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小国の苦悩 第十話 「帝國について、分かっている事は多くありません」 外務担当のロスピエール伯爵はレジメをぺらぺらとめくる。 ゴンザレス王国王城ゴンザレス城の会議室には(農作業を中止して)複数の閣僚が集まっていた。 「商人からの曾孫聞きですが人口は1億」 「1億か・・・人口だけでも相当な大国だな」 ロドニー男爵はそう感想を述べる。 「そして」 ピエール男爵は続けた。 「帝國の皇帝家の治世は2600年以上に渡るそうです」 「2600年・・・と言うと古代魔道帝国より前か?」 「神話時代に食い込みますな」 「とんでもないな」 重鎮の何人かがコソコソと会話する。 「帝國の発表では、皇帝は神の血統だそうです」 「これはまた大きく出ましたな」 「2600年だとありえなくも無いですが」 「ゴホン」 ピエール男爵が咳払いをして再び話し始める。 「ご存知の通り帝國は強大な軍事力を持って大陸東海岸に上陸、各国を次々に制圧しております」 「帝國軍の発表では常備兵力500万、その内ローデリア攻略に50万の兵力を当てています」 大国ならば幻影魔法で、映像資料等が映されるのだろうが、極小国であるゴンザレスにはそもそも魔術師など居ない。 「うちの常備兵力は?」 国王ゴンザレス5世が隣に控えていた騎士団長ピエール男爵に尋ねる。 「・・・現行で騎士を除いて8人です」 ピエール男爵は言いずらそうに答えた。 そう、この世界の軍備には致命的な問題がある。 兵士というのは基本的に農民を戦時に徴兵して編成するものであり、常備兵力は極めて少ないのだ。 大国ですら10万も常備兵力が居れば軍事大国といわれる。 「まぁ、ウチみたいな小国と事を構える程暇でもなかろう。それで・・・」 ゴンザレス5世は楽観的に言った。 「アルフォンス伯爵、帝國の要求について頼む」 「既に皆様方に報告されてると思いますが帝國は我が国に次の様な要求をしています」 1.帝國との通商条約締結 基本的に帝國の要求する物の輸出を最優先とする。 2.帝國を盟主とする軍事同盟への参加 大陸の恒久的平和の為、帝國が結成した『帝國世界連合』参加。 3.領内での帝國軍による軍事施設の建設と、軍事行動の容認 帝國軍の作戦行動の円滑化のため、軍事施設と作戦行動の容認。 4.鉱山等の所有権の移行 鉱山等の所有権は国営・民営を問わず一時的に帝國保有とし、必要と判断された場合は帝國が適正価格で買い上げる。それ以外の場合は返却する。 「帝國は勢力下の全ての王国にこの要求を行っています」 「まぁ妥当な所か」 ロエニー伯爵が呟く。 傲慢な要求だが、大国が小国に要求する物としては、貢物が無い分穏当とも言える。 「なぜ鉱山の条項が入っているんですかね?」 「鉄が足りないのかも?」 「帝國の船は全部鉄で出来てるらしいですからな」 「沈むんじゃないかそれ?」 「無知な奴だな、魔法だよ魔法」 「ゴホン」 ピエール男爵が咳払いをして再び話し始める。 「それと、非公式な話になりますが・・・」 「非公式?」 ロエニー伯爵が頭を捻る。 「はい、非公式にダークエルフの人権保護を求めています」 「ダァクエルフゥ?」 ピエール男爵は素っ頓狂な声を上げた。 「何でも、五族協和は僕らの理想とか言ってましたが・・・」 「なんじゃそりゃ?」 「人間、エルフ、ドワーフ、ダークエルフ・・・後一つなんだ?」 「さあ? リザードマンとか?」 「まぁ、どうせダークエルフが住み着くほど広くないし関係あるまい」 「えー、では議決に移りたいと思います。帝國との条約締結に賛成の方の挙手を・・・賛成多数で本案は可決されました」 全員で拍手。 「では本案について国王陛下からのご承認を」 「ほれ」 ゴンザレス5世は教会から授けられた国王印を書類に押す。 「これで全て成立いたしました!」 再び全員で拍手。 ここでピエール男爵が立ち上がる。 「さて次は騎士団の拡大の提案を」 「却下」 ロエニー伯爵がすぐさま切り捨てる。 「・・・騎士団を拡充しなくては・・・」 「どうせ周辺国全て帝國の属領ではないか」 「・・・」 ピエール男爵が目に見えてションボリする。 こうしていつも通り軍事費の増加は抑えられ、ゴンザレス王国は僅かながらも黒字経営を続けるのであった。
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ライザール王国 アルヴィング公国
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小国の苦悩 第五話 本土において戦車と呼ばれる物は、大陸ではチハと呼ばれる。 大陸戦争当時、帝國派遣軍の殆どがチハを装備していた為に戦車その物の名前がチハと呼ばれるようになった。 (実際には九五式軽戦車等も派遣された。また八九式中戦車は足回りの信頼性不足と機動性不足により本土の予備戦力とされた) 帝國暦2620年代に入り、冷戦時代に入ると帝國軍は元の世界に帰還した場合を考えた装備更新により旧式化した1式などのチハ系軽戦車(2611年に軽戦車に種別変更)を保護国及び同盟国に売却し防衛力の強化を行った。 帝國陣営の各国は大陸戦争において無敵の活躍をしたこのチハを競って購入した。 帝國陣営内の軍拡競争は、防衛と言う本来の目的を離れ、見栄の為に激化して行ったのである。 当時出来た言葉に一車百騎という物がある。 これはチハが100騎の騎兵に匹敵する戦力があり、また100騎の騎兵と同じだけの金が掛かるという意味である。 しかし権威を重視する各国の王にとって伝説の千年竜すら倒した竜殺しのチハは素晴らしく魅力的な兵器であった。 当時の戦車は言わば戦略兵器であり、権威の象徴であったのである。 ミツビシ製のトレーラの幌が外され、3台のチハが現れる。 ゴンザレス5世は感動すら覚えていた。 「素晴らしいな」 ゴンザレス王国騎士団の紋章が描かれたピカピカの戦車(中古品)を眺めながらそう呟いた。 騎士団長のピエール男爵と導入訓練の為に派遣された帝國軍将校が、事務的な会話を行っている横で、ゴンザレス5世は鉄の塊に触れた。 「これでわが国もチハ持ちですな!」 大貴族のアルフォンス伯爵がニコニコしながら胸を張った。 「うむ、これでボンザレスの奴に笑われんで済むな」 「まったくです」 当時の貴族や小国にとってチハ持ちと言うのは一種のステータスシンボルであった。 「これで竜でも狩りに行きますか!」 こちらに歩いてきたピエール男爵が声を張り上げる。 「ハハハ、良いなそれは!」 「却下ですな」 「ロ・・・ロエニー男爵!?」 財務担当のロエニー男爵がいつの間にか後に立っていた。 「一回の出撃で幾ら掛かるとお思いですか!」 「いや・・・ただの冗談話で・・・」 「大体、年割でもどれだけの財政負担になっているか理解されているのですか!」 「と・・・取り合えず落ち着いて・・・」 「これが落ち着いてられますか! 大体何時も何時も欲しがってばかりで子供ですか! 何時も苦労を強いられるのは私で! 大体貴方方はボンジュール公爵に対抗意識を燃やすばかりでこの国の財政について理解しようともしない! これが国王ですか! 騎士団長ですか! 貴方方が好き勝手やった結果我々がどれだけ苦労しているかそれを考えた事が一度でもあるのですか! わが国の財政状況を把握してないでしょう! 毎年出す決算のたびに我々がどれだけ寿命を縮めているか考えた事がありますか!? 私はいまでは家族の所に帰る暇すらない! それもこれも全部あなたがたの浪費が・・・」 「騎士団長・・・逃げるぞ」 「ああ・・・陛下! お待ちください!」 ゴンザレス王国は今日も平和であった。
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小国の苦悩 第八話 『大陸王国連合バラーニ王国を中心に疫病発生』 23日、帝国政府は大陸王国連合で大規模な疫病が発生しているとの発表を行った。 バラーニ王国は、連合軍の中核をなす王国の一つで疫病により戦争遂行に大きな影響が出るだろうと帝國陸軍筋は伝えている。 ―帝國諸侯新聞 『死者100万に到達か? すでに王都は死の都』 バラーニの疫病は既に死者100万に達し、バラーニ王都は既に死の都と化したと帝國軍の報道官が発表した。 被害は既に周辺国まで拡大しており、拡大の一途を辿っている模様。 領国政府からは既に疫病の伝染を恐れて医師団の派遣等の要請が行われており、ワクチン受注を見込んで医薬品各社の株が2割跳ね上がった。 ―大陸経済新聞 「100万・・・って、わが国何個分だ?」 ゴンザレス王国国王ゴンザレス5世は、帝國から上流階級向けに販売されている『週間新聞』を眺めながら呟いた。 「1000個分ですな」 ゴンザレス5世は、桁違いの数に固まった。 一方、エリック男爵は最新の流行である帝國茶を飲みながらさらりと言った。 「わが国は大丈夫なのか?」 「帝國から通達によれば、衛生管理の徹底と薬で対応できると」 「衛生管理?」 「例としては道端に糞尿を捨てない、腐った死体を放置しない等ですね」 ゴンザレス5世は目を丸くする。 「・・・そんな事する奴おらんだろ」 「西方の大国では都市部で普通に行われているようです」 「それでこの有様か・・・大国というのも案外遅れているものだな」 「国の規模に都市整備が追いついていないのです。わが国もこのままでは同じ状態になりますぞ」 ここ5年でゴンザレス王国の人口と経済は右肩上がりを続け、総人口1000人の大台を突破(王国人口調査所調べ)、王都は増築に次ぐ増築を繰り返していた。・・・・それでも大きな城レベルだが。 あまりに短期間での拡張は、ゴミ問題や防災対策等の面で問題を引き起こしつつある。 「取り合えず、帝國からの指示により廃棄物不法投棄禁止法と病死体火葬義務法を明日の御前会議で決定してください」 エリック男爵は2枚の紙を示す。 「火葬か・・・教会が騒ぎそうだのう」 「既に帝國が法王迎下に火葬を容認させたとの事です」 「帝國は神より偉大というわけか・・・」 一昔前なら教会から王位を剥奪されかねない事を言うゴンザレス5世にエリックは眉をひそめた。 エリック男爵は中央の大国出身なので、辺境のゴンザレス王国と違って教会への畏敬が強いのである。 「・・・まぁ、帝國の権威は絶大です。教会と言えど逆らえないでしょう」 かつて教会は神の名の下に王位を授ける事で絶対的権威を誇った。 法王は気に入らない王を廃位する事すら可能だったのである。 しかし絶対権威を持った事で教会は腐敗。 内外からの批判を受けていた所に帝國が出現した。 帝國は属領とした王国の王を次々に『天照大神と天皇陛下の名の下に』王位に叙勲した。 独自の宗教を持つ帝國は、教会を解さず王位を授ける事が可能だったのである。 それまで栄華を誇った教会は急速に没落、改革派は『欲望から神への回帰』で求心力を維持しようと躍起である。 ちなみにゴンザレス王国は属領ではなく、同盟国なので教会から王権を授けられている。 「大都市では病院の設置が義務付けられました」 「ああ、何とか騎士団が始めたとかいう」 「たしか・・・聖マルス騎士団でしたか・・・」 「わが国も作るか、病院」 「財源はどうするので?」 「帝國銃購入予算を半分にする」 国王は予算明細の束を叩きながら言った。 「それは・・・また騎士団長が大騒ぎしそうですな」 「どうせ戦争など起きんのだ。疫病対策と投資に回すべきだろう」 「では交易路の拡張を前倒しにされるのですか?」 「あれは予算がかかり過ぎるよ、1年や2年では終わらない」 「交易路が無くては収入の拡大が遅れますが・・・」 「帝國軍を誘致する」 エリック男爵は目を丸くした。 「帝國軍を・・・ですか?」 「そうだ、帝國軍がわが国に駐屯するとなれば街道は整備され、帝國目当ての商人がどっと増える!」 「おお!」 「これでわが国も小国位にはなれる!」 「おおお!」 「わが国万歳!」 「ゴンザレス5世万歳!」 「ゴンザレス王国に栄光あれ!」 「王国に勝利を!」 「国王陛下万歳!」 「・・・帝國軍をどうやってこんな田舎に誘致するんだ?」 ロエニー男爵はその光景を見ながらぼそっと呟いた。
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属性 水属性 最大Lv 70 初期HP - 最大HP - レアリティ ★5 タイプ パラディン 初期攻撃力 - 最大攻撃力 - #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 ([小国の輿入れ]ローランi.jpg) 初期防御力 - 最大防御力 - 初期スピード - 最大スピード - +HP上限 - 最大HP上限 - +攻撃力上限 - 最大攻撃力上限 - +防御力上限 - 最大防御力上限 - +スピード上限 - 最大スピード上限 - リーダースキル スキル名 スキル効果 フォーススキル1 スキル名 スキル効果 Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5 Lv6 Lv7 Lv8 Lv9 Lv10 - - - - - - - ディレイターン - 効果持続ターン - フォーススキル2 スキル名 スキル効果 Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5 Lv6 Lv7 Lv8 Lv9 Lv10 進化前 なし - - - - - - - 通常進化 [安寧の新婦]ローラン ディレイターン - 効果持続ターン - 幻獣契約 [純心の花嫁]ローラン 特殊能力 - 契約素材 ? 契約使用先 - 入手方法 - 備考 CV:秦 佐和子・『朱殷の愛と二人の花嫁』ガチャ開催!_http //crw.lionsfilm.co.jp/gesoten/news/detail.php?id=2169 k=3 ・特別クエスト『朱殷の愛と二人の花嫁』 資料 *初期or最大ステータス。#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 ([小国の輿入れ]ローランs.jpg) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 ([小国の輿入れ]ローランico.jpg) コメント 名前
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南小国温泉郷をお気に入りに追加 くちこみリンク #blogsearch2 報道 「九州のお風呂が良かった旅館」ランキングNo.1が決定! 2位は「草太郎庵(熊本県)」!(ねとらぼ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 荒廃農地の解消へ小集団農地を集積 熊本・南小国町農業委員会 – 全国農業新聞 - 全国農業新聞 変えずに、残し続けたい。「日本秘湯を守る会」から厳選した温泉宿おすすめ10選 | コラム - 日本最大級の民泊情報サイト MINPAKU.Biz 温泉ソムリエの資格をもつ西村知美さん自宅のお風呂公開 おすすめの入浴法と大好きな温泉地3選(NEWSポストセブン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【希少価値!全国の混浴温泉】歴史や風情を味わう名湯11選 - オーヴォ いい湯だよ 山肌に巨大温泉マークでPR 熊本・南小国 - 朝日新聞デジタル 【希少価値!全国の混浴温泉】森の中の幻想 青く透きとおる湯「黒川温泉 山河」<熊本県> - オーヴォ 【ふるさと納税で、旅行にいこう】対象ホテル約40施設が新規追加!無期限宿泊ポイントがもらえる「ふるなびトラベル」! - PR TIMES 熊本・小国町の観光スポット6選!2021年おすすめは?|eltha(エルザ) - ORICON NEWS 【人気温泉地】人気ランキングTOP10! 1位は圧倒的湧出量で知られる草津温泉に決定!【2020年最新投票結果】(1/2) | ねとらぼ調査隊 - ねとらぼ 九州豪雨 黒川温泉「穴湯」再建へCF 小屋流失、熊本・南小国の自治会 - 毎日新聞 - 毎日新聞 南小国町「自宅で温泉気分を」 疑似体験サイト開設、おふろセット販売も - トラベルジャーナル 熊本の温泉郷がクリエイターと手を組んだ理由|黒川温泉旅館組合・組合長が語る、地域に光を照らすつながり | キャリアハック - CAREER HACK 成分解析 南小国温泉郷の93%は時間で出来ています。南小国温泉郷の4%は陰謀で出来ています。南小国温泉郷の1%は小麦粉で出来ています。南小国温泉郷の1%は回路で出来ています。南小国温泉郷の1%は記憶で出来ています。 ウィキペディア 南小国温泉郷 掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ 熊本県/南小国温泉郷 このページについて このページは南小国温泉郷のインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新される南小国温泉郷に関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
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小国の苦悩 第九話 ゴンザレス王国の建国は帝国勢力下に組み込まれた時点で110年という、この辺りの国家では最も古い歴史を誇る。 大陸統一暦1233年(西暦1820年頃、大陸統一暦は戦乱で年号の管理が怪しい為不確定)、アムドゥア第二帝国崩壊後の継承戦争で本国を失ったこの地方の当時の領主達は次々に独立した。 ゴンザレス1世もこの当時独立した地方領主の一人だった。 ゴンザレス1世、元の名をエルウィン・ブランツ・グラン・ゴンザレスは元々アムドゥア第二帝国で辣腕を振るった大将軍であった。 地方における蛮族討伐戦で戦功をあげ、王位継承権争いに伴う武力衝突で国王派の最高司令官として王弟派を打ち破り、名実共にアムドゥア第二帝国総大将軍となった。 しかし戦闘において類稀なる能力を持っていた一方で、彼の政治能力は『犬以下』だった。 統一後の政治抗争で中央を追い出された彼は、中心部から遠く離れたこの地の領主として都落ちする。 失脚したとは言え、大きな勲功のあった彼にはそれなりの領地が与えられた。現在のゴンザレス領の原型である。 大陸統一暦1230年、国政すら放置し政治闘争に明け暮れたアムドゥア第二帝国は、国王が若くして亡くなると、その後継をめぐって再び内部分裂した。最初は政治闘争であったものが、王女暗殺事件を経て武力衝突に発展する。 各勢力の思惑を孕み衝突は遂に諸侯が争う大戦争へと発展。 継承戦争の始まりであった。 王女を擁立していたガルム枢機卿を中心とする正統王権派は、王女を暗殺した(といわれる)ヴィンス侯爵率いる貴族派を次々に打ち破る。一方でヴィンス侯爵も諸国に援軍を要請し・・・ 等という事は関係なく、中央の権力闘争にかかわりの無いこの地方は平和だった。 大陸統一暦1233年、次々の諸侯の離脱したアムドゥア第二帝国の崩壊が誰の目にも明らかになると、エルウィン・ゴンザレスはゴンザレス1世を僭称し、ゴンザレス王国を建国する。 この際に、多額の布施を教会に行って王位を授けられた辺り、多少は政治と言う物を学んだらしい。 同時期にボンジュール王国などの周辺諸国も次々に独立しているが、この地方でもっとも早く独立したのがゴンザレス王国だった。 その後、地域紛争や大国の圧力に耐えかねた国々が近隣の地域大国に次々に吸収されていったが、ゴンザレス王国は旧アムドゥア近衛騎士団の流れを汲む精鋭ゴンザレス騎士団を持ってそれら脅威に対抗した。 所詮地方領主の手勢と、都落ちしたとは言え超大国の近衛騎士団の流れを汲むゴンザレス騎士団では比べ物にならず、ゴンザレス王国は版図を拡大していった。 しかし1271年、ゴンザレス3世の治世になると、近隣のボンジュール王国が地域大国ローデリア王国に組み入れられる。 ボンジュール国王改めボンジュール伯爵はローデリア本国に援軍を依頼、一挙に劣勢に立たされたゴンザレス王国は殆どの領地を切り取られ、かろうじてローデリア王国の属国として存続を許される。 そして大陸統一暦1342年(西暦1939年)・・・ 「ローデリア王国東方騎士団は壊滅、すでに王都ローデムも陥落した模様です。西方騎士団は急遽取って返した様ですが・・・既に王都も王も帝國の手に落ちており、恭順も時間の問題だとの噂です」 ヴァエッサ伯爵が、沈痛な面持ちで報告する。 「ローデリアも時間の問題だな」 アルフォンス伯爵が目を閉じる。 「既に帝國の偵察隊と思しき部隊がわが国周辺に出没しています」 騎士団長ピエール男爵の代理として出席していたモルボルン副騎士団長補佐が報告する。 「現在の所、発見した場合でもこちらは後退しているため交戦には到っておりません」 「いい判断だ」 ロドニー男爵がため息をついた。 この御前会議には、20人もの貴族が参加している。 弱小国であるゴンザレス王国は常識では考えられないほど多くの貴族を抱えているが、 これは元々初代ゴンザレス時代には大領主であった事、ゴンザレス王国初期には領地を次々に拡大していた名残である。 全人口が500名(貴族含まず)程度で貴族が20人というのはどう考えても異常であるが、 弱小国に落ちぶれても貴族の整理案を誰も出せずに居た結果、人数が維持されてしまったのである。 幸か不幸か、ゴンザレス王国は比較的肥沃な土地である事もあり 500人で家族も含めた50名程度を十分に養えてしまったのである。 ・・・ただし、10人も領民が居ればいい方で、自分で畑を耕している人間も多い。 この国に置いては、貴族=大地主または、役場の役人、駐在さん・・・と考えていいだろう。 「帝國軍は総兵力500万を号しており・・・」 モルボルンが紙を読み上げる。 「500万・・・」 エリック子爵が絶句する。 「さすがに・・・500万は、はったりだろう」 「実兵力は50万位じゃないかね?」 彼方此方から野次の様な声が上がる。 「この地方に展開している兵力だけで50万だそうです」 「50・・・万・・・」 野次をあげた貴族が絶句した。 ここで今まで黙っていた国王ゴンザレス5世が重々しく口を開いた。 「・・・・いっその事、帝國に降伏申し込もうか? 楽だし」 国王ゴンザレス5世がボソっと言った一言に全員が固まる。 「それでは110年の歴史を誇るわが国の誇りはどうなるのですか!」 「大体国王陛下は主君としての誇りがかけている!」 「やはり甥のトンザレス公爵を国王にしたほうが良かったのでは?」 「だが、このままでは外交的に遅れをとることに・・・」 「誇りを失って何が貴族か!」 「現実を無視しては・・・」 議場は大騒ぎになる。 (・・・勝てないのに降伏以外何をしろというのだ?) ゴンザレス5世は眉をひそめながら、そんな事を考える。 ふと、扉の方を見ると召集に遅れてきた騎士団長ピエール男爵が扉を押し開けたまま、中に入りもせず固まっている。 「・・・・なにあれ?」 ゴンザレス5世は首を捻った。 「さぁ・・・・? ギックリ腰では?」 側近も首を捻った。 「結構な歳だからな。訓練で張り切りすぎたのか」 御前会議で帝國への降伏が決定したのはそれから1日後の事だった。
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ミッドガルド領の小国ソブールは、アスガルド半島中央部に位置する山間の小国である。 長く厳しい冬と、痩せた国土、そして半島を二分する大国ミッドガルドからの度重なる従軍要請に苦しめられる典型的な‘小国’であった。 それでもその日、ソブールの人々は、自分たちが恵まれていた事を自覚した。200年以上に渡るソブールの歴史の中で、その僅かな国土が直接戦火に晒されることが、無かったのだから。 ‘北の山脈’を迂回するように進軍してきたヨルツヘルム軍は、500年以上に渡りアスガルドの覇権を懸けて争っていたミッドガルド王国を陥落させるため、小国ソブールをその橋頭堡とするべく雪どけ間もない平原に陣を展開した。 数で劣るソブール軍は総崩れであった。 重い音をたてて次々に落馬したソブールの重装騎兵たちは、泥沼になった地面に埋まり立ち上がろうともがいていた。その間をヨルツヘルムの歩兵たちが軽快に移動し、斧を振り下ろして次々と留めを刺した。様々な形の剣や盾、そしてソブールの旗が雨に打たれ、血に染まり、踏みにじられて泥の中に沈んでいった。 雑草を刈り取るよりも早く、進軍を進めていたヨルツヘルムだが、ソブールの都目前に進軍が止まった。 丘の上に築かれた砦の城壁から見下ろすように直立する‘竜(ドラゴン)’の姿を確認したからだ。 「一体のドラゴンは、一万の騎兵に匹敵する」 ヨルツヘルムは陣を整え、圧倒的な威圧感を放つ銀色の鱗を持つ‘竜’の出方を伺った。 だが、‘竜’は一向に動き出す気配はないまま、二度目の夜が訪れた。 ヨルツヘルム軍は、夜明けを待ち、進軍を再開を決定した。 「出て行かれるのですか?」 「ああ」 少年の質問に、旅装束を整えた男は、そっけなく答えた。 石造りの砦は、夜になると闇に支配されていた。 蝋燭の明かりが、かろうじて粗末な部屋を照らす。 荷物と呼べる物はほとんどない。使い古された椅子とテーブル以外は、壁にかけられたソブールの国旗ぐらいだ。 「理由が分るか?」 「いいえ」 少年の声に、男はやれやれ、といった風に首を振った。 それにあわせて、分厚い筋肉で覆われた体を覆う幾重にも巻かれた鎖と鋼の板金が、揺れた。 「理由は二つだ。一つは俺の仕事はもう終わった。俺はジェラルドとかいう、あの気障ったらしい親衛隊騎士から、お前さんを『雷竜 フェルデガルド』の元に届けるよう依頼を受けた」 「フェルデガルドはこの砦にあります」 「その通りだ。つまりあの辛気臭い洞窟を抜けて、俺たちがこの砦に着いた夕方の時点で、俺の仕事は終了という事になる」 「ですが、先程この砦の騎士隊長が、あなたにこの砦で傭兵として働いてくれないかと話していました。あなたの‘狂戦士’としての腕を見込んで。違いますか、セルゲン殿?」 少年の問いに、セルゲンと呼ばれた巨漢は大仰に頷いた。 剥き出しの鋼を思わせる二の腕に埋め込まれた、無数の‘クリスタル’が、蝋燭の炎を受け、微かに煌く。 「その通りだ」 「ではこの砦に留まる、新たな理由になるのでは?」 「ならないね」 「何故ですか?」 「その仕事を、俺が受けなかったからだ」 「何故ですか?」 きれいに揃えられた金髪が揺れる程度に首を傾げた少年に、セルゲンは肩を揺すって笑った。 「‘勝てると分っている戦はつまらんが、負けると決まっている戦も平等に価値がない’。そいう事だ」 「ソブールは負けるのですか?」 「そうだ」 「フェルデガルドは‘竜騎士’である私が動かします。‘竜’がいても、ソブールは負けるのですか?」 「そうだ」 少年の青い瞳は、自分の倍以上の身長差であるセルゲンを見つめたままだ。 「理由が知りたいか?」 「お願いします」 「確かに‘竜’は‘巨神’と並んで、‘戦場の法律’というべき存在だ。 だが、ヨルツヘルムは先の‘ダラス砦攻略戦’で名をあげた、‘竜殺し アスタール’を招聘した。 まだ若いが既に3体の‘竜’を仕留めている‘竜殺し’だ。 ‘竜騎士’とはいえ修道院で大半を過ごしていたお前さんが勝てる相手じゃない」 それにな、とセルゲンは分厚い胸板のうちで呟く。 お前さんは、捨石なんだよ。 ソブールの象徴である雷竜を動かる唯一の存在が先王の血を引くお前だけ、というのは皮肉だが、だからこそ王都の連中はお前さんがミッドガルドに討たれるのを待っている。 『雷竜は動かない』 細工がしてあるかなら。 都の連中は、ミッドガルドを裏切り、ヨルツヘルムへ‘雷竜の首という特大の手土産’持参での投降をするつもりなのさ。 俺は忠告してやったんだ。 勝てないと分ったら、とっとと逃げ出せばいい。 ただし、俺には迷惑かけるなよ。 分かるよな? 「分りました」 少年は深く頷いた。 「そりゃ、よかったな」 薄ら笑いとともにセルゲンは答えた。 「それだけなら、あなたがこの砦から出て行く理由にはなりません」 「ああ?」 「あなたはまだ、私との約束を果たしていないからです」 「約束?」 「旅立ちの朝、セルゲンは私が弱音を吐かずに洞窟を抜けることができたら、十年前に現れた‘戦乙女 ニルス’の話を聞かせてくれる、と約束しました。 その約束、まだ果たされてはいません」 「したか、そんな約束?」 「しました。」 少年は頷いた。 「約束は守らなくとはなりません」 一瞬、このまま出て行こうと視線を扉へと這わせたが、先程からの少年の視線が、まだ自分を捕らえていることに気付た。 その視線が、遠い記憶を呼び起こす。 ‘鮮烈’にして‘勇猛’である戦乙女でありながら、‘可憐’にして‘無垢’である少女と過ごした遠い記憶。 気が付くと舌打ちと供にテーブルの上に腰を降ろしていた。 セルゲンの巨体、その身にまとう鎧、そして背中に背負った革袋と重戦斧の重みで、テーブルが軋んだ悲鳴を上げた。 セルゲン=狂戦士=サムライ 少年=竜騎士=ヨロイ乗り のイメージで。
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東大陸北方の、とある内陸国。 北方諸国同盟に名を連ねてはいるが、殆ど名義貸し同然で同盟軍としての実態は無いに等しい小国だ。 軍の規模も相応で、飛竜や戦竜などは当然ながら存在せず、陸軍(河川水軍を含む)のみで総員1000人にも満たない。 同盟軍に派兵していない分は資金や物品を上納しているが、それとて大戦争の遂行に必要な分からすれば微々たるもの。 実際、マルロー王国からすれば名簿覧だけに存在する幽霊会員のようなものだ。 これだけ多くの国や都市が反リンド王国、反皇国であるのだぞという、大義名分の為の数合わせに過ぎない。 大国の王から「これに署名しろ」という公文書が送られて来れば、まあ普通は断れないだろう。 たとえそれが理不尽な内容であっても、泣く泣く署名する以外の選択肢は無い。 特に今回のような大国同士の戦争の場合、どちらについても大国の財布や弾除けとして扱われるだろう。 かといって中立(傍観)を通そうとすれば両陣営から敵扱いされるのがオチだ。 そんな小国に、皇国軍の飛行機が飛んで来た。 皇国陸軍の誇る精鋭、百式司令部偵察機である。 現状で、皇国軍が海外に派遣している飛行機の中では最も高速であり、航続距離も長い。 1000m程度の低空で飛竜に追いかけられても振り切れるし、対空砲もその迎撃準備が整う前に空域を離脱できる。 むしろ飛竜の迎撃を受ければ、飛竜基地や飛竜陣地を逆探知出来て好都合なくらいだ。 元々、高高度からの広域隠密偵察や中高度、低高度での強行偵察に使用するという意図で開発され 要求どおりの高性能を持つので、その長所を十分に発揮して地図作成に奔走している最中であった。 現地の地理に明るい案内人を雇っているとはいえ、それだけでは不十分。 そんな中で不完全ながらも自前の地図を持てているのは、長距離進出可能な偵察機の御蔭である。 現在、皇国軍が貴重なガソリンを使って飛ばしているのは殆どが輸送機と偵察機で、偶に爆撃機。 皇国軍にしてみればこんな小国に構っている暇など無く、単に地図作成の一環で通っただけだ。 しかし頭上を飛ばれた方からして見れば、そんな皇国の意図など知らない。 『飛行機が来る=爆撃されて大変な目に遭う』というのが今までの事実。 という訳で、国の上層部はどうしようどうしようと、右往左往である。 元より迎撃手段など無い。 飛竜は1騎もないし、対空砲兵も1個連隊でたったの4門が全て。 皇国でなくても、リンド王国のような大国の飛竜隊相手でも全く手も足も出ないレベルだ。 空を見上げながら、この国の元首が呟く。 「ああ、もう……駄目なのか」