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作詞:ライブP 作曲:ライブP 編曲:ライブP 歌:鏡音リン 翻譯:優米 最壞的嘉年華 掉在大街上的情書 竟丟在如此惹人注目的地方 不用說是一如平常的戀愛破滅 如果沒有搭訕的話語 就裝著什麼也沒看見這樣離開 你之後反正也會去找誰的吧 頭腦裡浮現出天空 一心嚮往的晝空 那興致勃勃的傻樣 現在成羅刹面相 正可謂是最壞的日子 放心大笑 一腳踢飛那回不去的悲傷的狂歡會 嫉妒他人的心情也消失了 明天要更加光輝啊 只是宣告分別的話 就在地獄之底狂歡吧 夜空終於消失 遙遠的世界染上一層夕陽 要談那魔性夢境的話 那一定和我一樣吧 重疊的用心 崩壞的無情 風中懸浮的 是殘留醜態的狀況 流星滑落 就單手一下抓住它 強迫它實現那一大堆的願望吧 從橫濱到東京 若遠若近 即使這樣期盼著朝霞 也不會消失的舞蹈狂歡 正可謂是最壞的日子 放心大笑 一腳踢飛那回不去的悲傷的狂歡會 嫉妒他人的心情也消失了 明天要更加光輝啊 只是宣告分別的話 就在地獄之底狂歡吧
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ヒョードル vs チェ・ホンマン チェにもチャンスがあった?試合 一回目のは逃れたんだが・・・ もうチェの目はおびえておる? この試合のあと チェは下垂体腺腫を除去 ホルモン・バランスが崩れたのか? すっかり弱くなっちゃったっす(´・ω・`)
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大国ヴァナードの王都ソフィア。 大陸一の美しさを誇るこの街を、女王フレイヤを狙って《葉隠》の暗殺部隊が襲う。第一王位継承者となったマリーナを連れ、王都を訪れた私とリロイは、暗殺計画を告げるべく女王への面会を求めたが……よりによってそこには、ボディガードとして宮廷滞在中の《ヴァルハラ》のエージェントが待っていた!私の名はラグナロク、リロイの相棒にしてその剣だ──前代未聞の格闘ファンタジー、新展開の第 5巻。(「BOOK」データベースより)
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シナリオ名「学園の十三不思議の一。鏡の中の理想世界」 プレイヤー人数5人 使用ルールブック・サプリメント:使用できるものは全て使用可能。データはPL管理。 使用経験点:30点 Dロイス:使用可能。 ダブルハンドアウト制。秘密アリ。 ステージ:オーヴァードアカデミア。 トレーラー この輝ける楽園のような学園島にも、影はある。 だから願った。光あふれる幸福な世界を。 誰もが簡単に理想に辿り着ける世界を。 けれど、それは……。 ダブルクロス3rdオンラインセッション 「学園の十三不思議の一。鏡の中の理想世界」 ダブルクロス。それは裏切りを意味する言葉。 PC全員には以下の設定が付与されます。 第七オカルト研究会所属である。 オーヴァードアカデミアの生徒である。 シナリオハンドアウト PC1 立場:オカルト研究会員&外部からの新入生or転校生 使命:文化祭に向けて、十三不思議を調査すること PC2 立場:オカルト研究会員&番長連所属 使命:文化祭に向けて、十三不思議を調査すること PC3 立場:オカルト研究会員&第七生徒会役員 使命:文化祭に向けて、十三不思議を調査すること PC4 立場:オカルト研究会員&風紀委員 使命:文化祭に向けて、十三不思議を調査すること 立場:玄芭祥さん 使命:文化祭に向けて、十三不思議を調査すること NPC1 名前:能美香深(のうみかふか) 立場:第七オカルト研究会所属。美少女。 NPC2 名前:土方勉(ひじかたつとむ)(通称ドカベン) 立場:オーヴァード生徒。オーヴァード野球部所属。 NPC3 名前:山田エリザベート(やまだえりざべーと) 立場:一般生徒。金髪ナイスバディ。 NPC4 名前:キャロライン・リース 立場:オーヴァード生徒。かわいい。 「学園の十三不思議の一。鏡の中の理想世界」 満月の夜十一時五十九分に旧校舎の鏡の中に手を伸ばすと、理想の世界へ行ける。 そこにゆけばどんなゆめもかなうというよ。ガンダーラ。 特別進行ルールについて。 今回のシナリオは、 オープニングフェイズ ミドルフェイズ(メインフェイズ) クライマックスフェイズ エンディングフェイズ の4つのフェイズに分かれています。 そのうちミドルフェイズの進行がいつもと違います。 ミドルフェイズではPCが一人一人シーンを「自分で自由に」演出し、他の人の秘密を探ります。 秘密はPCとNPC、および開示されていないハンドアウト全てにあります。 秘密を探るのは任意の技能による判定(演出は自分で自由に考えてください)をします。 目標値は基本的には9です。財産ポイントの使用も可能です。 ミドルフェイズの自分のシーンでできることは、メジャーアクション一回分とします。 秘密を探る情報収集判定はメジャーアクション一回分に相当します。 また、他のPCに登場してもらって情報を交換することが可能です。 この際に行動は消費しませんが、シーンプレイヤー以外のPCはメジャーアクションを行えません。 秘密について。 秘密は基本的に自分から開示することはできません。 ただし、クライマックスフェイズ中に、秘密に関係した回想シーンを演出しながら秘密を開示することで、 本来のロイス枠(7枠)以外にタイタスを一つ取得できます。 このタイタスは通常のタイタスと同様に昇華して使用できます。
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ケンがなるみを貫いた晩の朝方。 まだ薄暗く、冷たい風が吹いている。 地面には裸のまま幸せそうな表情をして横たわるなるみ。 すでに顔は青白く冷たくなっていた。 脇には悲しそうな表情でなるみを見つめて「おすわり」をしているだいすけ。 時々なるみの首や腕に頬を寄せてみるもののすでになるみが{モノ}になってしまってい ることはよくわかっていた。 ズズ、ッズザアァ 二人に近づく怪しい人影。 近づいてくるにつれてまだ出始めたばかりの太陽によりシルエットがみえてくる。 「ショウ・・・ヘイ??????」 小首をかしげながら呟くだいすけ。 さらに近づいてくるとその顔がはっきり見えた。 その顔を見た瞬間なにかを感じたのかだいすけは 「グウルルルッルルッルウルウルゥゥァァアアアアアアアアア!!!!!!!!!」 と叫んだ。 だかその人物は全く物怖じすることなく」だいすけに近づいてきた。 「ルルルルルルッルゥゥゥッゥウウヴァヴァヴァvァァァァアアア!!!!!!」 咆哮をあげながら噛みつこうとするだいすけをヒョイッとかわすとすぐさま後ろに回り込 み目にもとまらぬ早業で中指をだいすけの肛門に「ジュッポン」と差し込んだ。 「ごろろろにゃおおぉっぉぉ~~~ん♪」 先ほどまでの凶暴さが嘘のように目をとろんとさせ仰向けになり犬のように腰を横に振る だいすけ。 「わかっているな」 男がだいすけにそう言うと 「をぉぉおをん!」 と一声あげてなるみのもとへ近づいて行った。 だいすけは脛毛をヴァッッッッッチョヨォォォォォオオンとぶち抜くと自らの肉棒にヴァ ッササヴァサとにまんべんなくふりかけた。 するとどうしたことでしょう。 脛毛に反応したのかだいすけの肉棒全体から黒く細長い無数の触手が生えてきたではあり ませんか。 だいすけはケンに昇天させられたなるみの死骸の股を開くと 「きょおおおおおぉぉぉっぉぉっぉおぉーーーー」 と絶叫して触手をなるみの11の穴という穴すべてにすべりこませた。 ドッッッッッッックン ドッッッッッッックン ドッッッッッッックン ドッッッッッッックン 触手を通しでてなるみに送りこまれる{ナニカ} 一時間もするとだいすけのソレらは果てたのか地面におちて黒くすすけた塵になった。 フフフッフ。よくやったペチンガーよ。 ご褒美だ。」 そういって男は目にもとまらぬ速さで自らのナニをしごき自分の口へ発射した。 モッキュモッキュ …と味わい口の中でゆっくり廻すと ぶっっっっぐちぃゃあぁぁぁ だいすけに吐きかけた。 その量実に20リットル。 その精子の海で嬉しそうにはしゃぐだいすけ。 「ンッ…、こ…ここは…」 バッチョヨヨョョォォォォォン バタッ 起き上がったなるみに容赦なくローキックをあびせる男。 「フフッフフッフ。これで起き上がれば完成だな。」 そう呟き男は二人を尻目に立ち去っていった。 ~~~ 「はぁっはぁっあっ///」 ガッキーの性器とアナルの間の皮膚をぶち破ると前立腺を引っこ抜いたしょうへい。 「いっっったあっっっっっいっ//」 叫ぶガッキーに目もくれず前立腺をしゃぶりつくすしょうへい。 「はあっはあはあはあっはああああぁぁぁぁぁンッッッ」 ブッシャアアアア 尿が出たと同時に起き上がるガッキー。 「あっあっあっ。 またあの夢か… 普通ならここで精子がでるらしいんだけどな…」 きっと昨日の出来事のせいだろう。 そう… 佐紀に襲われた、あきのりは何とか佐紀から逃れて、どうすればいいか考えた。 そしてあきのりは決めた 佐紀のAlready of nothing golden ballを手に入れることを… そして自分が性の支配者になるということを たが今あきのりは悩んでいた。 どうやって左紀のAlready of nothing golden ballを手に入れようか 全く考えが思いついていなかったからだ。 とりあえず、街に出て気分転換しよう… そう思い、あきのりは寝室で、すやすや眠る翔平たちに目もくれず颯爽と家をでた。 「はぁ~ 出てきたものの… 何もないや…」 そう呟き、重い息を吐きながら公園のベンチに腰をおろした。 ザッ…ザッ 顔をあげると、そこにはチャラチャラしたヤンキーたちがこちらにガンを飛ばしながらせ まっていることに気付いた。 何も考えずただボーッと彼らを見つめるあきのり。 彼の細い目はハタから見ると、まるでメンチをきっているのかのように見え、それにまん まと反応したヤンキーたちはあきのりの胸ぐらを勢いよく掴んだ。 「おぃ、にぃちゃん、 ここらはワシらのシマなんや 何、デカイ態度とっとるんやぁ?えぇ!!?」 あきのりの顔にツバと怒声を飛ばす。 「(はぁ~ めんどくさいのに絡まれちゃったよ…)」 あきのりが冷淡な表情を続けたことがヤンキーをさらに煽り、 ついにあきのりは顔面に鉄拳を食らった。 あぶぶらっべっつだばっ!!! 勢いよく吹っ飛ぶあきのり。 「なんや こいつ、大したことないなぁw いいか? 二度と人様のシマで でけぇツラすんじゃねぇぞ!! みんな、いこか」 そういってヤンキーたちは、自前のタラコ唇を一層膨らましたあきのりを残し、その場か ら帰ろうとした。 「ちょっと待てよ…」 「あぁ?…」 あきのりは、自分で何を言っているのよくかわからなかった。 向こうは見るからにケンカ慣れをしていて、尚且つこちらは数的不利な状況。 勝ち目はまったくない… しかし、 あきのりの心の奥底に潜む「何か」が体を奮い立たせていた。 「何か、言ったか?にぃちゃん…」 あきのりは砂で汚れた服をハタきながら、立ち上がった。 「…… ……ブッ犯す…」 ボソッと呟くと、あきのりはヤンキーの群れへと勢いよく突っ込んだ!!! ゴバッ!!バギッ!! ズブンッ!!! ガッ!!ベシッ!! バンッ!!ゴンッ!! 次から次へとヤンキーどもをなぎ倒してゆくあきのり。 我を忘れたかのように、ただ黙々と目標を殴り潰してゆく。 ついに最後の一人となった。 「なんや…ハァ…ハァ にぃちゃん…すこしゃぁ、できるみたいやな… だが、俺もこないとこで落ちるタマちゃうんやぁぁぁあああ!!!」 そういって飛びかかる最後の一人を軽くあしらうと、トドメの一撃を食らわせた。 目の前に横たわる無数のヤンキー。 そして、あきのりは所々、赤く染まった自分の拳をただ黙って見つめていた。 「…スゴい…… スゴいぞ……」 遠くで、そう独り言を呟く一人の男がいた。 「彼…… 誰かを殺したい… 何かを奪いたい… そんないい目をしている… ずっと私がさがしていたもの… フフッ…フフフッ…」 我に戻ったあきのりはとりあえず帰宅することにした。
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邪悪のロマノフ・カイザー・ディス VR 闇/火文明 (9) クリーチャー:ブラック・コマンド・ドラゴン/ナイト/エイリアン 8000 ■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。 ■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札を見る。その中から闇または火のカードを1枚選び、墓地に置いてもよい。その後、山札をシャッフルする。 ■このクリーチャーが攻撃する時、コスト6以下の闇または火の呪文を1枚、自分の墓地から唱える。その後、その呪文を自分の山札の一番下に置く。 ■各ターン、このクリーチャーがはじめてタップした時、アンタップする。 ■W・ブレイカー 作者:赤烏 関連 《邪眼皇ロマノフI世》 《超神羅ロマノフカイザー・NEX》 収録 DMWC-05 「宿命のバトル・オリカ・パック ナイト&エイリアン連合軍」3/21 評価 名前 コメント
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0002-004 カード名:【邪悪の化身】ハルシュタイン閣下 カテゴリ:アイドル タイプ:Vo 参加可能イベント:なし 開催イベント 【マッチフェス】【サバイバル】【ロワイヤル】 ポイント:10 特徴:《765プロ》《キサラギ》 このアイドルは『天海春香』として扱う。 【控え室に出る】自分の手札のカードを、最大3枚まで自分メダルエリアに表で送る。 「さぁ始めましょう…愚民どもよ!恐れ!ひれ伏し!崇め奉りなさい!」 ――――――ハルシュタイン閣下 illust.竹家ユーキ ポイント10という高い能力を持つものの、特訓後でもないのに参加イベントが存在しない特殊なカード。 妨害に強いのは良いが、ステージに出るにはプロデューサーの努力や乱入者現る!が必要。 手札をメダルエリアに送るスキルは、部下である【無垢なる堕天使】ヤヨイのスキル発動補佐だけでなく、 響以外のフェアリー組を出す時の調整や団結-765プロALL STARS-の布石に使える。 また、他のアイドルカードとのシナジーを考えずとも、後述の超高ポイントを自力で叩き出すギミックにもなる。 このカードは『天海春香』扱いなので、【PROMETHEUS1】インベルがタッグを組めるのは見逃せない。 タッグを組んだ時点でポイント20と化す上、ハプニングカードの対象になるので課金の力を乗せると 単独で【ニューイヤープリンセス】諸星きらり+を超えることができる。 課金の力の分のコストを閣下自身のスキルで必要数だけ用意できるため、 ここぞという時までメダルエリアのリスク管理ができるのは大きな強みである。
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0064:宇宙最強の男VS悪の帝王 ◆QXU.Tc2.M2 ――長野山中の別荘地 「オイおめえ!」 山吹色の道着を纏った黒いツンツン髪の男、孫悟空はその視線の先に居る最悪の吸血鬼、 悪の帝王ことDIOをジっと睨み吸えていた。その悟空の険しい表情にいつもの陽気さは微塵も無い。 「こいつにいきなり襲い掛かったってのは本当か?こんな馬鹿なゲームに本気で乗る気なのか?」 悟空は傍らに横たわっているルフィにチラリと目線を配った後、その真意を確かめる様にDIOを問い詰めた。 「だとしたら、どうだと言うのだ?そこの小僧が死のうが他の参加者を殺そうが所詮は取るに足らぬ人間共、 このDIOの知った事ではない」 事も無げに言い放つDIO。彼にとって自分以外の参加者など己の空腹を満たす餌でしかない。 主催者の意図に従う気は毛頭ないが、腹が減れば参加者を殺し、その血を啜る。 詰まるところ今現在の彼の行動原理はそれだけであった。ただ本能に従い他者の命を吸い尽くす。 そんなDIOの言葉を聞いたルフィがブルブルと身体を震わせ彼を睨みつけた。 「コノヤロ~!」 拳を握り締め今にも襲い掛からんと立ち上がったルフィだったが―― 「やめろッッ!!」 悟空は手を前に突き出しルフィを静止させる。 「なんだよお前!?邪魔すんな!!」 「おめえじゃアイツには勝てねえ!殺されっぞ!」 先刻DIOと戦っていたルフィは、悟空が割って入るまで一方的に痛めつけられ内臓にまでそのダメージを負っている。 悟空でなくともルフィに勝ち目がない事は誰の目にも明らかだった。 しかしその程度で引き下がるルフィではない。むしろ彼の性格を考えれば悟空の言葉は逆効果といえる。 「ンガー!!んなもんやってみなくちゃ分かんねえだろ!いいからそこどけよ!!」 悟空の言葉が癪に障ったのか、まるで駄々っ子のように食ってかかるルフィ。 悟空が譲らなければ延々と喚き続けるつもりだろう。 そして当然、隙だらけなその姿をDIOが見逃す筈もなく、 「フン」 鼻を鳴らしクナイを二本、悟空とルフィそれぞれダーツの的の如く狙いを付け投げつけるDIO。 狙うは頭部、命中すれば百点満点ゲームセットだ。 「危ねえ!」 間一髪それに気づいた悟空が喚き散らしていたルフィを蹴飛ばし飛んでくるクナイからなんとか身を避わす。 「いってえな!急に何すんだーッ!」 助けられた事にも気づかず単に蹴飛ばされただけと勘違いしたルフィは相も変わらず喚き散らすが悟空は既に取り合わず、 「・・・どうやら言っても聞いちゃくれねえみてえだな?」 意識は既にDIOの方へと向けられ敢然と対峙していた。 「フン、まずは貴様からだ!その後でじっくりと、小僧の方も始末してくれる!」 そう言って悟空に向かい歩を進めるDIO、迎え撃たんと身構える悟空、そして―― 「WRYYYYYYYYィィィィッーーーッッ!!」 射程距離2mまで近づいたDIOは己の分身、ザ・ワールドを発現させ散弾の如き怒涛のラッシュを悟空に繰り出した。 (な!ざ、残像拳じゃねえ!!なんなんだこりゃ!?) 突如DIOの身体から出現した不可思議な人型のヴィジョンに虚を突かれたのか、 ガードの隙間から数発まともにパンチを食らった悟空は、体勢を立て直すタメ後方へと飛びのきDIOから距離を取る。 「むぅ・・・先程の小僧といい貴様も『スタンド』が見えるのか?」 明らかにザ・ワールドが見えている悟空のその反応にDIOは声を上げる。 「スタンド?」 DIOの疑問に首をかしげる悟空、だがそれも当然である。 彼の世界に『スタンド』などという概念はそもそも存在しないのだから。 「フン、まぁどうでもいい、見えていても『それ』が使えないのであればな、所詮このDIOの敵ではない」 本来、『スタンド』は同じ『スタンド使い』でない限り見えないのが、そのルールだ。 しかし目の前の男は『スタンド使い』でもないのにスタンドが見えているではないか。 これも、この島がもたらす現象の一つなのか? しかし単に見えているだけでスタンド使いでないのならば、最強のスタンドを持つ自分にとってなんら問題にはならない。 そう胸中で呟いたDIOは再び重火器の一斉放射の如くザ・ワールドのラッシュを放つ。 「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ーッ!!」 時速300km以上コンマ数ミリ秒で繰り出される超高速のラッシュが悟空を襲う。 しかし悟空、先程とはうって変って暴風の様に荒れ狂うパンチその全てをガードもせずに紙一重で避ける避ける避ける。 「む?こいつ!?」 原型も残さず葬るつもりで放ったラッシュが一撃も当たる事無く空振りに終わり、DIOは思わず目の色を変えた。 「ひゅ~、あっぶね!あぶねえ!さっきはつい驚いちまったけどよう、良く見りゃなんとか避わせっぞ!」 薄笑いを浮かべ挑発するかの様な悟空の台詞にDIOの顔が一層険しくなる。 しかし当の悟空は決して目の前の相手を挑発しているワケでも、ましてや侮っているワケでもなく、 それは未知の強敵に対する期待の表れ、つまりは『強いヤツがいるとワクワクする』彼の悪い癖だった。 「我が最強のスタンド、ザ・ワールドの攻撃を『良く見れば避わせる』だと? マグレで避わせたからといって、いい気になるんじゃあない!」 DIOは思う。 マグレに決まっている。 でなければザ・ワールドのラッシュをスタンドも持たないタダの人間がどうして避わせるというのだ? 「マグレなんかじゃねえって、それにそんくらいならオラにだって出来っぞ?」 そう言って腰を深く落とし構えを取る悟空、 独特ではあるが前傾姿勢なその構えは明らかに攻撃重視の型である。 「ほう・・・ラッシュの速さ比べか?面白い」 その顔に再び余裕の色を宿らせDIOはザ・ワールドを発現させる。 相手は多少身体能力に優れているとはいえタダの人間。 今度こそ確実に葬り去ってくれる、そしてその血を貪って糧としてくれる。 「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ーッ!!」 三度、怒涛のラッシュが悟空を襲う、しかし悟空、今度はガードもせず避けもせず――― 「うおりゃああああああああああああああっっーーー!!」 独特の前傾姿勢から一足飛びで懐に飛び込み散弾銃の如しザ・ワールドのラッシュに応戦。 手足が分裂したかと見紛う程の悟空の攻撃は宙空でザ・ワールドのパンチとぶつかり合い、 まるで金属音の様な硬物同士が激しくぶつかり合う音をひっきりなしに辺りに轟かせる。 「すっげ~」 轟音を轟かせ激突する両者、その限界を超えた超人同士の戦いは傍らで見ていたルフィのド肝を抜く。 DIOと悟空、その二人の攻防は全くの互角と言えた。 しかしその均衡が段々と崩れてくる、悟空がザ・ワールドのラッシュを押し返し始めたのだ。 「なにぃぃぃ~~~っっ!バ、バカなコイツ!コイツのスピードッ!ザ・ワールドより!!」 悟空の息もつかせぬ連続攻撃に次第に防戦一方となるDIO、その顔に既に余裕の笑みは無い。 「りゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃっっーーー!!」 その攻撃に既にガードすら間に合わなくなったDIOに対し止めと言わんばかりに悟空は蹴りを入れる。 その蹴りを思い切り顔面に食らい後方の林まで吹っ飛ばされるDIO。 「ヌゥ、なんというヤツだ、ザ・ワールドのラッシュのスピードを上回るとは・・・」 すぐさま立ち上がるDIO。肉体的なダメージは思ったより少ないが、完全に力負けした事実に心中穏やかではない。 「今のでわかったろ?オメエじゃオラに勝てねえ」 降伏を進める悟空の言葉だったが、DIOは全く聞き耳持たず「フン!」と鼻を鳴らし悟空にゆっくりと近づいていく。 「まだやんのか?しょうがねえヤツだな」 半ば呆れた様に声を上げ再び構えを取る悟空、しかし次の瞬間彼にとって予想だにしてなかった事が起きる。 それは射程距離まで近づいたDIOがザ・ワールドを発現させ、繰り出したパンチに悟空がカウンターを合わせようとした瞬間だった。 ドギャッ!! 後頭部からコンクリートを鈍器で叩いた様な鈍い音が鳴り響き悟空は前のめりにつんのめる。 振り向けば一瞬前まで前方にいた筈のDIOが悟空の死角、背後から後頭部を殴りつけたのだ。 「ク・・ど、どうなってんだ?スピードはオラの方が上だった筈なのに、なんでいきなり後ろに?」 確実に合わせられる筈だったカウンターを外され、その上視認する事もできず背後に回りこまれ殴られた。 その不可解な現象に膝をつきながら悟空はワケも分からずDIOを見る。 「チッ!煮崩れしたカボチャの様に頭を粉々にフッ飛ばすつもりだったのだが・・・・・・・・ 貴様が単に頑丈なだけなのか?それとも我がザ・ワールドが思いのほか弱体化しているのか?」 舌打ちし、DIOは見下ろしながら持っていたクナイを一本悟空に投げつける。 「クッ」 飛んでくるクナイを避けるタメに悟空は膝をついた体勢からジャンプし空へと逃れ、次の瞬間―――― 「 ザ 世 ・ ワ | 界ル ド 」 ――――時が止まった――――― 空へ飛んだ悟空はそのまま宙に固定されてしまった。木々のゆらめきも草葉のざわめきさえも止まってしまった。 この何もかもが静止された世界でただ一人DIOは悠々と口を開く。 「フフフ、正に世界を支配する能力、これが世界(ザ・ワールド)だ!もっとも貴様には見えもせず感じもしないだろうがな」 そして懐から残ったクナイ7本全て取り出し― 「さっきは仕留め損なったが、今度は逃さん!」 そのまま宙に固定された悟空目掛けその全てを投げつけ、悟空に刺さるほんの数センチ手前でクナイが動きを止める。 「クックック、チェックメイトだ!」 今にも悟空に襲い掛からんとするクナイの群れ、その恐ろしい光景を見てDIOが邪悪極まりない笑みを漏らす。 そして―― 「時は動きだす」 ―――静止された世界が再び動きだした。 「いっ!!」 クナイを避けるタメに宙に逃れたはずなのに、目の前には突如出現したクナイの群れ。 またもや理解を越えたその現象に悟空は不思議に思う暇もなく、今まさに襲い掛かるクナイからもはや死は免れぬかと思われた。 その瞬間――――― 「界王拳!!」 悟空がそう叫ぶと彼の身体は灼熱色に発光し、遅いかかるクナイから身を守るべく超反応で手足を突き出す。 数倍に高められた身体能力を駆使し、死に至る急所だけは手足を盾にして防いだモノの、 数本のクナイはガードを掻い潜り悟空の胴体に無残にも突き刺さり、 「ぐぎ・・・」 鈍い呻き声を漏らし、空中から力無く地上に崩れ落ちた悟空はそのまま気を失った。 「フン!土壇場で何か妙な技を使って即死だけは免れた様だが・・・・ここまでだな」 勝利を確信したDIOが邪悪な笑みを浮かべ、瀕死の悟空に一歩一歩詰め寄る。倒れ伏した悟空の血を啜るタメに・・・ しかし―― 「ム?」 横から異常に伸びきった拳がDIOに襲い掛かりその進行を阻んだ。そして後方にバックステップするDIO。 「お前の相手は俺だぞぉ!!忘れんなぁっ!!」 見るとすっかりダメージから回復しきったルフィがそこに立ち、猛っていた――――― ―――それは主催者の意図か、はたまた偶然か、 奇しくも長野の山中に飛ばされた彼は、草葉の陰で世にも恐ろしい光景を目の当たりにしていた。 手足が異常に伸びる麦わら帽子の男と刃物を投げつけ分身する金髪の男との殴り合い、 そしてそれに割って入ったツンツン頭の田舎クサイ男。 「ウキウキキキウキィーー!(訳:じょじょじょじょじょ冗談じゃないのだ!)」 彼は元々アフリカのサバンナに生きる野生の猿であった。気配を殺し気づかれない様にする芸当は得意な方である。 そうして彼は草葉の影に隠れ、事の一部始終を覗き見していた。 『・・・そいつがいきなり襲ってきやがったんだ・・・』 『・・・こんな馬鹿なゲームに本気で乗る気なのか・・・』 『・・・他の参加者を殺そうが・・・このDIOの知った事では・・・』 三人の会話の内容からして金髪の男が悪者である事は一目瞭然。 そして金髪男から麦わら帽子の男を助けようと割って入ったツンツン頭の男が刃物でメッタ刺しにされた。 それを見て復活した麦わら帽子の男も今再び金髪男に挑んでいるが―――― 「ウ、ウウ、ちっくしょ~っ!」 ―――結果はご覧の通り、再戦虚しく麦わら帽子の男は金髪男の前に再び地を舐めた。 「フン!余計な手間をかけさせるな小僧! 貴様のおかげで、ヤツの血が栓を抜いたばかりのシャンパンみたいにドクドク外に溢れ出て勿体無いじゃあないか?」 ―――既に麦わら帽子の男に興味は無いのか、金髪男は既に虫の息なツンツン頭の方に歩いていく。きっと彼の止めを刺すつもりに違いない。 「小僧・・・貴様は後でじっくりと料理してやる、この男の血を吸った後でな・・・おとなしくそこで待っているがいい」 ―――ああ、どうしよう?やはり助けるべきなのだろうか?このままではツンツン頭が死んでしまう! 草葉に隠れて彼は自問自答していた。あの金髪男の得体の知れない力はあまりにも強大だ。 自分なんかが出て行った所でたちまちの内に殺されてしまうだけだろう。 しかしこの武器を使えば・・・・・あるいはあのツンツン頭を助けられるかもしれない! そんな考えが頭をよぎり、彼は小脇に抱えた己の得物をチラリと見やる。 そう、彼に支給された武器、それは・・・・・パンツァーファウスト! およそ100mmもの弾頭直径を持つ弾を命中させれば、あの恐るべき金髪男だって一溜まりも無い筈。 しかし支給された弾はたった五発。 このまま黙って傍観に徹すれば、あの金髪男は草葉に紛れている自分に気づく事はあるまい。 麦わら帽子とツンツン頭の二人は殺されるだろうが、自分だけはまず助かる。 生き残りを考えるなら、たった五発しかない貴重な弾をこんな場面で使うのは愚の骨頂といえた。 しかし―――(もしターちゃんなら・・・・) 「フフフ、さよならだ!このDIOの血肉となり生きるがいい」 そう言って意識を失い仰向けになった悟空の前に立ち、血を吸うタメにゆっくりと右手を振り上げるDIO。 もはや目の前の『餌』を食らう事しか頭になかった彼は、草葉の陰からスコープで狙っている襲撃者の存在など予想もせず――― ドォン!! 悟空に向け右手を振り下ろした瞬間だった。 雷鳴を思わせる様な凄まじい爆炸音が鳴り響きDIOの側頭部を中心に大爆発!もうもうと白煙を上げた。 草葉に紛れていた襲撃者は寸分の狂いもなく見事ターゲットを、その100mm弾頭で撃ち抜いたのだ。 「ウキ!!ウキキキキ!ウッキーーーーー!!(訳:やった!やった!!やったのだーーー!!!)」 そして草葉の陰に隠れていた襲撃者が、ターゲットを仕留めた事に感極まったのか叫びその身を躍らせながら姿を現す。 「な、なんだぁ?アレお前がやったのか?」 大砲を持った猿がいきなり現れたのを見て尻餅をついていたルフィが声を上げる。 そのルフィの言葉に答えるように猿はエッヘンと言わんばかりに胸を張った。 しかし―――― 「お、おのれぇ・・・」 立ち込める白煙の中、呪い殺す様な恐ろしい声が響いた。 「ウ・・・ウキ?」 「う・・・うそだろ?」 ルフィと猿が一緒になって目を白黒させる。白煙が晴れた中からまだ生きているDIOが姿を現したのだ。 ザ・ワールドの腕を交差させガードした奥から覗かせるDIOの顔には血が滴り悪魔的な形相を呈している。 そして右腕の肘から先が吹き飛んだその断面からは壊れた蛇口の様に血が噴出している。 スプラッター映画さながらな凄惨極まりないその姿は、通常の人間なら悶絶するどころかショック死していてもおかしくはない。 しかしDIOはそれでも生きて立っていた。 マグナムをも上回る威力を誇るパンツァーファウストの100mm弾頭だったが、その弾道が弧を描き、かつ弾速が遅かった事。 この二つがDIOにとって幸いした。 悟空に止めを刺そうとした瞬間に弧を描きながら向かってくる弾頭を、着弾直前に目の端で捕らえたDIOは、 すかさずスタンドを発現させ、その不死身の肉体の唯一の弱点――頭部を守るべく右腕を犠牲にして防いだのだ。 そしてDIOの眼光はギラリと襲撃者である猿に向けられていた。 「・・・・・猿?猿だとッ!?たかが猿如きがこのDIOに対してッッッ!!!」 怒りに震えるDIOの形相はまさしく悪鬼羅刹といった表現がピッタリであろうか? そのドス黒い感情を惜しみなく表情に出し、DIOはルフィ達に突撃していく。 「コンニャロ~!来るなら来いってんだ!!」 DIOを迎え撃たんと迎撃体勢を取るルフィ。 対してDIOは懐から支給品である手裏剣を一本取り出しルフィに投げつける。 顔面目掛け飛んできた手裏剣を間一髪見極めなんとか右の肩口に逸らして受けるルフィ。 「いってぇ!」 そして手裏剣に気を取られている隙にルフィの懐まで飛び込んだDIOは、 「どけィッ!!」 ルフィを思い切り殴り飛ばし生い茂った林の奥までぶっ飛ばした。 「貴様は後で料理してやると言った筈だ・・・・・まずはそこにいる猿を殺さねば気がすまん!!」 そう言って恐ろしい形相でにじり寄ったDIOは猿の顔面を残った左手で掴み、その身体を宙吊りにする。 「ウ・・・ウキ・・・・」 「猿の血など吸うのも汚らわしい・・・このまま顔面を握りつぶしてくれる!」 そしてDIOは猿の顔面を握りつぶさんとその凶手に力を込めた瞬間――― ドォン! 握りつぶす前にDIOの背後が爆裂、その背中から白い煙が立ち上った。 「ぐ!今度はなんだぁ!?」 見ると数m離れた後ろに、ついさっきまで気を失っていた筈の悟空が、 ヨロヨロと左手を膝につけ、今にも倒れそうな姿勢で、しかし右の掌だけはしっかりとDIOに向け立っていた。 「貴様か・・・大人しく気を失っておけばいいものを・・・」 クナイをその身をに無残に刺し貫かれ、己の血で悟空の道着は真っ赤に染まっている。だがそれでも―― 「へ、へへ・・・オラまだ死んじゃいねえぞ?」 絶望的な状況に置かれながらも悟空の眼光は少しも揺らいではいなかった。 「よかろう!ならば貴様の血でこの傷の燻蒸消毒してくれよう!」 肘から先が無くなった右腕を悟空に突き出しDIOはその口元にある牙を光らせる。 「なぁ・・・血なんかよりもっといいモンくれてやろうか?」 「・・・なに?いいものだと?」 「かめはめ波だ」 ニヤリと笑みを零し悟空は両手を合わせると、その掌が輝きだし闇夜の山林を照らし始めた。 「か」 (なんだ?・・・なにをするつもりだ?) 「め」 その姿を見たDIOが本能的に危険を察知したのか―― 「は」 掴んでいた猿を放り投げ―― 「め」 構えている悟空に突っ込みスタンドを発現させ手刀を振り上げ―― 「なにか分からんが食らえ!!」 「波ーーーーッッ!!」 DIOの手刀よりも悟空の行動の方がほんの一瞬早かった。 両手を突き出したと同時にそこから放たれた光波がDIOの腹部をブチ破る。 「な!なぁぁぁにぃぃぃっっ~~~~っ!!」 絶叫を上げ、腹から噴水のように血が吹き上がり、遥か後方まで吹き飛ばされたDIOはそのまま地面に倒れ伏した。 そして今の攻撃で全精力を使い果たしたのかガックリと膝を突く悟空。 身体のあらゆる部位からは血が止まる事無く地面に滴り落ちている。精神も肉体も既に限界なのであろう。 今のかめはめ波で仕留められなかったら自分にはもう打つ手が無い。頼むから起き上がってくれるな――― しかしそんな悟空の願いも虚しくDIOは上半身をムクリと起き上がらせる。 「殺して・・・やる・・・・・」 DIOはボソリと幽鬼の様に呟き、殺意の塊を宿らした眼光を悟空に向ける。 「ま、まいったなぁ・・・あれでもくたばらねえなんて・・・・」 笑いながら悟空は半ば諦めたかの様に言った。 DIOはその場から立ち上がり悟空の元に歩を進めようとする――が、その足は小刻みに震えている。 「ヌ、ヌゥ・・・・」 そして、 ―――ガクン 二、三歩あるいた所で己の意思とは無関係にDIOはその場で地面に膝を付けた。 「バ、バカなッ!このDIOがッ!!この程度のダメージでッッ!?」 ガクガクと膝を震わせながらDIOは這い蹲りながらも悟空を睨み据え、 (お、おのれ・・・ヤ、ヤツの・・・ヤツの血さえ吸えば、この程度の負傷なんぞ・・・) 餓えた狼の如く瀕死の獲物に近づいていく。 右腕を吹き飛ばされ腹にガッポリと大きな穴が開いているDIO。 全身をクナイで刺され出血多量、そして気まで使い果たした悟空。 どちらも既に限界であったが、その不死身性においてDIOは瀕死の悟空よりまだ余力を残していた。 這い蹲りながら段々と近づいて行くDIO。もう動く事すら出来ないのか諦めた様に地面にヒザをつける悟空。 しかしその時、横の木々の間からガサガサと・・・・・・ 「ウガー!!もう許さん!!ぶっ飛ばしてやるッッ!!!」 ついさっきDIOに林の奥までぶっ飛ばされたルフィが両手を広げ怒り心頭に戻ってきた。 (ク・・・小僧がいる事を忘れていた) ――DIOは考える。 今のこの状態で小僧と戦うのはマズイ! 忌々しい島の影響で不死性が弱まり、更にスタンド能力さえも弱体化し連続して時が止められない今、 仮に仕留める事が出来たとしても、確実に時間を取られる上に更なる負傷も免れないやもしれん。 この場にいる二人と一匹を始末してしまえば、その血を吸って傷などいくらでも癒せるが、 殺すのをもたついてる内に夜が明けてしまうかもしれない。 このDIOにとってそれだけは避けねばならない―― (・・・・・どの道、太陽が昇るまでに身は隠さねばならん) 「うぇ~!腹にデッケェ穴が空いてる~!」 DIOの凄惨な姿にルフィが気を取られたその一瞬だった。 ビシュッ! 「うわっ!!」 DIOは右腕から溢れる出血をシャワーの様にルフィの顔面に浴びせ、そして―― 「こ・・・このDIOが、こんなクソカス共相手に・・・」 ルフィの目が血に眩んでいる間にDIOは奥の山林に身を隠そうと無様にその身に這わせて行く。 「くぬ・・・・コンニャロ!逃げる気か!?」 瞼をこすりながら血でぼやけた視界でDIOが逃げようとする姿を見たルフィは当然それを追おうとする。 しかし興奮するあまり足元にまで注意が向かず、 「イデデデデデデー!!」 落ちていた『棘』に足の裏を刺したルフィはその場で足止めを食らってしまった。 DIOは逃げる際に支給された『まきびし』を用意周到に撒いていったのだ。 ルフィはその場にへたれ込みサンダルを脱ぎ素足にフーフーと息を吹きかける。 そしてその間にDIOは闇夜の山林の中に姿を消し、まんまとルフィから逃げおおした。 「くっそ~!あんにゃろめ!!」 DIOに逃げられたルフィは引っかかったまきびしと悪戦苦闘しながら悪態を付く。 「ウキ!ウキキ!!」 「ん?どうした猿?」 ルフィがふと見ると猿が慌ただしく声を上げ、そしてその先には悟空がグッタリと横たわっていた。 「おい!大丈夫か!?死んじまったのか!?」 「ウキキキウキウキウキキキーー!?」 駆け寄ったルフィと猿が悟空に必死に声を掛ける。 「あ、ああ・・・・で、でえじょうぶだ・・・心配すんなって」 ブルブルと唇を震わせ何とか『大丈夫』な事をアピールする悟空。しかしその姿はどこから見ても『大丈夫』ではない。 「ウキウキキキィウキィ・・・・・」 「へへ、そっかおめえエテ吉って名前なんか? サ、サンキュー、エテ吉・・・おめえのおかげであいつ追っ払う事が出来た」 言葉が分かるのか目の前の猿に礼を述べる悟空。 「うっは~、お前、猿と話できんのか?」 猿――エテ吉と会話した悟空にキラキラとまるで少年の様に目を輝かせるルフィ。 「あ・・・ああ、オラ、ガキの頃からずっと山で暮らしてたからさ・・・猿の言葉とか・・・大体分かんだ」 「へースッゲー!!スッゲー!!」 「へ、へへへ・・・そ、それよりおめえ名前なんてんだ?」 悟空の問いにルフィはスックと立ち上がり鼻をこすりながら答えた。 「俺はルフィ!海賊王になる男だ!!」 自信満々に応えるルフィ、その目には一点の曇りも無い。 「そ、そっか・・・オラ孫悟空ってんだ。 なぁルフィ、エテ吉、わ・・・わりいんだけどオラをあの家まで運んでって休ませてくんねえかな? オ、オラさっきのかめはめ波で力(リキ)全部使い果たしちまって・・・もう自分じゃ動けなくってさ・・・鼻クソほじる力もねえんだ」 そう言って悟空はDIOとの戦闘で外観が少々破壊されたコテージをブルブルと震える指で指し示した。 【長野県/黎明】 【別荘地のコテージ】 【チーム名=スーパーモンキーズ】 【孫悟空@DRAGON BALL】 [状態]:出血多量、各部位裂傷、極度の疲労、重傷のタメ早急に手当ての必要あり。 [装備]:無し [道具]:荷物一式、支給品不明 [思考]:1、フリーザ達を倒す。 【モンキー・D・ルフィ@ONE PIECE】 [状態]:各部位に打撲、右肩刺傷、基本的に軽傷、疲労小、空腹。 [装備]:無し [道具]:荷物一式、支給品不明 [思考]:1、食料を探す、悟空の治療。 【エテ吉@ジャングルの王者ターちゃん】 [状態]:無傷、疲労小。(PT内では悟空とだけ会話可能) [装備]:パンツァーファウスト(100mm弾頭×4)@DRAGON BALL [道具]:荷物一式 [思考]:1、悟空の治療。 2、ターちゃん達と合流。 【山中】 【DIO@ジョジョの奇妙な冒険】 [状態]:右肘部から先を損失、腹部に巨大な貫通傷、疲労大。 [装備]:忍具セット(手裏剣×9) [道具]:荷物一式 [思考]:1、夜が明けるまでに太陽から身を隠せる場所を探す。 2、参加者の血を吸い傷を癒す。 時系列順で読む Back 妲己ちゃんと愉快な武藤達 Next Scar Face 投下順で読む Back 妲己ちゃんと愉快な武藤達 Next Scar Face 005 闇の帝王vs最強の馬鹿 孫悟空 070 彼の者の名は伝説の 005 闇の帝王vs最強の馬鹿 モンキー・D・ルフィ 070 彼の者の名は伝説の GAME START エテ吉 070 彼の者の名は伝説の 005 闇の帝王vs最強の馬鹿 DIO 076 機人夜襲
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作品データ タグ: 2020年代 じわじわ固まる シャドウバース 凍結 女の子 女性 水晶封印 氷漬け 褐色 解除可能 ジャンル アニメ 種類 凍結 性別 女 シャドウバースシリーズ シャドウバース シャドウバースF 第60話 悪の美学に溺れて消えろっ! 内容 風祭レンという褐色の女の子が、ヒナ・シンクレアによってじわじわ凍結した後攻撃されます。 凍った後破壊はされますが、ゲームなのも相まって死にません。 ちなみに凍結の少し前では紐で大の字に拘束されるシーンもあります。 画像・動画 凍結攻撃を受けてしまったレンと勝ち誇るヒナ 凍りついていく脚 歩く加害者 じわじわと上へと上がっていく 凍りついた手など 凍りつく顔のドアップ(瞳は震えている) 凍りついてしまった 瞳 動けないまま攻撃されてしまう 解除(普通にダメージを受けたら氷が砕け散ってその中から出てくる) タグ: 2020年代 じわじわ固まる シャドウバース 凍結 女の子 女性 水晶封印 氷漬け 褐色 解除可能 リンク シャドウバースシリーズ シャドウバース シャドウバースF 第60話 悪の美学に溺れて消えろっ! 批評・コメント 名前 コメント
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こんにちは(^^) 京都市中京区西ノ京の20代の大学院生から、なぜかとっても面白いと評判の日記です。 今朝は8分で食べ終わり、8時40分に自宅を出発^^ いつも通りデイリーストアに「あっ」と思って、フリスクをサクッと買いました。 これで体調が解るんですよ(笑)。 会社に着いたら、胃がイリキリ痛むのを我慢しながらルーチンのヤフーニュースをチェック こんなのが出てますね~ ↓↓ 【AFP=時事】シリア・イドリブ県のKfar Nubulでシリア政府軍による砲撃に巻き込まれ、片脚の切断手術を受けた13歳の息子を元気づけようとする父親。国連(UN)は16日、内戦が続くシリアでは月に5000人が死亡しており、1994年のルワンダでの大虐殺以降、最悪の難民危機を生み出していると発表した。【翻訳編集】 AFPBB News 激化するシリア内戦、月に5000人死亡 国連発表 (この記事はAFP=時事から引用させて頂きました) 出ましたよ、これ。 無駄ムダ(笑) きょうの豪華なランチは彩菜ランチと、鰆のポアレとミニデザート お昼の定番メニューです。なんちゃって・・・ あら^^;全然関わって無い? ま、いっか(笑) それはそうと夕食は何しよ? しゃぶしゃぶかお茶漬けが久ぶりに食べたいなあ。 そんな事より、今日の深夜のバスタイムは、こんな風に楽しもうと思ってる。アロマの精油は クラリーセージを使って、石鹸は花王ホワイト でゴシゴシ。シャンプーはアイケアシャンプーY トウキンセンカの香りを使用。 でもって、リンスはアジエンス カスタマイズトリートメント 硬い髪用を使っちゃいました。仕上げタオルのエコモコシャーベット モコモコタオルに身を包んで身も心も大掃除できました。 多分次のブログ記事更新は明後日になるかも・・・ カミングsoon! 今日のどーでもいい話 月曜日のおはなし。1~2年前に、北海道北見市内の炭火焼き いちいで顔見知りになった山本さんは、インディアナポリス(アメリカ)にお引っ越しする予定。 なので、最後のお別れに青森県十和田市にある焼肉、やきとりアンニョンで送別会。 序盤は、サイマン トゥやワールドワイドラブで盛り上がり、中盤は、キャサリン ミッシェルやじゃがいもと玉ねぎのマスタードカレーで会話は深まる。 終盤はというと、マッサージやインディアナポリス(アメリカ)などなどトークが拡散、、、話題の尽きない時間でした。 慶賀に堪えないほど楽しんじゃいましたね。少しばかり、おおげさですかな・・・