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属性 光属性 最大Lv 70 初期HP 3689 最大HP 5533 レアリティ ★5 タイプ 獣 初期攻撃力 689 最大攻撃力 1033 初期防御力 915 最大防御力 1373 初期スピード 1195 最大スピード 1793 +HP上限 4760 最大HP上限 10293 +攻撃力上限 450 最大攻撃力上限 1483 +防御力上限 1122 最大防御力上限 2495 +スピード上限 1110 最大スピード上限 2903 リーダースキル お手紙、とどけます! 全てのユニットの麻痺を回避 フォーススキル1 いそぎます! HP25%消費し、味方単体のスキルクールタイムをnターン短縮する。 Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5 Lv6 Lv7 Lv8 Lv9 Lv10 2 2 2 2 3 3 3 ディレイターン 0 効果持続ターン - フォーススキル2 くるくるヤギつの 味方全体のHPをn%回復し、状態異常を回復する。 Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5 Lv6 Lv7 Lv8 Lv9 Lv10 進化前 なし 18 18 19 19 20 20 21 通常進化 [大鞄の仔山羊]メーリエ ディレイターン 2 効果持続ターン - 幻獣契約 [絆の郵便屋]メーリエ 特殊能力 再生 / 麻痺耐性忘却耐性 契約素材 [毛玉]ケセランパサラン(3)[邪神]バフォメット(2)[栗ネズミ]シシル[超人鳥]ペサギドーン 契約使用先 - 入手方法 ・【メダル交換所】999枚にて交換。 備考 CV:宝木 久美・【イベント】『手紙と絆を運ぶ山羊』_http //crw.lionsfilm.co.jp/gesoten/news/detail.php?id=1261 k=3 資料 *初期ステータス。 コメント 名前
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7:狂乱少女 「畜生、親父…どうして……」 展望台の下で、魔王の娘――周囲からは娘様と呼ばれている――は涙を流していた。 自分の父、魔王が殺されたのだ。見せしめとして首輪を爆破され。 魔王軍の長として、強く誇り高く、そして重度の親馬鹿、愛妻家だった父。 余りに親馬鹿が過ぎて鬱陶しく感じたりぞんざいに扱う事もあったがそれでも、大好きで、 自分の目標となる立派な父親だった――だが、死んだ。 「畜生、畜生、畜生! よくも親父を…許さねぇ!」 娘様は泣きながら強く心に決める。 父親の仇を取るためにも、殺し合いに呼ばれている知り合い達、自分の母のためにも、 この殺し合いを絶対に潰してやる事を。 「…名簿を見た限りじゃ、アレックス達やムシャ、ダーエロ、ハー妹、お袋もいるんだよな……。 早い所、合流したいな……」 「ねぇ、そこのあなた」 「?」 急に声を掛けられ娘様は声の方向に振り向く。 高校生ぐらいの少女が立っていた。 「な、何だい?」 「…茶色い髪で、私と同じ制服を着た女の子を、見ていませんか? 北沢樹里って言うんですけど」 「い、いや見てない…ねえちゃんの、知り合いなのか?」 「うん…そうですね、私は倉沢ほのか…あなたは?」 「俺は…娘様でいい。本名は訳あって言えねぇ。名簿にもそう載ってるし」 「そう…娘様、北沢樹里って子の事は、見ていないんですね」 「見ていないな…すまねぇ、ほのかのねーちゃんが最初に会った参加者だ」 「……なら、あなたにはもう用はありません」 「え?」 倉沢ほのかの右手に、黒光りする銃が握られているのを娘様が気付いた時には全てが手遅れだった。 ほのかが、右手に持ったW SウェブリーリボルバーMkVIの銃口を娘様の頭部に向け引き金を引くと、 いともあっさり、娘様は絶命した。 「北沢さん…あなたは、何度殺しても殺し足りませんよ…うふふ…今度はじっくり甚振ってから…」 薄ら笑いを浮かべぶつぶつと何かを呟きながらほのかはどこかへと歩き去った。 後に残ったのは頭を撃ち抜かれ血と脳漿を地面にぶちまけた娘様の死体とデイパック。 「……」 すぐ近くの公衆トイレの建物の陰から、水色の髪を持ったハーピーの女性が出てくる。 「む…娘様……ああ……」 彼女は通称ハー妹、魔王軍四天王の一人ドラゴナスの妻、ハーピーの妹である。 当然、たった今殺害された娘様の事も知っていた。 「魔王様に続いて娘様まで…そう言えば、名簿には嫁様もいたし……悲しむだろうな……」 どこかにいるであろう、見せしめで殺害された魔王の嫁、つまり娘様の母親が、 娘まで死んだと知ったらどうなるのか、無職で所謂ニート状態の彼女でも、流石にそのぐらいは思う。 「…もう一人いましたか」 「えっ」 ハー妹の背後から声が。 振り向くとそこには、立ち去ったと思った先程の、倉沢ほのか。 ハー妹の顔面に冷たい銃口が向けられている。 「あのまま立ち去ったとでも? 気付いていないとでも思っていましたか? 甘いですね」 「お、お願い、見逃して…お願い」 「だ め で す よ」 再び銃声が響き、二人目の死体が出来上がった。 娘様のデイパックからMkII手榴弾三個、工事用ロープの二つ。 ハー妹のデイパックから、日本刀を、ほのかは手に入れ、今度こそその場から立ち去った。 【娘様@VIPツクスレ・もしもシリーズ 死亡確認】 【ハー妹@VIPツクスレ・もしもシリーズ 死亡確認】 【残り 52人】 【早朝/G-3展望台付近】 【倉沢ほのか@自作キャラでバトルロワイアル】 [状態]健康、狂気 [装備]W SウェブリーリボルバーMkVI(4/6) [持物]基本支給品一式、.455ウェブリー弾(12)、MkII手榴弾(3)、工事用ロープ、日本刀 [思考・行動] 基本:皆殺し。北沢樹里は惨たらしく殺す。 [備考] ※本編死亡後からの参戦です。 006:悲劇と憤り 目次順 008:現実見詰める事 GAME START 娘様 死亡 GAME START 倉沢ほのか 015:愛なんてものはバーベキューで食らえ GAME START ハー妹 死亡
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『テニア!無事だったの!!』 通信機から喜びに溢れた声が流れてくる。 会いたくなかった―― できることなら会いたくはなかった―― なのに―― しかし、その思いは現実に裏切られ目の前には喜色を隠そうともしない黒髪の少女が映し出されている。 それに対して赤髪の少女の内心は複雑だ。 こうして生きて再び会えたことは素直にうれしい。見知った顔に会えたという安堵もある。 だけど―― 『よかった……。本当に…無事で…』 会ってしまったからにはいつか自分は彼女を殺さなければならないのだ―― ずっといっしょだった―― 姉妹同然、姉同然ともいえる彼女をこの手で―― 「カティアこそ……」 どうにか返したものの彼女の心は曇ったままだった。 堕ちた少女 ◆ZimMbzaYeY 白い巨人が大地を駆け、その上空を別の巨人と一つの機影が続いていった。 三機はひとまず落ち着いて話し合える場所を探して互いが出会ったE-6を離れ、やがてD-6の岩山に降り立ち、一通り周囲の索敵を行ってからその姿を隠した。 他の二機に先立ってRX-78-2ガンダムから降りていたムサシはコックピットの開かれる音に振り向き、そこから降りてくる少女を見ていた。 黒髪のショートカット、意思の強そうな瞳、外見的にはテニアよりもわずかばかり上だろうか?芯の強そうな娘だった。 「カティア・グリニャールです。はじめまして」 「巴武蔵だ……じゃない、巴武蔵です。グリニャールさん、はじめまして」 若干どぎまぎして答えた様子のムサシを見てカティアはクスリと笑った。 「カティアでいいですよ。それに普段どおりのしゃべり方で」 「いや、何か年上のような気がして……。テニアのほうはそんな感じは受けないんだけどな」 とムサシがぼやいた。 「それでテニアのほうは」と声をかけかけたときハッチが開いて当の本人が降りてくる姿が見えた。 その表情はどこか冴えない。そういえばさっきもそうだったような気がする。 何かあったのだろうか? 「テニア!」 「カティア!」 テニアの表情はカティアを見つけると喜色に彩られ、こちらに駆けてくる。 そして、その顔色はすぐに泣き顔へと変わった。 「カティア……メルアが!メルアが……」 続きは声ならなず嗚咽に取って代わられる。その様子にカティアも顔色を失う。 テニアの肩を掴み、揺さぶり、激しく問いかける。 「テニア、メルアがどしたの?ねぇ?答えて!メルアは?」 が、やはり言葉にならない嗚咽が返ってくるだけだった。 それでもなお強く問い詰めようとして、カティアはムサシに止められた。 「彼女の連れは……」 「待って……私が…話す…」 そして、テニアの代わりに答えようとしたムサシをさえぎり、ようやくテニアはメルアの死を語り始めた。 何が起こってメルアが死ぬことになったのかはムサシも知らなかったようだ。おそらくそれを自分がテニアに聞くのは酷なようで憚られたのだろう。 「そう……。でもテニアが無事でよかった…」 パンッ! 乾いた音が鳴った。一瞬、カティアは何が起こったのかわからなかったが、右の頬が熱かった。ムサシはオロオロしてる……。 それでようやく自分はテニアにぶたれたのだということを理解する。 「無事で……無事でよかったって、何よ!メルアが…メルアが死んだんだよ!!」 「それでもテニアが無事で…」 「やめて!」 涙にぬれた双眸がカティアを睨みつける。 「私は自分が無事でよかったなんて一つも思ってない!思えるはずもない!!カティアはメルアが死んで、でも私が無事でよかったって言うけどそんなわけない!!!」 「違う!私はそんな意味でいったんじゃ…」 「違わない!あんたが言ったのはそういう意味だ!!何が違う!?だいたいあんたはいつもそうだ。いつも真面目で、正論ばっかで、無難に取りまとめようとする。そんなあんたなんかに」 パンッ! 再び乾いた音が響く。頬を打たれたテニアは向き直り、なおもカティアを睨みつける。 「本当に…本当にそう思っているの?私が…メルアが死んでそれでいいって思っている。そう見えるの?それでも私にはあなたが無事でよかったって言うしかないじゃない!」 怒りからか悲しみからかカティアの肩は震えていた。 テニアの瞳から力が失われていくのが見て取れ、「ごめん」と呟くとふたたびテニアはその場に泣き崩れる。 そのテニアをいたわるように軽くなでててからカティアはムサシを促して少し離れていった。 カティアはテニアを残して、ムサシと話を再開した。テニアとの遭遇の話を聞き、彼は私に出会えてよかったと言った。テニアにはきっと必要だからと。 そして、最後に「すまない」とメルアの死に対して謝ってくれた。実際にはメルアが死んだのはテニアとムサシが出会う前、彼に何の落ち度もあるはずはなかった。 そのことはムサシ自身も重々承知だろう。それでもテニアの様子をみると謝らずにはいられなかったのだろうか……。 気丈にも最後まで目に涙を浮かべることなく話を聞き終えた黒髪の少女は、その言葉に深く頭をたれる。 そして、彼女は自分のあらましを話しだした。話せることはあまり多くなかったけど、それでも全てを話した。全てを話すことがムサシの誠意に答える唯一の方法だった。 だから、自分達三人のこと、統夜のこと、ここに飛ばされるまでの経緯、犠牲者となった一人の少女のこと、包み隠さずに全てを話し終えて彼女はぽつりと 「しばらく、テニアと二人だけにしてもらえませんか?」 と口にした。よく見ると顔色が悪い。 気丈に振舞っているように見えても、そこには到底隠し切ることのできない深い悲しみと疲労の色が見え隠れしていた。 黙ってうなずくとムサシはその場を離れ機体に戻る。 一通り大泣きして落ち着いたテニアがカティアに寄り添っていく気配を背後に感じた。 本当はメルアの死を聞いたときから泣きたくて仕方なかったのだろう。それでも今まで耐えていた。その堰がきれ涙が溢れカティアは泣き伏している。 その声を聞き続けるのは辛く、沈痛な面持ちで一人ムサシは周囲の警戒の為に機体を動かし、一言だけ「五時半には戻る」と言い残して、二人から離れた。 たたずむ二体の巨人の足元で、泣きつかれて眠る黒髪の少女を赤髪の少女は見ていた。 黒髪の女の子の名前はカティア・グリニャール、赤髪のほうはフェステニア・ミューズといった。 この二人に故メルア=メルナ=メイアを加えた三人は古い記憶がない。実験体として育ったことに少なからず関係があるのだろう。 ともかく、三人は記憶がなく、記憶に残るかぎりはいつもいっしょだった。 必然として三人の関係は姉妹のようになり、沈着冷静で大人びたカティアを長女とすると次女はお転婆娘のテニア、末子は温和で温厚なメルアといったところだった。 たまにカティアと私は衝突することもあったけどいつもメルアが慌てて止めに入ってきた。 そんな間柄だった。今思えばすごく暖かい場所だった。 「……ごめん」 そんなカティアを私はこれから殺さなくてはならない。 私を信じきっているカティアは寝ている。ムサシは見張りにたってしばらくは戻ってこない。 こんな好機はそうあるものではないのだ。 「でも…カティアが悪いのよ。私から…」 統夜を奪ったから―― だから…殺す―― それは本心ではあっただろうがその一部に過ぎず。その一部を強引に膨らませようと彼女は努力する。 そして、突き動かされるように補給された食料の入っている袋の紐を外し、カティアの首もとのジッパーを開け、その首に紐をかけた。 機体は使えない。機体が動くと周囲の警戒にあたっているムサシにばれるだろう。だからあえて絞殺を選んだ。 あとはその手に力を込めるだけだった。 こいつは私から統夜を奪った―― だから、憎い―― だから殺す――― 殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す………――― ―――無理だ。殺せるわけがない―― ずっといっしょだったんだ―― この顔がいつでも私たちを見ていてくれたんだ―― ――止めよう いつか自分が手にかけずとも彼女が死んでくれることを願いつつ、テニアは殺害を断念する。 「……テニア?」 しかし、運命は彼女を裏切った。 見つかった―― 見られてしまった―― もう……引き返せない―― それはおそらく小さい子供が悪戯やちょっとした失敗を親から隠すような、いい大人が自分の非が人目につくのが怖くてとっさに遠ざけるような、そういった衝動だった。 そして、彼女がかつて戦争の中にいたこと、自分の意思で人を一人殺したこと、そういったものが心の箍をはずしていたのも一役かっていたのかもしれない。 ともかく、不意に声をかけられて怯えたテニアはそういった衝動に駆られ、握り締めた紐に力を込めたのだ。 人の気配に重い瞼をあげると、そこにテニアを見た気がした。 ぼんやりした意識の中で付き添ってくれていたらしい少女に声をかけて、唐突に息苦しさを覚える。 カティアは顔をしかめて耐えようとしたが、すぐにそれは耐えようのない苦しみに変わった。息ができないのだ。 反射的に手が首にかけられた何かに触れる。 異質な何かがそこにあり、それが今自分を苦しめていると直感的に感じた。必死になってそれを取り除こうとする。 しかし、それは掴もうにも首に食い込んでうまく指がかからない。 彼女は見開いた目で目の前の少女に助けをもとめた。 テニア、テニア、助けて! 苦しいの。息ができないのよ。 首に、首に何か巻きついてるの… お願い、お願いだからこれをとってよ!! しかし、その助けは言葉にならず口が虚しく動いただけに留まった。それでも彼女は必死に目で目の前の少女に訴え続ける。 指はどうにか縄を捉えようとあがき首の皮を引き裂く。 視界の先で赤毛の少女も涙を流し顔はぐしゃぐしゃに崩れていた。 不意に少女と目が合い、慌てて目の前の彼女は俯き目をそむけた。 その動作にカティアは全てを理解した。 何故?どうしてあなたが? 姉妹同然に育ってきた。お転婆な妹のように思ってた。 今までずっと一緒だった。 メルアが殺されたと言って心の底から泣いていた。 そんなあなたが……どうして? カティアの顔は絶望に染まり、疑問が胸を突いてくる。涙で視界が滲んだ。 その滲んだ視界さえも徐々に、しかし確実に狭まっていく。 口から泡が吹きで、陸にうちあげられた魚同然に口が意味もなく動き、酸素を欲する。 指はなおも首を掻き毟り続け、傷の上に傷をつけ、鮮血は指を伝って滴り落ちる。 やがて視界は完全に閉ざされ、他の五感も後に続いてぼやけていった。 激しい苦痛の中、最後に残った聴覚で彼女は涙にかすれたテニアの声を聞いた気がした。 「ごめん…なさい……」 そう。あなたは怖かったのね―― 自分が道を踏み外していることが―― そのことがばれることが―― 既に意識と共に薄れ始めた苦痛の中、見えなくなった目でテニアを見つめ、手を伸ばし彼女の頭をなでた。 テニアが脅えたように震えた様子が淡い感覚の中で奇跡的に伝わってきた。 だったら私にできることは一つしかない―― 三人の長女役として生きてきた私があなたに最後にしてあげられるのは―― 泡のついた口元が優しく動きテニアに語り掛けようとするが、もはやそこからはうめき声すらも発することはかなわなかった。 しかたなく、最後の力を振り絞りうつむきおびえるテニアの顔をこちらに向けると苦悶の表情を押さえ込んで微笑みかけた。 やがて手はテニアの頬を滑り力なく落ちていった。 最後に優しく微笑んで彼女の手は力なく滑り落ちていった。 怖ろしくて、とても怖ろしくて、テニアは動くことも縄にこめた力を抜くとこもできなかった。 どれほどの間そうしていたのだろうか、ふと手に残った感触を感じて彼女は怖気だつ。 違う―― 私はこんなことをしたかったんじゃない!―― 確かに殺そうと思った―― でも、自分の手で殺したかったわけじゃない―― 殺したくて殺したんでもない―― 「しかたなかったんだ!!!!」 そう。しかたなかったんだ―― 私たちがこのゲームに巻き込まれてしまったから―― 言い逃れようもない場面を見られてしまったから―― 統夜が―― 統夜がカティアを選んでしまったから―― どれほど言い訳を重ねても手遅れなのは分かっていた。 言い訳を一つするごとに自分が惨めになっていく気がした。 (言い訳は…よそう……) そう思っても、それでも彼女は言い訳を重ねずにはいられなかった。 瞼に焼きついた彼女の顔が、くびり殺した感触が責め立ててくる。自分はきっとこんなにも簡単に殺してしまった彼女の最後を忘れることはできないだろう……。 そう。簡単に殺してしまった―― 本当に簡単に――― いともたやすく――― ・ ・ ・ なんだ、少しも難しくないじゃない――― 人を殺すなんて簡単だ――― 少女は暗い闇の中、ただひたすらにまっすぐとより暗いところへと堕ちていっていた。 堕ちていくことはその場に踏みとどまるとこよりも恐ろしいほど簡単で楽だった。 そして、彼女の心は狂気の狭間へと逃げ込むことを選び、心の箍がまた一つはずれる。 「な~んだ、飽きれるほど簡単なことだったじゃない」 そこにはもういつもの彼女はいなかった。 「フフ……ハハハ………あんなに思い悩んでて馬鹿みたい」 冷笑がもれる。 あれほど思い悩んだ相手でさえ、あきれるほど簡単に自分は殺してみせたのだ。 この先、統夜以外の者なら心動かされずに自分は殺して見せることができるだろう。 姉同然とも言える者をその手で殺せたのだ、できない道理はどこにもない。 暗く虚ろな光をたたえた瞳を揺らして赤毛の少女は起き上がり、血糊を拭き、カティアの服装を手直ししていく。首の絞殺の跡と傷跡はそれで隠すことができた。 淡いぬくもりが伝わってきたがそれに心乱されることはもうなかった。 さあ、これから忙しくなる。ムサシは騙し続けなければいけないし、参加者はまだ多い。 突然の発作でカティアが死んだと涙ながらに言ったら、あの唐変木は信じてくれるだろうか? もともと怪しい研究室の実験体だった自分達だ。発作の一つや二つあっても不自然ではないだろう。そして、泣き叫んでカティアには指一本触れさせない。 そうすれば絞殺の跡は見つからないはずだ。 あのお人好しの唐変木はボロボロになるまで利用して、利用しつくして捨ててやる。 そのために色々と考えなければならないこともある。時刻は17時をすでに回っている。もういくらもしないうちにムサシは戻ってくるだろう。 こんなところでゆっくりしている時間は自分にはないのだ。 カティアの顔を拭ってやり、最後にその瞳を覗き込むとゆっくりと目を閉じてやった。 堕ちていった先――狂気の狭間は意外にも静かだった。 ここにいるかぎり彼女の心に波紋を及ぼすものはなにもないように思えた。 それがたとえ姉の死に顔であろうとも……。 彼女はこの先気づくだろうか?カティアがいまわの際に統夜にでもメルアにでもなく彼女に残した言葉を、最後の微笑みに託された言葉の意味を――― ごめんなさい。いっしょにいてあげられなくて――― テニア、あなたは生きのびて――― 【カティア・グリニャール 搭乗機体:VF22S・Sボーゲル2F(マクロス7) パイロット状況:死亡(窒息死) 機体状況:良好 現在位置:D-6岩山の麓 備考:死体の損傷は首の絞殺跡と傷跡のみ】 【フェステニア・ミューズ 搭乗機体:ベルゲルミル(ウルズ機)(バンプレストオリジナル) パイロット状況:非常に不安定 機体状況:良好 現在位置:D-6岩山の麓 第一行動方針:カティアの殺害をごまかす 第二行動方針:とりあえずムサシについていく 第三行動方針:参加者の殺害 最終行動方針:優勝 備考:嘘泣きはしてません 武蔵もいずれ殺す気でいます】 【巴武蔵 搭乗機体:RX-78ガンダム(機動戦士ガンダム) パイロット状態:良好 女の子の涙は苦手だ 機体状況:良好 オプションとしてハイパーハンマーを装備 現在位置:D-6岩山山頂 第一行動方針:とりあえず声の聞こえないあたりで周囲を警戒 第二行動方針:17時半ぐらいに二人のところに戻る 第三行動方針:統夜を探し協力してもらう 第四行動方針:無敵戦艦ダイ打倒の為に信頼できる仲間を集める 最終行動方針:主催者を倒しゲームを止める 備考:テニアのことはほとんど警戒していません】 【残り46人】 【初日 17 10】 BACK NEXT 『歌』に振り回される人達 投下順 それぞれの立場 それぞれの道 彼らの乗機は強力です 時系列順 『歌』に振り回される人達 BACK 登場キャラ NEXT 追悼 カティア 核ミサイルより強い武器 テニア テニア日誌 核ミサイルより強い武器 ムサシ テニア日誌
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いであのしょうじょ【登録タグ REO VOCALOID い 初音ミク 曲】 作詞:REO 作曲:REO 編曲:REO 唄:初音ミク 曲紹介 ―――理想と現実の少年と少女――― REO氏のボカロオリジナル6作目。 歌詞 遠く 遠く夢の中にいた 理想の少女は微笑んで 伸ばした手に触れられないまま 夢から覚めてゆくのでした 思い 嘆く若い過ちを 償う少年はただ一つ 絡める指に寒さを覚え 想像の中に溺れていた 現実から解き放たれた少女は 虚空だけを見つめ泣き叫ぶけど この僕には届かない ☆悲しいほど君が好きなんだ 他に何もなくていい 苦しい現実よりは 幸せを掴めるから 君の目を見つめるためだけに 全てを捨ててきただから 私に愛をください 偽りのデータでもいいから 甘い 香りに惑わされて 地獄に落ちる蝶の様に 君を 罠にかけて狂わせて 奴隷にさせるが恋模様 妄想に偽りを抱く少年は 声を枯らし歌を歌うけど 向こうの私は動かない 夢見ていた妄想世界に 手のひらの思いを寄せて 涙は流せないから あなただけが泣いている 一人だけの部屋に閉じこもり 少年はただうつむいて プログラムだけが動かす 少女は人形の様でした 白い 白い箱の中身はね あべこべな矛盾の世界 繋がれた少女を見つめても 彼女は空を見上げるだけ 欲に 狩られ全てを捨てて 現実から見放されて それでもいい ただこの少女を 愛する事ができたなら ☆繰り返し 二人 笑い 手を取り合って イデアの少女にキスをする 美しさを描く少年は 世界に溺れゆくのでした コメント なんか、禁断な恋ってかんじで好きだな。 -- dig (2011-02-03 10 29 09) 中毒になったかもしれぬ^p^ -- ケロケロ (2011-02-08 18 47 04) JOY配信してほしいな -- 名無しさん (2011-08-14 15 38 52) 絵が可愛い! この曲大好きになった♪ -- 名無しさん (2011-08-14 17 10 54) ボカロ曲で一番好き -- 名無しさん (2011-08-17 14 15 23) 名前 コメント
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屍の少女達 売られ貪され犯され使い捨て 穢され嬲られ壊され狂え それでも輝く少女らよ、聖なるかな! 名前 プレイヤー ポジション クラス サブクラス フレーバー ア行 エリー・アンドロメダ エリプス アリス ロマネスク ロマネスク 大丈夫。怖くないよ。(抱きしめながら) 円珠輪(エンジュリン) しぽりん ジャンク ロマネスク ステーシー せっかくですから、楽しみましょう 汚悦(オ=エツ) カジワラ ジャンク ゴシック ゴシック ぶってッ!縛ってッ!!そうッッ! 罵 る よ う に ッ ! ! カ行 サ行 タ行 ツェリスカ・プファイファー ゾンビ ソロリティ レクイエム レクイエム その腐った脳漿撒き散らしてさしあげます! ナ行 ハ行 ハグルマ ゆりおん オートマトン ロマネスク バロック バカスカパイルバンカー打たないでくれる?顎に響くじゃないの!BYアナカン パメラ・デ・アンダ・コロナード ベル ジャンク バロック ロマネスク がうー!がうがう! ベラドンナ・アカンサス くらすて コート ロマネスク ゴシック こんな戦い、早く終りにしましょう 宝生アリカ BD ホリック タナトス タナトス 『再殺』する…私たちを弄んだひとたち全て… マ行 マキナ・プファイファー 三沢 コート ロマネスク レクイエム また、ひとつ……終わりが来る ミランダ・イシカワ 渦巻主任 オートマトン ステイシー ステイシー 私はどうなってでも、姉妹を護る… メアリ・C・クレスト てとらぽっど アリス レクイエム ステイシー 皆が居れば、きっと大丈夫… ヤ行 ラ行 ワ行 英数字 No.773(ナナミ) tatumaru ホリック バロック ゴシック 敵はおいしい、ともだちも……ちょっとおいしい
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魔法少女ヴィルるん☆ミ 作者:前1 私ミーナ。ついこの間まで普通の女の子だったんだけど… ある日、道に倒れてたわんちゃんを助けたの。 そしたらねそのわんちゃん、悪い人に追われてたんだって! これが私の運命の出会い 私は今、魔法少女やってるの!☆ミ 魔女っ娘ヴィルルン始まります! 172 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/24(日) 03 55 49.52 ID HGtPoUaDO ヴィルルンキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!! 173 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/24(日) 04 01 14.63 ID JSCZpX72O タッタッタッタ ミーナ「あ~ん遅刻遅刻ぅ~」 使い魔「そんなに急いでると危ないよ?」 ミーナ「あなたが起こしてくれなかったから急いでるのよ!」 使い魔「起こしたのに起きなかったんだよ…」 ミーナ「キャッ!」 ドンッ! 使い魔「ミーナ!」 ミーナ「いたたたたぁ~」 ???「大丈夫?ケガはない?」 ミーナ「もう!どこみ」 ミーナ「はっ!///」 ミーナ(憧れの俺先輩!///) ミーナ「だ、大丈夫です///」 俺「立てる?」スッ ミーナ(俺先輩が手を!?) ミーナ「はい///」 ギュ 俺「よっ」 ヒョイ ミーナ(私俺先輩の手を握っちゃってる///) 俺「ごめんね。じゃ俺はこれで」 タッタッタ ミーナ「はい///」 ミーナ(これはもしかして運命の出会い!) ミーナ(二人は運命の赤い糸で結ばれているのね!) ミーナ(キャ♪///もう私ったら何考えちゃってるの///) 使い魔「おーいミーナー」 使い魔「おーい」 ミーナ「ハッ!」 ミーナ「いけない遅刻しちゃうわ」 タッタッタッタ ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーー ーーーーーー ―学校― バァン! ミーナ「はぁはぁ…まにあった…」 坂本「遅刻だ馬鹿者!」 ミーナ「ごめんなさい先生…」 坂本「はやく席に着け」 ミーナ「はぁーい」 ガタッ エーリカ「おはよう。朝から災難だね」 ミーナ「そうでもないわよ」 エーリカ「え?どうして?」 ミーナ「教えてほしい?」 エーリカ「うんうん!」 坂本「こら!そこ!」 エーリカ「すいませーん」 ―休み時間― エーリカ「ねえ、さっきの話の続き!」 ミーナ「え~どうしよっかな~」 エーリカ「気になるよ~」 ???「ミーナ!今日も遅刻だな」 ミーナ「わざとじゃないわトゥルーデ」 ゲルト「こう毎日遅刻じゃ信じられないぞ!」 ???「そんなに怒るなよ委員長」 ゲルト「イェーガーお前は黙っていろ!」 シャーリー「おーこわい」 エーリカ「はやくつーづーきー」 ミーナ「今朝ね俺先輩とぶつかったの///」 エーリカ「えーっ!」 ゲルト「なに!」 シャーリー「俺先輩ってあの俺先輩か!?」 シャーリー「この学校の女子人気No.1の!」 ミーナ「そうよ///」 ミーナ「手も握っちゃったわ」 エーリカ「いいなー」 ゲルト「羨ましい…」 ミーナ「これが運命の出会いかしら///」 シャーリー「俺先輩を狙ってるのはミーナだけじゃないんだぞ」 エーリカ「そーだよ!」 ゲルト「抜け駆けはゆるさん!」 ウルスラ「でも俺先輩、坂本先生と付き合ってるらしいですよ」 エーリカ「ウルスラいつの間に!」 ゲルト「そんなことより今のは本当なのか!?」 ウルスラ「あくまでも噂です」 ミーナ「あり得ないわ。年が離れてるもの」 ウルスラ「分かりませんよ?OGのビショップ先輩の例もありますし」 シャーリー「なら確かめないか?」 ゲルト「そうしよう!」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーー ーーーーーー ―放課後― シャーリー「よし、行こうぜ」 エーリカ「おーっ!」 ゲルト「せ、先生に直接聞きにいくのか?」 ミーナ「え、先輩の所に行くんじゃないの?」 シャーリー「違う違う、先生をつけるんだよ」 エーリカ「何でもいいから早く行こうよー」 ミーナ「先生いつ帰るの?」 シャーリー「それはしりません」 エーリカ「えー」 ゲルト「先生が仕事終わるまで待つのか?」 ミーナ「なら先輩の方に行きましょう」 シャーリー「それはちょっと///」 ゲルト「あ、ああ///」 エーリカ「恥ずかしいよぉ///」 ミーナ「わ、私だってドキドキするわよ!///」 ミーナ「でも、先輩と先生の関係を確認する方が大事よ!」 エーリカ「あ!先輩だ!」 他「え!?」 ゲルト「学校からでるぞ!」 シャーリー「つけるぞ!」 タッタッタッタ ミーナ「あ、待ってよ」 タッタッ 使い魔「ミーナ!」 使い魔「ねえ、ミーナたら!」 ミーナ「うるさいわね!今それ所じゃ」 使い魔「ミーナ!奴らの反応が!」 ミーナ「え!」 ミーナ「あーもう!何でこんなときにぃ!」 ミーナ「しょうがない、行くわよ」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ―物陰― エーリカ「うわあ近くで見るとやっぱりカッコいい///」 ゲルト「ああ///」 シャーリー「わたしのものにならないかなぁ///」 ゲルト「ふざけるな!」 シャーリー「おい!うるさいぞ」 エーリカ「しーっ」 シャーリー「すまん…」 ゲルト「そもそもなんでコソコソしているんだ?」 ゲルト「誰か先輩に聞きに行ってこい」 シャーリー「じゃあお前が行け」 ゲルト「ふ、ふざけるな///ここから見ているだけで精一杯だ!」 シャーリー「わたしもだ!」 エーリカ「あ!」 ゲルト「どうした?」 エーリカ「2人が騒いでる間に見失っちゃったよ…」 シャーリー「お前のせいだぞバルクホルン」 ゲルト「なんだと!」 エーリカ「いい加減にしなよ…」 エーリカ「ね、ミーナ」 エーリカ「あれ?ミーナは?」 エーリカ「ま、いっか」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ミーナ「この辺りかしら?」 使い魔「うん!」 ミーナ「変身よ!」 ミーナ「セーットアーップ!」 ピカァ ~♪~♪~♪ ヒョコ パァン♪☆ パァン♪☆ パァン♪☆ キラッ☆ミ ミーナ「はじける笑顔はとってもキュート☆ミ」 ミーナ「プリティウィッチ魔女っ娘ミーナちゃん見参!」キラッ ミーナ「見つけたわ!」 ミーナ「あなた達!」 敵1「むっ!お前は!」 敵2「でたな魔女っ娘ミーナ!」 ミーナ「観念なさい!」 敵1「お前ごときに殺られるか!」 敵2「いくぜ!」 使い魔「ミーナ!来るよ」 ミーナ「ええ!」 敵1「しねえええ」 ミーナ「ふん!」 サッ スカッ 敵1「ちっ」 ミーナ「そんな攻撃くらわないわ!」 敵2「俺もいるんだぜ」 ミーナ「うしろ!?」 ドガッ ミーナ「きゃあ!」 ドガアアアアアン 敵2「ちょろいな」 敵1「よくやった」 ミーナ「ぐっ…」ハァハァ 使い魔「ミーナ大丈夫!?」 ミーナ「今までの敵より強いわ…」 敵1「さて」 敵2「そろそろ止めだ」 ミーナ「このままじゃやられる…」 ミーナ「あれを出して!」 使い魔「うん!」 敵1「今さら何をやっても遅い」 敵2「さあ死ね!」 ミーナ「呪文詠唱中」 ピカッ ミーナ「覚悟なさい!」 チャキ ミーナ「鉄の雨!マジカルブレッドシャワー!」 ズダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ 敵2「ぐわぁあああああ」 ドカーン! 448 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/25(月) 01 52 13.85 ID EtJiGYMzP 身も蓋もねぇwww 449 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/25(月) 01 53 42.11 ID Kj0tpmSxP 血煙に沈むな…… 450 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/25(月) 01 55 33.25 ID h9xAflIGO 敵1「敵2ー!」 ミーナ「次はあなたの番よ」 ミーナ「この魔法の杖MG42で蜂の巣になりなさい!」 敵1「ま、待ってくれ!」 敵1「俺が悪かった!許してくれ」 ミーナ「えっ?」 敵1「もう悪さしないから」 ミーナ「本当ね?」 敵1「ああ!」 ミーナ「…わかったわ」 敵1「!」 ミーナ「じゃあ私は帰るわ」クルッ 敵1「ありがとう…」ニヤリ 敵1「背中を向けてくれてな!」 ミーナ「!?」 敵1「もらったぁ!」 ズガッ 使い魔「ミーナ!」 ドサッ 敵1「な…に…」 ドカーン ミーナ「何が起こったの!?」 ???「敵に背を向けるとわな」 ミーナ「誰!」 ???「こいつらの魔石は貰っていく」 使い魔「あ!魔石が!」 ???「じゃあな」スッ ミーナ「待って!」 使い魔「消えちゃった…」 ミーナ「どうしよう魔石が…」 使い魔「ミーナのせいじゃないよ。でも誰だったんだろう?」 使い魔「僕達以外にも魔石を集めてる人が居たなんて…」 ミーナ(あの声何処かで…) ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーー ???「戻りました」 坂本「遅かったな。魔石は手に入ったのか?俺」 俺「ええ」スッ 坂本「よくやった。今日はもう休め」 俺「わかりました。失礼します」サッ 俺(あの魔女…どこかで…) 俺(気のせいか) おわり 感想などどうぞ ヴィルるんは終わらんよ! 何故なら魔法少女こそ男達の夢だからだっ! (2011-02-16 22 26 48) 僕と契約して魔法少女に(ry (2011-02-17 07 04 28) コメント
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オリジナル ひひひ…3か月もしたら脳にも女性ホルモンがまわっちまうじゃろ。そしたら本格的に女になるんじゃウッシッシ。ネズミのオスとメスをくっつけて1匹にしてもオスのほうが女性化するのは現代医学じゃジョーシキだもんね。 ↑この手術 わりと カンタン なのです じっさいに あちこちの研究所でやっています. ――姉さん、一大事です。僕のジョニーが……何て言うか……その……つまり……すごく…大人しいです…。 「ん~……このスカート、ちっとこ丈さ短いかなあ? シオンちゃん、意外と大胆なんだ」 「ツまり紫苑弐式は無敵鋼人なのデスとイウことデよろシイでアリマスか? 参式でアレば万丈もとイ万全でシタが」 「殿、御自愛を! TPOをわきまえて下さりませ!」 一級魔法少女・神谷ヒカルこと八神あかりとの決闘騒ぎですったもんだしてから二夜が明けた。そして僕と同じく傷ついた身体を癒すあかりとその相棒が、まあ、色々あって我が小汚いワンルームに寝泊まりしているのでありました。 地球は本当に狭い場所なのか? 宇宙の暮らしで窒息しそうな私には、そうは思えない。半端ない密度と男所帯で育った無防備な女子高生が頻発させるヤングコミック誌じみたエロスなハプニングの数々にも……私の愛息は静かなるドンの姿勢を貫いています。正直、不安になってきた。 ……あれから二日。未だに身体が半端に女性化したまま元に戻らず、それが大脳に影響しているのか一つ屋根の下に暮らす女子高生にも邪な欲情を微塵にも感じていない状態なわけで。これは……満24歳の健全な成人男子として正しい姿ではないのです……。 僕の目の前でシオンの私服に着替えるあかりの無警戒な白い肌と白い下着を明鏡止水の境地でぼんやり眺めていると、案の定こけしにべしっと頭をはたかれた。同時に八神ひなのこと聖妖精ファウルイスオーデイーティムアトゥーンイグノーブルヒィナが、その主を僕の視界の外に押しやる。 「貴様と言う下郎は……!」 「今のは不可抗力でしょ! 超自然に脱ぎ出されて俺も不謹慎だけどきれいで焦るよって話っス!」 「まんじりと見ておったぞ!」 「くっ……事実は事実スけど、リアル女子高生の俺に対する好感度を下げる発言は勘弁して下さい」 「……安心せい、貴様は既に数々の地雷発言を繰り返しておるからのう」 自覚はね、あるんですよ。ええ。ニ日前ですよね。例の一件で身動き取れなくなって、あかりに家に送ってもらったんですよ。お姫様抱っこで。彼女も肋骨が折れてるのに……と言うか、明らかに折ったのは僕です。ごめんなさいマイファーザー。 で、しばらく適当な場所に野宿して傷を癒すつもりだという彼女に言っちゃったの。「ゲホッ。前に動物園で見たトラみたいなにおいがするよ」「うう、猛獣のにおい……」的なこと。本当、空気読めてないですよね。感謝の気持ちも台無しならあかりの女心もズタズタですよ。 そんな経緯で、入浴させ、シオンの私服に着替えさせ、一泊させ、翌日あり得ない異臭を放つセーラー服をクリーニングに出させて二泊目に突入し現在に至るというわけだ。その間、先に述べた通りに様々な嬉し恥ずかしサービスシーンに立ち会うも、女性ホルモン(省略)僕は紳士でした。 「……身体の方は、まだ痛むのか?」 「まあ、全く痛くないとは言わないですけどね。大分よくなってますよ、御蔭様で」 細くなった腰に無理矢理ベルトで締めつけたダボダボなズボンの中でずり落ちそうな下着の感触に辟易しつつ、布団を押し入れにぶち込む。治りきっていない身体の節々がずきっと痛み、否が応にも今はこのユニセックスなもやしっ子BODYが自分自身なのだという実感を突きつけた。 いつぞや泥酔した三重野を連れて来た際に詰め込んだ私物の中から安物のサングラスを取り出し、試しに掛けてみるとフレームが大き過ぎてブカブカだ。まあ、これは偏に女性化云々より本来の僕の顔がデカいだけか。アイツはアイツは顔でかーい。はちまきまけないとどかなーい。 「――やっぱり弥彦は強すぎだと思うなあ。見取り稽古も大事ではあるけど」 「真っ当な学校教育を受けておらぬフェニックスの兄上15歳の博識ぶりに比べればマシじゃと思うぞ」 「『燕翼いずくんぞ鴻鵠の志を知らんとはまさにこのことだ』」 「『億か兆か…いや…京の距離をもこえてとべば充分だろう…』『きみは、はるか那由他の位までにげたつもりがたったこれだけの距離にすぎなかったということだ』じゃな」 「なゆ……た……。それはきっと……普通の女子高生にはわからないトリビアのはずだよね……」 「……遠い目をするな。あれか? ゆとり教育の弊害なのか?」 賢いんだか頭悪いんだかわからない会話を続けるこけしとあかりを横目に、和室とキッチンとを塞ぐ形になっていた押し入れの襖を閉める。……先生、僕も那由他わかりません。ゆとり教育世代よりは上のはずなんですが。兆の次が京で……京で……京で……燃えたろ? 「はう……待って! わかってるんだよ! ボクも習った記憶はあるの! 可哀想な人を見る目で見ないで!」 「そちは脳までも筋肉でできておるなぞとは誰も言うておらぬぞ」 「すごいこと言った! ひどいよ、悪魔だよ! ……一番大きいのは……えっと……無限大数?」 「……殿。無量大数にございまするぞ。そこから降順に、不可思議、那由他と相成りまする」 と、キッチンにいたヒィナがさり気ない教養で――知らされたのは昨日だが――妖精界の王族という肩書を彷彿とさせつつ、朝食の載ったお盆を両手に畳を踏んだ。味噌の香りが鼻腔をくすぐる。充電を終えたシオンが一昨夜から炊事を担当しているのだが、これがまた――。 「笑えるほど実家の味なんだよな、この味噌汁……」 「紫苑にハ、お嬢様に料理ヲ学んダ壱式の魂が宿っテいマスからイツでもお嫁にイケるのデス!」 えへんと平坦な胸を張るシオンの本気とも冗談ともつかぬセリフに曖昧な表情を浮かべ、こけしが「お嬢様とやらは、おふくろの味というのに忠実じゃよな」と返した。お嬢様とはつまり、シオンの故郷である平行世界に生まれた僕の姉さん(世紀末救世主)なわけだが。 鍋で炊いた米飯を茶碗によそうシオンの横を通り抜け、バスルームの鏡に顔を映す。小顔の細い輪郭の上に載った、全体的に小作りではあるが僕本来のそれの特徴を残すパーツの一つ一つに、件の姉さんはこんな顔をしているのかと想像を膨らませてみたが……不毛だ。実に。 こけしが発した「おふくろの味」という響きに、思うところがあるのかなと折り畳み式の食卓を囲む少女達を見やる。幼い頃に母を亡くし、男手一つで年の離れた長兄を母親代わりに育った八神あかり。家出同然に実家を飛び出した聖妖精ヒィナ。そして――僕の相棒の風妖精。 彼女は彼女で、僕が気絶していた短い時間にも色々あったらしい。寝たきりでやり過ごした――僕と同じく怪我人のはずのあかりは、シオンの案内でヒィナと共にあちこち歩き回っていたのだが――昨日の一日で、全てを語ってくれたわけではないんだろうが。 「……わらわも調理の手習いなぞしてみようかのう」 シオンが作った甘い卵焼きを箸で一口大に刻みながら、こけしがぼそっと呟く。状況からしてシオンにお願いしてるんだなと聞き流すと、どうやら僕に向けての発言だったらしく緑の瞳が不機嫌そうにこちらを見据えていた。 「あー……ま、いいんじゃないですか? シオンちゃんさえよければ」 「紫苑ハOKデスよ」 「うむ。よろしくお願いするのじゃ」 こけしが人間大の身体になってるのは僕が重傷でへたばってるとき限定だ。寝たきりの僕に付き添い家に引き籠っているのも暇だったろうし、シオンが教えるというなら丁度いいと言えば丁度いい申し出ではあった。 「シオンちゃんのレシピ、荻野家の味をリアルに再現しすぎて若干独特なとこありますけどね」 「貴様は己が身を育んだ家庭の料理を好まぬのか?」 「んなこたないス」 「なら結構じゃ、マサキに食べてもらう料理じゃからの。……いや、そのな、シオンがの、物を食わぬ体質だから、じゃぞ。その、あれじゃ。味を見てもらって、感想をもらわぬと、じょ、上達せぬものじゃろう?」 「頼まれなくても食べますよ、どうせ食材は俺の金で買うんスから」 光妖精ナナルリエ。例の一件で知り合った――野次馬の一人だと聞いた――二級魔法少女・茅ヶ崎まゆらこと千秋早苗の相棒の顔を思い出そうとし、こけしの赤らんだ顔を見詰める。母親違いの姉妹とかいう微妙にショッキングなプロフィールからすれば、少しは似ているんだろうが。 ――まあ、昨日こけしが僕に打ち明けた話ってのがこれだ。彼女も異母妹ナナルリエに聞かされるまで知らなかったという複雑な家庭事情。要約すると、死んだと思っていた父親が実は生きていて、こいつがまた方々で若い女を孕ませまくっているヤリチンの風来坊らしい。 単純に「お父上様が生きておられるのならお会いしたいのじゃ!」と想いを募らせるには超ビミョ~な父親像に、本人もこれをどう受け止めていいのかわからず行き場のない感情がもやもやしているようで、ここ数日の彼女はぼんやり物想いに耽りがちだった。 そういう時は、何でもいいから行動に移るのが一番なのだというのが数ヶ月を無為に過ごした僕の経験則。何もすることがない状況ってのは、人を否が応にも哲学者にしてクヨクヨ考えても仕方ないことばかり頭の中でループさせるんだ、これが。自然と発想もネガティブになるし。 だから、こけしにやりたいことができたのはいいことだ。いいじゃあないか………。すごく……ベリッシモ(とても)……いい展開だ。ついでに僕の身体が早急に完治するなら、もっと君は最高にディ・モールト(非常に)いいんだがなああ。 「ふフん、紫苑弐式の修行ハ厳しイですヨ。鬼教師風に言い直セば『びびんなよ、妖精さん!』とイウことでアリマス。――――ついて来れるか」 「望むところだと言わせてもらおう」 不思議な盛り上がりを見せる二人に苦笑し、あかりが「ごちそうさま」と言いつつ米飯をかっこむ矛盾したパフォーマンスを披露する。ヒィナがやけに複雑な表情を浮かべ、一拍の間を置いてから「然様にございますな」と返した。 「……それもまた、絆にございますれば」 ――父方の祖母が作る鶏の唐揚げとコロッケが大好物。お嬢様こと荻野真咲の気持ち悪いくらい僕と共通するプロフィールを指折り挙げては「御主人様もデスか?」と尋ねるシオンに、苦笑を浮かべ「イエス!アマゾネス!!」と頷く問答が続く。アタシたち にてる みたいな。 育ってきた環境が同じだから好き嫌いはイナメナイ。夏がだめだったりソフトクリーム(イチゴ味)が好きだったりするのね。料理好きな父の蔵書であるクッキングパパと美味しんぼが愛読書というのも共通項だが、姉さん……それって27歳の女子としてどうなのよ? 「……まあ、つくづく高カロリーな食い物が好きなのね、お互いに」 「お嬢様ハ食べテも太らナイ体質ダと豪語シていたモのでアリマス」 「ああ、そこんとこは違うんだ。……俺はそろそろ中年太りが気になってるからなあ」 ウィッシュ、ウィッシュ、ウィッシュ! 欲張りに、世界中のフライド・チキン食べてもいいけど。自分……超太りやすい体質ですから。森の中で闘った時、奴の足元を見たカ? かなり陥没してただろウ。あんなナリでハンパじゃない体重をしてるって事ダ。気をつけロ。 バスルームの前に置いた体重計に乗ると、デジタル表示の赤い文字が67kgを示す。食っちゃ寝で二日を過ごしただけで3kg増というごらんの有様だよ! 剣菱悠理とかの少女マンガのキャラみたいなチート設定の姉さんに引き換え、どんだけ栄養の吸収効率がいい体質なんだ僕は。 「つまるところ、同じオギノマサキでも光一と剛くらいに差があるわけですよ。主に、体脂肪率的な意味で」 「どちらに転んでもおこがましい喩えを持ち出しおった!」 「俺も剛君みたく初恋の人はリン・ミンメイって言える程度にオープンな性格だったら暗い青春を過ごさずに済んだと思うの……」 「それはそれでどうかと思うがのう」 「ですよねー」 僕たちは あの真っ赤な夕陽が大好きだ! 体育の時やグループわけの時の微妙な疎外感が大好きだ!! 話し相手もいなくてもてあます休み時間が大好きだ!!! そんな自分が大好きだ!!! 8月3日 5日はハミ子の日! 「……家庭科の授業で初めて作ったの、確かカレーだったと思うんスよね。米も鍋で炊いて。はじめチョロチョロ中パッパってさ」 「無難デすネ」 今にして思えばよく考えられてたカリキュラムだったんだなあって感じだ。日本の食の基盤である米飯の炊き方から、包丁の取り扱いに焼く煮る調理と幅広く基本を押さえてて。風属性の妖精様のファーストステップとしても妥当なチョイスなんじゃなかろうかと思うわけです。 「異論はないが……家庭科の授業を受けたのか? 貴様が? おのこじゃのに??」 「は?」 「リア殿の疑問は至極尤も。拙者も男子は技術、女子は家庭科が人間界の学校教育であると聞き及んでおりまする」 「……えーと……情報古くない? 妙な事には詳しい割に」 COOKO.184 簡単でうまいっ 我が家のカレー第2弾 荻野流スープっぽいカレー 家族のためにとうちゃんが作ってくれてボクもさびしくなると何度も作ってみたカレーなんだ。ショウユとウスターソースとケチャップで煮こむから、汁っぽくても具に味が染みてておいしいよっ!! ①材料 牛サイコロ肉(安い肉を柔らかく煮るとよい) ※ニンジン ジャガイモ タマネギ etc…… 米 ニンニク 市販のカレールウ ショウユ ウスターソース ケチャップ 要するにテキトーに何でもぶち込めばよろし ②米を炊いておく ③野菜を大ざっぱに切る ④肉・野菜を入れる ⑤ショウユ・ウスターソース・ケチャップを加える ⑥鍋を火にかけ煮物を作る要領で2時間煮込む ⑦カレールウを入れて30分ほど煮込み ⑧ごはんにかけてできあがり うまいぞっ!! 肉は豚やトリにかえても、またはハムやソーセージに替えてもよし。ちまちまやらずに大胆に作ろうぜっ。※カラくちのカレーが少なくなったとおなげきの貴兄に!! 他の鍋に小分けしてトンガラシ2 3本も輪切りにして投げこめば、大人用カラくちカレーのできあがり。 「お嬢様ノお母様ト妹様が、さっぱりシた汁っポいカレーがお好きナのデスよネ」 「……妹とかいんの、シオンちゃんの側の荻野家は」 和室で着替えるこけしを待ちがてら、押し入れの襖により閉鎖されたキッチンで二人、僕らは例の平行世界ネタで語り合ったのだった――と文章に起こしてみたら電波すぎて死にたくなった。今宵、我欲するは我自身の命。見逃すな…これが地獄の百景巡り。百連我殺しだぁ。 妖精と魔法少女が魔物を退治しちゃうとかいうファンタジック話も大概アレだが、僕らの世代が一度は夢中になった1999年のクライシスをSFチックに迎えた平行世界からロボット美少女がやってきたのも本当にどうかしてる。XとMADARAはいつになったら完結するんですか。 これがフィクションなら寺田氏(みんな大好き僕らのテラさん)に「ぼくならこの原稿から五つのまんがをつくるな、君のは詰め込みすぎだよ。テーマを通すことだよ、もう一度やってごらん」って絶対つっこまれてるし、ラノベだったらラブコメ度が足りないって編集に怒られてるね。 そも萌え枠筆頭のシオンこと紫苑弐式からして裸体が00に出てくる細っこいフォルムのモビルスーツみたいなバリバリ機械の身体だったりする体たらく。さすがに僕は「Vガンダムこそ至高のロリ巨乳だろハァハァ」とかいう領域には一生到達できないと思うのです。 「上かラ順に長女ガお嬢様、長男、次女ナのでアリマス」 「うちは長男と次男の二人兄弟だよ。何かあれだね、弟つーか肉親がさ、生まれてない世界もあるって想像すんのは結構ぞっとするもんだな」 「フフフ、お嬢様も同じコトを仰っテいましタ」 大阪で買った熊のアップリケつき手袋に黒光りする金属製の指を納め、首から下の肌を徹底的に覆う六月という時節柄あり得ない厚着をしつつシオンが微笑む。銀髪にオッドアイなんていう夢小説の主人公みたいな容姿も含め、今後ますます悪目立ちするんだろうなこの娘は。 光妖精ナナルリエ曰くこけしが町中で盗撮されその画像がネットに流出したこともあり――僕らのホーム特定にもつながったわけで「姉様の未熟さがこの事態を招いたのだわ」とか結構怒られた――なんか年頃の娘に寄り付く悪い虫を警戒する父親の気分って言うか。 「弟想いナのデスね、御主人様は」 「どうだかねえ。……弟が生まれつき心臓病でさ。ああ、手術して治りはしたんだけど。ずっと甘やかしてきたから、あいつが俺のライフワークになってんだろうな」 「お嬢様も心臓に病を抱エる妹様ヲ大事に想っテおられタのデス。妹様も外科手術で完治ハされたのデスけど……」 「女の子だと胸に残る手術痕とか、うちの弟以上にトラウマだろうな」 そうですねと頷き、シオンが「お嬢様が頑なに胸元ノ開いた衣装を着用されナかっタのも、妹様を気遣っテいたのデショウ」と言いつつ自分の服装を指す。彼女が冷蔵庫の上に置いた手鏡に、つくづく似た者同士なのだと苦笑する僕の女みたいな顔が映っていた。 コッコクェドゥースイナクシャータリア11歳。母親はなく父親はしがない没落貴族のヤリチン風来坊。この朝…なんのとくぎもない、この小さな少女の胸の中に一羽の情熱の火の鳥が目を覚ました。そして、それは目を覚ましただけでなく、リアの胸の中で大きくはばたきはじめたのである。 「げーんかーいなーだーのー、しーおかーあぜにー♪」 気がついて? 真澄さん、小野寺さん。あの子、普段は日本語が片言なのよ。それなのに福岡“ダイエー”ホークスの応援歌を一言一句みごとにまちがえずにオフィシャルCDのこまかな音程とアクセントまで完全再現してしまっているのよ。紫苑弐式…おそろしい子! 姉さん。そっちではどうなのか知りませんが、僕らの世界のダイエー原店(家から徒歩五分)は数年前に潰れて原サティになりました。ホークスもスポンサーがソフトバンクに変わってしまいましたが、店内にはいつもホークス応援歌が流れているところは何ら変わりありません。 「最後のダイエーとソフトバンクの差し替えガ、未だニ慣れナイのでアリマス」 「そもそも歌うなという話じゃがな」 原サティ1F。店内に流れるBGMを口ずさみ周囲の注目を浴びまくっていたシオンの隣で、こけしが釣り鐘帽子の下から赤らんだ顔を見せる。先頭の二人に続き化粧品売り場の横を抜け食料品売り場に向かっていたところ、ヒィナが後ろから僕の肩を叩いた。 敷地内のクリーニング屋に預けていたあかりのセーラー服を受け取りたいので案内して欲しいと申し出てから、コホンと咳払いし神妙な顔で「妖精の姫としてお頼み申し上げます、人間のオギノマサキ殿」と言葉を重ねる。潜めた声が、内緒話がしたいのですよと付け加えた。 彼女が前を行く二人――と言うよりこけしの視線を気にするので、こちらも何となく小さな声で応じてしまいますよ。急に普段のゴザル口調が素に戻ったのにもたまげたし。そんなこんなで二手に分かれ、食品売り場に向かうシオンとこけしが視界から消えたところでヒィナが切り出す。 「リア殿について、お話しすることがございます」 「うん」 「我々とあなた方の契約関係が、恒久でないことは御存知なのでしょうか?」 「ああ……そうなんだろうなとは思ってたよ」 こけしが直接その話をしたことはないが、道明寺ジュリアと火妖精ネーネコニャの関係から薄々と気づいてはいた。ネーネコニャがジュリアの人見知りを案じてあれこれ世話を焼くのは、いつまでも自分が一緒にいてあげられるわけではないからってのもあるんだろうなって。 「我々が原則として清らな乙女とのみ契約を結ぶということは?」 「それは聞いてるよ。コンビ結成当時は貧乏クジを引いたのなんのとボロクソに言われたし」 「ああ……悪気があったのではないと存じます。我々は、清らな乙女の下でこそ真の力を引き出せる存在ですから」 「彼女が実力を発揮できてないってのはわかる気がするな」 だって俺……魔法少女に付き物のマジックアイテムとか持ってないし……。まあ、それはあかりも同じだよな――と後ろからついてくる彼女に同意を求めると、何故か顔を真っ赤にして「セクハラだと……思うんですよね……」ともごもご呟く。 「その……つまり、八百万の神と、巫女ですから。ヒナちゃん達と、ボクらって」 クリーニング屋を前にして、僕らはかき氷を買ってしまった。ブルーハワイは柑橘系の香料だからソーダ味になるようでならなかった。その売り場に、空いたテーブルを見つけて居座っちゃったの!! ガラガラなのは平日なんだから当然でしょうね。驚嘆、驚嘆。 「八百万の神そのものと定義いたしますと語弊がございます。その霊性の一部が、時を経て異国のそれと融合したものとでも申しましょうか」 歴史の浅い一族ではありますがと前置きしてから、ヒィナが「八百万の神とも呼ばれた人ならざる存在に源を求めればこそ、我々の特質もまた旧き伝統に因るのです」と先程のあかりの発言をフォローする。 「古来より、人ならざるものの力を行使するのは清らな乙女にございます。故に我々は、乙女との契約を前提に女達を送り出すのです」 「それが男じゃ駄目なんだ?」 「同性なればこそ、別れの覚悟ができましょう。異性であれば、恋に落ちることもございます。共に歩む未来を夢見てしまいます」 「うちの相棒に限ってそれはないな、俺もロリコンじゃないし」 あかりとヒィナが顔を――「駄目だこいつ…早くなんとかしないと…」と言わんばかりに引きつった顔を見合わせ、揃って軽く溜め息をつく。何その反応!? お願いしますよ信じて下さい。ナンミョウホーレンソ~、オガンダム~。ナムアミアーメン、オガンダムゥ~。 「……ひとまず、一つ屋根の下に暮らしていて何もなさっておられぬわけですからね」 「常識的に考えて小学六年生とかの子供にそういうアプローチしないから! つーか何でそこだけ確信してんの!?」 辞書でいやらしい単語調べてて発見したんだが…。「ろりろり」とは恐怖や心配事で落ち着かない事を表すらしい。「幼い女の子」って意味じゃねえ!! びっくりだぜ!! まあ「興奮する」って部分は類似してっけどな!! わかんだろ? 「粘膜で異性を知るという行為は、肉の生を実感させると共に著しく霊性を消失させるものでございます。貴殿がリア殿の力を行使し得る以上、身の潔白は承知しておりますので」 「えーと……つまるところ、魔法で少女なアレに必要最低限な条件ってそれ? あかりちゃんがセクハラだっつったのもそういうこと?? そもそも関係者全員に俺が清い身体なのバレバレだってことかい!」 「然様に存じます。我が主と貴殿の霊性に欠落が見られるのは、年齢に起因しているものかと。特に貴殿は男性ですから、契約に必要な霊性を保持するには相応の純潔性を要することでしょう」 「知りたくなかった事実に死にたくなる……」 ろりろり――――!!!(恐怖や心配事で落ち着かない事を表す)現時点で二級魔法少女・荻ノ花真咲の正体を知ってるペアは四組。光妖精ナナルリエと千秋早苗には24歳女子で通したものの、他の一級魔法少女ペア三組には個人情報ダダ漏れだよう! 特にSEXY妖精ティオトリオが生真面目な相棒にあれこれ吹きこんでる光景なんかはものっそ容易に想像できる。こんな理由で正体バレを恐れる変身ヒーロー(笑)なんて僕くらいだろ……これはなんというナイトメア・オブ・ナナリー。ろりめくッ!(動詞) 「――そろそろ本題に移りましょう」 スプーン状にカットされたストローで半ば溶けてしまったかき氷をシャリシャリかき混ぜながら、ヒィナがコホンと咳払いをする。ごめんね、ユニコーンに対するへっぽこーずみたいなリアクションとっちゃって。 「リア殿と、彼女が置かれている状況について申し上げます」 バイストン・ウェルの物語を覚えているものは幸いである。心豊かであろうから……。姉さん。あんたの住んでる宗教色のディープなSF世界も大概アレですが、僕を取り巻く魔法少女な和製ファンタジー設定も酷いもんです。 …ぷぷ! でもよくあるんだよネー。「ギャグなら何でもあり」と勘違いして、ひとりよがりのつまらぬギャグを「シュール」とか熱ふいてたり。「ファンタジーなら何でもあり」と勘違いして、読者も覚えられない無駄な設定をたれ流してたり。 「――なんか安土桃山時代末期とか江戸時代初期とかって感じだね」 大きな戦もなくそれなりに平和で、武から政への転換期を迎えた封建社会。要約するに、ヒィナによれば今現在の妖精界ってのはそういうところらしい。十二国記みたいな“よくできた設定”も特になかったし要約で十分すぎるだろこれ。 元来、神は祟るものである。その側面が顕在化したものが魔物であり、これが一つの生命として人間に定義されてしまえば神々のなれの果ては神秘を失い物質へと変化を遂げるとか何とか。「今北産業」「魔物 人知れず 葬る」みたいな。 魔法少女に魔物を人目に触れる前にSATSUGAIさせることは彼らの世界を維持する上で重要な営みであり、今やその成果が権力に結びつく構造ができあがり、才能ある身分の低い娘を養女という形で売買する歪みを生じる。 時代の変化に没落する貴族がいれば台頭する平民もいる下剋上アリアリな時世であり、前者がこけしの父親コッコクェドゥースイナクシャータ某で後者がこけしの後見人プッティゼファレオニスだってのが一つの要点だ。 「うちの相方は、あれで律儀なんだよな……」 完全に溶けた青い液体を一口すすり、こけしとの出会いから今に至るまでを思い返す。結果を出そうと焦っていたのは、おそらく後見人への恩義に報いるためだ。だから彼女はきっと、そいつの望むままに生きようとする。 魔法少女の相棒として妖精界の維持に大きく貢献し、お家を再興すればレオニスとかって爺さんは有力貴族の後見人として更なる権力を得るというわけだ。成り上がりの発想としては政略結婚に行き着くし、こけしはそれに応えるだろう。 あんな年頃で、自分を夢も希望もない人生設計で縛ってどうするよ。子供は子供らしくしてりゃいいんだ。くそ。ささくれ立つ感情を温いブルーハワイと一緒に飲み干し、空になった紙コップをくしゃっと握り潰す。本当、ヤな感じ。 「……これも老婆心ってやつなんかねえ」 ああ、そうか。イラつく理由がわかった。いつからか、僕はあの小さな風属性の妖精の少女を妹とか娘とかみたいに想っていたらしい。だから癇に障るんだ。彼女の幸福を望む気持ちと、独占欲とが入り混じって。 「余計な世話を焼きたくなるお年頃なんだ、俺。その爺さんなり放蕩親父なりに、ガツンと一言物申してやりたいな」 「では、何と申されますおつもりで?」 「俺のパートナーを不幸にしたら許さんって感じで。アドリブ弱いからさ、気の利いた言い回しを考えとくよ」 「それは結構」 瞳を細め、ヒィナがお姫様らしい気品のある微笑を浮かべる。そのあまりの愛らしさに思わずエロオヤジみたいな表情で蕩けていると、べしっと頭をはたかれた。買い物を終えた風妖精が、ふくれっつらで こちらを みている! 「貴様という男は油断も隙もない……!」 「……油断と隙しかないんで忍び足で近寄るのは勘弁して下さい」 結局シオンの案内で制服を受け取りにいった八神主従と別れ、不貞腐れる風属性の妖精様と二人きり。二杯目のかき氷(イチゴ味)をつつき、赤い山を崩す。納涼フローズンおかわりっ! Berry’s flavor syrup! 「――ここのところ萌え四コマが濫造されてる感があるのは、設定がテンプレ化しすぎてるせいじゃないかとかですね」 「嘘じゃ! 一聞にそんな会話ではなかったぞ!」 「ロリとお嬢様とツンデレとレズと外見が幼女の大人(規制回避)が氾濫するこんな世の中じゃPOISON」 「汚い嘘や言葉で操られたくないPOISONとでも返せばよいのか?」 「いや、まあ、あんたらの故郷について色々聞いてたんですよ」 「……ふうん」 歯切れの悪い返事に、話が彼女のプライベートな部分に及んでいた事を察したらしい。こけしが気のない相槌を打って氷を口に運び、不等号で作る顔文字みたいな渋面を見せた。 「キーンてなったら、器で頭冷やすといいスよ。混乱している神経系統に正しい刺激を……要するに科学の勝利だ!」 「ん。まことに……貴様という男は敏いのか鈍いのか……」 額に紙コップをあててから、何やらモゴモゴ呟きうつむく。顔を覆い隠す釣り鐘帽子の下で、紙コップを持つ左手が頬のあたりに動いていた。頭痛のメカニズム的に、顔を冷やしても効果ないだろうに。 ……それにしても、一向に戻ってくる気配のない三人娘は制服を受け取るだけなのに何やってんだか。Ease my mind.Reasons for me to find you.Peace of mind.What can I do to get me to you.――女心とガニメデの空ってやつか。 「……童の如きにしつこく詮索するつもりはないのじゃがの」 「遠慮するこたないでしょ、あんた子供なんだから」 「子供扱いするなと言うておるに」 ことん。うつむいたまま、こけしが紙コップをテーブルに置く。右手のストローがシャリシャリと氷をかき混ぜ、ただの赤いジュースっぽいものへと変質させていった。わたしの生きる天は、この赤い河のほとり。そしてこの赤い大地!! 「あの……あれじゃ。わらわの話を、しておったじゃろ?」 「そうスね」 「いや、その、聞こえておったでな。マサキが、物申すと……わらわのために、言ってくれたのは……」 釣り鐘帽子の下で、左手が紙コップを再び頬にあてたらしい。空いた右手がテーブルの上でしばらく泳ぎ、帽子を軽く持ち上げ小さな顔を覗かせる。交互に冷やした両頬が、ほんのり赤くなっていた。 アル。私の親友、アル。早いもので、あたしがあなたのいるコロニーを去ってから、既に三か月近く経ってしまいました。あなたは元気? 戦争も終わり、あなたも間もなく進級だと思います。 さて、何から話せばいいのかしら……。いつもは言いたいこと伝えたいことがいっぱいあるのに、いざこうしてキーを叩くとなかなか言葉が出てこないものね? (バアーニィイイーーー! ハロッ) 「――わらわがレオニス翁に拾われたのは、物心つくかつかぬかという頃での。父上のことなぞ記憶にないし、母上との思い出も朧げじゃ」 奥歯にニラでも挟まったような顔でしばらくアウアウ言ってたこけしが、何度も咳払いをしてからようやく身の上話を始める。そう言えば、彼女の家庭事情に踏み込んだ話をするのはこれが初めてなんじゃないだろうか。 「ああ、そうじゃ。レオニス翁には父上の旧臣という縁があったでな。野心こそあれ、身寄りのないわらわに良くしてくれた。優しくはなかったが、貴族の姫として遇し、何不自由なく育ててくれた」 やんごとなき身分の淑女としての、魔法少女を支える戦士としての英才教育を指折り挙げて、こけしがストローを咥える。氷混じりの赤い液体が吸い込まれ、カラフルに着色された紙コップを空にした。 ま、十分な愛情を受けられない教育環境が、優しくはなかったという表現から容易に想像できるわけで。そうなんだ、ピップ。わしがおまえを紳士にしたんだ! おまえを紳士にしたのはこのわしだ! 「感謝はしておるのじゃぞ。受けた恩には、報いねばならぬと思う」 「……道理っスね」 正しいことを言ってる。正し過ぎて、口出ししようがない。自分の力だけで生きてるみたいな顔して、我が身の不幸を嘆き身勝手な我儘を言うのが普通な年頃のくせに。 こけしの後見人が悪意だけで彼女を育てたなら、こうも真っ直ぐ育ちはしないだろうな、とは思う。平民から上流階級に成り上がる大人物というのが、安手のフィクションに出てくる政治家のような小賢しいだけの策士ってこともなかろう。 かつての主が行きずりの女に産ませた娘を、政治の道具として利用する悪党であり、限りない誠意を以て育てる善人でもある。清濁を丸ごと併せ呑んで、人間的な魅力を放つ大人物。こけしの後見人は、多分そう言う種類の人間、もとい、妖精なのだ。 「じゃからの……つまり、恩がある故にの。甘えられる相手ではなかったし、直接わらわを教育した家臣達も然りじゃったな」 「はい」 「じゃから、その、誰かに甘えられるというのが、新鮮での。マサキに巡り合えたことは、わらわにとって、その、つまりじゃな……家族なのじゃ。わらわにとって、初めての」 「ああ、俺もあんたが妹みたいにかわいくて仕方ないですよ」 「……恥ずかしいセリフ禁止、じゃぞ」 ことん。空の紙コップがテーブルに置かれ、その両手が正面から釣り鐘帽子をずり下げ顔を隠す。短い沈黙を経て、こけしの「それが良いのかもな」という呟きが帽子の下から漏れ聞こえた。 24歳、無職。ついでに彼女いない歴24年のキモオタ。 寂しがり屋の二人が出会って、孤独を埋め合って、少女が初めて作ったカレーの中の不揃いな野菜みたいに一つになる――なーんて、上手いこと言ったつもり、みたいな。
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┏━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━┓ 【名前】:仮面の少女アリス 【レベル】:30 【アライメント】:中立/中庸┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳┻━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:00 【耐】:00 【敏】:00 【魔】:90 【運】:00 【宝】:00┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫ >  ̄ ̄ < ` / \ >. ¨ .< ヽ / l l .\_ ∨/ / 、` i! i i! .\_ V/ / ,r' l! ! .!l .! ヽ. V/ / l jl l .! ! ! i! .V/ V/ ,' / l! ._ _ .」L _ _ j!_ j ,リL .」! !V/ '/ j ,' l抖恣ミ_ ,抖恣、i! l V/. '/ j! j!;.斗' `’─ < ´て_ソ 》. l .V/ } { ァ´ ヽ. `¨´ i! ! !} ,' ', ./ V/ , i! j. ,'/ ./{ ヽ ,' '/- ィ √ィiマi〈 ./ ', j! _ 抖-.、 } . 。s´ア , i iマi i i} / マ_ { `ー-`ヽ `''‐''´ √三'7 ムi マi i ア /ハ. マ_ ', j! ,'ニニ7/,イi i i /< 〕iト マ_ Vニア´ f i i i 7_,.. ヽ ヽ. マ_ ヘ _- ─ 、` ヤ' / V ア/ ハ V/ ',. マ_ _7 ` ,ィ´_ハ イ ヽ i´, ' ' V/ ' _7 √ i才ハ¨´ / V/. '/ } ! _7 {i i i i 劣i} 、` V/ '/ { ./. マ _7 ./('i i i i i iゞ' 〈 ヽ. '/ j!' ',┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【情報収集:70%】【被情報収集:-20%】【礼装作成:180%】 【スキル】 ○仮面の少女 (種別:種族 タイミング:常時) 精神干渉系効果を打ち消す。 同時に、自身の【運】が「0」で固定化される。 全身を白衣で隠し、奇っ怪な仮面を被った少女。 その身体はひ弱で、戦えるようには見えないが…… ○時計の針はチクタク回る… (種別:魔術 タイミング:メインプロセス 消費魔力:20) ランダムで選択されたステータスに対し、自陣側の数値を「+30」上昇させる。 また、敵陣側の総合【敏】のステータスを「-30」低下させる。 時計から長針と短針を引き抜き、魔術で剣の様に振るう。 「時間触」の効果が付与された針は、触れた相手の時間を凍てつかせる。 ○魔女術:E (種別:魔術 タイミング:特殊) 毎月のターン開始時、礼装を任意で「1つ」授かる。 仮面を被る小さき魔女。 オーディンを始祖とするルーン魔術を習っているがまだその腕前は拙い。 ●時術:D++ (種別:魔術 タイミング:セットアップ 魔力消費:10) ステータスを1つ選択して排除する。 加えて、暗殺に対する判定に「+10%」のボーナスが付与される。(排除&暗殺ボーナス効果は防御貫通) 奇跡的な経緯により、彼女は「時術」の素質を手に入れた。 桃槍が魔術の基本を教授したことにより、最低限の時術の使用が可能になっている。 ●ド・マリニーの時計 (種別:礼装 タイミング:常時) レベルと魔力が「3倍」に向上する。 ただし、彼女が出演したシーン終了時、【宝】の数値が「100」を越えると【 最重要機密 】 なお、令呪を一画消費することで、自身の【宝】の数値を「-100」低下させることができる。(最低0) とある邪神が残した金時計であり、使用者に時間に干渉できる力を与える。 その代償は凄まじく重く、使用すればするほど使用者を蝕み、最後は死すら生ぬるい末路を辿るとされている。┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【装備品・礼装】 ・ド・マリニーの時計×1【 使用不能 】 ・復活の玉 即死攻撃などを喰らった時に身代わりになってくれるアイテム ・不思議な宝石 致命的な自体が起きた時に奇跡が起きる ・礼装個数×1┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛・仮面の少女アリス(レベル30) 【情報収集:50%・被:-00%】 3/3 【筋】:00 【耐】:00 【敏】:00 【魔】:90 【運】:00 【宝】:00 【耐】精神干渉 ●時計から長針と短針を引き抜き、魔術で剣の様に振るう。 ┗「時間触」の効果が付与された針は、触れた相手の時間を凍てつかせる。 ●緑魔(偽)より魔女の資質を見出されてルーン魔術を学びだしたが、其の腕前はまだ拙い。 ●奇跡的な経緯により、彼女は「時術」の素質を手に入れた。 ┣桃槍が魔術の基本を教授したことにより、最低限の時術の使用が可能になっている。 ┣「ディレイオーダー」:敵単体の素早さを大幅に低下させる。「ファストトリック」。 ┣「タイムリープ」:敵単体を行動不能にする。発動時は確定成功。 ┗「時間触」:敵単体の時間を凍てつかせる(石化相当)。失敗時でも「中ダメージ+速度低下」。 ●精神干渉系の効果を無効化する。 ●「ド・マリニーの時計」。 とある邪神が残した金時計であり、使用者に時間に干渉できる力を与える。 ┣レベルと魔力が「3倍」に向上する。 ┣ただし、彼女が出演したシーン終了時、【宝】の数値が「100」を越えると【 最重要機密 】 ┣なお、令呪を一画消費することで、自身の【宝】の数値を「-100」低下させることができる。(最低0) ┗その呪いの本質は「 使い方を学び使いこなせば問題ない 」 と手を出し 「 その便利さに囚われる 」ことにある。 + 成長前 ┏━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━┓ 【名前】:仮面の少女アリス 【レベル】:30 【アライメント】:中立/中庸┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳┻━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:00 【耐】:00 【敏】:00 【魔】:90 【運】:00 【宝】:00┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫ >  ̄ ̄ < ` / \ >. ¨ .< ヽ / l l .\_ ∨/ / 、` i! i i! .\_ V/ / ,r' l! ! .!l .! ヽ. V/ / l jl l .! ! ! i! .V/ V/ ,' / l! ._ _ .」L _ _ j!_ j ,リL .」! !V/ '/ j ,' l抖恣ミ_ ,抖恣、i! l V/. '/ j! j!;.斗' `’─ < ´て_ソ 》. l .V/ } { ァ´ ヽ. `¨´ i! ! !} ,' ', ./ V/ , i! j. ,'/ ./{ ヽ ,' '/- ィ √ィiマi〈 ./ ', j! _ 抖-.、 } . 。s´ア , i iマi i i} / マ_ { `ー-`ヽ `''‐''´ √三'7 ムi マi i ア /ハ. マ_ ', j! ,'ニニ7/,イi i i /< 〕iト マ_ Vニア´ f i i i 7_,.. ヽ ヽ. マ_ ヘ _- ─ 、` ヤ' / V ア/ ハ V/ ',. マ_ _7 ` ,ィ´_ハ イ ヽ i´, ' ' V/ ' _7 √ i才ハ¨´ / V/. '/ } ! _7 {i i i i 劣i} 、` V/ '/ { ./. マ _7 ./('i i i i i iゞ' 〈 ヽ. '/ j!' ',┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【情報収集:70%】【被情報収集:-20%】【礼装作成:180%】 【スキル】 ○仮面の少女 (種別:種族 タイミング:常時) 精神干渉系効果を打ち消す。 同時に、自身の【運】が「0」で固定化される。 全身を白衣で隠し、奇っ怪な仮面を被った少女。 その身体はひ弱で、戦えるようには見えないが…… ○時計の針はチクタク回る… (種別:魔術 タイミング:メインプロセス 消費魔力:20) ランダムで選択されたステータスに対し、自陣側の数値を「+30」上昇させる。 時計から長針と短針を引き抜き、魔術で剣の様に振るう。 ○時は流れて (種別:異能 タイミング:特殊) 【 使用不可 】 戦闘勝利判定を含めたあらゆる判定の際に使用を宣言。 「判定で出た数値」に「30」の数値ボーナスを加えて結果に反映する。 このスキル使用時、自身の【宝】の数値が「+10」上昇する。(累積型) 胸に下げている金時計 ド・マリニーの時計による時間操作能力。 限定空間内の時間の停止・巻き戻しを可能にする。 チクタク…… Myosotis ●勿忘草の花言葉は… (種別:異能 タイミング:戦闘開始時) 【 使用不可 】 自身のレベルを含めた(【運】を除いた)全ステータスを「自身の【宝】の数値」分上昇させる。 このスキル使用時、戦闘終了後に自身の【宝】の数値が「+30」上昇する。(累積型) 仮面の少女の切り札。 時計の力を全開放し、結晶の翼が生えた様な姿に変わる。 チクタクチクタク…… ●ド・マリニーの時計 (種別:礼装 タイミング:常時) レベルと魔力が「3倍」に向上する。 ただし、彼女が出演したシーン終了時、【宝】の数値が「100」を越えると【 最重要機密 】 なお、令呪を一画消費することで、自身の【宝】の数値を「-100」低下させることができる。(最低0) とある邪神が残した金時計であり、使用者に時間に干渉できる力を与える。 その代償は凄まじく重く、使用すればするほど使用者を蝕み、最後は死すら生ぬるい末路を辿るとされている。┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【装備品・礼装】 ・ド・マリニーの時計×1┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
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「ん~、おいしいわねセバスチャンおかわり」 「オズワルドですはい、どうぞ」 あらすじ とある屋敷に住む執事と少女、お嬢様 少女は執事にあこがれ、執事はお嬢様に尽くし、お嬢様は少女を愛でる。 そんな三人の生活には幸せだけがあった。 そう…… たとえそれぞれの過去が、どのようなものであったとしても… 解説 オズワルドと妖夢のかっこよさ、ゆゆ様の美しさに惚れて創られたMUGENストーリー この三人を中心に様々な人と関わりながら話は進んでいく。 ストーリーはシリアスかと思ったら次の回ではカオスなことになってたりと、バラエティ豊かな構成になっている。 本編の最後には人外キャラたちによる解説コーナー「しゅまでっすん」(5話で命名)があり、 うp主曰くむしろこちらが本編とのこと 登場人物 + ... 西行寺妖夢 オズワルド 西行寺幽々子 学校関係者 妖夢のクラスメイト 193 五月 京堂扇奈 ロック・ハワード ロボKY 教師陣 増谷:担任 山崎竜二:国語 アナカリス:歴史 阿美羽:保険医 エルクゥ:生活指導 生徒会 104:生徒会長 ギル:副生徒会長 ミリア=レイジ:副生徒会長 ユリアン:書記 七夜志貴:会計 その他生徒 ・・・・すごい生徒だ。 忍者 文々。新聞 射命丸文 ルガール・バーンシュタイン 蛇偽 ボーダー商事 八雲紫 マガキ 藍 橙 喫茶店 心さん ティセ 魚屋 掘馬 五月の親 吊男 時計屋 DIO 世界 十六夜咲夜 教会 食い逃げ常習犯 ウィンド ロクショウ ルガール運送 アーデルハイド:二代目社長 倉田佐祐理 マチュア バイス ゆっくり クリザリッド 病院 ファウスト 世紀末学園 聖皇帝 女帝 その他 唯一神 刹那 妖夢の師匠 ミスティア・ローレライ レン 紅美鈴 しゅまでっすん テトラ うp主 魔界大帝フェルナンデス シュマゴラス 十二 コメント 解説がなかったので作りました、後の編集はよろしく -- 名無しさん (2009-05-16 15 50 31) おー、ようやく出来たかー。作成お疲れさま -- 名無しさん (2009-05-16 17 59 22) アデルと佐祐理の絡みが意外にいいねw -- 名無しさん (2009-06-26 00 04 11) 新作がようやくキタ!! -- 名無しさん (2009-08-06 01 09 51) 新作きたよー -- 名無しさん (2009-12-27 10 24 21) 新作キタよー、てかロック、もう初期の面影が残ってないな・・・ -- 名無しさん (2010-08-17 20 11 36) 名前 コメント
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属性 樹属性 最大Lv 70 初期HP 3592 最大HP - レアリティ ★5 タイプ ソーサラー 初期攻撃力 1305 最大攻撃力 - 初期防御力 1196 最大防御力 - 初期スピード 1399 最大スピード - +HP上限 3000 最大HP上限 - +攻撃力上限 1260 最大攻撃力上限 - +防御力上限 975 最大防御力上限 - +スピード上限 1185 最大スピード上限 - リーダースキル 新米教師の野望 [樹属性かつ闘争本能]持ちユニットのスキル攻撃力を55%アップ フォーススキル1 グラス・シャイン 味方全体のスキルクールタイムをnターン短縮する。 Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5 Lv6 Lv7 Lv8 Lv9 Lv10 1 - - - - - 2 ディレイターン 5 効果持続ターン - フォーススキル2 ウインド・ヘイル 樹属性のn%全体攻撃。防御力無視。敵が状態異常なら威力2.0倍。 Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5 Lv6 Lv7 Lv8 Lv9 Lv10 進化前 なし 128 - - - - - - 通常進化 [魔導教師]ウェルテ ディレイターン 4 効果持続ターン - 幻獣契約 [翠嵐の魔導師]ウェルテ 特殊能力 闘争本能[弱] / CT遅延耐性 / パラディンキラー獣キラー / 妖精キラー 契約素材 ? 契約使用先 - 入手方法 ・『ヒロイン・オブ・セントレア』ガチャ限定ユニット。 備考 CV:小野 早稀・新限定ユニット『ウェルテ』登場!_http //crw.lionsfilm.co.jp/gesoten/news/detail.php?id=970 k=3 ・『学院の意志を継ぐ者』・※2019/10/17のアップデートにて、FS2の状態異常特攻が仕様変更。(旧:敵が[毒][猛毒]状態なら) ・2023/01/22アップデートにて進化/契約に潜在解放が追加。_http //crw.lionsfilm.co.jp/gesoten/news/detail.php?id=3527 k=2 資料 *初期ステータス。 コメント 名前