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ソレイユ「なるほどなあ…ほんなら、俺も一緒にその友達探したるわ!」 日和「え…でも、そんな…悪いですし」 ソレイユ「かまへんかまへん。俺はえーっと…城ヶ崎郁言うんやけど…本名やと慣れへんし、ソレイユとでも呼んでくれたらええわ」 日和「…?わ、わたしは…七宮日和って言います。じゃああの…一緒に紅ちゃんを探してくだ、さい」 ソレイユ「日和ちゃん言うんか、よろしゅうなー。おし、兄ちゃんに任しとき!」 ―――――――――― ソレイユ「あー…紅ちゃん言うたっけ、その子とはぐれてしもた場所わかる?」 日和「あ、えっと…金魚すくいの屋台を見てたら…人混みに紛れてわからなく…」 ソレイユ「金魚すくいの店やな!ほなそこ行ってみよか。はぐれないよに手ぇ繋いどきー」 日和「て、てて手…ですか、手………はい」ギュッ ソレイユ「さ、行くで」 日和(お…お兄ちゃんがいたら、こんな感じなのかなぁ…) ―――――――――― ソレイユ「んー…中々見つからへんなあ、お友達」 日和「わ、わたし、お姉さん、なのに。紅ちゃんをひとりにしちゃって…どうしよう…」ズーン ソレイユ「まあま、そんな気ぃ落とさんでも絶対見つかるて!せやから元気出しいな」ポンポン 日和「はい…すみません、ありがとうございます」 ソレイユ「もしかしたらその子も探し回っとるかもしれへんしな。折角の祭りやし、気分転換に楽しむのもええんちゃうかーっちゅー訳で射的せえへん?」 日和「え、えええ…!?」 作者 まふらー
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作品は約10分程度。(導入部30秒、1学年時 3分、2学年時3分、 3学年時3分、終局部30秒) 以下は構成案(第一稿)です。 このようにまず流れを考え、それにあったナレーションを考え、大まかな時間を推計します。骨子ができると更に肉付けしたり、削って調整します。そしてナレーションにあった映像(写真、8ミリフィルム、新聞記事、記録等)を見つけていきます。 映像は約8秒程度で切り替えることを目標にします。 導入部 入試合格発表風景 昭和39年2月、ザ・ビートルズの「抱きしめたい」が全米ヒットチャートで第一位になった 丁度そのころ入試試験を受けたものたちは、3月に校舎の壁に張り出された合格番号を食い入 るように見つめ、自分の番号を何度も確認する集団があった。 入学風景 当時正門は国道2号線沿いにあり、入ると木造の校舎があった。 1学年時 クラス風景 1クラス大体53名の8クラス。1学年で428人を擁していた。 集団風景 だから何をするにしても順番待ちが一仕事だった。 世相 この年は東海道新幹線が開通し、東京オリンピックが開催された。 学校行事 文化祭や体育祭。その規模と内容に圧倒された。 2学年時 クラス風景 1年次からの持ち上がりであった。 以下考察中・・・・・・
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400 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/05/13(水) 00 39 31 ID ??? 396 マリュー「私が何したっていうの・・・グビグビッ」つジョッキ スメラギ「教師って大変ねぇ私には無理だわwグビグビッ」つジョッキ セレーネ「うちら会社員も大変だけどねーグビグビッ」つジョッキ エマリー「ラミアス先生もうこの辺で・・・」オロオロ クリス「こっちの方がやってられないつーの・・・」イライラ ハマン「あら坊や、お姉さんのお迎え?」 刹那「彼女達の行いは、ガンダムじゃない・・・」 401 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/05/13(水) 01 17 06 ID ??? 魔乳「あ~らあら、逃がさないわよんw このまま貞操奪われたくなければタ○シード仮面様を呼びなすわい!」 刹那「酒臭い…。言っとくが俺の知り合いにそんなコスプレ野郎はいない!」 魔乳「わあお…いいのかしらん、そんなこと言っちゃってえ。お姉さんチミのだあい好きなお兄さんの秘密知ってんだけどなあw」 刹那「なんだと…?」 魔乳「ぶはあ…、ムッフッフ。知りたいかしらん」 刹那「むう」 セレーネ「何やってんのかしらあの酔っぱらい」 クリス「止めたほうがいいのでは?あのネタはアムロさんにとって鬼門なんですよ」 セレーネ「今となっては羞恥プレイだもんねえ。だからパーティでも絶対にタキシードなんて着ないし」 クリス「可哀想なアムロさん…」 405 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/05/13(水) 02 30 23 ID ??? 401 刹那「むう…・ラ・フラガ呼ぶ」 ビシィッ マリュー「うっ! ZZZZZ…」 突然マリューの首筋に赤いバラが一輪突き刺さると、彼女はだらしなく伸びて寝てしまった。 睡眠用ナノマシンが注入されたらしい。 刹那「ローゼスビット?!」 セレーネ「赤いバラ…トレーズって人が投げたのかしら」 クリス「ミスターエレガント3年連続一位のトレーズさんなら容赦なく当てたりなんかしないでエレガントに投げますよ」 セレーネ「じゃマシュマーっての?」 クリス「もらったバラを大事にして保存用・観賞用・実用に株分けするまで育てる彼が投げつける真似なんてするとは…?」 ハマーン「それに奴は18歳だからこの店には入れん」 クリス「いつの間に…」 ハマーン「それと彼女のあの位置では、どこから狙ってもまっすぐ当てるのは無理だ。となれば」 クリス「と、なれば…?」 ハマーン「ローゼスビットだ」 セレーネ「……(たぶん違う)」 クリス「……(たぶん違いますね)」
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覚えてますか あの日のことを 春のときめきから 夏の燃えるような恋へ 秋の儚さから 冬の行き場のない恋へ そう移り変わった 私の恋心よ 覚えてますか あの日のことを * 唄い鳥様の曲がイメージ
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いろいろ思うところがあるけど、口にはしない。 それが大人さ、なんて嘯く事あるけど 実際そうなのかなんて誰にもわかんないし。 まぁ、人間には言葉というコミュニケーションツールがあるわけだが、 相手によって、意思疎通がとおらないことがままある。 実際、おれより下の年代とはコミュニケーションが取りにくい。 コミュニケーションってのは心理学の入門書を紐解くと バーバルコミュニケーション(言語コミュニケーション)と ノンバーバルコミュニケーション(非言語コミュニケーション) って2つあるらしい。 バーバルっていうのは基本的に、日常的につかっている日本語とかその他の言語を 使ったものっていうのはすぐわかる。 で、ノンバーバルのほうなんだけど、こいつがコミュニケーションにおいて 結構重要なんじゃないかなぁと俺としては思うけど。 その意味としては、俺の理解だから多少違うかもしれないけど 例えば、その場の雰囲気とか、言葉で表せば阿吽の呼吸ってやつ。 言葉を用いずに相手とコミュニケーションするってことなんだけど。 あ、あと、殴り合ってその後友情が生まれるとか、大分前の少年漫画みたいな こともノンバーバルコミュニケーションの範疇らしい。 このノンバーバルってのが必要不可欠な気がする。 どっかで読んだんだけど、うろ覚えだから正確じゃないかもしれないが 昨今の若者って言うのは大体語彙が700前後らしい。 自己表現をたった700文字でするってのはかなり困難な気がする。 微妙なニュアンスとか相手に伝えるのが難しくなるから。 でもね。。。このノンバーバルってのが相当難しいと思えるよ・・・最近。 どちらかといえば俺は対面しての会話のほうが得意。 相手の動作とかもみえるからノンバーバルな情報を採取しやすいってこともあるし やっぱり、面と向かってるほうがなにかと楽しいことが俺にとっておおい。 対面してたとしても、ディスコミュニケーションになることはおおい。 だって、完全に相手が自分のことをしゃべってくれるというわけでもないし、 かといって、動作によってそのすべてが理解できるというわけでもないから。 だから 対面してても、伝わらないニュアンスを受けてはどう処理したらいいのか。 という問題にぶち当たるわけだ。 「そんなものは放置したらいい」なんて声も聞こえそうだけど 相手を慮って、考えてもわからない場合、どうしたらいいのかな。 それ以前に伝わらないニュアンスってこと自体、ディスコミュニケーションだから どうしようもないのかな。 なにかもっとできないかな。 人間はいつか真のコミュニケーション能力を身に付けることはできるのかな。 まぁ、現状のままでは間違いなく無理だろう。 結局何がいいたいのかというと・・・俺にはコミュニケーションが下手だということ リネ2について なんとかレベル43になった。 あと1で新スキルだな・・・。 ん~とりあえず、プーさんの+6エルロン2刀で異端奥を単騎してみたけど BUFFタイム計測はめんどくさかったのでやらなかったが CSSを2400消費した後の経験値差を見てみると10%だった。 つまり、240個で1%稼ぐ計算。 240*15=3600A ということになる。 で100%でレベルアップで現在15%だから 単純に85倍すればいいから 3600*85=306000A ぬ~ 1レベル上げるだけで306kも消費したらわりにあわんな・・・。 なにげにCSpSも消費(具体的数値は覚えてない)してるから まだかかるし。 どうしたものか・・・。 少なくとも、プーさんとペアの場合、CSSを2時間から3時間で8000個消費する。 でも、その代わり経験が約80%~110%入る(時給約40%・その他が相手なら30%が限界)。 8000*15=120000A ん~やっぱり基本はペアしかないなぁ でも、プーさんばかりに頼るのではなかなかレベリングがはかどらんし それ以前にプーさんとのレベル差が開くばかりだ。 現状プーさんが47に対し、俺が43だからそのレベル差は4 この差を広げないようにしなければ。 まぁ、実際には、レベルによって必要経験値が違うからそんなには危惧してないが それでも43レベルと47レベルではえらい違いだからな。 あと結構プーさんとは時間的な問題で会わないこともあるから 誰かいいペア相手を探さねば・・・。 でも、プーさんとペアの場合、スポのおかげで確実黒字になるんだよな・・・。 さて、資産計算でもしてみるか・・・ とりあえず、コデナがどうなるか心配だ・・・。 あれが確か現状678kだから@4Aでうれたとして2712000Aおよそ3mか・・・ んで、+2エルスパを+3にして売却したとしたらD-DAIが450kでコデナ売却分から引いて 5362000A、約5.36mかとすると現状300kほどもってるし、あとNグレ最強武器をなぜか 3本もってるから600kで900k+5.36mで6.26mか・・・ストストくらい買えそうだな・・・。 まぁ、コデナが4mでうれるかはわからんなぁ。 ん~どうしたものか・・・もうちょっと金策に力入れてみるか・・・引退する前のように・・・
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―――――――――――― 律「ああ あーいびきお肉いーっぱいこねて 愛もいっぱい込めて…♪」 律「だいすきーなひとーのため…♪」 鼻歌を歌いながらテキパキと調理に勤しむ。 弱火でハンバーグを焼き上げる間にサラダとソースも作り、準備は着実に進んでいく。 聡「ゲ…またSSとか…澪さんやるなぁ…」 澪「…そんなにすごいのか?」 そろそろ出来上がるのでリビングに向かうと、どうやら澪が聡に圧勝してる真っ最中だった。 微笑ましくそれを見つつ、熱中してる2人に茶碗と皿を出すように促しておく。 …そして数分した頃、食卓には、それなりによく出来たハンバーグが美味しそうな湯気を出して並び始めていた。 澪「お、なかなか美味しそう…」 聡「へへ、ねーちゃんもハンバーグだけはプロ級だもんね」 律「だけは余計だ」 澪「ご飯もよそったし…じゃあ、いただきます」 聡「いっただきま~す」 律「うんっ! いっぱい作ったからどんどん食べてって~♪」 …1人よりも2人、2人よりも3人、食事は大勢で食べるのが何よりも美味しいと思う。 澪がいてくれたお陰で、今日の夕飯はいつもより特別美味しいと思えたかな。 澪「…律」 律「ん、澪どした? あ、おかわり?」 澪「ううん、このハンバーグ、すごく美味しいよ」 律「へへへっ、そりゃどうも…♪」 私のハンバーグを美味しそうに食べてくれる澪の笑顔を見て、作って良かったなと、心の底から思うことが出来たんだった―――。 ―――――――――――――――――― 食事の片付けを終え、綺麗になった自室で澪とのんびりしている時の事。 澪「んんん…ふあぁ…」 澪が眠そうな声であくびを出す。 きっと片付けで疲れたのだろう、そこにたらふく夕飯を食べてのんびりしてれば、眠気が襲ってくるのもまぁ頷ける事だった。 律「眠そうだねぇ」 澪「うん………昨日も…徹夜で…作詞と勉強…してたから…」 律「ベッド使ってもいいよ、タオルケットも貸してあげる」 澪「ごめん……3~4時間したら…起こしてくれ…」 律「あいよ」 そうしてベッドに寝転んだ幼馴染は、数分もせずにくーくーと可愛らしい寝息を立てる。 その姿を眺めつつ、私はさっき澪が見つけたヘアバンドを手に、物思いにふけっていた。 律「あいつは、本当に忘れちったのかねぇ…」 ヒマワリの飾りを玩び、昔を思い出してみる。 あれは…確か、小学4年生の頃だったか―――。 ―――いつも教室で本を読んでいる女の子がいた。 その子はとても大人しく、また本が好きで、私の様に活発に動く子供とは真逆のタイプの子だった。 でもその子はクラスでも珍しく左利きで、それが当時の私にはすごく新鮮に見えて…私はいつしかその子にすっごく興味を持つようになったんだ。 それから私がその子に声をかけ、ちょっかいを出すようになるのに、そんなに時間はかからなかった。 その子がどんな本を読んでるのかが気になれば、何を読んでいるのかを聞き。 その子がどんな絵を描いているのかが気になり、その子の絵を強引に見たりもした…。 私の動作のその度に困った顔をする女の子だったけど、私にはそのリアクションがとても面白く見え、気付けば他のどの友達よりも、私は彼女と一緒にいる時間がとにかく楽しかった…。 そして、その女の子の書いた作文が賞を取った事をきっかけに、私とその子…澪は、親友と呼べるほどに仲良くなって行ったんだ。 ―――――――――――――――――― 律「みおちゃん、きょうはなにしてあそぼっか?」 澪「うーん…」 律「じゃーライダーごっこやろう! わたしがライダーで、みおちゃんが悪の怪人ねっ」 澪「え~、わたしそんなのやだぁ~」 律「えいっ、らいだーぱーんち!」ペシッ! 澪「も~、りっちゃんいたいよ~」 律「もーじゃないよみおちゃん! そこは『ぐえ~』だよっ」 澪「ぐ…ぐえー…」 律「そうそう!みおちゃんじょうず~♪」 澪「…はずかしぃ……」 澪は恥ずかしがりながらも、いつも私に付き合ってくれた。 他の友達と遊ぶ事はあっても、それでも私は、澪と遊んでる時が一番楽しいと思えていた。 …でも、常に毎日仲良くしていたわけじゃない、そりゃあもちろん喧嘩だってたくさんした。 …このヘアバンドは、私と澪が生まれて初めて喧嘩をした、そのきっかけとなった物だったんだ。 ――――――――――――――― ……それは、夏休みも終わりに近付いた、8月後半の日の事だった。 その日、誕生日を迎えた私は、珍しく澪に呼び出されて遊んでいた。 澪「…りっちゃん、おたんじょうびおめでとう!」 律「みおちゃん、えへへっ! ありがとー!」 澪「これ、プレゼント!」 律「わ~~! ありがとう! あけてもいーい?」 澪「…うん、いつもなかよくしてくれてありがとっ♪」 綺麗に包まれた包装紙を開け、私はその中身を出してみる。 律「わぁぁ……!」 箱の中に入っていたのは、大きなヒマワリの飾りが特徴的な、黄色くて可愛らしいヘアバンドだった。 生まれて初めての澪からの誕生日プレゼント。 それは私にとって、他のどのプレゼントよりも嬉しい…特別なプレゼントだった。 律「みおちゃんありがとう! わたし、このヘアバンド、いっしょうだいじにするねっ!」 澪「うんっ! えへへっ…りっちゃん、それずっとつけててね?」 律「もちろん、やくそくするよっ」 そうしてその日から、私は毎日、そのヘアバンドを付けるようにしていた。 遊ぶ時も、勉強する時も、体育の時だって、片時も欠かさず付けていたっけな… そしてすぐに2学期が始まった、そんなある休み時間の事だった。 その日、私は澪と一緒に、クラスの男子達とドッチボールをしようと思ったんだ。 男子「田井中~、はやくいこうぜー!」 律「ねえねえみおちゃん、みおちゃんもいっしょにドッチボールやろ♪」 澪「わたしはいいよ…りっちゃんだけであそんできて?」 律「ん~…んじゃあ、つぎはいっしょにあそぼ?」 澪「うん、ごめんね…」 今にして思えばその時、ドッチボールに参加してた女子は私以外にはおらず、遊ぶメンバーは男子だけ…。 当時の澪がそれに遠慮するのも、今なら十分に納得できることだった。 男子「田井中はやくー!」 律「うん、いまいくー!」 どこか寂しそうな目で私を見る澪をクラスに残し、私と数人の男子は校庭に飛び出して行く。 すぐにゲームは盛り上がり、大汗を流しながら、私達はドッチボールに熱中していた。 男子A「…えい!!」 律「わっ!!」 バシィ!! と小気味の良い音を立て、男子の投げたボールが私の顔を直撃する。 律「あいたたたた……」 男子A「田井中だいじょう…うわ…お前鼻血!」 律「んえ…」 男子の指摘に鼻を触って見ると、確かに血が出ていた。 確かに鼻も顔も痛みはしたけど、それよりも私は目の前のドッチボールが楽しかった。 だから鼻血なんか気にせず、プレイに戻ろうとしたんだ。 律「ああ…だいじょーぶだいじょーぶ! それよりも顔はセーフでしょ? すぐにとまるから…つづきやろっ!」 男子A「でも…お前…」 男子B「いいから保健室行って来いよ…」 律「そんな…だいじょーぶだって! ほら、はやくもどろうよ!」 男子A「でもなぁ…」 男子C「てか…俺達だけ女子と一緒に遊ぶとかなんか…なー」 男子D「田井中も女子なんだよな…すっかり忘れてたけどさ…」 男子E「ん…おれは別にいいけど…?」 男子C「あれ、お前…もしかして田井中の事…ww」 男子E「べ…別にそんなんじゃねーよ! ってか、田井中なんかいなくたって別に楽しいし!」 律「……………っっ」 みんながみんな、私を仲間外れにしようとしてる気がした。 確かにそのくらいの歳ともなれば、そういうのを意識するのも当然なんだろうけど…まるっきりガキんちょだった私には、そんな事を理解する頭なんてまるで無かったわけで……。 律「わ…わたしをなかまはずれにすんなぁーー!!」 気付けば私は、鼻血の事なんかすっかり忘れ、私を仲間外れにしようと企んでる男子に掴みかかっていた。 しかし、垂れる鼻血もお構いなしに掴みかかる私か…どれだけおてんばだったんだ…。 男子B「わっ! 田井中がキレた!」 律「あやまれ! わたしにあやまれ!!」 男子A「いってーな…! だいたい女が男と一緒に遊ぶってのがそもそもおかしいんだよ!」 律「わたしはおんなじゃない!」 男子A「うそつけよ! そんな花のついた女っぽいモンつけててさ! 男だったらそんなもんつけないぞ!」 律「こんなの…ちがうもん!」 その男子の売り言葉に買い言葉で、私は身に付けていたヘアバンドを外し…勢いよく地面に叩きつけてしまった。 澪から貰ったとても大事なヘアバンドを…その男子の些細な一言に激情してしまい、かなぐり捨ててしまった。 ―――もう少し私に広い視野と先を考える頭があれば、あんな事は絶対にしなかったと言い切れるだろう。 でなければ…澪が遠目に私のドッチボールを見ていた事にだって気付けていただろうから…。 律「はぁ…はぁ……こんなの、いらないもん…! わたしはおんなじゃないもん!」 「っちゃん……」 そこの男子にしてはえらく違和感のする声が聞こえたので、私は涙を堪えながら顔を上げる。 律「…………っっ…え?」 …そこには、ティッシュを持って駆け付けてくれた澪が…いた……。 律「み…みおちゃん……」 澪「りっちゃん……………それ…だいじに…してくれるって………っっ」 律「いや……これは…み…みおちゃん……」 澪「…………りっちゃんのうそつき!! もうしらないっ!!!」 いつか聞いた時よりも大きな澪の怒鳴り声は…辺りの生徒と、私を凍りつかせるのに十分な声量をしていた。 そして、ぽろぽろと涙を流しながら…澪は遠くへ走り出してしまった…。 私もすぐにその後を追おうとしたけど…タイミング悪く他の生徒が呼んだであろう先生に捕まった私達は、何があったのかを説明させられる事になった。 それだけならまだマシだったけど、担任と保険の先生の判断で私は大事を取って早退し、病院に送られる事になったんだった…。 ………それから、2日の休みを挟んだ次の週の月曜日。 先週の一件もあった私は、男子とも澪とも上手く話せず、その日の休み時間はずっと一人でいた。 その放課後、公園で道草を食っていた私は偶然、一人で帰っている澪の姿を見かけたんだった。 …気まずいと思いながらも、私は勇気を出して澪に声をかけてみる事にして…。 律「みおちゃん…」 澪「……………」 澪は無言で私を見ていた。 その表情から、私には澪が本気で怒っている事が伝わり、思わず言葉が出て来なくなってしまう。 でも、それじゃダメだと思い、私は平常心を意識し、いつもノリで必死で澪に話しかける。 律「いやぁー、あのときはたいへんだったよー、でも、もうだいじょうぶだから、みおちゃんしんぱいしなくてもへいきだよっ」 澪「……………」 律「そうそう! わたし、おとといどれみ見てみたんだ、はづきちゃんってみおちゃんにそっくりだよね!」 澪「……………」 私が何を言おうとも、澪が言葉を返すことは無かった。 律「その…さ………みおちゃん…、ご…ごめ……」 澪「うそつき、りっちゃんのうそつき!」 観念し、謝ろうとしたその刹那に響く、澪の声。 怒りと悲しみが入れ混じり、微かに震える澪の声が…グイグイと私の胸を刺す感じがした…。 澪「だいじにしてくれるって…わたしのヘアバンド…いっしょうだいじにしてくれるっていったのに! ずっとつけててくれるっていってたのに!」 律「そ…それは……その…」 澪「どうして? どうしてきょうもつけてきてくれなかったの? わたしたち、もうおともだちじゃないの?」 律「これは…その……あのときすなでよごれちゃって…きょうは…たまたま……」 それは嘘ではなく本当の事だった。 砂で汚れたヘアバンドを、私は母親に頼んで洗ってもらうようにお願いしていたのだけど…両親の都合で休日にはその余裕が取れず、結局その日の私は、いつも使っていた普通のヘアバンドを付けて学校に行っていたんだ。 でも、そんな言い訳、あの時の澪には理解できる事なんて無いわけで…。 澪「うそだよっ! りっちゃんもわたしのことなんかきらいなんでしょ? だったらもういいもん!」 律「ね…ねえみおちゃん、わたしのはなしも…」 澪「いやだっ! うそつくようなこのはなしなんかききたくないもん! りっちゃんなんか…りっちゃんなんか…だいっきらいっっ!」 律「………………………っ…」 …理由があるのに、澪はそれを聞いてくれない。 私は謝ろうとしているのに、澪はそれすらも聞こうとしちゃくれない。 …次第に自分の中に理不尽な怒りが積もって行き…私も喧嘩腰になってしまい… 律「…そんな…みおちゃんだって………」 律「…っ! そもそもみおちゃんがいけないんじゃん!! あんなおんなのこみたいなものプレゼントするから! わたしだって……くんと…けんかなんか…っ」 律「わたしだって、みおちゃんのことなんかしらないもん!!!」 澪「りっちゃんの…」 律「みおちゃんの…」 「―――ばかーーっっっ!!!」 3
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1話 「・・・を持って、この場所に、集まって下さい・・・っと」 「あれ~何書いてるの?ロック~♪」 「え?うん、ちょっと手紙を、ね」 「・・・そんなに何通も?」 いつも通りのフラッター号の中。 いつものように朝ごはん作ったロックは、 いつもと違って片づけもそこそこに、 いつもは使わない机の上で、手紙を書いていた。 「誰に宛てて書いてるのさ~?」 「ひ~み~つ~♪」 普段のロックが見せないような、いじわるで、 心底楽しそうな顔がデータの方を向く。 「!気になる気になる!教えてよ~ロック~」 「今はまだダメ。準備中だし、それに・・・」 「ロック~!!何してんのよ~!早く片づけすましちゃってよ~!」 「ロールちゃんも、いるしね・・・。」 「ボクも片づけ手伝うよ、ロック・・・」 2話 「いつまでここにいるつもりなんだ?バレル」 「まぁ、堅いこと言うな。金持ちなんじゃから。」 「昔の話だ。今はこの愛しいポンコツを飛ばすので精一杯だよ。」 大いなる遺産。それを探し出すために、ミュラーはサルファーボトム号を作った。 夢を追いかけ、追いかけてきた途中で手に入れてきたものを処分し、 ようやく作り出した巨大船。 けれど、結局の所、ミュラーの求めるものは手に入らなかったわけで。 夢見がちなじいさん2人と雇われ海兵のたまり場になってしまっている。 「そろそろ、何か対策を考えなければならないかもしれないな。」 「ディグアウトか?昔取ったキネヅカ・・・というわけにいくかのお?」 「さあ?だが、燃料切れでこの船ごと落ちるよりはマシだろう?」 悠長なコトを言っている2人の元へ、海兵の慌ただしい足音が聞こえてくる。 エネルギー切れで、ただの鉄の扉になった自動ドアをこじ開けた海兵は、 入ってくるなりこう言った。 「ミュラー様、ロック様からお手紙が届いております。」 3話 「・・・お兄さま、どうしますの?」 「どうするもこうするも・・・どうするよ、ボン。」 「バ~~ブ~~」 ボーン一家のデパートが不渡りを出したのが3日前。 路頭に迷った一家にロックからの手紙が届いたのが1日前。 借金取りから逃げるついでにロックの指定した場所に向かっていて、 ゲゼルシャフト号がガス欠になったのが5時間前。 「で、不時着・・・つーか墜落してからどれくらいだっけか?」 「4時間と48分ですわ・・・。」 「最後にカレーを食べてから2週間です~。」 こんな時にふざけんな、と叫ぼうとしたティーゼルも、 あまりの食生活でスリムになってしまったコブンを見て、叫ぶ気力を失った。 「こんな小ぃ~さい島で、俺達の空賊人生も終わりかよ・・・しかも餓死で。」 トロンも、兄の悲痛なセリフに反論する気力は既にない。 ただただ呆然と海を見つめていたトロンの視界に、見覚えのある 機影が映る。 「お、お兄さま、アレアレ!あの機体は!」 「ん?ありゃあ!て、天の助けだぜ!」 「あ~、前にトロン様が潜入した~、」 「「「サルファーボトム号!」!」!」 4話 「何~も残ってないぜ。めぼしいものはよ。クケ~!」 「余計なこと言ってないで探すのよ。鳥ガラになりたくなければね。」 カルバニア島のグライド要塞「跡」。 ロックに完膚無きまでに壊されて、残るのは1ゼニーにもならないガレキばかり。 それでもグライド達は少しでも金になりそうなものを集めなければならなかった。 ゲマインシャフト号の建造に、ああまで金がかかるとは、 「予想してなかったわ・・・。生活苦ってものもね・・・。」 「負けたくはねぇもんだな、クケケッ!」 「お黙りなさい!」 この期に及んでまだ不毛な言い争いをしているグライド達を後目に、 この上なくのんきな3人がやってきていた。 「シュー姉ちゃん、ここなのだー!」 「はいはい、ちょっと待ってね。荷物が重くて・・・。」 5話 「?アンタ達、私の要塞の目の前で何やってるわけ?」 「あ、私をさらったトリ達!帰ってきてたの?」 「きっとヒマなトリ達なのだ~、あはは~」 「会話がかみ合ってねえな・・・これだから人間ってやつは・・・クケッ!」 さらった、さらわれたという結構重~い関係のハズの両者は、 特に何の疑問もなく割とわきあいあいとしていた。 アッポ達に緊張感を求める方が間違ってるのかもしれないけれど。 「手紙が来たのよ。」「来たのだ~。」 「それじゃ何が何だか分からないぜ。もっと詳しく話してみな。」 「そういうのは私の言うセリフなの。 いい?誰から、いつ、どういう内容の手紙が来て、 ここに来ることになったのか・・・」 言い終わらないうちに、アッポとダーがまくし立てた。 「アハー、ろっくにいちゃんから、」 「エヘー、えとえと、きのうのおひるごはんのときに~」 「うんうん・・・。なるほどね。つまり、ここにアイツラが・・・。」 6話 グライドが話を飲み込めた時、彼らはもう島に到着しかけていたところだった。 サルファーボトム号が、カルバニア島めがけて着陸しようと・・・、 「着陸しようと、思っていたんだがなあ・・・。」 「この船にも燃料はほとんど残っていないんじゃったの」 相も変わらず悠長なことを言ってのける2人の横で、 ボーン一家は大いに慌てていた。 「せっかくこの船に拾ってもらったっていうのに、また墜落かよー!」 「もうイヤですわ~、誰かなんとかして~!」 「最後にもう一度カレーが食べたかったです~、グスン。」 「アナタの話だと、あの巨大船はここに向かってるのよね?」 「うん。」 グライド達の視線の先には、今まさに自分の要塞跡めがけて突っ込んでくる 船の姿が・・・。 「・・・はっ!!に、逃げないと!あの船につぶされちゃう!」 「遅いのよ!もう避けられる距離じゃないじゃない!」 「死ぬときゃ死ぬもんだぜ・・・クケー・・・。」 あきらめムードが漂う中、サルファーボトム号は無情にも カルバニア島へと突っ込んでいく・・・。 7話 「・・・なあ、俺達、生きてるよな。」 前よりいっそうガレキと化した要塞跡地で、ティーゼルはつぶやいた。 それに答えられるものはさすがにいないようだ。 ただただ自分達の生命力の強さに感嘆していた。 「今度ばかりは死ぬかと思いましたわ・・・。」 「あれでも死ねないんじゃ、ゴキブリ並だな、クケッ!」 「わしらが若い頃は、こんなもん日常茶飯事じゃったぞ。」 「アハー、それっていつのことなのかな~。」 どこまでもしぶとい彼らの前に、一台の飛行船が悠々と降りてきた。 フラッター号だ。 「うわ~、大変なコトになっちゃってるよ、ロック。」 「本当だね。でも、みんなこれぐらいで死ぬ人たちじゃないと思う。」 ロック達のセリフはあまりに他人事であったけれど、 実際生きてる彼らには、返す言葉もなかった。 「で!一体何が目的で俺達をここに呼んだんだよ、ロック!」 やっとの思いで吐き出したティーゼルの言葉に、ロックはこともなげに 言い放った。 「カレーを作ろうと思うんだ。」 8話 「カ、カレー?」 「そんなことでわざわざ私達を・・・。」 「それ、いいですね~、早速作りましょうよ~。」 「エヘー、作るのだ~。」 ロックの言葉に呆然とする人たちも少なくはなかったが、 素直に受け止めたコブンと双子は既にやる気になっていた。 その様子を見て、 「なるほど、それで私達にカレー粉を頼んだわけだね?」 「ミュラーの船にはいろんな粉があったからのう。」 「私達は、ブタ肉を持ってきたの。今お肉になったばかりだから、新鮮よ♪」 「アハー、ちょっと悲しいけど、きっとおいしいのだ~。」 「く・・・こうなりゃヤケだ!俺達のコメを分けてやるよ!」 「もうお米しか食料が残って無かったんですものね・・・。 後はみ~んなデパートで売り払っちゃいましたし・・・。」 「久しぶりにカレーが食べられるんだ~、わ~い♪」 「・・・私達も参加しましょうか?ちょうど野菜が余ってたところだし。」 「野菜しか余ってないんだろ、しかもサート牧場からくすねてきた やつがよ、クケッ!」 と、なんだか半分ヤケになってカレー作りへの参加を決めたのだった。 「それじゃあ、みんな、おいしいカレーを作ろう!」 エプロンロックの号令で、楽しい楽しい調理時間が始まった。 9話 「あ、てめっ、そりゃオレらの分だろ!」 「いじきたないわねぇ、それでも空賊なの?」 「空賊でも空腹には耐えきれねぇんだよ!」 「つまらねえダジャレだぜ・・・カレーがまずくなっちまう、クケッ」 「このカレー、実においしいな。後で海兵達にも分けてやろう。」 「ホントにおいしいですよね~。なんだかおいしすぎて、 涙の味がするような気がします~」 100人近くの分のカレーをことこと煮込んで3時間。 食べ始めた頃にはすっかり辺りは闇に覆われていた。 押し寄せる波の音も、あまりのにぎやかさでかき消されそうだ。 喧噪から少し離れた場所で、データとロックは カレーをほおばりながら会話をしていた。 「ねぇ、ロック、何でこんなことしようって思ったの?」 「え?・・・楽しいかなって思ったから、かな。」 「ウソだ~。それだけでこんなコトしないでしょ~?」 「やっぱりバレるよね。え~と、食べ終わってから話すよ。」 「え~!今今、今がいい~!」 「そんなに慌てなくてもいいだろう?すぐに食べ終わるよ、あの分じゃ。」 と、ロックはカレー鍋の方を指さした。 すさまじい数の人が、主に40人のコブンが、我先にとカレー鍋に 群がっている。すでに大半のコブンは形相が変わっている。 「あ~!!早くお代わりにいかなきゃ!なくなっちゃうよ!」 言うが早いか、データはカレーに群がる人の波に突っ込んでいった。 10話 データが行ってしまって、1人になったロックは、静かに カレーを食べているみんなの方を見ていた。 騒がしい声。楽しさが伝わってくるその中に、おいしそうなカレーの においが混ざっていて。 カレーを煮る火と、明るすぎる満月の光が、海岸を照らしていた。 あの日、マスターからの最後のお願いを聞いた日。 マスターが生きている喜びをかみしめて、消えていった日。 あの時もこんな風に、夕げの明かりが辺りを照らしていた。 その時の記憶を取り戻した時から、ここでカレーを作るという考えが 生まれていたのかもしれない。 だって、あんまり寂しすぎたから。 マスターが愛した街の風景が今はもうないなんて。 だから、せめて、今だけでも、生きる楽しさでこの場所を 満たしておきたい。 マスターが守りたいと願った、デコイと呼ばれる人たちと共に。 「ねえマスター、見てますか?僕、こんなにおいしいカレーがつくれるように なったんですよ?」
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現代戦シリーズ 第2弾 No.8075 R 74式戦車 思い出なし No.8076 UR T-80U T-90 No.8077 PR F-22 ラプター No.8078 SR ユーロファイター タイフーン No.8079 PR ニミッツ級航空母艦 ジョージ・ワシントン No.8080 HR 空母シャルル・ド・ゴール No.8081 R J-31 思い出なし No.8082 HR アーレイ・バーグ級駆逐艦 ◇先行販売 No.3112 HR 軽空母イラストリアス 思い出なし ★追加分 No.9072 PR F-14A トムキャット No.9073 HR F-14A トムキャット No.9089 PR B-2 スピリット No.9090 SR ミラージュ2000 No.9091 HR C-1 アリエテ No.9092 R 99式自走155mmりゅう弾砲 No.9093 UR トルネード IDS Gr.1 No.9094 HR 2K22 ツングースカ