善活動。 大量殺人や著しく残虐な行為を平然と行い、冷静で冷徹な判断を下す一方、団員同士はドライながら奇妙な信頼で結ばれている。 クロロもまた冷徹なリーダーとして君臨すれどその思考は特殊であり、旅団存続のためなら団長である己の犠牲すら是としていた。 彼は霊魂を信じ、死後の仲間を想い、果てにサーヴァントとして此処に召喚された。 旅団(クモ)は未だ止まらぬと証明するように。 純正の英雄からは遠く、社会から排除されることによって、混沌が晴れると信じられた反英雄である。 【サーヴァントとしての願い】 聖杯をいただく。 その過程で、この世界の宝を盗む。 【マスター】 芹沢あさひ@アイドルマスターシャイニーカラーズ(World×Code) 【マスターとしての願い】 聖杯に至る。 【能力・技能】 念能力。 体から溢れ出る生命エネルギー(オーラ)を操り、使いこなす力。 クロロに師事し、類まれな才能によって、既に基本の四大行を習得している。 特質系能力者。 【人物背景】 芸能事務所283プロに所属する中学生アイドル。 アイドルユニット「Straylight」のセンターポジション。 好奇心旺盛であり、楽しいことを見つけたり、何かに興味をもったら、じっとしていられない。 反して飽きっぽい面もあり、自分の感情にとても素直な性格。 ダンスパフォーマンスやマイクパフォーマンスには天賦の才能があり、小柄ながら見る者を惹きつけるカリスマ性を発揮する。 普段と一転して、物事を突き詰めようとする際の集中力は凄まじく、周りの声が聞こえなくなるほど。 総じて、高い感受性と行動力を併せ持つ、活発な女の子である。 これは、そんな一人の少女の、数多ある可能性の一つ。 【方針】 自分の力を試すように、思うがままに聖杯を目指す。
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2009年も残りわずかとなりましたが、EPG番組表から次週2010年1月3日(日)はレギュラー放送の第16話「Fの残光/相棒をとりもどせ」とは別に朝6時から「仮面ライダーW大図鑑」という番組が放送されます。詳細は不明ですがEPGの番組情報によると「仮面ライダーダブルの全てが分かる大百科。メモリの秘密とは?悪の組織ミュージアムとは?ダブル変身全フォームも!エピソード1をベースにひも解くダブルの魅力!」次週は2010年最初の放送なのと、お正月に久々に平成仮面ライダーのレギュラー放送が放送されるとあって、普段以上にテレビを見ている人が多いのでテレビ局も気合が入っているようです。テレビ朝日の公式からのお知らせによると関東地方のみの放送になるそうです。 関連記事 【2010年08月22日(金)】 仮面ライダーWからオーズへ初の引継ぎ式 【2010年07月30日(金)】 仮面ライダーW撮影クランクアップ 【2010年05月14日(金)】 仮面ライダーWのプラモデル発売決定 【2010年05月05日(水)】 仮面ライダーWは8月29日で終了 【2010年03月30日(火)】 照井竜役の木ノ本嶺浩さんインタビュー 【2010年03月15日(月)】 「色気があり過ぎる女社長」 のコラム 【2009年12月27日(日)】 次週1月3日は朝の6時から「仮面ライダーW大図鑑」も放送 【2009年09月19日(土)】 W主演の2人のインタビュー動画 【2009年07月24日(金)】 東映特撮BBにて製作発表の無料動画配信。本編プロモ映像も配信 【2009年07月09日(木)】 おもちゃの発売予定 【2009年06月29日(月)】 今日から情報が解禁となりニュースをまとめてみた。 bookmark_yahoo bookmark_hatena
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イ ラ ン に つ い て 調 べ て み る。 イ ラ ン イ ラ ン に つ い て 調 べ て み る。 【イラン、ここは本当に悪の枢軸国?】 第2話)考えを改めろ、Aメリカ! 《イラン旅行記|ゴム|マライヤ|エスファハーン|テヘラン》 ローカルバスを乗り間違えて見知らぬマライアなる街に向かってしまった僕。車掌にも他の乗客にも英語は通じない。いったい今夜はどうしよう。焦りがつのる。するとそのとき、一人の中年親父が僕の元にやってきた。 「心配するな。ミスター」 恐ろしく聞き取りにくい英語だがなんとか意図は伝わる。もうこの人にすがるしかない。 「マライヤにホテルはあるか?」 「いや、ない。」 「いやーそれは困った。どうしたらいいのだ。」 「ミスター、心配するな。大丈夫だ。」 「心配するな。大丈夫だ。」と言われてもホテルもないこの街でいったいどうしろと言うのだ?いや、そもそもこの中年親父を信用してはたして大丈夫なのだろうか? でも僕にはもはや彼のいうことを聞く以外に選択肢はない。すると親父は言った。 「トゥデイ。ユー アー マイゲスト。」 え? ユー アー マイゲスト、ということは、、、 「お宅に泊めてもらえるのですか?」 「イエース。ウエルカム、マイホーム」 おお、何という幸運。今夜の宿が確保できた。この親父さん、名前はアリさん。高校教師のアシスタントをしているという。それで多少の英語が話せるのだという。アッラーの神に感謝である。 バスを降りるとアリさんは乗り合いタクシーを捕まえ自宅へ向かった。彼は当然のように僕の分のタクシー代もサッサと払ってしまった。本当のことを言うと、この時点で僕はまだ一抹の不安を抱いていた。この人を本当に信用していいのだろうか?もしかして誘拐されて身代金を日本政府に要求され、親族一同が日本中から自己責任パッシングされちゃうようなことにはならないだろうな! 15分ほどで乗り合いタクシーは街の中心から離れた3階建ての、失礼ながらやや殺風景な集合住宅の前で泊まった。 「ディス イズ マイハウス。」と得意気なアリさん。一階の小さな扉から階段を昇って3階のアリさん宅の玄関を開ける。イランの一般人家庭ってどうなっているのだろう? 中に入って驚いた。外見の殺風景さとは裏腹に、広々としたリビングにはペルシャ絨毯が3枚も敷き詰められ大変居心地がいい。TV・洗濯機・冷蔵庫はもちろんDVDプレーヤーだって揃っている(僕は持っていないゾ!)。さすがにパソコンは無かったが、ことインテリアに関しては日本の僕の部屋の十倍はすばらしい! 「おなかは減っていないか?」とアリさん。朝からほとんど食べてなかった僕は思わず 「アイ アム ハングリー。」と反射的に答えていた。するとイスラムのスカーフで顔を隠した奥さんが出てきて、早速フルーツやらイラン風のサンドイッチやらのご馳走を山盛り出してくれる。いやー恐縮っす。 やがて、アリさんはあちこちに電話をかけ始めた。すると一人二人とアリさん宅に訪問客が次々とやってくる。「彼はいとこで、彼はその親戚」と紹介してくれるが、もう誰が誰だかわからんぞ。いつしか10人近い客が集まって宴会状態に。どうやら僕という珍客を紹介したくて電話しまくったようだ、アリさんは。 それでも、ここはイスラムの国。ゲストと食事を共にするのは男性だけだ。奥さんと一人娘のファイサルちゃんをはじめ、親戚の女性陣も食事の世話はしてくれるが、決して同じ部屋で食事をともにすることはない。女性は女性で別の部屋で食事をする。 おいしい食事をいただくと今度はティータイム。小さなグラスに紅茶と茶菓子で長々と楽しむのがこちらの流儀だ。こんなに親切にしてもらっていいのだろうか?せめてものお返しにと僕はみんなの写真を取ってあげた。さすがにイランでデジカメはまだ珍しいのか、撮った画像をその場で再生してあげると、そりゃもうみんな大騒ぎ。アリさん自慢の一人娘ファイサルちゃんはお気に入りの服に着替えて「もう一枚撮って」ときた。 急な外国人の来客にもかかわらず、アリさん宅では大歓迎を受けてしまった。本当に楽しい一晩だった。 イラン人ってすごく親切じゃないか。そんな人たちの住む国を「悪の枢軸国」などと言うやつはどこのどいつだ!考えを改めろよ、Aメリカ! (続く) もどる < 2 > つぎへ .
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歴史初代・山形ソウエモン 二代目・山形マサノスケ 三代目・山形キヌ 三代目・山形センエモン 八代目・山形ゲンエモン 九代目・山形トモノスケ 現代山形家宗家 山形家分家 陰行流艶術『陰行流艶術・連斬り』(第三十九夜『炉火純青』) 『陰行流艶術・裏手』(第三十八夜『憧憬』) 『陰行流艶術・止め抑え』もしくは『打止め』(第五十七夜『陰の宴』、八十一夜『衆合地獄』) 『陰行流艶術・打ち戻し』(第八十一夜『衆合地獄』) 『陰行流艶術・忍び見』(第六十二夜『障壁』、第第七十六夜『真理』) 『陰行流艶術奥義・精子一粒』(第百十二夜) 『陰行流艶術奥義・必着床』(第百十二夜) その他 陰行流艶遁術『陰行流艶遁術・仏骨』 『陰行流艶遁術・つねり』 名刀『蟹の爪』(第八十五夜『かぎろひ』) 匕首(第三十五夜『閉じたいのちと血のねがい』) 歴史 初代・山形ソウエモン 『艶技(エンギ)』を編み出し、徳川家康に『将軍家御付艶事指南役』として仕え、将軍家代々に代々性交のありかたを伝授する役を担った。 二代目・山形マサノスケ 抵抗する女を、いかに効率よく犯すか、をまとめた技術『手込めの技(テゴメノギ)』を創造。更に『艶技(エンギ)』の要素も加えられ、女を犯し、更に自分も快楽を得、更には無理矢理犯されている女にも快楽を与えるという技術に発展。 三代目・山形キヌ 『手込めの技(テゴメノギ)』、『艶技(エンギ)』を学び、伝授すると同時に自らから実験台となり、更なる技術向上を目指し、和姦、強姦、あらゆる変態行為を全てまとめ『陰行流艶術(インギョウリュウエンジュツ)』を編み出す。一方で、強姦、レイプなどから自分の身を守る女性用の『陰行流艶遁術(インギョウリュウエントンジュツ)』通称『お留め(オトメ)』も編み出したが、女である為『将軍家御付艶事指南役』を継げず分家扱いとなってしまう。 三代目・山形センエモン 晩年まで子がもうけられず、やっとできた子も女(キヌ)だった為、マサノスケが取った養子。『将軍家御付艶事指南役』を継ぎ、本家を名乗るが、技術的にはキヌに劣る。 八代目・山形ゲンエモン 山形家の歴史の中で最も絶倫だったとされ、『陰行流艶術・連斬り』において、一晩23人斬りを果たしたとされる。 九代目・山形トモノスケ 山形家の中にあって最も人格者とされ、『手込めの技』を技術として継承しながらも決してあってはならない『禁忌の技』とした。その人格から数多くの女に愛され、たくさんの子に恵まれ、数多くの分家を生み出す原因を作った人物ともされる。山形家で唯一、血筋上の本家である三代目キヌの家系に対し損得勘定一切なしの歩み寄りを見せた人物でもあることが記録に残っている。また『将軍家御付艶事指南役』の役職を捨てる覚悟で、山形家の血筋からいえば自分たちは分家で本来、本家はキヌの家系であることを公言したという。 現代 山形家宗家 父ソウタロウ 妻ヨウコ、 高三のムネユキ 中二のシゲトモ(ロリコン) 中一のノブヨシ 山形家分家 ゲンタロウ ツネコ ユウジロウ アカネ 陰行流艶術 『陰行流艶術・連斬り』(第三十九夜『炉火純青』) 一晩で連続して何人もの女を朝まで犯し続けるという、修練の一種。自分も相手もオーガズムを迎えて初めて『一回』と認められる。自分だけが果てても『一回』とは認められず、相手だけが絶頂を迎えても同様。 余りに過酷な修練の為、山形家通して見ても挑戦した者は少ない。 山形家の歴史の中で最も絶倫だったとされる八代目ゲンエモンの一晩(正式な『連斬り』は、午後八時から翌朝五時までの十時間の内に行われる)に23人というのが最高記録とされているが、この情報もかなり誇張があるといわれる。ユウジロウの記録は18名。 『陰行流艶術・裏手』(第三十八夜『憧憬』) 男色専用、つまりは、ホモ専用の技術。技術的に、子々孫々その全てを後継していかねばならないユウジロウもその技術をマスターしている。 『陰行流艶術・止め抑え』もしくは『打止め』(第五十七夜『陰の宴』、八十一夜『衆合地獄』) 浮気防止用の技術。この技を極められると、全く快感を感じなくなる。少しずつ回復するが元の快感を得れるようになるまでは30年ほどかかる。本来は、戦や貿易などで妻や愛人と何ヶ月も別れなければならない際に使用し、再会した折、『打ち戻し』によってその術を解く。また一方では不倫などを犯した妻に施し、そのまま別れ捨てるなど罰としても使用された。(八十一夜『衆合地獄』) 『陰行流艶術・打ち戻し』(第八十一夜『衆合地獄』) 『止め抑え』を受けた女を元の身体へ戻す技法。 『陰行流艶術・忍び見』(第六十二夜『障壁』、第第七十六夜『真理』) 覗き専用の技術。忍者装束のような専用の特殊装備があり、覗き見をして、自慰行為をし、更に逃亡の際にはただちにペニスを収納、逃走するのに適した工夫がなされている。(第七十六夜『真理』) 『陰行流艶術奥義・精子一粒』(第百十二夜) 珍々和尚こと山形ゲンタロウのみが使用できる。通常一度に3億個放出される精子を一つずつ放出し、3億回連発の射精が可能な技。凄まじい修練の賜物。 『陰行流艶術奥義・必着床』(第百十二夜) 珍々和尚こと山形ゲンタロウのみが使用できる。相手を100%妊娠に至らせる技。『精子一粒』と組み合わせて使用すれば、3億人の女性を短期間に妊娠させることも理論上は可能。 その他 陰行流艶術では、セックスの際の快楽の度合いで、セックス開始時を『一の段』~終了時を『八の段』まで段階を分けている。 『鉤手』 親指をクリトリスに、中指と人差し指を内部深くに挿入して、両面から責める際の基本的な手の形をいう。かなりの器用さと修練が必要で、何より指がひどく疲れる。 『裏捕り』『横払い』『下段の口』『逆さ蓮華』『牡丹』『腹中の獅子』『鬼車』『一輪挿し』『乳時雨』『霧雨』『さぐり』『岩打ち』『花つぶて』『手取り』『テコ入れ』『露切り』『ザクロ割り』『二人渡り』『逆さ十字』『小手返し』 陰行流艶遁術 『陰行流艶遁術・仏骨』 片腕が自由な際には、相手鎖骨と鎖骨の間、喉仏下部、正中線上に存在する急所、仏骨に親指を深く突き入れ、更に下に押し下げるようにして突くべし。 『陰行流艶遁術・つねり』 つねる際には、親指と人差し指をもって、出来うる限り薄く、相手二の腕の肉をつまみ、やや爪を立て、相手二の腕の皮膚を肉もろとも捻りちぎるが如くにして、渾身の力をもってつねるべし 名刀『蟹の爪』(第八十五夜『かぎろひ』) 山形家に伝わる日本刀。ホーク有吉に手をかけた『モイライ』征伐の為ユウジロウが使用した。普段はツネコの家に保管されているようだ。備前長船の作だが、ユウジロウらは詳細を知らない。ただ、『蟹の爪』と呼んでいる。 匕首(第三十五夜『閉じたいのちと血のねがい』) 山形家のクローゼットの奥にしまわれている。白木の柄に鞘を持つ短刀。恐らく山形家に伝わるものと思われるが刀匠など詳細は不明。
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第三回定時放送 ◆4JreXf579k 「参加者の皆さん、定時放送の時間が来たわ。 この時間まで生き残れた人は今日という日の夕日をしっかりと目に焼き付けておくことをお勧めするわ。 明日のこの時間まで生きていられる保証なんてないのだから。 今日は100点満点をつけたくなるような素晴らしい夕日よ。 冥土の土産には丁度良いんじゃないかしら? ……おしゃべりはこれくらいにして本題に入ろうかしら。 皆さんも待ち望んでいたでしょう? それでは始めましょう、今回も私が担当させてもらうわ。 くすくすくす……そろそろ私の声も聞き飽きてきた頃かもしれないけど、今回は我慢してね。 もう少ししたら別の人間にも放送させるから……。 まず禁止エリアの発表は二十時からD-4、二十二時からA-3。 ごめんなさいね、私達も主要な建物のあるエリアはあまり禁止にしたくないの。 けれど、恥ずかしがりやなウサギさんたちが隠れたままでいる事が出来ないように今回の処置に踏み切らせてもらったわ。 それに、あまり一箇所に人が集まられても困るしね。 楽しくないじゃない? そんなの。 血で血を洗うのがこのゲームの本質なのよ。 今回指定された禁止エリアは、貴方達が参加させられたこのゲームの主旨を忘れないように釘を刺す意味もあることを教えておくわ。 じゃあ、次は死亡者の発表ね。 大丈夫、今回は死人も少ないから貴方の大切な人が死んだ確率も低いわ。 もし、大切な人が死んだりしたら……その時は運がなかったと素直に諦めましょう。 ――第二回放送から今までの六時間で死亡したものは 神尾観鈴 鳴海孝之 涼宮茜 咲耶 土見稟 時雨亜沙 赤坂衛 以上、七名よ。 まあ参加者も半分を切ったし、ペースが落ちるのは無理がないわね。 それでも私達の予想を遥かに上回るペースなのだから、貴方達は間違いなく人殺しの才能があるわよ。 まだゲーム開始から18時間しか経ってないのにもう半分以下なんだから……。 この様子では明日には全てが終わるかもしれないわね。 大切な人を殺されたそこの貴方、その気持ちを忘れずにいつまでも大切になさい。 そして憎みなさい。 貴方の大切な人を殺した人物を。 その気持ちは必ず貴方を動かす原動力となるわ。 憎しみほど生きる力になる物は無いのよ。 それじゃあ、次の放送は六時間後よ。 この六時間を生き残れば貴方達はめでたくこのゲームが始まって24時間生き抜いたことになるわ。 貴方達に神の祝福がありますように……」 いつものように放送を終えると鷹野はマイクを置いてメインモニターに視線を移した。 放送を聞き終えた参加者の悲しみと怒りの声がモニターとスピーカーを通してリアルタイムでこの司令部全体に伝わってくる。 モニターを見ていた鷹野の顔に浮かんだ表情、それは悪魔のような、いや、悪魔でさえゾッとするような笑みであった。 こんな冷酷な表情を出来る人間がこの世にいるのか? このような非現実的な行為に手を貸している自分は一体何をしているのだろうか? そばにいた一人のオペレーターは自問せずにはいられない。 自分の人生の半分も生きてない幼い子らが命を散らせて行く光景は目の毒というレベルではない。 才気溢れる若人達はなにか何か特別な罪を犯したわけでもないのに、このような殺し合いに選択肢も無く参加せられたのだ。 酒の味も、徒に過ぎていく時間を楽しむことも知らない子供らの口から発せられる生への渇望と助けを求める声に、男は応えてやる術を持ってない。 モニターに映し出されるのまだ成人していない子供たちの命の炎が燃え尽きる瞬間。 スピーカーに入ってくる音声は断末魔の叫び。 その協奏曲を男は黙って見続けることしか出来ないのである。 頭を抱えて今一度自分が何をやっているのかを考える。 そんな男の苦悩する様子を見て、鷹野は声をかけた。 「くすくすくす……貴方もあそこにいる人たちのように割り切ればいいのに」 そういって鷹野はこの司令部の一角に集まっている集団を指差した。 メインモニターの前に集まった彼らは映画を見るかのような目つきで殺戮劇を楽しんでいる。 参加者が半分になったら、その分参加者の監視や行動ログの把握などやる仕事も半分になる。 この司令部にも自然と余裕が生まれ、メインモニターの前はちょっとした映画館のように人を集めていた。 「おお~すげぇ! フィクションとは一味も二味も違うぜ!」 「やっぱリアリティが半端じゃないよな!」 「お前誰に賭けた? 俺童貞」 「いや、童貞は見ていて面白いけど優勝は無理だろ」 この殺し合いを、自分には一切関係ないことだと割り切り楽しむことにした人物。 誰が優勝するか金を賭けている人物。 彼らは純粋にこの殺し合いを楽しんでた。 だが、男はそんな気分には到底なれそうになかった。 「……残念ながら割り切れそうにないです」 「そう、残念ね」 残念だと言う割にはちっとも残念そうには聞こえない言い方だ。 男との会話に興味を失ったのか鷹野は再びメインモニターの方へ視線を戻す。 今度は悪魔のような笑みではなく、天使のような恍惚とした表情を浮かべていた。 その表情を見てオペレーターの男は、ああ、やはりこの女は人間ではないと思うのだった。 残り30人。 この殺し合いの折り返し地点に、とうとうたどり着いてしまった。 鷹野三四の計画は未だ滞りなく進行している。 【残り30人】 145 心の瑕、見えないもの 投下順に読む 147 一ノ瀬コトミの激走 145 心の瑕、見えないもの 時系列順に読む 147 一ノ瀬コトミの激走 113 第二回定時放送 鷹野三四 158 「塔-THE TOWER」「正義-JUSTICE-」(前編)
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南条光「くっ、悪の女幹部リンリンめ」 執筆開始日時 2013/04/06 元スレURL http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1365251161/ 概要 凛「ワハハ、もはや勝ち目は無いようね、ルークス・ナンジョー」 光「ア、アタシは諦めないぞ!」 凛「この状況では何を言っても負け犬の遠吠え。 さようなら、ルークス、いや、南条光。さあ……」 ガチャッ P「ただいま戻りましたー」 凛・光「!!」 凛「…………」 光「…………」 凛「さあ……漆黒の闇に……沈むが……よい…………」カァーッ P「お、おう」 タグ ^南条光 ^渋谷凛 ^片桐早苗 まとめサイト プロデューサーさんっ!SSですよ、SS!
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左上に編集とあるんでそこをクリックして編集してください。 こういう意味
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