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傲慢な思想 No.1110 星 最大HP 最大ATK 最大DEF コスト アニメ 3 96 81 145 5 PS 巧属性のDEFを10%上昇(5ターン) +限界突破時のステータス 凸数 最大HP 最大ATK 最大DEF PS 0凸 1凸 2凸 3凸 4凸 5凸 星 最大HP 最大ATK 最大DEF PS 3 傲慢な思想 96 81 145 巧属性のDEFを10%上昇(5ターン) [[]] 相性のいいカード シンフォギアカード 星 属性 カード名 最大HP 最大ATK 最大DEF 最大SPD 最大CTR 最大CTD スキル [[]] [[]] メモリアカード 星 カード名 最大HP 最大ATK 最大DEF スキル [[]] [[]] メモリアカード
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ようこそ!思想百科事典へ!📖 こちらは誰でも編集可能となっています!✒ ⚠️悪質な書き込みは当方で削除、場合によっては通報します!⚠️ 目次 目次 日本の思想日本仏教和の精神 日蓮宗 日本儒教朱子学 陽明学 古学 国学本居宣長 近代化佐久間象山 中江兆民 植木枝盛 夏目漱石 日本の社会主義幸徳秋水 片山潜(キリスト教人道主義から) 安部磯雄(キリスト教人道主義から) 木下尚江(キリスト教人道主義から) 堺利彦(自由民権論から) 河上肇(人道主義からマルクス主義にかたむく) 戸坂潤(マルクス主義) 小林多喜二(プロレタリア文学) 冬の時代 治安維持法 転向 片山哲内閣(初の社会主義政権) 日本社会党 日本共産党 レッド・パージ 革新自治体 60年安保闘争 55年体制の崩壊(保守革新の曖昧化) 村山富市内閣 現在の革新政党 源流思想 西洋の近現代思想ルネサンス、宗教改革前後 イギリス経験論系統 社会主義サン・シモン(原始社会主義、初期社会主義) フーリエ(原始社会主義、初期社会主義) オーウェン(原始社会主義、初期社会主義) カールマルクス(科学的社会主義) フリードリヒエンゲルス レーニン スターリン トロツキー 毛沢東(毛沢東主義・マオイズム) 社会民主主義 民主社会主義 共産主義 無政府主義(アナーキズム) 金日成・金正日主義(主体思想) ポル・ポト主義(原始共産主義・反知性主義) ローザルクセンブルク ホーチミン フィデルカストロ チェゲバラ モーリス・トレーズ アメリカ政治哲学リベラリズム(自由主義) ネオリベラリズム(新自由主義) リヴァ(バ)タリアニズム コミュニタリアニズム(共同体主義) 日本の思想 日本仏教 和の精神 十七条の憲法(憲法十七条、十七条憲法とも)に見られる。 「和を以て貴(たっと)しと為し、忤(さから)うことなきを宗(むね)とせよ」とある。 日蓮宗 日本仏教の一派。開祖は日蓮。法華教、仏立(ぶつりゅう)宗とも。法華経を根本としらその題目をとなえ、本尊、題目、戒壇と即身成仏を主とする。門下に妙法寺、本門寺、久遠寺、大石寺など。系統の在家教団に霊友会、創価学会、立正佼正会がある。 日本儒教 朱子学 儒教の一派。朱子の系統。主に君臣父子の上下関係の秩序を重んじたため、封建社会の骨髄となった。日本では藤原惺窩から林羅山に伝わり、江戸の官学になった。 陽明学 陽明が唱えた思想。聖人、凡人の良知の実現として知行合一を重んじ、その実践を大切にした。後、卓吾が朱子学を批判。 古学 江戸時代において、漢唐宋明の理学を退け、直接経書を研究しようとする立場。 国学 本居宣長 22歳に上京。医学の傍ら儒家堀景山に契沖を学ぶ。1763年には紫文要領でもののあはれの説を主題化。1762年に賀茂真淵に入門し、1763-1798年までに古事記伝全44巻を完成。儒家の「理」に真実の世界、「事」を対置した。また、係り結びの法則を発見。多くの研究書を遺し、後世の世やナショナリズムに大きな影響を与えた。 近代化 佐久間象山 幕末の思想家。「東洋道徳、西洋芸術」の観念提唱人。下級武士の家に生まれ、朱子学を奉じる。佐藤一斉の門下に入った後1839年に江戸に開塾。オランダ語や砲術を教え、勝海舟、吉田松陰、坂本龍馬を輩出。 中江兆民 明治期の政治家、思想家。1871年にフランスに留学。1874年に東京に塾を開く。1881年、東洋自由新聞主筆。1882年、ルソーの社会契約論を訳し、人権論を唱えた。1890年、第一回衆議院選挙当選。1898年、国民党結成。「東洋のルソー」などと呼ばれる。 植木枝盛 自由民権運動指導者。板垣退助に影響されて政治家をめざす。国会期成同盟の活動に精力をだす。東洋大日本国国憲按で人民の抵抗権、革命権を主張。1890年の第一回衆議院選挙で当選。立憲自由党に加わるも、脱党。復党直後、死去。 夏目漱石 明治期の作家。1905年から吾輩は猫である、坊ちゃんをホトトギスに寄稿。草枕などで自然主義文学と対立。1908年の朝日新聞入社後から三四郎などを発表。1910年の修善寺大患の後からエゴイズムを追求。晩年は則天去私の精神領域に到達。 日本の社会主義 幸徳秋水 明治期の社会主義者。中江兆民に師事したあと、社会主義に接近。1898年、社会主義研究会入り、1901年、安部磯雄と社会民主党結成に参加。日露開戦反対。勤め先の万朝報を内村鑑三、堺利彦らと退社し、平民社結成。平民新聞発行。日露戦争終了後にアメリカ旅行。急速にアナルコ・サンディカリスムに傾倒。直接行動を唱える。1910年の大逆事件の関係者として1911年に処刑。 片山潜(キリスト教人道主義から) 日本労働運動の先駆け。社会主義者。1884年から1886年までアメリカのイェール大で学ぶ。1901年、社会民主党結成に参加。1904年、第二インターナショナルアムステルダム大会出席、ロシア代表と反戦を共鳴。1907年の日本社会党大会で議会政策を唱え、幸徳秋水と対立。大逆事件後も東京市電争議を勝利に導く。1914年、再度渡米。1921年、モスクワのコミンテルン常任委員となり、同地で死去。 安部磯雄(キリスト教人道主義から) 社会運動家。同志社大卒業後、渡米。キリスト教社会主義者に。1898年、社会主義研究会結成。1901年、社会民主党結成に参加。大逆事件後一時期社会主義から距離をとるも、1926年に社会民衆党委員長。1934年社会大衆党党首。1940年、勤労国民党組織、禁止。戦後は社会党顧問。1899年以来な早大教授。野球部の創設者。 木下尚江(キリスト教人道主義から) 社会運動家。1897年、大規模普選運動で逮捕。1899年毎日新聞入社、廃娼運動、足尾鉱毒事件で活躍。1900年、社会主義研究会入。社会民主党結成に参加。日露戦争反戦を訴えながら作家活動もした。 堺利彦(自由民権論から) 社会運動家、政治家。1903年、平民社結成。共産党宣言を初めて訳す。1906年、日本社会党結成。1920年、日本社会主義者同盟結成。1922年、日本共産党委員長となる。その後、社会民主主義に転向した。 河上肇(人道主義からマルクス主義にかたむく) 経済学者、社会運動家。東大・学習院で講師を務めたが、資本主義の、矛盾解決を求め辞す。1908-1928年まで京大で経済学を講じる傍ら、マルクス経済学を探究。その後、労農党結成。1932年共産党に参加後逮捕。1937年出獄。戦後、志半ばで死した。 戸坂潤(マルクス主義) 哲学者、評論家。1931-1935年、法政大教授。三木清からマルクス主義の洗礼を受け、唯物論指導者となったが、1938年治安維持法違反で逮捕。1945年に獄死。 小林多喜二(プロレタリア文学) ドストエフスキーに心酔し、小説家を志す。社会主義に接近し、プロレタリア文学運動に参加。名作、蟹工船などを発表する中、1931年に共産党に入党し、コップなどで活躍するも、1933年に特別高等警察に逮捕、拷問され虐殺された。 冬の時代 日本の社会運動、社会主義運動は大正デモクラシー後、治安維持法の制定にもかかわらず興隆した。日本共産党については1922年の結党から1945年までは壊滅的な組織破壊をこうむった。戦争の激化とともに、社会主義者は次々と転向声明などをだす。日本共産党中央執行委員会委員長の佐野学、同中央委員の鍋山貞親の転向声明が大きな影響を及ぼし、社会主義、特にマルクス主義に大きな影をおとした。同時に自由主義者や民主主義者にも攻撃が開始された。 治安維持法 国体変革、私有財産否定を主義とする組織の加入、指導を禁止する法律。1928年に緊急勅令で最高刑が死刑になる。1941年以降、最も厳しいものとなった。 転向 日本共産党の幹部らが大量にマルクス主義を捨てた一連の流れ。日本共産党に壊滅的打撃を与える結果となった。 片山哲内閣(初の社会主義政権) 1947-1948年の短期内閣。二・一ストライキ後の総選挙で第一党となった社会党と日本民主党と国民協同党の連立内閣。賃金物価新体系と傾斜生産方式で資本の再建を助け、石炭国家管理も資本と保守勢力の反発で骨抜きになる。1948年予算審議で総辞職。 日本社会党 1945年に安部磯雄の呼びかけで無産政党が統一した政党。サンフランシスコ講和問題で右派左派に分裂。1955年、統一。1960年、安保問題で再分裂。飛鳥田委員長の時にマルクスレーニン主義を極力薄めた政策をとる。1994年の党大会で日米安保容認、自衛隊容認、日の丸容認、君が代容認した。1996年に社会民主党に党名変更後、党勢減退。現在の党員は1.1万人、2021年11月現在、衆議院議席1、参議院議席1。 日本共産党 1922年、山川均、堺利彦、徳田球一が中心となって結成。当初は天皇制廃止、民主主義革命を掲げる非合法活動。三・一五事件、四・一六事件と中央幹部の転向で壊滅的打撃。戦後徳田、志賀義雄、野坂参三らが再建。1950年のコミンフォルムの批判に党は動揺。1955年に、冒険主義を自己批判。後反帝国主義、独占、人民民主主義革命を目指す。1979年には最高の41議席獲得。その後は減退。2000年の党大会で前衛政党、社会主義革命の表現を党規約から削除。現在の党員は27万人、2021年11月現在、衆議院議席10、参議院議席13。 レッド・パージ アメリカ占領下の日本やアメリカ本国での共産主義者取締の風潮。冷戦の激化やマッカーシー議員の発言から広がる。ちなみに、チャップリンもこの流れでアメリカを追われた。 革新自治体 東京都で1967年に日本共産党、日本社会党などの推薦で当選した全国初の革新首長、美濃部亮吉が誕生した。美濃部は国に先駆け、福祉政策や公害対策を行った。 60年安保闘争 日米安保条約改定に反対する運動だったが、性格が変わり、岸信介の強硬な採決や東大女学生の死亡などに激怒する国民的運動に変わった。岸はこの運動後、退陣した。この一連の流れはベトナム反戦運動や学生運動につながった。 55年体制の崩壊(保守革新の曖昧化) 1955年の日本社会党右派左派統一、自民党の成立から1993年の自民党野党転落まで続いた55年体制が崩壊したこと。1993年、新生党、新党さきがけ、社会党、民社党、公明党、日本新党が反自民を掲げて細川護熙政権を発足させた。 村山富市内閣 1994年から1996年までの社会党、自民党、新党さきがけの連立内閣、社会党委員長でもあった村山は自衛隊容認、日米安保堅持を公表。その間、阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件が発生。また、戦後50年に際し、村山談話を発表した。突如、村山が退陣を表明し、総辞職。 現在の革新政党 日本共産党や社会民主党 源流思想 西洋の近現代思想 ルネサンス、宗教改革前後 イタリア発の文化革新運動。再生を意味するフランス語。宗教改革、地理の発見、近代科学から人文主義、世俗主義、合理主義、個人主義を包摂。中世の暗黒時代からの脱却をめざした。 イギリス経験論系統 ベーコン、ポップスの後継者のロックが確立し、バークリー、ヒュームが発展させる。イギリスの近代哲学系譜。神学イデオロギーに変わる市民社会の倫理形成に寄与。 社会主義 サン・シモン(原始社会主義、初期社会主義) 各人の自由な能力に基づく未来社会を構想したフランスの空想的社会主義者。 フーリエ(原始社会主義、初期社会主義) 空想的社会主義者。商業界での仕事の経験より、資本主義の批判を細かく展開。ファランジュ構想をうちたてて、ユートピアを構想した。 オーウェン(原始社会主義、初期社会主義) 人道主義的工場主。マルクスから空想的社会主義と批判される。労働者中心の経営に腐心し、イギリスでの工場法成立に貢献。1825年にアメリカに渡り、ニューハーモニーと称する共産社会の実現を目指したが、失敗した。1834年に帰国。生活協同組合の結成の呼びかけの他、全国労働組合大連合の結成に心血を注いだ。 カールマルクス(科学的社会主義) かの世界的に有名な「資本論」の著者。 独自の経済分析によって、搾取を伴う「資本主義社会」の限界を訴え、その克服の為に「共産主義」を提唱した。 芸術・文化面なども含めた全ての社会活動の源流は経済活動に根差すという「唯物史観的」視点で世界を捉え続けた。 社会主義思想の潮流としては「マルクス主義・科学的社会主義」に分類される。 第一インターナショナル(国際労働者協会)設立にも大きく貢献した。 すべての社会主義思想=マルクス主義ではないが、今日まで「社会主義・共産主義」思想が受け継がれてきたのは何より マルクスの存在があったからであることは疑いの余地がないであろう。 フリードリヒエンゲルス 紡績工場主の息子として生まれる。 その経済力によって生涯に渡ってマルクスを支え続けた。 マルクスとはその「唯物史観」な視点が完全に一致しており、1848年に共同で起草した「共産党宣言」を発表した。 マルクス亡き後、「資本論」をまとめ上げて完成させる。 レーニン ナーロドニキ思想から皇帝派暗殺を企てたかどで処刑された兄の死をきっかけに社会主義に開眼、ロシアの一連の革命運動を指導する。 当初は社会民主主義者として機関紙「イスクラ」の編集の中核を担いながら社会主義理論家としての地位を築き上げていった。ツァーリ政権に何度も流刑に処されるも、逃走や亡命を繰り返しながらロシア国内外の社会主義者を束ねながら先導する指導的な役割を演じた。1917年、第一次世界大戦時の厭戦気分を巧みに先導し「パンと平和と土地」をスローガンに都市部労働者を束ねてロシア革命を成功させる。海外からの干渉も受けた過酷な内戦期を乗り切った1922年、世界初の社会主義国家、ソビエト社会主義共和国連邦をつくることに成功する。 資本主義は戦争を伴う帝国主義に至るという「帝国主義論」 議会制民主主義はブルジョワの欺瞞だとし、プロレタリア(労働者階級)階級の先導によって直接民主制への移行は可能であるとした 「国家と革命」はともに世界的に有名な書籍である。 マルクス思想を絶対としており、マルクス主義の理論家というよりは実践家としての役割を果たしとも言える。 スターリン グルジア(ジョージア)出身の革命家。レーニン亡き後のソ連の指導者として世界的にも有名である。 農業の集団化・重工業の発展を最優先した五ヶ年計画などによって急速な近代化を成功させるものの、あまりに性急すぎる政策の過程では 膨大な餓死者を出すなど多くの犠牲を生み出した。 トロツキーと対立し、「一国社会主義」を唱え、反対派を「トロツキスト」とレッテル張りして弾圧した。 悪名高い「大粛清」によって反対派を壊滅させ、自身を頂点とする極度な中央集権化を行った。 死後、後継者のフルシチョフによってされた「スターリン非難」は社会主義諸国に衝撃を与えたことでも有名である。 一方で、第二次大戦を勝ち抜いたことから、ロシア国内でもいまだに一定の支持者がおり、世界的にも「スターリニズム」は存在し続けている。 トロツキー レーニン・スターリンと並ぶロシア革命の中心人物。 革命直後に瓦解した旧軍隊を新たに労働者・農民で再編成した「赤軍」を創設し、内戦の勝利に大貢献した。 話術に長け、カリスマ性があったことから時にレーニン以上の革命の立役者であった。 社会主義は一国では維持できず、最終的には全世界が共産化する必要があるとする「永続革命論」を唱えた。 レーニン亡き後、「一国社会主義」を掲げて中央集権を強行するスターリンと対立し、国外追放となる。 海外の亡命生活中も一貫してスターリン体制批判を続けるも、1940年、メキシコにて暗殺される。 文才があり、文学や芸術にも造詣が深かった。 毛沢東(毛沢東主義・マオイズム) 中国共産党の指導者。陳独秀らが結成した中国共産党に参加したあとに会議で指導者に。国共合作などを通して抗日運動を指揮する。戦後の国共内戦に勝利。中華人民共和国建国。大躍進や文化大革命で中国に混乱を招く。 社会民主主義 共産主義・暴力革命を否定し、平和な手段で漸進的に社会主義を実現する、民主主義を通して実現する思想。民主社会主義とは異なる。 民主社会主義 民主主義の基に社会主義を実現する思想。社会主義と民主主義は相互に依存しあうものであるとして、マルクス・レーニン主義の共産主義に強く反対する。 共産主義 社会主義の進んだ社会。共有物、公共物などの生産手段を労働者のものに、社会のものにし、不平等をなくそうとする思想。古くからあったものであったが、マルクスが共産党宣言の中で確実なものとし、資本論の中で科学的社会主義、所謂マルクス主義になった。 無政府主義(アナーキズム) 国家などの権力を全て廃して、完全に平等な社会を建設することを目指す思想。 アナルコ・サンディカリズム(労働者を中心とした自主的な共同体運営)思想でもある。 有名なのは、スペイン内戦によるCNT・FAIなどの労働組合に先導された革命運動である。 中心人物の一人として、ドゥルーティなどがいる。 (いずれもサンディカリストによる革命は圧殺され失敗に終わった) 金日成・金正日主義(主体思想) 国防や経済などあらゆる分野で自立していなければならないという思想。しかし、それには金日成など最高指導者の指導が絶対必要。 ポル・ポト主義(原始共産主義・反知性主義) 都市や知識・医療・教育など全ての現代要素を排除して、農村を主体とした原始的な社会を造ろうとする思想。ポル・ポトはそれを実現するため、都市解体、知識人の大虐殺を行い混乱を招いた。 ローザルクセンブルク ドイツの女性社会主義者 ロシア革命には肯定的であったものの、レーニン率いるボリシェヴィキの強権路線に反対する立場を取り続けた。 "ルクセンブルク主義"という社会主義思想の一つの潮流にもなっている。 ドイツ革命最中、リープクネヒト(ルクセンブルクと同立ち位置の指導者)らとスパルタクス団を結成。 右派国軍勢力と手を組み急進左派勢力の撲滅を目論む社会民主党政権(現ドイツSPD党)と対決し敗北する。 1919年、リープクネヒトと共に殺害される。 ホーチミン ベトナム社会主義共和国の間接の建国の父。ベトナム独立運動の頃から政治に携わり、その最中に社会主義に開眼。抗日運動の後はベトナム独立としてフランスに勝利。その後はベトナム戦争においてアメリカへの勝利に貢献する。 ベトナム社会主義共和国が正式に成立するのを待たずに死去した。 ホーチミンに関しては、彼自身の記録が少ないことからいまだに素性の知れない謎の多い人物ともされている。 北ベトナムでの早急な土地改革では多数の犠牲を伴うなどしたが、自己顕示欲や贅沢などとは無縁の質素な生活を貫いたとされ、汚職などとも 無縁であったとされている点から高く評価する声もいまだに多い。 フィデルカストロ 近現代の社会主義国指導者の中では世間的に評価の高い革命家。 かの有名なチェゲバラと友に、1959年に親米傀儡のバティスタ政権を武装蜂起で打倒し、キューバ革命を成功させた。 歴史上、社会主義革命家の中では珍しくカストロ自身も前線で一兵士として闘い続けた。 また、内戦期においても赤十字に捕虜を引き渡すなど人道的な精神を持ち続けた。 「ピッグス湾事件」など尋常ならざるアメリカからの執拗な暗殺、干渉行為を跳ね除け続けた。 学生時代から演説の練習をしていたと言われるほどの「演説好き」であり、数時間におよぶ演説を度々行っていたことで知られる。 2016年の死去の際には、世界中から追悼の言葉が贈られるなど、「独裁者」と非難される一方、国際的に一定数の評価を得ていたことも伺い知れる。 チェゲバラ 思想関係なくおそらく世界で一番有名な革命家。 元々はアルゼンチンの中産階級で医者になる予定だったが、20代で南米旅行をした際に「当たり前の治療」も受けられない貧困層の存在に衝撃を受け、以後社会主義革命に没頭していく。 キューバでカストロと出会い、意気投合した後は医師の技術を生かして軍医として自らも前線に立ってキューバ革命を成し遂げた。 戦闘中も潜伏先のジャングルで現地住民の診察にあたるなどの尽力から、革命勢力に対して住民は非常に協力的であった。 政権奪取後も、公務時間外はボランティアで労働に勤しむなど類まれなる利他精神を貫き続けた。 1967年、ボリビアで革命を起こすために戦闘中、CIAによって殺害される。 モーリス・トレーズ フランス共産党の指導者。ソ連の政策に忠実であった。そのため、彼の存命中のフランス共産党は特にスターリニズムの傾向が強く、トレーズが死去してからも1991年のソ連の崩壊までは特にフランス共産党は“モスクワの長女”と揶揄される。トレーズ自身はモスクワに向かう船上で急病死 アメリカ政治哲学 リベラリズム(自由主義) 個人の自由を重んずる思想。その個人の自由には国家は干渉してはならないとする。近代自然法思想を源とする。市民革命の原理となる。経済上では、古典派経済、重農主義から自由放任主義になった。その道は市民社会の発展と対応したが、産業革命による資本主義の本格的胎動とそれに相対的に続く社会主義の台頭により、主義としての自由のみならず、個々の人間の平等、実質的自由を重んずる個人主義の観点を持ち合わせるようになった。 ネオリベラリズム(新自由主義) 1980年代から急速に発達した経済思想。先進国の資本主義がオイルショックやドルショック、労働運動で揺さぶられる中、ケインズ主義に代わる新思考として現れた。主に規制緩和、福祉削減、緊縮財政、自己責任を掲げ、新保守勢力と結び、マイノリティの権利削減、排他的ナショナリズムになる傾向がある。一定の経済成長に貢献したものの、貧富格差の増大、弱肉強食イデオロギーの常態化といった負の影響を遺した。 リヴァ(バ)タリアニズム 福祉国家の集産主義に警鐘を鳴らし、国家の干渉に不可侵の権利を擁護する自由論者。 コミュニタリアニズム(共同体主義) 個人の属する共同体の価値観を大切にすべきだとする立場。自由と功利のみを追求する人を負荷なき個人と批判する。
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ニューエイジ思想とは、ニューエイジでアクエリアスな頃のアセンションを興すビーヒアナウなものである。 1967年 フリッツことフレデリック・パールマン(ユダヤ系ドイツ人で亡命した人)とかが、なんとなく始めた。 とにかく、自分は自身の肉体を持つ前から生き続けており、自己の病気は自身の免疫でもってあらゆる治癒が可能で、脳へ直接、意志を伝えることができるとか、を基本として、いろいろをやっている。
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そうしそうあい【登録タグ VOCALOID Y2 そ 初音ミク 曲】 作詞:Y2 作曲:Y2 編曲:Y2 唄:初音ミク 曲紹介 曲名は変換ミスってわけではないです、多分。 Y2氏の2作目。 歌詞 放課後の教室に二人きり 君にずっと言いたかったこと 『好きだよ。』 頭の中で膨らむ妄想を君の言葉が掻き消した 折りたたんだラブレター 紙飛行機にしてさ 君の元まで届くように そっと飛ばしてみるの 心溢れてゆくの 鳴り響いた甘い響きに たった二文字伝えてしたいな 想思想愛 言葉うまく伝えれるかな 緊張して声が震える ちょっと練習しよう そっと呟いてみる 他の子と親しげに話してる 君をずっと横目に見ながら 『イライラ。』 霧がかったようなこの気持ちに 素直になれば雨模様 突然恋は急上昇 時々たまに乱気流 君の元まで右往左往しながら飛んでゆく 君で溢れてゆくの 鳴り響いた甘い響きに 胸が騒いでる音 君に聞こえているかも 声にならない思いがあるよ さりげなく行動にうつして 恋は始まってるの 見えない角度から 喉に絡みつく感情 とても優しくて だけど苦しくなるの 声に出さなくちゃ 私だけが知っているよ 私の片恋 繋がれた糸を手繰り寄せる勇気はある? 私に聞いてみるよ 『あなたはどうしたいの?』『早くしなきゃ取られるかもね。』 君が目の前にいる 今がその時なんだ 君に伝えたい事 ありったけの心を込めて たった二文字伝えてしようよ 想思想愛 言葉うまく伝えれるかな 緊張して声が震える 不器用にまっすぐに やっと言えたんだ 『好き。』 コメント 名前 コメント
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このページはmixiの日記で書いている事で、思想的なものをメモっておく所です。 ちなみにmixiではふじこという名前だから「ふじこ思想」です。 頭が悪い文章になってますがご了承下さい。
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基礎データ ブランド名 世界思想社 会社名 世界思想社 電話番号 Fax番号 メール 企業分類 出版 現在の問合せ結果 × 現在のコメント メール返信なし 最終更新日 2009/04/18 特記事項 基礎データ特記事項 世界思想社2008年6月28日の毎日朝刊に広告あり 他、広告あり 04/17 ×(メール返信なし) 関連ページ 特に新聞に広告を出している企業は毎日新聞にとって泣き所となるようです 問合せ 問合せ先一覧 / 毎日新聞に広告を出していた企業(日付別) / 毎日jpに広告を出していた企業 / 電話問合せのコツ 結果別一覧 ◎◎-◎-○ / △ / ×(記号、数字、ローマ字) / ×(ひらがな) / ×(カタカナ・ア行~ナ行) / ×(カタカナ・ハ行~ワ行) / ×(漢字・あ行~か行) / ×(漢字・さ行~た行) / ×(漢字・な行~は行) / ×(漢字・ま行~わ行) 分野別一覧 製造業 / 製造業その他 / 小売、卸売 / サービス業、娯楽 / 医療、医薬 / 建設、不動産 / 金融、運輸、IT、その他 / マスコミ、出版 行政等一覧 行政、各種団体等 / 教育機関等 / 政治家、著名人 毎日新聞系列 【その1】 【その2】 【その3】 【その4】 【その5】 【その6】 【その7】 【その8】 【その9】 問合せ報告 毎日新聞関係の凸結果を淡々と張り続けるスレ7 ※「電凸」とは「電話問合せ」のインターネットスラング(俗語)です。(詳細は用語集) 対応評価の大まかな目安 ◎◎ 広告打ち切り・今後広告を出さない・今後広告を出す予定はない ◎ 良対応・厳重な抗議 ○ 普通、中立対応・対応検討中、今後注視 △ 保留・問合せの返答結果待ち(3日以内に回答なければ×) × 悪対応・無回答・処分は十分毎日の姿勢を容認・広告続行 このテンプレを編集 世界思想社 2008年6月28日の毎日朝刊に広告あり 他、 広告あり 04/17 ×(メール返信なし) 「日本の母は息子の性処理係」毎日新聞が捏造記事162 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1239024603/387 387 名前: 可愛い奥様@LR申請案公示中 自治スレ見てね [sage] 投稿日: 2009/04/17(金) 01 00 28 ID zsjY0cxE0 メールのお返事です vv 世界思想社→メール返信無し 関連ページ 検索 2008年10月11日の毎日朝刊 広告一覧 2008年10月13日の毎日朝刊 広告一覧 2008年10月18日の毎日朝刊 広告一覧 2008年10月20日の毎日朝刊 広告一覧 2008年11月23日の毎日朝刊 広告一覧 2008年11月25日の毎日朝刊 広告一覧 2008年12月05日の毎日朝刊 広告一覧 2008年12月07日の毎日朝刊 広告一覧 2008年6月28日の毎日朝刊 広告一覧 2008年8月17日の毎日朝刊 広告一覧 2008年9月05日の毎日朝刊 広告一覧 2009年10月15日の毎日朝刊 広告一覧 2009年11月20日の毎日朝刊 広告一覧 2009年1月14日の毎日朝刊 広告一覧 2009年1月16日の毎日朝刊 広告一覧 2009年2月12日の毎日朝刊 広告一覧 2009年2月14日の毎日朝刊 広告一覧 2009年3月16日の毎日朝刊 広告一覧 2009年3月18日の毎日朝刊 広告一覧 2009年4月08日の毎日朝刊 広告一覧 2009年4月10日の毎日朝刊 広告一覧 2009年4月16日の毎日朝刊 広告一覧 2009年4月18日の毎日朝刊 広告一覧 2009年5月11日の毎日朝刊 広告一覧 2009年5月13日の毎日朝刊 広告一覧 2009年6月10日の毎日朝刊 広告一覧 2009年8月08日の毎日朝刊 広告一覧 2009年8月10日の毎日朝刊 広告一覧 2009年9月10日の毎日朝刊 広告一覧 2010年10月09日の毎日朝刊 広告一覧 2010年10月13日の毎日朝刊 広告一覧 2010年12月18日の毎日朝刊 広告一覧 2010年12月20日の毎日朝刊 広告一覧 2010年1月16日の毎日朝刊 広告一覧 2010年1月18日の毎日朝刊 広告一覧 2010年2月25日の毎日朝刊 広告一覧 2010年3月18日の毎日朝刊 広告一覧 2010年3月20日の毎日朝刊 広告一覧 2010年4月14日の毎日朝刊 広告一覧 2010年4月16日の毎日朝刊 広告一覧 2010年5月02日の毎日朝刊 広告一覧 2010年5月05日の毎日朝刊 広告一覧 2010年6月11日の毎日朝刊 広告一覧 2010年7月23日の毎日朝刊 広告一覧 2011年10月30日の毎日朝刊 広告一覧 2011年12月18日の毎日朝刊 広告一覧 2011年2月08日の毎日朝刊 広告一覧 2011年2月10日の毎日朝刊 広告一覧 2011年3月08日の毎日朝刊 広告一覧 2011年3月10日の毎日朝刊 広告一覧 2011年3月28日の毎日朝刊 広告一覧 2011年4月28日の毎日朝刊 広告一覧 2011年6月14日の毎日朝刊 広告一覧 2011年7月30日の毎日朝刊 広告一覧 2011年8月01日の毎日朝刊 広告一覧 2011年9月25日の毎日朝刊 広告一覧 2012年10月25日の毎日朝刊 広告一覧 2012年11月17日の毎日朝刊 広告一覧 2012年11月19日の毎日朝刊 広告一覧 2012年12月16日の毎日朝刊 広告一覧 2012年2月09日の毎日朝刊 広告一覧 2012年3月25日の毎日朝刊 広告一覧 2012年5月24日の毎日朝刊 広告一覧 2012年6月28日の毎日朝刊 広告一覧 2012年8月23日の毎日朝刊 広告一覧 2013年1月28日の毎日朝刊 広告一覧 2013年1月30日の毎日朝刊 広告一覧 2013年3月5日の毎日朝刊 広告一覧 問合せ結果分野別一覧その3 問合せ結果別一覧 ×対応の企業(漢字で始まる企業名・さ行~た行)
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登録日:2021/04/30 Fri 00 00 00 更新日:2024/04/09 Tue 11 14 49NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 SSSS.DYNAZENON インスタンス・ドミネーション オニジャ コメント欄ログ化項目 シズム シリアスな笑い ジュウガ ムジナ 丸山浩 内山昂輝 内田雄馬 哀しき悪役達 怪獣使い 怪獣優生思想 憎めない悪役 死ぬかと思ったぜ… 田口清隆 神谷浩史 西川伸司 諏訪彩花 軍服 酉澤安施 もしかしてこの人達……。 ああ……怪獣優生思想。俺と同じ怪獣使いだ! 出典:SSSS.DYNAZENON、2回より、2021年4月2日~放送、TRIGGER、©「DYNAZENON」製作委員会、©円谷プロ ©2021 TRIGGER・雨宮哲/「DYNAZENON」製作委員会 「怪獣優生思想」とは『SSSS.DYNAZENON』に登場する敵対勢力である。 概要 構成員ジュウガ オニジャ ムジナ シズム 怪獣一覧急転直下怪獣 シャルバンデス 油断大敵怪獣 グレージョム 千荊万棘怪獣 バーナドドン 有為転変怪獣 ディドラス 生々流転怪獣 ネオフォビア 落花流水怪獣 ブルバイン 紆余曲折怪獣 ザイオーン 厚貌深情怪獣 ギブゾーグ 悲観離合怪獣 ガルニクス 咬文嚼字怪獣 ガギュラ 余談 概要 人間と全く同じ姿をした集団だが、その正体はガウマと同じ怪獣使い。 一度顔を覆うように手をかざし、片方の目の覗き穴を作るように指を開くと同時に「インスタンス・ドミネーション」と唱えることで怪獣を操ることができる。 因みにこの時の手のかざし方や台詞の唱え方は各々によって微妙に異なる。 着こなし方に差はあれど白い軍服を着ているのが特徴で、その左二の腕にはシズム以外の3人はそれぞれの瞳の色、シズムは黒で何本かの線が描かれている。 元々ガウマとは仲間同士であり、5000年前に生きた古代人であったが、ある時本作の舞台であるフジヨキ台にて、嘗ての記憶と能力を保持したまま蘇生し、自分達の目的達成の為に活動する。 しかし、その中で「あの人」に会うことを優先するガウマが袂を別ち、敵対する現在に至る。 その目的は「怪獣が必要とされる世の中を作ること」らしく、その為に怪獣を操って大規模な破壊活動を起こしているが、その真意や最終到達点は不明。 ガウマ曰く「危ない奴ら」「怪獣の思想で動いている」とのことで、実際に思想そのものは危ない一方で、ガウマや麻中蓬達ダイナゼノンのパイロットの扱いと対処については意見が割れている等一枚岩ではない様子。 今までの敵役と違って決まった拠点を持っておらず、フジヨキ台のあちらこちらを放浪している。 …というのも、彼らは怪獣を操ることはできても新たに怪獣を自分達の意志で生み出すことやその位置を探知することは不可能である為、自分達の足で怪獣を探し回る必要がある。 その手掛かりの見つけ方もスマートフォンでSNSから怪獣の情報を漁るという物凄く地味且つ手間のかかるものの為、どうやってもこうした形になってしまうのである。 その道中に休憩がてらファミレスに寄る等妙に人間臭い姿を見せることもある他、ボイスドラマでは無職扱いされると「定期的な収入くらいある」と反論しているため、ガウマと同じく何かしら働いて生活費を確保しているらしき描写もある。 また、目的意識はあるものの上述の事情もあって急ぐつもりは無いらしく、怪獣が倒されても何の感慨も無しに現地解散するのがお決まり。 このように歴代の敵同様何かとシュールな笑いを誘う場面も多く、彼らの日常生活の場面もまた、本作の見所になっている。 その過去(ネタバレ注意!) 元々はガウマと共に彼が探す「姫」の母国の軍人達であり、怪獣を操られる力を使って国の発展に貢献してきた功労者達であった。 因みに他国では「竜を操る一族」として恐れられていたが、彼ら曰く「怪獣使い」とはあくまでも「職業」の一種である模様。 多少の不自由さこそ感じていたものの、主君である姫からも一目を置かれる仕事に誇りとやりがいを持っていただけでなく、嘗ての同志であったガウマとも軽口を言い合い酒を飲み交わす等の至極友好的な関係を築き、充実した日々を暮らしていた。 しかし、詳しい理由は不明ながら(*1)、国に切り捨てられることを察すると、抵抗を決意する。 …が、既に姫に恋慕していたガウマに裏切られ、オニジャ、ムジナ、ジュウガが彼との戦いの末に相討ちになって死亡。 反逆劇が幕を置けること無くその生涯を終えた。 その過去が彼らを人類滅亡へ駆り立てる一番の動機であり、オニジャがガウマを憎む何よりの理由であった。 尚、この5000年前の時点ではシズムのみ自分達が怪獣を使って完全に自由になれることに気付いていた他、彼のみガウマ達の戦いの場で姿を見せていない。 これが意味することとは…? モチーフが原作である『電光超人グリッドマン』の第18話に登場した「竜使いのミイラ」と思われる。 元ネタ自体は上記のようにグリッドマンから持って来ているものだが 「5000年前に存在した古代の国」「国防を担っていた異能者が危険視されて疎まれ始め、最終的に反逆者扱いされる」「異能者達は権力者側と反逆者側に内部分裂して壊滅」「現代で蘇り再び争う」 といった具合に設定や顛末がよく似ているエピソードが別作品にあったりする。 構成員 ジュウガ CV 神谷浩史 怪獣が……世界を導くんだ! 出典:SSSS.DYNAZENON、3回より、2021年4月2日~放送、TRIGGER、©「DYNAZENON」製作委員会、©円谷プロ ©2021 TRIGGER・雨宮哲/「DYNAZENON」製作委員会 眼鏡をかけた長身痩躯な男性。瞳の色は黄色で左袖の線は2本。 軍服の下は白いワイシャツとループタイ。 一人称は「俺」で、人と会話する時は敬語を常用する。 思想こそ過激な一方で普段の物腰は柔らかで冷静沈着。戦況を常に考慮し、勝てない戦いは絶対に避ける。 かつてはガウマに憧れており、彼が自分達と決別したことには何か思う所があるらしく、再び自分達に引き込もうと考えている。 その感情はムジナがダイナストライカーを盗んだ時にはガウマとの交渉に仕えないかと提案したり、 オニジャとムジナが操るブルバインがダイナゼノンに圧勝せんとした時に「もっとあなたと話したかったです」と落胆している場面からも明らか。 また、蓬達もダイナゼノンの乗り手として懐柔しようともしており、単身蓬と話をしに行ったこともある。 しかし、根は人間の根絶やしを目論む危険因子なのでお人好しとは程遠く、彼らが自分達と合流する気がないと知ると打倒を決めている。 真面目な奴が一番ヤバイという典型(Byガウマ)とはよく言ったものである。 ちなみに『超全集』によると投資が趣味らしく、前述の謎の生活費の出所は彼が稼いでいるものなのかもしれない。 第10話の回想にて、5000年前はメガネをかけていなかったことが判明。 さらにボイスドラマ10.01回では怪獣使いとしては技能が足りていないようで、 金魚のウンコ(Byオニジャの)ごとくガウマの後ろをよくついており、酒に弱い上に一言多い癖があったり、視力が下がり気味なのを気にしていた模様。 そして迎えた最終話…それまでこのメンバーの中では比較的で地味で目立たなかったジュウガだったが… ヤツはハジけた 思いのままに全ての感情をガウマにぶつけ…… ガウマさん、俺はあなたに憧れていた 俺にはあなたが、あなたには俺が必要だった なのにあなたは裏切った なのに、前よりあなたが好きなんです ととんでもない心からの叫びを暴露してしまった。 一番真面目でおとなしいと思われていた彼の本性は、ガウマが好きすぎてたまらないあまり、裏切られたショックで拗らせてしまった 5000年熟成されたクレイジーサイコホモ存在だったのだ。 なお、最終話でハジけたと告げたが、実際のところ序盤からかなり拗らせている彼が確認できるほか、キャラソンがそっちよりだったりする。 余談だが、外見が今作のOP主題歌歌手とどことなく似通っており、本人もネタにしている他、それ関連のコラ画像も作られている。 おかげでジュウガという名前を忘れられていることも多々……。誰が呼んだか「アナザーオーイシマサヨシ」 中の人はウルティメイトフォースゼロの焼き鳥でお馴染み。 オニジャ CV 内田雄馬 消し飛べ! 怪獣擬きがぁ! 出典:SSSS.DYNAZENON、3回より、2021年4月2日~放送、TRIGGER、©「DYNAZENON」製作委員会、©円谷プロ ©2021 TRIGGER・雨宮哲/「DYNAZENON」製作委員会 赤い髪を前に垂らした厳ついヘアスタイルの持ち主。瞳の色は赤で左袖の線は3本。ちょっと中邑真輔っぽい。 軍服の下は白いTシャツで、ネックレスを掛けている他右中指に鉄製の指サックを付けている。 怪獣を操作する人物をほぼ毎回選出する等、集団のリーダー格な模様。 怪獣による破壊を楽しむ、「怪獣の力は誰かを殺すためにあるんじゃねえ。人間全員を殺すためにあるんだ」と迷いもなく嘯く等好戦的で粗暴な性格をしており、普段の態度はヤンキーやチンピラそのもの。 第11話では「怪獣がいないなら自分で人間を滅ぼす」と息巻き、警官から銃を奪おうとして逮捕されているあたりその行動原理は「人間社会への憎悪」であることが伺える。。 ジュウガと対照的にガウマのことは「裏切り者」と呼んで激しく敵視しており、蓬達諸共抹殺しようとしている。 …このようなに言動は過激な人物ではあるが、実態は怪獣優生思想一番の苦労人にして大の寂しがり屋。 基本的に集団行動の際の金銭の負担は全て彼持ちだが、それが当たり前と化しているらしく、他の面々からは体よく扱われている節も見受けられる哀しき人。 それでいて、全員バラバラに行動することを嫌がり、怪獣を発見した際には必ず全員揃えてから向かう等兎に角集団でいることを何より重んじている。 当のガウマからは「相変わらず頭悪いな」と半ば無自覚に小馬鹿にされているが、本人が知る由もない。 実際、手駒の怪獣が居ないにも拘わらずガウマへの憎悪だけで一触即発になりかけたこともある等知的とは程遠いが、ジュウガの一言で直ぐに我に返る等意外と物分かりは良い。 若干脳筋の単細胞気味で人望は殆どないのか、はたまた親しさ故の一種の信頼なのか倒された怪獣の破片に押しつぶされかけても誰にも助けて貰えないことも多い。 尚そうして九死に一生を得る度に妙に情けなさげな声で「死ぬかと思ったぜ…」と呟くのがお約束である。ほらそこ、「もう死んでますけどね……」とか言わない 尚、ブルバインをムジナと一緒にインスタンス・ドミネーションしてから、彼女と妙に息が合うようになっている。 ボイスドラマ10.01回ではトイレに行く際に段差のある階段を何度も踏み外してしまう、意外とドジっ子な面を見せている。 中の人はウルトラ兄弟6人目の元友人で悪落ちしたウルトラ戦士役で記憶に新しい。 ついでに言うとED担当は彼のアネジャお姉さんなので、円谷では初めて同じ作品に関わったことに。 なお同年にはウルトラと縁がなくもないロボットアニメで主人公を演じている。お姉さんも関連作品に出演していると、いろいろおもしろい姉弟である。 ムジナ CV 諏訪彩花 これ終わったら帰って良いの? 出典:SSSS.DYNAZENON、3回より、2021年4月2日~放送、TRIGGER、©「DYNAZENON」製作委員会、©円谷プロ ©2021 TRIGGER・雨宮哲/「DYNAZENON」製作委員会 集団の紅一点。肌色のボブヘアーが特徴で、瞳の色は水色で左袖の線は4本。 軍服の下はコルセット付の制服のようなもの。 出典:SSSS.DYNAZENON、2回より、2021年4月2日~放送、TRIGGER、©「DYNAZENON」製作委員会、©円谷プロ ©2021 TRIGGER・雨宮哲/「DYNAZENON」製作委員会 特筆すべきこととして、前作の2人のヒロインのいいとこ取りと言わんばかりの恵体の持ち主で、大胆にも太腿から下全てを惜しげもなく晒しており、見事な美両脚が否が応でも目に焼き付けられる。 お陰で登場前から多くの視聴者を色々な意味で釘付けにさせた。 他の面々に比べると口数は少なく常にマイペースであり、仲間達とコミュニケーションを取ろうとしない。 ガウマや蓬達にも現状無関心であり、それどころかジュウガやオニジャとガウマの口論のどさくさに紛れて上記の台詞をシズムに耳打ちする等全体的にアンニュイな雰囲気が強く、どこか子供のように自由気まま。 第06話ではダイナストライカーの乗り手である山中暦と接触。成り行きでグリルバーで飲んでいる際、「他の人みたいにやりたいことなんてないんだよ」と秘めたる迷いを口にしている。 但し、一度戦闘に入れば、怪獣を操ることに集中し、野次を嫌う等ストイックな面を見せる。 暦との出会いを経た第06話後半ではシズムの言葉を受け覚醒。オニジャと共にブルバインを操り、ダイナゼノンを圧倒する場面を見せていた。 第10話の回想シーンでは復活後と異なりざっくばらんな面を見せており、ボイスドラマ10.01回では国に仕える仕事をこなしながらも「もうちょっと自由が欲しいよね」と休暇を求めていた模様。 中の人はかつて古代怪獣の魂を宿した関西弁の少女を演じていた。 シズム CV 内山昂輝 ダイナゼノンはどこにいるの? 君達が知ってるんでしょ? 出典:SSSS.DYNAZENON、4回より、2021年4月2日~放送、TRIGGER、©「DYNAZENON」製作委員会、©円谷プロ ©2021 TRIGGER・雨宮哲/「DYNAZENON」製作委員会 褐色肌に金髪の背が低い少年。瞳の色は朱色で左袖の線は太い1本。 軍服の下は黒いシャツで、頭には白い軍帽を被っている。 第4回にて、蓬や南夢芽達が通うフジヨキ台高校に交換留学生の1人として潜入し、彼らのクラスメイトになる。席順は夢芽の真後ろ。 一人称は「俺」で、ムジナ同様に寡黙な人物。 ダイナゼノン一行への視方は不明瞭だが、単なる興味だけで蓬達に話しかけたり、 自分達のことも普通に話していることから、少なくともオニジャ程の敵意は持ち合わせていない様子。 但し、学校への潜入の真意はジュウガも把握しきっていない、より多くの怪獣が現れることを望んでいる等ミステリアスな面も強い。 ジュウガ曰く「怪獣の声が聞こえる」らしく、それに関連してかシズムも怪獣について「学校みたいな自分達を縛るものから解放してくれる存在」と評する等、他のメンバーに比べてもより怪獣に近い視点を持っている。 見た目に反して達観している側面もあり、蓬達が怪獣と戦うことについても「どこかで怪獣と戦いたいと思ってるんじゃないの?」と指摘している。 また、自由行動派ではあるものの、第05話ではプールであまり走らないよう礼節は守る、ボイスドラマ5.5話ではオニジャの本音を聞いた後フォローする、姉の件で悩んでいた夢芽を察し干渉しない等人の心をある程度推しはかれるだけの意識はある。 しかし、第10話のガウマの過去で他3名と異なり死亡していた描写が無い、ボイスドラマ10.01回ではあまり食事をとらず水ばかり飲んでおり、さらにラストでは「本当は……俺たちは怪獣さえあれば、誰に従うこともなく自由になれるはずなんだ」と不穏な言葉を呟くなど、怪しい一面を見せる。 結局、謎を残したまま最終話でガギュラとして消滅したが、その前に意識に入り込んできた蓬には、怪獣のような人の条理に縛られない無上の自由を求めていたと語っている。条理を超えた力を持ちながら人の中で生きることを求めた少女と、無上の自由に飽いた男を見ていたら何を思ったのだろうか。 中の人は子役時代『ウルトラマンコスモス』に出演したことがある。 怪獣 インスタンス・ドミネーション!! 本作に登場する怪獣達。 何者かがフジヨシ台にばら撒いた「怪獣の種」(=バロックパール)が人と人との関わりから生まれる情動を糧に成長し誕生する。 情動の種類や強さが大く無かったことで凶暴性のあまりない怪獣が生まれたり、怪獣になることなく死に絶えた種も存在している。 誕生直後は2、3メートルの大きさだが、怪獣優生思想のコントロール下に置かれることで巨大化し、彼らの意のままに操られて暴れ回る。 カオスブリンガーという光の粒子(武史の怪獣がCWを狂わせていた粒子と同一のもの)を放出し異常な現象を引き起こす。 雨宮監督による設定ラフ画によると怪獣の種は2万年後の技術で造られた心を3次元化させ運用する兵器で新条アカネが模型に埋め込んでいたバロック・パールと同一のもの。 人と人との関わりで生まれる情動で成長するとカオスブリンガー発生器官が発達し、個人の情動が元になると発生器官は未熟となるとされている。 一覧 急転直下怪獣 シャルバンデス 出典:SSSS.DYNAZENON、1回より、2021年4月2日~放送、TRIGGER、©「DYNAZENON」製作委員会、©円谷プロ ©2021 TRIGGER・雨宮哲/「DYNAZENON」製作委員会 第1回に登場。操った人物はオニジャ。 見た目は亀とベムスターを足したような感じ。 背中の棘のある甲羅からカオスブリンガーを出し、これが周囲の重力に干渉して周囲の物体を浮かせて行動不能にする。また首を蛇のように伸ばして蛇腹剣のように攻撃できる。 初戦のダイナゼノンを手こずらせたが、最後はダイナレックスの必勝大火炎レックスロアーで倒された。 デザイナーは西川伸司。 油断大敵怪獣 グレージョム 出典:SSSS.DYNAZENON、2回より、2021年4月2日~放送、TRIGGER、©「DYNAZENON」製作委員会、©円谷プロ ©2021 TRIGGER・雨宮哲/「DYNAZENON」製作委員会 第2回に登場。操った人物はジュウガ。 見た目はアンチの怪獣態を改造したような感じ。 両腕の鎌が武器であり加えて胸からビームを放つが、最大の特徴はワープ能力。それを活かした神出鬼没な奇襲攻撃を仕掛けてくるが、背中の羽を広げられないと発動できないのが弱点。 その能力でダイナゼノンを翻弄し、分離したメカも蓬が碌に訓練できなかったことも相俟って互角以上に立ち回ったが、山中暦に弱点を突き止められてしまう。最後はダイナソルジャーウイングコンバインによって羽を封じられたまま放り投げられ、ダイナダイバーのダイナランチャー・バーストミサイルで爆散された。 デザイナーは酉澤安施。 千荊万棘怪獣 バーナドドン 出典:SSSS.DYNAZENON、3回より、2021年4月2日~放送、TRIGGER、©「DYNAZENON」製作委員会、©円谷プロ ©2021 TRIGGER・雨宮哲/「DYNAZENON」製作委員会 第3回に登場。操った人物はオニジャ。 シルエットは「太陽の塔」がモチーフで、見た目はゲネガーグのような感じ。 アンテナから放つカオスブリンガーで爆発を起こし、周囲を焼き尽くす。 それはダイナゼノンすら近寄れないほどの破壊力を持つが、宇宙のような空気の無い場所では十分な爆発を起こせないのが弱点。その一方で頭だけになっても機能する生命力の持ち主でもある。 その弱点を突かれてダイナゼノンに宇宙まで放り出されてダイナゼノン・フルバーストを喰らうも、頭だけになりながら襲い掛かったが、最後はダイナレックスのレックスファングに噛み砕かれた。 その残骸は地球に降り注ぎ、オニジャに直撃しそうになり彼を死にそうな目に遭わせた。 デザイナーは丸山浩。 有為転変怪獣 ディドラス 出典:SSSS.DYNAZENON、4回より、2021年4月2日~放送、TRIGGER、©「DYNAZENON」製作委員会、©円谷プロ ©2021 TRIGGER・雨宮哲/「DYNAZENON」製作委員会 第4回に登場。操った人物はムジナ。 四足歩行で機械のような装甲が特徴。腹部には回転するノコギリがある。 体から放つ光線であらゆるものを2次元化してホログラムのように変えてしまい、無効にできる。 ダイナソルジャーの正規操縦者である蓬が風邪を引いて戦えないことや、代打を買って出たちせの駆るダイナソルジャーも経験不足から満足に動かせないことをいいことに圧倒するが、蓬が重い体に鞭打って戦線に復帰したことで形勢が逆転。 最後はダイナッレクスのレックスロアーを噛み付かれた状態でゼロ距離から撃ち込まれたことで爆死した。 砕けた残骸の一部はビルの上にいたオニジャに向けて飛んで行き、彼を死にそうな目に遭わせた。 デザイナーは西川伸司。 生々流転怪獣 ネオフォビア 出典:SSSS.DYNAZENON、5回より、2021年4月2日~放送、TRIGGER、©「DYNAZENON」製作委員会、©円谷プロ ©2021 TRIGGER・雨宮哲/「DYNAZENON」製作委員会 第5回に登場。操った人物はシズム。 一見するとメンダコのようなどこか脱力系な見た目だが、実は上下逆さまになることで巨大な口を持ったクリーチャーチックな見た目に変貌する特殊な体形の持ち主。 武器は触覚から放つ緑の光弾と、あらゆる物を溶かすカオスブリンガー。 シズムの頭脳プレイによって合体の邪魔をしたり、合体後もその奇抜なスタイルや粒子の変化球的な攻撃によってダイナゼノンを翻弄するが、最期はダイナレックスのレックスロアーで焼き尽くされた。 爆散した破片の一部はオニジャの立ってた場所に落ちていき、彼を死にそうな目に遭わせた デザイナーは田口清隆。 落花流水怪獣 ブルバイン 出典:SSSS.DYNAZENON、7回より、2021年4月2日~放送、TRIGGER、©「DYNAZENON」製作委員会、©円谷プロ ©2021 TRIGGER・雨宮哲/「DYNAZENON」製作委員会 第6回~第7回に登場。操ったのはオニジャとムジナ。 大きな翼を持った四足歩行の獣型という、想像上の動物・麒麟のような姿が特徴。 二人同時出なければ上手くコントロールできないやや難儀な仕様をしているが、その分戦闘能力はこれまでの怪獣を大きく上回る。 主な武器は頭部のドレッドヘアー状のコードから放つ紫の光線。 また、翼を開くことで重力操作や電撃を放つことも出来る他、頭部の角はドリルとして使うことも可能。 四足歩行ならではのパワフル且つスピーディーな動きも得意とする。 その戦闘能力で(ガウマ以外の3人が各々の葛藤に苛まれて気持ちを一つにできなかったとはいえ)ダイナゼノンやダイナレックスを圧倒して半壊状態にしてしまうが、突如として乱入してきた紫の装甲の巨人の攻撃を受けて一時撤退。 海中で一晩傷を癒した後、パワーアップして再出撃し、脚部を損傷しているダイナゼノンをまたも圧倒し、巨人が乱入しても互角以上に戦ったが、2代目がフィクサービームの粒子でダイナゼノンを修復したことで戦況が一変。 二大ヒーローの猛攻に押されて行き、最期はビッグブレードストライクとナイトサーキュラーエンドを受けて爆散した。 デザイナーは岡本英郎。 紆余曲折怪獣 ザイオーン 第8回に登場。「ハズレ」と見なされ、怪獣優生思想からは放置された。 デザイナーは坂本勝。 厚貌深情怪獣 ギブゾーグ 出典:SSSS.DYNAZENON、9回より、2021年4月2日~放送、TRIGGER、©「DYNAZENON」製作委員会、©円谷プロ ©2021 TRIGGER・雨宮哲/「DYNAZENON」製作委員会 第9回に登場。操った人物はジュウガ。 カマキリ等の昆虫を思わせる姿をした二足歩行の怪獣。 周囲の物体や足場をゼリーのように柔らかくしてしまうことが可能。武装として口と両腕のコアから光線を放つ。 姉のことで傷心の夢芽が戦えないことやそんな彼女を迎えに行った蓬/ダイナソルジャーが不在の中でダイナゼノンが戦えないことを良いことに、ダイナダイバーやダイナストライカーはおろかグリッドナイトすらも翻弄するが、蓬達の復帰とゴルドバーンの参戦によって形勢が逆転。 ダイナゼノン・グリッドナイト・ゴルドバーンの力が一つになったカイゼルグリッドナイトには終始圧倒され、必殺技のレックスグリッドファイヤーで爆散した。 デザイナーは板野一郎。 悲観離合怪獣 ガルニクス 第10回に登場。一応ムジナが操っていたようだが、彼女自身も取り込まれた為制御していたとは言い難い。 機械のような外殻に覆われたトカゲのような怪獣。足は所謂「ハイハイ」の姿勢だが、そもそも動かさずに飛んで高速移動する。 周囲のあらゆる物体を内部の異空間に取り込むことが可能。取り込まれた対象が元あった場所には黒い影あるいは染みだけが残る。 人間の場合、取り込まれると現実の記憶が薄れ、過去の後悔や思い残しがある時間を追体験させられる。 比較的軽い後悔だった蓬が真っ先に意識を取り戻し、彼の呼びかけで夢芽、暦、ガウマ、ナイトも各々の過去から脱出。 カイゼルグリッドナイトに形勢不利と見たのか逃げようとするも、カイゼルナイトサーキュラーで両断された。 デザイナーは丸山浩。 咬文嚼字怪獣 ガギュラ 第11回〜第12回に登場。シズム自身が自分の中で蓬と夢芽を初めとした人々の情動を糧に育てていた怪獣。 自らにインスタンス・ドミネーションしたシズムが変貌。その為か、怪獣優生思想の服に似た配色の二足歩行の怪獣。 カオスブリンガーによる爆発の他、口や背中の緑色の角から光線を放つ。 他の3人も取り込んだことで第2形態に進化。虹色に光る胸部に巨大なバロックパールを宿している。 衰弱したガウマを残してカイゼルグリッドナイトに合体したナイト&ゴルドバーンを圧倒し、一度合体解除に追い込む。 駆け付けた暦、蓬、夢芽と最期の力を振り絞ったガウマ達が再合体しても互角以上に渡り合い光線の撃ち合いも制するが、怪獣使いの力を発揮した蓬に射線を逸らされた隙を突かれて怒涛の反撃を受け、最後はダイナレックスの頭突きとグリッドナイトの拳を喰らい爆散した。 デザイナーは後藤正行。 余談 監督の雨宮氏によると、独自の目的のために怪獣を利用している彼らは本当の意味で「怪獣優生思想」ではないのだという。 本来の怪獣優生思想とは街を破壊する怪獣を目撃した際に恐怖せず我が身も省みず「もっと暴れろ」となる感覚に近いもので、これに当て嵌まるのは新条アカネだけしか存在しないとのこと。 ちなみにこっちの世界だと某怪獣王のハリウッド版3つ目の監督が該当すると思われる。 追記修正は怪獣で世界を作り変えてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ シズムだけなにか知っていそうな素振りが見られる。 -- 名無しさん (2021-06-07 17 59 02) 本編も昔はとても仲良かったけど、ボイスドラマの5人の飲み会が普通に楽しそうだから余計に辛い -- 名無しさん (2021-06-08 00 01 55) ゾンサガじゃないけどマジで「もう死んでますけどね…」状態だったんかい… -- 名無しさん (2021-06-10 03 17 19) 怪獣の名前の由来は心理学用語からの捩りっぽい。 -- 名無しさん (2021-06-11 23 15 11) ある意味「君を退屈から救いにきたんだ」という歌詞を体現する存在だったのかもしれない、怪獣優生思想 -- 名無しさん (2021-06-19 08 17 15) 最後まで怪獣以外に自分たちの価値を見出さなかったからこそ一切変わることができなかった連中ってことかな -- 名無しさん (2021-06-19 16 21 42) シズムは自由という名の虚無が欲しくて情動集めているって、目的は違えどやっていることはアレクシスとそう変わらんのだなそういや -- 名無しさん (2021-06-19 18 26 57) ジュウガが最終回の大暴露のせいで5000年拗らせたクソ重いヤンホモに見えてきた… -- 名無しさん (2021-06-20 20 36 11) BD冊子よりコンセプトは心条アカネの思想が宗教化した世界の教祖の思想と乖離した信者。四人はそれぞれ独自の目的のために怪獣利用してるだけで真の意味で怪獣優生思想と言えるのはアカネだけ -- 名無しさん (2021-06-20 21 26 27) ジャグジャグといいトレギアといいジュウガといい、ここ最近の円谷はクソデカ感情持ってる敵キャラがトレンドなのか -- 名無しさん (2021-06-25 10 58 33) ↑2 やはりドハティ監督こそ真の怪獣優生思想なのか… -- 名無しさん (2021-07-20 00 54 02) チョイ役とは言え映画にも出演…そして誰もが予想だにしなかった追加メンバー登場 -- 名無しさん (2023-03-24 17 52 14) 新メンバーかどうかはグレーゾーンだけど、とりあえず制服は素晴らしく似合っていた -- 名無しさん (2023-03-25 13 16 32) DYNAZENONのガウマは実写作品のミイラであってそうではない事も判明。彼らも電光超人の世界の5000年前にいたかも疑わしいが、彼らのオリジナルが存在しなかった確証もない。 -- 名無しさん (2023-03-28 22 28 19) 要するにグリッドマンがミイラの伝説を元に生み出した二次創作の産物だったってわけね -- 名無しさん (2023-03-28 23 49 20) 怪獣優生思想のオリジナルがいたとしたらアカネの可能性が非常に濃厚。変身したアカネの服装も彼らに似ているのではなく、アカネこそが彼らのオリジナルなのだから似てるのは当然。もし電光超人のミイラと姫が蘇って怪獣優生思想の事を聞いても「何のことだ?」と返すも可能性も大。 -- 名無しさん (2023-03-30 11 48 32) ユニバースには幻影として一瞬だけのファンサみたいな登場だけど、改心しても和解してもないしアレクシスみたいに精神が超越者でもないし完全に手綱を取れる人間がいるわけでもないから仕方ないね -- 名無しさん (2023-04-02 21 14 03) いや、オリジナルはいたんじゃない?ユニバース同士は時間経過は同機してないみたいだしダイナゼノンの世界はちゃんと発生から最低数千年以上経過している宇宙だと思うぞ -- 名無しさん (2023-04-02 21 31 38) 登場当初は無感情でドミネーションごとに情動的というか自意識的なものを得てる気がする(ブルバインとムジナ回が特に顕著で) ミイラの記憶=ガウマの記憶が前提の話だけどミイラの記憶から生まれたミイラ自身のガウマと違ってミイラの記憶にあるガウマからみた彼らから生み出された存在だからかな? まあそうなるとグリッドマンがCWを通して接触した相手の記憶をコピーできる謎の能力を得てしまう上に電光超人の5000年前の現実世界にガチで怪獣がいたことになるが -- 名無しさん (2023-04-03 16 41 38) なんか妙に悪感情が湧かないんだよな…坊主は憎んでも袈裟までは憎まないズレたマトモさが単純な善悪とは別の次元にある「思想」って感じで -- 名無しさん (2023-04-04 14 57 52) ↑カーンデジファーやアレクシスもそうだけど、グリッドマンの悪役ってどこか憎み切れない人間味があるよね(今回のマッドオリジンは完全悪だったけど -- 名無しさん (2023-04-04 15 05 09) 「いつまでもひきずってんじゃねーぞ、バーカ」って、ガウマさんも怪獣優勢思想の面々に言いたかったろうな -- 名無しさん (2023-04-05 09 56 13) 怪獣優生思想の方々の制服は、アカネちゃんのあの姿を何かしらで見てあぁなったんだとか… -- 名無しさん (2023-04-10 21 00 09) やっぱアカネが彼らのオリジナルなのか。それとも彼らにもガウマのようなミイラのモデル、オリジンがいたのか。 -- 名無しさん (2023-04-11 21 51 58) 「オーイシの元ネタがオーイシじゃない!?」と皆困惑してるの笑う -- 名無しさん (2023-04-15 19 26 56) 怪獣優生思想の対義語って「ちびゴジラとSDGs」らしい -- 名無しさん (2023-05-14 20 57 25) ログ化を提案します -- 名無しさん (2023-09-09 13 24 53) ログ化しました。 -- (名無しさん) 2023-09-18 16 00 34 ここ最近の彼らの扱いに思うところがあるから、GRIDMAN UNIVERSEを追うのを止めたいと思う自分は、頭がおかしいのかな……? -- (名無しさん) 2023-10-13 16 34 51 こいつらとは最後まで和解したわけでもわかりあえたわけでもないから再登場させる展開ができないのがなあ -- (名無しさん) 2024-04-04 11 53 47 名前 コメント すべてのコメントを見る 添付ファイル 集合絵 ジュウガ オニジャ ムジナ1 ムジナ2 シズム シャルバンデス グレージョム バーナドドン ディドラス ネオフォビア1 ネオフォビア2 ブルバイン
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<目次> ■はじめに ■ステップ1■国史を通して日本の保守思想のアウトラインを掴む ■ステップ2■保守思想を貶める捏造・歪曲を一掃する《1》歴史分野以上に酷い思想分野でのリベラル左翼の歪曲・捏造 《2》「天皇制ファシズム論」の嘘を見破る 《3》「保守」と「右翼」を区別し正しい認識を得る ■ステップ3■更に深く知るために《1》皇室に関する正しい知識を得る 《2》日本の保守思想の核心に触れる ■まとめ■日本の保守思想の再評価の動き ■はじめに 先日、最速!理論派保守☆養成プログラムを作成したところ 西洋思想ばかりで肝心の日本の思想がない(西洋カブレだ)というご批判や 逆に日本の保守思想もちゃんと知りたい|というご要望をいただきました。 実のところ、西洋思想は、所詮は外国の思想だという割り切りもあって、大胆に「これだ」という風に提示できる一種の気軽さがあったのですが、日本の保守思想については、私達の幾多の先達が大切に守り育て、私達に伝えられた価値観に関することであり、西洋思想のように躊躇なく論じるのは憚る気持ちが強くあります。 しかしながら、不要な誤解も受けたくなく、かつ、これを参考に知識を増やしていただける方が現れるのならば、という気持ちで、浅薄ながら日本の保守思想について、簡便なまとめページを作成しました。 願わくば、このサイトを訪問される有識者の方々、あるいは同学の士の方々からの有意義なコメントを通じて、このページがより適切かつ充実した内容にならんことを。 ■ステップ1■国史を通して日本の保守思想のアウトラインを掴む 名画にみる國史の歩み 小堀 桂一郎 (監修), 所 功 (編集)昭和8年(1933年)今上陛下ご生誕を記念して当代最高の日本画家達により10年の歳月をかけて製作された国史(日本の歴史)を辿る78点の名画集に、平成11年(1999年)今上陛下ご即位満10年の佳節を期して、小堀桂一郎・平泉隆房・新田均各氏を初めとする現代の一流史学者・研究家による解説を付した名品。amazonでページの一部を拝見できる。 物語日本史(上) (中) (下) 平泉澄(著) 講談社学術文庫『物語日本史』の序文(抜粋)(全文は「人権擁護法案マガジン・ブログ版」物語日本史(平泉澄)を読む 第1回 、 第2回 、 第3回 )(略)昭和二十七年四月、占領は解除せられ、日本は独立しました。長い間、口を封ぜられ、きびしく監視せられていた私も、ようやく追放解除になりました。一年たって昭和二十八年五月二日、先賢の八十年祭に福井へ参りましたところ、出て来たついでに成和中学校で講話を頼まれました。その中学校を私は知らず、中学生は私を知らず、知らぬ者と知らぬ者とが、予期せざる対面で、いわば遭遇戦でありました。講話は極めて短時間で、要旨は簡単明瞭でありました。「皆さん!皆さんはお気の毒に、長くアメリカの占領下に在って、事実を事実として教えられることが許されていなかった。今や占領は終わった。重要な史実は、正しくこれを知らねばならぬ。」と説き起して、二、三の重要なる歴史事実を説きました。その時の生徒の顔、感動に輝く瞳、それを私は永久に忘れないでしょう。生徒一千、瞳は二千、その二千の瞳は、私が壇上に在れば壇上の私に集中し、話し終って壇を下りれば壇下の私に集中しました。見るというようなものではなく、射るという感じでした。帰ろうとして外へ出た時、生徒は一斉に外へ出て私を取巻き、私がタクシーに乗れば、タクシーを取巻いて、タクシーの屋根の上へまで這い上って釆ました。彼らは黙って何一ついわず、何一つ乱暴はしない。ただ私を見つめ、私から離れまいとするようでした。ようやくにして別れて帰った私は、二、三日後、その生徒たちから、真情流露する手紙を、男の子からも、女の子からも、数通もらいました。私の一生を通じて、最も感動の深い講演でありました。成和中学の感動の忘れがたさに、それより十数年後の昭和四十五年、時事通信社より一貫せる日本歴史を書くよう求められた時、純真なる少年に呼び掛ける形を取りました。当時すでに七十六歳の私は、余命計り知るべからず、これを児孫への最後の贈り物、つまり遺書として書こうとし、したがって学者らしく事実を羅列して博学を誇るがごとき形式を好まず、ただ歴史の精粋を抜いて、誠実に父祖の辛苦と功業とを子孫に伝え、子孫もまたこの精神を継承して進むことを期待しつつ、しみじみと誠実に語ろうとして筆を執ったのでありました。(中略)願わくはこの小さき贈り物を満載せる帆船の行手、風穏やかにして波静かなれ。昭和五十三年十二月十日朝 白山寒林の中にて 平泉 澄----上中下3巻本。著者 故・平泉澄博士は、昭和5-6年(1930-31年)欧州に留学しマイネッケのドイツ歴史哲学とフランス革命の思想及びこれに反対するエドマンド・バークの保守思想等を研究、帰国後に抜擢されて秩父宮殿下(昭和天皇の弟君)の日本政治史の侍講を務め、更に昭和13-20年(1938-45年)に渡って東大国史学科にて国体学講座・日本思想史を教授した一代の碩学であり、終戦直後に辞官、その後GHQにより昭和27年(1952年)春まで公職追放され、追放解除後も、左翼マスコミやマルクス主義学者から「平泉史学=狂信的な皇国史観」として異常な誹謗中傷を受けながらも、戦後長くに渡って在野の国史家として保守陣営において重きを為した。この「物語日本史」は、晩年の平泉博士が、日本の未来を担う少年達のために精魂込めて書き記した名著「 少年日本史 」の文庫版である。 ※(参考) 千早鍛錬会パンフレット ↑「物語日本史」の事前読破を推薦していることに注目。 ■ステップ2■保守思想を貶める捏造・歪曲を一掃する 《1》歴史分野以上に酷い思想分野でのリベラル左翼の歪曲・捏造 ~丸山眞男の絶大な影響、「皇国史観」の歪曲 戦後日本の政治思想は、“戦後民主主義の代表”、“岩波文化人のエース”と称され、「国民主権を貫徹するために天皇制廃棄・共和制樹立を最大の政治目標とした」“日本を代表する政治学者・思想家”、 故・丸山眞男 の絶大な影響下にあり、今も丸山を絶賛する政治学者・思想家たちによって、ほぼ占拠されていることを最初に知っておこう。 丸山眞男の政治思想の中核は、明治以降~戦前・戦中の日本を「天皇制ファシズム」と捉え、昭和20年8月15日をもって、日本の国体は「国民主権」の民主主義国家に変更された、とする所謂「八月革命」論にあり、彼及び彼の信奉者は、この架空の「八月革命」を未来において実現すべく(つまり天皇の廃止による日本の共和国化を究極の目標として)戦後長くプロパガンダ活動を続けてきた。 「理論派保守」を目指す者は、この丸山眞男に代表されるリベラル左翼の思想的欺瞞を正しく見抜き、これを論破する理論的根拠を確立しなければいけない。 丸山眞男と平泉澄昭和期日本の政治主義 植村 和秀 (著) 柏書房 (2004/10)単行本この本は、最速!理論派保守☆養成プログラムでも「西洋の保守思想に留まらず、日本の保守思想の扉を開く貴重な一冊」として紹介したが、丸山眞男の政治思想の欺瞞を打ち破る理論武装のツールとしてやはり最重要である。なお著者 植村和秀氏は、「筆者には丸山眞男も平泉澄も、その支持者の多くのように、無条件に支持することはできない。 丸山には心情的には共感できるが、しかし論理的には納得できない。平泉に論理的には共感できるが、しかし心情的には納得できない。 それにもかかわらず、丸山と平泉の思想史的な意義の重さと、人間的な偉大さとは、素直に承認したい。」と総括しており、厳密な実証的研究を通じて丸山・平泉両者に代表される戦前から戦後にかけての日本の思想対立を対比している為に、返って一層本書の価値が高まっていると思われる。また植村氏が「丸山には心情的には共感できる」「平泉に・・・心情的には納得できない 」としていること自体は、その思想的感化を受けた年代を考慮すれば止むを得ないことである。 (参考)歴史問題の基礎知識 ↑「皇国史観」について正しい認識を得る上で重要 ※一部引用 「皇国史観」( 赤旗 )という用語は、「早くても昭和17(1942)年6月頃から、大体は昭和18(1943)年頃から文部省周辺の人々によって使われだしたもの」(昆野伸幸『近代日本の国体論』より引用)であり、戦前/戦中の史学者自身が使った用語ではない(戦後にマルクス主義史家が「レッテル」として普及させた用語である)。 そして、その内容としては、 1.国史学者・平泉澄博士に代表される「あくまで歴史の範囲で思考する」流れと、2.アジア主義者/国家改造運動家・大川周明に代表される「日本を盟主とするアジア解放を主張する」流れ( 昆野氏論文 ) の2つがあったが、戦後に史学界を占拠したマルクス主義史家は、皇室や日本国を貶めんがために、日本の伝統的な歴史観/国家観に根ざした1.と、大東亜共栄圏を包摂せんとする新しい思想を示した2.をワザと混用して「戦前/戦中の史学=皇国史観=軍国主義、アジア侵略、全体主義」という刷り込みを行った。 これに関して平泉澄博士門下の田中卓博士は、「 一概に皇国史観といってもそれは、・・・1.平泉史学による「皇国護持史観」と、2.戦争末期という時代に迎合して浅薄な国体賛美に努めた「皇国美化史観」と呼ばれるべきもの(の2つ)がある と述べ、平泉博士や自らの史観は、日本の伝統を正しく受け継ぐ「正統史観」であると述べている。 なお、ソ連が崩壊した1991年以降は、史学界(主流は、未だ隠れマルクス主義者と思われる)も、従来のように(彼らの言う)「皇国史観」に対して実証研究もせずレッテルだけ貼って一方的に批判することは許されなくなってきており、リンク先にある赤旗や長谷川氏・昆野氏のように戦前/戦中の資料を実際に読んで「実は皇国史観にも多様な内容があった」「実は皇国史観は1940年代に作られた用語だった」などと軌道修正を図っているが、そんな姑息な事をする位ならば、 1 彼らが戦後一貫して貶めようとしてきた1.平泉博士・田中博士らの史観(皇室や日本国を常に善いものと見る正統史観)は実は全体主義とも侵略思想とも無関係だった、 2 国家改造とアジア解放を唱えた2.は実はマルクス主義(具体的にはコミンテルン)の脅威への対抗イデオロギーとして生まれた(実際に、全体主義であり侵略思想であったのはマルクス主義の方だった)、と素直に認めればよいのである。 《2》「天皇制ファシズム論」の嘘を見破る ~明治維新の歪曲、「現人神」「国家神道」という幻想 「皇国史観」(上記)「現人神」「国家神道」といったキーワードで、戦後にマルクス主義歴史家・思想家によって不当に歪曲された諸概念の実際を知り、自虐史観から完全に脱却する。 「現人神」「国家神道」という幻想 新田 均 (著) amazonで一部ページを拝見できます。豊富な実証的研究により、「明治以降の日本は北朝鮮のような異常な絶対主義君主国家だった」という立花隆など左翼の大嘘を完全に打ち破る名著※amazonの内容紹介より一部引用「現人神」「国家神道」??これらの言葉から、現代の日本人はどんなイメージを連想するだろうか。おそらく、狂信的な「天皇崇拝思想」と、それを支えた「国教制度」といったとこだろう。そして、この「日本国民を狂信的な戦争へと導いた思想と制度」は「明治政府が日本の近代化のために考え出した」などとされている。だが著者は、「そのような認識は思い込みに基づく幻想にすぎない」と喝破する。それは最近の実証的歴史研究の成果に照らしても明らかなのだが、これが意外と世間では知られておらず、歴史の専門家でさえ、少し分野が違っただけで知らない者が大多数なのだという。世間で知られていないことがそれほど大きな意味を持たないなら、それでもかまわないのかもしれないが、この「幻想」はわが国の首相の靖国神社参拝問題や政教関係訴訟、さらには教科書問題や外交関係にまで影を落としている。“虚像”が誰によって、いかにして創られたかを検証する。「「現人神」「国家神道」とは、日本国民を狂信的な戦争へと導いた思想と制度である」との嘘八百の言説に異議あり! こういったイメージが幻想に過ぎないことを、実証的歴史研究の成果に照らして明かす。 (参考)右翼・左翼の歴史 ※一部引用 宗教系(仏教系)右翼の登場~右翼思想の過激化 (1) 井上日召(日蓮宗僧侶)と血盟団事件(1932) 群馬県出身の日蓮宗の僧侶。血盟団を組織し、国家革新(昭和維新)実現のため「一人一殺」を合言葉に1932年、井上準之助(前蔵相)・団琢磨(三井財閥重鎮)を暗殺。無期懲役となるが後に特赦を受けた。なお後の日本赤軍のリーダー重信房子の父親は血盟団員であり、井上日召は赤ん坊の重信を膝に抱いたことがあるといわれる。 (2) 田中智学(日蓮宗系新興教団)と「八紘一宇」論 田中は日蓮宗の在家信者組織として国柱会を組織し、日蓮主義と国家主義の統合を目指した。1903年には、日蓮を中心にして「日本國はまさしく宇内を靈的に統一すべき天職を有す」という意味の「八紘一宇」なる新語『日本書紀』巻第三神武天皇の条の「掩八紘而爲宇」の記述から造り、日本は世界を道義的に統一する使命がある、とする思想を唱えた。のちにこの言葉が人口に膾炙して大東亜戦争のスローガンにまでなった。 (3) 加藤玄智(浄土真宗在家信者)と天皇絶対神論・国家的神道論 加藤は新仏教同志会の創立者の一人であり、東京帝国大学で宗教学を教えた浄土真宗の信者であるが、同僚の外国人教授の天皇論に刺激を受けて、1912年に『我が国体思想の本義』を刊行し、古来からある天皇「神裔」論を超えて天皇「現人神」論を提唱して「日本に於いては臣民は天皇に絶対服従する」とする天皇絶対神論を主張した。1925年には更に「国家的神道(State Shinto)」なる新語を造り外国に日本人の信仰の在り方として積極的に紹介したために、欧米諸国に、この天皇絶対神論と国家神道論が日本の宗教の実態だと誤解され、後にGHQによる神道指令と天皇の所謂人間宣言を招き、今に至るまで戦前の宗教的制度についての広範な誤解を招いている。 http //d.hatena.ne.jp/jinkenvip/20070312/1173709974 《3》「保守」と「右翼」を区別し正しい認識を得る ~戦前・戦中(昭和10年代)の「右翼」は実は2種類あることを知る。 「革新右翼(アジア主義を志向し、国家改造を目指した国家社会主義者)」と「観念右翼(アジア問題への介入に慎重または無関心の伝統保守・日本主義者)」を区別する。 日本主義と東京大学―昭和期学生思想運動の系譜 井上 義和 (著) こちらも豊富な資料に基づく実証的研究により、戦後にマルクス主義者やリベラル左翼によって「右翼」と一括して糾弾され貶められてきた保守思想の実際を教えてくれる一冊。※革新右翼と観念右翼の理念型(一部内容を引用)1.革新右翼…国家改造/高度国防国家/解釈改憲/指導者原理/統制経済/親ソ・親独/世界史的な使命/陸軍統制派/革新官僚/無産政党/国家社会主義2.観念右翼…国体明徴/国民精神総動員/護憲(不磨の大典)/臣道実践/資本制擁護/反共・反独裁/日本史的な道統/陸軍皇道派/財界/既成政党(現状維持派)/自由主義者 (参考) 日本会議ホームページ ↑「観念右翼(伝統保守)」の代表として上記の本で紹介されている故・小田村寅二郎氏の弟・ 小田村四郎氏(元拓殖大学学長、日本李登輝友の会会長) が副会長を務めている、日本最大の保守系団体。チャンネル桜と共同で保守活動を行うことも多い。 なお日本会議の前身の一つである「日本を守る会」は、建国記念の日(旧紀元節)実現運動、元号法制化運動、教育正常化運動などに地道に取り組み成果を上げてきた。 このうち建国記念の日を旧紀元節(2月11日)とすることに理論的根拠を与えたのが、平泉澄博士の高弟である田中卓博士である。 ■ステップ3■更に深く知るために 《1》皇室に関する正しい知識を得る 宮中見聞録―昭和天皇にお仕えして 木下 道雄 (著) 皇太子時代から終戦前後、更に戦後にかけて昭和天皇に近侍し、侍従次官を勤めた木下道雄氏による著作。親しみやすく読みやすいだけでなく、皇統無私の伝統の背景や、昭和21年元旦の所謂「人間宣言」の実際の持つ意味まで解説してくれる好著。 《2》日本の保守思想の核心に触れる 先哲を仰ぐ 平泉 澄 (著) 大正15年(1926年)から昭和42年(1967年)までに発表された平泉博士の数多くの著作から15編を抜粋したアンソロジーであり、戦前・戦中・戦後を通じて、平泉博士の思想に全くといっていいほどブレがなく一貫していることに注意したい。昭和7年(1932年)のエドマンド・バーク批評、昭和29年(1954年)に吉田茂(首相)・岸信介(憲法調査会会長)に招聘されて首相官邸で行った「国体と憲法」講義(マッカーサー憲法の廃棄と明治憲法の復活を自由党議員に訴えた内容です)、更に吉田松陰・橋本景岳・真木和泉守・山崎闇斎・山鹿素行など日本史上の重要思想家についての論述を含み、平泉博士の解説を通じて日本の保守思想の最重要部分に触れることができる一冊。※ステップ1の物語日本史の内容を更に詳しく、本格的に説明している。 ■まとめ■日本の保守思想の再評価の動き 以上、日本の保守思想を論じる上は、その本命である平泉澄博士の所謂「皇国史観」(正しくは皇国護持史観)および、その国体論の再評価を避けることは出来ない(ここを避けているような解説は解説の用を成さない)。 マルクス主義者やリベラル左翼が長く主流を占める戦後日本の言論界・教育界においては、一代の碩学である平泉博士の業績は不当に貶められ、また無視されてきたが、ソ連崩壊を経て、西暦2000年代に入って漸く、東大閥の強い関東ではなく、京大閥が主流の関西で主に再評価の動きが顕在化してきた。 またそれと軌を一にして、平泉博士もその一翼を担った戦前・戦中の日本主義者(当時の用語で「観念右翼」と呼ばれた伝統保守)の再評価も始まっている。 上で紹介した植村和秀氏の『丸山眞男と平泉澄』、井上義和氏の『日本主義と東京大学』はその主要な成果である。 しかしながら、こうした再評価に対して、旧来のリベラル左翼やマルクス主義者の側からヒステリックで感情的な反発が噴出しており、日本思想の一般的な解説書は、近刊のものでも相変わらず「皇国史観=軍国主義」という刷り込みに終始しているものが見受けられるので注意したい(例えば 日本思想史ハンドブック(苅部直・片岡龍) ・・・苅部氏は丸山眞男の直弟子)。 ※参考:2009年5月に放映されたNHK特集JAPANデビュー第二回「天皇と憲法」 “神風特攻隊や一億玉砕を扇動した極悪非道な人物”として平泉澄博士を糾弾しているNHK※なお動画に大きく出てくる立花 隆(たちばな たかし、本名:橘 隆志 1940年5月28日 - )は、2002年秋に拉致事件が大きく報道されるまでは「戦前の日本は今の北朝鮮のような異常な国家だった」とする持論を盛んに展開していた代表的な左翼言論人であるが、実は戦前に右翼団体愛郷塾を率いて五・一五事件の襲撃犯となった橘孝三郎を父のいとこに持つ人物である。橘孝三郎は、一家一族のほとんどを率いて兄弟村農場を経営し、愛郷塾という集団農業を実践する社会主義的結社を創設、血盟団の井上日召と思想的に共鳴し、更に大川周明の影響を受けた海軍下士官と組んで、5.15事件では塾生7人を率いて東京の変電所を襲撃 した。→つまり今は左翼言論人の代表格の立花隆のルーツは、戦前の右翼過激派であることに注目。 (詳しくはNHKの正体・上級編へ) いずれにせよその抜群の学問的実績、そして戦前~戦後を通じて保守陣営に対して保持した影響力の大きさから考えて平泉博士の保守思想の一層の再評価は不可避であり、今後に注目したい。 ここでの再評価の進展が、日本の保守思想全体の再評価に直結するはずである。 (参考図書) 『昭和の思想』(植村和秀:著) ★評価2010年11月に出版された好著。戦前から戦後及ぶ昭和期日本の思想状況が、要点を絞って明瞭かつ簡潔にまとめられている。非常にお勧め。(以下amazonより引用)・内容説明昭和の思想を総体的に俯瞰する画期的論考。思想弾圧と戦争の暗さ。世界に挑戦する日本という明るさ。奇妙な時代=戦前昭和期を中心に、丸山眞男・平泉澄・西田幾多郎・簑田胸喜の思想から時代の本質を剔る・内容(「BOOK」データベースより)「戦前=戦後」だけでなく、昭和はつねに「二つの貌」を持っていた。皇国史観から安保・学生運動まで、相反する気分が対立しつつ同居する昭和の奇妙な精神風土の本質を、丸山眞男・平泉澄・西田幾多郎・蓑田胸喜らの思想を元に解読する。・目次第1章 日本思想は二つ以上ある第2章 思想史からの靖国神社問題―松平永芳・平泉澄第3章 思想史からの安保闘争・学生反乱―丸山眞男第4章 思想史からの終戦と昭和天皇―阿南惟幾・平泉澄第5章 思想史からの世界新秩序構想―西田幾多郎・京都学派6章 思想史からの言論迫害―蓑田胸喜第7章 二〇世紀思想史としての昭和思想史 【このページの続き】 日本主義とは何か ~ 日本型保守主義とナショナリズムの関係を考える ■左翼や売国奴を論破する!セットで読む政治理論・解説ページ 政治の基礎知識 政治学の概念整理と、政治思想の対立軸 政治思想(用語集) リベラル・デモクラシー、国民主権、法の支配 デモクラシーと衆愚制 ~ 「民主主義」信仰を打ち破る ※別題「デモクラシーの真実」 リベラリズムと自由主義 ~ 自由の理論の二つの異なった系譜 ※別題「リベラリズムの真実」 保守主義とは何か ※概念/理念定義、諸説紹介 まとめ ナショナリズムとは何か ケインズvs.ハイエクから考える経済政策 国家解体思想(世界政府・地球市民)の正体 左派・左翼とは何か 右派・右翼とは何か 中間派に何を含めるか 「個人主義」と「集産主義」 ~ ハイエク『隷従への道』読解の手引き 最速!理論派保守☆養成プログラム 「皇国史観」と国体論~日本の保守思想を考える 日本主義とは何か ~ 日本型保守主義とナショナリズムの関係を考える 右翼・左翼の歴史 靖國神社と英霊の御心 マルクス主義と天皇制ファシズム論 丸山眞男「天皇制ファシズム論」、村上重良「国家神道論」の検証 国体とは何か① ~ 『国体の本義』と『臣民の道』(2つの公定「国体」解説書) 国体とは何か② ~ その他の論点 国体法(不文憲法)と憲法典(成文憲法) 歴史問題の基礎知識 戦後レジームの正体 「法の支配(rule of law)」とは何か ※概念/理念定義、諸説紹介 まとめ 立憲主義とは何か ※概念/理念定義、諸説紹介 まとめ 「正義」とは何か ~ 法価値論まとめ+「法の支配」との関係 正統性とは何か ~ legitimacy ・ orthodoxy の区別と、憲法の正統性問題 自然法と人権思想の関係、国体法との区別 「国民の権利・自由」と「人権」の区別 ~ 人権イデオロギー打破のために 日本国憲法改正問題(上級編) ※別題「憲法問題の基礎知識」 学者別《憲法理論-比較表》 政治的スタンス毎の「国民主権」論比較・評価 よくわかる現代左翼の憲法論Ⅰ(芦部信喜・撃墜編) よくわかる現代左翼の憲法論Ⅱ(長谷部恭男・追討編) ブログランキング応援クリックをお願いいたします(一日一回有効)。 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■はじめに ■ステップ1■国史を通して日本の保守思想のアウトラインを掴む ■ステップ2■保守思想を貶める捏造・歪曲を一掃する《1》歴史分野以上に酷い思想分野でのリベラル左翼の歪曲・捏造 《2》「天皇制ファシズム論」の嘘を見破る 《3》「保守」と「右翼」を区別し正しい認識を得る ■ステップ3■更に深く知るために《1》皇室に関する正しい知識を得る 《2》日本の保守思想の核心に触れる ■まとめ■日本の保守思想の再評価の動き ■はじめに 先日、理論派保守を目指そう!を作成したところ 西洋思想ばかりで肝心の日本の思想がない(西洋カブレだ)というご批判や 逆に日本の保守思想もちゃんと知りたい|というご要望をいただきました。 実のところ、西洋思想は、所詮は外国の思想だという割り切りもあって、大胆に「これだ」という風に提示できる一種の気軽さがあったのですが、日本の保守思想については、私達の幾多の先達が大切に守り育て、私達に伝えられた価値観に関することであり、西洋思想のように躊躇なく論じるのは憚る気持ちが強くあります。 しかしながら、不要な誤解も受けたくなく、かつ、これを参考に知識を増やしていただける方が現れるのならば、という気持ちで、浅薄ながら日本の保守思想について、簡便なまとめページを作成しました。 願わくば、このサイトを訪問される有識者の方々、あるいは同学の士の方々からの有意義なコメントを通じて、このページがより適切かつ充実した内容にならんことを。 ■ステップ1■国史を通して日本の保守思想のアウトラインを掴む 名画にみる國史の歩み 小堀 桂一郎 (監修), 所 功 (編集)昭和8年(1933年)今上陛下ご生誕を記念して当代最高の日本画家達により10年の歳月をかけて製作された国史(日本の歴史)を辿る78点の名画集に、平成11年(1999年)今上陛下ご即位満10年の佳節を期して、小堀桂一郎・平泉隆房・新田均各氏を初めとする現代の一流史学者・研究家による解説を付した名品。amazonでページの一部を拝見できる。 物語日本史(上) (中) (下) 平泉澄(著) 講談社学術文庫『物語日本史』の序文(抜粋)(全文は「人権擁護法案マガジン・ブログ版」物語日本史(平泉澄)を読む 第1回 、第2回 、第3回 )(略)昭和二十七年四月、占領は解除せられ、日本は独立しました。長い間、口を封ぜられ、きびしく監視せられていた私も、ようやく追放解除になりました。一年たって昭和二十八年五月二日、先賢の八十年祭に福井へ参りましたところ、出て来たついでに成和中学校で講話を頼まれました。その中学校を私は知らず、中学生は私を知らず、知らぬ者と知らぬ者とが、予期せざる対面で、いわば遭遇戦でありました。講話は極めて短時間で、要旨は簡単明瞭でありました。「皆さん!皆さんはお気の毒に、長くアメリカの占領下に在って、事実を事実として教えられることが許されていなかった。今や占領は終わった。重要な史実は、正しくこれを知らねばならぬ。」と説き起して、二、三の重要なる歴史事実を説きました。その時の生徒の顔、感動に輝く瞳、それを私は永久に忘れないでしょう。生徒一千、瞳は二千、その二千の瞳は、私が壇上に在れば壇上の私に集中し、話し終って壇を下りれば壇下の私に集中しました。見るというようなものではなく、射るという感じでした。帰ろうとして外へ出た時、生徒は一斉に外へ出て私を取巻き、私がタクシーに乗れば、タクシーを取巻いて、タクシーの屋根の上へまで這い上って釆ました。彼らは黙って何一ついわず、何一つ乱暴はしない。ただ私を見つめ、私から離れまいとするようでした。ようやくにして別れて帰った私は、二、三日後、その生徒たちから、真情流露する手紙を、男の子からも、女の子からも、数通もらいました。私の一生を通じて、最も感動の深い講演でありました。成和中学の感動の忘れがたさに、それより十数年後の昭和四十五年、時事通信社より一貫せる日本歴史を書くよう求められた時、純真なる少年に呼び掛ける形を取りました。当時すでに七十六歳の私は、余命計り知るべからず、これを児孫への最後の贈り物、つまり遺書として書こうとし、したがって学者らしく事実を羅列して博学を誇るがごとき形式を好まず、ただ歴史の精粋を抜いて、誠実に父祖の辛苦と功業とを子孫に伝え、子孫もまたこの精神を継承して進むことを期待しつつ、しみじみと誠実に語ろうとして筆を執ったのでありました。(中略)願わくはこの小さき贈り物を満載せる帆船の行手、風穏やかにして波静かなれ。昭和五十三年十二月十日朝 白山寒林の中にて 平泉 澄----上中下3巻本。著者 故・平泉澄博士は、昭和5-6年(1930-31年)欧州に留学しマイネッケのドイツ歴史哲学とフランス革命の思想及びこれに反対するエドマンド・バークの保守思想等を研究、帰国後に抜擢されて秩父宮殿下(昭和天皇の弟君)の日本政治史の侍講を務め、更に昭和13-20年(1938-45年)に渡って東大国史学科にて国体学講座・日本思想史を教授した一代の碩学であり、終戦直後に辞官、その後GHQにより昭和27年(1952年)春まで公職追放され、追放解除後も、左翼マスコミやマルクス主義学者から「平泉史学=狂信的な皇国史観」として異常な誹謗中傷を受けながらも、戦後長くに渡って在野の国史家として保守陣営において重きを為した。この「物語日本史」は、晩年の平泉博士が、日本の未来を担う少年達のために精魂込めて書き記した名著「少年日本史 」の文庫版である。 ※(参考)千早鍛錬会パンフレット ↑「物語日本史」の事前読破を推薦していることに注目。 ■ステップ2■保守思想を貶める捏造・歪曲を一掃する 《1》歴史分野以上に酷い思想分野でのリベラル左翼の歪曲・捏造 ~丸山眞男の絶大な影響、「皇国史観」の歪曲 戦後日本の政治思想は、“戦後民主主義の代表”、“岩波文化人のエース”と称され、「国民主権を貫徹するために天皇制廃棄・共和制樹立を最大の政治目標とした」“日本を代表する政治学者・思想家”、故・丸山眞男 の絶大な影響下にあり、今も丸山を絶賛する政治学者・思想家たちによって、ほぼ占拠されていることを最初に知っておこう。 丸山眞男の政治思想の中核は、明治以降~戦前・戦中の日本を「天皇制ファシズム」と捉え、昭和20年8月15日をもって、日本の国体は「国民主権」の民主主義国家に変更された、とする所謂「八月革命」論にあり、彼及び彼の信奉者は、この架空の「八月革命」を未来において実現すべく(つまり天皇の廃止による日本の共和国化を究極の目標として)戦後長くプロパガンダ活動を続けてきた。 「理論派保守」を目指す者は、この丸山眞男に代表されるリベラル左翼の思想的欺瞞を正しく見抜き、これを論破する理論的根拠を確立しなければいけない。 丸山眞男と平泉澄昭和期日本の政治主義 植村 和秀 (著) 柏書房 (2004/10)単行本この本は、理論派保守を目指そう!でも「西洋の保守思想に留まらず、日本の保守思想の扉を開く貴重な一冊」として紹介したが、丸山眞男の政治思想の欺瞞を打ち破る理論武装のツールとしてやはり最重要である。なお著者 植村和秀氏は、「筆者には丸山眞男も平泉澄も、その支持者の多くのように、無条件に支持することはできない。 丸山には心情的には共感できるが、しかし論理的には納得できない。平泉に論理的には共感できるが、しかし心情的には納得できない。 それにもかかわらず、丸山と平泉の思想史的な意義の重さと、人間的な偉大さとは、素直に承認したい。」と総括しており、厳密な実証的研究を通じて丸山・平泉両者に代表される戦前から戦後にかけての日本の思想対立を対比している為に、返って一層本書の価値が高まっていると思われる。また植村氏が「丸山には心情的には共感できる」「平泉に・・・心情的には納得できない 」としていること自体は、その思想的感化を受けた年代を考慮すれば止むを得ないことである。 (参考)歴史問題の基礎知識 ↑「皇国史観」について正しい認識を得る上で重要 ※一部引用 「皇国史観」(赤旗 )という用語は、「早くても昭和17(1942)年6月頃から、大体は昭和18(1943)年頃から文部省周辺の人々によって使われだしたもの」(昆野伸幸『近代日本の国体論』より引用)であり、戦前/戦中の史学者自身が使った用語ではない(戦後にマルクス主義史家が「レッテル」として普及させた用語である)。 そして、その内容としては、 1.国史学者・平泉澄博士に代表される「あくまで歴史の範囲で思考する」流れと、2.アジア主義者/国家改造運動家・大川周明に代表される「日本を盟主とするアジア解放を主張する」流れ(昆野氏論文 ) の2つがあったが、戦後に史学界を占拠したマルクス主義史家は、皇室や日本国を貶めんがために、日本の伝統的な歴史観/国家観に根ざした1.と、大東亜共栄圏を包摂せんとする新しい思想を示した2.をワザと混用して「戦前/戦中の史学=皇国史観=軍国主義、アジア侵略、全体主義」という刷り込みを行った。 これに関して平泉澄博士門下の田中卓博士は、「一概に皇国史観といってもそれは、・・・1.平泉史学による「皇国護持史観」と、2.戦争末期という時代に迎合して浅薄な国体賛美に努めた「皇国美化史観」と呼ばれるべきもの(の2つ)がある と述べ、平泉博士や自らの史観は、日本の伝統を正しく受け継ぐ「正統史観」であると述べている。 なお、ソ連が崩壊した1991年以降は、史学界(主流は、未だ隠れマルクス主義者と思われる)も、従来のように(彼らの言う)「皇国史観」に対して実証研究もせずレッテルだけ貼って一方的に批判することは許されなくなってきており、リンク先にある赤旗や長谷川氏・昆野氏のように戦前/戦中の資料を実際に読んで「実は皇国史観にも多様な内容があった」「実は皇国史観は1940年代に作られた用語だった」などと軌道修正を図っているが、そんな姑息な事をする位ならば、 1 彼らが戦後一貫して貶めようとしてきた1.平泉博士・田中博士らの史観(皇室や日本国を常に善いものと見る正統史観)は実は全体主義とも侵略思想とも無関係だった、 2 国家改造とアジア解放を唱えた2.は実はマルクス主義(具体的にはコミンテルン)の脅威への対抗イデオロギーとして生まれた(実際に、全体主義であり侵略思想であったのはマルクス主義の方だった)、と素直に認めればよいのである。 《2》「天皇制ファシズム論」の嘘を見破る ~明治維新の歪曲、「現人神」「国家神道」という幻想 「皇国史観」(上記)「現人神」「国家神道」といったキーワードで、戦後にマルクス主義歴史家・思想家によって不当に歪曲された諸概念の実際を知り、自虐史観から完全に脱却する。 「現人神」「国家神道」という幻想 新田 均 (著) amazonで一部ページを拝見できます。豊富な実証的研究により、「明治以降の日本は北朝鮮のような異常な絶対主義君主国家だった」という立花隆など左翼の大嘘を完全に打ち破る名著※amazonの内容紹介より一部引用「現人神」「国家神道」——これらの言葉から、現代の日本人はどんなイメージを連想するだろうか。おそらく、狂信的な「天皇崇拝思想」と、それを支えた「国教制度」といったとこだろう。そして、この「日本国民を狂信的な戦争へと導いた思想と制度」は「明治政府が日本の近代化のために考え出した」などとされている。だが著者は、「そのような認識は思い込みに基づく幻想にすぎない」と喝破する。それは最近の実証的歴史研究の成果に照らしても明らかなのだが、これが意外と世間では知られておらず、歴史の専門家でさえ、少し分野が違っただけで知らない者が大多数なのだという。世間で知られていないことがそれほど大きな意味を持たないなら、それでもかまわないのかもしれないが、この「幻想」はわが国の首相の靖国神社参拝問題や政教関係訴訟、さらには教科書問題や外交関係にまで影を落としている。“虚像”が誰によって、いかにして創られたかを検証する。「「現人神」「国家神道」とは、日本国民を狂信的な戦争へと導いた思想と制度である」との嘘八百の言説に異議あり! こういったイメージが幻想に過ぎないことを、実証的歴史研究の成果に照らして明かす。 (参考)右翼・左翼の歴史 ※一部引用 宗教系(仏教系)右翼の登場~右翼思想の過激化 (1) 井上日召(日蓮宗僧侶)と血盟団事件(1932) 群馬県出身の日蓮宗の僧侶。血盟団を組織し、国家革新(昭和維新)実現のため「一人一殺」を合言葉に1932年、井上準之助(前蔵相)・団琢磨(三井財閥重鎮)を暗殺。無期懲役となるが後に特赦を受けた。なお後の日本赤軍のリーダー重信房子の父親は血盟団員であり、井上日召は赤ん坊の重信を膝に抱いたことがあるといわれる。 (2) 田中智学(日蓮宗系新興教団)と「八紘一宇」論 田中は日蓮宗の在家信者組織として国柱会を組織し、日蓮主義と国家主義の統合を目指した。1903年には、日蓮を中心にして「日本國はまさしく宇内を靈的に統一すべき天職を有す」という意味の「八紘一宇」なる新語『日本書紀』巻第三神武天皇の条の「掩八紘而爲宇」の記述から造り、日本は世界を道義的に統一する使命がある、とする思想を唱えた。のちにこの言葉が人口に膾炙して大東亜戦争のスローガンにまでなった。 (3) 加藤玄智(浄土真宗在家信者)と天皇絶対神論・国家的神道論 加藤は新仏教同志会の創立者の一人であり、東京帝国大学で宗教学を教えた浄土真宗の信者であるが、同僚の外国人教授の天皇論に刺激を受けて、1912年に『我が国体思想の本義』を刊行し、古来からある天皇「神裔」論を超えて天皇「現人神」論を提唱して「日本に於いては臣民は天皇に絶対服従する」とする天皇絶対神論を主張した。1925年には更に「国家的神道(State Shinto)」なる新語を造り外国に日本人の信仰の在り方として積極的に紹介したために、欧米諸国に、この天皇絶対神論と国家神道論が日本の宗教の実態だと誤解され、後にGHQによる神道指令と天皇の所謂人間宣言を招き、今に至るまで戦前の宗教的制度についての広範な誤解を招いている。 http //d.hatena.ne.jp/jinkenvip/20070312/1173709974 《3》「保守」と「右翼」を区別し正しい認識を得る ~戦前・戦中(昭和10年代)の「右翼」は実は2種類あることを知る。 「革新右翼(アジア主義を志向し、国家改造を目指した国家社会主義者)」と「観念右翼(アジア問題への介入に慎重または無関心の伝統保守・日本主義者)」を区別する。 日本主義と東京大学―昭和期学生思想運動の系譜 井上 義和 (著) こちらも豊富な資料に基づく実証的研究により、戦後にマルクス主義者やリベラル左翼によって「右翼」と一括して糾弾され貶められてきた保守思想の実際を教えてくれる一冊。※革新右翼と観念右翼の理念型(一部内容を引用)1.革新右翼…国家改造/高度国防国家/解釈改憲/指導者原理/統制経済/親ソ・親独/世界史的な使命/陸軍統制派/革新官僚/無産政党/国家社会主義2.観念右翼…国体明徴/国民精神総動員/護憲(不磨の大典)/臣道実践/資本制擁護/反共・反独裁/日本史的な道統/陸軍皇道派/財界/既成政党(現状維持派)/自由主義者 (参考)日本会議ホームページ ↑「観念右翼(伝統保守)」の代表として上記の本で紹介されている故・小田村寅二郎氏の弟・小田村四郎氏(元拓殖大学学長、日本李登輝友の会会長) が副会長を務めている、日本最大の保守系団体。チャンネル桜と共同で保守活動を行うことも多い。 なお日本会議の前身の一つである「日本を守る会」は、建国記念の日(旧紀元節)実現運動、元号法制化運動、教育正常化運動などに地道に取り組み成果を上げてきた。 このうち建国記念の日を旧紀元節(2月11日)とすることに理論的根拠を与えたのが、平泉澄博士の高弟である田中卓博士である。 ■ステップ3■更に深く知るために 《1》皇室に関する正しい知識を得る 宮中見聞録―昭和天皇にお仕えして 木下 道雄 (著) 皇太子時代から終戦前後、更に戦後にかけて昭和天皇に近侍し、侍従次官を勤めた木下道雄氏による著作。親しみやすく読みやすいだけでなく、皇統無私の伝統の背景や、昭和21年元旦の所謂「人間宣言」の実際の持つ意味まで解説してくれる好著。 《2》日本の保守思想の核心に触れる 先哲を仰ぐ 平泉 澄 (著) 大正15年(1926年)から昭和42年(1967年)までに発表された平泉博士の数多くの著作から15編を抜粋したアンソロジーであり、戦前・戦中・戦後を通じて、平泉博士の思想に全くといっていいほどブレがなく一貫していることに注意したい。昭和7年(1932年)のエドマンド・バーク批評、昭和29年(1954年)に吉田茂(首相)・岸信介(憲法調査会会長)に招聘されて首相官邸で行った「国体と憲法」講義(マッカーサー憲法の廃棄と明治憲法の復活を自由党議員に訴えた内容です)、更に吉田松陰・橋本景岳・真木和泉守・山崎闇斎・山鹿素行など日本史上の重要思想家についての論述を含み、平泉博士の解説を通じて日本の保守思想の最重要部分に触れることができる一冊。※ステップ1の物語日本史の内容を更に詳しく、本格的に説明している。 ■まとめ■日本の保守思想の再評価の動き 以上、日本の保守思想を論じる上は、その本命である平泉澄博士の所謂「皇国史観」(正しくは皇国護持史観)および、その国体論の再評価を避けることは出来ない(ここを避けているような解説は解説の用を成さない)。 マルクス主義者やリベラル左翼が長く主流を占める戦後日本の言論界・教育界においては、一代の碩学である平泉博士の業績は不当に貶められ、また無視されてきたが、ソ連崩壊を経て、西暦2000年代に入って漸く、東大閥の強い関東ではなく、京大閥が主流の関西で主に再評価の動きが顕在化してきた。 またそれと軌を一にして、平泉博士もその一翼を担った戦前・戦中の日本主義者(当時の用語で「観念右翼」と呼ばれた伝統保守)の再評価も始まっている。 上で紹介した植村和秀氏の『丸山眞男と平泉澄』、井上義和氏の『日本主義と東京大学』はその主要な成果である。 しかしながら、こうした再評価に対して、旧来のリベラル左翼やマルクス主義者の側からヒステリックで感情的な反発が噴出しており、日本思想の一般的な解説書は、近刊のものでも相変わらず「皇国史観=軍国主義」という刷り込みに終始しているものが見受けられるので注意したい(例えば日本思想史ハンドブック(苅部直・片岡龍) ・・・苅部氏は丸山眞男の直弟子)。 ※参考:2009年5月に放映されたNHK特集JAPANデビュー第二回「天皇と憲法」 “神風特攻隊や一億玉砕を扇動した極悪非道な人物”として平泉澄博士を糾弾しているNHK※なお動画に大きく出てくる立花 隆(たちばな たかし、本名:橘 隆志 1940年5月28日 - )は、2002年秋に拉致事件が大きく報道されるまでは「戦前の日本は今の北朝鮮のような異常な国家だった」とする持論を盛んに展開していた代表的な左翼言論人であるが、実は戦前に右翼団体愛郷塾を率いて五・一五事件の襲撃犯となった橘孝三郎を父のいとこに持つ人物である。橘孝三郎は、一家一族のほとんどを率いて兄弟村農場を経営し、愛郷塾という集団農業を実践する社会主義的結社を創設、血盟団の井上日召と思想的に共鳴し、更に大川周明の影響を受けた海軍下士官と組んで、5.15事件では塾生7人を率いて東京の変電所を襲撃 した。→つまり今は左翼言論人の代表格の立花隆のルーツは、戦前の右翼過激派であることに注目。 (詳しくはNHKの正体・上級編へ) いずれにせよその抜群の学問的実績、そして戦前~戦後を通じて保守陣営に対して保持した影響力の大きさから考えて平泉博士の保守思想の一層の再評価は不可避であり、今後に注目したい。 ここでの再評価の進展が、日本の保守思想全体の再評価に直結するはずである。 (参考図書) 『昭和の思想』(植村和秀:著) ★評価2010年11月に出版された好著。戦前から戦後及ぶ昭和期日本の思想状況が、要点を絞って明瞭かつ簡潔にまとめられている。非常にお勧め。(以下amazonより引用)・内容説明昭和の思想を総体的に俯瞰する画期的論考。思想弾圧と戦争の暗さ。世界に挑戦する日本という明るさ。奇妙な時代=戦前昭和期を中心に、丸山眞男・平泉澄・西田幾多郎・簑田胸喜の思想から時代の本質を剔る・内容(「BOOK」データベースより)「戦前=戦後」だけでなく、昭和はつねに「二つの貌」を持っていた。皇国史観から安保・学生運動まで、相反する気分が対立しつつ同居する昭和の奇妙な精神風土の本質を、丸山眞男・平泉澄・西田幾多郎・蓑田胸喜らの思想を元に解読する。・目次第1章 日本思想は二つ以上ある第2章 思想史からの靖国神社問題―松平永芳・平泉澄第3章 思想史からの安保闘争・学生反乱―丸山眞男第4章 思想史からの終戦と昭和天皇―阿南惟幾・平泉澄第5章 思想史からの世界新秩序構想―西田幾多郎・京都学派6章 思想史からの言論迫害―蓑田胸喜第7章 二〇世紀思想史としての昭和思想史 『ハンドブック近代日本政治思想史』(長妻三佐雄・植村和秀・昆野伸幸・望月詩史 編著) 【内容説明】西洋の脅威に直面した日本人は、いかなる政治思想を生み出してきたのか。そしてその思想はどのような人々が担ってきたのか。本書では、幕末から昭和にかけての約150年間における思想と思想家について、それぞれの背景、思想、研究動向を詳述し、近代日本政治思想史の全貌を明らかにする。いわゆる「左」だけでなく「右」の政治思想も網羅した有用な一冊。【評価】近代以降の日本思想の概説書。従来型の左派政治思想の概説ではなく、右翼や保守とみなされる人物にも焦点が当たっている良書。 【このページの続き】 日本主義とは何か ■左翼や売国奴を論破する!セットで読む政治理論・解説ページ 政治の基礎知識 政治学の概念整理と、政治思想の対立軸 政治思想(用語集) リベラル・デモクラシー、国民主権、法の支配 デモクラシーと衆愚制 ~ 「民主主義」信仰を打ち破る ※別題「デモクラシーの真実」 リベラリズムと自由主義 ~ 自由の理論の二つの異なった系譜 ※別題「リベラリズムの真実」 保守主義とは何か ※概念/理念定義、諸説紹介 まとめ ナショナリズムとは何か ケインズvs.ハイエクから考える経済政策 国家解体思想(世界政府・地球市民)の正体 左派・左翼とは何か 右派・右翼とは何か 中間派に何を含めるか 「個人主義」と「集産主義」 ~ ハイエク『隷従への道』読解の手引き 最速!理論派保守☆養成プログラム 「皇国史観」と国体論~日本の保守思想を考える 日本主義とは何か ~ 日本型保守主義とナショナリズムの関係を考える 右翼・左翼の歴史 靖國神社と英霊の御心 マルクス主義と天皇制ファシズム論 丸山眞男「天皇制ファシズム論」、村上重良「国家神道論」の検証 国体とは何か① ~ 『国体の本義』と『臣民の道』(2つの公定「国体」解説書) 国体とは何か② ~ その他の論点 国体法(不文憲法)と憲法典(成文憲法) 歴史問題の基礎知識 戦後レジームの正体 「法の支配(rule of law)」とは何か ※概念/理念定義、諸説紹介 まとめ 立憲主義とは何か ※概念/理念定義、諸説紹介 まとめ 「正義」とは何か ~ 法価値論まとめ+「法の支配」との関係 正統性とは何か ~ legitimacy ・ orthodoxy の区別と、憲法の正統性問題 自然法と人権思想の関係、国体法との区別 「国民の権利・自由」と「人権」の区別 ~ 人権イデオロギー打破のために 日本国憲法改正問題(上級編) ※別題「憲法問題の基礎知識」 学者別《憲法理論-比較表》 政治的スタンス毎の「国民主権」論比較・評価 よくわかる現代左翼の憲法論Ⅰ(芦部信喜・撃墜編) よくわかる現代左翼の憲法論Ⅱ(長谷部恭男・追討編) ブログランキング応援クリックをお願いいたします(一日一回有効)。 人気ブログランキングへ